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  1. 京丹後市議会 2017-09-01
    平成29年文教厚生常任委員会( 9月 1日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成29年文教厚生常任委員会( 9月 1日)   ───────────────────────────────────────────                文教厚生常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成29年 9月 1日(金曜日)       開会 午前11時50分       閉会 午後 0時40分  2 開催場所 京丹後市役所 峰山庁舎3階 301会議室  3 出席委員 橋本委員長由利委員長、         櫻井委員中野勝友委員藤田委員松本直己委員行待委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 中野勝友委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 渡邉医療部長岸田医療政策課長平医療政策課係長川戸弥栄病院              事務長梅田弥栄病院管理課長補佐 10 議会事務局出席職員 藤田議会総務課主任 11 会議に付した事件   ・議案第123号 京丹後病院事業に係る使用料手数料等条例の一部改正について   ・議案第136号 京丹後国民健康保険直営大宮診療所及び京丹後国民健康保険直営五十河            診療所指定管理者指定について 12 議事                                 開会 午前11時50分 ○(橋本委員長) ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから文教厚生常任委員会を始めたいと思います。  本日の署名委員中野勝友委員を指名いたします。よろしくお願いします。  本日の議題はお手元に配付のとおりです。  まず、付託事件の審査として議案第123号、京丹後病院事業に係る使用料手数料等条例の一部改正についてと、議案第136号、京丹後国民健康保険直営大宮診療所及び京丹後国民健康保険直営五十河診療所指定管理者指定について医療部から説明を受けます。  説明員の紹介の後、もしも補足説明があればお願いいたします。 ○(渡邉医療部長) 医療部渡邉です。よろしくお願いします。 ○(岸田医療政策課長) 医療政策課長岸田です。よろしくお願いします。 ○(平医療政策課係長) 係長の平です。よろしくお願いします。 ○(川戸弥栄病院事務長) 事務長川戸です。よろしくお願いします。 ○(梅田弥栄病院管理課長補佐) 管理課長補佐の梅田です。よろしくお願いします。 ○(渡邉医療部長) もう全て説明しましたので、御質問にお答えする形でさせていただきたいと思います。 ○(橋本委員長) では、質疑に移ります。ありませんでしょうか。  行待委員。 ○(行待委員) この分については個室料金を新たに定めたということになるのですが、説明の中では近隣の市町の病院状況を確認しながら、それと同等の金額、あるいはそれに近い金額を定めさせていただいたという説明がありました。ただし、やはり議会からの質問の中に、それを当てはめていこうとすると、弥栄病院としてグレードアップした内容がしっかりしていなくてはならないと思うのです。ただ新しくなったから上げましたではぐあいが悪い。何を根拠として金額を上げたか。そのグレードアップ内容をもう一度教えていただきたい。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 今回設けさせていただきます特別室、また普通の個室と2つあるのですが、特別室設備といたしましては、テレビ冷蔵庫、シャワー、トイレ洗面台応接セットとなっております。これが特別室です。今まで特別室になかった新たなものとして応接セットを入れさせていただいております。また、個室につきましてはテレビ冷蔵庫トイレ洗面台ということで、新たに設けさせていただいたのはトイレでございます。  面積につきましては、特別室が14.1平米だったものを29平米、個室につきましては9平米から17.3平米ということで面積がふえた。また、設備が充実したということで、個室料を上げさせていただくということで、委員がおっしゃいました新しくなったから上げるというものでは全くございませんので、よろしくお願いします。 ○(橋本委員長) ほかにいかがですか。  行待委員。 ○(行待委員) そのほか、例えば舞鶴市民病院豊岡あたりと比べて、高くなっているということでしょうか、それとも低いのでしょうか。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 弥栄病院特別室個室につきましては、条例を税込みでしておりますので、税抜きで言わせていただいたら比べやすいと思うのですが、弥栄の場合、税抜きであれば、特別室が1万円、個室は4,000円ということになるのです。それで比べさせていただきますと、お話にありました、豊岡病院につきましては特別室面積が26.6平米とほとんど変わりませんが、こちらにつきましては設備キッチンが入っているということもありまして、利用料金は1万3,806円です。面積弥栄病院ほうが少し多いのですが設備が充実しているということでございます。また、豊岡病院の普通の個室につきましては14平米ということで、弥栄病院のほうが17.3平米と少し広いのですが、豊岡病院個室は5,472円、弥栄病院は4,000円ということで、設備的には変わらないのですが、少し弥栄病院のほうが安く構えさせていただいているところでございます。例えばなのですが、北部医療センターであれば特別室が23.28平米ということで、面積は少し小さいのですが、こちらもキッチンが入れてあるということで値段は1万2,000円と、弥栄病院より少し高くなっていますし、個室についての面積は17.01平米と大体同じで設備も変わらない、値段も4,000円ということで変わらないということになっておりまして、決して弥栄病院ほうが高いということもないですが、特段安くしたということでもありません。大体、平均より少し下目をとらせていただいているというような状況です。 ○(橋本委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 今まで特別室というものはなかったわけだね、それを新たにつくられた。 ○(渡邉医療部長) いえ、ありました。 ○(由利委員長) あった。ただ設備面などがなかったということですね。  お聞きしたいのは個室ニーズです。個室をもっとこうしてほしいとか、そういうことが市民からあったのか、なかったのかというあたりはどうでしょうか。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 特別室ではなくて個室利用率なのですが、28年度につきましては、85%の利用率ありまして、利用率はかなり高いと思っております。  メリットといたしましてはプライバシーの確保ができたり、また室温の調整が自由にできたり、ほかの患者の話し声やせきなどがない静寂な環境とか、それから、よく言われることなのですが良質な睡眠がとれるということもあります。また、今回、個室につきましてはトイレも設けさせていただきますので、今まで外にトイレに行かなければいけなかったが、中で済むとかいうことがメリットになっています。 ○(由利委員長) ということは、ニーズが高いということですね。 ○(渡邉医療部長) そうです。高いと思っています。 ○(橋本委員長) ほかにいかがですか。  渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 少し追加で、御説明させていただけたらと思っております。  施工日については、規則で定める日から施工するという書き方をしています。これにつきましては11月下旬をオープンにしていますが、工事進捗状況によりまして若干ずれる可能性もありますので、ここで何日から施工するとしていると食い違いが出てきますので、規則で別で定めるとして工事進捗状況によって、その日の近くになったら決めていこうというようなことにしております。 ○(橋本委員長) 藤田委員。 ○(藤田委員) 個室A棟B棟に分かれますよね。 ○(渡邉医療部長) はい。 ○(藤田委員) 本来、この病状であった場合はA棟なのですが、払えないからB棟個室を利用したいと言ったことが起きると思うのですが、そういう場合はどうなるのですか。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 病棟につきましては、これまでから患者疾病等状況によって病棟を決めておりまして、今度新たに新棟、A棟なのですが、5階部分療養病棟、4階部分は主に整形の患者、3階部分は主に内科の患者ということで、残りますB棟、昔でいいます5号館は女性病棟ということにさせていただこうと思っております。 ○(橋本委員長) 川戸事務長。 ○(川戸弥栄病院事務長) 女性病棟ですから、分娩や婦人科病棟ではあるのですが、内科であるとか、ほかの患者につきましては、確かに5病棟に入っていることもあります。基本的にはその病棟利用率を見ながら割り振っているという現状ですから、先ほど藤田委員もおっしゃったとおりB棟に入りたいという女性の方がおられますと、それは希望でという話が出る可能性はあると思っております。 ○(由利委員長) 男性の場合はどうですか。 ○(川戸弥栄病院事務長) 男性の場合はそういう余地はない。 ○(橋本委員長) 行待委員。 ○(行待委員) そうしますと、例えばA棟の43室はもう満杯だと、B棟はまだ半分あいていると、15室のうちに8室あいているという中で、男性患者個室を要望する方が出てきた場合、B棟へ行かないと仕方がないのではないですか。 ○(橋本委員長) 川戸事務長。 ○(川戸弥栄病院事務長) その場合はA棟女性の方をB棟に持っていく。転棟は今でも結構しています。3病棟と6病棟を行ったり来たりとか、5病棟に行ったり来たりという形は今でもしていますので、その辺は特に問題なければ入れるというのが現状ですね。 ○(橋本委員長) 行待委員。 ○(行待委員) それから、これは本会議でも出たのですが、個室に入る、入らないについての決め方。今部長がおっしゃったように、軽いいびきをかくとか、個人の体質の問題で個室に入りたいという人もいれば、当然、医療関係個室に入らなくてはならないという人もいるのですよね。その場合、はっきり明確に、これは医師の指示によって個室に入らなくてはならないという方については、個室金額ではなかったのですね。その確認だけしておきます。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 委員おっしゃるとおりで、病院都合であったり、診療上の都合といいますか、感染症であったりというときには、差額の個室料金はとらないということになっています。あくまで大部屋なのか個室なのかという病棟個人で選んでいただいたらいいのですが、それについては患者の同意といいますか、御希望に沿うということですし、それは個室差額料金をいただくのですが、病院都合または疾病の状況によって、個室に入ってもらわなければならないという場合は個室料金をとれないということなのです。 ○(橋本委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) A棟が完成することになって、より病院自体値段も上がるということですが、やはり病院自体の全体の収益は上がる見込みがあるということでしょうか。 ○(橋本委員長) 渡邉部長。 ○(渡邉医療部長) 試算させていただきますと、本年度12月から3月までということで約900万円の増収を見込んでおります。完成するのが11月末ですから4カ月ですね。 ○(橋本委員長) ほかにいかがですか。  櫻井委員。 ○(櫻井委員) この議案とかかわらないかもしれないですが、今こういった新病棟を建設するに当たって、患者とか通院の方からクレームというか、そういうものはないのですか。 ○(橋本委員長) 少しこの議案とは……。 ○(由利委員長) それは先ほどのところだ。後から個人で聞いてください。 ○(橋本委員長) ほかにありませんか。    (「なし」の声あり) ○(橋本委員長) ないようであれば、議案123号の質疑を終わります。  では、ありがとうございました。  暫時休憩いたします。                 午後 0時05分 休憩                 午後 0時06分 再開 ○(橋本委員長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続いて会議を行います。  議案第136号の質疑に入りたいと思います。  補足説明はありませんか。 ○(渡邉医療部長) 簡単ですが、補足ということで、重ならないようにさせていただきたいと思います。  指定管理者飯田診療会にするに当たりまして、飯田診療会からの申請書では取り組みの大きな方針としまして3つ出されておりまして、1つはプライマリケアといいまして、身近にあって何でも相談できる総合的な医療の推進。2つ目地域住民一人一人の人生、生活、背景を重視したケアを目指す。3つ目地域包括ケア重点事業として取り組んでいくという3つの方針を組まれているところでございます。  また、指定管理料につきましては10年で8,000万円ということで、私たち申請要項で示したものと同額となっております。  指定管理期間につきましては10年ということでございますが、診療所管理運営におきましては特質性専門性が求められることから、指定管理者職員の育成を進めるとともにノウハウを蓄積した人材を確保し、継続性をもって安心した体制をとっていただく必要がありますので、一定の年数が必要と考えております。  そこで、ほかの自治体等を調べさせていただきましたが、5年、10年で指定されているとこもありまして、これまでから飯田先生には大宮診療所としてお世話になっていることもあり、10年ということで平成30年4月から40年3月31日までの指定をさせていただいたところでございます。  ちなみに、宇川診療所につきましては、5年ということで指定管理お世話になっているわけですが、宇川診療所を運営していただきます、はしうど福祉会医療につきましては初めてされるということがありましたので、そのときは5年ということでさせていただいたものです。
    以上です。 ○(橋本委員長) 説明が終わりましたので、質疑に移ります。  由利委員長。 ○(由利委員長) それでは、今指定管理者飯田先生申請のことも言われましたし、それから10年ということもあったのですが、もう一遍、指定管理にされた理由を確認させてください。この前もあったのですが、簡潔にどういう理由であったのか。その辺でメリット、デメリットがあれば、それもお願いしたい。2点目は10年で8,000万円、平均にすると、年間800万円。市からの繰入金800万円の根拠について説明をお願いしたいと思います。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 指定管理を導入した理由ということでございます。市といたしましては医師不足診療所不足から医療提供体制の強化が求められております。そのような中、大宮診療所利用者の多さから十分な医療ニーズがあると考えているところでございます。  大宮診療所指定管理を導入し、継続していくことは、住民にとりまして公設という安心のもとで地域医療に精通され、長年培ってきた住民との信頼関係を持つ医師が民間運営することによって、目まぐるしく変動いたします医療現場におきまして行政の予算や人事等の縛りがなく、臨機応変に対応できる柔軟性機動力を持った経営を展開することが容易となり、その効果によって住民の健康の保持・増進が図られるものであると考えております。  また五十河診療所につきましては、現在、弥栄病院または医師コンサルタント会社から医師の派遣を受けて診療を行っていますが、看護師等スタッフ大宮診療所から派遣しておりまして、さらに五十河地区訪問診療大宮診療所が担っていることからも同一団体が指定管理することによって効率的でありまして、五十河地区医療提供体制を安定的に継続できるものと考えたものでございます。  メリットといたしましては、今言わせていただいたものがメリットで、安定または安心した医療が提供できるというふうに考えております。  指定管理料8,000万円のことですが、私たち申請要項で示させていただいたものと同額申請していただいたもので、8,000万円で1年800万円掛ける10年ということになっております。こちらにつきましては、これまでから大宮診療所は、市の直営で運営しておりますので、その関係で3年間の平均などを積算したもので、既に議会では言わせていただいておりましたが、来年の1月から院外処方にさせていただくということですから、その辺の収入やまた経費等も見させていただいたもので、この800万円というものは大宮診療所及び五十河診療所での800万円ということになっております。  内訳にいたしましては、過去の平均等で計算させていただきますと、1つずつは申しませんが、大宮診療所で200万円の赤字五十河診療所では600万円の赤字ということになっております。先ほど申しましたが、五十河診療所にはこれまでから大宮診療所スタッフを派遣しておりまして、その部分は今までから大宮診療所の経理から払っておりましたので、それが丸々200万円ぐらいになるということで、積算いたしますと、その200万円も五十河診療所にということになりますので、800万円がかかる経費は全て五十河診療所のもので、大宮診療所につきましては、差し引きゼロというような計算方式でさせていただいておりまして、それと同額申請されてきておりますので、同じような考えのもと、飯田診療会は積算されていると思っております。 ○(橋本委員長) 由利委員長。 ○(由利委員長) 指定管理というものは自主事業とそうでないものがあるのだが、この診療所自主事業とそうでないあたりはわかりますか。自動販売機を置いたりするのは自主事業と言うが、今地域包括ケア訪問診療等を行っている。それも自主事業にならないのかどうか。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 私たち指定管理者にお願いするのは、まずは医科の外来業務と思っております。委員も申されましたとおり、それ以外の例えば訪問診療訪問看護というものは絶対してくださいというものではありませんが、一般に不採算だと言われている在宅医療部分自主事業として行ってくださいというわけにはいきません。また、診療の一部であるという考えのもと、先生も今までからかなり力を入れて訪問診療等をしておられまして、今後もしていきたい、頑張っていきたいという中で、その部分は通常の業務と考えさせていただいております。自主事業につきましては、学校医であったり福祉施設嘱託医であったり、さらに先生が今後進めていきたいと言われております地域での懇談会健康教室とかを自主事業というふうに見させていただいております。 ○(橋本委員長) 岸田課長。 ○(平医療政策課係長) 1つ前の由利委員長からの指定管理料金額の件なのですが、その指定管理料をどのように計算しているかなのです。その上限額になるのですが、市が示す上限額は各自治体によって基準がまちまちでして、当市では市が運営した場合の収支計算をして、それを指定管理料とさせてもらっているのですが、指定管理となった場合、発生しない費用、収入、支出があります。例えば、市債とか、それから繰入金ですね。こちらは指定管理となった場合は発生しません。さらに、支出の場合でも医療機器などを買うお金は市が負担するということなので、そういった支出部分を取り除いて計算したものが、指定管理料上限額で計算したものです。この部分については財務部とも協議して、さらに指定管理者等審査会にも諮って出させていただいているものです。  以上です。済みません。 ○(橋本委員長) 中野委員。 ○(中野勝友委員) 今までの質疑でもう答えてもらっているとは思うのですが、これも一応議会の中で出ておりましたので、お聞きします。この指定管理になることで、今までの医療状態というのは担保されているという理解でよろしいですか。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 施設の管理運営が民間に変わるということでございまして、これまで行っていただいている先生にそのまましていただくものですから、サービス等は変わらずしていただけるというふうに思っております。 ○(橋本委員長) 松本委員。 ○(松本直己委員) 指定管理の手続とか、そういう形が煩雑になるということですね。これまで市がサポートしてきたようなことについても飯田会が全部されるということで、結局、地域から職員を雇う計画とかはあると聞きましたが、そのサポート体制といいますか、そういう計画もしっかりしているということですか。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 開設者はあくまで市のままですから、管理者が受託を受けてしていただくということになりますので、開設者の責務は京丹後市にしっかりと残っておりますので、しっかりさせていただきたいと思っています。 ○(橋本委員長) 岸田課長。 ○(岸田医療政策課長) 既に宇川診療所指定管理でしているのですが、宇川診療所経営面、お医者の関係などは、市もかなりバックアップをさせていただいておりますので、指定管理になったから市は知らないよとか、そのようなことは一切ございませんのでお願いします。 ○(橋本委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 3点お願いします。まず1点は、先ほど指定管理業務の中に医療の外来と、今までしていた訪問看護も入っていますというお答えでしたが、そうすると、当然、指定管理料を納める中に訪問医療を入れて赤字になるものとして計算されているのか。これが1点です。  それから、管理料の算定の中の最低限度人員確保人員体制は、市としてはどの程度まで見ているのか。例えば算定するときに5人ぐらい看護師が要るので、物すごく赤字が出ますということなのか、3人いたらできるということを見きわめて指定管理料が算定されているのか、そのあたりの市の考え方。  それから、これを指定管理することによって経費的な、財源的な効果はどのぐらい見込んでおられるのか、その3点をお願いします。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 1点目の採算が合わないという訪問診療等は入っているかということです。先ほど言いましたが、今までから訪問診療訪問看護等をしていただいて、28年であれば年間で294回もしていただいているのですが、その分も見させていただいています。  人員関係なのですが、医師または看護師レントゲン技師医療事務医療事務は非常勤で雇っており、また、看護師につきましても臨時の看護師を雇ったりもしていますが、今までから必要であるということで、その人員でさせていただいておりますので、募集要項でこの人員は必要であろうと思っていたのですが、申請書でも同じ人数で上げてきていただいています。 ○(行待委員) 現状と同じ人数で申請されているということか。 ○(渡邉医療部長) はい。あくまで計画をしているということです。  実際まだ指定管理になっておりませんので、指定管理になってから、今の方を雇う、雇わないではなくて、人数的な部分で検討はしていくということを言われておりました。 ○(行待委員) 経済的な効果はどうか。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 指定管理にする一つの理由として、民間のノウハウを活用して経費の削減が図られるということが、よく上げられるとは思うのですが、今回の指定管理の一番の理由といたしましては、あくまで安定・安心した医療住民の皆に提供していくということが上がっておりますので、第一に経費の削減ができるからというふうには思っておりません。  ただし、これまでから医師看護師診療とあわせまして診療所の管理も行っていましたが、飯田診療会説明では、医師等につきましては診療に集中したいということで事務、会計のそれなりの方を雇い入れて全般的に経理も見直していきたいということを聞いておりますので、そのようなことを精査されて経費の削減を図っていきたいと聞いているところであります。  また、今回2診療所を一括して運営していただくということで、そこら辺の無駄ではないですが、経費が抑えられる部分があろうかと思います。例えば、薬をあちらへ持っていったりこちらに持っていったりということはできないのですが、消耗品であったりは共通して利用できる部分があろうと思いますので、そういう部分経費削減も図られるかと思っております。  また、年度で指定管理料の年度協定を結んでいきますので、今から必ず800万円が要るというものではなくて、また年度で精査させていただきたいと思っております。  また、これは別に経費どうのこうのではないですが、今まで市職員がしておりました契約事務などもそちらでしていただくので、市としての体制が少し持っていけるということで、そういうメリットもあるのかとは思っております。 ○(橋本委員長) 行待委員。 ○(行待委員) 今の確認をさせていただきます。  1点目の指定管理の中に訪問看護は入っているのか。これは赤字の分にはなるのだが、医療看護とともに入っている。だから、基本的には赤字として指定管理料を計算されているということですね。  それから2点目、レントゲン、看護師医療事務職員体制は今と同じ状況管理料の対象にしている。 ○(渡邉医療部長) 積算はそうです。 ○(岸田医療政策課長) 済みません。少し訂正させてください。 ○(橋本委員長) 岸田課長。 ○(岸田医療政策課長) 来年の1月から院外薬局に変わります。4月以降、指定管理になってからも院外薬局になりますので、院外薬局に係る看護師1人分、この分は見ておりません。収支においても薬の外来で出す薬の収入、支出、仕入れと売り上げ、それから看護師1名分は少し除いて計算させていただいております。 ○(行待委員) その分は経費の削減として挙がってくるということですね。 ○(岸田医療政策課長) そうですね。 ○(行待委員) 今まで必要だったものが要らなくなるから。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 院外薬局にすることによって、マイナスも出てくるのです。ですから、マイナス、プラスという部分のトータルで行きますので、なかなかそれが院外薬局で……。 ○(岸田医療政策課長) 薬の利益に対して看護師の人件費がかかってきますので、人件費を引いた分が利益になるのですが、そのあたりが数十万円の試算になりまして、消費税が10%に上がった場合は、さらにその分の利益も消えていくことになります。先生には、そのあたりもいろいろと考えていただいて、院外薬局にしていきたいという御判断をしていただいた。 ○(橋本委員長) 行待委員。 ○(行待委員) しないかもしれませんが、院外薬局を大宮診療所の敷地内にする場合、そこにお金が入ってくる。院外薬局ですから入りますよね。薬局屋がそこにお金を払って薬局屋を開くわけですから、そのお金はどこに入るのですか。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 院外薬局はあくまで民間がされますので、民間の収益になって京丹後市に入ってくる。 ○(行待委員) そうではなくて、敷地料。 ○(橋本委員長) 岸田課長。 ○(岸田医療政策課長) 大宮診療所の使っている敷地の中で、市の土地を貸したり売ったりすれば、確かに市が収益を得られる可能性もあったのですが、少し敷地面積が足りないとかでできないので、恐らく民間がどこか近くの民間の土地を借りられてつくられるという格好になります。 ○(行待委員) 最後の3点目の確認です。経費的な効果として何があるか言えば、安心で安定した医療の確保ということに尽きるということですね。 ○(渡邉医療部長) そうです。 ○(行待委員) だから、お金がどうのこうのと言うことではなく、まず、大宮に医療医師を確保することが大前提であるということで判断すればよろしいでしょうか。 ○(渡邉医療部長) はい。 ○(行待委員) 以上です。 ○(橋本委員長) ほかにいかがですか。  由利委員長。 ○(由利委員長) もう一つ確認です。先ほどからの年間800万の指定管理料は、患者が減るとか、そういうことがあって変動していくので、その辺はまた調整とか、1年ごとにしていかれるということなのだが、多分、ほかの委員も一番言いたいことは800万円でいけるのかと、また途中でふえないのかと、もちろんいろいろな状況が出てくるので変更はあるのだが、その辺の見通し的なものをもう一遍再度確認したい。 ○(橋本委員長) 渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) 先ほど課長も申しましたが、消費税が上がるというもう既にわかっている部分のこと、その部分はもう申請でわかっておられますので見ていただいているわけなのですが、診療報酬の改定とか、そこまで患者は落ちてきてないのですが、患者が急に何かになったとか、先生が倒れられて診療が数日間できないという場合、予期せぬことであれば考えていかなければならないのですが、それは議会にも議決いただく中で、誰が考えても仕方のないという部分での増額はあり得るかとは思っております。 ○(橋本委員長) ほかいかがですか。  岸田課長。 ○(岸田医療政策課長) 年間800万円で足りるかなのですが、ほとんどが五十河診療所です。大宮診療所なのですが、26年の途中に看護師がやめられたことによって、先生スタッフは非常に忙しくて苦労したのですが、収支的に黒字が出ていたところということもありますので、一定スタッフ先生がしていけば、診療所経費というのは、ほとんどが人件費ですから、十分していけると。先生もそういう意欲でおられますので、この分でお願いしているということです。 ○(橋本委員長) ほかいかがですか。よろしいか。  渡邉医療部長。 ○(渡邉医療部長) もし説明が漏れていたらということで、少し思う部分を言わせていただきたいと思うのですが、議会でもいろいろとあります修繕料をどうするのかというところ、これはもう市の指定管理の基本的な考えで、30万円未満の修繕は指定管理者、30万円以上につきましては市でということで、備品につきましては、あくまで市で買わせていただくのですが、消耗品や消耗備品、少額の備品と言われている消耗備品的なものはもう管理者でお願いすることとなっております。  また、もし収益が上がった場合なのですが、自主事業で上げられた分とか、そこら辺は難しい部分なのですが、団体からはまず施設のメンテに使わせていただいたり、また地域貢献などにも充当させていただきたいと聞いているところでございます。 ○(橋本委員長) よろしいでしょうか。    (「なし」の声あり) ○(橋本委員長) では、以上で136号の質疑を終わりたいと思います。  説明員の方、ありがとうございました。長時間、ありがとうございます。  暫時休憩します。                 午後 0時33分 休憩                 午後 0時39分 再開 ○(橋本委員長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続いて会議を行います。  では、議案第123号と議案第136号の質疑を終わりました。今後の審議日程なのですが、13日に委員長報告をしなければならないということで、逆算していくと、9月4日、5日、6日の分科会が終わったときに意見交換をして採決をするか、7日の教育委員会の認定こども園の条例の審査の後にするかどちらかかと思いますが、皆の予定や御意見を聞かせてください。  結局は、4日、5日、6日も終わってから意見交換などをそれぞれしなければいけないので、もう7日にしておきましょうか。  では、7日の委員会で意見交換から採決まで行いますので、その予定をしておいてください。  では、以上で本日の文教厚生常任委員会を終了いたします。  ありがとうございました。                                 終了 午後 0時40分
    ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。       │ │                                         │ │                    委員長   橋 本 まり子        │ │                                         │ │                    署名委員  中 野 勝 友        │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...