八幡市議会 2021-03-30
令和 3年第 1回定例会−03月30日-06号
令和 3年第 1回
定例会−03月30日-06号令和 3年第 1回
定例会
令和3年3月30日
午前10時 開 議
1.
出席議員 1 番 山 田 美 鈴 議員
2 番 福 田 佐世子 議員
3 番 小 川 直 人 議員
4 番 横須賀 生 也 議員
5 番 鷹 野 雅 生 議員
6 番 奥 村 順 一 議員
7 番 中 村 正 臣 議員
8 番 澤 村 純 子 議員
9 番 亀 田 優 子 議員
10番 清 水 章 好 議員
11番 太 田 克 彦 議員
12番 長 村 善 平 議員
13番 横 山 博 議員
14番 山 田 芳 彦 議員
15番 中 村 正 公 議員
16番 山 本 邦 夫 議員
それでは、4日目の報告をいたします。
まず、福祉部所管の
一般会計につきましては、有都こども園緊急通報装置の更新理由及び更新額について、地域福祉推進計画第3次計画策定のスケジュールについて、わかたけ保育園園庭芝生化の管理計画及び維持費について、ウォーカブルシティの具体的内容について、ファミリーサポートセンターの利用状況から見た課題等について等26件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、健康部所管の
一般会計につきましては、
高齢者のフレイル予防に係る対象者数及び個別支援の具体的な流れについて、後期
高齢者歯科健康診査の事業内容及び目的並びに具体的手法について、食育推進における市全体の取組状況及び集約担当部署について、京都府老人医療助成制度における受給率減少理由及び制度の変更内容について等20件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、健康部所管の
特別会計について報告いたします。
まず、休日応急診療所
特別会計につきましては、繰入金が前年度予算から増額となる理由についての質疑があり、
理事者より答弁がありました。
次に、国民健康保険
特別会計につきましては、国民健康保険料の雇用減免件数が多い理由について、マイナンバーカードとの連動における国民健康保険証発行業務の変更点及び手続きについて等3件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、
介護保険特別会計につきましては、ケアマネジャー1人が担当する人数について、医療・介護合算制度及び高額介護サービス費の制度概要並びに制度のすみ分けについて等4件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
最後に、後期
高齢者医療
特別会計につきましては、後期
高齢者医療保険料の滞納状況についての質疑があり、
理事者より答弁がありました。
当日は午後3時23分に散会いたしました。
次に、5日目の3月24日は、教育部所管の
一般会計の
予算案について審査を行いました。
それでは、5日目の報告をいたします。
教育部所管の
一般会計につきましては、GIGAスクール構想整備事業に係るICT支援員4人の人選について、公民館における備品更新基準について、スタディサポート事業、南ケ丘教育集会所学習支援活動、放課後学習クラブの検証並びに精査の考えについて、松花堂庭園井戸新設の目的並びに業者選定及び最低制限価格について、小・中学校それぞれにおける不登校の要因及び特徴の違いについて等37件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
当日は午後3時37分に散会いたしました。
次に、6日目の3月25日は、歳入の審査及び総括質疑の後、各会計ごとに討論、採決を行いました。
それでは、6日目の報告をいたします。
まず、歳入につきましては、固定資産税及び都市計画税が前年度と比較して減額となる理由について、公会堂用地取得が寄附金に計上されている理由について、たばこ税の税収の激しい増減に対する市の見解について、令和2年度末における基金残高の見込みについて等7件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
次に、総括質疑では、住民訴訟に係る損害賠償に対する市長の保険加入について、新名神高速道路が6車線化で開通した場合の消防活動について、市に住民登録されている外国人に対する課税の取扱いについて、指定管理者の公募に係る選定
委員会での議論について、マイナンバー利用範囲の拡大に伴う個人情報保護の考えについて等21件の質疑があり、それぞれ
理事者より答弁がありました。
総括質疑の終結後、各会計ごとに討論、採決を行いました。その結果をご報告いたします。
まず、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案につきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数により原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第2号、令和3年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案、議案第3号、令和3年度八幡市
駐車場特別会計予算案、議案第4号、令和3年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案、以上の3議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員により原案のとおり可決いたしました。
次に、議案第5号、令和3年度八幡市
介護保険特別会計予算案につきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数により原案のとおり可決いたしました。
最後に、議案第6号、令和3年度八幡市
後期高齢者医療特別会計予算案、議案第7号、令和3年度八幡市
水道事業会計予算案、議案第8号、令和3年度八幡市
下水道事業会計予算案、以上の3議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも
挙手全員により原案のとおり可決し、午後3時40分に閉会いたしました。
以上が当
委員会における審査の経緯並びに採決の結果でございます。6日間にわたり、委員の皆様には終始熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆様並びに
堀口市長をはじめ
理事者の皆様方の審査へのご協力に対して厚く御礼を申し上げる次第であります。また、
理事者の皆様には、委員より出された質問や意見等を市政運営に生かしていただきますようお願い申し上げます。
以上で令和3年度
予算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。
○
山田芳彦 議長 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
これより日程第8、議案第1号の討論に入ります。
まずは
反対討論を許します。
中村正公議員。
(中村正公議員 登壇)
◆中村正公 議員 ただいま議題となっております日程第8、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案に対して、
日本共産党八幡市議会議員団を代表して
反対討論を行います。
討論に入ります前に、水道料金の基本料金2か月分の減免、八幡おうえん飲食券の交付は、長引くコロナ禍で、市民の皆さんにはうれしいことです。また、国民健康保険料は、府下最高額だった保険料が、据置きも含め、この6年間で引き下げられたことは評価する点です。
それでは、
予算案に対する反対理由の主な内容について触れていきます。
第1に、暮らしに関する問題です。65歳以上の方が負担する
介護保険料は、2021年度から3年間の保険料は基準額で6%、年間3,800円上がり、6万6,800円になります。
介護保険は、第1号、第2
号保険料で
介護保険費用の5割を担い、25%が国の負担、12.5%ずつ都道府県と市町村が支払うことになっています。しかし、国の25%のうち5%相当は、調整交付金として後期
高齢者の比率や所得水準などが勘案されて交付されます。国からの調整交付金は、第8期では平均1.49%となります。8期は3年間で6億189万円、1年間平均で約2億円減額になります。国が5%の調整交付金を交付したなら、65歳以上の方の保険料を値下げできます。国に求めるべきです。
次に、75歳以上の後期
高齢者医療の窓口負担は、現在1割と3割負担になっています。政府は、これを3割の負担層を維持しつつ、1割負担層を二つに分け、単身者で年収200万円以上、夫婦で320万円以上の世帯に2割負担を導入しようとしています。対象は370万人です。政府が狙う政策は2022年度後半とはいえ、
高齢者が医療にかかりにくくなる医療費窓口負担の値上げは許せません。
また、
一般会計に計上されている後期
高齢者の半日人間ドック費用助成が変更され、助成額は費用の7割、上限3万円から1万1,000円に減額されました。
第2に、まちづくりの問題です。京阪
石清水八幡宮駅前整備では、駅前にあったスーパーが2019年9月で閉店し、地域住民は大変買物に困っています。
石清水八幡宮駅は八幡市の玄関口の駅として、また市民にとって大事な商業施設だったものがなくなったにもかかわらず、市は駅前や買物環境整備にあまりにも関心がなさ過ぎます。
学校跡地の問題では、学校統廃合によって三つの小学校が廃校になりました。統廃合から十数年がたちます。新庁舎計画の中で候補地に上がっていたとはいえ、旧八幡第四小学校、旧八幡第五小学校の二つの小学校の跡地利用の方向性が示されず、棚上げになっています。新庁舎の建設も始まりました。跡地活用の方向性を示すべきではないでしょうか。
新名神高速道路の問題では、市長の施政方針の中で、新名神高速道路八幡京田辺・高槻間の整備については、早期開通に向け、関係機関に働きかけを行うとしています。国は、2019年にトラック輸送の生産性革命として、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な全長25メートルのダブル連結トラック走行を東北自動車道から九州自動車道まで走れるようにしました。さらに、後続車を無人で走らせる後続車無人トラック隊列走行も実用に向けた動きが加速されています。
こうした中、八幡京田辺・高槻間は、6車線化に向けて工事が始まっています。既に開通している八幡・城陽間は4車線です。八幡京田辺・高槻間の6車線と4車線の八幡・城陽間は、八幡京田辺ジャンクションでつながります。4車線の城陽・八幡京田辺間の東と西側が6車線で、運行実証の対象になっています。ダブル連結トラック走行や後続車無人トラック隊列走行などが具体化される中で、6車線から4車線への乗り入れがスムーズにいくのかなど問題があります。安全が脅かされることが起こり得る状況に対して、NEXCOからの情報提供があまりにも少なく、市も関心が低いのではないでしょうか。
第3に、見直すべき事業についてです。四季彩館は開設した2002年以降、営業赤字が続いていました。開設当初は年600万円だったのが、2009年度には1,000万円を突破し、2020年度、2021年度には1,900万円に膨らみました。八幡市は、開設以来、委託料や指定管理料で経営を支援し、赤字を補填してきました。長引く赤字改善のためには、まず経営分析をすることが必要ではないでしょうか。四季彩館の赤字穴埋めのために、市が巨額な財政投入を続けることが果たして適切なのか、検討の時期に来ていることを指摘しておきたいと思います。
同和行政についてです。令和2年度は、コロナ禍で山城人権ネットワーク推進協議会の研修活動事業や部落解放同盟山城地区協議会の研修会などへの市職員の公費参加はありませんでした。審議の中で、令和2年度の山城人権ネットワークの分担金のうち、令和2年度分の後半分の徴収がなかったことが分かりました。しかし、長年繰り返し続いている研修会などへの市職員の公務派遣はやめるべきです。また、八幡人権・交流センター、有都交流センター、南ケ丘児童センターの3か所の施設で行われている地域交流事業は、ほかの公民館や児童センターで実施することができないため、事実上の同和事業になっています。不公正な同和事業は直ちにやめるべきです。
第4に、デジタル化の問題です。八幡市では、令和3年4月1日からスマートフォン決済アプリPayPayまたはLINEPayアプリを使った各種税金、料金の支払いの運用開始を予定していたが、LINEについては個人情報が中国の関連会社から閲覧可能だった問題が報道されたことを受け、当面の間、運用開始が見送られることになりました。デジタル化の下で、マイナンバーの保険証利用やスマートフォン決済などの促進によって、個人情報の集積の危険と個人情報の保護そのものが脅かされる危険性を指摘しておきます。
以上が、
日本共産党八幡市議会議員団が令和3年度
一般会計予算案に対する反対理由です。
なお、議案第5号、令和3年度八幡市
介護保険特別会計予算案についても、さきに述べた理由により、反対の立場であることを述べまして討論といたします。ご清聴ありがとうございました。
○
山田芳彦 議長 次に、賛成討論を許します。
山口克浩議員。
(山口克浩議員 登壇)
◆山口克浩 議員 緑風会の山口克浩でございます。ただいま議題となっております日程第8、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案につきまして、賛成会派を代表して賛成の立場で討論をさせていただきます。
今議会に提案されました当初
予算案は、昨年度が骨格的予算でありましたので、市長3期目としては初めての本格的予算となっています。
堀口市長は、開会日の施政方針の中で、八幡市で暮らすことで全ての意味において健幸になれるまちづくりを目指すとともに、新型コロナウイルス感染症拡大の抑止と社会経済活動の両立に努め、市民の皆様が安心して暮らしていただけるよう予算を編成したと述べられました。私も同じ思いを共有しております。八幡市の未来の礎づくりへの期待とともに、一刻も早い新型コロナウイルス感染症の影響の収束を願ってやみません。
さて、当初
予算案には多くの新規の取組や工夫を凝らし、充実された事業が計上されておりますが、中でも未来を担う子どもたちへの後押しや支援が目を引きます。スケートボードパークの整備や保育園のみどりの園庭づくりなど、積極的に新規事業に取り組まれています。また、スタディサポート事業については、これまでの中学生に加え、新たに小学四年生まで対象を拡充し、経済的に困難な児童・生徒への支援を拡充しておられます。
そして、社会経済活動への支援という面では、大きな影響を受けております飲食事業者の方々と市民生活への支援のための八幡おうえん飲食券事業や新生児のいる世帯への臨時支援事業など、コロナ禍での厳しい経済状況を踏まえた取組にも重点的に予算計上しておられます。
さらには、アフターコロナの取組として注目すべきは観光施策の充実であります。
石清水八幡宮や松花堂庭園、東高野街道を中心に、文化財解説の案内版の設置や科手土井線の石造りの常夜灯の整備などに加え、大京都2021in八幡の開催や徒然草エッセイ大賞5周年記念事業など各種イベントが予定されており、大いに期待しているところです。
このように未来のまちづくりとともに、新型コロナウイルス感染症拡大の抑止と社会経済活動の両立を目指す本格予算であると評価しております。
さて、少子・高齢化に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、本市の税収も減収が予想されるなどますます厳しい行財政運営が待ち受けていると懸念されます。国や京都府との連携をより一層緊密にしていただき、市民の生活を守るため、
堀口市長が職員の先頭に立ち、本市が直面する課題の克服を目指してください。我々議員も、八幡市の未来のため協力を惜しみません。
最後に、これまで八幡市を支えていただいた職員の方々が明日で退職を迎えられます。本当にありがとうございました。
新型コロナウイルスのワクチン接種については、この先に多くの難関が待ち構えていると予想されますが、市民協働と一歩前へを合い言葉に、職員の方々のより一層の団結と市民の皆様との協働に期待を込め、必ずやこの危機を乗り越えることを信じ、そして八幡市の未来が明るくなることを期待しまして、令和3年度八幡市
一般会計予算案の賛成討論といたします。
○
山田芳彦 議長 ほかに討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 これにて討論を終結いたします。
これより日程第8、議案第1号、令和3年度八幡市
一般会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(14名対6名)
○
山田芳彦 議長 起立多数であります。よって、日程第8、議案第1号は原案のとおり可決されました。
これより日程第9、議案第2号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第9、議案第2号、令和3年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第9、議案第2号は原案のとおり可決されました。
これより日程第10、議案第3号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第10、議案第3号、令和3年度八幡市
駐車場特別会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第10、議案第3号は原案のとおり可決されました。
これより日程第11、議案第4号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第11、議案第4号、令和3年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第11、議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより日程第12、議案第5号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。これより日程第12、議案第5号、令和3年度八幡市
介護保険特別会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立多数(14名対6名)
○
山田芳彦 議長 起立多数であります。よって、日程第12、議案第5号は原案のとおり可決されました。
これより日程第13、議案第6号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第13、議案第6号、令和3年度八幡市
後期高齢者医療特別会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第13、議案第6号は原案のとおり可決されました。
これより日程第14、議案第7号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第14、議案第7号、令和3年度八幡市
水道事業会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第14、議案第7号は原案のとおり可決されました。
これより日程第15、議案第8号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第15、議案第8号、令和3年度八幡市
下水道事業会計予算案の採決を行います。
委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第15、議案第8号は原案のとおり可決されました。
△日程第16
○
山田芳彦 議長 日程第16、報告第3号、
専決処分事件の報告について(和解)を議題といたします。
報告を求めます。田中
福祉部長。
(田中孝治
福祉部長 登壇)
◎田中孝治
福祉部長 ただいま上程いただきました日程第16、報告第3号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書その2の1ページをご覧いただきたいと存じます。次の2ページに専決処分書が、3ページに説明書が、また4ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、令和2年11月30日午後3時20分頃、本市下奈良今里17番地のみやこ保育園東側の外周フェンスに相手方自動車が衝突し、これを損傷するという事故が発生いたしました。この事故に係る和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、令和3年3月3日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解の相手方は、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○氏で、住所は○○○○○○○○○○○○○○○○○○でございます。相手方が負担した損害賠償の額は、フェンスの修理代34万7,600円でございます。また、既に修理は完了いたしております。
以上のとおりご報告申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第16、報告第3号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
以上で報告第3号を終結いたします。
△日程第17
○
山田芳彦 議長 日程第17、議案第24号、
人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 ただいま上程いただきました日程17、議案第24号、
人権擁護委員の候補者の推薦につきまして、その内容をご説明申し上げます。恐れ入りますが、議案書その2の5ページをご覧いただきたいと存じます。
本市の
人権擁護委員であります澤野元一氏の任期が令和3年6月30日に満了いたします。澤野氏には、平成24年7月に
人権擁護委員にご就任いただきましてから3期9年間、本市の人権擁護のためにご尽力を頂いておりました。ここに深く感謝を申し上げる次第でございます。その後任といたしまして、八幡市男山美桜3番地13にお住まいの西川佳徳氏を
人権擁護委員として法務大臣に推薦いたしたく、議会のご意見をお伺いするものでございます。
候補者の経歴につきましては、次の6ページにございますので、ご覧いただきたいと存じます。西川氏は現在65歳でございまして、平成28年3月に八幡市役所を定年退職されるまで、生活保護のケースワーカーや障害福祉に関する業務を通じて人権感覚を培ってこられました。西川氏の豊富なご経験と知識を本市の人権擁護活動に生かしていただきたくお願いするものでございます。
なお、委員の任期は3年でございます。
以上のとおりでございますので、よろしくお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第17、議案第24号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第17、議案第24号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、日程第17、議案第24号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第17、議案第24号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第17、議案第24号、
人権擁護委員の候補者の推薦についての採決を行います。
人権擁護委員の候補者に西川佳徳氏を適任と認め、推薦することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、
人権擁護委員の候補者に西川佳徳氏を適任と認め、推薦することに決しました。
△日程第18
○
山田芳彦 議長 日程第18、
議員提出議案第1号、
八幡市議会会議規則の一部を改正する規則案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。小
北幸博議員。
(小
北幸博議員 登壇)
◆小北幸博 議員 ただいま上程されました日程第18、
議員提出議案第1号、
八幡市議会会議規則の一部を改正する規則案につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。恐れ入りますが、議案書の2ページに規則本文が、3ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
それでは説明いたします。
議員提出議案第1号、
八幡市議会会議規則の一部を改正する規則案。
令和3年3月30日提出。提出者、八幡市議会議員小北幸博。賛成者、八幡市議会議員、敬称は略させていただきます。福田佐世子、奥村順一、
岡田秀子、山本邦夫、横山 博、亀田優子。
それでは、提案内容につきましてご説明いたします。
女性をはじめとする多様な人材の市議会への参画を促進する環境整備を図る観点から、住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、会議や
委員会への欠席事由を明文化するとともに、出産について産前・産後期間にも配慮した規定の整備を図るほか、行政手続き等において原則として押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、本市議会において請願書の提出時に原則として押印を求めている規定の見直しを行うため、本条例を提案するものでございます。
その内容は、3点ございます。
1点目は、会議及び
委員会への欠席に係る規定において、公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助、その他のやむを得ない事由を明文化することといたします。
2点目は、出産のため出席できない場合に、出産予定日の8週間、多胎妊娠の場合にあっては14週間前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにしてあらかじめ議長または
委員長に欠席届を提出することができるようにいたします。
3点目は、これまで請願書の提出時に原則として押印を求めた上で、請願者が氏名を自署により記載したときは押印を省略できるとしていたものを、請願者が署名または記名押印を選択できるよう規定の整備を行うことといたします。
以上のとおりでございます。皆さんのご賛同を頂きますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第18、
議員提出議案第1号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第18、
議員提出議案第1号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、日程第18、
議員提出議案第1号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第18、
議員提出議案第1号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第18、
議員提出議案第1号、
八幡市議会会議規則の一部を改正する規則案の採決を行います。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第18、
議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
△日程第19
○
山田芳彦 議長 日程第19、
議員提出議案第2号、支え合う心でつながる八幡市
手話言語コミュニケーション条例案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。小
北幸博議員。
(小
北幸博議員 登壇)
◆小北幸博 議員 ただいま上程されました日程第19、
議員提出議案第2号、支え合う心でつながる八幡市
手話言語コミュニケーション条例案につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。恐れ入りますが、議案書の2ページから3ページに条例本文が、4ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
それでは説明させていただきます。
議員提出議案第2号、支え合う心でつながる八幡市
手話言語コミュニケーション条例案。
令和3年3月30日提出。提出者、八幡市議会議員小北幸博。賛成者、八幡市議会議員、敬称は略させていただきます。
岡田秀子、福田佐世子、横山 博、山本邦夫、奥村順一。
それでは、提案内容についてご説明いたします。
手話をはじめとする聴覚障害者のコミュニケーション手段を広く普及させ、市民一人ひとりが聴覚障害者に対する理解を深めていくため、支え合う心でつながる八幡市手話言語コミュニケーション条例を制定する必要があるので、本条例を提案するものです。
その内容は、手話が言語であるとの認識に基づき、その基本理念を定め、市、市民及び事業者のそれぞれの役割を定めようとするものです。
以上のとおりでございます。皆さんのご賛同を頂きますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第19、
議員提出議案第2号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第19、
議員提出議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、日程第19、
議員提出議案第2号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第19、
議員提出議案第2号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 討論なしと認めます。
これより日程第19、
議員提出議案第2号、支え合う心でつながる八幡市
手話言語コミュニケーション条例案の採決を行います。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(19名)
○
山田芳彦 議長
起立全員であります。よって、日程第19、
議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
△日程第20
○
山田芳彦 議長 日程第20、閉会中の
継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。
お手元に配付いたしておりますとおり、議会運営
委員長及び各常任
委員長から閉会中の
継続審査及び調査申出書が提出されております。
お諮りいたします。本件を各申出のとおり決することに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、本件は議会運営
委員長及び各常任
委員長の申出のとおり決しました。
以上で、本
定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。
閉会に当たりまして、壇上にて一言ご挨拶を申し上げます。
(
山田芳彦議長 登壇)
○
山田芳彦 議長 改めまして、一言ご挨拶を申し上げます。
このたびの第1回
定例会は2月26日に開会し、令和3年度の各会計予算をはじめ提出されました全ての議案を議了し、本日ここに無事閉会の運びとなりました。ひとえに議員各位並びに
堀口市長をはじめとする
理事者の皆様方のご理解、ご協力のたまものであり、心から感謝申し上げる次第であります。
今
定例会では、先般、八幡市議会活性化特別
委員会で検討されました本会議での質問方式の試行的実施を行いました。3日間の日程において6会派からの代表質問に加え、7名の議員が一般質問をなされ、それぞれ質問、提言を頂戴いたしました。また、各常任
委員会、特別
委員会におきましても、委員各位から数多くの前向きかつ建設的議論がなされました。これらにつきましても、
理事者の皆様には今後十分にご検討いただき、予算措置を含め市政に反映いただきますようお願いを申し上げる次第であります。
さて、間もなく4月を迎えます。
理事者の中には明31日をもってご退職となられる方もおいでになります。これまで市政推進にご尽力を賜りましたこと、改めて御礼を申し上げたいと存ずるところであります。ありがとうございました。今後も、本市の発展のために様々なお立場からご尽力いただきますようお願いを申し上げます。
来月4月中には、市町村が実施主体となっての新型コロナワクチン接種が始められます。国からのワクチン供給がされ次第、速やかに市民の皆様に接種していただくものであります。本市におかれましては、詳細が決し次第、皆様へとお知らせを頂きますよう、市議会からも改めてお願いを申し上げます。
以上をもって、甚だ簡単でございますが、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。皆様には大変お疲れさまでした。
堀口市長。
(堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 令和3年八幡市議会第1回
定例会の閉会に当たりまして、一言御礼を申し上げます。
議員各位におかれましては、去る2月26日、今
定例会開会から本日まで、本会議をはじめ各常任
委員会また
予算特別委員会におきまして終始熱心なご審議を賜り、誠にありがとうございました。また、本日は、ご提案申し上げました全議案を原案どおりご可決、ご承認、ご同意賜り、重ねて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
今議会におきまして議員の皆様から頂きましたご意見、ご指摘等につきましては、今後の市政運営に十分留意してまいりたいと存じます。また、令和2年度は、コロナ禍の影響を受けまして想像だにしなかった1年間でございました。現在の状況を実効再生産数で申し上げますと、いつも申し上げています東洋経済オンラインでの新型コロナウイルス国内感染症の状況で見ますと、3月28日現在では、全国では1.23、それから東京都では1.12、京都府では1.4、そして大阪府では少し高くて1.71と下げどまりかもしくは拡大の傾向に今ある状況でございます。ただ、先ほど議長様からございましたように、このような状況を受けまして、ワクチン接種については、本市といたしましても、京都府と連携いたしまして十分体制も含めて組んでまいりたいと存じております。
また、開会日にも申し上げましたが、令和3年はうし年でございます。目前のことを着実に進めることが将来の成功につながると信じ、まちの質的転換を図る歩みをまさに一歩一歩進めてまいる決意でございます。公約の実現に向けまして、市民協働の精神の下、議員の皆様また京都府、関係機関と力を合わせながら全力で市政運営に邁進し、令和の時代の八幡市の礎を築いてまいりたいと存じます。議員の皆様におかれましてもどうぞ健康には十分ご留意いただき、今後とも市民のためになお一層ご活躍を賜りますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○
山田芳彦 議長 以上で令和3年八幡市議会第1回
定例会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。
午前11時28分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 山 田 芳 彦
会議録署名議員 福 田 佐世子
会議録署名議員 巌 博...