6
会議録署名委員 水野副
委員長
7
参考人 なし
8
紹介議員 なし
9
説明のための
出席者 なし
10
議会事務局出席職員 西山議会総務課長、
西川議会総務課長補佐
11
会議に付した事件
(1)
付託事件審査
議案第2号 第2次
京丹後市
総合計画「
基本計画」の策定について
(2)その他
12 議事
午前 9時34分 開会
○(
金田委員長) おはようございます。
本日の
出席委員は10名であります。定足数に達しておりますので、これから
総合計画審査特別委員会を始めます。
本日の
署名委員に水野副
委員長を指名します。
本日の内容は、お手元に配付のとおり
付託事件審査として議案第2号、第2次
京丹後市
総合計画基本計画の策定についてであります。
前回の
委員会で、
委員の
皆さんにはこの議案における
審査の難しさを御理解いただきながら、これまでの経過も踏まえ、正副
委員長の案として5つの
重点項目の
修正案をお示しいたしました。
5つ目の
重点項目は1
ページから14
ページまであるわけですが、1
ページ、2
ページにおいてはその内容が集約されたものであるので、この
部分について
委員会としての
修正案を提出するということで了解をいただきました。その上で、その
中身について
一定意見交換を行ったところであります。本日は、お手元にその
部分の
委員会での検討結果を示す資料をお配りしております。後ほど確認していきたいと思います。
また3
ページ以降の
部分については、
基本的には具体的な
修正は行わないわけですが、1点だけ
委員会の中でも指摘がありましたが、
取り組み、あるいは、取り組む、という
言葉が用語の
表記上統一されておらず、これが
基本計画案全体にわたって見られることから、この
部分については
表記上の
修正として盛り込むこととしてはどうかと考えております。例えば、2
ページの中段には「協働により多彩な取組み」、これは漢字の「取」と「組」と
送り仮名の「み」とあり、ここでは
取り組みの
平仮名の「り」の
送り仮名がないわけですが、この上の
表記は以降の
ページにおいてたびたび出てきます。相撲の世界や
経済用語の中で慣用的に用いられることを除いて「り」を
表記するのが一般的であるということであります。よって、全ての「取組み」「取組む」「取組んだ」などの
表記については
平仮名の「り」あるいは
平仮名の「み」という
送り仮名を
表記するよう
修正案に追加したいと考えております。
それから15
ページ以降の29の
施策につきましては、
前回、持ち帰り、検討したいという
意見が出されました。これについては後ほどお諮りをいたしたいと思います。
それではまず、お手元の5つの
重点項目1
ページから2
ページの
修正案について、
委員会での検討結果を確認いただきたいと思います。
それではこの資料を見てください。
前回の
委員会で赤字になっております「4.4
ポイント」。「%」を「
ポイント」に
修正すべきだということであります。この「
ポイント」につきましては、
委員長が
執行部と突き合わせをいたしました結果、「%」を「
ポイント」とすることに同意が得られましたのでここは「
ポイント」としたいと思います。
次に、その下におりていただきまして、「このまちには」の「に」を入れることについても確認を得ておりますので「に」を入れたいと思います。
3
ページに行きまして興隆のところであります。ここについては同義語、同じような
意味の
言葉として
執行部のほうとしては「興隆」にこだわっておられたわけですが、「隆盛」という
言葉、同じような
意味でありますが「隆盛」という
言葉に置きかえたいというように同意を得ております。
それから少し下がりまして、
まちづくりの
プラットホームで米印がありますが、これを
カット、それからその下段の小さな字で書いてあります
プラットホームの
説明文、この
部分の
カットについても同意を得ております。
失礼、その上に「り」がありました。これについても、先ほど申し上げたような理由の中で「り」を入れるということでお願いしたいと思っております。
それから最後でありますが「人、生活、自然、歴史、文化」、ここの点を中点にすべきということであったのですが、ここにつきましては協議をさせていただいた結果ですが、ここについてはこれまでどおり、
文章表記としては句読点がふさわしいという
考え方のもとでお願いしたいということでありました。
議論をさせていただいたのですが、ここについては中点ではなくて
原案のままということでお願いしたいというふうに思っております。
以上が
修正案に対する協議の報告であります。
それでは、ただいま報告いたしましたがこれにつきまして質疑があれば受けます。
特にありませんか。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、ただいま確認させていただいたように
修正案を調製することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議
なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、異議
なしということでそのようにさせていただきます。
それから、先ほど少し申し上げましたがまた「
取り組み」の
言葉も
表記上の
修正も含めて調製していきたいと思っております。
次に15
ページ以降の第2部、
まちづくり29の
施策についてでありますが、
前回までの
確認事項をいま一度申し上げますと、このたびの
修正案の調製につきましては案件の性格上の問題から
議会の中でもさまざまな
意見が出された上ではありますが、議案の否決や
修正範囲の線引きが困難であることからさまざまな指摘を5つの
重点項目に集約する
修正案でもって、
修正案といいますのはお手元の案のことですが、この
修正案でもって妥当な線を引き出したことで成り立っている
議論であるということであります。したがいまして、まずはこのことを御勘案いただきたいというふうに思います。
ここまでよろしいか。
(「はい」の声あり)
○(
金田委員長) それでは、次に先ほどありました「
取り組み」の
表記修正以外にそれぞれ持ち帰っていただいた結果、どのような御
意見があるのか
意見交換を行いたいと思います。
田中委員。
○(
田中委員) 田中です。
前回この
重点5
項目の
修正案について、いいか悪いか判断するに当たって29の
施策も含めての判断になるということでしたので、それなら全体的にどうかということで相談はしてきたのですが。
○(
金田委員長) その結果はどうでしょうか。
○(
田中委員) 結果としては、
意見交換はこの前、29の
施策については申し上げましたし、結果的にはなかなか
前回のこの第2次の
総合計画のときの判断もありますし、総合的に鑑みてこの
計画ではよくない、認められないのだというそういう
意見としてはあるのですが。
○(
金田委員長) 特にここで動議とかそういうことはありませんか。
○(
田中委員) ありません。
一つ一つをどうかということは前に申し上げているので、全体を通じてこの判断をするということで、こちらも関連があるということでしたので少し相談しなければならないと考え、時間をいただいたということです。
○(
金田委員長) わかりました。ほかに、何か御
意見のある方ありませんか、
会派等に持ち帰りいただいた結果、特にないでしょうか。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) なければここで暫時休憩します。
午前 9時46分 休憩
午前10時12分 再開
○(
金田委員長) それでは休憩を閉じ、
会議を再開いたします。
ただいま提案しております
修正案につきまして
意見交換をお願いいたします。
谷津委員。
○(
谷津委員) 今回、
委員会の中でいろいろたくさん
議論はありましたが、その中で冒頭の2
ページについて
一定全体を総括というか
重点5
項目についてを総括する
ページだという中で非常に
原案は
後ろ向きな印象が強かったのですが、
修正案については
一定、
未来志向の内容に
文言等を精査していただいているというふうに思います。
29の
施策自体については既にある
計画等が進んでいるものというふうに認識をしておりますし、この
修正案についても、それを横串のように抜く
重点5
項目の総括した
考え方であるという
意味では、
十分理解の得られるものだったというふうに感じております。
○(
金田委員長) 暫時休憩します。
午前10時14分 休憩
午前10時20分 再開
○(
金田委員長)
会議を再開いたします。
ここから
意見交換、
討論を行いますが、
意見交換、
討論につきましては
修正案及び全体についての
意見交換、
討論ということでお願いしたいと思います。
谷津委員の
意見交換に続いて、どなたか。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 過去にもその都度
意見交換をさせていただきましたが、改めて特に採決を前にして伝えておきたい、
執行部にも聞いていただきたいと思っていることがありますので、そのことも含めて
意見交換をさせていただきたい。
まず、1月の
臨時議会で
京丹後市の今後4年間を決める
総合計画、
市長がかわったことによってということで、第2次の
総合計画をつくるに当たって2年、4年、4年ということで
市長の任期に合わせるということで出てきたということで、そういう
意味ではまだ2次の
総合計画ができてから2年しかたっていないということではありますが、当然
市長もかわったのでということです。
その中で、やはり一番に触れておかなければならないのは、
京丹後市の将来がどうあるべきかという
議論をさせていただく大事な
中身にもかかわらず、短期集中的に
審査をさせていただくこととなり、やはりゴールが限られている3月
議会でしっかり結論を出さなければならないという中で、余りにも提案時期が遅かったということは否めない事実だろうと思っております。そういう
意味では、そのことについては
執行部には大いに反省をしていただきたい。
二元代表制であるならば、しっかりと
議会がそのことを
審査する時間を十分にとるということは大前提の話だというふうに思っているところです。これをまず強く申しておきたいということが
1つ目です。
次は、具体的に
中身の話をさせていただきます。
市長が選挙で選ばれてという
意味では、そういう
市民の思いを大事にした結果として、私の
考え方の中では、
市長が提出された
総合計画を否決するということは、ある面で
市長を否決することに等しい、
不信任ということに近いというふうに思っていますので、それはできない選択だと思っております。しかしながら実際に
文章の
中身、提案された
中身を見させていただくと、
文章の
整理が必要だということは非常に感じたということです。特に1
ページ、2
ページから14
ページまでの中でということでありました。
特に私がこだわりましたことは、
一つは
人口減少が進んでいるという
表現の中で、
市長の思いと違う
表現になっているのではないかということを強く申し上げました。それは
社人研の人口より減っているではないかというような、
後ろ向きの発言がありましたし、また楽しくなければおもしろくするというところについても、
総合計画の中の
文章そのものを読むと決してなじんでいない話ということがありまして、そのことは決して看過できない
中身であるというふうに思っておりました。
そういう
意味で、改めて
議会が特に1
ページ、2
ページについて、将来の町をどうあるべきかという
まちづくりをするに当たって適切でない
表現、
考え方を
整理するというのは当然
市長の
不信任にも当たりませんし、
一定整理できた
中身であると、1
ページ、2
ページについてはそういう
修正の
中身であったというふうに理解しております。
あと3
ページから14
ページについても、
整理の仕方、
地域づくり、
人づくり、
物づくり、
魅力づくり、
基盤づくりという切り口で
重要性を示したいという
考え方も
一定理解できたところであります。ただし、細かい
文章には
一定の
意見がありましたが、理解できるところです。
29の
施策についてもですが、1つは各部、各課が
基本的なところで
整理が必要だと思っていますのは、具体的な
施策の目的などをもう少し部や課の中で明確にして、その中で現状と課題の
整理が少し不十分だったところがあるかと思っています。中には指摘させていただいたことがもっともであるというような答弁もありましたが、一旦提案された
中身ということで当然
執行部から
修正はないわけですが、そういう
意味でもう少しこの後
討論もありますが、29の
施策の
文章表現についても十分に練られてないところが若干あったのかなということは改めて感じたということであります。
○(
金田委員長) ほかに。
谷口委員。
○(
谷口委員) この
総合計画の
議論は、
特別委員会で
議論もしてきたところでありますが、その前に
臨時議会でこの
総合計画については
説明がありました。その中で、
谷津委員も言われておりますように、非常に多くの
意見が出てきました。特に初めの
文章1
ページか2
ページを踏まえて
重点5
項目に入り、そこを踏まえながら29の
施策に入るというのが本来の
総合計画の
中身だと思っております。そういう
意味で、当初この1
ページか2
ページのところは
重点5
項目から29
項目に入る前段として、余りにも文書的には
ばらつきがあったというふうに私は考えているところであります。
今回
修正ということでその意向を変えずに
一定の
文書表現として
整理をされたことについては理解を示したいと思っています。残り5
項目から29の
施策についてもかなり
意見は出たというふうに理解をしていますが、その中では文言の
説明をということもあって
一定仕方ないのかという思いがしております。
それから29の
施策についても、先ほど
松本聖司委員が言われるように、余りにも目的とか意義とかいうものが簡略され過ぎて、その
施策についての目的、意義というのが薄れてしまっているという感が拭えません。しかし、そういう
部分も含めて、もう少しそこを明確に
表現するようにできなかったのかなという思いはしますが、相対的に
基本的なものが1
ページ、2
ページということでありますので、これについては1
ページ、2
ページの
修正をし、29の
施策については
原案で行くということについてはやむを得ないという理解をしたところです。
以上です。
○(
金田委員長) ほかに。
谷津委員。
○(
谷津委員) 先ほどの
意見に、つけ加える形でもう少ししておきたいと思います。
全体ということでありましたので、特に
重点5
項目です。先ほど、
松本聖司委員からもありましたが、
地域づくりから始まって
基盤づくりまでのその中で、今回
取り組みの視点ということでどういったことに重きを置いてあるのかというような、本来
ポイントになるべきところだろうというふうに思いますが、そこを
説明いただかないと内容がわかりにくいというようなことがありました。
執行機関の冒頭の
説明では、わかりやすくするためにいろいろ工夫をしたということではありましたが、やはりそうはなっていないというふうに感じています。
文言としても全体として精査がされてないところがあるとか、その
あたりもありますので、そういった
部分については、やはり
総合計画は
市民に見ていただいてそれをそのまま理解していただかないと
意味がないものですし、それがないと協働にも結びつかないということから考えますと、できるだけ平易な
言葉でわかりやすく伝えるという視点が全体としては欠けていたのかなというふうに思います。
特に今回、
委員会で
修正をさせていただいた冒頭の2
ページについては、
市民の
皆さんは必ず読む
部分だというふうに理解しますので、そうしたことへの配慮が必要だったというふうなことは指摘をしておきたい。
○(
谷口委員) 少しつけ加えを。
○(
金田委員長)
谷口委員。
○(
谷口委員) 確かに1
ページ、2
ページの文書的には
ばらつきがあったというふうに
表現をしましたが、
基本的には本来この
総合計画というのは
市民だけではなく他市も含めてやはり目がそこに行くという上で整然とすべきだということで、一応この
修正案については、ある面ではほぼ
整理がされていると思いました。
以上です。
○(
金田委員長) ほかに、
意見はありませんか。
田中委員。
○(
田中委員)
市長がかわられて、
市長の思いが入った
基本計画ということですが、
市民からすれば、やはりこの疲弊した
京丹後市を何とかしてほしいというそういう強い願いがあったと思いますが、なかなかそれに十分応えられていないと思います。結局、合併して13年がたつわけですが、
産業振興が疲弊するという中で原因が何か、あるいは
京丹後市がこの13年間行ってきた
施策がどうだったのかという
あたりをしっかり分析をしないと、手だてが悪い、間違っているというふうに思います。
原案としてはこの第2次
総合計画の
基本構想はそのまま残し、その後に続く
基本計画を見直すという
部分的な、
基本の
構想は置いて
計画を見直していくということですから、34の
施策を29に統合しているわけですが、内容的にはほとんど変わっていないということもありますし、5つの
重点項目でいろいろ書いてありますが、
市長としてここを打ち出してこうしたいというのがなかなか見えてこない、そういう感想を持ちましたので
意見として申しあげておきます。
○(
金田委員長) ほかに、
意見はありませんか。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) それでは
意見交換は終了します。続きましてここから議案第2号について
討論を行います。
まず
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案及び
委員会修正案に
反対の方。
○(
金田委員長)
平林委員。
○(
平林委員)
原案修正案に
反対の立場で
討論を行います。
修正案につきましては、
委員長、副
委員長で大変御苦労いただき、わかりやすい
文章になっているという点では
一定理解をするのですが、これは一体のものとして考えた場合に、第2次
総合計画は
前回、決められた
構想は
基本構想というのはそのまま残っているわけで、今回は
基本計画の見直しの提案ということになっています。
前回のときに共産党は幸福を軸にという
部分で、こういった市政の進め方がいいのかという点で問題視いたしまして
反対をいたしました。今回の
計画変更においてもこの
構想は残っているわけですから、このもとでの政策を出されたものであるので
反対するものであります。
また、今回の提案で評価できる点としては、高校生までの
医療費の
負担軽減、これは子育て中の
保護者にとっては大変ありがたいことだと思いますし、また
意見としては
市民の生の声を市政に反映するということで
市長は
フラット座談会など積極的に取り組まれるというようなことが書かれているのですが、できれば市の職員の
皆さんが、
市民一人一人の声に耳を傾けるために
市民の中へ出かけていくという視点も必要と考えます。それから、
問題点としては日本で第1級の安全で安心の
まちづくりを提案されているのですが、例えば
原発事故の
避難計画は大変不十分なものであると言わなければなりません。多
文化共生社会の形成では、
外国人市民と交流を深めるということを否定するものではありませんが、日米地位協定に守られ、日本の法律が適用される対等、平等とは言えない異質の集団である
米国人も対象になっているということで、多
文化共生社会とは言えないというふうに考えます。
最後に、
市民の暮らしを守り福祉の充実という点では、まだまだ不足しているということを指摘して
反対をいたします。
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
次に
委員会修正案に賛成の方。
谷口委員。
○(
谷口委員) この
総合計画の中で、
基本構想をもとにしながら
市長がかわったということで今後における
基本計画であったり、その
取り組みの
重点5
項目であったり、それを補完するがための
取り組みとしての29の
施策ということが提案されております。これは将来にわたって
京丹後市の
市民の生活を安定させていくと同時に、発展に向けた
行政運営を進めていくというここが
基本だというふうに思っております。そういう
意味では、少しいろいろとありましたが
一定そのことを含めて良としたいというふうに思います。ただし
執行部に言いたいのは、やはりこれをつくるに当たって、
市民が見たり、あるいは他市の
人たちが見たときに
京丹後市が将来を掲げ、
市民の生活の安定、発展のために向けていく
一つの方針になりますので、やはり文書的には整然としていただきたいということをつけ加えながらこれについては賛成といたします。
以上です。
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案及び
委員会修正案に
反対の方。
田中委員。
○(
田中委員)
原案及び
委員会の
修正案に
反対の立場から
討論したいと思います。
先ほども言いましたが、やはり
市長がかわって市を変えてほしいという
市民の願いにどこまでかなう
計画が出てくるかということで、ある程度期待はしていたのですが、第2次
総合計画の内容と余りかわりばえがしないというのが1つの理由です。
もう
一つは、
市長がやはり
計画を立てるに当たってしっかり
京丹後市を分析する、そのことが不十分ではないかというふうに思います。というのは、やはり人口が減っていくと、大もとには若者の働く
雇用環境が国の政治もありますので非常に悪くなっているという中で、
京丹後市も100%出資した
総合サービスの
派遣会社がありますが、そういうところから脱し切れていない、そこに依存した、
官製ワーキングプアと言われるような状況をつくり出しているようなこともありますし、それから安心してそこに住みたいと、住み続けることができるというのは、いろいろな条件が要ると思います。この間、
保育所や学校などの統廃合でそういう施設がなくなって、もうそこに若者が住もうということにならない、そういう環境をつくってきたのも
京丹後市ですし、またその路線をずっとまた続けて行こうとしているということも大きな問題ではないかなというふうに思います。
それからもう
一つは、
産業振興、
物づくりを支えていくのだということで打ち出しておられ、宝があるということですが、その宝というのは、やはり
京丹後市の
市民であり、企業であり農家であり、そこを思い切って支えていく、私が常々言っているのは循環型の
地域計画、そこを促進させるような
経済施策が要るというふうに思いますが、そういう点では非常に不十分。する気があるなどそういうところには、国、府の制度もそういうところは支援すると、そういう仕組みから脱し切れていないところが、本当に支援が必要なところを支えていくという点で不十分になっているのだと思います。
あとは
危機管理の関係では
防災対策、
平林委員も言われましたが、原発であるとか地震、津波など、やはりそういうことにしっかり備えるという点ではまだまだ不十分だと言わざるを得ません。
大ざっぱな話になりましたが以上の点で
反対と、
市民に対する
まちづくり、これではできないというふうに思いましたので
反対します。
以上です。
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
委員会修正案に賛成の方。
谷津委員。
○(
谷津委員) この第2次
総合計画につきましては、
市長の任期に合わせて見直されるということで、今回は三崎
市長のマニフェストを受けて、その施政方針を新たな
重点5
項目として提案をされてきたものと思っています。29の
施策については、もとあった
施策をその
重点に基づいて
整理・統合した程度だと思っていますし、
施策そのものについては今現在進行中のものばかりだというふうに認識をしています。
その中でやはり重要になってくるのは、
重点5
項目ということであります。これは
基本的、
重点的に取り組む分野として、なるべく平易な
言葉でわかりやすいものとしたいということで、
執行部は提案をされました。そのことは
一定評価するのですが、実際に
審査をする中で感じたのは、やはり
説明がないと
十分理解するには難しかったということであります。
特に
重点5
項目の冒頭2
ページについては、非常に当初の案では
後ろ向きでありましたが、今回、
委員会で提案をさせていく
文章については
一定未来志向であり、かつ三崎
市長の施政方針を大きく外れるものではなく精査ができているというふうに感じました。
重要なのはこの
基本方針とか
重点5
項目ばかりではなくて、実際に運営していく、
施策にのせていくためのマンパワーだというふうに思いますので、そうしたことについては職員の
皆さんがこの
重点5
項目を真に理解をしていただいて、それぞれの
施策を横串に抜くような、フットワークの軽い運営をしていただくことを要望もしまして賛成
討論としたいと思います。
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案及び
委員会修正案に
反対の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
委員会修正案に賛成の方。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員)
修正案に賛成の立場で
討論に参加させていただきます。
意見交換でも少し触れましたが、まず1
ページ、2
ページについては、やはり
文章の
整理は、
議会に提案される
文章の
中身として十分なものではなかったというふうに理解しております。そういう
意味で、
議会がその
部分を
修正するということは適切なことであろうというふうに思いました。また1
ページ、2
ページについては
市長の思いと
考え方が必ずしも一致してないところがあったのではないかというふうに考えております。
特に具体的に申し上げたのは、依然として
人口減少と高齢化のくだりであります。
市長の
考え方は、一貫して全
市民が将来のために前向きに
議論、または頑張っていこうという、そういう
考え方を発しておられるにもかかわらず、
人口減少が過去の政権や
施策を否定するような
中身に踏み込んでおられたと理解しております。そういう
意味で、
議会がその
部分の意をくんで、
一定修正させていただいたということには価値があると思っています。
またもう
一つ全体的な
整理の中で、
意見交換でも申し上げましたが、
施策タイトルと
施策の目的の
中身の
文章に一貫性がないと思っています。
施策のタイトルについては、私はどちらかというと
市民側目線でしっかり
表現されるべきだと思っていますし、
施策の目的については
施策を執行するという
考え方で
執行部側でもいいと思いますが、少しその辺にアンバランスがあったというふうに思っています。
また具体的な29の
施策の
中身について、
一定議会と
執行部側との
考え方に少し差があったというふうに思います。例えば
総合計画の具体的な目標設定については、指摘をさせていただく中で、下位
計画との整合性が十分とれないのでこのままにしたいという
説明は、本末転倒であるというふうに理解しております。本来、
総合計画とは最上位ということであって、その新しい
計画のもとに、今後、下位
計画を直していくということが本来あるべき姿であると思っております。そういう
意味では、
議会の
審査の中で、また29の
施策等へ指摘をした
意見交換の中で、そのことは個別に申し上げさせていただきましたので、改めてそのことが
執行部に届いて、考える機会になっていただければというふうに考えております。
何点か指摘もさせていただきましたが、新
市長の新しい方向性ということでしっかりと是是非非で取り組んでいただきたいと思いますし、私自身としても、そのことにいいことはいい、悪いことは悪いとしっかり申し上げる立場の中で、賛成
討論とさせていただきたいと思います。
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案及び
委員会修正案に
反対の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
原案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) 次に
委員会修正案に賛成の方。
(「
なし」の声あり)
○(
金田委員長) これで
討論を終了いたします。
それでは採決を行います。
議案第2号、第2次
京丹後市
総合計画計画基本計画の策定について、まず、本案に対する
委員会の
修正案について賛成の
委員は挙手願います。
(賛成者挙手)
○(
金田委員長) 挙手多数です。したがって、
修正案は可決すべきものと決定いたしました。
次に、ただいま
修正可決すべきものとした
部分を除く
原案を採決します。
修正部分を除く
部分を、
原案のとおり決することに賛成の
委員は挙手願います。
(賛成者挙手)
○(
金田委員長) 挙手多数です。したがって、
修正部分を除く
部分を
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で本日の
委員会を終了いたします。
ありがとうございました。
午前10時50分 閉会
┌───────────────────────────────────────────┐
│ │
│
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
│ │
│
委員長 金 田 琮 仁 │
│ │
│
署名委員 水 野 孝 典 │
└───────────────────────────────────────────┘...