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09月09日-02号

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  1. 京田辺市議会 2015-09-09
    09月09日-02号


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    平成27年  9月 定例会(第3回)       平成27年第3回京田辺市議会定例会会議録              (第2号)会議年月日  平成27年9月9日会議の場所  京田辺市議会 議場開会散会日時及び宣告  開議      平成27年9月9日 午前10時00分  散会      平成27年9月9日 午後2時54分  宣告者     開議 議長   松村博司          散会 副議長  櫻井立志出席、欠席議員及び欠員  出席      20名  欠席       0名  欠員       0名              凡例   ◯ 出席を示す                   ▲ 欠席を示す議席番号    氏名      出席等の別  1    南部登志子      ◯  2    西畑利彦       ◯  3    横山榮二       ◯  4    岡本亮一       ◯  5    河本隆志       ◯  6    上田 毅       ◯  7    岡本茂樹       ◯  8    鈴木康夫       ◯  9    次田典子       ◯ 10    増富理津子      ◯ 11    青木綱次郎      ◯ 12    奥村良太       ◯ 13    喜多和彦       ◯ 14    河田美穂       ◯ 15    櫻井立志       ◯ 16    小林喜代司      ◯ 17    米澤修司       ◯ 18    奥西伊佐男      ◯ 19    市田 博       ◯ 20    松村博司       ◯会議録署名議員 10番   増富理津子 19番   市田 博職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長        村上陽一  議会事務局担当課長     安倉公彦  議会事務局議事係長     古谷隆之地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名  市長            石井明三  教育委員会委員長      奥西尚子  選挙管理委員会委員長    菊岡喜代治市長より説明のため委任され出席した者の職氏名  副市長           鞍掛 孝  企画政策部長        西川明裕  総務部長          柴田研一  市民部長          松尾憲雄  健康福祉部長        白井裕之  建設部長          里西正治  建設部技監         山本 克  経済環境部長        吉岡 均  危機管理監         村雲克久  上下水道部長        橋本孝司(併任)  安心まちづくり室長     吉田武司  総務部副部長        村田敬造  市民部副部長        木村好弘  健康福祉部副部長      西川幸子  建設部副部長        越後正実  経済環境部副部長      森田政利  上下水道部副部長      礒谷惠市(併任)  総務部総務室長       村田敬造(兼務)  市民部市民政策推進室長   木村好弘(兼務)  健康福祉部健康福祉政策推進室長                西川幸子(兼務)  建設部建設政策推進室長   越後正実(兼務)  経済環境部経済環境政策推進室長                森田政利(兼務)市長より説明のために嘱託され出席した者の職氏名  水道事業管理者職務代理者  橋本孝司  上下水道部長        橋本孝司  上下水道部副部長      礒谷惠市  上下水道部経営管理室長   礒谷惠市(兼務)  消防長           北川秀樹  消防次長          井辻正治教育委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  教育長           山口恭一  教育部長          鈴木勝浩  教育指導監         平舘成典  教育部副部長        西川英弘  教育総務室長        西川英弘(兼務)選挙管理委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  選挙管理委員会事務局長   村田敬造(併任)公平委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  公平委員会事務局長     林 敢太代表監査委員より説明のため委任され出席した者の職氏名  監査委員事務局長      林 敢太固定資産評価審査委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  固定資産評価審査委員会                林 敢太  事務局長会議に付した事件  1 開議宣告  2 議事日程の報告  3 会議録署名議員の指名  4 諸般の報告  5 一般質問(鈴木康夫)  6 一般質問(小林喜代司)  7 一般質問(上田毅)  8 休憩  9 一般質問(奥村良太) 10 一般質問(南部登志子) 11 散会宣告会議経過別紙のとおり---------------------------------------                              <議事日程第2号>          平成27年第3回京田辺市議会定例会議事日程                           平成27年9月9日(水)                           午前10時00分開議◯開議宣告(会議規則第11条第1項)◯議事日程の報告(会議規則第20条)日程第1 会議録署名議員の指名(会議規則第88条)  番            番          日程第2 諸般の報告(1)議長の報告   ア 説明員の報告日程第3 一般質問(1)鈴木康夫(一新会)(2)小林喜代司(みらい京田辺)(3)上田 毅(一新会)(4)奥村良太(自民・新風会)(5)南部登志子(無会派)---------------------------------------松村博司議長 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は20名あります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりあります。 ○松村博司議長 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長から10番、増富理津子議員、19番、市田博議員を指名いたします。 ○松村博司議長 次に、日程第2、諸般の報告を行います。 議長の報告事項がありますので、議会事務局長に報告させます。 村上議会事務局長。 ◎村上議会事務局長 議長の報告をいたします。 本定例会の本会議に説明のため委任をしたものとして届け出があったものについて、その写しを配付いたしております。 報告は以上ございます。---------------------------------------松村博司議長 これで議長の報告を終わります。 以上で諸般の報告を終わります。 ○松村博司議長 次に、日程第3、一般質問を行います。 15人から議長に質問通告書が提出されておりますので、順次質問を許します。--------------------------------------- △平成27年第3回京田辺市議会定例会一般質問通告書 順位1番 鈴木康夫                     (一新会)1 松井ケ丘小学校前道路の安全確保の向上を図ろう    松井ケ丘小学校前道路が、留守家庭児童会校舎の建替えや幼稚園の預かり保育の実施などにより、保護者の送迎による駐停車が多くなっている。   (1)駐車スペース確保などその対策を問う。   (2)宝生苑方面へ通じる道路整備を計画しているが、その形態(歩行者専用道路かどうか)、進捗状況、供用開始見通しを問う。 2 森林環境税導入に伴う本市のスタンスは    京都府は来年度から森林環境税を導入することがほぼ確実と報じられた。1人あたり年500~600円とは言え市民にとっては重大関心事ある。   (1)具体的使い道と、本市は府に対しどのよう要望をされたのか、またされるのか。   (2)本年度から創設された本市の「緑のまちづくり室」のミッションを問う。施政方針に掲げられた「緑」に関する具体策以外にも担当する事業はあるのか。 3 若人が輝くまちに   (1)選挙権が18歳に引き下げられることに伴う「主権者教育」に対する本市の対応を問う。また、同志社大学での期日前投票実施に向けての可能性を問う。   (2)過日実施された小学生ハンドボール大会では、広報や玉露のおもてなし実施など進化されたが、より高みへと発展するための課題は何か、教育委員会の考えを問う。   (3)京都市内に通勤、通学されている市民の方から近鉄新田辺とJR京田辺駅の乗り換え時間が、夜間特に悪いと聞く。種々の要素がからみ難しい課題とは考えるが、切実市民の声として市から要望いただきたい。順位2番 小林喜代司                 (みらい京田辺)1 府道八幡木津線交通安全対策について    府道八幡木津線交通安全対策の中で、薪一休寺道からJR同志社前駅の間は道路幅も狭小、通学、通園、通勤の安全対策が早くから要望されている。大型車両の通行規制も含めて、今後の安全対策の見通し、計画について。
    2 市の文化財保護について    市内には多くの指定文化財がある。また老人会を始め、多くの市民の方から提出をしていただいた民具等の多くの貴重資料が保管されている。今後の文化財に対する市の考えについて。 3 市内各小学校のトイレの整備促進について    市内の各小学校のトイレ整備については順次実施されているが、まだ未整備の箇所が多く残っている。保護者から早急に整備を要望される声が多く出ているが、市の考えについて。 4 市道新田辺一休ケ丘線の整備について    市道新田辺一休ケ丘線(旧国道307号線)は本市の中心地域を東西に通る主要幹線道路あり、通行される人も多く、通行する車両も非常に多いが、JR片町線の信楽街道踏切から西、一休ケ丘地区の山手幹線までの間は道路幅も狭小歩道も未整備の箇所が多い。順次安全対策は進めてもらっているが、今後の計画、見通しについて。順位3番 上田 毅                     (一新会)1 市役所でチャイルドシートやベビーカーなどの赤ちゃん用品の貸出しを提案する    少子化問題に対応するための打開策及び市民に優しいまちをつくる事は重要あるため、市民に対しての貸出しが必要と考える。 2 ゲリラ豪雨における避難場所と告知方法の変更を提案する    ゲリラ豪雨時に消防署や消防団の方々が市内を廻って、避難勧告・指示等をスピーカーで広報しておられるが、雨音で何を言っているか聞こえないとの苦情が相次いでいる。告知方法を考えてみては。順位4番 奥村良太                  (自民・新風会)1 地方創生に向けた市の地元企業への発注について    地元企業への受注機会を増すため、建設及び物品役務における発注業務について問う。 2 市内全域の歩道、車道の改良、改善を求める 3 天津神川の耐震化にあわせた薪・田辺のトンネル工事の考えはあるか順位5番 南部登志子                    (無会派)1 普賢寺地域の課題について   (1)近隣地区における開発により、打田地域を通行するダンプの数が急増している。また、この状況が少なくとも今後2年続くこともわかっている。事故への不安とともに、すでに騒音や振動による生活環境への実害も出始めているため、地域の方々からは何らかの対応策を求める声が上がっている。市の見解を問う。   (2)中山間地域の救急救命率を向上させるため、消防署の南部出張所を求める声が上がって久しい。市はこれまでその必要性を認めながらも、その設置に向けての具体的検討に入っていない。設置に踏み出せない理由を問うとともに、早期設置を強く求める。   (3)災害時には、とりわけ中山間地域が陸の孤島になる可能性がある。市の指定避難所へ向かうことができない場合に備え、近隣の生駒市や枚方市、精華町と避難所相互利用協定を結ぶなどして、市外へも避難することができるようにすべきと考えるが、市の見解は。   (4)現在、中山間地域の耕作放棄地を解消するため、天王柿の栽培に向けた取り組みが始まっている。その取り組みに対して、市の支援を求める。 2 スマートフォンを活用する取り組みについて    8月中旬、前武雄市長ある樋渡氏により、自治体が積極的にスマートフォンを活用する取り組みの提案がなされ、今後各自治体にその呼びかけが行われると聞いている。その活用範囲は、市民の健康増進やその維持、高齢者の見守り、農地管理などまさに多様ある。本市も、その活用についてぜひ検討を。 3 地産地消について   (1)市として、地元の野菜や米を扱う商店および飲食店を奨励すること、市内における地元野菜・米の取扱量を増やす努力をすべき。   (2)学校給食で、「まるごと京都」ではなく、「まるごと京田辺」の日を設定し、地元の野菜や米を食べる機会を増やすよう努力してほしい。 4 府営住宅について   (1)6月議会で、本市から京都府に対して、府営住宅全ての棟にエレベーター設置を働きかけるよう求めた。その後、京都府が住民の皆さんにアンケートをとられたと聞いている。市としても、京都府に対してさらなる働きかけを。   (2)10数年後には、府営住宅の建て替えが検討されることになる。現状での問題点や課題も踏まえ、一棟に多様家族・年齢層の方々が居住できるよう、また、地域の活性化に繋がる建て替えとなるよう、京都府に対して要望すべきと考えるが、市の認識を問う。順位6番 増富理津子         (日本共産党京田辺市議会議員団)1 子どもの貧困問題について   (1)生活困窮者自立支援法が施行され、その中にも子どもの貧困問題についての対応が上げられている。ひとり親家庭や生活保護世帯、非正規労働者世帯への経済的支援と同時に、適切就労支援が望まれる。市としての取り組みは。   (2)学習支援事業についての取り組みの現状と今後の計画について問う。   (3)教育現場との連携が重要ある。まなびアドバイザーの設置がされているが、ソーシャルワーカーの役割が大きいところあり、拡充への進捗は。   (4)子どもの虐待の現状と児童相談所の拡充を。 2 障がい者施策について   (1)安心して住み続けられるよう、実態に即して日常生活用具や補装具の給付や助成拡充を。生活保護世帯に対しても同様の対応を。   (2)障がい者の高齢化の中でグループホームの拡充を。   (3)手話を言語として認め、聴覚障がい者が暮らしやすい社会づくりへの取り組みと手話言語条例の制定への推進を。 3 近鉄新田辺駅周辺整備について   (1)東側駅前広場の整備は、地域活性化にも大きく影響してくる課題ある。市の取り組みの進捗と今後の計画について問う。   (2)市民とともにまちづくりを進めていくためにも、市民の声を反映するアンケートや懇談会、協議会開催等の取り組みを。順位7番 青木綱次郎         (日本共産党京田辺市議会議員団)1 安保法案(戦争法案)に対する市長の見解を問う   (1)安倍内閣が国会に提出した「安保法案」(戦争法案)に対し、多数の憲法研究者や日弁連など法曹界をはじめ全国の学者、研究者など広範人々から「日本国憲法に反する法案」と指摘されている。同法案が憲法に反するという指摘について、市長自身の見解を明らかにされたい。   (2)同法案は衆議院では7月半ばに自公両党によって採決が強行された。衆議院での審議や、今までの参議院での審議に対して、十分審議がなされてきたかどうか、市長の見解を明らかにされたい。 2 松井地区における都市計画変更案について    今年度の都市計画見直しにおいて、松井地区の一部を市街化調整区域から市街化区域へ編入する変更案が示されている。   (1)同地域周辺は、多くの自然と緑が残された里山地域あり、開発を抑制すべき区域ある。また同地域は第二京阪京田辺松井ICに近く、特例により市街化調整区域でも流通分野での開発は認められている地域ある。市街化区域への編入は乱開発を招きかねないものあり、市街化区域への新た編入は見送るべきと考えるが、市の見解を明らかにされたい。   (2)同区域を新たに市街化区域へ編入した場合、進入道路、上下水道などのインフラ整備に要する費用について、事業額の見通しとその費用はどこが負担するのか、明らかにされたい。   (3)4月に、同地域へ大型物流施設が建設されるという計画が公表された。周辺の住民からは、自然環境への影響や、交通量の増大による渋滞の悪化などを懸念する声も出されている。企業進出にともなって周辺住民への丁寧説明と、自然・生活環境の悪化をもたらさないよう十分協議をしていくべきと考えるが、市の方針を明らかにされたい。 3 原発事故に備えた市防災計画の見直しについて   (1)京田辺市は「南方向」へ避難が行われる場合、宮津市の住民約4700人を受け入れるよう要請されている。またそれにともなって府「要領」では避難受け入れ市町村への具体的協力事項なども示されている。京田辺市の場合、どのよう事が求められるのか、またそれを踏まえて市防災計画をどのように見直すことになるのか、明らかにされたい。   (2)府「避難要領」では、原発から半径約30キロ圏内の避難のみとなっている。しかし福島第一原発事故の被害はより広範に及んでいる。京田辺市でも若狭湾周辺の原発群からの直線距離は80キロあり、全市避難を想定した計画を策定すべきと考えるが、市の見解を明らかにされたい。   (3)原発事故の際の住民の安全確保のための対策や避難計画の策定が不十分ままでの原発再稼動は許されない。市長は、少なくとも住民の安全確保が万全ないままでの原発再稼動はするべきないと表明すべきと考えるが、市長の見解を問う。 4 地域要求について   (1)JR大住駅へのエレベーターの設置を求める。   (2)松井ケ丘幼稚園から大住中、大住ふれあいセンター方面へ抜ける遊歩道の整備について、現状と今後の見通しを明らかにされたい。   (3)松井山手駅と松井ケ丘三丁目の間にある「階段」へ、スロープの設置を求める。順位8番 横山榮二          (日本共産党京田辺市議会議員団)1 高齢者・障がい者の暮らしを守る施策の充実を   (1)介護保険制度の改悪ある以下の点について現状と問題点を問う。     ア 要支援者のホームヘルプ・デイサービスの「保険はずし」     イ 特別養護老人ホームからの「軽度者締め出し」     ウ 所得による利用料の「2割負担」適用     エ 低所得の施設利用者の「食事・部屋代補助の削減」   (2)介護事業所・施設に介護保険から支払われる「介護報酬」が、今年4月から2.27%引き下げられた。緊急にアンケートを実施し、その結果をふまえ必要対策を具体化すべきと思うが、市の対策は。   (3)市民の願いある介護保険料の引き下げを。   (4)障がい者への福祉医療費助成制度(障)の充実について。 2 市民に寄り添った国民健康保険の推進を   (1)国保税滞納者を、京都地方税機構へ移管する場合は、どうよう基準で行われているのか。自治体によって独自に判断できるのあれば、税機構への移管はやめるべきと思うが、市の意見を問う。   (2)アベノミクスによって格差がひろがっている状況のなかで、滞納者や差し押さえられた市民への丁寧対応がもとめられているが、市の対応は。 3 教育問題について   (1)教員の超過勤務是正のために、今どんな対策がされているか。克服する展望について市の具体策を求める。   (2)長時間の時間外勤務をしている教職員に対し、医師(産業医)による面接指導を行って、教職員の健康保持を。 4 地元の要求について   (1)大住小学校における古いトイレの改善と洋式トイレの増設、および教職員トイレの抜本的改修を求める。   (2)大住ケ丘汚水処理場跡地を地域に開かれた公共施設にするために、地域の住民を含めた対策会議の設置を求める。順位9番 喜多和彦                  (自民・新風会)1 地方創生について    地方創生元年、地方がそれぞれの特徴を生かした自律的で持続社会をかたちづくること、魅力あふれる地方のあり方を築くことが求められている。市の地方版総合戦略について問う。 2 安心・安全について   (1)治水対策について     天津神川の治水対策についての進捗状況は。   (2)災害発生時の初期救助体制の対応について     避難行動・避難所運営マニュアルでは、災害発生直後の対応は地域住民による迅速取り組みを基本として、地震の場合3・3・3の原則が大切あるとされ、30分で救助体制の確保、3時間でけが人等の発見・救出とされていますが、充分救助体制が整うまでの間の対応について市の考えは。順位10番 櫻井立志                    (公明党)1 安心・安全の防災・防犯対策について   (1)自動体外式除細動器(AED)設置を普及・促進し、救命対策強化を図るべき。   (2)子どもや女性を狙った事件・犯罪が増加している。本市の犯罪撲滅に向けての対策は。また防犯カメラの設置状況は。   (3)地域の防災・防犯拠点として、休日や夜間でも営業しているコンビニエンスストアを活用する考えは。 2 がん予防対策と障がい者支援対策について   (1)がん対策は、早期発見・早期治療が重要ある。胃がん対策として、ピロリ菌の有無を調べ、除菌することは大変有効予防策と言われている。本市として、「胃がんリスク検診」の導入を図り、ピロリ菌検査の助成を図るべき。   (2)障がいのある人が災害や事故に会ったときに、周囲に配慮や手助けを求めやすくする「ヘルプカード」を作成、配布する制度を導入すべき。 3 住民票などのコンビニ交付について    本年10月から、マイナンバー制度が導入され、市民一人ひとりにマイナンバー(個人ナンバー)が通知され、来年1月より個人番号カードが交付される。これに伴い、多くの自治体で一気に市役所窓口の事務手続き軽減市民サービス向上を図るため、住民票などのコンビニ交付が導入される。本市において、導入する考えは。 4 地方創生の交通政策白書について    本年6月、国土交通省から「交通政策白書」が発表された。そのなかで、高齢者をはじめとする交通弱者が運転をしなくても暮らしやすい社会を目指し、地域交通ネットワークを再構築するよう、地方自治体に求めている。    路線バスの再編、コミュニティバスやデマンド交通の効果的導入など、本市の取り組みについて問う。順位11番 次田典子                    (無会派)1 憲法違反ある安保法案に対し市長は反対すべき   (1)市長は安保法案が憲法違反という認識を持っているか。   (2)8月30日、国会前に12万人の国民が集まって、安倍政権が成立を目指す安保法案に反対した。反対のうねりは大きくなっている。平和市長会議に参画している市長は、この状況をどう認識し考えているのか。   (3)安保法案が成立してしまうと、祝園弾薬庫を抱えている自治体としても影響をうけることは必至。市長はどう認識し対策をとるのか。 2 夜間中学校を不登校の児童・生徒の学びの場の一つとせよ   (1)市教委は文科省の動向を踏まえ、不登校の児童生徒が夜間中学校を学びの選択肢の一つとできるように努力すべき。   (2)7月1日の文科省通知に基づき、形式卒業者の人数や実態を調査すべき。   (3)形式卒業者で夜間中学校への通学を希望する方々には、通学補助を含め支援をすべき。   (4)夜間中学に国が3分の1補助をする方向性を示している。府や近隣自治体と早急に協議し新設すべき。   (5)今年末、京都市立洛友中学校で「全国夜間中学校研究大会」が開催される。事務局職員を派遣し、全国の動きを研究、調査すべき。 3 枚方市とのゴミ焼却広域化について   (1)枚方市長が変わった事による影響はどうか。   (2)土地買収、整備等に関わる予算や施設整備に関わる試算を明確にせよ。   (3)7月1日から新たに枚方市との合同事務所が開設されたが、何故、枚方市に設置したのか。市は「甘南備園の建て替えある」と説明してきたのなら事務所は京田辺市に設置すべき。   (4)多くの市民には周知できていない。もっと広域化について説明すべき。順位12番 西畑利彦         (日本共産党京田辺市議会議員団)1 都市計画マスタープラン「1-5.まちづくりの基本的課題」以下の各項目に対して、具体的にどのよう計画を策定されているのか   (1)環境にやさしい集約型都市構造のまちづくり   (2)高齢化社会に対応したまちづくり
      (3)商業施設の充実と地域の顔づくり   (4)安心して暮らせるまちづくり   (5)環境と暮らしの共存を図ったまちづくり   (6)多様ニーズに応える住んで楽しいまちづくり 2 まちづくりの顔として歩道整備は重要あると考えるが、その認識と計画はあるのか    全国的に歩行者事故が増大し、最近では自転車との事故も急増している。お年寄りの健康増進、ベビーカーを必要とする保育家庭、小学生などのためにも危険箇所を除去した安全歩道が必要ある。中心駅を降りても歩道のないまちは観光もできない。マスタープランを実行させるためにも、他市にない環境を作ることが求められる。   (1)平成18年度あんしん歩行エリア(田辺地区)策定後の対策と効果検証はどのように整理されているのか。また、市が管理する幹線道路での歩道整備の実態はどのようになっているのか。   (2)道路構造令を基本とした命を守る施策と計画が必要ある。構造令では、歩車分離が基本あるため、実施のための長期的計画を作成することが重要ある。しかし、実行するには予算や住民協力が必要あるため、当面の対策も必要となる。     ア 住宅専用地域での車の通り抜け防止対策を行い、まず、交通量を減らす対策が必要はないか。亀岡では通学路に車の侵入を減らす取り組みが行われている。最低でも通学時間帯の規制を行う必要がある。     イ 通行車両のスピードを減速させるための工夫(ゾーン30 狭窄)などを行う必要がある。     ウ 通学時間短縮のための対策として、距離を短くし、歩車分離信号により交差点でのたまりをなくすことも必要ある。   (3)危険箇所(子供目線・管理瑕疵)のチエックリスト作成を行い、毎年更新すべきある。     ア 雨降り時、風の強い時を想定。夜間も必要によっては考慮する。     イ 想定される危険ものは、段差、水たまり、歩道柵、樹木、看板、電柱、ゴミ集積箇所     ウ 暫定改善箇所の計画と公表。   (4)新しい住宅地建設にあたっては、通学路や買い物などの動線を考慮した計画書を事業者に求めることが必要はないか。 3 枚方市との広域ごみ処理施設建設に伴う基本構想の問題点   (1)ごみ減量化審議会で、ごみそのものの減量化の方針が示されていないのはないか。基本構想では、既存施設80t/16h→70t/24hを提案しており、減量する考えが数字だけを見ても感じられない。本市として減量化施策を具体的に示すべき。   (2)また、今回基本構想で示されているものは、燃える(燃やす)ごみ処理施設の建替えのみが議論されており、「粗大ごみ」や「プラスチック」などの処理は広域とは対象外ある。市全体としての減量化(家庭系・事業系)と収集方法についても方針を明らかにして、住民合意で施設容量を早期決定する必要がある。とりわけ、焼却ごみの約50%を占める紙・布の減量化の方針は急務ないか。   (3)広域での建設にあたっては、該当市との協議会発足後に、協議会として「事業費・場所・施設など」基本事項が、それぞれの市民合意を得て基本構想が作成されているのが通常と考える。   (4)事業計画(用地費、造成費を含む)と返済計画がすべて先送りあり、事業費そのものも明確なく、現構想による提案では、市民は判断できる状況ではない。また、枚方市の基本構想の内容も本市から市民には示されていない。さらに、今回の施設が枚方市側のごみ量調整場所となる可能性も高く、事業費や維持管理費負担そのものにも影響があるのはないか。   (5)もう一度、減量化、施設の在り方、事業化、建設の在り方、維持管理も含めて具体的内容で整理し、全市民に丁寧提案をすべきは。順位13番 河田美穂                    (公明党)1 18歳選挙権の対策は   (1)小・中学生に選挙の意義や制度の解説、模擬投票の実践などの教育を充実すべき。   (2)若者への投票率向上対策を考えるべき。 2 自転車の安全対策は   (1)道路交通法改正の周知に努めるべき。   (2)保険加入の義務化を考えてはどうか。   (3)自転車が安全に走行できる環境を整えるべき。(路肩の自転車通行空間、横断部分の整備など)   (4)高齢者のヘルメット着用や運転講習を充実すべき。 3 防災訓練の充実をすべき   (1)防災訓練の参加者を増やす工夫をすべき。   (2)参加の意思さえあれば、どこでも誰でも気軽に参加することができる「シェイクアウト訓練」を実施してはどうか。順位14番 岡本茂樹                    (一新会)1 文化振興計画の具体的推進方策を問う   (1)文化振興懇話会の進捗状況はどうか。(シンポジウムの開催も含め)予定どおり2年間で完成するのか。(文化芸術団体ともっと積極的に懇談してはどうか。)   (2)この中で、文化センター的施設の整備をいつ頃図る予定か。   (3)貴重中央公民館の耐震化、バリアフリー化は具体的にいつ着手するか。(このままで10年間放置することは施設管理者としてまずい。)   (4)施設完成までの文化振興施策として、より積極的政策を実施できないか。 2 山手幹線の通行量の将来見込みについて問う   (1)現状(本年4月時点)の車両通行状況について問う。うち、大型車の通行量は。   (2)精華町まで道路が完成した暁には、通行量はどのように推測されるか。   (3)田辺地内八幡木津線を大型車通行禁止にした場合、茶屋前交差点の通行量が増加する見込みは。   (4)交通渋滞の抜本的対策のため、以前計画されていた都市計画道路、草内-大住線を再計画できないか。 3 防賀川のオーバーフロー諸対策について問う   (1)最近の集中豪雨が繰り返される中で、防賀川を溢れなくするにはどのよう対策をとればよいか。   (2)防賀川の水位を下げるための樋門の今後の整備予定と、国、府への対策要望活動の状況は。   (3)下流域の今後の改修計画(拡幅、底上げなど)を、具体的に説明されたい。 4 空き家対策の実施について   (1)本年4月時点の実態把握について、述べられたい。   (2)防犯、防災、環境保全等の観点で増加する大きな課題は何か。   (3)「空き家の適正管理条例」の制定など、課題解決のための具体的方策について市の考え方を述べられたい。順位15番 岡本亮一         (日本共産党京田辺市議会議員団)1 留守家庭児童会について   (1)市内の入所児童数が増える一方で、学童保育数が足りていない。とりわけ三山木小や松井ケ丘小は、今後も人口増加が見込まれることから学級数を増やすべき。また、安全安心して生活できるための施設整備の充実を求める。   (2)夏休み等の長期休暇中の受け入れについて以下の2点を問う。     ア 指導員の1日の労働時間が10時間を超えている。新た指導員を確保すべきと考えるがどうか。     イ 指導員の休憩確保のためにシルバー人材センターから派遣されたが、雇用契約の状況及び各学童施設の責任者との連携について。   (3)京田辺市子ども・子育て会議の委員に、学童保育保護者会連絡協議会を入れるよう求める。 2 中学校給食の実施について   (1)子どもの貧困対策としても中学校給食は重要ある。学校給食法の目的に基づいた食育の推進を図り、適切栄養の摂取を図るためにも中学校給食を実施すべきと考えるが見解を問う。   (2)施政方針で検討するとしている中学校給食において、京田辺市中学校昼食等検討委員会での成果、また他の市町村の状況や取り組みも含め、検討課題がどこまで整理できたのか進捗状況を問う。   (3)市長選挙でも公約した中学校給食の推進検討を具体化するために、仮称「中学校給食推進会議」を設置すべきと考えるが市長の見解を問う。 3 雨水タンク設置助成制度について    降雨時に河川洪水を防止する治水対策や、省資源対策の一環として雨水の効果的利活用を図り、市民の環境意識を高めるために、雨水タンクを設置した方に、その費用の一部を助成する「雨水タンク設置助成制度」を実施すべき。 ○松村博司議長 通告順位1番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 皆さん、おはようございます。一新会の鈴木康夫ございます。通告書にのっとりまして一般質問を始めたいと思います。 台風18号の影響が気になるところではありますが、全国的にも当然ですが、本市においても被害がないように望むばかりあります。 それでは、今回は大きく三つの項目について取り上げました。いつもながら市民が聞かれてわかりやすい一般質問をしていきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、大項目の一つ目、松井ケ丘小学校前道路の安全確保の向上を図ろうということございます。 早速ですけども、画像1を出していただけますでしょうか。先般、私の住んでいます地域の見守り活動をされている市民の方から報告といいますか、聞いてくださいということ、聞かせていただいた案件んですが、通告書にありますとおり、松井ケ丘小学校のこれは夏休み期間中の8月に私がとった写真ありますが、ちょうど小学校の今、留守家庭児童会の校舎の建てかえをしておる、ちょうどその目の前に数台の車が駐停車しております。見ていただいたらおわかりのとおり、せっかくカラー舗装をしております歩道の上に駐車が数台されているということ、留守家庭児童会の夏休み中のお子さんの送り迎えということありますが、見てのとおり駐車することによりまして、安全性の点からいいますと、かなり問題があるんじゃないかというふうに思いました。さらに今年度からは、預かり保育が京田辺市の全幼稚園でもされるということ、新学期が始まると預かり保育のお子さんの送迎もふえるんじゃないかなというふうに思われます。教育委員会にお聞きしますと、保護者の送り迎えというのは奨励していない。原則としては車を使わないでほしいということでされているようですけども、実際問題として、やはり小さなお子さんを例えば風邪を引いたから送り迎えとか、そういうことで車で送り迎えされるのも当然予想されることありますので、その辺の安全性の確保についてどのようにお考えになられているかということを(1)番でお尋ねしたいというふうに思います。 続きまして、その関連ございますけども、画像2を出していただきたいんですが、数年前からご計画されています、先ほどお見せした画像の続きで、幼稚園の前の道路がご承知のとおりどん突きというか、行きどまりになっている状況ございます。さらにそれをちょっとズームアップしていただきますと、どん突きはこのように山というか、崖というか、そういうことになっています。車も何かとめられているようですけども、状況はこのよう状況になっておりまして、2年ぐらい前の施政方針でも掲げられておったと思うんですが、これを貫通して宝生苑に至る道路を、今、計画されているということありますが、次の画像をお願いします。 これは、設計中のこの貫通道路の計画図ございます。赤線が計画されている道路ということ、片町線、JRの学研都市線のねきを並行して柿色で書かれている部分ありますが、それを貫通して、破線の緑の水辺の散策路につながる道をご計画されているということありますが、この辺の貫通する道路の先ほどお見せした車両も通れる道のか、あるいは歩行者の専用道路のか、その辺の形態と、あと、もちろん市がまだ保有されていない、地権者から買収していかなあかんということので、その辺の今現在の進捗状況と、最終的に市民の方が一番の関心事項、ほんならいつごろ供用開始になるのかという、その辺の供用開始見込みについて(2)でお尋ねさせていただきたいと思います。 以上が大項目の1ございます。 次に、大項目の2ございます。森林環境税導入に伴う本市のスタンスはということ、たしか先月の8月、京都新聞に大々的に報道されました。森林環境税を京都府が来年度から導入と。1人当たり年間500円から600円という見出しが大きく報じられました。額の多寡は別にして、我々京田辺市民は京都府民でもありまして、当然ながら森林環境税ということで有無を言わさずに取られるということ、府民、市民にとって非常に重大関心事ございます。 その中で、具体的使い道ですね、新聞報道によりますと、森林の保全整備や林業の活性化に限るということありますが、先般、副市長、副知事の会議の中で、例えば宮津市でしたら放置竹林の整備も対象にしてほしい、あるいは長岡京市ありますと、散策路整備など、森林に親しめる事業などを幅広く捉えてほしいというよう要望を出されているようでしたが、本市として、この森林環境税導入に伴って、どういうことを府に対して要望されたのか、あるいはされようとしているのか。その辺のことについて(1)でお尋ねしたいなというふうに思います。 そして、(2)では、私は最初、森林環境税導入と聞いたから、ひょっとして緑のまちづくり室と何かリンク、因果関係があるのかなというふうにちょっと思ったんですが、事前にお聞きしますと、いや、全く別物やということはありますが、市民の人にとっては、逆の意味で、緑のまちづくり室といったら非常に新鮮響きがありまして、それはどんなすばらしいことをしてくれるんやという、市民の関心も大きなものありますので、改めて本市の緑のまちづくり室のミッションについてお尋ねしたいなというふうに思います。 それと、石井市長が掲げられた施政方針でも、緑のまちづくり室に関して具体的事業項目を4点挙げられておられます。復習のために確認させていただきますと、一つ目が防賀川などの水辺の散策路、二つ目が甘南備山の整備事業、三つ目が京都府農業総合研究所の跡地に公園をつくる。そして、四つ目が竜王の野外活動センターの整備という、四つの項目が掲げられておるんですが、やはり市民としてはこの四つに限るのか、ほかに何かもっとすばらしい夢のよう事業を考えられておるのかというのが素朴興味あり、期待感がありますので、その辺のことをつまびらかにしていただきたいなというのが(2)ございます。 最後、大項目の3ございます。若人が輝くまちにということ、あえて大きく打って出させていただきました。いろんな市がありますけども、やはり若人が輝いているまちというのは、非常に魅力のあるまちじゃないかなというふうことを思い、今回は三つの切り口でそれを挙げさせていただきました。 まず、(1)については、3月議会でも一般質問で提案させていただきました同志社大学での期日前投票、それと新聞等でも報じられています18歳に引き下げられたことによります、いわゆる主権者教育ですね、当面は高校教育に限るのかなと思ったら、文科省の方針のいろんな委員会の席上でも、主権者教育は高校だけじゃなくて小中学校でも大いにやっていくべきじゃないかという有識者のご意見も出ており、間もなく文科省の方からもそういうことがおりてくることが大いに予想されておる中、本市の教育委員会では、主権者教育についてどのようご認識とご計画を持たれておるのかということを質問したいなというふうに思っております。 そして、きょうは小道具を用意してきまして、ちょっと市民の方にも見ていただきたいんですが、こういった数字があります。68.24、この数字は何の数字でしょうか。この数字は、もう先に正解を言いますと、直近の昨年12月の衆議院選挙の投票率で、年代別で一番高い投票率、60代の方の投票率が68.24%ということ、ざっくり言えば3人に2人は60代の方は投票所に行っているということあります。それに反しまして、これを上げますともうヒントを言うたようことございますが、32.58、これは何の数字でしょうかと言いますと、賢明皆様方にはおわかりと思いますが、これは最低です。20代の投票率が32.58%ということ、3人に1人も行っているのか、3人に1人しか行っていないのか、それは人のとりようございますが、60代の方の半分以下ございます。非常に低い投票率ありまして、これは国政選挙の投票率ありますが、当然のことながら地方選におきましても、この傾向というのは、どこのまちでも同じよう傾向ございます。 それを打破する一つの切り口として、今回は3月議会に引き続いて一つは提案させていただきましたので、その辺の進捗状況、ちょっと話が脱線するかもしれませんが、同志社大学の学長さんというのは、なかなか政治に関しては意識が高いんじゃないかなと、市民の間では評判あります。国会でも火中の栗をあえて拾われたのかどうか知りませんが、いろいろ発言もされているよう、政治に関しては非常に意識の高い方はないかという市民の中でも評判ありますので、ぜひその辺は門をたたいていただきたいなというふうに思っておりますので、その辺のご所見をお伺いさせていただきたいと思います。 それと、(2)番、草内小学校が見事に女子チームが全国で4位になられましたが、小学生のハンドボール大会がまたことしも大々的に挙行され、大成功に終わられたということは、非常に市民として喜ばしいことありますが、やはりこれで満足するんじゃなしに、さらに高みを目指していただきたいなという思いを込めまして、今回質問させていただきました。 それでは、次の画像をお願いします。画像5がちょっと飛んでしまいましたので、済みません、画像6をお願いします。このように、これは中央体育館の前の小学生のハンドボール大会あります。 続きまして、画像7、質問の項目にも掲げさせていただきましたとおり、のぼりの数も大々的にふやされて、PR面でも力を入れられたり、あるいは画像8、体育館の入り口には宇治茶の出店を出されて試飲されたりと、おもてなしのとこら辺にも一歩踏み込んで、かなり深化されたんじゃないかなというふうに思いますけども、先ほども言いましたように、もっとさらに、ある人に言わせたら京田辺のまちづくりの切り札やというよう方もおられるとおり、私はさらに発展していただきたいなというふうに思っておりますので、その辺の今後に向けての課題はどういう点にあるのかなという点をお尋ねしたいなというふうに思っております。 個人的には、私は2点あると思っております。一つは、より全国区になるために、例えば全国紙のマスコミを取り込むとか、あるいは若者のネットニュースに流していくとか、そういう広報の新しい切り口でさらに発展してほしいというのが、まず一つ目。 それと二つ目は、これはずっと思っておったんですが、東日本大震災の復興を目指してという冠がついておるんですが、私が議員になってから一回もいまだに東北地方の参加チームが1チームもないということは、いささか残念やなという思いあります。調べますと、過去には第25回、第26回大会で山形県チームが参加されたり、あるいは震災前の2006年には福島県の男女チームがまさに参加されているよう状況あります。やはり東日本大震災復興という旗印を掲げる中では、ぜひとも来年度は東北地方の参加チームをぜひ招聘していただきたいなと。もちろん、これはあくまで主催が日本ハンドボール協会が主体ありますから、教育委員会に私が指摘したこの2点については、あくまでもハンドボール協会を通じてやっていただくということ、もちろん全面的に教育委員会がやれということはありませんので、よろしくお願いしたいなというふうに思います。ぜひハンドボール協会に働きかけて、そういう市民の声があるということを伝えていただきたいなというふうに思います。 それと(3)、最後の部分ございます。要は公共交通の乗り継ぎの利便性の確保、これが交通政策の専門家に言わせると、公共交通を振興していく大きなポイントの一つが、乗り継ぎ時間、乗り継ぎの利便性というのが大きい要素やというふうに言われております。 ところが、実際問題としては、私の住んでいる松井山手地区や、あるいは大住地区の学生さんや京都市内に通勤されている方の声を聞きますと、残業してきたり、あるいは部活で遅くなって、夜、新田辺におりて、大住、松井山手方面へJR京田辺に乗りかえようと思ったら、なかなか待ち時間がスムーズにいかないという声がありました。ということ、私も実際にどれだけそうのかなといいますと、これもちょっと小道具を用意させていただきまして、例えば京都駅を21時46分の急行に乗ります。残業しました。鈴木君はしんどい思いをして帰ります。22時08分に新田辺の駅に着きました。そして、松井山手に帰りたいと、早く家に帰りたいと思いましたが、次の京橋方面の時間が、JR京田辺を出るのが22時42分ということ、約30分ほど待たされるということ、いささかちょっとしんどいかなというふう思いを抱かれている学生さんや通勤されている社会人の方がおられるということあります。確かにこの問題というのは、お互いに別会社ありまして、それぞれ営利を追求する民間企業ありますから、それぞれの勝手というたら言い方は悪いですけども、それぞれの思いでダイヤを組まれておられますので、なかなかその辺の利便性を確保するというのは、非常にハードルが高いと思います。高いとは思いますが、先ほど冒頭に述べたよう公共交通の振興ということでやっていただくということ、それと民間企業の間に入って采配を振るっていただけるのは、やはり行政とか市以外に頼るところはないということ、ここはひとつぜひとも一肌脱いでいただきたいということをお願いして、1回目の質問を終わらせていただきます。わかりやすいご答弁をよろしくお願いします。 以上です。 ○松村博司議長 ただいまの鈴木議員の質問において不適切部分があったように思われますので、後日、記録を調査して適切に対処したいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 一新会の鈴木康夫議員の一般質問にお答えをいたしたいと思います。 私の方からは、森林環境税導入に伴う本市のスタンスの中の(2)番の緑のまちづくり室ということについての件にお答えをいたしたいと思います。 本市の目指す都市像は、緑豊か健康文化田園都市ございます。私は特に「緑」がまちづくりの根幹をなす重要要素あり、未来の京田辺市をつくるキーワードの一つと確認をしているところございます。人の心と体に潤いを与える緑を守り、また育てていくこと、四季の移ろいを感じながら歩いて、また楽しく健康づくりができて、子どもからお年寄りまで市民の皆さんの暮らしに豊かさが感じられる、地球環境に優しいまちをつくることが、私のまちづくりに対する基本理念の一つございます。 このよう「緑に包まれた環境に優しいまちづくり」を実現するため、「緑」に関する総括的施策を推進するために、全庁的に推進役としての部署として、緑のまちづくり室を設置したものございます。 今後は、緑のまちづくり室が核となって、市内全体の緑に関する施策、例えばモデルフォレストによる里山の保全、緑の公園づくり、農地の保全に関することや、雨水の利活用などを進め、また、市民の皆様がもっと身近に「緑」に触れ合える「緑」のネットワーク化を図るなど、各種施策を進めるとともに、市民参加の仕組みづくりなど、まちぐるみで「緑」に対する取り組みを推進してまいりたいと考えております。 その他の質問につきましては、担当部長より答弁を申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 ご質問のうち、教育部に関するものについてお答えを申し上げます。 まず、松井ケ丘留守家庭児童会などの送迎車両の駐車スペースの件ございますが、留守家庭児童会や幼稚園への車による送迎は、原則遠慮願っているところございまして、今後ともご理解、ご協力を得られるよう図ってまいりたいと考えております。なお、子どものけがや急病などにより、やむを得ない場合においては、小学校への乗り入れについて対応してまいりたいと考えております。 次に、大きな項目の三つ目のうちの一つ目の中で、選挙権が18歳に引き下げられたことに伴う主権者教育に対する本市の対応という件ございますが、小中学校におきましては、それぞれ社会科の中で政治や選挙の仕組み、また課題について学習をし、民主的国家・社会の形成者として必要公民的資質の基礎を養う教育を行っているところございます。 また、総合的学習の時間や中学校での職業体験教育などを通して社会への関心を高める教育を推進しているところございます。 次に、同じく大きな項目の3のうち二つ目の全国小学生ハンドボール大会について、より高みへと発展するための課題は何かと、教育委員会の考えを問うということについてございますが、全国小学生ハンドボール大会につきましては、本年度で28回目を迎え、34都道府県から男女合わせて72チームの参加のもと盛大に開催ができたところございます。 本大会へは、全国各地から選手だけなく、多くの保護者や競技関係者が本市を訪れられます。そのことから、本市にとりまして、市のPRと活性化の絶好の機会というふうに考えてございます。このことから、今年度は、市内各施設へのポスターの掲出や新田辺駅や大会会場周辺での横断幕、のぼり、さらには会場ではエアーアーチの設置など、市民への周知や選手の思い出に残るお出迎えを行ったところございます。 また、本大会は、過去に出場した選手が国内外のトップリーグで多く活躍していることから、子どもたちにとってあこがれの大会あると考えております。 今後につきましては、こうした子どもたちの将来への登竜門と言えるよう大会、さらにはご質問の中にもございましたが、本大会が東日本大震災復興支援を掲げた大会あることから、東北地方を含めました、より多くの府県からの参加によるオールジャパンとしての大会となるよう、ハンドボール協会等、関係機関へ働きかけを行ってまいりたいと考えております。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 ご質問のうち、建設部に関係いたします事項についてお答えいたします。 番号1の松井ケ丘小学校前道路の安全確保の向上を図ろうについての2点目の宝生苑方面へ通じる道路整備を計画しているが、その形態、進捗状況、供用開始見通しを問うについてですが、ご質問の道路については、新市街地と田園集落の連携、北部住民センターや宝生苑など、市施設へのアクセス向上、及び水辺の散策路へのネットワークを形成などを目的に自転車歩行者道路として整備することとし、昨年度に地元区・自治会と協議を行い、基本計画について一定の理解を得たところございます。 今年度におきましては、その基本計画に基づきまして、詳細設計を実施し、今後、用地のご協力をいただき、早期に供用できるよう順次事業を進めてまいりたいと考えております。 次に、番号3の若人が輝くまちにの3点目の京都市内に通勤、通学されている市民の方から近鉄新田辺とJR京田辺駅の乗りかえ時間が夜間特に悪いと聞く。種々の要素が絡み、難しい課題とは考えるが、切実市民の声として市から要望いただきたいとのことですが、近鉄新田辺駅とJR京田辺駅との午後8時以降における乗りかえにつきましては、両鉄道事業者のダイヤ設定などの関係で、近鉄新田辺駅を降車された方が、本市北部地域を目的値としてJR京田辺駅からJR片町線を利用される場合に、鉄道間の移動時間が10分程度必要となると想定した場合、JR京田辺駅で最大20分程度の待ち時間が生じております。 待ち時間が長くなる要因としましては、午後8時以降のダイヤ本数が午後8時を境におおむね1本少なくなっていることとあわせて、特に10時台に京田辺駅を発着するダイヤ間隔がその他の時間帯と比較すれば、広くなってる便があることも要因あると考えております。 しかしながら、本市における公共交通は鉄道とバス路線があり、市民の方々は利便性や経済性などから選択して利用していただけていると思っておりますが、電子カードの普及により、さらに乗り継ぎの利便性は高まっていると考えております。 なお、議員ご指摘の近鉄とJRとの円滑乗り継ぎに対するダイヤ改正につきましては、多くの課題があると思われますが、鉄道事業者との協議などの機会に相談してまいりたいと考えております。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 ご質問のうち、建設経済部に関する事項についてお答えいたします。 まず、番号の大きい2番、森林環境税導入に伴う本市のスタンスはのうち(1)番、京都府は来年度から森林環境税を導入することがほぼ確実と報じられた。そして、具体的その使い道と、本市は府に対しどのよう要望をされたのか、また、されるのかございますが、京都府の森林環境税につきましては、本年の7月に府議会が「森林環境税(仮称)の導入を求める決議」を議決され、府が来る12月に条例案を上程される予定ございます。 森林は、木材の生産にとどまらず、きれい空気・水の供給、災害の防止、レクリエーションの場の提供など、さまざま役割を果たしておりますが、全国的に荒廃が進み、これらの機能の維持が困難となってきております。 このため、地方公共団体におきまして、森林の多面的機能を維持・発揮するため、独自の財源により森林の整備などにかかわる諸事業を推進する動きが広がっており、京都府におきましても森林環境税を導入されようとしておるところございます。その使途、使い道につきましては、府からはまだ具体的内容は示されておりませんが、既に導入されている他府県の活用事例から見ますと、森林の保全、整備、そして適正管理の分野に加えて、里山の整備や放置竹林の解消、そして住民参加活動や木材利用など幅広く活用できるものと期待しております。 森林の保全は、大切課題と考えておりますが、まずは税導入の意義につきまして、市民・府民の理解を得られることが第一あり、また、都市部の市民にとりましても豊か生活につながる取り組みとなるよう府に要望しているところございます。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 村田選挙管理委員会事務局長。 ◎村田選挙管理委員会事務局長 ご質問のうち、選挙管理委員会に関する事項についてお答えいたします。 番号3、若人が輝くまちにの(1)同志社大学での期日前投票実施に向けての可能性についてございますが、大学構内に期日前投票所を設置することにつきましては、他市においては、大学との連携のもとに、学生みずからの活動や要望に基づいて実現しているところです。 本市におきましては、今後、同志社大学との連携を深め、大学生が自発的に政治や選挙への関心を高める施策を進めていく中での研究課題としてまいりたいと考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 8番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 それでは、再質問に入らせていただきます。 一問一答方式でお願いします。残り時間が25分ということ、限られておりますので、優先順位をつけて取捨選択させていただきます。 まず、教育委員会からのご答弁があったと思いますが、松井ケ丘小学校前とハンドボール大会、それと主権者教育、その三つがありましたけども、そのご答弁については、ほぼ理解できましたので、再質問からは省かせていただきます。 それでは、大きな項目1の(2)宝生苑方面の供用についてございますが、今、はっきりと車ではなく自転車と歩行者のみの道路あるというご答弁をいただきました。これに関して2点、再質問させていただきます。 1点目が、そうすれば市民の方にとっては、自転車と歩行者ということので、道幅としてはどれぐらいの道幅を予定されているかということがまず1点と、それと1回目でも質問させていただきましたけども、供用開始時期というのが二、三年後のか、もっと長いスパンの五、六年後のか、その辺の目標でもいいですから、ある程度のなるべく早くという非常に抽象的表現やったと思うんですが、地権者の方との絡みもありますけども、具体的時期についてつまびらかにしていただきたいなと、その2点を質問させていただきます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 鈴木議員の再質問にお答えいたします。 まず、道路の幅員ですが、道路構造令によりますと、自転車歩行者専用道路は基本的には4メートルという位置づけがございますので、一応幅員は4メートルで考えております。 次に、供用開始のことですが、先ほども答弁いたしましたように、今年度においてまず実施設計を計画しております。次年度以降にまずはそこで地権者への丁寧説明を行って、実施設計が完了すれば、次年度28年度に用地買収に入っていきたいなというふうに考えておりまして、その後、29年度に工事というふう予定ではおりますが、これはスムーズにいった場合ということ、最短でそのよう予定で考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 8番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 ということ、平成29年度ということ、早ければということですね。早ければ3年後ぐらいには散策できるという夢を持って、我々市民は期待したいというふうに思います。 それと、今のご答弁にありましたとおり、車は通れないということがはっきりとわかりましたので、(1)ありました安全対策については、やはり車というのは教育委員会は奨励していないということですけども、車で来た場合はもうUターンせざるを得ないという、そういう状況に未来永劫なるということがこの場で確認できましたので、我々市民あるいは地域の見守り等の安全対策はそれを前提に今後市とも協力して考えていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、大きな項目の2点目の森林環境税と緑のまちづくり室云々の項目ありますが、申しわけございません、私、1回目の質問のときにちょっとうっかりしまして、画像を一つ飛ばしてしまいまして、せっかく用意した画像がちょっと日の目を見なかったんですが、画像5を飛ばしてしまったんですが、先ほど市長みずからいろいろるる緑のまちづくり室のミッション、あるいは具体的事業についても触れていただきましたが、その中で一つ、市民の方ももちろんですけども、私個人としても非常に期待というか興味を持ってる事項というのが、要は京都府の農業総合研究所ですね、これがちょうど京田辺の警察署の南側に、今、温室のビニールハウスが建っているんですが、ここの跡地を潰されて公園を計画されているということんですが、非常に公園というのは期待するところありまして、市民としては、過去といいますか、今現在の京田辺は緑豊か田園都市ということ、緑というのを掲げられているんですが、残念ながら1人当たりの公園の面積というのは高くない、むしろ平均以下やというふうに聞いておりますので、市民からそういう憩える公園というのは非常に期待感が大きいところありまして、この京都府の農業総合研究所の跡地の公園というのは、どのよう公園が建つのかなと、非常に市民の期待が大きいところあります。公園といいましても、我々市民からしますと、例えば木津川運動公園のように野球ができる運動公園から、あるいは諏訪ケ原公園のよう野球はできないけども何か健康道具が周りにあるよう公園、あるいは花住坂中央公園のように空き地だけの公園とか、いろいろ京田辺の公園についても種々さまざま公園があると思うんですが、今現在、この農業総合研究所の跡地に考えられている公園というのは、私が今申し上げた既存の公園でいえば、どのよう公園に近いのか。あるいは一部ゲートボールの愛好者の市民の方には、京田辺にはぜひとも公式のゲートボール場、何か4面なかったら公式のゲートボール大会ができないということ、本市においてはまだ3面以下のグラウンドゴルフ場がない。私、ゲートボールは違いました、グラウンドゴルフ場です。グラウンドゴルフ場を期待するグラウンドゴルフ愛好者、市民の方の強い声も日々、私、耳にしておりますので、新た切り口でそういう公園を建てるという可能性もあるのかどうか。その辺、今現在、想定されている公園の市民に示していただけるイメージをお示ししていただきたいなというふうに思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 鈴木議員の質問にお答えをいたしたいと思います。 今、言われましたように、京都府の試験所の跡については、ご存じのように京田辺市の中では地形的に言いますと、中心に位置していると思います。それに合う公園をやっていきたいなと思っておるんですけども、これも京都府とまだ最終的協議もしていないんですけども、私としても中心市街地にそういう一つの多目的に使えるとか、また緑が楽しめる、散策もできるとか、その辺も含んいろんな形を考えておるんですけど、まだ具体的にどうということはないんですが、基本的には市の中心市街地にあるということを一つの核として公園をつくっていきたいなと思っております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 8番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 いろんな考え方があろうかと思うんですが、できれば今ある既存の公園にはない、新しい切り口というか、新しい観点でつくっていただきたいなと。非常に便利場所ありますので、その候補の一つとしてグラウンドゴルフ場というのも頭の片隅にとどめて置いていただきたいなと、これはお願いしておきたいなというふうに思います。 それと、大きな項目の三つ目に移らさせていただきます。若人が輝くまちにということ、1回目の質問のところで言い忘れましたけども、やはり人が輝くというのは、自分の考えとか、自分の意見とか、自分の意思を社会にプレゼンするというか、反映すると。自己実現ですね、これが一つの私は人が輝く大きな要素と思います。若者が投票に行かないというのは、一つの大きな輝かない方向に行っているんじゃないかなというふうに思っておりますので、ぜひともこれを、市とか我々がその若人をもっと言いたいことがあるんやったら出るとこ出て、言うていこうやないかというよう機運を醸成したいなというふうに思っております。 その中で、先日9月2日の洛南タイムス、皆さん方、市民の方も見られた方がおられると思うんですが、「若者投票率 依然低く」ということ、宇治市のことしの4月に実施されました府議選と市議選の年代別の投票率がきちっと出されているんですね。これを見ますと、私が国政選挙で示させていただいたとおり、宇治市の府議選、市議選、両方において、最低が20代、最高は70代になっています。傾向的にはやっぱり同じやなというふうに思うんですが、そうなれば灯台もと暗しやないんですけども、本市が直近4月に、市議選は残念ながら無投票になりましたけども、府議選も実施されましたので、その辺の本市においての年代別の投票率というのはどうなっているのかなというのが、市民にとって大きな関心事あり、さらに10代の投票率、18歳からもう来年7月の参議院選挙から10代の高校生から投票できるという、そんな現状ありますので、当然ながら京田辺において10代の投票率はどうなったのかと、大学のあるまちとして10代の人間の数も多いし、その辺はきちっと把握する必要があると思うんですが、その辺の本市の年代別の投票率の現状はどうなっておるんでしょうか。お尋ねしたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 村田選挙管理委員会事務局長。 ◎村田選挙管理委員会事務局長 鈴木議員の再質問にお答えいたします。 本市では、一部の投票所が電算化されていないため、年代別の投票率が現在は把握できていないのが実情ございます。しかし、今後、若者を含む市民全体の投票率向上対策の基礎資料とするため、年代別の投票率を出せるようにしてまいりたいと考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 8番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 そんな何百万も何千万も機械化するのに費用がかかるとは思えませんので、聞くところによりますと二十数カ所の投票所の中で機械化がなっていないのは一部の山間部の数カ所というふうに聞いておりますので、ぜひそれはきちっと機械化を導入していただいて、現状はどうなっているんやということを市民の前に示していただきたいなと。今、私は18歳に引き下げられたこの時期が、まさにその時期やと思いますので、来年7月の参議院選挙には間に合わせていただきたいと思っておりますが、その辺はいかがでしょうか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 村田選挙管理委員会事務局長。 ◎村田選挙管理委員会事務局長 再質問にお答えいたします。 来年の参議院選挙に向けて、年代別の投票率が出せるようにしてまいりたいと考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 8番、鈴木康夫議員。 ◆鈴木康夫議員 前向きご答弁をいただいたというふうに解釈しております。ぜひとも来年の7月には10代の投票率が20代より、20代ももちろんそうですけども、10代の投票率が他市に比べて京田辺の先ほど教育委員会からも主権者教育については任せといてくれというよう力強いご答弁もあったと思いますので、大いに期待して7月の参議院選挙を待ちたいなというふうに思っております。 今回は、若人が輝くまちづくりということ、三つの切り口、一つ目が10代から20代にかけての方をターゲット、二つ目は小学生、いわゆる10代の若人と、三つ目としまして、いわゆる学生と、生産年齢といいますか、広く捉えて私は60代の中盤ぐらいの方も100歳の方から見ては若人やというふうに思っておりますので、三つの切り口で今回取り上げさせていただきました。若人が輝くということについては、きょう私が取り上げた三つ以外にもいろんな切り口があろうかと思います。子育てがしやすいまちとか、あるいは若者から見たら、もっとファッショナブルハイセンス店がいっぱいあったら、我々若人は生き生きしまんねんという若人の声もあることが事実ございます。いろんな切り口があるとは思いますが、それらをぜひとも高めていただいて、もちろん住みたくなるまちと同時に、行ってみたいまち、そういう魅力的まちにさらに大きく前進していただくことを最後にお願いして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○松村博司議長 これで、鈴木康夫議員の質問を終わります。 通告順位2番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 16番、みらい京田辺、小林喜代司ございます。私は今回大きく四つの項目につきましてお伺いをいたしますが、いずれの項目につきましても、これまでの定例会でお伺いいたしまして、それぞれについてご答弁をいいただき、各担当部署において努力をしていただいておりますが、その後の取り組み状況についてお伺いをいたします。 1点目の府道八幡木津線交通安全対策についてお伺いいたします。 私は本市の中心市街地を南北に走り、本市の主要幹線道路でもあります府道八幡木津線交通安全対策につきましては、今までも各定例会でお伺いいたしまして、通行されます市民の皆さんの安全確保をお願いしてまいりました。その都度ご答弁はいただいておりますが、安全対策は大きく確保された現状が要望されております多くの市民の皆さんからは安全対策の整備について何も見えていないということあります。 先ほども申し上げましたが、このほど八幡木津線は本市の中心市街地を南北に走る主要幹線道路あり、通行する車両も非常に多く、また沿線には小学校、中学校、幼稚園もあり、JR、近鉄の主要駅に通ずる道路でもありますので、通勤通学、通園をされます多くの方が利用されます生活道路でもあります。 しかし、この道路は、道路幅も狭く、歩道も一部を除いて設置されておりません。また、その後、大型車両の交通規制の話も全く耳にしないということあります。特に薪地区の一休寺道から田辺本町、そして興戸地区のJR同志社駅の間は、沿道に田辺中学校、田辺小学校、田辺幼稚園、同志社大学京田辺キャンパス等があり、通行されます非常に多くの方がおられることは皆さんもご存じのことと思っております。私は通行されます多くの市民の皆さんにお聞きいたしまして、薪一休寺道からJR同志社前区間の大型車両の交通規制を定例会で再三お願いしてまいりました。いずれのときのご答弁も、危険道路と認識をしている、大型車両の交通規制は沿道の事業者の理解が必要ある、この間の大型車両の交通規制を実施するには薪茶屋前交差点での右折レーンの設置が必要あり、地元説明会で改良案の地元合意が図られた。現在、用地買収や物件補償の手続がとられている、このようご答弁ありました。 昨年、平成26年第4回定例会でいただきましたこの薪茶屋前交差点の改良工事の見通しについて、地元合意が図られた中で今後どのよう計画で一致され、現在、京都府とどのよう話をされているのか、また交差点の改良工事が完成した後には大型車両の交通規制は実施されるようになるのか、田辺警察署とどのように協議をされているのか、お伺いをいたします。 また、薪茶屋前交差点改良工事終了までの間、最も危険とされております薪一休寺道から田辺本町、そしてJR同志社前区間の交通安全対策について、本市としてどのよう方策をとって市民の安全確保をどう講じようとされているのか、あわせてお伺いしておきたいと思います。 続きまして、2点目の本市の文化財保護についてお伺いいたします。本市の文化財に対する職員の体制につきましても伺っておきたいと思います。 本市の市民憲章の中に「わたくしたちは、歴史と文化を大切にし、心豊か人づくりに努めます」とあります。本市には国宝あります普賢寺大御堂観音寺の十一面観音を始め、国、府、本市の指定文化財だけでも合計55あると思っております。まだその場所は確定しておりませんが、継体天皇の筒城宮も本市にあったと言われております。また、飯岡のトヅカ古墳から出土いたしました銅鏡を始め、出土品は、本市にはその保管施設がなかったために、国立京都博物館に保管され、現在は国の所有するところになっていることは、ご存じの方も多いと思っております。 また、昭和40年代から始まりました開発の中で発掘調査や遺跡調査に伴いまして、出土品の保管数は専用コンテナで約1,200ケースあると聞いております。これまでに3分の2程度は整理が実施されましたが、まだ三、四百ケースが手つかずのままあると聞いております。また、昭和45年ごろから始まりました在来地域の住宅の建てかえブームの中で、古い住宅や倉庫が取り壊されたときに当時の田辺町郷土史会や老人会の方々によって収集され、また市民の方からも提供していただきました民具、古文書等の数多くの貴重資料は、現在、三山木の共同浴場跡と一休ケ丘の旧一休ケ丘公民館に分散されて保管され、一部は大住小学校での体験学習に保管されていると聞いております。これらの資料の台帳作成や整理につきましては、順次進めていただいていると思っておりますが、まだ未整理ままで残ってることも事実あります。 また、共同浴場跡と旧一休ケ丘公民館に保管されてあります数多くの貴重民具などの資料の保管、整理につきましては、定例会等で再三要望をさせていただいておりますので、万全管理を行ってもらっていると思いますが、現在の保管場所はあくまでも一時保管の場所あると思います。専用の収蔵庫までとは申しませんが、一日も早く安全に保管ができる施設に移して保管・管理を行う必要があるのはないかと思っておりますが、市のお考えをお伺いいたします。 次に、本市内には教育委員会、文化財保護委員会で建てられました社寺や遺跡などの説明板や案内板が約80カ所ほど建てられていると聞いておりますが、説明板が薄くなったり、読みにくくなったり、また説明板自身が破損されたりしている箇所もあります。早急に対応が必要あると思いますが、現在の本市の文化財関係の専任職員は1名あると聞いております。担当部署の職員の方は努力をしていただいておりますが、先ほど申し上げましたように本市の文化財に対する現状の中で文化財保護に関する体制の充実と専門職員の充実を図ることがまず必要あると思っておりますが、この件につきましては理事者のご答弁をいただきたいと思っております。 さきにも申し上げました飯岡のトヅカ古墳から出土いたしました銅鏡が、現在、国立京都博物館に保管、展示されてありますが、ぜひ本市で展示ができるようにしていただきたいと希望することを申し添えさせていただきます。 続きまして、3点目の市内の各小学校のトイレの整備促進についてお伺いをいたします。 本市の小中学校で勉強されている児童・生徒さんたちが快適よい環境のもとでしっかりと勉強ができるようにという石井市長の強い思いの中で学校環境の整備に取り組んでいただき、小中学校とも空調設備も完備されました。よい教育環境の中で勉学に励んでおられることは、児童・生徒のご家族からも喜びの声が出ていることは皆さんの耳にも届いていることと思っております。しかし、私が今お伺いしたいことは、一部の学校を除いて各小学校のトイレの整備がおくれているということあります。幼稚園から小学校に入学されました新入児童がトイレを我慢して、泣きながら帰ってくるという新入児童のお母さんのお話をお聞きいたしまして、平成18年第4回定例会で田辺小学校のトイレの改修をお願いいたしまして、その後3年間をかけ全部の改修を行っていただきました。その後、各小学校のトイレの改修につきましては、各小学校の大規模改修工事と並行して順次進めていくという方針だったと伺っております。また、中でも多くの皆さんから強い要望が出ておりました草内小学校の低学年のトイレの改修は実施していただきましたが、ほかのトイレは未整備のままあります。最近は各家庭でもトイレの洋式化や、美しいトイレが多くなりました。皆さんのご家庭のトイレも同様に美しくきれいトイレあろうと思っております。未整備の各小学校のトイレの改修整備はどのよう計画で今後取り組まれようとしているのか、改修整備の完了はいつごろを予定されているのか、重ねてお伺いをしておきたいと思います。 続きまして、4点目の市道新田辺一休ケ丘線(旧国道307号線)の整備についてお伺いをいたします。 市道新田辺一休ケ丘線は、近鉄新田辺駅、新田辺1号踏切から西、一休ケ丘に通じます本市の中心市街地を東西に通っております主要幹線道路でもあります。また、沿道には近鉄新田辺駅、JR京田辺駅、田辺小学校、田辺幼稚園、聖愛幼稚園、みみづく保育園があり、通行する車両が非常に多い中、通勤通学、通園をされます多くの市民の方が利用されておられますが、道路の幅員も狭く、歩道も一部しか設置されてなく、非常に危険状況あることは、皆さんもよくご存じのことと思っております。 また、このたびの石井市長のご努力によりまして、長い間の念願ありましたJR信楽街道踏切も両側に歩道が設置されました。非常に立派踏切に整備をしていただき、また尼ケ池付近のS字型カーブには、道路の上にカラー塗装や注意の標示を行っていただき、多くの市民の方から喜びの声を耳にいたします。しかし、田辺本町交差点から西の方、尼ケ池付近までの状況は全く未整備のままあります。あわせまして、尼ケ池付近のS字カーブから山手幹線までの南側の尼ケ池寄りの歩道も同様あります。 また、みみづく保育園の一休ケ丘地区への移転新築に伴いまして、園児を送迎されます方の通行も非常に多くなってきております。道路幅員の拡幅についてご検討いただけないものだろうかと思っております。 また、次に、JR信楽街道踏切は、立派に整備をしていただきましたが、その先の南側の歩道は途中まであります。歩道は田辺小学校の通学道路あります。点滅信号まで拡幅をして、児童の安全をより確保してほしいという市民の多くの声をお聞きいたしますが、歩道の延長、拡幅の見通しは今どのよう状況になっているのか、尼ケ池付近の歩道の拡幅とあわせましてご答弁をいただきたいと思っております。 以上で私の第1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 みらい京田辺、小林喜代司議員の一般質問のうち、建設部に関係いたします事項についてお答えいたします。 番号1の府道八幡木津線交通安全対策についてですが、府道八幡木津線交通安全対策については、京都府で鋭意事業を進めていただいている山手幹線が全線開通いたしますと、交通量が減少し、一定の対策が図れるものと大いに期待しているところございます。 また、大型車通行規制については、府道茶屋前交差点の改良による右折レーンの設置などがその要件の一つとなっていることから、京都府へも要望いたしまして、現在、用地買収と物件補償の交渉を進めていただいているところです。しかし、通行規制を行うには、沿道事業所や地元の同意が必要ことから、合意形成ができれば京都府田辺警察署と協議を進めてまいりたいと考えております。 次に、番号4の市道新田辺一休ケ丘線の整備についてですが、市道新田辺一休ケ丘線における歩道整備については、今までから、近鉄からJRまでの間については、区画整理事業と一体となって、また信楽街道踏切内については歩道を新設する事業を推進するなど、積極的に取り組みを進めております。 また、JRから西側の歩道が整備されていない区間については、住宅の建てかえなどをされる際に歩道設置に必要となる用地買収の協力をお願いし、あわせて歩道設置工事を実施しているところあり、今後も同様に取り組みを進めてまいりたいと考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 ご質問のうち、教育部に関するものについてお答えを申し上げます。 まず、2項目めの文化財に対する市の考えはという件ございますが、国指定を始めとする指定文化財につきましては、所有者や関係機関と連携をし、適切保護とその活用に努めているところございます。 また、市民の方々から寄贈いただきました民俗資料につきましては、その一部を大住小学校の大住郷土民俗室で展示をいたしております。さらに分散して保管をしておる資料につきましても、今年度、大住小学校へ移転すべく、現在その整理を進めているところございます。 現在策定中の文化振興計画に係る懇話会におきましても、文化財の保護とその活用についての提言をいただいておりますので、その推進体制や具体的取り組みについて検討を行い、さらなる文化財保護に努めてまいりたいと考えております。 次に、3項目めの小学校のトイレの整備の件ございますが、これまでからも、においの対策ということ、専門業者による清掃を実施するほか、各校舎、各階に1カ所以上の洋式トイレを設置するなど、その利便性向上のための改修を順次行ってきております。 今後におきましても、現場からの声を十分お聞きしながら改修を進めてまいりたいと考えております。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 それでは、再質問をさせていただきます。一問一答方式でお願いをしたいと思います。 まず、府道八幡木津線交通安全対策ございますけども、山手幹線が全面的に開通したときには車が減るだろうということでお聞きいたしました。三山木まで開通したときも、本町の車は減るだろうというご答弁をいただきましたけれども、車は依然として減っておりません。しかし、特に私が危険、危険と言っております薪一休寺道から興戸の同志社駅前の間、全く大型車両も規制されておりません。特に私は山手幹線が開通するまでの間、そして車が減るだろう、そして茶屋前交差点で工事が完成するまでの間、どのよう市民の安全対策をとられるのかと。全くとられないのか、とられるのか。どのよう安全対策を私はとっていただけるのか、これをまず聞きたいと思います。特に朝の通勤通学・通園時間になりますと、田辺本町交差点に一度立って見ていただきたいと思います。八幡方面から来ました大型ダンプカーは砂利を満載して時々こぼしながら走っている状況、本町を右に曲がります。その横を田辺中学校の学生さん、そして上からおりてくる生徒さん、そしてまた、みみづく保育園へ送ってくるお母さんが自転車に子どもを乗せながら通っております。したがいまして、その安全対策を何とか講じていただきたいということに対しまして、私は山手幹線が開通するまで車が減るだろうと、そんな時間は私はないと思います。それまでにも、例えばですけども一番危険と言われております。田辺本町交差点、そして市役所の下にあります交差点、そしてJR同志社駅前とは申しませんけれども、少なくとも田辺本町交差点と、この下にあります307号線との関連する交差点ぐらいは、私は田辺警察にお願いしていただきまして、警察官に朝だけでも結構ございますので、立っていただくようことができないだろうかと、私はこういう市民の願いに対しまして、山手幹線の薪茶屋前交差点工事が終わりましても、やはり沿線のいわゆる事業者の理解を得なければならないということも大事ですけども、私はあくまでも、今、喫緊に市民の安全を図るために田辺警察の方にも申し入れしていただきまして、協力を得て安全対策を山手幹線が全面開通し右折レーンができるまで対策を講じていただく必要があると思っておりますが、再度ご答弁を聞いておきたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。
    ◎里西建設部長 小林議員の再質問にお答えいたします。 八幡木津線につきましては、現在、府道となっております。市道との重複にはなっておりますが、上位機関ある京都府の府道というふうに現在なっております。京都府さんの方において、既に過去にはカラー舗装など、一定の工事をしていただいているというふうに理解しております。市においても沿線で開発などが出てきた場合、歩道の設置など協力を求め、過去にもしておりまして、過去には2カ所において歩道の設置も実施してきたところです。 先ほどおっしゃいました警察への要望ですが、朝も八幡木津と307号の交差点で田辺署の方が立っていただいているのは確認しておりますが、そのほかにもということございますので、その辺は田辺警察署と一応協議をしてまいりたいと考えております。 以上です。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 薪茶屋前交差点から同志社前の間、本当に危険道路あります。非常に多くの方から私はいろんな意見も聞いております。何とかこの安全対策を講じていただきたいと、こういう希望も多いわけございますけれども、もう1点お伺いいたしますけども、山手幹線が開通いたしまして、この茶屋前交差点の例えば右折レーンが完成いたしましても、大型車両の交通規制は沿道の事業者の理解を得なければならないと、こういうことで聞くわけございますけども、この間に大型車両が入らなければならない事業所は私はないと思います。したがいまして、その辺を念頭にしっかりと地元の方とご協議をしていただきまして、この協議をお願いしたいと思います。 そして、田辺警察に対しましても、やはり市民の安全を確保する意味をもちまして、私はしっかりとお願いをしていただきまして、少なくとも朝の通学、通園、通勤の時間だけで結構ですので、立っていただくことも、重ねてこれは強く要望をしていただきたいと思いますが、市長か副市長、ご答弁いただけましたら、お願いしたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 今、小林議員からもございましたように、安全対策というのは、私も施政の中で安全・安心の中での一つのものとして考えているところございますので、やはり道というものは点ではございませんので、線というものの基本がございます。その中で、その部分だけをすればいいかというは、なかなか難しい問題もあろうと思いますし、なかなかやりにくい点についても、今、小林議員からもございましたように、一時的にその安全対策の方策がないかということございます。その点につきましても、機会のあるごとに警察、田辺署にもこれから要望をしっかりとやって、安全の確保に努めてまいりたいと思っております。 また、一日も早く山手幹線が開通できるように京都府の方にも要望してまいりたいと思っております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 ご答弁をいただきました。ありがとうございます。しっかりと関係機関に話をしていただきまして、安全を確保していただくことを私は重ねてお願いをしておきたいと思います。その辺、よろしくお願いいたします。 続きまして、2点目の文化財保護ございますけれども、今、担当部長からご答弁をいただきました。旧三山木共同浴場と、いわゆる一休ケ丘の公民館に保管されております民具等のものは、大住小学校に移すと、こういうことをお聞きしたところございまして、一日も早く安全を確保していただきたいと、このように思います。そのときに、整理台帳も途中までと私は思います。この際、移すときには整理できませんので、整理台帳もしっかり完成をしていただきまして、安全場所に保管をしていただきたいと、実はこのように思っております。 そして、人的体制、文化財保護担当職員1名という、私は1名で間違いないと思いますけども、その体制についてどのように考えておられるのか、私は京田辺の文化財保護について、それで万全かということを重ねましてお伺いをしておきたいと、このように思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 文化財にかかわる職員体制のことございますが、文化財の保存、活用をさらに推進していくために、現在、所管課の職員のほか、学芸員の資格を有する職員を教育委員会に配置し、古文書の整理のほか、文化振興計画の策定などにも携わって進めているというところございます。 今後、現在策定中の文化振興計画に基づきまして、各種の施策を展開していくこととなります。そのことから、専門職員を含めた組織的見直しも必要はないかなというふうには考えておりますが、さらなる体制の整備については、教育委員会において今後十分検討してまいりたいと、そのように考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 文化田園都市という名前を京田辺市のキャッチフレーズにされております。そしてまた文化振興計画が立てられております中で、私は1名という文化財担当職員について、早急に文化財がこれだけ55もある京田辺市の指定文化財の中で、今後どんどん開発が進んでいくだろうと言われている中で、体制の充実を私は図る必要があると思っております。 そして、80カ所と申しましたけれども、案内板、説明板、それも消えたり、壊れたり、そして読めなくなったりしているところもあります。そういう点検もしなければならないとなりますと、1名という体制、確かに教育総務課に学芸員の資格を持っておられる方はおられますけれども、私は文化財担当所管として専門知識を持った人が必要はないかと思っておりますが、教育長、ご答弁ありましたらお願いしたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 山口教育長。 ◎山口教育長 文化財の保護に関するご質問にお答えします。 職員体制んですけども、今、議員のお話にあったように1名というのは埋蔵文化財の担当ということになっています。市教委といたしましては、文化財の保護に幅広く文化振興という捉まえ方をすること、その文化あるいは文化財の振興を図っていくということ、平成24年、25年に歴史学を専門にしている職員を入れました。そういう職員は今2名体制ということになっているんですけれども、現在は文化振興計画を振興させるためのスタッフとして、今、使っておりますけれども、今後これを進める上では、文化財の専門家というのが必要になってくることはあると思っています。その場合に文化財はもう議員よくご承知のように、埋蔵文化財だけはなくて、たくさんの分野がありまして、文化振興計画を進める上で職員をどういう体制にするかということは、かなり慎重にその分野の一番適当分野に職員をふやしていくという、そういうことが大切はないかというふうに思っています。その辺を文化振興計画の進捗とあわせて考えていきたいというふうに考えています。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 文化担当の歴史学を学ばれました、教育を受けられました方が教育総務課におられることも知っております。文化振興計画を立ててもらっていることも知っておりますが、やはり埋蔵文化財を踏まえまして、これからどんどんと開発していくだろうという予測をされます本市の中で、やはり喫緊に私は文化財担当専門職員、それが埋蔵文化財になるかもわかりませんけれども、充実を図っていただくことが必要あると思っております。これにつきましては、強く希望し、要望としておきます。 それから、説明板、案内板が80カ所ありますけれども、私も月に1度、文化財のパトロールに回りますところで見ておりますけれども、見えなくなったり、読めなくなったりしているとこが相当あります。それについて一度、総点検をしていただきまして、不備不足のないようにしていただきたいと思います。もしあったときには予算を組んでいただきまして、整備をしていただくことが必要あると思っておりますが、ご答弁をいただきたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 案内板につきましては、先日も老朽化しているものを新調したところがございます。再度、調査、確認もしながら、順次対応を進めていくということで考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 それから、三山木の共同浴場と一休ケ丘の旧公民館に保管されております民具等の資料ございますけども、過去にも田辺東小学校に一旦全部移した経過があります。移したけれども、ここで安泰やと思っておりましたが、子どもがふえてきましたので、またほかへ移さなあきませんねんということがありましたので、今後はそういうことのないように、移すたびに破損しますので、その場で徹底して私は保管をしていただきたいと思っておりますが、これにつきましてもご答弁を聞きます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 先ほども申しましたように、今年度中に何とか大住小学校の方に移してまいりたいなというふうに考えてございます。さらに活用ということも大事だろうというふうに思っておりますので、子どもたちが歴史、特に郷土の歴史、また郷土の人たちの生活を知る教材ということで活用できるよう、そういうふう工夫もしてまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 活用をしていただくことは大変重要あります。活用していただくという前提で大住小学校にああいう、いわゆる待機のできる場所をつくったわけんです。現在あります。しかし、なかなか利用されている方が少ないんです。したがいまして、活用されることも重要やというご答弁をいただきましたので、しっかりとその辺を小中学生になるかわかりませんけども、体験学習に活用していただくことを、これは重ねてお願いしておきたいと思います。 それからもう1点、過去に田辺町時代に歴史民俗資料館検討委員会という、ちょっと名前を忘れましたけども、こういうことが1年間かけて、京都産業大学の井上名誉教授、井上先生を委員長に十五、六名の方で検討、国立博物館からも来ていただきました。京都文化博物館からも来ていただきましたけども、検討していただきまして、1年間をかけまして、どういうものがよいのかということ、実は検討していただきまして、答申がありました。博物館法に基づく博物館を建ててくれ、当時は田辺町立博物館と、こういうことあったわけございますけども、その答申が出ましてから、若干いろんなことがございましたので、答申を尊重いたしますということは2回ほど聞いておったわけございますけども、今、文化振興計画の中でそういうことが具体化していこうとしていく中で、私は過去ございますけども、いわゆる博物館法に基づく博物館の建設をお願いしたいと。なぜ博物館法に基づく博物館といいますと、いわゆる古いものを並べているだけは誰も見に来ないと。したがって、いわゆる国宝重要文化財、そしてまた飯岡のトヅカ古墳から出ました大きな鏡、銅鏡でも、田辺へ返してくれませんけども、借ってくることはできるだろうと。それを展示するとなりますと、やはり肩を並べておかなければ借ってこられないということがありましたので、博物館法に基づく博物館ということを答申したわけございますけども、そのことにつきまして、今後の問題ですけども、それも参考にされて、文化振興計画の中にその答申を組み込まれていくのか、私は重ねて聞いておきたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 今ご紹介いただきました答申ございますが、平成7年3月27日付で当時の仮称田辺町立歴史民俗資料館計画検討委員会というところから答申をいただいておるものというふうに認識しております。内容といたしましては、今おっしゃっていただいたよう施設の位置づけや規模、機能、運営体制などにわたって提言があったものというふうに認識をしております。当時とは当然状況が変わってきていることもあろうかというふうには思っておりますが、文化資料を保存、展示するという観点で、大切考え方が示されておるものと認識をしておるところございます。こうした提言につきましても、再度内容を確認していく中で、市全体の公共施設のあり方とあわせて検討を進めるべきものというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 これは要望になるかわかりませんけれども、私たちは歴史と文化を大切にし、心豊か人づくりに努めますという市民憲章があります。私はこの市民憲章に恥じないよう行政を進めていただきたいと、このように思っております。 それから、続きまして3点目の学校のトイレの整備、再三再四お願いをいたしております。やはり皆さん方の家のトイレは私は大変立派にきれいになっていると思います。小学校のトイレ、石井市長の思いがありました。いわゆる学校のよい環境でしっかりと勉強していただきたいという市長の思いがありまして、空調を入れてもらったり、いろんな整備をしてもらっておりますが、ただトイレだけは掃除をしっかりしておりますとか、においの関係の対策を講じておりますとか、おっしゃっておりますけれども、私は清掃とかそういう対応で、もうそろそろ対応が十分できないのはないかと思っております。例えば草内小学校の若いお母さん方からお聞きいたしまして、見に行きました。低学年のトイレを整備してもらいましたけども、整備してもらう前は、低学年のトイレはブロックを置き並べまして、黄色い色を塗りまして、ここに立ってしなさいという男子のトイレのことありまして、何ぼ何でもこれはかわいそうということ、早急にトイレの整備をしていただきました。ところが、その後、トイレの整備はとまったままあります。したがいまして、私は各家庭のトイレ並みとは申しませんけれども、全部洋式化にせえとは申しませんが、やはりトイレの整備がおくれているということは、これは私は事実ではないかと思います。しっかりとその辺を年次的に計画を立てていただきまして、トイレの整備はしっかりとやっていただくことが必要はないかと思っております。やはり行きたくなるようトイレまでとは申しませんが、整備だけはしっかり年次別に目標を立てて取り組んでいただく必要があると思っておりますが、これにつきましてご答弁をいただきます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 学校の施設、また設備の改修につきましては、市長の強い思いの中で全校での空調化などを行ってきたというところございます。その他のことにつきましても、老朽化に伴いまして、それぞれの学校においてもさまざま修繕が必要となっておりまして、トイレも含めて順次進めているという状況ございます。そのよう中におきまして、トイレ改修も学校等の要望を聞きながら進めてはおりますが、抜本的改修につきましては、例えば洋式トイレのスペースの確保など、校舎全体の大規模改修時などでの対応とならざるを得ないというものもございます。しかしながら、旧式使用の改善など、子どもたちが行きやすいトイレとなるよう工夫などの改修につきましては、今後具体的年次計画をもって取り組んでまいりたいと、そのように考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 具体的年次計画をもって私はなるべく早くトイレの改修をお願いしてやっていただきたいと、これは強く要望しておきます。確かに市長の思いがありまして、空調とかそういう環境はよくしていただきました。大変喜ばれている方が相当あります。また、子どもさんも喜んでおります。しかし、トイレだけはまだやねんと、こういうことがありますので、しっかりとその辺、年次別に計画を立てていただきまして、やはり喜んでもらえる環境にしていただくことを、これは強く重ねて要望しておきたいと思います。 続きまして、4点目の新田辺一休ケ丘線の改修整備につきましてお伺いいたします。 特に尼ケ池付近のS字型カーブ等につきましても、スピードを落とせとか、いわゆる道路の標示、そしてまたカラー塗装等をしていただきました。そしてまた数々の施設を整備してもらっておりますが、喜ばれておることも事実ございますけども、やはり田辺本町交差点から尼ケ池の上流、いわゆる山手幹線までは両片脇に暗渠がありまして、排水がありまして、非常に危険道路あるということを私はご認識をしてもらっていると思っております。したがいまして、特に警察官に立ってほしいとか申しておりますけれども、整備につきまして何とか具体化して、検討して、前へ行っていただくことができないだろうか。例えば暗渠をするなり、歩道を設置するなりできないだろうかと、実はこのように思っております。 そして、この尼ケ池から、S字型カーブから山手幹線までの南側に歩道があります。歩道はありますけども、今までは人が少なかったわけございますけども、みみづく保育園が移りましてから、非常に多くの方が前と後ろに子どもさんを乗せたり、また後ろへ乗せたりして、歩道ですけども通っておられます。歩道を通ったらあきませんけども、あの場所になりますと歩道を通らなければ、私は余計に危ないと思います。その辺を踏まえまして、歩道を例えば拡幅整備をするなり、そのよう検討はできないだろうかということを思うわけございますけども、これにつきましてご答弁を伺っておきたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 小林議員の再質問にお答えいたします。 田辺本町から尼ケ池に向かってとのことですが、一部側溝があって、オープンになっております。そこをふたすれば、何ぼか確保できるのはないかということと思うんですが、隣接者の同意とか、いろいろ地元の協議等がございまして、なかなかその辺で現在に至っているということございます。 尼ケ池の方の歩道の設置につきましては、両サイドが限られた、例えば南側は既に池がございます。そうしたことも土地の利用もある以上、なかなかすぐに対応するのが難しい状況かなというふうに認識しております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 それから、その辺を踏まえまして、難しいことはありますけれども、やはり暗渠にするなり、地元の意見等、協力を得て、私は取り組んでいただきたいと、このことを強く要望しておきます。 それから、もう1点ございますけども、信楽街道踏切の南側の歩道、あと数メートルのところまで来ております。家の建てかえのときに考えると、こういうことございますけども、あと数メートルのところまで来ていますので、私は何としてでも、せっかく石井市長が踏切を広げて両脇に歩道をつけて、あと来られましては南の方があと数メートルで田辺小学校の通学道路までつながるわけございます。点滅信号まで行けるんです。あれがつきますと、北田辺地域の幼稚園の子どもさん、小学生の子どもさんが安心して渡れるわけございまして、何としてでも家の建てかえまでということはなしに、私は取り組んでいただきたいと思いますが、あと数メートルのところまで来ていますので、田辺小学校の通学道路から上まで行きますと、それはなかなか家がありますので、難しいと思いますけども、下の踏切から通学道路まで、点滅信号まであと数メートルのところまで来ていますので、その辺、私はしっかりと地権者の方と、いわゆる建てかえまでとおっしゃらずに、協力を得て取り組んでいただきたいと思いますけれども、これにつきましてしっかりと協議、そして要望をしていただきたいと思いますが、ご回答をお願いいたします。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 今ご指摘がありました場所については、当然市の方も認識しております。できるだけ早期に解決できるように進めてまいりたいと思います。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 16番、小林喜代司議員。 ◆小林喜代司議員 やっぱり目立つわけんですね、あの区間だけが、数メートルということだけが。したがいまして、地権者がありまして、買収、そして移転補償、そしてまた建てかえ等に大変難しいことはわかっておりますが、通学をされます、また通勤をされます方、通園されます方が、あと数メートル、何でできないのやと。せっかく踏切も広げていただきまして、両脇に歩道もつけて、いわゆる南側のとこがなかなかできないということについて、しっかりと注目をされておりますので、難しいことはわかりますけれども、やはりせっかく市長が踏切まで来ていただきましたので、その辺しっかりと交渉を重ねて、私は実現していただきますようにこれは強くを要望しておきます。数々申しましたけども、やはり市民の安全・安心対策が重要ございますので、市民の安全の確保を私はしていただきますことを重ねてお願い申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。 ○松村博司議長 これで、小林喜代司議員の質問を終わります。 通告順位3番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 こんにちは。6番、一新会の上田毅です。 早速ですが、通告書に従いまして質問をさせていただきます。 まず、1の市役所でチャイルドシートやベビーカーなどの赤ちゃん用品の貸し出しを提案するですけども、少子化問題に対応するための打開策及び市民に優しいまちをつくることが重要あるため、市民に対しての貸し出しが必要と考える。 近年、少子化問題は重大問題です。最近では晩婚化も進み、子どもを持たない人生を送る選択をする人も多く見られます。しかし、本当は子どもを生み育てたいのに、さまざま理由からそれができないという人も数多く見受けられます。その理由の一つに、子育てにかかるお金が挙げられるのはと考えます。実際に出産には少なくとも50万円程度のお金が必要、出産育児一時金が1人42万円ので、実質約8万円程度の自費出費が必要となります。しかも、この一時金の使用目的は出産だけなく、育児に必要金額の支援という目的もありますが、実際は出産の費用にほぼ全てを使う人が多く、その後の育児に余剰金がないというのが現状です。そのため、出産後に必要になってくるベビーカー、チャイルドシート、ベビーベッドなどは、多くの人が自費で購入しておられます。ベビーカーは安くても3万円台、チャイルドシートは安くても1万5,000円程度、ベビーベッドは安いものも1万円ぐらいは必要となります。出産に必要金額と合わせると、十数万円は必要になることになります。このように出産育児は最初からお金がかかり、それによって出産子育てを懸念する若者も多いのはないでしょうか。しかし、子どもはこの国の宝あり、少しでも多くの子どもを生み育てたいという若者が子育てをしやすい世の中になってほしいものです。そのために京田辺市ができるサポートの一つとして、赤ちゃん用品の貸し出しが挙げられるのはないでしょうか。 茨木市社会福祉協議会では、ベビーカーの貸し出しを行っています。貸出期間は生後1カ月から2歳までの約2年間、月額300円と聞いております。このサービスは、約10年前にサッポロビールがベビーカーを寄附してくれたことが始まりだそうです。保有台数は約100台、1日に40件ほどの貸し出しが毎日あり、お盆や正月には帰省してくる孫のために、おじいさんやおばあさんが借りに来るケースも多く、貸し出し台数も多いそうです。 東京都八王子市では、「はち☆ベビ レンタル」という名前で、八王子駅周辺の3カ所、八王子駅、そして家庭支援センター及びインフォメーションセンターなどで親子のお出かけの際に利用できるように、無料貸し出しを行っています。しかも八王子市外に住む人も利用できるサービスのため、八王子市に買い物に来る人の増加にもつながり、市の活性化にもつながるサービスと言えるのはないでしょうか。また、余談になりますが、八王子駅周辺には赤ちゃんの授乳、おむつがえができるスペースが5カ所もあり、小さな子どもがいる家族連れが住みやすく、また市外からも立ち寄りやすい場所になっているそうです。 このよう地道市の努力は、子育て中の家庭に優しく、若い家族の人口増加にもつながるのはと考えます。このように無料とまではいかなくても、安い金額で赤ちゃん用品をレンタルできる市町村があります。そのためには、ベビーカーやベビーベッドやチャイルドシートなどを集める必要がありますが、それは使い終わって要らなくなったものを市内の家庭から集められてはいかがでしょうか。これらのものは、子どもが大きくなったら必要なくなり、捨てる人も多いです。その中には、まだまだ使用できるものもあるので、それを集めて使用すればと考えます。京田辺市でも、1人でも多くの若者が子どもを生み育てたいと思えるよう金銭的援助の一つとして、赤ちゃん用品の貸し出しを行ってはどうでしょうか。 次に、2のゲリラ豪雨における避難場所と告知方法の変更を提案するですが、最近は狭い範囲で異常大雨を降らすゲリラ豪雨が問題になっております。家の浸水、下水道の水があふれるなどの問題が出ており、直ちに対策をする必要があります。 特に人命にかかわる問題としては、避難場所が少ない、または遠くて避難場所まで老人がたどりつけないなどが挙げられます。本来、避難場所は即座に安全ところに避難する目的があるのですが、その場所が少ないため、多くの人が避難場所まで遠くなります。大雨の中、避難するのは近くても大変ことですが、それが遠いということは、子どもや老人、要配慮者にとっては、避難することが難しくなるのはないでしょうか。日本各地でゲリラ豪雨による被害が報告されており、近いところでは嵐山の桂川が氾濫しました。皆さんご存じのことと思います。今度、いつ、どこで起こるかわからないゲリラ豪雨あります。きのう、きょうでもダブル台風とかという、こういう形で大雨、またゲリラ豪雨も来ておりますし、他府県でも竜巻被害も出ておりました。そういった、こういう避難場所は全ての人が簡単に避難できる場所なければ、意味がないという思いあります。 また、避難場所だけなく、避難を呼びかける際の告知方法も検討するべきと考えます。今は消防署や消防団の方々が市内を巡回し、放送などで呼びかけていますが、大雨の音でその放送が聞こえないという声が市民から苦情が出ております。確かに最近の豪雨はすさまじい音のため、若者はもちろん、耳の遠いご老人などは特にその方法は聞こえづらいのはないでしょうか。外からの放送だけは心もとないので、できれば各家庭に有線のようものを配置し、それにより放送が流れるようにするなどすれば、外からの放送よりは市民の耳に直接聞こえるのはないかと考えます。避難が必要ときに、その呼びかけが聞こえなければ、放送としての意味がありません。京田辺市では市民全員にその放送が聞こえるように何か対策をとるべきと考えます。 また、避難する際に足の不自由ご老人やひとり暮らしの方などは、避難すること自体が困難です。1人で避難することが困難も安心して暮らせる安全まちづくりが必要と考えます。そのために、避難の際に送迎サポートを行ってはどうでしょうか。例えばですけど、市が保有しているバスですね、みどり号がありますけども、そういった避難のときに町を回り、困難方の家に伺い、避難所まで送り届けるということを考えていただいてはどうでしょうか。市が保有しているバスあれば、バスを借りる必要もありませんし、必要経費も安く済む上、市民が安心して暮らせます。1人で避難するのが困難も、安全・安心に暮らせるまちあれば、どこで住もうか迷っておられるご老人も率先して京田辺市を選ばれるのはないでしょうか。 また、福島県郡山市では、近年、ゲリラ豪雨、地震などの自然災害が多発しております。本市も6地区の区・自治会ではされておりますが、洪水ハザードマップを公開して、自分の住む地域の避難所や避難経路を確認できるようにしています。また、ふだんからの備えに何がどれぐらい、どのように準備すればよいかなど、詳しく情報を公開しています。 茨城県守谷市では、超高密度気象観測システムを導入し、市内8カ所に小型気象計を設置しています。これは、約2キロ置きに設置した気象計で、気温や雨量、風向き、風速、気圧などのデータを観測し、専用のホームページで地区ごとのデータをグラフや表で知らせます。このシステムの導入により、1時間後にゲリラ豪雨が予想される地区に優先的に避難指示を出すなど、先回りした対策がとられるようになっていると聞いております。 多摩市では、雨水を速やかに排除するために、低地帯で水路に集めた雨水などにより水路の水が危険水位を超えた場合、ポンプを使い強制的に川に排除する施設を設置し、浸水対策を行っています。また、これが大事ところんですけども、まちづくり指導基準では、宅地の開発にあわせて雨水を地中にしみ込ませる浸透トレンチの設置や、透水性舗装での歩道の整備を原則とするように指導しています。そして、雨水貯水槽を設置した家庭に購入費の一部を予算の範囲内において補助する制度を設けておられます。 このように、ゲリラ豪雨の増加に伴い、各地でさまざま対策がとられているのが実情です。京田辺市でもゲリラ豪雨の被害を最小限に防ぐためにも、ゲリラ豪雨への対策、特に人命にかかわる点を強化すべきと考えます。個人が簡単に安全避難所へ行けるよう、避難所の増設、避難の呼びかけ方法の検討、避難サポートのための送迎など、避難の強化を目指していくべきはと考えます。 以上で1回目の質問を終わります。理事者には誠意のあるご答弁をいただきますよう、よろしくお願いいたします。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 白井健康福祉部長。 ◎白井健康福祉部長 一新会、上田毅議員の一般質問のうち、健康福祉部に関する事項についてお答えをいたします。 1点目のチャイルドシートやベビーカーなどの赤ちゃん用品の貸し出しというご提案ございますが、赤ちゃん用品の貸し出しにつきましては、民間業者による貸出事業が既に行われていることや、貸出品の傷みへの対応、衛生面や安全性の確保などの課題もあるものと考えているところございます。 ご提案の件も含め、少子化対策につながる子育て支援策の充実につきましては、今後も幅広く研究してまいりたいと考えているところございます。 ○松村博司議長 上田議員の通告外の質問があったようですので、通告範囲内での答弁になりますので、ご了承ください。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 ご質問のうち、安心まちづくり室に関係する事項についてお答えいたします。 番号2のゲリラ豪雨における避難場所と告知方法の変更を提案する。ゲリラ豪雨時に消防署や消防団の方々が市内を回って、避難勧告・指示等をスピーカーで広報しておられるが、雨音等で何を言っているのか聞こえないとの苦情が相次いでいる。告知方法を考えてみてはにつきましては、現在、防災情報伝達の手段として、本市ホームページへの掲載、本市防災情報メールによる気象警報や土砂災害警戒情報及び避難情報の発信、山間地へのスピーカーによる広報、テレビなどのメディアへの情報提供、さらに広報車による巡回などにより、市内全域に情報伝達ができるようにしているところです。 広報車においては、より聞こえやすいように、適切場所で停車しての広報を実施しておりますが、こうした工夫とあわせて、市民の皆様にも確実に情報を入手していただけるよう、啓発等にも努めてまいりたいと考えております。 ○松村博司議長 質問の途中ですが、この際、休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。 △休憩 午前11時58分 △再開 午後1時30分 ○櫻井立志副議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。 議長は午後から所用により欠席されますので、かわって副議長の私が議事を進行させていただきます。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 6番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 ちょっと中途半端に終わってしまったので、頭の整理をしとったんですけども、それでは一問一答でお願いいたします。2回目の質問をさせていただきます。 まず、チャイルドシートやベビーカーなどの赤ちゃん用品の貸し出しの提案についてですけども、本市は石井市長のもと、子育て支援等にいろいろ力を注いでいらっしゃることも、経済的支援はわかっておるんですけども、先ほど申しました経済的支援の部分について、どのよう考えで、どのよう施策を、このチャイルドシートの件でも先ほどそういった答弁でしたけども、施策を実施しているか。今後、どういう形で、こういうことも踏まえて実施していこうとされているか。改めてちょっとお伺いしたいのですけども。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 白井健康福祉部長。 ◎白井健康福祉部長 ただいまのご質問ございますが、本市では幅広く子育て支援に取り組むという趣旨から、いろんな支援を行っておりますが、経済的支援策といたしましては、これまで他市に先行して子どもの医療費の助成や、ひとり親世帯への市独自の手当ての支給、それから軽中度の難聴児の補聴器の購入助成、こういった事業を行ってきております。こういったふうにいろんな市民のニーズ等も踏まえながら、今後も進めてまいりたいというふうに思っております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 6番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 今、いろんなご答弁があった支援策を改めてまたお聞かせいただいたわけですけども、そういった支援策に加えて、先ほど申しました質問のチャイルドシート、もしくはベビーカー、ベビーベッドのそういった貸し出しの事業に取り組む考えについて、再度ちょっとお尋ねしたいのですけども、民間の方でされているということもわかっておるんですけども、民間の方で値段が、そういう値段では、他市のされている値段とまた若干違うようことも聞いておるので、そういった考えのもとでどういうふうにお考えのか、再度もう一回お聞かせ願ってよろしいですか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 白井健康福祉部長。 ◎白井健康福祉部長 ただいまのご質問ございますが、ご質問にありました赤ちゃん用品の貸し出しといったものに関する現状につきましては、先ほど答弁を申し上げたとおり、認識をしておるところございますが、ご指摘いただきますように、子育て支援策といったものにつきましては、非常に多くのニーズがあるというふうに考えております。そういった中で、それぞれその必要性や仕組みについては、今後も幅広く研究をしてまいりたいというふうに考えておりますので、いただきましたご提案につきましては、今後の施策検討の一つとして、先ほどご紹介をいただきましたいろんな自治体の例など、研究を進めてまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 6番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 わかりました。今後の課題の一つとしてでも結構ですので、市民サービスの点から、他の自治体のよい例を参考にしていただいて、取り入れる部分は取り入れていただけたらというふうに思います。これはもう答弁は結構ですので。 次に、防災の方のことですが、避難場所と告知方法の変更という点ございますけども、避難勧告などの際の情報、確かにみずから積極的に情報を得ることも大切あることは理解できます。しかしながら、市として積極的情報提供をお願いした上で、雨音で全く聞こえないということです。先ほども申しましたように、若い方は自力で歩いて移動もできますし、確かに近くの公民館、学校、いろいろ避難場所があると思います。一番近いところに避難されたらいいんでしょうけど、すぐに移動できる方と、なかなか立てない方、要介護者、いらっしゃいます。また、耳の聞こえない方もいらっしゃいます。そういった方々に対しての告知方法は、そしたらどういう方法があるか、もっとよい方法がないのかという検討とか、そういう研究をあわせた中で、いろいろ他市の自治体の参考事例なども考えていただけないのかどうか、その辺をお聞かせ願えますか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 再質問にお答えいたします。 避難時の告知方法といたしまして、市といたしまして、先ほども申しましたとおり、今後もあらゆる努力で、知らせる努力をしてまいりたいというふうに考えております。 先ほどご指摘のありましたように、広報車で回らせていただいたときに家の窓を閉められている方も雨のときは多いと思われます。そのときに内容までは聞き取りにくいと思いますので、まず広報車等の声が聞き取れない場合には、みずからテレビなどをつけていただいて、情報収集をしていただくなど、知る努力もしていただくようにお願いをしてまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 6番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 済みません、もう一回。みずから知る努力をされるのは、これは当然ながら、これはこれいいと思うんです。それでも、やっぱり聞こえないとか、どういいますか、どういう言い方をしていいのかわかりませんけども、自分で判断をすぐにできない方々もいらっしゃると思うんですよ。そういう方について、ご家族と一緒にいらっしゃったら、それいいと思うんですよ。「おじいさん、逃げるよ」、「おばあさん、逃げるよ」、「移動するよ」、これはいいと思うんです。しかしながら、おひとりで住まわれている方なんかもいらっしゃると思うんですよ。そういう方に放送が聞こえないというところで、外の雨音も聞こえない、要はほぼ寝たきり状態やから、気がつかないという方もいらっしゃると思うんですよ。それが放送が聞こえればいいんですけど、動けない。ただ、それが浸水してきたとなった場合に、もしくは土砂災害が来たとか、山合いの方ね。そんな場合も踏まえた中で、それはどうのかなんですよ。だから、放送が聞こえる方法、告知方法のそういったことを、私はこういった家に、こういうものをつけたらどうですかという提案をさせてもらいましたけども、各全部を全軒数というふうになると半端ことじゃないんで、戸数も半端じゃない、金額的にも半端じゃない。だから、例えば要介護者あったり、そういった方だけを限定して、選別してつけられるとか、そういうことも考えていただくということは無理んでしょうか。考えていただく、研究する、検討する、わかりませんけども、そういったことは無理んでしょうか。 ○櫻井立志副議長 上田議員の今の質問の中に不適切発言があったと思いますので、記録を調査して、適切に対処したいと思います。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 ただいまの再質問にお答えさせていただきます。 地域でいろんな要配慮者の方もおられるというふうに考えております。今現在、市といたしましては、要配慮者の方の避難計画とか、そういうものを地域の共助の中で取り組んでいただけるように進めております。そういうよう方法も含めて、今後、告知方法について研究してまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 6番、上田毅議員。 ◆上田毅議員 研究していただければ、ありがたいと思っています。私からは、先ほども通告外やということで指摘されましたので、もうこの内容だけにとどめておきますけども、防災の面で皆様、市民の方々が安心・安全に暮らせるまちづくりを市長がまず先頭に立って推進されていることと思いますので、他市が足元にも及ばないよう、この京都南部では一番の防災に特に気を使っておられるなというよう声が上がるまちづくりを今後ますますしていただけたらと思っておりますので、どうか市長もあわせてくれぐれも今後ともよろしくお願いします。 以上で終わります。 ○櫻井立志副議長 これで、上田毅議員の質問を終わります。 通告順位4番、奥村良太議員。 ◆奥村良太議員 通告順位4番、12番の奥村良太です。毎回のようですが、簡単かつわかりやすい質問をさせていただきますので、簡単、わかりやすい答弁で返答いただけたらなと思っております。 それでは、地方創生に向けた市の地元企業への発注についてをご質問いたします。 地方創生と声高く叫ばれている昨今、雇用、子育て、婚活、地域活性化、はたまたインバウンド地方創生をめぐって、さまざま取り組みが進められ、9月には、まち・ひと・しごと創生本部が安倍首相の肝いりで設置されました。本市としましても地方創生、地域の活性化としていろいろ取り組んでおられると思いますが、この長引く不況から市内の業者においても非常に厳しい状況が続いていると聞きます。そんな中、市発注の工事や物品役務も市内企業に発注することで市が投じた資金が地域で循環し、地域経済の活性化と市内企業の育成につながると考えられますが、適正競争原理のもとに公平性を確保した上で、地域企業に対する優先発注に取り組むことが必要と思われます。市はどのようにご見解しておられるか、お聞かせください。 二つ目の市内地域の歩道、車道の改良、改善を求めるですが、市内を車で走ることが大変多く、どうしても他市と比べてみても、ちょっと道路が悪いなというところが大変多く見かけられます。通学路区域内では、平均改良改善が行えているんですが、通学路ではない部分が若干多いの違うかなと。京田辺市は307号線も付随しており、トラック、ダンプ等が往来することが多い中で、市長の掲げておられる現地現場主義をもう一度見直していただいて、道路改良改善に求めていただきたいと思います。そこに対してもご見解を聞かせていただけたらなと思います。 3番、天津神川の耐震化にあわせた薪・田辺のトンネル工事の考えはないですかという話んですけども、天津神川の耐震工事が行われると聞いております。と同時に、薪、特に東薪んですけども、住んでおられる方って物すごう不便んですよね。田辺区域に行くまでは天井川があるということ、いろんな方々が三川撤廃という話もされている中で、どうしても南区域まで行ったら、酒の吉兆さんまで行かなければ田辺方面に下っては行けない。北側でいうたらアルプラから北、90度カーブ、下をくぐる方ですね、そういうとこまで行かなければ、田辺駅周辺に行けないという、そういう不便地域性も持ちながら、そういうところを改善していけたらなと思いながら、今、JRが通っている踏切付近に田辺向けのトンネルを抜いてはどうですかって、これは大変できるようことはないと思うんですけども、高齢者に向けて、今後、住みよい、よりよりまちづくりをしていくために、そういった考えはないですかというのを、大まか漠然とはしておるんですけども、そういう質問にかえさせていただきました。 1回目の質問を終わりたいと思います。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 自民・新風会、奥村良太議員の一般質問のうち、建設部に関係いたします事項についてお答えいたします。 番号1の地方創生に向けた市の地元企業への発注についてですが、建設工事の発注につきましては、市内業者の育成並びに経済対策という観点から、特殊工事や専門的工事など、市内建設業者では施工できない工事を除き、原則として市内建設業者を優先とした地域要件を設定しているところございます。 また、昨今の景気低迷を踏まえ、現場代理人の常駐緩和など、技術者の配置についての運用を改め、受注機会の拡大が図られることや、今年度より中間前金払制度の支払い限度額を撤廃するなど、中小企業の安定経営に寄与する取り組みも進めているところございます。 次に、番号2の市内全域の歩道、車道の改良、改善を求めるについてですが、市内の歩道や車道の舗装の改良については、職員による道路パトロールの実施や道路などに異常を発見した場合の「市内の道路等の異常に関する連絡票」による道路管理者への連絡を全職員に通知するほか、山城田辺郵便局と連携を図り、道路等の損傷に関する情報提供をお願いするなど、通行等に支障のある箇所の早期発見に努め、対応を行っているところです。 また、各区・自治会からの要望についても、危険箇所から改良を行うとともに、損傷状況に応じた計画的舗装工事もあわせて実施しているところです。 今後とも、歩道や車道の舗装の適切維持管理に努めてまいりたいと考えております。 次に、天津神川の耐震化にあわせた、薪・田辺のトンネル工事の考えはあるのかについてですが、天津神川の耐震化につきましては、京都府において既に天津神川の補強対策を実施されまして、平成27年度に府道八幡木津線の水路橋橋台の耐震化の実施、さらに平成28年度以降に水路橋の拡幅を実施いただく計画と聞いており、この改修工事が完了しますと、水路橋等の耐震性は確保されます。一方、JRが通るトンネル、いわゆるマンボありますが、管理者あるJR西日本によりますと、構造上、現状での耐震性能を評価することも難しいと聞いております。 議員ご指摘のJRトンネル近くに新たに歩行者が通行するためのトンネルを設置することにつきましても、構造上、河川管理上の安全性の観点から、検討課題あると考えております。 以上ございます。         (不規則発言あり) ◎里西建設部長 済みません。1回目の答弁で、現場代理人の常駐緩和など、技術者の「廃止」と私申し上げたみたい、「配置」の間違いです。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 12番、奥村良太議員。 ◆奥村良太議員 それでは、2回目の質問に入らせていただきたいと思います。 地元企業への工事発注につきましては、引き続き行っていっていただきたいなと思うんですけども、物品役務についてはどうなっているのかという形を聞かせてください。これは一問一答じゃなしに、まとめていきます。2回目ので、終わるので。 そして、車道、歩道の件は、パトロールをしていただいているのはよくよくわかっておりますが、どうしても金額的ものもあるんでしょうけども、そういうところを早く改善しながら、どうしてもやっていっていただきたいなということと、あと、最終はトンネルをつくって抜けてというのは大変難しい話というのはわかっているんですけども、こういう発想を持って、今後、京田辺市としても住みよいまちづくりになっていけばいいなという考えを持ちながらの質問でしたので、今後、大まかにJRが複線化になるとか、そういうことがもしあるならばぐらいの考えで、またご検討していただきたいなと思っております。 最後、答弁だけ聞いて終わります。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 柴田総務部長。 ◎柴田総務部長 奥村議員の再質問にお答えをいたします。 物品役務につきましても、国や京都府からの通知及び地方創生、また地域経済への配慮及び市内業者の育成という観点から、原則として市内業者への発注という基本的考え方を進めております。また、市内業者では難しいリース契約というのがあるんですけども、それにつきましても、物品の調達は市内業者を指定するなど、できる限り配慮をしております。 今後におきましても、地元業者の現状や応援制度を踏まえて、引き続き地元業者への受注機会への増大に努めてまいりたいと考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 奥村議員の再質問にお答えいたします。 舗装の改良のことですが、議員おっしゃいますように、限られた予算の中で、できるだけ有意義に優先順位を間違えないように皆さんに満足していただけるよう改良に努めてまいりたいと考えております。 また、トンネル工事に関しましては、先ほど議員ご指摘がありましたようにJRが複線化など、そういった機会を含めてまた検討してまいりたいと思います。 ○櫻井立志副議長 これで、奥村良太議員の質問を終わります。 通告順位5番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 1番、無会派の南部登志子です。質問に入ります前に、きのうから続く雨、そしてまた早朝からの警報発令によりまして、職員の皆様方を始め、消防団の方々、自主防災組織の方々には待機をしていただいたりと、大変ご苦労いただいていることと思います。正午前に警報の方は解除されましたけれども、引き続き河川の増水や土砂崩れ等、警戒の方をよろしくお願いしたいと思います。 それでは、通告書に従いまして、大きく4項目の課題について質問を行いますので、誠実明確ご答弁をお願いいたします。 まず、普賢寺地域の課題について4点の質問を行います。 1点目です。最近になって近隣地区における開発により、打田地域の集落内を通行するダンプの数が急増しています。また、この状況が少なくとも今後2年間続くこともわかっています。皆さんご存じのように、打田地域の道路は大変狭く、集落に入れば道路沿いに民家が建っていますので、今、事故への不安が非常に高まっています。また、水取から打田集落に入る手前でも土砂採取が行われておりまして、こちらの方は平成30年3月末までの予定となっています。そうした状況の中、事故への不安とともに、既に騒音や振動による生活環境や田畑への実害も出始めています。この実害が出ている田畑ですが、これは、昨年、一昨年の大雨のときに崩れましたね、あそこよりまだちょっと上のところです。そこで、どういう言い方をしたらいいのか、地元の人はちょっと方言ぽい言葉を使われたんですが、圧縮されるよう形になって、どうもちょっと土がずれてしまっていると。そういうふう状況で、今、田畑の方にも実害が出ている状況です。これは、そのダンプの影響のか、これまでの大雨とかで土の中が緩んでいたのか、その辺、原因ははっきりしませんが、そういう状況です。昨日からの大雨で、またここに被害が出ているのはないかと、大変心配もしているんですけれども、そういう実害も出始めています。 まずは、そもそも論として、この生駒井手線の道路自体が、重量のあるダンプが大量に通行することを想定しているのかという疑問も聞かれます。各道路というのは、通行量とか通行車両の重さなどによって、多分使っている材料を変えられたり、構造を変えたりされていると思うんですけれども、これまでこれほどのダンプが通過することはありませんでしたので、そういうことに耐え得る道路になっているのかどうか。それから、これから冬になれば道路の凍結も多くなりますので、地域の方々からは何らかの対応策を求める声が上がっています。市長も夏祭りの際に直接市民の方からお聞きになっておられたところをちょっと遠くから拝見しておりましたが、市長もこの状況をご存じというふうに思います。まず、市の見解をお伺いしたいと思います。 2点目です。中山間地域の救急救命率を向上させるため、消防署の南部出張所を求める声が上がっておよそ10年がたちました。市は、これまでその必要性を認めながらも、その設置に向けての具体的検討には入っていません。私がこの質問をし始めた当初は、恐らくここの消防署本部から打田へ出動するのに一番長く時間がかかっていたと思いますけれども、そこで16分かかっていたという答弁があったかと思います。その状況は現在も改善されていないということです。中山間地域の場合は、大型の消防車や救急車は直接要請があったところへ入っていけないこともありまして、入れるところまで入って、その後は徒歩で向かうというようこともありますので、車両が16分で到着しても、そこから例えばご自宅まで到着されるのに、さらに時間がかかるということ、ここへの対応というのは早急にやっていただきたいというふうに思うんです。設置に踏み出せない理由も、今までいろんな理由をお伺いしてきましたけれども、その今までお伺いしてきた理由も、どれもちょっとそれは理由としては成り立たなくなってきていますので、今の現状として、なぜ設置に踏み出せないのか、その理由をお伺いしたいことと、早期設置を強く求めたいと思いますが、市の認識をお尋ねしたいと思います。 3点目です。ここ3年ほどの大雨災害を振り返ってみましても、災害時にはとりわけ中山間地域が陸の孤島になる可能性があります。市の指定避難所へ向かうことができない場合に備えて、近隣の生駒市や枚方市、精華町と避難所相互利用協定を結ぶなどして、市外へも避難することができるようにすべきと考えますが、市の見解をお伺いします。 4点目です。現在、中山間地域の耕作放棄地を解消するため、天王柿の栽培に向けた取り組みが始まっています。天王柿というのは渋柿で、もともとは京田辺の天王で栽培されていたことから、天王柿という名前がついたのはないかというふうに言われていますが、この渋柿は主に柿渋、タンニンを採取するために生産されています。8月には地元の方がJAの職員さんら関係者とともに、渋柿栽培の先進地への研修に向かわれました。私も同行させていただき、実際の栽培状況も見てきましたが、最近では品種改良も進み、4年ほどで実がなるそうです。また、縦に伸びる枝を横に伸ばすなどして、高齢者でも栽培、収穫しやすいように工夫することもできます。一定程度の管理は必要ですが、野菜栽培ほどの手間はかかりませんので、まさしく高齢化が進ん地域での耕作放棄地や荒廃農地の解消のためには大変有効取り組みあると実感したところあります。 ただ、この先進地でのお話をお伺いしておりますと、ほ場整備とか、一旦そういうことをしていただいた上で、この渋柿栽培に取り組まれているというふう経過もありましたようので、その取り組みに関してはJAだけはなく、市の支援も欠かせないと考えているところです。市のお考えをお聞きします。 次に、スマートフォンを活用する取り組みについて質問を行います。 8月中旬、前武雄市長ある樋渡氏により、自治体が積極的にスマートフォンを活用する取り組みの提案がなされ、今後、各自治体にその呼びかけが行われると聞いています。その活用範囲は、市民の健康増進やその維持、高齢者の見守り、農地管理など、まさに多様です。本市もその活用についてぜひ検討していただきたいと思います。 次に、地産地消について2点の質問を行います。これは、6月議会と全く同じ質問んですが、ちょっと6月議会の答弁にあんまり納得がいっていなかったということ、もう一度同じ質問をさせていただきます。 1点目です。市として、地元の野菜や米を扱う商店及び飲食店を奨励すること、市内における地元野菜や地元米の取扱量を一層ふやす努力をすべきと考えます。 今回、渋柿栽培で訪問した会津若松市では、実際に市がそうした取り組みを支援され、複数のパンフレットを作成されていました。また、そうしたパンフレットは、駅前や観光案内所にも置かれていますので、市民だけはなく旅行者も手にとることができます。そうした市の積極的取り組み姿勢が必要あると考えます。 2点目です。学校給食で、「まるごと京都」ではなく、「まるごと京田辺」の日を設定して、地元の野菜や米を食べる機会をふやすよう、さらに努力をしていただきたいと思います。 実際に普賢寺地域では、そうした実践をしたいという声が上がっています。ですので、例えば大住地域の小学校では大住地域で収穫された野菜と米を、田辺小学校では田辺地域で収穫された野菜と米をというように、各小学校で地域の野菜と米を食べる日を設けてほしいと考えますが、市の見解をお聞かせください。これも実際には向日市などで取り組んでおられるところもあるようですので、そうしたことも踏まえて市の見解をお聞かせいただきたいと思います。 最後に、河原神谷にある府営住宅について2点の質問を行います。 1点目です。6月議会で本市から京都府に対して府営住宅全ての棟にエレベーター設置を働きかけるよう求めました。その後、京都府が住民の皆さんにアンケートをとられたと聞いています。高齢化が著しい当団地では、エレベーターの設置はまさに死活問題となっています。市としても京都府に対してさらなる働きかけを行い、早期設置できるようにしてください。 2点目です。十数年後には京都府の第3次住宅ストック総合計画、そういう名前だったかというふうに思いますけれども、この河原神谷の府営住宅の建てかえも検討されることになります。現状での問題点や課題も踏まえ、1棟に多様家族、年齢層の方々が居住できるようにすべきと思います。例えば今ですと、間取りが1棟1棟ごとに違っていて、1棟で同じ間取りになっていますから、2Kのところなんかは必然と高齢者、単身者の人ばかりが住んでおられるというよう状況になっていますし、実際のところはわからないんですけども、あの棟は母子棟やというふうに言われるようになっているよう、母子家庭の方が集中して住んでおられるよう棟も出ているというふうになっています。こうした居住の仕方というのは、棟の自治運営にも非常にかかわってきますし、また、お互い近隣で助け合うとか、そういったことも困難になっているというふう状況を生み出しています。ですので、1棟に多様家族、年齢層の方々がやっぱり居住できるように建てかえられるのあれば、そういうふうにしていくようにすべきと思いますし、今、東側商店街がちょっと活気を失っていますけれども、こうしたところにも地域の人たちがたくさん訪れることができるように、そういう地域の活性化につながる建てかえとなるように、早くから京都府に対して要望していくべきというふうに考えますが、市の認識をお伺いします。 以上で1回目の質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 順位5番、無会派、南部登志子議員のご質問のうち、経済環境部に関します事項について3点、順次お答えをいたします。 まず、大きな番号の1番、普賢寺地域の課題について、(1)近隣地区における開発により、打田地域を通行するダンプの数が急増している。また、この状況が少なくとも今後2年間続くこともわかっている。事故への不安とともに既に騒音や振動による生活環境への実害も出始めているため、地域の方々からは何らかの対応策を求める声が上がっている。市の見解を問うございますが、打田地域に隣接する奈良県生駒市高山地区において行われる予定の砂利採取事業に関しましては、当該事業における車両の通行を規制することはできませんが、本市といたしましては、沿道住民の生活環境が損なわれることのないよう、事業を認可された奈良県に対し、状況を伝えているところございます。 次に、同じく大きい番号の1番の(4)現在、中山間地域の耕作放棄地を解消するため、天王柿の栽培に向けた取り組みが始まっている。その取り組みに対して市の支援を求めるございますが、天王柿栽培につきましては、京都やましろ農業協同組合が昨年から取り組まれている事業で、農家は農地で渋柿を栽培し、8月から9月にかけて収穫、そして契約先の柿渋製造販売会社に納めるものございます。 渋柿は、山間地での栽培が可能で、肥培管理の手間が比較的かからないため、耕作放棄地解消の一手段として、また、果実を青い状態で収穫することから、野生鳥獣の被害にも遭いにくいということで推奨されております。 本市におきましては、既存の耕作放棄地解消事業補助金や普賢寺活性化補助金によりまして天王柿栽培に取り組む農業者に対し、障害物の除去や整地、それから肥料投入のほか、附帯する農道や用水路の整備などを支援しているところございます。 次に、大きな番号の3番、地産地消についての(1)市として地元の野菜や米を扱う商店及び飲食店を奨励すること、市内における地元野菜・米の取扱量をふやす努力をすべきございますが、市内にある5点の農産物の直売所は、消費者から新鮮野菜や果物、米、花卉類、加工品などがそろっていると好評を得ており、独自に市内外のレストランや企業との取引もされ、農業者の生産意欲の向上につながっております。また、本市が加盟する山城地域農業振興協議会では、関係機関と共同で「京やましろ新鮮野菜」を大手スーパーなどで販売するほか、京野菜フェスティバルにも出店しており、さらには本年度では消費者ファンクラブを発足し、消費者と生産者との交流や調理体験を楽しむ機会を設けるなど、山城産野菜のよさを伝え、消費拡大に努めているところございます。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 北川消防長。 ◎北川消防長 ご質問のうち、消防本部に関係する事項につきましてお答えいたします。 大きい1番の普賢寺地域の課題についての(2)中山間地域の救急救命率を向上させるため、消防署の南部出張所を求める声が上がって久しい。早期設置を強く求めるということございますが、本市の消防体制につきましては、人口等、まちの状況変化にあわせて、消防力の整備を図っていく必要があると考えております。このため、国の整備指針も勘案し、また、南部地域を含め市内各地域の人口動向、道路整備などを見きわめながら、引き続き研究してまいりたいと考えております。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 ご質問のうち、安心まちづくり室に関係する事項につきましてお答えいたします。 番号1、普賢寺地域の課題についての(3)災害時には、とりわけ中山間地域が陸の孤島となる可能性がある。市の指定避難所へ向かうことができない場合に備え、近隣の生駒市や枚方市、精華町と避難所相互利用協定を結ぶなどして、市外へも避難することができるようにすべきと考えるが、市の見解はにつきましては、山間地におきましては、警報発表時、地区の公民館を予備的避難所として開放をお願いしておりますので、まずは地区の公民館への避難を周知してまいりたいと考えております。 また、災害時、市指定の広域避難所への避難が困難場合に、特に避難所相互利用協定は結んでおりませんが、近隣市町へ避難していただくことにつきましては、問題ないと考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 西川企画政策部長。 ◎西川企画政策部長 企画政策部からは、スマートフォンの利活用についてご答弁を申し上げます。 スマートフォンなどのICTの利活用につきましては、国において各分野における取り組みが促進されておりまして、本市を含みます関西文化学術研究都市でも各種実証プロジェクトに取り組まれているところございます。 また、スマートフォンの活用では、既に本市では産学官連携によりまして、観光案内アプリケーション「iTours京たなべ」の開発に取り組みまして、総務省の市町村の活性化施策への選定や、自治体総合フェアにおける優秀賞受賞など、先進事例としても評価を得ているところございます。 また、インターネットを活用した本市のアンケート調査あります「京田辺市eモニター」制度でもスマートフォンを活用しておりますほか、今回、国の調査ございますけども国勢調査におきましても初めてスマートフォンでの回答が導入されたところございます。 今後も、市のホームページのスマートフォン専用ページへの対応を進めますほか、幅広い年齢層へのスマートフォンの普及にあわせまして、その活用を研究してまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 ご質問のうち、教育部に関するものについてお答えを申し上げます。 地産地消についてということ、その中で学校給食で「まるごと京都」ではなく、「まるごと京田辺」の日を設定して、地元産を食べる機会をふやすようにという件ございますが、学校給食食材につきましては、現在、田辺ナスやタケノコなど、旬の地元産食材を最大限発注し、活用しているところございます。 今後とも可能な限り、価格等とのバランスも考慮しながら、地産地消に努めてまいりたいと考えておりますが、「まるごと京田辺」の日につきましては、学校給食は国が定めます実施基準に示されております栄養内容を踏まえ、その献立を作成する必要があることから、食材の全てを京田辺市産で賄うことは困難あると考えております。 以上ございます。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 ご質問のうち、建設部に関係いたします事項についてお答えいたします。 番号4の府営住宅について2点いただいております。あわせてお答え申し上げます。 府営住宅につきましては、6月議会でお答えしましたように、京都府では、現在、第2次京都府営住宅ストック総合活用計画に基づき、総合的、計画的にバリアフリー化などの改善を実施されております。 また、次期計画となる第3次京都府営住宅ストック総合活用計画を策定中、今後の府営住宅のあり方やまちづくりを考える上での参考とされるため、先月、入居者を対象にアンケートを実施されたと聞いております。 今後は、アンケート結果などを踏まえ、次期計画が策定されるものと認識しております。 なお、今回のご要望につきましては、地元府議会議員を通じて、管理者へ要望したいと考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 それでは、再質問に入りたいと思います。一問一答でお願いします。 まず、1点目の打田地域を通行しているダンプが急増しているということ、ご答弁の中では高山地区のお話をされていたかというふうに思うんですが、そこは8月6日に許認可、8月6日から2年間ということ、許認可を受けている事業所あります。どうもちょっと地域の人からお話を聞いていると、そこでの土砂の採取は、まだ始まっていないのはないかということだったんです。ちょっと周辺をいろいろ車で走りまして、ダンプをちょっと追いかけたりして、どこで土を取ってはるのかなと、ちょっとついて行ってみたりとかもしたんですけど、びっくりしたのは、生駒の高山から抜けて、生駒の往来の激しい道路の交差点あたりに行ったら、もうあらゆる方向からダンプが物すごい数、走っていたのがわかったんですね。どのダンプがどこに行っているのかも全然わからなくて、途中でどのダンプを追いかけていたんやったっけというのがわからなくなるぐらい、すごい量のダンプが通行していたことがわかりました。そのダンプが全部とてもこの打田の集落内を通っているとは思えませんし、現在、市役所前の道路も、それから三山木の交差点なんかも相当数のダンプが通行していますけれども、このダンプも全部、打田を通行しているダンプではなかったんですね。だから、この周辺一帯でもう相当数の開発が行われていて、相当数のダンプが通行しているという実態が、ここ最近、急激に始まっているんなと思って、今回、改めてちょっと実感したところんです。 ただ、今回の焦点は、打田地域が焦点ですので、現在、打田がどういう状況かということ、資料とか写真を用意しましたので、まず見ていただきたいと思います。 まず、9月2日と9月3日に通行量の定点調査を行いました。なるべく同じ場所で、同じ時間帯に調査をすることが望ましいということ、なるべく同じ時間帯になるように調査をしたんですが、9月2日はガードレールもあって比較的安全場所でということ、須賀神社前の方で定点調査を行ったところ、この8時から9時に立っている間に近所の人が来られて、ここではダンプというのは片側通行しかされていませんので、「ここでは行きのダンプ数はわかるけど、帰りのダンプ数はわからへんよ」と言われて、「3差路のところへ行った方がいいよ」と言われましたので、翌日の3日には3差路の方に立って、この定点調査を行ったんです。 ただ、2日目に関しては、場所を変えるのはあんまりよくないなと思ったので、とりあえず場所を定めて、2日は須賀神社前で交通量の調査を行うということ、はかったんですね。このときの天候は曇り時々晴れでした。ずっと立っているのもちょっとしんどいので、ご近所の人も立っていたらしんどいやろうって、「椅子に座り」とか言うて、椅子を持ってきてくれはったり、「トイレも使うてや」とか言うて、いろんな人が声をかけてくれたりとかはされたんですけど、あんまり何かずっと立っているのも不審者のように思われたりするのも嫌なとか思ったり、いろんなことを考えながら、間々に休憩を挟んで、三つの時間帯に分けて通行量を調査しています。 8時から9時の段階で、生駒へ行く方向は既に10台通っていると。「夕方の方が通行量が多いよ」と言われて、4時台にもはかってみようと思って行ったところ、4時から5時にかけては、これ17台走っています。私はこの8時に打田に到着するように自宅を出ましたので、7時30分過ぎぐらいから三山木のあたりを打田に向かって上り始めました。このとき既に相当数のダンプが道路脇に待機をしておりまして、まだ8時到着前にも既に相当数のダンプが通行しておりましたので、この数からいうと、7時台からもうかなりのダンプが集落内を通過しているんなということがわかります。いろんな打田の方から、「物すごうダンプがふえて困ってんねん」とお伺いしていたんですけど、この台数じゃそんなに多くないよというふうに個人的には感じていたんですが、そうするとやっぱり後から何人かの方から、また来られて、「きょうはあんまりダンプ、多うなかったな」というふうに言われましたので、翌日の3日にももう一度、3差路にも行って、往復ともに台数をはかりたいということ、見に行っています。このときは、早朝の時間帯は曇りだったんですけど、途中から雨が降り出しまして、11時から12時にかけては非常に強い雨だったんですが、ダンプ数が減ることはなく、むしろ昨日、その前日の9月2日の通過台数よりも多いダンプが通過しているということです。 この2日間の定点調査をしてわかったことは、ダンプ自体の数はそんなに多くないんです。ずっと見ていますから、同じ会社のダンプが幾つも通っているなというのが次第にわかってきまして、そのうち、だんだん車のナンバーとかも覚えますから、それをずっと見ていると、同じダンプがくるくるどうも回っているんですね。どうも1台1時間半ぐらいの周期で戻ってきているんです。だから、比較的近くのところで土砂を採取して、比較的近くのところで土砂をおろして、また戻ってきていると。先ほども見ていただきましたけど、17時までの段階であれだけの台数が通っていますから、あの後、18時にかけても当然行ったダンプが帰ってくるわけですから、それだけの数が帰ってくると。ということは、朝7時台から夕方の18時台、何時ごろまで実際通っているのかわかりませんけども、ずっとダンプが通っていると、そういう実態がわかりました。 次、ちょっと写真を見ていただきたいんですが、写真をお願いします。これは、打田の集落内を通行する、これは軽の車と思います。軽の車も、打田のところは歩道がきっちり確保されてはいませんので、割と車はみんな真ん中を走りはるんですね。だから、この軽も比較的真ん中寄りに走っているかというふうに思いますが、これぐらいの感じのが、ダンプが通ると、次、ダンプの写真を見せてください。こんな感じになります。ここは、ダンプは一方通行になっていますけども、4トンまでのトラックは、上の方から水取に向かって下ることは可能なんですね。だから、ダンプがばんばん上がってくるけれども、打田の上の方から水取に向かっては、大型のトラックとか、トレーラーとか、バスとか、そういうなんはこれまでどおり、おりてくるんです。当然これは、すれ違う場所というのは、打田の集落内ではありませんから、もちろん大変ことになっているわけですね。早朝の8時台なんかと、生駒の高山の方の北中に通っておられる生徒さんが自転車で通行しておられる姿も見かけました。下から上へ上がっていかはりますから、当然急斜面を上っていく感じで自転車をこいでおられますから、普通にはこげないので、立ちこぎで自転車に乗っておられるわけですね。私も車の免許を取るまでは、10年間、打田へは自転車で通いましたので、立ちこぎしなければならない状況というのもよくわかりますし、また、真っすぐにはこげないというのもよくわかるんです。どうしてもこういうふうに斜めにしないと上がっていけないわけですね。注意深く見ていると、その子どもさんたちもやっぱり左右へ流れながら立ちこぎで運転していると。その横をダンプが通過していくと。ダンプも、これは全ての業者がマナーよく走っているわけはなくて、ある特定の業者は非常にマナーが悪くて、物すごいスピードで通過しています。前の自動車にもうぎりぎりくっついて、まるであおるかのように走っているダンプもあります。それで、携帯を片手にしゃべりながら運転されていますし、本当に危ないなということを実感したんです。 それで、次の写真を見せていただけますか。ちょうど3差路から見たところですね。だから、黄色の印が水取の方から打田へ上がってくる、これは一方通行で、ダンプはこの側しか通れません。帰るときは、赤の矢印の方向に向かって、生駒の方からおりてきて、高船の集落へ抜ける道路を渡って、今、京田辺市が認可をされた土砂採取をされている、多分あそこの道路を通って、打田の集落の入る手前のとこから水取へ抜ける、あの道をおりていって、どうも三山木方面を抜けていっておられるなというのが、ここ三、四日の調査でわかりました。 ここの3差路も結構危なくて、同時にダンプが下から上がってくるのと、上へ上がっていくのが同時になることもあるんですね。ここも集落内の道路と比べると広いんですが、すごいスピードを出して上がってきたダンプやと急カーブになっていますので、結構何か見えないんですね。ダンプは恐らく高さがありますので、ダンプの人はよく見えているんだろうと思うんですけど、自家用車なんかで走っておられる方は、なれている人は大阪ナンバーの人は結構ここは時速制限40キロやったかと思うんですが、30キロか40キロやと思うんですけど、もう5、60キロぐらいで走ってはる人らもいはって、そういう人は急カーブを曲がって出てきて、前からダンプが来るから、「おっ」とびっくりして、慌ててブレーキをかけるというよう、そういう状況も何度か見ました。9月3日に調査をしたときは、もう最後ら辺は土砂降りに近いよう雨でしたので、そういう中でもダンプは走ってくると。 それで、これから冬に向けても凍結する地域も打田は出てきますので、大変危険が伴うと。だから、これは今ご答弁の中では奈良県と状況を伝えているところというふうにおっしゃっていましたけれども、やっぱり事業者直接と、こういう状況んです、大変んです、注意してくださいということを、市としても話をしていくべきはないかと。この開発自体は違法ものはありませんから、これをやめよということはできませんし、この道を通るなということは当然できません。ただ、通学時間帯には気をつけてくださいよとか、ここのカーブの地点は危険ですよとか、凍結する地点も大体決まっているらしいんですね、打田の方に話を聞いていると。ここはこれから冬に凍結するので注意してほしいとか、そういった要望は、市としても直接事業者と話をしていくべきというふうに思うんですが、その点についてはどのようにお考えか、お聞かせいただけますか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 南部議員の再質問にお答えいたします。 今、資料等をいろいろ見せていただきましたけども、まずは、この現地、この道路につきましては、府県をまたぐ重要幹線道路かなというふうにも思っております。いわゆる幹線道路ので、大型車の混入率は比較的多いのかなということも思っております。 そのよう中で、今ご質問にありましたように、打田地域に隣接する、この砂利採取事業に関しましては、今後も状況を十分注視してまいりたいというふうに考えておりますし、状況に応じまして関係機関へ適切、必要対応を要望してまいりと、そのように考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 インターネットで調べていますと、会社、事業所によっては、ダンプの運転手の人にきちんと教育をする。ここが危ない地点です、そういう教育をしましたよということを地域住民にお知らせして、なるべく地域住民の方々からの理解を得て、ダンプの通行が滞りなくというか、無事にできるように地域と協議を図っておられるよう事業所もあるんですね。そういうのはインターネットで見ていたら、幾つかそういう事業所があるのが出てくるんです。今回は、打田の集落へ入る手前のところは、京田辺のところので、地元ともそういう協議をされたのかなというふうには思うんですが、生駒の方でされたところに関しては、土を取っているところが京田辺市ないだけに、地元とほとんどそういう説明もされなければ、接点も持っておられないんですよ。まず、でもここはきちっと、やっぱり打田の集落内を通行するし、水取にも抜けてくるし、三山木にも抜けていっているのあれば、打田の方だけじゃなくて、これからは三山木の人にとっても、ちょっと困るなというよう話が出てくる可能性も当然考えられますので、こうした事業所と責任を持って市が話をしていくと。地元の方にもきちんと説明をしてくださいね、ドライバーの人にも教育をきちんとしてくださいねということを言うべきというふうに思うんですね。それは、市の方からちゃんとしていただくようにお願いしたいなと思うのと同時に、この地域の問題は、県境ですね、府県をまたがっています。大阪府と奈良県と京都府、三つにまたがっていますね。許可を出されているのは、恐らく大阪の枚方の方も土砂の採取をされているでしょうから、府県が許可を出しているとした場合、今うちの府県ではこれだけの認可数やから大丈夫やろうと思って、ばんばん出してはるのかなと。だけど、それをあわせて見ると、この県境のところで相当数の開発がなされていて、結局この県境のところに相当数のダンプが通行しているのはないかなというふうに、ちょっともうすごい素人考えんですけども、思ったんですね。だから、そういう意味では、この2府1県で、この周辺の開発についての話をきちんとしていくことが必要はないかなというふうに思ったんですけど、その辺についてはどのよう認識をされているか、お聞かせいただけますか。         (挙手する者あり)
    ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 南部議員の再質問にお答えいたします。 各都道府県におきまして、そのよう事業はどこでもされているというふうに思います。当然、都道府県におきまして、そういう事業に対しては法に基づいて許認可をされ、許可をされ、そして事業者さんはそれに伴って従って、約束を守って、業として営まれているというふうに思っております。したがいまして、今、本市の周辺にあります大阪府、奈良県、そして我々側、京都府につきましても、それぞれがきちっとそういう事業に対して許可をされておりますので、特段そういうことに対して、京田辺市の砂利採取を監督している部署の方から、きちっと事業をされている方々にそういう指導をしていくことはないというふうに思っております。そのことから、先ほど言いましたように、もう既に今回の打田地域の周辺の予定の砂利採取事業につきましては、現在まだ着手されておりませんが、事業を認可された奈良県に対しましてそういうお話がありましたので、状況を伝えたということ、しっかりとさせてもらっております。 なお、先ほども言いましたように、今後も状況を注視して、そして状況に応じて関係機関へ必要あるのあれば、適切要望をしてまいりたいと、そのように考えています。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 じゃあ、8月6日に許可が出たところが、まだ事業着手されていないというのはご存じんですね、今のご答弁と。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 8月6日以降に本市の担当の方が現地を確認しに行きまして、着手されていないことを確認しております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 そうすると、9月2日、3日の段階でどうかわかりませんけども、いつもより少ないなというふうにおっしゃっていたので、この数に、その8月6日に許可が出たダンプが上乗せで通行することになるということと思うんですね。だから、ひどいときと2分に1台、ダンプが通っているんです。どっちかというと、だらだらダンプが走っているんじゃなくて、二、三台、あるいは四、五台、連なってばーっと来ているので、ばーっと走って、ちょっとしばらく静かになって、またばーっと走って、しばらく静かになるみたい感じんですけれども、今でも私が見た限り一番多いときで2分に1台、ダンプが通っています。だから、さらに高山のそれが加われば、すごい数になるなということですので、もう一度、見ていただきたいというふうに思います、この後もですね。 それと、生駒の方も相当のダンプが通っていますので、どこの道が通りやすいかということ、通行する道を変えられてもちょっと困るなというふうに思ったりしたんですけど、あともう一つ、例えば新名神に出入りしているダンプと、新名神の工事ですという布みたいのを車体の前に掲げて走っておられますが、打田地域を通行しているダンプは、1台もそういうものをつけているものがありませんので、どこの工事をされているのか、全くわからないんですね。どこの業者がやっている工事のかも全くわからなくて、ダンプの会社が辛うじて車体に書いてある名前でわかるということと、横にナンバーが書いてありますから、そういうことでわかるというだけので、そういう意味ではなかなか実態としてどこの砂を運んではるのか、ようわからへんという感じんです。その辺もあわせて、きちんと調べていただいて、地元の方々の今の大変状況を真摯に聞いていただきたいと思います。赤ん坊なんかはもうダンプが通るたびに、びくっという反応をして寝られてないんやというふう声も聞きました。どうですか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 先ほど丁寧交通量を調べられた資料は見せていただきました。先ほども申しましたように、このように府県をまたぐ、いわゆる幹線道路というところは、これは公共の道路あって、幹線道路、府県をまたぐということから、当然大型車の混入率は比較的多いやろうということは考えられると思っております。そして、そこに走っている大型車が全て周辺の砂利採集の事業によって運行しているというのは確認もできませんし、そしていわゆる交通法規を守らないよう運転をされるということは、それは交通法規上で取り締まりをされるべきあって、一般通常車両を運転される方は基本的には交通ルールを守られております。そして、台数も1時間当たり今2分に1台と言われましたので、約30台というふうに考えられますが、それが多い少ないというのは、特に判断できる台数ではないというふうに思っております。したがいまして、砂利採取事業を監督する側がその走っている車両を指導するということはできないと、そのように考えておりますし、日々現地へ行って、砂利採取の観点からそういう車両の指導、そして観測は、そういう意味では必要ないというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 同じ幹線道路でも、ここの状況はちょっと違いますよね、道路も先ほども説明しましたけど、すごく狭いし、災害なんかで打田へ向かう途中のところは、大雨のときにちょっと崩落していますよね、一部ね。そういったことも踏まえていただきたいのと、市民が不安に思っている気持ちを、まずはきちんと受けとめてあげていただきたいなと。今の申しわけないですけど、部長の答弁からはそういう温かみが感じられませんでしたので、会う人、会う人、打田の人からはもうちょっと何とかしてよという話をこの一、二カ月、私自身はずっとお伺いしていましたのでね。部長も直接、夏祭りのときにお聞きになっていたかというふうに思いますので。道路そのものが幹線道路とはいえ、あれだけのダンプが通行するのに、最初の質問で言いましたけども、持ちこたえられるだけのあれになっているのかというところの疑問点もありますので、対応をお願いしたいと思います。 次に、ちょっと時間がなくなったので、消防の話もお聞きしたかったんですけど、人口動態を踏まえて、道路整備も踏まえて検討されるということでした。同志社山手の方とか、人口もふえていますので、いずれは設置の検討をされていくだろうというふうには思うんですが、江津の方にお話を聞けば、江津の方に建ててほしいというふうに言いはるし、山本の人とお話ししていたら、山本の方に建ててほしいというふうお話もありますし、当然南部地域の方々にとっても、ご自分が住んでおられるところに一番近いところにやっぱり建ててほしいというふうには思っておられるというふうに思うんですね。ただ、私自身の問題意識としては、中山間地域へ到着する時間がすごくかかるということだったので、中山間地域にどれだけ早く到着できるかということをめどに考えていただきたいということんです。実際に消防署の出張所の設置をするに当たっては、市長の判断になってくるだろうというふうに思いますが、そのことを踏まえて検討をしていただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。 それから、3番目の中山間地域の近隣の市町村との指定避難所の件んですけども、問題ないというふうにはおっしゃっていたんですけど、協定は結んでおられないので、問題がないとしても、協定を結んでいくこと、より明確化される部分というのがありますし、ちょっとやっぱり中山間地域の人は困るなと個人的に思っているのは、災害が起こったときに、「避難所に逃げた方がいいですよ」と言っても、「いや、家の方が安心やし」と言って、結構何か家でみんな避難所に行かず待ってはったというようことも、去年、おととしも、そういう話も聞きました。旧村地域で食料なんかのストックなんかもあるとか、そういうこともあるんだろうというふうには思うんですが、本当に危なくなれば、特に高船なんかは、あちこちちょっと危ないところもありますので、きちんとした避難所へ行くということが必要になります。そういうことを考えるならば、近隣の市町村ともしっかりと協定を結んでいくということ、市民の意識もそのことによって高めていくということも一方では大事はないかというふうに思うんですけど、その点についてはどのようにお考えか、お聞かせいただけますか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 ただいまの南部議員の再質問にお答えいたします。 本市の場合は、近隣市町と避難所相互利用協定は結んでいませんが、災害時に避難者の相互受け入れについては、確認をとっておりますので、現在のところ、このよう協定を結ぶ必要はないかというふうに考えております。京都市と大津市の場合を紹介させていただきますと、京都市の居住者が避難の際に京都市内の避難所よりも大津市の方の避難所の方が明らかに近い場合につきまして、孤立した場合だけなくて、通常の指定避難所を大津市にするため、避難所相互利用協定を結ばれたというふうに聞いております。こういうふう事例もございますけども、その辺については京田辺市の場合については、現在のところ必要ないかというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 今後、ぜひとも検討していただきたいと思います。 次、4番目の天王柿の栽培んですけども、ちょっと写真を撮ってきたので、その写真だけ見ていただこうと思います。これが全景ですね。こういう山合いの中で、京田辺の中山間地域よりも、急勾配が近くにあるというより、むしろ山合いの中にも割と平地と思われるようところがあるというよう感じです。 次、お願いします。これは、ちょっと誰か人が立っていただいていたらわかりやすかったんですけど、向こうにあるのが渋柿の木です。大体、私の背丈よりちょっと高いぐらいですね。低い木によっては、私の身長の高さと同じぐらいです。私、166ぐらいあるんですが、大体そんな前後ぐらいと。 最後の写真をお願いします。これが、ちょうど収穫前の渋柿です。この写真は、上を向いて撮ったのはなくて、私が見おろす形で撮った写真です。だから、これぐらいのところで柿を収穫できますので、当然高齢者の方も、女性あっても、小柄女性の方あっても、子どもさんあっても収穫できるよう状況やということですね。 もともと訪れたこの地域でも、荒廃農地とか耕作放棄地を使ってされたという経過がありまして、非常に京田辺とは状況が似ていまして、お互いすごくいろんな意見交換をされていました。ぜひとも、これが広められていけるように中山間地域だけはなくて、ほかの荒廃農地なんかにもこれは適用できるかというふうに思うんです。ぜひそういう取り組みも進めていっていただきたいというふうに思います。 次に、地産地消のことについてお伺いしますが、1点目の地元の野菜や米を扱う商店及び飲食店を奨励することということで質問をさせていただきましたが、ちょっと写真に撮るのが難しかったので、写真を撮りませんでした。実物のパンフレットを持ってきたんですが、その渋柿栽培のところを訪れたのが会津若松市んですが、会津若松市の市役所の農政課が中心になって、「会津トマトがすごい!」という、こういうリーフレットと、地産地消協力店マップというのも農政課でつくっておられるんですね。これだけの数、加盟されているんです。全部が全部じゃなくてもいいんです。例えばお米だけを使っているとか、お野菜だけを使っているとか、おみそだけを使っているとか、こういうふうに協力店を募って、市民の皆さんや観光の旅行者の方に配られていると。一方では、「会津トマトがすごい!」ということ、これも結構ページあるんですよね。実際、お店が載っているのは17ページぐらいまで載っているんですが、トマト料理を各それぞれのお店で工夫して、トマト料理を使ったメニューをつくってくださいということ、ラーメンにトマトを入れたりとか、スパゲティーにトマトを入れたりはよくしますけれども、串カツの中にトマトを使ったものをしたりとか、おすしにトマトを使ったものとか、いろんなメニューを考案して、それをお店の商品として宣伝されているんですね。これは、例えば京田辺の場合と、田辺ナスをこういうふうにして、京田辺の市民の人に田辺ナスのことを知ってもらうということもできますし、また、エビ芋なんかでもこういうふうにして広めていくことというのはできると思うんですね。私、非常に残念なと思うのは、田辺ナスとかエビ芋にしても、なかなか地元の人たちはその存在すらもよくご存じないし、知っておられても、なかなか実際口にされる機会が少ないと。こういうことは非常に残念なというふうに思うんですね。ほかの野菜も、お米もですけど、やっぱり京田辺でつくられているものは、大変品質のよいものが多いですので、よそへ流出してお金もうけをしていくことも大事とは思いますけれども、まずは地元で販売網をしっかり確立していくと。地元の人が安心して地元のものを食べれると、そういうことを市が農政課が積極的になってやっていくということが、私はとても大事んじゃないかなというふうに今回改めて思いました。その点については、担当部長としてはどのようにお考えか、お聞かせいただけますか。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 再質問にお答えいたします。 まずは田辺ナスビ、これはブランド品で非常においしいといことは、もう本当に自負しております。そういうものが、なかなか手に入らないというお話もされていますが、まず1回目の答弁をさせてもらいましたように、市内には5店の農産物の直売所がございます。そして、非常に好評を得まして、ここで地元の農家の方が顔を見せて、そして地元でとれたそのブランドあるナスビを主とするさまざま野菜については販売もされて、非常に好評を得ています。そこで皆さん楽しみに買い物をして、そして家へ持ち帰ってもらっています。 そういうことから、今後、農政部門といたしましても、こういうPR、そして広めるということには、さらに取り組んでまいりたいと、そのように考えておりますし、山城全体としても京都府と一緒に現在取り組んでおりますし、さまざまに消費拡大に努めているというところですので、今後もそのように進めたいというふうに思っております。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 ぜひお願いします。 あと、答弁は結構ですけれども、「まるごと京田辺」の日のことに関して言いますと、規模的に言うと普賢寺小学校ぐらいの規模あれば、食材の全てを賄うことは可能かなというふうに思いますし、実際地元からもやりたいというふうに声も上がっています。地元の生産者の生産意欲につながっていくこともありますので、まずはどこか1校からでもいいので、ぜひ始めていただきたいと要望しておきたいと思います。 そして、府営住宅についてですが、先ほど答弁で、地元の府議を通じて要望したいというふうにおっしゃいました。それもいいんですけれども、この府営住宅がどういうあり方になるかということが、市の活性化とか市民のあり方に大きくかかわってくることんですね。だから、府議を通じて言ってもらうということも大事ですけれども、市としても、こういう考えを持っているから、こういうことをこういうふうにしてほしいということを直接京都府に言っていくことというのは、すごく大事というふうに思います。私はこの府営住宅に長年、30年ほど住んでいましたけれども、しばらくぶりに行くと、本当に高齢化も進んでいて、なかなか地域のネットワークもだんだん弱くなってきて、生活していくのも大変、支え合っていくこと自体も、もう困難になっています。そういう状況も改善されるよう住居のあり方というのを求めて、市としても要望していっていただきたいというふうに思いますが、最後、その点についてお伺いして終わりたいと思います。         (挙手する者あり) ○櫻井立志副議長 里西建設部長。 ◎里西建設部長 今ありました意見ですけど、かねてから機会あるごとに京都府さんの方にそういうことがあるということは、市の方からも伝えていっております。 ○櫻井立志副議長 これで、南部登志子議員の質問を終わります。 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 なお、次回は明日9月10日午前10時から会議を開きますので、議場にご参集願います。 これで散会いたします。 本日はご苦労さまでした。---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                議長    松村博司                副議長   櫻井立志                署名議員  増富理津子                署名議員  市田 博...