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  1. 京丹後市議会 2013-01-24
    平成25年議員全員協議会( 1月24日)


    取得元: 京丹後市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    平成25年議員全員協議会( 1月24日)   ───────────────────────────────────────────             議員全員協議会会議録                       ───────────────────────────────────────────  1 開催年月日 平成25年 1月24日(木)       開会 午前11時45分       閉会 午後 1時00分  2 開催場所 京丹後市役所 議場  3 出席議員   ┌───┬────────┬───┬────────┐   │1番 │芳 賀 裕 治 │2番 │中 村   雅 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │3番 │堀   一 郎 │4番 │谷 津 伸 幸 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │5番 │和 田 正 幸 │6番 │岡 田   修 │
      ├───┼────────┼───┼────────┤   │7番 │足 達 昌 久 │8番 │金 田 琮 仁 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │9番 │吉 岡 和 信 │10番│三 崎 政 直 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │11番│池 田 惠 一 │12番│松 本 聖 司 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │13番│藤 田   太 │14番│谷 口 雅 昭 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │15番│松 本 経 一 │16番│由 利 敏 雄 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │17番│吉 岡 豊 和 │18番│川 村 博 茂 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │19番│田 中 邦 生 │20番│森     勝 │   ├───┼────────┼───┼────────┤   │21番│平 林 智江美 │22番│橋 本 まり子 │   └───┴────────┴───┴────────┘ 4 欠席議員 なし 5 会議録署名議員   ┌───┬────────┬───┬────────┐   │1番 │芳 賀 裕 治 │2番 │中 村   雅 │   └───┴────────┴───┴────────┘ 6 議会事務局出席職員     議会事務局長   中 田 裕 雄     議会総務課主任 大 木 義 博     議会総務課主任  小石原 正 和 7 説明のための出席者   ┌─────────┬────────┬──────────┬────────┐   │市長       │中 山   泰 │副市長       │大 村   隆 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │教育委員長    │小 松 慶 三 │教育長       │米 田 敦 弘 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │教育次長     │吉 岡 喜代和 │消防長       │吉 田 件 昨 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │企画総務部長   │新 井 清 宏 │財務部長      │糸 井   錦 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │市民部長     │木 村 嘉 充 │健康長寿福祉部長  │中 村 悦 雄 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │上下水道部長   │中 西 和 義 │建設部長      │川 戸 孝 和 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │商工観光部長   │吉 岡 茂 昭 │農林水産環境部長  │石 嶋 政 博 │   ├─────────┼────────┼──────────┼────────┤   │医療部長     │梅 田 純 市 │会計管理者     │中 邑 正 樹 │   └─────────┴────────┴──────────┴────────┘  8 協議事項   (1) 第2次京丹後観光振興計画(素案)について  9 議  事                                 午前11時45分 開会 ○(岡田議長) ただいまから、議員全員協議会を開催いたします。  初めに、本協議会記録署名議員に、1番、芳賀議員、2番、中村議員の両名を指名いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  協議事項、第2次京丹後観光振興計画(素案)について説明を求めます。  中山市長。 ○(中山市長) 臨時会に引き続きまして、お時間をいただきましてありがとうございます。  今、お話にありました、第2次の京丹後観光振興計画の素案につきまして、御説明をさせていただきます。  京丹後観光振興計画につきましては、京丹後観光立市推進条例に基づきまして平成21年6月に策定をし、これによって観光振興を図るための施策、事業を行っておるところでございますけども、この計画、平成23年度末までの計画でございまして、計画期間も終了し、これまでの間の社会情勢経済情勢の変化、観光を取り巻く現状を踏まえて、計画の更新を行いたいとするものでございます。概要、詳細につきましては、担当部長から説明をさせていただきますけれども、この間の成果と課題を踏まえて京丹後観光立市推進会議、市民の皆様、関係者の皆様、そして有識者の皆様で構成する会議ですけれども、そこで御審議をいただいておりまして、いただいた内容をもとに、また、さまざまな調査結果、観光関連団体観光事業者の皆さんの御意見などと合わせて見直しを行って、今回、素案を取りまとめたものでございます。第1次の計画期間は申し上げました3年でございます。第2次においては、平成25年度、来年度から29年度までの5カ年の中期の計画として取りまとめたいとするものでございます。詳細につきましては、担当部長から説明をさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○(岡田議長) 商工観光部長。 ○(吉岡商工観光部長) それでは、第2次京丹後観光振興計画(素案)の説明をさせていただきます。  まず、初めに配付物としましては、第2次京丹後観光振興計画(素案)、参考資料1の第2次京丹後観光振興計画素案新旧対照表参考資料2の新旧対照表理由別変更箇所数参考資料3の第2次京丹後観光振興計画素案概要、これはA3判の横書きのものでございます。それから、参考資料4のアクションプランメニュー実施調書、それから京丹後観光立市推進条例などを記載しました参考資料、それと本日、配付させていただきました正誤表の7種類でございます。  京丹後観光振興計画は、京丹後観光立市推進条例第8条の規定に基づいて策定するもので、平成21年6月に計画期間を3年とする京丹後観光振興計画を策定しました。この後の説明では第1次計画と呼ばせていただきますが、第1次計画は平成23年度中に計画期間を終了するため、平成23年7月に京丹後観光立市推進会議、第1回全体会議を開催し、第2次観光振興計画について検討を重ねてまいりました。本来であれば、平成23年度中に第2次計画を策定すべきところですが、平成24年4月の市長・市議会議員選挙の執行、また京丹後市議会基本条例第9条に基づく議決事件として、またより中期的な計画として3年の計画期間を平成25年度から29年度までの5年計画に改めるなどにより、第2次計画の取りまとめがおくれましたことを、まずおわび申し上げます。  この間、観光立市推進会議の全体会議も5回開催するなど、ようやく素案がまとまりましたので、説明をさせていただきます。  それでは、参考資料3、A3判横書きの計画案概要と、参考資料1の新旧対照表で説明をさせていただきます。  参考資料3のA3判をごらんください。第1次計画では、コンセプトに極上のふるさと観光づくりを掲げ、基本方針は、1、かけがえのないふるさとを守り育てる観光を目指します、2、地域資源を生かして未来を開くほんまもん観光・体験を提供します、3、京丹後人気質を持ったもてなし観光国際観光取り組みます、4、徹底したマーケティング手法で戦略的に情報を発信します、5、地域が総ぐるみで観光に取り組みますの五つとし、平成21年度から23年度の3年を計画期間として策定しております。  第1次計画におきまして、主に取り組んだ施策、評価・分析、課題、方向性につきまして、説明をさせていただきます。  基本方針かけがえのないふるさとを守り育てる観光を目指しますにおいては、主に山陰海岸ジオパーク世界認定に向けた取り組みや、ジオツーリズムの推進などの取り組みを進めてまいりました。山陰海岸ジオパーク世界認定されたものの、その価値を生かし切れていないといったことなどが課題となっており、古墳、史跡などの活用とともに、ジオパーク活動を一層、推進していくことが必要であると考えております。  基本方針2の、地域資源を生かして未来を開くほんまもん観光・体験を提供しますにおいては、主に漁船などを活用した遊覧船やシータクシーの実施、農業体験自然触れ合い体験の実施と、古民家などを利用した宿泊、農家民泊などの取り組みを進めてきました。新たな観光素材の提供など着地型、体験型観光取り組みは進んできておりますが、多くの観光客に利用してもらうことが課題となっており、ものづくり観光まち歩き観光、土産物の開発などを含め、さらに工夫していくことが必要であると考えております。  基本方針3の、京丹後人気質を持ったもてなし観光国際観光取り組みますにおいては、丹後観光圏や食の王国構想事業、特A米やシカ、イノシシ肉の活用など、宿泊や食の魅力向上などの取り組みや、インバウンドとして外国からの観光誘客などの取り組みを進めてきました。きめ細かなおもてなしで観光客を温かく受け入れていくこと、外国人旅行客の誘致を進めること、食の魅力、宿泊の魅力をさらに向上させていくことが必要であると考えております。  基本方針4の、徹底したマーケティング手法で戦略的に情報を発信しますにおいては、調査を実施するなど観光客のニーズの把握に努めるとともに、ITを活用した情報発信や、合宿誘致用パンフレットの作成、誘致活動総合パンフレットの作成などに取り組んできました。地域の魅力や情報を集客のターゲットとなる地域や客層に効果的に発信することなどが課題で、高速道路網の完成やKTRの利用促進を見据えた訴求力のある情報発信を行っていく必要があります。  基本方針5の、地域が総ぐるみで観光に取り組みますにおいては、市観光協会やおかみさんの会の発足などによって、関係団体観光事業者、また広域の組織とも連携を図りながら事業を推進してきました。地域が総ぐるみで観光に取り組むまでには至っておらず、ワンストップ窓口の整備や人材の育成など観光推進体制の強化を図る必要があります。  このように、第1次計画における基本方針ごと実施状況を整理し、課題について評価を行いました。観光立市を推進していく上で、一人一人が地域に誇りを持ち、その魅力を多くの人に語り伝えていくことが大変重要であり、そのためにも建国1300年を契機として、日本のふるさとでもある私たちのふるさとを守り育てる必要があります。観光振興を図る上で、現状において京丹後市における課題に大きな変化はなく、地域が総ぐるみで観光に取り組んでいる途上にあり、京丹後市の観光振興の目指すところは引き続き第1次計画で掲げたコンセプト基本方針にあると考えております。また、観光入込客数長期減少傾向を打破するためには、より具体的、重点的に事業を実施していかなければならないと考えております。  このようなことから、第1次計画のコンセプト基本方針については踏襲することとしまして、新規に重点戦略プロジェクトを設定することとしました。重点戦略プロジェクトについては、1つ目は滞在型観光の促進で、宿泊客をふやすための施策・事業を挙げております。2つ目は世界ジオパーク活動の推進で、ジオパーク活動を盛り上げ、その魅力をPRしていきます。3つ目は観光推進体制の強化で、情報や目標を共有し、課題解決を図るためのプラットホームづくりを行います。  第2次計画における大きな変更点としましては、重点戦略プロジェクトの新設、アクションプランの再評価によるメニュー見直し、戦略的に取り組むメニュー新規メニューの区分け、期間を平成25年から29年の5カ年計画としたということでございます。  続きまして、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。27ページをお願いいたします。新旧対照表につきましては、各ページの左側に現行として第1次計画、右側に第2次計画素案を、そして変更理由欄につきましては資料2、新旧対照表理由別変更箇所数にございます、区分と変更理由を記載させていただいております。  27ページですが、観光客の評価について記載をさせていただいております。第2次計画を策定するに当たりまして、丹後広域観光キャンペーン協議会が平成21年から22年にかけて、丹後を訪れた旅行者に旅行の目的、サービスへの期待度と満足度などについての調査を行っており、この調査結果を分析しました。第1次計画策定時には平成19年に兵庫県立大学で行った調査結果を利用させていただきましたが、満足度やリピート割合など同様の傾向にあり、観光客の評価に大きな変化は見られませんでした。  続きまして、34ページをお願いいたします。34ページから平成24年9月に関西圏、中京圏の方を対象にして、京丹後市の観光資源に対する認知度や興味度についての調査結果を記載しております。  38ページをお願いいたします。38ページには調査結果としまして、温泉、絶景、食、ロングビーチ、花などにおいて、観光客の認知度は余り高くないものの、興味度は高いといった結果を得ており、このあたりが特に力を入れていくべき資源であると考えております。  続きまして、41ページをお願いいたします。41ページからは観光振興の課題、整備について記載をしております。まず、第1次計画における基本方針ごと実施状況を整理し、それを踏まえて総括的課題について再評価を行いました。観光客ニーズ調査や市民からの意見聴取観光協会観光事業者の方の御意見などを踏まえ、観光立市推進会議において検討を重ねながら第1次計画の見直しを行いました。  次は、52ページをお願いいたします。52ページからは第2次計画策定の方向を記載していますが、再評価しました総括的な課題については、基本的な課題としては依然として解消されておらず、これまで行ってきた実績を踏まえつつ引き続き対応していく必要があります。このため、第2次計画の策定に当たっては課題ごと現状分析と再評価を踏まえつつ、マスタープランである第1次計画のコンセプト基本方針を踏襲し、個別の事業についてはアクションプランを見直すことといたしました。  アクションプランにつきましては、第1次計画における133のメニューについてそれぞれメニューの優先度や進捗状況の整理、第1次計画の実施状況評価分析と課題の再評価、その上で継続すべき事業を整理し、類似項目の統合、整理などを行うとともに、新規の重要な事業を追加しまして、79のアクションプランメニュー見直しを行いました。  続きまして、54ページをお願いいたします。54ページのコンセプトにつきまして、極上のふるさと観光づくり、全市域のあらゆる資源を観光に結びつける京丹後まるごと観光については変更はございませんが、その上に丹後建国1300年記念事業コンセプトでもある、丹後は日本のふるさとを新たに掲げました。極上のふるさとのありようをイメージ化するために掲げたもので、これは第1次計画の実施状況や課題の再評価を踏まえたもので、日本のふるさとでもある私たちのふるさと丹後を守り育てる、住んでよし、訪れてよしの観光地を引き続き目指します。  次は、55ページをお願いいたします。55ページの目標数値につきましては、第1次計画において平成23年の目標として年間入込客数220万人、年間宿泊客数を60万人と設定しています。この間におきまして減少傾向が続いている状況を踏まえ、減少傾向に歯どめをかけ微増することを基本目標としまして、平成29年におきまして年間入込客数200万人、年間宿泊客数45万人、外国人宿泊客数5,000人と設定をさせていただきました。  次は、56ページをお願いいたします。56ページの基本方針とテーマにつきまして、基本方針は、1、かけがえのない日本のふるさとでもある私たちのふるさと丹後を守り育てる観光を目指します、2、地域資源を生かして未来を開くほんまもん観光・体験を提供します、3、京丹後人気質を持ったもてなし観光国際観光取り組みます、4、徹底したマーケティング手法で戦略的に情報を発信します、5、地域が総ぐるみで観光のまちづくり取り組みますの5つの柱としまして、若干の変更点はあるものの、テーマを含め第1次計画を踏襲しております。  次に、59ページをお願いいたします。59ページから記載しております第3章、アクションプランについて、説明をさせていただきます。重点戦略プロジェクトについては、第1次計画ではポイントとなる事業を核にアクションプランを組み合わせた戦略プロジェクトとしていたものを、第2次計画では多くのアクションプランの中からより具体的に優先して取り組む事業を取り上げまして早期の効果を得ることを狙い、重点戦略プロジェクトとして掲げました。  重点戦略プロジェクトは、1、滞在型の観光の促進、2、世界ジオパーク活動の推進、3、観光推進体制の強化であります。それぞれ新しく具体的な事業として掲げております。  次は、65ページをお願いいたします。65ページから88ページには、先ほど説明いたしました五つの基本方針とそれぞれのテーマごとアクションプランメニューを記載しております。アクションプランにつきましては、79のアクションプランメニューを掲げるとともに、その中で戦略的に取り組むメニュー、重点的に取り組む新規メニューを新たに設定しております。また、各プランには主体別の取り組み欄を設け、事業推進の主体を記載しております。  次は、88ページをお願いいたします。88ページからは地域別計画を記載しております。地域別の現状や課題、特徴を踏まえ、取り組む内容を整理するためのもので、課題や特徴に大きな変化のない中で第1次基本計画を基本としまして、各地域の御意見をお聞きし、必要な見直しを行いました。  以上、第2次京丹後観光振興計画(素案)について、御説明させていただきました。  なお、計画素案につきましては、あす、1月25日から2月12日までの期間でパブリックコメントを行い、意見などによる訂正を行った上、3月定例会に上程させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(岡田議長) 説明が終わりましたので、質疑を行います。  改めてお願いしますが、質疑をお願いいたします。  吉岡豊和議員。  ○17番(吉岡豊和議員) 17番、吉岡です。
     意見を言います。  新旧対照表の9ページの下から9行目、円高により海外旅行が増加する一方、これは年末であればいいのですけど、今の状況からいうともう一つ、加筆が必要かなと考えます。  それから、もう1点、鳴砂の件です。何カ所かありますけれども、23ページ、下から枠で4つ目、琴引浜鳴砂文化会館、そこの右のほうでは「き」が抜けていますけれども、やはり固有名詞鳴き砂と「き」が平仮名が打ってあるのは、こっちを尊重すべきだと考えます。ということで、40ページを見てもらうと、ここでもやっぱり間違いがどうしても出やすいと思いますので、固有名詞でやられるべきだと考えます。  以上です。 ○(岡田議長) 特にありますか。答弁はいいですね。  川口観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 失礼します。  円高のことにつきましては、最近の状況を踏まえてちょっと修正をさせていただきたい、もう少し書きぶりを考えていきたいというふうに思っております。  それから、鳴き砂の表現の件なんですが、検討を加えて、鳴き砂文化館の場合は「き」が平仮名で入るんですが、鳴砂というときに送り仮名を「き」を入れるかどうかというところで、入れないと判断をしてこの冊子の中では「き」を抜いた形で表記を統一しております。ちょっと今の御意見も踏まえまして、再度、ちょっと検討はさせていただきたいと思います。 ○(岡田議長) 森議員。  ○20番(森 勝議員) この中に農家民泊だとか漁民宅の民泊というのが入っていますね。これは今の制度の中で許可というのか、そういうものはおりる仕組みになっているのか。かなり以前は府の中で民宿を奨励するということで、それが出発になって今の旅館等ができたんですね。その辺がどうなのか。季節だけで認められているのか、通年、そういうものが認められているかどうか、そこらがちょっと気になりましたので。 ○(岡田議長) 商工観光部長。 ○(吉岡商工観光部長) 農家民泊につきましては9件、それから漁家民泊が1件ということでございます。年間営業ということになっております。 ○(岡田議長) 認められているか、みたいな。 ○(吉岡商工観光部長) 所管の保健所の許可が必要になってきます。 ○(岡田議長) 堀議員。  ○3番(堀 一郎議員) ちょっとこれ、議長に判断していただきたいんですけども、これのパブリックコメントが25日から行われるということなんですけども、それの周知についてはどのようになされているかというのは質疑に当たるかどうか。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 現在におきまして、あすからパブリックコメントをかけるということの周知はできてないんですけれども、あすから行うということでホームページそれから各市民局に冊子を置いて閲覧ができるような状況をつくりまして、パブリックコメントをしていきたいというふうに考えております。 ○(岡田議長) 続きでありますか。  中山市長。 ○(中山市長) 必ずしもちょっと運用を統一してないんですけれども、ものによってはおしらせ版なんかでパブリックコメントをやっていますのでということで知らせている例があります。これについてもおしらせ版の発行のタイミングがあるんですが、そこら辺をちょっと見ながらいいタイミングがあればそういったことを初めとして、周知の努力をしてまいりたいと思います。 ○(岡田議長) 金田議員。  ○8番(金田琮仁議員) 8番、金田です。  基本的なことでお尋ねをします。カラー刷りの素案のほうでいいますと47ページ、新旧対照表でいいますと63ページになりますが、ここで第3章のアクションプランというところの中で、私が一番、気になっているのは重点戦略プロジェクト3の中で、観光推進体制の強化という部分であります。この中で観光協会のリーダーシップのもとで、一つのプラットホームで情報や問題を認識しと、こういうことがうたってあるわけであります。その下の表もそうなんですけれども、私はそもそも基本的に京丹後市の観光のあり方、これがいかにも不可解でありまして、いろいろな戦略を事細やかに立てておられるわけですけれども、観光推進体制、ここのところに一番、問題があるのではないかというふうに強く感じているわけです。  プラットホームをつくられて情報や問題を認識してそこから進めていくということなんですけれども、そもそもここのもとになるところ、観光協会のリーダーシップのもとでとうたってあるわけですけれども、市は観光行政をいろんなことをやって、たくさんの観光立市を掲げて、たくさんの観光客の方を呼びたいというところは誰も認識は共通なんですけれども、そもそもそこをどういった戦略で市全体を見据えているのか。私はそのあたりのことが少しまだ具体的にどうしても落とし込めない部分があるわけです。観光推進体制、ここのところをどういうようなお考えのもとでこのようにうたっておられるのか、そのあたりをお尋ねします。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 重点戦略プロジェクト3の観光推進体制の強化というところでございます。ここで一番大きなところは、プラットホームづくりをさせていただきたいということをうたわせていただいています。このプラットホームというのが、旅行者とこちらの現地での旅行を提供する側とが一つの場所に集まれるところということでプラットホームづくりを考えておりまして、ここに市内の観光の関係団体ですとか、観光の事業者の皆さんも集まるというような。そこにまた行政も入りますし、市民だとかNPOも入っていくような、そういったようなプラットホームの場をつくっていきたいと。現在、それがないのかと言われると、現在ももちろん観光協会があってそういう機能は果たしているわけなんですけれども、十分なまだ運営ができてないし、プラットホームといえる場まではまだできていませんので、これをぜひつくっていきたいというふうに考えております。  それぞれの団体が一致団結しながら取り組んでいかないと観光振興は図れないというふうに思っておりますので、プラットホームづくりを行っていきたいというふうに考えております。 ○(岡田議長) 金田議員。  ○8番(金田琮仁議員) 今のお答えは私の質問に少し答えていただいてないと思うんですが、観光推進体制を強化するということがプロジェクトの3でうたっておられるわけですね。それで、中を見ますと観光協会のリーダーシップのもとで一つのプラットホームや情報をということですね。観光協会のリーダーシップというのがどういうお考えのもとなのか。  それから、表で見ますと一番右下に行政との連携とうたってあるわけですけれども、私はもっと行政は前面に出るべきではないかというふうにも思うわけです。私もまだしっかりと落とし込みができておりませんので、事細やかな具体的なことは申し上げることはできませんが、推進体制を強化するということであれば、そういったあたりをもう少し具体的にわかりやすく出されるべきではないかというふうに思うわけです。  一般的には観光協会が引っ張っていく。当然のことであります、これは。リーダーシップのもとでということの中で、どういったお考えの中で観光協会がリーダーシップをとっていって、市全体の観光行政をどこが担って見据えていくのかというのが私の一番、疑問点であるわけです。  再度、お尋ねをいたします。観光推進体制を市としてはどのように強化をされるのか。観光協会のリーダーシップというのはどのようなことを考えておられるのか。それから、行政との連携、このあたりをもう少し踏み込んでいけないものなのか。そのあたりをお尋ねします。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) 基本的なことなので私のほうから答えさせていただきたいと思います。  これは市は当然のことながら、観光立市の推進条例も議決いただいて、この条例に基づいて観光立市を推進していかないといけないと。さまざまな観光施策を、条例にもありますように、総合的に策定をしながら、そして立市を推進していくというそういう責務を持っておりますので、当然、市が前面に立ってやっていかないといけないというのが大前提でございます。  そして、具体的にこれをまさに執行していくというか、行動していくアクションプランとしてどうしていくかということにおいては、いろんな役割が、まさに観光立市ということを言っているように、市のみならず観光事業者の皆さん、また市民の皆さん、各分野の皆さん、それぞれ役割を持って具体的に現場ベースでしっかりとしていくということが、アクションの総合的な推進につながっていくというようなふうに理解をしておるところでございます。  したがって、これはよく言われますように、官と民と分けるならば、官が官の思いだけで官中心に引っ張っていくことの実行というものが果たしてどうなのかというものがよく言われ、同時に、裏返しですけども、民間の皆さんが中心になってやっていくことが、本当の意味での観光立市につながっていくんだというような問題意識というのはあるところでございまして、そういう意味で具体的なアクションをしていく、アクションプランの総合的な推進をしていくということについては、まさに事業者の皆さんの中心的な団体であります観光協会が中心になりながら、まさに現場ベースで引っ張っていくということが本当の意味での観光の推進、観光立市の実現につながっていくという問題意識でこういうふうにさせていただいているところでございまして、当然、行政、包括的に観光政策ということについては、予算の問題も含めて、いろんなことで積極的にやっていかないといけないということは心得ておるところでございます。 ○(岡田議長) 松本経一議員。  ○15番(松本経一議員) 15番、松本です。  よくわかりませんね。ここが気になるんです、僕も見させていただきまして。プラットホームの構成が、まずよくわかりませんね。誰がプラットホームの会議の、例えばリードをする組織になるのか。プラットホームという形で集まって、そこで観光協会が議論をリードしていく形になるのか。そのあたりがよくわかりません、プラットホームというものが。  それから、47ページの図を見ながら聞いているんですけれど、観光推進体制の強化でリーダーシップ(本部機能)として明記してあるわけですけれども、これは観光協会の機能を強化するという意味合いだろうと思うんですが、それとプラットホームとの関係なんですね。同じようなものを二つつくって屋上屋になるような懸念はないのか。そもそも、観光協会の組織的な問題があって強化できていないのか。観光協会を改編すれば、プラットホームというものになるのではないかとか、ちょっとこの考えといいますか、組織の形というか、構成の中身とかもう少しそのあたりを説明していただかないとちょっとよくわかりませんので、その辺をお願いしたいと思います。  それから、こういったものを検討される際に、行政はよく、もちろんコンサルタントの方なども入っていただいたりして検討されるケースがあると思うんですけれども、どこか成功事例を参考にされて、ここがこういう形で非常にうまく解決したと、そういうようなことも、もしそういう事例を参考にされてこれがつくられたんだということがあれば、具体的な自治体名などがもしお聞きできればありがたいと思いますけれども。  以上、2点、よろしくお願いします。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 済みません、ここの47ページの図ですけれども、わかりにくいという御指摘で改めて見ておりまして、表の中に観光協会という文字が落ちていないのが原因だというふうに思っています。  プラットホームづくりというのは、観光協会がその役割を担うということを前提にして推進体制というものを考えております。そういう意味で本部とか支部とかというような意味合いを載せておりますけれども、観光協会の機能というものをさらに強化をしていきたい。そのために、今現在、観光協会のほうでは法人格の取得ですとか、お客さんを具体的に案内をしていく仕組みづくりに取り組んでいこうということで、組織のあり方、それから事務所の位置、それから事務局体制等を含めて現在、協議をしてもらっているところでございまして、何とかプラットホームという機能を観光協会のほうで持つような、そういうような方向で動いているところでございます。  それから、もう一つ、これに関しまして成功事例、どこか具体的な場所というものがあっての話なのかということですけれども、具体的にどこかの地域を専門家の方からお聞きしてこの表をつくっているということではありません。プラットホームというこういうやり方といいますか、そういう機能を持たせてやっている事例というのが全国、観光協会ですとかいろんなところでやっていますので、その機能がまだできてないというあたりでこの機能を持たせていきたいというようなことから、こういうことを掲げさせていただきました。 ○(岡田議長) 三崎議員。  ○10番(三崎政直議員) 10番、三崎です。  今のプラットホームの説明の中で、人材づくりというところでプロパーの人材、プロパー専門知識を持った人材ですか、という説明がありますね。それから、地域を変革する人材。このあたりが現状でも緊急雇用の職員を採用されてやっておるということですが、このあたりは行政とのつながりなのか、プラットホームなるところからの自前の人材をするのか。  それから、今回、新旧の素案の中の54、5のところですけど、コンセプトは極上のふるさと観光づくりですけれども、もう一つ上に、丹後は日本のふるさとというあたり、この部分、丹後建国1300年あたりとのつながりかというふうに思うのですけども、建国1300年というのはいろいろと全国、古事記であるとかなんとかというのも1300年とかという話もあったり、方々であると思うんですけども、そのあたりをどういう話の中で、つながりの中でこういうコンセプトの上にもう一つ出てきたのかなというふうに、ちょっとそれだけを聞きます。  それから、55ページの年間観光入込客が前回計画では192万に対して175万だったのですか、かなりの減なんですけど、今回も175万に対して200万人、それから年間宿泊客も35万人を45万人ということで、これ、当然、努力目標ということであると思うんですけれども、第1次京丹後市総合計画の中の後期基本計画のときでも定住人口がやはり大きな数字を掲げ過ぎて現状は減少ということで、目標を掲げるのもいいんですけれども、その数字に余りにもとらわれると中身についてのそごというんですか、現状との乖離が非常に大きくなるということで、両にらみのところもやっぱりやっていかないと、質と量という部分はいろいろと考え方があると思うんですけれども、そのあたりの考え方についてどういうふうな、推進会議なんかでの意見の中でどういう集約がされたのかについて聞きます。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 1点目の人材づくりの件でございます。ここでは広い意味での人材づくりということもあわせてうたわせていただいている部分と、やっぱり専門的な人材、それから先頭に立ってリーダーシップを発揮できる人材が必要だというあたりでうたわせてもらっている部分でございます。そういう専門の知識、リーダーシップをとれる方というのがプラットホームの中に入っていただくというのが、一番、地域の観光の振興にはうまくいくのではないのかな、先進地等を見ていてもそういうことが言えるのではないのかなということで、ここはそういうふうに掲げさせていただきました。  次に、丹後は日本のふるさとのことでございます。今、おっしゃられましたように、1300年記念事業コンセプトということでもありますが、観光立市推進会議の中でも出ております、地域文化、歴史文化を継承、発展させていくということが大切だという中で、1300年というのを契機としながら地域の魅力の再認識とか誇りを持っていくというような意味合いということ、それから極上のふるさとというものをさらにイメージ化できるもの。極上のふるさとというのがちょっとわかりにくいというようなこともありまして、イメージ化できるのではないかといった意見もいただきまして、日本のふるさとでもある私たちのふるさとというようなありようを掲げさせていただいたものでございます。  それから、目標数値ですが、本当に今、おっしゃっていただいたとおりでございます。会議の中でも数値目標の設定というのは数字がひとり歩きをするといった弊害も指摘をいただいております。そういう中で、取り組む上での目標を具体的に持つために、1次計画に引き続いて掲げさせていただいているということであります。入込客数自体は減少傾向でありますので、第1次計画の目標数値からも離れているという結果があります。そういう中で、2次計画においても増加する数値を掲げさせていただきました。これの裏づけというものは、この事業をこの規模でやるからこれだけのお客さんを呼べますよというような具体的なプランを持ち合わせているわけではございませんけれども、そういう意味では根拠はあるのかと言われたらないということになりますが、入込客数の増加を目指して取り組んでいくという姿勢とか意気込み、目標ということで掲げさせていただいて、観光立市推進会議の中で決めていただいている数値ということでございます。 ○(岡田議長) 三崎議員。  ○10番(三崎政直議員) 確かに数値目標というのは、午前中の本会議でもそうなんですけれども、出さないと言われる、出すと言われるという非常に難しいものだと思うのですけども、日本の将来、5年、10年のうちに全体として観光客がふえるという見込みがあってのこういう可能性なのか、ちょっと。  それから、人材については、やはり今、臨時職員なんかでやっぱりしっかりとした人材、観光の専門知識を持った職員という者がいると思うんですけれども、そういったことが市としてやっぱりそういうベースの上でこういうことやるのかというのが、そういう考えがあってこういったことを図の上に載せておるのか。  それから、2番目に言った極上のふるさと観光づくり、これ、コンセプトでなっておるんですけれど、資料3ではそこには日本のふるさとというのは出てこない。しかし、こっちには極上のふるさと観光づくりの上に出てくるということで、そのあたりの位置関係についてどういうふうに整理をされたのか。 ○(岡田議長) 商工観光部長。 ○(吉岡商工観光部長) 私のほうからは旅行客の関係をお答えさせていただきます。  いろいろと推進会議の専門家の方の御意見をお聞きしますと、全国的に国内の旅行客数は減少にあるという中で、推進計画にありますけれども、海外からの観光客を誘致するというのもその一つだというふうに考えております。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) ふえる要素というのがあるのかという御質問だったと思いますけれども、日本全国の中で旅行の回数というものは減っている、国内旅行の回数というのは減っておりますし、消費額も減っているという、それから少子化ということもあります。そういう状況で、全体として上向きというような傾向はないというふうに考えておりますけれども、何とかふやしていく。それにはターゲットが必要だろうというあたりで、今、GS世代という、ゴールデンシックスティーズという黄金の60代、その辺の層をやっぱり狙いながら進めていかないといけないのかなというふうに考えております。  それから、人材の件です。何か考えがあっての打ち出しなのかということですけれども、本当に人材の確保といいますか、これが一番の課題だなというふうに思っておりまして、具体的に現在のところ何か裏があって挙げているということではなくて、必要性について述べさせていただいたということでございます。  それから、資料3のほうのA3判の1枚もので、第2次のコンセプトに丹後は日本のふるさとが掲げられていないではないかということですけれども、済みません、これはちょっと漏れているということで、申しわけありません。 ○(岡田議長) 松本聖司議員。  ○12番(松本聖司議員) 12番、松本です。  カラー刷りのやつです、44ページのところをお聞きしますが、重点戦略の滞在型観光の促進ということで、重点戦略が8項目ほどあるんですが、この中で私、一つお世話になりたいというか、必要があるというふうに思っていますのは、3番目のところの点のところに、まずは春と秋の閑散期に食材を限定してフェアを実施ということが書いてあって、考え方はあると思うんですが、はっきり明確に土日あるいは夏・冬観光から春・秋観光、特に旅館が経営する上で、あるいは雇用をしっかり確保する上でこのことは非常に大事だというふうに思っていますので、特に戦略として位置づけるのであれば、春と秋をどうふやすのかということをここに明確にうたうべきではないかというのが私の意見なんですが、いかがお考えでしょうか。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 雇用の問題で春・秋をふやしていくというのが課題ということは、十分、認識をさせていただいております。そういう中で、春・秋をいかにふやしていくのかということで、正直、非常に難しいというふうに思っております。強みは冬のカニ、夏の海水浴ということで、いえば京都市と比較したときに、冬でいいますと京都市にないカニという魅力がありますけれども、春や秋で京都市と比較した場合に、例えば桜や紅葉が京都市とどうなのかと言われたときに、やっぱり素材として強さ弱さというのがあると思いますので、非常に難しい部分だろうなと思いますけれども、何とかそこを打破していきたいということで掲げているフードフェアなんですが、既におかみさんの会ではジオ御膳というようなことで、ジオの5カ条の食材を共通のプランとして提供していただいているというような事例もあります。こういうようなことをふやしていきながら、そのことというのは即、お客さんが入ってきてということではないかもわかりませんけど、やっぱりPRがしていけるということで、新たな魅力の発信につながるということで、そういうものを春・秋に生かしていきたいなというふうに考えております。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) 課長が申し上げたとおりなんですけども、滞在型といったときに、おっしゃるように、春と秋というのがポイントだということである一方で、文言的にはそこに光を当てたような言葉もないというようなことも見てとれますので、御指摘を受けとめながらどういうふうに対応できるか内部で検討してまいりたいと思います。 ○(岡田議長) 谷口議員。  ○14番(谷口雅昭議員) 14番、谷口です。  振興計画の素案の中でちょっとびっくりしたなというふうに思うんですけども、25ページからグラフがあるわけですけれども、ここでいわれるのが平成24年9月に株式会社リクルートじゃらんリサーチセンターがとられたというグラフでありますけども、京丹後市の以下のことを御存じですかということであるわけです。一番、京丹後市そのものは京都府にあるということはある面では評価しておられると思うんですけれども、やっぱり京丹後市の観光部分として、本当に知らない方があるということについて驚きを思っておるわけですけれども、特に京丹後市の観光資源についてのグラフについては、稲作発祥なんていうものはほとんど88%が知らないとか、こういうような状況の中で、この分析の結果を踏まえた中で、いわゆる2次の推進計画の中にこのものをどういうふうに生かしていくのかということが、本来、基本に書かれていくだろうというふうに思うんですけども、とりわけこの部分をどういうふうに市のほうが分析をされて、2次の振興計画のほうに反映をされておるのかということがあればというふうに思います。  ただ、問題なのは、2次の観光振興計画の中にこのことが挙がっておるので、振興計画の中のあくまでこれは分析であるだろうと思うんですけども、それが2次計画の中で少しそういうものがどう生かされておるのかというのが、もしわかればお答え願いたいと思います。 ○(岡田議長) 観光振興課長。 ○(川口観光振興課長) 今の計画書の28ページを見ていただきたいと思います。28ページのほうには図12の4ということで、観光資源に関する認知度と興味度をあらわした図をつけております。これ、下のほうにちょっと説明書きがあります。認知度、興味度ともに高い琴引浜、間人ガニは京丹後市を代表する観光コンテンツだと、観光素材だということで、観光客にも評価をされているということでございますし、コッペガニ、小天橋から浜詰海岸のロングビーチ、丹後コシヒカリ、花の名所、ばら寿司というのは、認知度はそんなにまだ高くはないけれども興味度が高いというあたりから、今後、有望な観光素材となるということで、この辺が認知度向上に向けた情報発信ですとか、市内の滞在時間の延長につなげていく取り組みが必要だということで、アクションプランが79ある中でこういった取り組みもうたわせていただいているところでございます。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) 課長が基本的には言うとおりなんですけども、原則はということでございます。ただ、他方で例えば見ていただきましたらわかりますように、ウルトラマラソンというのが一番下のほうになっていますけども、だから何もしなくていいのかということではなくて、例えば認知度、興味度についても薄く広くという部分と、あるいは特定の層からするとすごく関心があるんだけどもという部分とそこは実際はあると思うんですが、ここはそこまで区分けしてやった調査ではありません。ですから、広くという部分については出ていると思いますが、だけど他方で特定の層をターゲットにして呼んできたいという場合については、ここの表とは違う形でやっぱりアクションプランの中でやっていかないといけないということもありますので、そういう意味で複眼的なもののうちの一つの重要な要素ではありますけども、複眼性みたいなものも持ちながら(・・・聴取不能)ということだと思っております。 ○(岡田議長) 吉岡和信議員。  ○9番(吉岡和信議員) 9番、吉岡です。  基本的に2次の計画はうまく書けておるとは評価をいたしますが、先ほどの議案でも申し上げたんですが、数字は申し上げませんが、いわゆる経営ということを申し上げたんですが、この計画は相場的なことは全て入っておるんですよね。だから、旧町の、ここが市長、いまだに合併して6町の影を引きずっておるんですね。しかし、5カ年計画の中で私が一番、気になるのは、重点地域。こういったことをもっとしっかり落とし込んだらいかがかなと。そんなに大宮からずっと海岸3町、または陸地3町、そんな全て、いろいろと誤解を招いたらいけませんが、5カ年の中でこの地域を重点的にやりましょうとそういう部署が市にはないんですか。それがあれば、私なんか、浜詰地域は本当にもったいない地域だなと思うんですよ、あれだけの入込客があるんですが。ただし、堀議員がおって私の認識不足かもわかりませんが、余り町中を歩いておる観光客は、夏場は別です、海に行く途中、冬場なんかはいませんよね。堀さん、それでよろしいですかね。城崎なんかはやっぱり外湯なんかを整備して、やっぱりそぞろ歩きが目につきますよね。そういう計画をみんな書いていますけど、逆に言ったら何もできないということをあらわしている計画だと思うんです。だから、重点的にそういう商工のほうで、5カ年の中で湊地域であるとか、浜詰地域であるとか、やっぱりここを重点的に予算づけをして将来の魅力ある観光地づくりをやりましょうという部署は、商工観光はないんですか。これもみんな観光協会に任すんですか。その辺、市長、どうでしょうか。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) これは問題意識は全く同じで、重点的にやっていくという大きな出っ張りをつくっていくことが魅力になるというのはよく理解できます。その上で、我々としてここで落とし込んできたことは、まず一つ、重点性ということについては、地域ではなくてプロジェクトで見たということでございまして、従来は基本方針とか課題があってアクションプランということだったんですけど、アクションプランはみんな同じですかという話がありますので、アクションプランの中から重点的にやるべきもの、プロジェクト単位で今回は出してきたと。それはジオパークであったり、滞在型観光ということであったり、体制の強化ということであったりということで、三つの重点戦略を出したというのは、これは今回、そういうプロジェクトとして重点戦略を出したのは今回、初めてでございます。  それから、もう一つは、地域はどうなんだというお話があると思うんですけども、今回、ちょっと我々が大切にしたのは、これは地域はというのはこれもずっと合併以来、あることなんですけども、大切にしたのは大きなテーマは何かということで、これは1次のときからそうなんですけども、極上のふるさとをつくっていこうということが大きな我々の観光のテーマとして掲げていることだということでございまして、そしてそこに書いてありますように、あらゆる分野を観光に生かしていこうということで、当然、温泉ですとか、海岸沿いですとかさまざまなことというのは大きな観光資源であるわけでありますけども、それに加えてさまざまな分野のものを合わせてさまざまな体験型、滞在型の観光につなげていって、総合的な観光地としての魅力を出していこうということを打ち出してやっていくということの中で、そういう意味で結果として全ての地域を、当然、観光立市ですので、あらゆる立市条例の大きな趣旨もそこら辺に入り込んでいると思うんですけども、そういう意味で観光立市推進条例ということの中で、あらゆる分野を生かしながら極上のふるさとづくりを目指していこう、また丹後は日本のふるさととしての観光地をつくっていこうということの中でさせていただいているということでございます。 ○(岡田議長) ほかにありませんか。  和田議員。  ○5番(和田正幸議員) 5番、和田です。  この表の中で夕日ヶ浦海岸とありますけども、夕日ヶ浦海岸というのはどこのことを指すんでしょうか。  それと、今、市長が言われたように、全部を出しても、何でもですけども、この前、NHKでも甲山のかぶと山の景色を出してまず一番先にしたんですけども、そしてここにかぶと山というのもないんです。ないのにどうしてPRも、この前、一般質問でしましたけど、ポスターでも何でもまずあそこの景色を出すので、そのことに対して夕日ヶ浦とかありますけれども、やっぱり京丹後市の目玉をつくるべきだというふうに思うんですけども、今、言われましたように、一つのものを出して、そこからほかに行くというふうのほうがお客はいいというふうに思いますけど、どうでしょうか。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) 25ページからの調査はじゃらんさんのほうでされまして、そういう意味でじゃらんさんのほうでどう考えられたかということによるので、ちょっと我々のほうもなかなか言いづらいんですけども、恐らく我々は全ての海岸がとても大切だということの中で、入込客の数でございますとか、そういったことの中で代表的な海岸として夕日ヶ浦海岸ということをお取り上げになられたのかなと、これは推測でありますけども、ということかなというふうに思っております。  それから、いろんなことの中でも特に出っ張りをつくりながらというのは、先ほど申し上げたようなことではあるんですけども、これは合併以来からのいろんな課題であって、その中でどういうふうな観光戦略を持っていくかということを検討しながら、今回の改定に至ったということではあるんですけど、私は他地域の人からよく言われるのは、おまえのところは観光資源がいっぱいあって、これいいねというふうに言われることも多いんです、本当に。他方で、合併以来、いろいろ市民の皆さんから言われていることは、いっぱいあるからそれが中途半端になってだめなんだと。だから、どこか特化してやったほうがいいんだというようなお話もいただくんですけども、このコンセプトは案外、よその人から見たときにはいっぱいあって、もっとそれを全部、生かしたほうがええんやないかというふうに言われるようなことを受けて、そこ、全部を生かすありようとして、極上のふるさとということでさせていただいているという問題意識のゆえであるというふうに思っております。  実際、予算づけとかいろんな運用の中では、その中から優先順位もつけながら、組み合わせも考えながら、物語づけをしていってやっていくということが大切かなというふうに思っております。物語を書いていく上でも材料がいっぱいあっていろんな物語も書けるかなというふうに思っておりますし、そういう出っ張りをつくることは大切なんだけど、全体を生かしていくことも絶えず考えながらやっていくことが大切かなというふうに思っております。 ○(岡田議長) 堀議員。
     ○3番(堀一郎議員) 3番、堀です。  いろいろ御意見等があって見させていただいて、テーマ、コンセプトとして丹後は日本のふるさとであるということで、今回、提言されているということで、これがメーンテーマとして進められることだろうと思うんですけど、じゃあふるさととは何ぞやというふうに考えさせていただいたときに、ただカニ食いに行こうかと、景色を見に行こうかというのはふるさとではないと思うんです。やはり実家に帰るとか、自分の生まれたところへ帰るという感覚が私はふるさとだろうと思います。  先般、ホームステイを受けさせていただきまして、海外から、上海でしたか、させてもらったときに、何通も手紙も来る、遊びにも来る。私はここが日本の実家ですというふうに表現されている。ということは何かといったら、何かあれば来ているんです。そういうようなコンセプトをどうこの計画に落とし込んでいくかということが、一番重要だろうと。  確かに外国人が宮津で9,000人、来られているということの分析もされていて、5,000人という目標をされているんだろうと思うけど、今現状は905人、宮津は9,000人ということの中で、どこが違うのかということの中で5,000人という目標を定めている中をどう計画的に落とし込んでいくのかという具体性というもの。  そして、各方面、入込客数に関しても14%増とか宿泊29%増ということに関しても、なぜ宿泊していただける。コンセプトふるさとに帰ってくる。カニシーズンだからお母ちゃんの顔を見に行こうかというように、各旅館さんのおかみさんがお母ちゃんになってしまうんです。そのようなことを、例えば10代、20代の方にもアピールしていくことによって、いうたらこれから観光客が、正直言ってゴールデンエイジが旅行を行かないようになってしまうと減ります。絶対、これ、減ってきます。でも、ふるさとは減らないんです。そういうようなコンセプトづくりをいかに落とし込んでいくか。  また、その中でジオパークの認知度が非常に低かった。これは私も一般質問で言いましたけども、そういうようなパッケージプランというような形、勉強型のパッケージプラン、また民泊を入れたパッケージプランとか、農業体験、漁業体験、その他への人のパッケージプランにおいて、2泊していただける、もしくは3泊していただける、もしくは1週間、1カ月のロングステイしていただけるようなプランまでの計画をこの計画の中で私は見い出せないのです。そこまでもう一度、考えていただいた上でのふるさとということは、物すごいいいキャッチフレーズだと思うんです。そういうことをもうちょっと何か落とし込める計画を表現していただければいかがかなと思うんですけど、どうでしょうか。 ○(岡田議長) 商工観光部長。 ○(吉岡商工観光部長) 議員の今の御意見ということにつきましては、また会議のほうで諮らせていただきながら計画書に挙げられるものは挙げさせていただきたいというふうに考えております。 ○(岡田議長) 池田議員。  ○11番(池田惠一議員) 11番、池田です。  時間が来ていますので、最後の質問になろうかと思っております。  一般質問等でも指摘をさせていただきました。私はこの計画自体は、前も言わせてもらっているように、非常によくできたものだと思っています。ただ、問題はいかに実行できるかどうかなんです、市長。そこなんですよ。予算的な限りもありますし、先ほど市長が優先順位をつけてやるんだという答弁をいただきましたので、ぜひやっていただきたいということで、意見を言わせてもらいますと、そこに尽きるかなと思っていますので、市長、その辺の意気込み、一言、お願いします。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) おっしゃるとおりだと思いますし、ということも受けて我々、重点戦略の中で大きな三つのうちの一つに体制の問題を体制の強化ということで掲げております。これは単に体制をつくるだけではなくて、当然、前に進むための体制ですので、行政との連携をして、もっと大きな意味では前面に立ってやっていくわけですけども、しっかりと優先順位をつけながら、もちろん全体の財源の制約がありますけれども、できる限りの人力を傾けてまいりたいというふうに思っております。 ○(岡田議長) 芳賀議員。  ○1番(芳賀裕治議員) 1番、芳賀です。  外国人、目標5,000人とかと出ているわけでございますけども、昨年の秋に私ども産建で奥州平泉、あっちの方面を視察しまして、研究レポートも市長にも提出して見ていただいたと思うんですけど、非常に参考になったと思うのは、台湾を重視されております。非常に昔から親日的であって、うちは台湾の人が外国の中で60から70%占めておると。本市におかれましては、非常に中国を重点化されておられるわけですけれども、また状況が変わるかもわからないですけど、昨年はいろんなことがありまして非常にそこがネックになっていると思います。ぜひともまたその辺の矛先を検討される時期ではないかと思って、一つ、御提案しておきます。それについて、観光のほうはどういうふうに外国人の取り入れを捉えておられますか。 ○(岡田議長) 中山市長。 ○(中山市長) これについてはおっしゃるとおりで、台湾も非常に重要な、来ていただきたい対象地域でありますので力を入れていきたいと思いますし、また中国についても、今は日本と中国の間はこういう状況でありますけれども、潜在的には大きなマーケットだと思いますので、努力もし続けないといけないというふうに思いますし、のみならず、当然、よく言われるように、アセアンとの関係ですとか、あるいはアセアン、アジアに限ることなく、広く地球上のさまざまな国の皆さんに来ていただけるような環境整備なり対応ということについても、可能な努力はしていかないといけないというふうに思っておりますので、我々のところは大きな魅力というか、周辺の魅力の一つは、京都が近くにあるということですので、もちろん京都は努力されておられるんですけども、その努力に応じて世界中から何千万かの人が来られますので、そこから道路も近くなって、京都で1泊してもらって京丹後のほうでも1泊してもらえるような、そういうような京都との連携なんかも考えていけばおのずとそういうことも出てくると思いますし、いろんなことで国籍問わず努力をしていかないといけないことかなというふうに思っています。 ○(岡田議長) ほかにありませんか。    (「なし」の声あり) ○(岡田議長) これで質疑を終了します。  これをもって、第2次京丹後観光振興計画(素案)についてを終わります。  以上で、議員全員協議会を終了いたします。  ありがとうございました。                                   午後 1時00分 閉会 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                       議長     岡 田   修                     署名議員   芳 賀 裕 治                     署名議員   中 村   雅...