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令和2年3月17日総務常任委員会-03月17日-01号

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  1. 八幡市議会 2020-03-17
    令和2年3月17日総務常任委員会-03月17日-01号


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    令和2年3月17日総務常任委員会-03月17日-01号令和2年3月17日総務常任委員会  総務常任委員会記録 1.日時  令和2年3月17日(火) 午前10時 開会 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         陳情・要望第1号 部落差別の解消の推進に関する法律に伴う国が行う実態調査に関する陳情書         議案第 9号 八幡特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案         議案第10号 八幡印鑑条例の一部を改正する条例案       ・総務常任委員会の所管に属する事項 1.出席委員  長村善平委員長     清水章好副委員長         鷹野雅生委員      亀田優子委員         山田芳彦委員      小北幸博委員         巌  博委員 1.欠席委員  な  し 1.理事者   堀口文昭市長            森下 徹副市長
            足立善計理事         山副敦則政策推進部次長         堀川寛史政策推進課長補佐      中島健太政策推進課政策係長         寺田伸一秘書広報課長        宮川寿啓秘書広報課長補佐         西岡賢治市民協働推進課長      高橋洋貴市民協働推進課市民協働推進係長         別生恵示市民協働推進課広聴係長         辻 拓郎財政課長          東口恒平財政課法務係長         林 直幸財政課財務係長       木村太郎財政課財務係長         塚脇則之生活情報センター所長         道本明典総務部長          宮嵜 稔総務部技監         小西賢治総務部次長選挙管理委員会事務局長)         野間 正総務部次長         坂口辰郎総務部次長         山口潤也総務課主幹         大野竜弥総務課長補佐         三阪訓之総務課総務統計係長選挙管理委員会事務局書記)         大石和人総務課車両係長選挙管理委員会事務局書記)         西田秀美人事課長補佐        荒川 薫人事課長補佐         寺本美津子人事課研修厚生係長         山本晃史IT推進課長        安田和久IT推進課長補佐         河原 豊契約検査課長         宮本尚志防災安全課主幹       松浦悠爾防災安全課長補佐         南本 晃市民部長          岡井潤子市民部次長         近藤考賜市民部次長         越本 進税務課長          林 幸光税務課主幹         末森哲也税務課長補佐        岡崎朋二税務課長補佐         岩田真治税務課長補佐        高田和明税務課資産税係長         安部賢一郎市民課主幹        平尾耕一市民課窓口サービス係長         東風浜進人権啓発課主幹       越本敏生人権啓発課主幹         小林直人人権啓発課人権啓発係長   川口恭子人権啓発課男女共同参画係長         上村文洋会計管理者         山本ひとみ会計課長補佐         祝井秀和消防長           岡本浩史消防本部次長         高井 寛消防署長         寺本勝巳消防総務課長        栗田浩司消防総務課主幹         金森重明予防課主幹         馬場崎治彦消防副署長        渋谷淳一警備一課・二課主幹         森田久雄通信指令室長         小林和高警備一課長         森本利行警備一課主幹         平井南海勝警備一課長補佐      福川 寛警備一課長補佐         吉岡一幸警備二課長         林 利治監査委員公平委員会事務局長         千賀由佳里監査委員公平委員会事務局長補佐 1.議会事務局   大東康之議会事務局長       尾亀永敏議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 開会 ○長村善平 委員長  おはようございます。ただいまより総務常任委員会を開会いたします。  開会に当たりまして、一言挨拶をさせていただきます。堀口市長におかれましては、先月の市長選挙での3期目の当選、おめでとうございます。これまで取り組まれた2期8年間の各種取り組みを基礎として、さらなる本の発展に向けて、また市民が安心して暮らせるまちづくりに邁進していただきますようお願い申し上げます。また、連日テレビなどの報道で新型コロナウイルス感染拡大が報じられておりますが、職員の皆様方におかれましては、ウイルス対策に万全を期していただきますようお願い申し上げます。  さて、本日は当委員会に陳情・要望第1号と議案第9号、10号が付託されていますが、当委員会がスムーズに運営できますよう、委員の皆様、また理事者の皆様方のご協力をお願い申し上げ、簡単ではございますけれども、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  皆さん、おはようございます。本日の朝は寒うございましたけれども、春の訪れを感じることができるようになってまいりました。全国的に、先ほど長村委員長のご挨拶にもございましたけれども、COVID-19、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いております。専門家のお話等を聞いておりますと、5人に1人しかうつらないと。感染された方でも、この前安倍首相が14日におっしゃっておられましたが、経験則として20%ですか、5人に1人だけ感染された方がまたうつされるというような、変な性質というか、そういうものがあったりしているというようなことも言われているところでございますけれども、感染者の数はふえておりますけれども、日本においては爆発的な感染には至らないという意味では、油断をしてはいけませんけれども、予断を許さない状況ではありますけれども、少し落ちつきの方向に行っているかと。あとは季節性インフルエンザと同様に、温度で活動が不活発になるのかどうか。これはまだわかっておりませんけれども、できればそういう形で終わってほしいと思っているわけでございます。皆様方におかれましては、手洗い、咳エチケットの徹底など、予防の強化をお願いいたしますとともに、季節の変わり目でもございますので、健康管理には十分ご留意いただきますようお願い申し上げます。  さて、本日は長村委員長、清水副委員長を初め、委員の皆様におかれましてはご多用にもかかわりませず総務常任委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。当委員会には、今定例会初日にご提案申し上げました条例案2件と陳情・要望1件が付託されております。よろしくご審査を賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。また、市政運営に係ります主な事項につきましては、それぞれ担当部からご報告申し上げる予定とさせていただいております。  以上、簡単ではございますけれども、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○長村善平 委員長  お諮りいたします。  本日の審査につきましては、本委員会に付託を受けました陳情・要望第1号、部落差別の解消の推進に関する法律に伴う国が行う実態調査に関する陳情書、議案第9号、八幡特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案、議案第10号、八幡印鑑条例の一部を改正する条例案及び本委員会所管事項の審査を行いたいと思います。場所の都合上、説明員の入れかえを行いながら進めることとし、順序といたしましては、1.陳情・要望第1号、議案第9号、議案第10号について、2.消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、3.政策推進部の所管事項について、4.総務部、選挙管理委員会事務局の各所管事項について、5.市民部の所管事項について、以上の順序で審査を行いたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  なお、報告資料につきましては、事前に委員の皆さんにお届けしましたもののほかに、陳情・要望文書表をお手元に配付いたしております。  これより陳情・要望第1号、部落差別の解消の推進に関する法律に伴う国が行う実態調査に関する陳情書の審査に入ります。  まず、陳情・要望第1号に関連して、理事者に質疑等はありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  皆さん、おはようございます。陳情・要望文書表の真ん中下ぐらいに、「法務省は、本年2月7日付けで、全国の自治体・教育委員会へ、2014年から5年間の部落差別事例の報告を要請した」とあるんですけれども、法務省からそういった要請があったのかどうか。それと、2014年から5年間、部落差別事例は本市ではあったのかどうかお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  お答えいたします。平成31年2月7日付にて法務省人権擁護局総務課文部科学省総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課、文部科学省初等中等教育局児童生徒課の連名により、地方公共団体及び教育委員会が把握する部落差別の実態に関する調査への協力について依頼がございました。本におけます平成25年からの5年間に発生した差別事例は、平成25年、平成26年に各1件、合計2件がございました。  以上です。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  平成31年に要請があったということですけれども、平成25年と平成26年に2件あったわけですけれども、内容をお教え願えないでしょうか。  それと、陳情・要望の中で「今後、国は国民一万人を対象に調査員が直接面談する『国民意識調査』を実施する予定」となっているんですけれども、そういった依頼があったのかどうかお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  内容につきましては、平成25年は市内で発生しました自動車事故に関連して、インターネット上に八幡に対して差別的な書き込みがなされたものでございます。平成26年の事象は、市民がご自身の名前をインターネット上で検索したところ、住所、氏名、電話番号の一覧が表示され、サイトトップに「部落地名総監 八幡」と表記されていたものでございます。また、国が実施されました調査につきましては、に対して依頼等は届いておりません。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  それぞれ自動車事故にかかわることと部落地名総監といったことがあったということなんですけれども、陳情項目のところで「調査の回答に当たっては、参議院附帯決議を尊重すること」ということで、ここに附帯決議の内容があるんですけれども、大まかに言えば「過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等、部落差別の解消を阻害している要因を踏まえ、これに対する対策を講ずることも併せて、総合的に施策を実施すること」とか、「教育及び啓発を実施するに当たっては、当該教育及び啓発により新たな差別を生むことがないように留意しつつ、それが真に部落差別の解消に資するものとなるよう、その内容、手法等に配慮すること」、最後に「国は、部落差別の解消に関する施策の実施に資するための部落差別の実態に係る調査を実施するに当たっては、当該調査により新たな差別を生むことがないように留意しつつ、それが真に部落差別の解消に資するものとなるよう、その内容、手法について慎重に検討すること」とあるんですね。過去の民間運動団体の行き過ぎた言動というところで、実は2020年度の解放新聞があるんですけれども、その中で、いろいろ説明あるんですけれども、部落差別解消法の具体化の取り組みというところで、今後の施策については、2019年8月に法務省が部落差別解消推進法第6条による部落差別に関する国民意識調査を実施していますと。この間法務省が集約している自治体での部落差別事件インターネット上の部落差別情報などとあわせて、調査結果を正確に分析する中で、しっかりとした施策が提示されるように取り組みますと。また、都道府県段階も同じ設問項目での調査が実施できるように、行政交渉などで要求していくのが重要と。解放新聞ではこう載っているんですね。そういう面では、陳情項目のところで「一部運動団体の求める独自の調査には絶対に応じないこと」という文章ですけれども、そういったところでは、調査はしないことという要請文なんですけれども、このあたりはとしてどのように考えておられるのか、お教えください。  それと、京都府とか近隣市町村の状況について、わかる範囲でお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  部落差別の実態に関する調査は、法律に基づいて国が取り組まれているものでございますので、まずは調査結果の公表等について注視してまいりたいと考えております。  また、京都府及び近隣市町の状況についてでございます。京都府の対応については不明でございます。また近隣市町におきましては、本件の陳情内容に関係するものとしましては、長岡京が京都府や山城15市町村と足並みをそろえていきたいとのことでございました。また、その他の市町におきましては、担当部署が陳情書等を確認していない市町もあり、対応については不明でございます。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  独自の調査には絶対応じないことということで言えば、今のところちょっとわからないというか、曖昧な答弁だったと思うんです。近隣については京都府が不明で、長岡京は15市町村を踏まえて足並みをそろえるということなんですけれども、繰り返して言いませんけれども、参議院の附帯決議にありましたように、過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等あるわけですから、そういう面では、私としては独自で実態調査はしてほしくない。  それと、もう少し紹介したいんですけれども、部落差別解消法の制定を踏まえて、要求や要望を集約し、行政交渉を強める中で、自治体等の部落解放行政、人権行政の推進をかち取っていかなければなりませんとあるんですね。ここで重要なのは、この間奈良県とか高知、兵庫県たつの、加東など、17自治体で部落差別解消法を踏まえた条例が制定され、福岡県や大分県内の市町村など28自治体で人権条例が改正されました。引き続き、全国の自治体の条例内容の検討を進めながら、部落差別解消推進法を踏まえた条例づくりに向けて、全国的な取り組みを強化していきますと、こう解放新聞に載っているんです。ということは、今後そういった実態調査が行われて、全国的に条例化を進めようとしているのが見えてくるわけですね。そういう面では、少なくとも私は、条例も調査内容も含めてですけれども、ぜひとして行わないという決意、そのあたりだけ、わかる範囲でお教え願えたらと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  今後の動向でございますけれども、調査等の内容につきまして、全く今現在公表等もされておりませんので、まずは先ほどもお答えいたしましたけれども、調査結果の公表等を注視、見守っていきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、次に、委員長より本件の取り扱いについてご提案させていただきます。  本件の取り扱いについては、1、議論のみで終結する、2、継続案件とする、3、採決を行うの三つの方法が考えられますが、どのような方法がよろしいか、意見をお伺いいたします。          (「議論のみ」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ただいま、議論のみで終結するとの意見がございましたので、本件についてはこれにて終結したいと思いますが、ご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認めます。よって、陳情・要望第1号については審査を終結することに決しました。  これより議案第9号、八幡特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず、監査専門委員とはどのような方を考えているのか教えてください。それから、監査専門委員を置く目的は何でしょうか。監査専門委員の選任方法、誰がどのように行うのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。林監査委員公平委員会事務局長。 ◎林利治 監査委員・公平委員会事務局長  監査専門委員についてお答え申し上げます。地方自治法の一部が改正され、その一つとして監査制度の充実・強化を図るため、監査専門委員を非常勤の職として置くことができることとなりました。監査専門委員につきましては、専門の学識経験を有する者の中から選任することとなっておりまして、建設設計の専門家、また法律の専門家などに専門的な事項を調査していただくことを考えております。
     次に選任方法でございますが、監査専門委員の選任方法につきましては、代表監査委員代表監査委員以外の監査委員の意見を聞いて選任することとなっております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  専門の学識経験を有している人や建設設計とか法律の専門家などから選ぶということで、それについてはわかりましたけれども、それでいえば、常設で置くのかどうか。また、委員を置く期間というのは決まっているのかどうか教えてください。  それと、監査専門委員の選任については、全国的にどのような状況なのか。どこでもこういうのを置いているのか、近隣の状況を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  林監査委員公平委員会事務局長。 ◎林利治 監査委員・公平委員会事務局長  監査専門委員の設置期間でございますが、監査専門委員を置く期間につきましては、常設または臨時で置くことができるとなっておりますが、必要な場合に臨時として置くことを想定しております。  また、全国の状況でございますが、全国の状況については把握しておりません。京都府内の15のうち、長岡京が置くことができる状態であります。また、京都府も置くことができる状態であるとお伺いしております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  そもそもなんですけれども、今回の議案は八幡特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案という提案なんですけれども、そもそも監査専門委員を置くことができるようにしている条例であったり規定であったり、そういうものが示されるのが先ではないかと思うんですけれども、何かぽんとここは日額1万3,200円という金額だけが書かれているものが提案されて、よくわからない部分がありますので、条例の改正などは必要ないのか、監査専門委員というのはどこに規定されているのか教えてください。 ○長村善平 委員長  林監査委員公平委員会事務局長。 ◎林利治 監査委員・公平委員会事務局長  監査専門委員がどこに規定されているかということでございますが、地方自治法の一部改正に基づき策定いたしました八幡監査基準で、監査専門委員を置くことができるというふうになっております。八幡の監査基準につきましては、昨日の掲示板に掲示し、公布を行い、ことしの4月1日から施行となっております。八幡の監査基準の中で定めております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  私もよくわからなかったので教えてもらったりしていたんですけれども、では監査基準というのはもともとからあって、その中に監査専門委員のことが書かれてあるのか。その辺もう少しわかるように教えていただけたらと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  林監査委員公平委員会事務局長。 ◎林利治 監査委員・公平委員会事務局長  八幡の条例で監査委員条例がございます。その中で監査委員が行う庶務、実務については、監査委員の規定で定めることとなってございます。この規定を今回地方自治法の一部改正に伴って改正して、新しく八幡監査基準をつくって4月1日からの施行ということになっています。その中で監査専門委員の規定も盛り込んでおります。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  では、上位法によって決められているということで理解はしました。今回は専門委員を置いた場合の報酬額を定める条例改正ということで受けとめていればいいのかと思いますので、そこはわかりました。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第9号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第9号、八幡特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  これより議案第10号、八幡印鑑条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず現在、成年被後見人と言われる方は何人ぐらいおられるのか教えてください。  それから、成年被後見人は現状は印鑑登録を受けることができないかと思うんですけれども、現状を教えてください。  それから、法定代理人ということが書かれているんですけれども、弁護士のような方がなるかと思うんですが、どのような方が法定代理人になるのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  安部市民課主幹。 ◎安部賢一郎 市民課主幹  成年被後見人の人数につきましては、個別の集計は行っていないため把握はいたしておりません。  次に、成年被後見人の印鑑登録についてでございますが、成年被後見人は精神上の障害により判断能力が欠如していると見なされており、主に重要な取引や契約行為等の必要となる印鑑の登録については、現状できないことといたしております。  法定代理人につきましては、法律により代理権が発生する代理人で、本改正条例案の場合は家庭裁判所が選任する成年後見人ということになります。成年後見人につきましては、弁護士、司法書士、社会福祉士などが選任されるものと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  個別集計はしていないということで、把握はできていないということでわかりました。現状もわかりました。  今回の改正は、法定代理人が同行しているときは成年被後見人は印鑑の登録をすることができるという改正ですよね。では、印鑑登録をしました、その後印鑑証明の発行とかそういう手続きなども発生してくると思うんです。つくって終わりではないと思うので、印鑑登録カードの管理とか発行の手続きはどのようになるのか。本人だけでできるのか、その辺もう少し教えていただければと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  安部市民課主幹。 ◎安部賢一郎 市民課主幹  印鑑登録完了後の証明発行につきましては、印鑑登録証を持参すれば、法定代理人の同行なしに発行が可能となりますが、登録者の権利義務の発生や変更等を行う行為として利用されるものでありますことから、印鑑登録の際同行している法定代理人に対し、厳重に管理していただくよう注意喚起することといたしております。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これにて質疑を終結いたします。  これより議案第10号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第10号、八幡印鑑条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午前10時32分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時38分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより、消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査に入ります。  消防本部、会計課より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告を願います。祝井消防長。 ◎祝井秀和 消防長  消防本部より報告事項が1件でございます。令和元年火災救急救助統計についてでございます。それでは担当者よりご報告申し上げます。 ○長村善平 委員長  小林警備一課長。 ◎小林和高 警備一課長  消防本部では、令和元年火災救急救助統計を作成いたしましたので、ご報告申し上げますとともに、令和元年中の出動状況の概況についてご説明申し上げます。配付させていただいております資料1、令和元年火災救急救助統計、表紙の次ページ、出動状況をごらんいただきたいと存じます。  災害種別ごとの出動状況につきましては、後ろのそれぞれの見出しのところに掲げておりますが、簡単にご説明申し上げますと、火災出動につきましては13件と、前年と比較し4件増でした。火災による死者はございませんでしたが、2人の負傷者が発生しており、火災による損害合計金額は2,122万1,000円となっております。救急出動につきましては4,001件と、前年と比較し38件増となり、搬送人員は3,729人でした。救助出動につきましては43件と、前年と比較し2件減でした。また、火災救急救助出動以外の警戒出動につきましては193件であり、全ての災害出動件数は4,250件となり、1日平均約11.6件となっております。この令和元年火災救急救助統計につきましては、ホームページに掲載しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  上村会計管理者。 ◎上村文洋 会計管理者  会計課から八幡収納代理金融機関の指定取り消しについて報告させていただきます。  資料2をごらんいただきたく存じます。三菱UFJ銀行が令和3年4月1日付で納付書による収納手数料を1件3円から300円に見直しされるに当たり、平成30年度の件数1万8,930件で試算いたしますと、税込みで6万1,000円が613万3,000円となり、収納事務費が約600万円増となりますことから、八幡収納代理金融機関の指定を取り消しいたすものでございます。取り消しにつきましては、京都銀行が指定金融機関となっている亀岡城陽市、長岡京、京田辺、大山崎町、久御山町、宇治田原町が取り消しされます。これに伴いまして、令和3年4月1日以降、三菱UFJ銀行での税等の納付書による窓口収納及び口座振替が利用できなくなりますので、市民の皆さんには、窓口納付される方は他の収納代理金融機関やコンビニ収納等のご利用をお願いいたします。また、三菱UFJ銀行での口座振替をご利用の方で、今後も口座振替をご希望の方は、下記の収納代理金融機関で新規登録手続きをお願いしますということを、広報やわたやホームページで周知するとともに、納付書を発送する際には文書を同封するなど、関係部と連携してしっかり周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  令和元年火災救急救助統計の12ページ、消防ですね。事故種別年齢区分別搬送人員について、本における特徴と課題解決に向けての今後の取り組みについてお伺いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  救急搬送についてのご質問にお答えします。救急搬送に係る本における特徴といたしましては、高齢者の救急搬送が多く、全体の約64%を占め、全国平均の約59%を若干上回っているところでございます。  次に、課題といたしましては、救急件数の増加が課題と考えております。本市の人口構成においては、高齢者の占める割合が増加しており、現在の高齢者の救急搬送の割合を考えますと、今後も高齢者の救急搬送が増加し、全体の救急件数を押し上げるのではないかと予想しております。  課題解決に向けての今後の取り組みといたしまして、家庭内での不慮の事故などを未然に予防する取り組み、予防救急について、市民に呼びかけているところでございます。予防救急の取り組みについては、高齢者がおられる世帯には、転倒防止のために手すりの設置や整理整頓などの措置や、冬場のヒートショックなどを事前に予防する措置について、のホームページでの掲載や広報紙で紹介するとともに、防災訓練や救命講習会などでのチラシの配布など、機会があるたびに広報しているところでございます。この取り組みにより、高齢者の救急搬送が減少することを期待しております。  以上です。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございました。おっしゃるとおり高齢化が進んでおります。今後も高齢者の救急搬送が増加すると予想されますので、予防救急については今後もさらに取り組みを進めていただき、高齢者の救急搬送が減少することを期待しております。  今、八幡でも新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、イベントや事業の中止、延期を決定しているものもあります。これらコロナウイルスが終息したとしても、来年何もないかと言えばこれはわからないわけで、何が出てくるか、何が発生するかわかりません。地震、水害、ウイルスもそうですし、想定外の事態が発生したときに命を守ることが大切なので、その視点のもとで救急は大切になってまいります。いつ何があっても対応できる体制をつくっていかなくてはいけないと思います。今後の消防本部の取り組みをどう考えておられるのかお伺いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  今年の感染症の流行も踏まえ、今後の突発的な事態が発生した場合は、事案ごとに国からの対応策や指針などが示されますことから、それに従い対応してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  どうぞ市民の期待に応えていただく消防本部であることを願って、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  収納代理金融機関の指定取り消しについて少しだけお伺いしたいと思います。  今の説明で大体の理由とかはわかったんですけれども、手数料が600万円も増加するとは、ちょっと考えられないと思っているんですけれども、100倍の値上げと、もう銀行側はしたくないのかと思うんですけれども、三菱UFJ銀行で納付される件数は今現在どれぐらいあって、全体に占める割合を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  上村会計管理者。 ◎上村文洋 会計管理者  まず三菱UFJ銀行の件数でございますが、平成30年度の件数は1万8,930件でございまして、全体で10万2,006件ございますので、18.5%という割合でございます。
    ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  18.5%というと、余り八幡市内に銀行がなかったりするんですけれども、多分樟葉駅前のところで、仕事の行き帰りにされるというような方が多いかと思います。令和3年4月1日以降なので、まだ1年ぐらい猶予があって、その間は1件3円で対応してもらえるということの確認と、先ほど利用されている方への周知方法もいろいろ考えてもらっていると思うんですけれども、1年の間に八幡の指定取り消しということをしっかり伝えてもらって、別のところから振り込んでもらえるようにきっちりとやっていただけたらと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  上村会計管理者。 ◎上村文洋 会計管理者  三菱UFJ銀行からは、令和3年4月1日までは1件3円の収納手数料で行っていただくということを聞いております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  消防で、令和元年火災救急救助統計についてです。それの8ページ、ちょっと細かくなりますけれども、出動件数を見ていきますと、救急車の増加が平成27年から若干微増になって、だんだん増加してきている。先ほどのご答弁にもありましたように、特徴としては高齢者利用がふえているということだったんですが、救急車については適正利用というのが非常に気になるところでありまして、過去には救急車を頻繁に要請される常連の方やタクシーがわりに利用される方がいるというお話もあったかと思うんですが、救急車の適正利用については、消防本部はどのように考えておられて、どのように対策をしておられるのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  救急車の適正利用に関するご質問にお答え申し上げます。救急車の適正利用については、救急要請時に本当に必要かどうかの判断ができないために、市民の意識に委ねることとなります。救急出動件数につきましては、高齢者を中心に年々増加する傾向でありますが、救急要請を頻繁に行う方や医療機関への受診の手段として救急車を利用される方は年々減少しており、これは市民の救急車の適正利用についての意識が高まったものと考えております。しかしながら、高齢者に対しましては、救急車の適正利用を訴えますと、救急車を要請することをためらったり我慢されるなどにより、本当に救急車が必要なときでも要請しないという危険がありますことから、救急車の適正利用について訴えることを控えるようにしております。救急車の適正利用につきましては、京都府では令和2年10月から健康状態や救急車の要請などについて電話で専門医と相談できる事業、京都府救急安心センター事業(#7119)を開始する予定でありますことから、この事業が救急車の適正利用につながることと期待しているところです。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  救急車を頻繁に利用される方等が年々減ってきているという形でご答弁いただきました。全国的に救急車の適正利用というのが非常に問題になっていて、やはり本当に必要な方の救急が入ったときに行けないという部分が決してあってはいけないことですし、そのあたりでの市民への啓発というのは今後も行っていっていただきたいと思います。  先ほど出ました京都府救急安心センター事業が令和2年、ことしの10月から行われるというご答弁ですが、そのあたりについては、健康状態や救急車の要請などについて電話で専門医と相談できる事業ということですけれども、もう少し詳しくというのは大丈夫ですか。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  京都府救急安心センターのご質問にお答えします。京都府救急安心センター事業の目的としましては、先ほど言っております救急車の適正利用、これは消防に対することです。そして、医療面につきまして、救急医療の受診の適正化、そして行政全体で住民への安心・安全の確保というのを目的とされています。そして、現在のところ全国で15の都道府県及び五つの県において一部市町村が開始されている状況でございます。  また、次にこの効果につきましては、先進の事例を見ますと、例えば救急車の救急出動の減少とか、そういった具体的な数字は示されておりませんが、平成30年版消防白書によりますと、実施団体からの報告といたしまして、潜在的な重症者の発見や軽症者の救急搬送の割合の減少、そして不急の救急出動の抑制といった面において効果が見られたと報告されています。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  大体わかりました。京都府救急安心センター事業につきましては、もちろん京都府が実施されるとは思うんですが、本としてもこういった事業の告知、広報活動をしていただいて、適正な利用につながるようにお願いしたいと思います。また、もちろん救急に関しましては、消防本部としてはどんなときも、それが軽症であろうが重症であろうが判断がつかず走っていただいて、日夜ご尽力いただいていることは非常に感謝しておりますので、くれぐれも適正に、また市民に周知していただいて、消防本部の活動を今後とも市民に啓発していただくようにお願いして終わります。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  収納のところで、先ほど三菱UFJ銀行の件数が1万8,930件、割合にしたら18.5%ということで、周知期間が約1年ありますと。いつも言われる広報やわたとかホームページ、それはそうかと思うんですけれども、ただ高齢者というか、周知のところで聞きたかったのは、全世帯に出すのか、それとも三菱UFJ銀行、先ほど答弁あった1万8,930件に周知として出すのか。全世帯に出すのか、三菱UFJ銀行分に出すのか。多分高齢者もおられると思うので、丁寧なというか、そこを考えてほしいと思うんです。  それと、ちょっと先の話ですけれども、今回三菱UFJ銀行が3円から300円になるということで、ほかの機関が右へならえではないけれども、そういった動きというのは今のところどうなのかと疑問に思ったんです。先の話ですけれども、そのあたりの動きは、としては現局面で把握しておられるかどうか、それだけお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  上村会計管理者。 ◎上村文洋 会計管理者  周知についてでございますが、高齢者を含めた方への周知ということですが、担当部と調整もさせていただきたいと思うんですが、まず一番気にしているのが、口座振替をされている方についてです。口座振替されている方については、銀行を三菱UFJから資料にも書かせていただいています収納代理金融機関にかえてもらわないといけませんので、それをまずやりたいと思っています。振り込まれる方につきましては、三菱UFJ銀行の窓口に4月1日以降持って行かれても受け取られないと思うんです。そこでほかの銀行に行ってもらうか、コンビニで支払いをしてもらうということになると思いますので、口座振替をまず徹底してやっていきたいと思っております。高齢者についても、広報やわたとかホームページを通じて周知は図っていきたいと思っています。  それと、他の銀行の動きですが、今1件3円を300円に見直すということを言ってこられているのは三菱UFJ銀行だけでございます。他については特に何も言われておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  令和元年火災救急救助統計、14ページをごらんいただきたいと思います。  応急処置実施状況の一覧表がございまして、その中に処置実施人員3,725人に対しまして、3段目、これは心肺蘇生です。胸骨圧迫と人工呼吸があると思いますが、54人、そしてその人に除細動、これはAEDかと思います。これが3人と記載されています。これらは救急隊員が行われた応急処置の数と認識しておりますが、二つお聞かせいただきます。  隊員が現場に駆けつけられた際に、通報された方などその場におられた方が胸骨圧迫やAEDを使用されていた事例がありましたでしょうか。  2つ目は、ありましたら、それぞれ何件ありましたかお答えください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  救急現場での市民による応急処置の実施についてのご質問にお答え申し上げます。令和元年中、救急現場に居合わせた方が救急隊到着までに心肺蘇生法を実施された件数は21件であり、そのうちAEDを使用された件数は1件でございました。  以上です。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。実際に心肺蘇生されている方が21件と聞かせていただきまして、思ったより多くて感心したんです。ただ、AEDが1件ということで、確かに現場にあるかどうかというのは別としまして、私は心肺蘇生やAEDの使用方法を学ぶことについては非常に大切と思っております。さきの2月23日にマスク着用で開催されました普通救命講習Ⅰで、私は2回目の講習を受けさせていただきました。当日は新型コロナウイルスの関係で人工呼吸の訓練はなかったわけではありますが、心肺蘇生の実習の際に、講師の救急救命士から訓練用の人形の老朽化についてお伺いいたしました。  そこでお聞かせいただきたいと思います。一つに、現在の訓練用人形は幾つあるのかお答えください。  二つに、老朽化しているのであれば更新が必要と考えますが、いかがでしょうか。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  市民に対する救急講習会等で使用する訓練人形につきましては、現在のところ成人タイプ7体、小児・乳幼児タイプを8体保有しております。訓練用人形は耐用年数がなく、瑕疵等がなければ使用することとしております。このことから、保有しているものの中には、購入してから13年経過し、老朽化しているものもございますが、訓練等の使用の際には差し支えない状態でございます。今後につきましては、救急講習会の開催状況や使用頻度並びに瑕疵や破損の状況を考慮し、必要に応じ更新または拡充してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。中には13年も経過したものがございます。ただ、訓練等には差し支えはないというご答弁でございました。私は胸骨圧迫はかなり力が必要と思っております。その中で、訓練用の人形の胸の部分のばねが弱くなっていた場合、訓練の意味がないかと思います。ばねの強度の点検、そしてばねの交換はどのようにされているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  訓練人形の胸骨圧迫に際し、胸のばねの強度に関しましては、13年使用しているものもございますが、新しく使用頻度の少ないものもございます。耐用年数はございませんが、古いタイプと新しいタイプ、使用してみてばねが弱っているようなことがあるならば、メーカー等で部品の交換を行っていきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  わかりました。ありがとうございました。これは委員長にもちょっとお話しさせていただきましたけれども、前回、4年ぐらい前ですか、委員会か何かでそういう救命救急講習を、市民を含めてたくさんの方に受講していただけたらと思っておりますので、機会がありましたら、これは要望ですけれども、委員長と話し合いまして、ぜひとも救命救急講習があるならばご理解、ご協力をいただきたいと思っております。  以上でございます。ありがとうございました。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようですので、次に報告事項以外で、消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  消防本部にお伺いしたいと思います。今、新型コロナウイルスの感染拡大をどうやってとめるかということで、本当に大変な状況になってきているんですけれども、消防には市民が救急要請をして、感染症などが懸念されるような救急出動があるかと思うんですが、そういう場合、救急出動のときの救急隊員についてどういう装備をされて行っているのか教えてください。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  救急出動における新型コロナウイルスなど法律で指定されます指定感染症への対策についてのご質問にお答え申し上げます。  指定感染症の対策につきましては、事案ごとにその対策について国から示されているところでございます。今般の新型コロナウイルス感染症の対策につきましても、その対策が国から示されており、それによりますと、救急出動におきまして感染症が疑われる場合であっても、保健所等からの特段の通知のない限り、基本的に国から示されています感染症の患者の移送の手引きに基づく装備や搬送方法で対応することとしております。傷病者搬送後に実施します救急車両や資機材の消毒等につきましても、感染症の患者の移送の手引きに基づき実施することとしておりますが、搬送した傷病者が感染症であると判明した場合は、それに加え、保健所の助言を得ながら事後対応をすることとしております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  国から示されている内容で対応しているということはわかるんですけれども、どのような装備をしているのかを伺いたかったので、ゴーグルとかマスクとか防護服みたいなものを常に着ておられるのか、そういうことを聞きたかったので、もう一度お願いします。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  感染症の患者の移送の手引きの中にあります標準感染予防策として、サージカルマスク、ゴーグル、ゴム手袋、感染防止衣を必須とすることとなります。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  ありがとうございました。それであれば、消防本部としてはこういった装備の資機材は常にそろえて不足のないような形で体制を整えておられるということで認識していればいいですかね。救急隊員が感染しては本当にだめだと思いますので、その辺ももう一度教えてください。  それから、拡大防止の対策というのは、何か今答弁されたこと以外に行っているのかどうか、それも教えてください。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  お答えします。標準感染予防策に定められました装備品の消防本部の在庫に関しまして、現在の在庫の数を申し上げます。サージカルマスク3,000枚、特殊なN95マスク1,000枚で、約4,000枚、ゴーグル80個、ゴム手袋約6,500双、ディスポーザブル感染防止衣360着、タイベックス(つなぎのタイプ)106着、再使用可能のゴアテックス素材の感染防止衣15着、全て合わせまして481着となっており、現在のところ感染症に対応できる数量は確保できているものと考えます。  次に、搬送した傷病者が感染症であると判明した場合の隊員の対応についてお答えします。保健所からの連絡により、搬送患者が感染症の陽性と判明した場合、搬送に従事した隊員につきましては、保健所からの助言や指示を受けて対応することとなっております。 ○長村善平 委員長  高井消防署長。 ◎高井寛 消防署長  感染拡大に対する対応でございますが、消防本部としましては、福祉部と連携いたしまして、と同様に各種イベントや行事の見直し、そしてアルコール消毒液の設置、来庁者へのマスクの配布などを初め、先ほど申しました救急出動における救急隊員の標準感染予防策の徹底、そして万が一、本市で新型コロナウイルス感染症が発生した場合の救急出動などの対策について検討しております。そして職員の体調管理への注意喚起、また山城北保健所との連携強化を図っているところでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  ありがとうございます。質問が後先になっているかもしれませんけれども、これまで感染症が疑われる救急要請とかいうのは大体どのぐらいあるのか、最後教えてください。 ○長村善平 委員長  渋谷警備一課・二課主幹。 ◎渋谷淳一 警備一課・二課主幹  これまでの感染症の救急搬送についてはございませんでした。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  なかったということで、けれどもそういう事態に備えて常に準備をしておられるということでわかりました。ありがとうございました。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  1点お伺いいたします。今月1日から7日まで全国一斉の春の火災予防週間でありました。本は毎回さまざまな啓発活動を実施されていますが、今回新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の対策として、イベントや活動自粛の中で、どのような啓発活動を実施されたのかお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  金森予防課主幹。 ◎金森重明 予防課主幹  春季全国火災予防運動における本の取り組みについてですが、例年3月1日から3月7日までの間で、火災予防運動期間中の初日に、京阪石清水八幡宮駅前と京阪橋本駅前において、八幡防火推進連絡会を初め、各団体の協力をいただきながらポケットティッシュを配布し、火災予防啓発を実施しておりました。しかし、本年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、国より感染拡大防止の留意事項の通知がありましたので、事業の見直しを行い、ポケットティッシュの配布を中止し、スピーカー音声のみでの火災予防広報を実施いたしました。ほかに、市内5か所での店舗前においても、音声のみの火災予防広報や消防車両での夜間巡回広報を実施いたしました。また、市内7か所においては、啓発看板や防火旗、横断幕の掲示を行い、広報やわたには火災予防啓発文を掲載いたしました。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。いろいろ対応していただいているということですね。一つだけ要望として聞いていただきたいと思います。のぼりが非常に有効かと思っております。1週間立てっぱなしにできると。今、何か所かしていただいていますけれども、数をふやしていただければと思っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようですので、これで消防本部、議会事務局、監査委員・公平委員会事務局固定資産評価審査委員会、会計課の各所管事項の審査を終結いたします。  これで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午前11時20分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時30分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより政策推進部所管事項の審査に入ります。  政策推進部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告願います。足立理事。
    ◎足立善計 理事  それでは、政策推進部からお手元に配付させていただいております資料3、第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間案についてと、資料4、平成30年度八幡財務書類の報告についてをそれぞれ担当よりご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  中島政策推進課政策係長。 ◎中島健太 政策推進課政策係長  それではご報告いたします。これまでの総務常任委員会で報告しておりますとおり、平成28年2月に策定いたしました第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の計画期間が本年度で終わることに伴いまして、次期戦略となります第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に取り組んでおります。このたび同戦略の中間案を策定いたしましたので、内容をご報告するとともに、パブリックコメントの実施につきましてご報告させていただきます。  まず資料3-1、第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の中間案について、要点を絞ってご報告をさせていただきます。なお、中間のご報告ということで、目標値などが未設定であること、また具体的事業などは構想中、検討中の内容が含まれていることにつきましてご承知おき願います。  それでは、3ページをごらんください。目標期間と基本コンセプトの記載をしております。目標期間につきましては、令和2年度から令和6年度までの5年間としております。基本コンセプトにつきましては、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略から引き続き「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」としております。コンセプトのもと掲げるプロジェクトにつきましては、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略にも掲げております「①やわた子ども未来プロジェクト」、「②やわたスマートウェルネスシティプロジェクト」に、市長の市政運営の所信にもありましたように、より多機能な力を有したまちへの転換を図るため、「③訪れてよしのやわた魅力向上プロジェクト」、「住んでよしのやわたチャレンジプロジェクト」を加え、四つのプロジェクトとしております。  次に、4ページをごらんください。第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略推進に当たっての行動指針を記載しております。  第1期総合戦略との主な相違点といたしましては、国や京都府の第2期総合戦略を踏まえSDGsの実現を加えるとともに、新たに4つ目の地域経営の視点の重視を加えております。  次に、6ページをごらんください。ここから第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略で掲げる四つのプロジェクトについて、基本的方向、基本目標、具体的施策などを記載しております。なお、事業につきましては、施策のイメージをつかんでいただけるよう既存事業のみを記載しておりまして、令和2年度の新規事業は含まれておりませんので、ご承知おき願います。  それでは、プロジェクトの1つ目、「やわた子ども未来プロジェクト」についてです。基本的方向といたしましては、八幡の未来をつくる子どもたちが、次代を生きる力を育むとともに、夢と志を抱き、それらに挑戦しようとする力を育成します。また、八幡で子育てをしたい、しつづけたいと思えるよう八幡の子育て環境の魅力を高めていきますとしており、基本目標につきましては、将来への夢や目標を持つ子どもの割合などの三つを掲げております。また、目標達成に向けた具体的施策につきましては、次代を生きる力の育成などの三つを掲げており、7ページから9ページにわたり具体的施策ごとに進捗状況を記載しております。  次に、10ページをごらんください。プロジェクトの2つ目、「やわたスマートウェルネスシティプロジェクト」についてになります。基本的方向といたしましては、「人に対する健幸づくり」と「まちの健幸づくり」に取り組み、八幡で暮らすことで健幸になれるまちづくり(=スマートウェルネスシティやわた)を進めますとしております。基本目標につきましては、健幸クラウドシステムに係る各種指標を設けておりまして、からだの状況とライフスタイルなどの三つを掲げております。現状値に記載しております数値につきましては、株式会社つくばウエルネスリサーチより各指標に対して評価を受け、点数化された独自の指標になっておりまして、最高点は5点満点となっております。また、目標達成に向けた具体的施策につきましては、スマートウェルネスシティやわたのプロモーションなどの三つを掲げており、11ページから13ページにわたり、具体的施策ごとに進捗状況等を記載しております。  次に、14ページをごらんください。プロジェクトの3つ目、「訪れてよしのやわた魅力向上プロジェクト」についてになります。基本的方向といたしましては、市民や関係団体と協働しながら、本が観光客から選ばれる観光地となるようにブランド構築を推進するとともに、訪れた方に幸せを感じてもらえる「おもてなし環境」の創出に取り組みます。また交流人口の拡大を目指すとともに、関係人口等の創出・拡大、ひいては地方へのひと・資金の流れの強化を目指しますとしており、基本目標につきましては、年間観光入込客数などの三つを掲げております。また、目標達成に向けた具体的施策につきましては、おもてなしの心の醸成、幸せと出逢う観光まちづくりの二つを掲げており、15ページから17ページにわたり、具体的施策ごとに進捗状況等を記載しております。  最後に、18ページをごらんください。プロジェクトの4つ目、「住んでよしのやわたチャレンジプロジェクト」についてになります。基本的方向といたしましては、人口減少社会を見据え、若い世代の移住・定住を促進していくため、若者から高齢者まで、市民一人ひとりが地域や身のまわりの課題の解決に向けて何ができるかを考え、行政や地域団体など様々な組織や人と連携しながら「みんなで創る」まちづくりを推進するとともに、その中心となる担い手の育成に取り組みますとしております。基本目標につきましては、転出入者数などの六つを掲げております。また、目標達成に向けた具体的施策につきましては、「日本一魅力的なスローライフタウン」へのチャレンジなどの三つを掲げており、19ページから22ページにわたり、具体的施策ごとに進捗状況等を記載しております。以上で、資料3-1の報告を終わります。  続きまして、資料3-2、第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略へのパブリックコメントの実施についてご報告いたします。パブリックコメントの募集方法につきましては、令和2年4月上旬から中旬までを予定しており、対象者につきましては市内在住、在勤、在学の方とし、広報やわた4月号やホームページへ掲載し、ご意見を募集する予定としております。  以上で報告とさせていただきます。 ○長村善平 委員長  木村財政課財務係長。 ◎木村太郎 財政課財務係長  財政課から、統一的な基準に基づく平成30年度八幡財務書類につきましてご報告させていただきます。お手元に資料4、統一的な基準に基づく平成30年度八幡財務書類と八幡の財務書類4表概要版の2部をお届けさせていただいております。  それでは、資料2枚物の概要版をごらんください。概要版では、1枚目に一般会計と休日応急診療所特別会計をあわせました普通会計ベースでの財務書類4表を掲載し、2枚目にの特別会計や事業会計、一部事務組合、第三セクター等を連結させた財務書類を掲載させていただいております。  それでは次に、資料「統一的な基準に基づく平成30年度八幡財務書類」をごらんください。資料をお開きいただき、目次の裏1ページをごらんください。  初めに、公会計の意義でございます。地方公共団体における予算・決算は、現金収支を議会の民主的統制下に置くことで、予算の適正・確実な執行を図るという観点から、確定性・客観性・透明性に優れた単式簿記による現金主義会計を採用しております。しかし、現金主義会計では減価償却費等の現金支出を伴わないコストが把握できないという性質がございます。単式簿記・現金主義会計の補完としまして、複式簿記による発生主義会計に基づきます財務書類4表を作成し、資産・負債のストック情報やフルコストでのフロー情報を把握することで、財政の効率化・適正化を図り、健全な財政運営に努めてまいるものでございます。  次に2、四つの財務書類でございます。1つ目は貸借対照表でございます。これは自治体がどれほどの資産や負債を有するのかを示すものでございます。2つ目は行政コスト計算書でございます。これは自治体の経常的な行政コストと使用料・手数料等の収入を示すものでございます。3つ目は資金収支計算書でございます。これは自治体の現金収支を性質に応じて三つに区分し、どのような活動に資金が必要かを示すものでございます。4つ目は純資産変動計算書でございます。これは自治体の純資産の増減による変動を示すものでございます。  次に3、総務省方式改定モデルから統一基準モデルへでございます。こちらでは総務省改定モデルと統一的な基準モデルとの違いを記載させていただいております。  それでは、次に普通会計決算における各財務書類の説明をさせていただきます。3ページをお開きください。  貸借対照表でございます。貸借対照表では資産として道路、学校、保育所など、市民サービスを提供するために保有する有形固定資産や、将来現金として行政サービスに使用する基金等の資産を計上しております。資産合計額は765億1,100万円となっております。固定資産につきましては、減価償却が進みましたことなどにより、資産合計額は前年度から5億8,200万円減少しております。負債では、地方債や退職手当引当金など将来世代の負担となるものを計上し、1年以内に支出するものを流動負債、それ以外の負債を固定負債として計上しており、負債合計は293億4,300万円となっております。負債につきましては、地方債の償還が進んだことや職員の若返りにより退職手当引当金が減少したことにより、負債合計額は前年度から10億8,500万円減少しております。純資産では、過去から積み上げてきた固定資産と基金等を合わせた固定資産等形成分755億5,300万円から、地方債等の将来負担する必要のある負債をあらわす不足分283億8,500万円を差し引いた471億6,800万円を純資産として計上しており、前年度から5億300万円増加しております。  4ページをごらんください。次に、行政コスト計算書でございます。こちらでは、①の経常費用から②から④の経常収益、臨時費用、臨時収益をそれぞれ加味した⑤純行政コストを計上しております。純行政コストは、人件費、物件費、補助金、社会保障給付等の資産形成に結びつかない行政サービスに対するコストであり、税を主とする財源で賄うべきもので、221億7,700万円を計上しており、前年度から4,100万円減少しております。  5ページをお開きください。次に、純資産変動計算書でございます。こちらは純資産の変動要因を計上しております。本年度差額は3億9,400万円を計上しております。この項目は、中段下に記載しておりますが、プラスであれば現世代の負担によって将来世代も利用可能な資源を蓄積したことを意味する一方、マイナスであれば将来世代が利用可能な資源を現世代が費消して便益を享受していることを示唆しており、平成30年度におきましては、税収等の増加により前年度から4億3,100万円増加し、プラスに転じております。  6ページをごらんください。次に、資金収支計算書でございます。業務活動、投資活動、財務活動のそれぞれの収支状況を示しております。中段の投資活動収支は、基金の積み立て等により資産形成が行われたことにより、収支がマイナス9億7,800万円となっております。前年度に比べ、財政調整基金や公共施設等整備基金の積立金等が増加したことにより、投資活動支出が増加した一方で、公共施設等の整備の減少に伴い、国庫補助金や基金の取り崩しが減少したことにより、収支差のマイナス幅が6億2,800万円増加しております。次に、下段の財務活動収支ではマイナス7億900万円となっておりますが、収支がマイナスの場合は地方債の償還が進んでいることをあらわしております。これらを上段の業務活動収支による収支差で賄いまして、最終的には一番右下の現金預金残高が8億6,600万円となり、前年度から2,800万円増加しております。  次に、7ページでは市民一人当たりの財務書類を、8ページでは概要版2枚目と同じく連結財務書類を掲載しております。  続いて、9ページ、10ページでは、財務書類の分析指標をお示しさせていただいており、前年度との比較も行っております。これらの指標につきましては、基準値等は示されておりませんが、今後各団体で公表された財務書類が総務省で取りまとめられ、経年比較や類似団体平均との比較等による各指標の分析内容が総務省のホームページにて公表される予定となっております。また、現在総務省にて平成29年度決算分の取りまとめを行っており、今年度中に公表される予定となっております。今後も引き続き財務書類を作成、公表することで、財務情報のわかりやすい開示に努め、財政運営の基礎資料として活用してまいります。  以上、統一的な基準に基づく平成30年度八幡財務書類のご報告とさせていただきます。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略(中間案)について何点かお伺いいたします。  本市では本格的な人口減少社会を迎える中、人口減少を受け入れながらも、将来にわたって活力ある地域を維持していくため、住みたくなる・暮らし続けたくなるような魅力あるまちづくりを進めるために、平成27年度に八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、地方創生の取り組みを進めてこられました。その第1期の地方創生の取り組みを振り返ると、徒然草エッセイ大賞の取り組みやスマートウェルネスシティの取り組みの推進など、成果を上げてこられたと評価するところです。「はじめに」の中にも書いておられますが、日本社会の中で進行しつつある少子高齢化と人口減少を何とか抑制し、地域経済の縮小を防ぎたいとする基本方針がよくわかりました。同感いたしました。  これまでの生活都市から市内に仕事の場や暮らしを楽しめる場を有する、より多機能なまちへの転換を進める。量だけでなく質を高めるとあります。京都府が2040年に実現したい将来像として「一人ひとりの夢や希望が全ての地域で実現できる京都府をめざして」と書かれています。全ての地域ですから、八幡も率先して夢や希望を実現できるを目指していただきたいと願っております。目標期間は令和2年度から令和6年度までの5年間と定めておられます。基本コンセプトが「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」です。5ページの総合戦略の全体像に示されています総合戦略の基本コンセプトである「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」については、第1期戦略から引き継いで上げられていますが、このキャッチフレーズはきれいな響きのいいキャッチコピーだと思います。目標ですから、いつつ星やわたにしなかったのか、基本コンセプトが三つだから「みつ星」にされたのか。五つでは目標が高すぎる、あえて控え目に設定されたのか気になる点であります。これは質問ではありませんけれども、コンセプトにある「みつ星★★★やわた」の実現とはどのようなイメージか、お伺いいたします。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  鷹野委員のご質問にお答え申し上げます。  基本コンセプトにございます「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」の実現とはどのようなものかというご質問だと思いますが、第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げますプロジェクトを通じまして、本を知っていただきまして、まちづくりや将来的なまちの姿に共感してもらえる方がさらにふえることであると考えております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございます。「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」という基本コンセプトは、市民にとっても親しみやすく、多くの市民に覚えていただけるようになることが理想です。そのことにより、第5次八幡総合計画の将来都市像である「みんなで創って好きになる 健やかで心豊かに暮らせるまち」の実現にもつながってくるのではないかと考えます。  そこでお伺いしますが、このコンセプト、「みつ星★★★やわた」を実現していくために何から始めていくのか、そのための課題は何なのかお伺いいたします。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  ただいまのご質問にお答え申し上げます。全体像に掲げてございます四つのプロジェクトにつきましては、人口減少の抑制、あるいは超高齢化への対応を行うために重要なプロジェクトでございまして、実施可能な取り組みから進めてまいりたいと考えております。また、推進に当たりましての課題につきましては、多様な事業の実施に当たっての財源の確保や、地方創生の取り組みを官民連携して取り組んでいくための機運の醸成等、施策、事業によりさまざまでございますけれども、共通した課題といたしましては、地域経済やまちづくりの担い手の育成が課題であろうと考えております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございました。四つのプロジェクトを推進していく上で共通の課題として、地域経済やまちづくりの担い手の育成が課題であると言われました。そうだとすれば、四つのプロジェクトで計画しておられる行事やイベントを担いたくなるような魅力のあるものに育てることが大切です。同時に担いたくなるようなイベントなり行事が身近にあることを知っていただく広報活動も大切になってまいります。この四つのプロジェクトを目指していく中で、八幡のすばらしいところ、いいところを市民に知っていただくのも広報活動だと思います。四つのプロジェクトを実現に向けて真剣に取り組んでいけば、八幡はいいまちになっていきます。いいもの、いい場所が八幡の中にはいっぱいあります。人は身近にあるものに気づかないものであります。八幡がよいまちであることを市民の皆さんに知っていただくために、市長を先頭に、行政に携わる皆さんが自信を持って八幡がいいまちですと言い続けていただきますことの大切さ、これが担い手の育成につながっていくと思います。よろしくお願いいたします。  もう1点お聞きしたいことがあるんですけれども、基本計画4番目の「住んでよしのやわたチャレンジプロジェクト」の中で述べておられますが、「より多機能な力を有した、生活に潤いをもたらすまちへの転換が必要となっています」とありますが、事業は実施可能な取り組みから進めていくということですが、この四つのプロジェクトがそれぞれ連携して絡み合って人口減少、高齢化に対応していかなくてはなりませんが、18ページの4の基本目標の現状値、八幡はまちの魅力度で全国順位381位とあります。京都府も2040年の将来像を掲げておられますが、20年後に目指すのは何位なのか、意気込みを込めて数字をお示しいただければありがたいです。意気込みで大丈夫なので。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  まちの魅力度の順位につきましては、意気込みでございますが、まちの魅力度につきましては、大切なことは、委員からもご紹介ございましたけれども、しっかりと八幡の魅力というもののPRに努めていくと。そのことによって、八幡の認知度を高めていくということが大事かと考えております。認知度を高めることによりまして、まちの魅力度なり居住意欲の向上ということにもつながってこようかと考えております。具体的に何位を目指すかということにつきましては、私どもとしては具体的には持ち合わせておりません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  思いで、上位の順位を言ってもらえるかと期待していたんですけれども、了解いたしました。八幡の魅力をこれからも発信していただいて、担い手をふやしていただきますようよろしくお願いいたします。以上、時間が来ましたのでこれで終了いたします。ありがとうございました。 ○長村善平 委員長  それでは、午後1時まで休憩いたします。                  午前11時59分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  委員より質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  では、八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略(中間案)について、何点かお聞きしたいと思います。  まず、今回令和2年度から6年度までの5年間の中期目標ということですが、この間第1期の総合戦略における国からの地方創生推進交付金の年度ごとの金額を教えてください。  それから、今後5年間における事業計画ですが、どのぐらいの予算規模を見込んでいるのか。国は1兆円確保したと言っていますけれども、八幡においてはどのぐらいの予算規模を見込んでいるのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略におきまして、国から受け入れました地方創生推進交付金の額についてお答え申し上げます。まず平成28年度は2,234万円でございます。平成29年度は4,871万4,000円、平成30年度は3,324万2,000円でございます。今年度につきましては3,463万2,000円の交付決定をいただいております。  次に、第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げられている事業の予算総額についてでございますけれども、現在、中間案に記載しております具体的事業というものが、施策のイメージをつかんでいただくための既存事業を当てはめたものとなっておりまして、令和2年度以降の新規事業等については、これから整理をさせていただくこととしておりまして、現時点でお答えさせていただけるものはございません。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  過去の交付金は4年間で、最初は2,200万円台でしたけれども、平成29年度は4,800万円台までになって、その後3,000万円台ですけれども、これについては、八幡が計画を立てて国に申請をしたら、それに見合う交付金が交付されるということでいいのでしょうか、教えてください。  それと、1ページからずっと見ていましたら、第2段落に達成状況が書いてありまして、基本目標を含む44指標中24指標の達成に留まっていますという記述があったりとか、最後、第2期に向けた記述では、八幡の人口については減少傾向にあり、特に20歳から24歳の男女の転出数が増加していますというような記述があったり、次のページでいけば、子育て環境の充実による子育て世帯の定住・転入を促進するというような記述もあります。その後に、20歳から24歳の就職期における人口の転出抑制策として企業誘致なんかもずっと書いてあるんですけれども、こういうまとめをさせているんですけれども、これまでの取り組みの検証というのはどんなふうにされているのか教えてください。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  まず地方創生推進交付金の国の交付決定に当たるまでの仕組みでございますけれども、一旦、地方創生推進交付金については、先駆タイプであれば5年間の大きな計画を出します。横展開であれば3年間の大きな計画をまず出しているものでございます。その計画をもとに、毎年度、具体的にどのような事業をしているかということを申請しておりまして、毎年度申請する事業額に応じて、その中から審査を受け、決定いただいたものについては内示額がおりてくるという形になりますので、大きな事業の流れとしては5年間ないし3年間の計画を事前に出しておりまして、おのおのの事業に交付金の額が決定するのは、毎年度修正をかけていただいているものになっております。  次に、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略における検証の方法ですけれども、毎年度、八幡まち・ひと・しごと創生検討懇談会という外部有識者会議を設けておりまして、その会議において指標の達成状況などをご報告し、意見をいただいているものでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  5年間ないし3年間の大きなスパンで事前に計画を出して、それぞれ毎年度の事業の申請をして交付が決定されるということで言えば、非常に貴重な財源かと考えていますし、より市民の皆さんの暮らしや幸せにつながるような、そういう事業展開をしていかなければいけないと考えています。  検証については、外部有識者会議でいろいろ議論されているということですが、そのまとめみたいなものはどこかに出ているんでしょうか。第1期のまとめみたいなものは出ているのかどうか、もう少し教えてください。  今後、令和2年度以降、四つのコンセプトに向けてそれぞれ事業を考えていかれると思うんですけれども、その中で具体的に中身を見ていましたら、6ページのところなんかは、子育て世代の転出入者がマイナス300人になっていて、いろいろやってはいるけれども300人転出が超過しているということで、定着はなかなか難しいかと感じているところですけれども、は子育て世代の定住・転入を促進するということで、雇用が大事ということで企業誘致なんかもそこで打ち出しておられるんですけれども、今までの八幡の企業誘致を見ていましたら、物流倉庫が多くて、雇用の確保という点で言えば、余り雇用がふえるような企業が来られていないような気がするんですね。第二次産業とかでも製造業とか、もっと雇用の創出につながるような企業誘致というのが大事かと考えていまして、その辺は、はどんな企業誘致を考えておられるのか、お考えを教えていただけたらと思います。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の総括といいますか、まとめにつきましての公表、公開の方向でございますけれども、現在、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進期間中でございまして、先ほどもご説明申し上げたとおり、本年度が最終の事業期間という形になってまいります。したがいまして、私どもとしましては、平成31年度(令和元年度)の取り組みをこの後しっかりと検証させていただきまして、それでもって第1期の総括をさせていただき、その後ホームページ等で内容について公表していくという形で、今検討しているところでございます。 ○長村善平 委員長  森下副市長。 ◎森下徹 副市長  企業誘致の関係でございますけれども、八幡はこの間ベッドタウンということを中心に都市政策をしてきたということと、東部については優良農地が広がってきたということから、その維持保全と発達ということがありました。ただ、一部工業団地方式をつくりまして、その中へ企業等を誘致してきたという経過がございます。  ただ、従前から言っておりますけれども、八幡は非常に面積が小そうございまして、その中で今後活用できる場所というのが限られているということで、住宅地についても開発用地が大分なくなってきている。また、工業団地もほぼ埋まってきているということですので、この間も言っていましたけれども、市街地整備計画ということで、若干その中の一部農地を活用させていただきまして、企業誘致等もしていくことが、産業の活性化、また就業の場の拡大、そして定住人口にさらにつながるという思いをもっておりまして、これを段階的にやっております。  それで、都市計画マスタープランということで、都市計画の一部という形でお示しさせてもらっていますし、また地区計画方式で個別にしっかりと検証しながら、農業等の関係のところの調整もしながら進めていきたいと思っておりますが、どうしても農振農用地につきましては規制がかなり厳しいということがございますので、例えば国道1号とか府道とか、大きな道路に接する等の条件があれば開発してもいいということが例外的にあるんですけれども、それは基本的には物流機能ということになっておりまして、なかなか厳しいと思っております。  今後についてはいろいろな国の施策がありますので、そういう施策を活用しながら、できるだけバランスがとれた効果のある企業誘致をしていくということがこれから大事だと思っております。さまざまな観点から限られた用地を効果的に活用させてもらいたいということを考えておりますので、しっかりとこれから取り組むことが大事だと思っており、バランスのよい企業誘致ということをぜひ目指していきたいと思っております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。いろいろ規制が厳しいということで、そのあたりもわかりました。  最後にしたいと思いますけれども、国から交付される非常に貴重な財源を生かして、八幡のより住みよい、目標に沿った効果的な事業を考えていただきたいと思います。  そこで、4月からパブリックコメントを募集するということで、資料3-2があるんですけれども、パブリックコメントに寄せられた市民からのさまざまなご意見もしっかりと第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略に生かしていただけるのか、その辺のお考えを教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  パブリックコメントに寄せられました新規事業のご意見につきましては、戦略に反映させるかどうかも含めまして、庁内でそのご意見について議論してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  それでは、私も第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略についてです。  今出ましたパブリックコメント、資料3-2からいきますと、パブリックコメントの実施方法については、広報やわたの活用、ホームページの活用、毎回こういう形で出るんですが、これ以外何か募集方法を検討されたのか教えてください。  それと、第1期の戦略時もパブリックコメントを募集されていたと思うんですが、その件数と今回目標は持っておられるのか教えてください。  それと、KPIというんですか、施策に対する目標値は今後検討して入れていくというご説明が先ほどあったと思うんですが、そのあたりについてはいつごろ、どうなってどうなるのか、ちょっと教えてください。  それと、これが中間案でそのままペーパーとして出てくるのかと思ったりするんですけれども、5ページです。この5ページはすごく見にくいんです。字が小さいのと印刷のかげんなのか色合いなのか、すごく読みにくいというか鮮明度が低いように感じるんですが、このあたり何か改善される予定等あるのか教えてください。  それと、令和元年第4回定例会でのこの部分でも、八幡の特色を出すどうのこうの、八幡の独自性を、というふうな形のご答弁が非常に多く感じられたんですけれども、八幡の総合戦略の特色や独自性、特に第2期についての特色等があれば、ウエイトを持っておられるところがあれば再度お示しください。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  パブリックコメントの広報やわた、ホームページ以外での募集方法についてでございますけれども、市内全域に配布される広報やわたとホームページへの掲載をすることによりまして、市内全域への周知は図られているものと考えておりまして、それ以外の方法については、現在検討しておりません。
     次に、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略策定時のパブリックコメントの件数と今回の目標についてでございますけれども、第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略策定時には3人から16件のご意見をいただきました。第2期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略策定時にはより多くの方からのご意見をいただければと考えております。  次に、各KPIの目標値の設定時期でございますけれども、各KPIについては現在目標の数値を調整しているところでございまして、6月にお示しいたします最終案で設定してまいりたいと考えております。  次に、総合戦略の5ページの全体像についてでございますけれども、ご指摘いただきましたとおり、文字等が見えづらい状況となっております。文字サイズや画像への変換の方法など、改善に向けた手法を検討してまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  引き続きまして、小北委員の八幡の総合戦略の独自性あるいは特色についてでございますけれども、先ほど来ご説明申し上げておりますとおり、基本コンセプト「輝く“まち”と“未来”!みつ星★★★やわた」のコンセプトに基づきまして、四つのプロジェクトを設定しているところでございます。これらにつきましては、全て今後の八幡の地方創生を進めていく上で一つとして欠かすことができない重要な取り組みだというふうに、基本的には考えているところでございます。その前提で、あえて特色という点で申し上げるといたしますと、令和5年度に新名神高速道路が全線開通する予定となってございます。そのインパクトを生かしたまちづくりをいかに進めていくかといった点につきましては、税源涵養やあるいは持続可能なまちづくりを進めていく観点で非常に重要であると考えております。具体的には、市長の市政運営の所信にもございましたように、市内に仕事の場や生活を楽しむ場を有する多機能な力を有したまちへの転換を図るべく、新たなプロジェクトとして今回設定しております「住んでよしのやわたチャレンジプロジェクト」をしっかりと進めていきたいと考えているところでございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  あまり言いませんが、パブリックコメントの市民への募集方法です。これもあえて、市長がいないので副市長に聞くだけ聞いておいてほしいんですけれども、広報やわた、ホームページというのを、どこの部においてもご答弁いただくんですけれども、やはり何か違った方策というんですか、例えば学校サイドへのアプローチであるとか、これにもありましたように、20歳から24歳の男女の転出数が増加しているという中で、やはりそういった若者へのアタック方法というのを今後検討していただければというので、広報の仕方、募集の仕方については要望しておきます。  目標値について、パブリックコメントの件数はわかりました。3人、いつもしてくださっていた方がおられなくなった部分もあるので、減る部分というのもあるんでしょうけれども、やはり市民の声というのをどんどん生かしてこれに反映していっていただくように、これも要望しておきます。  目標値の記入です。6月最終時に入ってくるというのもわからないわけではないんですけれども、6月に目標値が入ってから総務常任委員会に報告という形になるんでしょうか。例えば、それが総務常任委員会の中で、目標値が果たしてこれでいいのかという議論は一切なしのまま、今回も目標値が後で入って、はい、これですという形のスタートになるのかどうか教えてください。  印刷はわかりました。  八幡の特色、今回「住んでよしのやわたチャレンジプロジェクト」というのがやはりメインになってくるのかという部分で、中心になってくるのかと思うんですけれども、ただ市長がよく言われているように、新名神高速道路が全線開通することによるインパクトを生かして、例えば企業誘致であるとか、まちの活性化であるとか、交流人口の増加であるとかいう形は、選挙期間中もよく言っておられたんですけれども、それまでに果たして間に合うようなペース、スタンスで動いていけるものなのかどうか。今、もう令和2年度になっていますね。全線開通するまでのタイムスケジュールというんですか、スピード感を持って行動していただかないといけないと思うんですけれども、このあたりについてはどうなるのかと思うんですけれども、ご答弁いただけたらで結構ですので、スピード感について教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  小北委員のただいまのご質問のうち、目標値の設定の取り扱いについてでございますが、現時点で考えておりますスケジュールといたしましては、この後中間案、パブリックコメントを行わせていただきまして、その後パブリックコメントの意見等を踏まえまして、最終計画の策定を進めていきたいと考えております。最終計画を策定後、6月の総務常任委員会で計画のご報告という形でご報告することを予定しておりますので、現時点におきまして、設定過程で総務常任委員会なり議員の皆様にご議論をいただける機会はとれないものと考えております。 ○長村善平 委員長  森下副市長。 ◎森下徹 副市長  企業誘致のスピード感についてお答えさせていただきます。先ほどもご答弁させていただきましたけれども、八幡の場合は農用地が中心的な対象の場所となりますので、当然いろいろな規制がかかったりとか、用途制限がかかっておりますので、なかなか厳しい状況にはありますけれども、一方で八幡は新名神高速道路全線開通等で、交通の結節点ということから、いろいろな事業者のほうから関心は高いという受けとめ方をしております。  私たちとしても、新名神高速道路が一つのインパクトになりますので、令和5年度開始をターゲットということになりますけれども、それを受けてできるだけスピード感を持ってやれるように、先ほど言いましたけれども、いろいろな手法を駆使しながら、知恵と工夫でできるだけ早くやっていかないと、事業者側としましたら、やはり一定の事業プロジェクト等の期間のスピード感を求めておりますので、それにどれだけとして合わせられるかが一番大きなポイントになっていますので、頑張っていきたいと思っております。  また、私の個人的なあれですけれども、新名神高速道路ができたら、確かに東西への高速道路もできますけれども、さらに第二京阪道路が門真から近畿自動車道に入っていて、若干直通できていませんけれども、あれも延伸の計画がありますので、まだまだ八幡のポテンシャルは、令和5年度以降も高まってくるかと思っておりますので、そういう意味ではしっかりと腰を据えた取り組みが必要かと思っております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  巌委員。 ◆巌博 委員  大分ダブってしまって、なかなか質問しづらいんですけれども、特に1ページのところで、20歳から24歳の男女の転出数が増加しているということですけれども、このあたりをどのように分析されているのかということと、先ほどパブリックコメントのところで、第1期のところでは3人16件とあったんですけれども、その16件のうちに施策に反映されたということがあるのかないのか。それと、同僚委員も言っておられたけれども、確かに広報やわたとかホームページはいいんだけれども、20歳から24歳のところへのアンケート、首振っておられるけれども、大事なところかと思ったりするんですけれども、そのあたりどうなのかということと、パブリックコメントのところ、4月の上旬から中旬と何か漠然と書いてあるんですけれども、果たしてどうかと思うんです。というのは、パブリックコメントを受けて5月、6月で最終ということで、ほぼこの中間案でいかれるというと語弊があるけれども、何か危惧するところがあって、もう少し期間を延ばせばどうかということです。  以上です。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  巌委員のご質問にお答え申し上げます。  1点目、20歳から24歳までの男女の転出が増加しているその要因でございますけれども、一般論でお答えさせていただきますと、この年代は専門学校や大学を卒業する年代でございまして、就職を理由とした東京圏を初めとする大都市圏への転出が増加しているのではないかと考えているところでございます。 ○長村善平 委員長  堀川政策推進課長補佐。 ◎堀川寛史 政策推進課長補佐  第1期八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略時におけるパブリックコメントの計画への反映の状況でございますけれども、既に計画に内容が折り込まれているもの、それからご意見をいただいて計画に反映させたものを合わせまして、16件中14件を反映させる、もしくはされているものでございました。  次に、現在の中間案からパブリックコメントを経て最終案へ至るまでの今後のスケジュールですけれども、4月上旬から中旬にかけてパブリックコメントをいたします。その後、パブリックコメントの意見等をまとめまして、もう一度外部有識者会議の中で意見の反映も含めまして議論をしてまいりたいと考えております。その後、その意見も踏まえまして最終案という形で6月の総務常任委員会で報告させていただきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  今回パブリックコメントが16件あって14件が反映されたということで、大事だということですね。そういう面では、今後いろいろな方からパブリックコメントを出されて、より多く反映できるようにしていただければと思います。要望としておきます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  1点だけお伺いいたします。資料3-1の八幡まち・ひと・しごと創生総合戦略の17ページ、ここには「幸せと出逢う観光まちづくり」がございます。茶文化の活用やChazz in YAWATA開催が記載されていますが、ターゲットはジャズや茶文化に関心を持つ世代の方かと思います。若い世代をターゲットとした取り組みは考えておられるでしょうか。お聞かせください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山副政策推進部次長。 ◎山副敦則 政策推進部次長  ただいまの清水副委員長のご質問にお答え申し上げます。  副委員長ご案内の、例えばChazz in YAWATAで申しますと、マーケティング志向に基づきまして、本市の観光資源でございます歴史文化に興味を持たれる年代、これが大体50歳代から60歳代と考えておりますが、これとお茶文化に興味を持たれる年代、ジャズ愛好家の多い世代が共通しているというところに着目いたしまして、お茶を楽しみながらジャズを楽しんでいただけるイベントを通じて、本市の観光資源に触れていただくことで、再度八幡を訪れていただこうという取り組みでございます。  観光まちづくりにおきまして、若い世代を取り込む取り組みにつきましては、国や京都府の地方創生の取り組みにおきましても重要なポイントでございます。本市におきましては、現在行っております徒然草エッセイ大賞や例年多くの方々にお越しいただいております背割堤さくらまつり、本年は残念ながら新型コロナウイルスの影響によりまして中止となりますけれども、このような自然環境を生かした事業などを通じまして、今後も取り組んでまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  ありがとうございました。さまざま取り組んでいただきましてありがとうございます。私もまた提案がありましたら申し上げたいと思っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  次に、報告事項以外で政策推進部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  引き続いて、通告をしておりませんでしたけれども、よろしくお願いいたします。  今朝の新聞です。八幡警察署発表、昨日八幡市内におきまして女性2人が相次いでキャッシュカードをだまし取られたと。銀行口座から計376万円を引き出される被害に遭われたことが記事に載っておりました。この方々は、昨日午前10時と正午ごろ、85歳と86歳の女性のお宅にの職員の名を語って、保険金の払い戻しがあるからと電話があって、違う方がキャッシュカードを取りに行ったということで、実際に被害に遭っておられます。この内容というのはがご存じのことでしょうか。  もう一つ、ホームページでさまざまな詐欺のことであるとか自治会の回覧、これは八幡警察署からのチラシもありますけれども、実際に八幡で被害に遭われたお二人もおられるということで、さらなる対策強化が必要と考えますが、いかがでしょうか。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  足立理事。 ◎足立善計 理事  私もこの報道については見ております。85歳と86歳の女性、226万円と150万円、市役所の職員を名乗る男が、年金の支払いについてキャッシュカードを持って行ったけれども、そのキャッシュカードは古いから新しいキャッシュカードでないと使えないということだったかと思っています。そこから、新しいキャッシュカードをつくるのに暗証番号を教えろという話で、それが報道されているのは伺っています。これに限らず、そういう特殊詐欺事件等になれば、もちろん広報やわたやホームページでしますけれども、警察からの依頼があれば、一括してこの特殊詐欺というのは入ってくる場合があるんですね。そういったことになってきますと、防災行政無線とかを使って注意喚起とかについても考えていかなければいけないと思っておりますし、八幡だけではなくて、全国の事例についてもいろいろな形で紹介していきたいと思っています。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  これからもないように願っているわけですけれども、どうかよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで政策推進部所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午後 1 時37分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時48分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査に入ります。  総務部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告を願います。道本総務部長。 ◎道本明典 総務部長  総務部から2件の報告がございます。まず1点目はお手元にお配りさせていただいております資料5、八幡国土強靱化地域計画(中間案)についてと、資料6、市役所第2駐車場の整備についてでございます。順次担当から説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  八幡国土強靱化地域計画(中間案)について報告させていただきます。本計画は強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法に基づき、国は国土強靱化基本計画を策定し、地方自治体には国土強靱化地域計画の策定が求められており、京都府においては、平成28年11月に京都府国土強靱化地域計画が策定されております。本市におきましても、このような国や京都府の取り組みに合わせて、強靱で安心・安全な地域づくりを進めていくため、八幡国土強靱化地域計画を策定することといたしました。策定作業は本年1月から庁内次長級職員で構成する作業部会を設置し、このほど中間案として取りまとめましたのでご報告申し上げます。  本計画の内容といたしましては、3ページに強靱化を推進する上で最も重要となる四つの基本目標と、その基本目標を達成するために事前に備えるべき八つの目標を設定しております。その上で、国及び京都府の計画を基本に、9ページから11ページの表に記載しております33項目の「起きてはならない最悪の事態」を設定いたしました。この「起きてはならない最悪の事態」に基づき、本における脆弱性の分析、課題の検討などを行い、その結果を30ページ以降に、別紙として「起きてはならない最悪の事態毎の脆弱性評価の結果」として記載しております。この脆弱性の評価をもとに、国土強靱化の推進方針を13ページから28ページに、施策分野ごとにまとめて記載し、29ページには施策の重点化として、重点的に推進していく施策を、特に回避すべき起きてはならない最悪の事態として抽出しております。以上が計画の概要でございます。  今後の予定についてでございますが、今回のご報告後、4月上旬からパブリックコメントを実施する予定でございます。パブリックコメント終了後、その結果を踏まえ、最終案を取りまとめ、第2回定例会の総務常任委員会で報告し、6月末に完成とする予定でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  市役所第2駐車場の整備についてご報告いたします。  お手数ですが、資料6をごらんください。1、工事の状況としましては、昨年末より工事を進める中で、敷地西側、河川側の既存擁壁の下に不要な基礎が存在し、その基礎の撤去が必要となったことと、敷地北側、水路の既存の土どめが強度上やりかえが必要となったことで、工期の延長が必要となりました。また、速やかな供用開始を目指す上で、別途発注予定であった照明器具等の電気工事についても追加いたします。電気関係の資材や製品の調達に対しては、新型コロナウイルス感染症の影響が懸念されていますが、現在のところ、本駐車場に係る資材につきましては、通常よりは時間を要しますが、納入のめどはついているとお聞きしており、支障はないものと考えております。今後は、照明器具等の設置後、4月下旬から仕上げのアスファルト舗装と区画線設置を行う予定としております。  2、工事期間の変更につきましては、駐車場の全体運用開始時期が当初予定しておりました令和2年3月下旬から令和2年5月下旬ごろに変更となります。なお、予算につきましては、令和元年第4回定例会においてご可決いただきました繰越明許費での執行となります。  以上です。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  それでは、八幡国土強靱化地域計画関連についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。  強靱化という言葉を辞書で調べてみると、強くて粘りがあること、しなやかで強いこととありました。大規模自然災害等に備えるために、八幡の強靱化をどのように行うのかお伺いいたします。まず1点目は以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  国土強靱化地域計画への質問にお答え申し上げます。計画では大規模自然災害等に備えるために、八幡に係る脆弱性を分析、評価し、それを計画に反映させ、重点を定めて実行することにより強靱化を図ることとしております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  限られた予算の中で重点を定めてやっていくということでわかりました。今回、八幡のこういう資料を見せていただいたんですが、京都府は平成28年度に国土強靱化地域計画を策定していますが、なぜ八幡は今の時期に策定しているのか。この空いている4年間は策定の準備をしていたのか、またあえて何もしなかったのか、計画期間中だったのかお伺いいたします。  以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  国土強靱化に係る取り組みにつきましては、これまで第5次八幡総合計画に基づく実施計画や地域防災計画など、各種計画による対応が可能と考え、取り組みを進めておりましたが、国の令和2年度国土強靱化関係予算において、国土強靱化地域計画に基づく、または明記する事業に対する補助金、交付金の重点配分、優先採択すること、さらに令和3年度以降の補助金、交付金への交付要件とする要件化の方針が示されたことから、このたび本においても計画策定に取り組むこととなったものでございます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございます。計画策定に取り組むに当たり、どのようなリスクに備える計画なのかお伺いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  本計画では、リスクといたしまして、大規模な地震や風水害等を想定しております。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございました。ほかの市町村の策定状況はどのようになっているのか教えてください。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  京都南部都市災害時相互応援協定を連携しております八幡を除く9市町では、策定済みは宇治のみです。策定中につきましては7市町で、今後策定を予定している市町が1市町ございます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございます。中間案ということで、これからパブリックコメントや防災会議の意見をいただいて、最終案に向けて課題の解決につながる施策や事業の充実について、引き続き検討をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず八幡国土強靱化地域計画ですけれども、これは総務部防災安全課がお答えになるということで、中身を見ていましたら、総務部以外にも都市整備部とか教育部とか、あらゆる部にまたがった課題なんかも上がっていて、非常に質問しづらいんですけれども、先ほどの質疑で、限られた財源の中でということで答えられていたんですけれども、まず具体的には、として今の段階で優先すべき課題というのは何か、どのように考えているのか教えてください。
     それと、ちょっと教えていただきたいのが、30ページなどに書いてあります医療施設、社会福祉施設、社会体育施設等の公的な施設については、避難場所等として利用されるものであり、引き続き耐震化を促進する必要があると書いてあるんですけれども、まだ耐震化されていない施設というのはどこになるのか教えてください。  今後のスケジュールは大体わかりましたのでいいです。  それから、市役所第2駐車場の整備についても、先ほどの説明でわかったところもあるんですけれども、それを踏まえて若干お聞かせいただきたいと思います。  まず、先ほどの基礎の撤去とか土どめ工事が必要になったということは、工事を進める中で発生してきたことでわかったということで追加工事が必要ということなのかと思うんですけれども、これについては、基礎の撤去と土どめの工事をするということ、それ以外に何か追加工事というのは発生しないのかどうか教えてください。  それと、資材や製品の調達のところですが、照明器具等の電気工事とあるんですけれども、この照明器具というのは具体的にはどういうものなのか。街灯なのかと思うんですけれども、何基ぐらい必要なのか教えてください。  それから、工事は繰越明許費での執行と書いてあるんですけれども、当初予算の範囲の中でできるのかどうか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  国土強靱化で優先して取り組むべき事項についてでございますが、効率的、効果的に国土強靱化を進めるためには、影響の大きさや緊急性という観点から、29ページの表内、特に回避すべき起きてはならない最悪の事態として重点的に取り組むべきリスクを記載しており、これらのリスクに係る施策について優先的に取り組む必要があるものと考えております。  次に、耐震化についてでございますが、避難所となる施設につきましては、耐震化されていない施設はございませんが、公的な施設といたしましては、市役所本庁舎、松花堂庭園別館などがございます。 ○長村善平 委員長  山口総務課主幹。 ◎山口潤也 総務課主幹  追加工事といたしましては、土木工事の分以外に先ほど申し上げました電気工事の分が追加工事という扱いになりまして、それは附帯工事として追加するものですが、あわせまして地中の配管等も電気工事の中で同じようにやっていこうと考えております。  電気工事の具体的な内容ですけれども、駐車場の範囲を照らすための街路灯が6基ございます。それと南側の出入り口のところを少し照らすための背の低い庭園灯と呼ばれる1メートルぐらいのものが2基と、北側の入り口にも同じく庭園灯が1基、合計で3基ございます。それ以外に、その電力を引き込むための引き込み柱、電気を配電するための分電盤等の電気設備と配線が含まれます。 ○長村善平 委員長  大野総務課長補佐。 ◎大野竜弥 総務課長補佐  繰越明許費の予算の部分のご質問でございますけれども、今回の第2駐車場の整備工事のほか、繰越明許費の中には公用車の車庫の解体工事、分庁舎前の水路整備工事とあわせまして、第4回定例会におきましてご可決いただきました繰越明許費1億4,377万円の範囲で執行する予定とさせていただいております。なお、具体の繰越額につきましては、令和2年第2回定例会におきまして、繰越計算書としてご報告させていただくこととなっております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  わかりました。八幡国土強靱化地域計画は、29ページを見ていましても非常にたくさんあって、これらを同時進行でされるのか。所管がそれぞれ違いますので、同時進行でされるのかどうか、その辺もう少し教えていただきたいのと、多岐にわたる全庁的な取り組みとして進める中で、防災安全課の位置づけというか責任というか、その辺はどんなふうに考えておいたらいいのかと思うんですけれども、その辺を少し教えてください。  それから、耐震化されていない施設はわかりました。  それと、市役所の第2駐車場の整備についても、おおむねわかりましたので結構です。 ○長村善平 委員長  坂口総務部次長。 ◎坂口辰郎 総務部次長  国土強靱化の取り組むべき最重要課題につきましてご報告申し上げます。  まず3ページ目をごらんください。基本目標としまして、人命の保護が最大限に図られることと書いてありますが、この点を重視しなから、同時並行的に実施していきたいと考えております。  続きまして、防災安全課の位置づけでございますが、防災安全課としましては、各課からの取りまとめ、そして国土強靱化地域計画といいますのは、特に発災前におけます災害の予防、応急体制などが非常に多く含まれておりますので、所管して実施しているものでございます。 ◆亀田優子 委員  わかりました。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  八幡国土強靱化地域計画で、4月上旬にパブリックコメントを募集されるということで、どのような募集方法をされますか。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  パブリックコメントについてでございますが、広報やわた4月号への掲載及び八幡ホームページへの掲載を予定しております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  そのほかには特に何か計画というのはされていないですか。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  そのほかでございますが、公共施設への配架を予定しております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  公共施設への配架というのは、もうパブリックコメント募集という部分だけでいくものなのか、八幡国土強靱化地域計画をそこに配置してのパブリックコメントの募集方法をされるのか、そのあたりについてもう少し詳しく教えてください。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  各施設に配架し、パブリックコメントを募るという意味で、国土強靱化地域計画を閲覧していただき、コメントをいただくという形を考えております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  わかりました。先ほども言いましたように、パブリックコメントの募集方法もさまざまな努力をして、やはりたくさんのご意見をいただいて、それを計画に反映されるようお願いしておきます。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  八幡国土強靱化地域計画につきまして、平成28年、そして平成30年と、一般質問で策定の質問をした経緯がございます。このたび国や府の取り組みにあわせて、そして国の補助金もいただけるということで、計画を策定されますことをまず評価させていただきます。  計画の中で3点お伺いいたします。18ページです。一番下のところに、観光客の安全確保、そして21ページ、(5)情報通信での防災アプリの導入、24ページ、総合的な治水対策での雨水貯留浸透対策などが書かれていますが、そのほか、本市独自の取り組みの計画は落とし込まれていますか、お聞かせください。  2つ目です。今回の地域計画についての位置づけです。これは八幡総合計画、現在は第5次です。そして八幡地域防災計画等の国土強靱化に係る計画と調和を図ることと記載されています。2ページに書かれています。例えば、14ページの下から2項目めの(行政における業務継続体制の確立)には、八幡地域防災計画にその考え方を反映するなどと記載されていますが、国土強靱化計画の位置づけとして、第5次八幡総合計画、そして八幡地域防災計画との関係はどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。  最後です。4ページ、1の国土強靱化の取組姿勢に「近隣市町村等の一層の連携強化を図るとともに」と記載されていますが、先ほど同僚委員からも質問がありましたけれども、具体的に近隣市町村はどこなのか教えてください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  国土強靱化計画の中での八幡独自の施策についてでございますが、独自の施策につきましては、13ページの個別施策分野、(1)行政機能/消防等というところで(防災拠点施設等の耐震化・機能維持等対策)の2つ目の丸であります木津川決壊時などを想定した市役所機能の維持を図る、また消防本部などの実働部隊の活動拠点などの整備について検討するという部分です。また14ページ、(物資等の備蓄、供給対策)の一番下の丸の部分、物資集積所から各避難所への物資の配送を、協定締結の運送会社により配送する要領の具体化、次に21ページ、(5)情報通信、上から2つ目の丸、防災アプリの導入を進め、防災行政無線、緊急速報メールなど複数の情報伝達方法の構築により、住民の命を守る体制を確立、などの施策が八幡独自のものでございます。  続きまして、国土強靱化計画の位置づけにつきましてでございますが、八幡国土強靱化地域計画は、国土強靱化基本法第13条の規定により、国土強靱化の指針性を有する計画として策定を進めているものでございます。また、第5次八幡総合計画は八幡総合計画策定条例に基づき、本市のまちづくりの指針となる計画として策定したものでございます。八幡地域防災計画につきましては、災害対策基本法第42条の規定により、防災会議が策定する計画であり、防災活動の総合的かつ計画的な推進を図り、市民を災害から守ることを目的に策定されたものでございます。総合計画は行政全般に係る指針性を有することから、広義にとらえ、国土強靱化に関する指針性を有すると考えることもできるのでございますが、国土強靱化基本法第13条の趣旨を踏まえ、国土強靱化に関する指針性の明確化、施策の重点化、優先順位化等を図るためには、国土強靱化地域計画の策定が必要と判断し、総合計画や地域防災計画などの計画の内容を十分に踏まえながら、策定を進めているものでございます。  続きまして、近隣市町の先ほどの9市町についてでございますが、策定済みにつきましては、先ほどお伝えしました宇治でございます。策定中につきましては、長岡京、京田辺、久御山町、井手町、城陽市、向日、宇治田原町でございます。策定予定といたしましては、大山崎町でございます。 ○長村善平 委員長  宮嵜総務部技監。 ◎宮嵜稔 総務部技監  先ほどの質問に、今の答弁の補足をさせていただきます。  先ほど清水副委員長の質問では、近隣で応援体制をとっている市町はどこかというご質問だったと考えております。近隣の市町といいますと、京都南部都市災害時相互応援協定を締結している八幡を除く9市町でございまして、宇治、長岡京、京田辺、久御山町、井手町、城陽市、向日、宇治田原町、大山崎町の9市町でございます。 ○長村善平 委員長  清水副委員長。 ○清水章好 副委員長  たくさんありがとうございました。楽しみにしておりました八幡の国土強靱化地域計画でございます。滞りなく進めていただくようよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで報告事項の審査を終結いたします。  暫時休憩いたします。                  午後 2 時17分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時18分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、報告事項以外で総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  まず防災関係です。市民防災広場の現状はどうなっているのかと、課題が何かあれば教えてください。  それと同じく市民防災広場の今後の予定及び備品、設備の状況についても教えてください。  同じく防災になるのか、FMひらかたの市民の反響について教えてください。  それと、防災ラジオの配布で、前回の総務常任委員会で無償配布が402件、有償が1,070件、合計1,472件という報告があったと思います。今現在の配布状況を教えてください。  それと、そのときにACアダプターが10月1日から市民負担1個500円で交換されているかと思うんですが、それの状況についても教えてください。  それと、八幡の防災行政無線です。これの運用規定というのがあると思うんですが、そのあたりどういう形で運用規定があって、どこまでどういうふうに流される予定なのかと思っています。先ほど副委員長が言われたように、キャッシュカード詐欺が新聞に載っています。これは昨日の夜、20時25分に特殊詐欺被害発生という形で京都府の安全・安心メールから登録者へはメールは届いてはおるんですけれども、こういった場合の防災行政無線の活用、また先日東日本大震災で市長が黙祷放送をされました。そのときに、例えば市民に対しての防災行政無線を使った黙祷放送を実施されるとか、選挙のときは防災行政無線を使って広報していただいたりしているんですけれども、重大事件、警察から言われたら放送している部分があるんですけれども、そのあたりの整理についてどう考えておられるのか教えてください。  それと、選挙管理委員会です。先日、八幡市長選挙が行われて、これの投票管理者及び投票立会人の人数及び年齢構成をまず教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  松浦防災安全課長補佐。 ◎松浦悠爾 防災安全課長補佐  防災広場についてのご質問にお答え申し上げます。現在市内には志水防災広場及び市民防災広場の2か所がございます。志水防災広場においては設置しておりますかまどベンチ、マンホールトイレなどを、地元自治会の防災訓練や地域主催の事業に活用されています。課題につきましては、整備から20年近くが経過していることによる設備の老朽化でございます。  今後の計画についてでございますが、災害時の地域において防災拠点であり避難所となる市内小・中学校にもマンホールトイレ及びかまどベンチを設置しておりますことから、現在新たな防災広場の設置の計画はございません。  続きまして、FMひらかたについてでございますが、市民の反響については、出前講座や防災訓練などで放送を開始したことをお知らせしております。その際には、よい取り組みだという声をいただいておりますが、実際に聴取いただいているかどうかは把握できておりません。  次に、防災ラジオの配布状況につきましてでございますが、2月末現在で無償配布402台、有償配布1,089台で、合計1,491台でございます。  ACアダプターの配布についてでございますが、令和2年3月現在、2件の有償配布がございました。  続きまして、防災行政無線の運用についてでございますが、防災行政無線の運用につきましては、八幡同報通信システム運用要領に基づき運用しており、放送できるものとしまして、非常災害や緊急の事態が生じ、またはそのおそれがある場合、市民の生命、財産または生活に影響を及ぼすような緊急性があるとき、防犯のため必要があるとき、光化学スモッグ警報発令、解除されたとき、市政について周知または協力を必要とするとき、防災訓練のため必要があるとき、試験通信その他無線局の機能維持及び保全に必要があるとき、同報子局設置場所の施設管理者が主催する公共的行事の実施に必要があるとき、その他市民生活にかかわる重要なお知らせ等、管理責任者が特に必要と認めるときに放送することとなっております。  市内で起きました特殊詐欺などの放送についてでございますが、市内などで凶悪事件等が発生した場合において、八幡警察署から依頼があった場合には、運用要領に基づき放送が可能であると考えております。ただし、黙祷放送につきましては、難しいものと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  大石選挙管理委員会事務局書記。 ◎大石和人 選挙管理委員会事務局書記  市長選挙におけます投票管理者、投票立会人の人数及び年齢構成についてお答え申し上げます。  1投票所につき投票管理者1人及び投票立会人3人を配置しておりますので、全24投票所では投票管理者24人及び投票立会人72人となり、合計は96人でございます。年齢構成ですが、96人のうち30代が3人、40代が6人、50代が10人、60代が40人、70代が34人、80代が3人となってございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  市民防災広場です。志水防災広場ができてもう20年、今現在市民防災広場が、消防の横ですが、つくられようとしています。今後の予定というのは小・中学校にかまどベンチやマンホールトイレがあるので予定していないということなんですが、志水防災広場そのものの、例えばかまどベンチ、マンホールトイレの今後の更新計画があるのか教えてください。  それと、小・中学校です。全小・中学校にかまどベンチ、マンホールトイレが設置されていると思うんですが、果たしてそれで数量としてはやっていけるような感じなのでしょうか。もしくは、今後そこに補充していこうとされているのか教えてください。  FMひらかたです。これについては一般質問でも出ていましたので、あえてどうのこうのとしつこく聞く気はないんですが、FMラジオそのものというのは、阪神・淡路大震災のときには非常に重宝されて、ラジオを聞かれる方は多かったというふうにも、それもわかります。ただ、周波数で自動選局されないFMひらかたなんですよね。そのあたりで非常に市民の反響としては低い。特にラジオを聞いていない若い世代とかの方もおられるので、余り関心がないという話もちょくちょく聞くんですけれども、国土強靱化地域計画のほうにも出ていましたが、防災アプリの検討というのはどういう形で今後考えていかれようとしているのか教えてください。  次、防災ラジオです。これも台数的にやはり伸びがない。というのは、やはりラジオを聞かれる方というのが減ってきているのかとは思います。ACアダプターもそうですよね。2件しか交換されていないということは、逆にラジオを持っていても聞いておられない方というか、正直なところ、ラジオは持っているけれども、ACアダプター使わなくていいし、ラジオはいらないという方が大半なのかというふうにしか思わないんですが、ACアダプター等について今後どういうふうにやっていこうと考えておられるのか教えてください。  それと、防災行政無線です。先ほどの運用の内規、私もいただいていないので何とも言えないんですけれども、詐欺事件とかは放送は基本的にできますよね。ただ、凶悪と認めての話であれば八幡警察署から放送してくれという部分で放送を入れる。だから、そのあたりが果たしてどうなのかと。金額的に、226万円と150万円が引き出されて、これは凶悪ではないんですかね。八幡警察署そのものが凶悪と思っていないのかどうかですけれども、高齢者が近所の民生委員に相談したことで詐欺とわかったと、メールでは届いておるんですけれども、それなら近所の中ではえらいことだと、だまし取られたと、376万円もという話で、ある地域ではうわさにはなっていて、違う地域では全く、最近新聞をとっておられるところも減ってきているので、大きなニュースになっていなかったらわからないのかもしれないですけれども、そのあたりとしてどういうふうな感覚でこの放送をやっていこうとなされるのか。今後やはりせっかくある、なかなか聞こえにくいという話もありますけれども、防災行政無線ですけれども、今後どういうふうにしようと思っておられるのか教えてください。  それと、市長選挙に関連しての投票管理者及び投票立会人と年齢構成です。年齢構成からいくと、投票管理者及び投票立会人の年齢構成が30歳代から40歳代が9人ですので、大体1割強しか若い方がおられない。何で投票率が低かったかという部分、こればかりは何とも言えないでしょうけれども、若い方の投票率を上げる上でも、若い世代に投票管理者及び投票立会人になっていただいたほうが活性化して、また今までの投票所の雰囲気も変わって、投票率も上がるような気もするんですけれども、このあたりについての考え方を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  宮本防災安全課主幹。 ◎宮本尚志 防災安全課主幹  志水防災広場の施設の更新計画でございますけれども、現在も既に何か所か壊れたところは逐次更新をしていっている状況でございます。ただ所管が、公園整備ですので公園整備との調整の中で進めていっているところでございます。  小・中学校の設備について、トイレ等ですけれども、トイレについては数が多ければ多いほどいいかと思いますけれども、予算等の関係もございますし、そのほかに仮設のトイレもまだ備蓄をしておりますし、段ボールトイレも備蓄しております。当面はそれで対応できるかと考えております。  防災アプリですけれども、今現在検討に入ったばかりですので、今後また研究しながら進めていきたいと考えております。  ラジオのACアダプターですけれども、この2件につきましては、使用方法といいますか、アダプターの部分から出ています雑音防止の重りがあるんですけれども、その部分がぶらぶらなっていたので、線のつなぎ目が切れたという状況でございます。ほかの方がどういう使い方をしているのかというのは確認できていませんけれども、その2件については使い方の問題で断線したというのがわかっていますので、今後アダプターにつきましては、そういう事例が出てきましたら交換をしていきたいと思います。  特殊詐欺の件ですけれども、特殊詐欺につきましては、放送するのにリアルタイムでないと効果がないと考えますし、メールが来たのも夜の8時ですので、夜に放送した段階でもう既に事件は終わっているという形になります。以前放送したときには、警察から要請がございましたので、そのときには八幡市内に引き続き朝から夕方ぐらいまで怪しい電話がかかってきたという状況がございまして、放送しました。今後もまた警察の要望がございましたら、そのときは放送していきたいと思います。 ○長村善平 委員長  小西選挙管理委員会事務局長。 ◎小西賢治 選挙管理委員会事務局長  投票管理者及び投票立会人の人数及び年齢構成の後のご質問で、投票立会人等に若者への呼びかけをしたらどうかというご質問でございますが、選挙管理委員会といたしまして、投票立会人及び投票管理者の選定には地元の自治会長等に推薦を依頼して、推薦をいただいた方からご本人の承諾をいただきまして選任をさせていただいております。今後の対応といたしまして、自治会等に依頼させていただく際には、若年層への啓発を兼ねまして、若者のご推薦をいただくご協力をお願いしてまいりたいと考えております。
     以上でございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  わかりました。志水防災公園というのは、所管は公園緑地係ですか。かまどベンチ、マンホールトイレの更新は公園緑地係に言ったらいいのですか。  それと、小・中学校の備蓄というか計画です。今現在ある部分で対応できるというんですけれども、果たしてどうなんですか。避難場所となっている小・中学校に5年置きなりに計画を持って備品設備を設置していかれるとかいう予定はないのか、再度教えてください。  FMひらかたはいいです。言ってもあれなので。  防災ラジオも、アダプターの件数どうのこうの、今これだけ質疑しているので理解はしていただいていると思います。ラジオが果たしていいものなのかどうか、また副市長も聞いていただいているので、市長によろしくお伝えください。  防災無線です。昨夜20時何分ですよね、安心・安全メールが入っているのは。それなら今日の朝の9時には流せないんですかね。結局、八幡警察署が特殊詐欺として認めた分しか流さずして、八幡市民の財産、生命を守るという部分で、たしか運用規則の中になかったかと思うんですけれども、そのあたり今後どうされるのか、もう一回教えてください。  選挙管理委員会については、自治会長にお願いしているという部分でわかっています。ただ、自治会長が非常にもう年齢層が高くなってこられていて、正直なところ、自治会の課題を総務常任委員会で言っても仕方ないんですけれども、今後何か検討していかないといけないと思うので、このあたりはまた勉強しながらしますので、選挙管理委員会として今頑張っていただいているので、特に30歳、40歳も前回と比べると入ってくれているので、今後期待して、あとの課題はまた今後質問します。 ○長村善平 委員長  まず、志水防災広場のかまどベンチ等の備品の管理の所管はどこなのかというところからお願いします。宮本防災安全課主幹。 ◎宮本尚志 防災安全課主幹  都市整備部でございます。 ○長村善平 委員長  続けてお願いします。 ◎宮本尚志 防災安全課主幹  小・中学校のマンホールトイレ等の部分でございますけれども、今後の整備につきましては、学校施設のこととなりますので、教育部と協議をしながら進めていきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  森下副市長。 ◎森下徹 副市長  防災ラジオの関係ですけれども、今回のACアダプター等については、ニーズがあったということで予算でお願いして配っているということですけれども、一方でラジオがどれだけ活用されているかという課題もありますので、それはまた点検させてもらいながら適切にやっていきたいと思っております。  また、防災行政無線の放送内容ですけれども、一定の要領、基準は定めていますけれども、具体的な運用についてはそれぞれ積み重ねていかないと、こういう場合は流す、こういう場合は流せないとか、また夜間についてはどうするか、そのときは朝一番にやれるか、またそれは市民の生活にも影響する部分がございますので、そこも関係のところの意見を聞きながら、しっかりとした運用基準を定めて適切に効果あるものにしていきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  それでは1点だけ、要望だけしておきます。防災広場というか避難所の関係です。小・中学校でのかまどベンチ、マンホールトイレ、そのほかいろいろな部分も設備としてあったかと思います。今後、教育委員会と協議しながら進めてまいりたいというご答弁は、それはそれでいいんですけれども、やはりそれを活用した地域での防災訓練をこまめにやっていただいて、一度男山第二中学校のかまどベンチ、マンホールトイレを見に行かせていただきましたけれども、もっと個数を増やすなり、計画を持って進めていっていただきますよう要望して終わります。  以上です。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  選挙管理委員会にお聞きしたいんですけれども、市長選挙のときに雨が降っていまして、投票所のところ、グラウンドに水たまりがあって、高齢者がなかなか投票したくても投票しにくいと。具体的に言うと、くすのき保育園。高齢者からそういったことを聞いております。  もう一つは、期日前投票。市役所の守衛室のところで、ある市民から中に入ったらおかきのにおいがしているということも言われたんです。そういった事実があったのかどうかも含めてお教えください。  以上です。 ○長村善平 委員長  小西選挙管理委員会事務局長。 ◎小西賢治 選挙管理委員会事務局長  1点目のくすのき保育園の雨の日の園庭が歩きにくい件でございますが、市長選挙の投票日の2月16日につきましては、一日中雨であったため、園庭がぬかるんでおりました。投票に来られた方に歩きにくい思いをさせてしまったことは申しわけございませんでした。会場である保育園からも、翌日に室内に砂が上がっているという報告を受けてございます。そのために、今後投票日が雨の場合には、園庭の脇にある砂地ではないところ、通路の部分を歩いていけるように、会場であるくすのき保育園と調整してまいりたいと考えております。  2点目の期日前投票所の投票管理者及び投票立会人のお菓子のにおいですけれども、こちらのほうでは、においがあったということは、その期日前投票期間には把握しておりませんでした。ただ、これまで期日前投票におきまして、投票管理者及び投票立会人の執務は長時間にわたりますことから、休息時の少量の茶菓子を手元に置くことを許容してまいりました。しかしながら、このようなご指摘をいただきまして、今後投票される方が不快な思いをされることがないように、休憩のとり方も含めまして、執務者に注意を促してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  巌委員。 ◆巌博 委員  投票所のところは市長選挙だけでなくて以前もそういった声があって、今後改善していくということでよろしくお願いします。  期日前投票の関係で言えば、別に私はおかき、あられを食べてはいけないとは申しませんけれども、先ほど言った場所、誰しも休憩のときはお茶も飲みたい、コーヒーも飲みたい、それはわかっています。そういう面では、有権者に対してちょっと配慮が欠けたのではないかということで、その点もあわせてよろしくお願いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようですので、これで総務部及び選挙管理委員会事務局の各所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午後 2 時49分 休憩                  ――――――――――――                  午後 3 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより市民部所管事項の審査に入ります。  市民部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは、これより報告願います。南本市民部長。 ◎南本晃 市民部長  市民部から報告事項が1件ございます。内容につきましては、担当いたします人権啓発課からご説明申し上げます。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  報告事項7、八幡いじめ再調査委員会の進捗状況についてご報告申し上げます。  恐れ入りますが、資料7をごらんください。11月12日に開催されました第3回委員会において、一部関係者に対する聞き取り調査が実施されました。その後、今後の調査等に関する方向が示されました。内容は、聞き取り調査を行った結果、さらに幅広い調査を行う必要があると判断するが、現体制では調査に限界があるため、再調査委員会を充実した上で調査を継続するというものです。といたしましては、再調査委員会が示された方向性に基づき、組織を充実するため、新たに弁護士及び臨床心理士を各1名増員し、調査の継続を依頼することといたしました。  続きまして、資料7-1をごらんください。去る3月10日に第4回八幡いじめ再調査委員会が開催されましたことから、補足資料を提出させていただきました。その内容をご報告いたします。令和元年第4回定例会12月18日開催の総務常任委員会での報告と一部重複している部分がございますが、ご了承願いたいと存じます。  第4回委員会では、新たな委員も含め、資料の再確認と今後の調査方法などを議論され、当該いじめ事象の相談等に関係されたと思われる学校の教師、被害者及び加害者とされる子どもの聞き取り調査を行うこととされました。次回は3月31日に第5回委員会の開催を予定されており、聞き取り調査の具体的日程等が決定される予定でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  まず、今回体制を充実するために弁護士と臨床心理士をそれぞれ1人増員するということを報告されているんですけれども、現在どのような調査を行っているのか。資料7-1を見ていましたら、11月12日から調査の実施と書いてあるんですけれども、11月、12月、1月、2月ぐらいで調査されたのかと思うんですけれども、その調査でどういうことが進んできたのか。現状について教えてください。  それから、該当する生徒たち、中学三年生だと思うんですけれども、この間卒業式も終わったと思うんですが、中学卒業後も継続して調査していくということになるのかどうか、そのあたりも教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  これまで実施されてきた調査でございますが、教育委員会で実施されました八幡いじめ調査委員会の報告書を初めとする書類による調査と一部関係者に対する聞き取り調査を実施されています。  続きまして、対象生徒が中学三年生ということで、中学校は卒業されますけれども、必要な調査は実施される意向と伺っております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  あっさりした答弁だったんですけれども、書類による調査と聞き取り調査を行っても、まだ双方の言い分に隔たりがあるということなのかと思うんですけれども、聞くところによると、保護者もなかなか納得していただけないというのを聞いておりますが、今後体制を充実されてどういう調査を、被害に遭われた方、加害してしまった方、家族を含めてどのぐらいの人数を調査するのか。かなり、複数だと思うんです、体制をこれだけ強化するということは。もう少し教えていただけますか。 ○長村善平 委員長  近藤市民部次長。 ◎近藤考賜 市民部次長  対象でございますけれども、初めのご報告に申し上げました当該いじめ事象の相談に関係されたと思われる、まずは被害者及び加害者である子どもです。あわせまして、相談等に関係されている学校の教師の方々をまずは聞き取り調査される予定と伺っております。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  では、被害、加害の子どもと教師、今まで調査していなかったんですか。その辺の事情がもうひとつ飲み込めないんですけれども、何か今の時点で報告してもらえることがあれば教えてください。 ○長村善平 委員長  南本市民部長。 ◎南本晃 市民部長  再質問にお答え申し上げます。基本的に今現在行われている再調査委員会ですけれども、詳細については公開しないと定められておりますので、具体的な内容につきましてはお答えしかねるんですが、ご質問のこれまで教師に対しての聞き取りはなかったのかということでございますけれども、それにつきましては、されている方もおられますし、されていない方もおられるということで、いろいろな書類を確認して、なおかつ1回目の聞き取り調査を行った結果、まださらに聞き取りをする必要があるのではないかという先生方もおられるようなので、その方を今後対象に調査を進めていくというところでございます。 ○長村善平 委員長  亀田委員。 ◆亀田優子 委員  聞き取りをする教師の人数が増えるというか、必要な方がもう少しおられるということで、体制を強化するというような理解をしたらいいかと思うんですが、いつごろいじめ再調査委員会が結論を出されて、それは双方が納得しないと難しいかと思うんですけれども、またしかるべき時期になれば、秘密会とかで議会にもまた報告をお願いしたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようですので、次に、報告事項以外で市民部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  マイナンバーカードについて教えてください。総務省は地方公務員及びその家族に令和元年度中に取得するように促していくという通達があったかと思います。八幡の職員に聞いてもあれなんですけれども、令和3年に保険証として利用可であるとかいう話もあったりで、令和元年4月から8月で487枚発行で、その時点で合計8,686枚とお聞きしていたかと思うんですが、現在の発行枚数を教えていただきたいのと、マイナンバーカードのメリットと今後の予定というか、何かあれば教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  平尾市民課窓口サービス係長。 ◎平尾耕一 市民課窓口サービス係長  マイナンバーカードに関するご質問にお答え申し上げます。  発行枚数につきましては、令和2年2月末時点で9,416枚でございます。メリットといたしましては、マイナンバーカードを取得することで、本人確認のための身分証明書として利用できるほか、オンライン申請による確定申告やコンビニでの住民票等の各種証明書の交付が可能となることがメリットであると考えております。今後の予定につきましては、令和2年9月からマイナポイント制度の実施、また令和3年3月からは国民健康保険証、後期高齢者医療証としての活用が示されております。  以上です。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  大体わかりました。あと、市民部としてこのマイナンバーカードの登録者数を増やそうという、何か努力というんですか、またホームページと広報やわたに掲載しています、になるんでしょうけれども、何かマイナンバーカードを登録してもらうような働きかけというのは、今後される予定はあるのかだけ教えてください。 ○長村善平 委員長  南本市民部長。 ◎南本晃 市民部長  再質問にお答え申し上げます。マイナンバーカードの今後の推進についてでございますけれども、委員がご存じのとおり、広報やわた、ホームページ等で現在周知を図っているところでございます。市民課サイドだけではなく、税サイドからも、税の諸証明がコンビニで交付が受けられますというところもアピールしながら、今後推進に努めていきたいと。それ以外には、今のところ、特に新しい取り組みについて考えておりません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで市民部所管事項の審査を終結いたします。  以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.政策推進部に関すること、2.総務部に関すること、3.市民部に関すること、4.消防本部に関すること、5.議会事務局に関すること、6.監査委員・公平委員会、固定資産評価審査委員会に関すること、7.選挙管理委員会に関すること、8.会計課に関すること、以上8件につきまして、今後も継続して審査することにご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任していただくことにご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ご異議がないようですので、そのようにさせていただきます。  これで総務常任委員会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。                  午後 3 時14分 閉会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  総務常任委員会委員長...