木津川市議会 > 2017-12-18 >
平成29年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2017年12月18日
平成29年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2017年12月18日
平成29年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2017年12月18日
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  1. 木津川市議会 2017-12-18
    平成29年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2017年12月18日


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    2017年12月18日:平成29年第4回定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 平成29年第4回木津川市議会定例会会議録(第4号) 午前9時30分 開議 ◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。御苦労さまです。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成29年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 日程第1、15日に引き続き一般質問を行います。  本日は、5人の11問で行います。  それでは、1番目、山本和延さん。    (山本 和延君質問席へ移動) ◯10番(山本 和延) 皆さん、おはようございます。10番議員、さくら会、山本です。  通告書に従い、2問質問したいと思います。  まず1問目、「河川の占用許可の現状と課題は」と題しまして、河川の占用許可の対象や占用料に対して、一元的な条例や要綱での取り組みが行われていると思いますが、そのことについて問いたいと思います。  (1)占用許可を規定する法律は。  (2)占用許可の市の執行状況は。  (3)占用料について、他の市町と比較検討はされたのか。
     (4)占用許可を行うに当たり、市の課題は。  (5)占用許可について、市としての今後の方針は。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) おはようございます。建設部長でございます。  山本議員の御質問にお答えします。  河川法の適用を受ける市内42の準用河川占用許可は、同法第24条及び第26条の規定に基づき処理をしております。  2点目につきまして、過去3年間の新規申請件数は、平成26年度が6件、平成27年度が2件、平成28年度が1件であります。  3点目について、電気通信事業者の設置する電柱等、営利目的で設置された占用物件に対して占用料を徴収しておりますが、平成29年度の調定額は4万1,320円となっており、ここ数年、大きな増減はありません。  占用料の額は、算定基準に定めのある道路占用料の額を準用していることから、近隣団体との均衡は図られているものと考えております。  4点目と5点目について、占用許可の可否の判断は、その物件が施設の機能や周辺環境に及ぼす影響がない、もしくは最小限になるように配慮しているところです。  近年、電気通信技術の進歩・普及により、河川占用に限らず、公共施設用地占用ニーズが増加・多様化しております。  これからのまちづくりに向け、これらのもたらす利便性と住民生活への影響を総合的・合理的に判断する必要があると考えております。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  まず、市が管理する河川は準用河川という捉まえ方でございますが、普通河川という種別もあるんですが、それと準用河川との区別というのは、市側はどのように把握しておられるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  準用河川は、私の答弁にもございましたように、河川法にのっとった手続に基づいて管理をしていると。普通河川につきましても、市のほうでも管理をしているというところでございますけれども、主に地元の方とか、そういう方での自主的に管理していただいているというふうな扱いで、一応、区別をしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) それでは、準用河川の中に普通河川は含まれないと、普通河川は別途規定していて、地元の方に管理をしていただいていると、こういう理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  そのような感じでございます。繰り返しますと、準用河川普通河川は別でございます。含まれてはおりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  準用河川、また普通河川については、河川の幅、また流水量とかによって区別されていると思いますが、私、今回、一般質問で「河川の占用許可」という題名でしておりますが、その中でも普通河川のほうに絞って再質問したいと思うんですが、普通河川というのは、河川幅、また流水量、ここら辺はどのように規定されているんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  特に規定というものはございませんけれども、一応、河川の区域の範囲が決まっているものもございますし、確定されていないものもございます。流水量につきましても、土地のいろんな事情によりましてさまざまでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 準用河川においては、一応、占用については法律で、また条例等で規定されているということですが、そしたら普通河川において、占用に関する規定等はないという理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  河川法にのっとった扱いということではございませんけれども、やはり河川管理者、私どもでは建設部の管理課でございますけれども、そちらのほうで御協議いただいて、当然、占用することによって流水にいろんな阻害をされるというふうなことも懸念される状況も考えられます。そのようなこともありまして、協議をしていただいた中で対応していただくというふうになります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 普通河川というのは、特に規定はないが、河川法に基づいて準用していくという理解をさせていただきますが、普通河川というところに絞らせていただきますが、例えば道路側溝がありますね、これも普通河川に含まれるという理解でよろしいですかね。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  道路側溝は、あくまで道路構造物の一環でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  それでは、普通河川なんですが、普通河川をつくるにつけても、構造基準によって、側壁とか強度とか、また形状もあるとは思うんですが、この規定は開渠という前提で設定されていると思うんですが、そういう理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  原則は開渠でございますけれども、いろんな事情によりまして、暗渠といいますか、パイプになっているというふうなことも状況には考えられます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 原則開渠ですが、構造上、それ以外の強度計算等もされているという理解ですが、例えば開渠として、河川が構造物としてあるとします。それは、側壁の強度というのは、あくまでも流水量の圧力、また側方の土砂からの圧力ということで、上部からの強度に関しては、特に規定はないと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  基本的には、河川の構造物をつくるについてのいろんな国のほうの基準がございます。そこの部分を照らし合わせた中で、当然、地元事情がございますんで、通常の河川という扱いにはならない部分の土地柄もあるかもしれませんけれども、基本的には、そういう構造に基づく規定に基づいて我々も協議をさせていただくというふうになります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 私の理解としては、一応、強度は開渠ということで設置されている、施工されているという理解なんですが、例えば現状、開渠であると。その上に占用許可を得てふたをするなり、構造物ですね、設置されるときに、普通河川の側方の強度に影響すると私は考えているんですが、そういう場合は、市としては上部に構造物を建設する場合、どのように指導、または一貫した方針とかがあるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  ちょっと規模は違うかもしれませんけれども、通常の河川に橋をかけると、大きな規模の橋ではないかもしれませんけれども、その側溝等がある場合について、その側溝に荷重がかからないような、一般的に、例えば橋で言いますと橋台とか、そういうふうにかわるような、橋に直接荷重がかからないような構造にしていただくというふうなことになろうかと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  そのような構造になるということを、またしっかりと指導されているという理解をさせていただきますが、構造物については、いろいろ規定がございます。例えば、近年、答弁にもありましたように、電気通信の進歩によって設置されるということは、ニーズも深まって多様化、いろんな形で設置されるということですが、その場合、河川というのは流水しなければいけません。滞ってはいけないと思うんですが、その場合、管理される方は、市ではなく地元の方ということですが、そのような場合、どのように対応する、また占用許可を求められる方に対してどのような指導をされているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  基本的には、水の流れる断面を原則は阻害しないようなところに設置していただいて、なおかつ我々ハイウオーターレベルと言うとるんですが、一番水位が上がる基準のところというところよりまだ上のほうに離隔が必要だというふうなことも踏まえまして、いろんな形での協議、御指導をさせていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) その協議というのは、設置される際、もしくは何か流水を阻害する要因があってから協議されるという理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  設置される前に、現場でそういう形を取り組まれる前に、事前に我々のほうに協議をいただくというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  普通河川に設置する場合、おおむね、これはどこの法律で決められているのか、私もまだはっきりとは確認していないんですが、一応、幅が4メートルという基準があると思いますが、これも普通河川に適用されているという理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをします。  そういう基準というのは一般的にはございますけれども、できるだけ我々としては、必要最低限の幅というところでの協議をさせていただいています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 一応、準用河川においては、占用料等に対する条例で、道路橋という名称で規定されていますが、幅員が4メートル以内ということになっています。  普通河川も、今御答弁いただいたように、一応、それを基準にされているが、協議によって幅員も変更の土台にのるという理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長です。  お見込みのとおりでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  一応、普通河川においても、まず流水が大原則です。例えば、最大水量よりも高いところに構造物をつくる、それもありますが、河川の流量が少なくなれば、土砂等もたまって、河床のほうにもたまってきて、流水を阻害すると、さまざまな原因がありますので、そこら辺も考慮して、設置される方とは十分協議していただきたいと思いますが、それでは普通河川においては、占用料、こちらのほうは特に徴収しないと、そして占用を設置されるにつけては、設置される際の一回こっきりの申請でよいと、このような理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  普通河川に関する規定というのは手元にはないんでございますけれども、準用河川に準じた対応をさせていただくということになろうかと思います。  準用河川の場合につきましても、占用物に関して、やはり営利目的以外のさまざまなことがあろうかと思います。その分については、占用料を徴収しないとか、減免をするとか、そういう部分については、条例の中でうたいがございます。  それと、更新でございますけれども、手続上、我々も定期的な更新に関しては、我々のほうからいろんな形で更新のお知らせをするという場合もございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  さまざまな要件があり、そのように対応されているとは思いますが、例えば普通河川、構造物が、耐用年数、もしくは劣化して、改修しなければいけない。その場合、上部にある占用構造物について、撤去して、それから改修しなければいけないと、こういう状況も想定されますが、その際の費用負担とかはどのようになりますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  基本的には、原因者負担でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 済みません、もう一度お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 原因者負担でございます。される方が全ての費用を持って施工されるというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  そういうときは、利益者ですね、構造された方が費用負担されると。  それでは、先ほども言いましたが、その下の、普通河川の改修ではなく、泥なりが詰まったときの措置ですね、これはどこにその清掃費用負担を求められますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  状況にもよろうかと思いますけれども、普通河川の多くは、私が先ほど申しましたように、地元のほうで管理していただいている河川がかなり多ございます。その役目の中では、やはり農業的な扱いの河川も多ございます。その中で、農業施策の中での扱いで地元でやっていただいている部分も、実際の中でございますし、我々のほうでする場合もございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  河川については、いろいろ規定がありまして、また世の中の経済活動の変化によってさまざま対応が問われるとは思いますが、設置される方については、またよろしく協議をしていただいて、適切な行政の執行に取り組んでいただきたいと思います。  それでは、次、2問目に移りたいと思います。  「市営住宅申し込み基準の見直しは」。  ライフスタイル経済状況が変化する中、市営住宅申し込み時の基準は、現在の市民の状況に対応できているのかを問いたいと思います。  (1)市営住宅申込者所得基準の見直しは。  (2)申込者の家族構成の配慮と今後見直しする考えはあるのかどうか。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  山本議員の御質問にお答えします。  所得基準は、公営住宅法公営住宅法施行令に基づく基準です。現在のところ、見直す予定はございません。  2点目について、近年、さまざまなライフスタイルの変化に伴い、高齢者世帯及び単身世帯が増加している状況です。民間賃貸住宅では、高齢者世帯の入居を断る事例もある中、市営住宅につきましては、公営住宅法及び市営住宅管理条例等に基づきまして、一定の基準等はありますが、申込資格について、高齢者世帯及び単身世帯の方でも申し込みいただけるよう、一定配慮はできていると考えております。今後、公営住宅法の改正等があれば、その都度、対応をいたします。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  これを規定する大きな上位法といたしましては、昭和26年ですね、これに規定されています公営住宅法、これが基準になっていると思います。それ以降、さまざま改正を経て、現在に移っていると思いますが、大きな目的、これは低所得者に対して低廉な住宅をするという大原則、これは変化していないと思いますが、目的については、こういう理解でよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの質問にお答えさせていただきます。  目的は変わっておりません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  私、質問の中で、申込者の家族構成とか、さまざま変化しておるということで質問させていただきましたが、確かにそうなんです。そして、低所得者に対しても、さまざまな分野において手当、救済措置とかがあります。それを含めて、低所得者に対しては、総合的な見直しが必要ということで、1点目の申込者の所得基準ということで質問させていただいたんですが、市営住宅という、この今回の質問に対しては、確かに市営住宅の中では見直しはしないということは、私も重々理解いたしますが、さまざまな低所得者に対して、いろいろ変更もあります。それに対しても、市営住宅のほうもそれに見合った見直しも必要ではないかということで質問させていただいたんですが、その点については、いかがですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの質問にお答えいたします。  議員おっしゃっておられることは、重々理解はしておるんですけれども、基本的には、法・規則を基本に考えておりまして、御存じのように、私どもの市営住宅申し込みに際しては、単身者であっても、さまざまな条件はございますけれども、それを一定踏まえていただきましたら、申し込みはもちろんできますし、答弁の繰り返しになりますけれども、今後、そういう形で法律や規則が改正されれば、木津川市のほうにおきましても、それに準じて改正をしていく考えでおります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  そして、入居されている方、当初、申し込みのときの家族構成も変わってまいります。そのときに、延長される申し込み、変更届をされると思うんですが、それについては、どのような配慮をされているのか、お伺いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長◯建設部次長(福田 訓男) ただいまの質問にお答えさせていただきます。  まず、同居人の方でおられる方の中の配偶者の方ですね、その方は承継の手続を踏んでいただければ、それで問題はございません。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) それでは、入居された時点で、ひとり親の方で、お子様がおられると、そして、ある程度年数がたち、お子様が独立されたと、そして入居を引き継ぎしたいという変更届をされる方が一人で入居したいと、こういう例もあるかとは思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部次長◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  ただいまの質問にお答えさせていただきます。  現在は、そういう方は承継ができないという状態になっております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) いろいろ個人情報もありますので、統計等はとりにくいとは思いますが、さまざま、今、家族構成も変わってきております。この時代に対応するためにも、また、家族構成の変更等についてもできるだけ把握し、この方はどれだけ低所得だということで把握して、配慮して、低所得者の負担軽減という部分の中の市営住宅入居というのも考慮していただいて、今後も総合的な配慮をお願いしたいと思います。  私の質問は、これで終わらせていただきます。  どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 引き続きまして、2番目、長岡一夫さん。    (長岡 一夫君質問席へ移動) ◯4番(長岡 一夫) 4番議員、民主未来クラブの長岡でございます。  通告書に従って、2問質問させていただきます。  今回は、そんなに難しい質問ではございませんので、明快な答弁をよろしくお願いいたします。  それでは、1問目、市道の中央線や外側線、横断歩道、停止線、「止まれ」の表示が、薄くなったり消えたりしています。市は、危険箇所から早急に改善すべきと思いますが、市の取り組みの考えを答弁してください。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えします。  道路標示が薄くなったり消えたりしている箇所は、予算を確保し、計画的に市内の主要な道路、または通学路安全推進会議等で指摘があった路線等の現地状況を確認しながら実施しているところであります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
     長岡議員の御質問にお答えいたします。  横断歩道や停止線などの道路標示につきましては、道路交通法に基づき、都道府県公安委員会が設置するものとされており、劣化等で薄くなっていたり消えていたりする道路標示につきましては、木津警察署を通じ、京都府公安委員会に修繕の要望をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) まず、建設部長にお伺いします。  いわゆる予算を確保して計画的にと答弁いただいたんですけれども、ちなみに平成28年度は、どのぐらいの予算で、どの箇所を改善されたのかお聞きしたいのと、それは予算については、年々まちまちの予算なんですか、通常決まった予算でやられているんですか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  予算につきましては、平成28年度、平成29年度でございますけれども、同額で316万1,000円の予算を確保していただいております。  平成28年度の場所でございますけれども、数カ所ございますけれども、高の原のほうで実施したりとか、南加茂台のほうでも実施したりとか、そのようなことでございます。  ちなみに、平成29年度につきましては、まだちょっと現場のほうは終わってはおりませんけれども、州見台のほうで、ちょうど国道24号とホームセンター等がございます、あの路線でございますけれども、あの部分を予定しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 次に、総務部長にお伺いいたします。  先ほど答弁いただいたんですけれども、劣化したり薄くなったり消えたりしている道路標示は、木津警察署を通じて京都府公安委員会に修繕の要望をされているということですけれども、京都府の公安委員会自身が、そういったパトロール等で危険箇所を見つけて、みずから工事をやるというような考え、こっちから、市から要望を出さな改善してもらえないのですか。  それと、要望を出した箇所が10カ所とすれば、どのぐらいの箇所を毎年修繕ないし塗りかえをしていただいているのか、お答え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  基本的には、京都府警のほうにおきまして、状況も含めまして、台帳で管理されていると。したがいまして、危険箇所につきましては、予算の可能な範囲で対応していただいているものということで考えているところでございます。  しかしながら、地域のほうから切実な要望がございまして、平成29年度につきましては、横断歩道につきましては、4件の再塗装をお願いするということで要望がございまして、それは回答をまだいただいていない状況でございますけれども、その内容につきまして、木津警察署のほうで現状を確認していただいて、対応していただけるのかなというふうには考えてございます。  それと、ほかに府民公募ということで、そういった仕組みもございますので、そういったところで要望させていただいている内容もございますので、それにつきましては、現在、地域から直接府民公募で提案していただいている内容がございまして、2件の修繕要望については採択いただいて、修理のほうというか、引き直していただいているという状況がございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) いわゆる地域要望から出てきた箇所から当然優先して要望されると思うんですけれども、市独自でパトロール等で、そういった公安委員会等に要望されたことはありますか、地域要望じゃなしに、市が独自で。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今現在、管理課のほうで道路パトロールをしていただいておりますので、いろんな修正の箇所について、総務課のほうに情報として提供いただいているということがございまして、その中で、当然、地域要望と重複している部分もございますけれども、緊急に対応していただく部分につきましては、直接、木津警察のほうに要望させていただいているというのが現状でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 私も毎日、市内、当然、加茂も山城も、ずっと車で走ったりしていますけれども、気をつけて見ていると、非常に薄くなったり、もう全然消えている箇所がたくさんありました。  部長は日ごろ市内を走っておられまして、ああ、これだけ薄くなっているな、これはなくなっているなと、ここは危険やからなというような箇所を、そういったことを感じられたことがありますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  特に、4月から総務部長のほうに配属させてもらってから、特にそういったところで意識的にそういったところに目をやらせていただいているんですけれども、区画線の薄いところ、それから横断歩道が薄くなっているところというのは、府道にかかわらず、市道につきましても、そういう箇所が見受けられるというふうに認識しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) そこはどの箇所で、ここはもう薄くなっているなと、横断歩道も薄くなっているなと感じられた箇所はどこですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  私の生活圏内といいますか、南加茂台から市役所まで来る道中の間の横断歩道についても、当然、薄くなっておりますし、梅美台、州見台のあの辺の横断歩道についても、薄い状況が見受けられるということを感じているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) そうですね、南加茂台もほんまに薄くなっていますね。これは部長とことは管轄外だと思うんですけれども、特に交差点の丁字とか十字路のやつなんかでも、非常に南加茂台でも薄くなっています。  私が感じたのは、やっぱり一番危ないなと最近感じているのは、市道335号、木津中学校から東へ向いて、コンビニがありますね、しばらく行くとね。その横の家の前に市道335号で、信号機のない横断歩道があります。あれ、JRの高架でもないんですけれども、JRをくぐって、ちょうどコンビニエンスストアができたんで、住民の方が買い物に行くのに、よくそこを通られるのを僕は見かけています。そこは、もう薄くなっているというのか、消えかかっているような横断歩道で、横断歩道の手前に、横断歩道がありますよと、ひし形のマークが2つずつ出ているんですよね、それも薄くなっていますんで、特に夜になると、あそこを歩行者の方が通られると、非常に危ないと思うんですけれども、部長、あそこの横断歩道は御存じですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  レストランさとの前の交差点の、あそこの横断歩道についても薄いということもあります。そこから市役所へ向いて行く道路についても、側道の白線もほとんど消えておりますし、恐らく言っていただいている横断歩道についても、ほとんど見えない状況になっていたのかなというふうに感じているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 部長を責めているんじゃないけれども、感じられてどう思います。あそこ、子供さんもよく通るんですよね。やっぱり公安委員会にお願いして、早急にやっていかなければならないと私は思うんですけれども、それについてどう思われますか。  それで、もう1点、あの市道335号ですけれども、木津中学校の前から黄色の中央線、あれ、はみ出し禁止というやつで、線から車がはみ出したら、もう罰金になるんです、追い抜かしせんでもね。そういった重要な中央線なんですけれども、あそこも非常に薄くなって消えてきている。特に夜なんか、絶対に黄色い線が見えないという部分もあります。やはり、そこは早急に改修してほしいと思いますけど、答弁願えますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  市内全域にわたりまして、そういった状況が見受けられるというふうに感じてございますので、特に御指摘いただいております市道335号の学校の周辺につきましては、特に危険な場所であるというふうにも考えてございますので、その辺につきましては、改めて木津警察のほうに要望してまいりたいというふうに考えておりますし、また関係課と協力させていただいて、対応できる内容があることにつきましては、ちょっと協議させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 突然で申しわけないんですけれども、教育部長、最近、相楽台小学校へ行かれたことはありますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  相楽台小学校のほうには行きました。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 小学校の前の校門に入る、いわゆる東西、あれは2号線と言うんですかね、部長。あそこの前の横断歩道が全くありません。あそこは、押しボタン式信号なんで、まだ信号があるんでましなんですけど、それにはお気づきになられたことはありますか。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ちょっとそこが薄くなっているということは認識は今のところしていないところですが、そういった箇所について、学校や保護者の方から要望があった分につきましては、教育委員会のほうで通学路の安全対策推進会議というのを設けております。それについては、警察の方も含め、国と府と市の道路管理者等で協議会を設定させていただいております。  その中で、通学路に対して安全でないというところのものがございましたら、議題に上げさせていただいて、どの関係機関も通学路ということで、安全対策を最優先に考えるということで、早急な迅速な対応をしていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 市内全体の教育施設のあるところには、そういった形で十分目を配っていただいて、要望していっていただきたいと思います。  建設部長、今は横断歩道とかは府公安委員会なんですけれども、市がやれる道路標示というのは、どの範囲まであるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  交通規制に係る部分につきましては、公安委員会というところでございます。具体的に言いますと、横断歩道とか停止線とか、そういう規制に係る線につきましては、公安委員会と。それ以外の、例えば外測線とか、今、実際に書かれている外測線の書き直しはもちろんでございますけれども、新たに引く場合もそうですけれども、外測線とゼブラとかにつきましては、市のほうの所管と、道路管理者の所管というふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 「止まれ」の表示に関しては、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長です。  お答えします。  「止まれ」の表示については、交通規制になりますので、公安委員会です。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 「止まれ」の標識がある。あれは、多分規制がかかっていると思うんですよね。だから、あれは「止まれ」と。  よく、いわゆるそういう住宅地内を走ると、片仮名でトマトみたいに「トマレ」と書いたような、小さい字で書いてあるあれは、どの部分に当たるんですか、片仮名で「トマレ」。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  交通規制ではないと認識をするところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 我々の相楽地域でも、昔の道やから、細いので、危ないと思うんですけれども、たまに「トマレ」と書いてあるんですよね。そういうなんも、もうなくなってきているんですよね。  先ほど聞きましたけれども316万円で、外測線ですると、延長で何ぼぐらい引けるんですか。メーター200円ぐらいかなと。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  ちょっと明確な距離というのはお答えすることできませんけれども、1区画、その線の種類なり、幅とか、いろんな状況がございます。ある一定、数百メートル行ける部分もあろうかと思います。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 外測線、外の白い線ですね、あれは物すごく重要な線なんですよね。あれがなかったら、どのようにドライバーが困られると思いますか。
     もう言いますわ。なかったら、仮に木津川の堤防を走りますでしょう、あれ外測線がないんですよね。だから、交差するとき、みんな中よりに走るんです。何でか言うたら、白の線がないから、そこまでは、路肩まで行っても安全だという思いで行かれるんです。だから、あの白線というのは、それ以上はみ出すと、路肩が崩れて下に落ちたりするんですね。やはり、そういった外測線も必要で、なくなったら、やっぱりそれは市の責任で、薄くなったら、早急に塗りかえていっていただきたいと思うんです。  申しわけないんですけれども、僕、よく見るんは、バス停の引きかえは、たまに見たことがあるんですけれども、自分の住んでいるところから市役所に来るまででも、何十年とそういうのを引き直したとか、ここまで薄くなっているのに、何でこれを放置してはるのやろうなというのをずっと感じていたんですけれども、あれは20年か30年に1回、引きかえるんですか。どうなっているんですかね。それも、地域要望があれば、当然、工事をやられると思うんですけれども、市が独自でそういうのを把握してやるということはないんですかね。再度、お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長です。  お答えをいたします。  先ほど総務部長からも一部ございましたけれども、道路パトロール、私どものほうでやっておりまして、その中で、全線というのはなかなか難しいかもしれませんけれども、やはり状況を見ながら、必要な部分につきましては、予算計上の中で、マーキングという工事で一般的に我々呼んでおるわけでございますけれども、マーキングに必要な工事費を予算計上させていただいているというところでございます。  ただ、緊急的に対応しなければいけないというところもございますので、それは道路の修繕等の予算もいただいておりますので、そのほうで対応したりとかというふうなことを考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 済みません、また突然で申しわけないけれども、上下水道部長に聞きます。工事をされますね、部分的にね、道を横断したりとか。ほんで、最後、工事が終わったら、復旧工事をして、最後、舗装までされる。当然、そこに白線等があれば、白線も引かれる。道路標示があれば、やられると思うんですけれども、そういうぐあいに工事されているという認識で思っていて、よろしいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  水道なり下水の工事がございますけれども、これにつきましては、道路跡につきまして、原状復旧をさせていただいております。ですので、白線等がございましたら、その白線を引き直すという形になります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それで、私もよく見かけるんやけど、道路幅3メートル掘削して、舗装しました。外測線がありました。たまたまそこが交差点で、「止まれ」と書いていました。工事したとこだけ、きれいに白線を引きかえて、「止まれ」の「れ」が消えていて、「ま」だけを書いていたりとか、外測線でも、3メートルぐらいだけきれいなところがぱっとあって、後は薄くなっている。そういうのを見たときに、どういうぐあいに感じられますか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  まず、道路管理者の管理課でございますけれども、管理課と工事に関して協議をさせていただきます。それで、工事に影響を及ぼす範囲につきまして、当然、上水道並びに下水道のほうで費用負担をさせていただいて、原状復旧するわけでございますけれども、その中で、一部、消えているようなところがありましたら、あわせて一般会計の費用も含めて、そういった全てを復元するといった事例もございます。  今おっしゃっていただいているような事例、ちょっと私承知しておりませんので、ちょっとお答えできませんけれども、そういった形でやっているということを御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 外測線は延長が長いんで、3メートル工事したさかいと、延長を全部引くのはしんどいやろうけど、せめて「止まれ」の文字は、今、部長に答弁していただいたように、復旧のときには、ちゃんと別の、自分とこの掘ったとこじゃなかっても、「止まれ」ときれいに塗り変えていただいているというぐあいな答弁だと思うんですけれども、その点、それでよろしいんですかね。「ま」だけを書きかえといて、「止」と「れ」を書かないとかというんじゃなしに、ちゃんと「止まれ」は書いてくれてはるのかだけ確認します。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  ちょっとその事案を承知しておりませんけれども、基本的には、影響を及ぼした範囲の中で復旧をさせていただいております。影響外の部分につきまして、費用負担をどうするのかということで協議が整った場合につきましては、全て復旧する場合もあるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) この質問を機に、総務課も建設課も、教育部もそうですけれども、全庁挙げて安心・安全なまちのためにも、道路標示は計画的に今後も進めていってほしいのと、やはり市が独自で、ここは危険だな、ましてや通学路の正門の前の横断歩道がないなんていうのは、どうなんかなと思いますんで、やはり目配り・気配りしていただいて、今後も計画的にやっていっていただきたいと思います。  1問目は、これで終わりたいと思います。  2問目、「山城木津郵便局の路上駐車の対応は」と題しまして、山城木津郵便局の駐車台数が少ないため、路上駐車や駐車待ちのため、路上に並んで待っている車が、一年を通じて多く見られます。特に、年末年始は市道での混雑が激しく、ましてや小学校・中学校・幼稚園・保育園の通学路ともなっており、地域の方々の通行の妨げとなっています。地元地域から、平成25年に市に対して要望書が出されているかと思いますが、その後の経過と今後の交通安全上の取り組みについて、お伺いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  平成25年度に、山城木津郵便局に交通安全確保の要望を申し入れており、山城木津郵便局からは、第一駐車場、第二駐車場合わせて19台の駐車場を確保、また年末年始には交通整理員を配置し、安全確保に努めているとの回答をいただいております。  今年度も、11月20日から1月10日までの特に混雑が予測される間に、交通整理員を配置するなど、一般車両や通行者の交通安全の確保に努めているとのことでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) そうですね、私もこの平成25年度、ちょうど郵便局に要望書を出される前に、地元要望がたくさんある中で、質問させていただきました。  回答を見させてもらって、いわゆる郵便局からの回答がこれですということで、原課のほうは、これで納得されているんですか。ああ、もうこの回答でええわと思ってはるんですか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  地元の要望としまして、まだ現在も、ちょっと改善してくださいという要望が平成29年度の地域要望として届いているというところでございますので、ある一定、郵便局のほうも、交通整理員の増員等で努力している内容はあるとは思うんですけれども、慢性的な交通障害等については、解消されていない部分もあるのかなというふうには感じているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 慢性的な渋滞があるということは感じているという答弁をいただきましたけれども、感じているんで、もうそれはいたし方ないことで、市としては再度要望を出したりとか、お願いに行ったりとかすることは、もうする意思はないということでよろしいんですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  基本的には、原因者でございます日本郵政に対して対応いただく内容やというようには考えてございますので、引き続き、要望活動をさせていただいているのと、特に平成29年度につきましては、地元区から具体的に停止線の位置を変更してくれとかという要望もございます。  そういったことが、実際、新たな交通障害も起こるようなこともあるのかもわかりませんので、それは警察とも協議した内容で対応されていくのかなというふうには考えてございますけれども、実際、キャパの問題として、あそこに郵便局があるということにつきまして、ほかの新設されて、そういった対応も含めて、協議・検討されるべき内容かなというふうに感じるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 当然、これからも継続して要望していっていただきたい。  ここのとこにも書いていますけど、日本郵便からの改善という形で、第二駐車場も設けて19台と言いますけれども、第一駐車場は9台しかとめられないんですよね。第二駐車場へ行けば、せいぜいとめられて3台か4台なんです。  なぜかというと、皆さんも御存じだと思うんですけれども、郵便局の車がいっぱいとまっていますからね。あそこへ入っていくのも、単車で配達しはる郵便配達員の方とかも出てきたりして、いろいろ危ない部分もありますし、当然、民間のことですから、市が強制的にも言えないとは思うんですけれども、やはりあの前は市道だと思うんですよね。  そこで、市道だからといって、警察にお願いして、強化的に取り締まると、またこれもいろんなふぐあいも出てくるだろうと思いますけど、周りには、それぞれ何カ所か独自に借りていただけるような駐車場地域もあると思うんで、特に12月の混雑時には、非常に、事故は多分起きないんです、あんだけ混雑していたら、皆、注意しますからね。そやけど、やはり地元住民の方の利便性を考えたりとか、小・中学校の生徒の安全を考えると、もう少し改善してもらえるまで何回も何回も市のほうから、地元からもそういう要望も出してはると思うんですけれども、市も率先して要望を続けていっていただきたいと思うんですけれども、今後も地元の要望どおりに絶えず何回も要望を出し続けていただけるのか、部長の答弁を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  具体的に、今、地元区のほうから要望が出されている内容もありますので、それにつきましては、木津警察署のほうに申し入れをさせてもらって、停止線の位置を変更することができないのかということの検討も協議もさせていただいているところでございますので、その他の方策も含めまして、今後、要望活動、検討のほうを進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 本当、部長、よろしくお願いしますわ。本当に地元の方は困り果てています、何年も何年も。近くに郵便局があるのは便利ですけれども、そういうことで不便を感じておられるとこもたくさんありますので、よろしくお願いいたします。  私の質問は、以上で終わりたいと思います。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ここで、建設部次長から答弁の訂正をしたいとの申し入れがありましたので、これを許します。  建設部次長◯建設部次長(福田 訓男) 建設部次長でございます。  先ほど山本議員市営住宅の件で質問されたときに、入居の承認に関しまして、私、「配偶者」と申しましたけれども、正しくは「同居者である配偶者」の誤りです。どうも申しわけございませんでした。 ◯議長(高味 孝之) ただいまから10時45分まで休憩といたします。    午前10時30分 休憩    午前10時45分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま10時45分、休憩前に引き続き会議を開きます。  3番目、尾崎輝雄さん。    (尾崎 輝雄君質問席へ移動) ◯12番(尾崎 輝雄) 議長の指名によりまして、12番議席、さくら会、尾崎輝雄です。  通告書に従いまして、2問質問させていただきます。  1問目、「行財政改革について」。  平成28年度一般会計決算は、経常収支比率を初め、多くの財政指標が悪化しました。現在、平成30年度予算編成方針を受けて、予算要求が行われていると思う。そこで、今定例会にも、ふれあい農園やプラネタリウム館の廃止条例が提出されているが、今後の行財政改革の取り組みについて問う。  (1)平成29年度と比較し、平成30年度の地方交付税の減額の見込み額は。  (2)平成30年度予算要求に当たって、行財政改革の観点から、どのような取り組みをされたのか。  (3)平成30年度予算編成に当たって、予算削減目標を設定したのか。  お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。    (総務部長 池尻 潔昭君登壇) ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えいたします。  現在は、国の地方財政計画による地方の一般財源総額や地方交付税総額、臨時財政対策債への振替規模など、概要は発表されていない時期ではございますが、現時点といたしまして、平成29年度交付見込み額と比較し、普通交付税合併算定替特例措置の逓減分として、約1億2,700万円の減少を見込んでいるところでございます。  2点目について、本定例会冒頭での市長挨拶でも申し上げましたとおり、現在の市の財政を危機的状況と捉えまして、去る9月15日に財政健全化に向けた行財政改革項目の洗い出しを行い、提出されたアイデアを踏まえながら、職員一丸となって検討を進めております。  また、提出された洗い出し項目の中で、早期に全庁的に取り組むべき内容は、平成30年度の予算編成要領に記載し、全職員に周知するとともに、前年踏襲の考え方などによることなく、全ての事業をゼロベースで見直し、予算要求を行うよう通知いたしました。  3点目について、平成29年10月27日付「平成30年度木津川市予算案の編成について」の市長通達と同日に、総務部長通知として発表しました「予算編成要領」について、一般財源所要額総額を前年度比10%以上の削減を目指すという削減目標を設定したところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) この木津川市の決算のあらましをみさせていただきますと、財政調整基金、平成28年度で40億5,558万円となっておりまして、平成28年度の財政調整基金の取り崩しを見る限り、このような状況で推移すれば、財政調整基金は約5年で基金はゼロになるのではないかなと、このように思っております。  ただいまですけれども、平成29年度交付見込み額と比較し、普通交付税合併算定替特例措置の逓減分として、約1億2,700万円の減少を見込んでいますということで答弁をいただきましたことから、質問をさせていただきます。逓減対策基金は幾ら積み立てられているのですか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今現在、約12億円の基金造成を行っているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。
    ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま答弁で12億円あるということで、それの取り崩しということで、たしか長期に分けて取り崩すというように言っておられたかなと思うんですけれども、このような状況であれば、今すぐにでも取り崩す必要があるのではないかなと思いますが、その点はいかがでございますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  この基金につきましては、平成26年度に基金設定をさせていただいたところでございます。平成28年度から始まる13億円の逓減対策といたしまして、段階的に基金を取り崩すということで、そういった制度設計をさせていただいているところでございます。  この基金につきましては、具体的にどうするかということにつきましては、ことしの平成30年度予算から、この基金を手当して財源対策としていくというふうに考えてございますので、その基金の充当額につきましては、予算編成の中で確定していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) じゃあ、平成30年度から取り崩していくということでよろしいんですね。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  平成30年度から、この基金を活用していくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  それと、地方交付税交付額は、どのようにして、いつごろ決定というんですか、決まっていくんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  交付額の決定につきましては、いつも7月ごろに最終決定していくということになりますけれども、現在、地方財政計画というのが示されようとしておりますので、その中でどういった伸びを示すのかということについて、地方財政計画の中で具体的な数値、パーセントとして示されますので、その数値に基づいて普通交付税の額を木津川市として予算案として計上させていただくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 7月ごろには地方交付税額が決定するということで、国の動きの中でどうなっていくのかなということで、国の予算編成の中でどうなっていくのかなということで、ちょっとわからなかったので、お聞きさせていただきました。  今回、逓減分として1億2,700万円の減少を見込んでいますという、それじゃあこの1億2,700万円の減少の数字が決められたような内容というんですか、要件というんですか、説明できますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  毎年、計算の基礎となります算定基準というのが変更されていきますので、合併算定替の影響額ということにつきましては、変動いたしますので、確実な数字につきましては、交付税の算定の中で確定していくということになりますけれども、今回、このたび説明させていただいております1億2,700万円の減ということにつきましては、平成29年度で合併算定替が一本算定になれば、約6億3,500万円、これが一本算定による減収額ということでございますので、それに3年目の影響額として0.5、それが合併算定替の影響額ということで、平成30年度には、合併算定替の影響額が約3億1,700万円になるであろうということで算定した結果でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 平成28年度から始まって平成32年度までということでございまして、大変な、この数字を見たら厳しい状況かなと私は思います。  そして、次、2問目の質問に入らせていただきますが、「市の財政を危機的状況と捉えまして、財政健全化に向けた行財政改革項目の洗い出しを行い、平成30年度の予算編成要領に記載し、全職員に周知するとともに、前年踏襲の考え方などによることなく、全ての事業をゼロベースで見直し、予算要求を行うよう通知しました。」と答弁をいただいている中で、財政健全化に向けた行財政改革項目の洗い出しという取り組みをするように捉えまして、どのような取り組みになるのか、御説明を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回、平成30年度の予算編成を行うに当たりまして、基本的な考え方につきましては、その予算編成方針に示したところでございまして、具体的な内容につきましては、鉛筆1本、コピー1枚から徹底した内部管理経費を見直して、予算に反映していこうと。公共施設の見直しに係る部分については、今回、議案でも提出させていただいている内容がございますけれども、真に必要な施策への転換、財政基盤の構築に向けてスピード感を持って対応していくものということで、個々具体的に予算編成方針の中で示させていただいたというところでございます。  洗い出し項目につきましては、そういった過程の中で、職員のほうからアイデア募集を募りまして、約180のアイデアがございまして、その中で対応できるものについては、予算に反映する、中長期的な検討を要するものについては、検討を指示する、そういった交通整理をさせていただいて、行革として実施させていただいているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 180項目の洗い出しをしているということでございますが、この洗い出しというのは、ゼロ事業、ゼロベース、全てゼロからやという意味やと思うんですけれども、事業仕分け等でしていただいていると思いますが、もっと早くは実施できなかったのか、その点、いかがでございますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  もっとスピード感を持ってということでの御提案やというように思いますけれども、少なくてもこれまでもかなりの対策を講じさせていただいているところでございまして、今回、たまたま平成30年度にちょっと固まった提案もさせていただいているところでございますけれども、それについても、これまで継続して、十分審議・検討してきた内容を集約させていただいたというところでございますので、基本的には、行革の考え方については、ぶれずにここまで実施させていただいているというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) そしたら、ちょっと二、三、担当部長にお聞きして、180もあるんでしたら、どれだけ担当課でどうやってはるのかなということだけ、ちょっとお聞きしたいと思います。  まず、健康福祉部長に、いつも言っていますが、保育園の民営化、国保については、2日目の一般質問で、運営協議会を見守るのが基本であるが、国保の上限を上げる、一般会計からの繰り出し、どちらをとっても大変な事態であることが想定できます。じゃあ、保育園の民営化、国保以外に、ほかにも何か検討されていることがあると思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えしたいと思います。  各課から提案がそれぞれ出てきておりまして、例えば行事関係でしたら、戦没者追悼式のあり方、それから敬老会のあり方、そういったところでの見直しの提案がございます。  また、これまでから行っておりますシルバー人材センターの運営補助金についても、今後のあり方につきまして、これは従前から目標を定めて削減してきたところですけれども、さらにどうしていくというところも、今後の検討課題としてきたところでございます。  また、健康の関係では、乳幼児相談等の効率化を行うことによって、事務経費を削減するとか、そういった具体の提案をしているところでございます。  また、各保育園については、園行事の統一化であったり見直し、そういったところにも各保育園からも提案をいただいているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、上下水道部長にお聞きいたします。水道メーターの検針は隔月に変更されるということで御説明を受けまして、ほかの何か検討をされていることがあれば、お答え願います。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  水道につきましては、経営改善計画というのもつくっておりまして、平成28年度から5年間の計画でございます。そちらのほうで、民間委託のほうを推進していこうという形でも、今後進めていくような計画になっております。  あわせて、下水道につきましては、料金徴収を上水のほうでやっておりますけれども、この負担金の基準につきましても、見直しをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、教育部長にお聞きいたします。幼稚園の給食におきましては、最大限の御尽力をいただいたのではないかなと思っております。  2日目の一般質問で、各教室のクーラー取りつけには15億円ということで、そのうち国からの交付金2億5,000万円、あとの残りが恐らく市の負債ということになろうかと思いまして、借金が、仕方ないでしょうが、ふえるということでございまして、民間でようやるローンで、市がローンで返していくということと思います。それ以外のほかに、どのようなことを検討されましたか、されているのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  ただいまの御質問でございます。  教育費が一般会計全体に占める割合というのは、非常に高うございます。その中でどういったことができるかということを検討させていただいたところでございますが、まず学校教育のほうにつきましては、市において内部管理経費の削減というところを進めさせていただいておりますので、やはり学校現場においても同じように対応させていただくというところが必要になってこようかと思いますので、それぞれの学校の管理事業費につきましても、一律5%ダウンというところでの御協力を願っているというところでございます。  また、社会教育におきましても、施設や市民の方々が参加していただいている事業が多ございます。そういったことにつきまして、住民の皆様の御理解を得ながら改革を進めていきたいというふうに思っておるところでございます。  また、文化財につきましては、国・府と合わせての協力体制の文化財の保管、啓発活動を行っているというところでございますが、そういった中で、単費で運営させていただいている保管センター等の管理事業について見直しを行うというところで計画をしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ちょっとだけですけれども、私、以前にも言ったと思うんですけれども、やはり今の時代ですけれども、幼稚園の民営化に向けてもぜひ進んでいくべきだと思いますので、一度に行きませんけど、また検討の課題にもなっていけば幸いかと思っておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、建設部長にお聞きいたします。東中央線、あるいは東バイパスの起工式も行われ、いわゆる市道から府道へと行っておりますが、ほかに検討されていることがあれば、答弁いただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  当方といたしましては、川とか道路、河川とか、さまざまな協議会等がございます。その協議会につきましても、精査しながら、削減できる部分につきましては、協議会の会費等を年間払っておるわけでございますけれども、その分をなくしていけるものはないかというふうな検討と、あと北地区のほうでは、里山学校を活動しております。年間約15グループ様を募集いたしましてやっておるわけでございますけれども、やはり猛暑の期間も、実際のところ、なかなか気候的にも、子供さんもおられますので、厳しいものがございますので、その分も含めまして、活動の内容を、回数等を精査した中で若干減らしていきたいというふうなことも考えておりますし、新たな収入の一つの一環といたしまして、スペースを営利的なもので利用していただくことについての何らかの対価をいただけないかというふうなことも、ちょっと一つ検討をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 次に、市民部長にお聞きいたします。クリーンセンターを初め、ごみ有料化以外のもので検討されているものがあれば、答弁をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。  まず、今、御質問いただきましたクリーンセンターができるということで、いわゆるごみ処理事業というのは、大きく予算的にも変化をすることになります。そういった財政効果があるということが、まず1点。  そして、市民部の中では、やはり行財政改革と、そういった視点から申し上げますと、幾つかあるわけでありますけれども、まず支所機能のあり方というのを、これを今現在、そういう行財政改革の視点で検証を進めているところでございます。合併をして、10年を経過いたしました。したがいまして、市民の需要というのも、やはり徐々に変化をしつつございますので、そういった需要にもしっかりと適切に対応していくと、そういった趣旨で、これからの支所をどのようにしていくのかというふうなところについても、重点的にこれから精査をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 次に、マチオモイ部長でございますが、2問目で、観光のことで質問いたしますが、ほかに検討されていることがあれば、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  マチオモイ部、3課1室ございます。そういった中で、組織の見直しでありますとか、一部事務を民間に委託することで、職員数そのものを減らすことができないかといったような検討、また補助金につきましても、現在、交付している団体と協議を重ねている中で、御理解をいただいて削減できないかといったような取り組み、また出張の回数でありますとか、出張する際の人数の見直し、また広域的に取り組んでおります観光関連の協議会がございます。そういった協議会そのものもゼロベースで見直すという形になっております。  あわせまして、今回の取り組み、全職員を挙げて取り組もうということで、洗い出し項目を提出したところでございます。ただ、意識として、行革に対する意識というのは、相当職員数の中で高まってきたというのを感じておりまして、洗い出し後におきましても、定期購読している図書の見直しでありますとかといったような提案が、実際、次々出てきていますんで、意識として職員それぞれの意識が相当高まったのではないかなというふうに感じているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  総務部長にお聞きいたします。  公用車の管理についてですが、以前からも各議員からも出ているように、一元化に向けた管理はできないのかどうかということを、まず質問に聞きます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今、御提案いただいております公用車の一元管理というところでの内容でございますけれども、今、その公用車の総数の削減について、具体的に取り組みを進めさせていただいているという状況でございます。
     その中で、今、各課で管理していただいております公用車について、一元管理するということについても検討はさせていただいたところでございますけれども、今は部単位での管理をしていただくことによって、そういったある一定の効果が見込めるということで想定してございますので、そういった中で、公用車の減車について予算として対応していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  3つ目ですけれども、「一般財源所要額総額を前年度比10%以上の削減を目指すという削減目標を設定した」ということで答弁いただきました。10%と言ったら、かなりの数字が出てこようかと思うんですけれども、この一般財源所要額、10%削減ができた場合の効果というんですか、数字的に見えてくるものがあれば、答弁を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  今回、予算編成方針等で示させていただいている10%の削減ということでございますけれども、それを到達できたとすれば、その10%相当分は約19億円程度ということになりますので、そういうことによって、基金の投入をせずに予算組みがほぼできるような状況になるというところでの目標数値でございますけれども、実際、今、予算の編成査定作業中でございまして、そういった内容がどれほど反映できるかということにつきましては、今後の査定の内容にも関係してくるところでございます。  しかしながら、この高い目標を持って予算編成に対応していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 最後に、総務部長でございますけれども、平成30年度の予算編成に向けての総務部長の思いを聞かせていただけますか。 ◯議長(高味 孝之) 総務部長。 ◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。  これまでも行財政改革ということにつきまして、木津川市一丸となって取り組んできた内容がございます。その考え方、方針を継承して、平成30年度、いきなり財政健全化というところに直結するような予算が提案させていただけるかということにつきましては、かなりハードルは高いところがあるかと思いますけれども、今後、5年ないし7年の間に、基金に依存しない財政基盤が構築できるように取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 力強い、基金に依存しないという予算編成をやるという強い決意を述べていただきました。本当にありがとうございます。  平成30年度予算を決定するまでには、まだ時間があります。削減目標も設定されました。各部長、再度、予算の見直しを行い、行財政改革に努めてくださいますようお願いを申し上げまして、1問目の質問を終わります。  2問目に入ります。「市の観光事業について」。  合併して10年が経過した。日本の社会状況も大きく変わりつつある。市としても、いよいよ観光事業として見えてきたものがあると思われる。木津川アートを中心とした各地域の活性化にも、知恵が見出されるのではないか。  そこで、以下の点について、質問をいたします。  (1)「お茶の京都DMO」について、本市が期待していることは。  (2)今後の市の観光事業の方向性をどのように捉えているのか。  (3)市は、観光協会の役割について、どのように考えているのか。  お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 武田 浩文君登壇) ◯マチオモイ部長(武田 浩文) 尾崎議員の御質問にお答えをいたします。  「お茶の京都DMO」には、近年の旅行者のニーズ変化に伴い、地域の観光資源のブランド化による世界水準レベルでの業務としての広域的なデータ分析、マーケティング、地域的つながりのある近隣自治体との連携など分野横断型組織として、また観光地域づくりの主軸を担っていただける組織として期待をしております。  2点目につきまして、本年度における秋の社寺秘宝・秘仏特別公開は、古文化保存協会が南山城地域を中心に取り組んでいただいたこともあり、ふだん来訪されない若い方や首都圏からの来訪者もあり、昨年度を大幅に上回る1万3,000人もの方々が来られました。  来訪者の皆様の満足度も高かったことから、木津川市が誇る文化や市の魅力へのニーズを改めて認識させていただく成果となりました。  今後は、首都圏や訪日外国人への情報発信を強化し、DMOと連携し、地域産業へとつながる観光地域づくりを進めたいと考えております。  また、日本の有数の観光都市である奈良市とは、地域だけでなく、歴史上も密接していることから、奈良からの誘客を進めるため、関係団体と協力し、奈良市との関係性も深めたいと考えております。  3点目につきまして、市の観光協会は、地域に根差した観光振興を図り、地元の強みを生かし、「見どころ」「見ごろ」や「いわれ」を反映させた企画などにより、地元の持つ資源を最大限に引き出し、観光客の滞在期間の延伸や観光消費の近隣波及を期待しております。  また、DMOと連携し、それぞれの役割分担を踏まえた意識共有と連携体制を構築・維持し、観光振興を目指し、取り組んでいただきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) まず、DMOについての再質問に入らせていただきます。  「近年の旅行者のニーズ変化に伴い、地域の観光資源のブランド化による世界水準レベルでの業務として、地域的つながりのある近隣自治体との連携をして、観光地域づくりの主軸を担っていただける組織として期待をしております。」と答弁をいただきました。このまず「お茶の京都DMO」の今までの活動というんですか、働きというんですか、その辺がわかれば、お答え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  「お茶の京都DMO」、まだできて日が浅い状況でございます。その中で、一つとして、広域的なデータ分析とかマーケティングという部分が上げられるというふうに思っております。  じゃらんリサーチセンター調べによる観光動態調査というのを平成28年度に実施をしております。  また、近隣自治体との連携という部分につきましては、タクシーによる周遊プランの醸成といったことにもつながっておりますし、市内では、海住山寺と和束をめぐる歴史をたどる旅でありますとか、神童寺と蟹満寺、京田辺市の一休寺を結ぶ国宝と名刹めぐりといったような旅行商品も既に完成しているところでございます。  また、そのほかバスプランの開発とか造成、販売なども行っているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 1万3,000人ふえているということで、高い専門性と広域的な取り組みによる効果があるという観点から、ことしの秋の特別公開、古文化保存協会との連携により、大幅に来客数がふえたということですね。  観光客は、木津川市だけを見に訪れるのではなく、市町村の枠を超えて観光されていると思います。そのような意味において、DMOが果たす役割は大きいと考えるが、市の見解はどうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  御指摘のとおり、旅行者の方といいますのは、地域を捉まえて観光なされるわけでございます。そういう意味におきまして、DMOといいますのは、幅広い組織が参加・参画をしております。そういった幅広い組織が参加・参画していく中で、それぞれの魅力を融合させて一つの商品として造成をしていくということは、より発信力もございますし、魅力も高まるという意味において、DMOが果たす役割としては大きく期待できる部分というふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 観光振興を図る大きな目的は、地域経済への波及効果を高めることである。投資額に対して経済への波及効果が小さくなれば、投資効果がないことになる。そのような中、DMOが果たす役割はどのようなものか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  観光振興を図っていく上におきまして最も大きい目的といいますのが、今、御指摘をいただきました地域経済への波及効果を高めることであるというふうに認識をしております。  ただ、一方で、自分のまちに対する誇りでありますとか、愛着、そういった意識を育んでいくといったような効果も期待できるところではございますが、費用対効果という観点から申しますと、やはり地域への波及効果というのが大きくなってこようというふうに思います。  そういう意味におきまして、いわゆる観光振興そのもののコンセプトも、従来の形式であります行政とか観光関連の事業者中心の旅行振興から、ほかの産業でありますとか、地域住民なども一体となって旅行者を受け入れる観光地域づくりというものに変革をしていかなければならないというふうに考えているところでございまして、そういった意味において、先ほど申し上げましたとおり、さまざまな事業者、具体に申しますと、各市町村のみならず、観光協会でありますとか、商工会、また旅行会社や商店街、商業施設、JA、直売所、観光農園、茶関係の団体、公共交通、金融機関、大学とか地域づくりの団体などが参画しているDMOにおいて、一つのプラットホームをつくって、もうけるような、地域に経済が波及するような状況をつくっていくというのが極めて重要であろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) DMOの役割については、理解ができたかなと、こう思いまして、次に2番目の市の観光の方向性について再質問をいたします。  秋の特別拝観の集客結果ということで、大幅に1万3,000人を上回るということで、これを受けてですけれども、よかったかなと思うんですけれども、既にもう検証されたのか、されていないのか、その辺のところも踏まえまして、答弁をお願いできますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  秋の特別公開につきましては、古文化保存協会との連携によりまして大きく増加したというのは、先ほど答弁させていただいたとおりでございます。  速報値ではございますが、海住山寺を取り上げてみますと、前年度の特別公開の時期と比較して3.3倍、また旧燈明寺につきましても2.3倍というふうに、来訪者が大きく増加したというところでございます。  この増加した理由につきましては、やはり古文化保存協会という組織との連携というのが大きくあったかなというふうに感じているところでございまして、いわゆる関東圏、首都圏でのPR活動、また古文化保存協会による講演とお寺の拝観をつなぐ戦略があったと、また人気芸能人を使って聖域化するような戦略もあったということで、若者の誘客も図れたのではないかなというふうに考えているところでございます。  詳細につきましては、今後、より詳しく分析をしていく中で、本市における観光施策に生かしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま観光客がふえているということで、海住山寺なんか多くふえているということで、それに伴うというんですか、観光収益も上げるのにはということで、市としてはどのような政策を考えておられるのか、考えておられることがあれば、お願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今後、より収益を上げるためにというような御質問でございます。  マチオモイ部といいますのは、農でありますとか、観光、また商工、学研といったようなものに横串を刺すという大きな役割を持ってございます。そういう意味におきましても、市の魅力をより高めるために、そういった個々の魅力に横串を刺して、より稼げるような形を導いていきたい。  泊まるか食べるか買うかというのが、地域経済への波及効果やというふうに思いますんで、泊まるという部分につきましては、本市、地理的なものもあって、ちょっと苦しい苦戦しているような状況ではございますが、食べると買うという部分で伸ばしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、部長の答弁に「泊まる」という答弁をいただきまして、初日の一般質問で、市のインバンド政策はということで、訪日外国人客を取り扱う業務のことで質問がありました。もう3年後でございますが、東京オリンピックを見据えた観点から、どのような戦略を考えておられるのか、お答え願えますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  東京オリンピックにつきましては、世界中が注目をしているイベントでございます。当然のこととして、京都や奈良への観光客というのはふえるであろうというふうに考えているところでございまして、本市といたしましては、いかにその両市から観光客を取り込むべきかという観点から考えております。  近年の外国人のお茶ブームから、今年度の「お茶の京都」を活用したPRを行うとともに、オリンピック終了後におきましても、日本の歴史や文化に興味がある、いわゆる知識階級層、また富裕層、また常連の旅行者に向け、「お茶の京都DMO」のマーケティング情報などを用いて施策を考えていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、いろいろなニーズがあるように答弁いただきました。海外からの旅行者を呼び込むために、旅行者の求めていることを理解し、施策に取り組み、ターゲットをどのようなことで取り組む必要が私はあると思うんでございますが、今、いろいろ述べていただいた中でございますが、ターゲットを絞り込む必要がある考えの中で、市の戦略はどのように捉えられていますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今般の旅行につきましては、いわゆる従前型の旅行会社が造成した低価格の団体旅行から地域固有の暮らしや文化の触れ合いを求める旅なれした、いわゆる個人旅行という形に大きく旅行形態そのものが変化をしております。  その中で、国によりましてもニーズというのは多種ございまして、例えば例を挙げて申し上げますと、台湾でありますと、有名なブロガーがアップしたところへ行って写真を撮りたい、またフィリピンなんかでしたら、いわゆる家族とか友人とやったりと時間を過ごしたい、香港でございましたら香港の形がございますし、欧米なんかで申しますと、日本人が通常生活しているような同じようなことを体験したいといったようなニーズがございます。  したがいまして、画一的な方法で全ての訪日客を取り込めるわけではございませんので、ある程度、そういったターゲットを絞った形の中で取り組んでいくということもしていかなければならないというふうに考えております。  現在まで取り組んでまいりましたのは、いわゆる外国語のパンフレットの作成でありますとか、いわゆる外国人訪日客を迎え入れるための礎を構築するというところに重点を置いた施策を展開してまいりましたので、今後はターゲットを絞って、より多くの誘客をしていくための施策を展開していくという形で進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) よろしくお願いいたします。  近隣自治体として、奈良市が観光に関しましては、今でも浄瑠璃寺等へバスが入ってきて、連携事業をやっていただいておりますが、今後も同じだと思うんですけれども、それといろいろな今までの実績はどうか、わかりますかね。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
    ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  奈良市との連携と申しますと、まずやっぱり大きいのは大仏鉄道という形になろうかというふうに思います。  この間、奈良市と共同いたしまして、いわゆる案内看板の設置でありますとか、合同でパンフレットを作成をしてまいりました。おかげをもって、人気のハイキングコースという形に成長をしたというふうに認識をしているところでございます。  パンフレットにつきましても、発行から増刷を繰り返しまして、今まで計8万部を製作しており、平成29年11月には改訂版を2万部増刷している状況でございます。  あわせまして、来年度になりますが、大仏鉄道が開業いたしまして120周年を迎えるということになっております。これ、ちょうど今現在、「明治150年」に向けた取り組みというのが国で進められておりますんで、それとあわせて奈良市と連携をしてイベントできないかというところで協議を進めておりますので、来年度の予算にそういったものも組み込めたら組み込んでいきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、観光事業の3つ目として、観光協会の役割を再質問させていただきます。  DMOと観光協会、市のそれぞれの、説明できる範囲でいいんですけれども、役割はどのように捉えたらいいのか、そのところをお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  DMOにつきましては、旅行会社の職員も派遣されております。そういう意味におきまして、地域での旅行商品づくりも可能となるほか、先ほど来、申し上げましたとおり、地域商社として地域の関係団体と密接に連携し、地域全体の効果的な情報発信とか、ワンストップ窓口、また広域プロモーションを展開していくというところで期待をしているところでございます。  その中で、観光協会につきましては、DMOに対しての、いわゆる営業部門を担っていただくことになろうかというふうに思っておりますし、市は、地域づくりを初めとした観光のバックヤード、いわゆる基礎部分を担うという形で考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 観光協会は、投資はしていますけれども、収益がほとんどないようには見えるんですけれども、収益は一体幾らあるんですか。収入というんですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  協会の独自の収入についての質問かというふうに承知をしております。  平成28年度で見ますと、協会全体の収入といいますのが3,488万円何がしという金額になってまいります。そのうち、協会が独自の収益といいますのが、主に団体賛助会の収入になろうかというふうに思いますが、36万6,000円ということで、約1%という形になってまいります。  そのほかに売り上げもございますが、売上額が上がっておりますが、その売上額に対する経費というのがちょっと不明でございますんで、その分を自主財源として計上するというのにはちょっと無理があるかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今の説明を聞いていましたら、ほとんどゼロに等しいとは言いませんけれども、何をしてんやというようなことに、私から言えば、そう思います。  質問に入っていきますが、市が観光協会に対してですけれども、どのように認識しているのか、今後どうしたらいいのやというようなことは既に考えておられると思うんですけれども、その辺のところ、ちょっと答弁をお願いできますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  冒頭、議員の質問にもございましたが、時代の変化というのが非常に早いというのは、昨今、特に感じているところでございまして、協会がつくられた当時というのは、まだインバウンドということそのものもまだ出始めの時代だったかというふうに考えております。  そういう意味におきまして、観光協会といいますのは、民間ならではの柔軟な発想を持って取り組みを進めていただくことのできる唯一の団体という形で、今までから議会でも説明をさせていただいてきておりました。  その中で、昨今、時代が早く変化していく中で、いわゆる観光推進団体としては、観光地域づくりをマネジメントできる専門的な人材そのものが協会には不足しているのかなというふうに感じているところでございます。  そういう意味におきまして、機会あるごとに、協会には、現在の市が感じている課題というものをお話をし、改善に向けた取り組みを求めているという状況でございます。  一方で、業務を委託しております。委託しております業務につきましては、仕様書に基づいてしっかりと履行していただいている状況でございますし、夏の花火を見ましても、あの炎天下の中で、協会の理事も含めて一生懸命取り組みをしていただいているということで、頑張ってはいただいてはいるという状況ではございますが、いわゆる専門的な人材力というものがちょっと不足しているなというのは、課題として感じております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) DMOは、旅行会社で地域の商社やと。観光協会は、DMOに対して、先ほど部長の答弁で、営業部門であると、このように答弁いただいたと思うんです。そしたら、その営業部門としての仕事ができているかということが問われるわけですわ。私は、そう思います。  その中で質問をしていきますが、民間しかできない発想とかということも答弁いただきました。その中での質問でございますが、観光協会への業務の内容は、委託しなければならないレベルに達しているのか。答弁もありましたけれども、高い専門性を有しているのか、その点、しっかりお答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  協会ができまして、この間、市として協会を育てていかなければならないという責任も有していたというふうに認識をしているところでございます。  一般論といたしまして、市が業務を他の団体に委託する場合には、いわゆる市が直接実施するよりも、他の者に委託して実施させることのほうが効率的であるもの、すなわち、特殊の技術・設備などを必要とする、あるいは高度の専門的な知識を必要とする事務事業でありますとか、調査・研究といったようなものが、委託する際の基準になってまいります。  一方で、同じようなものに補助金というのがございますが、補助金につきましては、公益上必要やと認められた場合には、補助金という形になってまいります。  そういう意味におきまして、協会につきましては、それだけの高い専門性を有しているかということでございますが、LUMIXとの取り組みというのも、今、共同して進めております。  そういった中で、協会独自の取り組みとして取り組んでいただいていますんで、なかなか成果が出てくるところ、出てこないところというのはあるんですけれども、何よりも観光事業に携わっていただいている各団体の方々が協会に対してどのような評価をされているかというのも、今後、方向性として考えていく一つの基準になるのかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 同じことを私も言うのはかなんのやけども、我々さくら会で沖縄県南城市へ行ってきて、1億9,000万円ですか、それだけのお金を出しておられるという形の中で、30人ほど携わっておられますが、ボランティアを通じてでございますが、うちはほとんどそういう収益がない。いかがなものか、これはしっかり考えなあかんと私は思うんですけど、部長、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  今までの経過というものもございますんで、そういったものも踏まえるという形になってこようかというふうには思いますが、市の財政全般としてゼロベースで見直していくという中にあって、先ほど御指摘のございましたDMOという組織がある、また観光協会がある、本市も観光振興に向けた取り組みを進めておりますし、京都府の観光連盟というところに対しての負担金も生じているという状況でございますんで、その中でしっかりと効率性を図っていく、最小の経費で最大の効果が得られるようしっかりと見きわめていくというのは、常にやっていかなければならないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 全ての事業をゼロベースで見直すという形の中で、ぜひ取り上げてやってもらわないかんと思います。で、市が外部団体に業務を委託する場合、通常、どのような理由によるものか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  業務委託する場合には、先ほど申し上げました、市が実施するよりも云々と答弁させていただいたとおりでございます。  その上において、指名願いが出されているところから入札なり見積もり徴取を行って、安価なところ、もしくは、プロポーザルによって業者を選定するという形で決めていくという流れになろうかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) その点は、そちらの部門なんで、私もどうということは言えないんですけれども、DMOは観光協会の営業部門ということでちょっとひっかかっておるんですけれども、じゃあこれ、しっかり営業ができているんですかということが1点問われるのと、観光協会の委託料を見直すべきではないのか、その点、どうでございますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  当然、DMOの組織の中には、市の観光協会も参画をしております。そういう意味におきまして、営業していただいているものというふうに認識をしております。  なお、委託料の見直しにつきましては、先ほど申し上げました補助が適切なのか、委託が適切なのか、またより効果的な方法がないのかということは、協会云々にかかわらず、市として常に意識をして考えていくべき中身であるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 近隣市を見たかて、私も前、質問したけど、京田辺市も人数は少ないです。そして、お弁当なんかを売って収益を上げてはると思う、駅で。3人もおられて、アルバイト、木津川市4人ですわ。実績が上がってなかったら、ちゃんとやらなあかんの違うかなと思います。その点をしっかり考えていただきたいと思います。  それから、私、地域経済の波及効果を高めるのは、観光協会やと思っています。常にですけれども、商工会との連携が必要であると思います。部長、事務所の移転はどのように考えておられますか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  この間、観光協会の事務所があの場所で適切かどうかという御質問につきましては、多く受けてきたところでございます。その際、答弁としていたしておりますのが、観光協会の事務所にどのような機能を持たすかというのが最も重要な判断になってくるという答弁をしてまいりました。  事務所という機能だけで申しますと、どこにあってもその事務はできるという形になってまいりますし、観光案内という要素で見ますと、いわゆるまちかど観光案内所がその役割を担っていくという形になってこようかと思います。  事務所の経費全て、これ委託料で算入しておりますんで、あれなんですけれども、観光協会そのものが独立した組織でもございますんで、市としての権限というのは限られてくるわけでございますが、その目的によって事務所というのがあるのかなと、変わる場合には、それだけ説明し切れるような合理的な理由というのが必要であるというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 農作物、私も農業の出身なんで、ここの土地はこれが適している適地適作というのがあります。観光協会のある事務所が、農地の米に合ってる、大根に合ってる、ジャガイモに合ってる、スイカに合ってる、そういうところから見たら、適地適作ではないと思います。  よってですけれども、平成26年5月1日に木津川市商工会開所式が行われました。同時に、観光協会は西側入り口として計画されていたのに、なぜここに入らなかったのか、これは副市長に答弁を求めます。 ◯議長(高味 孝之) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  観光協会の事務所の場所と、それから商工会の関係の御質問でございます。  このことにつきましては、私も当時、担当部長をしておりましたので、経過もよく存じておりますが、まず木津川市としては、合併をして市がスタートして、やはり多くの文化財、観光資産があるということで、できるだけ早く観光協会を立ち上げる必要があるという認識をしておりまして、その作業もしておりました。  あわせて、商工会につきましても、合併後、商工会の合併がなかなか諸般の事情で進まなかったという経過もございます。  したがいまして、木津川市と3つの商工会、それから観光協会の関係につきましては、当初はスムーズな議論・協議がなかなかできなかったという背景もあるというふうに認識をしております。  ただ、木津川市の土地を商工会の新たな事務所として建設をしていただきましたので、今、尾崎議員からございましたような将来計画ということについては、商工会のほうで持っていただいたという認識はしております。  ただ、そのときには、もう既に観光協会もスタートをしておりまして、今の場所に相当の額の投資もしながら設置をしてきたという経過もございますので、今後の話につきましては、やはり投資者である商工会、そして観光協会でしっかり議論をしていただくということが大事ではないかと。もちろん、木津川市は黙って見ているだけではなくて、側面的ではありますが、協議、あるいは支援もしながら進めていくべきという立場で考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ぜひとも、商工会の中に観光協会が入っていただいて、お互いに職務を譲り合いながら、教え合いながら、いいとこはどんどん取り入れて、自分自身を磨きながら観光協会も商工会もより一層伸びていけるのは、これしか私はないかなと思って、そういう質問をさせていただきました。  今後、そのように進むことを願って、私の今回の一般質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから13時まで休憩といたします。    午前11時54分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。  4番目、河口靖子さん。    (河口 靖子君質問席へ移動) ◯5番(河口 靖子) 議席番号5番、民主未来クラブ、河口靖子です。よろしくお願いします。  まず、1問目をさせていただきます。  「水道管の破裂・漏水事故時の対応は」ということです。  木津川市は、市民が安心できる水を安定的かつ効率的に供給するため、浄水場や配水管などの整備を進めているところと思います。特に、配水管は、布設後の経過年数が耐用年数に達するものが発生してきており、老朽化が進んでいると言えます。
     このため、配水管更新事業計画として、下水道工事や道路整備工事等の関連工事に合わせて更新事業を進めていくということとなっていますが、進捗状況がわかりにくいのが現状です。  こうした中、昨今、各地域において大なり小なりの破裂・漏水事故が多発していますが、その対応や着工から復旧までの時間に問題があるのではないかと思います。このため、事故等が発生した場合の行動体制をしっかりと整える必要があります。  さらに、予防対策として、漏水による事故を未然に防止するため、積極的に漏水防止対策に取り組んでいただきたいと思います。そのためには、計画的な漏水調査を行うなど、積極的な対策をお願いし、以下のことを問います。  (1)ふだんのパトロールはどうしているのか。  (2)緊急時の対応マニュアルは。  (3)改良工事の優先順位は。  (4)漏水事故の問題として、漏水調査の是非、二次災害、損害賠償は。  (5)事故の原因は。  (6)事故時の対応は。  (7)配水管更新事業計画の進捗状況は。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。    (上下水道部長 中島 久文君登壇) ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  河口議員の御質問にお答えをいたします。  日々の水量データに異常が認められる場合には、現地調査を行い、早期発見に努めているところでございます。  2点目について、災害時には、水道危機管理対策マニュアルにより対応を行い、また漏水事故等には、漏水対策フローをもとに対応をしております。  3点目について、優先順位は、現在、石綿セメント管更新計画に基づき、更新を行っております。  4点目について、漏水が起因となり、二次災害、損害賠償につながる場合もあるため、漏水調査は有効な対策と考えております。  5点目について、漏水事故の原因は、ほとんどが管路の老朽化によるものでございます。  次に、6点目について、漏水事故は、水道事業緊急修繕業者により早急に復旧対応を行っております。  7点目について、平成28年度から平成32年度の計画で石綿セメント管路の更新を実施しており、今年度末で4割近く更新予定でございます。また、平成28年度から3カ年でアセットマネジメントに取り組み、今年度は資産整理を、来年度に水道ビジョンの見直しを行い、市全体の更新計画を策定する予定でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) まずちょっと市長にお聞きしたいと思いますが、市長は大変いろんな仕事のほうで多忙だとは思いますが、吐師にある上下水道部のほうに月何回ぐらい赴かれているんでしょうか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 河口議員の御質問にお答えいたします。  月に毎月というほどは行っておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) では、年に何回ぐらい行かれますか。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 河口議員の御質問にお答えいたします。  一応、問題が起こったときには報告を聞きに行かせていただいたり、年末の御挨拶に行ったりということで、何か問題があったときには行かせていただいております。そのほかは、部長が本庁に来て報告を受けております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) なぜこのようなことを市長に確認するかと申しますと、この水道事業というのは、危機感を持って職務に当たっていただきたい、そのような思いで、まず一番トップである、管理者である市長のほうに伺ったということです。  何か緊急なときがあったときに行くということですけれども、緊急なときよりもふだんに市長もできるだけ行っていただきたいなというふうに思います。  これは、なぜこういうことを言うかというと、実は私が漏水事故があった、それは事故があったのは土曜日だったんですけれども、土日あれして、月曜日に部長を尋ねて上下水道部のほうに行きました。そのときは、たまたま月曜日、有給休暇をとられていたんですけれども、じゃあ課長はというと、同じように有給休暇をとっておられました。  先ほども申し上げましたように、水道の業務、また上下水道という部署ということで、危機感を持って仕事をしていただかないと、やはり大きな大きな事故があったときにどうするんだということです。  そういう意味で、しっかりと監督をしていただきたい。部長の監督は、いわゆる市長でありますので、その辺は、ちょっと頭の隅に置いといていただきたいというふうに思っております。  それでは、再質問していきたいと思います。  まず、ふだんのパトロールはどうしているのかというところで、日々の水量データに異常が認められる場合は、現地調査を行い、早期発見に努めていると、これでは、破裂したり漏水した事故というのは、ちょっと消極的かなと。いわゆる待ちの姿勢なのか、事前の策をとるのかというところの考え方を示していただきたい。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  御質問にお答えをします。  漏水のふだんのパトロールの件でございますけれども、これにつきましては、それぞれ職員が施設の管理なり、また抱えております工事現場、そのほうに日々出向きますので、その間に公道等を通りますと、注意深く確認をするといったところでございます。  パトロール専任の職員をつけてパトロールという形では行っておりませんけれども、そういった形で市内のほうに出るときについては、そういった形で漏水の確認も含めて行っております。  また、あわせて建設部のほうでは道路パトロール等を実施していただいておりますので、また異常があったら報告を受けるといった形で現在行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) この破損、それから漏水事故のわかるというか、そういうタイミングというのは、やはりパトロールもそうですが、住民からの通報というのもあると思うんです。その割合ですね、漏水が起こっているというところの割合は、パトロール、いわゆる行政側が見つけることが多いのか、それとも市民からの通報からの情報でわかるのが多いのか、どういう割合なのかを教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  漏水の割合の御質問でございますけれども、具体的な数値のほうについては、現在、数字は持っておりませんけれども、基本的には、市民からの通報による漏水といったことが多いというところでございます。  また、都市部におきましては、家の前で水が漏れているといったところのほうが、ふだん生活されている中では発見しやすいところがございますので、そういった情報を得まして、漏水の対応をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) では、木津川市は3地域に区別されるわけですけれども、各地域、3地域、いわゆる山城地域・加茂地域・木津地域、漏水の件数ですが、大きいのもあれば小さいのもあるでしょう、そういうものの件数は、地域的にどういうふうな割合になっていますか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  漏水の地域ごとの件数という御質問でございます。  手元に持っております資料では、まず平成27年度、本管部分で36件、漏水事故がございました。この36件の内訳は、木津地域で13件、加茂地域で14件、山城地域で9件でございます。昨年度の平成28年度におきましては、本管部分で23件の漏水事故がございまして、木津地域で8件、加茂地域で9件、山城地域で6件。それと、平成29年度の11月分まででございますけれども、11月分までで16件の事故がございまして、木津地域で3件、加茂地域で10件、山城地域で3件、以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 結構多いなというふうに思っています。  やはり、漏水も表に出てくる道路の表面に出てきて、漏れているということがわかるような事故であれば、対応もしやすいと思うし、工事もしやすいと思うんですが、漏水しているのが地下でずっと漏れている、それがなかなかわからなくて大きな事故になる。例えば、ずっとわからなくて水漏れがしていると、道路の陥没というか、大きな穴があくという、そういう状況にもなり得るというふうに考えられますので、やはりこのふだんのパトロール、そして漏水の検査なんかは必要でないのかなというふうに思っています。  このことについて、後からも出てきますけれども、どのように考えておられるのか。また、調査はしていないというところですが、日々のというところですが、どのように考えていかれるのか。実際に、この水道管、また下水道でもそうですけれども、これからは維持管理の時代ですね。布設がえじゃなくて、新しい布設をするという、新設というのは、今の時点では考えられない、これからは維持管理のまた維持をしていかないといけない時代に入ってきておりますので、そのことについて調査をきっちりとやっていただきたいという思いから質問をしておりますので、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  漏水調査の関係の御質問でございますけれども、まず漏水のパトロールの関係でございますけれども、パトロールにつきましては、目視でやっておりますので、具体的な道路に水がにじんでいるとか、そういったことがございましたら、それが水道水かどうかという残留塩素をはかって確認をするといった作業を行っているところでございます。  また、それ以外には、先ほど答弁させていただきましたように、水量に異常がある場合について現地調査をするといったところで調査を行っております。例えば、加茂地域の高去というところから山田のほうに送配水管がございますけれども、こういったところは山間部でございまして、なかなかそういう情報が水道のほうに入ってこないという部分がございます。そういったところにつきましては、水量データに異常がありましたら、夜間、静かなところに職員が出て、その漏水部分を調査するといった作業も進めているところでございます。  そういった形で、現在、漏水のほうの調査、また対応を進めているところでございまして、先ほど議員がおっしゃいましたように、水道につきましては、計画整備の段階から基盤の強化の時代に入っているというところで認識しておりまして、現在、アセット等の事務を進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それでは、2番目の再質問に行きたいと思います。  まず、緊急時の対応マニュアルはというところで、災害時には、水道危機管理対策マニュアルにより対応を行いということで、このマニュアルなんですが、どういうものなのかというところを、内容を教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  危機管理マニュアルの御質問でございます。これにつきましては、平成22年の7月に策定をしておりまして、事故・災害の種類や、水道施設の災害対策本部の体制の関係、配置動員の関係、また災害対応について詳細にまとめているところでございます。  そして、地震・風水害編、施設事故・停電対策編、水質汚染事故対策編、新型インフルエンザ対策編、テロ編といったものに応じたものを策定しているところでございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) まず、緊急というのは、災害時での答弁をしていただきました。  私は、緊急時というのは、やはり事故が起こった場合、どういうふうに対応していくのかということで、これは日常あっては困るんですが、早期に対応するということに関しては、どのように努めておられるのか、また事故が起こった場合、警察・消防との連携はどのような形にされているのかというところを、まず聞かせていただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  漏水事故対応の関係の御質問でございます。  ふだんの漏水事故が起こった場合につきましては、平日の8時半から午後5時半まで、勤務時間の関係でございますけれども、これにつきましては、事故が発生した連絡が入りましたら、職員のほうが水道の修繕業者のほうに連絡をとります。そして、現地のほうに確認するとともに、交通関係の関係がありますので、木津警察署、また緊急時の関係がありますので、消防署のほうに連絡をとります。また、必要に応じて、ガスや関電、NTTといったところにも連絡をとらせていただいているところでございます。そして、漏水のほうの現場で実際に作業を進めていくといった手配になります。その作業の途中で漏水の状況が確認できましたら、断水の範囲とかといったことを決めて対応するといったことになっております。  これが、先ほど答弁させていただきました「漏水対策フロー」といった形でまとめているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 今、平日の場合、答弁していただきました。  では、夜間・休日のときには、どういう形になるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  夜間・休日の場合につきましては、宿直がおりますので、宿直から修理業者のほう、また職員のほうに連絡が来るといった形になります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) そういう手続というか、連絡等を含めて、現場の場所も近くであれ、それから遠くであれ、大体平均してどれぐらいで現場での工事にかかれるというか、体制を整えられるのか、平均的で結構ですけれども、どれぐらいの時間でできるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  御質問にお答えします。
     どれぐらいでかかれるかということでございますけれども、まず現場に駆けつけて、現場を確認する必要がございますので、それにつきまして、30分から1時間程度、距離にもよりますけれども、それぐらいはかかろうかと思っております。  その中で、職員については、水道のほうで配管の図面を確認して、どのような配管があるのかといったことも含めまして、現場と事務所のほうで連絡をとり合って工事にかかるというような形になっているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 連絡を受けて、短時間で現場を把握して対応していただくということが大切なことだというふうに思っています。  やはり、遠く、近くは別としても、対応でいろんな漏水の原因というか、そういう種類があると思うので、そう一概には行かないでしょうけれども、できるだけそういう対応を、現場の把握を早くして対応していただきたいなというふうに思いますので、その点は、くれぐれもよろしくお願いします。  3番目です。改良工事の優先順位ということで、現在は、石綿セメント管の更新計画で、これを優先しているというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  現在につきましては、平成28年度に5年間の石綿セメント管の更新計画をつくっておりますので、それを優先工事として進めているところでございます。  あわせて、下水道の関連工事ということも、一緒にあわせて行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) これは、どれぐらいで終了するんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  石綿セメント管の計画につきましては、平成28年度から5年間の計画でございます。平成32年度で終了する予定で、現在、進めておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) しつこいようですが、平成32年度に完成しますか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  現在、平成32年度完了に向けて進めております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) ちょっと不安ですね。  では、4番目に行きます。  漏水事故の問題として、いろんなものがあるというふうに思います。漏水調査は、有効な対策と考えていますというふうな答弁をいただいたんですが、これ、私の質問とちょっとかみ合わないなというふうに思っています。  漏水の二次災害、それから損害賠償につながるということについては、もう少し具体的に、どのような考え方、またルール、いろいろあると思うんですけれども、教えてください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  まず、漏水調査につきましては、御答弁申し上げましたように、水道漏水による二次災害、陥没といったことや、また漏水によります損害賠償ということのおそれがございますので、漏水調査自身は必要かというふうに認識しているところでございます。  ただし、漏水調査を実際にしている先進市等の状況を見てみますと、1キロ当たり3万円程度の調査委託料を支払っているといった実態がございます。  そのような中で、現在、そこまでの費用を投じて調査をしていくべきかどうかということにつきまして、実際、その費用を投じるということによりますと、低廉な水道水を供給するといった使命ともかかわってくることでございますので、現在は、道路パトロールなり、また水量の確認で漏水の早期発見に努めているといったところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) まず、今までで二次災害が起こったような事故はなかったんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  私の把握している範囲では、二次災害という、陥没とか、そういったことで事故が起こったということは聞いておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それでは、損害賠償について、どのような形で賠償を実行されたことがあるのか、ないのか。また、もしあるとすれば、どのような損害賠償をされたのか、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  損害賠償の御質問でございます。  これにつきましては、平成29年、ことしの2月2日に、水道管漏水によりまして、隣接する耕作地に泥水が流出して農作物に損害を与えたということで、議会のほうにも報告させていただきました案件が1件ございます。この1件が、実際、損害賠償が起こって、本市のほうが支払ったといった事例でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) そうなりますと、木津川市という市が誕生して、この損害賠償を支払ったのは、1件だけというふうに理解してよろしいですか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  1件だけでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 実は、11月初めに起こった兜台での漏水事故ですけれども、住宅地の中でも、いわゆるお店があるところ、何件かありました。2件か3件ぐらいあったと思います。  その中で、これはお店の方が何も言ってこられなかったので、市としては賠償責任というのを負うことはなかったと思いますが、美容室があります。そこの方は、水が使えないので、お客様、何人かをお断りになって、キャンセルをお店のほうからされたということを聞きました。普通ならば、営業ができないということですので、言って来られたら、そら損害賠償をしないといけないのかなというふうなことと思います。  やはり、こういうことで、いかに事故が起きたときに、いろんな方がいらっしゃると思うので、気をつけないといけないというか、やはり慎重に運ばないといけない、そのことはしっかりと肝に銘じていただきたいというふうに思いますので、このことを報告させていただきました。そのように損害賠償が少ないのは、結構なことだなとは思っています。  5番目です。事故の原因なんですけれども、原因は、もちろん管路の老朽化によるものですが、やはりそれには原因というのがあると思います。どのような原因が考えられるのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  漏水の主な原因の御質問でございます。  本管部分の主な原因といたしましては、ダクタイル管でしたら、腐食によるもの、またVP管でしたら、亀裂とか継ぎ手部の漏水、石綿管でしたら、同じく亀裂や継ぎ手部の漏水といったことが原因でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) まず考えられるのは、経年劣化、いわゆる年数がたっているから弱くなって漏水する。今、部長のほうも少し答えていただきましたが、腐食という言葉でくくられたんですけれども、腐食の中にはいろいろと種類があると思うんです。どういうふうな腐食があるのか、お答えください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  経年劣化の中に腐食といったことも含めさせていただいているところでございますけれども、特にダクタイル鋳鉄管におきましては、電食と言われる部分で腐食が進みやすいといった状況にあることも事実でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) そうですね、電気腐食、答えはなかったですけれども、土壌腐食、それから継ぎ手からの漏水というのもありますよね。水道管においては、管もですけれども、仕切り弁とか、消火栓、そういうところからも漏水の原因となるというところは、しっかりと把握していただきたいなというふうに思っています。  6番目です。事故時の対応ですけれども、まず対応として、例えば断水を伴う場合、どのようにされているのか、お聞きいたします。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  断水を伴う場合でございますけれども、断水範囲に広報させていただくとともに、給水車を用意するといったことで対応いたしております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それだけで、住民の方が理解されますかね。じゃあ、給水はどういう形でされているのか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  断水が起こりますと、水が出ませんので、付近に給水車を用意するといったような形で給水の確保をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 給水車を出すのに、給水車がどこどこに来ていますよという広報を流して、給水、要するに水をもらいに来ていただくと。でも、若い人ならまた別ですが、車に乗れない高齢者の方、そのような方がいらっしゃる地域だったら、どのようになさいますか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  過去の漏水の現場におきましても、そのような電話をいただいているところもございます。そういったものにつきまして、対応できる範囲につきましては、対応させていただいているところでございますけれども、また近隣付近の皆様方の御協力を得ながら、そういったところにも配付をしていただく部分もございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 給水車を出されたときには、職員何人ぐらい現場に行かれているんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  給水車には、職員2名がついております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 2人で事足りているのかどうかわかりませんが、やはり高齢者の方、また車の乗れない方、遠くからもらいに来ないといけない方、いろんな条件の方がいらっしゃると思います。そういう人たちのためにも、やはり給水車何台で来られるのかわかりませんが、範囲によってでしょうけれども、その辺の配慮というのは、これで十分かなというふうにちょっと疑問に思いますので、あとどういうふうな、2人で給水車ということですが、何か手だてとしてはもっと柔軟的に考えられるということはあるんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  御質問にお答えします。
     まず、断水の関係ですけれども、断水のエリアというのは、それほど比較的大きな範囲で断水することは多分あり得ないと思っております。ただ、濁り水の関係で、周辺部に対して影響範囲が広くなってくるわけでございますけれども、こういったところにつきましては、先ほど言いましたように、給水車のほうには2人ついておりますけれども、それ以外で回れる職員がおりましたら、手配させていただいたりと、そういった形で対応したいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 先ほど断水に伴うというところで、広報するということでした。先ほど例を挙げました兜台のところの営業しておられるところには、どういうふうな周知をされたのか、お聞きします。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  兜台の当時の漏水の状況でございますけれども、漏水を確認するために、当然、構造部分を掘って水道管を見つけに行くわけでございます。その最中の中で、漏水が75ミリの本管の部分であるということが発見できましたので、ただ、そのまま放置をしておくと大きく破裂してしまう影響がございましたので、直ちに断水する必要がございました。ですから、漏水の広報までに先に断水をさせていただいたという経過がございますけれども、断水をして、とまりました周辺27戸につきましては、その後、すぐ戸別訪問させていただきまして、いらっしゃる方につきましては、御事情を説明させていただいた次第でございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) その前に、断水を伴う場合、やはりお願いしておきたいのは、給水車が1台で足りるのかどうかという、そういうところもあわせて、給水袋の手配なんかもしっかりとしていただきたいなというふうに思っています。  事故時の対応で、また通行どめというふうな事態が起こる場合もあると思います。その場合には、どのような策をとっておられるのでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  通行どめになる区間につきましては、警備員等を常駐させまして、迂回路に回っていただくなりの配慮をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 警察、それから消防との連携は大事なことかなというふうに思いますし、その辺、あわせて本当に危機感を持って工事、事故時の対応をしていただきたいというふうに思っています。  最後ですが、配水管更新事業計画の進捗状況ということで答弁していただきましたが、もう少し具体的に説明願います。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  まず、漏水事故、ことしに入って大きな事故が3件、4件続いておりますけれども、決して危機感なくやっているところではございません。職員一丸となって早急に漏水事故に対応させていただきまして、安心な水を早期に送れるように対応しているところでございます。  それと、今後の更新の関係でございますけれども、これにつきましては、御答弁させていただきましたように、平成28年度から3年間でアセットマネジメントの計画をつくっているところでございます。まず、資産管理を行いまして、木津川市の水道全体の資産の状況を確認いたしまして、今後、将来に向かって、どういった形の施設整備であるべきかというものをまとめていきたいというふうに考えております。その中で、管の状況なり、施設の状況を見ながら、優先順位を決めまして、今後、更新の計画を立てていくといった形で、アセットマネジメント及びビジョンのほうをまとめていきたいというふうに考えております。  実際に、これがまとまりましたら、それに基づきまして、次の管路等の更新計画に入っていくといった形になります。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それで、答弁いただいた中で、今年度は資産整理というところで、重点を置いていただいてやっていただいていると思います。どのように進んでおりますでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  水道の全ての資産につきまして、年度から、施設の今現在の状況等を把握する必要がございます。約半分ぐらいの整理が現在できているといったところで報告を受けているところでございます。残りの部分につきましても、早急にまとめて、今度、それがまとまった段階で、アセットマネジメントでどういった形にしていくかということを協議していくわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) この資産整理は、半分ぐらいということですが、今年度には100%整理できるというふうなことではないんでしょうかね。確認させてください。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  済みません、私、半分ぐらいと言いましたが、ちょっと答弁間違っておりまして、4割程度で今年度末にする予定でございますので、ちょっと訂正させていただきたいと思います。  済みません、答弁が前後して、申しわけございません。5割程度で現在できておりまして、今年度末に資産整理を行うということでございます。先ほどの答弁どおりでございます。済みません、失礼しました。  それで、この資産整理を行わないと、次に、どういった更新ができるかという計画が立てられないので、まず資産整理をするといったことを今年度に取り組んでいるといったところでございます。  今年度で資産整理を全て行って、その上で、次、どういった形でするかということで計画するわけでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) じゃあ、ことしで全部終われるということで理解してよろしいんですね。確認です。 ◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。  今年度で資産整理を行います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それでは、2問目に行きたいと思います。  2問目です。「市民に対する説明責任は」ということで問わせていただきます。  本年9月定例会に提案された議案の一つに、「ごみ袋の有料化」に伴う条例改正がありました。「議会だより」42号にも報告したとおり、継続審査となり、市民の方々の意見を伺う機会として、市民と議会のつどいや、公聴会を開催したところです。その際には、得られた収益を活用して、具体的な施策が示されていないなどの多くの声がありました。  また、「幼稚園の給食の休止」についても、教育委員会の方針が二転三転するという事態となり、市民や議会が困惑する結果となりました。  この2つに共通する点は、行政の市民に対する説明責任と検証方法に問題があると思います。  そこで、以下のことを問います。  (1)公聴会での公述人6人の意見を踏まえて、このごみ袋の種類をふやす改善点と、ごみ袋有料化で得られた収益の具体的な施策をどう考えているのか。  (2)幼稚園の給食提供休止の答弁が二転三転した理由は何か。  この2点目は、ぜひ教育長に答弁を求めたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  河口議員の御質問にお答えをいたします。  ごみ袋の種類につきましては、議会に御提案しておりますとおり、4種類を予定していますが、今後、定期的に検証を行ってまいりたいと考えているところでございます。  また、ごみ袋有料化による収益につきましては、現在、「生ごみの堆肥化・コンポスト化」「拠点回収ボックスへの補助」及び「不法投棄対策」など、ごみの減量や環境保全対策がさらに促進するよう活用の仕方を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 教育部長。 ◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。  河口議員の2点目の御質問にお答えをします。  木津学校給食センターの調理食数が、児童・生徒数の増加で見込みを上回る傾向にあり、平成30年度以降、安心・安全に学校給食の提供を続けていくことが困難な状況となり、幼稚園への給食の提供を一時休止させていただく提案をいたしました。  保護者説明会等におきましては、給食継続を望む多くの御意見や御提案があり、これらを真摯に受けとめ、再度、さまざまな検討・検証、多方面との調整協議を行いました。  教育委員会からの返答までに、保護者の皆様の間に不安の声が広がるおそれがあり、また市議会からの説明要請もあったことから、協議の途中ではございましたが、一定の方向が確認できた対応策について総務文教常任委員会で報告し、保護者に対し通知をいたしました。  その後も、引き続き最終的な協議・調整を進めた結果、平成30年度は、従来どおり、4歳児・5歳時に週3回の給食提供を行うことができるようになったものです。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それでは、1点ずつ再質問させていただきたいと思います。  まず、ごみ袋の種類ですが、提案されているのは、木津川市としては4種類です。7リットル、15リットル、30リットル、45リットルということで、4種類です。  いわゆる市民の中で、私とこにも電話なり、また家に尋ねて来られたり、またいろんなところで市民の方の意見を伺う中で、公聴会でも出ておりましたけれども、7リットルではなく、もっと小さい5リットルのほうがいいわと。やはり、ひとり暮らしだから、大きいのは要らないわというふうな形で、一番小さいものの7リットルが大きいという感覚で捉えておられる市民がいらっしゃったことは事実ですので、これをお伝えしたいというふうに思っています。  これは、リットルの4種類、もうこれは変えられない実態なんでしょうか。それを確認したいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  河口議員の御質問につきまして答弁させていただきます。  ただいま河口議員から申していただきましたように、ごみ袋の大きさにつきましては、7リットル、15リットル、30リットル、45リットルの4種類を予定しております。  これにつきましては、説明会でも説明させていただいておりまして、市民説明会の中におきましては、5リットルの大きさのごみ袋はつくらないのかという御意見もいただいております。  その際に、サンプル的に持っていかせていただいております7リットルの大きさを実際見ていただきますと、さほど大きくないなというような印象を持っておられた市民の方もおられます。  今、御質問いただいておりますように、今後、この4種類というのは、これ以外変わらないのかという御質問の趣旨だと思いますが、これにつきましては、これまでの答弁の中でもさせていただいておりますように、ごみの有料化につきましては、PDCAサイクルに基づきまして、その検証をしていくということでさせていただく予定をしておりますので、その検証の中で、この4種類ではなく、ほかの種類のごみ袋が必要だということになりましたら、その際には再度検討させていただきたいというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) では、一つ、その答弁の中で確認したいと思います。  では、当初始めるときは、まずはこれで行きたいという、そういう思いなのかどうか、確認します。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ごみ袋の種類につきましては、条例案の中にも規定しておりますとおり、この4種類でということで思っておりますので、スタート時点におきましては、この4種類でまずはスタートさせていただきたいという思いでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それと、ごみ袋、実は京都市のごみ袋を私持っておりまして、これは事前配布指定袋ということで、この1枚の袋に全てこれが入っています。これが各家庭に配られました、京都市の場合。ごみ袋、こういうものを配られると思うんですけれども、どれぐらいの枚数、まずお試しというか、事前配布を予定されているのか、確認したいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ごみ袋につきましては、お試し袋の配布ということで、予定では、議会の議決が得られましたら、平成30年8月ごろにお試し袋を配布したいということで市民説明会のほうでもさせていただいております。  その中で、種類につきましては、7リットル、15リットル、30リットル、45リットルそれぞれの2枚ずつ4種類を各家庭のほうに配布させていただきたいということで説明させていただいておりますので、議案等が通りましたら、その方向で準備を進めていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 随分、京都市と違って少ないですね。  京都市の場合、家庭系ごみ45リットルを5枚、この中に入っています。30リットル6枚、10リットル2枚、5リットルが1枚という形で配られました。また、あわせて資源ごみ用の袋、いわゆる黄色ではなく、この透明の白い袋なんですけれども、これもお試しで入っています。これも、資源ごみ用は、45リットルが2枚、それから30リットル2枚、20リットルが6枚という形で、かなりの枚数、試してくださいというところに入っています。
     これを見ますと、やはり一番多く出されるのが30リットルなのかなというふうなところがあるんですけれども、こういうことも少しあわせて、試していただくためには、枚数も考えていただいたほうがいいんじゃないかなと、今、答弁を聞かせていただいて、思いました。そのことについては、どうですか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ごみ袋の製造等につきましての予算につきましては、9月議会で提案させていただいておりますとおりの枚数でございますので、その範囲の中で対応していきたいというふうに思っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) ちなみに、5リットルの袋なんですけれども、京都市が出された5リットルの袋は、この大きさです。やはり、7リットルとそう変わらない感じかなというふうに思いますので、ぜひ使っていく中で検討はしていただきたいなと思っております。  この量の、要するにこの7リットル、15リットル、30リットル、45リットルという、この量で行こうというふうに判断されたモデルとしては、生駒市だったと思います。京都市のほうにも研修に行かれて、京都市のほうでもいろいろと情報も入っておられたんですが、なぜ生駒市のそのほうを取り入れられたのか、根拠があれば、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  京都市、生駒市、それぞれ問い合わせをさせていただきまして、ごみ袋のサイズのほうも検討させていただいたところでございます。  近隣ということもございまして、人口的な世帯数の構成等も京都市よりは生駒市のほうが木津川市は似通っているのではないかという判断の中で、生駒市のサイズで進めていこうということで検討させてもらったところでございます。  また、生駒市のほうにつきましては、導入当初は、45リットル、30リットル、15リットルというような3種類だということで聞いておりますが、その後、河口議員のほうからの話もありましたように、もう少し小さなサイズのものが必要ではないかということで、欲しいという市民さんの声の中で、7リットルということを新たに追加されたということも聞いておりますので、そういったことも参考にしながら、木津川市につきましては、当初からこの4種類で進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) わかりました。  いわゆるごみ袋は、そういうことで、おいおい実行していく中で変えていただけるように感じましたので、よろしくお願いしたいというふうに思っています。  生駒市さんのほうを参考にされたわけですけれども、実際に出される、このごみ袋、ある程度決まってくると思うんですけれども、何リットルが一番多く出されているのか、研修に行って聞かれましたか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  生駒市のほうにつきましては、3種類のうち最も多く出ておりますのが、30リットルのサイズでございます。平成27年度は、全体の中におきましては、29.1%という割合でございます。2年目の平成28年度につきましては、28.5%ということで、大体30リットルのサイズの大きさのものが3割ほどを占めているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 30リットルが大体使いやすいのかなというふうには思います。私もそう思います。それでしたら、お試しのときには、30リットルのを少しふやしておけばいいかなと、それが市民サービスかなというふうに思いますので、御検討ください。  それと、この有料化の目的というのが、ごみの減量、またごみの分別というところです。「もったいないプラン」の中に、いろいろと私も参考になるデータがありました。最近聞かれないんですが、3Rというのを推奨してきたと思います。これについて、ここに、有料化に至るまでの3Rに対しての検証、どういう形でされたのか、お聞かせください。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  3Rについての取り組みというところでございますが、それぞれの取り組みについて、「もったいないプラン」で書いているところでございますが、それに対する成果につきまして、各年度ごとで評価をさせていただきまして、取り組み状況について把握しているところでございます。  なお、そのあたりにつきましては、ホームページ等にも公表させていただいているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) ホームページではなく、口頭でお願いしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいま詳細についての資料を持ち合わせておりませんので、後日、報告させていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 「もったいないプラン」のメインでもあります3Rについてのことも、市民にしっかりと啓発をしていかないといけないのではないかなというふうに思います。  「広報きづがわ」にもいろいろ載っていますが、京都市は、この年末、このように大きな形で、もちろん収集のこともそうですが、「ごみ半減目指してもう一歩」とか、かなりごみの減量のことがうたわれています。こういうことも、しっかりと啓発、また広報しないといけない。これが、ちょっと木津川市は怠っているかなというふうに私は感じていますので、その辺についてどうでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいま河口議員がおっしゃっていただきましたように、ごみの減量化については非常に大事なことでございます。その中で、どういう取り組みがなされてきているのかといったことにつきまして、きちっと市民の方にもお伝えし、協力を求めていく必要があるということで考えておりますので、今後、さらに一層の周知・徹底につきまして努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) それと、広報の中でぜひしていただきたいことがあります。市民が望む減量情報についてということで、これは「もったいないプラン」の中に書かれていることです。1位が、家庭でできる減量の情報、2位が、ごみ分別方法の情報、それから減量情報の提供方法ということについても書かれていました。1位は「広報きづがわ」です。それから、2位が自治会等の回覧というふうな形で、これ、1位と2位だけではないんですが、たまたま1位と2位だけ申し上げました。  このことは、せっかくこの「もったいないプラン」に書かれている、また住民からの声の集計ですので、これを少し忘れておられたんではないのかなと感じますが、どうだったんでしょうか。 ◯議長(高味 孝之) 市民部次長。 ◯市民部次長(山本 昌宏) 市民部次長でございます。  ただいまの河口議員の御質問につきまして答弁をさせていただきます。  「もったいないプラン」を作成する際に、それぞれのごみの減量の仕方というものにつきまして、それぞれ市民さんの中で頑張っていただいている方がおられます。そういったようなことをきちっと紹介していって、多くの減量施策といいますか、取り組みについて紹介するべきだということがありましたので、そういった内容で計画の中に盛り込まれているところでございます。  「もったいないプラン」に書いてありますとおり、ごみの減量施策につきまして、非常に頑張っておられる市民さんの方もおられますので、そういった実践事例を今後紹介する中で、市民の中で減量施策が広がっていくような形で努めてまいりたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) よろしくお願いします。  それでは、2問目の再質問です。  私は教育長に答弁していただきたかったんですが、部長が答弁されたことは、もうこんなんわかっていることです。いろんな形で報告されています。二転三転した理由というのは、やはり何かがあるんであろうという、これではわからない。ぜひ、教育長に答弁をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  基本的な流れは、先ほど部長が申し上げたとおりであります。10月2日に、保護者の皆さんに給食の休止、弁当、デリバリー給食にしてもらえませんかという提案を行いました。非常に大きな驚きと、批判の声が非常に大きかったわけです。それを受けて、多方面とのさまざまな協議・調整を行って、その間、いろんな形での調整を行って、11月15日に総務文教常任委員会、それは先ほど部長が申し上げましたように、保護者の皆さんから、10月2日、その後に4回保護者会を設けておるんですが、その間に返答がないというようなことを含めて、これはどうなるんやろうと、このままないがしろにされるんじゃないかというような、いろんな意見もあったように伺っております。  そういったことと、それから市議会のほうでも、議員の皆さんもほとんど詳しいところは知らされていないと、どうなっているんやという声もありましたので、協議の途中でありましたけれども、そのことについて説明をさせていただいて、その説明をさせていただいたというのが、週2回と、仮にデリバリーを行う場合については、現在の学校給食費の費用との差額の部分は公費負担させていただくということを総務文教常任委員会で御説明させていただいて、17日付で保護者の皆様にお伝えはしたところであります。そのことで、かなり安堵された状況でありました。  先ほども申し上げましたように、まだ最終調整の段階でありましたので、最終、11月28日付で、週3回、平成30年度については、現行どおり行けますということを申し上げたところです。  御指摘のように、非常にこれは難しいんです。学校のほうの担任以外の教職員の人については休止ということになります。そことの調整、市議会の議員さんに対しての説明、保護者への説明、この順番でありますとか、もちろん同時期が一番望ましいんですが、いろんなことを考えながら、したがって10月2日、本当言いますと、夏休みに入るまでの1学期間に結論が出せたらよかったんですが、これは後の反省でありますが、なかなか少しでも何らかの形でできないかということをさんざんいろいろして、夏休み、幼稚園が休業になります、また学校給食センターも休業になります。それまでの結論が、正直言って、できなかった。したがって、夏休み、40日間というのが空白になったわけで、秋口からの動きになりまして、かなり圧縮された中でのことでありました。  二転三転ということじゃなくて、一貫して私ども幼稚園の給食の提供というのが可能な限りのことはできないかということをずっと全員でそっちへ向かっておりましたので、二転三転というんじゃなくて、ステップという段階であったということで御理解いただきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 教育委員会がいろいろと保護者に対しての努力をしていただいたということは、私もよくわかっていますし、感謝をしないといけない、ある程度のいい方向での結果が出たということに対しては、感謝をしたいなとも思っています。  ただ、こういういわゆる住民、市民に対してと、それから議会に対しての説明の機会、時期とか、それから説明のやり方とか、そういうものについては、やはりもう少し神経を持っていただきたいというふうに思っています。  今回の題としては、「幼稚園の給食提供休止」のことで入らせていただきましたが、今回、議案に上がっているプラネタリウム館、また報告を受けた加茂の山の家の件についても、我々はもう少し公共施設、これは給食は公共施設のあれではありませんが、学校給食センターを、こういう危機になるであろうというところで建てていこうという方向で進んでいるわけですから、さっき言いましたプラネタリウム館や山の家にしても、公共施設の見直しというのがなされていくというのは当然ですし、それはいたし方ないことだと思いますが、もう少し事前に議員にも市民にも早く情報を提供していただきたい。  これは、教育委員会だけではなく、市部局に対してもお願いしていきたいというふうに思っています。そのことに対して、今後、そういう手続、流れ等は、どのように思っておられるのか、このことをきっかけにして、いい方向で行ってほしいという思いでおりますので、市長と教育長に、再度、このことについて答弁をお願いいたします。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  行政を進めるに当たっての基本的な姿勢といいますか、手順というのも十分行ってほしい、特に市民の皆さん、市議会の皆さんに対しての情報共有といいますか、そういったことを含めてという御指摘であります。大事なことでありますので、十分、そのことを踏まえて今後とも進めていきたいと、そう思っております。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 河口議員の御質問にお答えいたします。  物事を進めていくに当たりましては、十分、内部でまず検討いたしまして、調整会議、政策会議、政策会議のみのもございますが、十分、その中でも検討させていただいて、その結果について、議会の皆様に提案をさせていただくということで、提案をさせていただいております。  市民の皆様に先に申し上げるということになると、また議会軽視にもなりますので、できるだけ方向を決めて、速やかに議会のほうに提案をさせていただいて、議会の中でいろいろと議論をしていただくということで進めさせていただいておりますので、市民の皆様に先にその方向を申し上げるということにはなかなかいかないというところもございますので、できるだけ御理解をいただけるような方向性で今後も進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 河口さん。 ◯5番(河口 靖子) 議員というのは、市民の代表ということで、選挙で選ばれ、また託されているわけですから、その辺で、早くに言っていただくと、市民の方に我々からも情報を与えられるというふうにもなります。ぜひ肝に銘じて、そのことは忘れずに実行してください。  これで終わります。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) ただいまから14時25分まで休憩といたします。    午後 2時09分 休憩    午後 2時25分 再開 ◯議長(高味 孝之) ただいま14時25分、休憩前に引き続き会議を開きます。  5番目、森岡譲さん。    (森岡 譲君質問席へ移動) ◯14番(森岡 譲) 議席番号14番、日本共産党議員団の森岡でございます。よろしくお願いをいたします。  本日は、3問質問いたします。よろしくお願いをいたします。非常にしんがりでございまして、緊張しております。よろしくお願いいたします。  それでは、「空き家対策のその後」ということで、質問をいたします。  平成26年11月に空家等対策の推進に関する特別措置法が公布されて、3年が経過します。平成27年6月定例会での空き家対策の一般質問において「有効活用が可能な空き家であるのか判断を進め、データベース化に取り組む準備を進めている。今後、空き家に対する対策を進めていくために、対象地区や対策に関する基本的な方針、調査方法等の整理・検討を進めていく必要があると考えている」と答弁されました。現在、空家等対策協議会を結成され、準備を進めておられるが、現在、どこまで進んでいるのか、答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。    (市民部長 金森 利雄君登壇) ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えをいたします。  今年度、市空家等対策協議会を設置し、これまで4回の協議会を開催をしております。去る11月28日に開催された協議会の終了後、特定空家等の判断基準に関する答申をいただいたところでございまして、今後、政策決定などを経て、年度内にも運用を進めてまいりたいと考えております。  また、空家等対策計画につきましても、今年度末の策定に向けまして、慎重に審議をいただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それでは、再質問いたします。
     まず、この前の第4回の協議会の資料をいただきまして、読みました。現在、調査されて、合計で空き家件数が468件、危険家屋件数が67件でございました。いわゆる世帯数ですけれども、2万2,794世帯からしますと、2%ぐらいになると思うんですけれども、こういう形で、現在、空き家が出ております。これに対して、今後、いろんなことが進めていかれると思うんですけれども、まずその前に、名簿をいただきました。  名簿を見ますと、例えば特措法の第7条で、協議会をつくることになっておるわけですけれども、委員さんはいろんな公募をされるわけですけれども、議会議員の議員も入っておるわけですね。それに、いわゆる福祉関係のとこからも募集をしていくというふうにあるわけですけれども、木津川市の場合は、今のとこ、そういった人たちが入っていないわけですけれども、例えば議会議員がない場合は、議会にまず相談されたのかどうか、それと福祉関係の問題につきましては、どうであったのか、まずそれをお聞きしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。  空家等対策特別措置法の中に、いわゆる協議会の構成員の参考に、こういった役職がいいのではないかと、そういう事例が書かれているところでございます。その中には、今御質問いただきましたように、議会議員、あるいは福祉関係者という項目がございました。  今回、その中で協議会の構成を考えますときに、特に議会議員につきましては、この是非につきましては、事前に議会事務局のほうとも御相談をし、議会については、やはり審議をする立場でありますので、今回は議会議員については外させていただいたということが、まず1点。  そして、福祉関係者でありますけれども、これは福祉関係者を外すということではなくて、まずどういう形でスタートをしていくかということを考えました。当然、今後、福祉的な要素もございますので、これから協議を進めていく中で、そのような議論に入ってきたときには、こういった方にもお声をかけながら議論を進めていけばどうかと、そういった整理をしたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 今の答弁でございますけれども、例えば現在のスケジュールの関係につきまして、いわゆる3月末で第6回の最終答申になるわけですけれども、第5回で計画全体のまとめをしながら、第6回にパブリックコメントを答申されると、それで最終答申をしていくというふうに、スケジュールではなっております。そういうことから考えますと、今言いました形の中で、これが済んだ以降に、そういう問題については考えていかれるのか、議会のほうについては、もう一切、今後、委員として募集されないのか。  今、この前の一般質問で出ておりましたシルバー人材センターの関係につきましても、いろんな今後、空き家対策そのものに対しての関係からしますと、そういうシルバー人材センターの委員さんもあってもいいのではないかと思ったりするわけですけれども、そういった点については、この3月以降については、再度、こういった協議会の中にそういう委員さんも想定されているのかどうか、それについて答弁いただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。  設置条例の第3条にも書かせていただいているところでございます。まず、議会の関係でございますけれども、このことにつきましては、今後、議会の皆様とも御相談をしながら、これは進めていく必要があろうかなというふうに考えております。  また、福祉の関係でありますけれども、現段階では、まず計画を今年度中に仕上げたいというのが、まず1点。  そして、目的は、計画を立てることではないというふうに考えております。その計画をいかに実効性を持って進めていくかということが、私は一番必要なことかなというふうに考えております。そういった意味では、今後、いろんな形で委員の皆様方に諮問をしていく必要がございますので、その状況を見ながら、福祉関係の方につきましても検討を進めていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それでは、委員については、ひとつそういう形で、今後考えていただいて、ぜひともこの協議会に入っていただくということをお願いしたいと、このように思いますんで、よろしくお願いしたいと、このように思います。  次、いろいろたくさんのものが書いてありますんで、一つ一つどうのこうのということはないんですけれども、このいただきました資料の中に、12ページの「計画の基本的な施策」ということで、施策1から5まであるわけですけれども、私は、この空き家対策、いわゆる空き家があるから空き家の対策をしていくということよりも、今後、空き家等の発生を防止する対策、これが一番だと、このように思います。  そういう点から、今後、空き家を発生させない仕事、これをどのようにしていくか。これは、まちづくりの観点からすると、一番大きな問題ではないかなと、このように思います。  そういう点で、このことを考えると、まち美化推進課だけと違って、やはり都市計画課も含めて大きな範囲でこの問題について取り組む必要があるんではないかなと、このように思いますけれども、その点についてはいかがですか。 ◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。  空き家対策につきまして、出てきたものを対処法ではなくして、発生そのものを抑制していくという御指摘、全くそのとおりであるというふうに考えております。  今期定例会、柴田議員の御質問にもお答えをいたしました。そもそもリバースモーゲージといったような制度でありますとか、また地区協議会を設置することで、移住を阻害する要因である、いわゆる地域が知らんぷりをしているというような状況を回避していくといったような取り組みを進めていくことで、発生そのものを抑制していくということ、あわせまして現在、さまざまな土地の規制なり、利用の規制がなされております。土地の規制なり、そういったものは、いわゆる公益上必要がある場合、福祉の向上につながるという場合に限って規制がなされているものでございますんで、そういった規制を解除するということは、そこに何らかのリスクが潜んでいるという状況になってまいります。  したがいまして、そういったリスクも地域の皆さんと問題意識を共有する中で、規制解除といったような取り組みも、当然、施策のパッケージの中の一つになってくるというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういう意味から、やはりそれぞれ空き家が出てくる場合、例えば農家であったり、また町家であったり、長屋であったり、いろんな形があるかと思います。  そういう点で、今、答弁されたような形で、今後、どのようにほんまに一つ一つきちっと、いわゆる空き家になっていかないような形を、今みたいな形でほんまに取り組みをしていかなくては、空き家だけがふえていくということになります。  そういう点で、空き家ができない対策を、今、言われたような形できちっとした取り組みをするためにも、やはりまち美化推進課に限らず、都市計画課の意味においても、その点は、広い範囲の中での取り組みが今後必要ではないかと思ったりします。  そういう点で、まち美化推進課以外の課全てのところで考えていく、そういう庁内の中での連携をどのようにとっていかれるのかをお聞きしたいなと、このように思うんですけれども。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。  現在、空家等対策協議会の事務局といたしまして、まち美化推進課が事務局であるわけではありますけれども、実はこの協議会の設置に至るまでもそうなんですけれども、この空き家の問題につきましては、関係部局が庁内で内部の協力体制を持って進めてきたという経緯がございます。  そして、この空家等対策計画の策定に当たりましても、関係部局が対策協議会の事務局の中に入りまして、この計画の内容、あるいはこれからの運用等について情報をしっかりと共有しながら、そして役割分担をしながらということで、この計画の実効性を担保していく、進めていくと、そのような体制を今とっておりますので、今後とも引き続きしっかりと庁内で連携をしてこの問題には対応してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  そういう点で、庁内も含めて整理をしながらきちっとやっていただくと。そして、空き家が出ない対策を今後強めていっていただくということでお願いしたいと。それと同時に、今ある空き家そのものの整理を踏まえてやっていただくということで、いろいろこの前の答弁にもありましたけれども、いろんな形があると思いますけれども、その分については、きょうはどうのこうの言いません。  ですから、今後、空き家を出さない対策、これを強めてもらうということが私の思いでありますんで、その点については、しっかりやっていただくということでお願いしたいと、このように思います。  そして、今後、来年3月に一応答申を受けて、パブリックコメントをされるわけですけれども、今後、委員会のあり方というのが、4月以降、どういう形でされていくのか、例えば月に1回、そういう協議会をやられるのか、年3回とか決めてしまわれるのか、その辺について、進行ぐあいはあると思うんですけれども、今後の協議会のあり方についてお聞きしたいなと、このように思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  今後の協議会のあり方ということでございます。まず、今年度の諮問といいますのは、空家等対策計画を立てるということ、そして危険家屋、特定空家に対する判断基準、そういったものの諮問をしたところでございます。いわゆる対策を進めていく上での準備を進めてきたというところでございます。  そして、今後は協議会にお願いしていかなければならないのは、まずその計画にも盛り込みました、いわゆる計画の実効性をしっかり専門の目で検証をいただく、評価をいただく。そして、今後、特定空家の認定という仕事も出てくるわけでございます。  これは、いわゆる不利益処分にも当たるものでもございますので、このことについては、しっかりと専門的な知見で、これは議論をいただきたい。そして、その上で、市が最終的に特定空家としての判断をして、その後の行政指導、行政処分を行っていくと、このような流れになりますので、協議会の皆様方には今後も引き続き専門的な知見でお力を拝借してまいりたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 今のことはわかりましたんで、あとどれぐらいの期間でやっていかれるのか、いわゆるスパンですね。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、計画の進捗評価というのは、まずこれは定期でする必要があるというふうに考えておりますし、今後、諮問というのは、その都度、その都度、出てまいるわけでございますので、その諮問のたびに開催をお願いしながらつくってまいる必要があるかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そしたら、諮問があるたびに、この協議会を開いて決めていくということで、いわゆる特定はできていないということでよろしいんですかね。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  年何回という定期の協議会にはならないと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ということで、一つ、何遍も申し上げますけれども、空き家対策は、今ある空き家を対策するだけではなしに、やはり空き家をつくらない、まちづくりの観点から空き家をつくらない対策を、その協議会できちっと練っていただくと。そのためには、先ほどもそれぞれ答弁されていただいておりますけれども、いろんな形で相談を受けて、そしてまた気楽にそういったことが相談してもらえる、そういう条件づくりをつくっていく必要があるんではないかと、このように思います。  例えば、家族がいないんで一人だけだと、この家をどうするか。そうなったときは、リバースモーゲージとか、そういった点とかがあるわけですけれども、そういったことも踏まえて、そういう相談を気楽に役所にできる、そういう体制をつくってもらいながら、空き家をつくらない対策をきちっとやってもらうということで進めてほしいと、このように思います。  そういう点で、部長、最後、そういう点で決意だけお願いしたいと、このように思います。 ◯議長(高味 孝之) 市民部長。 ◯市民部長(金森 利雄) 市民部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  いわゆる市民の相談窓口の充実ということになるというふうに考えております。現在でも、京都府内で相談窓口というのを設置をされて、御紹介をすることがございます。これは、有料で京都のほうへ行っていただくと、あるいはお電話でというふうなところがあるわけでございますけれども、この計画の中では、定期の相談会というのを設けてはどうかと、そのような御提案もいただき、計画にも盛り込んできたところであります。  これは、建築関係、あるいは不動産関係、あるいは放送関係、そういった専門の方々が同席をいただき、今、空き家で悩まれている方、あるいはおひとり住まいで、今後の心配をされる方、そういった方に御案内をし、あるいは周知・啓発をしながら、市内でも定期にそういった相談会が設けられるようにということで、今後、検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 市民部長のほうからいろいろと答弁をいただきました。先ほどまちづくりの観点からと言っておりますけれども、そういう点で、建設部としては、力添えをきちっと、都市計画の観点から、どういう支えができるのかはわかりませんけれども、そういう力添えをどのように対応されていくのか、答弁できたら、お願いします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  先ほどの答弁にもあったかと思いますけれども、それぞれ市の中でも、全庁的に取り組む中で役割等があろうかと思います。我々は、その役割につきましても、今、その中でも決められておりますので、その部分についてしっかり対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) よろしくお願いをいたします。  それでは、この問題については終了いたします。  2問目に行きます。  「『母なる川』木津川は泣いているパートII」でございます。何回も言いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  平成27年12月定例会の一般質問で、「にぎわいのある木津川河川敷を取り戻す運動を進めて」との質問に、市は「平成26年3月に策定した木津川市緑の基本計画において、国道24号泉大橋周辺の河川敷エリアを市民が木津川に親しみ、市内外の交流が進むようなレクリエーション空間と位置づけ、水辺生物とのふれあいや、木津川の原風景を目指した環境づくりを目標としており、水に親しむ空間の創造等の取り組みのイメージを検討することとしている」と答弁されました。現在の見通しはどうなっているのか。  また「木津川市にゆかりのある府下16市町村で、淀川上流域国営公園推進行政連絡会を結成して、泉大橋の周辺についても国営公園の設置を国に要望を行っていきたい」と答弁されました。現在の進捗状況はどうなっているのか、答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  現在、具体的な進捗はない状況であります。今後も、淀川上流域国営公園推進行政連絡会を通じ要望を行っていく予定であります。  以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 非常に短い文章、ありがとうございます。  まず、全然何もやっていないというのが、これでわかるわけですけれども、まず、特に泉大橋の周辺ですね、あそこがなぜ荒廃したのか、まず部長、答弁願います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  泉大橋の周辺がなぜ荒廃したのかというところでございまして、かねてからもさまざまな議員からの御質問の中にもあったかもしれませんけれども、雑木等の部分もございますし、あと国のほうの施策の変更とか、そういうふうなのがあったことが一つの要因かというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ちょっと聞こえにくかったんですけれども、この前も、ちょっと坂をおりて行ってきたわけですけれども、3年前は、ある一定、ちょっと細い道ですけれども、河川敷に入る道はちょっとあったんです。だんだんだんだんそれがなくなってきて、草が繁茂するし、もうどこも行けない。まだ、その点は、坂道をおりてしばらくは、まだ固かったんです。この前、行くと、もうじゅるじゅるなんですね。だから、そこも行けない。何でああいうふうになるのか、ちょっとわかりませんけれども、そういう点で、今までは夏になれば、あそこに遊びに来る人がたくさんありましたけれども、今ではもうそれすらできないという状況です。  そういう点で、少なくても自然に残された一番いい川なんです。そういう点で、あそこのところ、何かええ方法を。そら、確かに国のところですから、木津川市がどうのこうのすぐにはできませんけれども、部長も御存じのとおり、美しかった木津川を思い出したら、あのままほっておけないだろうというふうに思います。  そういう点で、退職する前ですけれども、それまでに何か目に見える形を、部長、残すことはできないですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  先ほど議員の答弁で、何もやっていないというふうなことの御答弁がございましたけれども、何もやっていないのではございませんで、先ほどの議員の質問にもございましたけれども、京都市以南の16市町村でそういう連絡会を設置してから、ことしで37年というところでございます。昭和55年から設立されて、今まで活動を毎年やっておると。ことしにつきましても、国土交通省のほうに11月に、その旨のいろんな要望を含めて、しっかり要望しております。  それが一つの成果になろうとは思いますけれども、ちょうど三川合流のところで「さくらであい館」、ことしの3月にオープンをいたしました。これが一つのきっかけになればというふうに我々は思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 37年たっても、37年前、もっときれいやった。それがだんだん悪くなってきとるんですね。ある一定、二十数年前ですけれども、水辺親水公園という計画が農林水産省の仕事でありました。そのときは、反対意見とか、いろいろあったわけですけれども、ぽしゃってなくなったわけですけれども、それ以来、何の話もないわけですね。  いろんなことでやっておられますけれども、いろんなことをやりながら、だんだん悪くなっていくと。ちょっとようなっているんやったら、あんまり言いませんけれども、要請しながら、だんだん悪くなってくる。それも木津だけなんです。なぜ、こうなのかということを考えると、悔しくて、悔しくて、しゃあないんです。  例えば、笠置町でも、駐車場、いわゆる駐車料金をとれるような車を入れて、キャンプをしたり何かできるような空間をつくってますわな。それで、木津川市だけ全然そういうことはできない。もっとやっぱり、車を入れる、入れないの問題は、二の次にしながら、あれを何とか、例えば我々、市民の人に声かけていただいて、このようにしたいと、こういうことであれば、はせ参じて行きますけれども、我々、今、行っても、どういうふうにしたらいいのかわかりません、木々もぎょうさん生えておるんでね。  ですから、昔は、よう木津川の木を切れとか云々の話をしたときは、日本野鳥の会が来て文句言うんやという話をよう答弁でしてはりましたわ。けどもね、あれはほんまに自然なのかと言ったら、自然ではないと。やはり、特に川そのものは、川の中に木がどっと生えて密林となっているような状況がほんまにええのかどうか、これは我々以外にも、木津川市の人間が全部思っておられることだと思いますけれども、そういう点で、市としてほんまに何かええアクションをやってもらうということをお願いしたいなと。  やっているんだから云々の話で、よそではいろいろできているけれども、だんだん下から上へ上がってきますんやと言ってても、やはり目に見えない。そういうことではだめやと思いますんで、絶対何とかええ方法を考えてほしいなと思うんですけれども、これ、建設部長ばっかりの答弁になってしまいますけれども、もう一遍、やっぱり何かいい方法はないか、政策会議でこれだけ書いていいやろというふうになって、政策会議でこれでよかろうというふうに思って、そのように書かれているのか、それは知りませんけれども、木津川が、誰の目から見ても、あれがほんまに自然なのか考えたら、絶対そうではないし、年々悪くなっていっとるんですね。  ですから、畑に行く人だけがそこにずっと行かれるわけやけども、水辺で遊びたい、親子連れで行こうと思っても、行けない。そういうような状況があってはならないと思います。そういう点で、ぜひとも何かの形でできる方法を考えてもらうと。  これは、建設部長だけと違って、やっぱり市役所全員が考えていただくということになると思うんですけれども、これ、部長、答弁できますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  かなりちょっといろんな総合的な御質問になっているかと思っております。我々が考えておりますのは、自然の定義というのはなかなか難しい部分があろうかと思います。その中で、やはりここ昨今でございますけれども、治水に関する安心・安全という大きな問題がございます。それとあわせて、今、森岡議員からもあります、この御質問の内容も踏まえて、それぞれの連絡会なり協議会が別々ではございますけれども、我々両方とも加入はしておりますんで、総合的なことで今後取り組んでいきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) くどいようですけれども、市のほうが緑の基本計画の中に、あそこのところを、やっぱり自然空間を、いわゆるそういう公園をつくっていくんだということをきちっと書いているわけですね。それに、だんだん悪くなっていくと。これはどういうことなのか、さっぱりわからんのです。  ですから、これは部長もよく御存じやし、ここにおられる皆さんも、あの木津川の美しかったことはみんな知っておられると思うんです。そういうことから考えると、これ、一言では済まされへん問題なんで、木津川をきれいにしていくと。きれいにすれば、心もきれいになるんですわ。  ですから、そういう点で、市長、振って悪いんですけれども、昔の木津川をよく御存じの市長、ほんまにどうしたらええのか、非常に難しい問題ですけれども、これはなかなかそらもうしゃあないなということでは譲れない問題なんで、どのようにしていくのか、やっぱり長年かかると思いますけれども、ちょっとでも、一歩でも前に進んでもらうことを考えてもらうということで、市長、何かええ方法はないですかと言っても、そらありますというわけにはなかなかいかんと思うんですけれども、ちょっと答弁をお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森岡議員の御質問にお答えいたします。  私も子供のころは木津川で泳いだ、溺れかけた懐かしい思い出もありますが、やはり治水面でダムも整備していただいて、平成28年に大きな被害もあったんですけれども、そういう面では、今、防災面で水の調整もしていただいて、その心配も随分やわらいできたわけですけれども、その反面、やはり水の量がかなり調整されていますので、水の流れも非常に少なくなってきたということが原因もあって、雑木の繁茂が非常にふえてきたということも言われています。  私たちも、この木の伐採については、国交省のほうにいろんな面で要望を申し上げ、そして何とか川らしい川にしていただきたいということで常に要望を続けているわけですけれども、何分、全体的な予算が非常に限られて絞られてきたということの中で、防災の工事とかスーパー堤防とか、いろいろやっていただいておりますが、そういう点だけでもなかなか予算が厳しいということで、要望のたびに、そういう訴えもございます。  しかしながら、やはり雑木は非常に大量に雨が降った後なんかは危険ですので、それでかなりまた被害がふえるということもございますので、雑木については、できるだけ早く切っていただきたいという要望も、今、続けております。  そういった中で、水辺ランド構想、以前ありましたけれども、少しずつそういった要望もかなっているところもあるんですけれども、なかなか全ての市町に要望が全て届いているというところまでは来ておりませんので、粘り強く今後も要望は続けていきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ダムができてからかなりたつんですけれども、ダムができてからでも、それ以降、川砂利採取というのがありました。川砂利採取でそこそこ砂利の採取をしますので、河床なんかが下がって、ほんで、そこそこの水の流れがあって、そのようなことがあったわけですけれども、今はそういったことも一切ないし、ましてや積もり積もったとこに、また台風とか、そういう大雨のときに出るごみが、またそこへ堆積していく。そこへ、また違う木が生えてくる。また、堆積するという形になってきておるんですね。そういう点からすると、これはほっとけない問題やと思うんです。  そういう点で、私も少年野球をやっておりまして、あそこでキャンプを何十年もやってきました。いわゆる家型テントということで、昔のテントですけれども、張っても、十分に立った状況もあるんですね。そこのところで、子供たちに飯ごうで飯を炊くのに川の水を使って、どのようにしてきれいにして米を洗ってやるかということも教えながら、あそこでキャンプをやったんです。  そういう点で、教育問題についても、そういう子供たちに、川でこういうことがやれる、こういうことをしたら危ない、こういうことをして、例えば花火をしても、後、きちっと拾って、それを燃やして、また土に埋めるということを指導してきました。  そういう点からすれば、教育的な問題についても非常に役に立っていくんではないかと思うんですけれども、今、それすらできないというふうに思います。  そういう点で、教育長、また教育長に振って悪いですけれども、そういう観点からすれば、どのようにお思いですか。 ◯議長(高味 孝之) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  権限と責任は建設部のほうでありますので、「母なる川」木津川を大切にしたいと、そう思っております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それしか言えないと思うんですけれども、ほんまにこれほっとけない問題なんで、ぜひとも木津川をどのようにしたらきれいになるかということを、いろんな手を使ってもらうということで、再度、これ部長、どれぐらいの決意表明が出せますか。  非常にこれは難しいですけれども、やっぱり私も何回も、旧木津町の時代からも何回も言います。そういう点で、これはきょうだけではまた終わりませんし、何回も言うことになるわけですけれども、どんな決意ができますか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  これからもしっかり要望してまいります。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そら、しっかりやってもらわなだめなんですけれども、やはり木津川そのものと言ったら、まちの顔なんですね、木津川は。ですから、それなりに考えると、あのままでは、誰が来ても、「何やあれ」というふうに思われます。  そういう点で、木津川をきちっとしてもらうということで、今後とも力を入れてほしい。そのために、市民の皆さんに声をかけて、皆でこういうふうにしようじゃないかと、ちょっとでも進めるような形で進めていくということをお願いしたいと、このように思います。  せめて、今、車どめしてある柵からおりて、すぐのところぐらいまで行けるような、水辺にね。それぐらいをどのようにしたらええかということを、全部、今しようと思ったら難しいですから、まずはその一部だけでも入れるようにできたらありがたいなと、このように思うんですけれども、ほんまちょっと前まではそういうことができたわけですけれども、今、もう一切それもできないんですよ、御存じやと思うんですけれども。  そういう点で、それぐらいで行けるように、すぐ行動できる、そういう提案を市民の皆さんに、国土交通省との相談はあると思いますけれども、ひとつぜひともやっていただきたいと思うんですけれども、再度、答弁だけお願いします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  国土交通省の淀川河川事務所とは、さまざまな事業の関係でも協議等はさせていただいているところでございまして、いろんな会う中でも、そういうお話を我々からもちょっとしてみたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 非常に難しい課題を提起しますけれども、木津川だけをきれいにきちっとやっていくと、いろんな問題も、事故が起こらない形で取り組みも含めてやっていかなければならないと思うんですけれども、そういう点で、ひとつ行動提起できるように頑張っていただくということでお願いいたしまして、この問題については、今後にのけておくということで、何回もやっていきますんで、きれいになるまで。よろしくお願いをいたしまして、この問題については終わります。  3問目に行きます。  3つ目は、「災害に強いまちづくりを」ということで、質問いたします。  台風21号の被害状況は、床上浸水1棟、床下浸水11棟、倉庫浸水5件、工場浸水1件でありました。また、道路規制は、一部規制が14路線でありました。  ほかのことは、ちょっとたくさんあったわけですけれども、省きました。  床下浸水のうち、特に南後背地域の雨水は、円度川、南後背川を経て、二ツ樋排水樋門へ流れ込んでいきます。現在の排水能力で十分なのか検証すべきだと思います。  また、避難勧告で一部混乱があったようだが、もう一度しっかりとしたマニュアルの再構築が必要と考えますが、市の考えはいかがですか。  答弁をお願いをいたします。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  現在の二ツ樋樋門の内水排除施設は、毎分8トンの能力を有しております。ことしの台風21号による内水被害を受けて、来年度にパッケージポンプの追加導入予定であります。  私からは、以上であります。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  森岡議員の御質問にお答えします。  台風の接近など、大雨や強風による浸水や土砂災害が予想される場合は、危険な状態となる前に避難所に避難していただくことができるよう、早目に避難準備・高齢者等避難開始を発令しております。  避難勧告等は、浸水等の被害がさらに大きくなると予想される場合などに発令し、浸水が心配される地区の住民、またインターネットや携帯電話で情報を得ることができない高齢者世帯などに情報を伝達いただきたく、地域長及び自主防災会会長に対し連絡をしております。  このような対応を円滑に実施していただくため、早急に地域長等向けの対応マニュアルを整備し、配布したいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  まず、樋門の関係なんですけれども、これ、議会事務局のほうでもらいました21号の速報版のとこなんですけれども、当日、二ツ樋樋門の樋門を閉められたかどうか。  言いますと、この資料では、樋門の開閉状況の中には、二ツ樋樋門は入っていないんですね。だから、閉めておられなかったのかどうか、それだけちょっと確認をしたいと思います。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  閉まっております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 恐らく、この資料は間違いであったということ、後で追加されたのかどうかちょっとわかりませんけれども、もらったやつには、二ツ樋樋門の開閉状況については一切何も書いていないんで、それがどうであったかどうか確認したかったんです。後で訂正されたんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  ちょっとその今お持ちの資料、私のほうは手元にはございませんけれども、台風の当日、我々も災害対策本部の中での、ほかの樋門も含めまして、いろいろな状況を把握しておるわけでございますけれども、その中には、二ツ樋樋門については閉まっておるというふうには私のほうは認識しております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 二ツ樋樋門は、特に円度川と南後背川等も入るんで、まだあそこのところ、北側がちょうど田んぼで、まだましやったんかなと思ったりするわけですね。あれが、今、泉川団地が建つ前は、みんな田んぼでしたし、みんなあそこで抱いた、いわゆる逃げ道になっていた、遊水地になっておったと思うんですけれども、そういうことから団地が建って、あそこの水がふえれば、あふれてくると。そこへもって、非常に毎分8トンですか、それが非常に少ないということで、今度、ふやされるわけですけれども、ええことなんですけれども、ところがずっと見ていますと、ちょうどそこへついていく、最後の南後背川のところのちょっと広くなったところについては、ほとんど土砂が、いわゆるたまっとるんですね。ですから、あれもやっぱり大きく関係するの違うかというような人もおられます。  そういう点で、その前の井関川とか、あの辺についても、いわゆる山田川も含めて、あの辺の大体合流地点になっていますわね。あの辺が物すごく非常に土砂が堆積しているということで、あれを取り除くと、かなりまた違うのかなと思ったりはするんですけれども、そういう点で、土砂の堆積している分については、しゅんせつする必要があるんではないかと思うんですけれども、その辺は考えておられるかどうか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  今の二ツ樋樋門に接続している川につきましては、直接は南後背川でございまして、市が管理している準用河川でございます。この河川につきましては、たしか平成16年度ぐらいに河川改修が完了いたしまして、十分な断面が確保されているというところでございまして、樋門が閉まらない状態によりますと、十分川の流れる能力は確保されているというふうに考えております。  今御質問の土砂がたまっているという部分については、河川管理の中で必要であれば、また、しゅんせつ等も検討したいというふうに考えておりますが、今現在は、そのようなことは私のほうには入ってきておりません。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そういう声がないさかいに、今、言っとるんです。  だから、見ていたら、かなり、いわゆる風景的にも非常に悪いですわな、やっぱり詰まっているということは。春先でも、きれいなところに土砂がぐっとあの部分にたまってしまっている。南後背川だけと違って、ほかの井関川も含めてね。ですから、しゅんせつをやっぱりしていく必要があると思うんです。  ですから、絶対にしゅんせつをしていただきたいと。ほなら、景観もよくなるし、水通りもよくなるんではないかと、大雨やったときにね。  そういう点で、これは要望します。ですから、絶対しゅんせつしてほしいと、このように思います。  ポンプの増設については、何月ごろに、今、恐らく水が出るときにしかないと思うんですけれども、何月ごろを予定されているんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  ちょうど今、12月議会で補正予算の中で上げさせていただいております。5,400万円で、債務負担行為というところでの内容でございます。年を明けまして御議決いただきますと、発注をかけまして、金額が5,400万円でございますんで、仮契約というふうな形になろうかと思います。  本契約につきましては、また議会のほうの御議決をいただいた上で、受注者のほうが製造にかかるというところでございまして、実際に受注して製造にかかってから、約8カ月ほど製造にかかりますので、できるだけ受注者のほうに短期間で仕上げるようには我々も努力はいたしますけれども、通常は8カ月かかるというふうに聞いておりますんで、来年の出水期に少しぎりぎりどうかなと、間に合うか間に合わないかという、そんなちょっと微妙な時期になろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) しゅんせつはしてもらえるかどうか、ヘドロの。一遍現場を見てもらって、ほんで、どうするかというのは判断せないかんと思うんですけれども、それだけちょっと。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  しゅんせつにつきましては、また現場のほうを確認させていただきます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) それと、ポンプですけれども、イメージ的にどういうふうに設置されるのか、ちょっとわかりにくいんですけれども、あそこの場所、かなり広いんですけれども、ちょうど橋を渡ってすぐのところにありますんでね。ですから、どういうふうに設置されるのか、今、口で言われても、ちょっとわかりませんけれども、大体計画としてはどういう形になるんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えをいたします。  ちょうど、今の二ツ樋樋門の上、山田川の堤防の天端になっておりまして、その天端のほうに発電機なりポンプの制御盤を置きまして、ポンプ自身は、ほかの樋門で使っておりますパッケージポンプのタイプを想定しておりまして、水中ポンプを南後背川につけまして、ホースを堤防に上げて山田川のほうに放流するというふうなことを考えております。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) 今、そういう工程であると、かなりの高低差があるんですけれども、それは大丈夫なんですか。 ◯議長(高味 孝之) 建設部長◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  お答えします。  ポンプの能力自身が、10メートルの揚程がございまして、当然、ホースの抵抗等がございますんで、若干、その分はロスはあろうかと思いますけれども、10メートルの今まで使っている同様のポンプを今回も考えているというところでございます。  以上です。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) そしたら、ぜひともここの分については、あの地域がつからないように早目に設置していただいてやってもらうと、ほんで、しゅんせつのほうもよろしくお願いしたいと思います。この件については、終わります。  次、マニュアルの問題ですけれども、いろいろ混乱したという、あのとき、うちの家内に電話があって、ちょっと森岡さん、避難すんのやけども、一緒にちょっと逃げてくれへんかというのが、うちのかみさんにメールが入ったんですね。  どういうことなんかと言ったら、テレビとか、そんなん見とって、いわゆる土砂災害の避難指示のときに、それも全部同じこと、自分らも逃げないかんというふうに思われて、メールが入って、いや、そうではないよとうちの家内は言いましたけれども、そういう点で、ちょっとテレビを見ていると、あれも1万5,000件の避難指示とか、いろいろ出たわけですけれども、そういう点で、そういう混乱が起こる人もあるわけですね、何ぼわかっていても。ですから、そういう点で、その辺はきちっとやっていく必要があるんではないかと思ったんで、この問題について言いました。  ですから、それぞれいろんな避難指示とか、いろんなことはされておりますんで、わかりますけれども、より細かく、それは高齢者だけに限らず、我々も若かってもすぐに対応できない場合だってありますんで、やはり常にそういうことはやらないかんわけですけれども、そういう点で、もっと細かく、地域長、副地域長、地域防災長、そういったところに連絡されるんですけれども、その後の問題をどのようにしていくかというのが今後一番大事やと思うんで、ただテレビとか、また放送、放送については、雨がじゃーじゃーじゃーじゃー降ってたら、そら確かにどんなええ機器でも聞こえないんですわ。それはしゃあないにしても、やっぱり連絡体制をきちっとやった上で、正しい行動をどのようにするかというやつを再度構築していく必要があるんではないかと思ったりします。そういう点で、再度、答弁をいただきたいなと思います。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  マニュアル整備と、いかに市民の皆さんに正しくお伝えできるかというようなことでございますが、私どもも反省しないといけないのは、いかに正確にわかりやすくお伝えするかということと、それから平素から皆さん方がお住まいの場所がどういう場所にお住まいで、こういう危険性があるということをいかに理解していただくかというようなことがまず基本のベースにあるということから、今後、また市民の皆さんに、住まわれているところがどのような場所かということ、それからこういう状況が発令されたときには、どのような行動をとっていただくかというのを、またわかりやすくお伝えできるように工夫してまいりたいというふうに考えております。  先ほど答弁にありましたマニュアルについても、現在整備をしておりまして、早々には、また地域長様、もしくは自主防災会の会長様と御相談させていただこうというふうなことでも考えております。  以上でございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ひとつそれでよろしくお願いをしたいと思います。  これは、木津川市がつくったもんではないんですけれども、相楽中部消防組合の防災グッズ、これずっと読んでいたら、おもしろいのがあった。「洪水のときの避難方法」と書いてあって、お父さん、お母さん、それと子供、水の中を一生懸命歩いてはる絵なんです、これね。果たして、これが正しいのかどうか。確かに、水の中へ入って逃げていくわけですけれどもねということで、これだけはひとつちょっと再考していただくようにお願いしたいんです。 ◯議長(高味 孝之) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  先ほどいただきました御指摘につきましては、また相楽中部消防組合のほうにもお伝えさせていただきます。  ありがとうございます。 ◯議長(高味 孝之) 森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) ありがとうございます。  これで、一般質問を終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(高味 孝之) 本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  あす19日は、午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日は、これで散会いたします。  御苦労さまでした。                         午後3時23分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....