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平成27年第4回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2015年12月10日
平成27年第4回定例会(第2号) 本文 開催日:2015年12月10日
平成27年第4回定例会(第2号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2015年12月10日
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  1. 木津川市議会 2015-12-10
    平成27年第4回定例会(第2号) 本文 開催日:2015年12月10日


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    2015年12月10日:平成27年第4回定例会(第2号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成27年第4回木津川市議会定例会会議録(第2号) 午前9時30分 開議 ◯議長(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。早朝より大変御苦労さんでございます。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成27年第4回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  酒井さんから、本会議初日における発言について、お手元にお配りいたしました発言訂正申出書に記載した部分を訂正したいとの申し出がありました。  申し出の発言訂正については、木津川市議会会議規則第65条の規定により、これを許可いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 日程第1、一般質問を行います。  一般質問をされる方は19人で、48問であります。  本日は、5人の10問で行います。  それでは、1番目、西山幸千子さん。    (西山 幸千子君質問席へ移動) ◯6番(西山 幸千子) 皆さん、おはようございます。  初日の1番ということで、少し緊張しておりますけれども、どうかよろしくお願いいたします。  まず1つ目です。ことし発行されましたプレミアム商品券、その効果について質問いたします。
     景気の喚起にと多額の税金を使い、競って行われたプレミアム商品券の効果とは。  (1)3種類の商品券の総額、申し込みされた人数と実際に購入できた人数は。  販売方法で問題点はありませんでしたか。また、本当に必要な市民(消費者)に還元できていますか。  (2)利用者からは、地元にお店がなくなって、商品券が使えない、そういう不満の声があります。  市内での経済効果はありましたか。消費税増税により消費が落ち込み、特に影響を大きく受けたと思われる個人商店への効果はどうでしたか。  (3)商工会に丸投げした結果、商工会に加入・未加入での差別があります。また、加入しているお店の中でも差が出ています。  市が直接やるべきだったのではないですか。どのように考えていますか。  その中で、これ以上の消費税増税を行うと、一層景気を冷え込ませる状況になるため、増税ストップが最大の景気対策だと思います。いかがでしょうか。  以上、お願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。    (マチオモイ部長 岩木 雅邦君登壇) ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) おはようございます。マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えします。  プレミアム商品券の一般販売につきましては、発行総額2億4,000万円に対し、申し込み7,113世帯、3億5,980万8,000円の申し込みがありました。抽せん後、引きかえ購入をした世帯は4,720世帯、発行総額は2億3,935万2,000円となっております。  また、高齢者関連分への給付は2,035人、給付総額は2,442万円、子育て関連分への給付は1,387人、給付総額は3,328万8,000円で、3種類の商品券の発行総額は2億9,706万円となりました。  販売は、はがきによる予約を受け付けてから抽せんをするという方法でございましたが、混乱もなく問題点はなかったと認識しております。  また、今回の商品券は、地域経済の活性化を目的とした事業であり、予約時点で一般販売分は売り切れとなりましたことから、市の経済の活性化という目的は達成しているものと考えております。  次に、2点目でございます。  2点目の経済効果につきましては、今後商品券購入者アンケートを行い、検証することとしておりますが、商品券が市内店舗での使用が条件となっていること、またことしは昨年度の約9倍の商品券発行となっていることから、市内での経済効果はあったと考えております。  次に、3点目につきまして御答弁申し上げます。  木津川市商工会は、市内の商工業者の経営支援や地域経済の活性化を図るためのさまざまな活動を行っており、市といたしましても、市内の商工業の発展のためには、市商工会との連携が不可欠であると考えております。  今回のプレミアム商品券発行事業は、交付金の意義からも、早急に取り組むべき事業とされていたため、これまで同様、商品券発行のノウハウを持った商工会に、補助事業として取り組んでいただくことが最適であると判断いたしました。商工会には、これを機会として会員数の増加があったということで、市と商工会が連携して、市内商工業の発展と活性化を進める基盤の強化にもつながったものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) ちょっと確認をさせていただきます。  発行総額が2億9,706万円ということで、一般販売は売り切れということでなっているんですけれども、これは3億円が総額だったと私は思っていたんですけれども、そこの差というのはどういったものか、わかれば教えていただきたい。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) 西山議員の御質問にお答えいたします。  当然、予約の段階で抽せんをいたしまして、その結果、引きかえを、総額、全部当たった額を交換されなかった方もございますので、そういう結果になったということでございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 答弁で、予約時点で一般販売分は売り切れということで言われましたけれども、ほかのところとかは、再度、募集されたり、例えば当たっていらっしゃる方が引きかえに来なくてということもあったと思うんです。再度、案内をして、なおかつ販売をされたというところもお聞きしましたけれども、そういった手だては今回はとらなかったということでよかったですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  当初の引きかえ期限の8月末では、当選者の4,738世帯に対して4,641世帯しか引きかえに来られなかったため、その残りの分については、繰上当選という形にいたしました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 繰上当選で、全て引き取りに来られたということで確認できました。  今回、こういった形でされて、これは今月末まで使用期限がありますので、最終的には、まだまだ途中ですから、経済効果とか、本当に活性化という意味では、今後、前年度と比べて今年度、そして来年度、次年度どうなっていくかということを含めての最終的な効果というのが検証されると思います。  ちょっと何件か知っているところとかにも聞きましたけれども、本当に経済の活性化という目的というよりも、今、答弁の中にも出ました、ちゃんと買っていただいた、全部予約されて、購入を希望していらっしゃる方には手元に行き渡ったという確認ですわね。活性化という部分では、ちょっと違うと思うんですけれども、そこはどのように認識されていますか。  本来でしたら、それが起爆剤になって、いつもよりは売り上げが上がるとか、そういったことがあるかどうかというのが本当の意味での経済の活性化と言われると思うんですが、そこの部分はどういう認識をされていますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  昨年のプレミアム商品券の約9倍という形で、今回発行しております。その金額はかなり多いので、昨年度に比べまして市内業者に限定しておりますので、経済効果はあったと考えておりますし、今後、議員、今おっしゃいましたように、12月末までの使用期限でございますので、最終、使用期限が終わってから検証が始まるわけでございますけれども、今後ともその検証内容を十分参考にしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 答弁の中にありましたように、使っていただいた方にアンケートをとって、それでも検証していくということを考えていらっしゃるので、そこはとても大事なことかとは思います。  枚数的には、かなりの方が利用していただけた。ただし、やっぱり申し込んだ中での申し込みが多かったので、購入できなかったという声も聞きますけれども、これはこれで一定の効果があったと私も思っています。  ただし、本当に必要な市民に還元できているのかという部分では、どうなんでしょうね。どのようにお考えになっていらっしゃいます。本当にそれが必要な方、起爆剤以外で真に必要な方というところへの波及効果というのはどのように考えていらっしゃいますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  議員も御承知のように、これは国の交付金を財源といたしまして、高齢者の世帯、あるいは子育ての世帯に配慮しながら、私どもの木津川市で事業を実施したわけでございます。それぞれの市町村で取り組み方は違いますけれども、26市町村、こういう形でやっているわけでございます。  その中で、一定、高齢者の方、子育て世帯にも配慮しながら、一般販売も絡めながらやってきたわけでございます。その面で、地域経済にも活性化もありましたし、今後の木津川市のあり方についても、アンケートを参考にしながら十分検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 今の中身というのは、2番目の私の質問のところにもかかわってくることです。  高齢者の方に、80歳以上の方には送付という形で、御負担なくお送りして、それを使ってくださいという意味の、必要な市民の中の一つでもありますけれども、そうではない方で、やっぱり高齢の方とか、本当に住んでいらっしゃる場所によっては、近くでそういうお店がないというのが現実ありました。商品券があっても使えない。いざ使おうと思ったら、出かけていかないといけないという、そういう不満の声というのが片一方であると思うんです。  今回の、この商品券なんですけれども、どちらに足を置いてのものだと部長は考えていらっしゃいます。お店のほうのためなのか、個人の方のためなのかというところの。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問に御答弁申し上げます。  非常に難しい質問でございます。どちらに足元を置いてという形になりますけれども、当然、使われる側、そしてまた使用されるお店も含めて十分検討していくという中で、こういう高齢者の世帯、そして子育ての世帯にも十分配慮しながらという形をとったわけでございます。  一方的に片方の利便性を考えるということではございませんし、ただもともとのこの交付金の趣旨は地域経済の活性化ということで、どちらに足元を置くとかという形はありませんので、それぞれの市町村でそれぞれの考えの中でやっていくという形で、こういう形になりました。  ただ、議員のおっしゃいました、ただいまの御質問、大変参考になる御意見でございますので、今後ともそういうことがあれば、それも配慮しながら考えていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) お聞きした中であったのが、高の原なんです。  高の原で、今回はイオンが使えないということもあって、近くのところだけれども、使いづらい。でも、例えばの話、そういう本当に大きなところが入ってくると、今度は個人の商店さんに多少の影響が出てしまう。そこのかげんがあると思うんですね。  そういう高の原とかは、まだほかの店も多い場所ですけれども、ふだんからお聞きしているのは、山城なんかでは、ふだんのお買い物ができる場所がもうなくなってきてしまっているということもお聞きしていますし、だからこそ本当に必要な方が使えるものであったのかどうかというところが、やはり難しいものだと思っています。そこで、私、3番のほうの質問をさせていただいていたということなんです。  商工会が、これまでの経験でスムーズに、今回、ほかの他地域でもお聞きしていましたら、いろんなトラブルがあった中、木津川市は比較的スムーズにノウハウを持っていたがために、今までの販売方法での反省点を踏まえて、スムーズな形でされたと思います。  ほかのところでは、夏場の販売ですから、待っている間に熱中症になられた方とか、ニュースでありましたけれども、ここの1階の住民活動スペースを使って、引きかえのときとかでも、比較的、そういった方はいらっしゃらないとかというのもありましたし、そういう意味では、商工会の力をかりているということは結構なことだとは思うんです。  ただし、やはり加入されている、未加入の方とかというところの、やっぱり差もありますし、商工会の中でも全てのところが使うという形ではなかった。それでしたら、市がそういった形ではなくて、本当にいろんなところが使えるような形での持っていき方をしたらよかったんではないかと私は思っているんです。そこの部分は、どのような考えを持っていらっしゃいますか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  この事業につきましては、やり方は少々違いますけれども、京都府下26市町村の取り組みがあります。  その中で、地方公共団体が直接やっているのは、2団体だけでございます。あとは、委託をしながらという形で事業をやっております。  議員おっしゃいますように、直接市役所がというお話でございます。ただ、この短期間の事業の中で、私どもの市役所の中がノウハウを持っていない中でやっていくのは大変無理がございますし、商工会さんの今までのノウハウを、先ほども答弁いたしましたように、手助けをいただきながら、ただ商工会と十分市役所のほうが話をし、やっていったわけでございます。  そして、私ども木津川市といたしましては、商工会の加入を図ることによりまして、木津川市の商工業の発展に邁進していきたいという気持ちもございまして、こういう形になりました。  今現在の木津川市の考えといたしましては、このやり方でよかったのではないかと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 私も、別に商工会に委託したのが悪いというわけではないんですわ。ノウハウを持っていたらからスムーズにいったというのは、確かにありますし、そうじゃなくて委託のときに、例えばもっと広げる。今、部長の答弁にもありましたみたいに、このプレミアム商品券ということを使うことによって、商工会へ加入された事業者さんというのがやっぱりふえているというのが結果としてありますし、それがお互いに相乗効果で、今後も含めていい方向にはなっていくと思います。  ただ、委託の中で、それでも商工会だけという形ではなくて、広げるということでの、委託方法でも、そういった形の話をできたんじゃないかと。市が直接、例えばの話、職員の方がアルバイトを雇って引きかえをしてとかという、そういうことは実際には難しいですわ。  でも、委託の中で、もっと広げる形プラス商工会に加入していたら違うメリットもあるのでという形で、それはそれで商工会の努力として進めていただいてという形ができなかったのかというところは、それは検討はされたんでしょうかね、その始まるまでに。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  商工会に補助金を出すときに、十分、そのこともお話はいたしました。ただ、その中で、私どもの中では、商工会と協議した中で、今は商工会の会員さんの中でやってあげるという手を挙げていただいたところを取扱店といたしました。その結果、今言った形になったわけでございます。  最終的に商工会の会員数は、4月に比べてふえまして、4月は1,031件、11月では1,039件と8つふえたという形になりました。そういう形で、加入は促進を図れたと思います。  ただ、議員がおっしゃられました商工会に入っておられないところまでということは、一定、お話をしましたけれども、今回の事業については、今、私申しました、ああいう形で事業をいたしました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 4月から11月にかけては8件という中ですけれども、それが丸々というわけではなかったにせよ、促進したということは、再度の部分での商工会に対しての経済対策ということがあると思います。  ただ、やっぱり市民からしたら、それが自分がいつも使っているとか、例えば行きたかったお店にといったときに、それが使えるかどうかというのがその時点ではわからなかった話ですし、今までの商工会独自のプレミアム商品券でしたら、商工会の中でということはもちろんですけれども、今回のは、特にそういった意味では、すそ野を広げとかなあかんかったんじゃないかなとは思いました。  今後のことに対して、商工会に加入されたところがふえた。それは、今後、商工会も努力して、市民がもっと使いやすいお店とか、いろんな活性化のために努力を続けていただかなあかん部分やと思います。  検証は、12月が過ぎて、アンケートをとって、一体どうだったのかといったときに、やはり今、話の中では、私が何件か聞いたお店の中でということになってしまいますけれども、どうですかと、今まで買いに来られていなかった方が来られましたか、今まで買っていらっしゃった方が商品券を使って、いつもより高いものとか、多く買われましたかと言ったら、それは余りなかったですねというのをお聞きしました。  私が聞いている範囲なんて知れていますから、全体がそうではないかもしれませんけれども、やっぱり余りそれでいいものを買おうとかというのじゃないんですよね。やっぱり、それはそれなりに節約をしてしまうという、本当の意味での景気対策にはなっていなかったんじゃないかという、お店の方がおっしゃるのは、今まで必要なものを現金で買うか、商品券で買うか、その違いみたいな部分ですねということをおっしゃっていました。
     これだけ大きなお金をかけてやっている割には、やはり市内で使っていただく。でも、それもこれだけ京都府内でも各市町村がそれぞれが出して市内で使ってもらうということは、ほかから買いに来てふえるとかというわけではなくて、キャパ自体にはそんなに差がなかったのかなとは思います。  本当に商店とか、そういったものの活性化というところで、今後、市も、これで終わりにはせずに、やっぱり本腰を入れて考えていただかないといけないとは思います。  この前、ちょっと話を聞きに行った中で、活気のある商店街の特徴ということで言っていらっしゃったんです。なるほどなと思いました。3つあると、その特徴というのが。  まず、大きな量販店がない。そこに人通りがある。そして、地域の産業がある。それで、活気のある商店街がずっと続いていると。それで、そういう活気のある商店街があることで、地域に仕事があると。だから、その地域の中でお金を回してこそ、やはり経済が本当に潤ってくる、そこの地域の全て、人であり、仕事であり、そして物が売れて、経済がそこできちっと潤う、そういう話を聞きました。  残念ながら木津川市では、今、商店街と呼ばれるようなところがなくなってしまってきていますよね。だから、一概にこういった形のものは言えないかもしれませんけれども、やはり人通りがあって地域の産業という形で続けてほしい、そういう形の発展をしてほしいと思っています。検証した結果、またそれはお聞きいたします。  本当に、きょうでも新聞にニュースがありましたけれども、消費税の増税に伴って、軽減税率、食料品全般みたいな形になりましたけれども、軽減と言われていますけれども、軽減にはなりませんよね、ほかの物が全て上がってくるので、もっと大変なことになると思います。  今回の商品券でも、まだ購入できる方は、それだけお金を一旦は現金を手元から出せる方たちということがありますよね。なので、やはりこれは、個人の消費を促す、賃金引き上げということを考えないといけないと思っています。  市では、そういうことはできないかもしれませんけれども、経済喚起という意味では、その方向を考えないといけないんじゃないかな、消費税は本当にあかんのじゃないかなと思っています。それは、部長としてはどうでしょう。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  消費税の関係につきましては、議員の御意見はそのような形だと思いますけれども、私、ここでその消費税のことについて御答弁申し上げる立場にはございませんので、申しわけございません、御答弁はできません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 商店街の発展とか、そういった部分はいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  商店街の発展につきましては、議員のおっしゃる、その御意見も同感でございます。今後とも、そういう形も含めて考えていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 消費税というのが、今後、商店にもすごく大きな負担になりますね、きっとね。ただでさえ、消費が戻っていない中で、今回のこういった形でお金を投入して、それが地域では、一定の売り上げに上がったといいますか、売り上げとしては私はそんなに上がっていないと思いますけど、それがまた冷え込むようなことになりかねないと思っています。本当に声を上げていかないと、本当の意味での景気回復にはなりません。  部長の立場からでは、そういったことは言えないとは思いますが、その方向性というのはあると思いますので、今後、商工会に対しても、きちっと発展するような形でのアドバイスなり、そういったことで今後は続けていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  「もっと利用できる介護保険を」ということで、介護保険の改悪が進み、利用者にとっても事業所にとっても使いづらくなっている介護保険となっています。  (1)介護認定者数の変化、平成24年、平成25年、平成26年の利用者数の全体数と特徴と傾向は。  (2)介護に従事する人数が伸び悩んでいる状況の中で、待遇面の不満などで勤務が続かない場合もあります。国へ改善を求め、市としても支える体制強化を進めるべきではないですか。  (3)山城の地域包括支援センターの民間委託に向け、1年半の試行期間がありました。その間に何の課題がありましたか。また、改善はされましたか。試行後、本実施がされましたが、現状と評価は。  (4)要支援者へのサービスのうち、「介護予防訪問介護(ヘルプサービス)」と「介護予防通所介護(デイサービス)」が2年後までには、介護保険から外され、市が主体となります。現状でも厳しい経営状況があります。民間事業への今後の悪影響など、市は把握していますか。その中で、市の取り組みなどはどこまで進んでいますか。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部長。    (保健福祉部長 森 功君登壇) ◯保健福祉部長(森 功) 保健福祉部長でございます。  西山議員の御質問にお答えいたします。  要介護認定者数につきましては年々増加し、平成24年度末で2,384人、平成25年度末で2,523人、平成26年度末には2,688人となっております。  次に、サービスの利用者数につきましては、平成24年度末で2万2,377人、平成25年度末で2万5,900人、平成26年度末で2万5,275人となり、これまでの増加傾向が平成26年度については減少しております。  サービスの種類別利用状況につきましては、地域密着型サービスは年々増加していますが、居宅介護サービスと施設介護サービスにおきましては、平成26年度では減少する結果となりました。  次に、2点目につきましては、介護保険制度施行後、介護職員数は10年間で2倍以上に増加しましたが、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる平成37年には、さらに1.5倍以上の職員が必要になると推計されています。  介護職員の待遇改善などの抜本的な人材不足対策を講じるよう、市長会等を通じて国に対して要望しているところでございます。  次に、3点目につきましては、平成25年10月からの試行的委託は、大きな課題なく進捗したと考えております。  平成27年度からの委託においても、順調に相談件数が増加し、地域の関係機関との連携を保ちながら適切な事業運営が行えていると評価しております。  次に、4点目につきましては、要支援のサービスを「新しい総合事業」に移行するに当たり、市においては、国の示したガイドラインに基づき、訪問型サービスと通所型サービスの事業内容を検討しているところでございます。  現在の介護保険事業所によるサービスは、新しいメニューの一つとして残し、必要な方には継続利用していただけるよう考えています。  また、事業の報酬については、市独自の単価設定を可能としておりますが、現行の介護報酬を目安とし、安定した事業量の確保に努めてまいりたいと考えております。  今後、平成29年4月からの開始を目指していきます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 1番の質問は、この間の推移ということで、確認をさせていただきました。  委員会とかの中でもお聞きしていますとおり、平成26年度については減少という形でなっています。いろんな場合がありまして、減少だったと思うんですけれども、これは再度、この減少、どういう特徴があったのかというのを教えていただけますか。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部次長。 ◯保健福祉部次長(杉田 米子) 保健福祉部次長でございます。  ただいまの西山議員の質問にお答えをいたします。  平成26年度に認定者数の減少があった大きな理由といたしましては、要介護4・5の認定者が少なかったというところでございます。  その理由といたしましては、認定の後、死亡に至られたという結果でございました。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 悲しいことに、認定はあったんですけれども、亡くなられて、結果としては、人数が減ったということでした。  これからどんどん人数が確実に増加ということにはなってくると思います。団塊の世代と呼ばれる方たちが、今から10年間で後期高齢者に向かって人数が絶対にふえてくるので、その中では、やはり介護というものが必要な方が相対的にふえるということがあると思うんですね。  介護職員の数というのが、制度が始まってからはふえて、それも最初のころはすごく顕著にふえていたと思うんですね。数的には倍以上に増加ということを答弁の中でもありましたけれども、ただし今、現状としては、やはり介護の従事していらっしゃるところでの職場環境、常に余裕がある人数で対応ではなくて、常に不足している人数の中での対応になっているので、数的なものだけではなくて、本当に人材不足ということが言われていると思います。  市長会を通じて国にも要望していただいているということですけれども、やはりこれというのは、なかなか一概にすぐには改善されるということはないと思うんですけれども、市の中でも、そういった形の現場で働いている人たちの声というのはどのような形で受けとめていらっしゃるのか、そういう声などは届いているのか、そういったところはいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部次長。 ◯保健福祉部次長(杉田 米子) 保健福祉部次長でございます。  ただいまの質問にお答えいたします。  私たちも、やはり福祉人材の確保というのは大変な状況ではないかというところで、最近にも現場の声を聞かせていただきました。  統計上でも見ておりますが、木津川市におきましては、一応、75歳以上の1,000人当たりの職員の数が102名とデータとして出ております。これを京都府や国と比較いたしましても、100人のところが102名というところで、少し上回っているという数値的なものを確認いたしておりますのとともに、現場に確認いたしましたところで、離職の状況というところを聞いておりますと、さほど離職という状況には至っておらず、継続的な任用の率のほうが高いということで聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 木津川市は、京都府内ではまだ余裕という言い方はちょっと正しくはないと思いますけれども、平均よりは上回っての介護の現場での働いていらっしゃる方がいてくださっているということですよね。  ただし、本当にどうなのかというところはあります。介護の人数的なものと中での働いている人たちの思いというのは、必ずしも数だけで言えるものではないと思うんです。  私も聞きますところでは、やはり場所によっては、えらく大変なところというのは聞いていますから、総数として1,000人に対して102人、でも個々ではどうかというのは違いがありますよね。  それというのは、自治体の対応では限度があるので、常にそういうアンテナを立てて、改善、あるいは国に対してもということでやっていかないといけないと思います。  木津川市は、若い方の流入人口がふえていると言われていますけれども、やはり今まで頑張って働いてきてくださった方で、もう確実に高齢化というのはとめようがないところですから、そこの部分は考えていただきたいと思いますし、もっともっとそれを、現場の声を踏まえて国への要望というのはしていただきたいと思っています。  そこは、本当に難しいところですけれども、言っていただくということだけになってしまいますね。済みません。  3番なんですけれども、地域包括支援センター、課題なく進捗したということでしたけれども、これはやはりそういうある意味、試行期間というのが、とても重要なものがあったんじゃないかと思っているんですが、そこの部分はどのように考えていらっしゃいますか、試行期間に関して。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部次長。 ◯保健福祉部次長(杉田 米子) 保健福祉部次長でございます。  平成25年の10月から試行というところで、始めたところでございます。  この間、やはりなれない業務というところを、市のほうも後方支援に努めまして、いろいろ協議を重ねて、応援をして、また実際の現場にも出向いてやってきたところでございます。  やはり、やりながら実際の現場を持ってしてきたというところがかなり有効であったかとは思っておりますが、これが直接的に本委託をしていた場合がどうかというところもありますけれども、同じように後方支援というのはしていく立場に市はあると思っておりますので、試行があるなしというところでの判断というのはなかなかつかないかなと考えておりますが、もし本委託となりましても、直接的な、また後方的な支援を市のほうもしていく所存でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 市の後方支援というのは、いつの場合でも必要だと思います。それは、やはり市民にサービスを提供してもらう場で、受ける場が市民であるというのがあるので、渡したからそれでオーケーということは考えていません。  私も、スムーズに移行したのかなと思っていましたけれども、前、ケアマネさんが、やっぱり利用者のほうに戸惑いや混乱が多少あったということを言っていらっしゃっていましたね。なので、それをフォローしながらやっていかはったんやと思うんですね。でも、やはりそういった部分では、こちらが見ているだけではない部分での、そういう戸惑いというのは大きかったと思います。  これに関しては、密着して、常に相談できるという形でずっと続いていたのが、その方ではなくなったりとか、違う場所になったりとかというところがありますので、今、次長もおっしゃったみたいに、直接すぐにという場合でも、後方支援できちっとしますという話をしていますけれども、利用者の方には、やはりそういった部分では、強引な委託というのはされないほうが私はいいと思っているんです。今後の方向性という中では、そこの部分は、私はやはり不満や不安が残ると思っています。  今度、これを踏まえてされるということを言っていますけれども、すごく密着した形でずっとなってきた、そういう職員の待遇、処遇ということに対しては、どう思っていらっしゃいますか。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部長。 ◯保健福祉部長(森 功) 保健福祉部長でございます。  西山議員の再質問にお答えいたします。  地域包括支援センターの委託につきましては、今現在、4月からできるように進めているところでございますが、体制につきましては、次長からお話ししたとおりで、市も後方支援をしっかりしていくところでございますが、より身近な法人さんが地域包括支援センターの役割を担っていっていただけるということで、体制は強化できるものというふうに私ども考えているところでございます。  また、待遇面につきましては、しっかりと国のほうの基準を参考に、市としても考えていきたいというふうに考えておりますので、受託法人にそんなに痛みを伴わないというふうな程度で考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) そしたら、今かかわってくださっている方たちはどうなります、今、かかわっている職員。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部長。 ◯保健福祉部長(森 功) 保健福祉部長でございます。  西山議員の再質問にお答えいたします。  今現在、市の職員、木津東部・西部の地域包括支援センターも、それから加茂地域包括支援センターにおきましても、正職員もおります。それから、嘱託職員というような体制で行っております。嘱託職員の方につきましては、任用を切っていくという考えでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 任用を切っていく、一言ですね。そこは、ちょっとどうなのかなと思います。ずっと携わってくださって、それこそそこのお家丸ごと支えてくださっているような方たちです。それが、やっぱりどうなのかなというのは思いますね。期間が決まっているから、そこで、はい、終わりですというのが市の対応ではあるかもしれないですけれども、本当にそれでいいんですか。ずっと相談に乗って、ずっと親身に、その方がどういうふうな状態になるかというのを見ていてくださっている方、どうなんでしょうね。市長は、そういったときはどう思われます。任用期間があるから、そこで、はい、終わりですと言われる側、そしてすごく親身になっていてくださって、そこに精神的なよりどころにもなっていた方が、はい、終わりと言って、終わってしまう。それって、どうなんでしょうね。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 西山議員の御質問にお答えをいたします。
     今回、包括を法人の方に委託していくということに関しましては、これまで説明がございましたように、本当にいろんな法人さんがこれまでからも密着して身近に市民の皆さんを受け入れていただいて、また相談に乗っていただいたりということで役目を担っていただいております。そういう点では、山城地域から実施をさせていただきましたが、非常にそういう点でも比較的スムーズにいったのかなというふうに思っています。  市の職員につきましては、市の仕事というのは、もちろん小さな赤ちゃん、赤ちゃんが生まれる前の、そういったお母さんのいろんなケアから、また高齢者の方まで多岐にわたっております。  そういう点では、さまざまな仕事をこなしていくという点では、市の職員としても、またほかの仕事もたくさんございますので、そういった点で、いろんなサービスの充実、また市民のニーズに応えていく、そういう方向にも進んでいきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 市は責任を持ってサービスの充実ということをおっしゃいますけれども、人と人とのつながりが切れてしまうというところは、片一方ではあると思うんですね。  介護を受けられる方とか、年齢がいくと、特にそうなんですけれども、やはり心と体のバランスがあってこそ健康でいられるし、状態も落ちついていられると思うんですね。やっぱり、そこのところが一番私は心配です。これは、お伝えしておきます。  4番目の話なんですけれども、ある意味、ちょっとほっとしました。本当に、それできちっとしていただくということを、今後のことは、どういった形のメニューになるのか、継続してとかという部分は難しいんですけれども、やはり事業者さんとかもすごく不安になっていると思うんです。このところ、報酬の改定とかがあって、本当にそれを善意だけではやっていけないような部分へどんどんどんどん押し込まれているようなところがありますし、本当に質の低下ということの懸念はあるというのは、事業者さんのほうでも答えていらっしゃいますし、やはりこれ以上報酬とかの改定があったら、どこで削るかというと、人件費で削るしかないというふうな、アンケートに答えていらっしゃるところもあります。  そこの事業縮小というのも考えているということもやはりありますし、どういった形で取り組むかというのを、今後の進め方として、答えられる部分があれば、お答えしていただきたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部次長。 ◯保健福祉部次長(杉田 米子) 保健福祉部次長でございます。  ただいまの御質問にお答えをいたします。  現在、市のほうでは、先ほども申し上げておりますように、国のガイドラインで示されております総合事業等の累計というのがございます。そういったものをもとにいたしまして、本当に現状の御利用なさっておられますサービスにできるだけ即したようなサービス内容を現在考えているところでございます。  一旦、ある程度の案を考えましたときに、やはり現在、サービスを利用されている方、また必要なサービスがどれだけ必要なのかという見きわめをする際には、現在の実際に携わっていただいております事業の事業者さん、それから市民の声を一番聞いていただいておりますケアマネさんあたりとも協議を重ねまして、本来、市として取り組むべきサービス内容を構築していきたいと考えておりますので、今後に進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 今のお答え、特に頑張って進めていただきたいと思います。  先ほども言ったように、健康な状態を続けていくためにどれだけの支援というのがあるか、また支援を必要とされている方にきちっとしていただける、使っていただける、それを責任を持って進めていただきたいと思います。  これは、これも含めて今後の経緯を見守りたいと思っておりますので、変なことにはならへんようにお願いいたしますね。  次、3番目の質問をさせていただきます。  「生活道路の改善を」ということで、私が住んでいる、かつてのニュータウンと呼ばれる南加茂台なども、年数とともにひび割れた道路や歩道がふえています。  (1)歩道の高さが、南加茂台ですけれども、20センチもあり、歩道へ上がるときには手押し車も傾くような状態です。また、電柱も歩道上にあるために、車椅子によっては通行ができません。交通弱者を守るために、歩きやすい歩道の整備をお願いします。  (2)南加茂台1丁目の信号から5丁目の信号にかけての市道は、特になんですが、マンホールなどが道路から浮かび上がっている箇所が多く、タイヤがちょうど当たる部分で、騒音の原因にもなっています。早期に段差の解消をすべきではありませんか。  (3)市道の長寿命化計画はどの程度進んでいますか。府へもっと強く要望すべきです。  以上、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  西山議員の御質問にお答えします。  南加茂台地区につきましては、昭和60年前後に開発されましたが、その当時の道路構造令や開発者との協議により、現在の道路形状となっております。  現在の歩道は、車道より歩道が一段高くマウンドアップ形式となっており、歩道の高さを下げるには、家の出入り口や取り合いに段差が生じてしまいます。  段差をなくしセミフラット型の歩道にするには、道路の全体的な改修が必要になり、莫大な費用がかかることから困難であります。  街路樹の根上がりによる段差や舗装等の損傷箇所につきましては、維持工事の範囲内で部分的に修繕したいと考えております。  次に、3点目につきまして、平成26年度に舗装修繕計画を策定しました。  この計画では、平成28年度以降の補修計画が策定されております。  平成24年の大型補正以降、毎年、国の交付金額に合わせ舗装修繕工事を実施いたしましたが、今年度については、交付金の割り当てが低く、舗装工事を6カ所予定しておりましたが、1カ所の工事発注にとまっている状況です。  全国的に舗装修繕に対する交付金の割り当てが低く、京都府より交付金事業に対する市の次年度の課題等の聞き取り調査もあり、府下の市町村の調査結果をもとに府が国に対し必要額が交付されるよう要望されると聞いております。  私からは以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(藤林 英和) 上下水道部長でございます。  西山議員の2点目の御質問にお答えをいたします。  御指摘の場所は、耐用年月が35年以上経過し経年劣化していることから、現地調査を行い、危険を及ぼすおそれのある箇所については、即時、修繕を実施しております。  今後も、限られた予算の範囲内で対応してまいります。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) ありがとうございます。  南加茂台のところは、歩道の高さがすごく高いんです。ほかもそうかなと思って、ちょっと何カ所か回ったんですけれども、最近は、もう歩道自体を高くするというところはほとんどなくて、それでも高さが20センチあるというのは余り見かけない、もう少し低かったりとかもしますよね。  本当にベビーカーとかなんとかでも押して上がるときに、こんな傾きながら上がらないといけないとか、なぜこんなことを言うかと言うとね、やはりふだんと言いますよりも、例えば今よく言われている、何かあったときに避難するとか、災害のときに、そういったときに、皆さんそういう方たちこそ助けないといけないじゃないですかね。  そんなときに、本当にあれが歩いていけるのかというふうなところがあって、そういう状況というのを把握していただいているのかどうかということで、今回、特に質問をしました。  あと、ちょっと見てきた中で、ここはどうなんだろうと思ったのが、下川原というんですかね、木津のぬくもりの里の後ろのところのほうの団地、下川原じゃなかったでしたかね、泉川団地のほうのそばのほうなんですけれども、そこなんかは、歩道の高さ自体はそんなに高くはないんですけれども、上がり口がないんですよね。そこの角のお家の方が、ああいう三角の上るときの、ああいうのを置いて、そこから上がらないといけないみたいな、そういったところもある。どうなんだろうというのが、歩道としての意味があるのかしらというふうにちょっと思ってしまったんです。  それを全てやれと言うと、先ほどおっしゃったみたいに、莫大なお金ということがありますけれども、何かあったときの避難とかといったときには、やはりふだんからそういう箇所というのは、少しずつでも直していかないといけないんじゃないかなと思っているんですが、それに対してはどのように考えていらっしゃいますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  西山議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今、例といたしまして南加茂台のお話をされたと思います。南加茂台につきましても、私の答弁にもありましたように、昭和50年代・60年代の道路構造令の規格に基づいての設計をされておりまして、当時はあれが標準でありましたというところでございます。  おっしゃっているように、車道との差が、物にもよるんですけれども、15センチから20センチぐらいの歩道の高さになっておりまして、地形的に、特に南加茂台につきましては、坂が多い地域でございます。上り坂・下り坂がございます。  それと、歩道の幅につきましても、当時の規格でそれが標準でございましたけれども、1メートル50程度だったと思います。  今の基準は、2メートル以上というふうな基準にはわかっておるわけでございます。それは一つのきっかけでございますけれども、バリアフリー法が平成18年に施行されたことによりまして、今の歩道の標準も、我々が呼んでおりますセミフラット、車道から約5センチぐらい高い、ほとんどその上り・下りのないような、家の乗り入れにつきましても、段差の少ない構造になっているのが標準でございます。  おっしゃっているように、今後、どういうふうな考え方というところでございますけれども、私が言いましたように、歩道の幅が狭いのと、それと地形的に上り坂・下り坂、それと歩道を一体として宅地との間に水路がございます。水路の勾配につきましては、どうしてもさわることができません。歩道だけを下げたらどうかというふうなこともありますけれども、やはり宅地との間の水路の仕舞、処理、それがなかなかできないと。やはり、勾配的に水の勾配とか、あと一部分だけ下げるということもできません。  それと、今の車道の幅でございます。歩道を1メートル50の中で、例えば下げることによりまして、車道との差は縮まりますけれども、あと勾配的に、今の傾きですね、上り坂・下り坂ではなくて、歩道自身の傾きの仕舞でございます。これも、やはり宅地の高さは変えられませんので、それを下げることによって、車道から宅地への坂の部分の勾配も、やはりそれはきつくなったままで、例えば歩道の幅が広くなれば、勾配も緩やかに設定できるわけでございますけれども、それをしようと思いますと、車道を狭めて歩道を広げるというふうな物理的な処理も必要になってまいります。  となると、今の現在、全ての路線ではございませんけれども、車が行き違いできるような車道でございますけれども、それをいじめて行き違いがしにくいような、そういうふうな構造にもなってまいります。それは、あくまで費用を度外視した考え方でございますけれども、なかなか今の現状を解消するというのは難しいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 何かあれですね、とても難しい話ですよね。  今、本当にバリアフリーという部分で、歩きやすいとか、そういったところとか、それこそ避難するときというのが一番私は心配しています。どのような方法があるのかという、それこそ交通弱者を守るためというところの部分と、そういうさっきの2番目の質問とも絡んでいますけれども、そういう介護とか介助が必要な方というところを、どういうふうにしたらいいのかというところがすごく悩ましい話ですし、抜本的な改善というのは難しいかもしれませんけれども、また何かあれば、それはまたちょっと知らせていただきたいと思っています。  これに関しては、今後、どのような形でできるかというのは難しいところでもありますけれども、見ていただいて、感じていただいてというところが、まず一つ、そこの部分はお願いしておきます。  2つ目の話を先にさせてもらいます。  お答えの中で、順次、直してくださっているようなことを言っていただいたと思うんですけれども、自治体のほうからも、あそこだけじゃなくて、含めて要望が上がっていると思います。市民の方が、これはひどいということで、全部を調べて、写真を撮ってという形で、してくださっています。  そういった部分もありますけれども、今、私が言った場所だけじゃなくて、全体として、そういった形で進めていただいているんでしょうかね、修繕という部分では。どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(藤林 英和) 上下水道部長でございます。  西山議員の再度の御質問にお答えいたします。  当然、地元のほうからも要望書はいただいております。それも、十分に把握しております。  当区間、今、御指摘の区間につきましては、幹線道路ということで、うちのほうも十分注意をして現場を見ているという状況で、昨年度につきましては、2カ所、ここ最近4年間ぐらいでは、6カ所の補修工事を実施しております。  それで、危険なところから順次やっていくということでやっておりますので、南加茂台の中というんですかね、地区内についても、パトロールをして、計画的に修繕をやっていくということで考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) ちょっときょう、調べられた方の資料で見てきたら、その方の判断でなんですけれども、優先順位とか形状で変わってくるかもしれませんけれども、114カ所ということで、調べて、写真とかもつけていらっしゃいます。それは、またこの資料をもとに場所とかも確認していただいてという形で、今後進めていただけるということで、それは確認をいたしました。  3番目の部分です。  なかなか最初に予算がついたときに、大分進んでいくんやなと期待していたんですけれども、それが1カ所の工事発注にとまっているということになっていますし、聞き取り調査でどこが優先されるかというところが難しいと思うんですけれども、傾向として、部長としてはどのように考えていらっしゃいますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの西山議員の御質問にお答えをいたします。  国の交付金のつく傾向というふうな解釈をさせていただきますと、御承知のように、以前は道路というところで、平成24年度の国の大型補正の中で道路修繕がスタートしたわけでございますけれども、その後に橋梁の長寿命化というふうな新たな事業が進んでおります。  国のほうといたしましては、そちらのほうの別のメニューの交付金もございまして、我々の市では、両方とも動いているわけでございますけれども、橋梁のほうにつきましては、約95%の交付金がついているというところで、ちょっと今のところそういう傾向であるというふうに感じております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) そうですね、どちらも必要なんだけれども、まずは橋梁のほうからということになっていたと思います。  これ、補助金という部分が、交付金というのがなかったら、なかなか難しいところだとは思うんですけれども、優先順位どうなっていましたか。それをちょっと再確認したいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの西山議員の再度の御質問にお答えをいたします。  優先順位でございます。まず、路面性状調査というのを、以前にも、2つの年度にかけて合計100キロ実施しております。  その中で、やはりひび割れの度合いが全体の区間の40%以上あるとか、いろんな物差しがあるわけでございますけれども、その中で、やはり主要な幹線を主に、そういう100キロを対象とした調査の中で傷んでいるところを、距離的には27キロに絞って計画を立てているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 今の部分は、それで進めていただきたいと思っています。  市民から見て、納得できるというものがやっぱり必要だと思うんですね。やってくれていない、やってくれていないと思ってしまうようだったら、せっかくのものがあかんと思いますので、そこはきちっとしたものに沿って、していただいているとは思うんですけれども、市民から見て透明性があって、納得して、ああ助かっていると思っていただけるようなものにしていただきたいと思います。  そういう話で、市民から何か苦情とかあったことはありますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  苦情といいますか、大きな部分ではなくて、部分的に傷んでいる箇所とかという通報もございます。それにつきましては、維持修繕業者なり、我々で、直営でできる部分につきましては、対応しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 全体を通して私としては、弱者に優しい木津川市であってほしい、それを願っての質問になっています。  以上のことをお願いして、私の質問は終わります。  以上です。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま10時36分、10時50分まで休憩といたします。    午前10時36分 休憩    午前10時50分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま10時50分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、2番、宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君質問席へ移動) ◯15番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  市長に3つのテーマで質問いたします。  初めに、「コミュティバスを便利に」と題して聞きます。  きのつバスの運賃を200円に2倍に値上げして、利用者が大幅に減りました。その結果は、きょう資料にお配りしております1、2、こういうグラフを示していますが、折れ線グラフで示しています乗客1人当たりの市の負担額はふえました。この結果をどう見ますか。運賃を100円に戻すべきだと考えます。お答えください。  同様に、山城・加茂のコミュニティバス運賃も100円にすべきだと考えます。  次に、利用者の要望に応え、バス路線の延伸・新設・再編を考えるべきだと考えます。  具体的には、木津駅・加茂駅間、木津川台とけいはんなプラザを結ぶ線、南加茂台と高の原駅間、山城町域と祝園駅を結ぶ、また木津駅と城山台を結ぶなどであります。お答えください。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。    (市長公室長 尾崎 直利君登壇) ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  総合計画後期基本計画の策定時に実施をいたしました、まちづくりに関するアンケート調査では、コミュニティバスに関する交通施策について「市の負担もバス利用者の負担もふえない範囲で取り組むべきだ」といった意見が多くを占めました。  このことから、現行の運賃によりまして持続可能な運行をするため、必要な利用促進を図ってまいりたいと考えてございます。  次に、2点目につきましても、ただいまお答えいたしました同様の理由から、運賃を100円に改定する考えはございません。  次に、3点目でございます。  木津川市コミュニティバスは、事業者が運行を休廃止した路線の補完や、交通空白地域の解消を目的として運行しております。  議員御提案のような要望はございますが、市内での移動手段を確保するため、利便性の向上や安全運行が可能な経路といたしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  まず、きのつバスを200円に値上げした目的・理由、再度、お聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  お答えいたします。  平成22年度に改定をさせていただいてございますが、この目的につきましては、市の負担額、この負担額を軽減するという目的で改定をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) いわゆる収支率、市が負担する部分と利用者が負担する部分を50%にということが言われていましたが、その50%は達成されたんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  改定いたしました平成22年度には、収支率が50.7%という形で、当初の目的は達成できたのかなと思っております。  その後につきましては、46.1%、47.3%という形で、前年度、平成26年度につきましては、44.9%という形で、目標といたしておりました50%には達していないという状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 50%という根拠は何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  これは、バスを利用される方、それと負担をいただく方、このあたりが50%ぐらいというのには理解をいただけるのかなということで、50%とまずは定めたものでございました。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 理解を得られるのではないか。いわゆる、受益者負担の考え方から、半分を負担してもらおうではないかということであって、明確な根拠があるわけではありません。  しかも、コミュニティバスの利用者の内容があると思うんですが、コミュニティバスを利用されている方は、どんな方ですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  いろいろあると思ってございます。  いわゆる移動手段として、このバスの移動しかない方、それと環境面から公共交通を利用される方というのも考えられるというように思ってございますので、それは御利用いただく方、いろいろのお考えをお持ちだというように思ってございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 確かにいろいろあるかもわからんけれども、コミュニティバスを主な移動手段とされている方というのは、一つには高齢者、それから今言われたような、自動車免許を持たないような、主には女性が多いし、高校生なども使っていたという実態があります。  先ほども言いましたけれども、値上げによって、資料にありますように、ピークの2008年の35万6,867人から、昨年は22万7,998人に減りました。実に、36%、12万8,869人の減少であります。これだけの人の移動手段を奪ったと、値上げによって移動手段を奪ったというふうに私は考えますが、その責任は大きいと思います。  持続可能ということを言われますが、これだけ多くの減少をすれば、市民のそういう移動手段を奪うという点では、意味がないんではないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  12万人の移動手段を奪ったというように議員御指摘でございますが、私どもはそのように考えてはございません。  移動手段を奪ったということではございませんで、便数につきましては、同様の便数を確保させていただいて、移動手段を確保しているというような状況でございます。  そのことから、御指摘の12万人の移動手段を奪ったということには当たらないというように私どもは考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 値上げが、その大きな要因になっていることは、明らかであります。  いっとき下がっても、回復しないというのは、今の経済状況にも、それから利用者の、先ほど言いました、高齢者などの生活実態にもよって我慢しなければならない状況があるんではないですか。  それから、先ほど言いましたように、市の全体としての負担額は、100円のときよりも確かに減っています。けれども、利用者1人当たりに対する負担額というのは、ふえている。  これは、市がよく言う費用対効果で考えるという意味で言えば、費用をかけているけれども、その効果があらわれていない、悪くなっているということではないんですか。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  今、議員御指摘をいただきましたように、1人当たりの利用者に市の負担がふえているのではないかと。  これは、計算的に、確かにそのようになります。いわゆる、事業費に対しまして総利用者の額で割った額と言いますと、きのつバスでは、今、396円になるというようなことでございます。いわゆる、運行経費に対する利用者人数を割ると、そのような形になります。  そのうちの200円の乗車でございますが、その中には、お子さん等ございますので、平均で言いますと179円となってございますので、市の負担額につきましては218円、資料でお示しいただいたとおりでございます。  ただ、全体的なことを申しますと、これは利用者に対しては、そのようなことが言えると思いますが、市民全体に対しましては、経費が減額しているということで、効果はあったものというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) コミュニティバスの考え方、先ほどの答弁にもありましたように、休廃止した路線の補完や空白地域の解消ということが言われましたけれども、同時に利用者が、いわゆる交通弱者と呼ばれている方々ですから、その方々の移動手段を確保するというのは、いわゆる単なる受益を受けるというだけではなくて、福祉的側面、そういうものがあるんではないですか。その点は、どうお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  そのような側面があるからこそ、コミュニティバスとして運行させていただいているというように考えてございます。  経営指数が、今、50%を下回ってございます。ほかの路線につきましては、いわゆる10%台のもの、20%台の路線もございますが、この路線につきましても、市が運行させていただいているというのは、まさにそのような観点からだというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 値上げが多くの利用者をコミュニティバスから遠ざけているというのは、先ほど示した数字のとおりであります。ぜひとも、運賃の引き下げを図るべきだと思います。  そのことを申し述べて、具体的な路線の話に入っていきます。  1つは、やましろバスは、なぜ土日運行しないのですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  山城の路線、加茂の路線につきましては、当初、合併前から運行させていただいていまして、特に山城につきましては、変更させていただいて、無料バスであったものを有料化をさせていただいて、運行させていただいているものでございます。  この中で移動手段の確保というのは、まず一義的には、病院でありますとか、市役所とか、公共機関への移動というのが当初ございましたので、それによりまして、現在も平日運行となっているところでございます。  以上です。
    ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 山城町北部で生鮮食料品が買える店はありますか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 私、全てを承知しているわけではございませんが、スーパー等、店舗があったものが減ってきているというようにはお聞きをしているところでございます。その分、コンビニ等もできてきているという反面もあろうかというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 山城町北部で生鮮食料品を買える店がないというのが市民の声であります。  そういう中で、土日も含めて買い物に行きたい、そういう願いがあるわけですから、土日運行は当然の要求だと思いますが、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  そのような要求・要望というのは、いろいろいただいているところでございます。冒頭に御指摘いただきましたような、路線の変更でありますとか、市外への運行も含めましていろいろな要望をいただいているところでございますが、現在のこの収支の状況から見ると、新たな路線というのは、私どもとしてはなかなか実施ができないという状況にあるというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 平日の話で、綺田にある医院、お医者さんですね、これを利用したいと。ところが、木津駅から来るバスは、渋川から行ったやつが一旦木津駅に来てから行くわけで、朝の受け付けの時間には間に合わないと。もう1本早く、いわゆる9時18分ではなくて、8時18分から木津駅から最初のスタートをしてはどうかという声がありますが、そうした医者に行くという面からも改善が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  そのようないろいろな声もあろうかというように考えますので、それについては御意見として伺いたいというように思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) やましろバスは、きのつバスとは違い、CI-CAのような割引がありません。割引を導入する考えはありますか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  いわゆる電子的なものを利用するというのは、なかなか費用的に導入ができないという状況でございます。  ただ、割引につきましては、一日乗車券等をつくりますことによって、一定の割引についてはさせていただいているのかなというように考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 乗り継ぎをする場合は、確かに一日乗車券は有効なんだけれども、その路線だけで使う場合には、やはりきのつバスとやましろバスとでは差があります。  電子的なものというのは、今、事実、広がっていますけれども、昔の紙ベースの回数券なども考えられるんではないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  いろいろな考えができるというように考えてございますので、それについても参考として御意見として承りたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひお願いしたい。  CI-CA、ひまわりカードの場合は、1,000円で購入して、1,200円分使えると。同じように、200円の乗車でありますから、1,000円の回数券で6回乗れるものをつくれば、これは同じ効果を発揮するというふうに思いますので、ぜひ検討いただきたい。  次に、木津地域について聞きます。  木津川台は、学研都市のクラスターでは、どこに位置しますか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  精華西木津地区というような分類でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 精華西木津地区のセンターゾーンはどこですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  この付近につきましては、精華にございます、けいはんなプラザ周辺というようなことを言われてございますが、私どもといたしましては、木津川台地区につきましては、周辺駅、山田川を、今、ベースとしているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 最近、精華台にも新しいショッピングセンターといいますか、いろんな店ができました。  やはり、中心的なところ、買い物をしたり楽しんだりする、学研都市の考え方というのは、そのクラスターを中心に生活をする。  弱点としては、クラスター間の移動がというものが以前に言われていましたけれども、西木津地区で言えば、やはりそのセンターゾーンに行ける条件をつくるのが必要になるんではないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  いろいろな考えがあろうかと思います。  商業施設につきましては、私ども高の原周辺、山田川駅周辺にも持ってございますので、こういう利用ができるのかというように思ってございます。  それと、私どもはコミュニティバスについて運行をさせていただいておりますが、いわゆる公共交通というのは、これまでから御答弁させていただいていますように、鉄道でありますとか、民間の路線バス、このようなものが一緒になった中のものというように考えてございますし、例えば今、冒頭に言われましたように、祝園駅でありますとか、そういうものにつきましては、鉄道を乗り継いでいただくとかというような、お互いが補完し合いながら利用していただきたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 学研都市は、市町の境を超えて、また府県の境を超えてつくっています。だから、その中で市町を超えて、それぞれが利便性を図るというのが本来的な役割ではないのか。学研都市はあるけれども、行政の区間で全部仕切ってしまうというのは、矛盾を生じるものではないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  学研地区については、確かにそのような反面もあろうかと思います。  ただ、生活につきましては、その場所にしか利用できないということではなくて、先ほども申しましたように、山田川周辺、高の原周辺、この場所への移動手段というのは市としては確保させていただいているというように考えてございますので、私どもといたしましては、そのような形で移動手段の確保に努めてきたというところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、奈良交通に、そうした路線、学研都市の考え方に基づく路線の要請というのはしているんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  路線バスについては、要望もさせていただいてございます。一定区間、木津川台にございます企業さんの従業員につきましては、朝夕の通勤時間に使えるような路線を要望するということで、一部的には、そのような配慮もいただいているというように考えてございますし、最近、その付近につきましては、いろいろな研究施設も建ってきてございますので、これにつきましても移動手段が確保できるようにということで、要望はさせていただいているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひ、引き続き要望いただきたいのと、もう一つは、木津川台の5丁目などは、歩いて精華大通りへ出られるぐらいの距離にあります。ところが、研究所などがあって、出られるところは少ないわけですが、そうした徒歩で出られるようなルートをつくるという点はどうですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  歩道の整備という面から言うと、なかなか私がそれを回答できるものではございませんが、現在もおっしゃっていただきましたように、歩道としてのルートの確立もできているというように考えてございますので、現在の道路を利用いただいて精華大通りへ出ていただきたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) これも、ぜひ精華大通りへ出られるルートをふやすということも取り組んでいただきたいというふうに思います。  話がちょっと前後しますが、山城地域の話にもう一度戻りますが、JRや近鉄、いわゆる鉄道線の接続ということで、やましろバスは木津駅に接続しているんだけれども、山城地域から鉄道線に最も近いのは、木津駅ですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  鉄道駅というのは、JR奈良線が走ってございますので、その駅といたしまして、山城地区につきましては、棚倉駅・上狛駅の2つの駅もございますので、お住まいの場所によっては、最寄の駅といたしまして、このような棚倉駅・上狛駅があるというように認識いたしてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ただ、駅はあります。けれども、快速はとまりませんし、先ほど言いましたような医療機関だとか、それから買い物をするものが不十分であります。  アスピアやましろから木津駅は、4.9キロであります。道ですね。アスピアやましろから祝園駅は3.8キロです。1キロも短いわけであります。当然のこととして、祝園駅への接続というのは検討すべきではないかと思うんですが、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) ただいまの御質問にお答えいたします。  そのような御意見があるというのは、私も認識をしているところでございます。ただ、現在の移動手段を確保するというのが、まずこの収支率から、この路線を確保するというのが最重点課題かなというように思ってございますので、それにつきましても御意見として賜りたいというように思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 祝園駅、便利ですよね。近鉄はある。JRは学研都市線ですから、大阪京橋までも出やすい。駅前にもショッピングセンターがあったり、精華の国保病院があったり。そういう条件を誰でもが共有できるようにする、これが市の役目ではないか、公共交通の役目ではないかと。  市がやらないというんだったら、奈良交通にもっと積極的に言うだとかして、現実に実現させるということが大事ではないかと、そういうふうに思うので、この点について、再度、奈良交通も含めて、こういうルートをつくるという点で、もう一度聞きます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  ただいまいただきました御意見につきましては、それであれば、例えば新祝園駅が非常に便利な駅である、いろんなものが集約している。そこに全てを集めるというのは、そういう考えもございます。ただ、それをすることによりまして、奈良線沿線の利用促進が進まなくて、今、私どもが進めてございます複線化の話が進んでいかないという反面もあろうかというように思ってございますので、いろんな交通体系を整備していく中で、そのようなものを考えていく必要があるというように認識いたしてございます。  ただ、利用される方につきましては、そのような声もあるということで、交通事業者、奈良交通でありますとかに、そのような声もあるということはお伝えしていきたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 奈良線の問題は、3問目でまたやりますので、置いておきます。  最後に、加茂との関係で、JRは加茂駅と木津駅の間、何本電車走っていますか。
    ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  朝から晩まで全ての本数を、私、認識をいたしてございますが、現時点では、1時間に2本のダイヤを組まれているというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そうですね。朝、6時と7時は4本、夕方の6時は3本ですが、それ以外は2本であります。この1時間に2本というのは、いつからになりましたか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  詳細については、失念いたしてございますが、合併した当時につきましては、時間3本というダイヤを組んでいただいてございましたが、その後、2本のダイヤに変更されたというものでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 2011年の3月12日の改正で2本になったと。ただし、奈良駅から天王寺駅へ行くほうは逆にふえたということで、JRにしてみれば、利用者が少ないから減らしたということなのかもわかりませんが、それまでは3本だったと。その1本分をバスで補うという考えはありませんか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  私どもの考えといたしましては、先ほど来、申していますように、いろんな交通手段、交通事業者によって分担をするというように考えてございますので、この1本をバスで確保することによりまして、逆に鉄道がもう1本減るということも考えられますので、これについては、やっぱり避けるべきではないかというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) バスに置きかえたら鉄道が減るというのは、おかしいんじゃないですか。  合併して、ここが市の中心になっている中で、山城・加茂・木津の一体感をつくろうという中で、人々の移動手段を確保する、これが市の役目ではないんですか。  もちろん、公共交通の役目としての民間事業者、JRの責任はありますよ。けれども、現実に1本なくなっているわけやから、不便になったというのが事実なんです。その事実をどう補うかということについて、先ほどあったように、空白地域だとかに、休廃止をしたところを補ってきたわけでしょう。だから、鉄道が2本になったんやから、1本バスで補うというのは、別におかしな話じゃないんじゃないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  この件に関しましては、いわゆるバス路線といたしまして、和束の小杉から木津駅間というバスがございました。この路線を結ぶバスがございましたが、利用者が少なくなったということで、これについてもなくなったというものでございまして、いわゆるそこまでの利用が見込めるかというものも判断していきながら進める必要があるというように考えているところでございまして、その間につきましては、バス・鉄道との利用ということで考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 時間の都合がありますので、この質問はこれで終わりますが、運賃の値下げ、引き下げですね、バス路線の延伸や新設・再編、このことをぜひ行うべきだということを強く述べまして、次の質問に移ります。  2問目は、「高の原のコミュニティづくり」と題して、聞きます。  以前から、兜台・相楽台の自治会連合会から、コミュニティセンター建設要望が出されています。このコミセン要望をどう実現しますか。  次に、学校の活用を広げて、社会教育の拠点にしてはどうかと考えますが、いかがですか。  3番目に、高の原イオンの増床計画の中で出されている図書室や地元農産物の直売所コーナーの実現にどう取り組みますか。  4番目、1986年、昭和61年のまちびらきから、来年で30年となります。その都度、道路や歩道の修繕や修復、補修がされていますが、引き続きこれを丁寧に行うことが大事だと考えます。  また、騒音や振動を軽減するために、舗装をし直すことも大事だと思いますが、これについての考えをお聞かせください。  次に、街路樹が美しい町並みをつくっています。しかし、管理者が奈良市、京都府、木津川市、精華町と4自治体にまたがっているために、剪定もまちまちになっています。  具体的には、木津第二中学校の前の道路、これは国道163号からならやま大通りまで同じ街路樹が植えられておりますが、そのことを指しています。相談して、統一した美しさをつくるべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。  このテーマの最後に、高の原駅周辺の奈良市の施設の利用やサービスを、奈良市民と同様に使えるようにすべきだと考えますが、いかがでしょうか、お答えください。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  私のほうからは、1点目、2点目、3点目、6点目について、お答えをさせていただきます。  まず1点目でございます。  市といたしましては、既存の社会教育施設を活用いたしまして、生涯学習の充実を図ってまいりたいと考えておりますので、新たなコミュニティセンターの建設についての計画はございません。  次に、2点目につきましては、現在、子供たちの安全・安心な活動拠点を確保し、さまざまな学びを支援する目的で実施している放課後子ども教室を、市内の3つの学校及び1つの公民館で実施しております。  今後は、放課後児童クラブと連携し、放課後子ども教室の充実を図ってまいりたいと考えております。  次に、3点目につきましては、現在、事業者より増床部分において、図書館等のスペースの御提供を御提案いただいておりますが、総合的な検討が必要と考えております。  また、イオンの直売所については、複数の農業者が組織をつくり運営する直売所を設置する場合は、市として可能な範囲で支援していくこととしております。  構想段階であるイオンの直売所については、今後の検討課題であると認識しております。  次に、6点目の奈良市立図書館との相互利用につきましては、現時点では考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の6点目の教育部以外の部分につきまして、お答えさせていただきます。  高の原駅周辺にあります奈良市の施設につきましては、奈良市民の税金で整備されてきたものであり、木津川市民が利用する場合に一定の差額がありますが、現在のところ補填する考えはございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の4点目の御質問にお答えします。  道路・歩道の修繕につきましては、穴ぼこ等、職員で修繕が可能な場合は、道路パトロール時に補修を実施しており、緊急修繕業者に依頼が必要な場合につきましては、予算の範囲内において維持修繕を行っております。  舗装の打ちかえにつきましては、舗装修繕計画に基づき国の交付金事業として、順次、施工しております。  維持管理の範囲内の修繕につきましては、現地確認や地元要望等により対応を行っております。  次に、5点目の街路樹につきましては、予算の関係で剪定を3年から4年のサイクルで実施しており、できるだけ景観に配慮した形で、また近隣等に与える影響も考慮して、街路樹の維持管理を進めて行きたいと考えております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それでは、再質問します。  まず、コミュニティセンターを建てる計画がないというのであれば、それにかわるものを地元自治会等に示していますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたしたいと思います。  これまで、各自治会のほうからは御要望等はいただいているというのは十分承知をいたしているというところでございます。  回答といたしましては、先ほど御答弁をいたしておりますとおり、現木津川市の財政状況等を踏まえ、既存の社会教育施設を御活用いただきたいという旨の御回答をさせていただいているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 高の原地域、兜台・相楽台にある既存の社会教育施設とは何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  基本的には、木津川市内にある社会教育施設というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 新しいまちをつくって、そこに8,000人、9,000人という人が住んでいるときに、そこには社会教育施設はありませんと、別のところを使ってくださいと、それはおかしな話だというふうに思う。  だから、地元からいろんな要望が出てくる。それに対して、建てられないというのであれば、それにかわるものを具体的に示す、これが市の役目ではないのかというふうに思います。  それで、コミュニティセンターといった場合の役割は、地域のコミュニティづくり、これの拠点になるということと、レクリエーション的な要素を持つものというふうに思います。  それから、社会教育といった場合は、もう少し例えば公民館だとか、生涯学習センターだとか、そういう意味合いを持つというふうに思うんですね。  それで、私は具体的に、後者の公民館や生涯学習センターの意味合いで、学校の活用をもっとすべきではないかという質問でありますが、現在、木津川市の社会教育に学校はどのように提供されていますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  現在、木津川市で教育委員会の策定を行いました生涯学習推進計画におきましては、市民の身近な施設である学校施設を活用した活動の実施について検討しますとしております。  現在、社会体育におきましては、学校施設を開放いたしまして、年間約50万人の方に御利用いただいていると、大変好評を得ているものというふうに考えてございます。  一方、社会教育という関係でございます。この関係につきましては、どういったことができるのか、またどういったことに課題があるのか、よく検討する必要があるというふうに考えているところでございます。  例えば、学校は子供たちの学習の場であり、不審者の問題や空き教室の有無、学校教育の活動に支障が出ない等という条件のもとで、これらを整理をいたしまして、生涯学習、社会教育の場に活用できるのか、できないのか、よく調査研究をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 学校の年間授業日数は何日ですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  ただいまの宮嶋議員の再質問にお答えいたします。  大体、200日当たりとなっております。  以上です。
    ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 残り165日は、学校は使われていない。使われていないという言い方は正しくないかもわからんけれども、少なくとも子供たちが特別のことがない限りは登校していないわけであります。  それで、全国的には、こうした学校施設を大いに使おうということが言われています。  木津川市の場合は、社会体育、グラウンドや体育館ということが具体的にあるだろうと思いますが、一部、プールを夏の一時期使っている場合もありますけれども、先ほど部長の答弁にありましたように、池田小学校の事件の問題だとか、それからO157だとかのような、そういう食中毒の問題だとか、いろんなことがあって、なかなか学校が地域に開かれるということが、この間、なかったわけです。  しかしながら、学校というのは、本来、地域の中心にあり、地域の人々とともに子供たちが学び成長する場であるわけでありますから、もっと地域の者が学校に親しみを持つという意味からも、学校利用が図られるべきではないかと。  全国的には、プールだとか、それから特別教室ですね、家庭科室だとか、図工室だとか、技術室だとか、音楽室だとか、そういうもの、それから学校の図書室、こういうものが大いに使われている事例はたくさんあるわけです。  だから、これを大いに使うというのは、もう研究の段階ではないと、検討の段階ではないというふうに思いますが、再度、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私どもといたしましても、学校施設について、生涯学習、社会教育の場に提供という部分については、十分、検討してまいりたいというふうに考えているところでございまして、この部分につきましては、今後も調査研究をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) コミュニティセンター、先ほど言いました地域共同体としての役割の関係で、イオンの4階にこすもすホールがあります。これは、イオンが開店したときに、地域に開放するということで、自治会などが使っておりますが、この使用状況というのはつかんでいますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  自治会のほうで御利用されているというのは、承知をいたしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) これまでは、兜台で言えば、兜谷集会所、兜台集会所などを利用することが多かったわけですけれども、イオンができたときに、イオンの社会地域貢献として、そういうホールといいますか、実質は会議室的なものですけれども、提供されたわけです。  それを使うということで、連合会などは毎月の会議をやったり、またいろんな形での会議はやられています。この前のマンションの地元説明会などもそこで行われるとか、いろいろ使われているわけですね。  今後、イオンはさらに図書室だとか、そういうもの、ほかの農産物の直売所なども提供したいと言っているわけだけれども、これについても総合的な検討が必要と考えると。総合的な検討とは何なのか。  例えば、今の木津中央図書館、これは十分満足いくものになっているのか、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、1点目でございます。総合的な検討という部分でございますけれども、この部分につきましては、西部出張所のほうも移転をしていくという、こういった中での図書室の設置については慎重に検討をしてまいりたいというところでございまして、2点目の中央図書館につきましては、駐車場が少ないというのは課題であるかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 先ほど具体的には聞きませんでしたけれども、小学校や中学校などの図書室の利用についても、答弁が具体的にはなかったというのは、消極的だろうというふうに思うんです。  奈良市の北部図書館の貸し出しについても、これも連携する計画はないと。  結局のところ、中央図書館も、駐車場が少ないですよ、前の道路は狭いですよ、きのつバスに乗れば100円で行けたところが200円になりましたよ、そういう否定的な話ばっかりで、具体的に、じゃあ市が、この兜台や相楽台の地域に、こういう提案をするというのは、何もないじゃないですか。  これについては、図書室の問題やとか農産物の直売所については、この後の質問もありますので、ここで私が詳しくやる必要はないかもわかりませんけれども、市としては、この30年たとうとして、ある意味、ニュータウンと言われるところの、学研のニュータウンの中心的なスタートであった平城・相楽ニュータウンの中で、そうしたコミュニティづくりや社会教育づくりをする場所がないということについて、どう考えているのか。これは、市長や教育長に聞きたいんですが、どう考えているのか、お答えいただきたい。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  宮嶋議員の再質問にお答え申し上げます。  兜台、高の原地域の、先ほど宮嶋議員おっしゃっていますコミュニティ共同体の集会所としての施設というのは、たくさんあるわけであります。  社会教育施設にかかわりましては、木津川市も合併に伴いまして、文化センターであるとか、図書館、それからグラウンドとか、30に及ぶ社会教育施設というのが市内一円にあります。  これは、特定地域のものじゃなくて、全て市民が自由に使える市の社会教育施設であります。  したがって、そういった全体の中の社会教育施設を活用したところでお願いしたいというのが1点あります。  それから、2点目、学校のこと、先般、森本隆議員にもお答え申し上げました。新しい地域には、非常に新しい広い学校がございます。  先ほどもありましたが、それらの学校においては、特にスポーツ関係にかかわっては、生涯スポーツにかかわっては、どんどん利用されておりますし、また学校地域支援本部というのを、それぞれの学校に中学校単位で設けましたが、そこの中で、各地域の皆さんが子供たちの支援のため、学習支援、図書館支援、環境整備、そういったことでどんどん、現にある意味、一つの社会教育の生涯学習という側面が既に進行しております。  これをもっと子供たちを支援しながら、一方で、また大人たちの生涯学習の場所として、学びの場として使っていこうと、これは生涯学習推進計画にもうたっているわけですが、現実にそれをどんどん進めていこうという思いがあります。  したがって、それぞれの今ある中で限られた税財源の中、しかし一方で、市全体としては30にも及ぶ社会教育施設もあります。そういった今の全体の中で、それぞれの地域の生涯学習についても推進をして充実をしていきたいと、そう思っております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 要はね、冷たいんですよ。本当に冷たい。  兜台や相楽台の人が、別にその地域だけで何か全てをやる、完結させるなどというふうに言っていない。いずみホールも利用すれば、加茂の文化センターも利用しますよ、アスピアやましろだって行くわけです。  けれども、中心的に自分たちの周りの中で、いろんな社会教育をやろう、地域コミュニティをつくろうというときには、地域コミュニティというのは、そこでつくっていくわけですから、そこに集まる場がなければなかなかできないしと言っているわけです。  そのために、学校の利用だとか、奈良の図書館の利用だとか、それからイオンの提供だとか、それからさらに言うならば、積水にだってホールはあるわけですよ。  ところが、あの料金は高いですよね。それを、例えばいずみホールなんかで使っている、木津川市が出した料金体系にして、市が補填して使うとか、いろんな工夫ができる。そういう工夫をするからこそ、市民が支援をするわけでしょう、一緒にやれるわけでしょう。そこをやらないというのは、本当に冷たい話だと思います。  そのことを指摘して、ちょっとあとまだこの課題がありますので、道路問題に行きます。  部長には、事前の話の中で、歩道の割れ目の話をしました。直していただいていたようですけれども、これは場所はちょっとわかりにくいですが、兜台1丁目バス停の前、南側から撮ったものです。平城3号線です。真ん中に、これ工事をした跡ですよね、こういう切れ目が入っていますよね。さらに、このところが全体としてはへこんでいるわけですが、さらにここ、矢印で拡大しているのは、これ5センチぐらいありますかね、がばっとコンクリートというのですか、この塊がとれてしまっていると。こういうのは、別にニュータウンだけじゃなくて、いろんなところにあると思うんです。  そこで、木津川市はホームページを見ますと、道路の施設が壊れていたとき、市道に穴があいている、ガードレールが壊れているなど、市道の施設に関してお気づきの点がある場合は、管理課へ連絡くださいと、ホームページにあります。どの程度、こういう連絡が市民からありますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  その前に、私、冒頭で答弁いたしました、次の5点目の街路樹に関しまして、剪定を3年から4年と申しましたけれども、おおむね1年から4年というところで訂正をお願いしたいと思います。  引き続きまして、再答弁させていただきます。  件数は、ただいま私のほうで手元には持ち合わせておりません。ただし、頻繁に、時期にもよりますけれども、頻繁にある場合もございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) たくさんあるのはありがたいことですが、私は正直、このホームページを見て、どの程度のことがあれば、市に電話したらいいんだろうかと。いや、それはあんたのエゴではないかもわからんけれども、そんなふうに思われては何なんでと、つい思ってしまいました。  だから、具体的に、こういう場面、例えば穴があいている写真、ガードレールが壊れている写真、お気づきの点は御連絡くださいというように示せば、市民も、こんなことやったら電話したらええんやなと思うじゃないですか。そういう工夫というのは要るんじゃないでしょうか。お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  御意見として、大変わかりやすい御指摘だと思います。  ただ、我々といたしましては、それぞれ市民目線の中でいろんな物差しがあろうかと思います。その個人の方での物差しでも結構でございますので、御連絡いただきましたら、我々は現場のほうで確認をさせていただくというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そうすれば、もう少しここのページ、市道に穴があいている、ガードレールが壊れているという具体的な例が2つありますけれども、それ以外の例も含めて、もうちょっとわかりやすい指摘をすべきではないかということを申し伝えておきます。  時間が余りありませんので、東西幹線1号のことだけ1つ、夜の9時から朝の9時まで大型車と大特車の通行が禁止されています。しかしながら、昼間は国道163号の抜け道として使われていて、振動とか騒音とかで住民を悩ませています。終日の通行禁止にするか、それともそれができないのであれば、舗装し直して、振動や騒音を軽減する措置が必要ではないかと思いますが、これについてはいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  交通規制につきましては、公安委員会との協議になろうかと思います。  それと、舗装につきましては、数年前に、ちょうど給食センターがございます。給食センターから東の部分につきましては、舗装をやり変えている部分もあろうかと思います。おっしゃっているのは、そこからの西も含めてということだろうと思いますけれども、西につきましては、路面性状調査をした中では、今のところ舗装を施すまでの痛みにはなっていないというふうな判断で、優先順位からすると、後のほうになっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) わかりました。  ぜひ強く通行禁止にしていただいて、大特車、大型車が通れないようにしていただく、舗装ができないのであれば、これはお金がかからないとは言いませんけれども、舗装し直せないのであれば、せめてそういうことをしていただきたいと思います。  街路樹の話、先ほど少し訂正もありましたが、写真を示します。  先ほど言いました、木津第二中学校の前の道路であります。右と左と同じ日の写真であります。10月30日、剪定がし終わっているのが府道部分ですね。右が市道部分であります。ことしはちょっと色づきが早かったようで、もう色づいて、きれいになっているかと思います。  そこで聞きます。街路樹を植える、街路樹の役割は何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  街路樹の植える意味という、それぞれ人の感覚もあろうかと思いますけれども、我々の中では、やはり都市の景観の中での木を、緑の緑化というふうな意味でも大きく植えている部分がございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 町並みの統一感ですよね。この道路は、ナンキンハゼだとか、この道路はイチョウだとか、そういうふうにしていますよね。その沿道景観を彩り、あわせて季節感ですよね。秋になれば、紅葉して落葉する。夏は、青く茂って日陰をつくる。そういう季節感というものがある。  ところが、今示したように、まだ紅葉もしていないのに、早々と切ってしまう。何でここだけ切られてんねんと言ったら、そこは管理が違うからですよと、ここは府ですよ、ここは市ですよ、ここは奈良市ですよと、そんなまちまちのことで、先ほど言った学研都市、学研都市というのは、そんなことを取り除いてやろうと言ったのに、あなた方は学研都市はつくったけれども、やることは行政単位でしかやらない。それはおかしいんじゃないかという指摘であります。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今おっしゃっているのは、主に落葉の部分が、ことし季節を感じる種類といたしましては、紅葉する落葉が主になってくるかと思います。  特に、その落葉樹につきましては、ある時期が来ますと葉っぱが落ちると。落ち葉に対しまして紅葉を楽しまれる方もおられますし、また反対に自分のほうの家のほうに、そういう落ち葉が入ってくるとか、いろんな感覚の方がおられまして、なかなかそれを一本の作業の中で対応というのが、部分的に難しい部分があろうかと思います。  何分、本日お持ちいただきました、その写真の中で、剪定しているところ、剪定できていないところ、管理の違いというところであるわけでございますけれども、意見交換等を含めまして、いろんなそれぞれの管理者の事情があろうかと思いますけれども、意見交換をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。
    ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) わかりました。  時間がなくなってきました。  奈良市が設置している駐輪場の料金表を資料に入れています。  問題は、先ほどあったように差がある。だけれども、学生のところで600円も差がある。一般のところは200円、お金が負担できないから、奈良市は安くしているんだと言うんかもわからんけれども、同じ駅を使ってニュータウンがあるのに、なぜ木津川市や精華町の子供たちは高い料金を払わなあかんのやと。木津川市が駐輪場をつくるのかと、そんなことないでしょう。それを、それぞれの市がやっていることだからといって済ますんですか、再度、答弁ください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをさせていただきます。  先ほど答弁させていただきましたように、その施設につきましては、奈良市の税金でもって建てられている施設でございます。  それで、料金の格差があるということでございます。これは奈良市の施策として、奈良市民の方を優遇されているというふうに認識しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 学研都市はどうしてつくったんですか。あなた方はいつも言うでしょう、学研都市の理念を。全然違うじゃないですか。  それで、じゃあそういう差をつけないために、木津川市がそこは負担しましょうよと、せめてそういうことをやることぐらいがあっていいんじゃないですか、そういう木津川市が負担するということはないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。 ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  格差を、差額を補填するといった御提案でございますけれども、現在、合併算定替に向けまして行財政改革を進めておりまして、そういった中、御指摘の部分につきましては、必要な視点かと思いますけれども、現時点につきましては、そういった考えはございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) もう1点、これ高の原駅のところにある案内板です。ここに赤とか緑とかで示しているのは、本来、そこにあるべき施設がないとか、あったのになくなったという話なんですね。  これ、平成19年につくられていますので、確かに時間がたっています。やはり直すべきじゃないですか。つくったのはロータリークラブなんだけれども、協賛は学研都市センター株式会社、木津川市も株主の一人の第三セクターであります。いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  高の原駅にございます、その看板については、御指摘をいただきましたように、平成19年度設置をされたものということでございまして、現在に合っていない部分があるのは事実でございます。  これにつきましては、学研都市センターと変更ができるものかというものについての問い合わせはさせていただきたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) いよいよ時間がなくなりましたので、第3問目に行きます。  「北の玄関口にふさわしく」と題して聞きます。  「北の玄関口」と称されるJR棚倉駅と上狛駅は、その名にふさわしい駅になっているでしょうか。  段差の解消やエレベーター設置など、駅のバリアフリー化を行うべきだと考えていますが、お答えください。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。    (市長公室長 尾崎 直利君登壇) ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  JR棚倉駅及び上狛駅は、両駅合わせまして一日当たり約1,000人の利用者があり、地域の駅として利用されているものと考えてございます。  また、棚倉駅周辺には、涌出宮や蟹満寺などがありますし、上狛駅の周辺には、お茶の薫りが広がる茶問屋街があることから、観光客にも御利用いただいている駅であるというように認識しているところでございます。  次に、2点目につきましては、利用者の利便性の向上や安全・安心で快適に利用できる施設整備を促進していただけるよう、事業者でありますJR西日本に対しまして要望をいたしているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 「北の玄関口」という表現が決算の附属資料にもありましたけれども、これはいつ、どのような経過でつくられたものですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  これにつきましては、当初、都市計画マスタープランを策定されたときに、このような表現をされていたのかなと、いわゆる北から入ってきたときの木津川市のJRでの入り口ということで表現されていたかというように認識してございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 玄関口にふさわしい駅とは、どのようなものだと考えますか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  議員は、ただいま御指摘をいただいたように、バリアフリー化でありますとかに努めるということがございますので、そのようなものが設置されている駅というように御指摘があろうかというように思いますが、現在につきましては、先ほど御答弁申し上げましたように、地域の住民に親しんでいただいている駅という形であるというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 上狛駅の写真であります。この石の階段を上らないと駅に行けないという、全くもってバリアフリーできていない。  上狛駅のトイレは、男女共用で、これも段差があって、車椅子では入れない。そのことについては、資料で一覧表に入れています。  今、奈良線の第2期の高速化・複線化事業で、棚倉駅構内については、一線スルー化ということが実現しようとしていますが、このメリットは何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  宮嶋議員の資料4を利用させていただきますと、上狛駅につきましては、上下線同じホームで乗車という形で、改札のあるホームを利用できるというものが、これは1期工事の一線スルー化によって実現したものでございます。今回、2期工事を進めるに当たりまして、このような同じような効果があるというようなことを期待いたしているところでございまして、これにつきましても、事業者に要望しているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) JRの発表によると、平成34年、2022年までの完成の中で、その棚倉駅ということが指摘されていますので、ぜひそれは推進いただきたいわけだけれども、トイレのバリアフリーだとか、それからこういう棚倉駅の場合は、全て京都行きは、この跨線橋を通らなあかんですよね。これを改善する責任は、再度聞きます。どこにありますか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  一義的につきましては、事業者でお願いしたいというように思ってございます。  ただ、もともとSLが走っていた時代ではございませんので、バリアフリーにつきましては、市についても取り組んでいるところでございますので、これにつきましても、事業者、それと私どもと一緒になって進めていく必要があるのかなと。  まず、当面につきましては、先ほど言いましたように、その跨線橋を渡らずに上下線が利用できるような同一ホームでというものに解消に向けて取り組みを進めたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 少なくとも、上狛駅のトイレだとか、今の階段だとかについては、これは事業者であるJRがなかなかやらないんですよね、実際はね。だから、積極的に市も、そこは税金の投入も含めてやるということが必要ではないかと、そのことが都市計画マスタープランなんかにも書かれていることではないかと思いますが、再度聞きます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  今おっしゃっていただきましたように、私どももやっぱりバリアフリー化について、公共施設も含めまして、この鉄道駅についても、そのような考えを持ってございます。  JRの2期工事が進んでまいりますので、それに合わせたような形で事業者のほうには強く要望をしていきたいというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) まだまだ聞きたいことはあるんですが、時間がなくなってきました。  全体としては、冷たいというのを言いましたけれども、本当に地域住民と一緒に歩むというのであれば、もっと積極的に市の提案、そして住民の提案を受けて進むべきだということを指摘して、私の質問を終わります。  以上です。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいまより、午後1時まで休憩といたします。    午前11時59分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後1時、ただいまより会議を再開いたします。  市長から、腰痛が厳しく、自席にて答弁を認めていただきたいとの申し出がありましたので、市長の申し出を許可いたします。  それでは、3番目、西岡政治さん。    (西岡 政治君質問席へ移動) ◯19番(西岡 政治) 19番議員、民主未来クラブの西岡でございます。  「イオンモール高の原増床計画を問う」と題しまして、質問をいたします。  この問題につきましては、平成26年の9月定例会で、同課題でもって質問をいたしました。それから、1年3カ月が経過をするわけでございます。  事業者との関係では、今、協議、交渉過程であるというふうに思うわけでございます。交渉過程ということでございまして、答弁のできない部分もあるかと思いますけれども、答弁のできる範囲で、できるだけ詳しく答弁のほうをよろしくお願いをしたいということを前置きをしまして、これから質問に入りたいというふうに思います。  再度、「イオンモール高の原増床計画を問う」と題しまして、質問いたします。  昨年2月、相楽地区センター用地を取得したイオンモール共同体の計画が進行しつつある。マンション建設は、市で制定した条例に基づき進められ、商業施設については、今後、大規模小売店舗立地法の手続を経て建設されることになります。この事業計画に、地域貢献事業として図書館ゾーンと農産物直売所ゾーンが計画をされております。  本年3月、商業施設の近隣自治会連合会と社協の兜台区・相楽台区支部から市と議会に対しまして、「高の原駅前商業施設へ図書館分館の設置を求める要望書」が提出をされております。この提出内容につきましては、地元のみならず、駅前の商業施設と西部出張所を利用する幅広い市民の利便性を高める施設として、平成26年9月定例会でも私が取り上げた問題でございます。  また、農産物直売所につきましては、京大農場の運用開始が来年、供用開始になる予定でございます。農業関係者の関心も高いわけでございまして、その後の事業者との折衝内容と市の考え方を問いたいと思います。  まず1点目でございますけれども、図書館の分室の関係でございます。  1点目、教育委員会の所管と認識をいたしておりますけれども、施設設置者から計画の提案はあったのか。提案があったとするならば、どのような内容なのかというのが1点目でございます。  2点目でございますけれども、西部出張所と図書館分室の行政施設を合体させることは、行政効率の観点から望ましいというふうに考えるわけでございますけれども、市の利便性向上につながるものと期待しておるところでございますけれども、市の考え方はどうか。これが2点目でございます。  西部出張所の移転についてでございますけれども、事業者の反応はどうなのかというのが3点目でございます。
     4点目の関係でございますけれども、市民の期待は、行政手続、買い物、教育を同一施設で完結されることにあるというように考えるわけでございますけれども、全国的にも少ない商業施設への分館設置は、子育て、生活のしやすい市としてのイメージ効果が非常に高いというふうに考えるわけでございますけれども、市の評価はどうかというのが4点目でございます。  5点目の関係につきましては、市の宣伝場所として申し分ない立地条件だというふうに考えておるわけでございますけれども、市のPR施設としての活用の検討をしてはどうかと考えますが、いかがですか。  それから、6点目、建物構造については、環境問題を除いて市民が建設計画に関与することは困難だと考えております。時代が変われば市民のニーズも変わるわけでございまして、より市民が使いやすい施設になるように建築指導はできないのかというのが6点目でございます。  7点目の関係につきましては、商業施設への分館設置のメリットは大きい。調査費を予算化して研究と交渉を始めることを提案するわけでございますけれども、市の考え方はどうかというのが、図書館分室に対する7点の質問でございます。  それから、農産物直売所についての質問でございます。  1点目は、建設部の所管と認識をしていますけれども、施設設置者から計画の提案はあったのか。あったとすれば、その内容はどのような内容かというのが1点目でございます。  それから、2点目の関係につきましては、直売所整備検討委員会というのが、前回の質問のときに、検討委員会を設置をして、これから考えていくと、こういう御答弁がございました。その取り組み状況とJAの対応はどうなのかというのが2点目でございます。  3点目の関係につきましては、直売所設置に向けて人的支援及び施設整備への財政支援は考えているのかという、3点でございます。  以上、図書館分室の関係での7点、それから農産物直売所についての3点について、御答弁をお願いいたしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えします。  施設者からの提案につきましては、増床棟の1階または屋上の駐車場に隣接した部分に図書館スペースを確保できる旨の提案をいただいております。  なお、イオンモール増床部分のオープンは、平成29年秋ごろになる見込みであるとの報告を受けております。  次に、2つ目につきましては、市といたしましても、ただいま西岡議員から御提案の内容も案として検討いたしております。  次に、4つ目につきましては、市といたしましても十分認識しておりますが、合併算定替の縮小による地方交付税の約10億円の減額を控え、今後、厳しい行財政改革を実行していかなくてはならない状況にあります。  また一方で、小・中学校の耐震改修終了後には、非構造部材の耐震化や公共施設の耐震改修、さらに今定例会でも請願が提出されておりますが、小・中学校のエアコン設置の検討などが控えておりますので、イオンモールへの図書館の設置につきましては、慎重に検討してまいりたいと考えております。  次に、5つ目につきまして、図書館の設置を検討する中で、十分研究してまいりたいと考えております。  次に、7つ目につきましては、出張所の移転に合わせて十分研究してまいりたいと考えております。  私のほうからは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  西岡議員の3つ目の御質問にお答えをしたいと思います。  西部出張所の移転につきましては、事業者側から依頼を受けたものでございます。現在、イオンモールと具体的な協議をしております。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  西岡議員の6つ目の御質問にお答えします。  建築指導はできませんが、市民が使いやすい施設になるよう提案してまいりたいと考えております。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  2点目の御質問にお答えいたします。  構想は聞いておりますが、詳細な内容については承知をしておりません。  次に、2つ目につきましては、平成25年度に農産物直売所検討委員会を設置し、検討委員会の中で、木津川市内の生産農家の方が出品できる直売所を複数の農業者が組織をつくり運営する場合については、市として可能な範囲で支援していくことで確認しております。  また、JA京都やましろについては、現在、管内に7カ所の直売所を運営しており、新設については、前向きには検討しておられないと聞いております。  次に、3つ目につきましては、直売所整備に係る具体的な内容が決まってまいりましたら、市として可能な範囲で支援してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) それでは、再質問を、これから図書館分室から再質問したいと思います。  その前に、まず質問したいと思います。  今回、まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」・「総合戦略」が策定されました。  私は、この図書館の分室設置の問題、あるいは農産物直売所の設置の問題というのは、文字どおり、この戦略の事業の2つではないかというふうに考えておるわけでございまして、そういう点からしまして、先ほども御答弁をいただきましたように、複数の、いわゆる部にまたがるわけです。  したがって、せっかくマチオモイ部という、総合戦略を実行するために設置されたというマチオモイ部というのがあるわけですね。私は、これからの事業者との交渉は、そのマチオモイ部が中心に事業者との交渉をすべきであると、各部の調整もマチオモイ部が中心に調整をしながら相手とやりとりをする、これがせっかくできました、いわゆる総合戦略、今回の議会で決定されるわけでございますけれども、組織改革、組織再編の関係からいっても、そうあるべきだというふうに私は思うんですけれども、まず入り口、その辺のことについて、マチオモイ部長、どうお考えか、御答弁ください。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  現在の組織では、マチオモイ部の所管ではございませんけれども、今後、今議会に提案しております組織の改正が通りましたら、そういう形も考えられることでございます。  ただ、今、私がその分を御答弁する立場に現在ございませんので、そこまでにとどめたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 今、御答弁をいただきました。  現時点ではという話でございます。その辺については理解ができますけれども、私が言いました意見につきましては、十分聞いていただきまして、4月以降の関係については、できるだけそういう方向で検討していただきたいということをまずもってお願いをしておきたいと思います。  それでは、まず1問目から入りたいと思います。  まず1点目の関係につきましては、施設管理者から、いわゆる図書館スペースの確保についてはしましたよと、こういうことを事業者のほうから既に受けていますよというふうに御答弁をいただきました。  この問題は、例えばUR都市再生機構が土地の売買の段階で、いわゆる総合評価方式によって入札をすると、これは決めてあるわけですね。そのことで、入札の条件として、土地単価での評価は80%、それから地元貢献の関係では20%、その総合得点で業者を決めると、こういうことになって、決まったのがイオンモール共同企業体であるわけです。  したがって、その中に、地元貢献の提案の中に図書館の設置と農産物の直売所が入っているわけです。  したがって、当然のこととして、事業者、イオンモールを含めた共同体は、行政に対して協議に来るわけでございまして、その辺で、今、答弁をいただきますと、一定のスペースの確保の話があったと、こういうことでございますけれども、それに対しまして、市のほうはどういう対応で、設置の方向で今後検討していくのかどうなのかと、この辺のことも含めまして、ひとつ御答弁のほうをお願いしたいというふうに思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  イオンのほうからは、先ほど申し上げましたように、増床棟のほうに確保できるものだと御提案をいただいているというところでございます。  今後におきましては、教育委員会におきましては、イニシャルコストやランニングコスト等を十分踏まえ、費用対効果も十分検証する中で、慎重に検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 1点目からあれなんですけれども、例えば先ほど、前段で言いましたように、前回質問しているわけですよ、1年3カ月。前回の御答弁の中でも、今後、調査・検討をしてまいりたいと、動いているわけです、動いているんです。  先ほども御答弁の中にありましたように、平成29年の7月には完成すると、聞いていますところによりますと、9月にはもう開店するんですよ。だから、そんな悠長なことを言っておられない。  したがって、私は1年3カ月の関係で、既にそれなりの検討をされたのではないかというものを期待しながら質問をしているわけでございますけれども、また同じように、これから調査・検討をすると。  こんなことでは、事業者との関係での対応ができない。今さら言ってもしようがないと思いますけれども、もっと積極的に、やはり向こうとの協議に合わせた形で対応をしてほしいというふうに思うわけでございますけれども、その辺についてはどうですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私も先日、イオンの担当部長ともお会いして、お話をさせていただいているというところでございます。  増床棟への図書館の設置についての決定については、来年秋ごろをめどに決定していきたいという形で聞いてございますので、それに向けて検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 私ども民主未来クラブの関係につきましては、この関係につきましては、伊丹の市立図書館の西部分室といいますか、ここへ2遍行っとるんですよ。  そこへ行きますと、いわゆるこれイオンモール伊丹昆陽の2階にあるんですね。床面積については180平米、ここに別に、木津川市で言ったら、西部出張所、向こうの場合は、市民課分室、こういうことで50平米。これを合わせますと、230平米なんですね。坪数で言うと、約70坪ということで、坪約4,000円の共益費を出してやられるんです。  だから、それをそのまま、例えば木津川市にとって返しますと、それをそのまま持ってきたとして、70坪なんですね。もう御承知のことだと思いますけれども、現在、西部出張所の関係も、共益費を払ってやられているわけですね。  それで、恐らく間違いはないと思いますけれども、それで行きますと、240万円、230平米の70坪、そういう経費と、それからいわゆる図書館の整備工事に大体2,000万円ほどかかると。これ、向こうの話ですよ。そういうことが言われているんです。  しかも、図書の関係等については、相当貸出数が非常に多いと、利用者が多いと、こういうことが言われておるわけでございまして、そういうことからしますと、行財政改革の視点、あるいは今後、やはり木津川市の西部に図書館が必要だと、中央図書館とのかかわりも含めまして必要だということであれば、これは事業者からの提案があるわけでございますので、積極的に調査・研究をしながら対応をしてほしいということを、まずお願いをしておきたいというふうに思います。  次、2点目の関係に入りたいと思います。  2点目の関係につきましては、これも伊丹の関係を視察した関係でいきますと、やはり相乗効果もあると思うんですね。  西部出張所、年間、平成26年でいきますと、1万2,000人何がしの利用者があるんですね、西部出張所の関係はね。  そういうことからしますと、西部出張所と図書館の分室を、いわゆる合体することによって、さきにも言いましたように、行政効率の関係、あるいは住民サービスの関係等も含めまして、非常にいいんではないかというふうに思うわけでございますけれども、この辺について、再度、御見解をお願いをいたしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  現在、山城図書館におきましては、山城図書館と山城行政サービスコーナーを合体させた形で運営をさせていただいているというところでございます。  今後、イオンのほうに設置をするというような方向性が出ましたら、議員がおっしゃっておられるような西部出張所と図書館との合体の案での検討を考えているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 西部出張所の関係の所管であります生活環境部長のほうは、どうなんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  今、教育部長が申しましたように、もし図書館と西部出張所が合体すれば、総合的な市民サービスができるという思いは持っております。  以上です。
    ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) それでは、3点目の関係に移りたいというふうに思いますけれども、いわゆる西部出張所の移転の関係に対する事業者の感触ですね、この辺はどうなんですかね。これは、相手側にあれがあるわけで、いや、もうそのままでしかだめですよと言われたら、そうなるわけで、その辺の感触はどうなんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  今現在、主に西部出張所の移転先につきまして、相手側さんと協議をしているところでございます。  その中で、やはり今回の移転というのは、向こう様からの申し出ということもありまして、どうしても今の場所から移転をしてほしいということになりました。そういうことで、その移転に係る費用、これについて、イオンのほうから補填してもらえないかというような、そういう協議もしているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 図書館の分室と、いわゆる西部出張所の合体の関係は、これは先ほども言いましたように、市民サービスの向上、行政の効率化の問題と含めまして、これぜひとも前向きに検討をしてほしいということをひとつお願いをしておきたいというふうに思いますし、私は高の原の商業施設の中心に図書館の分室があり、あるいは西部出張所の合体であるということは、これは非常に木津川市民全体にとって、木津川市の西部の問題だけではなしに、木津川市全体の市民にとって非常にいいことだというふうに考えておるわけでございまして、ぜひともそういう方向で前向きに取り組んでほしいということをお願いをしておきたいなと、この4点の関係を含めまして、お願いをしておきたいなというふうに思います。  5点目の関係でございますけれども、私ども農産物直売所の関係、あるいは図書館の関係等でも、何カ所か視察見学に行ってまいりました。  行きますと、やはり図書館の関係、あるいは農産物の直売所の関係についても、いわゆるその場所内にモニターが置かれていまして、やっぱり市の宣伝をしているわけです。いわゆる全国向けも含めまして、市の宣伝をしている。また、壁にいろんな市の宣伝をやっているわけです。そういうことができ得る施設だと、立地的にね。だから、そういうことについても、ぜひともひとつ設置を含めまして検討してほしいなと。その辺について、再度、御答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  もし、そういう図書館のスペースができましたら、議員おっしゃるように、PRの場所としてはとても魅力のあるところでございます。  そして、そのPRにつきましても、議員おっしゃいました、例えば市の内部の子育て健診、高齢者の関係とか、そういうイベントとかも含めて、そういう内部のものと、外向きの、例えば観光の木津川アートとか、そういう形のものもできると思いますし、今後、そのことについても十分検討したいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) ぜひとも、市のPRの関係も設置の関係とあわせて検討していただくことをひとつお願いをしておきたいなというふうに思います。  それから、6番目の問題でございます。  御承知のように、現在、イオンモールがあるわけですね。今回、北側に増床される。こういうことで、やはり来られる方の利便性の関係で、これは兜台自治会、あるいは相楽台自治会等からも、いろんな利便性の問題がいろいろ要望されているはずなんです。  具体的な関係でいきますと、現在のイオンモールと増床されますイオンモールの関係の通路の関係なんですね。  これ、都市計画法でいきますと、例えば1階、4階あるわけでございますので、どこか1つの通路だけしか、都市計画法の関係では非常に難しいようにも聞くわけでございますけれども、あちこちの関係をずっと見ますと、いろんな話し合い、京都府との協議の中で、やはりその辺の利便性を図られてきておる、現実に。だから、そういうことも十分加味しながら、市がするわけではございませんけれども、いわゆる京都府に対して、そういう要望を、利用者の立場に立って府に対して要望してもらう。そして、結果的には、利用者の利便性が高まるように、それをしていただきたいなという思いでございますけれども、その辺に対しての御答弁を、再度、お願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  平成27年2月3日にイオンモールの方がいらっしゃいまして、そのときに図書館とか西部出張所、直売所等の提案をいただいております。  また、それ以来、現在まで、建築確認や開発許可についての御相談は一切ございません。そういう状態が続いております。  今、議員がおっしゃいました新館と旧館の上空占用の関係につきましては、我々もそういった問題があることは承知しておりますけれども、権限が京都府権限になっておりますので、京都府へ行ってアドバイスを受けるようにという提案をしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 京都府の権限であることは、十分承知をしておるんです。だから、さっきも言ったように、市の権限ではございませんと言っているんです。  ただ、やはり事業者が京都府と協議をする段階で、これ地元市の意見を全く無視するわけではございませんので、市としてはどうですかと、こういう話になるわけです。  その段階で、やはり先ほど言いましたように、地元の要望、いわゆる利用者の使いやすいような施設になるように京都府に対して意見具申をしてくださいよと、こう言っているんです。そういう努力をしていただけますかということを聞いておるんです。 ◯議長(倉 克伊) 建設部次長。 ◯建設部次長(竹谷 修身) 建設部次長でございます。  西岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  当然、我々も地上2階・3階・4階部分が上空専用で続きますと、非常に利便性がよくなるということは承知しておりますので、そういった方向で京都府にアドバイスをしてほしいというお願いはしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) ひとつその辺では、京都府に対してその辺の意向も伝えていただくと、こういうことでお願いをして、6点目の問題は終わりたいというふうに思います。  7点目の関係でございますけれども、先ほど最初に言いましたように、都市計画審議会で、いわゆる高さ制限の規制の問題で審議会を開かれまして、そこで規制の決定をしているわけですね。  その段階で、都市計画審議会の中で、そういう地元貢献にかかわる事業を何とか組み入れてほしいという、そういう残したわけじゃないですよ、都市計画審議会の決定段階については、それを受けてイオンが、先ほど言いましたような形で販売したと、こういう経緯があるんです。  したがって、私は少なくとも、やはり検討調査結果の中ではどうなのか、これはまた別の問題だと思いますけれども、やはり前向きに調査・検討をすると、実現をすると、工法で調査・検討をするというのは、非常にある意味当然だし、する必要があるというふうに私は考えているわけです。  そういう意味では、やはりまずは、相手もそういう提案をしているわけでございますので、市もそれに対応して前向きな姿勢を示すという意味では、やはり平成28年度の予算の中で、それなりの調査費を計上しながら、言うたら、検討するんやと、こういう姿勢が非常に大事だというふうに私は考えるんですけれども、その辺について、再度、これはもう御答弁を願いたいというふうに思います。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 西岡議員の御質問にお答えをいたします。  今御提案をいただいております出張所、また図書館、そして直売所ですね、今回、イオンが増床されるということに合わせまして、西部出張所も移転をしてほしいということで聞いております。  会派のほうでは、イオンの伊丹昆陽ショッピングセンターですか、その中にある図書館の分室にも何度か足を運んでいただいているということも聞いております。  いろんな面で検討を十分にしていかなくてはいけないというふうに思っておりますので、まずは先進地を視察するということについて、旅費などについての調査というんですかね、そういうものを予算化していって、検討していきたいなというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 市長から御答弁がございました。ぜひとも、平成28年度当初予算の中で、当然、旅費が中心になろうかと思いますけれども、科目としては調査費という形の予算化の計上を、ぜひともこれはお願いをしておきたいというふうに思います。  それでは、1点目の図書館の分室の関係につきましては、それで終わりたいと思います。  次に、農産物直売所の関係でございます。  この関係につきましては、まず所管課の関係はどうなるんですかね、再度、御答弁ください。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  所管課につきましては、マチオモイ部でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) それから、先ほど具体的には、この辺の関係については、事業者からの提案、あるいはその内容等については、何も協議はなかったんですかね。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  現在、その件についての具体的なものはございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 私は協議があったというふうに聞いておるんですけれども、ないということですね。わかりました。  されば、2点目の問題に入りたいというふうに思うんですけれども、直売所整備検討委員会の取り組みの状況と、JAの対応という質問をしているわけでございますけれども、どうもJAの対応の関係については、結果的には、今回の、いわゆる直売所の関係については、検討しておらないと。言いかえますと、直売所整備検討委員会にも参加をされていないというふうに理解していいんですか。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  西岡議員の御質問にお答えいたします。  直売所整備検討委員会については、JAさんは入っておられます。その中で、JAさんにつきましては、旧支店単位の直売所の運営を基本としておりまして、大規模な直売所は考えていないという御意見でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) そうしますと、JAの関係につきましては、直売所の設置の関係については、極めて消極的だというふうに理解していいということにしておきます。  ただ、直売所の検討委員会、先ほども言いました、1年3カ月たつわけでございますけれども、何回やられて、どういう方向の論議をされたのか、もう少し詳しくお聞かせ願いたいなと思います。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) 西岡議員の御質問にお答えいたします。  平成27年度につきましては、1回、9月に行われました。その中で、直売所の関係につきましては、複数の農業者が組織をつくり、その組織が整備運営を行って、市はその予算を一定の範囲で負担をしていくということを決められております。そして、私どものほうも、それにつきまして、今後、十分検討していくというお話になっています。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) 若干、我々視察をしてきた内容についても報告をしながら御意見をいただきたいというふうに思うんですけれども、3番目の関係とも重複するんですけれども、例えば私ども高槻市の真庭市場も見学しました。綾部にありますところの農夢という、これ水菜をやっておるわけですね、ここも見学しましたし、道の駅なんですけれども、道の駅藤樹の里あどがわ、ここも見学しました。まだ、ほかも行きましたけれども、ずっと行っているんですね。これらを見ますと、どこをとりましてもJAは消極的なんです。  こういうことでございまして、それはやむを得ないというふうに思うわけでございますけれども、どこへ行きましても、農業法人、あるいは株式会社、こういう形で経営をやられておる。しかも、その中には、いわゆる見ますと、市は施設に対して投資をするか、あるいは株式会社、あるいは農業法人になった場合に、そこに対して一定の出資をする、いずれにしてもそういう形での財政援助をしているわけですね。  もう一つは、人的な支援の関係でいきますと、例えば真庭市場の関係でいきますと、当時、真庭の職員であった人が、こちらへ来て、店長をしているんです。農夢の関係も、当時の農林課の主幹が代表取締役になっているんです。  だから、そういうことでの人的支援の関係とか、言っていますように、法人、あるいは株式会社の設立をしていかなきゃならん。今後、商品の確保の問題等々を考えたときに、これは行政の力をおかりをしなければなかなかできない問題ですね。  今、何か考えておられる状況からいきますと、何人かが寄って株式会社を設立をして、いわゆるおのおの10人であれば10人が一定の金を出資をして、そしてやっていこうと、何かそういう方向にあるようでございます。  私は、あちこち行ったときに聞いたのは、余計な金は行政は出してはだめですよと、これも聞いたんです。  したがって、私は、例えば市の観光PRとか、いろんな面で、市に対する貢献度に応じた出資、あるいは施設の整備、これはぜひともやってほしい。だから、余計な金は出す必要はない。ほかも出ていますけれども、大体、そういう形で出ておるんです。  この出すことの非常に大事なのは、どこへ行っても、これ、その法人に、あるいは株式会社に、市が一定の金を出資していますよ、あるいは補助金を出しましたよ、あるいはこの部分について建設投資をしましたよということが、いわゆるそこへ来る客、いろんな面で信用性の問題が高まるわけですよ。ああ、市も出資しているんやったら、これは安心・安全だと、こういうことになるわけで、したがって余分な金を出す必要はございませんけれども、ぜひとも市のメリットになる部分、利益に通ずる部分に対応した応分の負担ですね、これはぜひともこれから株式会社になるのか、農業法人にされるのか、ちょっとわかりませんけれども、その協議の中で、いわゆるそういう話をぜひともしてほしいなと、そういう方向に立って進めてほしいなというように思うんですけれども、その辺について、どのようにお考えか、再度、お聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  今、西岡議員のほうから、いろんなところの例も挙げて、いろいろ御説明いただきました。私どものほうも、そういう形で、もし直売所ができるならば、その投資的経費についての一部を負担していきたいなと思っておりますし、その中で、当然お話をする中で、市の観光PRとかも含めて話し合いをやっていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西岡さん。 ◯19番(西岡 政治) ぜひとも、そういう方向で考えていただきたいと思います。  最後になりますけれども、私は今回策定されました、まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」・「総合戦略」、これは平成28年から平成32年、5年間ですね。5年間の中で、いわゆるできる事業で、しかも市の活性化、これをやることによって、人の雇用がふえるわけですね。そういう問題もあって、全くこれに見合った2つの事業だというふうに私は考えておるんです。  全国へ、いわゆる市のPRも発信することもできますので、ぜひともこれに沿って5年間に、図書館の分室、あるいは農産物の直売所ができ得るように、ひとつ私どもも努力をいたしますので、行政のほうは全面的に協力、あるいは努力をしていただきたいということを、まずお願いをすると同時に、これが実現しましたら、全ての木津川市民の方は大変喜んでいただけるというふうに私は確信をしておりますので、ぜひともそういう方向で頑張っていただくことをお願いをいたしまして、私の質問を終わりたいというふうに思います。
     どうもありがとうございます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま午後1時47分、午後2時まで休憩といたします。    午後 1時47分 休憩    午後 2時00分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、4番目、伊藤紀味枝さん。    (伊藤 紀味枝君質問席へ移動) ◯11番(伊藤 紀味枝) 11番議員、伊藤紀味枝です。  1問、質問いたします。  「子どもたちを守るためには」と題しまして、先日、小学生が大麻を吸ったというショッキングなニュースがありました。発端は、教師が男児に喫煙に関して指導している中で、「大麻も吸った」という話が出てきたと報道されています。  大きなくくりといたしましては、薬物から子供を守るために。  (1)大麻、違法ドラッグ、覚醒剤などは、何年も前から若年層に蔓延している。低年齢化が心配される中で、心身に悪影響を及ぼすことを小学生や中学生に対してどのように指導していくのか。  (2)グループの1人が薬物に手を染めてしまうと、感染症のように広がります。今は、インターネットやLINEの普及で、ふだんはおとなしそうな子供も手を出しやすくなってきている。子供を薬物乱用から未然に防ぐためには、どのように考えているのか。  (3)未成年者が簡単に違法薬物を手にする向こう側には、子供たちを薬物依存に引きずり込み金もうけをする大人たちがいることを、子供たちに指導していくべきである。市の考えは。  (4)薬物から子供を守るためには、PTAとの連携が必要であると考えるが、どうか。  大きなくくりとして、たばこの害から守るために。  大麻事件の発端は、喫煙からだと聞きます。先日、福岡県で教職員のたばこの不始末が原因で、職員更衣室で、ごみ箱や壁の一部が燃えるぼやがありました。  (1)教育現場で喫煙防止に対する取り組みは。  (2)グループや仲間から勧められ、好奇心から喫煙を始めてしまう児童・生徒を守るには、どう取り組むのか。  (3)教育現場である学校内での禁煙は守られているのか。お聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。    (教育部理事 中川 嗣郎君登壇) ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の御質問にお答えします。  小学校の保健、中学校の保健体育の授業において、全学校で薬物乱用が心身に重大な影響を及ぼすなどの指導を実施しております。  また、全中学校で警察署員や薬剤師による薬物乱用防止教室を実施しており、小学校においてもほとんどの学校で実施しております。  今後も、継続的な指導を徹底したいと考えております。  次に、2つ目につきましては、薬物乱用防止教室や保健体育の学習の中でも触れていますが、心身に悪影響を及ぼすものであり、絶対に手を出さないこと、友人の誘いを断る勇気を持つこと、危険を感じたら大人と相談することなど、繰り返し指導する必要があると考えております。  また、ネットやLINE等で誰もが簡単に入手しやすくなっていることを含め、保護者への啓発の徹底を図っていきたいと思います。  次に、3つ目につきましては、これまでから不審者対策の指導として、残念ながら、「一部の大人の中には信用できない人がいる」ということの指導を行っているところでありますが、薬物についても同様の指導が必要であると考えております。  次に、4つ目につきましては、各学校において、薬物乱用を含め、児童・生徒を取り巻くさまざまな生徒指導上の課題についての校内研修を行い、共通理解を図っています。  PTAにつきましては、薬物乱用防止教室等で学習した内容について、学校だよりや学級通信等でお知らせし、啓発を図るなどの取り組みを実施していますが、今後もより積極的な連携を図り、児童・生徒が薬物に手を染めないよう努めていきたいと考えます。  次に、大きな2点目につきましてですが、薬物乱用防止教室や保健体育の学習において、喫煙防止に関する学習も実施しております。喫煙の開始年齢が低いほど、がんや心臓病にかかる可能性が高くなること、未成年の喫煙は法律で禁止されていることなどについて学習しています。  次に、2つ目につきまして、喫煙防止に関する学習の中では、好奇心や周りの人の誘いがきっかけになることにも触れて学習しています。道徳学習などにより自分を律する心を高めるとともに、継続的に指導していくこと、折に触れ保護者に啓発していくことが重要であると考えています。  次に、3つ目につきまして、各学校では、建物内禁煙としているところでありますが、今後とも指導を徹底してまいりたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 再質問させていただきます。  誰もが、まさか小学生だと思うが、欧米化と並ぶようになり、低年齢化が顕著になっています。  薬物乱用とは、どういうことなのか。薬物を社会的規模から逸脱した目的や方法を使うことを薬物乱用と言い、一回でも使用すれば、乱用と言うそうです。薬物を乱用すると、乱用される薬物の共通する特徴といたしましては、脳に作用し、依存を引き起こすという性質です。健康な人体に影響を及ぼし、さらには社会にも大きな影響を与えます。つまり、正常な脳を変えてしまう。心身へのダメージだけではなく、生き方そのものにも影響を与え、薬物によっては、急激に身体に影響を及ぼすものもあり、急性中毒で死んでしまうということもあります。急性中毒にならなくても、慢性中毒、薬物精神病になり、幻覚や妄想に捉われ、人格に異常を来します。人格や精神や身体が形成される一番大事なときに、もし手を出せばどのようになるか、一目瞭然です。  文部科学省が平成24年度の薬物等に対する意識等調査をされています。この薬物調査に対する調査は、平成9年度、平成12年度、平成18年度と、大規模調査されております。  この対象となるのにいたしましては、県庁などの所在地、そして人口30万人以上の市(東京都の23区を含む)ごとに、小・中・高校を各2校、そして2番目といたしましては、人口3万人から4万人程度の市町村に所在する小・中・高校の都道府県ごとに各2校を対象として、無差別に抽出された調査と聞いております。  平成24年度の有効回答者数は、これは2クラスをしているんですが、各学校1クラスということで、小学校5年生と6年生ということで、これ1万7,333人、中学校は全学年で2万6,966人となっており、有効回答学校数としては、小学校といたしましては288校、中学校は287校という抽出方法でやられているということです。  つまり、簡単に言えば、対象者は小学校5年生から高校3年まで男女に分けて調査をされたということです。  その調査の中で、すごく分厚い資料でしたので、要約して言いますと、薬物を絶対使うべきでないという回答は、その最初の平成12年と平成18年に比べて、年々、85%から95%に達したというほど、意識的には向上しているということです。  また、脱法ハーブ、これ一、二年前には、この名前で呼ばれておりましたが、今は違法ドラッグとか危険ドラッグとか呼ばれているものについては、58%から83%が「知っている」と回答しております。  これらを見れば、子供たちは薬物に対して否定的なイメージを持っていること、また「格好いい」「気持ちよくなる」「害がない」といった肯定的な回答は、最高でも、高校3年生ですけれども、男子で4.0%と、ごく少なく、一方、「害がある」「悪いこと」「やめられなくなる」といった否定的な回答は、全ての学年で80%と極めて高くなっております。  これらの結果を見ると、日本人の若い者は、簡単に薬物は受け入れはしないなとなります。よい方向に行っているようにも思います。  ただ、これは数字だけで、そういう意識調査ということですので、実際にはどうであったのか、実態はどうであったのかというのは、まだ数字的にはわからない。  だから、成長とともに行動圏を広げた途端に、欧米生活では、桁違いに多くの若者が薬物などを使い、さらに大麻を合法化している地域もあったという現実に出くわすことになります。  こうした現実について、子供たちはどのように考えているのか、これからの薬物教育には、そのような視点も私は必要なんではないかと思っております。この点については、どのように考えておられるのか。  数字的には、非常にいい方向に、最初の平成9年、平成12年、平成18年に比べてよいほうに数字は出ていることは確かなんです。すごくいい方向には出ているんです。  だから、これでいいんじゃないかではなくて、では、どうしてマスコミにこういう事件があるということになるのか、これは成長とともに行動範囲が広くなったということで、欧米化も伴った社会になっているということで、桁違いにそういう若者と接触することも、薬物を使っている、そういう欧米化の人たちと接触することも多いことにもなっております。  だから、大麻自体も合法化している地域もあります、国もあるということで、こういう現実とギャップがあることについて、これから薬物教育は、私はまた違った視点で必要かなと思います。その点はどのように考えておられるのか、お考えをお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  議員おっしゃるように、本当に今、我々の意識としても、中学生や小学生に薬物が広まっている可能性はあるという危機感というか、そういうのを持って、薬物乱用の防止、それから根絶というふうなものに向けて取り組んでいく必要があると、こういうふうに考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 言葉で言うのは、すごくあれなんです。  ただ、実体験として、マスコミなんかでも、そういう違法の薬物を使って、問題になっている。また、いろんな事件がある。  昔は脱法ハーブとかと言って、ハーブという名前だったら大丈夫なのかなというようなことで、意識的に悪いことをしているというようなことを思う大人がいてるということで、それに感化されて子供がまねをするということもあると思うんです。  それで、先ほどこの意識調査ということが文科省のほうが、これ6年ごとにやられているということです、調べさせていただいたらね。だから、市独自として薬物など、学校別にこういう意識調査など等をされたのかどうか、ちょっとどうなのかなと思いながら思うんですが、どうなんでしょうか、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えさせていただきます。  今のところ、意識調査というものは実施しておりません。今後実施していくことも検討する必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 意識調査等はされていないということです。これから、そういうことも検討をしていかなければならないのかなという理事からの答弁をいただきました。  それにかわって、学校自体、現実的には、指導、先ほどの答弁の中に、薬剤師とか警察の方も交えて、そういう防止、薬物を使用した場合はどうなるかというような答弁をいただきました。  ただ、そういうかた苦しいところでするのと、またそれ以外にも、市と言ったらおかしいですけれども、学校教育として違う面で取り組みをやっていきたいと考えておられるのか、現実的にね。それとも、いやいや、もうそれで十分だと思っておられるのか、ちょっとお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えします。  現在、薬物乱用防止教室というものは、薬剤師さんとか、木津警察署員の方とか、いろいろ外部の方に来ていただくというふうな形で教室を実施しております。  そういったものを全ての小・中学生で実施していくというふうなことを含めて、よりこれまで以上の、そういった教室をしていくということをまず重点的に考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) わかりました。  それは、年に1回なのか2回なのか、学年によっても、多分、小学校と中学校と違うと思うんですが、もし数なんかわかっておられたら、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  学校によっては、2回実施しておられるところもあるんですが、ほとんどの学校は1回、小学校については、5年生と6年生を中心に行っております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 年に1回か2回ということで、ほとんどが1回みたいな答弁だったと思うんですが、これからの時代、インターネットとかLINEとかも進む中で、次の質問にもかかわってくることなんですが、もう少し数と言ったらおかしいですけれども、そういうやっていかなければならないかなというように私自身思いながら質問させていただいているんですが、今、インターネット上では情報があふれ返っているわけです。幾ら教職員や保護者の方、また学校や薬剤師の方、警察の方が気をつけていても、網の目をくぐって子供たちの好奇心に火をつける。これ、マスコミが一番悪い例なんです。おもしろおかしくはやし立てるようなところが、私はこれはあると思うんです。火を消すどころか、ちょっと火をつけているんじゃないかなと、そのような面が私自身、思うところがあるんです。  だから、何かいじめの問題にしても、グループから抜けようと思っても、なかなか抜けられないと、またそれが後で仕返しが怖いとかということもあります。  これらのことを考えて、いろんな学校自体のネットワークを持っておられると思うんです、いろんな面でね。それを子供たちを守っていくためにチェックなどをどのような体制でやっておられるのか、もう一度聞かせてください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  チェック体制と言われると、その具体的なものが浮かぶことはちょっとあれなんですが、例えば授業の中で、先ほど薬物乱用防止教室と申しましたが、それ以外に保健の学習ですね、小学校では6年生、中学校でも体育の学習の中で、薬物乱用防止教室とは別に授業として実施しておりますので、そうすると2回は実施していることになるんですが、その授業の中で、授業のやりとりをしながら、そういう情報を得るというか、今はそういうふうな形が中心になるかと思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 先生方も大変だなと、その授業を教えもって、子供の動向というんですか、その流れ、また顔色を見ながら、健康であるかどうか、友達にいじめられていないかどうか、孤立していないかどうかとか、いろんな面で、また今みたいに薬物乱用にかかわっていないかということをチェックしていくのは大変な仕事だと、よくわかっておるんです。  わかっておるんですが、万が一薬物に一旦でも手を染めれば、烙印を押されたような形になりますし、それだけではなく、心身ともにやっぱり大変な状態に陥る、その子の人生そのものが、やはり私自体は、健康面、また精神面、家族に対しても考えられるということで、私は考えていかなければならないということを思っております。だから、しっかりとそういう体育の授業、保健の授業なんかにも、やっぱり先生方がしっかりしていただきたいなと思います。  それで、先ほどもちょっと答弁の中で、私、違法薬物なんか、簡単に手を出す、向こうには、大人がそれによって金もうけをしていこうかなというようなところがあります。
     それに対して答弁のほうはいただいたんですが、先ほど一番最初に言いました、小学校6年生の男子が、発端はたばこの喫煙からだという、それも兄貴のものをしながら、実は大麻のほうまで手を染めていたということです。  だから、親もチェックできない、教師もチェックできない、兄弟もわからへんのが、はっきり言って浮き彫りになっているわけです。だから、これ、親や教職員も知らない中で、こういうのになったということで、非常に難しい。  それで、それに入り込んだ場合は、あと待っているのは、人格の崩壊プラス金もうけの巣になると言ったらおかしいですけれども、だからもう少ししっかりとやっていただきたいなと思うんですが、いま一度、もう一度、どのように考えておられるのか、御答弁のほう、お願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  答弁の中でも申しましたが、不審者情報、それから不審者に対する対策という点では、もう何年も前から指導を続けているわけですが、その中で、やっぱりほとんどの大人の人は、君たちを信用して、いい子に育ってくれるのを頑張ってくれているんだよと、でも中には、やっぱり一部残念だけれども、信用できない人がいるというふうな指導は続けています。  それを繰り返す中で、なおかつ不審者等がありましたときは、保護者の方に各学校からメール配信等をしながらお知らせしているというふうなことになります。  恐らく、薬物についても、そのようなことがもし情報を得た場合は、そういう保護者の方に対するメール配信というのも一つの方法として実施していくことになると思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) メール配信とか、あらゆる体制でやっていきたいというお答えをいただいて、まあまあ安心かなと思いながらも、ちょっと不安な面もあるんですが、この間、ちょっとチェックしていたら、PTA、青少年団体、業界団体など、150以上から構成されている「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」、これ、代表は知事がしているということで、それが核となってオール京都による推進体制を整備されており、去年、平成26年11月2日に開催され、これ一番最初にやられたのは、確か平成23年から立ち上げたと聞いております。去年の開催では450人参加があったと聞いております。業界の団体だから、あらゆる団体から来られているんだなと、それとPTAも含めてしておられるということを聞いております。木津川市は、これに対してかかわっておられるのか、それともどうなのかということで、もしかかわっておられるのでしたら、ことしはどうだったのかもお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」につきましては、一応、構成団体としては、京都府市長会、それから京都府市町村教育委員会連合会等がありますが、市として特にその運営にかかわっているというようなことはございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 市としては、市町村会もありながらかかわっておられないということなんですが、これからそしたら、まだ立ち上がったんが平成23年と聞いておりますので、まだ新しい団体というか、そういう府民会議ということですが、代表は知事ということですので、私自体は、こういうとこもかかわってしっかりとネットワークも組んでいただいて、新しいそういうものをいただくというか、ニュースをね、そういうことも必要じゃないかなと思うんですが、今後はどう思われているのか、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えさせていただきます。  この「きょうと薬物乱用防止行動府民会議」総会というものを、一応、動向をまた見ていきながら、市としてできることをまた検討していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 動向を見きわめながらどうするかを考えていきたいということですので、そのほうのチェックのほうも、これ毎年11月にあるみたいなことを聞いておりますので、そういうネットワークのほうもアンテナを張っていただいてしていただきたいと思います。  また、自分の子供だけではなく、地域の子供がそのようなものに手を出さないように、薬物などにね、地域の大人がしっかりと目をかけていきたいものだと。  たまたまなんですが、きょう、京都新聞のほうでちょっと載っていたんです、薬物から子供をどう守るかということでね。これ、京都市のほうですので、あれなんですが、京都市だけでも、ちょっとすごく270人という方が出席されて、講習会なんかね、されているということも聞いておるんです。それで、そういうことも含めて、やっぱり今さっきの話じゃないですが、ちょっとこういうネットワークをしっかりと広げていきたいと思います。  我々も、やっぱり自分らの地域の子供を守っていかなければならないと思っておりますので、私らも、そういう今、メールなんかでも発信しているということを聞かせていただきました。インターネットで、ホームページ等も、そういう情報等もあればしていただいたらありがたいなと思います。その点は、どうお考えでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  伊藤議員の再質問にお答え申し上げます。  ことしの2学期になってから、府内の男子高校生4人が大麻取締法違反で逮捕、検挙された。そこから1週間もしない間に、今度は山科区のほうで高校生の兄さんのやつを小学生がと、先ほど御紹介があった。また、テレビでは、乳幼児に対してという、死去させるという、覚醒剤を注入したと、非常に怖い状況の部分があります。  学校現場も、かつて高校生のシンナー問題が中学校へ飛び火してきたという苦い歴史があるわけで、シンナーのほうは手に入れやすいというようなこともあったと思うんですが、高校生に現にそういったのが起こってきているということは、兄弟関係を通じて中学生、考えられへんかった小学生もというようなことの部分もありますので、非常にこれ気を引き締めて改めて学校への指導徹底をしようとしているわけであります。  ただ、この問題については、教育関係者だけというわけじゃないわけで、国のほうでも、平成25年の8月に「第四次薬物乱用防止五か年戦略」を策定いたしまして、それは構成団体、警察庁、厚生労働省、文部科学省、消費者庁、財務省、財務省というのは税関の関係、三井の関係ですね、そういったことで、関係省庁が全て集まってきて、方針を出しておるわけです。  平成25年にできて、平成26年度のフォローアップで言うと、平成25年中の少年の覚醒剤事犯の検挙人数は125人、これは平成24年と比較して23人減少していると。内訳として、中学生が1人、高校生は15人、大学生が22人ということ。それから、大麻事犯の検挙人数は61人、これも平成24年と比べると6人減少、学校種別、大麻のこの段階は中学生はゼロ、高校生は10人、大学生23人というような、平成26年度のフォローの分ですので、ことしあたりはどうなってくるのかというようなところがあります。  ただ、先ほども申し上げた五か年戦略の中の目標が5点ぐらいあって、目標の第1番目に、伊藤議員が先ほどずっと述べていらっしゃる、また私どもも非常に重要に思っている、「青少年、家庭及び地域社会に対する啓発強化と規範意識向上による薬物乱用未然防止の推進」、そこの中に、薬物乱用防止教育の充実、指導方法の充実、薬物乱用防止教室の充実強化、学校と警察等関係機関・団体との連携強化、学校や地域における薬物乱用防止に関する啓発の推進、薬物乱用少年の早期発見・補導に対する協力要請、学校等に対する健康被害事例についての情報提供等々、目標の1番目に来ています。  それから、ちなみに目標の2番目というのは、乱用者に対しての治療、社会福祉、厚生労働省の関係、目標の3が、薬物密売組織の壊滅、取り締まりの徹底、目標の4が、水際対策の徹底、目標の5が、密輸阻止に向けた国際的な連携というようなことで、今、1番目のところに重要な予防措置というのがあります。  それぞれの部分で、今、申し上げた中での方針の中でやっていって、決して学校とか教育関係者だけでやれる話じゃないわけで、警察署とも十分連携しもってやっていく。  それと、保健体育の教科書の中にも、非常に克明に予防の部分が載っておるんですが、決してこういった教室とか教科だけの問題じゃないわけで、毎日の生徒指導といいますか、毎日の中で家庭と十分連携していく。その家庭の中に大きな問題も当然あるわけですので、その辺は、警察とも、民生委員の人とも連携を十分しながら、今のところ幸いそういった話は伺っていませんけれども、徹底していきたいと、そう思っています。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 教育長のほうから非常に大きなくくりで、全体を網羅するというようなことも、予防だけではなく、もし予防、それをきっちりすること、啓発運動も、そして学校とPTAだけ、家庭だけの話ではなく、地域も、それを取り巻く各種団体、そういう民生の方とか、そういうことも含めてしていかなければならないというような答弁をいただきました。私も、それはもう本当に大事なことだと思います。  やはり我々の新しくこども宝課というような、子供はやっぱり宝です。その子供がすくすくと大人になっていくのには、これ、大人、我々自体がしっかりと見守っていくというのが当たり前のことですので、しっかりと学校だけではなくて、地域、そして家庭、そしていろんな職にある方がやっぱり協力してもらって、こういう薬物乱用予防というのに全力をしてもらう。  最後、物すごくうれしかったのは、幸いなことに本市においては、そういういろんなことがなかったということ、もうこれやっぱり一番うれしいです。もしあった場合は、大変なことですので、そういう啓発運動、非行に走らないように、地域の方とか、知ってくれているのが一番かなと。それと、地形的なことで、ちょっとここ田舎になるということで、それも助かっているのかなということも、さっき答弁を聞きながら思っておりました。  次に、たばこの害のほうに行かせてもらいます。  私自体、この薬物とたばこ、わざわざ分けて質問、一くくりじゃなくて分けてしたのは、少し説明させていただきます。  薬物というのは、所持や服用した場合は、麻薬及び向精神薬取締法で取り締まられていること、大麻取締法、覚醒剤取締法、アヘン法と合わせて薬物四法となっているということで、これたばことは全く違うということで、私は一つのくくりではなくて、ただたばこを聞いたのは、一応、未成年者は禁止になっているということですが、事の発端というのは、やっぱりたばこから入っているということが多いように思うんです。  といっても、私、20歳になったらたばこを吸ってもいいようなことは、決して思っておりません。ただ、このたばこの害ということをやっぱりしっかりとやっていかなければならないと思っております。  先ほどの文科省の調査の中にも、薬物と同じような結果が、たばこのほうでも出ておりました。これは、私は喜ばしいことかなと思っております。だんだん少なくなっている、意識的にはね。  ただ、「家族でたばこを吸う」と回答した児童・生徒の割合、どの年代も十数ポイント、調査6年ごとにやっているのが、傾向がちょっと上がってきているように思うんです。だから、50%前後あるのはすごく気になるところです。減るんじゃなくて、ちょっとこれ自体がふえているということでね。  未成年の方が酒やたばこを吸うたり飲んだりすることになって、それが薬物乱用につながるということが、私は「あると思う」と回答した児童・生徒の割合は、男女ともいずれも、小・中学校の学年において、平成12年、平成18年、平成24年と、段階的に高くなっている。  ということは、入り口はやっぱりたばこであるということでありますので、一番ちょっとびっくりしたのは、中学校1年生の女子が「それが乱用につながると思う」と回答したのが71.8%あるということ、男子のほうはちょっと低くて、66.4%です。  この数字を見て心配するというのは私だけなのか、それとも理事なんか、教育のほうの現場の方はどのように思っておられるのか、たばこが入り口であるということ、どのように思っておられるのか、そこのところお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えさせていただきます。  伊藤議員がおっしゃるとおり、たばこが入り口になるというふうなことは、かなり高い確率でというか、言えることなのではないかというように我々も捉えております。  一応、小学校6年生の保健学習の中でも、未成年者はたばこは吸っていけないということは、指導内容の大きな一つとして取り入れているところではございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) よくわかりました。  それと、講習のほうで、薬物もそうなんですが、たばこの講習のほうも多分しておられるんですが、学校の先生とか、また警察の方、薬剤師の方とか、そういう講習をされるとき、もちろんたばこを愛好していない方がされるんでしょうね。ちょっとそこのところが今気になりながら、ふと思いながら、あれなんですが、どうなんでしょう。そういう実態は把握しておられるのかどうか、もう全くたばこを吸わない人がそういう講習をしているということなんでしょうか。お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  ただいまの伊藤議員の再質問にお答えさせていただきます。  全くたばこを吸っておられない方ばかりが講習しておられるかというと、その辺はちょっと私も把握できておりませんし、実際、たばこを吸っている先生が保健でたばこの授業をしているということは、実際にはあるのが実情です。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) なかなか答えにくいお答えだったように思いますが、大人だから、別に法律に違反しているわけではないので、とやかくは言いませんが、できればそういう講習する方は、ちょっと吸っておられない方をやっぱりされたほうが、より実感があって、それとも反面教師として教えて、こないなって、こないなんのやというぐらいの勢いでされるのか、ちょっとそこのところはクエスチョンマークなんですが、私自体、それはどうかなと思いながら聞かせてもらいました。  なぜ、たばこのことをこれだけ言うかと言ったら、たばこの害としては、もう皆さん御存じのように、本人が吸う場合、本流煙と副流煙というのがあって、実際、本流煙のほうは少ないらしいですよね、主流煙というんですか。それで、たばこ吸っている人ではなくて、周りのほうが、受動喫煙というんですか、それのほうが大変だと聞いております。  怖いのは、この受動喫煙というのは、副流煙ですね、これが主流煙よりもタールが3.4倍、ニコチンが2.8倍、一酸化炭素が4.7倍、アンモニアは46倍という数値になっております。  先ほども答弁ありました、受動喫煙されていたら、肺がんとか狭心症とか、いろんなもろもろの病気になるということは、やっぱりそれもしっかりしていただきたいことと、グループの仲間から好奇心で勧められる。それは、もう本人のことなんです。やっぱりしっかりと悪いんやでということを教育していただくということがしていただきたいと思います。  本当に、ちょっとさっきのあれで、学校の現場で禁煙が守れるかどうかということで、建物内禁煙ということは、建物以外は喫煙はできるということだと思っておるんですが、それでいいんでしょうか。  もう一遍言います。答弁の中では、建物内禁煙はしているということですが、そしたらほかはしているということで、敷地内、いうことでよろしいんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるとおりでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) できるだけそれを吸っている姿を児童・生徒たちに見せないようにやっぱりしていただきたい、御配慮をしていただきたいということと、教育者の中で、さっきの話に戻るんですが、喫煙者は何割ぐらいいるのか、把握しておられたら、もし把握しておられたらの話です。いや、多分、これぐらいやろうというぐらいの程度で結構ですが、ゼロではないということはさっきの答弁でわかっておりますけれども、多いんでしょうか、少ないんでしょうか、それだけお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部理事。 ◯教育部理事(中川 嗣郎) 教育部理事でございます。  伊藤議員の再質問にお答えいたします。  今把握しているところでは、大体、各校1名から3名程度ぐらいの学校がほとんどではないかというふうに把握しております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 伊藤さん。 ◯11番(伊藤 紀味枝) 1名から2名ということで、非常に少ない。その先生方も禁煙のほうに頑張っていただきたいと思いますので、私の質問はこれで終わらせていただきます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま14時43分、14時55分まで休憩といたします。    午後 2時43分 休憩    午後 2時55分 再開 ◯議長(倉 克伊) ただいま午後2時55分、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  5番目、片岡廣さん。    (片岡 廣君質問席へ移動) ◯18番(片岡 廣) 議席番号18番、片岡廣でございます。  2問質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、1問目に入らせていただきます。  「市内における国や府の事業に対して市の要望と対応は」という問題をお聞きしたいと思います。  1点目です。老朽化が進む国道24号泉大橋については、昭和25年に完成、昭和26年に供用開始となり、64年目を迎えます。京都国道事務所は、平成25年から平成26年に橋台8基のうち、4基の補強工事はされたが、残り4基の補強工事について、市としての対応、お聞きになっておるか、お聞きしたいと思います。
     2点目です。大井手川の総合流域防災工事については、中央地区の開発による流入増加に対応するため、起点から木津川合流点まで1,700メートル区間の河川改修工事が平成29年度に完成するが、市としての対応は。よろしくお願いいたします。  3点目、国道163号銭司地内から和束町木屋地内の狭隘区間解消を図るため、府は事業化に向けた準備業務として、道路予備設計に着手されました。今後、市の協力が必要ですが、市の考えをお聞きします。  4点目、国事業の赤田川樋門が、予定では平成28年度に完了、府事業の赤田川築堤護岸工事は平成30年完了予定であるが、上流の貝鍋川対策はいまだに進んでおりませんが、市として府から何かお聞きになっておりますか。よろしくお願いいたします。  5点目、山城地域の木津川河川の堤防強化、特に上狛の泉大橋上流からJR奈良線鉄橋の区間については、私は対策が必要だと思います。市の対応は。また、それに関係する市内全域の木津川河川内の雑木伐採に関しての要望状況は進んでおるのか。  よろしく5点、お願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の御質問にお答えします。  泉大橋の耐震補強につきましては、国土交通省京都国道事務所により平成24年度から実施していただいており、現在まで橋脚8基のうち5基が完成しているところです。残る橋脚3基の耐震補強についても、順次、進めていくと聞いております。  市といたしましても、国道24号は緊急輸送路として重要な道路であるため、計画的に耐震補強を進めていただくよう要望してまいります。  次に、2点目の一級河川大井手川の河川改修事業につきましては、平成21年度に事業着手され、平成29年度完了に向けて京都府により事業を進めていただいているところですが、市としても用地協力が得られるように府とともに引き続き交渉を行っていきたいと考えております。  次に、3点目の国道163号の銭司地区から和束町木屋地区の道路改良につきましては、以前より国道163号整備促進協議会等から国及び府に要望してまいりました。  このたび、京都府が道路予備設計に着手され、市といたしましても、より安全な道路改良のために、地元調整等を積極的に行っていきたいと考えております。  また、早期事業化に向け、より一層の要望活動を行っていくことといたします。  次に、4点目につきまして、現在、貝鍋川の改修計画はありませんが、浸水対策につきましては、パッケージポンプ等で対応していきたいと考えております。  次に、5点目の上狛の泉大橋上流からJR奈良線鉄橋の区間の堤防強化につきましては、平成18年度に国土交通省淀川河川事務所により整備が完了している区間であります。  また、木津川河川内の雑木伐採については、かねてから木津川治水会より国へ要望を行っており、木津川下流域から順次進めていただいている状況であります。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  それでは、再質問に入らせていただきます。  私、完了したのは4基ということになっておりますが、これ1基が昨年中止になったんですよ。平成26年度ですね、1基が、水位が高いために、1基だけ見直されて。  そして、御存じと思いますが、この12月14日から、市は耳に入っておりますか。14日から12月24日まで10日間、もう少し見直して、川の水位が低い日を見計らって、橋梁の基礎、また洗掘の調査が実施されます。市に連絡が来ていると思うんですけれども、その点、いかがですか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  泉大橋の橋脚の基礎の洗掘の調査の件だと思います。  詳細につきましては、私どもには聞いておりませんけれども、毎年されているということは以前から聞いているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 今、答弁でもありました、毎年されていると。今度は、また改めて、この前、平成26年、そして平成27年の春にね。また、改めてやるということで、いろんな団体に、こういうようなチラシが来ております。  そして今、中止になったというのは、紙は小さいんですけれども、この山城側からP2ですね、1号と2号が発注されましたけれども、2号はやっぱり水位が、水路があるために中止されて、残っているのがほとんど中央の流域のあるところなんですよ。  でも、木津川市としては、やっぱりいち早く京都国道事務所に対して、平成28年度でなるべく完了するような要望、またお願いをしていただきたいと思うんですよ。その点については、どうなんですか、部長。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  残りの部分につきましても、予算の確保ができ次第、順次、実施していただきますように要望していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) そして、近年、特に超大型車、トレーラーですね、総重量が30トン以上の、よくやはり見られるんですわ。やはり国道163号並びに国道24号、あそこで混合していますので、どうしても車両が年々ふえてきております。また、それに対しても、老朽化した泉大橋、やはり悲鳴が聞こえてきますわ。  そして、その4基、耐震補強されてから、ちょっと揺れのほうが、私の思い違いかどうか知りませんけれども、少なくなったような感じを受けます。また、市として、完了した4基の倍の強度のお願いをしていただきたい。  ちょうど調査はされますけれども、中心部であって、そこにほとんど負担がかかるというような思い、外国でも韓国のほうで、100メートル以上の橋が崩落していますね。そうならないように、なってはなりませんけれども、そういうようなものも踏まえて、木津川大橋ができるまでやっぱりしっかりと守っていただきたい。それが、やはり木津川市の私は使命だと、市民の安全・生命を守るということを第一に考えていただいて、今後、京都国道事務所に対して、また副市長並びに市長が向こうへ行かれたら顔を出していただいたらありがたいなという思いですので、今後、ひとつこの点についてはよろしく頼みたいと思います。  そして、また泉大橋は、先ほども言いましたが、重複区間になっておりますので、やっぱり4基の橋げた工事を平成28年度で、京都国道事務所もちょっとお話しさせていただいたら、何とか早くやりたいというような思いですので、市から少しアタックをしていただいて、やっぱり重要ですので、やっていただきたいと思います。どうですか、その点は。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  我々も京都国道事務所といろんな事業の関係で、接触する機会がございます。そういう機会もあわせまして、今おっしゃいましたような耐震補強、今までも十分取り組んでいただいているところではございますけれども、今後も含めまして、耐震補強、補修等を計画的に実施していただくというふうなことで、それとあと残りのできていない橋脚につきましてもあわせてお願いしたいということで、要望していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) その点、よろしくお願いいたします。  ちょっと部長、思い出していただきたいんですけれども、10年前、自衛隊があそこへ仮設道路をつけた、8メートルの道路を2時間ぐらいで。私が、市が合併してから1年たつかたたないぐらいに、泉大橋の下流200メートルのところで、陸上自衛隊へあることで行きましたら、そんな話をされていました。災害時には、あの橋に問題が起きれば、そういうようなことも国自体は行われておりますので、一層の市の要望、また活動をお願いして、この点については、これで終わらせていただきます。  それでは、2点目に入ります。大井手川ですね。  2点目の問題、約15億円の予算がついておりますね、御存じと思いますけれども。浸水被害の軽減を図るとともに、本市のまちづくりを支える基盤整備として、周辺環境と調和し、地域の発展、そして水辺環境をつくっていただく河川かと思います。  そこで、今、用地買収が少し難航しているということをお聞きしておりますので、その点について、どういうような報告が来ているのか、山城南土木さんから。協力できるものなら、市が全面的に応援をしていただきたいと。私は、府の回し者でも何でもございませんよ。やはり、これが少し延びると、中央線にも影響がかかるんですよ。約61億円ですか、中央線全体の工事費がね。全体に絡んできますので、その点、何か耳に入っておりますか。よろしく頼みます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  大井手川の改修に絡みます地元の地権者の協力というところでございます。現時点では、まだ全ての方、協力が得られていないという状況でございますけれども、今までもそうですし、これからもそうですけれども、府と密接に地元のほうに入りまして交渉を続けてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) それと、ちょっと府のほうへ行きますと、喜ばしいことに、まちづくり、井上さんがやはるところは何ちゅう名前かな、まちづくり事業推進室ですね、相当に感謝の言葉を所長が述べてはりましてね、御苦労しているということで、私もやっぱりそんな言葉を聞きますと、ありがたいです。やっぱり、木津川市の職員さんが努力されているということに対しましてお褒めの言葉をいただきまして、ありがたかったなという思いです。  それと、やはり先ほども述べましたけれども、東中央線全体の事業費が61億円ですね。これがやっぱり悪影響にならなければ、また見直されると、そんなことはないと思うんですけれども、市としても一層の協力を願って、そうすれば京都国道事務所さんですね、向こうにつなぐ、そこもやはりしっかりと対処してもらうように、その点についてはどうなんですか。用地買収が少し苦労していると、やはり木津川市も前向きにやっていただきたいと。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  大井手川の関係と東中央線の関係、これは、おっしゃるように、密接な関係がございます。  それと、今、お話にもありましたように、京都国道事務所さんがやっております東バイパスの関係にも、関連性としてやはり道路としてはつながって初めての効果が出るというふうな代物でございますので、今後も引き続き国・府・市と密接な関係の中で、地元交渉協議に参りたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  それでは、3点目に入ります。国道163号ですね。  私もこれ、二、三回質問させていただいております。  大阪市を拠点として、奈良県・京都府を経由して三重県津市に至っておりますね。この道路は、第1次緊急輸送道路にも指定されております、御存じと思いますが。相楽地域の沿線市町村を結ぶ随一の道路です。災害時の輸送ネットワークを形成、地域の生活の交通を担う重要な路線です。  周辺では、湾漂山トンネル並びに和束町木屋地区の拡張整備や歩道設置が完了、この区間だけが取り残されております。これも、加茂町時代から要望活動をさております。府に対して、市、特にこの区間に対して、和束町とも足並みをそろえていただいて、木屋地区が和束町へ行っていただいて、町長とともに府に対して陳情、また要望。  それと、この道路は、土木としては、今、設計に着手されて、2日ほど前も、既存の道路延長、また家並みを調査されておりました、コンサルさんが。  これについても、また同じようですけれども、1、2点とよく似たもんですけれども、市の考えをお聞きしたいと思います。よろしく頼みます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  国道163号の銭司・木屋の区間につきましては、かねてから私どもといたしましても、京都府に対しまして国道163号整備促進協議会というのが我々の市も入っておるところでございますけれども、府のほうに要望を行っておりまして、最近でございますけれども、11月に京都府のほうに、これは対応は山下副知事様が対応していただいたわけでございますけれども、それと京都府の議会の植田議長にも直接要望を行っておるところでございます。  あわせまして、国道163号と、今ちょっとお話のありました和束町さんが会長をされております宇治木屋線につきましても、あわせまして関連する道路でございますので、同じように要望しておりまして、今後も引き続いて要望していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  府の考えとしては、大河原バイパスが平成28年、来年8月に供用開始になるとお聞きしております。その後に、銭司から駒返しですね、木屋のところへ、トンネルを先にというような案も出ているということも聞いておりますので、そこで副市長、よく府庁へ会議とかにいらっしゃいますね。そのときに、先ほども副知事の山下さんですか、また顔を出して、いろいろと陳情なりお願いをしていただきたいと思うんですよ。  やっぱり、木津川市は全体として携わって早期着手できるような体制をやっていただきたいと思いますが、いかがですか、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  片岡議員の御質問にお答えをさせていただきます。  先ほど建設部長のほうから最初にお答えさせていただきましたように、京都府が道路予備設計に着手をされているというところまで行っております。  今後、できるだけ早期に着手していただけますように、市長を先頭にいろいろと京都府の関係機関、あるいは国のほうにも要望も行っておりますので、早期実現に向けて今後とも努力をしていきたいと考えております。  特に、議員御指摘がございましたように、近畿の大阪と三重、名古屋を結ぶ重要な路線でございます。西名阪が通行どめになると、全てこの国道163号に回ってくるというような重要路線でございますので、そういった形でしっかりと要望していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 3点目、ありがとうございます。  それでは、4点目の再質問に入ります。  市の河川、貝鍋川、観音寺地域を、そして大野山からの流下、この川は大野地区集落中ほどで、昔から地元の人にお聞きしますと、大体行方不明になっている。こちらの田、こちらの田が水の取り合いをされて、消息が、それから木津川へ流れ込むということですね。  それから、府は貝鍋川排水樋門設置に至る詳細設計を着手したとお聞きしております、この一般質問を出してから後なんですけれども、お聞きしたら。その点については、市として部長のとこへどういうふうな。そして、また、府は11月17日に大野区に、夜19時から説明をされていますね。そのときには、市としても同席をされたのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。
    ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  貝鍋川に関しましては、府の事業の赤田川の河川の改修に合わせまして、貝鍋川自身は市の準用河川でございまして、市が管理する河川でございます。  ただ、赤田川に流れ込むという川でございますので、京都府の赤田川の改修に合わせまして樋門の設計を京都府のほうでしていただいているというところで、これはかねてから我々もかかわって、具体的にどういう大きさの樋門が必要かとか、そういうものも検討させていただいた中で、府のほうで事業を進めていただいている部分がございます。  それと、11月17日というところで、地元説明会、これも我々のほうで担当課4名のほうが出席しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 私もちょっとこの川につきましては、ここですね、議員の方もちょっと見ていただきたい。私もこの認識がわからなかって、捜査したんです。小さい川です。これが市の河川とかということで、ここでもう行方不明になっていますね。この川なんです。私は、この川は石部川から流れ込んだ川というような認識、加茂町時代から持っていまして、市の河川とは、これ今度質問させてもらって、初めてわかって、こんなとこにも市の河川があるのかなと、大体ここでね。  そこでですけれども、やはりこのポンプアップの能力ですね、恐らく上のほうで50ミリ以上の観音寺地域、観音寺地域のちょっと上流のほうからここへ、皆、水が寄ってくるんです。その水に対しては、関西線がありますので、問題はないけれども、大野山からが物すごい水が来るんです。観音寺と大野区の家のない、民家のないとこ、そこへもう田んぼが全体につかり、物すごくポンプアップでも、やっぱり能力のあるポンプを府に対しても、市としても考えていただきたい。その点、どうなんですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の御質問にお答えをいたします。  貝鍋川につきましては、先ほどの私の答弁も一部重複する部分があろうかと思いますけれども、樋門のボリューム、大きさを設計するに至りまして、市のほうでも業務委託を出して進めている部分でございます。  おっしゃっておりますように、その貝鍋川の流域につきましては、大野山からの東側の面から流れてくる水がほとんどその中に集まっていると、近年では、平成25年の台風18号のときには、あの地域一帯が水がついたと。  ただ、あの場合につきましては、若干、やはり赤田川の水も影響しているのではないかというふうに考えておりまして、貝鍋川独自の水であそこまでなかなかならないというふうな見解も出ておるところでございます。  それは、地元の方の聞き取りも含めてでございますけれども、そういうようなものも踏まえまして、ポンプアップで今後の赤田川が改修後につきましては、ポンプを設置することによって対応できるのではないかというふうに考えておるところでございます。  ただ、相手が自然でございますので、なかなかそれで100%大丈夫かと言い切れるものではございませんけれども、我々のほうでできる範囲の中で検討して設置を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 部長、ありがとうございます。  ちょっとこれに関連して、もうこの川が市の川なんですけれども、水道局、水道の観音寺の浄水場がありますね。あの横から中学校の横を流れて、そして石部川に来ておるんです。名前を調べたらなかって、あれはもう用水やというような位置づけがされております。  なぜかなと思って、私は市の当たるに対しまして、中ほどですけれども、2メートル以上幅があるんですよ。  そして、給食センターがされたときに、あのときに烏谷水利組合に対して水のはけをよくするために、中学校の北開きですね、少し改修をされたと記憶にあるんです。  なぜ、あの川が市の川でなく、この貝鍋川が市の河川かと、ちょっと驚きです。その点は、何を目安にして、何を根拠にして市の河川と位置づけられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。済みません、よろしく。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  先ほどの私の答弁の中で準用河川という言葉を使わせていただいたかと思います。河川にもいろんな河川の定義がございまして、一般的に皆さんが御承知なのは二級河川というところで、これは国の管理なり府の管理というところでありますけれども、それに準ずる川というところで準用河川、これについては、市の管理ということで、旧で言いますと、町の時代に準用河川の指定をされておりまして、町が管理されている川、合併になって市が引き継いでいるというふうな位置づけの川でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  この前の説明で、私、電話なんですけれども、市の河川と違いますと、水路ですというような、2カ所の方がおっしゃいました。  おかしいなというような思いで、なぜ給食センターのときに、あそこを排水に対してやったのか、そこらがちょっとおかしいですね。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の御質問にお答えをいたします。  ちょっと私のほうで勘違いがあったかもしれません。  準用河川と申し上げますのは、貝鍋川を準用河川と私は位置づけしておるところでございまして、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) そうすると、改めてお聞きしますけれども、あそこはやっぱり市の普通河川なんですか、どうなんですか、中学校の横ですね。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  我々も河川の図面を持っておるわけでございますけれども、はっきり普通河川としての位置づけのされている川ではございません。  ただ、どこの所有ということになりますと、市になるのかなというふうな位置づけのものでございまして、大変、ちょっとはっきりした答えではございませんけれども、川の定義から言いますと、ちょっとどれにも当てはまりにくい位置づけのものだというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  やはり今後、位置づけはしっかりと、何かその川に対して、今後、赤田川改修、完了します。そして、石部川、流れ込む。それに対しても、その河川に対しても、府はポンプアップをするというようなことをお聞きしていますので、今後、やっぱり市として何らかの位置づけをお願いしたいと思います。その点どうですか、部長。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの片岡議員の御質問にお答えをいたします。  なかなか川といいますか、水路といいますか、市内にはさまざまな水の流れるものがございまして、そういう地元のいろんな関係なり、農政の関係なりも含めまして検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  それでは、もう5点目に入ります。  場所的には、先ほどちょっと堤防が侵食されているという場所は、奈良県の西側に大きな国交省の立て看板が上がっております。御存じと思います。ここから大阪湾まで61キロと明示されております。ちょうど奈良線の手前なんです。その真下なんですよ。平成21年に炭谷部長のときに国交省も来ていただき、そこで地域の方々と、前はもう少し10メートルほどあったと。何かの影響で、右岸のほうに水が回ってきてえぐられたということで、その点、やはり国交省は改善をしたと、あの区間は、おっしゃっていますけれども、違いますよ。  そして、台風18号により、木津川合流点の東側に企業の、参考のためにお聞き願いたいと思います。崩落があったんですよ、材料置き場が、150メートルえぐられて、そのときには、高山ダムが1,200少し放流されたというような思いがあります。  企業が努力されて、国交省よりテトラポットを300、中古ですよ、国交省、木津川河川事務所は、国道1号線、八幡に1カ所と、そして皆さん御存じの木津川市の椿井の相楽中部消防署の手前に在庫があるんですよ。そういうなのをやっぱり国交省に要望していただいて、これ以上侵食されないようにとめるのが、やはり茨城県でも、栃木県から流れて堤防が飛んでしまったと。  そういうようなことの結果になる前に、木津川市としてもテトラポット100から150設置すれば、中古ですけれども、私、見てきました。八幡のところにあるんですよ。設置していただいたら、やっぱり安心ですやんか。やはり、市民の山城地域の生命と財産を守るためにも、しっかりと国交省に対して要望をお願いしたいと思います。その点、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  泉大橋の上流の侵食に関しまして、ちょっと現地のほうを確認させていただいて、その上でまた国交省のほうにも情報提供させていただきたいと思っております。  それと、侵食対策でございますけれども、今、うちの市内のさまざまな堤防のところでも堤防強化工事、これは侵食なり、浸水なり、浸水といいますのは、水がしみ込んでくるほうの部分もあるわけでございますけれども、そういう強化工事をしていただいております。  それは、早期完了に向けて今後も続けていただきますような要望を引き続き取り組んでいきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) よろしくお願いしたいと思います。  要望ばっかりで、どうも済みません。  それと、谷川議員さんも質問されていましたね、雑木の伐採ですね。もう目に余るほど、またほかの議員もなされると思いますので、平成28年度には、一部着手というような声が国交省の中で、木津川出張所の中で上がっていますので、その点は届いておるのか、木津川市に対してね、ちょっとお聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  河川内の雑木の伐採でございます。この件につきましては、かねてからさまざまな議員の方からも質問等でいただいて、答弁をさせていただいている部分があります。  最近でございますと、精華町に煤谷川というのがございまして、そこに流れ込んでいる付近の雑木伐採を、今、実施中ですと。これは、木津川の左岸側でございますけれども、それからも引き継いで下流側から上流側に向けて雑木伐採の作業を進めていただいているというふうに聞いております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  それでは、1問目の質問を終わらせていただきます。  2問目に入らせていただきます。よろしくお願いいたします。  「京都大学大学院農学研究科附属農場について」。  私、これ平成26年第4回定例会で市の対応をお聞きしておりますが、平成26年10月に着手をされ、この11月末で本館等がほとんどが完成し、その他工事ももう少しで完了すると、来年3月には完了すると、京都大学の施設のほうからお聞きしております。市としての取り組みは、12月、昨年にさせてもらって以降、進んでいるのか。市長公室長の答弁をお聞きしました。また、教育委員会の部長もお聞きしました。その後、どういうような京都大学さんとされておるのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。  1点目、地域行政事業について、農場公開による市民や農業者との交流など地域連携は。  そして、2点目、市内の小・中学校の学習の場として、教育活動に取り組む考えは。  お聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。    (市長公室長 尾崎 直利君登壇) ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  片岡議員の御質問にお答えをいたします。  京大農場と市民を初め農業者などとの地域連携につきましては、まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づけておりまして、現在、京都大学と調整をしているところでございます。  大学からは、専門分野の研究紹介など公開講座や、農業体験実習、農産物即売などのイベント、そして農産物を活用した商品開発などに関する提携などの提案をいただいておりますことから、今後は、これらの実現に向けまして取り組みを進めてまいります。  次に、2点目でございます。  京大農場では、現在の高槻農場でも児童・生徒が自然と触れ合う学習の場として提供されておりますことから、城山台の新農場におきましても、これらの取り組みを継続していただけるよう、協議を進めております。  具体には、子供たちが農場見学会や体験学習会を通して、楽しんで学習することで農業に興味を持つとともに、食への関心を深めてもらいたいというように考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 市長公室長、これ平成27年の10月23日、ほとんど完了しておりますので、ちょっと業者からいただきました。  それでは、再質問に入らせていただきます。  京大農学研究農場の連携について、市長公室長は昨年の12月定例会で、京都大学から、オープンファームや農場公開講座といった「農場公開」、また市民や農業者交流会といった「地域行政事業」、ブランド農産品の生産による販売や農産物に関する情報発信といった「地産地消」などの連携案をいただいているところですというような説明がなされました。そして、京都大学は、いろいろありがたい御提案をいただいておるというような答弁でした。
     それに関しまして、ありがたい御提案というのは、どんな御提案をいただいているのか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  お答えいたします。  京都大学さんのほうは、今、御紹介いただきましたように、この11月末現在では、例えば土木工事につきましては、進捗率が78.3%ということをお聞きしておりますので、かなり工事が進んできている状況でございます。  京都大学の農場からは、このような「来春オープン」というようなパンフレットもつくっていただいてございます。  その中で、基本的な大学でございますので、研究教育、支援、そのもう一つといたしまして、連携というのがございます。その連携の中に、木津川市との連携というのも御記入いただいているところでございまして、これがまさに私どもと京都大学さんとできる部分かなというように思ってございます。  御紹介いただきましたオープンファームもございますし、先ほど御答弁させていただきましたような農産物の販売もございます。  それ以外に、これまで高槻の農場では、大学そのものが高槻の農場でできなかったこと、いわゆる遺跡の上にあるということで新たなものができなかったわけでございますが、こちらに来ると、そのような研究棟も建てられるということで、そのあたりも進むということでございまして、市民向けの、先ほど申しましたような公開講座でありますとか、小・中学生を対象とした、そういう農業体験など、このようなもの、具体的にはまだこれからではございますが、そのような御提案をいただいているというものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 市長公室長、ありがとうございます。  そして、また市として、城山台地区は「みのりのまちづくり」を進める中、京都大学様から、重なると思いますけれども、いろいろな提案をこちらから申し込み、「農のまちづくりを目指します」と明言されていますが、この点について、もう少し詳しくお聞きしたいと思います。よろしく。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  重複する部分があろうかと思いますが、城山台につきましては、いわゆる「みのりのまちづくり」という形で進めてございます。  この近くには、木津高校もございます。お隣のまちには、府立大学の研究されているものもあったり、それとアグリビジネスというのは、今後期待されるということもございますので、これらとの連携が重要になってくるのかなというように思っております。  先ほども申しましたように、これらの施設でありますとか、学校が連携いたしまして、今まで進んでこなかったという言い方はおかしいですが、どちらかというと工業系であったものが、今後の農業に対しての関心を子供たちにも深めていただきまして、今後のまちづくりに生かしていきたいというように考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) ありがとうございます。  そこで、農業で研究されている内容を踏まえ、教育部長ですね、この前、答えていただいたのは。教育活動に取り入れた取り組みも進めてまいりたいと考えています。  高槻農場においては、小・中学校との連携事業の取り組みをされておりますので、本市におきましても同様の取り組みを進めますと、間違いございませんか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  片岡議員の御質問にお答えをいたします。  現在、京大農場との協議につきましては、市長公室のほうでやっていただいているという状況でございまして、教育委員会として連携する場面が出てきましたら、連携をしてまいりたいというふうに考えてございます。  高槻農場につきましては、現在、地域貢献活動という中で、小・中学生を対象とした特別授業等もされておられるというところでございます。こういったことから、本市におきましても、こういう活動をしていただきたいなというふうに考えているところでございます。  また、各学校からいろんな提案も出てくるかというふうに思います。こういった場面が出ましたら、京大農場さんのほうにも連携をしていただくよう要請も図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 部長、ありがとうございます。  また、中学生におきましても、職業体験学習を実施しておるというような、高槻農場ですね、その部分につきましても、京大さんに受け入れをお願い、また歩み寄られては。こちらのところへ任せるのもよろしいですけれども、やっぱり教育委員会として独自の考えを持って小・中学生の生徒さんたちに進めていただきたい。その点、どうなんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  片岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  連携という形の中で、農場ができましたら、農業に関心を持つなり、食料問題に関心を持つなど、いろいろな教育活動によい影響が出てくるかというふうに考えているところでございます。  こういったことから、今後、オープンした暁には、御提案のほうもしていきたいなと、連携していきたいなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 片岡さん。 ◯18番(片岡 廣) 市長公室長、ありがとうございました。また、教育部長、今後ともひとつ子供たちのためにしっかりと京都大学さんと連携をしていただいて、勉強できる範囲でよろしくお願いしたいと思います。  これで、一般質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) これで、本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  あす11日は午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願いを申し上げます。  それでは、本日はこれで散会といたします。  御苦労さまでございました。                         午後3時44分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....