• "東田委員"(/)
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  1. 京丹後市議会 2019-09-20
    令和元年基地対策特別委員会( 9月20日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    令和元年基地対策特別委員会( 9月20日)   ───────────────────────────────────────────                基地対策特別委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 令和元年 9月20日(金曜日)       開会 午後 1時32分       閉会 午後 3時06分  2 開催場所 京丹後市役所 2階 201会議室  3 出席委員 櫻井委員長由利委員長田中委員谷津委員中野正委員東田委員         平林委員藤田委員行待委員吉岡委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 松本直己議員
     6 会議録署名委員 藤田委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 梅田市長下戸基地対策室長松本基地対策室主幹 10 議会事務局出席職員 西山議会事務局長小石原議会総務課主任 11 会議に付した事件   (1) 陳情第11号 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書14   (2) 陳情第22号 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15   (3) 第21回米軍経ヶ岬通信所の設置に係る安全・安心対策連絡会概要報告について 12 議事                                午後 1時32分 開会 ○(櫻井委員長) 本日の出席委員は10名であります。定足数に達しておりますので、これから基地対策特別委員会を始めます。  本日の署名委員藤田委員を指名いたします。  なお、本日、録音及び撮影の申し出がありますので、これを許可することに御異議ございませんでしょうか。    (「異議なし」の声あり) ○(櫻井委員長) 御異議なしと認めます。  また、本日、傍聴の申し出がありますので、委員長で許可いたします。  それでは、暫時休憩いたします。                午後 1時33分 休憩                午後 1時34分 再開 ○(櫻井委員長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、傍聴人の方に申し上げます。  本日、会議中の録音及び撮影の許可をいたしますが、休憩中の録音に関しては、公式のものではないと御理解のほどよろしくお願いいたします。  委員外議員として、本日松本直己議員が出席をしております。  本日の内容は、お手元に配付のとおり、陳情第11号、米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書14、また、陳情第22号、米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15についてであります。  なお、執行機関説明員として梅田市長及び関係職員にお越しいただいておりますので、8月28日に開催した当特別委員会において、後日回答するとされていた点についての回答を求めたいと思います。  それでは、よろしくお願いいたします。 ○(梅田市長) 皆様、こんにちは。先ほど委員長から御説明があったとおりですが、この間のお答えをまずさせていただいて、その後にまた連絡会等で新たに得られた情報ということで御説明させていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。説明員は御案内のとおりでございます。よろしくお願いします。 ○(櫻井委員長) 松本主幹、お願いします。 ○(松本基地対策室主幹) 前回確認して報告させていただくとしておりました3点について御報告をさせていただきたいと思います。  まず1点目です。第20回安全・安心対策連絡会議事概要公開経過について確認をさせていただきました。この議事概要につきましては、第20回安全・安心対策連絡会令和元年6月5日に開催をされております。近畿中部防衛局議事概要は作成されております。  まず、6月5日に開催されて、6月8日に防衛局から3者、京都府、京都府警京丹後市に対して未定稿ということで送達がありました。この後、各委員防衛局から発言内容確認がされております。  続きまして、6月17日に確認がとれたということで議事概要完成ということで内容が確定しております。ただし、防衛局から本省と公表時期を調整中ということで、公表につきましては、防衛局からの連絡待ちという状況がありました。  約1カ月後の7月16日に防衛局から7月17日午後3時に解禁ということで連絡をいただいております。翌日の7月17日にその連絡を受けまして、地域住民代表委員の10名の委員、あと、宇川の全区長、あと、議員の方々には議会事務局を通じて全議員に配付させていただいております。  続きまして、7月21日に市のホームページでこの議事概要について公表をさせていただきました。  公開経過については、以上となっております。  前回ありました、池田議員対策室から議事概要を提供したかどうかということですが、対策室からは池田議員には提供は一切しておりません。  以上でございます。 ○(梅田市長) 対策室からはというか、市からは提供しておりません。 ○(櫻井委員長) それでは、引き続いて2つ目を。松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 2点目の米軍人、軍部の集団通勤状況について報告をさせていただきます。  米軍人につきましては、ワンボックスカー、これ車種につきましてはトヨタのノアが2台あります。あと、同じくトヨタハイエースが1台、このワンボックスカー3台に分乗して通勤をしておられます。  警備会社でありますシェネガ軍属につきましては、同じくワンボックスカー、車種につきましては、トヨタハイエース2台に分乗して通勤をされております。  技術系会社レイセオン軍属につきましては、勤務シフトがまちまちであるということに加えまして、居住地が市内及び市外に点在しておりますことから、おのおのの私用車で出退勤はされているものの、可能な範囲で相乗りして通勤しているという状況でございます。  先ほど申し上げました借上げのワンボックスカー以外で、今現在通勤に使用されている私用車は、おおむね20台前後ということで、基地対策室では把握しております。  以上です。  続きまして、2期工事進捗状況について報告させていただきます。  これにつきましては、先日、9月5日に開催されました第21回安全・安心対策連絡会防衛局から御説明がありました。今現在、建設中の隊舎及び構成施設につきましては、建設中でございまして、支払い金額ベースでの進捗率というものが、当初の予定では現在、9割方進んでいなければならないところを、今現在3割程度の支払いにとどまっているということで、大幅におくれている状況ということで報告がありました。  具体的な完成時期につきましては、米軍内において契約上の工期変更の手続に向けて、今、精査をしている状況でございまして、現時点で確たる完成時期がまだ言える状況にはないという報告がありました。  また当初、工事につきましては、月曜日から金曜日までと説明してきたところではありますが、可能な限り早期な工事完成を目指すために、今後も土曜日につきましては、7トン車等大型車両による一日の交通量が多くならない作業についてだけでも、毎週土曜日の工事を実施させていただきたいという報告がありました。現在、2期工事進捗状況につきましては、以上のようなところで報告がありました。  以上です。 ○(櫻井委員長) ありがとうございます。  それでは、3項目について報告がありましたが、この件については前回委員会でも一定質疑はしていますが、今の報告を受けて、特に質疑のある委員の方は、ここで質疑を受けたいと思います。  由利委員長。 ○(由利委員長) 安全・安心連絡会議事録関係で、ずっと経緯・経過を聞かせていただきました。7月17日に各議員区長に配付したということですが、どういう方法で、どういうふうに配付されたのか、わかっていればお願いしたいのですが。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 地域住民代表委員の10人様と宇川の全区長には郵送で送っております。全議員には議会事務局を通じてお配りをさせていただいているということになっております。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) そうすると、区長には18日ぐらいに郵送されたということでしょうか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 17日に発送しておりますので、恐らく18日に到着しているだろうと思います。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 議員には議会事務局を通じてということですが、それも17日という理解でよろしいでしょうか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 議会事務局には、17日にお渡しをさせていただきましたので、その後、何日にお手元にわたっているかというのは、少し把握はできておりません。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 私がこれを申し上げたのは、19日に一般質問がありまして、そのときにそういった内容を言われたと。その後、レターケースを見ているのです。委員長もびっくりして「こんなことが出たの」と話をして、レターケースも見て、入っていないので、ということはこれは事務局のミスということでよろしいでしょうか。その辺はどうか。事務局が配らなかったと。とめていたということでよろしいでしょうか。明らかに見たのです。18日に。 ○(櫻井委員長) 事務局。 ○(小石原議会総務課主任) 失礼します。今、松本主幹が言われたのは、7月17日だという理解をしました。一般質問は6月の話だと思いますので、そのときに事務局から入れるということはあり得ないと思っていますが。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 6月の一般質問のときは全くそうしたものは配られていなかったという理解でよろしいですか。ごめんなさい。一カ月、ずれておりまして。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) そのとおりでございます。6月18日、19日の一般質問のときには、全く配られておりません。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) ごめんなさい。質問を変えます。申しわけない、ひと月ずれておりました。  ということは、6月19日には、まだこれは正式にいっていないということですね。議事録は。ところが、ある議員が言われたのは、5カ所安全・安心連絡会内容ですということで、全く同じことが言われているのですよ。5カ所あるのです。発電機の問題。それも7月19日に防衛局確認したのですが、一般質問で出て。区長のことについても、安全・安心連絡会ではという内容を言われているのです。その点が、どこから出たのということを委員長とも話をしていたのです。ということは、全くこれができるまでに、もう既に、議員が言われていた内容は別に何も否定してない。そのことを言われているということで、どこから出たという理解になるのですが、そこら辺はどうですか。      (「申し上げたとおりですが」の声あり。) ○(由利委員長) そうすると、私が言いたいのは、同じ内容が出ているということは、執行部としてはどのように受けとめておられるのかお聞きします。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 申し上げたことが、確認もとっていただいた経過ですから、そのことが全てとしか言いようがないわけです。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) こういう会議録が出て、あるいはこの基地会議では、住民の安心・安全のことを真剣に討議していると。そのことが正式な文書ができないうちに既に出ているということについて、当然、執行部としては、いや、それは関与するところではないではなく、何か、その辺は重要に受けとめておられると思います。そうでないと、いやいや、これは知りませんよ、その人がという問題では済まないと思います。私は。  だって、そうなってくると、これから基地対策特別委員会でいろいろなことをしても、全部どこかにいっているならもうしなくてもいいではないか、という雰囲気になるのですよ。  だから、私はここで申し上げたいのは、執行部から出た5項目にわたって同じ内容であるし、安心安全連絡会議ということもその中に入れておられるので、執行部としてその辺をしっかり確かめられる必要があると思いますがいかがでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 私どもから情報提供させていただいた内容というのか、今、市の事務として行った内容というものは、そのまま申し上げているということですから、それ以上申し上げることはないと思っています。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) ということは、梅田市長はこれがそのまま出ていても、別にそれは何の思いも何もないと、出ていても。その辺はどういうふうに受けとめたらいいでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 出ていてもというのか、出していないということを申し上げているので。出していないのですよ、そもそも。この議事概要の未定稿を出していないと申し上げているので、それが出ているという前提で質問をいただいても、お答えのしようがない。
    ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) それ以上、申し上げる必要はないということですが、一般質問内容は全くこれをそのまま5カ所に出ているということですわ。それでも、いやいや、それは出していないから知らないという答弁でいいのですかね。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 知らないというか、やはり、答えようがないですね。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) そこまで言われたら、それ以上は。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 関連で、市としては出していない。当然そう。先ほどからおっしゃっているのですが、何が考えられるのでしょうか。出ているということで、どういう状況の中でこれが出たのかなという、出る可能性があると言えば、どういうことが考えられますでしょうか。考えられませんか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 想像で、物を言うことが正しいのかということ、そういうことを申すのは正式な会議でございますので、言うことは予断をもって申し上げるというのは、ふさわしくないのではないかなと、私は思いますが、いろいろなことがあるのだろうと思います。議員、それぞれにいろいろな情報入手手段をお持ちだろうと思いますし、私どもの知らないことでも議員からお聞かせいただくことも実際にあるわけですから、そこのところを予断をもって申し上げるのは適切ではないということでございます。 ○(櫻井委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 軍属集団通勤のことで、もう少し聞かせていただきたいのは、20台程度、個人の車で通勤されているということですが、これは延べ20台ぐらいなのか、常時20台通われているのか、その辺のところを。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 米軍関係者が所有されているマイカー自体は、もっと台数はあると思います。ただし、基地内に常時とめられている車が大体20台前後かなということです。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) これも関連になります。通常、ワンボックスが6台ぐらいでしたね、先ほど軍属もメンテナンスの会社員も含めて、それ以外は20台前後は普通車等を借り上げて通勤されている。それは今おっしゃったように、台数としてはもう少し多いのだろうが、常時、基地内にとまっている台数はその程度あると。  例えば、20台前後にしても、通勤をされているということには間違いないわけでありまして、米軍側として、例えば20台前後を台帳であるとか、そういったもので管理しているかどうか。つまり、何が言いたいかというと、例えば、通勤経路であるとか、通勤時間、退社時間であるとか、それから、運転手名であるとか、車両ナンバーであるとか、そういったもの全てを管理した台帳をお持ちの中で、米軍として管理されているのかというのが1点、わからなければ、それでもう結構です。  それから、先ほど工事に関して30%しか支払い金ベースで見るとそうだということで、60%、かなり事業がおくれているということですが、ということで、今後も土曜日に関しては、生コン車当たりの稼働はお許しいただきたいということなのですが、生コン車だけに限定されますか。それとも一般ダンプ、10トン、12トンも含めて、そういったものも入ってくる可能性があるかどうか。想像では申し上げられませんというかもわからないですが、考えられる範囲でお聞きしたいのですが。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 1点目のマイカーについて台帳管理されているかという点についてですが、対策室のほうでは、米軍のほうで台帳管理されているかどうかというのは把握できておりません。  2点目の工事についてですが、先日の連絡会における説明では、今後も土曜日につきましては、生コン車等大型車両による一日の交通量が多くならない作業について、毎週土曜日の工事を実施したいという報告がありました。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 等がついている。等ということは、生コン車以外も、当然あるということなのですが、最後にできるだけ通行の邪魔をしないような範囲内の車両稼働台数と。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 生コン車とか、ダンプとか、そういった大型車両がかかわるような作業を除いた作業を土曜日させていただきたいという内容です。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) ということは、生コン車は走らないということ、土曜日は。 ○(梅田市長) そういうふうに配慮したいので。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんか。  平林委員。 ○(平林委員) 土曜工事ですが、これはずっとするということですか。そういう説明だったのですか。今までは基地対策室に、いついつの土曜日はしますという張り紙がされていたではないですか。でも、今後はずっと毎週行うということですか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 防衛局及び米軍も、なるべく工期を守って早く完成させたいという思いを持っておりまして、今の状況で土曜日の工事を引き続き、実施させていただくことができれば、現時点見込みとして、来年12月ごろをめどに工事完成させることができるという見込みでございます。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) だから、毎週土曜日は工事されるという理解でいいのでしょうか。 ○(松本基地対策室主幹) はい。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんか。  田中委員。 ○(田中委員) 自家用車での通勤ですが20台、あそこは何交代しているのか知らないですが、2交代なら40台だし、3交代なら60台が通勤するという、そういう理解でよろしいでしょうか。勤務形態はわかっていますか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 警備会社シェネガは、今現在は2交代と聞いておりますし、技術系レイセオンにつきましては、現在3交代ということでお聞きしております。  ただし、マイカー自体は常時、大体20台ぐらいはとめてあるのですが、そのマイカーに分乗して乗り合わせて来ておられる方もおりますし、中には1人だけで来られる方もおりますし、そこは延べ台数が何台あるかというのは把握できておりません。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 3交代ですから、3×20で60台は通行していると思います。  それから、2期工事関係ですが、工期の変更を手続き中で、いつ完了するかわからないという防衛の答弁ですが、あそこに張られた英文のを見られたと思いますが、これによると、竣工予定は2020年8月20日、それから引き渡しが2020年12月と公表されているのですね。予定として。それがなぜ、それは防衛も知っているはずなのですよ。市だって知っているでしょう。この前、見せたし。こういうのがあるということを。そこをしっかりと、まだわかりませんなんてことでは、どうなのでしょうか。市もこういうものが現場に張り出されていたと。内容はこうなのだがどうだということでは。聞いておられないのですか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 市が把握したのが、前回連絡会で正式に説明のあった2020年12月が完成という見込みであるということで、初めてその場で説明もということで。 ○(田中委員) 先ほど説明では、いつかわからないと。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 現時点では確たる完成時期がまだ言える状況にはないという説明だったのですが、土曜日の工事をこのままずっと続けさせてもらうことができれば、来年の12月に完成する目途が立っているということでございます。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 少し大事なことなので、確認の意味で、また、少し私の報告でふれさせていただこうと思っていましたが、今、松本主幹から報告のありました内容説明があったということですし、とにかく早いこと工事完成させていきたい。いくべきだということを防衛局のほうも、説明では、米軍側に働きかけをしていただいているいうことでした。  その中で出ていたのは、確たる見込み現時点では立たないということですが、それを調整しているというのは事実という発言もあったということですが、今申し上げました来年12月にというのは、契約が既になされている工事もあるでしょうし、なされていない工事もあるでしょうが、一応、軍人が生活関連施設に入居できるための工事完成見込みとして12月ということを公表されたということがございましたので、その他にもきっと工事はもろもろあるのだろうと思いますが、入居するための工事の見通しとして、なるべく早期に仕事を進め、土曜日工事理解してほしいという説明がありながら、順調にいけば、何とか来年の12月に入居できるようなところの工事を済ませておきたい、そのような御説明でありました。済みません。そこは少し補足をさせていただきます。 ○(櫻井委員長) それでは、若干、第21回の安心安全連絡会のことにも入ってきておりますので、ここで一旦、安心安全連絡会の概略の説明を副市長から求めたいと思いますのでよろしくお願いいたします。  それでは、梅田市長、お願いします。 ○(梅田市長) 冒頭、申し上げましたとおり、新たに得られた情報を中心にということで、いつものように御説明をさせていただきたいと思っております。  まず、2期工事のところで、既に松本主幹からも報告があった内容もあるわけですが、それ以外のところでお聞きした内容ということで、隊舎前の駐車場の区画がどのようになるのかということで、フェンスの内側と外側に分かれて駐車場を設置したいという情報がありました。外側の駐車場は国道と同じ高さになりますが、内側は地形の関係でそれより低くなるということで、その境のところの国道沿いにコンクリートの擁壁を設置しておりますという説明がありました。  それから、これは前回一般質問でも御説明した内容とかぶりますので、なるべく簡潔にさせていただきたいと思いますが、通信所出入り口のところについては、三角地側と、現在、車両等出入り口に使用されているゲートが2カ所に設けられる計画ですという説明がありました。ただし、三角地の提供が本年の1月末に米側へ提供したものであるので、提供前に予定されていた工事の中には、その計画がないということで、フェンス工事についてもそれが前提で進んでいる状況であるという、そのようなことで説明があり、私どももその説明を聞かせていただいたということでございます。  進捗率は申し上げたとおりでございますし、今後、変更契約がいつになるのかという状況も検討しながら、最後の設計のことも考えながらということですが、また、変更契約していかなければならないということも御説明があったかと思っております。  それから、おくれた理由につきましても少し説明がありました。これは防衛局が米側に確認した内容ということでの情報提供ということですが、米側にとっても近畿地区における初の米軍施設の建設工事で、地域の情勢にふなれであったこと等があると。それから、施工を進める中で細部の設計仕様の変更が生じましたと。新たに必要となるような物品を調達する中で、日米間の言語の違いなどに加え、建設の慣行、手続の相違などが生じて、公の手続に予想以上の時間を要したという説明もございました。  それから、米軍内でもさまざまな機関や部署が多岐にわたってかかわっているということがあって、異なる機関、部署間でその協議や調整に予想以上の時間を要したという説明がありました。  それから、これは工事を進めるに当たってということだと思いますが、台風や大雪、大雨などの自然災害が発生した関係で、被害の復旧工事を優先するという事態が発生して、米軍工事にかかる作業人員の確保が困難な時期が一定期間あったということもあったということでございます。  そういったこともあって、先ほど説明につながってきているということですし、繰り返しになりますが、生コン車等大型車両の一日の交通量が多くなるような作業は控えたいということで、負担、与える影響は最小限にという配慮をするので土曜日にも工事をさせてほしいという、もちろん交通誘導員の配置であるとか、安全対策もしっかりするということの中でさせてほしいということで理解をという依頼があったところでございます。  2期工事状況は以上ということでございます。  それから、交通事故の状況についてということで、今回の安心安全連絡会では、6月から8月の間で1件の物損事故が発生しました。具体的には車両車両の事故ですが、米側が被害者として発生した事故ですという報告があったところでございます。  それから、レーダー関連区画における防護措置についてということでございます。  以前の安心安全連絡会でものぼっていた案件でもあるのですが、通信所の中でシェルターや防御壁や警備棟の導入を検討しているという情報が新聞でも公表されたことがありまして、皆さん、御承知のとおりですが、そのことにつきまして防衛局情報入手に努めた結果ということで、今の時点で通信所の司令官から得られた情報ということで公表がありましたのがシェルターと警備棟については現時点で導入の予定はないということでしたが、防御壁の設置のみが計画されております。具体的な設置の時期や場所については、まだ公表はされていないということで、引き続き確認中であるということでございました。  あと、基地内の訓練のことについてでございます。  基地内の訓練のことにつきましては、防衛局から米軍確認された情報ということで、7月9日から12日までの間で部隊の素行性維持のための平素から必要な訓練をして、通信所内で実施したという回答があったということでございます。  それから、これも府からの確認に対して説明がされた内容として、詳細なことは公表できない部分もあるがということですが、銃器等の安全管理も徹底してしているということと、当日には実弾は入っていなかったという情報説明があったということでございます。  新しく得られた情報というのは、以上ということですが、そのことについて私どもから発言させていただいた内容ということについても幾つか報告をさせていただきたいと思います。  まず、発電機の連続稼働についてということでございます。  そのことについて確認の意味でもう一度市からも申し上げたということでございまして、発電機の稼働に伴う騒音というのは地域にとっても受け入れがたいものであると。メンテナンスであっても、これまで申し上げているとおり、土日・夜間等の静かな時間帯を避けて市民の皆さん、地域住民の皆さんへの影響が最小限になるよう、運用を行っていただきたいということを申し入れさせていただいております。  それから、交通事故対策についてということです。  繰り返しになるがということですが、日常の不安といいますのは、交通事故の問題ということになるであろうということを私から申し上げた上で、事件・事故の防止や安全・安心対策のために必要な情報はしっかりと関係者に提供していただくことが大前提であるというのが市の立場であるということは、もう一度申し上げておきました。仮に、事故が発生した場合には、国として責任をもって適切な措置を講じていただくとともに、適切な情報提供が今後もなされるよう求めるということを申し上げておきました。これらは繰り返しのことですが申し上げたということでございます。  それから、2期工事のことでございます。  かなりおくれているという説明があって、土曜日工事についても理解をという趣旨で説明があったのですが、とにかく施設の完成が延びるということは、その分、工事車両の往来が続くということになります。事故の危険性もそのことに伴って高まることになるのではないかと。通信所外からの通勤しておられる方の入居も遅くなるということがあるので、そういったことを総合的に勘案して、地域への影響などを考えると、市としてはまことに遺憾であるということを申し上げました。とにかく、工事を早く完成していただくということが地域の方の思いであると思うので、安心・安全の確保の上からも、そういったことでしっかり早期完成に取り組んでほしいということと、加えて、交通誘導など警備員の配置と安全対策をしっかり履行していただきたいということも加えて申し入れを強く主張させていただいたということでございます。  それから、防御壁の件についてでございます。  先ほど説明があった防御壁の件ですが、これまでにも施設整備ということでは、いろいろな整備が進んでいるということですが、以前でもトイレのことも御指摘が地域の方からあったということを踏まえて、通信所を設置されている場所が本当に地域の方々が大切にしておられる場所だということを申し上げた上で、思いもしっかりとくんでいただきたいこと、それから景勝地であることも十分認識していただいた上で必要な配慮をぜひしていただくようにということで申し入れをさせていただいております。  それから、5点目で、最後ですが、訓練のことについて地域の方から不安の声が上がるまでに、とにかく適切な対応をとっていただきたいということを私から申し入れをさせていただいております。  以上、私から発言させていただいた5項目の内容ということでございます。 ○(櫻井委員長) それでは、安心安全連絡会の第21回の概略報告説明をいただきました。また、今の説明を受けての質疑等があれば。  由利委員長。 ○(由利委員長) 済みません。しつこいようですが、議事の概要について、少し確認させてください。  6月17日に議事概要完成をして、防衛局からの連絡待ちという経過説明が、先ほどありましたね。ということは、市が正式にその概要を受け取られたのは、いつでしょうか。その概要はくるのですか。概要はこないのかどうか、その辺を。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 6月8日に未定稿という形で防衛局から受け取っております。6月17日に議事概要内容が確定したということで連絡がありました。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 6月17日には、議事概要完成しましたということで、市にはあるという理解でいいですか。 ○(櫻井委員長) 松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) そのとおりです。 ○(櫻井委員長) それでは、全体、もしくは安心安全連絡会議の質疑等があれば。  田中委員。 ○(田中委員) 安心安全連絡会工事のおくれから、土曜工事をさせてほしいということがあったようなのですが、もう具体的にずっとしているわけですから、今さらさせてほしいではなく、もうしていますよということですね、実際は。ずっとしているのだから。今さら何ですかという思いがするのですが、そのあたりは何も疑問の声は出なかったのですか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) そのことについて、早く工事を進めたいので理解をしてほしいという説明であったということが、防衛局からもたらされたということですが、地域の方からは総力をあげて早く工事をしてほしいということを、そういう趣旨の御発言があったかなと。終了時期を守ってほしいという御発言があったかなと思っております。  それから、京都府からもおくれについて遺憾であるということと、早期の工事完成についても求める意見があったということであったと思います。市からは、先ほどお話を申し上げたとおりです。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 防衛局からの報告で、シェルターや警備棟は今のところ予定はないと。将来的にはそういう話はなかったのかということと、防御壁については、市からも地域への配慮をしてほしいということを言われていますが、どの程度の防御壁をあそこにつくるという内容について報告はあったのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長
    ○(梅田市長) 具体の形状であったりとか、そういった詳細にわたる情報提供は、そこまでなかったということです。それと将来にわたって、今は予定はないと言われた2つのことについて、言及される内容というのもございませんでした。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 非常に気になることが1つありまして、と申し上げますのは、一般質問でしたか。どこかの陳情に書いてあったのか、少し私は忘れましたが、基地周辺で銃口が住民に向けられたという、たしか一般質問がありました。副市長については、それは確認していないということで、銃の訓練の一環としても銃の中に弾丸は入っていなかったという御説明でありました。基地問題については、いろいろと市からも申し入れとか、いろいろなことをしていただいて、十分とは言えなくても、それなりに私はしてもらっていると思いますが、その関係について、例えば市が確認していなくても、銃口が住民に向けられたということについて、それを米軍に、もしくは防衛省にしっかりとした確認をしていただいて、それに基づく住民の安心への米軍への申し入れというものをしていただきたいと思いますが、それは申し入れか何かされました経過がありますでしょうか。それに関しての。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 皆さんが御心配いただくように、住民に銃口が向けられたら、それは大変なことだと私自身も受けとめていまして、そのような事実があるのかということは防衛局確認するようにということで、基地対策室を通じて確認したということですが、そのようなことはございませんということで、通常の訓練でありますと。ここは大事なことなので、「住民に銃口を向けたのですか」と具体に、そういう場面があったのですかということを聞いてもらったということなのですが、そのようなことはないですと。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) ないという今のお答えで、それは確認がとれたということでよろしいですが、そういった不安な、あったか、なかったかという情報が流れてくること自体を少し心配するのですが、銃口が向けられた、向けられていないにかかわらず、そういう訓練の際には、例えば、当然、弾丸を入れないということも含めて、何らかの申し入れのようなものはされているのでしょうか。される予定をしているのでしょうか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) そういった問題意識を持ちながら、私が先ほど申し上げたとおり、必要な配慮をされるようにという申し入れを安全・安心連絡会の中でさせていただいたということですし、同様ですが、京都府からもそのような申し入れがされておられました。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 関連して、私たちが時々、九品寺さんのところにお参りをさせていただく中で、銃を持って監視されている方を見受けるのです。ああいう場合も銃弾は入っていないのですか。それとも見回りですから、入っているのだろうなと思いますが、そのところまでは確認はされていないですか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 今までに確認したことはございません。 ○(櫻井委員長) ほかに質疑のある方は。  平林委員。 ○(平林委員) もう1つ、2期工事完成が、引き渡しが2020年12月ごろにということをおっしゃったのですが、それはいろいろなことが重なって工事が延びているのか、それとも、米軍工事の予算がなかなかつかないとか、そういうことで延びているのか、どちらですか。聞かれていますか、何か。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) これは、そのものずばりの質問をしてお答えをいただいたというわけではないですが、契約ベースで本来であれば9割ぐらいの支払いになっていなければならないということは予算はとれていると思っているのです。ですが進んでいないと。理由は、先ほど、私がかなりたくさん申し上げたのですが、そのような御説明がありましたが、予算はとれているという受けとめを私はさせてもらっています。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 米軍基地内の訓練のことですが、銃口を市民に向けてということではなくて、ゲートの中から外側の国道側に向けて構えているという写真があるのですが、そういう事実は安全・安心連絡会では確認はできているのですか。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) 構え方まで確認したということではありませんので、先ほど申し上げたとおりの通常の防護訓練であるという説明までをお聞きしたということでございます。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) こういう写真がある限りは、確認する必要があると思いますが。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) ですから、そうした防護訓練だという説明がありました。 ○(櫻井委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 住民が住む方向に向けてしているという、そういう事実はあったのだということでいいですね。 ○(櫻井委員長) 梅田市長。 ○(梅田市長) どうお答えすればいいかと、悩ましいのですが、我々が説明を受けた内容というものが基地の通常の訓練であるということを確認させていただいたということでありまして、形状とか、概要の説明を受けたということではございません。 ○(櫻井委員長) ほかに質疑はございませんでしょうか。  それでは、こちらで1点、私から確認をさせていただきたいと思っております。  発電機の稼働の件について、前回委員会でも発電機が稼働して、その後の対応策というのは、何か市で把握されていることはありますでしょうか。発電機の稼働に対して、例えば、防音壁等、そのあたりの確認を何かされているのかどうか。  松本主幹。 ○(松本基地対策室主幹) 防音壁が設置されたということで、対策室で把握している限りでは、発電機が設置されている延長と同じぐらいの延長にわたって、工事現場の矢板が縦に立ててありまして、高さが3メートルぐらいです。それが延長にわたって設置されているということで、その裏側には防音シートが張られておりまして、二重構造になっているということで確認をしております。 ○(櫻井委員長) それでは、ほかに特に質疑はございませんでしょうか。  それでは、質疑がないようですから、これで質疑を終結いたします。  執行部の皆さん、ありがとうございました。  暫時休憩いたします。                午後 2時29分 休憩                午後 2時31分 再開 ○(櫻井委員長) 休憩前に引き続き、会議を開始いたします。  それでは、陳情第11号の意見交換を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 今、理事者から安全・安心連絡会報告を受けたのですが、工事が延びて、2期工事がどんどん長くなって来年の12月ごろに完成ということであって、土日に引き続き工事をされるということで、地元住民の方にとっては安心・安全が守られないということですし、事故情報の開示についても、相変わらず件数だけということで、これはやはり不安をあおるものですし、しっかりと事故情報については、出していただくべきだと考えております。  発電機の問題については、防護壁とかいうような設置はあったようですが、やはり、多くの音が、騒音が四六時中ずっとするということでは、地域住民の皆さんにとっては大変気になるところですから、一日も早く発電機そのものをとめてほしいという思いがしますが、商用電力も入っていることですから、メンテナンスだけにするということも必要だと思います。騒音対策を早急にしていただきたいと思います。  以上です。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 陳情14について意見交換をさせていただきます。  この14の趣旨のところに、今や宇川地域穴文殊は、東アジアにおける日米の重要な軍事拠点の1つとなりましたということが書いてあるわけですが、このことについては、住民がもしそのことを聞くならば、非常に不安を募るだけであって、根拠のない、非常にそのことについては、いかがかなという気がします。  それから、事故の情報の非開示についてでありますが、先ほども3月の1件については物損事故であるということで、これはガードレールか何かに少しぶつかったのだと。今回も事故はあったが、車同士であって、米軍のほうが被害者ということで、件数も1件、1件ですが、内容もしっかりとその辺では情報を把握できているのではないかと。当然、重大なものは詳細に報告があるということで、細かなことについても今回も1件ではあるが、内容的には把握されているので、このままそういう状況でお願いをしたいと思っております。  今からも安全・安心連絡会において住民への影響であるとか、府のほうが対応しなければならないような事故等については、やはりこれは安全・安心連絡会でしっかりと情報を求めていただきたいと思います。  それから、この陳情の中に市長、副市長の見解の問題が書いてありますが、これはこれで先日も聞きまして、こう言って言っていないの見解の違いであって、これは市長、副市長の問題であると思っております。大事なことは、我々は事故の情報やそのことについては、やはり住民の安心・安全のためにどうするのか。このことに尽きると思います。発電機の件も出ていますが、発電機の件については、防護壁をされたとか、あるいは2期工事については安全対策がされているということですが、このところ、ずっと抗議はしている、または言っている、依頼している、お願いしていることは、ずっと同じ内容が続いていることについては、非常にどうかということを思います。  特に、市民の安心・安全ということについて考えた場合は、それで「いや、ここはね」というところについては、市もやはり毅然とした態度でしていただきたいということを指摘しておきます。  なお、この陳情関係ありませんが、報告の中で安全・安心連絡会から私は情報が漏れたと。同じ内容が、5つの内容が言われていることについては、少しこれは執行部に対して、それ以上はないということでしたが、やはり確認をしていただきたいということを強く思いました。いずれについても、基地対策特別委員会としても、住民の立場でいろいろなことについては、しっかりと論議をしたい。その上でも、先ほどのような情報の事前の漏えいということについては、遺憾に思っているところであります。  以上です。 ○(櫻井委員長) ほか意見のある方は。  それでは、意見交換を終了いたします。  次に討論を行います。  それでは、反対の方。  賛成の方。  平林委員。 ○(平林委員) 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書14に賛成の立場で討論を行います。  住民の安心・安全の確保が脅かされているということで、この陳情書を提出されております。今回も残念ながら、地元住民の方の参考人招致はなりませんでしたが、こうしていろいろな問題をしっかりと地元の人たちが訴えて、公にしてくださるという、情報提供をしてくださるということを真摯に受けとめて、本来であれば私は、この参考人としてもっと地元の人の意見を聞くべきだということを、最初に言っておきたいと思います。  特に、この間、この工事に関しては、2期工事が約束違反の土日に工事をされていた。その理由も言われましたが、やはり、地元住民にすれば、最初は土日はしないと言いながらもどんどんと進められてきているということは、本当に安心・安全が守られていないということを実際に感じますし、また、発電機の問題についても、商用電力が入ったにもかかわらず発電機が稼働し、地元の人たちにすごく騒音を出していて迷惑をかけています。こういう問題も本当に地元の人たちにとっては、大変なことだと思いますし、また、事故情報の問題ですが非開示、件数だけということになってしまいましたが、やはり、どこでどういう事故が起きたかというあたりはしっかり報告をすることによって、交通事故の安全対策が十分に打てるのではないかと思います。ぜひ、これは引き続き私は要求をしていきたいと思います。  以上で賛成討論といたします。 ○(櫻井委員長) それでは、次に、反対の方。  賛成の方。  田中委員。 ○(田中委員) 陳情14に対して賛成の立場から討論したいと思います。  陳情に書いてありますように、特に、昨年の2期工事開始以来、いろいろな問題が頻発して、ことしに入ってからも交通事故の件数のみ報告ということや、土曜工事が常態化するという、当初言っておられたことが全然守られないということが続いてきました。そういう中で出された陳情でありますので、しっかりと地域住民の皆さんの思いを受けとめてしていく必要があると思っております。  交通事故の非開示の問題では、第1義的には米軍が公表するかしないかを判断するわけですね。だからわからないわけです、実際のところは。疑いは。都合の悪いものは公開しないということもあり得るという状況ではだめだと思いますし、以前は、警察情報も含めて全ての事故を公表してもらうことによって安全対策がとれていたということですが、そういう道を閉ざしてしまうということであります。  二番目の項目で言われているのは、そういったことへの疑問をもって説明してほしいという地元住民の方々に対して、説明を拒否していると、あってはならないことがされたと思いますし、しっかりとした説明責任を果たしてほしいというのが当たり前ではないかなと思います。  発電機の問題は、防音壁の説明がありましたが、高さも3メートルということで、地元の人からも全然不十分だと聞いております。京丹後市が設置している非常用の発電機、例えば、排水場の発電機などは、それ用の建屋を建てて防音壁で外に漏れないというか、そういう完璧な仕組みの中でなされていますが、日本の法律によれば、そういうことをしなければいけないと思いますし、そういう点では、非常に不十分だと。  それから、2期工事にかかっては、先ほど説明では、いろいろな事情から工事のおくれで土曜工事をさせてほしいと。何を今さら言っているのだという話ですわ。今までに、もう既にしているのではないかということに対して、誠実に答えて、その上で言うべきだし、そういう対応が見受けられないということは、非常に大きな問題だと思っております。  以上の点で、やはり地域の住民の皆さん方の思いをしっかり受けとめて採択すべきだと。しかるべき対応をすべきだということを申し上げて賛成討論とします。  以上です。 ○(櫻井委員長) 次に、反対の方。  賛成の方。  以上で討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  陳情第11号 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書14、賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○(櫻井委員長) 挙手少数です。  よって、陳情第11号は不採択すべきものと決定いたしました。  それでは、暫時休憩いたします。                午後 2時43分 休憩                午後 2時47分 再開 ○(櫻井委員長) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  お手元の議題の米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15についてですが、この取り扱いについて御意見を求めたいと思います。  田中委員。 ○(田中委員) かなり陳情をずっと出していただいて、この委員会で議題になっているわけですが、執行部からの説明でずっと済ませてきました。そういう中で、陳情者の思いや現地の生の状況をお聞きして、総合的に判断をするということがいいのではないかと思いますので、参考人として陳情者を呼んでほしいと思います。 ○(櫻井委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 私も、参考人として陳情者を呼んでいただきたいと思います。特に今回は、資料として基地内の写真等をつけていただいております。やはり、実際こうして陳情者の方が毎日見ておられる実態というものを私たち以上に基地を見ておられますので、そういった中身、行政からばかり聞くのではなくて、橋下議員質問に対しても、梅田市長は逃げる、逃げる答弁ばかりだったので、やはり、そうではなくて現実はどうなのかというあたりをしっかり参考人の方に聞くためにも、参考人を呼ぶべきだと考えます。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 今、呼ぶべきだという御意見でしたが、私は来ていただかなくてもいいのではないかなと思っております。陳情14と陳情15、大体内容が似通っております。ただし、先ほど、写真の添付の件がありました。確かに、基地内の防御訓練については、大変重要な案件であるとは認識していますが、十分理解ができていると、先ほど、副市長にも来ていただいて、第21回安全・安心連絡会説明資料をもとに内容等も聞かせていただきました。したがいまして、陳情者をお呼びする必要はないと考えております。
    ○(櫻井委員長) それでは、ただいまの意見としては、参考人を招致するべきと、招致しないという意見が出ておりますので、ここで諮りたいと思います。  それでは、参考人を呼ぶべきという方は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手) ○(櫻井委員長) 挙手少数です。  よって、参考人招致はしないということに決定いたしました。  それでは、暫時休憩いたします。                午後 2時51分 休憩                午後 2時53分 再開 ○(櫻井委員長) それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  それでは、陳情第22号、米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15について意見交換を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15について意見交換を行います。  今回の陳情に関して、参考人を呼んでほしいと提案したのですが、なかなか実現せず、大変残念でした。特に今回、新しく米軍基地防御訓練ということで、ゲートから外側に向かって訓練がされているということですし、やはり、銃器をもって周りをぐるぐるされているということで、住民にとっては本当に脅威以外の何者でもないということが書かれています。そのとおりだと思いますし、事故の情報非開示の問題も、やはりしっかりと行うべきだと思いますが件数のみということになってしまいました。  発電機の問題についても、住民の人たちに連続して稼働させるなど、騒音への苦情が殺到しているということも書かれていますので、私はもっともっと、やはりこの基地対策としては調査すべきだと考えます。そういうことも述べて意見交換とします。 ○(櫻井委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 今も平林委員からもありましたように、まず米軍基地防御訓練の件です。地元から訓練をやめるように申し入れていただきたいという項目が入っているのですが、私は軍である以上は、一定の通常訓練はあるのだろうなと。仕方がないのかなと思っております。  ただし、先ほど市長に申し上げましたように、銃には弾が入っていなかったとは言いながらも、やはり、写真でありますように、もし、住民に銃口が向けられたとするならば、今後もその銃器等の安全管理、そして、副市長からありましたように、全体を通じての住民の安心・安全は申し入れているということですが、それをしっかり継続して行っていただきたいということを申し上げておきます。  また、発電機、2期工事関係については、地域との約束事の1つでもありますので、やはり迷惑がかからないように、これはしなくてはならないと思っております。したがいまして、前にも申し上げましたように、地域住民の方々には発電機を稼働させる場合、2期工事を特別に、どうしても2期工事にトラック等を入れなくてはならないということが土曜日にあるのであれば、やはり、前もって地域住民の方、または地区への報告をしていただいて許可をとっていただくということが地域住民とうまいこといく方法の1つであるのではないかなと思っております。  それから、事故の件ですが、先ほど、私が少し申し上げましたように、事故がある云々ではなく、米軍関係者が使用している車両について、どこの企業でも行っておりますように台帳等をもってそこにしっかりと記載して管理を行うべきであろうと私は思っております。  それから、日米地位協定につきましては、前にもいろいろとお話を聞いたのですが、やはりここでは不十分だということが書いてあるのですが、全国知事会、また、渉外知事会、そして7月2日の防衛施設の周辺整備全国協議会から、やはりここに関連のある項目が何点か出されて、233市町と一緒になって出されている。これは私は一定の評価をすべきだろうと思っております。  以上です。 ○(櫻井委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 陳情15につきましては、今防御訓練の件はありましたので、それはもう省きまして、事故の問題とか、発電機の問題、2期工事にかかる問題等々、ずっと同じ陳情が出てきているということであります。そのことについて、市としては、ある程度、一定の努力なり、何かをされているのですが、私は同じ陳情が出てくるということは、やはり執行部、市としても、なぜここでくるのだということと、市とした動きをしっかり対応策なりを前に進めるという、そういったものが執行部には欠けている。それをすべきだということを申し上げておきます。  以上です。 ○(櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。  それでは、意見交換を終了いたします。  次に、討論を行います。  それでは、まず反対の方。  賛成の方。  田中委員。 ○(田中委員) 今回の陳情基地の訓練が新しく入っておりますし、東アジアにおける日米の重要軍事拠点ということが前文で書いてありますが、そのとおりだと思いますね。具体的に言えば、シェルターの設置の話がありましたね。全国で4カ所、車力と、ここと、嘉手納と、もう1カ所ありました。やはり重要な拠点として米軍も位置づけておりますし、今は情報が大事な時代ですから、情報を制する。そのためには、こういった基地は重要な軍事拠点と言えるのではないかなと思っております。  さらに、14号でもありましたが、ずっとことが根本的に解決をしないまま約束事がなし崩し的に、曖昧になっていくと。日時がたつにつれて、そういうことが懸念されると、全体としてはそう思います。  米軍基地の防御訓練ですが、この写真にもありますように、基地内が攻撃されるということを想定して、国道側に確実に銃口は向いているわけですね。説明では、実弾は入っていないと聞いていますが、現実的ではないと。訓練中は実弾を抜くと。そこにテロが来たらどうするのだという問題ですね。現実的に弾を抜いて訓練することなどあり得ないと私は考えますし、非常にほかの基地でも、こういうことがあれば大問題になっているわけですね。そういう点でも安心・安全、そういうことからいっても、これは問題だと思います。  事故の情報開示の件は、14号で申したとおりでありますし、あとは三角地の使用はもともと入り口にすると言っていましたが、今はなっていないと。もうフェンスが設置されようとしているという状況の中で、将来的につけるという話みたいですが、何のための三角地の確保だったのかということを思います。そういった説明もしっかりしていく必要があると。  それから、2期工事の予定、内容については、英文のこれが基地に張り出されたわけですね。これでもうわかるのです。どういう予定内だということが。だが、なかなか問い合わせもしないという、そういうことでは市民の安心・安全を守るわけにいかんと。21回の安心安全連絡会で初めてわかるという、市や住民は後回しということになっているのではないかと思います。  そういったことから、もっとしっかりと市民の疑問や不安に答えていくと。そういう姿勢が大事ではないかと。そのためにもこの陳情を採択して、しっかり行政、防衛米軍に求めていくべきだということを申し上げて賛成討論といたします。  以上です。 ○(櫻井委員長) それでは、次に反対の方。  賛成の方。  平林委員。 ○(平林委員) 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15、このXバンドレーダーが本格稼働してから約5年が過ぎようとしています。その間、ずっと15までこの陳情を出されてきたわけですが、当初言われていた住民の安心・安全を守るのだということで、もしそれが守られなければ、撤退もあり得ると市長や知事が言っていたわけですが、いまだに約束違反は次々と行われ、2期工事で土曜工事がされたりとか、それから、騒音の問題もまだまだ住民の皆さんに迷惑をかけているところですし、そういった事故の情報も非開示ということでだんだんと後退しています。  私は、そういった問題から見ても住民の安心・安全は全然守られていないということで、市民の不安がますます一層募るものだと思います。そういう中で市長や副市長の対応についても市民の安心・安全を守るためにもっともっと先々にするべきなのに、なかなかそれも後手後手に回っていると理解しますし、日米地位協定の問題についても、やはり京丹後市の議会として、実際ここに基地がある京丹後市議会としては、しっかりと意見を言うべきだと考えます。残念ながら、それが否決はされてしまいましたが、全国知事会でも出しているわけですから、これはぜひ議会でも出すべきだということを言いまして賛成討論とします。 ○(櫻井委員長) では、次に反対の方。  賛成の方。  討論を終了いたします。  それでは、採決を行います。  陳情第22号 米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる陳情書15について、賛成の委員は挙手をお願いいたします。    (賛成者挙手) ○(櫻井委員長) 挙手少数です。  よって、陳情第22号は不採択すべきものと決定いたしました。  それでは、以上で基地対策特別委員会を終了いたします。お疲れさまでした。                                午後 3時06分 閉会 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   櫻 井 祐 策          │ │                                           │ │                    署名委員  藤 田   太          │ └───────────────────────────────────────────┘...