木津川市議会 > 2018-06-21 >
平成30年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2018年06月21日
平成30年第2回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2018年06月21日
平成30年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2018年06月21日
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  1. 木津川市議会 2018-06-21
    平成30年第2回定例会(第2号) 本文 開催日:2018年06月21日


    取得元: 木津川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    2018年06月21日:平成30年第2回定例会(第2号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成30年第2回木津川市議会定例会会議録(第2号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。  ただいまの出席議員は20人であります。  会議に入ります前に、去る6月18日早朝に発生いたしました、大阪北部を震源とする地震におきまして、犠牲となられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、今なお避難されている約1,700名の皆様に、市議会といたしまして心からお見舞いを申し上げます。  また、高槻市・吹田市などでは、現在もライフラインが復旧しておりません。一日も早い復旧を願っております。  ここで、副市長から、18日に発生した地震による本市の被害状況等について発言の申し出がありますので、これを許可いたします。  副市長。    (副市長 田中 達男君登壇) ◯副市長(田中 達男) おはようございます。  ただいま議長からお許しをいただきましたので、貴重な時間をいただきまして、本市におけます今回の発生いたしました地震に関する被害状況、取り組み等について御報告を申し上げます。  最初に地震の状況でございますが、もう皆様方御承知のとおり、去る6月18日月曜日の午前7時58分に発生いたしました。震源地は大阪府北部、震源の深さは13キロメートル、マグニチュードが6.1でございます。最大震度は6弱で、大阪の北部でございまして、木津川市は震度4でございました。  被害の状況でございますが、木津川市といたしまして、人的被害・住家被害は、今のところなしというところでございます。  また、京都府内では、人的被害が20名、住家被害が313棟と、これはきのう現在でございますので、今まだ現在調査中ということで、お含みおきをいただきたいと思います。  また、ライフラインにつきましては、電気・ガスにつきましては、異常はございませんでした。  上水道につきまして、上梅谷配水池のドレン管の破損がございましたが、復旧が終わっております。  学校関係につきましては、生徒の異常はありませんでした。  木津学校給食センターのボイラーの緊急停止装置が作動いたしましたが、その後の給食には問題はありませんでした。
     福祉関係につきましては、清水保育園、相楽保育園の2園で壁面等にひび割れが発生をいたしました。  また、市内の4保育園でおやつに出します牛乳が高槻市内の業者が製造停止になったために、1日間、19日のみ代替対応をいたしたところでございます。  文化財関係につきましては、市内の海住山寺、神童子、そして小林家住宅に被害があり、現在、詳細について調査中でございます。  また、社会教育施設につきましては、中央体育館アリーナの天井と屋根、壁面とのすき間の目地コンクリートの一部が剥落したところでございまして、今現在休館中というところでございます。  また、河川関係につきましては、鹿川にクラックが見つかりまして、京都府のほうに連絡をしたところでございます。  そのほか、JR木津駅・加茂駅、市営下川原団地のエレベーターが停止いたしましたが、これも復旧は済んでおります。  市の対応といたしまして、発生いたしました18日午前、直ちに災害警戒本部を設置いたしまして、災害警戒本部は19日の午後5時まで警戒本部を設置いたしました。その後、特別配備体制に切りかえたところでございます。  この間、災害警戒本部といたしましては、5回の本部会議を開催いたしまして、情報の共有と対応に努めたところでございます。  また、施設危険箇所の確認につきましては、市内の道路・河川・堤防・ため池、ため池につきましては、堤の高さが12メートル以上、12カ所の確認を行ったところでございます。  また、樋門につきましても、動作確認、点検、西澱樋門につきましては、通路部にひびが発見されたところでございます。  また、学校・市管理施設につきまして、特にブロック塀の目視の確認も行ったところでございます。  きのう現在、市内の小・中学校4カ所で基準を超えたブロック塀が確認されましたため、直ちに安全確認を施すとともに、今後撤去する予定でございます。  また、この学校につきましては、小学校は、木津小学校、木津川台小学校、そして棚倉小学校、中学校につきましては、木津第二中学校でございます。  さらには、市民の皆様方には、ホームページ、防災情報メールによりまして、余震に対する注意喚起を行ったところでございます。  最後に、連絡関係でございますが、この間、警察・消防・自衛隊・京都府と相互に情報の連絡確認をいたしました。さらには、友好都市であります京丹後市から被害状況と応援要請の有無の連絡をいただきましたが、木津川市といたしましては、応援に来ていただくほどの被害がないということで、その旨、連絡をして、応援の要請はいたしておりません。  以上、今日までの地震に関する状況と報告とさせていただきます。貴重な時間、ありがとうございました。 ◯議長(高味 孝之) 御苦労さまでした。  行政の皆さんにおかれましては、地震対応でお疲れのことと思いますが、本日の本会議、よろしくお願いいたします。  これより平成30年第2回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  次に、柴田議員から、3月8日の会議における発言について、お手元に配付しました発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申し出がありました。  申し出の発言の訂正については、木津川市議会会議規則第65条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、議案第52号、木津川市防犯灯LED照明導入業務に係る契約の締結についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第52号、木津川市防犯灯LED照明導入業務に係る契約の締結につきまして、御説明をさせていただきます。  平成30年5月30日に木津川市防犯灯LED照明導入業務委託業者選定委員会で業務提案の審査を行い、その結果に基づき、パナソニックESエンジニアリング株式会社近畿支店優先契約交渉事業者として決定を行い、契約予定金額が1億6,470万円となりました。  優先契約交渉事業者でありますパナソニックESエンジニアリング株式会社近畿支店 支店長 藤澤武と木津川市防犯灯LED照明導入業務に係る契約を締結することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので質疑を行いますが、委員会付託を行うとしている案件の本会議における質疑の範囲は、総括的な質疑でお願いいたします。  質疑ございませんか。  酒井弘一さん。 ◯21番(酒井 弘一) 1つだけお願いいたします。  参考資料の中で、2番の参加事業者の得点状況並びに順位の表があります。内容点がこの2つ、そして価格点も少し差があるような感じなんですが、この得点の内容点と価格点にわたって、それぞれの分母の数字をお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 失礼しました。総務部長でございます。  内容点につきまして950点、価格点におきましては20点、そういった配分になっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 確認です。  内容点はわかりました。950点満点。価格点が、今、90点とおっしゃったのか、50点とおっしゃったのか、20点ですか。  ということは、順位2番の会社のほうが満点だったということですね。そういうことですね。 ◯議長(高味 孝之) いいですか。  ほか、ございませんか。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。市長に聞きます。  今回のLED照明導入の意義または効果ですね、どのように考えておられるのか、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  LED照明を一斉に、これ、全域を入れさせていただきますので、その点では、費用の負担が分割されるということで、今回、こういう方法をとらせていただいたところでございます。  失礼いたしました。以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ちょっと聞いた質問の趣旨が、LEDにするということですよね、全部を。そのLEDにすることの意義ですね、それによってどんな効果が得られるのかについて、もう一度お聞かせいただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回の事業目的につきましては、1つとして、安心・安全なまちの構築ということで、明るくなるというところ、それからCO2の排出量の削減、それは環境への配慮ということで、そういったところで2点目を考えてございます。  3つ目にいたしましても、これをすることによって電気料金等が、また維持管理費の削減につながるということで、市財政負担の軽減というところ、そういった3点を目指すものでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) LEDにすることの一般的な意義としては、今言われました二酸化炭素を減らすと、いわゆる低炭素化を目指すということが、まず第1に挙げられると思います。  2つ目には、LEDの効果としてのまちを明るくしたり、それに伴って犯罪が防止できるというような効果があるのかなと思いますが、そこで、この低炭素化社会とも言われております。温暖化を防止する。この間、市長は、ごみ減量についても、そうした環境負荷を減らすと、低減するということを言われております。  今回のこのLED照明導入に当たって、そういうことが狙われている、目指されているわけですけれども、もっと広く木津川市で、こういう低炭素化というものを、ほかのところでもやろうという思いがおありなのかどうか、それを最後に市長にお聞きをしたい。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) LED照明のほかのところということですか。 ◯15番(宮嶋 良造) 低炭素化という。 ◯市長(河井 規子) 具体的なところは、今のところ、検討の中には入っておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。  森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 私は総務文教常任委員なので、細かいことは置いておきまして、大きな観点で1問お聞きします。  カーブミラーの設置が2,500基、これは私の考えでは土木工事じゃないかなと思うんですけれども、これを一緒にされているのと、それからこの2,500基というのは、新規の設置なんですか。それと、地域が限られているところにつけるカーブミラーなんですか。お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回、この業務でお願いしているのは、調査業務の中で、カーブミラーについては、調査を行っていただく、どこにどういったカーブミラーを設置しているのか、その設置状況はどういうものなのかということを調査していただくということの調査を行うものでございまして、そのカーブミラーを交換するということについての業務については、この中には含まれておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第2、一般質問を行います。  一般質問をされる方は19人、47問であります。  本日は、5人の13問で行います。  それでは、1番目、尾崎輝雄さん。    (尾崎 輝雄君質問席へ移動) ◯12番(尾崎 輝雄) 皆さん、おはようございます。  先ほどもありましたが、6月18日の地震で多くの方が亡くなられ、一日も早い、またけがをされた人の回復、そして災害に遭われたところの地域の復興、また木津川市におきましても、被害等があったところの早い復興を願いながら、私、1番目ということで一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  議長の指名によりまして、12番議席、さくら会、尾崎輝雄です。  通告書に従いまして、2問質問させていただきます。  1問目、「公立幼稚園民営化構想の考えは」。  現在、木津川市では、地方交付税の削減に向けた行財政改革を進めていかなければならない。そこで、公立幼稚園の民営化については、どのように取り組もうとしているのか。  また、行財政改革の一環として、公立幼稚園を民営化にすれば、どれだけの市の財政効果があるのか。市の持ち出しが幾ら少なくなるのか。  そこで、質問として、(1)5月1日現在で、3幼稚園で446人の園児がいるが、幼稚園使用料等を差し引いた今年度の市の負担は幾らか。  (2)近隣市町村において、幼稚園民営化への取り組み状況は、どのようになっているのか。  (3)幼稚園バスの運行は、近隣市町村でも行われているのか。また、行われている場合の運行状況は。  (4)幼稚園の使用料は、他市町村と比べてどうか。  お願いいたします。
    ◯議長(高味 孝之) 一般質問の途中ですが、私、先ほど柴田議員の訂正について、3月8日と申しましたところ、6月8日の間違いですので、訂正いたします。  続けたいと思います。  教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) おはようございます。教育部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをします。  1点目につきまして、当初予算額ベースで、職員給与費・臨時職員賃金通園バス委託料、園医報酬などを含んだ公立幼稚園の運営経費は2億4,846万5,000円、一方、幼稚園使用料バス使用料の歳入額は3,962万3,000円ですので、差額の2億884万2,000円が市の負担となります。  2点目につきまして、近隣市町では、奈良市で「奈良市幼保再編基本計画・実施計画」に基づき、市立幼保施設の民営化についての基本的な考え方を取りまとめられており、「幼保連携型認定こども園」への移行を進められています。府下の近隣市町においては、公立幼稚園の民営化の具体的な取り組みは、現在のところ聞いておりません。  3点目につきまして、府下では南丹市が運行されていますが、園からの一定距離の範囲内をバス利用区域として運行されており、バス使用料は無料となっております。  また、生駒市でも通園バスを運行されていますが、園区制があるため園ごとにバス利用の区域を限定されています。  なお、生駒市のバス使用料は月額3,100円となっております。  4点目につきまして、市の幼稚園使用料は7,000円を最高額として所得階層に応じて利用者負担額を設定しております。  近隣市町では、京田辺市で7,000円、宇治市で9,000円、城陽市で1万円、奈良市で1万8,900円が最高額となっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 公立幼稚園の運営経費は2億4,846万5,000円、幼稚園使用料バス使用料歳入額3,962万3,000円で、差額2億884万2,000円が市の負担となりますということは、2億884万2,000円割ることの2億4,846万5,000円を割りますと、84.05%が幼稚園使用料を除いた負担となることと思われます。これで、あと国や府の補助金等はあるのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  公立幼稚園の運営に関しましては、国・府の補助金等はないというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま教育部長よりないということでございまして、それでは、一部資料をいただいておりますので、いただいております直接な補助金はゼロであるということですね。幼稚園に係る交付税基準財政需要額ということで1億7,064万円がいただいているというような形でございますが、このことにつきまして、詳しくわかりやすく説明を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  公立幼稚園の運営に関しまして、交付税の基準財政需要額につきましては、園の園児数を単位といたしまして、交付税の算入のための需要額が計算されるというところでございます。  これにつきまして、公立幼稚園の分について、541名の園児数として、平成28年度の分でございますが、入っているというところでございます。  ただし、交付税につきましては、この分が全て算入されているということではございませんので、市全体での基準財政需要額との差額というところで入っておりますので、公立幼稚園の分に直接幾ら入っているかというのは、明確には判定しづらいというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) その判定しづらいというところを、もう少し詳しく説明を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  さらに詳細をというところでございますが、公立幼稚園につきましては、市の単費での運営というところになっておりまして、その中で園児数をもとに交付税が算入されているというところでございます。  ただ、先ほど議員からありましたように、1億7,000万円相当の基準財政需要額というところでございますが、これにつきましては、市全体での基準財政収入額との間を見ましての分というところになっておりますので、直接、この1億7,000万円が公立幼稚園の運営に算入されているかというところになりますと、決してそれだけの分ということにはならないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 総務部長にお聞きいたします。  交付税基準財政需要額というのは、どのようなように理解すればいいのか、御説明をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  交付税の算入の方法というのは、かなり難しいところがございますけれども、人口、面積、それから学校数、道路の延長、あるいは子供の数等々で、木津川市のような標準的な団体が運営する上において、これだけぐらいの経費はかかりますねということで、機械的に算定されたものということでございますので、実際、その標準的な経費を上回る事業というのは、市としても多々行っておりますし、また標準的な経費を下回るものもひょっとしたらあるかもしれませんけれども、そういったことで、木津川市のこれだけの人口等を賄う上において、標準的に必要とされる経費が算定されるということになりますので、御指摘いただいているように、例えば幼稚園が1つなくなったら、その交付税の相当額が軽減されるというか、削減されるということになりますので、交付税の総額は減るということになりますけれども、ただ、交付税という仕組みにつきましては、総枠での経費で算定されておりますので、個々具体的にそれがあるからといって、その算定されている、算定されていないということを判断するような指標として使っているということではなしに、全体として交付税ということで活用しているという考え方で市として運営しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 数字的に1億7,064万円ということで需要額が出ていますが、実際はそれだけ入っていないというように私は理解をいたしまして、質問をいたします。  ちょっと質問を続けたいんですけれども、この2問目と1問目と一緒になろうかと思うんですけれども、幼稚園民営化取り組み状況はどうなっているのかの質問に対して、公立幼稚園の民営化は現在のところ聞いておりませんと、このように答弁していただいているということは、市としては取り組まない、あるいは全くそういうところを聞いておりませんやから、どういうぐあいにとったらいいのか、人ごとのように御答弁していただいているように思えるんですけれども、それを質問にするというようなことはいたしません。  私は、常にですけれども、10年、20年という先を見て質問しているつもりなんですが、皆様方、行政の大先輩でありますので、私の言っていることが間違っていれば、答弁される方、修正をしていただきたい。これは、ぜひよろしくお願いいたします。  質問に入ります。前橋下大阪市長は、民間でできることは全て民間で取り組まれていました。大阪市の幼稚園児1人当たりの運営費は、平成23年度決算額、公立は68万480円で、私立は54万7,231円である。うち市の負担額は、公立は57万978円、私立は8万5,492円である。民営化による1人当たりの税負担削減効果は、48万5,486円である。それでございますが、木津川市の平成28年度決算額ベースで算出される幼稚園児1人当たりの経費について、公立の負担額は幾らですか。教育部長、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいまの御質問の前に、先ほど府下の民営化の状況をお聞きしていないということで私申し上げましたが、これにつきましては、木津川市として何も検討していないので聞いていないということではなくて、情報を収集した中で、そういう動きはお聞きしていないということでお答えをさせていただきました。済みません。  それと、ただいまの御質問でございますが、木津川市における運営経費でございます。公立幼稚園につきましては、運営経費47万4,000円、うち公費の負担分といたしまして39万5,000円ということになっております。また、私立幼稚園につきましては、市の負担といたしまして14万6,000円、そのうち公費の負担といたしましては9万9,000円、以上が平成28年度決算ベースでございますが、両立幼稚園運営に係ります市の負担というところになります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。公立のほうが、計算いたしますと29万6,000円で、私立よりも多く負担していることになります。机上の話ではありますが、29万6,000円掛ける466人、1億3,793万6,000円削減されるということです。約1億3,800万円、民営化すれば削減できるということでございまして、いろいろな諸条件があることは私も事実知っております。ただ、数字的に申し上げていることであって、御理解願いたいと思っております。  「民営化の効果としては、公立幼稚園は私立幼稚園に比べ、園児1人当たりの運営費が高く、市費負担額も高いため、公立幼稚園の民営化により運営が効率化され、その結果、経費削減効果が見込めます。公立幼稚園民営化により生み出された財源を、幼稚園だけでなく保育所等を含めた、幼児教育全体の充実に活用します。」と大阪市のホームページは言っていますが、このことにつきましては、どうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいまの御質問でございます。  確かに、公立幼稚園を民営化しますと、私立幼稚園というところになりますと、運営費を市が持つことはなくなりますので、市の負担は軽減されるというところかなと思います。  ただし、今後、民営化を進めるというところになりますと、その先には、やはり認定こども園化というところが見えてくるのかなと思っております。  これにつきましては、保護者ニーズの多様化、また就労される保護者の方もふえてきます。そういった保護者の就労にかかわらず、子供たちを同じ園で受け入れられる、また多様なニーズに対応できるというところで、認定こども園化を進めていくというところになってこようかと思っております。ただ、認定こども園となりますと、市の直接の運営経費は不要になりますけれども、子ども・子育て支援制度の中での施設型給付費での負担も必要になってまいりますので、そういったことも含めて考えていかなければならないというふうに思っております。  ただし、今のところ、やはり対象年齢のうち保育園へ行かれる方のニーズがふえてきている。幼稚園につきましては、若干減少傾向であるというところも踏まえまして、保護者の方々が一番求められているところを考えて、市全体での子育て支援、またそういう保育・幼稚園教育のあり方を考えていくというところで、そういった中での幼稚園の民営化、また認定こども園化等を市全体として考えていかなければならないのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。2問目の答弁の中に、奈良市の、いわゆる「幼保連携型認定こども園への移行が進められています」と答弁をいただいております。その中で、それじゃあ本市も、今のニュアンス的に、公立幼稚園を認定こども園に移行する考えであるように思えるんですけれども、その点につきまして質問といたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、奈良市におかれましては、「奈良市幼保再編基本計画・実施計画」というところを進めておられまして、公立幼稚園と公立保育園を合わせて認定こども園化というところで進められております。  これによりまして、もともと36園あった園が現在では20園になっているというところで、そのうちこども園になられているのが14園、廃園されているのが2園というところで情報を得ておるところでございます。  民営化等につきましては、その背景といたしまして、少子化によりまして幼稚園児の減少、また先ほども申しましたけれども、保護者ニーズの多様化、そして施設の老朽化等によります施設の統廃合、そういったところを踏まえて、奈良市さんも進められているというところでございますが、ただ、木津川市におきましては、現在のところ、まだ公立幼稚園、多くの子供たちが通っておるというところでございます。そういったところと公立幼稚園の担うべき役割等というところもございますが、今、国のほうで進めておられます幼児教育の無償化、そのあたりの動向も踏まえまして、民営化また認定こども園化、市としてどのように進めていくのかというのを考えていくべきというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、無償化のことが出ましたが、無償化につきましては、後の、現在の私たちの幼稚園のことで質問した中で再度お聞きしたいと思っております。  3問目ですけれども、1の3つということで、幼稚園児が466名のうち、幼稚園バスの利用者は何名おられるのか、お聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  バスの利用につきましては、4・5歳児のみを対象とさせていただいているところでございます。今年度の園児466名のうち、4・5歳児につきましては386名、そのうちバスの利用は226名、約6割というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 幼稚園バスにどの程度のコストがかかっているのか、バス使用料を差し引いた市の負担はどれぐらいですか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  バスにつきましては、運行委託料を支払っておりまして、それに対する使用料をいただいているというところでございますが、その両者の差額1,587万9,000円が市の負担というところで、これ、今年度の当初ベースでございますが、なっておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) もう一度お聞きいたしますが、幾らか引いたやつが1,500万幾らかと言われましたけれども、市の負担がそうでありますけれども、バスの、いわゆる全体的な委託料は幾らですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  バスの運行委託料につきましては、年額2,565万8,000円でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) このバスの総委託料が2,565万8,000円ということは、私の考えでは、これの半分、1,282万9,000円を受益者からいただくのが基本ではないかなと、このように思っておりますが、その辺の考えはどうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現在のバスの運行に係りましては、公費負担割合が60%を超えているというところでございます。やはり、これにつきましては、適正な受益者負担も考えていかなければならないというところでございます。  使用料の見直しにつきましては、今までも幼稚園使用料の本体とあわせてバス使用料につきましても、適正な受益者負担額はどれぐらいであるかというところは検討してきたところでございます。  その中で、本体の使用料の改正を市といたしまして、バス使用料につきましても適正化ということで考えておりました。  そういった中で、木津川市の子育て支援というふうな観点から、さまざまな検討をしながらも実際の改正には至っていないというところでございますが、先ほども申しましたけれども、幼稚園使用料のほうが無償化になるというところになりますと、またこちらのバスの使用料につきましては、改めて検討していく必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。
    ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  確かに、部長が言われる無償化が、もう閣議決定、6月15日でしたかな、通っているということでございますが、私はなぜそのようなことを言うかと言えば、コミュニティバスのことを思い出すんですけれども、100円から200円にした。なぜそのようにしなければいけないかということは、受益者の方に半分を負担していただこうということでございまして、確かにいろいろ皆さんから御質問がありまして、乗降客が減ったというようなことでございますが、今現在、1%伸びておりまして、市の持ち出しが、コミュニティバスに関しましては4,700万円ではないかなと思っております。それが仮に100円で行っておれば、1億数千万円が市の持ち出しとなるということになりますので、その辺も加味しながら幼稚園バスの、いわゆる使用料というんですか、運行費も見詰めながら受益者負担に持っていくのが、この今の市の厳しい財政状況じゃなければね、交付税をいただかなくてもいいのやったらいいけど、財政力指数が1を超えていれば、私、こんなことは言いませんけれども、やはり今が一番大事なときで、乗り切るところは、やっぱり行財政改革をやらないと、大変皆さんも、ここにいておられる人も職員さんもそうですけれども、3年間限定で2%カットという状況の中で、どうしていこうかということは、我々も考えますけれども、皆さんもしっかり取り組んでいただきたいと。こんなことを言うことは失礼かなと思うんですけれども、その辺を加味しての質問だと勘弁していただきたいと思っております。  今、幼稚園バスの使用料の料金は値上げを検討するということでございますので、再質問等というのはいたしませんけれども、よろしくその辺を考えながら、木津川市の財政をきっちりと頭に入れながら実施に移していただきたいと、このように思っております。  それから、4つ目といたしましては、今度は使用料ですね、使用料が7,000円を最高額というようなことで、利用者負担額を設定しているという答弁をいただきまして、これもやはり市の負担を減らすためでございますが、この7,000円というのは、いつから7,000円でスタートしておられるのですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  使用料の7,000円につきましては、平成6年から据え置きというところでございます。その中で、平成27年度に子ども・子育て支援制度が始まったときに、応能負担というところでさせていただいたというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま答弁にもございますように、木津川市「子育て支援No.1」よくわかるんです。その7,000円で、一番少なくて、京田辺市も一緒、宇治市9,000円、城陽市1万円、奈良市1万8,900円ということは、よく私も「子育て支援No.1」ということはわかっているんですけれどもね、やはり先ほども言いましたように、市の財政をよく思って、その辺のことは、重々教育のほうで考えていただきたいと、このように思います。  それで、教育長に最後にお聞きいたしますけれども、幼稚園民営化ともどもでございますけれども、全体を通しての、いわゆる質問になっていないと思いますけれども、やはり教育行政に携わっていただいている教育長としての、この幼稚園に対してのあるかなと思いますのやけど、その点、お聞きしたいと思っております。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  議員のほうからの御指摘等もありましたが、これまで木津川市としては、子育て支援策を重点施策として、近隣の公立幼稚園の中では一番安い7,000円というのを二十四、五年にわたって据え置いてきている。また、ほとんど公立幼稚園ではないところのバスの巡行、その使用料の問題、そういったことでの対応をしてきているところであります。  これも御指摘がありました、去る6月15日に「経済財政運営と改革の基本方針2018」というのが閣議決定されて、その中の幼児教育の無償化につきましては、2019年、平成31年10月1日の消費税引き上げを財源として、3歳から5歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化すると。なお、ゼロ歳から2歳児については、待機児童解消の取り組みとあわせて住民税非課税世帯を対象として無償化を進める。この実施時期については、2019年10月からの全面的な無償化措置の実施を目指すとされているわけであります。  この無償化へ向けての制度設計というのは明らかにまだされておりませんが、無償化によって公立幼稚園、私立幼稚園にかかわって保護者の経済的負担が大きく変わらないという状況になってくるということは、やはり今後を考える上での一つの大きな転換のときだと思っております。  したがって、今後の市立幼稚園のあり方を検討する際には、これらの動向を十分踏まえて、一つに、乳幼児数の推移に対する幼稚園、保育所、認定こども園全体の供給数の見込み、また保護者の就労形態にかかわらない認定こども園の増設計画について、健康福祉部ともよく連携・協議を進め、市として子ども・子育て支援計画全体の中で幼稚園の民営化を含めて検討していく必要があると、そう考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  2問目に入らせていただきます。  「まち・ひと・しごと創生総合戦略は」。  先月、木津川市発足後の人口が1万人増加し、セレモニーが行われたとの新聞記事が掲載されていました。木津川市としてのまちづくりが順調に進んでいるものと思われる。  日本全体では、少子高齢化や人口減少が進んでいる中、まちの将来を考えたとき、一人でも多くの市民に住んでもらうことが、まちに活気やにぎわいをもたらす源であると考える。  そこで、以下の点について質問をする。  (1)まち・ひと・しごと創生総合戦略の現状と課題について。  具体施策ごとの取り組みと重要業績評価指標(KPI)の状況と課題は。また、今後の新たな取り組みは。  (2)まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、3年間経過したが、すぐに大きな成果につながらないことは理解している。しかしながら、職員の給与カットを行うなど、厳しい財政状況に直面しており、さらなる行財政改革が必要な状況である。短期、中期、長期に分けて重点戦略を議論し、事業の持続性を判断すべきであると考える。人口が増加している今のうちに、既成市街地の活性化対策に市民協働で取り組んではどうか。  (3)平成27年に空き家等の実態調査を実施している。既成市街地の高齢化や後継者がいないなどの問題は深刻であり、市内でも相当数の空き家が発生している。10年後、20年後には、さらに増加することが予測される。このような現状をどう考えているのか。また、対策は考えているのか。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。    (政策監 福島 浩君登壇) ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをいたします。  総合戦略の推進に当たり、効果的な事業に取り組むとともに、その効果や進捗状況を検証するため、総合戦略推進委員会などにおいて重要業績評価指標の検証を行っております。  これまで事業実施に係るKPIは、おおむね達成しており、現時点において大きな課題は特にないものと認識しておりますが、さらなる成果を目標とし、引き続き効果的な施策検討や効率的な事業、継続性の確保などに取り組み、総合戦略を推進してまいります。  2点目につきまして、本市の活性化と魅力のあるまちを目指すには、地域におけるさまざまな課題やニーズに合った施策に取り組む必要があります。  このため、木津川市ふるさと応援事業補助金の活用や、農で頑張る協議会への支援など、引き続き市民との協働によるまちづくりに取り組んでまいります。  3点目につきまして、空き家問題は、人口減少、地域コミュニティの担い手不足につながるものと考えております。  また、空き家対策について、平成29年に空家バンクを創設し、これまで3件の登録がありました。さらなる空家バンクの充実のため、市外在住者を対象とし、平成30年度固定資産税・都市計画税納税通知書に空家バンク活用案内を同封したところ、約20件の問い合わせをいただいており、登録につなげてまいりたいと考えております。加えて、希望される地域での人口減少などをテーマとしたワークショップの開催などに努めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。それでは、2問目の再質問として、1と2と一緒になろうかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  企業立地は順調に進んでいる。企業立地の市内の雇用については、これまでから報告を受けているが、事業所の市内購入額についても調査する考えはあるのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  市内でどの程度購入されているかというところについての調査を実施する予定は、特にございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 私もできるだけ木津川市内で、自分とこのものでございますが、そのように心がけているものですから、そういう質問をしますのやけど、調査はしないと。今やインターネットで購入される方が多いので、どうかなと思うんですけれども、質問いたしました。  次ですけれども、学研都市の企業と市内事業者との交流事業は進んでいるのか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  学研に立地している企業と市内企業との交流という御質問でございます。  市内、議員御承知のとおり、本当に多くの多様な研究所が立地をしております。木津川市におきましても、もうほとんど売る土地がないという状況にまでなってまいりました。  その上で、これからを考えますと、いわゆるその立地している企業と市内企業との連携による新たなイノベーションの創出であったりとか、また新商品の開発というのが持続的に湧き起こってくるような仕組みづくりというのが求められておりまして、これは市内だけではございませんで、さきに公表されました新たな都市創造プランの中においても、課題として位置づけられているところでございます。  そういった中で、木津川市におきましては、市内の立地企業の皆さんと市内商工会に参画しておられるもともとの企業さんとが意見交換をするようなプラットフォームを開設をしたところでございます。  先ほど、私、市内の企業様が、市内のいわゆる商店からどれぐらい買っているかという調査をする予定はないと申し上げましたが、そういった機会を通じて、実際、見積もり合わせ等の動きも出てきていますんで、そういった活用をしていく中で、学研都市が、木津川市が成長していくための一つの成長のエンジンになるといったようなものを目指していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  やはり木津川市で事業をしていていただいている方と交流をしていただき、親密になっていただいて、お互いに、原点はどちらも伸びていくことが大事なんで、その辺のところ、よく市が、部長のほうでそういう交流の場を年に定期的に持っていただいて、企業の発展と、それもまた地域にもつながり、周りがよくなれば、みんながよくなりますので、その点、よろしくお願いいたします。  次に、東京でのタケノコの販売が継続的に続いていると思いますが、内容はということと、そして農産物のブランド化の取り組みというのはどのようにされているのか、お答えいただけたらありがたいです。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  まず、農業で申しますと、市内産農産物、加工品の輸出におきましては、継続的とか本格的という時点には至っていないんですけれども、いわゆる試行的に海外に輸出するといったような動きも出てきているところでございます。  あわせまして、大手菓子メーカーと大手コンビニが市内産特別牛乳を使ったキャンディというものを開発いたしまして、全国のコンビニで販売もされております。  少し前に聞いた状況では、品薄状態といったようなことも聞いていましたんで、そのようなところ、また首都圏におきましても、市内産のタケノコが継続的に使用をしていただいているといったような状況もございますんで、これらの事業をしっかりと進めていくこと、また、今度、木津川台に立地をいたしますトレードの関係でも、いわゆる首都圏において京都産の野菜が不足しているという状況を受けて、市内の農家に声をかけたところ、いわゆる増産にもつながっているといったようなこともございますんで、こういった取り組みを続けることで農家の所得が上がるよう努力をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  先ほどの答弁でもありましたが、農で頑張る協議会への支援ということで、協議会というのは、恐らく販売の拡大という意味ではないかなと思うんですけれども、この農で頑張る協議会の、再度聞きますが、内容とメンバーはどのようになっているのか、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  農で頑張る協議会におきましては、いわゆる市内の農家の代表の方、また京大の農場から先生にも来ていただいておりますし、市内のクリエーターの皆さんにも参画をしていただいたり、またお店にも参画をしていただいているという状況でございます。  いわゆる木津川市の農産物の付加価値を高めていくという意味におきまして、クリエーターの感性というのが必要不可欠であるというふうに考えておりますんで、そういったクリエーターの感性も持って、お力添えもいただきながら、ブランディングをしていきたいというふうに考えております。  具体的には、地産地消の体験事業とかマッチング、PR事業などを展開しているところでございまして、地方創生の交付金が出ている間に一定の持続性が確保できるような形に持っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、部長の答弁の中で、「みのり市」ということで出ましたんで、お聞きいたします。  月2回、隔週の土曜日に朝9時から13時まで市役所駐車場において、またイオンについては、第2の土日をメーンに朝10時から17時まで、職員もお手伝いされ、農産物などの消費拡大に取り組んでいると聞いています。現状はどうか、またその成果はどうなっているのかをお答えいただけますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  「みのり市」につきましては、ただいま御指摘ございましたように、第1・第3土曜については、市役所の駐車場で、また第2土日につきましては、高の原のイオンで開催をしております。  この間、高の原のイオンにおきましては、市内産の農産物を常設で販売していっていただけるような成果につながっております。  また、農家の皆さんの意識につきましても、いわゆるどのようにすれば売れる農産物がつくれるのかとか、ニーズがどこにあるんだといったところを直に感じていただく、またやる気を出していただくことにもつながっているのかなというふうに考えているところでございます。  ただ、「みのり市」を開催するのが目的ではございませんので、一定、成果が出てきた時点で、持続的なあり方というのは検討していかなければならない課題であるというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 内容はわかっていますのやけど、それで、要は農業で食べると、生活するという意味の、これ、事業だと思いまして、その参加されている方の収入面の成果は心配していますのやけど、どうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  「みのり市」を開催してきたことを通じて、いわゆる耕作面積、つくっておられる農産物の量がふえておりますんで、その分につきましては、所得の向上につながっているものというふうに理解をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、京都大学農場ですけれども、連携の状況、今後の戦略というのは、どのような考えを持っておられますか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの御質問にお答えをいたします。
     京都大学の連携につきましては、平成28年の先方の開所後、連携につきましては、都度、協議しているところでございます。  具体的には、毎年、先方がオープンファームを行われていますので、そういったことでの連携、そういったところが主な連携のところでございますけれども、先方はやはり研究施設ということが大事ですので、まずそれを前提としつつ、また先方のほうの状況でございますけれども、まだ開所後間もないということで、果樹等がまだ十分育っていないという状況もございます。  そういったことも踏まえまして、今後、できるところからまず連携して、例えば農業関係での連携、その他教育関係等々、連携する箇所をふやしていければというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) それで、京都大学でとれた品物、同じイチゴであったかて、私が仮につくったイチゴとはネームバリューが違いますので、その辺をうまくアドバイスされて、木津川市のほうでもケーキ屋さんとかパン屋さんが多いんで、その辺の利用方法があるのかないのか私もわかりませんのやけど、その関連のある私は京都大学でとれたものはブランド化して、私のものはレギュラーにもいかないけれども、そういう形で、こっちのケーキは京都大学の農場のイチゴです。こっちのケーキ、同じイチゴでは、市場で仕入れたイチゴ。それで値の差が、今の時代、そのような時代で私はないのではないかなと思うんですけれども、部長、どんなお考えでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  先ほどの御質問いただいておりました農で頑張る協議会に、いわゆるお店をやっておられる方に入っていただいているというのは、まさしく今議員御指摘のとおり、そういったことをやりたいという趣旨で入っていただいているものでございます。  市内の経済の振興を図っていくという観点からも、いわゆる原料から含めて市内で経済が滞留していくような形、それは地産地消で、お店でそういったものを使っていただくというのが差別化につながったり経済への振興につながっていくということでございますので、そういった取り組みというのも進めていきたい項目の一つでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) それから、いろいろこれの表を見させていただきましたら、「キチキチ」とか、梅谷カフェの取り組みですか、その辺のところで、将来、そういう腕を磨いてどこかでお店をするというような状況に、まち・ひと・しごと創生総合戦略という形でなっていくのかと思うんですけれども、今の取り組みと、部長の目から見てどのように見ておられますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  いわゆる、今、市民の皆さんがそういう形で自主的にやっていただいているというのは、市のまちづくりにおいても非常に意味のあることであるというふうに考えております。  地方創生に係る交付金が充当されていますが、この間、その交付金がなくても自立していけるような形になっていくよう努力もしていただいておりますし、そのための市としてのフォローもしっかりしていきたいというふうに考えております。  これらの取り組みが広がっていくというのは、市民協働によるまちづくりという視点からも非常に有意義であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) で、私はいつも思うんですけれども、「みのり市」もそうなんですけれども、採算的に合うように見られるのか、厳しいなと見られるのか、その辺、今現在どうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  全国の自治体が抱えている課題であるというふうに考えておりますし、どこの自治体も、いわゆる経済的に自立していけるように、また経済効果が高まるように努力をしているという状況であると思います。  全国的な課題ということは、それだけ難しいということでございますけれども、そこはしっかりとできるように頑張っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、木津北地区での里山保全活動団体をふやすための取り組みはどのようにしているのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  里山保全の活動団体をふやすというところでございます。御承知のように、活動団体の方々もそれぞれ高齢化が進んでおる中で、参加者につきましても苦慮されているというのが現状でございます。  我々も里山学校等を介しまして、若い世代への理解等を踏まえながら、今後も引き続いて活動団体への参加というのを促していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、部長の答弁では、活動団体がふえにくいというように捉えましたけれども、実際、今の団体以外に難しいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  やはり、若い世代の方に参加をしていただきたいというのが正直な声として我々のほうにも上がってきております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 次に、観光施策でございますが、観光施策に力を入れておられると思いますが、観光による消費拡大に向けた戦略は考えておられるのか、いかがでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  観光消費額を上げるための戦略というところでございます。この間、関係する団体と連携も図りながら、そのための施策というのを展開しているところでございます。  いわゆる統計調査上で申しますと、観光消費額というのは増加をしておりますが、それが実態的に関係者の皆さんが実感していただけるようなレベルというのは、まだ少し開きがあるのかなというふうに考えておりますんで、「お茶の京都DMO」も新たに組織化されております。その辺の専門的な知見も含めて、市民の皆さんが実感していただけるレベルにまで引き上げていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) それで、観光客のニーズの高いスマートフォン用のサイトの立ち上げということで、お寺とか重要文化財、あるいは国宝等がございますので、その辺の立ち上げは今後計画されておられるんですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今年度の予算におきまして、いわゆるスマホ等に対応できるように、市のホームページもリニューアルをする予定でございます。  既に実施をしております観光アプリなんかは対応しておりますけれども、できていない部分についても、今年度でホームページなどについては、対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、3問目の質問としてでございますが、空き家ということでございますが、この河合雅司さんという方が「未来の年表」ということで書かれていまして、2033年には3戸に1戸が空き家になるというふうに、こういうぐあいに本を出されております。ほかのこともいろいろ書いておりますが、非常に人口減少によって、日本のこれからの起きることということで、さまざまなことが書かれております。  これは関係ないんですが、この表だけ読ませていただきますけれども、「2020年、女性の半数が50歳超え」「2024年、全国民の3人に1人が65歳以上」「2027年、輸血用血液が不足」、私、先ほど言いました「2033年、3戸に1戸が空き家に」、そして「2039年、火葬場が不足」「2040年、自治体の半数が消滅」「2042年、高齢者人口ピークを迎える」というようなことが、また増刷で出ているということで、うちの森本隆議員が教えてくれるかなと思っておりますが、そのような状況でございます。  質問といたしますが、空き家問題は人口減少、地域コミュニティ担い手不足につながると答弁いただきまして、さらにでございますが、この中で木津川市にとって、この人口減少も避けては通れない重要な問題であります。空き家対策が必要であると私は考えていますが、このことにつきましてどう思っておられるのか、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今御指摘いただきましたとおり、いわゆる木津川市の魅力であります豊かな田園風景であったりとか文化財、こういったものは、先人たちが守ってきた宝やというふうに思っております。  それがどんどん空き家がふえて人口が減っていくということは、地域コミュニティそのものの存続の危機でありますし、市の魅力が失われていくということにつながってまいります。  したがいまして、この間、ずっと申し上げておりますが、市の将来を考えると、空き家対策というのは避けて通れない早急に取り組む大きな課題であるというふうに認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 空き家対策について、平成29年に空家バンクを創設されて、3件登録がありましたということで、平成30年には20件の問い合わせをいただいておるということでございますが、後、登録につながったのか、つながっていないのか、お聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  問い合わせをいただいている分については、登録には至っておりません。登録に向けて、今、お願いをしている、協議をしているという段階でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) その登録につながらないというのは、どのような問題を察知されておられますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  問い合わせいただいた中には、そもそも空家バンクの趣旨に合わない物件というのも含まれておりますんで、全てが全てというわけではございませんが、いわゆる家に仏壇が残っていたりとか、近所から、要は近所の手前、なかなかちょっと言いづらいといったようなことも含まれているのかなというふうに理解をしているところでございます。  個別さまざまな事情があろうかというふうに思いますんで、個々にお話をしていく中で登録につなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 近隣市町村空家バンクの状況は、また地域住民との連携はどのように考えているのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  空家バンク、近隣市町村につきましては、城陽市・宇治田原町・井手町・笠置町・南山城村が創設をしているという状況でございます。  地域住民の皆さんとの連携という御質問でございます。いわゆる移住促進策を成功に導く鍵は、まさしくそこにあるというふうに考えていますんで、地域住民の皆さんと問題意識をして協働して取り組んでいくという形に持っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) よろしくお願いいたします。  それから、先日の新聞で、JTBが70歳以上を対象に月額2万円で乗り放題のタクシーサービスを全国展開する計画が掲載されていた。路線バスの減少や高齢者の運転免許証自主返納が進む中、新たな地域の高齢者の足としての需要が見込まれる。タクシー業界は、高齢者対象にタクシー定期券を購入し、いつでも定額で乗れるという利点を生かし、高齢者向けに取り組んでいるサービスである。コミュニティバスを利用している70歳以上ということですが、木津川市の見直しは検討してはどうかと思うのですが、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  タクシーによるお話でございます。木津川市におきましては、地域公共交通といいますのは、タクシー、バス、鉄道、それぞれの事業者がそれぞれの役割を担うものというふうに位置づけておりますんで、全国的な事例で申しますと、両備バスの問題というのが大きく社会問題化いたしましたし、JR三江線が廃線になったという事例もございます。なぜ両備バスが大きく社会問題化したのか、三江線が廃止に至ったんかといったようなこともしっかりと踏まえて、鉄道、バス、タクシーによる地域公共交通を守っていきたいというのが市のスタンスでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) よろしくお願いいたします。  6月6日の新聞にも乗り合いタクシー発車ということで、城陽市の青谷地域が市中心部への試験運行ということでも掲載されていましたように、その点も見て、またこのJTBも参考にされまして、どうかよろしくお願いいたします。  以上で、私の質問を終わります。ありがとうございます。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから11時10分まで休憩といたします。
       午前10時53分 休憩    午前11時10分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま11時10分、休憩前に引き続き会議を開きます。  2番目、森岡譲さん。    (森岡 譲君質問席へ移動) ◯14番(森岡 譲) 日本共産党議員団の森岡でございます。  本日は、2問質問いたします。よろしくお願いしたいと思います。  1つ目は、「市内の交通安全対策は万全であるか」ということでございます。  何回も質問をいたしますが、市内の交通安全対策の一つである交通標識や白線について、平成29年度予算でどれだけできたのか。この1年間を見ていると、できている場所もありますが、まだ消えかかっている白線も多くあり、市道を初め府道・国道を合わせて警察や関係機関に働きかけ、危険な場所については、一刻も早くライン表示ができるよう努めるべきだ。  そのために、次の点についてお聞きをいたします。  (1)標識や白線について、場所等のデータ化はされているのか。  (2)定期的に巡回していると言われているが、どれぐらいのペースで更新しているのか。  (3)現在の予算での対応で十分なのか。また、予算を超える場合は、補正予算を組みながらでも対応すべきではないのか。  (4)特に、学校通学路については、最優先で取り組むべきだという点で、4つについて御答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  ライン表示につきましては、データ化ができておりません。  2点目につきまして、道路パトロールは、現在、週3回実施しております。  3点目につきまして、現在の対応は、状況にもよりますが、予算の範囲で交通量の多い路線を中心に進めております。  私からは、以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  森岡議員の4点目の御質問にお答えをいたします。  通学路における安全対策については、木津川市通学路安全推進会議におきまして、警察及び道路管理者や関係機関と通学路の危険箇所について合同点検を実施し、協議の上で、必要に応じまして注意喚起の路面標示を設置するなど、通学児童の安全対策を行っているところでございます。  今後におきましても、通学路安全推進会議での協議や関係機関の協力を得ながら、積極的に取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それでは、再質問いたします。  いつもあっさりとありがとうございます。  1つ目の、データ化はされていないということでございます。  どれぐらいの箇所がほんまにあるのかどうかというのは調査されていないのか、再度、お聞きしたいと思います。  ラインというのは、何のためにあるのか、やはりその辺はあると思うんですけれども、ラインは何のために引かれたのか、まずお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  ラインの役割ですけれども、運転者に対して必要な案内や警戒・規制を示すことによって、交通の流れをスムーズに安全に誘導する役割が基本にあると考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういうことなんですね。ですから、消えとったら、非常に注意喚起にはならない。速やかにやるべきだと、このように思います。  そういう点で、非常に数が多いんで、なかなか大変なんですけれども、やはりきちっと今回もカーブミラーを調査されるわけですけれども、それと同時にラインも、どこにどういう形でされているのかというのは、今後、データ化して、それに対して住民が相談、いわゆるここのところをやってほしいということになれば、速やかにそういう対応ができると思うんですけれども、今後、そういったところについてのデータ化は考えているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  議員おっしゃっておることは重々わかっておるんですけれども、今、私どもでデータ化しているものとしては、道路台帳というようなものが実はありまして、既設のデータ化しているものに少しオプション的なものでそういうことができるのであれば、またそれも検討の一つですけれども、なかなか独自にシステム化するのは費用がかなりかかるということで聞いておりますし、その費用対効果も含めて検討することとなると思います。  ですから、ラインだけでデータ化するというのはなかなかしんどいんじゃないかなというぐあいに今は思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ラインだけそれをデータ化していくということになれば大変であるということでありますけれども、そしたらいわゆる道路台帳はありますんで、そこに記入をしながらデータ化していくということが一番大事やと思うんですけれども、今後はやっぱりこの点についてきちっとそういう形でやっていくというのも一番大事やと思うんですけれども、そこまでは考えていかれるかどうか、再度、答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  今現在は、正直言いまして、そこまでは考えにくいと考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そしたら、今、消えているラインとか、そういうものについては、あくまでも職員が気がついたところに対して、特に危険であると感じたときにするとか、住民から要望があったら、現地へ行って確認をしてするとかということでしかしゃあないという話なのか、今後、次の質問にありますけれども、パトロールをふやしながら確認をして、危険な個所については速やかにラインを引くというふうなのか、どういうふうに私たちは思ったらいいのか、再度、答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  当然、パトロールは限られた人間でやっていますし、それで見つけることも多々ございます。  それから、多いか少ないかはちょっと判断できませんけれども、毎年予算化をさせていただきまして、先ほど部長が答弁しましたとおり、交通量の多いところから補修をしていっているということで努力を重ねていきたいということで現在は考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 少なくとも、そういったことをやりながら進めてほしいと。特に、確認ですけれども、住民から、この箇所について、もうすぐにやってほしいという要望があれば、すぐにもできるのかどうか、それだけ答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  すぐにできるかどうかというのは、内容を見て御確認させていただいて、必要であればやるということでお答えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) よろしくお願いしたいと思います。  2つ目の件なんですけれども、先ほども言いましたけれども、パトロールは現在3回ということでございますけれども、ほんまに週3回やっておられるのか。その中で、先ほど言ったような形でほんまに掌握されているのか。週3回もパトロールすれば、かなり掌握はできると思うんですけれども、私もいろいろずっと車に乗って確認をしておるわけですけれども、なかなか写真で撮っても、かなりの量になるぐらいあるんですけれども、その点で、週3回もパトロールしているということであれば、かなりの情報収集ができておるはずなんですけれども、そういう点で、非常に危険なところがたくさんあるんですね。そういう点でできていないのは、ほんまにパトロールをしているのかどうか、その辺を疑問に思います。そういう点で、ほんまにやっているのかどうか、その辺の確認をしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  毎週月曜日・水曜日・木曜日の3日間で職員2名、うち1人は再任用の方を充てておりまして、それを市内を5地区、木津2カ所、加茂2カ所、山城1カ所に分けて、順番にパトロールはさせております。  その中で、ラインの消えているところも当然確認はしますけれども、穴ぼこの修理とか、やっぱり倒木であったりとかということがあって、そちらのほうもその都度補修等、支障の解消に、パトロールの効果を生かしてやっているというのが現状です。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そしたら、いわゆる週3回というパトロールというのは、白線だけに限らず、道路も含めた形の中での全体的なものなんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  私が先ほど述べましたように、ラインだけではなく、道路とか、あるいは道路以外のところでも、異常がある部分につきましては、パトロールで確認して、その都度、必要な対処を行うような準備のために行っているものでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それでは、いわゆる週に3回そういう形で回っておられたら、当然、白線等についても、消えかかっておるというのはチェックはされていると思うんですけれども、そういう点で、チェックとか、そういう形はとられているのかどうか、そのまま、ああ、この辺消えているなということで、パトロールされた職員の頭の中にあるだけなのか、その辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  当然、報告はされていると考えておりますんで、ラインのほうも確認はしています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ほなら、今度行って、どの道路に、市道、また府道も含めてなんですけれども、確認はできるわけですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  そこまで確認が今できていないんで、少しお時間をいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。
    ◯14番(森岡 譲) そういうことで、されているのであれば、次、行って、どこにどういう形で、消えかかっているかどうかも含めてなんですけれども、資料をいただきたいと、このように思います。  次、3つ目でありますけれども、いわゆる予算の範囲内で、特に交通量の多い路線については中心にしていくというふうな答弁でございましたけれども、平成29年度の予算で、これから決算に入るわけですけれども、予算化された予算というのは、ほぼ、いわゆる全部使われたのかどうか、その辺は今の現状ではどうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  当初年度で計画しているラインの補修のところにつきましては、予算を使って書いたということで確認をしております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) こういうことを言うと失礼な話になるわけですけれども、今までよく年度が近づいて、いわゆる3月末になれば、その組んだ予算が余りそうだということで、急遽、その工事をするというようなことがたくさんありました。  そういう点で、それがいいかどうかというのはわかりませんけれども、せっかく組んだ予算を消化する意味においても、そういったところについて、特に危険と感じるところについては、そういう予算の余りそうなところでも、やっぱり危険なところについては率先してやるべきやと、このように思うんですけれども、そういう点では、そういう考えはあったのかどうか、そしてまた今後、そういうことにはもうやらないということなのか、その辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  当然、有効に予算を活用するために予算をつけていただいているのはわかっておりますが、発注形態、あるいは発注時期等もありまして、やはり本当に近々に緊急でやらなければならないところに対しては、そういう考え方で当然やるべきやと考えております。  ただ、そうでないものにつきましては、やはり予算の執行上のルールに基づいて予算を執行すべきと考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) わかりました。  そういう点で、やはりせっかくパトロールされておられるんですから、危険と思うところについては、予算を使ってきちっとやるということを今後やってほしいと、このように思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。  次、4つ目の通学路の関係なんですけれども、いろいろ努力はされておられます。  大阪の地震の関係で、高槻市の子供さんが壁の下敷きになって亡くなれたと、悲しい話なんですけれども、あの映像は見られたと思うんですけれども、あの倒れた塀のところにグリーンの表示帯、これが引いてありました。そういう点で、それを見られたと思うんですけれども、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  確かに、あの事故につきましては、グリーンラインのところに塀が倒れてきていたという映像を確認をさせていただいているところでございます。大変痛ましい映像であったというふうに思っております。  グリーンラインといいますのは、歩道が設置されておらず、道幅が狭く、なおかつ交通量があるというところと、それが子供たちが一定の人数が集まってくる学校の付近に設置させていただいているというのも、木津川市の例もございます。  そういった意味で、グリーンラインというのは、学校のすぐ近くを通っていたというところでございましたので、木津川市におきましても、そういうグリーンラインの設置のところは、道幅が狭いということと、子供たちがたくさん集まってきているというところを十分認識をしておりますので、安全の点検をさらに進めさせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 私も、この2日間ずっと見て回っていまして、グリーン帯が引いてあるところは、ごく安全なところが多かったんですけれども、ただ、警察のちょうど北側の、あの通学路でありますけれども、ずっと見たら、いわゆるグリーン帯が引いてあるところは、皆、ブロック塀がされているところなんですね。これは、公共施設ではなく、いわゆる民間のとこなんですけれども、そういう点で、見る限りでは、基準内の建て方やと思うんですけれども、そういう点で、今後、そういうグリーン帯を引いてあるところの、特にブロック塀のところについての安全確認を、いわゆる公共施設であるやつは、先ほど副市長から報告があったとおりだと思うんですけれども、民間のところについても安全確認を、特にグリーン帯が引いてあるところについては、調査の実施をする必要があるんではないかと、特に協力いただいて、そういうことをきちっとやるほうがいいのではないかと思うんですけれども、その辺はいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいまの御質問でございます。  今回の地震の事故を受けまして、翌日、19日火曜日だったんですけれども、木津川市内のグリーンラインを引かせていただいているところにつきまして、学校教育課の職員のほうでブロック塀等の安全を確認をさせていただきました。あくまでも目視ではございますが、塀の基準の高さであるかとか、ひび割れがないかとか、落下してきそうな瓦とかがないかというところを見て回りました。外から見える範囲ということでの確認ですので、その上では、危険であるというふうに認められるようなところはなかったというところでございます。  ただ、一定、グリーンラインを設置させていただいているところを中心に見て回ったというところでございますので、今後におきましては、確認させていただくエリアを順次広げていきたいというところでございます。  また、そういったところにつきましては、民間の住民さんの建物というところになりますので、そういったところについては、御協力いただけるように、こちらからお願いするという、市全体がそういうふうになれば大変ありがたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ぜひとも協力を得て、失礼な話になるわけですけれども、せっかくグリーン帯を引いたわけですから、安全の確認のために引いたわけですから、やはり住民の人にも協力していただいて、子供さんの、恐らくあの情景を見られていますんで、協力はしていただけると思うんですけれども、それは早急にやってほしいと、このように思います。  そういう点で、これは今、グリーン帯の関係について言いましたけれども、まだまだ学校付近の横断歩道が、旗はありつつ、まるっきり横断歩道の線が消えているところがたくさんまだあります。  そういう点で、先ほども次長のほうから、いわゆる週3回も回っているんだというふうになるんですけれども、そこのところは、すみ分けせず、学校の横断歩道であったり、また普通の横断歩道であったりするわけですけれども、それは担当外だから関係ないということではなしに、全体を通じて週3回やっておられる関係のところで、きちっと調査を含めたやつを精査しながら交通安全体制を考えていくと、こういうことを考えてほしいと、このように思います。  そういう点で、部長、最後の答弁、よろしくお願いしたいと思います。決意表明を。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  当然、我々、市内、今で言いますと、まちも開発で膨らんでおりますので、約600キロ近くあろうかと思います。その中で回るにつきましては、なかなか隅々までというのは難しい部分があろうかと思いますけれども、やはり回る中では、いろんな情報をその中でつかみながら、所管にかかわらず、関係することにつきまして、気がつくところがありましたら、それはまた庁内の中で有効に生かしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ひとつ、この関係についても、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは、2つ目に行きます。  2つ目は、「各河川のヘドロのしゅんせつを急げ」ということでございます。  井関川等の天井川を初め各河川のヘドロ等が堆積し、流れも景観も悪くしております。これから出水期に入りますが、それまでに今期のしゅんせつの計画はあるのか。また、しゅんせつの年度計画は何年ごとになっているのか。  各河川のしゅんせつについて、次の点についてお聞きをいたします。  (1)各河川のヘドロ等堆積状況は把握しているのか。  (2)各河川の安全パトロールは、どのくらいの回数を行っているのか。  (3)ヘドロ等の堆積は、水の流れを悪くすると同時に、景観も悪くしております。早急に調査をし、しゅんせつを早めるべきだと思います。  この点について答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  出水期までに各河川を巡視し、土砂等の堆積状況を確認し、適宜、しゅんせつを実施しております。  2点目につきまして、出水期までに巡視しております。また、出水期間中においても、大雨の後など、適宜、実施をしております。  3点目の土砂等のしゅんせつにつきましては、定期的ではなく、河川の通水を阻害する程度の堆積があった場合、適宜、しゅんせつ作業を行っております。毎年、地域の皆様の清掃活動や農地の受益者などの御協力のもと、管理している状況であります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  適宜、しゅんせつをしているということでございますけれども、昨年質問した後、南後背川のとこへ行ったときに、ちょうど部長が調査しに行っていただきましたね。そのときに見たわけですけれども、そこのところの南後背川の、いわゆる樋門のあるところですけれども、1年たった今でも泥がたまったままなんですけれども、その辺、見られたかどうかちょっとわかりませんけれども、そういう点で、そういう場所、いわゆる小川都市下水であったり、いわゆる準用河川であったり、一級・二級河川であったり、いわゆるしゅんせつする場所の関係について、するところが機関がみんな違うと思うんですけれども、木津川市は特に直接河川はどういうところを想定されているんか、また府の河川であった場合は、府がやる場合、また木津川市がやる場合、その辺については、どういう形で想定されているのか、お答えいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長です。  木津川市が管理している河川、御存じのように、基本的には準用河川、一級等につきましては、京都府・国、いろいろあると思います。  うちも、そのしゅんせつというのは、あくまでも基本は、災害を減災するということが基本にあると思いますので、しゅんせつは定期ではないですけれども、先ほどパトロールに出ているときにも河川の部分も含めても見ておりますし、また出水期前、あるいは大雨が降った後等には、管理課の職員が現地のほうに出ていきまして、どういう状態になっているかを確認して、その状況をもって判断をして、しゅんせつをやるかやらないかの決定をしているという状態であります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) パトロールをしながら状況を見てやるということなんですけれども、そしたらどれぐらいのヘドロが川に堆積すればするのかという規定があるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  河道断面、川の断面の大体3割ぐらいを超えるような堆積物があれば、それは国のほうの災害の採択基準等もありますので、そのぐらいをめどにしゅんせつの実施を考えているというのが現在の考え方です。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういう考え方でやっているということなんですけれども、現実は誰が見ても、これはせないかんなというふうな思いはあるわけです。  3つ目にあるように、やはり見た目にも非常に悪い、いわゆる泥だけならまだしも、そこに草が繁茂するわけですね。そういうことからすると、景観も非常に悪いということで、やはりしゅんせつはやっぱり早目にすべきだと、このように思います。  そういう点で、全体的にもっと早目に考えるという考え方は持てないんですかね。そら、いろんな基準はあると思いますけれども、やはり常に二次災害が起こらないためにも、そういったことが早目にやるのが一番適当だと思うんですけれども、そういう点について、今後、そういうふうにしますと言ったらおかしいですけれども、するという方向性を持っていけるのかどうか、答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長です。  先ほども答弁させていただきました。そのとおりで、災害を防ぐ、減災を基本として河川管理をするのも一つの考え方ですので、草の繁茂、ヘドロ、いろいろ内容はあると思いますけれども、一つは、河川の構造物を犯してまでやるということは当然しませんので、いろいろ見方はあると思いますけれども、その必要な場所、あるいは必要な河川、それはどうしても変化をしていっているのは事実なので、例えばことしであれば、この5月には南後背川は実はしゅんせつを、先ほど部長が見に行っていたというような話もありましたけれども、その後に管理課のほうで実施をさせていただきました。ことしも、それと4月には聖天川のほうもやらせていただきました。  今後、予定ですけれども、もう出水期に入っておりますけれども、7月ぐらいを、前川という川を予定をしたいということで聞いてもおりますので、そういう意味で、やはり減災のために必要なところは、当然、積極的にやっていく必要があると考えておりますので、今後もそういう形で進められたらと思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 次長、南後背川をやったという話なんですけれども、南後背川の下流のほうですけれども、ヘドロがたまったままなんですけれども、やった工事を見たことはないんですけれども、どういうことなんですか、ちょっともう一遍説明をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長。 ◯建設部次長(福田 訓男) 南後背川は、私もその場所の特定までは実は確認していないんですけれども、報告はそういう形で受けて、今おっしゃっているところは、護岸のブロック積みとか、構造物が多少根が浅いところがあるというのは聞いておりまして、部分的には取れない部分もあったということだけは聞いております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いわゆるしゅんせつもいろいろあると思うんですけれども、去年言ったのと今言っている話なんですけれども、いわゆる二ツ樋樋門ですか、その手前ですね、そこのところがヘドロがたまっているということなんで、そこらあたりも、いわゆる樋門の手前でぎょうさんたまっているということなんで、今度、新しくポンプを設置されると、やはりたまっておっても影響が出るんではないかと思ったりしますんで、そういったところも含めてやるべきやというふうに思うんですけれども、そういう点で答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  南後背川の、今議員がおっしゃいました二ツ樋樋門の手前のところということにつきましては、せんだっても議員から同様の御質問があって、その後も私も現場のほうを確認をさせていただいて、議員にも御説明させていただいたというような経過があろうかと思います。  御承知かと思いますけれども、南後背川につきましては、平成の14・5年ぐらいに河道を拡幅いたしまして、広くなっております。堤防側に広くなっておる部分もあろうかと思いますけれども、そのブロックの一番根固めのところに、やはり根固め用の工事をしておりまして、その関係で草が繁茂したりとかという可能性も高いというところでございます。  それとあわせまして、川の狭い部分の旧の護岸が一部川底に残っておりますというようなこともございますんで、それもせんだっての現場を確認したところにつきましても、まだその護岸が残っている状態だということにもなっておりますので、なかなかそこまでしゅんせつをし切れないという状況もある中で、状況を見ながら必要に応じた場所についてしゅんせつを行っているというふうな我々の判断でございます。
     以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 特にこれは、今、南後背川、井関川、狭い範囲の地方ってたくさんあるわけですけれども、この絵も、井関川をちょっと見ておりますと、いわゆる泥がたまって、そこにかなり草が生えて、どこに水が流れているのかなと思うぐらいに生えているわけですね。  そういう点で、市長、失礼ですけれども、市長の家の前、井関川があるわけですけれども、恐らく毎日見られると思うんですけれども、水の流れているところを確認されましたか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森岡議員の御質問にお答えいたします。  河川の中には、石を入れていただいたりということもありまして、なかなか草も除草しにくいような状況かなというふうにも思っております。  水の流れは、雨が降ったとき以外はほとんどないというのが現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 私の言いたいのは、井関川そのものは、ちょっと上流のほうまでは、いわゆる親水公園という形で石を置いたりなんかしながら、景観がいいようになっておるわけです。  ところが、そこへ泥がたまりますんで、そこに草が生えるということで、非常に景観が悪いということで、せめてそういう景観がいいようにしながら、もうしばらくすると、泥がたまり、草が生えると。せっかくきれいに親水公園としてあるところが、いわゆる水辺におりる階段もつくってあるところについても、おりられないというようなことが起こっております。  そういう点で、これに限らず、木津川市にある全ての河川、こういったところについては、都市下水も含めましてですけれども、やはり府の河川であるさかいに府の仕事や、準用河川については市がやりますよということもありますけれども、府の河川であっても気がつく点については、やっぱり府に要求しながら、そういったところについてはしゅんせつしていくということを計画的にやっていくべきやと、このように思うんですけれども、今後、そういった調査を積み重ねたデータに基づいて現場確認しながら、いわゆるしゅんせつの計画化、それをしていく必要があるんではないかと、このように思いますんで、そういう点について、今後、そういう方向性を考えていかれるのかどうか、再度、答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  河川の構造上、水路につきましては、3面ともコンクリートで覆ったりとか、そういう工事的なものが可能なんですけれども、我々が管理しております準用河川につきましては、河川法に基づく河川でございまして、護岸につきましては、御存じのように、ブロック張りでコンクリート等で工事はしておりますけれども、河床、水の流れる部分につきましては、これは基本的には土でございます。その土を、やはり異常に先ほど次長が申しましたように、取り過ぎますと、護岸自身が底があらわれて崩れるということもございますので、そこら辺は必要に応じて、必要な部分について、必要な時期にしゅんせつを行うと。その目安といたしましては、水が流れることについて阻害を起こすというふうな部分になれば、その分を必要に応じて行うというふうなことを考えております。今後につきましても、そういう考えで進めていきたいと。  除草につきましても、必要に応じて、年間、準用河川につきましても除草はしておりますけれども、私が申しましたように、川の流れるところにつきましては、土でございます。砂でございますので、どうしてもやはり草が繁茂するということは免れないというふうなことは、認識を我々もしております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) いろいろと河川のきちっと安全を考えてのことやと思うんですけれども、やはりそのことは十分わかりますけれども、市民というのは、そういうことは余り思っていない。やっぱりきれいにしてほしい、うまいこと流れるようにしてほしい、これが希望なんです。  そういう点で、難しいことよりも、そういったことを十分に考えて、今後の河川の問題についての、いわゆるこれはあくまでも安全も踏まえての話なんで、そういう点について、方針をきちっと立ててもらうということをひとつお願いしたいと、このように思うんですけれども、最後、部長、ひとつ話、今後の考え方そのものはきちっと考えられるのかどうか、答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  繰り返しになりますけれども、川の流れる能力を阻害しないように、安全を維持しながら必要に応じて対策をしていくという考えでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  これはずっと続くことでありますんで、今後、また状況を見ながら、この問題について質問していきたいと、このように思います。  これで、質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから13時まで休憩といたします。    午前11時50分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  3番目、倉克伊さん。    (倉 克伊君質問席へ移動) ◯19番(倉 克伊) 議席番号19番、さくら会、倉です。  昼食後の1番目の質問でありまして、皆さんが睡魔に負けないようにしっかりと質問をいたしますので、行政側の方もしっかりと御答弁をお願いしておきたいと思います。  今回は、私は大きく2問の質問をいたします。  まず、1問目について質問をいたします。  「(仮称)宇治木津線について」を議題といたします。  質問の前に、この事業化に向け、今日まで御苦労いただきました国・府関係者の皆さんに感謝を申し上げます。  それでは、質問いたします。  (仮称)宇治木津線は、合併以前より、旧木津町や木津川右岸の山城南部の自治体が長く要望していた道路であります。ようやく、新名神の開通の時期が予定として見えてきましたが、そのアクセス道路として、また国道24号の代替道路として、事業決定の運びとなってきました。そこには、地域住民の長い間の思いが詰まっているものと推測をいたします。  そこで、市としてどのように思われているのか、以下のことを質問いたします。  (1)着工は北から順に進めると耳にしたことがありますが、これまでどのような要望をされてきましたか。  また、開通の時期と山城地域における東西の接続道路について、どのように考えておられるのかをお聞きいたします。  (2)不動川公園は、災害時の緊急ヘリの発着場所として指定をしていると聞きますが、予定ルートとして公園と接道することが望ましいと考えますが、いかがですか。  (3)今、工事中の木津川架橋を北進するルートと考えられますが、上狛から椿井東部にかけて多くのため池が存在します。ため池や水利を管理する上狛・高麗水利組合、椿井水利組合の方の高齢化や堤防の老朽化など、多くの課題があります。「この機会に何とかため池や水利を整備してほしい」との声が出ていることは知っていることと思いますが、市として今後どのように対応されていかれますか。  以上をお聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  倉議員の御質問にお答えします。  宇治木津線は、平成29年度の国土交通省の計画段階評価においてルート帯案が決定し、今後、詳細なルートの検討を行い、都市計画決定手続、新規事業採択時評価を経て、新規事業化がされるものと聞いております。  このため、現段階では事業化に至っておりませんので、着工や開通の時期等については、未定であります。市としても府及び沿線市町と連携を密にして、早期の都市計画決定及び事業化と南北一体的な整備を要望してまいります。  東西の接道につきましては、府道枚方山城線をメインの道路とし、そのほか、現況の市道からもアクセスできるよう、国や府と調整を密にしながら進めたいと考えております。  2点目の不動川公園については、災害時の緊急ヘリの発着場所であり、防災上、大変重要な場所であります。このことから、宇治木津線が災害時における不動川公園への緊急輸送路として機能するよう、今後、国や府と調整をしてまいります。  3点目につきまして、決定されたルート帯の中に多数のため池が存在していることは認識しておりますが、事業化に向けて進めていく中で、できるだけ営農等に支障が生じないよう、今後、関係機関と調整してまいります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) それでは、再質問をいたします。  この事業化に向けては、国交省のほうから各自治体への意見照会があったというふうに聞いていますが、その中で、市としても国の意見照会の中で、国道24号の慢性的な交通渋滞の解消や災害時の代替機能があることなど、早期実現が望まれている大変重要な道路であると、このような意見を述べられたと、こういうふうにも伺っております。  その中で、先ほどの答弁の中では、まだ事業化に至っていないということではありますが、工事時期、完成時期は未定という答弁であるのは、当然であります。これからの着手については、南北同時着手を基本として今後も要望されていくというふうに理解をしてよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  お見込みのとおりでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) ぜひともそうであってほしいと思いますので、今後とも国交省のほう、また府のほうにも、要望をよろしくお願いしておきたいと思います。  昨年から2回の住民アンケート、それから関係団体へのヒアリング、そして府や城陽市、井手町、木津川市への意見照会などがあって、本年3月14日の社会資本整備審議会道路分科会の近畿地方小委員会で、3案の中から山裾ルートに決定したというふうに思っております。  現時点で、今後の流れをお聞きしておきたいと思います。今後は、詳細ルート決定の後になるとは思うんですけれども、その後の流れというのを確認させてください。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今後の流れでございます。あくまで国交省が公表しております資料の中での案の段階での内容でございますけれども、今後、対応方針、概略ルート構造の決定をしていって、詳細ルート構造の検討、都市計画決定を行い、新規事業採択時の評価を行い、新規事業化をするというふうな流れになっております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) まだ未定という答弁なんですけれども、大きく大体のスパンというか、期限を年度でもしあらわせることが、おおよそで結構ですので、推測で、言えないとおっしゃるならあれやけど、わかる範囲でお答え願えませんか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  なかなか年度としては、今、我々もわからない部分がありますので、お答えすることはできませんけれども、今後、スピード感を持って対応に当たっていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) この宇治木津線への東西道路の件を質問します。  主に府道の枚方山城線をメインに考えているということであります。これ、わからない方もおられると思いますんで、開橋から今の棚倉駅のほうに向かってくる府道であります。今は、平尾という信号でストップしております。その横に、いつも土地でいろいろ質問やらに出てきますが、不知田に木津川市の土地があります。そして、線路の東側に市のもう一つ土地があります。これを延伸しようという計画は、旧山城町時代から、これは都市計画マスタープランにも載っていますが、あったわけです。それで、今の宇治木津線とあわせて、今後、これ、都市計画決定をしなくてはならない道路であります。市としては、この都市計画決定をいつごろになるというふうに推測されていますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今、議員が述べられました土地につきましては、内容について、府道でございますので、京都府のほうにも提示をさせていただいております。何分、府道での位置づけとしての、今後、東へ向いての延伸というふうな計画もございますので、我々としては、お答えできる内容としては、今ございません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) できるだけ速やかに都市計画決定を、もちろん市の、うちのいわゆる用地でありますので、木津川市も大いに関係する道路でありますんで、速やかな手続をとっていただいて、京都府の採択を願うというのは、望むところでありますんで、よろしくお願いをしておきたいと思います。  2項目の不動川公園、これにつきましては、災害時の緊急ヘリの発着所として、各学校のグラウンド等も含めて、ヘリの発着指定をしているわけなんですけれども、特にこの不動川公園がこの道路に、いわゆる隣接して通るであろうと推測をされます。  ぜひとも、これはやはり国道24号の災害時の代替道路としての位置づけも大いにあるわけで、重要な道路でありますんで、このところは、木津川市として国・府にルート決定の折に、近くを通る、もしくは接道していただくということを今後も要望していただきたいと思いますが、その点を重ねてお聞きをいたします。
    ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  私が先ほど述べた内容につきましても、京都府のほうにも、もちろん国のほうにもお伝えをしておりますので、そういうものを踏まえて、今後も引き続いて要望してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) この質問の最後に、ため池の問題について質問をいたします。  上狛、そして椿井の東部に、たくさんのため池があります。大きい池では、田護池、それから蓮池、それを含めて大小約十数個の池があると思います。  先般、上狛・高麗水利組合の役員さんと一緒に、この周辺をずっと半日かけて、一応見に行きました。非常に複雑に水路が入りまじっていまして、しかも先ほどもちょっと述べましたが、管理される役員さんが高齢化されております。また、営農されておられる農業従事者の方も、やはり後継ぎがおられなくて困っておられるという部分での管理をされておられるわけです。  今、よく予算等にも上がってきますが、千両岩のポンプ場から水を木津川から揚げて、今池ポンプ場というところに水が行っています。その水をまた揚げて、蓮池で貯水をして、それから上狛東部の圃場整備の地域にパイプラインで上水を送っておられます。  そういった部分では、水利の確保が非常に今しやすくなっているという部分も含めて、今の私が申しました営農を取り巻く環境も含めて、木津川市としても今後考えていただく必要があろうかと思います。  先般、上狛・高麗水利組合の方が市長に面談をされて、そのときに幾つかの要望をされたとも聞いておりますが、その内容がわかれば、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  去る5月21日に、山城町土地改良区の新役員様の挨拶というところで、市長のところにお見えになりました。その中には、新しい水利組合長もおられまして、あと事務局の関係の方とか、合計4名ほどでおいでになられたと記憶しております。  その御挨拶の中でも、地元の事情等もお話しされたところでございまして、今、議員からもお話がありましたため池に関することにつきましても、今、宇治木津線の関係でございますけれども、ルートがまだ詳細に決まっておらない状況で、我々としても申し上げるべきところは何もないんでございますけれども、地元としましても、この地域のため池のあり方を、今、議員もありましたようなことで、検討していく必要があるというふうに考えておられるということをおっしゃっておりました。今すぐとは言わないけれども、市の協力を仰ぎたいというふうなことでおっしゃられたというふうに記憶しております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 水利組合というのは、御存じのように、土地改良区の傘下で、任意団体であります、基本的にはね。権利を持っておられるというか、管理されているのは土地改良区というふうにはなろうかとは思いますが、何せ大変御苦労を今までされて、池の近隣の除草等は役員さんでやっておられるみたいですけれども、私が見に行った中には、もう水路が崩れて、その形状をなしていない部分もありますんで、その辺は、なかなかもう今の営農の方だけでは手に負えない状況にもなっていようかと思います。  この際ですんで、協力はするから、何とか道路がつくことに合わせて水利の面も整備をしてほしいと、心強く思っておられる部分もありますんで、市としても協力をしていただくようにお願いをしておきたいと思いますが、市長、このことについて、最後にちょっと御意見をお聞きしておきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 倉議員の御質問にお答えをいたします。  今、部長のほうから、私のほうに山城町土地改良区の役員さんの御挨拶とともに、お話を聞かせていただいたところであります。  ちょうどこの道路のほうも山裾ルートということでいよいよ決定もしてまいりましたし、これからそのルートについては、詳細なところが決まっていくというふうに思っております。  その中で、多くの池が近くにあるということでございますので、特に田護池については、非常に心配もされているということもお聞きさせていただいております。  以前にも一般質問でもこういった質問もいただいておりますので、十分にその点については、市といたしましても地元の皆さんとも今後どうしていくのかも含めて、検討はしていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 地元も、ぜひとも協力はしたいという言葉も役員さんの中からは出ていますんで、どうぞよろしくお願いをしておきます。  それでは、2問目に移ります。  「過去の質問から」と題して質問をいたしますが、議長にちょっとお許しを得て、質問の文言のちょっと訂正をお願いしておきたいと思います。  2番目の2)の上から5行目なんですけれども、「また、昨年6月」というふうに書いていますが、「また、本年6月」の間違いですんで、訂正のほうをよろしくお願いをしておきます。  それでは、質問いたします。  過去の質問から、今回は2問の質問をいたします。その質問以降、どのような進捗があったのか。また、あわせて関連の質問をいたします。  (1)まず1問目は、平成29年12月議会で、「子育て支援のあり方」と題し、「育児休暇中の保育要件」の緩和の質問をいたしました。  内容を確認いたしますが、本市では、「子ども・子育て支援法施行細則の第4条」で「育児休業対象児童が満1歳に達する年度の3月末まで」が、保育要件となっている。精華町・京田辺市や城陽市では、対象児の育児休暇中は、保育要件の緩和措置をとっておられます。市としても見直すべきと質問をいたしましたが、その後、どのような検討をされ、結論はどうなったのかをお聞きします。  (2)2問目は、平成29年6月議会の一般質問や本年3月議会の代表質問に関連して質問をいたします。  1)平成29年6月議会で、空き家と廃屋対策について質問をいたしました。そのときの答弁として、「木津川市空家等対策協議会」で議論され、本年3月末に答申を受け、「空家等対策計画」や「特定空家等の判断基準」が策定されたところであります。その後、判定作業を進めるとのことでありましたが、現在、どのような状況であります。  また、空家バンクの活用は進んでいますか。  2)本年の3月議会の代表質問で、市内の山間集落の人口減少対策として、「特区制度などを活用して、新しい転入者を受け入れる対策を」との質問をしました。  そこで、今議会の補正予算にも計上されていますが、「通い版地域おこし協力隊」の事業内容について、その内容をお聞きいたします。  また、本年6月、国では「住宅宿泊事業法」が施行され、府も関連の条例が施行されます。もともと、空き家等の利活用も含め、緩和措置としての意味合いは強いと考えますが、許可権は府にあると承知していますが、報道では、各地域でトラブルなども発生している状況を耳にします。市民の窓口である行政として対策を考えるべきと思いますが、市はどのようにお考えですか。  3)「空家等対策計画」にも示されていますが、空き家等に関連した内容が多岐にわたることから、庁内では、総合窓口として「まち美化推進課」を位置づけておられますが、庁内連携には限度があると考えます。全てを総括できる担当課を設置してはどうかと考えますが、その見解をお聞きいたします。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 大西 寛典君登壇) ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  倉議員の御質問にお答えします。  育児休業対象児の保育認定につきましては、平成31年度保育利用申請時を目途に、昨年改正されました育児・介護休業法及び保育需要の状況等、総合的に勘案し、検討を進めます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  倉議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  現在、懸案となっております空き家につきましては、利活用の可能性や判断基準による調査のための準備を進めているところでございます。  その後、調査結果について庁内検討会議で整理を行い、7月下旬に予定をしております協議会におきまして、特定空家等の認定に向けた審議をしていただく予定としております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  倉議員の2点目、空家バンク以降につきまして、お答えを申し上げます。  空家バンクにつきましては、平成29年度の創設から、これまで3件の登録がございました。  さらなる充実のため、市外在住者を対象とし、平成30年度固定資産税・都市計画税納税通知書に空家バンク活用案内を同封いたしましたところ、約20件の問い合わせがあり、現在、登録に向け調整をしているところでございます。  2つ目の地域おこし・地域活動の活性化に関しましては、地域住民に加えまして、若者や市外からの視点及び発想が欠かせず、その点で「地域おこし協力隊」は有効なツールであると考えますが、本市は三大都市圏に位置していることから、総務省所管の「地域おこし協力隊制度」そのものは対象となりません。  したがいまして、本市が近隣都市部からの交通アクセスが充実していることを逆手にとり、一般財団法人地域活性化センターの助成金を活用して、「通い版地域おこし協力隊」を創設し、さまざまな地域住民、活動団体などをつなぎ、ネットワーク化することで、地域の活性化を図るものでございます。  また、「住宅宿泊事業法」は、府条例施行に当たり、市では、関係部署との協議の中で、周辺環境への影響が小さくなるよう、住居専用地域・学校等周辺区域において、営業できる期間の制限をかけております。  加えまして、府に対しましても、事業者における近隣住民等への事前説明・トラブル対応についての努力義務の指導など、想定できる運用に関する課題などの要望も継続して行っていますが、今後も、実際に生じるトラブルや想定問題についても、府と連携し対応してまいりたいと考えております。  3つ目の空き家対策は、関係部局で構成するワーキングチームにて情報共有するとともに、対策に係る業務が専門的な知識を要するため、部局ごとに役割を分担し、取り組むこととしております。  現時点におきましては、総括的な担当課を見直す考えはございません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) それでは、1問目から質問いたします。  答弁の中では、来年度の申請時に向けて、「改正された育児・介護休業法及び保育需要の状況等、総合的に勘案して検討します」、何のこっちゃわかりませんね。結局、私が聞きたいのは、もっと市民にわかりやすいように御答弁願いたいと思います。  要は、子供さんが生まれて、上の子供が保育園に行っているのに、下の赤ん坊が、いわゆる1年を過ぎた3月末をもって、その上の子供さんを預かりませんよという、そういう規則やったんですね。ほかの市町では、いわゆる育児休業の期間中も預かりますよと、そういう規則になっているんですね。だから、見直しませんかという質問やったんです。答えとしては、その方向で見直そうとされているんですか、それだけちょっと確認させてください。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  保育の認定事由及び認定期間等につきましては、入所に係る重要な事項となりますので、改正するとなれば、子ども・子育て会議等で御審議いただいた結果により、本年11月配付を予定しております翌年度入所案内等で保護者に周知することとなります。現在、平成31年度入所に向けて検討を行っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 検討を行っているって、どういうふうに検討しているんですか。例えば、極端に言えば、いいのか悪いのか、変えようとしているのか、それともだめなのか、今のままで行きますよという体制なのか、私はそれを確認したいんです。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの倉議員の再度の御質問にお答えいたします。  育児休業につきましては、育児・介護休業法の改正により、育児休業期間等が延長されております。その件も勘案いたしまして、現在のある部分につきましては、検討を加えているところでございます。  検討結果につきましては、今、検討中でございますので、こうなるという結論はまだ出ておりませんので、現在検討中ということで、御答弁させていただいております。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) なかなか私が求める答えが出てこないんですけれども、市長、どうですか、この規則のまま、現行のままやっていくよりは、「子育て支援No.1」を掲げる市長として、よその近隣でももうやっておられることなんで、やはりちょっと前向きに改正の方向で捉えられておられますか。担当課は答えにくいと思いますんで、トップである市長のお答えを願いたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 倉議員の御質問にお答えいたします。  木津川市は、子育てで、極力、お子さんを預からせていただくということで、待機児童ゼロを目指しているところであります。  人口が増加する中で、途中で転入されてこられる場合も非常に多いということで、また途中でお子さんが生まれるという場合も非常に多くなっております。  そういう中で、育児休業中、1年とられる方が多いんですけれども、2年とられる方もおられるという中で、極力、そういった希望に応えていきたいという思いを持っているのは、事実でございます。  しかしながら、どうしても途中で転入された方が仕事を今持っておられたりしますと、今すぐ緊急で入っていただくということもあったりもいたしますので、そういうことも十分勘案しながら、今、御質問いただいている、そういった御希望にもどこまで応えていけるかも含めて今検討させていただいておりますので、極力、やはり働きやすい環境ということで、希望のあるお子様をできるだけ私たちも預かりたいという思いは皆共有しておりますので、しっかりその辺のところ、希望にどこまでかなえられるか、ちょっと十分検討していきたいと思っておりますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 本来、子育ては、乳児、そして幼児の間は、親が見るのが本来の基本的な考え方であろうと思いますが、今の時代にあって、待機児童が何かふえるような話をされますが、1歳を過ぎて、逆に働きに出られるんですね。となると、幼児と上のお子さんを同時にもう一遍入所さすということになります。  ですから、どれが待機児童がふえるになるか、ならんかというのは、これは考え方次第でありますんで、その辺も含めて十分検討していただきたい。そして、よいほうに改正されるように、これはもう期待しておきます、答えがきちっとは出てこないと思いますんで。  それでは、次の質問に行きます。「空き家対策について」であります。  今、2つの計画書と、それから判定基準が出たわけなんですけれども、まずこの検討の内容には2つあるんですね。  1つは、いわゆる危険な建物の早い判定をする、いわゆる廃屋、特定空家というやつですね。それから、もう一つは、空き家となったやつを利活用する、この2つがあるんですね。
     急ぐのは、まず廃屋、いわゆる特定空家の認定ですね。これは、ちょっと確認なんですけれども、この判定作業というのは誰が行われますか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  御質問にお答えをしたいと思います。  最終的に、いわゆる特定空家の認定というのは、木津川市が行うということになります。  この認定に向けてのプロセスというのが必要になります。これは、調査結果によりまして、私どもが危険と認めた家屋、あるいは市民の皆様から御相談をいただいて、現場を確認し、危険と考えた家屋、そういったものについて、法の第12条にもございますが、市はその管理者に対して情報提供、あるいは助言を行うと、そういったことができるとなっておりまして、この段階でできれば願わくば解決をしてまいりたいということであります。  けれども、なかなか経費の問題、あるいは親族関係の問題等々ございまして、迅速に事が進むことはなかなか難しいわけでございます。  中には、何とかしたいということで相談を受け付けることもありますけれども、本人が確定しているにもかかわらず、その改善する意思がないというような方については、何度かの、いわゆる折衝をした上で、特定空家としての判断基準で改めて調査を行い、そして庁内での検討会議、これを経た上で、協議会に諮問をして、そして諮問の答申を尊重いたしまして、市のほうで最終的に判断をすると、こういう流れになります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 例えば井手町さんなり和束町さん、以前に判定作業をやっておられますが、これは建築士会等に頼まれて、委託してやっておられますね。  今、市で行うというふうに答弁がありましたが、判定作業の、いわゆる建物ごとに、お医者さんで言う建物のカルテをつくりますね。その作業も含めて市でやるというふうに理解していいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  お答えをいたします。  今、先ほど私が申し上げました調査をいたしまして、これは前回の御質問でも倉議員のほうから御質問いただきました。いわゆる人間で言うカルテ、そういったものが必要なのではないかというふうな御質問でありました。参考にさせていただきまして、判定基準に基づいて、いわゆるカルテとなるような整理をしてまいりたい。そして、その上でデータベースにしながら、情報についても充実してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) ですから、その作業を市の職員がやられるんですかという質問です。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 失礼をいたしました。  そのとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 市内のところどころには、やっぱり子供たちの通学、それから一般の生活道路にも危険を及ぼすような建物がまだあります。ですから、早いうちに、その判定等をして、どうしても無理な部分については、強制という部分も出てくるやもしれませんが、市民の安心・安全につながる問題ですんで、この辺はやっぱり早い手を打っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  前回の御質問でも、一日も早く取り組んでまいりたいというふうにお答えをしたところであります。  結果ではありますけれども、今現在、その作業を進めているところでございますので、今後、継続的にこの作業については、協議会等と連携をしながら進めてまいりたいと、このように思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) それでは、次に空家バンクについてなんですけれども、先ほど尾崎議員の質問もちょっとあったわけなんですけれども、私はまたもうちょっと突っ込んで質問していきたいと思いますが、この空家バンク、今、3件登録があると、そして20名の方の問い合わせがあったと、まだ、ただしそれは登録には至っていないという話ではありましたが、空家バンクを登録して、その後、どうしようとされているんですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  空家バンクにつきましては、いわゆる移住を考えておられる方に対して物件を紹介する一つの手段というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) いわゆる、今度、移住を求める方の登録を、それもするというふうに考えていいんですかね。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  物件の登録をいたしますが、移住を求められて利用したいというふうに考えておられる方の登録というのは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 空家バンクの閲覧はできて、自分の思いと合致するやつを選ぶというシステムやと思うんですけれども、私は、こういうことを地域経済にも活用すべきやと、このように思っています。  例えば、商工会の工業部に登録、会員さんですね、こういう方の中で、例えばリユースなりリフォーム等がある場合、そういった方に紹介するようなシステムですね、そういうなんも活用しながら、地域経済、地元の業者さんへの経済おこしにもつながるというような考えはございませんか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  具体にどういう方法がいいのかということについては、じっくり検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) せっかくの地元の経済にもつながる話でもありますんで、ぜひとも検討していただきたいと、このように思います。  それでは、次の質問に行きます。  「通い版地域おこし協力隊」の件でありますが、これ、今回は一つの、平成30年度の地域モデル事業として事業化されているということなんですけれども、同志社大学の学生等に協力をいただいて、当尾地域で事業をするということなんですけれども、当尾地域には「当尾地域力創造プラン」というのがありまして、目標がはっきりしている事業内容が書かれているということなんですけれども、このことがあって当尾ということになったんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  御質問にお答えいたします。  議員御指摘のとおりでございまして、対象地域を当尾とした理由の一つに、既に明確な地域のビジョンである「当尾地域力創造プラン」というものが策定されておりますので、やはりこうした取り組みをやる以上、地域としてどういう形で地域を活性化していくかということが明確になっているということが効果を最大化するということだと考えていますので、そういった理由で当尾地域を選定させていただいたということでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 私も、この「通い版地域おこし協力隊」による地域活性化事業企画書という資料を目にはしたんですけれども、漠然としかまだ私も理解できません。今後、事業の内容を見ながら私も勉強していきたいとは思います。  ぜひとも成功していただくことがまず第一であると思うんですけれども、この市内には、いわゆる過疎化なり空き家等、山間村の地域にあるわけですね。今後、この事業の進捗、成功度を見ながら広げていこうという思いはあるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  お答えいたします。  本事業は、市としても初めての事業ということで、モデルケースとして行うということで考えております。  今後以降の展開でございますけれども、初めての事業ということでございますので、実際どういった効果があるのかというのを、今年度、これから大体約8カ月間ぐらいで事業展開を行うわけでございますけれども、どういった効果があるのかというものについて、指標的なものを設けるかどうかはこれから検討でございますけれども、そういった形で成果を図りながら、以降、どのような有効であるかどうか等を勘案して、検証結果が良好であれば、ほかの地域への展開ということも考えていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 活動スケジュールとしては、6月の補正予算で議会を通ったら、7月、10月、11月、それから1月、2月と、いろんな事業があるんですね、地域の文化祭等も考えておられるということなんですけれども、ぜひとも1年の1発の打ち上げ花火にならないように、ぜひとも事業の成功裏に導いていただきたい。そして、市内各地の、いわゆる山間村に、そういう活性化事業としてのモデルプランになるように、これはぜひともお願いをしておきたいと、このように思います。  それでは、次の「民泊」に移ります。  6月15日に、これは昨年に実は国では可決になっていますが、施行としては6月15日施行ということで、本年が施行になります。京都府は、これとあわせて条例を今つくって、施行しようとされています。  (通称)民泊法は、基本的には、先ほども言いましたように、空き家対策も一つの柱なんですね。いわゆる、あいている民家を利用して、旅館業法の厳しい規制じゃなしに、もうちょっと緩い規制のもとに、いわゆる民家を使っていただこうというのも一つの目的というふうに思っております。ただし、ハードルは高いというのは、今の事業者から見た意見らしいですね。  今回、私が質問をしているのは、やはり許可権は府にあります。届け出として、結構複雑なんですね。住宅宿泊仲介業者は、観光庁長官に届けなあかんのですね。それから、住宅宿泊事業者、いわゆる物を持って事業をしようとする皆さん、この方は都道府県の許可なんです。住宅宿泊管理業者、いわゆる管理だけする業者ですね、これは国交省大臣許可なんですね、届け出なんですけれども。非常に複雑になっています。  しかも、いわゆる府条例でもありますが、近隣への迷惑をかけないように、その辺も指導しています。ただし、努力義務なんですね、これ。  一番私が心配するのは、やはりトラブったときに身近な自治体って、やっぱり各市町村なんです。苦情は、市民の方は、間違いなく木津川市に言って来られます。ですから、私は、この法なり条例が施行されるに当たって、木津川市としてもそれなりの対応をとっておくべきじゃないかということで、今回、この質問をさせていただきました。そのことについて、どのようなお考えかをお聞きしておきます。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今御指摘ございましたように、国土交通大臣、また観光庁長官、都道府県知事という形で、複雑な制度になってございます。そういった制度でございますんで、いわゆる所管行政庁が複雑に及ぶということをもちまして、統一的なワンストップのサービスの提供、いわゆるたらい回しといったようなことを回避する必要もあるだろうということ、またその事業者の情報を関係する機関が共有することで、適切な指導・監督が行われるといったようなこと、また人員体制等で十分対応が難しい自治体などをサポートしていくといったような観点から、コールセンターというものもつくられております。  したがいまして、1回目の御答弁では申し上げなかったんですけれども、京都府や、またこういったコールセンターもございますんで、そういったところとの情報の共有化も図りながら適切な執行が図られるよう、市としてできることを努力していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) ぜひとも、トラブルが発生してから後手後手に回るというのは今まで多々あることなんで、その辺も含めて早急に一遍検討会議なりをやっていただいて、どういう体制をとったらいいのかということも含めて、先ほども言ったように、許可権は京都府です。指導も京都府が入ります。ただし、そこには必ず身近な自治体、私とこの場合は木津川市の窓口に来られるというのが市民の方ですんで、その辺の対応はぜひともとっとくべきやと思いますんで、このことについては検討願いたいと思います。  最後に、「木津川市空家等対策計画」が3月にできました。これも私、いろいろ目を通したわけなんですけれども、先ほどの答弁でも、今は庁内でワーキングチームをつくって、いわゆる連携をして進めていくと。  これ、木津川市でも結構業務というか、仕事の内容がたくさんあるんですね。関係課を、この「木津川市空家等対策計画」の一番最後のページに載っているんですけれども、空家バンク制度の運用は学研企画課、農地を含む空家等の利活用は農政課、特定空家等に対する固定資産税措置は税務課、それから空家等の市民の窓口、それから空家等対策協議会事務局、空家等対策計画の作成、特定空家等の認定及び空家譲渡所得の特別控除、これ、まち美化推進課なんですね。危険度調査、特定空家等の認定・代執行に関する技術的支援、施設整備課。特定空家等認定後の行政指導、代執行に関する措置、これ、都市計画課なんです。文字で書かれているだけで、これだけの業務があるんです。これを連携していくって、ワーキングチームでやっていくということなんですね。木津川市が、すばらしい職員の方なんで、タッグを組んで一定行けると思うんですけれども、必ずしも一枚岩になるとは私は限らないと思うんです。  そういった意味では、私、思い出しますのが、合併当時に耐震診断の課が総務部の危機管理課、当初は危機管理室だったんですけれども、危機管理課が担当していまして、私はこれは建設の部門に絶対移すべきやということをずっと言っていまして、数年後に建設部に移った。  ですから、やはり技術的な問題、例えばこれ、全部、税務課も一緒に一つの業務をせよとは言いませんよ、ただ、ある程度まとめられる業務はあるでしょう、一つの課に。それを、先ほどもマチオモイ部長がおっしゃったけれども、市民の方が来て、ワンストップである程度の仕事をこなすということであれば、なおさら今後、このワーキングチーム、いろんな議論をしながら一つの課としての事業にまとめることのほうが、効率性も高いし、市民からの利用もしやすいということになるんじゃないですか。  その辺含めて、今後で結構です。今すぐせよとは言いませんが、議論を重ねて、一遍検討を重ねるべきじゃないかと思うんですけれども、市長、どうでしょうか、この私の意見に対しまして。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 倉議員の御質問にお答えいたします。  空き家対策というのは、もう全国的に深刻な問題となっております。木津川市でも、ふえてきているというのが現状であります。今、20件の、ある程度そういった事例があるということで、今後、どうつなげていくかというのが大事なところだというふうに思っています。  全国でも、空き家対策で非常にいい事例を出しておられるとこというのは、NPOで活動されているところが非常に柔軟に、行政がやると、なかなか不公平になったらいけないということで、公平にやろうと思うと、なかなか柔軟に動けないということもあって、NPOさんなんかは非常に柔軟に、例えばこの商店街があいてきたので、ここにパン屋さんが欲しいなと思うと、パン屋を募集して、そういう人を目がけて募集されると。そういったことはなかなか行政ではできないんですけれども、それで非常に空き家対策をうまく進めておられる事例も、ちょっと私も勉強してきたんですけれども、なかなか行政で動こうと思うと、どなたにも公平に行かないといけないということで、ついつい動きがなかなかできなくなったり、今、いろんなところにまたがっているということもありますので、民間ともこういったことがうまくできないかなということも模索していく必要もあるのかなというふうに思っています。  企業誘致は、いろんな課が素早くできるような方向も今やっておりますので、空き家対策について、ほかのまちもいろんな事例をされているというふうに思いますが、民間の御協力も含めて、どのように動くと一番柔軟に解決できるのかということも十分検討したいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 倉さん。 ◯19番(倉 克伊) 利用者の市民の方が使いやすい体制をとっていただくというのがまず第一やと私は思います。  その中で、仕事をしておられる職員の皆さんが一枚岩でずっとおればいいんですけれども、やはり多忙な時期になりますと、これ、そっちの仕事や、あっちの仕事やということにもなりかねませんので、やっぱりその辺は、ある程度一つの課にまとめられるものについては、今後、議論の中で一つの課で行っていくというのが一つの目標になるんじゃないかと思いますので、今後の検討をお願いをしておきまして、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから14時10分まで休憩といたします。    午後 1時54分 休憩    午後 2時10分 再開
    ◯議長(高味 孝之) ただいま14時10分、休憩前に引き続き会議を開きます。  4番目、森本隆さん。    (森本 隆君質問席へ移動) ◯2番(森本 隆) 議席番号2番、さくら会、森本隆です。  きょうは、2問質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  早速ですが、1問目、一般質問通告書に基づいて、「新学校給食センターの取り組みを問う」について質問いたします。  新学校給食センターは、平成32年度供用開始に向けて、平成29年7月に設計業務委託業者が決定し、現在、実施設計中であります。また、学校給食法が平成21年4月から大幅に改正され、学校給食衛生管理基準も学校給食法で定められた。建築年度の古い木津・山城の両センターは、学校給食衛生管理基準に対応できていないため、早急な対応が求められています。  新学校給食センターの設計・運用に関しては、次世代を担う子供たちのために、「安全で、おいしい給食の提供が必要」と考えます。  具体的な設計が完了する前に、新学校給食センターの課題と対応予定、今後の取り組みについてお聞きします。  (1)現在の木津学校給食センターと山城学校給食センターの課題をどう考えているのか。  (2)現状の課題に対して、新学校給食センターはどのような考え方で計画しているのか。  (3)新学校給食センターの具体的な設計段階での課題は何か。  (4)現在、運営している3センターの残食率に差があると聞いている。残食率の現状と原因をどう考えているのか。  (5)アレルギー対応についての取り組みは、どのようにしていくのか。  (6)新学校給食センターの建設を機に、食育に対する取り組みを強化してはどうか。  平成28年度は、福知山市日新中学校で「スーパー食育スクール事業」を実施している。事業目標には、「食事内容の改善・充実により、健康な心身がつくられ、進路実現に向けての意欲が高まり、学力アップにつながっていく『食力アップの連鎖』を期待できる」となっている。「子育て支援No.1」を掲げる市として、食育に関する現状と今後の取り組みは。  以上、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  森本議員の御質問にお答えをいたします。  1点目につきまして、木津・山城学校給食センターでは、学校衛生管理基準に規定されている作業区域ごとに部屋を分けて明確に衛生区分を行うこと、洗浄室や検収室に前室を設けることなど、一部対応できていない箇所があります。  両センターとも、施設や敷地面積が狭く根本的な解決が困難な状況ですが、汚染度の異なる食材納入を時間差で行ったり、作業区域に合わせたエプロンやシューズを着用するなど、衛生管理を遵守するため必要な措置をとっています。  2点目につきまして、新学校給食センターの建設は、安心・安全に学校給食を提供できる体制を最優先に考え、学校衛生管理基準や大量調理施設衛生管理マニュアルを遵守できる施設を計画し、事業を進めてまいります。  3点目について、設計は、敷地を最大限有効的に活用し、衛生基準を遵守するよう作業区域の区別とスペースの確保、安全で効率的な作業動線の設定などを考慮しています。  4点目につきましては、3センターごとで見ると、山城学校給食センターの残食率が低い状況ですが、木津・加茂学校給食センターの受配校においても、残食率が低い学校もあります。  各センターにおいて献立に工夫を凝らし、既存設備の中で栄養価を確保した上で、子供たちに喜んでもらえる給食を提供していますが、特に木津学校給食センターでは、設備上の課題から汁物のおかずの比率が高くなっていることも、要因の一つと考えています。  今後は、各学校における食に対する取り組みを共有し、必要な栄養の確保、食べ物にかかわることへ感謝の心を培うことなど、食べ残しを少なくする工夫を進めます。  5点目について、新学校給食センターでは、アレルギー対応食専用調理室を設置し、施設としての体制を整えるとともに、平成27年3月に策定された「学校給食におけるアレルギー対応指針」に基づき、他の自治体の実施状況も参考に、市として統一した食物アレルギーに対応する考え方をまとめる予定です。  6点目について、「食」は、意欲的で健全な生活を送る上で大変重要な要素と考えています。その観点から、各校で給食委員会等を活用した特別活動や、家庭科、総合的な学習の時間などに食育に取り組んでいるところです。  今後も、他市の取り組みも参考にしながら、市の食育を進めます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 御答弁ありがとうございます。  再質問に入る前に、木津川市の学校給食の状況について、少し私の分析した結果も含めて説明させていただきます。  木津川市には、3つの学校給食センターがあって、加茂が2,900食、木津が4,800食、山城が900食、合計8,600食をつくっております。そのうち加茂が3分の1、木津と山城を加えて3分の2という比率で運営されています。この3分の2の5,700食と今後の児童・生徒の増加による能力不足に対応するため、7,000食対応の新学校給食センターを建設することになっているというのが、今までの状況だと思います。  この3センターについては、さくら会の新学校給食センターの取り組みの中で、この一連の中で、教育委員会の協力を得て見学、一部、試食もして、現場確認も行ってまいりました。  そういう中で、学校給食センターの運営につきましては、加茂・木津学校給食センターが業務委託方式でやっておって、山城学校給食センターは直営で運営されていると。給食については、平均、小学校で3,640円、中学校で4,090円と、近隣他市と同等レベルかなというふうになっていると考えております。  あと、小学校高学年の1食の給食費を比較しますと、自校方式の京田辺市とセンター方式の城陽市、その3つを比較してみますと、1食当たりの一般会計からの予算として給食への補助は、木津川市が213円、京田辺市が163円、城陽市が197円ということで、自己負担は、同じく木津川市が240円、京田辺市が264円、城陽市が235円ということで、ほぼ同等ということで、木津川市はトータル1食当たり453円、京田辺市が426円、城陽市が432円ということで、生駒市とか精華町を含めた5市の平均も含めて、給食費というのは、大体1食当たり434円ということなんで、センター方式、自校方式、業務委託、直営、いろいろありますけれども、おおむね同じレベルで運営されており、我々の木津川市もそれの中に入っているというような形で、課題を見つけようと思っていろいろ分析したんですけれども、そのような状況で、おおむねきっちり運営されているなというふうに思っております。  ただ、現行のセンターで3つの課題があると思っております。  1つは、最新の学校給食衛生管理基準「HACCP(ハサップ)」に準拠して安全な学校給食を提供するということ、2つ目は、アレルギー対応について、安全第一で統一した対応をする必要があると、3つ目は、残食率の差にあらわれているように、おいしい給食、上に合わせる形で、おいしいほうに合わせた形で提供するというようなことが必要だという認識のもと、再質問に移らせていただきます。  まず、1番目の学校給食センターの木津と山城のほうの課題について、作業区域ごとに部屋を分けていないということで、いろいろ工夫をしてやられているというのは、非常によく理解しているんですけれども、これについては、現状のやり方をステップアップするには、新学校給食センターでやるしかないという理解でいいのかどうか確認させてください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  現在の木津学校給食センター、山城学校給食センターにおきましては、やはり現在の学校給食衛生管理基準に適切に適合できていない部分があるというのは、事実でございます。  一定、その中で、調理現場の工夫等によって衛生的な調理ができるようにさせていただいているというところが現状でございます。  ただ、やはり設備的に施設の広さ、また敷地の広さ等からいたしまして、現状の施設設備を根本的に改善するというところは不可能な状況でありますので、新しい学校給食センターを建設させていただいて、その中できちんと衛生管理基準を守った施設をつくって、その中で安心・安全の給食をつくっていくというところで考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  それでは、次の2番目なんですけれども、新学校給食センターをどのような考え方で計画しているかということなんですけれども、これについては、私の認識では、最新の衛生管理基準「HACCP(ハサップ)」に準拠しているということと、アレルギー対応について、安全第一で、要はステップアップしていくということと、3つ目が、残食率の差をなくすために、おかずの献立とか、そういうのをふやしていくと、統一していくという理解なんですけれども、これについての見解をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  「HACCP(ハサップ)」の考え方、食品の納入から食品ができ上がるまで、それぞれのポイントで一番注意しなければならないポイントを押さえて衛生的につくっていくというふうな流れの中で、それに基づいた基準で学校給食衛生管理基準が定められておりますので、それに遵守した施設をつくらせていただくというところが、まず一番大きな課題であるというふうに思っております。今現在、その考え方に合わせた設計を、基本設計が終わって、実施設計をさせていただいているというところでございます。  2つ目のアレルギーの対応というところでございますが、現在、木津学校給食センターと山城学校給食センターにおきましては、アレルギー食を調理するための専用室がないというところでございます。専用コーナーを設けまして、細心の注意を払ってアレルギー対応食をつくっているというところでございますが、新学校給食センターにおきましては、専用のアレルギー室をつくることによりまして、完全にほかの調理の部屋とは区別した形で、きちんと衛生を守っていくというところで考えております。  そして、3点目の残食率のことからのおいしい給食というところですが、これにつきましては、今の木津学校給食センター、特に木津学校給食センターなんですけれども、調理設備のかげんから、どうしてもできない献立というのがございますので、そういったところをカバーするために、今の施設の中で栄養士のほうが工夫して献立をつくっているというところもございます。そういったところを新学校給食センターでは改善できますし、また新しい学校給食センターができたときにおきましては、市全体からのいろいろな食材の調達ルートとかも考えさせていただいて、献立もより一層いろいろ考えて、子供たちに喜んでいただける給食をつくっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  残食率の話なんですけれども、以前、議会の質問の中で、木津学校給食センターは残食率が20%で山城学校給食センターが6%というのが、ちょっと頭に残っておるんですけれども、多分、残食率の差というのがあるということは認識されていると思うんですけれども、この原因というのはどのように認識されていますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  残食率につきましては、平成29年度で集計させていただいた年間の数字でいきますと、木津学校給食センターにおきましては10%、山城学校給食センターにおきましては4%、加茂学校給食センターにおきましては11%というところでございます。  ただ、それぞれ学校ごとで見ますと、木津学校給食センター、加茂学校給食センターの中におきましても、残食率の低い学校もありますので、そのあたりについては、ここのセンターが残食率が高い、低いということは一概に言えないのかなというふうには思っているところでございます。  ただし、先ほども答弁の中で申しましたように、木津学校給食センターにおきましては、一定、冷却装置がないというところで、野菜のあえものができないという制限がございます。そのために、野菜をとるために、どうしても具だくさんの汁物のメニューが多くなるというふうなところも、残食率が高くなっている一つの要因ではないかなというふうに思っております。  また、その中で、やはり季節的なこともございますし、子供たちの好きなメニューにおきましては、どの学校も残食が低いというところになっておりますので、新学校給食センターにおきましては、それぞれの学校給食センターのよいところを踏襲させていただいて、おいしい給食の提供に努めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 答弁ありがとうございます。  木津学校給食センターが10%で、山城学校給食センターが4%で、加茂学校給食センターが11%というふうに最新のやつはお聞きして、見て改善されているのかなということで、今後、新学校給食センターになれば、もっと改善されるという御答弁ですので、それに向けてお願いしたいなと思います。  次、アレルギー対応についてちょっとお聞きしたいんですけれども、アレルギーの対応については、4段階が世の中にあって、レベル1が詳細な献立表による情報提供、レベル2が弁当持参対応、レベル3が除去食対応、レベル4が代替食対応ということで、加茂学校給食センターはレベル4で、木津・山城学校給食センターはレベル1かなというふうに聞いているんですけれども、これについて正しいでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  木津学校給食センター・山城学校給食センターにおきましては、レベル1というところで対応させていただいております。通常の献立表と一緒にあわせまして詳細な献立表とアレルギーを書いた献立表をお渡しさせていただいて、保護者の方に見ていただいて対応させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) このアレルギー対応をどうしていくかというのが、結構、アレルギー室をつくって、最終的に全センターとか全部をレベル4に持っていくにはどういうふうにするかというのが、これからのすごく大事な課題かなと思っているんですけれども、これについて全国いろんなところの対応を調べてみる中で、給食で有名なのが、おいしい給食で本も出している兵庫県芦屋市というのがあるんですけれども、この芦屋市というのをちょっと紹介しますと、給食費は3,800円で、ほぼ市と同等なんですが、市の経費で1食当たり400円の補助が出ているということで、トータル1食650円でやっていると。自校方式で直営でやっているので、細やかな対応ができるんかなと。我々のところでは、とても経費的に課題があるんかなと思いますけれども、このところの芦屋市のいろんな経緯の議事録をずっと読んでみる中で、平成28年度からはレベル3の除去食対応、除去品目も、卵、エビを含んで11品目というふうに決めて運用をされています。  そういう意味でも、市としても新学校給食センター着工を機会に、統一した運用をすべきだと、それも安全第一でというふうに思うんですけれども、これについてはどういうふうに考えられているでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  まず、アレルギー対応で一番最優先ということは、今、議員もおっしゃったように、安全を最優先というところでございます。  これにつきましては、国のほうもアレルギー対応指針というのを出しておりまして、何よりも優先して対応するのは、安全を考えることというところでありますので、木津川市におきましても、その考えのもとで、新学校給食センター、また加茂学校給食センター、2つのセンターで、今後、市として統一したアレルギー対応を考えていきたいというふうに考えております。  新学校給食センターにおきましても、アレルギー専用室を設けますので、その施設的な部分におきましては、加茂学校給食センターと新学校給食センターも同一レベルというところになってまいるかと思っております。  その上で、あとはアレルゲンとなるべき食品をどのように選定していくかというところを今後考えていくことになりますが、それにつきましても安心・安全を最優先にして考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 次に、各加茂・木津・山城の運営費について、少し確認したいと思います。  現在、加茂学校給食センターと木津学校給食センターは同じ業者に委託していて、加茂学校給食センターは1食当たり248円かかっています。木津学校給食センターは191円と、食数の差もあるんで、一概には比べられないんですけれども、1.3倍の経費がかかっております。これについては、どのように認識されているかというのを、わかれば教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  給食調理事業者の選定につきましては、まず衛生的にきちんと対応できる、また給食に対する会社理念等を確認させていただいて、選ばせていただいているというところでございます。  その上で、先ほど議員おっしゃったように、加茂学校給食センターと木津学校給食センターの1食当たりの金額が違うということにつきましては、やはり食数の差であるというふうに思っております。たくさんの食数をつくっておりますと、1食当たりの単価が安くなるというところになっております。  それぞれ食数に応じて委託業者のほうにおきましても、調理人員や調理体制を整えていただいておりますので、それぞれの適正な価格で契約をさせていただいているものというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 食数の差ということで、大体想像はつくんですけれども、ちょっといろいろな条件があると思いますけれども、今のままの加茂基準の経費を新学校給食センターに当てはめると、今、年間3億4,000万円ぐらい給食費の経費が市全体でかかっているんですけれども、それが3億9,000万円、約5,000万円ぐらい増加することになります。  以前、新学校給食センター稼働により、年間3,700万円の効率化が図れると教育長は答弁されておりました。そこら辺の、そういうふうにうまいこといくかどうかも含めて、条件をいろいろ考えていただくなりということで、検討期間はまだ1年以上あると思いますので、平成32年度の供用に向けて十分な検討をお願いしたいというふうに思います。それについて何かありますかね、見解がありましたら。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  新学校給食センター建設後におきましては、木津川市において2つのセンターを運営させていただくというところになっております。また、それにつきましては、その時点での食数なりを考えて、また受配校を決定させていただくというところになります。その上で、適正な委託業者さんにきちんと運営していただけるような契約をしていくというところでございますので、やはり木津川市といたしまして一番に考えるのは、安心・安全に給食を子供たちに届けることと思っておりますので、そういった基本の考え方を受けていただける事業者さん、また今までそういう食中毒等を出していないというところの、きちんと対応できるところに頼んで、木津川市といたしましても衛生基準をきちんと守った安心・安全な給食を提供していくというところで考えております。
     以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ここで、ちょっと市長にお聞きしたいと思います。  いろいろ申し上げてきましたけれども、市の学校給食の課題3つ、安全第一で最新の学校給食衛生管理基準で運営するということ、「HACCP(ハサップ)」に準拠するということと、安全第一なアレルギー対応基準で運営するということと、3つ目が、食育を進めるためにも、おいしい給食の提供を目指すということが必要と考えています。そのためにも、新学校給食センターの運営のプロポーザルというのが、まず1年ちょっとたったらプロポーザルを業者に出さないといけないと思うんですけれども、出す前に学校給食検討委員会を立ち上げて検討すべきだと思うんですが、いかがでしょうか。見解を、答弁をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森本議員の御質問にお答えをいたします。  学校給食センターが木津・山城が老朽化してきているということで、十分なアレルギー対応ができないということで、今後の新学校給食センターに対する御期待は非常に大きいものというふうに思っております。  アレルギーの対応については、本当に子供お一人お一人がアレルギーに非常に違いがありますし、また複雑多岐にもわたるというふうに思っております。非常に対象の子供もふえてきているという中で、どこまでの対応を行っていくのかというのが、今後の大事なとこだというふうにも思っております。  そういう点で、今、いろんな事例もお話をいただいたり、参考になったわけですけれども、安全第一というのは、もうこれは第一のことでありますし、アレルギー対応をしていくということも決定をしておりますが、どこまでの対応をしていくかというのが、今後の課題になるというふうに思っております。  加茂学校給食センターについては、今、かなりのレベルで対応させていただいておりますが、今、費用面とか、そういった場所の面でも、今後、どこまでやるかで違いがあるということも言っていただきました。  このことについては、教育委員会とやはり十分に協議をしながら進めていく必要があるというふうに思っておりますし、学校給食の検討委員会を設置してはどうかという御提案もいただきましたが、そのことも含めて教育委員会と十分に検討を進めさせていただきたいと。今後の学校給食センターの完成に向けて、木津川市の子供たちにとって安全でよりよいセンターに向けて取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 市長、御答弁ありがとうございます。  いろんな意味で大きな変わり目で、当分、この今回、新学校給食センターの稼働に伴って決めた内容が今後の木津川市の給食の基準になると思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、2番目の質問に移らせていただきます。  2番目は、「公共施設等総合管理計画の進め方について問う」という内容です。通告書に基づいて質問いたします。  平成29年6月定例会において、「公共施設等総合管理計画の進め方について問う」の一般質問を行い、計画の具体的な検討に際しては、福知山市のように「小・中学校区ごとに公共施設をマッピングして、市民に見える化して進めるべき」という提案をした。  平成30年度中に具体的な取り組み内容を決めていく過程の中で、公共施設等総合管理計画の具体案の進捗について確認する。  また、公共施設、特に学校施設の活用について提案する。  (1)計画の具体的な取り組みスケジュールは。  (2)統廃合が決まった施設の跡地利用の検討状況と課題について確認する。  1)加茂プラネタリウム館、2)加茂青少年山の家、3)木津学校給食センター、4)山城学校給食センター、5)相楽台保育園。  (3)現在、公民館、交流会館がない地域は、地域の集会は地元集会所で実施している。しかし、建築後20年以上経過している集会所は、大規模な修繕が必要となってきている。集会所の大規模改修費用に対する補助はどうしていくのか。  (4)小・中学校の普通教室へのエアコン設置における債務負担行為が決定し、ほぼ全教室でエアコンの使用が可能となる。その中で、現在の小中学校における地域の方の利用状況は、従来と変わらず活用されているとは言えない。特別教室(図書室等)からでも、地元に開放していくべきではないか。また、夜間、休日等でも開放できるルールと体制整備が必要ではないか。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目でございます。今年度、関係課で各施設の状況を確認し、施設類型ごとに関係課協議を行い、個別施設計画の策定に向け進める予定でございます。  3点目の集会所の維持修繕等の管理につきましては、地元地域において行っていただいております。しかし、大規模な修繕となりますと、地元地域の負担が大きいことから、集会所整備等事業補助金制度により補助を行っております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  森本議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  加茂プラネタリウム館と加茂青少年山の家の跡地利活用について、経営を希望する民間事業者を広く募集したいと考えています。  課題については、市街化調整区域に立地するため、その活用方法に制限があること、また加茂青少年山の家については、建物を所有する京都府と協議が必要でございます。  また、木津学校給食センター、山城学校給食センターにつきましては、現時点で跡地利用の具体的な検討には至っておりません。今後、それぞれの地域の特性、また用途制限等も考慮しながら、有効的な方法を検討いたします。  4点目につきまして、学校施設の開放は、あくまで児童・生徒の学校教育活動を最優先とする中で、地域との連携を考える必要があります。  現在、地域支援本部や放課後子ども教室の運営など、地元住民の方々の支援により実施しているものもあり、今後、子供たちの豊かな心の育成と学習支援をお願いするとともに、一方で地域の方々の生涯学習ともなるような、双方にとって有効的な学校施設の活用方法について研究してまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  森本議員の2点目の5つ目の御質問にお答えします。  相楽台保育園につきましては、木津川市公立保育所民営化等実施計画で平成33年度に兜台保育園に統廃合を行うこととしており、統廃合後は、保育所機能を終了し、園舎を撤去の上、更地に原状回復を行い、URに返還いたします。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 御答弁ありがとうございます。  そしたら、再質問なんですけれども、1番目からお聞きしたいんですけれども、今年度、個別施設計画の策定に向けてやるということは、具体的には何月ぐらいというふうに理解しといたらいいか、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  当該計画につきましては、一応、平成30年度を目途にということで考えてございますので、実際、関係課協議におきましては、7月から順次入らせていただいて、その具体的な計画について検討させていただくということを考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 平成30年度目途ということは、平成31年の3月までという理解でよろしいでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  私といたしましても、できるだけ早い時期にというふうには考えてございますけれども、一応、いろんな関係機関、それから担当課との協議等々がございますので、素案につきましては年内中にというような思いもございますけれども、最終的に計画としては、平成30年度、要は平成31年3月末までに示させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 取り組みスケジュールは了解しました。  次、2番目なんですけれども、跡地利用の件で、従来からいろいろお聞きしている中でちょっと変化点があったんは、最後に御説明いただいた相楽台保育園の件で、原状回復を行いURに返還するということは、これはもう借地なんで、URにもう所有権と利用権を返還するという理解でよろしいんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  土地使用貸借契約を結んでおりまして、その目的が相楽台保育園用地となっておりますので、それが終了いたしますので、直ちに原状回復し、返還することとなっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) それについては、もう契約ということであれば、非常に有効活用がしやすい場所なんで、ほかのことをやるとしたら、新たな事業だというふうにしないといけないというふうに理解しましたけれども、それはその考え方でよろしいんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(瀬戸 明美) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの再度の御質問にお答えいたします。  はい、議員お見込みのとおり、新たな契約となりますので、一からURとの契約ということになると思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) この件については、ちょっとそういうことになっているとはいえ、なかなかもったいない話だなというふうに思っていますので、もうちょっとアイデアを持って再トライで質問させていただきたいと思いますんで、きょうは、この内容については、聞いたということにさせていただきたいと思います。  再質問の3番目についてお聞きしたいんですけれども、もともと集会所の位置づけなんですけれども、集会所というのは、市が建てて、自治会に管理を任せていると。管理というのが、どこまでが管理かということに次になると思うんですけれども、大規模というか、普通の修理は管理だけど、大規模改修とか、例えば極端な話、建てかえになったとき、それは地元がやるのか市がやるのかという基本的なところは、どういうふうに考えられているのか、それをお聞きしたいんですけれども、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  基本的には、集会所は地域のコミュニティ施設として自治会等で建設、維持管理されるものということでうちのほうは考えてございますけれども、開発に伴いましてコミュニティが存在しないものにつきましては、事業者負担において整備をして、便宜上、市の名義としてしているというところがございます。  その場合につきまして、使用貸借契約によりまして、権利義務関係につきましては、実質の所有者につきましては、地元というふうなことで整理させていただいているということでございますので、維持修繕、それから改修につきましても、今後、地元にお願いしていくというふうな考えでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 基本は、御答弁いただいたとおりと思うんですけれども、ただ、地元からしたら、公民館とか交流会館がある地域は、そういう集まる場所があるけれども、ない地域は、集会所しかないと。特に木津ニュータウンに多いんですけれども、そのとき、地域がだんだん20年、30年たってきて大規模改修が必要なときになったときに、100万円とか、もっと、エアコンだけでも200万円ぐらいかかりますんで、そうしたときにどこまでの補助が出るかということになると思うんですけれども、今の補助制度の上限というのは幾らかというのがわかりましたら、教えていただけますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  木津川市のただいまの集会所の整備事業補助金の内容でございますけれども、集会所の改修事業というところでございまして、補助金の上限額につきましては、60万円ということになってございます。  ただ、補助対象経費の2分の1以内という条件もございますので、そういった関係でお願いしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 60万円ということですね。だから、地元にとったら、やはりちょっと少ないんじゃないかなということが意見だと思いますんで、特に地域ごとに非常にばらつきのある施設の話なんで、これについては、もう少し実情に合った対応の検討を要望しておきたいと思います。  次、4番目の再質問に移らせていただきます。  この市の「公共施設等総合管理計画」、昨年、冊子で出していただいて、市民1人当たり平均3.24平米、木津地区で2.95平米、加茂地区で4.26平米、山城地区で3.27平米ということで、所有する公共施設の延べ床面積というのは理解したんですけれども、それを市民が利用できる公共施設という形で、ちょっと私、置きかえて考えてみたんですけれども、それは何かというと、市民文化的なところ、社会教育的なところ、スポーツ的なところ、そういうふうな形で言うと、現行、1人当たり市全体でコンマ45平米しかないんですよね。それ以外、学校とか公営住宅とか、そういうのは、多分、住んでいる人には関係あっても、余り市民全体としては関係ないんですね。  そうした形で見てみると、加茂とかはコンマ94平米、山城がコンマ74平米で、木津の今までのところはコンマ85平米で、木津ニュータウンは0.03平米という形で、非常に少ない状況になります。  これを改善するために、以前から言っている小・中学校のエアコンの導入を機に、公共施設で市民が使えるエリアだという理解をすれば、市全体で言ったら、1人当たりコンマ45平米が1.82平米に4倍になりますと、木津ニュータウンで言ったら、0.03平米が1.78平米に50倍になりますというような、本当に机上の計算なんですけれども、そういうふうな考え方もできるということで、エアコンを入れることによりまして、いろんな意味で学校施設の使い方が非常に増すと。特に、夏休みとか休日を含めて、学校の稼働は20日強ぐらいだと思うんですけれども、それ以外の日は、学校施設も市民が利用できる公共施設にかわるということで、その中で、今、エアコンの設置というのをPFI方式でやろうとしていてて、設計中なんですけれども、市民が利用できる施設となるように、電源・スイッチとか、そういう空調の制御盤を職員室に置くのではなく、市民が利用しやすい配慮をすべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  幼稚園、小・中学校への空調機の設置につきましては、子供たちの教育環境の整備というところで、実現に向けて、今、進めさせていただいているというところでございます。  その上で、地域への開放というところでございますが、地域の皆様に学校の利用ということになりますと、今現在は、地域支援本部であったり、放課後子ども教室等で、地域の方々に学校のことや子供たちの支援で来ていただいている、そのときには入っていただいているというところなんですけれども、今、議員の御提案のような内容で学校施設を使うということになりますと、やはり学校というのは学校教育を行うというところが主たる目的というところになってまいりますので、その中で、どのように安全を確保していくかというところが大変重要なポイントになってくるのかなと思っております。  例えば、空き教室があって、そこへ行かれるとか、図書館の利用とかにしましても、そこへ行くまでの動線であるとか、必ず入られた方の確認、また退校されるときの確認等もきちんとしなければ、やっぱり学校全体の安全というのはなかなか守るのは難しいのかなというふうに思っておりますので、エアコン設置等にかかわらず、まず学校の地域開放につきましては、子供たちの安全を確保した上で検討を進めていかなければならないというふうに考えております。
     以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 総務文教常任委員会でも同じように教育部長から同じ御答弁を受けたんですけれども、この課題については、教育委員会というか、教育的な観点よりも、市全体の運営も含めた政治的な重要課題だと私は思っておりまして、その背景は、学校にエアコンを設置するには、御存じのように15億円かかります。PFI方式で工夫して対応しても、設備メンテナンス費が年間1億円、光熱費が約5,000万円と、年間1億5,000万円の大事業なんですね。  学校給食というのが年間3.6億円だというふうに言うと、児童1人当たり年間4万円負担していることになるんですけれども、これをエアコン1.5億円だということで児童1人に割り当てると、年間1万7,000円の追加負担になるということなんで、この税制が厳しい中で、子供だけでなく、もっと市民全体が活用できるように私はすべきだと思っています。  そのスタートは、将来の活用を考えて、エアコンの制御盤とか電源の位置をどこに置くかというのが、この活用できるかどうかの配慮のスタートだというふうに思っておるんですけれども、これについて、市長、御答弁いただけませんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  学校管理運営の基本的なところを教育委員会で行っておりますので、私のほうからお答え申し上げます。  その前に、森本隆議員、以前もそうでありました。おっしゃる内容はわかるんですが、あくまでも木津川市内の生涯学習施設、例えば図書館とか、そういったものは、市全体の施設として市民皆さんが利用していただきたいという思いがあります。  しかし、一方で、学校というのは、地域のよりどころでありますし、特に小学校については、それぞれの地域の非常に中心部にあって、災害のときの避難所にもなります。  確かに、学校教育法上は、学校教育上に支障のない限り社会教育施設等に利用できるという、そういった規定があります。そういったことでは、ほとんど全ての学校で学校開放、地域開放をやっていまして、それはグラウンドと体育館であります。それについて、年間で延べ50万人の方が利用されています。  今、議員のおっしゃっていますのは、そこから一歩進んで地域の、例えば図書室とか、そういったのを開放すべきであると、空調も入るということで。確かに、そういった視点も非常に大事だと思っております。  ただ、私も基本的には、地域開放をしていくべきだとは思っているんですが、非常に残念ながら、依然として子供を標的とした犯罪者が後を絶たないという、そういった意味じゃ、子供の安全管理をどうしていくか、それから校舎等に入ることでの管理諸室との関係、調べてみると、北海道とか一部では、学校の図書室を、これは課業期間中にボランティアの人たちが前面に立った形で管理しながら図書室を開放している、それは例えば月曜日・水曜日の2時間とか、そういった側面があります。  今、御指摘の夏休みの子供のいないときあたりということですが、じゃあそこの段階での管理をどうするか。  したがって、教育上の支障がない限りというだけじゃなくて、子供たちの安全管理に支障がない限りということも含めて、そういったことも含めて、主たるものは子供の教育ですので、そこに支障がない限りというのは、よくよくこれ、教育委員会、学校として検討が必要と、そう思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 教育長の答弁、ありがとうございました。  非常に言われることはごもっともでわかるんですけれども、ただ、午前中に尾崎議員の話もありましたけれども、これからやっぱり子供が減っていくんで、絶対空き教室は出てきます。そうしたときに、やはりそういうふうな利活用を考えないといけないということもあるということも理解の上、先ほど言いましたエアコン設置の制御盤のこととか、単に教育委員会、学校主体の利便性とか安全性のみの視点で設計が完了してしまうと、5年後にできなかったということになるということは、余りにも15億円かける事業にしては、将来を見越していないんじゃないかなというふうに思いますんで、そのような形の検討も今後しっかりやっていただくということを要望して、私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまより15時20分まで休憩といたします。    午後 3時03分 休憩    午後 3時20分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま15時20分、休憩前に引き続き会議を開きます。  5番目、谷川光男さん。    (谷川 光男君質問席へ移動) ◯17番(谷川 光男) 本日の納めの質問者となりました。17番議員、木津川の会の谷川光男です。よろしくお願いいたします。  今回は、行政のスリム化を目指した改革案の提案を含め、5問質問させていただきます。私の質問も、スリム化した質問といたしたいと思います。  それでは、通告に基づきまして、まず最初は「大規模小売店舗の開発に伴う生活環境チェックは」と題して質問します。  城山台地区において、大規模小売店舗立地法に基づき出店計画が進められているが、店舗設置後における周辺の生活環境への配慮について伺います。  (1)今回、開発される敷地面積、建物の規模、駐車場の収容台数についてお伺いいたします。  (2)店舗周辺の交通への影響(市道との接続や駐車場への出入り口の安全性)はと題して、質問します。  (3)店舗から発生する騒音による影響はということで、3問目でございます。  (4)小売店舗における市民の雇用はということで、4点質問します。よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 谷川議員の御質問にお答えをいたします。  敷地面積は5万2,466平方メートル、建築面積が1万4,564平方メートル、延べ床面積が1万4,010平方メートル、店舗面積が1万1,413平方メートルの平家建てで、駐車場の収容台数は、来客駐車場764台、従業員駐車場30台で計画をされております。  2点目につきまして、届け出によりますと、店舗開店時の交通負荷は高まるものの、開店後の需要率は基準を大きく下回っていることにより、各交差点の交通流動に著しい影響を及ぼすものではございません。また、車線別混雑度につきましても基準を下回っていることから、各車線への影響は軽微でございます。  駐車場への出入り口につきましては、基本的には案内看板により誘導を行われますが、オープン時や特売日などの繁忙期には、必要に応じて出入り口に交通誘導員を配置されます。  3点目につきましては、届け出によりますと、店舗周辺においては、環境基準を昼夜ともに満足するため、影響は軽微でございます。なお、BGMなどの使用もなく、荷さばき施設や廃棄物保管施設は、住宅地から離れた位置に計画し、設備機器は低騒音型の設置を検討されておられます。  4点目につきましては、アルバイトやパートも含め、180人程度の雇用を希望されておられます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  規模等につきましては、よくわかりました。  ところで、近隣の大規模店舗、カインズホームとかイオン高の原店の状況について、わかる範囲で教えていただきたいと思います。敷地面積、建物の規模、駐車台数、3点だけで結構でございますので、わかれば教えてください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  高の原のサンタンプラザこすもす館につきましては、敷地面積が4万8,327平方メートル、建築面積が2万8,353平方メートル、延べ床面積が12万4,285平方メートル、店舗面積が3万7,905平方メートル、駐車台数が2,000台という形になっております。  カインズホームにつきましては、敷地面積8万3,073平方メートル、建築面積3万1,134平方メートル、延べ床面積4万2,787平方メートル、店舗面積2万5,970平方メートル、駐車台数につきましては、1,376台という形になっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) わかりました。  カインズホームもイオン高の原店につきましても、かなりの大きさであるということが理解できました。  そしたら、今、お手元のほうに配付しておる図面を見ながら、ちょっと交通の関係について御説明かたがた聞きたいと思います。  その前に、実は先般、5月11日、12日にかけて説明会が開かれました。その説明会には聞きに行かれたんかどうか、お聞きいたしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  私、直接行っておりませんが、職員が参加をし、内容についても報告を受けております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 聞かれているということですので、細かいことについては御存じだというぐあいに思っております。  今、お手元のほうに配付というのか、配っております写真を見ながら説明していきたいと思います。  実は、大規模小売店の城山台地区の計画図に基づく進入路の写真でございまして、下のほうが木津駅、上へ行くと学校のほうへつながっているということで、来られた方は下から上へ上がられて左へ回られると。ここは出入り口は、全て出と入りとが一緒になった場所でございまして、万が一ここのほうに入られた場合は、こちらを出られると。もう1カ所、東のほうにあるんですけれども、ここは併用して出られるということで、ここが危険じゃないかなということで、その説明会の場においても、市民の方が心配されておられました。  なぜかと言いますと、ここにバス停がございます。バス停から次の交差点まで約80メートル、距離的にも近いとこで、こちらから入るのは、僕は恐らく問題なかろうと。赤色で書いている部分ですね。青い部分から出られるということになると、ここで何かが起こる可能性があるということで、危険度が高いと判断します。  ただ、回答によりますと、交通誘導員をつけるということなんですけれども、ここへつけられると。でも、この距離が短くて、これが勾配になっております。行かれたんだったら、わかると思います。若干カーブになっています。そういう意味も含めると、特にここは危険な状態になると予測されます。  入られる人数が少ないからどうもないというものの、今、760台という台数があります。ほかの地域につきましては、2,000台とか3,000台やから、信号機もついているしということになるかと思うんですけれども、ここの部分、協議の中で、なぜこういう出口にされたのか、私は不思議に思うんです。  なぜかと言いますと、もう1枚の写真が下にあります。これはどこだか御存じだと思うんですけれども、カインズホーム。カインズホームの場合は、ここから、赤い線ですね、そちらは黒ですけれども、赤い線で入られて、自分の敷地内で自分の道路をつくられているということで、安全対策が十二分に講じられていると。この前にも信号があります。今回の部分については、信号がございません。信号も何もないとこは、きつく走られるという可能性もありますから、私はここの部分は安全じゃないと思っております。  事故がなかったらそれでいいんですけれども、今後どういうぐあいにされるか私もわかりませんけれども、規模につきましては、聞きました。ただ、ここの中にガソリンスタンドがあるのを御存じですね。こちらの入ったところのここにガソリンスタンドを設置されるんですわ。これは、一般の方も入られると私は懸念するんです。  そういう意味も含めますと、完全にこれは危ないところであるので、木津川市もその市道を管理している者だからね、なぜ説明をしないのかというのが、私、説明をして相手に理解してもらう。これ、誰が許可したんか知りませんけど、京都府だと思うんですけどね、また事故のもとをつくると。  この間も、椿井地域のほうで事故が再三起こっています。ただ、死亡事故につながっていないからいいものの、ここも同じ形になるだろうと私は予測されます。そういう意味で、行政はどういう協議をされたのか、教えていただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  当該協議につきましては、これは京都府と公安も含めた協議がなされております。したがいまして、専門的な知見によって判断をされたものというふうに考えております。  その上で、前回、プラントの説明会におきまして同様の意見が出たというのは承知をしております。  その中の説明といたしまして、いわゆる左折出庫にいたしますと、住宅地へ向かうことになるということもございますんで、警察などと協議して、避けるために右折出庫としたという説明もまたされているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) なぜかといいますと、将来、これは今、1万4,000平方メートル余りの面積でございますけれども、この敷地面積から言いますと、拡大される可能性もあると思うんです。あったときには、どうされるんですかね。今は車の台数は少ないということでおっしゃっていますけれども、何年か先に城山台が全部家が建ち、そこの店舗がよくはやったとしたら、必ず信号が必要だと私は考えているんですね。  そういう意味も含めて、市の管理者、道路管理者として、やっぱり言うていくべきやと、もっと方法論を検討してほしいというぐあいに私は感じているんですけれども、どうなんですかね、聞かせてください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  将来においてというところでの御心配でございます。当然、将来において拡大されるという可能性も十分あろうかというふうに思います。その場合におきましては、法に基づきまして、同様に生活環境に係る影響が周りにどうなんだという手続が行われますので、その拡大の内容にもよりますけれども、手続の中でしっかりと担保されていくというふうに理解をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 信号設置は公安委員会だと思うんですけれども、これ、公安委員会に出して云々となれば、自治会というんですかね、ここの地区の自治会長さんが市へ要望されて、それから公安委員会となるスタイルになると思うんです。そうなってくると、またおくれると。おくれる間に事故が起きるという形になるので、最初が肝心なんですわ。やっぱり、こういう大きな事業を取り組まれた場合の道路網の整備というのは必要だと思うんです。今さら言ったかて、できそうにないということとおっしゃると思うんですけれども、そこらは市も言うときは言わなあかんと、黙っているんじゃなくてね、私はそのように感じております。  今後、事故がなかったら幸いですけども、あったらまた誰かが、議員が質問して、何でやってんということになりますので、この写真を見る限り、危ないというのはわかると思うんですよ、交通量が少なくても。椿井のちょうどJA京都やましろの前も少ないです、交通量は。でも、事故が起きるんです。この間も起きました。  そういうことも踏まえて、やっぱりもっと真剣に考えてもらって、大きな店舗が来てもらうのは結構や。税収も入る。いい話なんやけどもね、それ以外に人命を守るというのが大事だと思うので、開発されるのもいいのやけども、私は開発反対やない、賛成派なんですわ。そのかわりきちっとやってもらうというのがスタイルだから、やっぱりこういうこともして、カインズホームさんはやられたわけですわ、一方通行で。これ、一方通行ですわ。あちらへ回って、知っておられると思うんですけれども、駐車場から東向いて出るんですわ。そこにはガードマンもおられます。そこは、ましてやもっと交通量が少ないところだから問題なかろうと思いますので、今後、特にこういう面について、しっかりと行政は許可権者である京都府に言ってほしいと思うんです。建ってからどうやこうやというのは、もう何年言ったかて通じませんので、今が大事なんですわ。ちょっと頑張ってそこらの調整をお願いします。もうそれ以上言いません。よろしくお願いします。  何かありましたら、どうぞ。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  当然、市民の安心・安全を確保していくというのが市の大事な根底となる業務でございます。  今の基準におきましては、周りの環境へ与える、いわゆる交通も含めまして、負荷というのは極めて軽微であるということなんでございますけれども、実際、店舗が開店してからでなくてはわからないこともございます。状況を注視しながら、必要に応じて必要な措置を講じていくという形になってこようかというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) よろしくお願いいたします。  それでは、2番目の質問に入りたいと思います。  これは、ちょっと私の提案も含めてなんですけれども、「更なる行政事務のスリム化を」ということで、市制施行10周年を経て、さらなる飛躍を目指す本市において、人件費や扶助費の経常的な歳出経費が占める割合を示す「経常収支比率」が97.8%と前年度に比べ悪化しており、その改革の一環として、住民異動等に伴う諸手続にかかる時間を、できるだけ短くする手段・方法として、戸籍・住民票等の窓口業務を統合化し、「民でできるものは民で、官にしかできないものは官で」実施することにより、効率的かつ総人件費等のコスト削減が図られると考えております。  そこで、次の3問について質問します。  (1)住民票の異動、印鑑証明書の申請・廃止等の件数の現状はどうなっているか。
     (2)総合窓口を設置する考えについては、どうか。  (3)窓口業務の一部を民営化し、組織をスリム化する考えは。  3点、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  住民異動につきましては、住所変更や戸籍届け出等を合わせまして、平成29年度年間約5,600件、印鑑登録等につきましては、新規登録等を合わせて約4,900件、窓口での証明書交付件数は約6万1,000件となっております。  次に、2点目であります。総合窓口について、合併後、新庁舎の移転の際に検討を行った経緯がありますが、何よりも、きめ細やかで一人一人に寄り添った丁寧な窓口業務を行うことを第一に考え、現在の専門部署窓口での対応としていますが、市民課に証明発行コーナーを設置し、一部の税証明を発行するなど、市民サービスに努めているところです。  今後、窓口業務のアウトソーシング化を検討する中で、一部窓口の統一化などの可能性を探ってまいりたいと考えています。  次に、3点目についてでございます。今年度、住民異動等窓口業務の一部外部委託について先進地を視察し、その運用方法やメリットやデメリットの調査・検討を行います。  住民基本台帳、戸籍、マイナンバーなど、重要な個人情報を取り扱う窓口において、どの範囲までを外部委託できるのか、また民間委託に対する市民が抱える不安感の払拭の方法など、詳しく調査をいたします。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 数値につきましては、年間約6万1,000件ということで、かなりの数字があると思います。数字につきましては、これで結構です。  2番目の関係なんですけれども、総合窓口については、ちょっと若干前向きで進まれたかなというぐあいに受け取れるんですけれども、きめ細やかで一人一人に寄り添った丁寧な窓口業務を行うということを言っておられるんですけれども、それよりも1階と2階、どちらも行かんなんわけですね、転入された方については、1階に回り、2階に回り。それを総合にしますと、1階のスペースで全部してしまえる可能性が大であるという意味で、今回、私が提案しているスリム化ということなんですけれども、転入された方が最近多いですので、そういうことがスムーズにいくという窓口、これは私、大事だと思うし、それも市民サービスにつながるんじゃないかと。何も、このきめ細かなも大事ですけれども、スムーズにいくということが一番いいことだと思うし、ましてや人件費の削減になると私は思っております。  これ、大阪府の池田市のほうにも視察に行ってきたんですけれども、かなり人件費が少なくなっておるし、かかる費用が、改造とかもしなければならないですけれども、スムーズにいっていると。そういうところを視察研修してほしいと。で、木津川市に当てはめてやったら、人件費はもっと減りますよ、向こうで聞いている限りはね。池田市で聞いた限りは、減りますよ。  ということは、先般、2%のカットをされましたけれども、そういう分も削減できるというふうに私は思って、今回、提案させてもらった。  ただし、これ、すぐにはなかなか、はい、来年からしましょうというぐあいにいきませんけれども、まず部署ごとのワーキンググループを立ち上げてもらえることは可能でしょうか。前向きだと、これ、聞いている限りは思ったんですけれども、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(石原 久美子) 市民部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  今、部長のほうが申し上げました、過去に合併後に新庁舎建設の際に総合窓口のことをいろいろ議論したというとき、そのときもワーキンググループというようなのに近いような形でもって、関係課が集まっていろんな議論をしたという経過がございます。  その結果、今の形をとったというような経過なんですけれども、今の答弁の中にも申し上げましたけれども、今年度、特に市民課におきましては、住民課の窓口業務の外部委託につきまして、先進地を視察する。生駒市・奈良市、今、議員がおっしゃっていただきました大阪府の池田市さまなども予定をしております。  そういった中で、やっぱり民間委託のことだけでなくて、総合窓口を導入するということも同時に考えていかなければならないのかなと思いますので、そういったときには、そういったワーキンググループの設置も必要になってくるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 今、財政難だから、こういうことをしていかなければならないと私は思っておるんです。これで、何ぼかの金額が減るわけですわ。これをやるべきやと、まず最低ワーキンググループを立ち上げて検討してもらいたいと。これをすることによって、将来の木津川市は、少しでありますけれども、財政が助かると私は思っておりますし、生駒市とか奈良市のほうもやっておられるということを今お聞きしましたけれども、大阪のほうでもそれはスムーズにいっていると。スムーズにいっていなかったら、私もここで提案もしませんし、言いませんけれども、いっているから、今、一定、木津川市もそのいいところを取り入れてやるべきやと思うし、職員の給与カットだけが私はいいことだと思いません。やっぱり、いい職員さんもおられるんやからね。もう任せるものは任せたらいいわけですわ、委託、先ほども出ていた保育園の問題もしかり、その他のものについてもしかりですわ。任せるものは任せてやっていくべきだと私は考えるんですけれども、再度、ワーキンググループの設置の考えはございませんか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  いろいろと御質問いただきました。確かに、総合窓口をする、市民サービスを向上させていく、あわせましてやはりアウトソーシング、こういったことをしっかり考えないと、市民サービスを向上させながら、なおかつ経費を抑制するということはなかなか難しいのかなというところで、勉強しているところでございます。  まず、この3点目の御質問にもお答えをいたしましたけれども、窓口業務、いわゆるライフイベントとも言われておりますけれども、住民異動の届け出の際、いかに市民の皆様方に、いわゆる滞留時間、お待ち時間を少なくすることができるか、そして他のいろんな業務もございますので、いかにそういったものを統合しながら進めていけるかというところを考えていくべきであるというふうに考えておりますので、その際には内部協議体をつくって検討を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 早期に検討をお願いします。  それと、3番目に入るんですけれども、外部委託の関係なんですけれども、民間委託に対する市民の抱える不安感の払拭方法とかというのがあるんですけれども、勉強会でそういうぐあいのに行かれたときに、そういうのがあったんかどうか、生駒市と奈良市のほうでね。私は、そこはちょっとおかしいなと思うんですけれども、ただ、着手する時期がスムーズにいかなければ問題が起こります。それは、しっかりと検討されて実施されたらいいと思うし、私、民間委託することによって、ある一定の部分を緩和、官でできるものは官でしたらいいですけれども、民でできるものは民にしていってもらったほうが、人件費が安くつくんですね。  池田市の場合でも、当初は30数名おられた人が17名削減されて14名という形になっておりますし、これ、お金で計算したら、すぐわかるんですね。おおむね1,000万円以上のあれになっております。木津川市と池田市は若干人口比率が違いますので、一概には言えませんけれども、池田市は10万人余り、木津川市は7万人余りですから、違いますけれども、ちょっとそういう意味で、委託はどうなんですかね、もしそういう形でワーキンググループをつくってしていただいたら、やれる可能性はあるんですか。再度教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(石原 久美子) 市民部次長でございます。  ワーキンググループの設置につきましては、もうちょっと具体的に話が進んでからになるのかなと思うんですけれども、先ほど議員がおっしゃいました、そういう不安の払拭の点についてはでございますが、業務ができる範囲というのは、住基関係は総務省、戸籍関係は法務省のほうから通知でしっかりと示されております。  例えば住基関係では、住民票の写しの交付とか、異動届に関連することなどは可能だけれども、住基ネットのコミュニケーションサーバーの端末の操作はできないとか、また市町村の適正な職員の管理下においてのみ取り扱うことができるとか、そういった取り決めもございます。  特に戸籍の関係となりますと、極めて高度な個人情報が記録をされているということに鑑みまして、そういったことの十分な対策を講じるということが必要であるということもはっきりと明記をされております。  そういったことで、一部、民間委託を途中で変更されたという自治体もあるというふうには聞いておりますので、そういったことも含めまして、今、実際、成功しておられる先進地の事例をしっかりと調査してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 「第3次木津川市行財政改革大綱」というのをこの間もらいました。その中でも、「豊かなアイデアで、改革する自治体」という名目で書かれております。ちょっと読んでみましょう。柔軟で多彩なアイデアで、市民にわかりやすい簡素で効率的な組織づくり、最小限の人員・経費で最大限の効果を発揮するための体制改革を目指した取り組み云々ということで書かれています。まさにこれだと私は思って今回提案させていただいていますので、答弁は結構ですので、市長みずからそういうところを改革していってもらいたいというぐあいに思いますけれども、最後に市長のお考えだけお聞きしておきたい。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 谷川議員の御質問にお答えいたします。  まさしく、保育園の民営化しかり、民でできるところを民でやっていくということは、私も以前から申し上げているところであります。  経常経費で大きいのは人件費ということもございますので、職員の仕事に影響しないような方法で職員削減をしていくということも今後大事なことだというふうに思っておりますので、民間でできるところを極力民間にお願いできるような方向を今後も探っていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 前向きでよろしくお願いいたします。  それでは、3番目の質問に入りたいと思います。  「子どもを守る安全対策は万全か」ということで、質問します。  全国では、子供たちが被害者となる悲惨な事件が後を絶たない。本市では、通学路の安全見守り隊や、PTAの安全見守り隊の活動等が実施されているが、今後、さらに取り組みを進める必要があると考える。市の考え方について問います。  (1)各小学校区ごとの通学路の見守り状況についてはどうかと。  (2)危険な市道の交差点における停止線(点線による)などの路面標示はできないのか。  (3)子供を守る安全対策について、今後、さらに新規で取り組む検討は。また、実施する予定の項目は。  以上3点、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。    (教育部長 竹本 充代君登壇) ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  1点目につきまして、小学校の登下校の見守りについては、地域やPTAの皆様の御理解と御協力をいただくとともに、各小学校区内の危険箇所に防犯カメラを設置するなど、子供の安全を図っています。  また、見守りの方を含む地域の団体に集まっていただき、子供の安全のための連携会議を開催し、意見交換を行っている学校もあります。  今後も、地域やPTAの皆様の御理解と御協力を得ながら、学校とも連携し、通学児童の安全を図ってまいります。  次に、3点目について、小学校の児童に対しては、ふだんから自身の身を守る防犯教育を実施するとともに、ほとんどの学校が作成している通学路安全マップや通学路防犯マップを活用し、児童への指導に努めます。  また、警察の巡回パトロールや市の青パト巡回を強化し、児童の安全確保に努めます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  私からは、谷川議員の2点目の御質問にお答えいたします。  市といたしまして、法的規制がない停止線に準じるもの等の設置は混乱を招くと考えておりますので、設置する考えはございません。  ただし、地域の皆様の要望により、一旦停止等の法的規制が必要な箇所については、京都府公安委員会に対し要望してまいります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) それでは、1番目からお聞きします。  小学校ごとの通学路の見守り状況、今、聞かせてもらったとおりだと思うんですけれども、防犯カメラの設置等の云々というのもございました。それと、通学路安全推進会議ですかね、そこで協議しながらやっているということなんですけれども、1点、今、通学されている方が、団体というんですかね、集団登校なのか、それとも帰りはばらばらで帰られる個別で下校されるのか、そういう点はどうなんでしょうかね。全て集団登校・集団下校なんですかね。全域について教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  小学校の通学につきまして、登校時におきましては、集団登校をさせていただいているというところでございます。ただし、下校につきましては、各低学年・中学年・高学年と下校時間がまちまちであるというところもございますので、その中で、極力、学年の中で固まって帰るように指導をしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 集団登校の場合は、案外問題なかろうかと思うんですけれども、個別というんですかね、ばらばら帰られる分については、ちょっと問題がありやと、いろんなこういう事件が発生して新聞等にも載っておりますし、仮にここで発生したら大変なことになりますので、そういうことも踏まえて、何かそういう対策というのは考えておられるのかね、私も3番目で新規の取り組み云々というのも言っておりますけれども、何か取り組みを考えられているのかなと。教育委員会として防災教育の手引きをつくったり、そういうのはされているんですかね。  ただ、これをすっと聞かせてもらいますと、通学路の安全推進会議に頼っているようなものにも思えるし、それとプラス今言っている防犯カメラだけに頼っていたら、これはだめだと思うんです。  今回、地震もございましたし、ブロックが壊れて亡くなられた方もおられますけれども、そういう意味も含めてどうなんですかね。やっぱり、そういう徹底した教育のあり方をやっていただきたいというふうに私は思いますけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  道路上の整備等につきましては、通学路安全推進会議のほうにお願いして、さまざまな関係機関の方に道路整備、またさまざまな対応をしていただいているというところでございます。  これにつきましては、通学路というところで優先的に考えていただいているというところで、大変ありがたく思っているところでございます。  その上で、市民の方々の見守りの御協力をいただいて、子供たちの安全が守られているというところでございますが、これにつきまして、学校から次の月の下校の時間等をお知らせした予定表をボランティアの方々にお渡しをしているというところでございますので、またそのあたりで御協力もいただいているというところもございます。  それとあわせまして、子供たち自身もみずから身を守るというところも大事でございますので、防犯教室や交通安全教室等を実施をさせていただく、また「いかのおすし」という子供がみずからを守るという防犯標語を掲げさせていただいて、自分自身もさまざまな危険分子から身を守るというところも大事だと思いますので、地域・学校・PTA、もちろん教育委員会もそうですし、それに合わせまして子供たち自身も身を守ると、安全に対する意識を高めるというふうな教育をさせていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) よくわかりました。1点、2点、3点とも、よくわかりました。  2点目の点線による路面標示、これ、ところどころに見受けられるのは、公安委員会の許可をもらってやられていると思うんですけれども、過去にPTAさん、前は育友会と言ってたんですかね、育友会、PTAさんが自分らの事業の活動の一環として線を引かれたと思うんです。そういうようなもんは、過去に私、木津も山城も加茂もあったかと思うんですけれども、山城は確かにありました。そういうことをしていただくのも一つの手かなと、危険を少しでもなくす。  それと、路面標示で奈良のほうを走っていますと、交差点を真っ赤っけに塗っておられる自治体がございます。いい悪いは別にしたかて、それも一つの方法かな。路面標示と言っているのは、私はそういうことを言っているんです。点線だけじゃなくて、路面でわかるような標示、そういうようなものはできないんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。
    ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  いわゆるゼブラ模様での点線の停止線ということにつきまして、木津川市で何カ所か私も見たことがございますけれども、合併以降につきましては、そういったことで対応させていただいている内容がございません。  その線につきましては、公安委員会の管轄ではございませんので、道路管理者として、市道につきまして市が独自に判断してこれまで設置してこられた経過があろうかと思いますけれども、今現状におきましては、交通規制に係る、そういった準じたような路面標示については行わないというふうな方針で臨んでいるところでございます。  そのほかの安心・安全の対策につきましては、いろんな交通安全対策協議会と協働いたしまして啓発活動等を行って、実際には交通事故の件数についても、そういった努力のおかげで減ってきているのかなということで考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  今おっしゃったとおり、今できにくいということでしたら仕方ございませんけれども、そういうことをして注意喚起を図っていくということは私は大事だと思いますので、そういうものも含めて、また検討していっていただきたいなと、路面標示だけじゃなくて、路面標示の中で、そういう交差点には色を塗るとかという方法を考えてもらったら、それは問題なかろうと私は思っておりますので、点線はだめなら、そういう路面標示の交差点に赤で危ないですよということ、それはできると思うんですけれども、その点、どうでしょうかね。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  そういったところで安全対策を講じられている団体があるというところでございますので、参考にはさせていただこうかなというようには考えてございますけれども、今現状につきましては、啓発看板等でいろいろ啓発活動をさせていただいているという内容がございますので、そういったことで、現状といたしましては、そういったことで啓発活動、注意喚起を図っていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 前向きで進んでいただきたいと思います。  それでは、時間もございませんので、4番目に入りたいと思います。  「災害時の高齢者等、特に配慮が必要な方の避難対策は」と題して質問します。  本市では、災害時、各小・中学校、公共施設が避難所に指定されているが、現実的に避難行動や適切な避難場所への誘導、また指定避難所では生活の難しさ等が考えられる。  また、災害発生時、安否確認や、自力で避難ができない方への支援等、地域の力が不可欠で、行政と地域の連携(自主防災組織や民生・児童委員等)が大切である。  そこで、次の3問について質問します。  (1)先般、5月20日に3地域で行われた市防災訓練の参加状況や情報伝達はどのようにされたのか。  (2)市内福祉施設の避難所の現状と収容人数は。  また、増加傾向にある要介護高齢者の人数はということで、2点目お願いします。  (3)今後、市防災訓練の実施計画はどのようなことをされるのか、お伺いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えします。  5月20日に実施しました防災訓練は、市民、関係団体、職員を合わせ、延べ423人の参加がありました。  また、訓練における情報伝達手段として、防災行政無線による訓練放送を初め、市防災情報メール登録者への訓練メールの送信、車両による広報など、訓練情報の伝達を行いました。  次に、3点目について、次年度以降の防災訓練の実施計画は未定ですが、毎年、テーマを決めて防災訓練を実施し、防災意識の高揚に努めてまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(大西 寛典) 健康福祉部長でございます。  谷川議員の2点目の御質問にお答えします。  現在、市内15の福祉施設と「災害発生時における福祉避難所の設置運営に関する協定書」を締結しており、合わせて304人の受け入れが可能です。  要介護認定者については、平成30年3月末時点で2,077人となっています。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございます。  そしたら、1番目から質問したいと思います。  防災訓練なんですけれども、私も山城地域のほうに防災訓練に参加させてもらいました。参加者を、ちょっと人数を読んでみたら、20人に満たないという数でした。全体的では、今おっしゃったように、423名ですけれども、山城地域の場合は、役員さんを除いたら、ほんま数名だったと、10名足らずだったと思うんですけれども、この情報伝達をどのようにされて、そういう参加者を募ったのか、私はちょっとわかりにくい面があったので、もう少し職員が出て、ほかの方も御依頼してするならば、極力多くの人が参加してもらえる情報を流すべきだと思うんです。そういう意味で、この広報をどうされたんか、お伺いいたします。市民への参加広報、市民型と書いておりましたので、市民への参加広報はどうされたのか、お伺いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  今回の5月20日の訓練の広報でございますが、5月の市広報、それから市ホームページ、地域長様への呼びかけ、それから関係する地域長、自主防災会への参加の呼びかけと案内状等の送付、それから関係地域との調整ということでございました。  それで、山城地域の自主防災の関係で調整をしておりましたけれども、5月20日の実施ということで、関係していた地域の方の避難訓練からの参加ということが非常に困難になりまして、高麗地域への回覧による御案内ということで、一部変更はございましたけれども、以上のような広報を実施をしたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 過去の数値を見ますと、やっぱり1カ所当たり300人余りの方が参加されておるのに、たった20名足らずでは、何の効果もなかったんじゃないかなと。その方だけちょっと聞かれたということで私は思っとるんですけれども、やっぱり広報のやり方と時期、そのようなものも考えてもらって、確かに去年できなかった分を今年度にやるというのは、それで一番正しいことやし、出水時期にやるというのも、これも正しいことですけれども、もう少し伝達方法、私も聞いていると、防災行政無線が鳴ったか鳴らんかわからんぐらい、ブーウーと言ったのしか聞こえなかったんですわ。  防災行政無線は問題ありきというのは、もう前からずっと言っておりますので、流れないのでね、1つのスピーカーでは流れない。4つつけたら流れるかもしれませんけれども、そういう状況ですので、何や、何しゃはってんなという感じでしたので、市長もきはってがっかりしゃはったんかなと私思っとるんです。もうちょっと、最低100人程度ね、1カ所ですよ。ほかのとこは多かったようですね、そしたら423人やから。  これ、実質、ほんまに市民が来られたんは何人かなと思ったら、私、半分以下だと思っているんですけれども、極端に言ったら100人ぐらいかなと思っているんですけれども、それぐらいと違いますか、ちょっと教えてください。役員とか、そういう団体を除いて、ほんまに市民が参加された人数って、どれぐらいですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  木津におきましては92名、加茂におきましても96名、山城におきましては29名ということで記録しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) わかりました。  もう少し、そういう意味も含めて伝達方法、市民へ周知する方法、地域長さんに言って、「地域長さん、これぐらい集めてや」という一声を出してもらったら私はいいかなと思うんですけれども、ただ、文書を送っておくだけでは集まってもらえないのが現状だと私は思いますので、そういうようなことも含めて、その地域を限定でやってんから、山城の場合やったら高麗やから、4つの地域を、「地域長さん、これぐらいちょっと何とか集めてしましょうな」という一声運動をしていただきたい。今後、そういうことを期待いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。  それと、今聞かせていただきました、この2番目の関係なんですけれども、福祉施設の関係、304人の受け入れがあるけれども、実際2,077人おられると、かなりの人数、7倍ぐらいおられると。  仮に、今回みたいに地震が大きく起きて、どうしても仕方なくそちらのほうへ避難しなければならない場合、これではどうしても受け入れできにくいと思うので、こういう点につきましても、今後、いろいろと含めて検討をしてほしいですわ。ただ、この数字だけで見る限りは、避難できないと。  それで、自治体なり、ほかの団体の役員さんにもお頼みして、社協なりにしてもらってやっていただけるにしたかて、ちょっとこういうものも含めて、どうしたらいいのかということを再検討を願いたいと思います。  時間が余りないので、もう1点聞かせていただきます。  今回の地震において、ここの庁舎も揺れたと思うんですけれども、耐震構造になっていますね、ここ。たしか副市長がさっきおっしゃったのは、4.1ということで、震度を言っておられたんですけれども、それはここでの震度計があるんですかね。ちょっと教えてください。私、耐震構造になっているということはわかっておったんですけれども、どこの震度計による数値なのかわからんので、ちょっと聞かせてください、参考までに。済みません。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  木津川市の震度、この木津庁舎においては、木津の免震構造ではない地面に置いておりますので、その震度計が危機管理の後ろの部屋に震度表示が出るということで、それが震度4という数字をあらわしておりましたので、間違いはございません。  また、NHKとか報道でも流れておりますが、気象庁での情報もそのようなことで流れております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございます。  ちょっとこの点で、最後に1点だけ、今後の防災計画の関係なんですけれども、特に医療機関との調整もしながら、京都山城総合医療センターとの共同での取り組みもできればしていったらどうかなということで、私、今提案しておきます。また、検討していただいたら結構ですので、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  2年ほど前から、京都山城総合医療センター等も、この山城南保健所を通じて、この地域における災害医療の協議会というのが立ち上がりまして、一緒に図上訓練等も実施をしております。  また、今回の訓練におきましては、協定を結んでおります相楽医師会とも実施をしようということでございましたが、ちょっと日程上、都合が合わなかったものでございますから、山城保健所との連携で救護室の設置ということをさせていただきました。医療関係とも、今後、密接に連携をとっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  それでは、5番目に入りたいと思います。  「市政功績者表彰等を『文化の日』に実施しては」と題して質問します。  昨年の3月に、市制施行10周年記念式典が盛大に開催され、その節目に市の表彰条例に基づき市政に寄与・貢献された方々(名誉市民、自治功労者等50名の方)が表彰されましたが、他にさまざまな分野で活躍・善行奉仕をされている方々がおられると私は思っています。  そこで、次の点について質問します。  (1)合併後、市民の模範と認められる功労者表彰や善行者表彰の該当者の状況はどうであったのか。  (2)功労者表彰及び善行者表彰の選考基準や手順は、どのようにされているか。  (3)市政功績者表彰等を毎年11月3日「文化の日」に実施しては。  以上3点、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。    (市長室長 井上 透君登壇) ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをさせていただきます。  まず1点目につきましては、名誉市民表彰2名、自治功労者表彰38名、功績表彰28名、善行表彰3名の方を表彰させていただきました。  2点目につきましては、表彰は、木津川市表彰条例及び木津川市表彰条例施行規則に基づき実施をしております。また、手順といたしましては、各部局からの対象者の推薦により、対象者を政策会議に諮りまして、被表彰者を選定いたします。  なお、自治功労者表彰の表彰を決定しようとするときは、あらかじめ市議会の同意を得なければならないとなっております。  3点目につきましては、現在、表彰の時期につきまして、木津川市表彰条例の規程により、「市制記念行事等の日に行うものとする。ただし、市長が特に必要があると認めるときは、この限りでない。」に基づいて行っております。  御提案いただきました「文化の日」の実施につきましては、表彰の対象者や時期等、どのような形で行うことができるのかを検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  まず、1つ目から再確認も含めて聞きたいと思います。  数字につきましては、これ、よくわかりました。  そしたら、この名誉市民、自治功労者50名の方が、先般の市制10周年のときにされたということで、残りの方はいつどうされたのか、私、今初めてこの数字を見せてもらって、わからなかったんですけれども、いつどういう形でされたのか、教えてください。
    ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  表彰者数の数は、先ほど答弁をさせていただいたとおりでございますが、合併5周年記念式典におきましても、自治功労者6名の方を表彰させていただいております。  また、善行表彰につきましても、寄附等をいただいた方になりますけれども、その方につきましては、随時、寄附をいただいたときに表彰をさせていただいておりますので、その総数が、先ほど述べさせていただいた総数ということになります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ここの条例なり規則を見ますと、ある一定、15年以上やられているという数値が書かれているんですけれども、こういう部分に該当する方については、全てその関係部署から上げられているのかどうか。上げられておられなかったら、やっぱり再調査してもらって上げていってあげるべきやと。これ、そんなにお金も要らないし、表彰状の1枚の紙と、これを入れるケースで済むのやから、やっぱり一生懸命やられておられる団体なり個人がおられると思うんですけれども、表彰してあげるべきやと思いますので、ちょっと前向きにやっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうかね。  それと、「文化の日」にしたらどうかというのは、私、いつされているのかわからないのやったら困るので、「文化の日」だったら、市長はそこへ出てしなければならないですけれども、それでして報告してもらったほうがわかりやすいのではないかなと。私、こんなん善行表彰されたのか、ちょっと記憶になかったので、今回、そういう意味も含めて「文化の日」にやられたどうかなという提案でございます。それのほうが毎年できると、毎年してあげると。該当者がないときはする必要はないですけれども、そういうことも踏まえてよろしくお願いいたしたいと思います。  その件について、お答え願います。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  表彰の時期につきましては、今、議員のほうから御提案いただきました「文化の日」というのも一つの考えというのは、私どもも考えております。  ただ、自治功労者の方につきましては、この基準を満たされた方につきましては、6月議会に提案させていただいて、翌月の7月に表彰させていただくとか、善行表彰の方は、時期を逸しますと、なかなかその感謝の意向が伝えられないというところもございますので、表彰の時期につきましては、再度、先ほど答弁いたしましたように、どのような形ができるのか検討はさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  最後に、ことわざに「千里の道も一歩から」と申します。これからも前向きの姿勢で取り組んでいただくことを期待して、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  あす6月22日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集賜りますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後4時21分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....