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令和元年第2回定例会(第1号) 議事日程 開催日:2019年06月07日
令和元年第2回定例会(第1号) 議事日程 開催日:2019年06月07日
令和元年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2019年06月07日
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  1. 木津川市議会 2019-06-07
    令和元年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2019年06月07日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2019年06月07日:令和元年第2回定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       令和元年第2回木津川市議会定例会会議録(第1号) 午前9時30分 開会 ◯議長(山本 和延) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより令和元年第2回木津川市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、木津川市議会会議規則第88条の規定により、3番議員、谷口雄一さん、4番議員、森本茂さんを今期定例会の会期中の署名議員に指名いたします。  なお、両君の不測の場合には、次の議席の議員を署名議員といたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から7月1日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から7月1日までの25日間と決定いたしました。
     なお、今期定例会の会議は、会議予定表により進めたいと思いますので、よろしく御協力賜りますようお願い申し上げます。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第3、諸般の報告を行います。  まず初めに、議長報告を行います。  平成31年第1回木津川市議会定例会以降の議長報告について、お手元に配付させていただいております。  本日までに受理した陳情書及び要望書並びに報告案件3件につきましては、議案書に同封し、報告としておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で、議長報告を終わります。  次に、組合議会議員報告をお願いいたします。  加茂笠置組合議会議員、兎本尚之さん。    (加茂笠置組合議会議員 兎本 尚之君登壇) ◯2番(兎本 尚之) おはようございます。加茂笠置組合議会議員の兎本です。  5月21日に行われました加茂笠置組合議会の報告をいたします。  木津川市の組合議会議員の変更に伴い議長の選出が行われ、木津川市の炭本範子議員が議長に指名されました。  次に、議会運営委員会委員として、木津川市議会から酒井弘一議員と西山幸千子議員が指名され、酒井議員が副委員長に選ばれました。  その後、同意案件として、木津川市の河口靖子議員が監査委員に選出されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 続いて、国民健康保険山城病院組合議会議員、兎本尚之さん。    (国民健康保険山城病院組合議会議員 兎本 尚之君登壇) ◯2番(兎本 尚之) 国民健康保険山城病院組合議会議員の兎本です。  5月24日に行われました国民健康保険山城病院組合議会の報告をいたします。  組合議会議員の変更に伴い、出席者の自己紹介を行った後、正副議長選挙を行い、木津川市の高味孝之議員を議長に、和束町の畑武志議員を副議長に選出いたしました。  次に、管理者から諸般の報告があり、内容は、平成30年度病院事業は黒字決算となる見込みであり、介護保険、老人保健施設事業は、介護報酬改定の影響により療養収益が減少し、支出超過となる見込みであるとのことでした。  また、ことし2月に京都山城総合医療センター第4次経営計画ができ上がり、新年度より計画に基づき取り組んでいるとのことでした。  また、今春、29名の新入職員を迎え、医師については、昨年度と比べ研修医を含め4名増員となり、より一層医療の充実、質の向上に取り組んでいきたいとの報告がありました。  次に、議会運営委員会の委員に木津川市議会からは柴田はすみ議員、宮嶋良造議員伊藤紀味枝議員が選ばれ、伊藤議員が委員長に選ばれました。  次に、監査委員の同意案件として3件あり、西井正氏、木津川市の倉克伊議員、笠置町の田中良三議員が選出されました。  その後、報告案件として、透析室増床改修工事工程調整のため、予算の繰り越しの報告がありました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 続いて、木津川市精華町環境施設組合議会議員山本しのぶさん。    (木津川市精華町環境施設組合議会議員 山本 しのぶ君登壇) ◯7番(山本 しのぶ) おはようございます。山本しのぶです。  去る5月29日午前9時30分から、環境の森センター・きづがわにおいて開会されました令和元年第1回木津川市精華町環境施設組合議会臨時会の結果につきまして、御報告いたします。  今回の臨時会は、木津川市議会精華町議会ともに組合議員の改選に伴いまして、議長・副議長の選挙がございました。  選挙方法は、議長による指名推選によるものとし、精華町議会森田喜久議員が組合の議長に当選されました。  その後、副議長の選挙を行いました。選挙方法は、同じく指名推選によるものとし、木津川市議会高岡伸行議員が副議長に当選されました。  続いて、臨時会に提出された議案3件につきまして審議いたしました。  1件目は、議会選出の監査委員の選任同意でした。木津川市議会炭本範子議員を監査委員に選任することに全員賛成で同意いたしました。  2件目は、識見を有する者の監査委員の選任同意でした。木津川市の監査委員でもあられます西井正氏を選任することの提案がありました。討論はなく、全員賛成で同意いたしました。  3件目は、平成30年度木津川市精華町環境施設組合会計補正予算(第2号)の専決処分に関する承認でした。補正予算の額につきましては、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億2,894万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億4,465万4,000円とするものであり、管理者の河井市長からの提案と事務局からの補足説明後、質疑がございました。  余剰電力の売却収入について1,470万7,000円を増額していることの理由について質問があり、ごみ発電は、ごみの質や運転期間などにも影響するため、過大な予算計上にならないようにしていたが、運転計画などに配慮した結果、実績として補正額を計上したとのことでした。  打越台環境センターの解体撤去の発注準備など、情報提供してもらいたいとの質問があり、現在、土壌や建物の調査中であり、その結果や解体撤去工事の概要については、組合議会に別途説明する必要があると考えているとの答弁でありました。  余剰電力の売却益を財源とした維持管理基金の使途についての質問がありました。維持管理基金については、年間2,000万円程度の積み立てを予定しており、環境の森センター・きづがわの定期点検や定期補修の財源の一部に充てることを想定しているとの答弁でありました。  討論はなく、原案どおりに承認いたしました。  以上で、令和元年第1回木津川市精華町環境施設組合議会臨時会の報告とさせていただきます。 ◯議長(山本 和延) 続いて、相楽中部消防組合議会議員、玉川実二さん。    (相楽中部消防組合議会議員 玉川 実二君登壇) ◯1番(玉川 実二) 皆さん、おはようございます。玉川実二でございます。  相楽中部消防組合議会を代表しまして、御報告をさせていただきます。  去る6月3日10時より、第1回相楽中部消防組合臨時会が開催されました。  初めに、管理者の木津川市河井市長より御挨拶をいただき、その後、指名推選による議長選挙により、木津川市の山本和延さんが当選されました。  次に、副議長には、南山城村の廣尾正男さんが当選されました。  また、議会運営委員会委員長には、木津川市の森本隆さんが選任されました。  その後、相楽中部消防組合消防賞じゅつ金等審査委員会委員及び同表彰審査委員会委員が選出されました。  引き続き、同意3件、承認1件、議案4件を審議いたしました。  同意案件では、相楽中部消防組合公平委員会委員に木津川市の藤木美能里さんが再任されました。  また、同じく監査委員には、和束町の高瀬哲也さん、相楽中部消防組合議員から、笠置町の杉岡義信さんが監査委員に選任されました。  承認案件では、平成30年度相楽中部消防組合一般会計補正予算第3号の専決処分事項の承認を求める件で、当初予算で計上しておりました事業のほかに、消防装備等整備事業救急資機材整備事業等の追加事業が申請され、一般会計予算の補正について専決処分がなされました。  当承認案件については、全員賛成で承認されました。  議案第8号、議案第9号では、山城東部高規格救急車車両整備事業、同じく救急車資機材整備事業について、財産取得の件が審議され、全員賛成で可決されました。  議案第10号では、相楽中部消防組合火災予防条例一部改正の件が、質疑なく全員賛成で可決されました。  議案第11号では、奈良市及び相楽中部消防組合におけるはしご車共同運用に係る連携協議締結に関する協議について審議され、全員賛成で可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 続いて、相楽郡広域事務組合議会議員、谷口雄一さん。    (相楽郡広域事務組合議会議員 谷口 雄一君登壇) ◯3番(谷口 雄一) おはようございます。谷口雄一です。  相楽郡広域事務組合議会の報告をいたします。  6月3日午後より、令和元年第1回相楽郡広域事務組合議会臨時会大谷処理場2階会議室において開催をされました。  さきの木津川市議会議員選挙和束町議会議員選挙、また精華町議会議員の役員改選により、新たな組合議会議員となったことを受けまして、議員の自己紹介、組合理事者の紹介から始まりました。  続けて、精華町長木村要代表理事より挨拶と業務報告がありました。  次に、議長及び副議長の選挙が行われ、地方自治法の規定による指名推選により議長に精華町杉浦正省議員が、副議長には和束町の小西啓議員が当選をされました。  議会運営委員の選任は、従来の申し合わせにより選任されました。監査委員との兼任について質疑があり、次回の選任時に向けて、新たに選任されました議会運営委員において、申し合わせ内容の検討がなされることとなりました。  また、追加議案において、監査委員の選任が行われ、木津川市山本和延議員が選任をされました。  ほかに主な議案として、大谷処理場基幹的設備改良工事請負契約の締結について、事務局より契約締結に至る詳細な説明を受けました。審議の結果、質疑・討論なく、全員賛成で可決しました。  当工事の請負契約は、公募型指名競争入札により実施され、浅野アタカ株式会社大阪支店を相手方とし、契約金額税込み8億2,080万円、落札率は98.7%です。  また、今後のスケジュールとしては、約4カ月をめどに実施設計がまとまりましたら、本年10月以降の工事着手の予定とのことです。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(山本 和延) 酒井弘一さん。 ◯6番(酒井 弘一) 一部事務組合の報告につきましては、質疑ができませんので、意見だけ申しておきます。  まず、国民健康保険山城病院組合議会の報告の中で、監査委員が3人という報告がございました。これは初めての出来事だと思いますので。  前からでしたか。私の記憶が間違っておったと思います。訂正します。取り消します。  もう1点ございまして、相楽中部消防組合議会の報告の中で、監査委員の高瀬哲也さん、和束町と私は聞こえたんですが、ではないと思いますので、議長に確認をお願いしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 高瀬哲也さん、こちらのほうは、木津川市でございます。  報告者、和束町を木津川市ということでよろしゅうございますか。 ◯1番(玉川 実二) 確認します。  私、報告書で受けている内容が和束町になっていまして、木津川市は藤木美能里さんが再任されましたので、ちょっと確認をさせてください。 ◯議長(山本 和延) それでは、後ほど確認の上、報告をお願いいたします。  以上で、組合議会議員報告を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第4、所信表明演説を行います。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 皆さん、おはようございます。  去る4月21日執行されました木津川市長選挙におきまして、市民の皆様から負託を賜り、引き続き市政運営を担うこととなりました。  つきましては、本定例会におきます議案の御審議をお願いするに先立ち、市政運営に当たりましての基本的な考え方を申し述べ、市議会の皆様並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  私は、一貫して政治理念といたしております「クリーンで誠実な心の通った市政の実行」「公平・公正な立場での市政の実行」を基本姿勢とし、市政運営を推進してまいりました。  4期目のスタートに際しましても、引き続きこれらの基本姿勢を堅持し、まちの魅力を最大限に生かし、ひともまちも元気で生き生きと輝くまちづくりに取り組んでまいります。  さて、現在、世界では、人工知能や自動運転、IoTなどの技術革新が急速に進展し、第4次産業革命とも呼ばれています。  このような中、我が国においては、世界の国々が経験したことのない急速な少子高齢化人口減少時代に突入しています。  この人口減少のため、今後、食料品や住宅など、消費者の減少などによりますモノとサービスの需要の減少が予測されています。  本市におきましても、発足からの12年間で、子育て世代の転入などにより、人口が約1万1,000人増加しました。また、一方で、年齢階層別では、15歳から64歳までの生産年齢人口は約800人の増加にとどまる一方、65歳以上の老齢人口が約7,700人増加しており、高齢化率は年々上昇しています。
     また、選挙期間中、市内を回った際には、集落地域だけでなく既成市街地や開発されて30年を経過しているニュータウンにおいても、空き家などが増加している状況を目の当たりにいたしました。  時代の大きな転換期において、これらの状況が市民生活に及ぼす影響を見きわめ、社会の変化に応じた対策を講じていくことで、市政の持続性・発展性を確保する必要があると考えています。  そこで、今後4年間の市政運営の基本的な考え方について、また選挙を通じて市民の皆様と約束をいたしました12項目のうち、主な内容について御説明申し上げます。  今後4年間のまちづくり基本方針といたしまして、「次代への健全財政の継承」について。  本市の財政状況については、ここ数年は実質単年度収支が赤字となる年も多く、基金繰り入れに頼らざるを得ない財政運営を強いられています。  さらには、平成26年度から4年連続で経常収支比率も95%を超えており、財政構造も硬直化している状況です。  今後も、扶助費を初めとする社会保障費の伸びや、新学校給食センター等大型公共事業の実施による公債費負担の増加が見込まれています。  このような中、令和2年度での普通交付税合併算定替の特例措置終了を見据えた対策を着実に実施する必要があります。  事務事業のさらなる見直しはもちろんのこと、人口減少時代における公共施設のあり方をしっかりと見定め、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の効率的な機能維持に努めるとともに、計画的に集約化や削減を推進するための道筋をお示しし実行していくことが、私の責務と考えております。  自分たちの世代だけがよければいいのではなく、今後の木津川市を担ってくれる子や孫の世代が安心して住み続けられるように健全財政を引き継ぐため、引き続き聖域なき行財政改革を進めてまいります。  さらに、市役所業務には、定型的な入力や転記、集計作業が多く存在することから、令和元年を市役所スマート化元年と位置づけ、まずはRPAの導入に向けた具体の検討に着手するとともに、AIなど先端技術を積極的に検討・導入することで、本来、職員が担うべき政策立案能力や課題の発見、課題の解決能力を高め、行政の効率化、市民サービスの向上に努めてまいります。  次に、「子育て支援No.1のまちづくり」について。  これまで子育て支援No.1のまちづくりを目指し、市民や団体の皆様、また関係機関などに御理解と御協力を賜りながら、子育て支援施策の充実に取り組んでまいりました。  一方で、核家族化や地域とのつながりの希薄化など、子育て世帯を取り巻く環境は日々変化しており、子供を持つことを希望する全ての方が安心して出産、子育てができるよう、家族形態やライフスタイルの多様化に対応できる支援の充実に努める必要があります。  「子供は宝、日本の未来」と考え、保育園・認定こども園・児童クラブの待機児童ゼロを継続するとともに、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援・相談を行うことができる、子育て世代包括支援センター「宝箱」、そして、つどいのひろばや保育コンシェルジュなどを初めとする相談体制など、これまでの取り組み施策のさらなる充実に努め、女性が働き続けられる環境づくりを目指してまいります。  次に、今後、国や木津川市を担っていく子供たちのライフスタイルの多様化に合わせて、小・中学校のトイレの洋式化を進めるとともに、補充学習による基礎学力の向上や、ICT教育・英語教育を推進するなど、確かな基礎学力が身につけられる、より質の高い教育に取り組みます。  次に、「安心・安全なまちづくり」について。  地震や局地的豪雨などによる大規模な自然災害が、全国各地で多発しています。本市におきましても、木津川を初めとする河川による浸水が危惧されており、内水対策が急務となっています。  これまで、木津合同樋門にポンプ設備を増強してきたところですが、家屋の浸水被害を解消するため、さらに国や府への働きかけを加速・強化してまいります。  あわせて、防災対策は、行政の取り組みだけでは限界があることから、地域に暮らす皆様が互いに力を合わせ助け合うことが必要と考えています。このことから、災害発生時における初動体制の確立のため、自主防災組織の立ち上げや連携強化に取り組むとともに、相楽中部消防組合との連携を強化し、消防本部の移転など、体制の充実を図ります。  次に、「資源循環型社会の実現」について。  近年、我が国では、「連日の猛暑」や「30年に一度の記録的な豪雨」などと称されるような、地球温暖化に起因すると言われている異常気象が頻発しています。  温室効果ガスの削減は地球規模で取り組むことが必要ですが、将来世代に向けた現世代の責任であり、身近なところから、市民、事業者、行政が環境意識を高め、協力して取り組む必要があると考えています。  また、木津川や里地里山などの豊かな自然環境を市の財産と位置づけ、将来にわたって適切に維持・管理することが必要であると考えています。  このため、市として、LED照明の導入を初めとする省エネルギー化の推進や、ごみの減量化の取り組みを具体的かつ効果的に推進するため、ごみ減量化推進計画(もったいないプラン)を推進してまいります。  加えて、木津川市精華町環境施設組合と連携し、「環境の森センター・きづがわ」での効率的なごみ処理を図ってまいります。  次に、「医療・福祉の充実」について。  人生100年時代と言われており、我が国の平均寿命は年々延びており、さきに述べましたように、本市においても高齢化の進展は顕著となっています。  たゆまぬ努力をもって日本の高度経済成長と木津川市の礎を構築いただきました高齢者の皆様が、第二の人生を健康で生き生きと過ごしていただくためには、病気の予防と健康寿命の延伸が重要であると考えています。  そのため、定期予防接種やがん検診、生活習慣病の予防、市民の皆様の主体的な健康づくりへの支援など、積極的に健康予防対策に努めてまいります。  また、市内の医療機関、相楽休日応急診療所や保健所などと連携し、初期救急医療の充実に努めます。あわせて、重病患者に対する二次救急医療や診療内容の充実につきましては、京都山城総合医療センターを中心に連携を強化してまいります。  次に、「観光振興及び地域活性化」について。  本格的な人口減少の中、全国の自治体が移住促進策など地方創生に向けた取り組みを展開されていますが、どの自治体でも有効となる万能な施策はありません。  木津川市の立地、人口体系や産業の状況など、特色を踏まえた本市ならではの取り組みを進めることが重要と考えています。  市内では、木津川アートの開催などを通じ、多くの市民の皆様や団体の皆様が地域振興につながる取り組みを自主的に展開いただいており、活力ある木津川市の原動力になっていますので、市としてしっかりと伴走・支援していくことが重要であると考えています。  また、市内には、先人たちが守ってこられましたロマンあふれる魅力的な文化財が多くございます。  これらの活動や文化財は、インバウンドや6次産業化に結びつく大切な資源であり、木津川市の魅力を次の世代に引き継ぐため、保全していくことは当然のこととし、市内経済への波及効果を図るため、「お茶の京都DMO」や奈良市との連携強化なども含め、広域的な視点からも積極的に活用してまいります。  一方、瓶原地域においては、京の田舎ぐらしナビゲーターを中心とした団体の皆様が、移住促進に向けた取り組みを積極的に展開されており、その成果として、既に移住を決められた子育て世代がおられるとともに、ほかにも検討されている子育て世代が複数おられると聞き及んでおります。  こういった取り組みをモデルケースとして、空き家や空き地問題に対する課題を市と共有できる地域を移住促進重点地区と位置づけ、それぞれの地域の実情に即した取り組みを地域と協働して展開することで、地域力の維持・向上に努めてまいります。  次に、「経済振興と産業の活性化」について。  幸いにして、市内のマーケットは人口の増加に伴い拡大していますが、日本全体では人口減少により消費の縮小が予想されており、今後は、その影響が木津川市にも及ぶものと考えています。  既に、日本のGDPの国際比率やハイテク産業の貿易収支も低下するなど、かつての強みは力を弱め、国際競争力そのものが低下していると指摘されています。  このような状況を踏まえますと、多様な学術研究機能や研究開発・産業機能の質・量的な充実が進んでいる学研都市を木津川市の強みと捉え、地方創生に資する新産業の創出や継続的に起業が行われる仕組みづくりが必要であると考えています。  さらに、学研都市の立地企業と市内の中小企業を含む事業者などとの交流を促進することで、オープンイノベーションを軸とした新商品の開発や、市民の皆様が学研都市を身近に感じ、その恩恵を享受できるシステムの構築を目指してまいります。  このため、これまで展開してまいりましたトップセールスによる企業誘致を引き続き進めつつ、学研都市を木津川市の成長エンジンと位置づけ、産業競争力の強化や地域の振興につなげてまいります。  次に、「農業や茶業の振興」について。  緑豊かな田園風景は、木津川市の大きな魅力の一つです。この景観を守っている農業が、販売価格の低迷や有害鳥獣による被害、後継者不足などの要因が重なり、耕作放棄地が増加するなど厳しい状況に直面しています。農業の持続的発展を確保するためには、農業所得の向上が極めて重要な要素となります。  このことから、京大農場やJAとの連携による高付加価値化やブランド化を初めとして、経済波及効果の大きい6次産業化、地産地消の推進から生産性を向上させるための「圃場整備」に至るまで、総合的な農業振興策を進めることで、農業が魅力あふれる職業として位置づけられるよう、対策を講じてまいります。  次に、「都市基盤と交通ネットワークの強化」についてです。  人の体にたとえますと、道路は動脈であると考えています。道路は、市民生活や社会・経済活動を支え、災害時の避難などにも大きな役割を担っています。  このことから、国道163号木津東バイパス及び東中央線、内垣外内田山線の早期開通はもとより、城陽井手木津川線の早期事業化に向けて、引き続き積極的に活動を展開してまいります。  また、近い将来、既存インフラの更新が大きな課題となります。高度成長期に整備された施設を維持管理・更新していくためには、今後多額の予算が必要となります。  このため、各種の長寿命化計画を着実に運用するとともに、将来に備えて基金を確保することで、次の世代に負担を押しつけることのない、責任ある市政運営を継続してまいります。  次に、高齢者や交通弱者などの生活交通手段を確保するため、さまざまな交通手段について検討を行い、地域公共交通総合連携協議会で御議論をいただきながら、鉄道やコミュニティバスなどの利便性の向上と持続可能な交通体系の確保に努めてまいります。  私は、これまでさまざまな公務を経験する中で、市政の現状を把握し、今後取り組むべき課題について、解決に向け、スピード感を持って多くの施策を推進してまいりました。  市長の仕事は、市民の皆様や市民代表であります議会の皆様、専門的に研究されている学識経験者の方々、ともに仕事を進める職員の皆様の声に耳を傾け、最終的な決断、意思決定を行うことであると実感をしております。  令和元年は、私の4期目スタートの年となりました。この令和には、悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然、こうした日本の国柄をしっかりと次の時代へと引き継いでいく、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人があすへの希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いが込められていると言われています。  さきに申し述べました施策を、これまで以上にスピード感を持って、一つ一つ丁寧に実行し、第2次木津川市総合計画に示したまちの将来像であります「子どもの笑顔が未来に続く 幸せ実感都市 木津川」の実現に向けまして、まちづくりを進めてまいります。  どうぞ議員の皆様、市民の皆様、引き続き一層の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  さて、本定例会に御提案をいたしております議案につきましては、お手元にお届けいたしておりますとおり、同意5件、議案9件、報告3件となっております。  詳細につきましては、後ほど御説明をさせていただきますので、よろしく御審議をいただき、全議案、御同意・御議決いただきますようお願いを申し上げます。  以上をもちまして、所信表明といたします。  御清聴ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第5、同意第11号、木津川市自治功労者の表彰についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、18番議員、河口靖子さんの退場を求めます。    (河口 靖子君 退場) ◯議長(山本 和延) 提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第11号、木津川市自治功労者の表彰につきまして、御説明をさせていただきます。  このたび、木津川市自治功労者として、現在、市議会議員である河口靖子氏を木津川市表彰条例第4条第1項第4号の規定により表彰したいので、同条例第8条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  河口靖子氏は、平成15年4月30日から平成19年3月11日まで加茂町議会議員として、また平成23年4月24日から現在まで木津川市議会議員として、市政の推進に御尽力をいただいております。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第11号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第11号、木津川市自治功労者の表彰については、同意することに決定しました。  河口靖子さんの入場を許可いたします。    (河口 靖子君 入場)      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第6、同意第12号、木津川市自治功労者の表彰についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、6番議員、酒井弘一さんの退場を求めます。    (酒井 弘一君 退場) ◯議長(山本 和延) 提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第12号、木津川市自治功労者の表彰につきまして、御説明をさせていただきます。  このたび、木津川市自治功労者として、現在、市議会議員である酒井弘一氏を木津川市表彰条例第4条第1項第4号の規定により表彰したいので、同条例第8条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
     酒井弘一氏は、平成19年4月22日から現在まで木津川市議会議員として、市政の推進に御尽力をいただいております。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第12号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第12号、木津川市自治功労者の表彰については、同意することに決定しました。  酒井弘一さんの入場を許可いたします。    (酒井 弘一君 入場)      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第7、同意第13号、木津川市自治功労者の表彰についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、5番議員、長岡一夫さんの退場を求めます。    (長岡 一夫君 退場) ◯議長(山本 和延) 提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第13号、木津川市自治功労者の表彰につきまして、御説明をさせていただきます。  このたび、木津川市自治功労者として、現在、市議会議員である長岡一夫氏を木津川市表彰条例第4条第1項第4号の規定により表彰したいので、同条例第8条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  長岡一夫氏は、平成15年4月30日から平成19年3月11日まで木津町議会議員として、また平成23年4月24日から現在まで木津川市議会議員として、市政の推進に御尽力をいただいております。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第13号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第13号、木津川市自治功労者の表彰については、同意することに決定しました。  長岡一夫さんの入場を許可いたします。    (長岡 一夫君 入場)      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第8、同意第14号、木津川市自治功労者の表彰についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第14号、木津川市自治功労者の表彰につきまして、御説明をさせていただきます。  このたび、木津川市自治功労者として、池田慶四郎氏を木津川市表彰条例第4条第1項第5号の規定により表彰したいので、同条例第8条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  池田慶四郎氏は、平成15年10月1日から平成19年3月11日まで山城町公平委員会委員として、また平成19年5月30日から現在まで木津川市公平委員会委員として、市の公平な人事行政の確立に御尽力をいただいております。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第14号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第14号、木津川市自治功労者の表彰については、同意することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第9、同意第15号、上狛財産区管理会管理委員の選任についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第15号、上狛財産区管理会管理委員の選任につきまして、御説明をさせていただきます。  上狛財産区管理会管理委員 池田正彦氏が平成31年1月27日に逝去されたことに伴い、その後任の委員を選任するに当たり、相楽郡上狛町、高麗村及び棚倉村の合併に関する協議書第3条の規定により、岡田達次郎氏を選任することにつきまして議会の同意を求めるものでございます。  なお、当該委員は、当財産区管理会の慣例に基づき、財産区管理会より推薦をいただいた方を選任するものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) なければ、討論を終わります。  同意第15号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(山本 和延) 起立全員であります。したがって、同意第15号、上狛財産区管理会管理委員の選任については、同意することに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) ただいまから、10時40分まで休憩します。    午前10時24分 休憩    午前10時40分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま10時40分、休憩前に引き続き会議を開きます。
     玉川議員から、相楽中部消防組合の監査委員に関する発言について訂正の申し出がありましたので、これを許可します。  玉川議員。 ◯1番(玉川 実二) 先ほど私の報告の中で、相楽中部消防組合監査委員、和束町高瀬哲也さんということでお伝えしましたが、木津川市在住の誤りでございます。大変失礼いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第10、議案第36号、木津川市選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第36号、木津川市選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律及び公職選挙法の一部を改正する法律が令和元年5月15日に施行され、国政選挙における選挙長等の報酬の基準単価が見直されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  なお、本案を含め、委員会付託を行うこととしている案件について、本会議における質疑の範囲は、総括的な質疑でお願いいたします。  質疑ございませんか。  宮嶋良造さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 宮嶋良造です。  選挙長などの今回改定される役職は、精神的にも負担の大きい任務であり仕事であります。法律の基準内で、さらに引き上げてもよかったのではないかと考えますが、どのような検討の結果、この報酬額となったのか、お聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  国政の選挙につきましては、地方財政法の規定によりまして、全額国が負担する義務を負っていただいているということでございます。当然、国が負担する経緯といたしまして、法によって基準が定められているという状況がございます。  この見直しにつきましては、参議院の通常選挙のある3年ごとに見直しをされてございます。その見直しについては、物価等、賃金等もそうなんですけれども、そういったことを参考にして決定されているという内容がございます。市としても、当然、この内容については準拠するべき内容ということで、適正な金額として判断し、今回、改正をさせていただいたというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今言われたことでありますけれども、自治体によっては、その基準を上回って報酬を出しているところもあるというふうに思いますけれども、だからそういう検討、この基準を上回っての、今、提案のある額を上回ってのことというのは、全く検討しなかったということですか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  この金額を改正するに当たりましては、近隣の状況等についても一応確認はさせていただいているところでございます。  京都府の状況におきましては、ほとんどの団体につきましては、この基準に基づいて支払いがされているという実情がございます。  ただ、府下でいきますと、向日市、長岡京市、八幡市、この3市について、基準を上回っているという状況がございますけれども、また舞鶴市、宮津市のように、基準より下回って支給されている団体もあるというところでございまして、基本的には、各団体において判断されているという内容がございますけれども、市として参酌すべき内容、増減するべき内容ということについては見当たらないということで、国の基準に従って、今回、改正をさせていただくということになったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第11、議案第37号、木津川市清掃センター建設審議会設置条例の廃止についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第37号、木津川市清掃センター建設審議会設置条例の廃止につきまして、御説明をさせていただきます。  平成30年度に環境の森センター・きづがわの整備が完了し、供用が開始され、木津川市清掃センター建設審議会の設置目的が達成されたことから、条例の廃止を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、厚生常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第12、議案第38号、木津川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第38号、木津川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。  災害弔慰金の支給等に関する法律及び災害弔慰金の支給等に関する法律施行令の改正により、災害援護資金の貸付利率について市町村で設定できるよう見直されたこと及び償還方法を追加する改正が行われたため、所要の改正を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  本案の2番、「災害援護資金は、据置期間中は無利子とし、据置期間経過後はその利率を延滞の場合を除き年3%以内で規定で定める率とする」とありますが、この「3%以内」という文言から、何%にするかは木津川市に裁量権があると思うんですが、木津川市では、一体何%で考えていらっしゃるんでしょうか、教えてください。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  3%以内というところでございますけれども、木津川市の場合につきましては、年1.5%という形で利率を設定をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) ありがとうございます。  ということは、3%より低い利率、1.5%ということで、災害時の援助金の利子が設定よりも低くとられていて、木津川市民に優しい施策となっていると思いました。ありがとうございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) 災害援護資金の貸付利率、私も今聞きたかったら、1.5%ということで、ほっとしております。現在、これを利用されている方、市内にはいらっしゃるんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  この規定の利用というところでございますけれども、木津川市に実際にこれを利用する災害が発生していないということで、これまでも起きておりませんので、この利用されている方はおられません。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 柴田さん。 ◯17番(柴田 はすみ) それでは、このたび31日に、低所得者の方たちを対象に債務を免除する方向の法改正ができたというふうにも聞いております。その件については、何か対策をとられていますでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  援護資金等の貸し付けについて免除ということでございますけれども、木津川市の場合は、償還免除規定がございます。例えば貸し付けを受けた方が死亡された場合、あるいは障害を受け償還ができない場合というとこら辺で、申請に基づいて内容を精査させていただいて、免除するという内容の規定を盛り込んでおります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、厚生常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第13、議案第39号、木津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第39号、木津川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。  家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年4月1日に施行され、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されたことを受け、所要の改正を行うものでございます。  改正の内容といたしましては、連携施設の確保に係る経過措置期限の延長、卒園後の受け皿の提供を行う連携施設に係る確保義務の緩和及び家庭的保育者の居宅以外で保育を提供している家庭的保育事業については、自園調理の原則適用を猶予する経過措置期間を「10年」とするものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 宮嶋です。
     本来は、市の責任で認可保育所をふやすことが大事だと考えますが、それをしないで規制緩和を進めて家庭的保育等の保育事業への参入をふやすことで保育定員をふやすやり方、これは保育の安全、保育の水準や質、これらを低下させる心配があります。その心配はないのかということと、この小規模保育、家庭的保育は、ゼロ歳から2歳を基本とする小規模な保育としては、小規模ならではのよさが生かせるよう、保育士の配置、施設の基準を安心して預けられる基準に引き上げる、そのことが必要ではないのかと考えますが、その点について、今回の改正はそれに反しているのではないかと思いますが、いかがですか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目でございます。この認可につきましては、市町村が認可をするということでございまして、その認可のもとに内容等を精査させていただいておりますので、十分審査をして決定をさせていただいているということで、心配はないというふうに考えております。  また、ゼロ歳から2歳ということで、同じくこの件につきましても、ゼロ歳から2歳の家庭的保育事業等につきまして、事業者から申請書が提出され、その申請書をもとにいろんな内容につきまして、一つ一つ内容等を審査し、そして子ども・子育て会議にかけさせていただいて、その内容を説明し、十分御審議いただいた中で決定をさせていただいたというところで、1点目、2点目につきましても、市の責任において認可して調整をさせていただいて、現在、進めていただいているというところで、問題はないというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 今回、この5年というのを10年、5年間延長すると、いわゆる基準緩和をね。今、市内のそういう小規模・家庭的保育等の事業者、この基準を満たしていないんですか。それとも、満たしてはいるけれども、条例上は5年を10年に延ばすんですか。それについてお聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  現在、家庭的保育事業につきましては、3事業所が運営をしております。1つは、「おうち保育室sora」、もう一つが、愛光福祉会がしています「みのりるーむたんぽぽ」、そして「みのりるーむひまわり」ということで、家庭的保育事業が運営をされています。  このどの事業者につきましても、連携施設は確保されておりますし、なおかつ自園調理につきましてもきちっと運営をされておりますので、改正に伴う影響はございません。ただし、一部改正をされましたので、市におきましても条例の改正を行うものでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 詳細は委員会で議論されることやろうと思うんですが、今、答弁のありましたように、木津川市内においては基準を満たしているというのであれば、木津川市については延長する必要はない。また、今後、新たな事業者も、そういう基準を満たして事業を申請いただければいいのではないんですか。  だから、法律が変わったからと言って、そのとおりにする必要はない。より質の高い、より安全な保育事業を実現しようと思えば、基準どおりにやっていただくというのでいいのではないんですか。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  確かに、現在、3事業所につきましては、基準を満たした運営をしていただいております。ただし、今後、家庭的保育事業等について新たに事業運営をされる業者が出てくる可能性も大いにあります。そうしたことにつきましては、できる限り連携施設等も、並びに自園調理等につきましても、きちっとしていただくというのが一番いいんですけれども、なかなか連携施設等がとれない場合につきましては、やはりそういう条例の改正のもとに行う必要もございますので、現在のところは国の改正に伴って本条例につきましても改正をさせていただくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、厚生常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第14、議案第40号、令和元年度木津川市一般会計補正予算第1号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第40号、令和元年度木津川市一般会計補正予算第1号につきまして、御説明をさせていただきます。  一般会計補正予算第1号の規模ですが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億2,041万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ289億2,741万5,000円とするものです。  令和元年度当初予算は骨格予算として編成しましたことから、市長選挙後としましては初めてとなる今回の補正予算は、「第2次木津川市総合計画」に基づき、安心・安全・快適なまちづくりや、まちの資源を生かした観光振興、農林業の振興など、さらなる魅力あふれるまちづくりを目指して編成をいたしました。  補正予算の主な内容ですが、歳入につきましては、歳出予算の補正に伴う特定財源としての国庫支出金、府支出金を初め、財産収入では、市有財産の売却に向け、土地売払収入を新たに計上しています。  歳出につきましては、総務費において、事業採択を受けたコミュニティ事業補助金と、がんばる地域応援事業補助金を新たに計上、民生費では、低所得者保険料軽減強化を図るため、介護保険特別会計繰出金を増額しています。  農林水産業費では、圃場整備を推進する費用や森林環境譲与税を活用した森林調査費を新規計上し、商工費では、消費増税対策として実施するプレミアム付商品券事業費や、東京圏からの移住者に対する移住支援金を新規計上いたしております。  土木費では、道路照明灯のLED化工事費と、土砂災害特別警戒区域内の住宅改修やがけ地近接住宅移転等の支援を行う予算を新規計上するほか、道路事業の進捗を図るため補正を行っています。  教育費では、幼稚園での預かり保育の実施体制拡充のために必要な経費の増額や、小谷下教育集会所の解体と跡地整備に向けた設計費を計上いたしております。  なお、詳細につきましては、総務部長から説明をさせていただきます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  それでは、令和元年度木津川市一般会計補正予算第1号の補足説明をさせていただきます。  最初に、歳入予算でございます。予算書の13ページ、14ページをお願いいたします。  14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金では、消費税率引き上げに伴う低所得者の介護保険料の負担軽減を図るための財源として、低所得者保険料軽減国庫負担金687万1,000円を、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金では、一定の基準を満たす東京圏からの移住者に対する移住支援金の国庫補助金として地方創生推進交付金920万円を増額するほか、国の施策として実施するプレミアム付商品券事業国庫補助金1億3,981万6,000円を新規計上しております。  2目民生費国庫補助金では、幼児教育・保育無償化のためのシステム改修費に対する子ども・子育て支援事業費国庫補助金231万円を新規計上いたしております。  4目土木費国庫補助金では、社会資本整備総合交付金の内示結果等を受けまして、道路新設改良事業費国庫補助金207万1,000円などを増額計上するものでございます。  次に、15款府支出金では、国庫支出金と同様の理由によるもののほかは、15ページ、16ページの3項委託金、4目教育費委託金では、京都府教育委員会からの指定を受け、オリンピック・パラリンピック教育推進事業費府委託金36万円と、魅力ある学校づくり調査研究事業費府委託金42万2,000円を新規計上しております。  次に、16款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入の土地売払収入では、木津川原田の土地開発基金保有土地の売り払いを今後進めるに当たり、1億1,288万3,000円を計上するものでございます。  次に、18款繰入金、1項基金繰入金、2目公共施設等整備基金繰入金では、東中央線整備関連工事費と道路照明灯LED化工事費の財源などとして7,0000万円を繰り入れ、5目ふるさと応援基金繰入金では、東中央線の整備に関連して、万葉歌碑の設置の財源として400万円を新たに繰り入れることとしております。  次に、20款諸収入では、事業採択結果を受け、一般財団法人自治総合センターによるコミュニティ助成事業助成金330万円と、一般財団法人地域活性化センターによるがんばる地域応援事業助成金127万円を新規計上しております。  次に、17ページ、18ページをお願いいたします。  21款市債では、小谷下教育集会所の解体及び跡地整備事業の財源として、人権センター改修事業債450万円、内垣外内田山線及び木津中ノ川線道路改良事業の財源として、道路新設改良事業債190万円をそれぞれ増額し、市内道路照明灯LED化事業の財源として、道路照明灯整備事業債1億9,670万円、加茂支所庁舎の外壁等改修設計の財源として、加茂支所庁舎改修事業債290万円をそれぞれ新規計上しております。  続きまして、歳出予算の補正でございます。19ページ、20ページをお願いいたします。  2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費では、土地開発基金保有土地を売却するため、一般会計で買い戻す土地購入費など市有財産売払経費として1億1,632万5,000円を計上するほか、庁舎管理事業費では、北別館駐車場の舗装等整備工事について、施工内容等を見直すことにより、予算の組み替えを行うものでございます。  6目企画費、企画事務事業費では、一般財団法人からの事業採択を受け、城山台10丁目自治会と州見台3・4・5丁目自治会の備品整備に対するコミュニティ事業補助金330万円、また当尾の郷会館において、現代アート作家による展示会や地域ワークショップなど、地域活性化に向けた取り組みを支援するため、がんばる地域応援事業補助金127万円を新たに計上するものでございます。  11目電子計算費では、低所得者に対する年金上乗せ支給のための国民年金システム、それから幼児教育・保育無償化のための子ども・子育て支援システムの改修費として、電算システム変更委託料264万6,000円を増額するものでございます。  次に、21ページ、22ページをお願いいたします。  3款民生費、1項社会福祉費、9目介護保険費では、消費税率引き上げに伴い、低所得者の介護保険料負担軽減強化を図るため、介護保険特別会計繰出事業費で1,374万3,000円増額しております。  次に、5款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費では、農業・農村が有する多面的機能の保全と向上を図り、儲かる農業構造の確立や、集落機能維持のためのインフラ整備を検討するに当たり、耕作者や地権者に意向調査を行うために必要な経費として、ほ場整備推進事務事業費20万7,000円を計上し、また23ページ、24ページの2項林業費、1目林業振興費では、森林環境譲与税を活用し、山城町域において森林情報の収集、現地確認、対象エリアの抽出など森林調査を行うため、森林調査委託料378万3,000円を計上しております。  次に、6款商工費、1項商工費、1目商工総務費では、プレミアム付商品券の発行・販売に必要な経費として1億3,981万6,000円を、また東京23区在住者または東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県から東京23区へ通勤されていた方が木津川市に移住し、対象企業に就職された方に対して、移住支援金を交付する首都圏人材京都還流促進事業費1,840万円を新規計上いたしております。  3目観光費では、「木津川アート2020」の開催に向けた準備経費として、観光振興事業委託料566万5,000円を増額するものでございます。  7款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費では、土砂災害特別警戒区域内での住宅等の改修に対する補助を行うため、住宅等土砂災害対策改修支援事業費補助金77万2,000円を、また、がけ地に近接した危険住宅の移転費用等に対する補助を行うため、がけ地近接等危険住宅移転事業補助金512万5,000円をそれぞれ新規計上しております。  続いて、25ページ、26ページをお願いいたします。  2項道路橋りょう費、2目道路維持費では、道路照明灯をLED化するため、道路照明灯LED化工事費2億1,857万7,000円を計上するほか、3目道路新設改良費では、内垣外内田山線他道路改良事業費で、平成30年度国の第2次補正予算による追加配分を受け、平成30年度一般会計補正予算第6号に予算を前倒しに計上したことから、道路新設改良工事費2,613万1,000円を減額する一方で、社会資本整備総合交付金の内示を受け、木津中ノ川線外1線道路改良事業費3,612万円を計上しております。  4項都市計画費、2目街路事業費では、遮音壁や万葉歌碑の設置等工事費として、東中央線街路整備関連工事費6,274万4,000円を、5項住宅費、1目住宅管理費では、清水団地の建てかえ基本計画等を作成するための調査委託料787万3,000円をそれぞれ計上しております。  27ページ、28ページをお願いいたします。  9款教育費、1項教育総務費、2目事務局費では、京都府教育委員会からの指定を受け、泉川中学校区において不登校が生じないような学校づくりの調査研究に取り組むため、魅力ある学校づくり調査研究事業費42万3,000円を計上し、4項幼稚園費では、預かり保育の受け入れ体制を拡大するため、幼稚園事務事業費で29万円を増額しております。  また、5項社会教育費、1目社会教育総務費では、新耐震基準以前の建物であり、老朽化が進んでいる小谷下教育集会所を、加茂人権センター改修等事業完了後に解体・撤去し、駐車場として整備するための設計費500万円を新たに計上しております。  以上で、令和元年度木津川市一般会計補正予算第1号の補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 1点だけお尋ねいたします。  市長にお尋ねいたします。  今回の補正予算、額面は先ほどのとおりであります。総務部長からも、かなり詳しい説明がありましたが、プレミアム付商品券を初めとして、国の施策に伴う事業が非常に目立っているのと、一部分は、今後の木津川市のまちづくりにもつながる、言ったら準備活動的な、そういう費目も上がっておるんですけれども、ただ市長もおっしゃったように、3月の当初予算が骨格予算であって、肉づけをしていくわけですけれども、今回のこの補正予算全体を見ていけば、まだその肉づけの姿が見えてこないというふうに私は思いました。  そのあたりで、先ほどの所信表明に述べられたような、さまざまな施策をどんなふうに予算化していくのか、事業化していくのかという、そこら辺の、この6月から次の9月になるんかと思うんですが、そのあたりの時の流れというもの、計画のようなものを市長からお聞きしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 市長。 ◯市長(河井 規子) 酒井議員の御質問にお答えをいたします。  今回は、12項目の所信表明でも提案をさせていただいた一部を提案させていただいておりますけれども、今回、3月に提案させていただいたのが骨格予算、そして今、肉づけというよりは、3月に提案させていただく予算を新規、また継続事業がほとんどやったんですけれども、新規として計上するには6月がいいということで、3月にも予算は上がっていた、例えばLEDでありますとか、そういうものについては、この6月の予算に上げさせていただいております。  今回、当選をさせていただきまして、具体的にこれから施策を進めさせていただくわけですけれども、今回は、農業の基盤整備、圃場整備のそういった準備でありますとか、AIとかRPAについては、先日もケーケーシー情報システム様と協定を結ばせていただいて、今年度は予算は発生いたしませんが、来年度から予算が発生するということで、既に事業はもう進めさせていただく分もございます。  そういうふうに、これから事業をするに当たって、一定の整理をしたり、どのような形で進めていくかについては、これから各課とも検討していかなくてはいけないというふうに思っておりますので、いつの時点かで肉づけをさせていただけるかというのは、十分精査した上で今後進めてまいりたいというふうに思っております。  1年で予算をつけられるもの、2年目、3年目、4年間でできる事業等、さまざまあるというふうに思っておりますので、今後はそれぞれの部・課の皆さんとも十分検討は進めていきたいと、4年間でできる事業についてしっかりと進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 市長から答弁をいただいて、おっしゃったように、各課とはこれから調整をしていき、そして最終的には4年間かけて、この日をかけて具体化していくと、それはそのとおりだろうと思いますが、これは要望になるかと思いますけれども、9月議会でできる限りの具体化できるもの、例えば学校のトイレの洋式化の問題とか、その他のさまざまな切実な、また緊急性のある項目もたくさんあるわけですから、9月段階での補正が具体化されるように、これは要望しておきます。  以上です。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  施設の概要の9ページにありますプレミアム付商品券について、市長に聞きます。  消費税10%増税の対策として、低所得者や3歳未満の子供を持つ子育て世帯の支援として、この商品券の発行を上げていますが、これは問題がある商品券だと考えます。  1つに、これを使うことは、私は低所得者ですと言っているのではないですか。これについては、3歳未満の子育て支援という部分もありますが、その対象者はわずかであります。多くは、低所得者への商品券発行であります。これについてどう考えるか。  それから、これは約1億4,000万円の税金を使って行う事業ですけれども、対象者は、最終的には確定はしていませんが、ほぼ1万5,000人ほど。1万5,000人に5,000円分のプレミアムをつけるということは、7,500万円が増税を補うものと、残りの6,500万円は経費だと。余りにも経費が大き過ぎる事業ではないですか。もっと別のやり方があったんではないか。国がやることですから、そのことについて木津川市がどうこう言えないと言われるかもわかりませんが、市長のお考えをお聞きいたします。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  国が示されたとおりに実施をしていくというのが大事であるというふうに考えております。
     いわゆる低所得者向け、また子育て世帯ということで制度設計がなされておりますんで、その制度設計に基づいて適正に執行していくというのが大事であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 私の質問にきちっと答えてください。  この商品券を使うことが、私は低所得者ですと言っている意味ではないと言われるわけですか。ないのであれば、そこをきちっと説明してください。  もちろん、3歳未満の子育て世帯の商品券でもあるわけですが、それはわずかでしょう。1万5,000人のうち1万2,700人ぐらいは、低所得者対策なんでしょう。  それから、経費が6,500万円かかる。もちろん、経費そのものは、それ自身が経済的波及効果もあるかもわからんけれども、けれども余りにも増税対策としてはおかしな事業になっていないか。そこについての市長のお考えを聞きたい。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  先ほども、同じ答えになってまいりますけれども、国において制度設計をなされたものでございます。木津川市として、決まったものについて適正に執行していくというのが何より求められているというふうに考えているところでございます。  経費につきましても、関係団体と協議をし、必要とする経費を適切に見積もっているというところでございますし、いわゆる低所得者であることになるのではないかという御指摘でございます。いわゆる非課税世帯であるというのは、例えば高齢者であったりとかというところもございますし、子育て世帯につきましても、3歳未満を対象にしているということでございますんで、あくまでも制度に基づき申請をしていただいたところについて適正に執行していくという形になろうかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) そういうふうに、私は低所得者だと思われるのはかなんと言えば、じゃあ申請をしなければいいと。そしたら、増税をまともに食らうということになっちゃうじゃないですか。  逆に、例えばこういう形がいいかどうかは別ですよ。もっとたくさん商品券を発行して、誰でもが使えるようにしたらどうなんですか。  これがいいかどうかという判断は別ですよ。市長が、私が言った質問にきちっと答えていただけない。要するに、低所得者だということの証明のような商品券になっていることを打ち消すには、もっとたくさん商品券を発行して、誰でもが買えるにすれば、それは一定打ち消すことはできるかもわからんけれども、そういうやり方をしないのならば、そこのところをもう少し明確にしてください。申請しなければ、これは終わりますよというのでも、何ら増税対策にはならない。  そこのところ、最後、明確にお答えください。 ◯議長(山本 和延) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  同じ答弁になろうかというふうに思います。  国におきまして制度設計されたものでございます。木津川市として、制度設計をされたものを適正に執行していくというのが何より重要であるというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  山本しのぶさん。 ◯7番(山本 しのぶ) 山本しのぶです。  予算の中の魅力ある学校づくり調査研究事業費について、お尋ねします。  28ページの説明を見ると、講師謝礼、費用弁償、消耗品、通信運搬費等で42万3,000円とあるんですけれども、概要の16ページを見ると、政策を必要とする背景及び提案の経緯ということで、こちらは、「『不登校が生じないような学校づくり』を目指し、『居場所づくり』『絆づくり』等の取り組みを通じた実践的な調査・研究を行うことで、新規不登校数の抑制を図る。」、対象校は泉川中学校となっております。この点で、ちょっと疑問を感じております。  講師料等にお金を使って、これから何か新しいことをしようかなという狙いが感じられるんですが、現状、お金をかけなくても、もうあしたからでもできることがございます。  泉川中学校なんですが、「居場所づくり」の点におきまして、今、泉川中学校の図書館は、昼休みの15分間しか開放されていません。しかも、泉川中学校は、この木津川市の5校の中学校の中でも一番開放時間が短いです。  どうしてかと言うと、司書の先生が来られている週、すなわち1カ月の10日間の昼休みの15分しかあいていないので、1カ月で計算すると、15分掛ける10、150分、すなわち1カ月で図書館があいているのは、2時間半にすぎないんです。  居場所づくりということで、文科省のほうでも、図書館は単に本を借りる場所だけではなく、子供たちの居場所づくり、くつろげる場となっておりますので、こういった調査費にお金をかけることも、何かまた新しい案があるかと思いますが、あすから実行できるということで、図書館の開放を考えていただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  この魅力ある学校づくり調査研究事業というのは、文科省の指定でございまして、文科省の国立教育政策研究所の研究事業でございます。この指定をもらって不登校が生じないような魅力ある学校づくりに取り組んでいくというものでございます。  その取り組みの内容についてでございますが、「居場所づくり」「絆づくり」、それから「登校の基盤づくり」という3本の柱で進めてまいります。  講師の謝礼に関しましては、この登校の基盤づくりの中の登校を続けられる心と体の維持ということで、生活習慣の確立、これについて、特に睡眠と不登校の関係というところで、同志社大学赤ちゃん学研究センターの小西先生に来ていただいて、調査・研究を進めてまいりたいと考えております。そのための講師謝礼でございます。  議員おっしゃるとおり、日ごろから取り組みを進めていく、それと並行してこの研究事業も進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本さん。 ◯7番(山本 しのぶ) 講師の講演のほうが、生活習慣病を治して、毎朝起きれて登校できる、そういった内容の充実ということで、ありがたく思います。  ただ、申し上げましたとおり、絆づくりとしては、今、私も子供が中学校に入って驚いたんですけれども、休み時間、隣の教室に入ることは許されていません。本当、仲のいい友達と話そうとすると、廊下ないしは図書館があいていれば、好きな本を一緒に探したりということができます。  習慣づくりも大切なんですが、友達との絆づくり、それから居心地のよい場所ということで、そういった場所が学校の中でできるように考えていってほしいです。よろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) 教育部理事。 ◯教育部理事(遠藤 順子) 教育部理事でございます。  絆づくり、確かに大変重要な視点でございまして、子供たちが本当に学校に行きたいなと思えるような学校づくりを目指してまいりたいと考えております。  それと、先ほど申し上げました魅力ある学校づくりを目指すと同時に、現在、児童・生徒が不登校になっている子もいるという現状もありますので、その辺の手だても並行して、これまでどおり継続して進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 山本さん。 ◯7番(山本 しのぶ) 私も息子が小学校時代、1年間以上不登校になりました。キッズふれあい教室で大変お世話になりました。キッズふれあい教室の充実のほうも、またよろしくお願いいたします。 ◯議長(山本 和延) ほかに。  森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 補正予算特別委員じゃないんで、何点か質問いたします。  この概要の8ページの下段のほ場整備推進事務事業費について、ここで圃場整備の意向調査を行うと、5月21日の地域長会議において、圃場整備の意向調査を行うことを申し述べたということを書いています。5月21日にアンケートの実施を行うと書いていますけれども、これは木津川市全域であるのかどうか、それといつを締め切りにしているのか、そこをちょっとお聞きいたします。  それから、次に13ページの内垣外内田山線他道路改良事業費のところなんですけれども、今現在、あの工事はとまっておりますけれども、多分、田植えをするということでとまっていると思うんですけれども、当初にそんなことはわかっていると思うんで、それの稲作の分の補償も含めて直ちにそういうふうにしておけば、とめることなく早くできたんじゃないかなと思うんですけど、ちょっと疑問があるんですけど、そこについてお伺いします。  それから、もう1点は、15ページのオリンピック・パラリンピック教育推進事業費のところなんですけれども、これは府の指定を受けて、「相楽小学校、木津川台小学校、上狛小学校、山城中学校が指定を受けた」と書いてあるんですけれども、「2020年以降のスポーツ文化の広がりに繋げる。」と書いてあるんですけれども、この辺のこの36万円ですか、36万円でどのようにオリンピック・パラリンピックのスポーツ心をどうやって広げていくのかなと、ちょっとそこに疑問があるんですけれども、どのような方法を、2020年以降もまさしくなんですけど、オリンピック・パラリンピック自身にもどういうふうにつなげていこうとされているのか、来年にもう迫っているんですけれども、どのようにされていこうと思われているのか、その3点についてお聞きします。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さんに、総括的な質疑をお願いしたいと思います。  私、3点については、少し細かいと。議長から申し上げます。森本茂さん、総括的な質疑をお願いしたいと思います。  答弁をお願いいたします。  マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  圃場整備についてでございます。  調査につきましては、それぞれ地域として、またエリアとして取り組んでいこうというふうに手を挙げていただいたところに対して、個々に調査をしていくという形で考えております。  あと、締め切りについてでございます。一応、今回、7月31日という期限を区切らせていただいております。これは、来年度の事業計画にのせていこうということになりますと、国・府との調整も必要ですんで、区切らせていただいていますけれども、それ以降でございましても、年度がおくれるというだけでございますんで、対応できないところについては、また1年かけて話を進めていくという形になろうかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 建設部長。 ◯建設部長(福田 訓男) 建設部長でございます。  2問目の御質問ですけれども、確かに一般的に見れば、もう少しででき上がるのにというところはあると思うんですけれども、御存じのように、あの位置のところには、結構大きな水路がありまして、その部分を改修するというのは、今、農業の時期が重なっておりますんで、それは出水期を外してやらざるを得ないと。  それは、もう当初から、計画のときから、少しでもそれは早くできるのが一番いいんですけれども、そのあたりはやっぱりおろそかにはできないので、そういう形で、今年度末には完成させていただくということで今進めておりますので、御理解をいただきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  こちらの事業費につきましては、4つの学校が指定を受けたというところでございますが、これにつきましては、スポーツへの関心のみならず、障害者の方や高齢者の方々への理解、また自己肯定感の成熟等々、また国際理解などを進めるための事業というところになっております。  そのために、スポーツ選手を講師の方として招いての体験や講演をお聞きするとかというところの事業費といたしまして、予算書にありますように、講師謝礼、費用弁償、消耗品費、通信運搬費というところで事業費を組ませていただきます。  こちらにつきましては、今年度だけの事業ではなくて、もう既に3年ぐらいは継続させていただいているものというところでございますので、こういった取り組みの継続がオリンピック来年に向けて、またそれ以降につきましても、さまざまな子供たちの障害者の方々への理解とかスポーツへの関心等が認められるようになるものというふうな形で考えております。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 森本茂さん。 ◯4番(森本 茂) 総括的な質問をいたしましたんで、これで終わります。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、10人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  よって、本案については、10人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、木津川市議会委員会条例第8条第1項の規定により、玉川実二さん、谷口雄一さん、伊藤紀味枝さん、倉克伊さん、炭本範子さん、高味孝之さん、酒井弘一さん、西山幸千子さん、大角久典さん、福井平和さん、以上の方々を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 異議なしと認めます。  したがって、ただいま指名いたしました10人を補正予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。  それでは、ただいま選任いたしました補正予算特別委員の皆さんは、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。  補正予算特別委員会は、第1委員会室で行ってください。  それでは、暫時休憩といたします。    午前11時39分 休憩    午前11時50分 再開 ◯議長(山本 和延) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  補正予算特別委員会で正副委員長が決まりましたので、報告いたします。  補正予算特別委員長に谷口雄一さん、同副委員長に高味孝之さん、以上のとおりであります。  報告を終わります。  ただいまから、13時15分まで休憩します。    午前11時51分 休憩
       午後 1時15分 再開 ◯議長(山本 和延) ただいま13時15分、休憩前に引き続き会議を開きます。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第15、議案第41号、令和元年度木津川市介護保険特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第41号、令和元年度木津川市介護保険特別会計補正予算第1号につきまして、御説明をさせていただきます。  介護保険特別会計補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算の総額に増減はなく、歳入歳出それぞれ49億6,837万1,000円とするものです。  補正予算の歳入の内容といたしましては、第1号被保険者保険料で1,374万3,000円を減額し、一般会計繰入金のうち低所得者保険料軽減繰入金について、1,374万3,000円を増額するものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  市長に聞きます。  消費税10%増税の対策として、低所得者、この場合、介護保険の保険料第1段階から第3段階までの方の保険料軽減を行うということでありますけれども、消費税増税しなければ、こうした対策をしなくていいのではないですか。市長に、そのことのお考え、先ほどのプレミアム商品券のところではお答えがありませんでしたので、消費税増税しなければ、こういう対策を持たなくていいのではないかということで、お聞きをします。これが1つ目。  2つ目は、今回、これは全国どこでも一般会計からの繰り入れで保険料軽減を行うわけですが、このことが認められるということであれば、独自に木津川市が判断をして一般会計からの繰り入れで保険料軽減ができるということでよろしいですね。今後とも、そういうこともあり得ると。そのことについての考えをお聞かせください。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目でございます。1点目につきましては、やはり国からの改正に基づいて、消費税の税率引き上げによる公費を投入して低所得者の保険料負担を軽減していくという制度でありますので、木津川市におきましても、その制度におきまして改正を行っていくものでございます。  2点目につきまして、木津川市独自の判断でということで、確かに介護保険料の施行令におきましては、各市町村の独自の裁量というとこら辺がございます。現在、第1段階につきまして、国では0.45の軽減割合でございますけれども、現行におきまして、木津川市では0.4という形で第1段階を設定をさせていただいています。  このように、確かに市町村で独自の判断をするというところで、各自治体で行っておられるところがございますけれども、木津川市も行っておるところですけれども、今後につきまして、最終、令和2年度が完全実施というふうに国のほうで考えておられますので、最終的には、その制度に従うという形で進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 宮嶋さん。 ◯16番(宮嶋 良造) 2つ目の一般会計からの繰り入れの件ですけれども、今回、消費税増税に対する軽減措置ということで、今年度と来年度実施すると。それは結構です。  今後のこととして、介護保険特別会計で保険料を設定したと。ところが、必要に応じて一般会計から繰り入れて軽減するということは、だからあり得るということですね。それはできるという理解でいいですね。そのことの確認をしておきます。 ◯議長(山本 和延) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  一般会計からの繰り入れというところでございますけれども、今回、国のほうで、一般会計から繰り入れるというような法改正が追加されております。それに基づきまして、市のほうでも、今回の消費税率アップに伴います低所得者の軽減という形で実施をしていくという形のものでございますので、今後につきましては、現在のところ、この令和2年度の完全実施という形の中での軽減割合について行っていくという考えでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、厚生常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第16、議案第42号、京都地方税機構規約の一部変更についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第42号、京都地方税機構規約の一部変更につきまして、御説明をさせていただきます。  本規約変更案につきましては、京都地方税機構が処理する事務に、新たに償却資産に係る申告書の受け付け等の事務を追加するとともに、平成28年度及び平成31年度税制改正に対応するため、その規約の一部を変更することについて、京都府及び京都市を除く福知山市ほか23市町村との協議により定める必要があることから、地方自治法第291条の11の規定に基づき、提案するものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 京都地方税機構でさきに議論がされたかと思うんですけれども、今回、このような新たな業務を追加する、その理由がわからんのです。この議案の中にも、そういう経過は一切記載がないわけですので、なぜ追加業務を広げるのか、明確にお答えいただきたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  そもそも広域連合でこの税の事務を共同化するということについては、平成22年の税の徴収事務から始まって、いろんな税の共同化に向けた議論をされて、段階的に実施されてこられたというところでございます。  その検討の中で、償却資産の共同化につきましては、各市町で単独で事務を行うよりも、共同で利用したほうが専門性も発揮できるし、それからスケールメリットも発揮できるということが共通認識としてございますので、今回、令和3年度からの償却資産の共同化に向けて、令和元年度からシステムの開発を行って、令和3年度から共同化を行うというスケジュールを決められて、今回、共同化について提案をしていただいているというところでございます。  この共同化によりまして、当然、徴収コストも下がりますので、全体で1億円の収入の増ということを機構全体で見込まれてございますので、木津川市としても1,000万円程度の税収増に寄与できるものというふうに考えてございます。それに合わせて徴収賦課コストについても軽減できると、そういったところで効果を期待しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 税機構においては、さきに軽自動車税等の業務が追加されたわけであります。今回、この償却資産に係る固定資産税の業務が追加と。本来は、京都地方税機構というのは、滞納というのが出発点であったし、一般の府民の理解もそうだと思うんですね。  そうじゃなしに、あくまで事務とは言いながら、申告対象を広げていくという、そういう流れが今強まろうとしているんだけれども、それは本来、京都地方税機構の出発の精神から言ったら違うんじゃないかという疑問点、これは府民的な疑問点があると思うんです。  そのことについて、地方税機構からのそういう要請があって、今回の議案になっているかと思うんですが、市としては何かの検討をされたのかどうか、検討経過についてちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  検討の経過といいますか、そもそも償却資産の事務につきましては、申告納付いただいていると、企業のほうから申告して納付いただくというような、基本的には、そういう仕組みがございますので、そういったところで、納税義務者、それから課税客体の掘り起こし作業というのは、かなりの事務作業がかかってまいりますので、これがそれに加えて、実際、その申告どおりに申告いただいているのかというのが、現地調査というのも当然する必要があるんですけれども、そういったことが市の単独ではなかなかやり切れないという内容がございますので、そういう共同化におきまして、スタッフを充実して専門性を発揮していただくということにつきまして、市にとっても大きなメリットがあるというふうに考えているところでございまして、これまで関係所属長の会議において、そういった議論がされて、それで議会のほうにおいても、それをすることについて承認されたというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今、部長の答弁で、専門性という言葉を使われたわけですよ。それは、一方ではそうなんかもしれないけれども、その専門的な知識や技術を木津川市は次第次第に失っていくという側面があると思うんですね、税務行政の中で。そのあたりのことを検討すべきじゃなかったかと私は思うんですが、検討していないということで理解していいんでしょうか。 ◯議長(山本 和延) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  市といたしましても、この課税権というのは当然市町村にあるわけでございますので、当然、その課税をするに当たっての各種研究もこれまでもしてきましたし、当然、補正予算、あるいは決算の内容で、償却資産の税収のほうについても高くなっているという状況があるというのは、これまでそういった検討、それから徴収努力をしてきた結果というふうに考えてございます。  なお、これ以上のまた収入の確保というのが、全市町的な共通課題でございますので、そういったことを、この共同化によって大きな期待として持っているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第17、議案第43号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第43号、市道の路線の認定につきまして、御説明をさせていただきます。  本案は、新たに市道として供用する7路線について、道路法の規定により、所要の認定手続を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第18、議案第44号、木津川市立小中学校及び幼稚園空調設備整備PFI事業に係る契約の変更契約の締結についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第44号、木津川市立小中学校及び幼稚園空調設備整備PFI事業に係る契約の変更契約の締結につきまして、御説明をさせていただきます。  木津川市立小中学校及び幼稚園空調設備整備PFI事業に係る契約の変更契約を木津川学校空調サービス株式会社代表取締役 源昇と締結することについて、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第12条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(山本 和延) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 2点お願いします。  PFI事業に係る固有の言葉が使われておるので、よくわからんところがあるんですけれども、この表現、ちょっと説明をまず一つお願いしたいと思います。
     サービス対価の改定による割賦手数料の減額、もう一回言います、サービス対価の改定による割賦手数料の減額、減額のほうはわかるんですけれども、前のほうがどういうふうに意味がつながるのかがわかりません。サービス対価、サービスの内容が変更と、変わるというふうになるんだけれども、そのことと割賦手数料の減額。割賦手数料というのは、これは金融機関からの借入利子、そういうことやと思いますけれども、この意味が通じないので、まずそれを説明してください。それが1点です。  それから、もう1点は、今後、返済期間を13年間だったと思うんですが、13年間、この額は固定の額として、今後どれだけ金融機関の利子が変わろうが、動こうが、変わりはないと、この額でずっと13年間行くんだということで理解していいのかどうか、その2つです。 ◯議長(山本 和延) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  PFI事業につきましては、設計・施工から、その中の維持管理まで13年間ということの事業になっております。その中で、設計・施工につきましては、平成30年から工事を進めさせていただいて、平成30年度中に交付金を受けたことによりまして、その交付金と起債相当分の4分の3については、もう平成30年度分で支払いを済ませたというところでございます。  残りの3分の1分につきまして、今後13年間割賦払いということでさせていただくということになりますので、サービス対価の変更というのは、そこの分に係るものということになります。  それで、割賦手数料につきましては、契約を、事業者を募集するときの金利で割賦手数料のほうを計算しておりましたが、実際に割賦払いが始まるのが、この6月からになりますので、その直近の金利をもって改定をするというところでございます。その支払いの2営業日の金利をもって割賦手数料をこれも払っていくということになりますので、5月29日の金利を持たせていただいて、それにより仮契約を結ばせていただいて、本議会に議会の議決を求めているというところでございます。  今後につきましては、金利の変更につきましては、もう変更はございません。今後、消費税の改定及び、今後、その物価の上昇による変更が3%を超える分につきましては、変更をさせていただくということになります。  以上でございます。 ◯議長(山本 和延) 酒井さん。 ◯6番(酒井 弘一) 今の説明で大体わかりました。  特に、後のほうで、消費税の割合の変動、それから物価の変動、それは影響があるというのは、これは当初の話であったと思いますので、その場合はあり得ると、しかし基本的にはこの金額なんだということで確認いたしました。  これは、全議員に必要かどうかはわからんのですけれども、返済計画表というのがありますね。例えば、令和元年度、来年度、令和3年度、ずっと十何年度まで。だから、元本分とか利子分とか、返済計画表があると思うんですが、ぜひとも総務文教常任委員会では、そのような資料を出していただいて、審査に役立ててもらうべきじゃないかと思います。それだけお願いしておきます。 ◯議長(山本 和延) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 日程第19、発議第7号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正についてと日程第20、発議第8号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についての発議2件を一括議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君登壇) ◯16番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  ともに同じ改正内容ですので、発議第7号、発議第8号の趣旨説明を一括して行います。  消費税に関する各議員の考え、それぞれお持ちだと思いますが、国会で法律を決めたから、政府が実施を決めたからといって、自動的に上下水道料金に消費税が転嫁されることには疑問をお持ちではないかと思います。  下水道使用料、水道料金は、木津川市のそれぞれの条例で定められているもので、そこにかかわる消費税に変更があれば、条例改正をするのが当然であります。それが地方自治の本旨であり、議会で決めることが地方自治の役目であります。  そこで、下水道使用料、水道料金にかかわる現行の消費税100分の6.3、すなわち6.3%と地方税法に定める地方消費税、消費税6.3%の63分の17、すなわち1.7%を数値として明確に条例に書き込むのが今回の提案であります。  なお、同趣旨の提案を3月議会に行いましたが、議会が新たになったということから、改めてこの議案を提案するものであります。  十分に御審議いただきますよう、お願いいたします。  以上です。 ◯議長(山本 和延) 以上で、発議2件についての説明が終わりましたので、発議2件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(山本 和延) 質疑がなければ、発議2件に対する質疑を終わります。  発議第7号及び発議第8号については、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(山本 和延) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。  明日8日から13日までは休会といたします。  6月14日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  皆様、御苦労さまでした。                         午後1時41分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....