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平成29年予算決算常任委員会( 2月27日)

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  1. 京丹後市議会 2017-02-27
    平成29年予算決算常任委員会( 2月27日)


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    平成29年予算決算常任委員会( 2月27日)   ────────────────────────────────────────                予算決算常任委員会会議録 ────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成29年 2月27日(月)       開会 午前 9時31分       閉会 午後 4時52分  2 開催場所 京丹後市役所 議場  3 出席委員   ┌─────┬─────────┬─────┬──────────┐   │委員長  │松 本  聖 司 │副委員長 │藤 田    太  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │池 田  惠 一 │委 員  │金 田  琮 仁  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │櫻 井  祐 策 │委 員  │田 中  邦 生  │
      ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │谷 口  雅 昭 │委 員  │谷 津  伸 幸  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │中 野  正 五 │委 員  │中 野  勝 友  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │橋 本  まり子 │委 員  │浜 岡  大二郎  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │東 田  真 希 │委 員  │平 井  邦 生  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │平 林  智江美 │委 員  │松 本  直 己  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │水 野  孝 典 │委 員  │行 待    実  │   ├─────┼─────────┼─────┼──────────┤   │委 員  │由 利  敏 雄 │委 員  │吉 岡  豊 和  │   ├─────┼─────────┼─────┴──────────┘   │委 員  │和 田  正 幸 │   └─────┴─────────┘  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし  6 会議録署名委員 松本直己委員  7 議会事務局出席職員    議会事務局長   中 田 裕 雄   議会総務課長補佐  西 川 隆 貴    議会総務課主任  小石原 正 和   議会総務課主任   藤 田 美 紀  8 説明のための出席者   ┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐   │市長       │三 崎  政 直 │副市長       │梅 田  純 市 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │副市長      │前 林  保 典 │教育長       │吉 岡  喜代和 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │教育次長     │横 島  勝 則 │消防長       │河野矢    秀 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │政策総括監    │木 村  嘉 充 │財務部長      │中 西  俊 彦 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │市民部長     │藤 村  信 行 │医療部長      │渡 邉    歩 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │健康長寿福祉部長 │岸 本  繁 之 │上下水道部長    │大 木  保 人 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │建設部長     │中 西  和 義 │商工観光部長    │新 井  清 宏 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │農林水産環境部長 │山 下  茂 裕 │会計管理者     │中 村  和 幸 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │企画総務部理事  │川 口  誠 彦 │危機管理監     │荻 野  正 樹 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │財政課長     │谷 口  敏 典 │健康長寿福祉部次長 │西 山  茂 門 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │建設部参事    │三 田  大 輔 │教育委員会事務局理事│吉 岡  正 俊 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │弥栄病院事務長  │川 戸  泰 博 │広報広聴統括官   │田 上    実 │   └─────────┴─────────┴──────────┴─────────┘  9 付託事件審査   (1)議案第19号 平成28年度京丹後市一般会計補正予算(第9号)   (2)議案第35号 平成29年度京丹後市一般会計予算    ① 予算全体に係る総括質疑    ② 歳入全部    ③ 歳出中、議会費から民生費まで    ④ 歳出中、衛生費から農林水産業費まで    ⑤ 歳出中、商工費から予備費まで   (3)議案第36号 平成29年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算   (4)議案第37号 平成29年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算   (5)議案第38号 平成29年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算   (6)議案第39号 平成29年度京丹後市介護保険事業特別会計予算   (7)議案第40号 平成29年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算   (8)議案第41号 平成29年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算   (9)議案第42号 平成29年度京丹後市集落排水事業特別会計予算   (10)議案第43号 平成29年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算   (11)議案第44号 平成29年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算   (12)議案第45号 平成29年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算   (13)議案第46号 平成29年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算   (14)議案第47号 平成29年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算   (15)議案第48号 平成29年度京丹後市峰山財産区特別会計予算   (16)議案第49号 平成29年度京丹後市五箇財産区特別会計予算   (17)議案第50号 平成29年度京丹後市水道事業会計予算   (18)議案第51号 平成29年度京丹後市病院事業会計予算 10 議  事                                開会 午前 9時31分 ○(松本聖司委員長) 皆さん、おはようございます。審査に先立ちまして、委員の皆さんにお願いを申し上げます。本日の委員会におきましては、質疑の回数について特に制限しませんが、委員会審査の日程は本日1日限りとなっております。スムーズな議事運営への御協力をお願いいたします。  ただいまの出席委員数は21名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算決算常任委員会を開会いたします。  初めに本日の署名委員に松本直己委員を指名いたします。  本日の日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。  最初に議案第19号、平成28年度京丹後市一般会計補正予算第9号を議題といたします。  議案第19号については提案説明が終わっていますので、これから質疑を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。それでは、説明資料の8ページです。せんだってたくさんの質問が出たと思いますが、エコエネルギーセンターの債務負担行為の変更の件について、再度確認したいと思います。  今現在、生ごみの収集、学校等からのごみの収集もされているわけですが、その収集については引き続いて行われるという理解でよろしいでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) エコエネルギーセンターの現状でございます。一般家庭からの合計で1,100戸余りと、市内小中学校の給食の食品残渣の受け入れをしていますが、今行っている収集と処理については、引き続きさせていただくということでございます。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 引き続きということで、全世帯に広げないという中で、今回債務負担行為で平成32年度までの指定管理料をふやして、年に800万円ずつにしていくという提案ですが、指定管理者との話し合いの場で、市から全市域に広げない、生ごみの収集をふやさないから、指定管理料をふやすというふうな提案をされたということでよろしいのでしょうか。そういう話し合いなどはなされたのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 昨年の10月から一応方針を保留にしておりますので、その部分については指定管理者にもお話してありますし、800万円という数字は平成28年度に予定しておりました数字です。生ごみの受け入れを拡大しないということは、現状の受け入れのままということですから、それを前提に4年間800万円ずつということで計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) それでは、広げないということに当たっては、指定管理者の方の企業努力ですね。市として業者とかそういったあたりに企業努力の依頼というのはされたのでしょうか。
    ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 市内の処理量については、毎年、年度当初にこちらから御提示させていただいていますので、それ以外の施設運営上必要な食品残渣につきましては、現状もそうですが、市外からも受け入れをしていただくようにはお話をしております。 ○(松本聖司委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 債務負担行為の場合が、なかなかわからなくて、前年の政策討論会議の議事録をずっと読ませてもらって、私なりに解釈をしたのですが、間違いないか御確認していただきたいと思います。  結局、アミタ株式会社の事業に関しては、平成29年度も平成28年度とほとんど内容が変わらないと理解しています。というのは、一般廃棄物の家庭生ごみ収集も平成28年と同じ量でされるということで、当然入ってくる量も一定ですし、液肥の散布量が決まっていますので、市外からのごみも大きな変化はないということで、800万円の指定管理料が出ていると理解しています。  そこで、なぜ平成29年度が400万円から800万円になったのかですが、この表を見せてもらいますと、平成29年度は市内の家庭ごみの分別の分が入るので、一般廃棄物処理委託料が400万円ふえているのです。結局その分は入らないから、その分多くして指定管理料が800万円になっていると理解しているのですが、いかがでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 今おっしゃいましたように、指定管理料と生ごみの処理委託料については表裏の関係になりますので、片方がふえればその分片方が減るというような形になります。  また、市民部が委託している廃棄物の収集業者も受け入れ量がふえれば、収集の委託料がふえていくということになりますが、平成29年度については現状の1,400世帯の部分で、恐らく昨年と同額の計上になっているかと思います。 ○(松本聖司委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 今の関連で少し質問させてください。もともとは市の生ごみが入るという前提で指定管理料が減って、その分委託料で行うということだったのですが、これについては、市の生ごみが入った分だけ一般から食品廃棄物を入れることが難しくなるということだったと記憶しています。事業者に対して、そういった事業を拡大していく方向、要は市外からの食品残渣を入れるようなことについて制限をかけるようなことがあって、こういうことになっているのか、それともそこはどんどんふやしてもらえばいいということなのか、そのあたりについてお答えいただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 原料の処理量につきましては、今は排水をやめて液肥として活用させていただいております。これの生産部分でいいますと、貯留タンク等が不足していまして、現状の7,000トン余りがマックスということで、年間に処理していただける量というのは決まっておりますので、受け入れの処理量については市内の生ごみがふえれば市外からの部分が減ってくるということで、指定管理者も御了解いただいているというふうに理解しております。 ○(松本聖司委員長) よろしいか。  池田委員。 ○(池田委員) 今の部長の答弁について少し確認させてください。今の説明ですと、現在既にマックスで、生ごみを入れると市外からの分を減らさなければならない。生ごみを入れなければ市外からの分でマックスですという理解でよろしいですか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 液肥の貯留と散布の関係がありまして、現状の処理量がマックスですから、市外からの分がふえれば市内の分が減ってくるというようなことです。少し説明が悪いでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) 2番水野です。1点だけお尋ねします。  41ページの学習支援体制整備事業、これについては提案日に由利委員からも質問がありましたが、既決予算で227万1,000円が組まれて、執行見込み額が116万5,000円ですから、予算額に対してほぼ半額の執行率ということであります。答弁の中で学校行事がというふうな説明があったように思いますが、当然、事前に学校と調整や協議を十分にして、かつ事業が始まれば学校に対して教育委員会から指導するということが本来あるべき姿だと思います。半分ぐらいの執行率で終わってしまった、あるいは終わる見込みだという経過と背景について、再度お尋ねしたいと思います。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 前回も説明させていただいたのですが、不十分な部分がありましたので、詳しく説明させていただきたいと思います。  この地域未来塾の学習支援につきましては、前年度初めて2校、丹後町と網野町でモデル的に開始しました。そのときの実績が網野中学校で1回当たり2.9時間、丹後中学校では1.7時間という差が出ております。この差はスクールバスの関係であるとか、学校の規模による放課後の使い方によって出たのかなと思っておりました。ただし、全校に展開させる予算を組むに当たっては、長く取り組んでいただいたほうの2.9時間、3時間当たりの補修時間をとって組ませていただいたというのが正直なところでございます。それを全中学校に展開した結果、現在で1回当たり平均1.7時間程度しか取り組めていないということ、それから、先日少し説明させていただいた学校行事が多少入る部分や警報等の部分もあって、ほぼ半額ぐらいになっているという形になっております。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) 今の御答弁では余りにも計画性というか、指導性がなさ過ぎるのではないかと思いますが、再度その点をお答えください。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) フルで活用していただきたい、工夫をして何とかしていただきたいということは学校現場に対して申し上げました。しかし、スクールバスの関係でどうしても3時間は不可能というようなことがありますので、事前に各校のバスの時間等をきちんと調べて予算計上をすべきであったと、結果的にはなっております。そういう意味では、幾ら当初担当が3時間できるだけ頑張ってほしいということで組んだ予算でも、教育活動に支障が出るということになりますと、校長先生の判断で半分ぐらい落とさざるを得ないというような状況になっております。  担当ともモデル校での事業であったということもあって、全校に展開させるときにもう少し緻密な計算が必要であったと反省していますので、これを踏まえて、より現実に沿った予算計上をさせていただきたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) 橋本委員。 ○(橋本委員) 18番、橋本です。今の水野委員に関連しての質問です。先ほど、時間数や状況を伺いましたが、学校の規模も違うので、クラスで取り組んでいくようなところもあれば、対象者を絞って実施したこともあったかもしれません。どういうような形で実施をされたのかというようなことをもう少し詳しく伺いたいということと、それから、今回の補習に当たっては、タブレットを使うということで機器も購入されているということなのですが、タブレットを使った補習の状況や効果、現場の声とかを聞いておられるようなことがあれば、それも合わせてお伺いいたします。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 詳しい形態ですが、モデル校で行ったとき、丹後中学校は小規模校ですので、ほぼ3年生全員に受けていただくような状況が確保できていますが、網野中学校になりますと、やはり生徒数も多いので、先生に生徒を選んでいただいて、その方に補習を受けていただいたという形になっております。したがいまして、一律に決まった形でしているわけではなく、学校実態に合わせてさせていただいております。  それから、本年度は委員におっしゃっていただいたように、タブレットというものを各校40台、先生の分を入れて41台で展開しております。初めての取り組みですし、量もありましたので、若干おくれながらも12月中ぐらいにタブレットを導入させていただいて、年明けから実際に利用していただき、その様子も見させてもらっています。初めてタブレットを使う子には戸惑いがありますが、スマートフォンやパソコン等を使っている生徒につきましては、ある程度使い方がわかれば、自習機能でつまずいたところまでさかのぼって対応ができるようなソフトになっております。例えば、1年生のところで自分がつまずいていると思うのであれば、そこまで戻って繰り返し勉強ができ、全問クリアすれば、その次のステップにいけるということです。つまずきやすいポイントは、よく似た部分もありますので、大勢がつまずいていると思うときは、講師の先生から全体に説明してもらうという利用の仕方もさせていただいております。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。説明資料36ページをお願いします。  この総務一般経費の中の仮称大宮峰山インターチェンジのアクセス道路の件です。京都府との調整により不用となったということは、このアクセス道路の調査の費用は、当初市が全部負担して進めるということで立てられたというふうに思いますが、その後の協議の中で、全部府が負担してくれるということになったのか。それから、今後も全てにおいてというと語弊がありますが、アクセス道路の関係は、ほとんど府で経費を負担していただけるという考え方でいいのかどうか。  あわせて、37ページの道路新設改良についてです。市道丁田線の工事請負費は当初800万円でしたが、水路の計画に変更が生じたためということで約倍増です。私は、あの場所は単純な現況の場所だというふうに思っていますので、なぜ急に水路の計画の変更が生じて、予算が倍増近くになったのか、何か予期せぬことが発生したのか、そのあたりについてお尋ねします。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 36ページの左側の大宮峰山インターチェンジアクセス道路の件についての御質問をいただいております。  まず、当初は、補正で挙げさせていただいた経費でございまして、この当時は京都府と調整しながら、京都府との役割分担の中で、このアクセス道路の建設に向けた調査をしていこうということで経費を挙げさせていただいておりました。国交省で本線を整備していただく準備として、測量、図面等の作成も行っていただいているというようなことでございまして、3者で協議する中で、現在京都府及び国交省が持っている情報、あるいは成果物を活用する中で、一定必要な調査はできるのではないかというようなことで、今回経費を落とさせていただいたということでございます。また、所有者等の調査も考えておりましたが、これについては地籍調査で国から予算をいただくことができましたので、地籍調査の範囲の中でさせていただくことにしております。  それから、今後この道路を京都府で全て負担するというようなことになるのかという御質問でございますが、今現在、京都府と調整させていただいているというようなことで、京都府もそれに向けて国等と調整をしているということでございます。  次に、37ページの道路新設改良事業の丁田線でございますが、これは当初の設計では片側側溝のみで排水計画を組んでおりました。しかし、現地等を精査する中で、片側側溝だけでは排水ができないほどの集落内、あるいは上流部からの水量があるということがわかりまして、両側側溝で排水計画を立て直したということで、その経費を今回補正で挙げさせていただいているという状況でございます。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 2番の谷口です。35ページだったと思いますが、かぶと山園地の整備事業には、用地確保の見通しが立っていないためとありますし、37ページの過疎対策道路整備事業でも、進入道路拡幅工事の用地確保の見通しが立っていないとあるのですが、ここの分については、実際に用地買収に当たったら見通しが立たないということなのか、そこまで至らずに、減額をしなくてはならないということになっているのか、どういう状況で見通しが立っていないのか、お願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) 先日もお答えをさせていただきましたが、この市道の拡幅工事に当たりまして、建設部の職員と地元の地主の方で立ち合いをさせていただきましたところ、その中で構図混乱、また登記未整理等の課題がわかったということでございます。現在、地元にその整理をお願いしているということで、言葉としては、本年度の予算の中では見通しが立たないため減額とさせていただいたということでございます。 ○(松本聖司委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 22番、池田です。1点教えてください。34ページの水産業務務一般経費でクロアワビの試験養殖施設撤去ということですが、現在の状況や今後の見通しはどうなのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) クロアワビの養殖でございますが、平成19年度から平成23年度まで市が試験研究を進めてまいりまして、その後は、地元が引き継いた形できょうまできておりました。当時は十数名の漁業者の方が携わっておられましたが、現状で申しますと、2名ですし、御高齢の方でもあります。試験研究の結果につきましては、一定の技術が習得されていますが、販路拡大の部分や後継者の問題、加えて大量へい死があったというようなこともあって、地元としましては、現状では先行きが不透明というような思いを持っておられるというふうに聞いております。 ○(松本聖司委員長) 田中委員。 ○(田中委員) エコエネルギーセンターの問題で確認したいと思います。設置目的の有機系未利用資源の再資源化の重要な柱である生ごみの処理に見通しが持てないということで方向転換をされるということですが、エコエネルギーセンターの設置目的には、エコエネルギーに関する情報発信や環境学習と再資源化の事業があり、それを行うために、エコエネルギーセンターの施設の運転管理をする必要があるということで、アミタ株式会社が自主事業として、市外からの食品残渣を受け入れて処理されている。しかし、その関係で赤字が発生するということですね。生ごみを液肥として利用し排水処理をやめることで経費を削減し、売電を収入にしていくということで、大分改善がなされましたが、なお赤字が発生する。設置目的を達成するために、その穴埋めを市がしていくということですが、これは誰が考えてもおかしな構造になっている。要するに、エコエネルギーセンターは市外の食品残渣を中心に処理の業務をしており、それが赤字だということですが、これはずっと続けていくつもりなのでしょうか。指定管理の期間はありますが、それ以後の見通しについても示していただかないと、判断のしようがないというふうに思われますが、いかがでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) エコエネルギーセンターの設置条例の中で申しますと、設置目的については資源の利活用等、環境に関する学習の普及という部分と、委員がおっしゃられました有機系未利用資源の再資源化を促進する拠点というような位置づけになっております。これまでもいろいろな情報発信や学習の場としての役割を果たしてきているというふうに考えております。  また、エコエネルギーセンターの売電の発電量の部分でいいますと、排水処理に非常にたくさんの電気代がかかっており、これが足を引っ張る一要因でありましたが、生ごみの液肥利用をすることで、収入もふえ、それから排水処理もやめたというようなことできております。  もう一つ、今後の関係でございますが、現状では、少なくともごみ処理なり資源化については、エコエネセンターの部分を使ってというようなことで進んできておりましたが、せんだって申しましたように、堆肥化であるとか、いろいろな部分で資源化する方策はあろうかというふうに思います。  秋から申しておりますように、現状総括している部分、それから、この事業を完全になくしてしてしまうのか、それとも少し小規模な施設なりを設置して、現在の信念のもとで進めていくか、その部分についても、現在検討させていただいております。  指定管理が残り4年間ございます。そういう中で、実際エコエネルギーセンターで雇用しております職員もおりますし、液肥の散布に携わっていただいている業者等もあります。また市外から受け入れておりますので、そちらの取引先との関係等、いろいろな部分で調整が生じてくるというふうに思いますので、こちらの都合ですぐにという判断はできかねるかと思います。しかし、最終年ということになるかどうかは別として、当方としては、この4年間の中でいろいろな総括、それから新たな方策なりも検討しながら、今後の方向をお示しさせていただければというふうに考えております。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 8番、櫻井です。1点確認ですが、説明資料の19ページの交通確保対策の一般経費についてです。  全国的にも高齢者による事故がふえてきていますが、京丹後市の高齢者の方にとって車は欠かすことのできない交通手段だと考えています。ここで挙げられている約10名の増ですが、それぞれの回数券の値段が違うのかどうかということと、返納者によってそれぞれ選べる仕組みとなっているのか。その辺をお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 4種類程度、京都丹後鉄道の利用、それから丹海バスか市営バスの利用というようなことで、それぞれ選べるようになっておりまして、半年間ぐらい利用できるような回数券なりを2万円程度お渡ししているということでございます。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) これによって、高齢者の自主返納ということを市も進めていると思いますが、今後は高齢者に対する免許の更新や運転の講習なども考えていくつもりでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 免許返納ということで、返納先は警察署になります。申請の受け付けをするのは市民協働課の交通安全サイドですし、企画政策課の交通サイドは、返納後の特典をお渡ししています。そういう関係になっていますので、警察が窓口ということになると思います。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。16ページの庁舎再配置事業の件であります。  この件については、一般質問でもお尋ねしたいということで、通告をさせていただいております。それから、24日の本会議においても若干質疑等で考え方をお示しさせていただいたところでありますが、まず冒頭に私の発言の訂正をお願いしたいと思います。  24日の本会議のときに、平成27年12月11日の平成27年度の補正予算第5号の意見交換の中で、橋本まりこ委員の意見交換において、庁舎整備事業の意見はなかったと、このように申し上げたわけですが、しっかりと精査いたしましたところ、橋本委員は意見交換の中で庁舎整備のことについても発言をしておられましたので、改めておわびしたいと思いますし、訂正を申し上げたいと思います。  その上で、庁舎再配置事業についての考え方になりますが、私はここに挙げている940万円の事業の中身のことを問うつもりもありませんし、問うべきではないというふうに思っております。この前も申し上げましたが、私は議会の中でも調査特別委員会の委員長の立場でおりまして、この委員会は計画を粛々と進めていくという前提のもとにあったと今でも認識しておりますので、こういった予算案が出されること自体が整合しないというふうに思っております。  この前も申し上げましたが、平成24年あるいは平成23年からまちづくり委員会が審議されて、一定の答申を出された。平成25年の10月には行政評価委員会の外部評価報告書が出され、平成26年の12月には第3次行財政改革大綱が策定された。それから、平成27年の3月には本庁機能集約化の基本方針が策定され、平成27年の12月に本庁舎整備事業基本計画の骨子が策定された。今申し上げた外部評価にしても、大綱にしても、基本方針にしても、まちづくり委員会で出された答申、効率化のために本庁機能を1カ所に集中すべきといった考え方が、ずっと議論されてきた。それが、この整備計画につながったというふうに思っております。そういう中において、庁舎再配置整備事業として、網野庁舎の耐震診断に640万円の補正予算が出されているわけですが、これが本当に整合しているのか、まずこのあたりをお尋ねしたいというふうに思います。 ○(松本聖司委員長) 三崎市長。 ○(三崎市長) 今回補正予算で出させていただくというのは、1月24日付の特別委員会にお返ししましたペーパーの中の4つ目の項目でもお答えさせていただいております。  それから、今までのことは私も当然承知しております。しかし、市長という立場になったときに、中に入ってみないとわからない部分もありますし、まずは全ての事業を一旦立ちどまって見直し、当然必要なものは粛々と進める。私はその信託を選挙で得たということですから、今までのことを十分踏まえながら整理して、今回の補正予算も提案させていただいておりますし、これは、私が責任を持って提案していくべきだと思っております。それは一定選挙の中で、有権者の皆さんに御理解いただけたものと思っておりますので、ぜひともそういうことで御理解いただきたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) これ以上のことは一般質問になってしまいますので、別の場でまたお尋ねしたいというふうに思いますが、ここにおられるほかの委員の皆さん、もしかすると、前に座っておられる執行部の皆さんもかもしれませんが、都市計画マスタープランも出されたことですし、この京丹後市をどのようなまちづくりをしていこう、こんなまちづくりをすればどうだろうというような思いがあると思います。それはとても大切なことだし、その議論はしなくてはなりませんが、しかし、先の流れによって進められている庁舎の計画が現実としてあって、議会もその計画に賛同して、その上で補正第5号において7,400万円、基本設計と実施設計の予算を認めているわけです。議会とはそういうものではないですか。また、そのときに強い反対意見もなかった。先ほど少し訂正しましたが、議会の意思としては、橋本まり子委員が意見交換の中で課題を一、二点挙げられた程度だったと思います。私はそのときに議会もその計画に賛成の意思を示したというふうに思っていたわけです。私は委員の皆さんにもよく考えていただきたいと思いますが、議会というものは、みずから議決したものを……。 ○(松本聖司委員長) 金田委員、質疑をお願いいたします。 ○(金田委員) はい。少し様子が変わったからといってすぐに反対に転じるようなことは、議会としていかがなものかというふうに思っているわけです。私は、まちづくりを考えましょうということについては何の意義もありませんし、私もしたいです。しかし、議会としては、そのことをはっきりさせていかないと、今回出された網野庁舎の診断委託料が本当にそういったことに整合するかどうかというふうな思いであります。これが私の質疑でありますので、それに対して範囲内で結構ですから、よろしくお願いします。 ○(松本聖司委員長) 再度ということであります。  三崎市長。 ○(三崎市長) 議会も改選され、多くの新人議員の方が入ってこられましたし、私も選挙で一定のみそぎを受けたという中で、今まで決まっていたからそのまま進めなければならないということはないと私は思います。また、どうあるべきかについては、私も議会もその都度ということでないと、選挙など必要ないということになると思います。やはり、皆さんも私もいろいろなことで政策を訴えながら信託を得てこの場に立たせていただいております。その中で、本当に今のまま計画を進めていいのかどうかということを改めて皆さん方と一緒に考えるべきだというふうに思っております。  結果については、今予断を持って言うことはないと思いますが、本当にいろいろな庁舎を見てきた中で、もう少し全体として本当にどうあるべきかを今考えておかないといけない。特に庁舎というものは、先々に禍根を残すようなことをしてはならないというふうに私は思っておりますので、今回この補正予算で改めて必要最小限の経費でできないかどうか調査させていただきたいということになります。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 今の市長の答弁に関連して、今までに決まっていることが前提になって、庁舎管理事業についてはどうなのかという問いになっていると思います。これは私の考えですが、過去から議会の中で審議し、確定した庁舎の部分については進めます。しかしながら、市が持っている大きな建物については、これからいろいろなところに譲渡していく上で点検が必要です。そのための費用ですということであれば僕たちはわかるのです。そうではなくて、こちらはこちらで置きながら、こちらはこちらということになるから、市長の考えをお聞きしているのです。この間も言いましたように、計画も通しました、実施計画も通しました、そのことによって一定のまちづくりの答申を受け、検討委員会で確認された内容について粛々と議会は進めているのに、この問題が出てくるということは、そこに疑問を投げかけるということになるのです。ところが、先ほどの金田委員の質問に対する、市長の発言は、私が市長になったら、今まであったものを変えてもいいではないですかというふうに聞こえます。それについて改めて考え方をお願いしたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 三崎市長。 ○(三崎市長) 選挙で変わって考え方が変わるということは、ほかの自治体でも起きていますし、そのための選挙だと私は思っております。厳しい財政状況の中で予算を使わせていただくことを市民の皆さんに本当に理解していただくためには、市民にとってどうかということをまず考え、できる限りのことをするということが必要ですから、今まで決まっていたから全く変えてはいけないということはないと私は思っておりますし、たとえ、私が今からいろいろなことを進めていく中で、間違っていたということであれば、その修正は常にしていく。庁舎は特に市民の皆さんにとってどうかという視点に中心を置きながら考えるものだと思っておりますので、我々としては市民の皆さんに十分な御理解をいただいた上で進めるべきだというふうに思っております。今回の補正予算の趣旨はそういうことで、ぜひとも御理解をお願いしたいということであります。 ○(松本聖司委員長) これで質疑を終結いたします。  なお、意見交換以降につきましては、平成29年度の予算全ての質疑が終わってから再開させていただきたいというふうに考えております。  次に、議案第135号、平成29年度京丹後市一般会計予算から議案第51号、平成29年度京丹後市病院事業会計予算までの17議案の審査についてお諮ります。  本委員会に付託を受けました議案第35号、平成29年度京丹後市一般会計予算の審査は総務、文教厚生、産業建設の各常任委員会をそれぞれ分科会とし、これらの3分科会へ分割委託したいと思います。これに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) 御異議なしと認めます。  それでは、各分科会へ委託する事項を申し上げます。  総務分科会、歳入中ほかの分科会に属さない事項。歳出中、秘書広報広聴課、企画総務部、財務部、会計課、市民部、議会事務局、監査委員事務局、消防本部、公平委員会、選挙管理委員会及び固定資産評価審査委員会の所管分の事項並びに歳入中、これらの歳出に関する事項。債務負担行為の事項。地方債の事項。一時借入金の事項。歳出予算の流用に関する事項。  文教厚生分科会、歳出中、健康長寿福祉部、医療部、市立病院及び教育委員会の所管分の事項並びに歳入中、これらの歳出に関連する事項。
     産業建設分科会、歳出中、農林水産環境部、商工観光部、建設部、上下水道部及び農業委員会の所管分の事項並びに歳入中、これらの歳出に関連する事項。以上のとおりです。  次に、議案第36号から第51号までの各特別委員会及び事業会計についても、それぞれの分科会へ委託したいと思います。  これに御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) 御異議なしと認めます。  それでは、各分科会へ委託する特別委員会及び事業会計を申し上げます。  総務分科会、議案第48号、平成29年度京丹後市峰山財産区特別会計予算。議案第49号、平成29年度京丹後市五箇財産区特別会計予算。  文教厚生分科会、議案第36号、平成29年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算。議案第37号、平成29年度京丹後市健康保険直営診療所事業特別会計予算。議案第38号、平成29年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算。議案第39号、平成29年度京丹後市介護保険事業特別会計予算。議案第40号、平成29年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算。議案第51号、平成29年度京丹後市病院事業会計予算。  産業建設分科会、議案第41号、平成29年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算。議案第42号、平成29年度京丹後市集落排水事業特別会計予算。議案第43号、平成29年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算。議案第44号、平成29年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算。議案第45号、平成29年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算。議案第46号、平成29年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算。議案第47号、平成29年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算。議案第50号、平成29年度京丹後市水道事業会計予算。以上のとおりです。  これから、議案第35号から議案第51号までの17議案について質疑を行いますが、所管の分科会に委託された事項については、本日の委員会では質疑しないことを議会運営委員会で確認していますので、御承知おきくださいますようお願いいたします。  それでは、議案第35号、平成29年度京丹後市一般会計予算について質疑を行います。  質疑は一つ目、予算全体に係る総括質疑、二つ目、歳入全体、三つ目、歳出中款ごとに議会費から民生費まで、衛生費から農林水産業費まで、商工費から予備費までに分けて行います。  それでは、最初に予算全体に係る総括質疑を行います。  田中委員。 ○(田中委員) 予算が325億円でありますので、予算規模についてお伺いしたいと思います。これまでは世帯に合った予算規模といいますか、削減、縮小していく方向が示されておりましたが、今回は、これまでに比べても高い予算規模になっているというふうに思うので、この中で、どれだけの事業を見直し、スクラップしてこられたのか、説明をお願いしたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 平成29年度予算のスクラップの関係でございます。委員御承知のとおり、本市におきましては普通交付税が平成27年より逓減していく中で、第2次行革大綱の際から合併特例措置逓減対策準備基金というものを積み立てながら歳出予算規模を徐々に落としていこうということを目指しながらしているわけでございます。平成29年度についてのスクラップにつきましても、項目としましては約30項目で3,000万円ほど廃止させていただいておりますし、抑制についても1億円を超える抑制効果ということで、人件費も含めて約2億円程度抑制させていただいた中で予算を編成させていただいたというようなことでございます。 ○(金田委員) 今、抑制効果1億円と言われましたか。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 申しわけございません。改めて説明させていただきますと、スクラップと経費節減の部分を合わせまして、約2億円程度の抑制を図ったということでございます。 ○(金田委員) 先ほどの発言で1億円とはっきり言われましたが、2億円に訂正したということですね。抑制効果としては2億円ですか。 ○(松本聖司委員長) 財務部長、もう一度説明してください。 ○(中西財務部長) 私の滑舌が悪くて申しわけございません。最初から2億円と申し上げていたつもりでございました。済みません。 ○(松本聖司委員長) ほか、ございませんか。  行待委員。 ○(行待委員) 1点お願いいたします。市債の状況でございますが、平成28年度末の見込みに対して、平成29年度末は3.5%上がっているということなので、数字的には借金が非常にふえてくるということになるのですが、28億7,400万円と言いながらも、この中には交付税措置などで補填される分があると思います。それが金額でわかればいいんですが、恐らくそこまで細かい数字は出てこないと思いますので、この中で何%程度、交付税措置、またはそのほかの補助的な要素があるのか、それを少し教えていただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 先日配付させていただきました一般会計当初予算案の概要という冊子の12ページに、市債の状況というのがございます。これは現在高見込みのことでございますが、ここで交付税と交付税措置のあるもの、一般財源をお示しさせていただいておりますので、こちらを御参照いただければというふうに考えております。  地方債について、平成29年度の借入額がふえたということにつきましては、先日も御説明しましたが、平成29年度は普通建設事業費が若干多いということで、市債の借入額がふえているということでございます。いずれにしましても、一般会計につきましては残高を減らしつつ、有利な地方債を活用しながら財源確保を図って、必要な事業については地方債の活用もしていきたいというふうな思いで予算を組んでいるところでございます。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 予算編成方針の件も、代表質問で数々お尋ねさせていただきたいというふうに通告させていただいております。ですから、1点だけお尋ねするわけですが、予算編成方針の中では、逓減もされるし、市をめぐる財政の状況は非常に厳しいということをしっかりと訴えられておりました。当然、抑制を図るためには、いろいろな事業の取捨選択、集中化がされなければならないというふうに思うわけですが、一方で、市内の経済を活性化させようと思いますと、多くの経済学者も言っておりますし、国においてもそういった方針も出されているとおり、やはり必要な事業にはしっかりと財政指導するということがとても大切かと思うわけです。そのあたりについて、どのように考えてこの予算を立てられたのかお尋ねしたいというふうに思います。答えられる範囲内でお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 三崎市長。 ○(三崎市長) 先ほど財務部長もお答えさせていただきました普通建設事業債は対前年度で27%増というふうなことですが、クリーンセンターの長寿命化や小学校の空調化、それから新山小学校の建築の整備、途中ヶ丘の駐車場整備、あるいは市営住宅堤団地の1棟の改修といったものですから、そういった点ではするべきことはしっかりしていくというふうなことで、今回予算計上させていただいておりますので、そのことは当然十分に頭に入れながら予算編成を行ったということであります。 ○(松本聖司委員長) ほかにございませんか。  それであれば、私から1点だけ聞かせてください。  予算編成過程における市長査定の中に、考え方あるいは特徴的なものがあれば、お願いしておきたいと思います。  財務部長。 ○(中西財務部長) ただいま委員長から御質問いただいた考え方の部分でございますが、平成29年度予算につきましては、現在御審議いただいております総合計画の基本計画案を1月末に臨時議会でお示しさせていただいた中で、同時並行的な形で予算を組んで予算編成を行ったというような経過がございます。したがいまして、先ほどの一般会計の概要にもありますように、基本計画との整合を見ながら、毎年度のように事務査定で比較的厳しく査定をしている中で、1項目ずつ市長に一定考え方などをお伺いしながら決めていったというようなことでございますので、特徴という部分については、総合計画との整合、行革との整合なども念頭に置きながら査定していただいたというようなことでございます。 ○(松本聖司委員長) 三崎市長。 ○(三崎市長) 今、財務部長からありましたが、具体的には査定の中で復活しているというようなことで、全体としては3億4,000万円、中身としては商工費で1億5,900万円、土木費では8,200万円、教育費では7,200万円などが復活したということで、必要な事業については、しっかりと取り組んでいきたいということで編成させていただきました。 ○(松本聖司委員長) これで予算全体に係る総括質疑を終結します。  次に、歳入について質疑を行います。  池田委員。 ○(池田委員) 歳入の中で1点だけ。ふるさと納税は3億円程度で前年並みということですが、このことについて、もっとふやそうとか、そういう考え方はなかったのかどうか、そのあたりをお聞きします。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) ふるさと応援寄附金推進事業ということで歳出にも前年並みで組んでいるのですが、全国的な傾向として、ふるさと納税はだんだんふえており、平成27年の9月から開始して、返礼品を求めるような一般のふるさと納税は3億円程度で、本年度も約3億円少し出ています。他市に確認しましても、伸びている市はたくさんあるのですが、豊岡市では去年の7割程度だということもありまして、せめて来年度も実績に基づくぐらいはお願いできればということで、実績ベースで組ませていただいたということです。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。市税は、本市にとって一番大切な自主財源です。昨年度、平成28年度の予算のときには48億8,000万円、約49億円、今回は49億3,000万円、約50億円ということで、少し上向いた見通しを立てておられると思うわけですが、その上向いた見通しを立てられた根拠をお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 説明資料の12ページに市税の予算状況という一覧をつけさせていただいております。平成29年度の予算の考え方でございますが、当然、平成28年度の実績を勘案しながら予算を組んでいく中で、見ていただきましたとおり、個人の市民税、それから固定資産税、いわゆる機関的な税というものが増加傾向にあるというようなことを受けまして、予算としては若干ふえたということでございます。まだまだ経済は非常に厳しい状況ですし、平成28年度の法人等は景気動向を見ながら対前年マイナスとなっていますが、平成28年実績から個人所得等が若干伸びつつあるというようなことも見受けられましたので、こういったことにさせていただいたということでございます。 ○(松本聖司委員長) これで、歳入についての質疑を終結します。  次に、歳出のうち議会費から民生費までの質疑を行います。 ○(松本聖司委員長) 由利委員。 ○(由利委員) 11番、由利です。まず、説明資料の35ページにあります、有識者会議についてお尋ねいたします。  市長からはたびたび有識者からの意見が出るわけですが、この有識者会議の位置づけはどのようなものなのか。それから、いつごろまで設置されるのか、メンバー的には変更されるのか。こういった点について、1点目にお伺いします。  2点目は、40ページの庁舎再配置事業であります。本庁機能の集約化を図るため、本庁整備について検討を進めるということで2回分の予算が挙がっております。この庁舎問題については質疑がいろいろと出ているわけですが、この2回はいつごろされるのか。といいますのは、先ほどの話でいくと、網野の別館の調査には7カ月かかるので、結果は10月から11月ごろに出る。そこから検討ということになると、一定集約化というのは議論がされて一定の方向が出ている。その中であえてこの会議をされていく整合性というか、意味について説明をお願いしたい。この2点。 ○(松本聖司委員長) 広報広聴統括官。 ○(田上広報広聴統括官) 35ページの有識者会議の関係ですが、現在の規定で委員の任期は一応2年ということになっておりますし、今までは市長が重要な施策等について有識者の意見を聞くということで5回してきております。今後、検討する場面が全くないかどうか、検討する場面もあるかと思っていますが、予算的には6人の12回ということで計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 本庁舎整備の検討委員会のことでありますが、そもそも検討委員会は条例で三つの所掌事務があります。一つが、集約化に関する基本方針に関すること。それから、整備規模や整備内容、その他整備に必要な基本計画等に関すること。もう一つは、その他本庁機能の集約化及び本庁舎の整備に関することということで、委員の任期が本庁舎の整備が完了するまでの間ということになっておりまして、庁舎の調査が7カ月かかるとなりますと、整備に関することですから、その調査結果によりまして、10月ごろから検討していただくということで、2回程度組ませていただいたということでございます。 ○(松本聖司委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 19番、丹政会、谷津です。庁舎管理の関係で少しお伺いしたいのですが、おおむねどこの庁舎でも光熱水費及び燃料費が1割以上削減となっています。感覚的には電気代も、水道代も上がっていて、その中で1割削減するというのは、かなりの努力が必要になりますが、その辺の考え方を少し教えていただきたい。もう1点は、38ページの網野庁舎の中にPCB収集運搬委託料というのが入っているのですが、これは昨年には全くないものでして、どういったことをされるのかということをお聞かせいただきたいと思います。  それから、40ページ右側です。昨年まではここに行政評価委員会というのがあったのですが、今回は外れているので、そのあたりの考え方についてもお聞かせいただきたいと思います。  次に、43ページ左側です。定住・交流促進事業の中に、恐らく新規だろうと思いますが、市単独分というのがあるので、このあたりについてどういった内容なのかということを分科会でも説明がいただけたらと思います。資料をいただきたい。 ○(松本聖司委員長) 危機管理監。 ○(荻野危機管理監) 最初の質問ですが、水道、下水道、電力等の実績の額を表で持っていますので、また出させてもらおうと思います。平成27年度の数字で言いますと、水道が42万9,000円ほど、下水道が34万3,000円、電力につきましては1,100万円程度ということで、水道はずっと上下していますが同じぐらい、下水道については、少し上がってきているかなという状況、電力は平成24年から平成25年にかけて大きな変動がありましたが、その後はほぼこの金額という状況でございます。詳しい資料につきましては、また出させていただきます。  以上でございます。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 38ページ、網野庁舎のPCB運搬委託料の関係ですが、これまでから網野庁舎の一室には、古い電気器具等でPCBが入ったものを保管している分がございます。これの処理につきましては、専門の業者しかできないということですが、各地にたくさんありますので、順番が回ってこないということがございます。そういう関係で、本年度につきましては、その一部を業者に運んでいただいて、処理をしていただくというようなことでございます。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 40ページの行政評価の関係で御質問いただきました。昨年までは、行財政改革推進費の中で行政評価、外部評価の経費を見ていたわけですが、この行政評価につきましては、総合計画の施策項目で複数年していたということがございます。そういったことで、47ページの総合計画・総合戦略進捗管理事業を別で持ちながらしていた現状がございますので、こちらで集約化させていただき、平成29年から40ページの予算はなくなったということでございます。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。済みません。先ほど由利委員も質疑された35ページの広報広聴のところです。有識者会議の費用弁償ということで挙がっているわけですが、有識者会議は、一定の手続を経て設置された会議と認識しております。  先ほどの田上統括官からの説明の中で、任期は2年、重要な施策に対する意見を伺うとありました。有識者会議には、それなりの方々がお集まりだと思いますが、当初から言っておりましたように、重要な施策についての意見を伺うという点でいきますと、この有識者会議は条例に定められている会議でもありませんので、こういった会議を持たれるのであれば、私的な機関にされたほうがいいというふうに思っているのです。そうでないと、市長が重要な施策について意見を伺うという答弁は、市民の皆さんの大きな誤解を招くし、いろいろな審議会等があってしますので、そのようなことはあってはならないというふうに私は思うわけです。そういうような意味で、有識者会議の費用弁償についてはいかがかというふうに思うわけですが、今私が申し上げたような視点で、再度お答えをいただけたらと思います。 ○(松本聖司委員長) 広報広聴統括官。 ○(田上広報広聴統括官) 重要なことについてということを言いましたが、いろいろな分野について、有識者の皆さんから御意見をいただいているというのが現状であります。私的な機関でするべきだというような御指摘は御指摘と受けていますが、予算的にはこのような予算でお願いしたいと思っています。 ○(松本聖司委員長) 市長、何かありますか。  三崎市長。 ○(三崎市長) この設置は、昨年の6月議会でお願いして認めていただきました。任期は2年ということですが、あくまで公開の場で本当に忌憚のない御意見をいただいておりますし、当然、会議を重ねることによって、委員の皆さんにももう少しこうしたほうがいいというようなことを考えていただいていると思いますので、そういった点では、貴重な意見だというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 今の答弁は、いろいろな課題について議論を重ねていくことで理解が深まっていき、適切な意見がいただけるのではないかというふうなことだと思うわけですが、冒頭で田口統括官が言われた、意見を賜るところということであれば、フラット座談会も広く市民の意見を聞くという位置づけですから同じではないですか。  また、統括官は重要な施策に対してということも言われました。そういうことを聞くほどに、私も市民の皆さんも、三崎市長は重要なことを全部有識者会議に聞くのかと、こういったように捉えられるというふうに思うわけです。  そういう意味で、本当にこの有識者会議はどういう位置づけなのだろうと思うわけですが、話を聞くだけのことですから、費用弁償がなければフラット座談会と一緒ですよね。何がしでも費用弁償を出しているというあたりについて、私は整合するのかなというふうに思いますが、再度答弁をお願いします。 ○(松本聖司委員長) 市長。 ○(三崎市長) 有識者会議はこちらからテーマを出させていただいて、それについて議論をしていただく。フラット座談会は、市民の皆さん、団体からいろいろな意見交換をしたいということで、申し入れを受けて、お世話になるということですから、それはまた全く別のチャンネルだというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。まず30ページです。職員の派遣研修事務ということで、今回インターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラムというものに、職員1名を19日間派遣されるようですが、ここに派遣される職員の方の派遣期間が終わって、市へ帰ってこられたとき、どこの部署でその力を発揮されるのかという点が1点。  それから、もう一つ、41ページの右側です。国際交流員任用経費の報酬が4カ月の方と8カ月の方で少し違うのですが、どうして報酬が違うのかということをお尋ねしたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) このインターナショナル・ビジター・リーダーシップ・プログラムですが、日米双方の理解と人的関係を深めることを目的として、米国の主催で開催されるもので、設立から77年目という大変歴史のあるプログラムです。日本人は年間50人、これまでで2,300人以上が行かれていまして、有名人もたくさん参加されていますし、世界中になりますと、12万人以上が行っています。今回の派遣は、Xバンドレーダー、基地対策の関係で、京丹後市の行政機関等に務める30代から40代の職員にという条件で向こうから依頼がありました。  そういったことで、19日間関係している職員に行ってもらいます。ただし、これは単純に米軍関係のものではなくて、いろいろなことを学んできますので、将来的には、いろいろなところで京丹後全体のために活躍していただくということであります。特定して派遣、配属するというものではございません。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 41ページ、右側の国際交流員の任用経費ですが、ここの報酬は企画政策課に配属しております1名の報酬の積算の内訳を書いています。任期が8月から始まっているというようなことで、29年度4月から7月までの4カ月間が28万円、それ以降8月から来年3月までの8カ月分は報酬が2万円アップするので、こういうような表記をさせていただいています。 ○(松本聖司委員長) 松本直己委員。 ○(松本直己委員) 16番、松本直己です。3点お聞きしたいと思います。41ページの文化のまちづくり推進事業は、文化のまちづくり実行委員会への事業ということですが、文化でまちづくりをするという名前のとおり意味で、大変重要な委員会だと考えています。これは、ことし初めての予算化と感じているのですが、その経過などをお聞きしたいと思います。これが1点。  2点目は、42ページの地域おこし協力隊事業です。地域の人づくりとその地域の地域力の強化を図るためにも、この事業は重要だと思いますが、昨年度の活動がどのような状況になっているか、総括を含めてお聞きしたいというふうに思います。  それから、もう1点、43ページの地域少子化対策・婚活事業についても、昨年度の事業内容がどういうようなものか、総括についてお聞きできればというふうに思います。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。
    ○(川口企画総務部理事) 41ページ、左側の文化のまちづくり推進事業ですが、こちらの委員会については、平成18年度に設立しておりまして、以降、事業が行われるときには補助金という形で支援をさせていただいています。今回、郷土芸能祭事業補助金ということで計上させていただいているのは、3年目になる事業ということでございます。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 市民部の久美浜市民局に配属された地域おこし協力隊の隊員について説明させていただきます。1名配属されていまして、期間は平成28年7月から31年の3月までとなっています従事内容は、久美浜町の観光振興ということで、ホームページの活用指導であるとか、久美浜駅の再生及び町歩きガイドブックの作成等をお世話になっております。また、空き家を活用した企業促進であるとか、久美浜の地域おこし支援ということで、稲葉本家や風蘭の館を拠点としたようなイベント等の企画運営等に携わっていただいております。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 43ページ、右側の地域少子化対策・婚活支援事業です。主には婚活サポート事業補助金というふうなことで、社会福祉協議会が設置しております婚活支援センターに対する補助をしています。ここにも婚活支援センター登録状況ということで、世話やき隊であるとか、婚活サポート企業、婚活情報提供希望者のそれぞれの人数などを記載しておりますが、こういう活動によって結婚されたとかいうようなことはございません。市内の婚活の機運を盛り上げるために動いているというようなことでございます。事業費としては、今までは人員、運営費補助ということでしたが、今回は事業費のみという形で予算計上させていただいていまして、減額になっているというようなことでございます。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 済みません。少し順番が前後しました。42ページの地域おこし協力隊の活動の関係でございます。3名のうち1名は、先ほど市民部長が言われました久美浜町区の関係ですが、久美浜町奥山・二俣地区1名と丹後町矢畑地区1名は農林整備で所管しております。  二俣地区の方につきましては、将来的に木材利用の仕事がしてみたいという方でございますし、矢畑地区の方につきましては、森林整備の仕事がしてみたいという方でございます。  いずれにしましても、定住定着をいずれしていただければというような観点でおりますし、森林組合等でいろいろな研修をする以外に、地区の活動にも積極的に参加をしていただいています。しかし、それのみではなかなか生計を維持していくのが難しい部分がありますので、今後の生活の仕方なりについては、ちょうど3年目になる29年度で方向性を確認されていくのかと思っております。  また、28年度は3名ということで、野間にも1名おられたのですが、諸事情がありまして、年度途中でおやめになられておりますので、昨年度の1,500万円から1,100万円という金額になっております。  以上、よろしくお願いします。 ○(松本聖司委員長) ここで11時20分まで休憩いたします。                 休憩 午前11時05分                 再開 午前11時21分 ○(松本聖司委員長) 休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  引き続き、歳出のうち、議会費から民生費までの質疑を行います。  櫻井委員。 ○(櫻井委員) 45ページの左側の(仮称)京丹後未来会議設立準備経費は、若い方を中心として意見を聞くということですが、この会に市の職員の方もどんどん介入して、聞いた意見を市政に反映していくような会議という認識でよろしいでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 今回準備会議ということで経費を上げているわけですが、最終的にどういう運営になるのかということは、その準備の中でいろいろと研究していきたいというふうに思っています。一応、今現在の内部的な企画案の中で言えば、コンセプトは5つぐらいありまして、先ほど委員が言われました若者世代の意見の協議や発信の場、また市民発のアイデアを創発する。市民協働を前面に出したまちづくりを大胆に推進する。市民との距離を縮め政策化の種を発見する。市外の方々の目線を入れて、京丹後市の魅力を客体化、見える化していくというものです。そうなりますと、当然、職員はその中に入っていくわけですが、あくまでもそこに参加される方々がみずから活躍していただける場になるようにしたいと思っております。今後、そういったことをするには、どうしていけばいいかということをこの準備の中で具体化していきたいというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 橋本委員。 ○(橋本委員) 18番、橋本です。51ページの右側、コミュニティー支援事業についてお伺いします。地域課題に対して取り組んでいく団体などを応援するということは、とても大事なことだと考えていますが、交付後の成果や総括、そういうあたりは議会の中からも出されていたというふうに思います。さらに充実していくための方向性というようなことをどういうふうに考えられているのかというあたりをお伺いします。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) コミュニティー支援事業の中のコミュニティービジネス応援補助金の関係かと思いました。その関係ですが、委員おっしゃいましたように、今までから議会でもいろいろと御意見等をいただいておりまして、次年度からですが、選定をさせていただく場合に、関係部局、例えば起業支援を持っているような商工の関係であるとか、農林のような関係部署も一緒に集まりまして、ヒアリングをして協議させていただいて、本当にそれが地域課題の解消を第一義に考えているような計画であるのかどうかも含めて審査会というようなものを開いていきたいというふうに思っております。  また、成果につきましては、報告書を出していただくとともに、ことしの3月2日、コミュニティービジネスの報告会&交流会ということで、この庁舎の201会議室で、午前10時から昼を挟んで16時まで事例発表等をしていただく予定にしておりまして、その中でいろいろな成果についても報告していただく予定にしているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 3点お願いします。まず1点目は、41ページの文化のまちづくり推進事業です。これはまちづくりとうたっていますが、中身は郷土芸能祭ですので、この決算のときは、いつも教育委員会の所管が適当ではないかというようなことを指摘しています。そういう議論はなかったのかどうか。また、企画政策課がする意義について説明をお願いしたい。  それから、45ページの未来会議、先ほど櫻井委員が言われて、ここで出た意見を積極的に施策に取り入れていくということだろうと理解したのですが、最終的な出口をどのように考えておられるのか。  もう一つは52ページ。地域にぎわい活性化事業の中に、小規模多機能自治調査研究経費というものが上がっていますが、小規模多機能自治とはどういうものなのか、もう少し具体的にお願いしたい。また、この調査研究をされて、どのように小規模の自治を活性化していこうとするのか。これも出口です。  以上、3点お願いします。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 41ページ、左側の文化のまちづくり推進事業は、教育委員会所管の予算とするべきではないのかといったようなお話かと思います。前にもやりとりさせていただいたかと思いますが、この文化のまちづくり実行委員会の事務局自体は、丹後文化会館、市の企画政策課と市の教育委員会の社会教育課の3者で持っておりまして、特に今回の郷土芸能祭については、ほぼ社会教育課でしていただいているような状況にございます。予算をどこで持っているのかというところはあるのですが、文化のまちづくり実行委員会という組織がありますので、今のところはまだこういう予算の見せ方になっているというようなことでございます。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 小規模多機能自治について御質問をいただきました。まず定義としては、おおむね小学校区の範囲を想定しておりまして、この中で分野を横断し、さまざまな機能を持って住民の参画、協働による地域自治の仕組みをつくるということで、総務省では、同義の言葉として地域運営組織という言葉を使っておりまして、地域の生活や暮らしを守るために地域で暮らす人々が中心となって形成され、地域課題の解決に向けた取り組みを実践する組織、具体的には従来の自治相互扶助活動から一歩踏み出した活動を行っている組織というふうに位置づけております。  小規模の地区がふえてきた関係で、自治自体が非常に行いにくいような状況が出てきているということで、ある程度広い範囲、小学校区単位ぐらいでそういう地域運営組織をつくらせていただいて、その中でその地域の地域課題の解消に向けた取り組みをしていただこうというようなことでございます。  先進地ですと、例えば、地域課題として高齢化が進んでひとり暮らしがあるというような中で、市の水道の検針業務などを請け負い、その傍らひとり暮らしの高齢者のお宅を訪ねて、見守り活動をされるというような事例もございます。  そういうようなことで、地域皆さんの力をいただく中で、その地域を活性化していきたいというようなことでございます。  現在でも、久美浜町域では地域活性化協議会がございますし、網野町域などでも連合区というような広域で活動していただいている組織もございます。そういうような本市の中での先進事例も参考にさせていただきながら、本市にとってどのような形が一番いい組織形態になるのか、もしかすると、その町ごとに違う形になることも考えられますが、その辺も含めて検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 45ページの左の未来会議の最終的な出口という御質問です。この準備経費といいますのは、あくまでも仮称ですが、そういった会議を立ち上げて、まさにそういう出口などをどう見つけていくかということも含めて準備していくわけです。まだ決まっておりませんが、この会議の活動参加人数は年間で延べ300人ぐらいを考えておりますし、テーマごとで分科会を設けて、年間で1事業以上具体的に立案できればと考えてはいます。会議というと、何となく行政が事業化していくようなイメージですが、そういう行政主体ではなくて、そこに参加された方が、例えばコミュニティービジネスを始めるとか、いろいろなNPOの活動を始められるとか、若い方なり市民の方を中心に、いろいろなまちづくりやビジネスをしていただけるようなことになればと思っております。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 中野勝友委員。 ○(中野勝友委員) 1点、考え方についてお聞かせ願いたいのですが、42ページ、43ページのどちらも左側、定住・交流促進事業のふるさと応援団の運営事業と、その下の移住促進・空家改修支援事業であります。  この二つの主な財源として、府の補助金である丹後半島振興広域連携促進事業費補助金というものが入っているのですが、前回は空き家改修事業のみで、たしかあすの村人移住促進事業費補助金というものが入っていました。これがなくなって新たな補助金を獲得していただいたということだと思いますが、前回はこちら側にしか入ってなかったのに、両方に入るということは、補助金の性質として、この事業名のものに当てはまるものだと思いますので、ひょっとすれば、ほかの事業にも入れられる補助金であるのか、その点について教えてください。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) まず一つ目、43ページの空き家改修の京都府の補助金ですが、あすの村人というような名称は、ここにもあります移住促進事業費補助金に変わったということであります。  もう一つの丹後半島振興広域連携促進事業費補助金が、ふるさと応援団にも入っているということですが、こちらの補助金は、元は国で制度化されたものでありまして、丹後半島というか半島地域を対象にした補助金です。その取りまとめが道府県ということになっていまして、交流促進であるとか、産業振興、定住促進に資する地域における取り組みに対して支援をしていくというようなものです。予算の範囲内ですが、事業費の2分の1というような補助金でございます。  京都府が取りまとめて、京都府が申請をしていくということで府の補助となっていまして、ふるさと応援団の交流事業ということで充てているということと、空き家は一つ目に移住支援員配置経費をつけていまして、こちらにこの補助を充てるということで、財源としては28年度も受ける予定のもので、29年度は当初から上げさせていただいたということでございます。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 今回の29年度予算には上がってきていないのですが、28年度には花いっぱい運動推進事業というものが行われていたと思います。これは外からのお客さんを出迎えるに当たってのおもてなしということで、花を植える事業です。今回は、大宮まで高速もつながりましたし、今後も外部のお客さんが市内にどんどん入ってくるというようなことを考えると、このことも迎えるに当たって必要なのかと思いますが、新年度で上がってきていない理由をお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 今回、支援の仕組みについて若干変更させていただいております。今までいろいろな項目がありましたものをまとめていくというような作業をしている関係で、名目としては上がってきておりませんが、花いっぱい運動につきましては、各市民局で担当します村おこし地域づくり事業で取り組んでいく予定にしております。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員、続けてありますか。  櫻井委員。 ○(櫻井委員) 何ページに入っていますか。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 51ページの右側の村おこし・地域づくり事業補助金に200万円予算化しておりまして、この中の地区等が行う景観環境づくり運動に、花いっぱい運動も含めさせていただいたということでございます。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) 12番、水野です。93ページの子どもの学習支援事業についてお尋ねしたいと思いますが、ここに学習支援員の任用という項目があり、学習支援員1名、スポット学習支援員に臨時職員6人というふうに上がっていますが、こういった学習支援員には、どういった方が当たっておられるのかということが1点。それから、その勤務形態ともう少し具体的に職務内容、この事業に取り組まれて、どういった実績や効果が上がっているのかなどについて、お尋ねしたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 子どもの学習支援事業でございます。まず、嘱託職員1名については元学校の先生であります。退職された後、来ていただいております。また、臨時職員6名の方も元学校の先生がほとんどですが、東京で企業に勤めておられて、教育に関心があったという方もおられたことがあります。しかし、ほとんどは教員をされていた方でございます。  それから、実績としては、現在28年でございますが、7世帯で13人の方に支援をさせていただいております。この支援と言いますのは、単に学校の授業にかわるものをするのではなくて、勉強する環境をつくるとか、そういったことを保護者の方とも認識を一緒にして進めていくということをしておりまして、そのことによってかなり勉強の習慣がついたと聞いております。  勤務形態は、嘱託職員の方は週4日来ていただいていますし、スポットについては、随時ということでございます。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) いろいろ聞かせていただきましたが、基本的には、その家庭を訪問するという職務形態かと思いました。その確認が1点。それから、学習支援という業務内容ですから、教育委員会との情報共有や連携といったことは日常的にされていると思いますが、どのようにされているのか。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 学習支援ということで、学校で家庭まで行けない部分を担っていただいています。特に人が異動する4月とか、そういった時期に講師というか、支援員になるような先生がいらっしゃらないかというような相談であるとか、私どもとしては、昨年度どういうような状況でどういうことが行われていたかということで、今部長が説明されたような概要を聞かせていただくという情報交換を定期的にさせていただいております。 ○(松本聖司委員長) 部長、訪問かという確認があります。  健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 1カ所に集まってということでなくて、各家庭を訪問して、そこでさせていただくという方式をとらせていただいております。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) それでは、この項目に関して最後の質問です。これは市長にお尋ねしたいのですが、この事業に特定しては、教育委員会に所管するといった考え方もあるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 三崎市長。 ○(三崎市長) 生活保護世帯ということで、学習環境も家庭環境も非常に重要な部分だと思いますし、その子どもに対する支援が幅広くできるような形態であるべきだと思いますので、二つの部署でしっかりと連携をした中で情報共有するということも必要ではないかというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 46ページの韓哲・まちづくり夢基金の件でお尋ねしたいと思います。この事業は、まちづくりにつながる人材の育成などを行う者に対して、企画公募型の補助金を交付するという考え方だと思いますが、マルハンが本年創業60周年を迎えられるということで、5億円もの貴重な財源を基金としていただいたものでありますので、いただいた趣旨をしっかりと生かした有意義な事業を進めるべきだというふうに思っているわけです。  その財源のことで、少し質問させていただきます。一般財源から19万円、ここの基金から500万円ということですが、5億円の原資を崩すのですか。そのあたり少しお願いします。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) 財源の話でございます。予算説明資料の8ページに韓哲・まちづくり夢基金の積立金の状況なりを示していますが、29年度末現在高見込み額で5億2千何十万と出ています。  この3月補正予算でも、夢基金事業への基金積立金ということで2,445万円計上させてもらっているのですが、基金の原資を崩すということではなくて、ふるさと納税の寄附で韓哲・まちづくり夢基金事業に使ってほしいという寄附をいただいている金額が相当額あるということで、これを原資にしているということでございます。 ○(松本聖司委員長) 金田委員、よろしいですか。 ○(金田委員) いいです。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 92ページ、93ページの寄り添い支援事業について、3点お聞きします。  まず、92ページの左側に自立相談支援員、嘱託職員とありますが、どういった方々が任用されているのか。資格が必要であるとか、そのあたりをお聞きしたい。これがまず1点。それから、これは全般に言えることですが、支援事業は自立を促すという意味ではすごく大切な事業だと思いますので、運営するに当たって、見えてきた課題等があればお聞きしたいです。  もう1点、この支援事業をしていくに当たって、具体的な効果があればお聞かせください。  以上、3点をお願いします。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 92ページの自立相談支援事業の関係で御質問いただきました。  まず、嘱託職員の関係ですが、面接とかで熱意があるかとか、そういったことは見させていただきますが、特に最初から資格が要るというようなことはございません。例えば、社会福祉士の資格を持っていないからだめというようなことはございません。職についていただいた後で研修を受けていただきます。  それから、自立支援事業での課題ですが、特にありません。  次に、効果ですが、なかなか社会に出て来られないひきこもりの方々もおられたわけですが、いろいろな事業や伴走的な支援をしていくことで、社会的適応が進んでいるというふうなことが挙げられると思います。 ○(松本聖司委員長) 浜岡委員。 ○(浜岡委員) 4番、浜岡です。52ページの地域にぎわい活性化事業の中で出てまいりますにぎわいづくり推進員の賃金ですが、200万3,000円ということで、12カ月で割りますと、月額16万7,000円になります。市長の市政運営の基本方針等の中にも、主要な施策の1点目として、地域づくりというものがありまして、そこの中に先ほど出てまいりました小規模多機能自治仕組みに対して、にぎわいづくり推進員を中心としてというふうな記述がございます。  にぎわいづくり推進員の仕事の内容は、ほかにもないのかどうか。また、なぜ16万7,000円なのか。今度の施策の目玉にも入っているにもかかわらず、待遇面を見ていますと、職員の方ではなくて、臨時職員か何かの方かと思っていますし、重要な仕事にかかわらず、12人で進めていくということに、非常に大きな矛盾があるように感じますが、その辺の御説明をいただけませんか。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) まず、地域にぎわいづくり推進員の設置経費の関係です。賃金につきましては、一般の事務に当たります臨時職員よりは増額した賃金体系となっております。また、29年度は、昨年度より若干上がりまして、額面で約月7,000円のアップになるというふうに考えているところです。
     にぎわいづくり推進員の仕事につきましては、今回小規模自治についての研究ということも入ってまいりますが、これまでお世話になっている、まちづくり計画の策定であるとか、区長連絡協議会の庶務、コミュニティービジネスの応援等の業務もお願いします。ことしは新しいことについても研修していただいて、それができますと、本年度の後半から、来年度に向けて、小規模自治のあり方について研究して進めていきたいというふうに考えているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 市長。 ○(三崎市長) そもそもこういう制度ができましたのは、まちづくり委員会の提言の中で、市民局が合併当初から、職員あるいは課も減ったという中で、民間の人材を活用して、市民局並びに地域を、ここで言えばにぎわうという言葉なのですが、もっと充実させたらどうかということで始まったものでありますし、そういった点では、地域の事情に精通された方、あるいは、それまでの民間のお仕事なりで経験されたことを活用してくれる方の人材活用をしていこうということでスタートしたと思っておりますし、今の任用もそういう形でさせていただいていると思いますので、この職員については、市民部長の説明した内容で進めていくということでございます。 ○(松本聖司委員長) 浜岡委員。 ○(浜岡委員) それでは、このにぎわいづくり推進員は臨時職員的なことでしょうが、この身分保障でずっといくのか、あるいは6カ月ぐらいで切れるのか、そういう任期といいますか、採用期間がしっかりしていないと、地域おこしという大きな仕事を任される責任とそれに対する報酬が非常にアンバランスに見えてまいります。賞与もなければ、毎月身分の保証もない、重要でもないという方々に、大事なまちづくりを任せていくような予算でいいのかどうか。少し質問が外れるかもしれませんが、そういうところをまず1点お聞きします。任期についてお教えください。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 臨時職員ということですから、1期が6カ月の形です。それから必要と認められた場合は、さらに6カ月ということで、1年という期間になります。そして、また時期になれば、また1からという形になりますので、一旦切れて、次の任用が始まります。ですから、おっしゃるように、その方が何年もしていけるという保証はないと思っていますが、今現在お世話になっておりますにぎわいづくり推進員の方々には大変熱心に取り組んでいただいておりますので、現行では、引き続き雇用させていただいて、お世話になりたいと考えています。しかし、確かに制度上の考え方からいいますと、途中で切らなくてはいけないということが出てきますので、任用の仕方につきましても、今後の課題というふうには認識しているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 浜岡委員。 ○(浜岡委員) これは非常にアンバランスで気持ちが悪いぐらいに感じます。今の仕事の内容が6カ月成果を得て、御苦労さまでございましたというようなことならいいと思いますが、少なくとも1年2年3年、あるいは4年という単位で取り組んでいくことが、地域づくりになって人口減対策にもつながっていくと思いますので、そういったところの考え方いうのを市長からしっかりお聞かせいただけませんか。先ほど市民部長からは矛盾を感じるというお話がありましたが、市長はどのようにお考えでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 先ほど申しましたような途中での切りかえはあるのですが、現実的には同じ方にお世話になっているという部分がありますし、もちろん市の正職員自体も同じように地域づくりにはかかわって、一緒になってしていくというような形になっていると思いますので、途中で途切れてしまって、その地域の支援がすぐにできなくなるとか、そういうことにはならないというふうには考えているところであります。 ○(松本聖司委員長) 関連ですか、浜岡委員。 ○(浜岡委員) 非常に甘えているというか、少し市として見苦しいと私は思います。くどいですし、これは意見になるかもしれませんが、ぜひ一つ御修正いただけるような考えはないかどうか、お尋ねします。 ○(松本聖司委員長) 浜岡委員、少し予算の審査から外れるというふうに理解しております。 ○(浜岡委員) また、後ほど一般質問でもさせていただくかもしれません。 ○(松本聖司委員長) ここで、午後1時30分まで休憩いたします。                 休憩 午後 0時01分                 再開 午後 1時32分 ○(松本聖司委員長) 休憩を閉じ、午後の委員会を開催いたします。  引き続き、歳出のうち、議会費から民生費までの質疑を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。51ページの左側です。地域にぎわい活性化事業、コミュニティー支援事業ですが、集会施設等簡易修繕補助金ということで、1,500万円が各市民局に割り当てられているですが、去年と比べますと100万円減額になっています。それから1件当たりの事業費が、ことしは30万円以上100万円未満のものとなっているのですが、昨年度は該当する金額が3万円以上ということで、去年のほうが少し使いやすくなっているかと思います。このように上げられた理由は何ですか。それから、この中では、集会施設等簡易修繕補助金というふうな名目になっているのですが、去年は、環境景観づくりであるとか、地域のリーダーの育成活動などにも使えるというふうになっています。ここら辺の去年度から変わった中身についてお尋ねします。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) ことしにつきましては、少し補助金の中身を組みかえさせていただいております。昨年までは、集会施設の分と今回の村おこし地域づくり事業の分が同じところにありました。しかし、実際に使われるものとしては、地区の施設の修繕関係が多かったということもありまして、今回は集会施設等の簡易修繕補助金という形で別に出させていただきました。  そして、ソフト事業であるとか、地域づくり事業、花いっぱい運動も含めまして、村おこし地域づくり事業補助金というふうな形にしたところでございます。  集会施設は1,500万円、村おこし地域づくり事業は200万円ということで、トータル的には1,700万円です。昨年は、1,600万円の中で村おこし地域づくり事業に関するようなことも一緒になってしていたという部分がありますので、その分については去年より若干ふえている。ただし、去年ありました、花いっぱい運動などの分を持ってきましたので、トータル的には大体昨年と同じぐらいの金額になっているのかなということでございます。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) それでは、同じ質問ですが、事業費が3万円以上ということから30万円以上に上がったのは、どういう理由でしょうか。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 済みません。この部分につきましては調べさせていただいて、後ほど返事をさせてください。申しわけありません。よろしくお願いします。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。まず49ページのブロードバンドネットワーク運営事業であります。これは市が50億円以上かけて取り組んできている大きな事業ですが、今回は2億9,000万円というような事業費でありまして、そのうち一般財源が4,000万円ということで、一般財源から出る金額も前年度より800万円ほどふえております。また、ずっとこれを見ていくと、2番の設備の追加・変更工事費のところが違います。1億2,900万円。これは前年から見ると約3,000万円ふえているわけですが、その中の新規の申し込みが380戸ということで、これが大きく伸びています。  私は、申し込みがあることは大変よいことだというふうに感じているわけですが、380戸にふえた要因には、どのようなことが考えられるのでしょうか。まずこれをお尋ねしたいと思います。  それから、なかなか出てこないので、口を切りたいと思いますが、107ページの子ども医療事業であります。2億2,400万円という事業でありますが、子ども医療給付費の分だけで、2億1,000万円ほどの予算です。子育て支援の強化策ということで、医療費の自己負担金の一部を助成する範囲を18歳までにするということですが、この制度だけでどれくらいの財源を見込んでおられるのかということをお尋ねしたいと思います。  この事業は1億6,000万円を超えるような一般財源を使う事業でありまして、市の今後を考えますと、重要な施策だろうというふうに思うわけですが、この財源は幾らを見込んでいるのか。この2点、お願いします。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) ブロードバンド設備の追加・変更工事が1億3,000万円ぐらいにふえているということであります。新規、追加申し込みの場合の光ケーブルの架設であるとか、追加接続工事費、家屋の改修等での引き込み位置の変更等による工事費なのですが、特に最近ふえてきているのは、事業所での利用拡大であるとか、転入者、新築家屋での利用などで、申し込み数は月平均70戸程度ありまして、増加傾向にあります。  そういったところから、新規申し込みによる引き込みの光ケーブル架設工事を260戸から380戸にしておりますし、光インターネットの追加申し込みによる接続工事を180戸から220戸にふやしているということであります。一時、平成21年の11月時点でといいますか、23年の地デジのときに非常にたくさん伸びまして、その後、25年の12月ごろから民間事業者が峰山町、大宮町、弥栄町、網野町にケーブルテレビのサービスを順次開始したために光インターネットは一時的に少し減少したのですが、最近、再び加入戸数が増加傾向にあります。その要因には、NTT西日本が京丹後市内でサービス展開している光インターネットサービスの卸売りを他地域と同じように平成27年2月から始め、複数の携帯電話会社などからセット割引で販売されるようになったりしたことや、事業所間での情報ネットワークに光インターネットを使うケースがふえてきたこと、一般家庭への普及がさらに進んでいるといったことがございます。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 107ページの子ども医療事業費の関係でございます。どのくらいの事業費が見込まれるかということでございますが、ここに書いておりますように、18歳までにすることによりまして、給付費は1,600人で約2,800万円を見込んでおります。  それから償還払いにするということで、事務費として、需用費、役務費、職員、派遣職員とかの合計で約330万円を見込んでおります。なお、この拡充部分につきましては、国、府の補助金はございません。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 済みません。少しお時間をいただきます。先ほど平林委員から御質問のありました51ページ左側のコミュニティー支援事業です。真ん中あたりの集会施設等簡易修繕補助金の関係で、1件当たりの事業費が30万以上100万円未満となっているのですが、少し間違えておりまして、3万円以上100万円未満ということで、300千円を30千円に御訂正いただきたいと思います。大変御迷惑をおかけしました。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 111ページの左側、放課後児童健全育成事業についてお聞きします。前年の予算に比べて2,600万円増額ということですし、来年度の概要にもこの事業については拡充ということで出ているのですが、内訳を見させていただくと、工事費が400万円増額になっていますし、クラブ数は10クラブと同じですが、クラブ運営費が1,400万円増額になっている。また、児童送迎バスの台数も12台と変わらないのですが、500万円ほど増額になっています。このあたりの理由をお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 教育委員会事務局理事。 ○(吉岡教育委員会事務局理事) 28年度に比べて29年度も放課後クラブの利用者がふえております。それに従いまして、運営を委託しております京丹後市総合サービスへの委託料もふえております。  特に、久美浜地域等の利用がふえておりますので、現在、久美浜の旧海部小学校で事業を展開していますが、そこのクラブを2クラスにふやします。夏休み期間中も行いますので、ふえた分のエアコンを設置する予算を計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) では、バスについても人数がふえたからという認識でよろしいのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 教育委員会事務局理事。 ○(吉岡教育委員会事務局理事) バスにつきましては、基本的に新たな路線をふやすということは予定しておりませんが、これが長期契約になっていまして、平成29年度中に切りかえがありますので、その関係の予算を計上させていただいているということです。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 済みません。切りかえの予算というのは、更新料的なものでしょうか。具体的にどういうものか、お願いします。 ○(松本聖司委員長) 教育委員会事務局理事。 ○(吉岡教育委員会事務局理事) バスを更新するということではなくて、バスの委託契約というのがございまして、これが長期契約になっていて、3年とかで切りかえる路線がございますので、そのために見積もりをもとにして予算を積算させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 財務部長。 ○(中西財務部長) 済みません。私から長期継続の関係で少し補足をさせていただきます。  今、理事が申しましたように、長期継続3年契約をしておりますと、初年度以外はもう契約額がわかっている関係で、去年までは請負額ベースで予算を組んでおりました。しかし、29年度の年度途中で切りかわることになりますと、また入札をするに当たりまして、バスの運行業者から見積もりを取ることになります。それで一定の予算確保をしているというようなことでございますので、その結果、予算の計上額が膨らんでいるというふうな仕組みになっているものでございます。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 午前中に46ページの韓哲・まちづくり夢基金のことを少しお尋ねいたしました。そのときの答弁の中で、8ページの基金の状況を見てくださいということで、韓哲・まちづくり夢基金が5億2,000万円余りになっております。2,000万円余りになっているのは、ふるさと応援基金からこちらへ繰り入れをしたというようなことだったのですが、そのあたりの流れをもう少し説明いただけないでしょうか。  例えば、ふるさと応援基金の中で、韓哲・まちづくり夢基金と趣旨が同じなので、そういったところに使ってくださいというようなことで、こちらに回したとか、そういうことなのでしょうか。それらも含めまして、もう少し御説明をお願いしたいというふうに思います。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) まず、午前中の原資を崩すのかということですが、最初の補正予算で説明させていただいたほうがわかりやすいのかと思いますので、当初予算の審議中ですが、補正予算の説明資料の17ページの右側をごらんください。韓哲・まちづくり夢基金というのがあります。そこの上の表の補正後予算額のところに、積立金額が2,620万5,000円、ふるさと応援寄附金2,345万2,000円、運用利子275万3,000円とあります。これは28年度の補正はこういう形で組ませてもらいますということです。  ふるさと応援寄附金につきましては、一応8つぐらいの使途指定ができます。指定しないものを含めると9つあるのですが、教育、地域づくり、産業振興、コミュニティービジネスなどがある中で、韓哲・まちづくり夢基金事業の項目に寄附された金額がこの2,300万円でございました。これは寄附者の方から、こういった事業に使いたいので、寄附の使途指定ができないかというような御相談が多分関連の会社の方々も含めてたくさんありまして、そういうところから指定しないという項目を加えて、特に韓哲・夢まちづくり事業に使いたいという指定をしていただきました。それを今回いろいろなところに使いたいということでございます。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) ありがとうございます。ということは、この夢基金については、もともと原資の5億円がありますよね。それプラス2,000万円ほどをふるさと応援基金でいただいたということですが、今後については、基本的に5億円の原資を確保しておくという考え方でされるのか。  趣旨に賛同してふるさと応援基金で、毎年1,000万円も2,000万円もいただけたらいいのですが、どこまでふえるかどうかわからないですよね。そのあたりについては、どのように運行事業を考えておられるのか、答えられる範囲でよろしくお願したいと思います。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 本市では、この基金の果実等を運用していこうということで、夢基金の条例で運用委員会という審議していただく委員会をつくっているわけです。今は何とか非常に利息のいいところに入れていまして、先ほど言いましたように270万円ぐらい入っているのですが、この低金利時代ですから、余り利子が入ってこないということで、大きな事業ができない。運用利子だけでは、やはりなかなか大きな事業はできないということであります。  ふるさと応援寄附金などをこういう形で入れさせてもらって、大きな事業ができるようには考えているわけですが、原資を崩して行っていくということにはなろうかと思います。寄附していただいた方には、別にどのように使ってもらってもいいというふうには言われていますが、基金というものはずっと名前もありますので、残していきながら、できる限り長く続けられるように運用したいと思っております。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 健康福祉の質問をしていいですか。  健康長寿福祉の関係ですが、暮らしと仕事に寄り添い支援事業というのが、92ページ、93ページに4つあります。  28年度の予算は、寄り添い支援事業が6つ程度あったと思いますが、28年度の予算にあった社会的居場所づくり事業などが、本年度の4つの中のどこに統合されているのかわかりません。この名前が消えている事業について、どういう総括をされて今回の予算編成には組み入れていなかったのか、少しお考えをお聞かせ願います。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 92ページから93ページにわたりまして、暮らしと仕事の寄り添い支援事業の関係を4項目上げております。平成28年度は6項目あったというふうに思いますが、取りやめたわけではございません。  一つは、昨年度、社会的居場所づくり事業というものがございましたが、その部分につきましては、93ページの左側の就労準備支援事業の中に統合しております。この中で昨年度の部分も含めて一体的に行っておりますので、事業の内容については何ら変わっておりません。  それからもう1点、昨年までは離職者住宅支給給付事業と一時生活支援事業を二つに分けておりましたが、ここも内容的に一体化できますから、92ページの離職者等支援事業として、まとめさせていただいております。内容については変更ございません。 ○(松本聖司委員長) 平井委員。 ○(平井委員) 金田委員からもあったのですが、107ページの子ども医療事業です。中学校卒業から18歳までの申請が、今までの受給者証による現物支給から現金償還方式になっていますが、領収証を集めて一括して申請するというのは、とても手間がかかるというか、市民に寄り添わない方法だと思いますが、なぜこの方式にしたのか、少しお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) ただいま御質問いただきました107ページの子ども医療事業の関係につきましては、条例の全部改正のときにもなぜ現物給付にしないのか、償還払いにしているのかという御質問をいただいたかと思いますが、一つは、京都府府下で18歳までしている、南丹市、伊根町、京丹波町の3市町がいずれも償還払いとしているということで、近隣市との均衡を図るということがございます。  それから、もう一つは、平成16年の10月から対象を小学生までに拡大したときも、平成19年の9月から中学生までに拡大したときも、まずは償還払いから始めているということで、今回もそのようにさせていただきたいということでございます。 ○(松本聖司委員長) 平井委員。 ○(平井委員) 今の説明の中で、近隣市町がしている中でとあるのですが、結局は現物支給のほうが利便性があるということで切りかえているという認識のもとでは、合わせる必要はないと思いますが、最初から現物支給ということは考えないものなのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 確かに利便性のことを考えますと、現物給付といったこともございますが、償還払いをさせていただいた中で、現物給付を検討していきたいというふうに思っております。  これは国で言われていることでございますが、現物給付で一部負担金を減額していくことは、受診構造の変化によって医療費の波及増が生じてくるということで、現物給付を実施した場合には、国保の国庫負担金の減額調整が入ります。財政とも関係もありますし、そういったペナルティーを科せられないためにも、最初の段階では償還払いを実施させていただきたいというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 少し戻ります、48ページ。地域公共ネットワーク運営事業費とその横の行政情報システム運営事業の中のクラウドサービスについて、少しお伺いします。昨年まで地域公共ネットワーク事業の中にあったクラウドサービスの部分が、行政情報システム運営事業費の中の情報共有系システム運用費ではないかと推察するわけですが、それと合わせて、セキュリティーのところに二つほど新しい項目がふえているように思います。具体的には京都府セキュリティークラウド利用負担金804万1,000円と、セキュリティー対策機器保守料337万9,000円ですが、このあたりについて少し御説明をいただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 政策総括監。 ○(木村政策総括監) 今、委員からございましたように、先ほどの関係は、地域公共ネットワーク運営事業から行政情報システム運営事業に組みかえているということでございます。  これは、行政情報システムの運営も使っているわけですが、ほとんどが公共ネットワーク運営事業ですので、そちらでしたほうがいいということで持っていっています。  京都府のセキュリティークラウドの利用料負担金であるとか、セキュリティー対策の機器保守料等でございます。これにつきましては、情報セキュリティー対策の抜本強化の一つの柱として都道府県と市町村が協力して自治体の情報セキュリティークラウドを構築して、高度な情報セキュリティー対策を講じることが今一番求められておりまして、京都府では府と府内の市町村が全部参加する形でセキュリティークラウドが運営されており、2月18日から接続を開始したところでございます。  セキュリティークラウドでは、電子メールの本文であるとか、添付ファイルを調べてコンピューターウイルスの潜んでいる可能性があるものを無害化するということであります。また閲覧ができるウエブサイトも制限を加えております。  インターネットへの接続は、職員のパソコン本体ではなく、セキュリティークラウド上で動作させて、画面の転送と遠隔操作だけができる仮想デスクトップというものが提供されております。  これらのセキュリティー対策によりまして、インターネットが庁内ネットワークと分割された中で、制限はあるものの安全なインターネットの利用が可能になっているということであります。
     今、コピーアンドペーストができなかったりして、本当に大変使いにくい状況ですが、セキュリティー対策の強化が今非常に言われている中で、こういう形を持ってきたということでございます。 ○(松本聖司委員長) 松本直己委員。 ○(松本直己委員) 44ページの大学連携推進事業の夢まちづくり大学についてお聞きします。地域課題の解決や地域の活性化ということで、大学生の目線で見てもらうというようなことは本当に大切なことだと思いますし、地域の方もそういう意味では期待しているところだと思いますが、シェアハウスと市のマイクロバスの利用状況ですね。マイクロバスの運行は年35回の予定ということになっておりますし、シェアハウスは三つあるということですが、若干予算が減ってきているということもあります。このことから、シェアハウスを何人ぐらいの人が利用されているのかというようなことを若干疑問に思うのですが、ここのところをもう少し詳しく聞けたらというふうに思います。 ○(松本聖司委員長) 企画総務部理事。 ○(川口企画総務部理事) まず、マイクロバスの利用状況でございます。利用者数の延べ人数は575人ということで、平均すれば1回当たり20人から30人程度の数が乗っているということでございます。  それからシェアハウスの利用状況ですが、延べで言いますと、利用者数は238人ということで、現在、網野町郷、丹後町中浜、久美浜町湊宮の3カ所に設置しておりまして、多いところでの使用日数は25日、少ないところですと7日でございます。  シェアハウスの予算が前年度に比べると低くなっていると思いますが、これについては、光熱水費の前年度の見込みの予算額が実績からすると大きかったので、今回下げているというような状況でございます。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 49ページの左側、市のホームページ運用管理事業です。先ほどの答弁の中の光ケーブルの接続により加入率がふえているということも加味したことだと思いますが、ホームページの更新委託料の1,300万円ほどは、ウエブアクセスシビリティーの向上ということで、高齢者に配慮したホームページの運用ということですが、これはこのホームページの内容が大きく変わるというような捉え方でいいのでしょうか。  また、高齢者向けの利用促進をするに当たって、どういったサービスがされるのかというようなところをお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 広報広聴統括監。 ○(田上広報広聴統括官) 49ページのホームページの関係でありますが、まず障害者差別解消法が平成28年の4月1日施行ということで、29年度末までにそういった高齢者、障害者に優しいホームページをつくりなさいという目標があります。  例えば、写真を張りつける場合は、同時に音声で写真の内容を説明する機能をつけなければ張りつけられないというようなことになっておりまして、目に障害のある方についても、どういった写真が張りつけられているのかわかるようになるということです。  それから、現在のシステムは平成22年のシステムでありまして、職員が誰でもホームページに入ってこられるというようなことにはなっておりません。しかし、この予算が認められますと、職員が誰でもホームページに入って作業ができるようなことになります。  大きな変更はそういった2点になる予定であります。それに向けて各課にホームページの正副主任も設けていただいて、新しいホームページについての準備を整えているところであります。 ○(松本聖司委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 22番、丹政会、池田です。説明資料の100ページの敬老会補助金は、決算で議会が何度か指摘しており、その都度課題として見直したいというような答弁いただいているのですが、今回も同じような形で出てきております。この辺の考え方をお尋ねしたい。  それから、もう1点は、戻りますが、87ページの社会福祉協議会の活動費の補助金です。人件費の補助ということで、昨年と同じ6,700万円が上がっております。多分要望はもっとあると思いますが、その辺の考え方を説明してください。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部次長。 ○(西山健康長寿福祉部次長) 100ページの敬老祝い事業のことで指摘されているということは、補助金のあり方ということでしょうか。  補助金につきましては、監査委員からも交付金化をすればどうかというような御意見もいただいております。そういう中で検討させていただきまして、現在、区の交付金の関係につきましては一本で考えていこうということで、ほかに出している補助金も含めまして、29年度に検討するということになっております。 ○(松本聖司委員長) 87ページの社会福祉協議会運営補助金の関係はどうですか。  健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 失礼しました。87ページ社会福祉協議会の運営費補助金の関係でございますが、昨年度と同額を計上しております。この考え方でございますが、全体の職員の給与費をベースにしており、そのおおむね80%ということで計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 28年度予算と29年度予算についての違いを示しますので、考え方をお聞かせ願いたいと思います。実は28年度の予算には、楽歩里ポイントというのがありましたが、29年度の予算から外れておりますし、高齢者安心生活支援事業という部分も29年度の予算から外れております。それから、老人日常生活用具給付等事業という部分も提示がないですし、きずなネット構築事業という部分もないということであります。特に28年度予算から29年度予算に変わった特徴的なものがあればお聞かせ願いたいということと、どこかに統合されているということであれば、その辺の考え方についてお示しを願いたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) まず、楽歩里ポイント事業の関係でございます。楽歩里ポイント事業は、歩くことによる健康づくりということでしておりまして、そこにポイントをつけるということでございましたが、年数を重ねまして、一定もうふえてきておりませんので、その部分で事業としては終了したい。しかし、あくまでも歩いて進めるということは行っていくということで、アルキメデスとかスポーツ推進員によるノルディックウォークの推進、そういった取り組みの中で整理していく。健康推進費の中にもそういったイベントに係る経費は盛り込んでおります。  それから、確かに委員おっしゃるとおり、高齢者の安全・安心生活の支援事業につきましては、本年度上げておりませんが、現在、地域包括ケアシステムを構築していまして、そういった中で、この支援をしていくということで、保険事業で高齢者の健康管理に対応していくというふうにしております。  きずなネット構築事業につきましては、社会福祉協議会への委託事業として2年間行っておりましたが、事業の委託は28年度で終わりまして、この後は社会福祉協議会の独自事業の中で進めていただくということで考えております。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部次長。 ○(西山健康長寿福祉部次長) 老人日常用具の給付事業でございますが、この事業につきましては、電話回線を貸与するであるとか、火災報知器の設置であるとか、電磁調理器の設置ということで、旧町からの事業を引き継いで行っていました。しかし、介護保険のサービスが十分に整備される中で、ヘルパーに来てもらっているであるとか、電話回線につきましても、携帯電話の普及ということがあって、ほかのサービスにかえることができるということで廃止させていただきました。  以上です。 ○(松本聖司委員長) これで、議会費から民生費までの質疑を終結します。  次に、衛生費から農林水産業費までの質疑を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。145ページに廃棄物減量等協力謝金というような形で書いてあるのですが、リサイクルステーションは414カ所あるわけです。この謝金については、いろいろと議論もある中で、一応一定程度謝金として残ってきたわけですが、廃止する予定ということで、平成29年度から段階的に減らされてきております。ことしは前年度の3分の2というようなことです。前のときも指導啓発といったあたりが定着しているというようなことを言われたのですが、リサイクルステーションでのリサイクルの意識、分別してごみを減らしていくのだという意識については、どういうふうに理解されておりますか。廃止することによって、果たしてごみがどうなるのか、リサイクルがスムーズにいくのかというあたりについて、地域の地区でされている皆さん方との懇談、話し合いなどが進められてくる中で、こういう結果になったのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 廃棄物減量等協力謝金につきましては、平成27年度から28年度におきまして、京丹後市廃棄物減量等推進審議会から家庭ごみの排出責任は市民一人一人にあり、地区内の衛生環境は当該地区の住民みずからが参画し、維持保全すべきであることから、段階的に廃止すべきであるとの答申を受けております。  この答申を受けまして、来年度、平成29年度において3分の1を減額した額を要求しているものでございます。  ごみの分別につきましては、旧町時代からしてきているもので、この謝金自体は旧町時代から払われていたものを引き継いできたわけですが、一定、定着してきたという中で、出すごみについては、それぞれの市民の方の責任でお願いしたいという部分で今回させていただいております。  各区長には、今回こういう形で予算を考えておりますと連絡させていただいているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 今のごみステーションの謝金の件に関連してお尋ねいたします。これは審議会からの答申ということですが……。 ○(松本聖司委員長) 吉岡委員は総務委員ですので、総務分科会への質疑は控えてください。  吉岡委員。 ○(吉岡委員) それでは2点、農林の関係で、175ページの猿の件です。丹後町では大変多くの猿の被害が出ているようですが、防除事業に入っている追い払い事業などで、集落ぐるみの追い払い対策が十分行える事業量になっているかどうか、お尋ねいたします。  それから、177ページの左、放置竹林のことです。目的の中に、竹肥・竹炭等への活用を図ると書いてあるのですが、実施する事業がありません。その辺はどのようにお考えなのか。この2点お願いします。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) まず1点目、有害鳥獣捕獲の猿の関係でございますが、個体数調整を数年取り組んできておりまして、29年度については、下岡地区、尾和から中浜あたりなどの海岸部分を中心に対応させていただきたいというふうに思っておりますし、捕獲の目標については、そこにお示ししておりますように、イノシシから鳥類まで4,000頭余りを調整させていただく予定としております。  それから、放置竹林の関係でございますが、一応三重と三坂を予定した整理伐と竹材搬出ということで113万9,000円を計上させていただいております。言われましたように、竹肥、竹炭への利活用を図るということに目標を置いていますが、この事業の中では、伐採と搬出までということです。その後については、現状では採算性が非常に悪いですし、竹林については無償で取引されているような事例がございますので、活用していただけるところに御提供させていただくというような位置づけで考えております。 ○(松本聖司委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 猿の件はわかっているのですが、集落ぐるみの追い払い対策、どちらかと言えば一番上の追い払い資材の煙火、モデル銃などが、この予算で十分なのかどうか。地区の人から、十分ではないというような意見も聞いているのですが、いかがでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 資材等につきましては、市民局にも置かせていただいて、地域の方に活用していただいております。また、猿追い払い隊という部分がございまして、これまで個体数調整を中心に追い払いという活動もさせていただいてきております。  29年度から、行動範囲の調査に少しシフトしていきますので、今までどおりの追い払い的な部分については、若干難しくなるかなという思いを持っていますが、地元には資材等を提供させていただいて、地域ぐるみでお願いしたいというふうに考えております。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 今の質問に関連してですが、175ページの左の有害鳥獣防除事業について、平成28年から見ますと、猿追い払い隊の防護柵の点検指導が削除となっているのですが、削除となった原因を教えてください。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 済みません。もう一度お願いできますか。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 平成28年は業務内容に防護柵の点検指導が含まれていたのですが、今回それが含まれていない理由をお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 部長、すぐにわかりますか。  農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 済みません。少し手元に資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) 12番、水野です。3点ほどお尋ねします。まず132ページの医療対策一般経費として、医師の招聘等に係る医療対策一般経費ということで57万5,000円が上がっていますが、医師招聘のためのこれまでの取り組みに特徴的なものがあれば、ぜひお答えいただきたいし、それに対してどのような成果が上がっているのか。また29年度はどういった点に重点を置いて取り組んでいこうとしているのかといったあたりについて、お聞かせいただきたいと思います。  2点目は、135ページの浄化槽整備事業特別会計繰出金の事業概要等のところの表です。基準内の項目に児童手当とありますし、143ページの水道関係の事業にも同じように児童手当というのがあります。極めて事務的な質問になるかと思いますが、これについて教えていただきたい。  それから3点目ですが、147ページの右側左側両方の最終処分場の管理運営事業のところに、地元対策交付金ということで予算が計上されていますが、この地元対策交付金の交付の基準というか、考え方の基本について、改めて少しお尋ねしたいと思います。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 医療部長。 ○(渡邉医療部長) 132ページ、医療対策一般経費57万5,000円についての御質問で、どのような成果等があるかということでございます。こちらにつきましては、理事者初め両病院長とも一緒になりまして、医師の体制確保に府立医科大学初め関係病院を回らせていただいたり、またこちらが出身の医師にお会いさせていただいたりということで、日本全国さまざまな地域に行かせていただいております。  また、ほかの項目であるのですが、医療確保奨学金の貸与者にも会いに行かせていただきまして、その状況等を把握させていただいているところでございます。  ちなみに、その医療確保奨学金につきましては、28年度1月末現在で17名の方にお借りいただきまして、既に4名の方に入職していただいております。  また、両病院長、理事者等と関係病院を回らせていただきまして、医師の確保、医師体制の確保、充実に努めさせていただき、まだ来年度のことですからはっきりは申しませんが、両病院に医師を派遣していただけるようなお話も聞かせていただいているところでございます。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 上下水道部長。 ○(大木上下水道部長) 繰入金の中の児童手当の件です。上下水道部、水道整備課ですが、当然担当職員が担当課で児童手当を支払っているので、それにつきまして、一般会計から基準内の繰り入れということでいただいているようなことになっております。 ○(松本聖司委員長) 水野委員に申し上げます。最終処分場の関係は、市民部の関係であります。  ほかの委員。  田中委員。 ○(田中委員) 155ページの左側ですが、農業振興地域の整備計画策定事業の目的・趣旨のところに、京都府農業振興地域整備基本方針の変更が予定されているとあります。今、京都府は23年から32年の10年間の計画を持っているわけですが、どういった内容の変更があるのか、わかっていれば教えていただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 京都府の基本方針の変更の内容のお問い合わせでございます。変更の時期につきましては、平成29年3月から4月の初めというようなスケジュールを聞いております。京都府における農林水産の振興に関する目指すべき姿ということで、今後の施策展開の方向及び重点施策等を取りまとめた農林水産京力プラン策定によりまして推進することとされた施策体系等について府の基本方針への反映を図るというふうにお伺いしております。  また、農用地等の確保、保全、農業を担うべき者の育成及び確保に関する事項等について、農地中間管理機構、京力農場プラン、京都農人材育成センター等、新たな京都府農政における情勢の変化についても府の基本方針への反映が図られるというふうにお伺いしております。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 金田です。236ページのいじめ防止対策、ここはまだですか。行き過ぎましたか。失礼しました。 ○(松本聖司委員長) 和田委員。 ○(和田委員) 13番、和田です。139ページの左の海岸漂着物回収事業の中の府管理海岸ですが、この箱石、湊宮、葛野海岸は湊宮から葛野までだと思います。その下に浜詰海岸とあるのですが、この箱石から浜詰までの海岸は入っているのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 和田委員、市民部が所管で出してありますが、内容的に見るとスポーツ観光課ということかと思っております。その辺で御理解ください。  由利委員。 ○(由利委員) 11番、由利です。説明資料137ページの左側、水洗化推進支援事業であります。この事業は補正でも減額ということで、件数を下回ったということが出ておりますし、予算を見ても28年度は380万円、また29年度は28年度に比べて840万円ほど低い予算が組まれております。いい意味で減ってきているのではないと思うわけですが、特にその辺で水洗化率が伸びないような要因がもしあればお聞かせ願いたいというふうに思います。  それから、もしそういうことがあるならば、本年度どういうあたりを重点的に取り組まれるのか、その辺について説明をお願いします。 ○(松本聖司委員長) 上下水道部長。 ○(大木上下水道部長) 水洗化が伸びない原因ですが、水洗化につきましては、高齢者が大変多いということが一つ上げられておりますし、若い家庭であってもお金を使っていく観点が少し違っているというところで、水洗化に結びついていかないという状況であります。  今後の対策ですが、この3月ぐらいから審議会でまたいろいろと検討していただき、そういった中でいろいろな対策などを上げていただいて取り組んでいきたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 20番、丹政会、東田です。1点だけ。126ページの右、子育て世代包括支援センター事業についてお聞きします。その中の旅費のところに費用弁償、地域子育てネットワーク会議委員、1万1,000円と計上されているのですが、この会議はどういった方々が委員なのか、開催頻度、会議の目的、そしてこの会議をどうこの事業に生かすか、このあたりをお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 126ページの子育て世代包括支援センターの事業の関係でございます。このネットワークのメンバーですが、健康推進課を含め、学校、子ども未来課、それから障害者福祉課等々入っていますが、詳細は少しわかりかねますので、分科会でお答えさせていただきたいと思います。
    ○(松本聖司委員長) 平井委員。 ○(平井委員) 平井です。139ページの右側の地球温暖化防止対策推進事業についてです。事業概要等の中に各認定事業や推進事業などがあるわけですが、この事業の実績を見ていくためにもある程度目標値とかを持っていたほうがいいと思います。目標値とかを持っておられるでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 地球温暖化防止対策、クールチョイスの関係でございます。昨年の6月補正でお世話になりまして、1年事業採択を受けて取り組んでおります。29年度につきましても190万円程度の予算計上させていただいていますが、これは採択を前提としてのせさせていただいております。  ただし、昨年の取り組みの中で、人材育成であるとか、そういう部分で一定人数なりの内部的な目標は持っているのですが、まだ事業実施中ですから、その成果を見ながら再度再来年に向けてということで検討させていただきたいというふうに思っております。 ○(平井委員) 内部的な目標値はどのようなものですか。 ○(山下農林水産環境部長) 目標値といいますか、セミナーや法人の指定などの部分で予算化したときの数値が一応本年度の目標というような思いで予算化させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 平井委員、よろしいか。 ○(平井委員) また後でします。 ○(松本聖司委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 127ページの右側です。未熟児医療給付費が昨年から比べると大幅にふえているのですが、この費用の根拠をお答えいただきたいです。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 127ページ、未熟児の療育医療の事業費がふえた原因でございますが、28年度の実績見込みがふえておりまして、その実績見込みから見込んでおります。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) もう一点だけお尋ねします。181ページに内水面漁業振興支援事業についてです。野間漁協、それから京都府漁業協同組合の網野支所でウナギの稚魚が放流されているということが上がっていますが、このウナギの稚魚の放流、育成あるいは漁獲等について成果とか課題があればお聞かせいただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 河川の稚魚放流の関係でございます。この放流につきましては、漁業法に基づく法定義務ということになっておりまして、漁業権を設定している魚種、例えばアユであるとかウナギを放流する義務が法的にあるということになります。  また、成果といいますか、非常に影響を受けやすい部分がありまして、漁獲量の把握であるとか、そういう部分については実際的には行っていません。環境を保全するという意味合いもございますので、そういう意味で言いますと、これだけ放流したから漁獲がこうなって、所得にどう反映したという部分の調査までする必要はないというふうに認識しております。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 8番、櫻井です。146ページの峰山クリーンセンターの管理運営事業についてです。その中に地元対策交付金というところがあり、今回は内記、丹波、矢田、吉沢という4地区が交付金対象になっているのですが、28年のものを見ると、内記区だけで500万円だったのです。今回は4地区で675万円ということですが、4地区になった理由をお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 市民部長。 ○(藤村市民部長) 当初、峰山クリーンセンターは平成28年度をもって運用を終了するということでありましたが、地元にお願いしまして、平成29年から15年間さらに延長することになりました。その関係で、実際にクリーンセンターが建設されております内記地区、それから、その影響を受けます近隣の丹波区、矢田区、吉沢区につきましても一定の交付金をお支払いするということでお話を進めさせていただきまして、合計で675万円を交付させていただきたいということでございます。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 農林の部分です。28年度の予算と29年度の予算で、スクラップなのか統合なのかわかりませんが、生産・流通改善条件整備事業、それからあすの京都村づくり、都市農村交流事業、畜産振興事業、それから再生可能エネルギーと地域バイオマスが大きく変わっているということでありますので、統合された分であるとか、あるいは事業が終わったので廃止したというものがあればお聞かせ願います。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) まず、畜産の事業につきましては、ハード事業ということで、29年度は事業がないため一つなくなっております。それから都市交流の関係につきましては、商工サイドに同様の事業がありますので、そちらと連携をとりながら実施させていただくということであります。それから、あすの村づくり事業についても事業期間が終了したのでございません。流通対策の関係につきましては、昨年補正で国内版しかなかった部分を輸出も対象にということで、163ページの左側の農産物流通対策事業を創設しておりまして、このページに組み込まれたということで御理解いただけたらというふうに思います。 ○(松本聖司委員長) これで衛生費から農林水産業費までの質疑を終結します。  次に、商工費から予備費までの質疑を行います。 ○(松本聖司委員長) 由利委員。 ○(由利委員) 11番、由利です。3点お願いします。  1点目は、説明資料191ページ、新シルク産業創造事業についてであります。これには研究費ということで多額の予算が組まれております。目的にも事業者の新たな展開を支援とありますが、そういう視点から、研究した後どういったあたりへ持っていくように考えておられるのか。  2点目は、206ページの土木総務一般経費であります。これの真ん中より少し下に袖志里道のつけかえ工事というものがありまして、かなり高額な予算がついていますが、この中身についてもう少し詳しく説明をお願いしたい。  3点目は、208ページであります。除雪事業ということですが、209ページにも除雪機械の新規の地区貸与用とあります。若干理解できないのでお尋ねしたいのですが、地区除雪の予算的なものはどちらでどうなっているのか、また、この地区への委託料というのはどういう内容なのかについてお尋ねいたします。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) 191ページの新シルク産業創造事業の関係で御質問いただきました。この事業を使いまして、旧溝谷小学校の整備をさせていただきました。また、このシルク産業の創造につきましては、研究を進めていく中で、平成26年12月に研究会を一応発足させておりましたが、この間少しとまっていた部分がございます。今後におきましては、昨年、市長からも方向転換の説明をさせていただきましたが、新たな方向転換する中で、またこの研究会を招集いたしまして、情報の提供、共有ということで、会員それぞれが事業化に向けた取り組みをしていただく流れというふうになっております。今後、京都工芸繊維大学との連携の中でこの研究会につきまして再スタートさせていきたいというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 206ページの土木総務一般経費の中の袖志里道つけかえ工事についての御質問をいただいております。3,200万円ほどの予算でございますが、これにつきましては、現在ある里道が米軍の基地の進入路整備に伴いまして支障になるということで、そのつけかえ工事を行うということでございます。一般的な方法でございますが、民間等の開発事業の場合には、その開発事業者が現物補償という形で工事を行って、そのつけかえの道路を現物として現場につくります。しかし、この公共事業につきましては国の公共補償要綱というものがありまして、これによりますと金銭補償を原則としており、補償金を受けて市が工事を実施するということで予算を計上させていただいています。  次に、208ページの除雪でございます。209ページの除雪機の貸与を説明させていただいたらよろしいでしょうか。  地区除雪についての御質問ですが、地区除雪は市が購入した機械を地元に貸し付けをして除雪をお世話になるというものでございまして、平成29年度は2台ということで、3トン未満のものを奥大野と久美浜の三原に予定させていただいております。これは地区からの要望に基づきまして、建設部で優先度評価のようなものを行って貸し付け場所を決定させていただいているというものでございます。  その委託料でございますが、こちらの地区除雪の委託料は208ページの除雪事業で委託料として計上しておりまして、金額で言いますと9,800万円の中に地区除雪の部分も含まれているということでございます。 ○(松本聖司委員長) 由利委員。 ○(由利委員) ということは、29年度は地区に2台購入する。地区の委託料は、ここから出ているという解釈でいいですね。  それでは、今、地区からの要望がどれだけ上がっているのか、それに対してどれだけ対応できているのかという点について、わかればお願いします。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 28年度での地区からの貸与要望の状況でございますが、貸与しております機械には乗用、乗って除雪を行う3トンクラスのものと、歩行型という小型のものがございまして、乗用型は15地区から要望をいただいております。それから歩行型は13地区から要望をいただいているというような状況でございまして、近年では大体2台から3台を貸与させていただいているような状況でございます。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 265ページです。教育委員会の学校跡施設管理事業の中で、閉校した小学校、中学校の修繕料として70万円ほど出ているのですが、これはどういった基準で修繕されるのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 265ページですか。 ○(平林委員) 間違えました、ごめんなさい。 ○(松本聖司委員長) 取り消しですね。 ○(平林委員) 取り消しです。間違えました。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。236ページを質問しようと思いますが、よろしいでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 結構です。 ○(金田委員) 失礼しました。いじめ防止対策等運営事業であります。いじめのことはもう全国でいろいろと大きな問題になっておりますし、自治体によってはメディアでも取り上げられたりして大きな課題になっているところであります。本市においては、いじめ防止対策の専門委員会の委員5人で調査研究等を行うということでありますが、まず、本市における現在のいじめの状況を少し教えてください。  それから、この事業がどのような成果を上げているのか。そういうことがあってはいけないわけですが、やはり何かしらあるのかなと思いまして、そういった検証等の結果があれば御報告をお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) いじめ防止対策等運営事業のお尋ねだと思います。まず、状況ということですが、一応いじめの把握の仕方として、学校を通じて学期ごとにアンケートをさせていただいて、本人がいじめだと感じる、そういったものを第1段階、学校が組織立って経過観察をしていこうという第2段階、重篤な危険性があるという第3段階の三つに分けて把握しております。細かな数字は持ってきておりませんが、第1段階につきましては、どこの学校でも件数があるということで、かなりの数が上がってきています。それが第2段階になりますと、学校の組織的な取り組みによってほぼゼロになるか、残っても数件継続して指導という形になっておりますし、重篤な第3段階というのは今のところ把握しておりません。  それから、専門委員会の成果についてのお問い合わせですが、主に第2段階のようなところに至った場合に、教育委員会が現在とっております対応は、大学教授などの専門的な方の意見を聞かせていただいて、こういったケースではどういった対応が望ましいのかというようなあたりを御示唆していただいて、それを参考に取り組みを進めさせていただくというようなことをさせていただいておりますので、専門家の意見も聞きながら対応がとれるという点で、少し重たいケースのときにはありがたい委員会だと感じております。 ○(松本聖司委員長) 谷口委員。 ○(谷口委員) 先ほどと同じような質問でありますが、商工観光部に28年度と29年度を比較したときに、なくなっているものについて考え方をお聞かせ願いたい。  一つは、職業訓練実施事業と企業立地支援、起業アイデアコンペ開催、京丹後型ワークスタイル、観光振興計画推進、ほんもの体験観光のまち、スポーツまちづくりという部分です。これ以外にもあるのかもしれませんが、本年度の予算には立ち上げがないということで、どこに統合されているのかというのが1点。  それからもう一点は、205ページの地籍調査事業の関係でありますが、山陰近畿自動車道の大宮峰山道路ということで、京丹後市としては非常に大きな期待を持っている部分であります。実際的に地籍の調査の部分を嘱託職員2名にお願いしているということでありますが、ここの部分の組み立てを早くしなければ次の工事に入れないということがあります。この面積がどれぐらいのものか少しわからないですが、この人数で当初計画どおりにいけるのか。あるいは、もう少し補正を組んで調査員の増員ということも考えていかなければならないのかどうか、その辺についてのお考えをお聞かせ願います。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) 事業の整理についてということで御質問をいただきました。抜けていたらまた後で御指摘をいただけたらというふうに思いますが、今度の新年度予算で少し科目について整理させていただいた関係がございまして、職業訓練部分につきましては、先ほどの民生費から農林水産業費のところ、152ページの左側を見ていただきたいと思います。ここで、今市内の業界で課題になっております人材確保について集約させていただいておりますので、またごらんいただけたらというふうに思っております。  それから、起業アイデアコンペにつきましては、28年度で開始しましてからちょうど10年がたったということで、京都工芸繊維大学ともお話させていただく中で、一旦ここまでの事業として、また将来に向かって違った形を考えていこうというようなことです。これまで出てきたアイデアについては、また市内の企業に御紹介をする中で事業化を図っていこうということになっております。  それから、ワークスタイルにつきましては、テレワークの関係でございますが、12月に補正予算いただきまして次年度に繰り越しておりますので、そちらで事業を実施することとしております。  それから、ほんもの体験ですが、観光の関係につきましては、196ページの右側の観光プロモーション推進で少し取りまとめさせていただいております。ほんもの体験観光につきましてもここで科目として上げさせていただいておりますし、それ以外のフィルムコミッションとか、そういったものもここで整理させていただいています。  それから、スポーツのまちづくりということで、多分京たんごスポーツの関係を言われていると思います。これにつきましては、平成25年に創刊させていただきましてから、各月で観光に資するような形で、スポーツに取り組んでいることを出していこうということだったのですが、総合計画のときにもお話したように、当時は、スポーツ観光というのは観光の一つの施策であるということで、当然これを表に出して行っていたということでございますが、今回の総合計画では観光ということで一緒にさせていただいておりますし、この京たんごスポーツにつきましても、内容的には市内の小中学生の大会でありますとか、そういった取り組みが多かったかと思っております。また、各月の発行ということもありまして、情報の鮮度という問題もございますので、これにつきましては、市の広報誌に移管して実施していきたいということで整理させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 205ページの地籍調査についての御質問をいただいております。まず、この地籍調査でございますが、山陰近畿自動車道の早期整備というような位置づけの中から、市長を先頭に要望活動をさせていただいて、国の特段の御配慮をいただく中で、平成29年度も7,300万円という非常に大きな事業費を予算計上させていただくことができました。  その実施の範囲でございますが、大宮峰山道路の全線にわたって用地買収に先行して地籍調査をするというものでございまして、資料にもありますように、森本から荒山までというようなことで考えております。  その業務の内容でございますが、この地籍調査につきましては1地区3年の工程で実施していくというようなことでございまして、森本につきましては最終年度の閲覧というようなことになりますが、周枳から荒山につきましては、主に図根点測量といいます基準点測量と一筆の立ち会いというようなことでございます。一筆の立ち会いにつきましては、まずできるところから実施していくというようなことを考えております。  その体制でございますが、地籍調査の嘱託職員といたしましては2名を上げていますが、市の正規の職員と嘱託職員の2名で2班体制をつくっていきたいというふうには思っております。  それから、予算書に上がっておりますように、地籍調査推進委員を地元の方にお世話になるわけでございますが、1集落大体5名から6名の委員にお世話していただく予定にしておりまして、地元の地理に非常に詳しい方、土地関係に詳しい方に、境界の立ち会いについて御協力いただく、あるいは権利者との調整をしていただくというようなことで、特にこの地籍調査推進委員に非常にお世話になるということで、ここがうまく機能すればこの2班体制でいけるものと考えております。 ○(松本聖司委員長) ここで3時30分まで休憩いたします。                 午後 3時14分 休憩                 午後 3時31分 再開 ○(松本聖司委員長) 休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  最初に、発言の申し出がありますので、順次許可したいと思います。  広報広聴統括官。 ○(田上広報広聴統括官) 貴重な時間をいただきまして申しわけありません。49ページの市のホームページの説明で、ホームページの現行システムは平成22年からと言いましたが、平成20年のシステムであります。  それからもう一点、微妙なところですが、現システムにつきまして一般職員では操作できないというようなことを言ったと思いますが、操作が難しいということで、詳しい知識のある方とか研修を受けた者でないとさわれないというふうなことでした。2点につきまして訂正をお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 農林水産環境部長。 ○(山下農林水産環境部長) 先ほどございました櫻井委員からの御質問は、説明資料の175ページの有害鳥獣防除事業の猿追い払い隊委託料に関しまして、業務内容に防護柵の点検、指導という部分がないという御指摘だったと思いますが、29年度から行動圏調査に中心を移していきます。ただし、隊員の方が地元に入る中で、防護柵の破損、それから不備な部分等あれば、指導ということになるか情報提供ということになるかはわかりませんが、地元にはお知らせしていく予定にしております。 ○(松本聖司委員長) 今の発言の訂正については許可したいと思います。  それでは、引き続き商工費から予備費までの質疑を行います。  田中委員。 ○(田中委員) 201ページの左側、海の京都推進事業の新しい事業にクルーズ客船寄港受け入れ事業があります。これは大型クルーズ船が久美浜に来るということですが、どういう形になるのか。沖に停泊して上陸されるというふうに思いますが、いつごろ来られて何日間ぐらい停泊されるのか。その点について伺っておきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) クルーズ船の受け入れということでございます。平成29年、ことしの5月1日に小天橋沖に「にっぽん丸」が停泊しまして、テンダーボートで湊宮漁港に寄港するということになっております。市のおもてなし事業、またオプショナルツアーの企画、歓迎式典等については、今現在調整を進めているところでございますが、基本的には歓迎式典等を行うこと、それから観光協会と連携して、フリープランの乗客に対する観光案内を目的とした案内所の開設でありますとか、特産品の販売ブースを考えておりますし、市民を対象とした船内見学会なども実施する予定としております。  済みません、少し資料が手元になくて、1泊なのかどうかがわかりませんので、また後で説明させていただきます。 ○(松本聖司委員長) 水野委員。 ○(水野委員) 12番、水野です。三、四点お尋ねいたします。  まず1点目、197ページのNHK大河ドラマ誘致推進協議会の負担金として40万円が計上されていますが、これまでの取り組みと、実際にNHKの大河ドラマを誘致できる見込みはどうなっているのか、現時点での状況をお聞かせいただきたいと思います。  それから2点目は、255ページの社会教育委員設置事業でありますが、これについては、例えば教育委員会の委員との協議、懇談、意見交換等は行われているのかどうか。行われているとすれば、どういった内容で意見交換が行われているのか。  3点目は、257ページの高齢者教育事業でありますが、昨年度の前年度当初予算額と比べても半額以下に減額されていますが、どういった背景、経過でこのような予算になっているのか。このことによって高齢者教育事業の遂行に支障がないのかどうか。  それから4点目につきましては、266ページの郷土資料館管理運営事業です。これについては、旧木津小学校の資料館の民俗資料等を旧郷小学校へ移転、整理するといった内容の事業というふうに説明がありますが、もともとこの旧郷小学校については既に資料館あるいは美術館としての構想や計画、計画書もあったかと思います。その構想や計画との関係で、今回の網野郷土資料館の資料移転事業はどうなっているのか。
     以上4点お尋ねしたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) NHKの大河ドラマの関係でございますが、大河ドラマの誘致に関しましては、京都府、また兵庫県の10市1町及び観光団体等で協議会を設立いたしまして、毎年NHKの東京本社への要望活動や各市町におけます誘致促進のリレーイベントを開催したり、公式のフェイスブック等で情報発信などを行っております。  その関係ですが、NHKの会長ほかドラマ制作の幹部職員と協議をする中では、興味は持っていただいているということで、協議会として手応えを感じているというふうにはお聞きしているのですが、現時点では、いつの時点でというようなことはわかっておりません。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 最初に、255ページの社会教育委員から伝えさせていただきます。教育委員会との意見交換はということですが、今のところ教育委員との意見交換はないです。しかし、先日も社会教育委員からやはり教育委員との懇談もしたいということがありましたし、こちらも必要だというふうに認識しておりますので、この3月に意見交換をする場を設けております。  それから、257ページの高齢者教育の件です。事業費が減っているということなのですが、非常に財源が厳しい中で、一応趣味の講座とか、管外視察のようなものの経費を一定見直しさせていただいて、こういった形になっております。 ○(松本聖司委員長) 教育長。 ○(吉岡教育長) 郷土資料館の関係ですが、一昨年郷土資料館を展示施設等に変えるための検討をいろいろとしてきました結果、まだしないと決めているわけではないですが、事業費を積算しますと大変多額な予算を伴うということから、少し先送りさせていただきたいという考えでおります。  ただし、木津の郷土資料館につきましては、雨漏り等の老朽化もひどいですし、木造ということもありますので、今のまま展示品を置いておくのは危険ですから、とりあえず郷小学校に移したいというふうに考えておりまして、その予算を計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。238ページの奨学金事業です。谷口謙氏の基金を繰り入れた奨学金給付型は、去年と同じく高校生80人と大学生110人ということですが、この人数については、ことしも同じようにいこうという検討であったのか、ふやそうというような方向はなかったのかという点が1点。  それから、237ページの中学生の海外派遣で、ことしも9名の方がニュージーランドに行かれたと思います。どなたに行っていただくかは市長が選考基準により決めるということですが、今回募集が15人というような中で、費用的なもので参加をためらったというようなことはなかったのかどうか。総括をされた中で課題等々何かございましたでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) 済みません、先ほどの田中委員の御質問のクルーズ船「にっぽん丸」の関係です。どれぐらい停泊されるのかということですが、基本的には日帰りで、1日のみということです。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 奨学金の給付型についてのお問い合わせであったかと思います。一応高校生、大学生に給付型として月に5,000円、1万円の奨学金をお支払いさせていただいているわけですが、今のところふやすという予定はしておりません。  もう一つは、国際交流の関係です。新年度では15名という形で上げさせていただいております。ことし初めて募集をして、まだ行ってはないのですが、非常に多くの中学生から申し込みがあったということで、9人から15人にふやさせていただいております。  ことし申し込んでいただいた方で、経済的に苦しい方は一定配慮もしなくてはいけないかなというふうな部分で、制度の仕組みを2分の1、3分の2というようなことをしていたのですが、今回は2分の1の方ばかり来られましたし、申し込んでいただいた方から経済を理由にというような意見は聞かせていただいておりません。 ○(松本聖司委員長) 東田委員。 ○(東田委員) 20番、丹政会、東田です。2点質問です。  スクールバスの関係です。ページ数でいくと242ページ、249ページ、小学校、中学校ともに今回ドライブレコーダー購入費が上がっています。これは本当に評価できると思いますが、その関連で、幼稚園のバスに関してドライブレコーダーの設置予定があるかどうか、わかればお聞きしたいと思います。  それから、もう一点、265ページ、右側の図書館管理運営事業です。昨年度と予算はそう変わらないですが、目的のところに子どもから大人まで幅広く利用者の拡大を図るとあります。実際拡大しているかどうか、利用状況がわかればお聞かせいただきたいのと、拡大していないのであれば、何か対策を講じているか。そのあたりをお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 教育委員会事務局理事。 ○(吉岡教育委員会事務局理事) 253ページでは特に記載していませんが、幼稚園、保育所の送迎のバスにつきましても、同じように予算を計上させていただいております。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 図書の貸出者数の関係でお問い合わせかと思います。26年7万4,807冊、27年7万4,692冊とほぼ横並びの状況なのですが、その前の年の25年度は6万8,000冊でした。取り組みを始めて6万8,000冊から7万4,000冊まで上がって、それを維持しているというふうに考えておりますので、一定取り組みによって図書館の利用者数は上がっていると思っています。それぞれの図書室では、イベントというか、お話会のようなものをして取り組みを進めていただいております。 ○(松本聖司委員長) 松本直己委員。 ○(松本直己委員) 16番、松本直己です。210ページの河川維持管理事業についてお聞きします。河川の草取り、除草を行うことにおける事業ということですが、以前から地域の高齢化が進み、地区では河川の管理がなかなか思うようにいかないというような状況を指摘しておりました。本年度は2,000万円ふえていますが、もう少しふえた内容についてお聞きしたいというふうに思います。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 210ページの河川維持補修事業についての御質問でございます。予算総額では2,000万円ほどふえていますが、河川の草刈り等の事業費につきましては、河川草刈り委託料と河川環境整備委託料の2本でございまして、市の河川の草刈りを委託しているものが上の河川草刈り委託料で、府の河川で府からの委託を受けてさらに地元にお願いしているのが2番目でございます。これにつきましては昨年と大きく変わりはございません。予算がふえておりますのは、河川維持補修の工事費で、昨年と比較しますと1,700万円ほどふえているというようなことでございます。 ○(松本聖司委員長) 和田委員。 ○(和田委員) 13番、和田です。237ページの左の学校跡地施設管理事業に貯水槽点検とあるのですが、上の13校のうち確認しているのは、どの学校でしょうか。     (資料を探すため、発言できない) ○(松本聖司委員長) それでは、先にほかの質問を受けたいと思います。  橋本委員。 ○(橋本委員) 18番、橋本です。資料で言うと213ページの都市公園等維持整備事業です。今回途中ヶ丘の駐車場を整備されるということで、工事請負や用地購入の費用が計上されているのですが、大体どちらに拡充されるのか。うまく言えませんし、西とか東という形になるのかわかりませんが、どういう形でどちらに拡張されていくのか、わかる範囲でお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 213ページの都市公園維持整備事業でございます。途中ヶ丘の駐車場整備につきましては、昨年の当初予算にも上げさせていただいておりまして、一度説明させていただいているのですが、改めて説明させていただきますと、方角的には途中ヶ丘の東側でございまして、ちょうど今、竹林があるところでございます。以前から竹林の整備というようなことも課題になっておりましたので、この駐車場整備にあわせまして竹林等の整備も行って、環境、景観をあわせた形で整備を行っていきたいというふうに思っております。 ○(松本聖司委員長) 平井委員。 ○(平井委員) 7番、平井です。201ページの左側、海の京都推進事業の中の夕日の広場(仮称)の整備費についてです。夕日ヶ浦は日本夕日百選というものに選ばれる、とてもきれいな夕日が見られるところで、そこの公園を整備していくという形であると思いますが、どういうことであるのか全体像を答えられる範囲でお聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) この夕日の広場につきましては、平成25年度に策定いたしました「海の京都」京丹後市マスタープランで地元からの強い要望がありまして、夕日ヶ浦のシンボルとして公園整備をするということで計画されております。  浜詰地区につきましては、マスタープランの中で無電柱化という計画も含めています。無電柱化した路線のすぐ横には広場がありまして、その広場の下にはトイレがあり、木が立っているわけですが、そこから上がれるように階段化をして、遮るものが何もないところで夕日を見ていただくというようなことです。口頭ではなかなか説明がしにくいと思っておりますので、また分科会にも資料をお示しさせていただきたいと思います。済みません。 ○(松本聖司委員長) 吉岡委員。 ○(吉岡委員) 5番、吉岡です。190ページも関係あるのですが、186ページの商工会助成事業、2番目の織物指導等小規模生産基盤整備事業の補助金は新年度から新規に行われると思いますが、この事業内容で気になるところは、これがどのような事業なのかという点です。  それから、190ページの織物業生産基盤支援事業補助金、これは府の事業で、府が3分の1、市が3分の1、事業者が3分の1で事業者も非常に助かっている補助金なのですが、この事業は上限が250万円、下限が30万円と決めております。これを補填するための商工会への小規模生産基盤整備事業補助金なのかどうか、もう少し商工会への補助金事業を詳しくお願いいたします。  それから、191ページの新シルク産業です。上のほうに、基礎研究の研究員等人件費とありまして、この場合地元雇用の人も入っていると思います。28年度も多少地元雇用の人員の異動があったと思いますが、29年度は何人雇用があるのか。  それから、その下の蚕種代ですが、これで年間どれぐらい蚕を飼育されるのか。お願いいたします。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) まず、商工会の補助金でございます。織物指導等小規模生産基盤整備事業補助金は、従来から織機調整などを対象としております指導事業でございますが、先ほど委員におっしゃっていただきましたように、190ページの29年度で3年目を迎える織物生産基盤支援事業補助金は、下限が30万円というふうに決められておりますので、今回、この商工会の補助金の中身を少し拡充いたしまして、織物生産基盤支援事業補助金に該当しない、織機の設備更新、改良等々の事業費が30万円未満の小規模ものを対象に支援していこうということになっております。 ○(吉岡委員) 補助額は幾らですか。 ○(新井商工観光部長) まだ制度設計の段階ではありますが、5万円程度を見込んでいるということでございます。  シルクの関係でございますが、予算で見込んでおります人件費は、養蚕研究作業員ということで2名分を考えておりますし、毎日ということではございませんが、作業補助員ということで、臨時職員的な方を一応3名予定しております。  それから、蚕種は20万頭分を2回というふうな形で予算化しております。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 先ほどお尋ねいただいた和田委員への回答です。貯水槽の該当場所は旧海部小学校ということでお願いします。 ○(和田委員) 1校だけですか。 ○(横島教育次長) はい、1校だけです。 ○(松本聖司委員長) 谷津委員。 ○(谷津委員) 消防の関係で3点お伺いしたいと思います。  1点は、218ページの左側、消防本部総務業務についてです。ここはなかなか削りにくいということで、昨年も前々年度とほとんど同じぐらいの額になっていたのですが、今回需用費をかなり大幅に削られているように思います。目的には、衛生管理等を行って職員の士気高揚と円滑な業務を図るとありますが、職員の数も減っていないし、出動回数もふえている中で、どのようにして需用費を大幅に下げるということになったのか、1点お伺いしたい。  もう一点は、220ページの右側です。内容を見させていただくに、少しシステムが変わるというような感じも受けるのですが、例えば需用費の中のシステム定期補修交換部品代が大幅に伸び、昨年はなかった委託料の通信指令システム更新委託料が新たにふえて、その下の通信指令施設保守管理委託料が300万円ほど増額しているということで、このあたりについて少し説明をいただきたい。  もう一点は、非常備消防です。225ページの左側です。今回消防団の組織の見直しによって峰山町の三つの部が一つの部に統合されて、ポンプ車庫を新設するという予算が計上されているわけですが、再編によって、例えば団が新たに消防格納庫を一つに統合したいということであれば、今後もこういうことがあるのかどうか。その1点についてお伺いしたいと思います。  合計3点、よろしくお願いします。 ○(松本聖司委員長) 消防長。 ○(河野矢消防長) 常備消防から2点お答えさせていただきたいと思います。  まず、218ページの消防本部総務業務の130万円ほどの減額でございますが、採用職員の数の問題と予算額の減少の関係について一番大きいのは、新規職員採用の被服費でございます。これは同じく3名ですが、新規職員採用しますと一式で約55万円程度かかっていたものを年度をまたいで買ったりすることで、減額に努めたということです。それから現任の職員の分も若干努力したということでございます。  それから、220ページの通信指令の件ですが、これは730万円ほど増額になっております。平成25年、26年の2カ年で消防無線の整備、26年で通信指令装置の更新整備を行ったので、当然、27年につきましては保守料がかからなかったということですが、28年から保守料がかかっております。それから、29年からは無線の保守料も加算されてまいりますので、この点で保守料が増額になったということ、それから、定期保守といいますのは、例えばハードディスクであるとか、バッテリー関係です。これは壊れる前に定期的に交換していきますのですが、その年数が2年目から入ってきたということで、金額がふえたという状況でございます。 ○(谷津委員) 毎年ですか。 ○(河野矢消防長) いえ、年次計画持っておりまして、2年のもの、3年のもの、5年のものと、年々数字が変わってまいりますので、変動があると思います。ただし、24時間動き続けておりますので、先ほど申しましたように、壊れる前に交換するという前提で動いているということで御理解賜りたいと思います。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 危機管理監。 ○(荻野危機管理監) 消防車庫の関係ですが、今回ここに出していますのも消防団の再編にかかわりまして、いずれも小型ポンプの手引きが配備してある車庫ですが、機動力を持たせて積載車を入れるために新たな車庫を建設するというものでございます。車庫の計画につきましては、この後幾らかあるのですが、古くなって更新が必要なものとか、積載車とポンプ車の移動などがあった場合には検討が必要かなと考えています。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。241ページです。ここは小学校の再配置の整備事業ということで、新山小学校と丹波小学校の再配置によって、1億4,000万円ほどを使って増築棟を建てるということです。30年の4月から開校になるということで、1年しか猶予がないため、入札の時期とかは早急にしなければならないと思ったりもするわけですが、積算等は教育委員会か、建設部に依頼というようなことを考えておられるかと思います。私が少し懸念いたしますのは、最近、入札において不備等があって入札がおくれるとか、そういうことが何回かあったと思いますが、入札等の不備、積算や何かの不備等があっては、30年の4月までに増築棟が完成しないということもあり得ます。そういった対策は常々からしっかりなされなければならないと思いますが、あえてまたお尋ねします。しっかり対策はしておられるのでしょうか。それが1点。  次に、242ページのスクールバスの運行管理の中で、小学校のバスにはドライブレコーダーを27台、249ページでは中学校のバスにも18台という計画があります。ドライブレコーダーは、通常の場合、安全な運行を目的として採用されたりすると思います。事故はあってはならないわけですが、こういったドライブレコーダーの普通の活用は、ずっと上書きされて、何かあった場合にそこを見るという形ですが、特にスクールバスにおいてドライブレコーダーの活用を重視しているとか、そういったことがあるのであれば、そのあたりをお聞かせいただきたいと思います。以上2点。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) まず、新山小学校の工事です。確かに委員おっしゃるとおり、この1年でやり切ってしまわなければならないということで、そういったミスのないように努めていかせてもらいたいと思いますし、今回は建物の増設ということで、建設部に委任して準備させていただくということを考えております。  それから、スクールバスのドライブレコーダーですが、通常、おっしゃったとおり上書きをかけるということで、何かあったときにその検証ができるという意味で全ての小学校、中学校のバスにつけさせていただいたということです。それ以外の特別な活用というのは現在のところ考えてはおりません。 ○(金田委員) 部長、今の件を委任するということであれば、委任されたほうに決意を示してもらいたい。 ○(松本聖司委員長) 建設部長。 ○(中西建設部長) 設計における違算等でございます。常日ごろからこういったことが起きないように十分なチェック体制もとりながら設計業務を行っているわけですが、なかなか完全になくすことができないということで、さらにそういったチェック体制等を整えながら行ってまいります。 ○(松本聖司委員長) 金田委員、産業建設の所管でありました。 ○(金田委員) 教育総務ではないですか。 ○(松本聖司委員長) 部長に答えていただくということについてという意味です。  谷口委員。 ○(谷口委員) 1点だけ。2番の谷口です。239ページの外国語指導者助手招致事業が、本年度279万4,000円の減額になっています。中身を見ますと、小学校、中学校の英語教員というふうに理解しているのですが、報酬の部分に、初年度、任用2年目、3年目、4年目、5年目とあり、6人の中でどういう内訳になっているのかということが少しわかりません。この280万円ほどの減額の中身とあわせて、わかればお願いしたい。  それから、同じく239ページの右側であります。国際交流事業という部分でグローバル化による語学指導等についてとあるわけですが、どのような目的を持ってこういう人材の配置を考えておられるのか。その辺の考え方についてお聞かせ願います。 ○(松本聖司委員長) 教育長。 ○(吉岡教育長) 外国語指導者助手は今探していますので、しばらくお待ちください。  国際交流員の関係につきましては、単なる英語の授業だけではなくて、グローバル化に伴う国際的な勉強も学校でしていただきたいということで、昨年度から企画総務部に配置している国際交流員と一緒に配置させていただいています。また、学校の授業だけではなくて、社会教育とか、幼稚園、保育所等にも出かけていってもらって、子どもたちや一般の方にも、そういう学習に携わってもらっています。それから、先ほどありました中学生の海外派遣にも同行させる予定にしています。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) ALTの関係で御質問をいただきました。ALTはさまざまな国からJETプログラムを利用して外国語の指導助手としてこちらに来られるわけですが、ことしの場合はアメリカが4名とカナダが1名です。本年度の予算要求をさせてもらって、主に減ったのは旅費の関係です。帰国料が変わってくるということです。 ○(松本聖司委員長) 櫻井委員。 ○(櫻井委員) 済みません、8番、櫻井です。193ページの中京圏等新市場開拓推進事業についてです。私どもの会派で名古屋事務所に視察に行ったとき、京丹後市だけではなかなか認知度が低いということもおっしゃっていましたが、下段の舞鶴市との合同出展事業にも書いてあるように、今回は舞鶴市も中京圏に視野を入れて企業誘致等を行っていくということで、舞鶴市とともに連携をしていくということですが、具体的には、舞鶴市とどういった連携を深めていく予定なのか、お聞かせください。 ○(松本聖司委員長) 商工観光部長。 ○(新井商工観光部長) 一昨年、京丹後市で名古屋事務所を出させていただきました。そういったことを話す機会がございまして、舞鶴市に非常に興味を持っていただきまして、昨年の10月から舞鶴市も名古屋市内に常駐員を設置して企業誘致活動を開始されたということでございます。
     両市に共通していますのは、やはり企業誘致でありますとか、U・Iターンの関係、また観光誘客といったような課題でございますので、こういったあたりを連携して取り組んでいこうということで、今のところこの予算で予定しておりますのは、11月に名古屋市国際展示場ポートメッセなごやで開催されます異業種交流展示会、それから、同時開催されます若者就職面接会に共同で出展することです。北部の2市でスケールメリットを生かした広域的なPRをしていこうということで今計画をしているところでございます。 ○(松本聖司委員長) 浜岡委員。 ○(浜岡委員) 257ページの高齢者教育事業について再度お伺いすることになるかと思います。予算が一遍に半額になっておりますが、削減対象になっています講座などを対象とする理由と、ほかのもので削除するものの補完措置がないのかどうか。また、受講者数はどう変化しているのか。そのあたりのことを教えていただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) 教育次長。 ○(横島教育次長) 高齢者教育のことについてのお尋ねです。先ほども言いましたように、管外研修とか講座の回数を減らすということで、とりあえず減額になっております。今まで高齢者教育の受講者数自体は徐々に伸びてきているというような実態も把握しておりまして、これを説明に行かせていただいたときは、それなりに御意見もありましたし、その講座を運営されている方との話し合いの中では何度かもう一度という話もあったのですが、財政が厳しいということに一定御理解をいただきました。ただし、1年してみて不備があれば、また来年度予算のときに考えさせていただきますということで、取り組みを始めたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) これで商工費から予備費までの質疑を終結します。  以上で議案第35号の質疑を終結します。  次に、議案第36号、平成29年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算について質疑を行います。  平林委員。 ○(平林委員) それでは、予算説明資料の1ページのところに書かれていますが、平成30年度から都道府県化ということで、広域化が進められようとしています。平成30年ということは、29年はその準備の時期かと思いますが、関係してくると思われる国保税を市民にどのようにお知らせするのか。また、この1年間でどのようなことをされようとしているのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 国民健康保険の関係でございます。まず、広域化になった場合には、国保事業の納付金を京都府に支払うということになります。また、あわせまして、当該納付金の支払いと保険事業などを実施するために必要となる国保税の標準税率を市町村ごとに京都府が示してくるということになります。  現在はまだ税率等も全て示されておりませんが、それにかかわるスケジュールは、早ければ5月ごろ、遅くとも8月ごろには公表されるものだろうというふうに思っております。これもまだ公表予定ということでございますが、9月ごろには第1回目、10月ごろには第2回目の本算定が示されまして、1月に最終試算が実施されることになるというふうに考えております。3月の定例会では税率改正が必要になってくると思いますが、1月の最終試算では間に合いませんので、秋に出された本算定の内容をベースにした予算編成が必要になってくるというふうに考えております。 ○(松本聖司委員長) 平林委員。 ○(平林委員) 何かすごくぎりぎりのスケジュールでされようとしていますが、一応府全体としての基準が示されるのが、5月ごろ、8月ごろ、また9月が第1回目というようなことだったのですが、市民への影響というあたりはどのように考えておられますか。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 市民の皆さんへの影響でございますが、京都府からの標準税率等が示されないと具体的なことを申し上げることはできかねます。ただし、例年の予算編成は基金を取り崩して行っていますが、本年度の国保の予算につきましては、その基金を取り崩さずに予算が組めたということがございます。なぜ、基金を取り崩さなくても予算が組めたかですが、本年度は前期高齢者交付金という部分に1億9,000万円ほど追加交付がされております。これは27年度に支払った医療費が多いところに追加交付されるということで、その部分がかなり大きく影響しております。医療費そのものも27年度に比べますと28年度は若干落ちついてきているという状況ですから、このままいけばこの予算どおりの執行ができるものだというふうには思っております。 ○(松本聖司委員長) ほかにないようですから、私から関連で一つだけお聞きします。  国保税などは南部のほうが高いですが、例えば、北部と南部が統一した場合の不均一課税の議論がどのようになっているのか、少し説明してください。  健康長寿福祉部長。 ○(岸本健康長寿福祉部長) 医療機関とか、そういった施設が多いところにつきましては、それ相当に受け入れることもできるということで、医療費、国保税のほうも高いというふうに思っていますが、具体的な内容につきましては、手元に資料がございませんので、分科会で答えさせていただきたいと思います。 ○(松本聖司委員長) わかりました。  これで議案第36号の質疑を終結します。  次に、議案第37号、平成29年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算について質疑を行います。  池田委員。 ○(池田委員) 22番、池田です。少し数字の説明をお願いしたいのですが、説明資料の1ページに各診療所の歳入の欄があり、その一番右が一般会計繰入金で6,000万円上がっております。ところが、下の段の科目別歳入では繰入金が9,100万円、繰り越し500万円というふうになっていて少し数字が合わないので、どういう見方をすればいいのか、説明願えますか。 ○(松本聖司委員長) 医療部長。 ○(渡邉医療部長) お待たせしました。済みません。下のほうの繰入金につきましては、一般会計以外に国保の繰り入れ等が入っていますが、上のほうには国保等が入っていないということです。 ○(池田委員) 国保の分は上の欄のどこに入っていますか。診療所の歳入に組み込まれているのですか。 ○(渡邉医療部長) そうです。補助金が診療所ごとに分かれますので、一般会計につきましては後ほど割り振るというような形になります。 ○(松本聖司委員長) これで議案第37号の質疑を終結します。  次に、議案第38号、平成29年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第38号の質疑を終結します。  次に、議案第39号、平成29年度京丹後市介護保険事業特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第39号の質疑を終結します。  次に、議案第40号、平成29年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算について質疑を行います。  平林委員。 ○(平林委員) 17番、平林です。介護サービスの収入のところで、介護保険給付費が……。 ○(松本聖司委員長) 平林委員、何を見て言っていますか。 ○(平林委員) 済みません、介護サービス事業特別会計の予算説明資料1ページの一番下です。歳入の主な状況というところで、大変多額の減額が説明してあるのですが、これは2年前に報酬が下がったことが主な原因なのでしょうか。それとも入所者が減っているというようなことでしょうか。この減額の提案は、どういったことが原因なのでしょうか。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部次長。 ○(西山健康長寿福祉部次長) 減額の理由ですが、まず、介護報酬につきましては、平成27年度に改正があった関係で少し減っております。それから、ふくじゅの運営は、理学療法士を確保することで増収を予定していましたが、その理学療法士が確保できないということで減収になっています。また、利用調整の関係で、在宅復帰する方を大勢にするということを目指しているのですが、その関係で著しく入退所があったりして、施設のあきをうまく調整できなかったということもあって減額となっております。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 22番、池田です。説明資料の2ページ、会計が非常に厳しいということが一目瞭然かと思います。昨年度は介護サービスの基金繰り入れが1,200万円ありましたが、ことしはゼロで、かわりに一般会計から4,000万円入れているということですが、これはもう基金が枯渇して、一般会計から繰り入れなければ会計が成り立たないということでいいのかどうかということと、今後もこういった状況が続くのかどうか。また、もしも続くのであればどのような手だてを考えられているのか。お願いします。 ○(松本聖司委員長) 健康長寿福祉部次長。 ○(西山健康長寿福祉部次長) 介護サービスの基金がなくなったことについてでございますが、介護サービスの特別会計につきましては、平成16年度の合併時において老人保健施設ふくじゅ事業などの8事業を行っておりました。合併時にはふくじゅの起債償還の据置期間の関係から、償還額が少額であったなどの理由がありまして、平成16年度末の介護サービス事業基金の残高が約8,500万円、そのときの繰越金が約7,200万円ありまして、平成16年度末では1億5,700万円余りの余剰金がありました。それが現在、28年度末の見込みでは39万4,000円ということになっております。  この間で、事業数も16年度の8事業からふくじゅ事業と網野デイサービスの2事業ということになりました。この理由は、民間の事業所が整備されてきたことにあわせて、市が事業を廃止していったということになります。  また、経過としては、平成24年度にふくじゅの施設長が亡くなられたため、減収分3,300万円を一般会計から繰り入れしていただいていますし、平成25年度にはふくじゅの空調整備のための起債を4,500万円借り入れしております。  こういった中で、基金残高及び繰入金が減少した理由は、建設費の起債償還を含めたふくじゅの事業収支の累積赤字が約1億1,300万円、網野デイサービス以外、その他事業分の赤字が約4,400万円となったことです。その結果、平成29年度の収入不足分の4,000万円を従来あった基金等で埋めることができずに、一般会計からの繰り出しをお願いするというものです。  そのことに付随しまして、特にふくじゅの事業が大きいわけですが、ふくじゅの事業が赤字経営になっている原因につきましては、収入面では、介護報酬の改正等によって収入の落ち込みがあるということや、先ほど平林委員にも説明しましたが、在宅復帰の取り組みの中で施設のあきができている状況や、理学療法士の確保ができないことなどで増収ができていないということがあります。また、施設面では、開設以来17年がたって、職員の年齢層が高くなってきていることや、車両や備品の修理、更新等により委託費が増加しており、収支を損ねる要因となっているということです。  そういったことで、今後どうなるのかということでございますが、28年度にふくじゅの経営委員会を8回開催しました中で、今後の経営改善の取り組みも話させていただいています。特に収入については、施設のあきが極力少なくなるように利用調整を行って稼働率を上げていくことや、理学療法士の確保をするということ、施設については、効率化に努めて、退職者の不補充による人員削減を行うということで、赤字を少なくしていく取り組みをしていくこととなっております。  以上です。 ○(松本聖司委員長) 医療部長。 ○(渡邉医療部長) 貴重な時間、済みません。先ほど池田委員から御質問のあった違う点ですが、大きな違いは、国保等の補助金と指定管理料が宇川診療所に入っているか、繰り入れのほうに入っているかだと思います。 ○(松本聖司委員長) これで議案第40号の質疑を終結します。  次に、議案第41号、平成29年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算について質疑を行います。    (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第41号の質疑を終結します。  次に、議案第42号、平成29年度京丹後市集落排水事業特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第42号の質疑を終結します。  次に、議案第43号、平成29年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算について質疑を行います。    (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第43号の質疑を終結します。  次に、議案第44号、平成29年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算について質疑を行います。    (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第44号の質疑を終結します。  次に、議案第45号、平成29年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算について質疑を行います。    (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第45号の質疑を終結します。  次に、議案第46号、平成29年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第46号の質疑を終結します。  次に、議案第47号、平成29年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第47号の質疑を終結します。  次に、議案第48号、平成29年度京丹後市峰山財産区特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第48号の質疑を終結します。  次に、議案第49号、平成29年度京丹後市五箇財産区特別会計予算について質疑を行います。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) これで議案第49号の質疑を終結します。  次に、議案第50号、平成29年度京丹後市水道事業会計予算について質疑を行います。  田中委員。 ○(田中委員) 簡水にも関係あるのですが、上水と簡水の経営統合の見通しについてお伺いします。 ○(松本聖司委員長) 上下水道部長。 ○(大木上下水道部長) 経営統合につきましては、現在簡易水道で事業を実施して、設備整備をしていますので、事業が終われば、水道事業会計と一緒になっていくという形になっております。計画的には平成31年度から事業会計で統合していくというふうな形にしております。 ○(松本聖司委員長) これで議案第50号の質疑を終結します。  次に、議案第51号、平成29年度京丹後市病院事業会計予算について質疑を行います。  池田委員。 ○(池田委員) 22番、池田です。例年こういう数字かと思いますが、説明資料の1ページの支出のところの数字の説明を求めたいと思います。支出の上から3番目の給与費ですが、弥栄病院と久美浜病院の比率が大きく違いますので、このあたりの要因。それから材料費、弥栄病院が久美浜病院の倍以上です。多分これは院外処方しているので、薬剤費かと思いますが、そのあたりの説明。それから経費についても、久美浜病院のほうが弥栄病院より大分高いです。このあたりの要因について説明をお願いします。 ○(松本聖司委員長) 医療部長。 ○(渡邉医療部長) 1点目ですが、給与費の違いについて御質問いただきましたが、これは職員数の違いです。それから、比率が高いということですが……。 ○(池田委員) 弥栄は比率が51%だが久美浜は59%です。 ○(渡邉医療部長) 比率が高いというところなのですが、こちらにつきましては、久美浜の場合は院外処方、弥栄の場合は院内処方となっているということで、薬代が病院会計に入っているか入っていないかというところです。 ○(池田委員) 収益が低い。 ○(渡邉医療部長) そうです。
    ○(池田委員) わかりました。 ○(渡邉医療部長) それから、経費の違いですが、やはり病院の規模が違うと患者数も機械の数等も違うということになります。 ○(松本聖司委員長) これで議案第51号の質疑を終結します。  次に、29年度当初予算全体で特に発言が漏れているというようなことで、発言の申し出がある方があれば。  谷口委員。 ○(谷口委員) 委員長にお願いするわけですが、予算の審査、あるいはこれから先も決算の審査というのが出てくるだろうというふうに思います。先ほど各部署で質問したと思いますが、28年度には載っていて、29年度には消えていくという事業もあると思いますので、各部署で28年度の予算の施策と29年度の施策の違いを一覧表したものを、資料請求としていただくことをお願いしたいと思います。委員長、よろしくお願いします。 ○(松本聖司委員長) 一定必要性は理解できると思いますが、答弁をお願いしたいと思います。  財務部長。 ○(中西財務部長) 今、御要望の件につきまして取りまとめた資料は持ち合わせておりませんが、毎年度事業の組みかえ、見直しはしているところでございますので、各分科会で各課任意の様式で提出させていただきたいと考えております。ただし、あすの分科会については少し間に合わないかもしれませんので、資料ができ次第提供させていただくように努めたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) よろしいか。  次に、平成28年度補正予算第9号に戻りたいというふうに思っております。  それでは、19号に対して意見交換がありますでしょうか。  金田委員。 ○(金田委員) 9番、金田です。この28年度の補正予算の第9号につきましては、庁舎の再配置事業があるわけですが、本市の将来を左右するような大変重要な議案であると思っております。一定の質疑はなされたということでありますが、まだまだ論点はあろうかと考えるところでありますし、一度会派に持ち帰って、会派としての意見集約を図り、その上で意見交換や討論の中でしっかりと発言、発信をさせていただきたいというふうに考えております。したがいまして、意見交換、討論、採決においては、後日にしていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお計らいをお願いいたします。 ○(松本聖司委員長) ほかの方、意を異にする意見があれば。     (「なし」の声あり) ○(松本聖司委員長) それでは、議案第19号につきましての本日の意見交換、討論、採決については、委員会として後日に延期したいというふうに考えております。  それでは、別件ですが、三崎市長より発言の申し出がありますので、これを許可したいと思います。  建設部長。 ○(中西建設部長) 貴重なお時間をいただきます。まず私から府道通行どめについて御報告を申し上げたいと思います。  既に新聞報道、それから防災行政無線を使いました市民への周知を実施しているところでございますが、2月25日、先週の土曜日の午後1時ごろ、府道久住河辺線におきましてのり面が崩壊いたしました。このことによりまして同日の午後2時ごろから通行どめとなっております。  崩壊した場所につきましては、この路線の久住と河辺のちょうど中間あたりののり面ということでございます。被害状況につきましては、人身、物損の事件、被害はないというふうに聞いてはおります。  それから、崩壊の状況でございますが、長さ約50メートルにわたりましてのり面の最上部から崩壊しているということでございまして、土量的にはかなり大きな崩壊でございます。  対応状況でございますが、迂回路といたしましては、府道の明田京丹後大宮停車場線が最寄りにございますので、こちらを御利用いただきたいというふうに思っております。  それから、現在の状況でございますが、本日京都府におきまして専門業者と詳細な現地調査を行っているということでございますが、現在のところ復旧のめどはまだ立っていないということでございまして、市民の皆様には御不便をおかけすることになりますが、御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 ○(松本聖司委員長) 危機管理監。 ○(荻野危機管理監) 続きまして、貴重な時間をおかりして報告させていただきます。新聞にも出ていましたが、ポリ容器の漂着についてでございます。  平成29年2月22日、京都府災害対策課から情報の提供がありました。内容につきましては、鳥取県、島根県など日本海側の沿岸に多数のポリ容器、18リットルから20リットルということで、英語やハングル文字の表記のあるものということです。その後、平成29年2月23日から24日にかけて京丹後市におきましても、久美浜の葛野、箱石海岸に80個程度、網野町浅茂川海岸に20個程度、丹後町袖志海岸に50個程度、その他海岸合わせまして合計200個程度の漂着を確認しています。  市の対応としましては、まず23日に防災行政無線において、強酸性のおそれもあり絶対にさわらないようにという周知を図っています。その後24日には海業水産課、スポーツ観光交流課を中心におよそ60個を回収しています。また、総務課ではふたつきの内容物のあるものについてはほぼ回収しております。  今後につきましては、京都府の管理海岸でもありまして、残りの回収については府と相談ということで検討中でございます。その後、25日、26日につきましては、特に大量の漂着は確認しておりません。しかし、しばらくは漂着状況を注視してまいりたいと思っています。  以上でございます。 ○(松本聖司委員長) 池田委員。 ○(池田委員) 私も整理がつかないので、少し委員長の見解を伺います。今のような報告は、予算決算には直接関係ないわけですが、それを行うことについていかがお考えか。 ○(松本聖司委員長) 大変失礼いたしました。この件につきましては、市民に大変影響があることというようなことで、市長から申し出がありました。本来であれば、予算決算常任委員会の終了後にさせていただくことが適切だというふうに理解していますが、議長や事務局長とも相談させていただく中で、終了を申し上げると多くの市民の方がテレビを切るのではないかというようなことがありまして、あえてこの中でさせていただいたということを御理解いただきたいと思います。  水野委員。 ○(水野委員) 前段の報告に対して1点だけお尋ねしてよろしいでしょうか。 ○(松本聖司委員長) イレギュラーということでありますが、特にということであれば。 ○(水野委員) 府道の河辺久住線の崩落は、のり面の崩壊によって大谷川まで土砂が流入している状況があるというふうに認識しております。河辺地内には浄水場、取水場がありますが、水道への影響がないのかどうかだけ確認したいと思います。 ○(松本聖司委員長) 上下水道部長。 ○(大木上下水道部長) 現在は特段影響がないというふうに聞いておりますが、今後影響が出るようであれば、至急対策を講じていきたいと思っております。 ○(松本聖司委員長) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  次回は3月24日の9時半を予定しておりましたが、それまでに予算決算常任委員会を開催させていただこうと思います。ただし、日程がまだ正確に決まっておりません。  以上で本日の予算決算常任委員会を終了いたします。  御苦労さまでした。                                 閉会 午後 4時52分 ┌────────────────────────────────────────────┐ │                                            │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。          │ │                                            │ │                    委員長   松 本 聖 司           │ │                                            │ │                    署名委員  松 本 直 己           │ │                                            │ └────────────────────────────────────────────┘...