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  1. 京丹後市議会 2017-03-01
    平成29年総務常任委員会( 3月 1日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成29年総務常任委員会( 3月 1日)   ───────────────────────────────────────────                 総務常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成29年 3月 1日(水曜日)       開会 午後 2時16分       閉会 午後 2時45分  2 開催場所 京丹後市役所3階 301会議室  3 出席委員 谷口委員長、平井副委員長         田中委員東田委員松本聖司委員水野委員吉岡委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 吉岡委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 藤村市民部長岸本竹野川衛生センター長、              小山竹野川衛生センター長補佐 10 議会事務局出席職員 西川議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)所管事務調査 第3次京丹後合理化事業計画策定について 12 議  事                                 開会 午後 2時16分 ○(谷口委員長) ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、総務常任委員会開会いたします。  本日の署名委員吉岡委員を指名します。  本日の議題は、お手元に配付のとおり、所管事務調査として、第3次京丹後合理化事業計画についてを議題といたします。  本件の調査当たり市民部長関係職員説明員として招致しておりますので、早速計画説明についてお願いをいたします。  それでは、藤村市民部長。 ○(藤村市民部長) 貴重なお時間を頂戴しまして申しわけございません。  第3次京丹後合理化事業計画についてということで、第2次計画は本年度で終了という関係で、第3次計画について現在策定をしているところでありまして、最終段階となりましたので、ここで総務常任委員会に御報告をさせていただきたいというふうに思っております。詳しい内容につきましては、岸本センター長から説明させていただきます。 ○(谷口委員長) 岸本センター長。 ○(岸本竹野川衛生センター長) 貴重な時間をいただきまして申しわけありません。  お手元にお示しをしております資料に基づきまして御説明させていただきます。  第3次の京丹後合理化事業計画策定につきまして、まず大前提といたしまして廃棄物処理及び清掃に関する法律の中で、市町村についてはその区域における一般廃棄物現状に関して、住民の自主的な活動の促進を図り及び一般廃棄物の適正な処理に必要な措置を講じるように努めなければならないということがうたってあります。この合理化事業計画に関する関係法規は、以下のとおりであります。下水道整備等に伴う一般廃棄物処理業等合理化に関する特別措置法、それにつきましての施行規則関係法として定められております。  そもそも合理化事業計画必要性及び目的でありますが、下水道整備等により一般廃棄物処理業者に対し、し尿収集等減少することによる著しい影響を緩和し、その影響に係る適正化を図るための計画市町村策定実施を推進することにより、し尿収集業務等の安定を保持し、廃棄物の適正な処理をすることを目的としております。  今回の第3次の計画策定経過でありますが、この第3次に至りますまでに、合併直後でありますが、合併前に各町が策定をしております合理化事業計画に基づきまして、転換業務、いわゆる代替業務業者に発注し引き続き行っております。その後、第1次につきましては平成19年3月に策定、この計画期間としましては平成19年度から平成23年度、第2次につきましては平成24年3月の策定、この計画期間平成24年度から平成28年度ということで、今回が第3次の計画策定ということで、この3月末での満了をもちまして次の第3次の計画書策定するものであります。いずれにしましても、今後においても下水道整備がまだまだ進んでいくところであります。し尿等収集量減少がまだ今後も見込めるところでありますから、第3次の計画期間としまして平成29年度から平成33年度目標としましてこの計画策定すべく、昨年から副市長委員長とする市役所内の職員10名と事務局3名の総勢14名からなる推進検討委員会で協議をいたしました。その後、市長へ具申をしておりまして、過日、京都府へ計画書を提出して承認申請を行ったところであります。  その裏側であります、事業計画について御説明いたします。  第3次の計画においては平成29年度から向こう5年間計画期間としております。この期間におけるし尿処理浄化槽汚泥処理量につきましては、現在下水道整備課見直し中であります水洗化計画整備人口及び水洗化人口でありますとか、一般廃棄物処理規約もとにそのし尿等処理量下水道等への接続件数を算出いたしまして、その業務量減少分に係る転換業務を定めたものであります。その転換業務につきましては、第2次と変わることなく前回計画業務を追加することなく、引き続き現行のし尿処理施設維持管理業務をはじめ、公共下水集排漁排施設市設置浄化槽公共浄化槽等維持管理業務を中心に行うものであります。ただいま京都府へ申請中でありますこの合理化事業計画については、その承認があれば、その計画もとに、業者からの事業転換計画書の提出を願った上、その事業転換計画については市が認定することとなっていく予定であります。  参考部分であります。別紙グラフでもお示しをさせていただいております。平成28年度数字については入れておりません。現在の第2次での計画実績です。平成23年の実績もと平成27年計画実績を比較いたしますと、全体の処理量としましては、計画はマイナス、23年度に比べまして-18.6%に対しまして実績が-9.1%でした。そのうちのし尿でありますが、計画では-29.1%のところ実績が-13.9%。このうち浄化槽であります4.6%の増を計画では見込んでおりました。実績は3.5%ということになっております。現在、第2次の合理化事業計画を定めたときといいますのが、先ほども申し上げました現計画ですが、公共下水平成29年度末の水洗化率が61.5%の目標、すなわち今見直し策定中の前の水洗化計画でありますこの数字もとに第2次の計画を定めておりますので、このような開きが生じたということになっております。  以上で、説明とさせていただきます。 ○(谷口委員長) 説明は以上ですか。 ○(岸本竹野川衛生センター長) 第3次事業計画のほうをごらんください。  第2次の計画もお配りさせていただいていますが、ページをめくっていただきますと最初の目的に関しては先ほど申し上げさせていただいたとおりです。  本市の状況でありますが、前回計画と比べ、最新の数値に差しかえております。  それから、3番については、先ほど処理量資料説明をさせていただいたとおり、実績のほうを載せております。  それから、4番の下水道整備事業等見通しでありますが、本市下水道普及率は、平成27年度末現在が47.1%です。水洗化率が25.1%、これは下水道だけのことであります。今見直しされている水洗化計画では、33年度末が59.2%の普及率の見込みとしております。これらの数字もとに、この合理化事業計画書をつくっております。  それから、5の部分です。し尿等の要処理量見通しですが、その下水道整備課からいただいた数字もとに算出をしております。下水道普及率の伸びに伴いまして、し尿等の要処理量別表のとおり減少するものと予測しております。  あと、大きく第2次から変わっている点は特にはございませんが、8番の合理化事業計画内容であります。合理化事業計画策定目標は、最終年度が2トン換算収集車で28台を目標としております。それに対してのし尿処理適正化に向けて、業者に対する転換業務等の可能な支援措置を講じることとしております。  対象としましては、別表1の委託業者、以前からの4業者許可業者対象としております。  実施期間は、先ほど申し上げました平成29年度から平成33年度までの5年間です。  それから、実施方法であります。アの事業転換のための支援でありますが、先ほど申しました4業者事業転換を図る場合においては、次の①から⑨の業務を当外業務に必要な知識、技術、経験等に留意しつつ、本市委託することができる業務転換先業務として引き続き活用し支援することができるものとしたいと思っております。業務に関しての転換が円滑に行われるよう、従業員に対する必要な資格等の取得のための研修等支援策を講じることができるものとします。なお、転廃交付金を交付することは措置を講じないということとしております。  それから、①から⑨に掲げさせていただいております業務につきましては、第2次と変わりなく引き続き転換業務、いわゆる支援業務でありますが、この業務を掲載しております。①公共下水処理施設及び管路施設等維持管理業務②集落廃水処理施設維持管理及び管路施設維持管理業務③浄化槽市町村整備推進事業実施に伴う浄化槽維持管理業務④公共施設浄化槽維持管理業務⑤し尿処理施設維持管理業務⑥脱水汚泥搬送業務⑦一般廃棄物収集運搬業務⑧一般廃棄物処理施設維持管理業務、⑨その他民間業者委託することができる業務としております。  以上、計画の概要ということで、前段にもお話をさせていただきました別表1につきましては、4業者直営部分について第2次と同じものであります。1点変わっているところは、野村エコテック株式会社様の本社の住所が変わっております。その部分前回計画とは違うところでございます。保有台数については2トン換算で行っております。合計で35台であります。  別表2につきましては、小山補佐から、その内容につきまして御説明をさせていただきたいと思います。 ○(谷口委員長) 小山センター長補佐。 ○(小山竹野川衛生センター長補佐) 別表2について説明させていただきたいと思います。  年度のところで①から⑮までを説明させていただきます。  ①市全体の人口から⑩農業集落排水等人口につきましては、下水道整備課から最近の1月時点の最新のデータをいただきながら、それを入力させていただいております。⑪については自家処理ということで、推定の人口ですが350人程度を計上させていただいております。⑫につきましては、全体の下水道整備課数字からの残りのし尿処理量として⑫を計上して、27年度が2万5,316人、これは実績となっております。それと⑬につきましては継承件数で、し尿処理から下水道につなぐ件数が毎年270から200台で推移しております。これも下水道整備課からもらった資料で、⑭は浄化槽から下水道につなぐだろうという計画が44件であります。⑮はそれを足したものであります。⑯については全体の内訳のところを全部足し込んでいった部分であります。し尿等処理、要処理量といいますのは、し尿の量と浄化槽汚泥と足したものの合計となっております。し尿の量を計算するには、過去5年間の平均をとりまして、1日1人当たり平均的2.88リットル、年間ですると1,051リットル、1人で割るとその計算になりますので、それを33年までのし尿人口で掛けたものを推移して計算しました。それと、浄化槽汚泥につきましても、過去の実績の5年間を人数で割ったものですると1人当たり1日3.0リットルで、年間1,102リットルであります。それを加味しまして、各業者の過去5年間の推移を見ながら計算したものが⑯の下の部分で、足したものを計算させていただいております。それが27年の実績と、28年の今までの実績とこれからの3月までの予定計算させていただきました。29から33年も同じように計算したものがこの別表2であります。  別表3に移らせていただきます。  別表3は、し尿等処理体制の水準及び見通しであります。別表2から移っていった年間し尿等の要処理量が、27年度であれば4万87、その下の直営分が9,797で、業者分が3万290で、1台当たり年間処理量バキューム車年間どれだけ運べるかという計算ですが、2トンベース考えた結果、全体が35台ありますので4万87を35台で割ると、1台当たりの運んだ量が決まりますので、その数字が1,145であります。その数字をもちいましてだんだんと量が減ってくるとして、全体の量を1,145で割った分が28年では35、29では32となり、33年には28台ということで最終の28台に減少していくだろうという計画を立てさせていただきました。その下にいきますと、それにあわせて減車台数または減車計画が同じように行っております。下は、今各業者さんが持っておられる台数から減車計画を立て、一番下の直営分であれば2トンベースで6台のところが2トンベース最終は5台になるという計画を立てさせていただいております。  以上です。 ○(谷口委員長) 以上で説明が終わりました。質疑はありませんか。 ○(松本聖司委員) 1ページ目の関係法規下水道整備等に伴う一般廃棄物処理量等合理化に関する特別措置法に関して、考え方だけ確認させてください。俗に合特法と申していますが、特にこの合特法の精神は、下水に移行して合理化に移行するために、それで本来市がしなければならないものを業者に無理を言ってお願いしてもらっていたので、国や市が方向転換をしたので、そのために人が雇用できなくなったり、売上維持できなくなったりした場合は、それに関する部分仕事行政のほうで優先的に、もしくはお金をという理解ですが、改めてその中に企業努力部分についてを差し引いて考えるのか、あるいは一定の年限を定めて、それから売上が減ったとか人員の雇用の維持ができにくくなったということで考えるのか、考え方はいかがなのか少し説明をいただきたいと思います。 ○(谷口委員長) 岸本センター長。 ○(岸本竹野川衛生センター長) この特別措置法ですが、従来、古くからはし尿処理については、畑にまくなどで済んでいて、そこまで重要ではなかったというふうに思っていますが、市町村の責務としての収集運搬と適正な処理をしなければならないということで、自前でできないところは委託をしてでも適正な処理をしなければならないということもあります。そういうことで、網野については自営でしていたのですが、ほかの5町については委託をしておりました。その部分下水道とか浄化槽が整備されていく中で、その仕事部分がなくなっていくことによって、会社の経営自体が苦しくなるのは当然のことだと思います。その苦しくなる部分についてですが、それこそ本来企業努力もしていただかなければならないところもあると思います。作業車も変えていったりとか、適切な時期に4トン車で行っていたものを2トン車にして、少しでも合理的な経営をしていこうということで頑張っていただいてはいるのですが、それよりもまず収集量が減っていくという中で、行政でもその部分転換業務として出していくことは今後もしていかなければならないだろうということで理解しております。 ○(松本聖司委員) 説明を求めたこととは少し違うのですが、まあ、もういいとしましょうか。 ○(谷口委員長) ほかに。  水野委員。 ○(水野委員) 第3次事業計画の中の8、合理化事業計画内容の中に実施方法として事業転換のための施策が9項目上がっているわけですね。これが市として業務転換に伴う、本来するべき下水道処理関係とかいろいろな浄化槽関係業務を、従来のし尿処理業者に適切に委託していくということでの支援だという考え方でよろしいでしょうか。 ○(谷口委員長) 岸本センター長。 ○(岸本竹野川衛生センター長) そのような考え方でおります。 ○(谷口委員長) 松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) もう終わるつもりでしたが確認だけさせてください。  計画の中の1枚目、2枚目に事業転換のための支援として9つ書いてありますが、現時点では①から⑥までが具体的な支援の中身になっているのかなと思っていますが、確認という意味でお願いします。 ○(谷口委員長) 言われている意味がわかりますか。  小山センター長補佐。 ○(小山竹野川衛生センター長補佐) ⑦につきまして御説明させていただきます。大宮地域不燃物ごみ一般廃棄物処理委託合理化事業計画ということで、転換業務にしていただいております。それと、⑧につきましては、私の認識では各センター網野竹野川久美浜衛生センター維持管理を・・・。 ○(松本聖司委員) 一般廃棄物と言えばそういうことになるわけですね。僕はごみのことを指して言っていたのだが。 ○(小山竹野川衛生センター長補佐) はい。 ○(松本聖司委員) 法律で言えばそれは当然そうですね。ごみはないのですね。 ○(谷口委員長) よろしいか。 ○(松本聖司委員) はい、結構です。 ○(谷口委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 第2次の計画と3次の計画で、3次の出発と2次の最終予定どおり、予想どおりいっていないという関係は、この計画に基づいていろいろな業務の見積もりとかそういうことをされてきたと思いますが、実際にはどうですか。この予測は2次に基づいて事業計画をし、予算的な措置を講じて事業もしてきているわけだが、今度新しい計画では出発がまたふえるというそういうそごが生じてくるのだが、そういうことについてはどういうふうに考えているのでしょうか。 ○(谷口委員長) 岸本センター長。 ○(岸本竹野川衛生センター長) 確かに第2次でお示しをしておりますグラフのとおりであります。思うように下水道接続が進捗していない現状があります。その中で改めてこの3次を計画するとき、当然まだまだし尿等収集自体減少していくものは確実であります。それで、代替業務としても業者にすれば、たくさん減少することになればもっと転換業務がもらえないかということも出てくるかとは思いますが、現状、まだ第2次ではそこまで下水道接続が進まなかった関係で結果がこうなってしまった。第3次ではそれも踏まえて、改めて水洗化見直し数字をいただいて、この3次で計画をさせていただいた数字もとに新たに転換業務を発注するであるとか、余分な仕事を出してとかいうことの考えは一切持っておりません。今の2次である現状のままでの転換計画のまま引き続き、また5年間の結果を改めて設定のし直しをさせていただくということであります。 ○(谷口委員長) 田中委員。 ○(田中委員) 言いかえると、この2次の計画に基づいて、具体的に言うと単価設定とかいうことに、実績に応じての単価設定になるのか、この計画に応じての設定になるのか。 ○(谷口委員長) 小山センター長補佐。 ○(小山竹野川衛生センター長補佐) 計画の中で見通しとして考えておりまして、その見通しでこの量が減るからこの量に見合いの年の転換業務という考え方はなくて、全体の市がするべきことを将来にわたって業者に減っていくから転換業務をしていただくという考えでありますので、単年度では考えていないというのが現状であります。 ○(谷口委員長) よろしいか。 ○(田中委員) はい。 ○(谷口委員長) ほかになければ、以上で質疑については終結いたします。説明員の皆さん、お疲れさまでした。  以上で、総務常任委員会を終了いたします。                                 閉会 午後 2時45分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   谷 口 雅 昭          │ │                                           │ │                    署名委員  吉 岡 豊 和          │ └───────────────────────────────────────────┘...