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  1. 京丹後市議会 2019-03-06
    平成31年産業建設常任委員会( 3月 6日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成31年産業建設常任委員会( 3月 6日)   ───────────────────────────────────────────                産業建設常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成31年 3月 6日(水曜日)       開会 午後 4時05分       閉会 午後 5時20分  2 開催場所 京丹後市役所 3階 302会議室  3 出席委員 平林委員長中野勝友委員長、         池田委員金田委員平井委員松本直己委員和田委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 池田委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 木村政策総括監大江観光振興課長下戸観光振興課長補佐、              小森観光振興課主任  10 議会事務局出席職員 小石原議会総務課主任  11 会議に付した事件    ・議案第28号 京丹後風蘭館条例廃止について    ・議案第29号 京丹後奥山自然たいけん公園条例廃止について    ・議案第30号 財産無償譲渡について(風蘭の館、京丹後ツリーハウス)    ・議案第31号 財産無償譲渡について(奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設)  12 議事                                 開会 午後 4時05分 ○(平林委員長) 本日の出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、これから産業建設常任委員会を始めます。  本日の署名委員池田委員を指名します。  本日の内容は、お手元に配付のとおり、(1)議案第28号、京丹後風蘭館条例廃止について、(2)議案第29号、京丹後奥山自然たいけん公園条例廃止について、(3)議案第30号、財産無償譲渡について(風蘭の館、京丹後ツリーハウス)、(4)議案第31号、財産無償譲渡について(奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設)であります。これらの議案につきましては、先ほど現地を確認したところでありますので、これから質疑等を行っていきたいと思います。なお、説明員として、木村政策総括監を初め関係職員にお越しいただいていますので、早速政策総括監から自己紹介も含めて、改めて議案説明をよろしくお願いします。  木村政策総括監。 ○(木村政策総括監) 現地審査御苦労さまでした。  本日は、私木村大江観光振興課長下戸課長補佐、担当の小森主任の4名でお世話になります。  それでは改めまして、本会議と同じような説明になるかもわかりませんが、それぞれ説明させていただきます。  まず、議案第28号につきまして、この風蘭の館は旧湊小学校蒲井分校が昭和59年3月に廃校になった後に、旧久美浜町が平成7年度に漁村地域農林水産業振興並びに地域住民の文化及び生活の向上を図るため就労の場を提供するとともに、豊かな自然を活用した都市と漁村との交流活動拠点として設置したもので、平成18年度からは風蘭館管理運営委員会が、また平成23年度からは株式会社風蘭が、また平成28年度からは蒲井・旭電源問題及び活性化対策協議会がそれぞれ指定管理者として管理運営を行ってきた施設であります。  この間、京丹後公共施設見直し方針に基づきまして、公の施設としての設置目的利用実態等を勘案した上で、見直し計画において平成30年度をもって移譲予定としてきたところでございます。  そのため、蒲井・旭電源問題及び活性化対策協議会との間で協議や検討を再三にわたり重ねてまいりまして、同協議会移譲することとしたため、指定管理期間満了平成31年3月31日をもって廃止するものであります。  あわせまして、議案第30号につきましては、風蘭の館を蒲井・旭電源問題及び活性化対策協議会無償譲渡しようとするものでございます。この風蘭の館につきましては、公共施設見直し計画の中で施設移譲は、地元区・地元団体が基本であると考え、平成27年度の公募時に非公募によって指定管理者を指定し、移譲するための試行、試しの期間として3年間を設けて、3年後には本施設当該地元団体移譲することとして進めてきました。今回、3年間の試行期間を終えて無償譲渡するものであります。  次に、議案第29号と関連の議案第31号につきまして御説明申し上げます。  まず、議案第29号ですが、奥山自然たいけん公園は旧久美浜町が平成5年から翌平成6年にかけて山村地域農林業振興並びに地域住民の文化及び生活の向上を図るために就労の場を提供するとともに、豊かな自然を活用した都市と農村との交流活動拠点として、地元奥山区に設置した施設であります。同地区の住民を中心とした任意団体奥山たいけん村によります指定管理によって、バンガロー、キャンプ場及び管理棟並びに茶屋あそび石の管理運営が行われてきました。  しかしこの間、京丹後公共施設見直し方針に基づきまして、公の施設としての設置目的利用実態等を勘案した上で、その見直し計画において平成30年度をもって移譲予定としてきたところであります。  そのため、この間奥山区であるとか少し麓の二俣区等の関係者との間で、本当に重なる協議や検討を行ってきましたが、譲渡を受ける団体等が見込めず、指定管理期間満了平成31年3月31日をもって廃止するものであります。  なお、この施設のうち茶屋あそび石につきましては、奥山区からの申し出によりまして、同区に対して京丹後市の財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定に基づきまして、コミュニティ施設として無償貸し付けをする予定としているところであります。  続きまして、議案第31号につきまして御説明します。  本議案は、奥山自然たいけん公園内に設置されている市有の財産飲用水給水施設について、先ほどの議案第29号による条例廃止に伴い、地元奥山区に無償譲渡しようとするものであります。  この施設は、設置以来地元区の飲用水供給施設、これは水道法に基づく占用水道としての利用されたものでありまして、地元区から引き続き利用させてほしい旨のお申し出があったものです。あと地域は、市の水道事業計画においては未普及地区というところに位置づけられておりまして、当該給水施設以外に飲用水確保の手段がなく、また高齢者ばかりの7世帯の集落にあっては、独自に新たな井戸等を設置することが困難であることから譲渡しようとするものです。  譲渡後は、占用水道を京都府の条例に基づく公共井戸として新たに届け出を行い、譲渡受け人である地元区において衛生上の安全を確保しながら適正な管理をしていただくことになります。  なお、議案譲渡する財産の中のエの床面積17.92平方メートルと書いてあるのですが、その部分飲用水供給施設附帯設備、カに書いてあるポンプ施設の面積を合わせたものでありまして、飲用水供給施設だけの床面積は17.75平方メートルであります。  以上です。 ○(平林委員長) ありがとうございました。  それでは、議案ごと質疑をしていきたいと思います。  まず、議案第28号ですが、京丹後風蘭館条例廃止についてということです。何かございませんでしょうか。  金田委員。 ○(金田委員) これは、旧久美浜町が設置したものだと思うのですが、その目的がほかの奥山自然たいけん公園も一緒ですが、就労の場であるとか交流活動をする場であるとかいうようなことで設置したということだと思いますが、随分年数がたって当初の目的がもうきちんと果たすことができない。例えば、就労の場としても言われるほどの就労者がそこにいるわけでもないし、というようなことも背景にはやはりあったと。要するに、そこに来る人が少ないということでしょうが、つくった目的が達成していないという捉え方はあるのですか。その辺はどうですか。 ○(平林委員長) 大江課長。 ○(大江観光振興課長) 両施設ともほぼ設置目的は同じような地域振興という目的でつくられております。ただし、両施設は違う経過を歩んで、現在実態としては来ているという状況があります。  風蘭の館につきましては、まさにきょう見ていただいたとおり自分たちの力でカキ小屋なる小屋をつくったり、シーカヤックといったアクティビティの取り組みもするなどしまして、本当に従来の条例に規定された設備だけの運用だけではなく、地域の魅力をプラスアルファ発揮することで、まさに設置目的に沿った、目的を達成した結果が本年度のあの状況と考えています。その結果、収支も黒字が見込めるという自信を協議会としても持っておられますので、譲渡を受けるに至ったということであります。  一方、奥山自然たいけん公園につきましては、同じような目的スタートを一応したわけでありますが、もともと地元区も世帯が7つしかないということで、しかも高齢化の村ということでございますので、村で何とか施設条例目的に基づいて運営してしていこうという、なかなかのそういう機運には結論からして至らなかったということであります。  今回、何度か交渉を重ねてきましたが、この村ではやはりできないという結論をなさったということであります。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 風蘭の館のほうは、当初目的に沿った取り組みができたと。一定達成したという捉え方ですね。なので、地元譲渡すると。そして譲渡をしても、そこから先は何とかしていってくれるどうということですね。それから、別のほうはそうでもなかったということですね。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。条例廃止議案第28号についてです。  金田委員。 ○(金田委員) そういう今の状況の中で譲渡する。先ほど確認しましたが、譲渡するということは、そこの備品や何やら全て含めて譲渡するということは、相手先の持ち物になるので。 ○(平林委員長) それは次の議案でお願いします。財産無償譲渡のところで。議案第30号です。 ○(金田委員) だから、そういう譲渡はいいのだが、そういう状況の中で譲渡するということになると、譲渡されたらあとの建物も備品も全部自分たち管理していかなければならない。この質問もそぐいませんか。 ○(平林委員長) 次の財産譲渡のところで。     (「無償譲渡に当たって条例廃止するのだから、無償譲渡のことを聞かないと条例廃止していいかどうかわかりません」の声あり。) ○(金田委員) 続けていいですか。  しっかりと地元運営をするというものの、備品が傷んだり何かしても自分たちの力でしてくださいと、そのような位置づけということでいいのでしょうか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) そのとおりです。備品もですし、施設そのものが壊れた場合、修繕となった物は全て譲渡を受けたほうで、譲渡を受けた側でしていただくというところです。 ○(平林委員長) 少し待ってください。  暫時休憩します。                 午後 4時20分 休憩                 午後 4時21分 再開 ○(平林委員長) 休憩を閉じ、委員会を再開します。  議案の28号と30号は関連しておりますので、風蘭の館の条例の分と無償譲渡の分とあわせて一緒に質疑を行いたいと思います。 ○(金田委員) 前にした質疑は生きていますか。 ○(平林委員長) 生きています。  金田委員。 ○(金田委員) この風蘭の館については現地を見に行って確かにしっかりされているし、これからも頑張ってしていただきたいと思うわけですが、ということは、市としてもこの施設無償譲渡しても、これからも目的に沿った使い方ができると踏まえて無償譲渡しましょうという結論に至ったと、そういう考え方でいいですか。 ○(平林委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) そもそもこの風蘭の館、先ほどの奥山もそうですが、公の施設という位置づけです。公の施設と言いますのが、基本的には住民への福祉の向上ということが大きな目的でありまして、その中にこういった施設があるわけです。  まずは、公の施設として設置すべきかどうかという問題があるのです。確かに市民のサービスにもなっているのですが、民間施設としても同じようにしていけるということもありますし、ほかの民間施設と余り変わらないというのが公共施設見直し方針の中にありまして、公共施設はそもそもどうあるべきかというところがありまして、今までからそういう形で提供はしてきているのですが、それをなくしたとしても今後も同じような運営もできるということもあって、今回はこれをとりあえず廃止するということです。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 今の総括監説明から言うと、公の施設だったということですが、この条例廃止の中で公の施設でなくなってもあそこは目的が達成していけるということに、市がそのように考えたというのか、踏んだので、この条例廃止を出されたという、そういう捉え方でいいのですか。 ○(平林委員長) 木村政策総括監。 ○(木村政策総括監) そもそも公共施設見直し方針というのがもともとあるのです。合併してこれだけのたくさんの公共施設、公の施設を市が全部抱えていいのかどうかという問題が、財政上の問題であるとか、これからの管理運営上の問題であるとかということがあって、そこで京丹後市には公の施設公共施設があり過ぎると言ったらあれですが、たくさんあるので一定の整備をしましょうという方針が示されたのが公共施設です。  その中で民間でもしていけるようなものは、できるだけ民間のほうにしていただきましょうというのがそもそもの方針ですから、そこをもって、まずは判断をしていかないとだめかなと思っていまして、それが根本にあるわけです。公の施設であれば全部残すのがいいのかという問題ではなく、もうやはり今の財政の問題も含めてなかなかそれではしていけないのでという形でもっていけるのか。その中で、それを民間移譲したとしても当初のある程度の、本来住民福祉だけではなくて地域活性化のようなところが保たれる場合もあるのでしょうし、そういった今回見込みもあったというのが風蘭の館の場合です。いろいろなケースが出てくるとは思います。 ○(金田委員) 大体わかりました。 ○(平林委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 関連です。廃止というのか、もう市から離すということには二つの考え方があって、民間に任せるものは民間でやりましょうと。それから、当初の目的から大きく逸脱していていて、市が管理していてももう意味がないというものについても廃止しましょうと。この風蘭の館については、もう民間でしてもらおうということの理解でいいですか。 ○(平林委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 公共施設見直し方針には、実は、それ以外のたくさんの視点があるのです。今のも大きい方針ですが、大きく分けて、1つは施設設置費からの視点というのと施設の機能からの視点あと施設利用状況からの視点という大きな三つの視点がありまして、それぞれ細かい視点があるわけです。設置目的がもう利用自体とあっていないとか、機能がどこかと重複しているとか、適正な(・・・・聴取不能)いないとか、民間施設と同じようなものであるとか、利用者にとって利用価値がない、なくなっているとか。機能が失われているとか、多大な財政負担を今要しているとか、いろいろな観点、いろいろな中から今回こういったことを総合的に考えて、今回は対象としたと。見直し方針に基づいて見てきたということです。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) ______________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________ ○(平林委員長) 暫時休憩します。                 午後 4時27分 休憩                 午後 4時36分 再開 ○(平林委員長) 休憩を閉じ、会議を再開します。  金田委員。 ○(金田委員) 先ほどの質疑を取り消します。
    ○(平林委員長) 金田委員から先ほどの質疑について取り消したいとの申し出がありましたが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(平林委員長) 異議なしと認めます。  それでは、引き続いて。  池田委員。 ○(池田委員) きょういただいた資料で管理運営者の変遷というものをいただいたのですが、これはその都度議会で説明を受けたのですが、まず聞きたいのは平成18年から平成23年、平成23年に株式会社風蘭になりました。それから平成28年4月1日からは協議会というものになったわけですが、この辺の理由ですね。それから、この協議会構成メンバーは。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) まず、最初の風蘭館管理運営委員会は、蒲井区・旭区の住民で組織する団体ということで、施設ができたので地元運営していこうというスタートのようであります。  その後に、株式会社風蘭というものができていまして、これについては隣のいっぺん庵も含めた運営をするために地元の方によって出資をされた法人ということで、株式会社ということになりまして、あわせて風蘭の館とのセットで民営でされたと。つまり、平成23年度公募のときに手を挙げられたのが株式会社風蘭ということです。  もともとは、この活性化協議会と同じメンバーだったそうですが、活性化協議会はその後、当時の代表の方が亡くなられたこともあって別組織になられたということであられます。今は、平成28年の段階では現在の協議会だけが風蘭運営に関しては手を挙げられている。そのいっぺん庵のグループといいますか、そのものは、もともとの違う方々が継続されているということであります。 ○(池田委員) 協議会構成メンバーは。 ○(大江観光振興課長) 構成メンバー蒲井区、旭区の住民であります。 ○(平林委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 会長には地元区長がなるとかそういうところまでは把握されていないのか。任意団体ですから、地元住民は。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 任意団体ですから、必ずしもその地元区の役員、例えば区長が代表になるなどの取り決めはなく別の規約でされています。 ○(平林委員長) よろしいですか。  和田委員。 ○(和田委員) 今後の予定ですが、一番下の財産処分及び用途指定期間10年というのは、これはどういうことなのでしょうか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 国庫補助も入って建てられた税金の入った施設でございますし、もともとの設置目的はその条例に掲げられているような形でスタートをいたしております。あくまでもこれは、税を使った資産ということでありますので、譲渡しても好きなように使ってもらえばいいというわけにまいりませんので、具体的に契約書に盛り込むものとしては、暴対法であるとか、風営法であるとか、そういうことには使ってもらうと困りますよということになりますし、あと第三者譲渡する、もしくは売り渡すといったことも勝手にされると困りますということで、その期限を10年と定めさせてもらっているということです。 ○(平林委員長) 和田委員。 ○(和田委員) 今部分改修と言われたのですが、少しだけ改修するということもいけないのでしょうか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 先ほど来からありますように、譲渡してしまえば譲渡引受人のほうで当然改修することはできますが、その用途が先ほど申したような全然違う目的に使われる改修はやはりできないということになります。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。よろしいですか。  池田委員。 ○(池田委員) 現在でも指定管理料がないとできない状況ですね、これを見ると。指定管理料平成29年度95万7,000円出ていながら、7万9,000円の赤字ということで、契約される条項の中に例えば5年たってこんなことしていられないと言われて、もうそのまま経営をやめられてもそれはいいということですか。この10年というのは、10年間はやりなさいよという縛りは特にないですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 今申しました縛りで10年というのはあるのですが、ただ書面で申し出があれば、それは協議をするという内容にします。 ○(平林委員長) よろしいですか。いいですか。  金田委員。 ○(金田委員) これは条例廃止ですね。もう一回聞くが廃止する目的の中に、この建物が見直し方針の中で、できるだけ公の建物をへらしていこうということもあるが、地域を活性させるそういう目的があるではないですか。それについては、どうですか。この条例廃止で市はそこでそういう目的も何もスパっと縁を切るわけではないでしょう。そこのことを私は聞きたいわけです。  上手にしてくれたらいいが、うまくいかなければ5年で閉鎖しなければならないかもしれないということですね。それは地域が物すごく努力した結果のことであって、そこの捉え方のことを聞いているのです、僕は。それはどうですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 風蘭に関しましては、まず平成26年12月に当該活性化協議会から市長に対し、地域づくり地域が主体となって考えていく中どうしても地域の中心となる拠点を整備したいという要望書が出ています。今回、この活性化協議会に対して譲渡することになるのですが、議員のおっしゃっている部分はやはりそこで例えば、全然違う都会の民間企業リゾート会社がきてあの施設が欲しいという話であれば、確かに一旦条例廃止するとは言え、地域活性化とは全然違う歩みをするかもしれませんが、これは平成26年の要望書に端を発して地元がやりたいというつもりで地元から声が上がっていますので、それはもうまさに条例廃止こそすれど条例目的に沿った姿の運用はしてもらえると思っていますし、あとは市としても今までの条例で規定されている利用料金であったり運用を行ったり、いわゆる条例に基づく縛りといいますか、それがある中でするよりもきょう見ていただいたようなカキ小屋であるとか、地元地元のアイデアで独自にしていかれるほうが恐らくあの施設利用頻度が高まると思うのです。  そうなりますと、今進めようとしている滞在型観光体験型観光の市の観光の施策にも十分同じ方向性を持った施設になると思いますから、そういうプロモーションであるとかそういった部分地元協議会取り組みを御支援していきたいと考えています。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) それなら、部長、同じではないですか間人の活性化センターと。使う目的を少し、同じであっても方法を変えるために条例廃止して普通財産にしていくのだったのでしょう。間人の活性化センターは。僕は頭の中では同じではないかと思うのです。一旦廃止をするが、地域活性化のために地域づくりのために地元の人が使ったほうがいいということで、そうであれば条例を一旦廃止しなければそういう使い方はできないというそういう捉え方でもできる。同じことではないのですか。そういうことであれば、僕は納得できるのだが違いますか。 ○(平林委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) そもそも公の施設なのです。そこなのです、問題は。そこを見直して、どうして見直していきましょうという方針があって、その方法としてはガイドラインという形で産業振興施設はこういう形ででは見直しましょう。例えば、集会施設はこういう形で見直しましょうといろいろな手続がある中でしていくわけなのですが、金田委員のおっしゃるのは本当によくわかるのです。その中でとりあえず大きい方針としては、なるべく市が抱える施設を何か今のままではしていけない。それは地域のために置いておいたらいいのですが、どうしてしていこうかというところで、今回風蘭の館の場合、廃止して今度無償譲渡ですよね。無償譲渡しますので、それでも地域はその施設をしていけるということで、公の施設としては廃止するが、地域活性化施設としてはうまくいくというところも模索しながら、今回こうしてきたということです。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) だから、無償譲渡するためにこの条例廃止しなければ無償譲渡できないのでしょう。だから、僕はそういう事務的なことだと思っているわけです。そのような説明を間人の活性化センターのときには部長はしていないです。全くしていないです。もういいです。 ○(平林委員長) もういいですか。ほかにございませんか。  少し私から一つ。ツリーハウスもあわせて譲渡ということです。ここを見させていただきましたが、行く道も随分壊れていましたし、あそこから多分行けないようにするのだろうと思うのですが、今後あの建物はどうするのですか。 ○(木村政策総括監) ツリーハウスはうちではないです。 ○(平林委員長) そうでございますか。どこで聞くのですか。 ○(木村政策総括監) 市長公室ではないですか。 ○(平林委員長) 失礼しました。今の発言は取り消します。  ほかにございませんか。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 次にいきます。  続きまして、議案第29号と31号で奥山自然たいけん公園条例廃止奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設無償譲渡です。議案第29号、31号と合わせて二つの議案でいきます。いかがでしょうか。  和田委員。 ○(和田委員) たいけん村の奥の水道ですが、このバンガローの水道は寄付と説明があったと思うのですが、もしも誰かがバンガローを管理するとなれば、水は供給することになるのでしょうか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 現時点では専用水道、たいけん公園の専用水道ということになっていますので、それの廃止届をまず市の水道事業に対して廃止届を出さないといけません。その廃止できる要素が、ただ単に例えば公園をやめるので、利用者が減るからというだけではできないということで、明らかに用途が、目的が変わるというものがそこにはないと、廃止できないということがありまして、明らかに用途が変わるというのを具体的にするのが、公園側に対する配管を断つということになります。  今おっしゃったように、もし仮に将来やりたいと、することになればそれはそれでやはりまたつながなければならないと思います。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 要するに公園の給水施設無償譲渡するわけですね。現在、ここにはそもそも上水はいっているのですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 京丹後市内に12カ所の未普及地域があると思いますが、その内の1カ所ですから、これしかないということです。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 茶屋あそび石は、無償貸し付けしますよね。ずっと何年かごとに更新していくと言われましたか、貸し付けの契約であるとかそういうことを。その更新を続ける間は、貸与が続く。逆に言えば、貸与をする間はずっと更新するものなのか。契約的なことを教えてください。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 貸し付けするとなれば貸与契約を結ばないといけませんので、今考えていますのは1年ないし2年更新ぐらいで考えていますが、その2年ごとに契約を結んで貸すということの繰り返しになります。 ○(平林委員長) 金田委員。 ○(金田委員) ということは、貸与された側がもう面倒を見られないと言ったら、貸与契約をもうやめて更新しないと、その時点で廃止してしまうかほかの方法を考えるかというのは、その時点で考えるということでいいのですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 貸与はその時点で契約をやめますというので、いわゆる普通財産でそこにあるという状態になりますから、壊すのかほかの人にまた話をするのか、その時点で考えていくことになります。 ○(平林委員長) 池田委員。 ○(池田委員) この給水施設無償譲渡するという考え方ですが、水に対する公平性というか、ほかの地区は市がしっかりと水を通してくれているが、ここの奥山地区はこれを譲渡するから管理しなさいということは、配管が破れても全部自分たちで直さなければならないのですよね。そのあたりの考え方が、市が管理しますよということはなかったのですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) そこは、水道の事務局も含めて協議をしてきたところでありまして、合併する前の平成15年ですが、久美浜町と自然たいけんの公園管理委員会委員長と、あと奥山区長の間で現在の給水施設を区のほうで使いたいということに対して、使っていいですよという契約を三者で結ばれています。  それを契機に、区内に引く管は区が自分で埋設されて、現在に至っているという状況ではありますが、その中でもそれはあくまでも公園の給水施設を使わせてもらっているという立場になりますので、例えばポンプアップする電気代がかかるとかそういったものは、応分の使用料に合わせて案分して、水道料ではなくて水道施設使用料のような形で事務局からはいただいていたということであります。ただし水質検査であるとか機械、機器類のメンテナンスであるとか、それに関しては公園側の維持管理ということで行政がしていたということです。  今回、御質問のあった形にするに当たって、どうしても市全体の水道事業計画の中で未普及地域ということになりますと、ほかの未普及地域で一切そういう行政のサービスが行っていない中で、逆にここだけすることはできないというのがあります。それと、一方で平成15年からそういう約束のもとで使ってもらっているという経過もありますし、今回譲渡するに当たっては、今御心配いただいたような破裂するとかそういう問題が起きないようにということで、最小限の必要な整備を行った上で、その上でお渡しをしたいと。 ○(平林委員長) 和田委員。 ○(和田委員) それでは、水道料はただですか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 御自分で持った施設自分たちで使うことになりますから、それは区内で決められることになります。 ○(平林委員長) 和田委員。 ○(和田委員) それと、あそび石を無償貸し付けということは、貸すということは電気代とかそういう何かを市がもらうのですか。負担というか。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) 光熱水費もですし、合併浄化槽として100人槽が入っていますから、恐らくもろもろで70万円、80万円ぐらいの年間維持費がかかっています。それは、全て貸し付けを受けたほうで御負担いただいてという形になります。 ○(平林委員長) いいですか。  中野副委員長。 ○(中野勝友委員長) 今まで契約をされてきて、水道料を払って来られたということですよね。 ○(大江観光振興課長) 水道料ではないです、施設使用料です。 ○(中野勝友委員長) 使用料という形で払われてきたということは、でもこれは契約がどういう契約なのか少し僕はわかりませんが、一定市には給水義務を負うべきことになるのではないですか。その辺の整理は。 ○(平林委員長) 課長。 ○(大江観光振興課長) あくまでも公園の水道給水施設ということで、専用水道届が出ていますので。休憩していただけませんか。 ○(平林委員長) 暫時休憩します。                 午後 4時59分 休憩                 午後 5時03分 再開 ○(平林委員長) 休憩を閉じ、会議を再開します。  課長。 ○(大江観光振興課長) 当該給水施設は、公園用の施設でありますので、公園廃止すれば当然給水施設としても廃止ということになります。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。よろしいですか。
       (「はい」の声あり) ○(平林委員長) それでは、以上で質疑を終結します。  説明委員の皆さん、御苦労さまでした。  暫時休憩します。                 午後 5時04分 休憩                 午後 5時08分 再開 ○(平林委員長) 休憩を閉じ、委員会を再開します。  本日、議案第28号、第29号、第30号、第31号について担当部長等に質疑を行いました。  本日は、この後意見交換・討論・採決を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(平林委員長) 異議なしと認めます。  それでは、まず、議案第28号について意見交換を行います。  金田委員。 ○(金田委員) この条例廃止の件は、風蘭の館に視察に行きましたが、最初に設置されたときの目的、そういったことについては目的に沿った運営が今現在なされているとは感じました。  ただし、市の公共施設見直し方針に基づいてこれを進めておられるということでありますので、それについても一定理解ができますので、この条例廃止については、やむを得ないのかなと思います。 ○(平林委員長) ほかに、意見はございませんか。よろしいですか。  池田委員。 ○(池田委員) 議案第28号については、風蘭の館の条例廃止であります。この目的は、公共施設見直し方針に基づいて、民間でできるところは民間でしてもらおうと。それから、目的が達成できたものはもう廃止にしようという趣旨で、今回地元協議会については自分たちでやりたいという思いがある。それから、この条例廃止されることによって、また創意工夫されてここの地域活性化になるように活用していただければいいかなと思いますので、この廃止については私は問題ないと思います。 ○(平林委員長) ほかに意見はありませんか。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) それでは、意見交換を終了します。  次に、討論に入ります。  反対の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 賛成の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) それでは、討論を終了します。  採決を行います。  議案第28号、京丹後風蘭館条例廃止について、賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○(平林委員長) 挙手全員です。  よって、議案第28号は原案可決すべきものと決定しました。  引き続き、議案第29号、京丹後奥山自然たいけん公園条例廃止について、まず、意見交換を行います。  金田委員。 ○(金田委員) ここも視察に行ってまいりました。整備されたときには、本当にすばらしい施設だったのだろうなということは感じましたし、現在もいい施設だとは思いますが、私はこの設置目的が今十分に果たされるとは思いませんので、この条例廃止については認めたいと思います。  以上です。 ○(平林委員長) ほかに意見はありませんか。  池田委員。 ○(池田委員) 議案第29号について、意見を申し上げます。  まず、この条例廃止によって、公園についてはもう廃止にすると。それから、給水施設については奥山区へ無償譲渡。それから、茶屋あそび石については無償貸与という三つの方法でこの施設を活用、もしくは廃止されようとしたもので、見てきましたが、茶屋あそび石については区の施設がない中で、区の集会等にも活用しているということで、この条例廃止については、やむを得ないかなと思います。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。  中野副委員長。 ○(中野勝友委員長) 少し意見交換をさせていただきます。  奥山たいけん公園廃止、飲料水施設については無償譲渡、あそび石についても無償貸し付けということで、建物自体は残り区民の方の利用がされるということで廃止無償貸し付けについてもこれは賛成したいと思っております。  また、給水施設を残していただけるということで区民の方も安心ができるのではないかと思っております。ただ一点心配なのは、バンガローの廃止に伴いまして、今後除却等々が出てくるのではないかという心配をします。大変、多くのバンガローが建っておりますので、そういったことにも今後とも注視しつつ奥山たいけん公園のこの条例については賛成をしたいと思います。  以上です。 ○(平林委員長) ありがとうございました。  ほかに意見はございませんか。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) それでは、意見交換を終了します。  次に、討論を行います。  反対の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 賛成の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 討論を終了します。  それでは、採決を行います。  議案第29号、京丹後奥山自然たいけん公園条例廃止について、賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○(平林委員長) 全員賛成です。  よって、議案第29号は原案可決すべきものと決定いたしました。  続きまして、議案第30号、財産無償譲渡について(風蘭の館、京丹後ツリーハウス)の意見交換を行います。  和田委員。 ○(和田委員) 財産無償譲渡について意見交換します。この風蘭の館は、公共施設見直し方針に基づき、3年前から蒲井・旭電源問題及び活性化対策協議会の皆さんが3年かけてできるかできないかということを一生懸命されています。それで、地元の方が協議会を中心としてカキ小屋、カヤック、いろいろなことをされまして、食材もふやしこれからしていけるという自信ができたと思っています。だから、無償譲渡についてもいいと思います。  以上です。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) それでは、意見交換を終了します。  次に、討論を行います。  まず、反対の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 賛成の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) これで討論を終了します。  それでは、採決を行います。  議案第30号、財産無償譲渡について(風蘭の館、京丹後市ツリーハウス)賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○(平林委員長) 全員賛成で、原案可決すべきものと決定いたしました。  引き続きまして、議案第31号、財産無償譲渡について(奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設)の意見交換を行います。  中野副委員長。 ○(中野勝友委員長) 議案第31号、奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設無償譲渡について、意見交換をさせていただきます。  そもそも、この奥山たいけん公園の給水施設として飲用水が整備されたわけですが、これも奥山区の皆さんも共有してこの飲用水を使っているということでありますので、奥山たいけん公園廃止された後でもこうして無償譲渡していただいて、区民の方が飲み水に困らないということになりますので、これは今後も注視はしていきたいですが、施設の維持管理をしっかりとして渡していただくということでありましたので、その状況についても今後も注視していきたいと思います。  以上です。 ○(平林委員長) ほかにございませんか。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) これで意見交換を終了します。  次に、討論を行います。  反対の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 賛成の方。    (「なし」の声あり) ○(平林委員長) 討論を終了します。  それでは、採決を行います。  議案第31号、財産無償譲渡について(奥山自然たいけん公園内飲用水給水施設)賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○(平林委員長) 挙手全員で、議案第31号は原案可決すべきものと決定いたしました。  以上で、産業建設常任委員会を終了いたします。  御苦労さまでした。
                                    閉会 午後 5時20分 ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。       │ │                                         │ │                    委員長   平 林 智江美        │ │                                         │ │                    署名委員  池 田 惠 一        │ └─────────────────────────────────────────┘...