• 能崎(/)
ツイート シェア
  1. 京丹後市議会 2015-10-02
    平成27年第 5回定例会(9月定例会)(第5日10月 2日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成27年第 5回定例会(9月定例会)(第5日10月 2日)   ───────────────────────────────────────────        平成27年 第5回 京丹後市議会9月定例会会議録(5号) ───────────────────────────────────────────  1 招集年月日 平成27年 8月28日(金曜日)  2 招集場所 京丹後市役所 議場  3 本日の会議 開会 平成27年10月 2日  午前 9時50分          閉会 平成27年10月 2日  午後 6時30分  4 会期 平成27年 8月28日から10月 2日 36日間  5 出席議員   ┌────┬─────────┬────┬─────────┐   │ 1番 │由 利  敏 雄 │ 2番 │堀    一 郎 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤
      │ 3番 │吉 岡  和 信 │ 4番 │岡 田    修 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 5番 │藤 田    太 │ 6番 │三   政 直 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 7番 │中 村    雅 │ 8番 │谷 口  雅 昭 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │ 9番 │松 本  経 一 │10番 │芳 賀  裕 治 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │11番 │谷 津  伸 幸 │12番 │和 田  正 幸 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │13番 │池 田  惠 一 │14番 │吉 岡  豊 和 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │15番 │川 村  博 茂 │16番 │金 田  琮 仁 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │17番 │松 本  聖 司 │18番 │足 達  昌 久 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │19番 │田 中  邦 生 │20番 │森      勝 │   ├────┼─────────┼────┼─────────┤   │21番 │平 林  智江美 │22番 │橋 本  まり子 │   └────┴─────────┴────┴─────────┘  6 欠席議員       な  し  7 会議録署名議員      22番     橋 本 まり子   1番        由 利 敏 雄  8 議会事務局出席職員      議会事務局長  中 田 裕 雄   議会総務課長補佐  西 川 隆 貴      議会総務課主任 小石原 正 和   議会総務課主事   伊 藤 麻 友  9 説明のための出席者   ┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐   │市長       │中 山    泰 │副市長       │大 村    隆 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │副市長      │前 林  保 典 │教育委員長     │小 松  慶 三 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │教育長      │米 田  敦 弘 │教育次長      │吉 岡  喜代和 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │消防長      │河野矢    秀 │企画総務部長    │木 村  嘉 充 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │危機管理監    │荻 野  正 樹 │財務部長      │中 西  俊 彦 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │市民部長     │石 嶋  政 博 │健康長寿福祉部長  │岸 本  繁 之 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │健康長寿福祉部次長│藤 村  信 行 │上下水道部長    │川 戸  孝 和 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │建設部長     │中 西  和 義 │商工観光部長    │新 井  清 宏 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │農林水産環境部長 │吉 岡  茂 昭 │農林水産環境部次長 │後 藤  正 明 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │医療部長     │梅 田  純 市 │会計管理者     │山 下  茂 裕 │   ├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤   │代表監査委員   │東    幹 夫 │監査委員事務局長  │髙 田  義一郎 │   ├─────────┼─────────┼──────────┴─────────┘   │財政課長     │谷 口  敏 典 │   └─────────┴─────────┘  10 会議に付した事件    日程第1 会議録署名議員の指名    日程第2 議案第 88号 京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第3 議案第 92号 平成26年度京丹後市一般会計決算認定について(予算決算常任                委員長報告~採決)    日程第4 議案第 93号 平成26年度京丹後市国民健康保険事業特別会計決算認定につい                て(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第5 議案第 94号 平成26年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計決算                認定について(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第6 議案第 95号 平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算認定につ                いて(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第7 議案第 96号 平成26年度京丹後市介護保険事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第8 議案第 97号 平成26年度京丹後市介護サービス事業特別会計決算認定につい                て(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第9 議案第 98号 平成26年度京丹後市簡易水道事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第10 議案第 99号 平成26年度京丹後市集落排水事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第11 議案第100号 平成26年度京丹後市公共下水道事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第12 議案第101号 平成26年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第13 議案第102号 平成26年度京丹後市工業用地造成事業特別会計決算認定につい                て(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第14 議案第103号 平成26年度京丹後市宅地造成事業特別会計決算認定について                (予算決算常任委員長報告~採決)    日程第15 議案第104号 平成26年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計決算認定に                ついて(予算決算常任委員長報告~採決)    日程第16 議案第105号 平成26年度京丹後市峰山財産区特別会計決算認定について(予                算決算常任委員長報告~採決)    日程第17 議案第106号 平成26年度京丹後市五箇財産区特別会計決算認定について(予                算決算常任委員長報告~採決)    日程第18 議案第107号 平成26年度京丹後市水道事業会計決算認定について(予算決算                常任委員長報告~採決)    日程第19 議案第108号 平成26年度京丹後市病院事業会計決算認定について(予算決算                常任委員長報告~採決)    日程第20 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)(予算決算常                任委員長報告~採決)    日程追加 議 第19号 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3                号)に関する附帯決議の提出について(表決)
       日程第21 議案第126号 市道路線の認定について《消山分畷下線》(産業建設常任委員長                報告~採決)    日程第22 議案第128号 京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管                理者の指定について(産業建設常任委員長報告~採決)    日程第23 議案第129号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野                の里の指定管理者の指定について(産業建設常任委員長報告~採                決)    日程第24 議案第130号 京丹後市小町公園の指定管理者の指定について(産業建設常任委                員長報告~採決)    日程第25 議案第131号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキ                ハウスの指定管理者の指定について(産業建設常任委員長報告~                採決)    日程第26 議案第132号 京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定について(産業                建設常任委員長報告~採決)    日程第27 議案第133号 京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定について(産業建                設常任委員長報告~採決)    日程第28 議案第134号 京丹後市久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定について                (産業建設常任委員長報告~採決)    日程第29 議案第135号 京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の                指定管理者の指定について(産業建設常任委員長報告~採決)    日程第30 議案第136号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんき                てんき丹後)等の指定管理者の指定について(産業建設常任委員                長報告~採決)    日程第31 議案第137号 京丹後市浜詰墓地の指定管理者の指定について(総務常任委員長                報告~採決)    日程第32 議案第138号 京丹後市浅茂川墓地の指定管理者の指定について(総務常任委員                長報告~採決)    日程第33 議案第139号 京丹後市五十河地区基幹集落センターの指定管理者の指定につい                て(総務常任委員長報告~採決)    日程第34 議案第140号 京丹後市野間基幹集落センターの指定管理者の指定について(総                務常任委員長報告~採決)    日程第35 議案第141号 京丹後市久美浜婦人センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第36 議案第142号 京丹後市久美浜林業センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第37 議案第143号 京丹後市久美浜農業センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第38 議案第144号 京丹後市久美浜機業センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第39 議案第145号 京丹後市久美浜果樹センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第40 議案第146号 京丹後市久美浜健康センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第41 議案第147号 京丹後市久美浜ぎょそんセンターの指定管理者の指定について                (総務常任委員長報告~採決)    日程第42 議案第148号 京丹後市久美浜福祉センターの指定管理者の指定について(総務                常任委員長報告~採決)    日程第43 議案第149号 京丹後市網野社会参加交流ハウスの指定管理者の指定について                (文教厚生常任委員長報告~採決)    日程第44 議案第150号 京丹後市浜詰ふれあいセンターの指定管理者の指定について(文                教厚生常任委員長報告~採決)    日程第45 議案第151号 京丹後市丹後老人福祉センター松風苑の指定管理者の指定につい                て(文教厚生常任委員長報告~採決)    日程第46 議案第152号 京丹後市弥栄生きがい交流センターの指定管理者の指定について                (文教厚生常任委員長報告~採決)    日程第47 議案第153号 京丹後市佐濃デイサービスセンターの指定管理者の指定について                (文教厚生常任委員長報告~採決)    日程第48 議案第154号 京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定について                (産業建設常任委員長報告~採決)    日程第49 議案第155号 京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定につ                いて(産業建設常任委員長報告~採決)    日程第50 議案第156号 京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定について                (産業建設常任委員長報告~採決)    日程第51 議案第157号 京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について                (産業建設常任委員長報告~採決)    日程第52 議案第158号 京丹後市弥栄機業センターの指定管理者の指定について(産業建                設常任委員長報告~採決)    日程第53 議案第159号 京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定について(産業建設                常任委員長報告~採決)    日程第54 議案第160号 京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定について                (産業建設常任委員長報告~採決)    日程第55 議案第161号 京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理                者の指定について(産業建設常任委員長報告~採決)    日程第56 議案第162号 京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定について(文教                生常任委員長報告~採決)    日程第57 陳情第11号 京丹後市弥栄病院の改築についての陳情書(文教厚生常任委員長                報告~採決)    日程第58 報    告 議員定数等調査特別委員会報告について    日程第59 議 第15号 京丹後市議会議員定数条例の制定について(表決)    日程第60 議 第16号 地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書                の提出について(表決)    日程第61 議 第17号 京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の設置につ                いて(表決)    日程第62 議 第18号 議員の派遣について(表決)    日程第63 議員の派遣報告について    日程第64 閉会中の継続審査の申し出について    日程第65 閉会中の継続調査の申し出について    報  告 所管事務調査(視察研修)報告について  11 議事                              午前 9時50分  開会 ○(三崎議長) おはようございます。ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ○(三崎議長) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第85条の規定により、議長において22番橋本議員、1番由利議員の両名を指名いたします。 ○(三崎議長) 開会が大変遅くなりました。申しわけありません。ここで、金田議員から発言の申し出がありますので、許可いたします。金田議員。 ○16番(金田議員) 16番、金田です。このたびの一般質問における答弁書の事前入手に関しまして、議長から口頭注意を受けたところであります。大変御迷惑をおかけいたしました。今後は、なお一層の議会基本条例の理念の遵守に努め、議会活動に邁進してまいりたいと思っています。  以上です。 ○(三崎議長) 今定例会の一般質問において、執行機関の答弁書を持って質問を行った議員の行為に対し、会派代表者会での協議を踏まえて、議長として見解を述べさせていただきます。  まず、今回の件で、議会として全議員に実態の調査を行いました。事前に答弁書を入手していた議員は1名であります。あわせて実態の確認という意味で、事後に入手していたことについても調査したところ、2名の議員がおられました。以上が調査の報告であります。
     さて、京丹後市議会基本条例の前文では、二元代表制の有効性を高めることをうたい、条例第6条では、緊張感の保持として、第1項で議会審議においては議員と市長等執行機関の長は緊張感の保持に努めなければならない。第2項で、議会の代表質問及び一般質問は、広く市政上の論点及び争点を明確にするため一問一答の方式で行うと規定しています。議会審議に当たっては、議員と市長等執行機関の長はそれぞれの立場を尊重しつつ、緊張感を持って行うことが規定されているものであり、一般質問も緊張感の保持の条で規定されていることから、緊張感を持って一般質問を行うものということが確認されました。  今回の件は、緊張感の保持にあわないものであり、残念に感じています。一括質問、一括答弁での一般質問は議員、執行機関どちらもが原稿を読んでいるだけの形に陥りやすく、市民から見ると、緊張感に欠け、なれない等の批判もあることから一問一答の方式をとって、ちょうちょうはっしの議論を展開するよう心がけるものであり、また、議員の質問と執行機関の答弁がかみ合うことが、市民から見ると理解しやすいものであります。このことから執行機関の議員への聞き取りは必要なものでありますが、答弁書をもって質問を行うことは議会基本条例にある緊張感に欠けるものであると改めて確認を行うとともに、今後、議会として答弁書を求めない、受け取らないことを確認いたしました。  今回、対象の議員には代表者会での協議も踏まえ、議長から口頭で注意を行いましたことをここで御報告申し上げます。一般質問は当該自治体の行政一般に関し、議員が長を初めとする執行機関に対し、方針や事実等の説明を求めたり、所見を聞くことであります。質問は、ただす、問うということから、一般質問では議員が自己の意見を表明し、これについての所見を執行機関にただすことができるものであります。議員が積極的な政策提言を行い、市政の発展につながることを期待するものであります。執行機関におかれましても、議会と同じ認識に立ち、一般質問に対応していただくことを求めるものであります。今回の件は、市民の皆様から多くの批判を受けました。議会として、市民から信頼される議会を目指し、市民の声をお聞かせいただきながら、引き続き議会基本条例、議会活動の検証を行ってまいります。  ここで、由利議員から発言の申し出がありますので、許可をいたします。由利議員。 ○1番(由利議員) 貴重な時間を済みません。先日の私の一般質問の中におきまして、最後のほうで補正予算との関係というか、絡みの部分で、不適切な発言をいたしましたので、その部分の発言の取り消しをお願いいたします。  以上です。 ○(三崎議長) ただいま由利議員から先日の一般質問において、補正予算に係る部分で不適切な発言があり、その発言を取り消したいとの申し出がありました。お諮りいたします。これを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 異議なしと認めます。  由利議員からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。 ○(三崎議長) 日程第2 議案第88号 京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定についてを議題といたします。  本議案については、総務常任委員会に付託しておりますので、これから総務常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長。                                 平成27年9月29日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                                  総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定    議案第88号 京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について     修正可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     7月 2日   説明員出席要請の決定     7月 9日   説明員から説明の聴取及び意見交換     7月22日   説明員から説明の聴取及び意見交換     8月 3日   意見交換     8月17日   説明員から説明の聴取及び意見交換     8月26日   意見交換     9月 3日   意見交換     9月15日   意見交換及び審査のまとめ並びに決定     9月29日   決定の取り消し、意見交換及び審査のまとめ並びに決定 3.修正の内容    別紙のとおり ○(松本聖司総務常任委員長) 皆さん、おはようございます。それでは、総務常任委員会に付託されました議案について、審査の結果を会議規則第107条の規定により報告いたします。  1つ目です。事件及び決定。議案第88号、京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について、修正可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。議案第88号については、7月9日、22日、8月17日に市長及び所管部長等から説明の聴取。8月3日、26日、9月3日、意見交換。15日に審査のまとめ並びに決定。その後、委員の中から委員会運営についての意見があったため、29日に決定の取り消し、再度審査のまとめ、決定を行った。  3.審査の概要。議案第88号については、昨年11月、臨時議会において議案第149号として総務常任委員会に付託を受けたところであるが、4回の審査等の経過の中で、意見等を指摘してきた。主な指摘内容は、1つ目、まちづくり基本条例を改正したが、両者の関係がわかりにくい。2つ目、幸福の定義は個人、個人に差があり、条例を制定する意義があるのか。3つ目、この条例制定により、市民から行政等に対し、多様な要求等がふえないか。4つ目、施策の優先順位を決めるような幸福度指標化づくりは適当か。5つ目、道徳の押しつけ感がある。6つ目、同じ言葉がたくさん並び、条例の文章として適切ではないというものであり、委員会として執行部に対して考え方の整理を求めていた。  そのような中で、6月議会最終日の7月2日に京丹後市誰もが幸福をますます実感できる市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について取り下げ、変更したものとして再度提案があり、付託を受けたところである。7月22日の委員会での意見交換で、複数の委員から一定必要性は理解できるが、条例として文言に適切でない部分があり整理すべきとの意見があり、次回の委員会で修正内容の提案を求めた。その後、複数回の修正や見直しがあり、意見交換の後、動議による修正案の提案があり、修正部分及び修正部分を除く原案について賛成多数で可決した。しかし、最初の決定においては、委員会運営上、明確に委員会で修正協議を行うのか、委員の中から修正動議が出されたのか、その取り扱いが明確でないままの決定であるという委員からの意見によって、一旦これを取り消した上、再度取り扱いの協議をする中で、委員会で修正協議をしないこととし、改めて提出された修正動議を諮ったところ、修正部分及び修正部分を除く原案について賛成多数で可決した。  質疑について。条例の必要について、最初に報告します。問い、条例化の必要性が議会全体としては一番問われているところである。条例化がなくても、市民総幸福のさらなる推進のため、今までもさまざまな施策を実施している。あえてここに書いてある内容で市民総幸福の理念条例として提案する必要があるのか。答え、どの条例にも基本的には当てはまるが、権利を創設したり、義務を課したり、あるいは権利を制約することは条例のみが可能で、そこに条例化の意味がある。例えば、男女共同参画条例、商工業総合振興条例のように理念を市民で共有してみんなで頑張っていくところに条例化の意味があり、そのほかの理念条例と同様である。  問い、市長の任期があと1年を切る中で再提案されたが、この条例を自分の任期中に通す理由はどこにあるのか。また、任期中に幸福度指標をとられてどのような施策に活用を考えているのか。そこには普遍性もあると考えているのか。答え、平成19年の12月議会でまちづくり基本条例を可決のときも、誰が市長になっても大切で、規範として必要性があり、住民の皆さんとつくり上げてきた状況は今回と同じである。近年、価値観が多様化する中で、住民福祉の最大化を図っていく上では羅針盤を持つ必要がある。指標については、市長が変わり、実施しない判断をすれば、この条例は変わらず、基本計画を変更し、施策に反映する必要はない条例として整理できる。  問い、市長の3期目のマニフェストでは、市民一人一人の真の喜びと幸福、市民総幸福の最大化と限りない増進、発展を展望し、市民の皆さんとともに市民総幸福のまちづくりを進めていくという言葉が冒頭にあることを考えれば、市政運営の大きな柱になるものだと理解している。仮に議案第88号が否決されるなら、今後どのように考えているのか。答え、可決のために全力を挙げて説明等を引き続き努力することが基本であり、これに尽きる。まちづくり基本条例、総合計画に書き込んだことは大きな前進であるが、制度としてはもう一つ下段の目玉であり、市民総幸福まちづくり推進条例という大きな目玉を入れたい。  問い、再提出になったが、一旦可否を仰いだときに再提案という方法もあったが、取り下げを選ばれた。そのことが議員の中から不適切であり、議会軽視にならないかとの意見もあった。市民でつくってきた重みや議会での議論を踏まえての再提出であるとの説明であるが、仮に議案第149号が否決された後に再度提案するほうがまちづくり委員会や議会の理解が得られたのではと考えるが、どうか。答え、議会の意見は市民の皆さんの代表の指摘として受けとめ、共有することが大切だと考えている。したがって、特に当初提案した内容と骨格的に大きな変更でなく、今回の再提案であれば修正をして対応しても、当初の趣旨との関係も維持できると判断し、このような形になった。  問い、なぜ、行政運営の中心軸を明確にしなければ民主的でかつ効率的な行政が進められないのか。それがなぜ市民総幸福が中心軸なのか。答え、住民の価値観は多様化しており、それに応じて行政課題も一層多種多彩になっている。行政の自主的裁量も高まっており、加えて財源の制約がある中という状況で、施策を実施する上では選択の問題であり、優先順位の問題である。  次に、文書表現等の課題について。問い、前文の後半に市民の誰もがみずからの幸福感を高めていく社会を築いていくという部分だが、個人の幸福感や価値観は本来個別に持ち得ると認識されている。自我の内面に踏み込んでいる。また、誰を幸福と感じるかは市民個々の宗教的な観念にも左右されるが、幸福感を高めていくことができる社会を築くという表現は、ある意味で宗教観を感じさせる文言であり、条例に明記することは不適切ではないか。答え、憲法には幸福を追求する権利が書いてあり、同時にこれは公共の福祉にたがわない限り、最大限に尊重される権利であるとも書いてある。このことは憲法が個々の幸福感の内面に踏み込んだあかしである。大切なのは内面に踏み込んで不当に影響を与えないことで、その点に配慮した趣旨の文言を前提にして、全体の条例を構成した。  問い、1条では、まちづくり基本条例の第5条7号において、まちづくりの目標として定めるとあるが、まちづくり基本条例との関係をよりわかりやすくしたとの説明であった。第2条の基本理念の2項において、まちづくり基本条例の基本理念の後半部分のみが引用されており、関係性がよりわかりにくくなった。第2条の第2項を削る等のことを含めて再検討が必要ではいか。答え、我々はこれが一番だと思って書いているが、代替的にほかにはないかという点では率直にいろいろ議論もあると思うが、今回、より理解しやすいようまちづくり基本条例とこの条例の関係の明確化をすることができた。  問い、3条では、市民総幸福のまちづくりの基本理念の共有に努めるとあるが、具体的な共有のための取り組みはどうか。また、消極的な幸福についての市民の理解も必要と考えるが、扱いはどうなるのか。答え、施行後、どのように条例の理念を共有して、生活の中で受けとめて活用する上での取り組みが重要。現在、アンケート調査を2年に1回予定しているし、その中で、条例や総合計画の考え方、積極的な幸福感を求めない考えについても紹介が必要と考える。  問い、条例の施行によって、新たな事務負担は発生しないとの本会議での答弁であるが、4条の可能な限り選択可能な施策の体系を構築。6条の制度的な環境づくり及び7条の公的、社会的セーフティネットの整備については、具体的な取り組みをすることで事務量がふえると考えるが、本会議との答弁で矛盾はないか。答え、条例ができることによって、公助部分の再点検に重点を置くことは当然必要になる。その上では、事務については配慮するが、公助も共助も今運用上で大切だが、全くゼロから公助の事業を起こすわけではないので、本会議ではそのような意味で答えた。  問い、5条では、幸福度を指標化、または数値化に努めるとあるが、幸福度の調査の信頼性はどうか。市民には多様な価値観があり、その調査結果を数値化することで、特定の価値観を結果として押しつけることにはならないか。また、幸福度や幸福感の調査で多様な価値観をどのように数値化し、行政の施策の推進にどの程度力を持ってくるのか懸念がある。答え、幸福度の調査の信頼度については万能なものはないと思っている。統計データによる各分野の幸福度に関係する各指標を抜き出して統計データとして客観的な部分と、もう一つは主観的なデータとして市民アンケートを活用しながら、あわせて幸福度指標をつくっていくというのが我々の方向であるが、試行錯誤ということでもある。また、特定の分野、特定のものに偏らないよう配慮して絶えず検証していくことが大切であり、強制力については万能ではないので、あくまで参考という位置づけである。  問い、6条の1項の社会的な環境づくり、共助の環境づくりという言葉は理解できるが、制度的な環境づくりということが具体的に何をイメージしているのか、説明を求めたい。答え、例えば、病院ボランティアの仕組みをつくり登録制にして、絵画や音楽、あるいは読み聞かせ、あるいは車椅子の補助等のボランティア活動である。また、介護にポイント制を取り入れ、介護ボランティアに携わることも制度して助け合いの環境をつくるものである。  問い、7条は、セーフティネットと安全安心な生活環境づくりということであるが、憲法25条の条文である文化的な最低限度の生活を営むという表現をわざわざ条例の7条で規定する必要があるのか。答え、下位の法律、条例で書けないかというルールは基本的になく、逆に憲法に書いてあるから、さらに具体的なことを下位の法律とか条例で定めるというのが一般的であると考える。  問い、7条の2項は、誰もが自殺に追い込まれることのないという表現が入っている。自殺防止のまちづくりの推進で全国的に評価されたフレーズであると理解する。一方では、美しくない表現と指摘もあったが、市としてどのような考え方を持っているのか。答え、自殺のないまちづくり行動計画を平成26年3月に作成している。京丹後市としても具体的な取り組みも実施しており、全国的にも先駆的な評価もいただき、こういう表現の必要性があると考えている。  問い、8条の関係について、本会議で特に答弁がなかったと思っているが、8条の1項1行目に、互いに機能と負担を分かち合いという、この機能という言葉は何を指すのかという指摘があったと思うが、説明を求めたい。答え、地域でいろいろな産業がさまざまに多様に分かれていて、それが連携して支え合って地域が成り立っているという意味での機能である。負担も同じで、負担というマイナスに働く部分をお互いに分かち合って、プラスとマイナスがうまく組み合わさって全体の社会が成り立っている。言葉として、機能と負担という両方の言葉がないと表現として不足しており、2つの言葉で充足している表現となった。  問い、附則には、条例施行後4年の見直しとして、必要な措置を講ずるものとするとあるが、具体的にはどのようなことが必要なのか。答え、まちづくり基本条例の5条7号や、総合計画にも記載しているが、市民全員が共有できているのか。この表現が本当に適当なのかも含めて検討していく必要がある。まだ発展途上の条例であり、議論が多くある中で、決めたら終わりではなく、もう一度見直すということで、条例の附則に担保を置くことによって市民にその権利を与えるものと考える。  意見交換です。1つ目、まちづくり基本条例の5条7号に誰もが幸福をますます実感できる市民総幸福のまちづくりの目標が追加された。この内容を一層具体的に推進するために条例制定が必要との提案であり、市民福祉の向上を別の角度から担保するとの考えも理解できる。しかし、理念条例でもあるが、文書表現が難解で、市民に十分理解できるか疑問である。条建てを大幅に減らすことも必要であると一時は考えていたが、まちづくり委員会の努力を考えるとき、条例の骨格については残した上で、一定の文書整理が必要と考えている。  2つ目、市民ニーズの把握をするために、この条例にある幸福度指標を作成し、行政の中心軸に据え、さまざまな施策を推進させ、進捗管理や達成度を市民とともに検討していくことは大切なことである。今後の課題として、指標のとり方、市民協働、優先順位など市民と共有して検討できる仕組みづくりも大切である。何より市民に対してこの条例が価値観の押しつけや過度の負担を負わせることがないように注視しなければならない。  終了後に修正動議がありましたので、報告します。意見交換と討論の間に、委員から一定の必要性は認め、施策の経緯に市民がかかわっていくこともあり、趣旨を大きく変えることはしないが、理念条例としてわかりやすい文言に整理したいとして修正案が提出され、これを諮って、一旦は修正可決すべきという結論になったが、先ほど説明したとおり、委員会の運営に不明瞭な点があったことの指摘によって、この決定は委員会として協議して取り消しを行った。このような経過がある中で、以降の取り扱いを協議した中で、再度委員から修正動議として提案があったため、ここからはその修正動議の審査について報告する。  修正提出理由については、今回議案第88号として提出された条例案は、撤回前の条例案について本会議や総務常任委員会で出されたさまざまな意見について一定の整理がなされて提案されたものと評価する。しかしながら、理念条例として制定するからには市民にとってその条文表現等はより平易でわかりやすく、かつ簡素なものとなるよう心がけるべきである。そのため、各条では複数の項建ての形をとらず、できるだけ1項のみで構成される条建てをすることなど工夫すべき点がある。さらに条数も減らすほうが好ましいと考えるところもあるが、本条例案の策定に当たって、市長は、京丹後市まちづくり委員会の答申を受け、かつパブリックコメントも実施して策定に至った経緯から、全体の構成や条文趣旨など、原案条例の趣旨や趣意を大きく修正することは一定考慮が必要である。以上の点を踏まえ、別紙議案第88号、京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について、修正新旧対照表のとおり修正案を提出するものである。  修正部分の説明です。修正部分については、主なものを説明いたします。条例前文の、より一層の文言は、よりと一層を重ねた強調表現が前文だけで3カ所も出てくるため、それぞれの文意に整理した。  続いて、他方から始まる部分は、地方分権による行政の責任と裁量権の増大については理解できるが、前文の趣旨が広義になり過ぎるため削除した。  続いて、どのような価値観をからの部分については、価値観の多様性を認めながら、普遍的な価値が万人に存在すると断じることに対して違和感があるため、文書を整理した。  次、中心軸として明確にという部分に関しては、明確にの意味が非常に抽象的なため、これを削除した。  続いて、下段の真に市民本位の行政を進める上で、いよいよの部分を文書削除したことに伴い、その一部を加えて誰も置き去りにされることのないまちづくりの方向性を見定めていくことが重要ということに修正した。  本段落の最後、いよいよは例規文として違和感があるため削除した。  次の段落の冒頭については、本段落の内容について上段及び本則で整理することとしたため、全文を削除した。  その次の段落は、市民の誰もが幸福をますます実感できるの部分は、重複感を避け、平易な文書にするため削除した。  前文最後尾の部分について、まちづくりや進めるという文言が同一文書等に反復して登場するため、文言を整理した。なお、推進するは、前文のくくりの言葉であるため、題名の何々推進条例の推進と平仄をあわせ、なおかつ推進を条例の中で併用する例は、まちづくり基本条例で多数出ているため変更した。  第1条については、まちづくり基本条例第5条第7号は、誰もがと規定され、市民の文言がないため、整合性を図るために削除した。  続いて、第2条は、多様な価値観を尊重され、一人一人が幸福を一層実感できることを基本理念として明文化するため、文書を改めた。  第2条第2項はまちづくり基本条例との重複を避けるため削除した。  第3条は、例規文として表記の正確性を期すため、実現し及び享受するという表現に変えた。  第4条は、第1項と第2項の規定内容について重複感が非常に強いことから、平易でわかりやすい文書にするため、第2項を削除し、全体の文言を整理した。  第5条の見出しは、条文内容に合致させるため、文言を追加した。第5条の冒頭は、前文の内容と重複し、不要であるため、これを削除した。第5条の第1項後段から第2項は、1項と2項を合体してわかりやすくするために整理した。基本計画が2回登場するため、その位置づけについても整理したということであります。次、第5条第2項は、行政が実施する幸福度の指標化によって、反対にそれが個人の価値観に影響を与えることがないよう留意するため、改めて第2項に文言を追加した。  第6条第1項については、2項を削除することに伴い省略した。また、可能な限りは解釈が複雑になるため、曖昧な表現を避け、当該文書を削った。第6条第2項は、第1項で十分理解できるとともに、まちづくり基本条例の規定と重複するため、本項を削った。  第7条の見出し部分は、本文の修正にあわせて見出しを変更した。第7条1項については憲法第25条第1項、第2項で生存権について既に規定されており、あえて条例で規定する必要がないため削除した。あわせて第2項第1項とあわせて文書整理した。第2項で自殺のないまちづくり行動計画、また高齢者健康福祉計画、また地域福祉計画、障害者福祉計画などで定められている内容と重複し、かつ1項にはその理念が含まれているため重複を整理する必要がある。なお、市民総幸福のまちづくりの上で重要であることに鑑み、削除した部分を補完して文書を整理した。第7条第2項は1項と同様、文書整理や重複のため削除した。第7条第3項の規定は、行政の当然の責務であり、改めて規定する必要がないため、削除する。  第8条の上段は、機能の意味や定義が曖昧なため削る。また、文書をわかりやすくするため文言の整理を行った。第8条の中段は、1つの文書に互いにや、何々合い、相互になど、同じような表現が反復して使われるため、互いにを削除して文言整理をした。第8条下段は、曖昧な解釈を避けるため、可能な限りを削除するとともに、留意するを強調するため、次条の表現にあわせ十分に改めた。  第9条は、よくは法令用語として一般的でないため、十分にを改め、またそれに伴い、連携をしてを連携してに改めた。  次に、意見交換です。決定取り消し後の再度の修正動議については意見交換はありませんでした。  次に、討論です。原案、修正案ともに反対の方の討論内容を紹介します。まちづくり基本条例の第5条に第7号が追加され、これを具体的に推進していくことが大切である。自殺のないまちづくり行動計画、地域福祉計画など、既に決定し取り組まれている。むしろ、これらを具体的に確実に推進していくことのほうが大事であり、その意味においても条例化の必要はない。修正案については、原案より簡潔で市民にわかりやすい提案になっているが、さまざまな計画を具現化するということで十分であり、必要ないという立場であり、原案、修正案ともに反対する。  修正案に賛成の討論です。1つ目、まちづくり基本条例の第5条に7号を追加し、その上でその部分を補強するために条例化することについての一定の疑問もあるが、市民が理解しやすい理念条例にするため、非常に簡素化され、一定理解できる内容になった。また、義務的な表現も除去されており、理念条例として修正案に賛成したい。  2つ目、修正案提出者の努力によって、簡素で市民にわかりやすい表現になったと考える。ただ理念条例は読み手である市民の理解により微妙に解釈が違う難しい部分があることを認識しておく必要もある。幸福度指標の作成により、市民総幸福のまちづくりが推進されることを期待し、賛成とする。  採決の結果、賛成多数により修正可決すべきものと決定しました。  以上で、報告とさせていただきます。 ○(三崎議長) これから総務常任委員長の報告に対する質疑を行います。平林議員。 ○21番(平林議員) 御苦労さまでした。21番、平林です。最初に、最初のところで再提案されたと。6月議会で再提案されたということで、その中で6つほど問題点を指摘する中で再度提案したということで、ここでも、質疑とか問いとかいうことでされているのですが、答えの中で、理事者側からとしては当初と変わらないという答えを、委員長がそう言われたと思いますが、中身的に変わらないということですが、そういう理解でよろしいのでしょうか。そういう議論であったかどうかということ。  もう一つ、先ほどの反対討論の中にもあったのですが、そもそも論として、市民に必要な条例であるのかどうかというような議論があったのかどうか。  それから、第5条のところで、すごく私は問題だなと思いますが、幸福度の指標化をして、それを施策への反映というようなことが、この修正前も修正後もあるわけですが、個人の価値観の尊重等と書いてあるわけですが、この幸福度の指標化及び施策への反映というあたりについて、質疑というのか、議論というのか、深められた中身がありますでしょうか。3つほど。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 当初、149号と88号は基本的に同じなのかどうかということの質問であったというふうに理解していますが、委員会の中では説明がありましたのは、骨格的に同じ、何条まででしたか、第9条まであるというそういう意味で、また、中身についても、基本的には、表現は大分変わったというふうに思っていますが、そういうふうな説明であったというふうに理解しています。  市民にとって真に必要な条例と言えるのか。理念条例ということの位置づけであるというふうに思っていますが、先ほど市長からはなぜ必要なのかという、また、なぜこの時期でも必要なのかというようなことに説明をさせていただきました。説明があったというふうに思っています。そういう意味で、その中身について、一定議員の皆さんが理解したということなのかなというふうに思っています。  もう一つ、指標化により施策への反映ということですが、その説明は改めてさせていただきましたし、第2次の総合計画のときにも資料をお配りになったというふうに思っていますが、中身については、客観的な指標と主観的な指標をもってということの説明をいただいて、一定、執行部側の説明は理解できたということなのかなというふうに思っています。 ○(三崎議長) 平林議員。 ○21番(平林議員) 21番、平林です。今回、修正がされたということで、この修正に当たっての主な目的というのですか、再度お尋ねするのですが、文言の整理であるとか、根本的なものは変わらず、文言を整理したということなのでしょうか。議論の中で、どこを中心というか、理事者が提出してきた議案と修正で出されてきた案の中で、ただ文言の整理だけなのか、そうではなくて、どこかここの点は少し強調をというようなことの修正案になっているのでしょうか。少しそこらあたりの議論がどうであったのか。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 議論の中では、理念条例であるなら、簡潔にすべき。そういう意味では、この88号の第3条まででもいいのではないかというような、そういう議論もあったことは事実でありますが、先ほども私の報告の中にありましたように、まちづくり委員会やパブリックコメントをしたという経緯があるので、別の議案として出す、総務常任委員会から出すなら別でありますが、そのことは大切にしたいということが1つであります。もう一つ何でしたか。(「それだけ、修正が出されたことに対して」の声あり)失礼。それからもう一つ、新旧対照表を見ていただいたらいいかと思いますが、5条の部分については第2項がありますが、改めて個人の価値観が尊重されるという、そういうような文言を追加させていただいたということで、ここが大きなという意味では変更、委員会、個人の出される立場の中で変更点であったというふうに理解しています。 ○(三崎議長) ほかに。松本経一議員。 ○9番(松本経一議員) 9番、松本です。委員長、御苦労さまでした。今回のこの幸福の条例ですが、要は、必要性と、それから文言の問題、それから今回の指標化によって導かれたデータをどの程度その施策に反映するのかと。それがどの程度の強制力があって、予算に反映されるのか。施策の取捨選択に反映されるのかというのが、この条例の胆ではないかなと思っているわけです。その中で、総務常任委員会で必要性についての質疑があって、必要だと皆さんが理解したということですが、その必要だと理解した理由が、こういうことだから確かに必要だというものが委員会の中で、例えば質疑の中で出たとか、そういう意見や発言があったとかいう、その必要性を認めた理由について、委員会の中であったらお答え願いたいと思います。
     それから、幸福度の指標化の信頼度についても質疑があったと、今委員長の報告にあったのですが、同様に委員長の報告の中ではあくまでも試行錯誤であって、まだ万能のものではないと。この試行錯誤で万能でないものを予算の強弱をつけるものに当てはめてもいいかどうか。このあたりの議論があったかどうか。  そして、3番目は、文言の整理は相当していただいたようですが、委員会の中で特に最も大きな問題として、例えばこの言葉がいかがかというような議論があったものがあるとすれば、それはどういうものであったか。この3点について、委員会の審査の内容をお答えいただきたいと思います。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 必要性の理由ということは、やはりまちづくり基本条例の5条の第7項が追加になったことによって、改めてその中身の理念を明確にするということ、またそれによって、その後は条例そのものの議論になりますが、価値観が多様化する中で、いろいろな選択肢が出てくる、一方で、財源が限られているということの中で、優先順位をつける、この指標についてはそういうことで一定理解したということではないかと思っています。  ただ、そこに3つ目の質問にありますように、あえて予算の1つの指標にするということの懸念があると、確実なものではないし、発展途上であるというそういう懸念の中での質問であるというふうに思っていますが、そういう意味で言わせていただくと、委員長報告でもさせていただきましたが、参考とするということで、そのことによって、予算そのものの優先順位を決めるということでもないのかなというふうに、1つの参考指標という位置づけというふうに説明があったというふうに理解しています。  特に言葉について、このことが具体的にどうなのだという大きな議論ということで言わせていただくと、特定の言葉ということには特になかったと思いますが、強いて上げるなら、自殺のところの表現があり得るのかなと思いますが、全体として言えることは、言葉については非常に報告の中で申し上げましたが、条例の言葉になじみにくい表現が多い、くどいという言い方はなかったと思いますが、そういうニュアンスがあったので、市民に理解してもらう上ではできるだけ簡素にする。そのことがもし必要性があるという前提にあるなら、大前提であろうというそういう議論が非常に多かったというふうに理解しています。 ○(三崎議長) 委員長に申し上げます。思うというような表現は避けていただいて、審査の中であったことをお願いします。(「失礼いたしました」の声あり)  ほかに。谷津議員。 ○11番(谷津議員) 11番、丹政会、谷津です。委員長、御苦労さまでした。取り下げのあった議案でも随分審査もされてきたというふうに思いますが、1点だけお聞かせいただきたいのは、条例制定ですから、当然必要性があって制定するということだろうと思いますが、今まで説明を聞かせていただいても十分腑に落ちるものがいま一つ感じられないので、端的にお伺いします。この条例の設置によって、解決される課題があるのかどうか。もしくはこの条例を設置することによって達成されることがあるのかどうかというようなことの議論といいますか、質疑はありましたでしょうか。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) この条例によって達成される、あるいは解決される中身が具体的にあり得るのかということだと。それこそ理念条例の趣旨からいえば、この条例ができるかできないかによってということではないと思いますし、先ほどの説明もさせていただきましたが、公助の部分が新たに起きるわけではない、公助の部分の事業化をするわけではない、今あるものを再点検してより充実させるということでありますので、この条例ができたことによって、具体的なことが目に見えてということではないというふうに理解しています。失礼。そのことはそういう意味ではありませんでした。特にそのことについての具体的な質問はありませんでした。 ○(三崎議長) 池田議員。 ○13番(池田議員) 13番、池田です。委員長、御苦労さまでした。私は正直言って、本当にあっていいのか、なくてもいいのかというのが、自分の頭の中で整理できなかったもので、とりあえず委員会の決定を尊重しようという思いでしていました。委員会質疑を聞かせていただいて判断しようという思いでいますので、そのことを踏まえて、一定、その委員会の審査のあり方が、先ほどやり直したということですが、本来は、御存じのように質疑が終了したら意見交換をして、討論、その前に動議が出て修正したいということがあれば、それを諮って修正が出ましたが、どうでしょうか、修正協議しましょうか、どうしましょうかということを諮ってしましょうとなったら、修正協議で委員会の中でするわけですね。それが一致しなければ、これはもう委員会の中でしないで、休憩のときにされるか、それはわかりませんが、修正しようと思う方がされて、動議で出されるというのが本来の委員会ルール、それをなぜ、修正協議について諮られなかったのか。修正することについて、皆さん御異議ありませんかという諮り方をするのが一般的な委員会運営であると思いますが、それをまず1点聞きたい。  それから、2点目は、これは確認です。聞くところによると、修正案1、2と出されたのですが、その中に委員以外の方の修正案があったと聞いているのですが、それはあったのか、なかったのか。それだけ、あったか、なかったで結構です。  以上、2点。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 修正議論を一旦ほごにしたという中身、修正議論を本来諮るべきではなかったかという、そのことでは、私の報告の中でも触れていますが、改めて委員長報告をさせていただく中で、私自身で議事録を読み返してみました。そうすると、休憩中に委員全員の皆さんに修正についてどうかということの具体的な中身も聞かせていただきましたが、私は委員会の中でそのことがなされているというふうに理解していました。ところが、実際に読み返して見ると、休憩中であったのかということで、反対する委員の方もありましたが、修正を議論するそのものについては理解できると。そういうようなことで進んでいたのですが、そうであるなら、本来は、最終段階で修正動議が出てくるのもおかしいという、そういうような委員会としての運営上の私の不手際が原因で、改めてそういうような整理をさせていただいたということであります。  2つ目の委員外議員の皆さんからの修正案があったのかということでありますが、基本的には総務常任委員会に付託を受けた中身でありますので、委員の皆さんが個々に会派、あるいは同僚議員に意見を求めてそれを出したということがあるかどうかは、それは十分に存じていませんが、1案、2案があったというのは事実でございます。(「それはもう委員の案ということで認識して……」の声あり)そういうように理解しています。 ○(三崎議長) ほかに。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。修正案の5条の2項、先ほどありました個人の価値観がというところでありますが、この文言について、委員会でしっかり審査されたのか、少し疑問に思いますので、2項は、市は前項の指標化に当たっては、市民一人一人の価値観があり、かつそれは心の持ち方によって多様に異なる側面があることに鑑み、個人の価値観が尊重されるよう努めるものとすると。この尊重しなければならないということならわかるのですが、努めるものとするということになっているのですが、こういったことはこの審査でどういう議論があったのか。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 先ほど申し上げましたように、修正案については動議という形で出されていまして、そういう意味で、その後に修正案の中身について質疑は特にございませんでしたので、それで一定委員の皆さんが理解したというふうに思っています。 ○(三崎議長) ほかに。吉岡和信議員。 ○3番(吉岡和信議員) 3番、吉岡です。この修正案についてもそうですが、いろいろと複雑な思いがありますが、とりわけ一番、原案であったものがいとも簡単に取り下げられたということですね。いとも簡単にという言葉に反応する部長もおられますが、理念条例ですから、先ほど委員長の報告にありましたようにそれほど中身が変わるものではないですよね。そういう点で、表現しか変わっていないということなのだろうと思いますが、そういう点では執行部の当初出された心というか、気構えに少し疑問が持たれるのですが、これを設けることによって、市民にとっての利益はあるのかないのか。これをあえて設けることによってね。先ほど委員長の報告では、具体的に他の計画の中でも十分というようなお話があったのですが、それでも、なおかつあえてこれを設けようということにおいての市民の利益、基本的には条例とか法律というものは、通常の場合は市民を縛る形のものが多いのですが、この条例の中では、1点だけ、冒頭に市民が出てくる、あとはもう全て行政という、市ですね、市が出てくるのですが、これを見ると、どちらかというと、見方によれば市を縛っているように思うのですが、ですから、委員長、これを設けることによって、改めて市長の説明で、まして現時点で、この時点でしなければならない何か事情があって、利益、その部分について言及があったのかどうか。また、審査もあったのかどうか、お願いします。 ○(三崎議長) 総務常任委員長。 ○(松本聖司総務常任委員長) 先ほど谷津議員の質問の中に改めて利益ということの、説明の中ではこういうくだりがあります。第7条にセーフティネットと安心安全な生活環境づくりという意味で、改めて公助であったり、共助であったり、この部分をしっかりとこの条例ができることによって再点検をしていくのだというようなことの説明がありましたので、もし、今吉岡和信議員の質問にお答えするなら、この部分が当てはまるのかなというふうに、公助の部分ですね、そういうふうに理解しています。そういうことでよろしいですか。 ○(三崎議長) ほかに。これで質疑を終結いたします。総務常任委員長御苦労さまでした。  池田議員。 ○13番(池田議員) 休憩をお願いしたいのですが、(「どの程度の時間」の声あり)11時まで休憩ということをお願いしたいのですが。 ○(三崎議長) ここで11時まで休憩いたします。                 午前10時44分 休憩                 午前11時00分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  これから議案第88号について意見交換を行います。松本経一議員。 ○9番(松本経一議員) 9番、松本です。意見交換ということで、若干、自分の思いについて、この場で述べさせてもらう機会をいただきます。  過去のどの時代にありましても、国をおさめる者については、国民全てが今よりも幸福になることを願いますし、市をおさめる立場の者にとっては、市民が幸福になることを願うものです。また、家族の長であれば、家族の幸福を念じる、これは当たり前のことで、誰でもがその実現を願うものであります。では、そのためには具体的に何をすれば、それが実現できるのかということについては、これは今も昔も古今東西変わることなく、我々の祖先からが追求してきた課題であって、こうすれば実現できるといった正解の道は1つではないと思っています。  一方で、幸福度という言葉があります。幸福度なるものをはかって、国別の比較をしているところも最近では、これはインターネットなどでもよく出ていますので、皆様も御承知と思います。しかし、では、国として、また地方自治体としてどのような政策を強化して、またどのような政策を縮小すれば幸福度が向上するのかという点につきましては、例えば、安心や安全、安定といった漠然とした切り口でこのことを説明する、あるいは解説している、こういったことは見受けられますが、例えば、経済的に決して豊かではない国の国民の幸福感が高かったり、また、それは経済的に豊かでない国の国民の幸福感が低かったり、これもまだまだ調査や研究段階の域を出ていないと私は考えています。  一人残らず、きょうよりもあすがもっと幸福を実感できるというまちづくりを進めるために条例を制定するということについては、私は2つの問題点を感じていました。1つは条例の文言の問題です。そして、2つ目は条例の必要性の問題です。1つ目の条例案の文言の中身につきましては、一旦提案されたものが撤回され、そして、その上に大幅な修正を今回委員会でされたということから、特に幸福という個人の心の持ち方で左右される事柄について、条例で定める以上、この修正の文言の中にあるように個人の価値観を阻害したり、特定の価値観を推奨したりすることが万に一つでもないようにしておく必要があるということから考えると、今回、この総務常任委員会で大幅な修正が行われたことについては、一定の懸念が拭われた。また、その努力を私は多としたいと思います。  一方で、2つ目の条例の必要性についてであります。条例制定の必要はどこにあるかというところであります。私は、幸福度を指標化して、それで施策の優先順位をつけることによって施策の中心軸としてみたいという試みをとめるつもりは全くありません。これは、今の幸福度を国別ではかったり、あるいは地方自治体ごとにランクがマスコミなどでも発表されているように、幸福度を使って施策を見詰め直そうということについては、特段それについて私はとめるつもりもありませんし、してみる価値はあると思っています。  一方で、では、それを条例に定めなければできないかどうか。条例は、次の市長も、その次の市長も、もちろん市役所も議会もそれに従う必要があります。私は、議員の立場として、この条例が制定されたときに、議員としてどうあるべきかということを考えています。つまり条例の効果をどう検証したらいいか。条例によってどう効果があらわれたかを議員の立場としてどう評価し、また、それを向上するためには議員としてどうすればいいかということから考えると、冒頭に言いましたように、幸福を感じるのは心の持ち方によって大きく左右される側面があります。幸福度が向上したかどうか。例えば、幸福を感じる市民がなかなかふえないということであれば、その原因は何か。経済的に貧しいからなのか、あるいは心の持ち方を変えれば、そのときは幸福と感じなかったが、いやあれは本当は幸福であったのだと感じることもあります。つまり心の持ち方を変えて、幸福を実感しましょうなどということになると、そういうことを説くのは宗教の範疇だと思います。  私は、このようなことを考えた場合に、総務常任委員会で本当に多くの議論を費やして、今回修正案を提案されるに至ったということについては、多くのハードルを超える議論がなされたと思って評価したいと思いますが、今申し上げましたように多くのことを超えても、さらに先ほど申し上げましたように議員の立場で乗り越えられない部分がまだあるということが残ってしまった。このようなことを、この意見交換の場で申し上げたいと思っています。  以上です。 ○(三崎議長) ほかに。吉岡和信議員。 ○3番(吉岡和信議員) 3番、吉岡です。基本的な考え方は、今、松本経一議員がおっしゃっていますので、そのことについては申し上げません。基本的なスタンスはもう全く同感であります。この条例の中身については、本来は書かれていることは、私は地方自治法のまさに本旨の福祉の向上という、その範疇に入るものが全てだろうと考えていますので、先ほどの質疑の中でも、とりたてて今緊急にこれが必要かとなると、若干、疑問が残るのは否めないと、そのように思います。  あとは私の個人的な感覚というか、感性で申し上げますと、まあ市長にも申し上げたいのですが、こういう理念条例とか、こういう美しい条例をつくりたがる、ここにすごい私自身がですよ、すごく欺瞞性を感じるのです。それほど自分は美しい人間かと。そのようなことをやはり唱えるということに気恥ずかしさみたいなことをすごく感じるのです。だから、自分のやはり日々の発言なり行動が本当に言行一致で、こういう理念条例を掲げ、また、これについて一定の意見を述べるということについては、本当ある種の恥ずかしさというか、気恥ずかしさ、そのようなものがすごくあるのです。だから、このことについて、これを提案する側も、市長にもやはり日ごろの言行一致ということは心して、議場の中、議場の外、全てにおいて私はそういったある種の謙虚さがないと、こういうことを大変美しい条例で、日本で初めての条例かもわかりませんが、そのことはしっかりと私たちも執行部も受けとめていく必要があろうかと思います。やはり我々の周りにはさまざまな階層の方がおられます。そういったことを念頭に、この条例を設けることの意味を、改めて我々も執行部も考えていかないといけないなと、そのように思っています。  条例の中身等々については、もううちの幹事長がおっしゃったとおりですから、それ以上は申し上げませんが、率直に申し上げて、ある種の気恥ずかしさを覚えながら、採決には望みたいと、そのように思います。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 14番、吉岡豊和です。1点、字句のことに関して、これまでからもたびたび質問していましたので、前文の2行目にあります市民の価値観は経済的な豊かさの追求ばかりではなく、より多様化していきますということの、特に経済的な豊かさの追求ばかりでなく、そういうことが、この言葉が僕は非常にひっかかっていました。市民はまだまだ経済的な豊かさを追求していくような状況であります。この経済的豊かさの追求ばかりでなくというこの姿勢を、行政側が率先垂範していただきますよう意見を述べたいと思います。  以上です。 ○(三崎議長) 谷津議員。 ○11番(谷津議員) 今回、この市民総幸福のまちづくり推進条例ということで提案されたわけですが、先ほど松本経一議員からもありましたように、私も幸福度という指標をもって新たな市民の福祉の向上に努めるという考え方を否定するつもりもありません。この条例にうたってあること自体は、先ほどは吉岡和信議員も言われましたが、当然当たり前のことであるというふうに思っています。憲法13条にも全ての国民は個人として尊重される、生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とするということで、職員の皆さんは、当然このことを思って、私は十分に職務をしていただいているという理解をしているので、あえてここに必要性はやはり感じない。まして、京丹後市には最高規範としてまちづくり基本条例というのがありますし、理念としてうたうのであれば、私はやはりそちらへしっかりとうたっていくということが筋ではないかというふうに思いますし、縛るものでないのであれば、提言というような内容でもよかったのではないかなというふうに思っています。  以上です。 ○(三崎議長) ほかに。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第88号について討論を行います。初めに原案に賛成の方。次に、原案及び修正案に反対の方。森議員。 ○20番(森議員) 森です。最初に申し上げておきたいと思いますが、委員長報告の中に、原案、修正案ともに反対という内容の報告がありましたが、反対討論でも議事録にしっかり残しておくことが必要だというふうに思いますので、まず、その部分を読み上げておきたいというふうに思います。  まちづくり基本条例の第5条に第7号が追加され、これを具体的に推進していくことが大切である。自殺のないまちづくり行動計画、地域福祉計画など、既に決定し取り組まれている。むしろ、これを具体的に確実に推進をしていくことのほうが大事であり、その意味においても、条例化の必要はない。修正案については、原案より簡潔で市民にわかりやすい提案になっている。が、さまざまな計画を具現化するということで十分であり、必要ないという立場である。よって、原案、修正案ともに反対するものですというのを、委員会での反対討論としています。  先ほど意見を4名の方がされましたので、私自身の考え方のそもそも論、条例化というものについて語っておきたいというふうに思いますが、かなり先ほど4名の方の意見交換で、反対する部分での私と一致をする部分がありましたので、その討論は申し上げた上で避けたいというふうに考えています。  そもそも論的に私の考え方を言いますと、幸福の形、問題は人それぞれであり、個人の自由である。個人の内心に踏み込むことになる条例はつくるべきではないというのが第一です。それから、幸福か否かという個々の問題です。市民個人が自分を幸福であるか、そうでないかの判断は人生観等が大きな判断の材料になる1つでもあるが、根本的な問題は、先ほどもありましたように経済面でどうであるかが最も大きなウエートを占めるであろうと。貧困な状態にある人たちは、決して幸福感は持っていないだろうという点から見て、経済的にどうであるかということは、その人の幸福感をどう判断するか、最大の基準になっているのではないかというふうに私は考えます。  こうした点から考えても、先ほどの委員会で発言した内容のとおり、条例は条例化すべきではない。むしろ今既に市民幸福になるようにということでのさまざまな計画が先ほど申し上げた以外にもあります。女性共同参画法等であるとか、教育委員会における子供の健やかな成長を願った計画であるとか、防災の計画であるとか、障害者の人たちに対するさまざまな計画、それを今、市は、市政は具体的にどう実現していくか。ここに心を持って全力を出していくことが最も必要だというふうに考えています。  それから、先ほども委員会での発言の中にありましたように、本来条例文というものはどうあるべきか。原案、私は厳密、簡潔、軽易であり、市民にわかりやすくするというのが、これが条例をつくる上での最大の中心にすべきだと。その点から見た場合、原案は長ったらしく、説教調の部分もある。説明調の部分もある。これはとてもではない、条例などと言えるものではないということで、149号を撤回して、88号として再提案をしたものであろうと。しかし、これについても、かなりの改善はありますが、今、私が申し上げたことについてはさして変わっていないという判断をしています。その意味では、今回修正案に出されている内容については、そうした点を改善し、修正をして提案をされているものだというふうには理解はしていますが、先ほど述べたとおりそもそも論を含めて、内心の自由に踏み込むような条例化はすべきでないということで、原案、修正案についても反対をいたします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、原案に賛成の方。次に、修正案に賛成の方。和田議員。 ○12番(和田議員) 12番、和田です。議案第88号、京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例、修正案に対する賛成討論をします。  この条例は理念条例で、人それぞれ幸福感は違い、統一した理解やまちづくり基本条例との関係、また、条例を制定される意義を市民に説明することは難しいと思っています。まず、修正案ですが、総務常任委員会で意見交換を重ねて、修正前よりも簡素でわかりやすくなったと思います。第2次総合計画を進める中、市民ニーズを把握するために幸福度指標を作成して、行政運営の中心軸に据え、さまざまな施策を推進させる。その施策の進捗管理や達成度を市民とともに検討していくことは大切なことであります。今後の課題としまして、指標のとり方、市民協働、施策の優先順位など、市民と共有して十分検討できる取り組みが必要です。この条例を理解して、説明責任を果たして、地域の支え合いや助け合う心が培われる条例になるように期待して、賛成討論とします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、原案に賛成の方。次に、原案及び修正案に反対の方。次に、原案に賛成の方。次に、修正案に賛成の方。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。議案第88号、修正案について賛成の立場で討論させていただきます。  この修正案を出す以前に、前回、昨年11月の臨時会において議案第149号として総務常任委員会に付託されましたものがございます。それについて、総務常任委員会においても十分時間をかけ、議論してまいりました。しかしながら、それにつきましては、非常に難解であり、十分理解できるものではなかったのではないかという意見の中で、再度、88号として上程されました。これにつきましては、非常に多くの時間、また多くの議論を踏まえまして、議論させていただいた中、この88号は、まちづくり基本条例の第5条第7項に追加した部分について、条例として補完するべきものとして提出されたものです。これについては、十分、私は賛成させていただきたいと思います。  確かに意見の中では、自殺のないまちづくり行動計画、また高齢者健康福祉計画、地域福祉計画、障害者福祉計画等々計画もございます。これについて十分可能ではないのかという議論も確かにございます。ただし、それについて条例として一応くくりを持って進めていくことが本来、本筋ではないかと私は考えています。この中で、修正案を提出する中で、一定、非常に文言が難しく、また十分理解するには、表現等で理解できないものもありましたので、それによって修正されたことについては十分市民にとっても理解できるものになったと思います。  それにつきまして、この条例自身が京丹後市まちづくり委員会の答申に基づき、またパブリックコメント等を実施して政策に至った経緯、また全体の構成、条文、趣旨など原案条例の趣旨や趣意を大きく修正することなく、一定考えた上で、こういう形で修正案が出されたことについて、私は非常に意義あるものと考え、賛成の討論とさせていただきます。 ○(三崎議長) 次に、原案に賛成の方。次に、原案及び修正案に反対の方。次に、原案に賛成の方。次に、修正案に賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第88号について採決いたします。議案第88号 京丹後市市民総幸福のまちづくり推進条例の制定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案修正可決すべきものであります。委員長報告のとおり修正可決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、総務常任委員会の修正案は可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決いたします。修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、修正部分を除く部分は原案のとおり可決されました。 ○(三崎議長) 日程第3 議案第92号 平成26年度京丹後市一般会計決算認定についてから日程第20 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)までの18議案を一括議題といたします。  これらの議案につきましては、予算決算常任委員会に付託しておりますので、これから予算決算常任委員長の報告を求めます。予算決算常任委員長。                                 平成27年9月25日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               予算決算常任委員会                                  委員長 松 本 経 一     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                                           記 1.付託事件及び決定   議案第92号 平成26年度京丹後市一般会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第93号 平成26年度京丹後市国民健康保険事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第94号 平成26年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計決算認定につい
              て     原案 認定すべきものと決定した。   議案第95号 平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第96号 平成26年度京丹後市介護保険事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第97号 平成26年度京丹後市介護サービス事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第198号 平成26年度京丹後市簡易水道事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第99号 平成26年度京丹後市集落排水事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第100号 平成26年度京丹後市公共下水道事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第101号 平成26年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第102号 平成26年度京丹後市工業用地造成事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第103号 平成26年度京丹後市宅地造成事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第104号 平成26年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第105号 平成26年度京丹後市峰山財産区特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第106号 平成26年度京丹後市五箇財産区特別会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第107号 平成26年度京丹後市水道事業会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第108号 平成26年度京丹後市病院事業会計決算認定について     原案 認定すべきものと決定した。   議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過   予算決算常任委員会     8月31日   質疑、各分科会へ委託     9月 8日   質疑     9月17日   質疑、意見交換、審査のまとめ及び決定並びに議員間討議     9月25日   各分科会座長報告及び審査のまとめ並びに決定審査の経過   総務分科会    9月 1日   所管部長等(財務部・秘書広報広聴課)から説明の聴取及び意見交換    9月 2日   所管部長等(市民部・消防本部・会計課・監査委員事務局・議会事務局)            から説明の聴取及び意見交換    9月 3日   現地審査(京丹後市火葬場、消防署)    9月 4日   所管部長等(企画総務部)から説明の聴取及び意見交換   文教厚生分科会    9月 1日   所管部長等(教育委員会)から説明の聴取及び意見交換    9月 2日   所管部長等(教育委員会・健康長寿福祉部)から説明の聴取及び意見交換    9月 3日   所管部長等(健康長寿福祉部・医療部)から説明の聴取及び意見交換    9月 4日   所管部長等(健康長寿福祉部)から説明の聴取及び意見交換   産業建設分科会    9月 1日   所管部長等(農林水産環境部・農業委員会)から説明の聴取    9月 2日   所管部長等(商工観光部)から説明の聴取及び意見交換    9月 3日   所管部長等(上下水道部)から説明の聴取及び意見交換    9月 4日   所管部長等(建設部)から説明の聴取及び意見交換 3.附帯意見  議案第92号 平成26年度京丹後市一般会計決算認定について  (1)有害鳥獣捕獲事業並びに猪・鹿肉処理施設運営管理事業に対して、以下の意見を付する。  捕獲した猪、鹿は処理施設「京たんごぼたん・もみじ比治の里」に2時間以内に持ち込むこととされているが、地理的に困難な地域もあり、その処理に苦慮している現状がある。「比治の里」処理施設の能力は限界であり、さらに猪・鹿の有害鳥獣捕獲頭数は平成22年建設当時比、5倍とされている。今後の状況を見た時、処理方法において埋設処理は課題も多い中、焼却処理が適切と考え、焼却施設の建設を検討すべきである。  (2)観光業等活性化推進事業補助金対して、以下の意見を付する。  あくまで大会の補助金と位置付けるのであれば、事業費を上回る額を交付することは整合しない。ただし、この事業の目的である、交流人口の拡大には寄与しているので、その観点ならば補助金ではなく、報奨金とすべきではないか。  (3)合併特例債について、以下の意見を付する。  合併特例債の起債見込額が示された。一本算定による基準財政規模の縮小で、実質公債費比率に跳ね返る中で、16%未満を維持したいとのことである。一方で合併自治体として基礎的な社会資本整備の充実も必要なところである。財政見通しについては一定示されているが、議会としても精査する時期であると認識しており、公債費の適正管理には注視しながら、最善の方向性が得られるよう、執行機関からの積極的な情報提供や提案を求めたい。 4 付帯決議  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)について、別記のとおり、附帯決議を付することに決した。 別 記      議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)      に関する附帯決議  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)を可決したことにより、下記の決議を付する。                      記  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)における観光・休憩所整備事業は、山陰近畿自動車道大宮森本IC(仮称)開通を平成28年度に控え、増加が見込まれる観光客等に対し、観光のおもてなしとして快適かつ利便な環境を提供するとともに、観光情報の発信機能を備えたものであると評価するが、議会の審議の中において議会並びに関係者への説明が極めて不十分であったとの指摘を真摯に受け止め、次の3点について、今後の事業執行において十分留意するよう求める。 1 ワークショップの検討を踏まえて全体計画を早急に策定すること。 その過程において広く市民の意見を聴くように努めること。 2 ワークショップの経過について適宜議会並びに関係機関に報告すること。 3 国道312号及び府道間人大宮線等の渋滞対策も含め、交通安全対策に万全を期すこと。  以上、決議する。  平成27年9月25日                                  京都府京丹後市議会                                  予算決算常任委員会 ○(松本経一予算決算常任委員長) それでは、委員会の報告を読み上げる形で申し上げます。  京丹後市議会議長、三崎政直様。予算決算常任委員会委員長、松本経一。  委員会審査報告書。本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから、会議規則第107条の規定により報告します。  記。1.付託事件及び決定。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第93号、平成26年度京丹後市国民健康保険事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第94号、平成26年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第95号、平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第96号、平成26年度京丹後市介護保険事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。
     議案第97号、平成26年度京丹後市介護サービス事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第98号、平成26年度京丹後市簡易水道事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第99号、平成26年度京丹後市集落排水事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第100号、平成26年度京丹後市公共下水道事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第101号、平成26年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第102号、平成26年度京丹後市工業用地造成事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第103号、平成26年度京丹後市宅地造成事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第104号、平成26年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第105号、平成26年度京丹後市峰山財産区特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第106号、平成26年度京丹後市五箇財産区特別会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第107号、平成26年度京丹後市水道事業会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第108号、平成26年度京丹後市病院事業会計決算認定について、原案、認定すべきものと決定した。  議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。予算決算常任委員会。8月31日、質疑、各分科会へ委託。9月8日、質疑。9月17日、質疑、意見交換、審査のまとめ及び決定並びに議員間討議。9月25日、各分科会座長報告及び審査のまとめ並びに決定。  総務分科会。9月1日、所管部長等(財務部・秘書広報広聴課)から説明の聴取及び意見交換。9月2日、所管部長等(市民部・消防本部・会計課・監査委員事務局・議会事務局)から説明の聴取及び意見交換。9月3日、現地審査(京丹後市火葬場、消防署)。9月4日、所管部長等(企画総務部)から説明の聴取及び意見交換。  文教厚生分科会。9月1日、所管部長等(教育委員会)から説明の聴取及び意見交換。9月2日、所管部長等(教育委員会・健康長寿福祉部)から説明の聴取及び意見交換。9月3日、所管部長等(健康長寿福祉部・医療部)から説明の聴取及び意見交換。9月4日、所管部長等(健康長寿福祉部)から説明の聴取及び意見交換。  産業建設分科会。9月1日、所管部長等(農林水産環境部・農業委員会)から説明の聴取。9月2日、所管部長等(商工観光部)から説明の聴取及び意見交換。9月3日、所管部長等(上下水道部)から説明の聴取及び意見交換。9月4日、所管部長等(建設部)から説明の聴取及び意見交換。  3.附帯意見。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について。  (1)有害鳥獣捕獲事業並びに猪・鹿肉処理施設運営管理事業に対して、以下の意見を付する。  捕獲したイノシシ、シカは、処理施設京たんごぼたん・もみじ比治の里に2時間以内に持ち込むこととされているが、地理的に困難な地域もあり、その処理に苦慮している現状がある。比治の里処理施設の能力は限界であり、さらにイノシシ・シカの有害鳥獣の捕獲頭数は、平成22年建設当時比5倍とされている。今後の状況を見たとき、処理方法において、埋設処理は課題も多い中、焼却処理が適切と考え、焼却施設の建設を検討すべきである。  (2)観光業等活性化推進事業補助金に対して、以下の意見を付する。  あくまで大会の補助金と位置づけるのであれば、事業費を上回る額を交付することは整合しない。ただし、この事業の目的である交流人口の拡大には寄与しているので、その観点ならば補助金ではなく、報奨金とすべきではないか。  (3)合併特例債について、以下の意見を付する。  合併特例債の起債見込額が示された。一本算定による基準財政規模の縮小で、実質公債費比率にはね返る中で、16%未満を維持したいとのことである。一方で、合併自治体として基礎的な社会資本整備の充実も必要なところである。財政見通しについては一定示されているが、議会としても精査する時期であると認識しており、公債費の適正管理には注視しながら、最善の方向が得られるよう執行機関からの積極的な情報提供や提案を求めたい。  4.附帯決議。平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)について、別記のとおり、附帯決議を付することに決した。  別記。議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議。  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)を可決したことにより、以下の決議を付する。  記。平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)における観光・休憩所整備事業は、山陰近畿自動車道大宮森本インターチェンジ(仮称)開通を平成28年度に控え、増加が見込まれる観光客等に対し、観光のおもてなしとして快適かつ利便な環境を提供するとともに、観光情報の発信機能を備えたものであると評価するが、議会の審議の中において議会並びに関係者への説明が極めて不十分であったとの指摘を真摯に受けとめ、次の3点について、今後の事業執行において十分留意するよう求める。  1、ワークショップの検討を踏まえて全体計画を早急に策定すること。その過程において広く市民の意見を聞くように努めること。  2、ワークショップの経過について、適宜、議会並びに関係機関に報告すること。  3、国道312号及び府道大宮間人線等の渋滞対策も含め、交通安全対策に万全を期すこと。  以上、決議する。平成27年9月25日。京都府京丹後市議会予算決算常任委員会。  以上であります。 ○(三崎議長) 以上で、付託された議案審査結果についての報告が終わりました。予算決算常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。  まず、議案第92号について、意見交換を行います。谷津議員。 ○11番(谷津議員) 11番、丹政会、谷津です。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算の件で意見交換をさせていただきます。  ブランドビジネス支援事業について、こちらについては、結果は余りおもわしくなかったわけですが、それを受けて撤退を判断したということで、そのことについては大きく評価をしていきたいというふうに思っています。一方で、同様の事業が地場産業振興センターで行われているわけですが、そちらと事前に調整ができなかったのかというところについては、原課としてはしっかりと課題を整理していただきたいというふうに思います。  また、あんしん借換資金等利子補給事業、信用保証料補助金については、25年度決算と比べて大幅に融資件数が減少して、市全体としての景気回復の傾向が一定ここに反映されてきたのかなというふうに評価しています。  また、観光業等活性化推進事業補助金について、委員会の中でもありましたが、この事業については来丹される方や宿泊される方が多くなるような事業に対して、一定補助をするという趣旨でありますが、事業費以上の補助金が交付されるということが今回ありましたので、これについて補助金交付規則等と整合を図りながら、奨励金なのか、補助金なのかというあたりはしっかり整理していただきたいというふうに思います。  最後にもう一点、家庭ごみの収集運搬委託事業についてであります。こちらについては、丹政会でこの件について、東京の環境庁で研修を行っているわけですが、これについては市町村の非常に責任の重たい事業の1つというふうなことで、国や最高裁の判例でも基本的にはこれは随意契約すべきであるというようなことの見解だというふうに認識しています。本市においては、7事業者に委託しているわけですが、委託の根拠が曖昧であり、基準単価については示されていない現状があります。入札ではなくて、随意契約ということで今後は進むというふうに理解していますので、透明性の担保の観点からも、こちらについては早期に統一した委託基準について示すべきではないかというふうに指摘して、意見といたします。 ○(三崎議長) 吉岡和信議員。 ○3番(吉岡和信議員) 意見といいますか、どちらかというと反省でありますが、今、谷津議員から指摘がありましたブランドショップの事業であります。この事業は、私たちの会派が研修をして、その結果、求めてきたものであって、一定450万円ほどこの間予算といいますか、決算の中で執行されてきたわけですが、これがなかなか思うに任せないと。年間10万程度の売り上げであったということでありますが、その後の事業については、アミティに引き継いでいるのですね。そのことについては、事業者にとっては引き継いでいただいていますので、結果はいいのですが、一定、今谷津議員がおっしゃった部分、私も分科会で申し上げたのですが、事業を適切に評価して、実際は1年で撤退したということであります。そのことについて、私たち、代表として一定責任を感じるところでありますので、こういう公の場で申し上げるわけです。  もう一点希望を言えば、議員提案の部分については、早く事業を評価して撤退をされたのですが、なかなか市が提案したことについて、そういった評価がなされていないのも谷津議員がおっしゃった部分がそういうところだろうと思いますが、その辺を市行政もぜひ、多くの事業をする中で、1年、2年で撤退したケースはほとんどありませんね。では、その事業が全て結果が出ているかとなったら、私はそうでもない事業もたくさんあると思いますので、ぜひ、議会、行政も間違えるということがあるのだということを、ぜひ、私たちの提案したことを逆に教訓として酌み取っていただいて、これから今現在、またこれからする事業についても検証していただければなと思っています。  本旨は、反省を中心にして述べたということですから、御理解をいただきたいとそのように思います。 ○(三崎議長) ほかに。和田議員。 ○12番(和田議員) 12番、和田です。京丹後市ブランド化推進事業について言います。市として地域ブランドとして考えると一定の基準を設けながら、丹後米でなくて、京丹後米として自信を持って出せるような取り組みが必要であるというふうに思っています。  以上です。 ○(三崎議長) ほかに。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第92号について討論を行います。反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、反対の立場から討論いたします。  平成26年度は市制施行10周年の節目の年でありました。市民の暮らしと地場産業の実態をしっかりと把握して、支え、発展させる、そういう決算であったのかどうかが問われている、このように考えるわけです。市民からは、不況で仕事がない。仕事おこしをしてほしい、こういった声が上がり、業種を問わず見通しが持てず後継者がいない、こういう深刻な事態が続いています。若者も仕事がなく、結婚ができない。子供に帰ってこいと言えないというこういう実態をしっかり踏まえた予算執行がなされたのか、そのように思います。  もう一つは、安倍政権の暴走のもとに大企業が一番活動しやすい国づくり、そのもとに地方を切り捨て、年金の切り下げ、消費税増税、医療・介護の負担増など市民の暮らしが脅かされてきました。こういったことに対しても、市民からしっかり声を上げてほしい、こういう声が上がっています。4点にわたって問題点を指摘したいというふうに思います。  第1に、そういった意味で、丹後の経済指標で見てみますと、この十数年間で建設業、あるいは建築業で、事業費で44%に激減しています。農林水産業におきましても77%。賃金水準は75%というふうになっています。さらに2005年との比較で、事業所数が25%も減少する。こういう中で、本当に市民の暮らしや地域経済にしっかり目を向け、住民や産業、業者の知恵と力を引き出し育てる、そういった決算にはなっていません。  2つ目に、北近畿新時代が到来するということで、高速道路の開通を目指して準備をしていくという予算でありましたが、内容的には市外から企業を呼び込む、そういう呼び込み型の経済対策ではないでしょうか。幸福条例やリニア誘致、人口7万5,000人構想など、地に足がついていない、こういった市政と言われざるを得ません。市民に足を運び、市民の状況と要求、願いをしっかりつかんで、地に足のついた市政とすべきです。  3つ目に、合併特例措置が終わり、交付税が減額されることを見越して、行財政改革が行われていますが、市民には補助金の見直し、あるいは公共施設の譲渡などで負担を求める一方で、多くの新規事業による職員の負担増、あるいは森本工業団地造成の借入金返済に1億9,000万円など大きな問題のある決算です。  4つ目に、経ヶ岬米軍基地建設・運用について申し上げたいと思います。26年度は大多数の市民が反対の声を上げる中で、工事の着工、レーダーの搬入、米軍中隊の配備、そして、12月には本格稼働をいたしました。その後4カ月にわたる92デシベルの騒音問題、軍属の関係する交通事故の多発、自然景観の破壊などが起きています。市長は、安心安全が確保できなければ、停波も含めて対応するとしてきました。具体的に健康被害に対しても、防衛省や米軍に要請しているということにとどまっています。こういったことでは、市民の安心安全の確保はできないと、そのように考えます。市民の暮らしを守るために、毅然とした立場が求められているのではないでしょうか。米軍基地は軍事的緊張を巻き込み、存在そのものが人権侵害と自然破壊をもたらすものであり、危険な米軍基地は撤去すべき、このことを申し上げて反対討論といたします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。谷口議員。 ○8番(谷口議員) 8番、谷口でございます。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成26年度は非常に本市を取り巻く環境が厳しい状況の中で、主な事業として産業の発展と雇用の促進という中では、空き店舗、空き工場活用促進などの商工業支援などや、また海の京都構想に向けた取り組みとして、かぶと山への遊歩道の整備に着手、小天橋から浜詰海岸の遊歩道の整備にも着手されました。また一方で、子育て教育まちづくりの推進として、久美浜、弥栄、峰山の3つの保育所施設の整備などが事業化されてきたところであります。また、安全安心まちづくりの促進では、小学校の耐震補強の工事の実施、網野地域の内水処理対策の推進。また、災害に強いまちづくりの推進として消防・緊急デジタル無線及び高機能消防指令システムの更新整備や、基地再編交付金を活用した消防機材搬送車、また、化学災害などに備えるための予防警防体制強化などの事業の推進を図られてきたところであります。  ほかにも、宇川地域の安心安全としての防犯カメラや、水道管布設かえや農道改良事業、また高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種の住民生活利便の向上や、産業の振興など地域の一体的発展に向けた事業の推進が実施されてきたところであります。  特に、本決算において、消防本部の現地審査を行ってまいりました。高機能消防指令システムの更新などで装備が近代化をされ、GPS等の活用によって的確に指令ができるため、これまで以上に出動までの時間短縮が図られていくことや、再編交付金の活用で複雑化する災害等の対応などで資機材及び装備の充実強化、こういった観点は、市民の生命と財産を守るという点で機能が高まったことについては評価をしていきたいというふうに考えています。  しかし、一方で、広域な市域を持つ本市での多重事故発生時の対応については、現在の人員では対応が不十分という状況にあります。今後、人員の増強や装備のさらなる充実の必要性を感じてきたところでございます。  平成26年度一般会計決算は、歳入391億2,000万円、歳出376億1,000万円であり、本市発足後の最大規模の決算となりました。歳入から歳出を差し引き、形式収支は15億円であり、繰越事業分を除いた実質収支も10億円の黒字を計上し、単年度収支及び実質収支も昨年度に引き続き黒字となったところでございます。  ただ、懸念されることは、収支の黒字については、事業を執行した結果として不用額や次年度への繰越事業などが発生するものと考えています。また一方で、この不用額が多くあり、執行率が低い事業については、住民サービスを確保する視点から、今後においても点検、検証することの必要性を感じてきたところでございます。また一方で、税金・料金の滞納について、収納率は年々改善はされていますが、滞納が多くなることは、市の財政にも大きく影響し、一方、市民サービスにも影響する。納期までに納付をいただいている多くの納税義務者との公平性を欠くことになり、税・料金に対する収納率の向上にさらなる改善をされることに期待していきたいと思っています。  また、市民協働などの各補助事業については、補助金が支払われている中で、費用対効果などや団体の育成や活性化につながっているのかどうか。今後に生かすための後追い検証もしていく必要があるということを指摘して、賛成討論とします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、反対の立場で討論いたします。  当初予算と11回の補正を合わせて、合併後最大規模の決算となりました。地方自治体の役割というのは、市民の安全や健康、暮らしを防波堤のようにしっかりと守り、福祉を向上させていくということです。そのために市民の暮らしにはなくてはならない事業、そして、何をおいても最優先で取り組んでいかなければならないというものがたくさんあります。決算の中で評価できるものとして、例えば、3つの統合保育所の建設、子供の医療費の給付や寄り添い支援総合サポートセンターの事業の充実、学校や給食センターの耐震やエアコンの設置、それから、丹後町のデマンドバスの運行など、市民の方の要求に応えて改善や拡充をされている事業もあります。  しかし、市民の生活を見てみると、賃金は上がらない、年金が下がる、医療費や公共事業が引き上げられて、4月からは消費税の税率も上がりました。市民の暮らしの実態感覚としての大変さと、市長の思いに乖離はなかったのか。アベノミクスのトリクルダウンがなかなかめぐってこないこの状況の中で、市民の暮らしを何とか守ってほしいという多くの市民の願いだと思います。ところが、市長は北近畿新時代、地域経済の再生ということを強調されていますが、市民目線で見たときに、もっと市民の暮らしに軸足を置いて取り組むべきではなかったかというふうに考えます。そういう視点で、この決算に対して、主に2点の反対の理由を述べたいと思います。  1点目は、予算編成のときに、市長は3T、ターゲット、テンポラリー、タイムリーということをおっしゃったわけですが、市民の暮らしや産業の発展の対策にその視点が十分に生かされたとは思えないという点です。例えば、農林業の対策にしても、市の面積の75%を森林が占めているこの京丹後市の林業に対する政策、川上から川下まで循環する林業の施策や、農業では、経済的な面だけではなくて、農地を守って生かして、下流の水をしっかり守る国土保全というような大きな観点も含めた農業の政策が必要で、また、市内各地で困っておられる有害鳥獣の問題、それから、捕獲や処理も含めての問題、そういう面で、総合的に対策を打つべきではなかったのかということを思います。  それから、ほかにはスマートエコ、子育てバリアフリー住宅改修助成金、この事業に対しては、仕事おこしとして住宅改修助成制度が必要だということで長年の要求が実ったもので、一定前進面として評価はいたしますが、中身的には利用制限があったり、上限が10万円というようなこともあって、もう少し大胆な策で市内の経済循環をつくる必要があったのではないかという思いがあります。  また、教育では、学校や保育所再配置、再編で、26年度小学校が31校から20校、中学校は9校から7校、さらにこの4月には6校にということ。それから、保育所は30から16園に減っています。校区が広がって、学級の規模が大きくなる中で、一人一人の子供に行き届いた教育の手だてが、これは引き続き望まれるというふうに思います。あわせて、教職員や給食の関係の方、それから用務員などの働く場所としての学校や保育所などの職場が減りました。大きな産業がないこの地方の町だからこそ、地元の公務労働というのは雇用の大きな受け皿となってきたと思います。そういう意味で、再配置が地域の雇用を縮小させたものというふうに考えます。  呼び込み型の仕組みではなくて、今ある市内の人やものをどういうふうに生かして応援して育てていくか、市内で経済の好循環が起きるというそういう視点で、厳しい市民の暮らしや産業を応援して、経済の底上げをするような仕組みが、大胆なことが必要ではなかったかというふうに思います。  それから、反対理由の2つ目です。スクラップが不十分ではなかったのかという点です。スクラップ・アンド・ビルドということが言われて久しいわけですが、どこがスクラップをされたのか。減らされたのは人だけで、事業のスクラップというのは余り表に大きくは見えてこないのではないかというふうに思います。だからこそ、不要不急と思われるような事業は英断でそぎ落としていくべきではないでしょうか。教育、保育も含めて公務労働というものの特徴として、1回行ったことをやめるということに関しては、何か後退していくような感覚にとらわれて、簡単にやめられそうでなかなかできない。また、やめるタイミングが見出せずに、例年どおりということで流れているようなものもあるのではないかというふうに思います。だからこそ、新しいものを導入するときにはあらゆる想像力を働かせて、本当に市民の安全、健康、福祉の向上に資するのかどうかというあたりの精査が必要であったというふうに思います。  それと同時に、合併から10年、どんどんと膨れ上がっていくこの財政規模、どこかでやはり大規模なスクラップが必要であると思います。一旦大胆にリセットをして、優先順位の高いものからしっかりと再構築していく。今こそこのPDCAサイクルでしっかりと検証が必要ではないかというふうに考えます。  以上、2点を述べて、反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。私は、平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、賛成の立場で討論させていただきます。  平成26年度は、京丹後市が発足してから市制施行10周年を迎える中、第1次総合計画及び第2次財政改革推進計画の最終年度となり、計画の達成と北近畿新時代の対応が計画されました。歳入決算総額391億円、歳出決算総額376億円など、合併後最大の決算額でありました。これは、投資的経費の大型事業が多く、峰山、弥栄、久美浜統合保育所整備事業、新火葬場建設事業、内水処理事業、公共温泉施設木質ボイラー導入事業、消防・救急無線デジタル化事業、小中学校施設改修事業、小中学校耐震化事業など多くの事業が実施され、必要不可欠なものであったということと解しています。しかしながら、平成27年度から普通交付税等が軽減される中、その必要性、重要性、緊急性を再検討し、取捨選択による歳出抑制が必要不可欠であるということも意見として付し、賛成討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。平林議員。 ○21番(平林議員) 21番、平林です。議案第92号、平成26年度京丹後市一般会計決算について、反対討論を行います。  平成26年度は市民の生活に大きな負担増となる消費税が8%になり、市府民税も値上げされる一方で、年金の支給額が減らされてきています。ある高齢者の方は、年金だけで生活されている方ですが、手取りがどんどん減り、生活がやっていけない。また、生活保護も受けられないと。病院の薬を減らした結果、ふらふらになって倒れてしまいました。このような状況になりながら、生活をしている人にも消費税は容赦なくかかってくるという厳しい1年でした。こういった市民の暮らしをいかに守っていくかが問われているし、地に足のついた税金の使い方が求められているのではないでしょうか。そういう中で、長年の要望である学校の空調設備の整備や、小学校の就学援助金については、生活保護基準が下がる中で、下がる前の基準で行われているということは評価したいと思います。  また、問題点として指摘したいことは、情報漏えいの心配のあるマイナンバー制度の準備用にも税金が使われ出しています。また、監査委員からも指摘されている職員体制の問題ですが、行革の名のもとで、職員数が減らされて、臨時職員がふやされて、官製ワーキングプアがふえているということは大問題ではないでしょうか。今、全市民局に配置されています地域にぎわいづくり推進委員、2名にふやされましたが、この仕事は、市職員としてしっかりと対応するべき仕事であるというふうに指摘しておきたいと思います。  最後に、市民にとって一番大きな問題は、米軍基地が経ヶ岬に配備されたことです。部隊が発足して約1年、レーダーが本格稼働して280日、騒音問題、交通事故の問題、居住地の問題など多くの市民から不安の声も出ています。市長は、この不安の声にしっかり耳を傾けようとされていないことは大きな問題です。米軍基地は撤去すべきということで、反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第92号について採決いたします。議案第92号 平成26年度京丹後市一般会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第92号は原案のとおり認定されました。  ここで午後1時5分まで休憩いたします。                 午後 0時05分 休憩                 午後 1時06分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第93号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第93号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
     それでは、議案第93号について採決いたします。議案第93号 平成26年度京丹後市国民健康保険事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第93号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第94号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第94号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第94号について採決いたします。議案第94号 平成26年度京丹後市国民健康保険直営診療所事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第94号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第95号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第95号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第95号、平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算に対する反対討論を行います。  後期高齢者医療制度は、2008年に多くの国民の反対の中で医療構造改革の柱ということで導入をされました。そのときに、厚生労働省の担当の幹部の方は、医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者みずからの痛みで感じてもらうというようなことを言われました。この制度は、75歳以上の人口と医療費がふえればふえるほど保険料がはね上がっていくという仕組みだからです。7年を経過しまして、政府は、後期高齢者医療制度については十分定着しているというふうに温存の方向ですが、長生きした人につらい思いをさせるこの医療制度の廃止を求め、元の老人保健医療制度に戻すべきだというふうに考えます。  後期高齢者医療制度では、平成26年度からは不均一保険料がなくなって、府内全域市町村が均一保険料となりました。その結果、京丹後市では、平均4,116円の大幅な保険料の引き上げになりました。京丹後市で約1万人余りいらっしゃる75歳以上の方、年金なども手取りが減る中で消費税の増税もさらに追い打ちをかけて、高い保険料というのは負担能力を超えつつあります。保険料の滞納もあって、6カ月の短期証の発行がこの京丹後市でもされています。市では、該当者には丁寧に対応していただいているというふうには伺っていますが、必要な医療が受けられない事態につながりかねない高齢者の健康と命にかかわる問題だというふうに認識をしています。  大幅な引き上げと同時に、医療費給付費比率で試算をすると、1万1,000円もの多くの負担になり、これは医療給付に対する負担の公平の観点からも納得できるものではありません。また、府内均一保険料の導入、他年齢の被保険者との分離、医療内容に格差を持ち込むとともに、医療費がふえ、対象人口もふえることが保険料の引き上げということと直結するなどの欠陥を持つこの後期高齢者医療保険制度は廃止が根本的な改善であるというふうに申し上げまして、反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 14番、吉岡豊和議員です。議案第95号、平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算について、賛成の立場で討論を行います。  後期高齢者医療制度は、平成20年4月に創設され、2年を1期として運営されているため、26年度は4期目の1年目の事業年度となりました。この制度は、75歳以上の全員の方と、65歳から74歳の一定の障害のある方を被保険者とする医療保険で、本市では、26年度末で対象者が1万576人の高齢者の重要な医療保険として定着しています。しかしながら、本市は高齢者の医療費が京都府の平均と比べて20%以上低いことから、制度創設の平成20年から6年間の経過措置として均一保険料率より低い料率が設定され、不均一保険料が採用されていましたが、経過措置が終了したことにより、所得割が8.75%から9.17%、均等割が4万4,470円が4万7,480円の値上がりとなりました。高齢者の生活環境が厳しい中でありますが、多くの高齢者の方の医療保険制度を維持していくためにはやむを得ないと考えています。  一方、平成26年度から低所得者対策として、均等割額の法定低減が拡充されています。決算審査を通して2点ほど指摘しておきたいと思います。1つ、普通徴収と特別徴収の制度のはざまで、本人の自覚がないのに滞納になってしまうケースの人がいるということで、このことについては、ぜひとも防ぐ工夫が必要かと思います。もう一点、高齢者が対象なので、案内などについては丁寧な対応をすることが求められると思います。  以上で、賛成討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第95号について採決いたします。議案第95号 平成26年度京丹後市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第95号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第96号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第96号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第96号について採決いたします。議案第96号 平成26年度京丹後市介護保険事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第96号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第97号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第97号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第97号について採決いたします。議案第97号 平成26年度京丹後市介護サービス事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第97号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第98号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第98号について討論を行います。反対の方。平林議員。 ○21番(平林議員) 21番、平林です。議案第98号、平成26年度京丹後市簡易水道事業特別会計決算について、反対討論を行います。市民への水の供給事業である簡易水道、それから107号の水道事業にもかかわって反対討論を行いたいと思います。  消費税が5%から8%への増税という26年度です。簡易水道では、上水道と料金をあわせるため、平成23年12月議会で値上げをされたところです。このときは月400円から600円の値上げとなりました。合併前、一番水道料金が安かった弥栄町では、値上げに継ぐ値上げで倍近くになっています。今回の値上げでは、基本料金が900円から926円となり、超過料金もそれぞれ値上げされています。市民への負担増は水道料金だけでなく、電気代、ガス代など生活に欠かせないものが次々と値上がりし、買い物のたびに消費税が8%もかかります。生活が苦しくなり、水道料金の滞納へもつながります。滞納による給水停止もされており、命にかかわることであり、とても心配です。  また、決算審査で、産業建設分科会報告でありましたように、国の方針で29年度に簡易水道と上下水道の経営統合が計画されているわけですが、国の補助金が7割程度であると報告がありました。上乗せで計上されることはないというふうに報告されていましたし、国が方針でこのことを決めた以上、議会としても補助金要望を行う必要があることをつけ加えておきます。  以上で、反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第98号について採決いたします。議案第98号 平成26年度京丹後市簡易水道事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第98号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第99号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第99号について討論を行います。反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第99号、平成26年度京丹後市集落排水事業特別会計決算認定について、反対の立場から討論を行います。  これは、公共下水道特別会計、あるいは浄化槽整備事業特別会計にも共通しますが、この決算では大幅な料金値上げ、消費税も含めて12.84%の料金引き上げが行われたもとでの決算になります。1世帯当たり年間5,148円の負担増となったものです。市民は年金の引き下げや消費税増税、電気料金の値上げなど厳しい生活実態の中、さらに重い負担を強いた決算であり、反対であります。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第99号について採決いたします。議案第99号 平成26年度京丹後市集落排水事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第99号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第100号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第100号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第100号について採決いたします。議案第100号 平成26年度京丹後市公共下水道事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第100号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第101号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第101号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第101号について採決いたします。議案第101号 平成26年度京丹後市浄化槽整備事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第101号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第102号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第102号について討論を行います。反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第102号、平成26年度京丹後市工業用地造成事業特別会計決算認定について、反対の立場から討論を述べます。  大企業が生産拠点を海外へ移すなどグローバル化を進める中で、森本工業団地へ市外から企業を呼び込むことは非常に厳しい情勢があり、造成事業完成以来、企業誘致の努力にもかかわらず、当初目的の雇用機会の拡大が達成できていないことは重大です。本会計の決算は借金返済の元金1億8,092万円と利息1,052万円が大半ですが、財源は全て一般会計からの繰り入れによるものであり、大きな負担となっています。市外企業に頼るのではなく、もっと市内の企業、業者の知恵と力を引き出し、育成支援する施策を拡充し、森本工業団地をそういった中で有効に活用すべきだということを述べて、反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第102号について採決いたします。議案第102号 平成26年度京丹後市工業用地造成事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第102号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第103号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第103号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第103号について採決いたします。議案第103号 平成26年度京丹後市宅地造成事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第103号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第104号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第104号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第104号について採決いたします。議案第104号 平成26年度京丹後市市民太陽光発電所事業特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第104号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第105号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第105号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第105号について採決いたします。議案第105号 平成26年度京丹後市峰山財産区特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第105号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第106号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第106号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
     それでは、議案第106号について採決いたします。議案第106号 平成26年度京丹後市五箇財産区特別会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第106号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第107号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第107号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第107号について採決いたします。議案第107号 平成26年度京丹後市水道事業会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第107号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第108号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第108号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第108号について採決いたします。議案第108号 平成26年度京丹後市病院事業会計決算認定について、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案認定すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第108号は原案のとおり認定されました。  次に、議案第114号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  次に、議案第114号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に反対の討論をします。  この補正の中で、高齢者福祉施設整備事業、具体的には宇川の診療所の2階部分を地域密着型の老人ホームとして運営していくための施設整備、開業準備の予算が計上されていることは、地域の方の強い要望に応えるもので、評価すべきものであるというふうに考えます。  しかし、この補正予算の中では、私たちの会派ではずっと以前から問題を指摘してきた社会保障税番号制度、いわゆるマイナンバー制度に関するシステム同士の情報連携を行う中間サーバーの関連費用が、行政情報システム運営事業として、国からの補助ではありますが、計上されています。この間のいろいろな説明の中で、このシステムは単発的なサイバー攻撃などでの情報流出という危険性は極めて少ないのだという説明をされています。ただ、情報を役所間でやりとりする途中にある中間サーバー、今回のこの予算の部分ですが、これは、他機関から照会を受けたときに提供できるように常時個人情報の副本、いわゆるコピーが保存されています。特に、地方公共団体の設置する中間サーバーは経費節減やセキュリティ対策や運用の安全面から、全国に2カ所、共同化、集約化されているというふうに聞きます。ここがもしもサイバー攻撃などを受けたときのリスクというのは大きいという、そういう懸念も上がっています。人間がつくり、運営をするシステムである以上、100%の安全、大丈夫ということはあり得ないのではないかというふうに思います。  導入維持に莫大な費用がかかり、制度の施行に向けての業務を増大させます。そして、わざわざ市民のプライバシーを重大な危機にさらすようなマイナンバー制度を導入するのではなくて、現在のシステムを活用して、税と社会保障の分野での業務の効率化や適正化を図って、住民の利便性を高めるために知恵と労力を使うべきではないかというふうに考えます。  それから、もう一点、観光休憩所の整備事業です。これに関しての問題点を3つ指摘します。1点目は、提案の中で、全体計画がはっきりしない中での提案で、国道312号や大宮間人線、いわゆる旧道の交通対策や、高速道路が峰山まで延びたときのシミュレーションなど、あわせて地元が考える道の駅のようなものの構想も含め、全てが十分に練られないまま、とにかくトイレと休憩所をという、そういう走りながら考える式の提案であったことに対して、大きな不安を覚えます。おもてなしの心というのであれば、とりあえずトイレだけはというようなものではなくて、やはりじっくり練られたものであるべきで、少々時期がずれても、しっかりおもてなしの中身を吟味して整えてからのスタートでよかったのではないかというふうに思います。  2点目、提案の仕方ですが、これも納得がいくものではなかったというふうに思います。議員が質問を重ねる中で、少しずつ資料が出されたり、説明がつけ加えられていくというようなことで、借地料であるとか、建設費用なども曖昧さが拭えないもので、実際にはもっとふえていくのではないかというような懸念もあります。  3点目、地元中の地元である大宮の住民の方の声を十分に酌んだ形の提案ではなかったのではないかという点です。地元に騒音や渋滞やごみなど環境悪化をもたらすにもかかわらず、十分な説明がされていなかった。そして、警察との交差点協議などでも変更があり得るような中身で、実際そこに住む方々は大変不安を持っていらっしゃいます。その不安に応えたものにはなっていなかったのではないかというふうに思います。この観光休憩所の整備の問題では、十分には練られた提案であるとは到底思えないようなものであったというようなことで、このような問題を含む議案には反対をいたします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。谷口議員。 ○8番(谷口議員) 8番、谷口です。議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の立場で討論を述べさせていただきます。  平成27年度一般会計補正予算額は6億2,000万円で、予算総額343億1,000万円であります。今回の補正で主な事業は、合併特例措置逓減対策準備基金、あるいは行政情報システム運営事業として、マイナンバーの施行に伴い、中間サーバーの関連経費の追加や、宇川診療所の2階部分を地域密着型特別老人ホームとしていくための建物購入経費等整備事業が含まれています。また、新経済戦略によりテレワーク事業者支援事業や、繊維産業振興事業の京丹後市織物業生産基盤支援事業補助金は年々減少する織物業に対して、将来を見据え、事業の継承を進め、新たな発展につなげ織物業の活性化を目指す産地振興策などを初めとして、新グリーン経済への構築として、総額1億4,000万円の補正予算が組まれています。さらに移住促進計画に基づき、空き家改修事業支援事業や基地再編交付金を活用しての犯罪のないまちづくりの実現に向け、防犯カメラの設置や防犯灯の設置等整備事業など重要な補正予算が組まれているところでございます。  また、平成28年度に完成予定である山陰近畿自動車道森本インターチェンジが開通するのに伴い、ウエルカムロードとしてのアクセス道路及び防護柵やガードレールの設置、森本周枳線の植栽整備等、また一方で、近畿自動車道の開通で増加が見込まれる観光客に対し、観光のおもてなしとして快適かつ利便的な観光休憩所の整備に向け、公共機関との協議や測量、設計、交通調査などの調査を行う等の予算も計上されています。山陰近畿自動車道開通に伴う観光休憩所の整備事業には、駐車場やトイレ等の休憩機能以外にワークショップも検討されています。京丹後の南の玄関として、長年にわたり検討されてきた経過や地元住民の思いや願いなどを大切に踏まえながら、今後の事業執行には迅速かつ丁寧に行っていただくことを求めていきたいというふうに考えています。  また、繊維産業振興事業の織物業生産基盤支援事業補助金は、丹後の伝統産業として繁栄してきた織物業は、その後は年々減少する状況の中で、織物業に対して設備の老朽化等により廃業を考える業者もおられるというふうに聞いています。織物業生産基盤支援事業補助金の支援で苦境の中でも踏みとどまり、継続していけるとの声もあり、織物業の発展と活性化に向けて期待をして、賛成討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。賛成の方。芳賀議員。 ○10番(芳賀議員) 10番、清風クラブ、芳賀です。議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)について、賛成の討論を行います。  補正予算額6億214万円の追加でございまして、山陰近畿自動車道(仮称)大宮森本インターチェンジの開通に向けて、市の玄関口の環境整備として、ウエルカムロードの整備として1,670万円、観光休憩所の整備事業として2,505万円計上されました。休憩所の整備にとどまることなく、観光施設の設置に速やかに取り組んでいただきたいと思います。  また、新経済戦略に基づく産業振興の推進として、京丹後市織物生産基盤支援事業補助金として5,000万円、これは京都府伝統産業生産基盤支援事業との併給が可能で、申請見込み数110件もあり、既決400万円と合わせて5,400万円となり、伝統産業である織物業の事業継承に大きく寄与するものである。  また、京丹後型ワークスタイル創出事業825万円、これはテレワークにより業務を行う企業が本市に進出へと期待が持てる事業であるので、注視していきたい。  特にまた宇川地域に配慮されていることとして、高齢者福祉施設整備事業は、宇川診療所の2階を地域密着型特別養護老人ホームとして運営され、14床の予定である。1階及び3階は、国民健康保険直営診療所事業特別会計で購入され、来年4月1日からの市立診療所としての準備が整った。医師確保が難しい中、後任の医師も決まり、既に医療業務についていただいていると聞いています。上宇川、下宇川の全ての区長方の陳情と、伊根町も含む多くの市民の方々の嘆願書に市は速やかに応えていただいた結果であり、大いに評価したい。  また、再編交付金事業として、中浜消防車庫整備事業300万円、また、防犯カメラ設置事業として5基、大宮町2、網野町2、久美浜町1と、またLED防犯灯の整備にも多く取り組んでおられます。  このように多くの地域の要望に応える事業や、本市の将来を見据えた事業が核となる補正予算(第3号)であるので、賛成の討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第114号について採決いたします。議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)、本議案に対する予算決算常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第114号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました議案第114号に関し、予算決算常任委員長から議第19号 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議が提出されました。これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、議第19号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  ここで追加議事日程及び議案配付のため、暫時休憩いたします。                 午後 1時40分 休憩                 午後 1時44分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程追加 議第19号 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議を議題といたします。 議第19号     議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議  上記の決議を別記のとおり提出する。  京丹後市議会議長  三  政 直 様   平成27年10月 2日提出             提出者  京丹後市議会予算決算常任委員会委員長  松 本 経 一 (提案理由)  予算決算常任委員会での意見をふまえ提出するもの。 (別記)    議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)を可決したことにより、下記の決議を付する。                      記  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)における観光・休憩所整備事業は、山陰近畿自動車道大宮森本IC(仮称)開通を平成28年度に控え、増加が見込まれる観光客等に対し、観光のおもてなしとして快適かつ利便な環境を提供するとともに、観光情報の発信機能を備えたものであると評価するが、議会の審議の中において議会並びに関係者への説明が極めて不十分であったとの指摘を真摯に受け止め、次の3点について、今後の事業執行において十分留意するよう求める。 1 ワークショップの検討を踏まえて全体計画を早急に策定すること。 その過程において広く市民の意見を聴くように努めること。 2 ワークショップの経過について適宜議会並びに関係機関に報告すること。 3 国道312号及び府道間人大宮線等の渋滞対策も含め、交通安全対策に万全を期すこと。  以上、決議する。  平成27年10月2日                                   京都府京丹後市議会 ○(三崎議長) 提出者から提案理由の説明を求めます。予算決算常任委員長。 ○(松本経一予算決算常任委員長) それでは、読み上げて報告とさせていただきます。  議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議。  上記の決議を別記のとおり提出する。京丹後市議会議長、三崎政直様。平成27年10月2日提出。提出者、京丹後市議会予算決算常任委員会委員長、松本経一。  提案理由。予算決算常任委員会での意見を踏まえ提出するもの。  別記。議案第114号、平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議。  平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)を可決したことにより、下記の決議を付する。  記。平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)における観光・休憩所整備事業は、山陰近畿自動車道大宮森本インターチェンジ(仮称)開通を平成28年度に控え、増加が見込まれる観光客等に対し、観光のおもてなしとして快適かつ利便な環境を提供するとともに、観光情報の発信機能を備えたものであると評価するが、議会の審議の中において議会並びに関係者への説明が極めて不十分であったとの指摘を真摯に受けとめ、次の3点について、今後の事業執行において十分留意するよう求める。  1、ワークショップの検討を踏まえて全体計画を早急に策定すること。その過程において広く市民の意見を聞くように努めること。  2、ワークショップの経過について、適宜、議会並びに関係機関に報告すること。  3、国道312号及び府道間人大宮線等の渋滞対策も含め、交通安全対策に万全を期すこと。  以上、決議する。  平成27年10月2日。京都府京丹後市議会。
     以上です。 ○(三崎議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。これで質疑を終結いたします。  予算決算常任委員長、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第19号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第19号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議第19号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第19号について採決を行います。議第19号 議案第114号 平成27年度京丹後市一般会計補正予算(第3号)に関する附帯決議、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議第19号は原案のとおり可決されました。 ○(三崎議長) 日程第21 議案第126号 市道路線の認定について《消山分畷下線》を議題といたします。  本議案については、産業建設常任委員会に付託しておりますので、これから産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長。                                 平成27年9月 4日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 金 田 琮 仁     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定    議案第126号 市道路線の認定について《消山分畷下線》     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過    8月28日   説明員出席要請の決定    9月 4日   現地審査、所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに            決定 ○(谷津産業建設常任委員長) それでは、議案第126号、市道路線の認定についてということで報告をさせていただきます。  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。  1.付託事件及び決定。議案第126号、市道路線の認定について《消山分畷下線》、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。8月28日、説明員出席要請の決定。9月4日、現地審査、所管部長等からの説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  3.審査の内容。審査内容の報告として、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  主な質疑。起点川側の農業用水路も整備するのかとの問いに、農業用水の機能が損なわれないよう計画しているとの答弁でありました。  起点の端にコンクリートの低い壁があるが、隅きりは要らないのかとの問いに、交差点部分は車両の通行、安全に通行できるように隅きりは確保したい。詳細については、現在、測量設計等を進めており、検討するとの答弁でありました。  拡幅に対する地権者の状況はどうかとの問いに、要望書に用地取得についての各地権者の同意書をつけて要望されている。用地取得には既に御理解をいただき、スムーズに進むものと理解しているとの答弁でした。  市道認定によって、現在の市道の交通量がふえると予想される。現在の市道の狭隘な部分について、問題意識や地域から要望はあるのかとの問いに、十分に問題意識を持っており、地域からの要望もあり、整備の必要性は認識している。今後、地元区及び地権者の方と協議して、課題を早期に解消していきたいとの答弁でありました。  着工から完成までの計画はどうかとの問いに、平成27年度に測量設計、28年度当初予算で用地買収費を計上する予定。準備がスムーズに進むようであれば、28年度一部工事着工し、29年度に工事を完了したいとの答弁でありました。  意見交換を紹介させていただきます。本件は、地元要望であり、地権者も同意済みだ。道路改良等の一番の問題点である用地買収がスムーズに進み、非常に効果が早まる事業である。現在の市道に極めて狭隘な部分があり、あわせて地域から要望も上がっている。交通量の増加が予測され、早期に改善する必要がある。通学路のリスクを回避する意味でも大切な道路だ。  反対討論はありませんでした。賛成討論もございませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第126号、市道路線の認定について《消山分畷下線》の委員会審査報告といたします。 ○(三崎議長) これから産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。これで質疑を終結いたします。産業建設常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案第126号の意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第126号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第126号について採決いたします。議案第126号 市道路線の認定について《消山分畷下線》、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり認定することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第126号は原案のとおり可決されました。 ○(三崎議長) 日程第22 議案第128号 京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指定についてから日程第56 議案第162号 京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定についてまでの35議案を一括議題といたします。  これらの議案につきましては、総務常任委員会、文教厚生常任委員会、産業建設常任委員会に付託しておりますので、これから常任委員長の報告を求めます。初めに総務常任委員長の報告を求めます。総務常任委員長。                                 平成27年9月14日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                                 総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第137号 京丹後市浜詰墓地の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第138号 京丹後市浅茂川墓地の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     9月10日   説明員出席要請の決定     9月14日   説明員から説明の聴取及び意見交換、審査のまとめ並びに決定                                  平成27年9月29日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                                 総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第139号 京丹後市五十河地区基幹集落センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第140号 京丹後市野間基幹集落センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第141号 京丹後市久美浜婦人センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第142号 京丹後市久美浜林業センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第143号 京丹後市久美浜農業センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第144号 京丹後市久美浜機業センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第145号 京丹後市久美浜果樹センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第146号 京丹後市久美浜健康センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。
      議案第147号 京丹後市久美浜ぎょそんセンターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第148号 京丹後市久美浜福祉センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     9月10日   説明員出席要請の決定     9月14日   説明員から説明の聴取及び意見交換     9月24日   説明員から説明の聴取及び意見交換、審査のまとめ並びに決定     9月29日   審査のまとめ                                  平成27年9月18日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               文教厚生常任委員会                                  委員長 平 林 智江美     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第149号 京丹後市網野社会参加交流ハウスの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第150号 京丹後市浜詰ふれあいセンターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第151号 京丹後市丹後老人福祉センター松風苑の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第152号 京丹後市弥栄生きがい交流センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第153号 京丹後市佐濃デイサービスセンターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第162号 京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     8月31日   説明員出席要請の決定     9月 1日   議案第162号について所管部長等から説明の聴取     9月 4日   議案第149号、議案第150号、議案第151号、議案第152号及             び議案第153号について所管部長等から説明の聴取     9月18日   議案第151号及び議案第162号についての現地審査、意見交換、審             査のまとめ並びに決定                                   平成27年9月4日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 金 田 琮 仁     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第161号 京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理者の指定            について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     8月28日   説明員出席要請の決定     9月 4日   現地審査、所管部長等から説明員から説明の聴取、意見交換及び審査の             まとめ並びに決定     9月29日   審査のまとめ                                  平成27年9月15日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 金 田 琮 仁     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第128号 京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指            定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第129号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野の里の指            定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第130号 京丹後市小町公園の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第131号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキハウスの            指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第132号 京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第133号 京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第134号 久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第135号 京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の指定管理            者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第136号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんきてんき丹            後)等の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第158号 京丹後市久美浜ぎょそんセンターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第159号 京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第160号 京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     9月15日   所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定
                                     平成27年9月14日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 金 田 琮 仁     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定   議案第154号 京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第155号 京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第156号 京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。   議案第157号 京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について     原案 可決すべきものと決定した。 2.審査の経過     9月14日   所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定 ○(松本聖司総務常任委員長) それでは、総務常任委員会に付託されました議案について、審査の結果を会議規則第107条の規定により報告いたします。  1.付託事件及び決定。議案第137号、京丹後市浜詰墓地の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第138号、京丹後市浅茂川墓地の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。議案第137号、議案第138号については、9月14日に所管部長等から説明の聴取、審査のまとめ並びに決定を行った。  3.審査の概要。旧網野町において、浜詰墓地は、昭和44年の12月1日から浜詰区に委託。浅茂川墓地は、昭和47年の12月に浅茂川区、当時の浅茂川連合区と委託契約書を交わす形で、網野町の町営墓地として当初の段階からの経過がある。今回の指定管理者の選定の経過や非公募に対する考え方は集会10施設と同じ考え方である。指定管理期間については、特に整理する懸案事項もなく、前回同様に10年としたとの説明であった。  採点集計表の点数は、浜詰区、177点中151点の85%、浅茂川区についても177点中150点の85%ということである。施設の性質から、墓地、埋葬等に関する法律があり、墓地の管理は国民の宗教的感情に適合し、かつ公衆衛生その他公共の福祉の見地から支障なく行われるとある。公益性、永続性が重要で、非営利目的で施設の運営管理を法律で求められている。そ趣旨でも、実際に利用される地区民による管理が適切である。  利用の状況は、浅茂川墓地に関しては、平成26年度末の段階で138件の利用で、新規あるいは廃止についても大きな動きはない。浜詰に関しても、平成26年度末で374件の利用があり、同様の状況で推移しているとの説明である。  次に、質疑について報告します。  問い。指定管理料が発生しないということだが、維持管理はどうなっているのか。答え、墓地の使用料が市の墓地条例で上限が決まっており、1区画3.3平米で4万円までとなっている。その間で、指定管理者が設定できる。年間の利用料収入で草刈り、水道代及び小修繕等の維持管理を指定管になる前の旧町時代からの約束で行っているものである。  問い、採点表では公平性が100%だが、一定利用者に増減もあり、新たに墓地用地の募集もあると思うが、方法はどうなっているのか。答え、空きスペースがあれば、利用者の申請により随時使用の可否が決定される仕組みである。しかしながら、現状はどちらの施設も余裕があり、競争には至っていない。  問い、墓地の場合、市民の苦情の多くはごみの問題である。具体的には、お供え物の持ち帰りが不十分で、カラスや小動物が出てきて不衛生との指摘も一般的にあるが、管理上の指導については十分といえるのか。答え、墓地の管理規約あるいは使用規則を区内でもつくっている。例えば、浅茂川区の第5条を見ると、使用はみだりに供物もしくは鏡花等の散乱がないよう、また、腐敗物を放置することがないようにしなければならないという文言が入っている。今の件は、今回の維持管理水準書にも清掃業務として施設内の清掃を定期的に行い、良好な環境衛生または美観維持を保つことになっており、守られていると理解している。  問い、利益の処分方法について、得点が55%と特に低いが、どのような理由と考えられるのか。答え、指定管理期間の通算で利益の一部を市へ納入するということが標準の採点基準には書いてあるが、墓地における指定管理の協定の中では入っていない。もともとの昭和40年代からの約束でも書いていない。実態は適切に運営管理しており、審査員の解釈のばらつきが原因と考えている。  問い、従業員の研修、教育の妥当性についても、6点満点で2点ということで33%である。先ほど管理は適切との説明もあるが、事故等も心配であり、改めて2点になった説明を求めたい。答え、評価の標準として、従業員の研修計画の妥当性、業務会議が設定されている内容が標準になっている。しかし、具体的な計画や業務会議は、従業員もいないので設定されておらず、1人の審査員が2点を入れた。基準どおりに読めば加点できないとの判断でもある。  意見交換。墓地についての指定管理は、地域に密着した地区を指定されて、これまでも適切に管理運営されていると理解する。ただ、採点集計基準については、適切でない審査項目があると考える。従業員の必要性がないのに、業務会議等が評価基準の標準になっているなど、指定管理全体の評価基準の設定に疑問を抱かせている。改めて施設ごとの適当、適切な評価基準に変更する必要性があると考える。  討論。議案第137号、議案第138号について、いずれも討論はありませんでした。  採決結果、議案第137号、賛成全員で原案可決すべきものと決定した。  議案第138号、賛成全員で原案可決すべきものと決定した。  次に、議案第139号から議案第148号の各集会施設の審査結果を報告します。  1つ、付託事件及び決定。議案第139号、京丹後市五十河地区基幹集落センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第140号、京丹後市野間基幹集落センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第141号、京丹後市久美浜婦人センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第142号、京丹後市久美浜林業センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第143号、京丹後市久美浜農業センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第144号、京丹後市久美浜機業センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第145号、京丹後市久美浜果樹センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第146号、京丹後市久美浜健康センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第147号、京丹後市久美浜ぎょそんセンターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第148号、京丹後市久美浜福祉センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  審査の経過。議案第139号から議案第148号については、9月14日から24日に所管部長等から説明の聴取、審査のまとめ及び決定を行った。  審査の概要。5月25日に公の施設の指定管理者の選定委員会を開催し、その段階で引き続き非公募施設として、平成28年からの指定管理者制度を継続していくことを確認。7月下旬に指定管理者の申請を受け、8月7日に第2回の選定委員会において各施設の指定管理者の指定の決定を行っている。  非公募の理由として、平成24年の9月に策定した公共施設の見直し方針において、地域住民のニーズ、行政サービスの提供や地域の活性化等、目的に合致した施設であり、広く市民の利用する施設として継続して公共用財産として利用された施設であること。2つ目として、集会施設であるので、設置地域周辺の市民の利用が大半であり、地域にとって活性化の拠点となっていること。周辺地域の団体等による施設管理が、活用や効果の面で効率的である。よって、適切な管理候補者ということで、現在の管理者を継続した形で選定することが最適である。  次に、指定管理期間を10年から5年への変更については、類似する網野町の公民館との取り扱いの違いもある。よって、今後の検討期間を含め5年とした。なお、久美浜の活性化協議会は、平成17年に地区ごとの区長会を中心とした公民館、老人会、婦人会や社協、地域によっては観光協会が加入して、小学校区単位をもとに組織した。このことにより、平成18年度から地域活性協議会が指定管理者として、適性を備えたとの説明である。  施設ごとの年度推移の利用実績比較では、利用回数については、全ての施設で増加。利用人数では5施設が大幅増、3施設が微増、2施設が微減という状況であり、全体としては、集会施設の利活用が活性化している現状は確認できた。また、施設の耐震化については、五十河地区基幹集落センター、野間基幹集落センター及び久美浜ぎょそんセンターを除く久美浜町の7施設については旧耐震の基準である。建築物耐震改修促進法における特定建築物には該当せず、耐震等の具体的な今後の計画はないということである。  次に、指定管理料の見直しについては、各施設について、年間消耗費6万円、修繕費7万円を上限として新たに設定した。施設全体としては、施設により多少ばらつきがあるが、指定管理料としては、平成28年度は総額約40万円の減額の見込みである。なお、野間基幹集落センターについては修繕料のみを新たに加算計上した。  次に、質疑について報告いたします。  問い、久美浜町の集会施設の名称について、網野町等は公民館という名称が多いと思うが、なぜ、このような施設名になったのか。答え、補助金による名称もあるが、農業センター、林業センターなど農林水産省の国庫補助を受けており、町全体が過疎地域でもあり、過疎債の活用が有利であった。また、地域が広く、公民館ではなく、自治を基本に置き、地域のことは地域でという考えが旧町にあったから。  問い、指定管理とは別に施設の譲渡という選択肢もあったと思うが、どのような検討経過であったのか。答え、平成24年9月の公共施設の見直し方針で、平成18年から指定管理になった10施設の集会施設ということで区分された。その集会施設がどうあるべきということだが、利用者が一部の地域や団体等に集中している場合は移譲である。この施設については、通常の集落の集会施設とは違う区分づけにされ、指定管理を継続する方針が出ている。具体的には、現行で指定管理を受けている団体が広域を対象に組織されており、一つの集落の受け皿でないということである。  問い、林業センター等の条例における設置目的が、今日的に適当かどうかという部内での議論はなかったのか。答え、久美浜の8つのセンターの施設は、建設に際し、国府の補助金を活用したというのが一つ大きな理由で、目的に沿った施設管理条例を設定している。建物については鉄筋コンクリートづくりということもあり、耐用年数が50年と長く、条例の目的変更は検討なく来ている。  問い、条例の設置目的の変更は京都府等と協議すれば可能か。答え、協議には応じるということだが、例えば林業センターにおいて、設置目的に林業または他産業との表現があり、現状問題ないと判断している。  問い、この10施設が、類似する網野町の公民館との取り扱いの違いがあるということだが、具体的な説明を。答え、久美浜のセンターと同一のものとして、複数地区の集会施設を管理している網野町のたちばな会館がある。また、網野町の郷区は地元公民館があるが、網野教育会館があるし、網野地区公民館については、連合区公民館のみで、単区公民館がないが、管理謝金・光熱費等・火災保険料等の支払いがある。いずれの施設についても平成31年までの見直し方針では移譲施設になっている。  問い、採点集計表の中で、10の施設では指定管理料の多寡という項目があるが、五十河や野間では指定管理料が低いのに評価も低いが、どう理解したらいいのか。また、逆に久美浜の施設ついて評価が高いが、どのような基準なのか。答え、指定管理料の多寡については、機械的に算出する。通常、ほかの項目では着眼点や標準点という文章表現に基づいて指定管理の計画が出され、これを基準に採点している。集会施設の指定管理料の多寡については、現在の管理料との相対比較で数値が出され、28年度以降に、現在よりも指定管理料が高くなる施設は計算で評価が下がることになる。  問い、基本は貸し館業務であって市の施設を管理して利用頻度等を考慮して、一定行政側で管理料の妥当な基準を持っていることが前提ではないか。答え、お見込みのとおりだが、18年に施設の委託から指定管理に変更した経過が影響している。基本的に管理料は充足できる価格が適切だと考えているが、この施設については、これが妥当だという基準はできていない。  問い、久美浜福祉センターのテレビの受信料が今回から指定管理料に追加になっているが、ほかの施設との整合性がとれているのか。答え、このことは見直しの対象としたい。  次に、意見交換を報告いたします。  設置目的に沿っておおむね利用されている。しかし、10の施設については、ほかの類似施設がある中で、指定管理料が払われていることに疑問を持つ意見があることは否めない。設置目的から見れば管理料はやむを得ないともいえるが、5年間現状のままになるが、その後も同様ではなく、見直しも必要となる。耐震化の問題も含めて課題としてほしい。  2つ目、久美浜町の8つのセンターに管理料が支払われている。久美浜町は1カ所に大きな集会所がないという状況から、旧村単位で国府の補助の活用などで集会所がつくられてきた経緯があり、現在では大きな地域の拠点となっている。ただし、これから将来は耐震の問題、公共施設の見直しの中、地元との協議を行い、見直しを行う必要がある。  3つ目、10施設のうち8施設は久美浜町にあり、面積が広く、丹後町と弥栄町の合計に匹敵する面積があるということは理解するが、それを差し引いても多くの施設があることは否めない。耐震の問題も大きく、全ての施設を指定管理として維持していいのかどうか。5年後の指定管理終了までに課題とすべきである。  4つ目です。指定管理料の受け皿について、広域的な組織がある場合は、市の施設として継続できたが、網野町の社会教育課所管の施設も含めて考えると、ダブルスタンダードではないかと感じる。一方で、地域の活性化に取り組み、市の市民協働の拠点になっていることは評価されるべき。今後5年間で他地域も含めた公共施設の見直すきっかけにすべきである。  5つ目、採点集計のあり方について、指定管理料の多寡について内容の説明も聞いたが、五十河、野間の管理料は他施設との均衡見直しによって上がったものである。これによって機械的に評価が下がり、久美浜の8施設は逆のことが起こっている。採点基準方法の完成度の低さを指摘したい。また、採点基準は財政上の観点からの傾向が強い。設置目的に沿って積極的に利用していることが本来の採点の重点ではないか。  以上のことを踏まえて、委員会として統一した意見を報告いたします。  公共施設の見直し方針は、合併自治体特有の公共施設の延床面積の多さにより、今後発生するであろう耐震化も含めた大規模修繕等の負担に耐えられない前提がある。一方で、今ある施設を市民協働に活用することも大きな命題である。しかしながら、持続可能なまちづくりを推進し、市域全体のバランスや統一的な考え方も最低限整理する必要があると考える。今後5年間において、各施設の利用実態や地域の特殊性も含め、団体の意見を聞く中で、一定の方向を示すべきである。  討論は、議案第139号から議案第148号について、いずれもありませんでした。  最後に採決結果ですが、議案第139号から議案第148号まで、賛成全員で原案可決すべきものと決定しました。  以上で、報告とさせていただきます。 ○(三崎議長) これから総務常任委員長の報告に対する質疑を行います。まず、議案第137号について質疑を行います。これで議案第137号についての質疑を終結します。  次に、議案第138号について質疑を行います。これで議案第138号についての質疑を終結いたします。  次に、議案第139号について質疑を行います。これで議案第139号について質疑を終結いたします。  次に、議案第140号について質疑を行います。これで議案第140号について質疑を終結いたします。  次に、議案第141号について質疑を行います。これで議案第141号について質疑を終結いたします。  次に、議案第142号について質疑を行います。これで議案第142号について質疑を終結いたします。  次に、議案第143号について質疑を行います。これで議案第143号について質疑を終結いたします。  次に、議案第144号について質疑を行います。これで議案第144号について質疑を終結いたします。  次に、議案第145号について質疑を行います。これで議案第145号について質疑を終結いたします。  次に、議案第146号について質疑を行います。これで議案第146号について質疑を終結いたします。  次に、議案第147号について質疑を行います。これで議案第147号について質疑を終結いたします。  次に、議案第148号について質疑を行います。これで議案第148号について質疑を終結いたします。総務常任委員長、御苦労さまでした。  次に、文教厚生常任委員長の報告を求めます。文教厚生常任委員長。 ○(平林文教厚生常任委員長) それでは、報告いたします。  京丹後市議会議長、三崎政直様。文教厚生常任委員会委員長、平林智江美。  委員会審査報告書。本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。  1.付託事件及び決定。議案第149号、京丹後市網野社会参加交流ハウスの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第150号、京丹後市浜詰ふれあいセンターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第151号、京丹後市丹後老人福祉センター松風苑の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第152号 京丹後市弥栄生きがい交流センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第153号、京丹後市佐濃デイサービスセンターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第162号、京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  審査の経過。8月31日、説明員出席要請の決定。9月1日、議案第162号について所管部長等からの説明の聴取。9月4日、議案第149号、150号、151号、152号及び153号について所管部長等からの説明の聴取。9月18日、議案第151号及び162号についての現地審査、意見交換、審査のまとめ並びに決定。  審査の内容。審査の内容の報告として、議案番号順に、概要、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  議案第149号 京丹後市網野社会参加交流ハウスの指定管理者の指定について。
     概要。指定期間は5年で、指定団体は社会福祉法人あみの福祉会。指定管理料は上限167万円。現在の指定管理者であり、管理運営の実績もあります。法人として重点取り組み事項を設けて積極的に高齢者、障害者の社会参加の推進と地域福祉の向上に努めているものです。  主な質疑を紹介します。問い、指定管理料がふえているがなぜか。答え、光熱費が値上がりしている。特に電気代が値上がりをする。  意見交換及び討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  続きまして、議案第150号、京丹後市浜詰ふれあいセンターの指定管理者の指定について、概要を申し上げます。  指定団体は社会福祉法人丹後福祉会で、指定期間は4年。介護報酬による利用料金により運営しており、指定管理料は発生していない。運営状況は良好で、認知症の説明会や職員の資質向上に努めるなど適正なサービス提供が期待できるものです。  主な質疑を紹介します。問い、採点項目で利益の処分方法とあるが。答え、介護保険の通所介護事業をしており、一定利益はふえている。  問い、計画の中で担当課として、このあたりは改善できないかなどの指導はできるのか。答え、基本は面接を行っている。改善についての話はできる。  意見交換及び討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  議案第151号、京丹後市丹後老人福祉センター松風苑の指定管理者の指定について、概要を申し上げます。  指定団体は京丹後市社協で、指定期間は4年。現在の指定管理者であり、高齢者の心身の健康を保持増進する施設として、地域や各種団体との連携を密にして管理運営が行われるものです。  主な質疑を紹介します。問い、指定管理料が下がった要因は何か。答え、人件費の削減。  問い、地元から残してほしいという要望や意見が出されていたが、どのように整理されたのか。答え、平成27年度に施設の見直し方針で移譲となっていたが、要望もあり、移譲年度が延びた。指定期間は5年ではなく4年にしている。  問い、施設が古くなっている中で、4年後には移譲ということで指定管理を決めたのか。答え、施設の見直し方針で4年となっており、その期間で指定管理を決定した。移譲についての議論をすべきところではない。  主な意見交換を紹介します。現地審査をする中で、大規模改修問題、鍼灸の利用者やお風呂の利用者も多くないなど課題がある。今後4年間でしっかり見直し、引き続き社協が受けられる体制づくりが必要である。  残してほしいという地元の人たちの思いも大事にしなければならない。  築37年たっており、耐震問題、老朽化、ボイラーがいつ壊れるかわからないなどの実態がある。改修についても検討すべき。  討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  続きまして、議案第152号、京丹後市弥栄生きがい交流センターの指定管理者の指定について、概要を申し上げます。  指定団体はあしぎぬ福祉会で、指定期間は5年。町と人との連携を密にして積極的に地域の人材交流を行っている。地域のボランティアの受け入れなど活性化に貢献しているものです。  主な質疑を紹介します。問い、減額の内容は。答え、自主事業で使う経費を案分する。例えば浄化槽の管理委託費、消防設備の点検やダクトの分をそちらの事業で持つとのことである。  問い、自主事業とは。答え、すこやか生きがい教室です。  意見交換及び討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  続きまして、議案第153号、京丹後市佐濃デイサービスサービスセンターの指定管理者の指定について、概要を申し上げます。  指定団体は北丹後福祉会、指定期間は4年。サービスの向上策として職員の研修、利用者の意見の反映をされている。指定管理料はありません。  主な質疑を紹介します。問い、指定期間が4年となっているが。答え、施設の移譲が31年となっているので4年である。  意見交換及び討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  続きまして、議案第162号、京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定について、概要を申し上げます。  指定団体は掛津区で、琴引浜を管理しているのが掛津区であること。入館者への丁寧な対応をしている。京丹後市の環境の目玉であり、PR効果があるものです。  主な質疑を紹介します。問い、入館料についての検討はどうか。答え、基本的には条例で決める。考えてほしいという意見も聞いている。  問い、収支の改善策について、新たな提案は。答え、入館者をふやしていく。自主事業として、地元の一日漁師証の販売、琴引浜のガイドウオークを計画するなど努力している。  主な意見交換を紹介します。展示品や説明の内容も興味深く、わかりやすくしてもらっている。  海外からの観光客などが必ず行こうと思うような仕掛けづくりが必要である。  大勢に来ていただくため、文化財保護課だけでなく観光振興課との連携が必要である。  大事な自然を守り、教育的に活用していく重要な施設である。  施設の改修も課題であり、トラストとの話し合いを進めていくべき。  討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で原案可決すべきものと決定しました。  なお、議案第162号、京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定については、入館者をふやすために商工観光部との連携をしっかり持っていただきたいということを、委員会の意見とすることを全員賛成で決定しましたので、あわせて報告します。  以上で、文教厚生常任委員会の委員長報告を終わります。 ○(三崎議長) これから、文教厚生常任委員長の報告に対する質疑を行います。まず、議案第149号について質疑を行います。これで議案第149号について質疑を終結いたします。  次に、議案第150号について質疑を行います。これで議案第150号について質疑を終結いたします。  次に、議案第151号について質疑を行います。これで議案第151号について質疑を終結いたします。  次に、議案第152号について質疑を行います。これで議案第152号について質疑を終結いたします。  次に、議案第153号について質疑を行います。これで議案第153号について質疑を終結いたします。  次に、議案第162号について質疑を行います。これで議案第162号について質疑を終結いたします。 ○(三崎議長) 文教厚生常任委員長、御苦労さまでした。  ここで2時40分まで休憩いたします。                 午後 2時26分 休憩                 午後 2時40分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。産業建設常任委員長。 ○(谷津産業建設常任委員長) それでは、産業建設常任委員会に付託されました下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第107条の規定により報告します。 ○(三崎議長) 委員長、少しお待ちください。議案第128号については、由利議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、除斥を解除するまでの間、退場を求めます。     (由利議員 退場) ○(三崎議長) それでは、続けてください。 ○(谷津産業建設常任委員長) 改めまして、議案第128号、京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。 ○(三崎議長) ここで由利議員の除斥を解除いたします。     (由利議員 入場) ○(三崎議長) それでは、続けてください。 ○(谷津産業建設常任委員長) 議案第129号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野の里の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第130号、京丹後市小町公園の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第131号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキハウスの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第132号、京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第133号、京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第134号、京丹後市久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第135号、京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第136号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんきてんき丹後)等の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第154号、京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第155号、京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第156号、京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第157号、京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第158号、京丹後市弥栄機業センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第159号、京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第160号、京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  議案第161号、京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理者の指定について、原案、可決すべきものと決定した。  2.審査の経過。8月28日、説明員出席要請の決定。9月4日、議案第161号について所管部長等からの説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。9月14日、議案第154号、155号、156号、157号について所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。9月15日、議案第128号、129号、130号、131号、132号、133号、134号、135号、136号、158号、159号及び160号について所管部長等から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  3.審査の内容。審査の内容の報告として、議案ごとの質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。 ○(三崎議長) 委員長、ここで一旦着席してください。  議案第128号については、由利議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、除斥を解除するまでの間、退場を求めます。     (由利議員 退場) ○(三崎議長) 産業建設常任委員長。 ○(谷津産業建設常任委員長) 議案第128号、京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指定について。  主な質疑。静の里繁栄会共同企業体の構成はどうなっているのかとの問いに、丹後北都不動産と株式会社レックで、出資比率は丹後北都不動産55%、レック45%で申請されているとの答弁でした。  温泉施設の管理実績がある団体なのかとの問いに、温泉施設の管理実績はない。スイミングスクールや飲食店などの実績があるとの答弁でした。  指定管理料の多寡で2団体の差はどれぐらいあったのか。前回よりは安くなったのかとの問いに、平成28年度の上限を2,693万円、消費税が10%になる予定の平成29年度以降の4年間の上限を2,750万円の設定で募集している。事業者からは、5年間総額1億417万6,000円で申請されている。第2期目の5年間は総額9,919万9,000円であったが、消費税等並びに電気代の高騰分などで、5年間の指定管理料は若干高目になっている。第1期は4年7カ月で総額1億1,090万4,000円と比べ、額は下がっているとの答弁でした。  前の指定管理に対する市民の評価が次に反映されなければ意味がない。指定管理の考え方として、公募で前の管理者が手を引いた場合、新しい業者だけの比較でいいのか。市はどのように考えているのかとの問いに、条例の設置目的等に沿って、第一に市民の利用への配慮、次に指定管理者の経営状況などがある。今回の指定管理でも内容を提案いただき、指定管理料を決めている。現実的に経営が厳しい部分もあるが、指定管理者には経営や利用増進等に努力いただき、インセンティブを含め相乗効果になるよう取り組んでいきたいとの答弁でありました。  従業員は同じ条件で継続して雇用されるのかとの問いに、募集要項で現従業員の雇用及び地元雇用の優先としており、引き続き本施設で勤務を希望する方については、効率的な管理運営を踏まえた上で雇用継続することを要請しているとの答弁でした  前の指定管理者の方は、指定管理を受けた際に費用を負担している。新しい指定管理者が受けるに当たり費用や年券はどのように整理するのかとの問いに、新しい指定管理者と旧指定管理者と調整はしていきたい。新しい指定管理者も、年券の発行などについて計画しているとの答弁でありました。  チップボイラーの設置が、燃料等々のコスト削減につながったのか。指定管理料にどの程度反映しているのかとの問いに、木質ボイラーを設置したときの計画では、灯油価格が100円超えで推移していたが、それ以降、価格が下がり62.6円ぐらいになっている。指定管理については、木質ボイラーの代替率90%の計算で差額分を計上している。浅茂川温泉については、年間192万6,000円の上乗せをしているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。現管理者が今回応募しなかった裏にはさまざまな問題があると推測する。そのことは現指定管理者から引き継ぎをしていただき、業務が滞ることのないように、また、費用や年券についても調整を図り、スムーズに移行できるよう求める。  次、社会情勢の変化もあるが、木質ボイラーで経費的に改善されるとの説明と裏腹に、経費増となるのは問題だ。  反対討論、賛成討論はともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。
     以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第128号、京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。 ○(三崎議長) 委員長、着席してください。ここで由利議員の除斥を解除いたします。     (由利議員 入場) ○(三崎議長) 産業建設常任委員長。 ○(谷津産業建設常任委員長) 続いて、議案第129号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野の里の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。  現指定管理者が引き続きされるが、現施設または同種の施設管理運営実績が3割に満たない。どういうことかとの問いに、毎年度実施している年度評価のモニタリング結果が反映されている。当該施設については、平成26年度の実績評価で収支がマイナスでB評価となっているとの答弁でありました。  地元利用者から担当部署へも要望ではなく嘆願書が出ていると聞くが、担当課として意見を申し添える考えがあるのかとの問いに、次期指定管理者への要望についての内容であるが、現指定管理者にも嘆願が出ていることは伝えているとの答弁でありました。  事故・事件の防止措置、緊急時の対応が低い。安心・安全に対して改善すべき点など指摘しているのかとの問いに、警報や特別警戒等が発令された際に指定管理者に連絡している。事故・災害等の緊急時の連絡体制を防災マニュアルに加えるようお願いしている。今回、災害時や防災・防犯について、新たに協定書で細かい部分も整理していきたいとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。今回の指定管理者について、地元の方を中心とした会社が応募した背景に指定管理者について嘆願書が上がっている。嘆願ということは大変重い。このことを受け、市も指定管理者も地元の要望を考慮しながら、施設整備や丹海バスの乗り入れによる利用促進につながる取り組みに配慮して指定管理を深めてほしい。  もう一社は、地元が株式会社を立ち上げられている。共存共栄できるように頑張ってもらいたい。  反対討論、賛成討論はありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第129号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野の里の指定管理者の指定についての委員会審査報告とします。  続いて、議案第130号、京丹後市小町公園の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。利用実績はどうかとの問いに、平成26年度の利用実績4,184名であり、うち入館料の実績から122名が展示室を利用しているとの答弁でありました。  研修目的でどのような方々が何に使用しているのかとの問いに、研修室等は、地域での農林事業等や大学との交流などが行われている。地域おこしなどの活動でも小町の里が拠点になっているとの答弁でありました。  収支計算書では、指定管理料と利用料以外は一切収入がないが、利益を生むような指導をした方がよいのではないかとの問いに、管理運営に係る施設の収支を報告いただいているとの答弁でありました。  小町の里は博物館的な位置づけと思うが、管理だけを指定管理に出すという考え方はどうかとの問いに、施設に入館料などしかなく、受託者からも指定管理料だけでインセンティブが現実的にはないと伺っている。市の施設ということで従来から指定管理に出しているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。小町の里の施設管理のみということだが、指定管理制度であるなら自主事業などの取り組みを行うような指導がないと、ほかの施設との公平性が保てない気がする。市の方で配慮を願いたい。  反対討論、賛成討論はありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第130号、京丹後市小町公園の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続いて、議案第131号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキハウスの指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。指定管理料をどの程度出すのか。毎年何日営業しているのかとの問いに、平成28年度の指定管理料は104万円。平成26年度のステーキハウスの営業日数は229日となっているとの答弁でありました。  雇用効果は満点だが、何人雇用しているのかとの問いに、碇高原ステーキハウスの現況従業員の配置として、延べ9名が携わっているとの答弁でありました。  ステーキハウスは民間だけでも十分していけるが、5年先にも譲渡対象施設になっていないのはなぜかとの問いに、府の土地ということで、引き続き指定管理の継続ということで整理をしたとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにございませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第131号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキハウスの指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第132号、京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介いたします。現在の指定管理者による管理運営が採点表から判断して厳しい。市の負担が大きくなると考えると利用価値を高めていく必要があるのではないかとの問いに、指定管理するに当たり市内業者が第一という整理をしている中で、引き続きの応募があった。指定管理施設が広大で、利用促進策などについて指定管理者とも協議しながら経営体制、利用者拡大に努めているとの答弁でありました。  4つの施設で管理料は幾らかとの問いに、平成28年度3,359万円、平成29年度以降は、消費税が上がると想定し、3,442万円となっているとの答弁でありました。  風のがっこう京都や高原休養センターの利用状況はとの問いに、平成26年度のレストランの客数が1,597人、そのほか購買事業、自動販売機事業等を含め、265万5,266円の収入があった。風のがっこうの宿泊及びツアーの実績として、大人450人、子供154人の合計604人が宿泊等をされ、387万600円の収入があったとの答弁でありました。  指定管理料の主な内訳はどうなっているのか。施設として必要ないと判断すればやめるといった考えがあるのかとの問いに、スイス村に関しては、公共施設の見直しで指定管理を延長するということになったが、譲渡方針は変わらない。バラ売りも検討したが、例えばスキー場は、森林コースが1つの売り物になっており、風のがっこうと経営が違うと除雪の問題がある。稼働の悪い施設もあり、年間利用を検討し、スリム化して将来譲渡などを検討していきたい。平成28年度の内訳について、一番経費がかかるのは風のがっこうの2,900万円。スキー場が次いで2,700万円という資料をいただいている。指定管理料は、第1期は約3,600万円で推移し、第2期は平成23年度が3,649万円、平成24年度が3,620万円ということで、同じような額で推移している。第2期の上限は3,649万円、今回、平成28年は3,359万円、平成29年度以降3,442万円としており、電気代等高騰分、消費税も含めて、若干スリム化しているとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第132号、京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第133号、京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。今回の指定管理料は幾らかとの問いに、上限額1,481万円に対して1,200万円。平成29年度以降上限1,519万円に対して1,200万円、平成30年700万、平成31年700万円、平成32年700万円ということで提案を受けているとの答弁でありました。  指定管理料をそこまで下げる理由があるのかとの問いに、前回の第2期は上限1,100万円に設定している。平成23年602万円、平成24年度160万円、平成25年度32万円で、平成26年、平成27年は逆に市へ返還する計画であった。今回の木質チップの関係と電気代の高騰、消費増税分を賦課して、平成28年度は上限1,481万円に設定したが、下げて申請いただいた。最初の2カ年で大幅な改修を行い、3年目以降は若干修繕費を低く積算されているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。平成22年度に比べ利用率が99.7%ということで、指定管理者制度が生きた施設だ。実現こそしなかったが、前期の現在の期間中に利益を還元する話もあり、今回公募の上限1,481万円に対して1,200万円の管理料、2年後には700万円へ落としていくということで、管理者の経営能力の高さをあらわしたものと評価する。  反対討論、賛成討論はありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託された議案第133号、京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第134号、京丹後市久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介いたします。来場者の状況はどうか。市内外はどうかとの問いに、平成22年1万6,853名、平成23年度1万9,696名、平成24年度2万2,846名、平成25年度2万3,956名、平成26年度2万3,960人で増加傾向にある。平成26年度の府外の来場者1万6,772人、府内の来場者7,188人で、おおむね7対3の割合で府外の方が利用されているとの答弁でありました。  自主事業の販売について把握しているかとの問いに、毎年度実績報告され、平成26年度、喫茶店等売上1,101万8,000円に対して、仕入れ729万7,000円、売店売上716万9,000円に対して、仕入れ605万3,000円となっているとの答弁でありました。  指定管理料626万円の根拠は何かとの問いに、平成27年度の指定管理料等に対して、電気料とか消費増税分等、上昇分を基本に上限を設定しているとの答弁でありました。  人件費はどうなっているのかとの問いに、平成26年5名の人員体制が、平成28年度予定では5名プラス、パート3名の計8人体制で運営する。平成26年度の人件費等772万5,840円、平成28年度641万8,000円となっているとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第134号、京丹後市久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第135号、京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。利用者数はどうなっているのかとの問いに、平成26年度キャンプ場の宿泊が2,420名、虹の家の日帰りの来客数が951名。一般が127名、久美浜太鼓が710名。ほかにも、かぶと山公園まつりなど開催しており、約3,500人の来客があるとの答弁でありました。  収支計算書で平成28年度は37万5,000円借入金、平成29年度は27万5,000円の借入金とあり、毎回借入金が入っているが返済がないが、どうなっているのかとの問いに、かぶと山ふるさと会の会員登録ということで、1万円ずつ出資している。基本的には出資金を利用され、繰入金ということで不足分を補充しており、費用を持ち出して運営されているとの答弁でありました。  収支計画の妥当性についてどうかとの問いに、旧久美浜町時代からかぶと山公園等の管理や公園まつり等にかかわっている地域であり、よりどころの施設として指定管理に手を挙げられ、借入金してでも運営したいということと理解しているとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第135号、京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第136号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんきてんき丹後)等の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介いたします。指定管理料36万円は何の費用かとの問いに、道の駅には、オートキャンプ場、農業管理施設、多目的広場、海浜植物園があり、その管理が含まれている。電気代等の高騰分を試算した結果、平成28年度上限36万円の指定管理料を設定したとの答弁でありました。  スイス村関連施設は一括して指定管理であったが、ここの関連施設はステーキハウスがありながら、別の指定管理にする意味があるのか。分け方はどうなっているのかとの問いに、スイス村は一定エリアに多目的な施設があるというだけであり、てんきてんき村は旧丹後町時代にてんきてんき村関連施設ということで、はしうど荘、道の駅、ステーキハウス、宇川温泉、全てを一つの条例で整理している。指定管理制度の導入時に4つのグループに分けたとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第136号、京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんきてんき丹後)等の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続いて、議案第154号、京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。利益の処分方法についての説明をとの問いに、指定期間の間に利益の一部を市に納入する考えがあるかどうか、30万円を超える修繕に利益を充てる意思があるかどうかということの判断であるとの答弁でありました。  公共施設の見直しで、指定管理期間を4年とするという説明であったが、移譲についての話は進んでいるのかとの問いに、具体的には、これからの話との答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第154号、京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第155号、京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介いたします。経営基盤の健全性並びに収支計画の妥当性がやや厳しい採点だがとの問いに、税理士会の評価結果から経営状況の健全性について低い評価となっているとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第155号、京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第156号、京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。経営理念の健全性というのは何かとの問いに、団体の経営理念、基本方針がありかつ公共性があると認められるような文言を提案しているかどうかを評価している。標準点が1点、加点が2点となっているとの答弁でありました。  収支が相当改善されてとの説明だが、その詳細はとの問いに、旧町のときの6,000万円ぐらいの赤字が、合併前に1,800万円ぐらいまで圧縮している。その後、新しい経営体になり、赤字を出さずに指定管理料もゼロで、この間は推移しており、非常に高く評価しているとの答弁でありました。  道の駅として、事故・事件の防止措置、緊急時の対応に対する業務がほかの施設に比べて高いのかとの問いに、ほかの施設と同じ水準の考え方で評価している。業者を入れてセキュリティ対策しており、評価しているとの答弁でありました。  運営組織及び従業員の配置等の妥当性についての説明をとの問いに、株主の協力のもと、くみはま縣と株主のポラリスの業務提携書に基づき、従業員を配置していただいており、評価しているとの答弁でありました。  業務提携書について、特に疑義があり、不透明だということで、陳情が出たり係争中であったりするが、改善をされたのかとの問いに、係争中ということで、業務提携書も問われているが、裁判の結論が出てこないと進められない。市としては、今の体制が適正と考えているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。説明の中で、旧町時代から見ると随分と経営改善され、近年は黒字基調で堅調であるとの評価であった。確かに年間10万円程度の黒字は出しているが、もう少し内容を精査すれば改善の可能性は十分にある。  反対討論はありませんでした。  賛成討論を紹介します。現指定管理者は、市が出資する三セクであり、旧町のときには毎年1,000万を超える赤字であったものが、近年はわずかだがプラスになっている。要因としましては、さまざまな自主事業や、株主の多大な協力が背景にある。今後も地域の産品を内外に発信していく重要な拠点としての利用に期待する。  もう一点、指定管理については第三セクターで行っているが、株主との間で業務提携をしている。過去から陳情もあり、市民から見て透明性を持った業務内容、提携内容が求められている。現状に不透明ということではないが、業務提携について、しっかりと説明のできる内容にしていただくよう指摘する。  以上、採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第156号、京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定についての委員会審査報告とします。  議案第157号、京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。当初計画の地元雇用と現在の雇用者数は何人かとの問いに、当初計画より2名減少で現在の雇用人数は5名であるとの答弁でありました。  指定管理料は次の管理でなくなるとの試算があったにもかかわらず、800万円、400万円という指定管理料が要る。収支の見通しと費用の説明をとの問いに、排水処理の停止による電気代の削減。原料受け入れ調整による収入。電力固定価格の買い取り制度を活用した全量売電収入。それから、液肥利用量を7,000トンまでふやすことで、現在指定管理期間中に指定管理料ゼロを達成する目標であった。結果的に液肥利用が26年度5,263トンで、目標に達しなかった。液肥の利用自体が現在の水稲の施肥に偏り、散布時期等が重なって、散布経費がかさんでいる。また、電力固定価格買い取り制度の活用についても全量売電にはキュービクル増設や、電気系統の改修に多額の費用が発生することから、余剰売電に変更したため、当初の収入計画よりも若干減少している。これらを考慮して、27年度1,300万円、28年度800万円、毎年確実に収支改善は図られており、30年にはゼロになる収支改善計画を立てているとの答弁でありました。  改修をどうしていくのかとの問いに、施工業者であった大林組により長期修繕計画を立てる予定にしている。作成に当たり、現地で、施設、設備、機械類、あと、建物の躯体等、総合点検を行う予定にしているとの答弁でありました。  改修は指定管理者が行うのかとの問いに、施設自体については、設置者である京丹後市の方で改修になる。運営に係る設備の改修は、アミタへお願いする考えだが、改修、修繕の箇所による。機械などは定期的な修繕や改修が必要になってくるが、修繕計画により指定管理者が修繕する。募集条件の中にも、この設備の範囲は示しているとの答弁でありました。  議会での説明で3年後にはゼロにするという方針であったが、今回指定管理を出すに当たり、内部で指定管理料ゼロという議論はされたのかとの問いに、ゼロという想定はしなかった。内部では一日も早く指定管理料をゼロにする方策として、今後、市の施策でどういうことが考えられるのかは検討しているとの答弁でありました。  液肥が売れれば手数料がアミタに入る。液肥の販売拡大は市が目標を持って行っている。液肥の販売は、どちらが主体に行っているのかとの問いに、販売自体はアミタの自主事業で行っているが、農家で組織する液肥利用者協議会が平成23年度に設立された。現在52人の農家が参加され、環境バイオマス推進課が事務局となり、日程調整や散布調整をしているとの答弁でありました。  食品残渣の処理で、市内からの持ち込み量と、市外からの持ち込み量は、何トンになるのかとの問いに、現在、市外から約95.5%、市内が約4.5%で、平成26年度の家庭生ごみが約15トン、学校給食の残渣が約20トン、市内で約35トンになるとの答弁でありました。  施設全体の能力に対して100%稼働しているのかとの問いに、原料の受け入れ能力は、日量100トンだが、最大処理は64トンということで、現在20トンまでで稼働しているとの答弁でありました。  市内の家庭生ごみを全部受け入れても処理能力でおさまるのかとの問いに、家庭生ごみの全量は推察だが、年間で約1,400トンになるとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。1つ目、前回、指定管理者の指定時に、3年後には指定管理料ゼロにするということであったが、今回1,200万円もの指定管理料が予定されているのは問題がある。もう少し指定管理者との関係で調整できなかったのかと思う。  次に、現在の指定管理者になってから、今まで事件・事故などの問題が発生したという事案はない。地元で専門的な指定管理を受けられる業者もなく、なれたところで毎回液肥の目標も引き上げ前向きな姿勢が見られる。  次の意見。審査に当たって、経営基盤の安定性の部分で予定どおりに進んでいないが、いい方向では進んでいると評価する。ただ、民間企業というのは業績のいいときも悪いときもある。1社選定の中で、業績の悪いときを想定して、経営理念の中にその考えがないと、リスクはあるのではないか。評価の中では触れていないので指摘したい。  次の意見。3年前の約束が実現できなかったことに疑義があり、指摘する。市内の食品残渣の搬入はわずか4.5%、市外企業からが中心で95.5%ということの課題を考えていく必要がある。できるだけ早く市内からの持ち込み量がふえるよう、余剰能力はあるので、もう少し検討してほしい。  次の意見。前回の審査では、不確定要素のある中、3年間で指定管理料をゼロにする目標には至らなかったが、今回の審査では、前回までは不確定であったものを一定現実味のある数字に置きかえ審査され、収支の改善がなされる可能性が高い。28年度800万、29年度400万という指定管理料について改善は必要だが、施設の老朽化対策として、長期修繕計画を調整されることにより、指定管理料への影響が新たな要素として出てきた。  次の意見です。過去3年間でゼロにするところは、十分に考える必要がある。改めて28年度800万、400万、それからゼロになるということだが、自主事業分から人件費を投入し運営していることは認識するべきだ。今後の修繕計画を早期にまとめ、修繕費の分担が明確で計画性のあるものにしていただきたい。
     反対討論を紹介します。指定管理料が引き続き1,200万円必要との提案だが、市外から持ち込まれる食品残渣が95.5%を占め、自主事業に該当している。施設の大半の管理運営が自主事業に使われる中で指定管理料という点は、市民も納得できない。点検して修繕計画をつくるということだが、さらに持ち出しも予想される。  賛成討論を紹介します。この施設は、専門的知識がないと運営できない状況にある。指定管理者は、既にノウハウを持ち、新たに指定管理料をゼロにする方策として、現実的な数字のもと収支計画を立てていることは評価できる。市では、生ごみの全戸回収を進めており、相当量がこの施設で処理できる。農政でも新たに液肥利用を進めており、ほかの事業ともリンクしている。長期修繕計画で市と指定管理者の保守する範囲について調整し、一日も早い指定管理料ゼロを目指していただくこと指摘したい。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第157号、京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定についての委員会審査報告とします。  続きまして、議案第158号、京丹後市弥栄機業センターの指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。どのような利用をしているのかとの問いに、通常の貸し館業で、地域の方を中心に2階の広間を利用している。平成26年度の利用実績は1,740名との答弁でありました。  週に何日の勤務かとの問いに、商工会の職員1名が週2日勤務をしており、そのほかの日は基本的に業務を行っていない。ただし、貸し館業ができるよう、事前の申し込みで鍵の貸し借りを行っている。特に貸し館業に対する問題や不満などはないとの答弁でありました。  事件・事故防止措置、緊急時の対応の評価が低いが、週2日の勤務が理由かとの問いに、例えば、安全対策マニュアルが整備されているか、防犯上の事前対策マニュアルが整備されているか、というところが現在できていない。対策についてマニュアル化するよう指導しているとの答弁でありました。  建物の耐久度はどうかとの問いに、昭和47年3月にオープンした施設だが、基本的に大きな修繕や雨漏りなどの問題もなく使用いただいているとの答弁でした。  この施設は今後も引き続き地域に必要だということか。ほかにかわる施設はないのかとの問いに、地域にとって大切な施設だという認識はある。地域のサークル活動などで利用されているが、代がえ施設はほかにもある。管理運営上の面から商工会の支所再編の動きとともに検討していくとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第158号、京丹後市弥栄機業センターの指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続きまして、議案第159号、京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。以前から老朽化で傷みも結構ある。平成33年までに、市として建物の修繕などが必要ではないかとの問いに、昭和47年7月にオープンした施設で、2階の広間、ホールを中心に平成26年度6,323名の利用実績がある。ホールには、大規模な照明や冷暖房が設置され、経費的にも割高である。設備も老朽化しており、近い将来、大規模な修繕、特に冷暖房関係について必要と考えている。メンテナンスは、計画的に行っているので、指定管理期間5年間は問題ないと予測しているとの答弁でありました。  1階は商工会のほか、法律事務所が入っているが、家賃や経費はどうなっているのかとの問いに、1階は貸し館になっていない。京都府弁護士会の事務所として、賃貸契約を結んでいる。電気代、水道代については、別途必要分を負担していただいている。建物全部の指定管理ではなく、2階の貸し館業に関してのみ、指定管理者制度を導入しているとの答弁でありました。  ほかにも市内に同種の収容人数が同じ会場があるのかとの問いに、大宮庁舎横にアグリセンター大宮という同じような集会スペースができ、織物ホールの重要度は薄まってきたとの答弁でありました。  指定管理料多寡のところで、満点45点を獲得しようしたら、指定管理料をゼロということになるのかとの問いに、現指定管理料との相対比較ということで、現在の指定管理料と、指定以降の指定管理料の比較であり、前回より安く指定管理料を受けていただいているとの答弁でありました。  織物ホールの敷地はどうなっているのかとの問いに、敷地の半分は市の敷地ではあり、残る半分は地元周枳区の敷地になっているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。施設の老朽化があるが、改修せずにいきたいとの説明であったが、必要な改修はするべきである。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託された議案第159号、京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。  続いて、議案第160号、京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。指定管理施設として、1階と2階の振り分けはどうなっているのかとの問いに、指定管理をしている建物に併設の公衆トイレだけは指定管理ではない。公衆トイレ以外を指定管理施設として管理しているとの答弁でありました。  民間が入り、商工会も物販している。その契約関係はどのように整理しているのかとの問いに、指定管理の契約は市と商工会で行っている。施設の設置目的に特産品販売があり、商工会と商店で、委託契約を結び物販してもらっているとの答弁でありました。  商工会が、自己負担金を出している施設とそうでない施設があるが、整理ができているのかとの問いに、商工会の支所としての使い方との関係がある。指定管理料があるのか、ないのかという違いもあるが、織物ホールでも、小規模な修繕について商工会が負担している。弥栄機業センター、丹後活性化センターについては支所として使用しており、商工会の負担が出ているとの答弁でありました。  意見交換はありませんでした。  反対討論、賛成討論ともにありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第160号、京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定についての委員会審査報告とします。  続いて、議案第161号、京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理者の指定について、主な質疑を紹介します。施設の老朽化、特にトイレの改善はできないのか。また、全体で何人雇用しているのかとの問いに、常勤の社員は3名。あとは、シルバー人材からお世話になっている。施設の老朽化についても課題は認識している。本年度、都市公園長寿命化計画で各設備の点検を行い、修繕計画を組む予定だ。国へも計画を申請中で、認定されれば、次年度から計画的な修繕を行っていきたいとの答弁でありました。  自動車道の開通に伴い、峰山球場への案内や、わかりやすいサインが必要ではないかとの問いに、都市公園、都市施設に関するサイン整備計画はない。新たな課題として都市施設への誘導サインについて検討したいとの答弁でありました。  収支状況について、自主事業の収支が落ちている要因などは何かとの問いに、公園緑化事業団の自主事業は自動販売機の設置だけであり、利用者の人数に比例している。事業団には積極的にスポーツの講習会や新たな大会の誘致といった計画をしていただき、参加料などの収入をふやすような努力を期待しているとの答弁でありました。  運営の基準やサービスの提供内容への取り組みが低い評価だがとの問いに、採点の内容まで報告を受けていないとの答弁でありました。  公園緑化事業団は、スポーツ大会を企画する団体なのかとの問いに、公園緑化事業団の定款には、京丹後市における緑化の推進、スポーツ、レクリエーションの振興があり、生涯スポーツ社会の実現に寄与することを目的としているとの答弁でありました。  意見交換を紹介します。使用回数、使用申請について、個々のグラウンド使用増減の多寡は年度によってあるが、管理については、非常に高い評価がされている。現在、指定管理者について特に問題はない。ただし、施設の経過年数、とりわけトイレや峰山球場について施設整備がおくれており、利用に少し不便を感じる。この点は少し改善した方がよい。また、施設への案内板が不足している。山陰近畿自動車道森本インターチェンジが開通したときには誘導サインの整備が必要である。  収入は自動販売機の手数料のみであり、今後のスポーツに関する講座など自主事業で頑張ってもらいたいとの説明だが、それ以外のことが自由にできない条例の構成になっている。条例を改正して、自主事業がしやすいように変える検討が必要ではないかと考える。  反対討論、賛成討論はありませんでした。  採決の結果、原案可決すべきものと決定した。  以上で、産業建設常任委員会に付託されました議案第161号、京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理者の指定についての委員会審査報告といたします。 ○(三崎議長) これから産業建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、議案第128号については、由利議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、除斥を解除するまでの間、退場を求めます。     (由利議員 退場) ○(三崎議長) 初めに議案第128号について質疑を行います。これで議案第128号について質疑を終結いたします。ここで由利議員の除斥を解除いたします。     (由利議員 入場) ○(三崎議長) 次に、議案第129号について質疑を行います。これで議案第129号について質疑を終結いたします。  次に、議案第130号について質疑を行います。これで議案第130号について質疑を終結いたします。  次に、議案第131号について質疑を行います。これで議案第131号について質疑を終結いたします。  次に、議案第132号について質疑を行います。これで議案第132号について質疑を終結いたします。  次に、議案第133号について質疑を行います。これで議案第133号について質疑を終結いたします。  次に、議案第134号について質疑を行います。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。豪商稲葉本家ですが、関係の方にお伺いすると、あの建物というのは、いわゆる鉄筋コンクリートの建物の指定管理とは違って、木造の建物ですし、それから、しっかりした伝統的な技法の建物ということで、本当に細かい修繕とか、専門的なメンテがいろいろと必要で、30万円以下の指定管理者がする修繕というものが結構たくさんあって、負担が大きいのだというような話とか、それから、30万円以上のものは市との予算との相談でということになっているのですが、エアコンなどの設置はぜいたく品であるということでなかなか実現がしないというようなこともお伺いしたのですが、そのような施設設備の整備面の状況などについての審査というのはなされたのでしょうか。 ○(三崎議長) 産業建設常任委員長。 ○(谷津産業建設常任委員長) 施設の整備に係る部分の審査ということ、メンテナンスに係る審査ということだと思いますが、委員会の中ではそういった質問はありませんでした。 ○(三崎議長) ほかに。これで議案第134号について質疑を終結いたします。  次に、議案第135号について質疑を行います。これで議案第135号について質疑を終結いたします。  次に、議案第136号について質疑を行います。これで議案第136号について質疑を終結いたします。  次に、議案第154号について質疑を行います。これで議案第154号について質疑を終結いたします。  次に、議案第155号について質疑を行います。これで議案第155号について質疑を終結いたします。  次に、議案第156号について質疑を行います。これで議案第156号について質疑を終結いたします。  次に、議案第157号について質疑を行います。これで議案第157号について質疑を終結いたします。  次に、議案第158号について質疑を行います。これで議案第158号について質疑を終結いたします。  次に、議案第159号について質疑を行います。これで議案第159号について質疑を終結いたします。  次に、議案第160号について質疑を行います。これで議案第160号について質疑を終結いたします。  次に、議案第161号について質疑を行います。これで議案第161号について質疑を終結いたします。産業建設常任委員長、御苦労さまでした。  これから議案ごとに意見交換、討論、採決を行います。なお、議案第128号については、由利議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、除斥を解除するまでの間、退場を求めます。     (由利議員 退場) ○(三崎議長) 初めに、議案第128号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第128号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第128号について採決いたします。議案第128号 京丹後市浅茂川温泉静の里及び京丹後市網野温泉プールの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第128号は原案のとおり可決されました。  ここで由利議員の除斥を解除いたします。     (由利議員 入場) ○(三崎議長) 次に、議案第129号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第129号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第129号について採決いたします。議案第129号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市宇川温泉よし野の里の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第129号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第130号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第130号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第130号について採決いたします。議案第130号 京丹後市小町公園の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第130号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第131号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第131号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第131号について採決いたします。議案第131号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市碇高原ステーキハウスの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長の報告どおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第131号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第132号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第132号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第132号について採決いたします。議案第132号 京丹後市丹後半島森林公園等の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第132号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第133号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第133号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第133号について採決いたします。議案第133号 京丹後市弥栄あしぎぬ温泉の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
          (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第133号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第134号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第134号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第134号について採決いたします。議案第134号 京丹後市久美浜豪商「稲葉本家」の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第134号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第135号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第135号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第135号について採決いたします。議案第135号 京丹後市かぶと山虹の家及び京丹後市かぶと山公園キャンプ場の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第135号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第136号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第136号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第136号について採決いたします。議案第136号 京丹後市てんきてんき村関連施設のうち京丹後市道の駅(てんきてんき丹後)等の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第136号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第137号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第137号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第137号について採決いたします。議案第137号 京丹後市浜詰墓地の指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第137号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第138号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第138号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第138号について採決いたします。議案第138号 京丹後市浅茂川墓地の指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第138号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第139号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第139号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第139号について採決いたします。議案第139号 京丹後市五十河地区基幹集落センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第139号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第140号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第140号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第140号について採決いたします。議案第140号 京丹後市野間基幹集落センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第140号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第141号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第141号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第141号について採決いたします。議案第141号 京丹後市久美浜婦人センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第141号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第142号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第142号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第142号について採決いたします。議案第142号 京丹後市久美浜林業センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第142号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第143号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第143号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第143号について採決いたします。議案第143号 京丹後市久美浜農業センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第143号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第144号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第144号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第144号について採決いたします。議案第144号 京丹後市久美浜機業センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第144号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第145号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第145号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第145号について採決いたします。議案第145号 京丹後市久美浜果樹センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第145号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第146号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第146号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第146号について採決いたします。議案第146号 京丹後市久美浜健康センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第146号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第147号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第147号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第147号について採決いたします。議案第147号 京丹後市久美浜ぎょそんセンターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第147号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第148号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第148号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第148号について採決いたします。議案第148号 京丹後市久美浜福祉センターの指定管理者の指定について、本議案に対する総務常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第148号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第149号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第149号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第149号について採決いたします。議案第149号 京丹後市網野社会参加交流ハウスの指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第149号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第150号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。
     これから議案第150号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第150号について採決いたします。議案第150号 京丹後市浜詰ふれあいセンターの指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第150号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第151号について意見交換を行います。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。この松風苑ですが、現在の指定管理者である市の社協によって高齢者の心身の健康を保持する施設として使っておられるのですが、鍼灸治療とか、温泉の利用などということで、地域や各種団体としっかりと連携をしながらされておられます。委員会で現地視察をさせていただいたのですが、築37年たっているということで、耐震の問題や老朽化をしていることや、ボイラーなどもいつ壊れるかわからないというような実態も聞かせていただきましたが、残してほしいという地元の人たちや、それから利用されている人たちの思いをしっかりと大事にしながら、大規模改修をするのか、しないのかということや、それから、新たな介護予防事業を展開するというようなこと、それから、鍼灸やお風呂の利用の推移などもしっかりと今後4年間で総合的に見直していただいて、次に続く体制づくりにつなげていくことがすごく大事だなということを感じましたので、そのことを申し上げておきたいというふうに思います。 ○(三崎議長) ほかに。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第151号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第151号について採決いたします。議案第151号 京丹後市丹後老人福祉センター松風苑の指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第151号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第152号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第152号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第152号について採決いたします。議案第152号 京丹後市弥栄生きがい交流センターの指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第152号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第153号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第153号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第153号について採決いたします。議案第153号 京丹後市佐濃デイサービスセンターの指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第153号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第154号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第154号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第154号について採決いたします。議案第154号 京丹後市大宮農産物加工直売施設の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第154号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第155号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第155号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議案第155号について採決いたします。議案第155号 京丹後市弥栄果樹園管理棟併用休憩施設の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第155号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第156号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第156号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第156号について採決いたします。議案第156号 京丹後市久美浜総合交流販売施設の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第156号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第157号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第157号について討論を行います。反対の方。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。議案第157号、京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。  エコエネルギーセンターの現指定管理者の指定において、次期の平成28年度からの指定管理料は出さないとの運営見通しの説明のもとに議決をしたものと認識をしています。ところが、今回、平成28年度800万円、平成29年度400万円、合計1,200万円の指定管理料を出すことになっていることは市民的にも納得できるものではないとこのように考えます。  この施設で、食料残渣の処理を行っていますが、市内からの残渣の搬入は全体の4.5%であり、市外の食品工場等から持ち込まれる部分が95.5%であります。中心的な業務である食料残渣の処理、指定管理者のアミタが行う自主事業がほとんどであるといっても過言ではありません。指定管理料は、その業務の赤字の穴埋めと言われても仕方がありません。そういった点で、指定管理者の経営努力を求め、指定管理料の支出は認めるべきではない。この意見を述べて反対討論といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第157号について採決いたします。議案第157号 京丹後市エコエネルギーセンターの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、議案第157号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第158号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第158号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第158号について採決いたします。議案第158号 京丹後市弥栄機業センターの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第158号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第159号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議案第159号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第159号について採決いたします。議案第159号 京丹後市大宮織物ホールの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第159号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第160号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第160号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第160号について採決いたします。議案第160号 京丹後市丹後商業活性化センターの指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第160号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第161号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第161号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第161号について採決いたします。議案第161号 京丹後市峰山途中ケ丘公園及び京丹後市峰山総合公園の指定管理者の指定について、本議案に対する産業建設常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第161号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第162号について意見交換を行います。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。この鳴き砂文化館の指定管理ですが、これも文教厚生常任委員会で現地を視察させていただいたのですが、掛津区が指定管理ということで、入館者に丁寧な対応がされていましたが、市の環境学習の大切な施設であって、入館者をふやしていく努力や、それから、自主事業としてもいろいろな、1日漁師証の販売とか、ガイドウオークなども企画をされていたことも認識しています。今後もやはりしっかりと自然を守って、教育的に活用していく大事な施設であるということで、今後、今は担当課は文化財保護課ですが、観光振興課との連携などで、さらに利用者がふえていく仕組みというものをつくっていくということも大事かというふうに思います。  それからまた、所有者であります日本ナショナルトラストとの関係で、しっかりと要望を話し合いもしていただいて、2階のベランダ部分が傷んでいましたが、そこや、それから、そのベランダから降雪時には雪が落ちるというようなことも聞かせていただきましたし、2階の展示室の空調がなくて、夏は展示を見るのも暑いというようなことで、その辺の空調化が前進するようにやはり話し合いをぜひとも進めていただきたいということを申し述べておきたいと思います。 ○(三崎議長) ほかに。これで意見交換を終了いたします。  これから議案第162号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議案第162号について採決いたします。議案第162号 京丹後市琴引浜鳴き砂文化館の指定管理者の指定について、本議案に対する文教厚生常任委員長の報告は原案可決すべきものであります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議案第162号は原案のとおり可決されました。 ○(三崎議長) 日程第57 陳情第11号 京丹後市立弥栄病院の改築についての陳情書を議題といたします。  本陳情につきましては、文教厚生常任委員会に付託しておりますので、これから文教厚生常任委員長の報告を求めます。文教厚生常任委員長。                                 平成27年9月18日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               文教厚生常任委員会                                  委員長 平 林 智江美     委員会審査報告書  本委員会に付託された下記の事件は、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第144条の規定により報告します。                     記 1.付託事件及び決定    陳情第11号 京丹後市立弥栄病院の改築についての陳情書
        趣旨採択すべきものと決定した。 2.審査の経過     6月 5日   所管部局から説明の聴取     6月22日   継続審査の決定     7月 9日   所管部局から説明の聴取     9月10日   参考人招致の決定     9月18日   参考人から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定 ○(平林文教厚生常任委員長) それでは、本委員会に付託された下記の事件、審査の結果、次のとおり決定したから会議規則第144条の規定により報告します。  付託事件及び決定。陳情第11号、京丹後市立弥栄病院の改築についての陳情書、趣旨採択すべきものと決定した。  審査の経過。6月5日、所管部局からの説明の聴取。6月22日、継続審査の決定。7月9日、所管部局からの説明の聴取。9月10日、参考人招致の決定。9月18日、参考人から説明の聴取、意見交換及び審査のまとめ並びに決定。  審査の内容。審査の内容の報告としては、参考人への説明聴取、質疑、意見交換、討論を紹介させていただきます。  初めに、参考人への説明聴取を紹介します。陳情の趣旨についてでありますが、市では弥栄病院の改築が進められており、多額の費用がかかる。2つの市立病院は実質赤字経営が続いており、後年度には市民の負担が耐えられなくなる要素がある。議会において病院運営への慎重な審議を求めるものである。  続きまして、主な質疑を紹介します。問い、陳情の理由について、慎重な審議を求めるということか。答え、概略ではそのとおり。  問い、陳情項目の3、4について強調しておきたいことは。答え、病院の実態について、議員はしっかり把握すべきである。  次に、6月15日に開催しました文教厚生常任委員会において、医療部への聞き取り調査を行いましたので、その内容を紹介します。陳情項目の1に関して、医療部より、平成16年から議会文教厚生常任委員会が審議にかかわってきた経過の説明を受けました。主な質疑を紹介します。問い、府立医科大学、京都府と京丹後市及び弥栄病院との連携はスムーズに図られているのか。その結果、著しい業績の改善は図られているのか。答え、弥栄病院に限っていえば、順調な経営が続いている。  問い、平成27年3月に新公立病院改革ガイドラインが示された。新たな改革プランをつくるのか。答え、京都府は平成28年になる。それと整合させる形で改革プランをつくることになっている。  続きまして、主な意見交換を紹介します。陳情の願意についての確認では、京丹後市の医療、病院の体制全体などについて慎重な審議を求めるということであった。陳情項目の3、4については議会として、議員として一般質問、決算、予算でしっかり審議してきている。京丹後市の病院のあり方については、今までから経営の問題、医師確保の問題など慎重に審議を進めてきており、既に行っている。今後もその立場で進めていくべきである。陳情項目の1、2については、情報公開制度で対応できる。陳情の理由は、病院の赤字による市の財政が心配であり、議会において慎重に審議してほしいとのことであり、これに異議を唱えるものではない。一方で、情報公開制度で対応できるものもある。よって、全てを採択するのでなく、趣旨採択すべきものである。以上が意見交換の内容です。  意見交換の中で、趣旨採択を求める意見がありましたので、趣旨採択について討論、採決を行いました。反対、賛成討論はありませんでした。  採決の結果、全員賛成で趣旨採択すべきものと決定しました。  以上で、文教厚生常任委員会に付託されました陳情第11号、京丹後市立弥栄病院の改築についての陳情書の委員長報告を終わります。 ○(三崎議長) 報告が終わりましたので、これから質疑を行います。これで質疑を終結します。文教厚生常任委員長、御苦労さまでした。  これから陳情第11号について意見交換を行います。吉岡和信議員。 ○3番(吉岡和信議員) 委員長報告は趣旨採択だということですが、僕の意見ですが、この陳情を読み込んで、何をもって趣旨採択というのかね。慎重なる審議ということでしょうが、この陳情の理由をずっと読み込んでみますと、弥栄病院の改築が先行されることについてということが一番の主題になっているのですが、もう議会はこの改築について認めているわけでありますので、慎重なる審議を求めるというのが、どうも納得ができないのですね。京丹後市の病院経営全体について言及されて、今後、久美浜病院等々に関連して慎重なるということなのかなと委員会ではと思うのですが、この陳情書を読む上においては、どうも時系列からいって、私の中では落ちてきませんね。そういう点で、全会一致ということだと思いますが、少し僕の認識は違うなと思っていますので、その意見だけ申し上げておきます。 ○(三崎議長) ほかに。これで意見交換を終了します。  これから陳情第11号の趣旨採択について討論を行います。趣旨採択に反対の方。趣旨採択に賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、陳情第11号について採決いたします。陳情第11号 京丹後市立弥栄病院の改築についての陳情書、本陳情に対する文教厚生常任委員長の報告は趣旨採択すべきものであります。委員長報告のとおり賛成の議員は起立願います。       (起 立 多 数) ○(三崎議長) 起立多数です。  したがって、陳情第11号は趣旨採択することに決定いたしました。  ここで4時25分まで休憩いたします。                 午後 4時14分 休憩                 午後 4時25分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第58 報告 議員定数等調査特別委員会報告について、議員定数等調査特別委員長から報告を求めます。議員定数等調査特別委員長。 ○(足達議員定数等調査特別委員長) 京丹後市議会議長、三崎政直様。議員定数等調査特別委員会委員長、足達昌久。  議員定数等調査特別委員会調査報告書。  議員定数等調査特別委員会における調査検討事件について、会議規則第107条の規定に基づき、下記のとおり報告する。  記。1、調査検討事件。京丹後市議会議員定数等。2、調査の目的。京丹後市議会議員定数等に関する調査・検討を行う。3、調査検討経過について。平成27年2月25日に特別委員会を設置してから、27年9月25日、特別委員会最終報告についての確認まで、計10回の特別委員会を開催しています。  その間に、管外視察、平成27年5月11日、綾部市議会、豊岡市議会。市民とともに議会を考える講演会を開催、27年5月27日、会場ら・ぽーと、講師龍谷大元教授、富野暉一郎先生。一般市民を含め、約70名が参加しています。次に、京丹後市連合婦人会との懇談、平成27年7月8日。京丹後市PTA連絡協議会家庭教育委員会との懇談、平成27年7月23日。京丹後市商工会青年部、京丹後青年会議所との懇談、平成27年7月29日。また、議員会として、平成27年8月17日に委員外議員との意見交換を行っています。  次に、4番、調査内容について、(1)京丹後市議会における議員定数等のこれまでの検討状況。(2)京都府下、全国類似団体における議員定数の状況。(3)有識者の考え方の調査研究。(4)定数についての調査方法の検討。(5)近隣市の視察調査。(6)各種市民団体との懇談会意見集約。(7)市民と議会の懇談会意見集約。(8)委員の主な意見集約。(9)議員会での意見集約。  5番、調査結果の概要について。(1)京丹後市議会における議員定数等のこれまでの検討の推移。これにつきましては、さきに一般の市民の方々に各自治会を通して通知したものを配布していますので、省略をいたします。その次の、現在の常任委員会の数と構成人数についても省略させていただきます。  (2)京都府下、全国類似団体における議員定数の状況ついて。議員定数の比較では類似団体人口5万から6万5,000人で見ると、本市は22人に対して、全国平均23.5人。議員1人当たり人口は本市の2,677人に対し、全国平均は2,484人。議員1人当たり面積は本市22.8キロ平米に対し、全国平均15.90キロ平米となっている。なお、京都府下においては比較できる市はありません。  また、関西学院大学、林宣嗣教授の標準的な議員定数の計算式に当てはめてみると、本市の人口5万8,451人(平成27年1月31日現在)、面積501.84キロ平米では、定数は22.6人となります。定数が5万人、平成34年ぐらいには推定人口がされているわけですが、それにつきましても、21.9人ということで計算式としては成り立ちます。  (3)有識者の考え方の調査研究について、富野暉一郎氏、野村稔氏、江藤俊昭氏、林宣嗣氏などの定数にかかわる文献資料から、議員定数の考え方の要点を整理しています。これにつきましても、目を通していただきまして、これもそれぞれ市の全戸に配布していますので、省略させていただきます。  (4)定数についての調査方法の検討について。①議会のあり方と議員定数についての考え方を市民と議会が同じプラットホームで学ぶための有識者による講演会を実施する。  ②参考までに管外視察で、他市の事例を研修する。  ③議会のあり方から見る議員定数の考え方の要旨を整理する。懇談会の説明資料をこれについては作成しています。先ほど申し上げましたように、この文を全戸に配布させていただいています。  ④市民のいろいろな層からの意見を聴取する。  ⑤委員外議員からの意見を聴取する。今回はアンケート等の方法はとらずに、対面式で意見交換する方法をとっています。  (5)近隣市の視察調査について。豊岡市議会、綾部市議会を視察しています。これにつきましては、別紙報告書を添付していますので、ごらんいただきたいと思います。  (6)各種団体との懇談について。①京丹後市連合婦人会の意見集約。社会の多様性に対して議員定数を減らすことがよいとは限らない。議会主催の市民と議会の懇談会は、女性にとって敷居が高く参加しづらい。女性を中心とした議員との懇談会も持ってほしい。  ②京丹後市PTA連絡協議会家庭教育委員会の意見集約について。もっと子育て支援の姿勢を考えてほしいが、思いを届けるところがわからない。定数を削減することより、むしろ活動の中身の問題を考えることが必要ではないか。  ③京丹後青年会議所・京丹後市商工会青年部の意見集約。市政のチェック機能だけなら定数を減らしてもよいが、委員会の充実した活動を含めれば、現有定数は必要ではないか。議員定数を一旦減らすと戻らない。意見が偏ってしまう。定数は議会が判断すればよい。議員と懇談する機会がほとんどない。議員・市民双方がもっと考えるべきである。限られた財源なら、定数は減らしてもむしろ報酬を上げるべきである。子育て世代は議員になりたくても生活保障がなければちゅうちょする。報酬も定数もふやすべき。いろいろな議員がいてよい。  (7)市民と議会の懇談会の意見集約について。合併時から考えると議員定数も減り、仕事量も4倍くらいになっているので、議員定数は減らすべきではない。  財政的に定数を削減することに偏っている。議会が有権者の負託に応じた仕事をするために、定数が多いとは思っていない。十分な活動をするためには少ないと思う。  議会のあり方から議員定数を考える。この姿勢はよい。本来なら報酬を減らして、多くの議員にする方がよい。市民の声を聞いて議員定数削減に賛成したことを改め、今後にあたってほしい。  議員定数については、ふやしてほしい。しかし、今日までの経過を見ていると難しい。議員が各地から出ている立場をしっかり考え、活動してほしい。  多くの住民は、議員が何をしているのかわからない方が多い。市民は、政治に関心を持ち出すと、身近な議員が必要となる。しかし、1,200票を取らないとできないと考えると、議員定数が少ないことがよいとしてきた結果が今だと思う。将来を考えたときに、そのあたりを考えて議論していただきたい。  人口比1人当たり2,500人の代表であり、22人が最低限必要である。これ以上少なくなると市民との距離が離れていく。  定数ではなく議員個々の活動が大切である。市民の代表としてどうあるべきかの議論が大事である。  チェック機能だけで政策提言などがないなら、今の議員定数は多い。  議員定数は他市と比べて差はない。現在はいろいろな問題があり、議員は大変である。委員会なども必要だと思うし、議員も減っている。個人としては適切な人数だと思う。  (8)委員の主な意見について。これは後ほど締めくくりの意見として議員の意見が出てまいりますので、省略させていただきます。  (9)議員会での意見集約について。人口、面積、財政規模が大きい近隣市でも少ない議員定数で審議ができているのだから、当然京丹後市でもできるのではないか。  財政も厳しい。人口も減る。これを一定考慮しながらも今後どういう議会にしていくか、あり方を基本にして定数の議論をしていくことが不可欠。  6、議員定数について締めくくり総括意見について。(1)定数現状維持の意見。議員定数は、財政削減として考えるのではなく、議会のあり方から考えるべきである。いかにして多様な民意を行政の意思決定に反映させられるか。その上で、適正な市政運営をチェックできる定数として考える必要がある。  旧町を単位とする論議ではなく、地勢的な一定の人口規模にグループ化して、市民の声を広く拾う工夫が必要だ。議員には共感する支持者がいるので、大幅に定数を削減しない限り、議員個々の活動や、市民と議会の懇談会を工夫することで、多様な民意はフォローできる。  人数が少ないと機動的ではあるが、意見の多様性に欠け、議員1人当たりの審議負担も大きい。委員会の人数が多過ぎると、さまざまな視点から審査できるが、政策提案の論点が定まらず、審査が深まらない。委員会は七、八名が適当ではあるが、議員個々の資質向上は必須であり、定数削減による委員会のかけ持ちなど、議員の負担はますますふえる。  定数割れで選挙が行われない事態は避ける必要があるが、現状で、当選確実となる得票数は約1,600票であり、新しく議員を目指すには800人程度の人脈がないと難しい。  議会としての多様な民意の反映や、市政運営のチェック機能、新しい議員の確保の3点から総合的に判断すると定数削減はすべきでない。  適正な市政運営のためのチェック機能を充実させていくには、監視機能を高める適正な市政運営を確保していく必要がある。そのために予算決算審査を常任委員会化し、議案審査の充実と継続的な政策評価につなげるようにことしから変更された。  委員会での特に予算決算の審議などの回数、時間等調査した資料を見てみると、3常任委員会、各委員会とも4から5回、20数時間の審議で、それ以外の開会もある。これが2委員会になったり、委員会の人数が6人になるなどの変更が生じると、かなり物理的に難しい審議日程になることが予想される。また、有識者が示す1委員会7から8人という点からも、さまざまな立場からのチェックという点でも厳しい審査になると考える。現行3常任委員会での審査能力や、専門性を高め、所管事務調査をより活発に行うには、最低7名の委員会の人数が必要である。  行財政や人口、面積など他市との比較において、本市の課題を考えると財政緊縮のためにも議員定数を減ずるべきという声もあるが、議会費が市の予算に占める割合は0.8%であり、使い道を考えるべきはその他の予算である。  また、議員定数を人口や面積で割り戻した数値が比較対象として出されるが、単純に面積や人口だけでの比較だけではカバーできない集落の実態などもかかわってくるので、この数字が万能というものではない。  市民とともにまちづくりを推進する観点から考えると、市民の多様な意見を把握し、市政に反映させるために、市民参加の機会拡充を図り、政策提案、政策立案の強化をしていく(議会基本条例2条)ためにもこれ以上定数削減はできない。視察先の市ではほとんどされていなかった議員提案・修正案の数は京丹後市では25年度13件、26年度8件であった。市民からの陳情等の数もふえてきている。  市民と議会・議員との距離感は各種団体との懇談や、市民と議会の懇談会の中の意見でも出されているが、市民に身近な議会という点では課題が大きい。  市民の声が届きにくいという指摘に対しては、議会が積極的に声を聞き取る仕組みを考えていく必要がある。定期的に幅広い各種団体との懇談をするように委員会からの提言をするべきだと思う。  市民の方の意見や要望を受け、また報告をするには面積・人口・集落数を参考に議員定数を考えるべきである。議員1人当たりの人口は2,677人、集落も多いので、議員定数は現状維持が適当だと考える。  京丹後市議会基本条例をもとに議会のあり方から見た議員定数でなければならない。  綾部市においては定数減となり、委員会を3から2にされた結果、事務量の差や委員会への負担の課題があるとのことであった。本市においては、現在4つの常任委員会で年間113回の委員会を開催している。予算決算常任委員会以外の3常任委員会は7名で編成されており、多様な意見や論議のもとで委員会としての機能が発揮できている。  今後少子高齢化の急速進展への対応、人口減少への対応、財政減に伴う施策の検討など、喫緊の課題が今後ますます山積してくることが考えられる。  市民の意見聴取について、今回はアンケートをとらずに、直接市民との対話方式で意見を聞いた。アンケート方式では一部の意見になったり、顔が見えないなどのこともあり、数回にわたり懇談会を実施した。全体的には定数を減らすべきであるとの強い意見はなかった。この懇談会の中から、課題として考えなければならないことは、市民と議会の懇談会のあり方を検討する。つまり女性も含めて幅広い市民からの意見が聞けるような懇談会にすること。政策提言については、議会としても積極的に行う必要があるが、委員会審査や一般質問が政策提言にもなっているとの理解を得ることも大切である。  (2)定数減の意見。常任委員会の構成人数は、最低7から8人は必要だという意見や、面積が広いので多くの議員が必要という意見もあるが、都市部では狭い場所に家が密集し、マンション・アパートなども乱立するなど、議員の活動範囲は限られ、昼間は留守宅も多いなど、市民の声を十分拾い上げているとは思えない。その点地方はどこに行っても市民が議員を受け入れてくれる風土があり、議員活動は都市部よりもやりやすいという側面がある。  要は、議員力の向上で、政策提言力を高め、チェック機能を働かせるための発言力の向上、市民から情報を得るための議員個々の行動力を養うことで豊岡市でもできているように、今より議員の数が減少しても議員としての役割が十分果たせるのではないか。前回の流れもあり、定数は減じるべきである。  7、まとめについて。地方分権の進展に伴い、今後ますます行政の権限、責任が拡大する中、議会は、多角的な視点から監視機能を働かせ、適正な市政運営の確保をすること、市民に開かれた議会を実現するための機能強化と活性化を図ること等、真に市民の代表機関として、その役割を十分果たす努力が求められている。  今日の議員活動は、本会議や委員会への出席だけでなく、本市議会基本条例に基づく市政の調査研究、政策提言や政策立案等、広範多岐であり、議員として専業でないと十分な議会活動が難しい状況になってきている。また、多種多様な属性(年齢、性別、職業)の方々が選挙で選ばれ、市政に対して活発な議論が繰り広げられるような議会の環境整備も市民とともに考えていく必要がある。  今回、次期京丹後市議会議員定数についての議論では、定数を減ずるべきとの少数意見も出されたが、多数の委員が現状維持の意思を示し、山積した本市の課題解決を図るためには、委員会活動を中心とした議会のさらなる活性化に努め、議会運営機能を維持向上させていくことが適切との確認のもと、最終的に現状維持の22名が妥当との結論に至った。  さらに議論を通じ、幅広い市民の思いをもっと議会に反映するためにも、行政区単位の市民と議会の懇談会のみならず、性別、年齢、職業などさまざまな団体との懇談の機会をふやす必要性を痛感し、委員会の総意として議会への提言といたします。  以上であります。 ○(三崎議長) 報告の説明が終わりました。特に質疑があれば許可いたします。吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 14番、吉岡豊和です。委員長、大変長期間御苦労さまでした。1点だけ質問させていただきます。今、まとめの中で、議員として専業でないと十分な議会活動が難しい状況になっているという報告がされたわけですが、これは、審査の中でどういう状況からこういうことが言われたのか。ということは、今、議員は報酬を受けていますが、専業ということになると、給料制になるのか。その辺まで審査されたのか、お尋ねいたします。 ○(三崎議長) 議員定数等調査特別委員長。 ○(足達議員定数等調査特別委員長) 先ほど議員の考え方の中にあったと思いますが、7ページに適正な市政運営のためのチェック機能というところの下でありますように、委員会でも特に予算決算の審議などの回数、時間等調査した資料を見てみると、ということであると思いますが、物理的に厳しい審議日程になることが予想されると、こういうことは各委員とも感じていまして、そういうことをまとめた上でのことも含めて、これからますます議会の運営、維持向上、活性化、そういうことを考えていき、議会基本条例をもとにして、あれが全て今現在できているわけではございませんので、それに沿ってしていくということについて、これから考えていく場合には、ますますやはり議会の議員としての立場としては、今の専業という言葉が、今おっしゃったのですが、それに近いような形で忙しくなってくるということを言っています。  それから、もう一つは、何でしたか。(「報酬ではなく、給料という考えでの」の声あり)それは、今回は議員定数にこだわりましたので、一切、報酬についてはしていません。 ○(三崎議長) ほかに。松本聖司議員。 ○17番(松本聖司議員) 17番、松本です。特別委員長、御苦労さまでございます。1つだけお聞かせいただきたいのですが、まとめの中身です。定数を減ずるべきという意見もある中で、最終的には現状維持の22名が妥当であったと、このことは委員会の総意として提言するのだということで、全員の一致した意見というそういう理解でよろしいのでしょうか。 ○(三崎議長) 議員定数等調査特別委員長。 ○(足達議員定数等調査特別委員長) はい、おっしゃるように、我々委員会ではそのような受けとめ方でまとめさせていただきました。
    ○(三崎議長) ほかに。池田議員。 ○13番(池田議員) 13番、池田です。委員長、御苦労さまでした。報告書を読ませていただいて、丁寧にされているなと感じました。1点だけ、総括意見の中に、市の予算に占める割合が議会費が0.8%であるということですが、これ、例えば、他市で同じぐらいの財政規模、人数のところがどれぐらいというようなことの調査はされましたか。 ○(三崎議長) 議員定数等調査特別委員長。 ○(足達議員定数等調査特別委員長) 1つは、豊岡市、豊岡市はたしか500億近い、495億ぐらいの当初予算の中で、3億近い議会費、それで0.6%と。京丹後市は、当初予算320億、その中で2億9,000万、0.8%。あと一部、綾部市が、少し数字は、あそこは180億ぐらいであったと思いますが、1.3%と。そういうことで、それ以外のところは調査いたしていません。 ○(三崎議長) ほかに。これで報告の質疑を終結いたします。議員定数等調査特別委員長、御苦労さまでした。  間もなく定刻5時になりますが、本日の会議時間はこの後予定しています議事日程が終了するまで時間延長いたします。 ○(三崎議長) 日程第59 議第15号 京丹後市議会議員定数条例の制定についてを議題といたします。提出者から提案理由の説明を求めます。吉岡豊和議員。 議第15号     京丹後市議会議員定数条例の制定について   上記の議案を地方自治法第112条及び京丹後市議会会議規則第14条第1項の規定により、別記のとおり提出する。  平成27年10月2日提出   京丹後市議会議長  三  政 直 様                       提出者  京丹後市議会議員  吉 岡 豊 和                       賛成者  京丹後市議会議員  川 村 博 茂 (提案理由)  地方自治法第91条第1項の規定に基づき、京丹後市議会議員の定数を新たに定めるものである。 (別記)  京丹後市議会議員定数条例  地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第1項の規定に基づき、京丹後市議会の議員の定数は20人とする。   附 則 1 この条例は、公布の日から施行し、同日以後初めてその期日を告示される一般選挙から適用する。 2 京丹後市議会議員定数条例(平成23年京丹後市条例第21号)は、廃止する。 ○(三崎議長) 提出者から提案理由の説明を求めます。吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) それでは、提案を朗読でもって行います。  議第15号。京丹後市議会議員定数条例の制定について。上記の議案を地方自治法第112条及び京丹後市議会会議規則第14条第1項の規定により、別記のとおり提出する。  京丹後市議会議長、三崎政直様。平成27年10月2日提出。提出者、京丹後市議会議員、吉岡豊和。賛成者、京丹後市議会議員、川村博茂。  提案理由。地方自治法第91条第1項の規定に基づき、京丹後市議会議員の定数を新たに定めるものである。  別記。京丹後市議会議員定数条例。地方自治法(昭和22年法律第67号)第91条第1項の規定に基づき、京丹後市議会の議員の定数は20名とする。  附則。1、この条例は、公布の日から施行し、同日以降初めてその期日を告示される一般選挙から適用する。  2、京丹後市議会議員定数条例(平成23年京丹後市条例第21号)は、廃止する。  以上であります。  続きまして、提案説明を行います。京丹後市議会議員定数条例(平成23年京丹後市条例第21号)を次のように改正する。  京丹後市議会の議員の定数22人を20人に改める。本市の議会基本条例では、議員定数の改正については、第17条の2項に議員定数の改正に当たっては、行財政改革の視点及び他市との比較だけではなく、市政の現状及び課題並びに将来の予測及び展望を十分に考慮するとともに、市民の意見を聴取するため、参考人制度、公聴会制度を十分に活用するものとすると記載されています。  先ほど議員定数等調査特別委員会委員長より、議員定数について一部減ずるとの意見もあったが、現状維持の22名が妥当との結論とするとの報告がありました。特別委員会を設置して、講演会、市民との懇談会、その中で、京丹後市連合婦人会、京丹後市PTA連絡協議会家庭教育委員会、一般財団法人京丹後青年会議所、京丹後市商工会青年部の市民の方と懇談会を開催され、議員定数等について懇談されています。その市民の主な声として5項目言わせていただきます。  市民の声が届いていない。もっと市民と議会の懇談の場を希望されている。社会が多様化する中で、人口だけで減らすということがよいということとは限らない。今のままでもよいのではないか。また、定数をふやしてほしいという声もありました。議会、これは議員という意味も含まれていると思いますので、議会議員の活動が見えないという多くの声。議員の内容がわからないので、定数が多いのか少ないのか判断できない。人数が減ることによって議論ができないのではないか。議員を専業化し、人数も減らし、もっと報酬を上げてもいいのではないか。主にこのような声があったと考えます。また、市民と議会の懇談会でも、減らすべきとの声は少なかったように思います。特別委員会として現状維持の結論は、これは、今、調査の状況の報告を受けますといたし方ないかと思いますが、私は本市の人口も減少しており、平成23年9月議会で議員定数は20人と提案していますので、再度提案いたします。  今回、特別委員会では市民アンケート調査を行っていませんので、市民の多くの方が今回の議員定数22人をどう思っているかわかりませんが、平成23年度のアンケート意見の中では、24人を多いと思うが37%あり、その中で、18人から20人の実数を示している方がおられます。このことからも定数削減をすることは、市民の考えとは大きな違いはないとも思っています。  議員の定数が減るということで、市民の声が届きにくくなる。京丹後市は市域が広いので、いろいろの考え方の議員が大勢いるほうが目配りができるなど心配される方がおられますが、議会としては、今回の声にもあったように、議会と市民の懇談会、これは毎定例会後にありますが、それとは別に議会と各種団体、またはグループの懇談会をふやすなどして、住民と対面での意見交換の機会をふやし、また、議員はみずからの議員活動の取り組みを十分行えば、2人の定数減をしても対応できると考えます。  次に、提案しています定数20人の根拠について述べたいと思います。京丹後市を議会改革日本一と評価した日経グローカル発行の地方議会改革マニフェストの中で、政治学者の江藤俊昭氏が議員定数の根拠について、委員会主義を採用している議会は、討論できる人数掛ける委員会数ということになる。そこで、討論できる人数はどのくらいかということである。経験則の域を出ないが、6人から10人程度と言えるのではないだろうか。私案として提示すると、委員会主義の議会では、6人から10人掛ける常任委員会、したがって3常任委員会だとすれば、18人から30人ぐらいが妥当であると書かれています。私は、とても参考にすべき数字だと考えています。委員長報告の中では、これより多い7人から8人という考えの学者の方もおられるようですが、こういう6人という少ない数字という意見の方もおられます。  本議会の予算決算常任委員会は議長を除く全員が委員となっているため、この常任委員会は除くと考えてもいいのではないかと思っています。それで、3常任委員会であり、現状の定例会などの審査状況を見ると、3常任委員会で十分審査が行われています。委員会で討議できる最少の人数は6人として18人、議長は委員会に所属しないので、プラス1人で19人ということになります。そこで、20人とするというのは、議場で賛否が同数にならないほうがよいのかと考えるからであります。参考までに、全国813市区、東京都の区も入れて奇数の定数の議会は140議会で、17.2%です。このことから考えても、やはり議会は偶数の定数がいいのではないかと考えます。  あと、定数と人口の関係についてであります。前回提案したときも、この人数の基準は、この市議会手帳の人数を基本に考えています。この中で、近隣の人口5万人から10万人の市議会の定数と、議員1人当たりの住民の人数の中で、人口は平成26年6月1日現在の住民基本台帳になります。そうしますと、本市は、5万8,769人で、22年と比べますとマイナス2,715人、22人で割りますと、1人当たり2,671人。変更の20人で考えますと、2,938人であります。  参考までに、市の規模は少し大きいですが、近隣の福知山市、8万932名、議員定数は26人で割りますと、1人当たり3,113人。舞鶴市は8万7,566人、定数は28人、3,127名であります。豊岡市8万6,068人、この前の25年の選挙で定数2名減らされて24人の定数で割りますと、3,586人であります。これは、大変参考になるデータだと考えます。近隣の市議会と比較しても、20人は決して無理な数字ではないと思っています。  今、市の現状を考えてみますと、現在の円高でも国内企業は中国や新興国の景気の減速に対する先行きの懸念、数日前のドイツフォルクスワーゲンの排ガス不正問題の進展などにより、世界的経済の先行きの不安が高まっています。なお一層森本工業団地への企業進出は大変厳しいと考えられます。また、今後のTPP、FTAなどの貿易自由化の進行で、農業にとっては大きなマイナスが考えられます。特に本市の基幹作物であります稲作には大きな影響が出るのではないかと心配されます。  公共料金についても、後期高齢者保険料の値上げ、水道料、し尿くみ取り料の値上げもされました。また、4月からは、これは国の関係ですが、消費税のアップも重なって、市民の方は本当に音を上げてしまいそうな状況であります。  将来展望については、一般会計、特別会計合わせて平成26年度末総額約759億円にのぼる起債残高、それに伴う今後の返済、普通交付税は減額が少なくなったといえども、27年度から段階的に交付税は減少していきます。また、急激な少子化による人口減少は労働人口の減少で、経済活動の縮小により所得の伸び悩み、さらに今後もさまざまな個人負担の増加など、市民生活が厳しくなると考えられます。今後の人口減少、少子化対策に多額の財源が必要になると考えます。  このように財政状況の悪化によっては、職員の人件費についても踏み込まなければならない事態が来るのではないかと考えられます。それ相応の議員報酬をもらっているのですから、今よりも議員の職務量がふえても、私は仕方がないと考えています。市の行財政をよく知っている、また、住民の代表である議員がまず隗より始めよです。議員の皆さんのこの提案への賛同を求めて、提案説明といたします。 ○(三崎議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。松本聖司議員。 ○17番(松本聖司議員) 17番、松本です。2点、聞かせてください。1つ目は、先ほどの特別委員長の報告の中では、これはあえて提出者の会派として出されているということなので、提出者、賛同者も当然特別委員会に入っていただいていたのですが、一旦、減ずるべきという意見があったにもかかわらず、最終的には定数22が妥当であるというそういう結論に総意として達したということであります。この辺の整理がどのようなことなのか。また、25日以降、考え方が変わったということなのか。それとも、特別委員会は特別委員会として、本来はこう思っていたが、あえて言わなかったということで理解させてもらったらいいのか。もし、おわかりになれば、伺っておきたいというふうに思います。  もう一つ、提出者は、先ほど定数を減ずるべきという考え方の中に、過去のアンケートの結果をもってそういう考え方が多いのではないかというふうにおっしゃっていましたし、一方では、特別委員長の報告書の中にもあるのですが、市民の理解と懇談会のみならず、いろいろの方と今対面して意見を聞くべきであるという、そういうようなこともおっしゃっておられます。そういう意味では、対面で意見を聞かれた結果として、現状維持ということが多かったというふうに理解しているのですが、そことの矛盾がないのかどうか。以上、2点、お世話してください。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 第1問目の、委員会で、最終まとめで総意となったということですが、先ほども言いましたように、私はあくまでも一部減ずるとの意見はあったがという、少数意見も含まれていると理解していました。  それと、対面での調査をされて、その意見の中では現状維持の意見が多いというようなことですが、言いましたように、委員会としてこういう調査をされて現状の22名が妥当と結論するということは、私も調査されて特別委員会として結果を出されることは評価いたしますが、私の個人の考えとしては、いや、まだまだ20でもしていけるのではないかという考えであります。 ○(三崎議長) 松本聖司議員。 ○17番(松本聖司議員) そうすると、特別委員会は委員会で聞いたことなので、特にそのことは参考にする必要はないということなのかどうか。  もう一つ、特に、今提出者は、委員会中心主義、京丹後市議会は委員会中心主義が大事なのだということでありますが、過去の定数等を検討してきた場合は、意見がまとまらずに、しっかりと動議という形でした、あるいは議論の中でしっかり採決までとられてきたという歴史があるのは、もう十分に御存じだと思います。そういう意味で、本来、私はこういう意見をお持ちであれば、そこまでされてしかるべきであったというふうに思っていますが、それが本当の委員会中心主義ということにならないのかどうか。なるのだろうと思っているのですが、改めてその辺のお考えもありましたらお伺いします。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 私、正直にその辺は非があったと認めます。ですから、どちらかというと、急にやはり20人に減ずべきという考えのもと、急遽、この議案を提案するべきだと考えました。 ○(三崎議長) ほかに。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。2点、お尋ねいたします。行政改革、財政面以外の将来の展望、人口等についても調査し、また、有識者の意見の中で、委員会中心主義として6名から10名が適当ではないかということで御意見伺いました。ということは、当然、委員長は除くということで議論を進めるべきだろうと思いますね、公平性という観点から。ということは、最低5名ということの中で委員会運営がなされるというふうに思います。5名という人数が委員会の活動、審議活動について妥当なのかどうか。また、6名から10名という人数の中で、最低限の6名という数字をもって18名という形でおっしゃっておられましたが、それは7名、8名という数、また中間点の8名という形で、いわば24名という考え方もできるのですね。それについて、6名という数字を上げられたのは、定数減ということのお考えの中から初めから出てきたのではないかというふうに感じるのですが、その辺の意見に対してというのと、もう一点、特別委員会が結構、京丹後市議会の中で、現状動いていますのは、基地対策なり、庁舎の検討委員会、それらも結構活動的には入っています。そういうものの負担というのも結構ふえていると思いますが、その辺の考え方についてお伺いいたします。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 6名についての考え方、これは、たまたま栗山町議会、議会基本条例を一番最初に制定した議会ですが、ここ、町ですから、一概に比較はできないと思いますが、人口も1万3,000人弱ということであります。しかし、一番議会改革で基本条例を制定したという、ある程度議会の見本となるような議会でも、常任委員会は総務教育常任委員会6名、産業福祉常任委員会が6名、広報広聴常任委員会が11名、ここの定数は、条例定数は12人で、現在議員も12人であります。このことから考えても、当然、最低6人おれば、委員会として十分な審査ができるという考えが当てはまると思います。 ○(三崎議長) 堀議員。 ○2番(堀議員) 先ほど福知山市、舞鶴市、豊岡市の人口との比較の中で、1人当たりの人口割をされたときには、およそ3,000人という形の中でおっしゃっておられて、それでもしていけるのではないかということをおっしゃっておられたのですが、視察報告の中で、綾部市等については非常にウエートがかかっているというふうな報告もございます。また、豊岡市の場合においては、削減ありきの議論の中で、広範囲な地域について、市民の意見等が届かないという意見の報告もございました。また、私どもの報告、特別委員会の報告の中でも広く市民の意見が届きにくいであるとか、議員の顔が見えないというようなことをおっしゃっておられるのです。これ以上、定数を減らすことによって、なお、一層そういう点の顔が見えないような状況になるのではないかというふうに思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) これは、今、何でもそうですが、議会は自分たちが提案して、いろいろなことが議決できます。それは自分たちはそれで楽したいのです。はっきり言って、楽したいということが裏にあるというのは大変失礼かもわかりませんが、この近隣地区の3,000人以上の市民の方のことがされている事実があるわけですから、やはりそれは議員みずから厳しいほうに考えるという考えも当然あり得ると思います。  以上です。 ○(三崎議長) 足達議員。 ○18番(足達議員) まあ委員長をした関係で質問するのも変かと思いますが、18番、足達です。まず、提案者にお聞きしたいのですが、1つは、提案者がこの今度の減ずる提案をされたわけですが、委員長報告を先ほどさせていただきました。そのさせていただいた中で、私は、本来それをお聞きになって、そして、動議でも出された形で議員提案が出るということなら、私自身すきっと落ちるのですが、もう既に提出議案が論議されている中で、我々委員会で一生懸命これの討議を、御存じのように2月から9月いっぱいまでしてきたその流れが、もう完全に今のお話からするとわかっておられるのかなと。委員会としては御苦労さんでしたということはおっしゃったんですが、その辺の思いが少し私には伝わりづらいところがあって、本来は、議員提案をされるのであれば、議会議員に合意形成を図るのが、私はまず大事ではないかなと。当然、出す以上は、それが採用されることが前提でなければならないと思います。  そのことが、今のお話からすると、何か少し違和感を覚えるのですが、そういう意味で、違和感というのは、単に今のお二人の提案者の存在感が、そこで出したいのかなという感じもしますが、失礼な言い方かもわかりませんが、そういうところで考えたら、今の御提案というのは、先ほどずっとお話を聞いている中では、人口と財政の問題も出ました。財政もどんどん厳しくなってくる。ただし、ある面では、財政の今の行財政改革等は、これは、当然財政の削減とか、効率化とかいうことが必要なわけですが、議会改革というのは、先ほども申し上げましたように議会基本条例に基づいて、議会の運営を向上させていかなければいけない。チェック機能も高めないといけない。それから、もっともっと議員提案や立案していかないといけないと。そのためには勉強、調査をしていかないといけないとそういう流れの中で今進んでいっていると思いますが、今の形からすると、よそはできているからとか、よそができている、よそはよそなのですよ、あくまで。それを我々は感じた上で、我々で議論してきたわけで、余り参考に云々ということが深く考えられなかったというのが現実ですから、少しその辺についてお聞かせいただけませんか。私の申し上げたことに対して。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 少し正確に答えられないかもわかりませんが、私は、地方自治法の第1条、第2条ですか、地方自治は住民の福祉の増進を図る。これが大目的と。住民の福祉、イコール対象者は住民。やはり人数、人、人に対して行うべきでありますので、非常に人口、議員に対しての1人の割合の人口ということは、非常に僕は大切だと思っています。しかし、最近の自治法の改正で、人口要件が撤廃されて、非常に状況としては変わってきているなと思いますし、各種団体との懇談会、市民と議会の懇談会、その中でもやはり4年前とは雰囲気が相当違うなという気持ちはしていますが、声なき声という意見もありますので、今回の突然議案を提出したという件につきましては、素直に反省する点はあるかと思います。  以上です。 ○(三崎議長) 平林議員。 ○21番(平林議員) 21番、平林です。22名を20名にという提案ですが、先ほど特別委員長からの報告もあったのですが、まだまだ市民の中へは議員が見えていない。特に女性の中では、どなたに言ったらいいのかわからないとか、議会が見えないというお答えもありました。アンケートでは得られない、特に女性の方のその声というのはすごく重要だなと思って聞かせていただきました。そこで、質問させていただきたいのは、最後に人口、すごく重要だということを言われたのですが、確かに人口は減ってきています。ただ、この広い地域、500平方キロメートル、この広い地域という部分ではどういうふうに、人数を減らすと、やはり1人の議員にしたら大変厳しいなというのを私は思いますが、その点についていかがかということ。  もう一つ、やはり人口は確かに減っていますが、高齢化しています。私たちがいろいろと相談を受ける中で、議員が直接出かけていかなければならない、本当にそういった方々が大変多くなってきていると実感しています。そうなりますと、定数を減らしてしまうと、やはり1人がかかわる人数が大変多くなってくるのではないかと思いますが、その2つの点についてお尋ねします。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 私は、もう市民の声でもありましたように、やはり議会がもっと市民との懇談会の機会をふやすということは一番必要ではないかと思いますし、そういうことを行えば、市民と議会の懇談会ではなかなか行きづらいという場合もありますので、実際、対象団体を限定して各委員会で直接対応されれば、そういう点は十分解消できるのではないかと考えます。市域が広いという点は、広いのは事実であります。ほかの地域を比較するなと言われましても、豊岡も広い、もっと600幾らありますので、広いわけですから、やはりほかの地域でできる。事情が違うと言えばそれまでですが、やはりそれは努力すべきだと考えます。 ○(三崎議長) 谷口議員。 ○8番(谷口議員) 8番、谷口です。1点だけ、お聞かせ願います。たしか提案者は4年前も20名で提案したから、今回も20名というふうに言われたと思いますね。もう一点は、議会の懇談会であるとか、あるいは市民のいろいろな団体に聞けという意見も言われました。では、この4年前に提案した時点から、今回まで、議員はいろいろな団体と、それからいろいろなところに行って話を聞かれたというふうに思いますが、そういうことがあったのか、なかったのか、お聞かせ願います。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 20名の考えは先ほども言いました。6人掛ける3常任委員会、やはり最低委員会、少なくとも6人は必要という考えで20人という数字を出しています。  それと、自分の議員活動で、そのような対面の調査をされたかという点については、私は、多分議員の中では少ないかと思いますが、いろいろな情報といいますか、電話ではいろいろとお話は伺って、その都度、担当課へ問い合わせたりはしています。  以上です。 ○(三崎議長) 吉岡和信議員。 ○3番(吉岡和信議員) 少し私の思いも込めながら申し上げたいのですが、先ほどの委員長報告でもありました。全体の市の予算に占める割合が0.8とかさまざまあったのですが、議員定数についての考え方は、私は余り面積ということにはそれほど重きは置いていないのです。やはり原則としては議員がおっしゃるように人口が、政治はやはり人ですから、人を対象にするわけですから、その辺は理解できるのですが、ただ、今年度の一般会計の予算も、この補正なども見ていましても、全体で六百何十億になったのですかね、全体はね。不思議に思うのは、私、民主主義にはやはり一定のコストが必ず市民の立場からも、そのコストについてはやはり自分たちがその部分については提供していくという、ある面で健全な民主主義を維持していくには必要であると思っているのです。  一方で、我々は、小さな、皆さん自治区におられて、例えば区長の手当であるとか、役員の手当、このことについて区民が、区長の報酬は高いから下げなさいよという議論はほとんどないはずですよ。僕はないと思いますね。そして、また役員の中から、区長や役員の手当は下げましょうという議論はほとんどないと思います。その区の中で、区長と区民との役割の重要性の部分と、京丹後市全体の民主主義、我々の税金の使い方を議論する上において、一定のコストは必ず要るし、必要であると僕は思っています。その辺の考え方ですね、基本的に。  ですから、単純に私は現状維持がいいとか、減らせばいいとかいうことではなくて、民主主義について、僕は、いつも市民と議会の懇談会でもそれを求められたときにそういう説明をしたのですね。全体の特別会計入れて700億近い金を、極端な言い方をしますよ、これを地方は一応大統領制ですから、これは中山市長に一定執行権限があって、それをチェックするのは我々。議会の発生そのものがそうですわね、イギリスから発生して、王様が勝手にするから、それをチェックするために発生してきたという経緯があるのですが、そういった大きな観点から、京丹後市全体の予算の中で、議会制、要は民主主義のコストであると思っているのですが、その辺、議員はどうですか。  単純にやはり市民はすぐ下げろとか、定数削減などと言うのですが、区の中では、象徴的に対比させたのですが、区の役員皆御苦労だと思っているから、多分区民の人が、あんた、区長下げなさいよという人はまずありませんね、そのようなことは。絶対ないはずです。しかし、市議会とか、こういうケースに至ってはそういう議論になってしまう。しかし、本質の大事な部分を見落としているのではないかと思って気になるのです。だから、20がいいのか、22がいいのか、少し図りかねますが、1人当たり何人だということはあるのですが、ただ、全体の中でのコストの考え方、少し抽象的かもわかりませんが、その辺、どうですか、議員の考え方。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。 ○14番(吉岡豊和議員) 言われますように、本市の総予算から比べますと、議員1人、2人減らしても1千数百万円ぐらいかと思います。そういうことに対して、財政がよくなるとかそういう財政面では私は考えていません。先ほど言いましたように、最小の経費で最大の効果を上げる、それが地方自治の根幹だと思っています。その中で、先ほども言いましたように3常任委員会なら掛ける6人で18人、プラス議長が1人ということで、最低限19人という数字もあろうかと思いますが、やはり議場での奇数ということよりも偶数の20人が私はいいと考えて、20人という定数を提案いたしました。  以上です。 ○(三崎議長) 池田議員。 ○13番(池田議員) 13番、池田です。何点かお尋ねしたいのですが、私の考えを言うとぐあい悪いことですが、1つは定数の考え方は、私は一番に議会の機能がいかに発揮できるかという人数がまずベースにあって、その次に人口であるとか、面積とかそういったものが来るかなと、これは私の持論です。現状の22名で、3常任委員会で我々は今しているのですが、議員は今の現状で十分であると思われていますか。私は、まだまだやり切れていないと思っています。  この一般会計を入れて17の会計を3つの委員会で見ているのですが、例えば、農業のことであるとか、病院、福祉、それから観光、経済、みんな見ていかないといけないわけでしょう。とてもではないが、やはりエキスパートがいていただくと大変ありがたいのですが、私は、本来は4つぐらいの常任委員会でしていただいたらもっと審査が深まって、議会の機能が発揮できるのではないかと思っていますが、4つにすると、今の22では少ししんどいということで、最低、私は22は、これは譲れない数字かなと思っています。提案者は6人で3つの常任委員会でできるのだと言われるのですが、現状、今の7名で3つの常任委員会で、それに特別委員会、予算決算常任委員会を持った中で十分できているということでしょうか。 ○(三崎議長) 吉岡豊和議員。
    ○14番(吉岡豊和議員) 私は、当然、それなりに十分できていると言わなければ、これはいけないと思います。 ○(三崎議長) ほかに。これで議第15号についての質疑を終結いたします。吉岡豊和議員、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第15号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第15号について意見交換を行います。これで意見交換を終了します。  これから議第15号について討論を行います。反対の方。橋本議員。 ○22番(橋本議員) 22番、橋本です。議第15号、京丹後市議会議員定数条例の制定について、反対の立場で討論します。  議員定数を論じるときには、京丹後市における議員のあり方や、議会のあり方、ここを機軸に、だから、京丹後市では定数はこうなのですというふうなことで、市民が納得できるようにまとめていくという必要があるというふうに思っています。私は、今の定数22名を維持すべきという意見で、提案された条例には反対です。  主に、3つの論点で反対理由を述べたいというふうに思います。1つ目の論点は、適正な市政運営のためのチェック機能として、今の議会がどうかという点です。地方分権の進展に伴ってますます市の権限や責任が大きくなっていく中で、やはり多角的な視点から監視機能を高める適正な市政運営を確保していくという必要があります。もちろん議員個々の力をアップさせるということは大事ですが、議会としてもそういう力が必要だということで、ことしから予算委員会を常任委員会化して議案審査の充実と継続的な政策評価につなげるように変更してきたところですが、現行の3常任委員会での審査能力や専門性をしっかりと高めて、所管事務調査をより活発に行うためには、1常任委員会最低7名の委員会の人数が必要であるというふうに考えています。  今の現在の3常任委員会での1会期中の審議などの回数とか、時間等も調査しましたが、どの常任委員会も4回から5回、20数時間の審議で、それ以外にも開会もありました。年間にするとかなり開会をして、審議に時間をかけています。これがもしも定数が減っていって、2つの委員会になったり、あるいは1つの委員会の人数が7人から6人というような形で減っていくというような変更が生じると、やはり物理的に厳しい審査日程になるということが予想されます。これは学識者が示す1委員会7から8名が適当というそういう指摘からも裏づけられますし、いろいろな立場からのチェックという点でも、大変厳しくなるという予想がされるということが1点です。  2つ目の論点は、行政課題と人口、面積の関連です。財政緊縮のために議員を減らすべきだというような声もありますが、先ほどからもありますように議会費が市の予算に占める割合は0.8%ということで、使い道を考えるべきはほかの予算であるというふうに考えます。また、議員定数を人口や面積で割り戻した数字が比較対象として出されているわけですが、やはりこれは単純に面積や人口だけでの比較でいいのかということを思います。集落の実態や、市の実態、いろいろとかかわってくると思いますので、この数字が万能であるということではないというふうに考えます。  それから、3つ目には、市民とともにまちづくりを進めていくというそういう点では、市民のいろいろな意見を把握して、市政に反映させていくというためにも、市民参加の機会の拡充を図って政策提案や、政策立案の強化をしていくと。これは議会基本条例にもうたわれていますし、そういうことが必要であるということです。  それから、あと市民からの声を聞くという点でも陳情の数なども大分多くなっているというふうに思います。しかし、市民の側から見ると、議会との距離感というのはまだまだ感じておられますし、これは各種団体や市民と議会の懇談会の中でもやはりこのような意見が、距離感があるというような意見を聞かせてもらっていますので、そういう意味での課題は大きいというふうに思います。そういう点からも、市民の中からもこれ以上、定数を減らすべきではないという旨の御意見も聞かせていただいているところです。市民の声が届きにくいというような指摘に関しては、やはり積極的に議会からも声を聞き取る仕組みを考えていくということも必要だというふうに感じています。  以上、3つの観点から議員定数は減ずるべきではなく、現状を維持すべきだというふうに思います。よって、条例の提案には反対をいたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。川村議員。 ○15番(川村議員) 15番、川村です。特別委員会として一定の結論を出す必要性から、先ほど委員長報告がありましたが、それに対して定数減の案件が出され、皆さんは違和感を感じておられるかもしれませんが、私は、特別委員会の中で一貫して減ずるべきと主張してまいりましたので、議第15号、京丹後市議会議員定数条例の制定についての賛成討論をいたします。  議員定数等調査特別委員会では、先ほどの委員長報告のとおり現状維持の22名が妥当という声が圧倒的に多かったわけでありますが、4年前の議会活性化特別委員会では現状維持の24名が2人、2人減の22名が2人、4人減の20名が3人というように4年前の特別委員会では20名という声が一番多く、本会議では議員全員で採決した結果、20人が自分も含め、賛成者は5人で否決され、22名とするのが、賛成者13人で過半数となり、22名と決定した経過があります。  近隣の豊岡市と比較して、人口や面積をもとに京丹後市に置きかえますと、どちらの計算でも16名ということになります。福知山市の人口と面積を基準にして京丹後市に置きかえますと、人口をもとにしての計算では16名、面積をもとにした計算では20名ということになります。4年前に比べ、人口は2,741人も減少し、当初から議会改革に取り組んできた京丹後市はここで改革の度合いを緩めてはなりません。定数を減らせば、委員会を構成する人数が減少し、十分な審査ができなくなるという意見も出ていましたが、人数が多ければ十分な審査ができるとは言い切れません。要は、議員力の問題で、議員個々が議員力を養い、それを向上させれば政策提言力も高まり、チェック機能を働かせるための発言力も向上しますので、委員会の所属人数が少なくなっても、委員会としては十分機能すると思っています。  ほかに議員の数が減れば、市民の声が届かないという意見もありますが、市はホームページ上で、私の提案、意見箱コーナーを設け、広報きょうたんごでは市民から政策提言を受け付けするなど、市民提案の募集も行っています。議会としても、市民や各種団体との懇談会を開き、市民の意見を聞く機会を設けています。京丹後はどこの地域に行っても、市民が議員が受け入れてくれる環境にあり、議員は今まで以上に活動範囲を広げ、日ごろから地域回りを行っていれば、議員の数が減少しても、今まで以上のことができると確信をいたしています。全国的に地方議員のなり手が少なく、多くの自治体で無投票で議員が決まる状況にありますが、無投票で選ばれるようなことは避けていかなければなりません。今年度から政務活動費もいただいており、引き続き改革を進めている姿勢を示す意味で、この条例案に賛成いたします。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。堀議員。 ○2番(堀議員) 2番、堀でございます。私は、議員定数20名の条例について、反対の立場で討論いたします。  議員定数等調査特別委員会でも多くの調査、市民の意見、有識者の意見等を調査し、現状の定数が妥当であるという結論に至りました。現在の常任委員会、特別委員会などの審議状況を鑑みたところ、現行の人数でさえ多くの負担がかかっている現状です。定数20人になった場合、例えば、3常任委員会で先ほどおっしゃいましたが、6人から10人の中、最低人数の中で言っていただいたときに、委員長を除いて5人で審議するということは、多様な意見を吸い上げるという観点については、非常に疑問に感じています。このようなこと、また、減ずることありきのものの中で話が始まっているのでは、非常にこの苦しい議会運営なり、委員会運営がなされるということが予想され、これをもって市民の多くの定数について反対の意見が多いということも鑑み、この調査を見ても人数20人の定数の根拠はないと思います。よって、これについては反対といたします。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。反対の方。谷津議員。 ○11番(谷津議員) 11番、丹政会、谷津です。今、出されました京丹後市議会議員定数条例の制定に反対の立場で討論させていただきます。  先ほど来から橋本議員、堀議員からも討論で言われています。同じ特別委員会のメンバーとしては考え方は共有させていただいているところですが、まず、考えないといけないのは、民主主義としての議会のあり方であろうと思います。議会は、やはり市民の縮図としての位置づけがあるべきであろうというふうに思います。先ほど来からいろいろな議論がありますが、議員定数の減が議会改革ではないというふうに、委員会の中でもそういう話もさせていただきました。まず考えるべきは、どういった議会を目指すのか。その上で、適正な人数はどれぐらい必要なのかということを議論をすることがまず必要で、軽々に議員定数を減ずるとかという判断を下すべきものではないというふうに私は思います。  以上のようなことから、この条例制定について反対の立場の意見とさせていただきます。 ○(三崎議長) 次に、賛成の方。次に、反対の方。これで討論を終了します。  それでは、議第15号について採決いたします。議第15号 京丹後市議会議員定数条例の制定について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 少 数) ○(三崎議長) 起立少数です。  したがって、議第15号は否決されました。 ○(三崎議長) 日程第60 議第16号 地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書の提出についてを議題といたします。 議第16号     地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書の提出について    上記の意見書を関係行政庁へ提出したいので、地方自治法第99条及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。  京丹後市議会議長  三  政 直 様   平成27年10月2日提出                  提出者  京丹後市議会議会運営委員長  池 田 惠 一 (別記)    地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書(案)  将来にわたっての「人口減少問題の克服」と「成長力の確保」の実現のためには、総合戦略の政策パッケージを拡充強化し、「地方創生の深化」に取り組むことが必要である。  政府は6月30日、平成28年度予算に盛り込む地方創生関連施策の指針となる「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」を閣議決定した。  今後は、全国の自治体が策定する「地方版総合戦略」の策定を推進するとともに、国はその戦略に基づく“地方発”の取り組みを支援するため、地方財政計画における「まち・ひと・しごと創生事業費」や平成28年度に創設される新型交付金など、今後5年間にわたる継続的な支援とその財源の確保を行うことが重要となる。  そこで政府においては、地方創生の深化に向けた支援として、下記の事項について実現するよう強く要請する。                      記 1 地方財政計画における「まち・ひと・しごと創生事業費」と新型交付金をはじめとした各府省庁の地方創生関連事業に必要な財源を確保すること。 2 平成27年度に創設された「まち・ひと・しごと創生事業費(1兆円)」については、地方創生に係る各自治体の取り組みのベースとなるものであるから、恒久的財源の確保により、5年間は継続すること。 3 平成28年度に創設される新型交付金については、平成26年度補正予算に盛り込まれた「地方創生先行型交付金」以上の額を確保するとともに、その活用については、事業推進のために必要となるハード事業等にも活用できるようにするなど、地方にとって有効なものにすること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成27年 月  日                様                                  京都府京丹後市議会 ○(三崎議長) 提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。 ○(池田議会運営委員長) それでは、私から議第16号、地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書の提出について、提案説明をいたします。  上記の意見書を関係行政庁へ提出したいので、地方自治法第99条及び京丹後市議会会議規則第14条第2項の規定により、別記のとおり提出する。京丹後市議会議長、三崎政直様。平成27年10月2日提出。提出者、京丹後市議会議会運営委員長、池田惠一。  別記を朗読をもって提案にかえます。  地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書(案)。  将来にわたっての人口減少問題の克服と成長力の確保の実現のためには、総合戦略の政策パッケージを拡充強化し、地方創生の深化に取り組むことが必要である。  政府は、6月30日、平成28年度予算に盛り込む地方創生関連施策の指針となるまち・ひと・しごと創生基本方針2015を閣議決定した。  今後は、全国の自治体が策定する地方版総合戦略の策定を推進するとともに、国はその戦略に基づく地方発の取り組みを支援するため、地方財政計画におけるまち・ひと・しごと創生事業費や、平成28年度に創設される新型交付金など、今後5年間にわたる継続的な支援とその財源の確保を行うことが重要となる。  そこで、政府においては、地方創生の深化に向けた支援として、下記の事項について実現するよう強く要請する。  記。1、地方財政計画におけるまち・ひと・しごと創生事業費と、新型交付金を初めとした各府省庁の地方創生関連事業に必要な財源を確保すること。  2、平成27年度に創設されたまち・ひと・しごと創生事業費(1兆円)については、地方創生に係る各自治体の取り組みのベースとなるものであるから、恒久的財源の確保により5年間は継続すること。  3、平成28年度に創設される新型交付金については、平成26年度補正予算に盛り込まれた地方創生先行型交付金以上の額を確保するとともに、その活用については、事業推進のために必要となるハード事業等にも活用できるようにするなど、地方にとって有効なものとすること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。京都府京丹後市議会。  以上でございます。 ○(三崎議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。田中議員。 ○19番(田中議員) 19番、田中です。この新型交付金の算定方法について、行革や地域経済活性化、あるいは人口増加率などの成果で算定していくということが言われていますが、この具体的なこの3項目の中で、そういった内容に対することも含まれているのでしょうか。しっかりとした財源確保をするという点では。 ○(三崎議長) 議会運営委員長。 ○(池田議会運営委員長) 暫時休憩をお願いします。 ○(三崎議長) 暫時休憩します。                 午後 5時48分 休憩                 午後 5時50分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  田中議員。 ○19番(田中議員) 先ほど質疑を申し出ましたが、撤回をしたいと思います。 ○(三崎議長) ほかにありますか。これで議第16号についての質疑を終結いたします。議会運営委員長、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第16号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第16号について意見交換を行います。田中議員。 ○19番(田中議員) 先ほどは失礼しました。地方六団体もこの新型交付金については、今後の制度設計、あるいは内容や規模について地方の意見を十分踏まえて行うように求めています。そういった点から、こういった意見を上げることは必要だというふうに考えますが、幾つか問題点を思っていますので、述べたいと思います。  全国町村会は、平成28年度の政府予算編成及び施策に関する要望書をこの件で提出しています。その中で、まち・ひと・しごと創生事業に係る地方交付税の算定に当たっては、今後、徐々に取り組みの成果による算定方式にシフトするとされているが、条件不利地域や財政力の弱い町村において、人口減少の克服、地方創生の目的を達成するために、長期にわたり取り組む必要があるということを十分考慮することという要望を上げておられますが、これは当然のことではないでしょうか。  新型交付金の算定方法は、行革や地域経済の活性化、あるいは人口増加率などの成果で算定されることになっています。本来、地方交付税は、地域による条件から来る格差を是正し、国民がどこにいても標準的な行政サービスを受けることを可能にする、そういう制度であります。交付税が成果という成績でかげんされたら、自治体同士を競争に駆り立てる動機となりかねず、地方交付税の役割に逆行する、そのように考えます。
     実態に石破地方創生担当大臣は、成果が出ない自治体は交付税を減らすという趣旨の発言をされています。私は、成果による算定の撤回と、全額を必要度に変更する、この意見を強く強調して、賛成したいという意見を述べたいと思います。 ○(三崎議長) 討論ではございませんので、意見ですね。(「意見です」の声あり)はい、わかりました。ほかにありますか。これで意見交換を終了します。松本経一議員。 ○9番(松本経一議員) 暫時休憩をお願いします。 ○(三崎議長) 暫時休憩します。                 午後 5時53分 休憩                 午後 5時54分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  これから議16号について討論を行います。反対の方。賛成の方。森議員。 ○20番(森議員) 20番、森です。賛成討論を行います。しかし、本来、我が党は、現政権における地方創生事業については大きなねらいがあると、目的があるというふうに考えています。このことはどうしてもこの議会の中で明らかにしておく必要があるというふうに思いますので、討論をしておきたいというふうに考えます。  安倍政権、特に安倍首相は、今、世界で一番企業が活躍したい国づくりを進めるというふうに言っています。その中で、アベノミクスを進めて以後どうなっているのか。労働者の実質賃金は20数カ月落ち込んでいる。一方で大企業の内部留保は今や300兆円近いところまで来ている。こうした政策はより一層大企業中心の経済政策を進めるというのがそのねらいであるというふうに考えます。  そして、地方創生のもう一つの真のねらいはどこにあるのか。それは、これは明確に言っていますが、30万都市をつくっていく。この京丹後市の場合にはどうなるのか。さらに道州制をしていくというねらいがあるというふうに我々は考えています。ここまで聞いていただきますと、反対かのようにお思いの方もあるやもしれませんが、この総合戦略、創生事業の問題については、きょうまで我が議員団は一貫した態度をこの議会でとり続けています。市の経済の振興、市民の暮らしを守り、福祉の向上につなげるそういう施策を進める上では、使える財源については使うべきだというのが我が議員団のきょうまでの主張であり、何ら変わっているところではありません。その意味での今回のこの財源確保を求める意見書の3点については、これはどうしても必要であるというふうに考えています。そういう意味で、この意見書については賛成といたします。  以上です。 ○(三崎議長) 次に、反対の方。賛成の方。これで討論を終了します。  それでは、議第16号について採決いたします。議第16号 地方創生の深化のための新型交付金等の財源確保を求める意見書の提出について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議第16号は原案のとおり可決されました。 ○(三崎議長) 日程第61 議第17号 京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の設置についてを議題といたします。 議第17号     京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の設置について  京丹後市議会委員会条例第6条の規定により、次のとおり特別委員会を設置するものとする。                     記 1 委員会の名称  京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会 2 設置の目的  食のまちづくりに関する調査・検討を行う 3 委員会の構成  7名 4 設置期間  調査・検討が終了するまでの間   平成27年10月2日提出               提出者  京丹後市議会議会運営委員会委員長  池 田 惠 一 ○(三崎議長) 提出者から提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。 ○(池田議会運営委員長) 議第17号、京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の設置について、提案いたします。  京丹後市議会委員会条例第6条の規定により、次のとおり特別委員会を設置するものとする。  記。1.委員会の名称。京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会。2.設置の目的。食のまちづくりに関する調査・検討を行う。3.委員会の構成。7名。4.設置期間。調査・検討が終了するまでの間。  平成27年10月2日提出。提出者、京丹後市議会議会運営委員会委員長、池田惠一。  以上でございます。 ○(三崎議長) 提出者の説明が終わりましたので、質疑を行います。これで議第17号についての質疑を終結いたします。議会運営委員長、御苦労さまでした。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第17号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これから議第17号について意見交換を行います。これで意見交換を終了いたします。  これから議第17号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。  それでは、議第17号について採決いたします。議第17号 京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の設置について、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。       (起 立 全 員) ○(三崎議長) 起立全員です。  したがって、議第17号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま設置されました京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定によりお手元に配付しました名簿のとおり指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会の委員はお手元に配付しました名簿のとおり選任することに決定いたしました。  ここで、暫時休憩いたします。                 午後 6時02分 休憩                 午後 6時12分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほどの京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会で互選していただきました委員長、副委員長を事務局長から報告いたします。 ○(中田議会事務局長) それでは、私から報告させていただきます。京丹後市議会食のまちづくりに関する調査特別委員会委員長に吉岡豊和委員、副委員長に由利委員、以上でございます。 ○(三崎議長) 日程第62 議第18号 議員の派遣についてを議題といたします。 議第18号     議員の派遣について  京丹後市議会会議規則第167条の規定により、別記のとおり議員を派遣する。  平成27年10月2日提出                        提出者  京丹後市議会議長 三  政 直    議員の派遣について ┌────────┬────────┬────────┬──────┬──────────┬───┐ │件     名 │派遣目的(内容) │派遣場所    │派遣日   │派遣議員      │備考 │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤ │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│峰山町     │平成27年 │足達議員、谷津議員 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 峰山林業総合 │10月27日│、吉岡豊和議員、岡 │   │ │        │の意見交換   │ センター   │      │田議員、田中議員、 │   │ │        │        │        │      │芳賀議員、松本経一 │   │ │        │        │        │      │議員        │   │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤ │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│大宮町     │平成27年 │池田議員、松本聖司 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 森本公民館  │10月27日│議員、中村議員、川 │   │ │        │の意見交換   │        │      │村議員、橋本議員、 │   │ │        │        │        │      │藤田議員、堀議員  │   │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤ │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│網野町     │平成27年 │平林議員、森議員、 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 島津勤労者と │10月27日│金田議員、谷口議員 │   │ │        │の意見交換   │ 子どものセンタ│      │、由利議員、吉岡和 │   │ │        │        │ー       │      │信議員、和田議員  │   │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤ │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│丹後町     │平成27年 │足達議員、谷津議員 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 徳光区公民館 │10月30日│、吉岡豊和議員、岡 │   │ │        │の意見交換   │        │      │田議員、田中議員、 │   │ │        │        │        │      │芳賀議員、松本経一 │   │ │        │        │        │      │議員        │   │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤
    │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│弥栄町     │平成27年 │池田議員、松本聖司 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 黒部公民館  │10月30日│議員、中村議員、川 │   │ │        │の意見交換   │        │      │村議員、橋本議員、 │   │ │        │        │        │      │藤田議員、堀議員  │   │ ├────────┼────────┼────────┼──────┼──────────┼───┤ │市民と議会の懇談│9月定例会の議会│久美浜町    │平成27年 │平林議員、森議員、 │   │ │会       │報告並びに市民と│ 久美浜機業セ │10月30日│金田議員、谷口議員 │   │ │        │の意見交換   │ ンター    │      │、由利議員、吉岡和 │   │ │        │        │        │      │信議員、和田議員  │   │ └────────┴────────┴────────┴──────┴──────────┴───┘ ○(三崎議長) お諮りいたします。本議案については、会議規則第167条の規定によりお手元に配付のとおり議員を派遣したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、お手元に配付しましたとおり議員を派遣することに決定いたしました。 ○(三崎議長) 日程第63 議員の派遣報告について、本件については、会議規則第167条の規定により次のとおり議員を派遣いたしましたので、お手元に配付のとおり御報告いたします。 ○(三崎議長) 日程第64 閉会中の継続審査の申し出についてを議題といたします。                   平成27年9月24日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     閉会中の継続審査の申し出について  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件    陳情第13号 陳情書 京丹後市鉄道・バス時刻表印刷製本作成業務の件(情報開示請求の可          な平成21年度(第7版)から平成26年度京丹後市鉄道・バス時刻表印刷          製本作成業務)の予算振興と事務執行のあり方について 2 理   由    審査が結了しないため                      平成27年9月25日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                             産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     閉会中の継続審査の申し出について  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件    陳情第15号 陳情書   陳情第17号 アミティにおけるチャレンジショップ運営事業に関する陳情書   陳情第19号 京丹後市が関係する外郭団体等(営利事業)に対する補助金等について 2 理   由    審査が結了しないため ○(三崎議長) 総務常任委員長、産業建設常任委員長から、会議規則第108条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。総務常任委員長、産業建設常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、総務常任委員長、産業建設常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。 ○(三崎議長) 日程第65 閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。                   平成27年10月2日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               総務常任委員会                                  委員長 松 本 聖 司     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件    (1) 市政の総合企画に関する事項   (2) 行財政改革及び事務改善に関する事項   (3) 地域情報化及び電子自治体に関する事項   (4) 財政及び税制に関する事項   (5) 消防及び防災に関する事項   (6) 防犯及び公共交通、交通安全対策に関する事項   (7) 市民局に関する事項   (8) 廃棄物対策に関する事項   (9) 監査委員、公平委員会、選挙管理委員会及び固定資産評価審査委員会に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                                  平成27年10月2日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               文教厚生常任委員会                                  委員長 平 林 智江美 閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件    (1) 地域福祉、障害者福祉、高齢者福祉及び子育て支援に関する事項   (2) 地域医療、病院及び診療所に関する事項   (3) 国民健康保険及び医療助成に関する事項   (4) 後期高齢者医療に関する事項   (5) 長寿政策に関する事項   (6) 学校教育、社会教育及び文化財の保護に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                                  平成27年10月2日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               産業建設常任委員会                                  委員長 谷 津 伸 幸     閉会中の継続調査申出書
     本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件   (1) 農林水産業、海業、商工業及び観光行政に関する事項   (2) 企業誘致及び雇用対策に関する事項   (3) 環境対策に関する事項   (4) 土木、都市計画及び市営住宅に関する事項   (5) 上下水道に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                                  平成27年10月2日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                             予算決算常任委員長                                  委員長 松 本 経 一     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件   (1) 予算及び決算に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため                                  平成27年10月2日 京丹後市議会   議長 三  政 直 様                               議会運営委員会                                  委員長 池 田 惠 一     閉会中の継続調査申出書  本委員会は、下記の事件について閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、京丹後市議会会議規則第108条の規定により申し出ます。                 記 1 事   件   (1) 議会の運営に関する事項   (2) 議会の会議規則、委員会条例等に関する事項   (3) 議長の諮問に関する事項 2 理   由    調査が結了しないため ○(三崎議長) 各常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第108条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 御異議なしと認めます。  したがって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ○(三崎議長) 所管事務調査(視察研修)報告について、各常任委員長からお手元に配付のとおり所管事務調査報告書が提出されておりますので、御報告いたします。  ただいま中山市長から発言の申し出がありますので、許可いたします。中山市長。 ○(中山市長) 失礼します。発言の取り消しのお願いでございます。本9月定例会における過日の森議員の一般質問の時間の中で、答弁とは別に不規則発言を行いましたことにつきましておわびを申し上げます。申しわけもありません。不適切な不規則の発言の取り消しを求めるものでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○(三崎議長) ただいま中山市長から森議員の一般質問において行った不規則発言のうち、不適切な発言があり、その発言を取り消したいとの申し出がありました。議事進行ですか。森議員。 ○20番(森議員) 昨日の代表者会は、不規則発言については、当然取り消しを求めるということであったと。同時にもう一つの、このことよりも重要な代表者会の意思統一があったはずだと。それは、品位に欠けるそういう不規則発言であったと。当然、そのことについては市長に申し入れて謝罪を求めるべきだというのが代表者会の一致をしたことだと。今の市長の取り消しだけでは、きのうの代表者会の意思統一の話とは違うというふうに思いますが、市長に聞くわけにはいきませんので、どういう話でこういう結果の取り消しだけになったのか。その点、いかがですか。 ○(三崎議長) 森議員の議事進行にお答えします。ただいまの取り消しの申し出については、今まで代表者会ではなくて、私からこれについての整理をしたいということでお話をさせていただきました。その中で、今申されたようなことをこの際、この発言の取り消しについては、それぞれの発言者の自主的な申し出によります。それで、そのことを市長に説明、代表者会で説明したとおりのことを申し上げて、その結果、市長からそういう申し出があったということでありますので、ただいま市長からも陳謝があったというふうに思っていますので、その中身については、私のほうでまた精査をいたしまして、そのようなしっかりした対応はしてまいりたいというふうに思っています。  森議員。続きですか。 ○20番(森議員) いや、今の議長に対しての。おかしいと思うよ、それは。今のこの問題に対する議長の扱いは。そういうことであったと。私が今の答弁に対して言えることは、ただし、そのことについては、強制ができるものではない。それはもちろん私は理解をしています。ということは、一応、議長は、そういう方向での代表者会でのまとまった一定の話で当然市長には話をしたのですね。(「はい」の声あり)しかし、そういう発言はしなかったということですね。ということは、議長が申し出たことについては、無視をされたという理解でよろしいのですか。 ○(三崎議長) お答えします。通常、この取り消しについては、どなたの議員につきましても、具体的な部分ではなくて、不適切な発言ということで受理をしてお諮りいたします、今から。その上で、認められて、その後に会議録の調製をするということですから、その趣旨としては伝えてございます。(「伝えてはある」の声あり)はい。(「なら、採決の」の声あり)その上では判断をされるというふうに、(「……さらに市長が発言をするかどうか」の声あり)私はそういうふうに判断しています。(「はい、わかりました」の声あり)議事進行。(「ちょっと代表者集まって確認しましょうか」の声あり)暫時休憩しますか。  暫時休憩します。                 午後 6時19分 休憩                 午後 6時22分 再開 ○(三崎議長) 休憩を閉じ、休憩前に引き続き会議を開きます。  お諮りします。これを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○(三崎議長) 異議なしと認めます。  中山市長からの発言の取り消しの申し出を許可することに決定いたしました。  今定例会の一般質問において、一部不規則発言が見受けられ、議事運営にも支障を来すものでありました。議場は、議論の場であり、節度を持った発言が求められるところであります。改めて出席者全員がその認識を共有していただき、活発な議論を進めていただくようお願いいたします。私といたしましても振り返り検証しながら、適切な議会運営に努めてまいります。御協力をよろしくお願いいたします。 ○(三崎議長) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。  ここで、中山市長から閉会の挨拶を受けます。中山市長。 ○(中山市長) 平成27年第5回京丹後市議会9月定例会の閉会に当たりまして、一言御礼の御挨拶を申し上げます。  本定例会におきましても、大変お忙しい中、平成26年度の決算認定のほか、一般会計、特別会計の補正予算、そして条例の制定、改正、中でも市民総幸福のまちづくり条例につきましては、1年近い丁寧な御審議をいただき、いずれの議案も真摯な御審議をいただき、本当にありがとうございました。御審議を通じていただきましたさまざまな御意見をしっかりと受けとめ、今後行政への反映に努めてまいりたいというふうに思っています。  まず、一般質問の答弁書の扱いをめぐりまして、私の立場からもおわびを申し上げます。本日、議長から緊張感の保持につきまして求められたところであり、行政の立場からも市民の誤解を招きかねない行為であったと反省しています。今後は、議会の皆さんとともに、改めてあるべきルールを確認し、適切に対処してまいりたいというふうに思います。  次に、幾つか御報告を申し上げます。まず、先般、台風18号などに伴う豪雨によりまして、関東、東北地方中心に甚大な被害がございました。お亡くなりになられた方々に心から哀悼の意ささげますとともに、被災者の方々に深くお見舞いを申し上げます。本市といたしましても、各市民局、福祉事務所、市社会福祉協議会に募金箱の設置を行っており、温かい御支援で一刻も早い復旧、復興を願うものでございます。  次に、TPY-2レーダーの関連でございますが、去る9月3日に第5回目となる安心・安全対策連絡会が開催され、安心安全対策の確認、情報共有、意見交換などを行ったところでございます。今後とも市民との交流、この環境整備の推進を含めて、各般の安全安心の確保に引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。  次に、9月10日、本市名誉市民の谷口謙氏より1億円の御寄附をいただきました。寄附の使途については、経済的理由により就学が困難な子供たちのための奨学金の資金に充てていただきたいというふうにお伺いをしています。本市としては、谷口さんの御意向に応えるための基金の創設について、今後、議会に御提案させていただくべく検討をしているところでございます。  次に9月14日から新シルク産業の創造に向け、養蚕人材育成研修をスタートさせました。市内2名の方を公募により選定し、京都工芸繊維大学にも多大な御協力をいただく中で、研修を実施し、本市養蚕事業のかなめとして御活躍いただけるものと思っています。  次に、9月18日から10月20日までの間、京丹後安全安心まちづくり強化期間として、交通安全、また防犯意識の向上など日本第一級の安全安心なまちづくりを関係者、住民の皆さんみんなで推進してまいりたいというふうに考えています。  次に、10月1日、ふるさとテレワーク事業について、アミティ丹後において開所式をとり行い、本格的なスタートをしたところでございます。しっかりと成果を出してまいりたいというふうに考えています。  同じく10月1日から網野町域、久美浜町域におきまして、EV乗合タクシーを丹海にお願いして運行開始をしたところであります。規制改革によって、全国で初めてとなる物とサービスの輸送も可能になり、買い物代行、病院の予約代行、小荷物郵送サービスなどもあわせて実施をしているところでございます。市民の皆さんを初め、観光客の皆さんの利便の向上も含めて、地方創生ますます推進してまいります。  次に、あす10月3日、丹後文化会館にて京丹後文化のまちづくり実行委員会の主催により、京丹後郷土芸能祭「丹後の祭り」が開催されます。郷土芸能の伝承や育成を目指し、市内の7地域の保存会などが出演され、太刀振りや太鼓など豊かな郷土芸能を披露していただきます。御来場いただきますようにお願いします。  次に、10月14日から11月9日まで丹後ファッションウイーク事業として、東京の百貨店におきまして産地を挙げての丹後ちりめんをPRする「TangoTwist展」を開催いたします。織物事業者とともに丹後織物の特徴である、よりと織りの技術を大きくアピールする予定としています。また、並行して、10月28日から30日にかけては東京有楽町のジャパンシルクセンターを会場に「TangoFabricMarche」を開催し、都市部において産地事業者の販路拡大につなげることとしています。  次に、10月18日「ふるさと就職フェアin丹後」をアグリセンター大宮にて開催いたします。市内外から30の事業所に参加いただき、就職希望者を対象とした面接会を開催いたします。多くの方のお越しをお待ちしています。  次に、10月24日には、ヒストリック関西ラリーが開催されます。ラリー界の第一人者である篠塚建次郎さんを初め、往年のドライバーの皆さんが活躍した当時のラリーカーで参加をいたします。食のみやこで観戦ができますので、ぜひ、ごらんください。  次に、11月8日、丹後文化会館において素人名人芸披露会、よしもと京丹後劇場を開催いたします。吉本興業とタイアップした取り組みであるよしもと京丹後地方創生大作戦の第二弾として実施をします。参加募集を10月16日まで行っています。市民の皆さん初め、ゆかりのある方々の多くの御応募をお待ちしていますとともに、ぜひ、御来場いただきますようお願い申し上げます。  次に、11月11日、京丹後市戦没者追悼式を行います。市民の皆さんとともにさきの大戦でとうといお命を失われた3,200有余の戦没者の方々へ追悼の誠をささげ、平和を願う私たち市民の強い決意を表したいと思います。議員の皆様におかれても御参列賜りますようお願い申し上げます。  最後に、11月15日、近畿高等学校駅伝競走大会が近畿各府県から男女40チームが参加され、開催をいただきます。また、翌週の11月21日には丹後大学駅伝が関西の大学20校が参加され、開催をされます。両大会とも温かい御声援をよろしくお願い申し上げます。  以上、簡単ではございますが、9月定例会の閉会の御挨拶とさせていただきます。長期間にわたり大変ありがとうございました。 ○(三崎議長) これをもって本日の会議を閉じ、平成27年第5回京丹後市議会9月定例会を閉会いたします。長時間にわたり御苦労さまでした。                                 午後 6時30分 閉会 ┌───────────────────────────────────────────┐ │                                           │ │   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      │ │                                           │ │                議  長  三   政 直             │ │                                           │ │                署名議員  橋 本  まり子             │ │                                           │ │                署名議員  由 利  敏 雄             │ │                                           │ └───────────────────────────────────────────┘...