○(
行待委員)
清和会としては、
前文に、多様な、を入れる。
清和会としては、もともと
男女共同参画の
理念はありますが、それを表に出してしまうと幅の広いものになってしまう、ということが1点で、多様でという
文言でよい。
条文は、当選した後の
環境づくりということでもともと進めてきていますので、
環境づくりは何らかのかたちで
条文化した方がよいということです。ただ、先程から
議論されていますが、個人的には、もう少し
内容を見極める必要があるのかなと考えます。
政友会の
見解では、そこがしっかりしていないからこのような
意見になったのかと考えます。
政友会の
見解についてもよくわかります。わかりますので、その
あたりをしっかりと
議員になる前、
議員になった後の
整理をしっかりしないといけないと思います。
○(
谷津委員長) ただいま、各
会派から御
意見を出していただきました。ほとんどの
会派が、
前文に、
男女共同参画、という
言葉を使うのではなく、多様な、という
言葉で
整理をしてはどうかということです。そこについては、
意見が一致できるかと思います。このことについては、ここで
確認をさせていただき、あとは
条項立てをする際に思いの違いがある。
環境整備をしていくということの
スタンスのところと、
男女共同参画を促すというところと理解の幅が少しあるので、その
あたりが、新しく追加する第5条の
内容に
違和感を覚えているのかなという
部分もあるので、第5条については、どうするのかというところは、再度
会派に持ち帰っていただくということで、
前文については、多様な、というところで
整理させていただいてよろしいでしょうか。
水野委員。
○(
水野委員)
休憩をしてください。
○(
谷津委員長) 暫時、
休憩します。
午前10時31分
休憩
午前10時35分
再開
○(
谷津委員長)
休憩を閉じ、
休憩前に引き続き
会議を
再開します。
先程来、各
会派からの
意見を聞かせていただきました。
条項立てについては、それぞれ
意見がありますが、
前文については、調整がとれると思いますので今から申しますので
確認してください。
議会は、
市民から直接
選挙で選ばれた多様な
京丹後市議会議員(以下、「
議員」という)により
構成される
合議制の機関であり、ということで、多様な、の3
文字を追加し、後段にある
部分、
多人数による、という5
文字を削除するということで、
前文についてはお諮りしたいと思いますが、御
異議ございますか。
(「
異議なし」の声あり)
○(
谷津委員長) 御
異議なしと認め、
前文に、多様な、の3
文字を追加し、
多人数による、の5
文字を削除します。
それでは、暫時
休憩します。
午前10時36分
休憩
午前11時05分
再開
○(
谷津委員長)
休憩を閉じ、
会議を
再開します。
条文の
構成について、入れるのであればという
前提ですが、どのように入れるかについて、御
意見いただければと思います。いずれにしても、第5条の
条文についても、
趣旨は
議会としての
環境整備に努めるということを宣言するという位置づけでありますので、そうしたことを踏まえて、御
意見をいただきたいです。
田中委員。
○(
田中委員) 第5条1項及び2項をどのようにするかということで、先程、多様な
議員が等しく云々ということで、全体を包括するということを言いました。その上で、もともと
議論の発端は、
男女共同参画を
推進する、それは必要なことであると
議論が始まったわけですが、多様なという
言葉でくくってしまうとわかりにくいという面がありますので、
解説の中で、
男女共同参画をより
推進する
議会の
環境整備ということをしっかり入れていかないと
意味がないと思います。多様な、でくくった場合、そういったことを入れることが必要だと思います。
○(
谷津委員長) 他に御
意見ございませんか。
行待委員。
○(
行待委員) いま、
田中委員も、多様な、の
文言でくくったらどうかという御
意見がございました。
解説の中にいれたらよいということでしたが、この
議論が始まったのが、
男女共同参画社会という国の制度の中でそれが
議会の中でも生かせられないかということで始まっていますので、全国の
議会の中でも
基本条例の中で
議論されている最中だと思います。
京丹後市議会でもいち早く
議会基本条例をつくったまちのひとつとして、開かれた
議会を広く
市民にアピールしていく上でも、多様という
言葉でまとめるだけではなく、その中では、
男女があり、
障害者の方も含まれるなど色々な
文言を入れて
整理された方がよいのではないかと考えます。
○(
橋本委員) 先程、
行待委員が言われた
意見と同じく、
議会基本条例の中に多様という
言葉だけでなく、
男女共同参画であるとか、マイノリティの方含めて、
条文の中でもうたっていくということ。アピールしていくということが必要かと考えます。
○(
谷津委員長)
東田委員。
○(
東田委員)
皆さんがおっしゃっていただいたのと同じです。多様な、では、もともとこの
議論の発端は
男女共同参画からが始まりであったのですが、それが、多様な、になると少しぼやけてしまう。それであれば、入れなくてもよいのではないかというところ、個人的な
意見になるが、
会議規則を変えればそれでよいのではないかということです。
先程、
橋本委員もおっしゃいましたが、
京丹後市が
男女、
障害者などいろいろな方に開かれた
議会ですよということを
市民にアピールすることが、ひいてはそれが
女性などの
候補者に増やすことにつながると思うので、多様ではなく、
男女などもう少し明確に明記するべきではないかと考えます。
○(
水野委員) 出発点のところで、市には
男女共同参画条例があり、そこできちんと市の
政策に
男女が
参画するという
趣旨が盛り込まれていて、その実現については、当然まず第一義は
男女共同参画条例に基づいて、市の
政策なり、
議会サイドでの
政策があるべきであって、
議会基本条例は少し立ち位置が違うと思います。
そこで、提案したいと思うのですが、新しい第3条(
議会の
環境整備)として、第3条、
議会は、多様な
議員が
議会活動を行うために必要な
環境を
整備するよう努めなければならない。その上で逐条
解説の中で、先程、
田中委員からありましたように多様なとはということで、
男女共同参画条例なり
参画法に基づいた
趣旨を
解説で盛り込む。あるいは、もう一つは、思想、性別、
障害の有無など、そういった属性をもった方々についての多様性についても
解説を加えるということにするのはどうかという提案をします。
○(
谷津委員長) いま、
水野委員から提案がありました。第5条の書きぶりではなく、新たに第3条として、
議会の
環境整備、ということでした。
田中委員。
○(
田中委員)
解説のところを1項、2項にしてもよいのではないか。そうすれば、
皆さんの思いが共有できるのではないか。
○(
水野委員) どこかで最大公約数を求めないとおさまらないのではないかと思う。
○(
谷津委員長) 暫時
休憩します。
午前11時10分
休憩
午前11時18分
再開
○(
谷津委員長)
休憩を閉じ、
会議を
再開します。
ただいま、
水野委員から新しい第3条として(
議会の
環境整備)。
議会は、多様な
議員が
議会活動を行うために必要な
環境を
整備するよう努めなければならない、という提案がありました。加えて
解説の中に
男女の共同
参画とか
障害の有無ということで
解説をしてはどうかということでした。これについて、御
意見をいただきたいと思います。
行待委員。
○(
行待委員) 私の
会派は、なぜ
前文に、多様な、だけにしたのかというと、前でいうと第5条を
説明するために、
前文に、多様な、をもってきた。多様な、の
説明が全くなくなってしまうと、
解説ではされるといいながらも、少し
会派の思いのニュアンスが変わってきますので、持ち帰り検討しますが、文章はよいと思いますが、
議会の多様なの例えばですが、
男女、年齢、職業、思想、信条、
障害等に関わらず多様な
議員がという
内容に細かく入れてしまえば、問題はなくなってくるのですが、ただそれでは、多様な、で済ませて
意味がなくなってくるかと思います。
○(
谷津委員長)
東田委員。
○(
東田委員) 第5条の素案
部分を変えずに、括弧書きの
市民と
議会の
関係ではなく、括弧書きのところを変えて、第2条の後に持ってくるのではだめなのですか。
○(
谷津委員長)
東田委員の提案は、いまの第5条の文は少しさわるにしても見出しを
議会の
環境整備ということにして、新しく第3条にしてはということです。
橋本委員。
○(
橋本委員) 先程、
水野委員が提案されました、新第3条として括弧書き
議会の
環境整備として、文案も言われましたが、下に括弧1、2としてつけるということですね。
○(
谷津委員長)
東田委員。
○(
東田委員) 先程の
橋本委員の質問ですが、文章の精査は必要ですが、ひとつ気にかかるのは、
解説に
男女を入れるというところです。
解説ではなく、
条文に入れるべきであると考えます。
○(
谷津委員長) 他に御
意見はございませんか。
水野委員。
○(
水野委員) 先程、
行待委員から、多様な、という
文言の前に具体的な中身を盛り込んだらよいのではないか。そうでないと
前文に、多様な、を挿入する
意味合いが全くないという御
発言がありました。例えば、多様な
構成の
議会として示されている第5条の(1)、(2)の書きぶりを変えて、具体的にかくという方法がひとつある。その際に先程私が言いました新3条の後に(1)
男女が等しく
議員として
議員活動を行うことができる
環境、(2)性別、年齢、職業、思想信条、
障害の有無に関わらず、
議員として
活動することができる
環境。例えばこんな
文言を具体的に盛り込めば、これは既に
男性であれ、
女性であれ、多様な人が
議員として既に選ばれたことを
前提として、
支障なく可能な限り
議会活動を行えるように
環境整備に努めるという
趣旨になって、前後
関係との
整合性はとれると思うので、一つのたたき台として提案したいと思います。
○(
谷津委員長) みなさんからの
意見として
整理した案が、新しく第3条として、(
議会の
環境整備)として、
議会は、多様な
議員が
議会活動を行うために必要な
環境を
整備するよう努めなければならないものとする、と言われましたが、努めるものとする。(1)として、
男女が等しく
議員として
活動できる
環境。(2)として、性別、年齢、職業、思想信条、
障害の有無にかかわらず、
議員として
活動することができる
環境、という御提案でした。特にこれに対して、御
意見などはございませんか。
行待委員。
○(
行待委員) (2)の性別はなにを指しているのか。
男女以外の性別という理解でよいのですね。
○(
谷津委員長)
水野委員。
○(
水野委員) もし、御賛同いただけるのであれば、先程提案した中身を
整理していただいて、改めて各
会派でご審議いただけたらどうでしょうか。
○(
谷津委員長) 先程の文案を書きおこしますので、暫時
休憩とします。
午前11時27分
休憩
午前11時54分
再開
○(
谷津委員長)
休憩を閉じ、
会議を
再開します。
この後の取り扱いについて、少し
皆さんに
確認をしたいと思います。
いま、お手元に
皆さんから御
意見いただいて
委員会として少し
整理した文章として配付しました。
条項立ての書きぶりは、例規担当との協議が必要になってくるかと思いますが、
趣旨については、
議会の
環境整備という
趣旨でよいかと思います。今後の取り扱いについて、御
意見はございませんか。
櫻井委員。
○(
櫻井委員)
新星会としては、
前回の
会派持ち帰りのことでいいますと、新たな
条項立てはしない。そして、
前文に、多様な、のみを記載するという
会派の
意見が出ておりました。今回、この
委員会の中で別の新たな
条項立てをするという
意見が出ました。これは、
会派に持ち帰り、その中で検討したいと考えます。
○(
谷津委員長)
水野委員。
○(
水野委員)
政友会としても、改めて今回の新
条項、
前文の
改正についても持ち帰り検討したいと思います。
○(
谷津委員長) 他にございませんか。
特に、御
意見はないようですので、お手元に配付しました
条例の新第3条について、各
会派に持ち帰っていただきまして、せっかく
委員会の中で調整できた素案ですので、出来る限りこの方向で調整いただければと思います。次回、
会派からの
意見を持ち寄っていただきます。
特になければ、以上で
議会改革特別委員会を終了したいと思います。御苦労さまでした。
閉会 午前11時56分
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ │
│
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
│ │
│
委員長 谷 津 伸 幸 │
│ │
│
署名委員 和 田 正 幸 │
│ │
└─────────────────────────────────────────────┘...