├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委
員 │谷 津 伸
幸 │委 員 │中 野 正 五 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委 員 │中 野 勝
友 │委 員 │橋 本 まり子 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委
員 │浜 岡 大二郎 │委
員 │東 田 真 希 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委
員 │平 井 邦 生 │委
員 │平 林
智江美 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委
員 │藤 田 太 │委
員 │松 本 経 一 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委
員 │松 本 直 己 │委
員 │水 野 孝 典 │
├────┼─────────┼─────┼─────────┤
│委 員 │行 待 実 │委
員 │由 利 敏 雄 │
├────┼─────────┼─────┴─────────┘
│委
員 │和 田 正 幸 │
└────┴─────────┘
4
欠席委員 なし
5
委員外議員 なし
6
会議録署名委員 松本直己委員
7
議会事務局出席職員
議会事務局長 西 山 茂 門
議会総務課主任 小石原 正 和
議会総務課派遣職員 寺 田 唯
8 説明のための出席者
┌───────────┬─────────┬──────────┬─────────┐
│市長 │三 崎 政 直 │副市長 │梅 田 純 市 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│副市長 │佐 藤 博 之
│教育長 │吉 岡
喜代和 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│教育次長 │横 島 勝
則 │消防長 │上 田 一 朗 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│政策総括監 │新 井 清 宏
│政策総括監 │木 村 嘉 充 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│危機管理監 │荻 野 正
樹 │総務部長 │中 西 俊 彦 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│市民環境部長 │上 田 雅
彦 │地域支援・
定住対策監│川 口 誠 彦 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│建設部長 │中 西 和
義 │農林水産部長 │山 下 茂 裕 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│医療部長 │渡 邉
歩 │会計管理者 │中 村 和 幸 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│健康長寿福祉部長 │藤 村 信
行 │健康長寿福祉部次長 │瀬 戸 千賀子 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│教育委員会事務局理事 │引 野 雅
文 │上下水道部長 │大 木 保 人 │
├───────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│都市計画・
建築住宅課長│山 本 亮
介 │丹後市民局長 │岩 崎 英 史 │
└───────────┴─────────┴──────────┴─────────┘
9
付託事件審査
(1) 議案第164号 平成30年度京丹後市
一般会計補正予算(第8号
10 議 事
開会 午後 3時45分
○(
金田委員長) ただいまの
出席委員は21名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから
予算決算常任委員会を開会いたします。
初めに本
委員会記録の
署名委員に
松本直己委員を指名いたします。
本日の委員会の
審査日程は、お手元に配付のとおりです。
委員会審査におきましては、活発な質疑をしていただく中で審査を深めてまいりたいと思いますので、
委員皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。
それでは、本委員会に付託を受けました議案第164号、平成30年度京丹後市
一般会計補正予算第8号についてでありますが、執行部から
補足説明がありますので、お願いいたします。
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 議案第164号、平成30年度京丹後市
一般会計補正予算第8号について、
補足説明をさせていただきます。
私からは、
主要事業説明資料6ページの左側、
丹後庁舎管理事業及び7ページの
丹後地域公民館管理運営事業に関して説明させていただきます。なお、参考資料として
丹後庁舎の
配置イメージ図を配付させていただいています。
この2事業につきましては、今回、
丹後地域公民館の
耐震診断結果を受けて必要な対応を行うための予算となります。
丹後地域公民館については、旧
耐震基準に基づいて建築された建物であるため、本
年度耐震診断を実施し、11月30日にその結果を受け取ったところですが、
構造耐震指標IS値は0.02で、施設の
耐震性能が満たされていないという結果でした。加えて診断結果の中では、
当該施設は崖地に接して建築されていることから、擁壁の安全性が指摘されており、地盤の状態を含め、地震時の擁壁の安全性を証明する必要が高い確率であるとの報告も受けたところです。
また、公民館に併設されています談話室、喫茶店ですが、これについてはIS値が0.82と
耐震性能は満足している結果となっていますが、部分的に必要な耐力を有していないという結果となっております。今回の診断結果で
当該施設は利用者の安全が確保されていないことが判明いたしましたが、主に丹後町の
社会教育の拠点施設として重要な施設でありますので、
耐震改修に向けた検討を進めることとし、今回指摘のあった地盤、擁壁の安全確認に係る
調査費用を計上させていただくものです。
また、当分の間、丹後町域での
学習活動と
図書サービスの場所を確保する必要があるため、緊急的な措置として
市役所丹後庁舎を活用することとし、1月以降に予定している公民館及び図書室の仮移転に係る費用も計上させていただいております。
以上です。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) 私からは、6ページの
土木総務一般経費で上げさせていただいております
山陰近畿自動車道の
アンケート調査について、
補足説明をさせていただきます。
まず、この
アンケート調査につきましては、
アンケート調査と申しますか、
ルート帯の検討につきまして、これまで
一般質問等における答弁におきまして、本年度から京都府と連携して地元としての
要望ルート帯を検討していくということで説明させていただいていました。具体的には、この道路の管理者であります京都府が予算を持ちまして、
道路設計の専門的な観点から課題を検討し、そこに京丹後市の
まちづくりの課題、沿線住民の声を折り込みながら、
道路管理者としての京都府の
要望ルート帯を取りまとめるということで取り組んでまいりました。
同時に、本年度はこれまで以上に国への
要望活動を強めるため、地元での促進大会を初め、東京での決起大会には大変多くの市民の皆さんに御参加もいただきました。そして、京都府で初めての開催となりました
全国道路利用者会議全国大会におきまして、市長が発言の機会をいただき、それぞれの場で国会議員や
国土交通省幹部を前に、市長が直接
ミッシングリンクの解消を訴えてまいりました。こうした
要望活動における先方との意見交換の中で、ことし3月の道路法の改正によりまして、
重要物流道路制度を踏まえた各地域で新たな
広域道路交通ビジョンの策定といったことを国で検討されるということがありました。
そういった中で、まずは京丹後市の市民が望む
ルート帯を早急にまとめ、京都府及び国に要望すべきとのアドバイスをいただいたこと、また、京都府が11月15日に京都府将来
道路ネットワーク検討委員会を設立いたしまして、その第1回の委員会の資料では、論点の1つとして
山陰近畿自動車道について、未整備区間の
ネットワークのあり方を検討されたことを考慮いたしまして、京丹後市が主体的に
アンケート調査を行い、市民の
要望ルートを主張する好機であるということを強く感じましたので、追加提案という形で提案させていただくことになりました。
以上でございます。
○(
金田委員長)
補足説明が終わりましたので、これより議案第164号について質疑を行います。
水野委員。
○(
水野委員) 水野です。6ページの
土木総務一般経費の
アンケート調査についてですが、この
アンケート調査の
業務委託先はどこになるのかということと、それから、この
アンケートは無
作為抽出で3,000人が対象ということになっていますが、この対象者の属性、年齢や性別、地域など、無
作為抽出の対象となる対象者の抽出の仕方の基本的な考え方はどうなのかということが2点目。
それから、3点目は、
アンケート調査ですから、回答、無回答、対応されない方もあろうかと思いますが、今回のこの
アンケート調査による回収率の想定ですね、これを今後の
ルート決定に当たって生かしていくための有効となる最低限の回収率としては何%ぐらいを想定しているのか。
以上、3点、お願いいたします。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) 今回、京丹後市が主体となって行います
アンケート調査でございますが、これも先々にはこの
山陰近畿自動車道の網野、兵庫県との間の
ルート帯を決定する
構想段階の
計画段階評価ということが
国土交通省で行われるわけでございますが、その
計画段階評価に使える
基礎資料としての
アンケート調査を行いたいと考えていまして、まず
属性調査等につきましては、この
計画段階評価の
実施要領に基づいたもので行っていきたいと思っていますので、詳細につきましては、今後、京都府を通じまして国交省とも詰めていきたいと考えております。基本的には、やはり
広域道路、京丹後市の
主要道路となります
山陰近畿自動車道でございますので、全地域を対象に行っていきたいとは考えております。
それから、委託先でございますが、これは専門のコンサルタントに委託して実施していきたいと思っています。
回収率でございますが、まず、
世論調査、
社会調査の
サンプルサイズといたしまして、京丹後市であれば、
人口規模等から考えましても、大体1,000点の
サンプルサイズが必要であると聞いております。これは、
総合計画等の
アンケート調査でも同じ考え方に基づいて行っているということでございまして、これまでの回収率が30%から40%ということでございますので、逆算いたしまして、約3,000通を発送していきたいと考えております。
○(
金田委員長)
谷口委員。
○(
谷口委員) 谷口です。
地域公民館の
管理運営についてお聞きします。
丹後地域公民館の
耐震性等を含めて、今回の地盤の調査については耐えられないという結果が出てきたということであります。しかし、これについて、今後の扱いとして、例えばこの公民館を改修していくのか、あるいはどういう形でしていくのかということが1点お聞きしたい。
それから、この公民館の裏側は、海側ということであるのですが、その辺の地盤についての改修ということになると、かなり高額になってくるということもあるので、全体の中で、今後の耐震性について、一定理解はできるのですが、その後の扱いとして、この公民館をどのような形でされようとしているのか、考え方をお聞かせ願います。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 今後どのようにするかということですが、今回、建物だけを考えた場合には
耐震改修が可能という結果が出たわけですが、崖地の関係で、地盤の安全性の確認を行う必要があるということですから、今回
補正予算でお願いしていますこの地盤の調査の結果をもって、改修が必要かどうかといったあたりを判断していくことになろうかと思います。
○(
金田委員長)
櫻井委員。
○(
櫻井委員) 櫻井です。
庁舎管理事業についてですが、移転時期、
丹後地域公民館が1月上旬と、
丹後図書室が2月上旬となっているのですが、日程の差があるということは、これまでの期間は本が借りられないということになると思いますが、そのあたり1月上旬と2月上旬の差ですよね、まず、その点についてお聞かせください。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 公民館につきましては、
活動場所の確保を今回、
丹後庁舎に求めていくということにしていまして、
丹後庁舎で活用できる部屋が4部屋あるということがわかりましたので、市民への貸し館につきましては
丹後庁舎ですぐにしていただくということが可能ですし、職員の移転につきましても
丹後庁舎の1階に
受け入れのできるスペースがありますので、1月上旬にでも移転は可能と考えております。
図書室についても
丹後庁舎の1階への移転を想定しているのですが、図書室につきましては図書の整理であるとか、書架の移転なども伴ってきますので、少し移転の準備が必要かと考えています。ということで、2月上旬に仮設の図書室の開設を考えているのですが、なるべく
図書サービスの利用の停止期間を最小限にしたいという中で、今、2月上旬を想定しているところです。
○(
金田委員長)
櫻井委員。
○(
櫻井委員) 図書室が約1カ月間使えないということで、地元の
子どもたち、冬休みに入るということで、宿題の関係もあると思いますが、そのあたりの対応はどのようにお考えでしょうか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 学校が冬休みに入るということですが、図書室につきましては、そういったこともございまして、12月13日ということですから、もうすぐなのですが、13日までは
貸し出しは行うということで、その後、年末までは返却の期間ということで、なるべくぎりぎりまでといいますか、年内に返却を終えていただくようなスケジュールで、13日までは
貸し出しは行っていきたいと考えております。
○(
金田委員長)
櫻井委員。
○(
櫻井委員) 借りられない期間があるということなので、その期間中は
網野図書館など別のところに行かなければならないということで、なるべく
子どもたちに支障がないようなことは何か考えているかどうかということをお聞かせください。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) そのあたりの支障がなるべく出ないようにと考えて、13日までの
貸し出しということは設定させていただいたのですが、それ以降につきましては、網野や弥栄など近隣の図書室、図書館を利用していただくということになろうかと思っております。
○(
金田委員長)
池田委員。
○(
池田委員) 池田です。
アンケート調査についてお尋ねしたいと思います。これは、市の単費でするのですが、必須ではないのですか。あったほうが、国府との協議の中でやりやすいということなのかということが1点。
アンケートを受けられる方にどこまでの資料が提供されるのか。例えば、兵庫県の
インターがどこにあるかとか、そういったことも
ルート決定に大きな影響が出てくると思うのですよね。それから、
アンケートの中には、例えば、久美浜に
インターが必要かどうかとか、そういった
アンケートも含まれるのか。あくまでもルートだけの
アンケート調査をされるのか。私は、網野町の区長会、久美浜町の区長会に聞いたら、ある程度の考え方は聴取できるのではないか、
アンケートまでする必要はないのではないかという思いで少し聞かせていただいていますので、それもあわせてお願いいたします。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) 先ほども説明させていただきましたが、
道路事業を始めるに当たりまして、特に国が
直轄事業で行う場合につきましては、構想における
計画段階評価ということを踏まえまして、次の詳細設計に入っていくということになります。この
計画段階評価の
実施要領の中に、その第1ステップといたしまして、その
道路整備の目標となる解決すべき課題、背景を把握すること。その原因を分析すること。達成すべき
政策目標を明確化すること。こういったことが求められています。その1つとして、やはり、例えば
山陰近畿自動車道であれば、
網野豊岡間にどういった
道路交通の課題があるのかといったことを、まず抽出していく必要があるとなっておりまして、その1つの手法として
アンケートということが、一般的にこの
計画段階評価では行われているということでございますので、それに求められる
基礎資料としてつくっていきたいと思っておりますし、それから、これだけで地元のそういった意見を聞くということが終わるとは考えておりません。今後、
関係団体との
ヒアリング等を行いまして、そういった意向といったところも聞いていきたいとは思っております。そして今現在、お示しできる
ルート案というものがあれば、それを示してということになろうかと思いますが、全くそれがない段階での調査となりますので、まずはそういった課題の抽出といったところを主な目的として、この
アンケートを行っていきたいと考えております。
○(
金田委員長)
和田委員。
○(
和田委員) 和田です。今の関連です。少し言い方が悪いですが、久美浜の町中というか、地域とか、わからない人にルートについて
アンケートを行うといっても、なら、海沿いがいいとか、山がいいと言っても、もう海はできないと決まっているので、わからない人に
アンケートをしてもいいのでしょうかと思います。地区外の人に
アンケートを出しても、その地区がわからないのに、答えようがないと思うのですが、いかがでしょうか。
○(
金田委員長)
和田委員、今の質問は、先ほど
池田委員からもありましたが、例えば
アンケートをするに当たっても、
久美浜等を通りますよね、そこの地域の方ならば若干わかるが、余りルートに近くない住民の方とかの
アンケートが有益に働くのかということでよろしいか。
建設部長。
○(
中西建設部長) 重複した答弁になるかもしれませんが、今回、
アンケート調査をさせていただきますのは、どこを通ったらいいですか、どこを通すのがいいですかという
アンケートではなくて、まず、網野から豊岡までの
道路交通の中にどういった課題があるのか。例えば
道路冠水であるとか、それから豊岡病院への搬送の時間であるとか、
交通事故であるとか、それから
交通渋滞であるとか、どういった課題があるのかということをまず抽出するための
アンケート調査と考えておりますので、久美浜をよく知らない方でも、この網野、豊岡間の道路にはどういった課題があるのかということについては、お答えしていただけるものと考えています。
○(
金田委員長)
橋本委員。
○(
橋本委員) 橋本です。図書室の
丹後庁舎への移動についてお伺いしますが、今ある図書室と、今度新しく
丹後庁舎に引っ越されるところの図書室のスペース的には余り違いがないのかどうかということと、それも含めて、今ある蔵書が全部持っていけるのかどうか。そのあたりはいかがですか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 今回の
丹後庁舎への図書室の移転は、あくまで仮移転ということで、また、さらにいい場所がないかということは考えていきたいとは思っていますが、今回、移転を想定しています
丹後庁舎1階の会議室の面積が78.3平米ということで、今の図書室は86平米ですから、少し狭くなりますが、仮移転ということですから、この面積の中で置ける蔵書を配置させていただいて、当面の間、こちらで
図書サービスを行っていきたいと思っています。
○(
金田委員長)
橋本委員、よろしいか。
平林委員。
○(
平林委員) 平林です。同じく公民館の件ですが、今現在の公民館を使っていろいろ利用されている方々への連絡、また、一応庁舎の中に会議室が4つ用意されているのですが、これで足りるのかという点。それから、あそこは大きなホールがありましたね。この会議室だけだとホールが使えないと感じるのですが、ホールの代替という部分については何かお考えがあるのでしょうか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 今回、
丹後庁舎で使用が可能な部屋が4部屋ということで、
丹後地域公民館では9室利用できる部屋がございましたので、どうしても制約は出てくると思います。ただし、
丹後庁舎のこの4室の今の使用割合といいますか、可動率であるとか、
丹後地域公民館の使用状況などを見ますと、直ちにいっぱいになるということは少し考えにくいと思っていますので、どうしても利用したいときが重なる場合はあると思いますが、おおむね
受け入れはできるのではないか。ただし、制約はどうしても出てくると思いますので、その場合には、ほかの施設も利用していただくようなことにはなろうかと思います。
ホールにつきましては、庁舎では
ホール機能というものはございませんが、一番大きな204の会議室ですと、講演形式で約120名は収容することができますので、その人数以内であれば庁舎を使っていただけますし、それを超えるような大人数の場合には、
間人小学校等の体育館などの利用を案内していきたいと思っています。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) 済みません、先ほどの
和田議員の御質問に対して、少し補足させていただきたいと思います。最終的に京丹後市が希望する
ルート帯といいますのは、31年7月ぐらいをめどに決めていきたいとは思っております。これからの作業としましては、まず、
アンケート調査を行いまして、それから
関係団体、それからまた
区長会等との
ヒアリング等を行いまして、それとあわせて現在、京都府が行っております検討作業の中での技術的、専門的な検討結果等の調整を行いまして、
ルート帯を決めていくということになりますが、最終的には複数の
ルート帯案というものを持ちまして、さらに市民の皆さんにも意見を聞かせていただくという作業を行っていきたいと思っております。したがいまして、端的に言いますと、最終的には速達性を重視したルートを選ぶのか、やはり観光といった地域振興、産業振興にできるだけ寄与するような
ルート帯を選ぶのか、そういった観点から
ルート帯を検討してまいりたいと考えております。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 1つお答えを漏らしておりました。利用者の方への周知ということですが、11月30日に結果を受けておりまして、翌週の12月3日の月曜日から丹後町内の全区長への通知を発送させていただいたのと、連合区長には電話でも連絡をさせていただきました。また、既に12月の予約や申請をしておられる方もおられましたので、その方については、お一人、お一人に電話連絡等で連絡をとらせていただいて、
丹後庁舎への移動のお願いなどをさせていただいておりますし、また、ホームページや防災行政無線、丹後町内においては12月6日に新聞折り込みで、全戸配付で周知もさせていただいたところです。また、10日には地区回覧という形でも周知のチラシを回覧させていただいたところです。
○(
金田委員長) 2つが少し交互になり過ぎているので、まず、
アンケートから質疑を受けたいと思います。
アンケートに関しての質疑はありませんか。
田中委員。
○(田中委員) 田中です。この
ルート帯を
アンケートで大体つかんでいきたいということですが、相手がありますね。県境の兵庫県豊岡の都合はどうなのかという点で、豊岡におきましてもこういった調査はされておられるのか。京丹後だけこういったことを進めるということになるのでしょうか。一緒にしていけば、より現実的な方向になるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) 兵庫県におきましても、佐津
インターチェンジから京都府との府県境までの
ルート帯調査につきまして、昨年度と一昨年の2カ年をかけて行われております。兵庫県では一応地元での希望
ルート帯というものが昨年度末に決められまして、それが今、県庁で最終的な検討をされているということを聞いております。
○(
金田委員長) 田中委員。
○(田中委員) そういった調査をされていまして、その結果も
アンケートに大きな影響があるのではないかと思いますが、
アンケートをとるに当たって、その辺についての調整といいますか、そういうことは考えておられますか。
○(
金田委員長)
建設部長。
○(
中西建設部長) まだ兵庫県として最終決定までは至っていないと聞いておりまして、その兵庫県の最終決定になる
ルート帯というものがどの時点で公表されるのかということもかかわりあることだと思いますが、タイミングがあえば、この7月までの作業工程の中で、そういったこともお示しさせていただいて、その上で、京丹後市としての希望
ルート帯というものを検討してまいりたいと思っております。
○(
金田委員長) ほかに
アンケートの関係で質疑は特にありませんか。なければ、
地域公民館、図書室の関係。
吉岡副委員長。
○(吉岡副委員長) 少し
耐震性能についてお尋ねしたいのですが、
丹後地域公民館のIS値が極端に低いわけです。0.02という数値は、今までに聞いたことのないような数値だと思うのですが、これはホールがあるからということなのか、この数値は本館といいますか、事務所も含めてのIS値なのか、お尋ねいたします。
○(
金田委員長) 都市計画・建築住宅課長。
○(山本都市計画・建築住宅課長) IS値の0.02という数字のことについてですが、
耐震診断につきましては、建物の形状、バランス、偏心状況、それから剛性や靱性、地震力に対する変形のしにくさ、粘り強さ、それから建物の劣化状況等も含め、耐震構造上の検討を行っております。
丹後地域公民館につきましては、大ホールを含む公民館と談話室、喫茶店とに構造上分かれているために、それぞれで判定を行っております。公民館につきましては、公民館全体での判定と、構造上一体として捉えられる部分についてゾーニングを行い、それぞれにおいて判定したものの二通りで行っております。
建物のIS値ですが、建物全体の耐震性の評価につきましては、判定して出された数値の中で、一番低い数字が判定結果として扱われることになっておりまして、全体ではなく部分的に0.02というものが出てきますと、それがIS値としての建物全体の評価ということになりますので、0.02という数字が評価になっているということでございます。
○(
金田委員長) 吉岡副委員長。
○(吉岡副委員長) それであれば、ホールを除いた本館といいますか、事務所側はどれぐらいの数値であったのでしょうか。
○(
金田委員長) 都市計画・建築住宅課長。
○(山本都市計画・建築住宅課長) ゾーニングによりまして、一体的に想定できるということで、公民館といいますか、鉄筋コンクリート造を含めまして、大ホールの一部を含みましてゾーニングをした部分については0.53とか、そのような数字が上がってきております。場所によっては、それ以上の数値が出ているところもございますし、一番低い数字が0.02ということで、ホールの北側の柱の部分の数値を使って0.02ということになっております。
○(
金田委員長)
櫻井委員。
○(
櫻井委員) 再度確認ですが、今の
地域公民館は和室がありまして、高齢者の方は和室の利用が多いと聞いているのですが、庁舎内は恐らく和室の部屋がないと思うので、着物の着つけであったり、茶道であったり、生け花であったり、そういった和室でできることが、ここの移動によってできないという危惧があると思うのですが、そのあたりの対応はどのようにお考えでしょうか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 庁舎の4部屋については和室がございませんので、和室を希望される方につきましては、同じ間人地内に老人福祉センターの松風苑であるとか、はしうど荘といった公共施設がございますので、そちらもあいていれば利用ができるとお聞きしていますので、和室を希望される方があれば、そういう御案内をさせていただいております。
○(
金田委員長) 浜岡委員。
○(浜岡委員) 浜岡です。この
丹後地域公民館の地盤の安全性を確認するための調査1,200万円。1,200万円というとかなりの金額になるわけですが、この対象面積といいますか、対象立米といいますか、規模ですね。どのようなところを想定しておいたらいいものなのか。ホールの下を全部調べるとか、いろいろなことがあろうと思うのですが、その辺のところを少しわかりやすく御説明いただけませんでしょうか。
○(
金田委員長) 都市計画・建築住宅課長。
○(山本都市計画・建築住宅課長) この調査におきましては、1,200万円ということですが、ほぼボーリング調査の金額になっております。この委託につきましては、具体的には測量等の現地調査と支持層の地層、それから強度の確認をするためのボーリング調査、それからその調査結果に基づきまして、地震時の建物への影響の解析を行うという業務になっておりまして、主にボーリング調査、今の想定では約10本8メートルで岩盤ということで金額をお示しさせていただいているということです。
○(
金田委員長) 浜岡委員。
○(浜岡委員) 私がお尋ねしている目的は、調査した後の補修です。地盤を変えるとか、いろいろとすることに、どれぐらい費用がかかるのか、どれぐらいの規模をしなければいけないのか。場合によっては全部建物を壊さなくてはならないのか、そういう大きなことを知りたいので、どれぐらいの範囲のことをされるのか。また、後の始末、金額的でもいいですが、どれぐらいの規模のことを想定しておかなくてはならないのかということを考えているのです。どうぞよろしくお願いします。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 今回の1,200万円の予算につきましては、
丹後地域公民館の建っている敷地全体の地盤の調査ということです。この調査を実施した結果、例えば、地盤や擁壁の改修が必要ないという結果になる可能性もありますし、改修が必要だという結果になる可能性ももちろんございます。費用などにつきましても、調査をした後に、さらに設計を進めてみないと費用までは出てこないということになりますので、まずは安全性の確認をするために今回調査費を上げさせていただくというものです。
○(
金田委員長) 浜岡委員。
○(浜岡委員) 確認します。そうすると、1,200万円をかけても調査に値するというか、もうかけなくても、これは全部だめだよということではなくて、一応、十分に見通しがあると考えてもいいのでしょうか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) 教育委員会としましては、改修をしてこの建物を使っていきたいという考え方を持っていますので、そのためにはまず地盤の安全性の確認がないと次に進めないということですから、必要な調査ということでさせていただきたいと思っております。
○(
金田委員長)
平林委員。
○(
平林委員) 平林です。先ほど
櫻井委員が和室を使っている団体もあるという質問をされて、答弁では、松風苑やはしうど荘と言われたのですが、今まで公民館を利用されていた方は、和室などを無料で使われていたのですよ。ところが、今回、はしうど荘や松風苑を使わせてもらうとなると、使用料金がかかってくるのです。ですから、そういう場合は、使用料金に対しての補助ということまで考えておられるのでしょうか。
○(
金田委員長)
教育委員会理事。
○(
引野教育委員会事務局理事) ほかの施設を使っていただく場合には、有料になるということもあろうかと思います。今回、こういう緊急避難的な措置ですから、大変申しわけないとは思いますが、どうしてもこれまでどおりの条件で、これまでどおりに使っていただくことはできないということは一定御理解いただきたいと思います。庁舎につきましては、和室はないのですが、これまで公民館を無料で使っていただけていた団体については無料で使っていただくということで考えています。
○(
金田委員長) ほかにございませんか。
アンケートの関係も結構ですが、よろしいですか。それでは、これで議案第164号の質疑を終結します。
次に意見交換を行います。これで意見交換を終了します。
次に討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。
これから採決を行います。議案第164号、平成30年度京丹後市
一般会計補正予算(第8号)について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手願います。
(挙 手 全 員)
○(
金田委員長) 挙手全員です。
したがって、議案第164号は原案可決すべきものと決定しました。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
これをもって本日の
予算決算常任委員会を閉会いたします。どなたさまも御苦労さまでした。
閉会 午後 4時27分
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│会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
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│ 委員長 金 田 琮 仁 │
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署名委員 松 本 直 己 │
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