○(
谷口委員長) 今、平井副
委員長からありましたように、
京都弁護士会に依頼して、こういった件については公平な扱いのできる
弁護士を選んでいただいて、どちらも
利害関係のないところで見解を求めてはという
意見がありましたが、ほかにはありませんか。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 今、副
委員長からそのような提案がありました。私は先ほど申し上げましたが、各人が推薦、
弁護士を出せばというふうに申し上げましたが、
休憩中になかなかそれも難しいのではというような御
意見もありましたので、副
委員長の
意見に、前言を下げて同意したいと思います。
○(
谷口委員長) それでは、ありましたように、
弁護士1人ずつというのは難しいということもあって、
京都弁護士会にそういうことで依頼をしてみてはという
意見がありました。
ほかになければ、こういう扱いで御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
谷口委員長) 異議がないということでありますので、一応また
事務局と相談をしながら、
京都弁護士会に事情をきちんと踏まえていただいて、改めてそこから
弁護士の派遣については依頼していくという扱いにさせていただくということで、本日の
総務常任委員会は終了いたします。
○(
西川議会総務課長補佐)
委員長、この後、
説明員が来ますので。
○(
谷口委員長) 失念しておりました。
財務部から若干
説明がしたいということがありますので、これから
財務部に入っていただいて
説明を聞きます。
それでは、
暫時休憩に入ります。
午前10時53分
休憩
午前10時57分 再開
○(
谷口委員長)
休憩を閉じて、
休憩前の
会議を再開します。
京丹後市の未
活用用地の
活用ということで
財務部から
説明に見えましたので、そのことについて
説明を聞きます。
中西財務部長、よろしく
説明をお願いします。
○(
中西財務部長) 貴重なお時間をいただいておりまして、申しわけございません。
本日は、先ほど
委員長からありましたように、
久美浜町の
葛野地内、
海山園の下の、旧
久美浜町時代に大阪府の
臨海学校跡を
土地開発公社を
活用して購入した
土地というのは、
海山園以外のところというのはまだそのままの状態になっております。その
土地を何とか
活用したいというようなこともありまして、取得の経過からレジュメに沿って
説明をいたしますと、
平成13年に大阪府から
久美浜町が取得をしました。その取得の際には、
丹後地区の
土地開発公社を
活用して取得をしておりまして、既に
葛野バイパス道路用地ということで5,000平米ほどは
道路用地に使っております。それ以外につきましても、
海山園という
福祉法人に1万3,000平米ほど貸しております。
この
土地開発公社を
活用した
土地につきましては、利息も含んで、
平成26年度で全て返済をしまして、かかったお金というのは1億5,800万円ほどであります。
この
土地は、建物が
真ん中にある
関係で、なかなか使い道が難しいという中ではございますが、当時、
久美浜町で取得されたときに、
福祉目的であったり
定住対策であったりということを想定して取得をされたようなところでございますが、正確な
記録文書は残っていないという中では、聞き覚えの中では、そのようなことで取得をされたというようなことになっております。
現状は、
先ほど説明をさせていただいたとおり、あの
土地については具体的な
活用計画は市でもないというような状況がございます。こういったことをいつまでもあの状態にしておくのは非常にもったいないということもございますので、広く公募いたしまして
活用を検討していただければというふうに考えておりまして、一義的には
福祉等の
公益事業等に優先して使っていただければありがたいと。その他、
産業振興等でも手を挙げていただければ、それを検討して、どこに
活用していただけるかというのを決めていきたいというふうなことを考えているところでございます。
スケジュールとしましては、今の時点では3月10日号の
お知らせ版で広報をさせていただきまして、当然、市のホームページにもあわせてさせていただきながら、広大な
土地になりますので、4月末までぐらいの
公募期間を設けながら、その後ヒアリングをして、どこに使っていただけるかというのを決定していきたいということを考えているところでございます。
1枚めくっていただきますと、少し見にくいですが、横からの写真をつけております。右の下のほうに建物があります。車がとまっているところですが、これが
海山園で、今、
老人福祉の施設になっております。その少し上のところに、林の中に建物があるというところ、これが大阪府の
臨海学校の跡地でございます。
真ん中を挟んで道路がありまして、その下の
海側のところについても、平地になっていますが、ここも公社で取得したところでございます。
今回、考えておりますのが、もう1枚めくっていただきますと、網かけしていますが、
海山園と道路との間の校舎のあるところの一帯、約1万1,000平米ほどあるわけですが、ここについて
活用をしてはどうかと、
活用の方法を検討していきたいと考えております。
ちなみに、
海側の、湾側の
土地については、今回はとりあえず公募をせずに、まずは一番使いにくいであろうというようなところを公募して、どういう声が上がるかというのをお聞きしたいということで、
お知らせ版等にさせていただきたいと思っております。
この件については、面積も約1万1,000平米ほど、非常に広大であるというようなこともありますので、あらかじめ
総務常任委員会の皆様に、こういうことを考えているということの報告をさせていただきたいということで今回少しお時間をいただいたものでございます。以上でございます。
○(
谷口委員長)
説明が終わりました。何か質問があれば。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 2点、教えてください。
過去にこの
土地に関して、市のものということでの
民間等からの
問い合わせがあったのかどうかということ。
あと、ここにある建物が、何か
活用する場合は壊すということになり得るのかなと思いますが、どれぐらいの
延べ床面積があるのか、お願いします。
○(
谷口委員長)
中西部長。
○(
中西財務部長) この
土地につきましては、
久美浜町で
土地開発公社を
活用して大阪府から譲り受けたすぐに
福祉会、
海山園の、今の法人が使わせてほしいということで、すぐさま利用をされました。
その後ですが、これも正確な文書がない中で、町としては
統合保育所用地であったり福祉のために使うであるとか、
分譲宅地であるとか、いろいろな絵を描かれていたようですが、どれも絵に終わったというような状況の中で、民間からの
問い合わせにつきましては、
平成の、年度は明らかではありませんが、施設というよりも、そこの校舎の門扉、結構な重量の鉄の門扉がありまして、それを欲しいという業者がおられて、そこだけを有償譲渡したことはございますが、それ以外での
問い合わせというのはないという状況でございます。
市としてもいろいろなことに
活用できないかということで、
合宿用地であるとか、いろいろなことで検討はしていましたが、なかなか施設も古いということで
活用に至らずというようなことで現在に至っております。
建物の
面積等について、課長が資料をとりに行っていますので、その後にお答えをさせていただきたいと思っていますが、学校の校舎、
臨海学校、相当な大きさです。
○(
谷口委員長)
谷口管財・
収納課長。
○(
谷口管財・
収納課長) 面積は1,900平米に近いですが、一部、既にもう取り壊していますので、1,893平米です。
○(
谷口委員長) 改めて聞きますが、この2枚目の場所でこの写真の部分は非常にわかりにくいので、今回この写真の部分で道路の下側、この部分なのか、
土地の
真ん中にあるところなのかどこなのかということを明確に教えてください。
○(
谷口管財・
収納課長)
海側ではなく、ここの部分です。
○(
谷口委員長) わかりました。下の部分はないということですか。
○(
谷口管財・
収納課長) 下の部分は、そこにも書いているのですが、現状のところに、
定住対策の計画、中断中で少しわからないのですが、それがある以上、貸すとか、そういうことはできません。当市が何らかの用途を想定している場所ですから。
○(
松本聖司委員) なるほど。
○(
谷口委員長) だから、この細長いここに、三角のところなのですね。
○(
谷口管財・
収納課長) そうです。建物が建っている場所です。
○(
谷口委員長) ほかにありませんか。
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) ちなみに、評価ということではどの程度になるのですか。
○(
谷口管財・
収納課長) 評価ですか。貸すときには、平米単価で4,400円程度です。1万1,000平米を全部使うとして計算すると、300万円程度になりますかね。
○(
谷口委員長) では、改めて聞きますが、ここの用地はあくまで貸すということ、売却ということ、どちらを基本的に考えているのか。
中西部長。
○(
中西財務部長) 売却ではなく、貸す。原則、賃貸借を念頭に入れていますが、その手を挙げておられる計画を見て、減額をしたり無償であったりというのもこれから考えていきたいと思っております。
ちなみに、
海山園には無償で貸しております。特別養護老人ホームにつきましては、旧町のときから施設がなかったことから、町有地を
活用して誘致したというのが、峰山もそうですし大宮もそうですし、ほかのところも特段の配慮をしていたというような規約の中で、合併してからは無償で借りていただいているところでございます。
○(
谷口委員長) 改めて、あくまで売却でもなしに貸与でということと、これはこういう部分においてはもう売ってくれという話になったときは、またそれはそれで相談ということですか。
中西部長。
○(
中西財務部長) 測量をきちんとするために相当なお金がかかります。というようなこともありますし、ここは砂地でもあります。ですから、砂の
関係をどうするのか。通常の
土地ではないですから、そこの単価設定とか非常に難しいところがございますので、現在のところでは借地として
活用をいただきたいということで考えているところでございます。
○(
谷口委員長) 昔、ここなのかどうなのか少しいろいろあって言いにくいのですが、ここの地域、
葛野地域から湊にかけては砂地というものでありますので、その砂を売却したとかいうことがあるのですが、例えば貸して、建物を整地するときに砂が出ていますね。その砂は、もう貸与者がどういうふうに使われてもいいという、こういう理解ですか。
中西部長。
○(
中西財務部長) 現在、その砂の
関係については、あくまで
土地の面積をお貸しするということですから、砂については掘れば幾らでも出てくるような場所でもありますので、公募条件としては、砂については市に所有権があるというところで、下の空き地のところにとりあえず置いてもらうというようなことで、外に持ち出さないということを条件に公募しようと思っております。
○(
谷口委員長)
松本聖司委員。
○(
松本聖司委員) 床面積が1,900平米に近いほどあるということですが、更地にするのに、例えばどれぐらいかかるのですか。
○(
谷口委員長)
中西部長。
○(
中西財務部長) ざっと2億円程度はかかると、都市計画・建築住宅課からは聞いております。
○(
谷口管財・
収納課長) 公共積算ですよ。
○(
松本聖司委員) もっと安くなるということですか。
○(
谷口管財・
収納課長) そうですね。公共でも、このごろはたたき合いしますが、そのように大幅に違うということはありません。半額になったりしませんので。
○(
谷口委員長) ほかにありませんか。なければ、一応
説明を受けたということで終了してよろしいでしょうか。
(「結構です」の声あり)
○(
谷口委員長)
財務部長、管財・
収納課長、大変御苦労さまでした。
暫時休憩します。
午前11時13分
休憩
午前11時14分 再開
○(
谷口委員長)
休憩を閉じて、
休憩前の
会議を再開します。
本日予定しておりました全ての議題が終了しましたので、ここで終了したいというふうに思いますが、御異議はございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
谷口委員長) 御異議なしということでありますので、本日の
総務常任委員会を終了いたします。
御苦労さまでした。
閉会 午前11時15分
┌───────────────────────────────────────────┐
│ │
│
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
│ │
│
委員長 谷 口 雅 昭 │
│ │
│
署名委員 東 田 真 希 │
└───────────────────────────────────────────┘...