• "農林水産環境部次長"(/)
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  1. 京丹後市議会 2016-03-25
    平成28年第 1回定例会(3月定例会)(第6日 3月25日)


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    平成28年第 1回定例会(3月定例会)(第6日 3月25日)   ───────────────────────────────────────────        平成28年 第1回 京丹後市議会3月定例会会議録(6号) ───────────────────────────────────────────  1 招集年月日 平成28年 2月25日(木曜日)  2 招集場所 京丹後市役所 議場  3 本日の会議 開会 平成28年 3月25日  午前 9時35分          閉会 平成28年 3月25日  午後 4時14分  4 会期 平成28年 2月25日から 3月25日 30日間  5 出席議員   ┌────┬─────────┬────┬─────────┐   │ 1番 │由 利  敏 雄 │ 2番 │堀    一 郎 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤
      │ 3番 │吉 岡  和 信 │ 4番 │岡 田    修 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 5番 │藤 田    太 │ 7番 │中 村    雅 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 8番 │谷 口  雅 昭 │ 9番 │松 本  経 一 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │10番 │芳 賀  裕 治 │11番 │谷 津  伸 幸 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │12番 │和 田  正 幸 │13番 │池 田  惠 一 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │14番 │吉 岡  豊 和 │15番 │川 村  博 茂 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │16番 │金 田  琮 仁 │17番 │松 本  聖 司 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │18番 │足 達  昌 久 │19番 │田 中  邦 生 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │20番 │森      勝 │21番 │平 林  智江美 │   ├────┼─────────┼────┴─────────┘   │22番 │橋 本  まり子 │   └────┴─────────┘  6 欠席議員      な  し  7 会議録署名議員      17番     松 本 聖 司   18番       足 達 昌 久  8 議会事務局出席職員      議会事務局長  中 田 裕 雄   議会総務課長補佐  西 川 隆 貴      議会総務課主任 小石原 正 和   議会総務課主事   伊 藤 麻 友      議会総務課派遣職員              天 田 奈津美  9 説明のための出席者   ┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐   │市長       │中 山    泰 │副市長       │大 村    隆 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │副市長      │前 林  保 典 │教育委員長     │小 松  慶 三 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │教育長      │米 田  敦 弘 │教育次長      │吉 岡  喜代和 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │消防長      │河野矢    秀 │企画総務部長    │木 村  嘉 充 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │危機管理監    │荻 野  正 樹 │財務部長      │中 西  俊 彦 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │市民部長     │石 嶋  政 博 │健康長寿福祉部長  │岸 本  繁 之 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │健康長寿福祉部次長│藤 村  信 行 │上下水道部長    │川 戸  孝 和 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │建設部長     │中 西  和 義 │商工観光部長    │新 井  清 宏 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │農林水産環境部長 │吉 岡  茂 昭 │農林水産環境部次長 │後 藤  正 明 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │医療部長     │梅 田  純 市 │会計管理者     │山 下  茂 裕 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │代表監査委員   │東    幹 夫 │監査委員事務局長  │髙 田  義一郎 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │財政課長     │谷 口  敏 典 │秘書広報広聴課長  │渡 邉    歩 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │企画総務部理事  │河 口  誠 彦 │企画政策課係長   │野 木  秀 康 │   ├─────────┼─────────┼──────────┴─────────┘   │秘書広報広聴課係長│小 林  英 樹 │   └─────────┴─────────┘  10 会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 議案第 2号 京丹後市行政不服審査会条例の制定について(総務常任委員長報                告~採決)    日程第3 議案第 3号 京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例の制定につい                て(総務常任委員長報告~採決)    日程第4 議案第 4号 京丹後市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条                例の制定について(総務常任委員長報告~採決)    日程第5 議案第 9号 京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一                部改正等について(総務常任委員長報告~採決)                常任委員長報告~採決)    日程第6 議案第57号 財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)(総務常                任委員長報告~採決)    日程第7 議案第62号 京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定について(総務常任                委員長報告~採決)    日程第8 議案第 6号 京丹後市消費生活センター条例の制定について(産業建設常任委                員長報告~採決)    日程第9 議案第 7号 京丹後市空家等対策協議会条例の制定について(産業建設常任委                員長報告~採決)    日程第10 議案第58号 市道路線の認定について《兜山線》(産業建設常任委員長報告~                採決)    日程第11 議案第59号 市道路線の変更について《甲山兜山線》(産業建設常任委員長報                告~採決)    日程第12 議案第63号 財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)(産業建設常任委                員長報告~採決)    日程第13 議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)(予算決算常                任委員長報告~採決)    日程追加 議 第 7号 議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)                に関する附帯決議の提出について    日程第14 議案第38号 平成28年度京丹後市一般会計予算(予算決算常任委員長報告~                採決)    日程第15 議案第39号 平成28年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算(予算決算                常任委員長報告~採決)    日程第16 議案第40号 平成28年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第17 議案第41号 平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算(予算決
                   算常任委員長報告~採決)    日程第18 議案第42号 平成28年度京丹後市介護保険事業特別会計予算(予算決算常任                委員長報告~採決)    日程第19 議案第43号 平成28年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算(予算決算                常任委員長報告~採決)    日程第20 議案第44号 平成28年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算(予算決算常任                委員長報告~採決)    日程第21 議案第45号 平成28年度京丹後市集落排水事業特別会計予算(予算決算常任                委員長報告~採決)    日程第22 議案第46号 平成28年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算(予算決算常                任委員長報告~採決)    日程第23 議案第47号 平成28年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算(予算決算常                任委員長報告~採決)    日程第24 議案第48号 平成28年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算(予算決算                常任委員長報告~採決)    日程第25 議案第49号 平成28年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算(予算決算常任                委員会長報告~採決)    日程第26 議案第50号 平成28年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算(予算                決算常任委員長報告~採決)    日程第27 議案第51号 平成28年度京丹後市峰山財産区特別会計予算(予算決算常任委                員会長報告~採決)    日程第28 議案第52号 平成28年度京丹後市五箇財産区特別会計予算(予算決算常任委                員長報告~採決)    日程第29 議案第53号 平成28年度京丹後市水道事業会計予算予算決算常任委員長報                告~採決)    日程第30 議案第54号 平成28年度京丹後市病院事業会計予算予算決算常任委員長報                告~採決)    日程追加 議案第65号 京丹後市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例の一                部改正について    日程第31 平 成27年 米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲ(基地対策特別         陳情第23号 委員長報告~採決)    日程第32 陳情第 3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情(総務常任委員                長報告~採決)    日程第33 議 第 1号 京丹後市議会基本条例の一部改正について(表決)    日程第34 議 第 2号 京丹後市議会会議規則の一部改正について(表決)    日程第35 議 第 3号 京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部                改正について(表決)    日程第36 議 第 4号 京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について                (表決)    日程第37 議 第 5号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出について                (表決)    日程第38 議 第 6号 京丹後「食の王国」のまちづくり宣言に関する決議(表決)    日程第39 京丹後市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙について    日程第40 議員の派遣報告について    日程第41 閉会中の継続調査の申し出について  11 議事                             午前 9時35分  開会 ○(池田議長) 皆さん、おはようございます。いよいよ我々、4年任期の最後の本会議です。どうぞ、悔いの残らないように活発な質疑を期待いたしますので、よろしくお願いいたします。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ○(池田議長) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第85条の規定により、議長において17番松本聖司議員、18番足達議員の両名を指名いたします。  ただいま芳賀議員から発言の申し出がありますので、許可します。芳賀議員。 ○10番(芳賀議員) 10番、芳賀です。冒頭の貴重な時間をおかりしまして、一言おわびを入れさせていただきたいと思っております。  3月18日、本会議での午前中の欠席について陳謝いたします。前日の夜から少し風邪ぎみでして、自宅で休んでおりました。朝、家族の呼びかけにも気づかず、10時過ぎに事務局や同僚議員や多くの方々からの着歴が携帯にありましたことに気づきました。また、自宅の電話も携帯も手元になく、それまで休んでいました。10時半ごろ、議会事務局に大事な本会議でもあり、遅刻しますが今から行きますと連絡を入れました。事務局からは自宅の電話、また携帯へと何度も連絡を入れてもらっておりましたのに、全く申しわけございません。体調管理には十分気をつける立場でありながら、本当に弁解の余地も言葉もございません。  また、2月29日から3月7日まで1週間ほどインフルエンザにかかりまして、総務委員会に付託されました審査も欠席しましたことをあわせておわびいたします。 ○(池田議長) 私のほうからは芳賀議員に口頭による注意を行っておりますことを申し添えておきます。 ○(池田議長) 日程第2 議案第2号 京丹後市行政不服審査会条例の制定についてから日程第7 議案第62号 京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定についてまでの6議案を一括議題といたします。  これらの議案につきましては、総務常任委員会に付託しておりますので、これから順次総務常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長。                                  平成28年3月16日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第2号 京丹後市行政不服審査会条例の制定について     原案 可決すべきものと決定した    議案第3号 京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例の制定について     原案 可決すべきものと決定した    議案第4号 京丹後市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定につ          いて     原案 可決すべきものと決定した 2.審査の経過     2月25日   説明員出席要請の決定     3月 3日   説明員から説明の聴取     3月15日   意見交換、審査のまとめ並びに決定                                  平成28年3月16日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第 9号 京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一部改正等に           ついて     原案 可決すべきものと決定した    議案第57号 財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)     原案 可決すべきものと決定した 2.審査の経過     3月25日   説明員出席要請の決定     3月 4日   説明員から説明の聴取
        3月15日   意見交換、審査のまとめ並びに決定                                  平成28年3月16日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第62号 京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定について     原案 可決すべきものと決定した 2.審査の経過     3月11日   説明員出席要請の決定     3月15日   説明員から説明の聴取及び意見交換、審査のまとめ並びに決定 ○(松本聖司総務常任委員長) 皆さん、おはようございます。それでは、本委員会に付託された下記の事件について、審査の結果、次のとおり決定しましたので会議規則第107条の規定により、御報告いたします。  1.付託事件及び決定。議案第2号、京丹後市行不服審査会条例の制定に関する条例について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第3号、京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例の制定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第4号、京丹後市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。2月25日、説明員出席要請の決定。3月3日、説明員から説明の聴取及び質疑。3月15日、意見交換及び審査のまとめ並びに決定を行いました。  3.審査の概要について報告いたします。  行政不服審査法が昭和37年に制定から52年ぶりに公正性の向上、利便性の向上の2つの見直しがされ、審査員制度の導入、第三者機関としての行政不服審査会の設置を行い公正性を向上させたこと。従来の異議申し立てと審査請求が審査請求に一元化され、審査請求の期限を60日から3カ月に延長し利便性の向上が図られたという説明でありました。  議案第2号については、行政不服審査法の改正を受けた市の基本的な条例であり、今回新設される審査会について地方自治法の138条の4の第1項の規定により、行政機関の附属機関として位置づけられ、市長等の審査庁は審理員の意見書の提出を受けたときには、原則として審査会に諮問することが義務づけられました。また、附則では本年4月1日から施行することや審査会委員の報酬額を定める必要があり、非常勤特別職の報酬及び費用弁償に関する条例についても改正する旨が盛り込まれております。  また、議案第3号については行政不服審査員の任用等に関する条例ということで、審理員は法第9条第1項において、市に所属する職員の中から市長が指名するということになっており、審査請求の対象となった職員に関与しないなど、公平な審理を行うことができる職員で、法律等の専門的知識や経験を有する職員であることなどが求められていることから、一旦は非常勤の特別職の調査員として任用し、その後に審理員として指名する。しかし、一般職からでは、単に人事異動だけではなかなか確保が難しいという説明でありました。  また、議案第4号については、関係条例の整備に関する条例の制定ということで、情報公開条例を初め、9つの条例について必要な整備を行うものであり、主には引用法例や条項番号が法律の改正に伴って改正するものですが、手数料条例の一部についてはこれまでの閲覧のみ可能であった書類について写しの交付が可能になったことで、規定の追加があるという説明でありました。  次に、質疑、意見交換、討論の紹介を行います。  最初に質疑についてです。問い、議案第2号京丹後市行政不服審査会条例及び議案第3号京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例には罰則規定がある。議案第2号では1年以下の懲役と3万円の罰金、議案第3号では1年以下の懲役と50万円の罰金とされているが、罰則規定の違いは何か。答え、議案第3号は非常勤職員として任用していることから、地方公務員法の守秘義務に対する罰則規定に準じて、職員に準じて3万円以下となっている。議案第2号は法律の規定により50万円となっている。  問い、住民監査請求と不服審査法の違いは。答え、監査請求は自治体の財務執行に関するものが対象となる。対して行政不服審査法は、行政処分に対する不服申し立てが対象となる違いがある。また、個別に定められている処分に対する不服は、それぞれの制度について不服申し立てができるようになっており、これらに基づかないものが行政不服審査の対象になる。  問い、審査員の指名手続はどのようにされるのか。また、特別な資格が必要あるのか。答え、指名手続は初めに非常勤の特別職員として任用し、その後、審理員に指名する。また、審理員になるための特別な資格は必要ない。審理手続を円滑に行うため、弁護士の任用を考えている。  問い、議案第4号における手続の改正はどのような内容か。答え、改正前の行政不服審査法では、処分庁から審査庁に提示された書類の閲覧のみが可能でした。改正後は行政不服審査法においては審理過程において提出された書類が対象とされ、その写しも可能となったことから手数料を条例として定めたもの。  次に、議案第2号についての意見交換を紹介します。1名からありました。国の不服審査法及び施行に伴う関係条例の必要な整備を行うものであるが、公正性の向上策として審理員制度の導入や行政不服審査会の第三者機関のチェック。使いやすさの向上として、審査請求期間が3カ月に延長になり、時代に即した抜本的な見直しであり評価する。  次に、議案第2号の討論について紹介します。反対討論。不服申し立てについては行政が認識していないことを明らかにし、行政改善につながる。しかし、審査請求人からの陳述や証拠がなくなる可能性があることが最大の問題。また、審理員が行政側から潜入することになり、第三者機関ということにならない。よって、救済の仕組みが後退しかねない。  賛成討論です。不服の申し立ての一元化、公平性の向上、使いやすさの向上及び救済手段の充実拡大により国民の権利及び利益の救済という部分で期待できる。  採決の結果、議案第2号については賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に、議案第3号について意見交換はありませんでした。  議案第3号の討論については反対が1名ありましたが、内容は議案第2号と同じであり省略いたします。  賛成討論。審査請求の原処分に関与しない職員との条件を満たすため、公平性をより担保するために、法律等の専門的な知識を有する外部の人を地方公務員法第3条3号の規定する非常勤特別職の審理員とすることは評価したい。  採決の結果、議案第3号については賛成多数で可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第4号については意見交換はありません。  反対討論については1名からありましたが、内容は第2号と同じであり省略いたします。賛成討論についても1名の委員からありましたが、内容は省略します。  採決の結果、議案第4号については賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に、議案第9号及び議案第57号について報告いたします。  1.付託事件及び決定。議案第9号、京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一部改正等について、原案、可決すべきものと決定しました。  議案第57号、財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)、原案、可決すべきものと決定いたしました。  2.審査の経過。2月25日、説明員出席要請の決定。3月4日、説明員から説明の聴取及び質疑。3月15日、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  3.審査の概要。議案第9号、京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一部改正等についてであります。集会施設のうち、平成28年3月31日をもって10年間の指定管理が満了する公の施設につきまして、関係条例から削除し、廃止するものです。いずれの施設につきましても、地域のコミュニティ活動の拠点施設として活用いただくもので、各地区からの承諾を全ていてだいているものです。  まず、第1条については多目的集会施設条例から指定管理期間が残っている、丹後町中浜、谷内の多目的集会施設以外の10施設を条例から削除。次に、第2条については集落センター条例から京丹後市砂方集落センターの1施設を削除。次に、第3条については辺地集会施設条例、コミュニティ施設条例、網野勤労者と子どものセンター条例、浜詰農業団地センター条例、宇川農業会館条例、生活改善センター施設条例の6条例を廃止するもので、合計44施設であります。  次に、議案第57号、財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)。65集落、68施設につきまして、地域に設置しています集会施設等の建物、附属する設備等一式について、地域のコミュニティ活動を推進する拠点施設として活用していただくため地元区に無償譲渡するもので、平成28年4月1日をもって譲渡を行うものです。また、平成27年度の見直し計画では71施設を対象としていましたが、大宮町明田の入谷集会所、大宮町周枳の谷ヶ奥集会所、久美浜町須田、須田児童館の3施設については地区の中で別の集会施設を確保しており、地区からは不要とされた施設であり、今後は普通財産として活用を検討していくものです。なお、6施設の指定管理委託料が42万1,000円。68施設の火災保険料が71万7,219円の合計113万8,219円が無償譲渡により、平成28年度より減額になる予定ということでありました。  質疑の内容を紹介いたします。問い、条例から削除する44施設を無償譲渡の施設の68施設で、24施設は条例とのかかわりがないのか。答え、削除する44施設の中にコミュニティ広場などがあり、施設としては42施設である。条例に関しては旧町から条例制定された町と条例化されていない町がある。旧町においては設置条例があれば京丹後市に引き継いでいる。旧町で条例制定されていない施設として久美浜町で10施設、大宮町で19施設あり、29施設のうち、今回区から不要と言われた大宮町と久美浜町の施設が3施設あり、条例のない施設は26施設である。  問い、68施設、65集落で承諾いただくまでにどんな意見があったのか。答え、老朽化している施設の解体費用に支援があるのか。実際の負担として火災保険の地区負担がある。登記が必要となる認可地縁団体の集落では、登記料などについて地区から不安視する声があった。市の区長連絡協議会で議論いただき、地区集会施設の無償譲渡に係る要望活動をしていただき、それに基づいて老朽した施設の解体費用はまちづくり補助事業の中で、限度額の範囲で対応させていただいている。  問い、施設を無償譲渡するに当たり、認可地縁団体の地区はどの程度あるのか。答え、68施設、65集落のうち、34地区が認可地縁団体で、30地区はそうではない。また、丹後町の谷内地区は起債の償還が終わる平成30年度からの無償譲渡となるとのことです。  問い、認可地縁団体に対しての保存登記の補助はあるのか。答え、認可地縁団体の場合は保存登記として、評価額の1,000分の4が登記費用となり、2分の1について市が後日補助していくというものであります。  次に、議案第9号の意見交換について紹介いたします。平成28年3月31日をもって10年間の指定管理が満了することについて、公の集会施設として条例から削除することになるが、地域のコミュニティ活動の拠点として活用されており、有益なものである。市としては一定の経費削減も見込まれているが、地域においては老朽化等の対策として地域振興対策補助金等により、補修、解体、新築等の部分は担保されており、地域にとってより使いやすい環境整備にもつながると考える。  次に、議案第9号の討論について。討論はありませんでした。  採決の結果、議案第9号については全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  次に、議案第57号の意見交換について紹介いたします。地域コミュニティの中核施設である集会所を無償譲渡するということだが、認可地縁団体については表題登記と保存登記をし、登録免許税の2分の1を補助し、地縁団体においては表題登記のみを行い、権利の所在については市と覚書を交わす内容となっており、自治会の権利が担保されているものと考える。  次に、議案第57号の討論について。賛成討論が1名ありました。無償譲渡される集会施設は自治会の発展にとって非常に大事な施設である。認可地縁団体と地縁団体とでは譲渡における対応は異なるが、今後も地域としては重要な施設であり、積極的に活用し、さらに発展につながるよう行政としても支援していく必要があると考える。  採決の結果、議案第57号については全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  最後に、議案第62号について報告します。  1.付託事件及び決定。議案第62号、京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定について、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。3月11日、説明員出席要請の決定。3月15日、所管部長等から説明の聴取、審査のまとめ並びに決定。  3.審査の概要。過疎地域自立促進特別措置法は平成22年度から27年度までの6年間延長されたが、平成24年6月の一部改正において平成32年度まで再延長となり、平成28年度から5年間の計画を作成するものです。なお、この計画は必要に応じ毎年度改正を行うことができ、将来的に新たに出てくる事業についてはその都度見直しを行うものである。  また、意見交換において、個別事業の概算事業費の計上の仕方について、ほかの部局について聞く必要はないのかとの意見もありましたが、84ページまでが議案であり、5年間の事業計画については参考資料という位置づけであり、個別の数字についての審査はしていません。  質疑について報告いたします。問い、新たに出てくる事業については、その都度計画の見直しを行うという説明だが、京都府との協議を含めるとどの程度の期間が必要になるのか。答え、京都府からは事前協議も含め2カ月程度と聞いているが、地方債の計画を出す時期が年2回の6月と11月であり、1年間の中で考えると、9月議会では変更しておかないと地方債の計画に乗せることが困難となる。昨年9月の宇川診療所の整備等がこれに該当したということである。  問い、過疎地域自立促進計画における5年間の概算事業費が156億5,900万円ということだが、この3月で終える現在の計画との比較ではどのような傾向にあるのか。また、京丹後市における過疎債の発行金額は。答え、現在の計画は6年で155億7,600万円。これをベースに計画を毎年度見直しており、ボリューム的にはふえている。また、事業実績見込みについては、平成27年度9月現在で133億2,000万円である。なお、過疎債の発行額については、平成22年度から27年度の発行見込み額で45億円を超えている。  問い、有利な起債である過疎対策事業債については国の地方債計画の動向が大きく影響するが、どのような状況にあるのか。答え、平成22年度から25年度までを見ると2,700億円から3,050億円へ少しずつふえている。平成26年度には過疎地域の要件緩和及び過疎対策事業債の対象施設を追加。平成27年度からは公共施設の老朽化対策への対応や地方創生に寄与する事業等を推進するために充実してきており、平成28年度の計画額は4,200億円である。  問い、過疎地域の自立促進計画ということだが、平成22年度から平成27年度における計画の総括をした上で次の計画を立てる視点が大切であり、ただ単に計画を立てることが財政的に有利になるというだけでは不十分と考えるが。答え、平成26年3月から平成27年末にかけて、人口の減少率が市全体で1.3%だったのに対して、丹後町と久美浜町の減少率が1.9%であり、高い数字になっている。では、事業効果がないのか。事業をしたからこの数字で抑えられたかは分析できていない。市域全体での課題や問題を見ていく必要があると考える。  問い、49ページ以降の個別事業の部分における過疎地域自立促進特別事業について、概算事業費が途中の年度でなくなっているがどのように理解したらいいのか。答え、個別事業の考え方については、全て把握できているわけではなく、担当者においてそうした考えになっていないところもあると思う。  意見交換についてです。過疎地域自立促進計画の中に丹後町、久美浜町における自立促進のハード事業、ソフト事業を十分な検討の上に計画に盛り込まれていることについて理解できるし、今後においても柔軟な見直しをしていく姿勢も評価するところである。  1つ、ほかの4町域よりも人口の減少率が高いことを考えると、集落における自治機能の低下、耕作放棄地の拡大や森林の荒廃など、問題は多岐にわたっている。集落等の自発的な支援をする上でも必要な計画だと考える。そのためにも、地域の実情や住民ニーズの把握が不可欠であり、地域の自立につながることを期待する。  討論について、賛成討論が1名ありました。過疎地域自立促進特別措置法が議員立法により5年間の再延長となった。そのことにより、京丹後市でも平成28年度から平成32年度まで計画されたことは評価したい。人口の著しい減少により地域社会の活力が低下している。そうした中で自立促進施策区分として、生活環境の整備、医療の確保など、積極的な計画策定により、地域住民の福祉や地域格差の是正において効果がある計画であると評価する。一方で、過疎地域自立促進計画が地域においてどのように生かされてきたのか、一定の総括が必要であると考える。  採決の結果、議案第62号は全員賛成で可決すべきものと決定しました。  以上で、総務常任委員会に付託された議案第2号、京丹後市行政不服審査会条例の制定について、議案第3号、京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例の制定について、議案第4号、京丹後市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、議案第9号、京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一部改正等について、議案第57号、財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)、議案第62号、京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定についての委員長報告を終わらせていただきます。 ○(池田議長) これから総務常任委員長の報告に対する質疑を行います。まず、議案第2号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第3号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第4号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第9号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第57号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第62号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。総務常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。  まず、議案第2号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第2号について討論を行います。反対の方。森議員。 ○20番(森議員) 2号、3号、4号につきましては行政不服審査法関連三法ということになっておりますので、ここのところで関連をして2、3、4ということも含めた反対討論をしたいというふうに考えております。  きょうの京都新聞の一面に潜在待機児童、府内581人というのが一面に載せられております。今、国会で大きな問題になっています待機児童の問題で、非常に大きな国民的な関心になっているわけですが、私はこの記事との関連で非常にこの三法について多くの疑問も持っておりますので、まずこのことを述べておきたいというふうに思います。  これを読みますと、昨年4月時点で京都府内で9市町村に581人の待機児童がいたことがわかったと厚生労働省が発表しております。同省は従来の定義に基づき、府内の待機児童を長岡京市内の6人だけと一旦公表しております。ところが、潜在的な待機児童はその100倍近くに上る実態が明らかになった。この行政不服審査法についても、定義の問題のところで非常に気になる。解釈によっては100分の1しかいないということになっていったという問題があります。  行政が運営を行う場合、この点での運営を行う場合に、こういう事態が生まれかねないという内容が条例の中に含まれているということが1つあります。従来の異議申し立てにかわって、行政不服審査法というのができたと。これは行政庁が処分をした場合、それに対しての従来は異議の申し立て、今回は不服審査法ということになるわけですが、一応、説明では国民の権利・利益の救済を図る、行政の適正な運営を確保するという、こういう内容になっておりますが、本当にそうなのかどうか。確かに手続上簡易になったということは事実であります。ただ、これを見ておりましたら、これは行政側の迅速化を進めるものにすぎないと、こういう意見もあります。決して申立人の権利救済ということにつながるのかどうか、この点での不安を私は持っております。  その一例として、審査員を選任するのですね。これが市の職員からということになっています。いわゆる身内から選任をするという場合、その審理員という人たちの意見によって身内意識が働くと、そういう危険性が出てくる。ただ、弁護士も入りますが、7人の市の職員が選任されるという点について、これで本当にいいのかどうか。中立性、公平性が身内意識から阻害をされるという、そういう危険性が生まれてくる可能性もあるということで、確かに利便性の問題や期間の問題では権利救済という点での、いわゆる前進面はありますが、むしろ運営的な問題でこういう不安があるということです。反対という言い方が適切かどうか若干迷っております。むしろ運営面をこの三法に基づいてしっかりとしていただくことが重要だということが中心的な私の意見であります。そういう点をしっかりしていただくという意味の警告も含めての反対討論といたします。 ○(池田議長) 松本聖司総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 審査をさせていただいたものとして、改めて議長に見解を確認させてください。  森議員の討論の前段部分ですが、不服審査、処分の関係とは全く関係ないことを引用されていたというふうに理解しておりますが、適当ではないのではないかと思っておりますが、いかがでしょうか。 ○(池田議長) 森議員。新聞記事の引用の趣旨をもう一度説明していただけますか。 ○20番(森議員) 討論の中でそういうことがあっていいの。 ○(池田議長) 少し趣旨だけ説明していただけますか。 ○20番(森議員) ちょっと意味が。討論として反対討論をしたので。ちょっと意味がよくわからない。 ○(池田議長) 暫時休憩します。                 午前10時10分 休憩                 午前10時11分 再開
    ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま松本議員から議長の見解をということで、これは討論の中身ですので、森議員がそういう趣旨でされたということで、私のほうからとめるとか訂正を求めるということは差し控えたいと思っております。  賛成の方。谷口議員。 ○8番(谷口議員) 議案第2号、京丹後市行政不服審査会条例の制定についてということと、議案第3号ということで、委員長報告のとおりに2号も3号の中で答弁をされているという部分でありますので、2、3、4号の全てを賛成の立場で討論を述べさせていただきます。  行政不服審査法が昭和37年に制定されてから52年ぶりに公平性の向上、利便性の向上の2つの見直しがされ、審査員制度の導入、第三者機関としての行政審査会の設置を行い、公平性の向上をさせたこと。また、従来の異議申し立てと審査請求が審査請求に一元化され、審査請求の期間を60日から3カ月に延長し利便性を図られたというふうに考えています。また、こういった行政不服審査法の改正を受けて、市の基本的な条例を改正するものであるというふうに理解をしております。また、3号の中にもありますように、行政不服審査員の任命に関する条例についても審理員の法第99条第1項において、市に所属する職員の中から市長が指名するというふうになっており、審査請求の対象になった職員に関与しない者などの公平性が、公平な審理が行うことができるということで、法律等の専門知識や経験を有する職員であることを求めながら、一旦、その方を非常勤の特別職の調査員として任用し、その後に審理員として指名するという形の中で、第三者機関の分については整合性があるというふうに私は考えています。  また、審査請求人からの陳述や検証がなくなる可能性があると問題視されていますが、審理の充実については現行では申し立てをした審査請求人、参加人の意見陳述を聴取するのみであり、また審理関係人の出席の規定はなかったが、今回の改正では申し立てをした審査請求人、参加人は陳述に加え処分庁等に対する質問が可能になり、また全ての審理関係人を招集して実施されることが言われております。そういう意味では、審査請求人からの陳述がこれまでより充実したものになると考えられることから、議案第2号及び3号、4号の議案について賛成の討論といたします。  以上です。 ○(池田議長) 反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第2号について採決いたします。議案第2号 京丹後市行不服審査会条例の制定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第3号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第3号について採決いたします。議案第3号 京丹後市行政不服審査調査員の任用等に関する条例の制定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第4号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第4号について採決いたします。議案第4号 京丹後市行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第9号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第9号について採決いたします。議案第9号 京丹後市多目的集会施設条例及び京丹後市集落センター条例の一部改正等について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第57号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第57号について採決いたします。議案第57号 財産の無償譲渡について(京丹後市小西区集会所ほか)、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第57号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第62号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第62号について採決いたします。議案第62号 京丹後市過疎地域自立促進市町村計画の策定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 ○(池田議長) 日程第8 議案第6号 京丹後市消費生活センター条例の制定についてから日程第12 議案第63号 財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)までの5議案を一括議題といたします。  これらの議案につきましては、産業建設常任委員会に付託しておりますので、これから順次産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長。                                   平成28年3月1日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第6号 京丹後市消費生活センター条例の制定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     2月25日   説明員出席要請の決定     3月 1日   所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定                                   平成28年3月3日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第7号 京丹後市空家等対策協議会条例の制定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     2月25日   説明員出席要請の決定     3月 3日   所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定                                   平成28年3月3日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第58号 市道路線の認定について《兜山線》     原案 可決すべきものと決定した。    議案第59号 市道路線の変更について《甲山兜山線》     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     2月25日   説明員出席要請の決定     3月 3日   現地審査、所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並び             に決定                                  平成28年3月14日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様
                                  産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第63号 財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     3月11日   説明員出席要請の決定     3月14日   所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定 ○(谷津産業建設常任委員長) それでは、産業建設常任委員会に付託されました事件について、審査の結果を会議規則第107条の規定により報告をします。  まず最初に、議案第6号、京丹後市消費生活センター条例の制定について、原案、可決すべきものと決定した。  審査の経過。2月25日、説明員出席要請の決定。3月1日、所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  審査の内容の報告としまして、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  本条例につきましては、消費者安全法の改正に伴い消費生活センターの組織及び運営等に関する事項等について条例を定めるものであります。  主な質疑を紹介いたします。問い、消費者安全法の改正に伴いということで、安全管理に関する事項があるが、条例上の管理はどうか。答え、第9条に該当する部分で、相談の中で得られた情報について漏えい、滅失、毀損の防止といった適正管理について定めている。内閣府令により定めている。  問い、センター及び消費生活相談員の役割等の明確化、人材や職員の確保及び研修機会の確立による安定的な対応力の向上がうたわれているが、確立する考えがあるのか。答え、今の運営と大きく変わらない。条例設置により周知する効果はあるが、改正消費者安全法で規定された内容を参酌している。  問い、消費生活相談員になれる資格を持ってる方は何人いるか。答え、現在、消費生活センターに勤務している2名、退職者1名、市内で勤務に当たっている方として振興局に1名は最低でもいる。  問い、成年後見制度との関係で認知症の高齢者についても消費生活センターでも取り扱うべきと考えるが、社協との連携などは条例にうたわれているのか。答え、寄り添い支援センターを規則で定めているが、その中に消費生活相談に関する業務が入っている。それ以外にも社協との連携があることを前提として条例化をしている。  意見交換についてはありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第6号、京丹後市消費生活センター条例の制定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第7号、京丹後市空家等対策協議会条例の制定について、原案、可決すべきものと決定をした。  2月25日、説明員出席要請の決定。3月3日、所管部長等からの説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  審査の内容の報告としまして、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  本条例につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法の公布に伴い、空家等対策計画の作成及び実施に関する協議を行うための協議会を設置するものであります。  主な質疑を紹介します。問い、この条例制定を提案された理由は。答え、空家等対策の推進に関する特別措置法の第7条の規定に基づき協議会を設置する。協議会は空家等対策計画の作成及び変更、同計画の実施に関する協議が役割である。  問い、特措法で適用されない空き家等についても進言とか処置ができるのか。答え、特措法に基づく計画づくりが目的であり、法律が想定する範囲を想定し対象としている。  問い、市独自の考えはないということなのか。答え、現在、空き家の状況調査を進めており、その報告を踏まえての議論がポイントになる。規定していない措置等に議論が及ぶのであれば、何ができるのか、今後の課題として検討したい。  問い、計画に該当する特別空き家は何軒あるのか。答え、平成27年10月から実施をしている。1月5日現在、184軒。国のガイドラインに即した空き家は72軒、旧町ごとには峰山6軒、大宮14軒、網野20軒、丹後9軒、弥栄11軒、久美浜12軒と把握している。  問い、空家対策協議会条例は必置義務か。15人以内の定数も規定があるのか。8条の部会の設置や非公開についても規定をされているのか。答え、法律で定める協議会の設置は任意であり、対策計画も任意である。計画的に取り組むとなると、条例を定めて実施していきたい。構成員についての定数規定はなく、市町村の判断に委ねられている。全国の先進事例等を参考に決めた。空き家の物的状況を判断しなければならないので、専門家の現地派遣、周辺への悪影響を確認する必要もある。地元の詳しい方にも入っていただく予定でいる。これを部会の主な役割と考えている。  問い、協議会がないと代執行ができないのか。答え、協議会がなくても法律の手続を踏めば代執行はできるが、特定空き家判断には専門知識、地域の影響など、地域ぐるみで空き家対策に取り組むことを考えると、協議会が必要だと考えている。  続いて意見交換を紹介します。今後の課題として、危険防止措置が計画に入るように検討していただきたい。懸案になっている特定空き家、廃屋が長年の課題で、環境の美化、住民の安全にもかかわる物件が市内にある。この空家等対策協議会条例の制定が1つの契機として効果が出ることを期待する。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第7号、京丹後市空家等対策協議会条例の制定についての委員会審査報告とさせていただきます。  続きまして、議案第58号、市道路線の認定について《兜山線》、原案、可決すべきものと決定した。  議案第59号、市道路線の変更について《甲山兜山線》、原案、可決すべきものと決定した。  審査の経過としまして、2月25日、説明員出席要請の決定。3月3日、現地審査、所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  審査の内容の報告として、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  かぶと山園地基本計画に基づき整備をするもので、久美浜町甲山地内に新たに認定する道路であります。観光バス等の通行を想定しており、幅員は7メートル、車道が2.75メートルと、路肩75センチメートルの2車線の道路であり、延長は786メートルであります。また、歩行者の安全確保のために歩道整備を計画しており、幅員は2.5メートル、延長は600メートルであります。  甲山兜山線については兜山線の設置に伴い、路線を変更するものであります。  主な質疑を紹介させていただきます。問い、国道から進入路ができる従来の道沿いは検討したのか。答え、かぶと山園地基本計画は商工観光部が策定した。地元協議を行ったが、道路基準に合った整備をするため縦断勾配が急であり、特例地を適用して12%以内とするために進入口を変更し、道路排水が人家に向かうことも考慮して、この設計になった。  問い、用地の取得に関して確認がとれているのか。答え、地元関係者、地権者ともに了解をいただいており、各所有者の境界立ち会い確認を現地で進めている。買収、用地取得については了解済みだが、面積が確定してから買収金額等の交渉を行う。  問い、立木補償については。答え、補償対象になる立木の調査に入るところだが、所有者を特定するための土地の境界の立ち会い確認を急いでいる。  問い、総事業予算は幾らか。答え、詳細はこれから詰めるが、改良工事の規模から概算の工事費は1億四、五千万円の規模になる。  問い、急勾配だが、除雪を含めどうするのか。答え、道路構造令、道路基準では3種5級など、通常は9%、特例地でも12%以内。今回は縦断勾配がきつく、積雪時には除雪の安全確保ができないので通行どめはやむを得ない。  問い、かぶと山園地基本計画に基づいてだが、ほかのルートを考えることで通行どめを避けることはできなかったのか。答え、道路管理者である建設部として、道路計画として厳しいということで協議もしたが、国立公園内ということでつぶれ地を少なくし、環境に配慮するよう環境省の指導が入っている。地元の要望もあり、やむを得ず現道に沿う形の計画とした。  議案第58号、市道路線の認定について《兜山線》の意見交換を紹介します。  市道路線認定で工事に入る。かなりの急勾配で排水の心配の声も上がっているので、排水対策とか災害の起きないように万全を尽くしていただきたい。3種5級で通常9%だが、特例を適用しても12%以内ということで、現道では厳しい中で計画をされた。道路排水も計画され、立木調査も入り補償もするということだが、地元とも調整して整備されることを期待したい。  反対討論、賛成討論はともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  続いて議案第59号、市道路線の変更について《甲山兜山線》の意見交換、討論を紹介します。意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第58号、市道路線の認定について《兜山線》、議案第59号、市道路線の変更について《甲山兜山線》の委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第63号、財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)であります。原案、可決すべきものと決定をした。  審査の経過。3月11日、説明員出席要請の決定。3月14日、所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  審査内容の報告としまして、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  当該施設は地域振興とまちの活性化を図ることを目的に、佐濃谷川の源流と地区のシンボル、アジサイを再整備し、良好な自然環境に積極的に触れ合うこととして整備されたもので、管理棟であるログハウス1棟、便所2棟、水車小屋1棟などの建物のほか、あずまや、鑑賞池などが設置をされている公園施設であります。また、当該施設は地元区の集会的な利用などが主であり、公共施設の見直し方針に基づく集会施設と同じく、自治会が公益または地域活性化のために管理、運用することとし、地区へ無償で譲渡するというものであります。  主な質疑を紹介させていただきます。問い、無償譲渡後は市の支援がないのか。施設の利用状況はどうか。答え、地元区への無償譲渡となるので、大きな修繕等が必要な場合、地区要望として上げていただくことになる。地区の集会所的な利用と、年1回の地区の祭りでも利用をされている。  問い、築19年から20年がたつログハウスということだが、当面は改修の必要がないのか。答え、屋根など漏っていると聞いていないので、今のところログハウス自体の修繕は必要ない。  問い、外部の方の利用がないということだが、今後も外部の利用はできないのか。答え、現状、尉ケ畑区と若衆会が基本的に使っている。第2公民館的な活用になるが、区外の方に貸し出すこともあり得る。  問い、補助金を活用して整備されたが、適化法の関係はクリアにしているのか。答え、環境省の身近な水辺環境再生事業による環境保全施設整備費補助金で整備したが、補助金適正化法上では無償譲渡する場合、補助金の返還義務はない。  問い、土地は地元の方のものだが、全て借りているのか。答え、地域の協力で買収せずに全て無償でお借りをしている。地元に譲渡した場合、契約等は地元と地主で行っていただくことになる。  問い、もとは産業振興施設、観光施設だが、観光施設として、例えば地元の土地所有者の了解を得て民間のサービス関連の会社に有償で貸すというような選択肢はないのか。また、観光施設として生かすほうが有意義だという考えはどうか。答え、設置当初はバンガロー等もあったが、老朽化で撤去をしている。トイレはログハウスの外にしかなく、高龍寺登山祭りなど、地域活性化のための事業に利用している現状がある。有償譲渡も検討したが、地域活性化のために第2公民館的に利用したいという地元の意向があり、検討を排除した。  問い、公民館の無償譲渡と同じように、固定資産税は減免なのか。答え、土地は地域の方々から無償で借りていたが、実際には税金がかかっていた。今回、施設を譲渡することで第2公民館的な位置づけで申請をされれば、固定資産税等はかからない。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにございませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定しました。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第63号、財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)の委員会審査報告といたします。 ○(池田議長) これから産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。まず、議案第6号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第7号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第58号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第59号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議案第63号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。産業建設常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。  まず、議案第6号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第6号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第6号について採決いたします。議案第6号 京丹後市消費生活センター条例の制定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第7号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第7号について採決いたします。議案第7号 京丹後市空家等対策協議会条例の制定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第58号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第58号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第58号について採決いたします。議案第58号 市道路線の認定について《兜山線》、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第58号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第59号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第59号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
     それでは、議案第59号について採決いたします。議案第59号 市道路線の変更について《甲山兜山線》、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第59号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第63号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第63号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第63号について採決いたします。議案第63号 財産の無償譲渡について(あじさいの里公園)、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第63号は原案のとおり可決されました。  ここで午前10時55分まで休憩いたします。                 午前10時41分 休憩                 午前11時12分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。なお、休憩時間が非常に延びました。申しわけございませんでした。  それでは日程第13 議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)から日程第30 議案第54号 平成28年度京丹後市病院事業会計予算までの18議案を一括議題といたします。これらの議案については、予算決算常任委員会に付託しておりますので、これから順次、予算決算常任委員長の報告を求めます。予算決算常任委員長。                                  平成28年3月18日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               予算決算常任委員会                                  委員長 松 本 経 一     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)     原案 可決すべきものと決定した。    議案第38号 平成28年度京丹後市一般会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第39号 平成28年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第40号 平成28年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第41号 平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第42号 平成28年度京丹後市介護保険事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第43号 平成28年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第44号 平成28年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第45号 平成28年度京丹後市集落排水事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第46号 平成28年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第47号 平成28年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第48号 平成28年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第49号 平成28年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第50号 平成28年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第51号 平成28年度京丹後市峰山財産区特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第52号 平成28年度京丹後市五箇財産区特別会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第53号 平成28年度京丹後市水道事業会計予算     原案 可決すべきものと決定した。    議案第54号 平成28年度京丹後市病院事業会計予算     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過   予算決算常任委員会    2月26日   質疑、各分科会へ委託    3月11日   議案第25号の質疑    3月18日   意見交換、審査のまとめ及び決定並びに議員間討議   総務分科会    2月29日   所管部長等(財務部・消防本部)から説明の聴取    3月 1日   所管部長等(会計課・市民部)から説明の聴取    3月 2日   所管部長等(企画総務部・監査委員事務局・議会事務局・秘書広報広聴            課)から説明の聴取    3月 3日   所管部長等(財務部)から説明の聴取及び意見交換   文教厚生分科会    2月29日   所管部長等(教育委員会)から説明の聴取    3月 1日   所管部長等(医療部・健康長寿福祉部)から説明の聴取    3月 2日   所管部長等(健康長寿福祉部)から説明の聴取    3月 3日   所管部長等(教育委員会)から説明の聴取及び意見交換    3月15日   所管部長等(医療部)から説明の聴取及び意見交換   産業建設分科会    2月29日   所管部長等(農林水産環境部・農業委員会)から説明の聴取    3月 1日   所管部長等(商工観光部)から説明の聴取及び意見交換    3月 2日   所管部長等(建設部・上下水道部)からの説明の聴取及び意見交換 3.附帯決議  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)について、次のとおり、決議を付すことに決した。   議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)における新シルク産業創造事業について、市の厳しい財政状況に鑑み、予算を可決したことにおいて次の点について下記の決議を付する。                      記  高機能繭の研究開発及び量産技術研究開発等について、繭生産事業の収益性確保の見通しや市の財政負担見込みなどを含め、単年度ごとにその成果と課題を検証し、議会にその都度報告すること。  以上、決議する。  平成28年3月  日            京都府京丹後市議会 ○(松本経一予算決算常任委員長) それでは、予算決算常任委員会に付託されました議案の審査報告を行います。  平成28年3月18日。京丹後市議会議長、池田惠一様。予算決算常任委員会委員長、松本経一。  委員会審査報告書。本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。
     1.付託事件及び決定。議案第25号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)、原案、可決すべきものと決定した。  議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第39号、平成28年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第40号、平成28年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第41号、平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第42号、平成28年度京丹後市介護保険事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第43号、平成28年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第44号、平成28年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第45号、平成28年度京丹後市集落排水事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第46号、平成28年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第47号、平成28年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第48号、平成28年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第49号、平成28年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第50号、平成28年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第51号、平成28年度京丹後市峰山財産区特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第52号、平成28年度京丹後市五箇財産区特別会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第53号、平成28年度京丹後市水道事業会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  議案第54号、平成28年度京丹後市病院事業会計予算、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。予算決算常任委員会。2月26日、質疑、各分科会への委託。3月11日、議案第25号の質疑。3月18日、意見交換、審査のまとめ及び決定並びに議員間討議。  総務分科会。2月29日、所管部長等(財務部・消防本部)から説明の聴取。3月1日、所管部長等(会計課・市民部)から説明の聴取。3月2日、所管部長等(企画総務部・監査委員事務局・議会事務局・秘書広報広聴課)から説明の聴取。3月3日、所管部長等(財務部)から説明の聴取及び意見交換。  文教厚生分科会。2月29日、所管部長等(教育委員会)から説明の聴取。3月1日、所管部長等(医療部・健康長寿福祉部)から説明の聴取。3月2日、所管部長等(健康長寿福祉部)から説明の聴取。3月3日、所管部長等(教育委員会)から説明の聴取及び意見交換。3月15日、所管部長等(医療部)から説明の聴取及び意見交換。  産業建設分科会。2月29日、所管部長等(農林水産環境部・農業委員会)から説明の聴取。3月1日、所管部長等(商工観光部)から説明の聴取及び意見交換。3月2日、所管部長等(建設部・上下水道部)から説明の聴取及び意見交換。  3.附帯決議。平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)について、次のとおり、決議を付すことに決した。  議案第25号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議。  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)における新シルク産業創造事業について、市の厳しい財政状況に鑑み、予算を可決したことにおいて次の点について下記の決議を付する。  記。高機能繭の研究開発及び量産技術研究開発等について、繭生産事業の収益性確保の見通しや市の財政負担見込みなどを含め、単年度ごとにその成果と課題を検証し、議会にその都度報告すること。  以上、決議する。  平成28年3月 日。  京都府京丹後市議会。  3月18日に行いました議員間討議の内容を少し御説明いたします。  3月18日に行いました議員間討議において、附帯決議を出したい旨の発言がございました。附帯決議を出したい旨の発言の趣旨につきましては、新シルク産業創造事業については、いよいよ将来の事業化を見据えた研究開発が進められることになってきた。市民の中には期待する意見とともに、産業の実現性や財政負担について不安視する意見もあるように聞く。市としては市民に十分な説明を行いつつ、理解を求めながら事業を進める必要がある。事業の執行や将来の施設運営にある程度は市民の税金を投じることになる見込みもあり、議会としても市民への説明責任は重要だ。このような観点から議会としても5年の実証期間を通しての検証ではなく、単年度ごとにその課題や成果について検証できることが必要ではないかと考えている。そのためには、附帯決議という形で議会の意思を示すことが大切ではないかと思っている。このような趣旨の提案がございました。  これに対しまして、議員間で討議を行った結果、附帯決議をつけることについては議員全員の賛意はありましたが、附帯決議の内容について修正の提案がございました。  提案されました修正案について御報告をいたします。記以下の内容について一部修正がございましたので、それを読み上げます。高機能繭の研究開発及び量産技術研究開発等について、繭生産事業の未来を開く可能性などを含め、単年度ごとにその成果と課題を検証し、議会にその都度報告すること。このような内容の修正案が出されました。  これにつきまして委員全員で賛否をとりましたところ、賛成少数にてこの修正案は否決され、その後、当初に提案されました附帯決議案について賛否を諮ったところ、賛成多数で先ほど申し上げました附帯決議の案が可決したということでございます。  審査の経過については以上でございます。 ○(池田議長) 以上で予算決算常任委員長の報告は終わりました。  これらの議案については議長を除く議員で構成する予算決算常任委員会で既に質疑を行っておりますので、質疑を省略いたします。予算決算常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。  まず、議案第25号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第25号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第25号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)について、反対の立場で討論をします。  今回提案の補正予算ですが、国の地方創生加速化交付金等を活用して、商工業や観光振興、そして広域連携事業などの地方創生推進事業を進めるとして編成されているものです。そもそも、この国の地方創生加速化交付金というものが一億総活躍社会実現の緊急対策や地方創生のレベルアップの加速化を目的ということで、国の補正予算として盛り込まれています。  しかし、この緊急性、それから加速化ということですが、何のための緊急性なのかということで、本当に地方のためではなく、選挙もありますし、そういう選挙に間に合わせるための加速化ではないだろうかというようなことを思います。本当に地方のためになるという事業を考えるということであるならば、もう少し時間もかけてよりよいものを検討すべきものなのに、これから決定も国が主導するというような地方創生のあり方というのは、本来のあるべき姿ではないというふうに私は考えます。  京丹後市には4,000万円から8,000万円の交付金が来るということで、6,000万円の予算が組まれています。加えて、市は交付税措置であるとは言いながら、一般財源からの6,676万円の持ち出し、それから起債もあります。市の財源の持ち出しということを考えるのであるならば、なおさらしっかり中身を吟味していかなければならないというふうに思います。中身を見ても、不要不急で国が言う緊急性や加速性というものはないように思います。新シルク産業創造事業は当初予算でも計上されて、京丹後で織物産業の発展に寄与できるかどうかを見きわめながら進めていくと、検証しながら進めていくというもので、補正で上げるというような緊急性というのはないというふうに思います。また、中京圏等市場開拓推進、それから北部地域連携都市圏移住・定住プロジェクト、海の京都等広域観光推進事業についても同じように思います。  本当に地方創生というのであるならば、例えば二晩で5,000万円というようなウオータープロジェクションショー、まさに打ち上げ花火のようなものではなくて、福祉とか医療とか、直接市民の暮らしを応援できる、そういう中身とか、それから農林水産業の再生、雇用環境の改善、そのようなものが盛り込まれるべきだというふうに私は考えます。ほかの自治体の様子を見させていただいていますと、交付金を活用して子供の貧困対策と直接暮らしを温める政策に活用しているところもあります。  税金の使い道という点でリスクの多いこの投資的な事業ではなくて、暮らし応援という事業に使うという点を強く主張いたしまして、反対討論といたします。 ○(池田議長) 賛成の方。芳賀議員。 ○10番(芳賀議員) 10番、芳賀です。議案第25号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)について賛成討論を行います。  中京圏等市場開拓推進事業は、本市と中京圏を結ぶ事業であり、事業費4,263万円6,000円の内訳を見ますと、丹後機械工業組合が実施する販路開拓やビジネスマッチング活動支援として436万8,000円。また、中京圏観光PR事業として997万6,000円など、地場産品の販路開拓、企業誘致、ビジネスマッチング、観光誘致活動をさらに進めるものであります。また、京都府北部地域連携都市圏移住・定住プロジェクト事業は20代、30代に注目してもらい、北部7市町と京都府と連携して移住・定住を推進するものであり、大人の田舎留学体験や地域リーダーの育成を図るものである。空き家の利活用をどう図るか、本市に限らず、多くの自治体が抱える問題であり、人口減少に歯どめをかける取り組みであると捉える。  また、新シルク産業創造事業は京都工芸繊維大学と信州大学繊維学部との連携事業であるが、研究開発拠点での今後の展開に期待する面と、反面、本市のちりめん産業にどう展開していくのか。出口をどこへ持っていくのか。また、人工飼料で蚕の飼育は、飼料として繭の安定化のある桑の葉栽培をどれだけの規模で進めていくのか。これらの課題にどう取り組んでいくのかが大きな課題かなと捉えております。  しかしながら8号補正は、地方創生加速化交付金事業から海の京都など広域観光推進事業まで6項目にわたっており、どれを見ても大切な事業であると認め、賛成討論といたします。 ○(池田議長) 反対の方。平林議員。 ○21番(平林議員) 議案第25号、反対の討論を行います。  安倍政権のもとで地域の持続性が危ぶまれる自体が生じています。今回、地方創生加速化交付金事業を使っての補正予算ということです。安倍政権の言う地方創生は、市町村合併に続く道州制をにらむもので問題が多いです。  特に今回の補正予算での問題点、1つには新シルク産業創造事業についてですが、5年間の総額で7億円を使っての研究開発ということですが、高機能性シルクの研究で本当に地元に役に立つのか、出口がよく見えません。繭の原価も高くなるとの指摘もあります。  また、2つ目には海の京都DMOの設立負担金、京丹後市の負担金、約1,700万円、府下全体では1億7,600万円をかけて事務所を設立するということでしたが、それ以外にも市の職員への派遣という負担も出てまいります。事業の見通し、事務所の場所もまだ未定というような中で、このようなやり方を市民にどう説明したらいいのでしょうか。大変、問題の多い補正ということで私は反対をいたします。 ○(池田議長) 賛成の方。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。私は議案第25号、補正予算(第8号)について賛成の立場で討論させていただきます。  国の地方創生加速交付金を活用しての今回の補正についてですが、海の京都DMOの参加費用が計上され、新たな民間の多様な関係者との強力な連携をし、観光圏全体を円滑に、また迅速に実施するための組織であるために、これが有効に活用されるためには、早急な予算措置が必要かと考えます。  また、中京圏への市場開拓においては商工業を初め、観光振興においても早急な活用が望まれる中、補正予算として計上されたことについては評価したいと思っております。  以上です。 ○(池田議長) 次に反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第25号について採決いたします。議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました議案第25号に関し、予算決算常任委員長から議第7号、議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議の提出についてが提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、議第7号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  ここで追加議事日程及び議案配布のため、暫時休憩します。                 午前11時35分 休憩                 午前11時36分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程追加 議第7号 議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議の提出についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。予算決算常任委員長。 ○(松本経一予算決算常任委員長) それでは、読み上げて提案理由とさせていただきます。  議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議。  上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により別記のとおり提出する。  京丹後市議長、池田惠一様。  平成28年3月25日提出。  提出者、京丹後市議会予算決算常任委員会委員長、松本経一。  議案第25号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議。平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)における新シルク産業創造事業について、市の厳しい財政状況にかんがみ、予算を可決したことにおいて次の点について下記の決議を付する。  記。高機能繭の研究開発及び量産技術研究開発等について、繭生産事業の収益性確保の見通しや市の財政負担見込みなどを含め、単年度ごとにその成果と課題を検証し、議会にその都度報告すること。以上、決議する。平成28年3月25日。京都府京丹後市議会。  以上です。 ○(池田議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。予算決算常任委員長、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第7号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第7号について意見交換を行います。足達議員。 ○18番(足達議員) 18番、足達でございます。  まず、今回の附帯決議でございますが、先ほどの議員の賛成討論と反対討論を聞いておりまして少しひっかかるのは、要は補正予算に反対される中での決議、本来、私は決議は全員が賛成と言いますか、そういう方向で行くのが筋だろうと思ってはいるのですが、そういう流れの中で今回附帯決議が出されたと。今、思いますに、行政のほうから御存じのように昨年の9月の定例会でいろいろと説明がある中で、収益性の確保についても31年度末までに確保していきたいという方向性は出しておられますし、それから31年度まで、要は費用の計画も逐次出しておられます。今、その予定で進んでおられますが、そういう中で、今緊急に決議をしなければいけないのか。  それからもう一つは、来年の春には新シルク産業創造機構、仮称ですが、法人化に向かって進まれると。その時点で当然、収支計画等も出てくると思いますが、その辺までなぜ待てないのか。その辺が、少し私には落とせないところがありますので、この附帯については先ほども紹介がありましたが、一応、基本的には修正案を出させていただいた、こういうことでございます。財政の問題についても7億円という数字が飛んでいますが、これだけの一大事業でございますので、7億円を計算しましても、5万5,000人の人口の中で1人が5年間で1万2,500円、1年にしますと2,500円、お一人がそれぐらい負担していただいて、みんなでこの事業を盛り上げて前に進めていくという、決意が私は非常に大事だと思っておりますので、これについてはそういう思いを一応申し上げておきます。 ○(池田議長) ほか、ありませんか。これで意見交換を終了します。  これから議第7号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第7号について採決いたします。議第7号 議案第25号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)に関する附帯決議の提出について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。
     したがって、議第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第38号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算に反対の立場で討論をいたします。  予算を見るときに市民の安全・安心、健康、暮らしというものを防波堤のようにしっかりと守って福祉を向上させていくという地方自治体の果たすべき役割としてどうかということが、最大のチェックポイントだというふうに思います。市民の暮らしは大変厳しい状況の中で、非正規雇用がふえ、格差の拡大などの実態があるわけですが、本来、そこからスタートした市の予算があるべきだというふうに思いますが、そう成り得ていないのではないかということが反対の主たる理由です。  市民生活の基礎を支える福祉や教育や暮らし、安心・安全にかかわる大事な予算があります。そこは何を置いても最優先で取り組んでいかなければなりません。そういう意味では学校の空調化や奨学金貸付事業、子供の医療費の給付、仕事と暮らしの寄り添い支援事業、市民の足の確保に関する事業等々、暮らしを支える部分への予算配分については、しっかりと評価をいたします。  しかしながら、不要不急の投機的な使い道のもの、例えば新シルク産業事業などは先行きに不安を払拭できないものであるというふうに思いますし、事業内容や費用対効果の面でも検討が必要なものもあるというふうに考えます。例えば、ふるさと納税関連の予算、入ってくる分と返礼品や事務手続などで出ていく分、そして京丹後市からよその市・町に寄附をされた分の差し引き等を考えた場合、本当にこのようなやり方がよいのかどうか、本来のまちを応援するというような意味でのものからは逸脱をして、ますます返礼品の過熱とか、全体としてはゼロサムゲームになっていくということを大変懸念をいたします。  また、保育所の民間委託に関してですが、当初、経済的な効果を見込めるという説明で、その分を子育ての支援に回せるというようなものでしたが、実際、予算を見てみると、26年度の決算ベースよりも委託料は6,000万円ほどふえています。特に大宮北保育所に関しては、この先10年間は公設民営を続けなければいけないというもので、その間、国とか府の負担金、担当課の資料では年間6,600万円余りというふうにありましたが、それが入ってこないということでその間のマイナスということを考えると、大宮北保育所は今民間委託ではなく、直営に戻すということも含めての検討をすべきだというふうに考えます。  また、生ごみの資源化等の対象戸数をふやしていくわけですが、対象戸数の分母がふえるに従って、実際の回収方法や回収のためのコストがかさんでいきます。実際に協力する家庭の率が下がってきて、費用対効果の面で大変効率が悪くて、対象の目標数値だけが一人歩きしていくことを懸念します。  また、最近、丹後町で転落事故がありましたが、市民の安心・安全を守るための施策というのは絶対最優先です。特に地域のことは地域の方が1番よく御存じで、地区からの要望などがしっかりと受けとめられるような予算でないといけないというふうに思います。  このように市民の暮らしを直接に応援して、市民の安心・安全を守る、そういう予算の使い道を大胆に示すべきだということを申し上げて反対討論といたします。 ○(池田議長) 次に賛成の方。谷口議員。 ○8番(谷口議員) 8番の谷口です。議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算について賛成の立場で討論を述べます。  平成28年度一般会計予算は4月に市長・市議会議員選挙が行われるため、経常的、継続的事業を中心に骨格型の予算とされています。予算総額は315億6,000万円と。対前年度比では3億5,000万円減、率として1.1%の減という予算と、平成27年度3月補正1億4,000万円を加えた13カ月予算が提案をされています。歳入として市税は48億8,837万円で、平成27年度予算と比較し、4,518万円、率にして0.9%の微増の見込みであり、また地方交付税は合併算定がえの逓減2年目を迎え、国の総額減少も加わり、普通交付税は126億円であり、平成27年度と比較して5億円のマイナスと言われている中、ふるさと応援基金が3億円寄せられたという状況の中で、当初の予算が計上されています。  地域の特色や魅力を生かした取り組みとして、海の京都DMOや豊岡市と連携した、豊岡版DMOなどへの参画を初め、28年度には山陰近畿自動車道の森本インターまでの開通に合わせたウェルカムサイン等の設置事業の予算化や、久美浜かぶと山園地の整備など、観光振興への施設などの多くの継続事業が見込まれていることについて、地域の魅力発信に期待をしていきたいというふうに考えています。  また、若い世代の結婚、子育ての希望をかなえるために、教育の分野では子育て世代包括支援センターの設置や、中学校に引き続き再編交付金を活用し、義務教育施設環境整備事業として小学校の普通教室などへの空調整備なども予算化をされています。  一方で、京丹後市においても減少傾向が進む中、外部からの定住・移住促進は重要な課題であり、国の制度による外部からの人材を投入した定住・移住の促進の取り組みとして、地域おこし協力隊の設置や、移住促進に向けたお試し住宅、移住のための空き家改修支援事業費の補助なども予算化をされています。  また、移住者とのコーディネートを行う移住支援員の継続配置などで積極的にかかわる定住・移住の取り組みが推進されることに評価をしていきたいというふうに考えています。  一方で、消防工作車両の更新や消防団の自動車等損害見舞金制度の導入など、消防団への手当てなど、市民の安全・安心の確保に向けた予算措置も行われております。  また、継続事業として峰山途中ヶ丘公園駐車場の拡張整備や市営住宅の改修事業なども予算化されております。  しかし、28年度当初予算は、経常的・継続的事業を中心とした骨格予算とされている中で、社会資本整備総合交付事業の道路新設改良及び橋梁修繕工事の基盤整備の分野では、28年度当初予算は2億2,597万円で、平成27年度と比較して1億640万円の減少になっております。道路新設改良工事の中で未完了の工事が久美浜町で栃谷口馬地線、弥栄町では丹波島津線、また橋梁では、17の橋などを初めとする継続事業が当初予算に計上されていないことを危惧するものであります。  6月の肉づけに予算化されることを期待していると同時に、国の補助金等、財源確保に向けて努力していただきたいことを指摘しておきたいと思います。京丹後市の財政状況は依然として厳しい状況にある。京丹後市のさらなる発展のために、着実に行財政改革を引き続き進め、京丹後市の安心・安全なまちづくりの将来のために、持続可能な財政運営を求めて、議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計当初予算について賛成をいたします。  以上です。 ○(池田議長) 次に反対の方。平林議員。 ○21番(平林議員) 21番平林です。議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算に反対の立場で討論を行います。  合併して12年、合併してもいいことがない、周辺部が寂れるなどの声が寄せられています。安倍政権の3本の矢の効果も丹後には届いていません。その上に消費税8%の負担に、市民の暮らし、地域の経済も落ち込んでいます。市民の所得分配は全府平均を100とすると、丹後は63.1%で、格差が広がっています。  市長は主要な施策の説明の中で、1点目に産業の発展と雇用の促進を掲げておられます。市は行財政改革で職員を減らし、保育所職場では半数以上が臨時職員、給食職場などは総合サービス株式会社に業務委託をして契約社員が働いておられます。安上がりの公務労働者の広がりで給与所得は落ち込み、税収にも影響しています。生活もやっていけません。また、農林水産業への支援も言われていますが、農業だけでなく、いろいろな分野への影響のあるTPPについて、市長は日本の国益の確保を中心においてというふうに言っておられます。この立場では丹後の農業を守ることにはなりません。  2点目の観光・交流人口の拡大。郷小学校を改修して文化財の展示に関して、今後3億円もかかるという説明もありました。観光の拠点としても考えておられるようですが、大宮にも同じような施設が進められており、必要性に疑問を感じます。  3点目。安全・安心の確保の問題について。米軍Xバンド・レーダー基地について、市長は国防のため抑止力になるなどの理由で基地建設を認めました。レーダー基地、本格稼働から1年と3カ月。地域住民は騒音や交通事故に悩まされ続けています。最近行ったアンケートでも、近ごろ音が大きくなったと、まだまだ騒音に悩まされていることが明らかになりました。交通事故の問題では、人身事故で市民が泣き寝入りをするという最悪の事態となっています。市民の安全・安心が確保できない米軍基地は撤去すべきです。  以上で反対討論とします。 ○(池田議長) 賛成の方。谷津議員。 ○11番(谷津議員) 11番、丹政会、谷津です。私は議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算について、賛成の立場で討論をさせいただきます。  今回、骨格予算ということで継続的にされています必要な事業がたくさん盛り込まれているわけですが、質疑、審査の中でいろいろな課題につきましては十分原課のほうでも検討をされているということも確認をさせていただきました。農業面で言いますと、有害鳥獣捕獲事業につきましては、先般の附帯決議にあった内容については早急に検討に入りたいというようなことも確認をさせていただきましたし、それ以外にも次の補正の際には検討したいというようなことで確認をいただいているというようなことがありました。  少し不満も言いたいところはあるのですが、市民の衛生面を支えていますごみの収集運搬事業でありますとか、し尿処理の収集事業、これについては入札ができない業務であるということの中で、原課のほうでも頭を悩まされていることではあるというふうには思いますが、しっかりとこうした事業が継続できるような体制に持っていくという考えについては確認をさせていただきましたので、そういったあたりも評価をしたいというふうに思っております。  また、消防団につきましては、公務災害補償等の新しい事業についても検討をしていただきました。本当に市民の安心・安全を守っていただく消防団において、今まで懸案の1つであった部分が1つクリアをされたというふうに思っています。骨格ですので、新たな事業をということにはなかなかなりにくいということは十分には承知をしておりますが、課題を十分に踏まえて次の予算につなげていただきたいということの期待も込めて、賛成討論としたいと思います。 ○(池田議長) 次に反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算について、反対討論を行います。  平成28年度予算は骨格予算としながらも、これまでの中山市政の重点施策をしっかり盛り込んでおられます。私は3つの事業について不要不急だというふうに思いますので、その点を述べたいと思います。  1つは新シルク産業の創造。5年間の実証研究でありますが、平成26年度補正で実績経費2,000万円、昨年4億1,600万円の補正、施設整備や委託料を計上してきました。今回、さきの8号補正と本予算で運営費が約6,000万円予算化をされています。これまで、研究開発の5年間の実証研究ということでありましたが、大学の研究室としてのサテライト化に重点が置かれているように思います。さらに市長は構造改革特区や地方創生特区の申請をしていますが、全容が明らかにされていません。アベノミクスで世界で1番ビジネスのしやすい環境をつくる、そういった点で規制緩和をして、先進的に全国では6つのところで特区がされていますが、新潟市でのローソン、あるいはオリックス不動産やヤンマーの養父市など、大手の企業が参入をしてくる。そのための構造改革特区ということで、京丹後市長が京丹後市をどういう方向にこの特区で導いていくのか明らかにされていません。  もう一つは、京丹後型ワークスタイル創出事業でありますが、昨年度は総務省の支援がありましたが、本年度予算1,356万円はその支援もなく、一般財源の持ち出しとなっています。この事業も京丹後市の事業家の皆さんがそこへ参入をするということではなくて、都市部の企業、サテライトオフィスとして提供し、そこでいろいろな補助制度をつくって実証事業をする。どのような効果が生まれるのか、いまだはっきりしていません。税金を投入する以上、見通しや費用対効果がどうなのか、大きく問われています。  もう一つ指摘しておきたいのは、京丹後市夢まち創り大学、これまでシェアハウスの改修、あるいは電気自動車の購入などで3,330万円を使ってきました。本年度予算では大学の運営補助金、あるいは学生の京都市までの送迎バスの運行費など、1,514万円が計上されています。  さらに今後、郷小学校の改修ですとか運営経費が大きく負担になってきます。これらの事業はいずれも大学生や市外企業を呼び込んで地域の再生を図ろうというものですが、実態は実証研究であったり実証事業であります。市民の皆さんから、地に足がついていない、このような批判の声が上がっていますが、私もそのように考えます。  この3事業で本年度の予算は、補正も合わせて約9,000万円に上ります。不要不急と言わざるを得ません。もっと市内の業者や市民の皆さんに依拠して、仕事を興し、経済対策が必要だということを指摘をいたしまして、反対討論といたします。 ○(池田議長) 次に賛成の方。金田議員。 ○16番(金田議員) 16番、金田です。議案第38号、平成28年度京丹後市一般会計予算について、賛成の討論をいたします。  平成28年度の一般会計予算は骨格型の予算編成とされており、全体の予算規模としては、ただいま可決された平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第8号)において地方創生加速化交付金としての約1億5,000万円を加えた、いわゆる13カ月予算とする総額約317億1,000万円の予算規模であります。  まず、歳入において、市税は前年より4,500万円増の見込みとしています。自主財源のかなめとしての市税は、市民税の個人分1,300万円の増、法人分1,200万円の増と、ともに増額の見込みを立てておられます。固定資産税も2,100万円の増、軽自動車税は1,600万円の増。ともに増額の見込みで、減額としているのはたばこ税の2,000万円。これは国民や市民の皆さんの健康志向が高まる中、一定理解できるわけでありますが、本市において市税収入はこの10年間減り続けている中、前年より4,500万円増の見込みを立てられていることにおいては、私は本市が進める新経済戦略によって経済の好循環を進めるための施策、経済対策の成果が少しずつその成果があらわれているものと捉えております。寄附金の3億円、これまで100万円とか500万円程度の予算化であったものが、ふるさと応援基金が本市において急に注目され突然ブレークしたとの感覚なのでありますが、多くの市民の皆さん、あるいは全国の方々から相当額の寄附金をいただくようになりました。担当部署において、いろいろな工夫をされる中で、このような仕組みをつくられたと聞いておりまして、その成果だと思うのでありますが、この3億円、まさに本市の自主財源でありまして、24%台であった自主財源比率を26%台に押し上げたのは、まさしく寄附金の3億円であります。審査の中で一部御指摘もされていますように若干の課題もあるかとは思いますが、ぜひ28年度も3億円をさらに上回るような御寄附が本市にいただけますことを期待させていただきたいと思います。  国・府の事業の積極的な実施によるところの国庫、あるいは府の支出金は前年からは若干減ってはいるものの、55億2,000万円、歳入全体の17.5%を占めています。その多くは福祉部門でありますが、国・府の事業はできるだけ確保して市民生活に支障が出ないようにすべきであります。  また、基本的に事業の実施と財源の確保においては表裏一体のところでもありますが、職員数を減らし、事業を減らして市の財源の規模、いわゆるパイを小さくしていくことが本当によいことなのか。前置きとして必要な事業をという点においては当然議論が求められるところではありますが、本市の観光や産業の発展に寄与できると思われる事業は、少しでも可能性がある限り積極的に取り組むべきではないのか。私は中山市長のその積極的な姿勢において評価をいたしたいと思っております。  次に、歳出です。骨格型とはいえ、予算編成方針に沿った5つの柱を立てられ、この方針に基づいた歳出計画を示されております。新経済戦略プロジェクト100の事業、先ほども少し触れましたが、市税収入が前年より4,500万円増の見込みを立てられたことにおいて、市内企業の経営安定と成長を支援する100のアクションプランの中の事業が、本市の地域経済にとって地道に下支えし、少しずつでも効果をあらわせているのではないか。例えば、資金調達への支援としての商工業経営安定利子補給金ですとか、信用保証料補助金、市内企業や商店の安定的な経営には必要な事業であり、町の商店主の方からもとてもありがたいという声を聞いております。新たな事業の取り組み等への支援では、事業拡大や創業や起業への支援、また国内外の販路開拓等への支援など、たくさんの制度によって支援をしています。10年ぶりに市税増額の見込みを立てられた背景には、本市が府内に先駆けて制定した京丹後市商工業総合振興条例に基づく新経済戦略によって、本市の中核的な企業から小さな商店、店舗まで、経済の好循環を進めるための経済施策の成果があらわれているものと捉えております。  次に市債であります。市債の発行は24億8,000万円としています。これは、過去5年間をさかのぼってみましても、最も少ない発行金額であります。27年度比、約4億1,000万円の減で、27年度末の市債総額は約428億円の見込みとされ、合併時からは約40億円減少、28年度末では55億円の減少との見込み。また、実質的な負担という面で見ると、合併特例債などの交付税措置がある有利な起債を活用することにより、市債の実質的な負担額は初めて100億円を切り、97億2,000万円との見込み。合併時から比較するとおおむね半減、合併時に200億円余りあった実質的な借金が12年間で約半分の100億円に半減したというものでありますが、この状況は骨格型とはいうものの、評価に値するものであります。  次に基金です。一般会計では、合併特例措置逓減対策準備基金の現在見込み総額は33億5,000万円、28年度に5,000万円を積み立てて34億円の逓減対策準備基金となります。事業実施のため、財政調整基金からの繰り入れを6億5,000万円予定しており、一般会計基金の総額は86億6,000万円としています。逓減対策準備基金34億円を除くと、実質52億6,000万円、この額にはまちづくり夢基金と未来応援基金として、お二人から多額の御寄附をいただいた6億円が含まれており、感謝を申し上げる次第でありますが、前年比10年余りの減、地方交付税の逓減が始まっている中、やむを得ないところでありますが、28年度内での予算執行におきましては、今後十分に精査される中で交付税をしっかりと確保され、届かないかもしれませんが、基金を戻す、基金分を復元していただくよう一層の努力を求めたいと思います。  財務効果の面から少し申し上げます。市債の実質的な負担額は、合併時の約200億円から28年度では約100億円に減少。一方、基金は合併時、約30億円だったものが28年度では86億円以上、実質的には90億円になろうとしています。京丹後市においてこの12年の間に合わせて160億円もの財務効果をもたらしてきたということになります。もちろん、事業や企業の特別会計においては変動はありますが、基本的に市民の安心・安全や上下水道事業や病院事業など生活に身近な社会資本の整備は、私たちの生活に欠かすことのできないものとして市民の皆さんの理解を求めなければなりません。  中山市長は誰一人置き去りにしないという市政運営をしてこられました。介護や自殺予防など、支え合い助け合う福祉事業、保育所、学校、病院など整備事業、新火葬場、駅舎などの公共施設の整備事業、ブロードバンド事業、消防緊急無線デジタル化事業、次世代エネルギー事業など、これらの事業の推進には大きな、莫大な事業費がかかるわけですが、事業のための借金、合併特例による有利な借金、その返済。そして合併特例の逓減対策のための貯金に各種の基金としての貯金。これらを本当にバランスよく計画され、財政健全化判断指標においても、その基準を大きく下回っており、厳しい財政状況下である中でも、市長として良好な状態を維持する市政運営をされてきていることに大きな評価をさせていただくものであります。  以上、平成28年度一般会計予算に対しての賛成討論といたします。 ○(池田議長) まだ討論を予定されている方ありますか。ありませんか。  反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第38号について採決いたします。議案第38号 平成28年度京丹後市一般会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第38号は原案のとおり可決されました。  ここで午後1時15分まで休憩いたします。                 午後 0時13分 休憩                 午後 1時16分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第39号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第39号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第39号について採決いたします。議案第39号 平成28年度京丹後市国民健康保険事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第40号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第40号について採決いたします。議案第40号 平成28年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第40号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第41号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第41号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第41号、平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算について、反対の討論をします。  後期高齢者医療制度は年齢で区切って高齢者を別枠の医療保険に強制的に囲い込み、負担増と差別医療を押しつけるという問題のある制度だというふうに思います。1日も早く廃止をし、高齢者が安心して医療が受けられる制度に転換をすべきだというのが基本的な考え方です。  京丹後市では1万643人の方が被保険者となられて、全体の3.23%というふうになっています。28年度の2月に府の広域連合会議で決定された保険料率に基づく保険料は均等割で27年度に比べて740円、所得割では0.44%のアップということになっています。低所得者の軽減策はとられていますが、年金生活者が多い高齢者の生活を圧迫する重大な要因となっています。  また、保険料が払いたくても払えない方の実態として、27年度で保険料の半分を納めていないという方が34人リストアップをされ、納付相談をされた結果、1月現在で9人の方に短期保険証の発行がされているという実態があります。高齢者の医療抑制や病気の重症化につながるということを懸念します。現在、年金が減り続ける中で物価の高騰や消費税の引き上げ等で、多くの高齢者の暮らしは大変な状況にあります。安心して医療を受け続ける権利を保障することは広域連合の重要な責務で、国や府に対しても積極的な財政負担で保険料を引き下げることを申し述べまして、反対討論といたします。 ○(池田議長) 賛成の方。吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 14番、吉岡豊和です。議案第41号、平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算について、賛成討論を行います。  後期高齢者医療制度は平成20年4月に創設されて、ことしで9年目を迎え、高齢者の方にも認知されてきています。この制度は公費から5割、現役世代から約4割、残りの約1割が後期高齢者の保険料となっていて、世代間で負担を分かち合い、支え合う仕組みとなっています。28年度は2年ごとの改正の年となっていて、平成28、29年度の保険料改正で均等割額740円、所得割率9.17%から9.61%、0.44%のアップで、1人当たりの平均保険料額は1,816円、2.5%のアップとなっています。一方で、保険料の軽減策の拡大が行われていて、2割軽減策が軽減対象となる所得基準が47万円から48万円に、5割軽減策が26万円から26万5,000円に拡大されました。また、健康診査の対象も尿酸の検査項目が追加されるなど、充実が図られています。  現在の厳しい経済情勢の中で、高齢者の負担が増すことは大変心苦しいのですが、保険料改正については府の支援も受けながら値上げ幅を最大限に抑えたということ。保険料の軽減策の拡大、健康診査の項目追加策などが図られています。この制度が今後とも高齢者の医療保険として財政的に安定した持続可能な制度となることが必要であります。このことを思って賛成討論といたします。  以上です。 ○(池田議長) 反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第41号について採決いたします。議案第41号 平成28年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第41号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第42号について意見交換を行います。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第42号、平成28年度京丹後市介護保険事業特別会計予算について、意見を述べたいというふうに思います。  2014年6月に安倍自公政権が可決をした医療介護総合法というのは、多くの高齢者を介護サービスから除外をして、利用者に大きな負担増を押しつけるなど、公的介護保障を土台から切り崩す大改悪だというふうに考えています。  総合法は要支援1、2と認定されて介護サービスを受ける人の8割が利用するホームヘルパーによる訪問介護やデイサービスなどの通所介護を保険給付から外して市町村が実施する新総合事業に移行するというものです。京丹後市では来年の4月の全自治体実施に先駆けて本年度からスタートをするものですが、多くの不安や懸念が払拭できないままのスタートになるのではないかという危惧をいたします。  厚労省が示した新総合事業のガイドライン案というので3つ。1つは低廉な単価のサービスの利用の普及。2つ目が認定に至らない高齢者の増加。3つ目が自立の促進という、この3点で事業の効率化を自治体に求めています。市では今現在受けている方へのサービスは引き続き行えるという説明でした。
     懸念材料を4点述べたいというふうに思います。1点目は、市が計画をされている通所型サービスA、訪問型サービスAなど、新たな導入はヘルパーなど介護職によるサービスを非正規やボランティアなど、人件費の安い非専門職のサービスに置きかえていくという低廉な単価のサービスの利用普及につながっていくのではないかという懸念です。  2点目は、新制度では高齢者が市町村に介護サービスを申請し、チェックリストで要支援相当と判断した場合は要介護認定を省略して代替サービスに割り振ることが可能となって、保険制度上の要支援者という存在自体が減らされていくのではないか。つまり、認定に至らない高齢者の方がふえるというようなことにつながるのではないかというふうに懸念をします。  3つ目は、行政から目標達成、状況改善とみなされると、単価の低いサービスへの転換やサービスの終了が求められることになって、希望しない限り新総合事業サービスだけを利用する場合は要支援認定の更新はしないということになります。自立の促進とは介護サービスからの卒業推進になってしまうというふうなことを懸念いたします。  4点目は、国からの事業費ですが、新制度に移行する初年度はバッファーとして前年度実績の10%までの上限を認めていますが、徐々に減らしてきて、最終的には現行制度のままであるならば、毎年五、六%のペースで伸びていく要支援者サービスの給付費の自然増を後期高齢者の人口の伸び率である3から4%に押さえ込んでいって、市の負担が上限を超えても国庫補助は出さないということが昨年の6月に参議院の厚労省の委員会の中でも明言をされています。そうなると、自治体は一般財源から持ち出しをするか、先ほど述べた3つの手法で利用料の負担をふやすと、あらゆる給付抑制策を総動員せざるを得なくなるというようなことになるのではないかと。そういうことによって、結局市民にしわ寄せが行くのではないかということを懸念します。  このような総合事業の実施ではなくて、介護医療、福祉制度の抜本的な再建や充実、介護保険の国庫負担割合の引き上げなどとあわせてサービスの取り上げをやめて、利用料や保険料減免など、必要な介護がしっかりと保障される制度への改革が必要だというふうに考えます。  以上、よりよい介護サービスが受けられるということに改善ができるようにということで、意見を述べさせていただきます。 ○(池田議長) ほかに意見のある方ありませんか。これで意見交換を終了します。  次に、議案第42号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第42号について採決いたします。議案第42号 平成28年度京丹後市介護保険事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第42号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第43号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第43号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第43号について採決いたします。議案第43号 平成28年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第43号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第44号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第44号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第44号について採決いたします。議案第44号 平成28年度京丹後市簡易水道事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第44号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第45号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第45号について採決いたします。議案第45号 平成28年度京丹後市集落排水事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第46号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第46号について採決いたします。議案第46号 平成28年度京丹後市公共下水道事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第46号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第47号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第47号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第47号について採決いたします。議案第47号 平成28年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第47号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第48号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第48号について討論を行います。反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第48号、平成28年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算について、反対討論を行います。  当初は300人から400人の新たな雇用が期待できるとして、平成22年に完成をした森本工業団地。ようやく3区画、4区画への地元企業の進出が決まり、期待されているところです。しかし、大部分の用地、83%の用地がずっと調整中となっており、政治的責任が問われています。  予算では不動産貸付収入が318万円あるものの、一般会計からの繰入金が1億8,390万円に上っています。工業用地の造成にかかわる借金返済とその利息分を繰り入れるものです。これまでの返済と利息を合わせて、13億2,816万円にも上っています。加えて、工業用地造成以外にも工業団地にかかわる道路や水道などの整備にかかわる返済金もあります。市の財政状況が厳しい中で、この繰入金は市政を圧迫し、あらゆる面で市民への負担につながっています。いつまでも調整中とするのではなく、一刻も早く工業団地の分譲活用がなされることを求めて反対討論といたします。 ○(池田議長) 賛成の方。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第48号について採決いたします。議案第48号 平成28年度京丹後市工業用地造成事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、議案第48号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第49号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第49号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第49号について採決いたします。議案第49号 平成28年度京丹後市宅地造成事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第49号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第50号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第50号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第50号について採決いたします。議案第50号 平成28年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第50号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第51号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第51号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第51号について採決いたします。議案第51号 平成28年度京丹後市峰山財産区特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第51号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第52号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第52号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第52号について採決いたします。議案第52号 平成28年度京丹後市五箇財産区特別会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第52号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第53号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第53号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第53号について採決いたします。議案第53号 平成28年度京丹後市水道事業会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第53号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第54号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  次に、議案第54号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第54号について採決いたします。議案第54号 平成28年度京丹後市病院事業会計予算、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第54号は原案のとおり可決されました。  ただいま市長から議案第65号 京丹後市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてが提出されました。この際、これを日程に追加し、追加議事日程(第6号の追加2)として議題にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、議案第65号を日程に追加し、追加議事日程(第6号の追加2)として議題とすることに決定しました。  ここで追加議事日程及び議案配布のため、暫時休憩いたします。                 午後 1時39分 休憩                 午後 1時40分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程追加 議案第65号 京丹後市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例の一部改正についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。中山市長。 ○(中山市長) 御説明を申し上げます。
     本件につきましては、12月の定例会におきまして御議決をいただきました市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例につきまして、改正後の運賃表の一部に誤りがあることが、このほど判明をした次第でございます。この改正条例、来る4月1日から施行でございまして、施工日までに訂正、改正を行う必要があるため、提案を申し上げる次第でございます。条例の別表に運賃があるわけでありますが、ここに誤りがあり、これを直すものでございます。  じくじたる話でございますが、どうぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  経過等につきましては、担当部長から御説明いたします。 ○(池田議長) 企画総務部長。 ○(木村企画総務部長) では、議案第65号の提案の経過及び改正の内容につきまして御説明申し上げます。まず、議案に添付しております別紙資料をごらんください。  これは昨年12月定例会で可決していただきました議案第200号、市営バス停留場の増設を主にした条例改正でありますが、その抜粋でございます。3ページの改正文中、②の(誤り)というふうになっておりますが、その運賃表、これは停留場増設に伴う運賃表の改正ですが、その一部に実に初歩的な誤り、表記のミスが生じまして、改正の必要がない部分も含めて改正をされておりました。  ミスの原因ですが、その資料の5ページの新旧対照表の現行という、上段の左上の①誤りですが、これを作成する際に、普通はデータで作成するのですが、このデータがないものですので、ワードという文書作成ソフトで新たに表を作成したところ、このときにたくさん運賃表がありましたので、誤って別の運賃表をコピーして作成してしまい、それが新旧対照表の現行の正式なデータとして一人歩きしてしまったことにあります。  この誤りによりまして、その上の横ですが、改正後の欄の表データ②の(誤り)というふうになっていますが、さらには四角の3ページの改正分の表データ、②の誤りとなっていますが、それに影響してしまいました。表全体を改めている部分ですので、改正とは関係のない箇所も含めて改正されてしまいました。  先週の3月18日金曜日の夜にバスの運行委託事業者から担当課に問い合わせがありまして、誤りに初めて気づいたものであります。  この改正条例はことしの4月1日から施行となっていたため、早急に対処すべく、連休明けの3月22日に近畿運輸局の京都運輸支局に協議しましたところ、地域公共交通会議の書面議決等を経れば、申請の変更は可能とのことであったため、至急に同会議の書面議決を求めましたところ、昨日、3月24日中に御同意と言いますか、御承認をいただいたため、また利用者の方々に御迷惑をおかけしないよう今議会での承認をいただきたく、本日改正条例の一部改正を提案させていただくこととしたものであります。  今回の改正の内容は、資料5ページの資料5の②の正のとおりであります。  なお、地元区民等への周知につきましては、これまでは主に停留場の増設についてお知らせしておりましたが、お間違えのないように改めて新運賃表についてお知らせしたいと考えております。  なお、こういった条例の改正等に当たりましては、当然ながらまず原課、担当課で十分にチェックをして起案することとはなっておりますが、製版までには例規審査委員会ですとか、文書決裁等で多くの者が何重にもチェックはしていたものの、結果的にミスが生じてしまいました。  また、12月の上程議案では総務常任委員会付託議案でもあり、信頼の上に御審議いただいたにもかかわらず、大変御迷惑をおかけする結果ともなり、深くおわび申し上げますとともに、施行日までの改正につきまして、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○(池田議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。ありませんか。これで議案第65号の質疑を終結します。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議案第65号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第65号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第65号について採決いたします。議案第65号 京丹後市営バス運行事業に関する条例の一部を改正する条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 ○(池田議長) 日程第31 平成27年陳情第23号 米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲを議題といたします。本陳情については基地対策特別委員会を付託しておりますので、これから基地対策特別委員長の報告を求めます。基地対策特別委員長。                                  平成28年2月23日 京丹後市議会   議長 三 崎 政 直 様                               基地対策特別委員会                                  委員長 吉 岡 和 信     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第144条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    平成27年陳情第23号 米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲ     趣旨採択すべきものと決定した。 2.審査の経過     平成27年12月16日   継続審査の決定     平成28年 1月21日   参考人招致の決定、大村副市長、所管課長から説明の聴取     平成28年 2月 8日   参考人から説明の聴取     平成28年 2月23日   意見交換及び審査のまとめ並びに決定 ○(藤田基地対策特別委員長) 委員会審査報告書。本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第144条の規定により報告します。  1.付託事件及び決定。平成27年陳情第23号、米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲ、趣旨採択すべきものと決定した。  2.審査の経過。平成27年12月16日、継続審査の決定。平成28年1月21日、参考人招致の決定、大村副市長、所管課長から説明の聴取。平成28年2月8日、参考人から説明の聴取。平成28年2月23日、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  3.審査の概要。審査内容の報告として、大村副市長及び関係職員、参考人への説明聴取、質疑意見交換並びに討論を紹介させていだたきます。  初めに、平成27年12月16日に開催した第20回基地対策特別委員会では、12月8日に行われた第6回安心・安全対策連絡会議における議題、基地運用開始後の現状について、大村副市長、岩崎基地対策室長に出席を求め、報告及び質疑を行いました。その上で継続審査の決定を行っております。  次に、1月21日に開催した基地対策特別委員会では、改めて大村副市長、岩崎基地対策室長に出席を求め、さきに行った第6回安心・安全対策連絡会議の概要報告から陳情に係る事案について質疑を行いました。その内容を紹介します。  まず、大村副市長から12月25日に網野町の国道で発生した交通事故について詳しく報告を受けております。12月28日に事故内容の確認も含めて、市長から司令官へ事実関係の報告を求めていること。司令官からは捜査には進んで協力するという回答があったこと。また、同日、防衛局が事故の相手方を訪問して状況を聴取している。以降、警察により現場検証など、両当事者の事情聴取が行われているとのことでした。米側からは発生時の状況について、12月25日にレイセオン社従業員が網野町網野地内の国道を走行中、青信号を確認の上、交差点に進入したところ、相手方車両が右から進入し、衝突事故が発生した。相手方、日本人も青信号を主張。その場では両当事者間は情報交換で終わり、後日、現場検証が行われたとのことでありました。  報道では事故時に身分を隠したとなっているが、軍人かと尋ねられたが、自身は軍属であるため違うと答えたことが身分を隠したと相手方が理解されたのではないかとのこと。軍関係者についてはヘルプカードが配付されているが、所持していたが見せていなかったとのことでした。ヘルプカードには勤務先も記載されており、今後、提示するよう周知するとのことでした。  保険加入については、Yナンバー購入の際の証明になっている。安全講習会については第2回交通安全講習会を受講しており、軍でもキャンプ座間で運転マナーの講習を受けなければ免許がおりない仕組みになっているとの報告でした。以上の報告を受け、質疑に入りました。  それでは陳情項目に係る部分についてのみ、主な質疑を紹介します。  問い、事故時の市や警察の対応について不安を持つ市民がいるが、どうか。答え、事故については防衛にきちんとしてくださいということを市長から伝えており、向こうもしっかり対応するとの回答でした。警察の対応については、捜査中ということでお話しいただけないという事情を理解してほしいとの答弁でした。  問い、島津区民の不安に対して説明会を開く用意はあるか。答え、相当数の車が市内を走り回っているという状況から区長から求められれば伝えたいと思っているが、特に不安があるとは聞いていない。  問い、Yナンバー取得には任意保険の加入は義務づけられているのか。答え、そのように認識している。保険については加入を確認した。  問い、今回の交通事故は公務外で捜査権は日本側にあり、通常の事故の扱いと変わりはないか。答え、通常の扱いと確認している。  問い、事故の補償については通常の交通事故の処理と何ら変わりはないか。答え、保険会社同士でされるということを聞いている。  問い、市は安全・安心確保のための10項目の条件を出している立場からして、事と場合によれば事故処理への要請等もしていくことも必要ではないか。答え、防衛には市長からしっかり対応してほしいと要請し、防衛からもしっかりやりますとの回答を得ている。過去の人身事故ではきちんと対応されているが、必要があれば市からも要請はしていかなければならないと思っている。  問い、警察との情報交換は必要だが、どうか。答え、警察との関係では事故を一々報告しないということと一緒で、なかなか言っていただけないというのが実態だ。  問い、居住地である島津からバスでの通勤は守られているのか。答え、実際、現場を見て確認している。約束事項であり、守られないということはあり得ないと思っている。  問い、キャンプ座間での講習内容を本市でも再度全員にさせるということだが、丹後で行っている講習会では不十分ということか。答え、キャンプ座間で使用されている資料を取り寄せて見直させるということとあわせて講習会も再度行うということであり、足らなかったというものではない。  問い、市民が不利益をこうむらないよう市独自の制度を設けている実態があるのか。また、日米地位協定の改定により、基地の環境調査に関連して立ち入ることが可能になるが、これまでに立ち入らなければわからないということがあったのか。答え、補償制度を自治体で持っているところはない。かなり難しいのかなと思っている。また、基地立ち入りについて環境補足協定により、環境に影響を及ぼす事故が現に発生した場合、立ち入り手続がとれると一定の条件が決められているが、本市では発生していない。火災時の援助協定を米軍と結んでおり、火災時への対応のため消防本部が現地に立ち入って確認もしている。  以上が大村副市長、岩崎基地対策室長への質疑の内容であります。  次に、参考人への説明聴取、質疑を紹介させていただきます。まず、趣旨説明でありますが、同会から出された過去二度の米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅰ及びⅡの陳情内容と共通する住民への安心・安全に対する9項目の具体的な措置を上げ、防衛省、米軍及び京都府警並びに市に対し、その実現を強く求め、基地受け入れの前提である市民の安心・安全の確保の具体化の実現に本会議が責任を果たすよう求めているものであります。今回は軍属の一部ではあるが、居住地が定まったことから派生している通勤に係る事案。また、市内で発生した交通事故にも関連しての補償制度への取り組みなど、基地運用後に生じているさまざまな事案に対応する9項目についての訴えであり、それらへの解決に向けた取り組みを本議会に強く要望しているものであります。  主な質疑を紹介します。問い、米軍基地建設1期工事では工事変更が十分に周知されず、住民の安心・安全が守られていないということで、2期工事に当たり安全協定を求めているのか。また、説明会の実施を求めているのか。答え、そのとおりです。工事を祝日や日曜日に行うことについて尾和・袖志区に了解を得ているだけで、宇川全体ではない。説明会は中浜の事故なども受けて、地域を挙げて必要なところへきている。ぜひとも実現してほしい。  問い、市独自の救済のための制度の確立を求めているが、何か考えているのか。他の自治体で取り組んでいるところはあるのか。答え、具体的な救済措置を考えるのが市ではないか。十分な補償がなされない場合に対応するために基金をつくり、支援ができないかということを以前に提案した。手続的に難しいかもしれないが、そういうことでもしないと本当に救われない市民が出てくる。全国の自治体で救済制度を設けているところはないと聞いている。  問い、電磁波等の調査は区長も立ち会い、漁協も協力して行っている調査だと聞いているが、区長や漁協の考えは聞いているのか。答え、直接漁協や区長に話を聞いたことはない。ただし、当初、中浜漁協では複数カ所をはかるというようなことを言っていた。それがいつの間に1カ所になったのかという思いは持っている。  問い、事故について情報を市民に周知徹底させるシステム構築を求めているが、どのようなイメージか。答え、重要な事故は生命、所属、身分、わナンバーかYナンバーか、公務中か公務外か等を市のホームページで上げてほしい。3日以内に情報が得られるという形は難しいことではない。  以上が参考人への主な質疑でした。  最後に、意見交換、討論、採決について御報告いたします。  初めに意見交換を御紹介します。基地対策特別委員会の最大の任務は、市民の安心・安全のために役割を果たすということが重要な任務だ。この陳情が出された以降、網野地内における交通事故、宇川におけるフェンス下に落ちた事故は、市民の安心・安全面での不安を大きくしている。既に解決している問題もあるし、議論をされている問題もある。新たに出されているこの9項目の内容で趣旨採択できるものがあれば、それはしていくということを基本に考えてはどうか。  9項目の一つ一つの項目について、この項目については認められないとか、この項目は少し無理というものも幾つかある。7項目めの基地本部と直接対話、あるいは交渉できる場をつくることを求めているが、米軍の基地本部は座間であり、座間本部と市が直接交渉するというのは現実的ではないということから難しいと思う。ただし、8項目めの市民に不利益をこうむることがないようにするというのは議会として当然の責務であり、これは拒むものでもない。立場を超えて一致できると思う。一方、制度として確立することができるかということは非常に難しいのではないかと思う。  以上が意見交換の中身であります。これらの内容から趣旨採択に諮ってはとの委員長からの提案に対し異議が出されなかったため、趣旨採択についての討論、採決を行いました。  討論を行いましたが、反対討論はなく、賛成討論を紹介します。9つの項目のうち、どうしてもこれは認められないというものが含まれているのでは採択には至らない。しかし、8項目めの市民が不利益をこうむらない何らかの措置を今後も検討していかなければならないと考えます。例えば交通事故でドライブレコーダーが非常に有効である。また、事件あるいは交通事故の対応に細かいマニュアルを市が整備してはどうかという金銭面以外の取り組みを市ができる余地がまだあるのではないか。金銭面の賠償については盛り込む考えはないが、それ以外のソフト的な対策、例えば市の電話対策等々ということであれば、市民が不利益をこうむらないような取り組みとしては、これは認められるものではないかということから趣旨採択に賛成である。  討論終了後、採決を行い、全員賛成で趣旨採択すべきものと決定しました。  以上で基地対策特別委員会に付託された平成27年陳情第23号、米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲの委員長報告を終わらせていただきます。 ○(池田議長) 報告が終わりましたので、これから質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。基地対策特別委員長、御苦労さまでした。  これから平成27年陳情第23号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから平成27年陳情第23号について討論を行います。趣旨採択に反対の方。趣旨採択に賛成の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。平成27年陳情第23号、米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲについて、賛成討論を行います。  昨年12月25日に網野町で起きた米軍属と青年の交通事故は、軍属は赤信号だったとの目撃証言があっても五分五分で示談せざるを得ませんでした。結果的に、市民への一方的な不利益であり、泣き寝入りではないでしょうか。そこに至るまでの京丹後市、防衛省、警察などの対応が不十分だったと言わざるを得ません。私は一般質問で市の対応をただしましたが、答弁では目撃情報や示談などの事実関係はつかんでいないために答えられないというものでした。陳情の8項目めにある、市として米軍属がかかわる事件、事故等が発生した場合に、市民が不利益をこうむることのないよう何らかの施策を求めるものです。今回の事故からも陳情の趣旨に沿った対策が必要であり、急がれることを申し上げ、賛成討論といたします。 ○(池田議長) 次に、趣旨採択反対の方。趣旨採択に賛成の方。松本経一議員。 ○9番(松本経一議員) 9番、松本です。米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲの趣旨採択に賛成の立場で討論をいたします。  陳情項目全てに全面的に賛同して、これを採択するということはできません。幾つかの項目については実現性に困難な事項が含まれるからであります。例えば陳情項目の7つ目にあります、米軍の基地本部と市が直接交渉できる場の設置です。ここで言われる基地本部とは、神奈川県座間市の在日米陸軍司令部を指すと思われますが、日米安全保障条約に基づいて日本に駐留する米軍の問題については、自治体と米軍が直接交渉するのではなく、外交や国防の問題として基本的には日米両政府間で取り扱われるものと理解しています。  一方、日本の一部自治体が、いわゆる自治体外交として直接米国側の関係機関などに対して要請や交渉を行った例はあるということは承知しております。例えばNLPと呼ばれる夜間陸上発着訓練の航空機能の訓練の騒音問題などについて、このような対策を行われた自治体がありますが、京丹後市の状況を考えたとき、米軍経ヶ岬通信所においては、当初、発電機能、騒音問題がありました。しかし、これについては関西電力の商用電力の引き込みも実現する見込みであり、国を飛び越えて自治体外交を求めることについては、これは実現は難しいと言わざるを得ません。  この陳情項目の実現性について、このようにその実現性に難しいものも含まれますが、しかしながら陳情項目の8つ目にあります、米軍人、また軍属がかかわる事件、事故等が発生した場合に市民が不利益をこうむることがない対策、これについては市が独自の何らかの対策を講ずる余地はあるのではないかと思います。いわゆる金銭的な補償をするということについては、これは大変困難だと言わざるを得ません。しかし、金銭的な補償ではなく、例えば相談、あるいは通報、その他のソフト的な仕組みや対策はまだまだ市として検討する余地はあり得る。このようなことを考えますと、今回の陳情は全体的には市民の安全や安心を願うという、そういう心情、または事情があるということをしんしゃくいたしまして、この陳情には趣旨採択することが望ましいと考えております。  以上で、趣旨採択について賛成の討論といたします。 ○(池田議長) 次に趣旨採択に反対の方。趣旨採択に賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、平成27年陳情第23号について採決いたします。平成27年陳情第23号 米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書Ⅲ、本陳情に対する基地対策特別委員長の報告は趣旨採択すべきものであります。委員長報告のとおり賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、平成27年陳情第23号は趣旨採択することに決定しました。 ○(池田議長) 日程第32 陳情第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情を議題といたします。  本陳情につきましては、総務常任委員会に付託してありますので、これから総務常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長。                                   平成28年3月8日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様
                                  総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第144条の規定により報告します。                      記 1.付託事件及び決定    陳情第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情     不採択すべきものと決定した 2.審査の経過      2月25日   参考人招致の決定      3月 7日   参考人から説明の聴取及び意見交換、審査のまとめ並びに決定 ○(松本聖司総務常任委員長) それでは、総務常任委員会に付託されました議案について、審査の結果を会議規則第144条の規定により報告いたします。  1.付託事件及び決定。陳情第3号、TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情、不採択すべきものと決定いたしました。  2.審査の経過。2月25日、陳情者の参考人招致の決定。3月7日に参考人から説明の聴取、審査のまとめ並びに決定を行いました。  3.審査の概要。陳情内容については、TPP協定の関係文書について十分精査する時間がないこと。日米の批准がなければ成立しないのに、米国の批准については11月の大統領議員選挙後と予測されるのに、日本だけ今国会中に成立を目指すのは拙速である。また、重要5品目の3割、そのほかの農産物で98%関税撤廃を合意しており、その上5品目についても7年後に関税撤廃の再協議が義務づけられており、この地域の農業は立ち行かないし、農業以外でも日米二国間協議において、主権放棄に等しいことに踏み込んでいる。よって、国会決議に違反するTPP協定の批准を行わない旨の意見書を政府関係機関に提出してほしいとの内容であります。  質疑について報告いたします。問い、今回の交渉経過を見るとアメリカは工業製品の関税撤廃に反対しており、日本は農業分野で反対が多く出ている。まさに日本とアメリカは真逆の構図があると思うが、そのあたりについてはどう考えるか。答え、日本は食料自給率が4割で外国産が6割ということだが、ほかの12カ国と比べると特異な食料輸入大国であり、農業分野の影響が大きい。特に遺伝子組み換えについては、農産物だけでなく魚や肉製品も心配している。それ以外にも医療分野、ISDS条項もあり、日本の主権にかかわる問題であり、農業だけの問題でないと考えている。  問い、農業の生き残りを考えるなら、TPP協定の批准問題より、農家や農業団体が食べられるような政策が大切であり、具体的には個別所得補償の充実こそが必要と考えるが。答え、食料の自給率を上げることが国の主権を維持する上でも大きな意味を持つので、国民の食料を補う農業政策が必要である。食料を確保できない国は本当の意味で独立国ではない。また、日本とアメリカの法制度は大きく異なり、日本の場合は国内法より国際条約のほうが優位性がある面もある。その意味で、今回のTPP協定は日本の主権を侵しかねない。  問い、請願の趣旨が十分に理解できない。重要5品目における国会決議に違反してるので、協定の批准をするなということなのか。それともTPP協定そのものに反対という立場なのか釈然としないが。答え、一言で言うと、今回の協定が国の主権を侵害するおそれがある。もう一つは、日本の農業を破壊するおそれがあるので、今回の陳情となっている。  問い、日本の主権放棄になりかねないとの説明だが、どのようなことがあるのか。答え、例えば遺伝子組み換え農産物の表示については、私たちはそのことを知り選択する権利があると考えているが、アメリカの食品安全委員会においては、そのような表示自体が公平な競争を阻害するとの見解があると聞いている。結果として、消費者の選択する権利を奪われかねないと危惧する。  問い、TPP協定が日本の農業を滅ぼしかねないということだが、メリットについてはどのように考えているのか。答え、マスコミでは自動車等の工業製品の輸出増が取り上げられているが、農産物以外の関税はほとんどないような状況であり、農業分野、医療、労働分野、ISDS条項等を総合的に考えると、日本にメリットはない。政府は14兆円の経済効果があると言っているが、検証が必要である。  意見交換について。協定の批准は地域農業の崩壊とのことだが、世界の中で自国の農業を保護するためにそれ相応の支援をすることは当然である。逆に言えば、日本の農業における支援が余りにも乏しく、TPP協定云々ではなく支援や補助拡大の方向で要望されることが大切であると考える。  2つ目です。重要農産品5品目については政府も積極的な支援に動いていると理解している。また、陳情趣旨の最後にある主権放棄に等しい。国会決議に違反していると言っているが、そのようなことは当然ながらないと認識している。  3つ目。輸出に対するメリットが全くないというニュアンスの発言があったが、事実はそうではないと理解している。例えば自動車や自動車部品の輸出だけ見ても、大きな利益がある。また、日本の法律より国際法が上位との発言があり、そのことにより主権が侵害されるとの趣旨と思うが、法治国家として、主権国家として日本の憲法や法律の中で判断すべきことであるのは当然である。  討論について。反対2人、賛成1人ありました。反対討論について。農業分野に特化した今回の陳情については、生産者の立場に立てば理解できる部分もある。しかしながら、日本全体の国益という観点から見れば、農業については個別所得補償あるいは別の観点での補助等により、国内農業の持続性や自給率の問題についても方策は可能であると思う。日本は戦後一貫して貿易立国として今日の発展を築いてきており、貿易の自由化、関税の撤廃は基本的な方向だと理解しており、賛成できない。  賛成討論。今回の陳情については、日本の主権を侵害しかねないので、参加については反対する。  2つ目は、批准によって小規模の農家や家族経営農家が経営に大きな打撃を受けるので反対であるとの趣旨は理解できるところである。また、食料自給率の向上が日本として大きな課題であるのに、今回のTPP協定批准により、さらなる低下を招くことに大いに不安がある。国土が外国と比べ狭く、中山間地域が非常に多いことを考えれば、農産物の国際競争には無理がある。よって、日本独自の農業政策が必要であり、農産品の関税撤廃につながる協定批准反対は理解できる。  採決について。陳情第3号については賛成少数で不採択すべきものと決定しました。  以上です。 ○(池田議長) これから総務常任委員長の報告に対する質疑を行います。平林議員。 ○21番(平林議員) 21番、平林です。御苦労さまでした。陳情の審査において、陳情者からの聞き取りは行われていますね。では、陳情の趣旨の中でいろいろ書かれているようなこと、京丹後市内において、特に先ほどから報告では農業のことが出ていたのですが、そういった影響についての調査なりがなされなかったのかどうかというあたりについて、委員会の中での審査の内容についてお尋ねをいたします。 ○(池田議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) よその事例、たしか新潟県の話が少しあったと思いますが、私どもの委員会の中で、特に農業分野についての影響について、受ける段階での話でもあるのですが、全体での中でどうであるのかということで、農業分野でということであれば、本来、私どもが受けることではないのではというようなこともあって、特に委員の皆さんからそのことの審査を深めましょうというような話は出ておりません。 ○(池田議長) ほかありませんか。これで陳情第3号の質疑を終結します。総務常任委員長、御苦労さまでした。  これから、陳情第3号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから、陳情第3号について討論を行います。陳情に賛成の方、田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。陳情第3号、TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情について、賛成討論を行います。  政府が2月に署名したTPPは、全面的な関税撤廃に進んでいく仕組みが組み込まれたもので、国民生活に密接にかかわる分野で、国民の利益と経済主権をアメリカや多国籍企業に売り渡すものです。中山間地の京丹後の農業にとって壊滅的な打撃を受けるものです。2013年の国会決議では、米、麦、牛肉、豚肉、乳製品、甘味資源作物などの農林水産物の主要品目について、除外または再協議の対象とすることを政府に求めていますが、協定では農林水産物で81%、重要5品目でも30%もの関税撤廃を受け入れています。政府はTPPに除外という言葉はないと認めています。除外規定がないということは、関税に関して全ての見直しの対象になるということであり、後戻りのできない関税撤廃に突き進む協定だということであり、明らかに国会決議違反です。そのことは米国通商代表部の管轄下にある貿易のための農業政策諮問委員会の報告が、我々はどの物品も除外されなかったことに留意し、TPPの適用範囲を称賛すると喜びの声を上げていることからも明らかです。  JA農業協同組合長のアンケートでも、92%が国会決議を守れていないと答えており、決議違反は明らかです。政府は2013年に出した試算では、農林水産物の生産減少額を3.2兆円としていたのに、今回は1,300億円から2,100億円と大幅に減少しています。別枠で7万トン以上入ってくる米の生産減少額がゼロ。安い輸入品が入ってくる牛肉の生産減少率がゼロ。また、輸入牛肉や輸入豚肉の調整品が影響試算に含まれていません。また、政府が影響試算の対象とした農産物は19品目。算出総額約5兆873億円だけで、それ以外の農産物3兆4,875億円の算出総額になりますが、その生産減少額は試算していません。  こんなでたらめなTPP協定を批准することは許されません。日本の農業をしっかり守り、食料自給率を引き上げる道にこそ、京丹後の農業、農村を守ることができることを申し上げ、賛成討論といたします。 ○(池田議長) 次に陳情に反対の方。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。私は陳情第3号、TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情について反対の討論をいたします。  TPP協定の批准は地域農業の崩壊を招くとのことですが、世界の流れは自国の農業を保護するために、それ相応の支援をすることは当然であり、国においても支援補助の拡大の方向へ進んでおります。日本の農業の支援、補助が脆弱であることについては問題があるかもしれませんが、今後は支援、補助を拡大の方向へ進むことが肝要であると考えております。  陳情趣旨には主権放棄に等しい、国会決議に違反しているということでありますが、そのようなことはないと認識しております。輸出に対するメリットが全くないとのニュアンスの発言もありましたが、事実はそうではなく、工業関連輸出については日本の経済の柱であり、主翼を担っていると考えております。国際法が日本の法律より上位であるとの発言は、法治国家としては、主権国家としては、憲法や法律の中で判断すべきことであることは当然であり、以上の点をもって反対討論といたします。 ○(池田議長) 次に陳情に賛成の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。陳情第3号、TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情に、賛成の立場で討論をします。  賛成の理由は大きく2点です。1点目は、日本だけが拙速に批准する必要はないという点です。TPP協定の締結国は斬新的に関税を撤廃する、関税の撤廃時期の繰り上げについて検討するため協議をするという条項が入っています。これは関税撤廃を加速する仕組みで、一旦批准をしてしまえば、もう後戻りはできないという関税撤廃への道をひた進むという意味です。アメリカでは主要な大統領候補がそろってTPPに反対をしています。なのに、なぜ日本は慌てて今国会でのTPP承認案と関連一括法案を通そうとしているのか。しかも、これは国会決議にも自民党の選挙公約にも反しているというふうに思います。拙速に批准することでアメリカに足元を見られるようなことにもつながるのではないかというふうにも考えます。この批准によって農林水産業だけではなく、医療や食の安全、雇用などのルールが壊されるなど、いろいろな大きな影響が出るというふうに考えています。  賛成理由の2点目は、競争ではなく、まず自国の食料自給率を上げることが大事だというふうに思っているからです。農業は食料の安全保障、生命維持の産業です。日本の自給率はカロリーベースで39%、これをどう上げていくのか。今大切なことは、まず国内の生産をふやして、国内で生産したものをしっかりと食べてもらって自給率を上げるということだというふうに考えます。その上で余るから輸出に回すというのならわかります。しかし、政府は攻めの農業ということで、TPPで国境を越えた競争原理を導入しようとしています。格段に国土が広く生産量が多いアメリカやオーストラリアなどの農家に日本は本当に太刀打ちができるのでしょうか。競争では勝ち組と負け組が生まれます。自給率の低い日本がさらに多くの負け組を産んで生産力を失うことになってよいのか。これは、かつて外国産の生糸や材木等の輸入で国内産業が大きく衰退したことからも、結果は火を見るより明らかではないでしょうか。同じ轍を踏んではいけないというふうに考えます。それだけではなく、農家は治水を初め、国土の保全の役割も大きく果たしています。その大切な役割を競争で失うことになっていいはずがないというふうに思います。農業は国策で守るべきです。アメリカ等の先進国はそうしています。  以上の理由でこのTPPの批准はすべきでない、この陳情に賛成をするものです。 ○(池田議長) 次に陳情に反対の方。陳情に賛成の方。陳情に反対の方。これで討論を終了します。  それでは、陳情第3号について採決いたします。陳情第3号 TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情、本陳情に対する総務常任委員長の報告は不採択すべきものであります。陳情第3号を採択することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 少 数) ○(池田議長) 起立少数です。  したがって、陳情第3号は不採択することに決定しました。  ここで2時50分まで休憩します。                 午後 2時34分 休憩                 午後 2時52分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第33 議第1号 京丹後市議会基本条例の一部改正についてから 日程第38 議第6号 京丹後「食の王国」のまちづくり宣言に関する決議のまでの6議案を一括議題といたします。提出者から順次、提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。 議第1号    京丹後市議会基本条例の一部改正について    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (提案理由)  議会基本条例第21条の規定による検証の結果、所要の改正を行うものである。 (別記)    京丹後市議会基本条例の一部を改正する条例  京丹後市議会基本条例(平成19年京丹後市条例第55号)の一部を次のように改正する。  第2条第1項中「議決機関」を「議員で構成する議事機関」に改める。  第5条第4項を次のように改める。 4 議会は、請願(陳情において内容が請願に適合するものを含む。)の審議において必要があると認める場合は、請願者の説明、意見を聴く機会を設けるものとする。   附則  この条例は、平成28年4月1日から施行する。 議第2号    京丹後市議会会議規則の一部改正について    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (提案理由)  議会基本条例の一部改正に伴い、所要の改正を行うものである。 (別記)    京丹後市議会基本条例の一部を改正する規則  京丹後市議会会議規則(平成16年京丹後市議会規則第1号)の一部を次のように改正する。  第144条中「議長は、」を削り、「その内容が請願に適合する」を「議長が必要と認める」に改める。   附則  この規則は、平成28年4月1日から施行する。 議第3号
       京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (提案理由)  議員報酬の支給に関して所要の改正を行うものである。 (別記)    京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例(平成16年京丹後市条例第64号)の一部を次のように改正する。  第3条第1項中「(異動後の議員報酬の額が異動前の議員報酬の額を下回ることとなるときは、その翌月)」を削る。   附則  この条例は、平成28年4月1日から施行する。 議第4号    京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (提案理由)  政務活動費の交付に関して所要の改正を行うものである。 (別記)    京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例  京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例(平成27年京丹後市条例第25号)の一部を次のように改正する。  第9条中「前条第3項」の次に「及び第4項」を、「議長」の次に「又は副議長」を加える。  第12条中「前条の規定による通知のあった交付確定の日」を「請求のあった日」に改める。  第14条第1項中「期限の翌日」を「日の属する年度の翌年度の4月1日」に改める。   附則  この条例は、公布の日から施行する。 議第5号    無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出について    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (別記)    無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書  地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取り組みを計画的かつ円滑に進めることはとても重要である。  しかしながら欧米やアジアの主要都市と比較して我が国の無電柱化割合は低く、近年の異常気象等の災害による電柱倒壊に伴う救援援助等への影響や、痛ましい通学児童の交通事故、急激なインバウンド効果による海外観光客の増加などから、無電柱化に対する地域の要望は強くなっている。  ついては、無電柱化の推進に関し、基本理念や責務、推進計画の策定等を定めることにより、施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。    平成28年3月 日                  様                                  京都府京丹後市議会 議第6号    京丹後『食の王国』のまちづくり宣言に関する決議    上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。   京丹後市議会議長 池 田 惠 一 様   平成28年3月25日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  吉 岡 和 信 (別記)    京丹後『食の王国』のまちづくり宣言に関する決議  京丹後市は、大陸から、稲作・農耕・鉄製品の加工・機織り・酒造り・医薬などの技術がもたらされ、様々な伝説・民話、多くの古墳、水晶工房・製鉄所遺跡等、古代から人の営みがあり、丹後国として繁栄してきた地域であります。  また、風光明媚で豊かな自然に育まれ、山にはワサビ、フキ、キノコ、田畑には京丹後米、大根、カブラ、メロン、京たんご梨、海には間人ガニ、久美浜カキをはじめとした魚介、ワカメなどの豊富な食材に恵まれ、食文化が息づくまさに食の王国と言えます。  私たちは、安心・安全で新鮮なおいしい食材を作り、食べ、そのおいしさを国内外の人々に自信を持って情報発信するとともに、次世代の子どもたちにも地元食材への関心を深め、そのおいしさや素晴らしさを伝えていく必要があります。  さらに、学校・家庭・地域における食育の推進、食生活の改善など市民とともに幅広い取り組みを展開し、人と地域のつながりを深めます。  京丹後の自然、歴史、気候風土に育まれた「豊かな食文化」を活用して、農林水産業や観光業をはじめ、市の産業振興やまちづくりをさらに発展させていくことが大切です。  多くの市民の共感と協力のもと、食による地域振興をすすめることを決意し、ここに「京丹後『食の王国』のまちづくり」を宣言します。 一、京丹後の食と地域を誇りに思う心を育みます。 一、地元の安心・安全な農水産品の地産地消に努めます。 一、京丹後の「食」を国内外に発信します。 一、食によるおもてなしで、京丹後市の魅力を高めます。 一、調和のとれた食生活の実践に励み、健康長寿のまちづくりに努めます。 一、豊かな食を生かしたまちづくりに努めます。  以上、決議する。    平成28年3月25日                                     京丹後市議会 ○(吉岡和信議会運営委員長) それでは、ただいま議題となりました議第1号、京丹後市議会基本条例の一部改正、議第2号、京丹後市議会会議規則の一部改正の2議案につきまして、一括して提案説明をさせていただきます。  まず、議第1号であります。京丹後市議会基本条例の一部改正について、上記の議案を地方自治法第109条第6項及び丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  今回の一部改正は議会基本条例第21条の規定に基づき検証を行ってきた結果、所要の改正を行うものでございます。  別記をごらんください。第2条第1項中、議決機関を憲法第93条に地方公共団体にはその議事機関として議会を設置すると規定されていますので、議事機関に改めるものでありますし、現行は市民を代表する議決機関としておりますが、市民を代表する議員で構成する議事機関に改めるものであります。  第5条は市民参加及び市民との連携をうたっており、第4項では請願と陳情の位置づけを規定しております。今回、請願と陳情を同列に位置づけておりましたが、この間の陳情の提出状況等を踏まえ、その扱いを改めるものであります。  新旧対照表をごらんください。請願及び陳情としていましたが、陳情を請願に含めて扱うようにしたことと、必要があると認める場合は提案者の説明、意見を聞く機会を設けなければならないを必要があると認める場合は請願書の説明、意見を聞く機会を設けるものとするとしております。これは、必要があると認める場合はの後には、なければならないよりも、ものとするのほうが適切な表現であるというものです。  次に、議第2号の提案説明をさせていただきます。  議第2号、京丹後市議会会議規則の一部改正について。上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  今回の一部改正は、議会基本条例の一部改正に伴い所要の改正を行うものであります。  新旧対照表をごらんください。議長は、を削り、その内容が請願に適合するを議長が必要と認めるに改めるものです。先ほどの議会基本条例で請願と陳情の扱いの規定を変更したことに伴い、陳情を議長が必要と認めるものは請願書の例により処理するものとする改めるものであり、議会基本条例運用基準で議長が必要と認めるものの扱いを定めているものであります。  なお、この条例と会議規則は平成28年4月1日から施行するものでございます。  以上であります。よろしくお願いをいたします。  次に、議第3号、京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につきまして、提案説明をさせていただきます。  議第3号、京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  今回の一部改正は議員報酬の支給に関して所要の改正を行うものであります。  新旧対照表をごらんください。第3条第1項中、括弧書きの部分を削除するものです。これまでは、議員の役職の異動、退職により異動後の報酬額が減額となる場合は、その翌月からとしていたものを、その日から異動後の報酬額にするものです。これにより、完全に報酬額が日割り計算になるものです。  なお、この条例は平成28年4月1日から施行するものでございます。  以上であります。よろしくお願いをいたします。  次に、議第4号、京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正につきまして、提案説明をさせていただきます。  議第4号、京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について、上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。
     今回の一部改正は政務活動費の交付に関して所要の改正を行うものでございます。  新旧対照表をごらんください。  第9条の改正内容は、議長が政務活動費の申請者である場合の交付決定を規定しています。  第12条は、交付確定の日から30日以内としているところですが、交付確定を踏まえて出される請求書が30日以内のぎりぎりになると支払い手続が困難になることから、請求のあった日から30日以内に改めるものです。  第14条は関係書類の保存についての改正です。一連の関係書類の保存期間を同一年度とするよう改めるものです。  なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。よろしくお願いをいたします。  次に、議第5号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出につきまして、朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。  議第5号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出について。上記の意見書を関係行政庁へ提出したいので、地方自治法第99条及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  京丹後市議会議長、池田惠一様。平成28年3月25日提出。提出者、議会運営委員会委員長。  別記をごらんください。無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書。  地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取り組みを計画的かつ円滑に進めることはとても重要である。  しかしながら欧米やアジアの主要都市と比較して我が国の無電柱化割合は低く、近年の異常気象等の災害による電柱倒壊に伴う救援援助等への影響や、痛ましい通学児童の交通事故、急激なインバウンド効果による海外観光客の増加などから、無電柱化に対する地域の要望は強くなっている。  ついては、無電柱化の推進に関し、基本理念や責務、推進計画の策定等を定めることにより、施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  なお、提出先は衆議院と参議院の議長宛としております。よろしくお願いをいたします。  最後です。議第6号、京丹後『食の王国』のまちづくり宣言に関する決議につきまして、朗読をもって提案説明にかえさせていただきます。  議第6号、京丹後『食の王国』のまちづくり宣言に関する決議。上記の議案を地方自治法第109条第6項及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  京丹後市議会議長、池田惠一様。平成28年3月25日提出。提出者、京丹後市議会議会運営委員会委員長。  別記をごらんください。京丹後『食の王国』のまちづくり宣言に関する決議。  京丹後市は、大陸から、稲作・農耕・鉄製品の加工・機織り・酒造り・医薬などの技術がもたらされ、様々な伝説・民話、多くの古墳、水晶工房・製鉄所遺跡等、古代から人の営みがあり、丹後国として繁栄してきた地域であります。  また、風光明媚で豊かな自然に育まれ、山にはワサビ、フキ、キノコ、田畑には京丹後米、大根、カブラ、メロン、京たんご梨、海には間人ガニ、久美浜カキを初めとした魚介、ワカメなどの豊富な食材に恵まれ、食文化が息づく、まさに食の王国と言えます。  私たちは、安心・安全で新鮮なおいしい食材をつくり、食べ、そのおいしさを国内外の人々に自信を持って情報発信するとともに、次世代の子どもたちにも地元食材への関心を深め、そのおいしさや素晴らしさを伝えていく必要があります。  さらに、学校・家庭・地域における食育の推進、食生活の改善など、市民とともに幅広い取り組みを展開し、人と地域のつながりを深めます。  京丹後の自然、歴史、気候風土に育まれた「豊かな食文化」を活用して、農林水産業や観光業を初め、市の産業振興やまちづくりをさらに発展させていくことが大切です。  多くの市民の共感と協力のもと、食による地域振興を進めることを決意し、ここに「京丹後『食の王国』のまちづくり」を宣言します。  一、京丹後の食と地域を誇りに思う心を育みます。  一、地元の安心・安全な農水産品の地産地消に努めます。  一、京丹後の「食」を国内外に発信します。  一、食によるおもてなしで、京丹後市の魅力を高めます。  一、調和のとれた食生活の実践に励み、健康長寿のまちづくりに努めます。  一、豊かな食を生かしたまちづくりに努めます。  以上、決議する。平成28年3月25日。京丹後市議会であります。  以上であります。よろしくお願いいたします。 ○(池田議長) 提出者の説明が終わりましたので、まず議第1号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議第2号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議第3号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議第4号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議第5号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  次に、議第6号について質疑を行います。これで質疑を終結いたします。議会運営委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第1号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第1号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第1号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第1号について採決いたします。議第1号 京丹後市議会基本条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第1号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第2号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第2号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第2号について採決いたします。議第2号 京丹後市議会会議規則の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第2号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第3号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第3号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第3号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第3号について採決いたします。議第3号 京丹後市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第3号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第4号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第4号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第4号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第4号について採決いたします。議第4号 京丹後市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第4号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第5号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第5号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第5号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第5号について採決いたします。議第5号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書の提出について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第5号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第6号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第6号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第6号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第6号について採決いたします。議第6号 京丹後「食の王国」のまちづくり宣言に関する決議、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。        (起 立 全 員) ○(池田議長) 起立全員です。  したがって、議第6号は原案のとおり可決されました。
    ○(池田議長) 日程第39 京丹後市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙についてを議題といたします。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。  お諮りいたします。指名の方法については推薦委員会をもって行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、推薦委員会をもって推薦願うことに決定しました。  次に、推薦委員については議長において指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、議長において推薦委員を指名いたします。推薦委員に各会派代表4名を指名いたします。ただちに推薦委員会を301会議室で開催いたします。  暫時休憩します。                 午後 3時14分 休憩                 午後 3時20分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま別室におきまして協議いたしました推薦委員会の結果について、森議員から報告願います。森議員。 ○20番(森議員) それでは、先ほど開催をいたしました推薦委員会での協議の結果を報告を申し上げます。お手元に配付のとおり、選挙管理委員として川口健太郎氏、松本和成氏、川溿英昭氏、新井淸男氏の4人を、また同補充員として順位1に髙野寬義氏、順位2に今田博氏、順位3に吉江俊昭氏、順位4に西村郁生氏を推薦することに決定をいたしましたので、御賛同くださいますようお願いをいたします。  以上です。 ○(池田議長) 森議員、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいまお手元に配付した名簿のとおり、森議員から報告のありました方々を、京丹後市選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人に定めることに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付した名簿の方々が、京丹後市選挙管理委員会委員及び同補充員に当選されました。 ○(池田議長) 日程第40 議員の派遣報告について、本件については、会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣いたしましたので、お手元に配付のとおり御報告いたします。 ○(池田議長) 日程第41 閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。                    平成28年3月25日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                  記 1 事   件   (1)市政の総合企画に関する事項   (2)行財政改革及び事務改善に関する事項   (3)地域情報化及び電子自治体に関する事項   (4)財政及び税制に関する事項   (5)消防及び防災に関する事項   (6)防犯及び公共交通、交通安全対策に関する事項   (7)市民局に関する事項   (8)廃棄物対策に関する事項   (9)監査委員、公平委員会、選挙管理委員会及び固定資産評価審査委員会に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                    平成28年3月25日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               文教厚生常任委員会                                委員長 平 林 智 江 美     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                  記 1 事   件   (1)地域福祉、障害者福祉、高齢者福祉及び子育て支援に関する事項   (2)地域医療、病院及び診療所に関する事項   (3)国民健康保険及び医療助成に関する事項   (4)後期高齢者医療に関する事項   (5)長寿政策に関する事項   (6)学校教育、社会教育及び文化財の保護に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                    平成28年3月25日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                  記 1 事   件   (1)農林水産業、海業、商工業及び観光行政に関する事項   (2)企業誘致及び雇用対策に関する事項   (3)環境対策に関する事項   (4)土木、都市計画及び市営住宅に関する事項   (5)上下水道に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                    平成28年3月25日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               予算決算常任委員会                                  委員長 松 本 経 一     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                  記 1 事   件   (1)予算及び決算に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため
                       平成28年3月25日 京丹後市議会   議長 池 田 惠 一 様                               議会運営委員会                                  委員長 吉 岡 和 信     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                  記 1 事   件   (1)議会の運営に関する事項   (2)議会の会議規則、委員会条例等に関する事項   (3)議長の諮問に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため ○(池田議長) 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第108条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○(池田議長) 御異議なしと認めます。  したがって、各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。川村議員。 ○15番(川村議員) 貴重な時間をいただきます。市長講演会のパンフレットに掲載されている件につきまして、緊急質問をしたいと思いますので、同意の上、この際、日程に追加し、発言を許されんことを望みます。 ○(池田議長) 森議員。 ○20番(森議員) 質問については、私も川村議員と同様でありますが、加えて公共施設である同パンフレットが大宮駅に自由に持ち帰られるよう置かれていた点での質問をいたしたいというふうに思います。 ○(池田議長) ただいま、川村議員、森議員、両名から緊急質問の動議が出されました。賛成の方。賛成の方がおりますので、動議は成立いたします。  暫時休憩します。                 午後 3時24分 休憩                 午後 3時58分 再開 ○(池田議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  なお、議事の進め方についてですが、まず川村議員の動議について採決をとります。その結果によって、可となれば川村議員の緊急質問を許可いたします。それが終わった後に、森議員の動議について、また諮らせていただきます。その結果、可となれば森議員の発言を許可するという流れでいきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ただいま川村議員から緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し発言を許されたいとの申し出がありました。よって、川村議員の緊急質問の件を議題として採決いたします。  この採決は起立によって行います。本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。        (起 立 多 数) ○(池田議長) 起立多数です。  したがって、川村議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許すことは可決されました。川村議員の発言を許可します。川村議員。 ○15番(川村議員) 貴重な時間、お認めをいただきましたので、緊急質問ということで質問をさせていただきます。  まず、1点目でありますが、市の広報紙で使われた写真が講演会の会報に多数使用されておりますが、制作に当たって職員が関与されたことがないのかどうかお伺いをいたします。 ○(池田議長) 秘書広報広聴課長。 ○(渡邉秘書広報広聴課長) 写真の提供はさせていただきました。 ○(池田議長) 川村議員。 ○15番(川村議員) 市が撮った写真は誰でも使用できるということになっているのでしょうか。 ○(池田議長) 秘書広報広聴課長。 ○(渡邉秘書広報広聴課長) 広報で使用した写真につきましては、これまでから御要望があれば市民の方に提供はさせていただいております。 ○(池田議長) 川村議員。 ○15番(川村議員) そういった場合、後からどういう使われ方をしていたのかという検証はされているのでしょうか。 ○(池田議長) 秘書広報広聴課長。 ○(渡邉秘書広報広聴課長) 基本的には原則はどなたにも、市民の方、お渡しさせていただいているのですが、営利性が過度に強いもの以外は提供させていただいているというところでございます。 ○(池田議長) 質問の趣旨が違います。秘書広報広聴課長。 ○(渡邉秘書広報広聴課長) 検証まではしておりません。 ○(池田議長) 川村議員。 ○15番(川村議員) 会報の21ページには、未定稿の行政文書が掲載をされておりますが、未定稿とは辞書で引きますと、完全に仕上がっていない原稿とのことで、このような未定稿の行政文書を公にしていいのかどうか。議員がもらう場合は取り扱い注意という条件があると思うのですが、その点はいかがですか。(「行政文書ではないです。」の声あり)行政文書ではないのですか。(「私の後援会の皆さんが心を込めて」の声あり) ○(池田議長) 市長。      (「議事進行」の声あり) ○(池田議長) 松本議員。 ○9番(松本経一議員) 議事進行で議長にお尋ねします。  先ほどの議会運営委員会の確認の場では、事務的なことについてを聞きたいのだという説明だったと思います。その上で、答弁はあくまでも行政の事務方が事務的なことについて答えると。市長については答弁をしないというようなことが望ましいのではないかということで、議会運営委員会で確認されたと思いますが、今、市長の答弁を、今、議長が指名される形が今とられましたので、その辺の議長の議事の進め方について確認をさせてもらいます。 ○(池田議長) 申しわけないです。今の質問は事務的な質問ですので、事務方のほうに答えていただきたいと思います。 ○(池田議長) 暫時休憩します。                 午後 4時 4分 休憩                 午後 4時 5分 再開 ○(池田議長) それでは休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。秘書広報広聴課長。 ○(渡邉秘書広報広聴課長) 写真につきましては提供しておりますが、文書については存じておりません。 ○(池田議長) 川村議員。 ○15番(川村議員) あくまでも質問は、事務方についての質問のみなのですか。市長に対するのは。そうですか。  それでは、以上で終わります。 ○(池田議長) これで川村議員の質問を終結いたします。  次に、ただいま森議員から緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し発言を許されたいとの申し出がありました。よって、森議員の緊急質問の件を議題として採決いたします。この採決は起立により行います。本件に同意することに賛成の議員の起立を求めます。        (起 立 少 数) ○(池田議長) 起立少数です。  したがって、森議員の緊急質問に同意の上、この際、日程に追加し、発言を許すことは否決されました。  以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。  ここで中山市長から閉会の挨拶を受けます。中山市長。 ○(中山市長) 平成28年第1回の京丹後市議会3月定例会の閉会に当たりまして、一言、心からの御礼と感謝を申し上げたいというふうに思います。  まずは本定例会も28年度の予算、それから本年度の補正予算初め、多数の議案を御審議いただきました。本当にありがとうございます。  また、この議会、我々の現任期の最終の議会であるわけであります。何点か御報告を申し上げながら、同時に最後に心からの感謝を申し上げたいなというふうに思っております。  まず、御報告でありますが、この4年間を振り返りながら1番大きな課題だったのが、米軍の通信所の課題でございまして、これについてはこの3月に安全・安心対策連絡会がございまして、一定の対策、レーダーテント内の騒音の問題ですが、これについての御報告をいただきました。ただ、まだまだこれは課題があるわけでございまして、今後ともしっかりとこの対応をしていかなければならない課題でございます。この間の議会の皆さんからも、いろいろな御指摘をいただき、また御連携もいただきながら、この課題、取り組んできたところでございます。本当に御尽力ともに賜りました。本当にありがとうございます。  また、任期前半の課題でボートピアの課題がございました。これについては、当時、議会のほうから御議決をいただいて、そして背中を押していただいて手続が進み出したということでございまして、これについてはあすミニボートピア京丹後のオープンセレモニーが行われるということでございまして、尼崎市のほうから市長、議長、お越しいただいてセレモニーをいただくという手はずになっているところでございます。  それから、議会もそうですし、市民の皆さんから大きなお力をいただいて、例えば道路の問題、これも山陰近畿自動車道、今大宮までの延伸を着実に進めていただいておりますが、これについてもインターチェンジの名称をつい先日、京都府から京丹後大宮インターチェンジということで御命名をいただいて御報告いただいたところでございます。引き続き我々として早期の供用に向けて力を尽くし、そしていろいろな準備に地元として備えていきたいなというふうに思っているところでございます。  次に、高速同様、たくさんの方々に来ていただきたいということで、受け入れ体制の問題があるわけでございます。これは道路ではなくて鉄道の駅ですが、駅においても駅のトイレの改築を今進めていただいておりまして、30日に夕日ヶ浦木津温泉駅では完成式を行う予定としております。そして、翌日には峰山駅で供用を開始する。そして、順次4月になりますが、網野駅でも完成予定ということでございます。  それから、おもてなしの拠点として、コンビニエンスストアに観光パンフレットを、今ももちろん置いていただいているコンビニもあるわけですが、しっかりと取り決めをしながらしていこうということで、そんな観光エイドステーションとしてのコンビニの認証式、設置式を、これも31日に行う予定でございます。  そして4月1日からは、地方創生も現任期、大きな課題であったわけでありますが、若い世代の皆さんの子育ての支援を包括的にしていこうということで、これも予算をいただきながら子育て世代の包括支援センターを峰山総合福祉センターにおいて設置をして、しっかりと支えていく取り組みが始まってくるということでございます。  新年度の行事でありますが、4月3日には消防団の任命辞令交付式が行われます。消防団の皆様には本当に日ごろから献身的な活動を重ねていただいているところでございまして、心からの感謝を申し上げ、また御儀礼もさせていただきたいというふうに思っております。  4月6日からは10日間、春の全国交通安全運動が開始されますし、9日、10日と京丹後ちりめん祭が行われる予定としております。  それぞれ真摯に尽くしながら、また実り多く成功裏に運ばれますように祈念をしているところでございます。  最後に、心からの感謝を申し上げたいというふうに思います。我々、この今の任期最終の議会、来月の24日は市長選挙、また市会議員選挙、これが執行されるわけでありますが、それはさておきながらも、この4年間、本当にいろいろなことで皆様に大変お世話になりました。率直に、本当にありがとうございます。  私も行き届かないことも多々あったかというふうには思いますが、懸命にさせていただきました。そして、議会の皆様からいろいろな御指摘いただいたり、御指導いただいたり、御教授いただいたり、そして御連携もいただいて、ともに京丹後の発展のために尽力をさせていただいたこの4年間ではないかというふうに振り返っております。本当にありがとうございました。  今後は皆さんそれぞれにおかれて、御健勝とまた御活躍を心から念じる次第でございますし、そして何より、京丹後市民、そして京丹後社会の末の長い豊かな、真に豊かな発展のためにみんなで力を合わせていけるような、そんな京丹後でありたいなというふうに心から念じ、また御祈念をする次第でございます。くれぐれも、本当にありがとうございました。 ○(池田議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成28年第1回京丹後市議会3月定例会を閉会いたします。どうも皆さん御苦労さんでした。                              午後 4時14分 閉会 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      │ │                                           │ │                議  長  池 田  惠 一             │ │                                           │
    │                署名議員  松 本  聖 司             │ │                                           │ │                署名議員  足 達  昌 久             │ │                                           │ └───────────────────────────────────────────┘...