• "南スーダン"(/)
ツイート シェア
  1. 京丹後市議会 2017-02-13
    平成29年総務常任委員会( 2月13日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成29年総務常任委員会( 2月13日)   ───────────────────────────────────────────                 総務常任委員会会議録 ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成29年 2月13日(月曜日)       開会 午前 9時33分       閉会 午前11時15分  2 開催場所 京丹後市役所3階 委員会室  3 出席委員 谷口委員長、平井副委員長         田中委員東田委員松本聖司委員水野委員吉岡委員  4 欠席委員 なし  5 委員外議員 なし
     6 会議録署名委員 東田委員  7 参考人 なし  8 紹介議員 なし  9 説明のための出席者 中西財務部長谷口管財収納課長松本管財収納課長補佐 10 議会事務局出席職員 西川議会総務課長補佐 11 会議に付した事件   (1)平成28年陳情第15号「日米地位協定改定を求める意見書」提出を求める陳情      書   (2)その他 12 議  事                                 開会 午前 9時33分 ○(谷口委員長) おはようございます。少しおくれまして、申しわけありません。  ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから総務常任委員会を開会します。  本日の署名委員東田委員を指名します。  きょうの議題につきましては、平成28年陳情第15号、「日米地位協定改定を求める意見書」提出を求める陳情書を議題といたします。  本件につきましては、既に平成28年12月6日に陳情者参考人として呼び、陳情趣旨説明をいただいた後、平成29年1月31日には梅田副市長及び基地対策室長説明員として招致し、防衛省とのやりとりの状況、また市内の状況などの説明を受けたところであります。その後、意見交換の中で、各自検討する時間が必要ということで、一定の時間を置いて引き続き審査を行うこととしておりました。  このような審査を踏まえて、ただいまから意見交換を行いたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(谷口委員長) なければ、ただいまから意見交換を行います。どなたからでも結構です。  田中委員。 ○(田中委員) 陳情の趣旨は、京丹後でも網野の事故に代表されるように、米軍属交通事故で当初の初期の対応とか、その後の示談交渉の困難などから、やはり住民が不利益をこうむるような事例があったという中で地位協定改定必要性を求めるものであるというふうに思うし、また基地受け入れに当たって、前市長が地位協定あり方等の継続的な改善努力を求めてきた、そういう経過からしても理解できるものです。  議会としても、やはり意見を挙げる必要があるというふうに思っています。以上です。 ○(谷口委員長) ほかありませんか。  吉岡委員。 ○(吉岡委員) 吉岡です。今回の日米協定改定を求める意見書なのですが、この意見書を私も出すことは賛成していいと思っています。ただし、ここには例文がないので、その内容については陳情者趣旨説明のときに聞いたのですが、その内容とは多少違うかなと思いますが、私は渉外知事会とか防衛施設周辺整備全国協議会京丹後市も要望書を出されていますが、この辺の内容についての意見書は出せばいいなと思っています。  ただし、裁判権の件をよく言われますが、この件については、今、南スーダンへ自衛隊がPKOで行っていますが、やはりそれについても国連が受け入れ国との間で地位協定を結んでいて、その点では免法特権ですか、訴追されないような特権がやはりあるようですから、その辺との余り影響がないような表現での意見書が必要かと私は思っています。以上です。 ○(谷口委員長) ほかありませんか。  水野委員。 ○(水野委員) 現下の世界情勢とかアジア情勢から、日米安保条約を堅持すべきだということを表明しながらも、米軍Xバンドレーダー基地を置く本市の議会としては、この本件の「日米地位協定改定を求める意見書」提出を求める陳情書の趣旨に賛成し、意見書を提出すべきだと考えております。  その理由は、大きく3点であります。  まず、平成26年12月にXバンドレーダー基地が設置されてから、米軍属関係する事故が多く発生しています。特に、平成28年12月10日には日本人が被害者となる人身事故も発生し、市長から近畿中部防衛局長並びに米陸軍経ヶ岬通信所司令官に対し、事故再発防止について申し入れを行ったところであります。  2つ目平成28年7月25日には、渉外関係主要都道府県知事連絡協議会、略称、渉外知事会が外務、防衛両大臣に対し、米軍構成員等による事件等再発防止日米地位協定改定に関する特別要請を行ったところであります。  3つ目、さらに本年1月16日には、日米政府関係者によって日米地位協定軍属に関する補足協定の署名が行われたところであります。  このように、日米安保条約は真に日米両国民の利益にかなうよう努力はなされていますが、地位協定そのものが昭和35年に締結されて以来、一度も改定されたことはありません。よって、日米地位協定は不断の改善と見直し日米両政府の間で行われるべきであり、米軍基地を抱える本市の議会として日米地位協定改定を行うよう日本国政府に求めるべきであります。以上です。 ○(谷口委員長) 松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 意見交換に参加します。  副市長、あるいは基地対策室長にも来ていただいて、この1月に質疑もさせていただいて、平成26年以降、昨年の12月末まで41件の事故があったということで、その中で日米地位協定がそのことによって、事故の後解決等によって支障を来したものがあるのかということに中では、そういうものは発生していないという、そういう説明をいただいたところであります。  また、渉外知事会からも特別要請ということである中で、7月5日に補足協定協議をされて、12月に合意をされて、1月に署名をされたということですね。その中に書いてあるものの中には、コントラクターという表現も書かれておられて、京丹後市がコントラクターということになるのかどうか、もう少し様子を見てみなければならないというようなことは説明の中ではありましたが、補足協定ということではありますが、一定日米双方、努力をされてきているというようなことは見受けられるのではないかというふうに、今回の審査で改めてそのように感じました。 ○(谷口委員長) 平井副委員長。 ○(平井副委員長) いろいろな審査を行っている中ですが、陳情書の中の文面でもあるのですが、都道府県でつくる渉外関係主要都道府県知事連絡協議会等々が日米地位協定改定に向けて早急に日米間で協議を開始することを求めるとか、そういう形がありますので、今回様子を見ながらという表現が正しいかどうかわからないのですが、見守りながら、先ほど松本委員が言いましたようにコントラクター制度のこともありますし、そういった形で様子を見ていくというのがいいと感じております。 ○(谷口委員長) ほかにありませんか。  ないようであれば、意見交換を終了してよろしいか。    (「はい」の声あり) ○(谷口委員長) 暫時休憩をいたします。                 午前 9時43分 休憩                 午前 9時53分 再開 ○(谷口委員長) 休憩を閉じて、改めて休憩前の会議を再開します。  ここで、正式に休憩に入ります。10時15分まで休憩に入ります。                 午前 9時54分 休憩                 午前10時22分 再開 ○(谷口委員長) それでは、休憩を閉じて、休憩前の会議を再開します。  意見交換が終わりましたので、平成28年陳情第15号につきまして、この後、引き続き討論、採決まで行いたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(谷口委員長) それでは、これから平成28年陳情第15号について討論を行います。  陳情を採択することに反対の方。    (「なし」の声あり) ○(谷口委員長) 採択することに賛成の方。  田中委員。 ○(田中委員) 陳情の趣旨は、京丹後市における交通事故に際して、軍属にかかわる交通事故示談交渉の困難とか、事故当初の対応の難しさなどがありました。そういった点は、副市長の説明では地位協定の影響はなかったというふうにおっしゃっておられますが、私は地位協定の問題も非常に大きなものがあるというふうに考えておりますし、そういった点から地位協定改定必要性、これを求める趣旨は理解できますし、基地受け入れに際して、前市長も地位協定あり方等の継続的な改善努力ということを求めてきた、そういう経過からしても、議会としても声を挙げていく必要があるというふうに考えています。  軍属等補足協定が結ばれましたが、副市長の説明の中でも最終的に判断するのは米側という内容でありまして、地位協定に立ち入ってそのものには手をつけるというものではないわけでありまして、沖縄の翁長知事も今回のこの軍属見直し事件事故の減少に直接つながるものではないというふうに批判をされている根拠もそこにあるというふうに思います。  地位協定の第17条の関係で、公務中であれば米側に第一次裁判権があると規定して、公務外の犯罪は日本側に第一次裁判権があるとしていますが、基地の外で罪を犯した容疑者基地内に逃げ込むということなどが起これば身柄を確保することは困難になるということで、起訴するまで身柄は引き渡されないというのが今の第17条の内容で、1995年の沖縄の米軍による少女暴行事件を受けて、殺人と女性暴行に限り日本側が起訴前の身柄引き渡しを要請すれば、米側好意的考慮からという、そういう運用改善がなされていますが、あくまで米側の判断任せというのが今の地位協定の状況です。  この前、配っていただいたこの渉外知事会特別要請の中にも書いてありますが、3番目の項に、刑事裁判手続きを含め、日米地位協定改定に向けて早急に日米両政府で協議を開始することを要請しております。これは、それ以前に渉外知事会重点要望項目として地位協定改定を挙げています。それは、米軍基地に起因する環境問題、事件事故等を抜本的に解決するためには、日米地位協定改定は避けて通れないものと考えておりますということで、そこで日米地位協定に次の6本の柱に16項目を明記することにより改定することを日本の政府や米側の理解を求めるということで、ここの5番目に米軍軍属構成員等による事件事故時の処置の充実という内容が書かれています。これは、この陳情にある第17条、第18条にかかわる部分が書かれておりまして、こういった渉外知事会の出しておられる改定を求める要望書、この内容で善処されるということが必要だということも述べまして、賛成討論とします。 ○(谷口委員長) 反対の方。    (「なし」の声あり) ○(谷口委員長) それでは、賛成の方。ありませんか。    (「なし」の声あり) ○(谷口委員長) それでは、ないようですから、討論を終了いたします。  それでは、採決を行いたいと思います。平成28年陳情第15号、「日米地位協定改定を求める意見書」提出を求める陳情書を採択することに賛成の委員は挙手を願います。    (挙手半数) ○(谷口委員長) それでは、ただいまの結果、賛成、反対が同数となりました。  委員会条例第17条の規定により、委員長が本件の裁決を行うという規定になっております。  平成28年陳情第15号、「日米地位協定改定を求める意見書」提出を求める陳情書については、不採択すべきものといたします。  以上で、陳情第15号の審査については終了します。  続きまして、久美浜みなと悠悠関係でありますが、これまで財務部説明員として聴取をさせていただきました。あわせて、代表監査委員の見解についても聴取いたしました。  あと、残っておりますのは、委員会の中で確認をいただいた、弁護士の見解についてです。いろいろと事務局と相談をさせていただいたのですが、参考人を招致するということについても、それはそれで予算の問題もあるわけですが、もっと問題なのは、どういった弁護士を呼ぶのかというのが実は課題に上っておりまして、単に弁護士を呼ぶといいましても、一定どういう根拠でこの弁護士を選んだのかということも含めて確認をとっておく必要があるというふうに思いますので、その辺について、誰を選定するのかということが残っております。  当初にあったのは、市は市の顧問弁護士ということが根拠にあって弁護士に相談したということでありますが、委員会として弁護士を呼ぶ場合に、根拠を含めて少し明確にしておく必要もあるのかというふうに思いますが、初めにどの弁護士を呼ぶかという、そこでまた皆さん意見をお伺いいたします。  松本委員。 ○(松本聖司委員) 市の顧問弁護士の判断で、事務所の判断でというか、弁護士個人かもわかりませんが、問題ないという説明をいただいているということですから、委員会がもし法的知見を参考にするということであれば、当然ながら市の顧問弁護士であるということには問題があるということですね。  ただし、一方で、では委員長が誰か特定の方にということであれば、この場合の司法の判断がどうかということが事前に確認していたのではないかということにもなりかねませんので、僕の提案ということでさせていただいたら、ここにいらっしゃる委員皆さんが、自分の個人的なおつき合いがある方も含めて、誰か1人ずつ、全員ということでなくてもいいかもしれませんが、推薦をしていただく中で、その中で抽せんやくじをしていただく中で1名を決められたらいかがかというふうに思いますが。 ○(谷口委員長) そういう意見がありますが。みんなの委員の中で弁護士を推薦していただいて、あと抽せんで決めるという。確かに、法的なものにかかわってきますので非常に難しい部分です。  だから、逆に言えば、総務常任委員会として法的にかかわるとこまで決めていくということについても、これまた非常に難しいのですが、ある面ではそういう、今、松本委員が言われたような弁護士をとるのであれば、それは出していただきながら、また協議をしたいと思っているところです。  暫時休憩します。                 午前10時34分 休憩                 午前10時50分 再開 ○(谷口委員長) 休憩を閉じ、会議を再開します。  平井副委員長。 ○(平井副委員長) 先ほど松本委員からの御意見がありまして、弁護士をということだったのですが、個人的に弁護士の名前が出てくるということはなかなか難しいところもありまして、京都弁護士会のほうに依頼しまして、そちらから推薦者弁護士を立てていただくという方法ではいかがでしょうか。
    ○(谷口委員長) 今、平井副委員長からありましたように、京都弁護士会に依頼して、こういった件については公平な扱いのできる弁護士を選んでいただいて、どちらも利害関係のないところで見解を求めてはという意見がありましたが、ほかにはありませんか。  松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 今、副委員長からそのような提案がありました。私は先ほど申し上げましたが、各人が推薦、弁護士を出せばというふうに申し上げましたが、休憩中になかなかそれも難しいのではというような御意見もありましたので、副委員長意見に、前言を下げて同意したいと思います。 ○(谷口委員長) それでは、ありましたように、弁護士1人ずつというのは難しいということもあって、京都弁護士会にそういうことで依頼をしてみてはという意見がありました。  ほかになければ、こういう扱いで御異議ございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(谷口委員長) 異議がないということでありますので、一応また事務局と相談をしながら、京都弁護士会に事情をきちんと踏まえていただいて、改めてそこから弁護士の派遣については依頼していくという扱いにさせていただくということで、本日の総務常任委員会は終了いたします。 ○(西川議会総務課長補佐) 委員長、この後、説明員が来ますので。 ○(谷口委員長) 失念しておりました。財務部から若干説明がしたいということがありますので、これから財務部に入っていただいて説明を聞きます。  それでは、暫時休憩に入ります。                 午前10時53分 休憩                 午前10時57分 再開 ○(谷口委員長) 休憩を閉じて、休憩前の会議を再開します。  京丹後市の未活用用地活用ということで財務部から説明に見えましたので、そのことについて説明を聞きます。  中西財務部長、よろしく説明をお願いします。 ○(中西財務部長) 貴重なお時間をいただいておりまして、申しわけございません。  本日は、先ほど委員長からありましたように、久美浜町の葛野地内、海山園の下の、旧久美浜町時代に大阪府の臨海学校跡土地開発公社活用して購入した土地というのは、海山園以外のところというのはまだそのままの状態になっております。その土地を何とか活用したいというようなこともありまして、取得の経過からレジュメに沿って説明をいたしますと、平成13年に大阪府から久美浜町が取得をしました。その取得の際には、丹後地区土地開発公社活用して取得をしておりまして、既に葛野バイパス道路用地ということで5,000平米ほどは道路用地に使っております。それ以外につきましても、海山園という福祉法人に1万3,000平米ほど貸しております。  この土地開発公社活用した土地につきましては、利息も含んで、平成26年度で全て返済をしまして、かかったお金というのは1億5,800万円ほどであります。  この土地は、建物が真ん中にある関係で、なかなか使い道が難しいという中ではございますが、当時、久美浜町で取得されたときに、福祉目的であったり定住対策であったりということを想定して取得をされたようなところでございますが、正確な記録文書は残っていないという中では、聞き覚えの中では、そのようなことで取得をされたというようなことになっております。  現状は、先ほど説明をさせていただいたとおり、あの土地については具体的な活用計画は市でもないというような状況がございます。こういったことをいつまでもあの状態にしておくのは非常にもったいないということもございますので、広く公募いたしまして活用を検討していただければというふうに考えておりまして、一義的には福祉等公益事業等に優先して使っていただければありがたいと。その他、産業振興等でも手を挙げていただければ、それを検討して、どこに活用していただけるかというのを決めていきたいというふうなことを考えているところでございます。  スケジュールとしましては、今の時点では3月10日号のお知らせ版で広報をさせていただきまして、当然、市のホームページにもあわせてさせていただきながら、広大な土地になりますので、4月末までぐらいの公募期間を設けながら、その後ヒアリングをして、どこに使っていただけるかというのを決定していきたいということを考えているところでございます。  1枚めくっていただきますと、少し見にくいですが、横からの写真をつけております。右の下のほうに建物があります。車がとまっているところですが、これが海山園で、今、老人福祉の施設になっております。その少し上のところに、林の中に建物があるというところ、これが大阪府の臨海学校の跡地でございます。真ん中を挟んで道路がありまして、その下の海側のところについても、平地になっていますが、ここも公社で取得したところでございます。  今回、考えておりますのが、もう1枚めくっていただきますと、網かけしていますが、海山園と道路との間の校舎のあるところの一帯、約1万1,000平米ほどあるわけですが、ここについて活用をしてはどうかと、活用の方法を検討していきたいと考えております。  ちなみに、海側の、湾側の土地については、今回はとりあえず公募をせずに、まずは一番使いにくいであろうというようなところを公募して、どういう声が上がるかというのをお聞きしたいということで、お知らせ版等にさせていただきたいと思っております。  この件については、面積も約1万1,000平米ほど、非常に広大であるというようなこともありますので、あらかじめ総務常任委員会の皆様に、こういうことを考えているということの報告をさせていただきたいということで今回少しお時間をいただいたものでございます。以上でございます。 ○(谷口委員長) 説明が終わりました。何か質問があれば。  松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 2点、教えてください。  過去にこの土地に関して、市のものということでの民間等からの問い合わせがあったのかどうかということ。  あと、ここにある建物が、何か活用する場合は壊すということになり得るのかなと思いますが、どれぐらいの延べ床面積があるのか、お願いします。 ○(谷口委員長) 中西部長。 ○(中西財務部長) この土地につきましては、久美浜町で土地開発公社活用して大阪府から譲り受けたすぐに福祉会海山園の、今の法人が使わせてほしいということで、すぐさま利用をされました。  その後ですが、これも正確な文書がない中で、町としては統合保育所用地であったり福祉のために使うであるとか、分譲宅地であるとか、いろいろな絵を描かれていたようですが、どれも絵に終わったというような状況の中で、民間からの問い合わせにつきましては、平成の、年度は明らかではありませんが、施設というよりも、そこの校舎の門扉、結構な重量の鉄の門扉がありまして、それを欲しいという業者がおられて、そこだけを有償譲渡したことはございますが、それ以外での問い合わせというのはないという状況でございます。  市としてもいろいろなことに活用できないかということで、合宿用地であるとか、いろいろなことで検討はしていましたが、なかなか施設も古いということで活用に至らずというようなことで現在に至っております。  建物の面積等について、課長が資料をとりに行っていますので、その後にお答えをさせていただきたいと思っていますが、学校の校舎、臨海学校、相当な大きさです。 ○(谷口委員長) 谷口管財収納課長。 ○(谷口管財収納課長) 面積は1,900平米に近いですが、一部、既にもう取り壊していますので、1,893平米です。 ○(谷口委員長) 改めて聞きますが、この2枚目の場所でこの写真の部分は非常にわかりにくいので、今回この写真の部分で道路の下側、この部分なのか、土地真ん中にあるところなのかどこなのかということを明確に教えてください。 ○(谷口管財収納課長) 海側ではなく、ここの部分です。 ○(谷口委員長) わかりました。下の部分はないということですか。 ○(谷口管財収納課長) 下の部分は、そこにも書いているのですが、現状のところに、定住対策の計画、中断中で少しわからないのですが、それがある以上、貸すとか、そういうことはできません。当市が何らかの用途を想定している場所ですから。 ○(松本聖司委員) なるほど。 ○(谷口委員長) だから、この細長いここに、三角のところなのですね。 ○(谷口管財収納課長) そうです。建物が建っている場所です。 ○(谷口委員長) ほかにありませんか。  松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) ちなみに、評価ということではどの程度になるのですか。 ○(谷口管財収納課長) 評価ですか。貸すときには、平米単価で4,400円程度です。1万1,000平米を全部使うとして計算すると、300万円程度になりますかね。 ○(谷口委員長) では、改めて聞きますが、ここの用地はあくまで貸すということ、売却ということ、どちらを基本的に考えているのか。  中西部長。 ○(中西財務部長) 売却ではなく、貸す。原則、賃貸借を念頭に入れていますが、その手を挙げておられる計画を見て、減額をしたり無償であったりというのもこれから考えていきたいと思っております。  ちなみに、海山園には無償で貸しております。特別養護老人ホームにつきましては、旧町のときから施設がなかったことから、町有地を活用して誘致したというのが、峰山もそうですし大宮もそうですし、ほかのところも特段の配慮をしていたというような規約の中で、合併してからは無償で借りていただいているところでございます。 ○(谷口委員長) 改めて、あくまで売却でもなしに貸与でということと、これはこういう部分においてはもう売ってくれという話になったときは、またそれはそれで相談ということですか。  中西部長。 ○(中西財務部長) 測量をきちんとするために相当なお金がかかります。というようなこともありますし、ここは砂地でもあります。ですから、砂の関係をどうするのか。通常の土地ではないですから、そこの単価設定とか非常に難しいところがございますので、現在のところでは借地として活用をいただきたいということで考えているところでございます。 ○(谷口委員長) 昔、ここなのかどうなのか少しいろいろあって言いにくいのですが、ここの地域、葛野地域から湊にかけては砂地というものでありますので、その砂を売却したとかいうことがあるのですが、例えば貸して、建物を整地するときに砂が出ていますね。その砂は、もう貸与者がどういうふうに使われてもいいという、こういう理解ですか。  中西部長。 ○(中西財務部長) 現在、その砂の関係については、あくまで土地の面積をお貸しするということですから、砂については掘れば幾らでも出てくるような場所でもありますので、公募条件としては、砂については市に所有権があるというところで、下の空き地のところにとりあえず置いてもらうというようなことで、外に持ち出さないということを条件に公募しようと思っております。 ○(谷口委員長) 松本聖司委員。 ○(松本聖司委員) 床面積が1,900平米に近いほどあるということですが、更地にするのに、例えばどれぐらいかかるのですか。 ○(谷口委員長) 中西部長。 ○(中西財務部長) ざっと2億円程度はかかると、都市計画・建築住宅課からは聞いております。 ○(谷口管財収納課長) 公共積算ですよ。 ○(松本聖司委員) もっと安くなるということですか。 ○(谷口管財収納課長) そうですね。公共でも、このごろはたたき合いしますが、そのように大幅に違うということはありません。半額になったりしませんので。 ○(谷口委員長) ほかにありませんか。なければ、一応説明を受けたということで終了してよろしいでしょうか。    (「結構です」の声あり) ○(谷口委員長) 財務部長、管財・収納課長、大変御苦労さまでした。  暫時休憩します。                 午前11時13分 休憩                 午前11時14分 再開 ○(谷口委員長) 休憩を閉じて、休憩前の会議を再開します。  本日予定しておりました全ての議題が終了しましたので、ここで終了したいというふうに思いますが、御異議はございませんか。    (「異議なし」の声あり) ○(谷口委員長) 御異議なしということでありますので、本日の総務常任委員会を終了いたします。  御苦労さまでした。                                 閉会 午前11時15分 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。         │ │                                           │ │                    委員長   谷 口 雅 昭          │ │                                           │ │                    署名委員  東 田 真 希          │ └───────────────────────────────────────────┘...