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平成27年第3回定例会(第3号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2015年09月09日
平成27年第3回定例会(第3号) 議事日程及び一般質問表 開催日:2015年09月09日
平成27年第3回定例会(第3号) 本文 開催日:2015年09月09日
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  1. 木津川市議会 2015-09-09
    平成27年第3回定例会(第3号) 本文 開催日:2015年09月09日


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    2015年09月09日:平成27年第3回定例会(第3号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成27年第3回木津川市議会定例会会議録(第3号) 午前9時30分 開議 ◯議長(倉 克伊) 皆さん、おはようございます。御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより平成27年第3回木津川市議会定例会を再開し、直ちに本日の会議を開きます。  なお、本日の昼過ぎに台風18号が京都府に最接近するとの予報であります。そのため、本日の会議におきましては、気象警報の発表や災害の発生が予想されるなどの場合には、暫時休憩や会議を延会するなどの対応を行うこともございますので、議員の皆様並びに行政側におかれましては、御了承をお願いいたします。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 日程第1、議案第64号、控訴の提起についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第64号、控訴の提起につきまして、御説明をさせていただきます。  本件は、平成25年度に、固定資産税土地評価方法及び地目認定に誤りがあるとして、損害賠償及び慰謝料を求めて訴訟提起された事案で、この8月28日に京都地方裁判所で判決が言い渡されたものです。  判決内容といたしまして、平成20年度から平成25年度分の土地評価について、雑種地評価を行ったことについて、平成22年度と平成23年度については、大半を果樹が植栽されており、地目を畑として評価することが相当として、その税額の返還等を命じる判決内容でございました。  本市といたしましては、部分的な果樹の植栽により農地と評価することは容認できず、税負担の公平の観点から、市の顧問弁護士と協議の上、判決内容を不服とし、大阪高等裁判所に控訴を行うものでございます。  また、控訴提起の期限が9月11日となっているため、本議会での議決をお願いするものでございます。
     よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(倉 克伊) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。  質疑ございませんか。  酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 裁判所の用語が使われておりますので、わかりにくい部分があります。特に、主文の部分でやっぱりわかりにくいわけですが、主文のア、この部分にかかわっての詳しい説明をまずお願いしたいと思います。  それから、2点目では、場所は大体わかるんですが、今後の木津川市の道路建設計画にかかわってくる場所だと予想します。その地権者との利害対立の関係については、どんなふうに見通しというか、判断をされたのか、控訴についてですね、その2点、お願いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  酒井議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、主文のアの内容でございますけれども、原告に対して25万4,100円のうちということで書いておりますけれども、まず25万4,100円につきましては、平成22年度、平成23年度の固定資産税の税額の支払っていただいた分でございます。その分の12万9,000円につきましては、平成22年度分、それと、うち12万5,100円というのが平成23年度分でございまして、それぞれ納付日が異なりますことから、5分の割合によります金利ですね、その部分の発生の日が異なるということでございます。  それと、今後の道路との関係でございますけれども、まず税につきましては、公正・公平に賦課するというのが原則でございますので、まずそういった点から、この今回のことにつきましては、市の考え方が認められなかったということで、今後の公正・公平の税の賦課といったこともございますので、今回、訴訟をお願いするものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) 最初にお聞きをしました、このアの部分ですけれども、結局、課税が既にもう行われているわけですけれども、返金を木津川市に対して求めると。これでいけば、返金額は幾らになるのか、そこのところを正確に知りたいと思います。25万4,100円、うち12万9,000円、もう一つ12万5,100円。だから、これを足せば24万円余りという額になるかと思うんですが、そう読むのか、そのあたりがよくわからんのです。あわせてお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  酒井議員の再度の御質問にお答えします。  25万4,100円といいますのは、平成22年度と平成23年度の固定資産税の税額でございます。平成22年度の分が12万9,000円、平成23年度が12万5,100円、2つ合わせて2カ年分で25万4,100円ということになっております。  それとあわせて、あと支払われた後、今後、返済するまでの期間につきまして5分の分の利息を払えというような判決になっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 酒井さん。 ◯21番(酒井 弘一) わかりました。  25万4,100円、この額を返金を求めるという、そういう原告の訴訟であったということで、判決もそうなったと、さらに年5分の割合を加算してという、そんなふうに理解をさせていただきます。  2つ目にお聞きした件については、これとそれは別やという判断ですから、市のほうでそういう判断をされるんであれば、行政のほうで判断されるんであれば、それは結構です。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  酒井議員の御質問に関連しまして、ちょっとお答えさせていただきたいと思います。  今回の訴訟につきましては、平成20年度から平成25年度までの6年間の分の固定資産税ですね、これを農地であるということで返還を求められたものです。そのうちの平成22年度・平成23年度分につきましては、裁判所のほうが農地課税すべきということで、一部認められたというような状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) ほかに質疑ございますか。  宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 確認をしておきますが、その6年間のうち平成22年度と平成23年度、農地と認めた裁判所の理由といいますか、判決の中には、どういうふうな形で、それを農地として認めるということになったんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えします。  平成22年度・平成23年度につきましては、対象地の中心部分に植樹がされているということでございます。また、植樹に当たっては、一部、土壌改良がされているといったような事実でございましたこと、それと1月1日付近の航空写真から、その事実が確認できたということで、裁判所のほうが認めたということになっております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 裁判所が判断したことですから、ちょっと私自身はその航空写真というのを見ていないからわかりませんが、じゃあほかの平成20年度から平成25年度までの他のところの写真は、比較して明らかに違うという判断があったということですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えします。  平成22年度・平成23年度以外のところにつきましては、大々的な植樹はなかったということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) もう一度確認を1つ。  農地として認められるということ、また市が農地として認めるというのは、何が根拠で、ここは農地として認めるということになるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  農地として認めるというのは、基本的には、肥培管理がされて収益が上げられるものを作付できるといった状態のところを農地として考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) ほかに。  宮嶋議員、4問目になりますので、発言は許しません。  ほかに質疑ございますか。  谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 2点ばかり確認したいんですけれども、先ほど平成20年度から平成25年度分の評価をした結果に基づいて、裁判所は、先ほど申されたように、農地の部分が2年間あるということで認められていると。市側は、それは農地でないということで、今回、控訴されるということでいいんですね。  本来、1月1日現在の現況課税ということで、農地であれば、そちらのほうに課税していくことが本来の姿だと思いますけれども、裁判所もそこまで航空写真等で見られている限りは、市側もそれなりの何かがあって控訴されると思うんですけれども、その点はどうなのかなというのが1点と、もう一つ、2番目に仮に雑種地課税であるとしても、評価方法が異なるという文章が書いてあります。この内容については、どういうことなのか、ちょっと理解しにくい面がございますので、説明方、お願いいたしたいと思います。  以上、2点よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  谷川議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目の今後の争点になってくるわけでございますけれども、これにつきましては、市の考え方を、今後、裁判の経過などで示していきたいというふうに考えております。  2つ目の雑種地の評価の方法でございますけれども、これにつきましては、市のほうは、近傍の宅地から批准をして、この物件につきましては評価をしているわけでございますけれども、実際は売買実例等がございましたら、売買実例から引っ張ってくるという方法もございます。そういった実例がございませんでしたので、先ほど申しましたような宅地批准という形で評価をさせていただいたところでございます。  また、この地域が農業振興地域が周りに存在するということでございますので、そういった軽減率を求めておられましたけれども、そういったことができないというのがうちの主張でございまして、それが認められたということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 1点目につきまして、平成25年度の間に、本来ならば納税者が異議申し立て等がされるんですけれども、それはなされなかって、一括して今回されたという解釈でいいのでしょうか。ちょっと再度確認したいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  平成25年度につきましては、固定資産の評価がえの年ではございませんでしたので、申請申し出の期間はございませんでした。  ただ、そのときに、当然、異議というんですかね、課税の税務課のほうにお話をされて、お話をさせていただいたわけなんですけれども、納得されなかったということで、訴訟のほうになったということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 谷川さん。 ◯17番(谷川 光男) 裁判所がその2年間については、農地であるということで認められてやられておるのに、今度、上のほうに控訴されたとしたかて、これ同じような形になるかなと私は理解するんですけれども、そういう面におきまして、やっぱり市側も認めるべきは認めていくべきだと。その現況が絶対自信があるんだったらいいんですけれども、自信がない、とりあえず上へ上げたらいいというものじゃなくて、やっぱりこれ、次、上げていくことによって、この2年間を再度またもう一度あるという形になってくると、また問題が起きてくるんじゃないかなと私は懸念するんです。  やっぱり、市側も、その課税のやり方が間違っておれば、やりかえるべきだと思いますし、他にこういう雑種地扱いされている物件は多々あると思うんです。そういうのも、今、たまたま異議申し立てが出ないけれども、出てきたら、そういう問題が起きてくるやないかというように思いますし、そこらはちょっとチェック体制が私はあれなんかなというぐあいに思いますので、そういう意味で、ちょっと問題点があるのかなというぐあいに懸念いたします。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  今回の件につきましては、熟慮をいたしまして、今後の公正・公平な課税を進める上で、当然、市の主張を認めていただくように裁判を進めていくべきと、控訴するべきだという判断をさせていただいた中で、今回、議案を提出させていただいたところでございますので、御理解をお願いしたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) ほかに質疑ございますか。  西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 2点お願いします。  ちょっと谷川さんの確認の部分と重なるかもしれないんですけれども、この相手側の方が訴えたのが、平成20年度から平成25年度ということだったんですが、その平成20年度のときに、その相手側の方は、不服なども含めて、市のほうに相談、あるいは異議の申し立てなどがあったのかどうかという点が1つ。  原告の請求の中の2)の不動産登録免許税というところがありましたので、それが平成20年度に登記をされたのかと思うんですが、そこの部分を含めて説明いただきたいのと、それと裁判というのは、両方が控訴する場合もありますけれども、現時点で相手の原告からの控訴という話があるのかどうか、それをお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  西山議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、1点目の平成20年度からの部分でございますけれども、詳細は、窓口でどういう対応をしていたかは承知しておりませんけれども、具体的に課税云々の話があったというような話は特に聞いておりません。  従前から、この課税方法につきましては、疑義を持っておられたということは聞いておりますけれども、平成20年度に果たしてそのような話があったかというのは、ちょっと現時点では承知しておりませんので、よろしくお願いします。  それと、不動産の登録免許税の関係でございますけれども、これにつきましては、この土地はもともと、今、原告の方の御親族の方が持っておられました。その後、一部、その御親族の方から売買、その方以外の部分のところを購入されたところでございます。  その購入に当たりまして、購入価格につきましては、固定資産税等のものを参考として売買をされたというところでございまして、その固定資産の評価が間違っているということで、高くなっているということから、高く売買をしてしまったというようなことから、その差額の登録免許税の返還を求められたものでございます。  3点目の相手方の控訴につきましては、現時点では確認できておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) そうしましたら、親類から買い取ったというのは、平成20年度というわけではなくて、多分、裁判を起こすときに5年さかのぼってということで、5年間ということをされたのかと思います。それが間違いじゃないかどうかというのを、もう一度お願いします。  例えば、こちら側が控訴という形をとらなくても、相手側が控訴といった場合には、市としてもそれに対して進んでいかないといけないという部分があったので、そこの部分は、やはり確認されてないんでしたら、確認は必要かとは思いますけれども、それはもう関係なしにということで今回の議案になっているので正しいでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長
    ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  西山議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  登記が移られた時点につきましては、平成24年の11月でございます。  それと、相手方の控訴につきましては、控訴されたことが裁判所から通知があって初めてわかるものでございまして、それが現時点でわからないということでございますので、今現在、私ども承知していないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 西山さん。 ◯6番(西山 幸千子) 最後に、もう一度だけ確認します。  そうしましたら、相手方は平成24年の11月に現時点の場所を取得された。ただし、請求の中は、5年間の部分ということでよかったんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  西山議員の再度の御質問にお答えをします。  この物件につきましては、相続により複数人が取得されているものでございます。それで、平成24年の時点につきましては、複数人いらっしゃるうちの方から、その原告の方が購入されているということでございますので、原告の方が平成20年度につきましても所有しておられました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) ほかに質疑ございますか。  森岡さん。 ◯14番(森岡 譲) この裁判ですね、勝つか負けるかによって、やっぱりかなり大きな影響を与えます。  そういうことから考えまして、この問題については、きちっとやっぱり今後の問題において処理をしていくということが大事だと思うんです。そういう点で、今後のあり方についてはしっかりやってもらうということをお願いしたいと、このように思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  森岡議員の御質問にお答えさせていただきます。  森岡議員おっしゃるとおり、今後の賦課に影響する案件でございますので、きっちりと処理をしていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 森本です。  2点ばかりお聞きします。  今、植樹されているということなんですけれども、その雑種地にどのぐらいの本数が植樹されているのか、1点聞きたいのと、それから資材置き場というふうにも聞くんですけれども、その土地の何割ぐらいに、今現在も資材が置いてあるのかどうか、その2点をお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  森本茂議員の御質問にお答えいたします。  まず、植樹につきましては、約中心部分に30本の植樹がされているということを聞いております。  それと、資材置き場の関係でございますけれども、現在はそこが資材置き場でない利用をされております。  現在のことをおっしゃっておられたので、現在につきましては、平成22年、平成23年に植樹は確認できましたけれども、平成24年、平成25年につきましては、裁判所のほうも雑種地として認めております。植樹がないと言うことから、雑種地として認めておりますので、現在は雑種地でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 今のお答えのように、30本の植樹があるということは、現況課税の上から言ったら、これはかなり控訴しても厳しいというふうに思われますけれども、それは市としては、控訴して裁判所の判断を仰ぎたいという考えだと思うんですけれども、先ほどどなたかもおっしゃいましたように、これについてはかなりの影響を与えるので、ひょっとしたら控訴して、これは言いたくないけれども、その結果いかんによっては、またぞろ新聞ネタにされる可能性もあるので、慎重に取り扱って勝訴できるように頑張ってください。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  当然、控訴するからには、市の主張が認められるように頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) ほかに質疑ございますか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(倉 克伊) なければ、これで質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(倉 克伊) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  討論を行います。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(倉 克伊) なければ、討論を終わります。  議案第64号について、採決を行います。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(倉 克伊) 賛成多数であります。したがって、議案第64号、控訴の提起については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 日程第2、一般質問を行います。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  本日は、5人の15問で行います。  それでは、1番目、森本隆さん。    (森本 隆君質問席へ移動) ◯2番(森本 隆) おはようございます。  2番議員のさくら会の森本隆でございます。  きょうは台風が来ておりまして、いろいろ幹部の方、お疲れというふうに聞いておりますので、要点を的確に質問しますので、よい御回答をよろしくお願いいたします。  それでは、一般質問通告書に基づきまして質問させていただきます。  木津川市生涯学習推進計画に基づいて、「人をはぐくみ こころを結び まちを創る」のキーワードのもと、「きずなプラン」を推進していますが、ニュータウンの人口増加に伴い、運営を見直す必要があると思います。  下記内容について、質問いたします。  (1)生涯学習関連事業の運営体制、利用率、事業費について。  (2)公民館、交流会館等の公共施設の老朽化が進んでくる中、大規模な改修工事が必要な施設の場所と改修時期について。  済みません、ちょっと質問のタイトルを言い忘れていまして、タイトルは、「生涯学習事業の運営について」でございます。  以上です。よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の御質問にお答えをします。  生涯学習事業の各種講座に係る運営体制につきましては、市が直営で運営している南加茂台公民館、東部交流会館と指定管理施設の中央交流会館、加茂文化センター、山城総合文化センターにおいて生涯学習講座等を開講し、学習の機会の提供を行っているところでございます。  次に、利用率につきまして、平成26年度実績では、講座数111講座、講座受講者延べ数8,245人となっております。  また、事業費につきまして、平成26年度決算額で、各種講座に係る市の直営運営の事業費として340万7,000円、指定管理施設運営の事業費といたしまして1,399万6,000円を支出しております。  次に、2点目の社会教育施設につきましては、現在、南加茂台公民館、当尾の郷会館及び中央体育館について、大規模改修を計画しております。  南加茂台公民館は、屋根の一部欠落に伴い本年度に実施設計、平成28年度に改修工事の実施を予定をいたしております。  当尾の郷会館は、平成27年度に京都府福祉のまちづくり条例に適合した整備工事を進めてまいります。  中央体育館は、雨漏り対策として屋根改修の基本設計を行っており、今年度に改修方法を決定する予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) それでは、ちょっと公民館のことで再質問させていただきます。  利用人数も含めて、ありがとうございます。  ただ、公民館、交流会館の利用者数の統計を分析しましたので、それをちょっと紹介させていただきます。  木津地区は、中央交流会館、西部交流会館、東部交流会館の合計で、1年間、平成26年度に8万5,119名、加茂地区は、加茂文化センター、南加茂台公民館の合計で8万4,882名で、山城は、山城総合文化センターで4万9,232名ということで、それを人口ごとに各地区の利用回数を考えますと、木津地区は1.7回、皆さん利用されていると、加茂地区は5.9回利用されていると、山城地区は5.6回ということで、利用回数に大きな差が出ております。  公民館の利用回数が、木津地区がほかの地区と比較して低いというふうに思うんですが、この意見について、どのようにお考えか、見解をお聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本隆議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  今、議員のほうから御指摘をいただきました木津地域においては、いわゆる受講生というんですか、人数が少ないという状況という形で御指摘をいただいたというところでございます。  私どもといたしましては、木津川市全域といたしまして、やはり受講生なり参加者数の増については、今後も伸ばしていきたいというふうに考えているところでございますので、機会を捉えまして、広報等を進めさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 広報は広報でやっていただいたらいいんですけれども、やはり公民館ですと、生涯学習センターの施設が旧木津町にあり、特に人口増加している木津ニュータウンにはないというのが大きな要因だと思いますので、そこを何とかしていただきたいんですけれども、特に今、平成27年度の人口のデータで言いましたら、木津ニュータウン、相楽台、兜台、木津川台、州見台、梅美台、城山台を含めて、ニュータウンの人の人口が46%に今なっております。平成32年度の5年後の予想を、この前いただきました資料で見てみますと、49%ということで、もう半分の者が木津ニュータウンに住まれておるんですけれども、そういう中で、木津ニュータウンと役所の接点というのが余りにも少ないんですね。3つだけ比べますと、役所の窓口が木津ニュータウンは西部出張所が1カ所、公民館関係のものが全くないゼロですね。前回、質問しました図書館もゼロです。  その中で、旧木津町と加茂と山城はもちろんあって、不思議なのが、山城には、窓口が2カ所あるということで、文化センターにもあるし、山城支所もあるということで、2カ所あるということもありますので、いろんな意味で、この利便性も含めた窓口のやつを見直していただきたいということを考えていただきたいということです。  そういう中で、もう一つ別の観点から質問があります。  私の娘が埼玉の志木市に住んでいるんですけれども、そこの志木小学校というところが、10年前から小学校と図書館と公民館の複合施設をつくって、うまく運用しているというふうなことを知りました。非常によい取り組みと思っていますが、木津川市として検討することはできますでしょうか。よろしくお願いします。
    ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  森本隆議員の再質問にお答え申し上げます。  確かに、生涯学習施設にかかわって申し上げますと、3町のそれぞれの旧村のそれぞれの地域に生涯学習施設、社会教育施設というのができ上がって、そういった中で合併をいたしましたので、どうしてもそれぞれの3町の中心部にそういった施設があります。  木津川市になりまして、ニュータウンのほうが人口増になってまいります。しかし、3町のそれぞれの施設というのは、あくまでも木津川市の施設として、若干遠いということは出てくるとしても、木津川市の全体の施設だということで、それぞれの利用も可能であります。  しかし、一方で、学校というのが地域の中心部にもあります。それぞれの地域の中心部にあって、前の生涯学習推進計画の中にも、市民の身近な施設である学校施設を活用した活動の実施について検討を行いますということです。  社会教育に関しては、学校を全て開放いたしておりまして、年間を通じて木津川市内50万人近い延べ人数で利用があります。この体育館とグラウンドの社会体育ということですが、これをもう少し生涯学習的なものにも拡大できないかということが必要になってきます。  ただし、学校というのは、あくまで子どもらの教育の場でありますし、不審者対応というのも必要になります。また、空き教室の有無というのも必要になってきます。  そういった学校教育に支障がないという条件の整理の中で、可能な限り地域の人に生涯学習のゾーンとして活用できる方向というのは、いつも思っておるわけでありますが、もっとその辺については、まだ今のところ木津川市のほうは、志木市の、多分、その志木小学校というのは減少になった空き教室もあるというようなことだと思うんですが、管内の中で空き教室のある部分については、できるだけ、先ほど申し上げた条件を整備した上で、地域の人に活用してほしいということは申し上げているんですが、今後ともニュータウンの中、逆に旧村の学校よりも広い新しい学校でありますので、そこの中でどういった活用ができるかというのは、大きな研究課題と、そう考えております。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 回答、ありがとうございます。  ただ、今は利用回数の件から言いましたけれども、住民から見たら、この公民館事業というのは、お金がかかっているということで、住民1人当たりのサービスの還元額というのをちょっとはじいてみました。  木津地区は、年間約800円、1人当たりかかっていると、加茂は3,950円、山城地区は約7,000円、住民サービスという、公民館事業に関して還元されているということで、私、期待していたのは、昨日、木津川市の総合戦略資料が配付されましたけれども、この中で、地域ごとのアンケート分析がありません。  京田辺市では、地域ごとのアンケート分析がありまして、地域ごとの課題が明確になるんですけれども、このアンケート、いろいろとられていると思うんですけれども、地域ごとに課題を明確にするということは可能でしょうか。  以上、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  お答えいたします。  アンケートをとらせていただいたときに、地域がわかるような郵便番号の分析はいたしております。ただ、木津川市としての計画でございますので、取りまとめたものとはいたしてございますが、生データにつきましては、その地域がわかるようなものということでとらせていただいているものでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ということは、生データの分析も可能だという理解でよろしいでしょうか。  次に、ちょっと違った観点であれなんですけれども、この前、消防署に行かせていただいて、いろいろ消防の救急車ですとか、はしご車の説明を聞かせいただいた後に、木津川の中部消防組合の署員の方は、消防もやるし、救急もやるし、あと潜水夫のライセンスを持たれていて、水防のことをやると、非常にマルチスキルの対応をされているというふうにお聞きして、よく頑張っておられるなというふうに思いました。  そういう中で、これからいろんな意味で経営というか、行政改革をしていくためには、施設もマルチ施設化していかないといけないですし、職員もマルチスキルを持ってやっていただいたら、今の体制と施設の中でもっともっと住民サービスが向上できると思いますので、そこも含めて考えていただきたいなと思います。  ちょっと最後に市長にお聞きしたいんですけれども、公民館を運営している方にお聞きしたんですけれども、公民館に初めて来られる年齢を公民館デビューの年齢というふうに言われているみたいです。  以前は、60歳前半から、特に男性の方のことを言っていると思うんですけれども、60歳前半から公民館デビューをしている方が多かったけれども、最近、70歳付近でシフトしているということをお聞きしています。  そういう中で、木津のニュータウンの方が木津川市の公民館講座に行くためには、車・バス利用が必要だということで、学研都市に中核として発展していくためには、人口増の地域の域も取り入れて住民サービスを向上させるまちが必要だと考えます。  そのために、先ほど言いました大規模な改修工事も含めた施設の利用見直しが必要という中で、生徒数が少なくなってきている小学校の有効活用というのをいろいろ総合戦略の中に盛り込んでいくということができないかというのが、市長に対する最後の質問でございます。  お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森本議員の再質問にお答えいたします。  総合戦略につきましては、5年間で評価を出していくということの中で、今、戦略の内容を決定をさせていただいております。  今の御提案につきまして、盛れるのかということにつきましては、今の段階では厳しいというふうに思っております。  今後、空き教室の状況というのも、まだ今、人口がふえているという中で、一定横ばいのところもございますが、今、御提案のところ、まだ検討もできておりませんので、どういった取り組みをされているかというのは、一度研究はしてみたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) そしたら、次の質問に移らせていただきます。  2番目の質問ですけれども、「災害発生時の対応について」です。  7月にさくら会派で、宮城県石巻市と岩手県の陸前高田市に東日本大震災後の防災対策について研修に行ってまいりました。  現地の復興状況は、4年4カ月たった7月で、やっと本格的な復旧工事が始まったという状況で、まだまだ時間がかかるという印象を実感してきました。  そこで、今、木津川市として、その中で、デジタル防災無線の配備等の防災の取り組みが進んでいますが、東日本大震災で甚大な被害を受けた自治体では、災害時の行政の対応の検証と再発防止を検討して取り組みを進めています。  市の災害発生時の対応について、下記4点質問させていただきます。  1点目、想定している災害は何か。  2点目、過去、避難所を開設した事例と対応実績について。  3点目、避難所開設基準は、避難所開設時の運営はどうするのか。  4点目、災害発生時に地域の核となる消防団の体制と活動について。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  木津川市の地理的条件からしますと、主に地震、風水害、土砂災害を想定しております。  次に、2点目の木津川市発足後における避難所開設実績は、平成25年9月の台風18号において、市内で6カ所の避難所を開設し、58名の避難者を受け入れました。  また、平成26年8月の台風11号において、夜間における大型台風の直撃が予想されたことから、市内全域に避難勧告を発表し、市内23カ所の避難所を開設しました。  さらには、平成26年8月の大雨により、加茂東部地域に土砂災害発生の恐れから、避難準備情報を発表し、加茂地域1カ所の避難所を開設しております。  また、自主避難者を受け入れるため、必要に応じて避難所を開設しております。  次に、3点目につきましては、災害警戒本部、または災害対策本部において、気象状況、今後の予報等をもとに避難所の開設を決定しております。  また、避難所の開設においては、職員を複数配置し、飲料水、クラッカー等の備蓄食糧、毛布等を用意し、避難者の受け入れを実施しております。  なお、避難所の運営に当たっては、行政が主導するのではなく、自主防災組織等の協力を得て、市民協働による自主的運営を目指しております。  次に、4点目につきましては、木津川市において、災害が発生し、または発生するおそれがある場合、消防団と市が密接に連携をとれるよう、状況に応じて消防団長に参集いただき、情報の共有、危険箇所の確認等を行っております。  市内において被害が予想される際には、市長からの消防団への出動要請に伴い、消防団長の指示により各地域の消防団員の皆様に出動していただいております。  また、近年においての災害発生時における消防団の活動実績については、平成25年台風18号接近に伴う特別警報発令の市民周知や赤田川氾濫防止対策としての土のう積み、平成26年台風11号接近に伴う浸水被害防止対策として、土のう作成及び運搬、またポンプ車による合同樋門での内水排除を実施いたしました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) それでは、再質問させていただきます。  1点目は、石巻のほうに行ったときに、今、デジタル防災無線を配備しておるんですけれども、その中で石巻は、デジタルの防災ラジオを導入しています。  沿岸地域というか、市街地以外は、戸別受信機ということで、我々の木津川市と同じなんですけれども、人口が多い市街地は、防災ラジオを導入して、市街地の方全員が戸別受信が可能という内容をやられているということで、いろいろ聞いてみますと、やはり雨天とか夜間等の場合は、戸外、外でしか聞こえない防災無線では限界があると思いますけれども、将来、我々の木津川市でも配備することは可能でしょうか。  以上です。お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  現在、防災行政無線、デジタルにおける同報系の防災行政無線を整備中でございますが、現在の計画では、150個を、地域長様宅、もしくは定められた場所、事業所等に配布する予定でおります。全戸配布となりますと、予算的なものもありまして、また今後検討しないといけませんが、私も防災ラジオについて若干調べてみましたが、今現在、整備中のデジタル防災行政無線においては、ラジオを聞きながら防災行政無線の電波が飛び込んでくるというようなことは、FMコミュニティのラジオ放送局を通じて契約をしないと届かないというようなこともございまして、現在のところ、防災ラジオによる各戸配布、全戸配布というようなことは考えておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 技術的に難しいということをお聞きして、もうちょっとFMコミュニティとか、いろんなやり方があるということですので、継続検討をお願いしたいなと思います。  あともう一つ、現地に行って非常に感銘を受けたのが、この東日本大震災の大震災検証報告書ということです。なぜ、多くの方々が亡くなったかということを、住民からヒアリングを交えて検証している内容です。  これは要旨だけで何百ページかのものがあるということなんですけれども、津波が起こったんで、結論は、積極的に避難する行動をとるということに重点を置いた対策をやりますということと、あと二度逃げできるという、1回逃げても、もし次の危険が来れば二度逃げできるという場所の指定と、日ごろの避難訓練を実施しているということが非常に感銘を受けました。  先ほど木津川市の防災の状況をお聞きしましたけれども、木津川市の防災の取り組み、ポリシーというのがあれば、お聞かせ願いたいんですけれども。まず、逃げろというのか、まず家にいろというのか、どういうポリシーかという内容で、あればお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  木津川市における防災におけるポリシーという表現でおっしゃられましたが、基本的に自分の命は自分で守るということが大原則でございまして、市からは、その判断を誤らないように皆さんに適切な情報を伝達をするというようなことが市の大事な職務だと考えております。  そのために、命を守るために、まず情報を伝える、どういう状況にある、また自分自身がどういった場所にお住まいかと。いろんな崖のそば、もしくは川のそば、もしくは高台、水が来るような低いような場所、そういった自分の住んでおられる場所の特性をよく把握していただいて、気象情報なり、市が伝達する情報等、みずから得られる気象情報等も含めまして、御判断いただき、自分の命を守る行動をとっていただくということが、まず第一というふうに考えております。  つきましては、まず逃げろが正しいのか、2階において待避するのが正しいのかということは、東北での津波被害のようなこととは若干変わってくると思いますので、市として適切な情報を伝達することがまず第一かというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 石巻に行ったときに、大川小学校というところへ行って、74名の子どもたちの命が奪われるという学校災害が起きたということをお聞きしまして、今、災害が起こったときに、親として学校に迎えに行くべきかどうかとか、そういういろんな判断することが必要な場面が来たときに、特に学校に行っている、今回、3時前だということもあって、微妙な時間だったんですけれども、子どもが学校に行っているときに迎えに行くべきか行かないべきかというところというのが結構大事なことかなと思っております。  そういう中で、学校保健安全法第26条というのがあって、学校設置者に災害等により児童・生徒等に生ずる危険を防止するということを義務づけていると。この法律に基づいて、学校管理者、校長、園長も避難計画、避難訓練を実施しているというふうにお聞きしていますが、私の理解でよろしいでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本隆議員の御質問にお答えをいたします。  議員御指摘のとおり、各小・中学校、また幼稚園におきましては、法律に基づきまして災害対策の計画書のほうは作成をさせていただいて、教育委員会のほうにも報告をいただいているというところでございます。  また、この計画に基づきまして、各校・園におきましては、避難訓練の実施等を定期的に行っているというところでございまして、万が一に備えてそういった対応を子どもたちに身につけさせるというのは非常に重要なことだというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 多分、校長・園長の方というのは、管理者なんで、あれだと思うんですけれども、おられなかったときの代行者も含めて、小さい園であれば、結果的に学校の先生までそういう指揮を振らないといけないということも出ると思いますので、職員の方というか、学校の教職員の方も含めて、全員が、こういう法律に基づいて対応していかないといけないということを自覚していただけるように、いろいろ勉強なりセミナーなりをやっていただいて、それに基づいて避難訓練を実施していただきたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えいたしたいというふうに思います。  議員御指摘のとおり、各校・園におきまして、災害対策におけます防災計画のほうを作成をいたしております。  この防災計画の中におきましては、各教職員が全ての担当を持たせていただいて、それぞれの役割分担を果たしていくという形でございます。この役割を十分果たしていくのが非常に重要なことだというふうに考えてございますので、今後もそういう形で進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。
    ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ありがとうございます。  次に、消防団について質問させていただきます。  消防団については、木津地区は209名、加茂が203名、山城が243名ということで、あと本部に73名で、現在、655名プラス73名がおられると聞いております。  それを人口比率にしますと、木津は247名に1名、加茂は70名に1名、山城は36名に1名消防団がおられるんですけれども、地域に余りにも人数の差が多いんですけれども、この理由をお聞かせ願いたいんですけれども。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  消防団におきましては、古くから消防団がそれぞれ所在しておりまして、合併以前からの町の時代からも継続しているものでございます。  よって、合併に伴いまして消防団がそのままの配置の状態から一つに、木津川市消防団というような形でなった関係で、そのようなバランスになっているかと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 私、兜台に住んでいるんですけれども、木津地区のニュータウンについては、相楽台・木津川台・兜台とも、人数が多いんですけれども、旧町の消防団の方にお願いしているという状況は聞いているんですけれども、実際の災害が発生したときを考えたときに、消防団としての機能が果たせないんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、先ほど言われた自主防災組織との関係も含めて、どのような役割分担を考えておられるのかをお聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  自主防災組織と消防団とは、また全く機能・能力的にも違う組織でございます。  自主防災組織につきましては、各地域ごとに役割で1年ないし2年の人が入れかわり立ちかわりするような組織で、それぞれ地元地域の方のコミュニティを深めていくような形でやっていただきます。  また、消防団におきましては、日ごろから訓練をして、なりわいを持ちながらの対応ではございますが、実際訓練をしている団員によって消火活動もしくは防災活動等をやっていただくようなことになり、また常備消防の支援というようなこともなります。  つきましては、各地域に根づいて活動もありますが、消防団においては、地域から離れることもあるということで、基本的には、地域の助け合い、共助の部分につきましては、自主防災会、それから公助的に動くのが消防団というようなことで考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) 自主防災組織というのは共助ということだと思うんですけれども、日ごろからきちんと訓練している消防団が、本当に災害があったときには核となって働くということが、東日本大震災でも、いろんなところで見受けられましたので、ニュータウンにもそういうのを組織化するというのを市が中心となってやるべきだと思うんですけれども、それについてはどのように対応される予定でしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  森本議員の御質問にお答えをいたします。  議員おっしゃられるとおり、ニュータウンにおきましては、旧町のままの守備範囲といいますか、担当区域が、昔は山であったところが開発されて民家ができ、ニュータウンとなっているといったところに、現在、消防団、詰所等が配置がされていないというような状況でございます。  できるだけ消防団員を募集、もしくはそちらからの消防団員、若い方の入団をこれからも積極的に進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本隆さん。 ◯2番(森本 隆) ということは、消防団を募集し、ニュータウンで広めていくという御回答ですので、よろしくお願いいたします。  さくら会の研修、東日本大震災で苦労された石巻市と陸前高田市から貴重ないろんな資料をいただきました。今後も、市の担当部署の方々と情報共有しながら、現場・現物で課題提起をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、質問を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま10時35分、10時50分まで休憩といたします。    午前10時35分 休憩    午前10時50分 再開 ◯議長(倉 克伊) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  2番目、長岡一夫さん。    (長岡 一夫君質問席へ移動) ◯4番(長岡 一夫) 4番議員、長岡でございます。  議長のお許しを得まして、通告書に従い、順次、質問させていただきます。明快な回答をいただきますように、よろしくお願いいたします。  それでは、1問目、「市道の傷んだ補修の現状は」と題し、市道の維持管理の状況について質問させていただきます。  まず初めに、市道に関して、地域長などからの地域要望の件数は。また、要望の中で、補修工事を行う基準と補修を行った割合は幾つですか。  次に、緊急に市道の補修を要するときの対応方法と、その予算づけはどうなっているんですか。  生活道路の全面舗装の要望の現状と補修を完了した割合はどのぐらいありますか。  また、市道の落下物や動物の死骸などの対処の現状と、その件数を教えてください。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。    (建設部長 若狭 朝明君登壇) ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えします。  補修工事を行う基準といたしましては、現場を確認し、緊急性や危険度等、状況を判断し、補修を行っております。  また、職員での対応が可能な補修については、速やかに補修を行っております。  補修箇所が出てくるたびに地域からの補修の要望等はいただきますが、平成26年度当初でいただいた要望は210件で、その中で補修した件数は46件です。割合では約22%となります。  次に、2点目につきまして、緊急に市道の補修を要する場合は、各地域には年間を通じて契約している緊急修繕工事業者がおりますので、その業者に依頼いたします。  予算につきましては、設計単価や諸経費等の上昇に応じて、工事請負費を確保しております。  また、災害時については、予備費より流用をお願いしております。  次に、3点目の生活道路につきましては、上下水道工事が施工された区域については、その工事の舗装復旧工事にて全面舗装を行っております。その他の生活道路については、維持管理の範囲内でレミファルト等で補修を行っております。  幹線道路やバス路線、道路パトロールで補修箇所の多い路線を中心に、舗装長寿命化修繕計画を策定しており、年次計画に基づき予算の範囲内で施工を行っております。  地域からの舗装の要望件数といたしましては、22件です。しかしながら、そのうち要望箇所の全面舗装はゼロ件です。  次に、4点目につきまして、市道の落下物や動物の死骸など道路の通行障害となる物については、住民の皆様からの通報や道路パトロール等で確認し、回収を行っているところです。  平日の勤務時間内については、職員が回収に参りますが、夜間や休日等勤務時間外については、緊急修繕業者が回収しております。  件数つきましては、平成26年度実績で94件でした。  以上であります。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 丁寧に答弁いただきまして、ありがとうございます。  再質問をさせていただきます。  まず1点目なんですけれども、地域から要望のある市道の改修工事につきまして、今言っていただいたように、要望は210件で、補修した件数は46件、これは大小いろんな工事があると思うんです。割合で22%と今言ってもらいましたが、地域要望で、いわゆる市道の補修・改修について、3年、4年、5年と連続で要望を上げてこられるような地域もたくさんあると思うんですね。  いわゆる、今言ったように、その補修を行うに関しまして、要望の年数の古い順からやっておられるのか、それともやはりこれは緊急性ではないけれども、ここに対しては大分傷んでいるということで補修工事の順番を決めておられるのか、その部分について、再度、御質問いたします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、現場のほう、やはり年数を通じて要望をいただく箇所もあります。その中で、やはりその年数に応じた現場の状況も変わってくるというのも我々も認識しておりまして、現場のほうを確認させていただいた上で優先順位をつけさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今、部長答弁していただいたように、現場を確認し、その現場を見て優先順位を決める。特に、やはり通学路に関している道路などは、やっぱり市道に穴があいていたりしたら、それは危険ですので、優先順位は上がってくると思うんですけれども、地域の皆さん、いわゆる市道、特に旧市街地、道路が傷んでいるのになかなか改修が進まないという思いを持っておられるのはたくさんおられると思うんです。  いろんな行政サービスがありますけれども、やはり市道をちゃんときれいに全面舗装するなり、改修したということについては、そこに住んでおられる地域の皆さん方は、ほとんどの方が喜んでいただけるような事業だと思うんですよね。  この事業について、余りにも件数が少ないんで、パーセント的にも少ないんで、いわゆる年間予算はどのぐらい確保されているのか、再度、お聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  予算ベースでございますが、一番明確な数字といたしましては、参考ではございますけれども、平成26年度の決算額のほうでお答えをさせていただきたいと思います。  道路に関する舗装、維持修繕に関する総計でございますけれども、約1億2,400万円の決算額を上げさせていただいております。  そのうち内訳を申し上げますと、一般的に市の単費の費用を持って通常毎年やっております維持工事の費用は、約7,100万円、そのうちございます。それとあわせまして、交通量が多いとか、あといろんな状況を見ながら、国のお金を使いまして全面的に舗装をやりかえているというお金がございます。それが約5,300万円ございます。その旨で、平成26年度は実施いたしました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 木津川市全体の市道の補修に関しての年間予算、市が単独でという説明をしていただいたのは、7,100万円ほど、国や府の補助金をもらって、後、やる部分については1億円を超えるということを聞いたんですけれども、市道の補修工事、全面工事とかに使うお金としては、これは高いのか安いのかと言ったら、私個人的には、もう少し予算化をとっていただいて、努力していただいて、やはり地域要望に応えていくべきだと思うんですよね。  いわゆる地域要望で出された、それはいろんな各地域はあると思うんですけれども、ほとんど3年、4年出しても、回答は、ほんまにコピーを刷っただけで、回答は同じだという部分が非常に多い。現状でお願いしますというような形で返ってきていると。  それは、それやったら待つけど、3年後には工事着工に入りますよとかというような科目的、いわゆる目的のあるような回答がなぜないんだろうかというようなこともあります。それは、今聞いたような予算的な規模もあると思います。  一つには、木津川市は大きな工事があります。近々で言ったら、新墓地の造成工事もあります。あれは6月補正で議会が通りました。あれで1億2,000万円ぐらいだったと。聞くところによると、入札で1億円ぐらいだと、2,000万円の入札差金が出たというようなこともお聞きしますので、そういった部分もあるので、できるだけやはり地域住民の方の生活道路を補修していっていただきたい部分もあるので、建設部としてそういった形で、今度、予算要求は当然されているとは思うんですけれども、やっぱり上乗せした予算請求をしながら地域住民のことに応えると、回答についても、目先の見えるような回答をしていただきたいと思うんですけれども、そのことについて部長はどういうぐあいにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  道路に関する修繕の予算でございます。確保に向けて努力していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 当然、課として、やっぱり市民のためには、少しでも修理された道路を目指すために当然予算化を求めていかれると思うんですけれども、これからも努力のほう、またよろしくお願いいたします。  2点目に関しまして、緊急時の道路の補修、また全面する場合に、今、御回答をいただきました。  災害時については、緊急性を要するので、当然、予備費も使ってやられるとは思うんですけれども、緊急性の補修工事というのは、大体どういうような概要が緊急性の補修工事になるんですか。大体でいいですから、ちょっと教えてもらえますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。
     ただいまの長岡議員の御質問にお答えをいたします。  緊急性の定義でございますけれども、なかなかこれは状況の中で難しいものがあろうかと思います。  まず、それを察知するについては、いろんな方法があろうかと思いますけれども、いろんな方の通行者の通報なり、また我々の道路パトロールの中での確認とか、その中で出てくるかと思いますけれども、道路が通行するについて、やはり車両、または自転車・歩行者が通行するについて、穴ぼこなり、ひび割れとか、そういうようなことで、やはり危険だというふうなことで判断をさせていただいております。  また、極端な例でございますけれども、災害等が起こりそうな天候の後につきましては、山合いの場所につきましては、上部から石が転げ落ちたりとか、そういうことも過去にございました。その中で、通行どめとか、そういうこともあろうかと思いますが、状況に応じて対応しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) きょうみたいな日に、台風が近づいてきて、向こうのほうにはそれたんですけれども、そういった台風とか災害時の後、強くパトロールを巡回、強化されてやられるというのはわかるんですけれども、日ごろ木津川市内といっても、東西広いですわね。職員の方が、日々、どういった回数で、そういった道路パトロールについて行われているのか、ちょっとお教え願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  道路パトロールの内容のお聞きだと思います。  ちょっと班といいますか、区域を市内の中、5つの区域に分けております。その面積によるんですけれども、旧木津のほうで2つの地域、それと加茂についても2つの地域、それと山城については、全体ということで、合計5つの地域に分けておりまして、その地域を一日かけて、生活道路も含めまして、一日回るのを月に2回パトロールを回っております。合計10回というところで、月のうち10日間をそのパトロールに充てておるわけでございますけれども、危険箇所がないか等も含めましてパトロールを実施しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 1地域については、月2回ということでパトロールされているということです。そうすると、ほとんどの危険箇所が発見されるというのは、住民からの通報が多いかなと思います。  特に危険箇所は、私が想像するには、いわゆる道路が陥没した、道路が半分以上ひび割れがいっているとか、道路が浸水しているというような緊急事態だと思うんですけれども、いわゆるパトロールでそういう道路の傷みぐあいとか、緊急性を要する、復旧を要するようなことが、いわゆる住民からの通報の割合のほうが当然多いと思うんですけれども、その割合はどのぐらいか、大体わかりますか、職員がパトロールで発見するのと、住民からの通報。それについて、通報があった場合は、当然、すぐ職員が現場に行って判断をすると思うんですけれども、今ちょっと職員がいませんのでというようなことがないのか、緊急性があったときには、すぐ職員が飛べるような体制をとっておられるのか、次いでそれを教えていただけますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  パトロールの中も含めまして、緊急の市道の補修の件数でございます。これは、平成26年度の実績でございますけれども、953件ございました。そのうちで、職員が直接発見して対応した部分につきましては、896件。ちょっと職員では手に負えないというふうな内容の対応は57件、これは緊急の業者のほうにお願いをした分でございます。そのうち、職員対応の中で道路パトロール時に発見したという内容につきましては、721件ございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 相当な数ですね。  やはり、これだけの道路維持管理について通報なり件数があったということは、今の予算を求められています、元に戻りますけれども、7,000万円程度では、非常に厳しい状況があるかなと本当に思います。  やはり、市民の生活道路ですので、本当に予算を確保していただいて、安心・安全な道路整備をやっていくのが市の責務だと思いますので、いわゆる今の緊急、市の職員では対応できなかった箇所は57カ所あったと。一つの例でいいですし、どういった状況だったんですかね、その道路の状況というのは、市の職員で対応できなかったということは。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  道路パトロールで発見する中で、先ほど私の冒頭の答弁の中にも一つの手法としてございましたが、レミファルトで対応したと。簡易舗装でございますけれども、これにつきましては、一時的な対応ということで我々も認識しております。  ただ、やはり長期間にわたる、また交通量の多い場所につきましては、なかなかその一時的な対応ではもたないというようなことを判断する部分につきましては、アスファルトで新たに舗装したりとか、またコンクリートで舗装し直したりとかというふうなこともございますので、一つの例でございますけれども、そういう部分につきましては、緊急の対応の業者様にお願いしているということもございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) よろしくお願いいたします。  続いて、3問目に行かせてもらいます。  3点目は、いわゆる全面的に傷んでいる市道ですので、全面舗装してほしいというような要望だと思うんですよね、全面舗装に関しては。それは、今現在、22件あって、要望箇所の全面舗装はゼロという、これは何が原因で1件もできないんですかね。ちょっと教えてもらえますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  要望といたしましていただいておるわけでございますけれども、私の冒頭の答弁の中にもありましたように、なかなか生活道路まで全面的な舗装のやりかえというのが難しい状況でございます。  それはなぜかと申しますと、予算的なものもございますし、交通量等の中で、やはりかなり傷みが早いというようなものを優先的に国のお金を使ってやっているという状況でございます。  生活道路につきましては、先ほどの道路パトロールも含めまして、また緊急対応の業者を通じましてアスファルト舗装で部分的にはなるかもしれませんけれども、安全を確保するための対応を現在させていただいているというところでございますので、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 生活道路については、なかなかそこまで手が届かない、予算づけがつかないというふうに私は判断いたします。  市道でも、主幹道路であります大きな道路は、やはり当然交通量も多いし、当然傷んだところは早急に直していかなくては通行の妨げになるとはよくわかるんですけれども、いわゆる主要幹線については、市内だけじゃなしにいろんな方が通行されると思うんですね、市内以外の方も。生活道路というのは、もうほとんど100%と言っていいほど市内にお住まいの方がその道路を使って生活されているわけです。  だから、住民サービスということまではいかなくても、やはりそういった市民、特に旧市街地については、なかなか道路舗装なんてされていませんので、やっぱりそういった形で、そこにも重点的に置く、木津川市民に住んでいただいていますし、いつまででも住みよい木津川市というように思われるんなら、やはり道路整備も、その部分を、一遍には行かなくても、少しずつでも進めていくべきだと。このゼロ件というのは非常にびっくりする数字ですので、来年度に向けた部長のそういった形で、一般的な生活道路についても補修を、修繕していきたいというようなお気持ちをお聞かせいただけますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  来年度の予算要望の中での予算確保に向けて努力したいと思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 予算確保に努力はしていただきますのやけど、今後、この12月が来たら、また予算請求があると思うんです、各課で。どの程度の予算確保を求めようと思っておられますか。個人的でもいいですから、教えてもらえますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ちょっとすぐお答えできる、今、数字を持ち合わせておりませんので、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 当然答えにくいですわね。  しかし、多くの方が今まで言われています335号線、当然、ある議員からも質問があって、いわゆる歩道についての女性の靴などが挟まれないような形で修理してくれと、そういうのはされていますけれども、やはり根本的にあの道路、非常に傷んでいると思うんです。ここだけを僕は直せと言っているんじゃないけれども、一つの例を挙げて言っているんです。やはり、あそこで歩いていても、車が通れば、きょうみたいな雨降りは水しぶきが飛んではねたりします。  やはり、こういった部分も、ある意味、あそこも生活道路、当然、旧木津の方の生活道路の大きな道ですので、こういったところも早急に直していくべきだと思うんですけれども、そこだけじゃなしにいろんな要望があると思うんです。  だから、やはり今は答弁できひんでも、12月にはそれなりの予算要望を上げていっていただいて、早急に市道の改修に当たっていっていただきたい。それだけはお願いしておきます。  次、4番目ですけれども、市道の落下物や動物の死骸などの処理について答弁していただきました。  これも、平成26年度だけで94件あったということで、落下物は何件ぐらいで、かわいそうに動物の死骸などは何頭あったんですか。ちょっとお教え願えますか、内訳。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えをいたします。  落下物と動物の死骸等の内訳でございますけれども、今、私のほうは手元にはその資料は持ち合わせておりませんが、落下物につきましては、倒木、木とかごみとか不法投棄とかというのがございます。  実績の中で94件というところで述べさせていただきましたが、参考までに、職員のほうで対応したのが45件と、それと業者さんのほうでお願いしたのが49件というところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 落下物がそういった雑木とか、そういうような不法投棄、不法投棄が絶対いいとは言えないんですけれども、そういったものだと、今、答弁していただきましたけれども、いわゆるトラック等の荷物とか、そういった落下物に対して、当然、市のほうは対応していかなくては、もとの荷主さんに戻すような努力はされると思うんですけれども、まずそういった荷物に関しては、警察のほうに通報というんですか、持っていかれるんですか。ちょっとその部分を教えていただけますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の再度の御質問にお答えをいたします。  やはり落下物があることによって、規模にもよりますけれども、通行障害が発生するというふうなことも判断されます。その部分につきましては、警察のほうにも通報させていただいて、所定の手続をとっていくというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それでは、動物の死骸については、どういった形で処理をされているんですかね。お聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの長岡議員の御質問にお答えをいたします。  動物の死骸につきましては、一般的には、犬とか猫とかが多いケースがあります。その部分につきましては、先ほど答弁いたしましたように、時間外・時間内を含めまして、職員なり緊急対応の業者が出向きまして現場から撤去すると。その撤去後につきましては、他の部局での死骸の対応をしている手続がございます。その手続に基づきまして処分をしているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 死骸については、他の部局と言われていますけれども、どの部局で死骸の最終処理をされているんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えしたいと思います。  道路等で死骸などを回収していただき、それにつきましては、管理課のほうで担当していただいておるんですけれども、後々の処分につきましては、焼却処分という形で生活環境部のほうで対応させていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それでは、わんちゃんとか猫ちゃん、不幸にも亡くなられたときに、持ち主がわかるような状況で亡くなられた場合は、当然、持ち主に知らせると思うんですよね。それも持ち主に知らせんと焼却処分するんですかね。それだけちょっとお答え願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えをしたいと思います。  道路等で死骸になっている場合、首輪とか、もし犬ならばそういうものがあって、持ち主がわかる場合、そういうものにつきましては、御連絡をさせていただいておりますけれども、それ以外、全く身元がわからないというものにつきましては、そのままの処分ということでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) これ最後の質問になりますけれども、自分たちで飼い犬・飼い猫が亡くなったときに市のほうに頼めば、有料でそういった葬斎場みたいなところで焼却処分してもらえるんですけれども、持ち主のわからない、いわゆる犬や猫の動物の死骸については、焼却処分と言われていますけれども、それはごみ扱いの焼却処分で考えてよろしいんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。
     長岡議員の再度の御質問にお答えをしたいと思います。  それにつきましては、一般のごみという形で処分をさせていただいております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それに関しては、非常に悲しい、しかし仕方ないことかなとは思うんですけれども、それについては質問は終わります。  ただ、全般的に、今、質問しました中で、住民の皆さんの生活道路について、今後の整備について、部長だけじゃなしに、副市長か総務部長さん、どうか予算づけのほうをよろしくお願いしたいんですけれども、やはり住民の皆さんの一番の住民サービスでもありますし、日ごろよく使われている道路ですので、何とかこれを大きく幅を広げていっていただきたいと思うんで、どういうような、今の質疑応答の中でお考えを持たれたのか、ちょっと参考にお聞かせ願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  いろいろと道路関係の維持補修につきましては、先ほどから建設部長のほうが答弁をさせていただいているとおりでございまして、非常に年間を通じまして各地域から道路の補修工事、改良工事の要望は非常に多くあると。これは合併前からも同じだと思いますが、全ての御要望に応えることはなかなか難しい、できないというのが現状でございます。  したがって、知恵を出して何とかうまくそういった工事をうまく進めるということも大事なところでありますので、今後も例えば老朽管の水道の工事のやりかえに合わせて舗装工事をやるとか、そういう公共工事間の連携をとりながらできるだけ一つでも進めていくというところも大事だと思います。  非常に亀の甲になって危ない道路がたくさんあるというのは承知しているんですが、なかなか住民の皆様方の御要望に全て応えることができないということは御理解いただいた上で、知恵も出しながら厳しい財政の中でやりくりしていくというところが現状かなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) これについては、最後の質問にします。  今、副市長のほうから、下水道、ほかの工事についても連携しながら全面舗装できるところはやっていくというように私は聞き終えたんですけれども、上下水道部長にお伺いいたします。  そういった形で、いわゆる建設部との連携は当然とっておられると思うんですけれども、当然、下水道工事をやられた後は、部長の答弁どおり全面舗装を随時やられていっているんですね、連携はとられておるんですね。 ◯議長(倉 克伊) 上下水道部長。 ◯上下水道部長(藤林 英和) 上下水道部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えいたします。  当然、道路管理者との協議というのが必要になってまいりますので、十二分に協議をしているというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) それでは、この質問を終わります。  それでは、2問目に行きたいと思います。  「地域担当職員制度の考えは」と題しまして、地方創生には、地域に住んでいる一人一人の力が必要だと考えます。  地域の皆さんが活発な地域活動を実施してもらうためにも、職員が地域の会議に定期的に参加し、側面から支援することにより、各地域の活動で役立つような情報を提供するなど、地域とのパイプ役を担い、各地域の課題や情報を共有することが必要だと私は思うんです。そのためにも、地域担当職員制度導入の考えはないのか、お聞きいたします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。    (市長公室長 尾崎 直利君登壇) ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  長岡議員の御質問にお答えをいたします。  地域の活性化には、市民の皆様お一人お一人が地域に愛着や誇りを持ち、より魅力的な地域にしようとする取り組みが不可欠でございます。  また、市も地域の情報や課題を把握し、共有していく必要があると考えてございます。  例えば、当尾地域では、木津川アートの開催により、地域の観光振興に対する機運が高まり、「ウォーキング等を活用した観光振興を図りたい」という意向から、地域住民と市が協働いたしまして地域の活性化を促進する「当尾地域の観光資源を活用した地域力活性化検討委員会」を設置し、地域の活性化に取り組んでいるところでございます。  また、上狛地域における「環の拠点創出事業」においては、地域住民が参画する活性化検討会を設置し、茶文化による観光振興及び地域間交流を促進するなど、情報共有やまちづくりに取り組んでいるところでございます。  今後も、地域と協働したまちづくりを進めるとともに、地域の主役である市民の皆様がまちづくりのプレーヤーとなっていただき、ともに地域を元気にする取り組みを行ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 今、やられて2カ所の地域が活性化になっていると成功例を言っていただきました。これを全市の地域に広めるためにも、地域担当職員制度というのを進めていったら、一つの一歩の手がかりとなると思うんですけれども、今の答弁では、地域を元気にする取り組みを行ってまいりますだけで、やるかやらないかは何のとこにも入っていませんので、やるかやらないか結論的に言うのは大変なんですけれども、やる意気込みとかはあるんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  今御紹介をさせていただいたのは一例でございますが、まず1つといたしまして、地域と行政とのパイプ役といたしましては、行政地域長制度がございます。地域長さんのお世話になりながら進めているところでございますが、今までから、例えば地域長さんから、このようなことで集まりがあるので、お話を伺いたい。例えば、この件に伺いたいということがありましたら、させていただいているところでございます。  それ以上に、今、御紹介をさせていただきました2つにつきましては、いわゆる地域限定ではなく、もっと広い意味でのものもあるということでございまして、議員が御提案いただいているような、この地域については誰を充てるということではなく、そういうお声があれば、市としても出向いていった中で、ともに進めていこうという考えはございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) この地域担当制度というのは、全国で何カ所かの市町村がやられています。多くは、やっぱり10万人以上の市でやられているということもお聞きしています。ほとんどが市長のマニフェストにのせて、そういった形で当選された市長がマニフェストどおり実行されていると。  いろんなところでお聞きしますと、初めの一、二年は、本当に地域の要望が多かったと。今の道路の話やないけど、そういった形で修繕とかいろいろあったけど、やはりその地域担当の方がその中に、年2回なり3回なり、いわゆる2人、3人で職員の方が入っていただいて、地域の事情、地域長さんだけでは知り得ない事情がいろいろあると思うんですね、その会議の中には。  その中で、そんな要望ばっかり言ってどないすんねんと、我々の地域を活性化するのに、こういった事業をやりたい。それについて、地域長さんが市役所に行って情報をもらえませんかじゃなしに、いわゆる地域担当の方が、ああ、それはこの課でこういうなのが今制度がありますよとか、この課でこういう制度がありますとか、今までやらなかったけれども、地域で溝掃除をしようじゃないかというような話になったときに、生活環境部でこの部分の分は受けられるよとかというような形で、職員さんがすぐにそういう情報提供をできたり、職員さんが肌で感じて、地域の問題とか課題とかというのを課題提供されて、それで担当部署にいろいろと相談される。いわゆるまちがだんだん活性化になってきた。やっぱり、この制度は非常にいいということも聞きますし、その市の市議会議員さんにも電話して聞きますと、その制度は物すごくいい制度になってきていると。初めは困った制度かなと思うけど、だんだんと地域が活性化になってきていると。  今言われる地域戦略とかについても、一つのモデル地域にもなっているとかというようなことも聞きますので、当然、なかなか職員さんがそういった地域に出向いてその会議に出るというのは、非常に抵抗があるんじゃないかなとは思うんですけれども、思い切ってやると、案外にいいような方向に結んでいくという部分が、どの市でもありました、いろいろ聞きますと。  だから、この制度については、本当にいい制度だなと思って、私もいろいろとずっと勉強してきたんですけれども、今回、これで今提案させてもらっています。今すぐには無理ですけれども、やはりそういった形で、そういった事例のあるところをまず参考に視察研修なりに行っていただいて、いいとこはどんどん取り組んでいったらいいと思うんですよね。  だから、そういうような、これから前向きな形でやっていただけるというような答弁が欲しいんですけれども、どうですかね、市長公室長。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  私も他の事例は承知いたしているところでございます。木津川市の取り組みといたしましては、同様のことをさせていただいているのかなと思っております。  例えば、私どもの学研企画課におきましては、この地域力の事業についての御相談もございますし、その対応もさせていただいているところでございます。  今回、取り組みを進めております地方創生の関係につきましても、今までのワークショップでは、いろいろな方にお集まりをいただきまして、いろんな意見を聞いてございます。この方たちが地域に帰ったり、自分たちの活動として進めていこうというのは、今後起こってくるものでございますので、これについては、市の職員も入った中で進めていきたいというように考えてございますので、議員提案のずばりそのもの、いわゆる担当職員というのができるかどうかはわかりませんが、市も入っていった中で進めていこうというものは考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 物すごくいい答弁をいただきまして、ありがとうございます。  今までどおり、いわゆるアンケートをとったりとか、そういう市民に対して顔が見えないところでいろいろ市民の声を聞くんじゃなしに、今言っていただいた地方創生については、やはり職員も現場に出向いて、そこの地域の皆さん、担当の皆さんとも十分協議していって、これから進めていくと言っていただいたんで、今言うように、担当職員制度じゃないけど、やはりそういった形でやっていくということは非常にいいことだと思いますので、どんどん進めていっていただきたいと思います。  その中で、それがもしいいような方向に向けば、最終的にはこういった形も考えていっていただけたらありがたいなと思いますので、最後、市長公室長、どう思われます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  御答弁させていただいていますように、そのような気持ちは市として持ってございます。その形が今の担当制かどうかというのは、先ほどもお答えいたしましたように、そこは今後の研究課題だとは思ってございますが、進め方といたしましては、同じような方向性を向いているのかなというように考えてございますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 考え方は一緒ですので、ただやり方がどうかという部分がありますけれども、最終的に検討課題、研究課題と言っていただいていますので、やはりこういった形の制度も研究していっていただきたいと思います。  この質問は、これで終わります。  それでは、3問目に入ります。  「高齢者の免許返納でバス乗車券を交付しては」という題で、質問させていただきます。  高齢者福祉計画によると、本市の高齢化率は年々増加し、団塊の世代が後期高齢者となる10年後には、75歳以上の高齢者の数は現在の2倍の約1万1,000人以上と言われております。  高齢者の老化による認知機能の低下や身体機能が衰えることによって、自動車の運転に何らかの支障を来すことは否めないと思います。交通安全の観点から、運転に自信がなくなったり、運転の機会が少なくなった高齢者の免許証の自主返納を促して、高齢者の交通事故防止を図っていくような施策をとられてはどうですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の御質問にお答えいたします。  本市においては、運転免許証の自主返納者に対して、住民基本台帳カードを無料で発行しております。  また、相楽安全協会においては、運転経歴証明書の発行手数料の半額負担が行われているところでございます。  今後も、自主返納の促進策について、バス乗車券の交付も含めて検討してまいりたいと考えております。  さらに、高齢者の事故防止を図るためには、高齢者が被害者となる場合についても対策を講ずる必要があることから、市では、敬老会時に反射材等の配布を行うことや、警察署及び関係機関と連携して開催する交通安全教室を通じて、交通安全意識の向上を図り、交通事故防止を推進しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 答弁ありがとうございます。  今、答弁していただいた中で、免許証の自主返納された方には、住民基本台帳カードを無料、そして運転経歴証明書の発行手数料の半額、助かりますね。助かりますけれども、やはり運転免許証を返納された方が一番助かるのは、いわゆる自分の行動範囲の交通手段だと思うんですよね。  その中で、今、バスの乗車券の交付も含めて検討してまいりますと答弁していただきました。どの辺まで検討されているんですか、お教え願えますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  長岡議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  これから検討していこうということでございます。近隣の京都府内を見てみますと、先行的にそういったバスの乗車券を交付している団体もございますことから、長岡議員の提案を受けて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 長岡さん。 ◯4番(長岡 一夫) 私の提案を受けてやると、何て言って質問したらいいのかわからないんですけれども、ある地域では、やっぱりバスの乗車券だけじゃなしに、一回限りなんですけれども、障害者とか高齢者によく交付していますタクシー券なども交付しているところがあります。そういった部分も多く含めて検討していっていただきたい。  今後、今の提案を受けて検討するということですので、これ以上質問することはありませんので、私の質問はこれで終わります。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 続いて、3番目、山本和延さん。    (山本 和延君質問席へ移動) ◯10番(山本 和延) 10番議員、さくら会、山本和延です。  通告書に従いまして、2問質問させていただきます。  「通学路の防犯カメラの設置状況は」ということで、現在、各小学校区に3台の防犯カメラを設置するとなっておりますが、進捗状況を問いたいと思います。  まず、1点目、各小学校区での設置要望件数は。  2点目は、3台の設置場所を決める基準は。また、決定の時期は。  3点目、防犯カメラの機種の選定方法は。また、決定の時期は。
     4点目、今年度中に設置できるのか。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。    (総務部理事 松田 篤彦君登壇) ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の御質問にお答えします。  平成26年度及び平成27年度の地域要望におきましては、11件の防犯カメラの設置要望があり、うち通学路への設置要望が9件ありました。また、防犯カメラの設置について、広報紙8月号及び市ホームページにて情報掲載後、問い合わせについても多数聞いている状況であります。  次に、2点目の防犯カメラの設置場所の選定に当たっては、各小学校の通学路であり、かつ防犯上効果的な場所としております。  次に、3点目の防犯カメラの機種の選定に当たっては、昼夜間連続撮影ができ、24時間見守り続けられる機種を基準とし、早急に選定したいと考えております。  次に、4点目につきましては、設置要望に基づき、防犯カメラの設置場所が確定したところから、順次、設置してまいります。  また、設置要望のない地域についても、木津警察と協議の中で効果的な場所を検討し、今年度中の設置に向け、取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  今回のこの質問に関しましては、昨今、児童・生徒の事件等が起きておりまして、この対策といたしましてはいろいろありますが、この防犯カメラの設置も有効な対策と思いまして、質問させていただいているところでございます。  まず1点目なんですが、各小学校区での設置要望となっています。全体ではなく、各小学校区において何件ずつあるかということをお伺いしたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  具体的な場所を聞いておりますところにつきましては、4件ございます。木津小学校2カ所、相楽小学校1カ所、それから相楽台小学校1カ所ということで、現在、4件が具体的な場所を聞いておりまして、細部につきましては、また警察と協議の上、決めてまいる予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 各小学校区で具体的には、3つの小学校区で要望があるということでございますが、それでは具体的にほかの小学校区では要望はないということでよろしいですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをいたします。  現在までのところ、具体的な要望は、先ほどの3カ所の小学校区以外伺っておりません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) PTA、また各小学校の校長、この防犯カメラの有用性には余り認識が薄いという判断でしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  具体的に情報を広報紙もしくはホームページで掲載後、いろいろ問い合わせがございますが、内容につきましては、どのように要望したらいいのかとか、こういったこともできるのかと、そういった質問も多数ありまして、現在、地域において協議をされているものだと予測しております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) そういたしますと、設置要望件数がない場合、設置する場所については、決める決定時期は大分おくれると思うんですが、私、先ほども言いましたように、早急に設置するのが、今、事件が起こっております解決策としては有用だという点におきまして、今年度中に設置運用するにつけては、どのようなお考えでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをいたします。  要望が現在の段階でまだ上がっておらない学校区のところにつきましては、並行しまして、現在、警察とも効果的な場所を検討していただいて、またこちらからも地域のほうに提案をさせていただくというような形もとってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) それは、要望のない小学校区においては、行政側から提案されるということですが、各地域長なり、要望がないという判断でよろしいんですかね。ないから、行政側から提案をするということでよろしいんですかね。  私、小学校区の設置に関しては、何か各地域長に要望はありますかという提案をされたということを伺っているんですが、その点は、小学校区と限定していないという理解でよろしいんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをいたします。  各地域全くないということではないと考えております。地域におきましても、いろいろ地元の方からも要望は上がっていようかと思いますが、地元の総意を得て要望を上げる段階で、本当にその辺がまとまるかどうかというところがいろいろ地域長の悩まれているところだと思います。  なかなか上がっておられない地域にありましては、またこちらからも御提案をさせていただいて、それをもって皆さんに諮っていただくと、そのような形で、早く場所を決定できるように市としても働きかけたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 通学路に設置する場所で、地域長から要望はあるかどうかはいかがでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の御質問にお答えをいたします。  通学路として上がってまいりましたのは、先ほどの3カ所でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  一応、通学路ということで、学校からということで、地域長からあるのは、ほかの通学路以外の防犯カメラということで理解させていただきますが、ない場合、各小学校区に3カ所、それを警察と協議して設置場所を決められるということですが、これは今年度中に各小学校区に3カ所は設置するという方向で進められるということでよろしいんですかね。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の御質問にお答えをいたします。  基準として、各学校区3カ所を今年度中に設置していく方向で現在進めております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 先ほども伺いましたが、各小学校区での要望は4カ所ということで、小学校区で3台以上の要望はないという理解をさせていただきますが、機種選定のほうは進んでいるんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  山本議員の御質問にお答えをいたします。  機種については決めておりますけれども、今後、カメラの契約等の準備を早急に進めていく予定でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 早急に進めていただいて、今年度中に各小学校区に3カ所設置していただくようにお願いいたしまして、この質問は終わりたいと思います。 ◯議長(倉 克伊) 山本さんの一般質問中ですが、ただいま11時51分、1時まで休憩といたします。    午前11時51分 休憩    午後 1時00分 再開 ◯議長(倉 克伊) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  引き続き一般質問を行います。  山本さん。 ◯10番(山本 和延) 2問目の質問に入りたいと思います。  「猫のふん害の対応は」と題しまして、2点お願いいたします。  1点目、市民より苦情があったとき、まち美化推進課の対応は。  2点目、動物愛護条例の運用基準を策定しなければと考えるが、市の考えは。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。    (生活環境部長 滋井 邦明君登壇) ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の御質問にお答えします。  猫に関する苦情が寄せられた場合、所有者が特定できる猫につきましては、京都府山城南保健所と連携いたしまして所有者を訪問し、飼養方法やしつけの指導を行っております。  次に、2点目につきまして、本市では、「動物の愛護及び管理に関する法律」及び京都府の「動物の飼養管理と愛護に関する条例」に基づいて、保健所と連携して指導等を行っているところです。  法や条例の運用につきましては、国が定める基本指針や京都府動物愛護推進計画に基づき、適正飼養の徹底など、飼い主のマナーやモラルの向上に向け、今後とも引き続き普及啓発に取り組んでいかなければならないと考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ありがとうございます。  今答弁にありましたが、猫に関する苦情が寄せられた場合、所有者が特定できる猫についての対応についてはわかりましたが、それでは所有者が特定できない猫の場合は、どのような対応をされておりますか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  所有者が特定できないというものにつきましては、指導の仕方がございませんので、その対応ができないというところでございます。  以上です。
    ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 私の質問事項に、猫のふん害という質問内容なんですが、ふん害というのは、特定できる猫、特定できない猫、全てに関することだと思いますが、ふん害ということに対する苦情、これについてはどのようにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  今申しましたように、苦情の内容につきまして、野良猫に関する苦情が結構多ございます。それにつきましては、先ほども申しましたように、指導対象者がいないということで指導はできません。  ただ、猫の苦情の関係でございますけれども、所有者が特定できたり、そういう野良猫への餌づけ、そういうのをされた場合の指導というものは行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) そのような苦情があった場合、パンフレットなりチラシをお配りしていると思うんですが、直接ふん害に悩まされている方は警察に行かれるということがあるということですが、このことについては認識しておられますか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  苦情を言われる方につきましては、市役所のほうにも来られますし、また警察のほうにも苦情を言っていただくというケースがあるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 苦情に関しては警察にも行っておられる方を承知しているということでございますが、そもそもふん害、これに対する苦情ですが、ふん害をなくすため、またこの苦情を少なくするために何か方策はないものかと私は考えるんですが、それに対してはどうでしょう、行政側は何か推進策なり対応策、お考えでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  そういうふん害に対しまして、ペットのマナー看板というものを市役所のほうで作成をしております。そういうものを無料で配布しておりますので、また地域の地元の方と連携をして、そういう看板設置に向けて取り組みたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 地域と連携して看板等の設置をされるという対応をされておるようですが、苦情があるという方は、パンフレットを市役所にいただいて、不特定多数の、誰かわかりませんが、例えば野良猫の給餌、またふん害がある、もしかしたらあそこの家には猫がいる。もしかしたらということでお配りすると。直接、苦情者が対応しておられるというように聞いておりますが、いかがでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをしたいと思います。  例えば、飼い猫を放し飼いにされていると、そういう事案とか通報がありましたら、山城南保健所さんと一緒に、そのお宅のほうに訪問をさせていただいて、室内飼いというんですか、家の中で飼っていただくように推奨をしたり、また野良猫への餌をやるという、そういう事案がありましたら、無責任なそのような餌をやらないように指導をしているというところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) ただいま対応策をいろいろ聞きました。全てそれは特定できる猫ということになるんですが、そもそも野良猫というのがどれほど多くいるか、実数はなかなか把握できないとは思うんですが、私はこのふん害に対しては、野良猫のほうが多いのではないか。だから、把握できない、または指導できない野良猫のふん害対策にもう少し重点的に取り組まなければならないと、このように考えているんですが、いかがでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  確かに、ふん害というのは、大変困った事象でございますけれども、なかなか猫も動物ということで、いろいろ動き回ったり、そういう対応もしますし、やはり動物を飼っていただいている方に対してまずは指導をしていくというのが一番ではないかなというふうに思っているところです。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) それが第一義だと思いますが、それでは特定できる猫、つまり所有者のおられる猫については、そのようにされると思うんですが、それでは、所有者は、その飼い猫が子どもを産む、またそれの処遇等はきっちりされているという認識でよろしいですか。それが野良猫になるとか、子どもがなるとか、そういう認識はございますでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  先ほども申しましたが、動物愛護法で、今おっしゃっていただきました、子どもを産んだ場合の対応とか避妊についての制限とか、そういうことも法律で規定をされております。ですから、やはり所有していただいている方のマナー、これが大事なものだというふうに考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) マナーが大切、そのとおりでございます。  以前、犬のふん害があるということで、こちらのほうはさまざまな取り組みをされ、現在は余り犬のふん害については、それほど苦情は聞かなくなるようになりました。  確かに、習性は犬と違います。歩き回る。飼い猫にしても、外へ出ていく。確かに習性の違いはあるとは思うんですが、このように犬のふん害がなくなったという取り組みを参考に、または新たな取り組みで、猫のふん害をできるだけなくすという何か方策はございませんか。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  山本議員の再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。  犬の関係でございますけれども、平成19年、合併のときにも新たにつくっているものでございますが、木津川市空き缶等のポイ捨て、飼い犬のフン放置、落書きのない美しいまちづくりを推進する条例と、こういうものも木津川市はございます。その中で、飼い犬のふん放置について規定をさせていただいているところでございます。  山本議員の御提案につきましては、猫のほうについてもそのような制限というものがあればというような御質問だと思いますけれども、今後、我々といたしましては、猫のほうに関しましても調査・研究をして進めていくべきかなと考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 山本さん。 ◯10番(山本 和延) 他の自治体では、猫に関するふん害、いろいろ対応策、条例、考えておられると思いますので、木津川市もできるだけ国の動物愛護管理法律を踏まえて木津川市の猫のふん害がないような条例、または運用基準の策定、見直しでもよろしいです。猫という文言もつけ加えていただきまして、できるだけないように対応していただければと思います。  どうもありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) 続きまして、4番目、宮嶋良造さん。    (宮嶋 良造君質問席へ移動) ◯15番(宮嶋 良造) 共産党の宮嶋良造です。  議長の許可を得て、パネルや資料を使用いたします。  市長に4つのテーマで聞きます。  まず初めに、「戦争法案は憲法違反ではないか」と題して市長に聞きます。  国会で審議中の安保関連法案、私たちは戦争法案と呼びますが、これは「市国民保護協議会条例」及び「市国民保護対策本部及び市緊急対処事態対策本部条例」、これらを合わせて国民保護条例と、この後呼んで議論しますが、それらの条例と今回国会で審議されている法案の関連についてお聞かせください。  2つ目、木津川市非核・平和都市宣言と安保関連法案は矛盾しないかどうかについてお聞かせください。  3つ目、若者を戦場に送る戦争法案は、憲法違反です。木津川市としては、憲法第9条を市政に生かし、市民の命を守る取り組みを進めるべきだと考えます。お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  私からは、2問目と3問目についてお答えいたします。  世界の恒久平和は、人類共通の願いであり、私もそのように考えております。  安全保障関連法案につきましては、現在、国会で審議をされており、十分な審議のもとで結論が出されるものと考えております。  次に、3問目の御質問でございます。日本国憲法にあります戦争の放棄は、日本国民の願いであると考えております。  このことから、平和のとうとさ、戦争の愚かさと悲惨さを次代に伝えるために、平和パネル展を開催も行っているところでございます。  ほかの御質問につきましては、担当部長より御答弁申し上げます。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  宮嶋議員の1点目の御質問にお答えします。  市国民保護協議会条例及び市国民保護対策本部及び市緊急対処事態対策本部に関する条例については、「武力攻撃事態等における国民の保護の措置のための法律」に基づき、設置が義務づけられている協議会及び本部であります。  今国会において慎重審議されています「安全保障関連法案」とは、直接的な関連はないものと思われます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  一番最初に聞いた質問を、今、理事が答弁されましたが、重ねて聞きます。  木津川市の国民保護対策本部長は誰ですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 私、市長であります。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) はい、市長ですね、法律でそう定められております。それで、私はこの質問についても市長にお答えをいただきたかったわけですが、できれば今後、市長にお聞かせをいただきたい。  私、関連して危機管理課にも聞きたいと思っていたんです。  今、デジタル防災行政無線の説明会をやられております。その放送内容の一番上に上がっているのが、国民保護情報であります。危機情報としては上位なのかもしれませんけれども、現実に起こる可能性の問題から言えば、地震だとか気象警報が大事なのではないですか。国民保護情報がトップに書かれている意図は何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  宮嶋議員の質問にお答えをいたします。  やはり、国民もしくは市民の生命・財産に大きくかかわる事態ということで、筆頭に上げさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 弾道ミサイルが飛んでくる情報が一番最初に上がっていますけれども、そんなことは急に起こりません。まず、外交努力があって、それでももし万一戦争になればということであります。けれども、地震、あした起こるか、この後、10分後に起こるかわかりません。誰もわかりません。それこそ大事なんではないんですか。ちょっとそれについてもう一回お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。
     宮嶋議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  地震につきましては、瞬時に起こり得るということで、J-ALERTで自動配信をするというような設定にはしております。  弾道ミサイル等、武力攻撃事態等の対処につきましては、事前にある程度、情報は来るとは思いますが、国民全員の地域に対する避難指示等、大きな統制事項、早くから準備が必要だということもありまして、重要な連絡事項になるということで上げさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) これは今ちょっと脇の話をしていまして、余り深入りしたくないんですけれども、弾道ミサイルが飛んできて、J-ALERTで何を言うんですか。飛んできましたよと、どうするんですか。そんなことをしたら、もう地球が破滅ですよ、日本が破滅ですよ。そんな情報は絶対に起こしてはならないし、そんなことを言うようなことを想定すること自体が間違っているんですよ。  それよりも、起こり得る東南海地震だとか、そういう地震の可能性のほうが高いと言われているわけだから、それを1番に上げて、J-ALERTが、こういうふうにやりますよと、地震が起こった場合はこうですよ、気象警報の場合はこうですよと、そのほうが現実味があって、防災行政無線の役割を果たすんじゃないかということを強く言って、この話はもう横に置いておきます。  それで、先ほどの答弁で、今、議論されている法案と国民保護条例は関係がないと答弁されました。それは、なぜ関係がないんですか。市長、お答えいただけますか。もしあかんかったら、理事でもいいですけれども。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  今回の安保法案と、直接、この市の国民保護協議会条例と、それから緊急対処事態対策本部条例との関連につきましては、法案が変化がありましても、こういう協議会の設置、それから対策本部等の設置につきましては、大きく影響がないということで、お答えをさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 国民保護条例で言っているのは、武力攻撃事態ですよ。要するに、直接日本が攻撃される。だから、今、議論されているのは、日本が直接攻撃されていないのに第三国へ集団的自衛権を発動して、日本の外で武力行使を行う可能性があるからですよ。日本の領海・領空の中で物事が起これば、武力攻撃事態で対応できるわけですよ、いわゆる個別的自衛権で。それとは全く関係ないから、関係ないんですよ。そうでしょう。そうじゃないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部理事。 ◯総務部理事(松田 篤彦) 総務部理事でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをさせていただきます。  武力攻撃事態等が発生する、もしくは発生するおそれがあるという事態に備えて、日ごろから検討するための協議会、それから対策本部を設置して対応するというようなことで、どのような事態になろうが、国から指示があれば設置をするというようなことであります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 武力攻撃事態が起これば、それに対応するわけです。  今議論されているのは、先ほど言ったように、PKO法の駆けつけ警護の問題だとか、それからいわゆる後方支援と言われている兵たん活動の問題だとか、集団的自衛権の行使の問題なんです。これは、日本の外で起こる話なんです。だから関係ない、そのとおりなんです。  だから、これまで政府は、こうしたことは憲法の規定によってできないと答弁をしてきたわけです。それを今度は、180度変えてできると言うから、大問題になっているわけです。憲法を変えずしてそれができる、こんなことをしたら立憲政治は成り立たないじゃないですか。そのことを言って、ちょっと角度を変えます。  市長は、平和都市宣言についてお答えをいただきました。平和都市宣言については、私がきょう配らせていただいている資料に入れています。  その中に、こう書いてあります。3段落目に「我々は、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を生かし、継承する」と、それからその次に「非核三原則の遵守を求め、核兵器のすみやかな廃絶と恒久平和を強く訴える」と。  ところが、今議論されている国会での議論の中で、劣化ウラン弾を提供できますよ。核兵器も運べますよと中谷防衛大臣は答弁しましたね。このことと、今ここに書かれている都市宣言は矛盾しないのかどうか、市長、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  今、いろんな面で、あらゆる方向から国会で今審議されているというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 木津川市の非核・平和都市宣言に書かれている中身を市長が実行しようとしたときに、劣化ウラン弾、核兵器も運べますよと。ただし、大臣は日本には非核三原則があって云々かんぬんと言うけど、法律上はできるということを認めたわけです。それは、宣言の立場とは相入れないんではないんですか。それは、判断が市長できるんじゃないですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 今、国のほうでいろいろ議論はされております。国民の生命や自由や幸福、そういったものをどのように守るかということを審議されているというふうに思っておりますので、それを見守っていきたいというふうに考えております。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 私は、木津川市の非核・平和都市宣言と相入れないものだということを強く申し上げておきたいと思います。  この間、最高裁判所の長官を務めた方も、集団的自衛権の行使は違憲だと表明されております。  私は、この場で市長に、これが違憲かどうか、それを問うつもりはありません。木津川市として憲法を生かす、また憲法第9条に書かれた中身を木津川市に生かすのは、市長、そして我々議会の役目であります。  そこで、答弁にもありました平和のとうとさ、戦争の愚かさと悲惨さを次代に伝えるために平和パネル展を開催しているところですと。  平和パネル展をやられているのは認めますが、それだけでいいんでしょうか。憲法第9条を市政に生かす取り組みというのは、具体的な行事の前に、私は過去の戦争に正面から向き合うことではないかと、そこから戦争の悲惨さや愚かさを伝えることではないかと考えます。  それで、市の職員も含めてですが、ことしは戦後70年というわけですから、70歳の人でも、まず戦争経験・体験、記憶がないでしょう。そうすると、国民の圧倒的多数はないわけです。木津川市の人もそうなんです。だからこそ、今、戦争の愚かさを伝えることが大事だというふうに思うんですが、その点はどうですか。戦争体験者の思いをきちっと伝え送るという点では、市長、どうですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  そういう点でも、今回、木津川市で戦時中、いろんな方の写真をお借りいたしましてパネル展示もさせていただきました。  また、これまでも戦争体験の方の生の声を聞かせていただくという、そういったことも催しておりますし、戦争については、やはり二度と起こしてはいけないという、そういう認識のもとに進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そうですね。ぜひ、引き続き続けていただきたいんですけれども、これは単に8月の季節行事ではないはずです。  それで、先ほど言いましたように、多くの者が戦争体験がありません。市の職員もそうであります。まずは、市の職員を含めて、そうした平和のとうとさを学ぶ、戦争の愚かさを学ぶということをぜひやっていただきたいし、市民に対して、市民の力も得て、戦争体験を持っている人はごくわずかになってきました。そういう人たちの力を得てやっていただきたいということを要望して、次の質問に入ります。  次に、「自治基本条例をつくろう」と題して、市長に聞きます。  市長の言う「一党一派に偏しない」ことと選挙で自民党の国会議員を応援されていることは矛盾しませんか。  2つ目、自治の基本は「憲法と地方自治法」にあります。これを遵守し、住民の福祉の増進を図ることが大事ではないですか。  憲法・地方自治法に続くのが、自治基本条例ではないかと考えます。自治基本条例をどのように評価されていますか。  そして、市長は地方自治の本旨を具体化した自治基本条例を提案すべきだと私は考えるんですが、いかがですか。  最後に、公募委員というのがいろんなところで募集をされて、市民が意見を反映する機会はあります。この選出は公平に行われているでしょうか、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  まちづくりの方向性が私と同じである方につきましては、要請があれば応援をさせていただいております。このことが一党一派に偏っているとは考えておりません。  ほかの御質問につきましては、市長公室長より御答弁申し上げます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  2点目以降の質問については、私から御答弁をさせていただきます。  地方自治の骨格は、憲法及び地方自治法に定められており、市は地方自治法の本旨に基づき行政運営を行っているところでございます。このことから、遵守しているというように考えているところでございます。  次に、3点目でございます。自治基本条例は、自治を担う市民や行政等のそれぞれの役割と責任や情報公開、市民参加など自治を推進する制度について定められたものであると解してございます。  本市では、情報公開や市民参加によるまちづくりなどをこれまでから進めてきたところでございまして、自治基本条例の制定については、策定しないことで行政運営が遅滞するものではないというように考えてございます。  次に、4点目でございます。平成25年度に実施をいたしました「まちづくりに関するアンケート調査」では、自治基本条例の制定を望む回答は、全体の5.7%という状況でございました。  また、パブリックコメントの実施や情報公開制度などから、市民参画の機会は提供いたしているところでございます。  このことから、自治基本条例の制定に現在取り組む考えはございません。  最後に、5点目でございます。公募委員の選考につきましては、木津川市審議会等の委員の公募に関する規程に基づき、小論文により選考する方法や、応募者全員を公開抽せんで決定するなどといたしておりまして、公平にされているというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問を行います。  私、市長が選挙で一党一派に偏らないと公約されるのは、構わへん、大いに言ってくれはったらいいです。  ただ、当選されて木津川市長になられたら、やはり憲法と地方自治法にのっとって木津川市政を進めるというのが本来のあり方ではないかと。  6月の所信表明でも「一党一派に偏らず、公平・公正な立場の市政の実行」と言われましたけれども、行政を進める土台としての憲法と地方自治法、これがやはり表明されるべきではないかと。  私、だから市長が自民党の国会議員の方を応援されても、何も問題ないです。それは構いません。それを言うのであれば、まず木津川市長としては、「一党一派に偏するのではなく」ということは言わずに、憲法と地方自治法にのっとってしっかりやりますと言うべきではないのかなと考えているわけです。この点について、市長、どのようにお考えですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  まちづくりというのは、いろんな方との力の協働でやっているということであります。私と同じ考え方の方につきましては、要請があれば、これまでも活動しておりますので、偏った方に活動しているということではありませんので、その点では、一党一派に偏っていないということに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) だから、市長が誰を応援されようと構わないと言っているんですよ。それはいいんですよ。だから、市長になられたら、そういうふうなことはあえて言う必要はないと。誰を応援されても構いませんよ、特別公務員としての立場があるわけですから。  私が言いたいのは、市長になったら、市民に対して、木津川市をどう進めるかというときは、憲法と地方自治法、これが土台ではないかと。一党一派に偏しない、公正・公平じゃないんじゃないかなと、そのことについてどうですか。憲法と地方自治法という言葉を口に出されて市政を明らかにされる必要があるんではないですかと聞いているわけです。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  当然、市政は憲法と地方自治法にのっとって進めているというのが基本でございます。  そういった中で、一つの考え方に偏らないで行くということを意味しているということで、一党一派に偏らないということを示させていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) この議論はいいです。繰り返しませんが、余りそこを強調される必要はないんです。憲法と地方自治法にのっとって政治をやるとなれば、おのずと結論ははっきりしてくるわけですよ。そんな一党一派なんていう言葉を使わなくても、憲法と地方自治法ということをはっきり言われたらいいのではないかと。  その上で、議会は議会基本条例をつくりました。22人の今の議員も、考え方は違います。所属党派も違います。けれども、議会という立場から木津川市民の幸せを考えて行動する、そのよりどころになるのが議会基本条例なわけです。だから、いろんな考えがあっても、そこに立ち返って進めましょうと。木津川市の場合、木津川市長、そして市民、また議会、これらがよりどころになるものというのが、木津川市にはじゃああるんですかとお聞きをしたい。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  御質問にお答えいたします。  まず、憲法の前文の中には、このように記載されてございます。省略もございますが、「われらとわれらの子孫のために、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」というのが、これがまず宮嶋議員もおっしゃっているものかなというように考えてございます。  常々市長のほうも、今いる者、それとこれからの子孫のためにこのまちづくりを進めていくということを申してございますので、これが基本になっているのかなと思っております。  それと、あと地方自治法、憲法の中でも地方自治もうたわれてございますが、これを憲法をもとにして地方自治法が定められているというところでございまして、これの法律によれば、地方自治の本旨に基づいて地方公共団体の区分並びに地方公共団体云々という形が第1条でうたわれてございまして、これに基づいた市政運営を進めているというように考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。
    ◯15番(宮嶋 良造) 地方自治法があれば十分だということなんでしょうか。  それで、先ほどの答弁にもありましたように、パブリックコメントもやっていますよと、情報公開もやっていますよと、また公募委員を募って市民の声を生かしていますよ。だから、そういう進んだ事例を一まとめにして、みんなのよりどころになる、木津川市民、市長や議会がよりどころになるものがあっていいのではないかと聞くわけですが、それは自治基本条例というものではなくてもいいということでしょうか、再度、お聞かせください。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  今おっしゃっていただきましたように、私どもは、憲法及び地方自治法、それに関するその他の法律に基づきまして進めてございますので、あえてここでそれをつくって進める必要は今のところはないというように考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 資料2を入れておきました。  全体から見れば、まだ18.4%ということですが、全国で320の自治体で自治基本条例だとかまちづくり条例と呼ばれるようなものがつくられております。ぜひ、我々も声を上げていきたいと考えています。  それで、最後に、公募委員、選ぶ決まりがあります。今言われたように、小論文だとかの書類選考、また面接を行って総合的に判断をしている、また抽せんもあるということです。  それで、小論文というのは、結局、判断するのは市側でありますから、絶対に恣意的な意図はないと言われても、判定基準なりが一人一人の応募者に伝わっていないわけですし、自分の結果を他と比較してきちっと説明を受けるということにはならないんだろうと。市の場合は、抽せんをやっている場合もあるんですよね、実際にはね。  だから、ある意味、出していただく書類の中で、応募の動機ということで、その人がなぜこの委員をということを書いていただいています。皆さん熱心に書いていただいているんだろうと思うし、選ばれた以上は、きちっとその会議に出席いただいて意見を述べていただいたらいいわけですから、それは誰になろうとも、応募していただいた方に特別の欠陥がない限りは、抽せんでいいんじゃないですか。そのほうが、ある意味、公平ではないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  まず、私どもは、今御紹介いただきました木津川市の審議会等の委員の公募に関する規程というのを設けております。この規程の中で、選考の方法についても定めてございます。  これにつきましては、申込書、小論文等による書類選考、面接、抽せん等のいずれかから所属課長等が定めるものとするというようになってございまして、その案件によりまして、全ての方を抽せんしている方法、それでありますとか、小論文を採点をさせていただいている方法もございます。  私ども、特に私がかかわったところでございますが、まち・ひと・しごと創生の委員会につきましては、小論文で採点をさせていただいております。これは学識の先生に採点をいただきまして、その結果を加味した中で決定したということで進めてございますので、そのような方法もあるということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 学識の方が選ぼうと、やはり選ばれる方にとってはわからないわけですから、選考、選んだ基準、書いていますけれども、誰にでも公平なのは、公開の場で抽せんしたというのが一番、ある意味ね。だから、誰彼なしに抽せんじゃないでしょう、思いを持って応募された中から選ぶわけですから。だから、特別な、それでやって、失格事項、選ばれたけれども、一度も会議に来なかったとか、そんなことが今までの中でなかったんであれば、抽せんにされることがいいのではないかと。  なぜこの問題を取り上げたかと言うと、やはり応募したけれども、選ばれなかった方の不満が残っているからですね。そのことを申し上げて、次の質問に入ります。  3つ目は、18歳選挙権を生かそうということです。  次に、「18歳選挙を生かそう」と題して聞きます。  20歳代の投票率が低い理由を、どう分析されておりますか。  2つ目、若者の政治参加を身近な地方政治からどうつくっていきますか。  3つ目、若者が投票立会人をすることで選挙への関心を高めてはどうですか。  4つ目、投票所のバリアフリーはどこまで進みましたか。次のことはクリアできていますか。一足制、段差がない、車椅子で投票できる、車椅子を備えているなどであります。  以上、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目の若者の投票率が低い理由につきましては、一概に申し上げることはできませんが、若者の政治意識や関心が低いことが一因であると考えております。  次に、2点目につきまして、選挙権年齢の引き下げに伴い、総務省では、文部科学省と連携し、政治参加に関する教育のための高校生向けの副教材を作成されているところであります。  今後も、若年層の投票率向上や政治に関する関心を高めるために、京都府選挙管理委員会が実施しています出前講座を活用し、小・中・高等学校や教育委員会等の関係部局と連携し、若者を対象とした啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、3点目の投票立会人につきましては、各投票区における選挙人名簿に登載された者から選任されることとされており、本市におきましては、選挙ごとに、木津川市明るい選挙推進協議会の委員や各投票区の実情に精通されておられる自治会から選任をお願いしているところでございます。  若者の投票立会人への選任につきましては、若者の政治に対する関心を高めるための有効な手段と考えますが、人選が課題であることから、他の自治体の状況等を踏まえ、今後、検討してまいりたいと考えております。  次に、4点目につきまして、現在、二足制としている投票所につきましては、市内31カ所の投票所のうち6カ所ございます。全て自治会が管理している集会所となっております。  また、段差がある投票所につきましては、簡易スロープを設置しているほか、施設の構造や周辺状況等により簡易スロープが設置できない投票所につきましては、人的介助を行うことにより対応をいたしております。  さらに、全ての投票所において、車椅子の有権者用の記載台を設置しており、過去の利用状況等を踏まえ、8カ所の投票所には車椅子を設置しているところでございます。  今後も、各投票区の事情等を考慮し、有権者が投票しやすい投票所の整備に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問します。  資料の3を見てください。衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移という、総務省が出しているものです。裏側には参議院選挙がありますが、衆議院のほうのグラフを見ていただいて、下に表があります。20歳代というところ、昭和42年の実施、第31回総選挙から書いていますが、平成2年の第39回総選挙まで20歳代の投票率は50%を超えています。平成5年、第40回総選挙から50%を割り、その後、ずっと低迷をしていると。  この結果から見れば、若いから選挙に行かないというのではない。この時期を経て選挙への関心が薄れていくような状況があったのではないかと考えます。  何があったかについては、また後で触れますが、結局のところ、若い人は選挙に行かない、これは宿命ではないと。しっかりと政治参加ができる条件はあるというふうに思います。その点をまず、お互いの共通認識にしたいというふうに思います。  その上で、じゃあなぜ投票率が下がったのかと。これは、まさにこの時期に起こった、それまでもありましたけれども、政治と金をめぐる問題が大きいわけであります。  そして、その政治と金をめぐる問題の解決策として出されたのが、衆議院で言えば小選挙区制であり、政党助成金の交付なんですね。これが結局のところ、政治を腐敗させてきている大もとになります。  小選挙区は、4割の得票で6割の議席を得ると、きちっと1票が正しく議席に反映していない。企業献金を廃止すると言いながら廃止せずに、片方で政党助成金、まさにぬれ手にアワであります。これまで6,300億円の税金が使われている。こうした、本来、政党が国民に自分らの主張を訴えてカンパをもらうなり、支持を訴えるべきが、それをせずにやるから、ますます政治が腐敗してきた。このことがあります。それと重ねて、いろんな政治と金の問題が起こってきた。こういうふうに見るべきではないかというふうに思います。  そこで、我々の責任は重大であります。地方政治にかかわる我々がいかに若者の政治参加を促すか、それは今のこの場の議論だけでは済みませんし、それぞれ努力したいということを表明しておきます。  その上で、選挙管理委員会として何ができるのかということで言えば、一つには、投票立会人の参加というのは、政治に関心を持つ方法だと考えます。  先ほどの答弁の中で、各投票区の実情に精通されている自治会から選任をお願いしていると答弁がありました。投票立会人の仕事は何ですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  投票立会人につきましては、選挙が公平・公正に行われているかということを立ち会うということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 選挙が適正に執行されるかどうかですね。そのことと、各投票区の実情に精通されている自治会から選任することは、どう関係があるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  各自治会から精通されている方につきましては、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●そういった意味から、立会人としてお願いしているものでございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 誰が投票したか顔がわかっていいんですか、そんなことは関係ないでしょう、選挙に。選挙が正しく適正に行われているかということを見ることであって、投票立会人の資格にそういうことが、今、部長が言われたことが書かれていますか、そういうものがありますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●  それと、立会人につきましては、地域の実情に詳しいということにつきましては、それぞれその投票所を設営するに当たりましても、いろんな御助言をいただいたりとか、そういったこともできるということでお願いしているといった部分もございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) それならば、若い人を選んで、若い人に来てもらうにはどうしたらいいかと聞いたらどうですか。  それで、実際に若い方を立会人にしている例はたくさんあります。まずは、登録をしてもらうということですね。選挙があるたびに、登録されている人から、この日に選挙がありますけれども、大丈夫ですか。確認してオーケーならばやってもらったらいいわけです。  必ずしも20代、30代にこだわりませんけれども、40代、50代の人になってもいいですが、各年齢から満遍なく来られる、または若い人を中心にやる、そういった形で登録制にして選べばいいわけで、今のようなやり方で決して若い人が、それこそ先ほどの顔が見えると言われたんでしたかね、何か投票所に行ったら後ろからにらまれているような感覚を若い人が受けるんじゃないかというふうな心配をします。ぜひ、この点で改善をお願いしたい。  最後に、この点の問題で、バリアフリーの問題、これも資料を入れています。これは、総務省が投票所のバリアフリーなど、投票環境の改善についてと、今後の方向性ということで出されたものです。ここに書いてある項目について、期日前投票所、それから当日の投票所、ぜひ点検をいただいて、できているもの、できていないものの整理をして、一覧につくって公表いただけないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  先ほど一番初めに御答弁させていただきましたように、物理的に不可能なところにつきましては、スロープ等設置していないところもございます。そういったものにつきまして、今後、この投票所ではこういう設備がありますので、当然、障害者の方に行っていただけるような、わかっていただけるような措置につきましては、考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 木津川市で、この総務省が言っているようなことを一つ一つチェックをして公表することはできますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  公表を前提に再度チェックをかけてみたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひチェックして、改善をする、きょう言ってあしたできるとは限りませんので、目標も持って改善に努力してほしい、そのことを申し上げて、この質問は終わります。  最後の質問に入ります。  最後に、「住みやすい木津川台をつくる」と題して聞きます。  木津川台駅前をどのように整備しようとしていますか。駅へ車でスムーズに行ける道路整備が必要ではないですか。  府道に信号機や横断歩道を整備すべきではないですか。  買い物や食事のために隣接の精華台、または光台への公共交通、バスが必要だと考えます。バス路線を整備すべきではないですか。  幼稚園誘致の失敗の責任をどう負いますか。開園できるのですか。  お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。    (副市長 田中 達男君登壇) ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  宮嶋議員の御質問の中で、4点目の御質問につきまして、私のほうから御答弁申し上げます。  木津川台幼稚園用地につきましては、平成23年11月に認定こども園も対象にした協定書の延長を行い、早期開園を目指しまして、近鉄の誘致活動を積極的に支援してまいり、現在、開園に向けた具体的な協議・調整を行っているところでございます。
     そのほかにつきましては、担当部長からお答えを申し上げます。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の1点目の御質問にお答えします。  木津川台駅前は、鉄道に挟まれた地域であり、新設道路の建設や既設道路の拡幅は困難であるため、整備計画はありません。  私からは以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の2点目の御質問にお答えいたします。  信号機及び横断歩道の設置につきましては、地元地域から要望書を提出いただき、当該要望書の提出を受けて、京都府公安委員会の窓口であります木津警察署のほうに要望書を提出いたしております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  私からは、3点目の御質問にお答えをさせていただきます。  木津川台地域におけますバス運行につきましては、山田川方面へは、朝夕の時間帯に奈良交通の路線バスが運行しており、昼間の時間帯につきましては、きのつバスを運行いたしております。  また、精華台方面へは、夕方の時間帯に奈良交通の路線バスが木津川台住宅から精華台を経由し、祝園駅へ向かうバスを運行いたしております。  コミュニティバスにつきましては、市内での買い物や通院等の移動手段を確保する役割を担っており、御質問のバス運行につきましては、民間事業者に担っていただくものというように考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 再質問をします。  資料を入れております。資料7という、1枚だけちょっととじ忘れました。近鉄京都線の乗降客数を示したものです。ちょっと意地悪ですが、木津川台駅だけ抜いています。何人かお答えいただける方、おられますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  2,182人でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) そうですね。  その今言われた数というのは、この26ある駅の中の下から2番目ですよね、近鉄宮津駅に次いで乗降客数の少ない駅と。このことについては、どう評価されていますか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  評価というのは、なかなか難しい部分があろうかと思います。また、民間の鉄道会社の中でのいろいろな取り組みの中でのいろんな会社の方針等もある中での、こういう結果が出ている可能性もございます。なかなか難しいところでございますけれども、このまま行きますと、できるだけ我々としては減らないような形で頑張っていきたいというふうなことでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 2,182人ですね。その真下にあります山田川駅の2分の1ということですね。  これは、やはり山田川駅と木津川台駅を見たときに、どういう駅の構えなのかと、とまる列車の本数は一緒ですよ、普通しかとまりませんよ。  そこで聞きます。これ木津川台駅が向こうに見えて、木津川台へ行く唯一の道が、これですね、道幅が狭いと。でも、先ほどの答弁は、拡幅できないと。なぜ、拡幅できないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  私の答弁の中にもありましたが、この先、ちょうど川がございます。藤木川でございます。今現在は待避所等が一部ございますけれども、その藤木川にかかっている橋につきましても、もともとこの敷地につきましては、京都府営水道さんが送水管として設置された道路の上を認定道路として、今、市道で使っているというところでございまして、府営水道の送水管が橋のところに出ておりまして、橋自身も広げることができないというふうなことで、いろんな制約がある中で拡幅ができないという答弁をさせていただきました。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 都市マスタープランに、こう書いてありますね。木津川台駅は、木津川台地区の玄関口のみならず、木津川市の西の玄関口でもあることからとあるんですね、これもう限定というか、確定しているんです。西の玄関口は木津川台駅だと。それならば、やはり努力すべきではないですか。  先ほど比較しました山田川と比べて、山田川のほうが玄関口じゃないか。また、その下の高の原のほうが玄関口じゃないかと。けれども、それぞれの所在地が奈良市であったり、精華町であったりするから、そうは書けないというのであれば、それは余りにも狭過ぎるんではないですか、考えが。  そこで聞きます。せめて、離合ができるような、ここに離合、これは道ではないですね。でも、離合ができるような条件というのはつくれないんですか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今、写真でもお示しされたと思いますけれども、一部、待避所がございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) じゃあ、それは置いておきましょう。  次、駅前の駐輪場、これは東側の駐輪場ですね。駐輪場と書いてあります。けれども、この手前に写っている自転車は、明らかに放置自転車ですね。重なっています。整理されていません。  置くところがないというので、これも同じ東側ですが、反対側ですね、駅に向かって左側。ここは、置くべき場所ではないんではないでしょうかね。点字ブロックの上に自転車やバイクが置かれています。  さらに、階段を上がるところ、これは木津町時代につくった、上ちょっと切れていますが、障害者の方が利用するインターフォンが設置されていますと、自転車を置かないでくださいと書いてあるんだけれども、インターフォンの真ん前に赤い自転車を置かれて使えなくなっている。しかも、点字ブロックも、下のほう、何かどろどろで汚れておりますけれども、こういう状況というのは改善できるんじゃないでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 建設部長。 ◯建設部長(若狭 朝明) 建設部長でございます。  ただいまの宮嶋議員の再度の御質問にお答えをいたします。  今お示しいただいたのは、木津川台駅東側にございます。我々といたしましては、その市道の道路の附帯施設としての遊具もあり、駐輪場もあるというふうな施設で、市が管理しているものでございまして、お示しのとおり、今後、しっかり管理をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 西側にも市の駐輪場があります。  ただ、これ私が倒したんじゃないんですよ、倒れていたんですよ。自転車が倒れています。  この写真の右側の自転車が、実はこれ、ラインをはみ出しているから、ちょっと置きにくいんです。ラインが消えているんです。これ、きれいにラインを描けば、もうちょっと整理されるかなと思うやけど、こういう駐輪場の整備というのは木津川市の責任ですね。ラインを引き直すということはどうですか、できませんか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えさせていただきます。  現実、今お示しいただいたとおり、ラインが薄くなっている状況でございますので、次の工事発注時期に合わせてラインを引くように準備を進めたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひ、すぐにできないという課題があったとしても、せめて駐輪場、ここの駅前には駐車場とかありません。自動車で送迎されることはあっても、歩いて来られるか、自転車で来られるかなんです。だから、そこが気持ちよく自転車が置けるということは、利用者にとっては、せめてものことなんです。だから、ぜひ駐輪場の整備についてはやっていただきたい。  次に、木津川台の府道のことを聞きます。  ここに横断旗がありますが、ここに横断歩道が描かれています。残念ながら信号機がないから、そのために横断旗が置かれているわけですね。私は信号機が必要ではないかと、片側2車線の道路、4車線を歩かなあかんわけですね。このことについて、横断に危険性はないのですか。聞かせてください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  その道路につきましては、横断するのに約30メートル近く渡らなければならないと思っておりますので、信号機があるほうが望ましいというふうには考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) さらに、後で幼稚園の話をしますけれども、幼稚園用地の前のところは、ここは見てもらったらわかるように、車どめがありますけれども、明らかに横断歩道を引けることになっているんです。改めて横断歩道を引くために、歩道を削らなあかんとか、そういうことはありません。だけれども、横断歩道が引かれていない。  そこで、この写真はちょっと見にくいかもわかりませんが、ここにも横断旗があります。木津川台八丁目自治会が置かれている横断旗です。これについては、市はどのような認識をされていますか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  その横断旗につきましては、地元八丁目自治会が設置をされている横断旗でございまして、見守り隊のほうが、東西の横断をするために使用されているというふうに伺っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 東西のですか、そうですか。でも、あれば使いたくなりますよね。でも、横断歩道がない。けれども、横断歩道がなかったら、じゃあ南北はどのようにして渡るんですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  宮嶋議員の再度の御質問にお答えいたします。  そこから西側に歩道橋を設置しておりますので、歩道橋を利用するか、またはもう少し東側のほうの横断歩道、もしくは信号機を通じての横断ということになると思います。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 後で幼稚園の話をしようと思っていたんですけれども、幼稚園ができる、認定こども園ができる、奥には同志社の学校もできている。そういう状況の中で、横断歩道や信号機が必要なんじゃないですか。再度、お答えください。副市長でもいいですから、幼稚園ができるんだったら、横断歩道が要るんじゃないですか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  まず、この四ツ池幹線の、当初、木津川台をつくるときの議論がかなり以前にあったわけでございますが、そのときには平面交差で人が渡らずに、車と人は分けて渡ろうということで、木津川台小学校の前に歩道橋ができたというふうに記憶をしております。  そういうことで、その後、京奈和自動車道の付近が木津川台の1次開発と2次開発のちょうど真ん中ということで、横断歩道が非常に危ないということで、長年の懸案を府のほうに要望いたしまして、そして信号機を設置していただいたという経過もございます。したがって、そういう形で徐々に安全な方向には行っているということでございます。
     さらには、将来的には、かなり東のほうですが、山手幹線が開通いたしますと、今の宮嶋議員の御質問の冒頭にありました、木津川台の駅のほうに行くエリアの改善もできるということでございますので、近い将来、今、御質問の認定こども園の関係につきましても、並行して検討してまいりたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 歩道橋は2カ所あります。けれども、先ほど言ったように、遠回りをしなあかん。そんなことが現実的にあるんですか。歩行者優先なんでしょう。歩行者優先であれば、信号機をつけて車をとめるというのが筋じゃないですか。ぜひ、お願いをしたいというふうに思います。  それで、片側が2車線もあるような道路なんですから、もし費用面で、最初にどういう、今、副市長の議論があったですけれども、開発者の近鉄にお願いできないんですか。幼稚園は、近鉄にずっとお願いしているんでしょう。どうなんですか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  木津川台の開発につきましては、一応、近鉄の開発というのは、もう事業収束していると思います。  そして、四ツ池幹線も、当初開発が終わりまして、府道と、いわゆる当時の木津町道との調整の上、現在、広域幹線道路との位置づけで、今、京都府の管理道路となっておりますので、今後、府とも協議をしながらいろいろと協議を進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) ぜひ、早期に必要な横断歩道、信号機の設置を求めておきます。  幼稚園の問題に行きます。  資料6というのがあります。見てください。  小学校区別の園児数の推移を示しました。木津川台の子どもたちが中心的に行くのは、相楽幼稚園です。2007年のときに相楽幼稚園に124名、そして高の原幼稚園に2名ですから、126名。一番下の欄に、相楽幼稚園と高の原幼稚園に通っていた木津川台小学校区の園児の合計数があります。ところが、これが見てもらったらわかるように、年々減ってきて、ことしは46人なっているんですね。  幼稚園が必要だと言っていたころに幼稚園ができずに、今、認定こども園、認定こども園と言っていますから、幼稚園だけではありませんけれども、つくろうというときに減少しています。なぜ、これ減少したんですか。教育部長に聞きますが、子どもの数は減ったんですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  宮嶋議員の御質問にお答えをいたします。  木津川台小学校区域につきましては、現在のところ、児童数については減少のほうになっているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 減少と言われますけれども、例えばことし1年生は94人、2年生は90人等々、押しなべて100人から90人、子どもたちがいるわけです。こんなふうに極端に減った理由は、私は幼稚園ができなかったことの責任が大きいんではないかというふうに考えております。  それで、これ幼稚園ができなかった責任はどこにあるんですか、市ですか、近鉄ですか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  ただいまの御質問につきましては、従来から、この議会の場で多くの議員の皆様方からも御質問いただいております。  そもそも当初、木津川市が公立の幼稚園を建てないという方針の中で、近鉄のほうから私立の幼稚園の誘致の話があって、近鉄が努力をしてくれたということが発端でございます。  そういうことで、途中で頓挫をしてしまったということでありますので、我々としては木津川市としても被害者であるというふうに考えております。  ただ、道義的には、おくれたことについては本当に申しわけないというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) もう時間がありませんが、この数字から見てもわかるように、必要なときにできなかった木津川市の責任は大きいわけです。と同時に、急いで認定こども園ということをするんであれば、具体的と言っている中身は何ですか。答弁にあった具体的、もう決まるということですか。答弁に具体的とあったでしょう、具体的というのは決まるということですか。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  従来から近鉄との協定等を考えますと、再来年の春には開園というゴールが決まっておりますので、逆算すると、近い将来、御説明をする時期がもう来ているということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 宮嶋さん。 ◯15番(宮嶋 良造) 結局のところ、何も決まっていないということじゃないですか。決まっているんだったら、言うべきですよね。ぜひ、求めておきたいというふうに思います。  時間がなくなりましたので終わりますけれども、たくさん課題が残りました。また、頑張って次やらせてもらいます。ありがとうございました。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) ただいま14時19分、14時35分まで休憩といたします。    午後 2時19分 休憩    午後 2時35分 再開 ◯議長(倉 克伊) 休憩前に引き続き会議を開きます。  5番目、森本茂さん。    (森本 茂君質問席へ移動) ◯9番(森本 茂) 質問に入る前に、議長のお許しを得まして、この裏表のコピーと、それからここにちょっと図面と、それから鹿背山焼の本と、それから鹿背山焼そのものを持参しております。よろしくお願いいたします。  それでは、質問に入ります。  9番議員、自民党議員団の森本茂です。  執行部の皆様はお疲れだと思いますが、的確な質問ができるように頑張りますので、的確な御答弁をよろしくお願いいたします。  まず最初に、「財政の健全化について」と題して、質問いたします。  国のほうの財政健全化に向けた取り組みについては、納税協会の冊子を見ますと、国は財政の健全化に向けて歳出歳入一体改革に取り組んでおり、歳出歳入一体改革として国の支出を減らすだけでなく、同時に歳入の増大も含めた増税などの政策をとって、一体的に改革を進めるとしております。それを踏まえて、お聞きいたします。  地方分権時代を迎えて自治体の財政状況がより厳しくなる中、木津川市もひとしく財政の健全化が喫緊の課題となっています。  平成26年度末市債残高(一般会計)は、296億7,659万円で、市民1人当たり40万4,760円の借金があることになります。  そして、平成28年度より普通交付税合併算定替により、平成28年度1億円、平成29年度3億円、平成30年度5億円、平成31年度7億円、平成32年度9億円、5年間で約25億円の地方交付税が減額されます。  そこで、お伺いいたします。  ここから5問あるんですけれども、2番から始めさせていただきまして、1番は一番最後に質問しますので、よろしくお願いいたします。  番号の順番は、そのままで行きます。  (2)ジェネリック医薬品の普及促進状況は。  (3)ごみ減量化(2R・3R)の状況と促進策は。  (4)ふるさと納税の促進強化策は。  (5)里山環境税(仮称)の導入検討を。  (1)財政健全化計画の策定はできているのですかということでお聞きしたいと思います。  よろしくお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長。    (総務部長 中島 久文君登壇) ◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  私のほうからは、森本議員の1点目の御質問にお答えさせていただきます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律で、健全化判断比率のうちいずれかが早期健全化基準以上の場合に定めなければならないとされております財政健全化計画につきましては、財政指標の公表が義務づけられた平成19年度決算以来、早期健全化基準を上回ったことがございませんので、同法による計画は策定はいたしておりません。  なお、地方交付税合併算定替終了対策といたしまして事務事業の洗い出し作業を行っているところでございまして、具体的な対策を順次講じていく予定でございます。  私のほうからは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部長。 ◯保健福祉部長(森 功) 保健福祉部長でございます。  森本議員の2点目の御質問にお答えいたします。  国民健康保険被保険者へのジェネリック医薬品普及促進事業として、平成26年8月より毎月「後発医薬品差額通知事業」を行っております。  通知には、処方された先発医薬品名、先発医薬品の単価と後発医薬品に切りかえることで軽減できる金額を明記しており、医療費の負担がどの程度軽減できるかが確認しやすいようにしております。  平成26年度は、4,191名に通知し、削減効果は約250万円となりました。  平成27年度は、4月から7月で4回の通知を終えており、1,611名への通知で、削減効果は、約650万円となっています。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  森本議員の3点目の御質問にお答えします。  本市では、平成25年1月に「ごみ減量化推進計画(もったいないプラン)」を策定し、ごみの減量化に向けた各種の取り組みを進めているところでございます。  このうち、2R(発生抑制・再使用)につきましては、広報、ホームページを通じた情報提供に加え、リサイクル研修ステーションの活動や廃棄物減量等推進員の会の皆様との連携など、継続した啓発活動に取り組んでいるところであります。  また、3つ目のRであります再生利用につきましては、重要課題である「生ごみ」と「古紙類」に焦点を当て、出前講座、生ごみ処理容器講習会等の取り組みを本年度から開始したところでございます。  すぐに数値があらわれるものではありませんが、ごみ減量化に向けた各種施策を積極的・継続的に進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  私からは、4点目の御質問にお答えをさせていただきます。  ふるさと納税につきましては、寄附件数の増加を図るため、昨年度から記念品の贈呈を開始いたしました。  また、本年10月には記念品の改定を予定してございまして、さらなる寄附件数の増加を目指しております。  木津川市ふるさと応援基金のパンフレットについては、熊野市に設置いたしておりますアンテナショップでの配架や、市の観光パンフレットへの同封、成人式での新成人への配布を実施してきたところでございます。  また、市のホームページでは、木津川市ふるさと応援基金申し込みフォームを掲載いたしまして、申し込みに係る利便性向上を図っております。  加えて、ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」に記念品の内容を掲載いたしております。  今後も、いろいろな場におきまして、PRや申込書の利便性の向上を図るなどによりまして、寄附件数の増加に努めてまいります。  私からは、以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。
     森本議員の5点目の御質問にお答えいたします。  里山環境税につきましては、現時点では導入する予定はございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 2問目のジェネリック医薬品の普及促進についてでありますが、今、部長のほうからジェネリック医薬品差額通知事業についての御回答をいただきました。  私のほうからは、さらなるジェネリック医薬品の啓発と、それからジェネリック医薬品が進む方策としまして、皆様のお手元にあります、これなんですけれども、原本はこういうものなんですけれども、これを拡大したのが、こういうものです。  これはシールなんですけれども、ジェネリック医薬品希望シールということで、これはよその保険協会がこういうシールをつくって、それを保険証に貼ったり、それからお薬手帳、この大きいほうはお薬手帳に貼るやつなんです。上の2つの小さいのは、保険証に貼る分なんですけれども、それの貼った見本が、私の保険証でこれをつくっているんですけれども、ジェネリック医薬品を希望しますということで、これシールになっていますので、これ剥がして貼るようになっているんですけれども、この取り組みをすれば、私の考えでは、お医者さんにもわかるし、それから薬局へ行っても、口で言わなくても、もうもともと希望しますと貼ってあるから、お薬手帳と保険証に貼ってあるんで、これはジェネリック医薬品の普及につながるんではないかなということで、今回、取り上げました。これについて、どのようにお考えでしょうか。再質問といたします。 ◯議長(倉 克伊) 保健福祉部長。 ◯保健福祉部長(森 功) 保健福祉部長でございます。  森本議員の再質問にお答えいたします。  昨年、平成26年度からジェネリック医薬品の差額通知事業をスタートさせ、現在、徐々に成果が出始めたところでございます。  今、御提案いただいております希望表示シールというんですか、こういったものも含めて、今後、啓発に向けて検討をしていきたいというふうに考えております。  最初の出だしのころは、希望カードというのを配られて啓発されていたように認識しております。どういったものがよいのかも含めて、このジェネリック医薬品の差額通知につきましては、もともと国保の財政が逼迫しているという状況の中で、保険税率も上げさせていただいたときに、こういったことも取り組んでいこうというような一環で、国保の運営協議会でもかなり時間をかけて検討していただいたところでございます。  今、やっと平成22年度に保険税率を改定させていただいて、平成26年度にようやくこういった事業の取り組みに至ったということで、この成果も、削減効果も一定見込まれるということで、今後、どういったものがよいかも含めて、運営協議会の意見も聞きながら進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、3番目のごみ減量化の促進策ということで、再質問いたします。  平成30年の4月より、環境の森センター・きづがわ、すなわち新クリーンセンターが稼働することになるんですけれども、市長の所信表明の中にもありますように、財政健全化を急ぐ必要があるということであります。  といいますのは、今の財政力指数、木津川市の平成26年度の財政力指数が0.645、そして経常収支比率、ここが重要なんですけれども、平成25年度が92.9%、平成26年度は96.6%ということで、市長が所信表明で言われたように、硬直化がかなり進んでおります。  そういう流れの中で、私は時代的にも、ごみ袋の有料化の流れが来ているんじゃないかと、考える必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、そのことについて再質問とします。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。 ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  森本議員の再度の御質問にお答えをしたいと思います。  ごみ袋の有料化ということでございますけれども、現在、木津川市廃棄物減量等推進審議会におきまして、ごみ減量化施策の手段の一つとして、ごみの有料化がどのように機能するのかということにつきましては、その必要性や、またメリット、またそれに限らずデメリットもあるということでございますので、慎重な議論をお願いしているところでございます。  また、先進事例といたしまして、行政サイドだけの意見ではなく、有料化した地域の住民の皆様方の生の声を聞くと、そういうことをお聞きしながら、有料化についての認識を深めていきたい。  そういうことで、審議会のほうでそのような取り組みを、今、進めていただいているというところでございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、3番目のふるさと納税の促進強化策について再質問いたします。  ふるさと納税につきましては、平成26年度が30件、平成27年度は100件の増でしたか、100件を見込んでいたのかな、どちらかだったと思うんですけれども、これ100件に到達する具体的な計画、30から一遍に100、もしくは130に到達ができるのかどうか、どうPRするのか、それから納税者を、同じことなのですけれども、どう確保するのか、その辺についての啓発及び具体策を再度お聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  お答えいたします。  今御紹介いただきましたように、平成26年度には30件の申し込みがございました。平成27年度、今年度につきましては、現数として27件をいただいていまして、前年度程度のお申し込みをいただいたところでございます。今後1年間を通しますと、100件ぐらいのお申し込みをいただけるのではないかなというように考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ホームページとか、それから先ほど答弁のあった、これは同じことなのかな、ふるさとチョイスとか、ポータルサイトと書いていますけれども、私はちょっとそういうインターネットが余り詳しくないんで、あれなんですけれども、今の新しくふるさと納税、平成27年度からふるさと納税制度が拡充されましたということで、パンフレットが出ております。  300万円までの年収の方なら、2万3,000円までふるさと納税枠として納税できると。それで、それに対して1万8,000円の所得控除が受けられると。それで、1万円を2回に分けて納付されたら、4,000円の記念品がもらえるということだと思うんですけれども、そのもらえる記念品なんですけれども、1万円以上寄附していただいた皆様には、木津川市の特産品など、すてきな記念品をプレゼントというふうに書いているんですけれども、好評だからこれが載っているとは思うんですけれども、これでいいのかどうか、その辺はいかがなんでしょうか、再質問します。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  まず、記念品につきましては、おっしゃっていただいたとおり、贈らせていただいている、いわゆる2,000円相当ということで、金額はきっちりしたものではございません。  この実績から申しますと、いわゆる柿の詰め合わせというのが非常に人気がございまして、これが一番多かったのかなと。  続きまして、こだわりのきのつ米というのがございまして、こういうもの、農産物に対して非常に好評だということをいただいてございますので、今あるものにつきましても、継続してやっていけるものはやっていく。  それと、先ほど申しましたように、10月時点で新しいものも加えた中で、より充実した形の記念品をつくっていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 再度質問します。  ふるさと納税をされる方というのは、木津川市に長らく住んでおられて、何らかの事情で転出された方、もしくは木津川市には住んでいないけれども、何らかの縁があって木津川市を応援したろうという方、この二通りぐらいかなと思うんですけれども、企業の方もあるかもわからないですけれども、そういうことを考えると、私はこんなんができないかなと思うんですけれども、長らく木津川市に住んでおられたら、一回木津川市に戻りたいなという方も、一回帰省してみたいなという方もあるんで、例えばJR等のフリーパスの乗車券をプレゼントするとか、それから木津川市の有名社寺の無料拝観券を贈呈するとか、そういうのも考えられへんかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  今、御提案いただきました内容等も考えられると思ってございます。ただ、ふるさと納税をいただく方につきましては、いわゆる縁もゆかりもない方もおられると思ってございます。  私どもは、今、メニューとして、万葉の里メニューから市長にお任せというような5つのメニューを持ってございます。このメニューをやっぱり充実させていく必要があるのかなというようにも思っておりますので、こういうものも含めまして、今おっしゃっていただきましたようなことの内容も考えまして、この寄附件数がふえる方策というのは考えてまいりたいと考えてございます。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) ちょっと私、勉強不足なんやけれども、今の答弁の中で、万葉の里、5つの何か言わはったね。それは具体的にはどんなことでしたでしょうか、お願いします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  今、議員も持っていただいている木津川市のパンフレットがございますが、その中に活用のメニューと、いわゆる御寄附をいただきました内容については、このように使わせていただきますというのが書いてございます。その中の一つが、例えば万葉の里メニューでありますとか、こども夢・未来事業、生物多様性保全事業、観光振興事業、市長お任せというようなものもございまして、私の寄附したお金をどのような形で木津川市が使ってくださいよという意思表示をしていただけるというようなものになってございまして、その中から、私の寄附したものはこれに使ってくださいねということでお申し込みがいただけるようになっているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) どちらにしましても、この財政の健全化ということで質問している本意は、いかにして市の歳入をふやす手だてを講じるかということの一端として、こういうふうにしたらどうやとか、そういうことでお聞きしているんで、ふるさと納税についても、100人と言わず、もっとふえるように何か方策はないかなということで考えていただきたいというふうに思います。  次に、5番目の里山環境税(仮称)の導入検討をということについて、再質問します。  これにつきましては、京都府のほうが森林環境税の導入を考えているというようなことを知りましたので、木津川市も京都府に先立ち検討してはと考えて質問したものです。  木津川市には、学研木津北地区を初め周辺を里山に囲まれた地形であるとともに、まちづくりを進めていく上で、木津川市らしさ、魅力アップのためには、放置竹林などの荒廃が進む里山を何とかしなければならないということもあり、また耕作放棄地、山間地には、そういう放棄地が結構見受けられるようになりました。そういうことも踏まえて、里山保全はどういうふうにすべきかということで講じるためには、財源が必要になってくるんではないかということで、市独自の里山環境税の創設をしてはどうでしょうかということでお聞きしたんですけれども、再度、質問いたします。 ◯議長(倉 克伊) マチオモイ部長。 ◯マチオモイ部長(岩木 雅邦) マチオモイ部長でございます。  森本議員の御質問にお答えいたします。  議員御指摘のように、京都府におきまして、平成28年度から森林環境税というところで税ができます。その税ができました暁には、この税の一部を補助金、または交付金として配分されることから、私どものほうで独自の議員おっしゃいます里山環境税は考えていないということでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、1番目の財政健全化計画の策定はできているのかということで、再質問いたします。  私の問いたかったのは、先ほどもちらっと言いましたように、市長もこの所信表明の中で、本市における財政状況につきましては、実質単年度収支が合併後7カ年連続で黒字となるなど財政の健全化に取り組んでまいりましたが、一方で経常収支比率は悪化が進み、本市発足後最も高い数字となり、財政構造の硬直化が進んでおりますと。合併推進債発行の期間満了を見据えた対策を着実に実施する必要があります。合併自治体への地方交付税の縮小などがあるためですということで必死に訴えられております。それを具現化するためには、財政課のほうで、どういうふうなロードマップ並びに持続可能な財政を生み出す計画をつくる必要があるということで、お聞きしていこうということで書いたわけなんですけれども、再度、お答えください。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えいたします。  財政課のほうといたしましては、先ほどの答弁でも申しましたように、財政健全化計画というのは策定しておりませんが、財政見通しというのを毎年度つくっております。  その中で、今後、交付税が逓減されていきますので、その分の対策をどう講じていこうかということで、昨年度に全体の事務事業の見直しを行ったところでございます。  その中で、一定候補を選びまして、これからその部分について、他の代替施策はないかどうかとか、またそういったことも含めまして、どのように削減できるものにつきまして取り組んでいけるかということを一定検討できた段階で、今の私どもの持っております計画の中にのせていきたいというふうに考えております。  また、削減だけでなく、歳入の確保につきましても、あわせて努力をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 私は、今、この中には触れなかったんですけれども、例えば学研都市京都土地開発公社から買い戻した市の土地、しかしまだ何年も未利用だと、利用していないと、活用していないという土地があると思うんですけれども、そういう土地の処分等も考えていったらいいのではないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 総務部長◯総務部長(中島 久文) 総務部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えいたします。  未利用の財産・土地につきましての有効活用というのは、課題となっておるところでございます。  そういった意味から、学研都市土地開発公社からの買い戻し土地以外にも普通財産として持っている土地とか基金とかといった土地がございますので、それらも含めまして、当面利用目的のない土地につきましては、何か一時的な利用が、貸し付けとか、収入の確保はできないかといったことも含めまして、当分利用のないものにつきましては、当然、基本的には売却をして、固定資産税も得ながら維持管理の経費がなくなるといった方面で進めますけれども、そういった方向で現在検討しているところでございまして、一部につきましては、売却につきましても進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それをより迅速に進めていただきたいと思います。  それと、これは今の質問に合うかどうかちょっとわからないんですけれども、北地区の155ヘクタールほどの活用、それをどうするかと。  私としては、例えばですよ、これは単なる例なんですけれども、どこかに借りていただいて、例えば茶畑を大々的にやってもらうとか、そういうのも考えられるんでしたらひとつ考えてほしいなと思うんですけれども、御見解をお願いします。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  お答えいたします。  まず、木津北地区につきましては、大規模な自然改変をしないことによって生物多様性を守っていこうという方針を出させていただいております。だから、自然改変をしないというのが大前提となりますので、今、御提案のあったような内容につきましては、考えてございません。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それならば、森林公園として整備して、森林セラピーとか、そういうのに来ていただいて、何か入山料とか、何か落としてもらえるような仕組みを考えてもいいのではないかなと思うんですけれども、これについては答弁はいいです。そういうことも含めて、検討してください。  2問目に移ります。
     「おいしくて安心・安全な笑顔あふれる学校給食」ということで、お聞きしたいと思います。  まちの宝物である子どもたちが健やかに育つために、学校給食は重要であり、年間約180日学校給食を食しています。  特に、子育て世代のお母さん、お父さんの声として、子どもたちから、「給食がおいしい」と聞くと安心するとの記事が載っていました。  (1)学校給食の安全性についてお伺いします。  1)大腸菌O157やノロウイルスの対策は十分ですか。  2)手洗いマニュアルなどは、きっちり守られていますか。  3)手洗い場は温水であり、シンクは大きく、設置数も十分足りていますか。  4)調理員専用トイレは設置されていますか。  5)調理場は高温多湿のため、業務用の換気扇につけかえたり空調設備の改善が必要だと思われますが、どのような状態ですか。  (2)一部の小学生から、学校給食の味が落ち、おいしくないと聞いています。子どもたちの思いを知るために伺います。  1)子どもたちを対象に、学校給食についてのアンケートを行ったことはありますか。なければ、アンケート調査を行ってはいかがでしょうか。  2)調理方法により味の差が起こり得ることもあるので、調理方法の研究・改善は行われていますか。  結論としましては、おいしく、安心・安全な学校給食であり続けていただき、まちの宝である子どもたちが健やかに育つことを望むものです。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の御質問にお答えします。  学校給食現場における食中毒などの衛生管理には、日ごろから十分徹底した指導研修を行っているところです。  大腸菌などの腸内細菌検査については、調理員、配膳員及び調理室に入室する者全てに対し、月2回の検便検査を実施いたしております。  特に、ノロウイルス対策については、学校給食調理現場のみならず、受配校の小・中学校や幼稚園に対しても「ノロウイルス食中毒対応マニュアル」を配布し、注意喚起を行っているところでございます。  次に、2つ目の手洗いマニュアルにつきましては、「木津川市学校給食調理業務の手引き」に基づき、適正に行っております。  次に、3つ目の手洗い場につきましては、加茂センターについては温度調節ができ、木津センターでは冬場では温水が出ますが、山城センターについては温度調節はできておりません。  3センターとも、作業区分ごとに使用しやすい位置に設置され、シンクの大きさ及び設置数についても、業務に支障は来していないと認識しております。  次に、4つ目につきましては、木津・加茂センターでは、調理室の前室及び休憩室近くにそれぞれ専用トイレを設置しておりますが、山城センターには調理員専用としては設置しておりません。  しかしながら、特に調理着を着用時の便所使用時については、「木津川市学校給食調理業務の手引き」に基づき、調理着、帽子などを取って専用の履物に変えるなどを遵守し、直接手指が触れる箇所はアルコール消毒を行うことなどを徹底しております。  次に、5つ目につきまして、学校給食調理現場は、特に夏場は高温多湿になりますが、この対策として、各調理室においてスポットクーラーや空調機を設置し、環境改善に取り組んでおります。  次に、2点目につきまして、これまで行った学校給食についてのアンケートにつきましては、平成24年度に栄養教諭を中核とした食育推進事業の中で、学校給食についての内容が含まれておりました。  また、平成25年度には、給食費改定に係るアンケートとして、保護者向けではありましたが、学校給食の内容について子どもの感想を聞いて記入していただいております。  これらのことから、現時点ではアンケートを行うことは考えておりません。  次に、2つ目の学校給食の献立につきましては、栄養教諭が作成しております。献立を調理するために調理工程表を作成しますが、この調理工程表を作成する過程の中で、各センターの栄養教諭と調理員が連携をとりながら、よりよい調理方法の研究・改善を行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 大きな2番目です。アンケートを行うことは考えておりませんと。やっぱり、子どもに対するアンケートは一回もとっていないということなんですけれども、それでいいんでしょうかね。僕は、とっていただいて、学校の先生も、どちらにしても無記名で、先生もアンケートの調査に答えていただくということを一度やっていただいたらいいんではないかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  先ほど御答弁をさせていただきましたとおり、平成24年度には、子どもたちに対しまして栄養教諭を中核とした食育推進事業の中で給食アンケートをとってございます。  また、平成25年9月には、給食費の改定に伴いまして、小・中学生のお子様全てを対象として、給食のアンケートをとっているというところでございまして、例えばその結果でございますけれども、平成25年にとりました調査結果におきましては、「副食の味はどうですか」という質問に対しましては、「おいしい」というお答えをいただいているのが49.6%と、約50%、3センターでございました。また、「普通」が41.8%で、これを合わせますと91.4%となるというところでございます。学校給食センターの給食については、一定評価をしていただいているものと認識しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 教育長並びに市長は、学校給食を食されたことはありますか。 ◯議長(倉 克伊) 教育長。 ◯教育長(森永 重治) 教育長であります。  森本茂議員の再質問にお答え申し上げます。  各センターの運営協議会というのが年2回ほどあります。その都度、試食もいたしておりますし、また学校現場に行って試食をするということもあります。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 市長。 ◯市長(河井 規子) 森本茂議員の御質問にお答えいたします。  私も何度か試食をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) PTAの方も含め、私たち議員も学校の給食試食会というのを年に何回かやっていただいて、食べられるようにしていただければありがたいなと。  実際食べてみないと、子どもたちの言っていることがどうなのかというのが把握がしにくいということがあるので、給食試食会を私たちも行けるようにしていただけたらいいなというふうに思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  各学校で給食をとっていただくというのは、やはり学校運営上問題が出てございますので、各給食センターで給食を試食していただくことは可能かというふうに考えてございます。  ただ、この部分につきましては、食材の購入等の関係もございますので、あらかじめ一月前とか、一定期間の前でお申し出をいただきまして、その中での試食は可能かというふうに考えているところでございます。ただ、費用等は徴収をさせていただきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 学校給食というのは、予算書にも書いていたと思うんですけれども、食育の観点からも重要だということなんですけれども、その食育の取り組みについてなんですけれども、食育というのは、食に関する興味と関心を高めるとともに、生きる力と感謝する心を身につけることだというふうに書いたものを読んだことがあるんですけれども、その辺の食育に関連して、食材はどこから購入しているんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  3センターで使います食材につきましては、主には学校給食会から購入をいたしているというところでございまして、また市内の業者の方から、あるいはJA、また直接個人の農家から購入する場合もございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 私は、その食材を、姉妹都市であります京丹後市、京丹後市には新鮮な魚介類、それからおいしい野菜類も多数あります。それから、果物もあります。食材の交流といいますか、そういう事業を年に一、二回はやってはどうかなと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたしたいというふうに思います。  給食センターにおきましても、そのような考えはございまして、以前に、木津川市に海はございませんので、地産地消という位置づけの中で、京都府産の魚介類を導入していきたいという形で、京丹後市の漁港のほうに交渉した経過がございます。ただ、サンプル等を送っていただいたところでございますけれども、加工をした面で、給食で使用するには非常に困難であるというような部分が出てきたという部分でございます。  そういったことから、現在につきましては、舞鶴市漁港水産組合のほうに、魚類、ワカメとかという部分を購入をいたしまして、月一、二回から二月に1回程度、センターによって異なりますけれども、使用しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 魚介類については、舞鶴市ということでやっておられるということなんですけれども、野菜・果物について、京丹後市にできないかどうか一回検討していただきたいと思うんですけれども、いかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたしたいと思います。  現在、木津川市の各学校給食センターにつきましては、地産地消というのを推進してございます。いわゆる木津川市産の食材を木津川市で消費していくという形の取り組みをしてございます。  御指摘いただいております姉妹都市の京丹後市と連携事業につきましては、非常におもしろい事業かというふうに思いますので、今後の検討・検証課題というふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 続きまして、この1番の安全性についても関連するんですけれども、特に木津学校給食センターのことなんですけれども、この前も補正委員会でお聞きしたんですけれども、再度同じことになってしまいますけれども、お聞きします。  木津給食センターは5,000食が限界だというふうに聞いておるんですけれども、平成28年には4,757食ということにふえるということなんですけれども、昭和63年に建築されている施設であり、敷地も狭くて配送車があれ以上ふやせないというような敷地になっております。建物自体も、手狭になっています。老朽化に進んでいるということなんで、今後の方針についてお聞きします。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  木津学校給食センターに限らず、本市におきましては、3センターの給食センターを保有して調理作業をしているというところでございまして、現在、庁内にあり方委員会を設置をさせていただきまして、3センターの今後のあり方、児童数の推移、また老朽化対策をどうしていくかといったこと、またそういった中で木津センターの老朽化に対してどう対応していくかという部分については、現在検討しているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) それでは、この質問については終わります。  次の質問に移ります。  「鹿背山焼を展示し、みんなに親しんでもらおう」ということで質問いたします。  鹿背山焼と言いますのは、江戸時代の後期から明治年間にかけて、旧木津町鹿背山で生産された陶磁器のことです。19世紀前半の文政・天保年間のころから鹿背山では、豊富な陶土を利用して、茶器や酒器、食器などの日常に使用する陶磁器がたくさんつくられました。領主の支援もあり、幕末期には大量の製品が木津川水運を利用して京都や大阪に積み出されました。しかし、明治30年代になると、鉄道輸送網ができ上がり、大生産地である愛知県瀬戸などの製品が安価に供給されるようになり、鹿背山焼は衰退していきました。かつては、幻の窯と言われていた鹿背山焼も、最近では一般にも広く知られるようになり、窯跡も確認されています。  その上で、お聞きします。  京都大学名誉教授の上田正昭氏は、やましろ万葉歌碑の文章の中で、「今造る、やましろの山川のさやけさのよみがえりというべきか。天平のやましろに回帰するそのふれあいを、新しき代のまちづくりのかてとして再生したいものである。『死せる歴史』ではなく『生ける歴史』こそ、かがみともよばれた歴史の受け止めかたである。」と述べられています。折しも3町合併し、市制10周年を間近にし、一層歴史や文化遺産を生かすことが重要であると考えます。文化遺産をまちづくり、人づくりに生かすため、米山コレクションと鹿背山焼について質問いたします。  平成3年、旧木津町は江戸時代後期から明治時代にかけて、鹿背山地区内でつくられた「鹿背山焼」の陶磁器98種、200点を町外への散逸を防ぐため、町内の収集家米山さんから購入し、郷土にとって貴重な文化遺産で美術品でもあり、保存・展示し、住民の財産として親しんでもらうよう活用するとし、購入しました。  (1)この「米山コレクション」は、現在どこで保管していますか。  (2)保管ロッカーの地震等に対する安全対策はできていますか。
     (3)なぜ「鹿背山焼」を庁舎2階で展示をしなくなったのですか。  (4)北窯と南古窯の発掘調査の検討は。  この発掘のことなんですけれども、なぜならばオランダ銅版染付というのが、これがオランダ銅版染付です。鹿背山焼にオランダ銅版染付をしたものです。  それから、パソコン等で鹿背山焼をインターネットで見てもらうと、これがBlue&Whiteという表示で出てくると思うんですけれども、これも鹿背山焼です。  この2つはみんなコピーです。どっちもコピーです。銅版染付転写と言うんですけれども、これは同じ柄を大量に生産できる、同じ柄をつくれるということなんです。  オランダ銅版染付の発祥は鹿背山焼・北窯からではないかと「一條家領鹿背山焼」の著者、春田明先生が昭和59年11月23日に研究成果を発表講演されています。  よって、歴史から学び、未来のあるべき姿を創造することが大事だと思っています。  まちの貴重な文化遺産を保存・展示し、親しんでもらうようにすることが、まちづくり・人づくりに生きると考えますが、市長のお考えはいかがですか。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。    (教育部長 森本 直孝君登壇) ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の御質問にお答えします。  「米山コレクション」を含む市所有の鹿背山焼については、現在、中央図書館にて保管をいたしております。  次に、2点目につきまして、「米山コレクション」を含む市所有の鹿背山焼については、保管キャビネット内の棚に直接収蔵しておりますが、今後、地震時等の安全対策として、保管場所の変更や収蔵物の養生などの方法を検討し、対応してまいりたいと考えてございます。  次に、3点目につきましては、平成20年12月1日から平成21日1月30日までの期間、庁舎2階エレベータ前のショーケースにおいて鹿背山焼の展示を実施いたしましたが、これは新庁舎の竣工記念展示として臨時に企画されたものでございます。  重要な文化財・美術品を常設展示することは困難と考えており、企画展示等の方法により普及・公開に努めてまいりたいと考えております。  次に、4点目につきまして、現在、市では、史跡高麗寺跡や特別名勝・史跡浄瑠璃寺庭園などの整備事業を実施中であり、また史跡恭仁宮跡や史跡神雄寺跡などの今後整備を必要とする遺跡が多数ございます。  このような中で、新たな発掘調査事業を計画し実施することは困難な状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 1問目は、中央図書館の地下のロッカーに入れていると。  最初に言いました200点というのを書いていますけれども、この後、買い増しをされていまして、約300点になっております。たしか購入金額は2,000万円ぐらいだったと思いますけれども、だからそういう意味でも、これは市民の財産だから、分散してでも、一部でもいいから展示をして、みんなに見ていただいて、それで300点あるんだから、衣がえというか、どういうのかな、しながらやっていけばいいのではないかなと思うのです。  それと、今のロッカーについては、早急に、地震が起これば、今買っている焼き物は全て割れてしまうんで、きっちりした地震対策をしてください。  それから、発掘調査については、予算のこともあるし、いろいろあると思いますけれども、今のこの地方創生の市長の所信表明にも、観光と地域活性化ということで書いておられます。木津川市の魅力をブラッシュアップして全国へ発信しましょうということで、地域の歴史・文化資源、これらの先人の偉業を市民の皆様に再認識していただき、ふるさとへの愛着と誇りを高めていくとともに、訪れる方々に木津川市の魅力をより感じていただけるようにしたいと、なおかつシティプロモーションの映像を製作しますと書いてあるんですわ。  市の魅力をさらに高めるためにも、やはりそういう貴重な鹿背山焼ということで購入されているんでしたら、展示を考えていくべきだと思います。まず、そこを聞きます。 ◯議長(倉 克伊) 教育部長。 ◯教育部長(森本 直孝) 教育部長でございます。  森本茂議員の再度の御質問にお答えをいたします。  まず、地震対策の関係でございます。  先ほど御答弁をさせていただきましたとおり、現在は中央図書館の地下の保管キャビネットというところで、やはり転倒という部分の危険性もあるというところで御指摘もいただいたというところでございます。  また、私のほうも現場を見に行かせていただいた中で、やはりこのままで放置することは問題であろうという形で考えてございまして、固定式のキャビネットが地下室にはございますので、そちらのほうへ養生して、いわゆる引っ越し用のようなものに包んで段ボール等に入れた中で保管することによって、地震等の対策は講じていきたいというふうに考えているところでございます。  また、展示の関係でございます。やはり貴重な文化財を展示することは非常に重要かというふうに思ってございます。  こういった部分につきましては、先ほど御答弁申し上げましたとおり、企画展示、年に1回か2回、現在開催いたしておりますので、その中で企画展示をさせていただいた中で、広く市民の皆様に見ていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) この鹿背山焼は、このパネルでわかると思うんですけれども、これは昭和19年、20年ぐらいに、疎開で保田憲治さんという方が、この大阪の方なんですけれども、来られて、窯跡の調査をされたんです。それで、これで見ますと、5つほどあると、うちの窯も含めてね。  それで、この埋蔵鹿背山周辺遺跡分布図ということで、90番、鹿背山焼・北窯、ここですね。それから91番、南窯と書いていますけれども、これ南古窯とも言うんですけれども、それが91番です。  そういうことで、5カ所ほどあって、今現在、ちゃんと窯跡と調査してわかるというのは2カ所ぐらいと思っております。  そういうふうなシティプロモーションの魅力発信も含んで、私は鹿背山にもいろんなそういう文化遺産がある。何やと言いますと、鹿背山城、それから大仏鉄道、それからそういう鹿背山焼の窯跡、それから瓦の焼いてはったとこ、それから不動院とか、鹿背山不動尊とかもあります。  そういうふうなことで、上狛には狛八景というのがあるんですわ。そういうのを、鹿背山もいろんなことを発掘というか、掘り起こして、鹿背山八景みたいなものをやってもらったらどうかなとも思うんですけれども、市がやらなかったら独自でやらざるを得ないんですけれども、そういうことも含めて、若干、今の質問からずれるかもわかりませんけれども、所信表明にのっているシティプロモーション映像の進捗というのは、どこまで進んでいるんですか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) 市長公室長でございます。  御質問にお答えいたします。  現在進めてございまして、今年度中には完成ということでございます。今、映像について、撮ったり、進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) そこに、今、るる言いました鹿背山は映像としては載っておるんでしょうか。 ◯議長(倉 克伊) 市長公室長。 ◯市長公室長(尾崎 直利) お答えいたします。  現時点では載っていないというように考えてございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 次の質問に移ります。  「環境の森センター・きづがわ」について質問いたします。  まず、「地方自治を問いなおす」という本の中に、この本については、今川晃さんという同志社大学の教授が書かれた本です。ごみ焼却場は典型的なNIMBY施設(迷惑施設)。NIMBYとは、「Not In My Backyard」の頭文字をとったもので、「自分の裏庭には御免だ」という意味だそうです。廃棄物処理場や原子力発電所のような地域環境を悪化させる可能性がある施設が、自分の居住地域に建設されることに対して、反対する考え方であると書いておられます。  また、迷惑施設問題は、行政と立地地域住民の話し合いだけで解決するものではありません。傍観者となりがちな立地地域以外の住民も、どのように問題を解決していくかという主体者であることを自覚する必要があると述べられています。  私も、このことは非常に重要な指摘であると思いますので、建設立地地区、地元地区の要望について、立地地域以外の皆様の多くの御理解のほどをよろしくお願い申し上げて、質問に移ります。  市は、新しいクリーンセンターの建設場所が、学研木津北地区の里山再生・活用フィールドとの境界に接し、周辺の里山と木津川に囲まれた地域性と環境に配慮した施設であることから、「環境の森センター・きづがわ」に名称を選定しました。  関西文化学術研究都市は、「環境共生型まちづくり」を目指していたと記憶しています。  このことからも、私は、新クリーンセンターでは、最新の技術を導入され、環境への負荷を低減して、市民の安心・安全を確保するために、廃棄物の適正な処理を行っていただきたいと思うものです。  そこで、以下のことについてお伺いいたします。  (1)新クリーンセンターの耐用年数は何年ですか。  (2)環境学習での活用は、どのように行うのですか。  (3)敷地内での生物多様性保全の取り組みは。  (4)さらなるごみ減量の方策は。  以上です。 ◯議長(倉 克伊) 生活環境部長。    (生活環境部長 滋井 邦明君登壇) ◯生活環境部長(滋井 邦明) 生活環境部長でございます。  森本議員の御質問にお答えします。  新たなクリーンセンターの整備に当たりましては、多額の資金を投じて整備をする施設でありますことから、日常の適正な運転管理と定期点検整備などを的確に実施することで、性能水準を保ちつつ長寿命化を図る必要があると考えています。  つきましては、個々の機器に関して、標準的な耐用年数はございますが、施設全体の耐用年数をあらかじめ定めることはできません。  次に、2点目でございます。施設の整備に当たりましては、環境学習機能にも配慮することとしております。施設を通じまして、循環型社会の形成や3Rの取り組みの必要性などが学習できるよう、実施設計に合わせて検討を進めてまいります。  次に、3点目につきましては、施設の名称にあらわれていますように、新たに整備するクリーンセンターは、周囲を里山に囲まれた位置にありますので、敷地造成工事ののり面整備に際しまして、生物多様性の保全に配慮して、地域樹種による緑化に取り組みました。  また、学研木津北地区において展開されている里山保全活動の紹介などの支援につきまして検討してまいりたいと考えております。  次に、4点目につきましては、現在、ごみ減量化推進計画(もったいないプラン)に基づき、ごみ減量化に向けた取り組みを進めているところで、これらの施策の実効性確保が何より重要であると考えております。  また、これに合わせて、さらなる家庭ごみの減量に向けた方策について、現在、廃棄物減量等推進審議会に諮問を行っているところでございます。  審議会には、もったいないプランにおいて、今後の検討課題とされた施策、財源確保等について御検討いただき、市民一人一人のインセンティブにつながる方策となるよう取りまとめをお願いしているところであります。  以上でございます。 ◯議長(倉 克伊) 森本茂さん。 ◯9番(森本 茂) 最初の耐用年数についてなんですけれども、8月7日に京都市の東北部クリーンセンターに会派研修に行きまして、そこで勉強したことなんですけれども、20年経過した時点で大規模改修を行い、ここは新規で建っているところなんですけれども、大規模改修して、あと15年使う。合計35年使うということに、暗黙の地元区と了解になっているらしいんですけれども、私もいろいろ調べまして、25年ぐらいが耐用年数だろうと思います。あえて30年としたとしても、鹿背山については、次、大規模改修するということは避けていただきたい。違う場所に移っていただきたい。  なぜやと言いますと、川向3-3については、2回目の。 ◯議長(倉 克伊) 森本さんに申し上げます。  申し合わせによる質問時間の制限を超えていますので、発言を許しません。  ただいまの質問途中でありますが、行政、答えられる部分について、お答えをください。 ◯議長(倉 克伊) 副市長。 ◯副市長(田中 達男) 副市長でございます。  ただいまの森本議員の耐用年数の考え方等につきましての御質問にお答えいたします。  この内容につきましては、議員のお考えもあろうかと思いますが、地元の皆様、これは鹿背山区並びに法花寺野区の皆様方に説明会等々を何回もやっております。そういった中でも、そういった御意見もいただいているのは事実でございます。  ただ、今の時点で耐用年数を決める、あるいは次の候補の議論をするということは考えておらないということを言っておりますので、完成後、地元の皆様方に、例えば監視委員会などの組織をつくって、そういった場でいろいろと幅広く議論をしてお互いに深めていきましょうと、こういうお話をしておりますので、その方向で進めていきたいと。  以上でございます。      ──────────────────────── ◯議長(倉 克伊) これで、本日の一般質問の予定が終わりましたので、本日の会議を閉じます。  あすは午前9時30分から再開し、引き続き一般質問を行いますので、御参集くださいますようお願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  御苦労さまでございました。                         午後3時43分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 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