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平成29年第4回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2017年12月21日
平成29年第4回定例会(第6号) 議事日程 開催日:2017年12月21日
平成29年第4回定例会(第6号) 本文 開催日:2017年12月21日
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  1. 木津川市議会 2017-12-21
    平成29年第4回定例会(第6号) 本文 開催日:2017年12月21日


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    2017年12月21日:平成29年第4回定例会(第6号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 平成29年第4回木津川市議会定例会会議録(第6号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成29年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、議案第47号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 厚生常任委員長の酒井弘一です。  木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正議案について、委員会審査の報告をいたします。  皆さん御承知のように、本件は、9月議会において継続審査となり、議会として直接市民の皆さんの御意見を聞く活動を行いました。  まず、11月冒頭に3会場で議会報告会を開きました。特に、木津会場では、かつてない多数の市民の参加があり、多くの御意見を聞かせていただきました。また、同じく11月19日には公聴会を開催し、賛成3人、反対9人、計12人から公述の申し出を受け、賛成3人、反対3人から意見陳述をしていただきました。その中から、主な内容を御報告したいと思います。  まず、ごみ袋有料化に反対の御意見、お名前省略で行きます。住民置き去りの不十分な制度設計である。議会が、それに待ったをかけてほしい。また、ごみを出す市民は、受益者負担を行うべき。いわゆる自治法の特定のものではない。3つ目に、市民の周知と理解を得ていないごみ袋有料化は、行政に対して不信感が生まれてくる。また、低所得者に十分な配慮をという御意見がありました。  賛成の方々3人、これもお名前を省略して紹介します。
     ごみの減量は、地球温暖化対策のために必要で、有料化は、それに対して一定の効果がある。資源には限りがあり、市の将来を見据えて、受益者負担が必要。木津川市は、減量とリサイクルにおくれがある、有料化は、その減量とリサイクルを進めていくインセンティブ効果があり、期待をする。このような御意見をいただきました。  議会として、多くの市民の皆さんの御意見を聞く活動をし、また委員会では、議員間討議を含めて慎重に審議を重ねてまいりました。  今議会開催の委員会では、多くの市民の質問に対し、行政から十分な答弁がなされていないとして、再度の継続審査を求める動議が出されましたけれども、賛成2人、反対4人の賛成少数で否決された後、議案の採決に入りました。  反対討論お一人、賛成討論お一人がありました。内容は、この後、討論も行われる予定でありますので、省略したいと思います。  採決の結果は、賛成4人、反対2人の賛成多数で原案どおり可決されました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋良造です。  日本共産党議員団を代表して、反対討論を行います。  初めに、この議案は9月議会で継続審査となり、私たちは市民の声をしっかり聞くために、市民と議会のつどい、公聴会を行い、意見を聞いてきました。  しかし、市民から出された疑問や意見の一つ一つを丁寧に検討してきたでしょうか。市民の声をしっかり聞くというのであれば、もっと時間をかけて市民の疑問に答え、また市民から出された意見や提案を検討すべきでありました。市民の声に十分に応えないまま採決するのは、間違っています。  これまで、市は、排出されたごみの内容を分析し、燃やすごみの中に含まれている紙類と生ごみはもっと減らすことができるとして、具体的にごみの減量を示してきました。古紙回収補助金を活用して、紙類は、雑紙を含め、さらに分別・リサイクルできます。生ごみは、生ごみをひと絞りして水分を減らす、また生ごみ処理機の普及で、さらなる減量が可能です。  だから、今、市が進めるべきは、ごみの減量を実行するために、市民のごみの分別・減量の努力を後押しすることであります。ごみの有料化という強制力で市民にごみ減量を押しつけるやり方は、これまでの行政と市民の努力を台なしにするものであります。  合併以前に、旧加茂町や山城町では、内容は違いますが、指定ごみ袋による有料制度を行ってきました。しかし、合併で旧木津町の方式に合わせ、ごみ袋の有料をやめました。そのことで、ごみはふえたでしょうか。ふえていません。1リットル当たり1円の有料の指定ごみ袋にしなくても、行政と市民の努力によって、1人1日当たりのごみ排出量は減っています。平成21年度と比較して、平成27年度は、廃プラごみを含め、13.1グラム、平成28年度は16.7グラム減っています。合併の約束を10年で一方的にやめることは、市民をだましたことになり、認められません。  市長は、ごみ有料化は市民の負担の公平と言いますが、果たしてそうでしょうか。ごみを多く出す市民に対して有料化は、強制力、ペナルティーになります。しかし、ごみの減量に努力して市の示す減量目標を達成している、またそれに近づいている市民にとっては、有料化による強制力は必要のないことであります。負担の押しつけでしかありません。また、所得の低い市民への経済的負担は全く考慮されていません。こんな不公平なやり方はありません。多くの市民から反対や疑問の声が上がるのは、当然であります。  次に、一般質問でも明らかにしたように、「もったいないプラン」から廃棄物減量等推進審議会の審議資料、最終答申の文書に幾つもの誤った数値が使われていました。その最たるものが、平成37年度の減量目標の値であります。「もったいないプラン」で燃やすごみ量は、1人1日当たり311.8グラム、ビニール・プラスチックごみは、同じく1人1日当たり14.2グラムと定めました。  ところが、有料化の基本方針では、小数点以下を四捨五入して312グラムと14グラムにするのではなく、端数処理と称して、311グラムと15グラムにしてしまいました。なぜ、こうした間違いをしたかを一切答えず、また訂正もしないで押し通そうしています。合計が326グラムと同じだからということは、全く説明責任を果たしたことにはなりません。まことに恥ずかしい限りであります。  そうした間違いに気づけば、一旦、議案は撤回し、審議会などをやり直し、出直すのが当たり前です。仮にきょう、議案が通ったとしても、市長は一旦条例の執行を凍結し、市民の納得になるようやり直すことを求めるものであります。市長が実施を一旦凍結して、市民の納得になるようやり直すことを求めるものであります。  市長は、ごみ有料化を撤回し、市民と協力してごみを減量すべきであります。そのことを申し上げて、反対討論とします。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  谷口雄一さん。 ◯1番(谷口 雄一) 議案第47号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について、賛成の立場から討論いたします。  まず、この議案の趣旨は何であったのか、改めて確認したいと思います。  本市のごみ減量化推進計画「もったいないプラン」の目的である「持続可能な循環型社会の実現」と「ごみ処理に伴う環境負荷の軽減」を目指すために、その手法の一つとして、ごみ有料指定袋制を導入するものであります。言いかえれば、ごみの減量化・資源化を促進することで、地球温暖化を防止し、次世代に豊かな自然環境を継承しようとするものです。  経済的な動機づけ、いわゆるインセンティブを活用したごみ有料指定袋制を導入し、ごみ減量の実践行動に対する意識の向上を図るとともに、そこから生み出される財源によるさらなるごみ減量施策を併用することで、基準年度の平成21年度に対し、目標年度の平成37年度には、可燃ごみの30%減量を目指すとしております。  その高い目標設定や実現に向けての根拠については、約2年半にわたり計11回開催されました廃棄物減量等推進審議会による答申、さらにその趣旨を踏まえて策定された市の基本方針においてしっかりと示されているものと考えます。  また、先日の公聴会や議会報告会での意見交換会、定例会における一般質問では、賛成・反対の表明だけではなく、さまざまな御意見があることも、十分に聞かせていただきました。  その上で、熟慮の上で、ごみ減量化・資源化のために、ごみ袋有料化により広く市民の皆様に御協力をいただくとする、このたびの議案を支持するとともに、市民を代表する議員の一人として、主体的にごみ減量化に取り組む覚悟を新たにいたしました。  最後に、行政の皆様には、引き続きこの施策の目的と意義を十分に発信いただき、大変高いハードルではありますが、ごみ減量化の目標達成に向け、所管の部局だけではなく、全庁挙げて邁進いただくことを強くお願いし、賛成の討論といたします。  以上、議員各位の御賛同を賜りますようお願いし、討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  谷川光男さん。 ◯17番(谷川 光男) 谷川光男です。  議案第47号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正についての反対討論を行います。  議案は、ごみ有料指定袋制の導入を平成30年10月よりごみ袋を有料にするものです。私は、問題は2点あります。  1つ目は、今日まで家庭系ごみ有料化導入に当たって、市民の理解を得るため、きめ細やかな市民説明会と題して、平成29年6月17日から8月8日まで小学校区単位で開催され、14会場274人の参加があり、その後、地域や各種団体等にも声をかけ、10月までに15回、延べ370人が説明会に参加され、また議会報告会や公聴会もありましたが、今現在も説明会が続いており、平成30年2月まで行政が市民と意見交換される予定となっており、きょう現在終了していないことであります。言いかえれば、市民の理解が不十分であります。  2つ目は、市内で収集方法が統一されていないことです。市内では、拠点収集と戸別収集があり、山城地域はおおむね100%が、市民の協力により拠点収集であり、木津・加茂地域は、ごく一部拠点収集があるものの、ほとんどが戸別収集であり、経費・財政改革の面から、拠点収集にすれば、2地域で約6,000万円の削減ができると行政が試算されている中、合併後10年を過ぎたにもかかわらず、取り組みが進まず、今後も拠点収集推進の期待が持てない中、有料袋の単価のみの統一が提案され、分母である収集の統一がされない中、私は負担の公平性にならないと思います。戸別地域と拠点収集において、何らかの格差を検討・見直しを講じることだと考えております。  以上、2点の問題点解決なしで、今回、9月提出の議案第47号については、反対します。議員各位の御賛同をよろしくお願いして、討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 委員会での少数意見の留保をお願いいたします。  木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する少数意見の留保を報告いたします。  1.今回の家庭系ごみ有料指定袋制導入の制度設計は不十分であり、市民の納得が得られません。  2.ごみ袋有料化については。 ◯議長(高味 孝之) 森本茂さんに申し上げます。  今、森本茂さんが言われたのは、少数意見の留保を求める動議をまず提出してください。  報告は、少数意見は、委員会でまず諮っていただいて、委員会の中で少数意見の留保がありましたということを委員長から報告していただくのが、少数意見の留保の、これもう原則です。  だから、森本茂さんの言ってはる少数意見の留保というのは、委員会で決められた留保ではありませんので。 ◯9番(森本 茂) ここでは発言できないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 発言できません。 ◯9番(森本 茂) 動議として。 ◯議長(高味 孝之) その動議自体が、少数意見というものを、まずわかってください、議員として。 ◯9番(森本 茂) じゃあ、それは成立しないんですか。動議も成立しないんですか。 ◯議長(高味 孝之) 成立はしません。少数意見は、あくまでも委員会で決めていただいて、本会議に提出するということになっておりますので、我々は、委員会にこの件は付託しております。委員会で少数意見の留保を求められて、委員長から少数意見の留保の申し出があったときに、少数意見の留保として成立するものであって、本会議で個人が付託されていない意見を述べるということは、許されておりませんので、認められません。 ◯9番(森本 茂) それは、どこに書いてあるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 議員必携、少数意見の留保、「採決が行われた結果、少数で廃棄された意見で、これを本会議において報告したい場合、他に賛成委員1人以上あれば、委員会において少数意見として本会議に報告したい旨を申し出、委員長を経由して議長に少数意見報告書を提出しておけば、本会議において委員長報告に次いで、その少数意見を報告することができる」とあります。これは、標準町村議会会議規則第76条で決まっておりますので、木津川市議会会議規則にもありますので、認めることはできません。  今後、少数意見の留保をやらなければならない場合は、手続を踏んで、木津川市議会は本会議中心主義ではございませんので、委員会中心主義をとっておりますので、付託案件として取り扱ってください。  以上です。 ◯9番(森本 茂) わかりました。 ◯議長(高味 孝之) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、議案第47号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第47号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第2、発議第11号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  西岡政治さん。    (西岡 政治君登壇) ◯20番(西岡 政治) 20番、民主未来クラブの西岡でございます。  市民説明会等の中での市民の意見・思いを込めまして、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議の提案をいたします。  朗読により説明をいたします。  発議第11号、平成29年12月21日、木津川市議会議長 高味孝之様。  提出者、木津川市議会議員 西岡政治、賛成者、木津川市議会議員 高岡伸行、同島野均。  木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議について。  上記の附帯決議を、木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出します。  裏面をお願いします。  木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議(案)  1 家庭系ごみ有料指定袋制導入市民説明会については、これまでから市民説明会や広報等で周知されてきたが、市民の理解はまだまだ不十分であると思われる。  ごみ有料指定袋制の導入は、新たな市民への負担を求めることから、平成30年10月の施行に向け、今後も「持続可能な循環型社会の実現」など家庭系ごみ袋有料化の目的をより広く市民の理解が得られるよう努められたい。  2 ごみ袋有料化で得られた収益については、ごみ減量化が更に促進するよう活用し、使途については、市民に公表するようにされたい。  3 ごみの拠点収集については、ごみ処理に伴う環境負荷の軽減並びに行財政改革の観点からも、市民が率先して取り組める施策について検討されたい。  4 先進自治体の取り組みを踏まえ、ごみ資源化施策を進められたい。  以上、決議する。  平成29年12月21日、木津川市議会。  ひとつよろしくお願いをいたします。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ございませんか。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  3点お聞きをいたします。  まず第1点、昨日の議会運営委員会でも指摘いたしましたが、この決議案を事前に全議員、全会派に示して、議会の総意となる決議にされなかったのは、なぜですか。  2つ目、次に決議案の3項目めについて聞きます。
     環境省の「一般廃棄物処理有料化の手引き」の33ページに、収集体制の変更の項目があり、次のように書かれております。「一般廃棄物処理の有料化により違う分別区分の廃棄物が混入するなどの不適正排出の増加が懸念される」として、懸念を明らかにした上で、「一般廃棄物の収集方法を戸別収集とすることで、ステーション収集の場合よりも排出者が明確になるために排出マナーが改善され、不適正排出の防止の他、排出抑制や再生利用に対する住民意識の向上が期待される」とあります。決議案の3項目めは、これに反していないかを尋ねます。  3つ目、先ほどの環境省の有料化手引きの参考資料に、有料化した自治体の事例集があります。18自治体の事例が紹介されております。  栃木県矢板市、ここは人口3万5,000人。ステーション収集から全域収集に変更した。東京都府中市、ここは人口23万3,000人。やはりステーション収集から戸別収集に変更しました。東京都日野市、人口17万2,000人で、ここでもダストボックス収集から変更をいたしました。有料化で戸別収集をやめ、拠点収集に変更した自治体の紹介はありません。戸別収集で、ごみ排出者の責任を明確にしているのが、他の自治体の事例であります。  このことからも、この3項目めの決議内容が有効ではないと考えますが、いかがですか。  以上、3点お聞きをいたします。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) 宮嶋議員の3点の質問に対して、お答えをいたしたいと思います。  まず、1点目の関係でございます。12月18日が発議の提出の締め切り日と、こういうことでございまして、大変、私どもの会派を含めて、提出するかどうかと非常に迷ったわけでございますけれども、先ほども説明しましたように、やはり市民説明会での市民の思いを議会として明らかにする必要があるんではないかと、こういうことで、作業を行いました。  全会派にその旨をという話があるわけでございますけれども、反対をされている会派の方に御署名まで願うというのはいかがなものかと、こういうことで、実は話をしなかった。  今考えますと、御署名はしていただけるかどうかということは別にしまして、声をかけておいたほうがよかったということについては、反省をいたしておりますので、御了解のほう、よろしくお願いしたいというのが、1点目の説明でございます。  2点、3点目の説明でございます。いろんなことを、今、質問をいただきました。私は、遠いとこの話より身近なとこの話、私のとこの山城町の場合は拠点収集であるわけでございますけれども、拠点収集になったからといって、分別が粗雑になっているというようなことはございませんし、そういうことになった場合は、その拠点へ持ってこられている人の中で結構チェックされています。だから、そういうことは、私は、少なくとも山城で行っております拠点収集では、そういうことはないと。今後も、そういう点では、私はないのではないかというふうに思います。  いろんな事例を出していただきましたけれども、一番身近な事例がそういうことでございますんで、そういうことで御理解をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再度聞きます。  1点目のことであります。反対会派に声をかけなかったという話がありましたが、附帯決議というのは、議案とは別個のものであります。我々は、この議案そのものに反対していますが、議案が仮に今のように可決された場合は、その中でも行政が留意すべき点は幾つも提案してきました、今まで。だから、それについて、合意できる中身があれば、当然、決議案として反映すれば、全会一致、全員の決議として力強く市長に示すことができるのではないかと。その点で、大変残念でありました。  反対会派に声をかけなかったというのは、賛成したものの、賛成した会派や人が言いわけをしているような決議に見えるわけです。そんなことでいいのかと問いたいので、再度、聞かせてください。  それから、拠点収集の実態は、いろいろあります。先ほど山城町の例を示していただきました。私はURの団地に住んでおります。ここも、120戸の団地で、2つの収集ボックスがあります。60戸平均で、そこへごみを集めるわけですけれども、平たな広い場所ではありませんので、ごみ袋が折り重なるように積まれていきます。  私も一回、この議会の何年か前に、ごみ袋をみずから取り出して、その中を調べて、残念ながら分別収集が十分されていないという実態を一般質問で取り上げました。  だから、拠点収集の場合には、いろんな実態がある。そういうことから言っても、先ほど示したように、全国では、ごみを出す人の責任を明確にしようじゃないかとしているのではないか。  それから、長くなって申しわけない、最後に一つ、「一般廃棄物処理有料化の手引き」というのは、木津川市が今回の議案を出すのに、十分に参考にして、この手引きの中にこう書いてある、この手引きの中には、こんな資料が使われていると、実際に我々に示してきた基本になるものなんです。  だから、そこに書いてある部分の収集方法についての見直しというのは、学ぶべきではないのかというふうに思いますので、再度、お聞かせをいただきたい。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) まず、1点目でございます。先ほど答弁させていただきましたときに、私は、反対だから声をかけなかったとは言っていません。反対の会派に対して御署名をいただくのが、いわゆる賛成者に御署名をいただくのはいかがなものかということで声をかけなかったと。  したがって、会派に対して反対決議の内容について説明をしなかったことについては、まことに申しわけなかったということで御答弁をさせていただいたということで御理解をいただきたいというふうに思います。  それから、2点目の関係でございますけれども、いろいろあると思いますね。私も、兜台の拠点収集のとこへ見に行ったことがございます。いわゆる拠点収集だから、戸別だからチェックが云々という話は、いろんな考え方があろうかと思いますけれども、私は同じだと、拠点収集にしたから誰が出したかわからないと、ほな戸別だったら分別がきっちりできるのかというと、そうでもないだろうというふうに私は思います。  したがって、附帯決議の3番の問題ですね、今言われたようなことも今後ないように、今後、どういう形でやっていくかということが非常に大事なことではないかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) だから、もう一度言います。  議案と附帯決議というのは別物なんですよ。議案が可決された後に、この議案にかかわっての議会の意見を行政に申し上げるわけですから、それは賛成したとか、反対したとかではなくて、議会としての意思を示すべきではなかったのかと、そのことはもう一度強調しておきたいと思います。  それから、先ほどの議案の賛成討論の冒頭にもありましたように、今回の有料化の目的は、ごみを減らすことなんです。その結果として、ごみ処理経費が削減されたりすることはあると思います。けれども、ごみ処理経費を削減するためにごみを減らすんではないんです。それは、市長が繰り返し言われました。  だから、拠点収集にしたら、ごみ経費が減ると指摘をされておりますが、それは今回のごみ袋有料化の本来の目的のところとは別の問題でありますから、別個、収集方法については考えるということがあってよかったんではないかと思いますので、その点、再度、もうこれ最後になりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) 1点目の問題は、先ほども答弁しましたとおりでございまして、いろんな考え方があろうと思いますけれども、先ほども言いましたように、声をかけなかったことについては、それなりに反省をさせていただいているということで御理解を願いたいと。したがって、決議の関係については、御賛同願いたいというふうに思います。  2点目の関係については、いろいろ考え方はあろうかと思います。私と宮嶋さんとの関係では、例えば有料化しなくてもごみの減量化はできるというのは、宮嶋さんの考え方でございますけれども、私は、ごみの有料化をしない限り、これからの減量化、あるいは資源化は進まないと、こういう立場でおりますので、その辺はいろんな考え方があろうかと思いますけれども、今の聞かせていただきました考え方は、十分、頭に置きながら、今後、私も進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) この1項目めのところに、市民の理解はまだまだ不十分であると思われるということを、まず最初に書いていらっしゃいます。委員会で私も傍聴させていただきましたけれども、谷川委員のほうから、それに近い言葉で、今、早急に決めるべきではないんじゃないか、もう少し市民の理解を広めるためのことをきちんとするべきではないかということで提案されたと思います。そのときに反対をされて、それであえてこういう形で出してこられた理由というのを、まず教えていただきたいと思います。  2つ目は、本来、委員会の中で、こういう形で御提案があれば、全会派、そしてまた傍聴に来ていらっしゃる無会派の方も、そういう附帯決議ということで考えられる部分があったんではないかと思いますが、あえてそこで出さずに、そして先ほどからおっしゃるように、反対であろうところには、署名するのかどうかというのは、会派のほうで考えることだと思います。内容的には、こういうふうにしたらどうでしょうかとかということで、話し合いの場を持っていないというところは、反省というのとか、先ほどからおっしゃっている理由では、ちょっとわかりづらいと思っています。  その2点をお答えください。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) まず、市民の意見の関係でございますけれども、私どもは、まず今回の一般質問で7人の方がごみ減量化問題での質問をされているわけでございまして、したがいまして、その辺の一般質問に対する行政の動向等も見ながら、附帯意見を出すかどうかという判断をすべきであろうと、こういう基本的な立場から、いわゆる常任委員会の段階ではそういう話がなかったということで、御理解を願いたいというふうに思います。  市民の意見の関係でございますけれども、これはやはり非常に市民に対する説明が不十分だということについては、議員の皆さん全員がそういう認識をされているんではないかと。したがって、今後、10月1日から施行されるわけでございますんで、それまでに十分な市民説明会をして、市の考え方を十分理解をしていただくと、そういう努力が必要ではないかというふうに思っておるところでございまして、仮に10月1日に終わりましても、ごみ減量化問題については、継続的に、日常的に、市民に対する理解を求めていく必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 市民の理解、10月1日を越してしまったら、ごみを出す自体は、もう有料化になってしまうと。だから、それは別問題ですよね。皆さんの、市民の皆さんに対しての理解というのは、減量を進めるというところの部分だと思うんですね、10月1日以前も以後も。10月1日以降ということは、もうその時点でお金がかかってくるから、それについて気づかはるということの意味での理解が進むというのか、強制的な部分というのかというところの部分はありますけれども、先ほどおっしゃったように、7人の方が質問をされました。その中でも、やはり皆さん、委員会の中での、一旦、委員会では採択されたということで、その上でのことというのは、十分承知していますけれども、委員会での十分な審議という意味では、私にしたら、谷川委員なりの発言なりを尊重されたらどうかと思ったところがあります。そこの部分、もう一度、お答えをお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) 先ほども言いましたように、一般質問が終わった後、附帯決議についてどう対処するかということの判断をすることが非常に好ましいという判断をしたということでございます。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。  酒井弘一さん。 ◯21番(酒井 弘一) 宮嶋議員並びに西山議員が申されたことと重複する部分が多々ありますけれども、私は、決議案の2番の問題と4番の問題をちょっと申したいと思います。  2番は、こうなっています。「ごみ減量化が更に促進するよう活用し、使途については、市民に公表するようにされたい。」、私は使途だけではないと思います。いわゆる、ここでは、市民に対して、収支報告と収支明細を明らかにすると言うべきではなかったかと思います。  それから、4番の「ごみ資源化施策を進められたい。」、私もこれは何も異存はありませんが、今回の条例改正案に対する附帯決議と言えば、ここはやっぱり「ごみ減量化」とすべきじゃないかと。「資源化」は、その中の一つの手段であります。また、目的でもあります。  そういう意味で、宮嶋さんから最初にありましたけれども、附帯決議というのは、賛成・反対関係ないと、議案に対して。みんなで知恵を寄せ集めてつくり上げるもんであるべきだと思います。私も、1番や2番や4番の大まかな思いはわかります。同意できます。しかし、個々の言葉の使い方で、やはり私はどうかなと思う点が、今さっき言わせてもらいました。  そのあたりで、賛成者だけで話を進めようとされたことに対しては、議案に対する賛成者ですよ、やっぱりそれは十分な反省をしていただきたいし、賛成者であるお二人についても、そのことは厳しく申しておきたいと思います。もっといいものがつくれたはずやと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 西岡さん。 ◯20番(西岡 政治) 今、厳しく指摘をされましたけれども、例えば12月18日の段階で、私もほかの会派から、いわゆる附帯決議の関係での話があるかなというふうに期待をして待っておったわけでございます。現実になかったわけですよ。  したがって、私どものほうで、ひとつこういう形はどうだろうかということで声をかけさせていただいたと、こういう経過でございますんで、先ほども宮嶋さんの質問のときにも言いましたように、全ての会派にその旨の説明をし、理解を求めなかった点については深く反省をしているというふうに申しましたとおりでございますんで、御理解のほうをよろしくお願いをいたしたいと思います。  使途の関係については、これは一般質問等でも出ましたように、収支1,800万円が結果的に収益として出ると、こういうことでございますんで、やはり当然、その原資については、どこへ使うかと、いわゆるここでいきますと、資源化の促進のために使っていただくと、こういう意味で、使途についてはという形で文書をつくらせていただいたということで御理解をしていただきたいと。  それから、ごみ資源化施策の問題でございますけれども、これは例えば一番わかりやすい例なんですけれども、剪定の木、あるいは草木の関係について、これは宮嶋さんからも質問がございました。いわゆる全体の4.2%が剪定の木、草なんですね。それから、質問がありましたように、例えば事業系ごみの関係でいきますと、ふえた原因が、剪定木、あるいは草にあるわけです。  これらは、いわゆる有料化して金を取って、なおかつごみ処理をしますとね、これ、何の意味もないわけですよ。金を払って、さらに処理費が要るんですね。そんなばかげた話がないわけでございまして、これこそは、金を取って資源化をすると。このことによって、4.2%、事業系ごみの関係を含めますと、減量化もできますし、資源化もできるわけです。  例えば、古紙回収の場合は、補助金はキロ5円ですか、出ていますね。そういうものも含めてやりますと、1円出すけれども、結果的には、何ぼかわかりませんけれども、例えば堆肥化の関係で金が返ってきたり、いわゆるごみ処理の経費が安くなって、そのことが教育、福祉の関係に回るわけでございますんで、したがってこういうものこそ、早さ資源化をしていくということが非常に大事だということも含めて、この文書になっているということで、御理解のほうをよろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  残念でありますけれども、附帯決議についての反対討論を行います。  この附帯決議案の1、2、4の項目内容の趣旨は、賛成できます。しかし、3項目めの内容に賛同できませんので、その点を明確にするために反対討論を行います。  先ほどの質疑でも明らかなように、拠点収集を進めることを市民が率先して取り組めるようにするというのは、納得できません。質疑の中でも紹介したように、環境省の「一般廃棄物処理有料化の手引き」では、「一般廃棄物処理の有料化により違う分別区分の廃棄物が混入するなどの不適正排出の増加が懸念される」として、「一般廃棄物の収集方法を戸別収集とすることで、ステーション収集の場合よりも排出者が明確になるために排出マナーが改善され、不適正排出の防止の他、排出抑制や再生利用に対する住民意識の向上が期待される」と、明確に戸別収集のほうが排出者の責任がはっきりして、ごみの減量に役立つとしています。  また、附帯決議が行政に対して力を発揮するためには、議会全体が一致結束した決議にすべきであります。提出者には、その努力が足りなかったと指摘しなければなりません。  先ほどの採決で、ごみ有料化が決まりました。しかし、市民の多くは納得していません。附帯決議は、そうした市民の声を反映したものにならなければなりませんが、そうなっていない。そのことを申し上げて、討論といたします。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  長岡一夫さん。 ◯4番(長岡 一夫) 発議第11号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議についての賛成討論を行います。  今回の議案第47号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正については、木津川市議会基本条例に基づき、住民の皆さんの声を反映すべく、議案第47号を継続審査にし、議会報告会、公聴会を開催し、厚生常任委員会で時間をかけて審議を行ってきました。  これらの意見等を踏まえ、議会として4項目について、行政側に実行すべき項目として伝えなければならないと思っております。その手段の一つとして、附帯決議をつけていきたいという思いで、賛成の討論をいたします。皆さんの賛同をよろしく求め、賛成討論といたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  発議第11号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、発議第11号、木津川市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に対する附帯決議については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第3、議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 産業建設常任委員長の片岡廣でございます。  議案第52号について、報告をいたします。
     木津川市ふれあい農園条例の廃止についてを審査いたしました。  委員さんからたくさんの質疑がありましたが、主なものを報告いたします。  今までの決算の状況からも指摘はあったが、廃止後の民間のサポートについて、5年、10年などに区切っているのかとの問いには、今後、長期的にサポートしていく方針とのことでした。  そして、2点目、利用者に対する通知に対しては、市民からの問い合わせ状況はどうであったのかとの問いにつきましては、案内発送者は109名、問い合わせは14件で、内訳は、今後の契約にかかわるものが9件、存続を希望する内容が3件、そして民間農園への紹介依頼が1件、その他として、農園以外、テニスコートなどの部分も廃止するのかという問い合わせであった。今後もしっかりと広報でPRが必要であると思います。  また、市民農園開設者、希望者への案内や指導、サポートはどうかという質問に対しましては、法的な部分、地方公共団体、農家が開設される場合があり、開設される方の希望や調整が必要である。また、サポートしていく予定であるとのことでした。  区画の利用率はわかるのかとの問いに、中央体育館横では、154区画のうち128区画が利用、空き区画が25区画であり、貸し出し中止が1区画である。木津農園かせやまでは、40区画のうち、31区画が利用、空き区画が5区画であり、貸し出し中止は4区画であるという答弁でした。  また、健康に対する認識はどうかとの問いには、ふれあい農園のあり方等について、廃止に対して各種検討はしてきたが、法令の変更により法令が変わり、その後、5つの農園が開設されている。市民の皆様にとっては、やはり健康づくりが楽しみという部分で、有効に利用していただいているというのは、市としても十分認識をしている。さまざまなアプローチが要るのかなというふうに考えております。市民の皆様に対しては、ふれあい農園、市内で開設されている民間の農園も含めて、積極的に市としてそういったことを紹介をしていくということです。また、広報していくというような形、いわゆる市内の民間市民農園をあっせんしていくというような形をとったものという回答ではありませんでした。  次に、市民農園の関係の基本的な問題も含めて、平成17年の特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律と、これに基づいて、木津川市の市民のふれあい農園ができている。その観点からいくと、農地法、今の特例に関する法律の中で、市民農園整備促進法の運用についてということで、今のふれあい農園は、この運用の基本的な目的の運営方針、整備の形が異なり、今の木津川市のふれあい農園は、この法律に基づいてできたものであるが、かけ離れた形の運用がされていると。本来、市民農園として共益の問題をどう捉まえておられるのかという問題と、今のふれあい農園が市民農園の整備促進に関する運用に適合しているかとの問いには、共益費の考え方や、また民間の市民農園についても、86区画あいているということが、率にすると、使用されている率が33%という現状もある。市は、開設当初から計画の設定もせず、法改正も受けた中で、継続してきた。そのことが、結果として、民間による参入を阻害しているというところもあるので、時代の流れにおくれることなく、しっかりと見直しをしていくというのが極めて重要であると考えている。あくまでも、市としては、市民農園を再度開設するというような部分については、考えてはいない。民間の部分でサポートをしたい。当然ながら、その部分につきましては、市として十分なサポートをやっていきたいというように考えているとのことでありました。  そして、討論がありました。  討論では、ふれあい農園の意味合い、そして利用者の思い、そういうものが全て酌み取れていない。いろんな意味でも、市の果たしている役割と、それと利用者の市政に参加している、そういう立場もあると思う。やりとりの中で、まだ一部、きっちりとした方向性が定かではない中で、とりあえず廃止は決定する。その中で理解を求めていくことと対応していくということは、明らかに市としての責任というのは果たせていないといった反対討論や、廃止をして、今後、市民農園のあり方等について、十分、今の利用者の皆さんと話し合いをし、今後の方向性について詰めていくべきだ。特に、今後もやりたいという方については、行政が手を差し伸べて、土地利用のあっせんに努力していただくということをお願いして、賛成討論がありました。  反対2名、賛成2名の討論があり、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 報告が終わりましたので、質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に反対者の発言を許します。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 西山です。  日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止について、反対の立場から討論をいたします。  木津川市ふれあい農園は、野菜づくりを通じて農業への関心を高め、また当時、急速に広がり始めた学研地域へ転入してきた方たちとの新旧住民の交流を深める目的で、平成4年に開設されました。土に親しみ、つくる喜び、育てた作物を食す喜び、その目的と意義は、今も変わらず続いていると思います。  今回のふれあい農園の廃止に、多くの利用者は、戸惑い、困っていると思われます。確かにこの間、ふれあい農園の運営に関して、議会での指摘もありましたが、はやくやめてしまえというものではなく、利用者増を図ること、もっと積極的にふれあい農園の運営に理解を求めること、適切な使用料を考えていくことなど、建設的な提案でした。  全国的にも、また市民の多くは、定年を迎え、高齢化社会に進む時期に来ています。利用者に聞くと、以前は、仕事をしながらだったけれども、会社勤めを終え、時間的にも余裕ができたことで、野菜づくりと収穫の喜びに加え、健康保持が大きな目的になっている。利用料の値上げの話は、出たことがない。そんな相談もなかった、そうおっしゃっていました。  全国的な統計で、平成17年度と平成27年度と比べると、主体別の農園数で、地方公共団体は2,321で同数、農業者は240から1,078へと大きくふえています。しかし、面積は1,072ヘクタールが1,381ヘクタールと、約1.3倍にとどまっています。  平成17年の特定農地貸付け法の改正で、民間が参画しやすくなったのは事実ですが、廃止の理由としているように、ふれあい農園の存在が新たな民間の参入を阻害しているとは思えません。全国の高齢化で、農業を続ける人が減っているのが原因でしょう。だからこそ、ふれあい農園の果たす役割は、大きいものがあります。  利用者の意向を確認することもなく、閉園後の利用が可能かどうかも不確定な中で、突然届いた閉園計画、市民と議会を著しく軽視した行為を厳しく指摘し、反対討論といたします。議員各位の御賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  西岡政治さん。 ◯20番(西岡 政治) 民主未来クラブの西岡でございます。  議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止について、賛成の立場から討論をいたします。  市内2カ所のふれあい農園の現状は、利用者が年々減少し、管理も十分とは言えず、家庭菜園的な要素が強い農園であります。  本来、市民農園は、農業者以外の人々が農地を利用し、農作業を通じ、レクリエーション、自家消費用の野菜・花等の生産を行い、高齢者の生きがいづくり等に資することが設置の目的であります。  特に、地方公共団体の設置する市民農園は、借り受け人、すなわち農作物をつくる者で協議会をつくり、耕うん、土づくり、苗づくり、栽培方法等について話し合い、共益費、いわゆる維持管理費でございますけれども、を出し合い、みんなで楽しく、お互いに助け合い、農作物の栽培管理を行うものであります。  しかし、本市のふれあい農園は、話し合いの場はなく、共益費は市が負担をするなど、事業運営が設置目的に合っていません。今後、農作物の栽培を希望する人に対しては、行政、農業委員会が農業経営基盤強化促進法第18条の規定に基づき、遊休荒廃農地を活用し、農地の利用権設定、農地の貸し借りでありますけれども、のあっせんに取り組んでいただくことをお願いをし、ふれあい農園の廃止に賛成します。  議員の皆さんの御賛同を求め、賛成討論といたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第52号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから10時55分まで休憩といたします。    午前10時40分 休憩    午前10時55分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま10時55分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第4、議案第53号、木津川市個人情報保護条例及び木津川市情報公開条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 総務文教常任委員会委員長の炭本でございます。  議案第53号、木津川市個人情報保護条例及び木津川市情報公開条例の一部改正について、報告いたします。  この内容は、要配慮個人情報の取り扱いに関する規定を追加するものでございます。  質疑はなく、全員賛成で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 報告が終わりましたので、委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第53号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第53号、木津川市個人情報保護条例及び木津川市情報公開条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第5、議案第54号、木津川市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 議案第54号、木津川市印鑑条例の一部改正についての審査を報告いたします。  本議案は、印鑑証明から性別の記載を削除すること、あわせてマイナンバーカードの使い方を変更する内容の条例改正です。  質疑がありました。  まず、改正理由は何かとの問いに、総務省通知によるものだという答弁であります。  次に、コンビニ交付の事故の有無を問う質問もありましたが、ないということでした。  住民票はどうなるんだという問いもありましたが、住民基本台帳法の定めにより、住民票から性別記載をやめることはできない。ただし、住民票記載事項証明書から削除することは可能で、本人の申請によって削除するという答弁でした。  経費の質疑もありました。2月のシステム変更の際の経費は不要。ただし、5年ごとの機器更新では、617万円かかるという答弁がありました。  以上で質疑が終了し、討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第54号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第54号、木津川市印鑑条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第6、議案第55号、木津川市手数料条例の一部を改正する等の条例の制定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 議案第55号、木津川市手数料条例の一部を改正する等の条例の制定についてを審査報告いたします。  内容は、コンビニ交付の手数料を窓口での交付より50円減額する内容の条例改正であります。  質疑がありました。  マイナンバーカードの発行状況はどうなのかという質問に、現在、9%程度。これは、近隣も並びに全国も同程度であるという答弁でした。  コンビニ交付の状況を問う質問があり、それも横ばいだという答弁でした。
     あわせて、マイナンバーカードの普及が伸びない対策は、市では限界があり、個人情報の漏えい問題など、国民の間に安心感を広げていく、これは国の課題だと、そのような副市長の答弁もありました。  変更に必要な経費は幾らかとの問いに、2,462万円、長期で見ると、経費節約になるという答弁でした。  質疑が終了し、討論はなく、全員賛成で可決いたしました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第55号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第55号、木津川市手数料条例の一部を改正する等の条例の制定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第7、議案第56号、木津川市老人福祉センター条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 議案第56号、木津川市老人福祉センター条例の一部改正について、委員会審査の状況を報告します。  改正の内容は、2つございます。  文言をより適切なものに修正すること。あわせて、山城老人福祉センターについては、日曜日も開館する、そのような内容であります。  質疑がありました。  開館日をふやすことで委託料の増額はどうなるのかという問いに、人件費が40万円、光熱費18万円、合計58万円、これは1年間通してであります。そのような答弁がありました。  利用者数の増加をどのぐらい予想するのかとの問いに、500人を見込んでいる。また、改正理由としては、利用者アンケートの結果によるものだという説明がありました。  質疑が終了し、討論はなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第56号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第56号、木津川市老人福祉センター条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第8、議案第57号、木津川市営住宅管理条例の一部改正についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第57号、木津川市営住宅管理条例の一部改正についてを審査いたしました。  質疑がありました。主なものを報告します。  この議案に対しては、条項がずれていないという説明があったが、新たに入った項目の詳細について説明を願いたいとの質問については、家賃を決めるのに収入申告が義務化されており、認知症の患者がおられる場合には、申告することができないため、行政が入居者にかわって収入の内容を調べることができるという内容が追加されました。  また、市営住宅のお風呂のない住宅は何件あるかとの問いについては、管理戸数で、木津地域76戸、加茂地域58戸、山城地域20戸の合計154戸の住宅に対して浴槽がない戸数で、そのうち入居されている戸数は129戸とのことでした。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第57号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第57号、木津川市営住宅管理条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第9、議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 委員長の炭本でございます。  議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止についての審査報告をいたします。  提案理由は、利用者の減少及び施設の老朽化により施設を廃止するものということでございます。  時間を多く使い、お昼を超えての審査でした。  皆さんの多くの意見や質問がありまして、一字一句報告できませんが、少しまとめさせていただきましたので、御了承ください。  プラネタリウム館の成り立ちについての質問については、答弁は、ふるさと創生で設置。市民の意見を聞き、平成5年開館であるとの答弁でした。  また、老朽化やふぐあいについての質問、答弁は、25年経過している。キュービクル、椅子の取りかえ、機器の更新、デジタルオーディオの故障、空調の取りかえ、ヒーター部品等ふぐあいが起きていると。投影機は5,000万円かかるという答弁でした。  集客の努力についての質問、例えば予約制にしてはどうかというようなものでしたけれども、またどんな努力をしているかというものでしたけれども、イベントや学校に声をかけ、広報に掲載などをしましたということです。  今の体制や運営状況についての質問がありました。何点かありますので、申し上げます。  1つ目に、収支の内訳、また職員数、廃止後の職員さんへの対応はということで、答弁は、使用料は77万円、自主事業として33万円です。支出が915万円で、差し引き801万円ほどの赤字でありますという答弁。職員さんについては、委託1人、臨時職員3人の4人体制です。そして、再雇用を希望される場合は、登録してもらうということでした。  2つ目、平成25年度、平成26年度、平成27年度の観覧者数はということでの質問、平成25年度は4,546人、平成26年度は4,971人、平成27年度は5,456人、そして平成28年度は5,286人という状況でした。  学校の学習への投影の内訳はということで、小・中学生には746人でありまして、市内が549人、そして市外が194人あるということでした。  そして、次に住民の声を聞くことやアンケートをすべきという質問に対しては、市民の声は、公共施設等総合管理計画でアンケートをし、結果、7割が「閉館すべき」と出ました。監査委員の中で、公共施設総量の適正化を言及されていると出ておりますとの答弁でした。  その後どうするという質問についてですが、この質問の内容は、地域の問題、そして社会教育の問題についてです。当尾地域の活性化、そして当尾の今後の計画について、また後の利活用についてはという質問でございました。答弁は、4月から休館し、民間に公募する。今後も、民間の導入を考えていく。土地・建物は市の財産なので、売却等で今後の検討となる。当尾地域には、当尾の郷会館があり、そこを中核としたいという答弁でした。また、答弁には、市内には、プラネタリウム館が2館ある。そこは無料でもあり、子供たちの学習や生涯学習にも利用できますという答弁でした。  ほかに質問として、5,000万円という費用が要るという、投影機ですね、する場合、要るということでしたけれども、更新の場合の試算はすべきであると、根底にある数字は出すべきという意見もございました。していないということですので。  このことから、私、質疑からいろいろ考えて思ったことは、投影機はいつ故障するかわからないが、まだ使える。利用者数は、閉館するほど減っていない。そして、また避難所としての機能はどうなるかというところで、部が違うので、答弁いただけませんでした。  以上が質疑の内容でした。  その後、自由討議になり、活発な討議となりました。まとめての報告です。  当尾の活性化の議論はもっとすべきである。避難所がなくなるならば、切り捨てである。使える限り使ってほしい。後の利用が不明確であり、また当尾地域の過疎化につながるということ。  また、合併算定替で交付金10億円が段階的に削減される。老朽化している建物が多くある。事業の見直しが必要な時期に来ている。800万円は、子供たちの教育に有効利用してもらえるのでやむを得ないということ。  また、教育施設を考える審議会が立ち上がっていない。それは必要である。人数から、閉館しないで、民間に任せて、生涯学習の場に使える限り使ってはどうか。地域の住民の活性化できるとなれば、存続すべきであるという討議ですね。  後利用が不明確であり、利活用が決定して、条例を廃止すべきであり、当尾地域を過疎化をさせるということ。  また、アンケートや周りの人が必要とは言わなかった。自分の委員さんの周りの人ですね。ほとんど「きっづ光科学館ふぉとん」に行けばいいと。「きっづ光科学館ふぉとん」があるので、加茂にこだわることはないということで討議されました。  また、もう一人は、新しい手段で経験できるので、閉館はやむなしという討議でした。  その後、討論がありました。反対者が2人ありました。  内容は、プラネタリウム館は知的好奇心を満たしてくれる。財政だけでの理由で廃止は間違っている。住民や市民の理解と納得が必要であり、活性化に重要な施設である。避難所としては使えない。  もう一人は、竹下総理時代の1億円活用で公募され、建設された。宇宙を知る施設であり、後利用が不明確である。大切なハイキングコースであり、過疎地域に加速するので、存続してほしいという反対討論です。  採決をいたしました結果、1人退席され、賛成多数により可決となりました。  以上が報告です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  酒井弘一さん。 ◯21番(酒井 弘一) 委員長報告の中に、プラネタリウム館については、監査委員からも閉鎖すべきとの意見、指摘というくだりがあったと思います。  私は昨年の監査をやっておった関係で、その記憶はないのです。事実なのかどうなのか、ことしの監査の中でそういう指摘があったのかもしれませんが、そこら辺の説明はあったんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 答弁いただいた内容は、監査委員という言葉が入っていました。その後、質疑もなく、そこで終わっております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
    ◯21番(酒井 弘一) 私は、想像なんですが、もし委員長がお答えできるんであれば、答えていただきたいんですけれども、監査委員の監査指摘は、閉鎖すべきではなしに、収支とか集客に努力をせよというような趣旨ではなかったんかなと思いますが、わかればお答えください。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) そうですね、その後、質疑もなく、私としましても、監査内容も調べておりませんし、はっきり聞きただしたわけでもないですので、閉鎖すべきとか、集客に努力というような言葉は、私は今、わかりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 今指摘しているくだりについては、委員長報告のくだりなんですけれども、事実を議長のほうで精査いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) ただいま酒井さんのほうから、監査報告のくだりについて、正確な報告を求めるということでございますので、次の休憩中に、監査報告の報告内容を見て、報告したいと思います。  ほかにございませんか。  西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 報告の中で、賛成多数ということでした。改めて、ちょっと人数の御報告をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  それと、かなり長い時間、質疑もあり、そしてまた議員間討議もありということであったんですけれども、委員会として、例えば現地へ行くとかということはされたのでしょうか。委員会としてはどうだったのかという、その2点、お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 1点目につきましては、退席者1人、先ほど報告しましたように。そして、2対3ですから、少数ですから、この議案に対して、賛成が3人、反対が2人です。  そして、現地に行くということについてですが、各個人、質疑の中から、自分が行ったというような声も聞いておりますし、皆様、行かれている、また私も行ったこともあります、この議案が出てからもですね。そして、声も聞いたということもありますので、委員会として現地へは行っておりません。委員会として取り組んでおりません。 ◯議長(高味 孝之) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 本来だったら、委員会として行ってもよかったかなとは思うんですけれども、全員が行かれたとかという話があったのでしょうか。そこだけ、もう一度、お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 全員が行ったとかという、私は行きましたというような、そういう明確なことはなかったですが、いろんな質問の中で、私は何年前に行ったとか、この議案が出たときに行ったとか、そういう言葉は聞きましたので、ほとんど知ってはるんやなと、「きっづ光科学館ふぉとん」にも行ったよと、そしてこちらのプラネタリウム館にも行ったよという言葉を聞きましたので、そういうことです。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 最後にしておきます。  全員が両方の施設を見たというわけではないということですね。全員がそれぞれ両方の施設を見て、比べて、意見をされたというところの部分、今、ちょっとどちらにもとれるような発言だったので、そこのところお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 炭本です。  そこまで確認しておりませんので、はっきりは言えません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。  高岡伸行さん。 ◯3番(高岡 伸行) このプラネタリウム館に関しましては、私も質問させていただいたわけですが、委員会の中で、集客の増に向けてのイベント、学校、広報という周知・PRが行われているというところですが、ほかにもっと集客に向けての周知方法とかの質問はなかったのか、お尋ねいたします。 ◯議長(高味 孝之) 炭本さん。 ◯13番(炭本 範子) 集客については、やはりそこの職員さんがいろんなイベントをしながらされているということは、この質疑の中で委員長として確認できました。  そして、行政側の答弁の中に、広報、PRですね、もちろん「広報きづがわ」もありますし、チラシもつくりながら、プラネタリウム館でこういうことをするよということでされているということもありました。学校、そしてまた絵の声かけもしたということでした。  それだけです。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に反対者の発言を許します。  河口靖子さん。 ◯5番(河口 靖子) 民主未来クラブの河口です。  議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止についての反対討論を行います。  プラネタリウム館の運営が思うようにいかない流れは、十分理解できますが、しかしながら廃止をするに当たり、施設の利活用が不明確であり、市民に対する説明責任が果たせられていないことや、議案提案の仕方も唐突な点もあり、議会軽視や地元説明も不十分な点において、待ったをかけたい思いから、この議案には反対するものです。  あわせて、加茂青少年山の家の運営停止等の西小地区の高齢化が進む中で、過疎へと加速させる状況をつくる政策は、断じて許されるものではありません。  バブル経済の中で行われた「ふるさと創生一億円事業」に乗り、町民からの提案事業で、公募の結果、旧加茂町はプラネタリウム館に決定され、完成してから25年たっています。幼児や児童・生徒、そして大人も、夜空の星にロマンを求め、未知の世界に吸い込まれ、しばし現実の世界を忘れて、心も体もリセットすることで、また頑張っていける、そのような力をもらった館でもありました。だからこそ、住民にも議会にも納得がいかないことには、廃止は受け入れられないのです。  また、西小から大門に至る道筋には仏谷があり、線彫りの磨崖仏が私たちを導き見守っておられる大切な場所です。それと一体化したプラネタリウム館と山の家は、切り離すことができないものなのです。  避難所として機能も未決定であり、家屋が点在する地域であることも行政はわかっているはずにもかかわらず、後のことを決定せずに廃止をすることに対して反対せざるを得ません。  よって、議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止についての反対討論といたします。皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) さくら会、森本隆です。  議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止について、さくら会を代表して、本議案に賛成の立場で賛成討論をいたします。  加茂プラネタリウム館は、平成4年に設置された施設ですが、施設の老朽化に伴い、今後、投影機周辺、空調等で、大規模な補修工事が発生する状況です。  また、平成28年度の来館者数は5,286人と、平成5年度の約54%と、年々減ってきています。  さくら会派としても会派研修として平成28年5月にプラネタリウム館を訪問し、現場の声を聞き、その後の平成28年6月一般質問で、利用者増に向けたPRと近隣市町村への連携を訴えてきました。しかし、来館者数は増加せず、年間約800万円以上の収支不足が続いています。  昨日も、さくら会派で加茂プラネタリウム館を訪問し、現場を確認してきました。古くなった座席に座布団を敷いて対応をいただく等、職員の方々のお客さんに対する配慮には、頭が下がりました。  前回の会派研修で見せていただいた加茂プラネタリウム館のプログラム内容については、ほかのプラネタリウム館にないオリジナルな内容で、すばらしい内容であることは、誰もが認めるものだと思っております。  一方、市の方針である木津川市公共施設等総合管理計画では、平成29年度から今後30年間で公共施設の延べ床面積を28%削減して、中長期的な管理が必要と考えます。  また、管理計画にある市民アンケートにおいては、統廃合についての意見は、「利用者が少ない施設、同じ地域の中に目的や機能が重複した類似施設については、統廃合してもよい」という意見がおおむね半数以上と多いのも事実です。今回の案件は、この条件に該当すると考えます。  プラネタリウムの代替施設は、市内に「きっづ光科学館ふぉとん」が梅美台にあります。この施設は、関西学術研究都市にある関西光科学研究所が運営されている施設で、年間約4万人以上が近隣他市から来訪されています。この施設にも昨日訪問しましたが、10メートルのドームで116人収容の施設で、五、六年前に設備更新したばかりのすばらしい施設です。  平成24年に存続の危機があったとお聞きしましたが、木津川市を初め宇治市からの存続要望により、現在、運営されているとのことです。  今月12月には、地元小学校の350人以上がお世話になっているとお聞きしました。昨日も、近隣の小学生がたくさん来館していて、夏休み等は、1日400人が来館するとのことです。地元としては、今後も継続して存続するために、現在以上に活用すべきと考えます。  以上のような、さくら会派としての現場現物確認結果をもとに、次の3点の理由で、賛成します。  1つ目、プラネタリウムは、代替施設「きっづ光科学館ふぉとん」があり、市内で小学校3・4年の理科の星の授業等は実施できる。  2つ目、加茂プラネタリウム館の収支改善は難しい。今後、大規模修理等の費用が発生する。市の財政が厳しい中、年間800万円の負担は困難であり、行財政改革からの観点からも必要な対応だと判断します。  3つ目、市の厳しい財政を考えると、今後も行財政改革の観点でスピード感を持って公共施設の統廃合を進める必要があります。  よって、議案第58号に賛成します。議員の皆様の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 日本共産党議員団の西山です。  議員団を代表して、議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止について、反対の立場から討論をいたします。  多少重なる部分、あるいはちょっと長くなる部分は、お許しください。  今回の廃止を導く経過において、幾つかの重大な問題点があります。  まず、社会教育・生涯教育に寄与する加茂プラネタリウム館を収支面からしか判断をしていないことです。同じ施設が2つあるというのなら、その両方を見て、違いを知るべきです。真実を知ろうともしない姿勢は、子供たちの手本にはなれません。プラネタリウムで映される星の美しさは、子供たちを引率して実際に見た遠藤理事が語ってくれました。「きっづ光科学館ふぉとん」のほは、まるでボタン雪のように見えます。「きっづ光科学館ふぉとん」のデジタルでは、あの美しさは表現できません。  2つ目には、理由とした利用者減を、間違った数字をもって説明していることです。確かに1993年のオープン当初の観覧者数は、来館者数と同数の9,683人です。そして、40%減ったという昨年、2016年の観覧者数は3,872人。しかし、委員会や私の一般質問のやりとりで教育部長も認めざるを得なかった集計の取り方での来館者数は5,286人です。  ちなみに、オープンしてから24年間の平均来館者数は5,984人です。特徴あるイベントを行い、プラネタリウムの魅力、ひいては木津川市の魅力を発信していることに心から感謝しなければいけないくらいです。  平成28年9月に総務部財政課が発行した「木津川市公共施設白書」の博物館等のページにある利用状況に、年間利用者が多い施設は、「加茂プラネタリウム館(年間5,049人)、文化財整理保管センター分室(くにのみや学習館)(年間4,600人)となっています」と書かれています。  3つ目は、改修費用の根拠が不明確な点です。答弁の中で、投影機などの改修費が約5,000万円と言いました。メーカーの五藤光学研究所は、プラネタリウムでは世界シェアの約4割、国内でも7割近いシェアを誇る会社です。私がメーカーの担当者に直接問い合わせたところ、木津川市の加茂プラネタリウムは十分にメンテナンスされているので、少なくともあと10年、20年はもつと、そういう話でした。部長の答弁は、メーカーの名誉を傷つけることにはなりませんか。  4つ目は、関係者への周知方法です。先ほど河口議員のほうからも指摘がありましたように、当尾地域、当尾南部4区と当尾地域長と当尾区長会から提出された要望書にもあったように、プラネタリウム館と山の家は、当尾南部地域の避難所でもあります。  中止になってしまいましたが、去る10月29日には、当尾の郷会館を中心に防災訓練が予定されていました。このときの当尾地域というのは、南部を除いた8区でした。それは、南部の避難場所がプラネタリウム館と山の家であり、危機管理課もその認識だったからです。市民の命を守る責任さえも放棄したのでしょうか。  そして、館の職員に対してもです。赤字、赤字と言いますが、それでは、ほかの社会教育施設では、収益を上げているところはどこでしょう。そんな中でも、来館者数をふやそうと一生懸命努力し、館の魅力をしっかりと発信してくれています。それを何の配慮もなしに、新聞発表で自分の職場がなくなることを知らされる、こんなひどい仕打ちはありません。  プラネタリウム館には、市外の方もたくさん訪れてくださっています。私が行ったときにも、毎月来館される方が、「また来ます」と言って帰っていかれた。2カ月に一度、車椅子で来られる年配の方もいるそうです。  木津川市には、泊まれる場所がない。外国の知識階級層が求めているのは、日本のよさ、歴史、自然に触れること。観光を受け入れる地域づくりが必要と観光面でたとえるなら、じっくりと時間をかけて計画し、地元にも、館の職員にも納得のいく利用方法、跡地利用も含め考えてはいかがですか。  「きっづ光科学館ふぉとん」は無料だからと言っております。しかし、国から多額の予算が入っているからです。そのもとは、私たちが払う税金です。その「きっづ光科学館ふぉとん」も、2010年の事業仕分けで、一度は閉館していました。今後も、いつどうなることかわかりません。  本日、1番目の議案第47号でも指摘されたことですが、根拠となる数字を違ったものを出していること、これだけ続くと、作為的なのかとも思えます。議会としても、議案を突き返すことも必要ではないでしょうか。  以上の理由から、反対討論といたします。議員の皆様の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第58号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから、13時まで休憩といたします。    午前11時37分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど酒井議員のほうから、議案第58号についての発言、休憩時間中に監査報告書及び総務文教常任委員会の内容を精査したところ、「閉館」という言葉は使われておりませんので、後ほど委員長名で訂正文を配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。  日程第10、議案第59号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。
     本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第59号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてを審査いたしました。  質疑がありましたので、主なものを報告いたします。  システムの変更時において、二重、三重の体制をとり、職員、検針員も含めて、誤りのないようにお願いしたい。また、検針時にチラシを配布する等、市民に対する周知の徹底をお願いしたいとのことについては、電算会社と事前に打ち合わせをする中で、2カ月検針に対応したプログラムが可能ということで了解を得ている。データのチェックは、仮のシステム、テスト環境を利用してプログラムを作成し、職員によるチェックを行っている。また、市民への広報については、ホームページ、広報に掲載をし、検針時に戸別にチラシを配布することも検討しておるという回答でした。  そして、用語の問題であるが、水道メーターの検針や決算・予算資料等でも、委託料として明記されているが、条例については、「点検」となっている。水道関連での使用する場合は、「検針」であると考えるがとの問いについては、一般的には、「検針」のほうが理解は求めやすい。厚生労働省が給水条例にかかわる準則を出しており、その中では、正式用語としては「点検」と使用しており、今回の条例改正についても、合わせて「点検」といたしました。  また、ひとり暮らしの老人がふえている問題で、検針を2カ月に一度にすることにより、基本料金・使用料に達しない場合の計算方法を教えてもらいたいとの問いには、2カ月検針となると、水量の合計を半分に割って、10トンずつで計算することになり、若干ではあるが、負担が少なくなるものと考えている。市民への広報としては、図を用いた計算方法や漏水に関するお知らせを掲載していく予定である。また、検針レシートについても、水量情報と口座引き落としの情報が掲載されている。今後の検針レシートは、現在よりも2センチほど長くできているので、できるだけ簡素化して、2カ月の情報を掲載できるように考えていきたいとのことでありました。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第59号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第59号、木津川市水道事業給水条例の一部改正については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第11、議案第60号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  谷口雄一さん。    (補正予算特別委員長 谷口 雄一君登壇) ◯1番(谷口 雄一) 委員長の谷口雄一です。  議案第60号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号についての審査の結果を報告いたします。  12月12日に委員会を開会いたしました。  補正予算第5号は、台風21号により被災した施設の復旧費や災害対策の強化を図る予算を初め、予算執行計画の見直しや、次年度以降の事業展開に必要な予算等で、一般会計予算を4億4,759万1,000円増額し、302億1,590万9,000円とするものです。  質疑がありました。大変多くの質疑がありましたが、主なものを要約しての御報告とさせていただきます。  台風21号における被災者住宅等の支援補助金において、床上浸水の被災者に対する補助金額は、また補助率の見直しを検討してはとの問いに、補助金額は上限の50万円、補助率の見直しは考えていないとの答弁でした。  次に、土のうステーション設置について、現状の保管場所と新たな保管場所は、また保管数はとの問いに、現状は、山城支所・加茂支所に各200袋、今後、民家向けの水災対策として、緊急用土のうステーションを木津町地区、下川原地区の5カ所に設置する。新たなステーションには、1カ所当たりおおむね100袋の保管を予定しており、地元地域の自主防災会等に持ち出しをお願いするとの答弁でありました。  次に、来春実施予定の知事選挙における期日前投票所の新設について、設置場所と開設時間はとの問いに、高の原イオンモール西部出張所前南側通路、開設時間は、商業施設の営業に時間に合わせて、9時から20時の予定との答弁でありました。  次に、子育て世代包括支援センター開設の具体的な体制はとの問いに、庁舎健康推進課内に専任の保健師と2名のサポーターを配置し、妊娠、出産、子育ての支援を実施する。備品として、空きスペースに間仕切りパーテーションのほか、椅子、テーブル等を準備するとの答弁でありました。  次に、障害福祉サービス事業費及び障害児通所サービス事業費について、当初予算で増額が見込まれていたが、さらに増額となる要因はとの問いに、職員処遇加算の拡充と利用者時間数の増加が要因。通所サービスでは、利用者数・利用日数の増加によるものとの答弁でありました。  次に、JR木津駅東側の内垣外内山田線事業費の進捗状況はとの問いに、用地買収交渉がまとまり、事務手続中であり、順次、築造を進める予定との答弁でした。  次に、債務負担行為補正にある排水ポンプユニットの購入について、ポンプユニットの移動体制はとの問いに、ユニック車を活用し、適切に事前配置するとの答弁でした。  その他、社会教育費のうち、市民テニスコート改修工事費の減額に関連した予算流用の明細についての資料請求の要求があり、行政側より資料の提出を受けました。  質疑の終了後、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決となりました。  以上で、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第60号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第60号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第12、議案第61号、平成29年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 厚生常任委員長の酒井弘一です。  平成29年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号について、審査の状況を報告いたします。  昨年度の繰越金1億9,848万円を主な歳入とし、そのうち1億5,181万円を基金に繰り入れるものであります。  質疑が少しありました。  来年からの広域化、いわゆる府一元化の準備状況を問う質問でありましたが、それに対しては、11月の末に府の国保運協があった。国の予算編成作業を経て、1月末には木津川市にデータが届くので、そのころには税額を明らかにできる。今は言えない。そういう答弁でありました。  他に質疑はなく、討論もなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第61号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第61号、平成29年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第13、議案第62号、平成29年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 審査の状況を報告いたします。  繰越金943万円と一般会計繰り入れの472万円を主な歳入とし、府の広域連合に対する納付金を増額する内容であります。  人間ドックの受診状況並びに過誤納還付金等に関する質疑がありました。  他に質疑はなく、討論もなく、全員賛成で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第62号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第62号、平成29年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第14、議案第63号、平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 審査の状況を報告いたします。  昨年度繰越金1億416万円を主な歳入とし、予備費に8,356万円を増額する内容です。  質疑は、予備費に8,300万円以上を加えるのではなく、基金に入れるべきではないかという問いに、当初の予備費が500万円では少ないので、今後の介護給付費の増加を予想して、予備費に追加をしたという説明でありました。
     反対討論がありました。  本日の本会議で修正案を提出したいということも含んでの反対討論でありましたが、他に討論はなく、採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  本案に対しては、宮嶋良造さんほか1名から、お手元に配付しました修正の動議が提出されています。これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君登壇) ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  それでは、お手元にあります修正案の説明をさせていただきます。  事項別明細書をごらんください。  先ほども説明が委員会報告にありましたように、予備費に補正をしました8,356万8,000円を全額そのまま基金に積み立てるというものであります。  少し説明をさせていただきます。第2号の補正の歳入、前年度繰越金1億416万8,000円は、9月の第1号補正の繰越金額7,893万5,000円と合わせて1億8,310万3,000円になります。平成28年度決算では、歳入歳出差引残高は1億8,310万3,219円です。これを必要な歳出の項目に振り分け、さらに残った8,356万8,000円を予備費でなく基金積立金に積み立てるというものであります。  言うまでもなく、来年は第7期の介護保険事業計画がスタートします。また、国保も府一元化で新しいスタートを切ります。そうしたときに、市民の負担をできるだけ少なくするのは、当然のことであります。そのための基金であります。  現在、基金残高は4億1,755万6,860円であります。今回の補正で8,356万8,000円を加えれば、5億112万4,860円と、5億円を超え、第7期の保険料を抑えるのに十分な基金となります。予備費に入れてしまえば、保険料を計算するときには使えません。市民負担を軽減するための修正案であります。御理解いただきますよう、お願いいたします。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、修正の動議に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に賛成者の発言を許します。  高岡伸行さん。 ◯3番(高岡 伸行) さくら会、高岡です。  議案第63号につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。  平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号については、前年度繰越金を財源といたしまして、不足が予測される認定調査費に60万円、保険給付費に2,000万円を計上されるなど、介護保険特別会計としては安定的に運営されていることがうかがえます。  現在、500万円となっている予備費に8,356万8,000円を追加することで、これから年度末にかけて保険給付費や地域支援事業費の予測し得ない支出の伸びなどに対応できる財源が確保され、より安定した会計運営ができることに期待されることから、賛成いたします。皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 日本共産党議員団の西山です。  議員団を代表し、議案第63号、平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号についての修正案に賛成の立場から討論をいたします。  私たち日本共産党議員団は、第6期介護保険事業計画では、保険料の値上げは不要だったのではないか、間違いに気づいた時点で値下げすべきだと指摘をしてきました。3年間の介護保険事業計画の中で必要であると言われていた保険料を、十分に実行に反映されていないからです。  今回、補正予算で1億416万8,000円の歳入が出ました。これも、値上げが不要だったことを裏づけるものですが、予備費に8,356万円を入れた補正予算を組んであります。一般会計ならいざ知らず、予備費に一定割合を予算化するというのは理解できますが、介護保険特別会計は、3年ごとの計画を立て、その中で、利用、給付、その他を予測して、保険料を決めております。  予備費に入れた理由を、年度末の給付費の増加が見込まれるのでと説明をされました。ただいまの賛成討論でも、そのようなことを言っていらっしゃいますが、これは納得のいくものではありません。なぜ、そこまで極端な給付費の違いが出てくるのでしょうか。本来、予測可能なもの、予備費という扱い方には、違和感を感じます。  基金に積むことで、来年4月からの保険料改定に備えることが十分可能です。本来の使い方ができるよう、基金にすべきです。あるべき介護保険運用を本来どおりスムーズにできるよう、そしてまた今後、市民の負担を軽減することを提案し、修正案の賛成討論といたします。皆様の賛同をお願いをいたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第63号について、採決を行います。  まず、修正案について、採決いたします。  本修正案に賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、宮嶋良造さんほか1名から提出された修正案は、否決されました。  次に、原案について、採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第63号、平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第15、議案第64号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第64号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第1号についてを審査いたしました。  質疑・討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第64号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第64号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第16、議案第65号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第1号についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第65号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第1号についてを審査いたしました。  質疑がありましたので、主な報告をいたします。  有形固定資産減価償却として974万6,000円を減額しているが、その詳細について説明願いたいとの問いに、平成28年度の決算に基づき、平成28年度に行った水道管の工事や設備の改修工事などがたまったことから、それぞれ減価償却年数を考慮に入れて、再度計算し、当初予算に計上していた減価償却費との差額を減額するものである。  また、開発分担金12億9,952万2,000円が予算化されましたが、今回の計上では、中央地区2,245.7ヘクタールの分担金が終了するが、東地区の関係では、開発の見通しはない中で、本来では開発指導要綱により、経常経費が変更された段階で分担金を取るのが本来であると思うが、そのあたりの詳細を教えていただきたいとの問いに、今回は、城山台の開発が終わったことによる分担金であり、東地区については、URが撤退した後、大きな開発の動きが見えないことから、見通しがつかない状態である。開発がされる段階において、開発分担金条例により、20ヘクタール以上の開発であれば、1平方メートル当たり2,500円、20ヘクタール以下の開発であれば、1平方メートル当たり2,000円をいただくこととなるとのことでした。  討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第65号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第65号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第1号については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第17、議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 審査の状況を報告いたします。  本議案の内容は、従前に引き続き木津川市社協を指定管理者とする内容であります。  質疑がありました。利用者アンケートの方法並びに結果、そして今後の利用者アンケートのあり方を問う質疑に対し、アンケート結果によれば、満足をしていただいている。現在のアンケート手法を今後も継続していくという答弁がありました。  質疑がありました。なぜ、特命指定なのか、なぜ公募をしないのかとの問いに、社会福祉協議会は、経験・実績があり、目的達成にふさわしい団体と判断したとの答弁であります。  なお、今回、3カ年の指定管理をお願いするけれども、次回の選定時には、公募も考えるとの答弁がつけ加えられておりました。  反対討論がありました。  ほかに討論はなく、採決を行いました結果、賛成多数で可決されました。  以上です。
    ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に反対者の発言を許します。  森岡譲さん。 ◯14番(森岡 譲) 日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定について、反対討論を行います。  老人福祉センターが設置されて以来、一貫して委託先、または指定管理者に社会福祉協議会を定めてきました。また、その選定は、委託先や指定管理者は公募によって行うというルールに基づかない特命指定という手段がとられてまいりました。社会福祉協議会に指定管理者としてふさわしいとか、ふさわしくないとかの議論の前に、公募によって管理者を決定すべきであります。随意契約でない限り、公募を行うことは、当然であります。  議案審議の中で、3年先には公募も考えるという答弁がございました。このことについては、評価をいたします。しかし、さきの議会でこの問題が初めて取り上げられた後も、何ら変更を行わないことを批判して、反対討論といたします。議員皆様方の賛同をよろしくお願いをいたします。  以上で、討論を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  島野均さん。 ◯16番(島野 均) 公明党の島野均です。  議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定についての賛成討論を行います。  老人福祉センターは、今定例会に提案されていますように、議案第56号にもありますが、高齢者に対しての相談に応ずるとともに、心身の健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのために便宜を総合的に供与し、もって社会福祉の増進を図ることを目的として設置されました。  今回、この社会福祉協議会は、当施設が設立されて今日まで当施設を管理運営をしてこられました。また、提案理由にもありますように、市の福祉施策と密接に関係を保ちながら高齢者を初め福祉の向上のために運営をされてきた実績が多々あります。  よって、社会福祉協議会を指定管理者として選定することにより、老人福祉センターの設置目的である高齢者福祉の拠点としての役割をより発揮できるものと考えております。  以上の理由により、本条例改正案に賛成するものであります。皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第66号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第18、議案第67号、土地改良事業(農業用施設の災害復旧)の実施についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第67号、土地改良事業(農業用施設の災害復旧)の実施についてを審査いたしました。  質疑・討論もなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第67号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第67号、土地改良事業(農業用施設の災害復旧)の実施については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第19、議案第68号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  本案について、委員長の報告を求めます。  片岡廣さん。    (産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇) ◯18番(片岡 廣) 議案第68号、市道の路線の認定についてを審査いたしました。  質疑・討論はなく、全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、報告を終わります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第68号について、採決を行います。  本案に対する委員長の報告は可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第68号、市道の路線の認定については、委員長の報告のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第20、議案第69号、木津川市職員の給与に関する条例の一部改正についてから日程第23号、議案第72号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてまで議案4件を一括議題といたします。  なお、質疑・討論・採決につきましては、それぞれの議案ごとに行うことにいたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第69号、木津川市職員の給与に関する条例の一部改正についてから議案第70号、木津川市議会議員報酬等に関する条例の一部改正について、議案第71号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、議案第72号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてまでの4件の議案について、一括して御説明をさせていただきます。  平成29年8月8日に人事院から一般職の国家公務員の給与改定について勧告が行われ、国においては、公務員の給与改定に関する取り扱い等についての給与法改正案が平成29年12月8日に可決されました。  一般職の給与改定の主な内容といたしましては、公務員給与が民間給与を下回っているとして、俸給表を平均改定率で0.2%の引き上げを行うとともに、期末・勤勉手当について、昨年度と比較して0.1月分を引き上げる内容となっております。  特別職の給与改定の主な内容といたしましては、期末手当について、昨年度と比較して0.05月分を引き上げる内容となっております。  木津川市におきましても、国と同様に給与改定を実施するため、議案第69号により一般職、議案第70号から議案第72号により特別職について、所要の改正を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、議案ごとに質疑・討論・採決を行います。  議案第69号、木津川市職員の給与に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  人事院勧告では、非常勤職員の給与についても言及をしております。人勧準拠ということでありますので、木津川市の嘱託職員、非常勤職員の給与・賃金について、どのような改善を行おうとされるのか、その考えをお示しください。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  非常勤・嘱託職員の給与改定につきましては、その非常勤・嘱託職員の給与は、職員の給料表にリンクしているところがございます。ですので、この人事院勧告に基づく給与条例の一部改正が可決されましたら、嘱託職員の給与についても、3月議会で上程してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 嘱託職員については、明確なことが言われたんですけれども、非常勤職員、臨時職員等については、考えはお持ちですか。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  臨時職員さんの報酬につきましても、京都府の最低賃金が、この10月に見直しがされました。また、来年度につきましても、10月を目途に見直しがされるというところになっておりますので、臨時職員さんの報酬につきましても、次の3月定例会のほうに改正案を提出させていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯15番(宮嶋 良造) 結構です。 ◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。
     これより、議案第69号の採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第69号、木津川市職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号、木津川市議会議員報酬等に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  2点お聞きをいたします。  議案の附属資料、説明資料があります。その最下段、将来にわたる効果及び経費の状況の欄に、「民間給与との格差是正を図ります」とあります。議員の報酬や期末手当は、民間給与との格差是正を図る対象になるのでしょうか。これが1点目。  2点目は、議員と特別職の期末手当のあり方についても、特別職報酬等審議会に諮る必要があるのではないか。そのように規定を変えるべきではないかと考えますが、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問にお答えをさせていただきます。  まず、1点目の説明資料の最下段の「民間給与との格差是正を図る」というところの文言についてでございますが、確かに議員おっしゃられますように、職員給与につきましては、民間給与との格差を是正するために、人事院勧告に基づいて改正を行うというところになっております。  また、その中で、特別職の給与につきましても、特別職の一般職の給与という考え方で人事院勧告がベースになってというところがございますので、この表現を用いて記載をさせていただいたところになっております。  もう1点目の特別職報酬等審議会の御質問についてですけれども、今、本市の木津川市特別職報酬等審議会条例に基づく審議内容につきましては、その報酬について審議をしていただくという規定になっております。ですので、この報酬自体変わらない場合につきましては、現行では、審議会の審議を得ずに、このボーナス分については改定を行っていくというところを考えているところでございます。  その改正につきましては、近隣市町村のことも参考にしながら、どのようにされているかということは、一度、勉強をさせていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 1問目のことですけれども、人事院勧告が公務員と民間企業にお勤めの方の賃金格差を是正するということで行われていると。それはそのとおりなんだけれども、特別職はそれに当たらないわけですから、機械的にこういうふうに書かれるのはいかがなものかと思います。次年度以降は、こういうことがないということで、明確にしていただきたいと。  それから、議員を含めて、市長、副市長、教育長の期末手当が引き上がるのは、国の特別職の職員の給与に関する法律、これが改正されることによって、それを準用して連動する規定にしているからですよね。  だから、本来、特別職の期末手当のあり方が、そういう連動の仕方でいいのかと、特別職報酬等審議会で議員の報酬や、また市長以下特別職、教育長の給料は定めているわけですから、人勧が上がったからといって、市長や教育長のお給料が上がるわけじゃありませんので、期末手当についてのみ連動させているわけですから、だからそういう意味から言うと、見直して、特別職や議員の期末手当は別物だとすべきではないでしょうか。  ちょっとその点、もう一度、お答えをいただきたい。1問目のことも含めて、お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問のほうにお答えをさせていただきます。  まず、表記方法につきましては、来年度以降、人事院勧告が実施される場合につきましては、再検討をしてまいりたいというふうに考えております。  2点目の特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律に基づく特別職の給与改定につきましては、今まで、合併以降ですけれども、法律の改正に基づきまして、本市における特別職のボーナス分、勤勉手当等について、改正を行ってきた経過がございます。  特別職報酬等審議会での審議という御意見もいただいているところですので、その辺につきましては、いま一度検討はしてまいりたいと思いますが、現行法では、基本となる報酬を改正する場合については、特別職報酬等審議会に諮るというふうに考えておりますので、それに基づいて実施をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) いいですか。  ほか、ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。  討論があります。  原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  議案第70号と同趣旨であります議案第71号、議案第72号を合わせて反対の意思を表明する討論を行います。  議員、市長、副市長、教育長の期末手当は、特別職の職員の給与に関する法律を準用し、一般職の期末手当の引き上げ、または引き下げに連動する規定になっています。しかし、市民、とりわけ年金生活者や低所得者の生活が厳しい今、一般職に連動すからといって、議員や市長、副市長、教育長の期末手当を、十分な検討もせずに引き上げるのは、市民の理解が得られません。  先ほどの質疑で述べましたように、特別職報酬等審議会があるわけですから、そこの課題とすべきということも含めて、検討いただきたい。  よって、議案第70号、さらにこの後審議される議案第71号、議案第72号にも同様に反対するものであります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  これより、議案第70号の採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第70号、木津川市議会議員報酬等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  これより、議案第71号の採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第71号、木津川市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  これより、議案第72号の採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第72号、木津川市教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから、14時15分まで休憩といたします。    午後 2時01分 休憩    午後 2時15分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま14時15分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第24、議案第73号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第6号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第73号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第6号につきまして、御説明をさせていただきます。  一般会計補正予算第6号の規模でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,516万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ302億4,107万8,000円とするものでございます。  平成29年人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じて、市職員の給与改定等を行うため、必要な予算を補正いたしております。  歳入につきましては、今回の補正予算に伴う財源といたしまして、財政調整基金繰入金を2,516万9,000円増額いたしております。  歳出につきましては、給与改定に伴い、職員給与費が特別職と一般職の合計で2,471万5,000円の増額としております。  以上が、主な内容でございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  宮嶋良造さん。
    ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  まず1点目、仮にきょう、この議案が決まれば、差額支給日はいつになるのか。  2点目、補正予算第6号の概要については、訂正がされて差しかえがあったんですが、きょう改めて指摘をして、また差しかえをしていただいております。それについての説明、おわびというのが一切ありません。ちょっと議会に対して、その点は誠実に対応いただきたい。  3点目、これは木津川市の期末手当及び勤勉手当の支給日に関する規則の中で、12月の期末勤勉手当の支給が12月10日、それが日曜日であれば、次の日となっております。6月支給日については、前々日となっておって、12月の支給についてのみ、翌日支給と、日曜日の場合ね。土曜日の場合は前日と、こうなっておるわけです。これはちょっと違和感を感じて、今回、12月10日がそれに当たりまして、皆さんもお気づきになったかと思うんですが、これはどういう経過でこうなったのかということと、やはり給料等に合わせてはどうかというふうに思うんですが、その点、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 市長室長。 ◯市長室長(井上 透) 市長室長でございます。  ただいまの御質問、私のほうからは、1点目と3点目の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、差額の支給日の御質問でございますが、本条例案のほうを可決いただきましたら、28日に支給する方向で、今、調整をしておるところでございます。  3点目の支給日の御質問でございますが、確かに10日が日曜日になる場合については、翌日ということで、近隣市町村とも比べますと、本市の場合が後になっているという状況になっております。  この経過につきましては、合併のときの条例等の調整において、明確にちょっとわからないところがございますが、いずれかの町がそういう規定がなされていたのではないかというふうに推測をしておるところでございます。  この支給日が翌日になったというのが、合併以後、初めてのケースでございまして、今回につきましては、この規則に基づいて支給をさせていただいたというところでございます。  ただし、以後、その支給につきましては、日曜日になる場合につきましては、前倒しできるように、今後、ちょっと検討を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回、補正予算第6号につきまして提案させていただいた資料といたしまして、あわせてその資料の概要ということを作成させていただいたわけなんですけれども、その際におきまして、議員人件費は除いて資料として調整させていただいたというところでございます。  内容的には、主なものとして整理させていただいておりますので、内容について間違いというところはないわけでございますけれども、よりわかりやすい、全体をわかっていただく必要があるということで、資料につきまして、中身全体を調整させていただきまして、再度、資料のほうを調整させていただいたと。  その際、申しわけなかったんですけれども、備考欄の末尾、最後の備考のところが、ちょっとチェックが滞っておりまして、全体の表記が怠っていたというところがございます。この場をおかりしまして、おわびさせていただきたいと思います。  今後は、こういうことがないように、よりわかりやすい資料の提供に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。  討論があります。  原案に反対者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  議員団を代表して反対の立場から討論を行います。  本来ならば、議員と市長、副市長、教育長らの特別職の期末手当引き上げ分62万5,000円を削除する修正案を提出すればよかったのですが、追加議案であり、修正案を準備するのに時間がありませんでした。それゆえ、反対理由を明確にする討論を行います。  不十分ながらも、一般職員の月例給及び期末・勤勉手当が上がることには、賛成であります。しかし、先ほどの議案での討論で述べましたように、議員や市長ら特別職の期末手当引き上げは、市民の理解が得られません。その点で、補正予算について反対をするものであります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  議案第73号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、議案第73号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第6号については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第25、議案第74号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第74号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号につきまして、御説明をさせていただきます。  公共下水道事業会計補正予算第2号の規模につきましては、収益的収入及び収益的支出にそれぞれ46万7,000円を増額し、予算総額を23億8,504万4,000円とするものでございます。  また、資本的支出につきましては、42万2,000円を増額し、予算総額を11億5,436万6,000円とするものでございます。  補正予算の主な内容は、人事院勧告に伴う人件費の調整を行うものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第74号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第74号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第2号については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第26、議案第75号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第2号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第75号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第2号につきまして、御説明をさせていただきます。  水道事業会計補正予算第2号の規模につきましては、収益的収入及び収益的支出にそれぞれ94万5,000円を増額し、予算総額を17億5,606万6,000円とするものでございます。  また、資本的収入及び資本的支出につきましては、資本的収入及び資本的支出にそれぞれ51万4,000円を増額し、予算総額を資本的収入は18億549万円とし、資本的支出は21億5,687万5,000円とするものでございます。  補正予算の内容につきましては、人事院勧告に伴う人件費の増額が主なものでございます。  よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  議案第75号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、議案第75号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第2号については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第27、請願受理番号29-3、家庭系ごみの有料指定袋制の中止を求める請願書を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 委員会での審査の状況を報告いたします。  本請願は、9月議会におきまして請願が出され、9月時点での委員会では、お二人の請願人の方から意見陳述をいただき、質疑も行いました。その関係で、今議会開催の委員会では、新たな質疑は行わず、討論もなく、採決に入っていきました。  その結果、賛成少数で不採択という結果であります。  以上です。
    ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  原案に賛成者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  会派を代表して、賛成討論を行います。  家庭系ごみの有料指定袋制の中止を求める請願を採択すべきであります。  既に、ごみ有料化議案は、先ほど可決しましたが、賛否が分かれ、僅差の可決でありました。これでは、議会が市民の疑問に十分に応え、市民の理解を得て、ごみ袋の有料化を判断したと言えるでしょうか。決して言えないと考えます。  本請願は、次のように言っています。「これまで私たちは市と協力して、それぞれの方法や努力でごみの分別と減量を進めてきました。その結果、1人当たりのごみ量は減っています。今、必要なのは、有料化ではなく、こうした努力をさらに加速させ、市が市民と一緒に分別と減量を進めることが大事です。有料化の前にやるべきことがあるのではないでしょうか。しかも、ごみ有料化は、新たな家計負担となります。来年は、介護保険料、国保税の引き上げも予想され、ぎりぎりの生活を強いられている多くの市民にとっては、耐えられません。」こういうふうに請願趣旨で述べられております。  この声は重いものがあります。この請願を可決し、来年10月の実施まで、議会はこの問題に取り組み、市民の納得になる方策を追求すべきであります。  以上、請願に賛成する討論といたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  請願受理番号29-3について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は不採択であります。請願受理番号29-3を採択することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、請願受理番号29-3、家庭系ごみの有料指定袋制の中止を求める請願書は、不採択することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第28、請願受理番号29-4、家庭系可燃ごみ有料指定袋制に関わる条例案に対する議会としての市民意見聴取会の実施を求める請願を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 審査の状況と結果を報告いたします。  この請願も、9月議会に上程されてまいりました。9月議会の中での委員会では、お一人の請願者から意見陳述をいただき、それをもとに議員からさまざまな質疑を行いました。その結果、今議会における委員会では、新たな質疑はなく、討論もなく、採決に入りました。  採決の結果は、賛成・反対3人ずつの可否同数でありました。その状況を見て、私、委員長が、この間、閉会中に議会が行ってきたさまざまな活動は、まさしく請願の趣旨を生かして、議会として自主的に市民の意見を聞く活動を行った、自主的に請願の趣旨を実践したものだと述べた上で賛成し、請願は採択することとなりました。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  請願受理番号29-4について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、請願受理番号29-4、家庭系可燃ごみ有料指定袋制に関わる条例案に対する議会としての市民意見聴取会の実施を求める請願は、委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第29、請願受理番号29-5、木津川市の子どもたちのためにゆきとどいた教育条件と子育て環境を求める請願書を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 炭本でございます。  請願受理番号29-5の審査報告をいたします。  木津川市の子どもたちのためにゆきとどいた教育条件と子育て環境を求める請願書であります。  請願項目は、まとめての報告ですが、洋式トイレをふやしてほしい、そしてきれいにしてほしい。  2番目が、各学校に1名のスクールカウンセラー常駐してほしい。  3番目が、市独自で実態に見合った教員の増員をしてほしい。  4番目は、小学校に音楽・図工・理科・英語などの専科教員を配置してほしいであります。  請願者のほか3,220人の署名がありました。  まず、請願者3人から請願内容の説明を受けました。その後、質疑に入りました。  質疑がありました。  質疑内容は、まとめておりますけれども、トイレについての質疑は、もう少しふやしてほしい。避難所としても整備が必要。年1回は専門の業者に入ってもらいたい。  そして、2番目のスクールカウンセラーについては、現場から親の需要が高い。  そして、教師が、スクールカウンセラーは回れないという状況もあります。教師が受けたいという状況があります。  専科教員については、他校との例も挙げられ、英語は前もって配置をお願いしたいでした。  そして、質問の中にもう一つありましたことは、学校長やPTAとの話し合いについてですけれども、答弁は、保護者、先生、学校にかかわる方、ボランティアとか、そういう方との話し合いはしましたが、学校長やPTAにはしていないという答弁でした。  その後、教育部に対して質疑を行いました。  内容もまとめておりますので、よろしくお願いします。  トイレ清掃費用についての質疑に対しては、予算要求のあった学校で、学校によって違う。  スクールカウンセラーの費用についての質問がありましたが、府の基準は、年間35週で147万円となっています。常駐させた場合は、1人当たり1日4万2,000円で、200日で840万円となりますという答弁です。  スクールカウンセラーの配置状況については、今、府から5中学校にそれぞれ1名、そして2小学校に配置されていると。その小学校は、梅美台小学校と木津川台小学校です。梅美台小学校は、州見台小学校とも兼ねておられます。木津川台小学校は、高の原小学校と相楽台小学校も兼ねられていると。未配置の8校については、3名を配置していますと。その3名というのは、まず木津に。木津のどこかと言うと、木津小学校、相楽台小学校、城山台小学校です。加茂については、加茂小学校、南加茂台小学校、恭仁小学校、そして山城については、上狛小学校、棚倉小学校に配置しておるということです。  それから、トイレについての教育部局に対する質問で、どんな状況かというところで、それぞれの階に1個ずつ平成28年度に終わったという教育部のほうからの答弁がありました。  それから、もう一つは、市単費で特別支援を置くとなった場合、年間200万円で12人で2,400万円かかっておりますということです。  その後、討論がありました。賛成討論です。  家のトイレは100%洋式である。学校のトイレは18%しかない。状況の改善が必要である。計画的に進めなければならない。  スクールカウンセラーは、中学校では月に1回である。2回にすべき。  そして、特別支援は、今、12人の配置であるが、各学校に1人は必要である。  4番については、市はおくれている。採択して、国・府への要望活動が必要ではないかという賛成討論でした。  項目別には採択することはありませんでした。  採択は一括採決として、不採択となりました。  以上が報告です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  原案に賛成者の発言を許します。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 日本共産党議員団の宮嶋です。  会派を代表して討論を行います。  請願事項の1から4の全てを採択すべきだという討論であります。  まず、洋式トイレをふやしてほしいとの願いであります。洋式トイレの設置率が最も低い学校が高の原小学校と木津第二中学校で、ともに18%の設置率であります。  市の洋式トイレ設置率の小学校での平均は45%、中学校での平均は47%、そこから見ても、高の原小学校で27ポイント、木津第二中学校で29ポイント低い状態であります。  文科省の公立小・中学校施設のトイレの状況調査結果というのがあります。平成28年4月1日現在、全国の公立小・中学校で洋式トイレの設置率は43.3%であります。せめてその数値まで、市教育委員会は洋式トイレ設置の改善をすべきであります。  なお、2つの学校に学ぶ子供たちの家庭では、子供たちが生まれたときから100%洋式トイレであります。しかも、温水便座トイレというのが、今、広がっておりますが、全国の一般世帯での普及率は、10年前の2007年3月でも65.3%であります。学校は、子供たちに苦痛を与えるところではありません。生活様式が大きく変わっているときに、学校がそれに対応するのは当たり前のことではないでしょうか。  次に、スクールカウンセラーをふやすことでありますが、これも文部科学省のスクールカウンセラー等活用事業を見ても、予算と派遣されている学校数は大きく伸びています。平成7年度と平成26年度の20年間で、文科省の予算は13.4倍、41億1,300万円となり、派遣されている学校数は154.5倍、2万3,800校に広がっております。  木津川市の現状は、中学校で週1回、小学校では、一部を除いて月1回のカウンセラーが配置されております。年々カウンセラー配置は充実しているところでありますが、子供たちに寄り添い、子供たち、保護者、教員の相談をしっかり受けとめるために、さらに充実する必要があります。  次に、配慮を要する子供たちへの市独自の教員配置は、先ほどの委員長報告にもありましたように、12人、予算規模で2,400万円です。本来、国や府によって加配教員などが配置されるべきでありますが、引き続き市教育委員会の努力を求めるものであります。  次に、専科教員の配置でありますが、先日、小学校での2020年度からの英語の教科化で、文科省は英語の専科教員を来年度1,000人ふやすと決めました。  平成23年度の文科省の調査では、小学校6年の音楽で48.9%、同じく理科で34.2%の学校で専科指導が行われています。  10年前の文科省の意識調査ですが、小学校高学年を教科担任制にすることについて、「校長・教頭先生等」では、「賛成」「まあ賛成」が65%であります。「教育長」では、63%になっています。待ったなしの課題になっています。  以上、4つの請願事項全てを採択することを訴えて、討論とします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) この後、採決になるわけでありますが、これまでの、昨年もそうでしたが、請願事項が複数あります。項目ごとの採決をお願いする動議を出します。 ◯議長(高味 孝之) 今、宮嶋良造さんから、請願事項を1項目ごとに採決するという動議が提出されました。  まず、この動議について賛成者の方、おられますか。    (賛成者挙手)
    ◯議長(高味 孝之) 1人以上の賛成者がありましたので、この動議は成立いたしました。  次に、請願事項を1項目ごとに採決することの動議を議題として、採決いたしたいと思います。  この採決は、起立によって行います。  この動議のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、請願事項を1項目ごとに採決することの動議は、可決されました。  請願受理番号29-5について、請願事項ごとに採決を行います。  請願事項の1番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。したがって、請願事項1番については、不採択とすることに決定いたしました。  次に、請願事項の2番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。したがって、請願事項2番については、不採択とすることに決定しました。  次に、請願事項の3番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。したがって、請願事項3番については、不採択とすることに決定しました。  次に、請願事項の4番について、賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数です。したがって、請願事項4番については、不採択とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第30、請願受理番号29-6、幼稚園給食の休止に伴う対応策を求める請願書を議題といたします。  本請願について、委員長の報告を求めます。  炭本範子さん。    (総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇) ◯13番(炭本 範子) 請願受理番号29-6の報告をいたします。  幼稚園給食の休止に伴う対応策を求める請願書でございました。  まず、請願者3人からの説明を受けました。その中身は、1,833名の署名、そしてこれに至った経緯の説明がありました。  まず、10月2日にお弁当対応というお知らせがあった。そして、10月15日には、議会での状況報告があったと。そして、また11月17日の書面をもらったときは、公費負担する方向で検討中という言葉があったということです。しかし、11月14日には、もう署名ももらっていたということでした。11月28日の説明会とかお知らせが配布されましたということ。しかし、こういうことに至った経緯は、保護者の不安もありまして、食材や給食当番には感謝しておりますけれども、年長になってくると週1回になるよという説明は、子供に不安が起こると。そして、そういう困惑があるということでした。  議員の質疑は、署名を集めたことに対してと、教育委員会が示した説明がある中で、請願提出に至った経緯などに対する時期的なことについての質問が多くありました。  その後、委員外議員、紹介議員の発言も求めました。  紹介議員に対しては、紹介議員になった理由と時期についての質問がありました。その答弁として、お母さん方が一生懸命されている。請願を出されたので、紹介議員になった。教育委員会の文書は公文書ではない。  また、請願内容の2を入れた理由は、決定とは思っていないという答弁でした。  その後、討論がありました。  反対者の討論は、重複している部分を取り消してほしいということ。  そして、賛成討論は、再来年度以降など、そういう保護者の不安もあるので、最大限の努力をすべきであると。これまでどおりの実施を求めていく。そして、最終、決まるまでは、当初予算であるので、課題として残るということでした。  項目別の採決にはならず、不採択と決定になりました。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  原案に賛成者の発言を許します。  九社前聿朗さん。 ◯8番(九社前 聿朗) 無会派の九社前聿朗です。  平成30年度に木津川市立幼稚園の入園を希望されていた保護者の皆様には、給食休止と昼食持参という全く予想だにしなかった教育委員会からの措置がありました。お子様の人生における最初の進路変更になったと推察いたします。  昨年、皆さんも御存じのように、「保育園落ちた日本死ね」を私は思い出しました。木津川市議会議員として、このことは心が痛みまして、本当に申しわけないことだなと思っております。  次に、二元代表制のもと、木津川市教育委員会が教育行政を預かっています。去る10月2日に幼稚園給食休止を、突然、次年度から提供できないというお知らせを保護者に通知しました。これが事の起こりです。  請願にありますように、入園を選択する時点で、保護者の多くは、公立にしようか、私立にしようか、保育園等、いろいろな視点の中から公立の幼稚園を選択されています。  また、このようなことがあって、10月の説明会会場では、給食について、保護者の意見は、「給食で皆と同じものを食べることにより、好き嫌いが減った」「給食当番を通して責任感が養われた」等々の多くの意見がありました。  今回の請願の趣旨となっています、文部科学省が幼稚園における食育の幼児期に育てたい目標では、食べる力、感謝の力など、食事を味わって食べる、よくかんで食べる、仲間と一緒に食べるなどの効果的な食育を展開する背景があるのです。文部科学省の目標と保護者の思いは一致しているところです。  保護者と木津川市教育委員会は、現在、話し合いが続いていますが、現況は、平成30年度は従来どおり週3回の給食を実施したい。平成31年度については、週1回の給食提供を実施し、デリバリー給食の場合は、公費負担を検討する方針となっています。  現在、これを同じ年代の保育園の3歳児・4歳児・5歳児は、どのようになっているんでしょうか。毎日、楽しく何ら問題なく給食を食べていますよね、皆さん。この辺のところは、食育に対する皆さんが何か疑問をお持ちやと思います。  それから、具体的に、山城学校給食センターからの高の原幼稚園への給食は、平成29年度から平成32年度まで何の問題もなく給食の提供ができるにもかかわらず、同じように給食休止とは、これ、どういうことですか。何か、山城学校給食センターが廃止の方向で決まっておるけれども、何か山城学校給食センターが凍結したような、活動停止しておるような、何ら言葉が出なくて、ここの給食は、今現在も高の原幼稚園のほうへ給食を提供しているんですよ。その辺のことが、全然考えておられない。一人でも多くの園児に給食を提供するのが、教育行政をやっている教育委員会じゃないですか。その辺をとめているというのは、問題だと言っているんです。  それから、木津学校給食センターを見ますと、木津幼稚園、それから相楽幼稚園の給食は、平成31年度推計食数5,230食に対して提供できる調理能力数を、厚生労働省の食事摂取基準によりますと、クリアできると私は思っております。  また、平成32年度については、教育委員会からの食数提供がまだはっきりしていませんので、以上のことはちょっと述べることができませんが、一応、私が最大計算しますと、5,555人ぐらいは可能であると思っております。  そういうことで、やはりこの辺の給食休止というようなことは、とても賛成できませんので、請願の趣旨から、私は問題がないと思いますので、賛成の討論といたします。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  宮嶋良造さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 動議を出します。  先ほどと同様、これについても、請願項目ごとの採決をすることの動議であります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) ただいま、宮嶋良造さんから、請願事項を1項目ごとに採決する動議が提出されました。  まず、この動議について賛成の方、挙手お願いします。    (賛成者挙手) ◯議長(高味 孝之) 1名以上の賛成者がありますので、この動議は成立いたしました。  それでは、請願事項を1項目ごとに採決することの動議を議題として、採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この動議のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、請願事項を1項目ごとに採決することの動議は、否決されました。  請願受理番号29-6について、採決を行います。  本請願に対する委員長の報告は不採択であります。請願受理番号29-6を採決することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、請願受理番号29-6、幼稚園給食の休止に伴う対応策を求める請願書は、不採択とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 先ほど配付いたしました、炭本さんから本日の会議における発言について、お手元に配付しました発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申し入れがありました。  申し出の発言の訂正については、木津川市議会会議規則第65条の規定により、これを許可いたします。  ただいまから15時20分まで休憩といたします。    午後 3時06分 休憩    午後 3時20分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま15時20分、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第31、発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正についてを議題といたします。  本件について、委員長の報告を求めます。  酒井弘一さん。    (厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正についての議員発議であります。  これは、御承知のように、宮嶋議員、九社前議員が提出された発議でありました。来年4月以降も、70歳以上高齢者の入浴料を無料にして続ける内容の改正提案であります。  提出者の宮嶋議員に出席を求め、委員会の審査を行いました。  2つの共同浴場を合わせて約3,000万円の赤字があります。それをどう考えるのかという問いに、この事業は、もともと同和対策事業で始まったもの。同和対策事業終了後の今は、風呂のない市営住宅が多くあり、社会福祉、また公衆衛生の観点からも大事な事業であるという答弁でありました。  質疑がありました。100円程度の負担は我慢してもらうべきではないかとの問いに、高齢者のさまざまな負担がふえる中で、ささやかな高齢者サービスであるという答弁でありました。  質疑が終了し、反対討論お一人、賛成討論お一人があった後、採決を行いました。その結果、賛成少数で、この発議は否決されました。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 委員長報告に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。  討論を行います。  討論があります。  まず、原案に賛成者の発言を許します。
     森岡譲さん。 ◯14番(森岡 譲) 日本共産党議員団の森岡でございます。  日本共産党議員団を代表いたしまして、発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正について、賛成する討論を行います。  ことし4月からの入浴料の値上げで、市外からの利用者は減ったようですが、新たな乳幼児の無料など、おおむね市民の理解を得ているように思います。  昨年度実績で、いずみ湯で47%、やすらぎの湯で27%を占める70歳以上の高齢者は、来年3月末までは無料で利用いただいています。来年4月からは、1回100円の入浴料になります。1回100円は安いように見えますが、毎日の負担になります。しかも、来年4月からは、介護保険料、国保税が見直され、値上げが予想されています。先ほどの採決で、ごみの有料化も決まり、年金はふえないのに、負担ばかりがふえ、高齢者の生活は苦しくなるばかりです。  高齢者の入浴料の無料を続けるのには、ささやかであるが、こうした高齢者の生活を支えることになります。ゆったりとお風呂に入って一日の疲れをいやす、ささやかな高齢者へのサービスです。ぜひ実現することを願って、賛成討論といたします。議員皆様方の賛同をお願いし、討論を終わります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 次に、原案に反対者の発言を許します。  長岡一夫さん。 ◯4番(長岡 一夫) 発議第7号に反対討論をいたします。  共同浴場の運営が厳しく、施設整備が進まず、利用者のサービスが進まなかったが、料金改定後、いずみ湯では駐車場整備が終わり、これからトイレ、ろ過機の交換が予定されています。やすらぎの湯では、トイレを和式から洋式に変えられ、これからろ過機の入れかえ等を計画されています。保健衛生、福祉の向上が進まなかった施設及び整備の更新や利用者へのサービスを、より一層充実することが見込まれると考えております。  よって、発議第7号に反対いたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 以上で、討論を終わります。  発議第7号について、採決を行います。  本件に対する委員長の報告は、否決であります。したがって、原案について採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立少数であります。したがって、発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正については、否決とされました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第32、発議第8号、障害者通所施設の食事提供体制加算の廃止の見直しを求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  長岡一夫さん。    (長岡 一夫君登壇) ◯4番(長岡 一夫) 発議第8号の提出者の長岡でございます。  賛成者に、高岡伸行議員、島野均議員、森岡譲議員、森本茂議員、たくさんの議員さんに賛成していただきました。  それでは、障害者通所施設の食事提供体制加算の廃止の見直しを求める意見書について。  上記の議案を、地方自治法第99条及び木津川市議会会議規則第14条第1項の規定により、別紙のとおり提出いたします。  障害者通所施設の食事提供体制加算の廃止の見直しを求める意見書(案)  本年11月、厚生労働省「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」において、通所施設の食事提供体制加算の廃止が提案されました。  この食事提供体制の加算については、平成18年から激変緩和措置として3年ごとに見直しをされ、また、本年7月には同検討チームからのヒアリングにおいて全ての団体が経過措置の継続を求めていたことから、関係者には驚きをもって受けとめられています。  この加算が案の通りに廃止されれば、食費約650円/日のうち、既に自己負担をしている約230円/日に加え、人件費約420円/日も自己負担となり、利用者の1カ月の工賃(賃金)が約1万円であれば、通所施設で1カ月働いても食費を払うと赤字ということになりかねません。  また、このような状況になれば、施設への通所をやめたり、十分な食事を取らない事態に陥るようなことも懸念されます。  仮に施設に負担を求めるというようなことになれば、施設運営に大打撃を与えることは明白です。  廃止の理由として、国は、他の制度とのバランスをあげていますが、そもそも工賃(賃金)が安い障がい者に対して、他の制度とのバランスを取ることが妥当なのか疑問が残ります。  よって、国に対し、以下の事項を行うよう、強く求めます。                 記  1 障害者通所施設の食事提供体制加算の継続を求めます。  2 食事提供に関しては、経過措置の加算ではなく、今後も継続的な制度の 運用を求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大 臣。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  西山幸千子さん。 ◯6番(西山 幸千子) 今回のこの出されたとき、私も驚いたんですけれども、日本共産党の国会議員の倉林さんから、こういうことがあるということで聞いていて、今、国のほうでも少し違った状況に進んでいるみたいなことを聞いたんですけれども、もし御存じならば、その部分、ちょっと今どんな形になっているのかを教えていただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 厚生労働省のほうで、いわゆる全国の障害者団体、11ある団体から、強くこの撤廃を求める意見書が出されました。その中で、厚生労働省の検討チームが、すぐに廃止じゃなしに、一旦、継続をしていってはどうかというような話し合いになっているみたいです。  しかし、これは厚生労働省の内部の中であって、私どもは、やはり最低でも来年度の閣議決定が行われるまでは、どういった方向に行くかわからないので、何とかこの意見書を提出したいと思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 安心はできませんので、これが後押しになればということで出したいという思いはわかりました。  はい、そういう形だと思います。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第8号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、発議第8号、障害者通所施設の食事提供体制加算の廃止の見直しを求める意見書については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第33、発議第9号、福島第一原発事故被災者への健診補償を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井弘一さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 福島第一原発事故被災者への健診補償を求める意見書についてを提案させていただきます。  賛成者に、森岡譲さん、長岡一夫さん、谷川光男さん、九社前聿朗さんを得て、提出させていただきます。  裏面をごらんください。  福島第一原発事故被災者への健診補償を求める意見書(案)  福島第一原発事故から丸6年が経過した。  6月5日に開催された福島県の第27回県民健康調査検討委員会・第7回甲状腺検査評価部会では、本格検査の2回目となる結果概要が出された。  健診の対象者は約38万人。うち受診者は27万人(約71%)で、71人が甲状腺がんの「悪性ないし悪性疑い」、このうち49人が手術を実施。乳頭がん48人、その他の甲状腺がんが1人という結果になっている。すでに先行調査では116人が甲状腺がんの「悪性ないし悪性疑い」と判定され、102人が手術を実施している。  福島県は、先行調査の結果について「わが国の地域がん登録で把握される甲状腺がんの罹患統計から推定される有病数に比べて数十倍も高い甲状腺がんが発見されている」としている。しかし、原発事故による放射線の影響とは考えにくいともしている。  国際放射線防護委員会(ICRP)は、被曝線量が少なくてもリスクは存在するとしている。我々は福島県民一人ひとりの健康を守るためにも、また被爆の影響を知るためにも、健診活動が何より重要と考える。  ついては、国に次の要望を行う。                 記  将来、日本に定住するすべての人への健診に甲状腺エコーを組み入れること を視野に、福島県の県民健康調査の対象外であっても、原発事故の影響を心配 される人々に対し、甲状腺エコー検査及び血液検査・尿検査・心電図・眼科検 診等の健診の場を公的責任で設けること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣。  これにつきましては、委員会に避難者健診実行委員会のほうから陳情書と、この意見書(案)文が先に出されました。そして、委員会で検討いたしました結果、委員6人の全一致にはなりませんでしたので、委員会からの提出を見送って、有志、賛成者による提案という形をとらせていただいています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。
       (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第9号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、発議第9号、福島第一原発事故被災者への健診補償を求める意見書については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第34、発議第10号、安全・安心の医療・介護を守り実現するための診療報酬・介護報酬の改善を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  酒井弘一さん。    (酒井 弘一君登壇) ◯21番(酒井 弘一) 安全・安心の医療・介護を守り実現するための診療報酬・介護報酬の改善を求める意見書についてを提案させていただきます。  これにつきましても、さきの厚生常任委員会の場に、京都医療労働組合連合会のほうから同趣旨の陳情と意見書(案)文が出されており、それを委員会で審査をいたしました。ところが、全員一致ということにはなりませんでしたので、賛成者、有志の手で、今、提出をさせていただいています。  賛成者、森岡譲さん、同じく長岡一夫さん、谷川光男さん、九社前聿朗さんの賛成を得て、提出させていただいています。  裏面をごらんください。  安全・安心の医療・介護を実現するための診療報酬・介護報酬の改善を求める意見書(案)  地域住民の安全・安心の医療・介護を実現するには、医療職や介護職などのマンパワー確保は不可欠であり、そのためにも、サービス提供の現場である病院や特養などの安定的な経営が大変重要である。  先ごろ公表された独立行政法人福祉医療機構による昨年度病院経営状況分析では、一般病院の経常利益率は0.7%と1%を割り込み、昨年度の1.5%からほぼ半減して経営が大きく悪化している。  また、厚生労働省の今年度の介護事業経営実態調査では、特養の収支状況が前回4年前の調査の8.6%から1.6%に急落している。  病院や特養でこのような経営状態が続けば、収支改善を優先した「効率化」や「合理化」のため、スタッフの疲弊と医療・介護の荒廃をもたらしかねない。深刻な人手不足の最大の要因となっている劣悪な賃金・労働条件がさらなる悪化に拍車をかけることにもなりかねず、速やかな改善が求められる。  ついては、来年度診療報酬・介護報酬の改定にあたっては、マンパワー確保に資するものとなるよう、国の責任において改善することを強く求める。                 記  安全・安心の医療・介護サービスを実現するため、診療報酬と介護報酬の引 き上げを行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  木津川市議会議長 高味孝之。  提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  柴田はすみさん。 ◯7番(柴田 はすみ) 本当にこの介護の現場は大変というのはよくわかっていますし、深刻な人手不足が最大の要因となっていて、大変な中、皆さん、介護の現場の方が頑張っていただいていることはよくよく承知しておりますし、公明党ととしても、しっかりこの問題には取り組んでいるところでございます。  だけども、ここを改善することを強く求めるということで、具体的な数値とかはないですし、また先日のニュースでは、12月18日に、ここは「来年度診療報酬・介護報酬の改定にあたって」と書いていますけれども、もう来年度は決定しましたよね。診療報酬が0.55%引き上げ、介護報酬は0.54%引き上げというふうに決まりました。その中でこれを出されるというのは、何か意味がありますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 柴田議員の御質問にお答えいたします。  今おっしゃったとおりで、医療現場も介護現場も大変なのは、その利用者だけではなく、そばで見ている私たちも深刻な事態と思っています。わずかばかりではありますけれども、例えば医療においては、薬価が引き下げ、そして医療報酬そのものは若干の引き上げ、介護報酬についても、おっしゃるとおりであります。  来年度の予算編成について、引き上げの方向が出てきたことは、幸いなことであります。ただ、まだ閣議決定には至っていませんし、予算原案としてきょう現在なっていないと思いますので、そんな中で、各地方自治体、全国の地方から、こういう意見を上げることは、今回の内閣の方向性を後押しすることになると思いますし、またさらなる報酬改定につながることを期待して、出す意味は非常に大きいと思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) では、与党のほうで正式決定ということになっていますが、まだこれは変わる、これを出すことによって、また引き上げが行われるというふうに考えての御提案でしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 提出先は、衆参両院議長、つまり衆議院議員、参議院議員にもこれは届くわけです、全国の代議士の皆さんに。そして、同時に内閣としては、国会の予算審議、そして審議結果を尊重するという責務があるわけですから、その意味で、この数字はどう変わっていくか、まだ確定ではないという意味で理解していただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。  発議第10号について、採決を行います。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(高味 孝之) 起立多数であります。したがって、発議第10号、安全・安心の医療・介護を守り実現するための診療報酬・介護報酬の改善を求める意見書については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第35、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りします。  議員派遣については、お手元に配付したとおり、木津川市議会会議規則第167条の規定により派遣することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣については、お手元に配付いたしましたとおり派遣することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第36、委員会の閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。  各委員長から、委員会において審査及び調査中の事件につき、木津川市議会会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書の写しのとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。  お諮りいたします。  本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。  したがって、本件は、各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 以上で、今期定例会に予定しておりました日程は全て終了いたしました。  したがって、木津川市議会会議規則第7条の規定により、本日で閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。  よって、本定例会は、本日で閉会することに決定いたしました。  閉会に当たりまして、河井市長から挨拶を受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 平成29年第4回木津川市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。  今定例会に御提案をさせていただきました多くの重要案件につきまして、慎重なる御審議の上、御承認・御議決を賜り、まことにありがとうございました。  さて、去る12月3日に起工式を開催いたしました「木津東バイパス」は、城山台地区と国道163号を結ぶだけではなく、国道24号と国道163号の慢性的な渋滞の解消につながるものと期待をしているところでございます。  そして、新名神高速道路につながる新たな道路網の整備として、木津川架橋からさらに北へ延伸する「(仮称)宇治木津線」の事業化に向けて、引き続き強く働きかけてまいります。  次に、「木津川アート2018について」でございます。  去る12月1日から、「木津川アート2018」の開催に向けた参加作家の募集が始まっておりまして、さまざまな分野から厳しい審査を通過した28組の作家が決定されます。  木津川アートでは、参加作家の創造力を結集いたしまして、いにしえの都、恭仁京を舞台としたアートの都をつくり、市の魅力、現代アートの魅力、そして何よりも「地域の魅力」を広く発信していただけるものと期待をいたしております。  「木津川アート2018」につきましては、来年の4月7日にプレイベントを実施いたします。また、11月3日から18日に本番を開催する予定としております。どうぞ楽しみにしていただければと考えております。  次に、「木津川市消防団年末特別警戒の実施について」でございます。  消防団では、12月26日から30日にかけて火災予防の注意喚起と、火災による被害を軽減することを目的として、年末特別警戒が実施されます。  寒空の中での警戒となりますが、市民の生命と財産を守るため、御協力のほど、よろしくお願いをいたします。  最後になりましたが、何かと気ぜわしい年の瀬を迎えますが、議員各位におかれましては、くれぐれも御自愛をいただき、健やかな新年をお迎えになられますことを心から御祈念を申し上げまして、議会閉会の挨拶とさせていただきます。  大変お世話になりました。ありがとうございました。 ◯議長(高味 孝之) 今期定例会は、去る12月1日から本日まで21日間でありましたが、承認2件、諮問1件、議案25件、請願4件、発議5件について、議員各位については慎重・審議を賜り、まことにありがとうございました。  これをもちまして、平成29年第4回木津川市議会定例会を閉会いたします。  大変御苦労さまでした。                         午後3時53分 閉会
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