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令和 4年庁舎整備等特別委員会(11月22日)

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  1. 京丹後市議会 2022-11-22
    令和 4年庁舎整備等特別委員会(11月22日)


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    最終取得日: 2023-06-06
    令和 4年庁舎整備等特別委員会(11月22日)   ───────────────────────────────────────────               庁舎整備等特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 令和4年11月22日(火曜日)       開会 午後 3時00分       閉会 午後 5時21分  2 開催場所 京丹後市役所3階 301会議室  3 出席委員 平井委員長和田正幸委員長         川戸委員永井委員中野委員鳴海委員平林委員  4 欠席委員 池田委員多賀野委員  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 平林委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 中西副市長、川口市長公室長井上都市地域拠点整備推進室長、              中川都市計画建築住宅課長安達都市計画建築住宅課主査 10 議会事務局出席職員 奥垣議会事務局長田中議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)庁舎整備等について 12 議  事                                 開会 午後 3時00分 ○(平井委員長) それでは、始めたいと思います。  ただいまの出席委員は、7名であります。定足数に達しておりますので、庁舎整備等特別委員会を開会します。  本日の署名員に平林委員を指名します。  本日の議題はお手元に配付のとおり、庁舎整備等についてであります。  本件の審査に当たり、中西副市長、市長公室長及び関係課職員に説明員として出席していただいています。  まず、先月員会が行った先進地視察の報告と、視察を踏まえて委員会としてと、まとめた意見について報告したいと思います。  それでは、五條市のほう、奈良県五條市からお願いします。 ○(中野委員) では、私から少し、奈良県五條市の視察の報告をさせていただきます。  奈良県五條市は同じように合併地域でありまして、そもそも合併前から五條市の建設計画の中で策定をされて、建替えを考えてこられましたが、その中で合併の折に、県とのまちづくり包括協定を締結したことで、県と協力して新庁舎を建設ということを合意をされて進められてきました。  視察の中では、現地に行かせていただきまして、その五條市の庁舎の中、県と市とのフロア分かれ方であるとか、そういったものをもちろん議場からも含め見させていただきました。  また、五條市の場合は、特に環境というよりは空調関係ですかね、免震構造の冷たい空気を二重屋根で温められた空気、こういったものを利用して空調に利用することで、エネルギーの削減というのに配慮した仕組みをつくって、導入されておられたりとか、その視察報告書の中でも書かせていただいているのですが、建物、建設費の観点から五條市の場合は新庁舎建物、複雑にはせず、直線というのを基に、要するに四角い建物ということで、あまり変わった形にならないということで、コストの削減というのをされてきたということです。  残念ながら、先ほども少し言いましたが、エネルギーの関係は長い議論の中で、ソーラーパネルといったようなものがまだメジャーでなかったことから、ソーラーパネルというのは乗せておられないということでありましたが、なかなか実際に設計に入る段階で、それまでには何をどういうふうにしていくのかというのをはっきり言っていかないと、実施設計に入った段階では、もうなかなか変更が利かないということでしたので、委員長からこういった会をもって、この中で意見を申し上げておけということだと思いますが、一つは、やはり直線的な建物というのが、やはりコストが一番かかりにくいというのがやはり五條市の特徴の一つではなかったのかなと思います。  以上です。 ○(平井委員長) 続いて、香川県丸亀市の報告お願いします。 ○(永井委員) 永井です。  丸亀の報告は、私と鳴海委員、それから平林委員と3名が担当ですが、私から。  丸亀市は、とにかくモーターボートの事業をして、これで非常に潤っている市です。自主財源比率が47%ということで、今回、庁舎整備、本当に大きなもので庁舎と、それからマルタスと言われる市民交流図書館とも一体化したような施設ですが、それが合体したようなすごい大きなものでありまして、市が増築棟云々の中で、それほど大きく参考になる面は多くなかったのではないかという結論めいたことを思いますが、いろいろとお聞きをしてきた中では、13ページのあたりに、3番の内容というところ議会関係のこと、全協室が1つ、委員会室が2つで、それぞれの委員の机に固定マイクがつけられるということが、参考になるかなという思いを持っております。  大きなことはさておきまして、最後のところに所見のところ、これが何ページだったかな、最後ですね、7ページのところに出ていますが、議場の中ではガラスの仕切りを造って親子室子どもを連れて傍聴に来られるという、その写真が少し撮ったのですが、載せるスペースがありませんでしたが、そのようなものも造っておられる。それは検討する過程の中で、そういう声が出てきて、それも生かしたということを聞いております。  映像や音響の一元管理をしっかりとできるということ、それから、議場においては正面の大きなモニターと、それから、いわゆる発言席に自分がしていることが分かる、そういう小さなモニターがあって、とてもやりやすいなと。我々今、横ばっかり見ながらしていますが、自分がしている姿ってほとんど見たことがないので、そういうことも、それほど費用をかけなくてもやれるのではないかと、いろいろと勉強をさせていただきました。  庁舎全体としては、どんと入っていくと1階のフロアのど真ん中に総合案内があって、和やかな顔をした女性が3人ぐらい立っておられて、何でもまずそこへ行って聞いて、あちらこちらみたいに、そして、病院の待合室のような感じで全部掲示板で、何課の何番の人、何課の何番の人のような形で人が流れていくという、そのような方法をしておられて、これはしっかりと、無理のない流れになっているなということを思いました。  それから、やはり大きなものですが、内部的には、やはりコストダウンのためにいろいろなことをやったということで、例えば執務室については、天井はもう張ってないということを言っておりました。天井はもう高いままにしてあって、そのようなことも言っておられましたし、それから、地下のこれも免震構造になっていて、地下の空間の温度を、空気を回す形の中で利用して、空調をしていますということやら、雨水を全部ためて、これも一か所にためていろいろなところトイレとか、そういうところに利用していますとかいう、総合的なエコ対策も相当やられているということもお聞きをしました。  いろいろな先端の技術と、それから地域に合わせたことをそれぞれ工夫しておられたということを感じております。  一応、聞いた、3人で見たところをまとめてありますので、ぜひ参考にしていただきたいと思います。  以上です。 ○(平井委員長) 続きまして、香川県の善通寺市について。 ○(川戸委員) 香川県の善通寺市のまとめをさせていただきました。担当は和田委員と、多賀野委員と、私の3人です。  市のほうの概要としましては、人口が3万750人というところのことでした。それで、善通寺市の庁舎につきましては、まち・ひと・歴史をつなぐ公園庁舎というところで、報告書の7ページからになります。  善通寺市の市役所新庁舎の5つの目標として、公共性、市民に開かれた誰もが使いやすい施設。2つ目が防災性、市民を守る防災拠点としての施設。3番目が環境性で、環境に最大限配慮した低炭素型の施設。4番目が耐久性財政負担の軽減を図り長期間有効に使い続けられる施設。5番目が文化性ということで、出会い人がつながり、にぎわいと夢を育む図書館ということで、5つの目標を掲げて新庁舎の建設を行ったということでした。  それで、視察の内容では、9ページに庁舎整備議会関係もありましたが、庁舎整備ではDX推進と働き方改革の観点でということで、限られた空間の活用というところと、市民のための庁舎という観点では、公園庁舎という整合性が取れる市民に来てもらえる、市民に来てもらいやすい環境をつくることと一致しており、3階建ての計画から、図書館を含む4階建ての庁舎へと計画変更を行ったという過程がありました。  それから、危機管理についてというところでは、ここの庁舎は3日間72時間下水も含む水の使用が可能な設備を整備しているというところです。  それから、4番、10ページの4番目のコストダウンという観点というところで、入札の仕方を言われておりました。建築とか、電気工事分と分けての入札ではなく、全て一化の入札をしたというか、そういうことを言っておられました。  それから、5番目のSDGsに関して、将来を見据えた機能につきましては、ジェンダー平等の問題はトイレを以前の男性は青、女性は赤という表示ではなくても両方とも白色の表示としたというそういうことを言っておられましたし、太陽光発電に関しては検討したが、補助金をもらうためには蓄電装置を設置することが条件に入っていて、費用対効果を考えて合わないと判断をしたというところでした。  市の実質負担額というところでは、図書館に関して国の複合化ということで急遽補助金をということで、50%の補助を得てしたと。あとはもう起債を利用したというところでした。  それから、職員の駐車場についてですが、今現在の駐車場庁舎棟を確保して、駐車場を整備しているというところです。当面は民間の土地を借りて対応したというところです。  10ページから所見で書いております。そこで、感じたことを言わさせていただきますと、市民が来庁されて動きやすい動線や市民の集う場所つくりなどを工夫をされていました。増築棟建設に伴い視察する中で、執務室における個々の机にこだわることはなく、また、できる限りロッカーをなくして広い空間づくりが必要と感じた。それはペーパーレス化というところを取り組んでいるというところでした。  それから、京丹後市において、増築棟の建設の規模は小さくなるが、やはり善通寺市の新庁舎建設の目標としている公共性防災性環境性耐久性をしっかりと受け止めて、増築棟建設を進めるべきと考えるという所見を言わせてもらって、終わります。 ○(平井委員長) 今、説明をしたわけですが、補足が何かあればお願いします。  中野委員。 ○(中野委員) 少し情報の補足をしておきます。五條市の場合は、最初想定しておられた市の職員数は263人を想定しておられて、1人当たりの平米数が6.89平米とするものであったということです。これは総務省の基準ということでありました。  また、庁舎整備に当たり、駐車場の整備が254台、これは朝8時30分から夜8時、8時以降は施錠をするということです。そのうちの来客用の駐車場が153台ということで、職員の駐車場は確保をされていないということでした。  以上です。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 丸亀のところで少し数字の補足をしておきます。再エネとか、省エネの関係ですが、大きなものを建てておられるので比較の数字がどうなのかということを思いますが、今回の新築によってCO2に関わっては40%の削減になる。具体的に力が入っているのは、地熱利用ですね、そのポンプで空気を動かすと言われることと、太陽光のソーラー発電システムということで、電気料金については、15%ダウンになったということを聞いております。数字としての参考にしていただけたらと思います。  以上です。 ○(平井委員長) ほかに。  川戸委員。 ○(川戸委員) 少しつけ加えて、視察に行きまして1階ですが、相談室はやはりたくさんあったと。市民の方の相談というのがあるということで、相談室を設けられていたということ。それから、やはり会議室も数は数えていませんが、たくさんあると、1階も2階もあるというところでした。  そういったことがやはり必要ということを認識しましたし、ペーパーレス化をやはりしっかりとしていって、ロッカーをできる限りなくす。それから、LED化総合受付というところもしっかりと取り組んでおられました。  以上です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 鳴海です。  香川県の丸亀市の市役所の中で少し補足説明をさせていただきたいのですが、所見にも書かせていただいているように、総合案内ところがあったのですが、最初2人だったのを後から3人に増員されたという話もあって、その背景としてアンケート調査ですね、市民の満足度調査のようなところを採られていて、1,130件の回答をいただいたというところもあるのですが、庁舎が変わってどうだったのかいうことを結構緻密なアンケートを採られていて、その中でも、満足度が高いというところであったりとか、用が解決するまでの時間が短くなったとか、そういうところが重要であるという判断の中で、入ってすぐに総合案内に行って、そこのスタッフさんが要件を聞いて、書いている間に発券をしてくれて、その券を持って担当課のところに行ってくださいのような感じで、そこに行けば取りあえず動線が全部人の手で案内されるということで、やはりそこが一番分かりやすく、満足度が高くなって、所要時間が短くなった要因の一つだということのお話をされていたと思って、お伝えをさせていただきます。  併せて、そこの職員さんは市の職員さんではなくて、何か派遣的な人が入っておられて、だけど真摯に業務としてしっかりしてくださっているというような話をされていました。  あと、併せて議場のところ親子室というところの中で、傍聴席ところにもガラス間仕切りがされていて、親子一家族分ぐらいの、あまり大きくないスペースガラス間仕切りをされていて、子どもが大きい声出しても議事にはあんまり影響がないような造りになっていて、スピーカーがあって、その議場の話は中には聞こえるが、中の音は届かない、外には出ないという話があって、それが費用としてはほとんどかかってないという話で、説明を受けました。  中の傍聴席をいじるという中ですることなので、ほとんど費用としてはかからなかったのですというお話をいただいた中で、予算との考え、費用対効果的なところもあるのですが、今までなかなか子連れでは来られなかった、議会には見に来れなかったという人たちにとっては、あれがあることで来れる一つの伸び代になるのかなということで、議会としては全ての市民の人らに議会を身近に感じてもらいたいという中で、予算の問題とも加味しながら理想にいかに近づけるかの伸び代の一つなのかなということで書かせていただきました。 ○(平井委員長) 和田副委員長。 ○(和田正幸委員長) 視察で一番、思ったことは、通路というか、部署の前に椅子と相談室があって、市民の方が行かれても少し相談するのに4人ぐらいか、2人かぐらいの小さい部屋があって、椅子があって、行ったときに混んでても座れる場所があるというのが一番の印象です。  以上です。 ○(平井委員長) ほかに。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  私も特に、丸亀市のほうの感想を書かせていただいたのですが、本当に大きくて、京丹後市とは比べものにならないなという中で、やはりアンケート採られたというところは、すごくいいことだなと感じましたし、それから、どこの市だったか、なるべくお金が要らないように四角くするという話であるとか、ペーパーレスということを盛んに言われていたのと、事務費、ボールペンとか、事務用品を一括して購入する。それで、そのことによって経費を少しでもという話もありましたので、参考になるのかなと感じました。 ○(平井委員長) ほかに。  なければ、全体を通じてのこれは委員会としてまとめた所見ということで、12ページ、13ページ書かせてもらっていますので、そこのところの説明、紹介をさせていただきます。  それで、今回の視察についてもですが、まず、この議場、この3階の部分をどうするかという観点と、それから、増築棟建設するに当たって、どういうふうにすればいいかという2つの観点で今回視察を行かせてもらったので、その2つに分けて説明をしたいと思います。  12ページです。議場について、一般質問発言者の前に先ほどもありました、小型モニターの設置が必要ということと、それから、議員の多様性ということで障害者対応車椅子等の対応、また、ほとんどの視察先電子採決を採択されていました。それから、空調の改修、モニターを見やすくする、大型モニターを設置する。  それから、先ほどありました傍聴者の席に親子室を設置、ガラス張りで中から音は遮断し、議場の音声は聞こえると、これは予算等との兼ね合いを見ていうところであります。  それから、議会フロアについて、本市の場合は3委員会全て同時に行うこともあるのでいうことで3つ必要いうところで、3階に3委員会室が取ることができれば専用で2階の部屋は要らないということに意見がまとまっております。それでも議会として必要なときには2階の部屋を借りるということになっています。  マイク設備としては、スタンド式ワイヤレスマイクを全議員と、執行部側の整備という形で、今、マイクを持ち回ししているのですが、実際視察先で使わせていただいたのですが、効率性、それから発言者の声を取るにしても、とても便利で効率もよくてよいと思います。  それから、委員会室に映像が放映できる設備としては、1つの委員会室、全委員会室ではなくて、1つの委員会室があればよい。それから、議会全員、全協ですね、全協の専用の部屋は要らない、議場などを活用、場合によっては2階を借りるという形で、今までどおりの運用の仕方いうことです。それから、会派の部屋は必要ありません。  それから、そのほかについて、執行部の待合や相談事など行う部屋があればいいというところと、ワークスペースですね、パソコンなどの作業ができるスペース、コンセントの整備等も踏まえて、それから、トイレの改修、空調、照明の改修、それから、委員会室などは防音を高めてほしい、それから、2階の委員会として借りる部屋もという形で、それは希望でございます。  議員控室の改修、議員数が減ったため縮小してもよい。2階フロア全体を通して、再レイアウトができるのであれば委員会室ワークスペース、控室の整備を希望しております。  次に、増築棟のほうについてです。コストを上げないようにするには、四角の建物を建てるのがよい。フリーアドレスを採用することにより、個人の固定化した机が要らなくなる。長机を利用し、個々の書類は2段のキャビネットに収納し、必要に応じて移動できるようにする、ペーパーレス化を推進し、執務場所打ち合わせスペースを確保すること。視察先の中では、引っ越しを行うまでに40%のペーパーレス化を行った事例もあります。  市民がワンストップサービスを受けられるように受付等も踏まえて考慮すること。  それから、ここに書いてないのですが、マルチコピー機の活用がありました。報告書の中では3ページのところに書いてあります。  それから、報告書の中で、善通寺市の玄関、10ページのところにあるのですが、ここは本当に正面玄関なのかなと思うような玄関で、華美な玄関は要らないのではないかなというところがありました。  それから、駐車場についてです。視察先のほとんどが市役所を利用するための駐車場となっており、24時間ではなく時間を区切った利用を行っておりました。また、職員に関しては周辺の有料駐車場を利用している状況でありました。本市においても、駐車場の利用は市役所を利用する方に向けての整備が必要であるということで、まとめさせていただいております。  これは、視察を踏まえた委員会の全体所見であります。一応会派で持って帰ってもらって議論を重ねての報告になっていますので、これが大体の思いというところで、最終的には議長の名前をもって出てくるものという判断を考えておりますので、それをもって正式な議会からの答えということにはさせていただきますが、大方こういった意味合いのことでございます。  一応、今の説明ですが補足ありますか。  永井委員。 ○(永井委員) 補足というか、委員長に少し確認したい話だけどいいですか。子ども未来課の件のことについて、いわゆる市民のワンストップサービスがやはり第一におかれるべきなので、どうなるかはあれですが、必要だということなれば同じフロアの中に、1、2、3階の構造が決して丸と四角でなくてもということも、コストがいろいろとあるが、あってもいいのではないかという議論をさせていただいています。少し抜けているように思います。 ○(平井委員長) そうですね、福祉センターに今、計画では26名が残るということだったのですが、市民のワンストップサービス、手続上ではこちら側の整備するほうに、窓口業務としての機能をしっかりとそこも踏まえて整備できればいいという思いであります。  川戸委員。 ○(川戸委員) 部署配置ところはここで伝えたらいいですか。
    ○(平井委員長) 会派の中で出てきたという意味合いでお伝えしていただいていいですが。 ○(川戸委員) 部署配置の資料を頂戴するのですが、会派の中で、この委員会の中でも報告をさせていただきましたが、峰山庁舎、市長とか、危機管理監のそういった場所にですね、建設部も本来いるほうがいいのではないかというところで、今の計画では大宮庁舎に分かれるということになっているのですが、建設部と、農林水産部農業委員会事務局を交代すればどうかという意見を少し言わせていただきました。  それから、先ほどの永井委員の話の中にもありましたが、増築棟ところの配置する市民環境部とか、健康長寿福祉部峰山市民局とか、会計課とか、デジタル戦略課と書いてあるのですが、ほとんどが1階で対応をする業務ということになるのかなと思います。  それで、できる限り1階は広めに取れる範囲で取ってもらって、あと残りを2階、3階というか、そういう建て方ができないのかというところも少し意見として言わさせていただきました。  以上です。 ○(平井委員長) 整理します。委員会としてではなくて、前回の委員会の中で、会派の中での意見として言わせてほしいということは、それはお聞きしていましたので、今許可をしたという形です。委員会全体の話ではありません。  なければ、執行部側から質疑等あればよろしくお願いします。  川口公室長。 ○(川口市長公室長) はい、ありがとうございました。  12ページの全体所見の下から中ポツの、下から3つ目のポツですが、トイレの改修と記述していただいていて、具体的にはどのような改修をしたほうがいいというところかを教えていただけたらと思います。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  議会フロアの中の今の現在トイレが男性、女性あるのですが、これからやはりたくさんの傍聴の人が来られたりする中で、女性のトイレがもう少し、私個人的には要るかなと思うのと、今の車椅子のトイレのとこも少し水が出にくかったり、そのようなのは直してはいただけるのかなと思いますが、少しそういったところの検討もしていただけたらなと思いました。女性用の数を特に増やせるのかどうかを。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 私からですね、同じ12ページのとこで、意見として書いていただいております。委員会室の確保ということで、3階に3つの委員会室が取れれば、2階の利用というのはこれまでどおりでいいということなのですが、それに併せて議員控室もですね、縮小してもいいということなのですが、以前は会派の部屋も欲しいんだという意見もあったのですが、こちらでは会派の部屋はもう要らないということです。はい、ありがとうございます。  議員控室の縮小なのですが、今は非常に大きなスペースが確保できていますが、確かにあそこを利用して委員会室をですね、整備するということであれば3階に収めることも可能かなと、今、感覚的な判断ですが思っております。  控室の面積というので、どれぐらいのものがあればいいのか、レイアウト、例えば今のように応接セットではなくて、例えばテーブル式のものがあればいいのかとか、その辺について具体的なイメージというのはございますでしょうか。 ○(平井委員長) 今ですね、椅子が30ありまして、あとロッカーもたくさんありまして、そこら辺を整備していけば、また、間仕切りが取れるのであれば再度、委員会室もできるのではないかという形で、あと什器ですね、テーブルはどうするのか、椅子がどうするのかいうところまでは、どういうのがいいという委員会の中ではないのですが、そこを縮小して入るのであれば、委員会室を3つ取っていただきたい。もちろん会派室は要らないというところで、もう1つ、議員の相談室、それからまた執行部側の控室のような小さな部屋が取れるのであれば、そういうのも取っていただきたいということで、今、控室のほうで待っていただいたり、いろいろとしているのですが、次の順番を待つときとか、そういうときに控室として、執行部が使えるとか、また、ちょっとした相談室であったり、そういうのを造っていただきたいなというのがあります。  だから、委員会室、控室としてこの面積が必要であるという、面積が何平米というのはないのですが、20人が入れてワークスペースが少しあってという形で。  それから、今、図書コーナーがあるのですが、そこの図書も別に移動してもいいのではないかというぐらいの中で、取りあえず委員会室3つこの3階に取れるのであれば、それは設計のほうで工夫して逆に提示していただきたいという思いであります。 ○(和田正幸委員長) 3階ですが、議員では、どこの壁を取れば3部屋できるかというのも分からないので、それを少しこうしたら3つできるとかいうのを示していただきたいと思っています。  以上です。 ○(平井委員長) 暫時休憩します。                午後 3時38分 休憩                午後 3時52分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  それでは、続いて執行部側から説明のほうをよろしくお願いします。  中西副市長。 ○(中西副市長) 本日は、庁舎の特別委員会を開いていただきまして、本当にありがとうございます。  現在、執行部のほうで進めておりますこの増築棟の整備、併せて既存庁舎、大宮、峰山、ほかの庁舎も含めてということですが、その整備、それから働き方改革というのですか、そういったことの議論も進めておりまして、その進捗状況につきまして報告をさせていただきたいと思います。  まず、私からざっと概略的なことを申し上げたいと思いますが、まず、私の今回のこの計画づくりに関しまして感じておりますのは、庁舎整備、最初の議論からしますと10年かかりました。しかし、このタイミングで庁舎の整備の議論の場をいただいたことは、本当にタイミング的によかったなという思いを持っております。  といいますのが、世の中は今、デジタル化でしたり、それから働き方改革でしたりということで、官民問わず大きく仕事の進め方ということが、変わろうとしている。このタイミングで庁舎も含めたハード整備、それから併せて働き方、ソフトといった点、同時に議論ができる。こんな機会をいただいたということで、京丹後市にとっては本当にいい取組に向かっていると感じております。  現在の状況ですが、建物の設計についてはプロポーザルをやりまして、4社の参加をいただきました。その中で、結果としまして内藤建築事務所に決めさせていただきました。これはやはり以前の計画づくりから内藤建築事務所が京丹後市に関わっていただいておりまして、本当によく京丹後市のことを調べていただいているということもありますし、非常にバランスがいいというところで、内藤さんのほうにお世話になることにいたしました。  それから、同時に建物の中をどういう整備をするのかということで、オフィス整備という表現を使っていますが、こちらのほうもプロポーザルを行いましたが、結果としまして、コクヨ1社のエントリーがございました。やはり、オフィスに関しては、日本で第一の会社でありますコクヨさんが、実質的、それから能力的にもやはり一番であろうと我々も話を聞きながら感じております。  それに加えまして、アドバイザーという形で、京都工芸繊維大学の仲教授にアドバイザーに就任をしていただいて、いろいろと御指導をいただきながら、先ほど申し上げましたが、ハード、ソフト両面の議論を進めているというところでございます。  それから、市役所内部におきましては、働き方改革のプロジェクトチームということで、管理職、それから若手の職員を含めた会議を持ちまして、職員からのアンケート調査を基に、今、いろいろな課題の洗い出しと、その改善方法についてですね、議論をしているということもありますし、それから、この庁舎の関係ではワーキンググループというものを設置をいたしまして、そこで、特に若手の職員の意見を最大限に反映できるような庁舎整備にしていきたいということで取り組んでおるような状況でございます。  デジタル化ということでは、今回の庁舎整備に併せましては、できるだけペーパーレスを進めていって、職員がノートパソコンを1台を持って、庁舎のどこで仕事をしても仕事ができるような環境をつくっていきたいということも考えております。  それと、もう1つは、やはり職員間のコミュニケーションをできるだけ活性化しようということで、フリーアドレスというものをベースにした今議論をしております。ですから、増築棟だけではなくて、既存の庁舎も基本的には同じ考え方で整備を進めていきたいということを、今議論しているという最中でございます。  まだまだ議論が始まったばかり、これから始めるという段階でございますので、方向性については、今後、煮詰めていく必要があるのですが、何せ2月の末までに、大きな方向性については決めなければならないということで、ほかの先進地の例を聞いておりますと、やはりハードよりもソフトが重要だということがございまして、そのソフト、ルールづくり、新しい働き方のルールづくりに4年ぐらいかかったということも聞いていますが、我々はそれを2年で仕上げなければならない。通常で言えば、1年間かかる作業を、議論を2か月で仕上げなければならないということで、今、本当に全力で鋭意取り組んでいるという状況でございます。  それでは、担当から詳細について説明をさせていただきます。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 都市計画・建築住宅課の安達です。  それでは、建物の設計に関する内容のほうの説明のほうをさせていただきたいと思います。  現在、スケジュールにつきましてですが、基本設計の完了というのを令和4年度末として業務を進めていますが、現在配置及び平面計画といったところについて12月中下旬、その後、立面や設備、構造などの計画を令和5年の1月末、あと基本設計書の作成や概算費等の算出などで、基本設計書としてまとめ上げる時期として令和5年の2月から3月というところで、現在基本設計のスケジュール感をもって進めております。  その中で、現在配置、平面計画の決定に向けまして、今、配付しております部門等ゾーニング計画図、こちらのほうの説明をさせていただきたいと思います。  前回の推進本部会議等で確認しました増築棟峰山庁舎大宮庁舎に配置される部署を前提に各庁舎の部門構成を整理しております。部門配置につきましては、まず、峰山庁舎増築棟の部門配置ですが、資料の左上に断面構成を示した図があります。  左側から別館峰山庁舎増築棟の断面構成となっております。部門配置につきましては、まず峰山庁舎1階に農林や商工を含んだ産業振興部門、峰山庁舎の2階に総務部や企画の部署が入った企画総務部門、3階に議会のほうを中心とした議会部門ということで、峰山庁舎については構成しております。  増築棟につきましては1階、2階に市民の関連窓口を中心とした市民関連窓口部門、3階につきましては200人規模の会議室を含む会議室部門として増築棟部分のフロア構成を想定しております。  資料の中に各課の割り振りが現在書いていますが、現在想定で割り振っております。今後はワーキンググループやオフィス環境整備等の方針を踏まえながら検討を進めていきたいと考えております。  図面の整理としまして、このゾーニング分けでは四角で囲っていますが、今後、執務室については特に自由な配置計画でありましたりとか、そういったところを取り入れながら考えていきたいと思っております。  次に、簡単ではありますが、平面構成について説明させていただきたいと思います。  平面構成につきましては、左下の図から1階右に行きまして2階、上に行ってもらって3階ということで、平面構成のほうを示しております。平面構成につきましては、基本的な成形な形状を基本としまして、中に執務室を中心に会議室や相談室、倉庫、更衣室などを各階に配置しております。  中心となります執務スペースですが、原則オープンで開放的な空間とするほか、職員のワークラウンジやフリースペース、個人ブースや打ち合わせスペース、また待合の一角でも打ち合わせや作業ができるスペースなどを計画することで、様々な内容の業務や、気分、そういったものに応じて働く場所を選ぶことができ、多くのアイデアを生む場所となるような設計となるように、建物となるように設計を進めていきたいと考えております。  次に、市民等の交流スペースについてですが、今後、ワークショップ等により具体的な使い方については検討を深めていくという予定にはしていますが、図面でいいますと緑色で示しております部分になります。ちょうど中央部分にはなりますが、この部分につきましては市民や職員、企業などが様々な用途で利用できる共有の空間として峰山庁舎の中の市民ホール、あと中央部分に計画しています広場、あと2階をつなぐテラス、増築棟の3階部分に記載しています屋外のテラスなど、明るく魅力的な空間となるように、具体的に計画を進めていきたいと考えております。  1枚めくっていただきまして、大宮庁舎のほうのゾーニングになります。こちらについては、新たに建設部と上下水道部が入ってくるという計画にはなっていますが、2階から大宮市民局を含む上下水道部門、3階につきましては、外部団体部門を含む建設部門、4階については現在もそうですが、教育委員会部門ということで、2階から4階を構成しております。  1階につきましては、会議室でしたり、そのほかの用途についても今後検討を進めていく予定としております。  今後、部門ごとに各課のヒアリングやワークショップなど、意見、集約を行いながら、またオフィス環境整備等の方針も踏まえ、詳細検討を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○(平井委員長) 井上室長。 ○(井上都市地域拠点整備推進室長) 私から3枚目のA4の用紙でありますオフィス環境整備からワーキンググループ設置についてを説明させていただきます。  先ほど、副市長から申し上げましたワーキンググループというのを昨日推進本部会議の下部組織として設置をしたところです。これにつきましては3つのワーキンググループで構成しておりまして、まず、ワークスペース検討というのがどういった働き方を自分たちですることがいいのか、それにはどういったスペースが必要なのかというところの一番の根幹を考える検討グループでございます。  ですから、ここで言いますと、フリーアドレスであるとか、それからグループができるようなコラボであるとか、それから集中ブースであるとか、そういったものが最終的にこの庁舎の設計に反映されるというところであります。  もう1つ、場所を捻出するためには先ほど申し上げますとおり、ペーパーレス、電子化というのがこれが必須になってくると考えております。  ですから、今、紙で決裁とかしているのですが、これをどうしてシステム上でしていくのかというところを今現在共通のシステムを持っている部署の担当を主軸に、ここで検討を行っています。  最後に、総合窓口検討であります。これにつきましては増築棟に窓口部門の集積というか、集約を行いますので、ここへどうして市民の方にサービスを行っていくのか、どういうサービスの提供、応対の仕方はいいのかというところを、ここに入ります窓口部門の担当の職員を中心に検討を行います。  先ほど、安達が説明させていただきました1枚目の増築棟の窓口部門が1階と2階に分かれるという、これはどうしてもサイズ上、これだけの部署を当てはめると分離せざるを得ないというところが今のところのこの検討結果でありますが、では、それをどういうふうに、総合窓口のほうでこれを運営していくのかというところを、この総合窓口検討のほうで明らかにしていきたいと考えております。  なお、先ほどのワークスペース検討につきましては、若手職員が11人と、それからフリーアドレスになりますと、その管理をどうするのかという観点もございますので、課長職5人という形で、組織をしているところであります。  これを昨日の1回目行いましたが、12月、1月、2月で3回程度のワーキングをしながら、それを明らかにして、内部で報告し、提案をさせていただいて決めていきたいなと考えているところでございます。  以上でございます。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 補足をさせてください。  1枚目の増築棟峰山庁舎部門配置とゾーニング計画図であります。冒頭、安達君のほうで説明してまいりましたスケジュールで配置及び平面計画というのは12月末までには決めていくというスケジュール感を持っております。  そういう中で、大体こんなふうにしていきたいというゾーニングという部分では考えていますが、細かいところでは修正ももちろんまだまだできるという段階ではあるということであります。  そういう中で、先ほどの視察の全体の所見でもありましたように、コストを上げないように四角の建物がよいという話の中で、四角の建物を考えています。3階建てで延べ床面積が4,000平米ということで決まっておりますので、延べ床面積がこれ4,000平米ということであります。  平面の面積なのですが、ざくっとこの1階の左の下のところにも書いてあります増築棟の縦と横はざくっと50メートル掛ける30メートルという大きさになります。これを平面の利用としてはやはり50メートル掛ける30メートル程度の空間があるほうが平面としては、建築としては設計していきやすいということがあって、この長さで抑えているということであります。  そうしたところ、3階ですね、右側の上のところに3階に屋外テラスというものを書いております。これは延べ床面積から外れた部分になります、屋外です。ここを設けることで4,000平米というものを確保しているということで、これを真っすぐずどんとすると4,000平米を超えてしまうということで、屋外テラスというものを設けているという、そのようなことであります。  それから、右の下側の2階のところですが、増築棟とこの既存峰山庁舎の間、みんなのテラスということで、括弧書きで下部通路、車寄せと書いています。2階を増築棟とこの庁舎をつなごうということで、橋をかけるようなイメージですが、形はまだ最終形ではありませんが、この位置というのもまだ最終決定もしておりませんが、こんなふうにつないでいけば1階側が通路、1階側にすれば屋根があるような形になる。左側の下の1階部分ですが、要はこれみんなの広場というこういったスペースがここに造れるだろうという、まだ、具体的にどのような使い方をするというのは、これから市民とのワークショップもしながら、いろいろとアイデア出しをしていくという段階であります。  ロータリーというのがあります。ここでバスを転回しようと、バスがここまでは入ってくるということで、路線バス、それから高速バスも転回ができるぐらいの広さを勘案して、ここにロータリーが設けられるだろうということで、2階に通路がありますので、屋根つきの待合ができるような、そのようなバスの停留所も兼ねるような、そのようなイメージであるということであります。  駐車場をこの右側のところに設けるということで、今のところ駐車場についても、開閉式のバーのついたような駐車場を想定しているということで、具体的にはあれなのですが、南側の市道から入ってくるようなイメージと、今のロータリーからも入れるようなそのような2か所設けるのがいいのではないのかといったような議論もしているということであります。  薄い緑が市民の方にも使っていただけるようなスペースということで、この平面図、計画図に落とし込んでいるということでございます。  ちなみになのですが、2階の右側の下側のところ執務室の横にコラボレーションフリースペースというのを入れています。ここ1階では会計室、総合案内も含めた執務室スペースになるのですが、ソロワークであるとか、職員同士の交流、来庁者も利用という一応こんなようなことを落とし込む、どういうふうにでも使えるという落とし込みなのですが、先ほど、例えば26人が峰山総合福祉センターにいるよりは、同じところにいたほうがいいのではないのかといったようなことを、例えば、仮に議会のほうでそのような意見集約をしていただけるのであれば持ってこれないことはないだろうなというような。 ○(平井委員長) 今は入っている。 ○(川口市長公室長) 入っていません。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) やはり、執務室の空間が、従来どおりの机の配置で約100人です。なので、かなりきつい配置には今はなっています。 ○(川口市長公室長) ということで、その26人仮に持ってくるとしても、何とか頑張れるかなという思いは持っているということでございます。 ○(平井委員長) いいですか。  説明が終わりました。  暫時休憩します。                午後 4時14分 休憩                午後 4時34分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  それでは、説明に関しての質疑に移りたいと思います。  中野委員。 ○(中野委員) 今までの質疑の中で、26人の職員配置について説明がありました。我々議員の中の意見としては、26名が別個の配置ではなくて、やはり1つの建物に入るほうが市民にとっての利便性があるのではないかとも考えております。一度、会派に持ち帰りまして、相談をして再度答えを出させていただきたいと思いますがどうでしょうか。 ○(平井委員長) それは委員会のほうでそれではまたまとめていきますし、一度、委員会のほうで持ち帰らせていただいて会派で相談するなり、そこで答えを出させていただくという方法の中野委員からの提案ですが、まずそこのところ御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり)
    ○(平井委員長) 異議なしとします。  それでは、そのほか質疑あればお願いします。  川戸委員。 ○(川戸委員) 川戸です。  2点ほど、少し確認がしたいと思います。  まず、2階に峰山市民局が配置されているわけですが、この点に関して問題がないのか、普通であれば1階が適当かと思いますが、問題がないかというところが1点と。  将来、来年の秋には国のほうもこども庁の設置ということで動き始めます。そういった中でそれに関連するいろいろな情報によって、この課の連携が出てくると思いますが、そういった対応もこれからのグループ検討の中でしっかりと話し合っていただけるものと思いますが、どうでしょうかね、お聞きします。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 峰山市民局であります。今、この計画図では2階に配置ということにしております。きょうこの委員会の中でもありましたように1階に全ての窓口を置くというのが理想ではありますが、やはり、これは4,000平米という制約の中、建物のコスト、建築コスト等を考えたときには一定市民関連窓口というものも2階に配置せざるを得ないと考えております。  そういう中で、どういうふうな窓口、総合窓口を設置するのかというのは先ほどもありました職員のワーキンググループの中で、京丹後市に合った一番いい方法というのを議論していきたいと思っています。  こういう制約の中で、1階と、2階に分かれていくということはもうやむを得ないことかなとは思っていますが、市民の利便性をいかに損なわないように配置なり、案内をしていくのかということはワーキングのほうで検討していきたいと思っております。  それから、こども家庭庁の関係につきましては、組織、市役所の組織の話とイコールになってきます。現在も教育委員会の中に子ども未来課があって、大宮庁舎にいます。その26人という数字は子ども未来課プラス健康推進課の母子保健の関係です。今のままの組織でいくと、教育委員会の組織だが離れてくる、それから、健康推進課の課なのですが、母子保健は峰山福祉センター、そのほかの係については、増築棟のほうに入るといったような今の現状の組織ではそういうふうになります。  我々はやはりそこは組織が完成するのは、例えば3年後としたときには、フレキシブルに対応できるような配置というものを考えさせていただけたらありがたいと思っております。 ○(平井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 平林です。  少し細かいことなのですが、1階のこの平面図の中で、中ほどの吹き抜けと一体的に利便性を高める職員専用階段、これは吹き抜けになっている2階、これも2階も続けて階段になっているというイメージで、3階まではいかないのですね。2階まで。  それと、もう1個、階段ばっかりこだわっているですが、このみんなのテラスのところの2階のとこのこれは階段ですか。ここはどういったものになるのですか。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) それでは、少し階段のほうの説明をさせていただきます。増築棟の1階と2階をまたぐ階段につきましては、現在少し今後詳細については詰めていく予定ですが、今のところその1階と2階に執務室というか、窓口が分散されることも一応想定しまして、それをつなぐ最短距離で行き来ができるような利便性の高い一応階段ということで、今計画をしています。  ここについては、今後吹き抜けの中に一体的に整備することで、上下階を一体的につながりを持たされるようなそのような空間にできればいいかなと思っていますが、ここについてはもう少し詳細詰めたいと思います。  あと、外部のほうのみんなのテラスのところにある階段ですが、ここについては今のところ階段で想定していますが、今後ここについても詰めていく予定です。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 先ほど4,000平米は確定しているという中で屋外テラスのところは外になるので、延べ床面積入らないという話の説明があったのですが、この構造として壁の場所が変わるのかなと思ったりしていて、質疑としては屋外テラスを造ることで、総額の費用は増えるのか、減るのかということで、試算があればお伺いします。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 一応、これも屋外テラスの使用によってくるかなと思います。そこに緑化をしたりとか、ちょっとしたテントの屋根をつけたりとか、何か憩える場所でどの程度整備するかによっては、ここで費用がかかってくるという形にはなりますので、仕様によるかなと思います。  一応、壁をつけて天井もできますし、上、屋根もできるということなので、ずとんとしたほうが一応費用としては上がってくると思います。 ○(平井委員長) 建屋にしたほうが高いですよね。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) はい。 ○(鳴海委員) はい、分かりました。 ○(平井委員長) ほかに。  永井委員。 ○(永井委員) 永井です。  フリースペースところです。本来の庁舎棟、それから増築棟の間の1階のところのこの広い緑色の部分と、2階のやつにつく、これ2階の部分が雨よけになる部分と理解すればいいのですかね。  だから、1階のスペースは雨よけになる、ぬれない部分と雨が降ればぬれる部分との、両方ともの併せてのスペースになっていくということでしょうか。 ○(平井委員長) 中川課長。 ○(中川都市計画建築住宅課長) おっしゃるように2階でテラスという格好で床組みをしますので、その下が雨よけということになりまして、それ以外の部分は屋根がないということになります。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) 視察先の中で、引っ越し費用や新しい働き方を目指す中で、ペーパーレス40%を目指しているのだのような話の視察先でのお話もいただいているのですが、先ほど副市長からの説明でも一定頑張って取り組むんだという説明もあったのですが、物品の整理であったりとか、減らしていくことに向けてどのように考えているのか、詳しく御説明をお願いいたします。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 具体的には、ワーキンググループを設置してペーパーレス電子化というところで検討をしていきます。我々は香川県の三豊市というところも10名程度で職員視察に行きました。そこはこういうフリーアドレスをしているフロア、それ企画総務部門でしたが、95%のペーパーストックレスという言い方、ストックするペーパーは95%削減します。今まで全部紙で保存しているのを電子で保存していきましょう、必要に紙で保存するのは5%にとどめます。それが図面であったりであるとか、どうしても原本が必要なものであるとか、ということを取り組んでいまして、そこを結構参考に考えていきたいなという思いはあって、文書決裁の電子化といったことも取組としては進めていきたいと思っているところであります。 ○(平井委員長) 鳴海委員。 ○(鳴海委員) ありがとうございます。  その中で、視察先で聞かせてもらった話の中では、庁舎整備を進めていく部署が各課に応援に出向いてでも支援をしながら進めてきたのだというお話も伺ったのですが、95%のペーパーストックレスという目標を今、御説明もあったのですが、どういうふうな形で、それ実現させていくのかのようなところとか、どうして検討していくのかとか、そのあたりを御説明あればお伺いいたします。 ○(平井委員長) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 95%というのは、フロアのペーパーストックレス化ということの95%であります。具体的な検討はこのワーキングを立ち上げ、文書というのは総務課が所管をしておりますので、総務課がワーキングチームのリーダーだ、主管課だという位置づけをしながら、検討を進めていくということでありますので、そこで検討されたことがまた推進本部会議という市長以下部局長の会議があるのですが、そこに持ち上がって、最終そこで決定をしていくという、そういう流れになろうと思っていますので、ここでの議論が一定こう先導的なことになっていくのかなと思っています。 ○(平井委員長) 和田副委員長。 ○(和田正幸委員長) この総合案内があって、この待合室、前にこれ椅子があるだけですか。それから打ち合わせコーナーいうのは、各小さい少しした部屋があるのか、待合の場合どのくらいの間隔というか、広さが取れるのかお聞きします。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今のところ、ここのスペースとしては、オープンなスペースを考えています。人数でありましたりとか、どれぐらいの間隔でという部分については、今後、各棟のレイアウト、そういったところをしながら整理していきたいと思っております。  1階の待合のあたりに執務って書いてある部分があるかと思いますが、ここについては執務でありながら市民であったりとか、企業であったり、そういったいろいろな業種の方との共同のスペースになればなという空間として。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 今までの話の中で、部署配置については今後このワーキンググループのほうの話し合いやら等々で、基本はこれでしょうが、多少変わる可能性もあるということでよろしいでしょうか。 ○(平林委員) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 3つのワーキングは部署配置を決めるということでなくて、ここに書いてある部分、3つのことについて検討していくということで、部署配置というか、組織の話はそれはもう市役所として決定をしていくということになりますので、大きな方向感さえいただければ、あとは副市長言いましたように、その時々の状況に応じた組織ということになろうかなと思っております。 ○(平井委員長) 川戸委員。 ○(川戸委員) 先ほど、会派のほうの意見ということで、防災面から考えての話の中で、峰山の庁舎に建設部がいるほうがという話を言わせてもらったのですが、そういった面も含めてしっかりとするということで、認識していてよろしいでしょうか。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 当面の、この増築棟峰山庁舎大宮庁舎部署配置につきましては、現在の組織の形の中では議会でも一定議論をさせていただいたという経過もございますし、やはり市役所としても、まずはこの部署配置を決めないと設計にかかれないということもありますので、現在お示しをさせていただいている各部署の配置で、基本計画、基本設計については、向かっていきたいということで内部的には確認をしております。  ただし、先ほどありました子育てに関する26人については、今後もう少しやり取りをさせていただく中で、検討が必要かなと考えております。 ○(平井委員長) ほかに。  平林委員。 ○(平林委員) 建物ではないのですが、駐車場については何か進展があったでしょうか。 ○(平林委員) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) 増築棟の関係で、職員の駐車場増築棟周辺に二十数台程度は置けるような、それぐらいの設計が可能かなと思っております。  一方、予算でも認めていただいています旧吉原小学校の駐車場整備については、今、粛々と進めているというところでございますし、最寄りのところでそういう駐車場としてお借りができるようなところがあればということで、そこの辺も当たったりはしているところでございますが、まだ、そこの方向性というのは出てないということでございます。 ○(平井委員長) ほかに。  中野委員。 ○(中野委員) 視察も踏まえてということですが、プロポーザルが決定したときに一定完成図のようなものは見せていただいたのですが、実施設計に進んだ段階で変更というのは出戻りに近いことになるということも聞いておりますし、そういった意味では今回、この部署配置の中で、この平面図を示していただいて説明をいただいたのですが、どうしても最初のプロポーザルの2階建ての図しか少し頭にないのです。テラスができた状態でというものの、また完成予想図のようなのは今後出てくるのですか、少し確認させてください。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 今後、平面が決まれば、立面であったりとか、パーツであったり、そういったところも含めて業務のほうに入っておりますので、今後出てくる予定になっております。 ○(平井委員長) ほかに。  鳴海委員。 ○(鳴海委員) 駐車場についてなのですが、開閉式のバーでということでお話があったのですが、それは有料で市民の方が止められるようになるというような話とか、また閉庁時間、閉庁日については、止められることができない状態になるという話なのか、そのあたりについて今の、先ほどの説明の補足をお願いいたします。 ○(平林委員) 川口公室長。 ○(川口市長公室長) ここの庁舎前の駐車場について、まだ詳細を決定しているわけではございませんが、開閉バーを用いながら管理をしていこうと。今、検討しているのは庁舎を御利用のお客様についてはもちろん無料になるような、今、よくあるのは券をどこかの部署でもらってそれを通せばただだという方法があるのかなと思いますし、それから、先ほどの視察の報告の中では8時以降は閉鎖するのだという話もございましたが、我々のとこは今でも止めて、夜止めに来られたりであるとか、休みの日に利用されたりであるとかがあるので、要は庁舎に利用の方が、駐車場がいっぱいで止められないという状況はなくしたいと。それ以外で、駐車場これだけ空いているではないかというところは、極力、周辺を御利用のお客様も利用していただけるような、そのような開閉式が導入できればなといったような思いはあります。 ○(平井委員長) 中西副市長。 ○(中西副市長) 夜間と、それから祝日の利用ということで、今、公室長が説明いたしましたが、管理面を考えますと、特に冬期間の積雪時に止めていただいていると、除雪ができないということもありますので、基本的には考え方としては有料で使っていただくということを基本に考えていければなということは思っております。まだ決めておりませんが。  有料の中で、夜間、例えばこのあたりで食事をされる方が止めたい、それも基本的には有料、ただ、それを利用する飲食店のほうが幾らかの補助をするとかいうようなこと、あるいは利用券を出すとかいったことの仕組みを持つであるとかいったことも含めて、より利用しやすい駐車場にはしていきたいと思っていますが、管理面での課題をどうクリアするかということがあると思っております。 ○(平井委員長) それでは、少し私からですが、空調の流れとか、いろいろと換気とかあって、吹き抜けを設けてあるのですが、今の計画、このあくまでも今の図面の中では、1階から2階のところに吹き抜けが左、図面で言えば左下にあるのですが、ここのところを別になくても、見た目で吹き抜けがあったらいいよねという感じであれば、もうそこはフロアにしたほうがいいかなという1点と。  あと1、2の階段の利便性を考えているのですが、階段が吹き抜けとして利用できるのであれば、真ん中を閉じて、両脇に階段2つ造って、吹き抜けと同じ間隔ですれば、真ん中の階段のフロアところが使えるので、床面積が増えてくるかなと思っているので、少し検討をしていただいたらいいかなって思いました。それから、そこのところ考えができるかどうか、少しお願いします。  安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) ありがとうございます。そのあたりも含めて検討していきたいと思います。 ○(平井委員長) それともう時間がないのですが、もう1つ説明の中で、1階のフロアに市民サービスを今の割り振りの中で、4,000平米の中では全部局を入れにくいと考える中で、1階は例えばどんと広い延べ面積にして、2階、3階は小さくするという方向性はコストの面とかも考えて、それは考えの中からは排除しているという、今の設計の中という整理の仕方でいいかどうか、答弁お願いします。  川口公室長。 ○(川口市長公室長) 今、委員長おっしゃっていただいたとおりで考えています。建築面積が大きくなると、その分、駐車場とか、全体の敷地計画に影響を与えてくるといったこともあったり、それから、コストの面を考えたときには、やはり四角な建物で、極力建築面積は小さくしながらという方向がいいのかなと。あとは部署配置をどう工夫していくのかという方向で検討していきたいなと思っています。 ○(平井委員長) 永井委員。 ○(永井委員) 少し確認ということですが、増築棟は一から造るものになるのですが、防災の関係で、今回視察行ったところはどことも免震構造という形をとって、地下の空間造ってということですが、そのあたりはある程度、めどというか、思いはあるのでしょうか。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 構造につきましては、今、免震構造、あとは耐震構造、あとは制震構造ということで、今、3パターンを比較検討して今後どれに持っていくのかというのを検討している最中でございます。  以上です。 ○(平井委員長) ほかに。  それでは、視察報告を踏まえて、今検討、意見交換をさせていただいたのですが、きょう皆さんの質疑等も踏まえて、大体視察の中でのところも聞いていただいたと思います。  それでは、この図面出していただいたのですが、これは公表できる、今後、会派の中で話はできるもの、議員間の中で話ができるという資料としていいですか。はい、分かりました。  それでは、特別忘れていたところ、聞かないけないかったことあれば。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。会派に持って帰っていろいろとみんなまた意見出すのですが、今後のスケジュールはここにありましたか。書いてないな。今後、全体での協議という場が持たれるのかどうかというあたりを。 ○(平井委員長) 今後のスケジュールですが、先ほど説明があったように12月の末には平面としてどういうふうにするべきかを決定しなくてはならないというところなので、福祉部門26人、そこも踏まえて議会の中で話し合いを設けていって、それに間に合うように答えを返していきたいというところと。  中の細かいところはもうしようがないにしても、大きなところでここを確認しておきたいというときは、また、特別委員会を開いて執行部側と意見交換をしていくというところのスケジュール感で思っていますが、執行部よろしいでしょうかね、そのような感じ。  はい、そういった形でさせていただきたいと思います。  鳴海委員
    ○(鳴海委員) それこそ、前半にあった議会のエリアのレイアウトであったり、控室のレイアウトをどうするのかのようなところも含めて、どういう項目を議会として詰めておかなければならないのかというようなところは一定整理をしていただいて、それがいつまでなのかというようなところを示していただけるといいのかなと思いました。 ○(平井委員長) 安達技師。 ○(安達都市計画建築住宅課主査) 議会部門のあたりの内容につきましても、12月上旬ぐらいをめどに平面の構成を決めていきたいなと思いますので、そのスケジュール感でお願いしたいと思います。 ○(平井委員長) 12月の初旬ごろに案を出していただいて、議会でもそれをもんでいくという形で。はい、分かりました。  ほかに。よろしいですか。  執行部側からたたき台が、こういった形でどうでしょうかというのが出てくるという形でよろしいですね。  ほかに。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) なければこれで意見交換を終了したいと思います。  説明委員の皆様お疲れさまでした。  暫時休憩します。                午後 5時04分 休憩                午後 5時20分 再開 ○(平井委員長) 休憩を閉じ、会議を再開したいと思います。  それでは、今後のこの案件の取扱いについて、26人の件も踏まえて御意見あればよろしくお願いします。  平林委員。 ○(平林委員) 平林です。子ども未来課を新しく建てる増築棟に入れるか、向こうの福祉センターに置いておくのか、それについては各会派に持ち帰って、できれば29日が12月議会の初日ですから、そこまでにそれぞれ会派で相談してきていただくと、その後、ここの特別委員会としては、また、会議を開くということでよろしいのですか。必要に応じて会議を開くという流れでよろしいでしょうか。 ○(平井委員長) 今、平林委員から福祉センターの26人の件は会派に持ち帰っていただいて、29日までに意見をまとめていっていただく、それから、委員会につきましては必要に応じて、また招集させていただくということでよろしいで御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(平井委員長) ほかに何かありますでしょうか。    (「なし」の声あり) ○(平井委員長) なければ本日の庁舎棟特別委員会を終了します。  皆様お疲れさまでした。                                 閉会 午後 5時21分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長                    │ │                                           │ │                    署名委員                   │ └───────────────────────────────────────────┘...