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京丹後市議会
>
2009-02-06
>
平成21年産業建設常任委員会( 2月 6日)
平成21年文教厚生常任委員会( 2月 6日)
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令和 4年庁舎整備等特別委員会( 6月10日)
平成17年第 3回定例会(6月定例会)(第5日 6月15日)
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京丹後市議会 2009-02-06
平成21年文教厚生常任委員会( 2月 6日)
取得元:
京丹後市議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-06
平成
21年
文教厚生常任委員会
( 2月 6日) ───────────────────────────────────────────
文教厚生常任委員会会議録
─────────────────────────────────────────── 1
開催年月日
平成
21年2月6日(金曜日)
開会
午前10時45分 閉会 午前11時55分 2
開催場所
京丹後市役所
301
会議室
3
出席委員
松本聖司委員長
、
森口
副
委員長
、
足達委員
、
池田委員
、
平林委員
、
吉岡和信委員
、
吉岡豊和委員
4
欠席委員
行待委員
5
議会事務局出席職員
奥垣主任
6
説明
のための
出席者
後藤環境推進課長補佐
、
吉田環境推進課主任
7
会議
に付した事件
京丹後
市
環境基本計画
の
策定
について 8 議事 午前10時45分
開会
○(
松本聖司委員長
) 皆さん、おはようございます。
ただ今
の
出席委員数
は、7名であります。定足数に達しておりますので、
ただ今
から、
文教厚生常任委員会
を
開会
いたします。はじめに、本
委員会記録
の
署名委員
にいけだ
森口
副
委員長
を指名いたします。本日の
議事日程
は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。それでは、
京丹後
市
環境基本計画
の
策定
についてということで、今日は
環境推進課
から
後藤課長補佐
と
吉田主任
に来てもらっています。本来なら部長、
課長
に来てもらうべきですが、どうしても日程が合いませんでしたので、欠席ですがご了承願います。この
環境基本計画
については、2月17日の
全員協議会
で改めてあろうかと思いますが、それまでにやはり所管の
委員会
ということもありまして、事前に
説明
をしっかりと聞いておくということで、今日設定させていただいたところでございます。それでは、最初に
後藤補佐
から
説明
をお願いします。 ○(
後藤環境推進課長補佐
)
環境推進課
の
後藤
と申します。よろしくお願いします。本日
三浦部長
、
松本課長
は所用のためにこちらに出席させていただくことができません。まことに申し訳ございませんが、私と、
吉田主任
が主に
環境基本計画
の
策定
に携わっておりますので、
説明
をさせていただきたいと思います。ご存知のように
京丹後
市には合併しましてから、大きな
計画
としましては、
総合計画
が
策定
されました。その
総合計画
に基づいて、より
総合計画
で目指すそれぞれの
基本方針
、
基本目標
をより具体化するための、ひとつの
環境部門
の
基本計画
であるということで、
平成
18年度から2カ年の
事業
ということで、この間
策定
を進めてまいりました。これから、
中身
につきまして、詳しく
吉田主任
から
説明
申し上げたいと思います。 ○(
吉田環境推進課主任
)
環境推進課
の
吉田
です。よろしくお願いします。お配りしました
京丹後
市
環境基本計画
(案)の概要というもので
説明
させていただきます。まず、1番のこれまでの
経過
ということで、昨年度から2カ年で
計画策定
を進めてまいりました。初年度の19年度には、
既存資料調査
ということで、
市内
の
環境
に関する
調査
を行ってまいりました。無作為に選んだ18歳以上の
一般市民
3千人、
市内
の全小学校5年の児童、中学2年、高校2年の生徒、さらに
小中高
の全教員の方、また、
先ほど
の
児童生徒
の
保護者
の方、
市内
の200
事業所
、
農林漁業
の
方々
、さらには
市内
の施設を訪れられた方や
民間
の
宿泊施設
に泊まられた方を
対象
に、
環境
に関する
アンケート
を行いました。それぞれの
回収率
は、
右側
に書いてあるとおりです。これらを踏まえて、
庁内調整委員会
と
公募市民
の
方等
で構成されています
策定委員会
を持ちまして、
アンケート
結果や
既存資料調査
で
市内
の
環境
の
課題等
についていろいろご検討いただきました。19年度末の3月には、旧
町ごと
に
地域懇談会
を開催しまして、それぞれの
地域
の
環境課題
とご
意見
をいただく場を設けました。19年度のこうした
市内
の
環境
に関する
課題
とかをもとにして、今年度、さらに
庁内調整委員会
及び
策定委員会
をたびたび重ねていただきまして、昨年12月19日には、今度は
市全域
の
市民懇談会
で、この時点での大まかな案というのをお示しいたしまして、
市民
の
方々
からご
意見
を頂戴いたしました。今年1月19日に
最後
の
策定委員会
で、今お配りした案を認めていただきました。 2番目の
策定体制
ですが、
先ほど
言いました
策定委員会
というのは、
学識経験者
として、
ブナ林
の
シンポジウム等
で
基調講演
をしていただくなど、
京丹後
市に何度も来ていただいています
京都大学
の
深町先生
に
委員長
をしていただきまして、
あと
は
市内
の
環境
に関する
二つ
のNPOの代表の方、
区長連絡協議会
の方、
事業者
の代表の方、さらには6人の
公募委員
の計11人で
策定委員会
を持ちまして、計6回開催しました。
庁内調整委員会
というのは、
生活環境部長
を
委員長
としまして、
市役所
内の
関係課長
16人で構成しており、
市役所内部
の
環境
に関することについて、ご協議いただきました。この
二つ
の
委員会
の
意見調整
という形で、案の
策定
を進めてまいりました。
右側
に
意見聴取
ということで、美しい
ふるさとづくり審議会
と
廃棄物減量等推進審議会
の
二つ
の
環境
に関する
審議会
の
方々
にも、
計画素案
という形で今お配りしていますものに近い形のものをお示しして、
意見
を頂戴しました。これは、先月、
意見聴取会
という形で開催しております。今、今月の20日まで
パブリックコメント
をかけておりますが、
市民
の
方々
から再度ご
意見
を頂戴して、3月
定例会
に提案していきたいと思っています。 次に、
計画
の
中身
について、ご
説明
させていただきます。3番の
環境基本計画
の構成ということですが、
冊子
の方では第1章から5章までありますが、それを簡単に
説明
させていただこうと思います。まず第1章の
計画
の
基本
となる事項の
計画
の
趣旨
としましては、
右側
に書いておりますが、
先ほど
課長補佐
からもありましたが、
総合計画
の中の
基本方針
の
一つ
に、「
くらし
の中で命が輝く
環境循環都市
」というのを掲げています。この
計画項目
の中に
環境基本計画
の
策定
というのを掲げておりまして、
環境面
における総合的かつ体系的な
推進
が必要であるということをもって、この
策定
の
趣旨
としております。次に
計画
の
位置づけ
としましては、市が
策定
しておりましていろいろな諸
計画
を
環境面
から支えるものという
位置づけ
にしております。次に
計画
の
対象
といたしましては、
自然環境
、
生活環境
、
循環型社会
、
産業
、
地球環境
、
環境教育
の6
分野
を
対象
としております。
計画
の期間ですが、2018年度の10年間としております。
重点プロジェクト
という早急に取り組む必要のあるものをいくつか上げていますが、これについては、5年間でやっていこうということにしております。
最後
にこの
計画
の
取り組み主体
としましては、
市民
の方、
事業者
の方、
市民団体
の方、
旅行者
の方、
市行政
としております。第1章がこの
計画
の
基本
となる事項ということになります。 次に、第2章では、望ましい
環境増
及び
基本目標
ということで、右のページの4番で、後ほどご
説明
させていただきます。第3章の
計画
を
推進
するための
具体的行動
についても、後ほど
説明
させていただきます。第4章については、
先ほど
言いました
重点プロジェクト
の中の
4つ
について、
環境課題
に対する重要な
施策
、
環境像
の実現に向けて大きな効果が期待される
施策
を
重点プロジェクト
として示しています。
中身
についても、後ほどご
説明
します。
最後
に第5章の
推進体制
ですが、この
計画
を進めていくための
推進体制
を示しております。 次に具体的な
環境基本計画
の
中身
についてご
説明
させていただきます。まず、
環境像
及び
基本目標
の
内容
ということですが、
環境像
は「古代から未来へ 自然美ゆたかな歴史と文化の
まち
京丹後
」ということで、これは
策定委員会
で何度も検討いただきまして、
冊子
の7ページにこの
環境像
の
説明
をさせていただいておりますが、これをこの
計画
に掲げる10年後の
京丹後
市の望ましい将来の
環境像
ということにしております。この
環境
雑煮近づくために、
基本目標
を
6つ
挙げてあります。
先ほど
の
計画
の
対象
のところでご
説明
しました
6つ
の
分野
に対応する形で
6つ
の
基本目標
を掲げております。まず、豊な自然を守り強制していく
まち
というのが、
自然環境
の
分野
です。
環境
に負荷を与えない
くらし
をする
まち
が
生活環境
の
分野
です。限りある資源を有効に活用する
まち
が
循環型社会
、豊な財産を
環境
に生かす
まち
が
産業
、低
炭素社会
に挑戦する
まち
が
地球環境
の
分野
、楽しく学びともに
環境
をはぐくむ
まち
が
環境教育
の
分野
の
基本目標
としております。それぞれの
6つ
の
基本目標
に対しまして、今度は
施策
の方針ということで、2つから
4つ
ほど掲げております。具体的には書いてあるとおりですし、第2章に詳しく書いてありますので、後でご覧いただけたらと思います。 次に第3章の
計画
を
推進
するための
具体的行動
というところで、
現状
と
課題
や
目標
を達成するための市の
取り組み
、
主体別行動指針
を書いております。この
目標
を達成するための市の
取り組み
ということを今からご
説明
させていただこうと思います。
冊子
の15ページに
4つ
の
項目
を挙げています。
計画
的な
森林管理
の
推進
では、昨年度行いました各町での
地域懇談会
で、山がかなり荒れているためにマツタケが採れなくなってきたとか、鉄砲水が出るというような
現状
がある、
環境
にはもちろん水が重要なのだけども、水の出所として
森林
を
保全
していくことが重要ではないかというご
意見
をいただいております。
丹後
町の
地域懇談会
でも、海産物はやはり山の恵みでもある、
漁業者
が山に植林に行く機会を設けるべきではないかというようなご
意見
もいただきました。そういったことを踏まえて、ここで
森林管理
の
推進
ということを掲げております。
地域
の
生物多様性
の
保全
では、これも
地域懇談会
でよく出ていた
意見
なんですが、昔川にいた魚が見られなくなった、
外来魚
がふえているからそういった状況になっているのではないか、魚だけでなく、カエルやヘビも昔に比べ見られなくなったというご
意見
をいただいております。そういったことを踏まえて、生物の
多様性
の
保全
をしていきたいと考えています。次の自然とのふれあいの場の確保ということですが、これは
アンケート調査
の結果ですが、
市民
の方で
京丹後
市の
環境
に関する
不満度
を聞いたのですが、その中で水辺、
森林
、里山の
保全
という
項目
に
不満
が大きいという結果が出ています。
小学生
に対する
アンケート
結果でも、野鳥や昆虫など生き物とのふれあいの場がないという
不満度
の
項目
が結構高かったということで、自然とのふれあいの場をさらに確保していく必要があるのではないかということでこの
項目
を挙げています。次に
山陰海岸ジオパーク構想
の
推進
ということで、これは今市でも取り組んでいます経ケ岬から鳥取県の
白兎海岸
まで、去年12月には
日本版
には認定されたのですが、さらに官民が連携して
世界ジオパークネットワーク
の加盟に向けて取り組んでいきたいということで、この豊かな
自然環境
の継承の中に入れさせていただいております。 次に17ページの、河川、湖沼、海とのふれあいの場の創出ということですが、
アンケート
で
小学生
のおもしろい結果がありました。やりたい
遊び
を聞いたのですが、1番が
海遊び
、2番がスポーツ、3番は川
遊び
と、結構水辺の方の
遊び
がしたいという
意見
が多かったです。それなのに
不満
の中には、海や川や池のきれいさがないから
不満
だというような結果が出ていたので、
小学生
はやりたいのに汚いということを思っているんだなというようなことがわかります。こういった
アンケート調査
の結果ですとか、
地域懇談会
で出された
意見
を基にここに上げております。第3章が一番分厚いですが、また一度目を通していただけたらと思います。 次に5番の
重点プロジェクト
の
説明
をさせていただきます。
先ほど
の
課題
や
取り組み
を踏まえて、早急かつ横断的に進めていかなければならないというようなものをピックアップしまして
4つ
の
プロジェクト
を考えております。
一つ目
が、
環境ビジネスモデル推進プロジェクト
ということです。これは
冊子
の51ページにわかりやすく
イメージ図
を描いております。3つの柱としまして、エコツーリズム、ジオツーリズムの
推進
ということと、
バイオマス産業
の
育成
、
環境保全型農業
の
推進
ということで、これらの
環境
に関する
産業
を進めていくことによって、
環境ビジネス
の
モデル
を作っていこうと、最終的には
地域資源
の
有効利用
ですとか
産業
の
活性化
に結び付けたいというのが、この
プロジェクト
の
趣旨
です。次に「山」「里」「海」水の
リレープロジェクト
ということですが、これは、
京丹後
市は水源から
海岸
まで
一つ
の
市内
にあるということで、この川をきれいにするのはもちろんなんですが、これを通して
地域
間の連携を深めていこうというのが
プロジェクト
の
趣旨
です。次に
京丹後リ・スタイルプロジェクト
ですが、リ・
スタイル
というのは14年版の国の
循環型社会白書
でリデュース、リユース、リサイクルの3Rを
推進
するというのでこの言葉を使っているのですが、
京丹後版
のリ・
スタイル
には、この3Rに加えてリジェクトという発生をそもそもさせないという、これは
総合計画
にもうたっているのですけども、この4Rにして、さらに昔ながらの
生活
の知恵や
食文化
のいいところを再び取り入れて、21世紀型の新たな
生活スタイル
を定着させていこうというのが、この
プロジェクト
の
趣旨
です。
最後
、
地域環境学習推進プロジェクト
ですが、これは
環境全般
に関して今まで
自然環境
の
保全
やごみの
抑制
全てに関して
環境教育
、
環境学習
が土台になるという
前提
がありまして、それを進めていくためには
環境情報
の整備とその活用ができるようなところ、
環境学習
をする場がないという
課題
もでてきておりましたので、その場の提供、さらには人材の
育成
、
市内
に
環境
に関してかなり知識を持っておられる方がおられても、なかなか
環境学習
の場で活動がしていただけていない方がおられるんじゃないかということで、その発掘も踏まえて
人材育成
の
推進
ということで、この3つを
推進
することで
環境保全
に関する意識の向上に結び付けていきたいというのが、この
プロジェクト
の
趣旨
でございます。 次に6番の
計画
の
推進体制
ということで、ここに
イメージ図
を書いております。左下に
京丹後
市
環境基本計画推進委員会
(仮称)ということで、こういった
委員会
を立ち上げたいと思います。
計画
を作っただけでは何の
意味
もございませんので、来年度以降この
計画
を
推進
していくための
組織体制
を作りたいと思っております。もちろん市との
連携調整
、さらにはこの
推進委員会
には
市民
、
事業者
、
市民団体
の
方々
に参加していただいて、
推進
するためにはどういったことをしていかなければならないか、
あと
、
計画
に掲げております
数値目標等
もあるのですが、
施策
がどこまで進んでいるかという
進捗管理
もこの
委員会
でしていただく予定にしております。こういったことで、1年ごと、5年目を迎えたときに
計画
の
見直し等
も考えながら、
推進
及び
進捗管理
をしていただく予定としております。以上、簡単な
説明
ですが、私からは以上です。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 補足だけ2、3点させていただきますが、まず
環境基本計画
というものですが、従来、
環境
という部門ですと、
規制
ですとか
保全
とか
抑制
とか、こういう面を中心に定めるものということの認識が強いと思いますが、この
環境基本計画
の
特徴
といたしましては、もちろん
規制
ですとか
保全
とか
抑制
とかは
大前提
ですが、さらに一歩踏み出して、
環境
というものをキーワードにこれから
まちづくり
、いわゆる
産業
につなげていくそういうものを見据えた
計画
の
内容
としているのが、
一つ
の
特徴
であります。それから、
計画
は作ったけど実際実行できなかったら宝の持ち腐れになりますので、その
実行力
を高めるために、
重点プロジェクト
ということで
市民
の方や
事業者
、
市民団体
そして市が一体となって、わかりやすく
取り組み
やすいものを、特に大事なものを
重点プロジェクト
ということで、中に掲げていったというのが、主な
特徴
となっております。以上でございます。 ○(
松本聖司委員長
)
基本計画
について
説明
をいただきました。初めて見る
資料
ですので、全体のイメージもなかなかつかみにくいと思いますが、そのことも含めてで結構ですので、質問がありましたらお願いします。 ○(
平林委員
)
策定委員
さんの名簿は載ってますか。 ○(
吉田環境推進課主任
) この中には載ってないです。コピーして後で配布します。 ○(
吉岡和信委員
)
基本
的には歓迎すべき
計画
ですが、
重点プロジェクト
とかいろいろ書いてありますが、ただ、具体的な
数値目標
はほとんど書いてないですね。 ○(
吉田環境推進課主任
) 60、61ページになりますが、これも、なかなか数値にできるものがなく、かなり苦労してここまでになりました。 ○(
池田委員
) ちょっと期待していたのが抜けていて、
考え方
を聞かせていただきたいのですが、
環境
という中の
景観
も含まれてくると思いますが、例えば
海岸線
ですが、
景観条例
みたいなものを
策定
して
看板
とかの
規制
は、今回の
計画
を
策定
するにあたって考えられなかったのでしょうか。 ○(
吉田環境推進課主任
) 22、23ページくらいに書いていますが、特に23ページに
観光サイン
の
統一化
を図るというのと、川、道路の整備のことを市の
取り組み
として書いてはいるんですが。
バイパス沿い
の
看板
が乱立されているというようなご
意見
もいただきましたので、
景観
の
保全
と創造という
項目
を入れた
経過
がございます。 ○(
池田委員
)
バイパス沿い
の
看板
と
海岸線
の
業者
の
看板
とは、いわゆる
国定公園地
内で
景観
が全然違うんですね。都市の
景観
と自然の
景観
と。
観光サイン
の統一というのは、これは
道路案内
だとか、建物の表示だと思うんですが、いわゆる
観光業者
が立てられる
看板
についての
考え方
ですね。そういうものは今回の
計画
の中に入れられなかったのかということです。 ○(
後藤環境推進課長補佐
)
先ほど
吉田主任
からありましたが、
景観
という
部分
については、
策定委員会
の議論の中でありました。ただ、
環境基本計画
では、個々の細かい
部分
というのは特に定めないと、大くくりの中での
環境保全
という
位置づけ
の中で、例えば関係しますのが、
景観そのもの
になりますと
都市計画
の関係が当然関係してくるということもございましたので、
国立公園
は
自然公園法
の方でという中で、
環境基本計画
の
位置づけ
としては
先ほど
の
吉田主任
の
説明
のとおり、
基本
的な
方向
というものをこの中で示していくというふうな
位置づけ
で、具体的なこの分を盛り込んでいないということです。 ○(
森口
副
委員長
) 確か、
京丹後
市は
屋外広告
を設置するのに、
料金収受
なんかの
条例
があったような気がするんですが、今きちっと運用されていますか。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 担当ではないので、私からはっきり申し上げられませんが、広告は
空中占用
という
部分
での
占用許可
だと思うので、そちらへちょっと確認してみます。 ○(
森口
副
委員長
) というのは、今ある
条例
とかがしっかり運用されていないのに、新しいのをいろいろ出してきて、これしっかり運用されるんですと言われても、正直ちょっとよくわからないんです。今ある
条例
でしっかりやっていただくべきことは、たくさんあると思うんですが、その辺の
見直し
なしに新しい
計画
を出されたのかという
意味
で、確認させていただいたのです。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 当然、
条例
、規則、
法律
で定められていることは、
大前提
でありますので、逆にこの
計画
の中で見直すという作業はしておりません。そういうものはあって
大前提
のうえに、さらに
環境サイド
から見た
方向性
を示すということになりますから。 ○(
森口
副
委員長
) できているという
前提
でやられているということでよろしいですね。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) そうですね、
法律
があって
規制
はあるんだけど、一応指導はしていますと。できているできていないは、そこまで分析していないですが、できているという
前提
で、さらにそれをきちっとやりましょうみたいなことですね。その点で
一つ
言いますと、例えば
公害対策
の
部分
で議論がありましたのは、排水であれば
水質汚濁防止法
というのがあって、これは企業は絶対に守らなければならない、でもさらに
京丹後
市のこの
計画
の中では、それはあって当然だけど、
企業努力
としてもっと
環境
に配慮した形で取り組んでいけないでしょうかねということが、この中で
考え方
としてうたってきたということです。 ○(
森口
副
委員長
) 実は議会でも取り上げましたけど、
個人設置
の
浄化槽
の法定の点検とか、
水質環境
の話があるんですけど、新しくいろんな
外来語
も使ってこういう
計画
を作られるのが、別にだめだということではないですけども、その
前提
に、今ある
一つ一つ
の、
先ほど補佐
が言われました当たり前に守ってもらわなければならないことが、ちゃんとできているというもとに立った先の話でないと、そもそも無理があると思うんです。例えば
水質汚濁防止法
の
運用状況
がしっかりできているにもかかわらず、このレベルなのでもっと上げていかないといけないと。ところが、頑張っている
業者
さんから言わせると、やっていないところは山ほどあるだろうと。うちにばっかり難しいことを次々に言ってきて。というアンバランスがおきてこないかという心配の上で、当たり前に守られるルールは皆さん守っていただいているんですねということが確認したかったということです。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 今のお話で逆に言いますと、
重点プロジェクト
の
最後
に挙げています
環境学習
というところに、
一つ重き
をおきたいというのが、当然
自分達
が
自分達
のものだから守っていかなければならないという
気持ち
を、
市民
の方がきちっと持っていただくということが、これから非常に重要になってくるという
意味
で、
先ほど
浄化槽
の話もございましたが、それは
規制
する側からすれば、してもらって当たり前なんだけど、実際に
市民
の方にすると、守るべきなのか外していいのかちょっと中途半端になってしまうというのがこれまでで、そこを
環境学習
という面で、子どもの頃からしっかりと、要するに大事にしなければならないものは大事にしなければならないというふうに、そういう
気持ち
を育てていこうと、そういう
趣旨
の
内容
を定めています。 ○(
足達委員
) ちょっとお尋ねしますが、例えば建物の廃墟に不法投棄されたというようなことがあったりして、それは
民間
の持ち物なので一部問題があるかも知れませんが、
道路沿い
にそういうようなものがあって、
景観
としても
環境美化
の面にしても問題があるんじゃないかというそういう指摘をさせていただいているんですが、これは今の第2節に出しておられる
環境
に負荷を与えない暮らしをする
まち
、
環境美化活動
の
推進
というところに当てはまるのか、そういうものが今放置された状態なのか手当てをしていただいているのかちょっとわかりませんが、こういう
環境計画
でいつもすばらしいものはできてくるんですけども、問題は
実行性
ですよね。
推進会議
を作るというのもいいんですけども、結局は羅列した形の中で、具体的な
行動
が、もう少しすっきりはっきりしないなという
部分
がございますので、その辺について、ちょっと教えていただけないかなと思いますけども。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) まず、個々の
規制
の問題というのは、
先ほど
も言いましたが、それぞれ
規制
なり
法律
がございます。
環境基本計画
がどういう
位置づけ
にあるかというと、これがいわゆる
法律
いうものではなしに、これから市や
市民
みんなで
環境
に対して取り組んでいく
方向性
を
基本計画
の中で定めていくんだというものでありますので、
現状
としまして確かに
問題点
はいっぱいあるというのは
十分把握
はしていますが、この
計画
の中で個別に対応するということはございません。あくまでも
基本計画
でありますので、市や
市民
が取り組んでいく
方向
をここで定めると。
先ほど
申し上げましたように
実効性
を高めるために、特に
基本目標
を定めてこういうふうにしなさいというふうにするだけでなしに、より取り組める具体的方策として、今回は
重点プロジェクト
というものを定めて、短期間でこれらを取り組むことによって、結果的に、物事に対する
考え方
が変わってきたり、みんなでやっていかないといけないなという
気持ち
が生まれたり、そういうふうなことにつながっていくことを期待しています。 ○(
足達委員
) お話を聞いて、本当にそのとおりなんですが、
市民
からこれはおかしいんじゃないかということを当然行政側にも申し上げているわけですね、こういう
計画
を作る主体となるのが、今のところ行政の方からこういう問題が出てくるということですので、その辺の意識がまず高まらないと、
市民
でどうのこうのという話があったとしても、一向に前に進まないんじゃないかなという懸念を感ずるものですから、その辺でどうかということをお伺いしたんですけどもね。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 今日、こういうご
意見
があったということで、伺っておきます。お答えとしては、
先ほど
申し上げたように、
基本計画
とはこういうものですというふうなことでご回答させていただいておきたいですし、個々の問題としては個別に検討するということにさせていただきたいと思います。 ○(
平林委員
) 60ページの
数値目標
のところですが、2番で久美浜湾が出ていますが、網野の離湖はここに載らなかったのかどうかということと、十年後の
目標
の数値を出していただいていますが、
見直し
として5年程度
経過
した時点でということですが、じゃ、これを数字にするにはどうするかというのは、前に戻るということですか。これらいろんなことをしてこの数字にしていくんだというような、実際にどういう努力をしてこの
目標
値にまでいこうかということが、具体的にどこかに書いてあるのでしょうか、教えてください。 ○(
吉田環境推進課主任
) 久美浜湾を挙げているのは、今の
現状
で取れているもの、今後10年後に取りやすいものということで、今取れていないものはどうしようかという話があったので、ここでは久美浜湾のみを挙げさせてもらっています。それと、10年後にこの数値になるためにどうやっていくかというのが、ここで各
基本目標
ごとに分類をさせていただいていますが、
市民
、
事業者
、
市民団体
、
旅行者
にこういった水質をきれいにしていこうということを第3章のところにうたっています。 ○(
吉岡和信委員
) その辺はよくわかるんですが、そうは言っても具体的なことは全くなく、財源の裏づけとか。漂着ごみのごみは絶えずですので、
現状
調査
はしていただかなくてもいいですので、これをどう解消しようかというと、具体的に財源がなかったらどうなのかなという思いがありまして。すばらしい
計画
ではあり、これについてはなんの異議もありませんが。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 例えば下水道のことですと、下水の
計画
を上回るようなことはここでは言いません。すでに設定してある
目標
をこちらでも合わせて設定させてもらったと。財源のことまで言われますと、確かにこの
計画
の中では、下水の財源はどうだというところまでは確かにうたっておりません。それは、本体の方で
目標
値を作られて進めていくということになりますので、こちらは数字的にはそこにあるものを使わせていただいたというものです。 ○(
足達委員
) 60ページの美しいふるさとづくり
条例
による重点区域数というので、
現状
は4カ所、
目標
は10カ所と。琴引浜が重点区域だろうと思いますが、10カ所に伸ばすというのは、どういう
考え方
なのか教えていただけたらと思います。 ○(
後藤環境推進課長補佐
) 現在、琴引浜は特別保護区域という形になっています。4カ所は、八丁浜、離湖の周辺、五色浜、浜詰で、旧網野町時代に設定されたものがそのまま残っています。この重点区域につきましては、
条例
の中に定めていますのが、その地元と一体となって特に美化を進めていきましょうという
意味
で重点区域を設定することになっていますので、まずその
地域
の
方々
が共同活動として一緒にやっていくんだということがまずできないと、重点区域設定ができません。今後は、内山の
ブナ林
方面とかそういうところで設定をしていきたいという想定で10カ所ということをここに書きました。 ○(
吉岡豊和委員
) 60ページの放置竹林伐採面積が
現状
で20ヘクタールとありますが、竹はすごい威力があって、まわりの樹木が侵食されているような状態ですが、実際どの辺をされたんですか。 ○(
吉田環境推進課主任
) 関係課の農林に実績数値を聞いただけで、場所は聞いておりません。 ○(
平林委員
) 61ページのごみ減量優良協力店認定数をゼロから20店舗にふやすとありますが、どういうのを優良協力店に認定するとかの基準は決めておられますか。 ○(
吉田環境推進課主任
) 今のところはまだ決めていません。新たな制度を作って、
推進委員会
の中で検討していきたいと思っています。 ○(
松本聖司委員長
)
環境基本計画
が、議会の承認がいるということは、当然
実効性
があるのか、財源の裏づけがあるのかというようなことも、ある面、議会が責任をもたないといけないということがあるわけですので、
環境基本計画
の載っている以上は、よその課でやったことなので知りませんということではなくて、調整
会議
があるわけですから、承認した以上はする
前提
でということが
大前提
になると思います。それに耐えうるような
計画
であってもらわないと困りますし、そういう
説明
をしてもらわないと困るということを私からお願いしておきたいと思います。1点だけ、読んで思っていましたのは、
環境
を
保全
するということと、
環境
を利用して
京丹後
市の
活性化
に活用するんだということは十分理解できますが、例えば望ましい
環境像
及び
基本目標
みたいな中に、キャッチコピーですか、古代から未来へ云々とあるのですが、新しい価値観や英知を加えというような文言も出てくるんですけども、じゃあ、新しい価値観や英知は何を言っているんだということが、もっと言うと、この
環境基本計画
の魂の
部分
がなかなか
市民
に十分伝わらないのではないかということを思ったりしています。そういう
意味
では、場合によっては
環境
基本
条例
みたいなことがあってもよかったのかなと思ったりしていますが、
基本計画
と
条例
みたいな関係について、どういう整理があったのか、そのことだけお願いできますでしょうか。 ○(
後藤環境推進課長補佐
)
基本
条例
と
計画
の関係ですが、本来の姿でありますと、
基本
条例
を作って、
基本
条例
の中で理念をうたい、その理念に基づいて
基本計画
を作るという流れになると思います。今回、
基本
条例
につきましては、
基本
条例
を作ってという
前提
ではなしに、
基本計画
をまず作っていくという流れで作りましたので、
条例
制定は想定していません。
基本計画
で行きます。ですから、
基本計画
の理念をまず最初に検討して、この理念に基づいて
基本計画
を定めていくという
経過
になります。 ○(
松本聖司委員長
) そういう
意味
で、理念のところが弱いかなと、率直に読んだ感じですが。ですから、
基本
条例
みたいなのがあって、しっかり目的、理念をうたわれた方がある面でよかったんじゃないかなという
意見
になってしまいましたけど、そういうことを感じました。 他にないようでしたらこれで終わらせていただきます。また17日の
全員協議会
でみっちりあろうかと思いますので、他にないようでしたらこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 午前 9時55分 閉会 ┌─────────────────────────────────────────┐ │ │ │
会議
の
経過
を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。 │ │ │ │
委員長
松 本 聖 司 │ │ │ │
署名委員
森 口 亨 │ │ │ └─────────────────────────────────────────┘...
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