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平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2018年12月18日
平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2018年12月18日
平成30年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2018年12月18日
平成30年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2018年12月18日

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  1. 木津川市議会 2018-12-18
    平成30年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2018年12月18日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2018年12月18日:平成30年第4回定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成30年第4回木津川市議会定例会会議録(第5号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は19人であります。  これより平成30年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。  本日は、4人の11問です。  それでは、1番目、高岡伸行さん。    (高岡 伸行君質問席へ移動) ◯3番(高岡 伸行) おはようございます。  市政発展のため、既に通告しております視点から、市長初め関係部長に質問させていただきます。さくら会、高岡です。  「市民サービスの低下は最小限に」。  山城支所は、10月より7人から4人体制になりました。社会体育施設、いわゆる主に小学校・中学校の体育館等、運動場等、入ると思いますが、その施設を利用するに当たり、中央体育館もしくは加茂文化センターまで出向き、申し込み手続を行う必要があります。  そこで、質問いたします。  (1)山城支所申し込みができなくなったのはなぜなのか。
     (2)住民サービスのことを考えると、山城支所及びアスピアやましろでも申し込み手続ができるようにすべきでは。  質問いたします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。    (政策監 福島 浩君登壇) ◯政策監(福島 浩) おはようございます。政策監でございます。  高岡議員の御質問にお答えをいたします。  厳しい財政状況が見込まれる中、実態に応じた組織や人員配置を構築し、内部管理経費の縮減を図ることを目的に、支所事務の見直しを行いました。  見直し方針として、きめ細やかな制度説明が必要なサービス本庁事務とし、支所業務は、証明書発行や申請書などの取次事務としたところでございます。  社会体育施設利用申し込みについては、この見直し方針に基づき、山城支所での受け付けは終了することとしたものでございます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  高岡議員の2点目の御質問にお答えさせていただきます。  山城支所での体育施設受付業務の廃止決定後、体育施設受付業務のあり方についての検討を行いましたが、アスピアやましろの指定管理者受付業務を委託するには、使用料収入を上回る委託料の支払いが必要になると見込まれます。  中央体育館の施設予約については、予約手続が簡素化されており、予約に要する時間も短縮されたなどの感想をお聞きしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) それでは、まず初めに、山城支所が4人体制になった。加茂支所におきましても、5人体制になったというふうにお聞きいたしております。雇用形態をまずお尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、山城支所につきましては、御質問いただきました、7名から4名。この4名につきましては、正職員が2名、再任用職員が2名ということで配属をしております。  また、加茂支所につきましては、6名ということで、正職員が5名の再任用が1名の職員を配置しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 先日、この件で、私、担当課のほうに伺いました。社会教育課になろうかというふうに思います。ただ、その時点で、当時の担当の方が、私の聞いている質問に対して、全く理解されていないのか、つかみどころのない答弁ばかりで、非常に指摘したいというか、憤りを覚えたわけです。その点は、何か部長、お聞きでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今回の件につきましては、昨年来、支所業務の縮小というところの話から始まりまして、山城支所で今までどおりの受付業務は困難であるというふうな御回答のことを受けて、社会教育課としてどういうふうにしていくかというところを協議してまいりましたので、対応した職員がそのような対応をしたということはないというふうに私は考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) いえ、部長、ないわけないと思いますよ。何度も伺っていますし、僕もそんなにいつもきつく言うわけではないですが、やはり時間を割いて約束の時間に出向いているわけですね。そこで、まともに答弁がいただけなかった。全くわかりません。7人から4人になりました。そのことで、どのような財政効果が生まれたのか、そのようなことも答えられなかった。何しに来ているのかと、全く思ったわけですが、全く聞かれていないわけですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  議員が社会教育課のほうに来られて、話をしていただいたという話は伺っております。ただ、その内容につきましては、山城支所でできなくなった受付業務、今後、どのようにしたら市民サービスの向上につながるのかという話はさせていただいたというところで聞いております。  ただ、支所の体制でありますとか、なぜ支所業務の廃止を決めたかというところにつきましては、ここへ来るまでに学研企画課なり人事秘書課なりと協議をしてきた中での最終的な政策決定だったということでありますので、社会教育課におきましては、担当業務の部分につきましては、誠意対応させていただいたというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 誠意対応していただく以前の問題に、一般市民でも、担当課と言ったら、その方ですわ、その課になると思います。全く御理解いただけなかった。いや、本当、驚いたんですよ。教育長、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  詳細のことがわかりませんので、議員のほうがお尋ねになられた中身の部分で、確かに財政効果はどうなるか云々というような、そういった段階でわからないところもあったかとは思います。  ただ、基本的に議員の皆さん、またとりわけ市民の皆さんに対しては、親切・丁寧・迅速な対応というのが必要でありますし、わからないことについては、改めて連絡するということが必要でありますので、そういったことについては、指導は徹底してまいりたいと思っています。  ただ、今回の事案については、ちょっと具体的なやりとり、詳細はわかりませんので、そのことについてのコメントは、ちょっと差し控えさせていただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) それでは、1日当たりの、10月まで、平成29年度で、山城支所加茂文化センターでのそれぞれの取り扱い件数及び、また1件当たりの平均的な時間をお尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  平成29年度の利用実績というところでお答えをさせていただきます。  山城支所におきましては、全体で592件というところでございますので、1日にしますと2件から3件というところであったというところでございます。  また、加茂文化センターにおきましては、平成29年度1年間で1,823件というところでございますので、1日にすると、およそ7件ぐらいというところかと思っております。  また、その1回に係る時間でございますが、山城支所におきましては、一旦、紙ベースで書いていただいて、それを職員のほうがシステムに入力をするというところと、お金をお支払いしていただいて予約が完成するというところでございますので、そのあたりの一度に申し込みしていただく件数等にもよるかと思いますが、10分、15分ぐらいのことかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 1件当たりの平均的な時間は、約3分から5分ぐらいかなというふうに認識しております。  一日の業務の中で、山城支所なり加茂文化センターでは、手続は今現在行えるわけですが、山城支所が4名の体制になりました。その内訳はといいますと、正職の方が2人、再任用の方が1人、そして臨職の方が1人と、実際には4.5人と申しましょうか、で、運営されておられます。  1日3件当たり、1回約3分でしたら、10分ぐらいかなというふうに認識するわけですが、山城支所でその業務が行えない。ちょっと理解できないんですが、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問の中で、人数の関係なんですけれども、正職員2名、再任用2名で、臨時職員が0.5人で、4.5人。合計は、今、4.5人とおっしゃっていただいたので、ちょっと内訳だけ、そういう人数になっておりますので、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 1日3件当たり、1件当たり約3分ということになりますと、10分か15分もあれば済むのかなと思うわけですが、それが山城支所でできないという判断された理由は、先ほど、きめ細やかな制度説明本庁事務ということを御答弁いただきましたが、本当に不可能なのか、再度、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  この件につきましては、1日の利用実績等も踏まえまして、昨年来、協議をさせていただいていたというところでございます。  そういった中で、山城支所の業務、人数が少なくなったというところでございますが、受け付けをする項目ということで、広いさまざまな業務を受け付けるというところ等もありまして、山城支所で今までどおり社会体育施設受付業務は継続することは困難であるというふうな判断をいただいたというところで担当課としてはお聞きしておりまして、そのことを踏まえて、今後のサービスの向上の策を練ってきたというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) その今後の策を練ってきたというところは、どうも少し努力が足りないのかなと。やはり、もう少し突っ込んで努力項目で検討されるべきだったというふうに思うわけですが、教育長、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えをさせていただきます。  1件当たりの、いわゆる所要時間等について御質問がございました。これ、私も確認をいたしましたけれども、例えば1日予約をしたいということで来庁された場合、おおよそ10分程度必要だというふうに聞いています。  また、月に数名の方でありますけれども、1カ月まとめて取りたいと、そういった予約がある場合は、30分から1時間ほど、やはりその施設の状況を確認してということでございますので、相当の時間を要するというふうに考えます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今の市民部長の御答弁ですと、相当の時間を要する。なので、山城支所ではできないという協議になったというお考えかと思うわけですが、それでは、その2番目の質問に入らせていただきますが、その山城支所で業務ができなくなったという時点で、アスピアやましろ、今現在、日本環境マネジメント株式会社さんに委託されておられます。その方とアスピアやましろで手続ができるような協議をすべきではなかったのか。協議されましたか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今回、山城支所でできなくなったと。それを受けて、今後、指定管理者のほうと、そういった協議につきましては、アスピアやましろのほうで受付業務をするということにつきましては、具体の協議は行っておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) そこなんですよ、この質問で一番僕が指摘したいのは。何で協議されないんでしょうか。加茂文化センターと同じ会社でしょう。山城町棚倉の方が加茂文化センターまで申し込みに行ってもらわなあかん。当時、担当の方、そのようにおっしゃいました。そんなこと、まずないと思いますわ、中央体育館へ行くでしょう。何で協議されないんでしょう、教育長、御答弁お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  今回の指定管理業務にかかわりまして、承認議案として提案させていただいております。この指定管理というのは、あくまでアスピアやましろの管理業務についての指定をお願いしているわけでありまして、このこととは全く別のことになろうかと思います、委託ということは。  加茂については、従前、加茂文化センターを直営でやっておりました。その際に受付業務をやっていた。それが続いた形での指定管理者に引き継ぐ形の委託業務になったわけであります。  いずれにしろ、協議と申しますが、基本的に、部長が先ほど申し上げました費用対効果を含めて業者への委託ということは困難であるということがありましたので、7月段階、指定管理の要綱等を出しておりますが、その段階でも、指定管理業務については、あくまでアスピアやましろの管理運営についてのことを出しておるわけです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) その委託料なんですが、アスピアやましろで手続をできるようにした場合、お幾らだと試算されておられますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現在、加茂文化センターに委託しているものと同じような計算式でというふうに考えておりますと、100万円強というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) そしたら、加茂文化センターでは、委託料を支払いさせていただきながら、運営されている。アスピアやましろでは、委託料は、収入を上回るからアスピアやましろでは協議できなかったという御答弁かというふうに思うわけですが、ならば同じ会社なのですから、加茂・山城のセンター、同じような感覚といいましょうか、協議、交渉といいましょうか、加茂と山城で折半するなり、いろんな方法があろうかというふうに思うわけですが、その辺の協議はされたのか、担当課、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  指定管理につきましては、結果的に同じ会社にお願いするということにはなっておりますが、基本的には、それぞれ山城総合文化センターアスピアやましろ)のほうの指定管理業者選定をさせていただいた、また加茂文化センター業者選定をさせていただいた、その結果というところになってこようかと思っております。
     また、加茂文化センターにおきましては、受け付け件数見合いの収入というところでございますので、平成29年度であれば、およそ170万円の収入が入ってございます。それに対しまして、受付業務の委託といたしましては、110万円というところのお支払いでございますので、その差額分につきましては、市の収入というところになってこようかと思っております。  ただ、一方、山城のほうで考えてみますと、先ほど申しましたように、平成29年度の申し込み件数から計算させていただきますと、使用料収入のほうより委託料の支出のほうが上回ってくるというところがございますので、今回につきまして、この分について、アスピアやましろのほうでの受付業務の協議はさせていただいていないというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 加茂文化センターのほうでは、約60万円収入がありますよと、山城のほうでは収入が下回るからできませんでした。  ならば、協議する段階で、同じ会社ですから、加茂の利益が出た分を山城のほうでも折半するとか、その会社と、ましてや今議会で提案されておられます議案第86号と議案第87号でございますが、3年から5年になろうとしているわけですよね。  3年から5年になるということは、まず私考えますと、雇用もしやすくなるのかなと、運営自体が3年で切られるよりは、長期的な5年で社員さんも雇いやすくなるのかなと、このように考えるわけです。  その時点で、アスピアやましろでできない。片や加茂文化センターではやっていますと、利益が出ていますから。公平・公正の観点から申し上げまして、も、やはり協議ぐらいはするべきじゃないでしょうか。そのように考えます。  市長、このやりとりをお聞きされていまして、どのようにお感じなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 高岡議員の御質問にお答えいたします。  この前は、山城支所で手続もお願いしていたんですかね、こちらのほうはね。その中で、人数が減ったということで、加茂支所もされていないということで、ちょっと到底無理だというお話でございました。  今、件数も含めてお話もあったんですけれども、どういう方法があるのか、またもう一度話し合いをしてもらったらどうかなというふうに、今、思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 政策監にお尋ねいたします。今のやりとりを聞いておられて、どのようにお感じなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  まず、支所の見直しにつきましては、先ほど私が答弁申し上げたとおり、きめ細やかなサービスについては本庁でということで、支所事務につきましては、証明書発行、申請書などの取次事務というふうに限定していくと。これによって、簡素で効率的な組織をつくって、全体の効率を図っていくということにつきまして、この方針については、基本的に間違っていないというか、この方針でしていくべきというふうに考えております。  一方で、利用者サービスの向上ということにつきましては、ちょっと今の具体的な時点で、どのような形がふさわしいのかというふうなことは、なかなかこの場ではちょっと申し上げづらいところでございますけれども、前回の議会で私答弁しましたとおり、なるべく市民の皆様に御迷惑をかけないように、できる範囲内で工夫していくということで進めていくのが、行政としての目指す姿だと思いますので、そのような形で、できることがあれば取り組んでいくべきというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 簡素で効率的だと、その方向で進めておられます。利用者サービスの向上、できる範囲内で工夫をしていくと、今、御答弁いただきましたが、私の今申し上げている、アスピアやましろで、加茂文化センターでされている同じ会社なんですよ。できる範囲で工夫という観点から言いますと、やはりここは協議されるべきかなというふうに考えますが、その点、いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えをいたします。  実際やろうとすると、先ほど教育部長のほうからも答弁がありましたけれども、例えば費用対効果の面ですとか、あと実際、業者とどの程度までできる、できないという話の調整、そういったこともございますので、この場でできる、できないということは申し上げられないというふうなのがございますけれども、先ほど申し上げたとおり、市民サービスの向上という点で、高岡議員のおっしゃる方法に限らず、どういった形であれば市民サービスの向上につながるのかといったことも含めて、市全体で考えるべきことだというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 再度お尋ねいたしますが、この件につきまして再協議されるお考えはあるのか、担当課にお尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  今回、平成31年度から指定管理5年間というところで業者を選定させていただいているというところでございます。これについては、先ほど議員もおっしゃっていますように、5年間という中でサービスの向上がしやすい体系というところで、5年間という形を選択させていただいたというところもございますので、利用者のサービス向上につきましては、多方面から協議を進めていって、業者とも話をさせていただきたいというふうに思っております。  ただ、この体育施設の予約の件につきましてのサービス向上ということでありますのは、今後、一番の大きな取り組みといたしましては、インターネットを活用した仮予約をさせていただくような方向で、現在、準備をさせていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 確かに、今、運営いただいております日本環境マネジメント株式会社さん、サービスの面では、私も利用させていただく中、非常によくなったかなというのは実感しております。いろんなイベントも打っていただいております。地域振興の意味でも、私も何度も参加させていただく。そのたびに、また会社さんのほうから連絡をいただく。何か催しをしてほしい、参加してほしい、出展してほしいなど、いろいろ御相談もいただきます。  そのような積極性のある会社さんですから、必ずアスピアやましろで、今後、3年から5年に契約され直すわけですよ、そんなん要らんと言わはることはないと思いますよ。  副市長、今のやりとりを聞いておられて、どのようにお感じなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  それぞれ経過がございますので、今、答えだけを見て論評というような話につきましては、非常に先ほど市長も政策監も答えているとおりだというふうに思っています。  ただ、ことしの1月に、この政策会議で支所のあり方の方針を決めまして、その後、関係課がかなり時間をかけて協議をして、そして支所の人員を減らしながら、どの業務をどう見直すかということで、かなり時間をかけて議論をしてくれました。その決まった結果につきましては、両支所に張り紙を張って、来庁される方々にもお知らせをし、さらには広報やホームページでお知らせもしてきたと、こういう経過もございますので、ふたをあけて、いきなりということではなかったというふうに思っております。  ただ、改革という面では、一定の市民の皆様方には御不便をかけているということは事実だろうと思いますが、これも一環の、こちらから言いますと、お願いということになろうかというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今、御答弁いただきましたように、1月からかなり時間をかけて協議してきた。いきなりではない。そこが理解できないのが、かなり時間をかけて協議してきたにもかかわらず、今議案の議案第86号、議案第87号で提案されて、5年になろうとしています。どうして、そのような会社と協議されなかったのかという点が非常に残念なわけで、今回の質問になりました。  最後に市長、何か御答弁をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  確かに、これまで支所で受け付けをされておられた皆さんに対しては、大変御不自由をおかけするわけでありまして、そういったことから、この制度施行にかかわっては、昨年度80数名だったと思います。その方々に個別に連絡をさせていただいて、一定の理解をいただいたところです。  それと、10月1日から2カ月以上経過いたしますが、そういった中での意見としては、中央体育館まで思ったほど遠くないとか、それから手続が簡易になったとかという言葉をいただいております。  ただ、一方で、受付で対応が不親切で戸惑いを感じたという声もありましたので、それについては、今後とも、先ほど申し上げました迅速・丁寧・親切な対応というのを心がけてまいりたいし、部長が申し上げましたインターネットの仮予約ということも、具体的なことを進めていきたいと思っておりますので、今、10月1日に始めた、この形というのは、十分丁寧な対応をしていくことでやっていきたいと、そう思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 私、山城支所で今回のこのサービスができなくなったことを強く申し上げるのではなくて、アスピアやましろでできるような協議をしていただけなかったことに対して、やはりもう少し努力されるべきだったというふうに考えております。  今後、また協議していただくという御答弁でしたので、質問をこれで終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから10時10分まで休憩といたします。    午前10時00分 休憩    午前10時10分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま10時10分、休憩前に引き続き一般質問を続けます。  2番目、九社前聿朗さん。    (九社前 聿朗君質問席へ移動) ◯8番(九社前 聿朗) 皆さん、改めて明けましてと違いまして、おはようございます。こういう間違いもいたしますので、部長の皆様、よろしくお願いします。  通告書に従って、3問ありますが、1問目、よろしくお願いします。  「夏季休業期間変更による課題を問う」ということで、新学習指導要領の改訂は、移行期間を経て、小学校については、平成32年度から、中学校については、平成33年度から全面実施される。特に、小学校3・4年生では、外国語活動の時間の新設、また5・6年生では、外国語の教科が新設され、3年生以上の授業時間も35時間の増加と聞いております。  そのため、教育委員会は、授業時間の確保のため、夏季・冬季・学年末の3回の休業期間のうち、なぜ夏季休業期間の後半を見直しされたのかについて、下記の質問をいたします。  (1)学校教育法施行令に基づき、授業時間数を確保し、余裕を持った教育活動を実施することは理解できます。他の休業期間を見直すことは、教育委員会等では行われたのでしょうか。  (2)長期休業期間明けによく起こる児童・生徒の環境変化による情緒不安定等の問題について、本市の現状と学校生活へ復帰するため、どのように指導・対応されているのか。  (3)改正による授業時間の拡大に対し、全国的には、平日の授業時間数を増加することにより対応する市町村が、教育委員会ですね、過半数と聞いているが、平日で対応することも教育委員会で検討したのか。  (4)戦後初めて小学校に英語教科が新設導入される重要なときである。人生における選択肢の幅を広げられるよう、毎年小学校6年生と中学校3年生に英検等を受験させては。また、体験的な国際交流と国際理解を深めるため、外国人を対象とした「ふるさと応援ガイド体験学習」等を導入してはいかがか。  (5)夏季休業期間の短縮により、給食費の増額が予想される。平日の授業時間数の増加であれば、給食費の増加とはならない。増加分は、市が負担されるのですか。  (6)教員の時間外勤務への影響は。また、児童クラブとの連携は。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。    (教育部理事 志賀 徹君登壇) ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  九社前議員の御質問にお答えします。  1点目ですが、中学校における進路事務、修学旅行の準備等が重なる冬季休業や、入学・進級の準備で繁忙期となる春季休業より、夏季休業の短縮がより適切と判断いたしました。  2点目についてです。長期休業、特に夏休み明けは、児童・生徒の様子に変化が起こりやすい時期です。そのことを十分認識し、校園長会等を通じて各校にも個別の対応を徹底しているところです。夏休み中も、児童・生徒が、個人面談、プール指導、図書室への来室、補充学習、部活動等のために登校してきたときに様子を把握する、気になる児童・生徒の家には家庭訪問を行うなど、機会を捉えて変化を見逃さない指導を心がけています。  あわせて、家庭や学校のほかに悩み事を相談できる場として、SOSダイヤル、ヤングテレホン等の相談窓口についても、積極的に啓発をしております。  3点目について、特に小学校においては、児童の負担を考慮いたしますと、平日の授業時間数をこれ以上増加することは適切ではないと考えます。  4点目の英語検定については、英語学習の成果をはかる有効な手段であると考えます。現在、各中学校において、生徒たちは、適宜、自分に合った級を受験しております。国際交流・国際理解を深めるために、ALT及びJTEの協力も得て、言語だけではなく文化面についても授業で扱っております。  5点目について、夏季休業短縮による給食回数の増加は、暦にもよりますが、3回程度になる予定です。給食費については、従前どおり保護者負担となります。  6点目です。夏季休業中も勤務を要する日でありますので、時間外勤務への影響は特にはありません。児童クラブとは適切に連携を図ります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 最初の一番大きいところでは、この休業期間の変更というのは、木津町から、今、木津川市教育委員会に変わっておるわけですけれども、この辺の変化は、今まで5日間にわたる短縮というのはあったのかどうか、その辺をまずお聞きしたい。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  今回のこの小学校における35時間の時間数の増加というところが大きな理由でありましたので、これまでは行われていないところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) ということは、戦後、この教育関係の教育法に基づいて、一応、我々は9月1日から12月までが2学期の期間ということで、通知文を出しておられますね。  これが、私ちょっと読ませてもらったんですけれども、教育委員会等のお話ですから、これを見せてもらった関係で、今まで誰も経験していないんですよ、我々の年代もね。これ、初めてのことなんですよ。物すごく大きな変化というか、親もこの子たちだけで関係する案件ですから、この時期は教育委員会は十分御存じやと思いますけれども、最近、何か自殺の件も、担当は違うけれども、社会福祉課から書類をいただきました。そういう関係もありまして、文科省のほうも、この長期休業明けの自殺者、その辺のところのことも考慮に入れて、実際、自殺、これ、ついこの間、文科省が発表されていますけれども、中学校、小学校、何人ぐらいなんか、その辺は御存じですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  そこの特定の期間においての数字は、ちょっと手元にはございません。  以上でございます。
    ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 年間で結構です。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  今、手元のほうの資料でございません。  申しわけありません。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 平成29年度、ここの木津川市教育委員会の所管で、児童・生徒に関する、そういう統計調査等で何か報告されたとか、それに似たような案件はあったのか、その辺もちょっと聞かせてください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  非常にデリケートな内容でありますし、個別の回答については控えさせていただきます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) デリケートな問題ということは、よくわかっておりますけれども、それに該当するかどうか私もわかりませんけれども、何人あったのかぐらいは言えるんじゃないですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  申しわけありませんが、答弁のほうは控えさせていただきます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 理事も御存じやと思いますけれども、私が質問しているのは、環境の変化によって情緒不安定になっている生徒の、ちょうど真っただ中の時期に前倒しで学校が始まると。大人も、我々お母さん、お父さん、経験のないことを、この教育委員会でやられる。これで、関係機関、横断的にですよ、連携されても、なかなか浸透しない、そういうような形をとられたと、今回ね。  全国的に文科省等が調査しているところで、今言われている案件は、100%の関係で、何%の全国の教育委員会、教育長が、この案件について、この一番難しい前倒しというやり方、これはどういう形で起こってきたんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  近隣の精華町、それから東部連合等も、足並みがそろった状態であるというのは確認しております。  あと、前倒しで生徒たちのことがということなんですが、前倒しで早くに小学校・中学校に戻ってくることによって、教職員がより早く児童・生徒の様子を把握できますし、先ほど答弁でも申し上げましたが、教育委員会としても、また現場の小・中学校にしても、非常に危機感を持ってこのことについては当たっているところであります。  議員おっしゃるように、何分初めてのことですので、不測の事態というのは、またいろいろと起こってくるかなとは思いますが、適切に対処していくつもりでおります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私の通告書では、過半数以上が平日の授業時間数等を割り当てて授業をこなすという形をとっているわけですね。  2番目には、総合学習の関係があると思うんですけれども、その辺の時間を割り振ってやると、こういうのが2割ぐらいだと。木津川市がとられた形は、約1割、それぐらい低いわけですね。  だから、そこまでしなければならないのかという、僕自身は、ここまでいろいろ情緒不安定な、いろいろな非行の問題、不登校の問題、いじめの問題、全てが凝縮された時期に、あえてこれでやっていくというようなことは私は思っていなかったので、その辺の説明をください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  この新課程になりますと、4年生、5年生、6年生も、年間1,015時間の授業時数になります。これは、今、中学校1・2・3年生と同じ時間数になります。中学生のほうは、毎日6時間授業を5日間、週30こまで運用しとるわけでございまして、それで何とかこなせる分量なんです、1,015時間というのは。小学生のほうは、やっぱり6時間授業を5日続けるのは厳しいということで、大概の小学校が、水曜日は5時間授業ということで、週29こまで運用しているところです。  ここを埋めれば、平日の授業増で対応できるではないかということなんですけれども、この水曜日の5時間授業で早く放課できるというのが、小学生にとっては、体的にも、ちょっとそこを週の中でワンクッション置けることになりますし、教員にとっても、その水曜日の時間を使って校内研修等をすることで、働き方改革にも通ずるところがあると考えております。そこを全部授業で埋めますと、児童も大変しんどい思いをしますし、現場の教職員にとっても、今の流れと逆行する形になるというぐあいに考え、そのようなさまざまなことを考慮いたしまして、今回の夏季休業短縮ということに至った次第でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) これは、行政も余り手が出せない。これは、教育委員会、教育長の専権事項ですから、教育長と学校長が話し合って、こういう形をとったということですから、先ほどの答弁にもありましたように、校園長会議で協議されたんやと思いますけれども、その点、教育長は、市長のアドバイスがあったかなかったかは知りませんけれども、教育長の専権事項ですから、決められたということですから、教育委員会会議も通されているとは思いますけれども、その辺の考え方を教育長から直接聞きたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  先ほど九社前議員さん、環境の変化が非常に大きいということで、確かに大きな変化でありますが、一方で、学校週5日制ということで、土曜日が休みになったということも、大きな環境の変化が既に起こっているところであります。  今回の夏季休業期間中の縮減につきましては、山城地域の空調整備とのほとんど対にあった形で、ほとんどが後半の部分を縮減しております。京都市は、7月の前半部分と後半部分で1週間以上、9日間でしたか、縮減していると、全体的にそうなっています。それもこれも、基本的には授業時数の確保ができないということが、1点大きくあります。  平日の授業時数の確保をしていこうということになりますと、それだけじゃなくて、子供たち自身、今の高学年については、ほとんど6時限、1日だけ5時限ですか、1年生もほとんど毎日5時間という、私らの時代とは、もうほとんど午前中で終わっていたような記憶がありますが、非常に厳しい状況になっていますので、子供たちの集中力が維持できるかという問題と、教職員がそこまで、ただでさえ非常に厳しい状況の中で、これ以上平日の中に圧縮していくのはどうだろうというようなことがあります。  そういったことで、このことは何より学校現場の意向というのは非常に重要でありますので、何度となく校長会役員、また校長会でも協議をした結果、今の26日までを夏季休業期間とするということを決定して、そのことに教育委員さんも理解の上、決定したというところであります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今、教育長からお答えいただいたんですけれども、私が一番心配するのは、横断的に関係機関に連絡をとっても、もう頭の中に9月1日から始業式が始まるというのがもう身についとるわけですね。そやから、連絡をとられると思うんです、まだ来年からの実施ですからね。それで、書類で回されても、どういうように大人たちは反応するか。  一番心配しているのは、学校がまだ始まっていないという感覚なんですよ。要は、警察でしたら、登下校でパトロールしてくれています。子供たちの安全・安心のために回ってくれています。それから、消防署も同じなんですよ。ああ、学校が今稼働していると、そういう体制で臨む。児童相談も同じ。そういうような形のことをほんまに徹底できるのか、徹底的にやってもらわないと、大変なことになるという、その心配で質問をさせてもらっています。  次に移らせてもらいます。  英語の関係で質問していますんで、4番目のことなんですけれども、これは前、今、校長先生ですけれども、理事に質問して、中学校3年卒業時は、3級が50%以上取得した形で目標を設定していますと。小学校は、先生方の英検準1級の方が少ないということで、なかなか先生方の研修も難しいんやと思いますけれども、その辺をはっきり英検、小学校の場合、5級やったら5級、一番それしかないですから、5級、中学校は3級を50%と言わず、こういう新しい制度ですから、100%を目指してやってもらったらということで、外国人とも接触しなければならないから、こういうようなことを導入されてはどうですかということなんですけれども、再度、お答え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  英語検定のほうは、今先ほども答弁いたしましたとおり、それぞれ自分の実力に合う級を生徒たちが選んで受けているというような状況でございます。  何分、英語の検定料というのは、2,000円から3,000円台と、かなり高額でして、自分が合格するか不合格かというのがわからない級を受けていくわけでして、なかなか初めての生徒にとっては難しいかなというようなことも考えておりまして、実は英語能力判定テストというのが1人500円で受けられる、英検IBAという、これは日本英語検定協会がやっておるんですけれども、能力判定テストというのがございます。5中学校の担当者と相談しまして、3学期、ちょっと試験的に中学校のほうで、これは希望制なんですけれども、実施する予定でおります。  これは、それを受けますと、大体あなたは5級、4級、3級程度の実力がありますよというのを前もって判定してくれるような試験でございます。  今年度、3学期になるんですが、一回導入してみまして、手応えによって、それをさらに広げる、将来的には小学校でも活用可能かどうかの判断材料にしていくように予定はしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 検定は、5級は、自分の学校でやった場合は2,000円、ほかの会場では2,500円、3級は、ほかの会場やったら3,800円が自校でやった場合は3,400円と、こういうふうになっておりますし、これは全国的にも通用する資格取得になります。これは、100歳になっても、この資格は変わらんわけですから、そういうような形で、ちょっと述べました。  時間がまた来ていますので、次、給食費の関係ですけれども、これ、親が負担するというように回答をいただいたんですけれども、親全体の給食費は何ぼぐらいになるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  小学校につきましては、1食240円で、中学校のほうが1食270円となっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) それはわかっております。  私は、全体で保護者が負担する金額の総額は何ぼになるかということを聞いているんです。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  夏休みの短縮ということで、暦にもよりますが、例えば2日間給食を実施するというところになりますと、今の小学生が5,400人おりますので、それの2日間ということで、おおよそ260万円ぐらい、中学校におきますと、中学生が2,300人おりますので、124万円というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 私は、5日間で計算しました。保護者、小学校・中学校合わせて910万円ぐらい、相当なお金ですよ。それは、親の負担分。そしたら、市の全体の負担分、学校給食センターが3つ動きますわね。5日分で何ぼぐらい費用が要るんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  公費の負担の分につきましては、センターでおおよそ差があるというところでございますが、大体小学校におきますと、450円が1食にかかっております。それで5日間で480万円程度というところでございます。  また、中学校におきましては、475円程度というところになりますので、これの5日間で、中学生が2,300人でございますので、550万円程度というところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 合わせて約1,000万円程度ですね。これ、何を言いたかったかというと、行財政改革等でお金が要る、お金が要ると言われるのに、あえて要るような形を今回のやり方では使われたと、市がですよ、教育委員会がと言ってもいいんですけれども、その辺のところをもう少し考えられたらどうですか。保護者も負担するんです。それを言いまして、お答えは結構です。そういうような行財政改革では、先が見えていますね。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  子供の教育の推進のためには、どうしても必要な経費については、やむを得ないものでありまして、ある意味の主客転倒の話になろうかと思います。大事なことは、経費の削減等に努めつつも、その分についての経費というのは行っていくということであります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 議論をするつもりはないですけれども、いろいろな選択肢が5つほどある中で、一番低い選択肢を選ばれたから、こういう質問になりました。  次に移ります。  次に、「放課後児童クラブの課題解決を」ということで、放課後児童クラブは、全国的に全体の5人に1人が入所していると言われております。  平成27年の児童福祉法の改正により、対象児童が「おおむね10歳未満」から「小学校に就学している児童」へと改正されてきた経過がある。  先日、議会報告会の木津会場において、児童クラブに通っている保護者から、今後の城山台児童クラブの運営について心配されている声を聞きました。そのことについて、質問します。  (1)城山台児童クラブは、ことし4月に新設されたばかりの施設、4年生に待機児童があり、利用できていないと聞きました。市は、現状をどのように把握しているのか。  (2)城山台地区は、平成24年のまちびらき以来、人口が急増している地区である。城山台児童クラブの面積と収容予定人数は。また、国の基準に適合しているのか。  (3)城山台小学校は、児童数が将来1,000人を超えると予想されている。平成31年度以降も対応できるか、不安視されている。総合教育会議への説明や市の総合的な児童の放課後対策を保護者に示すべきであると思う。  また、指導員は、低学年と高学年とでは児童へのかかわり方が違う。これらの将来予想等について、具体的内容・方策を示されたい。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  九社前議員の御質問にお答えいたします。  城山台放課後児童クラブの待機児童につきましては、平成30年度当初には18名おられましたが、夏休み前に全て受け入れを行い、現在は待機児童が発生していない状況でございます。  2点目について、城山台放課後児童クラブの面積は、合計369.2平方メートル、収容人数については約145名であり、国の基準に適合しております。  3点目につきまして、平成31年度は、城山台小学校の空き教室を臨時的に活用し、利用希望者の受け入れを行うこととしております。  また、2020年度以降については、学校敷地内に児童クラブ施設の増設を検討しており、児童の受け入れに対応してまいります。  保護者の皆様に安心していただけるよう、11月28日に城山台放課後児童クラブにて入会申請者を対象に説明会を実施いたしました。
     指導員については、保育士・教員免許等保有者を採用し、各学年に合わせた指導を行っております。  今後も、順次、放課後児童支援員研修等にも指導員を派遣し、質の向上に努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 皆さん、城山台小学校の資料、梅美台を対比させたんですけれども、お手元に届いておると思いますけれども、一応、新設で初年度からこういう状態が起こる。考えられない。しかも、将来の見込みが甘いという意味で、この図示したものを少しお示ししました。  見てほしいのは、1年生、手書きで、2018年168名、梅美台、2018年160名、これはどういうことかといいますと、初めて梅美台が、ちょっとほとんど一緒ですけれども、下向、初めて城山台が梅美台を抜いた形で、これから将来的に急激に45度のカーブで右上がりになるという予想を示すような形でお示ししました。  それで、再質問します。一応、今は待機児童なし。お母さん方は、こう言われました。4月に学童の待機があって、仕事をやめた。転職した。必死で生活を守れるようにと、木津会場で、対応に追われている。この人らは、カウントはどういうぐあいになるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  来年度の城山台児童クラブへの入会申請につきましては、今年度4月に入れなくて、来年度は当然無理だろうということで諦めている方もおられるという声も聞きまして、その方たちにも申し込みをいただくようにお伝えしたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 余り感じておられないな。  仕事をやめたらね、生活の糧の一部がなくなるわけでしょう、収入がとまって。次、どないするんですか。また、預けられるんですか。じゃないでしょう、自分で見てはるわけでしょう。こういうのはどういうように復元されるんですか。この人たちはどないなるんですか。これ、4年生の方ですから、5年生、6年生とあるんですけれども、その辺、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  平成30年度当初は、1年生の転入が多く見込まれたことから、4年生から6年生の児童の方につきましては、お待ちいただくということで、大変御心配、また状況によりまして、大変な状況であったかとお察しいたします。  今後につきましては、このようなことが二度と起こらないように、しっかり受け入れ体制を整えて対応に当たりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 二度と起こらないという言葉は、そう簡単に使わないでくださいよ。  これは、今年度起こったことじゃないですよ、もう既に児童福祉法改正のときから、小学校6年生も入れてほしい、5年生も入れてほしい、こういう形になっとる状態。ということは、ずっと見込みが間違っておって、そのしわ寄せは、どこへ来たんですか。皆、保護者と子供さんでしょう。その辺の今の答えでいいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  放課後児童クラブにつきましては、木津川市では、平成19年12月から6年生までを受け入れるという形で児童クラブの整備を行ってまいりました。  その間、平成27年のときには、梅美台・州見台のほうで児童の増加によりまして、一部、お待ちいただいている方につきまして、施設を整備いたしまして、その後、待機児童については、一旦解消いたしました。  その後、城山台につきまして整備を図っていたところでございます。平成28年には1教室、平成29年には2教室、そして平成30年度は3教室という形で、見込みの人数的には、今年度もそうなんですけれども、全員の受け入れが可能となっている状況でございます。  そのことで、受け付けでお待ちいただいたことによってお入りいただけなかったことについては、大変申しわけなく思っておりますので、今後、この対応については、このようなことがないようにしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 何度も言いますけれども、この入れなかった人の回復措置、補償、そういうことはどうなんですか、市としては。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  入れなかった方につきまして、また新年度について申し込むというふうにお話は伺っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 責任というのは、回復措置というのは、やっぱりお勤めされておった方がやめたんでしょう。そういう形もやっぱり考えなあかんのと違いますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  仕事をやめられたという方につきましては、実際にどのような形でという具体的なことについては、まだ一切伺っておりませんので、対応のほうは、今のところ答弁は控えさせていただきます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今度は角度を変えて言います。  私、現場を見てきました。収容人員145人と今言われましたけれども、実際は、来年度は、ほかの議員の方の質問で211名というような数字が出ておったようですけれども、あの施設は、それ以上受け入れると、設備としては、消火栓がありませんわ、はっきり言ってね。消火器2本だけ、そういうような状態で、火災報知機はついていましたかね。こういう場合、いざというとき、避難誘導等の、そういうような訓練、あるいはそういう逃げるルート、それから防火管理者等、その辺は決められているんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  今の施設につきましては、受け入れは145名までというふうに考えております。  また、防火体制でございますが、防火管理者のほうは、市の職員が担当しております。  また、防災計画のほうでございますが、市の基本方針をもとに、各児童クラブによりまして状況が違いますので、各地域により、その特徴を考慮して、現在、マニュアルの作成を図っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 幼児から全部預かっておられて、避難経路も今から考える。皆さん、いつも言っておられるじゃないですか、安全・安心という言葉は、どういうことなんですか。それに該当するんと違いますか。今ごろからつくるんですか。児童クラブができてから何年になるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  児童クラブの開設当初につきましては、消防のほうと協議し、安全に速やかに建物から避難できるような設計で建物のほうを整備いたしております。  先ほど申しましたマニュアルにつきましては、あらゆる防災、地震でありましたり、火災でありましたり、台風、突然の災害に対応するための、あらゆるマニュアルの作成を図っているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今言われたことは、防火管理者を決めておったら、そういうことは、全て防火管理者の責任においてつくっておかなあかんわけですやん。今ごろ何を言っているんですか。防火管理者は誰ですか、もう一度言ってください。聞こえなかった。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  防火管理者は、こども宝課の職員が担当しております。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) そやから、だめなんですよ。  凡例を見たことがありますか。防火管理者というのは、課長ではあかんのですよ。課長以上の者がなるんですよ。しかも、現場におるような形ということになっている、凡例ではね。その辺は、もっと詳しい政策監、どうでしょうか。その辺のところ、ちょっとお聞かせ願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 今、防火管理者のことを言っております。  これは、総務省の所管でございますんで、一番よく御存じの方やと思いますんで、ちょっと聞かせてもらいました。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  確かに私、総務省の職員でございますけれども、今は市役所の職員でございますので、特に権限のないことについて、お答えは差し控えたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 権限がある人、その辺のところはどうなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  防火管理者の選任につきましては、消防のほうとも協議しておりまして、管理者は、今委員おっしゃいましたように、管理監督の地位にあるものが望ましいとされております。そのことから、児童クラブの現場には、嘱託職員でございますので、児童クラブの管理者をこども宝課の管理監督職員から選任することということで選任して、設置しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 城山台の現場を見まして、全然使われていない、括弧書きで社会教育、事務室ですね、そういう部屋がありました。あれは何のためにあるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  城山台児童クラブにつきましては、木津川市で初めての放課後子ども教室と一体型の整備となっております。そのため、放課後子ども教室の指導員の方の部屋となっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 一番責任が係る者の指名は、全然責任のとれない人に押しつけて、それでは安全・安心とは言えません。その辺のところは改善してください。そうじゃないと、大変なことになる。  次に、最後になりますが、これ、文科省と厚生労働省の両方の総合プランというのがありますけれども、その辺の連絡・調整をうたわれておりますが、国の予算では、厚生労働省が10倍ぐらいの予算で、学校としては、教育委員会としては、少ない予算でやっておられるということはわかるんですけれども、その辺の連携はこれからどのようになるのか、ちょっとお聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  城山台児童クラブにつきましては、放課後子ども教室と一体型で整備しておりますことから、指導員のほうも放課後子ども教室の開催に当たりましては、連携していく必要がございます。社会教育課のほうとも定期的に会議を開催いたしまして、今後の活動について情報を共有しまして、連絡・調整を行っているところでございます。今後も、引き続き連携していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 将来の、今、ゼロ歳児から人数はわかるわけですから、見込みを正確に、小学校6年生まで行くわけですから、その年数が11歳まで、それが長いスパンであるわけですから、その辺の計画はもっと緻密に、こういうことが起こらないように、私のほうから要望しておきます。二度とないような形で処理していただきたい。この案件は、これで終わります。  次に、「市のまちづくりについて」ということで、ことし、いろいろな書類をいただいて、計画等の案がめじろ押しに出てくるんですけれども、1つ目は、城陽井手木津川線については、市の第2次総合計画(案)でも道路の計画が示され、今後、京都府都市計画審議会で都市計画決定の手続が行われる予定である。  市は、この道路を山城地域を通過するだけの道路にするのではなく、政策分野で産業・農業・観光交流でまちづくりを進める具体案を持っているのか。  2.相楽中部消防本部は、城山台9丁目が建設候補地となっている。この場所の周辺は、既に宅地開発され住宅が建っており、市民の方からは、「消防本部庁舎が建設されることは」、これは契約時も言っておられたと思うんですけれども、「市及び自治会から何の説明も聞いていません」と聞いている。市当局には説明責任があると思うが、今後の対応は。  ということで、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 九社前議員の御質問にお答えをいたします。  現時点におきまして、城陽井手木津川線の整備による具体の施設などの計画はございませんが、整備後は、企業誘致や農産業のみならず、さまざまな分野による連携・協働が進み、沿線を中心とした地域活性化を期待しております。
     今後、道路整備の具体の時期が定まる段階で、民間事業者の動向などを見きわめた上で検討していくものと認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  九社前議員の2点目の御質問にお答えします。  相楽中部消防組合消防本部庁舎の移転については、老朽化等に対応するため、城山台9丁目の市有地を庁舎移転予定地とし、7月25日に城山台地域を対象とした地元説明会を開催いたしました。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) まず1点目から、これは都計審の関係のときに、地元の方でもあるし、木津川市全体の方で発言がありました。農業委員会の会長から、それから商工会の会長からも発言があったんですけれども、何とかこれを具体的な形で、市のほうのプランを、我々から要望するんじゃなくて、市のプランをぜひ出してほしいというような希望があったと思いますんで、道路と交差する現在の既成の道路、その辺の拡幅のことも言われて、商売、ふるさとの関係の農産物を売ったり、その辺のものを、経済交流等も含めて考えておられるという話がありましたんで、城陽市は自分ところが高速道路からジョイントされるわけですから、もうプランをある程度つくっていますよ、ここよりはね。  そやから、その辺のことで、ちょっと今、マチオモイ部長からお話を聞いたんですけれども、14年先やから、まだ先の話やということで、全然反応がないから、それはもうそれで結構ですわ。いつもの回答やから、これ以上聞いても意味がない。  次、2番目です。これは、皆さんの手元にお示ししておるんですが、ちょっと私、写真を撮ってきましたんで、これはどういうことかといいますとね、総務省の消防庁からちょっと取った文ですけれども、こんなことが書いてあったんです。消防庁舎建設予定地の選定については、市内における災害の発生に対応するため、地質的・地理的条件を優先させ、ハブ機能、道路網ですね、それから距離、それから到達時間等を考慮し検討しなさいよと。それから、北海道の東沖地震等のときに、また何か出しているんですね。地震災害時の緊急対応の拠点機能施設、これは消防本部のことですわ、十分な耐震が必要である。地震に対する、特に言葉が入っています、「高い耐震性を確保する用地であること」というような言葉がありまして、それで、皆さんにお示ししました。  この写真で、ないのは、上空から撮った写真がないんです。私、ちょっと機械をよう操作しませんからね。やっぱり、上から見たらすぐわかることなんですけれども、ここに危機管理課が看板を立てはったわけでしょう。そやから、今、私が言った形で、ここがふさわしいのかどうか私は判断しかねるんですけれども、そのことについて御見解をお話しください。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  ただいまの九社前議員の御質問にお答えを申し上げます。  今現在、城山台9丁目の相楽中部消防本部の予定地の御質問の再質問をいただきました。通告書は、地元の皆さんが聞いていないので、説明責任があるんではないかと、こういうことの御質問でございましたので、先ほど理事から御答弁を申し上げたとおりでございます。  今、その城山台9丁目の相楽中部の案件につきましては、きのうも酒井議員の御質問にもございましたとおり、現在、裁判で係争中の案件でございますので、このことにつきましては、答弁は差し控えさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 消防本部庁舎建設予定地として、危機管理課がこの看板を立てはったわけでしょう。私が今言ったのは、国が示しているここの部分、写真、ちょっと一部ですけれども撮ってきまして、こういうようなところは考慮して検討しておかないとだめですよという話ですから、それについてどうですかと聞いているんですわ。私、看板のことを言っているんですよ。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  この看板につきましては、先ほど理事の答弁にもございましたとおり、去る7月25日に地元の地域長様のお世話になりまして地元説明会をさせていただいた後日、看板を設置したものでございます。  それ以外につきましては、係争中の関係もございますので、答弁は差し控えさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 看板を立てるということは、これは市の危機管理課の所管でやっておられるわけですから、私の質問は何も難しいような話はしていません。この消防署の立地の場所は、先ほど私が消防庁から出しているような内容のことで、ふさわしいのかどうかを聞いているだけです。いや、ふさわしいですというんやったら、ふさわしいと言わはったらいいんです。それだけのことですよ。何で、そんな裁判のことの関係、私、そんなことは一言も言ってへんですよ、おかしいでしょう。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  何回も同じ答弁で恐縮ですが、係争中のため、差し控えさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 九社前さん。 ◯8番(九社前 聿朗) この件は、この一般質問が終わってから、看板を立てた課のほうへまた行きまして、またお話は聞かせていただきます。  これで、私のあれは終わります。どうも御清聴ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから11時20分まで休憩といたします。    午前11時09分 休憩    午前11時20分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま11時20分、休憩前に引き続き一般質問を続けます。  3番目、宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君質問席へ移動) ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋良造です。  まず初めに、「ごみ袋有料を中止せよ」と題して、市長に聞きます。  10月の可燃ごみ有料化で、その前と後で、ごみの排出量がどのように変化しましたか。それぞれの種類ごとにお答えください。  次に、10月以降のごみ収集の状況や、市民からの問い合わせや苦情の内容を御報告ください。  次に、可燃ごみ有料について、市民への周知と市民の理解と協力が不足しているのではないかと考えますが、いかがですか。  次に、分別方法をもとに戻すべきです。特に、廃プラごみは、有料以前の透明または半透明袋での排出を認め、今、可燃ごみと言っておりますが、燃やすごみと一緒に収集してはどうでしょうか。  キャップやラベルのついたペットボトルが回収されていませんが、なぜか、お聞かせください。  ルールが守られず回収されていないごみ、特に集合住宅などのごみ集積所などに見受けられますが、一旦、これを回収し、ごみ集積所、ごみステーションを清潔に保ち、丁寧に市民の理解と協力を求めるべきではないでしょうか。  お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  8月から11月までの各ごみの排出量を見ますと、可燃ごみに関して有料化後、ごみ減量が進んでいます。それぞれのごみの収集量については、次のとおりでございます。  なお、燃やすごみと廃プラスチックごみにつきましては、10月以降は可燃ごみとして収集しておりますので、合算した数値により答弁をいたします。  まず、可燃ごみであります。  8月102万2,720キログラム、うち、燃やすごみが97万230キログラム、廃プラスチックごみが5万2,490キログラム、9月114万8,230キログラム、うち、燃やすごみが107万2,250キログラム、廃プラスチックごみが7万5,980キログラム、10月85万9,330キログラム、11月84万2,160キログラム。  次に、燃やさないごみです。  8月9万8,330キログラム、9月12万8,000キログラム、10月8万8,130キログラム、11月につきましては、以下未集計、未確定でございます。  ビニール・プラスチック容器包装ごみ。  8月8万5,500キログラム、9月7万5,990キログラム、10月8万6,530キログラム。  次、ペットボトルごみでございます。  8月2万3,320キログラム、9月1万8,930キログラム、10月1万6,900キログラム。  次、粗大ごみでございます。  8月11万2,080キログラム、9月7万4,880キログラム、10月13万2,850キログラム。  以上でございます。  次に、2点目の市民からの問い合わせにつきましては、10月以降の分別区分の変更などに関する問い合わせがございました。  具体の排出の状況については、可燃ごみは、有料指定袋制の導入直後である10月第1週目におきましても、一部の集合住宅を除き、市内全域で見れば、おおむね適切に排出をお願いしております。  また、ペットボトルにつきまして、10月中は、9月までの収集日に排出される事例等があり、問い合わせも多くありましたが、現在はおおむね適切に排出をお願いしております。  また、不法投棄については、特段増加は認められません。  次に、3点目について、個別地域説明会やお試し袋セットの配布、また、新しいごみ収集カレンダーの配布等により事前の周知に努めてまいりました。  引き続き、広報紙やごみに関する出前講座などにより、市民の皆様の御理解と御協力を求めます。  4点目について、可燃ごみとして有料指定袋で排出していただく考えに変わりはございません。  次に、5点目について、ペットボトルは、以前からキャップやラベルを取り除き、汚れを取り除いてから排出いただくよう案内してきましたが、本年度から公益社団法人日本容器包装リサイクル協会が定めるPETボトルの品質ガイドラインがより厳しくなり、「容易に分離可能なラベルつきペットボトル」の混入割合が高いと、同協会を介したリサイクルが困難な状況となったためです。  次に、6点目について、ルールが守られていないごみをそのまま回収しますと、どのような出し方をしても収集されるとの認識が広まり、適正な排出に御協力をいただいている多くの皆様の努力が無駄となるばかりか、中間処理により多くの費用を要することとなります。  そのため、一定期間は啓発シールを添付して残置することで、適切な排出を促す必要があります。  引き続き、公衆衛生に配慮しながら、地域の皆様などとも協力をして、ルールを守っていただけるよう啓発活動に努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  議長の許可を得て、資料を配付しております。ごらんください。  まず初めに、資料1-1)をごらんください。  ただいま答弁いただいた数字、データを含めて、まち美化推進課に排出量をお聞きをいたしました。で、つくった資料でございます。  可燃ごみが昨年同期と比べて減りました。一方、他のごみはふえています。夏の猛暑も影響したのか、ペットボトルなどは大幅にふえております。粗大ごみなんかも大きくふえておりますが、この昨年とことしを比較しての変化、全体にどのように評価しますか。お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいま宮嶋議員のほうからいただきました資料なども見ておりますけれども、この間、可燃ごみにつきまして、有料指定袋制を導入したことによりまして、可燃ごみにつきましては、大幅な減量が進んでいるものと考えております。  その他のごみにつきましては、季節的な変動でありますとか、可燃ごみの有料化に伴って、9月にごみが大きく排出されたことによりまして、例えば燃やさないごみも、それにつられて多くだされたといったような傾向がございますが、可燃ごみ以外のものにつきましては、ほぼ前年度と同様の排出量であるというふうに解釈しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 有料袋導入直後ですので、今後の推移を見ていきたいと思いますが、これらの排出量等のデータを今後は逐次公表いただけますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) これらのごみの排出量につきましては、以前にも答弁させていただいていると思いますけれども、ごみの排出量については見える化をしていくということで、市民の方にも、どのような排出実態であるのかということはお知らせしていくことが必要だと思っております。  逐次というところのタイミングといいますか、そういった回数につきましては、検討してまいりますけれども、数値については公表していく必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) この資料で、1つだけ指摘をしておきます。  一番上に可燃ごみの8月比較があります。8月は、有料袋ではないんですが、前年度と比べて、1日1人当たりで37.8グラム減っているんですね。必ずしも有料にしなくても、こうしたごみ減量ができるということは、この間言ってきたことですので、ぜひお考えいただきたい。  なお、9月は、10月からの有料化を前にしての反動があったと、駆け込みというようなことがあったのではないかと想像されます。
     次、聞きます。廃プラごみと燃やすごみを一緒にして出すという方法になっているんだけれども、それに対する市民の御意見が多くあります。そこで聞くわけですが、平成27年度と比べて平成28年度、平成29年度は、廃プラごみが大幅にふえました。これは、審議会資料からも明らかやと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  廃プラごみにつきましては、今、話がありましたとおり、平成27年度と比べますとふえているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 平成27年度と比べて平成28年度、平成29年度は、1.5倍なんですね。それは、なぜですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  その原因につきましては、特定することが難しいというふうに考えております。それぞれの生活実態に合わせまして分別が進んでいるということも考えられますし、さまざまな要因があろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 廃プラごみは、基準の年から目標とするまでの間に、1人1日当たり何グラムを何グラムにするんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 済みません、失礼しました。  15グラムを14.2グラムに減少するということでございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 長い時間をかけて減少できるのは、ごくわずかなんです。ところが、平成27年度から平成28年度、平成29年度にかけては、14.2グラムが21.1グラム、21.3グラムと、1.5倍になっているんですよ。ここは、しっかり分析しないと、目標達成できないというふうに思います。  今は、可燃ごみとして一緒に燃やしているから、それをきちっと判断することをしていないんではないですか。それはするんですか、可燃ごみになってからも。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  御指摘のありますように、今の可燃ごみの中にどの程度のプラスチック類が含まれているとかも含めまして、どういった組成が含まれているのか、それによって、今後のごみ減量のターゲットといいますか、方針が決まってくるということで考えておりますので、今後、ごみの組成調査につきましては、定期的に行うということでございます。可燃ごみの組成調査を定期的に行うことによりまして、ごみの組成も把握しながら、ごみ減量を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 廃プラ、ビニールごみの特徴として、軽い、けれども、かさばるという特徴がありますが、それはお認めになりますかね。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ごみの組成といいますか、密度、そういったところにつきましては、当然、プラスチック類のほうが密度は軽いといいますか、少ないということでございますので、体積がかさばるということでございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 例えば、プラスチックのバケツがありますよね。要らなくなったから捨てようと思えば、バケツそのものを袋に入れれば、かさばりますよ。だから、それは本来の有料化の目的、本来の有料化の目的は何でしたか。そういうプラスチックのようなものも一緒に入れてもいいということが、有料の目的ではなかったように思いますが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) ごみの減量の目的につきましては、ごみを減らしていくというところでございます。当然、それの排出方法が、今回のような形で可燃ごみとして収集するというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 燃やすごみの中に、減らせる生ごみ、それから紙類などが多くあると。だから、もっと減らせるから、その方法として、あなた方は有料化を提案したわけでしょう。  廃プラは、さっき言ったように、15グラムが14.2グラム、長い間をかけても余り減らないというのがあなた方の思いなんでしょう。それをかさばるものとして一緒にやれば、市民としては負担感を感じているわけですよ。透明袋、中身がわかる袋で同じ燃やすごみの日に、可燃ごみの日に出して、何か支障があるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいま宮嶋議員のほうから話がありましたけれども、燃やすごみ、プラスチック類合わせましてごみの減量を進めていくという方針でございますので、今おっしゃっていただきましたように、15グラムを14.2グラムということで、わずかであるというような御指摘でございますが、プラスチック類のごみにつきましても、最近、報道に取り上げられておりますように、生態系でありますとか、社会問題にもなってきているところでございます。プラスチック類につきましても、減量を進めていくべきということで進めているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 燃やすごみの減量30%と比べて、廃プラ・ビニールごみの減量目標は、もともと小さいんです。なぜかと言えば、それは減量しにくいという条件があったからですよ。  ところが、今、実際にやってみれば、この間、廃プラごみが1.5倍にふえている。しかも、かさばる。何で、ここまで有料にする、そういう分別の変更をしたんかという疑問が生まれるわけですよ。そこは、市民の感情・感覚をもっとしっかりとつかんでいただきたいというふうに思います。そのことを指摘して、時間の関係がありますので、次、行きます。  もう1枚、資料に写真を入れております。これは、私が住んでいる高の原駅西第二団地のごみステーションの写真です。本来は、ここは可燃ごみを置くところです。ところが、収集されなくなったペットボトルだとか、それから先ほど言ったように、黄色い袋に入れなければならない廃プラごみなんかが収集されずに、そのままある。  10月から、一旦きれいにしていただいたりしたんだけれども、直近の写真でも、こういうふうにまだ残っているわけですね。  先ほど答弁では、すぐに持って帰ったら、出すほうの人がマナーを守らないよということがあったけれども、多くの人はマナーを守っているんです。ところが、一部の人が守っていない。しかも、必ず住民が入れたかどうかも確認できない。よそからも持ってこれるような状況。これをいつまでも置いておいたら、不衛生ですよ。やはり、そこは、一旦回収して、住民としっかりと理解を求める話をすべきではないんですか。一旦きちっとやって、その上でやる。しかも、誰が持ち込んだか必ずしも特定できないんですよ。いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  回収されなかったごみの取り扱いにつきましては、先ほど部長のほうから答弁があったとおりでございます。  こういった現状についても、原課のほうでも確認をさせていただいております。これにつきましては、有料化によって、このような分別区分が非常に悪い状態ということでもありませんし、当然、そこにお住まいの方、管理者の方、そういった方とのお話し合い、説明なりをさせていただきまして、きちっと分別区分ができ、清潔なごみステーションとなるように努めていくことが必要だというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) この状態の責任は、誰にあると考えますか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  当然、排出者であるというふうに考えております。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 排出者は特定できないんですよ。ここを管理しているのはURですよ。本来ならば、大家であるURの責任、それから丁寧に住民に説明してこなかった市にも私は責任があると思いますよ。  ごみを出した人が誰か特定できないのに、その人が責任だと言っても、それをあなた方は調べるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  こういった不適切な排出をするのに誰に責任があるのかということの御質問でございますので、一義的には、排出される方、そういった方が責任を持つというところでございますが、御指摘もありましたように、当然、このごみステーションを管理している管理者、また地域の方とも連携しながら清潔なごみステーションを保っていくことが必要だというふうに考えております。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひ、一旦きれいにして、住民、そこに住んでいる皆さんとしっかりと膝を突き合わせてやっていくということが必要だということを指摘しておきます。  最後に、まだまだやっぱり市民の理解と協力が得られていない有料化、可燃ごみの指定有料袋を中止すべきと考えますが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) ごみ袋の有料化につきましては、先ほどから答弁していますとおり、現状を踏襲しながら進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、2問目に入ります。  「コミュニティバスは福祉事業」と題して、市長に聞きます。  コミュニティバスの利用状況を御報告ください。  次に、利用者が増加している路線と減っている路線、利用者がふえた要因、または減った原因ですね、これは何でしょうか。  次に、コミュニティバス利用者は、高齢者や、自動車を運転できない女性、または高校生など、いわゆる交通弱者と呼ばれている人たちです。移動の自由、いわゆる移動機会の平等を保障するために、コミュニティバスは福祉事業と位置づけるべきだと考えますが、いかがでしょうか。  次に、利用者が減った理由、特にきのつバスについては、料金の値上げであると考えます。運賃を引き下げてはいかがですか。  次に、路線の延長などの改善を提案しますが、これについては、昨日、お二人の方が同様の提案をされていますが、協議会が決めることやというような言い方で、一切答弁がありませんでしたが、改めて提案しておきます。  山城バス、土曜日・日曜日などの休日運行ですね、それから祝園駅までの延伸を行ってほしいと。  きのつバスの延伸については、今、敬老会や成人式などにも使っておりますけいはんなプラザですね、周りにも多くのショッピングセンターなどもできております。そういうところへの延伸、また鹿背山については、鹿背山分校を学校として使わなくなりましたので、そこでUターンができるんではないかという点で、延ばしてはどうかという提案です。  最後に、きのつバスの利用者が木津川市スタートから300万人を超えました。これを生かして、さらなる利用促進キャンペーンをやってはどうかと。通告書には「木津町時」と書きましたけれども、私の計算ミスで、計算し直しますと、木津川市発足から300万人を突破しておりますので、それを大いに生かす努力をお答えください。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  平成29年度コミュニティバス全体の利用者数は26万1,357人であり、前年度と比較して、1,475人増加しております。  2点目につきまして、主な増加路線は、かもバス通学線、やましろバス山城線であり、バス利用の通学児童数の増加や、路線の一部延伸、ワークショップの開催による利用促進の成果と分析しております。  一方、主な減少路線は、梅谷から高の原までの「きのつバス木-1」、木津川台住宅から高の原までの「きのつバス木-3」です。  要因として、木津南中学校の開校や新たな民間バス路線の充実、また、全体的な影響として、家族送迎や通信販売の充実、路線沿線地域の人口減少によるものと分析をしております。  3点目につきまして、コミュニティバスは、市内の交通空白地と市内の主要施設、鉄道を結ぶ交通手段として運行しており、福祉事業として位置づける考えはございません。  4点目につきまして、運賃の改定は、サービスレベルを維持しつつ、持続可能な運行を確保するため、木津川市地域公共交通総合連携協議会にて慎重に議論を行い、現在の運賃に改定しております。バス運転手の人材不足や、来年10月の消費税改正等により、今後、運行経費が上昇することが想定される中、目標である収支率50%に向け、引き続き利用促進に努めることとしており、運賃引き下げの考えはございません。  5点目、6点目につきまして、市のコミュニティバス運行に係るルートやダイヤ及び利用促進策などにつきましては、学識経験者を初め、公募委員や利用者などの市民代表、交通事業者などが参画する「木津川市地域公共交通総合連携協議会」において御協議いただいております。  また、希望される地域におきましては、ワークショップを開催し、地域の皆様のニーズや御意見をお聞きしているところです。  引き続き、これらの取り組みを推進し、満足度が高く利用しやすい持続可能なコミュニティバスの運行に努めてまいります。  7点目につきまして、引き続き「公共交通だより」などにより利用者数の報告を掲載するとともに、新たな施策である公共交通に係る標語やバス停のネーミングライツにより、広くコミュニティバスを周知し、利用促進に努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  まず、資料2-1)というのに、きのつバスの利用者数を書いています。その裏面、2-2)に、加茂、それから山城線の利用数を書いています。それを見ながら質問をいたしますが、きのつバスの利用者数が、2010年、平成22年から減っています。それは、先ほど答弁にあった減少の理由でしょうか。再度、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  平成22年の3月に料金を改定しております。料金改定の影響というのが出ているというふうに認識をしております。
     以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 料金を200円にしたのは、収支率を50%にするということが目的であった。持続可能なバス運行をするために、収支率を50%にすることであったということでよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  持続可能な運行ということで、収支率の改善を目指したものでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 同じグラフに収支率も入れておりますが、50%を達成したのは、その運賃の値上げをした年だけでありまして、あとは横ばいというよりも、全体を見れば減っているというふうに思うんですが、これが運賃値上げによって逆に悪影響を与えていませんか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆる公共交通にかかわる現状といたしましては、昨日、答弁でもお答えをいたしました。これは、全国的な課題といたしまして、高齢化の急速な進行、人口そのものが減少しているということ、またモータリゼーションの進展によりまして、地域公共交通の位置づけが相対的に低下をしているという大きい流れがございます。  JRの駅の利用者数を見てみましても、一部を除きまして、全て減少しているということからも、いわゆる公共交通の位置づけが相対的に低下しているという共通の課題も当然色濃く出ているというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) しかしながら、同時に高齢化により、みずから運転できない、そういう方々もふえているし、移動の機会を平等にするということが必要やと思うんですが、いわゆる交通弱者と呼ばれている人たちがバスを利用されていると思うんですが、改めて聞きます。交通弱者と呼ばれている方々、どういう方々を指しますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  先ほど御質問でいただきましたとおり、高齢者でありますとか、自動車での移動が困難な方などが該当するというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そうした交通弱者の方々に公共交通の空白のところを埋めて、買い物や病院、公共施設への移動を保障するのがコミュニティバスですよね。そのことは、もう一度確認しますけれども、それでよろしいですね。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  地域公共交通といいますのは、いわゆる交通弱者と呼ばれる方も含め、地域住民の皆様全員の、御指摘いただきました通勤・通学、また買い物・通院といった移動を確保するものでございます。  あわせまして、大量輸送に適しております温室効果ガスの削減という観点からも、有効な施策であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それ自身は、公共交通としてのことですが、コミバスのもともとのスタートは、そうした公共交通の空白を埋めて、買い物や病院、公共施設への移動を保障するためのもの、いわゆる交通弱者と呼ばれる方々へのものだったんですね。それでいいですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  交通弱者も含め、地域住民の皆様というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そこが、何かちょっと今までの答弁と違うような感じがしますね。  もちろん、公共交通としての性格はそうでしょうけれども、コミバスをスタートさせた時点の発想は、違ったように思います。  で、まさに交通弱者と呼ばれている方々が買い物や病院や公共施設への移動を保障するということ、これ自身は、これは社会福祉の仕事じゃないんですか。私は、そう考えます。  そこで、聞きます。年間26万人も利用している木津川市の施策といいますか、施設ってあるんですか、ほかに。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いきなりの御質問でございますんで、なかなかあれなんですけれども、例えばJRの駅なんかにつきましては、木津駅だけで117万人の御利用があるということでございます。  市が所有している施設ということに限定をいたしますと、ちょっと今資料を持ち合わせておりませんので、予測ではございますけれども、いわゆるバスというのは、多くの市民の皆様に利用していただいているというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 木津川市が運営している公共施設の中で、年間26万人も利用している施設は、多分ないと思います。あったとしても、1つか2つですよ。バスは、それほど多くの人が利用している公共施設なんですよ、木津川市が提供している。だからこそ、交通弱者の移動の機会均等といいますか、移動の機会を平等にする立場に立てば、社会福祉の視点がどうしても必要なんですよ。だから、土曜日・日曜日の運行だとか、さらに路線に延長するだとか、そういう提案が必要なんですよ。だから、これ自身は木津川市自身が社会福祉として政策化し、公共交通の協議会に提案すべきなんですよ。そこで議論じゃない、まずは木津川市なんですよ。いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆる地域公共交通、これは市のコミバスも同様でございます。公共交通といいますのは、地域住民の移動手段というのは当然のことでございますけれども、あわせましてまちのにぎわいの創出でありますとか、観光客を含む地域内外の交流人口の増加等を通じて地域経済そのものを支えるという機能も有しておりますし、過剰なモータリゼーションによってもたらされております交通渋滞や環境負荷の緩和、また地域住民の活動の活発化や健康増進なんかにも機能しております。  加えまして、地域公共交通につきましては、土地の利用を誘導しつつ都市機能の骨格を形成するといったような機能もございますんで、さまざまな多面的な機能を有しているというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひ、コミュニティバスのあり方、それが社会福祉の視点から見直すことを求めて、この質問は終わります。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋良造さんの一般質問の途中ですが、13時まで休憩といたします。    午前11時57分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き宮嶋良造さんの一般質問を続けます。  3問目から行ってください。  宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、3問目と4問目を行います。教育委員会に聞きます。  3問目は、「学校の洋式トイレ化は急務」と題して聞きます。  初めに、山城中学校の洋式トイレの設置状況は、これまでの議会答弁とは違うことが、市民と議会のつどいでの市民の指摘から明らかになりました。議会に対し訂正と謝罪を求めます。  緊急の対応策として、山城中学校での洋式トイレの増設を求めます。  次に、各学校で、体育館を除く各校舎内に、男女それぞれ幾つの洋式便器がありますか。児童・生徒数に対する割合は幾つですか。  次に、9月議会での質問が途中になったので、以下、もう一度聞きます。  小・中学校での洋式トイレの整備方針(洋式化率約50%)は、周辺自治体より低いので、洋式化率80%に引き上げるべきですが、いかがですか。  2017年3月に、これからの整備は「学校施設の老朽化に伴う大規模改修時に合わせて改修する」「教育施設の総合管理計画を策定した後と考えている」と答弁しました。大規模改修が必要な学校は幾つあり、その予定は。総合管理計画の策定時期はいつか、お答えください。  最後に聞きます。直ちに洋式トイレの設置率の引き上げと設置工事の年次計画をつくるべきだと考えますので、お答えください。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えします。  学校への洋式トイレの設置については、市議会で各階に男女とも最低1カ所ずつを設置していると回答してまいりましたが、山城中学校については、使用していた簡易の洋式便座トイレも換算しておりました。実態と相違する答弁につきまして、ここに訂正し、おわび申し上げます。  現在、学校とも協議の上、必要な対応について検討を進めているところでございます。  2点目のトイレの設置状況については、これまで各学校からの報告をもとに把握しておりましたが、このたび、担当課におきまして再調査を行いました。  これによりますと、児童・生徒使用のトイレの洋式化率は、小学校で48.5%、中学校で46.3%、全体といたしましては47.9%となっています。  校舎内の洋式トイレについては、小学校全体で、男子95台、女子166台、多目的24台、合計285台で、1台当たりに占める児童数は19人です。  中学校全体では、男子34台、女子58台、多目的9台、合計101台で、1台当たりに占める生徒数は23人でございます。  3点目について、平成28年4月1日現在の府内公立小中学校施設の洋式化率は、府内平均39.3%ですが、木津川市では、第1段階の整備といたしまして、各階に最低1カ所の洋式トイレの整備を目指した結果、47.9%となっております。  今後、策定する長寿命化計画の中で検討してまいります。  4点目については、平成32年度までに学校の長寿命化計画の策定を予定しております。計画策定に際し、現況調査を行い、その調査結果に基づき、大規模改修の必要性について検討してまいります。  5点目については、長寿命化計画に合わせて、トイレの改修を含めて年次計画を立てる予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、再質問します。  山城中学校の様子については、先ほども言いましたように、この11月に開いた「市民と議会のつどい」、そこでの市民の方の指摘で、再度確認をさせていただいたわけです。  それで、今の答弁で、必要な対応について検討を進めるとおっしゃいましたが、具体的にはどういうことでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  山城中学校につきましては、建物の構造上、1階と2階の間の階段、2階と3階の間の階段、また3階の上がっていったところの階段ということで、各フロアではなくて、途中の階にトイレが設置されているというふうな状況になっております。  そこで、現在におきましては、1.5階にございますトイレに洋式が1台ずつありますので、そちらを改善するために、2.5階のところと3.5階のところにトイレを設置していきたいというふうに計画をしておりまして、その方向で調整を進めさせていただこうというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 具体的に、洋式トイレがふえるということで確認をいたしました。  次に、文科省の資料をきょう入れています。3-2)というほうが先になりますかね。これは、文科省が出した平成28年4月1日現在の資料ですが、その一番右側に「方針」というのがありまして、木津川市は4)であります。4)は、全体の中で3つしかありません。八幡市、木津川市、京丹波町であります。これは、このとおりと理解してよろしいですか。まず、方針の確認をいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津川市におきましては、先ほど来申し上げておりますとおり、各階に最低1台を目標とするということで、そういった計画で進めてまいりました。それによりまして、各階に設置することにおきまして、市全体の率を50%をおおむね目標とするというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
    ◯15番(宮嶋 良造) ということは、50%というのは、平均ということですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津川市18校のうち、率の高い学校におきましては、80%の学校もございます。また一方で、まだ洋式化率の低い学校もございますので、まずは全体としての底上げを図りたいというふうに考えた結果の数値でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 今、全体の底上げという話がありましたが、資料3-1)ですね、戻っていただいて、洋式トイレの率と1便器当たりの児童・生徒数、教育委員会に数字をいただいてつくったグラフであります。このグラフは、小学校と中学校と分かれておりますが、小学校では、赤い棒グラフ、すなわち女子の洋式トイレ率が高い学校から、左から順番に並んでいます。中学校も同様、そういうふうになっています。女子の洋式トイレ率の高いところに合わせてグラフをつくりました。  そうしますと、今言われたように、優に50%を超え、80%になっている学校もありますが、低いところでは、上狛小学校の女子トイレは11%、高の原小学校は19%、さらには山城中学校の6%、男子でも、山城中学校の14%と、大変低いものがあります。これらは、底上げということには合致していないんじゃないですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  まずは、各フロアに1台ずつということで整備してまいった結果というところでございます。  ただ、やはり女子と男子では、それぞれの大便器の洋式の使用割合に差がございますので、今後におきましての長寿命化計画策定後の改修につきましては、そういったあたりも考慮した整備をしていく必要があるというふうには考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) さらに、先ほどの答弁の中で、児童・生徒当たり1つの便器で何人の子供たちが利用できますかというところで、これも平均を出されました。男子は19人、女子は23人です。  申しおくれましたけれども、この洋式トイレ率を出すに当たって、多目的トイレを含めませんでした。というのは、教育委員会に尋ねますと、多目的トイレが共用なのか、そうでないのかがちょっとはっきりしないという答えをいただきましたので、ここには多目的トイレを含めていませんので、実際はもう少し高い割合になるというふうに思います。  その上でですが、やはり1つ当たりの子供の数で見ると、20人前後というのが平均なのに、その倍、40人近くある学校も幾つも見受けられますし、先ほどあった山城中学校は、特別に高い数字になっています。やはり、これは緊急に改善する課題ではないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  トイレの洋式化の改善につきましては、先ほど来申し上げておりますとおり、長寿命化計画策定後の市全体の学校教育施設の整備の中で考えていくものというふうに考えておるところでございますが、ただ、やはり山城中学校につきましては、本来、もともと教育委員会のほうで決めておりました方針には合致していないというところがございますので、そちらの分については、早急に何らかの対応を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 平成32年までに学校の長寿命化計画の策定を考えているということですから、あと丸々1年と少し、1年半ぐらいなんでしょうか、その平成32年度までやから、平成32年に入るまでという理解でよろしいか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  文部科学省のほうからは、この長寿命化計画については、平成32年度中の策定というところでございますが、木津川市におきましては、できるだけ早期の策定を目指しているというところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 1年以上、ひょっとしたら、おくれれば2年近くかかる話ですよね。それができた上で、さらに検討を加えていくわけですから、できたからといって、すぐ大規模改修やとかのめどが立つんでしょうか。そこのところ確認します。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  長寿命化計画というものでございますが、建物の状況を確認した上で、その施設を長寿命化を図っていくのか、また集約化していくのかというところを検討していくというところでございますので、長寿命化計画が策定できたからすぐということにはならないというふうには考えておるところでございますが、そのあたり必要な分につきましては、現場のほうを十分確認させていただいた上で改修のほうに入ってまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、具体的な改修日時の設定ができないわけで、私は困ると思います。  前回の質問で、子供たちの排せつと健康の関係について聞きましたが、明確な答弁がございませんでした。養護教諭などの話も聞くということでしたが、この間、そういう話は具体的にありましたか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  市全体の状況につきましては、今後の計画を策定していく中で、計画を策定していった後の改修に向けて確認をさせていただきたいというふうに思っておるところでございますが、今回、山城中学校につきましては、数が少ないということがありましたので、その件につきましては、学校のほうにも確認をさせていただいたところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 直接、養護教諭など学校現場との、この子供の排せつと健康についての関係、何か情報を得たり議論をする機会はあったんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  学校内のトイレの配置状況の確認に合わせまして、教頭と話をさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 養護教諭などの話も聞くというのが前回の答弁でありましたので、ぜひ確認をいただきたいんですが、もう時間がありませんので、一つ紹介だけしておきます。  トイレの状況と子供の排せつと健康についての研究があります。ある研究では、排せつは児童の日常生活における主な健康管理指標の一つである。日々支障のない排せつは、小児の身体面のみならず精神衛生面にも大きな影響を与えていると述べております。この問題を放置するということは、許されないと考えます。  だから、直ちに改善を求めたいと思うわけですが、もう一度、木津川市の子供たちの排せつと健康、また学校生活について、きちっと現場から意見をまとめる必要があるんではないですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現場の意見もしっかり酌み上げて対応させていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 時間が迫っていますので、第4問に入ります。  第4問も教育委員会ですが、「教職員の超過勤務を是正せよ」と題して聞きます。  小・中学校で教職員の勤務実態は、どのように把握していますか。そこから超過勤務の実態はどのようですか。また、その原因は何ですか。  教職員の健康状況は、どんな状況にありますか。休職などもありますか。どのように現場復帰を図っていますか。  超過勤務を是正するためには、どのような方針をお持ちですか。どのような対策を講じておられますか。  抜本的な解決には、教職員の増員が必要だと考えます。そのために、どのように取り組んでおられますか。  お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。    (教育部理事 志賀 徹君登壇) ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えします。  勤務実態については、各学校において、ICカードを活用することにより、教職員が出退勤時にみずからシステムに打刻することにより、把握しております。  超過勤務の実態は、月によってばらつきがありますが、10月に80時間以上残業している教職員は、小学校で22.5%、中学校で43.9%であり、全国・府に比較して低めではありますが、引き続き重要な課題であると認識しております。  主な原因として、授業の準備、授業課題の点検、部活動の指導、生徒指導、行事の準備等が考えられます。  2点目です。10月に実施したストレスチェック集団分析の結果によりますと、多くの教職員が、上司・同僚等からの支援を得ていることがわかりました。「働きがいを感じている」と回答した値は、全国平均より高い数値を示している一方、心理的な仕事の負担、自覚的な身体的負担度は、全国に比べてやや高目でありました。  現在、健康面・メンタル面等の理由で休養している教職員が2名、休職している教職員は2名です。  職場復帰支援に向けては、「病気による休務中のケア」「主治医による職場復帰可能の判断」「職場復帰可否の判断及び職場復帰後の支援計画の作成」「職場復帰の決定」「職場復帰後のフォローアップ」という各段階において、教職員本人、校長、主治医などが相互に連携をとり合いながら、職場復帰支援策に努めているところであります。  3点目についてです。教職員の健康を維持しながら、複雑化・多様化する教育課題に対応するために、教職員の多忙化問題に対するさらなる業務改善の取り組みを推進していくことが重要と考えます。  具体には、勤務時間を客観的に把握することにより、適正な勤務時間管理を行うことを基本に、部活動の土・日曜日を含む週2日以上の休養日の設定、夏季休業中の土日を含む1週間の学校閉校日の設定による総実勤務時間の縮減を目指しています。  また、市費でのスクールカウンセラー、特別支援教育支援員、学校司書等の配置による負担軽減、ICT機器の活用による授業準備時間の縮減、行事・研修の精選等を中心に対策を進めているところであります。  4点目です。教育委員会としては、英語専科教育加配、生徒支援加配、小学校間、小中学校間の連携のための連携推進加配、生徒数の急増が見込まれる学校に対する養護教諭・事務職員の複数配置等を府に要望しているところであります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  資料4-1)という、平成29年度公立学校教員勤務実態調査の集計というのがあります。これは京都府教委の資料であります。そこの5番の調査結果(分析)というところ、今御報告いただいたものとの関連で見ていただきたいわけですが、京都府全体は、全国と比較して、過労死ライン(月80時間)相当以上超過勤務者が多いと、実に小学校で52%、中学校で72%。その点、木津川市では、若干それが低いという数字がありました。けれども、大体この過労死ラインを超えること自体が問題なわけですから、これがあってはならないと考えます。  そこで、出退勤を記録しているということですが、本人と管理職と教育委員会は、それぞれの出退勤の記録を共有しているんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  とりあえず、このシステムは4月から本格実施をしておりまして、集計はしておったのですが、なかなかその共有ができておりませんで、2学期になりまして、10月の結果より、これは各校の教頭よりデータを市教委に送っていただき、市教委のほうで集計をして、今度、過労死ラインと言われる80時間超えの教職員については、明示して、それを各学校長に返すということを10月から行っておるところでございます。  学校長のほうには、その80時間を超えた教職員については、特に様子をしっかり見ていただく、声かけをする、職務の平準化等がうまく行われているのかあたりに着目していただくように伝えているところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) というと、ICカードを使っているのは、全教職員やと思うんだけれども、自分の記録は自分が別のものに記録しない限りは、わからないということですが、全員が。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  そのシステム自体は、管理者ということで、管理職がさわるようになっておるんですが、その10月からの分は、全職員のデータを学校長にお返ししておりまして、その中で80時間を超えた先生方は明示してあるということで、各学校で短冊状にして、各教職員にデータを返却していただいているところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ということは、もう一回確認しますが、10月からは、全教職員が自分の出退勤の時間を確認できるということでいいですね。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  そのようになっております。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 超勤是正の、もう本当にそれは第一歩にしかすぎないと思いますが、自分が何時から何時まで働いたと、そのことを知った上で、職場の中で超勤を減らす努力、見直しをするべきやということで、それはもう本当に本当の初歩の一歩やと思いますが、わかりました。  その上で、きょう、最後の資料に、空欄ですけれども、こういう表を入れています。これは、木津川市教職員等健康管理規程という規程が木津川市にあります。その第3条と第4条にある規定ですね。要は、全員が健康診断を年1回以上受けるという規定から、このそれぞれの教職員の状況が出てくるということですが、このそれぞれ記号で言うAからD、医療規正面の1から3、または事後措置のA1からD3まで、この数字というのは入れることはできますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  現在、市のほうで、全教職員に対して健康診断を行っておるんですが、この管理規程の振り分けはちょっと行っておりませんで、それぞれ医療関係のほうから出ている区分で振り分けを行っているところです。  具体には、例えば今年度ですけれども、本務者と常勤講師の先生方以上で約450名おりますが、そのうち150名は人間ドックをそれぞれ個人で受けておられるということで、この夏、8月25日から31日の間に市の実施による健康診断を受けられた先生方がおよそ300名ということです。
     パーセントになるんですが、そのうち「正常」「ほぼ正常」と出た先生方が29.1%、それ以外の先生方に何かしら所見が見られるということなんですけれども、内訳が、「要再検」と出た方が2%、「要精密検査」は31.2%、「要観察」、これは1カ月から1年の範囲がいろいろあるんですけれども、「要観察」が31.7%、「治療中」5.1%、「観察中」0.3%というぐあいに、それぞれ個別のデータはあります。こちらのほうを、また管理職、それから衛生推進者というのが養護教諭が兼ねるわけですが、それぞれ職場の養護教諭のほうにデータを返して、管理職と一緒に、特に「要再検」「要精密検査」の先生方については、養護教諭と管理職のほうで再検を進めるというような取り組みをしております。その結果については、また学校から教育委員会のほうに返していただくことになっております。  人間ドックを受けられた方についても、結果については、衛生推進者である養護教諭のほうが全てチェックをすることになっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) たくさんの数字を言われたので、きちっと記録できていないんですが、木津川市の規程に基づく、こういう判定をするということになっているわけですから、今言われたことをこれに置きかえるということで、健康管理規程に基づく把握をすべきではないかというふうに思います。  定期的な診断、今言われたように、人間ドックなどのいろんなパターンがあるかと思いますが、最終的には、こうした木津川市の規程に基づく中身で把握すべきではないですか。そのことをもう一度確認をします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  一斉の健康診断については、これも非常にやりやすいかと思いますが、人間ドックについては、医療機関が多岐にわたりますので、なかなか難しいとは思いますが、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 働き過ぎが問題になっているわけですし、しかも本当に過労死ラインを超えているというような状況の中で、やはり職場、教育委員会が一緒になって健康管理を進める意味でも、全体が共有できるものを明確にすべきだというふうに思いますので、ぜひお願いします。  その上で、先ほども少し答弁の中に出ました教職員安全衛生管理規程について聞きます。この安全衛生管理規程に該当する委員会を設置している学校は、幾つありますか。衛生委員会を置いている学校ですね。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  現時点では、梅美台小学校1校となります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 文部科学省の通知に、労働安全衛生法の規定は、公立学校にも適用され、未整備は法令違反であると明確に指摘しています。  木津川市の全職場、小・中学校の職場で衛生委員会をつくるということが必要ではないかと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部理事。 ◯教育部理事(志賀 徹) 教育部理事でございます。  職場本務者の数が50名を超えている職場につきましては、衛生委員会設置ということで、産業医さんも委嘱しまして、一緒につくっております。  その他の職場におきましては、衛生管理委員会ということで、管理職、それから衛生推進者が一緒になって職場の衛生管理を行うということになっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 精華町の場合、精華町全体を一つの職場とみなして、こういう労安法に基づく衛生委員会が設置されているというふうに聞きます。木津川市も、そういうぐあいに、木津川市は大きいですから、1つということではなくて、旧町ごととか、旧木津は2つに分けるとか、そういうやり方で衛生委員会を持つことはできるんじゃないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  労働安全衛生法の規定する部分の事業所というのは、各学校を一つの事業所としてみなしていますので、そういった意味では、梅美台小学校は教職員が50名を超えていますので、そこに設けているということであります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) いや、精華町でやっているようなことが木津川市ではできないんですかと聞いているんですが。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 50人を超える部分を全体でというのは、法の趣旨に即してどうかなというふうに思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それは違うでしょう。今、これだけ問題になっている超勤を是正する、教職員の健康管理を保障するために、法は、そういう制度をつくっている。ただ、50人に達しているか達していないかを、どういう理解をするかですよ。だから、小・中学校というくくりで見れば、それはできるんじゃないですか。もう一度聞きます。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  基本的に、労安衛法に即した対応を図るということと、それからそれに達していない学校全体に関しては、教育委員会が学校と十分連携の上、学校の安全衛生について留意をしていくということであります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 時間がなくなりましたので、続きはまた後日というか、次回にしたいと思いますけれども、やはり今、このことが重要やということを指摘して、質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから13時45分まで休憩といたします。    午後 1時33分 休憩    午後 1時45分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時45分、休憩前に引き続き一般質問を続けます。  4番目、柴田はすみさん。    (柴田 はすみ君質問席へ移動) ◯7番(柴田 はすみ) 7番、公明党の柴田はすみです。  今期というか、ことし最後の一般質問です。行政の皆様、19人目ですし、大変お疲れだと思いますが、スカッとした御答弁、前向きな御答弁をいただきましたら、さっと終わらせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、通告書に従いまして質問させていただきます。  「城山台のまちづくりを問う」。  城山台は、平成24年5月、木津中央特定土地区画整理事業により、まちびらきをしました。10月末現在で、世帯数2,031世帯、人口6,102人となり、今なお住宅開発が進んでいる状況にあります。特に、若い世代の入居が多く、未来性のあるまちとなっております。  先日、城山台地区の若いお母さん方とお話をする機会があり、多くの意見をいただきました。市としてまちづくりは進んでいると思いますが、子育て環境について、どのようにこれから取り組んでいくのかを質問したいと思います。  (1)城山台小学校の来年の入学予定者数と、今回請願が出されている放課後児童クラブの現状と見通しは。  (2)中学校区は木津中学校となっているが、自転車通学路に非常に危険な箇所があるか把握をしているのか。  (3)城山台公園は遊具がなく、子供を遊ばせられないと聞くが、どうか。  (4)以前は実施していたチャイルドシートの貸し出し事業の実施を望む声を聞くが、市の考えは。  (5)近くの保育所に入りたくても入れないとの声に、保育園バスの運行を行っては。  以上5点、よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えします。  入学までの転入予定者を含め、平成31年度城山台小学校入学予定者数は230名強と見込んでおり、全校児童は800名程度になると見込まれます。  平成31年度の城山台放課後児童クラブの入会申請者数は、11月30日現在211名で、既存の施設では不足することから、城山台小学校の空き教室を臨時的に活用し、入会を希望される全ての児童を受け入れる予定でございます。  4点目につきまして、本市では、幼児の交通安全の促進を図るため、チャイルドシートの購入費補助を実施していましたが、平成12年の道路交通法の一部改正による幼児のチャイルドシート着用の義務化から10年以上が経過し、一定の周知・普及促進により成果が得られたことから、平成22年度に廃止したものでございます。  今後は、チャイルドシートの貸し出し等の事業を実施する予定はありませんが、「木津川市交通安全計画」等に基づき、安全で円滑・快適な交通社会の実現に努めてまいります。  5点目の保育バスの運行につきましては、先進地の事例もあり、検討を行ってまいりましたが、年度途中で発生する待機児童については、低年齢児で発生しており、バス利用が困難なことから、保護者による送迎が原則と考えております。  私からは、以上です。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  柴田議員の2点目の御質問にお答えいたします。  城山台地域から木津中学校への自転車通学の経路につきましては、安全面を検討の上、JR木津駅から西へ進み、旧リサイクル研修ステーション前信号を渡って市道335号を通る経路と、城山台十三丁目から国道163号を通る経路を通学路に指定しております。  中学校では、自転車通学の交通安全教室を実施するなど、安全教育に力を入れており、生徒が安全に通学できるよう指導を徹底しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  柴田議員の3点目の御質問にお答えします。  城山台は、木津川市の豊かな自然や盛んな農業、歴史や文化などの資源を生かした住まい方を実現する「農のまちづくり」をコンセプトにしていることから、城山台公園は多くの樹木を植栽して、緑あふれる公園となっております。  公園内には、園路を設け、ウオーキングを楽しめるほか、中央に広がる芝生広場があり、広場にはベンチやテーブルが設けられており、広く活用できるようになっております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) さっと終われない回答ばっかりで、再質問させていただきたいと思います。  城山台の児童クラブについては、本当に皆様、多くの議員が質問をいたしましたので、もうほぼ解決をしているのかなとは思うんですけれども、とりあえずせっかくですので、学年別の生徒数と学年別の放課後児童クラブの利用者数の現状を教えていただけますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  今年度の12月5日現在の城山台児童クラブの学年別を申し上げます。1年生が53名、2年生が39名、3年生が23名、4年生が5名、5年生が1名、6年生はゼロ、合計121名でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  やっぱり、高学年になるごとに少ないとは思うんですが、将来的には800人の大世帯の学校になるというふうな答弁がありましたが、800人の方の児童クラブを、そしたら今、211名の受け皿があるということなんですが、もうそれで一応大丈夫ではないかというふうに思っておられますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  現在、来年度の申し込み受け付けている状況で、現在211名の方がおられまして、その方につきましては、平成31年度、全て入っていただける予定となっております。  それ以降といたしましては、今後、整備を図っていく予定をしているところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 城山台の若いお母さんからも、請願が今回出たわけなんですが、その請願を出される前から、もう放課後児童クラブに入れるかどうか大変心配をされて、アンケートを調査をされたり、また議会報告会にも出向いて来られて要望される中で、私も担当課と何度かお話をしながら、「大丈夫なん」という話を聞いてきたんですが、それでも何とか入れるように努力するというふうに熱い心強い言葉を担当課のほうからもらって、今回、そういうふうに頑張って211名の枠をつくっていただきました。  今は空き教室を利用するということですが、先ほどどなたかの議員の答弁の中で、建設をされるというようなことがあったんですが、それはもう空き教室が使えなくなるから、将来は建設しようというふうな考えでよろしいですか。そこは、何人ぐらいの定員でと思っておられますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  平成32年度以降につきましては、児童の急激な増加に対応するために、施設整備のほうが必要となってくるという予定でおります。  そのため、来年度につきましては、施設整備、施設の建設のほうを図っていくという予定を計画をしております。  施設整備の規模につきましては、今現在、予測により数値は出しておりますが、さらに精査されたものとするために、1月に行いますニーズ調査の結果も踏まえまして決定していく予定をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) それでは、お母さん方が心配されないように、ちゃんと入りたいという、子供さんも大きくなってきたら、親は入れたいですけれども、子供さんが学校のつなぎで、またそのまままた同じようなというので、なかなか行かれないという声も聞くんですけれども、やっぱり私たちの子供がいた時代とは違って、いろんな危ないこともどんどんふえてきている状態なので、本当にお母さんたちが心配のないような形の児童クラブを建設してあげていただきたいなというふうに思いますし、どなたかの、これも言っておられましたけれども、指導員については、足らないとか、充足しているというふうに考えてよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  指導員につきましては、今年度、現在充足している状況です。また、来年度につきましては、クラスがふえますので、早期に今募集を行っておりまして、これから募集の受け付けが始まるわけなんですけれども、例年より早い時期から募集を行い、人材をしっかり確保していく予定でおります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございました。  いつも、城山台に行って、南加茂台の30年前の状況と酷似しているなと言いながら見せていただいているんです。南加茂台は、たしかプレハブまで建てて、プレハブだけエアコンを入れてって、すごいうちの子供たちは大変な中で学校生活をした思い出があるんで、そういうことのないように、しっかり早い目から、子供たちが安心して勉強できる環境にしてあげていただきたいなと思います。  2点目の中学校の通学路の件です。私も、どこが危ないのかなと、あんまり城山台のことがわからなかったので、先日、自転車で本当は後ろからついていこうと思っていたんですけれども、ちょっと自転車が借りられなかったもので、しょうがないから車で子供たちの後ろをついていったら、多分、変なおばあさんが車で追っかけてきてるって思われたかなと思いながら、ちょっと1人の子供さんの後ろをちょっと離れてついていったんですが、本当にまだ今どこが危ないというのは、確かにマクドナルドとか、国道163号のあの辺とか、それから木津の高校を出た後とか、ちょっと危ないところは何カ所かあると思うんですけれども、それ以前に城山台の中で、まだカーブミラーやったり、横断歩道やったり、一旦停止やったり、そういうそこら辺の道路についての心配な点は、お母様のほうからは聞いておられませんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  城山台地域内につきましては、入居者がふえられて、人も多くなり、車もふえているというような状況がございます。また、新しい住居や店舗の建設等で、工事車両の通行もございますので、やはりそういったところについては、子供たちにも注意するというところと、必要な対策があれば、学校のほうから聞き取りをさせていただくというところで進めておるところです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 今、6年生で木津中学校に自転車通学をされている方は、何人ぐらいいらっしゃいますか。城山台小学校から木津中学校に自転車で通学されている方。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  2つの推奨をさせていただいているルートがあるんですけれども、合計で58人の子供たちが自転車で木津中学校のほうへ通っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 済みません、100人ですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  58人です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 済みません、ありがとうございます。  これが、今、まだそれぐらいの人数の方なんで大丈夫なんかなと思うんですけれども、6年生がいっぱいになりまして、もう何百人という子供たちが一斉に城山台から木津中学校に向かっていくさまを見ると、すごい危険な感じがするんですけれども、そこら辺の心配はないんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  中学校の通学経路につきましては、小学校のように通学路ということではございませんが、やはり安全に通れるルートを学校のほうで確認させていただいて、推奨できるルートということで、生徒たちには指導させていただいているところです。  今後、ますます生徒もふえてくることも考えられますし、また道路状況も変わってまいりますので、そういった中で、学校といたしまして、子供たちがどのルートをどういった形で通ってくるのかがよいのか、一層、現場の確認と指導を徹底していただくということになろうかと思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 少し話がずれてしまうかもわからないんですけれども、城山台の生徒さんが入られるということで、木津中学校の整備を多分しっかりとされたと思うんですが、予想より多くの方が来られて、木津中学校の教室が足りないとか、そういう心配はないんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津中央地区がもともと木津中学校区というところでございましたので、木津中学校への通学というところを目指して、中学校のほうも新築、改築をさせていただいたというところでございます。そのあたり、児童・生徒数の増加につきましては、きっちり見きわめをさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) お母様からは、木津南中学校のほうが近くていいんですけどとかというお声も聞かれますが、どうですか、その辺は。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、城山台13丁目あたりでありましたら、木津南中学校のほうが近い場所もございますが、ただ、木津南中学校におきましても、州見台小学校と梅美台小学校からの卒業生が中学校に参りますので、なかなかそちらのほうについても生徒数の増加が今後見込まれるというところでございますので、現在におきましては、木津中学校の校区というところで考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) じゃあ、ここ二、三年、四、五年は無理かもわかりませんけれども、梅美台・州見台も多分、南加茂台もそうですけれども、ピークを迎えたら、木津南中学校にあきができたら、いずれ城山台のほうから木津南中学校のほうに行かれるという可能性としては考えられるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  さまざまな道路事情等も勘案させていただいて、安全と、また適切な学校運営ができる体制を考えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) もう1点、自転車で行かれる方ばかりではないかなと思うんですが、でも、自転車で行かないと、かなり遠い。きのう、森本議員のほうから、コミバスの提案の話がありました。城山台から木津中学校までのコミバスを走らせたらどうやというような提案がありましたけれども、今は城山台小学校から木津まで出て、木津駅からまたバスを乗りかえてという形で、バス代もかなり片道400円かかりますし、その辺のとこら辺は、基本は皆さん自転車で通うという基本のもとですか、それとももしバスで来られるんやったら、バス代を補助するとか、そういう考えはあるんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  基本的には、城山台地区の子供たちは自転車通学というところになっております。何がしかの事情で、自転車でなくバス通学をされる方もおられるかもわからないですけれども、現在のところ、中学生につきましては、バス代の補助等はさせていただいておりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) バスで行こうと思ったら、かなり遠いし、歩いてはとてもじゃないけど信じられないと思いますので、ちょっとその辺もコミバスの間の中で考えてあげていただきたいなというふうに思います。  これから、600名近くの方が木津中学校まで自転車でみんなが通うというのは、どうなんかなというのがちょっと心配ですので、その辺もちょっと考えていただきたいなと思いますが、もう一度だけ答弁をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  通学につきましては、安全を最優先に、また学校とも状況を確認させていただいて、検討を進めさせていただきます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 公園の件です。  大仏鉄道公園に遊具がなくて、緑をということで御答弁をいただきましたが、もちろんすごいきれいな公園ですし、私たちにはありがたいんですけれども、小さい子供さんたちを持っておられるお母さんには、ちょっとやっぱり御不満が多いというふうに聞いております。何か、一部だけでもそういう場所をつくろうとか、そういう予定はないのか。また、城山台公園には、今、遊具のある公園は何カ所ぐらいあるんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  城山台地域につきましては、街区公園、今の御質問の城山台公園よりは約10分の1近くの規模の公園でございますけれども、それぞれの各地域のポイント、ポイントに7つほどございます。その中には遊具が、2つ、3つというふうな数でございますけれども、遊具がございます。  今の御質問の城山台公園でございますけれども、私の答弁にもございましたように、やはり今の住宅地に近い街区公園にない魅力、芝生公園とか、そういう大きな規模の遊んでいただけるような公園でございまして、また一つの例でございますけれども、過去に数回、いろんな形で団体様がお使いいただいておりまして、一つの例でございますけれども、子育て世代のお母様方たちが意見交換とか、いろんなイベントを企画されて、フェスタを開催されるとか、また近くに大仏鉄道の遺跡もございますので、それを絡めた家族で集まっていただけるような、そういうイベントもこの公園を利用していただいているというところで、ちょっと家の近くの遊具のある街区公園とは違う意味合いの公園でございますけれども、考え方によってはいろんな使い方のできる用途の公園でございますので、御理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  じゃあ、普通の住宅街の中の子供たちが遊べるという目的ではなく、また違った意味の、ほかのいろんなイベントとかで使うという、そういう形の公園であるから、遊具とか、そういうものはもう一切これからも置く予定はないということですね。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  決してイベントを強制しているというところではございませんで、我々もそういう企画が地元のほうで、実行委員会等で企画されて御利用になられる場合は、十分お使いいただけるに耐え得る公園であろうという認識をしております。街区公園のほうで遊具は設置をさせていただいていますので、この城山台公園については、遊具については予定はございません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  4番のチャイルドシートの件なんですが、今、平成12年から平成22年まで10年間、社協さんが間に入ってしていただいていたんですかね。  でも、チャイルドシート、そのときも、多分、梅美台・州見台、たくさん子供さんがいて、欲しいなという声があって、これをされたんじゃないかなと思うんですが、また新しく城山台という新しいまちができて、チャイルドシート、私は全然知らなかったんですが、孫もおりませんで、今、3段階のチャイルドシートに分かれているといいます。それを一回一回買いかえたら、1基で2万円ぐらいしますよね。もう6万円要る形になってしまうんですよね。だから、もう一回、何かそういう形でできないですかね。  城山台って、すごくこっちへ来て、南加茂台って、割と出産されて来られる方が多かったような気がするんですけれども、まだまだ今からこちらに来てから産み育てようという世代の方がたくさん来ていただくと思うんですが、もう一度考えられませんか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  以前、木津川市で行っておりました木津川市チャイルドシート購入費補助金でございますが、限度額が1万円という形でございました。そのような中で、チャイルドシートはやっぱり年齢によって、今議員おっしゃいましたように、種類が異なってくるかと思います。また、そのチャイルドシートの管理につきましても、安全面等の点検等が必要になってくるかと思われます。  したがいまして、今、民間のほうでレンタル事業等が十分たくさん行われている現状もありますので、市でふなれな者が行うよりは、民間のノウハウを生かしてやっていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。
    ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 次長、民間って、幾らぐらいで貸してくれるか、御存じですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長です。  大体、値段にもよりますけれども、ちょっと調べましたら、2,700円ぐらいから3,000円ぐらいが1カ月で、1年とか年数が長ければ、さらに割安というような状況かと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 一月2,700円とか3,000円ですかね。  そしたら、私が調べたんでは、1日900円とかという感じで書いてあったので、えっと思って見ていて、余りにも高価なもので、1日900円って、そしたら1年借りたら何ぼやねんって思ったので、これは絶対にしたげなあかんのと違うかなと思ったんですけれども、ちゃんとあるんですね、1カ月3,000円ぐらいで、大体平均それぐらいで、いろんなところでたくさんされているという考えでよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長です。  ただいまの御質問にお答えいたします。  新生児のチャイルドシートでちょっと調べさせていただきまして、全国平均ということでデータが出ておりましたので、それが一般的な値段かなというふうには理解しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) したくないと言うのやったら、それですけれども、とにかく調べたところでは、私は、1日、結構こんだけ高いやんと思ってびっくりしていたので、これはぜひしてあげていただきたいと思っていたんです。  例えば、伊豆市とかは、まずは貸すのには無料、ただ、返却時には、クリーニング代として2,500円、2年間で無料です。最後に2,500円だけクリーニング代として払うとか。じゃあ、貸してくれないんだったら、補助金はどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  御質問にお答えいたします。  補助金につきましても、以前行っておりました制度が限度額1万円という形で、子供さんにつき1回限りということになります。年齢によってチャイルドシート、いろんな形態になってくるかと思います。  そのような中で、先ほど言っていました月額のリースもそうなんですけれども、例えば中古品等の購入でいきますと、一般的な価格が1万円程度という話の中では、補助事業にはそぐわないかなというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) そうですか、わかりました。  何かちょっと、せっかく「子育て支援No.1」というふうに言っていただいているので、もう一回、このチャイルドシート、危険なことも心配をされていますけれども、関東のほうの野田市では、3種類のシートを用意して、7キロ未満、また7キロから18キロ、それから15キロ以上の方というふうに用意をされていて、貸し出しは無料やけども、点検とか損傷とか、そういうのは利用者が負担をして、返すときには1,500円か何かのクリーニング代でお返しするというような制度をつくってはるんですけれども、だから事故とか、それも個人の責任ということで貸し出してあげたら、もう使わなくなったという親御さんとかもいらっしゃるから、そういうのをちゃんと整理をして、直して貸し出すという形のものをすれば、喜んでくださるんじゃないかなと思うんですけれども、もう一回、予定はないですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  議員の御質問にお答えいたします。  チャイルドシートにつきましては、民間のそういう中古販売であったり、またレンタルであったりというところが、大変もう今の昨今、子育てに関する事業ということで充実してまいっているというふうに市では理解しております。  また、京都府下の近隣のほうでも、ほぼやっている自治体がいない中で、比較的そういう制度とか、利用がしてもらいやすい環境に木津川市はあるのかなと思います。  ですので、そういう情報提供とか御相談とかには親身にお答えしていく中で、一緒に子育て支援が行っていけるようにサポートしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) じゃあ、しっかりサポートしてあげていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  5点目の保育ステーションのことです。予定はないという御答弁でいただいていたんですが、今、私が3年か4年前ぐらいに、初めてこの保育ステーションの提案をさせてもらったときは、本当に日本でまだ何カ所しかしていないころに、保育ステーションの提案をさせていただいたんですけれども、今、結構全国でいろんなところで、送迎保育ステーション事業をされているんです。  一回、そのときにしたときに、一度調べてみますというような御答弁も、2回目ぐらいのときにいただいたと思うんですが、どうですか、お調べして、勉強、研究していただけましたか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  保育送迎事業につきましては、国のほうも、その後、補助事業制度化もされまして、各いろいろ市町村に合わせた事業展開をされておられるというのを確認いたしまして、市といたしましても、千葉県と大阪府のほうに視察に行きまして、現状を確認してきているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 確認したけれども、うちの市には年齢が低いのでそぐわないというふうな判断をされたということですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  視察に行きまして、市の規模等には、木津川市との差もあるところもございましたが、確認している中で、やはり財政効果といいますか、バスが走っていますけれども、実際の利用者が、その費用対効果面では余り高くないという状況はございました。  また、木津川市の場合、待機児童が出ているのが低学年でございますので、そちらのほうの対策のほうを急ぐべきかというふうに判断しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) この保育ステーションは、子供の数が減少しているにもかかわらず、保育所に入りたくても入れない待機児童、またうちのように、南加茂台のように少なくて、梅美台のほうからずっと通ってこられているとか、もう偏っているようなところ、といって保育施設を建てるには、どうせまた何年か後には幽霊屋敷みたいになってしまうというので、なかなか建てられないというところで、駅近くに保育ステーションをつくって、そこへお母さんたちがとりあえず預けましたら、そこからバスであきのある保育所に運んであげようという、そういう保育ステーション事業なんですけれども、これからどうでしょうかね、あいているところはいっぱいあいているし、この間もちょっと御相談したら、思っているところに入れるかどうかはわかりませんけどねみたいなことを担当課に言われましたけれども、そういう方のためにも、結構遠い、最初から愛光みのりのほうが一番近いけれども、そういって、藍咲までやったら大分遠いやないかというお母さんのために、そういうところを建てたり、そしたら、どこか駅の近くのガーデンモール木津川のつどいのひろばみたいなところを開設して、そこから運んであげるみたいなとこなんですけれども、例えばプラントさんとか、駅前にまだ商業施設が何カ所か建つ予定がありますので、その辺と交渉してどうかなというとこら辺は、話題になりませんでしたか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えいたします。  保育ステーションを検証するに当たっては、駅前等、実施できる場所があるかどうかとか、そういう部分についても検証は行っておりますが、やはり市有地というものがなかなかない中で、実施する場所というものもなかなか特定できない中で、費用対効果も望めないということで、見送っている状況です。  実際、今、城山台の地域の方につきましては、約40%の方は地域内の保育所に行っていただいているんですけれども、残りの60%の方は、既にほかの市内の各園のほうに行かれています。  ただ、その行かれている理由の中には、そちらの園を選んで行っておられる方もおられますので、自由な選択の中での行き先かなというふうには理解しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  これからまだまだ城山台も小さい子供さんがふえていくんじゃないかなと思われますので、またその状況を見ながら、もう一回挑戦したいと思いますので、1問目は、これで質問を終わりたいと思います。  2問目に行きます。「市民の健康を守るために」ということで、これまでも何度か予防接種関係の検診関係の質問をしてきましたが、今回、もう1問お願いします。  特定健診、またがん検診は、個別検診の導入により、受診者数は上昇をしております。うちのがん検診は、済みません、個別検診ではないですね。これは、集団検診の場合は、広報での周知と対象者個々への受診券の送付のみであったのに対し、医師会の各会員の積極的な受診勧奨によって、受診者が増加したとも考えています。また、受診者が日時・場所及び検診方法を自由に選択できるようになったということも、要因であると思います。  しかし、まだ受診率は低く、より多くの人が受診することができる手だてが必要であるのが現状です。少しでも市民が検診を受けやすい環境整備に力を入れるべきであると考え、以下の点について質問をします。  (1)がん検診と特定健診を同時に受診ができるようにしては。  (2)検診の申込書にオプトアウト方式を取り入れては。  (3)抗がん剤の副作用による脱毛するケースをよく聞きます。特に、女性はウイッグをつけないと外出するのがおっくうになるし、購入するのも高額である。多くの自治体で半額等の助成制度を行っているが、市の考えをお聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えいたします。  がん検診と特定健診の同時実施につきましては、市、協会けんぽ、特定健診・がん検診を実施する健診事業者及び地区医師会との調整が必要ですが、それぞれの検診の受診率向上が期待できることから、既に各関係機関と協議を行うなど、実施に向け検討を進めているところでございます。  2点目について、現在、市が実施しているがん検診は、複数のがん検診項目の中から受けたい検診を選ぶ一般的な「オプトイン方式」です。「オプトアウト方式」では、申込書に受診しない項目を選択しない限り全て受診でき、受診率の向上につながると考えられることから、取り組みの一つとして検討していきたいと考えます。  3点目については、抗がん剤治療による副作用の一つとして脱毛症状があり、精神的苦痛を伴います。治療終了後、髪が生えてくるまでの間、本人の生活の質の維持・向上させる上で有効な手法の一つと認識しておりますが、現時点で、市として助成制度を実施する予定はございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ちょっと前向きに御答弁いただいて、ありがとうございます。  今、木津川市は、がん検診、肺・胃・大腸というのは、集団検診ですよね。これがもし、特定健診とセットになったら、個別でできる可能性があるというふうに考えてよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  再度の御質問にお答えさせていただきます。  現在、それぞれの科におきまして、集団検診と特定健診という形で実施をしております。  先ほど御答弁させていただきました同時で検診できないかというとこら辺でございますけれども、その方向性に向けて実施している状況でございますので、どういった方向でやっていくのが一番いいのかということも踏まえて検討しておりまして、現在、事業等を進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) それは、日本医師会のほうから都道府県医師会のほうに同時受診の勧奨を行っているみたいなので、市としてもやりやすいんかなというふうに思います。  同時にすることで、かなりやっぱり見たら、肺がんも五、六%、乳がん、子宮頸がんも、みんな10%ぐらい同時検診にしたら上がっているんですね。ついつい何回も検診に行くのがおっくうなので、皆さん、1回で済んだら、それにこすことはないということなので、実施に向け検討を進めているところなんで、もうこれはこれで終わっておきます。実施できるようにお願いしたいと思います。  2番目のオプトアウト方式です。これ、うちの検診申込書を借りてきました。大腸がん、肺がん、胃がん、前立腺がん、肝炎ウイルスというふうに書いてもらって、オプトイン、今までは大腸がんだけ行きたいですよと言ったら、大腸がんのところにマルをしていたんですけれども、反対、人間の心理を突いているというか、オプトアウト方式やったら、要らんやつにバツをするというふうなやり方で、かなり検診率が上がってきているという例がいろんなところで出ています。  取り組みの一つとして検討したいというふうに考えていますというふうに御答弁をいただいていますが、具体的にどんなふうにしていこうというふうに考えていただいていますか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  現在、検討というところではございますけれども、代表的な自治体、先進事例等もございます。実際に、この代表的な自治体としては、福井県の高浜町、これが代表的な先進事例という形で進められておりますので、そういったとこら辺の実施例等も参考にさせていただいて、検討の必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  私も、この福井県のデータをいただいたんで持ってきたんですけれども、ここでもう部長が、ここの例を見ながら検討しているということなので、もうこれ以上、私は言うことはありませんので、ぜひオプトアウトで皆さんが検診が受けられるような体制をつくっていただきたいと思いますので、お願いいたします。  2問目も終わって、次、3番目に、ウイッグの話です。  このウイッグについて、医療費を助成しているところ、すごくたくさんあるんですけれども、わかっているけれども、やっぱり財政難の折、助成制度は実施する予定はないというふうに考えてよろしいですか。
    ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  ウイッグにつきましては、人工毛であったり、人毛であったりということで、数千円から、高いもので何十万円という形のものがございます。今、財政難というとこら辺で御意見をいただきましたけれども、このウイッグにつきましては、それぞれ個々のお考えといいますか、心情というのがまちまちということもございますんで、やはりそうしたとこら辺で、プライバシーの問題も含めて、慎重に考えていく必要があるだろうというふうに現在は認識しております。  認識はしておりますけれども、先ほど御答弁をさせていただきました助成ということでは、今後は検討予定はしておらないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 本当に、昔は5人に1人とか10人に1人、がんになられる方というふうに言われていましたけれども、今はもう本当に2人に1人ががんになられるというような時代です。また、私ももしかしたらあした、あさって、がんになるかもわかりません。  そんなときに、政府も2024年に向け「第2次がん対策推進基本計画」として、がんになっても安心して暮らせる社会の構築や、がん患者の就労を含めた社会的な問題への対応などを掲げました。医療用ウイッグは、抗がん剤治療中の患者が就労や通院を含めた日常生活において必要なアイテムにもかかわらず、医療費控除や健康保険では対象外になっているから、こうした状況を受けて、政府もがん対策基本計画に先駆けて、自治体によっては、医療用ウイッグの購入代金の一部を個別に助成する制度が始まりましたというふうにあったんですが、2万円、3万円、4万円、高額なものなので、こういう今、ちょっとの場合じゃなくて、本当に誰でもあり得ることですし、2人に1人って、ということは、うちの木津川市民でも2人に1人の方がこういうことで悩まれるって、すごく大きいんじゃないかなというふうに思います。  市長、どうですか、医療購入費用の助成制度として、女性市長として、もし市長としてあったらいいなと思いませんか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 柴田議員の御質問にお答えいたします。  いろいろほかで施策をやっておられる、そういった事例についても、先ほどからもお話をいただいているところです。  市民の皆様は、小さなお子様から高齢者の方までたくさんの方がこのまちにお住まいになっていただいておりまして、それぞれいろんな事情をお持ちであるというふうに思っています。  その中で、今、子育て支援策なども力を入れて行っているところでありまして、全体の中で収入がどれだけ上がっていくかの中で支出を決めさせていただくということで、できましたらあれもこれも私もみんなして、喜んでいただきたいなという思いはあるんですけれども、今ちょっと全体的に行革を進めながら、2年後の交付税の6億円減額に向けて、どういうふうにかじ取りができるかなというところまで今来ておりますので、全ての施策の充実につきましては、ちょっと今、そういう状況を見ながら慎重に検討していくのかなというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  では、私も財政状況を見ながら、もう一度質問したいと思います。  それでは、3問目です。「住民サービス向上のため総合窓口を設置し、ワンストップサービスを」ということで、近年、各種行政サービスを1カ所で行う「総合窓口」を設置する自治体がふえてきています。  木津川市は、住宅開発等により新しく転入してこられる方も多く、さまざまな手続が必要なため、担当課を回るのが大変であるとの声を聞きます。  また、支所の再編により、高齢者の方からも「引っ越し等の手続が大変であった」との声も聞きました。  また、先日、総務文教常任委員会の管外研修で訪れた小松市や射水市にも総合窓口がありました。  以前も質問をしましたが、「設置する考えはない」との答弁でございました。で、現在の市の考えを聞きたいと思っていたんですが、きのう、河口議員や誰かの議員も、皆、思うことは同じで、でも、思うことは同じということは、みんな議員は必要なんじゃないかなと思って聞いているので、前向きな答弁をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えをいたします。  総合窓口の機能は、市町村によってさまざまでございますが、その本来の目的は、関係課に移動することなく、1カ所で全ての手続を終える仕組みであると理解しています。  現在、本市におきましては、転入を初め転出・死亡・出生などの各種届け出に来庁される際には、全ての手続に要する時間をできるだけ短くすること、さらには、きめ細かで、お一人お一人に寄り添った丁寧な窓口対応を行うことを第一に考えておりまして、個別窓口の形をとっております。  引き続き、先進地の有効な例を研究しながら、さらなる窓口サービスの向上に努めてまいります。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) どの議員にも同じ答弁でございまして、私だけ違う答弁をもらったら、もちろんややこしいですね。  本当に丁寧にされているというのは、先日、ちょっとまだ高齢者の方ではなくて、若い方といっても、50代ぐらいの方が御主人を亡くされた方が、ここに木津川市に来て、手続をされたそうです、御主人を亡くされたということで、いろんな名義変更とかで。それで、わざわざお電話をいただきまして、大変丁寧に優しく私たちに寄り添って対応していただいたということで、それは本当に喜んでいただいておりましたので、それはすばらしいとお認めしたいと思います。  だけども、実際に総合窓口って、結構、いろんな射水市、小松市、先月行かせていただきましたけれども、本当に中に入ったら、まずはにこっとして、いらっしゃいませみたいな、前、曽我議員がおられたとき、行政もサービス業やと言って叫んでおられましたけれども、そこから始まって、うちはどうしても、「おはようございます」と入ってきても、皆さん作業されていますので、何か自分で勝手に担当課に行ってみたいなところがあるので、何かそういう意味で、まずはそこが一つ寂しいなというのと、それから、今、外部委託、誰かの質問のときにも言っておられました、外部委託を考えているということでしたが、もし外部委託を考えられているとしたら、どの辺まで外部委託になっていくのかということを聞きたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをいたします。  現在、市民課の執行目標といたしまして、市民課の窓口業務の外部委託、この是非について、4カ所ほど視察をいたしまして、研究をしているところでございます。  結論というのはまだ出ておりませんけれども、やはりお聞きをしておりますと、一長一短あるというところもありますし、特に規模の大きな市町村の場合に大きな効果があるということでございます。これは経費のことも含めてでありますけれども、やはり窓口サービスが向上すると。この大きく2つの視点がクリアできないと、これは有効であるとは言えないと考えているところでございます。  いずれにいたしましても、いろんな事例がございましたので、一旦整理をして、庁内協議に持ちかけていきたいとは考えておりますが、やはりいろいろ見て回りますと、ああ、これはやはり必要かなというふうなところ、気づきみたいなところもございますので、そういった新たなところについては、今後の窓口サービス向上につなげていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) この機会に、私も海老名市ですかね、池田市とか、千葉県の鴨川市とか、足立区ですか、天草市、いろんなところの民間委託の状況を調べてみました。どこも、結構経費が削減はされているんですが、木津川市としても、経費の面でもかなり削減されるなというふうにお考えですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをいたします。  経費という点で考えますと、木津川市の人口レベルでは非常に難しいということがわかりました。やはり、大きな規模になるほど、経費、経費が減るということは、職員を減らすことができるということでございますので、そういった意味では、ちょっと厳しい部分があるなという感触でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  じゃあ、せめて引っ越してこられた方は、まず住所移転とか、子供のこととか、いろんな手続があると思うんですけれども、それをせめて1階のフロアで全部できるような形にはできないですか。2階移動、3階に移動とかじゃなくて、せめて1階のフロアで全部終わるとか、そういう形はどうですかね。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをいたします。  これにつきましても、実はこの庁舎が建つ前だったと思うんですけれども、窓口をどうするかというのを庁内全体で協議をしてきた経緯がございます。その際には、その机上には総合窓口というのが並んでいたわけでありますけれども、結果といたしましては、総合窓口よりも、むしろ専門の窓口でしっかり丁寧な説明をして、市民の皆さんにも喜んで御理解をして帰っていただけると。そのためには、現在の形態でありますけれども、集合窓口方式ということで、市民に丁寧な対応をしていこうということで、今、取り組みをしているところでございます。  2階に行く、どうしてもライフイベントによりましては、フロアを変える必要がある部分もあるわけでありますけれども、やはり場合によっては、もう数分で手続が終わるというふうな方もおられますので、長時間かかる方については、できるだけ丁寧な対応に努めていきたいと、このように考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  どこの自治体でしたか、もしもし窓口案内という、電話で、これはどこに行ったらいいですかというような、特別なそういう専門の案内をしている自治体もありました。  例えば、電話で、きょうは引っ越しの手続をしたいんですがとか、主人が亡くなったので、そういう手続をしたいんですがというふうに、電話で予約をしたら、ちゃんと段取りをしておいてくれるとか、そういうのは厳しいですかね、そういう事業をやっているところもあったんですが。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  初めてお聞きをする内容でございまして、一度参考にさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) わかりました。  また、ちょっと窓口の様子を見ながら、また機会があったら、もう少し質問をしたいなと思います。  早く終わりたいと思いますので、きょうはこれで一般質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 以上で、本日の一般質問は全て終了いたしましたので、会議を閉じます。  本日の会議を閉じます。  明日19日と明後日20日は休会とし、12月21日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集賜りますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後2時41分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....