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平成31年第1回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2019年03月05日
平成31年第1回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2019年03月05日
平成31年第1回定例会(第4号) 本文 開催日:2019年03月05日
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  1. 木津川市議会 2019-03-05
    平成31年第1回定例会(第4号) 本文 開催日:2019年03月05日


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    2019年03月05日:平成31年第1回定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成31年第1回木津川市議会定例会会議録(第4号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は21であります。  これより平成31年第1回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、一般質問を行います。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、4の11問で行います。  それでは、1番目、片岡廣さん。    (片岡 廣君質問席へ移動) ◯18番(片岡 廣) 皆さん、おはようございます。木津川の会の片岡廣でございます。  2問一般質問をさせていただきます。  本日は晴天で朝6時15分に太陽が顔を出し、答弁のほうも、きのうは雨、曇りでしたけれども、晴天ですので、よろしく答弁も晴天のようにお願いしたいと思います。  それでは、質問を始めさせていただきます。  「(仮称)大野新設道路について(地方道47号天理加茂木津線)」。
     加茂地区木津地区を東西に連絡する道路で、特に大野地区は、急峻な山地と木津川に挟まれた地形のため、幅員狭小で、車両の円滑な運行の障害となっており、府は、延長370メートル、幅員10.5メートル、総事業費約5億円という計画を立て、平成29年度には測量調査を着手し、完了しております。現在、道路・樋門について、国・府・市の協議の進捗状況をお聞きしたいと思います。  それで、皆様方に配付してあります平面図ですね、樋門の詳細設計道路詳細設計、議長の許可をもらっておりますので、よろしく目を通していただきたいと思います。  それでは、(1)国・府・市の協議は進んでいるのか、現在の状況を伺います。  (2)現在の道路環境は、市も把握していると思いますが、豪雨に対しての安全確保を行うため、府に、平成31年度に道路線形の改良を着手するよう要望すべきと考えるが、どうか。  (3)樋門について、勝手神社の入り口から25メートル、管の周り1メートル、地下に入っている。樋門は1カ所で問題はないのか、伺います。  (4)残念石は、万全に守られるのか、お聞きしたいと思います。  (5)教育委員会のほうに、通学道路として安全対策は万全か。  よろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) おはようございます。建設部長でございます。  片岡議員の御質問にお答えします。  京都府から、木津川の河川占用許可のため、国土交通省と協議をしていると伺っております。  2点目について、市からは、機会あるごとに、早期工事着手の要望を行っております。  3点目について、樋門の位置や数は、地元から安全な排水対策の強い要望があることから、現地の排水状況も見ながら、国・府・市で検討しているところであります。  5点目については、今回の事業で片側に歩道が設置される計画であり、歩行者の安全確保が図られるものと考えています。  私からは、以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  片岡議員の4点目の御質問にお答えいたします。  いわゆる残念石の保存については、近畿地方整備局淀川河川事務所と京都府山城南土木事務所と協議し、埋もれないように工事に支障のない場所に移設していただくよう、要望書を提出しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 説明、建設部、教育部、ありがとうございます。  説明をお聞きしますと、市の姿が余りはっきりと見えてきません、残念ながら。以前、山城南道路計画室から聞き及んでおった際には、道路計画については、最初ですよ、10年前なんですけれども、国は良好的で理解を示しておったと聞いておりますが、10年間で道路環境が思ったより悪化いたしたと思うんですよね。そして、府の平成29年度の測量調査で、設計に何か変化が起きたのか、特に樋門について国は難色を示しております。市も、谷川ですね、勝手神社の横、幅2メートルほどございます。そして、もう1カ所、残念ながら大野山は、もう今、水を抱くということはできないんですよ。山の頂上から見ていただいたら、木は枯れており、山というよりももう変化をして、もう20ミリ以上の雨量があると、全部谷のほうへ流れるという状態です。  それで、やはり地元区として、恐らくよく知っておるのは、木津川市と地元区の皆さん方です。大野山をやっぱり甘く見ておっては、道路が新設されても、飛んでしまいますよ、恐らく。その点について、市としてこの問題を、樋門ですね、地形も、どのように今後国と府に持っていくのか、部長の見解をお聞きしたいと思います。よろしく頼みます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今御質問のある内容につきましては、補正予算の委員会のほうでも同様の御質問等が出たときに答弁をさせていただいたところでございまして、事情につきましては、市はもちろんでございます。一番よく御存じなのは地元の方でございまして、京都府が地元に説明に入ったときに、やはり排水の関係のいろんな要望等が出てきているところでございます。  何分、国交省との関連もございますので、そのところは十分協議を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 部長、ありがとうございます。  先ほども述べたように、やっぱり現状ですね、河道の状況、よく御存じなのは、地元区なんですよね。やっぱり大野区の住民さんが、いつも何十年、何百年、あそこで生活をされ、状態はもう逐一わかっておると思うんですよ。そこで、市として国や府に大きな行動をお願いしたいんですが、いかがですか。先ほども頑張って国や府に要望するという意気込みをお聞きしましたけど、もう少し大きな行動を市として起こしていただきたいと思うんですけど、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今の現時点では、ちょっとその大きな行動というのが思い浮かばないのでございますけれども、やはりしっかり技術的な裏づけのある中での解決を図っていきたいと。その中で、我々もできること、調整等も含めまして、取り組んでまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  やはり、今、府と市と地元と、その間に国に挟まれて、府は前進もバックもできないという状態で、御存じと思うんですけど、何とかそこを脱出できるような、市も、皆さん方が御理解・御協力をしてやっていただきたいと思います。  これ、いつ何どき気候変動により問題が起きかねないんですよ。現地、部長さんも御存じと思います。そこで、やっぱり市民にとっても、旧加茂地区木津地区を結ぶ大事な生活道路ですので、問題が起きる前に、やはり平成31年度に着手を、前へ前進するような思いを持って府に対してお願いをしていただきたいと思います。もう一度、答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  この本件につきましては、御承知のように、合併前からの重大な大きな案件でございまして、毎年、京都府のほうにも要望を重ねてまいった結果、平成29年度から事業着手をしていただいているというところでございます。  議員おっしゃいますように、早期着手できるように、これからもしっかり調整等を含めて取り組んでまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 1点目は、ありがとうございます。  それでは、2点目に移りたいと思います。  現在の道路環境は、やはり先ほども述べたように、平成23年6月、勝手神社の本堂を巻き込み大きな崩落事故が発生しましたね。その後も、3回ほど小さな崩落事故が起きております。これに対して市として、本堂の上の山肌の現状は御存じですか、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  議員おっしゃいますように、かなり回数を重ねて、山側からの岩が道路のほうにも崩落しているというのは、承知しているところでございます。何分、大野山でございまして、表面に表土がかかっている山でございまして、やはり大雨等の場合は、豪雨によって崩れやすくなっていることにつきましては、承知しているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  残念ながら、府といたしましては、お話しさせてもらった、現状の道路と木津川の問題点ばかりが頭にあって、大野山が頭に入っていないのかなという思いがあるんです。  そして、国・府・市で三者で、やはりもう一度早期に足を運んでいただいて、山肌をしっかりと調査、見ていただいたらわかると思うんですよ。恐らく、府は認識していると思うんですよ。  平成16年に大野区が傾斜地の条例改正で、旧加茂町時代ですね、平成17年から傾斜地の対策をやっております。そのときに、大野山を調査、府はされて、莫大な予算をつけられて、現在に至っております。府は認識を持っていると思うんですけども、国あたりは大野山の怖さを知らないというような状態です。市としてはどうですか、その点。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  議員おっしゃいますように、我々も別の事業でございますけれども、大野山につきましては、急傾斜地の崩壊対策事業を取り組んでいるところでございまして、今も、それは京都府の事業でございますけれども、市のほうも調整に入って、事業負担等も含めて取り組んでいるところでございます。  そういうことで、山の質につきましては、十分京都府は承知しているところでございますけれども、国につきましても十分承知はしていただいているところだと思いますけれども、そこら辺は市のほうも調整等に入っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 昨年、北海道、また広島で土石流の崩落で大惨事が起きたという、とうとい人命が奪われまして、本当に残念です。事故後、専門家や学者、テレビの画面や報道では、もっともらしいことをおっしゃっていますが、私はおかしいと思うんです。やはり、大惨事があった地元の方は、よく地形も御存じで、やはりしっかりと起きる前に対策が必要かと思うんですよ。  被害に遭われた方は、初めて聞いたことも見たこともない雨量だったというようなお話をされていますけれども、そういうのが木津川市に降りかかってくると、行政も心配。恐らく、もう大野山は風化していると思うんですよ。その点、認識を持っていただいていると思うんですけど、どうですか、部長。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  先ほどからも答弁させていただいておりますとおり、十分大野山の分につきましては、急傾斜地の関係の事業もございますので、市としては把握しているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  やはり、市と府と共同で調査をし、人命を守り、安心・安全に歩行できる地方道47号天理加茂木津線を目指したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、3点目に入ります。  国は、やっぱり先ほども述べていますけれども、大野山の厳しさを理解されていないと思うんですよ。やはり、20ミリ以上の、先ほども述べましたけれども、樋門1つではおぼつかない。もう先が見えていると思うんですけれども、そこらは最低条件、やっぱり樋門は2カ所以上設置が必要と考えますが、市としては、私の考えに対してどういうふうな思いを持たれているのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  先ほども一部答弁させていただきましたが、やはり技術的な裏づけが根拠となってまいりますので、その中で、国・府・市の中で検討・調整を図っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  新設道路は、地元の住民の方がおっしゃっていますけれども、防波堤じゃないんですよね。防波堤も兼ね、やはり大野山の崩落も兼ね、いろんなものを加味して道路を進めていただきたいという思いがあります。  また、勝手神社の本堂の周りを見ていただいたら、部長、手にとるようにわかります。勝手神社より下のほうは、きちっと整備と言っていいか、できていますけど、それから先ほども何回も述べているように、60メートルほど上なんですけども、私も2回ほど上りましたが、そら厳しい肌になっております。3点目は、それで結構です。  4点目について、教育委員会にお聞きしたいと思います。  残念石ですね、国とこの間、少しお話しさせていただいたら、府が執行しなければ国が責任を持つというような、国交省は断言されておりましたので、その点、教育部として国・府と今後どういうように進めるのか、しっかりと守っていただきたいと思いますので、その点、教育部として今後の執行状況について、よろしくお願いしたいと思います。どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  残念石につきましては、文化財としては未指定ではございますが、市といたしましては、歴史的資料として貴重なものであるというふうな認識をしておるところでございます。また、地元の方々からも保存の要望が出ているというところで、今まで議会のほうでも何度か取り上げていただいてきたというところでございます。  こちらの道路の工事が進められていく中で、やはり残念石を見える形で残していただきたいというところで、京都府なり国のほうと協議を進めさせていただいておりまして、市からもそのような要望書を出させていただいているというところでございます。  また、今後、工事の進捗に合わせまして、教育委員会といたしましては、全てが埋もれないような形で、上からも見られるような形で残していただきたいというところで要望のほうを進めさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。
    ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  国も府も市も、保管場所ですね、それが一番やっぱり、何百基とあるんですから、その点、やはり建設部とも協議をしていただいて、持っていくとこですね、昔、合併したときに、ある木津川市の方から寄附をしたいというような申し出が平成20年にありまして、レッカー車とか運搬車とか計算したら、やはり70万円ほどかかるということで、この本庁舎が完成したときに、その東側の正面に3基ほど置きたいという要望がありまして、市とも協議させてもらいましたが、やっぱり予算の関係で断念になったということがあります。  今後、やはりそんな面も考えていただいて、何とか設置場所ですね、残念石を、埋もれることのないようにしっかりと市民の方の目の届くようなところに設置していただいたら幸いと思いますが、その点どうですか、教育部として。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  過去には、合計で8個、川から引き上げられて加茂支所のところでありますとか、山城郷土資料館とかに移設されているという経過がございます。  ただ、やはり1つ大きなものでございますので、引き上げるには、今、議員おっしゃられたように多大なお金がかかってくるというところでございます。  それと、やはり残念石が大阪の築城に持っていかれずに取り残されたという歴史的な経過も踏まえまして、現状の場所に置いて見ていただくというところも、そのあたりが歴史的にも価値が高くなるものではないかというふうに考えておりますので、工事に支障がない形で、河川のところで見える形で保存のほうをさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 教育部長、ありがとうございます。  今、これは把握しておるんですか、現在、何個ほどということ。ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現在、確認をされているというところにつきましては、昭和50年の河川改修におきまして確認されているもので、そのときに固められた15個と赤田川の堤防に使われたもので45個というところでございますが、その工事の改修のところには50個ほどが発見されているというふうに聞いておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  50個から60個という、今、説明がありましたけれども、それをやはり大事に守っていただきたいと思います。今後、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それでは、5点目に入ります。通学路として安全対策は万全か。  法花寺野から1名の方がそちらへ、小学校にお世話をかけているということを伺っておりますが、その点について、教育部として今後の対策については、安全を守っていただくようにお願いしたいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  子供たちの通学につきましては、安全に登下校できるようにということで、保護者の方と学校のほうが協議をさせていただいているというのは、全ての学校で行わせていただいているというところでございます。  法花寺野区につきましては、学校までの距離でなかなか歩道のない道路もございますので、今現在は、保護者の方が大野区の子供たち集合場所のところまで送り迎えをされて、そこから集団登校されているというところでございますので、安全な登下校ができているというふうなところで考えておるところでございます。  今後につきましても、道路事情等、変わってまいるところではございますので、また引き続き学校と保護者の方々と十分協議をさせていただいて、安全な登下校に努めさせていただきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  私も調査したら、安全に守っていただいているということをお聞きしまして、安心をしております。これで、1問目の質問を終わります。  それでは、2問目の質問に移らせていただきます。  「木津川の河川整備水辺環境の整備を」。  1.国に対して行っている河川整備の要望は万全ですか。  2.今年度、国が行っている加茂・山城地区内での2カ所の木津川の河川整備工事進捗状況について伺います。  3.木津川と一体となった水辺空間の整備を進めてはどうかと思うが、市の考えは。  「かわまちづくり支援制度」に応募し、計画を進められないか、お聞きしたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の御質問にお答えします。  河川整備の要望につきましては、毎年、近隣自治体で構成する木津川治水会を通じて行っており、主に内水排除設備の整備や堤防・護岸の強化対策、立木の伐採などについて要望をしております。  今後も、引き続き要望してまいります。  2点目について、山城地区の対岸である木津川左岸側の工事は、現在施工中で、今年度末完了予定国土交通省から伺っております。  加茂地区については、官民境界復元測量が必要となったため、今年度の実施は見送り、来年度に当該測量を含めて実施すると伺っております。  3点目について、現在、木津川花火大会の開催や河川敷のグラウンド整備など、木津川でのレクリエーション活動の場を提供するなど、一定の水辺空間の有効活用を行っています。  「かわまちづくり支援制度」については、現在、和束町で登録に向けて申請中であると聞いております。木津川の水辺空間の整備は魅力あるまちづくりにつながると考えており、今後は治水事業等の状況を踏まえながら、連携して取り組みを進められるよう検討します。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 説明ありがとうございます。  私も、ある団体から、国と接触する機会がたびたびありまして、お聞きしましたところ、しっかりと要望は届いておるが、下流のほうから進めておるので、なかなか飛んで行けないと。  先日、ちょっとお話しさせてもらったら、木津川市からの要望で、北村区の新川の下流ですね、しゅんせつと竹の伐採、地元区は非常に喜んでおられました。お礼を言っておいてくれということで、この一般質問を通じて臨時的に動いていただいたんかなという思いで、お礼を申し上げます。  今後とも、やはり市として、1番目の質問ですけれども、もっと大きな行動を起こしてもらわんことには、なかなか国は振り向いてくれません。言葉では、下流のほうからと、危険率が高いところは、しっかりと下流よりも、上の出張所、土木は、国は、しっかりと跨線橋の大橋より上流は、危険なところは整備を急いでやっていますよ。そこら黙っていては、なかなか前へ進まない現状を把握していただいて、河川の要望を大にして行ってもらいたいと思いますが、その点どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  市としても黙っているわけではございませんけれども、しっかり要望をしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) それでは、2問目に移らせていただきます。  今年度の発注工事ですね、加茂町の恭仁大橋の右岸ですね、なぜ中止になったのか、聞き及んでおりますか。市として、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  詳細につきましては、聞いておりませんけれども、国からは測量等が発生することによって、今回はちょっと見合わせたというふうに聞いております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 私が伺っているのは、その民有地を、それを入札に出したと。そんなばかげたことを国が、河川の境界がちょっとはっきりしないんですよ、木津川本流全体に、八幡までね。それはよくわかるんですけどね、民有地を入札にかけて竹の伐採、ちょっとお粗末やないかと。岡崎の民有地ですね、あるからちょっと聞いて、この前もお話しさせてもらいまして、行政と議員の、泉川温泉でありましたね、あの右側です、上っていくところの。あそこ、民有地なんですよ。そして、橋の左側ですね、加茂から来て。あそこも民有地なんですよ。なぜ、そんなところを入札に出されたんか伺っておりませんか、部長、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  ちょっと内容につきましては、聞いておりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 聞いてなかったら、それで、国もやっぱりそんな勇み足があるんかなと私はびっくりしております。  先ほども述べたように、境界が道路と違って、なかなか難しいんです。境界の設定ができていないと、いまだに。そこらもいろいろあって、慌てて出されたと思います。  それでは、3点目に移ります。  かわまちづくりの計画策定には、木津川市として、先ほども述べたように、思いはあるんですか、どうですか、部長。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  私の答弁にもありましたように、最近では和束町さんが計画をされていると、申請を出されているというふうなことでございます。  ただ、ちょっとさかのぼりますと、南山城村様も、やまなみホールの近隣で、木津川のほうでそういう取り組みを、この事業が国のほうでできた時点で手を挙げられて取り組みをされていてというのも調べておるところでございます。  そういういろんな事業が終わった後、それを継続して進めている南山城村の状況等も踏まえながら、いろんなリスク等もある中で、昨今の豪雨等によります増水によりまして、やはり河川の安全、治水の安全についても確保する必要があるというふうな、いろんな多方面のことも検討しながら進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  今、和束町というような部長の発言がありました。一番最初の、これはもう10年前に、平成21年に、こんな基本のこれができておるんです。計画を、国としては。  第1番目が八幡市ですね、左岸の流れ橋のたもとに施設ができたと国から聞いております。そして、また和束町ですね、国道163号木屋地区に、かわまちづくり計画を立てられ、事業着手へ登録の手続を、2020年度に事業を着手すると。私もある団体からここの委員に選ばれて、入っておるんですよ。  私も、このかわまちづくりの計画には、相当な問題があるんじゃないかというような思いを持っていましたけれども、なかなか国あたりは積極的に支援して、また予算も国から出るということで、余りに何も難しく考え過ぎたんじゃないんかなというような思いを持っております。  そして、先ほども述べられた和束町のかわまちづくりですね、国は護岸工事、それから階段ですね、やっぱり坂道、高水敷等の整備を国が執行すると。相当な金がかかりますよ、これ。  先ほど述べた大野のバイパスの工事ですね、5億円以上予算がかかる。でも、それを国が執行していただいて、和束町は駐車場、トイレ、またサイクルスタンド、看板等の計画がされて、国がほとんど70%の予算を出してくれるという、ありがたいこのかわまちづくりの、木津川市も今後考えていただいたらね。市長、どうですか、やっぱり周りに城山台、どんどんふえる、また兜台、州見台、梅美台の市民の憩いの場としてね、数年先には子供たちの声が木津川から聞こえるような施設を考えていただいたら私は幸いと思うんですけど、どうですか、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 片岡議員の御質問にお答えをいたします。  和束町の木津川かわまちづくりということで、イメージのこういった図面を見せていただいているわけです。  木津川市も、船屋のところに船着き場もありましたし、また木津も木の津ということで、以前、船着き場があって、非常に帆かけ船もたくさんある中で、本当に盛大に活気のある、そういった時代があったというふうに聞いています。  やはり南山城村、笠置町、和束町と、川を使ったまちづくりをされているわけですので、ぜひとも木津川市も、加茂地域、また木津地域ということで、川をつないでいきたいなというふうにも思っておりますので、京都府のほうにもそういった声を上げさせていただいているところであります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。
     それと、言い忘れましたけども、東部の2町1村が団結をして木津川を憩いの場というような考えを持って、きのうきょう始まったわけではないんですよ。もう以前から、先ほども南山城の大河原のあそこ、そちらのほうから提案がありましたけれども、その時代から笠置町も、今、いろんな面で木津川を考えるということでね。この間、笠置町、長野県から設計屋が来まして、いろいろな桟橋、いろんなものを、施設を、国に要望されております。今後も、木津川市もしっかりと、そんな市長、思いがあるんでしたら、一日も早く中へ入っていただいて、よろしくお願いしたいと思います。  これで、一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから10時25分まで休憩といたします。    午前10時08分 休憩    午前10時25分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま10時25分、休憩前に引き続き会議を開きます。  2番目、森岡譲さん。    (森岡 譲君質問席へ移動) ◯14番(森岡 譲) 共産党議員団の森岡でございます。  風邪がまだ完治しておりませんので、非常に聞きにくいところがあるかと思いますけれども、御了承いただきたいと思います。  昭和50年から数えまして、今回で160回目の質問になります。きょうが最後の一般質問になります。どうぞ、最後までよろしくお願いしたいと思います。(拍手)  ありがとうございます。  きょうは、3問について質問いたします。  ちょっとハズキルーペをかけなくては見えないことになっております。  それでは、1問目でありますけれども、「地震時の安全対策の拡充を」ということで、平成30年12月議会に提案されました一般会計補正予算で、ブロック塀等緊急安全対策支援事業費として、2件、30万円の予算が計上されました。2件の申し込みがあったと聞きます。そして、平成31年度の当初予算では、8件分120万円が予算化されました。提案理由には、地震による災害を未然に防止し、災害時の避難を確保するとあります。また、将来にわたる効果は、災害時の避難路や通行人等の安全を確保できるとしております。  そこで、次の点についてお聞きをいたします。  (1)当初予算の8件を超える申し込みがあった場合、補正予算で対応するのか。  (2)この事業は、平成31年度の単年度だけであるのか。また、今後も国・府の支援は続くのか。  (3)提案されている内容からすれば、国・府の補助金がなくなっても、単費で引き続き支援事業を行うべきだと思いますが、市の考えは。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  京都府の民間施設ブロック塀等緊急安全対策支援事業を活用し、要望をしておりますが、募集件数を超えた場合につきましては、京都府と協議をいたします。  2点目の支援の継続につきましては、府から平成31年度までの臨時措置として事業を創設しているが、状況により変更になる可能性があると伺っております。  3点目につきましては、府の補助金制度を活用することを考えております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 今の答弁でありますと、1つ目でありますけれども、募集を超えた分は府と協議をするという答弁でございますけれども、協議をしてどないするのか、やはりいわゆる申し込みがあった分を全部そういう形で使えるようにしていくのか、その辺については考えておられるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  そこら辺の状況を見ながら、できるだけ京都府と調整を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いわゆる平成30年度の予算で、要綱等、そしてまた出されたんが12月の広報だったと思うんですけれども、それを見ながら2件がいっぱいになったということなんで、これが広く知れるようになってくると、やはりしたいなという方もおられます。そういう点で、8件分という、この件数はどういうところからはじき出されたのか、これをまずお聞きしたいなと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  この数字につきましては、さきの2件の場合と同様でございますけれども、京都府のほうから木津川市につきましては8件というふうなことで数字をいただいているところでございまして、根拠といたしましては、やはり大阪北部地震等の、その被害状況も踏まえた中で京都府の御判断もあるのかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 府から指定されたという件数ですけれども、市としては多いのか少ないのか、まだ制度が全体的に行き渡っていないということからすれば、こういうところから、多いのか少ないのかという、いわゆる感じはどうなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  平成31年度につきましての募集はこれからでございますので、あくまで予測でございますけれども、感触でございますけれども、平成30年度、2件を応募したところ、やはり問い合わせ等があって、すぐにその2件につきましては埋まってしまったというふうなことでありますので、8件については、十分必要な数字というふうな認識は持っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 非常に難しいところがあると思うんですけれども、これからも非常に特に危険なところというのは結構あると思うんですけれども、やはりしたいなというたくさんの方が出てきた場合、府とも協議するということなんですけれども、市としても、あった場合は、全部救済するんだと、全部受けるんだと、もう予算はないんで、もうなしですという言い方ではなしに、やはり全て受け付けるという気持ちで取り組みはしてほしいなと、このように思うんですけれども。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  今御質問にあった内容でございます。  現時点では、我々はやはり府の補助を活用して、こういう募集を行ってまいりたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 1つ目は置いておきながら、まだ終わりませんので。  2つ目ですけれども、いわゆるこの事業の関係ですけれども、補助金の関係で、国・府も今後続けていくという方向性というのは持っておられるのかどうか、まずお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  方向性につきましては、まだ未定でございます。ただ、答弁にもありますように、状況により変更になる可能性があるというふうには伺っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 変更というのは、いわゆるやめるという変更と違って、延ばしていくという方向なんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  当初は、平成31年度で終わるというふうな方向性であるというふうには認識をしております。それからの変更でございますんで、いろんな取り方があろうかと思いますけれども、継続というのも一つの中にあるのかというふうな私の私案でございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いわゆる平成31年度の経過からして、やはり府・国にも継続していくように市としても要請すべきやと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  やはり平成31年度、応募した中で、そこら辺の状況を見ながら検討が必要になってくるかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) とりあえず、この2番はちょっと置いておきます。  3番目でありますけれども、いわゆる補助金を活用するということですから、府の補助金がなくなれば、もう終わるという解釈でいいわけですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  お見込みのとおり、私の答弁のとおりでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 前もってちょっと申請はしていなかったんですけども、関連する問題でお聞きしたいことがございます。  いわゆる要綱の第4条の第2項、いろいろとあるわけですけれども、「近隣住民その他の補助対象ブロック塀等の関係者で、当該ブロック塀等の所有者の同意を得て撤去工事を行う者」というふうにはあるわけですけれども、これはどういう判断をしたらいいのか。  例えば、いわゆる避難路がたくさんありますね。例えば、今、地震が起こったと、この地域はここに避難する場合に、この道を通りなさいよと言ったところですね、いろんなところがありますわね。そういう点で、恐らく教育委員会も含めて、通学路も含めて調査されていると思うんですけれども、そういう点で、まずは行政としても、教育委員会としても、両方ともそういう危険度は調査されたと思うんですけれども、何カ所あったかどうかというのは確認されておられますか、特に危険度の高いところ。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  通学路の分につきましては、各学校の教員、また教育委員会事務局の職員のほうで、通学路の安全対策ということで確認をさせていただきました。  箇所数については、何カ所ということはございませんが、民有地のブロックでございますので、外からという範囲で、見える範囲で、高さ、また目に見えた亀裂や傾きはないかというところで確認をさせていただいたところでございます。  そういったところについて、早急に手だてを講じなければいけないというところについては、発見はできなかったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いわゆる部長のほうの建設部というんですかね、通学路以外のところで、課でいろいろパトロールする中で、そういう避難路とか、そういうところについて、危険なブロック塀というのはあるというのは認識されているんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  その通路、道路等についての状況については、把握はしておりません。  ただ、パトロールの中で、明らかにそういう状況であるというところについては、ないと認識はしております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ないという認識ということなんですけれども、ほんまにそれ全部調べておられないということで、そこまでの認識なのか、調べた上でなかったのか、その辺はいろいろとあると思うんですけれども、いわゆる通学路、避難路以外にも危険な箇所があると思うんですけれども、それぞれ自分とこの塀で、いわゆるこれに規定する部分については自分とこでやりかえようという場合に、申請をして、その補助金を受けてやるわけですけれども、先ほど言いました第4条の第2項の関係で、いわゆるそこの持ち主に了解を得た上で撤去していくという話ですけれども、これはどういう解釈をしたらいいのかですね、これをどういうふうに思っておられるのか、部長。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  さきの質問の中で、ブロック塀の状況把握というところでございます。直接、我々のほうで所管をしております市営住宅の関係で、やはり高さとか、そういう中で構造上心配になるというところが数カ所ございましたんで、その分については、撤去等をしているところでございます。  それと、今の御質問でございます。要綱でございますんで、強制力というのはなかなか難しい部分があろうかと思います。おっしゃっているのは、他人さんのブロック塀の所有者に対するいろんなそういう取り組みの内容になってくるかと思います。  その分については、やはり調整等協議が必要になってくるかというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 例えば、今問題になっている空き家の問題で、空き家で、そこが通学路になっていると、非常に危ないと、これは取り除かないかんと。ところが、持ち主がわからないという場合に、これは撤去せないかんなということで、ところが了解を得るにも得ることができないという場合は、ここの中には入らない。そのままほっておくということになるのかとか、その辺は、例えば空き家でどうしてもここのとこは撤去せないかんなという場合、その場合は、この第4条の第2項で、これを潰して撤去するということができるのか、それが可能なのかどうか。あるんですよ、これ。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  先ほどの答弁の繰り返しになるんでございますけれども、やはり要綱でございます。あくまで強制力から言うと、他人様のそういう財産、ちょっと所有者がどこの方とかわからないものも含めまして、他の所有者の方のそういうものを取り壊すとか、さわるとかというふうなことについては、慎重ないろんな手続等が必要になってくるかというふうには思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それで、これ、どうしても今の答弁からしたら、なぜそしたらこういう文章になって出てくるのかどうか、いわゆるのものですから、それは勝手にできることはできないんですわ。それはわかりますよ。  ところが、ここでやったら、何でこの文章がこういう形で出てくるのかね、これやったら連絡がつかへんのに、得られないのに、することができない。もしかそこのが見つかったと、親戚でも何でもね。こういうことで危険ですから、これ、撤去しますけどもということでオーケーをもらった。その場合は、そこからお金をいただくのと違って、いわゆる撤去そのものは市が全部持ち出しをして撤去するのか、その辺はどうなんですかね。この文章を読んでいると、今の答弁を聞いていても、物すごくややこしい部分があってね。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  やはり、要綱がある上で、そういう取り組みのきっかけにはなろうかと思います。ただ、強制力から言うと、やはり要綱でございますので、慎重な対応等が必要になってくるかというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いろいろ答弁いただきましたけれども、要綱に書いてある、また予算化される政策過程の中で、先ほど言ったような形で未然にそういうことが、いわゆる人的被害が起こらないように、そういうところをやっぱり撤去していくということでの政策でありますんで、国や府の予算、いわゆる補助金があるからしますよと、なくなったらもうそんなんしませんよと。途端に、もしか事故が起こったり、そういうことの可能性というのは十分あり得るわけですね。  やはり、そういうことから考えたら、当然、府の補助がなかっても、1件ごと15万円ですわね。国で言うと、補助額2分の1の7万5,000円ですわな。ほんで、それぞれ府と市町村で4分の1で大体3万7,500円ずつ、そういうことからすれば、ちょっとでもしていってもらうために、やっぱり毎年予算化、単費でもいいですからね、やっていく必要があるんではないかなと。これから何が起こるかわからない。府や国の補助金があるからしていこう、なくなったらやめとこう、それではやっぱり行政、ちょっと冷たいのと違うかと思ったりしますけれども、そういう点について再考していただきたいと思うんですけれども、部長、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  やはり平成31年度に募集をいたしまして、そこら辺の状況を見ながら、京都府等ともいろんな協議・検討をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 京都府と協議をされるのはわかりますけれども、単独でやる場合、別に協議する必要ないですね。木津川市で市としてやるんだという先進的な事例をつくってもいいのと違うかなと思ったりします。  そういう点で、やはり市独自でも、補助金がなかっても、ほんまに知れてますやん。8件でも120万円ですわ。ですから、それぐらいのお金、お金がない、必要やというのはわかりますけれども、やはり120万円、知れてます。  そういう点で、今後もそういう予算化していくということが大事やと思いますんで、平行線になると思いますけれども、最後、部長、ひとつよろしくお願いしたい。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  先ほどの要綱の関係で、ちょっと答弁をさせていただきたいと思います。  やはり近隣の方でありましても、所有者の同意が必要となるというところでございます。何分、先ほどの議員の発言の中でも、所有者がわからへんかったらどうやねんということの問題はございますけれども、やはり原則、所有者の同意が必要というところでございます。  それと、今の御質問でございます。やはり我々といたしましても、そういう状況を見ながら、原則、今の8件の平成31年度の状況を見ながら検討してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 部長の答弁も、それ以上はできないと思うんですけれども、やはり命の問題がかかる問題なんですね。そら、起こらないことが一番なんですけれども、そういうことからすれば、木津川市全体の責任者であります市長、どうですか、今後、この関係について、予算化をちょっとでもしていこうという、再考することはできないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森岡議員の御質問にお答えいたします。  ブロック塀等緊急安全対策支援事業ということで、大阪北部地震を発端に、大変痛ましい事故となりました。  そういう点では、やはり木津川市も危険なところ、学校関係については、特にいち早く撤去したわけですけれども、やはりまだまだ民間の方、いろいろとまだ手のついていないところもあるかなというふうに思っています。  そういう点では、できるだけ早く危険なところを撤去なり、また補修していただくということも大切だというふうに思っておりまして、京都府についてもそういう意見も、市からも、市長会からも申し上げておりますし、国のほうにもしっかりと要望もしてまいりたいと思いますので、できるだけこの制度を長く続けていただきたいなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 市長、やはり国・府に対してきちっと申し入れをしながら補助金も続くように要請していただきたいと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、この問題については終わります。  2問目に行きます。  「町内の排水路の清掃の今後は」ということで質問をいたします。  下水道の普及で、各地域内の排水溝は今までとは違い、ヘドロ等が堆積しなくなっております。水道水での放水も行われなくなってきております。それでも、年に1回または2回各地域で集まって、排水路、集会所等の清掃を行っております。このことは、町内を皆できれいにするとの思いでありまして、非常に大事であると考えております。  そこで、次の点についてお聞きをいたします。  (1)下水道の普及で、各町内で清掃活動がなくなった町内はあるのか。  (2)排水路のふたが頑丈になって、ふたを上げにくい場所があり、バキュームで対応されていますが、現在何カ所あるのか。また、回数は。今後も、バキュームでの対応をふやすことは考えているのか。  (3)各町内会等から下水道も普及し、ヘドロの堆積もないので、町内ではせずに、市で行うべきだという意見は聞いているのか。そういう場合の市の対応は。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  溝清掃活動につきましては、地域からの申し込みにより、清掃汚泥の処分をしております。平成28年度までは45地域ありましたが、平成29年度以降、40地域となっております。  2点目について、排水路の清掃で、市がバキュームにて対応しているのは、ふたをあけられない場合や暗渠になっている場合など、地元において清掃いただくことが困難な状況の場合に実施をしております。  箇所数につきましては、平成29年度は10カ所で実施し、平成30年度は15カ所で実施中であります。  今後につきましては、状況を確認し、対応してまいります。  3点目について、道路側溝など排水路の清掃は、市内全域において、原則、地元地域で行っていただいております。  今後も、下水道整備の有無にかかわらず、地元で実施いただく考えであります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございました。  1つ目でありますけれども、やはり清掃が、処分の関係ですけれども、平成28年度は45件、平成29年度は40件ということで、5件減っておるわけですけれども、いわゆるこれはもう地域としては清掃しないで、うちは来てもらわなくても結構とか、そういうことだけなのか、清掃はしているけれども、汚泥はもうないんで、来てもらわなくても結構だということなのか、もう丸っきり、いわゆる地域としては清掃はしていないのか、その辺はどうなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをさせていただきます。  平成28年度から平成29年度にかけまして、5件の減少がございました。これは具体的に申し上げますと、1増6減ということで、6つの地域で溝掃除の中止というのをお聞きをしております。  全ての地域に対して、その具体的な理由を確認をさせていただいたわけではありませんけれども、やはり公共下水道が開通をして、やめるようになったというふうな御意見をお聞きをしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  完全に地域としては掃除しないということなんですけれども、そういう地域は、恐らく下水道は完備されても、いわゆる雨水ですね、そういうのを流すための排水路はあると思うんですけれども、その辺は、部長、どうなんですか。いわゆる何もないということなのか、排水路は必ずあると思うんですけれども、その辺はどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをさせていただきます。  当然、排水路が残っているところもあると思われますし、その点については、今、どのような状況になっているのか全てを確認をしたわけではありませんけれども、個人的に清掃いただいているところももしかしたらあるのかなと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 3つ全部まとめての話になるわけですけれども、やはりどうしても下水道が普及して、きれいだから掃除せんでもかまへんということなんですけれども、今の時代ですから、排水路がふたされているところについては、もうあけないということになるわけですね。そうすれば、今は、セアカゴケグモも含めて、いろんな害虫や、またアライグマも含めて、いろんな動物もそこで生活する部分というのがあるんではないかと。  そういうことから、やはり1年に一遍は掃除してもいいの違うかなと思ったりするわけですね。溝をあけて、そこにはいろんな害になるもんが、またいろんなものが流れてきて詰まってはいないか、そういったことをきちっとするためにも、やはり溝掃除そのものはみんなであくまでも、そら、強制するというのはなかなか難しいですけれども、みんなでまちの中をきれいにしていく、またふたがされている排水路については、何か変なものが詰まっていないか、また変なものが生息していないか、そういったものについて常に監視ができるということにはなると思うんですけれども、そういう点で、そういう意味合いから、なくなった地域についても、何らかの形でできないのかというアドバイスも含めてしていく方向性を持っていただきたいと思うんですけれども、その辺については、部長、どう思われますか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをさせていただきます。  今、御質問いただきましたように、地域でこぞって、あるいは個人も含めてでありますけれども、清掃活動を続けていただくというのは、非常に意義のあることだというふうに考えております。
     私どもといたしましては、溝掃除にかかわらず、いわゆる地域清掃、あるいは団体による清掃活動、そういったことでアダプトプログラムというふうな清掃もございますので、そういったところも含めて御案内をさせていただきながら、そういった活動をしっかりと支援をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) わかりました。  そういう点で、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それで、それでバキュームの関係ですけれども、だんだんバキュームの清掃も活躍がふえて、5回ふえておるわけですけれども、今後ふえてくるかと思うんですけれども、聞けば、バキューム1台出動してもらうのに、何か1日30万円ぐらいかかるそうですね。ですから、この地域だけやろうと思っても、それでも30万円かかる。ですから、何カ所か全部決めて、それで一気に全部やってしまうというような話は聞いたことがあるわけですけれども、その辺は、そういうことでいいのか。それで、また全体的に今後ふえていくかと思うんですけれども、それはそれぞれの地域で要請があれば、地域をまとめた上で、そういうふうに出動していくのか、その辺については、部長、どうなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  お見込みのとおり、やはり1日来ていただくにつきましては、それ相応の費用がかかります。ただ、1日の中でできる作業量というのも限りがございますので、そこら辺は調整しながら、また現場の要望・状況等を確認しながら組み立てていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ということで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  そういう点で、やはりまちの中、みんなできれいにしていくということが大事でありますんで、全て市がやるべきだというふうには思っておりません。やはり、町内、市民の皆さんがみんな寄っていろんな活動をしながらまちをきれいにしていくということが一番大事ではなかろうかと、このように思います。  ですから、下水道が普及されていっても、みんなでまちをきれいにしていくということで、ひとつ市としても広報も含めてしていくように、今、部長が言われたように、きちっと体制を組んで頑張っていただきたいと、このように思いますんで、よろしくお願いいたします。  この問題については、終わります。  3問目に行きます。  3つ目は、「木津川は泣いているパート4」と書きました。  旧の木津町からすれば、木津川が泣いているような、木津川をきれいにするということについては、もう何十回と話をしてきておりますけれども、何の進展もないところでございますんで、よろしくお願いをしたいと思います。  木津川を美しくするために、何回も質問してきました。何の進展もない。その間に、ことし2月11日の京都新聞に、和束町などが、同町木屋の木津川右岸に「川の駅」を整備する構想を立て、実現に向けて動き始めたと報道されました。これらは、河川とまちが融合した良好な空間形成を目指す国土交通省の「かわまちづくり支援制度」を活用するとありました。  今まで私の質問で、市は、近隣自治体で構成する木津川治水会を通じて、毎年、国土交通省に要望していると答弁されております。  そこで、次の点についてお聞きをいたします。  (1)毎年、国に要望されているが、現在の進捗状況は。  (2)和束町が行った「かわまちづくり支援制度」の要望はしなかったのか。  (3)市広報2月号で案内があった、2月17日に実施されました木津川流域クリーン大作戦3カ所の参加人数はどうであったのか。  以上、3つについて答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  1点目と2点目とまとめて答弁をさせていただきます。  市では、木津川治水会を通じて、内水排除対策や堤防・護岸の強化対策及び河川内の流れを阻害する要因となる立木の伐木等を要望しているところであり、これまで国に施工いただきました主な対策は、赤田川水門の整備のほか、堤防や護岸の強化対策工事、河川内の立木の伐木などです。  かわまちづくり支援制度につきましては、現在、登録申請をしておりませんが、木津川の水辺空間の整備は魅力あるまちづくりにつながると考えております。  現在、和束町では登録申請中と聞いており、今後は市内の治水事業の状況を踏まえながら、連携して取り組みを進められるよう検討してまいりたいと思っております。  3点目につきまして、木津川流域クリーン大作戦実行委員会が主催し、淀川河川事務所と木津川管内河川レンジャーが支援して実施されたもので、市内3カ所での参加人数は113名、活動状況は、散乱ごみの回収で、可燃ごみ2袋、その他ごみ83袋、タイヤ・車のバンパーやテレビなどの粗大ごみも回収したと伺っております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  これ、片岡議員が言われましたんで、重なるところは省きながら、ずっともう毎年、木津川そのものが悪くなっていくと。これは、やっぱり皆さんが感じているところだと思うんですけれども、いわゆる3つ目に言いましたクリーン大作戦、これ、載っておって、明くる日には京都新聞に載っておりましたけれども、京都新聞に載っていた場所は、久御山の流れ橋のところですけれども、あそこは常にきれいにされておりますんで、見た目は非常にきれいだったんですけれども、やはり特に泉大橋の下流の左岸、そこのところがほんまに入れて掃除できたのかどうかという心配があったんです。川辺にもなかなか行けないし、その辺で、何十回も質問する中で、そういう形で国に要望しているということがありましたけれども、なぜ特に泉大橋の下流がきれいにならないのか、不思議でならんのですね。  例えば、笠置町の河川敷では、今、特に冬キャンプがはやっておりまして、冬でもいっぱいなんですね。笠置町では、ああいうことができるのに、なぜ泉大橋の下流、特にこの辺については、年々汚くなると。これ、不思議でしゃあないわけですね。何ぼ一生懸命やってもらっていても、なぜこうなるのかということが全然わかりません。  そういう点で、一生懸命要望していただいているのはよくわかりますけれども、何が足らんのか、お聞きしたいなと思うんです。  やはり、私らも、もう何回も言いますけれども、小学校のときは、木津川が水泳場でございましたんで、そういうことからすれば、小さいときからなれ親しんで遊んだところでありますんで、それがだんだん汚くなっていくと。もう今、ほとんど観光客のが夏場でも河原で遊ぶということは、ほとんど見なくなりましたけれども、そういう点で、これはゆゆしい話やなと思いますんで、ぜひともこの分については、きれいになるように、要望するだけではいかんだろうと思いますんで、もっと強く何らかの形で行動を起こしてほしいなと思うんですけれども、ひとつその辺はどうなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今、クリーン大作戦の関係の御質問でございます。ちょっと3点目になるんでございますけれども、本市の中では、今、お話のございました泉大橋の左岸のところにつきましても、113名の内訳の中で54名の方がクリーン大作戦をしていただいているというところでございます。  ただ、根本的に、御質問にありますように、やはりどうすればいいのかというところでございますが、かわまちづくり支援制度につきましても、これが全てではないというのは十分我々も認識しておるところでございます。  ちなみに、この支援事業につきましては、やはり主体は地元自治体、その中でも行政だけでは、こういうことは継続できないというのは、以前にも採択されて取り組んでおる自治体からのレポート等もございます。やはり地元の方、それと地元のいろんな団体、企業さんとか、いろんなそういうまちを全体の中で、官民関係なく取り組んでいただくというふうな中で継続できるというふうな事業でございまして、最初のハード整備につきましては、やはり国のほうでも御支援いただいて、一定の整備は終わるんでございますけれども、肝心なのはそれの継続でございます。  笠置町さんのお話もございました。キャンプを利用される方につきましても、やはり若干でございますけれども、有料な部分がございまして、そういうものも活用しながら、いろんな方の、地元の団体も含めて清掃等も取り組んでおられるというふうな結果、ああいうところで継続して維持できているというふうなことも認識しておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういうことだろうと思うんです。  ですから、市では絶対できないんです。ほんで、国の費用を活用するにしてもですね。ですから、地元でいろんな企業も含めて、団体で組織をして、そういう運動をされていくわけですね。それは、今、部長が答弁されたように、いろんな経験からそういう話をされましたけれども、なぜそれができなかったのか、これからしていくのかどうか、その辺についてはどう思っておられますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  御答弁をいたします。  先ほどの市長の答弁もございましたように、やはりこのかわまちづくりに関しまして、前提は治水事業というのがございますけれども、魅力あるまちづくりの中の一環というふうな位置づけをしておりますんで、いろんなリスク等はございますけれども、検討してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 検討していくということでありますけれども、やはり木津川の旧泉大橋の橋げたも、今、もう見えるか見えない状況ですわね。ですから、そういう歴史的なことも、先ほど片岡議員で残念石のこともありましたけれども、やはりそういう川に埋もれているいろんなものも、それを見ることも大事なことでありますんで、そういういろんな団体も含めて、川に対してそういうことをやるんだということでの市としてそれぞれの団体に申し入れをされて、一遍、そういうのを、機運を高めていったらどうかと思うんですけれども、その辺はどうですか、そういう気持ちはあるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  かわまちづくり支援制度に関しましては、やはり今御発言がございましたように、機運が大切でございます。市が、行政だけではなかなか進まないところでございます。やはり、そういう機運を高めるためのいろんなきっかけにつきましては、我々の部だけでは参りませんので、全体の中でいろんな検討をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 先ほども、この問題について市長が治水の問題も含めて答弁されましたけれども、治水も含めて、やはり景観もあるわけですね。治水をよくしようと思ったら、立木も伐採しなくてはならんと思うわけですね。  そういう点で、そういうことも含めて、全てを含めて、そういう形で、木津川市民の皆さんと木津川をよくしていくという一つのアクションを示すべきだと思います。  もうそうせんことには、木津川はだんだんと悪くなっていきますんで、よその川はだんだんきれいになっていくのに、木津川の、特にこの泉大橋の下流域だけは汚くなっていくと、これはもう我慢できないわけでありますけれども、そういう点で、市長、こういうアクションを示すべきではないかと思うんですけれども、その辺についてはいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森岡議員の御質問にお答えいたします。  これまでも何回も御質問いただいております。そういう内容について、なかなか事業が進まないのではないかということであります。  いろいろ昔、私も木津川で泳いだ経験もありまして、水泳場になっていたということで、学校のプールがないときは。そのころは、かなり砂も撤去されていましたので、流れもよく、非常に水量も多かったわけですけれども、現在、ダムも建設していただいて、治水面では非常に安全になって、その分、水量が減りましたので、砂もたまりやすくなったという状況であります。そういう状況の中で、木が元気に茂っているという状況もございます。  そういう中で、いろいろ要望も、毎年、私ども出させていただいているんですけれども、一番の原因は、なかなか予算が厳しくなったということで、新規の事業も厳しければ、いろんな管理のほうについても厳しいということも毎年聞かせていただいているところです。  そう言いながらも、やはり先ほども申し上げましたように、以前はこの地域も船着き場があって、非常に活気があったということも聞いておりますので、船屋地域を初め木津の木の津のあった地域、そういうところに水辺で住民の皆さんが親しんでいただける、そういうようなところがあればいいなという声も聞いております。  部長がお答えいたしましたように、市が主体でやるということについては、なかなか後々まで維持する、またそこを活用するということも難しいというふうに思っておりますので、やはりいろんな団体の方、いろんな市民の方が機運を高めて、そういうことを実際に参画していこうということで初めて盛り上がっていくというふうに思っておりますので、そういった声を十分に聞かせていただく中で、今後、府のほうにも、そういった私たちの木津川市の思いも伝えていけたらなと思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういうところで、この問題については、行政だけではなかなか達成できないというふうには思います。そういう点で、市民の皆さんの力をかりてきれいにしていくと。  これは、先ほど言いましたけれども、溝の掃除をするのと同じで、みんなが出てやらなくてはできない話なんですね。ただし、行政はその起爆剤となるような提供をしていく、これが一番大事やと思います。これはみんながやって当たり前や、だから行政は知らんのやということではなしに、何でもまずは行政が率先して、そしてこれは行政だけではできない、皆さんの力をかりないかんということを皆さんに説いていただいて、そしてみんなが参加して、みんなで木津川を美しくする、またまちを美しくするということが一番大事やと思いますんで、ひとつ木津川市をよくしていくために、行政の皆さん、最後までよろしくお願いしたいと。  議員も、やはり市民の皆さんの声を聞いて、ここでなるべく実現していこうということで言いますんで、行政も議員の皆さんの声を十分に聞いた上で行政を進めていってほしいと、このように思いますんで、そういうことをお願いをいたしまして、私の質問をこれで終わります。  ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 一般質問を続けます。  3番目、九社前聿朗さん。    (九社前 聿朗君質問席へ移動) ◯8番(九社前 聿朗) 8番議員、九社前聿朗です。  通告書に従って、質問いたします。  先ほど超ベテランの議員が一般質問をされたので、私は若葉のマークの議員でございますので、何を言うかわかりませんので、行政の皆さん、その点はよろしく御勘弁をお願いします。  それでは、1問目、「幼保ニーズに適切かつ柔軟に」というところで、「第3次木津川市行財政改革行動計画」や「木津川市子ども・子育て支援事業計画」を策定し、民営化推進に向けて進められていますが、「第2次木津川市総合計画」の政策の基本方針1の内容に適合した運用方法になっていないと思っています。  そこで、最近の市の取り組みを問う。  (1)城山台小学校の放課後児童クラブの現状と児童数増加に伴う今後の対応は。  (2)保育園の増設・見直しを望む多くの声があるにもかかわらず、市は保護者の要望を無視している。そこで、過去に5項目にわたる社会福祉法人4団体から「平成29年4月開園予定の認定こども園に対する要望書」が市長にあったと思います。  私は、喫緊の要望であると思いましたが、市の回答は十分なものではなかったとお聞きしております。  そこで、現在、若い世代の転入も多い中、乳幼児のいる保護者は困惑しており、要望に対する市の回答を明らかにし、要望事項について再考する考えはありますか。  (3)幼児教育・保育無償化が、2019年10月から始まる予定である。全国市議会議長会から、財政負担についての資料を確認いたしました。無償化により市の幼稚園・保育園等の運営にどのような影響があると予想しているのか。また、市の財政対策はどうかを質問いたします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えします。  城山台放課後児童クラブにつきましては、現在116名の児童が入会しています。平成31年度の申請状況は、2月21日現在196名の申し込みがあり、全ての方に対し入会決定をさせていただいています。
     今後、転入等により児童数の増加が見込まれますことから、平成31年度は、学校の空き教室等を利用させていただく準備を進めております。  なお、平成32年4月の開所に向け、平成31年度中に小学校敷地内に児童クラブの増築を予定しております。  2点目の市内民間保育所を運営していただいている4法人からの要望書については、児童福祉の観点から、安定した保育所運営を継続するために提出されたものです。  要望書に対する回答につきましては、一定の理解を得ておりますので、再考は考えておりません。  私からは、以上です。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  九社前議員の3点目の御質問にお答えいたします。  幼児教育の無償化につきましては、消費税率の引き上げによる増収分が財源とされておりますが、初年度は消費税率引き上げに伴う地方の増収がわずかであることから、平成31年度に限り、全額国費で対応することとされ、地方負担の増額分を措置する「子ども・子育て支援臨時交付金」が創設されることとなっております。  また、平成32年度以降の無償化に係る地方負担については、地方財政計画の歳出に全額計上され、地方交付税の算定に当たっても、地方負担の全額が基準財政需要額に算入されるとともに、地方消費税の増収分の全額が基準財政収入額に算入されます。  そのため、幼児教育の無償化が、財政上、幼稚園・保育園等の運営に影響を与えるものではないと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今御答弁いただきまして、再度、議長から資料2枚、許可をいただきましたので、行政、議員、それから傍聴者に配付しているところですけれども、これは全て私の資料じゃなくて、健康福祉部と、それから教育委員会、教育要覧等の関係で、それと保育連絡協議会の資料も参考にして、2枚目の部分ですけれども、資料をつくらせていただきました。これについて、順番に質問していきます。  まず、健康福祉部の1枚目のところなんですけれども、1番に、城山台小学校の放課後児童クラブの現状というようなことで書いてあるんですけれども、ここでは、まずお聞きしたいのは、こむぎクラブという、愛光みのり園のこども園がありますね。ここの子供さんが卒業されて、卒業生、多分38ですから、もし38卒業されたら、この辺の内訳は、引き続いて児童クラブのほうへ来られているのかどうかということ、それからこれは優先的な措置によって、愛光みのり保育園の卒業生は愛光のこむぎクラブにおられるのかどうかということは、そこの2問。それから、3歳から5歳、それからこむぎクラブを卒業されるような形で、小学校6年生までそういうような児童クラブにはおられるのか、内訳等をまずお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  愛光みのりこども園内のこむぎクラブにつきましては、学年の内訳につきましては、現在ちょっと手元に資料を持っておりませんが、1年生から6年生までを預かっていただいている状況でございます。  これは、昨年、城山台児童クラブの説明会をさせていただいたときの資料でございまして、そのとき現在の児童数が38名おられたということで記載させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 優先的にここへ入れるのかどうかということも聞いたんですけれども。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  愛光みのりこども園内のこむぎクラブの申し込みにつきましては、在園児の方がほぼ申し込まれておられまして、ただ、人数的な受け入れ容量というものがございますので、その中で38名とっておられるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 城山台から全市の領域で地域内の保育所へ行っているということで、南加茂台保育所には、そのうちの60%近くの方が来られているわけですね。その方は、今度は小学校へ入るわけですから、その辺、またこのこむぎクラブには入れないと思うんです、今の答えではね。優先かどうかということは、ちょっとお答えがないので、あれですけれども、その辺のところはどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  民間の児童クラブになりますので、申し込みのほうは、在園児でなくても申し込みの受け付けはできるというふうに理解しております。  また、他の園のほうに行かれている子供さんにつきましても、またこの愛光みのりこども園に行かれている子供さんにつきましても、隣にあります城山台小学校内の児童クラブを希望される方もおられますので、御希望に合わせた申し込み状況となっていると思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) この38の中に、希望された方は何入っておられるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  この説明会のとき現在、児童数が38名、こむぎ児童クラブに入っておられるという状況です。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 愛光みのりこども園のほうを卒業されて、続けてまた児童クラブに入れるということは、3年プラス6年ですから、9年という長きにわたって優先的におられるわけですね。ほかの方は、全市内からやっと城山台小学校に入れて、そこから児童クラブへ入って、それで通学されているわけですから、その辺のところは公平性の面ではどうかということを聞いておりますんで、その辺の御回答をください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  こむぎ児童クラブを希望される大きな理由といたしまして、例えば在園児で妹・弟さんがおられるとか、そういう状況もございます。  また、他園に通園いただいておられます児童につきましても、愛光みのりこども園への転園希望とか、そういうものも出ている中で、低学年につきましては、やはりあきが少ない状況ですが、高学年につきまして、何かは転園していただけている状況もある中で、児童クラブにつきましては、城山台小学校に通われるお子さんにつきましては、城山台小学校の児童クラブにお預かりできるということで準備を進めておりまして、今後も待機児童を出さないように対応するということで、このときも説明会でお話しさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 児童クラブの流れが、隣り合わせで建っている施設で、片方は何ら移動もせずに、公平・平等の原則から言いますと、この小さな年齢でこれほど移動していかなあかん子供たちと、ずっと9年間おられる。これ、誰が見ても、やっぱりこれは優先的な措置があるんじゃないかというように思えるんですけれども、今の答えを繰り返しておってもあきませんから、その辺のやっぱり一から改善等を考えてもらわなあかん。これだけを言っておきます。  次に、他地域のクラブということで、私も現場はちょこちょこ行っていたんですけれども、これは藍咲学園の車がとまっていました。城山台小学校で1時間ほど待機していまして、何名か乗られて、これ、藍咲のほうへ行かれているんだと思いますけれども、これはどういうことなのか、ちょっと説明をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  藍咲学園内にあります藍咲キッズという、愛光みのりこども園内にあるのと同じ認定こども園内にある放課後児童クラブでございます。この分につきまして、まだあきがございますので、希望があれば入れるということで、希望された方が、送迎がありますことから、車で送迎をしていただいている状況かと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) これは、保護者納得づくで、送迎にかかる費用、そら、マイクロ1台置いておるわけですから、多分、20乗りぐらいのマイクロやったと思いますけれども、先生と運転手さんが1時間も待って送迎されているか、送っているだけか、帰りは親が行っているのか、僕もわかりませんから、その辺のところを教えてください。それで、費用はどういうようになっているのか、教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  送迎の状況につきましては、小学校のほうに藍咲キッズのほうから車で迎えに来まして、最後、児童クラブのほうには、保護者の方がお迎えに来られるという状況でございます。  費用のほうにつきましては、ちょっと手元に資料を持っておりませんので、また後ほどよろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) これは保護者の希望なんですね。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  はい、保護者の希望により申し込みされております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 次に移ります。  これの資料の3番、これが平成31年度の学校の空き教室等を利用した形でありまして、一応、全部合わせて261名の生徒が城山台小学校から行ける一番大きな人数で平成31年度はカバーできますよというところでありますが、私がつくった資料を見ていただきながら、平成27年度から健康福祉部の年数が書いてあるんですけれども、これは平成27年度、平成28年度、平成29年度、これはクラブの見込み数の0.18が平成28年度、平成29年度は0.19となっていますね。それで、平成30年度、市民と議会のつどいで全議員が聞いたんですけれども、涙ながらに訴えられたお母さんの結果、ここだけ0.22になっていますね、結果的にはね。それで、平成31年度が、なぜか0.18で処理しています。それから、その次に平成32年度から一番最後の2024年というか、それは0.29になっていますね。なぜ、こういうような数字があるかといいますと、先ほど言いましたように、全国学童保育連絡協議会等が調べて、全国的に少子高齢化の関係で、皆、生徒数が少ないわけですね。そやから、0.18から0.19ぐらい掛けると、ある程度の放課後児童クラブの人数が出てくると、こういうところなんです。  そうすると、これは教育委員会が専門ですけれども、この在籍数を出してみたら、もう平成32年度で929となりますんで、この場合、入り切れへんの違うかなと私は思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  今後の対応につきましては、答弁でさせていただきましたとおり、平成32年4月の開所に向けまして、平成31年度中に小学校敷地内に児童クラブの増築を予定いたしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そこで教育委員会が出てくるわけですけれども、こういう表をあらわす場合は、教育委員会はそういうことはされないと思うんですけれども、教室と書いたら、どんな教室かわからへんわけですよ。あらわし方としては、こういうのは普通教室とか、児童クラブの教室とか、やっぱり分けてもらわないとわからない、どっちのほうになるのかね。その辺だけは、ちょっと注意しておきます。  それで、平成32年度キャパいっぱいになるわけですから、増築予定でありますと書いてありました。この増築というのが、私が平成29年の10月、教育委員会から出された給食の関係のデリバリー中止ですな、給食の。そのときの数字を拾いましたら、もう教育委員会はこのときに既に、この私の書いた在校生数を把握されていると思います、それによってやったわけですからね。この辺のところは、今度の平成31年度予算、骨格予算で決められておりますが、こういうような大きな金額になる、クラス数を空き教室を利用する、それも1年切り、2年目は持たない。この辺のところは、教育委員会は健康福祉部との調整もされていると思うんですけれども、その辺のちょっとお答えはいただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  現在の建物につきましては、平成28年度入会見込み者数に基づきまして、建物規模を想定しております。  また、これにつきましては、子ども・子育て支援事業計画にあります放課後児童健全育成事業の見込み量とも合致しているところでございます。  ただ、児童数の増加に伴いまして、今後、増設を予定しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) これ、平成31年度の平面図ですね。これぐらいの規模なのか、それとも増築されるということで、予算要求がまだ通っておりませんが、全部合わせて2億8,000万円ぐらいですかね。その辺のところが、2年前にも考えられたんじゃないかと僕は思うんですけれども、その辺、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  計画につきましては、毎年、量の見込みにつきましては、再考しているところでございます。  平成31年度までにつきまして、現在の児童数の見込みと想定しておりますが、その後の5年間につきましては、今後、第2期計画になるところでございます。  現在、計画を実施するに当たりまして、1年間の急激な児童数の伸びというものにつきましては、なかなか計画では見込むことができなかったのが現状でございます。  今後につきましては、現在行っておりますニーズ調査の結果も踏まえまして、しっかりと見込み量を見込み整備を行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 先ほどから何回も言うように、2年前から教育委員会と健康福祉部はこのデータを持ったはるわけですよ。なぜ、平成29年度に、この平面図のやつは関係機関に出さはったんでしょう。建築許可も受けとるわけですよ。今回、また出した、1年でね。そしたら、規模はわかるでしょう。もう出す用意はできてるはずや。それを聞いているんですよ。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。
     来年度の建築予定につきましては、2階建てで4教室程度を想定しており、予算のほうが、それに見合う予算を計上させていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 2階建てということが、やっとわかったんですね。今後は、収容人員とか、そういうのを全部言ってくださいよ、一つずつ聞くのも大変ですから。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  計画につきましては、議員お手持ちでお配りいただいております、平成36年度最終の合計409、これが現在の推計を行っております。これを、さらに今行っておりますニーズ調査結果を反映いたしまして、数値を確定し、教室の整備に当たりたいというふうに考えております。  また、失礼いたします、先ほどの藍咲のバスの負担額でございますが、月額1,500円ということでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) ここからは、やっぱりちょっと教育委員会に答えてもらわなあかんと思うんです。なぜか、この2クラスは空き教室で何とかやりますよと言っておられますね。この2クラスというのは、平成32年度の計算では、2クラスやから80と平成31年度は書いてありますね。これはずっと生きるんですか、それとももう1年限りなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  平成31年度に限りまして、児童クラブのほうに教室をお貸しするというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) それは、妥当な考え方やと思います。  ということは、逆にこの80分をまた増築によって、2階建ての収容人員は、今聞いていません、まだ答えをもらっていませんからね、それを正確に言ってもらわないと、次の質問ができないんですけれども、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  先ほどもお話しさせていただきましたが、平成36年度が409名を想定しております。このうち、隣にあります愛光みのりこども園に約40名程度の、40名で1教室という単位がございますので、1単位が隣のこむぎクラブに行くといたしましたら、この差が必要な人数になるところでございます。  ただ、この人数につきましても、毎月変化しております児童数も加味し、またニーズ調査結果も加味した上で、慎重に決めていく必要があるというふうに考えております。  それと、先ほどの発言でございますが、城山台への藍咲のバスの負担につきまして、月額1,500円と申しましたが、今年度につきましては、保護者負担は求めていないということで、この平成31年4月からは求める予定で保護者と話をしているということでございます。訂正させていただきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 要は、私の思っているのは、この保育所、こども園ですね、これが変わったからといって、やっぱり本業は保育園なんですよ。そしたら、人数が足らんわけでしょう。やっぱり80のキャパがあるんでしたら、このこむぎクラブというのは、城山台の小学校へ預けて本当に困っている城山台のたち、保育の収容スペースがあるというなら、僕、内容も構造も知っていますから、自由に部屋の広さを変えられますからね、考えたらいいんですよ。その辺が不公平だと言っているんです、私ね。  この辺のところはもう終わって、次、2番に移らな時間がありませんからね。  次に、この要望書等は変わりはありませんということですけれども、この時期に出てきたら、私も言うつもりはなかったんですけれども、木津川市の保育行政は全校区としているけれども、幼児・児童が公平・平等な環境の中に保育・教育がされているのかどうかという疑問を私自身は持っております。  そこで、本当は教育長と市長にお聞きしたいんですけれども、今年度は、市長の改選と我々市会議員の改選、骨格予算なんですよ。それをわざわざこの法人5団体の要望は、一応、お話は聞いています。変わりはございませんということやけど、法人に対する何か支持を取りつけるための関係が何かあるん違うかなと。  逆に、また城山台地区のお母さん方、去年も泣かれた。もう悲壮な状態。それの支持を取りつけるための、急に慌てて平成31年度予算に繰り入れたんかなと。何でか言ったら、2年前からもうわかっているわけですからね。その辺のところ、ちょっと両責任者の方が私に御回答をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  来年度の放課後児童クラブの整備につきましては、急激な城山台地域の児童の増加に伴う対策・対応のためでございまして、今年度につきましては、皆さん、平成31年4月につきましては、今の児童クラブで全員受け入れ可能となっておりますが、その後のことにつきまして、急激に児童が伸びているということは、市民の皆様も御存じのところでございます。日々御心配されているところから、先ほど配付がありました資料を作成いたしまして、保護者の方に安心していただくために説明会を開催したところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 普通教室を増築されるということですね。  私は最近、城山台小学校へ行かれるお母さんから連絡を受けました。聴覚障害でしたかな、その辺のことも、10年間支援学校等のことをやっていましたんで、わかるんですけれども、やっぱり1教室はいろいろ考えなあかんと。  そういうことも含めて、教室数が足らんのはもうわかっとるわけですから、その辺のことも含めて聞きたかったんですけれども、これはやっぱり部長とかの方は、失礼やけれどもね、さっき私、改選のことを言ったんわね、これはちょっと政治的なことも入るからね、中立的な教育長と、それから今、現市長さんにお答えを願いたかったんですけれども、お答え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん、もう一度質問内容を市長と教育長にわかるように質問してください。  九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) データ的には2年前からわかっておるにもかかわらず、なぜこの平成31年の3月議会に出てくるのかと。それは、先ほど言った、何遍も言わさないでください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  先ほど来から御答弁させていただいております。第1期の子ども・子育て支援事業計画にのっとりまして見込みを立てて、計画を立てております。それまでの状況につきましては、見込みどおりで推移をしてきておりましたけれども、ここ急激に城山台の宅地開発等がありまして、転入が多くなってきているという状況を鑑みて、早急に対応をする必要があるということで、次年度につきましては、小学校の空き教室等、80程度をお願いしたというところでございまして、平成32年度以降につきましては、受け入れができないということもありましたので、平成31年度予算に計上させていただいて御審議いただくということで対応してまいりたいという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私は去年の12月議会でも、内容的には同じなんですけれども、そのときに言ったらいいんですよ。何で今回ということで、この件につきましては、次がありますので。  3番については、今年度の骨格予算の中という頭がありますので、2億円何ぼも急にお金が出るんやなというようなことも考えながら、一応、きのうの先輩議員の質問と重複しますので、これで1問目は終わらせていただきます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さんの一般質問の途中ですが、13時まで休憩といたします。    午前11時54分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き九社前さんの一般質問を続けます。  2問目から行ってください。  九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そしたら、2問目から、「PCB等の処理対策は」ということで、平成30年3月定例会において、PCB処理、ダイオキシン処分、アスベスト撤去の処理方法を問いましたが、その後の状況はということで、ちょうど1年たちましたので、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えいたします。  現在、処分対象となりますPCB使用製品については、高濃度の蛍光灯安定器14個を2つの施設で保管しており、処分の順番を待っている状況でございます。  法で定められております平成33年3月31日の期限内に処分を完了するため、順番がきたときに予算措置を行い、処分する予定としております。  これまでには、平成29年度、低濃度の2基の高圧コンデンサの処分、平成30年度には、低濃度のトランス1基を処分しております。  次に、3点目について、アスベスト含有保温材等が使用されていることが明らかな施設は2件ございます。  1件は水道施設で、アスベストの封じ込め対策済みとなっております。もう1件は、木津学校給食センターの煙突用断熱材に使用されておりますが、調査により、劣化等による飛散のおそれがないと判断したものでございます。  今後、施設を改築や解体する前に改めて調査を行い、適切に処理を行う予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  九社前議員の2点目の御質問にお答えします。  現在、本市の所管する施設に、ダイオキシン類対策特別措置法に定める特定施設はありません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 再質問します。  ちょうど1年たちましたので、ちゃんと処理されているかと思うんですけれども、ちょっとお聞きします。  このPCBは、ちょうど街灯等を全部取りかえられましたですね。これ、平成30年度で終わるということなんですけれども、その辺、街灯というのは、経年劣化して、安定器も含まれているわけですけれども、その辺の調査はどないなっていますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今年度実施しております防犯灯のLED化の事業におきまして、古い蛍光灯というのを交換しているわけでございますけれども、その際に発生するというか、PCBが含まれている機器についてはないという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) ないということで安心はしましたので、後、出てくるようでしたら処理してくださいと言いたいんですけれども、平成31年度に山城のプールの電気室関係のところの変圧器等のことが出ていたように思うんですけれども、その辺の調査はどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今年度に予算措置をさせていただいて、各小学校・中学校にまだ残っている可能性があるものについて、全件調査をさせていただいたという経過がございますけれども、その検査の結果としまして、PCBが含まれている機器についてはなかったということで報告を受けております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私が予算書を見誤ったのかというように聞きたいんですけれども、これは教育委員会関係違うかな。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  山城プールの件というところでお伺いしているところでございます。  これにつきましては、適正に調査をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 調査じゃなくて、予算措置のために、今度の予算特別委員会のほうに出ているわけですからね、何も調査する費用はないんですよ。処分できていないということですやん。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
     山城プールの件のところについては、PCBの処分ということの予算ではないというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 時間がありませんけれども、1年かけてやられた結果が、この結果ですからね。  次に、ダイオキシンの関係もあるんですけれども、まずアスベストの関係ですけれども、これは施設は2件だということで、ほかには封じ込みをしたと。学校給食センターの、2年後か3年後かには解体しはるんですけれども、その辺の予算措置等は、どれぐらいの見積もりがあるのか、その辺はわかるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津学校給食センターにおきましては、平成31年度末までは稼働させていただくというところでございます。その後に、その施設をどうしていくかというところでございまして、その間に解体等が必要になった時点で、どの程度の含有率があるのかとどれぐらいの処分が必要なのかをその時点で調査をさせていただくというところでございますので、現時点で必要経費の調査等は行っておらないところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 次に、ダイオキシンについては、これは特別措置の法定外の施設にはなるんですけれども、学校で焼却炉があったんやけれども、それが相当点在していると思うんですけれども、その辺の調査はされたんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  学校におきましては、焼却炉のほうが残っている学校がございます。ただ、こちらのほうにつきましては、使用をストップさせていただいているというところでございますので、今後、安全なように計画的に処分のほうの検討を進めさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 昔、南加茂台保育園の近くに、焼却場があったわけです、旧加茂町の。そのときに、裁判等でも争ったんですけれども、摂南大学の薬学部の宮田先生にお願いして、これは国の検査機関の代表の方ですけれども、料金は安くやってもらったんですけれども、この辺のダイオキシン、一応、書類は残しているんですけれども、卒園生が20年間で1,443、男子が611、532が女子、これは25年から30年後に皆さんが成人に達して結婚して子供ができるころに発病するようながんに侵されるというようなことがあるんですけれども、その辺のことは御存じやったのかどうか、お聞きしたい。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいまの議員の御質問の旧加茂町にありましたごみ焼却施設の撤去の関係でございますが、手元に詳細な資料は今持ち合わせておりませんので、記憶の中におきましては、ごみの焼却施設の撤去に合わせまして、周辺の方の血中におけるダイオキシン濃度につきましても、サンプルをいただきまして測定したということで聞いておるところでございます。  その中におきまして、ダイオキシンについての血中濃度についても問題がなかったというところで聞いているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そのときのダイオキシンのサンプルを残しております。20年たっても化学変化は光を当てなければ変わりませんし、物質の毒素もよくわかるんですけれども、一応、これは後からそういう方が出てきたときのために現在も残しておるということだけ言っておきます。  次に行きます。  3番、「行財政改革について」ということで、「第3次木津川市行財政改革行動計画」の管理経費の見直しに関連して、防犯灯のLED化や公共施設のLED化等の進捗率はということが1つ。  公共施設のトイレなどフラッシュバルブの取りかえ等、洋式便所等をずっとやって質問されておられますけれども、この辺のところの経費はどれぐらい浮いたのか、お話しください。  また、地方債・借入金・公金の、これは大幅な広い部分がありますので、一応、これで指摘したような形で財政効果があったのか。  今後も、行財政改革を進めていくと思うが、予定している具体的な施策がありましたら、またお教え願いたい。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えいたします。  防犯灯LED化の進捗率については、1月末時点で約98%となっております。  公共施設等のLED化については、本庁舎と両支所、これを平成26年度から平成27年度に、中央体育館を平成29年度から平成30年度に実施してございます。  その他の施設につきましては、新築・改築・改修や照明設備の増設・修繕の際など、機会を捉えて進めることを基本と考えております。  公共施設のトイレのフラッシュバルブの取りかえについても、同様にトイレ改修や修繕の機会での実施を基本として考えているところでございます。  また、市債の管理については、平成30年度に5億2,163万2,000円の繰上償還を行ったことによりまして、平成31年度以降の支払い予定の利子を総額で2,043万9,348円減額することができております。  また、単年度の公債費負担としては、平成31年度から平成43年度まで各年度4,000万円以上の減額となっております。  民間金融機関から借り入れております市債の償還条件変更も、10年利率見直し時に順次行っており、平成35年度以降に単年度負担額軽減の効果があらわれるものと見込んでおります。  今後も、第3次行財政改革行動計画として公表している項目を中心に、実行に向けて順次取り組みを進めてまいります。  私からは、以上です。 ◯議長(高味 孝之) 会計管理者。 ◯会計管理者(屋敷 佳彦) 会計管理者でございます。  九社前議員の公金の管理の点につきましてお答えいたします。  公金の管理につきましては、ペイオフを意識しつつ、定期預金化により、効率的な運用を図っております。  結果、基金利子は、平成30年度で約1,000万円の利子収入を予定いたしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 具体的にお聞きしたいんですけれども、LED化の進捗率は私は質問しておりますが、それによってどれぐらいの経費の節約というか、節減になったのか、お教え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回のLED化の事業におきまして、総事業費が1億6,470万円、これが総事業費でございます。その整備によりまして、電気代につきましては、年間1,600万円程度減額できるというふうに考えてございますけれども、減価償却費、資本施設整備費相当分を考慮しても、年間1,000万円程度の削減効果があるというふうに現在は考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 1,000万円でしたら、16年間かかってチャラになるということですね。はい、わかりました。  それから、トイレの関係ですけれども、洋式にされていますね。これは最初の取りかえるときは、多分、ここは古いから、1回使って14リッター流れるんですけれども、現在、何リッターの機械を入れてはるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  申しわけございませんけれども、ちょっと今、恐らくそういった機器については、節水型の機器を入れさせていただいているとは認識してございますけれども、ちょっと何リッター1回につき流れるかについては掌握してございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) いかがかな。  どういうことかといいますと、もう今、調整できるような段階に入っていまして、管理者がそのバルブを何リッターのを設置してくれと言えば、水道屋はそのとおりやりますから、そういう指示もないんですか。ただ、変えているだけですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  基本的に、発注の仕様といたしましては、環境に配慮することということで要請させていただいて、設計者については、そういったことを踏まえて、その使用料、また使用頻度等の考慮して設計を行っていただいている状況というのが現実の問題でございますので、今、実際何リッター軽減するようにといった、そういった指示については、仕様の段階では指示はさせていただいていないという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 指示してください。  何でや言ったら、14リッター流れているものが10リッターのフラッシュやったら、何ぼ安くなるんですか。逆にね、7リッターのもありますよ。もっとあるけれども、今は7リッターでとめておきますけれども、ほな半額でしょう。そしたら、市の予算としてはどうなんですか、1年間やったら大きいですよ。何千万円ぐらいになるんですよ。その辺のことがわかってもらわなだめですね。言っておきます。ちゃんと見てください。  それから、次に同僚議員も監査されていますんで、頑張ってやられたんやと思いますけれども、どうも郵便切手、郵券類等の管理がぐあい悪い。その辺はどうなんですか。指摘があったんです。だから、その辺をお聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 行政委員会事務局長。 ◯行政委員会事務局長(川崎 裕志) 行政委員会事務局長でございます。  郵便切手等につきましては、基本的に公金と同じでございますので、今年度の監査の中での確認事項という形で、監査のほうでさせていただいております。  現在のところは、どの部署におきましても適正に管理しているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そこまではっきり言わはると、困ったな。  一応、この間、監査結果が出ていまして、ここに監査委員もおられますけれども、一応、その辺は数課にわたり、その辺の不備があったというようなことを、出納簿に記載されていないとか、いろんなことがありましたんやけど、そういうことは行政委員会のほうでは把握されていないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 行政委員会事務局長。 ◯行政委員会事務局長(川崎 裕志) 行政委員会事務局長でございます。  不備な部分につきましては、記録の仕方とか、様式のところでの不備というところでして、管理につきましては、適正に管理を行っているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 郵券の出納簿をちゃんとつけるというのは、当たり前のことなんですけれども、その辺が指摘があったから、私は読ませてもらって、質問をしたわけです。  時間がございませんので、次、最後、4問目、「任期中において『市民と議会のつどい』での声を聞いて」。  「市民と議会のつどい」の中での市民からの声について、市の考え方を問う。  (1)地域住民と学校図書室開放の今後のあり方について、再度聞く。これは毎年聞いています。  (2)山間周辺地域に対するコミュニティバスの今後のあり方について、市の考えはということで、少子高齢化、買い物に行けない難民、交通網等の問題が含まれていますので、よろしくお願いします。  (3)第2次の総合計画の中で、民泊を含む宿泊施設の今後のあり方についての市の考え方は。宿泊施設が何もないという観光都市というのはございませんので、その辺のところをちゃんと答えてください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。    (教育部理事 志賀 徹君登壇) ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  九社前議員の御質問にお答えします。  学校図書室については、児童・生徒の読書活動を一層推進する機能の向上を図ることを第一義としています。  地域開放につきましては、児童・生徒の教育上支障のないこと、不審者侵入防止が万全であること、地域のボランティアの方の協力など、よく検討していく必要があると考えています。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
    ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  九社前議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  コミュニティバスは、市内の交通空白地域と市内の主要施設・鉄道駅などを結ぶ役割を担うものと認識をしております。  今後も、持続可能なコミュニティバスの運行に向け、利用促進活動に努めてまいります。  3点目につきましては、6月議会において、違法な宿泊施設の建築及び営業は厳格に抑制を図りながら、観光・交流産業の振興のための旅館・ホテル営業に係る規制緩和を目的とし、該当条例の一部を改正いたしました。  今後とも、交流人口の増加や観光誘客の有効な手段として宿泊事業を検討するとともに、昨年施行されました住宅宿泊事業法を踏まえ、窓口である府山城南保健所などとの関係機関とも連携し、推進を図ってまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 教育委員会からありがたいお言葉をいただきまして、これは4年前から同じ言葉を言っております。やる気がないんやなということで、地域の方と開放された状態でやってもらったら、幾らでもボランティアをやりますよと、司書の資格を持ってはるが多くおります。その辺を活用しないで、何を活用するのかということだけ言っておきます。  それから、マチオモイ部、これ、同じですね、同じ言葉。こちら、質問をするのもあれですけれども、これは大変なことになりますから、マチオモイ部長も、これ、持続可能なと言ってはりますけど、走っていないところを持続可能もくそもないんですよ、はっきり言ってね。だから、その辺はよく考えてもらいたい。きょうはもうこれで終わっておきます。  それから、マチオモイ部長、これもそうですね、宿泊施設、これ、全国どこを見ても、観光をやっておって宿泊ができないと。前、マチオモイ部長が言ったんですかね、こういう宿泊施設の分担は奈良市にお願いしていると、こういう回答をいただいて、私、唖然としたんです。奈良市は、観光都市の中で都道府県で45番目ぐらいに宿泊施設がないところなんです。最悪の観光都市です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さんに申し上げます。  申し合わせによる制限時間が過ぎておりますので、発言を控えてください。 ◯8番(九社前 聿朗) はい、終わります。 ◯議長(高味 孝之) はい、ありがとうございます。 ◯8番(九社前 聿朗) どうもいろいろありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 一般質問を続けます。  4番目、森本隆さん。    (森本 隆君質問席へ移動) ◯2番(森本 隆) 2番議員、さくら会の森本隆です。  本日は2問質問いたしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、質問通告書に沿って、まず1問目からお願いいたします。  まず1問目なんですけれども、「住みよさランキングの上位を目指して」という内容で質問させていただきます。  2018年6月18日現在、全国で791の市がある。毎年、東洋経済新報社が発表している住みよさランキングで、木津川市は全国112位に位置している。ランキングは、安心度・利便度・快適度・富裕度・住居水準充実度の観点から採点されている。  木津川市は、京都府内で、向日市の64位に次いで2番目とランクづけされている。特に、快適度は全国791市のうち9位と評価されている。  これは、市長が進めてきた子育て支援を初めとする、一歩先を行った取り組みと、行財政改革、人口増に対する取り組みが功を奏して、バランスのとれたまちづくりができたものと評価されたものではないかと思う。  このような取り組み内容は理解できるが、一般市民にとってはわかりにくい。市長は、次の市長選に立候補される予定だが、市民に住みよさランキング上昇の内容を知っていただくための施策も含めて、下記の内容を問う。  (1)全国住みよさランキングは、2010年に全国81位であったが、その後、2016年は240位と低迷し、2017年182位、2018年112位に回復してきた。このランキング回復の要因と今後の取り組みは。  (2)財政健全化ランキングでは、木津川市は308位、京都府では、京田辺市が132位である。下位となった理由と財政健全化のための施策は。  (3)成長力ランキングでは、過去下位(2010年は94位)であったが、今回は、全国6位と上位にランキングされている。この内容についての分析と、この内容を維持する施策は。  (4)活力度ランキングでは、木津川市は468位となっており、平均より下回っている。京都府では、京田辺市が363位である。下位にある理由と上位に上げる施策は。  以上、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。    (政策監 福島 浩君登壇) ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  東洋経済新報社の住みよさランキングは、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の5つの観点から算出されており、ランキング回復の主な要因としては、「安心度」の評価の上昇が大きく寄与しております。  この要因といたしましては、転入者の皆様に、自然・歴史・文化と最先端の学研都市機能が調和するまちづくりや、子育て支援No.1のまちづくりを評価いただいたことにより、子育て世帯を中心とした人口が増加したことによる効果が大きいものと分析しております。  引き続き、魅力ある地域資源を活用した移住・定住施策や、学研都市の科学技術を活用したまちづくり、さらには安心して子育てできる環境づくりなどの取り組みを充実し、魅力あるまちづくりに努めます。  続きまして、3点目の成長力ランキングは、人口や世帯数、事業所数、製造品出荷額、新設住宅着工床面積など11の指標の増減率により算出されております。  上位となった主な要因は、人口増加や企業立地による製造品出荷額の増加によるものと分析しております。  この結果に満足することなく、誰もが「住みたい。住み続けたい。住んでよかった」と実感いただけるよう、引き続き子育てしやすい環境づくりなどによる移住・定住施策に取り組むとともに、立地企業間、また立地企業と地元事業者のマッチングによる新たな事業の創出など、地域経済の活性化についても取り組んでまいります。  4点目の活力度ランキングは、製造品出荷額、卸売業年間販売額、小売業年間販売額などの8つの指標について、市民1当たり、または世帯当たりの額をもとに算出されております。  このことから、人口が増加している本市のような自治体は低評価となる傾向にございますけれども、企業誘致や新産業・新事業の創出などに取り組み、地域経済の活性化に努めてまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  森本議員の2点目の御質問にお答えいたします。  本ランキングは、「人口1当たりの地方債残高」や「将来負担比率」といった14の財政に関連する指標を用いて順位を算出してあり、本市が京田辺市の下位にある理由といたしましては、クリーンセンターや教育施設、道路整備など事業実施の財源として多くの市債を発行しているのに対し、公共施設やインフラ資産といった施設整備の状況について、本ランキングには影響しないこと、また市の法人市民税収入が京田辺市と比べ少なく、「人口1当たり地方税収額」などの指標においても下回っていることなどに起因すると考えられます。  今後も、第3次木津川市行財政改革大綱に基づく行動計画の実行を中心に、さらなる財源の確保並びに将来負担の抑制及び平準化に努め、財政の健全化に向け取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 詳細な答弁、ありがとうございます。  住みよさランキングについては、民間企業である東洋経済新報社が発表する指標でありますが、この4年間、市長を初め職員の皆様が一生懸命やっていただいた結果、また我々議員も4年間の議員を終わろうとしている中、市の取り組みがどのように評価されているかを確認するには、市政のPDCAサイクルを回す上でも大事だと思いまして、今回の質問をさせていただきました。  また、同時に住みよさランキング上位を目指すために、これからのまちづくり、市の運営はどうやっていったらいいかということを含めて、再質問させていただきます。  今後の取り組みについては、後でまとめて再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  では、1番目から再質問いたします。  答弁の中で、2010年に全国81位で、2016年に全国240位に低迷して、今は回復しているというところの数値的な推移も含めて、どのような要因と分析されているのか、もう一度確認したいので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  住みよさランキングにつきましては、議員に御指摘していただいたとおり、2016年が240位、2017年が182位、2018年が112位と、徐々に年々上昇しております。  その要因といたしまして、特に2018年にとって大きかったという理由が、先ほど答弁でも「安心度」の評価の上昇が大きく寄与したというふうに申し上げましたけれども、その「安心度」の指標の算出に用いるものの数値が一部入れかわっておりまして、その影響によることが大きいというふうに考えております。  具体的に申しましては、昨年度までは、ゼロ歳から4歳人口当たりの保育施設定員数から待機児童数を引いた数が算出の指標とされておりましたけれども、2018年から、そちらがゼロ歳から14歳の年少人口の増減率に変わりまして、こちらが本市にとりましては指標として有利に働いたというふうに分析しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 今の御説明であると、やっぱり子育て支援というか、子育ての施策が魅力と感じて、城山台を初めとするニュータウンに転居されてきた方が結果的にふえて、城山台の人口がふえたというふうに考えるんですけれども、それについてはどのように思われますか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  議員御指摘のとおり、年少人口増減率が入ったことによりまして、当然、当市といたしましては、年少人口増減率がかなり高いというふうになっております。ちなみに、平成30年で言いますと、大体前年増減率で100.7%、ごめんなさい、これはあれですね。済みません、年少人口の数でしたんで、ちょっと増減率は今持ち合わせておりませんけれども、かなりの勢いで、今、年少人口のほうもふえておりますので、当然、そちらにつきましては、まちづくり、子育て環境、そういったものトータルを評価いただいて、子育て世帯が転入いただいたことによる効果だというふうに分析しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 先ほどの答弁にありました内容の確認になったわけですけれども、あと住みよさランキングが112位という中で、一番高い「快適度」というのが全国9位ということになるんですけれども、これの評価内容については、どのように思われていますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  「快適度」につきましては、人口関係の指標といたしまして、転入・転出人口比率、それから新設住宅着工戸数、こちら世帯当たりでございますけれども、そういったものに加えまして汚水処理人口普及率、それから人口当たりの都市公園面積といったものも加味される形となっております。  こちらにつきましても、木津川市につきましては、ある程度のこういう汚水処理人口普及率、都市公園面積等も、全国トップクラスとまではいかないかもしれませんけれども、かなり普及しているというところでございますので、そういった人口関係とこのインフラ関係、トータル評価いただきまして、この9位という結果に結びついたというふうに分析しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  結果的には、城山台のところに人口が張りついたということが、これにすごく寄与しているということだと思うんですけれども、最近、私も城山台をポスティングして歩くことが多いんですけれども、城山台を歩いていて思うのは、一戸建てを持たれている方が多くて、三、四十代の方が車を2台持たれて、非常にコストパフォーマンスのいい環境で、それと子育て支援と教育が行き届いた木津川市なので、継続的に人口がふえているのかなというふうに思っています。  ただ、昨年末と、きょうも御質問がありましたけれども、城山台児童クラブの件で、想定外の人口増ということで対応を受けたこともありましたけれども、きちんとリカバーしていただきましたので、今後も地域の方々の実用をきちんと把握して、計画の立案をお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと次のほうに行かせていただきます。  次、2番目の財政健全化についてなんですけれども、これについては、木津川市が308位で、京田辺市が132位ということで、これになっている大きな理由というのを、先ほど部長から御説明いただいたんですけれども、これがもひとつ私として理解できていないのが、地方債が多いんだけれども、積立金というか、基金も多いというところのバランスをどういうふうにとるかというところは、各市によっていろんな考え方があるんだと思うんですけれども、この平成28年度だけで比較いたしますと、木津川市は市債が335億円、基金が120億円ということで、差し引きの債務は215億円という形になります。  一方、京田辺市は市債が211億円で、基金が67億円ということで、差し引き債務は143億円というふうになるんですけれども、簡単に言うと、木津川市は借金も多いけど貯金も多いということだということなんですけれども、我々の市は他市に比べて債務を積み上げていますが、これは将来、財政負担にならないんでしょうか。要するに、市債と基金のバランスをどのように考えられているかということをお聞きします。お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  ただいま積立金と地方債のバランスということで御質問いただきましたけれども、木津川市がこれまで都市基盤整備、それから教育環境整備に大きな資本を投資してきたということで、それに伴って地方債のほうも多く発行してきたというところでございます。  ただ、その起債が320億円程度の起債がありますけれども、それの64%程度が交付税で措置される、いわゆる合併推進債等々で有利な地方債を充ててこれまで手当てしてきておりますので、それについては、投資額、地方債の金額は多いですけれども、それに伴って市民に負担していただく金額というのはそれほど多くないというふうに今のところは考えているところでございます。  今後、公債費については減少していくということで想定してございますので、行革を踏まえながら、そういった経営改善を進めまして、経営状況については改善させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 先ほど借金しても、一部交付税で戻ってくるという話をされたんですけれども、これについては、いろんな意味で、市長を初めとした努力がすごく必要だと思うんですけれども、これっていうのは、その借りた時点で将来の交付税というのはもう決まっているものなのか、毎年、いろんな努力をしていただいて、陳情とかをやっていただいて、交付税という形の補助金で戻ってくるものなのか、どちらかというのがちょっとわかりましたら御説明をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  これの地方債の借入額の充当率、それから交付税の参入率につきましては、借り入れる時点でもう決まってございますので、もうそこで決定された内容につきましては、後年度において変わることがございませんので、その内容で借り入れた金額については、国において財源保障をしていただくというのが基本的なルールでございます。  以上でございます。
    ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ということは、我々のところ市債がありますけれども、普通に運営する限りは、市民の将来負担はそんなに多くないというのが今の時点で見えているという理解をしていいんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  そう考えていただいたらありがたいというふうに思います。そのように努めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございました。  そしたら、そういう意味で、数字上は負担が多いというふうにも見えるんですけれども、今、総務部長の答弁にもありましたんで、きっちり後で補填されるということの理解をいたしました。  次に、3番目の質問で、成長力ランキングということで、ここら辺の話をもうちょっとお聞きしたいんですけれども、成長力ランキングというのは、結構ランキング的には上にあるんですけれども、この人口や世帯数、事業所数、製造品出荷額、新設住宅着工床面積という形で決まっているというふうにお聞きしたんですけれども、その中のどれが一番寄与しているというか、我々の市にとって特徴になっているかということを、まずお聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  成長力ランキングにつきましては、先ほどの答弁でも申し上げたところと一部重複するかもしれませんけれども、主に経済に影響を受ける指標、それは製造品出荷額等、それから卸売業年間販売額、小売業年間販売額といったもの、それから人口増加の影響を受ける指標、これは人口・世帯数、新設住宅着工床面積、地方税収入額等に、ざっくり言いますと大別されるということになります。  経済に影響を受ける指標につきましては、それほど大きな伸びはないというところでございますけれども、人口に影響を受ける指標につきましては、全国的に人口が減少している環境の中で、本ランキングにつきましては、全国平均を基準として偏差値という形で指標を算出するという方法をとっているため、当市は人口が増加していることによって、その関係指標が伸びたということもありまして、今回の結果につながっているのではないかというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  結果的には、人口増というのは一番指標にきいてくるということがよくわかりました。  そしたら、ちょっと次のほうに進ませていただいて、活力度ランキングということで、この中で、低評価であるということになっておるんですけれども、これについてももう少しちょっと突っ込んで御説明いただけないでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  活力度ランキングにつきましては、2018年が468位という結果となっております。  こちらにつきましては、人口当たりの事業所数、それから製造品出荷額や卸売業年間販売額等を用いて算出しております。  他市等の傾向も見てみますと、やはり物流に有利な主要な高速道路沿い等の製造業の盛んな地域、市町村が上位を占めているというようなところが傾向として見てとれます。典型的に言いますと、愛知県の市町村とかがそういう形になっております。  木津川市におきましては、やはり少し住宅地が多いベッドタウンという特徴もございますので、そうした経済産業系の分野での数値が、やや比較すると弱いというところでございます。  それから、あと答弁でも申し上げましたけれども、人口・世帯数が増加しているということで、関係の分母が大きくなっていると。1当たり、人口当たり、また世帯当たりという形で算出していますので、分母が大きくなると指標が少し下がってくるということがありますので、そういったことがやはりランキングが伸び悩む結果になっているのではないかというふうに分析しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  住みよさランキングの現状の分析については、政策監から詳細な答弁をしていただきましたので、今後の取り組みを中心にお聞きしたいと思います。  住みよさランキングの順位が復活したのは、子育て支援No.1の他市からの先取りによりまして人口がふえたものが一番寄与しているということが、先ほどの政策監の御説明でもよくわかったと思います。  そのことによりまして、ことし1月末の時点では、木津川市の人口が7万7,272なんですけれども、その人口の50.3%の3万8,834が木津のニュータウンの方であり、ベッドタウンである兜台・相楽台・木津川台・州見台・梅美台・城山台に住むようになったということで、昨年後半から市の人口の過半数をそういうところが超えたというようなところの節目なんかなと思っています。  そういった中で、市長が進めてこられた子育て支援No.1の政策は、ことしの10月から幼児教育無償化、一部、市独自の政策は残りますけれども、簡単に言えば、他市との差別化は図れなくなります。という中で、市長は、住みよさランキングを上位に押し上げる政策をどのように考えられているのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森本議員の御質問にお答えをいたします。  これまでも実施をしてきておりますが、やはり保育所の待機をゼロにする、またきょうもお話がありましたけれども、放課後児童クラブについてもゼロにするということで、まずは来ていただいた方が安心して働ける体制ということは大事だというふうに思っています。  それと、これまでも進めてまいりましたが、やはり御家族の方は、子供たちの教育環境というのを非常に大事にされておられます。特に、子供たちが自分たちの目標に向かってしっかりと将来進んでいくためには、基礎学力の充実というのは欠かせないものということで、これまでも補充授業を小学校・中学校で実施をさせていただきながら、全国平均でも平均の上を行っているというような結果も出てきているところであります。  さらに、やはり今後は英語教育も出てまいりますし、ICT教育ということについても国も進めていかれるということですので、そういうことを先取りしながら教育に力を入れていくということは、これは数少ない子供さんがしっかりと今後日本を担っていく、そういう子供たちをしっかりと社会で育てていくということについても、予算についてはかなり充実していく必要があるというふうに思っております。  いろいろ妊婦健診でありますとか、やはりいろんなそういったところの施策も継続していく必要があると思いますが、子育て施策というのは、さらに充実強化していくということが大切であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 市長、ありがとうございます。  教育関連ということで、我々のところのICT教育も含めた先進的な取り組みが木津川ブランドをつくっていくということになろうかと思うんですけれども、そういう中で、ちょっと違った視点で、先月、2月に大阪南港のインテックスで「医療と介護の総合展」というのが実施されまして、その中で経済産業省の課長さんとかから「生涯現役社会の実現に向けて」ということと、日本総合研究所の寺島実郎さんという方から「ジェロントロジー」、高齢化社会の課題解決という話がありまして、少しだけ紹介させていただきたいんですけれども、まず「生涯現役社会の実現に向けて」というのは、健康寿命の話なんですけれども、健康寿命の追跡調査をすると、女性の88%、男性の80%は、70歳半ばまで自立していると。生涯現役ということで、高齢化の定義を現在65歳から75歳まで引き上げるということも検討しているということで、いろいろ年金の問題とかいろんなことがある中での話なんで、ちょっと難しいことは言えないんですけども、要は、100年時代を迎えて、65歳が高齢者じゃなく、75歳にシフトしていくというのが必要だという話がありました。  もう一つの寺島先生の話の中では、「高齢化社会の課題解決の取り組みは」というのは、日本の高齢化の最大の課題は、都市郊外型の高齢化であるということで、東京で言えば、国道16号線沿いの、例えば東京の多摩ニュータウンの高齢化が最大の課題だということで、サラリーマンで働いていて、その定年の後、なかなか次の仕事というのとか、地域に溶け込めないという方がいろんな意味で病気になったりするので、それをどうしていくかということなんですけれども、日本全体で高齢化社会が進み、人生100年をどう生きるかということになると、市内に住む方の60歳で定年退職された方の残り40年は、市内中心に過ごすことということになると思うんですけれども、そのときに市の役割がより重要になってくると思います。  私としては、住みよさランキングがアップされる政策として、市の大きな方針である子育て支援を進めながら、人生100年を見据えた健康寿命を延ばす取り組みを進めるべきだというふうに思っておりますけれども、市長のお考えをお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森本議員の御質問にお答えいたします。  先日も、御質問の中でお答えいたしましたが、木津川市の人口を第2次総合計画で分析いたしますと、今後も高齢者は30年伸びていくということであります。これは、昨日も申し上げましたが、非常に日本の目指すべき、そういった高齢社会をこれからも進めていくということでは、大変めでたいことだというふうに思っています。  一方で、今、お話をいただきましたように、世界の中でも日本の高齢化というのは際立っているということで、トップであります。日本は、2050年には36.4%になるということで、2位のドイツで30.7%、フランスで26.7%ということですけれども、日本の今後の動向が世界も注目されているというのも現状であります。  そういう中で、2008年には1億2,809でありましたが、2030年には1億1,913万ということで、もう900万の減少ということになりますし、2050年では1億を切っていくというのが、今のままでは現状というふうに言われています。  今言われたように、100歳の人生を支える社会づくりというのは、これからは子育てとともに二本柱で取り組まなくてはいけないというふうに実感をしているところです。  これまで私たちは、ともすれば高齢者の方を福祉や年金や介護の対象として見ているというような感じではありましたけれども、その社会のシステムの中に高齢者の方が中に入っていただく位置づけをするということで、社会全体で高齢者の方とともに社会をしっかりと支えていくという、そういったまちづくりに切りかえていかなくてはいけないと思っています。  特に今、都市型の高齢化のお話もありましたけれども、木津川市はどういう形でこの高齢者の方とともに社会づくりをしていくのかというのがこれからのポイントだというふうに思っていまして、特に私もこの本は読ませていただいたんですけれども、やはり人間は生きていくためには食料はなくてはならない命の糧でありますので、その都市の近郊に農業、そういったものの体験をできる場所、そういうことがあるというのは非常に大切なことだというふうに言われています。  みずからの食料をみずからがつくり出すという、本来、これまでの日本のやり方が、もうお金で買うというような状況に変わってきているということも書かれていましたので、いろんな体験をできる、そういった耕作のできるところがたくさんあるという中で、ほかの長野県でもやっておられるような実例も書いておられましたので、ぜひとも退職された後、まだまだお元気で活躍していただける高齢者の方とともに、いろんな作物をつくったり、例えば果樹を、耕作放棄地にならないようなところでグループでつくったりとか、そういった施策を一緒にやっていくということも一つかなと思っています。  今、柿ネットということで、柿のどうしても後継者の方が減ってきているということで、全く経験のない方が一緒にグループに入られて、いろいろ柿のお世話をされて、一緒に収穫されて販売されているという、そういったグループも長年続けておられます。  そういったとこが非常にもモデルになるのかなというふうに思っていまして、今まで経験のなかった会社勤めの方も、いろんな意味で、そういった耕作に一緒に取り組める、そんな事業を、ほかのところも研修しながらぜひ進めていくというのも一つではないかなというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 市長、ありがとうございます。  市長から、子育て支援No.1と並行して健康寿命を延ばす取り組みとして、郊外型の農業推進というのも考えているという話をお聞きしました。  私は、それにプラスして、一度頓挫しましたけれども、健幸ポイントの取り組みとかをやっていただいて、もう一度、この分野の取り組みを進めていただきたいというふうに思っております。  ぜひ、市長のリーダーシップで木津川市のブランド力アップをお願いしたいと思います。  そしたら、次、2番目の質問に移らせていただきます。  2番目は、「働き方改革の推進で仕事の見直しを」ということで、質問させていただきます。  労働時間法制の見直しが実施され、2019年4月1日より、「『働き過ぎ』を防ぎながら、『ワーク・ライフ・バランス』と『多様で柔軟な働き方』を実現します」を目的に、残業時間の上限規制を中心とした、労働基準法、労働安全衛生法、労働時間等設定改善法の改正が実施されます。  民間については、残業時間は、原則として月45時間以内、年360時間として、従来は法律上は上限がなかったが、月100時間未満の上限規制が実施されます。  国家公務員については、大規模災害への対応等を除いて、同様の取り組みをすることが決まっています。  このような背景のもと、地方公務員である市職員と教員についての取り組みを問います。  (1)2018年度の市職員の残業実績と年間残業時間見込みは。  また、2019年度から残業規制はどのように考えているのか。  (2)2018年度の市の小・中学校の教員の年間残業見込みは。  また、2019年度から残業規制はどのように考えているのか。  (3)市職員の残業時間を減らす取り組みとして、以前、議会で「フレックスタイム制」の導入を提案したが、本制度の検討の進捗は。  (4)2019年1月25日に中央教育審議会で答申された「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」の中で、市の業務と学校運営に大きくかかわる内容があります。  代表的な内容として、「給食費の公会計導入」が必要との答申であるが、この内容についての市の見解は。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。    (市長室長 井上 透君登壇) ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  森本議員の御質問にお答えをいたします。  災害、選挙などの臨時的業務等を除く、平成30年4月から平成31年1月までの10カ月の総時間数は3万1,366時間で、前年同期比7.5%の減、年間1当たり時間数は78時間で、前年同期比3.1%の減という状況です。  年間残業時間見込みについては、2月・3月が前年同期と同様とした場合、総時間数は3万9,521時間で、前年度比6%の減、年間1当たり時間数は98.3時間で、前年度比1.6%の減という状況です。  平成31年4月1日からの上限時間の設定については、国家公務員の措置等を踏まえ、月45時間、年間360時間をもとに、現在、規則改正等の事務作業を進めています。  3点目の国が進めるフレックスタイム制度については、国では、通勤混雑の解消や在宅勤務等により、育児や介護の負担が軽減されたことなどの事例があると認識していますが、窓口業務を多く抱える本市のような基礎自治体においては、限られた人員の中で市民サービスや事務効率の低下を招かないようにする必要があります。  府内においても、フレックスタイム制を導入しているのが1市、ゆう活の取り組みを実施しているのが1市1町にとどまっている状況です。  柔軟な働き方は、ワーク・ライフ・バランスの推進における有効な取り組みであると考えますが、市民サービスへの影響も考慮しながら、引き続き職員組合とも協議を行うとともに、他市の取り組み状況を注視しながら検証してまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  森本議員の2点目の御質問にお答えします。  教職員が在校している時間から勤務時間を減じた、いわゆる超過勤務時間は、2018年度は1当たり、小学校540時間、中学校730時間が見込まれます。  2019年度以降の超過勤務時間の規制については、文部科学省が本年1月25日「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」を公表しました。  文部科学省では、ガイドラインの実効性を高めるため、法令整備等を含めさらに検討を続けるとされており、それらの動向等を踏まえながら、市としての指針策定に取り組んでまいります。  4点目の給食費の公会計導入については、学校事務の負担軽減、会計事務の透明性向上といった効果を期待できる一方で、システム開発に要する経費や事務局の体制も課題となるほか、導入自治体では未納金の増加も課題となっております。  引き続き、先進自治体の導入事例と学校と連携した収納体制の構築や調整について研究を行い、給食費の公会計導入に向けた検討を進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 答弁、ありがとうございます。  今回、ことし4月から行われる労働時間法制の見直しについては、民間では、今まで長時間労働によってメンタルヘルスとかいろんな問題があって、日本社会の切実な問題の対策として、やっと導入される内容です。
     そういった中で、市職員の残業時間をちょっとお聞きしていますと、毎年改善されてきて、仕事の平準化が図られてきたのかなというふうにも思うんですけれども、どのような取り組みで一番減っているかということを確認させてください。お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  御質問いただきました時間外勤務の時間数の削減については、まずは職員の皆さん方の御理解の上で成り立っているものというふうに理解をしているところでございますが、合併後、市として取り組んできておりますのが、まずは平成20年度に時間外勤務業務縮減に向けた指針を作成しております。  これに基づきまして、働きやすい職場環境づくりというところを、市といたしまして、その中でノー残業デーを徹底していこうじゃないかというところを取りまとめたものでございます。また、その中でも業務のフラット化・平準化等を定めております。  また、平成21年度につきましては、市長通達にありますけれども、月45時間、360時間という上限を一定目標として、時間外の削減に努めてきているところでございます。  また、平成23年度には、ノー残業デーの徹底というところの周知もしておりますし、最近では、平成28年度に、毎週水曜日から金曜日をノー残業デーとして追加して、そういう取り組みをしてきております結果、合併以後、総数で最少時間の時間外の削減効果があったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 内容的には理解するところなんですけれども、以前、二、三年前だと思うんですけれども、結構、マックスの方は1,000時間に近いような残業とか、庁舎内でも700時間とか、特に税務課の方は忙しいときがあるというふうにお聞きしたんですけれども、現状はどのような状況なんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  現状といたしましては、平成29年度でいきますと、一番時間外が多い職員が600時間余りになっております。次に、500時間から555時間までが2名ということで、それが上位トップ3というところになっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 民間企業の、まして私から見ると、市の労働時間の管理の取り組みについては、やっと民間企業に近いレベルに近づいたなという感じなんですけれども、その中で、2番目の質問に移らせていただいて、小・中学校の教員の残業時間について、多分、私も余り詳しくないんですけれども、2018年度で小学校は540時間、中学校は730時間というふうな数字を初めてお聞きしたというふうに思うんですけれども、これについては、どのように教育委員会として思われているかという、まず見解をお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  勤務時間はどのぐらい超過しているかということにつきましては、昨年度まで客観的なデータが得られない状況でして、2018年度になって、このようにこれぐらいの時間超過しているというのがわかるようになった現状でございます。  この客観的に超過勤務時間が判明したことで、それを各教員に返すことで、それぞれ先生方にも意識改革、それからワーク・ライフ・バランス、仕事の優先順位等を、今、考えていただいているところです。  時間につきましては、もう看過できない状況であるというぐあいに考えており、今、それを削減・縮減するために、さまざまな策を講じようとしているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 答弁、ありがとうございます。  中学校の730時間というのは、結構、見込まれるということは、平均というふうに、これ理解していいんですよねというか、済みません、ちょっと確認ですけれども、平均730時間ということでよろしいんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  4月から1月までの分を平均しまして、それを2月・3月に当てはめたということで、年間の超過勤務の合計時間となります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ということは、1当たりの平均ということで、逆に言ったら、マックスの方というのは、どれぐらいの方がおられるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  教職員の場合の勤務時間管理というのは、非常に特殊的な分が全体としてありますので、そのこともまず理解していただきたいと思っておりまして、昭和46年に給与等にかかわっての特別措置を、給特法と言っていますが、それができまして、教職員については、一般の行政職とか労働者と異なって、勤務にかかわって勤務時間の内外というのを振り分けることが非常に困難であると、特殊性があるということで、一律、勤務時間の内外を問わずに包括的に評価したということで、給料月額に4%、教職調整額と呼んでおりますが、それを支給するかわりに超勤はしない。原則として超勤はさせない。させる場合であっても、生徒の実習に関する業務、学校行事に関する業務、教職員会議に関する業務、非常災害等のやむを得ない事情と、そういったいわゆる限定4項目に絞った形で、基本は残業させないんだと。逆に言いますと、そのことで超過勤務というのが常態化しておって、そのことが非常に大きな課題とは考えています。  ただ、先ほど理事のほうが最初に申し上げました、教職員が在校している時間から勤務時間を減じたというのは、民間であるとか行政職も、超過勤務というのは、超過勤務命令を出して、そこの勤務を評価して超過勤務。  ところが、学校の職員のは、その辺が評価できないということで、学校に在勤されている全てを今回超過勤務として見ていこうと。しかし、超過勤務手当は出ませんよと。  ただ、超過勤務の実態というのはよく把握していこうと、そのことは非常に前向きなことだと思っていますが、その結果では、先ほど申し上げたように、非常に大きい時間になっています。  前提としては、そういったことがあります。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  ちょっと最大値については、手元に資料がございません。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 最大がわからないということで、本当は公表していただきたいところもあるんですけれども、先ほど、この数字というのは看過できないというふうに言われたので、目標をどこまでにするというのは、今の時点であるのかどうか、お聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  文部科学省、それから京都府教育委員会等の動向もあるかと思いますが、とりあえず過労死ラインと言われている80時間超えですが、この数値も、例えば小学校ですと、80時間超えのパーセントが、11月が19.4%、12月は5.5%、1月は4.8%ということで、冬期は割と少なくなっております。中学校の現場でも、11月は32.9%、12月が15.5%、1月は17.3%ということで推移しておるんですが、これが先ほどありました上限45時間ということになりますと、小学校で1月が38.4%、中学校は64.7%ということで、もう倍増以上になってしまいます。  そのようなことから、最終的にはこの45時間というところへ近づけていくことが理想であるとは思うんですが、とりあえず過労死ライン80時間というのを、このラインを限りなくゼロに近づけていくような取り組みがまずはスタートかなというぐあいに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  過労死ラインと言いながら、20%の方がその上限を超えているというのは、すごい驚きなんですけれども、やっぱりいろんな意味で、まず数値化をするということの第一歩が、今の時点だと思いますけれども、民間とかが非常に厳しい規制の中で従来どおりのやり方を教職員の方がしていたら、結果的に若い方が先生になるというのをだんだんやめることになるというふうにつながると思いますんで、一朝一夕にはできないと思いますけれども、順番に取り組んでいただきたいというふうに思います。  これについては、一般質問の機会がありましたら、また次の機会に詳しく聞きたいと思います。  次に、3番目のフレックスタイム制の話で再質問したいんですけれども、これについても、なぜこのフレックスのことを言うんかということで、私が思っているのは、従来は1カ月単位の精算期間ということで、今月3月であったら、3月の中でプラスマイナスゼロにしないといけないということだったんですけれども、4月1日以降は3カ月単位になるということなんで、例えば税務課が3月・4月が忙しいのか、ちょっとわからないんですけれども、そうであれば、その前後の1カ月で調整してトータルを減らせるというようなマイナス残業的な月を設けられるということで、夏休みとかいろいろありますんで、6・7月は忙しい部署であれば、8月は子供さんの夏休みに合わせて残業時間を減らすというような取り組みもできるんで、そういう意味で活用できると思うんですけれども、今回、回答していただいた内容を見ると、余りやりたくなさそうなふうにも見えるんですけれども、もう一度御答弁をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  御質問のほうにお答えをさせていただきます。  フレックスタイム制度につきましては、以前、議員のほうから御質問もいただいております。  うちのほうも取り組みとしていろいろ検証はしてきておった中ではございます。今回、働き方改革を推進するための関係法令等の改正によりまして、今、議員御質問いただきましたように、精算期間を3カ月にするという制度に変わりました。  ただ、今、国家公務員、人事院が定めますのは、まだ一月ということで、まだ三月の精算期間には至っておらないわけなんですけれども、市としてもその具体例を挙げていただきました税務課の職員、例えば3カ月を一定の精算期間ということで、その前後を労働時間を短く、3カ月間、繁忙期を労働時間を超勤するということの取り組みは、取り組みとしては可能であるというふうには考えております。  ただ、短時間にしたときの市民対応をどうしていくのかというところの整理をしていかないと、コアタイムで残る職員、またその前後で残る職員の負担というのも検証していく必要がありますので、ちょっとその辺が整理できていないというところが正直なところでして、その制度設計につきましては、例えば夜間に会議があると事前にわかっている部分については、出勤時間をおくらせていくとか、そういうことで、一月単位、4週単位で実施していくことが今後検討していけるのかなというところで、今、とどまっているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 室長が言われるのはわかるところもあるんですけれども、ただ、結構、市の仕事って土曜日も日曜日もあって、その振休というか、振りかえでいろんな方が半日とか、いろんな形で休まれているのを見ますと、いろんな意味で需要度があるのかなと、運用もできるのかなというふうに思っていますので、ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。  最後にというか、4番目なんですけれども、給食費の公会計導入というようなところにちょっと移らせていただきたいんですけれども、これについては、ここに書いています、本年の1月25日に中央教育審議会で、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導」とか「働き方改革に関する総合的な方策について」という中で、いろいろな業務の見直し案が出ていまして、教育委員会と市が一番かかわるところが、この給食費の公会計導入かなということで、挙げさせていただきました。  要は、教師は、先ほど志賀理事から御説明があったように、月80時間とか、すごく大変な仕事をされているわけで、その中に給食費の納入というか、回収、徴収も入っていると。  これは、やっぱり先ほどの仕事の平準化という形であれば、市の側が引き取ってもいいのじゃないかなというふうに思いますし、そうすれば、市の税金と同じような回収の仕方もできるんじゃないかなというふうに思いまして、お聞きしたんですけれども、そういう中で、ちょっと志賀理事には、こういう形で回答をいただいたんですけれども、ちょっと総務部長にお聞きしたいんですけれども、これについて公会計導入というのは、市としたらどのように今後やっていくというふうにもスケジュール表には、答申にはのっかっているんですけれども、今後やっていくのか、それは難しいのか、どのように考えられているか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  給食費の公会計の導入につきましては、旧町時代からこういった検討をしてきた経過がございまして、入れるか入れないかということでかなり議論をしてきた経過がございます。  新市になって、また一旦、この検討についてはちょっとしていない時期もございますけれども、今、御提案のように、公会計制導入をすることによって、いろんなメリットもあるというふうに考えてございますので、ちょっと今、スケジュール感は示すことはできませんけれども、スケジュール感を持って進めていく必要があるのかなというところでは考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) そういう意味では、先生が余りお金のことにかかわらないように進めていただきたいなと思います。  ちょっと人件費のことでいろいろ論議をしていく中で、2020年度から会計年度任用職員の待遇見直しということで、市の人件費が40億円から48億円に増加するということを総合計画の中でもうたっているんですけれども、こういう中で、要は、2019年の労働法制の見直し、2020年4月の会計年度任用職員の導入というのは、数十年に一度の人事の大見直しだというふうに思うんですけれども、非常に大転換の時期だという認識なんですけれども、そういう中で、いろんな意味で、1当たりの人件費といいますか、時給が上がるという中で、皆さんの職員の方も含めて、40億円が48億円になるんだったら2割上がるわけで、ということは、企業で言えば、リストラするか生産性を向上しないといけないというのが普通の考えなんですけれども、この前からお聞きしている分には、普通にスライドしていくというような形で、余り人員にも変更がないのかなというふうに思いまして、そういう中で、先ほど言った限られた時間の中でどうやって効率を上げるかというふうに思うんですけれども、そのような形の人材育成も含めて、何かこれを機にやろうとされているのかどうか、何かありましたら、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  議員御質問いただいておりますとおり、会計年度任用職員への移行時につきましては、物件費が人件費に切りかわり、また今現在、嘱託職員、また臨時職員の賃金体制が大きく変わるという大きな節目となっておりまして、総人件費の抑制につきましては、今までも取り組んではきておりますが、平成32年度につきましては、大幅に総人件費が上がると。  その中でどういう取り組みを行っていくかということなんですけれども、まず職員の定員適正化計画というのが、この4月に見直すこととなっております。今、鋭意その作業を進めておるところではございますが、その中で、総人件費のあり方について、再度、抑制に向けてどうしていくかというところの取り組みを行っていきたいというのが、まず1点ございます。  また、次年度以降、今、予算を上程させていただいている中ではございますが、市長が以前から申し上げておりますとおり、その人材育成に取り組むということで、東京の人材活性化センターというところに職員を派遣する予定で、予算が認められましたら、そちらのほうに派遣をいたしまして、若い職員につきまして、将来、先行投資ということになりますけれども、市を背負う若い職員の方々にいろんなところで研修を受けてきていただきたいということで、そういう取り組みも今後進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  どちらにしても、多分、職員の方と会計年度任用職員の方の総数というのはそんなに変動するものではないというふうに思いますので、1の方のレベルアップというのが一番必要だと思いますんで、要は、レベルの高い仕事、効率化を図る仕事のやり方を考えていただいて、効率的な市政運営をしていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  明日6日は休会とし、3月7日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようよろしくお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後2時31分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....