6
会議録署名委員 金田委員
7
参考人 なし
8
紹介議員 なし
9
説明のための
出席者 なし
10
議会事務局出席職員 西川議会総務課長補佐、
小石原議会総務課主任
11
会議に付した事件
・
中間報告について
12 議事
開会 午前 9時34分
○(
田中委員長)
皆さん、おはようございます。
本日の
出席委員は10名であります。定足数に達しておりますので、これから
議会ICT化調査特別委員会を始めます。なお、
谷口委員からは欠席の届けが出ておりますので、御了解ください。
本日の
署名委員に
金田委員を指名します。
本日の
内容はお手元に配付のとおり、
中間報告についてであります。
前回の
委員会では
システムの
提供業者から
プレゼンテーションを受け、その前の
業者のものも合わせて比較しながら御
意見をいただいたわけですが、これを踏まえて
作業部会では30年度当初
予算への算入を見込んでの具体的な
導入案の
検討をしていただいております。今回はその
導入案について御
検討いただくことにしておりましたが、若干スケジュールを早めた理由といたしまして、仮に30年度に
導入するという
方向性になるのであれば、10月4日の
定例会最終日において
中間報告をするということで
予算要求につなげることが必要だということから、急いで
会議の開催をさせていただきました。そのことを御理解いただきたいと思います。
それではまず、
谷津座長から
作業部会の
検討結果をお伝えいただきたいと思います。
谷津座長。
○(
谷津座長) 本日
2つ資料を提出させていただきます。まず、ホッチキスどめの
資料から
説明をさせていただきます。
これは以前、
特別委員会でさせていただいた
中間報告を少し手直ししたものです。
議会ICT化の全体像ということで、3段階の期間を設けて進めていきたいというお示しをしており、その下については
ICTの
活用方法の
検討ということで、
議会、
委員会でどういう使い方ができるかといったことについて列挙させていただいています。それから、
ページをめくっていただきまして、
2つ目については、
議会運営と
市民と
議会の
懇談会などで使う
活用の方法について少し上げさせていただいています。
議員活動で
利用できる
機能の一番下に、今回の災害のこともありましたので、ああいった場での
情報共有に非常に有効だということがあり、それをつけ加えさせていただいています。
その下の
議案等の
電子化による
メリットについては、以前
説明したとおりでありますし、
ページをめくっていただきまして、
ソフトの
メリットについても以前に
説明させているとおりであります。
議案等の
電子化に当たり、想定される
課題として上げさせていただいています。
それから、もう一
ページめくっていただくと、そのほかの想定される
課題ということで、この
内容については
前回と一緒であります。
それを受けて今後調整することの中で、幾つか列挙させていただいたものを今回
作業部会の中で少し整理させていただいています。
この
作業部会を進める中で、
執行機関との調整をさせていただいたのですが、庁内での
ペーパーレス化や
ICT化の
検討が現実としては進んでいないというのが
執行機関側の
状況であります。もう一点は、
執行機関側としては本
会議や
委員会以外での
タブレットの
利用が想定できないということ、それから、そうしたことを踏まえて
議会が
ICT化することへの対応について少し
判断に困っているというようなことがありまして、できれば先行する
議会の
ICT化を見て庁内の
ペーパーレスの取り組みを
検討していきたいというようなお話が出ています。
そうしたことを踏まえまして、
作業部会としてはまず
議会の
ICT化を
前提に
検討を行って、
議会としての
活用でありますので、当然
議会費で
検討するというふうな整理をさせていただいています。
それから、
議会側の対応の整理として、
タブレットを用いる
範囲につきましては、本
会議あるいは
委員会など、全ての
会議で
タブレットが使えるようにしていきたい。また、当然
政務活動としても使わないと、せっかくの
端末も
意味がないということで、そうしたことも含めて使うことを想定しています。
②としまして、
紙資料の要求はどうかというようなことがありました。基本的には、
執行機関が提出してくる
資料については全て
電子化を求めていくということを
前提としています。ただし
導入後、
一定期間は
紙媒体も併用していかないと
議事等が滞ることも懸念されますので、おおむね1年ぐらいは紙と併用して進めていければということで話をさせていただいています。
次の
ページからが
経費的なことであります。
執行機関側の
紙経費の削減については、
前回少し話させていただいたことと大きく
内容が変わるものではありませんので、少し割愛させていただきます。今回はかかる
経費についてのみ
提案させていただきます。
経費の
算定としまして、最初に
文書共有システムの運用の
経費についてであります。
前回とその前、2回
業者による
プレゼンテーションを受けていただきました。その中で
東京インタープレイが提供する
SideBooksについては、基本的に
moreNOTEの
機能と差はありませんが、
ライセンスの
契約が最初50
ライセンスということで、
クラウドの要領についても10ギガバイト単位での増減しかできないということがありまして、当初の想定では
執行機関も含めてというようなことではありましたが、今回については、まず
議会が先行してということでありますので、より小回りのきく
moreNOTEのほうがいいのではないかということで
moreNOTEを
提案させていただきたいと思っています。
moreNOTEにつきましては、
SideBooksにはないWordやExcelを直接編集する
機能であるとか、
ペンやポインターを使って直接場所を指示して
説明ができるということがありますし、過去の
会議の
資料については、カレンダーから何月何日の
会議の
資料ということで検索ができるというようなことがありましたので、そういった
機能が比較的使いやすいのではないかと思っています。
導入費用につきましては、
初期費用として3万6,000円、officeを編集する
オプション、これは
オプションですから、30
IDで3万3,000円、それから、
moreNOTEの
ライセンス料ということで、こちらも30
IDで3万6,000円、それから、
クラウドサービス利用料が10ギガバイトで1万2,000円ということで月額4万8,000円であります。年間としますと、57万6,000円に
初年度のみ6万9,000円がかかるということであります。
参考までに
SideBooksにつきましては、50
IDの10ギガバイトで
初期費用が8万円、
ランニング費用が90万円ということでありますので、
経費的にも
moreNOTEのほうが有利であるという
判断をさせていただいております。
続きまして、下の
経費の
算定、こちらは
タブレット端末の
導入経費についてであります。これは少しややこしいところがありまして、
キャリアによって取り扱いが違ったり、
端末を買い取ったときにどうするというようなことがありますが、
通信費も含めて見やすいように整理させていただいています。
まず項目については、上から
通信費、
機種代金、
ペンが使いたいという要望が多くありましたので、
アップルペン専用ペンの
費用、それから万が一のときのための
損害保険料ということで記載させていただいています。
端末については
iPadProの10.5インチ、64ギガバイトという1機種にのみ絞って書かせていただいています。
また、
機械を買い取る場合の想定としては、
格安SIMの
利用を考えていまして、こちらについては
参考としてmineoの6ギガバイト、月額1,580円というプランを想定しています。また、買い取りの場合については機材の保守が2年間しかありません。ですから、3年目以降がどうなるかというようなことがありますので、こちらについて
課題として少しあるかと思っています。
キャリアについても
機械の保守がきくのは基本2年ですから、
キャリアで保証を別に追加してもらえるのかどうかという
あたりで、
キャリアに少し差があるというような
状況であります。
紹介させていただきますと、まず
端末を買い取る場合ですが、
通信費として
初期費用が3,394円、
通信費については4万5,997円、
機械購入代金が254万4,000円、
アップルペンが32万4,000円、
損害保険料が28万2,000円ということで、年間の
費用として
初年度のみ
初期費用ということで
機械などを一式買うということが必要になりまして、315万3,394円にプラス(「30台買うのか」の声あり)済みません、全て30台の
費用です。毎年、
ランニングコストとして
通信費がかかりますので、これが55万1,966円ということになります。
続いてその横、
キャリアでNTT
docomoを想定しています。
初期費用として
通信費に9万円かかります。
端末は全て24回に
分割払いということになりますので、
通信費として10万8,590円、
機器購入代金の
分割分が11万5,020円、
アップルペンが1万4,580円、
損害保険加入料が1万8,000円ということで、
初年度のみ
年額9万円がかかりまして、毎年の
ランニング料が307万4,280円ということであります。
機械と
アップルペンの
代金については24回ということですから、3年目以降については、もう少し下がってくるというような
状況であります。
続いて
auの
キャリアで見た分であります。
auは
割引きが多くて、
事務局とも見ていたのですが、本当にこれぐらい引いてくれるのかと心配になるぐらいでありました。
初期費用としては、
アップルペンが分割できないので、これだけ購入することになります。それが32万4,000円になります。本来は
通信費についても
初期費用がかかるのですが、最終的にその
費用全てが値引きされまして、なおかつ
通信費も値引きが大幅にありまして、
ランニング費用として
通信費が11万7,060円、
機械購入代金は
機械代を丸ごと値引くということでありましたのでゼロ円、それから、
損害保険料についてはもともと2年ついていて、それ以降の2年分について1万6,950円ということであります。
済みません、たしか3年になると理解しています。
初期費用が
アップルペンの32万4,000円で、毎年の
ランニングコストが160万8,120円ということであります。この
あたりが
費用としては一番大きいものになります。
続いて
ページめくっていただきますと、
費用の
算定ということで、そのほかの
関係整備にかかる
費用ということで記載しています。
いろいろなことが想定されるのですが、例えば
執行機関側が
導入するときには、セルラーモデルである必要は必ずしもないということもありますし、毎月の
通信の
容量制限が少しでもかからないようにということもありまして、
無線LANの環境を
議場内に整備したいということです。これはあくまでも見積もりをとっておりませんので、概算の
費用ということで認識していただきたいですが、まず
議場用の
Wi-Fiアクセスポイントの
機器設置ということで、
工事費込みで大体10万円ぐらいを想定しています。
議場に1台と
委員会室に届くようにということで配慮していますので、おおむね2台から3台設置する必要があるかと思っています。
機器そのものは1万円から2万円程度ですが、設置の
状況によって
工事費がどれぐらいかかるかが、少し変わってくるというような
状況であります。それから、
事務局内にデータをアップロードするため専用の
パソコンを1台購入したいということで8万円あります。
皆さん御承知のように、
事務局の中に1台だけホーム
ページを更新できる用の
端末がありまして、そこだけが外部の
回線につながっています。当面はその
回線を
利用することにしたいということで、実は
電話回線も
プロバイダー契約料も今回は見ていませんので、その
あたりだけは少しお含みいただきたいと思います。
続いて、その下です。
経費の
算定ということで、こちらの大きいほうです。全てを比較させていただこうということでさせていただいています。
作業部会として
提案をしていきたいと思っている
部分です。
一番上が
機械を買い取って
個別契約で計算したときの1年目、2年目、3年目、4年目の
費用の推移ということであります。2段目は、いろいろ
意見は分かれたのですが、
通信費を
個人負担という扱いで考えています。これについては下の
検討事項にも書いてありますが、
通信費について、
議員が
個人的な用務で使うことが否めないということがありますので、それをどう整理するかというようなことを含んでいます。
政務活動費を議論した際には、
市民に一定
説明できない
費用ということで、
電話代であるとか、インターネットの
回線の
契約料というものを
経費対象から外したというような経緯がありますので、そうしたことは少し
検討する必要があるということで比較のために掲載させていただきました。3番目については、
端末を24回の
分割払い、
docomoの
回線を使うということで計算した
部分、4番目は
端末を分割して、なおかつ
auの
回線ということで計算した
部分であります。
いずれも
キャリアの分については、例えば3年目、4年目で一旦打ち切って
格安の
SIMに変えることで
経費の削減は可能だと思っていますが、いろいろ煩雑なこともありますので、その
あたりをどうするかというようなことでも比較する必要があるかと思っています。
4カ年の合計を比較させていただくと、当然2番は
通信費が要らないので安いですが、
端末を買い取って
格安の
SIMで運用したほうが4年間の
経費としては大幅に有利だというような
状況であります。
考えどころなのは、一番上だと
初期の
費用が高額になるというようなことでありますし、2年間で見ると、4番の
auを
キャリアとして使うほうが少し有利になるというような
状況もありますので、このどちらかかと考えています。ここからは、もう少し
委員会の中で絞って議論していただけたらと思います。基本的にここから先はお金の話ということになりますので、その
あたりを
検討していただけたら(「このどちらかになるというのは、1番と4番のことか」の声あり)1番か4番が妥当ではないかというようなことであります。また、一番下の
検討事項にもあります
通信費の
考え方をどうするかということで、2番も
検討の
範囲に入ってくると思います。
キャリアについては、
docomoは例えば
通信費を
個人で見ますということが可能なようですが、
auについては全部グロスで計算させてもらい大きく
割引きをさせていただくので、分けられないというようなことがあって、
通信費を
個人負担とする場合であれば4番は選択から外れるというような
状況になっています。
作業部会としては、このような
報告をさせていただきます。
○(
田中委員長) 今
座長からありましたが、ほかの
委員はいかがでしょうか、よろしいか。
(「
なし」の声あり)
○(
田中委員長) それでは、今
説明していただきましたので、ただいまの
説明について
質疑させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
金田委員。
○(
金田委員)
質疑というより前段です。
委員会に出していただく
資料の字が小さ過ぎる。僕が見た限りでは、余白があるのでもっと大きくできたはずです。そういったことをぜひ考えていただきたい。
○(
田中委員長)
池田委員。
○(
池田委員) 6
ページの
経費の
算定で
年額が180万円になるのは、どういう計算ですか。
初期費用が10万円で、
パソコンが8万円でしょう、
年額が180万円。
○(
谷津座長) ごめんなさい、打ち間違いです。18万円です。
○(
田中委員長)
金田委員。
○(
金田委員) まず、単純に質問します。
auと
docomo、この
考え方ですが自分は今
docomoを使っています。それを
auとした場合、どういうことが起きるのか。家の
Wi-Fiも
docomoだと思うのですが、その辺どうですか。
○(
田中委員長)
谷津座長。
○(
谷津座長) あくまでもこれは
議会費として見る
前提にしているので、基本的に
個人が使っている分とは
関係ない。
○(
金田委員) 電波が受けられるのか。
○(
谷津座長)
キャリアによって、入る、入らないという
範囲は多少ありますが、
docomoと
auの使用できる
範囲はそれほど変わらないです。
○(
金田委員) ごめん、少し知識が薄い。2階と下とで
Wi-Fiを設定しているのだが……。
○(
谷津座長)
Wi-Fiは全く
関係ない話です。
Wi-Fiは
Wi-Fiで独自で設定してもらわなければならないのですが、家の
Wi-Fiが拾えるように
端末側を設定しなければならない。
auとか
docomoというのは外で使うときの話です。例えば出先で
市民の
皆さんと話をしているときに教えてほしいと言われて、つなぐときに使うという感じです。
○(
金田委員) わかりました。多分僕の疑問は解消していると思う。
○(
田中委員長) ほかにございませんか。
金田委員。
○(
金田委員)
東京インタープレイというのは
ソフトのメーカーですよね。
機械という言い方しかできませんが、
タブレットを選ぶときに
iPadProを選んだ場合でも、
富士ソフトでも
東京インタープレイでもどちらも可能ということですね。
○(
谷津座長) 可能です。
○(
金田委員)
中身の
ソフトのことでいうと
富士ソフトのほうが使いやすいだろうという
判断をされたということですね。それに合わせて、前に言っていたが、
富士ソフトと
東京インタープレイは1,600人対10人ということだったが、それはどちらがどうだったか。
○(
谷津座長)
東京インタープレイが10人です。
○(
金田委員) わかりました。
○(
田中委員長) ほかにございませんか。
(「
なし」の声あり)
○(
田中委員長) ないようであれば、
報告に対する
質疑を終結したいと思いますが、よろしいでしょうか。
○(
金田委員) 簡単に終わり過ぎるのはどうかと思うから、もう少し考えさせてください。
○(
田中委員長) 暫時休憩します。
午後10時04分 休憩
午後10時42分 再開
○(
田中委員長) それでは休憩を閉じて再開をいたします。
ほかに
質疑はございませんか。
(「
なし」の声あり)
○(
田中委員長) なければ、ただいま
検討結果を出していただいたのですが、30年度の
導入について、当初は
執行機関と同調した形で
導入しようということで進めてきましたが、規模を縮小して一気に
ペーパーレス議会の
実現はできないということと、先行して
議会が積極的に
活用していくということで
活動を
効率化、
利便性を高める、
議会の
活性化につなげる、そういうことを目指して、一方で
執行機関への
導入も促してきたのですが、段階的に
ペーパーレス議会の
実現に移行していくということになっていまして、当初こちらが考えていた
方向性とは若干変わってきております。このことについて、今
作業部会から
報告があったとおり、
タブレット端末の
導入規模を縮小して
議会が先行するという形で
議会の
効率化、
活性化を図りながら引き続き
議会の
ペーパーレス実現を視野に、
執行機関へも
導入を促していくというふうに
方向を修正することが必要だというふうに思いますが、そのことについて御
異議ございませんでしょうか。
(「
異議なし」の声あり)
○(
田中委員長) 今後、そういった
方向で進めていきたいというふうに思っております。30年度の当初
予算編成時期が目前だということで、
導入を
前提として行うことになりますと10月4日の
定例会議最終日には
委員会から
中間報告を行う必要があると
判断をしていますが、お諮りいたします。
今後の
方向性をもって
中間報告を取りまとめて、
最終日に
報告させていただくということで御
異議ございませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○(
田中委員長)
異議なしということで、
定例会の
最終日には、そのような
中間報告をさせていただくということを御確認いただいたと思います。
どういう
中身を
報告していくかということにかかわってくるわけですが、
作業部会の
提案も受けて
皆さんの御
意見をお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
金田委員。
○(
金田委員)
中間報告を出すに当たって、この
特別委員会できょうまで議論してきました。僕は、それに対する
意見交換が必要かと思うのですが、
委員長として、そういったことは考えておられませんか。
○(
田中委員長) これまでそういうことも含めて
作業部会に委ねてきておりましたので、
中間報告ときょうの
報告を
作業部会からいただきました。それ自身がこれまでの議論のことも含めてということになろうかと思います。
○(
谷津副
委員長)
意見交換がしたいということですね。
○(
金田委員) もちろん。
○(
田中委員長) それでは、
意見もいただいて。
金田委員。
○(
金田委員)
特別委員会が
中間報告を出すに当たっては、やはり
作業部会等の
作業の
内容等の
報告も含めて
意見交換はぜひとも必要ではないですか。私はするべきだと思います。
特別委員会というものは、きょうまでの事務的な流れだけを
報告するということではないと思いますので、
意見交換を求めます。
○(
田中委員長) 今発言がありましたが、それはそのとおりだと思います。しかし、
作業部会からの
検討課題も提示されておりますので、これもある、あれもあるという
中間報告ではいけないと思います。
作業部会からどういう
方向性の
報告を受けたのかは、やはり
中間報告の中に入れていかなければならないし、その中で
皆さんの
意見も反映した
内容を
報告する必要があるということで、
金田委員の発言を否定するものではありません。
池田委員。
○(
池田委員) 私も
作業部会としての
提案をいただいた中で、では、
委員会として今後どうしていくかという
意見交換はやはり必要だと思います。せっかく
作業部会に汗をかいていただいたので、それをもとにした
意見交換は必要だと思いますし、
委員会に入っていない
議員は情報がないので、
中身について全然わからないわけですね。やはり、そこに対しても丁寧な
報告にしないと、
委員長報告のときに
質疑がたくさん出てくるのもどうかと思いますので、そういった
中身を踏まえての
中間報告とすべきかと思っております。
○(
田中委員長)
松本委員。
○(
松本聖司委員)
中間報告していただく主な目的に30年度の
予算ということがあったと思っています。そういう
意味では、
特別委員会に入っている
議員の
皆さんの一定の理解、また今、
池田委員からもありました、それ以外の方の理解とあわせて、
作業部会から4つ
提案してある中で、
作業部会としてはこれがよかろうというようなところまで踏み込んだわけです。そういう
意味で、この
委員会の中でその辺まで決められて
報告ということが一番適当かというふうに思っております。
○(
田中委員長) ほかにはいかがでしょうか。
(「
なし」の声あり)
○(
田中委員長) それでは
作業部会からの
提案も受けて、これまでの議論も含めて
意見を出していただいて、まず
意見交換をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「いいです」の声あり)
○(
田中委員長) お願いします。
池田委員。
○(
池田委員) 今
作業部会としての
提案もいただきましたし、具体的にどの
方向でというような
提案もいただきました。大筋では、この
方向で
中間報告を行えばいいかと思います。まだ
課題は残されているわけですが、それは今後の詰めとして行っていけばいいかと思います。執行部側が余り積極的でないという
部分が残念ではありましたが、先行して
議会がしていただいたらというような考えのようですから、おおむねこの
方向で
報告していただいたらと考えています。
どう絞るかということですが、正直、きょう
提案を受けた中で絞り切れていないのです。その辺に少し懸念は残るのですが、おおむね了解いたします。
○(
田中委員長) ほかにはいかがでしょうか。
金田委員。
○(
金田委員)
議会の
ICT化は総合計画にあるのでしたか、基本計画のどこかにありましたか。
○(
谷津副
委員長)
ICTタウン化。
○(
金田委員) ということは、直接的に
議会の
タブレット化いうことが、そこにあるわけでもないのですね。しかし、
タブレット化を進めていこうということで視察にも行きましたし、そういったことをしてきました。
私は何回か申し上げていますが、そもそも何のために
タブレット化するかということですね。私の基本的な
考え方については、たびたび述べていますが、
議会活動、
議員活動がより活発になるという視点だと思っています。そういう視点の中で、この
タブレット化がそれに寄与するかということを考えたときに、私は一概にそうでもないという考えをずっと持っておりました。そういう視点の中で、この
委員会を進めてきたわけです。
作業部会でもいろいろ調べていただいて、そういった面では一つ一つは納得のできるものであるわけですが、基本に戻ったときに、その
あたりがどうかということを今でも思っているわけです。ですから、今後この
委員会に入っていないほかの
委員の
考え方とか、そのようなことも含めて、どう対応していくか一定考えなければいけないと思ったりしています。
この場で、どこまで自分の考えを申し上げていいのかわかりませんので、一定程度にとどめたいと思いますが、執行部側が余り乗り気ではないということについては、我々がしようということであるなら、特に問題ないと思います。しかし、当然
費用もかかるわけです。
初期費用も
ランニングコストも当初想定していた一定程度の金額より低いというようなことはよくわかりましたが、それでも市政を進めていく中で、しなければならない取り組みの優先順位ということを考えると、私はいかがかなというような思いを持っているところであります。
大きな視点で言うと、
議員活動、
議会活動にプラスになるのか、それから優先順位としてはどうか、そのような思いがあるというようなことで、今考えている最中であります。この程度にとどめます。
○(
田中委員長)
谷津副
委員長。
○(
谷津副
委員長) きょうまでいろいろと調査し
検討もさせていただきました。今は非常にたくさんの
資料がある中から必要な情報をしっかりと取捨選別していくということを求められているのですが、その点において言えば、
電子化することによる
メリットは非常に大きいと思いますし、今は
資料を整理したり管理したりすることに非常に手をとられる
部分があるので、そうしたことを減らして、政策を考えるであるとか、
市民の声を聞くであるとか、そういった本来するべきことに専念できるような形にしていくために、やはりこれからはこういったことが必要だと改めて感じているところであります。
執行機関においても、決してこの
ペーパーレスや
ICT化に否定的ということではなくて、必要性は考えているが、なかなか積極的に進めないという現状とのジレンマがあるというふうにも感じていますので、まずは
議会が先行して
導入し、それを見て
執行機関も
電子化に取り組むことで、今後より多くの
メリットが生まれてくるのではないかと思っています。
以上です。
○(
田中委員長) ほかの方はいかがでしょうか。
水野委員。
○(
水野委員) 水野です。情報化の流れ、さらには高度情報化の流れというものは、とどまることのない傾向でありますし、
議会活動、
議員活動においても膨大な
資料が執行部側から提供されている中で、
タブレットの
導入につきましては、それらの情報にアクセスしていく非常に有効かつ効果的なツールを得るということだと考えます。したがいまして、相当の
経費はかかるわけですが、前向きに、積極的に
タブレットの
導入、
議会ICT化に向けて推進していくべきであるというふうに思います。
以上です。
○(
田中委員長) 櫻井
委員。
○(櫻井
委員)
ICT化ということで、確かに今の社会的な流れのより便利でより正確にというところでは、非常に理解できる
内容であると思いますが、アンケートの結果の中で、なかなか積極的でない方も数名おられるということです。そういった方の理解をどれだけ得られるかということが今後の
検討課題と上がっていたので、この
委員会としては、そこをどこまで詰めていけるかどうかということも
課題の一つであり、その辺の不安をより解消できるように今後進めていくべきだと考えています。
以上です。
○(
田中委員長) ほかにございませんか。
谷津副
委員長。
○(
谷津副
委員長)
意見というか、先ほど
作業部会の
報告の中でも少し
説明させていただきましたが、過去の議論もあるので、
通信費についてはしっかり整理して
説明できるようにしておかなければならないというふうに思っています。
それから、やはりこうしたことにはどうしても得手不得手がありますし、今後はそうした
議員へのサポートする有志の体制というようなこともどこかの段階で立ち上げて考えていく必要があわせてあると思います。
以上です。
○(
田中委員長) ほかにはいかがでしょうか。
東田委員。
○(
東田委員) 先ほど
谷津副
委員長からもありましたが、私自身も既に
個人で
タブレットを持って
活動している中で、やはり
市民のところに行ったときに、どうだったかということも使ってすぐに返事ができるということを実感していますし、
資料についても、
資料の整理に結構な時間を割かれ、またその
資料の中から探すことにも時間が割かれているので、
タブレット導入は、それを勉強や
市民のところに出向くなどの本来の
議会活動に使うことに非常に有効ではないかと考えます。
また、先ほどもありましたが、やはり実際
タブレットを使いなれていない
議員の方へのフォローも必要だと思います。これからの情報化社会の中で、これはもう必須と考えていますので、ぜひその
あたりのスキルを習得していただきたいと思います。
以上です。
○(
田中委員長)
松本委員。
○(
松本聖司委員)
作業部会にも入らせていただいて改めてどういう機種がいいのか、どういうふうな形で
議会として
タブレットを
導入するのがいいのかと種々議論させていただいて、今回の
作業部会の
座長の
報告になったということで、先ほども少し申させていただきましたが、やはり時代の流れの中でより
利便性の高いツールを
活用して、
議会の中での
質疑または
意見交換の進化をどう図っていくのか、そういう
意味ではチェック
機能も含めてということですし、
提案機能も含めての道具になり得る。特に私自身が実感していることは、全ての
資料を持って
議会、
委員会、本
会議に臨むわけでもありませんので、そういう
意味で、ほかの
議員や
委員の
皆さんの話を聞く中で、改めてこの視点はどうだったのかということで読み込みたいが、
資料がないというようなこともありますし、過去の計画との整合性を確認する上でより深い審査に臨めるのではないかと思っております。その上で、
作業部会の
提案ということで4つ示していただき、2番目がどうだろうかということだったと理解していますが、今の時点で
中間報告をする理由の中には、やはり
予算がこの程度かかるということをしっかり示していく
作業が不可欠だと思っております。そういう
意味で、
議会として
タブレット化に取り組むのであれば、例えば1年目450万円から270万円まで、4年間合計で570万円から1,100万円まであるわけですが、この
方向性を示さないと何のための
中間報告かわからなくなってしまうと
個人的に思っておりまして、これ全体を示す
中間報告であるなら
中間報告の
意味をなさないのではないかと危惧するところであります。
○(
田中委員長) ほかにございますか。
水野委員。
○(
水野委員)
通信費の取り扱いについてです。この1枚物のペーパーにも
検討事項として書かれていますが、
政務活動費を設置する際に
市民へ
説明できない項目ということで除外されたということでしょうかね。そういうこともあって
通信については、各
議員に
導入された後も使用頻度において、かなり差が出てくると思います。また、私的
利用ということも考慮すると、
通信費については全額
個人負担にすべきだと思います。
以上です。
○(
田中委員長)
金田委員。
○(
金田委員) 私が申し上げているのは、そういった機器が使えるかどうかという得手不得手の不安というようなことでは全くありません。私の信念です。
議会とはこうあるべきだ、
議員とはこうあるべきだというところに尽きるわけです。あったら便利ということは、百も二百も承知していますが、そういう視点で考えるべきだと私は思っているわけです。
議会での
質疑がなお活発になるとはいえ、一方で今の
議会の現状を見ますと、
質疑に参加されない
議員も多々あるわけでして、
タブレット化したからその方々がどうだということは個々の資質や思いもあると思うのです。ですから、そういったような
意味の中では、取り入れられた
機械を使うことは、聞けばわかることですから、私自身は何も不安に思っておりません。そういうことではなくて、やはりそういった視点に
考え方を置くべきではないかということと、金額は少なくなったとはいえ、財源についてはもっと優先すべきものがあるのではないかということをさらに申し上げておきたいと思います。
以上です。
○(
田中委員長) ほかにございませんか。
池田委員。
○(
池田委員) 今
松本委員から具体的に絞ってという
提案があったので、その
あたりを
意見交換が終わった後でも諮っていただいたらと思います。
○(
田中委員長) ほかに
意見がなければ
意見交換は打ち切りたいと思いますが、いろいろな
意見をいただいて
報告にも反映するようにしていきたいと考えておりますし、今、
松本委員から絞り込んで提起すべきというお話がありましたし、
通信費についての御
意見もございましたので、そのこともあわせて御協議いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○(
松本聖司委員) それまでに、前向きに調査、
検討するということは、ここで全て合意できたわけですが、その後の
金田委員の
意見もあるわけですから、
委員長報告に
委員会として前向きに取り組むべきといって、例えば具体的に機種まで言って、ただ一方でそうではない
議員もあったという
報告であれば何のための
報告かということになりかねませんので、まず入り口論の整理が必要だと思っていますが、いかがですか。
○(
田中委員長) 私としては全
議員にかかわることですから、できる限りの同意といいますか、どの辺まで同意がいただけるのか、その辺を
報告できるような
内容でないとおかしいということにもならないかと思います。
池田委員。
○(
池田委員) 前向きに
検討していこうということは最初に確認できていますし、そのことに対しての
中間報告なので、最終的に議案として出てきたときに、
金田委員の言うような、これだけの投資は、
議員の資質向上や
議会活動でなくて、もっとほかに優先的に使うべきだという
意見があれば出してもらってはどうか。
○(
田中委員長) 暫時休憩します。
午後11時09分 休憩
午後 0時14分 再開
○(
田中委員長) 休憩を閉じ、
委員会を再開いたします。
今後の
方向でありますが、先ほど
中間報告をすることについては同意をいただきました。その
内容につきましては、これまで
作業部会を設け、
検討していただいて、以前の
中間報告、そしてプレゼンを受け、その後の
意見交換、そしてきょうの
作業部会の
報告等々を
報告の中に反映させていく。そして、きょういただいた
意見についても反映させて
中間報告とし、ほかの
議員の
皆さんと共通の議論のもとになるようにしていただき、その後協議をしていただいて進めていきたいということでの
中間報告にしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「はい」の声あり)
○(
田中委員長) それでは、そのようにさせていただきます。あすの昼までぐらいに
報告をまとめて御
意見をまた伺いますので、よろしくお願いいたします。
以上で、
特別委員会を終わります。
閉会 午後 0時15分
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会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
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委員長 田 中 邦 生 │
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署名委員 金 田 琮 仁 │
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