木津川市議会 2017-12-01
平成29年第4回定例会(第1号) 本文 開催日:2017年12月01日
2017年12月01日:平成29年第4回定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 平成29年第4回
木津川市議会定例会会議録(第1号)
午前9時30分 開会
◯議長(高味 孝之) 皆さん、おはようございます。大変御苦労さまです。
ただいまの出席議員は22人であります。
これより平成29年第4回
木津川市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
日程に入ります。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
木津川市議会会議規則第88条の規定により、7番議員、柴田はすみさん、8番議員、九社前聿朗さんを
今期定例会の会期中の署名議員に指名いたします。
なお、両君の不測の場合には、次の議席の議員を署名議員といたします。
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◯議長(高味 孝之) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。
よって、
今期定例会の会期は、本日から12月22日までの22日間と決定いたしました。
なお、
今期定例会の会議は、会議予定表により進めたいと思いますので、よろしく御協力賜りますようお願い申し上げます。
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◯議長(高味 孝之) 日程第3、諸般の報告を行います。
まず初めに、議長報告を行います。
平成29年第3回
木津川市議会定例会以降の議長報告について、お手元に配付させていただいております。
本日までに受理した請願は、議案書に同封した請願文書表のとおり、所管の
常任委員会に付託いたします。
また、陳情書及び要望書並びに報告案件1件につきましても、議案書に同封し、報告としておりますので、よろしくお願いいたします。
以上で、議長報告を終わります。
次に、研修報告をお願いいたします。
厚生常任委員会委員長、酒井弘一さん。
(
厚生常任委員長 酒井 弘一君登壇)
◯21番(酒井 弘一)
厚生常任委員長の酒井弘一です。委員会の視察研修を報告いたします。
11月8日、ごみ有料化問題で、静岡県の伊豆市を視察いたしました。伊豆市は、人口3万1,500人、平成16年に温泉で有名であります修善寺町など4町が合併して誕生いたしました。
視察は、スライドを使って約1時間の説明を受けました。指定のごみ袋は、10リットル10円、20リットル15円、30リットル20円、45リットル30円の4種類であります。別に、70リットル50円のものもありますけれども、これは事業所用に限定されています。ごみ袋には、氏名を記入しておりました。
事前の市民説明会は、合計12回実施し、486人が参加をしています。ほかに、5つの地域で、区長会に、また
事業所向けに4会場、211事業所が参加して行われています。
市民アンケートが行われ、その結果は、「賛成」44%、「反対」56%でありました。そんな中、伊豆市議会は賛成多数で有料化を可決しておりますけれども、当時の議会として、市民の声を聞く、そういう活動は行ってはおりません。
ごみ有料化そのものは、平成22年度から実施されました。家庭系と事業所系の可燃ごみ、それに粗大ごみを同時に有料化しています。その結果、可燃ごみ量は、当初9,051トンであったものが増減を経ながら7年後の昨年9,000トンとなり、ほとんど数値は変わっておりません。市は、
家庭系ごみ減量のため、今年度に生ごみの
水切りプレスをつくり、配布を始めています。
一方、伊豆市では、宿泊者数の増加があり、家庭系ごみは減少を続けているとはいえ、今後、
事業所向けの減量対策が課題としておりました。
一方、資源化の状況です。当初、23.4%であった資源化が、その後、下がり続けて、昨年は20%になっています。当初の目標は、26%が設定されておりました。その理由について、市民が民間の
古紙回収施設、
古紙回収業者をよく利用しているからだという説明でありましたけれども、少々不可解な、納得できないような説明でありました。
続けて、翌日、11月9日、保育園の民営化問題で、愛知県瀬戸市を視察いたしました。人口は13万人です。焼き物のまちとしてよく知られておりますけれども、最近は、将棋の藤井聡太君のまちとしても有名だそうです。
保育園の民営化は、平成25年度から平成28年度まで4年間の期間で進められました。その結果、
公立保育園13カ所が10カ所に、
民間保育園は10カ所から14カ所に変化しています。公立から民間に移す場合の
耐震補強工事などが行われておりますけれども、これは市が行った後に、民間に移行しておりました。
民営化計画は、昨年、平成28年度で終了し、今後の計画はありません。
公立保育園の統廃合はせず、民営化も比較的緩やかな状況だという印象を受けました。
なお、今年度当初の保育定数は2,306人、ちなみに木津川市は2,545人です。入所人数は2,093人、木津川市は2,256人です。待機児童が、ゼロ歳児8人、1歳児11人、2歳児9人の合計28人でありました。
また、公立と
民間保育園のサービスについてであります。保育時間並びに保育料で、公立と民間の差は一切なく、障害児加配の配置は、木津川市と同様に
公立保育園のほうが充実をしているところです。
以上で、
厚生常任委員会の視察研修の報告を終わりたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、
産業建設常任委員会委員長、片岡廣さん。
(
産業建設常任委員長 片岡 廣君登壇)
◯18番(片岡 廣)
産業建設常任委員会の片岡廣でございます。研修報告をいたします。
平成29年11月16日から17日の2日間、研修場所として、愛知県東海市、2日目は、岐阜県海津市へ研修をさせていただきました。
1日目は、
浸水対策事業についての研修を行いました。
東海市の概要ですが、人口11万4,170人、面積は43平方キロメートルで、平成29年度の
一般会計予算は396億円です。
東海市では、
浸水対策事業と
住宅浸水対策改修等工事費補助制度についてを研修してまいりました。
東海市の主な浸水被害としては、平成21年の台風18号により、床上浸水40戸、そして床下浸水80戸、これらの浸水被害を受けて、平成22年度に東海市
浸水対策事業計画を策定され、河川整備がおくれても、5年確立規模の降雨に対しては無被害、また台風18号相当規模の降雨に対しても、家屋の無被害を目標として取り組まれています。
事業ごとの
浸水対策事業としては、河川整備、下水道整備、流域対策、その他事業として分けられ、国土交通省との連携を活用した「100mm/
h安心プラン」を策定し、計画的な
流域治水対策の推進を進められております。
具体的な施策としては、河道掘削、公園下への
貯留施設整備、調整池の整備等を進められておりました。
また、
住宅浸水対策改修工事については、過去に浸水により被害に遭った人を対象として、住宅の基礎部分30センチ以上をかさ上げにした工事を対象とし、補助率50%、限度額300万円として補助をされております。浸水区域への新規転入者は、対象としてはいない。
また、平成28年度までの実績としては、51件、約3,240万円の実績がありますが、引き続き周知を図り、災害に強いまちづくりの推進を図り、市民の生命と財産を保護することを目的として取り組みを進められておりました。
そして、2日目の海津市ですが、岐阜県の最南端に位置し、人口3万5,229人、総面積は112平方キロメートルのうち、農地が3,770ヘクタールで、その8割が水田、また豊かな田園地帯が広がっています。
平成29年度の
一般会計予算は、160億円です。全国と同様、少子化・高齢化による自然減と人口の移動による社会減が伴い減少方向が続く中で、
大型商業施設の進出、道路網の整備に伴う交通の利便性を生かした工業団地の進出が予想される中、土地需要の調整及び効率的な利用を推進されております。
海津市では、簡素で効率的な行政運営を目指すことを目的とし、
組織機構再編計画を策定し、平成26年度には、上下水道と下水道の組織を統合し、
建設水道部上下水道課として効率的な事業運営の実現に向け取り組んでおられますが、経費的な効果額は策定しないとのことでした。
また、下水道業務の委託の関係では、市内に本社のある
日本環境管理センターに委託をしており、平成29年度の契約金として1億6,829万円で、
維持管理業務、
汚泥収集運搬、
環境調査業務等を委託され、脱水汚泥については、炭化処理を経て、炭化肥料として無料配布されていました。
また、平成29年3月に
下水道事業経営戦略を策定し、効率的な事業運営の実現に向け、取り組みをされていますが、不足分を一般会計より繰り入れもしていることから、随時、経営戦略も見直していくとのことでありました。
今回、
浸水対策事業、
上下水道事業経営の研修を終えて、予算規模等の違いもありますが、本市の施策に反映できるようなところが多々見受けられ、実りのある研修となりました。
また、報告しておきますが、
産業建設常任委員会では、今回の視察研修以外に、10月27日、国土交通省と京都府の協力を得て、東中央線、赤田川水門などの
主要工事概要現地見学を実施しましたので、報告をしておきます。
以上、
産業建設常任委員会の報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、
総務文教常任委員会委員長、炭本範子さん。
(
総務文教常任委員長 炭本 範子君登壇)
◯13番(炭本 範子) おはようございます。
総務文教常任委員会委員長の炭本です。
11月20日、21日に管外研修を行いましたので、報告いたします。
20日は、犬山市にて、定住促進のための
空家バンク制度について、21日は、刈谷市にて、この9月から給食が始まった第一
学校給食センターで調査をいたしました。
1日目の犬山市は、面積74.90平方キロメートル、人口は7万4,308人、人口は1.19%減る傾向にあります。名鉄犬山線が通り、名古屋市へのアクセスがよく、自然環境にも恵まれ、木曽川が流れ、戦国時代の歴史遺産に恵まれた市であります。木津川市によく似た自治体でございます。
一般会計は、平成29年度当初予算230億円です。観光客は、年間約570万人だそうです。議長が挨拶いただきましたけれども、ビアンキ・アンソニーさんです。名前のとおりの方です。
犬山市
空家等対策計画は、平成28年3月に策定されました。そして、平成28年10月に
空き家バンクを開設しました。空き家件数は776件で、戸数の3.34%に当たります。この戸数については、上下水道の閉栓状況からの件数です。
空き家バンク掲載中の件数は25件、契約が成立した件数は10件、調査中により掲載するであろう件数は16件あります。特定空家については、基準作成中で、来年度の指定となります。
空き家利活用改修費補助金奨励金制度では、それぞれ条件はありますが、リフォームの補助金上限40万円、空き家に引っ越しをしてきた人に3万円を支払われます。
空き家の管理において、
シルバー人材センターとの連携やふるさと納税された人への返礼品の一つに管理を入れておられます。
啓発や意識づけとしてセミナーを開催し、70歳以上の一戸建て、
ひとり住まいの人を対象に、相続や将来などでのセミナーを開催し、約30人、0.5%の人の参加がありました。
空き家バンク制度の前の年、平成27年度にUターン、平成28年度に
Iターン世帯を対象に、
UIターン定住促進サポート事業、名称は「
ふるさと働き手定住促進サポート事業」を実施しています。
改修など補助率は、それぞれ条件により違いますが、上限が60万円の助成制度であります。親と同居の同居支援、市内に住む近居支援、市内に働く者が市内に居住する在勤支援の3通りがあります。耐震改修との併用もできます。国の特措法に基づき積極的に取り組まれ、工夫されていることは、見習うべきことと感じて帰りました。
2日目は、刈谷市にて、9月に稼働開始した第一
学校給食センターを視察研修しました。
刈谷市は、面積50.39平方キロメートル、14万9,765人の人口、トヨタ発祥の地であり、
トヨタグループ5社の本社が所在する工業都市です。財政力指数は1.31と、全国でも5位と豊かな市です。
35年経過した第一
学校給食センターを小学校の敷地内に移転新築いたしました。9月から給食を始めておられます。敷地面積5,533平米、延べ床面積4,357平米、鉄筋づくりの地上2階建てであります。小学校・中学校・幼稚園、そして
特別支援学校に約8,000食を調理・配送しています。最大1万食の調理機能があります。総事業費23億円、建設費・建物で9億5,000万円、設備費で11億2,000万円、電気で2,000万円、ほかの設備等で約23億円かかっております。国の交付金などを使わずに建設されました。
給食費は、一般会計の処理となっています。従業員については、職員3人、県の栄養士3人、第二
学校給食センターの兼任もありますが、3人。民間委託であり、約60人から70人で交代し、8,000食を調理しています。
アレルギー対応については、
調理スペースがあり、鶏卵と牛乳の無配膳をしています。鶏卵以外にはありません。約113人の対象者があります。
食中毒対策は、月2回の検便、年2回の
ノロウイルスの健診などを実施され、生の魚や生の野菜は使用しないとのことでした。
特別支援学校の児童・生徒のために、摂取機能に合わせて、やわらかくしたり、ペースト状などに調理する施設があります。愛知県では、この施設だけです。
地産地消においては、愛知県産は60品目で、約36%に当たります。米食は週4回です。災害対応はなく、避難所にはなっておりません。
2階から各施設を見学いたしましたのは、ちょうど10時半を過ぎておりましたので、
煮炊き調理室で筑前煮をつくっておられるところを見学いたしました。約8,000食対応のところでしたので、実感として、勉強もできましたし、大いに参考にしたいと思っております。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 以上で、
常任委員会の研修報告を終わります。
次に、
組合議会議員報告をお願いいたします。
国民健康保険山城病院組合議会議員、西山幸千子さん。
(
国民健康保険山城病院組合議会議員 西山 幸千子君登壇)
◯6番(西山 幸千子)
国民健康保険山城病院組合議会議員の西山です。御報告をいたします。
10月30日に開催されました第2回
国民健康保険山城病院組合議会定例会で、承認1件、同意1件、認定2件、議案1件を審議いたしました。
まず、管理者より、医師確保の取り組みについて、
基幹型臨床研修病院の初期研修医の
受け入れ準備、内科領域の基幹病院としての後期研修医の
受け入れ準備を進めていることが報告されました。
また、
地域医療支援病院名称承認を京都府から年内に受ける予定であり、
承認記念事業の開催を12月3日に予定しているとのことなどの報告もありました。
続いて、2名の議員から3問の一般質問がありました。
まず、
自立支援医療制度については、年に4回ある審査部会での審議を受け、該当する方向で進んでいること、看護師の待遇改善については、離職率の減少や有休取得率の向上にもつながっていること、そして
認知症疾患医療センターとしての取り組みについては、さらなる向上に向けての研修や日々の連携を強める取り組みを進めていることなどが答弁としてありました。
承認1件は、ことし4月に発生した入院患者1歳の乳児の点滴漏れによる
皮膚潰瘍発症に係る
損害賠償請求事件における専決処分でした。
質疑がありました。
午前2時にアラームが鳴り、朝まで発症に気づかなかったのかとの問いに、アラームが鳴ったときに確認はしたが、乳児を起こさないように点滴を刺している針の部分、固定している部分までは確認しなかった。今後の対応としては、点滴の固定方法の改善と再発防止の徹底を行ったとの答弁でした。
全員賛成で承認いたしました。
同意1件は、監査委員の選任です。平成29年12月に任期が満了する
代表監査委員 武田治氏が全員の同意を得て再任されました。
認定第1号は、平成28年度
国民健康保険山城病院組合病院事業会計決算です。事業収益は前年度を上回ったものの、第二次、第三次経営計画に基づくマンパワーの充実を推し進めたことにより、給与費が増加し、7期ぶりに約1億2,300万円の支出超過となりました。
質疑がありました。
入院患者がふえているのに薬品費などの材料費が減になった理由はとの問いに、薬品費を安価で仕入れる。後発薬品の利用など価格交渉の努力もしているとの答弁でした。
また、長期貸付金で返還額55万円となった理由はとの問いに、看護師学校に通う1人が退学し、就労が不可能となり返済してきたためとの答弁でした。
こちらのほうも、全員賛成で認定されました。
認定第2号は、平成28年度
国民健康保険山城病院組合介護老人保健施設事業会計の決算です。入所者数が前年度と比べて増加したことなどから、約111万円の純利益を計上し、3期連続の黒字決算となりました。
質疑がありました。
未収金が増加した理由はとの問いに、介護報酬と利用料が入るのにタイムラグがあり、利用者増で昨年より増額したとの答弁でした。
また、現在の入所数は、入所待ちの状況はあるのかとの問いに、100床あるが、満床にはできない。可能な限り入所してもらうが、男女別、相部屋や個室などの調整が必要であり、現在は95人入所中との答弁でした。
前年度繰越損失が3億3,000万円を超し、多額だがとの問いに、現在は平成26年度から黒字になっているが、それまでの赤字額のためであるとの答弁でした。
全員賛成で認定されました。
議案第5号は、平成29年度
国民健康保険山城病院組合介護老人保健施設事業会計補正予算第1号です。浴槽の老朽化が進んでいる1人用木製浴槽のうち、水漏れをしている1台の更新費用70万2,000円でした。
質疑がありました。
残りの4台の更新は計画を立てて行うのかとの問いに、計画的にと思ってはいるが、予算との関係で、今後考えていくとの答弁でした。
全員賛成で可決されました。
以上で、報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、
加茂笠置組合議会議員、河口靖子さん。
(
加茂笠置組合議会議員 河口 靖子君登壇)
◯5番(河口 靖子)
加茂笠置組合議会の河口靖子です。
平成29年11月1日午前10時から、平成29年度第2回
加茂笠置組合議会定例会が開催されました。その報告をいたします。
認定第1号、平成28年度
加茂笠置組合会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、内容の説明を受けました。
内容は、歳入総額2,089万8,417円、歳出総額1,910万3,229円、
歳入歳出差引額179万5,188円となっています。
歳入の主なものは、
線下補償金1,334万6,725円、
財政調整基金繰入金126万円で、歳出の主なものは、
線下補償組合負担金105万892円、基金積立金1,455万6,351円です。
監査委員の報告後、質疑がありました。
線下補償料が下がってくると思うが、奥吉野線が切りかえの時期と思う。今回は、この金額が前年度と同額で最終である。アドバイスを受けて、どのような形で進めているのかとの問いに、奥吉野線の平成29年3月31日までの契約期間が終わった。それを平成29年度、新たに契約を結んだが、奥吉野線は南京都奈良線の落ち率に準じてするということで、この分は別で交渉するという部分ではない。今回の平成29年度の奥吉野線の改定については、南京都奈良線に準じて、そのままの率で落ちるということになるとの答弁でした。
討論はなく、挙手全員で認定されました。
報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、
相楽中部消防組合議会議員、長岡一夫さん。
(
相楽中部消防組合議会議員 長岡 一夫君登壇)
◯4番(長岡 一夫)
相楽中部消防組合議会議員の長岡でございます。報告をさせていただきます。
第2回
相楽中部消防組合議会定例会が、11月27日に消防本部でありました。初めに、管理者の挨拶があり、救急救命士の養成について、8月23日から京都市
救急教育訓練センターに職員2名を派遣している。また、
京都府立消防学校に4月から入校の職員4名が9月30日に卒業してきた。
本年度の
消防施設整備は、
木津西消防ポンプ自動車、
東部視察バイクの更新整備を行ったとの報告を受けた後、認定第1号、議案第5号を審議いたしました。
認定第1号、平成28年度
相楽中部消防組合一般会計歳入歳出決算認定については、歳入総額14億1,671万7,038円、歳出総額13億8,354万4,640円、実質収支額3,317万2,398円です。
質疑がありました。
救急車の到着時間が20分以上かかった理由はとの問いに、救急出動が多く、別の場所からの出動で時間がかかる。
中部消防本部では、将来、2台必要と現在考えている。
また、消防本部の移転場所の調査はとの問いに、専門業者に委託し、報告を受けた結果、城山台十丁目が適しているという報告を受けている。今後、検討していくとの答弁でした。
質疑の後、全員賛成で認定されました。
次に、議案第5号、平成29年度
相楽中部消防組合一般会計補正予算第1号は、総額に歳入歳出それぞれ1,710万5,000円を追加し、歳入歳出それぞれ14億3,470万5,000円とするもので、詳細は、分担金及び負担金の減額、使用料及び手数料、繰越金、諸収入の増額です。
質疑がありました。
補正に間に合わなかった給与改定の人事院勧告について、どのように考えているのかとの問いに、来年2月の定例会でお願いするとの答弁でした。
質疑の後、全員賛成で可決されました。
以上で、報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、相楽郡
広域事務組合議会議員、尾崎輝雄さん。
(相楽郡
広域事務組合議会議員 尾崎 輝雄君登壇)
◯12番(尾崎 輝雄) 相楽郡
広域事務組合議会議員の尾崎輝雄です。
重要課題がたくさんありましたので、少し長くなるかなと思いますが、よろしくお願いいたします。
11月27日、
大谷処理場会議室において、平成29年第2回相楽郡広域事務組合議会定例会が開催されましたので、報告します。
初めに、代表理事から組合の主な取り組みについて、次のように報告がありました。
平成29年度一般会計では3億5,600万円、特別会計では1,705万円の予算で、各種の事業を進めている。
1点目として、し尿処理の状況として、し尿処理業務。し尿及び浄化槽汚泥の搬入量は、下水道の普及により年々減少。平成29年度9月現在では、し尿は前年度比で約90%減少、浄化槽汚泥は、前年度比約1.9%増加、全体では、約2.6%の減少となり、今後も減少していくことが予想される。
大谷処理場運転
維持管理業務は、平成17年度より下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法、いわゆる合特法の趣旨を踏まえた措置として、し尿・浄化槽汚泥収集業務は、京都南部環境事業協同組合に委託して、業務を遂行している。放流水質は法令の基準を満たしており、安全に安定した運転がなされているとともに、本年度計画した修繕工事も全て完了した。
また、平成26年度に策定した施設整備構想の実現に向け、今後の大谷処理場施設整備の処理規模を設定し、平成28年度には、ライフサイクルコストの縮減、財政負担の平準化を図ることを目的とする「大谷処理場長寿命化総合計画」を策定した。
2点目として、相楽消費生活センターでは、消費生活相談員による相談業務を初め啓発講座の開講や自立する消費者の育成を目指し、9月から10月にかけて消費生活講座を5回開講、延べ92人の参加であった。
相談件数は、平成29年9月末現在262件、一日平均2.1件、前年度比29件、10%減少となった。
相談内容は、一番多いのは、スマートフォンの架空請求、ワンクリック請求関係で42件、外壁塗装工事やリフォーム関係15件、保険サービスなど役務、その他11件である。
また、消費生活出前講座、老人クラブや自治会、地域のサロンの利用などで、本年3月までに11回、258人を対象に実施を予定している。
また、消費生活センター事業の大部分は、京都府消費者行政活性化事業費補助金を活用しており、6月13日に801万2,000円の交付決定を受け、実施している。
3点目として、相楽休日応急診療所の状況として、受診者数は、平成29年9月現在、上半期ということですけれども、311人、一日当たり受診者数は平均9.1人で、前年度比27人、9.5%の増加となった。科目別では、内科が133人、小児科178人である。
4点目として、相楽会館について、貸し室は大ホールのみで、平成29年9月末現在10件、942人の利用で、前年度比1件、78人の増加となっている。
5点目として、ふるさと市町村圏振興事業では、次期、ふるさと市町村圏計画の策定として、平成30年度を初年度とし、平成34年度を目標年度とした。第3次相楽地区ふるさと市町村圏計画を広域圏幹事会で検討し、理事会での協議を経て、現在、中間案を取りまとめたところで、後ほど行政報告を行う。また、ホームページにより情報発信をしている。
続いて、同意第3号、相楽郡広域事務組合公平委員会委員の選任について、公平委員会委員のうち井澤孝子委員の任期が本年12月26日に満了するので、同委員を再任するため、提案されました。
質疑なく、全員賛成で同意されました。
続きまして、認定第1号、平成28年度相楽郡広域事務組合一般会計歳入歳出決算認定について、歳入総額3億5,561万1,811円、歳出総額3億5,343万6,201円、
歳入歳出差引額217万5,610円でありました。
質疑として、Q.財務会計ソフトの使用料は。
A.相楽郡西部塵埃処理組合と共同利用している。
Q.財産に関する調書の物品の取得単価が「100万円以上の車両を除く」を起債対象としているのは、高額な設定ではないですか。木津川市では、以前は3万円、最近になって50万円の変更をされた経過はありますが、起債の設定金額について見解をお聞かせください。
A.100万円以上の根拠は、代表理事の精華町の決算書と合わせているところです。御意見を参考に、他市町村の状況も調べ、適正に起債していきたいと考えています。
次に、Q.大谷処理場運転
維持管理業務委託料が平成28年度で2億76万6,600円とあり、平成17年度から合特法の代替業務で京都南部環境事業協同組合に委託しているが、搬入量は約半分になっており、本来なら委託料が減るはずが、同額の委託料となっている。これは、合特法の代替業務だからと理解できますが、実質的な維持管理費は幾らで、合特法対応の費用は幾らか、明らかになるはず。分担金の負担の算出方法も、合特法分と処理分に区別するべきではと思う。
A.大谷処理場運転
維持管理業務委託料は、毎年2億円程度となっている。全額が大谷処理場で処理する最低限の経費ですので、問題はないと考えています。分担金については、大谷処理場に搬入されるし尿等の処理経費であり、分担金条例の規定により負担していただいており、問題はないと考えています。
Q.搬入量が半分になっているのに、なぜ委託料が2億円のまま減らないのかの説明をとの問いに、A.財団法人日本環境衛生センターに工事見積書の精査業務を委託し、工事の必要性と額の妥当性をチェックしてもらい、設計をして契約をしています。合特法分としての積算はしていません。
Q.今、バキューム車は何台稼働しており、何台分が補償の対象となっているのか。
A.城南衛生管理組合では、1台減車で、3,500万円の転配交付金で補償している。本組合は、大谷処理場基幹改良工事の完成までには、各市町村、業者で協議していきたいと考えているという答弁でありました。
Q.相楽会館について、平成28年度に広域圏幹事会で協議されたことだが、10年前と同じ確認をしているが、本当にこの決定が正しいのか。
A.相楽会館は利用が少なく、各市町村にはホールができており、実質、投資せずに貸し館を続けていくことで決定されました。
質疑が終わり、認定第1号は、全員賛成で認定されました。
次に、認定第2号、平成28年度相楽地区ふるさと市町村圏振興事業特別会計歳入歳出決算認定について、歳入総額2,560万422円、歳出総額2,275万6,577円、
歳入歳出差引額284万3,845円でありました。
質疑として、Q.ふるさと市町村圏振興事業基金7億円の原資と目的は何なのか。第3次相楽地区ふるさと市町村圏計画には、防災・消防・救急体制とあるが、組合の規約に入っていない。規約の変更をされるのか。考えは。
A.7億円の原資は、5市町村が6億3,000万円の出資金、京都府が7,000万円の補助金です。目的は、規約第3条第2号の事業、ふるさと市町村圏振興事業を実施するための財源に充てるとなっている。防災・消防・救急体制では、当組合としては、休日診療所をしっかりとやっていく。
Q.第3次相楽地区ふるさと市町村圏計画を進めていきたいとのことだが、防災・消防ではなく、主に休日診療所を進めていることだが、それでは、第3次相楽地区ふるさと市町村圏計画の見直しも必要ではないかと思うがとの問いに、A.基金原資そのものの取り扱いを変える場合は、組合規約の変更も必要となってくるが、平成30年度から始まる第3次計画を推進していくというのが現時点での方向です。
質疑が終わり、認定第2号は、全員賛成で認定されました。
続きまして、議案第6号、相楽郡広域事務組合分担金条例の一部を改正する条例について、質疑として、趣旨は反対ではない。共通経費分を定義として、その他を直接経費との説明を受けたが、わかりにくい。規則などで明確にしておく必要があると思う。
A.条例の中では、定義はできていないが、その他の方法で定義をすることを考えていきたい。
質疑が終わり、全員賛成で可決されました。
以上で、報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 続きまして、相楽郡西部塵埃処理組合議会議員、長岡一夫さん。
(相楽郡西部塵埃処理組合議会議員 長岡 一夫君登壇)
◯4番(長岡 一夫) 相楽郡西部塵埃処理組合の長岡です。御報告をさせていただきます。
平成29年度相楽郡西部塵埃処理組合議会の第2回定例会が、昨日、11月30日に新クリーンセンター施設整備工事現場事務所の会議室でありました。
管理者の挨拶の後、議案2件、認定1件を審議いたしました。
平成28年度相楽郡西部塵埃処理組合会計歳入歳出決算の認定については、歳入総額4億435万3,000円、歳出総額3億7,467万1,000円、差引額2,968万2,000円。実質収入額、同じく2,968万2,000円で、その額のうち1,500万円を打越台環境センター撤去整備に関する基金への積み立てとした報告を受けました。
質疑の後、全員賛成で認定されました。
議案第10号、環境の森センター・きづがわの供用開始に伴う事務用品を購入するもので、事務用品備品購入の一般競争入札の結果、花喜商事社が980万円で落札されました。
全員賛成で可決されました。
議案第11号、環境の森センター・きづがわの雇用開始に伴う電算機器を購入するもので、電算機器購入の一般競争入札の結果、扶桑電通株式会社京都営業所が1,670万円で落札されました。
納入期限は、いずれも平成30年3月31日までで、全員賛成で可決されました。
以上で、報告を終わります。
◯議長(高味 孝之) 以上で、
組合議会議員報告を終わります。
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◯議長(高味 孝之) ここで、河井市長から挨拶を受けます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 皆さん、おはようございます。
本日、ここに平成29年第4回
木津川市議会定例会をお願いをいたしましたところ、議員の皆様方には何かと御多用のところ御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
市内の紅葉も見ごろを終え、いよいよ冬の到来を感じる季節となりました。これからは、日ごとに寒さが増してまいりますが、議員の皆様にはくれぐれも体調に御留意をいただきますようお願い申し上げます。
それでは、本定例会冒頭の貴重なお時間をいただきまして、市政の状況などにつきまして御報告させていただきます。
まず「台風21号の被害について」でございます。
去る10月22日に近畿地方に接近した台風21号の影響で、木津川市内におきましても、住家による床上・床下浸水を初め、農業用施設や農業用機械、また農作物等の被害が発生いたしました。
被災されました皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、市消防団、建設業協会、関係機関や関係団体の皆様、また各地域の役員の皆様や自主防災組織の皆様など、多くの皆様の御支援・御協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
4年前の台風18号によります災害の教訓を踏まえ、排水ポンプの増強などに取り組んでまいりました。その効果は、少しではありますが、あらわれたものと考えております。
しかしながら、まだまだ不十分であることは認識しておりますので、引き続き国や府と連携いたしまして、減災対策を強化してまいりたいと考えております。皆様方の御理解と御協力をお願いいたします。
次に、「平成30年度の予算編成に向けた取り組みについて」でございます。
木津川市発足後、市民サービスの水準の維持・充実を図りながら、市の一体感を醸成するようまちづくりを進めてきたところでございます。
しかしながら、平成28年度決算におきまして、普通交付税の合併算定替が始まるとともに、各種交付金の減少等によりまして、基金残高が大幅に減少するとともに、経常収支比率が97.8%と大きく悪化するなど、厳しい財政状況に直面しております。
このため、現在の市の財政を危機的状況と捉えまして、去る9月15日に財政健全化に向けた行財政改革項目の洗い出しを行うよう所属長などに通達を出し、職員一丸となって、さまざまなアイデアを検討しているところでございます。
今後、当初予算を編成する過程におきまして、十分な検討を行い、来年度予算に反映し、御提案をさせていただきたいと考えております。
また、このような行財政改革の取り組みの一環といたしまして、今定例会に提出しております水道メーターの隔月検針、ふれあい農園や加茂プラネタリウム館の廃止、また議案ではございませんが、山の家の運営停止などを実施していきたいと考えているところでございます。
今後も、職員が一丸となり、子や孫の世代に負担を先送りすることのない、持続可能な木津川市の財政基盤の構築に向けた検討を進めてまいりますので、議員各位におかれましても、御理解と御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
次に、「秋の行楽シーズンでの取り組みについて」でございます。
11月3日に、爽やかな秋晴れのもと、「お茶の京都博」木津川市エリアイベントとして、「へうげもの茶宴inみかのはら」を開催いたしました。
当日は、古田織部の茶道体験を初め、多くの方に御来場いただき、お茶を身近に感じていただくことができました。
また、サテライト会場の海住山寺では、煎茶道方円流様やふるさと案内かも様とのコラボレーションをさせていただく中で、想定人数を遥かに超える方々にお越しをいただき、イベントを通じて、お茶だけでなく、瓶原地域の持つ歴史的価値にも触れていただき、今回のイベントは、未来につなげていただけるものになったと感じております。
また、本年度におけます秋の社寺秘宝・秘仏特別公開におきましても、木津川市観光協会で13カ所、古文化保存協会で、市内5カ所での開扉を行いました。
古文化保存協会に情報発信いただいたおかげもございまして、ふだん来訪されない若い方や首都圏からの来訪者もあり、昨年度を大幅に上回る約1万3,000人もの方々が来られました。
来訪者の皆様の満足度も高く、今回の結果も踏まえ、引き続き木津川市が誇る文化や市の魅力を広く市外にも発信していきたいと考えております。
次に、「企業誘致における動きについて」でございます。
このたび、京都府及び木津川市の誘致活動の結果、関西文化学術研究都市木津地区の城山台におきまして、日本機材株式会社様の進出が決定いたしました。
日本機材株式会社様は、大阪市内に本社があり、ファクトリーオートメーションに関する制御機器装置、システム販売及び設計製造販売を主たる事業内容とされておられます。
本市への進出後の主な事業内容といたしましては、制御機器装置やシステム設計に関する研究開発及び機器の製造を目指されると、お伺いしております。引き続きまして、私みずからが先頭に立ち、積極的にトップセールスを行いまして、企業の誘致に努めてまいりたいと考えているところでございます。
さて、本定例会に御提案いたしております議案につきましては、お手元にお届けいたしておりますとおり、承認2件、諮問1件、議案17件、報告1件となっております。
詳細につきましては、後ほど御説明をさせていただきますので、よろしく御審議をいただき、全議案、御承認・御議決いただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、今定例会の開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
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◯議長(高味 孝之) ただいまから、10時45分まで休憩といたします。
午前10時31分 休憩
午前10時45分 再開
◯議長(高味 孝之) ただいま10時45分、休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第4、承認第12号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 承認第12号、専決処分の承認を求めることにつきまして、御説明をさせていただきます。
平成29年度一般会計補正予算第3号につきましては、平成29年9月28日に衆議院が解散され、10月10日公示、同月22日投票の日程で衆議院議員総選挙が執行されることとなり、選挙事務執行経費を緊急に予算措置する必要があったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成29年9月29日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
一般会計補正予算第3号の規模でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,421万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ297億4,710万円としたものでございます。
次に、補正予算の内容でございますが、歳出につきましては、投開票管理者及び立会人報酬を初め、選挙事務に必要な経費として3,421万2,000円を計上し、その財源として、歳入で衆議院議員総選挙事務費府委託金を歳出と同額の3,421万2,000円を計上いたしました。
よろしく御承認賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
宮嶋良造さん。
◯15番(宮嶋 良造) 2点聞きます。
1点は、開票の時間が2014年12月の総選挙と比べて、どれぐらい早くできたかどうかということが1点。開票時間ですね、どれぐらいかかったかということ。
もう1点は、18歳と19歳の有権者の投票率ですね、どうであったか。これをお教えください。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
ただいま御質問いただきました2点の内容でございますけれども、まず1点目の開票時間の関係でございますけれども、前回の開票時間の資料を持ち合わせてございませんので、その内容につきましては、別途また報告のほうをさせていただきたいというふうに思います。
それから、若年層の投票率の関係でございますけれども、選挙年齢が18歳となってから2回目の選挙となっておりますので、投票率は、昨年の参議院議員通常選挙と比較して低下しているという状況がございます。
それで、投票率の18歳の状況で言いますと、平成28年の参議院選挙につきましては、投票率が60.54%でございましたけれども、今回の衆議院選挙におきましては、49.42%。19歳につきましては、前回の平成28年の参議院選挙が52.79%でございましたけれども、今回の選挙につきましては、40.03%ということで、低下をしてございます。
その合計につきましては、前回の参議院選挙56.84%に対しまして、今回の衆議院選挙につきましては、40.03%となっております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) 1点目の開票時間ですが、早ければだけがいいというわけではないと思います。正確に早くということが求められているかと思いますが、予定していた、目標としていた時間よりも早くできたのかという点では、どういう評価をされているのか、お聞かせをください。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
今回、開票場所が体育館から加茂の保健センターのほうに変わっておりましたので、その辺のことも踏まえまして、午前3時ごろぐらいに終わるかなというふうに想定はしておりましたけれども、結構コンパクトな設営、それから開票事務についても滞りなくできましたので、恐らく午前1時ぐらいには結了していたのかなというふうに考えておりますけれども、想定以上より早く事務が進められたというふうに評価してございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
島野均さん。
◯16番(島野 均) 今回、衆議院選挙を行われて、見させていただいたら、大体3,400万円で、そのうち職員手当が1,600万円、大体半額、50%ぐらいと思うんですけれども、今回、この職員でされて1,600万円ですから、毎回、こういうふうにされていると思うんですけれども、今回、台風21号で、22日に職員があちらこちら大変なところで開票されたと思うんですけれども、委託ということは全然考えないんですか。1,600万円も、大体、その職員の分で要ることはないと思うんです、職員でなかったら。全国の分がそういうふうにされておったら、全国はかなり何百億円と要るんですけれども、その経費1,600万円は、委託したら、半額ぐらいで多分済むと思います。そのあたりは、もう従来どおり、今回されたんですけれども、今後も参議院も衆議院もありますんで、そういうふうな考えを変更とかという考えはお持ちでないんですか。従来どおり、職員で手当をするということで思ったらいいんですかね。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
ただいまの選挙事務の執行に関する職員配置の関係でございますけれども、今回の選挙につきましても、受け付け業務につきまして、委託をさせていただいて、そういった対応で経費の削減については努力させていただいている内容でございます。
ただ、投票用紙の交付であったり、名簿対照であったりということについて、安全に適正に選挙を執行する必要がございますので、それにつきましては、これまでどおり職員で対応していきたいというふうに考えておるところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 島野さん。
◯16番(島野 均) 木津川市はそういうふうに考えておられて、ほかの市で委託されているところはないんですかね。それは、ちょっと事前に言ってなかったもんですから、1,600万円も、しかし、これも全国でやっていますんで、半分にすれば、かなり節減になりますんで、うちとして、国のほうからおりてくるから、別に何も考えないという感覚と思うんです。
うちの分でやるんであれば、やっぱりお金を出してするんであれば考えると思うんですけれども、国から100%おりているから、そういう考えであるから、考えない。受け付け等でアルバイト、幾らでもおりますんで、ほかの市ではどうなんですか。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
ただいまの2回目の質問でございますけれども、全国的な状況はどうかということにつきましては、ちょっと詳細は把握してございませんけれども、恐らく委託等で選挙事務については対応されている団体もあろうかというふうには考えてございますけれども、多くの団体につきまして、木津川市のような状況で対応されている内容ではないのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
酒井弘一さん。
◯21番(酒井 弘一) 2点お尋ねしたいと思います。
今もありましたけれども、投票日並びにその前日からかなりの台風の荒れ模様というか、そういう状況の中で、期日前投票が非常に多くなったというのが今回の選挙の特徴ではなかったかと思うんです。
数字上には、今出ておりますような予算の状況でいいと思うんですけれども、台風による影響と言いますか、今回の総選挙の特徴、木津川市においては、どういう状況であったのか。
私が聞いている範囲では、前日の期日前投票で投票できなかった。非常に混雑しておったんで、諦めて帰ったという話を何人かの人から聞きました。2回目行ったとか、そんな話もありましたし、そのあたりの特徴を1つ、今回の総選挙の特徴としてどんなふうに整理されているのか、お聞きしたいと思います。
それから、もう1点は、今回の選挙そのものを振り返って、特に問題もなくスムーズに進行したと総括しておられるのかどうか、その2点、お尋ねしたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
今回の選挙の特徴といいますか、総括的なところでございますけれども、選挙日当日が台風の予報と、実際、台風も到来したわけでございますけれども、そういった関係で、期日前の投票というのが大幅に増加しておると。率でいきますと、投票者数の35.5%が期日前で来ていただいている状況がございます。前回の参議院選挙が21.16%でございましたので、そういった関係、期日前投票については、かなりふえているという状況がございまして、そういった状況で、期日前投票につきましては、大変混雑した状況がございました。
しかしながら、投票率につきましては、55.74%ということで、前回の衆議院選挙に比べましては0.75%の上昇はございますけれども、直前の参議院選挙に比べまして、若干、投票率のほうが下がっているという状況がございます。
そういった関係で、今回は台風の影響によりまして、若干、投票率については見込んでいるような上昇がなかったのかなということと、今後の問題といたしまして、期日前の投票が大変混雑しているという状況がございますので、それにつきましては、機器類を増設、あるいはスタッフの増設等によりまして、それについては解消するよう努力してまいりたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 今、投票率、特に期日前投票の割合の状況について説明いただきました。特に問題はなかったと、今回の総選挙を通して。問題事象は出なかったというふうに総括されているのかどうかだけ、改めてお聞きしたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
今回の選挙につきまして、適正に公正に執行できたものというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
河口靖子さん。
◯5番(河口 靖子) 1点確認させていただきたいと思います。
まず、歳出のほうの説明書の中に、選挙事務従事者派遣業務委託料、これが今先ほど島野さん、それから酒井さんの質問にちょっと関連しますが、委託事務の経費というふうに確認していいのかどうかというのが1点です。
それと、期日前投票の混雑という酒井さんのほうからの意見もありましたが、実は私も期日前に行きましたところ、事務されている方がパソコンが使えなくて、かなりの皆さん、投票に来られた方が、これ、加茂支所のほうですけれども、かなり待っていただく方がすごく列ができたという、そういう時間帯、私がちょうど出会ったときにありました。
ということになりますと、この委託事務をしていただくのはいいんですけれども、そういう研修、いわゆるその事務に対する研修とか、それはもう事前にきっちりとされてのことで委託されているということだと思うんですけれども、そういう事態が現実にありましたので、その辺においても、今後、行政として指導していただきたいという、この2点について伺いたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
委託業務の内容につきましては、派遣業務として299万8,000円計上させていただいておりますけれども、それが派遣として委託、受け付け業務を行っていただいているものでございます。
それから、窓口等が混乱してということで、特に加茂支所につきましては、パソコンの端末機というのが1台で配置してございましたので、かなりほかの木津川市の本庁につきましては、2台等で対応させていただいたので、そのはけるスピードが違うかったんで、その辺がちょっと滞っている状況があったと。1台でしておりますので、そういった関係で、担当者のほうがちょっとトラブルが起こったときに対応できなかったということでの事情があったというふうには報告を受けているところでございます。
その操作の研修につきましても、十分事前の説明会においてレクチャーをさせていただいて、またそのトラブルについては、職員で対応できるようにということで、フォローの体制も十分整えておりますので、今後につきまして、そういったことで、そういったトラブルがないように努めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 河口さん。
◯5番(河口 靖子) わかりました。
ただ、今、加茂支所のほうでは、パソコン1台というところですが、今後ふやしていかれる考え、またどういうふうにしていかれるのか、再度、お聞きいたします。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
今後のその辺の事務の取り扱いの改善等につきましては、今、予算の伴う状況でもございますので、すぐに御答弁させていただける内容はないんですけれども、期日前の投票の最終日、あるいは前日等については、大変混雑しておりまして、1時間程度待っていただくような状況がございますので、今、私の思いとしまして、パソコン等の増設等で対応していくようにさせていただきたいなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 今先ほど他の議員から、期日前投票が混雑しているために諦めた方がおられると。定時の時間内にその会場に入られているにもかかわらず、諦めて帰った方があったのか、なかったのか、まずそこを聞きます。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
実際、私もその受付のところで交通整理させていただいて、時間がないので、また来ます等々で帰られた方があったということについては、承知してございます。
ただ、時間内に来られた方につきましては、当然、全ての方につきまして、投票についてはしていただくということになっておりますので、時間内に、8時までとなっておりますが、それまでに来ていただいた方につきましては、全て投票していただくということで対応をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。
◯9番(森本 茂) ということは、投票できたと、そういう方々は投票していただけたということですね。再度、確認します。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
混み状況によって、ちょっと本日については、投票については控えるということで帰られた方がいらっしゃる。その方が、実際、投票されたかどうかにつきましては、ちょっと確認するすべがございませんので、確認はしてございませんけれども、基本的に会場のほうにお入りいただいた方につきましては、全ての方、投票していただいておりますし、また投票日当日におきましても、投票をしていただいているのではないかというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本件に関する質疑を終わります。
お諮りいたします。
本件については、
木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。
討論を行います。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。
承認第12号について、採決を行います。
本件は、原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、承認第12号、専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認されました。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第5、承認第13号、専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 承認第13号、専決処分の承認を求めることにつきまして、御説明をさせていただきます。
平成29年度一般会計補正予算第4号につきましては、台風21号によって被災した山城ぬくもりの里の敷地を初め、農道や水路といった農業用施設や道路などの応急災害復旧費等を緊急に予算措置する必要があったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成29年11月13日付で専決処分を行ったもので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
一般会計補正予算第4号の規模でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,121万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ297億6,831万8,000円としたものでございます。
次に、補正予算の主な内容でございますが、歳入におきましては、山城ぬくもりの里の敷地のり面の災害復旧事業に係る民生施設災害復旧事業費分担金200万円と、民生施設災害復旧事業債200万円を新たに計上しております。
また、今回の補正予算の財源といたしまして、
財政調整基金繰入金を1,721万8,000円増額しております。
歳出におきましては、農地災害復旧費で40万円を、農業用施設災害復旧費で421万円を、林道の災害復旧費で80万円を、道路の災害復旧費で980万8,000円を、梅美台公園築山の災害復旧費で200万円を、山城ぬくもりの里敷地のり面の災害復旧費で400万円を、それぞれ計上いたしました。
よろしく御承認賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。
お諮りいたします。
本件については、
木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。
討論を行います。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。
承認第13号について、採決を行います。
本件は、原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、承認第13号、専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認されました。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第6、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして、御説明をさせていただきます。
人権擁護委員 松井良善氏の任期が平成30年6月30日をもって満了することに伴い、引き続き同氏を委員候補者として推薦するものでございます。
同氏は、市内の寺院の住職として、温厚・誠実な人柄により、人望も厚く、地元の人々との触れ合いを非常に大切にされています。
また、同氏は、参考資料にありますように、人権擁護委員を1期務め、今後も地域の実情に応じ、委員として活発な活動が期待できることから推薦するものでございます。
委員候補者の推薦は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本件に対する質疑を終わります。
お諮りいたします。
本件については、
木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。
討論を行います。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、討論を終わります。
諮問第1号について、採決を行います。
本件については、適任であると答申することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
◯議長(高味 孝之) 起立全員であります。したがって、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦については、適任であると答申することに決定いたしました。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第7、議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第52号、木津川市ふれあい農園条例の廃止につきまして、御説明をさせていただきます。
木津川市が実施しています市民農園事業につきましては、平成17年の特定農地貸付けに関する農地法等の特例に関する法律の改正により、一般農業者や民間企業も新たに参入できることとなり、同種の事業で民間と競合している状況が続いております。
木津川市内5カ所にあります民間市民農園において、事業の代替が可能であることから、平成30年度末をもって木津川市ふれあい農園を廃止することとし、本条例を廃止するものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行いますが、本案を含め、委員会付託を行うことにしている案件の本会議における質疑の範囲は、総括的な質疑でお願いいたします。
質疑ございませんか。
宮嶋良造さん。
◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。
市長に3点聞きます。
まず、1点目、マチオモイ部農政課から、「木津川市ふれあい農園の閉園計画をお知らせします」というプリントが利用者に既に送付されていると聞きます。このプリントの内容は、閉園を予定している、計画しているというものではありますけれども、受け取られた利用者は、2019年3月末で終わるのだと、もう思っておられます。決まったのだと。
この手紙の中にも、「閉園まで残すところ1年余りとなりましたが、長年御利用いただいた利用者の皆様には、最後まで引き続き御利用をお願いします。」、この文面から見てもわかるように、ふれあい農園は、もう閉園となるということが決まったというふうに受け取られる文章であります。
そこで聞くわけですが、二元代表制としての議会の役割をどう考えておられるのか。市が閉園を考えられると、条例を廃止するということは、議会に提案されて、議会の決定をもって決まるわけでありますから、逆に議会がそれを否決すれば決まらないわけでありますから、少なくとも議会の決定を経て、もしそういうふうに決まれば、利用者にお知らせするというのが筋ではないのかと。議会の役割を軽視しておられるのではないかというふうに思います。このプリントは直ちに回収し、議会に謝罪すべきだというふうに考えますが、いかがか。これを、まず第1点聞かせていただきます。
2点目は、全国で、こうした市民農園が営まれておりますが、全国的な統計を見ますと、自治体が運営している市民農園は55%あります。これは、先ほど言われた平成17年の改正以降、ほぼ横ばいであります。農業者が新たにこの事業をやられたのは、平成17年度から比べると、現在、4.5倍とふえております。木津川市がこの事業をやることが、民間の農業者、また事業者に何を阻害しているのか、具体的にお示しをいただきたい。
そして、2019年の3月末で終わった場合に、今現在でも約160区画ほどの方が利用されているわけですが、その方全部を受け入れる市民農園が存在するんですか。全員が希望すれば、受け入れられる条件はあるんですか。そのことを2点目に聞きます。何が阻害しているのか、そして全てなくした場合に、全員が受け入れられるのか。
3つ目は、今、全国的に見た場合に、この市民農園の課題は、立地条件や整備内容、また開設者の高齢化ということが課題になっています。だから、これについて市が援助するということはわかるけれども、市が運営しているものをなくせば、そうした立地条件や整備内容や開設者の高齢化というような問題が解決するのか。そのことについて市長はどう考えておられるのか、お聞かせください。
以上、3点です。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。
まず、1点目の議会軽視ではないかというような御指摘についてでございます。
ふれあい農園におけます次年度の募集告知と言いますのは、広報原稿の締め切りのもとにより、いわゆる募集期間でありますとか、抽せん、また結果の報告などに要する期間を考慮いたしますと、11月中に現在の利用者の意向確認が必要となってまいります。
その上で、ふれあい農園の閉園を
今期定例会に議案として提案することを機関決定していることを踏まえますと、利用者に対し、次年度の意向確認時に合わせて閉園予定であることをお知らせすることが必要であるというふうに判断をし、通知をしたものでございます。したがいまして、議決案件でございますから、先ほどございましたように、計画とか予定という表現を入れさせていただいております。
これは、いわゆるそういった指摘に当たらないよう配慮したものであるということで、御理解をいただければ幸いでございます。
次、2点目についてであります。全国的なことも踏まえまして、全てを受け入れる市民農園があるのかという御指摘でございます。
それにつきましては、市内の市民農園、先ほどありましたように、その中で、現在のあきの状況が86区画ございます。したがいまして、今の市民農園のあきをもって全てがクリアできるという状況ではございませんが、今回の閉園の目的の一つとして、民間による、そういった耕作放棄地対策も含めた中で、民間による新たな開園を目指していくということでございますので、本市といたしましては、民間でそういった市民農園が開設されることを誘導していく支援をしていくということをもってやっていきたいというふうに考えているところでございます。今現在86区画あいておりますが、既にまた新たに閉園を計画されている事業者もあるというふうに聞き及んでいるところでございます。
3点目についてであります。市が市民農園をやっておりますのは、いわゆる画一的な方法で募集をして、適用しているわけでございます。一方で、民間の市民農園におきましては、いわゆるそれぞれのニーズに即した形で多用な面積でありますとか、運営状況について多用な形での対応もしていただいているところでございます。画一的やなくして多様化して市民ニーズに応えていくためにも、民間による市民農園の開設を誘導していくということが行政に求められるというふうに思っておりますし、今現在の価格、市民農園の利用料が、極めて市がやっているということで、安い価格設定になっております。そのことが、結果として、民間による市民農園の参入を阻害しているという状況にもなっておりますので、市としてそういう形で進めていきたいということでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) まず1点目、これは市長に答えていただきたい問題ですよ。二元代表制ということで、我々は木津川市の政治を預かっているわけですから。
先ほど部長が、計画だとか、予定だとかという言葉を入れていると。入れたとしても、受けとめるのは、その手紙をいただいた利用者なんですから。現に、利用者がそう思っているわけですから、「これは決まったんですか」と。
だから、先ほどあったように、11月中に来年度の準備をしなあかんと。そのことと再来年3月末に終わるということは、別問題でしょう。何で一緒にするんですか。おかしいじゃないですか。
だから、問題ありとしているわけですから、この点については、もう一度、市長、二元代表制のもとでこういう手紙を先に出すのはおかしいじゃないですかと指摘しているわけですから、きちっとお答えください。
私は、プリントの回収と議会への謝罪を求めます。これが1点目ですね。
それから、再質問の2点目ですが、全て受け入れられないという状況にある中で、スムーズな移行にはならんでしょう。仮に、木津川市がこの事業から手を引くとしても、もう少しスムーズな移行があっていいんじゃないですか。利用者の声を聞いたんですか。利用者は手紙を見て、びっくりしているわけでしょう。6,000円の年間利用料と言うけれども、じゃあこの事業を始めて、値上げしたんですか。してないじゃないんですか。そしたら、その途中に、そういうことも含めて検討する機会は幾らもあったわけです。もちろん、市がやる事業ですから、できるだけ安価に抑えるというのは当然ですけれども、もし民間との差異が大きく生じているということであれば、利用者に理解を得る努力もあってよかったんではないですか。その点について、再度お聞きをいたします。
その上で、先ほど言ったように、民間の事業者、農業者に、こういう事業を進めていこうという問題と、市がやっているという問題は、別問題ですよ。先ほど言ったように、立地条件や整備内容や、開設者の高齢化という問題があるわけですから、そこにきちっと手を入れないと、民間がやっても続かないですよ。そのことについて聞いているわけですから、明確な答えをいただきたい。
◯議長(高味 孝之) 副市長。
◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。
このふれあい農園の関係は、今、二元代表制という御指摘もございますが、毎年、ここ数年、決算特別委員会、あるいは予算特別委員会で指摘を受けてきた内容でございます。その間、ずっと木津川市が緑化協会に運営の委託をして、そして借りている方との日常のいろんな話し合いをしながら運営をしてきたと。
たまたま、私は緑化協会の理事長もさせていただいていますので、利用者の声も、担当のほうからも聞いております。1人で2区画、3区画も借りておられる方もおられますし、いわゆる貸し農園の全体の充足ではないということもございます。さらには、毎年赤字が続いているということもございまして、その辺はかなり厳しく決算特別委員会でも指摘を受けて、しっかり見直すようにということで、議会からも議員の何名かの方から御指摘を受けてきたところでございます。
したがって、この数年間、このふれあい農園についてのあり方を内部で十分協議をし、そして借りている地主さんとも話をしながら、円満にこういった民間でできるものについては民間に委託をしていこうと、こういうことを十分内部で協議もいたしました。
また、その内容は、決算特別委員会でも私のほうからも御答弁をさせていただいたと。これは、もう宮嶋議員も聞いていただいたと思いますが、そういった経過が背景にはあるということは、まず御理解いただきたいと思います。
したがいまして、今回のこのプリントについては、議会軽視ではないかと、こういうことは、全く触れずにいきなり出したものではなくて、考え方をしっかり、赤字をなくすように努力していくという経過があるということは、まず御理解いただきたいと思います。
したがいまして、今回出しましたプリント、ちょっと勇み足の部分があると、こういう御指摘でございますが、あくまでも議会の御承認をいただいたら中止をすると、こういう内容でございますので、先ほども部長が申し上げましたように、あくまでも予定ということで、いきなりプリントを出したということではなくて、利用者の方にも話をしながら、総意を、またタイミングを見て、今回、御提案をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
2点目の御質問にお答えをいたします。
今回のふれあい農園廃止の計画ということで、利用者の方にお知らせをしております。その中で、具体の問い合わせといいますのが14件ほどいただいておりまして、その多くが、いわゆる今後の契約に係るもので、今後1年間、同じ場所で後続したいとか、残り1年としても、新規の申し込みは可能かといったような御意見をいただいているところでございます。
したがいまして、市からも問い合わせも踏まえた中で、新たに市民農園を紹介してほしいといったようなことにもお答えをしつつ、また先ほど来、申し上げておりますとおり、民間による開園を誘導していくと、また支援をしていくということをもって、いわゆる市民農園に多くの市民の方が触れ合っていただける、体感していただけるような状況というのは、つくっていきたいというふうに考えているところでございます。
先ほど申し上げましたが、いわゆる市民農園を利用される方には、さまざまなタイプの方といいますか、ニーズがございます。その中で、初めて経験される方でありますとか、さまざまな植物に挑戦をしたいといったような方もおられますんで、そういう意味におきまして、開設者が農作物の栽培指導でありますとかマニュアルを提供したり、また収穫祭を開催したり交流を図るような事業をやっておられる事例というのは、これ、全国にございまして、それぞれのニーズに即した形の中で市民農園が開設されております。
本市といたしましても、民間にできる部分につきましては、民間による開園を誘導しつつ、多くの方がそういった機会に触れていただけるよう、市として支援をしていきたい。
また、あわせまして耕作放棄地につきましても、いわゆる利用しづらいところから耕作放棄地になってきますんで、そういう用地については、市民農園としての活用方法もあるということでございますので、耕作放棄地対策の一つの手段としても市民農園を推奨していきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) 詳細は、また委員会でやられると思いますが、1点目の問題は、これ、市長がきちっと答えなあかんですよ、市長が行政の代表なんだから。
それで、議会で決定したら、それはお知らせしなあかんですけれども、決定していないのに、あたかも終わるようなことをやるというのは、やっぱり間違いなんですよ。しかも、さっき部長が言ったように、来年度の継続するかどうかとか、来年度、どういうふうな空き状況で、募集をするかどうかとかということと、再来年3月で終わるということのお知らせは違うでしょう。しかも、再来年3月に終わるって決まっていないわけだから。何でそれを一緒にしたのかと聞いているわけです。それは、明らかに議会軽視であり、議会の二元代表制を犯しているんですよ。そこのところ、ちょっともう一回、明確に答えてくださいよ。
それから、先ほど聞いたのに答えていない。これは、また詳細は委員会でやればいいのかもわからんけれども、1区画15平米6,000円という値段は変わっていないわけでしょう。で、昨年度決算で見れば、103万500円の使用料収入があって、80万円を緑化協会へ委託し、地権者、土地の借り代として54万1,950円払ったと。だから、30万円ほど足りないわけでしょう。じゃあ、この30万円を、もしも収支を合わさなあかんということであれば、お願いすること、いわゆる値上げを検討してやってきたのかと。もう二十数年たつんですよ、これ平成4年から始まっているわけですから。そのことをせずに、一方的になくすと言っているわけでしょう。
しかも、私は税金を使ってもいいと思っているわけですけれども、これ、利用者も高齢化しています。生きがいになっているわけですね、物をつくるという。そういう生きがいを手助けするのに、市が援助する、こういう事業をする、必要ならば税金を使う、当然のことじゃないですか。
だから、その点について、再度聞きます。とりあえず、もう後は委員会に任せますので、今の2点、明確にお答えください。市長、必ずお答えくださいよ。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
まず、1点目についてであります。先ほど来、申し上げましたとおり、11月中に利用者の意向確認が必要となってまいります。
その上で、11月中に意向確認するといいますのは、来年1年間についての意向確認でございますんで、いわゆる御議決をいただきましたら、最終年度ということになります。
よって、そういうところでお知らせをしていくというのは必要やという判断のもとに、今回、予定とか計画という言葉をもってお知らせをしたと。いわゆる、あと1年ということになる可能性があるということの中で、そういう最後の1年ということになる可能性があるということで、意向確認をすることが必要やというふうに判断したものでございます。
あと、収支についてでございます。収支につきましては、先ほど来申し上げましたが、毎年赤が出ているということをもって、いわゆる監査委員さんからも御指摘をいただいてまいりました。
その上で、赤が出ているということだけではなくして、いわゆる耕作放棄地対策ということ、また民間にできることは民間にという大きい流れの中で総合的に判断をして機関決定したものでございますんで、御理解をいただきたいというふうに思います。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
森本茂さん。
◯9番(森本 茂) この市民ふれあい農園、鹿背山当田のところにあると思うんですけれども、もともとそのふれあい農園は、雑草が生えて、余り耕作されていない場所を抽出してされたように私は記憶しております。それを平成31年度に原状回復して地権者に返すと。果たして、返して、その地権者が耕作されるのかどうか。僕は今考えてみますと、新たなまた耕作放棄地になるんじゃないかなと、大部分がそうなるんじゃないかなと思います。
それと、これはもともと市民サービスとしてやっているのであるので、先ほども言われたように、赤が続いているんやったら、民間を圧迫しない範囲で値上げを今までにすべきやし、そういうことをしていないということは、あたかも事業仕分けにのって、それを見直すべきやと、もう廃止してしまえというような諮問を待っているようなことに結果的にはなってしまっていると思うんです。
それから、今後、あの鹿背山の地域は、すぐそばに、今、城山台が開発されて、あそこに人口がふえ続けているわけです。あそこは、今、農地はないわけです、まちの中の住宅街ということでね。だから、近くに、今のその市民ふれあい農園があれば、高齢者、もしくはそういう農業に興味のある方々が、そこをまた借りていけるということがあるんで、その辺も考慮しているのかどうかね。民間を圧迫しているから、もうやめましょうと。それはちょっと短絡的じゃないかなと、再検討すべき違いますか。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
市民農園、市内に大きく2カ所ございます。その上で、中央体育館の横につきましては、土地の形状も極めて良好な状態でございますんで、原状復帰することで、いわゆる水田としての活用というのも見込めるのかなというふうに考えておりますし、また地権者の方につきましても、今後どうするかという話の中で、いわゆる市が借り上げてという市民農園ではなくして、その地権者の方が直接市民農園として開設されるといったようなことも、検討課題の一つとして上げていただいているようでございます。まだ確定したものではございませんが、そういう意味におきまして、いわゆるできるだけ、これはもう市内全域についてでありますが、都市部に住んでおられる住民の皆さんが自然に触れたりとか、家族とのきずなを強めていくという面において、市民農園というのは極めて有効なものであるというふうに思いますんで、国において法律が改正されたのも、いわゆる耕作放棄地をいかに解消していくかという話の中で、もともと直接そういう形で貸し付けできなかったものを規制緩和をして、民間ででもそういったものが開設できるようにという形で規制緩和をされたものでございますんで、そういった法律の趣旨も踏まえた中で、民間によるいわゆる、市民農園の開園を誘導していくというのが、行政の役割であるというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
島野均さん。
◯16番(島野 均) 今、質疑がありましたので、重複しますんで、多々は言わないんですけれども、提案に至るまでの経緯ですね、読ませていただいたら、下のほうから上がってきて、政策会議で決まったと。それはそれでいいんですけれども、先ほど宮嶋議員がおっしゃったように、平成4年からずっとやっている分ですから、もう25年経過して、借りている人は、5年ぐらいはというつもりで貸していただいていると思うんですけれども、そういう使用者の声を聞いたのか。
確かに、決算、それから監査の分で、そういうふうにマイナスになっているからやめよというふうな意見はありましたけれども、私も決算においては、その収入が100万円で入ってくるのが80万円やから、マイナスやからやめなさいという話は何遍も聞いているんです。
それは、反対の方はそう言うけれども、私はあくまでもだからマイナスの今回30万円の分で、年齢的に言ったら、私以上に60歳前後から80歳の方まで借りておられる。毎日、ふれあい農園に行かれて、仲間をつくって、そういうような分で、健康にかなり貢献していると思うんです。
だから、プラスマイナスで考えると、マイナスの30万円ですけれども、その方々の健康を考えると、何か、今、ふれあい農園をやめて健康保険を使うというふうに考えたら、30万円ですけれども、市民に対して健康に貢献しているというふうに私は思っておったんですけれども、唐突にやめますというふうに言われて、すぐに私も、なぜやめるんですかというふうに聞かれたんですけれども、議員である私が聞かれても、いや、ちょっとわかりませんという感じで、先ほども言ったように、議会のほうでもまだ決まっていないから、それはわかりませんというふうにお答えしたんですけれども、あくまでもしかしこれはだから役所がやっているから安心であるというふうに理解してされている方も結構いてはりますんで、規制緩和の分で民間を阻害しているというのは、事例があれば別ですけれども、そういうような部分がなかったら、議員とか、監査等の分で、そういうような指摘があったから、協会がまとめてはるんや。それの分で、なぜ使用者の声を聞いて、その声も聞かんと一方的にするのはいかがなもんかなと。5年やったら、5年間、ことし借りた人やったら、あと5年やから、平成31年3月でやめるんやったら、5年経過の分でちょっと見たらいいと思うんです。だから、なぜ声を聞かなかったんですか。その1点です。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
事前に使用者の意見を聞かなかったのかという御指摘でございます。
ふれあい農園の利用者の状況につきましては、最大で199区画ございまして、現在197区画でございます。先ほど副市長の答弁にもございましたが、1人2区画、3区画借りておられる方もおられるという状況でございます。
基本は、お一人様1区画というわけでございますけれども、実際、区画にあきがあるということをもって、それだけの区画数を借りておられるんですけれども、いわゆる貸し出し区画数に対しまして利用されておられる人数の数といいますのが、平成25年度の82%に対しまして、平成29年度におきましては56%という形になってございます。
したがいまして、利用者の数というのも年々減少傾向にあるということでございますし、あとその中で、利用者の意見と言いますか、ニーズというのは、年々減少傾向にあるという結果が出てこようかというふうに考えております。
あわせまして、今回、先ほど来、答弁いたしましたが、廃止の予定であるということをもって、そのことについての問い合わせというのが、全体の中で14件ございました。
その14件につきましても、いわゆる全体で申しますと、今現在111名の方に使っていただいている中で、14名の方から御意見をいただいた。その中で、何とか存続してほしいという御意見、市と緑化協会に寄せられたものが2件という形になってございます。
そういう意味におきまして、今回、一定御理解をいただいている部分というのが、いわゆる声が直接届いていないという可能性もあるのかもしれませんけれども、市に寄せていただいている中では、そういった結果であるということも踏まえまして、そういうニーズも踏まえた中での提案というふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 島野さん。
◯16番(島野 均) なかなか終わらないと思いますんで、だからプラスマイナスで考えると、30万円がマイナスやからやめるというのは、どんだけ使用者の健康に貢献しているか。30万円で貢献しているんやから、もしその方々がやめて健康保険を使ったら、30万円どころやないですよ。そのあたりを何も監査とか決算と言いながら、事業仕分けでもして、されるんやったら別やけど、その意見で言うんやったら、だから問い合わせとかが何件かあったという話は聞きましたけれども、もう少し市民の側に立って考えていただきたいと思います。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
酒井弘一さん。
◯21番(酒井 弘一) さまざまな声というか、質疑がありましたので、もう簡単にしたいと思いますが、私たちは最初の宮嶋さんの質疑の中で、やっぱりこの文書は、どう見ても、計画という言葉とか予定という言葉があったりしても、これは決定だという通知文書です。
そういう意味で言えば、現在、私たちが議会で継続審査をしております、審議を続けておりますごみ袋有料化の問題で、11月の市民向けの文書に、非常に丁寧に「議会で今審議中であります」という言葉がありました。2回目の文書ですから、そうなったわけですけれども、そういう配慮が、やっぱりこの文書にはないです。その点は、副市長が何を言われようが、やっぱりそれは、この文書としては不十分だということは、まず指摘しておきたいと思います。
その上で、提案に至るまでの経緯で、3つ書いてあります。
1つは、「決算特別委員会と決算・監査等で事業精査について指摘される」、このとおりです。事業精査について指摘があったと。これは、たび重なってありました。私たち議員は、全てこれを覚えています。ただし、次の「普通交付税算定替による取り組みとして検討するよう指示を受ける」、「検討するよう指示を受ける」、これは意味がわかりません。まず、これは説明してください。
それから、もう1点、平成27年度からふれあい農園のあり方について部内で検討を進め、ことし10月に調整会議と政策会議に提案して、決定したというふうになっています。質問の2点目は、平成27年度からことしの10月に至るまでの間に、例えば地権者並びに緑化協会に対して、市として、こういう方向で廃止をしていく方向での協議はいつやったのか、その点だけ明確に答えてください。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
地権者との協議についてでございます。
地権者との協議につきましては、ことしの4月並びに10月に地権者と協議をしております。緑化協会とも、おおむね同時期に協議をしております。
普通算定替についてのところでございます。上記記載のとおり、決算特別委員会でありますとか、決算・監査等において、ふれあい農園の公費投入の是非、事業精査について指摘を受けてきたところでございます。そういった状況を踏まえ、検討するというように指示を受けたということでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 答弁になっていないんですよ。
私が聞いたのは、2点目のほうはお答えになったので、もうこれ以上、言いません、この場では。「検討するよう指示を受けた」、これは主語がないんです。また、誰からという言葉もないんです。説明してください。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
行財政改革の洗い出し項目の中で、検討を進めていくというふうに指示を、洗い出し項目の中に入っているということでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 今の答弁から考えましたら、市長が指示をしたというふうに理解していいんですか。ふれあい農園のあり方について、合併算定替との関係で検討するよう市長が指示をしたと、そういうふうに理解していいんですか。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
いわゆる行革の一環として、組織として、全ての事業について洗い出しをしていくということでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) ただいまから、13時まで休憩といたします。
午前11時53分 休憩
午後 1時00分 再開
◯議長(高味 孝之) ただいま13時、休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第8、議案第53号、木津川市個人情報保護条例及び木津川市情報公開条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第53号、木津川市個人情報保護条例及び木津川市情報公開条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。
「行政機関の保有する個人情報保護に関する法律」の一部が改正され、平成29年5月30日に施行されたことにより、個人情報の定義が明確化され、また要配慮個人情報の取り扱いについて規定されたため、所要の改正を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教
常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第9、議案第54号、木津川市印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第54号、木津川市印鑑条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。
性同一性障害など、性的少数者の心理的負担軽減に配慮するため、印鑑登録証明書の性別欄を削除すること、そしてコンビニ交付サービスのシステム利用方式を変更することに伴い、関係条例について所要の改正を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第10、議案第55号、木津川市手数料条例の一部を改正する等の条例の制定についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第55号、木津川市手数料条例の一部を改正する等の条例の制定につきまして、御説明をさせていただきます。
現行のコンビニ交付サービスに、戸籍証明及び税証明を追加することとしておりまして、当該証明書の発行手数料を定めること、そしてシステムの利用方式を変更することに伴い、関係条例について所要の改正を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第11、議案第56号、木津川市老人福祉センター条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第56号、木津川市老人福祉センター条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。
山城老人福祉センター(やすらぎ苑)の利用時間及び休館日を、他の老人福祉センターの利用時間及び休館日と統一するため、所要の改正を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第12、議案第57号、木津川市営住宅管理条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第57号、木津川市営住宅管理条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。
「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により「公営住宅法」が一部改正され、「公営住宅法施行令」及び「公営住宅法施行規則」の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第13、議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第58号、木津川市加茂プラネタリウム館条例の廃止につきまして、御説明をさせていただきます。
木津川市加茂プラネタリウム館につきましては、老朽化の進行、利用者の減少により施設運営が困難な状況にあります。
以上のことから、今年度末をもって木津川市加茂プラネタリウム館を廃止することとし、本条例を廃止するものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
炭本範子さん。
◯13番(炭本 範子) 炭本です。
市長にお聞きしたいと思います。
市長は、「子育て支援No.1」を掲げておられますけれども、未来を担う子供たちが学べる教育施設、プラネタリウム館を閉鎖するとなっておりますが、この理由の一つに、収支不足です。平成23年の仕分けから、六、七年がたつ。時代が少し変わっています。このとき生まれた子が6歳から7歳。今、天体ブームのこの時期に、なぜかと思うのです。収支不足と、800万円ですか、子供たちの夢や将来とてんびんにかけるのか、そこのところの市長のお考えをお聞きします。
そして、もう一つは、教育部になるかもしれませんが、先ほどからの農園のことも含めて、市民参加の状況がなしです。いろんなところを調べますと、ここの評価は「満足」「やや満足」なんですね。そして、また努力、ここに広報活動とか周知を図るとか、子供たち、小学生は5,323人以上おりますけれども、その方たちの利用とかの考え方についてはどうだったのか、お聞きします。
◯議長(高味 孝之) 市長。
◯市長(河井 規子) 炭本議員の御質問にお答えをいたします。
子育ての点で教育に力を入れているというのは、今も継続をいたしております。ただ、趣旨説明でも申し上げましたとおり、この会館は1993年に、ふるさと創生事業として旧加茂町でつくられたものでございますが、何分、老朽化しておりまして、いろんなふぐあいも出ております。その点では、いろいろと更新についても、施設の改修が必要ということにもなってまいりました。そういう中で、来館者も減っているということもございまして、今回、廃止に踏み切らせていただいている状況でございます。
また、子供たちのこういった天体、またそういった教育の施設については、「きっづ光科学館ふぉとん」について行っていただける。代替可能ということも判断しておりますので、そういったところで、また御活用いただければというふうに思っています。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
ただいまの炭本議員の御質問でございます。
加茂プラネタリウム館につきましては、平成5年度の利用者につきましては、9,600人程度おられましたが、年々利用者が減ってきているというところで、昨年度、平成28年度におきましては、一般の観覧者が4,000人前後、また企画・イベント等で1,000人から2,000人というところで、全体でも5,000人と少しというところでございます。
そして、その中で、本来の事業目的であります市内の小学校の利用者におきましては、そのうち10%というところでございます。
そういったこともありまして、プラネタリウム館におきましては、なかなか年々利用者が減っているというところの中で、集客をするためにさまざまな企画、またイベントのところを実施をしてきております。
そういった事業につきましては、とても人気があるというところのお声もいただいているところですが、それがなかなか日々の集客にはつながってこないという実情がございました。
そういった中で、先ほど提案のほうにもありましたように、年々の収支不足、また利用者数の減少というところがございます。
それで、市内の小学校の分につきましても確認をさせていただきましたところ、確かに小学校の教育課程の中で天体の勉強というところはございますが、加茂のプラネタリウム館を利用されている学校、また京都や城陽、大阪のほうのプラネタリウムを利用されている学校等々ございます。
そういった中で、必ずしも加茂プラネタリウム館、確かにあればよいけれども、必ずそこになければならないのかというところになりますと、「きっづ光科学館ふぉとん」での教育課程の利用というところもできるというところがございましたので、このたび今年度末をもちまして、廃止をさせていただくというところに至ったところでございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 炭本さん。
◯13番(炭本 範子) 炭本です。
代替は、「きっづ光科学館ふぉとん」というところがあるということですけれども、ここにある、当尾にあるという意義もあると思うんですね。そういうことは、もう答弁いいですけれども、そういうことも考えていただいて、そして機器が悪くなってきていると言いますけれども、いろいろ見てみると、30年はもつというところもあるんです。補助も、ほとんど全部くれるというようなことも書いていました。
だから、もう少し市民の声を聞いて、先ほどお答えをいただきませんでしたけれども、市民の声をなぜ聞かなかったのかというところでお答えをいただかなかったですけれども、そこのところのお答えをいただきたいですね。
当尾地域というのは、これから活性化していかなあかんところなんですよね。平成27年度か平成28年度か、ちょっと忘れましたが、「当尾地域力創造プラン」というのが、観光商工課、マチオモイ部ですね、住民の方としてされましたけれども、そういうところを策定されて、これから活性化していこうというところで、これを切る、プラネタリウム館を切るというところに、私、問題があるんではないかなと思っております。
ちょっと余談ですけれども、あのプラネタリウムは、聞くところによりますと、やはり投影機は、全国に希少価値があるというところと、あそこのステンドグラスが浄瑠璃寺のように、彼岸のときに東から光が入り、西に沈むときに光が入ると、そういうところを考えてやってはるというのを聞きました。聞いただけですので、調べたわけでもありませんけれども、そういう工夫をしながら、あの自然の中にあるのが意義がある。そしてまた当尾を活性化するために意義があると思いますが、そこのところ、もう一度、市長にお答えいただきたいです。
部長には、なぜ市民や、あるいはそこの利用者に、アンケートなり、あるいは声を聞かなかったのか、こんな大事なことをなぜ聞かなかったのか、お聞きします。
◯議長(高味 孝之) 市長。
◯市長(河井 規子) 炭本議員の再質問にお答えいたします。
それぞれの意味で、こういった施設が建てられてきたというふうに思っております。当時は、画期的な施設であったというふうに思っております。
しかしながら、先ほど挨拶でも申し上げましたように、木津川市も合併したまちということで、非常に施設がたくさんございます。その中でも、公共施設等総合管理計画の中で、28%は、今後、施設を減らしていかなくては、この市が持ちこたえられないと、そうでなくてもそれぞれの一つずつ、まちには文化施設もありますし、さまざまな施設が、本来、市で1つのものが3つずつあるということを、今も更新していかなくてはいけない施設も、まだほかにもございます。
そういう中で、今回、毎年800万円の赤字が出ているということの中で、それと今後、やはりかなりの改修をしていかなくてはいけないということも含めまして、今回、廃止に踏み切らせていただいたというのが現状でございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
加茂プラネタリウム館の設置目的というところの中に、天体の知識を通して青少年の育成を育むというところがございます。そういったところからの観点からも、各市内の小学校に、学校の先生方にも確認をさせていただいたというところでございます。
それにつきまして、確かにあればよいというところではございますが、ほかの京都、城陽、大阪等のプラネタリウムでも代用できますし、「きっづ光科学館ふぉとん」のプラネタリウムでもいけるというところの御意見をいただいているところでございます。
「きっづ光科学館ふぉとん」につきましては、事前に教育部理事、また学校教育指導主事、学校現場のことをわかっている職員のほうで確認をさせていただき、また先日も各小学校・中学校の校長とあわせて「きっづ光科学館ふぉとん」のほう、投影の確認をさせていただきました。
そういったところで、またより一層、木津川市の教育に即した番組へのプログラムの改定もしていただけるというところで調整をさせていただいておりますので、そういった形で天体のほうを使っていきたいというふうに思っております。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 炭本さん。
◯13番(炭本 範子) 総務文教
常任委員会に係りますので、教育部においては、これで置きますけれども、市長は、今後、この施設をどうしようとしておられるのか、お聞きします。
◯議長(高味 孝之) 市長。
◯市長(河井 規子) 炭本議員の御質問にお答えいたします。
民間で活用していただけるところがございましたら、活用していただければありがたいなというふうには思っております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
九社前聿朗さん。
◯8番(九社前 聿朗) このプラネタリウムは、皆さん御存じやと思いますが、ふるさと創生の関係で1億円が各都道府県の市町村に渡った、その1億円で、これを建てたといういきさつがありまして、その辺で、今度、赤字が大幅に出ているということは、常に言われておるところですが、この辺のところで、それなら次の手だてとして、教育委員会の所管やと思いますけれども、それをどのような形でまた利用されるのか、その辺が1点知りたいところであります。
それと、きょうの市長の挨拶で、その隣にある山の家のことを少し触れられたのを、私は聞き違いかもわかりませんけれども、休止というような言葉を使われたんじゃなかろうかと思うんです。これは、両方一体のものという考え方もありますんで、その辺のところをちょっとお聞かせください。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
プラネタリウム館を廃止しての今後というところでございますが、一旦、施設としては廃止をさせていただきますけれども、その施設、後、どういったことで利用できるか、また民間活力等が利用できるのか等につきましては、引き続き検討していきたいというふうに思っております。
それと、山の家の休止というところでございますが、それにつきまして、山の家につきましては、建物が京都府の所有でございますので、今後、また京都府と引き続き検討のほうを進めていくというところになっていくと思います。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 九社前さん。
◯8番(九社前 聿朗) 市長は休止というようなことを言われましたので、我々やっぱり木津川市民としましては、両方活用できるような方法をいろいろ今まで考えておりました。大阪府の教育委員会も知っておりますので、部長級の連中を呼んで、使い道はないのかというようなことも聞いたことがありますし、大阪陸連の幹部連中にも、強化合宿で東京オリンピックの強化選手を一遍うちとこの木津川市に呼んでもらって、施設はあるんだけれども、どうかということで、一遍見に来いというようなことも言ったことがあるんですけれども、施設は大変悪いですね。
そやから、その辺で、やっぱりもう少し工夫してやってもらうようなことをこれから考えてもらって、ぜひ人を呼び込めるような教育的施設を活用していただきたい。そういうことです。お答えは結構です。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
西山幸千子さん。
◯6番(西山 幸千子) 2点といいますか、途中、ちょっとありましたので、3点。
お答えの中で、施設の改修が必要で、今回、廃止にするということを決めたということで言いました。具体的に施設の改修というのは、どの部分ですか。
2つ目です。市内の小学校とかの勉強で、ほかの城陽とか大阪とかということをおっしゃっていますけれども、本来、木津川市内に、こういういい施設があるのに、それを積極的に教育委員会として活用を進めたという部分がないと思うんです。そういう意味では、どういうふうに考えていらっしゃるのか。
3つ目です。この議案が提案された後に、京都新聞のほうに大きく記事が載りました、プラネタリウム館廃止ということで。その中に書かれているのが、老朽化した投影機などの改修費約5,000万円というふうになっていますけれども、投影機自体は、今、壊れていないわけですよね。どこの部分から、その5,000万円というのを認識しているのか、この3つ、お願いします。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
ただいまの西山議員の御質問でございます。
今回のプラネタリウム館の廃止につきまして、施設の改修が必要であるということは、済みません、私、申し上げていなかったかと思います。
それと、2点目の市内の小学校への活用というところでございますが、現在でも木津川市内の小学校92%というところで、利用はさせていただいておるところでございます。済みません、プラネタリウムを学習として利用しているのが92%、そのうち加茂プラネタリウム館を利用しているのが62%というところになっております。
もちろん、市内にある施設ですので、市内の小学校も活用させていただいております。それとあわせて、校外学習で京都のほうへ行ったときに、あわせてそちらのほうのプラネタリウムを見るとかというところもありますので、あわせた活用をさせていただいているというところでございます。
そして、その上で、「きっづ光科学館ふぉとん」につきましても、市内にあるすぐれた施設ということでございますので、今後は、そちらのほうを十分活用していきたいというふうに考えておるところでございます。
それと、投影機につきましては、現在のところ、かなり年数はたってきておりますが、投影機自体は今のところ大丈夫というところでございますが、今後、改修するということになりますと、それ相応の金額がかかってくるのかなというところでございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 西山さん。
◯6番(西山 幸千子) 施設の改修という部分は、市長のお答えの中にあったと思うんで、市長にちょっと一度、考え方をお聞かせいただきたいと思います。
市内の小学校で天体の勉強をしている、そのうちの62%ということなんですけれども、先ほどから「きっづ光科学館ふぉとん」のことをずっとおっしゃいますけれども、それこそ「きっづ光科学館ふぉとん」は民間がやっているものであって、それ自体がいつまで続くかわからないという中で、どんどんどんどん「きっづ光科学館ふぉとん」のほうへというような形で、教育部が自分の持っている教育的な施設を、そういう扱いをされるというのは、全体に対してもどうなのかなと思います。
そこの部分をもう一度お答えをいただきたいのと、それと先ほどお答えにありましたように、投影機自体は、今、十分動いております。改修するとすれば5,000万円必要ということだと思うんですけれども、必要としていない金額まで持ち出してといったところは、どのようにお考えになってお答えいただいているのかというところを、ちょっと聞きたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 市長。
◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えをいたします。
投影機は、平成4年から更新していないということで、老朽化はしております。もし更新するとなれば、5,000万円ぐらいが必要だということでもあります。いろいろと、あと空調の設備とかについても、今後は更新していかなくてはいけないというようなことにもなっております。それと、800万円毎年赤字が続いているということでもあります。
ほかの施設もそうなんですけれども、私は平成28年度の決算ということで、挨拶のときにも申し上げましたが、平成28年度で既にもう基金が8億円減りました。経常収支比率も97.6%と、今回、新聞にも載っておりましたけれども、府内の市町村でも、かなり22の市町村で経常収支比率が悪化してきているということで、先日も、奈良でも天理市を初め、100%を超えている、そういうところも出てきたというふうに書いています。
経常収支比率が100%を超えるということは、旧加茂町時代がそうやったということは聞いているんですけれども、非常に予算を組むのも厳しくなるということでは、新たな新規事業ができなくなるという状況にあります。
今は多少の基金を抱えておりますが、基金がもしなければ、全く予算が組めないわけでありますし、非常にそういう状況になる前に、やはり先ほども言いましたが、公共施設等総合管理計画で28%の施設を今後減らさなくては、木津川市は立ち行かなくなるということであります。
かなり多くの施設を抱えておりまして、その施設が一斉に老朽化してきているというのは、同じ時期に建てた施設が多いということもありますので、今後、かなりそういう費用もかかってくると思います。
文化施設につきましても、年々いろいろ修繕をしたり、更新をしたりしながら、これを続けているわけですけれども、やはり今、市内の利用者が約10%ということでもありますし、ほかの施設も利用できるということも考えますと、28%を減らしていく中で、先行的に進めていくという必要があるというふうに考えさせていただいております。
「きっづ光科学館ふぉとん」については、民間と言いながらも、これからもボランティアの方も入って、いろんな施策を進めていただいておりますし、今も教職員の皆さんの研修にも使っていただいているということで、かなり利用も多くなっております。
そういう点で、ここを活用できる、市内にある施設が活用できるということで、私は、こういう施設をこれから利用していくということが大切であるというふうに思っておりますので、今回は、そういった方向で進めさせていただきたいというふうに思っております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 教育長。
◯教育長(森永 重治) 教育長であります。
平成23年度に事業仕分けで、廃止やむないという形の分が出ました。しかし、先ほど炭本議員のほうからもありましたように、自然豊かな、非常に身近な施設でもありますので、何とかもっと活性化できないものかということで、プラネタリウム館自身もいろんなイベント等を工夫されてきたわけです。
現実、基本は、子供のための科学の心を養うという基本があるわけですが、現実問題は、先ほど部長が申し上げましたように、体験学習とセットして大阪、京都市内というようなことがありますし、また「きっづ光科学館ふぉとん」への部分もあります。
最近では、ICT教育を使った形での教室内で済ますというような、そんな状況もあるわけでありますが、そういったことでは、この木津川市内に国が運営する、また市が運営する2つのプラネタリウム館があって、1つは、平成5年の、もう25年経過して老朽化していると。1つは、平成13年の施設であります。平成28年に原子力機構のほうが量子科学技術研究開発機構ということになりまして、新たな中で、また「きっづ光科学館ふぉとん」自身も光科学を中心とした、子供たちへ科学する心の育成を目的とした施設としてやっていこうとしているわけで、今回についても、新たにプログラム等を加えて、木津川市内の小・中学校の子供たちへの学習への協力、ウエルカムの姿勢であります。そういった中では、子供たちがこの「きっづ光科学館ふぉとん」の中で、今まで加茂プラネタリウム館が、25年にわたって貢献されてきた、その使命は、一定、施設自身の老朽化等にかかわって終えますが、新たに「きっづ光科学館ふぉとん」の中でその機能を発揮してもらいたいと、そう思っております。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 西山さん。
◯6番(西山 幸千子) 今、教育長の言葉の中で「心を養う」、そこの部分が一番大切なんじゃないかなと思います。それに足場を組んだ形で考えていらっしゃるのかというところが、やっぱりちょっと疑問です。
この間、指摘もあったし、利用者をふやすというところの部分で、どれだけ協力していたのかなと。何度聞いても、市内の小学生にさえ、「きっづ光科学館ふぉとん」のほうへという中で進んでいったというところの部分は、腑に落ちませんし、先ほどから赤字とかということでも言いますけれども、最後に聞きます。ここは利益を生み出すための施設だったんでしょうか。それだけお答えください。
◯議長(高味 孝之) 教育長。
◯教育長(森永 重治) 教育長であります。
基本的には、こういった子供たちのための学習施設でありますので、当然、設立当初は、そういった採算を目的とするもんじゃ決してないと思うわけです。ただ、現在、こういった非常に厳しい財政状況の中で、新たに空調設備の問題もありますし、また学校の新増設、耐震が終わったとはいえ、木津小学校、相楽小学校、上狛小学校、加茂小学校、泉川中学校という、もう学校建設以降40年以上たっていますから、そういった長寿命化へ向けた計画というのも必要になってまいります。
先ほど市長のほうは、今後、30年の間に28%の公共施設等の削除といいますか、その分がある一方で、小学校・中学校の非常に伝統校であります昔からある学校、それの老朽化への対策というのも一方では必要になってきますので、そういった次の環境教育整備のために、今の部分で、ほかにその機能が果たせる部分については、それは少し我慢していただいて、そういった意味で、全体として長年にわたって継続した教育環境の整備というのが必要になってくると、そう思っております。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
島野均さん。
◯16番(島野 均) ありがとうございます。
今まで質疑を聞いていましたから、大体わかったんですけれども、1つお聞きしたいのは、もちろん加茂プラネタリウム館は、つくられて25年経過して、使命が終わったというふうに理解するんですけれども、あとプラネタリウム館に行く人は、小学生・中学生が行きますんで、それが「きっづ光科学館ふぉとん」のほうへ多分行くと思うんですけれども、この事業仕分け、平成23年度にされて、毎年800万円のマイナスが出ていると。今回、だからプラネタリウム館から「きっづ光科学館ふぉとん」に行くと、お金はどれぐらい、教育のほうで1,000人が行くんであれば、1,000人でお幾らぐらいかかるんですか。それで、多分、持ち出しと思いますんで、マイナス800万円やけども、加茂プラネタリウム館から「きっづ光科学館ふぉとん」へ行くということで、幾らお金がかかるのか、それだけ聞きたい。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
「きっづ光科学館ふぉとん」におきましては、無料で鑑賞ができるというところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
酒井弘一さん。
◯21番(酒井 弘一) 3点お願いいたします。たくさんあるんですが、限定して申します。
いつものように、提案の経緯、ちょっと不可解です。この経緯について、2点お聞きします。
平成23年度の件は置いておくとして、平成29年の9月29日に教育委員会会議に提案されたと。そして、10月11日、政策会議に提案、決定ですね。そして、10月11日に社会教育委員会意見聴取、これは逆やと思うんですね。何で、担当している社会教育施設であるわけだから、社会教育委員の意見を先に聞いた上で、教育委員会会議とか政策会議とかというふうに行くべきじゃないかと思うんですが、これは順序が間違っていると思います。どういうことで、こういう経過になったのか、まずそれが1点です。
それから、2つ目は、現場のプラネタリウム館の職員の意見は、恐らく聞いていないというふうに思われます、この経緯から考えて。それはなぜなのか。これが2つ目です。
それから、もう1点は、現場は嘱託職員と臨時職員で運営して頑張ってくれていたと思います。正職員はいません。だから、正職員がいないから、現場の声を私は聞かなかったんかなとさえ思うわけです。
こんなふうにして頑張っている職員を、今、この12月議会で、最終日が12月21日です。もしそこで決定されたとして、あと3カ月であなたたちはもう去ってくださいと、そういう扱い方がいいのかどうか、廃止なら廃止だとしても、余りにも性急じゃないかと、職員に対する扱いが非常に失礼だと私は思いますが、どんなふうに考えているのか、以上、3点です。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
今回の提案に至りました経過というところでございますが、まず9月の教育委員会のほうに、こういった方向で進めたいというふうに提案をさせていただきました。そして、その後に、10月の政策会議に諮らせていただいたというところで、確かに社会教育委員会につきましては、その後というところにはなったところでございます。
ただ、社会教育委員さんにおかれましても、現在のプラネタリウム館の状況、利用者の減少、またそのうちの小学生の減少、そして収支のことというところの御説明をさせていただいた中で、いろいろな御意見はいただいた中で、プラネタリウム館の廃止については、社会教育委員会としては同意をするというふうなお答えをいただいておるところでございます。その後に、10月の教育委員会に、再度、条例の廃止について提案をさせていただいたというところで、手続は踏ませていただいているというところでございます。
現場の意見というところでございますが、確かに臨時職員さんと嘱託職員さんで日々いろんなことで運営をしていただいているというところでございます。
社会教育課の職員も現場のほうを訪れておりますので、現場をないがしろにしていたということではなく、さまざまな運営を進めていく中、またイベント等を行う中で、現場の意見も聞かせていただいて、一番よい方法を、何とか集客ができる方法を社会教育課のほうも一緒になって考えてきたというところでございます。
あと、働いておられる方へのお知らせというところでございますが、確かにまだこちらのほうの条例のほう、決定は議会議決最終日というところになって、そちらの議決をいただいていないというところではございますが、議運のほうでこちらのほうの提案が出されたというところで、現場の職員の方は御存じであったというところでございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 関係会議の経過は、今、説明をもらいましたけれども、答弁を聞いていても、やっぱり順番が間違っていると、それを改めて思います。
教育委員会会議の社会教育委員の意見を聞いて、そして現場の声も聞いて、その上で、教育委員会会議とか政策会議とかに進むべきであったと、全く順番が逆やと。さまざまな意見はあったけれども、最終的に社会教育委員会議では同意があったと、それはそうでしょう。教育委員会会議で決定しているし、政策会議で決定しているんだから、もう何をか言わんや、そういう雰囲気の中での同意にならざるを得んと思うんですね。こんなひどいやり方で公共施設を一個一個潰していくんかなと私は思いますし、市民も納得できないんじゃないかと思います。その点で、もし何か言うことがあれば、言ってください。
それから、3つ目の問いに部長が答えましたけれども、議会にこの議案を提案した段階で、現場職員には通知をしたという発言やったと思うんですが、間違いないですか。プラネタリウム館の職員には、いつ伝えたんですか。日にちで言ってください。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
9月29日、教育委員会に諮らせていただいたという時点では、こういう方向性で進めさせていただきたいというところで、9月の教育委員会では、決定というところではございません。もちろん、政策決定等、また条例の提案につきましては、教育委員会の条例廃止提案というところをもって教育委員会での決定となるかと思いますが、9月の時点では、方向性の提案をさせていただいたというところでございます。
それと、臨時職員さん、嘱託職員さんにつきましては、ちょっと日にちということではあれですけれども、そういった方向性を示させていただいたというところでございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) プラネタリウム館の職員さん、嘱託の方が現場責任者というか、所長というか、そういう形で頑張っておられると思うんですが、そこへ伝えた日にちも、今、部長は正確には言えない。そんな曖昧なことの進め方でいいのかと改めて指摘したいと思いますが、その日はわからんのですか。9月29日には、おおむねこういう方向だということは伝えたのか、伝えていないのか、最低、それは明確にしてください。
◯議長(高味 孝之) 教育長。
◯教育長(森永 重治) 教育長であります。
先ほど部長が申し上げたのは、議案提案にのったから、現場の人も知り得る状態になったんじゃないかなというような言い方だったと思います。
きょう、こうして審議をしていただいておりますので、現場の人たち、非常に不安の方もいらっしゃると思いますし、これまでも一生懸命やってこられましたので、できるだけ早急に、決定事項というんじゃなくて、議会で審議をされていく、こういった提案をさせていただいているというようなことは、来週中にでも早急に、これは現場の職員の人だけじゃなくて、地域の地元の役員の方にも、そのことは伝える予定であります。
以上です。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 先ほどのふれあい農園もそうなんですけれども、プラネタリウム館も山の家もそうですけれども、何か行財政改革の一環による事務事業の見直し、事業仕分けの中にのっている分について、こういうふうに答申が出たら、全て廃止していくという方向にどうも突き進んでいるように思うんですけれども、それは果たして市民サービスと行財政改革とどちらに重きを置くんですか。その辺だけ、1点聞きます。
◯議長(高味 孝之) 教育長。
◯教育長(森永 重治) 教育長であります。
このプラネタリウム館については、この間、ずっと課題として、この議会の中でも議論していただいておりました。このことについては、決して行政サービス、子供たちへの教育の保証というのは、「きっづ光科学館ふぉとん」の中で十分できるということを踏んでおりますので、そのことと当然行財政改革とがマッチングしたということであります。
山の家については、きょうの議案にのっていませんので、12月5日の総務文教
常任委員会の中で関連事項として報告をさせて、方針について説明させていただきます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 私も総務文教常任委員やから、ここで余り言うつもりはないんですけれども、これを続けていくと、ほかのサービスも全部打ち切っていかざるを得ないと、事業仕分けにのって答申された分についてはと。そういうことになってしまうんで、何でもかんでも費用対効果で、これはあかんのやというようなことは、よくよく考えていただかないと、その辺は、市長のお考えをしっかりと考えていただきたいというふうに思います。よろしく。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務文教
常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第14、議案第59号、木津川市水道事業給水条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第59号、木津川市水道事業給水条例の一部改正につきまして、御説明をさせていただきます。
水道メーターの点検につきましては、従前より毎月行っておりますが、検針費用の削減を目的として、平成30年10月から2カ月に1回の点検に変更するため、関係条例について、所要の改正を行うものでございます。
なお、水道料金及び公共下水道使用料の徴収につきましては、市民生活に影響がないよう、従前どおり毎月徴収を継続させていただくものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
宮嶋良造さん。
◯15番(宮嶋 良造) 私は、UR賃貸住宅に住んでおります。UR賃貸住宅は、以前より2カ月に1回の検針をやっておりますが、料金の支払いは、これも2カ月に1回ですね。これは、私は以前から負担の公平から言えば、毎月にしてもらえないのかなというふうに思っているんですけれども、特別料金という扱いになっているのかなとも思うんですが、そのあたりは、どういうふうな整理を今後できるでしょうか、今回のこの提案を受けて。
◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。
◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。
御質問にお答えします。
今回の提案につきましては、木津川市の給水条例の改正でございます。議員おっしゃっていただいています個別の集合住宅等につきましても、集合住宅に対しての契約でございますので、集合住宅の契約者から個々の住戸の方に対して徴収されているのが、2カ月徴収のところもありますし、毎月徴収のところもございます。それらにつきましては、現在のところ、市が直接関与できるところでございませんので、今回につきましては、市と契約している方につきましての条例改正というところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第15、議案第60号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第60号、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号につきまして、御説明をさせていただきます。
一般会計補正予算第5号の規模でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億4,759万1,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ302億1,590万9,000円とするものでございます。
補正予算の主な内容といたしましては、台風21号により被災した施設の災害復旧費や、災害対策の強化を図る予算を計上するとともに、育児休業職員の給与費調整などによる人件費の減額を初めとする予算執行計画の見直しや、次年度以降の事業展開に必要な予算などを計上するものでございます。
歳入につきましては、市税におきまして、償却資産の増などにより、固定資産税現年課税分を9,500万円増額しております。
国庫支出金では、城山台小学校校舎取得に係る公立学校施設整備費国庫負担金1億474万6,000円と、道路や公園の災害復旧事業に係る公共土木施設災害復旧費国庫負担金1,804万6,000円を新規計上いたしております。
府支出金では、京都府地域再建被災者住宅等支援補助金33万3,000円と、農道などの災害復旧事業に係る農業用施設災害復旧費府補助金1,995万5,000円を新規計上いたしております。
繰入金では、今回の補正に伴う財源調整のため、
財政調整基金繰入金3億793万9,000円を減額しております。
市債では、城山台小学校建設事業債1億3,470万円と、災害復旧事業債3,400万円を計上いたしております。
歳出につきましては、総務費では、前年度決算剰余金のうち1億3,000万円を減債基金に積み立てることとしております。
民生費では、障害福祉サービス事業費や障害児通所サービス事業費において、今年度事業執行見込みにより増額しております。
農林水産業費では、農業水利施設保全合理化事業に係る京都府への負担金などを計上しております。
土木費では、被災者の住宅再建の支援のための補助金を計上する一方、国庫補助金の交付決定に応じ、道路維持費や道路新設改良費を減額いたしております。
消防費では、災害対策強化のための経費などを計上しております。
教育費では、城山台小学校校舎取得費約3億6,000万円を計上しております。
災害復旧費では、農道や水路、道路、公園、民生施設の災害復旧事業費を計上いたしております。
以上が主な内容でございます。
なお、補足説明につきましては、総務部長から説明をさせていただきます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
(総務部長 池尻 潔昭君登壇)
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
それでは、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号の補足説明をさせていただきます。
予算書19ページ、20ページをお願いいたします。
まず、歳入予算でございます。
1款市税、2項固定資産税では、城山台地域を中心とする新規課税物件の増や、一部企業の償却資産の増などにより9,500万円を、5項都市計画税におきましても、新規課税物件の増などにより140万円を、それぞれ増額しております。
続きまして、14款国庫支出金、1項国庫負担金、3目教育費国庫負担金では、平成30年度に計画しておりました城山台小学校校舎取得事業の財源でございます公立学校施設整備費国庫負担金の交付が前倒しされる見込みとなったことから1億474万6,000円を、また4目災害復旧費国庫負担金では、台風21号により被災した道路や公園の災害復旧事業の財源として、公共土木施設災害復旧費国庫負担金1,804万6,000円を、それぞれ新規計上いたしております。
次に、2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金では、地方創生推進交付金を交付決定を受け、406万3,000円減額いたしております。
続きまして、21ページ、22ページをお願いいたします。
4目土木費国庫補助金では、社会資本整備総合交付金の交付決定によりまして、道路維持管理事業費国庫補助金を1,152万8,000円、道路新設改良事業費国庫補助金を4,656万2,000円、それぞれ減額しております。
続きまして、15款府支出金、2項府補助金、7目災害復旧費府補助金では、台風21号で被災した農道や水路といった農業用施設の災害復旧事業の財源として、1,995万5,000円を新規計上いたしております。
続いて、23ページ、24ページをお願いいたします。
16款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入では、市有地の売り払いを一部見合わせしたことにより、土地売払収入1,229万3,000円を減額いたしております。
一方、2目物品売払収入では、市有バス1台と公用車1台の売却により、243万4,000円を増額いたしました。
続きまして、18款繰入金、1項基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金では、前年度繰越金の計上や人件費など不用見込み額の減額などにより、3億793万9,000円を減額しております。
一方、2目公共施設等整備基金繰入金においては、道路新設改良事業の財源振替などによる減額を行っておりますが、城山台小学校校舎取得事業分の増額によって、差し引き5,000万円を増額いたしております。
続きまして、25ページ、26ページをお願いいたします。
21款市債、1項市債、6目教育債では、城山台小学校の校舎取得に係る財源といたしまして、城山台小学校建設事業債1億3,470万円を、8目災害復旧事業債では、台風21号で被災した施設の復旧財源として、農林水産業施設災害復旧事業債1,050万円、公共土木施設災害復旧事業債1,870万円を新規計上いたしております。
続きまして、歳出予算の補正でございます。
まず初めに、歳出全体にかかわります事項といたしまして、人件費の補正について説明をさせていただきます。
一般会計におきまして、時間外勤務手当など増額の要素もございますけれども、育児休業等の休業調整、退職者調整、それから共済組合負担率が当初見込みより低くなったことなどによって減額要素が上回りまして、一般会計における全体の人件費補正の総額といたしましては、1億78万8,000円の減額といたしております。その詳細につきましては、附属資料の4ページにまとめさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、予算書のほう、27ページ、28ページに戻ってお願いいたします。
2款総務費、1項総務管理費、3目財政管理費では、公用車売り払い代金の増により、財政調整基金元金積立金を235万5,000円増額、また将来の公債費負担の軽減を図るため、減債基金元金積立金1億3,000万円を新規計上いたしております。
次に、6目企画費では、ふるさと応援事業補助金について、採択結果により525万円を減額いたしております。
続いて、29ページ、30ページをお願いいたします。
9目交通安全対策費では、地域要望や台風による被害発生のため、カーブミラー等の交通安全施設や防犯灯の修繕経費をそれぞれ増額しております。
11目電子計算費では、マイナンバー情報連携や制度改正に対応するための電算システム改修費用として、393万4,000円を増額するものでございます。
続きまして、31ページ、32ページをお願いいたします。
3項戸籍住民基本台帳費、1目戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳ネットワークシステム事業費において、地方公共団体情報システム機構による更改方針等により、予定しておりました住民基本台帳ネットワークシステムの更新が困難なことから、それに係る予算全額を減額いたしております。
次に、4項選挙費、3目京都府知事選挙費では、平成30年4月執行予定の京都府知事選挙において、投票率向上などを目的とし、商業施設に期日前投票所を開設するために必要な経費66万円を計上いたしております。
続きまして、35ページ、36ページをお願いいたします。
3款民生費、1項社会福祉費、7目老人福祉施設費では、山城老人福祉センターの休館日を週2日から月曜日のみとするため、必要となる委託料8万3,000円を計上いたしております。
続きまして、41ページ、42ページをお願いいたします。
4款衛生費、1項保健衛生費、3目母子衛生費では、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行うことを目的とし、平成30年1月から本庁の健康推進課内に子育て世代包括支援センターを開設するために必要となる経費74万円を計上いたしております。
続きまして、43ページ、44ページをお願いいたします。
6款商工費、1項商工費、2目商工業振興費では、マイナンバーカードを活用した地域経済好循環システムの構築に向け、総務省が実証実験として取り組む「地域経済応援ポイントの導入による消費拡大プロジェクト」に参加するための経費といたしまして、6万3,000円を新規計上いたしております。
次に、3目観光費では、木津川アート2018の開催に向けて、さらなる交流人口の増加を図るための事業経費として、75万6,000円を増額しております。
続きまして、7款土木費、1項土木管理費、2目建築指導費では、台風21号被災者の住宅再建に対する補助として50万円を新規計上いたしております。
続きまして、45ページ、46ページをお願いいたします。
2項道路橋りょう費、2目道路維持費及び3目道路新設改良費では、国の社会資本整備総合交付金の交付決定を受け、予算執行の見直しを行っております。
2目道路維持費では、1,380万円の減、3目道路新設改良費では、9,198万6,000円の減額を行っております。
続いて、47ページ、48ページをお願いいたします。
8款消防費、1項消防費、4目水防費では、土のうステーションを市内5カ所の公園等に設置するための経費として100万円を、また5目災害対策費では、情報伝達処理時間の短縮と特別警報などの伝達情報の充実を図ることを目的とし、国が促進いたします全国瞬時警報システム(J-ALERT)の新型受信機の導入などに係る経費としまして274万8,000円を、それぞれ新規計上いたしております。
続きまして、47ページから50ページにまたがりますけれども、9款教育費、2項小学校費、1目学校管理費では、施設管理事業費において、次ページ、城山台小学校校舎取得事業の前倒し実施により、都市再生機構への立替金償還金3億5,935万3,000円を増額いたしております。
続きまして、53ページ、54ページをお願いいたします。
10款災害復旧費、1項農林水産業施設災害復旧費では、農道や水路の災害復旧工事費など3,154万7,000円を、2項公共土木施設災害復旧費では、市道加2-15号線を初めとする道路橋りょう災害復旧事業費3,228万円や、梅美台公園築山の都市公園災害復事業費450万円を、それぞれ計上いたしております。
3項厚生施設災害復旧費では、山城ぬくもりの里の敷地のり面の災害復旧工事費960万円を計上いたしております。
最後に、前に戻りますけれども、10ページ、11ページをお願いいたします。
第2表、繰越明許費では、家庭系可燃ごみ有料指定袋制導入事業、それから農業用施設災害復旧事業、道路橋りょう災害復旧事業、都市公園災害復旧事業、民生施設災害復旧事業、この5件につきまして、年度内での完了が見込めないことから、繰越明許費の設定をさせていただくものでございます。
続きまして、12ページ、13ページをお願いいたします。
第3表、債務負担行為補正におきましては、排水ポンプユニット購入事業、それから小中学校及び幼稚園空調設備整備事業について債務負担行為を新たに設定し、また京都府知事選挙費において、今回の歳出予算の補正に伴い、限度額を変更させていただくものでございます。
続きまして、14ページにつきましては、第4表、地方債補正といたしまして、5件の追加、それから6件の限度額変更により、総額を31億6,531万円とするものでございます。
以上をもちまして、平成29年度木津川市一般会計補正予算第5号の補足説明を終了いたします。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
宮嶋良造さん。
◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。
施策の概要の8ページの京都府知事選挙の期日前投票所の開設にかかわって聞きます。
期日前投票の立会人の報酬が計上されております。たしか日額9,500円だったと思います。期日前投票の立会人というのは、どれぐらいの時間、拘束されるでしょうか。報酬と賃金は違うというふうに言われるかもしれませんが、拘束時間を9,500円で割れば、京都府の最低賃金を下回るというふうに思います。
会議によっては、長い、短い等があって、先ほどの賃金とは違うという考えですが、この場合、市広報で若い方の立会人登録を求めています。若い方に政治的関心を持ってもらおうということで、私も質問をいたしましたし、先ほどの若い方の投票率が下がっているという意味からは、そういう考え方はいいと思うんです。
ただ、その点で、最低賃金を下回るようなことでいいのかどうか、これについてお聞かせをください。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
ただいまの御質問でございますけれども、この業務内容が最低賃金の考え方になじむかということにつきましては、私、ちょっと今、即、答えられる内容がございませんけれども、この1時間に換算すると、時間給というのが出てきますので、そういった意味では、決して高くはない単価であろうというふうに思いますけれども、これにつきましては、国の定められた基準に基づきまして報酬のほうを決めさせていただいておりますので、適正な報酬ではないのかなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) 先ほど言いましたように、報酬と賃金の考え方が違うということはあっても、間違いなく立ち会いは11時間半の午前8時半から夜の8時まで、さらにはその他のことを入れれば、12時間ぐらいの拘束が求められている中身であります。
この間、最低賃金が少しずつ上がってきた関係で、今言っているような状況が発生しているわけですから、適正な報酬ということではなく、それに基づいて考え直すということが、今、あっていいのではないかという提起ですので、報酬額が適正という立場ではなく、そういう状況の中で考え直すというときではないかと聞いているわけですので、お答えください。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
今、御提案いただいている内容につきましては、ちょっと今すぐにどうする、こうするということで返事させていただける内容はないと思いますけれども、十分事例等も参考にしながら検討のほうはさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
九社前聿朗さん。
◯8番(九社前 聿朗) 一般会計補正予算第5号の13ページ、それからこれは補正予算の概要の部分で、23ページですね。債務負担行為の補正のところです。小中学校及び幼稚園空調設備整備事業15億1,400万円、これ、この金額の中に、去年完備された図書室関係の空調設備、全体的には18校あると思うんですけれども、これの維持管理費として、相当なウエートを占めると思うんですが、その辺の部分は、この中には含まれているのか、含まれていないのか、お答えください。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
今回の債務負担行為を設定させていただいている部分につきましては、このたび新たに普通教室並びに一部特別教室に配置をさせていただくもの、そして既に学校に設置をさせていただいている中で、おおむね15年以上を経過しているものにつきましての整備の部分でございます。加えて、昨年度等、図書室に配備をさせていただいた分の維持管理費については対象としています。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 九社前さん。
◯8番(九社前 聿朗) 将来の維持管理費を見込んで、15年経過しとる分は、新しい設備で料金の安いほうと連動しているという話はわかっておるんですが、最新といいましても、今度設置される機械にジョイントされないような状態で、この債務負担行為の予算を計上されたということですね。つなげるつもりはないということですね。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
先ほど申し上げましたとおり、このたび新たに新設をさせていただくものと既存のもので、おおむね15年を経過したものにつきましての整備費でございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) 九社前さん。
◯8番(九社前 聿朗) これから大変な予算が15年間かかるわけですけれども、それを承知でこの金額を出されたということですから、私は大変なことだなということだけは、後で教室を試運転するときに予算が不足するというようなことが起こることが目に見えているわけですから、その点は再度考えてもらったらいかがでしょうか。
◯議長(高味 孝之) 教育部長。
◯教育部長(竹本 充代) 教育部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
今回、債務負担を上げさせていただいているものにつきましては、今後、行っていきます設計・施工、また維持管理というところで、ランニングコスト等は含まれておりません。そういった中で、今回、この方式、PFIによる導入ということを決めさせていただく中で、この方式が一番適切であると、財政効果も見込めますし、今後の維持管理についても適正な方法がとれるというところで、この手法を選ばせていただいたものでございます。
以上です。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
西岡政治さん。
◯20番(西岡 政治) 補正予算書の53ページ、54ページでございます。民生施設災害復旧事業の関係で質問いたします。
今回、台風21号の関係で、山城ぬくもりの里ののり面崩壊と、こういうことで、分担金で恐らく480万円予算計上をされているわけでございますけれども、これの法的根拠。例えば、農地災害復旧事業であれば、農地災害復旧事業の分担金条例というのがありますね。林地崩壊防止事業の場合は、林地崩壊防止事業分担金徴収条例と、こういうものがあるわけです。今のこの民生施設災害復旧事業の関係では、そういう分担金条例は、私の記憶ではないというふうに思うんですね。
したがって、基本的には取れない。前回も、恐らく取っていないのではないかというふうに思うんですけれども、法的根拠について説明してください。
◯議長(高味 孝之) 総務部長。
◯総務部長(池尻 潔昭) 総務部長でございます。
ただいまの分担金の負担の根拠についてという御質問でございます。
御指摘のとおり、この分担金、今回、予算として計上させていただいております分担金につきましては、地方自治法に定めております分担金ということでございませんので、いわば分担金条例がない、その根拠のない分担金ということになるんですけれども、ここで上げさせていただいておりますのが、地方自治法の定めによる分担金ということではなく、その協議によって費用負担をしていただいたものということで、性質別に分類したら、分担金のような性格のものということで、今回、この分担金として、歳入として組み入れさせていただいたものでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 西岡さん。
◯20番(西岡 政治) 今、説明を聞きましたけれども、一般的な分担金ではあり得ないと。やはり、予算に出る以上、分担金条例を制定をして、その根拠に基づいて分担金を取ると、これが基本だというふうに私は思います。したがって、これは早急に分担金条例をつくってもらうというふうにお願いをしておきたいと。
もう1点だけ聞いておきます。前回の災害時は、分担金は取っていないはずなんですね。その辺はどうですか。ちょっと記憶が定かでございませんので、お聞きをしておきたいと思います。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
前回崩壊いたしましたのは、平成25年度でございまして、そのときにつきましては、山城ぬくもりの里の法人さんのほうで工事を実施していただいて、市から折半というような協議の中で、半分相当額を補助したというような形をとってございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) いいですか。
森岡譲さん。
◯14番(森岡 譲) 補正予算概要の16ページの土木費の上ですけれども、住宅災害の支援事業の50万円ですけれども、これは被災されたところに対しての復旧費で50万円されるんですけれども、これは、この前いただきました速報版ですね、議会事務局からいただいた、その中にあります、加茂町の大野地域で床上浸水1件というふうにあるんですけれども、この件なのか。この件であれば、どれぐらいの被害状況であったのか、総額的にどれぐらいの損害金額があったのか、それをお聞きしたいなと思います。
◯議長(高味 孝之) 総務部理事。
◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。
先般の台風21号で、大野の住宅が床上浸水したということで、被害の総額ということはまだ出ておりませんが、最高お支払いできる限度額が50万円ということで、そのうち京都府地域再建被災者住宅等支援補助金がその3分の2交付されるわけでございます。その残りの3分の1が市で負担をするということでございますので、まず最高限度額の50万円を確保するための予算取りというようなことでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 1問だけお聞きします。
概要版の15ページ、木津川アート2018開催準備、観光振興事業委託料として75万6,000円増というふうになっておるんですけれども、これは、その横に2,768万7,000円、開催準備としては75万6,000円でやっていただくということなのか。
それと、その説明書きの中で「マチオモイ帖プロジェクトを発展させ」と書いてあるんですけれども、このマチオモイ帖、あのときに買おうとしたら、もう既になかったという状態だったんですけれども、新たな表現方法の要素を付加した取り組みを行うと。その辺は、どのようにお考えなのか、ちょっとお聞きします。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
木津川アートについてでございます。木津川アートにつきましては、基本的に流動性のある事業でございますので、当初予算要求時には、ある程度、頭出しを行い、その後、事業内容確定後に補正で対応をしてきたという経過がございます。その中で、今回、事業精査していく中で、不足分について補正をお願いしているというところでございます。
今回、いわゆるプレイベントの部分につきまして、前回は「マチオモイ帖プロジェクト」という形で実施をいたしました。ことしにつきましては、「恭仁宮大学」という形で事業のほうを進めていきたいというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 木津川アート2018の開催準備としては、今、補正が75万6,000円で、そしたら全部で、木津川アート2018は、開催準備としては幾らなんですか。
◯議長(高味 孝之) マチオモイ部長。
◯マチオモイ部長(武田 浩文) マチオモイ部長でございます。
平成29年度につきましては、当初予算で約400万円弱の予算を計上させていただいております。それに今回の補正を合わせた金額約460万円何がしというのが、いわゆるプレイベントと本番を合わせた金額という形になってまいります。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
お諮りいたします。
本案については、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、11人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。
よって、本案については、11人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、木津川市議会委員会条例第8条第1項の規定により、谷口雄一さん、長岡一夫さん、西山幸千子さん、柴田はすみさん、山本和延さん、伊藤紀味枝さん、炭本範子さん、谷川光男さん、片岡廣さん、倉克伊さん、酒井弘一さん、以上の方々を指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名いたしました11人を補正予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。
それでは、ただいま選任いたしました補正予算特別委員の皆さんは、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。
補正予算特別委員会は、第1委員会室で行ってください。
それでは、暫時休憩といたします。
午後 2時27分 休憩
午後 2時45分 再開
◯議長(高味 孝之) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
補正予算特別委員会で正副委員長が決まりましたので、報告いたします。
補正予算特別委員長に谷口雄一さん、同副委員長に長岡一夫さん、以上のとおりであります。
報告を終わります。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第16、議案第61号、平成29年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第61号、平成29年度木津川市国民健康保険特別会計補正予算第2号につきまして、御説明をさせていただきます。
国民健康保険特別会計補正予算第2号につきましては、歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ1億9,617万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ83億4,598万6,000円とするものでございます。
補正予算の主な内容は、歳入では、一般会計繰入金を230万7,000円減額するとともに、平成28年度決算に基づき繰越金を1億9,848万6,000円増額しております。
歳出では、総務費の電算システム等委託料として99万4,000円、介護納付金を1,335万9,000円、財政調整基金積立金を1億5,181万円、諸支出金のうち償還金として749万2,000円、繰出金として、前年度の一般会計繰入金の精算分2,252万4,000円を増額いたしております。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第17、議案第62号、平成29年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第62号、平成29年度木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきまして、御説明をさせていただきます。
木津川市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,445万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億7,059万1,000円とするものでございます。
補正予算の主な内容は、歳入で、一般会計繰入金を472万8,000円、前年度からの繰越金を943万円増額しております。
歳出では、京都府後期高齢者医療広域連合への納付金を778万1,000円、平成28年度の健康診査事業に係る特別対策補助金の実績額確定による返還金224万8,000円、平成28年度の一般会計繰入金精算に伴う繰出金として323万9,000円を、それぞれ増額計上いたしております。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第18、議案第63号、平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第63号、平成29年度木津川市介護保険特別会計補正予算第2号につきまして、御説明をさせていただきます。
介護保険特別会計補正予算第2号につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億416万8,000円を追加し、49億1,015万8,000円とするものでございます。
補正予算の歳入の内容といたしましては、繰越金として1億416万8,000円を増額計上いたしております。
歳出につきましては、認定調査等費として60万円、保険給付費として2,000万円、予備費として8,356万8,000円を追加するものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
宮嶋良造さん。
◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋です。
予算書2ページ、3ページ、今、説明があったように、繰越金をもとに、4ページ、5ページのところで、歳出を入れています。その中で、予備費に多くを積んでいます。予備費に多くを積む理由は何ですか。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
予備費につきましては、これから年度末にかけての介護給付の伸びに対応するというような目的でございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) 介護給付の伸びが予想されるんであれば、それぞれ介護給付の項目に補正すればいいんじゃないですか。予備費にこれだけ積む必要が本当にあるのかどうか。
本来ならば、先ほど説明のあった国保のように、基金繰り入れを行って、基金に積み立てたらいい話ではないんですか。基金に積み立てれば、来年度当初予算を組み立てるときに、基金ということで計算ができるわけで、予備費に入っていれば、その分は、予算が終わらない限り、どれだけお金が残るかわからないじゃないですか。本当に、これだけ予備費に積まなあかんような、予測ができないような支出があるんですか。先ほど言われた介護給付の伸びがあるんだったら、介護給付に入れればいいじゃないですか。そこのところ、もうちょっと明確にお答えください。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
ただいまの御質問でございます。
現在、予備費につきましては、500万円というような金額で計上しているところでございます。予算の総額といたしましては、48億円といううちの500万円ということで、これは介護給付を予定しておりますけれども、伸びというのも一定考えられないことはないので、予備費に計上させていただくというものでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 宮嶋さん。
◯15番(宮嶋 良造) その8,300万円積んで、8,850万円ほどにしなあかんのですかと。仮に、今言われるような、そういう予想があるとしても、ここまで要らんでしょうと。一定額は基金に積めばいいんじゃないですか。要るんですか、8,800万円が予備費として。再度、聞かせてください。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
現在の予算上の予備費につきましては、500万円ということで、できるだけ予備費ももう少し確保しておくというような形で、今回は基金に積むことはいたしておりません。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第19、議案第64号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第1号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第64号、平成29年度木津川市公共下水道事業会計補正予算第1号につきまして、御説明をさせていただきます。
公共下水道事業会計補正予算第1号の規模につきましては、収益的収入及び収益的支出からそれぞれ210万4,000円を減額し、予算総額を23億8,457万7,000円とするものでございます。
また、資本的収入につきましては、478万円を増額し、予算総額を6億2,347万3,000円とし、資本的支出につきましては、42万8,000円を増額し、予算総額を11億5,394万4,000円とするものでございます。
補正予算の主な内容は、収益的収入では、他会計負担金及び他会計補助金を減額する一方、平成28年度事業費の確定に伴い長期前受金戻入を増額するものでございます。
収益的支出では、人事異動に伴う人件費の減額及び平成28年度で借り入れた企業債の利率の確定に伴い企業債利息を減額する一方、平成28年度で取得した資産に係る減価償却費を増額するものでございます。
資本的収入では、収益的収入で減額した他会計負担金、他会計補助金分を増額するものでございます。
資本的支出では、人事異動に伴い人件費を増額する一方、平成28年度で借り入れた企業債の確定により企業債償還金を減額するものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
森本茂さん。
◯9番(森本 茂) 下水道事業で、鹿背山は調整区域ということで、下水道はしないというようなことは下水道課のほうからは私は聞いていますけれども、地区に対しての説明は全く行われていない状況です。それを前に原課のほうに聞きましたら、区長のほうから依頼がないので。
◯議長(高味 孝之) 森本さんに申し上げます。
ただいまの案件は、補正予算第1号の審査の質疑をしております。幅広い関係については、一般質問等でお願いいたします。
◯9番(森本 茂) それを踏まえた上で、4ページ、5ページのほうで、資本的支出というところで公共下水道費が上がっておりますので、そこで補正が上がっておりますので、若干聞いておるわけですけれども、その辺の説明はいつされるんですか。それをしないと、次の合併受水槽を整備されるときの補助金がもらえないということもあるんで、その辺はどのように考えておられるんですか。
◯議長(高味 孝之) 少し今の質疑内容は、補正予算第1号から外れておりますが、上下水道部長、答えられる範囲で答弁をお願いいたします。
上下水道部長。
◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。
鹿背山地域の関係でございますけれども、調整区域ということで、役員さんレベルで、下水道区域から外すというようなお話はさせていただいた経過はございます。
議員御質問のように、次、いつ地域レベルで落としていくのかということでございますけれども、今のところ日程等は定まっておりませんが、引き続き役員さんのほうと協議させていただいて、また日程のほうを詰めていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第20、議案第65号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第1号についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第65号、平成29年度木津川市水道事業会計補正予算第1号につきまして、御説明をさせていただきます。
水道事業会計補正予算第1号の規模につきましては、収益的収入及び収益的支出からそれぞれ1,425万6,000円を減額し、予算総額を17億5,512万1,000円とするものでございます。
また、資本的収入につきましては、12億8,952万2,000円を増額し、予算総額を18億497万6,000円とし、資本的支出につきましては、12億5,823万2,000円を増額し、予算総額を21億5,636万1,000円とするものでございます。
補正予算の主な内容は、収益的収入では、
財政調整基金繰入金や人事異動に伴い一般会計負担金を減額する一方、平成28年度事業費の確定に伴い長期前受金戻入を増額いたしております。
収益的支出では、人事異動に伴う人件費、平成28年度決算額の確定に伴う減価償却費、支払利息を減額するものでございます。
資本的収入では、木津中央地区におけるUR都市機構からの最終の開発分担金などを増額するものでございます。
資本的支出では、国道24号及び東中央線の工事の進捗に合わせ、関連する配水管布設替工事費、人事異動に伴う人件費、公用車購入費確定による固定資産購入費を減額する一方、開発分担金収入の増加に伴い、基金積立金を増額いたしております。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
酒井弘一さん。
◯21番(酒井 弘一) 1点だけですが、ただいまの市長の提案説明の中でもあったわけです。URからの開発分担金、最終という表現で、12億円余り、12億8,952万2,000円ということになるんですけれども、その最終というのが、ちょっとわからんのです。撤退はわかっておりますけれども、これは何に対する開発分担金なのか、そのあたりを説明してください。
◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。
◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。
今回のUR都市機構の部分につきましては、URが開発をした面積に係ります開発分担金、平米2,500円でございますけれども、これが最終になるというところでございます。
特に、木津中央地区の分でございますけれども、木津中央地区の開発面積が245.7ヘクタールございました。留保区域ということで、一定、分割等されておったわけですけれども、それの最終が、今回、約1億2,800万円、そういった形で入っております。これでもって、木津中央地区の開発分担金が終了したということで、最終という言葉を使っております。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 舞台としては中央地区やと、城山台だと思うんですが、いわゆる水道分担金というのは、平米当たり単価2,500円じゃないんですか。
◯議長(高味 孝之) 私語は、皆さん慎んでください。
酒井さん、続けてください。
◯21番(酒井 弘一) 今のその最終分という表現で、確認なんですけれども、予定していた額、例えば50億円なら50億円開発分担金があったとして、それの未払い分がこんだけなんだというふうに聞くのか、それとも城山台地域の中心部分は、大体その都度、分担金をもらってきていたと思うんですけれども、城山台のどの地域、またはどの部分に対する最終支払いなのか、もう少しわかるように言ってください。
◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。
◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。
木津中央地区の開発につきましては、全てを開発するといったことじゃなしに、開発地域と開発をしなくて山のまま残しておく保留地域という部分がございました。その保留地域の部分につきまして、最終、今回の部分で、全て中央地区の開発予定面積の245.7ヘクタール分、これが全て完了することになったということでございます。ですので、現状、山の部分がございますけれども、そういったところの部分につきましても、これで支払いが終わったということでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 念のために確認です。
今の部長の答弁で、山林の現状のところ、つまり城山台地域の南の部分ですね、住宅開発が進んでいるというか、もっと言いましたら、霊園ができて、そして新たに東中央線というか、東バイパスの出てくるあたり、あそこから南のほうがかなり広い山林部分が残っていると思うんですけれども、その部分などに対する分担金だというふうに、今、部長の答弁で私なりに理解させてもらいました。
ということは、その広大な山林部分が、もしか何かの業者によって開発される場合は、もういわゆる新たな木津川市の受け取るような開発分担金はもう存在しないということになるのかどうか、気にはなります。お願いします。
◯議長(高味 孝之) 上下水道部長。
◯上下水道部長(中島 久文) 上下水道部長でございます。
今回、場所で言いますと、南側の高圧線が残っている部分と、あと北側の調整池等がございます部分、主に言いますと、そういった場所の部分でございます。
これにつきまして、今回いただくことによりまして、今後のそこの部分の開発では、新たに再度二重取りということはなしに、今回いただくことによりまして、新たな開発分担金を求めることはございません。
先ほど、済みません、私、URの負担金のほう、「1億2,000万円」とかと言っていたみたいでございますんで、ちょっと「12億8,000万円」ということで訂正させていただきたいと思います。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第21、議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第66号、木津川市木津老人福祉センターの指定管理者の指定につきまして、御説明をさせていただきます。
今回、平成30年3月末をもって指定管理期間が満了することに伴い、木津川市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、木津川市木津老人福祉センター指定管理者選定委員会を開催し、指定管理者を選定したものでございます。
選定の理由といたしましては、社会福祉協議会が今日まで高齢者福祉にかかわってきた経験や実績を生かすことにより、センターの設置目的である高齢者福祉の拠点としての役割を発揮することができるとの観点から、木津川市社会福祉協議会が最も適切であると判断し、指定管理者として選定をいたしました。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
酒井弘一さん。
◯21番(酒井 弘一) 議案書を読ませていただいて、2番の選定理由の最後のところです。市長の説明にもございましたが、社会福祉協議会が適切であると判断したので、指定管理者として指定するというつながりになるんですけれども、公募はされなかったわけです。
特命指定という名の随意契約になるわけですけれども、公募はしようとしたけれども、間に合わなかったのか、それとも公募そのものは、事柄の事象として対象にしなかったのか、その点だけ明らかにしてください。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
ただいまの酒井議員の御質問でございます。
9月議会のときに一般質問でも、そういう御質問もいただいておりました。今回、12月で提案させていただくべく、選定の段取りをしようというところで、そこの検討を深めるというところには期間が不足しているというような現状でございます。
また、従来から公募しないでという特命指定で行っていた中での一定の社会福祉協議会の実績、それから管理運営の検証をした結果、適切であるというような判断でもって、今回、選定を行わせていただいたところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) 酒井さん。
◯21番(酒井 弘一) 私が思いますに、社会福祉協議会がさまざまな活動をやっていて、経験も十分積んでいて、ふさわしい団体だということは、私もそう思っています。
ただ、今の部長答弁にもありましたが、公募しなかった理由としては、2つ言われた。1つは、間に合わなかった。そして、社協がベストやと。どっちが本当なんですか。
間に合わなかったというのが本当であれば、私は9月議会の質問でこの問題を取り上げましたけれども、例えば半年前だったら間に合ったのかどうか、どういうことなんですか、そのあたり。
◯議長(高味 孝之) 健康福祉部長。
◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
再質問にお答えします。
今回の公募しなかったという点につきましては、先ほど後で申し上げましたほうの、社会福祉協議会のこれまでの施設管理の実績等を踏まえて適切と判断したというところでございます。
ただ、公募して、その辺の公平性を高めるとかという点についての具体的な検討まで行うような期間はとれなかったという意味で御答弁させていただいたところでございます。
以上でございます。
◯議長(高味 孝之) ほか、ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第22、議案第67号、土地改良事業(農業用施設の災害復旧)の実施についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第67号、土地改良事業(農業用施設の災害復旧)の実施につきまして、御説明をさせていただきます。
本年10月22日の台風第21号豪雨により発生をいたしました農業用施設災害箇所の復旧事業の実施につきまして、土地改良法第96条の4において準用する同法第87条の5第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第23、議案第68号、市道の路線の認定についてを議題といたします。
提出者に提案説明を求めます。
河井市長。
(市長 河井 規子君登壇)
◯市長(河井 規子) 議案第68号、市道の路線の認定につきまして、御説明させていただきます。
本案は、木津町西垣外地内に開発行為により建設され、市が移管を受ける路線について市道認定の手続を行うものでございます。
よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) なければ、本案に対する質疑を終わります。
本案は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
産業建設常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 日程第24、発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正についてを議題といたします。
提出者に趣旨説明を求めます。
宮嶋良造さん。
(宮嶋 良造君登壇)
◯15番(宮嶋 良造) 宮嶋良造です。
発議第7号、木津川市共同浴場条例の一部改正について、説明をいたします。
提案理由は、高齢者の入浴料をこれまでどおり無料にすることで、共同浴場設置目的を達成するものであります。
めくっていただいて、参考資料の新旧対照表をごらんください。
昨年度、この12月議会で共同浴場の料金改定が行われました。そのときに、70歳以上の高齢者については、1年間無料とするということで、来年3月31日までは無料であります。今回の提案は、この来年3月31日で終わる無料制度を引き続き続けるというものであります。
以上であります。
よろしく御審議いただきますよう、お願いいたします。
◯議長(高味 孝之) 説明が終わりましたので、本件に対する質疑を行います。
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◯議長(高味 孝之) 質疑がなければ、本件に対する質疑を終わります。
本件は、
木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、
厚生常任委員会に付託いたします。
────────────────────────
◯議長(高味 孝之) 以上で、本日の議事日程は全て終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。
12月2日から12月13日までは休会といたします。
12月14日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。
それでは、本日はこれで散会といたします。
御苦労さまでした。
午後3時20分 散会
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