京丹後市議会 2019-09-20
令和元年基地対策特別委員会( 9月20日)
○(
櫻井委員長)
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長) それ以上、申し上げる必要はないということですが、
一般質問の
内容は全くこれをそのまま5カ所に出ているということですわ。それでも、いやいや、それは出していないから知らないという答弁でいいのですかね。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 知らないというか、やはり、
答えようがないですね。
○(
櫻井委員長)
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長) そこまで言われたら、それ以上は。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員)
関連で、市としては出していない。当然そう。
先ほどからおっしゃっているのですが、何が考えられるのでしょうか。出ているということで、どういう
状況の中でこれが出たのかなという、出る
可能性があると言えば、どういうことが考えられますでしょうか。考えられませんか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 想像で、物を言うことが正しいのかということ、そういうことを申すのは正式な
会議でございますので、言うことは予断をもって申し上げるというのは、ふさわしくないのではないかなと、私は思いますが、いろいろなことがあるのだろうと思います。
議員、それぞれにいろいろな
情報の
入手手段をお持ちだろうと思いますし、私どもの知らないことでも
議員からお聞かせいただくことも実際にあるわけですから、そこのところを予断をもって申し上げるのは適切ではないということでございます。
○(
櫻井委員長)
谷津委員。
○(
谷津委員)
軍属の
集団通勤のことで、もう少し聞かせていただきたいのは、20台程度、個人の車で
通勤されているということですが、これは延べ20台ぐらいなのか、常時20台通われているのか、その辺のところを。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹)
米軍関係者が所有されている
マイカー自体は、もっと
台数はあると思います。ただし、
基地内に常時とめられている車が大体20台前後かなということです。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) これも
関連になります。通常、
ワンボックスが6台ぐらいでしたね、
先ほど。
軍属もメンテナンスの
会社員も含めて、それ以外は20台前後は
普通車等を借り上げて
通勤されている。それは今おっしゃったように、
台数としてはもう少し多いのだろうが、常時、
基地内にとまっている
台数はその程度あると。
例えば、20台前後にしても、
通勤をされているということには間違いないわけでありまして、
米軍側として、例えば20台前後を台帳であるとか、そういったもので管理しているかどうか。つまり、何が言いたいかというと、例えば、
通勤経路であるとか、
通勤時間、退社時間であるとか、それから、
運転手名であるとか、
車両ナンバーであるとか、そういったもの全てを管理した台帳をお持ちの中で、
米軍として管理されているのかというのが1点、わからなければ、それでもう結構です。
それから、
先ほど、
工事に関して30%しか
支払い金ベースで見るとそうだということで、60%、かなり事業がおくれているということですが、ということで、今後も土曜日に関しては、生
コン車当たりの稼働はお許しいただきたいということなのですが、生
コン車だけに限定されますか。それとも
一般ダンプ、10トン、12トンも含めて、そういったものも入ってくる
可能性があるかどうか。想像では申し上げられませんというかもわからないですが、考えられる範囲でお聞きしたいのですが。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) 1点目の
マイカーについて台帳管理されているかという点についてですが、
対策室のほうでは、
米軍のほうで台帳管理されているかどうかというのは把握できておりません。
2点目の
工事についてですが、先日の
連絡会における
説明では、今後も土曜日につきましては、生
コン車等の
大型車両による一日の
交通量が多くならない
作業について、毎週土曜日の
工事を実施したいという
報告がありました。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) 等がついている。等ということは、生
コン車以外も、当然あるということなのですが、最後にできるだけ通行の邪魔をしないような範囲内の
車両の
稼働台数と。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) 生
コン車とか、
ダンプとか、そういった
大型車両がかかわるような
作業を除いた
作業を土曜日させていただきたいという
内容です。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) ということは、生
コン車は走らないということ、土曜日は。
○(
梅田副
市長) そういうふうに配慮したいので。
○(
櫻井委員長) ほかにございませんか。
平林委員。
○(
平林委員) 土曜
工事ですが、これはずっとするということですか。そういう
説明だったのですか。今までは
基地対策室に、いついつの土曜日はしますという張り紙がされていたではないですか。でも、今後はずっと毎週行うということですか。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹)
防衛局及び
米軍も、なるべく工期を守って早く
完成させたいという思いを持っておりまして、今の
状況で土曜日の
工事を引き続き、実施させていただくことができれば、
現時点の
見込みとして、来年12月ごろをめどに
工事を
完成させることができるという
見込みでございます。
○(
櫻井委員長)
平林委員。
○(
平林委員) だから、毎週土曜日は
工事されるという
理解でいいのでしょうか。
○(
松本基地対策室主幹) はい。
○(
櫻井委員長) ほかにございませんか。
田中委員。
○(
田中委員) 自家用車での
通勤ですが20台、あそこは何
交代しているのか知らないですが、2
交代なら40台だし、3
交代なら60台が
通勤するという、そういう
理解でよろしいでしょうか。
勤務形態はわかっていますか。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹)
警備会社の
シェネガは、今現在は2
交代と聞いておりますし、
技術系の
レイセオンにつきましては、現在3
交代ということでお聞きしております。
ただし、
マイカー自体は常時、大体20台ぐらいはとめてあるのですが、その
マイカーに分乗して乗り合わせて来ておられる方もおりますし、中には1人だけで来られる方もおりますし、そこは
延べ台数が何台あるかというのは把握できておりません。
○(
櫻井委員長)
田中委員。
○(
田中委員) 3
交代ですから、3×20で60台は通行していると思います。
それから、2期
工事の
関係ですが、工期の変更を手続き中で、いつ完了するかわからないという
防衛の答弁ですが、あそこに張られた英文のを見られたと思いますが、これによると、
竣工予定は2020年8月20日、それから引き渡しが2020年12月と公表されているのですね。予定として。それがなぜ、それは
防衛も知っているはずなのですよ。市だって知っているでしょう。この前、見せたし。こういうのがあるということを。そこをしっかりと、まだわかりませんなんてことでは、どうなのでしょうか。市もこういうものが現場に張り出されていたと。
内容はこうなのだがどうだということでは。聞いておられないのですか。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) 市が把握したのが、
前回の
連絡会で正式に
説明のあった2020年12月が
完成という
見込みであるということで、初めてその場で
説明もということで。
○(
田中委員)
先ほどの
説明では、いつかわからないと。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹)
現時点では確たる
完成時期がまだ言える
状況にはないという
説明だったのですが、土曜日の
工事をこのままずっと続けさせてもらうことができれば、来年の12月に
完成する目途が立っているということでございます。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 少し大事なことなので、
確認の意味で、また、少し私の
報告でふれさせていただこうと思っていましたが、今、
松本主幹から
報告のありました
内容で
説明があったということですし、とにかく早いこと
工事を
完成させていきたい。いくべきだということを
防衛局のほうも、
説明では、
米軍側に働きかけをしていただいているいうことでした。
その中で出ていたのは、確たる
見込みが
現時点では立たないということですが、それを調整しているというのは事実という発言もあったということですが、今申し上げました来年12月にというのは、契約が既になされている
工事もあるでしょうし、なされていない
工事もあるでしょうが、一応、軍人が
生活関連施設に入居できるための
工事の
完成見込みとして12月ということを公表されたということがございましたので、その他にもきっと
工事はもろもろあるのだろうと思いますが、入居するための
工事の見通しとして、なるべく早期に仕事を進め、土曜日
工事も
理解してほしいという
説明がありながら、順調にいけば、何とか来年の12月に入居できるようなところの
工事を済ませておきたい、そのような御
説明でありました。済みません。そこは少し補足をさせていただきます。
○(
櫻井委員長) それでは、若干、第21回の
安心・
安全連絡会のことにも入ってきておりますので、ここで一旦、
安心・
安全連絡会の概略の
説明を副
市長から求めたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、
梅田副
市長、お願いします。
○(
梅田副
市長) 冒頭、申し上げましたとおり、新たに得られた
情報を中心にということで、いつものように御
説明をさせていただきたいと思っております。
まず、2期
工事のところで、既に
松本主幹からも
報告があった
内容もあるわけですが、それ以外のところでお聞きした
内容ということで、隊舎前の
駐車場の区画がどのようになるのかということで、
フェンスの内側と外側に分かれて
駐車場を設置したいという
情報がありました。外側の
駐車場は国道と同じ高さになりますが、内側は地形の
関係でそれより低くなるということで、その境のところの
国道沿いにコンクリートの擁壁を設置しておりますという
説明がありました。
それから、これは
前回の
一般質問でも御
説明した
内容とかぶりますので、なるべく簡潔にさせていただきたいと思いますが、
通信所の
出入り口のところについては、三
角地側と、現在、
車両等の
出入り口に使用されているゲートが2カ所に設けられる計画ですという
説明がありました。ただし、
三角地の提供が本年の1月末に米側へ提供したものであるので、提供前に予定されていた
工事の中には、その計画がないということで、
フェンスの
工事についてもそれが前提で進んでいる
状況であるという、そのようなことで
説明があり、私どももその
説明を聞かせていただいたということでございます。
進捗率は申し上げたとおりでございますし、今後、変更契約がいつになるのかという
状況も検討しながら、最後の設計のことも考えながらということですが、また、変更契約していかなければならないということも御
説明があったかと思っております。
それから、おくれた理由につきましても少し
説明がありました。これは
防衛局が米側に
確認した
内容ということでの
情報提供ということですが、米側にとっても近畿地区における初の
米軍施設の建設
工事で、地域の情勢にふなれであったこと等があると。それから、施工を進める中で細部の設計仕様の変更が生じましたと。新たに必要となるような物品を調達する中で、日米間の言語の違いなどに加え、建設の慣行、手続の相違などが生じて、公の手続に予想以上の時間を要したという
説明もございました。
それから、
米軍内でもさまざまな機関や部署が多岐にわたってかかわっているということがあって、異なる機関、部署間でその協議や調整に予想以上の時間を要したという
説明がありました。
それから、これは
工事を進めるに当たってということだと思いますが、台風や大雪、大雨などの自然災害が発生した
関係で、被害の復旧
工事を優先するという事態が発生して、
米軍工事にかかる
作業人員の確保が困難な時期が一定期間あったということもあったということでございます。
そういったこともあって、
先ほどの
説明につながってきているということですし、繰り返しになりますが、生
コン車等の
大型車両の一日の
交通量が多くなるような
作業は控えたいということで、負担、与える影響は最小限にという配慮をするので土曜日にも
工事をさせてほしいという、もちろん交通誘導員の配置であるとか、安全対策もしっかりするということの中でさせてほしいということで
理解をという依頼があったところでございます。
2期
工事の
状況は以上ということでございます。
それから、交通事故の
状況についてということで、今回の
安心・
安全連絡会では、6月から8月の間で1件の物損事故が発生しました。具体的には
車両対
車両の事故ですが、米側が被害者として発生した事故ですという
報告があったところでございます。
それから、レーダー
関連区画における防護措置についてということでございます。
以前の
安心・
安全連絡会でものぼっていた案件でもあるのですが、
通信所の中でシェルターや防御壁や警備棟の導入を検討しているという
情報が新聞でも公表されたことがありまして、皆さん、御承知のとおりですが、そのことにつきまして
防衛局が
情報入手に努めた結果ということで、今の時点で
通信所の司令官から得られた
情報ということで公表がありましたのがシェルターと警備棟については
現時点で導入の予定はないということでしたが、防御壁の設置のみが計画されております。具体的な設置の時期や場所については、まだ公表はされていないということで、引き続き
確認中であるということでございました。
あと、
基地内の訓練のことについてでございます。
基地内の訓練のことにつきましては、
防衛局から
米軍で
確認された
情報ということで、7月9日から12日までの間で部隊の素行性維持のための平素から必要な訓練をして、
通信所内で実施したという回答があったということでございます。
それから、これも府からの
確認に対して
説明がされた
内容として、詳細なことは公表できない部分もあるがということですが、銃器等の安全管理も徹底してしているということと、当日には実弾は入っていなかったという
情報の
説明があったということでございます。
新しく得られた
情報というのは、以上ということですが、そのことについて私どもから発言させていただいた
内容ということについても幾つか
報告をさせていただきたいと思います。
まず、
発電機の連続稼働についてということでございます。
そのことについて
確認の意味でもう一度市からも申し上げたということでございまして、
発電機の稼働に伴う騒音というのは地域にとっても受け入れがたいものであると。メンテナンスであっても、これまで申し上げているとおり、土日・夜間等の静かな時間帯を避けて市民の皆さん、地域住民の皆さんへの影響が最小限になるよう、運用を行っていただきたいということを申し入れさせていただいております。
それから、交通事故対策についてということです。
繰り返しになるがということですが、日常の不安といいますのは、交通事故の問題ということになるであろうということを私から申し上げた上で、事件・事故の防止や安全・
安心対策のために必要な
情報はしっかりと
関係者に提供していただくことが大前提であるというのが市の立場であるということは、もう一度申し上げておきました。仮に、事故が発生した場合には、国として責任をもって適切な措置を講じていただくとともに、適切な
情報提供が今後もなされるよう求めるということを申し上げておきました。これらは繰り返しのことですが申し上げたということでございます。
それから、2期
工事のことでございます。
かなりおくれているという
説明があって、土曜日
工事についても
理解をという趣旨で
説明があったのですが、とにかく施設の
完成が延びるということは、その分、
工事車両の往来が続くということになります。事故の危険性もそのことに伴って高まることになるのではないかと。
通信所外からの
通勤しておられる方の入居も遅くなるということがあるので、そういったことを総合的に勘案して、地域への影響などを考えると、市としてはまことに遺憾であるということを申し上げました。とにかく、
工事を早く
完成していただくということが地域の方の思いであると思うので、
安心・安全の確保の上からも、そういったことでしっかり早期
完成に取り組んでほしいということと、加えて、交通誘導など警備員の配置と安全対策をしっかり履行していただきたいということも加えて申し入れを強く主張させていただいたということでございます。
それから、防御壁の件についてでございます。
先ほどの
説明があった防御壁の件ですが、これまでにも施設整備ということでは、いろいろな整備が進んでいるということですが、以前でもトイレのことも御指摘が地域の方からあったということを踏まえて、
通信所を設置されている場所が本当に地域の方々が大切にしておられる場所だということを申し上げた上で、思いもしっかりとくんでいただきたいこと、それから景勝地であることも十分認識していただいた上で必要な配慮をぜひしていただくようにということで申し入れをさせていただいております。
それから、5点目で、最後ですが、訓練のことについて地域の方から不安の声が上がるまでに、とにかく適切な対応をとっていただきたいということを私から申し入れをさせていただいております。
以上、私から発言させていただいた5項目の
内容ということでございます。
○(
櫻井委員長) それでは、
安心・
安全連絡会の第21回の概略
報告の
説明をいただきました。また、今の
説明を受けての質疑等があれば。
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長) 済みません。しつこいようですが、
議事の概要について、少し
確認させてください。
6月17日に
議事概要が
完成をして、
防衛局からの
連絡待ちという
経過説明が、
先ほどありましたね。ということは、市が正式にその概要を受け取られたのは、いつでしょうか。その概要はくるのですか。概要はこないのかどうか、その辺を。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) 6月8日に未定稿という形で
防衛局から受け取っております。6月17日に
議事概要の
内容が確定したということで
連絡がありました。
○(
櫻井委員長)
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長) 6月17日には、
議事概要が
完成しましたということで、市にはあるという
理解でいいですか。
○(
櫻井委員長)
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) そのとおりです。
○(
櫻井委員長) それでは、全体、もしくは
安心・
安全連絡会議の質疑等があれば。
田中委員。
○(
田中委員)
安心・
安全連絡会で
工事のおくれから、土曜
工事をさせてほしいということがあったようなのですが、もう具体的にずっとしているわけですから、今さらさせてほしいではなく、もうしていますよということですね、実際は。ずっとしているのだから。今さら何ですかという思いがするのですが、そのあたりは何も疑問の声は出なかったのですか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) そのことについて、早く
工事を進めたいので
理解をしてほしいという
説明であったということが、
防衛局からもたらされたということですが、地域の方からは総力をあげて早く
工事をしてほしいということを、そういう趣旨の御発言があったかなと。終了時期を守ってほしいという御発言があったかなと思っております。
それから、京都府からもおくれについて遺憾であるということと、早期の
工事完成についても求める意見があったということであったと思います。市からは、
先ほどお話を申し上げたとおりです。
○(
櫻井委員長)
田中委員。
○(
田中委員)
防衛局からの
報告で、シェルターや警備棟は今のところ予定はないと。将来的にはそういう話はなかったのかということと、防御壁については、市からも地域への配慮をしてほしいということを言われていますが、どの程度の防御壁をあそこにつくるという
内容について
報告はあったのでしょうか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 具体の形状であったりとか、そういった詳細にわたる
情報提供は、そこまでなかったということです。それと将来にわたって、今は予定はないと言われた2つのことについて、言及される
内容というのもございませんでした。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) 非常に気になることが1つありまして、と申し上げますのは、
一般質問でしたか。どこかの
陳情に書いてあったのか、少し私は忘れましたが、
基地周辺で銃口が住民に向けられたという、たしか
一般質問がありました。副
市長については、それは
確認していないということで、銃の訓練の一環としても銃の中に弾丸は入っていなかったという御
説明でありました。
基地問題については、いろいろと市からも申し入れとか、いろいろなことをしていただいて、十分とは言えなくても、それなりに私はしてもらっていると思いますが、その
関係について、例えば市が
確認していなくても、銃口が住民に向けられたということについて、それを
米軍に、もしくは
防衛省にしっかりとした
確認をしていただいて、それに基づく住民の
安心への
米軍への申し入れというものをしていただきたいと思いますが、それは申し入れか何かされました
経過がありますでしょうか。それに関しての。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 皆さんが御心配いただくように、住民に銃口が向けられたら、それは大変なことだと私自身も受けとめていまして、そのような事実があるのかということは
防衛局に
確認するようにということで、
基地対策室を通じて
確認したということですが、そのようなことはございませんということで、通常の訓練でありますと。ここは大事なことなので、「住民に銃口を向けたのですか」と具体に、そういう場面があったのですかということを聞いてもらったということなのですが、そのようなことはないですと。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) ないという今の
お答えで、それは
確認がとれたということでよろしいですが、そういった不安な、あったか、なかったかという
情報が流れてくること自体を少し心配するのですが、銃口が向けられた、向けられていないにかかわらず、そういう訓練の際には、例えば、当然、弾丸を入れないということも含めて、何らかの申し入れのようなものはされているのでしょうか。される予定をしているのでしょうか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) そういった問題意識を持ちながら、私が
先ほど申し上げたとおり、必要な配慮をされるようにという申し入れを安全・
安心連絡会の中でさせていただいたということですし、同様ですが、京都府からもそのような申し入れがされておられました。
○(
櫻井委員長)
平林委員。
○(
平林委員)
関連して、私たちが時々、九品寺さんのところにお参りをさせていただく中で、銃を持って監視されている方を見受けるのです。ああいう場合も銃弾は入っていないのですか。それとも見回りですから、入っているのだろうなと思いますが、そのところまでは
確認はされていないですか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 今までに
確認したことはございません。
○(
櫻井委員長) ほかに質疑のある方は。
平林委員。
○(
平林委員) もう1つ、2期
工事の
完成が、引き渡しが2020年12月ごろにということをおっしゃったのですが、それはいろいろなことが重なって
工事が延びているのか、それとも、
米軍の
工事の予算がなかなかつかないとか、そういうことで延びているのか、どちらですか。聞かれていますか、何か。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) これは、そのものずばりの
質問をして
お答えをいただいたというわけではないですが、契約
ベースで本来であれば9割ぐらいの
支払いになっていなければならないということは予算はとれていると思っているのです。ですが進んでいないと。理由は、
先ほど、私がかなりたくさん申し上げたのですが、そのような御
説明がありましたが、予算はとれているという受けとめを私はさせてもらっています。
○(
櫻井委員長)
田中委員。
○(
田中委員)
米軍基地内の訓練のことですが、銃口を市民に向けてということではなくて、ゲートの中から外側の国道側に向けて構えているという写真があるのですが、そういう事実は安全・
安心連絡会では
確認はできているのですか。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) 構え方まで
確認したということではありませんので、
先ほど申し上げたとおりの通常の防護訓練であるという
説明までをお聞きしたということでございます。
○(
櫻井委員長)
田中委員。
○(
田中委員) こういう写真がある限りは、
確認する必要があると思いますが。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) ですから、そうした防護訓練だという
説明がありました。
○(
櫻井委員長)
田中委員。
○(
田中委員) 住民が住む方向に向けてしているという、そういう事実はあったのだということでいいですね。
○(
櫻井委員長)
梅田副
市長。
○(
梅田副
市長) どう
お答えすればいいかと、悩ましいのですが、我々が
説明を受けた
内容というものが
基地の通常の訓練であるということを
確認させていただいたということでありまして、形状とか、概要の
説明を受けたということではございません。
○(
櫻井委員長) ほかに質疑はございませんでしょうか。
それでは、こちらで1点、私から
確認をさせていただきたいと思っております。
発電機の稼働の件について、
前回の
委員会でも
発電機が稼働して、その後の対応策というのは、何か市で把握されていることはありますでしょうか。
発電機の稼働に対して、例えば、防音壁等、そのあたりの
確認を何かされているのかどうか。
松本主幹。
○(
松本基地対策室主幹) 防音壁が設置されたということで、
対策室で把握している限りでは、
発電機が設置されている延長と同じぐらいの延長にわたって、
工事現場の矢板が縦に立ててありまして、高さが3メートルぐらいです。それが延長にわたって設置されているということで、その裏側には防音シートが張られておりまして、二重構造になっているということで
確認をしております。
○(
櫻井委員長) それでは、ほかに特に質疑はございませんでしょうか。
それでは、質疑がないようですから、これで質疑を終結いたします。
執行部の皆さん、ありがとうございました。
暫時
休憩いたします。
午後 2時29分
休憩
午後 2時31分 再開
○(
櫻井委員長)
休憩前に引き続き、
会議を開始いたします。
それでは、
陳情第11号の意見交換を行います。
平林委員。
○(
平林委員) 今、理事者から安全・
安心連絡会の
報告を受けたのですが、
工事が延びて、2期
工事がどんどん長くなって来年の12月ごろに
完成ということであって、土日に引き続き
工事をされるということで、地元住民の方にとっては
安心・安全が守られないということですし、事故
情報の開示についても、相変わらず件数だけということで、これはやはり不安をあおるものですし、しっかりと事故
情報については、出していただくべきだと考えております。
発電機の問題については、防護壁とかいうような設置はあったようですが、やはり、多くの音が、騒音が四六時中ずっとするということでは、地域住民の皆さんにとっては大変気になるところですから、一日も早く
発電機そのものをとめてほしいという思いがしますが、商用電力も入っていることですから、メンテナンスだけにするということも必要だと思います。騒音対策を早急にしていただきたいと思います。
以上です。
○(
櫻井委員長)
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長)
陳情14について意見交換をさせていただきます。
この14の趣旨のところに、今や宇川地域穴文殊は、東アジアにおける日米の重要な軍事拠点の1つとなりましたということが書いてあるわけですが、このことについては、住民がもしそのことを聞くならば、非常に不安を募るだけであって、根拠のない、非常にそのことについては、いかがかなという気がします。
それから、事故の
情報の非開示についてでありますが、
先ほども3月の1件については物損事故であるということで、これはガードレールか何かに少しぶつかったのだと。今回も事故はあったが、車同士であって、
米軍のほうが被害者ということで、件数も1件、1件ですが、
内容もしっかりとその辺では
情報を把握できているのではないかと。当然、重大なものは詳細に
報告があるということで、細かなことについても今回も1件ではあるが、
内容的には把握されているので、このままそういう
状況でお願いをしたいと思っております。
今からも安全・
安心連絡会において住民への影響であるとか、府のほうが対応しなければならないような事故等については、やはりこれは安全・
安心連絡会でしっかりと
情報を求めていただきたいと思います。
それから、この
陳情の中に
市長、副
市長の見解の問題が書いてありますが、これはこれで先日も聞きまして、こう言って言っていないの見解の違いであって、これは
市長、副
市長の問題であると思っております。大事なことは、我々は事故の
情報やそのことについては、やはり住民の
安心・安全のためにどうするのか。このことに尽きると思います。
発電機の件も出ていますが、
発電機の件については、防護壁をされたとか、あるいは2期
工事については安全対策がされているということですが、このところ、ずっと抗議はしている、または言っている、依頼している、お願いしていることは、ずっと同じ
内容が続いていることについては、非常にどうかということを思います。
特に、市民の
安心・安全ということについて考えた場合は、それで「いや、ここはね」というところについては、市もやはり毅然とした態度でしていただきたいということを指摘しておきます。
なお、この
陳情に
関係ありませんが、
報告の中で安全・
安心連絡会から私は
情報が漏れたと。同じ
内容が、5つの
内容が言われていることについては、少しこれは
執行部に対して、それ以上はないということでしたが、やはり
確認をしていただきたいということを強く思いました。いずれについても、
基地対策特別委員会としても、住民の立場でいろいろなことについては、しっかりと論議をしたい。その上でも、
先ほどのような
情報の事前の漏えいということについては、遺憾に思っているところであります。
以上です。
○(
櫻井委員長) ほか意見のある方は。
それでは、意見交換を終了いたします。
次に討論を行います。
それでは、反対の方。
賛成の方。
平林委員。
○(
平林委員)
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書14に賛成の立場で討論を行います。
住民の
安心・安全の確保が脅かされているということで、この
陳情書を提出されております。今回も残念ながら、地元住民の方の
参考人招致はなりませんでしたが、こうしていろいろな問題をしっかりと地元の人たちが訴えて、公にしてくださるという、
情報提供をしてくださるということを真摯に受けとめて、本来であれば私は、この
参考人としてもっと地元の人の意見を聞くべきだということを、最初に言っておきたいと思います。
特に、この間、この
工事に関しては、2期
工事が約束違反の土日に
工事をされていた。その理由も言われましたが、やはり、地元住民にすれば、最初は土日はしないと言いながらもどんどんと進められてきているということは、本当に
安心・安全が守られていないということを実際に感じますし、また、
発電機の問題についても、商用電力が入ったにもかかわらず
発電機が稼働し、地元の人たちにすごく騒音を出していて迷惑をかけています。こういう問題も本当に地元の人たちにとっては、大変なことだと思いますし、また、事故
情報の問題ですが非開示、件数だけということになってしまいましたが、やはり、どこでどういう事故が起きたかというあたりはしっかり
報告をすることによって、交通事故の安全対策が十分に打てるのではないかと思います。ぜひ、これは引き続き私は要求をしていきたいと思います。
以上で賛成討論といたします。
○(
櫻井委員長) それでは、次に、反対の方。
賛成の方。
田中委員。
○(
田中委員)
陳情14に対して賛成の立場から討論したいと思います。
陳情に書いてありますように、特に、昨年の2期
工事開始以来、いろいろな問題が頻発して、ことしに入ってからも交通事故の件数のみ
報告ということや、土曜
工事が常態化するという、当初言っておられたことが全然守られないということが続いてきました。そういう中で出された
陳情でありますので、しっかりと地域住民の皆さんの思いを受けとめてしていく必要があると思っております。
交通事故の非開示の問題では、第1義的には
米軍が公表するかしないかを判断するわけですね。だからわからないわけです、実際のところは。疑いは。都合の悪いものは公開しないということもあり得るという
状況ではだめだと思いますし、以前は、警察
情報も含めて全ての事故を公表してもらうことによって安全対策がとれていたということですが、そういう道を閉ざしてしまうということであります。
二番目の項目で言われているのは、そういったことへの疑問をもって
説明してほしいという地元住民の方々に対して、
説明を拒否していると、あってはならないことがされたと思いますし、しっかりとした
説明責任を果たしてほしいというのが当たり前ではないかなと思います。
発電機の問題は、防音壁の
説明がありましたが、高さも3メートルということで、地元の人からも全然不十分だと聞いております。
京丹後市が設置している非常用の
発電機、例えば、排水場の
発電機などは、それ用の建屋を建てて防音壁で外に漏れないというか、そういう完璧な仕組みの中でなされていますが、日本の法律によれば、そういうことをしなければいけないと思いますし、そういう点では、非常に不十分だと。
それから、2期
工事にかかっては、
先ほどの
説明では、いろいろな事情から
工事のおくれで土曜
工事をさせてほしいと。何を今さら言っているのだという話ですわ。今までに、もう既にしているのではないかということに対して、誠実に答えて、その上で言うべきだし、そういう対応が見受けられないということは、非常に大きな問題だと思っております。
以上の点で、やはり地域の住民の皆さん方の思いをしっかり受けとめて採択すべきだと。しかるべき対応をすべきだということを申し上げて賛成討論とします。
以上です。
○(
櫻井委員長) 次に、反対の方。
賛成の方。
以上で討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
陳情第11号
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書14、賛成の
委員の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
○(
櫻井委員長) 挙手少数です。
よって、
陳情第11号は不採択すべきものと決定いたしました。
それでは、暫時
休憩いたします。
午後 2時43分
休憩
午後 2時47分 再開
○(
櫻井委員長) それでは、
休憩前に引き続き、
会議を再開いたします。
お手元の議題の
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書15についてですが、この取り扱いについて御意見を求めたいと思います。
田中委員。
○(
田中委員) かなり
陳情をずっと出していただいて、この
委員会で議題になっているわけですが、
執行部からの
説明でずっと済ませてきました。そういう中で、
陳情者の思いや現地の生の
状況をお聞きして、総合的に判断をするということがいいのではないかと思いますので、
参考人として
陳情者を呼んでほしいと思います。
○(
櫻井委員長)
平林委員。
○(
平林委員) 私も、
参考人として
陳情者を呼んでいただきたいと思います。特に今回は、資料として
基地内の写真等をつけていただいております。やはり、実際こうして
陳情者の方が毎日見ておられる実態というものを私たち以上に
基地を見ておられますので、そういった中身、行政からばかり聞くのではなくて、橋下
議員の
質問に対しても、
梅田副
市長は逃げる、逃げる答弁ばかりだったので、やはり、そうではなくて現実はどうなのかというあたりをしっかり
参考人の方に聞くためにも、
参考人を呼ぶべきだと考えます。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) 今、呼ぶべきだという御意見でしたが、私は来ていただかなくてもいいのではないかなと思っております。
陳情14と
陳情15、大体
内容が似通っております。ただし、
先ほど、写真の添付の件がありました。確かに、
基地内の防御訓練については、大変重要な案件であるとは認識していますが、十分
理解ができていると、
先ほど、副
市長にも来ていただいて、第21回安全・
安心連絡会の
説明資料をもとに
内容等も聞かせていただきました。したがいまして、
陳情者をお呼びする必要はないと考えております。
○(
櫻井委員長) それでは、ただいまの意見としては、
参考人を招致するべきと、招致しないという意見が出ておりますので、ここで諮りたいと思います。
それでは、
参考人を呼ぶべきという方は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○(
櫻井委員長) 挙手少数です。
よって、
参考人招致はしないということに決定いたしました。
それでは、暫時
休憩いたします。
午後 2時51分
休憩
午後 2時53分 再開
○(
櫻井委員長) それでは、
休憩前に引き続き、
会議を再開いたします。
それでは、
陳情第22号、
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書15について意見交換を行います。
平林委員。
○(
平林委員)
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書15について意見交換を行います。
今回の
陳情に関して、
参考人を呼んでほしいと提案したのですが、なかなか実現せず、大変残念でした。特に今回、新しく
米軍の
基地防御訓練ということで、ゲートから外側に向かって訓練がされているということですし、やはり、銃器をもって周りをぐるぐるされているということで、住民にとっては本当に脅威以外の何者でもないということが書かれています。そのとおりだと思いますし、事故の
情報非開示の問題も、やはりしっかりと行うべきだと思いますが件数のみということになってしまいました。
発電機の問題についても、住民の人たちに連続して稼働させるなど、騒音への苦情が殺到しているということも書かれていますので、私はもっともっと、やはりこの
基地対策としては調査すべきだと考えます。そういうことも述べて意見交換とします。
○(
櫻井委員長)
行待委員。
○(
行待委員) 今も
平林委員からもありましたように、まず
米軍基地防御訓練の件です。地元から訓練をやめるように申し入れていただきたいという項目が入っているのですが、私は軍である以上は、一定の通常訓練はあるのだろうなと。仕方がないのかなと思っております。
ただし、
先ほど副
市長に申し上げましたように、銃には弾が入っていなかったとは言いながらも、やはり、写真でありますように、もし、住民に銃口が向けられたとするならば、今後もその銃器等の安全管理、そして、副
市長からありましたように、全体を通じての住民の
安心・安全は申し入れているということですが、それをしっかり継続して行っていただきたいということを申し上げておきます。
また、
発電機、2期
工事の
関係については、地域との約束事の1つでもありますので、やはり迷惑がかからないように、これはしなくてはならないと思っております。したがいまして、前にも申し上げましたように、地域住民の方々には
発電機を稼働させる場合、2期
工事を特別に、どうしても2期
工事にトラック等を入れなくてはならないということが土曜日にあるのであれば、やはり、前もって地域住民の方、または地区への
報告をしていただいて許可をとっていただくということが地域住民とうまいこといく方法の1つであるのではないかなと思っております。
それから、事故の件ですが、
先ほど、私が少し申し上げましたように、事故がある云々ではなく、
米軍関係者が使用している
車両について、どこの企業でも行っておりますように台帳等をもってそこにしっかりと記載して管理を行うべきであろうと私は思っております。
それから、日米地位協定につきましては、前にもいろいろとお話を聞いたのですが、やはりここでは不十分だということが書いてあるのですが、全国知事会、また、渉外知事会、そして7月2日の
防衛施設の周辺整備全国協議会から、やはりここに
関連のある項目が何点か出されて、233市町と一緒になって出されている。これは私は一定の評価をすべきだろうと思っております。
以上です。
○(
櫻井委員長)
由利副
委員長。
○(
由利副
委員長)
陳情15につきましては、今防御訓練の件はありましたので、それはもう省きまして、事故の問題とか、
発電機の問題、2期
工事にかかる問題等々、ずっと同じ
陳情が出てきているということであります。そのことについて、市としては、ある程度、一定の努力なり、何かをされているのですが、私は同じ
陳情が出てくるということは、やはり
執行部、市としても、なぜここでくるのだということと、市とした動きをしっかり対応策なりを前に進めるという、そういったものが
執行部には欠けている。それをすべきだということを申し上げておきます。
以上です。
○(
櫻井委員長) ほかにございませんでしょうか。
それでは、意見交換を終了いたします。
次に、討論を行います。
それでは、まず反対の方。
賛成の方。
田中委員。
○(
田中委員) 今回の
陳情は
基地の訓練が新しく入っておりますし、東アジアにおける日米の重要軍事拠点ということが前文で書いてありますが、そのとおりだと思いますね。具体的に言えば、シェルターの設置の話がありましたね。全国で4カ所、車力と、ここと、嘉手納と、もう1カ所ありました。やはり重要な拠点として
米軍も位置づけておりますし、今は
情報が大事な時代ですから、
情報を制する。そのためには、こういった
基地は重要な軍事拠点と言えるのではないかなと思っております。
さらに、14号でもありましたが、ずっとことが根本的に解決をしないまま約束事がなし崩し的に、曖昧になっていくと。日時がたつにつれて、そういうことが懸念されると、全体としてはそう思います。
米軍基地の防御訓練ですが、この写真にもありますように、
基地内が攻撃されるということを想定して、国道側に確実に銃口は向いているわけですね。
説明では、実弾は入っていないと聞いていますが、現実的ではないと。訓練中は実弾を抜くと。そこにテロが来たらどうするのだという問題ですね。現実的に弾を抜いて訓練することなどあり得ないと私は考えますし、非常にほかの
基地でも、こういうことがあれば大問題になっているわけですね。そういう点でも
安心・安全、そういうことからいっても、これは問題だと思います。
事故の
情報開示の件は、14号で申したとおりでありますし、あとは
三角地の使用はもともと入り口にすると言っていましたが、今はなっていないと。もう
フェンスが設置されようとしているという
状況の中で、将来的につけるという話みたいですが、何のための
三角地の確保だったのかということを思います。そういった
説明もしっかりしていく必要があると。
それから、2期
工事の予定、
内容については、英文のこれが
基地に張り出されたわけですね。これでもうわかるのです。どういう予定内だということが。だが、なかなか問い合わせもしないという、そういうことでは市民の
安心・安全を守るわけにいかんと。21回の
安心・
安全連絡会で初めてわかるという、市や住民は後回しということになっているのではないかと思います。
そういったことから、もっとしっかりと市民の疑問や不安に答えていくと。そういう姿勢が大事ではないかと。そのためにもこの
陳情を採択して、しっかり行政、
防衛、
米軍に求めていくべきだということを申し上げて賛成討論といたします。
以上です。
○(
櫻井委員長) それでは、次に反対の方。
賛成の方。
平林委員。
○(
平林委員)
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書15、このXバンドレーダーが本格稼働してから約5年が過ぎようとしています。その間、ずっと15までこの
陳情を出されてきたわけですが、当初言われていた住民の
安心・安全を守るのだということで、もしそれが守られなければ、撤退もあり得ると
市長や知事が言っていたわけですが、いまだに約束違反は次々と行われ、2期
工事で土曜
工事がされたりとか、それから、騒音の問題もまだまだ住民の皆さんに迷惑をかけているところですし、そういった事故の
情報も非開示ということでだんだんと後退しています。
私は、そういった問題から見ても住民の
安心・安全は全然守られていないということで、市民の不安がますます一層募るものだと思います。そういう中で
市長や副
市長の対応についても市民の
安心・安全を守るためにもっともっと先々にするべきなのに、なかなかそれも後手後手に回っていると
理解しますし、日米地位協定の問題についても、やはり
京丹後市の議会として、実際ここに
基地がある
京丹後市議会としては、しっかりと意見を言うべきだと考えます。残念ながら、それが否決はされてしまいましたが、全国知事会でも出しているわけですから、これはぜひ議会でも出すべきだということを言いまして賛成討論とします。
○(
櫻井委員長) では、次に反対の方。
賛成の方。
討論を終了いたします。
それでは、採決を行います。
陳情第22号
米軍Xバンドレーダー基地問題等に関わる
陳情書15について、賛成の
委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○(
櫻井委員長) 挙手少数です。
よって、
陳情第22号は不採択すべきものと決定いたしました。
それでは、以上で
基地対策特別委員会を終了いたします。お疲れさまでした。
午後 3時06分 閉会
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│ │
│
会議の
経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
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│
委員長 櫻 井 祐 策 │
│ │
│
署名委員 藤 田 太 │
└───────────────────────────────────────────┘...