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平成28年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2016年12月16日
平成28年第4回定例会(第4号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2016年12月16日
平成28年第4回定例会(第4号) 本文 開催日:2016年12月16日
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  1. 木津川市議会 2016-12-16
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    2016年12月16日:平成28年第4回定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成28年第4回木津川市議会定例会会議録(第4号) 午前9時30分 開議 ◯議長(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成28年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 日程第1、一般質問を行います。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、5人の16問で行います。  それでは、1番目、西岡政治さん。    (西岡 政治君質問席へ移動) ◯19番(西岡 政治) 改めまして、おはようございます。19番、民主未来クラブの西岡でございます。  これより、通告書に基づきまして2問の質問をいたします。  まず、1問目でございます。高齢者の思いを込めまして、質問をいたします。  本市には、3カ所の老人福祉センター、2カ所の文化センター、3カ所の交流会館、1カ所のコミュニティセンターが市民生活の向上、社会福祉の増進、コミュニティ活動の推進等を目的に設置されています。また、円滑な管理運営を行うため設置条例が定められています。  いずれの施設も、市民にとって使い勝手がよく、行き届いたサービスが受けられることが望ましいと考えています。
     市では、利便性の向上、行き届いたサービスを提供するために、地方自治法の一部改正に基づき、合併以前から指定管理者制度を導入し、現在、各施設の管理業務は指定管理者が行っています。一部は、そうでないものもありますけれども、こうなっています。しかし、市老人福祉センター条例が足かせとなって、民間活力が生かし切れていないのではないかと考えます。  そこで、利用時間、休館日の見直し、運用について、ただします。  (1)各施設の利用時間と休館日は。  (2)日曜日の利用状況は。  (3)山城老人福祉センターの休館日の見直しを。なぜ日曜日が休館日なのか。  (4)第5条において、利用時間と休館日に弾力運用規定が設けられています。  1)「市長は、特別な理由があると認めるときは」とあるが、それはどのような場合か。  2)その手続と手順は。  (5)やすらぎコミュニティセンターとやすらぎ苑の一体的な管理運営で、施設の有効活用が可能ではないかと考えますが、どうですか。  以上、5点でございます。よろしくお願いをいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) おはようございます。健康福祉部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えします。  木津老人福祉センター及び相楽老人福祉センターの利用時間は、午前9時から午後5時までで、休館日は、月曜日、祝日、年末年始の12月29日から1月3日までの日です。  山城老人福祉センターの利用時間は、午前9時から午後4時30分までで、休館日は、日曜日、月曜日、祝日、年末年始の12月27日から1月5日までの日となっています。  2点目の平成28年4月から9月までの半年間の日曜日の利用状況について、木津老人福祉センターは、クラブやサロン活動ヘルストロンの使用で、延べ39件で191人の利用がありました。  また、相楽老人福祉センターについては、文化協会及びヘルストロンの使用で、延べ29件で250人の利用です。  3点目につきましては、山城老人福祉センター建設後しばらくの間は、正規職員をセンターに配属し、施設の管理運営を行っていたことから、休館日を土曜日及び日曜日、祝日、年末年始としましたが、平成9年2月の山城総合文化センターの開館に伴い、利用者の利便性の確保と効率的な巡回バスの運行を行うために、同年4月から山城老人福祉センターの休館日の一部を山城総合文化センターの休館日に合わせ、現在の日曜日及び月曜日、祝日、年末年始を休館日とする見直しを行い、現在に至っています。  次に、4点目につきましては、災害時の避難所の開設等を想定しています。  また、その他特別な理由による使用の手続については、老人福祉センター利用申請書の提出により利用の適否について審査を行い、適当と認めた場合は、利用許可書の交付を行います。  5点目につきましては、老人福祉センターは、地域の高齢者の方々が健康で明るい生活を営めるよう、無料で各種の相談に応じたり、健康の増進、教養の向上及びレクリエーションのための便宜を提供する施設です。  一方、コミュニティセンターは、地域の総合的な活動拠点として市民の自主的なコミュニティ活動を図り、自立支援の役割を担うことを目的とした施設で、利用料は有料であり、施設の運営形態が異なりますが、施設管理の一体化については、効率的な事業運営のため民間活力の導入も視野に入れながら有効性や課題等の整理を行い検証してまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えします。  文化センターの利用時間は午前9時から午後10時まで、休館日は、月曜日と休日の翌日、12月28日から1月4日まででございます。  なお、月曜日が国民の祝日に関する法律に規定する休日に当たるときは、その翌日で土曜日、日曜日、月曜日でない日となります。  中央・西部・東部の交流会館の利用時間は午前9時から午後10時まで、休館日は、月曜日と12月29日から1月3日までです。  2点目の中央交流会館の平成28年4月から9月までの半年間の日曜日の利用状況は、173件、延べ1万2,042人の利用があります。  西部交流会館利用状況は、68件、延べ633人の利用があります。  東部交流会館利用状況は、133件、延べ2,485人の利用があります。  加茂文化センター利用状況は、136件、延べ4,462人の利用があります。  山城総合文化センター利用状況は、78件、延べ1万612人の利用があります。  4点目について、教育委員会として特に必要と認める場合は、災害時の避難所の開設や施設修繕等で利用者の安全の確保する必要がある場合、公の事業において、事業日が限定している場合などを想定しています。  手続と手順は、指定管理で管理運営している施設については、開館時間もしくは休館日の変更や臨時休館をするときは、教育委員会の承認を受けると変更することができることから、変更する場合は承認の申請の手続を行っていただく必要があります。  申請後、承認を受けた場合は、一定の周知期間を経て実施となります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  まず1点目の関係でございますけれども、各施設の休館日の関係について、それぞれ利用時間の関係について説明をいただきました。  特に、まず休館日の関係から質問をいたしたいと思いますけれども、説明を聞きますと、最終的に日曜日、月曜日の休日の関係は、山城老人福祉センターだけと、こういうことになっておるわけでございますけれども、なぜ山城老人福祉センターだけが日曜日が休館日なのか、その辺について、まず説明をお願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長◯健康福祉部次長(杉田 米子) おはようございます。健康福祉部次長でございます。  ただいまの西岡議員の質問にお答えをさせていただきます。  山城老人福祉センターの休館日に日曜日が含まれているというところにつきましては、先ほどの御答弁のところにもございましたが、当初、正規職員のほうの雇用によりまして、土日のお休みというところを設けておりました。そういったところから、今日まで同じように日曜日を含んでの休館日、一部、平成9年度には見直しをしたところでございますが、そのときにも、日曜日を含んでの休館日とさせていただいている実情でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 1回目の答弁で、経過の関係については、十分理解をするわけでございますけれども、老人福祉センターの目的からいきまして、ここだけがなぜ日曜日に休館日になるのかということについては、今の答弁では理解しかねます。その辺について、非常にこの老人福祉センター利用状況、全てですけれども、非常に多いわけですね。  山城でいきますと、唯一の老人福祉センター、唯一の場所、高齢者にとって。そういうところで、木津川市全体で、ここだけが日曜日に休館日になっているわけですね。  これは、誰が考えましても、合併して10年が経過をする中で、なぜなのかという、こういう疑問が市民の中にあるわけですよ。その辺についてどうなのかということについて、御答弁を願いたいなというふうに思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部次長◯健康福祉部次長(杉田 米子) 健康福祉部次長でございます。  再度の西岡議員の質問にお答えをさせていただきます。  ほかの老人福祉センターを見ましても、先ほども御答弁の中にありましたが、日曜日の利用をされているという実態がございます。  この山城老人福祉センターの利用されております利用団体さんのほうに、市のほうもアンケートを今年度も実施させていただきまして、休館日や時間のこともお伺いする中で、今のところは、日曜日の休館日についての御意見というのも見られていないという実態がございます。  ただ、利用者のサービスの公平性というあたり、それは時間、休館日というところを含める中では、改善の検討は、現在の状況を見る中では、考えていかないといけないかなという認識には至っております。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 今の答弁でいきますと、改善の必要性はそれなりに認めていると、こういう話でございます。  私が言いたいのは、木津川市全体の中で唯一の日曜日休館日と、こういうことでございますけれども、市民の方は、日曜日の利用を望んでおられるわけですよ。  したがって、これは、きのうもありましたけれども、市長の答弁にありました、金が全てであるとは言いませんけれども、やはり旧3町の均衡等も考えた場合に、これはぜひとも休館日、日曜の開館を求めたいというふうに思うんですけれども、再度、例えば来年の4月から条例改正をしながらひとつ何とか考えていくということなのか、その辺について、再度、御答弁願いたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えしたいと思います。  先ほど来御答弁させていただいているように、山城老人福祉センターだけが違いがあるというところ、これはもう認識しているところで、利用者アンケート等もとらせていただいて、検討はしてきたというところでございます。  議員先ほどおっしゃいました、合併前からのことを引き継いだ状態で来ております。合併10年たってどうだというところは考えていく必要はあると思いますので、今後、引き続き検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 答弁としては、体裁のいい答弁なんですけれどもね、「今後、引き続き検討する」と。そんな問題ではないでしょう。  要するに、条例の別表を変えたらいいだけなんです。別表を、日曜の休館日というのを外したらいいだけなんです。これだけなんですよ。検討とは、どんな検討なんですか。  先ほども言いましたように、財政的な問題はございます。それは先ほどもちょっと言いましたように、金の問題だけではないという話やけど、金が要るんですよ。しかしながら、旧3町の均衡を考えたときに、金は要りますけれども、ぜひとも改正する必要があるんではないかと私は思うんです。  その辺、もうこの関係については、市長、どうですか、答弁してください。検討の問題ではないと、何を検討するんですか、変えたらいいだけなんですよ。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 西岡議員の御質問にお答えいたします。  これまで、合併してからそれぞれの施設の使い方とか、使用料が異なってきた施設がたくさんございました。一定、文化施設とかにつきましては、使用料も御理解いただく中で、同じような仕様にさせていただいております。  この老人福祉センターのみが日曜日開館していないという、今、これまで旧町からの経過もございました。  ちょっとすぐにやりますというか、一回ちょっと持ち帰りまして、方向については十分考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 休館日の関係については、今、市長の答弁がございました。ぜひとも持ち帰って、早急に検討していただいて、早い時期に日曜日も開館をしていただくように、ぜひともお願いをしておきたいというふうに思います。  次に、利用時間の関係で再質問したいと思います。  先ほど利用時間の関係についても説明をいただきました。まず、8時半からのところもあれば、9時からのところもあるわけですね。私の言いたいのは、先ほども言いましたように、民間活力が生かし切れていないのではないかと。  といいますのは、どうも施設へ行きましても、条例でこうなっているから、例えばどうにもなりませんよという話がよくあるんですね。  例えば、老人福祉センターでいきますと、山城老人福祉センターは午後4時半までです。午後5時15分まではおられるんですね。使っていただいて結構ですけれども、条例は午後4時半ですと、だから何とかそれで帰ってくださいと、そういう話になるんですね。  手前の問題も一緒なんですよ。例えば、開館時間が9時のところは、8時半からでも入らせていただいておるんですよ、アスピアやましろなんかは行きませんけれども、例えば老人福祉センターの場合はね。ただ、これも9時からなんで云々という話があるんですよ。  だから、私は、利用時間の関係は、ぜひともこれからも民活を生かすということであれば、もう少し開館時間については早めていただいて、例えば9時からいろんな事業をしようと思ったら、8時ごろから準備をするというようなこともあるんですね。  だから、当然、前倒しをした段階で、当然、料金をいただいてもらったら結構なんですよ、無料でこうせよというような話をしているわけではございませんけれども、何とかその辺の工夫ができないかということと、開館時間の文化センター老人福祉センター、あるいは交流センターコミュニティセンターも含めて、あらゆる施設の関係を、開館時間の関係については統一できないのかなと。  例えば、8時半から、職員の方が来られるわけでしょう。ならば、8時半からの開館に統一していただいたらいいんではないかなというふうに思うんですけれども、その辺はどうですか。部長と教育部長と両方とも答えてください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、交流会館につきましては、9時から午後10時までという形になってございます。ただ、山城総合文化センターにつきましては、開館時間につきましては、8時半からとなってございます。ただ、利用していただく部分については、9時からという形になってございます。また、加茂文化センターにおきましては、利用時間は9時からという形になってございます。  こういった部分について、今、議員御指摘いただきました8時半から何とかならないのかというところでございますけれども、現在、この両文化センターの設置条例、また規則等について見直しをしている最中でございます。ただいまいただきました御意見等も踏まえまして、今後の条例改正をしていく中で反映させていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えします。  健康福祉部においても、教育部と協議を重ねて、あわせて検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。
    ◯19番(西岡 政治) 例えば、これぜひとも条例の見直しを、時間の問題も含めてしてほしいなというふうに思うんですけれども、例えばある文化センターの関係でいきますと、加茂文化センターの場合は、休館日と開館時間の関係というのは、これは条例で定めていないんですね。条例をざっと読んだら、ないんですよ。施行規則をぱっと読ませてもらうと、施行規則の中で、休館日、あるいは開館時間が規定されているんですよ。これ、おかしいですね、この条例ね。こういう問題もいろいろあるんですよ、この中を見ますとね。  したがって、やっぱり民活を活用するという視点で考えるならば、職員が来た時間に、全てを最低8時半に合わせていただくというふうに、ぜひとも条例の見直しをしてほしいし、条例の中でのいろんな問題点、十分、条例を検証していただいて、早い時期に改正をすると、見直しをするということで理解をしていいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたしたいというふうに思います。  御指摘いただきましたとおり、交流会館の休館日については、条例で規定をさせていただいている、また山城総合文化センターの休館日については、これも条例で規定させていただいていると。ただし、加茂文化センターにつきましては、休館日については規則という形になってございます。  この部分については、合併時点から従前の条例をそのまま推移させたものというふうに考えているところでございます。合併して10年がたってきているという状況の中で、やはり文化センター文化センターとしての統一的な条例のあり方をしていくべきであるというふうに考えてございますので、これを踏まえて、今現在、作業を進めている最中でございますので、今後、検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えします。  先ほどの休館日の関係と、それから開館時間、このあたりも一緒に検討というところで、また教育部、教育委員会の所管のところとも一定の協議・調整も行っていく必要があると思いますので、そのあたりでも情報交換しながら検討を進めたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) ぜひとも、条例の見直しを前向きに検討していただくということをお願いしておきたいと思います。  次に、(4)の第5条の弾力条項の関係でございます。  これは、御答弁の中では、災害時を想定した形の条項だと、こういう御答弁がございました。  いろんなところへ行きますと、例えば文化センターへ行きましても、老人福祉センターへ行きましても、この辺が出るんですね、「特に、市長が認めた場合」「教育委員会が認めた場合」とかね。だから、ちょっと開館時間より早く何とかしてほしいという場合、市のほうへ言ってくださいよと、こういう話がよくあるんですね。  したがって、私のこの質問というのは、その辺ではどうなのかということでの質問なんですけれども、今聞いていますと、災害時だけですよと、こういう話でございます。  私は、そうではなしに、例えば8時半に開館時間を統一したと仮定した場合でも、やっぱり準備の関係で、例えば7時から何とかしてほしいとかいうのが出てくると思うんですね。こういうものに応えていくのが、私は市民サービスではないかと。そういうものに弾力条項が適用するというふうに理解していたんですけれども、そうではないということなんですけれども、今後、そういう形で対応できないのかという点について、再度、お答えをいただきたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えいたします。  これまで、そういった特別な理由による使用及び申請がございませんでしたので、こちらのほうで想定されるというのは、具体的には、災害時の避難所とか、そういった緊急対応というところで御答弁させていただいたところでございます。  このあたり、特に必要と認めた場合につきましては、具体に規則・規定等がございませんので、そのあたりを整備していくかどうかにつきましても、またこれもあわせて検討する必要があるなというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  特に、特別な理由があるときというところでございますけれども、この部分につきましては、教育委員会の考え方といたしましては、災害時の避難所、これは当然でございます。それに合わせまして施設修繕等で利用者の安全の確保をする場合、あるいは公の事業において、事業日が限定している場合などを想定しているというところでございます。  なお、指定管理で行っている施設につきましては、開館時間もしくは休館日の変更や臨時休館するときにつきましては、教育委員会の承認を受けると変更することができることから、変更する場合につきましては、承認申請の手続を行っていただくというところでございまして、ケース・バイ・ケースのほうで検討していきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 今、御答弁いただきまして、大体理解ができました。そこで、2)の関係に出ていますように、そういう答弁でありますけれども、されば窓口へ行きますと、そういう上へ行ってくださいよと、こういう形になるんですね。なかなか一般の市民、市長に云々とならんわけです。  だから、私の言いたいのは、やはり窓口で、特別な事情だと申請者が判断をした場合に、手続と手順ですよ。この用紙で、こういう形でどこどこへ出してくださいと、こういう手順を示した様式等があれば、それに書けるんですよ。これは重要ですので、何とか特別な事情でね、例えば8時半からの開館時間を1時間前倒ししてくださいと。ところが、そういうものは全くないんですよ。言葉では、一般市民、条例を見ませんね。  だから、やっぱり窓口で、いや何とかなりませんかという話があったら、さっとこの用紙に書いてくださいと、もちろん事情も聞いてね、変な事情やったらだめとなりますけれども、これならと思ったら、この用紙に書いてくださいと。そういう手続と手順を示す資料というのは、やはりおのおのの施設の窓口に置くべきやというふうに私は思うんですけれども、その辺はどうですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えします。  議員、今御質問の関係でございますが、市民の方々にとってわかりやすい手続方法というのは、これは非常に大事なことだと思っております。  手続方法が明確になるように、また市内の施設で違いがあるというのもちょっと懸念がございますので、そのあたりは、教育委員会との協議も行いながら調整していきたいなというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  やはり、市民目線と申しますか、市民の利便性という部分については、重要な視点かというふうに考えておるところでございまして、先ほど健康福祉部長が申し上げましたとおり、連携を図りながら、今後どういった取り扱いができるのか、検討を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) ぜひともお願いしたいと思います。  それでは、5点目です。  やすらぎコミュニティセンターとやすらぎ苑の一体的な管理運営と。これ、非常に難しいとは思うんですけれども、先ほど利用状況の中では、いわゆるコミセンの利用状況は出ていませんでしたけれども、ほとんど使われていないと私は思っておるんです。これが1つ。  コミセンの場合は、利用時間は午前9時から午後10時までですね。老人福祉センターは、先ほど言いましたように、午前9時から午後4時まで。ところが、コミセンの場合は、午前9時から午後10時になっていますけれども、これ指定管理にしていますね、木津川市の老人福祉センターの指定管理。午後5時15分になったら、職員、誰も出ないんですよ。それが、それ以降、利用できますか。  したがって、今後、この条例をそのままいくならば、そのような体制を整えてほしいし、いや、そうはいきませんということであれば、これは条例改正をする必要があるんですよ。  それと、今の山城コミュニティセンターの関係は、非常に使いづらい面がございますね。  例えば、木津川市社会福祉協議会の支部がありますね、事務所。隣が山城保育所の分園、2階が、おおむねコミセン利用になっているわけです。非常に使い勝手が悪いと。  ところが、御承知のように、老人福祉センターの関係は、非常に利用率が高いんですよ。  だから、例えば老人福祉センターの職員のほうが窓口になったとしたら、当然、こちらへ来たらいっぱいですと言われたときに、どうぞ隣があいていますよと、あそこの2階を使ってくださいと、いわゆる老人福祉センターから向こうへ行けるんですね、廊下があって、ざっと行けるんです。  だから、そういうことも含めて利用形態を考えんと、ゼロに等しいんですよ、山城コミュニティセンター。しかも、体制的には、今言いましたように、午後5時15分になったら誰もいない。日曜日はもちろんいない。  ところが、コミュニティセンターは、休館日は毎年12月27日から翌年の1月4日まで、これだけが休館日で、あとは全部使えますとなっているんですね、この条例は。その辺について、どのように思われているのか。こういう条例であっても、結果的には、利用者はほとんどないんです。この辺の関係について、どう考えておられるのかということをお聞きをしたいわけです。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えいたします。  議員もさっきおっしゃっていただきましたが、非常に大きな問題かと思います。  このもともとのそれぞれの施設については、目的によって設置がされているところでございまして、それが今、一体的に利用ができる状況だなということは理解できますので、そのあたりはどう整理していくかというところは、検討ばっかりになって申しわけないんですけれども、そのあたり、どういう調整ができるのか、それから山城保育園分園もございます。そのあたりも非常にどう整理していくかというところで、考えていかなければならないなというふうに考えておりますので、ちょっといましばらく時間はいただきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 山城老人福祉センターと山城コミュニティセンターの一体利用の関係と、この条例の改正ですね、今の関係でいきますと、午前9時から午後10時と、こういう状況がございます。  私の立場から言いますと、午前9時から午後10時までの開館時間で、その体制をとってほしいというのが私の立場になるんですけれども、これは金の問題等々含めまして十分検討しなければならんと思うんですけれども、できない場合は、やっぱり条例改正をするということと、一番問題なのは、利用率の関係なんですよ。  これ、ゼロに等しい施設、非常にもったいないというふうに思いますので、そういうことを含めて、これは真剣に早い時期に検討していただくということをぜひともお願いをしておきたいと思うんですが、それでよろしいか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  西岡議員の再質問にお答えいたします。  ただいまおっしゃっていただいた状況については認識してございますので、早い時期に検討を、これはしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 1問目の関係での老人福祉センター条例等の見直しの関係につきましては、教育部長なり健康福祉部長のほうから御答弁をいただきました。  非常に全て検討、今後の検討と、こういう回答でありますけれども、老人福祉センターの日曜日の開館の問題はぜひとも早い時期にお願いしたいということと、各条例の見直しについては、これも早い時期に見直しをしていただくということをお願いをしまして、1問目の質問は終わりたいというふうに思います。  次に、2問目の質問をいたします。  「高の原イオン増床計画の進捗状況と市の考えを問う」と題しまして、質問をいたします。  この問題は、私、イオンモールの増床計画が出た時点から今日まで、一貫して何回かの質問をさせていただきました。それらを踏まえまして、再度の質問でございます。  平成26年2月21日独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」という。)の所有する相楽地区センター用地をイオンモール株式会社・大和ハウス工業株式会社・近鉄不動産株式会社の共同企業体が取得して2年9カ月が経過をいたしております。  イオンモール株式会社は、相楽地区センター用地取得に当たり、提案した「地域の経済社会貢献」のための地元農産物直売所及び図書館の設置に向け、市との話し合い交渉が進められていると考えています。  私は、共同企業体が取得以降、2回の一般質問、会派代表質問で、市の対応・考え方・取り組み等について質問をいたしました。  そこで、これまでの質問に対する行政側の答弁を踏まえまして、次の事項をただします。  (1)増床棟のオープンの時期は。  (2)増床計画の中に、農産物直売所、図書館スペースは。  (3)農産物直売所への出店に向けての取り組み状況は。  (4)出店事業者に対する財政支援策は。  (5)図書館分館設置に対する方針は。  (6)図書館分館と市民課西部出張所との統合は。  6点でございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えします。  イオンからは、平成29年秋のオープンの予定が、諸般の事情により着手時期が延長されると聞いております。  2点目について、イオンにおいては、増床計画自体を延期するとのことですので、具体の提示については、現在のところ確定したものはありません。  5点目について、現在、増床計画が延期になったことにより、イオンでの図書館設置について事業時期が未定でありますので、事業等の見直しが確定しましたら、イオンと協議をしてまいります。  6点目については、増床計画の時期及び詳細内容が明らかになることをもって内部で協議をしてまいります。  以上でございます。
    ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の2点目の御質問にお答えします。  農産物直売所の概略スペースについては聞いておりますが、正式には聞いておりません。  3点目につきましては、平成28年8月8日にイオンモール株式会社の担当者と直売所開設に係る協議を行い、その後、出店を考えている事業者に対して協議内容を伝えました。  引き続きまして、4点目の出店事業者に対する財政支援につきましては、建物等の投資的経費の一部を補助していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) まず、オープンの時期の関係でございますけれども、平成29年、これもともとは平成28年10月というのが最初だったんですね。次が平成29年になって、先般、都市計画審議会がございまして、そのときに宗田会長が、どうやらイオンモールのオープン時期は、平成30年の7月ごろになるんではないかと、こんな話が挨拶の中でございました。  それらも含めまして、今現在、オープン時期をいつだと考えておられるのか、その辺は再度お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  イオンにおきましては、当初の予定からずれるという形で聞いてございます。  理由につきましては、東京オリンピックや東日本大震災の復興事業に伴う建築コストの高騰により、建築工事自身を検討する必要が出てきたというところでございまして、この部分で、教育委員会のほうからイオンのほうに対して、いつごろになるのかという部分について問い合わせをいたしているところでございますけれども、現在のところ全く未定であるという形の回答を得ているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 全く未定であるということでございますけれども、最終の開園時期はいつだと考えておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  イオンのほうで、私のほう、問い合わせをさせていただいて、協議もさせていただいているという状況でございますけれども、その中での回答自身が、いつオープンできるのかという部分については、全く未定であって、これが平成30年度になるのか、平成31年度になるのか、あるいは東京オリンピックが終わってからになるのかとか、ここら辺については、全くわからないという形で聞いているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 全く無責任な答弁なんですよ。非常に情報収集が不足ですよ。  共同企業体が取得したのは、取得してから5年以内に返さなきゃならんという条件がついておるんですよ。ということは、平成32年の6月、取得したのは平成27年の8月ですよ、実質的に取得したのは。それから5年以内にオープンしなきゃならんということが、いわゆるURと、それから共同企業体できっちり結ばれているわけですよ。だから、最終は平成32年の8月なんですよ。  したがって、我々行政は、図書館分館の設置の関係、あるいは農産物直売所の関係にしても、最後はそこですよと。それまでの間に、大体1年、2年ほどかかるんですね、建物は。それまでに対応するための準備をしなければならんわけですよ。いや、いつかわかりません。オリンピックが済んでからしかわかりませんと、そんなでたらめな答弁はないんですよ。その辺はどうですか。知っておられないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私のほう、ことしの10月7日にイオンの部長とお会いをさせていただいた中で、実際いつになるのだという部分での質問もさせていただいているところでございますけれども、その時点でも、わからないという回答しか来ていないと。何とか早く市のほうに対しては示していただきたい旨は伝えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 最終のオープンは、平成32年の8月だということで対応していただくようにお願いしておきます、その辺はね。  次に、2点目の増床計画中に農産物の直売所と図書館スペースの関係について、再度お願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  農産物直売所のスペースにつきましてでございますけれども、バックヤードを含めて100坪から150坪と、そのとき聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私のほう、9月に向こうのイオンの部長さんともお会いさせていただいて、お話もさせていただいているというところでございます。その時点におきましては、約100坪から110坪ぐらいは提供できるであろうというふうに考えているというところで報告等を受けているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 農産物直売所については、地下なんですね。大体、地下で756平米、坪数でいきますと228.69平米のスペースをあけているということと、図書館については、市民課の西部出張所を含めて、4階で一定のスペースを、今、イオンモールとしては確保しているというふうに聞いておるわけでございますけれども、それで間違いないですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  私どもが聞いておりますのは、100坪から150坪で、議員おっしゃいますように、地下階でということは聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  西岡議員御指摘のとおり、4階の駐車場のところにスペースを設けるというところで聞いてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えをいたします。  今、森本部長が申しましたとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 2問目の関係は、一応確認ができました。  3点目に入ります。  3点目の関係につきましては、出店業者とのかかわりで、今まで打合会がされておると思うんですね。その辺の状況について説明してください。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  打合会におきましては、農協、農業委員会、農政課のほうが集まりまして会合をしております。その中では、農業事業者が一定の人数を集められて、それで一定のものをつくられた場合、投資的経費の一部を補助するということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 出店事業者が集まられて、それなりの協議をされて、いわゆる行政に対して事業計画書、事業規模はこうなりますよと、どういう考え方でやりますよと、こういう書類が出ておるはずだというふうに思うんですけれども、その辺はどうですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  事業計画書はまだいただいておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 事業計画はいただいていないということでございますけれども、その辺の内容の話し合いはされましたか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  イオンの担当者の協議の内容、出店に対しての内容をお話しいたしました。それ以降、事業計画についてお出しいただくようにというお話はしましたけれども、その内容について、まだいただいていないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 事業計画書を出せということで要請をしたけれども、それは今の段階では出ていないというふうに確認していいんですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  イオンの条件をお話ししました以降、事業計画書についてはまだいただいておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) わかりました。  次に、4番目の関係でございます。  出店事業者に対する財政支援の関係でございますけれども、この関係については、建物等投資的経費について一部の補助をしていきたいと考えていると、こういうことでございますけれども、11名で組織された、いわゆる出店事業者の方、11名でやられていますね、2回会議されておるんですね。  その方は、補助金やなしに出資を求めておられるんですね。これがなかったら、要はもう出店はやめようという、そういう状況にあるわけでございますけれども、なぜ出資が市はできないのか、その辺について御答弁ください。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。
     当初から私どものほうは、事業者の方が一定の人数を集められて出店される場合は、投資的経費の一部を補助するという形で話をしてきましたし、その確認はしております。  よりまして、市が事業主体となってかかわることはございませんので、出資等のことは現在考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 出店事業者が出資を求められるというのは、何ですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  当初の計画から私どものほうでは、先ほど私、答弁いたしましたように、補助金でというお話をしておりますので、そういう形で進めておりました。  その後、出資をというお話になりましたけれども、私どもは当初の計画どおり、投資的経費の一部を補助するという形でございますので、そのようにお話をいたしました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 出資に深くかかわりますので、現在の西部出張所の共益費と、今、出店をされようとするときの共益費の関係の額を言ってください。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  西部出張所が払っています共益費でございますけれども、年間約50万円ぐらいだったと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  出店される場合の共益費については、私は今現在知りません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 知らないというのは、ちょっとおかしいと思うんです。  まず、西部出張所の関係は、1カ月坪当たり2,800円ですね。知らないというのはおかしいと思うんですけれども、今、一般的に出店をした場合は、大体坪当たり9,000円なんですよ。これだけ開きがある。  市が出資をすることによって、共益費は、いわゆる広域的な事業ということで、例えば今、西部出張所が払っているような2,800円、9,000円から2,800円になるんですよ。なぜ出資を求められるかといいますと、そういうことが一つあるんです。  もう一つは、やっぱり公益法人何々株式会社になるわけですね。そこへその出資があるということと、ほかの団体に出資を求めていく、補助金をもらったら、ほかの団体に出資を求めないかんわけです。  例えば、資金を利用する銀行からの出資とか、例えば物品確保の関係では、自分らだけでなかなか物品確保は非常に難しい面があるんですね。だから、ほかの道の駅等との関係での出店交換というのがあるんですね。そういうところからの出資とか、いろんなところからの出資を求められるわけです。補助金だったら、それは全くなくなる。  それと、出資することによって、市がかかわっているということで、公益法人何々株式会社の信用性が高まるわけですよ。だから、出資を求められているんです。これがなかったら、出店できないんですよ。その辺について、どう思われているんですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  イオンの8月8日の担当者のお話の中では、この使用料につきましては、坪単価は2万円から3万円というお話はいただいております。その件につきましても、事業者の方にお話をしました。  ただ、議員おっしゃいますように、出資金につきましては、私どもの当初からの考えで、市が主体的に経営に参画することではないので、出資はしないという形になっておりますので、現在もその状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 私は、あっちこっちへ行ってきたんですよ。  例えば、農業生産法人 株式会社農夢がありますね、綾部ですかね。ここへ行っても、市が出資しているんですよ。こういう直売所の成功例を見ますと、JAが基本的にぐっとかかわるか、市がかかわるか、どっちかなんですよ。補助金だけ出して勝手にやりなさいでは、成り立たないんですよ。その辺をどうお考えなのか。  例えば、この農夢もそうですし、藤樹の里もそうです。それから、真庭市がやっています高槻の農産物直売所も、全て市がかかわっているんですよ。  だから、私、もう最後になりますけれども、言っておきますけれども、せっかくイオンモールが農産物直売所のスペースを提供すると、こういう形になっておると。この計画がオジャンになるということは、市が出資をしないからだということになるわけですよ。なぜ、そういうところに市は手を差し伸べないんですか。その辺について、再度、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  先ほど来御答弁申し上げていますように、当初の計画から補助金という話でございます。そして、私どもの先ほどの関係で述べましたように、市が直接、そういう形を出店するということはございませんので、出資金は現在は考えておらないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 最後にしたいと思います。  先ほども言いましたように、市が前向きに出資を考えない場合は、この話がなかったことになるわけです。  したがって、せっかくの木津川市の特産物を全国にPRする、あるいはイオンモールの直売所を拠点として観光問題もPRすると、こういう絶好の機会なんですよ。それが、その出資をしないために、この事業が前へ進まない、場合によってはなくなると、こういう状況にあるわけです。  ぜひとも、イオンモールのオープン時期が延びました。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さんに申し上げます。  申し合わせによる質問時間の制限を超えますので、発言は許しません。  ただいまの質問についての答弁をお願いします。  河井市長。 ◯市長(河井 規子) 西岡議員の御質問にお答えいたします。  出資金、先ほど来からも御答弁させていただいておりますが、出資金につきましては、組合または会社、または投資法人などの構成員の義務として、あるいはその構成員となるために、組合または会社等の法人に対して行う一定の給付であるということでありまして、市が出店事業者の資本金の一部を出資するということにつきましては、市が主体的に経営に参画することとなるというふうに考えておりますので、したがいましてこの出資金の支援については考えていないところでございます。  以上でございます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま10時34分、10時50分まで休憩といたします。    午前10時34分 休憩    午前10時50分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま10時50分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  2番目、島野均さん。    (島野 均君質問席へ移動) ◯16番(島野 均) 公明党の島野でございます。  通告書に基づきまして、質問させていただきます。3問させていただきます。  一番最初、「災害発生時における避難所運営で伺う」。  ことし夏の台風、大雨による災害は、全国各地で大きな被害をもたらしました。熊本地震では、避難所運営に多くの自治体職員がかかわったことにより、全体として災害対応に支障が出ました。災害対策基本法に基づき、地域防災計画で災害発生に備え、災害対策、そして避難所運営マニュアルが整備をされています。  そこで、以下のことをお伺いいたします。  (1)初動期の避難所で、避難者の中から代表者を選び、運営組織をつくるとあるが、現状は。  (2)避難所運営マニュアルに基づく、避難所運営の訓練の実施状況は。  (3)災害発生後、市のボランティア等の受け入れ体制、そして避難所支援班はどのように組織され、災害時にはどのような動きとなるのか。  (4)災害が発生して、自治体職員が初動期の避難所運営に携わったケースがあり、ことしの台風10号で被災した岩手県の岩泉町、このことは円滑な災害対応に影響を及ぼしかねないことで、職員の動きを再点検し、住民の安全確保を期すべきと思うが、どうか。  (5)福祉避難所の周知徹底はされているのか。  お伺いをいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の御質問にお答えします。  市の避難所開設・運営マニュアルでは、災害発生による避難所の開設により、避難所生活が長期化することが想定される場合、避難所が避難者にとって秩序のとれた施設として機能するよう、避難所運営委員会を設置することとしております。  運営委員会の構成メンバーについては、避難者の代表、避難所管理職員、施設管理者及びボランティア団体等を想定しており、避難者の代表については、地域の実情を把握されている自治会等の代表が望ましいと考えております。  2点目については、平成25年度から毎年、市防災訓練において、避難所開設・運営訓練を地域防災計画に沿った人員配置により実施をしております。  3点目の災害発生後のボランティア活動に対する支援並びに受け入れ等の体制については、市と木津川市社会福祉協議会が連携して、災害ボランティアセンターを設置することにより、円滑な調整を図っていきたいと考えています。  ボランティア活動については、災害ボランティアセンターが中心となって、被災者のニーズとボランティア内容との相互のマッチングにより実施されますので、避難所を支援する職員が被災者のニーズを酌み取り、災害ボランティアセンターに情報提供していくことが必要だと考えております。  4点目については、災害発生時の初動期において、避難所の開設及び運営は、市職員が中心となって進めていく必要があると考えていますが、災害対応に影響が出ないように思慮しなければなりません。  災害対策本部において、指揮する職員、実働する職員を的確にすみ分けすることによって、そのような問題も解消されると思います。  いざというときに職員一人一人が迅速かつ的確な判断が下せるよう、防災訓練等を通じて役割分担等を再度確認し合い、市民の安心・安全に期するよう、その力を培っていきたいと考えています。  5点目の福祉避難所については、現在、市内14カ所の福祉団体と災害時における支援協定を締結しております。  災害支援協定を締結した福祉団体については、市ホームページにて協定状況等を掲載しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) るる回答いただきまして、ありがとうございます。  まず最初に、再質問させてもらいます。  この災害発生時に多くのそのための分で、地域防災マニュアル、避難所運営マニュアル、これは回答によりますと、マニュアルはできているというふうに理解したらいいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の質問にお答えをさせていただきます。  避難所運営マニュアルにつきましては、ことし策定をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。
    ◯16番(島野 均) この策定は、災害対策基本法によって、「避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」として策定されていると思います。  その後、「代表者が望ましい」とありますけれども、望ましいのであれば、自治会、それと自主防災会、この分で、望ましいというのは、主体で、代表者というふうに考えていいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  議員の質問につきましては、避難所運営委員会の役員等に当たる人が、自治会の代表者等が望ましいということだと思いますが、運営委員会、避難所を開設しますと、避難所を長期にわたって運営していくに当たり、ルールづくり等が必要になってくると思います。できるだけ地域のコミュニティの方が、同じような地域の方が集まり、そういった避難所を運営していくということを考えますと、その地域の自治会長さんなり、自主防災会の会長さん、役員等の方がその代表になるというようなことが望ましいと、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) これ、そしたら地域の実情を把握している自治会の代表というふうに理解させていただきます。  2番目の回答ですけれども、マニュアルに基づいて人員を配置すると。10月の末に防災訓練、私も参加しましたけれども、このときの状況は、どこまで、避難所運営までは行かれたのかどうか、お伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  平成25年度から3カ年にわたり、それぞれ3個の箇所において避難所運営を主体に実施をしてきました。  地域の自主防災会の皆さんの協力を得まして、避難訓練から始まり、体育館に到着されましたら、避難所のほうのある程度の形は、市の職員でもって準備をしております。  中に皆さん集まられた段階で、避難所の運営のおおむねの形を、避難所運営委員会のスペースであるとか、救援物資等の集積場所であるとか、受付のありようだとか、そういったものを実際に設置をしまして、このような形になってまいりますということを説明をさせていただいております。  ことしは、車両での避難、それからペットの避難ということもつけ加えながら、年々レベルアップを図っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) お答えいただきましたけれども、実際、運営される方は、自治会、自主防災会の方だと思うんですけれども、避難所は、たくさん地域防災計画の中でもありますけれども、この中で、実際に避難所を立ち上げて、運営マニュアルに沿って、実際にされたのか。地域、地域で、たくさんあるんですけれども、本当にマニュアルどおりにされたのかどうか。今お答えをいただいたんですけれども、余り実際には、一部の分で、本当に災害の発生時に避難所開設ができるんかどうか、それをお伺いしたい。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  訓練においては、時間の制約、場所の制約、いろいろございますが、こういう避難所をつくるというイメージアップを図っていただく内容でとどまっております。  実際のところは、鍵をあけることから始まりまして、今、鍵は市の職員が持っておりますので、市の職員が行ってあけることをまず最小限しないといけない。その後、避難されてきた方にお手伝いをいただいて、現在、訓練でしております避難所のような形をつくっていくというようなことで進めております。  今後、避難所運営マニュアルに沿って、さらにまたもっと精度を上げていくといいますか、誰がどこをどのようにあけていくかというようなことまで詰めていく必要性はあると考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 実際、避難所の箇所と言ったら、結構、この地域防災計画の資料の中にも、小学校、中学校、それと指定の避難所、たくさんございますけれども、マニュアル自体が、その自治会、それとそのあたりで情報が共有されているのかどうか、マニュアルが行き渡っているのかどうか。ただ、こちらのほうで思っておっても、実際、どうですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  訓練で参加をいただいたところにはマニュアルというのがありますということでは、御紹介をさせていただいております。  また、市のホームページにおいても、「避難について」というところで、各避難所の紹介とか、マニュアルを載せておりますので、皆さんには閲覧することができるような体制ではとっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) それであれば、避難所にマニュアルがあるんであれば、実際、そういうふうな会議を開いたのかどうかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  避難所運営マニュアルの細部について、それぞれの地域の皆さんと会議等、特に開いてはおりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) そこを言っているんであって、実際、震度7以上の分は、阪神・淡路大震災以降では、4回起こっております。1995年の阪神・淡路大震災と、2004年の新潟県の中越地震、そして2011年の東日本大震災、そしてことしの平成28年の熊本地震、4月14日と16日ですから、きょうの日で、ちょうど8カ月になっております。  この後期基本計画の中でも、「誰もが安心して暮らせる福祉都市の創造」と3つ目に掲げております。「安心・安全、快適なまちづくり」「ともに支え合う地域福祉の充実」、このように書いていますけれども、実際、災害発生時において避難所の訓練をやっぱりしていただきたい。それがないと、いつ阪神・淡路大震災みたいな大きな地震が起こるとも限りません。ですから、ぜひとも訓練をしていただいて、まだであれば、ことしはもう無理ですけれども、来年、そういうふうな運営の訓練をされるのかどうか、お伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  訓練については、年々、精度を上げていくというような目標も持っておりますので、議員おっしゃられたような形で、来年の場所、それからお手伝いいただける自主防災会の皆さんとも相談しながら、努めて参画、もしくは運営をするというようなところも入っていただけるよう、計画を検討したいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) それであればもうオーケーで、3点目に行きます。  3点目は、災害発生時においてボランティアの受け入れ等で、かなり逼迫するような場面も、熊本地震のときにはたくさん発生しました。  4月18日から5月の初めのほうでは、一日当たり1,400人ほど派遣人数があって、かなり錯綜したと思います。  これもやっぱり支援体制を、福祉協議会と云々というふうに書いていますけれども、福祉協議会のほうがどれだけされるのか、ちょっと全般的にわたって、災害ボランティアセンターを設置されると思いますけれども、これによって円滑に調整を図るとおっしゃいますけれども、どこまでそれが可能なのか。実際なってみないとわからんというふうな感覚でおると思います。  これは、本当にボランティアの受け入れというのは、もちろん市の体制で、協議会だけではなかなかできないものですから、市のほうもかかわって、府のほうもかかわってという命令系統でないと、ボランティアの方がうろうろしますので、これも本当に明確にしていただかんと、実際、災害が起こった場合、かなり錯綜しますので、市の体制はどうですか、社会福祉協議会に丸投げというふうな感じでいいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の御質問にお答えをいたします。  現在、社会福祉協議会が主体となり災害ボランティアセンターを常設している体制ではございますが、災害非常時になった場合には、災害対応のための体制ということで移行して対応をしていただくようになっております。  ただ、やはり市の社会福祉協議会のみでの対応というのは、非常に困難であります。市としましても、災害ボランティアセンターを開設する場合、被害の状況とかにもよりますけれども、災害ボランティアセンターを開設・運営するために必要な場所等、それから情報等の支援等は、市も積極的にかかわってまいりたいと思っております。  やはり、多くの方が一度に支援をいただくというようなことは必要でございますし、そのニーズとか、どういったものが必要かと、いろんなことで支援ができるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) ありがとうございます。  この分に関しては、避難所運営のガイドラインで内閣府のほうから発表されておって、準備は市町村で災害対策本部とか、避難所支援班とか、これを設けて、災害避難所の運営のほうでバックアップをされると思いますけれども、これ本当に真剣に考えていただいて、していただきたいと思います。  4点目、本当に自治体の職員の方は、平時の仕事に関して配置されているメンバーであって、災害時においては、それプラス余計なお仕事がふえる分であって、この災害時に職員が実際に運営にかかわってずっとしてしまうと、ほかのお仕事ができないんで、その役割を確認していただいてという体制はできているんかどうか、そのあたりをお伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  避難所運営マニュアル策定に基づき、それぞれ避難所管理職員というものを指名等をして、対応に当たるような予定にはしております。  ただ、今年度、その体制は確実にはとれているということは言い切れませんが、多くの人員が、それで、60カ所も同時にあけるというようなことが、非常に人数が取られて困難であるという認識は持っております。  今後、先般策定しました業務継続計画をより具体化していきまして、時間の推移に応じて誰がどこのどういうふうに対応していくかというようなことも、今後、詰めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 実際、熊本地震、それと東日本大震災、これ近々ですので、5年以内に起こった分ですけれども、阪神・淡路大震災のときは、もう20年前ですから、理事は、この現場に行かれたことはあるんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  自衛官で現職のときには、東日本大震災での現場には赴いておりますが、最近の熊本地震、もしくは鳥取地震の水害等については、現場には行ってはおりません。また、機会があれば、もしくはインターネット情報等、いろんな情報から、そういった疑似体験というようなことで、状況を踏まえていきたいと、そのように考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 実際、だから現場へ行っていただいて、トップの者が実際に体験していただいて、熊本城が、ああいうふうな一番最初の地震では少しの被害でしたけれども、16日の災害では、本当に地震では、大方、瓦が崩落して、悲惨な状態でありました。  益城町のところでは、本当に全壊が3,000戸以上の分が発生しております。現場をやっぱり見ていただいて、その実感として見ていただいて、わかると思います。実際、見ていなかったら、東日本大震災の分は、原発等々ありますので、津波等もありますので、実際、うちの木津川市においては、地震と、それと水害、これが主ですから、水害においては、東日本大震災、そして地震のほうでは、地方の熊本の益城町へ行っていただいて、現状を把握していただいて、でないとなかなか実感として沸きませんので、よろしくお願いします。  あと、5番目の福祉避難所は、ホームページ等で市内に14カ所等あるとは書いておりますけれども、要援護者とか、それとやっぱり避難を要する人、弱者の方を救済するのが一番大事であります。  福祉避難所、この木津川市の防災マップのとこでも、確かに避難所は書いていますけれども、福祉避難所、14カ所の明示が防災マップにはないんです。これ、なぜないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  福祉避難所とは、災害発生時に避難所での生活が困難な高齢者・障害者、妊産婦等の要配慮者を受け入れるため、バリアフリー等に対応した機能を有する施設で、市と災害協定を締結した施設を、市では福祉避難所としております。  よって、一般の方が福祉避難所に避難をされると受け入れができないというようなことで、あえて防災マップには記載をしていないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 一般の分と間違ったらあかんために、福祉避難所は載せていないと、そういう考えであれば、どこで福祉避難所を知る意味で、ホームページで見たらいいんですけれども、団体等に伝わっていますけれども、実際、要援護者とか、いろいろな弱者の方に伝わっておるんですかね、これ。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  現在の福祉避難所につきましては、そういう要配慮者の方が、多くの方は既にもう利用されているような方が多いと思いますが、そのほかの方でこういう状態になられた方が避難所に避難されてこられたといったところで、この方は困難であるといったときに、そちらのほうと調整をして受け入れをしていただくというようなことで、現時点では、皆さんに福祉避難所はここですよということは、ホームページで載っている避難施設の内容でしか周知はできていないものと承知しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。
    ◯16番(島野 均) だから、福祉避難所に駆けつけていただく人は、ホームページを見ると思いますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  全然知らない方は、困難だと思います。まずは、避難所に逃げていただくということからスタートしていただければと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) バックアップとして、やっぱり市のほうがそういうふうな福祉避難所に避難される方のサポートをしていただきたい。実際困る人は、一般市民でも本当は困るんですけれども、病気をお持ちとか、妊産婦さんとか、いろいろ困難な人がいらっしゃいますので、少数ですけれども、大事にしていただきたい。周知徹底をもう少しやっていただきたいと思います。  その分で、全体で市のほうはかなり進んでおるとは思うんですけれども、最高責任者は市長ですので、避難所開設・運営等について、どういうふうに、現状でいいのか、それとも改善すべきであるのか、そのあたりをお聞きして、終わりたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 島野議員の御質問にお答えいたします。  いざというとき、こういうのは突然やってくるわけですけれども、職員がどれだけ集まってくるかということも、非常にそのときの状況によるというふうに思います。  避難される方が一気に避難所に行かれると、やはり避難所の対応に追われて、肝心の災害対策本部に人が本当に少なかったということも聞いております。  そういう点では、夜間起こったということで、避難された方も非常に多かったのかなというふうに思いますが、いつ起こるかわからないという状況は、どのまちも一緒だというふうに思っています。  そういう点でも、やはり役割分担というのを日ごろからしっかりと決めておきながら、自分はどういう役割をしていくかと、いざというときに指示がなくても動けるようにということで、今も進めさせていただいております。  しかしながら、訓練といたしましても、なかなか限られた訓練でありますし、全職員で訓練をしたということがなかなか今ございませんので、いざというときにもしっかりと動けるような対策をしっかり訓練にも入れていかなくてはいけないと思っております。  そういう点では、災害ボランティアセンターの運営についても、職員が総がかりで行くということではなく、日ごろから、その地域の方の代表者でありますとか、いろんな方もお互いに役割分担をしっかりと認識をしていただく中で、そういう対策がとれるようにということで、これからもしっかりと訓練をしてまいりたいと思っております。  ありがとうございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) ありがとうございます。  災害に強いまちづくりをよろしくお願いいたします。  それでは、次の2問目に移ります。  2問目、「肢体不自由児の『特別支援学級の新設』を求める」。  来年、州見台小学校へ入学を希望する配慮を要する幼児が、学校生活を送れるように願う。  現在、保育園においては1名の保育士加配がついており、学力面においては問題はありませんけれども、遠足や体育活動では、体力、時間的に困難な面も見られます。  集団活動では、現在、加配補助がついているので、他の園児と同様に活動はできますけれども、補助がなければ、園児との接触により大きな事故、けがに至る場合が考えられます。  来年、入学を希望する州見台小学校においても同じことが想定をされますので、特別支援学級(肢体不自由児)の設置を求めます。  よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。    (教育部理事 加藤 努君登壇) ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  島野議員の御質問にお答えいたします。  個別の案件についてはお答えできませんけれども、障害のある幼児・児童・生徒についての教育保障につきましては、市の教育支援委員会や園・学校において障害の状態、本人の教育的ニーズ、保護者の意見や学校や地域の状況等を踏まえた総合的な観点から就学先を検討いたします。  それらを踏まえまして、支援学級への入級が適切と判断し、支援学級の開設が必要な場合につきましては、認可権者である京都府教育委員会と協議を進めることとなります。  本人の状況や保護者の意向等も十分に踏まえながら、必要な支援についてよく検討してまいります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 答えはいただきましたけれども、これは事前に理事には、こういうふうな案件があるというふうにお伝えしていますので、学校教育法の第81条で、知的障害者と肢体不自由者とか、身体虚弱者、弱視者、難聴者、これは特別支援学級を設けるというふうに理解していいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの島野議員の御質問にお答えいたします。  学校教育法第81条、今、島野均議員のほうからございましたけれども、まずその前に、学校教育法第72条というので、いわゆる視覚障害者、聴覚障害者等につきましては、まず支援学校等も含めまして、そういった特別なところで保障するということが規定されております。第81条にありますように、いわゆる通常の学校におきましても、支援学級で対応するということになっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 部長にそういうふうにお答えをいただきましたけれども、学校教育法の第18条の分では、日常生活の状況とか、留意事項とか、そういうのを聴取して、そのような障害のある児童がある場合は、ニーズをつかんで適切に対応するということが書かれておりますけれども、これはそういうふうなお持ちの保護者が学校に言って、初めてそういうふうな道が開かれるというふうに理解していいんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの島野議員の御質問にお答えいたします。  まず、特別な支援が必要な幼児・児童の入学等につきましては、それぞれの幼児時代の保育の状況、そういったものを保育園・幼稚園等のほうから情報として、市の教育支援委員会というところに集約してございます。  そちらのほうで支援学校が適なのか、あるいは支援学級が適なのか、通常学級が適なのかという一定の判断をさせていただきます。それをもちまして、保護者のほうと相談しながら就学先を決定していくという流れになってございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) そのような流れと思うんですけれども、「認可権者である府、教育委員会と協議を進めることになっております」というふうに書かれておるんですけれども、この保護者の方は、教育長に要望書を出されておると思います、11月14日に。個別の案件とおっしゃいますけれども、この要望書を受け取られて、教育長は、11月14日ですから、御返事のほうはされたのかどうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  島野議員の再質問にお答え申し上げます。  この件につきましての要望書というのは、受け取っております。  先ほど理事のほうから申し上げましたように、就学先を決定するに当たっては、就学の障害の状態、本人の教育的ニーズ、本人・保護者の意見、教育学・理学・心理学等、専門的見地からの意見、学校や地域の状態等を踏まえた総合的な観点から就学先を決定していくと。その際、市町村の教育委員会は、本人・保護者に対し十分情報提供をしつつ、本人・保護者の意見を最大限尊重し、本人・保護者と市町村教育委員会、学校等が教育的ニーズと必要な支援について合意形成を行うということになっております。  要望書をいただきました。学校と今、いろいろ連携はとって情報提供等を行っておりまして、この子供さんの最適な、適正な教育支援のあり方については、今まさにいろいろ協議をしているところでありますので、特段のその方についての御返事ということはしておりませんが、事実のそういった協議の中で決めていきたいということであります。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) お答えの中には、私は、なぜこの分を一般質問で取り上げたか。11月14日に要望書を出されて、私が聞いたのは24日ぐらいですね。ですから、10日のあたりに、この要望書のとおりになるのかどうか、保護者の方は、多分なるであろうと、保育園の園長さんともどもに要望書を出されて、親としたら、もう不安の絶頂ですね。やっていただけるのか、やっていただけないか、そういう瀬戸際で、私もこれを聞くまでは、全く知らなかった。一般質問の前に聞かせていただいてよかったかなと。  ですから、明快な答え、どういうふうに、「府の教育委員会等で協議を進め」と書いてありますけれども、主にこちらの市の教育委員会のほうでまとめて、それで府のほうへ教育委員会と協議をされるのであれば、こちらのほうが主体ですので、そういうふうな状況を一番わかっているのは、市の教育委員会ですので、もっとやっぱり早く、親としたら、どういうふうに、返事は来ない、難しいというふうに思うから、私のほうへ相談があったんです。  だから、特別支援学級を設けていただくというふうに回答をいただく、保護者の方に安心をしていただくんであれば、別に何も質問しません。奥さんも御亭主も、それと子供等に、実際に家へお邪魔して、子供さんの状況とかも聞かせていただきました。  本当に見た目は普通ですけれども、車椅子も乗らずに、家では活発に活動されているというふうにお見受けしました。私も、本人に「来年、小学校へ行くんやね」と言ったら、「はい」というふうにお答えをいただいて、ぜひともやっぱり、難病であるというふうな、これは個人的なことですから、言わないですけれども、加配の人間がついていないと、階段を上ること自体もかなり筋力を使いますので、筋力が発達していない状態ですので、ほかの子供たちと交わることはいいんですけれども、接触することによって、骨折とか大きな事故につながります。  ですから、一刻も早く、保護者の方、子供たち、来年、小学校へ入学。希望に燃えております。お答えをしてあげておれば、こういう問題も、一般質問もすることはないんですけれども。 ◯議長(倉 克伊) 島野議員に申し上げます。  個別の案件、または個人を特定の案件につきましては、極力お避けいただきたいというふうに思います。 ◯16番(島野 均) こういうふうな場合は、要望書を出されて、明快な回答をいただいていないんですけれども、個別の案件についてはお答えできませんというふうに最初にお答えがありますけれども、個別の案件がなかったら、こんな質問しないですよ。個別の案件があるから、質問をやっているんですよ。そこをちゃんと考えていただいて、保護者の方にちゃんと説明していただきたい。 ◯議長(倉 克伊) 今の質問、答弁は求めますので、余り個別の案件の追求は避けていただきたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 島野議員の再質問にお答え申し上げます。  当然、来年度へ向けて何人かの保護者の方の、そういった切実な思いというのを我々も十分受けとめていっております。  ただ、手続として、例えば支援学級を設ける場合については、来年度の学級編制の編制手続というのが出てまいります。それが1月の下旬から2月の中旬ぐらいまでかかります。  そういった一定の手続を踏んだ上でお答えができるわけでありますので、その間については、それぞれの保護者の方の思い、またその子供の障害の状態等を十分踏まえて、適切な教育支援ができるように精いっぱい頑張ってまいりたいと思っております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 十分な意向とか、そういうのも踏まえてしていただけるというふうに理解いたしますので、よろしくお願いします。保護者の方は本当に期待しておりますので、よろしくお願いします。  最後、3問目に行きます。「雑草対策で伺う」。  1つ目、市道、小・中学校、公共施設内の雑草は、どのように除去を考えているのか。また、防草シート、砂利を敷くとか、ヒメイワダレソウとかの草を植えるなど、対策の現況は。  そして、雑草除去費用は市全体で幾らかかっておるのか。それと、除去費用を削減できるような取り組みを考えていらっしゃるのか。  2つ目、民間の空き地での雑草対策の現況、年間の苦情件数、またその処理方法は。  お伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  島野議員の御質問にお答えします。  市道、小・中学校、公共施設等の除草については、場所によって年に1回から3回の除草を実施しております。  雑草除去費用は、市全体で年間約1億8,700万円であります。削減策としては、防草シートや砂利敷などを実施しております。  私からは、以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の2点目の御質問にお答えします。  民有地の空き地の雑草対策につきましては、「木津川市あき地の除草等に関する条例」に基づき、行政指導を行っています。  年間の苦情件数は、平成27年度219件、平成28年度は、11月末までで230件となっており、城山台地域の開発に伴って増加傾向にあります。  具体的な対応方法ですが、市民の皆様からの苦情・相談があれば、速やかに現地確認を行っています。  その結果、当該空き地が、火災または犯罪の発生の原因となり、清潔な生活環境を阻害するような危険状態と認められる場合は、管理責任のある所有者を調査し、現地の写真を送付して、早期の改善を指導しています。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) ありがとうございます。
     これ、本当、市道、小・中学校、それと公共施設、今回、大方2億円ほど全体でかかっております。削減策としては、防草シートとか、砂利とかを実施しておると。実際、防草シートはどこあたりをされているのか、ちょっとお伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  防草シートでございます。建設部所管のところにつきましてお答えさせていただきますが、加茂の駅東の区画整理地内の将来系の道路敷の部分につきまして、中央分離帯でございますけれども、主にそこのほうで防草シートを設置しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) それと、小・中学校は、毎年予算で上がってくるんですけれども、何十万円か、1校に対して上がっております。上がっていないところもあるんですけれども、一番最初に雑草が生えない、もちろん運動場については、生えないように設備をされております。その後、庭であるとか、花壇であるとか、そういうような分で、難しい何とか除草の植物を植えるとかして、300億円のうち2億円ほどお金がかかっていますので、半分でも削減できれば。  ある自治体においては、雑草に対して対策本部を立てて考えているところもございます。そこまでやると、やっぱり削減には効果があると思いますけれども、初めに小・中学校の分で、費用はこれだけ除草には要るんだというふうに決めつけんと、改善をしていただくようにはできないですかね。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  島野議員の御質問にお答えをいたします。  教育部所管におきまして、幼稚園を含む学校施設が21施設ございます。面積は、大部分がシルバー人材センターに委託しているため不明ですが、除草場所により年に一、二回実施しており、費用につきましては、約710万円かかっているという状況でございます。  こういった部分については、議員御指摘の対策部については、今後、調査・研究を進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) だから、考えていただいて、来年、再来年には、費用に関しては削減されるようにお願いします。  今回の分で、梅美台の学校給食センター1万4,000平米、7,000平米が平地で、のり面が、引いたら7,000平米。面やから、7,000平米以上、もっとあると思います。この対策のためにかなりお金が要ると思うんですけれども、どういうふうに考えておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  御指摘の場所、新設学校給食センターの用地の関係でございますけれども、のり面部分については、除草というところで考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 今、お答えは除草とおっしゃいましたから、学校給食センターが、10年、20年、30年あるんであれば、そののり面の除草費用が、10年、20年、トータルで幾ら要るのか、それとものり面を、除草植物を植えるとか、何か対策すれば、10年、20年の費用は要らないというふうに思うんですけれども、そういうような対策をしていただかんと、ただ刈るだけであれば、何も考えていないと。  確かに、面積はすごいです。僕らも現地に行きましたけれども、あののり面、本当に住宅地からよく見えるとこです。そのあたりは、除草するだけでしか考えていないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えいたしたいと思います。  のり面につきましては、除草等を踏まえまして、議員、ただいま御指摘いただきました、例えばヒメイワダレソウですかね、そういった部分とかについても、今後検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  基本的には、より安価にしていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) よく考えていただいて、ただ刈るだけでは能がありませんので、よろしくお願いします。  あと、最後の空き地の雑草の苦情、平成27年度では219件、平成28年度では230件と、城山台地域の開発によって増加傾向にあります。  私もこの空き地を刈ってくださいというのは、市の行政の方にお願いしたことがあるんですけれども、実際、219件、230件のうち、空き地の分で、除草を実施されて苦情が円満に解決されたのはどれぐらいですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の御質問にお答えをいたします。  平成28年度で指導を行った空き地件数が、先ほど答弁いたしました230件でございますけれども、そのうち123件の除草が行われたことを確認をしているところです。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 230件のうち123件を引いたら、107件ですか。それはどうなっているんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  残りは、まだ刈れていないという状況でございますけれども、改善されるまで粘り強く指導してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) この「木津川市あき地の除草等に関する条例」について、条例はちゃんと行政指導で行っておりますけれども、そしたら指導どおりにされなかったら、どうされるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  再度、指導しても行われない場合、そういう場合も粘り強く指導していきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 条例があるんであれば、詳細にわたって見ていないんですけれども、ペナルティーを科して、そういうような分があるんじゃないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをいたします。  条例の中では、ペナルティーというものはございませんが、第3条の中で、所有者の責務というものを設けております。  ということで、その中には、空き地が危険状態にならないように努めなければならないという定義をしておりますので、それに対応していただきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 現状、230件のうち123件が除草されて、あとの107件は、そのまま放置されていると。  これは、雑草が生えている周辺の市民の方から多分申請されて、苦情を聞かれて、結果的には、刈っているところ、刈っていないところを見たら、刈っていないところは、どういうふうに申請者に言ったらいいんですか。何も現状は変わっていませんから、行政のほうから相談者に伝わっているんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  相談につきましては、よく隣の方とか、そういうところから苦情といいますか、御連絡をいただいております。  ただ、その結果につきましては、報告はしていないというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 報告していないということは、一般的に言うと、刈っているところ、刈っていないところ、全然わからないですね。  例えば、私が聞いて、刈ってくださいと言いましたら、刈っているところ、刈っていないところ、これはもうはっきりわかります。刈っていないところに関しては、何も伝わっていないというふうに思われても仕方ない。  実際、そういうふうにお互いの市民の中でトラブルとかがあるのは大変と思います。だから、それを仲介していただくのが行政と思うんですわ。強行に言ったら、普通のと言ったら悪いですけども、人が対応しておれば、ちゃんと刈っていただける。もう半分以上刈っていただいて、ありがとうございます。だけども、半分以下の方は刈っていただけない。これは、どこへどういうふうに持っていったら、もうそれで終わりですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  条例上は、除草が行われたかどうかの確認ということで、30日を履行期限として指導させていただいております。改めて30日後に、その現地には確認に行っております。しかしながら、その結果、まだ草刈りがされていないという場合につきましては、先ほども申しましたように、再度、指導をさせていただいているというところでございます。  それとあわせまして、あとニュータウンにつきましては、近くに住んでおられない、遠方に住んでおられる方がおられると、そういう方もたくさんおられますので、そういう場合につきましては、委託ということで、市がその方にかわりまして業者さんに委託をして草刈りをすると、そういう制度も設けております。  したがいまして、何もしていないというわけじゃなくて、粘り強くその草刈りの対応につきましてはやっているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) そうであれば、その委託は、その123件のうち何件あるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  平成28年度でございますけれども、123件の草刈りのうち、自主的に刈られましたのが80件、市が受託をいたしましたのが43件でございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。 ◯16番(島野 均) 結構やっていただいているというふうに思います。  ニュータウンに関しては、遠方の分で云々とおっしゃいますけれども、持ち主がはっきりAさんやったらAさん、財産がないわけでもなし、この土地を持っておられるんですけれども、何かやっぱり看板を立てるなり、そういうふうなことをしていただかんと、実際ほんまに困っている人は、自分の家の横に雑草が生えてしまったら、ほんまにどう思われますか。そういうのは、苦情でたびたび聞きますので、極力、やっぱりお互い市民の中ですから、いざこざは起こしたくないんですけれども、行政の方がうまくまとめていただいて、市民の方が満足していただけるように要望します。  その107件のうち解決しそうなやつはあるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  島野議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  市としては、粘り強く指導していきたいというところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 島野さん。
    ◯16番(島野 均) もう時間がありませんので、ぜひともやっぱり市長名でやっていただいて、お互いの木津川市の中ですから、円滑に行われますようによろしくお願いします。  以上で終わります。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま11時54分、午後1時まで休憩といたします。    午前11時54分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後1時、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  3番目、森本茂さん。    (森本 茂君質問席へ移動) ◯9番(森本 茂) それでは、5問質問をさせていただきます。  木津川市自民党議員団の森本です。よろしくお願いいたします。  まず1問目、質問の題名ですけれども、「JR木津駅東側の城山台を含む地域の諸課題について」。  本年9月定例会で、市はUR都市機構から、木津中央地区、城山台九丁目1番(面積4万5,970平米)を取得する議案が提出され、可決いたしました。  市は、この土地を今後は開発して、有効利用を図ると説明していますが、10年ぐらい先に、どのような開発を考えているのか、お聞きします。  また、JR木津駅東側の農地は、今後のまちづくりにとって、数あるベストディストリィクト(一等地)の一つと確信しております。そして、それを確実なものにするには、木津川に、この地域の全ての水を放流するため、「小川放水路」を別のルートとして、ぜひとも新設する必要があると考えます。  ルートとしては、京都府山城広域振興局木津総合庁舎の西側を通り、上津橋で西に曲がり、ソフトバンクテレコムの東側を通り、府道天理加茂木津線の地下を通し、吉川医院の東側を通り、市営住宅重衡団地と木津川の堤防地下隧道を通り、木津川に放流する「小川放水路」の新設を提案いたします。  今、具体化に向けて立案するときが来たと思いますが、市長の御見解をお伺いします。  また、城山台の商業地域への事業者誘致はどこまで進んでいるのですか。そして、そのスーパーが木津川市の地元になじんでいただくために市はどうかかわろうとしているのですか、お聞きします。  また、京大農場との連携はどのようにするのか、お伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森本茂議員の御質問にお答えします。  城山台の当該地につきましては、小川流域における浸水被害の防止や下流域農地の保全、また将来のまちづくりに活用することを視野に入れ、今議会で土地の取得について上程しております。  具体的な事業手法、開発時期等は未定でございますが、城山台の開発進展に伴い、市街地としてのポテンシャルの高まりが予想されることから、城山台と連動した計画的な市街地の形成について検討してまいります。  次に、小川放水路の新設につきましては、小川流域の内水対策を解決するための一つの手法であると考えております。  私からは、以上であります。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  城山台のセンターゾーンにつきましては、地権者であるURにおいて商業施設の誘致を進めてきた中、現在、正式な決定ではございませんが、当該用地に興味を示していただいている事業者があるということを確認しております。  また、一定の規模による新たな商業施設が進出していただく際は、商工会とも連携しながら、進出後の地元貢献に対する対応を求めていくなど、市も関与する手続等を踏まえながら進めてまいります。  地元住民や市内の既存店舗と調和をしていただき、城山台のまちづくりはもとより、将来にわたっての市内の経済活性化に寄与いただけるような関係づくりの構築を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  森本議員の御質問のうち、京大農場との連携についてお答えをいたします。  京大農場とは、木津川ブランドの育成及び生産量の向上や小・中学生による農場体験学習や出前学習などの連携事業について協議しております。  また、去る11月3日には、市民を対象としたオープンファームが開催され、農業体験や京大農場での収穫物の活用など、一部事業に取り組んでいただいているところでございます。  市としましては、農場は、学生の学びの場、また研究の場でもあることから、実施できる事業から取り組みを進めることとしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 議長のお許しを得て、資料を配っております。  1番と書いてある資料なんですけれども、それの大きい版がこれですけれども、ピンク色、赤色みたいなんで書いているのが、私の提案の、先ほど読み上げた小川放水路の位置です。  この放水路を早期につくっていかないことには、今後の木津駅東側の有効活用ができないと思います。それについて、再度、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  小川流域の内水対策につきましては、京都府と検討を重ねておるところでございますが、流域の一番流末が合同樋門になっております。反田川流域も含めまして、合同樋門1カ所で今はポンプによって内水を放水しているというような状況でございます。  まず、今の現状の合同樋門のほうでどこまでできるかというのも踏まえまして、検討の中でいろんなメカニズム、それと対策というのを今検討しておりまして、今、議員のこういう御提案でございますけれども、これもちょっと規模は違うかもしれませんけれども、URが開発いたしました城山台地区の関連の井関川放水路と、それと同じような理屈の中で、今、議員からの御提案だと思っております。  そういうことで、先ほど私が答弁いたしましたように、解決するための一つの手法であるというふうには十分認識をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ちょっと聞こえにくかったんですけれども、井関川の放水路みたいな大きなものを考えているということでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  URが開発するについて、従来の放水のルートといたしましては、井関川のみでありました。それだけでは、やはり開発をするについては流量が賄い切れないというところで、新たな放水路として井関川放水路をつくったというところでございまして、森本茂議員の今回のこの御提案につきましても、理屈的には同じような、規模は違いますけれども、そういう理屈での御提案だというふうには認識しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 私の提案している、ルートは別にここに限らなくてもいいんですけれども、このような小川放水路も一つの案として今後考えていっていただけるということでの理解でいいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  全体的な対策の中で、費用対効果も踏まえました中で、こういう案も検討をするのも一つの項目に入っていくのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、2点目の城山台の商業地域の事業者の誘致の件ですけれども、建設経済新聞の9月26日には、「木津川のニュータウン城山台に福井のPLANTが進出」ということで、株式会社PLANT、同社は、ホームセンターとスーパーマーケットの複合業態のディスカウントストア、スーパーセンターPLANTを展開。京都府内では、福知山市に店舗がある。これが進出するというふうに載っていますが、多分、これはURとの契約で、まだ本市とは契約はしていないと思うんですけれども、ここと考えていいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように、一部、業界紙に乗ったことは承知しておりますが、現在の段階ではお答えできないということでございます。検討している事業者があることは十分承知しておりますが、まだ正式な手続が進んでおりませんので、今、答弁は差し控えさせていただきます。  業界紙に載ったことは知っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) どちらにしても、早く業者を決定していただいて、今現在、4,000人近くの方が城山台に住んでおられるので、その方々の日常生活の利便性の向上のためには、一刻も早く商業施設を誘致していただくということが肝心だと思います。そのことについて、どうお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えいたします、  議員おっしゃいますように、城山台地区については、現在、4,000人の人口が入っておられまして、着実にまちとしての形成が進んでおります。そのような地区の状況を踏まえて、地区内の住民の利便性の向上に向けまして、今後、地域の商業核となり得るべく、この施設について木津川市としても進んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 1問目は終わりまして、2問目に入ります。  大河ドラマ、真田丸を皆さん見ておられますか。先月11月20日の放送は、ちょうど大阪冬の陣の戦いで、徳川家康配下の武将たちが真田丸を攻めて戦うシーンでありました。この真田丸での戦は、1614年12月4日で、家康軍は真田丸を攻めましたが、苦戦していました。この大阪城を攻めるため、徳川家康は、1614年11月15日に京都二条城を出て、木津で泊まる予定でありましたが、木津に着くと、ここは防御の弱いところで危ないという理由で、湯漬けを立ちながら食べて、すぐにお供15騎ばかりを連れ、奈良の中坊氏の屋敷、現在の奈良女子大学に向かい、そこで泊まったという記述があります。  この状況は、何を語っているかといいますと、木津には木津城という平城が存在した歴史がありましたが、1614年にはその城はなく、家康にして防御が難しい木津であるということが判断されます。  旧木津町には、わかっているだけでも、鹿背山城、上野山城(城山台、現在、この城が遺跡名では木津城となっている。)、吉田城(山田川駅東側)、染山城(曽根山)等ありますが、資料にも何回も出てくる有名な木津城という平城(平地にある城)が存在したことも、歴史上間違いないことです。  この木津城は、木津地域を支配した木津氏が城主の城でしたが、城は完全に破城(城を破壊)されて、現地表からは明確な城跡の位置が確認できません。  このことにより、昭和45年京都府の遺跡調査で城の専門でもない府担当者が、上野山城を間違って木津城と名づけたことが、ややこしくなる原因をつくったのです。  上野山城は片山にありますので、別名片山城というふうに呼ぶ方もあります。この上野山城は、狭い城で、1辺が50メートルから60メートル四方の単郭方形(曲輪が1つしかない)の城です。しかも、平城でなく山城(やまじろ)なので、木津城でないことは明白です。では、木津城はどこにあったのでしょうか。  平成26年に京都府の城の悉皆調査報告書が出ましたが、そこには木津城は殿城にあったとしていますが、それでいいのでしょうか。お考えをお聞きします。  (1)いつごろ破城になったのか。  (2)木津城の形態はどんな城であったのか。  (3)木津城の規模はどれぐらいであったのか。  (4)木津城の位置はどこにあったとお考えですか。  以上について、文化財保護課はどういう見解を持っておられるのか、お伺いします。  同時に、このエリアの埋蔵文化財の発掘調査についてのスタンスについてもお聞かせください。  私としては、木津城の痕跡・形跡を絶対見つけ出してみせるぞという哲学を持って事に当たっていただきたい。なぜなら、木津城は、木津川市シティプロモーションの1丁目1番地であるからです。市長の見解をお伺いいたします。  なお、このタイトルは「木津城はどこにあったと考えているか」というタイトルです。よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇)
    ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  木津城については、発掘調査において明確な城の遺構・遺物などが発見されておらず、範囲・時期等を含めて、その実態は不明確です。  次に、埋蔵文化財の発掘調査については、文化財保護法を初めとして、文化庁、京都府から通知されております「発掘調査の取扱い基準」等に基づき、必要な発掘調査を実施しているところであり、当該エリアにつきましても、同様の取り扱いをしてまいります。  なお、木津城については、文献上の記載も少なく、これまでの発掘調査結果からも、どの場所にあり、どのような規模であったのかがはっきりしていませんので、現在のところ、市の計画として位置づけておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) また、資料を配付しておりますので、資料を見ていただいたらと思うんですけれども、それの資料の大きい版がこれなんですけれども、ここに斜めで斜線を引いているところ、ここが私がいろいろ考えたときに、この斜線の中に木津城があったんではないかなというふうに思っております。  まず、木津城があったことは事実です。それについては、部長はいかがお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えいたします。  木津城跡につきましては、現在、城山台に位置する中世山城について、京都府教育委員会が遺跡名として呼称したものであり、御指摘の木津城は遺跡としては、木津平城跡として呼称しているものに対応すると認識しております。  古文書を参照しますと、室町時代には木津城の呼称が認められますが、山城か平城かがはっきりと書いておりません。  ただし、山城国一揆等に関する記事の様子から、当時、木津城跡も含めた木津の集落全体が城として認識されていたのではないかと考えております。戦国時代には、木津の平城などの呼称が認められますが、この範囲は確定しておりません。  また、木津殿城の字名から、木津をおさめた領主の邸宅があったのではないかと考えられております。  木津平城跡につきましては、以上のような領主の邸宅や木津の平城と関係するものと推定いたしておりますが、発掘調査においては、明確な城の遺構・遺物などが発見されておりません。範囲・時期も含めて、この実態は不明確でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 木津城はどのような城かということで、これは天神宮神事記録というものに載っております。  木津天神宮神事記録、「木津庄カマエヤフレ(構敗れ)候ウせ(失せ)候。」、意味は、木津床の構えは、大内勢に攻められて、負けてなくなってしまいましたということで、構えというのは、城本体だけでなく、外堀があって、その中に住民の住居があったというのが木津城です。だから、そういう意味では、まち全体が木津城やというふうに理解される場合もあります。  それから、規模はどれぐらいかといいますと、1568年9月14日の「多聞院日記」に、「三好政康(「釣閑斎」)・香西某(「香西」)、3,000程にて木津の平城へ入り候」と。木津氏の兵隊以外の兵隊が3,000人も入れる大きな城であったということです。  それから、どこにあったかということでは、1475年5月14日の「大乗院寺社雑事記」「大内正弘判物案」「大乗院日記目録」に天神川原の合戦、これ木津城南口の合戦と書いております。だから、天神川原とは、そういう当時が湿地帯やったということで、現在のそしたらどこに当たるかと言うと、いずみホールあたりだということが推測されます。それが木津城の南口にあたるということです。  それから、殿城ですけれども、殿城というのは、江戸時代には、殿城はなくて、鳥城、久保、袋村、梅ケ辻、新戸口、それから内垣内、それから柿木谷、その江戸時代にあった地名が、明治18年の登記法によって、これが合体して殿城ということになりました。  しかし、この殿城は、当て字ですけれども、殿様の殿と城になっていますけれども、本来書くべきは、鳥城と書くべきやったのを殿城と書いてあるだけです。だから、ここに城があったというのは、余りにも憶測違いだということです。  そしたら、その殿城は、今でも石垣がありますけれども、あれは城の石垣ではありません。単純な住宅の石垣であって、あれは何の根拠にもなりません。  それから、木津町史の資料編1の819ページに、「御霊神社は、本城、丑寅鬼門除け神なり」と書いております。これは、木津家系図に書いてあるものです。  ここには、御霊神社が丑寅(東北)、木津城から見たら東北やというふうに書いております。  だから、御霊神社から南西の木津西垣外に、先ほど斜線で示したところが木津城のあった地域だと考えられるわけです。  そして、この木津家の系図というものは、もともと生間氏が明治になって、私が木津氏やと言って名前を名乗られたと。本来の、木津氏はもう木津にはいないんですけれども、そしたらこの生間という人は何やと言うと、木津氏の配下の一人であって、江戸時代から祭事権を持っていて、御霊神社の秋の祭りを取り仕切っていたと。この方が馬に乗って来ないと祭りが始まらないと。それが昭和六、七年まで続いていたと。そして、この生間氏は、祭事権を持っているということは、最上位の格式であったと。それで、この方が生間一郎であって、その後、木津一郎と名乗ったということです。  そういうことで、これは何を言っているかというと、西垣外に当たるという根拠の文書を言っているわけです。  そして、ここに京都府の「『中世城館跡調査報告書』第3冊-山城編1-」というのが平成26年3月31日に発行されております。そこの木津平城跡、これは木津川市木津殿城と書いていますけれども、殿城には木津平城はなかったと。これは間違っていると私は思います。  そして、またその次に書いてある、木津城跡、これ木津片山と書いていますけれども、木津片山の山の上にあるのは上野山城、もしくは片山城、もしくは名前がついていない城ということで、あそこに木津城があったということではないんです。木津城は平城で、先ほどから申し上げているように、山の上にあるもんじゃないです。山の上にあるのは山城で、上野山城だと思われます。  これについて、御見解をお伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、森本議員としての一説を教えていただいたという部分で、ひとつ勉強になったというふうに考えているところでございますけれども、平成26年に京都府におきましては調査報告書が出されてございます。それは、森本議員も十分御承知いただいて、今も御披露いただいたかというふうに思いますけれども、この部分につきましては、平城にあっては殿城にあったというふうに教育委員会としては考えているところでございまして、木津遺跡内の中に平城があったというところで考えているところでございますけれども、何分、これまで木津城跡の発掘調査につきましては、昭和54年度から毎年度にわたりまして試掘調査等をさせてきていただいたところですけれども、いずれにおきましても遺構・遺物等が発見されていないというところでございまして、現時点では、明確なことは申し上げることはできません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 最初にも言いましたように、昭和45年に専門家でない府の担当者が、片山にあるところを木津城跡と、これを言って、それがずっと平成26年のこれにも木津城跡としているわけです。それが、間違いのもと。平城は山の上にはないんですわ。だから、これを木津城と決めつけているのはおかしいんです。その間違いは、本当に間違いであれば、ただしてもらわないと、これは修正してもらわないといけないと思います。  そして、どこに木津城があったかということで、木津の平城があったかということでしっかりやっていただきたいんですけれども、何を言いたいかといいますと、城というのは、まちの顔なんですわ。木津城がどこにあったかということをしっかり把握したら、市のシティプロモーションに使えるわけですわ。そのためにも、やっぱりしっかりした調査をやっていただきたい。  これはつけていないですけれども、今度のその付近の埋蔵文化財の調査です。京都では、このぐらいの調査をやるわけです。だから、もっと僕は、それが怪しい地域というところには、もっと力を入れて発掘調査をやっていただきたい。こんな簡単な試掘で終わるようなことにはしてほしくないというふうに思います。  今までのことについて、再度、答弁をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、木津川市の教育委員会、文化財保護課といたしましては、平成12年の通知、「京都府内における発掘調査等の取扱い基準」という文が出されております。これに基づいて発掘調査をしているところでございまして、今後においても、この基準に基づいて発掘調査をしていくという部分に考えは変わりません。  発掘調査を要する場合につきましては、土木工事等により埋蔵文化財が破壊される場合や、一定基準以上の盛り土を行う場合、道路・鉄道など恒久的な工作物を設置する場合等の条件が定められています。  発掘調査を要さない場合につきましては、掘削深度が浅いなり、また掘削面積が狭い、埋蔵文化財が既に破壊されている等、発掘調査を不要とする条件が定められているところでございます。  いずれにいたしましても、森本議員の説としてお伺いさせていただくというところでさせていただきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 今後の発掘については、やっぱり哲学と郷土愛を持って事に当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  「市制10周年に向けて」。  平成27年6月定例会並びに本年9月定例会でも質問しておりますが、市制10周年を契機にサンタモニカ市と友好都市の盟約締結には、大いに賛同いたします。  そこで、両市の発展にとって、市長はどのような具体的ビジョンをお持ちで、どう取り組もうとされているのか、お伺いします。  そして、以前より提案いたしております「七夕まつり」の復活についてでありますが、若者を初め多くの市民の方々から要望されています。特に、若者たちからは、「署名運動で署名集めたら市長さんは七夕まつり復活してくれはるかな。そうやったら署名集めるで」との訴えも聞いております。  「七夕まつり」は、同級生や友人・知人と再会する「出会いの機会」でもあり、「街コン」の場そのものです。また、小さい子供さんには「思い出」、親やお兄ちゃん、お姉ちゃんと屋台で買って食べたたこ焼きや焼きそば、またスマートボールや当てものなどのゲームに興じたことが「よきふるさとの思い出」の1コマとして、いつまでも脳裏に残るものです。ぜひとも、「七夕まつり」の復活に取り組んでいただきたい。市長の見解をお伺いします。  また、この市制10周年を盛り上げ、職員の意識改革の一助にできないかということで、スーツやブレザーはやめて、ポロシャツ、Tシャツ、トレーナー方式の服にして、前面もしくは後面に、市制10周年にふさわしい職員のメッセージや文字を印刷したものを全員着用してはどうでしょうか。職員の士気も高まり、また式典で市民にも販売してはどうですか。市長の見解をお伺いします。  そして、以前にも提案いたしました「城山台の配水池」についてですが、ネーミングライツ(命名権の売却)プラス配水池の壁面にアートを施すことも含めて、一般公募してはどうでしょうか。市長の見解をお伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 市長室長。    (市長室長 渡邉 善次君登壇) ◯市長室長(渡邉 善次) 市長室長でございます。  森本議員の御質問にお答えをいたします。  現在、サンタモニカ市との友好都市盟約を3月に締結すべく取り組んでおります。  盟約締結後のビジョンにつきましては、まず中学生海外派遣事業、中学生受け入れ事業を継続していきたいと考えております。  その他の交流については、サンタモニカ市のお考えや木津川市国際交流協会の皆さんと相談しながら取り組んでいきたいと考えております。  また、統一したポロシャツやTシャツにつきましては、現在のところ作成は考えておりません。  私のほうからは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  七夕まつりについては、署名の有無にかかわらず、これまでから答弁申し上げていますように、市民とともにつくり上げていくことが必要であると考えていますので、市主体での事業化は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  ネーミングライツの募集につきましては、名前とともに、その施設に関するイベントの提案をいただいておりますので、いろんな提案が可能であると考えておりますけれども、壁面にアートを施すことにつきましては、良好な景観の形成を図るため、「京都府屋外広告物条例」の規制がございまして、水道配水池の壁面にアートを描くことにつきましては、国または地方公共団体が実施するもの以外は禁止されていることから、ネーミングライツでの対応は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) まず、サンタモニカ市との国際交流、これについて、サンタモニカ交流係というのを設置する考えはないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長室長。 ◯市長室長(渡邉 善次) 市長室長でございます。  昨日も、今後、国際交流担当課等を設けてはいかがかという御意見もいただいております。また、今、サンタモニカ交流係ということでございますが、全体を通じまして、今後、国際交流がどのような形で木津川市のほうが進んでいくのか、十分、それを見きわめた上で検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 以前にも言いましたけれども、市民の方々にサンタモニカ市を知っていただくためには、サンタモニカ交流係などのものをつくって、市民の活動スペースでもいいですから、サンタモニカ市の状況、どういうまちなのかということをしっかり木津川市の市民にPRしていただいて、その上で、来年は「お茶の京都」です。「お茶の京都」に合わせて、何かそういう交流の会が催せないかどうか、そういうことも含めて、いろいろ考えてもらうためには、そういう係が必要じゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長室長。 ◯市長室長(渡邉 善次) 市長室長でございます。  再度の森本議員の御質問にお答えさせていただきます。  議員御提案のように、両市がそれぞれのまちのPRをしていく、それが双方の交流の始まりであろうというふうに私も考えております。  係をつくる、つくらないにかかわらず、サンタモニカ市の関係することにつきまして、何らかの手法でPRをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 係をつくれば、皆さんも、これは何の係やと、サンタモニカ交流係って、市民の方、みんなそれに目が行くと思うんですわ。目が行くようにまたすべきや。そしたら、そこから広がっていって、どういうアイデアを出したらいいかというのも徐々にわかってくるし、市民の人も、こういうふうにしたらどうやとか、いろいろアドバイスをもらえるかもわからないんで、その辺はしっかり考えていただきたいと思います。  そして、その係の方が中学生のサンタモニカ市のあれにも、どういうふうな補助ができるのとか、そういうことも窓口として考えていただいたらいいんじゃないかなと思うんですけれども。 ◯議長(倉 克伊) 市長室長。 ◯市長室長(渡邉 善次) 市長室長でございます。
     サンタモニカ市との交流を今後深めていくという意味では、非常に重要な御提案をいただいておるのかなというふうに理解をしております。  これからの振興、それからいろんな国際交流の関係での交流協会の皆さんとの話し合い等の中で、今後、どのようなあり方がいいのか、そしてまた役割分担なり業務分担なり、いろんなことが出てまいりました課題につきまして、解決をしていきたいと思います。  また、なかなか行政の中では、仕事として確立をしてから組織等をつくっていくというふうな今まで形態をとってきておりますもので、非常に頭がかたいかもしれませんが、振興の流れを見ながら検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それから、ポロシャツとかTシャツの話なんですけれども、そういったものにもサンタモニカ市の絵柄を入れるとか、何かもっと市民の、10周年でサンタモニカ市とやるという、これを湧き上がらすように持っていかないと、誰も持っていきませんよ。それは、市が仕掛けんと、どこが仕掛けるの。 ◯議長(倉 克伊) 市長室長。 ◯市長室長(渡邉 善次) 市長室長でございます。  ここに写真で御提案いただいておる一つの参考として、木津のほうの中学生のTシャツの写真をいただいております。  今回、サンタモニカ市との盟約締結につきましては、木津川市10周年記念の中で、一つの重要な事業として進めさせていただいておるわけでございますが、市制10周年の記念式典という形で今回行わせていただくということで、なかなかこういうイベント的な発想になっておらないというのが、私の正直な感想でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) この10周年で、なおかつサンタモニカ市との友好都市盟約が市民の方々にももっと機運が盛り上がるように、しっかり考えていただきたい。  そして、次の問題、七夕まつりの復活ですけれども、これは商工会に補助事業として、花火大会のように、観光協会が実行委員会を組んでやっているように、商工会にやっていただくということはできないですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  現在は、補助事業として商工会にやっていただくという考えはありません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) その理由は何ですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  今現在の中で御答弁いたしました。例えば、商工会の中で、今、補正予算で上げていただいておる市制10周年の青年部の花火大会等の、そういうような形が出てくれば、私どものほうでも、そういう形はいたしますけれども、今現在としてそういう形はありませんので、考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ということは、商工会が自分らの事業として金額を提示して予算を出せば、通る可能性もあるということですね。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  商工会だけじゃなくて、ほかの例えばやりたいという実践者が出てくれば、私どものほうで考えていきます。するとか、せんとかという形は、その中で考えていくわけでございますので、検討課題となりますけれども、市主体といたしましては、今現在は考えていないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 商工会が実際、そういうふうにやるとなったときには、予算をつけていただくように、よろしくお願いいたします。  そして、次の城山台の配水池の件ですけれども、アートを施すことは無理だと、水の安全が保たれないということですけれども、あれだけの分厚いコンクリートで、京都府の条例ではそうなっているかもわからないですけれども、本当に影響があると思いますか。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  ただいまの森本議員の質問にお答えさせていただきます。  安全・安心給水の上でということにつきましては、そこに例えばアートを描くということについて大きな影響はないんだろうというふうには考えますけれども、ただ、今、壁面のペイントは、雨が降れば汚れを落とすというようなペイントを施させていただいていますので、違ったペイントを塗ることによってそういうような対応ができないというおそれもあるということがありますので、そういった点では、ひとつ問題があろうかというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 今、部長が言われた問題点をクリアできた場合には、一般公募してネーミングライツを考えるということはあり得ますでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  ただいまの森本議員の再質問にお答えさせていただきます。  いろんな提案をいただいておりますので、そういった活用についてもいろいろ検討させてもらったわけでございますけれども、先ほども説明させていただいたように、法が、そういった規制がございますので、禁止地域としては、官公署の敷地、禁止物件といたしましては、水道タンクというのが具体的に定義されておりますので、そういったところに広告物について掲載をしないということが法で定められておりますので、そういったところがございますので、それが屋外広告物に当たるのかということについては、また十分な検証が必要やと思うんですけれども、常時掲載するということについては、ハンドブックとか、そういったQ&Aにおいて、アートについても屋外広告物であるという定義がなされておりますので、今のところ難しいのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) タケノコのあそこ、タツタ電線さん、ネーミングライツで毎年100万円で、5年間で500万円ということで、こちらの城山台の配水池、あれだけ物すごく目立っているから、何かそういうふうに収入につながるようなことができないかということで、今後、またそういう方策を考えてもらうことは可能ですか。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(池尻 潔昭) 上下水道部長でございます。  このネーミングライツの事業を実施するに当たりまして、市内の業者にアンケートもとらせていただきまして、また主要な企業様について訪問でお願いに上がったという経過もございますけれども、実際のところ、主要な水道施設について引き合いがなかったという現状がございます。  タツタタワーにつきましては、隣に企業様がおられましたし、社長様等の社会貢献したいという強い熱意もございましたので、参画いただいたということで、結構まれなケースだというふうに考えてございますけれども、中央配水池につきましては、そういう公開を基本に設計させてもらっておりませんし、また光を投影するライトアップ用の施設もございませんので、そういったところでちょっと難しいのではないかというふうに考えてございますけれども、広告物とならない取り組みということで、ライトアップする施設であったり、木津川アートのように、木津川アートのシンボルマークが庁舎の東側に掲載されておりましたけれども、そういったフラッグを掲載するということは、広告物とならないので、そういった取り組みについては可能かとも考えますので、いろんな取り組みを検討する中で、ネーミングライツについても考えていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、次の質問に移ります。  「恭仁山荘をシティプロモーションに活用せよ」。  京都帝国大学(京都大学)教授で東洋史学の基礎を築いた内藤湖南先生(1866年から1934年)が隠居の地として晩年を過ごしたのが、「恭仁山荘」(木津川市加茂町例幣)です。市長は、内藤湖南先生並びに恭仁山荘について御存じだと思いますが、恭仁山荘は、内藤湖南先生が京都帝国大学の定年退官を機に、学問の集大成に取り組める静かな場所として、1927年に建設された邸宅で、亡くなるまでの7年間を過ごされました。学問や対中政策などの意見を聞きに多くの方々、中でも満州国の鄭孝胥総理も尋ねておられたとのことです。  恭仁山荘は、1983年(昭和58年)書籍約3万3,000点とともに関西大学に譲渡され、セミナーハウスとして利用されていましたが、消防法の強化により、宿泊施設として不適格となることから、大学は2012年3月からセミナーハウスとしての使用をやめ、「恭仁山荘」の看板もおろされました。  今後の利用目的がはっきりしていない中で、現在、恭仁山荘をも守る有志の方々で庭の草木の掃除などをボランティアで行っていただいている状況です。  私は、関西大学が恭仁山荘の活用の案がないのであれば、ネーミングライツ(命名権の売却)の方法等も考え、民間企業等に公募して、市と協議して加茂地域のシティプロモーション(浄瑠璃寺・岩船寺・海住山寺・恭仁山荘という観光ルート)に活用してはどうかと思います。御見解をお伺いします。  また、内藤湖南先生の書籍等は、まだ加茂図書館にも多数ありますし、個人の方もお持ちであると聞いております。恭仁山荘にお貸しいただいて、恭仁山荘の活用をしてはどうかと思いますが、市長の見解をお伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 岩木 雅邦君登壇) ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  恭仁山荘につきましては、関西大学が所有をし、有志の方々が掃除等をボランティアで行っておられると聞き及んでおります。  関西大学の意向によりましては、市事業とのマッチングも可能ではないかと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 関西大学と接触を持たれたことはありますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  これまでの関西大学の協議等の内容でございます。  平成27年6月2日に関西大学の管財担当者が来庁され、文化財保護室、財政課とで意見交換を行い、改めて来庁するということでしたが、それ以降、関西大学からの連絡はない状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) こちらから連絡をとるということを、私はしてほしいんですけれども、して、シティプロモーションの先ほどの観光ルートにつながるような接点を見出していただきたいなと思うんですけれども、いかがお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  そのときの協議の内容を読みますと、南土木事務所のほうから住居と宿泊施設の用途が違うということで指摘を受けておられます。その件についての整理を関西大学のほうで十分検討するということでお帰りになっておりますので、私どものほうからその結果を聞くということをすることは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 資料としてつけておりますけれども、これが恭仁山荘の入り口のところです。ここにちらっと見えていると思うんですけれども、恭仁山荘の看板がついていたんですけれども、それが外されております。  私は、これが重要な加茂における、先ほどルートも言いましたけれども、シティプロモーションにつなげられるので、建物も結構、今現在、きれいに整備していただいて、私も何年か昔に行ったときには、もっとうっそうとしていましたけれども、きれいに整備して、中に、横から入れます。建物の中には入れませんよ、もちろんね。見させていただいたら、建物も結構堅牢でしっかりしていますので、関西大学の話さえうまくつけば、今後、利活用できるんじゃないかなと思っております。そういうふうに利活用するという気持ちはないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  今現在、木津川市のほうでは、公共施設の統廃合を進めるという形をやっております。それは、総務省からの通達もあり、使用用途の問題がある状況では、この関西大学の恭仁山荘を使うということは今現在考えておりませんし、維持管理費用として年間約100万円ぐらい要るということもそのときにお聞きしておりますので、現在は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) これは、地域の宝であると思うんです。そして、歴史・伝統とは言わないかもわからんけれども、この方は京都大学の名誉教授でもあるし、実際に教鞭もとっておられて、かなりの東洋学の権威でもあるし、そういう意味でも、歴史上に名を残した人であるし、文化等、そういうものを持っている恭仁山荘だというふうに解釈すべきであり、維持費が何ぼかかるかということも大事やけれども、地元の歴史と文化を大切にするのが、これからのまちづくりにつながると思うんですけれども、市長、どうお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 森本議員の御質問にお答えをいたします。  非常に立派な建物で、由緒のある建物だなというふうに思っています。  持ち主が関西大学ということもありますので、市の思いだけではいかないのかなというふうに思います。  この点につきましては、いろいろ御意見もいただきましたので、参考にはさせていただきますが、ちょっと関西大学さんの御意向も、その後、聞かせてもらっていませんので、そういう御縁がありましたら聞かせていただけたらなと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 市長、こちらの思いも、利活用するならすると言わないと、向こうは返答して、それに乗ってきてくれないと思うんで、その辺をしっかり精査して、よろしくお願いいたします。
     それでは、次の質問に移ります。  「待機児童対策と保育園の諸問題について」ということで、市内の保育園待機児童が、11月11日現在で、国基準100人を超えている。保育園の待機児童については、木津川市全域が保育の提供区域となっていると聞いていますが、まず地域ごとの待機児童の数をお聞きします。  市は、保育園の民営化と認定こども園の新設と、「認定こども園」への看板のかけかえを進めています。直営では、国や府からの補助金がなくなったためです。  市は、木津川台に219人の保育園児を預かる認定こども園(藍咲学園)が平成29年4月1日より開園するので、待機児童は解消されるとしていますが、それで根本的解決になるのでしょうか。今後の待機児童対策について、お伺いします。  また、今期定例会に「市外の保育園への委託」に関する請願が出ておりますが、広域入所制度等について、市の見解をお伺いします。  次に、民間保育園には、警察への緊急通報装置や防災行政無線が設置されていません。今すぐ設置すべきではありませんか。そして、また園にはAEDが設置されていません。保育園児にはAEDはそぐわないとのことだと思いますが、園の近くで倒れた方が、公的施設にはAEDがあると思い、園に飛び込んでこられるかもしれません。  また、運動会や発表会に親や高齢者の家族の方も見に来られます。そのときにAEDが必要になるかもしれません。全ての園にAEDは設置すべきではありませんか。御見解をお伺いします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  10月1日現在での国基準による待機児童と、私的理由による待機児童の合計人数は55人となっています。地域ごとの内訳は、城山台地域が15人、州見台地域が13人、梅美台地域が10人、その他の地域が17人です。  「子ども・子育て支援事業計画」では、事業の最終年度である平成31年度の保育見込み量は2,490人となっており、開園予定の認定こども園の保育定員を含め、来年度に2,580人の定員確保が可能となり、待機児童の解消が図れる見込みです。  保育の広域入所制度につきましては、本市では、市内児童を最優先として入所調整を行うこととし、一定の条件を付して広域入所利用を希望されるケースにも対応しています。  次に、保育園への緊急通報装置の設置は、児童の在園時間中の安全管理の面からも重要な部分であると考えますので、導入希望があれば協議を行います。  市では、公共施設におけるAEDの設置を計画的に進めているところです。各保育園のAEDの設置につきましては、園運営における必要性を検証した中で、設置の有無について判断してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 西に園が、相楽台保育園は廃園と、平成31年度で。それで、東のほうには、城山台をカバーできるのは、2つで、120人、180人、合計300人。これでいけますか。今後の見通し。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  森本茂議員の再質問にお答えいたします。  本市におきましては、市内全域を保育園の通園区域としております。入所の関係につきましては、お子様の年齢の区分によって入所希望の差はございますけれども、十分、保護者のお話を聞きながら、現行、保育園運営を行っているところでございます。  また、今後の保育を要する児童の見込み量につきましては、現行の保育園数と平成29年4月から木津川台に開園予定の認定こども園を勘案した中で受け入れは行っていけるものと考えており、市内全域を通園区域と設定させていただいているところでございますが、入所調整に当たっては、十分、保護者様のお話も聞きながら進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 城山台から木津川台まではかなり遠いので、これについては、もっと考慮する必要があると思います。  以上で、質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時4分、午後2時20分まで休憩といたします。    午後 2時04分 休憩    午後 2時20分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時20分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  4番目、高岡伸行さん。    (高岡 伸行君質問席へ移動) ◯3番(高岡 伸行) 3番議員、高岡でございます。  早速ではございますが、通告書に従いまして質問させていただきます。  「運動部活動連携事業のその後は」といたしまして、1つ目、質問させていただきます。  市内中学校では、平成25年4月より在籍校に希望する運動部がない場合、その運動部がある隣接中学校に参加できる事業といたしまして、運動部活動連携事業をされています。  そこで、お尋ねいたします。  (1)京都府教育委員会では、学校の部活動を支援する専門職員を平成29年度から配置されようとしています。配置されるのは、国が平成29年度に制度を創設する(仮称)「部活動指導員」であり、今後、教員にかわり部活の指導や部員の引率を担うのは、非常勤講師と聞いています。市の対応をお聞かせください。  (2)現在、個人種目(陸上競技・剣道・ソフトテニス・バドミントン・卓球)に限り、運動部活動連携事業が認められていますが、参加する生徒が少ないと伺っています。  毎年、学校から保護者への周知は十分行われているとは思いますが、参加者が少ないことをどのように感じておられますか。  (3)参加する生徒がふえない主な要因といたしまして、参加校への移動は保護者の責任で(自転車での移動は不可)行うとの決まりがあるためと思いますが、何か手だてを考えてはいかがですか。  また、保護者からの要望も出ていると思いますが、その対応は。  お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。    (教育部理事 加藤 努君登壇) ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  現在、市内では、中学校ごとに教員以外の部活指導者を外部コーチとして依頼しております。  今後、府の部活動指導員が配置されましたら、状況により部活動指導員への配置がえ、または併用を検討いたします。  2点目につきましては、基本的には各学校にある部活動に入部していただくことが一番であると考えております。  本制度につきましては、入りたい部活動がその学校にない場合の救済手段であるというふうに捉えてございます。  部活動のために他校へ行って活動することに抵抗があることや時間的な制限があることなども、参加者が少ない原因と考えております。  3点目につきましては、参加校への移動につきましては、距離が長くなることなどから、安全を最優先させたいというふうに思っております。  保護者からの要望につきましては、現在のところ、教育委員会、学校ともに聞いておりません。  各学校での入学説明会での説明に関しても、この件に関する質問等はなかったと聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 京都府教育委員会の調査によりますと、顧問を務める部活の競技経験がない先生は、中学校で半数近くであり、高校では4割近くに上るそうです。また、3人に1人が自信がないと回答されておられます。  休日の練習指導や大会への引率が教員の負担になっている面もあるため、京都府教育委員会は、部活動指導員の配置を先生の多忙化対策の一つと位置づけておられます。このことについては、どのように思われますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  今、議員がおっしゃいましたように、本市内におきましても、中学校で部活顧問を持っている者が必ずしも専門の種目を持っているわけではないという実情についてはございますし、人事異動等に関しても、部活動の指導ができるということでの関係も考慮に入れた人事異動もしておりますけれども、全てに対して専門的な指導ができるという状況にはなってございません。  そういった意味で、市内のほうでは、外部コーチを、そういったところに活用して、専門的な技術指導をお願いしたり、あるいは先ほどありました多忙化の負担軽減のためにも、外部指導者を活用しているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今の答弁を聞いておりますと、例えば競技経験がない先生がある部活動の指導をされる。競技経験がないために、子供たちの士気が高まらないというか、やる気が出ないという部分もあろうかと思いますが、答弁書によりますと、中学校ごとに部活指導者を外部コーチとして依頼されておると。その点は、競技経験がない部活に対しての外部コーチというふうな認識でいいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  必ずしも競技経験のない部活のみ配置しているということではございませんけれども、顧問のほうで専門的な指導ができないクラブを中心に外部指導者のほうを依頼させてもらっているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ならば、専門知識がない顧問の先生が生徒を指導する部分においては、外部コーチは、特にその部分だけで依頼するという考えではないという方向でいいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  確かに、運動部の指導につきましては、専門性のある教員が指導するにこしたことはないんですけれども、運動部の目的自体が、競技力の向上だけではございませんので、そういった部活動の中での仲間づくりとか、そういったこともございますので、クラブ顧問としては、クラブの運営を全体として見ていくという形でしておりますので、必ずしも専門でないところに全てつけているという状況ではなく、クラブ全体として指導しているという形で捉えていただけたらと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ならば、競技経験がないクラブの生徒たちとの公平性というんですかね、平等性と申しましょうか、専門的な先生に教わる部活の子供たちと、競技経験がないのに指導していただく、その先生との公平性と申しましょうか、保護者のほうも、その辺は納得されておると思われますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  あくまでも、部活動の目的は、人格形成のための一つということで、競技力の向上も当然並行して目指しますけれども、それだけが目的ではないということでございますので、まずそのあたりで、専門外であっても、部活動指導については、子供たちの指導を行うということでやっていただくということです。  先ほどの公平性という部分につきましては、確かに専門的な指導ができるところとできないところでは差があるという形で思われる保護者も中にはあるかというふうに思います。  ただ、各学校、クラブのほうでも工夫していただいておりまして、そういうところにつきましては、ほかの専門の指導者がいるところと合同練習をするとか、いろんな形で技術指導等についても積極的に取り入れるような形の指導をさせていただいているというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 先生方には、一生懸命努力していただきまして、部活動のほうを子供たちが楽しめるような指導をしていただいているとは思います。  ただ、経験もない先生方が、生徒数の少ない、多いの状況により部活を指導されるわけですが、中途半端な立場で本当の部活の、強くするだけのクラブではないと思いますが、その辺の指導は十分に行われるのかというところが疑問なわけですが、その点についてはどのように思われますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  確かに、専門でやってきた経験のない教員が部活の顧問になるということで、その辺の、今議員おっしゃったような御心配もございますけれども、学校教員のほうも非常にその面で努力いただいておりまして、中には、専門でないクラブを顧問として持ったの機に、その種目の勉強をされて、公式審判員の資格も取り、きちっとした部活指導を2年、3年の中でつくり上げていったという先生もおられますし、非常にそこにつきましては、各学校の先生方のほうで御努力いただいているという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。
    ◯3番(高岡 伸行) すると、今後、京都府の教育委員会のほうから部活動の指導員という配置の方向で進むようであれば、木津川市としても、先生方の多忙化対策の一つになるとは思いますが、取り入れて、配置がえなどのことはお考えやというふうに思っておいていいんでしょうか。確認します。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  最初の答弁のほうにもお答えさせていただきましたけれども、この京都府のほうの部活動指導員につきましても、まだ決定された事項ではございませんので、来年度、恐らくモデル校という形、あるいは試行校という形で、幾つかが指定されるのではないかなというふうに予想しておりますけれども、これが配置される形になりましたら、そちらのほうを活用することを積極的に考えていきたいというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ぜひ、京都府教育委員会のほうでも進めていただいて、木津川市のほうでも配置されることを願って、この2つ目のほうに入らせていただきます。  今現在、個人競技に限り運動部活動連携事業が認められており、市内では何名の方が利用されておるのか、把握しておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  この制度、平成25年度から実施しております。ただいままでのところで1名活用されているということで、この4年間で今現在1名の活用ということでございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 非常に、私、少ないように感じますが、問い合わせ等は、毎年、学校のほうにはあるとお聞きしますが、その辺の状況と申しましょうか、問い合わせに関しては把握されておるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  ただいまの高岡議員の御質問にお答えいたします。  この制度につきましては、毎年、入学説明会のほうで、各中学校で新入生の保護者を対象に説明をさせていただいております。  そのときに、質問として、この制度の利用方法についての質問等、あるいは具体的な中身についての質問は特になかったと聞いております。  ただ、質問というか、要望の中で、ないクラブをその学校に設置してほしいというような御意見はいただいたというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、この事業は、痛しかゆしの部分もあろうかと思われます。隣の中学校まで通ってでも、自分の行いたい運動部をしたいと、また新しい友達をつくりたいなど、いろいろあろうかと思われます。  ただ、現在の学生とか、未来の学生のことを思うときに、やはりこの事業は、次のステップに進化していくべきものだとも考えております。  やはり新しく開発されて住宅地の中学校は、生徒数がふえ、伝統があり古くから親しまれてきた中学校においては、生徒数が少なく、おのずと運動部が限られておるのが現状です。このことについてどのように思われますか、お尋ねします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(加藤 努) 教育部理事でございます。  高岡議員のただいまの御質問にお答えいたします。  各学校、確かに新興地の学校につきましては、生徒数がどんどんふえてきてございます。それから、旧地域の学校につきましては、生徒数が減少していると。それに伴って、生徒数が減少すれば、当然、部活動の運営も難しくなってくるということで、過去、何回かの形で各学校ごとに部活動が精選されてきているということですけれども、これにつきましては、非常に学校のほうで御努力いただいておりまして、人数が少なくなった部活動につきましても、何らかの形で、できる限り持ちこたえるような形として、よそと合同チームというような形で大会等に参加して、つないで残しているというような状況も聞いておりますので、単に人数が減ったからもう精選するという形ではなく、非常に御努力いただいていると。  それから、人数がふえている学校につきましては、また職員体制、施設の関係で、整い次第、順次、部活もふやすことも検討していただいているというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 3つ目に入らせていただきます。  やっぱり参加する生徒がふえない主な要因といたしましては、保護者の責任でその学校への移動、送迎をしていくという決まりがあるのも一つの要因かとは思いますが、ここでの手だてを何か考えなくては、なかなか保護者の負担というのがまず出てきまして、参加したいけれども、参加できないという状況があると思われます。  そこで、木津川市では、ファミリー・サポート・センター事業という事業がされており、今現在、子供、幼稚園児、保育園児ですが、保護者にかわり送迎するという事業もございます。例えば、この事業を活用されるべきではないかと考えますが、担当部長のほうはどのようなお考えをされますか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えしたいと思います。  本市におきまして、ファミリー・サポート・センター事業につきましては、子育て援助活動を支援事業として、子ども・子育て支援交付金を活用して実施しているところでございます。  中学校の運動部の部活動は、教育の一環として実施されていますので、利用対象にはならないというふうに判断いたします。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) その利用対象にならないということで、あえてお尋ねいたしますが、そこの部分は、今後、やはり市のほうでも検討していく課題、子育ての上で大事な問題になってくるとは思いますが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  高岡議員の再質問にお答えいたします。  このファミリー・サポート・センター事業につきましては、厚生労働省の子育て支援というところで組み立て上げられたものでございまして、対象は、小学校6年生までというところで、保護者の乳幼児から小学校までの子育てを支援するために、支援が必要な方と、それからサポートしようとする方のマッチングをしようということで生まれたものでございまして、中学校は、まず対象とされていないというところでございます。  それと、これは補助事業で成り立っておりますので、もう1点は、財源の問題、これをやるとしても、そういったところが大きな課題になるというふうに考えます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) しかし、その辺は、やはり財源のこともあろうかとは思われますが、せっかくこのような事業に取り組まれてきたわけですから、今後、その辺の裾野を広げていただくようなお考えも少しなりともこれからは持っていただきたく思うわけです。その点、部長、再度御答弁をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  高岡議員の再質問にお答えいたします。  もう一つ、先ほど当初に申し上げましたが、教育の一環というところで、この本来の趣旨である子育て支援というところでの意味合いと若干ずれているかなというふうに考えるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) それでは、2つ目の質問に入らせていただきます。  「市内経済の振興策は」。  1.来年度、本格的に行われる「お茶の京都博」を視野に入れた「第4回ものづくりフェア」が、先日、市役所住民活動スペースで行われました。多方面からの異業種の事業所(店主)さんが出店された中、市役所に来庁された市民の方々にも「ものづくりフェア」をのぞいていただけたものではと考えております。  そこで、お尋ねいたします。  (1)事前のPRは十分でしたか。  (2)事業者にアンケートをとられましたが、その回収率は。  (3)次年度に開催予定である「お茶の京都博」に、どのように生かしていこうとされているのですか。  2.山城地域を舞台に第5回目となる「木津川アート」が行われました。ラジオ・テレビでも取り上げられるまでに成長した「木津川アート」ではないでしょうか。もちろん、忘れてはならないのは、ボランティアスタッフの皆さんのお力添えのおかげだと感じています。  そこで、質問いたします。  (1)訪問者の人数は、平成24年度、平成26年度と比較してふえていますか。  (2)今回、レンタルサイクルも取り入れられました。今後の観光事業において非常に参考になることだと考えますが、お考えは。  (3)この地域における課題の一つである「環の拠点創出事業」に、今後、つながるような仕掛けづくりも必要だと感じますが、そのお考えは。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 岩木 雅邦君登壇) ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えします。  第4回「ものづくりフェア」のPRにつきましては、9月の定例記者会見での発表、「広報きづがわ」10月号や市ホームページへの掲載、市役所などの施設や木津駅自由通路へのポスター掲示等に加え、京都府山城広域振興局が発行している「お茶の京都」に関係するパンフレット冊子への掲載など、幅広く実施したところでございます。  2つ目の出店事業者に対するアンケートにつきましては、半日のみの出店であった事業者も含め、13店舗にお願いをし、9店舗(率としては約70%)から回答をいただいております。  3つ目につきましては、今回、「ものづくりフェア」は、「お茶の京都」事業に係るプレイベント的な扱いとして、「お茶」をテーマとして実施いたしました。  結果、開催4日間ともに100人を超える来場者にお越しいただき、出店者アンケートにおきましては、全ての回答者から、継続実施を望む声をいただいているところでございます。  これらの結果も踏まえ、次年度がターゲットイヤーとなる「お茶の京都」の盛り上がりにしっかり乗れるように、企画・検討してまいります。  2点目の、山城地域のアートの関係でございます。2点目の人数換算につきましては、エリア単位での人数の積み上げで算出しております。2012年は5,900人、2014年は8,502人、2016年は1万22人と増加しております。  2つ目につきましては、事業の開催場所・内容により判断する必要があると考えております。  二次交通として、コミニティバスの利用促進も図りながら、設置場所や必要台数の見きわめを行う必要があることと、日常的な運用となりますと、故障や破損・盗難などに加え、日常的なメンテナンス、レンタル費用の設定も含め、ノウハウを有するものが運営を行うのが好ましいということも明らかになりました。  また、市内の観光資源の多くが高低差のあるエリアに位置しておりますので、電動アシストのある自転車もありますが、観光地への直接的な誘客には難しいと現在は考えております。  3つ目につきましては、木津川アートを通して、山城地域を多くの人に知っていただく機会につながったと、成果は感じております。  ただし、アートの成功はボランティア等の実践者の力の結集でありますので、環の拠点創出事業につきましても、実践者の創出につながるよう、まずはキヅガワゴン等を生かした取り組みを進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 御答弁、ありがとうございます。  出店者からの特に要望と申しましょうか、出店に際しまして希望等はなかったのか、その点についてお尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  出店者の方のアンケートでございます。出店者につきましては、最終的に御意見をいただいた中では、出店を他のお店と交流できることもよかったし、場所がとてもいいということでございましたけれども、冷蔵ショーケースの大きさに違いがあって、保存温度にシビアな商品には、ちょっと厳しかったのではないかということとか、両替のお金とかの分について、両替の関係のお話とか、いろいろありましたけれども、多くの意見は、有意義に事業をしましたし、今後も含めて続けていってほしいというお話でした。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 市内のPRの部分ですが、「広報きづがわ」10月号やホームページへの掲載、市役所などの施設や木津駅の自由通路へのポスター掲示等をされておられるというところでございます。  この「ものづくりフェア」自体が物品販売を目的としておらないとは思いますが、例えば事業者から、そのPRに関しての、今回の場合でしたら、物品販売が主だったものなので、PR云々に関しましては、もう少し広げていくべきではという気もいたしましたが、その点についてはいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。
     議員のお言葉にもありましたように、ものづくりフェアの趣旨といたしましては、一般の商品の販売のみならず、オンリーワンの技術を持った企業とか商店の方の商品を出すということでございます。  ただ、議員おっしゃいますような形のPR、どういう形がよかったのかも含めて今後は話をしておりますけれども、私どもといたしましては、今、市内全域にはPRしておりますが、他のイベント用に広域的な大々的なPRはしていないということでございます。  議員の御意見をまた参考にして、次の開催に参考としたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) わかりました。  2つ目の質問に入らせていただきます。  アンケートをとられたというところですが、回収率は70%で、9店舗から。アンケートの結果といいましょうか、どのように感じておられますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  13店舗中9店舗の7割の方に回答をいただいております。その中での言葉の中には、いろいろ御意見はございますけれども、「楽しかった」ということとか、「場所がとてもいい」とかというお話もありますし、ただもっと商品アピールをできたらよかったとかという御意見もあります。  ただ、これで4回目でございますけれども、いろんなものをやっております。その中で、今度はこういう形でやりましたけれども、今後は、この御意見全てをどういう形に生かすかということはできませんけれども、こういう御意見の中で、次の開催に向かっていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) アンケートの結果を取りまとめるというのが非常に難しい仕事になってくるかと思いますが、それを取りまとめ、次に生かすことができるというアンケートになってほしかったわけです。そのことで、やはり次につながる大きなヒントと申しましょうか、ポイントが隠されているとは思います。  この事業に関しましては、私も多少なりかかわらせていただきましたが、やはり事業者同士の、見ず知らずの方と、こういうお店もあったんやとか、こういう人もおられたんやという点では、横の連携と申しましょうか、その辺がすごく皆さんかかわられて、一つの輪ができたといいましょうか、すごいヒント、次につながる連携ができるというふうに感じておりますが、その点は部長は、今後、このようなことをしかけていく上で、今回のものづくりフェアをどのように総括といいましょうか、思われておるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  このものづくりフェアにつきましては、商工会の連携の事業でございます。市内商工業の活性を目指したもので、商工会と強く連携しながらやってきたわけでございます。  議員おっしゃいますように、商工会に入っておられる方へもお話をすることもないということがございましょうし、そういう形で横のつながり、いろんなお話をしながら、今後のそれぞれの御商売、また事業展開が図られるような形になっていけばと思っておりますし、今後もそういう形を続けていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 毎回、このものづくりフェアをされるに当たりまして、テーマの設定というところが非常に大事になってくるかと思われます。そのテーマの設定をされるに当たりまして、どのように協議されておるのか、まずお尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  テーマの設定でございます。テーマの設定については、木津川市で特に重要視されているものとして生産されているもの、そしてまた今の時代に、次の時代に合ったものとか、そういう形でオンリーワンとか、そういう形のテーマとして設定しておりますし、それは課内と商工会の中でお話ししながらこれからもやっていきますし、テーマの設定はそういう形でやっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今回の場合は、次年度の「お茶の京都博」のことを視野に入れての展開だったというふうには思いますが、今後、これを続けるに当たりましてとられたアンケートの結果に基づきまして、テーマの設定というのも考慮しなくては、事業者さんに出店していただきにくいと、やはり意見も反映させないと、出店する方々ももう一つテンションが上がらないと申しましょうか、やる気が出てこないとは思いますが、そのアンケートの結果、テーマの設定、意見も取り入れるというところの部分はどのようにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  ものづくりフェアの開催趣旨は、集客のみではございませんけれども、市内事業者の御協力のもと実施するイベントと考えております。  出店者様に御満足いただける内容にすることも大変重要だと考えておりますし、これからアンケートの結果を十分しながら、非常に好評であったと、継続してほしいという話もございますけれども、それ以外のお話もありますので、引き続きよりよい事業展開になるように考えていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今回のこの事業は、私も見せていただいておりまして、非常に1階のスペースではございましたが、にぎわったといいましょうか、非常に盛り上がりを見せたなというふうに、地域の活性化と申しましょうか、事業者さん同士がすごく仲よくされたというのがすごい印象に残っております。  やはり、テーマを設定するに当たり、同業者さんとまでは言いませんが、同じような仕事をされている方というのは、やはり連携するにしても、非常にスムーズに事が運びやすかったという点もあったのではないかと感じております。  例えば、ここにまた全く違う業界の方と一緒にスクラムを組んでこのフェアをするとなれば、少し違ったまた展開にはなろうかと思われますが、今後も同業者さんとテーマを設定するとこら辺の部分は、同業者さんと申しましょうか、その辺も考慮していただきたく思うわけですが、その点は、今後、どのようにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  議員おっしゃいますように、テーマを設定する、非常に難しい課題でございます。議員の御意見もございますし、今後もテーマの設定について、十分、どういう形でしていくかについては検討していきたいと思いますし、テーマを決めて、それで次の事業展開を図っていくということになりますので、テーマについては、重要なことだと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 次年度も立派な楽しいものづくりフェアができることを願いまして、アートのほうの質問に入らせていただきます。  来場されている住民の方々は、2012年と2016年を比べますと、約58%ふえて、1万人を超えたという答弁でございます。このうち、市内の方は何名ぐらいおられるのか、また市外の方は何名ぐらいかというとこら辺は、把握は今回できましたか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  1万22人を市外・市内という取りまとめは物理的にできません。ただ、アンケートをいただいた605件ぐらいの中で、市内が約51.4%、市外が48%とか、そういう形はございます。恐らく、今の半分、半分ぐらいの市外・市内という形の人数ではなかったかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 私、地元ですから、見せていただいておりまして、木津川市外の方が非常に多く、ボランティアの方も含めまして、特に学生さん等が、非常に市外の方が多いように感じました。非常に、約2週間余りですか、地域は、特に土日に関しまして盛り上がりを見せたというふうに感じております。  その中で、今回、2つ目になるんですが、レンタサイクルを2カ所で設けられておりました。そのレンタサイクルを利用されたという方々の人数等は把握されておられますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  期間中のレンタサイクルの実績はという御質問でございます。開期中の15日間で、148台の稼働がございました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 今回、新しい試みで、自転車のレンタサイクルを取り入れられたということは、非常に市の本気度がよく伝わりました。  1回では回り切れない広範囲でのアート祭でしたので、サイクリングを兼ねて山城地域のアート祭を楽しんでいただくのには、自転車が一番有効だったと思うわけでございます。  例えば、私は感じたんですが、他の市町村へ研修に行かせていただくときに、駅前で観光協会というのを目にします。そこには、大体の自治体がレンタサイクル、観光協会の中で行われているのを目にしますが、その辺は、今後、観光協会、これは何回もこの場の質問に出てくるわけですが、観光協会が駅前に来ることにより、事業の視野が広がると申しましょうか、事業展開が考えられと考えますが、その点はどのようにお感じですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  レンタサイクルにつきましては、過去、いろんな議員様に御質問いただいております。  木津川市の観光資源につきましては、議員御存じのように、高低差のあるエリアもございますし、電動アシストつき車両もありますけれども、直接的な誘客には難しいと考えておりますが、今後、いろんな形で、そういう自転車等の必要性もございますし、今後の課題として、観光協会等も含めた中で、そのレンタサイクルについては考えていきたいと思いますし、ただレンタサイクルにつきましては、いろんなメンテとか、そういう形もございます。そういうことも含めてのお話になってこようかなと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 例えば、駅前のほうに観光案内所があろうかと思いますが、協会があり、そのような事業が展開されていきますと、まちのにぎわいと申しましょうか、特に茶問屋街とかがございますから、歩いて回るのもいいでしょうが、非常に広範囲なわけで、今回、この事業をされたことで、すごい地域の活性化につながることをお考えでレンタル事業を取り入れたのかなという気がいたしましたが、その点はいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えいたします。  一度、こういう形のレンタサイクルもやりながら今後の課題を見つけたいという形で、そういう形で、レンタサイクルを今回は導入いたしました。  結果、15日間で148台の稼働があったということで、それは十分に、その検証はよかったなと思っております。  ただ、すぐに導入という形にはなりませんし、議員おっしゃいますように、広範囲なところは、今は自転車という形が一番いいかなと思いますけれども、今後の考え方といたしましては、十分、中で精査していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) そこで、この3つ目の質問になるわけですが、以前からも、この山城地域でも、特に上狛に関しましては、環の拠点創出事業というのを取り組まれております。  ことしの3月には、この地域でキヅガワゴンをお披露目といたしまして、JAの倉庫を利用したイベントも行われたところです。  自転車の愛好家を茶問屋街へ呼び込むという目的で、この環の拠点創出事業は進められてきたわけですが、その辺との兼ね合いもあるのかなと、環の拠点創出事業に今回のレンタサイクルは多少なりともつながっていくのではないかというふうに私は考えたわけですが、この点は、以前にも副市長にこの場で質問させていただきましたが、この事業は山城地域の上狛地域にサイクリストを呼び込んで茶問屋街を味わっていただくという事業でございました。今回のこのレンタサイクルとのことをヒントにいたしまして、環の拠点創出事業をさらに前進させるという意味では、副市長、どのようにお考えでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  高岡議員の御質問にお答えをいたします。  今回の木津川アートにおけます自転車のレンタサイクルの関係につきましては、山城地域全体で、エリアが棚倉、高麗、それから上狛エリアと地域が分散しておりました関係で、自転車で移動していただくか、あるいはバスを使って移動していただくかと、こういうことで取り組んできた事業だというふうに理解しております。  たまたま木津川アートの初日に、「ツアー・オブ・茶いくるライン」という行事と重なりまして、非常に山城支所別館の広場に多くの自転車、サイクリストの関係の皆さんが集まっておられたので、非常に私もそこに遭遇してびっくりしたわけですが、自転車の愛好家の皆さんの、いわゆる環の拠点の目標と、今、取り組みました木津川アートの貸し出し自転車の関係については、若干違うかなというふうに思っております。  ただ、木津川市全体の観光振興という面でいきますと、今回取り組みました山城エリアだけではなくて、過去に何回か木津川アートをしております加茂エリア、さらには木津川エリア、いろんな観光スポットがあります関係で、いわゆる自転車で移動する方、あるいはウオーキングといいますか、徒歩で移動する方、またバイクや車と、さらには鉄道、公共交通、いろんな観光客の移動の仕方があると思いますので、この一つの切り口として、今、高岡議員がおっしゃっている、うまく自転車を使った観光も取り組んではどうかと。こういうことについては、専門の事業者の協力も不可欠だと思いますので、一つのテーマとしてこれから考えていくべきだろうというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) この山城地域の魅力発信という質問を以前させていただいたわけですが、今回のこの事業に関しましては、非常に山城・上狛・棚倉地域の発信ができたと、つながっているというふうに思うわけです。ありがとうございました。  そこで、最後になりますが、このような短期間の間にものづくりフェアが行われ、木津川アートも行われ、また商工会のほうではお祭り、商工祭のほうも、市内を活性化するという意味においては、たくさんのイベント・事業が行われました。かかわりを持っていただいた方々には、本当に御苦労さまでしたとお伝えいたします。  最後に、市長は、このように短期間の間にいろんなイベントが行われて、次のステップにつながっていくわけですが、その点はどのようにお考えなのか、御答弁をお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 河井市長。 ◯市長(河井 規子) 高岡議員の御質問にお答えいたします。  今、地方創生ということで、いろんな事業を全国的に実施しようというところであります。  そういう中で、やはりまずは自分たちのまちの魅力、また自分たちのまちに自信を持ってもらう、またそういった思いを持っていただくということが大事だというふうに思っています。
     そういう点では、ものづくりフェアでは、「匠の技が光るこの一品」でありますとか、いろいろふすま紙の紹介もしていただいたりとか、市内のお店の皆さんが直接販売をしていただいて知っていただく機会をつくっていただくとか、今回はまたお茶がテーマでしたので、お菓子をつくっておられる方とお茶をつくっておられる方がちょうどマッチングされて、市内のお茶をぜひ使いたいとか、そういったところまで発展したというふうに聞いています。  そういう点では、市内の方、そしていろんな方と、そういう機会ができたということについては、よかったのではないかなと思いますので、今後もまたいろんな市内で活躍していただいている方の紹介を、ぜひこういったものづくりフェアでも紹介をさせていただきたいというふうに思っています。  また、木津川アートも、やはり何人かの御質問もいただきましたが、私は地方創生の最たるものではないかなというふうに思っています。  まず、地方創生というのは、市が積極的に行政主導ではなくて、市民の皆さんから熱い思いが湧いてこないと、市内の活性化というのはあり得ないと思っておりますので、いろんなところにアートの催しをしていただくたびに、その地域の人がみずから協力いただいたり、作家さんをお家に泊めていただいたり、またおもてなしをしていただいたり、そういうことをみずから皆さんが積極的にやっていただいています。  そういう中で、アートで参加された全国の皆さんが、木津川市、本当によかったよと、ほかのアート展と違って、地域の方のおもてなしが本当にすばらしいということで、アートの祭典をされている方の中では、非常に木津川アートというのは話題に上がっているということも聞いておりますので、期間の限られた催しとはいいながら、1年半を通じてこれにかかわっていただいている市内の皆さんと、いろんな作家の皆さんとの、これからもこういった事業を進めながら、やはり地域のそれぞれの活性化に向けて今後も取り組んでいけたらなと思っています。  あくまでも、主役は地域の皆様、そして今回は作家さんでしたけれども、皆さんが元気になる、やる気を出す、そのことが地方創生でまちが元気になることだと思っていますので、今後もどうぞ皆様には御協力をお願いしたいと思っています。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ものづくりフェアで非常に感じたわけですが、地域の方々の熱い思いというのが、逆に私のほうが教わったという部分が非常に多ございました。  やはり、地域の方は非常に元気なんだなというのが、ものづくりフェアを通じて、非常にこの4日間の間に感じて、それがまたいろんな方にのぞいていただけたという部分では、かかわらせていただいてよかったかなという思いでおります。  次に、3つ目の質問に入らせていただきます。  「プラネタリウム館の集客増加を目指して」。  本年6月定例会で、加茂プラネタリウム館の利用者増に向けてのPRの方法や、近隣市町村・観光協会との連携などの集客率の向上に向けた質問をいたしました。  すぐに利用者増に向けた効果が出るものではないとは思いますが、その後の取り組みと経過は。  お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の御質問にお答えします。  プラネタリウム館のPRについては、利用の促進を図るため、夏休み前に市内の小・中学校にチラシを配布いたしました。  その他、継続して市の広報やホームページへの掲載、図書館、公民館等の社会教育施設にチラシの設置及びポスターの掲示、木津川市観光協会のホームページへの掲載、近隣市町村へチラシとポスターを配布、新聞社や情報誌にイベント詳細の送付をすることによりPRを行っており、イベント開催時の参加者数は、毎回、定員に近い応募がございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) PRについては、特に小・中学生に、先般の夏休みの前にチラシを配布されたというのは、御答弁でいただきました。また、私も確認していたところでございます。その点の効果と申しましょうか、市内の子供たちの反響と申しましょうか、その点は何かお聞きになりましたか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  この夏休み前に、全小・中学生にチラシを配布をさせていただいて、周知に努めさせていただいたというところでございますけれども、結果的には、利用者の増にはつながっていなかったというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 6月部長答弁で、部長は、「旅行雑誌等にも掲載をしていくなり、また旅行者に売り込みを図る、例えばJR奈良駅、そちらのほうにもパンフレット等を配布するという検討を行っているところです」という御答弁がございましたが、このことは進めておられるのか、進んでいるのか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私、6月以降、JRにも当たらせていただいたというところでございます。  例えば、ポスター、パンフレットのほうを置かせてもらえないかというところで御相談させていただいたところでございますけれども、JRの回答といたしましては、公の機関であっても営利を目的とするものについては配置できないという形で御回答をいただいたところでございますので、この部分につきましては、できないというところでの結果となったところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ならば、英語版・外国語版の表記もされたパンフレットの作成というところは、検討されたのか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  英語版等の外国語表記につきましては、今後の課題という形で進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 前回も課題やったというふうには思うわけですが、JR奈良線に乗りますと、外国人の方が非常に目につきまして、観光を奈良間、京都間をされておるというふうに乗るたびに感じるわけですが、JRのほうに、営利を目的云々もあろうかと思いますが、その辺は、今後、英語版外国語表記が非常に、特に市内だけに頼るだけではなく、外国の方に目を向けた、そういう地方創生のことも兼ねて進めていくべきではないでしょうか。お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  外国語・英語版の表示のチラシ等につきましては、今後、ホームページへの掲載ができるのかどうか、どういったことでできるのかについては、十分、検証・検討・調査してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 教育長答弁でも、やはり認知度が低いというところは、以前も反省はされているという内容でした。今後は、子供たちも含め、外国人、やっぱり国内外の人たちへの周知、継続的な努力・PRをする必要もあるというふうにおっしゃっておりましたが、その後の教育長としての取り組みは何かございましたか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  高岡議員の再質問にお答え申し上げます。  外国人へ向けてのPR活動云々というのも、プラネタリウム1館だけというのは、これ、どうしても自然の中の館で、平日利用というのがなかなか機能的に難しいところがあります。  ただ、都会に近いところの当尾の里という、非常に自然豊かで、文化財等を含めた非常に豊かな地域ですので、プラネタリウム館だけというんじゃなくて、また山の家等も含めて、あの辺全体の観光誘致といいますか、そういった視点から民間の力をかりるような形での活動をしていかないと、プラネタリウムの集客の向上というのは、これ単体だけでは非常に難しいというのを実感しているのが現状であります。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) ということは、検討はされたけれども、まだ具体的には何も一歩進んだPR等の進め方といいましょうか、その辺はまだできていないというふうに考えるべきなんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  再質問にお答え申し上げます。  先ほども申し上げましたように、もっと総合的に大きな形での、マチオモイ部と一緒になった、いろんな研究といいますか、そういったことはやっておりますが、それを具体化へ向けてというのは、そう短兵急にいくものでもありませんので、若干、これ時間をかけて、ただ漫然としているわけにはいきませんけれども、そうそう短いスパンで何か事を起こせるというもんじゃないと思っていますが、課題としては非常に認識しております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) やはり、このようなかゆいところに手が届くじゃございませんが、今回いただきました公共施設等総合管理計画の案ではございますが、それを見せていただいておりましても、この山の家なり、プラネタリウム館につきましては、非常に読ませていただいて、理解しやすいような、ちょっとどのように進めていかれるのかなというあり方を検討しますというところで明記されておるわけですが、なかなか実際に集客に向けて進めていこうという気が本気でおありなのか、それともかゆいところにじゃないですが、その辺はどのようにお考えなのか、お尋ねいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  PRの方法につきましては、これまでから生涯学習雑誌「いきいき」というものにプラネタリウム館を掲載させていただいた中で、また山の家を掲載させていただいた中で、全戸配布もさせていただいて、市民の方に見ていただいているという状況でもございます。  また、イベント多々実施してございます。本年度におきますと、11月末現在で32回のイベントを開催させていただいて、1,000名を超える方の御利用をいただいているというところでございます。  この部分につきましては、やはりこのイベントをすることによってプラネタリウム館を知っていただくという一つの手段になってくれているのではないかなというふうに考えております。  また、平成27年度におきましても、43回のイベントを開催させていただいて、1,800名近い御参加もいただいているというところでございます。これは、一定のPRにつながっているのではないかなというふうに考えているところでございます。  また、市内・市外の施設におけるPRにつきましても、市の図書館を初め生駒市図書館、奈良市ならまちセンター、京田辺市立中央図書館、城陽市立図書館、精華町立図書館、笠置町中央公民館図書館、和束町の体験交流センターの図書館、大和郡山市立図書館、ふるさとミュージアム山城、木津川市観光協会、文化パルク城陽、向日市天文館、井手町天文台等々21カ所にポスターやチラシ、パンフレットの配布もさせていただいています。  また、イベント情報においての提供という形で、専門雑誌にも掲載をさせていただいております。  例えば、月刊「天文ガイド」の編集部にお送りをさせていただいて、記事の掲載をお願いしております。  また、星ナビ編集部、コミュニティ高の原、らくらくネット、マイタウン奈良、奈良リビング、京都リビング新聞社、伊賀タウン情報YOU等々、あと新聞社につきましては、全ての新聞社にイベント情報なり、お知らせをさせていただいた中、情報提供させていただいた中で、PRには努めさせていただいているというところでございまして、このPRの方法につきましては、今後も継続させていきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) PRに関しては、できることはほとんどやっていますよと、そういうことだというふうに認識させていただきます。  最後にですが、夏休み前に市内の小・中学生にチラシを配っていただきましたが、もちろん小・中学生、市内の子供たちはよく知っているとは思いますが、やはり定期的にこの子供たちにチラシの配布はしていただきたく思うわけですが、その点、確認だけしておきます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  高岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  市内の小・中学生に対しての周知につきましては、学校を通じまして、時を捉えて行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  また、市の広報、ホームページ等におきましても、イベント情報なり、プラネタリウム館を掲載させていただいて、PRに努めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 高岡さん。 ◯3番(高岡 伸行) 以上で、質問を終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午後3時25分、午後3時40分まで休憩といたします。    午後 3時25分 休憩    午後 3時40分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後3時40分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  5番目、長岡一夫さん。    (長岡 一夫君質問席へ移動) ◯4番(長岡 一夫) 議席番号4番、民主未来クラブ、長岡でございます。  本日、最後の質問者でございます。答弁に際しては、行政の皆さんもお疲れと思いますが、心温まる御答弁のほう、よろしくお願いいたします。
     それでは、通告書に従い、3問質問させていただきます。  第1問は、「市営共同浴場の環境整備を」と題して質問いたします。  本年11月4日、市営共同浴場の現地調査を会派で行ってまいりました。施設の維持管理は行き届いていましたが、今後、ろ過機の更新や和式トイレから洋式トイレへ、またタイルのはがれの修理、水道管の更新など環境整備が必要だと思いますが、市の取り組みをお聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。    (市民部長 滋井 邦明君登壇) ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをいたします。  共同浴場の維持管理につきましては、必要箇所において修繕等の対応をしているところです。  今年度、いずみ湯につきましては、脱衣場等の床修繕、ろ過材の入れかえ等を実施いたしました。  やすらぎの湯におきましては、ろ過機の入れかえ、熱交換ポンプの修繕等を実施中でございます。  また、来年度は両浴場において和式トイレを洋式に変更する計画もしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それでは、再質問させていただきます。  行政は、今定例会に共同浴場の料金改定の議案を提出されています。この料金改定によって、今までどおり利用していただけるとなれば、約400万円ぐらいの増額となると思うんですが、それでよろしいですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長。 ◯市民部次長(川崎 裕志) 市民部次長でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えいたします。  それから、過日、両浴場を視察いただき、ありがとうございました。  それでは、長岡議員の御質問につきまして、現在、大体430万円ぐらいの歳入がございます。倍になりますと、約八百五、六十万円という形になりますが、使用料の改定に伴いまして、回数を減らす、あるいは行かないというふうなところも割り返しまして、650万円から700万円ぐらいを想定しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今現在、利用していただいている方、今、答弁にあったように、回数を減らすとか、行かないと。行かないということは、まずできないと思うんですよね。回数を減らす、それによって増収が思いどおりに、400万円を超えるような増収がないと見込みをされているんですけれども、我々が行ったところで、この答弁の中にも、和式トイレを洋式に来年度、平成29年度ですかね、計画されているというのは、平成29年度中にちゃんと変えるということですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長。 ◯市民部次長(川崎 裕志) 市民部次長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  今回の来年度の予算のほうで計上をさせていただきたいと、その中で可決されれば、来年度事業として実施する予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 我々会派といたしましては、この増額分を共同浴場の環境整備に使って、利用していただいた方々が、値上げしても、これだけのことをやってくるんやというような環境整備を進めていくべきだと思うんですよね。これを今まで補助で出していた燃料代に回すとかじゃなしに、利用者の利便性・利用性を高めていくべきだと思うんですけど、それについてはどうお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 市民部次長。 ◯市民部次長(川崎 裕志) 市民部次長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおり、使用料につきましては、改定を行いましたら、増額分が発生します。その中で、一定フィードバックの部分もございますので、快適な利用をしていただくということでの費用のところに回すということも十分考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今、答弁で、その費用を整備に回すということを答弁していただきましたので、やはりそういうことをすることによって、回数を減らそうとしていた人も、快適な浴場になっていけば回数もふえてくるやろうし、また今まで利用されていなかった方も利用されるという部分もふえてきますと思います。  私も最近は行っていないんですけれども、何回か利用させてもらっていますんで、快適な浴場にしていただきますように、よろしくお願いいたします。  部長、今の次長の見解でいいと思うんですけれども、部長の考えをお聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 市民部長。 ◯市民部長(滋井 邦明) 市民部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  そもそも、今回の料金改定につきましては、燃料費の分だけでも負担をしていただきたいという思いからの料金改定でございますが、ただやはり快適に使っていただくことが一番でございますので、次長が申しましたように、そのような取り組みを進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 部長も答弁いただきましたので、しっかり取り組みのほう、よろしくお願いいたします。  それでは、2問目に入りたいと思います。  「障害者福祉タクシー利用券とガソリン券の併用は」、これは選択制はどうですかということで質問させていただきます。  福祉の取り巻く環境も、以前とは変わってまいりました。そのような中、市は障害者福祉タクシー利用券にこだわっておられます。  私も、こだわる理由はよくわかるんですが、今の現状を見ますと、ガソリン券との併用、いわゆる選択制を考えるべきだと思いますが、今後の市の考えをお聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長。    (健康福祉部長 森 功君登壇) ◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えします。  障害者福祉タクシー利用券交付事業は、外出が困難な重度の障害がある方の移動の支援策として実施しており、本人が乗車した場合のみ使用できるタクシー利用券を交付するものでございます。  ガソリン券との併用につきましては、現在のところ実施は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今、部長が答弁していただきました中で、重度の障害のある方の移動の支援策として本人が乗車するというぐあいに答弁いただきましたけれども、重度障害者の中にも、数は少なくありません、いわゆるタクシーに乗れない重度障害者もおられます。車椅子でちゃんと座って乗れる状態じゃなしに、ちょっと横になって、それ以上体が動かない方もおられます。このような方については、どのようにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  御家族の車でしか外出できない、車椅子等を利用される方につきましてでございますが、障害者福祉タクシー利用券を利用できる事業者には、車椅子や寝台対応ができる事業者がございますので、こちらを御利用していただけるというふうに考えております。  事業者につきましては、利用決定通知のときに一緒に利用者の方に一覧表で御案内させていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) このタクシー利用券については、タクシー会社を設定されていますね、行政は。今、部長が御答弁いただいたように、福祉タクシーの利用券、いわゆる福祉タクシー事業者のタクシーを使えばいいということを答弁いただいたんですけれども、これは非常に単価のほうが高いように思われます。なかなか利用がしにくい部分もあります。  でも、同じ年間1万2,000円のタクシー利用券、月1,000円と考えてやっておられるんで、その範囲内でやっていただければいいという答弁が来るとは思うんですけれども、利用料金が高いタクシーを使わなくてはならない部分について、部長はどういうぐあいに思われますか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  確かに、通常の一般のタクシーと比べると高くなって、利用できる回数が減るというふうには考えますが、利用券で全て行けるものでもないというふうにも考えておりますので、あくまでタクシーの利用券で一回でも多く外出いただけるという一つの支援策というふうな、そういう助成であるというふうに考えているところでございます。  また、これまで御質問もいただいている中で、利用率についても、私どものほうで毎年60%前後で推移してきてございましたので、これを少しでも多く利用していただきたいというところで、今年度におきましては、もう利用券については、4月1日に発送させていただいて、お手元には二、三日中にはお届けできるように、そういった現状でできる範囲の改善はさせていただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 福祉タクシーのことについては、言っとくだけ言っておきます。非常になかなか予約がとれません、需要が多い割には台数が少ないということで。やはり、前もって1カ月、2カ月前から病院に行くのがわかっていたらいいんですけれども、近くの買い物にいくというときには、なかなかつかめません。これは言っときます。  障害者の高速道路の割引、前と現在とは大分変わってきています。  前は、療育手帳や身体障害者手帳を見せれば、それだけで割引してもらえたんです。だから、障害者本人が乗っていようが、障害者が使ってる車か、そういうのを特定せずに割引されていました。  でも、近年は、障害者自身が、その車種、いわゆる車を国に登録します。自治体は国に登録するんですけれどもね。その登録した車を療育手帳なり身体障害者手帳に番号を登録します。期日も登録されます。  ETCは別ですけれども、普通の一般の料金所では、本人が乗っているかも確認されます。高速道路の割引については、現状、そういう状況だということは、部長は把握しておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  確認の方法が変わったというのは聞いておりましたが、いつからとか、ちょっと従来の形は存じておりましたが、今、いつからどうなったというのは知っておりませんでした。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それによって、障害者の高速道路の割引が非常にぐんと減ったと。そらそうですわね、今まで、仮に国単位で言いますと、1,000万円としたら、500万円ぐらいに減ったと。そうですわね、不正ができないんです、これ。  多分、市が今までタクシー利用券にこだわっている理由、いわゆるガソリン券に変えるというのは、月1,000円、年間1万2,000円、これを障害者の方にお渡しすると、どの車種に入れられるかわからない、いわゆる不正防止のためだとは思うんですけれども、同じようにタクシー会社も指定されているんですから、ガソリンスタンドも指定にして、療育手帳なり身体障害者手帳に、その車の期日・期限を入れて、本人が乗車しているかどうか確認して、ガソリンチケットを使ってもらえれば不正は防げると思うんですけれども、このことについて、部長、どう思いますか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  担当課も含めて、これまでどういった形が考えられるかというところの検討はしてきたところですが、なかなかガソリンスタンドのほうも無人化が進んでおりますので、そういった確認のところについても、非常に限定されてしまうなというところまでの、一応、検討結果というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 当然、ガソリンスタンドは限定されます。しかし、そんなに木津川市内、遠い距離じゃありません。それを利用しようと思えば、そこへ行って、障害者さんがガソリンを入れればいいわけであって、一番のガソリン券の発行について懸念されるのは、不正使用が一番問題だと、私も初めはそういうぐあいに思っていました。ただ単にガソリン券を渡すだけやと、誰がどこでどの車種に入れるかわからないんですけれども、こういった規定を設ければ、ガソリン券の使用もいけると思います。それによって、タクシーの使えない人、福祉タクシーでも、順番待ちがひどくてなかなか使えない人に、いわゆる自家用車、自分の専用の車は、そういったほうに改造されて乗せられるようになっていますので、そういった車が利用してもらえるんじゃないですか。どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  実際のところといいますか、これからもちょっと引き続いて、そのあたりは検討・検証していきたいなというふうに考えております。  以上でございます。
    ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今12月定例会の一般質問、非常に答弁者の部長さんの答弁で、検討・検証を重ねていくということ、ずっとここにおって耳にしています。5年たっても、10年たっても、検証中なら検証中。これ、期限を区切ってもらえませんか。2年なら2年以内に、その検証結果、できるか、できないか。できなかっても結構です。やはり期限を切ってもらわなくては、いつまでも待っているような状況じゃないんで、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えいたします。  確かに今期、私のほうからも検討なり検証というのは多く御答弁させていただいていますが、一定の必要性があり、必要だというところで検討という回答をさせていただいたところで、そういう気持ちでおります。  このガソリン券の関係につきましても、これまで障害をお持ちの方で本当に困っておられる方というところの視点で、何とか現行の範囲でも利用いただける方法はないかというところで、検討して、もうすぐにできることから始めさせていただいたところでございます。  できるだけ早い時期で、どんなことが考えられるかというのは、原課のほうで考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) よろしくお願いいたします。  さっき部長も言っていただきました、60%券を発行していると。使用された件数はとなると、その60%のうち40%ぐらいですかね、使用されているの、実際にタクシー利用券。俺の数字が間違っていたらあかんので、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  60%前後というところで御答弁させていただいているのは、利用率でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 聞いてよかったです。  利用率が60%、やはりそこまで上がってきていると。じゃあ、年間500万円ぐらいかなと想像します。  でも、100%の予算を組んでおられると思うんです。今現在、もっと多いかな。四、五年前までは861人ぐらいだったと思うんですけれども、現在、またふえていると思うんですけれども、それなりの予算を組んでおられます。新たな財源確保するために予算を組む必要はないと思うんですけれども、総務部長、どうですか。この事業に対して新たな財源を組む、予算を組むのに、新たにつくらなだめですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  予算に対しての利用率ということでの話でございましたけれども、実際、その利用率がタクシー券の場合で上がった場合につきましては、当然、他の財源を考えていかなければならないというふうに思っております。  新しい制度をつくる場合につきましては、全体の需要を見込んだ中で、その制度が果たして木津川市で適正かどうかという部分も含めて最終的に判断をしていくわけでございますので、それにつきましては、いろいろ原課のほうで検討していただいた結果のほうを、また予算の中で査定もさせていただくという形になろうかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 健康福祉部長、これはタクシー券も、今言ったように、月1,000円の年間1万2,000円、ガソリン券もそれでいいんですよ、月1,000円の年間1万2,000円。何か予算を組まなくてはならないような事態に追い込まれるんですかね。健康福祉部長、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の再質問にお答えします。  制度の組み立て方によってはいけるんではないかというふうに考えます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) ということで、極力早い時期に検討結果を出していただき、執行していただきたい。  今しますというような答弁はできないと思いますので、おいおいよろしくお願いいたします。  それでは、3問目に行きたいと思います。  「市役所の周辺整備は」と題しまして、市役所の周辺整備が、私自身はなかなか進んでいないと思います。  市役所東側玄関の元住民票自動交付機の証明書発行スペース、旧木津町商工会跡地と建物、公用車を駐車してある市役所南側空き地などの有効利活用について、市はどのような計画を立てておられるのか、お聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをいたします。  元住民票自動交付機の証明書発行スペースの利活用については、現在、検討中でございます。  また、市役所南側空き地については、今年度中に公用車駐車場として整備をする予定でございます。  市といたしましては、今後も市有財産の有効活用による新たな財源の確保や来庁者の皆様の利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  長岡議員の御質問にお答えをいたします。  旧木津町商工会跡地と建物につきましては、ふるさと応援事業である「木津川市情報発信基地キチキチプロジェクト」の拠点として利活用しておられます。  この事業内容は、子育て世代のミーティング広場やアーティスト活動の支援及び地域の特産物・農産品のPRなどというふうにされております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) いわゆる証明書発行スペースの利活用については、現在まだ検討中ということですか。何年検討されているんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをいたします。  市役所正面にありますことと限られたスペースでありますことから、なかなか有効な手だてが見つかっていないというところが現状です。  例えば、市役所の駐車場の南側にATMがございますけれども、またATM的な利用ができないかといったようなところも当たってみましたけれども、実際にその話が実ることはないといったような状況もございました。  引き続き何か活用できないかということにつきましては、庁内でいろいろ方策を探っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 健康福祉部長、今、木津川市役所内で「ほっとはあと」をやられていますね、各障害者の事業所とか福祉事業所が販売されていますね、月に1回とか、月に2回。そんなに広いスペースは要らないんですよ。そういったことも、「ほっとはあと」をあそこで開催するというような、いわゆる月・金でやるような検討もされたかどうかだけ、お伺いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 健康福祉部長◯健康福祉部長(森 功) 健康福祉部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  今現在、庁舎の1階のスペースを御利用いただいて、好評に活動していただいているというふうに考えておりますので、改めてこの外の、あのあいた建物を利用してというのは、これまで私自身は考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 私どもがお伺いするところによると、ある一定の事業所が、パンの製造をやられていて、パンの販売のときに来られていますけれども、それを楽しみして来られていると。こんなん毎日やってくれたらいいのにというような話も少なくはありません。多くもないんですけれども、少なくもないんで、月・金で各福祉事業所がそういったスペースに活用したら、活用できるんじゃないかなということを思います。  その中で、旧商工会の跡地、ふるさと応援事業である「木津川市情報発信基地キチキチプロジェクト」の拠点として利用されていると、今、答弁がありましたけれども、これは民間の団体ですか。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えいたします。  市民の複数の方による有志のグループということで、民間の団体というふうになるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) いわゆる子育て世代のミーティング広場と書いてあります。アーティストの活動、農産物のPRなどと書かれております。私、これには全然反対しませんし、いいことだなと思います。  しかし、政策監、これ、どのような規定でお貸しされているのか。  というのは、木津川市にはいろんな民間団体があります。そこに貸しているんやったら、うちもちょっと貸してくれへんかと、ほかの場所貸してくれへんかというような雪崩現象が起きる可能性もありますので、これはどういう規定でお貸しされているのか、お聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えいたします。  まず、ふるさと応援事業でございますけれども、こちらの事業につきましては、もう御案内のとおり、木津川市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進を目的に、市内で頑張る個人・団体からのさまざまな知恵・発想及び郷土愛等を生かした新たな提案を募集し、提案者が主体となって取り組む事業に対して市が支援するものということでございます。  まち・ひと・しごと創生法という法の中に「ひと」ということが入っているとおり、地方創生、地域活性化を図っていくためには、人づくりという人材育成というものが非常に重要だというふうに考えてございます。その一環として、今回、本ふるさと応援事業にその団体から提案がありまして、こちらのほうで審査会等を諮りまして、その内容を審査した結果、この取り組み、提案を採択したという、その一環の流れの中で、今の施設についても使用許可をしたということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) これ、何回も言いますけれども、こういうことをやっているということは大変僕も応援したいし、いいことだと思うんですけれども、その使用許可というのは、多分、あの建物は耐震の建物でもないと思うんです。期間というんですかね、いつまでそういった形で御使用していただけるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。 ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの長岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  使用期間ということでございますけれども、ふるさと応援事業につきましては、一応、3年間ということを最大で予定しております。  プロジェクトのほうにつきましては、3年を目指して、3年後、改めて運営方法を決定していきたいというふうに聞いておりますので、現状は、最大3年間というところでございます。  ただ、一方で、事業といいますか、補助金につきましては、毎年、毎年、交付申請をいただいたのを交付決定、そして実績報告をして行っていくというものですので、来年度以降につきましては、また改めてその手続を踏んで、今年度の実績等も踏まえながら、また改めて決定していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 私思うんですけれども、その国の交付金をもらうために非常にいろいろな難しい書類もそろえられて頑張っておられるんだなと思います。  ほかの市内のそういった民間団体、いろんな団体がありますけれども、そういうぐあいに申請があれば、受けて、今後も審査していきますよという方向性をとっておられるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 政策監。
    ◯政策監(福島 浩) 政策監でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えいたします。  ふるさと応援事業ということに関しましては、議員御指摘のとおり、市内で頑張る個人・団体を応援する事業でございますので、事業趣旨に合致するということであれば、今後も財源の問題もございますけれども、採択していきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 総務部長にお聞きします。  市役所南側の公用車の置いてある、今、更地ですわね、あれもしていないところを舗装して駐車場に置いていくというように答弁されましたけれども、役所内では、膨大な書類、また会議室等も少ない中で、そういうものも必要だという声も聞きますけれども、そういった建物については、全然お考えはないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをさせていただきます。  木津川市でございますけれども、新しい人口もますますふえてきまして、2040年まで人口が伸びていくといった成長あるまちということで、現在、推計をしております。  その中で、いろんな公文書も当然ふえてまいります。そういったものにつきまして、今の書庫のままでは不足するといったことも承知しておりますので、そのかわりにつきましては、今後また公共施設の見直しの中でも、空きスペース等も出てくるかと思いますので、そういったものを活用するとか、そういった方法も含めて、今の庁舎の周辺につきましても、利活用をあわせて今後の中での適正配置の中で考えていくというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) ちょっと難しくてわからないんですけれども、そういった建物も建てるということは、今後の中で考えもあるということですかね。いわゆる、そういう公文書を入れるような、倉庫と言ったらあれなんですけれども、今言っているように、会議室も不足している部分で、会議室も必要やと思うんですよね。北別館ももういっぱいですわね。そういった会議室等、公文書を入れる建物は、どういうぐあいに考えておられますか。  これはお金のかかる話なんで、すぐにはできないと思うんですけれども、市役所周辺整備について、そういう考えも一つはあるということはお考えなんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  再度の御質問にお答えをさせていただきます。  先ほど申しましたように、まず文書書庫につきましては、当然、空きスペースがありましたら、そちらのほうを有効活用していくというのが第一義でございます。  そういった中で、最終不足する部分がございましたら、新しく建てるというか、そういったことも一つの方策かなというふうに考えております。  ただ、まちが、今、先ほど申しましたように、概成して維持管理をしていくのは、まだそこまでいっておりません。まだ、まちづくりが進捗している状況でございます。そこら辺、まちづくりに合わせまして、今後の施設のあり方というものを考えていかなければならないというふうに考えております。  そういったことから、公用車の、今、暫定駐車場としておりますところにつきましては、安価な砕石を引いた駐車場ということでしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 僕からしたら、利用方法がないから、とりあえず舗装して駐車場にしようかというようにしか思えない、見えてこない。  やはり、裁判所があって、空き地があって、北別館があって、民地があって、合併してから、まあまあちょっとは変わってきています。変わってきているけれども、総合的にどういうぐあいにこの市役所整備全体を考えておられるのか、見えてこないんですよね。  そういった計画、いわゆる住民がふえてきて、ますますそれに対応できるような整備をしていくと言ってはるんですけれども、しかしもうそろそろ整備を考えて案をつくるべきだと思うんですけれども、副市長、どう思われますか、この周辺整備。やはり、もう案ぐらいは進めていかなあかんと思うんですけれども、どう思われますか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  合併いたしまして最初の1年間は、分散配置で加茂庁舎、山城庁舎、そして旧の木津町庁舎を使いながら、この新庁舎の建設が1年おくれということになっておりました。  この新庁舎が完成したときに、公用車の置き場と、それから来庁者の駐車場が絶対数が足りないと、こういうことで、警察の前の民有地を借りて、公用車置き場、それから来庁者の一部の駐車場も確保したと、こういうことでございますが、将来的には、この庁舎の周辺の土地に公用車と来庁者の駐車場を確保して、そして民有地の借地は解消していこうと、これが基本方針でございますので、今、それの途上だというふうに理解しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) これ以上は質問しませんけれども、副市長、原課にハッパかけて計画ぐらいは早くつくっていただきますように、よろしくお願いいたします。  これで、私の質問を終わりたいと思います。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 以上で、本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  17日、18日は休会とし、19日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでございました。                         午後4時21分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....