京丹後市議会 2013-02-28
平成25年第 2回定例会(3月定例会)(第2日 2月28日)
平成25年第 2回定例会(3月定例会)(第2日 2月28日)
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平成25年 第2回
京丹後市議会3月
定例会会議録(2号)
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1
招集年月日 平成25年 2月27日(水曜日)
2 招集場所
京丹後市役所 議場
3 本日の会議 開会 平成25年 2月28日 午前 9時30分
散会 平成25年 2月28日 午後 1時22分
4 会期 平成25年 2月27日から 3月28日 30日間
5
出席議員
┌────┬─────────┬────┬─────────┐
│ 1番 │芳 賀 裕 治 │2番 │中 村 雅 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│ 3番 │堀 一 郎 │4番 │谷 津 伸 幸 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│ 5番 │和 田 正 幸 │6番 │岡 田 修 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│ 7番 │足 達 昌 久 │8番 │金 田 琮 仁 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│ 9番 │吉 岡 和 信 │10番 │三 崎 政 直 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│11番 │池 田 惠 一 │12番 │松 本 聖 司 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│13番 │藤 田 太 │14番 │谷 口 雅 昭 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│15番 │松 本 経 一 │16番 │由 利 敏 雄 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│17番 │吉 岡 豊 和 │18番 │川 村 博 茂 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│19番 │田 中 邦 生 │20番 │森 勝 │
├────┼─────────┼────┼─────────┤
│21番 │平 林
智江美 │22番 │橋 本 まり子 │
└────┴─────────┴────┴─────────┘
6 欠席議員
な し
7
会議録署名議員
19番 田 中 邦 生 20番 森 勝
8
議会事務局出席職員
議会事務局長 中 田 裕 雄
議会総務課長補佐 奥 垣 由美子
主任 大 木 義 博 主任 小石原 正 和
主事 橋 香代子
9 説明のための出席者
┌─────────┬─────────┬──────────┬─────────┐
│市長 │中 山 泰 │副市長 │大 村 隆 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│教育委員長 │小 松 慶 三
│教育長 │米 田 敦 弘 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│教育次長 │吉 岡
喜代和 │消防長 │吉 田 件 昨 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│企画総務部長 │新 井 清 宏
│財務部長 │糸 井 錦 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│市民部長 │木 村 嘉 充
│健康長寿福祉部長 │中 村 悦 雄 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│上下水道部長 │中 西 和
義 │建設部長 │川 戸 孝 和 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│商工観光部長 │吉 岡 茂 昭
│農林水産環境部長 │石 嶋 政 博 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│医療部長 │梅 田 純
市 │会計管理者 │中 邑 正 樹 │
├─────────┼─────────┼──────────┼─────────┤
│監査委員事務局長 │松 井 邦
行 │財政課長 │中 西 俊 彦 │
└─────────┴─────────┴──────────┴─────────┘
10 会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 議案第 23号 平成24年度京丹後市
一般会計補正予算(第6号)(質疑~採
決)
日程第3 議案第 24号 平成24年度京丹後市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3
号)(
質疑~採決)
日程第4 議案第 25号 平成24年度京丹後市
国民健康保険直営診療所事業特別会計補正
予算(第3号)(
質疑~採決)
日程第5 議案第 26号 平成24年度京丹後市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
(
質疑~採決)
日程第6 議案第 27号 平成24年度京丹後市
介護サービス事業特別会計補正予算(第1
号)(
質疑~採決)
日程第7 議案第 28号 平成24年度京丹後市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
(
質疑~採決)
日程第8 議案第 29号 平成24年度京丹後市
集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
(
質疑~採決)
日程第9 議案第 30号 平成24年度京丹後市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
(
質疑~採決)
日程第10 議案第 31号 平成24年度京丹後市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)
(
質疑~採決)
日程第11 議案第 32号 平成24年度京丹後市
水道事業会計補正予算(第2号)(質疑~
採決)
日程第12 議案第 33号 平成24年度京丹後市
病院事業会計補正予算(第4号)(質疑~
採決)
11 議事
午前 9時30分 開会
○(
岡田議長) 皆さん、おはようございます。ただいまの
出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。
○(
岡田議長) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第85条の規定により、議長において19番
田中議員、20番森議員の両名を指名いたします。
○(
岡田議長) 日程第2 議案第23号 平成24年度京丹後市
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。本件につきましては、既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。
田中議員。
○19番(
田中議員) 19番、田中です。
主要説明資料の29ページ、
新規就農者育成事業についてでありますが、資料はたくさんいただいております。1つは、
和田野保育所の跡地の施設を利用するということでありますが、地域の方々の説明や御理解が得られているのか。その点について伺いたいと思いますし、
国営農地を使って研修をするということですが、どこの国営を使われるのか。また、この事業全体についても、もう少し詳しく説明をしていただきたい。大きな事業でありますので、詳しく説明をお願いしたいというふうに思います。
それから、2つ目が、37ページの
社会資本整備総合交付金事業でありますが、この中で大きいのが、丹波島津線の予算が5,000万円ほどついておりますが、この内容について伺いたい。
もう一つは、38ページの左側、同じく
社会資本整備総合交付金事業でありますが、あそこの森本に行く
トンネルの点検が予算化されておりますが、新しい
トンネルだと思うのですが、どういった点検をされるのか。それから、
京丹後市内にありますほかの
トンネルについてはどういう計画になっているのか、伺いたい。この3点をお願いいたします。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 最初に3点ほどの御質問がありました。まず、
和田野保育所の改修の関係でございますが、簡単にお答えしますと、基本的に和田野区のほうにも出向かせていただきまして、地域のほうの理解といったことについては理解をしていただいております。
それから、どこの国営を利用するのかということですが、基本的には
京丹後市内の
国営農地の耕作されていない農地というようなことにはなるのですが、25年度につきましては、学舎の関係の中心を弥栄町の黒部の
丹後農研のほうに置きますので、できれば、弥栄町内の団地の空き農地というようなことで今想定させていただいておりまして、10から20ヘクタールぐらいの農地をというような考え方をしております。事前には、団地の
管理組合長さん、また営農の組合長さんにもお話をさせていただいて、団地の活用についての説明等もさせていただいて、希望等などもとっております。
それと、全体の説明ということで、昨日ですが、地元のほうに配布させていただいた関係で、少し内容等をその資料に基づきまして御説明にちょっと時間をいただけましたらと思います。
基本的に配付させていただいております資料につきましては、1枚物がこの
京丹後農業実践学舎の、仮称ですが、ポンチ絵というようなことになっております。それと、2枚目ですが、これがいわゆる
学舎事業の構想ということで、今回、この
学舎事業の関係につきましては、京都府と京丹後市との
共同事業というような形で提案をさせていただくということで、大前提、大もとになりますのは、京都府が次世代型の
農業経営育成アクションプランというような形で公表されているものでございます。それをお手元のほうにも配付させていただいております。
最初に、
アクションプランの中での
学舎事業の位置づけというようなことでございますが、
丹後中丹地域で、次の世代を担う
農業経営者の育成を図るということが大きな仕組みでございます。その必要性ということで、その
農業経営者について、
農産物づくりに加えて、コストの管理だとか、
販売管理、そういった生産・流通・販売を仕切る能力を養うということで、次世代の
農業経営者をつくり上げていこうというのが、この
アクションプランの大きな内容になっております。
アクションプランの2ページのほうをちょっと見てください。中段に
丹後中丹での担い手の確保というようなことで、現状ですが、こちらの
丹後国営農地の関係の現状を少し言いますと、
丹後国営農地につきましては、
府下最大級の畑地の営農団地があるということですが、半数以上が60歳以上であること、それから、
事業完了後ということで、いわゆる
国営事業が完了後ですが、施設の老朽化であったり、土壌条件に恵まれない圃場が多くなっているというような現状もあります。それと、御存じのように葉たばこの廃作に伴います安定的な収益の確保ができていないということで、なおかつ基幹作物的なものがなくなってきた。それから、畑作農地のローテーションをやってきた葉たばこを中心に、
土地利用調整により
土づくりというのもできていないというような現状がそこになります。
この現状に対して、特に
若手農業者の確保と育成、作物の安定生産というようなことで、基幹維持や管理体制の整備というのを掲げているということでございます。
新規施策ということで、具体的な目標ということで、
若手農業者の就農後の能力向上を図る
農業経営実践型学舎という、仮称ですが、そういった事業を創設しようということでございます。
3ページのほうですが、以降、学舎の機能ということで、京都府下の中で大きく2つに区分されています。1つは、
若手農業者から
農業経営者への
ステップアップの支援の仕組み、これは、京都府の農業大学校を主会場にしまして、現在、就農している
若手農業者への専門的な講義であったり、その実施、そういったものを講師陣であったり、
農業者同士の交流、そういったものも情報交換の
仕組みづくりなどをここでやろうというのが1つあります。
それから、もう一つ、2つ目ですが、
丹後地域の
若手農業者の育成ということで、
丹後地域に実践型の学舎を開設して、
専任職員を配置する中で、地域に定着する
若手農業経営者を育成することだということで、
国営農地の畑地を中心に
就農希望者を受け入れまして、座学、それから、おのおの
実習農地を就農者に与えまして、その普及職員の支援を受けながら、
作物づくりをしていただく。それから、加工品の開発、それから、販路の開拓、いわゆる実践的な研修を、大規模な畑作を実践する
農業法人もこの
丹後国営農地にはおりますので、その協力を得て行おうというようなことでございます。
学舎生の
実習農地を確保することですが、
国営農地の現状ということで、課題になっている中で、
施設整備であったり、それから、圃場の土壌改良、定住のための住居のあっせん、それから、
大型農業機械の
整備コストの軽減であったり、毎年、必須になりますが、堆肥供給の
仕組みづくりというようなことをやっていかなければならないというようなことで掲げているということでございます。
6ページは、
学舎事業の
年度計画、それから、7ページは、具体的に3つの施策が相互に連携して、
農業経営者の育成と定着を図化したというようなことで、この
アクションプランについてはなされておりまして、京都府が、昨年5回、委員会を開催して
パブリックコメントを経て作成されたものでございます。
京丹後市は、このプランの作成にオブザーバーとして委員会に出席させていただきました。また、加えまして
国営農地の営農状況であったり、課題、それから、実態の聴取というようなことで、実際に
京丹後市内に入植して苦労しながら作物栽培を軌道に乗せました法人ですね、そういった農場長さんからも出席をいただいて、特に圃場の基盤であったり、
土づくりの重要性というのを説明して、その
アクションプランができ上がっているものでございます。
元に戻っていただいて、1ページのイメージ図のほうですが、学舎生につきましては、おおむね40歳未満の市内外の
若手農業者であったり、それから、
農業法人の従業員、それから
農業大学生、そういった方を各年度10人程度募集させていただいて、2年間の
研修期間を設けることになっています。それぞれの学舎生には2ヘクタールの農地を
実習農地というようなことで持っていただいて、九条ネギ、短径ゴボウ、お茶、ニンジン、
聖護院大根など、
栽培管理をすることとして、その
栽培管理には普及所の京都府の職員であったり、いろいろな関係の職員が支援するというようなことになっています。
それから、あじわいの郷の敷地内に、採光性のハウスを設置いたしまして、
ハウス栽培の実習もこの中で行っていこうということでございます。
農地と制作基盤の確保というようなことで、まず、座学の学舎を弥栄町の黒部の
丹後農業研究所内に設けて、
学舎授業の運営業務、そこに職員の体制、そういったものも整備をするということになっています。
学舎生の
実習農地の確保であったり、研修中及び研修後に市内で住居の確保、地域との連携などの業務のためというようなことで、市職員のほうにつきましても1名の出向をお願いしたいということで、京都府のほうと協議を今やっている最中でございます。
基本的に、研修後につきましては、その
実習農地をベースに定住をしていただいて、そこで営農を継続していただくというようなことで考えているものでございます。
この事業につきましては、先ほど言いましたように京都府と京丹後市と
共同事業でございます。国の
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業というようなものを充当させていただいて、国の、今回ですが、平成24年度の
補正予算に充当させていただいております。
年度計画としては、平成26年度までに
施設整備の関係で、全体事業費約2億400万円というようなものを計画しているところでございます。
なお、学舎の設置期間ということで、平成33年度というようなことになっております。また、学舎生の使用農地の土地改良、
暗渠排水等の営農条件の整備につきましても、あわせてこの事業で関連したものとしてやっていくというようなことでございます。
共同事業としての京丹後市の役割ですが、
実習農地の確保、それから、学舎生の住居として、
研修期間中に提案をさせていただいておりますが、宿舎の確保、それから、
国営農地の
土づくりのために液肥散布の関係もあります。
土づくりと緑肥の活用というようなことで、栽培技術の習得のための市散布車の購入に加えて、畜産堆肥の供給施設の整備、それから、
学舎事業の運営のための
専任職員の出向というようなものが主な役割となっています。
京都府は研修用の
採光ハウスを3棟あじわいの郷に設置、それから、研修施設の改修、これは
丹後農研の施設になろうと思います。それから、研修用の
各種農機具の購入、それから、加工用の研修用の機材の購入、それから、
育苗ハウスの設置、それから、
野菜販売用の予冷庫など購入を予定して、そういった計画の中で、実際、やっていただいているというような対応でございます。
詳細についてはこんな内容でございます。
○(
岡田議長)
建設部長。
○(
川戸建設部長)
主要事業説明資料の37ページの右側です。
社会資本整備総合交付金事業の国の
補正予算関連の丹波島津線でございますが、網野町島津から峰山町丹波まで、あじわいの郷の後ろから、今度新しく予定されております火葬場、この路線でございます。インフラの老朽化が指摘されておりまして、今回の内容につきましては、舗装修繕を行うというものです。ひび割れが非常に多く入っているということで、島津の
ハナミズキ街道もそうですが、いわゆる農道基準でつくられた道路でございまして、舗装構成が若干通常の道路とは違うかなというふうに思っています。それと、近年非常に
大型トラックの通行が多いということで、老朽化が進んだものと思われます。
それから、38ページの左側ですが、社会資本の
効果促進事業、
左坂トンネルの点検でございます。これにつきましては、
道路トンネルの点検要領に基づいて実施をするもので、本体につきましては、近接目視を行って変状確認をする。それから、打音検査、たたいてやるという検査を行う予定にしております。
それと、ほかの
トンネルはということですが、
京丹後市内にはここだけというふうに認識しております。例えば、
比治山トンネルですとか、
間人トンネルですとか、きのうの質問にもあったのですが、新しくバイパスができて旧道を引き取るということですが、
トンネル部分については、引き取っていない、引き渡しを受けていないというふうに思っておりまして、市内の
トンネルはこの
左坂トンネル1本だというふうに認識しております。(「それは承知しているのだけど、管理は誰……」の声あり)ほかの
トンネルですか。(「ほかの
トンネルも……」の声あり)
左坂トンネル1本だと思っています。(「府や国の管理であっても、予定とかそういうことはわかってますかということです」の声あり)点検のですか。確認しておりません。
○(
岡田議長)
川村議員。
○18番(
川村議員) 18番、川村です。先ほど出ておりました
実践型学舎推進事業についてお尋ねいたします。旧
和田野保育所は、築33年経過ということで、老朽化も目立つわけでありますが、この施設に1億円かけて改修をするより、取り壊しして新しく建てられたほうがいいと思うわけですが、新築より改修のほうを選択された理由というものがありましたならば、お教えいただきたい。
それと、2点目は、今後、この宿舎の
維持管理費ということも出てくるわけですが、2年目以降、京都府のほうからもそういった補助とかが見込まれているのかどうか。これが2つ目であります。
3点目は、液肥の散布車の購入という予算も上がっているわけですが、においの問題も発生してくるのではなかろうかと心配もあります。この散布車の保管場所はどこにされる予定なのか。
以上、3点お尋ねいたします。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 和田野の保育所の改修の関係ですが、今回、国のほうの
補助事業の採択の申請をさせていただいているというようなことで、まず、この
プロジェクト事業の関係について、改修というようなメニュー、そういったものがあるというようなことも含めて、今回させていただいたというのが1つございます。
それから、実際、和田野の保育所については、耐震の関係も事前に聞かせていただいて、木造の部分については
耐震補強をすれば何とか使える。あと、現実的なことを言いますと、もう一つ、いわゆる鉄骨の部分については、これは取り壊して新たに整備をしていくというようなことでございます。
1億円の内訳でございますが、木造部分の関係の
耐震補強と改修、それから、鉄骨の、増築部分の10部屋分の整備費、それから、外溝の工事であったり、それと鉄骨の部分での解体、そういった工事も全て含んだ形で現状で見積もりをさせていただいている内容でございまして、現実に詳細の建築設計、そういったものをする中で、
事業費等については、再度調整をした上での実施をさせていただこうというようなことで考えているものでございます。
それから、宿舎の
維持管理の関係でございますが、京都府のほうからこの
維持管理費に関します補助というようなことについてはございません。基本的には、宿舎に入っていただく学舎生といいますか、そういった方に家賃、そういったものを徴収させていただいて、
維持管理のほうは考えております。一応、25年度につきましては、今回、京都府につきましては、一旦、あじわいの郷にあります職員の宿舎、そういったものをまずは25年度については対応しようというようなことも聞いておりますので、そこの費用、徴収した費用など、家賃収入というような形で参考にさせていただきながら、
維持管理に充てていきたいというような考え方をしております。
それから、散布車の購入をさせていただいて、では、どこで保管するのかということになるのですが、散布の関係につきましては、アミタのほうとの協定を、
土づくりの関係での協定を締結させていただいて、アミタのほうに散布をしていただく。管理費の関係についてもアミタのほうにお願いする。いわゆる散布の費用に相殺するような形になろうと思うのですが、そういった関係で、基本的には
エコエネルギーセンターのあいているスペースのほうに散布車は保管して持って出てというような形で考えております。
○(
岡田議長)
池田議員。
○11番(
池田議員) 11番、池田です。関連で、この
経営実践型学舎推進事業、まず市の考え方を聞かせていただきたいのですが、これだけの政策的なもの、農業にかかわるものであるならば、当然、当初予算で、十分な計画を練られて当初予算で提案されるべきものだと。議会としても、これ、合併特例債も使われて、かなりの市の負担もある中で、いわゆる補正でしたら、即決になってしまうわけですね。当初でしたら、分科会で十分審査ができるのですが、そういった考え方、今回24年度の補正を使うということですが、これ、25年度ではできなかったのかどうかということですね。
補正予算と当初予算の考え方、私は、これは当然、金額的にも当初で出るべき性格のものだとそういう理解をしていますので、その辺の考え方をお聞かせ願いたい。
府との
共同事業ということですが、整理としては、ハード的な部分は京丹後市がやってくださいと。ソフト的な部分は京都府がやりますよという考え方でいいのですかね。
維持管理費も京丹後市で持ちなさいよと。
共同事業と言いながら、では、府はどこで顔を出してくるのですかと。この学舎を建てるのに府の補助金もないですね。その辺の府のかかわり方、以上、2点お願いします。
○(
岡田議長) 中山市長。
○(中山市長) まず、1点目でございますが、これはこの学舎に限らない話ですが、今回、国のほうで、とにかく国全体の、地方、国通じての経済の振興をしっかりと図っていきたいということで、大型の
補正予算をまさに15カ月予算というような発想でもって組まれたということでございまして、そういう意味で、我々もそれに対応して、15カ月の考え方、できるだけ早期にしっかりとした経済の対策を打っていきたいというような思いで、予算の編成をさせていただいて、25年度の当初予算で検討、調整しているものについても、できるだけ前倒しをして、国の補正の裏づけがあるものですから、それに応じて、できるだけ前倒しをしてしっかりとしたものを早期にやっていきたいという考え方で、補正の全体を組んでおります。これを含めて約13事業が前倒しでやったということでございまして、そういう意味で、これは、これに限らず、そういう考え方で前倒しでやってきているというようなことでございます。
それから、2つ目についても、具体的にはまた部長のほうから話しますけれども、京都府もそこそこ大きな予算を、ここには出ていませんが、組んでやっておりまして、京都府のほうが予算的には大きいかな。またちょっと報告しますけれども、そんなことでございます。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 京都府の
共同事業の中で、特に、今回、学舎の関係の、いわゆる宿舎の関係が大きな費用でそこであるのですが、現実には、京都府のほうは、先ほど言いました農地の関係で特に言いますと、例えばですが、1人当たり2ヘクタールの農地を確保します。これは、あっせんは京丹後市のほうがさせていただくのですが、賃借料が発生します。その分については、この
学舎事業の中で京都府が持つというようなこともありますし、それから、学舎生が使う農機具です。いろいろな農機具が必要になってきます。そこの農機具の関係についても、実習用の農機具というようなことで、全て京都府が購入して、学舎生にも与えていくというような形で考えております。
実際、そういう意味で、25年度の当初予算の中でということで、京都府ですが、全体で24年度の補正については6,100万ほど数字が出ていますし、25年度の当初予算としては6,900万ということで、京都府の事業予算の説明書を見る限りでいきますと、1億3,000万ほどが今の現状の中では数字として出ている。今後、26年度までの関係でございますので、より以上に京都府のほうはその経費を使っていただいて、丹後の国営といいますか、丹後の農業振興に経費を使っていただけるというようなことで我々も理解をしておるものでございます。
○(
岡田議長) 平林議員。
○21番(平林議員) 私も今の質問に関連しまして、二、三お尋ねをします。本当にこの大きな事業ということで、私も国の補正の関係もあって、今回の最終の補正で出されてきたということはわかるのですが、今、部長がいろいろ細かいところを説明していただいたのですが、では、一体どうなるのだろうなと、ちょっと不安も今の説明の中で感じるわけです。この若者を2年間ここで10名ですか、農業に従事していただいて、国営に入っていただいて、京丹後に定着していただく、本当にありがたいことなので、これがどんどん発展して若い人たちがこの京丹後で農業、国営に入っていただけるようなそういう制度として、施策として、本当にこれが充実して、成功していただけたらなというふうに思っております。
その中で、10部屋をつくるのだということで、先ほど
川村議員が質問されたのですが、改修と新築とどうなのだという質問をされて、先ほどの部長の答弁ではどうなのだ、さっぱりちょっと私では理解できない答弁だったのですが、これは改修でないと、この補正というか、この制度は使えないということですか、そこら辺がちょっとはっきり答弁がなかったので、言われたように新しいのを建てれば、もうちょっとかえってすかっとしたものが建てられるのではないかと素人考えはするのですが、そのあたりがいろいろ言われたのですが、えっ、何という感じで、ちょっと済みません。改修でないと、この事業は使えなかったのだということなのかどうか、ちょっと確認をさせていただきたいのが1点。
それから、10部屋ということですが、済みません、これ、女性も入れるのでしょうか。女性もやはり農業をしたいという方がおられて、ここに女性も入れるのかどうかという点が1つお尋ねしたいと思います。
今の
池田議員の質問で、生活費だとか、いろいろなものを京都府もかかわっていただいて、その人たちが生活できる、農機具も含めて、ということで、多額の補正も京都府に組んでいただいているようですが、この事業というのは、全国でも初めてなのでしょうか。どこかほかにこういった事業をされているところがあるのでしょうか。
それと、ここでされる農業の中身については、今、いろいろこだわりの農業とか、やはり無農薬に近いようなものをつくっていくのだとか、そういうこだわりの農業を目指しているのか。もうかる農業というのか、生活できる農業というのか、そういったあたりの農業を、先を見据えた
国営農地で何をつくろうとしているのかというあたりについては、どのように考えて、この事業が行われるのでしょうか。
○(
岡田議長) 中山市長。
○(中山市長) 私からちょっと改修の部分について1点申し上げますが、わかりやすく言うと、宿舎の側からすると、宿舎の中で居住スペースと、それから共用のスペース、御飯を食べたりありますね、を大きく分けたときに、共用のスペースは、和田野の既存の宿舎の形態が使えるので、それをベースにします。居住の部分、これは全部取り壊してつくり直すというようなことでありまして、そういう意味で、つくり直す部分と、あと、言い方をもっと言えば、全体をつくり直すのですが、取り壊してつくり直すのですが、共用の部分については使えるので、残してちょっと改修してそのまま使う。こういうようなことです。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 市長が言われるように、改修事業としてこの
プロジェクト事業の中にそういったメニューがきちっと明記されているというようなことで、それを何とか使っていこうというようなことでございます。
それと、女性が入られるのかということで、女性も入っていただけます。基本的には、10部屋の1部屋ずつ、農作業して帰ってこられますと、汗を流してもらわなければならないというようなこともありますので、基本的には個人的なスペースという形の中で、バス・トイレ、そういったものについても1部屋ずつに完備をさせていただいて、考え方はしております。ある程度、40歳前後のいわゆる単身者用というようなことでございますので、学生寮というようなことではないのですが、基本的に、まずは個人の生活スペースというようなものもきちっと確保させていただくというようなことがまず第一かなというようなことで考えておりまして、京都府とも相談もさせていただいて、こういった形の中で整理をしていこうと。ですから、女性もそういった意味で言いますと、10部屋の中に女性の方については入っていただけます。
それから、先ほどの共同のスペースもあります。いわゆる研修室であったり、談話室というような形のものを設けておりますので、来られた来客用のトイレ、そういった関係についても女性、男性それぞれ設けておりますので、それについては確保していきたいという考え方をしております。
それから、全国の例があるのかということですが、これは、たまたま国の事業は活性化
プロジェクト事業という形で使っております。その例ということで、この事業についてはいろいろな施策というのがここに盛り込まれて、総枠で国の活性化事業になっていますので、京都府が初めてだというふうに私は、それ以上のところでちょっと調べてはおりませんが、こういった新規就農者を養成する、なおかつ
専任職員を置いて、なおかついろいろなものを用立てた形での体制というのは初めてだというように考えております。
それから、
国営農地の中でどのような農業をやっていくのだということになろうと思います。今、中にも書かせていただいておりますが、基本的に作物の関係については露地でネギであったり、短径ゴボウであったりというような作物をつくっていこうと。片方で、実際、
国営農地の中で有機JASを使った法人がおられます。いろいろなそういうこだわりの農業をやっておられる方もおられます。そういった方のやっておられる営農、そういったものも研究もしていただく。若い農業者がそういったものを研究していただいて、自分の目指す農業、自分の目指す農業経営というのをやっていただこうというようなことで、では、こうしなさい、ああしなさいというような考え方はまず持たずに、そういった関係もしております。
なおかつ
ハウス栽培、そういった関係についても、そこの部分については可能性を持っておりますので、その考え方をしておりますが、ただつくるだけの農業ということでは、今は今後の次世代を担う農業者は生活というのはできませんので、加工品の開発もそうですし、それから販路の開拓というようなことで、国営の
農業法人が、実際に丹後には入植をしておりますので、販売を持った
農業法人さんがおられますので、そういったところでの研修といったものも含めてやっていこうということで、生産と加工と販売、そういったものを実現できる
農業経営者を育成していくというようなことが考え方でございます。
○(
岡田議長) 谷口議員。
○14番(谷口議員) 14番、谷口です。少し関連質問も含めてお伺いするわけですが、京丹後農業経営実践学舎推進事業というものの中身につきまして、経営者の育成
アクションプランという考え方については、非常に期待が持てるなというふうに思っています。一方で、6次産業の関係も少し一般質問させていただいたということで、こういったプランが本当に実行できれば、すばらしい丹後の農業に発展をしていくのだろうなというふうに期待はしているわけですが、そういう意味からして、ここの10部屋というのが本当にそれでいいのかどうかという点が一つ。
それから、今現在、この10の部屋を確保するということであるならば、それなりに今、全体的にこういう
アクションプランの考え方にのって、応募者が何人ぐらいおられるのかという点。
それからもう一点は、維持費については家賃でというふうに言われておりましたが、家賃は幾らぐらいの額で検討されているのかということがお聞きしたいというふうに思っています。
そういう意味で、
アクションプランの中にも現状と課題の中に、平成24年4月に成美大との間で、食と農に関する人材育成云々ということもありますし、農業に興味を持つ大学生は多いという方向で言われておりますが、その辺につきまして、今、3点ほど申し上げました点について、お伺いします。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 10部屋を想定させていただいたということでございますが、毎年、大体10名前後の応募者といいますか、そういった学舎生を迎えようというようなことで考えております。実際2年間、学舎生がおられるということになりますので、重なる部分で、いわゆる20人おるというようなことが想定できるわけですね。まず、そういった関係が1つあるというのをまずベースに考えていただいて、10名程度はまず必要だろうということが考えにあります。ただ、市外からの学舎生ばかりではございません。現実には市内におられる若い農業者を学舎生として迎えて、そこで支援していこうというようなことも考えておりますので、どういいますか、自宅からの通学といったらちょっとおかしいですが、研修に来ていただけるというようなケースも考えられますし、それと、実際は、25年度には、現実、言ったら間に合いませんので、あじわいの郷の職員宿舎というのを借りていこうというようなことも考えておりますので、最大20名の中で、いろいろな学舎生の生活パターンというのはあろうと思いますので、そういった関係で調整はさせていただこうというように考えております。
また、実際、この定住というようなことを将来的には考えておりますので、市内の空き家の活用、そういったものも対応としては考えていかなければならないかというようには考えております。農家用住宅も市では持っておりますので、そこへの対応なども考えられるというようなことで考えております。
それから、応募の関係ですが、今回、こういった形で
補正予算を提案させていただいております。実際、京都府のほうも24年度の
補正予算の中で今審議をしていただいているというようなことで、正式には今後応募の関係もさせていただくということで、京都府と今調整をさせていただいていますが、では、明確に何人というようなことはまだ聞いてはおりませんが、いろいろなつてであったり、そういった関係で、また、京丹後市でも新規就農者の窓口一本化の中で、市外からの就農の希望者といった関係についても掌握をしておりますので、
補正予算等の審議等をいただく中で、今後、そういったところへのPRといったことについてもさせてもらえるというようなことで考えておりますし、一応、学舎の開設については7月ぐらいをめどに開設していこうということで、京都府とは調整しております。
それから、家賃ですが、では、今幾らもらうというようなことはまだちょっと明確に算定はしておりません。ただ、25年度に京都府のほうが学舎生をあじわいの郷の宿舎のほうに入っていただくというようなことになりますので、そこの家賃の算定といいますか、そういった算定をある程度想定させていただく中で、決めていきたいというように考えております。
○(
岡田議長) 谷口議員。
○14番(谷口議員) 少し疑問点があるわけですが、2年間、10戸の部屋があって、10名前後で、2年間で最大20名ということになると、そこにおれる期間というのは1年という理解でいいのかどうか。10戸しかないのに、2年間で20名ということになると、1年しかおれないのかという疑問点がそこにわいてくるのです。
それから、もう一つ、これは夫婦でこういうふうにしたいという部分についても、また、これはちょっと予算とは違うわけですが、考え方は持ってもらえばというふうに思っています。ちょっとその点だけ、最大20名ということで、10戸しかない部屋なのに、2年間で20ということになったら、1年になるというふうに思います。
それから、もう一点、14ページの花いっぱい運動推進事業についてでありますが、これについては、河川の堤防などに植樹をするという方向で言われておりまして、京都府の地域公募型公共事業を活用するということであります。これについては、調査経費というふうになっておりますが、どういった方向の河川の調査をしようとしているのか。あるいは、具体的に植樹をする河川についてわかれば、お願いしたいと思います。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) まず御質問の趣旨ということで、1年間なのか2年間なのかということですが、入ってこられる学舎生が、基本的に、あの宿舎自身は単身用の宿舎でございますので、では、御夫婦で住めるかといったら、それほど広い居室を設けるわけではございませんので、基本的には単身というようなことで考えております。
では、2年間どうなのかといったら、入られたら、そのまま学舎生の考え方もございますので、例えば、このまま2年間そこで住まわれる可能性もありますし、いやいや、自分が1年、例えば営農をやってみて、なおかつ営農された農地での作物の収益というのは、基本的には、その営農者が得ることになります。そうすると、例えばですが、1年間宿舎に入られて、2年目には御自分でどこかを借りようと。例えば、農地、団地がどこどこの団地になったら、そこの近くで営農するために空き家を探そうというようなことも可能性はあると思います。それで、いろいろな状況がありますので、一概に、では、1年なのか、2年なのかということですが、基本的な
研修期間は2年間でございますので、2年間はその宿舎として確保させていただくというようなことで、入れかわりの部分はあろうと思います。実際、2年目の方がどういうところを、埋まっているのであれば、では、我々はこういう宿舎を用意しますというような形で対応させていただこうというように考えています。
○(
岡田議長) 企画総務部長。
○(新井企画総務部長) 花いっぱい運動推進事業についての御質問をいただきました。今回、補正でお願いしております植栽設計業務委託という部分につきましては、京都府の地域主導型公共事業に応募していくと。この申請が5月の初めということがありまして、今回補正でお願いしていくものでございます。
この調査事業の対象につきましては、この花いっぱい運動を市内の2級河川ということで進めていくのに、ある程度場所的な部分というのも土木のほうとの協議ができておりまして、そこを対象といたしまして、そこでの堤防ですから、ちょっと土を盛らないといけないですとか、どんなような植栽がそこにあうのかとか、そういったあたりの調査をさせていただいて、それをもとにして事業計画を立てて、京都府の地域主導型公共事業に申請をしていくというものでございます。
竹野川、それから小西川でありますとか、あと、網野町の木津川でありますとか、久美浜町の川上谷川などを想定しております。
○(
岡田議長) 松本聖司議員。
○12番(松本聖司議員) 12番、松本です。4点お願いいたします。最初に、歳入の関係です。部長の説明で、個人住民税、年少扶養控除がなくなって、個人住民税が9,000万円という増になったという、その9,000万が今回の見込みで9,000万円ふやしたということなのか。年少扶養控除そのものがなくなって、前年度より9,000万円ふえたのか、ちょっとその辺がはっきり理解できませんでしたので、改めて確認をさせてほしい。
あわせて、年少扶養控除がなくなったことによって、課税がふえるのですが、市民にかかった影響、例えば保育料などの影響もあったと思うのですが、そういう意味で大ざっぱで結構です。もし、そういう意味でこういうことに影響があったということの説明がいただければ、あわせてありがたいということであります。
次、20ページです。峰山保育所の整備事業の関係です。仮設保育所の駐車場の関係です。きのうも事故の専決がここであったということもあり、一定、非常に努力をしていただいて、穴ぼこ等がないようにということの努力をしていただいたということも聞いているのですが、2年間ということですね、今から途中で移動しても。そういう中で、正直、費用対効果はということが非常に気になるのですが、そういう意味で考え方をお伺いしたい。特に、ここで一緒に書いてあるのでわかりにくいのですが、合併特例債が使えるからというようなことなのかどうか。一財だけなのかどうか。そういうこともあわせて、どういう考えで示されたのかということをお願いしたい。
あと、29ページのところです。今、話題になっています学舎推進事業ということですが、私が聞かせてほしいのは、
土づくりの農業用機械購入経費の液肥散布車、クローラーのことかなと思っているのですが、それと運搬車の購入、1台ずつ購入することによって、
エコエネルギーセンターから出る液肥が物理的にこれで全量まけるという体制になるのかどうか、その確認をさせてください。
あと、最後もう一つですが、31ページの
国営農地の関係です。これ、京都府の事業で、京丹後市が2割を負担することで2,000万円ということですが、全体ですね、
国営農地ができて何年になるかは十分理解できないのですが、経年劣化というようなこともあって、京丹後市の中にある
国営農地が全体でこういう経年劣化みたいなことが、今後整備していかないといけない状況がどの程度あり得るのか。全体像で結構でございます。それなどをちょっとお示ししていただければありがたいなというふうに、以上、4点お願いいたします。
○(
岡田議長) 財務部長。
○(糸井財務部長) 歳入の関係で、個人市民税が補正で増額ということで、その原因の1つに、平成22年度の税制改正によりまして、年少扶養控除の廃止、16歳以下の扶養控除の廃止ということで、その税額のはね返りが、当初、十分に算定ができなかったと。データ上、非常に難しいものですので、できなかったということでございます。
24年度当初では、控除がなくなって7,300万ほど増収になるというふうに見込んでいたところでございますが、もう今は出ておりますので、1億700万の影響があったというようなことで、この関係で3,400万ほど個人市民税の増額の要因、あとは所得の増によるものということでございます。したがいまして、こうした御質問の年少扶養控除の廃止によって、他の制度、他の料金等にどういう影響があったかということでございますが、今、ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、また分科会のほうでまた資料を出させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 峰山保育所の駐車場の舗装の関係の御質問ですが、昨日も御質問をいただいた件ですが、仮設ということがありまして、当初は舗装をしないで何とか地盤をやっていこうということで、費用対効果の面も考えて努力をさせていただいていたのですが、ひどいときなどは職員が1週間のうち、2回も3回も行かないといけないような形で何とか対応していたのですが、事故ということもありますので、今回は舗装をさせていただくことにしました。
今の予定では、26年度秋以降になるのではないかと思っていますので、また、もう一つ冬を越さないといけないということもありますので、できる限り保護者の方に迷惑がかからないような形をとりたいと思いますので、今回、舗装工事ということを判断させていただいたことになっております。
○(
岡田議長) 財政課長。
○(中西財政課長) 今の部分の財源の部分につきましては、私のほうから説明させていただきます。本来、駐車場の舗装工事といいますのは、適債性がありますので、合併特例債等を使えるわけですが、仮設保育所であるというようなこともありまして、新しい保育所ができましたら、その舗装部分につきましても、原則は取っ払うと。グラウンドに戻すということになりますので、この部分につきましては一般財源での予算措置というふうにさせていただいております。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 今回の液肥散布車と液肥の運搬車の購入に関しましての御質問だと思いますが、基本的にアミタの持っておられる体制とで2台の体制になりますので、24年度については3,500トンという1台体制で、3,500トンのいわゆる水田と国営関係でまけたということがございますので、2台の体制になれば、より以上の対応、体制、液肥を散布できるというようなことで考えております。
もう一つは、31ページの国営の団地の施設の経年の状況等ですが、
国営農地は昭和54年からスタートいたしました。それ以降、平成14年に全体事業が完了したというようなことで、
事業完了から既に10年が経過している。それまでに完成した団地については既に20年が経過しているというような状況が、そこで確認できておりますので、市内にあります53団地の関係で言いますと、例えば揚水ポンプであったり、農道の関係であったり、そういったものについてが非常に経年劣化をしているという状況はあると思います。ただ、京都府との協力もいただきまして、例えば、揚水ポンプについてはどうしても揚がらなくなったら修繕等対応させていただいていたというのが現状でございますが、今回、この国の
補正予算というようなこともありましたので、実際、長年ポンプ等については改修等も、修繕等もされていない状況というようなものが確認できておりますので、改めてこの揚水ポンプについては、重点的に改修していこうというようなことで考えております。
では、今後、どういう状況になるのかということになるのですが、一応、公的な施設ということですが、基本的にはこの揚水ポンプというのが一番大きな施設になろうかなというようには考えております。
全量というのは、数字の目標というのは掲げておりますので、では、今年度すぐに全量といいますか、目標として、
エコエネルギーセンターのほうで7,000という数字を掲げさせていただいているのですが、この
補正予算等、25年度にこの散布車を導入させていただいて、夏以降、国営のほうへの散布というのをPRもさせていただいて、散布していきたいというように考えておりますので、では、本年度7,000が達成できるかという話になりますと、努力はさせてもらわなければならないというようなことは考えておりますが、今後の対応として考えております。
○(
岡田議長) 中山市長。
○(中山市長) 御質問はキャパシティーということだと思いますが、1台で今3,500トンしています。これはもうぎりぎりでしておりますので、そんな状況なのですが、2台で7,000を目標にしてやるわけですが、何とかやり切れないかということで、これ、ローテーションを組んでやってみないとわからない部分があるのですが、全量がまけるところまで、少なくとも視野には入ってきていると。実際、そこまでできるかどうかというのは、ちょっと具体的にローテーションを組んでみる必要があるというような状況だと思います。
○(
岡田議長) 松本聖司議員。
○12番(松本聖司議員) 理解できました。
最初の保育所の関係ですが、全部一般財源ということで聞かせていただきました。地元のことでもあるので、非常に状況もよくわかっているのですが、後の利用ですね、あそこは吉原グラウンドというところに建てられたもので、後はグラウンドとしても使わないということを、今、施設の改めての位置づけの中でそういうふうになっているのですが、その後、そういうような関係の中で、そういう判断をされたというそういうことになろうかと思うのですが、一番心配していますのは、ほかに子育て、保育料金もそうなのですが、子育てや学校の施設等でも
維持管理をしないといけないものがたくさんあるので、ほかに方法はなかったのかということで改めて聞かせていただきましたが、通園の安全ということで、これ以上は控えさせていただきたいというふうに思っています。
もう一つ、最後に部長にお答えいただいた国営の関係です。全体像がなかなかわかりづらかったのですが、今回の京都府の1億円の事業の中で、今ある国営団地の設備の更新や補修はこれで大体いけているという理解でいいのかという、そういう趣旨もあったということです。もうちょっと済みませんが、説明をお願いします。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 御質問の趣旨を少しあれでしたが、なかなかできなかったものを今回この補正にのせて、まず、整備をさせていただくということで、また今後の対応なども考えないといけないですが、基本的にはこの補正で整備ができるものというように理解しています。
○(
岡田議長) 吉岡和信議員。
○9番(吉岡和信議員) 9番、吉岡です。流れがありますので、農業の問題、先ほどから出ています。済みません、もう基本的なことをお尋ねしますので、よろしくお願いします。
基本的に、これ、
丹後中丹地域をした次世代の
農業経営者の育成ということですが、先ほど部長の答弁で、これが和田野でそういったある面で宿舎みたいなものですね。それを持ってきてという、それで将来こちらに住むという可能性が云々という言及があったのですが、これは、言いますように農業の後継者を育てようと。一義的にはそうなのですが、その次に、丹後に入っていただくことが条件だと思うのですよ、我々にとっては。京丹後市の税金を投入するわけですから。そういう意味では、一番冒頭に、
丹後中丹地域を主なフィールドとしているということがあるのですが、中丹は、ここは丹後ですので、中丹ではないのですよね。そういう基本的な部分で、農業を学ぼうとする場合に、
丹後地域、
国営農地でなくてもいいとは思うのですが、丹後で農業をしたいという条件の方を育てるという理解でいいのですかね、これは。
そこをちょっと、農業者を育てるのではなくて、丹後でする農業者を育てるというふうに我々は理解して、そこへ税金を投入すると。農業を学ぶ機関とかそういった部分は別にこちらでしなくても、幾らでもあります、さまざまなところでね。そういう部分で基本的なことをお尋ねしておきます。
それと、花いっぱい運動もなかなか事業だなと思って、先ほどの部長のお話は理解できたのですが、これ、地域の協力がないとだめですよね、行政がするわけではないのですから。そういう点で、地域の区長さん方、またさまざまな団体の、例えば婦人会であるとか、そういった皆さん方には十分話が行っていますかと。協力、ややもしたら、思いばかりで行政が突っ走るということがあるやもわかりませんので、それをちょっと聞かせてください。
それと、全く話が違います。19ページに介護サービスの3,300万が今度は特別会計へ繰出金が組まれています。これは、介護サービスの特別会計の補正で聞いたらいいかどうか、もうここで聞いても一緒だと思うのですが、この部分について、概要はもうこのとおり医師がちょうど不在のときに、大きな減収があったということはもう十分ですが、これ、24年度の当初予算の審査のときも、そのときにこういった話題があって、多少心配したのですが、部長、これは大体当初の予定の範囲内でしょうか。
それと、21年、22年のときにふくじゅに係る部分で、いわゆる運営主体を指定管理にというような審査の中でも出ていたことがたびたびあるのですが、今回、公共施設のいろいろと見直しの中で、このふくじゅについても出ていたのですが、直接はかかわりないのですが、こういった経営内容がそういったことにも多少反映しているのかどうか。いや、それはもう全く関係ないのですよと。あくまでも全体の中の行革の一環ですよということなのか。その辺、ちょっとお尋ねします。この3点、ちょっとお願いできますか。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 御質問の趣旨はあれです。基本的なこの
アクションプランの書き方につきましては、京都府のほうが考えているということでまず御理解をいただくことが大事だと思いますし、実際、中丹ということは京都府の考え方ですが、いわゆる
農業経営者のアカデミー、これが農業大学校を中心にそこでやっていこうというようなことがありますので、エリアとして中丹というのをそこでとらえていると。
ただ、御質問にあります
農業経営者の定着、定住というのは、この
丹後地域、基本的には京丹後市の
国営農地を、研修に入る段階で2ヘクタールをもう既にその農地を持っていただきますので、その農地で農業経営をやっていただくということになりますので、
京丹後市内に定住をいただくということが大前提で募集をさせていただいているもので、そういった方向を考えております。
○(
岡田議長) 企画総務部長。
○(新井企画総務部長) この花いっぱい運動推進事業につきましては、昨年11月に京丹後花いっぱい運動推進検討会というのを立ち上げさせていただきました。これには観光協会でありますとか、建設業協会、商工会の女性部、それから、区長連絡協議会にも入っていただく中で、進め方というのを考えているわけですが、その中で、関連の地域というのですか、区長さんのほうにもお話はさせていただく中で、課題等も若干出ているところもありますし、また、御存じのように、この
丹後地域は京都国体があってから、それぞれの旧町単位で花づくり運動がいっぱい盛んに行われておりました。今も市民局の予算が多少出ているのかどうかちょっとわからないですが、そちらのほうで続けておられるというふうな話も聞いておりまして、そういった方々の運動をさらに拡大していただいて、そして、堤防の管理とかいうものも地域と一体となってやっていただけたらなというようなこちらの思いがありまして、そういったあたりをまた次になりますけれども、新年度予算のほうでそういったあたりを広めていくような予算を組ませていただいているところです。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) 19ページの介護サービス事業特別会計の繰出金の関係につきまして、2点ばかり御質問をいただきました。まず、1点目でございますが、この3,300万といいますか、の関係で、基金の繰入金の状況かというような御質問、当初の予定のとおりかというようなことでございましたが、当初予算のときには、まだ医師の確保はできていなかったということでございまして、この予算を想定していたかといいますと、結果としては、24年度の当初予算のほうで基金が3,200万ございまして、その中で24年度1,000万取り崩しをさせていただこうということの中では、結果として、その当初の予算のとおりになったということでございます。
それから、この2点目のこのふくじゅの施設に係ります指定管理を含めた今後の運営のあり方でございますが、これにつきましては、市全体の施設全てを今回見直していこうというその中の1つであるということで、個別にふくじゅに限っての検討をしていくものではないというふうに考えております。今後、いろいろなことを想定させていただきながら、どうあるべきか、どうするのが一番効率的な運営につながるのかということは、今後の検討課題であるというふうに考えております。
○(
岡田議長) 吉岡豊和議員。
○17番(吉岡豊和議員) 17番、吉岡豊和です。それでは、4点ほど。18ページの介護保険特別会計への繰り出しですが、今回、普通丁寧に数字は入っていますが、このページだけ特に数字が入っていないのですね。差し引き額の金額が。その中で、要介護認定等事務費の不足額というか、今度追加する分が2,600万円と非常に大きいわけですが、事務費でなぜこんなに大きい見込みになったのかの説明。
20ページと21ページ、ここも同じような数字の問題ですが、実施設計委託料が非常に不用額が多いと。40%ぐらいということで、この辺、もう少しきちんと見込みができないのかどうかという点と、21ページの下の同じく雇用保険料等ですが、余りにもこの見込みと執行額が違い過ぎているので、この辺の説明をお願いしたい。
30ページの上、右のほうですが、市の補助率ですが、1億円を超え3億円以内の場合は6%と書いてあるのですが、これは市の1,855万9,000円は、6%、7.65%ぐらいになるのですが、その辺の補助率が上がっている点も説明。
それから、38ページの
トンネルの点検の問題ですが、よく補正でいろいろな大きなお金が地方におりてくると言われているのですが、この点検などもそうかと思うのですが、本当にこれ、点検が地元の業者の人ができる技術的なことなのでしょうか。
以上、4点ほどお願いします。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) 18ページの介護保険特別会計の繰出金の要介護認定の事務費の2,600万円の関係でございます。これにつきましては、2点ございまして、1点は、少し当初予算で少ない目の見積もりをしていたということでございます。もう一点につきましては、介護認定にかかわる、本来認定を受けていただかないといけない潜在的な方がいらっしゃいまして、それの掘り起こしをさせていただいたということでございます。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 保育所の実施設計の委託料の減額の件ですが、確かにたくさんの金額になっています。工事関係につきましては、基本的には建設部の技師のほうに任用工事の形でやらせていただいているのですが、今回の場合は入札減で大変安くとっていただいたのではないかと思っています。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 30ページの補助額の関係でございます。ここに書かせていただいているように補助率1億円の部分については10%、いわゆる総事業費が2億5,400万円という数字になっておりますので、1億円を超えていますので、まず、1億円以内については10%というようなことで、国のほうも入っておりますので、市の補助金はまず1,000万円ベースがあります。それから、それを超えた数字で1億円を超えて3億円以内について6%を計算させていただいて、数字的には855万9,000円。1,000万円と855万9,000円という数字の計算上の数値でございます。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 失礼しました。保育所の一般経費の中の臨時保育士の関係の費用ですが、当初予算のときにもきちっとした形で積算をしているのですが、拠出金に関しては、途中で率等が変わったりする場合もありますので、そのことも含めて、臨時保育士さんの人数が変わったことによる精算をさせていただいて、足りない分とかそういった分についての精算をさせていただいたものでございます。
○(
岡田議長)
建設部長。
○(
川戸建設部長) 38ページの
トンネル点検ですが、これは、コンサルタントになるというふうに思っておりまして、専門のコンサルタント、したがいまして、市外になるのではないかというふうに思っております。
○(
岡田議長) 金田議員。
○8番(金田議員) 8番、金田です。なかなか重い課題のところの質問が続きますと、手を挙げるタイミングがわからなくて、失礼します。
20ページの先ほどから出ております峰山仮設保育所の舗装の関係ですが、これ、400万という計上ですが、いろいろな御意見がありまして、まず面積は何平米を予定しておられるかということ。それから、2年で取り払うということでありますので、舗装のやり方もいろいろとあろうかと思うのです。例えば車道であれば、基本的にはアスファルトの厚みが5センチ、歩道であれば3センチというようなことで、駐車場でありますと、5センチということだろうと思うのですが、それをあえて2年限定ということであれば、3センチにするとか、下の砕石厚を薄くするとか、そうしますと、平米単価は安くなるので、もう少し安い金額で上がるのではないかというようなことも考えられますが、そういったようなことを考える余地はないのか。これが1点。
次に、26ページであります。左の峰山クリーンセンターの関係でありますが、まず、機能精密検査のことであります。廃掃法において、この検査をということでありますが、例年、整備工事の設計監理業務の中でやっている点検が、本検査に代用できるものということで、京都府に確認がとれたので、この予算を減額するということであります。これはおおむね3年に一度ということになっていますが、そうしますと、3年前も京都府が同様の対応であったのか。そのあたりをお尋ねしたいと思います。
次に、41ページをお願いいたします。防火水槽の整備事業でありますが、これが40立米を2基ということです。そもそも防火水槽の設置する基本的な計画、基本的な考え方があるのかどうか。それから、過去5年間にさかのぼって、5年がわからなければ3年でもいいですが、整備をされました個数、これがわかればというふうに思います。
以上、3点お尋ねいたします。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 峰山保育所の仮設保育所の舗装の分ですが、面積は大体1,050平米を少し超えるぐらいです。今、土になっている分の全てではなく支障がある分についてをやらせていただくという形で、支障が出やすい部分をやらせていただくということで、土場のところを全てするというのではなくて、1,050平米等をやらせていただくという形になっています。
それから、工事内容ですが、すき取り、掘削、残土運搬、処分など、残土を処分するようなことをしまして、その後、アスファルト舗装なのですが、アスファルト舗装は40ミリの予定になっているようです。もう少し実際に工事の段階では、きちっとした形の設計もやらなければいけないと思っていますので、細かい点については、また実際に工事を担当していただく建設のほうと協議をしながら進めさせていただくという形になると思います。できるだけ費用については抑える形のことは考えていきたいというふうに思います。
○(
岡田議長) 市民部長。
○(木村市民部長) 峰山クリーンセンターの機能精密検査の委託の関係ですが、これは廃掃法の施行規則のほうで定期的に実施しなければならないということになっておりまして、その定期的というのが3年に1回ということで、これまでから3年に一度こういう検査をしていたということですが、毎年、峰山クリーンセンターの場合は、法定のその検査以外に、地元との協定もありますので、常に整備工事に1億数千万、2,000万円から5,000万円かかって整備しております。その前段階で精密検査を1回しておりまして、それが、該当するかどうかということまでの確認はとれていなかったようです。今回、毎年やっているのに、これができないかということで確認をとったところ、その内容から見ていけるだろうということで、むしろ毎年、3年に一度ではなくて、毎年きっちりした検査を行っているというふうにとらえていただけたらと思っております。
以上でございます。
○(
岡田議長) 企画総務部長。
○(新井企画総務部長) 防火水槽でございますが、基本的に防火水槽は地区からの御要望というあたりで、そこの地域の設置場所の水利、消火栓でありますとか、そういうものを勘案して適地であれば、そこで事業化していくということでございます。
あと、3年から5年の間でということで、ちょっと手元に資料がございませんので申しわけないですが、23年度につきましては、農林のほうの事業で4基ほどやらせていただいております。
○(
岡田議長) 森議員。
○20番(森議員) 20番、森です。単純な質問です。20ページ、21ページ、峰山保育所の実施設計委託料の不用額がすごく大きなもの、半分以上、そんなことが通常起き得るのかなと。それから、同じく21ページですね、久美浜の統合保育所整備、これも不用額が異常な形で大きい。こんなことが起き得るのかなと。何らかの問題点があったのかどうかということが1つ。
それから、右側ですが、先ほど吉岡豊和議員の質問で、どうも次長の答弁がはっきり聞こえなかったので、雇用保険料ですね。これが余りにも、基本的にはセットなのですね、雇用保険と労災というのは。財務部が見たときに、このことはわからないといけないはずだと。間違っているのではないかという単純な問題であるのかどうか。その他、何らかのことがあったのかどうか。
それから、28ページ、右側ですね。パイプハウス、京都府の補助金採択の減少に伴いということですが、実際にこれに対する希望者というのはあったのかどうか。あったとすれば、その人たちが単純に諦めたのか。それとも何らかの手を打ったのかどうか。その点をお尋ねします。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 保育所関係の実施設計ですが、確かに安くとっていただいているのではないかなと思っております。特に理由等はないと、私たちは思っています。入札減で安くなったのではないかというふうに思っております。
建設のほうから今ちょっとあれですが、最低制限価格を設けていないので、受注、入札の結果、安くなったということです。それ以外にはありません。
○(
岡田議長) ここで11時5分まで休憩いたします。
午前10時51分 休憩
午前11時05分 再開
○(
岡田議長) 休憩を閉じ休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続けます。教育次長。
○(吉岡教育次長) 失礼しました。統合保育所の関係の実施設計の入札の関係、入札顛末書がホームページで公表になっていますので、それをお答えさせていただきます。まず、峰山保育所の設計の関係ですが、予定価格は4,112万8,500円で、落札価格が1,149万7,500円です。27.96%。それから、久美浜につきましては、2,581万9,500円が予定価格で、落札が1,023万7,500円、39.65%の入札結果になっております。入札結果については、落札が随分低くとっていただいているのだと思っていますが、事業実施については間違いなくやっていただけるということで確認をとらせていただいてます。
それと、保育所の一般経費のほうの雇用保険との関係と社会保険の関係等なのですが、これにつきましては、社会保険等は人数等の変化によるものですし、労災、雇用保険につきましては、前年度との概算とか精算とか、そういうものがいろいろと発生してきておりますので、人数にあわせてその精算によるふえたり、減ったりする場合があるということで、対応させていただいています。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 28ページのパイプハウスの整備事業の補助金の減額の関係でございます。当初予算の段階では、前年の11月ぐらいにJAを通しまして生産部会のほうに要望の確認等をさせて、それを当初予算のほうに何とか京都府の
補助事業という形でのせていこうというような考え方で計上させていただいていたということで、新年度に入りまして、京都府の事業関係で調整等もさせていただいて、何とかつけてほしいというような議論も、ずっと要望等もさせていただいて、9月補正で増額補正、京都府下でも非常にパイプハウスの要望の件数が多くなったというようなケースが聞かれておりましたので、市のほうとしましても、農林部のほうに要望等何度か行かせていただいていたというのが実態でございます。
そういう中で、京都府のほう、実際、パイプハウスの設置というようなことでありますが、加えてここに計上少し入れていますが、遮光ネットに、既存のパイプハウスに遮光ネットをして、光の調整をするというような形に
補助事業のメニュー関係の転換も少しあったというように聞いておりますが、そういった関係で、パイプハウスの設置については、明確な数値としては残念ながら要望に全てを応えることはできなかったということでございます。
では、実際、どうなのかということでございますが、個人の規模拡大を要望として上げさせていただいておりますので、残念ながら、その農家さんについては、パイプハウスの増棟というようなことについてはできていないように認識しております。
○(
岡田議長) 森議員。
○20番(森議員) 部長、丁寧に答えてもらうのはいいのですが、疑問が単純な場合は、単純な答弁でよろしいですので。
それから、次長のあれですが、大体そういう答弁になると予測して、しているのですよ。問題は、市民のレベルから見て、これだけの差が出るのをどう見るかです。不当なふっかけとは言いませんが、そういうことで、出すのかと予算を。そういうふうに見られたら、まずいと。市民レベルで見たら、これだけの差が出るというのは。その辺をしっかりと今後も踏まえてもらった上で予算化をするということが大事だということを言いたいのが僕の趣旨です。
それから、もう一点の雇用保険料、ちょっとさっきの説明ではおかしいよ。前年度からなんて言うたって。雇用保険料と、それから労災は低いのですよ、保険料率が。それから、基本的にはセットでしょ。前のから言ったら、労災保険料も当然同様のことになっていないといけないはずだと。だから、こういう不用額がこれだけ出た原因が、ちょっとしっかりつかみきれていない。単純に間違いでしたと言って認めるのなら、すっと下がれますが、ちょっと先ほどの理由はおかしいと思う。どうなのですか、実際は。さっきの答弁は明らかにおかしいよ。見る者から見たら。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 労災等につきましては、平成23年度の確定分と、平成24年度の概算分を計算して、当初予算との比べをして減額をさせていただいているという形になっています。ですから、当初予算のときも概算での計算にどうしてもなってしまっているので、今回は減額の措置をさせていただいたということでございます。
○(
岡田議長) 財政課長。
○(中西財政課長) 社会保険、それから労災保険、雇用保険の予算の組み方の説明をちょっとさせていただきます。予算ですので、保育所については途中の入退所がありますので、一定これぐらいの人数が要るだろうというところで、すごいたくさんの方の積算をしているわけですが、予算としましては、社会保険の該当する方、雇用保険の該当のある方というところまではっきりまだわからないという状況の中で、機械的にこの賃金総枠について、雇用保険料率の分を1,000分の13.5というもので予算計上するということでしております。そうしないと、実際、その雇用保険に該当する、しないというのは、その方の状況によりますので、そういう中で、既決予算額というのは、賃金が大きいために結果的に大きくなっているというようなことです。
あと、執行見込額につきましては、先ほど次長が申しましたとおり、支払いの時期が雇用保険、労災保険につきましては、年1回でございまして、それも夏前ぐらいに前年の精算分、それから今年度の対象者の見込み額というものを差し引きしまして執行するというルールになっています。したがいまして、ことし低くなった場合につきましては、来年度の精算というのも当然出てきますので、結果的にはことしの執行額としてはこの額になったというものでございます。
○(
岡田議長) 森議員。
○20番(森議員) 臨時保育士のところはそんなに変わっていないんだね。ここの根拠でしょ。これ、出す上で、皆の。そしたら、根拠の数字が違っていたら、算定の根拠になるものが。だから、それを今の変な、今の説明だけど、言いたくないことを言わないといけないことになってしまう。今、出ないようなので、改めてちょっときちっとして、どんなミスであったかということをはっきりさせることが、今後のミスを起こさない上で重要だという点での指摘の質疑なのですから、もう一回、後でいいです。どういう間違いでこういうことが起きたのか、間違いだということが明らかだと思う。
○(
岡田議長) 財務部長。
○(糸井財務部長) 先ほどの件につきましては、十分調べまして納得いただけるよう報告させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
それから、先ほどの設計の関係でございますが、地方自治法におきまして、一般競争入札なり、工事または製造、その他の請負について、最低制限価格を設けることができるということでございますが、測量建設コンサルタントにつきましては、府内ほとんどの団体が設けていないというようなことでございます。これは、要するに品質がきっちり設計のものでいただくのですから、工事と違いますから、品質が確保できると。それが事前に調査できるという意味で、どことも設定されておりません。そういう意味で、設計額を持たないと発注もできませんので、それにおいて入札の段階となりますので、この結果は不適当な額を予算計上しているものではない、設計額を出しているという意味で御理解いただきたいというふうに思っているところでございます。
以上です。
○(
岡田議長) 松本経一議員。
○15番(松本経一議員) 15番、松本です。大小5つほどありますので、1回にします。まず大きいのは、この
補正予算全体で、市長に伺いたいのですが、今回は国の第1次補正が大変大型のものが出されたと。その背景は、経済対策だとこういうことで、地方自治体にも相当目配りしていただいたのではないかということですが、報道によりますとですね。今回のこの
補正予算でかなり大型の
補正予算の部類かなというふうに受けとめるわけですが、市長は、この第1次補正は、この京丹後市のこの
補正予算にどういう効果といいますか、影響があって、それによって地域の経済にこういうような効果があるのだというような評価のようなものがあれば、まずそれをお聞かせ願いたいと思います。
それから、事業の中身を幾つか聞きますので、お願いいたします。まず20ページの児童手当の大幅な減額の理由をお聞かせください。6,700万円ほどの減額修正ですが、この見込みがどういうことだったか。この背景の説明をお願いします。
次に、ワクチンの予防事業ですが、これは、当初の見込み人数に対して、実際にワクチン接種をされた人数がそれぞれ書いてありますが、伺いたいのは、なぜ、このワクチンをお受けにならなかったのかという理由を、担当部として把握しておられるのかどうか。それぞれのワクチンの内容によっていろいろあると思うのです。といいますのが、インターネットの中で、例えば、ワクチンはやめましょうとか、ワクチンにはこのような二次的な副作用があるからといったような言説が流布されているというような実態もあるのではないかと思いますが、担当部としましては、これが、なぜ、これだけの人数がワクチンを受けられないのか。その背景に今言ったような、正しいか、正しくないかわかりませんが、そういったものが、この若い世代の保護者の方々がお持ちなのかどうか。そのあたりの実態をつかんでおられるかどうかをお伺いいたします。
次、24ページの国保の診療所の関係ですが、これは、診療所の会計で聞くべきかどうか迷ったのですが、ここで伺いたいのです。これは多分電子カルテの導入に係るものの減額ではないかと思うのですが、間人の診療所が電子カルテを導入しないというような趣旨の説明があったかと思うのですが、診療所のほうの予算では。その理由をお聞かせください。
次に、28ページ、これは経済対策なのですが、地域の雇用対策ということで、臨時雇用、緊急雇用でこのように市の幾らかの事業をお世話になっているわけですが、この事業の、この雇用が終了する時期、25年度途中に終わるのではないかと思いますが、終わった段階で、今お世話になっている作業ですとか、そういったものはもうそれで終わりなのかどうか。別の形で継続されるのかどうか。公共施設のパトロールや観光振興に、こうして委託また直接に雇用していただいているわけですが、今やっていただいている仕事はそれでもう終わるのかどうか。別の形で継続するかどうか。これをお聞かせください。
最後ですが、33ページ、有害鳥獣の問題ですが、細かいですが、増加見込みになったということですので、できれば、その詳細をお聞かせ願いたいのと、それから、猟銃の購入補助が10分の10の満額補助が出るという制度にもかかわらず、どなたもこれを要望されなかったということのようですが、地区によっては猟友会の方が高齢化で、何とかふやしたいといったような声も聞くのですが、これだけ手厚い補助があっても、お使いにならなかった理由を、もし、把握しておられるのであれば、お聞かせ願いたいと思います。また、実際に猟友会の方からはこんなものではない、違う制度が欲しいといったような制度の要望があるのであれば、あわせてお聞かせ願いたいと思います。
ちょっとたくさんになりましたが、よろしくお願いします。
○(
岡田議長) 中山市長。
○(中山市長) 私からは最初の市の経済への影響ということでございますが、本市の経済状況は大変厳しくて、いろいろな分野で課題が出てきているということだろうというふうに思っています。そういう意味で、そんな中で、まず、やらないといけないこと、共通してやらないといけないこととして、いかに域外からお金を持ってきて、そして域内で回していくかというような視点というのが大変大切だというふうに思っている中で、それが経済全体の底上げというか、底を支える基礎につながっていくのだろうといったときに、今回の補正は、全体で4億数千万ということですが、実は、先ほど来議論がありますように、さまざまな削減分がありますので、国の補正だけを見ると、6億135万円の国の補正を活用した事業が今回投入するということになります。
これは、もちろん市の独自財源もあるわけですが、大きなお金が国から地域に入ってくるという意味で、本市の経済の基礎を支える重要な
補正予算というふうになるのだろうなというふうに思っておりますし、これが、例えば農業の部分ですとか、あるいは社会資本の部分、あるいは学校の小学校の耐震化の前倒しですとか、そういうようなまさに市の基盤にかかわる部分に充てられるという意味においても、非常に基礎を支えていただく重要な意味を持つ予算であるというふうに思っております。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) まず、20ページでございます。児童手当の支給事業の補正の関係でございますが、これにつきましては23年度に子供手当特別措置法の遡及支給の措置が、平成20年9月30日まで延長されたということと、それから、24年4月1日ですが、児童手当法の一部改正等がございまして、そういったことで当初予算の段階で少し数字が、確たる数字が見込めなかったということで、不足を避けるために少し多目に予算を要求させていただいたというものでございます。
それから、23ページの予防接種事業でございます。全体として530万円の補正減ということで、その中で130万円は原材料費ですとか、通信運搬費で減というものでございます。それから、インフルエンザの予防接種の関係でございますが、65歳以上の方と、それから60歳から64歳の障害1級の方、それから生活保護世帯の方ということで、これにつきましては、例年の実績を見込んで予算計上させていただいておりましたが、結果として、少なかったということで、これは、インフルエンザの流行等との関係もあろうかというふうに思いますが、もう少し詳しく精査しまして、また、後ほど御答弁させていただきたいというふうに思っております。
子宮頸がん、ヒブワクチンでございます。これは、実績を申し上げますと、23年度で上からいきますと、89.3、62.5、74.4の接種率でございますし、それから24年度見込みで92.1、それから84.7、82.8ということで、少し年度間で期間がございますので、そういった関係でこういったことになっているというふうに考えております。(「理由を把握しておられるか、受けない人が……理由を把握しているか」の声あり)基本的には、最終的にはもう100%近く受けられるというふうに考えております。理由といいますか、その期間がございますので、結果としてあれですが、京丹後市で言いますと、子宮頸がん、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンにつきましては、全てが該当の方が100%近い形で最終的に接種を受けられるというふうに考えております。
○(
岡田議長) 医療部長。
○(梅田医療部長) 先ほど診療所のほうでお尋ねがあったかと思いますが、繰出金のところでということですが、間人診療所の電子カルテのことをお尋ねだったでしょうか。一応、当初予算に計上させていただきました電子カルテについては、導入はさせていただいておりまして、今までにもあったものを更新ということですが、割と安くで購入させていただくことができましたので、少し不用額か大きいものとなっているということでございます。
○(
岡田議長) 商工観光部長。
○(吉岡商工観光部長) 28ページの緊急雇用の関係でございますが、ここに上げております今回の補正につきましては、震災分野ということで、24年度からの雇用が条件となります。したがいまして、ここについては、一月分を計上させていただいておりますし、新年度におきまして、残りの部分を予算計上させていただいております。
雇用期間でございますが、ここに書いてありますように1年以内ということでございます。この緊急雇用につきましては、先ほど申し上げましたように、この震災分については24年度からスタートしないといけないという部分がありますので、この3月から1年ということになります。
○(
岡田議長) 財政課長。
○(中西財政課長) 緊急雇用のことで、商工観光部長に補足をさせていただきます。公共施設のパトロールで6人という雇用ですが、制度の仕組み上、債務負担行為をして24年度末から25年度にかけてお世話いただくのですが、この6人の内訳ですが、4人の方は道路パトロールで、現在、一般財源でしているものをこの制度を活用して継続するということですし、残り2人につきましては、保育所を中心としまして、作業員さんを設置することにしております。それもこの制度を活用してということですが、この制度が終わったらどうかという御質問につきましては、また一般財源で継続をするというふうに考えております。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 有害鳥獣の今後の見込みというようなことで御質問の内容でございましたので、まず、有害の関係ですが、11月4日までというのが有害鳥獣の駆除の期間ということで、そこまでの数値ですが、イノシシが892、シカが1,482、猿が31頭、小動物で250頭、鳥類434という数字が既決予算の中で捕獲頭数として上がっています。これの見込みとして、11月5日以降、2月15日までが狩猟期間になります。加えてイノシシとシカについては、1カ月狩猟期間が延びますので、増加が見込めるだろうというようなことの数値を上げております。見込み数値としては、イノシシが17、シカが110、猿については36という数字が上がっていますし、小動物10、鳥類が36というような数値で見込みを上げさせていただいて、今回、この
補正予算、既決予算との関係で調整をさせていただきました。
それから、猟銃の購入の関係ですが、随時担当者のほうは猟友会との調整をいろいろなことでさせていただいていて、いろいろな要望を何とか実現させていただきたいというようなことで対応させていただいております。たまたま今回、猟銃の関係については購入のケースがなかったというようなことで、今回、この金額、大きな金額ですので、減額させていただいたということでございます。できる限り猟友会との関係についてはずっと調整をさせていただきながら、要望はなおかつ狩猟者といいますか、駆除者の確保といいますか、そういった狩猟班についての確保についてもずっと続けさせていただいているものでございます。
○(
岡田議長)
池田議員。
○11番(
池田議員) 済みません、池田です。今、松本経一議員の質問に関連しまして2点。先ほどの健康長寿福祉部長の答弁ですが、予防接種が当初見込みよりも少ないから減額するのですね。ところが、部長の答弁は当初見込みどおりいきますという答弁だったですね。松本経一議員は、なぜ、少ないのですか、当初見込みよりなぜ少ないのですか、その原因は把握されていますかという質疑に対して、いや、予定どおりやりますよと言ったら、減額する必要はないではないですか。ちょっと理解できないのです。1つそれをお願いしたい。
それから、診療所の繰り出しです。1,500万ということで、当初の4割近い繰り出しですね。このあたりの患者数の見込みが減るというその原因ですね、地域医療を支えるということで、しっかりと繰り入れをやりながらやっていかなければならないと思うのですが、当初で、市長に考えを聞かせてもらおうと思っていたのですが、どの程度までの繰り入れなら、これ、今回の当初予算でも5,200万円ほどの繰り入れを考えられている。それは当初で聞きますので、いいのですが、この患者数が減る原因をしっかり把握されているかどうか。また、その対策を考えられているか。どこの診療所が一番落ち込みが激しいのかということをお尋ねします。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) 23ページの子宮頸がん等予防接種事業の関係でございます。少し説明が雑駁だったというふうに思います。見ていただきましたら、対象者ということで、子宮頸がんですと、中学校1年生から高校2年生、それから、ヒブですと、2カ月以上5歳未満、それから小児用肺炎球菌ワクチンも同じくということで、複数回接種をするのですが、期間も相当ございまして、その間で最終的に規定された3回ないし4回を接種していただくということで、それの見込み数を24年度はこういう数字で見込んでいたのですが、結果として、実績としてはことしは少なかったのですが、その決められた範囲の中では、接種をしていただけるという、そういう答弁をさせていただこうと思っていて、そういうことになったのですが、結果として、そういう形で、本市の場合には、そういうインターネット等の影響は少なく、ほとんどの方が受けられているというのが実態でございます。
○(
岡田議長) 医療部長。
○(梅田医療部長) 繰出金のところでのお尋ねでございます。患者数の減少のことについてお尋ねがあったのですが、状況といたしましては、野間の診療所を除いて全ての診療所でやや減というような、前年と比較しましてもやや減少しているというような状況でございます。特段、たくさんの減少率ということではないのですが、減少の状況でございます。
それから、間人診療所のほうで、大宮のほうですと、1人の常勤医師に何人かの応援の先生をお世話になっているのですが、間人診療所のほうも、当初予算の中では応援の先生もお願いしながら、何とか患者さんにも御利用いただけるような予定もしながら体制をとりたいというふうな見込みだったのですが、ちょっと先生、応援していただける方もなかったということで、今回、減額もさせていただいているわけですが、そのような状況の中でなかなか患者数がふえてこないということがございます。特に間人診療所のほうはお一人の体制になってから、ずっとこの間、低い状況のままで推移しているということがございまして、大変申しわけなく思っているのですが、そういった状況把握ということの中では、現状そのようなということでございます。
あと、どの程度までの繰り入れならということですが、また当初予算のほうでもちょっと御説明させていただきたいというふうにも思いますが、今回の分析もさせていただいている中では、23年度の決算の時点での繰越金のほうも、やや平年度に比べますと何百万か少なくなっているという状況もありますし、そういう状況の中で1,500万円というようなことをお願いしたいということで、今回の御提案ということでございます。なかなか上手な説明ができませんが、以上でございます。
○(
岡田議長)
川村議員。
○18番(
川村議員) 18番、川村です。花いっぱい運動の設計費が予算計上されているのですが、これは京都府の正式決定を受けてからの予算計上ではだめだったのか。仮に不採択となっても、単費でもやるつもりでの予算なのか。そこらあたり、説明をお願いします。
○(
岡田議長) 企画総務部長。
○(新井企画総務部長) 今回の調査費につきましては、先ほど御説明させていただきましたように、京都府の事業への申請をするための調査でございます。結構詳細な事業計画というのが求められておりますので、そのためにはこういう調査をしないと申請書というのがつくれないものですから、今回お願いしているということでございます。
○(
岡田議長) 三崎議員。
○10番(三崎議員) 10番、三崎です。歳入で、きのう提案説明のときに財務部長からお話があったのですが、特別交付税除雪費等もあったということですね。1億円。これについては23年度の除雪額に対して交付されたというふうに思うのですが、全体として、こういったことについて、財源充当が除雪費に対してどれぐらい充当されたかを1点。
それからブロードバンドの貸付金が減額で、財産収入が430ほど減額ですが、その理由について。
それから、国の
補正予算、今回の分については、地方負担分もそれなりの手当があるというふうなお話があったと思うのですが、起債等がありますが、それについて、どういうふうな話を聞いておられるのかがあれば、お聞かせを願いたい。
それから、1点、16ページ左側の北近畿タンゴ鉄道の部分で、これまでの拠出金方式から補助金と。少し以前聞いたようなことがあるかもしれませんが、この組みかえ、これについて、上下分離だとかいろいろとあったと思うのですが、そのあたりを少し説明願いたい。国の補正関連についてもわかれば、説明をお願いします。
以上、お願いします。
○(
岡田議長) 財務部長。
○(糸井財務部長) まず、補正の特別交付税を1億円増加したということでございますが、これにつきましては、除雪経費が今回補正するに当たって、通常一般財源でやるべきものでございますので、それの増加に見越して、通常来るべきあろう特別交付税を少し財源充当したということではございます。
最近の除雪経費を見ますと、23年度で3億4,000万円、それから22年度で2億6,000万円ということで、今のところ委託料だけで2億近くということになっております。その中で、普通交付税で大体積雪度というようなことで、1億3,000万円程度は交付税で普通、雪が降っても降らなくてもということで入れていただいております。大体それをめどにして当初予算は組んでいるということですが、それを超した分については、特別交付税を充てにするとか、それからもっと降りました場合は、積雪の寒冷の補助金、国土交通省の補助金をいただいたり、そういったことをお願いする。また、京都府に補助金をお願いする場合もあるかもわかりません。そういうようなことで対応しているというような状況でございます。
ほぼといいますか、交付税も入れまして、その年によりまして、足りない年が大体近年は多いということですので、降らない年はもうかると言ったらおかしいですが、そういうことで、ならしましてもやはり最近、除雪しなくても待機料、それから、業者の除雪機がないということで、リースの貸しけ付料、市が負担している関係で、降らなくも一定のかなりの額の予算が必要となりますので、そういったもので対応できていないのが現状でございます。
○(
岡田議長) 企画総務部長。
○(新井企画総務部長) IR収入が減っているという御指摘だったと思います。これを24年度予算を組みましたときに、当初予定していた接続件数というのですか、それでIR収入のほうを予算化をさせていただいていたのですが、この24年度の間に接続したところが、例えば施設に長期入院されただとか、そういったようなことがあると、その間は収入が入ってこないことになりまして、担当課のほうから聞いておりますと、24年度に入った時点で、既に三、四%その収入が少ないというような現状がありました。
それから、昨年、9月に
補正予算をお願いしたのですが、急な需要もたくさんあって、
補正予算を組んでたくさん工事もさせていただいたのですが、それがようやく最近接続が終わって収入が上がってくるというのが、ほんこの2月ぐらいからの話になりまして、結局、最初予算組んだときに見込んだ部分が、当初にちょっと既に少ないなという流れがずっと今来ていたと、結果がこういう形になったということで御理解いただけたらというふうに思います。
それから、KTRにつきましても、続いて御説明させていただきますが、KTRにつきましては、もう御存じのように京都府を中心にあり方検討会などでも、上下分離方式だとかいろいろと御検討していただいている部分もございます。その中で、従来の拠出金方式でやっておりました。これは、基金を造成しておりますが、この基金につきまして、平成12年度に枯渇をしまして、今現状では、毎年積み立てると同時に取り崩して運用しているというようなことで、そういったことから、本来のそういう趣旨にちょっとあわなくなってきたのではないかということで、沿線の各自治体の協議の中で、もうKTRへの直接補助という形で支援するということにされました。それで、これは基本的には暫定的な措置というふうにお聞きしておりまして、これから上下分離方式も含めて検討していくというようなことになっております。
それから、国庫補助の関係の御質問もございましたが、この国庫補助の内容につきまして、基本的にはKTRでやるわけですが、橋梁補強工事、それから、電子閉塞装置、電力遠方制御装置の更新、それから電柱のコンクリート化といったような工事内容というふうに聞いておりまして、これを国の大型補正事業にのせるということで、事業者の負担軽減も図れるというようなことから、前倒しでやらせていただくというふうに聞いております。
○(
岡田議長) 財務部長。
○(糸井財務部長) そうでしたら、予算説明資料の12ページをごらんいただきたいというふうに思います。今回、国の補正で地域の元気臨時交付金の関係が出てまいりました。要するに、国の補正についた追加公共事業の補助裏につきまして、地方負担が8割から9割を元気臨時交付金としていただけるというようなことの仕組みになっております。
この12ページで御説明しますと、この6号補正につきましては、13の事業を申請なり、大体内示がついたものということでございます。これが国の
補正予算に関係するものでございます。
補正予算の総額見ていただきましたら、6億余りがこれ事業費、これの単独事業も入っておりますので、5億3,000万円あたりが大体補助対象の金額になると思います。そういう意味で、この国府、次に合計のところに1億4,000万円と府が1億3,000万円、これが国費が入っているということですが、これが2億7,000万円ほどありますので、残りの分が2億2,000万円ほどあると思います。それの8割から9割が元気交付金ということで、今後、交付があるということでございます。本市の場合は、財政力が低いわけですので、大方9割で、今回の補正の分でも、国府はこの合計額をいただいて、さらに、2億円ほどこの分で交付金としていただけるというような仕組みになっております。
そしてなお、市債を合併特例債とか、国は
補正予算債を進めておりますが、さらに、交付税算入の高い合併特例債等を占めておりますので、将来的に公債費は残りますが、そこの分を起債を充てて、一般財源を浮かすという形で、今後の6号補正なり、それから財政調整基金を少し押し戻すとか、財政調整基金直接ではないですが、既存の単独事業に入れていくとか、そういったようなことをしながら、効果的な財政運営、また、当然、目的であります地域の活性化ができるような事業を執行したいというふうに思っています。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。橋本議員。
○22番(橋本議員) 22番、橋本です。資料の42ページと44ページにかかわるところですが、学校の工事のところで、例えば、42ページ神野小学校だったら、工事の不用額が4,850万円ほどありますし、それから44ページの間人中学校では、3,500万円ぐらい、それから久美浜中学校では、8,300万円ぐらい不用額ということで上がって、減額ということになっているのですが、子供さんやそれから保護者、現場の声などをいろいろ聞く中で、あの部屋が狭いとか、不登校の子に対応する部屋がないとか、相談室がないとか、ランチルームが狭いとかいろいろな意見が途中でも上がっていたと思いますが、結局、工事の方もすごく頑張ってくださって、業者も頑張ってくださっている中で、最終的にこういうふうに余ったということですが、それにしてもすごい何千万という額が不用になってくるというのはいいのかなという、いいのかなと言ったらおかしいですが、市民の目からして、なぜそんなにたくさん余るのだというような思いで見られる方が多いのではないかなというふうに思いますが、どうしてそんなに当初の計画と最終的な部分が違うのかというようなあたりを、もう少し説明を願えたらというふうに思います。
○(
岡田議長) 教育次長。
○(吉岡教育次長) 当初予算の段階で、工事については、先ほどから申し上げておりますように、建設部のほうに委任を出しておりますので、そちらのほうで設計等をやっていただいております。今回の工事関係については、若干、当初予算を立てる段階で、概算工事費的な分がありましたので、少し余裕と言ったらおかしいのですが、できるだけの積算はしていただいているのですが、工事ができないと困りますので、一定の見積もりの中で積算をしている分なのですが、概算工事費が若干多かった分もあるというふうに思っています。
その中で、工事内容については、現場、または保護者の方といろいろと協議をさせていただいて、適切な対応をさせていただいているというふうに考えておりますので、概算の工事費だったために、予算も若干多く、入札減等もあって、これだけの額が残っているという形になっております。
○(
岡田議長) 足達議員。
○7番(足達議員) 足達です。ちょっと1点だけ聞かせてください。36ページの織物業振興事業でございますが、これ、新型コントローラー装置ですね。24年度に新しく補助制度をこしらえたわけですが、割と希望者が多いというような感じがいたしておりますが、ここの中で、今までの申請件数とか、申請台数とか書いていただいておりまして、1つは、この申請件数というのは、1人の方が例えば台数がある場合には、2回申請するとかそういう複数、そういうようなことはあるのかどうか。少しその辺の内容がわかりましたら、お聞きしたい。
それから、この制度、今度補正で上がっているわけですが、補助期間は一応26年度の3年間になっていますね。今回、この補正で100万が出ていますが、これを超えた場合には、これ、ちょっと新年度の予算の内容をちょっと見ていないのでわかりませんが、こういうものが追加でさらにあるのかどうか。その辺、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○(
岡田議長) 商工観光部長。
○(吉岡商工観光部長) 36ページの御質問ですが、申請件数、これにつきましては、事業者の数という、ですから、事業所によりまして2台されるところもありますし、1台のところもあるということで、台数としては55台ということでございます。
それから、これから出てくるかというお話の中で、時期的にはもう3月ですので、新年度のほうの予算にもこの補助金については予算計上させていただいていますので、当然、予算成立すれば、新年度の予算での対応ということになろうかと思います。
○(
岡田議長) 足達議員。
○7番(足達議員) 足達です。今、おっしゃったように、これ、1件、1企業という話でございましたが、例えば、同じところで、台数が30台持っているということで、前回はそれが10台申請したとか、ひょっとしたらそういうケースがあるかもしれないのですが、もう一回、では、まだあと10台、残りの10台を申請したりとかいうことは可能なのですか。
○(
岡田議長) 商工観光部長。
○(吉岡商工観光部長) 1
事業所当たりの上限は設けておりませんので、ただ、あくまでも3分の1以内が補助額ですので、当然、事業所のほうの御負担も当然出てくるということでございます。
○(
岡田議長) 平林議員。
○21番(平林議員) 21番、平林です。29ページの
和田野保育所を使っての
農業経営実践型学舎の予算の中で、液肥の散布車と運搬車のことについてお尋ねします。この間の質問の中で、アミタと
エコエネルギーセンターにおいて保管してもらってアミタさんが管理運営していただくのだということですが、今現在されているのは、アミタさんの液肥の散布車で配っておられるのですが、今回は、これは市の散布車ということですが、そうした場合、アミタさんの自主事業に使われるのですが、どういう形でこれを京丹後市としては利用していただくのか。いったら、利用料、賃借料というのですか、この車をお貸しして、その利用料をいただくのか。それとも、市が液肥を買って、それをアミタさんに、ちょっとどういうふうにされるのかわからないのですが、そこらあたり、これをどういうふうに使われるのか。これは市のものですので、ちょっと今までとは違うと思うのですよ。だから、それをどういうふうな対応されるのかということが1点。
金田議員が聞かれましたが、市民部長、峰山クリーンセンターの検査の問題ですが、26ページ、毎年、京丹後市はこの検査をやっているから、3年ごとの検査ということで、今回は、その毎年やっているということで3年目の検査はしなくてもいいようになったということで、京都府からのことを言われたのですが、今までから申し伝えておられたのかなと思うのですが、なぜ、今の時期になってというのがちょっと疑問になるのですが、では、今まで3年ごとに検査していたではないかと。でも、それが、毎年、毎年、京丹後市は1年ごとにしているから必要ないのだと。では、なぜ、今という、ちょっと単純な疑問なのですが、それで、やはり3年ごとに検査をしてきたから、安全性というのはより一層市民にとっては安全なのだなということを理解できたと思うのですよ。それが、今回のこの提案というのは、1年ごとにしているから3年ごとの検査は必要ないということですね。そういうふうに理解していいのか。安全面が一番気になるのです。検査を1つでもしなくていいということは。それとも同じ検査をしているということなのでしょうか。そのあたりについてお尋ねします。
○(
岡田議長)
農林水産環境部長。
○(
石嶋農林水産環境部長) 液肥の散布車の導入に係ります管理の話になろうと思います。今回、基本的に国営の
土づくりというのが主目的の導入というようなことで考えておりまして、実際、あの施設の関係につきましては、資源の有効利用という施設でもございますので、基本的にその国営の
土づくりと、それから新規就農者のためのというような形で考えております。
その導入に関しまして、管理としましては、あの施設を有効に活用するためにという思いもありますので、アミタとの使用に係ります協定書を締結させていただいて、実際、費用的な関係でございますが、あの散布車であったり、散布に係ります人件費といった関係についてはアミタのほうが持っていただいて、そして、加えて液肥の散布料の話ですが、そちらのほうについても、アミタのほうが徴収をすると。いわゆる機械を協定に基づきましての使用活用をしていただくというような関係で協定書を結んでおります。ですので、例えば、市のほうが液肥を購入しますというようなことではなくて、液肥は散布を受けた農家のほうが散布料としてアミタのほうに支払っていただくというように考えております。
基本的には同じ方向、いわゆる
土づくりであったり、それから施設の資源の有効活用という方向でその協定を結んでいこうというように考えておりますので、機械の使用料を徴収するというようなことについては考えておりません。
○(
岡田議長) 市民部長。
○(木村市民部長) 26ページの峰山クリーンセンターの機能精密検査の関係ですが、先ほども申しましたように廃掃法の施行令で定期的ということで、これまでからその定期的というのが3年に一度ということで行っていたということですが、業者等にその検査の内容を全部確認しますと、3年ごとということでやっていたのですが、今も毎年整備工事をする前にそういった検査をしてからするわけです。その検査が、この3年ごとの検査とどこまで整合があるのかというところのチェックをずっとしておりまして、それで代用できるだろうということの確認を京都府にしましょうということになって、今回、それが代用できるということの確認がとれたので、こういう形で今年度は不要になったということでありまして、むしろ、先ほど申しましたように3年に一度の検査が、毎年、実はこれだけの整備工事をしているクリーンセンターはそうありません、1億数千万。これは先ほど申しましたように地元との協定もありますので、そういう整備をきっちりしていくという中で、特にこの京丹後市はしておりますので、その検査を毎年しているということになります。そういうことですので、安全面も十分に逆に確保できているということで御理解いただきたいと思います。
以上です。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第23号について討論を行います。反対の方。賛成の方。三崎議員。
○10番(三崎議員) 10番、三崎です。今回の
補正予算につきましては、国の
補正予算により前倒しの事業が数多く計上され、繰越明許費となりましたが、京丹後農業
経営実践型学舎推進事業等多くの質疑があり、今後、事業内容について十分な説明が必要であると考えます。
今回の
補正予算が早期に執行され、最重要課題である市内の景気浮揚につながるよう、庁内一体となって努力をされることを望み、賛成討論といたします。
○(
岡田議長) 反対の方。賛成の方。ありませんか。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第23号について採決いたします。議案第23号 平成24年度京丹後市
一般会計補正予算(第6号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第23号は原案どおり可決されました。
ここで午後1時まで休憩いたします。
午後 0時02分 休憩
午後 1時00分 再開
○(
岡田議長) 休憩を閉じ休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3 議案第24号 平成24年度京丹後市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第24号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第24号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第24号について採決いたします。議案第24号 平成24年度京丹後市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第4 議案第25号 平成24年度京丹後市
国民健康保険直営診療所事業特別会計補正予算(第3号)を議題とします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。松本経一議員。
○15番(松本経一議員) 15番、松本です。確認だけ。先ほど一般会計の
補正予算の中で、
池田議員からも診療所の収入の関係で質問があったので、ダブると言えばダブるのですが、確認の意味で、この場所で伺いたいと思います。医師の問題で、いろいろ御苦労なさっている件もあるかと思いますが、今回、具体的に聞きますが、大宮の診療所の収入がかなり減っているというようなことですが、医師の体制がいろいろ影響があったのか、なかったのか。そのあたりで患者数が減ったのかどうか。そのあたりのもう少し詳しく実態といいますか、それがどのようなことか、お聞かせ願いたいと思います。
○(
岡田議長) 医療部長。
○(梅田医療部長) ただいまの御質問でございますが、特に大宮診療所のことでお尋ねということでございます。状況としましては、先ほど御説明もさせていただいておりましたが、患者数にしますと、今年度中途までの比較ということで、前年度同期を比較してということなのですが、300人ほど少ないという状況は大宮診療所のほうでは出てきております。そういう状況ですが、収支の不均等という部分では、大宮診療所のほうではやや先生がちょっと引っ越しをされた関係で、遠方より通勤をしていらっしゃるという関係もありまして、ちょっと診察の時間帯も不規則といいますか、今までとはちょっと違った形にもなっております。そういったことも影響があるのかもわかりませんし、それから、大宮に開業された小児科の先生が大宮診療所のほうには応援に来ていただいているのですが、開業からしばらく期間もたっておりますので、ある程度患者さんが定着してきて、新規開業のほうの診療所のほうにも行っておられる様子も伺っております。
それから、収支のバランスということですが、大宮のほうでは、23年度までは看護師さんが3名体制で、それから、臨時の看護師さんを大体2人ぐらいのところでお世話になっていたのですが、24年度からはその臨時の看護師さんが難しくなったということもありますし、ちょっと常勤の看護師さんが体を壊されてたというようなこともありまして、年度中途の7月から4人という体制に看護師さんもさせていただいております。それと、もう少し臨時の看護師さんも入れさせていただいているというような状況もありまして、少し収支バランスで言いますと、大宮診療所のほうが大きくなってきたというようなことがありまして、今回、補正のお願いをしている1つの要因にもなっているということでございます。
以上でございます。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第25号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第25号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第25号について採決いたします。議案第25号 平成24年度京丹後市
国民健康保険直営診療所事業特別会計補正予算(第3号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第5 議案第26号 平成24年度京丹後市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。平林議員。
○21番(平林議員) 21番、平林です。25ページの委託料のところで、配食サービスの委託料1,000万円ですか、減額になっているのですが、この事業はどこでされているもので、この1,000万円の減額は、別のところからまた事業として、ほかの事業として振りかえられたということでしょうか。それとも、これが当初よりこれだけの利用しかなかったということなのでしょうか。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) 配食サービスの関係でございますが、社会福祉協議会を初め、市内の業者の方にお世話になっております。その対象の方ですが、介護保険の対象となる方につきましては、そちらのほうで移っていただくということで、今、その審査をさせていただいておりまして、そういったことで、介護保険の対象でなくなる方につきましては外させてもらっているということで、そういったことになっております。
○(
岡田議長) 平林議員。
○21番(平林議員) ということは、この1,000万円減額ですが、今まで利用されていた方はほかの予算で対応できているということで、しっかり配食サービスを受けられているという理解でよろしいのでしょうか。これは介護保険の事業なのに、介護保険の人は別のところでと言われたので、ちょっと意味がよくわからないのですが。
○(
岡田議長) 健康長寿福祉部長。
○(中村健康長寿福祉部長) 25ページの介護保険事業特別会計の関係でございますね。1,001万2,000円の減ということで、先ほども申し上げましたが、今、これにつきましては、介護保険の対象と、それから、市の単費事業になるのですが、そちらのほうとの関係で、介護保険の対象にならない方につきましては、そちらのほうで手当をさせていただいているということでございます。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第26号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第26号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第26号について採決いたします。議案第26号 平成24年度京丹後市
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第6 議案第27号 平成24年度京丹後市介護サービス事業特別会計予算
補正予算(第1号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第27号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第27号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第27号について採決いたします。議案第27号 平成24年度京丹後市
介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第7 議案第28号 平成24年度京丹後市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第28号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第28号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第28号について採決いたします。議案第28号 平成24年度京丹後市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第8 議案第29号 平成24年度京丹後市
集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第29号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第29号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第29号について採決いたします。議案第29号 平成24年度京丹後市
集落排水事業特別会計補正予算(第2号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第9 議案第30号 平成24年度京丹後市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第30号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第30号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第30号について採決いたします。議案第30号 平成24年度京丹後市
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第10 議案第31号 平成24年度京丹後市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。
田中議員。
○19番(
田中議員) 19番、田中です。予算書の15ページの工事請負費でありますが、減額の理由は、大体申請に応じて補正で組んでいかれると思うのですが、単純に工事請負費の減額か、それとも予定していた設置個数が至らなかったのか、どちらでしょうか。
○(
岡田議長) 上下水道部長。
○(中西上下水道部長) 工事請負費の減額について質問をいただきました。浄化槽の設置予定数を当初予算では110基というふうに予定しておりましたが、実績見込みといたしまして89基というふうになりましたので、その工事費の減額、それから、請負減によります減額分を補正させていただいております。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第31号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第31号について採決いたします。議案第31号 平成24年度京丹後市
浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第11 議案第32号 平成24年度京丹後市
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。森議員。
○20番(森議員) 単純な質問です。六、七ページにあります過年度損益修正損という内容、3ページに企業債他会計出資ということに書いてありますが、ちょっとよくわかりませんので、説明をお願いします。
○(
岡田議長) 上下水道部長。
○(中西上下水道部長) 6ページ、7ページの過年度損益修正損について御質問をいただきました。昨年度の決算でも御指摘をいただきました未収金につきまして、24年度でその整理に取り組みをいたしまして、不納欠損を予定させていただいております。
以上でございます。
○(
岡田議長) 森議員。
○20番(森議員) これを落とす場合、この3ページのところに企業債他会計出資金となっていますね。これとのかかわりはどういうことになるのでしょうか。
○(
岡田議長) 上下水道部長。
○(中西上下水道部長) 3ページの収入に上げさせていただいております他会計出資金のことだと思いますが、これにつきましては、一般会計からいただいておりますいわゆる繰出金の額でございます。(「企業債は」の声あり)企業債がいわゆる市債でございます。(「市債、もう一つよくわからんな」の声あり)建設事業を行います際に、補助金の裏として、一般的には市債を借りて事業を行うわけですが、この水道事業についても同じように市債を借りまして事業を行っているものでございます。
○(
岡田議長) ほかにありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第32号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第32号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第32号について採決いたします。議案第32号 平成24年度京丹後市
水道事業会計補正予算(第2号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 日程第12 議案第33号 平成24年度京丹後市
病院事業会計補正予算(第4号)を議題といたします。本件につきましても既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。ありませんか。これで質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第33号について、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(
岡田議長) 御異議なしと認めます。
したがって、本議案は、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これから議案第33号について討論を行います。反対の方。賛成の方。これで討論を終了いたします。
それでは、議案第33号について採決いたします。議案第33号 平成24年度京丹後市
病院事業会計補正予算(第4号)、原案のとおり決することに賛成の議員は起立願います。
(起 立 全 員)
○(
岡田議長) 起立全員です。
したがって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
○(
岡田議長) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって本日の会議を散会いたします。
次回は、3月11日午前9時に再開し、代表質問及び一般質問を行いますので、定刻に御参集願います。どなた様も御苦労さまでした。
午後 1時22分 散会
┌───────────────────────────────────────────┐
│ │
│ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │
│ │
│ 議 長 岡 田 修 │
│ │
│ 署名議員 田 中 邦 生 │
│ │
│ 署名議員 森 勝 │
│ │
└───────────────────────────────────────────┘...