○
松村博司議長 次に、日程第6、議案第26号、
京田辺市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正についての件及び日程第7、議案第27号、
京田辺市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての件を
一括議題といたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 田原延行文教福祉常任委員長。
◆
田原延行文教福祉常任委員長 委員長の
田原延行でございます。ただいま議題となりました日程第6と日程第7の2議案は、去る7月3日に開催しました
文教福祉常任委員会で審査を行いましたので、報告をいたします。 議案第26号、
京田辺市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正については、第8次
地方分権一括法による
災害弔慰金の
支給等に関する法律等の一部改正に伴い、
貸付利率の
見直し等の改正を行うものという説明があり、委員から、
災害救助資金の
貸し付け実績はとの質疑があり、
災害救助法が適用された災害に遭った方が対象で、本市において対象の災害がなかったとの答弁がありました。さらに、委員から、
貸付利率の根拠はとの質疑があり、市独自で実施を決定できるようになった。近隣市の状況も参考に、保証人ありの場合は無利子とし、保証人なしの場合は
東日本大震災の
特例措置や他の
福祉資金の
貸し付け制度を参考に1.5%としたとの答弁がありました。採決の結果、
全員賛成で原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第27号、
京田辺市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴い、
当該基準に従い定める本条例の改正を行うものという説明があり、委員から、本市に
該当施設がないのに改正する理由はとの質疑があり、国に従うべき基準の改正である。ゼロ歳から就学まで一貫して保育をしていくという方針は変わらないが、将来検討できる選択肢として残しておきたいとの答弁がありました。採決の結果、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決しました。
議案審査に続きまして、
文教福祉常任委員会の
所管事務調査を行いました。 不登校及び引きこもり問題について、学校、幼稚園、
保育所等施設整備について、
スポーツ環境の整備について、執行部から
施策実施状況調査を行い、その後、
委員間討議を行いました。今後、さまざまな
調査活動を行い、一定の報告を行いたいと考えておりますので、今回はこの程度の報告といたします。 以上で報告を終わります。
○
松村博司議長 これで
委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、
原案反対者の発言を許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 15番、
増富理津子議員。
◆
増富理津子議員 日本共産党京田辺市議会議員団の
増富理津子です。ただいま議題になっております議案第27号、
京田辺市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。 今回の
条例改正は、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が施行されたことに伴い行われるものです。
反対理由の一つは、今まで、
家庭的保育事業、
小規模保育事業、
事業所内保育事業は主たる対象が3歳児未満であることから、乳幼児の保育が確実に行われるよう、保育内容の支援、保育者の病気等による代替保育、3歳児以降の受け皿など、これらの役割を担う連携施設として保育所、幼稚園、認定こども園を設定することが運営基準とされてきました。今回の改定では、
家庭的保育事業、
小規模保育事業の連携施設の確保義務を5年からさらに10年へと猶予しようとするものです。 2つ目には、
事業所内保育事業おいてはこの連携施設の確保義務を免除するというものです。連携施設があってこそ、保護者は安心して預けることができます。今回の
条例改正では、その連携施設の確保義務の基準を待機児童解消という名のもとに規制緩和するものにほかなりません。 3つ目には、
家庭的保育事業者は自園で調理することが基本となっていますが、調理室を備える連携施設の調理室からの運搬も認められています。この基準を、昨年、給食業者等からの外部搬入を認めること、施設整備に5年の経過措置を10年に緩和しました。その上で、今回の議案では、経過措置を家庭的保育者の居宅以外で保育を提供する保育事業にも適用されるものとなっています。3歳未満が対象の事業でもあり、離乳食やアレルギー食など、個々の子どもに応じた丁寧な対応が必要であり、外部事業者からの外部搬入を認めること自身も問題であり、また、その適用をさらに広げることになることには反対です。 委員会審議の中で、現在、
京田辺市には
家庭的保育事業、
小規模保育事業、
事業所内保育事業がないこと、この今回の
条例改正が国の省令をそのまま市の条例に置きかえたものであり、今までの基準を規制緩和するものであることが明らかになりました。市長からは、
京田辺市はゼロ歳から5歳まで一貫した保育の中で子どもたちを育てていくという方針で保育事業が進められており、今後も進めていくことと同時に、時代の流れに沿った市民ニーズに応えたものにもしていきたいと答弁がありました。今回の
条例改正は、規制緩和を進める国の基準に沿ったものであり、施設規模によって保育環境や内容における格差を広げることにつながり、今後の
京田辺市での保育行政を進めていく上でも、子どもの保育を等しく保障する観点からも、問題点を指摘し、
反対討論とします。
○
松村博司議長 次に、
原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、議案第26号、
京田辺市
災害弔慰金の
支給等に関する条例の一部改正についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第27号、
京田辺市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
○
松村博司議長 次に、日程第8、議案第24号、
京田辺市
森林整備等基金条例の制定についての件から、日程第11、議案第32号、
京田辺市道路線の廃止についての件まで、以上4件を
一括議題といたします。 本件に関し、
委員長の報告を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 岡本亮一建設経済常任
委員長。
◆
岡本亮一建設経済常任
委員長 委員長の
岡本亮一でございます。ただいま議題となりました日程第8から日程第11までの4件は、去る7月1日に開会しました
建設経済常任委員会で審査を行いましたので、報告をいたします。なお、事業の効果や成果を確認するため、同日に現地調査を実施いたしました。 議案第24号、
京田辺市
森林整備等基金条例の制定については、平成31年4月1日に施行された森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律に基づく森林環境譲与税を受けるための基金を設置し、森林整備等の事業を計画的に行うことを目的として条例を制定するものという説明があり、委員から、本市での対象地域はとの質疑があり、府の森林台帳にある民営の人工林が対象で、市全域に点在している。詳細については年次計画を立てて調査していきたいとの答弁がありました。採決の結果、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第30号、平成31年度
市営住宅大住団地外部長寿命化改修等工事請負契約については、条件付一般競争入札に付した当該工事の請負契約を締結するため、
地方自治法の規定により議会の議決を求めるものという説明があり、委員から、市営住宅は何年ごとに外部長寿命化改修工事をするのかとの質疑があり、20年程度で繰り返し実施する。平成24年度に策定した市営住宅長寿命化計画に基づくもので、国交省の基準にあるおおむね20年周期で現地調査も考慮しているとの答弁がありました。さらに、委員から、最低制限価格は入札前に公表したのかとの質疑があり、入札制度について国の基準が変わってきており、最低制限価格は、現在、事後公表としているとの答弁がありました。採決の結果、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第31号、
京田辺市道路線の認定については、宅地開発によって新設された道路線等について、道路法の規定に基づき路線の認定を行うもので、採決の結果、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第32号、
京田辺市道路線の廃止については、土地区画整理事業によって不要となった道路について、道路法の規定に基づき廃止するもので、採決の結果、
全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。
議案審査に続きまして、
建設経済常任委員会の
所管事務調査を行いました。 農業振興についてと交通安全対策(車・自転車・歩行者)について、それぞれの執行部から
施策実施状況調査を行い、その後に
委員間討議を行いました。今後、さまざまな
調査活動を行い、一定の報告を行いたいと考えておりますので、今回はこの程度の報告といたします。 以上で報告を終わります。
○
松村博司議長 これで
委員長の報告を終わります。 ただいまの
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、
原案反対者の発言を許します。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 14番、
青木綱次郎議員。
◆
青木綱次郎議員 日本共産党京田辺市議会議員団の
青木綱次郎でございます。議員団を代表して、ただいま議題となっております議案第24号、
京田辺市
森林整備等基金条例の制定について、反対の立場から討論を行います。 国は、人工林が放置され、間伐作業が進んでいない森林に対し、地球温暖化防止や災害防止、国土保全、水源涵養など、整備を行う財源を確保するために森林環境税を創設し、2024年度から1人当たり年1,000円を課税するといたしました。その課税に先立って国から譲与される森林環境譲与税を市町村が行う間伐や路網といった森林整備に加え、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発などの事業を進めるために基金を新たにつくるものであります。 以下、
反対理由を述べます。 1点目は、森林環境税についてであります。2016年に発効した地球温暖化対策の国際ルール、パリ協定で、日本は2030年度までに温室効果ガス排出を13年度比で26%削減することを目標といたしました。温室効果ガス削減目標達成のためには、適切な森林整備により、森林の温室効果ガス吸収量を増加させる取り組みが不可欠です。そして、森林は、木材の供給源であるとともに、中山間地域の維持と国土の保全や水源の涵養など公益的機能を有し、そこで営まれる林業は地域社会を支える重要な産業であります。 今、中山間地域の高齢化や担い手不足などを背景に森林の荒廃が進んでいますが、そもそも政府が1964年に木材の輸入自由化に踏み切った結果、大量の海外産の安価な木材が流入し、木材価格が下落、林業経営に打撃を与えました。今必要なことは、森林整備と林業政策において国の責務を明らかにし、同時に、地球温暖化の原因物質の製造者や排出者である大企業の責任を問わなければなりません。その点では、森林環境税を課税するなら、国民に負担を押しつけるのではなく、地球温暖化対策で温室効果ガス排出の原因者である大企業に求めるべきであります。 2点目は、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が森林経営管理法とセットで制定されており、その運用面での問題があります。この森林経営管理法では、意欲と能力のある林業者に経営を集中し、それができない森林の管理を市町村が行って、森林の管理経営を確保し、林業の成長産業化と森林の適切な管理の両立を図ることが目的とされております。一見よいことのように思えますが、その運用面では、森林所有者の権利侵害につながりかねない問題があります。同法では、新たに設けられた経営管理の権利によって集積を進め、もうかる森林は規模拡大の意欲がある事業体に再委託をされますが、もうからないところは市町村に責任を負わせる仕組みとなっています。このため、今後は、市町村に対し、地域内の森林経営管理が適切に行われるよう必要な措置をとる責務が課せられ、集積計画を作成することになります。しかし、本市も同様、多くの自治体では、森林・林業行政にかかわる専門的な職員はおらず、人的にも財政的にも過大な負担だけが押しつけられることになります。 また、同法では、森林所有者が市町村の立てる伐採等の集積計画に同意しない場合、市町村の勧告と都道府県の裁定により同意とみなし、最大で50年間、森林の経営管理権を強権的に取り上げることができるようになっております。この点では、森林所有者から経営管理権を集積する計画の策定に当たり、市町村の恣意的な判断で行われることが懸念をされます。さらに、森林所有者が集積計画に不同意でも、勧告などを通じ、同意とみなすことは、憲法の保障する財産権の侵害に当たると言わざるを得ません。 以上、述べました森林環境税の負担のあり方と森林経営管理法の運用面での問題点を指摘し、
反対討論といたします。
○
松村博司議長 次に、
原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、議案第24号、
京田辺市
森林整備等基金条例の制定についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件は原案のとおり可決されました。 先ほどの件であります。賛成13、反対5、よって本件は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第30号、平成31年度
市営住宅大住団地外部長寿命化改修等工事請負契約についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第31号、
京田辺市道路線の認定についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。 続いて、議案第32号、
京田辺市道路線の廃止についての件を
電子表決により採決いたします。 本件に対する
委員長報告は可決とするものです。本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
○
松村博司議長 次に、日程第12、議案第33号、令和元
年度京田辺市
一般会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。 本件については、定例会初日に提案理由の説明及び質疑が終了しています。 これから討論を行います。討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、議案第33号、令和元
年度京田辺市
一般会計補正予算(第1号)の件を
電子表決により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。
賛成全員であります。よって本件は原案のとおり可決されました。
○
松村博司議長 次に、日程第13、
意見書案第5号、
消費税10%増税の延期を求める
意見書の件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 13番、
岡本亮一議員。
◆
岡本亮一議員
日本共産党京田辺市議会議員団の
岡本亮一でございます。ただいま議題となっております
意見書案第5号について、提案者を代表いたしまして、案文を読み上げて提案説明にかえさせていただきます。
消費税10%増税の延期を求める
意見書(案)。 政府は、2014年4月に
消費税率を5%から8%に引き上げた。その結果、
日本経済は深刻な
消費不況に落ち込み、2014年度のGDPは、2013年度比で
マイナスに転落、2015年10月に予定していた10%への再増税を2回も延期することになった。 「経済の底が抜けた」といわれるほどの
消費不況を招き、その影響は4年以上たった現在もぬぐい切れず、政府が調査した家計の
消費支出によると、増税後ほとんどの月で、前年
比マイナスとなっている。 そのもとで政府は、
幼児教育・保育の無償化など「全
世代型社会保障」実現に向けた財源を確保するとして、2019年10月から
消費税率を10%へと引上げることを表明した。 経済の土台である消費と所得が落ち込む中で、
消費税増税を強行すれば、
子育て世帯を含めた全世代の暮らしを直撃することになり、経済全体に大きな影響をもたらすことは明らかである。 よって国及び政府におかれては、2019年10月からの
消費税10%増税の延期をするよう強く要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。 議員皆さんのご賛同をよろしくお願いいたします。
○
松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 9番、次田典子議員。
◆次田典子議員 今いろいろ延期をされることの理由をたくさんおっしゃっていると思うんですね。なかなか経済の硬直化というよりも、これから2020年のオリンピックだとか、それ以降の日本の経済の大変厳しい状況が待っているんじゃないかとか、いろんなことを言われる中に、今回、こういった増税が2019年10月からということを一応されているわけですね。そうすると、今、
意見書を出すというような状態にあるときは、まずもって凍結あるいは
消費税の引き下げということをきちっと市議会の姿勢として私は出していくべきだというふうに思うんです。結構この延期というところで、すごく曖昧な気がします。どうしてそういうような形になったのか。当初、共産党が出されているのは凍結であったと思うんですよ。それなのに、どうして延期という形に変更されたのか。そこのところをお聞きしたいと思います。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 13番、
岡本亮一議員。
◆
岡本亮一議員 今回の
意見書に関しましてですけども、今、
消費税の凍結ではなかったのかということですけども、いろんな考え方がございまして、
消費税の増税に対して賛成、また反対、こういった幅があると思います。そういった中で、今もるる述べましたこの
意見書の中にあるように、過去見ましても、本当に
消費支出が非常に
マイナスに落ち込んでいるということで、今この現時点、この不況の中のこの時点で上げるべきではない、この今の状況下の中でやはり引き上げというのはだめだという点で、今この延期というような
意見書にさせていただきました。 以上です。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 9番、次田典子議員。
◆次田典子議員 要するに、
意見書を通すことが最大の目的であって、内容的には一定みんなが賛成できるような方向でやろうじゃないかということだというふうに思うんですね。だけど、私はやっぱりそういうことはやめた方がいいと思います。実際に
消費税を下げている国、例えばカナダなんかは下げていっているんですね。そういうふうになると、本当に何が問題なのかということを考えると、やはり
消費税のあり方、それから、この今の日本の経済がこれからどうなっていくのかということ。
京田辺市でもそうですよ。実際に仕事につけない若い人たちもたくさんいるわけですね。そうなったら、私たちの市議会の中で、やっぱり私は凍結あるいは廃止あるいは引き下げということ、そういったことをしっかりと物を言っていく。別に私は、反対があって、賛成があって、それが民主主義だから当たり前だと思いますよ。でも、賛成したい方は
消費税を上げていくことに賛成したらいいじゃないですか。反対の人はやっぱり反対であるというしっかりした意思表示を私はするべきだと。曖昧さは私はあまりいいことを招かないというふうに思っています。今回は賛成はさせていただきます。とにかく
消費税を少しでも上げてほしくないから賛成はいたしますけれども、やはりそういった点も十分にお考えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 13番、
岡本亮一議員。
◆
岡本亮一議員 今おっしゃいました凍結とか反対とか、なぜ引き下げを言わないんだということだと思うんですけども、いろんな議論があると思うんですけども、先ほど言いました
消費支出が今
マイナスになっている状況のもとで、一致点に基づきまして、やはり今の現時点で上げるべきではないと、そのような形で、この延期という形を使わせていただきました。 以上です。
○
松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本件については
会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、
意見書案第5号、
消費税10%増税の延期を求める
意見書の件を
電子表決により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成する議員は
賛成ボタンを、反対する議員は
反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成少数であります。よって本件は否決されました。
○
松村博司議長 次に、日程第14、閉会中の
継続審査・
調査申し出についての件を議題といたします。 総務常任
委員長、文教福祉常任
委員長、建設経済常任
委員長、議会運営
委員長及び広報編集特別
委員長から、
会議規則第111条の規定により、閉会中の
継続審査・
調査申し出があります。 お諮りいたします。総務常任
委員長、文教福祉常任
委員長、建設経済常任
委員長、議会運営
委員長及び広報編集特別
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査・調査とすることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○
松村博司議長 ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。 ここで市長から挨拶の申し出がありますので、これをお受けしたいと思います。 (挙手する者あり)
○
松村博司議長 上村市長。
◎上村市長
令和元年第2回
京田辺市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 まず、このたび全国市議会議長会より議員表彰を受賞されました
松村博司議長に心からお祝いを申し上げます。 さて、本定例会は6月6日から36日間にわたり終始熱心にご審議をいただきました。各議案につきまして議決を賜り、まことにありがとうございました。 また、一般質問並びに各常任委員会の審査においていただきましたご意見につきましては、各所属において再度確認の上、可能な限り市政に反映させてまいりたいと考えております。 さて、6月28日、本市の人口は7万人を突破いたしました。記念すべき7万人目の市民となられた尾崎様をお迎えし、7月7日には7万人突破の記念セレモニーを開催いたしました。今をさかのぼること68年、昭和26年に約1万5,000人の人口で始まった田辺町は、豊かな自然と交通利便性、そして、先人が進めてこられましたまちづくりによって、今なお人口が伸びを見せております。7万人を超え、さらなる発展を目指して、職員一同まちづくりに邁進してまいりますので、議員各位におかれましても、ご支援とご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 次に、長らく
京田辺市の発展に向けてご尽力をいただきました鞍掛孝副市長が本日付をもって退任されます。子育て支援の充実や京都府農業総合研究所跡地での公園整備、また、枚方市との可燃ごみ広域処理施設の整備に向けた確かな道筋をつけることができましたのも、鞍掛副市長のご尽力によるものです。今後とも、健康には十分にご留意いただき、
京田辺の発展にご指導賜りますようお願い申し上げます。 次に、6月定例会以降の主な行事予定でございますが、7月24日から小中学生を対象としたひろしま訪問事業を実施いたします。米朝による対話が継続してはいるものの、イランと世界各国との間でなされた核問題については緊張が高まっております。今ある平和が微妙なパワーバランスの上に成り立っていること、そして、何より平和の大切さと命の尊さを知る機会となることを願っているところです。 また、8月には、平和のつどいや平和祈念黙祷を実施し、皆様と一緒に恒久平和の誓いを新たにしたいと考えております。 次に、8月1日からは、本市の夏の風物詩である全国小学生ハンドボール大会が田辺中央体育館を中心に開催されます。32回目となる今回は、京都府代表として、桃園ハンドボールクラブ男子と薪小学校ハンドボールクラブの女子が、また、開催地代表として、松井ケ丘小学校ハンドボールクラブの男女がそれぞれ優勝を目指して頑張ってくれます。児童の健闘を大いに期待するとともに、子どもたちが繰り広げる熱い戦いに、議員の皆様を始め、市民の皆様にも大きな声援を送っていただきたいと思います。 また、8月25日には、大規模地震を想定した避難所運営訓練を松井ケ丘小学校体育館及び桃園小学校体育館で実施する予定です。昨年の大阪北部地震は記憶に新しいところでありますし、ことしもまた山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生をしております。災害に対する市民の関心も高まっており、より実践的な訓練を実施することで、防災意識のさらなる高揚を図ってまいりたいと考えているところです。 ことしの梅雨入りは例年と比べ遅かったものの、梅雨明けについてはどうやら平年どおりとなりそうであります。これから夏本番を迎え、体調管理が大変難しい気候が続くことになります。議員各位におかれましても、健康には十分ご留意をいただきますことをお願い申し上げ、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
松村博司議長 以上で今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして
令和元年第2回
京田辺市議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 議長
松村博司 署名議員
岡嶋一晃 署名議員
菊川和滋...