木津川市議会 > 2016-12-19 >
平成28年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2016年12月19日
平成28年第4回定例会(第5号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2016年12月19日
平成28年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2016年12月19日
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  1. 木津川市議会 2016-12-19
    平成28年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2016年12月19日


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    2016年12月19日:平成28年第4回定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成28年第4回木津川市議会定例会会議録(第5号) 午前9時30分 開議 ◯議長(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成28年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 日程第1、一般質問を行います。  16日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、5人の14問で行います。  それでは、1番目、柴田はすみさん。    (柴田 はすみ君質問席へ移動) ◯7番(柴田 はすみ) 皆さん、おはようございます。7番、公明党の柴田はすみです。  ことしの漢字は金メダル等の「金」というふうに決まったというふうにマスコミで言っておりました。本日は、金メダル級の御答弁をいただけることを祈りまして、通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  一般質問「食品ロス削減の取り組みは」と題しまして、食べられる状態なのに捨てられる「食品ロス」は、家庭やスーパー、ホテル及びレストランなど、あらゆるところで見受けられます。農林水産省によると、日本では年間2,797万トンの食品廃棄物が発生しており、このうち632万トンが食品ロスと推計されております。  既に先進的な自治体では、さまざまな食品ロス対策が行われてきております。長野県松本市では、宴会での食べ残しを減らすため、乾杯後の30分と終了前の10分は自席で食事を楽しむ「30・10運動」を進めております。また、NPOの活動としては、消費期限が迫った食品を引き取り、生活困窮者へ無償提供する「フードバンク」が有名です。  国連は、2030年度までに世界全体の1人当たりの食品廃棄物を半減させる目標を採択しています。
     そこで、何点かお伺いいたします。  (1)学校や幼稚園など教育施設における学校給食や食育・環境教育などを通して、食品ロス削減のための啓発を進めるべきであると思うが、現状は。また、今後の取り組みは。  (2)家庭における食品在庫の適切な管理や食材の有効活用の取り組みを初め、飲食店等における「飲食店で残さず食べる運動」や「持ち帰り運動」など、市民や事業所が一体となった食品ロス削減に向けての取り組みを進めることが重要であると考えるが、どうか。  (3)災害備蓄品について、消費期限近くの食品を避難訓練などで市民に配っておられます。フードバンクなどへの寄附等は考えておられませんか。  以上3点、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。    (教育部理事 濱野 俊朗君登壇) ◯教育部理事(濱野 俊朗) おはようございます。教育部理事でございます。  柴田議員の1つ目の御質問にお答えします。  学校や幼稚園では、給食指導や食育を通じて、食事の重要性や喜びを伝えるとともに、食物を大事にし、生産等にかかわる人々へ感謝する心を育て、身近な食品ロスである食べ残しを減らすように努めています。  また、環境教育で、学校給食の残菜量を減らすための取り組みを行っている学校もあります。  今後、給食指導や食育、環境教育での効果ある実践に学びながら、子供たちに食品ロス削減への啓発を一層進めていくことが重要であると考えています。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  柴田議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  本市の家庭系の燃やすごみにつきましては、総重量の4割強を、いわゆる生ごみである厨芥類が占めており、食品ロスの削減に向けた取り組みが重要であると考えています。  現在、食生活改善推進員協議会の御協力をいただきまして、年2回のエコクッキング教室を開催し、市民の皆様に食品ロスの削減を含めた環境にやさしい料理方法を御紹介しているところです。  これから一層、食品ロスの削減を進めるためには、市民・事業所の御理解と御協力が不可欠ですので、その契機として、まず先進自治体の事例等を参考に、広報・ホームページでの啓発等を検討したいと考えています。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  柴田議員の3点目の御質問にお答えします。  消費期限が迫った災害用備蓄食料については、市の防災訓練や自主防災会等の訓練時において、啓発を兼ねて配布しております。  災害用備蓄食料については、比較的に消費期限の長いものを計画的に備蓄していることから、訓練等で活用し切れないものについては、毎年、廃棄処分が余儀なくされています。  災害用備蓄食料の有効活用ができるよう、フードバンク等の活用も含め、現在、検討中でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  それでは、再質問をさせていただきます。  まず、1点目の給食についてなんですけれども、残量については、学校によって、この間からちょっと学校給食センターが話題になっておりますけれども、残量について何度か資料もいただきましたので、この資料を見ているんですけれども、今のところ、残量については廃棄処分という形になっているという考え方でよろしいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事◯教育部理事(濱野 俊朗) 教育部理事でございます。  柴田議員のただいまの御質問にお答えします。  学校給食センターのほうに返ったごみについては、残菜について、肥料化して、循環処理を行っているというふうな状況で、現在のところ、リサイクルに充てるように努めています。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) リサイクルというのは、堆肥にして、その堆肥はどういう形の活用をされているんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事◯教育部理事(濱野 俊朗) 教育部理事でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えします。  堆肥については、各学校の菜園等でも利用しているというふうな形になっております。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  堆肥にする方法としては、どういう方法で堆肥にしていただいているのか、わかったら教えていただいてもいいですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事◯教育部理事(濱野 俊朗) 教育部理事でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えします。  一部の残菜については、引き続き加茂・山城学校給食センターで堆肥化を行っていますが、残りの残菜については、民間業者に委託して堆肥化、循環処理を行っています。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ただ廃棄されるだけではなくて、そういうふうに利活用されているということは、すごいと思いましたが、一つ教えていただいたのは、千葉県の木更津市なんですけれども、学校において生ごみ処理機を購入されて液体肥料にするという、そういう事業を進めておられるところがあります。  これが何がいいのかと言えば、やっぱり子供が直接、残ったものがこういうことになるんやということをちゃんと目で見て学べる、地産地消、また給食の調理くずの循環という、そういう食育の充実、こういう形も、食べ残しを減らそうという子供の意識にもつながるなということで、これすごいなと思って見ていたんですけれども、そのような考え方とかはどうでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事◯教育部理事(濱野 俊朗) 教育部理事でございます。  一部、環境教育を行っている学校においては、堆肥化のそういうふうなものを置いて、子供たちの目の前で実際にやっている学校もあります。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) じゃあ、それをもっと全体的に広げていくというふうに捉えておいてよろしいですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  柴田議員の再質問にお答え申し上げます。  今、木更津市の御紹介をいただきましたが、木津川市内でも城山台小学校、ここが開校以来、環境教育を切り口に、自然、社会とのつながりを深めるという取り組みをしておりまして、その一環として、5年生では、特に城山台食プロジェクト残菜削減計画というのを推進しています。  ここは、一貫して校庭の片隅に、鹿背山の方とか、地域の方たちの援助を受けて、水田をつくりまして、子供たちも一緒になって水田をつくる。そこで田植えをやって、稲の世話をやって、刈り込みをやると。収穫後、そこでまたそれを食べるという、1年間の苦労の後に食事の米のおいしさを味わうという、一貫した取り組みをしておりまして、また毎月9のつく日を「給食残さないデー」として、3つのルールを子供たちが設けております。  1つに、しゃべらずに食べるもぐもぐタイムの設定、それから好き嫌いもなく時間内に食べ終わるよう時計を見る、それから3つ目、これが大事なんですが、残した人を絶対に責めない。責めるのではなく応援しようということで、学校ぐるみとして残菜削減計画のキャラクターというのを作製して、全校生徒に応募をしまして、応募の結果、1年生の「たべたろう」という名前が決定した。  その結果、この城山台小学校残菜削減委員会の報告では、5年生が全校生徒に呼びかけまして、その結果、ことしの9月の平均残菜量が3.4キロ、10月が2キロ、11月が1.7キロまで減少しております。  今の話にありました生じた残菜については、まち美化推進課のほうからコンポスターというのをもらって堆肥にして、学校菜園にまいているということであります。  この取り組みの非常にすぐれているというところは、学校給食について、学校教育の一環として残菜への取り組み、また環境面、世界の食料事情まで発展した教育といいますか、社会科を含めた事業を行っております。  こういった、それらは児童の主体的な取り組みに発展しておりますので、これは非常にモデルになるなと思っておりますので、この取り組みというのを全小・中学校のほうに来年度からできるところから進めてまいりたいと、そう考えています。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  本当に先進的な取り組みではないかと思います。  この間の残菜を見て、「えっ」て思ったんですけれども、これ、城山台小学校のほうはだんだん減っているという、こういう現実もありますので、またしっかり市全体に広めていっていただけたらありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目の再質問なんですけれども、今現在行われている食品ロス、現実的なロスの取り組みとしては、エコクッキング教室で年2回していただいていて、私なんかジャガイモの皮を切ったら、ぽんとごみ箱にほかしますけれども、それを再利用とか、そういう形の内容なんかなというふうに思うんですけれども、どれぐらいの人数がここに参加されていて、またどういったもの、代表的なものがあれば、内容を教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長◯市民部次長(金森 利雄) 市民部次長でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  エコクッキング教室の内容について御質問をいただきました。  年2回実施をしておりまして、平成24年度から実施をしているところでございます。  教室の課題の大きなテーマといたしましては、3つございまして、「地球環境にやさしいエコクッキング」というふうに題しております。  1点目には、地産地消、これを進めるということ。これは、運搬コストを縮減するということでございます。  そして、2点目には、調理器具、これをできるだけ少なく使用するということです。これは、例えば水洗いを少なくすると、そういうふうなことでございます。  3点目には、調理くず、これを有効利用していくということです。今、御質問にもいただきましたように、ニンジン、あるいはジャガイモ、そういった薄切りをしたものをきんぴらにする、あるいはみそ汁の具にする、あるいはスイカであれば漬物にすると、そういった調理くずを極力少なくすると、そういった取り組みでございます。  大体、1回に10名から15名程度の御参加をいただいておりまして、少しずつではありますけれども、その効果が出てきているんではないかというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  実際に食品ロスなので、それももちろんなんですけれども、今のごみの処理の方法の一つとして、丸々残るというか、そういうあれじゃなくて、丸々1個、例えば私も時々、消費期限切れでほかしてしまったおうどんそのままとか、そんなこともしてしまうこともあるんですけれども、そういう食品の生ごみとして、大体ごみ全体の4割ぐらいで、そのうちの4割ぐらいは、そういう新しいままほかされている、消費期限切れというふうな話もあるんですけれども、実際に木津川市として、その辺のところはどういうふうな状況になっておりますでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長◯市民部次長(金森 利雄) 市民部次長でございます。  再度の御質問にお答えをいたします。  冒頭に回答させていただきました、家庭ごみの約半分、4割強が生ごみ、いわゆる厨芥類を占めているということでございます。全体といたしましては、昨年度、家庭ごみの組成調査をいたしました。全体の47.9%が厨芥類、生ごみということになっております。  そして、今御質問いただきましたように、食品ロスの一つの原因であります、いわゆる手つかず食品、期限が来たからほかすというふうなことがあるわけでありますが、そういったものの数値が4.9%となっております。平成27年度のベースで、実質ベースで計算をいたしますと、年間約574トンの食品ロスが出ているということになります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  実際に本当に食品ロスはもったいないなと、自分もしているのに、もったいないなと思うんですけれども、この中にも書かせてもらったんですけれども、京都市とかは、飲食店と連携して、こういう食べ残しゼロ推進店舗という形のものをつくって、いろんな市内の店と、王将やったり、さとやったり、いろんな店が載っているんですけれども、そこで、ここは店舗にステッカーを一々、食べられるだけの量をつくりましたとか、お持ち帰りをできましたとか、そんないろんなたくさんのシールを張っていけば、食べ残しゼロ推進店舗というふうにされるというような、こういうパンフレットをいただいたんですけれども、木津川市全体もたくさんの飲食店、またスーパーがたくさんあると思うんですけれども、その辺についての推進とか、そういった施策というか、そういうふうなことは、今、市のほうからしかけているということはされていないのでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長◯市民部次長(金森 利雄) 市民部次長でございます。
     市民、あるいは事業者の皆様方と連携した取り組みということでございます。  現在、先ほども申し上げましたように、家庭ごみの約半分が生ごみということで、食品ロスとは違う形のアプローチで生ごみ削減に向けた取り組みを進めているところでございます。  しかしながら、そういう事業者の皆様方としっかりと連携をしていくというのは非常に大切なことでございまして、実は現在、京都府のほうで、ことしの7月28日に京都府食品ロス削減府民会議というのが審議をされておりまして、府民の皆さん、そして事業者、行政が一体となって食品ロス削減に向けて取り組みを進めていこうということで、フードバンクの団体、あるいは小売り、流通業界の皆様方と、その削減策に向けた協議が進められているところでございます。  来年度の施策に具体的に結びつけていきたいというふうにお聞きをしているところでございますので、そういった京都府全体の取り組みにしっかりと積極的に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  木津川市だけじゃなくて、全体的に国のほうで、そういう市民の方を巻き込んでしていこうという流れになっているのが、公明党としても、食品ロスゼロを目指してということで、いろんな形の食品ロス削減に向けての提案をさせていただいているところなので、これからまだまだ進んでいくんかなというふうには思っております。  1つの市民アンケートとして、食品ロスを出さないように気をつけていることとして、1番、「買い物前に冷蔵庫をチェック」50%、「買い物メモを持参する」43%、「生ごみ3キリ運動」、買った食品を使い切る、食品を食べ切る、ごみを捨てる際に水を切るという、こういうことをアンケートをとって訴えておられるのが、京都市です。  また、松本市としては、毎月30日を、期限の近いもの、残りものを使い切る日、10日を、今まで捨てていた野菜や茎を調理をする日というふうに市民の皆様に周知しながら、市民の皆様に呼びかけているという、こういうふうなことをされているところがあります。  今、部長のほうから、これから進めていくという内容なんですけれども、もっといろんな形で市民の方に周知をしていただきたいなというふうに思います。  また、未利用の商品とかを、消費期限と賞味期限の違いも私もちょっと前に知ったとこですけれども、そういうこともありますので、未利用のものを再利用できるような、そういう環境整備も必要かなというふうに思っております。  いろいろ今からということなんですけれども、もう一度、その辺のこれから取り組んでいきたいということだけ御答弁いただきますか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長◯市民部次長(金森 利雄) 市民部次長でございます。  これからの取り組みの考え方ということで御質問いただきました。  ただいま柴田議員からおっしゃいました消費期限、あるいは賞味期限に対する理解の促進、そして京都市で行われている3キリ運動と、こういったことも含めまして、先ほど申し上げましたように、京都府内でその3キリ運動を進めていこうというようなことをお聞きをしているところでございます。  行動に直結するような明るいかけ声というのは非常に大切だというふうに考えておりますので、木津川市のオリジナリティーも踏まえながら、京都府全体としての活動に取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  環境省は、家庭から出る食品ごみは、年間870万トン、うちロスは302万トンというふうに、4割が、今言われた生ごみ。一般ごみの処理費用としても、年間1兆9,400億円、1人当たり1万5,000円というふうに言われております。  これは、もったいないだけじゃなくて、本当に経費削減にも大きく影響してくるんじゃないかなというふうに思いますので、しっかり目標を決めて取り組んでいただきたいと思います。  3番目の再質問ですけれども、フードバンク等に寄附を検討いただいているということですけれども、今のところは、予定としてはまだ決まっていないんでしょうか。  京都に、今、フードバンクと名前のつくところは、市内に2件しかないのかなというふうに思うんですが、その辺、もうちょっと詳しくわかれば教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  柴田議員の御質問にお答えをいたします。  現在、京都府の中には、2つの団体があるというふうに聞いております。  現在、2つの団体に対して調整と協議をしていくということで、既に動き出しをしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) 私も先日、避難訓練に参加させていただいて、パンの非常食用のをいただきました。期限切れが年内だったので、この間、初めてあけていただいてみましたけれども、おいしかったです。  しっかり、せっかくですので、早い目にそういうフードバンクと連携をとりながら利用をしていただきたいなと思いますし、この辺では、災害にかかわらず、よく生活困窮者の方にお配りするとか、そういったNPO法人のようなものは、ちょっと戻ってしまうんで申しわけないんですけれども、そういう団体とかは、木津川市にとか、この近辺にはないんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今のところ掌握といいますか、承知している団体については、京都府において2つの団体ということで、この木津川市の近辺にあるということは伺っておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) これからそういう動きも広まっていったらいいなというふうに思っております。しっかり食品ロスを目指して、市としても取り組んでいただきたいなというふうに思いますので、1点目の質問は以上で終わりたいと思います。  2番目、「成年後見制度の利用促進について」。  認知症や知的障害、精神障害などの理由で判断能力が不十分な方の財産管理などを行う「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が本年5月に施行されました。成年後見制度が認知症の高齢者を支える手段であるにもかかわらず、十分に利用されていない現状があります。  (1)本市において、成年後見制度の対象となり得る認知症や知的障害、精神障害のある方の実態は。  (2)成年後見制度の利用状況の推移は。  (3)成年後見制度の周知、啓発は。  (4)木津川市社会福祉協議会が実施をしていただいています福祉サービス利用援助事業の利用状況の推移、また件数がわかれば教えてください。成年後見制度に移行された件数もあわせてお伺いしたいと思います。  (5)木津川市成年後見制度利用支援事業における市長申立件数と後見人への報酬助成件数の推移は。  (6)成年後見人の担い手確保についての考えは。市民後見人の養成や法人後見のあり方など。  (7)権利擁護センター(仮称)の設置の考えは。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えします。  認知症と診断されている方の実態は不明ですが、平成27年度に要介護認定を受けられた方の半数以上となる1,363人に認知症状が見られました。  実際には、要介護認定の申請に至っていない方もおられるため、それ以上と推測されます。  また、平成28年12月1日を基準として、療育手帳を所持されている方は472人、精神障害者保健福祉手帳を所持されている方は389人です。  2点目の木津川市の成年後見制度利用状況につきましては、家庭裁判所が市町村ごとの内訳を公表していないため、把握しておりません。  また、全国の利用状況は、最高裁判所事務総局家庭局の統計によりますと、平成26年は18万4,670人、平成27年は19万1,335人となっています。  3点目の制度の周知につきましては、パンフレットやホームページの掲載等を行っています。  また、高齢者には、老人クラブ等各種団体への啓発や市職員及びケアマネジャーを対象に研修を行い、制度の周知に努めています。  4点目の福祉サービス利用援助事業の利用状況につきましては、平成26年度が35人、平成27年度が42人、平成28年度が11月末現在で47人となっています。  また、福祉サービス利用援助事業の利用の中で成年後見制度に移行された方は、平成26年度が3人、平成27年度が2人となっています。  次に、5点目の高齢者の成年後見制度の利用に当たり市長申し立てを行った件数は、平成25年度1件、平成26年度1件、平成27年度2件となっています。  後見人等への報酬助成につきましては、平成25年度2件、平成26年度ゼロ件、平成27年度1件と推移しております。  障害のある方の市長申立件数は、平成25年度、平成26年度、平成27年度ともにゼロ件です。  成年後見人等の報酬助成件数は、平成25年度が1件、平成26年度が2件、平成27年度1件です。  次に、6点目につきまして、成年後見制度に係る市長申し立ては、年に一、二件程度であり、弁護士等の専門職が後見人として選任されています。  しかし、ひとり暮らしや認知症高齢者の増加が予測される中、後見を担っている弁護士、司法書士、社会福祉士の専門職のみでは、対応の困難さが見込まれます。将来的には、市民後見人の養成が必要になると考えております。  法人後見の必要性につきましては、裁判所の判断により適用されると認識しております。  次に、7点目につきましては、本年5月に制定されました成年後見制度の利用の促進に関する法律におきまして、基本的な事項を調整審議する合議制の機関を設置するよう努めることが示されておりますけれども、機関設置等、法律の具体化につきましては、現在、国で検討されていると聞いておりますので、その動向を注視していきます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) たくさん数字を言っていただきまして、済みません、ありがとうございました。  全体的に今のお話を聞きまして、実際に成年後見制度はなかなか使いにくいんやなと、御利用は少ないんやなというのが、まず相対的な感想です。一つずつというよりも、全体的に幾つか再質問をさせていただきたいと思います。  厚生労働省の推計によりますと、2012年の時点で認知症が462万人、うちはその10分の1なんかなと思いながら聞いていたんですけれども、これが2025年には700万人に達し、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるというふうに予測をされていまして、成年後見制度というのは、実際に、今、部長の答弁にありましたように、重要性、利用されるということが高まってくるというのは、十分考えていけることやなというふうに思っています。  でも、実際にこの制度を使っていただいているというのは、市町村単位では、どうしても数が出ない。全体的に19万人の方が使っていただいているということで、実際に今、この成年後見制度の市長申し立てとか、聞いても1人とか2人とか、そういう数なんですけれども、実際に自分自身で、御家族の方とかが成年後見制度をしているよとか、そういうふうなことも多々あると思うんですけれども、そういう方、全体にしても何人ぐらいがこの成年後見制度を使っておられるのかなという数は、全然検討もつかないんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  先ほどの御答弁の中にもありましたけれども、市のほうで把握ができますのは、市長申し立てに至った件数の実数となってございます。  ただ、親族さん、また後見人をつけたいという御相談がございますので、そういった方が相談の後に後見人をおつけになられたかどうかの実数はわかりませんが、実際に御相談があるというのは、件数がふえている状況でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  やっぱり御存じない方というのもたくさんいらっしゃると思うので、周知方法が大事なことやなというふうに思っているんですけれども、今のところ、パンフレット、ホームページ、この間、高齢介護課で、この「成年後見制度ご案内」という、こういうパンフレットが、ちょっと見えにくそうなところに置いてあったので、もうちょっとわかりやすく、もうちょっと派手に置いていただけないかなというふうに思いながら、これ1セットいただいてきたんですけれども、パンフレット、ホームページで掲載を行っていると。また、高齢者の方には、老人クラブとか、いろんな各種団体で啓発をしていただいているということなんですけれども、実際、どこかで、そういう方のための説明会とか、そういうことは市としては行っておられないんでしょうか。年に1回、そういう高齢者の方が住んでおられるようなところの方とか、責任者の方とかを招いて、年1回、こういう説明会をしているとか、そういう形のものは木津川市としてまだ行っておられませんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  再度の柴田議員の質問にお答えをさせていただきます。  ただいまございました高齢者の住居に値するような方々を集めましての周知というのはまだいたしてはございませんが、やはり今後、利用に至られる方の老人クラブさん、また一番身近に寄り添っていただいておりますケアマネジャーの方々につきましては、定期的な研修をさせていただいております。  やはり関係する方に制度の周知をさせていただくことで、利用の促進につながっていくものとしての実施をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  その中で、ケアマネさんとかはしていただいているということなんですけれども、実際に直接その方とお会いするという意味で、民生児童委員さんとかに御相談される方もあるんじゃないかなと思うんですけれども、そういう民生児童委員さんの集まりとかで、こういうことを研修するとか、そういったことは今はされておりませんか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  再度の柴田議員の質問にお答えをさせていただきます。  現在のところ、民生委員さんに直接的に会を設けてということはなかったかと思うんですけれども、まず高齢介護課のほうで出させていただいております、この「いきいき介護保険」というパンフレットを全戸に毎年配布をさせていただく中にも、制度の周知をさせていただいております。  この中の制度周知ということで、民生委員さんが新任さんということで入れかわりのありましたときには、こういった中の説明をしておりますので、そういったところでの制度周知はさせていただいているところです。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。
    ◯7番(柴田 はすみ) 民生委員さん、しっかりあれなので、民生委員さんに御相談されるということもよく聞きますので、そういう研修をしていただきたいなというふうに思います。  介護保険制度と同時に、この成年後見制度が2000年4月にスタートをいたしました。高齢者の日常生活や意思決定を伝える、この車の両輪として利用が期待をされているんですけれども、実際には認知度が低くて、聞いたことはあるけれども、どういうことかわからないというのが、本当に現実なんやなというふうに私も思っております。  私自身も、今回、こうやって勉強するまで詳しいことはちゃんと知っていないなというふうに思ったので、しっかり啓発をしていただきたいなというふうに思います。  その中で、次の福祉サービス、今、社協さんでしていただいている成年後見制度にまではいかないけれども、ちょっと物忘れなんで、お金の管理とか、そういう一歩手前のサービスですね、それをしていただいている方がだんだん今、数をいただいたら、30何人から40何人というふうに年々ふえていっているというふうな現状があります。  それについて、この間もちょっと社協さんでお話を聞かせていただいたんですけれども、なかなかなっていただける方が厳しいということを聞いたんですが、その辺のことについてはどういう認識をされておりますか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの柴田議員の質問にお答えをさせていただきます。  現在、社協さんのほうでは、専門医の方を正職で1名雇用され、また実際に御相談に当たっていただきます生活支援員の方、25名という方が従事していただいているように伺っております。  確かに、寄り添っていただいて金銭管理等を中心にしましてケアをしていただいている方、大変な業務を担っていただいていると思います。  ただ、これから本当に高齢者の部分、また障害をお持ちの方の部分につきましては、必要性は出てくるものと思いますので、これは府の社協さんのほうが中心になって進めていただいている制度となっておりますので、また社協のほうとも協議等を重ねる中で、必要性を認識する中で、こういった生活支援員さんのなり手というところを市のほうも支援できるところがないかというのは、今後、考えていきたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  高齢者福祉計画の中にも、この成年後見制度、こういう権利擁護の推進とか、そういう形のしっかりつながる支援をしていくというふうなことが高齢者福祉計画の中にもちゃんとうたってありましたので、しっかりそこら辺、皆さんが不利益にならないような形の制度にしていただきたいなというふうに思います。  市民後見人なんですけれども、今のところは、そういう養成講座もないというふうに言っていただいていました。でも、結構、いろんなところでもうされております。権利擁護センターの設置をされているところも、岡山県の総社市や、近かったら兵庫県三田市、また京都では福知山市というふうに、もう既に権利擁護センターという形のものをつくって、社協さんに委託されているところがほとんどでしたけれども、そこからいろんな手を使いながら、市民の方にお話を、相談に乗っておられるということも広がっていっているようなんですが、その辺、国の動向を見ながらというふうな御答弁でしたけれども、そこまでじゃなくても、もうちょっと一本的なものを、市民後見人の養成講座とか、そこら辺も含めながら権利擁護センターをつくっていくというふうな考えはないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの柴田議員の質問にお答えをさせていただきます。  先ほどの御答弁の中にも、今後を見据えますと、やはりこれからこういった後見のお仕事をしていきます後見職を担う方々が、専門職だけでは足りないときというのが来るというのが予測されるものでございます。  ただ、こういった手続をしていただいたり、金銭管理をしていただくということは、全て法的な行為にもなってまいります。市民後見人さんの必要性の認識はするものでございますし、今後、また法の整備によって必要性はもっともっと出てくるのかとは思うんですけれども、実際に市民後見の養成をされて、受任状況等を伺っている中では、やはり複雑な法律の問題のないようなケースを、受任のケースを選定するというのが大変難しいような状況とも聞いております。  しかし、数の必要性はあるというところで、今後は、養成ということはしていきたいとは思っておりますけれども、今すぐに市のほうで受任の後のフォローというあたりを踏まえますと、まだちょっと養成には至らないのかなというふうに認識をしております。  また、権利擁護センター、仮称となっておりますが、そういった機関の設置につきまして、今後、国のほうで本当に具体的な、今、審議をされているというふうに伺っておりますので、それに従いまして、また具体的な整備に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  いろんなところで、日本全国、これは香川県丸亀市なんですけれども、ここも成年後見制度を周知する啓発活動、市民後見人の養成を進めていかれながら、法律行為にかかわる業務を本人にかわって行うものなので、今、次長がおっしゃったように、本当になかなか誰でも簡単にできるもんではないとは思いますけれども、これからどんどん超高齢化社会に入っていく、おひとり暮らしの御高齢の、この間、テレビでやっていましたよね、女性のほうがどうしてもひとり暮らしに陥りやすいというふうなことを言っていましたけれども、特に女性がそういうことになると、こういうことには疎いと思いますので、早急に進めていただいて、国の動向を見ながらですけれども、国のほうも周知しながら、木津川市としてもしっかり高齢者のことを守る、そういう施策をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そしたら、2問目終わります。  では、3問目、「高齢ドライバーの事故をどう防ぐ」と題しまして、高齢ドライバーによる事故が後を絶たない。過去5年間の高齢者の交通事故のうち、約4割は信号無視や一時不停止、不十分な安全確認といった重大事故に直結する原因により発生しています。「なぜぶつかったのかわからない」と、理由を説明できない人の比率が若者より多いのが、高齢ドライバーの特徴です。  来年3月には、改正道路交通法が施行され、認知症の検査が強化されます。専門医が少ない課題等も多いですが、国や自治体は運転免許証の自主返納を促す取り組みを進めています。対策の強化を求める声も強いです。国も、さらなる事故防止対策を検討するため、関係省庁で構成するワーキングチームの初会合を開くなど、対策に本腰を入れ始めております。  市としても、自主返納者にコミュニティバス無料券の贈呈をしていますが、もっと踏み込んだ対策が必要と考え、質問をいたします。  (1)市における高齢ドライバーの実態を把握しているのか。人数や返納者の人数、事故など。  (2)府の返納者特典の周知方法は。また、内容がわかったら、教えてください。  (3)木津川市交通安全計画の内容は。また、高齢ドライバーに配慮した計画になっているのか。  (4)市として、返納特典など、さらなる独自の対策の考えはないか。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えをいたします。  市としては、高齢者ドライバー数の把握はしておりませんが、市内の65歳以上の高齢者免許保有者数は1万530人でございます。  2点目について、京都府では、各市町村から報告のあった返納支援事業を取りまとめ、府ホームページに掲載するなどの周知活動を実施していただいています。  次に、3点目について、木津川市交通安全計画には、高齢者の交通事故防止として高齢者に対する交通安全教育の実施や高齢者運転免許証自主返納支援事業について規定をしています。  これからも計画に基づき、木津川市交通安全対策協議会や木津警察署を初めとする関係機関と連携し、高齢者の事故防止に取り組んでまいります。  次に、4点目につきましては、現在実施している運転免許証自主返納支援事業が市としての独自の対策であると考えており、コミュニティバスのフリー乗車券以外の支援策につきましては、現在のところ考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  本当に高齢者のドライバーの方の事故がふえております。交通事故自体は減っているのに、高齢者の方の運転の事故がふえているというのが、ゆゆしき問題なのかなと。木津川市で何ぼ言ったところで、高齢者の事故は減らへんなと思われるかもわかりませんけれども、やっぱり一つ一つの自治体の中で努力をしていくことで減っていくんじゃないかなというふうに考えています。  先日、広島でしたかね、ごめんなさい、間違っているかもわかりませんけれども、今までは、こういう事故も執行猶予つきだったのに、実刑判決がおりた高齢者の方の事故がありました。高校生の女の子が、アクセルとブレーキか何かを踏み間違えて柱と車の間に挟まれてお亡くなりになったという分なんですけれども、それについて、執行猶予がつかなくて実刑がついたということで、本当にこれから高齢者の方も、ちょっと自信がなくなったら返納するんかなというようなふうになっていくんかなというふうには思いますけれども、反面、75歳になったら、毎年、免許の切りかえをするような、そういう制度をしてくださいというような、お友達の間でそういうことが広がっているということも聞いています。  木津川市にとって、なかなか高齢者の方が免許返納をしにくいという原因について、部長は、一番大きな原因というのは何かなというふうに思っておられますか、 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えをいたします。  木津川市にかかわらず全国的な問題といたしまして、高齢者の返納が進まないという状況につきましては、せっかくの移動手段がなくなってしまう、簡単に移動できる手段がなくなってしまうということが一番大きな原因かなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) そうですよね、私もそう思います。  特に、木津川市にとっては、便利なとこと不便なとこと差があるのも現実です。コミュニティバスの駅の、これをいただいたんですけれども、これを見ていましたら、大体1時間に1本程度の運転、特にちょっと今回は山城地域と加茂地域だけ、私、これを見せていただいていたんですけれども、1時間に1本、駅とか大きなところを通って行っていただいてはいます。  でも、今、加茂地域に限定しましたら、特にこの間の議会報告会でもいつも出るんですけれども、南加茂台から高の原とか、いろんなところに行くのにつなぎが悪いというようなことが、すごく苦情が出ているんですね。  年をとったら、行くところというのは、スーパーにお買い物に行くか、病院に行くか、それが一番物すごく大事なとこじゃないかなというふうに思うんですけれども、直接病院、また学研都市病院だったり、また京都山城総合医療センターは駅が近いですけれども、そういうもうちょっと組みかえとか、コミバスについてのそういう原因のことを受けて、ちょっと考えていこうかというような流れは木津川市のほうでは考えていらっしゃらないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えをいたします。  コミュニティバスの運行につきましては、いろいろ各種のアンケートなりを参考にさせていただきまして、また定期的に運行の見直しも進めているところでございますので、今後、どういったあり方で高齢者の移動手段を確保していくのかというのも課題でございます。  また、先進地といいますか、今年度から実証実験が始まっているということも聞いておりまして、例えば移動の手段のない高齢者の方がいらっしゃる、片や車の維持費を維持するのに困っている方がいらっしゃられると、そういったところでマッチングをしていけないかというような実証実験もされているまちもあると聞いておりますので、そのようなことも参考にしながら進めていきたいというふうに考えております。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  デマンドバスについて、2年ぐらい前からデマンドでしていただいていますけれども、どんな感じの利用状況でしょうか、デマンドについて、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  柴田議員の御質問にお答えいたします。  デマンドの関係でございます。加茂地区については、デマンドバスという形で進んでおります。全てちょっと今、資料はございませんけれども、まず公共交通機関の私どもの中では、持続可能なという形でコミュニティバスをやっておりますし、今、議員おっしゃられた福祉施策に係るバスの運行については、今後も検討していくわけでございます。先ほど総務部長から答弁のありましたような形も含めて、中で話はしていきます。  ただ、今の私どもの学研企画課でやっておりますコミュニティバスにつきましては、持続可能な公共交通を構築するためにやっているわけでございます。そのために、バス路線の再編とか、デマンドの導入、住民ワークショップ、一日乗車券の発行などのものをやっております。  今後も含めて、議員のお話もありますけれども、これは私どもじゃなくて、福祉サイド、また全体の総務サイドのお話を聞きながらという形になります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  これ、いつかの新聞に載っていたんですけど、免許返納へのケアが必要であるということで、今のデマンドとか、コミバスのことも伺わせていただいたんで、また公共交通とは別の意味で、福祉の関係のバスのことは、またそれはそれで考えていただくということなんですけれども、今、高齢者の事故が少ないということで、外国の例が載っていました。  例えば、英国のロンドンでは、至るところに監視カメラが設置されて、駐車違反やスピード違反を厳しく監視するとか、またドイツのフランクフルトでは、交差点で路面電車とマイカーが遭遇すると路面電車が優先されるので、移動がスムーズで利便性が高いとか、ケンブリッジでは、車道の一定間隔にポールを立てて、道幅をあえて狭くし、その部分をこぶ状に盛り上がらせてスピードを出しにくい構造になっているとか、これは木津川市が頑張ってもできることじゃなくて、やっぱり国のほうで考えていかなければいけない内容なのかなとは思いますけれども、木津川市としても高齢者のための交通手段をしっかり考えていかなあかんのかなというふうに思います。  買い物支援、きのう何かの新聞がニュースで言っていたんですけれども、ローソンの移動販売が、今までは1都2県の4台で移動販売をしていたのが、2018年度まで、だから再来年までには、2年間で400台、また将来的には1,200台の移動販売の車をしようというふうなことが載っておりました。  買い物支援策の工夫例として、店舗まで徒歩で買い物できる半径500メートルの円を描き、空白地区では、こういう移動販売を実施しなさいとか、また買い物が不便な地域では、小さな店舗で家賃を抑え、小分けした生鮮食品をそろえて、休日・夜間も対応するとか、団地の共用部分とかで空き店舗を利用して食料品を売るとか、高齢者の生活支援見守りなど、ほかの行政施策を買い物支援として利用するとか、こういう形の経産省としてのマニュアルもできました。  ローソンの移動販売、私、昔、議員になって間もないころにお願いしたらどうですかと、堺かどこかのほうでそういうことをやっているみたいですよと御提案したことがあると思うんですけれども、実際にそういうものがあったら、山城町なんか今のところ1件もスーパーがないので、利用していただけたらなというふうに思いますし、前、厚生常任委員会で多摩市のほうに行ったときも、多摩も古いニュータウンなので、週に2回ぐらいは移動販売の車が来るというようなことも聞かせていただきました。その辺、手を挙げていただくことは考えていただけますでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  柴田議員の再度の御質問にお答えをいたします。  議員おっしゃっていただいています買い物難民ということにつきましては、木津川市のみならず、山間部を抱えているところにつきましては、そういった状況があるということは承知しております。  また、民間の中で、そういった方への支援ということで移動販売をされているという実態もあるということで承知をしておりますけれども、現在、木津川市として今後どうしていくかということでございますけれども、議員御提案いただきましたローソンの移動販売も含めまして、可能なことでございましたら、当然、取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 柴田さん。 ◯7番(柴田 はすみ) ありがとうございます。  1件でも2件でも高齢者のドライバーの方の事故が減るように、いろんな形で市として施策を打っていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、一般質問を終わります。ありがとうございます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午前10時29分、10時45分まで休憩といたします。    午前10時29分 休憩    午前10時45分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午前10時45分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  2番目、尾崎輝雄さん。    (尾崎 輝雄君質問席へ移動) ◯12番(尾崎 輝雄) 議長の指名によりまして、12番議席、さくら会、尾崎輝雄です。
     2問質問させていただきます。  1問目、「木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)について」。  平成26年第2回定例会において質問しました公共施設白書の策定が進んでいることに感謝を申し上げ、先日の行財政改革推進委員会を傍聴し、また資料を拝見する中で質問いたします。  1.木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)について、今後、実行に移されると考えますが、策定過程における市の考え方は。  2.公共建築物の保有量延べ床面積23万7,605平米を30年間で28%削減を目指す目標であり、保育園の民営化は床面積の削減につながると思います。保育園民営化に向けた進捗状況は。  3.木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)においては、市は必ず施設総量の適正化に向けた目標を達成されることを願い、実現していただきたいと思います。  市民アンケート結果によると、集会施設、文化施設、博物館等(音浄ヶ谷公園の瓦窯展示施設)、加茂プラネタリウム館、文化財整理保管センター分室、スポーツ施設、レクリエーション施設、観光施設等の重要度が低いという結果が示されています。  集会施設は地域のコミュニティを守る、また災害時の避難対応などを考えると重要度が高いと思いますが、他の施設についてはアンケート結果のとおりであると考えます。  この結果に対して市の考えは。  お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  私からは、尾崎議員の1点目と3点目の御質問にお答えをいたします。  まず1点目でございますが、昨年度から公共施設等総合管理計画の策定を進める中で、インフラ資産も含めた公共施設全体の現状把握や施設の老朽化と更新費用の増大、また今後の人口構造や財政状況等の課題の整理を行いました。  また、公共施設に対する市民意識を把握するため、市民アンケートを実施いたしました。  今後は、これらの課題や市民ニーズを踏まえ、本計画の策定を着実に進めてまいります。  次に、3点目につきましては、今後、重要度が低いとされた施設も含めて、施設それぞれのあり方を検討し、市民の皆様の理解を得ながら、公共施設全体のマネジメントを進めてまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  尾崎議員の2点目の御質問にお答えします。  公立保育所の民営化の円滑な推進を図るため、「公立保育所民営化等実施計画(案)」を取りまとめ、現在、パブリックコメントを行っており、年度内の策定に向け手続を進めているところでございます。  現在、公立保育所全園の建物の総延べ床面積は1万3,344.0平方メートルであり、計画では、民営化等により総延べ床面積の68%に当たる約9,000平方メートルの削減を見込んでいます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 行財政改革として最重要であります木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)、70ページにわたり示されています。1問目と2問目を兼ねて再質問になるかなと思われます。  13日初日の一般質問で、今後の財政についてと質問されました。部長の答弁では、施策事業については、優先順位を設け、類似事業の統合、事業の廃止・縮小、補助金等の見直しに取り組むと答弁されました。  そこで、健全化判断比率の状況として、実質公債費比率、類似団体順位198中158位であります。また、将来負担比率、類似団体順位198中133位であります。このような状況をどのように分析し、また捉えておられますか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをいたします。  まず、実質公債費比率の関係でございますけれども、これにつきましては、今現在、木津川市として大規模事業を抱えております。その中で、一定、将来負担もしていただかなければならないということで、起債の活用という形で活用しているわけでございます。  ただし、その起債につきましても、交付税算入等がある有利な起債のほうを活用させていただいておりまして、その中で行政運営をしているところでございます。  今後につきまして、大規模事業が終わりましたら、当然、縮小に向けた取り組みを進めるわけでございますので、その中で実際の償還額を上回らない借入額の中で縮減を進めていきたいというふうに考えております。  また、将来負担比率につきましても、同様でございまして、同様な形で進めてまいります。ここ数年、将来負担比率につきましては、若干低下しているといったところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 同じくですけれども、いわゆる基金がなくなっていくというようなお話も質問されていました。そして、歳入を上げるには企業誘致、そして歳出を抑えるには受益者負担というような答弁も部長しておられたと思いますが、じゃあ好転していくのはいつごろと見ておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  新市基本計画というのを、今回、議会のほうに上程をさせていただいております。その中で、5年間の財政見通しをつけておりますけれども、その中では、基本的には現行のままの推移ということで、投資的経費を含めた中での推移をしているところでございます。  ただ、歳入につきましては、どういった形で企業誘致が進んでいくか、それによって大きな違いが異なってまいります。積極的に進めることによりまして、早期にその税収が確保できるといったところで、市全体で取り組んでまいる所存でございます。  また、今後、受益者負担の見直しにつきましては、公共施設白書も今回策定いたしましたことから、適切な受益者負担を今後求めていくところでございますので、何年という形では、今現在見込んでおりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 見通しが立たないというような状況と判断いたします。  1問目ですけれども、策定過程における市の考えはとしまして、今後、これらの課題や市民ニーズを踏まえ、本計画の策定を着実に進めてまいりますと。この中間案を着実に進めてまいりますと答弁をいただいております中で、公共施設等計画策定の目的をはっきり答えていただけますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えいたします。  まず、公共施設等総合管理計画を策定するといった背景でございますけれども、これにつきましては、高度成長期以降に施設をたくさんつくってきた。その施設につきまして更新時期を迎えているといったようなことから、全国的な問題といたしまして、この公共施設等総合管理計画の策定の要請があったところでございまして、木津川市もそれに向けて取り組んでおるところでございます。  具体的には、地方自治体の厳しい財政状況のもとで、今後、多額の更新及び改修の費用が必要になること、また人口減少により公共施設の利用需要が変化していくことが予想されます。  そのようなことから、公共施設の全体像を把握いたしまして、長期的な視点を持って更新、統廃合、長寿命化等の計画的な管理を行うことによりまして、財政負担の軽減、平準化するとともに、公共施設の適正な配置を目指すといった目的でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま、人口減少に転じていくというように答弁されたようにも思います。  今後、人口構造や財政状況等の課題の整理を行いましたという答弁でございますけれども、じゃあ人口構造や財政状況の課題の整理というのは、どのようにされたのですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  御質問にお答えをいたします。  まず、この計画の期間でございますけれども、30年という形でさせていただいております。  この30年間に公共施設の延べ床面積を28%縮減しようといったものでございます。  この30年といいますのは、更新で60年、大規模改修で30年といったようなことから、今後、更新時期を設けます30年を目途にして計画をするものでございます。  そして、この28%の根拠といいますか、導きでございますけれども、これにつきましては、現行の施設の改修・更新費用につきまして、現行の費用を基本として、この費用を上回らないような計画をつくっていこうということで、この数字を導き出しているところでございます。  それと、2030年が木津川市の人口推計で言いますと、ピークを迎えると、そこからまた減少期に入っていくといったようなこともございまして、長期的なビジョンを持ってこの計画を策定するものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま、30年間で28%削減というような目標設定をしておられると思いますが、その中身でございますけれども、私の理解が間違っていれば、御指摘をしていただければと思います。  今現在、平均5年間で17億円の維持費がかかっているということですね、23万7,605平米に対して。そして、この資料の中では、40年間で総額948億3,000万円。すると、40年で割ると、年間23億7,000万円かかると。23億7,000万円を同じ17億円で維持していくのには、面積的に言えば、23万7,605平米の28%の建物を、インフラは長寿命でしょうけれども、削減しなければならないというように示されているようでありますが、実際のところはどうでございますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  御質問にお答えをいたします。  実際、現在の財政状況の中でいきますと、そういった面積の削減をすることによりまして、更新費用を現状と変わらないような形で持っていこうとするものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  同じようなことを言うかもわかりませんけれども、ちょっと失礼します。  人口増加の停滞が予測され、財政面では、高齢化の進行による扶助費の増大や公共施設等の維持更新費の増大が市財政に及ぼす将来的な影響が懸念されます。これが現状であります。  木津川市の将来の人口推計は、2030年まで増加傾向が続き、それ以降、人口減少傾向となり、2060年には7万2,000人まで減少すると考えられます。  また、平成27年15歳未満の人口は1万2,557人が4,254人減り、8,303人になると推測されています。このことを基本に、公共施設等総合管理計画を実行すべきである。  そこで質問として、各公立保育園の民営化に向けた計画状況は。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  尾崎議員の再質問にお答えします。  公立保育所につきましての現在の民営化の案につきまして、御説明させていただきたいと思います。  まず、年度ごとに追っていきたいと思います。  平成29年度におきましては、梅美台保育園を民営化いたします。  次に、平成31年度には、兜台保育園を民営化、相楽台保育園につきましては、兜台保育園に統廃合。  次に、平成32年度には、木津保育園を民営化、それから現在の梅美台保育園の分園、これにつきましては、他の子育て支援施設として活用する。それから、木津川台保育園につきましても民営化、山城保育園分園につきましては、本園に統合する。  続きまして、平成36年度でございますが、南加茂台保育園につきましては、いづみ保育園に統廃合です。それから、相楽保育園につきましては、子育て世代包括支援センターへ機能変更するという予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 答弁で、「公立保育園の全園の建物の総延べ床面積が1万3,344平方メートル、計画では、民営化により総延べ床面積の68%に当たる9,000平米の削減を見込んでいます」と答弁いただきました。  じゃあ、今ちょっと触れていただいたかと思うんですけれども、山城保育園とかいづみ保育園は、そのまま公立として運営されていくように思いますけれども、今、68%は説明していただいたと思うんですけれども、残りの32%の保育園の運営ないし計画をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  尾崎議員の再質問にお答えいたします。  まず、公立保育園として一定の機能を持たせていくというところで、いづみ保育園、それから山城保育園、それから清水保育園、この3園につきましては、公立での活用を維持・継続していくというような、今現在における案でございます。
     以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 民営化、大変でしょうけれども、森健康福祉部長、よろしくお願いいたします。  30年間で総延べ床面積23万7,605平米のうち28%削減することであり、6万6,530平米が削減する目標設定であります。保育園の民営化をすることにより、残り5万7,530平米に値する施設を削減しなければならないということである。  そこで、質問いたします。保育園以外に、どのような施設を考えているのか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをいたします。  それと、先ほど私、人口のピークを、多分●●●●●と間違った答弁をしていると思います。平成とちょっと勘違いしている部分がございまして、2030年でございますので、訂正させていただきたいと思います。  これからの後、施設の縮減の計画でございますけれども、それぞれ今回の計画につきましては、施設体系ごとに目標を設定しているわけでございます。基本的に、公共施設等総合管理計画につきましては、今後30年間で目指すべき施設体系ごとの目標を示しているところでございまして、今後、これから具体的に取り組んでまいるということでございますので、よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 具体的に取り組んでいくということで、よろしくお願いいたします。  来年4月から木津川台に認定こども園、園児数219人でスタートされる。保育園民営化に伴い、認定こども園化に進んでいくものと思われる。私立保育園におきましても、認定こども園化が既に申請を出されていると聞いている。  そこで、幼稚園延べ面積2,864平米、木津幼稚園、相楽幼稚園、高の原幼稚園3園におきましても、認定こども園を取り入れる考えはあるのか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えいたします。  現在、3幼稚園を有してございますけれども、教育振興基本計画におきましても、幼稚園、幼児教育を推進するという形で規定してございますので、現時点におきましては、認定こども園化にする考えはございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  削減面積という形で私は捉えておりますが、やはり幼稚園も認定こども園として、初めて私、こういうことを言うんでございますけれども、取り入れていく方向と言うんですか、私、規則等は存じ上げておりませんけれども、そういう形で取り入れていかないと、削減28%という形には、いわゆる幼稚園も民営化せよと、極端に言えば、そういうことなんですけれども、一度にいかないと思いますけれども、そういうことも視野に入れる必要がある時期に来ているのではないかと思いますが、部長、どうでございますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  木津川市の公共施設等総合管理計画におきまして、幼稚園の取り扱いの基本方針がございます。その方針につきましては、幼稚園は園児の安全を最優先した維持管理に努めるとともに施設の長寿命化によるライフサイクルコストの縮減を図りますという規定の基本方針を定めているというところでございまして、この方針に基づきまして、今後、具体的な検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) その方針に基づくと、私の言っている認定こども園化に幼稚園は除外という意味にとるんですか。その辺は、どのように受けとめておけばよいのか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  現時点におきましても、先ほど来御答弁させていただいておりますけれども、木津川市教育振興基本計画におきましては、幼稚園教育を推進していくという規定がございます。この方針に基づきまして、今後、推進を図ってまいりたいというふうに考えてございますけれども、今後、後期計画の策定等もございます。その中で検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  総延べ床面積23万7,605平米であり、学校教育施設は13万724平米であります。全体の55%を占めております。  将来を見たとき、15歳未満の人口が減っていく小学校・中学校の統合を含めた教育長の考えをお答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  尾崎議員の再質問にお答え申し上げます。  今御指摘のありましたように、全体保有面積23万7,000平米、このうちの実に過半数以上の12万7,000平米というのが学校施設の面積であります。  この合併後の10年間に児童・生徒数の増加等がございまして、それらを含めて、全体の3分の1強を建築してきたところであります。  一方で、現時点で、築後30年以上の建築物が、6小学校、3中学校と、全体の半数近くを占めておりますので、今後、中長期的視点から対策を検討すべき、引き続き大きな課題と考えております。  30年、40年を見据えた中での長期計画というようなことになりますので、学校の統廃合云々というのは、まさに教育的な視点、それから地域の方たちのコミュニティの拠点の役割というのもありますので、単純に面積減云々ということにはまいりませんけれども、それらについては、環境の変化の中で、長いスパンの中では、当然、いろんな研究というのが出てこようかと思いますが、現時点では、そういったことで認識はしていくということでございます。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  恭仁小学校、明治6年、瓶原小学校として創立されました。明治20年に恭仁小学校となりまして、おいては、今現在、児童数44人、5年後には20数人に推移すると伺っております。区域外からどれだけ児童を集めるかが課題であります。棚倉小学校では、区域外から来ておられます。  教育長、このことにつきましてどうでございますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  尾崎議員の再質問にお答え申し上げます。  今、御紹介のありました恭仁小学校の児童数は、現在44名であります。  今後の推移を見ますと、再来年の平成30年度には、全体としては42名、2名減少ということだけなんですが、2年生が6名、3年生が6名となりまして、学級編制基準上は、2学年で編制する児童数が12名以下となりますので、複式学級が予定されます。  全体的に恭仁小学校が小規模化で進行していきますので、恭仁小学校の今後のあり方については、現在、非常に重要な課題と認識しております。以前も、炭本議員さんのほうから御質問もございました特認制度の話かと思います。  いずれにしろ、先ほども申し上げました、この学校は地域の方たちの密接な支援のもとで、非常にすぐれた教育実践が行われているんですが、一方で、また小規模の集団教育ができにくいという大きな課題もあります。  このことは、行政が一方的に、これは平成27年に文部科学省が公立中学校の適正規模・適正配置に関する手引というのを出しまして、大きく新聞に載ったわけでありますが、そこにも書かれていますように、一方的に行政が進めるというもんじゃない。あくまでも、現在の保護者の皆さん、それから就学前の子供さんをお持ちの保護者の皆さんの意見であるとか、それから地域の方の支援・協力がどうだという、そういったことを含めて、いろんな議論はしていきたいと思っております。  したがって、今の御指摘の件も含めて、そういった中で、いろんな議論をお聞きしながら、また私どもの思うところも申し上げながら進めていくというようなことかと思っています。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 教育長から、ただいま特認校ということが出たかなと思うんですけれども、ぜひ歴史的に、文化的に由緒あるところだと思いますので、特認校としての扱いを、観光の本当の拠点になる恭仁京だと思うので、その辺のことも含めまして、しっかりと地域と考えていただければと、私も思っておりますが、しかしながらそういう人数であるというような形で、どうなっていくのかなということで質問をさせていただきました。  この1問・2問目につきましては、以上で終わっていきます。  3問目の質問に入っていきます。  「今後、重要度が低いとされた施設も含めて、施設それぞれのあり方を検討し、市民の皆様の理解を得ながら、公共施設全体のマネジメントを進めてまいりたいと考えています」と答弁いただきました。この内容で、ありがとうございます。  平成28年第1回定例会でも質問しましたが、「山の家については、今後の運営については、民間活力やノウハウを活用した方策も一つの考えであると思う。十分検証を図っていく必要がある」と答弁いただきました。  今回の木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)における数値目標、30年間で床面積28%削減を達成するために決断するときではないですか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  青少年山の家につきましては、いろいろなイベント等も取り組みを進める中で、今現在、利用者増に向けた取り組みを行っているというところでございます。  公共施設等総合管理計画におきましても、山の家の取り扱いについては、引き続き利用者の増加に向けた取り組みを進めるとともに、地域の活性化も含め、施設の運営方法の見直し等、施設のあり方を検討しますという形で規定してございます。  私どもといたしましては、青少年山の家につきましては、毎年、多くの赤字を出してきているという状況がございます。こういった部分を踏まえながら、中長期的な視点で山の家のあり方については検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ただいま部長の答弁で、中長期的に検討をしてまいりたいという答弁をいただきましたが、じゃあ中長期的にどのように検討をされるのですか、お言葉をお返しします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  加茂青少年山の家につきましては、非常に、先ほども御答弁をさせていただきましたけれども、赤字が出てきている、施設自身も老朽化してきているという状況でございます。  あり方について、行政だけではなくて、例えば民間プレーヤーも含めた形の中で運営ができないかという部分についても検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 平成28年6月ですけれども、民間活力やノウハウを活用した方策も一つの考えであると思うということで答弁していただいておりまして、半年がたち、民間さんとの交渉とか、そのような協議され、じゃあ中長期的な中でどのようにお話なり会議をされましたか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  青少年山の家の部分につきましては、観光面の部分も含めまして、民間プレーヤーが見つからないかという部分につきまして検討を図ってきたというところでございますけれども、現時点におきましては、なかなか民間プレーヤー自身も見つからない状況が出てきてございます。  こういった部分も踏まえまして、今後のあり方については、十分検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  ぜひ、中長期的と言わんと、即、特効薬か何か見つけていただければなと私は思っております。  次に、加茂プラネタリウム館については、集客増加を目指してと質問がありましたが、答弁を聞かせていただいて、あらゆる手段を講じているが、年間32回のイベント、ある年は43回のイベント、あらゆるところにチラシを配布している。PRについては、ほとんどやっていると答弁されていたように思います。それにもかかわらず、人数増加につながっていないように私はとれました。  中間案では、「施設の運営方法の見直しと施設のあり方を検討します」と明記されていますが、どのような方法で検討されるのですか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  プラネタリウム館につきましては、近年の小・中学生の理科離れに対しまして、教育的な効果が出てきている施設というふうな視点もございます。  一方におきましては、平成23年度の事業仕分けの中におきましては、プラネタリウム館の運営事業については廃止という方向性を、御意見もいただいているというところでございます。
     こういった部分も含めまして、プラネタリウム館の今後のあり方については、廃止も含めた中で検討すべき時期には来ているのかなというふうに考えているところでございます。  ただ、この部分につきましては、現在のところ、まだ投影機等が動いてございますので、投影機等が老朽化した時点では、そういった考えも出てこようかというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  次に、加茂文化センター3,478平米、平成4年建築、山城総合文化センター、アスピアやましろですね、3,529.2平米、平成8年建築である。しかし、10年後には、老朽化すると思われる。どのように認識されていますか、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  議員御指摘のとおり、加茂文化センターにつきましては、平成4年の建築でございまして、3,478平米、山城総合文化センターにつきましては、平成8年の建築で3,529.2平米というところでございまして、十数年がこの間経過してきているというところでございます。  施設の部分につきましても、今後、老朽化してくるという部分がございますし、現時点におきましても、毎年、修繕料等については予算のお願いをしているという状況でございます。  しかしながら、一方におきましては、この両センターのほう、非常に多くの利用者に御利用いただいているというところでございます。  加茂文化センターにつきましては、平成26年度で約4万人、平成27年度では3万8,000人、また山城総合文化センターにおきましては、平成26年度で約5万人と、また平成27年度では6万2,000人という多くの方の御利用もいただいているというところでございまして、この両センターの今後のあり方につきましては、基本方針に基づいて利用者の安全を最優先した維持管理に努めるとともに、施設の長寿命化によるライフサイクルコストの縮減を図りつつ、利用者数や地域の特性を踏まえて、他の公共施設の連携も含めた複合化等を図っていく、またあわせて受益者負担の適正化の観点からも使用料の見直しを検討しますという形になってございます。  こういった視点の中で、両センターにつきましては、今後、検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  今、部長、複合化ということを言っていただいたと思うんですけれども、具体的に複合化というのは、どれとどうというようなことをイメージをしておられるのか、その点をお聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  基本方針におきましては、複合化等推進を図るという形でございます。今後について、どういった複合化ができるのかについては、現時点はまだ持ってございませんけれども、今後、具体の検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) よろしくお願いいたします。  次に、スポーツ、レクリエーション施設の縮減も、老朽化とともに進める必要があると思うが、どのように認識されていますか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをいたします。  スポーツ施設につきましては、公共施設等総合管理計画におきましては、利用者の安全を最優先した維持管理に努めるとともに、老朽化した施設は、利用状況を踏まえつつ、同じ目的を有する施設の集約化等、スポーツ施設全体での施設のあり方等を検討し、計画的な再編を進ますという形で規定してございます。  この方針に基づきまして今後検討を図っていくところでございますけれども、平成27年度のスポーツ施設の状況を見ますと、中央体育館で約7万人、スポーツセンターで2万5,500人、兜谷公園で8万4,000人、木津川台公園で13万1,000人等々と、多くの方の御利用をいただいているというところがございます。  この部分につきましては、修繕等も踏まえながら、やはり市民のスポーツの振興につなげてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  市民意識アンケート調査結果によると、「施設の必要性を見直し、ニーズや財政状況に見合った内容に減らす」43.4%と示している。アンケート調査の市民意識のまとめとして、公共建築物の今後の整備について、「統合または縮減」との回答が約7割、「拡充」は約1割未満となっている。  私は、このアンケート結果に基づくと、市民の皆さんは、このような削減は仕方ないと考えられ、大変よく理解されていると思います。  総務部長は、アンケート結果を見て、どのように思われますか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをいたします。  まず、この公共施設等総合管理計画を策定するに当たりましては、行政単独でつくっているものではなく、いろんなアンケート調査もさせていただき、広報等で市の考え方を説明させていただいた中で策定しているものでございます。  今回のアンケート調査につきましては、議員おっしゃられた「統廃合」「縮小」の傾向が強いということでございます。  といいますのも、現状の財政状況の中で言えば、この施設を維持するというところが困難というのが一番の大きな要因かというふうに思っております。  今後につきましても、この計画を中間案でパブリックコメントをかけているところでございますけれども、アンケートを反映した施策になっていると思っておりますので、この計画に基づきまして進められたらいいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 最大の行財政改革であります「木津川市公共施設等総合管理計画(中間案)」について、総務部長が実行するに当たりの思いをお聞かせ願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  御質問にお答えをいたします。  先ほど来申しておりますように、この現行の公共施設を維持していく、また今後の老朽化に対して支援していこうというときにつきまして、大きな財政負担が生じてまいるわけでございます。  この計画を速やかに実行することによりまして、本来必要となる教育や子育て、また福祉の施策の十分な予算が配分できるということもございますので、この計画を進めて健全な財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 最後に、公共施設等総合管理計画を進めていく上で一番の問題は、教育委員会であると思うが、教育長の行財政改革への考え方をお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  尾崎議員の再質問にお答え申し上げます。  公共建築物等の保有している面積が非常に教育委員会が所有しているのが多いもので、私への御質問と思うわけであります。  確かに、いろんな今後、行財政の問題、人口減少の問題、非常に厳しい環境にあります。御指摘の、先ほど文化施設とか博物館、スポーツ施設等々について、今後のことについては、具体的に庁内で検討をしていくことになろうかと思います。  ただ、基本的な考え方としましては、今後とも市民サービスにどうしても不可欠な施設を将来とも安心・安定的にサービスの提供をしていくためには、アンケート結果にもございますように、利用者の少ない施設、利用者が特定の人たちに限られるもの、他の類似施設で補えるもの、また同市の民間事業施設のあるもの等については、縮減、また機能統合、さらに民間への移譲等、非常に厳しい苦渋の判断をしていくことも避けて通れないことかと思っております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  それでは、2問目に入らせていただきます。  「木津川右岸宇治木津線の進捗状況は」。  学研都市の完成に向けて、基盤整備等も着実に進められており、木津東バイパスや東中央線、木津川架橋もおおむね完成の方向へと進んでおり、一日も早く完成を願うところであります。  この道路が完成すると、次の課題としては、国道24号の慢性的な渋滞の緩和や災害時における木津川堤防を通る危険性などです。そのため、新名神高速道路へ直結する新たな道路が必要であります。  合併以前から新たな道路整備として、城陽市・井手町と協議会を結成して国へも要望されている宇治木津線は、木津川市の地域活性化やまちづくりに、また災害面も含めて大変重要な道路であると認識しており、早期に整備されることを願うところです。  市長コラムでも掲載されていましたが、宇治木津線の早期整備に関する要望もされています。  そこで質問として、宇治木津線の整備については、現状ではどのような状況になっていますか。また、今後はどのように進んでいくのですか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えします。  平成35年度供用開始を予定しております新名神高速道路から木津川架橋までを直結する宇治木津線の整備につきましては、かねてから城陽市・井手町・木津川市の2市1町で協議会を結成し、京都府の協力を得ながら、国で道路整備をしていただけるようお願いをしているところであります。  今年度につきましては、「概略ルート・構造の検討」の調査を実施していただいており、今後、国で計画段階評価をされると聞き及んでおります。  今後、計画段階評価が終われば、ルートを決定し、都市計画決定を経て事業化という流れになります。  このような道路調査の段階を早期に進めていただき、一日も早く新規事業化されるよう、引き続き要望してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。  「今後、国で計画段階評価をされると聞き及んでいます」と答弁いただきましたが、計画段階評価というのは、どのような段階で、1回で終わるものか、その辺も含めまして、御説明願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  尾崎議員の御質問にお答えをしたいと思います。  計画段階評価とはどのようなことで、何回程度という御質問やと思いますけれども、国の道路等の整備につきまして、公共事業の効率性や、その実施過程の透明性の向上を図るために、新規事業採択時評価の前段階として、地域の課題や達成すべき目標、地域の意見等を踏まえ、複数案の比較・評価を行うとともに、事業の必要性、また事業内容の妥当性を検証されるものでございます。  その比較・評価・検証を行うために、近々、近畿地方整備局におきまして、社会資本整備審議会、道路分科会、近畿地方小委員会が開かれ、計画段階評価が実施されるものと聞いております。その中で、地域の意見聴取等も行われるというふうに聞いております。  また、この計画段階評価というのは、小委員会方式で行われますので、複数回実施されるというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、地域の意見聴取ということでございますが、地域の意見聴取というのは、市民の意見を聞くという意味やと思うんですけれども、その辺のところ、詳細にわかればお願いできますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  尾崎議員の再質問にお答えをさせていただきます。  地域の意見聴取といいますのは、城陽市・井手町・木津川市の地域の住民の方、また事業所、またこの国道24号等の道路の利用者に対しまして、アンケートの方式で行われると聞いております。  アンケートにつきましては、市民全戸を対象とするというふうに現在のところ聞き及んでおるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。
    ◯12番(尾崎 輝雄) 今、アンケートという御答弁がありましたが、アンケートの内容は、詳細についてわかればお教え願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  再度の尾崎議員の御質問にお答えをさせていただきます。  アンケート調査の詳細内容ということでございます。  先ほど申しましたように、2市1町の全戸を対象として、年明けましたら、早々には実施をしたいと考えているというふうに聞いてございます。  その内容といたしましては、計画段階評価を実施する小委員会のほうで検討されて、その結果、地域の意見を聞いていくという形になるものでございますけれども、内容といたしましては、道路に関する地域の課題、道路の必要性に関するものというふうな形で今のところ聞いておるところでございます。  回数といたしましては、先ほど複数回という形でお答えをさせていただきました。何回実施されるかにつきましては、またこれも小委員会のほうの審議によるもので、現時点では決まっていないというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 今、次長のほうからは、全体的な動きでございますが、じゃあ木津川市のほうに対して、次長のほうからでしょうが、このような内容の周知をどのようにされようとしておられるのですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  尾崎議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  このアンケート調査につきましては、国のほうで実施をされるということになります。  木津川市にとりましては、この宇治木津線というのは、新名神に直結する、なくてはならない大変重要な道路でございます。早期に事業化をお願いもしておりますので、積極的に協力していく必要があるというふうに考えております。  ところが、突然にアンケートがあるよということになれば、こちらとしてもどのような対応をしていくのかというふうなことにもなりかねませんので、事前にホームページ等で皆さんに周知をさせていただき、またタイミングが合えば、広報紙でも事前に周知をしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) できるだけ早く国で道路整備をしていただけるようお願いしたいということが答弁いただいておりまして、じゃあ国や近畿地方整備局ですか、どれぐらい今までに要望等に行かれたのか、わかっていればいいんですけれども、お願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  国への要望につきましては、まずこの道路整備に係ります調査につきましては、平成25年度に、まず第1段階の地域のネットワークの課題の調査ということで、国のほうで予算化をしていただきました。2年後の平成27年度には、この計画段階評価を進めるための調査という形で、宇治木津線という名称の入った形で予算化をしていただきました。今年度になりまして、その計画段階評価を進めるための調査というのを一定取りまとめていただいて、計画段階評価に進めるという形で事務が進んでおるわけでございますけれども、それまでに2市1町、また京都府さんの絶大なる支援を得ながら、中央国土交通省、また近畿地方整備局、京都国道事務所へ年複数回以上、要望を行っております。それも、毎年度、地元の切実な要望を、道路をつけていただきたいというふうな形で要望を行っております。  今年度につきましては、近畿地方整備局へは2回、国土交通省の中央要望並びに地元の国会議員の先生等に4回、協議会として要望活動をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 計画段階評価という形で進んでいくということで、この段階目としては、まだ3段階目が終わっていないと判断してよいのかなと思うんですけれども、じゃああと4段階目、5段階目、6段階目、7段階目という内容、説明をお願いできますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  尾崎議員の再質問にお答えをさせていただきたいと思います。  私、先ほどの答弁で、第1段階目が平成24年度と言わせていただきました。地域のネットワークの課題の調査が第1段階でございます。  第2段階といたしましては、その中から優先区間の絞り込み調査ということが国のほうでなされます。  第3段階といたしまして、計画段階を進めるための調査という形で、今、現段階が3段階目でございます。  それが終わりましたら、詳細ルート、構造の検討という形で、都市計画決定や環境アセスメントの準備を行うための調査に入ります。  その後、第5段階目といたしまして、都市計画、環境アセスメントを進めるための調査が入りまして、第6段階目に新規事業として採択するかどうかの評価がございまして、それを経た後、新規事業化というふうな形に進んでいくというふうになってございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) 次長の、計画段階評価が終われば、詳細ルートや構造の検討に入られるということでございまして、じゃあこの道ができることによって、地域の利便性等も高まるし、その辺の地域への協議を持っていかれるお話は、このルートだということが決まってからでございますかね。その辺、どういう手順となるんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  ただいまの尾崎議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  地域へということでございますけれども、まずはアンケート調査がございますので、そのアンケート調査を地域の皆さんに御協力をしていただきたいというのがまず1番でございます。  その後、このアンケート調査の結果を踏まえまして、この計画段階評価で評価をされた上で、次のステップにというふうな形になっていくところでございます。  そういったことで、このアンケート調査を第一歩として、地域の皆さんにいろいろ情報等を提供させていただきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) それじゃあ、こういう協議を進めていかれる期間としては、どれぐらいかかるのかということと、もう1点、次長でございますが、いつごろに事業化が目指され、また供用開始をいつごろにめどをされているのか、わかりますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 建設部次長でございます。  尾崎議員の再度の質問にお答えをさせていただきたいと思います。  この国で進めていただく調査の期間でございますけれども、一般的には、10年間必要というふうに聞いております。  ただし、この宇治木津線につきましては、要望等をしっかりと頑張っていって、できるだけ早く新規事業化に進めていきたいというふうに考えております。  それと、新名神高速道路が平成35年度に全面供用開始という形でございますので、その平成35年度には、一部分でも供用開始をしていただけますように、さらに要望を進めてまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  以前は、災害は忘れたころにやってくるということでありましたが、昨今の日本国土においては、常時、災害が発生していると言わざるを得ない。また、11月19日にも、和歌山県南部で地震もあり、またテレビを見ていたときに、一昨晩ですか、ニューギニアでマグニチュード7.9の地震があったと。我々木津川市も、木津川に沿って走っている国道24号、国道163号は、いつ災害に見舞われても不思議ではない。一日でも早く代替道路が必要であります。また、産業地域の活性化にとっても大変重要度が高いと思われます。  そこで市長にお聞きいたしますが、木津川右岸、宇治木津線に対する思いを述べていただけませんか。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 尾崎議員の御質問にお答えいたします。  この宇治木津線につきましては、先ほど来、次長、答弁させていただいておりますが、本当に木津川市にとりましても、新名神につないでいく道路ということで、非常に重要な道路ということで、2市1町で長年協議会をつくって取り組んでまいりました。  これまでなかなか幻の道路であるのかなというふうに、長年取り組んでいる中で、そういうふうに感じられたときもございましたが、天神山線、東中央線、木津川架橋と、この整備を国と府で実施をしていただき、また現実、工事が進んでまいりまして、いよいよ宇治木津線というのが実現に向けて大きく前進してきたのかなという思いがしております。  特に、今、城山台では、もう4,000人を超える方がお住まいいただいておりますし、また企業誘致ということでも、城山台地域も進んでおりますし、また学研全体として企業誘致が進んでいる中で、新名神の恩恵を直接得られるということについては、大きな効果があるというふうに思っております。  それと、先ほど来答弁させていただきましたが、山城町地域におきましては、天井川が非常に多いということで、平成28年にも大きな災害があったところであります。  国道24号は、砂の堤防と言われますように、非常にいざというときには、脆弱な構造となっておりますので、災害面でも宇治木津線ということについては、大きな効果になるのではないかなというふうに思っております。  山城町では、もう既に20年前には、平尾地域にアクセスとする、そういった種地も買っていただいておりますので、幸いその土地が、この道路、宇治木津線のアクセスとして活用できるというふうに思っているところです。  また、観光面につきましても、非常に木津川市は文化遺産も多い、またいろんなところで来ていただくといった魅力もありますので、この道路が開通いたしますと、宇治からこちらのほうにまた観光客が向かってきていただけるといった大きなそういった要素になるのではないかなと思っています。  京大農場も来ていただきましたし、ここはかなり大きなポテンシャルになっていくというふうに思っておりますので、この道路が少しでも早く事業化していただけるように、本当に精いっぱい努力をしてまいりたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 尾崎さん。 ◯12番(尾崎 輝雄) よろしくお願い申し上げまして、終わります。  ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午前11時55分、午後1時まで休憩といたします。    午前10時55分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後1時、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  3番目、谷川光男さん。    (谷川 光男君質問席へ移動) ◯17番(谷川 光男) 17番議員、谷川光男でございます。  午前中に金・銀ととられましたので、私は銅の3番目ということでやらせていただきたいと思います。  今回の一般質問でございますが、一部、過日、また本日と類似した質問がございますが、私なりの質問とさせていただきます。  それでは、通告に基づき5問質問させていただきます。昼食後でございますので、眠く頭の回転が悪い時間帯でありますが、歯切れよく、年度越しのない答弁を期待いたしております。  それでは、まず最初は、「災害を未然に防ぐ対策は(パート2)」と題して質問させていただきます。  災害時における情報伝達機能の強化を目的として、防災行政無線が整備されたにもかかわらず、山城地域の一部では、屋外拡声子局からの音声や戸別受信機の音声が聞こえない状況が発生している。本年6月定例会の私の一般質問に引き続き、その後の調査結果等について問います。  また、局地豪雨の発生に伴い、住宅を直撃する危険なため池状況についても問います。  (1)記者発表された「まるごとまちごとハザードマップ」の山城地域の洪水標識板はいつ設置されるのか。  (2)防災行政無線及び戸別受信機の点検結果はどうであったのか。  (3)ため池の水位情報確認と避難勧告等の発令伝達は。  ということで、3点、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えします。  平成27年度において、淀川河川事務所の協力のもと、洪水標識板の設置を進めてまいりましたが、山城地域への設置予定分であります洪水標識板については、入札の不調や英語表記の取り扱いについて、近畿地方整備局で検討中のため、設置に至っておりません。  あわせまして、現在、水防法の改正により、浸水想定区域の見直し作業が実施されており、淀川河川事務所と設置時期について協議中でございます。  市といたしましても、来年の出水期までの設置に向けて、淀川河川事務所と調整していきたいと考えております。  2点目につきまして、整備を行ったデジタル防災行政無線の屋外拡声子局の屋外における音達は、おおむね地域をカバーできたと考えますが、一部の地域では音声が聞き取りにくい等の御意見をいただいておりますので、わかりやすい伝達方法がないのか、検討を行っています。  デジタル戸別受信機については、音達はできております。
     旧山城町で整備されましたアナログの戸別受信機については、音声が聞こえない等の状況は把握しておりますが、原因の特定には至っておりません。  引き続き改善に向け対応をしてまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の3点目の御質問にお答えします。  現在、水位を監視しておりますため池は、山城町椿井地内の田護池及び梅谷古池の2カ所であります。  台風や大雨情報があると、市から地元水利役員に減水確認を依頼しております。  あわせて、市建設課の担当職員による見回り点検により減水量の確認を実施しております。  点検により、ため池の堤体等の維持管理不足等が確認されれば、地元水利役員に改善を依頼しております。  点検結果により、堤体等の異常を確認した場合は、災害対策本部と連携し、その危険性の度合いにより避難勧告等を発令するものとなります。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  それでは、1番目から再質問させていただきます。  洪水標識板の設置なんですけれども、過日というのか、4月4日に玄関前で市長と淀川工事事務所所長と2人寄って実施されたと。これは一体何の式だったのかなと思うんですけれども、いまだかつてまだその状態ができていない。  この中身を見ますと、持っておられないと思いますけれども、危機管理課も、淀川河川事務所調査課もちゃんと名前を記載されて、裏に、ここをしますよというぐあいに書いてあったんですわ。私は、書いてあることもできないようやったら、何を信用したらいいのか、これわからないんですわ、正直言って。  まして山城地域だけ、加茂地域も木津地域も設置されました。ある場所によりますと、例えば市役所の場合でしたら、2つあります。玄関の外、中、もう1カ所、木津の保健センター、あそこも保健センターの前と隣の電柱に立っています。なぜ2つも必要なのか。それだったら、1つでもいいから山城地域の中学校なり小学校のところになぜ持っていかれなかったのかなと。どういう設計がされて、どういう結論になったのかなと。経過をしっかり教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  先ほども申し上げましたが、入札の不調、それから英語表記の取り扱いなどの検討、またあわせて現在においては、水防法の改正により、浸水想定区域の見直しというようなことも重なり、さらにおくれているというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 入札が不調やったから、英語の表記の取り扱いが間違っておったかどうか知りませんけれども、それでおくれるのはおかしいですよ。全体的におくれるんやったらわかりますよ。一部ができておって、山城地域だけできていないというのが、私はおかしいと言っているんですわ。  入札は、片方は通ったんですか。2つに分かれてされたんですか。それがおかしいと言っているんで、しっかり答えてください、理事。内容をきちっと言ってください。理解できません。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  淀川河川事務所さんのほうで、入札をそれぞれの地元業者さんをお願いするというようなことで、別々に入札をかけたようでございますので、それが山城地域にあっては不調に終わったということで伺っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、もう一遍確認しますけれども、加茂地域、木津地域、山城地域と別々の業者で実施しました。合っていますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  ちょっと詳細に記憶にございませんが、そのような認識でおります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 記憶にございません。わかりません。そしたら、危機管理課という仕事は何をしているんですか。淀川河川事務所との調整ですやろう。お金は淀川河川事務所から予算は執行されたと思うんですけれども、木津川市の危機管理課というのはどういう調整をされているのかなと、まずもって不審に思います。どうなんですかね。  それで、今もできていない。「協議中や」「設置時期は考えます」とか、こんな問題と違いますよ。いつ起こるかわからない災害ですよ。  これも、いつできるかわからない。「出水期までの設置に向けて」と、まだ調整中ですやんか、これ。なぜ入札を再開されないんですか。違う業者を入れないんですか。そこらの点もはっきり言ってください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  出水期までに淀川河川事務所が設置を目指して進んでいるため、市は単独設置については考えておりませんが、引き続き市も早期に設置ができるよう協力してまいるというようなつもりでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ほんまにどう考えたかて、おかしいですわ。みんな、そう思われませんか。1つだけできていなかったら、そこの地域は。  幸いにして、今回は、そういう出水がなかったのでよかったけど、先ほど市長が言われたように、平成28年災害みたいなことが起きたら、どうしますか。起きなかったから、幸いしたんですわ。そういう意味で、さっさとしなさいと言っているんですわ。しっかり言ってください、これから。早くしてください、もう3月中に。冒頭に、さっきも言いましたやろ、年度越しのないようにと、繰り越しのないように。それぐらいの努力してもらわんことには、困るわけですわ、市民としたら。  最低でも、電柱まではいいですわ。公共施設、中学校、小学校、アスピアやましろ、3カ所ぐらいつけるぐらいの単費を出したらどうですか、とりあえず暫定的に。それが、公平な行政ですわ。  こればっかりに時間かかってたらだめですので、まずこの辺で置いときます。お答えをお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  議員のおっしゃる気持ちは、非常にわかりますが、市としてもできる努力を引き続き進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 早期にやってください。  2番目の質問に入ります。  回答を見ますと、「音声はおおむね地域にカバーできたと考えています」と。「おおむね」とは何ですか。カバーできていないですやん、一部は。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  場所によって、非常にほかの雑音等で音がかき消されて聞き取りにくいというような場所があるというようなことから、おおむねということで表現をさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) その部分については、解消されたんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  音達確認等は現地において実施をしておりますが、解決までには至っておりません。そのサブ手段として、現在、方法を検討中でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、地区ごとに聞きます。木津町地域はどうですか。問題ないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  木津町地域においては、特に兜台の団地の端のほうに当たる部分が非常に聞き取りにくいというようなことで伺っております。特に、団地の陰等、もしくは周りの車両等の雑音等において音がかき消されて聞こえていないというようなことで承知をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 加茂地域はどうですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  加茂地域にありましては、特に聞き取れないというような場所はないと伺っております。  また、山城地域におきましては、北綺田の国道24号沿いのところで聞き取りにくいというような話は伺いましたが、現地へ職員が行ったところ、聞き取れるというようなことでは把握をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、全体的に2カ所やと。要するに、兜台が1カ所と山城の場合は北綺田地域だけですか。再度、確認したいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  あと木津地域におきまして、城山台地域の一部、聞き取りにくい場所もありますが、ここは住宅がこれからまだ建設されていくというような場所でございますので、そこについては、また再度確認が必要かと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、木津は2カ所やということですね。  そしたら、駅前団地、6月時分に私言ってたと思うんですけれども、聞き取りにくい。ぼわぼわぼわぼわとして、聞こえない。それは解消されたんですね。それでいいんですね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。
     谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  この市役所の周辺におきましては、市役所の屋上にあります広域スピーカーよって音が流れております。非常に大きな音が出るんですが、音は十分に聞こえているんですけれども、何を言っているかちょっとわかりづらいということがありまして、そこにつきましては、音の調節、もしくは女性の声を使うとか、いろいろ工夫をしながら現在検討をして、解消に向かっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 結果は良になりますということでいいんですね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  以前よりかは少しは改善されたものと承知しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 少しは改善されたでは、だめですよ。きちっと聞こえるようにしなければ何の意味もありませんやんか。そう思いませんか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  さらに工夫を重ねて、少しでもよく聞き取れるように努力してまいります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、山城地域のことを聞かせてもらいます。  山城地域には、3カ所か4カ所、子局を移動されたというふうに聞いているんですけれども、どことどことどこなんですか、教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  山城地域には、現在、デジタル防災行政無線の子局ですが、17カ所設置をしております。  旧来からの設置箇所を、一部、11局は廃止をしまして、新たに3局、山城老人福祉センター、それから山城中学校、上狛小学校、この3局については、新たに設置をさせていただいております。合計17局が、現在、デジタル防災行政無線の子局として運用されております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、例えば椿井地域でしたら、公民館が山城中学校に変わり、そして神童子地区も1カ所変わったと思っておるんですけれども、それは変わっていなかったんでしょうか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  神童子地域にあっては、そのままデジタル化に変更することで対応しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 変更されたことによって聞き取りにくいというような声はなかったんですか、神童子地域には。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  アナログの戸別受信機から聞き取りにくいというような連絡は受けております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、山城地域の上狛・高麗地域については、問題なしということで締めくくってよろしいですね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  9月16日に戸別受信機の放送について確認をさせていただいたところ、全般に、おおむね約30カ所の方から、聞き取りにくい、もしくは鳴らないというようなことの連絡を受けました。それも、近いところから遠いところもあるんですが、全般に北綺田地域の方が集中されていたというようなことで認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、地域から問題が上がっている地域はどこなんですか、山城地域の中で。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  北綺田地域、もしくは綺田、それから神童子、北代、山城町の平尾、上狛、棚倉それぞれありますが、北綺田地域が集中をしているというような状況でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 北綺田が集中しているということは、前あったやつを撤去されて、場所を移設されたということなんですけれども、それが問題じゃないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  屋外拡声子局からは電波等は発信しておりませんので、特に山城地域の屋上から電波があったのが、山城支所の建てかえに伴って、この本庁の屋上に上がったというようなところでの距離的な違いはございますが、電波状況については、問題なく飛んでいるという認識でございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 電波が飛んでいるから、それでいいという問題じゃないんですわ。電波の発信したやつが、そこの場所の住民の方に聞こえるかどうかですわ。発信のチェックも大事ですけれども、聞こえているかどうか、6月の議会でも聞かせてもらったけれども、一定の人に調査をしてもらって、その結果は出ていないんですか。私、そういうことをしなさいと言ったはずなんですわ。されたんですか。北綺田地区にこだわって言いますけれども、その地域、教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  12月7日の午後ではございますが、北綺田の3件のお宅について、ダイポールのアンテナがあるんですが、その電波への電波の受かり状況と、それからそこから引き込まれた線の先にありますアナログの戸別受信機の受信状況、そういったことを確認をさせていただきまして、電波については、アンテナがちゃんと届いているということを確認させていただきました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 聞こえていたら、市民の方が、そんなこと、私、言われないと思うんですわ。聞こえないから、そういうこと言われたと私は思っているんですけれども、ある人から聞きましたけれども、全く聞こえない。前の機器がよかったと言われていまして、場所を移設されたことが私は問題かなと最初から思っているんです。なぜ移設されたんですかね。その移設原因は何ですか。数を減らすため、お金が高くつくため、どっちなんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  電波の発射塔の移設のことを問われたのかと思いますが、山城支所の改修工事に伴いまして、市役所の屋上に上げたものでございまして、電波については、そこからの到達状況は特に問題はないということで認識しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 先ほども言っているように、電波が届いただけでは、音声も届かなかったら、何のための防災行政無線ですか。  ちょっと最初に振り返って聞きます。この防災行政無線のお金は何ぼ要っているんですか、今。設計業者は誰なんですか。お聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  設計業者につきましては、ビームになります。それから、工事業者については、パナソニックでございます。実際に、最終的には、工事の費用につきましては、4億1,800万円ほどかかっております。  それから、電波の発信状況ですが、戸別受信機からの音声については、業者さんと伴って確認をしたところ、古い戸別受信機でボリュームの部分がちょっと固着していたというようなこともありました。  ただ、原因の特定まではつかめていないところでございます。  また、あと3月末で行政放送を毎日放送しておったのをやめておりますけれども、それがしばらくの間、音が流れていなかったということも、何らかの要因の一つではないかということも推測しております。  また、今後、原因究明については、引き続き調査をしてまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 原因究明は、これからまたやるということですか、3月にかけて。確認します。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  年末に一度調査した結果をまた整理をしまして、必要であれば、また調査をしなければならないと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 私は、設計してもらった業者、さっき名前をおっしゃいましたけれども、しっかり現地を見て調査されて、過去の分は、なぜここでつけられたのかとかということをチェックしながら、そこをチェックされたと思うんですけれども、私、これ設計ミスだと思うんです、正直言って。私の考えですけれども。音声が、ただ電波が飛ぶだけでは、こんなん話になりませんわ。それやったら、戸別に来てやってください、山城町方式じゃないけれども、過去にあったね。それだったら納得されると思うんですわ。その子局をやめてでもよろしいわ、家に通じるようにしてもらったほうが何ぼいいかわかりませんわ。150ぐらいの地域長さんには、戸別のやつはいくわけですけれども、あの地域には、移動させたことによって、「聞こえへんねん」という声を私は多々聞いたんです。これは問題やということで、今回、質問を再度しているんですわ。解決、12月までに、今までにできていたら、私、こんなこと何も言いません。御苦労さまでしたと一言で終わりですけれども、全く解決していない。そこの原因、はっきり言ってください、子局を動かした原因。誰がそこを動かせと言ったんですか、設計業者ですか、総務部理事がチェックされたんですか、市長ですか。そこをはっきりしとかんことには、今後、大きな問題が起きたときに誰を追求するのかわからへんからね。誰ですか、教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  当時の資料をひも解かないと、私、現在、答えることができませんので、御容赦ください。  以上でございます。
    ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そんなこと言っているからだめなんですわ。行政は、継続になっているんですよ。市長、そこらどうなんですか、はっきり言ってください、その対応をどうするのか。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 谷川議員の御質問にお答えいたします。  防災行政無線につきましては、山城地域でこれまで取り組んでいただいていた事業であります。それを全庁的に市内全域に広げようということで、この事業を始めさせていただきました。十分な調査をしながら、どこに設置するのかということを全体的に調査をして、最終的に必要な箇所に設置をされたというふうに聞いております。  戸別受信機につきましては、今、どういう形で整備をしていくのかということも含めて検討しておりますので、やはり最終的には、素早い情報・正確な情報を市民の皆様にお知らせするということを最大の目標に持っておりますので、この点について、今、十分な検討を早く進めて、予算のときには一定の予算もつけていきたいということで、今、鋭意努力をしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) もう一度、再度確認しますけれども、この目的というのは、「情報伝達機能の強化を目的」と書いてあるんですわ。強化になっていない。  ほんまに真剣に取り組んでもらわんことには、山城町でつくった機器は変えたから、聞こえへんとこは辛抱しいやと、これはないでしょう。もっとしっかりとチェックされて、まして総務部理事は防衛省のほうから来てくれはったんかな。やっぱり、余計にそういう危機感というのは持ってはると思うんです。そういう意味も含めて、しっかりチェックしてもらって、そしたら3月中までに、もう一遍3月に聞きます。もう予告しておきます、パート3で。結果をきちっと教えてください。そういう意味で仕事をしてください。よろしくお願いいたしたいと思います。  あと、3番目に入ります。  池の問題なんですけれども、ここに書いている梅谷古池が2カ所ありますということで書いてあるんですけれども、この2カ所の1カ所部分は、この間、災害が起きましたわね。1億円か何億円かかかって修繕しましたわね。これ、幸いにして災害はなかったし、よかったですけれども、この田護池と梅谷古池、要注意の池なんですわ。  今回、梅谷古池については、修理されたから、もう問題ないということやったら、それで結構です。田護池につきましても、上に大きな池がありますので、それが切れると、椿井地域の一部の方ですけれども、まともに水が来ると。それをどうやからということではなくて、私の質問は、その水のふえていく状況とか、雨の降っているときに誰が見に行かれて、誰が最終責任をとってくれるのかという話なんですわ。それを私は今回聞きたいだけで、維持管理不足とか、そういうのがあるんだったら、きちっと指示しなさいよ。水のふえていく、雨の局地豪雨の場合やったら、ざっとふえますから、それを誰がチェックしに行くんですか、見に行くんですか。それによって、避難指示・避難勧告等を出すんですやろう、避難準備も含めて。誰が行くんですか。それさえ教えてもらったら結構ですわ。責任者は誰であるのか。木津川市やったら、木津川市と言ってください。水利管理者やったら、水利管理者と。どちらかと思うんですけれども、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  田護池と古池の件でございますが、平成25年の9月の決壊した池でございますけれども、同じ梅谷地域の新池2号でございます。古池につきましては、復旧等の工事には該当しておりません。  それと、誰が責任を持つのやというところでございますけれども、受益者でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、先ほど私が言ったのは新池2号、私、この池かなと思っていましたけれども、間違えました。済みません。  そしたら、田護池と梅谷古池の2カ所、これについては受益者がするということで結論にさせてもらっていいんですか。  例えば、もうその水を使っておられないとかがあって、返すということになりましたら、市のほうで全てをやるということでいいんですか。ちょっとそれは確認です。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  受益者が責任というところでございますけれども、今の御質問は、受益者が少なくなっているとか、いないとかというふうなことでございますけれども、それは今後の廃池といいますか、そういう手続も踏まえた中で地元と協議をさせていただいて、それは市のほうで協議をしながら進めていくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 先ほど、ちょっと戻るんですけれども、受益者ということでおっしゃったんですけれども、受益者並びにそれの管理者になると思うんですけれども、市として防災として考えたら、市のほうが、雨のざーざー降っているときに誰も行けないですけれども、行政が行かなければ、受益者に行ってもらえると思ってはりますか。恐らく行かないと思いますわ。そういう意味で、今回の質問をしているんですわ。  行政がいろいろな面で、川でしたら、天神川が山城地域にはあります。それには、この防災のカメラをつけたりしてやってくれてはります、チェックできないものは機械で。そういう考えをして、ましてこの田護池のほうは、もうかなり堤体も傷んであるということは御承知のとおりだと思うんですけれども、そういう中で、きちっとそういうようなものもつくっていくと。実際、雨が降ったとき、行政も行きにくいと思うし、受益者も恐らく行きにくいと思います、雨がざーざー降っているのに。それは、もうカメラしかしょうがないわけですわ。そういうようなものを設置して、防災という意味で、守るという意味で、そういう考えを持っていただきたいなというのが私の考えなんです。どうでしょうか。そういうお考え、お金が要ることやから、一遍にできないという御回答かもしれへんけれども、そういうことも踏まえて、そういうチェックできるように、誰も行かんでも、今、いい機械がありますので、それでこの田護池と梅谷古池の2カ所をチェックするという方向で頑張ってもらえるのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今、お話のあります2カ所の池につきましては、100%ではございませんけれども、台風等でありましたら、そういう雨の状況とかも事前に察知ができます。  それにつきまして、地元の方に事前に水位を下げていただけないかとか、そういう連絡をさせていただいているところでございます。  それと、特に田護池につきましては、もう常に水位を下げていただいて、受益者も少ないということも地元のほうから聞いておりますので、水位を下げて、通常の中での草刈り等をしていただいた中で、ひび割れといいますか、堤体の保護の確認も踏まえて点検をお願いをしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) これ、やっぱり降ったときの状況を私は言っているんですけれども、あいの点検とか、そういうような分については、受益者並びに、この水利組合の役員さんはできますけれども、実際に雨が降って台風が来て、出られないときを想定して、私は、このことを質問しているんです。受益者なんて無理ですわ、市の職員も無理だと思います。  そういう形で、そしたら機械といういいものがあるんやさかい、宇宙からきょうびは出せる話ですし、そういうことも考えていくと、そこの堤防に機器をつけて市のほうに引っ張っといたら、市のほうでチェックできますわ。あっ、ぼちぼち避難してもらわんなんな、準備してください、切れる状況やということも伝えられると言うんですわ、伝達ですわ、市民に。伝達できませんやろう、そういう状態では。  そういう意味で、私は今、この質問をさせてもらって、誰が責任。受益者。無理ですわ。市の職員も無理違いますか、正直言って。私は、そう思うんです。行ってもらえたらありがたい。そしたら、帰られたら必ず行ってもらえますわねとなるんですわ。できひんから、それは機械に頼る。国土交通省やったら、絶えずカメラをつけて樋門なりとかをやっておられますので、市もそういったところにお金を費やしてやってもらいたいなと。あくまで、防災の部分は、特にそう思います。この2カ所の池の下の人は、恐らくそう思ってはると思う、万が一なったらかなんなというぐあいにね。  そういう意味も含めて、ちょっとそこらは、次年度じゃなくても、何年計画でもやっていこうと。1つつけるのに何ぼか知りませんよ。確かに、学校の関係で防犯のカメラをつけておられますけれども、それも大切です。そやけど、池のそういう問題というのは、大きな人命を奪うということもありますので、そういうような面で考えてもらえますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  市内には125のため池がございまして、その中でもいろんな状況のため池がございます。  議員のおっしゃる意味もよく理解はしておるわけでございますけれども、あのカメラ等でございますけれども、十分、方法としての認識はしておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 認識は結構なんですけれども、実行をお願いしたいなと思うんです。どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  数等、ため池の2カ所以外にもあろうかと思います。そういうのも踏まえまして、対策等の方法の一つとしてカメラというのは認識しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 歯切れが悪いですわ。  もう少し前向きな姿勢で、何年度以内には頑張ってやろうとか、そういう意気込みを私もらったら、頑張ってくれんのやなと思うけれども、やっぱり命を守るというのが一番大切なことです、学校の児童にしろ、生徒にしろ、住んでおられる老人たちの方にとってね。  そういう意味も含めて、時間が足りませんので、またそこらの点、3月にもちょっと聞かせてもらいますので、そこまで考えておいてください。よろしくお願いいたします。  それでは、2点目の質問に入りたいと思います。  2点目の質問は、「本年度の事業執行等の見通しは」ということで、ことしも師走を迎え、残り少なくなり、昼夜、安心・安全なまちづくりと快適な生活環境の向上を目指し、市長を先頭に職員が一丸となって事業執行や課題の解決に努力されていると思いますが、本年度の事業執行状況について、お尋ねします。  (1)本年度の予算執行は、繰り越しなく執行できるのか。また、そのうち市道大平尾神童子線道路拡幅(JR奈良線踏切付近)用地等の調査・交渉結果及び木津高等学校へのアクセス道路整備の進捗状況はということで、1点目、お願いします。  (2)国と市が協力して実施されている国土交通省管轄の国道24号の歩道設置事業(北河原地区・木津地区)の未買収地の交渉は進んでいるのか。お伺いいたしたいと思います。また、宇治木津線道路新設の要望活動は進んでいるのかということで、2点、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  今回の定例会に上程しております議案第81号、平成28年度一般会計補正予算第4号におきまして、年度内の事業完了が見込めない梅美台4・5・6丁目集会所建設事業及び橋りょう点検修繕事業の2件について、繰越明許費を設定しております。  それ以外の事業につきましては、年度内完了に向けて取り組みを進めているところでございます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  市道大平尾神童子線道路拡幅用地等の調査につきましては、事業区間内の有地番でありながら登記されていない土地について、所有者確認のため、平成28年3月に京都の財務事務所と協議をいたしまして、平成28年6月に地元住民への聞き取りを実施し、同じく平成28年3月、6月、11月に法務局と協議をいたしました。  当該地につきましては、閉鎖登記簿、旧土地台帳等にも記載されておらず、法務局では調べようがなく、官地の可能性もあるので、財務事務所と協議を行いましたが、民地の可能性もあることから、明確な回答が得られておりません。  地元住民への聞き取り調査で、所有者らしき方の名前が挙がりましたが、明確な根拠がないことから、引き続き調査を実施してまいります。  木津高校アクセス道整備の進捗につきましては、今年度、詳細設計を行っております。  来年度以降、順次、用地測量、用地買収、工事着手に向けて事務を進めてまいります。  続きまして、2点目の国道24号の歩道設置事業につきましては、国と協力しながら未買収地の交渉を進めております。  今年度につきましては、1地権者の方との契約が成立したと聞いております。  また、一定理解をいただいている地権者もおられるとも聞いております。  宇治木津線につきましては、早期に国で整備していただけるよう、城陽市・井手町・木津川市で協議会を組織し、京都府の協力を得て、事業化に向けて要望を行っております。  地元の道路の必要性を訴えてきた結果、今年度は、国において道路整備を進める上での「概略ルート・構造の検討」の調査に取り組んでいただいており、今後、計画段階評価をされると聞いております。  道路調査の段階を早期に進めていただき、一日も早く新規事業化されるよう、さらに要望をしてまいりたいと考えております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) それでは、1点目から確認していきたいと思います。  まず1点目につきましては、年度内完成が見込めないのは、集会所の建設事業と橋りょうの点検修繕事業と、2件だけです。ほかはございませんということで、よろしいですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  予算執行におきまして、当然、年度内に執行できないものにつきましては、繰り越しの手続をさせていただくわけでございます。  今回、補正予算という形で上程させておりますものにつきましては、10月末で予算を取りまとめているものでございます。その時点におきまして、2件の年度内執行が難しいものが出ておりましたので、繰り越しの手続をさせていただいているところでございます。  そのほかのものにつきましては、今後の進捗状況にもよりますけれども、現在、鋭意進めていると、先ほど御答弁申し上げたとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 補正予算でおくれる可能性はあるけれども、当初に組んだ部分については、入札も全て終わり、今、事業をされているということで確認させていただきますが、よろしいでしょうか。部局も違うこともありますので、もし部長、まだできませんということやったら、言ってください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。
     谷川議員の御質問にお答えをさせていただきます。  今年度、当初予算に計上しているものにつきまして、現在、全てが入札を終わっているという認識はしておりません。入札が済んでいない部分はあるというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今の総務部長の答弁にもございましたように、全て発注済みというところではございませんので、これから発注する部分もございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) それ以上聞きませんけれども、もう少し早く発注をしたら年度内完成ができるんですわ。そういうことも踏まえて、次年度、平成29年度は早期発注を目指してください。それで、1番目については、答弁結構です。  2番目に入ります。  このずっと6月から、こういう形で調査なり地元への聞き取り、財務省、法務局と聞いた中で、わからないということは、どうするんですかね、最後は。誰が決めるんですか、教えてください。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  この件につきましては、谷川議員、ことしの3月の一般質問にも同様の御質問をされておったと思います。  そのときにも、私の答弁をしている部分がありますけれども、今後につきましては、今年度、先ほど答弁いたしましたように、職員等で調査等をしたわけでございますけれども、やはりより専門的な知識等が必要になってくるという判断をしております。  私の3月の答弁にもございましたけれども、今後は、司法書士さん等にお願いする方向で内部で調整をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、最後の手段というんですか、司法書士さんにお願いして、誰の持ち物かということを確認するということで、3月までに司法書士さんのほうに、もう正月が明けたらお願いして、司法書士会でもいいですわ、会のほうにも頼んでやっていっていただきたいと思います。  そうしか前へ進みませんので、今回、そこの部分で道路の補修というのは上がっていますけれども、肝心なのは、踏切で何か大きな事故があったら困るなということで、私は何回もこういうことを言わせていただいているわけで、一生懸命になってくれてはるのはわかるんやけど、何で前へ進まへんのかなというのが私の問題点なんです。頑張ってください、よろしくお願いします。  それと、次に木津高校の問題、再三、平成二十何年ごろから何回と言っております、この分については。ようやく前が見えたんかなというぐあいで喜んでおるんですけれども、最初の当初のときは、実は校門前じゃなくて、そこを右へ回って、今のできました城山台の道へつなぐという話だったんですけれども、いつからこんなにまた変わって、その部分だけされて、あとはほっとかれるのかなということで、やっぱり総合的に考えると、消防車が入るには、どちらからでも入りやすい。広い道からなんですけれども、入りやすいようにしとくべきやと私は思うんですけれども、なぜそんなに変わったのか、教えてください。最初、私が担当部のほうに聞いたら、ここまで考えていますと言われたやつが、今は校門までやと。なぜ縮められたんかなと思って、不審なんです。よろしく。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  もともと木津高校の正門から東のほうへ向いて市道があります。今も認定路線でございますけれども、URの開発地内に入る道となっておりましたので、その開発地内がもともと相楽園といいますか、内田山がございまして、今、造成してなくなっておるわけでございますけれども、その区域内に通じる道ということで、やはりそういう開発の事情もあって、今、正門のところでとめているというのが、今の現状でございます。  今後はどうするのやというところでございますけれども、まず我々といたしましては、今の木津高校へのアクセス道をまず第一優先で進めていって、その次の段階の中で市道認定しておりますので、それはまた通じるようなことを進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そしたら、よろしくもとにフィードバックしていただいて、そこまでつながるような計画路線にしてください。  今回は、市道認定という形で提案されておりますので、その地図を見ますと、そこまででとまっておったということで、先はどうされるのかなというぐあいに思ったから、今回質問させていただきました。  そしたら、3つ目の質問に入りたいと思います。  「準用河川の整備状況は」ということで、現在、市が管理する準用河川は42河川あります。維持管理面で除草作業や堆積した土砂の撤去等は、地域と行政が共助で実施されていますが、護岸等の整備状況は進んでいますか。  そこで、お尋ねします。  (1)準用河川の現状(総延長・整備率等)は。  (2)農地を守る農振農用地内の未整備河川の整備状況は。  (3)今後の整備計画はどうなっているのか。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えします。  現在、市で管理しております42の準用河川の総延長は、約32キロメートルでございます。このうち、11河川の約5.6キロメートルにつきまして、改修済みであります。  2点目につきましては、農林水産省の補助事業として、農振農用地内の準用河川の整備は、実施することができません。  ただし、農振農用地内の河川法の適用を受けない普通河川を含めた農業用排水路につきましては、整備が可能であります。  本市では、土地改良区等と連携して、現在農振農用地内の水田等の乾田化を促進し、京野菜等の畑作栽培を可能とするため、用排水路の改良工事を農林水産省の補助事業等の適用を受け実施してきております。  3点目につきましては、準用河川においては、井関川の改修事業が完了し、現時点での計画はありませんが、山城町の南河原川において改修を実施する予定であります。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 状況、よくわかりました。  42準用河川があって、約32キロメートルあると。11河川の約5.6キロメートルが改修済みということは、かなりまだ残っているという状況だと思うんですけれども、状況はそれで結構でございます。  次に、2点目につきまして、確認していきたいと思います。  ここを読ませていただくと、現在、農振農用地内で水田等の乾田化を促進し、京野菜等の畑作栽培を可能とする用水路とか排水路の計画をしているということで明記しておられるんですけれども、ちょっと場所は違うんですけれども、加茂の恵美須神社というのがあるんですけれども、事前にもちょっと河川名は言っておきましたけれども、そこへ私、1月10日に恵美須さんに、いい福ないかなと思って参っているんです。  そのときによく聞くんですわ。あの地域の河川、特に恵美須川という川があるんですけれども、その恵美須川は、毎年雨が降ると浸水すると、いっぱいつくと、何とかなりませんか、議員さん。私は行政じゃないから、実態だけ聞かせてくださいと言って、聞かせてもらったときがあるんです。  確かに、その場所も見に行ってしておったんですけれども、こんなとこ水つくのかなと思ったら、住所が河原という地域になってるから、ここもともと河原やったんだなということで思いまして、水がつく地域かなと、そういうことも思って水路を見せてもらって、しておったんですけれども、ここにこういう私の議会のレターケースに入っているんです。瓶原農地水環境だより、これを毎回いただいているので、読ませてもらったんです。  そしたら、農地維持管理の面では、支払いされていると。こういう草刈りとか、除草とかを一生懸命やってはる写真とか、いろんな写真が載っておるんです。議員の皆さんもこれを見てはると思うんですけれども、コスモスまつりをしたり、いいことだと思うんです。  これ、10割負担で10割、国が2分の1、府が4分の1、市が4分の1というあれでやっておられて、ここに資源向上の関係の分が載っておるんですね、ここに。  ということは、資源向上でしたら、河原区とか、登大路とか、この辺の川だと思うんですけれども、U字工をつくられたり、実際にやられている写真があります。これは小規模な部分です、やられているのはね。  本来、準用河川というのは、市がしなければならない河川ですので、肝心なところをしなければ、小さいところをしても、最終的には水がつくということになりますので、そういうことも踏まえて、そういう新たな取り組みは、こういう形でしてもらえないのかなと、また地元のほうから、こういう要望は出ていないのかなと。  要望出ているけど、しませんと言ってはるのか、ちょっと私はわかりませんけれども、地区に聞きますと、要望出していますよという話やったから、そこの点、ちょっと経過並びに、しない理由を教えてください。お金と言ったら、もうしまいです。先ほどの冒頭じゃないけど、「金」という字ですね。よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再質問にお答えをいたします。  今、お話にございました恵美須川につきましては、準用河川でございまして、地元の河原区から要望をいただいております。  今後も、崩落すると思われる箇所が随所に見られることから、早急な改良工事をお願いしたいという要望でございますけれども、我々といたしましては、部分補修等の対応をさせていただきますということと、崩落等、緊急対応の場合は連絡をいただきたいというところで、準用河川でございますので、谷川議員御承知のとおり、市の管理河川でございます。農業用水路ではございません。農業用水路でありましたら、先ほどの農地・水関連の、そういう事業にも該当するわけでございますけれども、準用河川につきましては、そういうわけにもいきませんので、崩れかけているところがありましたら、また我々のほうに御通報いただきましたら、対応はさせていただくとともに、あと周辺が田んぼでございまして、川の幅は1メートルあるなしぐらいの素掘りの水路でございます。用途的には、周辺の農地の農業用水路的な位置づけ、用途的なものというふうな認識を我々はしておるところでございまして、材料支給等も可能でございますので、その点につきましては、地元の方との協議の中で進めさせていただけるものであるというふうに認識をしております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) そういう要望が出ておったら、地元で一回協議してもらうことは可能なんですか。私もよく行くたびに、そう言われますので、協議はされているんですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷川議員の再度の御質問にお答えをいたします。  我々も回答をさせていただくにつきまして、内容についての説明はさせていただくというところでございますので、それから具体的な協議に入る場合もございますので、まず地元のほうで、こういう回答の内容を説明させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 積極的な取り組みを期待しておりますので、地元とも話し合いをしてください。よろしくお願いします。  続いて、4番目に入りたいと思います。  これは、きょうの午前中に柴田議員がおっしゃいましたので、さらっと流させていただきます。  「高齢者の運転免許証自主返納者に支援の考えは」。  高齢者のドライバーによる交通事故が全国各地で相次いでいる。高速道路を逆走して衝突する事故や、登校中の児童の列に車が突っ込んだ事故などが絶えない。  警察庁によると、75歳以上の自動車免許保有者数は約480万人。来年3月に施行される改正道路交通法で、免許の更新時の検査等により免許の取り消しとなる高齢者もふえると見込まれる。  そこで、お尋ねします。  (1)市内の75歳以上の免許保有者数は。  (2)高齢者の免許証自主返納者にタクシー券等の支援の考えは。  お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをいたします。  市内の75歳以上の免許保有者数の把握はしておりませんが、高齢者に当たります65歳以上の免許保有者数は1万530人でございます。  次、2点目につきましては、現在のところ、高齢者運転免許証自主返納支援として、タクシー券等は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) よくわかりました。  先ほど柴田議員さんの答弁を聞いておりましたので、よくわかりましたので、一番最後であります、やっぱり高齢者の移動手段に問題がありきやから、こういうことになってくるので、問題・手段が解決する方向で、前向きで検討してもらいたいと思います。どうですやろう。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えをさせていただきます。  高齢者の免許返納後の移動手段というのは、課題というふうに認識しております。現在、高齢者の事故も、一番特に社会的な問題となっておりまして、国のほうでは、警察庁及び国土交通省のほうで対策等を講じておられるところでございます。  国、また府、そこら辺の支援と相まって、また市のほうの支援策につきましても、どのような方法がいいのかということも含めまして、今後の状況を確認して、また市としてどういうことができるのかということを考えていきたいというふうに思います。
     以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  よろしくお願いします。  最後の質問になります。  「木津川アートの成果と今後は」。  平成22年平城遷都1300年祭から始まった木津川アート、ことしは木津川アート2016が山城地域で11月6日から15日間開催され、地域のボランティアの協力もあり、盛大なアートとなりました。  私も徒歩や自転車でゆっくり回って、全てのアート会場を鑑賞することができ、また新たな発見もあり、満足いたしましたが、市民の感想等はどうであったのか、お尋ねします。  (1)木津川アート2016に来られた人数等は。  (2)木津川アート2016山城編に来られた方の感想は。  (3)来年度以降の考えは。  以上3点、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 岩木 雅邦君登壇) ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えします。  木津川アート2016における来場者数につきましては、1万22人でございました。  内訳といたしましては、4つのエリアごとの来場者数8,404人、イベント・ワークショップでの参加者数907人、市役所本庁舎で行ったマチオモイ帖展の来場者数711人の合計値となっております。  2点目につきましては、木津川アート2016において行ったアンケートの速報結果から、まず「来られた感想」につきましては、92%の方が「満足」、7%の方が「普通」、残り1%の方が「不満」という集計結果でございました。  肯定的な意見といたしましては、「地元だが、新発見がたくさんあった」「地元住民の案内がよかった」という意見が多数寄せられました。  一方、否定的な意見といたしまして、「道に迷った」や「終了時間が早い」などの意見がありました。  3点目につきましては、木津川アートは、日常的な地域空間が現代アートと融和・融合することで、新たな魅力を生み出し、地域を新発見・再発見する芸術祭であるとともに、まちづくり事業でございます。  今回の山城地域でも、新たな市の魅力や文化を広く市内外に発信することとあわせて、市民が自分たちのまちを見詰め直すきっかけなど、さまざまな効果の発見と獲得につながったと感じております。  このことから、今後も引き続き市民参加と市民協働の機会を幅広く設け、多くの関係者が継続して「まちづくり」としての木津川アートに参加しやすい仕組みづくりを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 最後の最後になったんですけれども、写真2枚を見ていただいて、終わりたいと思います。  1つは、この写真です。皆さん行かれたと思うんですけれども、お答えを、わかるんだったら言ってほしい。どこの場所で、どこだということがわかりましたら、言ってください。ありませんか。    (質問席で写真を呈示) ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  椿井大塚山古墳であると考えます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。  この部分は、これでございます。  もう一つございます。わかりますか。皆さん行っておられると思うんですけれども。    (質問席で写真を呈示) ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えします。  山本邸ではないかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 皆さん行ってもらったと思います。  最後に、これは何だかわかりますか。    (質問席でバッジを呈示) ◯議長(倉 克伊) 谷川さんに申し上げます。  申し合わせによる質問時間の制限を超えましたので、発言を許しません。  ただいまの質問にお答え願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 私も缶バッジ4つぐらい持っていますが、どこのバッジかということですか。ちょっと見えにくいんですが。 ◯17番(谷川 光男) ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時10分、午後2時25分まで休憩といたします。    午後 2時10分 休憩    午後 2時25分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時25分、休憩前に引き続き会議を開きます。  4番目、伊藤紀味枝さん。    (伊藤 紀味枝君質問席へ移動) ◯11番(伊藤 紀味枝) 11番議員、伊藤紀味枝です。  本日、2人の議員の方が同じ質問をされましたが、通告書に基づき質問します。重複するところもありますが、よろしくお願いします。  「高齢化社会における交通安全問題は」と題しまして、本年10月に横浜市で、高齢者の運転する軽トラックが集団登校中の列に突っ込み、小学生が死亡する痛ましい事故がありました。  毎日のように高齢者による交通事故が報道されて、深刻な社会問題となっています。  わずか一、二カ月間を振り返ってみましても、全く無関係の人が巻き込まれる事故が相次いで起こり、幼い子供や将来のある若者が巻き添えになって命を落としたニュースには、心が痛まずにいられません。  来年3月施行の改正道路交通法で、75歳以上に対する免許制度の見直しが行われますが、自主返納制度をしても、多くの問題が残ります。  国任せではなく、地域の実情を踏まえた対策が必要と考えます。  (1)高齢者の認知症対策の取り組みをどのように考えているのか。  (2)認知症だけではなく、視野や注意力の衰えや判断力の衰えのため、本人は正常な意識を持っていたにもかかわらず、結果としては過失となる場合がある。身体等の状態は、トレーニング次第で維持もしくは老化をおくらせることができる。市としての取り組みは。  (3)高齢になると、通院や買い物等において、車でしか移動手段がない場合がある。そのため、交通手段の確保、車を利用しなくても生活ができるまちづくりが必要である。市としての取り組みは。  コミュニティバスの運賃を75歳以上は100円に下げるべきであると考えるが、どうか。  (4)高齢者が家に引きこもることは、思考力や体力の低下などにつながることになる。コミュニティ社会をしっかり構築するべきであると思うが、考えは。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  私からは、伊藤議員の1点目、2点目、4点目の御質問にお答えします。  高齢者が住みなれた地域で安心して暮らすため、認知症に対する理解の促進、予防や早期発見・早期対応の体制整備及び介護者の支援の重要性を認識し、取り組みを進めているところです。  2点目につきましては、介護が必要とならないために、元気な高齢者に対して、一般高齢者運動器機能向上事業として、10月から3月まで週1回、筋力増強のトレーニング等を実施しています。  また、虚弱な高齢者に対して、二次予防事業として運動器の機能向上・栄養改善・口腔機能向上の複合プログラムを週1回、6カ月1クールとして実施しています。  4点目につきましては、サロンや老人クラブは、交流の促進や生きがいづくりとともに介護予防につながる大切な活動であり、参加を促しています。  また、閉じこもり防止のために、生きがい対応型デイサービス事業を週1回、市内3会場で行っています。  また、今年度は介護予防サポーターを養成し、今後、身近な集いの場で体操教室の実施に向け準備を進めています。  このような介護予防事業を通して、近隣住民が相互に支え合う地域づくりを目指していきます。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の3点目の御質問にお答えします。  本市では、市内における公共交通の空白地帯の解消や、通院や買い物などの移動手段を確保するため、各地域の特性に応じてコミュニティバスの運行を実施しているところでございます。  また、持続可能な公共交通を構築するため、コミュニティバスの運賃を改定する予定はございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 御答弁いただきました。大体、思っているような答弁内容だったかなと思っております。  まず、1問目のほうから再質問させていただきます。  認知症対策で早期発見、そして早期対応というのが市のほうでも十分理解していただいております。取り組みを進めてもらっているというところですが、ただこれだけ一辺倒の回答では、一体どういうのかなというのもあります。  そして、75歳以上の免許の保有者というのは、一昨年度末で全国で478万人と言われており、75歳以上のドライバーによる死亡事故が全体に占める割合は上昇し、平成18年度には7.4%だったのが、平成27年度では12.8%になっており、かなりの上昇率です。  これらのことから、道路法改正という形になって、75歳以上に対する免許制度を見直しをするということで、特に今回、認知症ということを再質問させてもらうのは、認知症機能の検査が強化されたという点でございます。  これだけ高齢者の方の事故が多発すれば、強化するのは仕方ないと思います。やはり、一番先にするのが認知症対策、そして体とかというほうに多分移ってくると思います。  現在、認知症対策型カフェというのを展開されていて、インターネットにも載っておりますけれども、利用は現状はどのようになっているのか、お伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。
    ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  この平成28年度から、市のほうでも認知症カフェの取り組みを市内3会場で行っているところでございます。  まず、木津の地域におきましては、毎月1回程度実施をいたしておりまして、大体平均5組から6組の方が利用されておられます。  また、加茂地域におきましては、2カ月に1回の実施をさせていただいておりまして、平均三、四組の実施状況となっております。  山城地域におきましても、2カ月に1回の実施で、平均三、四組という状況となっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 今、次長のほうから答弁いただきました。  随分、木津・加茂・山城におきましては、内容も違いますし、頻度というんですか、そういうのも違うように思うんです。  これらをシェアして、もうちょっと刺激的にやっていくというのは、これ自体は、もう高齢者の方、利用する方が自分で動かないとだめ、内容的に変えるということは考えておられるのか、それともないのか、どちらでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  この平成28年度から開始をさせていただいております。取り組みを進めていく中で、また課題等の整理もしていきたいと思っております。  その中では、会場へのアクセスをしていただきますのに、少しでも多くの方に御参加いただけるような交通手段の確保等も含めながら考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 今、交通手段等も考えながらということですので、公共交通の利用ということだと思うんですが、それはちょっと後回しにしまして、市長、ちょっとこのポスター、御存じないでしょうか。皆さん、ちょっとわかりにくくて、えらい小さい、もう少し大きなポスターがあったんですけれども、ちょっと紛失しまして、10月2日にあった分です。御存じでしょうか、わかっておられたら、ちょっと言っていただけないでしょうか。    (質問席でポスターを呈示) ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 伊藤議員の御質問にお答えいたします。  たしかRUN伴のポスターかなというふうに思います。  私も、ちょうど市役所まで来ていただきましたので、参加をさせていただいて、たしか北海道から沖縄までずっとめぐっていただいている、つないでいただいているという取り組みだというふうに思っております。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 今、市長のほうから大まかな説明をしていただきました。  これは、実は北海道のほうから発祥いたしまして、平成23年度に北海道のほうの函館から札幌までの距離を、たった171人で参加されました。それから、翌年、平成24年度は札幌から東京まで、このときは参加者が743人。そして、平成25年度、このとき初めて木津川市も参加させていただきました。このときで、参加者が1,472人参加して、そして平成26年度におきましては、これたまたま木津の敬老会で市長のほうから欠席のあれがあったということです。このときは、市役所じゃなく、西木津ぬくもりの里であり、私自身ぎりぎりで、敬老会に参加できる時間内にいてて、参加させてもらいました。  そして、平成27年度、これは市役所で、市役所へ来るのに2回目ということで、全国で7,775人参加ということです。  そして、本年、今、市長からも言われましたように、市長以下、健康福祉部次長さん、そしてまた秘書の方、たくさんの方が参加されて、参加者は1万1,000人と、今まだはっきり集約していないけれども、それぐらいの人数であるということを聞き及んでおります。  なぜ、こういうことを言うかというと、それだけ機運が高まってきて、認知症対策は、やっぱり家族だけの問題ではなく、地域、そして自治体そのものもしていかなければならない。  認知症になっても安心して暮らせる地域になることを目指して、認知症の人とともにこのたすきをかけて北から南まで、沖縄まで、今、行っております。ことしは北海道から沖縄までということでしておりまして、来年度は台湾で開催予定ということも聞いております。  このように、非常に大きな目標を持った、皆さんにこれを知ってもらうということで、ちょっと紹介させていただきました。  そのとき、私、カメラを忘れて、市のあれのほうからアップさせてもらって知ったんですが、これだけの人数で、去年なんかはかなり多かったんです。それだけ、認知症に対しての、これからその人の家族だけではなく、みんな寄って地域、そして自治体のほうもしていかなければならないということですので、これから今、初めて認知症カフェを設置ということでされているんですが、いろんな方のお声を聞きながら、ちょっと加茂・山城のほうでも、2カ月に1回ということで、出席者というのも、3組から4組ということですので、非常に少ないと思います。これはやはりしっかり広報して、こういうこともある、一人で悩まないで、家族も悩まないでということを私はPRするべきだと思います。そういう面でも、しっかりとしていただけるのかどうか、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  現在、市のほうで取り組みを進めておりますカフェのほうは3会場でございますが、市内を眺めますと、ほかの法人さんでも認知症カフェを取り組んでいただいているところもございます。  だんだんと地域で支えるというところが広まってきているところでもありますので、この認知症カフェへの参加をきっかけにいたしまして、御家族・御本人さんが外に出ていただくことにつながっていただいているようにも伺っております。  そうしたことがつながりまして、本当に地域で支えるということを考えていくきっかけにもなりますし、また市のほうでも会場設営をふやしていくべきかどうかというところも、今後考えていきたいとも思っております。  また、こうしたカフェの取り組みだけではなく、地域で支える取り組みといたしましては、見守り及び声かけ訓練というのも、毎年、市内4カ所で実施もさせていただいておりますので、その中では、サポーターの養成講座という認知症の理解を深めるという講座もしながら、実際に徘回役の方を想定しまして、どのようにすれば行方不明にならずに地域に戻っていただけるかというような実際を想定しての取り組み等も進めているところですので、いろんな取り組みを地域ぐるみで今後も続けてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) ありがとうございます。  しっかりと取り組んで認知症をなくすということは、非常に難しいと思います。でも、おくらすこと、またそのまま維持するということは、努力によって私はできると思いますので、その点、しっかりとやっていただきたいと思います。  2点目に移ります。  筋力トレーニングというんですか、そういうのとか、栄養改善、食の改善だと多分思います。  口腔機能向上のプログラムもやっておられるということで、これ、参加者はどれぐらいの人数あるのか、把握しておられるようでしたら、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  先ほどの答弁の中にありました、1つに、一般高齢者運動器機能向上事業というものは、半年間に及んでさせていただいている教室でございます。  こちらにつきましては、平成27年度におきましては、合計48回実施いたしまして、延べ661人の方に御参加をいただいております。  もう一つの二次予防事業として複合プログラムを実施しております教室につきましては、市内3会場で行っておりまして、平成27年度は、実際、304名の方、延べ2,952人の方に御参加をいただいたところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) おのおの参加人数を教えていただきました。これが多いと思うのか、少ないと思うのかということですが、まだちょっと始まって半年の人数ですので、一応、すごく大事なことなんですけれども、これ自体はやっぱり健康寿命を延ばすことが大事やと、私自身、よく耳にします。  平均寿命との差をなくすということですので、市の健康寿命は今何歳になっているか、また京都府の、多分、それもあると思うんですが、その中では、京都府内の中ではポジションはどれぐらいになっているのか、わかれば回答をお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  市におきます健康寿命というところでございますが、平成26年度に府のほうが公表しておりますデータによりますと、健康寿命は80.2歳となっておりまして、女性の場合、83.1歳となっております。男性は、府内におきますと、長いほうから8番目、女性が長いほうから18番目という状況となっております。  ちなみに、府のほうの年齢でございますが、健康寿命は、男性のほうが70.40歳、女性が73.50歳ということで、多少、基準となっておりますもとの算定方法は異なっておりますが、そのようなデータとなっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 男性のほうがえらい頑張っていただいているということです。  何で健康寿命のほうを聞いたかといいますと、いかに健康寿命を延ばすということを市のほうが真剣に取り組まないと、人間、長生きしても、平均寿命が幾ら延びても、幸せではないです。健康寿命を延ばすということが大事ですので、今、健康寿命のほうで取り組みとして市のほうから週1回の筋力増強とかということを言っていただきました。  これ、京都府のほうからも多分出ている、ちょっとネットで見たらあったと思うんですが、そういうことも含めて、私は、これからますますそうすること自体が認知症の予防になる、筋力もする、そしてシェア等も、やっぱり刺激を与えるということで非常に大事なことだと思いますので、その点についても、私はまだまだこれからもしほかに取り組むこと、予定なんかがあれば、教えていただけますか。市として、またそういう教室を開くということがあれば。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  この健康寿命を延伸していくということは、できるだけ介護状態にならずにという取り組みになってくるかと思います。  今後におきましては、今、養成をさせていただいております介護予防サポーターによります地域での取り組みも、体操教室などを取り組むことによりまして、運動の機会を身近な地域でふやしていくというふうに考えておりますので、そのあたりの取り組みを今後も続けていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) そしたら、次、3番目のほうへ移らせていただきます。  御答弁のほうが、コミュニティバスはしっかりと運行していますよと、ただし運賃の改定はありませんという、非常に初日、誰か言うたかしらないけど、冷たいというか、実際、私もそのように思います。  なぜ、この75歳ということを言ったかということだけはっきりと申し上げます。  共同浴場のほうも、70歳と大人と金額を分けておられます。70歳以上からは100円、そして普通の大人の方は200円です。私、70歳の人が高齢者というのは、非常に元気な方が多いから、失礼に当たるから、75歳が妥当かなと私一人で思って、75歳という数値を挙げました。  ただ、75歳で皆さん言われるのは、市が平成22年の3月に料金改定をされました。そこから見ますと、利用者は全体としてどのようになっておるか、市のほう、利用者の人数、乗降客、平成21年度は100円でした。そこから、今現在の人数とどれぐらいの差か把握しておられますか。減少したか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  平成21年度からは、今現在、平成27年度は減少しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 全体として減少は確かにしているんです。どれぐらい減少しているか、把握しておられますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  平成21年度は39万人でございます。平成27年度では26万3,000人、概数でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 減少として、細かい数字まで言いますと、12万6,895人の方が減少しております。  やはり、非常に減少すれば悪循環になるんです。乗らないから、この線を廃線にしようかという線が出てくる可能性もなきにしもあらずです。やはり乗降客をふやすという努力も市として私はしていかなければならない。また、反対に補助金をそれだったら出すんかということになれば、非常に厳しい選択をされるというのはわかるんですが、せめて高齢者の方だけでも、私はもう少ししていただかないと。  なぜ、こういうことを言うかといいますと、買い物なんかに行く場合、御夫婦で行かれる。通院される方も心配で、御夫婦で行かれる。そしたら、車の免許の返納はできかねないと、ちゅうちょするというのを、よく声を聞くんです。  200円だったら、1人400円ですわね。そしたら2人だったら800円ということで、非常に家計に響くということも聞きますので、その点、いや、絶対に値下げみたいなこととんでもない話やと思っておられるのかどうか、もう一度聞きます。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  コミュニティバスにつきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、持続可能な公共交通機関のための運賃改定で、100円を200円にいたしました。
     その結果、現在、議員おっしゃいますような形で、利用者は減っております。それが全てではないですけれども、ただ、きのつバスのほうは、平成26年度から平成27年度については若干ふえております。全体につきましては、減っております。  ただ、議員おっしゃいますように、75歳以上の利用者を、例えば200円を100円にするということは、今現在考えておりません。  75歳以上の利用者はバス全体の何割を占めるのかということにつきましては、75歳以上という形は、統計はとっておりませんけれども、平成26年度に実施した70歳以上の割合は、きのつバスで約3割の方、かもバスでは約5割の方、やましろバスでは約7割の方が70歳以上という形になっておりますので、75歳以上の利用者の方を例えば値下げした場合、収入については打撃があります。その点について、公共交通機関といたしましては、私どものほうでは運賃改定はできませんけれども、午前中の御答弁の中で総務部長も御答弁いたしましたように、返納の問題、そしてまた福祉サイドの福祉関係の問題もございますし、今現在、木津川市、いろんな大型事業も控えまして財源的にも不足しておりますし、今現在の私の立場といたしましては、運賃改定をする予定はないというお答えしかできません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) そうです。部長一人が「いや、します」ということは、それは答えられないでしょうが、人数的に今聞かせてもらって、70歳以上の方というのは、非常に私が思っている以上に利用されているのが多いなと。  これ70歳以上ですので、75歳以上はどうかというのは、ちょっとどうかなと私自身も思っております。  ただ、先ほど、きのつバスでちょっと若干上がっているということ、やましろバスのほうの利用客というのは、すごくふえているんです。平成21年度から平成27年度の間、3,303人と、私の計算間違いかな、ふえているので、これはどのように分析しておられますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  議員おっしゃいますように、やましろバスについては、ふえております。多分、全てが全て私把握しておりませんけれども、路線の編成がえとか、バスのJRの乗り継ぎの関係とかも検討した結果、こういう形になっております。やましろバスのほうはふえております。ただ、かもバスのほうは減っております。  その中で、やましろバスについては、平成22年度では8,600人、平成27年度では1万1,000人という形でふえておりますし、その中でのいろんな努力をした結果だと思います。  議員おっしゃいますように、75歳以上の方、免許返納も出てきますし、大変買い物難民とかの問題も出てくると思いますけれども、今後は、公共交通という全体のくくりじゃなくて全てのことも含めてのお話になろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 公共交通の乗降客、特にコミバスをふやしていくにはどうしたらいいか。とんでもない100円みたいなんはできませんよと。そしたら、市はどういうことを次にしようと思っておられますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  次の施策についての御質問だと思います。  例えばいろんな形の施策がございますけれども、例えば公共交通機関のワークショップを木津地域・加茂地域・山城地域などで行い、地元の方の実際のお声を聞きながらやっていきたいと思いますし、鉄道のダイヤ改正に合わせて、またバスの改正もしていきたいと思います。すぐにこれという打開できる施策はございませんけれども、地道な活動をしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 1つ加えてほしいんです。  これ、ちょっと言うのもどうかなと思うんですけれども、きのつバスはCI-CAのあれを利用することができるんです。割引もあります。悲しいかな、これを見たら、こんな小さい字でぴっと書いているだけで、わけわからないんです。一度、ちょっとこういう高いお金を出して、ずっと公共交通だよりというのを出してもらって、神社仏閣とか、こういうのはすごく楽しいですよ。でも、たまにはこういう利用方法をしたら安く乗れますよということを市は何でPRしないのかなというのが、こんな小さな字で見てもらっても、普通見はるかなというのがあるんです。どうです、それ自体、もう少し高齢者の方でもわかる利用方法をちょっとひも解いてするという考えはないんでしょうか、市はお金を出さなくていいんですから。どうですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  今の件につきましては、字の大きさを大きくするとか、広報に載せるという形でやっていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 字の大きさ、そして広報にも載せるということですが、もう少し、これはこういうように、CI-CAでも、ひまわりとCI-CAとちょっと利用方法が若干違うんですね。そういうことも、高齢者の方もわかるように市のほうはアナウンスしてほしいんです。  いつでも、広報で、こんな小さなところにぴっと載っているだけですので、せっかくこういうところだったら、例えばちょっと半面ぐらい割いて、ちょっとわかりやすいようにということをお願いしたいかなと思います。どうです、できますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  伊藤議員の御質問にお答えいたします。  すぐにという形はできませんけれども、現在、議員がおっしゃった形は十分わかりますので、中で話をしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 4番目のほうに移らせてもらいます。  4番目のほうは、いろいろとイベントとかしておられるということです。やはり、地域の方が地域で支えるということ、私、すごく大事なことだと思います。  1つ、ちょっと私の近所の話です。朝、水曜日と金曜日にラジオ体操をしております、近所の方。もう4年になりますが、一番先にしてもらえないかと頼まれて、それでたまたま中央図書館の南側のお寺があいていましたので、お願いしたところ、快く提供するということで、テレビをつけ、パソコンでつないで、ラジオ体操1と2と首の体操をさせてもらっています。  どうせ半年なったら誰も来えへんと思ってたら、4年たって、実に、大体いつでも20人は来られます。だから、延べ人数、多分恐らく全部来られたら、30人ぐらいかなと思っております。  来られる理由というのは、すごく地域、やっぱり運動したら気持ちいいねんと、しゃべられるからいいねん、あるから行くねんと。朝8時半だから、非常に男の人でも女の人でも来れるということで、そういう地域で密着したやり方というのを、ほかでも多分やっておられると思いますけれども、そういう仕方をして、近隣住民自体が支え合って、高齢者を支えるということも私は必要だと思います。  だから、そういうのを誰かが、サテライトみたいにふえていけばいいんだけれども、リーダー格の人もちょっと必要かなと思うんですけれども、市のほうも、そういうちょっとこういうラジオ体操とかをぴっとする、そういう案とかというのはないんでしょうか。こういう、地域でしてもらえたらなという、そういう考えはあるのかないのか、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長。 ◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問にお答えをさせていただきます。  先ほどのラジオ体操の取り組みにつきましては、皆さんが、恐らく楽しんで継続して取り組みをされているんだろうなというふうに聞かせていただいております。  現在、市のほうでも、やはり地域で支えていく取り組みというところを、できるだけ住民さんが主体になって取り組んでいただくことをしなければ長続きはしていきませんし、また誘い合ってというようなお声かけに基づくものが継続性にもつながるというふうに思っておりまして、地域でこういった取り組みを進めていくということで、高齢化率の高いところ、それからつどいの場の少ないところというのを市のほうで一定選定をいたしまして、モデル的な取り組みをこの平成28年度に進めかけたところでございます。  そういった中に、先ほどお伝えしましたリーダーとなっていただけるだろう介護予防サポーターさん等の活動もまた含めて、これから浸透させていく中で広がりにつなげていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 予防にこしたことはないんです。なってからは、なかなかもとに戻るのは、年がいけばいくほど非常に厳しいものがありますので、体操そのものも目的です。でも、行くという気力と、そして一緒に仲間ができるという仲間意識というのか、そういう地域の構築ということも私は大事だと思います。それ自体が体力の低下、そして認知症予防とか、そういういろいろなもろもろの件につながってくるように思いますので、しっかりとそういう面も含めてしていただきたいし、コミュニティバスの編成もしっかり、もし考えがあるようでしたら、しっかりして乗降客をふやせる方法、どれが一番いいのかも試行錯誤してやっていただきたいと思います。  この1番のほうは、これで終わりたいと思います。  2番目に移ります。「道路の安全性の強化は」。  本年11月に福岡市のJR博多駅前で道路が陥没しました。幸いなことにけが人はありませんでしたが、停電やガス漏れ等が発生し、周辺は全面通行どめとなりました。1週間で復旧したとはいえ、一つ間違えれば大変なことになってしまいます。  下水道管設置後、約30年を境に急激に道路陥没が多く発生するという傾向があるとされますが、本市での実態はどのようになっていますか。また、対策はどのようにしていますか。  以上、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。    (上下水道部長 池尻 潔昭君登壇) ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 伊藤議員の御質問にお答えいたします。  木津川市が管理いたします公共下水道施設の管渠は、平成27年度末で、汚水管276キロメートル、雨水管105キロメートルであり、設置後30年を迎える管渠は、汚水管で25キロメートル、雨水管で26キロメートルになります。  現在のところ、管渠の老朽化等に起因する陥没事故は発生しておりません。  また、維持管理については、通常の維持管理の中で点検を行っているところございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 数値を述べていただきました。一番心配しているのはね、私、汚水管ではなくて雨水管のほうが、やはり30年迎えるのは、これ26キロ、汚水管も余り距離的には変わらないと思いますが、雨水管のほうがひょっとしたら大変なことになるんかなと思ってこの質問にさせていただきました。  一旦下水道を整備すれば、いつまでも利用できるわけではないのでね、長い年月使用すれば施設が老朽化します。下水道は長い期間をかけて整備されてきたので、老朽化をそのまま放置すれば、下水の処理等ができなくなるだけではなくて、古くなった下水管が破裂したりして、俗に言う道路の陥没事故が全国でも多発しております。木津川市自体は、さほど大規模下水道工事とかしているわけではないので心配はないと思いますが、平成17年度では6,600件、平成19年度では4,700件、平成23年度では、全国で4,400件発生しています。下水をこれからも正しく処理し、なおかつ、道路陥没事故等を生じないようにするためにも、やはり下水道の施設の更新とか管渠が大変私は重要やと思います。陥没の発生は夏場に集中すると聞きます。夏場は、やはり路面のほうが、温度が上昇し、舗装がやわらかくなり、その結果、道路陥没がしやすいと聞きます。9月、10月も多くの陥没が発見されるとありますが、それ自体は、やっぱり雨の多い時期に地下水が管内水位を変動し、管渠等に土砂等を巻き込みやすくなって、道路陥没を起こすと考えられております。それらの点も含めてね、やはり、今は大丈夫だけど、これから通常の管理だけで、それでいいと思っておられるのか、それとも30年で、節目で、一遍ちょっと大規模に点検を行っていきたいとかいうのは考えがないんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  ただいまの伊藤議員の質問に答弁させていただきたいと思います。  通常の維持管理点検ということで、今は点検はさせてもらっておるんですけれども、当然、平成39年には50年という耐用年数がやってくるということでございますので、基本的には更新事業ということで、再生事業ということで、中でコーティングするという事業になってくるとは思うんですけれども、そういったことでの更新事業は、今後計画していく必要があるというふうに考えております。  ただ、まず、その維持保全、それから長期の延命化という手続が当然必要になってくると思っておりますので、その危険な箇所を特定して、修繕していくということの長期延命化事業についてもあわせていくということで、今現在計画しておりまして、点検場所の選定であるとか検査方法でございますとか、何年に1回点検するというような、定める事業計画を平成29年度で定めさせていただきまして、この計画に基づきまして維持管理を徹底していくというふうに考えてございます。更新については、またその点検の結果等を踏まえまして、施設の評価を行って、その更新計画というのをまた示させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 平成29年度に長期延命の計画をつくるいうことですので、今、前段階いうことですので、はっきりした答弁はいただけなかったんですが、やはりしっかりと、なる前にやっぱりしていかないと、時期的に30年以上たった場合は、ある日突然かぱっと、10センチや20センチの陥没だったらさほどどうもないんですが、50センチから80センチぐらいの大きさ、またもうちょっと大きくなってくればもっと大きな事故にやっぱりなりますのでね、しっかりとそういうことをしてやっていただきたいということと、手法としては、中にコーティングをしながらやっていくいう方法でよろしいんでしょうか、補強のほうは。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  ただいまの伊藤議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。  更新事業については、もう一回掘削して、また布設がえとする工事については、経費かなりかかってまいりますので、基本的には、今のある管の内側にコーティングする作業で更新事業はさせていただきます。ただ、今、危険な箇所を特定して修繕する作業については、部分的な補修になってきますので、それはまた、コンクリートでまた打っていくやつとかそういうような作業、また出てくるかもわかりませんけれども、そういった形で修繕のほうはさせていただく計画としております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) やり方としては、長期に延命工事をさすからコーティングでやっていこうということです。突発的に、一時的になった場合は掘り起こしてするいうことです。ただ、掘り起こしてした場合、素人の私が言うのもおかしいんですが、土をきちっと戻さないと、またそこから水が漏れて、また大変な陥没になるいうこと、ちょっと聞いたことがあるのでね、そういう点も、素人が言うのえらいおかしな話なんですねんけど、そういうとこもしっかりとやっていって、そこはどうなんでしょう。やっぱり業者任せになるのか、それともきっちりと、やっぱり職員の方がついてされるのかどうかお聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  ただいまの伊藤議員の再質問にお答えさせていただきたいと思います。  平成29年度に計画、プランニングさせていただくのは、点検場所を位置づけする作業と、その検査をどのような形でするかという方法を示させていただくのと、何年に1回、例えば、今のところ考えているのは5年に1回を目途に点検をするというような実施方法を定めさせていただくということでございます。その修繕方法については、当然その結果を受けての形になろうと思いますので、先ほどまた掘り起こしてというような話もさせてもらっておりますけれども、ちょっと具体的な手続については、その内容を見させていただいて、また検討させていただきたいと思いますので、今ちょっと詳細にどういう形でやっていうことで答弁させていただく内容は持ち合わせてございませんのでよろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) わかりました。そういう計画いうことで、それはよろしくお願いします。  現在、道路のパトロールなんかはどのようにされているのかお聞きします。道路上、今。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  伊藤議員の再質問にお答えをいたします。  現在の道路パトロールでございますけれども、旧のまちで言いますと、木津、加茂、山城という形で区域を分けておりまして、木津2つのルート、加茂につきましても2つのルート、山城につきましては1つのルートで、合計5種類のルートがございます。それを、それぞれ月2回それぞれのルートを回っておりまして、ひと月の中で10日程度は道路パトロールを回っておるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) わかりました。これ5ルート全部であるから、月1回は、必ず10日ほどしたらまた見るいうことで、そのように理解してよろしいんでしょうか。パトロールするいうことで。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  伊藤議員の再度の御質問にお答えをいたします。
     そのとおりでございまして、そのパトロールの中で、小規模のものにつきましては、その場で簡単な修理をするという作業も伴ってやっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) これで私の質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午後3時13分。午後3時30分まで休憩といたします。    午後 3時13分 休憩    午後 3時30分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後3時30分。休憩前に引き続き会議を再開いたします。  5番目、谷口雄一さん。    (谷口 雄一君質問席へ移動) ◯1番(谷口 雄一) 議席番号1番、さくら会、谷口雄一です。最後となりましたが、通告書に基づきまして一般質問をさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。  1問目、「保育、子育て支援のさらなる充実に向けて」と題しまして問います。  木津川市まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」・「総合戦略」が策定され、1年が経過しました。「子育て」を柱とした人口ビジョンの長期的展望と総合戦略が示されたことは、安心した子育ての充実につながると期待いたします。  そこで、市独自の数値目標として設定されました子育て未来-KPIの中から、「保育、子育てを支援するサービス」に対する満足度向上に向けた取り組みについて質問いたします。  (1)現在、妊娠期から子育て期までの支援については、さまざまな機関が個々に行っております。今後、ワンストップの拠点として、子育て世代包括支援センターを立ち上げ、切れ目のない支援を実施するよう国が指導しております。市の整備計画はどうか。また、先進自治体の事例研究や調査は行っているか。  (2)地域子育て支援拠点事業として、子育て支援センター事業、つどいのひろば事業を実施しているが、今後の利用者数の増加を見込み、事業内容の充実と体制強化の取り組みが必要では。実態に即した効果的な整備を期待いたします。  (3)保育コンシェルジュの利用状況と成果は。より効果的な事業とするために、出前講座等の検討は。  (4)子育て支援アプリの利用状況と効果の検証は。また、子育て支援サイトの作成スケジュールと期待する効果は。  以上、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えします。  平成27年3月に作成した、木津川市子ども・子育て支援事業計画において、妊産婦等に対しての母子保健型利用者支援事業の検討を行うこととしています。  事業の実施については、京都府では、平成31年度までの目標としていますので、現在、健康推進課とこども宝課が連携し、開設に向けて協議を行っています。  2点目の地域子育て支援拠点事業としての利用者数の見込みについては、ことし2月の子ども・子育て会議において、「子ども・子育て支援事業計画」の木津西地域での見込み量を変更し、平成29年度は全体で3万3,534人を見込んでいます。  今後は、木津西地域で子育て支援拠点事業者を選定し体制の強化を図ります。  3点目の保育コンシェルジュの利用状況につきましては、7月から利用を開始し、保育所の入所相談を初め、手当の手続等、11月末現在で1,154件の対応を行っています。  出前講座等につきましては、10月23日にアスピアやましろで開催された「山城南子育てフェスタ」において、小セミナーの講師として、「新しい子育て、スマホと子育て相談の上手な活用を」と題して講演を行いました。  また、来年の1月には、保育コンシェルジュがコーディネーターとなって、同志社大学赤ちゃん学研究センター長の小西教授を講師に迎え、障害児保育研修会の開催を予定しています。  4点目につきましては、子育て支援サイトの作成スケジュールは、プロポーザルにより決定いたしました業者と11月に契約を行い、関係部署とのヒアリングや写真撮影、また、利用者の方への取材等を行っています。公開は来年3月を予定しています。  期待する効果につきましては、木津川市の子育て支援情報を広く全国に発信することにより、木津川市で子育てしたい、住み続けたいと思っていただき、子供人口の増加につながるように期待しています。  私からは以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  谷口議員の4点目の子育て支援アプリに係る御質問にお答えをいたします。  木津川市子育て応援アプリ「きづがわいい」は、11月末現在で766名の方に御利用いただいております。  このアプリは、イベント等の子育て情報を掲載しており、利用者の皆様からは、健診やイベント等の欲しい情報がプッシュ通知で来ることや地図と連動した施設案内が便利であるとの声をいただいています。  今後は、利用者や発信者からのアプリに関する情報をもとに、よりよいものとしていくために検証をしてまいります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 答弁ありがとうございました。  それでは、1点目より再質問をさせていただきます。  1点目につきまして、京都府では、平成31年度までに、目標としてということで、今、協議が進めておられるということで答弁をいただきました。国のほうでは、平成27年度から向こう5年間をめどにということで、一定の子育て包括支援センターの整備を進めるようにというような流れがあるということで伺っております。  その中で、きょうも午前中、尾崎議員の答弁で少し触れられていたかと思うんですが、公立保育所民営化等実施計画案の中で、相楽保育園、平成36年度に子育て世代包括支援センターへの機能変更ということで、今から8年後の部分でそういった言葉が提案として上がってきていたわけなんですが、この部分につきましての、まず、考えについてお伺いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  尾崎議員の答弁の中で、相楽保育園の関係も、平成36年度を目途に子育て包括支援センターへの移行というのを計画として、案として御答弁させていただいたところでございます。これは、子育て支援の包括的な支援センターという意味で、建物、器についての施設としての機能という意味で、計画案の中でお示しさせていただいているところでございます。先ほど御答弁させていただきました内容につきましては、現在、妊娠から出産、それから産後の子育てについて、健康推進課とこども宝課が分担して行っておりますので、そのあたり、切れ目がないようなサービスというところでの、実際の取り組みを一体的にできる方法を、今現在、協議を行っているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今は、器での、まずは施設、建物としての部分で、1点、平成36年度、相楽保育園についてはそういった形で検討されているということで理解させてもらったところです。京都府では、平成31年度までにという中ですけど、切れ目のないということの、今、答弁あったわけですけど、少しでも早く、こういった体制といいますか、ができればいいと思う中で、1問目の質問の中で、先進自治体の事例研究や調査はということで、全国ではいろいろな、特殊なといいますか、地域に即したあらゆる特徴ある取り組みがなされているということも聞かせてもらっております。今、現状でいろいろ先進自治体の調査という点では、どういった部分で進んでいますでしょうか。お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  担当課のほうでは、子ども・子育て支援センター、これは八幡市にございます、すくすくの杜というところに視察に行かせていただいて、いろんな情報をつかんできているというところでございます。近隣では名張であるとか、いろいろ先進のところがございますので、そのあたりも、事業も含めて、これからいろんな情報を取得していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今、八幡市のすくすくの杜ということで御紹介いただいたわけなんですが、ここは、ちょっと言葉ややこしいとこがあるんですけど、子育て支援センターの、非常に大きなというか進んだ、きれいな施設だったということで、私も以前は見学させてもらったことがあるんですが、今回聞かせてもらってますのは、子育て世代包括支援センター、非常に似たような言葉ではあるんですが、実際機能としては全く違うものということで理解しております。ちょっと2番目の質問にも絡むかもわからないんですが、以前の子ども・子育て会議の中でも委員の方、現場の保育園、園長先生の方も、この子育て支援センターと子育て世代包括支援センターというのはどういった違いがあるんやというような質問もあったように思います。ちょっとそのあたりの違いにつきまして、わかりやすい形での御答弁をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  子育て世代の包括支援センターにつきましては、地域ごとの工夫を凝らして、子育て世代、まずは多職種によります、保健師であったり保育士、それから助産師、そういったところで各機関と連携を図って情報の共有を行って、妊娠期から子育て期までにわたりまして、総合的に相談や支援を行っていくというワンストップサービスの窓口であるというふうなものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) いわゆる子育て支援センターとの違いという部分でもう一度御答弁をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  現在、本市で行っております子育て支援センターにつきましては、主に相談であったり、子供さんの育児に対する不安について、これは、主に専門の保育士が担っていくと。それから、子供さんの遊び場として提供していくといったものでございまして、そこに包括支援センターの役割としては、保健の部分が同時に入っていって、切れ目のないものにしていこうというようなものであるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 私の理解の部分もあるんですが、子育て世代包括支援センター、こちらは新しい概念というわけではないんでしょうけど、最近出てきた言葉かと思います。今、名張市等々の話もいただいたわけなんですけど、そういった部分での、子育て世代包括支援センターでの取り組みでは、特徴ある取り組みとしまして、いわゆる産前産後のサポート事業やら、出産後のすぐの産後ケアの事業を中心に相談できるというところが特徴かと考えております。従来までのといいますか、子育て支援センターということでありましたら、いわゆる育児の部分。似通っているようですけど、本来、ちょっとそこがなかなか、ケアが追いついていなかったところをカバーするよということで、こういう体制づくりが進められているものと理解しております。ですので、先ほど、ちょっとすくすくの杜と、あと名張の部分ということにつきましては、ある意味概念は違うのかなということでは思っております。ちょっとその部分だけもう一度確認させてください。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  先ほど来の子育て支援の包括支援センターにつきましては、多職種である保健師であったり助産師であったり、そこにソーシャルワーカーが加わって、いろんな関係機関と連携していくというようなことも重要な役割を担っているところでございまして、私、すくすくの杜はまだ行かせてもうてないんですけれども、そういった包括的な役割も担っているようには、自分としてはちょっと捉えておりましたので、そのあたり、また深く調べておきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 1点、ちょっと紹介にはなるんですが、過去にもほかの議員が一般質問の中で紹介いただいていた部分です。埼玉県の和光市というところがありまして、人口は8万人、木津川市と同じように子供の人口がふえているというところです。人口は8万人ということですので近しいところではあるんですけど、既に5カ所の子育て世代包括支援センターを開設されておりまして、非常に、子育てについて先進的取り組みということで、以前は安倍首相が行政視察に行ったということで話題になったということもニュースとして聞いております。  申しわけないですけど、そしたらそういった形で、私としては理解するところなんですが、2番目について再質問させていただきます。  先ほど、体制強化ということで、今、報告をいただいたわけなんですが、木津西地域見込み量につきまして、平成29年度全体で3万3,000人を超える人数を見込んでおられるということで御報告をいただきました。木津東、加茂、山城につきましてはどういった見込みをされていますでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  支援センターの見込み量につきましてですけれども、木津西につきましては、平成29年度では、1万2,481人を見込んでおります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 申しわけない。私の質問があれやったんですけど、全体で3万3,000人ということですので、申しわけない、内訳について御報告いただければと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えします。  平成29年度の見込み量で、ゼロ歳から2歳と3歳から5歳というふうな区分をしてございまして、まず、木津東につきましては、ゼロ歳から2歳が1万4,842人、それから、3歳から5歳が2,359人、木津西につきましては、ゼロ歳から2歳が1万567人、3歳から5歳で1,914人、それから、加茂におきましては、ゼロ歳から2歳が2,040人、3歳から5歳で372人、山城が、ゼロ歳から2歳が1,224人、3歳から5歳で216人、合計で、平成29年度の見込みといたしまして、ゼロ歳から2歳で2万8,673人、それから、3歳から5歳で4,861人という内訳でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 細かい数字をいただいたんですが、何をちょっと問題提起と思っていますのは、今お伺いした中で、今、木津東、西、加茂、山城と紹介いただいたわけなんですけど、利用者数の見込みにつきましては、例えば、山城が1とした場合、加茂は約2倍、木津西については9倍、木津東につきましては約12倍の利用量の見込みということで、今御報告をいただいたところです。答弁の中で、今後、木津西地域で子育て支援拠点事業者を選定し、体制強化ということで、御答弁いただいたんですが、現在、今この4カ所に、各1カ所ずつ支援センターがある中で、木津西地域で新たにこういう体制強化を図られるということの意味と、あと、木津東地区、山城の12倍の見込み量を想定されている中で、今、その体制としては十分なのかどうか、よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。
     谷口議員の再質問にお答えいたします。  木津西地域というよりも、市全体での計画でございまして、その中で、不足しているので計画をしていこうというところが前提でございまして、その中で、木津西地域について、地域的にございませんので、そういったところにつきましては、早い時期に設置していこうというような計画でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 通告書の中で、この部分だけ実態に即した効果的な整備を期待するということで入れさせてもらっておったんですが、やはり、市全体で見ればということであれば、1カ所ふえることによって対応できる量もふえるということでは理解できるんですが、やはり、利用者から少しでも近い場所にというような、そういう観点があったのか、そういう途中の経緯につきましてお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  全体とは言え、市内を木津西、それから木津東、加茂、山城というような地域で見ておりますので、木津の西地域については、今現在ございませんので、そのあたりを早急にというところでの計画で予定しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 市全体で見込み量の増に対応していくということで、一定理解をさせてもらいました。今、この西のところで1カ所という計画をお伺いしたわけなんですけど、それ以降の部分の計画も、計画としてはございますでしょうか。よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  これにつきましても、子ども・子育て支援事業計画に位置づけておりますので、この状況を見ながら、必要に応じてその都度見直していくというような形で、毎年検証して、新たな調整を行うというような形で進んでいくと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 1番、2番と再質問させてもらった中で、子育て支援拠点事業と、ある意味別枠でといいますか、子育て世代包括支援センターも計画として進めていただいているということで理解させていただきました。  3番に移ります。保育コンシェルジュということで、答弁いただきまして、11月末現在で1,000件以上の対応ということでお答えいただきました。一方、私思いますのは、これ、ホームページから保育コンシェルジュ画面、また空き状況というのもすぐ見れるところではあるんですが、例えば、12月、見させてもらいますと、12月全体の中で1日だけでしたですかね、予約として埋まっていた部分は、そういった形でのカレンダーがあったかと思うんですが、過去、先月、先々月につきましても、そのカレンダーを見る限りは、非常に空き状況が多いなというような感覚ではあったんですが、この1,100件の対応という形はどういったものであったのか、御報告お願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  コンシェルジュの利用で一番多いのが保育所の入所等にかかわるもので404件、全体の35%に当たっております。その次に、先ほど御答弁させていただいたところでございますが、手当の手続などがございます。  ホームページ上で予約できるようにしているところでございますが、そのほとんどが窓口にお越しになって御相談いただいているという現状でございまして、ホームページでの予約をなさってというのが、今現在では非常に少ないというふうな状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今、窓口での対応ということをお伺いしたんですけど、さきの保育コンシェルジュの方と直接、一応顔を合わせて相談された件数が1,100件に上るということの理解でいいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  そのとおりで、保育コンシェルジュが直接対応した件数ということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) そう考えてみますと、7月からの利用でということであれば、非常に相談というか、対応いただいている件数が多いのかなということで思っております。ちょっと細かくなるんですが、例えば、本日、19日、先ほどのカレンダーで言いますと、朝9時から3時までの中で全部空きということで、今は表記されております。例えば、きょう、今、この9時、3時の中でコンシェルジュの方、どういった部分、具体的な業務内容につきまして教えていただければと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  通常、日ごろからコンシェルジュの1日を見てみますと、窓口に座っていただいているというのがほとんどでございまして、その中で、いろんな手続から御相談に回ってくるというところもございますし、直接そこへ頼ってこられるという場合もございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 私としましては、ホームページを見た中の空き状況だけ見て、なかなかちょっと活用が進んでないのかなという、実を言うと懸念ではあったんですけど、窓口に立っていただいて、実際顔を合わせて1,000件以上の対応をいただいているということで理解いたしました。  あと、出前講座等につきましても、いろんな講演という形でされているということで、今後も引き続き、こういった形で進んでいけばいいなということで了解したところであります。  そしたら、4番目に移ります。  まず、お伺いします。この子育てアプリ「きづがわいい」ということなんですが、これを当初始めるに当たっては、京都府内の中で、京都府、京都市に次いで3番目ということで、非常に期待してたわけなんですけど、実際、このアプリ導入に際しまして幾らぐらいの費用が当初かかったのかということと、こういったものは、年々ランニングコストみたいなものはかかっていくものかどうか、答弁のほうよろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの谷口議員の御質問にお答えいたします。  開発費用という御質問でございましたけれども、アプリで同時開発しているものに観光アプリの「きづがわなう」というものもございますけれども、その二つとあわせて開発をしておりまして、費用は約1,456万円という形になってございます。  また、ランニングコストにつきましては、年間約210万円程度を見込んでいるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) ごめんなさい。ランニングコストもう一度。240万円。ごめんなさい。もう一度よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  再度の質問にお答えいたします。  年間約210万円程度でございます。失礼いたしました。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) これが、高いのか安いのかというイメージですけど、印象としては、やっぱり結構するものなんだなという印象があります。今、子育てアプリと観光アプリとあわせてということでお聞きしました。この「きづがわいい」子育てアプリにつきましては、既に何度か、機能向上のためにバージョンアップがなされているようなんですが、こういった部分というのは、いわゆる事業者からの提案なのか、市のほうからいろんな利用者のアンケートの中で打診されて、こういったアップデートがなされていっているのかどうかお伺いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの谷口議員の御質問にお答えをいたします。  この「きづがわいい」でございますけれども、機能ということにつきましては、当初作成するときから、アプリの作成や改良に当たりましては、実際に子育てをしておられる方の悩みなどについて、市の子育て関係課だけではなく、市内の子育てサークル等にヒアリングを行いまして、実際に利用者が必要な情報を検討したというところでございます。今回のバージョンアップ等につきましても、そういった子育て団体、それから関係者の意見を踏まえながら必要な機能を盛り込んでいったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) このアプリにつきましては、最初の答弁の中では、現在の利用者が766名、事業費が1,400万円という中で、なかなか、今、まだ、いわゆる費用対という部分では、非常にまだ高価な部分なのかなということは思うところです。  ちなみに、政策監におかれましては、これはもう当然導入されているといいますか、導入されましたでしょうか。また、その感想も含めてお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの谷口議員の御質問にお答えいたします。  私としましては、子育てアプリの「きづがわいい」につきましてはダウンロードをしております。実際に登録の手続も行ってみましたけれども、基本的にスマートフォンを使ったことがあって、アプリを使ったことがある人間であれば、比較的速やかに登録できるかなというふうに考えてございます。機能につきましても、プッシュ通知等につきましては、登録した園からの情報等々というふうに承知しておりますけれども、そういった機能は便利だというふうに伺っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 私も入れさせてもらって、非常にシンプルな操作でわかりやすくてということで、情報もすぐ届けやすいのかなということで思っているところなんですが、やはり、まだ利用される方がもっともっとふえてほしいという中で、例えば、市職員の中の皆さんにもこのアプリの導入を促して、当然それを利活用していただいたらよりいいんですけど、よりよい機能とサービスになるような、いろんなアンケートといいますか、そういった吸い上げをするようなこともあってもいいのかなと思っております。市内に対しましてそういった啓発というか、啓発とは言わないですね、そういったことが、アンケート等々されたかどうかよろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの谷口議員の御質問にお答えいたします。  実際の保護者等にアンケートをしたかどうかということは、済みません、ちょっと承知しておりませんけれども、先ほど、機能改善の際に、また、当初開発の際に、子育てサークル等の方から御意見を頂戴したというふうに申し上げましたけど、そのような形で必要なニーズ等については把握しているというふうに承知しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) それでは、子育て、今度はサイトということで、ホームページ上で子育て支援に関するそういうサイトといいますか、ホームページに掲載される予定ということで聞いております。子育て支援に特化したそういうサイトということで、ホームページからすぐ確認できるという中で、ちょっとそれを導入されるスケジュールと、どういった特徴があるのかについて、答弁をお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  子育て支援サイトの構築につきましては、この12月、今、取材に回っているという状況でございまして、写真を撮ったり、それから、子育て支援センターのお母さん方にインタビューをしたりとか、そういったところを今行っているところでございまして、12月、1月ぐらいで、一定の案ができてきて、今後、2月のころに予定をしております子ども・子育て会議にも図っていって、来年3月にはサイトを構築し、4月からアップしていきたいなというふうな、今現在のスケジュールでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今ほど、インタビュー等々の話があったんですが、これを立ち上げるに当たりましての1番のポイントといいますか、PRすべきところ、機能というところがありましたら御紹介のほうをお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。 ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  谷口議員の再質問にお答えいたします。  住民の方、それから、先ほども御答弁させていただきましたが、全国に木津川市の子育て支援の取り組みをまず知っていただくということが一番大きな目標であります。また、こういった情報をわかりやすく、また、探しやすくというところに今回重点をおきまして構築をしているというところでございます。子ども・子育て支援事業計画の基本理念となっております、「育てよう、未来に羽ばたく子供たち、子育て支援ナンバーワンのまちを築こう」というものを具体的にわかりやすく皆さんに情報提供をして、また、見える化を図ろうというようなことが目的でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) この1問目で質問させていただきました、子育て世代包括支援センター、また、今回のアプリ、サイトということで、子育てに関して、あらゆる事業が進んでいるということで理解させてもらったところです。1問目、最後になるんですが、これは政策監に伺います。  通告書の前文においても触れさせてもらったんですが、市のほうでは人口ビジョン、中長期展望において、戦略の柱にはっきりと子育てを掲げ、独自の指標である子育て未来KPIを設定されております。この計画ができました平成26年の合計特殊出生率木津川市1.54、それに対して、平成42年、2030年になります。今から14年後になろうかと思うんですが、1.8にするということで目標設定されております。この目標達成にはあらゆる知恵とスピード感を持って取り組んでいかなければ達成はなかなかということかと思います。政策監としまして、どのようにお考えになられているのか、伺いたいと思います ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  谷口議員の再度の御質問にお答えいたします。  議員のほうから御指摘になりましたとおり、まち・ひと・しごと創生総合戦略におきましては、2030年の合計特殊出生率を1.8というふうにしてございます。こちらにつきましては、現在の人口動態の傾向がそのまま続けば、2030年の約8万3,000人をピークに2040年には約8万1,000人まで減少するということが予想されていたことから、それを2030年までに1.8というふうに改善して、2030年の目標人口を8万4,700人にしようといったものでございます。現在、目標達成に向けて、子育て支援ナンバーワンを目指した施策の充実につきましては、先ほどの子育てアプリ、それから子育て支援サイトの立ち上げ等々、さまざまな施策の充実に取り組んでおるところでございます。
     近年の傾向といたしまして、全国的に出生率につきましては伸びているところでございます。全国的には、平成26年1.42であったところが平成27年には1.46、京都府につきましては、平成26年1.24であったところが平成27年には1.26という状況でございます。  こちらにつきましては、近年の経済状況が若干過去より改善した等の背景もあるというところでございますけれども、多少なりともこういった子育て世帯に対する支援というのも実を結び始めているところかなというふうに考えてございます。  こうした取り組みに引き続き地道に取り組みを続けまして、目標の達成につきましてはハードルは高いものというふうには認識しておりますけれども、引き続きこういった子育て施策の充実に向けた施策については取り組みを進めてまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) ぜひ、期待しています。よろしくお願いいたします。  それでは、1問目は終わりまして、次に移りたいと思います。  2問目、木津川台地域誘致企業の立地状況とそれに関連します諸課題を問います。  1、KICK(旧私のしごと館)西側に隣接する大阪ガスけいはんな用地(11ヘクタール)に、三菱東京UFJ銀行事務センター及びレタスを主品目とした野菜工場の株式会社スプレッドが誘致されました。さらに本年3月には、日本郵政による、事務センター建設を目的とした土地購入の報道がなされ、地区中心部に残った開発用地の活用にめどが立ち、企業の誘致から連携へと新たな局面に入ると思われます。  各企業の建設工事と竣工予定は。また、従業員規模は。企業との連携に向けた取り組みは。  2、最寄りの近鉄木津川台駅は、都市計画マスタープラン後期計画において、関西文化学術研究都市「精華・西木津地区」の玄関口として、アクセス道路及び駅前広場の整備に向けた方針を検討するとされています。現時点での取り組み状況は。お伺いします。  3、木津川市・精華町・京田辺市による学研都市の行政連絡会では、精華・西木津地区を経由して精華町植田・菅井地区から木津川台へとつながる山手幹線の未着工部分、約400メーターの整備について国に対し財政支援の政策提案がなされています。  早期開通に向けて、府への要望や精華町との協議はどのように進んでいるのか。未着工の要因は。お伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 岩木 雅邦君登壇) ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えします。  三菱東京UFJ銀行の関西ビジネスセンターにつきましては、本年1月から建設工事に着手されています。建物の竣工は、平成30年度初旬の予定ですが、その後、施設稼働に係る準備等も必要とのことで、本格操業につきましては平成31年度中の予定とし、従業員規模は、本格操業時で約200人、その他関連企業等の人員も含めると、約500人程度になるのではないかと聞いております。  次に、株式会社スプレッドの新施設につきましては、当初は本年度中の操業を目指した計画としておられましたが、この間、さらなる事業展開を見据えた新施設の計画を熟考される中、本年度末ごろの工事着工、来年度中の竣工・操業を目指した計画変更を行っておられ、操業時の従業員規模は約50人程度になるのではないかと聞いております。  最後に、日本郵政グループの計画につきましては、まだ詳細な御相談等をいただいている段階ではないことから把握はしておりません。  また、企業との連携に向けた取り組みといたしましては、平成25年度から、業種や業態を問わず、市内学研地区内の立地施設間におけるコミュニケーションを図っていただくことを目的とした「木津川市立地企業等懇談会」を事業所主導により組織いただき、市も参画させていただく中、各種情報交換や学研都市が抱く「知の集積」を十二分に活用した、産学官連携の取り組みを進めているところでございます。  新たに市内に進出いただいた企業等につきましては、木津川市において末永く、安定した事業活動を継続していただき、市内の経済活性化に寄与いただけるような信頼関係の構築に努めてまいりたいと考えています。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷口議員の2点目の御質問にお答えします。  都市計画マスタープラン後期計画には、木津川台住宅地のバス交通等の利便性向上の主な取り組みとして、「近鉄木津川台駅アクセス道路の整備推進及び駅前広場の整備に向けた方針の検討」を上げております。アクセス道路につきましては、今年度、用地買収予定地の用地境界画定を実施する予定であります。また、駅前広場の整備につきましては、現在のところ未定であります。  次に、3点目の山手幹線につきましては、全体計画延長約16.4キロメートルのうち約90%の区間の供用をしており、現在、京田辺市宮津から精華町菱田の延長約1.4キロメートルにつきまして事業中でございます。これが完成すれば当該区間を残すのみとなりますので、今後、事業手法、事業主体につきまして検討していくと京都府から聞いております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) それでは、再質問をさせていただきます。  三菱東京UFJ銀行、私も地元木津川台ですが、もう既に、これ最終的には、地上6階建て、41メーターぐらいですかね、建物ということで聞いております。道路を挟んで向かいのサントリーの建物よりもう既に高いところまで工事が進んでおりまして、外観もかなり見えてきたのかなという形で見させてもらっておりました。  あと、スプレッドにつきましては、当初の予定では、新聞報道でも来年の春の稼働、夏操業等々の話も出ていたかとは思うのですが、地元のほうでも、先々月に初めて、ちょっと説明会等々があったということで聞いておりまして、やや当初の計画からはずれ込んでますが、さらなる事業展開を見据えてということで、引き続きまた注視してまいりたいと思います。  日本郵政グループのことにつきましては、確かに、将来の事務センターを見据えた土地購入ということの新聞報道があって、その後、正式な形での報道はないかとは思うんですが、各種、いろんな団体のホームページ等々でも、いずれかには、やはり来ていただけるのかなということで、いろんな形で言及されておりますので、いずれは正式な発表があるものと、あればいいなということで期待したいと思うところであります。  この1番目で、ちょっと確認したいところがあります。答弁いただいた中で、木津川市立地企業等懇談会ということを初めてちょっと耳にしたわけなんですけど、これは具体的にどういった、交流を主としてということかとは思うんですが、もう少し詳しく教えていただければと思います。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  木津川市立地企業懇談会につきましては、市内に立地する研究所、事務所等がかかわる全ての人が快適に心地よく過ごせるように、さまざまなコミュニケーション活動に取り組むとともに、立地企業の情報を発信することで、事業の発展に寄与することを目的に設置されました。  その数につきましては、参加事業所29事業所、オブザーバー4施設、そして、そこに木津川市が入っておりまして、市内の、例えば、木津川市内立地企業と高等学校の進路相談の交流会とか、学研都市就職フェアとかの協力をいただいてますし、今後も含めて、こういう形で、市内企業との、それぞれの業種が違いますけども、それぞれの企業さんとのマッチアップも図りたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 立地いただいた企業につきましては、木津川市でも企業立地促進条例ですね、そういった形で一定の税制の部分の優遇と、あと、そこにも新たに雇用創出助成金という形で、立地いただいた企業につきましては、地元の新規雇用者数に応じて木津川市から助成されるという仕組みがあることも聞いております。そういった形で、立地がゴールではなく、当然誘致がゴールではなく、それからがスタートという形で思っているところであります。  今、ちょっと話させていただきました、この企業立地促進条例、来年4月1日で一旦廃止ということで聞いております。以後につきましては、引き続きマチオモイ部の中でも新たな、これは条例になるのか、立地促進に関する条例を検討されているかとは思うんですが、現状での検討状況につきまして、お願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  その件につきましては、今部内で検討しておりますし、まだここで御答弁することはできませんけれども、十分検討した結果を、また議会のほうに御提示したいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今ほど、今年度の執行目標ということで見させてもらってるんですが、本年度末で失効する木津川市企業立地促進条例につき、同種の制度を有する京都府等の動向を見きわめながら、市内への立地促進への有効なインセンティブとして活用できるようということで書かれております。現在は、隣接する精華町等とも同様の条例ではあるかとは思うんですけど、これは、木津川市の特徴ある取り組みを進めるために、大幅な変更も含めての検討が途中かとは思うんですけど、どういった方向性を持って検討されているかについて御答弁をお願いします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  谷口議員の御質問にお答えいたします。  立地企業さんにつきましては、今現在、平成28年度調査では、全体1,356人のうち、市民さんは336人雇用いただいております。約25%。そういうことも踏まえて、今の条例の関係も今現在市役所の中で検討しているわけでございます。その中で、最終的にまた結論が出た段階でまた御報告いたします。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 最初の答弁の中でも、三菱東京UFJ銀行、本格操業時で約200名、関連企業を入れると500名規模になるということの答弁をいただいたわけなんですが、いずれ、そういった従業員の方、またそれに御家族の方までになりますと、ぜひ木津川市に1人でも多く住まわっていただいたり、ないしは、企業として、木津川市在住の方を御採用いただくというか、雇用いただけるような環境にということで思っております。ぜひそういった観点でまた進めていただければと思います。  2番目に移ります。現在、このアクセス道路につきましては、答弁の中で、今年度、用地買収予定の用地の境界画定を実施する予定ですという中で、今回定例会でも議案で市道の認定の件も上がっていたかとは思います。今回の産業建設常任委員会の中でもいろんな議論があった部分はあろうかと思います。ぜひ、このアクセス道路、今現在につきましては、木津川台地域と駅を結ぶ道というのが非常に狭くなっております。改めましてになるんですが、今現状のそこの危険度といいますか、その部分の認識につきまして御報告いただければと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷口議員の再度の御質問にお答えをいたします。  木津川台地域の方が、木津川台駅に乗るために歩かれる道、自転車等、車も通れる道でございますけども、今現状あるのは、藤木川の側道といいますか、横に旧集落から、もともと開発ではない、木津川台の開発以前にあった道がございます。それは藤木川の横を通っている道で、増水をいたしますともうその道が完全につかってしまうという場所でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) まさに、御答弁いただいたとおりの部分があろうかと思います。ようやく、少しでも目に見える形が出てきたのかなというような印象なんですが、今年度を含めて、次年度も、これからがまたいろいろハードルもあるのかどうかですが、用地買収等々もあろうかと思います。ぜひ、地元の協議会ともちょっと連絡を密にとっていただいて、計画的に進めていただきたいと思います。  また、駅前広場の整備については、現在のところ未定ということでの答弁でした。3番にも絡むんですが、ここは、やはりこの山手幹線といった部分も並行しての話になるのかなということで理解しております。そういったわけで、3番につきまして、ちょっと再質問になるんですが、この山手幹線、八幡からの約16.4キロの中で、ほぼほぼ供用が終わっており、残り1.4キロの部分につきまして、まさに今工事が進んでいるところということで、現場近くもよく見させてもらっているところではあります。そんな中で、今回質問に上げさせてもらっている、まだ計画の予定にもなかなか上がってきてないんですが、400メートルのめどという中で、これも各、今まで一般質問でいろいろな質問もあったかと思います。今、把握されている部分での状況をもう一度よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの谷口議員の再質問にお答えをいたします。  我々も、情報の収集につきましては、京都府さんとの要望等のヒアリングもありますので、その中で聞いているところでございますけれども、京都府さんにつきましてもお伝えできるような情報はないというところで、新聞等で掲載されている内容によりますと、区画整理を行う中で、組合主体の区画整理によってこの部分の事業を進めていくようなというふうな情報があると。我々といたしましては、それが今現状のところ全てでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 今、御答弁いただきましたとおり、これも場所は精華町になりますので、精華町の、これもホームページにもうちょっと公開されている部分ではあるんですけど、今、おっしゃったように、組合施行による土地区画整理事業の動向を見守るということですけど、これも、もうずっと、数年、10年近くですかね、もっとですかね、続いているということで、なかなか見通しが見えないという中で、府に対しても要望を続けておられるという中で、もう一度お伺いしますのは、木津川市として、これがつながることによってのメリットをどのように理解されてまして、府に対してどういった熱意、熱量で要望をされてきたのか、ちょっとその一端を御紹介いただければと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  谷口議員の再度の御質問にお答えをいたします。  やはり、この山手幹線と申しますのは、南北をつなぐ、我が木津川市にとりましては、京都市内、それと今の学研地域を結ぶ大きなルートになると、大変重要な道だというふうに認識しておるところでございます。そういうものを踏まえまして、京都府にもその都度、要望のときはもちろんでございますけれども、それ以外のときにおきましても要望を熱くしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) 2問目も最後になります。やはり、これは市長にお伺いしたいと思います。  今月、12月10日、新聞報道です。この山手幹線、今、先ほど答弁もあった工事区間の1.4キロのあたりといいますのは、学研都市で言います南田辺・狛田地区というところになろうかと思うんですけど、そこには170ヘクタールの開発が今後進めていくというような報道がありました。調査費は以前から府のほうでついているということでの、あわせて報道があったわけなんですが、この170ヘクタールといいますのは、まさに西木津、精華、学研の、そのクラスターと同じ規模の施設用の用地面積になると、それぐらいの部分が、今後まだ大分先にはなろうかと思いますけど、開発が進むと。そういった形では、ますますこの山手幹線の重要度が増すのではないかと。これも先月の話では、今度は精華町の国道163号につきましても拡幅工事の起工式が行われるということで、学研都市を取り巻く状況、ますます発展している中で、木津川市としましても、その勢いを取り込むために、道路や交通インフラの整備が必要と考えます。ちょっと繰り返しになるんですが、この山手幹線400メーターの部分につきまして、非常に開通の効果は大きいと思うんですが、市単独で進むものではないということも、今の質疑を通じて承知しております。それも踏まえまして、市長に、今後の取り組みについてと思いについてお伺いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 河合市長。 ◯市長(河井 規子) 谷口議員の御質問にお答えいたします。  あと400メーターというところがなかなか難所になっているというふうに聞いております。これは精華町域ということで、木津川市が幾ら頑張ろうと思ってもなかなか手が出ない部分でありまして、最初から非常に難航しているというふうに聞いておりますので、しかしながら、やはり全長が全て開通してこそ、やはりこの道路の値打ちがあるんだというふうに私も思っておりますので、その部分については早急に問題解決していただけるように要望していきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷口さん。 ◯1番(谷口 雄一) ありがとうございました。  これで一般質問を終わらせていただきます。 ◯議長(倉 克伊) ここで、建設部次長より発言訂正の申し出がありますので、これを許可します。  建設部次長。 ◯建設部次長(屋敷 佳彦) 失礼いたします。建設部次長でございます。  先ほどの尾崎議員の一般質問の答弁の中で、国の道路調査の七つの段階の説明をさせていただいた中で、地域のネットワーク課題の調査を平成2●年度と、また、計画段階評価を進めるための調査を平成2●年度という形で御答弁を申し上げたところでございますが、年度につきまして、正しくは、平成25年度及び平成27年度でございました。ここに発言の訂正を申し上げ、おわび申し上げます。申しわけございませんでした。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 以上で、本日の一般質問の予定は終わりましたので、本日の会議を閉じます。  あす20日は休会とし、12月21日は午前9時30分から再開いたしますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでございました。                         午後4時34分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。
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