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平成31年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2019年03月18日
平成31年第1回定例会(第7号) 議事日程 開催日:2019年03月18日
平成31年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2019年03月18日
平成31年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2019年03月18日

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  1. 木津川市議会 2019-03-18
    平成31年第1回定例会(第7号) 本文 開催日:2019年03月18日


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    2019年03月18日:平成31年第1回定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成31年第1回木津川市議会定例会会議録(第7号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。いよいよ最終の議会となりました。御出席、大変御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  これより平成31年第1回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、諸般の報告を行います。  組合議会等議員報告をお願いいたします。  広域連合京都地方税機構議会議員、倉克伊さん。    (広域連合京都地方税機構議会議員 倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。  それでは、去る2月23日土曜日午後2時から、ホテルルビノ京都堀川にて開催されました京都地方税機構議会定例会の報告を申し上げます。  まず、今回、7名の市議及び町議の異動報告があり、その後、議席の指定がありました。  続いて、副議長選挙では、任期満了により副議長が欠員となっており、議長の指名推選により、宇治市の長野議員が選任されました。  次に、議案では、第1号議案、平成31年度京都地方税機構一般会計予算について、滞納整理業務及び法人税課税事務自動車関係税申告書等受付事務などに要する経費並びに課税事務共同化の推進に要する経費であります。  来年度は、歳入歳出予算総額それぞれ22億5,150万円となっており、歳入は、各構成団体からの負担金収入等であります。木津川市の負担額は、運営費負担金6,172万円であります。
     歳出の主なものは、各構成団体からの派遣職員の人件費負担金15億3,225万円、業務運営費に7億1,925万円を計上されています。  賛成多数で可決されました。  次に、第2号議案、平成30年度京都地方税機構一般会計補正予算(第1号)についてであります。  補正予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億4,585万円を増額し、予算総額を25億6,755万円とするもので、今回の補正は、各構成団体からの派遣職員の人件費や業務運営費等について、ほぼ最終的な見通しが出ましたので、年度末までの予算執行上必要なものを追加補正するものであります。  木津川市は、運営費負担金として809万2,000円の追加補正であります。  全員賛成で可決をされました。  次に、第3号議案、京都地方税機構広域計画変更の件については、本案件は、地方自治法第291条の7の規定により作成して、機構と構成団体それぞれが行う事務処理の基本方針である広域計画について、計画期間の終了を踏まえ、その内容は、京都地方税機構の第2次広域計画にある基本計画の方針を踏襲し、構成市町村が相互に密接な連携を図りながら関係する事務を総合的・効果的・効率的に処理するための指針として策定するものであります。計画の期間は、平成31年度から5カ年間であります。賛成多数で可決されました。  なお、今回、2名の議員から5問の一般質問がありました。  以上で、京都地方税機構議会の定例会の報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、組合議会等議員報告を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第2、議案第1号、木津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) おはようございます。  議案第1号の報告を行います。  木津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、働き方改革の趣旨を踏まえ、上限の規則を定めるものであります。  質問がありました。  働き方改革の法律に基づく勤務時間の上限とは。規則は設定されているのかという質問に、答弁は、上限は月45時間、年間360時間となっている。例外として、比重の重いところの勤務については、月100時間、年間720時間となっている。大規模災害では上限はない。複数月については、80時間に設定できる。人事院の改正内容に準拠するという答弁でした。  反対討論がありました。  時間外労働は、過労死ラインを合法化するものであり、反対する。例外として、月100時間、年720時間、複数月として80時間を認める内容等、国の法律をそのまま適用するのは間違っているということでした。  賛成多数で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党市議団の宮嶋良造です。  反対討論を行います。  昨年の国会で大問題となった働き方改革法案は、野党と国民の反対を押し切って可決しましたが、その改悪の中身、長時間の超過勤務をそのまま職員に押しつける内容であります。  時間外労働の上限規制については、過労死ラインの時間外労働を合法化するものになっています。  厚生労働省は、脳・心臓疾患の労災認定の判断基準、過労死ラインと呼んでいますが、判断基準では、残業が月45時間を超えて長くなるほど関連性が強まり、月100時間または平均80時間を超えると、発症の関連性は強くなりますと言っています。  今回の提案は、これと同じく単月100時間、平均80時間まで残業を認めており、過労死ラインにお墨つきを与える内容になっています。罰則つきの上限規制が、長時間労働を助長する危険性は極めて高いものであります。  また、最近の報道で、1日11時間を超える勤務をしている中年男性は、標準的な勤務時間の人に比べ急性心筋梗塞を発症するリスクが1.6倍になると、国立がんセンターや大阪大学の研究チームの研究成果が発表されました。  詳しく見ると、会社員のリスクは2.1倍に、追跡を始めた人の年齢が50代の人のリスクは2.6倍にもなっています。11時間というのは、1日3時間の超過勤務です。月20日間働けば、60時間となります。これだけ働けば、急性心筋梗塞になるリスクが大きくふえるということですが、今回の超過勤務時間の上限は、100時間を認めるということです。話になりません。こんな超過勤務を条例・規則で定めることは間違っています。  以上、反対討論とします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第1号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第1号、木津川市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第3、議案第2号、木津川市企業立地促進条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 皆さん、改めておはようございます。産業建設常任委員会委員長の片岡廣でございます。  委員会の報告をいたします。  議案第2号、木津川市企業立地促進条例の一部改正についてを審査いたしました。  また、委員から、たくさんの質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  第二種住居地域を準工業地域に変更することによる大きな差について、詳細に説明を願いたい。また、近隣住民への説明はどうかとの問いに、相楽ハイタッチ・リサーチパークの用途地域が変更されたことにより、所要の改正を行うもので、大きな差としては、企業にとっては研究・開発の施設のみならず、試作、商品化、製造までを一貫して事業展開できる。都市計画変更の経過としては、ハイタッチ・リサーチパーク内の企業の意向も確認し、地元の意見交換を経て、京都府との調整後、都市計画変更がされた。ハイタッチ・リサーチパークの企業としては、当初は13社であったが、現在は研究施設として6社が立地されている。新たな事業展開が期待できるとの声も聞いているとのことでありました。  また、議案第8号との関連性については、都市計画審議会において審議をいただき用途を変更したもので、国事行為をもって既に決定しているものであり、これを受けて関係する条例を変更するものであるとのことでありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第2号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第2号、木津川市企業立地促進条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第4、議案第3号、木津川市森林整備等基金条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第3号、木津川市森林整備等基金条例の制定についてを審査いたしました。  質疑の主なものを報告します。  森林環境税森林環境譲与税、豊かな森を育てる府民税がかかわってくるが、改めてどのような内容か、またどのような事業に使えるのか、違いがあるのかとの問いに、森林環境譲与税で行う事業や用途については、間伐や伐採等による森林保全整備、人材育成、担い手確保、木材利用の促進や普及啓発に使うこととなる。一方、京都府から豊かな森を育てる府民税については、森林整備、保全、森林資源の循環利用の推進、森林の多様な重要性の啓発として、里道の整備、教育現場での木材利用資材などに活用している。森林環境譲与税割り当て額は、平成31年度から市に交付されることとなり、平成33年度までは378万5,413円、平成34年度から平成36年度までは570万円が交付されることとなる。平成37年度からは、徐々に増額になる。豊かな森を育てる府民税は約600万円ほどもらっており、毎年増減している。森林整備で活用した残金を基金に積み立てるものであるとのことでありました。  また、二重課税にならないかと危惧するがとの問いには、基本的に用途が重複しないように別の用途とすることとし、あわせて広く市民の公共性に寄与しているということを市民もチェックできるように、ホームページ等により公表していくこととしているとの回答でありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第3号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第3号、木津川市森林整備等基金条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第5、議案第4号、木津川市自転車駐車場条例の一部を改正する等の条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第4号、木津川市自転車駐車場条例の一部を改正する等の条例の制定についてであります。  加茂駅前自転車駐車場を無料とするものであり、平成31年10月1日からの施行となります。  質疑がありました。  放置自転車、使用されない自転車についての処理等は。委託先はシルバー人材センターかという質問に対して、答弁は、引き続きお願いする。防犯カメラをつけるという答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第4号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第4号、木津川市自転車駐車場条例の一部を改正する等の条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第6、議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 厚生常任委員長の酒井弘一です。  議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正についての審査を報告します。  主な内容は、2つあります。個人番号の提示の義務条件を改めること並びに配偶者が後期高齢者医療に移った後の家族が新たに国保に加入する際、均等割・平等割の減免期間を、これまでの当面の間から2年間と定めるものであります。  質疑がありました。  申告の際に窓口で混乱が起こらないかとの質疑に対し、ハローワークの証明書がある場合、個人番号は確認ができるという答弁でした。  均等割や平等割の減免に係る当該人数並びに負担額はとの質疑に、平成30年度は66人、来年度は51人になるとの予想。均等割総額は71万円減、平等割は48万円減、1人平均負担額は年2万3,400円の増になるという予想が説明されました。  質疑終了後、討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第5号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第5号、木津川市国民健康保険税条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第7、議案第6号、木津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第6号の審査の報告を行います。  議案の主な内容は、放課後児童クラブ指導員の要件を緩和するものです。専門職大学の卒業者並びに放課後児童クラブ指導員を5年間経験した者を追加いたします。  質疑がありました。  要件を緩和して、安全確保はできるのかとの質疑に対し、現在の状況、嘱託職員は36人で全員が有資格者、臨時職員は39人、基準を上回る人数を採用しており、嘱託は今後も有資格者を採用していくとの答弁でした。  全ての自治体でこの条例を改正しているのかとの質疑に対し、昨年段階での改正が府内10市、今議会での改正が向日市と精華町、改正の予定のないところが長岡京市。長岡京市は、改正が必要なしと判断したという説明でした。  無資格者への研修の内容はとの質疑に、京都府の研修は、24時間16科目、6日間で行っている。研修の受研資格は、高卒2年勤務また5年。また5年というのは、週5日勤務の場合である。  親の不安解消はどうかとの問いに、指導員採用時にしっかり面接で見ていく。毎月指導員会議をし、保護者会とも意見交換会を行っているなどの答弁でした。  その他の質疑があった後、反対討論並びに賛成討論があり、採決を行いました結果、賛成多数で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  森岡譲さん。 ◯14番(森岡 譲) 共産党議員団の森岡でございます。  議案第6号、木津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対する討論を行います。  学童保育は、2015年施行の子ども・子ども支援法で位置づけられ、児童福祉法に基づく省令で、職員の資格と配置について従うべき基準という国が定める最低基準が定められました。  従うべき基準では、1つの学童保育の規模を、おおむね40人以下を単位に、指導員2人以上配置する。そのうち1人は、放課後児童支援員という新基準で認定された有資格者などとしております。  指導員の資格は、それまで基準がなかっただけに、子供に全国的な一定水準の質を保障する放課後児童支援員の資格を定めたのは、前進でありました。  資格取得研修内容の改善を求める指摘もありますが、資格基準の撤廃・緩和は、質の向上に背を向けるものであります。  今回の改正は、支援員の資格を緩和することで応募者がふえると言いますが、必要なのは支援員の待遇改善が必要ということを申し上げまして、反対討論といたします。  以上で、反対討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口雄一さん。 ◯1番(谷口 雄一) さくら会、谷口です。  議案第6号、木津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、賛成の立場から討論いたします。  まず、放課後児童支援員とは、2015年度より新しく創設された資格であり、現在、2名以上の放課後児童支援員を配置することが義務づけられております。  現状では、保育士、社会福祉士幼稚園教諭小学校教諭などの資格を持っている方、高卒以上で2年以上放課後児童健全育成事業に従事した方などが、改めて都道府県認定資格研修を受講することで、放課後児童支援員の資格を取得できるとされています。  このたびの改正は、厚生労働省関連省令の基準の一部が改正されたことにより条例改正が行われるもので、その資格要件に「5年以上放課後児童健全育成事業に従事した者」等を追加するものです。  従来どおり都道府県認定資格研修を受講することで、放課後児童支援員の資格を取得するというプロセスには何ら変更があるものではありません。  さらに、厚生常任委員会において、行政側の答弁として、資格取得後も本市独自の研修、また毎月の指導員会議と、継続的なフォローが実施されることが確認されました。  よって、改定後も、従来どおり同様に保育の質は低下させずに運営が行われるものと考えます。  特に、本市は、今後も宅地開発等により人口が増加しており、それに比例して児童の数も増加すると見込まれています。  放課後児童支援員による保育の質は低下させない中で、その資格要件が緩和されることにより、幅広く人材を募集することが可能となり、今後も継続的で健全な児童の育成が図られることを期待いたします。  以上の理由から、反対討論にある質の低下を懸念するとの指摘は当たらないと考え、本条例改正案には賛成するものです。議員各位の御賛同をお願いし、討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第6号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第6号、木津川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第8、議案第7号、木津川市都市公園条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第7号、木津川市都市公園条例の一部改正についてを審査いたしました。  質疑・討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第7号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第7号、木津川市都市公園条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第9、議案第8号、木津川市研究開発地区建築条例及び木津川市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。
       (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第8号、木津川市研究開発地区建築条例及び木津川市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。  質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  地元自治会への説明会や意見はとの問いに、兜台6丁目は12回、相楽台2丁目は5回、精華町桜ヶ丘1丁目は3回、地域長・自治会長・自治会役員等を対象に説明会等を実施した。  主な意見としては、クロイ電機跡地について、どのような土地利用がされるのか心配である。また、企業誘致ができる自信はあるのか。住宅と産業施設の調和した学研都市にふさわしい企業を誘致してほしいとの意見があり、反対の意見はなかったとのことでした。  地図で色分けしたわかりやすい資料を提出してほしいとの委員からの資料請求があり、地区計画区域の見直しにかかわる資料が配付されました。その中で、相楽中部消防署木津西出張所が都市計画変更の区域に編入された経過を説明願いたいとの問いに、都市計画審議会では、用途地域と高度地区の見直し、地区計画と特別用途地区による高度地区との建築物の上乗せ規制上、消防署用地の都市計画変更区域への編入が決定された。消防署用地の都市計画変更区域の編入については、当初、消防署用地を変更区域に含めていなかったが、京都府との協議において、都市計画のゾーニングの観点から、消防署用地の第二種住居地域で残すのは好ましくない。変更区域に編入するべきとの指摘を受け、編入したとの回答でありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第8号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第8号、木津川市研究開発地区建築条例及び木津川市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第10、議案第9号、木津川市立学校給食センター条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第9号、木津川市立学校給食センター条例の一部改正についてであります。  内容は、現行では、栄養教諭の職が規定されていなかったので、位置づけを明確にするものであります。  質疑がありました。  配置基準はどうなっているのか。今の状況はという問いに、センターは2,000人以下で1名、2,001人から6,000人で2名、6,001人からでは3名となる。現在5人である。木津学校給食センターに2人、加茂学校給食センターに2人、山城学校給食センターに1人である。  今後はどうなる。仕事や学校の教育とのかかわりはとの問いに、新学校給食センターに3名、加茂学校給食センターに2名の配置。センターごとに受配校が決まるので、その学校に出向くという答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第9号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第9号、木津川市立学校給食センター条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第11、議案第10号、木津川市歴史文化基本構想策定委員会条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第10号、木津川市歴史文化基本構想策定委員会条例の制定についてであります。  内容は、適正に文化財を保存活用するための基本構想を策定するための委員会を置くものであります。  質疑がありました。  条例制定のメリットはという問いに、法律改正により、文化財保存活用地域計画の策定が明記された。歴史文化基本構想の策定後であるが、補助事業として多くのメニューがあるという答弁でした。  次の質疑は、観光振興につなげるにはどうする。市民からの選出方法はどうする。そして、その後はどうなるという問いに、観光振興関係者に委員に入ってもらう。4月の広報で募集します。作文と面接をします。指定の文化財埋蔵や地域の文化財、守れなくなっているお寺、民俗芸能、悉皆調査をしています。基本構想の策定は4年でします。その後、保存活用計画の策定をし、その後の事業となる。4年目に活用計画をつくるという答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第10号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第10号、木津川市歴史文化基本構想策定委員会条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第12、議案第11号、木津川市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第11号、木津川市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正についてを審査いたしました。  質疑・討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第11号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第11号、木津川市水道事業に係る布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第13、議案第12号、平成31年度木津川市一般会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  森岡譲さん。    (予算特別委員長 森岡 譲君登壇) ◯14番(森岡 譲) 平成31年度予算特別委員会委員長森岡でございます。  委員会の報告をいたします。  全員で3月11日から13日にかけてやりました。全員で討議をいたしまして、反対討論・賛成討論があったということを報告しておきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党市議団の宮嶋良造です。  平成31年度木津川市一般会計予算に対する反対討論を行います。  予算には、私たちが要望してきた内容や市民要望を反映したものも多くあります。しかし、問題点も多くあり、予算はそれらを一体的に扱うもので、賛成することはできません。反対いたします。  まず、今の経済状況について、内閣府が景気についての判断を、これまでの足踏み状態から下方への局面変化に引き下げました。これらを踏まえて、直近の世論調査、共同通信社が3月9日・10日に行った世論調査では、「景気回復を実感しているのか」の問いに、「実感している」はわずか10%にすぎず、圧倒的多数の84%が「実感していない」と答えています。また、ことし10月からの消費税10%への引き上げに対して、「賛成」は34%、「反対」は51%と過半数を超えています。こうした国民の思いは、木津川市民も同様であります。新年度予算が、こうした市民の思いに応えるものになっているかが問われました。  これまで市長は、財政危機とか、将来につけを回さないとか、持続可能な事業、健全化、受益者負担などの言葉で市民サービスを削り、市民に我慢を強いてきました。さらに、第3次行財政改革行動計画の具体化の中で、さらに市民への負担をふやそうとしています。
     ごみ有料化を昨年10月から強行しました。有料化による強制で市民に負担を押しつけるのではなく、市民の理解と協力による減量が大事です。これまでの議論でも、ごみの分別の徹底でごみを減らし、資源ごみの再商品化するなどの努力に力を入れてきましたし、入れることであります。燃やすごみから生ごみや紙類を減らす目標も示されています。今からでも、遅くありません。ごみ有料袋は中止すべきであります。  加茂プラネタリウム館、青少年山の家、ふれあい農園、リサイクル研修ステーション、さらに移動図書館などを廃止しました。これらに加え、各種の受益者負担をふやそうとしています。多くの議員が提案しているコミュニティバスの改善にも、持続可能な事業等を理由に、一切、市民の願いに応えていません。  今議会の総務文教常任委員会でコミュニティバス改善の請願の一部が採択され、山城町から祝園駅への延伸ルートが採択されました。ぜひ、次の議会に具体案を提案していただきたいと新市長に求めます。  消費税10%による上下水道料金への消費税10%は、先ほどの世論調査にもあるように、市民の暮らしに悪影響を与えます。中止すべきであります。  次に、地域経済への支えが乏しい予算になっています。消費税10%が消費を冷え込ませ、地域経済にも大きな影響が心配されているときに、その対応が十分に見られません。今必要なのは、住宅リフォーム助成など、地元業者を支え仕事おこしになる地域循環型の施策であります。  市長は、耐震化に特化して、地元業者を活用すれば補助金を上乗せするサポート補助金をつくったと答弁されてきましたが、この補助制度は、ことし3月末で打ち切られます。これでは、地域循環型の経済になりません。地元をうるおす波及効果は生まれません。  これらを具体化しない一方で、大型開発や大企業優遇には熱心です。平成30年度北陸新幹線南部ルート建設促進同盟会で、北陸新幹線建設の問題点を検証しないまま建設促進を求めていこうとしています。しかも、この同盟会は、まだ発足していないにもかかわらず、新年度予算でも同盟会の負担金を計上しています。  次に、新規採用職員の自衛隊での研修も問題です。私たちは、自衛隊の災害救助での奮闘を否定するものではありません。感謝しています。同時に、軍事組織である自衛隊での研修・訓練は、上意下達の訓練にならざるを得ず、自主性が重んじられなければならない研修には相入れません。中止すべきです。  次に、公立保育園の廃止と民営化です。私たちは、公的保育を充実させることで、民間保育の充実が図られると考えます。安上がりの保育を追求する余り、保育の質が下がることはあってはなりません。  待機児童の問題も深刻です。市長は、市全体で全員を受け入れられるとして、思い切った解決策をとろうとしていません。ぜひ、保護者の思いをしっかり受けとめて、待機児童が出ない取り組みを求めます。  城山台での幼児・児童の急増にも、城山台小学校の教室増設という最低限の対応で乗り切ろうとするだけで、子供たちが伸び伸び育ち健やかに成長を図る視点が見られません。  次に、山城人権ネットワーク推進協議会負担金や部落解放の名称は運動団体が使ってきた名称で、その名称を使う部落解放・人権政策確立要求木津川市実行委員会の補助金も、行政の公平性・自主性・中立性の観点から問題で、支出すべきではありません。  ほかにも問題点はありますが、以上が反対の主な理由です。市民に我慢を押しつけるのではなく、市民の暮らしを支えることこそ大事だと申し上げて、反対討論とします。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) さくら会、森本隆です。  さくら会を代表して、議案第12号、平成31年度木津川市一般会計予算について、賛成討論を行います。  平成31年度予算は、市長、市議会議員の任期がことし4月25日であり、骨格予算での編成となっています。その中でも、東に中央線を初めとする交通ネットワーク整備や新学校給食センターの建設の予算など、次世代を担う子供たちの健やかな成長のために重点的な予算編成が行われています。  特に、宅地開発により児童数が急増している城山台地域で城山台小学校の校舎や城山台児童クラブの教室を増設するための予算も計上されており、安心して子育てができる環境に配慮されています。  また、行財政改革については、公共施設等総合管理計画に基づいた取り組みも進めており、これまで推進してきた歩みをとめることなく、健全財政のもとで子や孫に引き継ぐための予算となっています。  平成31年度予算総額283億円、財源の内訳は、地方交付税補助金59億円、地方債15億円、基金繰り入れ等18億円、一般財源が191億円です。一般財源ベースでは、予算額191億円については、学校給食センター、エアコン設置の教育費が前年度比3.5億円増、借金返済である公債費1億円増を計上した上で、トータルで平成30年度比2.94億円の増加、対前年比プラス1.6%となっており、実質対前年比1.5億円削減と、効率的な市政運営と、職員の方々の縮減の取り組みも高く評価するところです。  我々議員も、昨年12月議会で議員定数の条例改正をしたことにより、議員定数を2人削減しました。このことにより、年間1,100万円の経費縮減に貢献しております。  そういった中で、平成31年度予算の執行に際しては、次の2点の内容を要望いたします。  1つ目は、先週実施された予算特別委員会の3日間、20時間を超える全議員による質問・審議に出てきた課題についての対応です。特に、具体的な案件ごとに、より一層の経費削減に取り組まれることを要望いたします。  2つ目は、働き方改革による対応です。ことし4月1日には、数十年ぶりの労働法制の見直しが実施されます。私の一般質問でも明らかになりましたように、中学校の先生の教員の方は、年間平均730時間の超過勤務、小学校は平均540時間の超過勤務の実態があります。また、職員の方は年々削減され、年間平均100時間程度の実態です。国が進めるワーク・ライフ・バランスの観点からも、AI・ICT等、またフレックス制度等を活用して、従来のやり方を変えて新しいやり方にチャレンジしていただき、市民サービス向上と超過勤務削減の相反する課題について取り組んでいただき、労働生産性向上を図っていただきたいと思います。  以上の理由から、議案第12号、平成31年度木津川市一般会計予算について賛成します。議員各位の御賛同をお願いし、討論を終わります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 共産党議員団の西山です。  予算に対し反対討論を行います。  細かな部分は、議員団の宮嶋議員のほうから指摘がありました。評価すべき点は評価すべきでありますが、それ以外にも、やはり考え直していただかないといけない予算の組み方があらわれております。  ただいま賛成討論をされましたが、委員会の中で出ておりました小谷児童館の話がなくなったのは、それは現場を見ていなかったということがあったのでしょうか。  評価されておるという新学校給食センターですが、これは山城の学校給食センター、地元の方に愛される、そのセンターを潰した上での新学校給食センターということの実態を見るべきであります。  また、新しいセンターでは、アレルギー対応など、はっきりしていない部分も多々あります。  また、人口急増の城山台小学校、そして児童クラブに対して建設予算を組んでいる、これが安心して育てられると言うには、少し疑問が残ります。  まちづくりの中心的な課題として、急増するものに対応する、それはある意味、場当たり的な対応ではないでしょうか。  本当の意味で、安心して子供たちが育てられる、そして安心して暮らせるというところでは、まちづくりに対しての懸念があります。  この子供たちが一番、多分6年後には、全国的でも最大規模の学校になり得る可能性があります。その城山台の中に中学校をつくらず、JR、そして国道を通り越して中学校へ通学しないといけない、その実態が解消はされません。  また、健全財政とは、本当に意味があるものでしょうか。市民を泣かしてつくるものではありません。職員の取り組みを評価するなら、2%カットをやめるべきです。職員のもっともっとやる気を引き出すべきです。  また、予算の中でいろいろ出てまいりました地域による格差、これが解消されていません。  何年か前にも、学校関係の中で一番あってはならないひいきや差別があることを厳しく批判した、それが今回も明らかになっています。  今、いろんな面で、子供たち、あるいは働く人たちが格差の中でつらい思いで過ごしています。そういったところへの施策をもっと細やかに行われるべきです。  より一層の経費削減とおっしゃいましたが、本来、そういう意味での質疑ばかりではなかったはずです。予算に対して、かけるべきところはかける、そのことを目的としています。  大きな意味での予算をつくる場合での考え方、それに対しての賛成討論のことに対しては、同意できるものではありません。  新年度、新しい議員と新しい市長に対して、しっかりと市民のための施策、きめ細やかな施策が行われるように願って、反対討論とさせていただきます。議員の御賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第12号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第12号、平成31年度木津川市一般会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第14、議案第13号、平成31年度木津川市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第13号の審査の報告をします。  来年度、国保会計は、予算規模71億4,292万円、国保税の引き上げはありません。  質疑がありました。  税の値上げがないことについては評価する。税や法定外繰り入れの今後の予想は。また、年度末基金残高の予想はとの問いに、府の国保料率が上がったのは、医療費がふえたためで、ことしもそうであったように、毎年、税額の検討をしていくことになる。法定外繰り入れは、抑制せざるを得ない。府一元化の評価は、これから。年度末基金残高は3億9,000万円を予想しているとの答弁でした。  人間ドック利用者数はとの問いに、ことしは1,700人の予想に1,786人の実績。それゆえ、来年度は1,800人を見込んでいるとの答弁です。  特定健診はどうかとの問いに、ことしは3,003人の実績だったので、来年度3,200人と見込んでいるとの答弁でした。  被保険者数も世帯数も減少している。その理由はとの問いに、後期高齢者医療へ移った方がふえたこと、並びにパートの方が社会保険などに移ったことによるとの答弁でした。  保険税額がふえているがとの問いに対し、1人当たりの課税基準所得が上がったことによるとの答弁でした。  以上で質疑が終わり、討論はなく、全員賛成で可決されました。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第13号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第13号、平成31年度木津川市国民健康保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第15、議案第14号、平成31年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第14号の審査を報告します。  来年度、後期高齢者医療特別会計の予算規模は8億7,031万円であります。  質疑がありました。  この制度には、本来反対である。その上で、今回、9割減免の方、8.5割減免の方々の対象者数はとの問いに、昨年7月段階で、つまり今年度のスタート段階で、9割が1,280人、8.5割減免が1,126人、5割減免が661人、2割減免が817人との答弁です。  ことし10月に9割減免並びに8.5割減免の方々が7割減免に戻る。今後どうなっていくのかとの問いに、京都府広域連合でも議論されている課題だと、引き続き府・国の支援を求めていくという答弁でした。  人間ドック実施は続けられるのかとの問いに、平成32年をもって国の支援が廃止される。京都府広域連合は、対処策を検討中である。  木津川市独自の支援には、国のペナルティーが心配だとの問いには、ドックは市の事業である。国の支援の継続を求めていくという答弁でした。  反対討論があった後、採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  森岡譲さん。 ◯14番(森岡 譲) 議案第14号、平成31年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算について、反対する討論を行います。  これまで、この医療保険制度に反対する国民の不満をかわすために、保険料の特別軽減が行われてきました。それが見直され、段階的に廃止されました。木津川市では、9割減免、実質1,280人プラス195人で1,475人、8.5割減免、実質1,126人プラス143人で1,269人、5割減免661人、2割減免812人、特に9割、8.5割減免がなくなり、10月から2倍の負担になります。また、消費税が10月から10%になり、負担はますますふえます。  もともと、被用者保険の扶養家族であったものは保険料は納めなくてもよかったのが、後期高齢者医療制度が発足したことで、75歳以上の方々は全て保険料を納める対象になりました。そのことへの批判が全国で高まり、特例の軽減が盛り込まれました。
     しかし、後期高齢者医療制度が定着したことと高齢者の増加し続けることを理由に、保険料の特例軽減が段階的に廃止されました。このことで、多くの被保険者の保険料が一気にふえました。  こうしたやり方は、間違っております。2年ごとに保険料が値上げされ、75歳という年齢で差別する医療制度は廃止しかありません。  このことを理由に、平成31年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算について反対をいたします。  以上でございます。反対討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  長岡一夫さん。 ◯4番(長岡 一夫) 議案第14号、平成31年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成討論を行います。  まず、保険者は、府内の市町村で組織する京都府後期高齢者医療広域連合であります。その運営に必要な費用負担は、国・府・市町村が5割、現役世代の各医療保険者が4割の負担をしております。残り1割を被保険者からの保険料で賄われております。  また、軽減割合の改正となりますが、低所得者の方には、軽減措置適用の基準額が拡大されるなど、一定の負担軽減措置は継続されております。木津川市においても、広域連合と連携しながら医療保険の責任を果たし、健康増進事業の促進、医療費に関する周知に努めるなどの方針に基づいた予算であることから、この議案には賛成いたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第14号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第14号、平成31年度木津川市後期高齢者医療特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから、11時まで休憩といたします。    午前10時44分 休憩    午前11時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま11時、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第16、議案第15号、平成31年度木津川市介護保険特別会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第15号の審査の報告をします。少し長くなります。  予算規模は49億6,837万円、保険料の引き上げはありません。  質疑がありました。  認知症カフェ99万円を委託するの説明をとの問いに、認知症カフェは、現在、直営で3カ所、事業者委託6カ所行っている。この事業者の委託費であるという説明でした。  新総合事業になって給付費の変化はとの問いに、給付費は利用者がふえたため増加している。さらに、きめ細やかなサービスに努めていくとの答弁です。  認定申請にチェックリストを導入したことによる変化はとの問いに、平成29年度75人、平成30年度15人、利用者負担で15人との答弁です。  利用者負担で1割から3割負担者数はとの問いに、昨年の8月段階で、1割負担2,757人、2割負担192人、3割負担102人だが、利用実態は不明であるとの説明でした。  保険料は高いと言われている。他市との比較はどうかとの問いに、府内で木津川市は低いほうから6番目で、全国平均は5,869円で、市は随分と低いという説明です。あわせて、市発足時4,500円が、その後、4,900円になり、現在は5,300円の月額です。  住宅改修の実態はとの問いがありました。限度額20万円で、利用件数はふえたり減ったりしている。今年度は、月平均9件の利用という説明でした。  加茂の地域包括支援センターの受託者が辞退した理由はとの問いに、4圏域の事業者とも全て赤字、今回、委託料をふやした。赤字の大きな要因は、相談件数の増加である。これも、被保険者数の増加が原因。状況を見て、来年度の委託料は検討していくとの答弁でした。  認定審査の状況はとの問いに、申請から2週間から30日以内に結果を出している。利用は、申請時にさかのぼって適用という説明でした。  質疑終了後、反対討論お一人、賛成討論お一人あり、採決の結果、賛成多数で議案は可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  森岡譲さん。 ◯14番(森岡 譲) 共産党議員団の森岡でございます。  議案第15号、平成31年度木津川市介護保険特別会計予算について、反対する討論を行います。  2014年の介護保険法の改定で、要支援1・2と認定された人の訪問介護・通所介護が介護保険の給付から外されました。要支援者には、保険給付にかわって木津川市から代替サービスが提供されますが、新総合事業、介護予防・日常生活支援総合事業の予算には上限がつけられ、木津川市には大幅な給付費の抑制を求められます。  具体的に言いますと、厚生労働省は、新総合事業のガイドラインで、利用者を報酬単価の低い無資格者のサービスに誘導する。新規の申請者は簡単なアンケート、基本チェックリストで状態を判断し、要介護認定はなるべく省略する。利用者に自立に向けた目標を持たせ、介護サービスの卒業を目指すなどの手法を使い、給付の効率化を目指すよう、各自治体、木津川市に求めております。  次に、要支援者や軽度者からの介護の取り上げを強行する一方、政府は利用者へ負担増を強行しております。  2015年8月から、所得160万円以上、単身で年金収入280万円以上の人の利用料が1割負担から2割負担へと引き上げられました。さらに、2018年8月から、年金収入340万円以上の人の利用料は3割負担に引き上げられました。  2割負担の対象には、高所得とは到底言えない人が多数含まれております。介護と医療の両方で自己負担を強いられている人、施設に入所し食費・居住費の負担をしている人などには、極めて過酷な負担増となっております。  2割・3割負担に該当するかどうかは、前年所得によって判定され、昨年は働いて収入があったが、今は要介護で無収入というケースに対応した救済策はなく、低所得の人が負担増に苦しむケースも発生します。  以上の理由から、平成31年度木津川市介護保険特別会計予算について反対をいたします。  以上、反対討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  高岡伸行さん。 ◯3番(高岡 伸行) さくら会、高岡です。  議案第15号、平成31年度木津川市介護保険特別会計予算について、会派を代表し賛成討論をいたします。  介護保険制度は、創設以来18年が経過し、65歳以上の第1号被保険者数が1.6倍、サービス利用者数は約3.2倍に増加しております。また、要介護・要支援認定者数も、平成29年12月と1年後の平成30年12月とでは、8.3%の増加となっています。  今後は、75歳以上の高齢者の占める割合はますます増加し、社会全体で高齢者を支え合う仕組みづくりが必要となっております。  そのような厳しい状況のもと、平成31年度木津川市介護保険特別会計は、前年度比4.3%増加の49億6,837万1,000円となっており、地域包括支援センターの運営委託など、市内の高齢者が安心して暮らせるよう、適正な予算が組まれています。  また、重要課題の一つでもあります認知症対策は、高齢化社会の重要課題の一つでもあり、平成31年度予算では、これまでに引き続き認知症対応型カフェ事業、認知症初期集中支援事業等に取り組まれるとともに、地域包括支援センターへの認知症地域支援推進員の配置も行われております。  今後も、高齢者人口の増加や介護給付費の増加が予想されますが、共助としての介護保険を中心に捉えつつ、住みなれた地域で高齢者が健康で生きがいを持って心豊かに安心して暮らし続けられるよう、介護保険制度の適正・円滑な推進を図られることを願い、賛成討論といたします。  以上です。議員の皆さんの賛同をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第15号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第15号、平成31年度木津川市介護保険特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第17、議案第16号、平成31年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算についてから日程第20、議案第19号、平成31年度旧当尾村財産区特別会計予算についてまでの議案4件を一括議題といたします。  議案4件について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第16号、平成31年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算についてであります。  歳入歳出予算総額は、1,750万円であります。  一括質疑として、地域要望はほかにもあるかという問いに、この内容については、許可申請があり、決定されたものであるということでありました。  全員賛成で可決されました。  議案第17号、平成31年度旧加茂町財産区特別会計予算についてであります。  歳入歳出予算総額は、285万円であります。  全員賛成で可決されました。  議案第18号、平成31年度旧瓶原村財産区特別会計予算については、歳入歳出予算総額は835万円であります。  全員賛成で可決されました。  議案第19号、平成31年度旧当尾村財産区特別会計予算については、歳入歳出予算総額は215万円であります。  全員賛成で可決されました。  以上、報告です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各議案ごとに討論・採決を行います。  まず、議案第16号、平成31年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第16号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第16号、平成31年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第17号、平成31年度旧加茂町財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第17号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
       (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第17号、平成31年度旧加茂町財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第18号、平成31年度旧瓶原村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第18号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第18号、平成31年度旧瓶原村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第19号、平成31年度旧当尾村財産区特別会計予算について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第19号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第19号、平成31年度旧当尾村財産区特別会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第21、議案第20号、平成31年度木津川市公共下水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第20号、平成31年度木津川市公共下水道事業会計予算についてを審査いたしました。  たくさん質疑がありましたので、主なものを報告します。  補償費6,478万6,000円の内容はとの問いに、公共下水道工事にかかわる上水道の移設補償金として支払うもので、仮設工事から本設工事で、山城地区で2件で5,925万円、木津地域で仮設・本設工事で553万円とのことでありました。  また、下水の整備状況の方向性について説明願いたいとの問いには、木津川市において汚水処理施設の整備については、京都府水洗化総合計画に基づき、平成32年度に完成を目指しているが、今現在の公共下水道工事の進捗状況は、普及率において、平成29年度末で92.3%、平成30年度末で92.8%、また平成31年度末で93.3%の見込みであり、これに合併処理浄化槽での処理分を含めても、平成29年度末で98.1%ということで、まだ完成までには時間がかかるという状況で、公共下水道の進捗においては、残り地域も限られており、平成35年度面整備工事をもってほぼ完了できる予定となっているとのことでした。  また、流域下水道負担金の内訳について説明願いたいとの問いには、木津川上流流域下水道木津川上流浄化センター及び洛南浄化センターへの建設負担金として支出しており、木津川上流流域は処理施設の屋根工事として5,262万円、洛南浄化センターでは、中継ポンプ場の整備工事費として3,220万円を負担しているとの回答でありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第20号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第20号、平成31年度木津川市公共下水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第22、議案第21号、平成31年度木津川市水道事業会計予算についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第21号、平成31年度木津川市水道事業会計予算についてを審査いたしました。  質疑がありましたので、主な報告をします。  職員の配置について説明をお願いしたい。また、加入金は前年度507件であったが、一定落ちついてきているのかとの問いに、当初予算の中では、現状と同じ職員数25人で積算をしている。ただし、水道ビジョンの改訂が本年3月で終了する見込みであることから、工務課の計画係を廃止し、水道法の改正により、給水装置の制度変更、料金審議会、また広域化への対応として、水道業務課に2名を増員させる方向で考えている。加入金については、城山台と梅美台7丁目で、宅地開発をされている現状から、当初予算では低目の設定としているが、まだまだ伸びる要素を見込んでいるとのことでありました。  また、企業の水量に関する質疑については、平成30年4月から木津川台の法人が本稼働になるということで、年間4万1,000トンの需要を見込んでいたが、実際にはほとんど使用されていなかった。また、州見台の法人については、平成29年度は好調な売り上げではあったが、機械の冷却を空冷に変更されたことから、年間6,000トンほど需要が減るということでありました。配水量については、前年度は849万トンを想定していたが、今年度は9万トン減らして840トンと厳しく査定をしているとのことでありました。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第21号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第21号、平成31年度木津川市水道事業会計予算については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第23、議案第22号、平成30年度木津川市一般会計補正予算第5号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  伊藤紀味枝さん。    (補正予算特別委員長 伊藤 紀味枝君登壇) ◯11番(伊藤 紀味枝) 補正予算特別委員会委員長の伊藤紀味枝です。  平成30年度木津川市一般会計補正予算第5号についての審査の報告をします。  多くの質疑がありましたので、主なものを報告します。  地域農業担い手支援事業の169万円増加の内容は。また、申請は木津だけか。来年度の予定はとの問いに、ネギ生産拡大のための補助の計上であり、農地を年度途中でふやされたためである。申請は1件であった。来年度は、ネギの保冷庫、洗浄機を予定しているとの答弁でした。  次に、自治振興事業費の118万円減額の内容はとの問いに、城山台自治会が発足したと聞いていたが、今年度できなかったので、減額した。来年度、2カ所発足されるとの答弁でした。  次に、保育所ICT化推進事業224万円の内容はとの問いに、ICT化を民間保育園に導入で、4園は導入済みで、残り3園分であるとの答弁でした。  次に、保育所事故防止事業151万円と遊具からの落下防止事業198万円の内容は。また、事故が起きているのかとの問いに、寝返り時の窒息死の事故防止と遊具から落下時のクッションを敷くなどである。全国的に多い事故に対する補助であるとの答弁でした。  次に、債務負担行為の樋門撤去事業の4,119万円の減額の内容はとの問いに、樋門撤去のために仮設道路が必要であり、木津川の中に設置する計画であるが、設置に当たり国の占用許可が必要であり、その協議が整っていないため、工事着手に至っていない。山からの排水を木津川に流す必要があり、排水管について、河川管理者としては1カ所しか許可できないが、地元要望は2カ所設置してほしいということであったため、府と国が協議しているところである。市も一緒に協議に参加し、課題を共有している。それぞれの立場があり、折り合いが難しく協議が長引いているとの答弁でした。  次に、小川内水対策事業の減額内容は。また、国の他事業に含まれているとは何かとの問いに、昨年度は府の事業ではできなかった業務部分を市で計上したが、今年度になって国が検討している事業と内容が重なっている部分があることがわかったため、減額する。木津川が破堤したときに、3日以上滞水する場所があり、その木津川の外水を速やかに川に戻す方法を検討する業務が、内水対策の検討と内容が同じであったためである。その業務の打ち合わせに市も参加している。結果が出るのは、4月以降になるとの答弁でした。  次に、東中央線の整備状況はとの問いに、国道163号との接続は、平面交差でT字路になる。3メートルの高さまで国道163号を上げていく工事を府で公告している。JR跨線橋については、現在、橋がかかっており、柵と舗装が残っている。柵は、業者が決まり準備中と聞いている。鹿背山の取りつけ道路は、業者が決まっている。東中央線は、平成31年度末供用を目指して進めているとの答弁でした。  反対討論があり、年度が終わるのに、皆増・皆減が目立つ。もっと早く補正すべきである。改善を求めて反対するとのことでした。  賛成多数で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  酒井弘一さん。 ◯20番(酒井 弘一) 日本共産党木津川市議員団の酒井弘一です。  反対討論を行います。  年度末のこの時期における補正予算第5号については、いろんな事情でやむを得ない内容等々があります。その関係で、これまで補正予算に反対するということは余りありませんでしたが、今回は、まあいいかでは済まされない内容が幾つかありました。  加茂町の旧大野樋門撤去予算4,119万円が2年連続の皆減であります。こういう事態は、やはり放置することはできないと思います。  委員長報告にもありました小川内水排除の設計費1,228万円の皆減、一方、私立保育園のICT化推進224万円の皆増など、年度末でこの時期にやるべきではない事例がたくさんありました。  国の予算づけが遅いとか、国・府との折衝が難航しているとの事情はあるにしても、この時期の遅過ぎる補正だと言わざるを得ません。  また、市民からの福祉目的の寄附が、この12年間、全く使われていない、動かされていない地域福祉基金に今回も積み上げられたことは、市民の寄附の目的や、その善意が生かされない措置だと言わなければなりません。  保育園の保育士と放課後児童クラブの指導員が予算に見合う確保ができていません。一方では、保育や放課後児童クラブの待機を生んでいる事態があり、木津川市の取り組みが不十分だと言わなければなりません。  河井市長の最後の補正予算がこんなことでいいのかという指摘と批判も込めて、反対をしたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  長岡一夫さん。 ◯4番(長岡 一夫) 議案第22号、平成30年度木津川市一般会計補正予算第5号について、賛成討論をいたします。  今回の補正予算は、市民にとって大事な予算が計上されております。その中においても、市立小学校及び幼稚園空調設備整備事業に対する国庫補助金1億9,057万4,000円の内定を受け、8億2,139万7,000円の設計・施工費の一括支払い分を支出する予算が計上されております。また、国庫補助金の財政を確保できたことは、高く評価するものです。引き続き、有利な財源の確保のために努力していただきたいと思います。  また、財産収入として土地の売払収入が計上されております。議会でも指摘しているとおり、市有地財産については、市民の貴重な財産であり、未使用の土地については、売却を含め利活用に今後も積極的に進めていただきたい。  以上の理由から、反対する理由もなく、平成30年度木津川市一般会計補正予算第5号については、賛成をいたすものでございます。  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
    ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第22号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第22号、平成30年度木津川市一般会計補正予算第5号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第24、議案第23号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第3号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第23号の審査を報告します。  予算に1,287万円を追加し、総額を72億7,039万円にするものです。  質疑・討論ともなく、全員賛成で可決いたしました。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第23号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第23号、平成30年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第3号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第25、議案第24号、平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第24号の審査を報告します。  後期高齢者医療特別会計予算に1,994万円を追加し、総額を8億6,900万円にするものです。  質疑・討論ともになく、全員賛成で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第24号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第24号、平成30年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第26、議案第25号、平成30年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第25号の審査を報告します。  介護保険特別会計予算に総額の変化はなく、費目間で502万円の調整を行う内容です。  質疑・討論ともになく、全員賛成で可決いたしました。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第25号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第25号、平成30年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第27、議案第26号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号についてから日程第30、議案第29号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第1号についてまでの議案4件を一括議題といたします。  議案4件について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第26号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、予算総額から31万3,000円を減額し、歳入歳出予算総額を4,628万7,000円とするものであります。  一括質疑として、市の補助金で減額されている内容はという問いに、山田区は床の張りかえで61万円、市の補助金は30万円、奥畑区の倉庫の補助金は14万円であるという答弁でした。  全員賛成で可決されました。  議案第27号、平成30年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号についてであります。  補正の款・項の区分による補正であり、総額は変わりがありません。  全員賛成で可決されました。  議案第28号、平成30年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第3号については、15万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ661万8,000円とするものであります。  全員賛成で可決されました。  議案第29号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第1号については、52万円を減額し、歳入歳出それぞれ503万円とするものであります。  全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。  4件一括して行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各議案ごとに、討論・採決を行います。  まず、議案第26号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第26号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第26号、平成30年度旧北村旧兎並村旧里村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第27号、平成30年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第27号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第27号、平成30年度旧加茂町財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第28号、平成30年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第3号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第28号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
       (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第28号、平成30年度旧瓶原村財産区特別会計補正予算第3号については、委員長の報告のとおり可決されました。  次に、議案第29号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第1号について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第29号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第29号、平成30年度旧当尾村財産区特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第31、議案第30号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第3号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第30号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第3号についてを審査いたしました。  質疑がありましたので、報告いたします。  URからの負担については、これで終わりなのか。今後、また発生する見込みなのかとの問いに対して、城山台での建設中のマンホールポンプ設置工事に関連して、既に都市再生機構より引き受けをしているが、マンホールの中に付随する中間スラブを更新する必要が生じたために、当該費用分を都市再生機構から寄附金として受け入れ、財政調整基金に積み立てるもの。この原因については、URと協議する中で、URのほうで負担していただくということで協議が整ったとの回答でありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第30号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第30号、平成30年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第3号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第32、議案第31号、平成30年度木津川市水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第31号、平成30年度木津川市水道事業会計補正予算第2号についてを審査いたしました。  質疑がありました。  当初では、多少受水費を高く見込んでいたが、減額の理由は、奈良市からの受水量の減少によるものかとの問いに、奈良市からの受水については、1日当たり120トンで予算を組んでいるが、実際には1日90トンから100トンの受水量で賄えているので、奈良水については、今回の補正で200万円を減額している。また、府営水については、920万円の減額である。平成31年度当初では人口がふえていることから、夏場の水需要に備えて、夏場のみ奈良水を240トンまで受水量を引き上げることで計画をしているとの回答でありました。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第31号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第31号、平成30年度木津川市水道事業会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第33、議案第32号、第2次木津川市総合計画の策定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第32号、第2次木津川市総合計画の策定についてであります。  多くの質疑がありましたが、要約して報告をいたします。  今回の将来像は、「子どもの笑顔が未来に続く 幸せ実感都市 木津川」であり、評価はします。キーポイントの考え方はという問いに、人口が減少する傾向になっても、子供が本市に住んでもらい、戻ってきてもらい、育ててもらった親を大切にする。そういうサイクルで、未来の木津川市を持続させるものでありますという答弁でした。  人口推計について、8万人と8万1,200人の違いは。また、広報の仕方はという問いに、10年間の計画で、2028年は8万人と定めた。もう一つの人口は、まち・ひと・しごと創生総合戦略での人口であるという答弁でした。広報としては、6月と7月に広報でお知らせしますという答弁でした。  将来都市構造では、山城地域の棚倉駅付近は10年前と同じである。商業施設が明記されていないという問いに、活性化は考えている。奈良線の複線化、商業の活性化、バス利用の促進等、にぎわいのあるまちづくりを進めていきたいという答弁でした。  防災・減災の災害対策について、内水の排水対策と同様に、天井川の決壊についても強調してほしいという問いに、市民の命を守ることは大切であり、委員会としては議論されたという答弁でした。  10年前と変わったところはどこか。教育環境については、児童の増加する、減少するところの開きの明記が必要ではないか。特別支援、防犯対策等、具体的に書くべきであるという問いに、第1次総合計画は合併による計画であり、今後の10年は持続可能なまちづくりである。各種の計画で示していきますという答弁でした。  第3次行財政改革の見直しがあるが、国保では国保税の適正な負担、介護は持続可能な介護保険制度の構築と明記されている。市民の負担になるのではないかという問いに、財政状況を踏まえながら行財政改革を進めていくという答弁でした。  学研開発について、UR撤退後の東地区の土地利用の検討とある。市が事業者に便宜を図るのかという問いに、クラスター活用が見込まれる。土地利用活用計画に基づく。支援することになれば、示していく。東地区地権者の集まりには協力していくという答弁でした。  北陸新幹線、リニア新幹線の市の負担は。リニアの早期整備とはという問いに、市の負担はない。奈良市付近を通る可能性は高い。誘致については、働きかけたいという答弁でした。  京阪奈新線が高の原に来る場合、市の負担はという問いに、今はわからない部分であるという答弁でした。  文言の修正をしてはということがありました。「まちをたくましくスマートに育て」の言い切りは、「育てるように」とか「育てるために」はどうかという問いでした。検討するという答弁でした。  観光について、今回のレクリエーション拠点の明記についてはどうか。また、観光交流とはという問いに、平成28年3月の都市マスタープランで変更している。観光レクリエーション拠点としている。市民に愛着を持っていただく。経済の向上、文化財との連携等を交流としたという答弁でした。  公共交通の成果指数について、26万人から30万人とあるが、達成で収支比率50%に近づくかとの問いに、利用者を促進して収支率を上げたいとの答弁でした。  人件費について、2019年、人件費が8億円と大きく伸びているが、10%の伸びはとの問いに、2020年度、会計年度任用職員がふえるためである。物件費が人件費に変わる。会計年度任用職員については、3億円見込んでいる。2020年度、2億円の削減になるという答弁でした。  将来像に「文化が」という言葉がないという問いに、審議会等、みんなで議論し、まとめた結果であるという答弁でした。  職員の育成についてはという問いに、努力と企画力が大事であり、スキルアップしていきたいという答弁でした。  討論がありました。  反対討論は、文章は美しい言葉で書かれている。第3次行財政改革行動計画等で進められていく中で、適正な負担、持続可能などは、市民に負担を強いていく。京阪奈新線には負担となる。福祉の視点が大事である。待機児童を出さない学校の施設改善など、子供が健やかに学べる条件が大事である。盛り込むことを求めるという反対討論。  賛成討論もありました。今後10年間を見据えた計画であり、この10年間にできなかったことも含め、期待する。財政的には、基金が10年後半額になるが、持続可能なまちづくりの中で進めてほしいという賛成討論でした。  賛成多数で可決いたしました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今、委員長のほうから御説明いただきましたところで、公共交通、特にコミュニティバスのところ、数値をおっしゃっていただきまして、26万人から30万人へ利用者数を上げていきたい。その上で、収支も50%に持っていきたいという議論が行われた。上げたいというところが御説明がありましたが、どのようにして具体的にその数値を上げたいと、そのような議論は行われませんでしたか。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そうですね、この問いについては、50%どうですかという話の中で、答弁として、具体的にそういう議論はありませんでした。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党木津川市議団の宮嶋良造です。  第2次木津川市総合計画の策定について、反対する討論を行います。  総合計画案は、美しい言葉、積極的な言葉で書かれておりますが、実際に進めるのは、第3次行財政改革行動計画など具体的な計画や方針が優先します。特に、第3次行財政改革行動計画は、市民の適切な負担、持続可能な制度、経営の健全化などで示されている内容は、市民に負担を押しつけ、我慢を強いるものです。国保税の値上げや介護保険の負担をふやすことは、やめるべきです。  次に、北陸新幹線の延伸やリニア新幹線の早期建設を求めることや、京阪奈新線を高の原まで延ばそうというのは、大いに問題があります。  登美ヶ丘まで新線をつくったときに、生駒市の負担額は、京阪奈新線整備事業費補助金に約20億円、奈良生駒高速鉄道株式会社に対する出資金が約15億円です。これに対して、木津川市は誘致には熱心ですが、実際の費用負担は計算していないということですから、市民には我慢を強いておきながら、大型開発には熱心という逆立ちした市政になっています。  また、京阪奈新線の建設根拠となった奈良から難波間の混雑が大幅に減っていて、新線を建設する必要がなくなっています。一度つくった計画にしがみつく間違った市政であります。  次に、「子どもの笑顔」を言うなら、まず保育料の値上げはしない、待機児童は出さない、小・中学校の施設整備の改善を進める、学校のバリアフリー化や洋式トイレを大幅にふやすことが必要ですし、城山台小学校の42クラスなどという超マンモス校は絶対にやめるべきです。  以上、第2次木津川市総合計画の策定に対する反対討論とします。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  倉克伊さん。 ◯19番(倉 克伊) さくら会の倉でございます。  それでは、議案第32号、第2次木津川市総合計画の策定について、賛成の立場から討論を行います。
     今回提案のあった第2次木津川市総合計画は、学識者や各種団体の代表、公募市民3名を含む合計15名で構成する審議会を設置し、約2年間にわたり慎重な審議を進められてこられました。  また、市政に対する調査、将来を担う中学生を対象としたアンケートなども実施されるなど、市・市民・学識者が一体となって作成され、さらにはパブリックコメント等による市民の御意見も踏まえた計画であり、まさしく基本方針である「市民とともに進めます」を実践された計画であります。  そして、今回提案された総合計画の将来像は、これからの将来に向け、まちに子供の笑顔があふれ、誰もが住み続けたいと、幸せを実感できるまちをイメージとする「子どもの笑顔が未来に続く 幸せ実感都市 木津川」とされています。  計画の中には、この将来像の実現に向け、幸せを実感できるまちづくりを進めるための施策が取り上げられており、これからの10年間のまちづくりに期待をするものであります。  一方、財政面では、将来に向け高齢化が進む中、医療費や健康対策費など、今後も増加することが予想され、普通交付税合併算定替特例措置も平成32年度で終了するなど、財政状況は以前にも増して厳しい状況となります。  市は、基金をため込んでいるという御意見もございますが、計画によると、市の基金残高は、2019年の105億9,700万円から10年後の2028年には約半分の52億9,000万円となる見込みであります。  市政運営を行う上で、財政調整基金、その他特定目的基金は、将来にわたり安定的な財政、市政運営を行うため大変重要であるとともに、限られた財源の中で行財政改革や公共施設等総合管理計画に基づく取り組みを進めていくことが必要不可欠であります。  本計画にありますが、将来の人口減少も見据え、行政サービスの促進と健全な行財政運営の両立を図ることが重要となります。将来の木津川市を担う子や孫の未来につなぐため、また持続可能なまちづくりを進めるため、健全な市政運営を目指していただきたいと考えます。  最後に、第1次総合計画で実施できなかった施策も、今後10年間で実現するという期待も含め、議案第32号、第2次木津川市総合計画の策定については、賛成する立場での討論といたします。  議員の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  九社前聿朗さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 無所属無会派の九社前です。  第2次木津川市総合計画の策定について、反対の討論をいたします。  市が有する自然・文化・人・産業などの資産を生かし、時代の変化を見据え、今後10年間のまちづくりを目的とし、具体化するための方針、取り組み施策や事業の基本方針を示すためとあります。  私は特に、基本方針1、政策分野1の子育て支援、児童虐待防止、政策分野2.教育環境、子どもの健全育成、また基本方針4、政策分野8.観光振興、文化の保全・活用等に注視し、時代の変化を見据えていないと判断いたしました。  子育て支援と言いながら、第1次では、待機児童が解消していない。また、第2次総合計画では、民設民営方式の推進で、公立保育所を計画的に廃止することを進めている。  児童虐待の防止と言いながら、専門性を強化するため、すぐに子ども家庭総合支援拠点の設置を検討すると言っておりますが、そのような検討する時間はありません。所管課が明示されているが、全て身内企画の集まりである。専門性の高い児童相談所には、医師、警察官、教員、臨床心理士等が配置されております。機関にすぐ連絡するためには、電話番号189、「いち早く」という意味だそうです。関係機関として、児童相談所を記載すべきです。  教育環境について、児童・生徒が急激に急増することは、データが既に2年前にあったにもかかわらず、第2次総合計画に記載がない。なぜ、対応できなかったのか。日本一のマンモス校が想定されますが、子供の笑顔が未来に続きますか。低学年から中学3年まで、10年間もありますよ。教育の充実、教育の質の向上が図れますか。他人も目が届きませんよ。生徒指導の充実記載の内容に、児童相談所を挿入すべきである。  次に、政策分野ですが、観光交流、観光振興、地域が主体となった観光の推進は、第1次総合計画で失敗している。これは、おのずから記載されている京都府統計書で明らかであります。  平成27年第4回定例会で、「宿場町の復興」と題して質問しました。隣接の奈良市・奈良県の観光客が急激に増加したにもかかわらず、宿泊客が47都道府県中最低であった。これは事実です。宿泊施設がないことが、統計白書で明らかになりました。  木津川市はどうでしょう。観光客の宿泊は、奈良市内を案内している。これでは、経済効果も生まれません。これが自治体の基本原則、見直してもらわないと、木津川市には誰も来ない。  私なら、今はやりのはやぶさを利用して、プラネタリウムのネーム館として、アスリートの名誉市民である高岡氏の宿として再編して、木津川市民が寄附を、世界に向けて情報発信するようなことを考えて資金集めをして、宿泊施設の整備を、本当は自治体と企業が主体となって地域投資をしなければ、全国最低になります。  また、第2次木津川市総合10年計画も、第1次計画のように、うまくいきませんよ。  以上、私、九社前聿朗の反対討論です。各議員の賛同をよろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第32号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第32号、第2次木津川市総合計画の策定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから、13時15分まで休憩といたします。    午後 0時11分 休憩    午後 1時15分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時15分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第34、議案第33号、木津川市山城コミュニティセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 議案第33号の審査を報告します。  山城コミュニティセンターの指定管理者の指定というところですが、これまでと同様に木津川市社協に3年間の指定を行うものであります。  質疑が1件だけありました。  市社協以外に応募はなかったのかとの問いに、市として木津川市社協を特命指定したということで、当然、応募はありません。  なお、改善点として、駐車場が狭いので、事業を工夫して行っているとか、清掃ボランティアをふやしていきたいとかという説明もありました。  他に質疑はなく、討論もなく、全員賛成で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第33号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第33号、木津川市山城コミュニティセンターの指定管理者の指定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第35、議案第34号、(仮称)新学校給食センター厨房機器等の買入れについてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 議案第34号、(仮称)新学校給食センター厨房機器等の買入れについては、契約金額は3億348万円、相手先は中西製作所であります。  質疑がありました。  2億8,100万円が消費税を抜いた価格である。落札率56.2%になる。この金額が妥当かどうかという問いに、上限は5億円の価格であり、他市を参考とした。定価では、7億円を超える。その7割で5億円と決定したという答弁でした。  アレルギー対応は何食かという問いに、100食で対応するという答弁でした。  安全性については、100%安全かという問いに、働く者が注意しながら安全確認に努めるという答弁と、2ラインで調理なので、1ラインは稼働するという答弁でした。  小学校・中学校の給食内容はどのようになるかという問いに、量で調整し、釜を分けるという答弁でした。  討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第34号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第34号、(仮称)新学校給食センター厨房機器等の買入れについては、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第36、請願受理番号31-1、木津川市山城町神童子上ノ滝、大規模太陽光発電所設置計画反対及び太陽光発電パネルの設置・管理に関する規制条例の策定を求める請願書についてを議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 請願受理番号31-1、木津川市山城町神童子上ノ滝、大規模太陽光発電所設置計画反対及び太陽光発電パネルの設置・管理に関する規制条例の策定を求める請願書を審査しましたので、報告します。  本請願については、2名の請願者より発言の申し出があったことより、請願趣旨を説明いただいた後、請願者に対して質疑を行いました。  請願者からは、昨年、甚大な被害が出た広島県の降雨量、開発地の土質、平成の主な自然災害、鳴子川流域の鳥瞰図、これは活断層を示す地図であります。その他、花崗岩分布図、昨年の台風等により被災した神童子現状写真、神童子区、北河原区、南平尾区による撤退に関する協定書を委員会の補足資料として提出されました。  たくさんの質疑がありましたので、主なものを報告します。  事業者からの地元に対して事業説明はあったかとの問いには、設置場所でもある神童子区には2回、11月19日、区の三役と隣組も含めて概要の説明があったということです。  疑問点等のやりとりがあったか、概要と構造物の説明のみであったとのこと。28年の災害時において、南山城村で12時間の降雨量580ミリ、和束町で15時間の雨量680ミリの降水量に対応できるような設計の話はなかった。開発面積47.6ヘクタール、奥行き1,200メートル、最大幅580メートルということは指摘されたか。具体的な詳細説明はなかったとの答えでした。  また、地震対応についての質問はあったかの問いには、そこまでは話はしていない。昨年の姫路の現場では、1,334枚のパネルが崩落し、神童子の規模は12万枚と聞いている。規模は違うが、真砂土は水を吸い込むので、パネルの重さに耐え切れず、構造物そのものが崩落すると考えられる。パネルの設置構造、調整池などの詳細は聞いていない。  また、京都府への申請も出されていないということで、また11月19日の説明会が最初と聞いたが、ほかの地域では説明会を開催されたかとの問いには、事業者からの説明は受けていないし、資料ももらっていない。神童子地区に渡された資料と国土地理院の地図を重ね合わせると標高がわかることから、下側にある不動川・鳴子川は危ない、危険ですと。47.6ヘクタールの開発は危険であるとのことでした。  また、議会、市、府への要望書を出されているが、現時点でどのような対応を受けられたのかとの問いには、市のほうにも要望書を提出し、1月16日、河井市長にも説明をした。地元住民の命と暮らしが守られるかどうか、そういう問題として太陽光発電設備の設置を受けとめてもらいたいと考えている。市の窓口は農政課であるが、危機管理課が本当の窓口になるのではないかという話を河井市長ともした。地元と関係課の協議の場を設けてほしいと要望し、2月6日に農政課及び危機管理課とも協議をさせていただいた。災害を引き起こすような状況にどう対応していくのかということは、危機管理課が前面に出て考えてほしい。また、京都府に対しては、そのような積極的な取り組みを要望していってもらいたいとのことでありました。  討論はなく、全員賛成で採択されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございますか。  西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 済みません、西山です。  産業建設常任委員なので、質疑というよりも、済みません、御報告の中で、28年とおっしゃったんですけれども、インターネットを見ていらっしゃる方とか、平成か何かというのを間違ってしまうと思いますので、そちらのほう、ちょっと正しく御報告いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。
    ◯18番(片岡 廣) 先ほど西山さんから、28年、平成か昭和かわからないと。昭和28年です。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  請願受理番号31-1について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、請願受理番号31-1、木津川市山城町神童子上ノ滝、大規模太陽光発電所設置計画反対及び太陽光発電パネルの設置・管理に関する規制条例の策定を求める請願書は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第37、請願受理番号31-2、木津川市コミュニティバスの改善を求める請願書を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 請願受理番号31-2、木津川市コミュニティバスの改善を求める請願書について、報告をいたします。  請願者のほか、2,329人の署名者がありました。  請願項目は、1.加茂町域・山城町域のバス路線の土・日運行を実現してください。  2.加茂町域のバス路線を木津駅まで延伸し、市内で循環してください。  3.山城町域のバス路線を精華町との広域で検討し、祝園へ延伸してください。  4.乳幼児連れ、学生、70歳以上の方のバス料金を100円にしてくださいです。  請願者の趣旨は、12年住んで感じることは、加茂から市役所に行く不便さ、高齢者外出の不便さ、高の原方面へのバス、城山台地域のコミュニティバス等、市全体で見直してほしい。観光やお寺などに行けない。  山城町に関しては、土・日曜日に運行してほしい。精華町に延伸してほしいという趣旨でありました。  質疑は、たくさん多くありました。報告全てはできませんが、重要と思われる部分を報告いたします。  土・日の運行についてはどう考えるか、また学生についてはどう考えるかとの問いに、協議会は機能しているのか疑問がある。老人会でワークショップをした。期待をしたが、ナシのつぶてであった。住民の声が届かない。南陽高校生は、通うのに時間をかけて我慢をして通学を行っていますという答弁でした。  JRは乗降者が減ったので、1時間に2本になった。大和路線は、大阪から木津駅までという話があるが、乗車人数の確保が必要となるが、どう考えるかとの問いに、加茂から木津にバスを走らせるのは、工夫次第で乗る人がふえるのではないか。路線も検討すれば、ふえる。協議会で、どうやったら乗ってくれるか考えてほしいという答弁でした。  南加茂台からも不便を感じている。デマンドは、ドア・ツー・ドアではない。行政は、タクシー会社が被害をこうむると、加茂駅は衰退しませんか。返納者には手厚い保護をすべきと考えるが、どう思うかとの問いに、大阪や京都へはJRを使う。コミュニティバスは、行けない人のことを考えながら、まちとして活性化することを考えて走らせるべきである。魅力的なところに行けない。そこでは、子供や動けない人もゆっくり過ごすにも、コミュニティバスが必要であり、市民の目線で考えてほしいという答弁でした。  山城は、合併前は無料の福祉バスが走っていた。店がないので、試行で、精華のほうへ走らせてはどうかと思っているが、どう考えるかとの問いに、JRとの関係は大事にして、どのように位置づけるかを考えてほしい。明るいバスを走らせてほしいとの答弁でした。  現在、市の持ち出し費用が7,000万円である。4項目の財源はどうする。乗降者をふやす努力はどうなのかとの問いに、行政と接点を探し、話を進めてほしい。もっと市長さんも住民の声を聞いてほしい。みんなで知恵を出し合って手をつなげていけばできると思うという答弁でした。  その後、自由討議がありました。重要と思われますので、ここで報告します。  賛成の立場として、平成29年度26万1,357人、1年間で26万人以上利用する施設は、ほかにない。社会福祉と考えれば、趣旨は実現できる。不満の高い買い物や病院への出かけの不便さは、解決できる。路線、土・日試行してみて、問題点を考えて、合意形成をつくればよい。以前、きのつバスは、土・日走っていなかった。改善している。市としての一体性がうまくいっていない。採択して、協議会に上げてほしい。誰でもが移動したい願いを保障される確保をするのが行政である。  また、地域の利用状況や実績からニーズのある人が乗る。公共施設利用に使うのであろうと考える。路線が悪いので、車での移動が根づいているのであろう。店がないについては、コミュニティバスのコンセプトを見直す時期であると思う。すぐ実現できるとは思わない。東バイパスができ、ネットワークが変わる中で見直すべきである。  次に、地域によって事情が違う。空白地を埋めるのも必要である。免許自主返納者もふえてきている。嘆願書が出ている。タクシーのバランスが悪い。電車のおくれ、奈良交通バスのおくれもある。コミュニティバスの大切さ、住民の思いが強いと考える。  次に、財源を考えると、願いを全て実行するには3,000万円が要る。どこから捻出するか、競合しているところはどうするか、精華町の協力が要る。判断が難しい。首長がどう判断するかである。  次に、50%が受益者負担が原則と考える。38%の収益しかない。全体でJR、タクシーを含め考える必要がある。  次に、JRが機械化になり、切り捨てを痛感している。社協やNPOの力をかりての移動が必要ではないか。1年後に実現できることが、請願の採択となるというのが自由討議でした。  討論はなく、項目別採択となり、3番目が採択されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございますか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。原案に賛成者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党市会議員団の宮嶋良造です。  請願4項目全てに賛成をする討論を行います。  この請願の4項目は、市民の目線で考えれば、至って当たり前の要望です。きのつバスも、初めは土・日運行していませんでしたが、当時の町民の声や議会での要望を受けとめ、土・日走り出しました。市内全域同じサービスを行うのは、当然であります。  次に、以前は加茂・木津間にJRが20分に1本走っていましたが、現在は30分に1本になっています。だから、少なくともその1本分は、バスが代行すべきであります。これも、ごく当然の要求です。  次に、山城町から祝園駅への延伸も当然の要求です。残念ながら、山城町内で十分な買い物ができません。平木橋を渡れば、祝園駅周辺への買い物ができますし、医療機関も多くあります。何よりも近鉄やJRに接続できます。行動範囲が大きく広がります。  次に、高齢者や車を運転されない子供さん連れの方、中高生の自由な移動を保障するのは、基本的人権そのものです。市は、受益者負担、持続可能なバス事業などと言いますが、誰もが同じように自由に移動する権利を持ち、それを保障するのが公共交通です。木津川市にとっては、バス事業です。だからこそ、コミュニティバスを福祉事業として考えなければなりません。市には、今、その視点がありません。  この請願は、そうした市民の願いがこもった請願です。ぜひ、採択いただきますよう訴えて、賛成討論とします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  請願受理番号31-2について、採決を行います。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 済みません、委員会のように、項目ごとの採決をお願いしたいと思います。動議です。 ◯議長(高味 孝之) ただいま、西山さんから請願事項を1項目ごとに採決することの動議が提出されました。  まず、本動議について賛成の方の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ◯議長(高味 孝之) 挙手1名以上ありますので、この動議は成立いたしました。  請願事項を1項目ごとに採決することの動議を議題として、採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  この動議のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、請願事項を1項目ごとに採決することの動議は可決されました。  請願受理番号31-2について、請願事項ごとに採決を行います。  請願事項の1番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。請願事項1番については、不採択とすることに決定いたしました。  次に、請願事項の2番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。請願事項2番については、不採択とすることに決定いたしました。  請願事項の3番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数です。請願事項3番については、採択することに決定いたしました。  次に、請願事項の4番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。請願事項4番については、不採択とすることに決定いたしました。  したがって、請願受理番号31-2、木津川市コミュニティバスの改善を求める請願書は、一部採択とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第38、発議第2号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正についてから日程第39、発議第3号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてまでの発議2件を一括議題といたします。  発議2件について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 発議第2号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正について及び発議第3号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてを審査いたしました。  同じ趣旨の発議案であることから、一括して審査の内容を報告いたします。  この発議2件を審査するに当たっては、委員外議員で発議者である宮嶋議員に委員外議員の出席を求め、質疑を行いましたので、主なものを報告します。  発議第2号について、議論する必要はないのでは。また、消費税分を入れる意図はとの問いに、法律に合わせてほかの条例は改正されている。法律が改正されたのに、条例の改正がないほうが例外である。消費税の是非に関係なく、形式的な条例改正であるとの回答でありました。  また、議会で審査する必要はないと思うがとの問いには、地方自治体が上位法である法律に従うのは当然である。ただし、地方自治体も一つの権限を持った団体であり、団体の長が選挙で選ばれ、議員が選挙で選ばれる。その団体が上位の法律が変わったからといって、そこにある条例を変更しないというのは、有権者から選ばれた市長・議員がやるべきことではない。国の法律が変わったときに、その国の法律が変わったことを示す意味でも、条例改正が必要であるとの回答でありました。  また、各委員の考え方を確認するために自由討議の動議が提出され、自由討議を実施しました。  賛成の意見としては、議会の原点としてやるべき、また議会としてチェックすることが議会の役目であるとの意見がありました。  反対の意見としては、過去に消費税が上がった際、消費税の合計額として審議して採決した案件である。発議された、これが上がった際、消費税の合計額として審議して採決した案件であるのに対して、疑問を抱き、何の意図があるのかわからないなどの意見がありました。  発議第3号について、発議第2号と同じ理由により賛成はできないとの意見に対し、水道料金に加わって、料金にかかわる消費税の議論がないことは、市民への説明責任ができない。当然、市は消費税10%になったことに対するお知らせをするわけだが、市民にしてみたら、2%分の消費税がついていることから、間違いなく値上がりになっている。そのことを含めて、市議会がどういう議論をしてきたかということは、市民に説明するのが議会であるとの回答でありました。  発議第2号・発議第3号とも、賛成・反対の討論を行い、採決の結果、賛成少数で否決されました。  報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。2件一括して行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  各案件ごとに、討論・採決を行います。
     まず、発議第2号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正について、討論を行います。  討論があります。まず、原案に賛成者の発言を許します。  酒井弘一さん。 ◯20番(酒井 弘一) 改正案の賛成の立場で討論を行います。  もともと下水道使用料徴収条例では、旧3町においていろんな差はありますけれども、木津川市になって以来、利用料金に消費税を上乗せする際には、消費税率を明記する条例がスタート時点でありました。それを4年前、現在の数字を明記しない条例に変更したわけであります。  今回の消費税10%への引き上げは、4年前の8%に引き上げのときとは決定的に状況が違います。4年前は、少なくとも日本経済が上向きになっていた時期であります。にもかかわらず、消費税8%に引き上げることによって、景気は一気に冷え込み、4年たった今でも景気は下降を続けている状態です。消費税が幾らであろうと、国の言うままに下水道使用料金に上乗せしていいのか、基礎自治体としての木津川市の姿勢が問われると言わなければなりません。  かつて、旧3町の時代においては、3%の消費税が実施されたときに、それを一時期とはいえ、上乗せしない、そういう措置をした自治体もかつてはあったわけであります。消費税率を明記しないことは、木津川市として市民に対する不誠実であり、議会の審議権・議決権を侵害するものであります。  今回の条例改正は、当然のこととして賛成の立場で討論を行いました。議員の皆さんの御賛同をお願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) さくら会、森本隆です。  さくら会を代表して、発議第2号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正について及び発議第3号、木津川市水道事業給水条例の一部改正について、反対討論を行います。  本案は、国が定める地方消費税の率の数字を条例に明記するものです。公共下水道使用料及び水道料金については、市民が料金を納める際には、当然、国が定める消費税法及び地方消費税法に定める税率を加算し、徴収されています。  消費税率は、当然、広く国民に同じ税率で加算されるべきものであり、国会において議論を重ね決定されるべきものであると考えます。  よって、改めて税率の数値を地方公共団体の議会において審査、議論し、議決する必要はないものと考えます。  よって、本発議案には反対するものです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  発議第2号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は否決であります。したがって、原案について採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、発議第2号、木津川市公共下水道使用料徴収条例の一部改正については、否決されました。  次に、発議第3号、木津川市水道事業給水条例の一部改正について、討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第3号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は否決であります。したがって、原案について採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、発議第3号、木津川市水道事業給水条例の一部改正については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第40、発議第4号、全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君登壇) ◯15番(宮嶋 良造) 提出者の宮嶋良造です。  九社前聿朗議員の賛成を得て、本意見書(案)を提案をいたします。  この意見書(案)については、本議会の陳情書として日米地位協定を見直す会から出されたもので、総務文教常任委員会では全員一致を見られませんでしたので、今回、こういう形で提出することとなりました。  表題を読み上げます。  全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを求める意見書について、地方自治法第99条及び木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、提出するものであります。  裏面をごらんください。  なお、きょう議長の許可を得まして、参考資料として、「米軍基地負担に関する提言」という、全国知事会が平成30年7月27日に出されました提言を参考資料につけさせていただいております。そちらも、御参照ください。  案文を読み上げます。  全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを求める意見書(案)  2018年10月、辺野古に新基地建設反対を掲げた知事を沖縄県民が選んだにもかかわらず、政府は、その民意を無視し工事を強引に進めています。このことでも明らかなように日米地位協定は、日本国憲法の理念や地方自治の根幹をも揺るがしかねないものです。  日米地位協定の考え方(補足版)第2条第1項に「米軍は、わが国の施政権下にある領域内であれば、どこにでも施設・区域の提供を求める権利が認められている・・・わが国が米軍の提供要求に同意しないことは、安保条約において予想されていない」とあるように、日本全国どこにでも米軍基地ができる可能性があることになっています。  そんな中、全国知事会では2016年11月から6回にわたり「米軍基地負担に関する研究会」を開催し、2018年7月にとても意味のある「米軍基地負担に関する提言」を発表しました。  よって、木津川市議会は「米軍基地負担に関する提言」に賛同し、政府に対して次のことを強く要望します。                  記  1.日米地位協定を見直すこと。  2.政府は地方自治の権限を保証すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策担当)であります。  なお、少し御説明させていただきますが、この知事会の提言にもありますように、この裏面の2番に、「日米地位協定を抜本的に見直し、航空法や環境法令などの国内法を原則として米軍にも適用させることや、事件・事故時の自治体職員の迅速かつ円滑な立入の保障などを明記すること」とあります。  これまでも、米兵による犯罪が起こっても、日本警察が十分に捜査できなかったことがあります。  それから、普天間基地から飛び出したヘリコプターが隣接する小学校の校庭に窓を落下する事故がありました。  日本の国内法、航空法では、これらは禁止されている、罰則、刑罰を問える可能性があるにもかかわらず、日米地位協定に基づく特例法で、米軍は適用は除外されているということになっております。  そうしたことから、この知事会の意見書にもありますように、国内法を原則として米軍にも適用させることを求める、そういう意味での日米地位協定の見直しであります。よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございますか。  倉さん。 ◯19番(倉 克伊) さくら会の倉です。  質問をいたします。  まず初めに、全国知事会が出しました提言書の内容については、私も読ませていただきました。  この内容については、私も大いに日米地位協定を見直すことに賛成でありますが、ただいまの発議で上程されました、冒頭の「全国知事会の『米軍基地に関する提言』の主旨に基づいて」という中で、まず初めにこの提言書の中身ですが、辺野古のこの基地については、まず触れておられません。また、日米安全保障条約に対する体制や米軍基地の必要性を、この知事会でも理解した上で、国民の安心・安全ということを見直してほしいという大きな前提に立っています。  そういった意味で、私はこの冒頭のタイトル並びに説明文が、「米軍基地負担に関する提言」と、私、少し趣旨が違うんじゃないかというふうに思いますので、「全国知事会の『米軍基地に関する提言』の主旨に基づいて」というタイトルをまず割愛してほしい。どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 逆にお尋ねしますが、割愛すれば賛成いただけるということですか。それであれば、割愛させていただくような修正を、この後するということでいいんですけれども、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) もう1問ですね、段落で2段目からなんですけれども、この「日米地位協定の考え方」云々、ずっと書いていますね。これ、抜粋だけされていましてね、これだけを読みますと、米軍基地そのものが、いかにも私は悪であるというふうな内容に読み取れます。このことについても割愛をしてほしいと思いますが、どうなんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) まず、この知事会の提言も含めて、安保条約の是非を問うているわけではありません。知事会も、日本の安全保障にとって、米軍、アメリカとの関係、これは要ると。ただ、その中で起こっているそれぞれの事象、これについては、当然、日本国民の安全の立場から見直してほしいということです。  それで、辺野古の基地が要るとか要らないとかということではなくて、地方自治の精神で言えば、知事が選ばれて、それが県民の民意であるし、直近で言えば、住民投票も行われて、圧倒的多数の県民の意思が示された。そのことを十分に理解してほしいということで、このことについては、知事会の提言のところでも、表面の3)「全国的に米軍基地の整理・縮小・返還が進んでいるものの、沖縄県における米軍専用施設の基地面積割合は全国の7割を占め、依然として極めて高い。」と、それから5)「沖縄県の例では、県経済に占める基地関連収入は復帰時に比べ大幅に低下し、返還後の跡地利用に伴う経済効果は基地経済を大きく上回るものとなっており、経済効果の面からも、さらなる基地の返還等が求められている。」というように、沖縄県の状況をしっかり受けとめてほしいということであり、それは、この意見書の2番にあります、政府は地方自治の権限を保証するように求めている内容であります。  今回の意見書は、先ほど述べた日米地位協定の見直しと地方自治の権限を認めてほしい、保障してほしいという中身でありますので、先ほど倉議員が言われたような、この文面の中で何か意図して悪意を持って米軍基地が悪いかのように書いてあるということではありません。  なお、これも私は出された陳情書に基づいて案文をつくったものですから、この案文について検討するというのであれば、休憩していただいて、みんなで全員協議会を開いて皆が納得する中身に修正することは十分可能でありますので、必要ならば休憩をいただいて、全員協議会を開いていただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 沖縄県の基地負担については、この知事会の提言の文書の中にもありますが、徐々に基地負担を分散しているという状況にはあると思います。オスプレイの岩国基地などへの移転とか、米軍海兵隊のグアム移転であるとか、沖縄の軽減にはつながっていると思います。  ただ、いまだかつて依然に全国の7割が沖縄に集中しているというのも現実であります。  ただ、世界一危険と言われている普天間基地の移転先として、国は辺野古という場所を選定して、今、かかっているわけですね。そのことを、私は、十分まず理解しているつもりなんで、その今の前提を踏まえて、今後どうあるべきかという私は立場に立っています。  その時点で、まず辺野古への移転というのは、提案者はお認めになっておらないというふうに私は理解していますが、その状況なんでしょうかね。その辺で、民意という形ではありますが、まず提案者のそのお考えをお聞きした上で、非か是かという判断をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) まず、普天間基地の危険性は、これは当然であります。私は、普天間基地については、即時使用禁止で、直ちに返還をするという思いがあります。  それについては、橋本内閣の時代にそのことが確認されて、そしてアメリカの要望に応じて、国内、特に沖縄県内での移転先ということになったわけです。  民主党政権下においては、沖縄を離れて海外での移転の問題だとか、議論がありました。それは横に置いたとしても、少なくとも沖縄県での民意というものは、辺野古に基地をつくらせない、それは困る、しかも今新たに埋め立ての状況の中で、大変難しい土壌というんですか、海の底が大変やわらかいものになっていると、新たな埋め立て変更が要ると。それについて、知事は認めませんという判断を下しているわけですから、辺野古に基地をつくるというのは、もう事実上無理があります。  だから、この間の2回の知事選挙、そして今回の住民投票などを経て、そうした民意がはっきりしているわけですから、それを政府は尊重してやるべきではないかと。辺野古に基地をつくることと普天間基地を返還することは、別問題であります。  普天間基地の危険性については、全ての人がそう言っているわけですから、直ちに返還を求めるというのが当然の筋ではないかと私も思います。  もとに戻りますが、倉議員が、具体的にこういう文面にしていただくならば賛成するということを明言されるのであれば、もうはっきり全協を開いて皆さんの納得になる文面にして、できるだけ多数の意見、できれば全会一致でこの意見書が通ることが望ましいかなというふうに思いますので、その点を明確にしていただいて、こういう文書にするならば賛成するということを明言していただいて、暫時休憩いただいたらいかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 質疑を続けます。  ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) ほかになければ、本件に対する質疑を終わります。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり)
    ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第4号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、発議第4号、全国知事会の「米軍基地に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを求める意見書については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第41、発議第5号、保育の無償化、待機児童解消、保育士の待遇改善のための必要な措置を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井弘一さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯20番(酒井 弘一) 酒井弘一です。  賛成者に、河口議員、九社前議員を受けまして、代表して提出をいたします。  保育の無償化、待機児童解消、保育士の待遇改善のための必要な措置を求める意見書について  裏面をごらんください。  読み上げたいと思います。  意見書(案)  2019年10月から幼児教育・保育の無償化の実施が予定されている。無償化の実施そのものには賛成だが、今回の政府案には多くの懸念が指摘されている。  保育の無償化によって保育の実施に責任を負う市町村に新たな負担を強いたり、喫緊の課題である待機児童解消や保育士の処遇改善を後退させることがあってはならない。  よって、国においては、必要な財源を確保し、誰もが安心できる保育の実現と無償化を実施されるよう、以下の内容を要望する。                  記  1.無償化に財源を取られることによって、保育の質的・量的拡大が停滞す ることがないよう、国として十分な予算を確保すること。特に待機児童の解消 については、無償化によって需要が喚起されることが予想されるため、国とし て認可保育所の整備計画を立て、保育所等整備交付金の増額など支援を拡充す るため必要な財政措置を行うこと。  2.保育士等職員の配置基準の改善、賃金の引き上げなど処遇改善のために 必要な措置を行うこと。  3.公立保育所も無償化されることで自治体負担が増すことがないよう必要 な措置を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございますか。  柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 保育の無償化、待遇改善のための必要な措置を求める意見書ということでありますが、私たちが聞いているのは、幼児教育の無償化につきましては、現在、国が打ち出しているものは、消費税10%をアップするという、その引き上げを財源にして、そのうちの2%を、この幼児教育無償化に充てるというふうに伺っているところでございます。  発議していただいている酒井さんについて、その消費税増税については、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 柴田議員の御質問にお答えします。  私自身の消費税増税に対する見解ですね。  反対です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 当然、消費税増税を前提にして、この無償化があるんですが、じゃあもう前提にしなくても、提出者は、この幼児教育を無償にするべきというふうにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 消費税10%に引き上げなくても、無償化を、形態によって、方式によって可能だと思います。無償化そのものに反対するものではありません。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 国の財政として、もう公債費に依存しているのが現状だと思っております。その中で、消費税増税に反対の意見ということですし、その財源が確保されていない中で、この提案はなかなか難しい問題じゃないかなというふうに思っているんですが、それについてお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 柴田議員の御質問です。  国の財政が公債費に極めて依存している問題があるという指摘だったと思います。消費税そのものは、もう20年以上経過しているわけです。30年ですね。そのときの約束は何だったか。私は社会科の教師をしていましたから、中学校の生徒にしっかり教えた記憶がありますけれども、今後、日本は少子高齢化に向かっていく、だから消費税によって福祉の施策を充実させるということでありました。  今、柴田議員が御質問された公債費の大きな要因は、社会保障、社会福祉ではありません。特に昨今の事態で言ったら、大型公共事業とか、特に軍事費に随分と回っているのが事実だと思います。  だから、消費税は羊頭狗肉の実態があると言わざるを得ないのが私の見解です。それでも、あえて公債費問題をおっしゃるのかどうか、逆にお尋ねしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。  高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今の御説明をお聞きしておりますと、消費税のアップに頼らなくても、この意見書にありますように、保育の無償化、待機児童の解消などができるという御説明ですが、政府のほうが打ち出されておられますのは、やはり2%アップしたうちの7,000億円を、この財源、社会保障と税の一体改革というところで、子育てにあわせまして医療・介護の充実、また待機児童の解消、介護人材の処遇改善等も一体的に行っていきたいという方向で進められております。  ただ、消費税が足らなくて、その辺を酒井議員が今おっしゃいますということは、次世代につけを残すのではないかというふうに思うわけですが、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 高岡議員の御質問ですが、先ほど来、柴田議員とのやりとりで申したように、消費税が、現在、例えば2%上がることによって4兆円と言われていますね、新たな財源は。10%に上がることによって、2%分は4兆円と言われています。  それまでも含めてですが、消費税が、そしたら社会保障に十分回らなくて何に回っていたのかと言えば、この30年の歴史をトータルで見れば、所得税の高額所得者に対する減税とか、法人税の減税に回っていたのが実態です。  そして、さらに使われた使途としては、大型公共事業や軍事費、今、典型的なのが、1機百何十億円という新たな戦闘機の購入計画、100機以上ですね。そういうところに回そうとしているのではないかと、国民の多くは懸念を持っていると思います。  そういう実態で、要は、100兆円になった国の予算の使い方の問題、財源の使い方の問題だと思います。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 使い方の問題だというところを御指摘されるわけですが、政策、パッケージとして、平成31年度は新たに生まれる財源は、子育て安心プランの前倒しによる待機児童の解消、保育士さんの処遇改善、高校教育の無償化、介護人材の処遇改善に充てると。これらの政策は、この10月に予定されている消費税率10%の引き上げを前提として実行することというふうに進められておられるわけです。  今、酒井議員がおっしゃいました戦闘機、軍事費とか、その辺の酒井議員の意見は、あくまで想定の、酒井議員個人の意見かというふうに思うわけですが、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 実は、たまたまきのう京都新聞に、3面ですけれども、保育問題が特集記事になっていました。ごらんになったかもしれません。  「全国の認可保育所相次ぐ落選」というタイトルで、無償化よりもまず全入というのが、保育現場の声だということが詳しく出されておりました。これぐらいの紙面なんですね。  私も、京都府の保育団体連絡会からの陳情の背景というものを調べてみました。一つは、思い返していきたいんですが、2016年ですから、3年前に、「保育園落ちた日本死ね」という有名なせりふがネット上に流れて、一気に広がりました。国会でも随分と話題になった、国民の多くが知っている言葉です。  その待機児童解消が緊急の課題なんだということが国民の共通の意識になった明くる年、2017年の4月に保育士の待遇改善の措置がとられました。それは、2%の賃金引き上げだったわけです。  そして、今、高岡議員がおっしゃったような、2兆円の政策パッケージということが出されています、今現在。これは、消費税10%とセットした形で発表されています。  しかし、実は、今るるおっしゃったけれども、その内容は、ほな、介護幾ら、医療に幾ら、保育に幾ら、そういうことは何もないんです。全体として2兆円の政策パッケージという言葉だけが先行している実態です。本当に保育に幾ら回るのか、どういう改善策が行われるのかは、不明なままであります。  少し長くなりますが、これはネット上に出た数字ですので、紹介しておきます。  保育士の全国平均の給料額は21万円、手取りで17万円という数字が出ています。ところが、それは公立・私立を問わず、総じての数字でありまして、私立では、現実には20万円に届かない月額給与の方々が多い。しかも、ボーナスにおいては、公立保育園の半分程度、極端なところでは3分の1程度、そういう民間保育園の厳しい保育実態、労働実態が出されています。  そんな中で、今、政府がこの間、2%一律6,000円ということのベースアップを図った後の取り組みは、保育士全員を待遇改善していくのではなくて、役職加算という形で保育士の一部だけ給与を上げていこうという、そういう取り組みが、今、現実にはあるわけです。  ですから、保育士全体の待遇改善が進まないし、認可保育園が足りないのも、この木津川市においても私たちが実感しているとおりであります。  そういう中で、2兆円政策パッケージという言葉だけが先行している実態は、にわかには信じがたいと言わざるを得ないと、そういうことを申しておきます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) にわかに信じがたいという酒井議員の御指摘ですが、平成29年12月8日に閣議決定がされておるわけです。介護に幾らなのか、保育士さんの処遇改善に幾ら使うのか全くわからない、何もないとおっしゃいますが、本日のこの意見書を見せていただきましても、財源の確保をせよということは強くおっしゃっておられますが、その財源の確保の根拠すらお示しいただいていない。何もないとおっしゃいますが、酒井議員のこの意見書の提出案のほうが、私にとっては理解しがたい。どこから財源を引っ張ってくるのか、全く見えないわけです。酒井議員の今の意見を聞いておりましても、批判をすることは、何もわからないことでおっしゃいますが、財源をどこから引っ張ってくるのか、そこを尋ねたいんです。  以上です。 ◯20番(酒井 弘一) もう一度言ってもらえますか。 ◯3番(高岡 伸行) どこからですか。 ◯20番(酒井 弘一) 最後のところ。 ◯3番(高岡 伸行) 財源の根拠を、私はこの政策パッケージ、量的拡充、子育て支援の質の向上、介護士さんの処遇改善、保育士さんの処遇改善とか、社会保障と税の一体改革というところを進めていこうとされておられるわけです。その2%が必要ないと酒井議員はおっしゃるわけで、どの辺からその財源を取ってこようとお考えなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 私は、2兆円政策パッケージをやったらだめだとは言っていないんですよ。ただ、中身が極めて曖昧で確たるものがないと。さっきも言いましたように、介護や医療や保育や、それぞれにどれだけの財源を充てて、どうなるんだというのがないということを言っているわけです。  この意見書については、申しわけないけども、私たちが、木津川市の市会議員が、この財源全てを根拠立てしなければ意見書を出せないという問題ではありません。国に対して、こういうふうな思いが木津川市議会としてはあるんだから、それを具体化してほしいという意見を上げるわけです。  市民が出される請願も、そうでしょう。私たち市民は、こう願っていますよということで請願を出すわけです。背景がどうの、財源がどうの、そんなことは関係ないんですよ。いいですか、そこのところを間違ったらあかんと思いますよ。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。  島野さん。 ◯16番(島野 均) 今回、保育の無償化、待機児童の解消、それと保育士の改善、この3つが言われておるんですけれども、一番最初の保育の無償化が一番ポイントで、2つ目の解消と改善というのは、もう今現在進んでおりますんで、先ほどるる議論を聞いていましたら、この文面の第2行ですね、「今回の政府案には多くの懸念が指摘されている。」、これはどのような分で、これがあるから下のこういうふうな1、2、3の分を要求するというふうに思っていいんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) お答えしたいと思います。  文章をどう読まれたんか、ちょっとわかりませんが、この意見書は、保育の無償化、待機児童解消、保育士の待遇改善のための必要な措置を求める意見書であります。無償化だけがどうのこうのとか、そういうことは言っておりません。今、むしろ無償化が先行していると、議論の中で。そのことを懸念という言葉にあらわしているわけです。  先ほど紹介しました京都新聞の昨日の記事も、全く同じ思いだろうと思います。 ◯議長(高味 孝之) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 今回、ことしの10月から来年の3月までの分は、政府案によっては、この保育の無償化のほうは、ゼロ歳から2歳、これは非課税の人と、ほんで3歳から5歳は、ある程度の無償になるんですけれども、その後、平成31年度の部分が懸念されるからというふうなんで意見書を出されるんか、今回、10月から来年の来年の3月までは、一応無償化、3,800億円ほど充てていますんで、その後、文面を読むと、ほかの分を勘案すると、やっぱり地方自治体に負担になるというふうに私は思っているんですけど、それで、こういうふうな文書を出されるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 何度も言いますけれども、無償化そのものは別に反対していないわけです。  ただ、今、島野議員がおっしゃるように、無償化については、非常に具体的な提案が今されています、3歳まではどうの、3歳以上は完全無償化とかね。そういうことがありながら、待機児童解消や保育士の処遇改善のためは、曖昧持つじゃないかと私たちは思うわけです。じゃないですか、島野議員もきっとそうだと思うんですよ。だから、この意見書の意味があるわけです。無償化だけに走ったらだめですよと、待機児童解消と保育士の処遇改善、これが今同時にやらないとだめですよと。さっきやりとりしましたけど、2兆円政策パッケージの中身を早くつくってくださいよと言っているわけですよ。政府の方向に私たちは決してやったらあかんと言っているわけじゃないんです。
    ◯議長(高味 孝之) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 私は、だから無償化と解消と待遇の分は、同時に進んでおるというふうに理解しとるんですけど、それは余り進んでいないというふうに思ったらいいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯20番(酒井 弘一) 島野議員に逆にお尋ねしますけど、木津川市の待機は。 ◯議長(高味 孝之) 反問権はありませんので、提出者。 ◯20番(酒井 弘一) わかりました。反問はやめます。  今議会の一般質問のやりとりの中で私が質問いたしましたけれども、来年の保育に向けての1次募集・2次募集が終わって、最終的に78人の待機が出ていると。これは、市が答弁したわけです。その78名、解消する見込みはありませんよ。諦めざるを得ない現実があるんです。  私が相談というか、待機通知をもらってしまったと訴えを聞いた若いお母さんは、転園希望を出しておられて、待機通知なんですよ。だから、その方はまだ今の保育施設にそのままとどまることは可能なんだけれども、その78人に入っているんです。  しかし、そんな方ばっかりじゃなしに、4月からの保育を諦めざるを得ない保護者、家庭が現実に木津川市でもあるわけでしょう、全国で何万とあるわけでしょう、それが、何度も言いますけど、進んでいると思うとおっしゃるけども、具体化ができていないわけですよ。だから、この意見書の意味があるんです。急いでくださいと。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第5号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、発議第5号、保育の無償化、待機児童解消、保育士の待遇改善のための必要な措置を求める意見書については、否決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 追加議案の関係で、ただいまから14時50分まで休憩とします。    午後 2時34分 休憩    午後 2時50分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま14時50分、休憩前に引き続き会議を開きます。  お手元に配付のとおり、ただいま発議第6号が提出されました。  お諮りします。  ただいま、お手元に配付しました議事日程第7号の追加1のとおり、これを日程に追加し、議事を進行したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。  したがって、議事日程第7号の追加1のとおり日程に追加し、議事を進行することに決定いたしました。  追加日程第1、発議第6号、太陽光発電設備の設置に関し万全な安全対策と慎重な審査を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  倉克伊さん。    (倉 克伊君登壇) ◯19番(倉 克伊) それでは、発議第6号、太陽光発電設備の設置に関し万全な安全対策と慎重な審査を求める意見書について。  木津川市議会議長 高味孝之様。  提出者、木津川市議会議員 倉克伊。賛成者、木津川市議会議員 山本和延、同じく長岡一夫、同じく酒井弘一、同じく森本茂、同じく島野均、同じく九社前聿朗。  これらの方を賛同を得まして、提出させていただきます。  太陽光発電設備の設置に関し万全な安全対策と慎重な審査を求める意見書について  上記の議案を、地方自治法第99条及び木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出いたします。  裏面をお読みください。  太陽光発電設備の設置に関し万全な安全対策と慎重な審査を求める意見書(案)  現在、本市山城町神童子上ノ滝地区において、年間想定発電電力量38,000MWh、用地面積47.6haにおよぶ大規模な太陽光発電施設の建設計画が進められようとしています。  この建設予定地は、天井川である一級河川鳴子川流域の上流山間部に位置しており、高低差180mの土地に、森林を伐採して設置する予定と聞いています。  鳴子川の下流域は天井川であり、過去に幾度となく水害に見舞われており、中でも昭和28年の南山城水害では、多くの住民が住む地域で決壊が起こり、住居や田畑は流され、尊い住民の生命も奪われました。  この地域は、もともと天井川が多く、地質的に花崗岩が風化した真砂土で覆われ、崩壊や土砂の流出が大変起こりやすい地質です。  最近の全国での集中豪雨による災害を考えますと、過去に発生した以上に山地崩壊や土石流の発生の確率は高まっており、このたび当該地における開発が行われた場合、下流域に暮らす住民が災害に見舞われる危険性は増すものと思われます。  このような状況を踏まえ、本市議会に地域(山城町南平尾区、北河原区、神童子区)の地域長、区長など地元住民を代表する方々より、「山城町神童子地域における太陽光発電所設置計画に反対する請願書」が提出され、産業建設常任委員会では全会一致で採択され、本会議でも全会一致で採択されました。  つきましては、太陽光発電施設の設置に伴う開発の申請書が提出された際には、影響を受ける下流域の住民の計画中止を願う思いを御理解いただくとともに、事業計画の審査を行う際には、「府民の生命と財産を守る」ことを第一に、住民の意見を念頭に置き、市議会の採択という結果も踏まえ、慎重に審査いただきますよう要望します。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先、京都府知事であります。  補足説明をいたします。  先ほどの請願受理番号31-1について、大変関係が深く、この案件は、委員長の報告にもありましたように、産業建設常任委員会で全員の賛成で採択されました。また、先ほど本会議でも、この案件は全員の賛成で採択されました。  私たち市議会は、地域の切実な思いを受けとめて採択したわけでありまして、ここにおられる市長を初め市の職員の方々も、このことは重く受けとめていただいているものと思います。  さらに、私たちは市議会としても全会一致という意見書を採択したということを、これは京都府の知事宛てに意見書を提出したいと、こういった思いで、この意見書を提案いたしました。  どうぞ、御審議をいただいて、全員の皆さんの御賛同をいただきますよう、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  山本和延さん。 ◯10番(山本 和延) 1点だけ確認したいと思います。  私も賛同議員として署名させていただいております。本文については、全面的に私も賛同いたしますが、ただ、一番下段にあります提出先、京都府知事となっておりますが、府議会のほうには提出されないのはなぜかということだけ確認したいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 府議会にも提出したい思いはあるわけなんですけれども、地方自治法で、意見書の提出は関係行政庁に限るということになっております。よって、権限のある方への提出のみとなっております。  だめなところには、例えば都道府県議会とか、裁判所とか、政党とか、こういうとこについては提出できないということになっておりますので、御了解をよろしくお願いします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 確認できました。ありがとうございました。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第6号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、発議第6号、太陽光発電設備の設置に関し万全な安全対策と慎重な審査を求める意見書については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第42、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。  したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全て終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。
     閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 平成31年第1回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  今期定例会に御提案をさせていただきました平成31年度一般会計予算案を初め多くの重要案件につきまして、慎重な御審議を賜りまして、全議案御同意・御議決をいただき、まことにありがとうございました。  それでは、貴重なお時間をいただきまして、市政につきまして御報告を申し上げます。  まず初めに、「木津川市誘致企業就職フェアについて」でございます。  去る2月27日に市役所におきまして、木津川市誘致企業就職フェアを開催をいたしました。  このフェアの開催の目的は、求職者の皆様に対し誘致企業の情報を提供する機会を設けることによりまして、就職を促進し、企業の経済活動を活発にするとともに木津川市への移住・定住を図ることとしておりまして、当日は50人近くの皆様に御来場いただきました。  誘致企業からは、企業のPRや雇用条件などにつきまして説明を行っていただきまして、今後の面接につながるなど、企業と来場者の双方に大変御満足いただけたものと考えております。  今後も、引き続き地元雇用の推進、市内の若者の就職支援に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、「木津東バイパスと東中央線の開通見通し等について」でございます。  去る3月1日に国土交通省と京都府から木津東バイパスと東中央線が2019年度に同時開通する見通しであることが記者発表されました。  市といたしましても、念願の道路がいよいよ来年度完成するという見通しが示されましたことは大変ありがたく、今後ますます人と物の交流がさらに活発になり、市全体の活性化につながることを期待しております。  また、同じ日に宇治木津線が新規事業化候補箇所に選定されましたことも、あわせて記者発表されました。  早ければ、今国会で2019年度予算の成立時に新規事業化を決定いただける可能性が出てまいりました。  市といたしましても、新名神へ直結する新たな広域幹線道路でありますので、大いに期待をしているところでございます。  今後も、国・京都府と連携を密にいたしまして、早期の開通に向けて、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。  さて、議員の皆様方には、4年間の重責を全うされ、市政の推進に多大な御尽力を賜りました。ここに深く敬意を表しますとともに、心より感謝を申し上げます。  私も、おかげをもちまして、市長として3期目の任期を務めさせていただくことができました。  この間、議員の皆様方の御支援と御協力のもと、財政の健全性を確保しつつ、環境の森センター・きづがわの建設を初め、小中学校の耐震化や幼稚園・小中学校の普通教室への空調設備の整備、新学校給食センターの建設、内水排除の強化などの事業を進めるとともに、子育て世代包括支援センター「宝箱」を初めといたします子育て支援の充実や、全ての子供たちの基礎学力の向上、防災対策など、多くの事業に取り組むことができました。  あわせまして、先人の皆様方から大切に受け継がれてまいりました緑豊かな里山や、いにしえのロマンあふれる国宝や文化財、そして最先端の科学技術を有する学研都市への企業誘致など、市の魅力を最大限に生かし、まちづくりを着実に進めることができましたことに、改めまして心より御礼を申し上げます。  全国的には、少子高齢化、人口減少が課題となる中、木津川市は、子育て世代を中心に転入や定住が進んでおりますので、今後も引き続き市民の皆様とともに市の魅力を発信し、地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。  皆様方の中には、今期をもって勇退される方もおられるとお聞きしております。本当に長い間、御苦労さまでございました。そして、ありがとうございました。  今後とも、健康には十分に御留意をいただきまして、引き続き市政の推進のために御指導・御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  また、再度立候補されます皆様方におかれましては、再びこの場所で顔を合わせられますことを御祈念申し上げます。  ほどなく、桜のつぼみも膨らみ始め、春本番を迎えます。皆様方の御健勝と今後ますますの御活躍をお祈りを申し上げまして、今期定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。  皆様、大変お世話になりました。どうもありがとうございました。(拍手) ◯議長(高味 孝之) 今期定例会は、去る2月21日から本日まで26日間でありましたが、同意8件、議案34件、請願2件、発議6件について、議員各位には慎重・審議を賜り、まことにありがとうございました。  ここで、私からも一言御挨拶を申し上げます。  本来立ってしなくてはなりませんが、立ったら映らないみたいで、座って失礼いたします。  平成27年4月26日の選挙に当選以来、議員の1人として、皆さんとともに市民の皆さんの代表として、木津川市のまちづくりのため職責を全うできました。  また、平成29年5月からは、議長として、議員の皆さんや河井市長を初め職員の皆様の御協力により、無事、議長の職を全うすることができましたことに、深く感謝申し上げます。  時には、行政側には、答弁・質問のときに明瞭・簡潔にと何遍も言いましたが、それも議論をスムーズに運営するためでございましたので、お許しいただけたらと思っております。  私としましては、会議規則にのっとり、公平に進めてこられたと自負しております。  本日で今定例会が終了し、来月には統一地方選挙が行われます。このたびの統一地方選挙を機に、木津川市議会を去られる方々には、長きにわたり議員としての重責を果たされ、数々の御功績を残されましたことに、深く敬意を表します。ありがとうございました。  今後も、木津川市の発展のため、御指導、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。  また、引き続き立候補を予定されている方々には、先ほど市長からもありましたが、御健闘いただき、めでたく当選され、再びこの場に戻られ、御活躍されますことを御祈念申し上げます。  結びに、木津川市のますますの御発展と皆様方の御健勝・御多幸を御祈念申し上げまして、御挨拶といたします。  大変ありがとうございました。(拍手)  これをもちまして、平成31年第1回木津川市議会定例会を閉会いたします。  御機嫌よう。                         午後3時11分 閉会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....