八幡市議会 2020-03-04
令和 2年第 1回定例会−03月04日-01号
令和 2年第 1回定例会−03月04日-01号令和 2年第 1回定例会
令和2年3月4日
午前10時 開会
1.
出席議員 1 番 山 田 美 鈴 議員
2 番 福 田 佐世子 議員
3 番 小 川 直 人 議員
4 番 横須賀 生 也 議員
5 番 鷹 野 雅 生 議員
6 番 奥 村 順 一 議員
7 番 中 村 正 臣 議員
8 番 澤 村 純 子 議員
9 番 亀 田 優 子 議員
10番 清 水 章 好 議員
11番 太 田 克 彦 議員
12番 長 村 善 平 議員
13番 横 山 博 議員
14番 山 田 芳 彦 議員
15番 中 村 正 公 議員
16番 山 本 邦 夫 議員
これからの4年間、2期8年の経験を生かし、公約の実現に精いっぱい努力をいたしてまいる所存でございます。まことに微力な私ではございますけれども、
議員各位におかれましては、旧来にも増してご指導とご協力を賜りますこと、心からお願いを申し上げる次第でございます。
本定例会におきましては、令和2年度の
一般会計を初めといたします各会計の予算案8件、条例案5件、
令和元年度の
補正予算案7件、その他の案件2件及び報告3件、合わせて25件を本日ご提案、ご報告させていただきたいと存じます。なお、今会期中に人事案件2件、契約案件1件を追加して提案させていただく予定にしております。
以上のとおりでございます。よろしくご審議をいただきまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程に入ります。
△日程第1
○
山田芳彦 議長 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、5番
鷹野雅生議員、17番
岡田秀子議員を指名いたします。よろしくお願いします。
△日程第2
○
山田芳彦 議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日3月4日から3月30日までの27日間といたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認めます。よって、会期は本日3月4日から3月30日までの27日間と決しました。
△日程第3
○
山田芳彦 議長 日程第3、諸報告を行います。
本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。
次に、
監査委員から
令和元年9月分から
令和元年12月分の
例月出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、
議会事務局に保管いたしております。随時ごらん願います。
次に、本定例会に市長から提出されております案件は、令和2
年度八幡市
一般会計予算案ほか合計25件であります。
次に、本日までに受理した陳情・要望のうち、陳情・要望第1号、部落差別の解消の推進に関する法律に伴う国が行う実態調査に関する陳情書は、
総務常任委員会に付託いたします。
△日程第4〜日程第11
○
山田芳彦 議長 日程第4、議案第1号、令和2
年度八幡市
一般会計予算案から日程第11、議案第8号、令和2
年度八幡市
下水道事業会計予算案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
堀口市長。
(
堀口文昭市長 登壇)
◎
堀口文昭 市長 ただいま上程いただきました日程第4、議案第1号、令和2
年度八幡市
一般会計予算案、日程第5、議案第2号、令和2
年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案、日程第6、議案第3号、令和2
年度八幡市
駐車場特別会計予算案、日程第7、議案第4号、令和2
年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案、日程第8、議案第5号、令和2
年度八幡市
介護保険特別会計予算案、日程第9、議案第6号、令和2
年度八幡市
後期高齢者医療特別会計予算案、日程第10、議案第7号、令和2
年度八幡市
水道事業会計予算案、日程第11、議案第8号、令和2
年度八幡市
下水道事業会計予算案、以上、令和2年度各会計の予算案をご提案申し上げるに当たりまして、
市政運営の基本的な考え方につきましてご説明を申し上げます。
お手元にお届けをさせていただいております
市政運営の所信をご参照賜りたいと存じます。
初めに、令和2年第1回定例会の開会に当たりまして、今後の
市政運営に関する所信を申し上げます。
去る2月16日に行われました
市長選挙に際しましては、議員の皆様を初め、市民の皆様の力強いご支援や温かい励ましにより、三たび、
八幡市政のかじ取りを務めさせていただくことがかないました。改めまして、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
生まれ育ったこの八幡市を、今まで以上にいいまちにしたいとの思いで
市長選挙に立候補し、初当選をさせていただいたのは平成24年2月でございました。それから2期8年が足早に過ぎ去り、私が皆様とお約束したにもかかわらず、やり残した事業や結実に至っていない事業もまだまだ見受けられましたことから、三たび、
市民協働を軸に着実にこれらの事業を進める機会を与えていただきました。重責に身の引き締まる思いでございますが、市民の皆様の大きな期待と信頼に応えられるよう、全力を傾注してまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
これまでの2期8年間、市民との協働を基本に、国・京都府と連携し、また
行財政改革に
取り組みながら、子育て、健康、安心・安全の
まちづくりに重点を置き、市政を進めてまいりました。1期目は、安心・安全、子育ての八幡市、健康第一などの土台、
骨組みづくり(ベースメント)を、2期目は、
雨水地下貯留施設の整備や有利な財源を活用した新
庁舎整備などの安心・安全、
中学校給食の開始などの子育ての充実、
スマートウェルネスシティ構想の策定など健康第一などの
仕組みづくり(ストラクチャ)に取り組んでまいりました。
3期目では、これらの完成・充実(パフォーマンス)を目指し、SDGsなど令和の時代の八幡市の
礎づくりを行ってまいります。ご存じのとおり、八幡市の人口は、平成7年度の
国勢調査人口7万5,779人をピークに漸減期に入りまして、令和2年2月1日現在では7万934人となっております。昭和40年代後半以降、
人口急増の推進力となり、また、現在でも全人口の3割の方が生活されている男山団地でも、
初期入居者の高齢化が進み、それに付随して八幡市の
高齢化率も30.77%、1月末現在でございますが、となっています。
人口減少、少子・高齢化の進展は、
行財政運営を厳しくさせる大きな要因の一つとなります。こうした不可避な課題にも、
京阪エリア有数の
交通結節点という地の利を生かし、また新
名神高速道路が全線開通、全通となれば、新たな大動脈の沿線に組み込まれることになりますので、今後の
まちづくりいかんによっては、
人口減少の抑制に期待ができるものと思っています。
土地の
利用計画を定め、これまで人口増に立脚して進めてきた
生活都市、いわゆる
ベッドタウンとしての
まちづくりから脱却し、
人口減少時代を背景としながらも、市内に仕事の場や暮らしを楽しめる場もあるより多機能な力を有したまちへの転換を図っていくことが重要だと考えています。すなわち、町の
質的変換をいかに図っていくかがポイントだと考えています。
それでは、3期目を迎えるに当たって、私が具体的に取り組もうとしています四つの柱について申し述べます。
まず一つに、子どもが輝く未来の創生です。本市でも、少子化や核家族化が着実に進んでいます。また、女性の社会進出の拡大など
子育て世代のライフスタイルも大きく変化してきています。このような中において、結婚、出産、子育ての希望をかなえ、安心して子どもを産み育てることができるように、出産から子育てまでの一貫したサポートを充実させる必要があります。また、これまで家庭で培ってきた基本的な
生活習慣も、保育園等で身につけることがふえてきていることなど、就学前における教育・保育の一層の充実が求められています。
子どもは社会の宝であります。健やかに成長できるよう支援するとともに、みずからが生きる力を備える必要があります。子育てに楽しさを感じられるよう、社会全体で支える
環境づくりを進めるとともに、子どもの基礎学力の定着、さらには
教育環境の整備に努め、
学力京都府内1番を引き続き目指してまいります。さらに、
企業誘致などを通じて働く場を創出し、生活基盤の安定に取り組んでまいります。
具体的には、妊娠、出産、育児期では健診ケアの充実や
虐待予防等への対策、就学前では
保育園待機児童ゼロの維持や
公立保育園の
こども園化の推進など、
子育て環境の充実を図ってまいります。また、教育面では、小・中学校の
ICT環境の整備、
プログラミング教育の充実、英語指導の充実を、
子どもたちの学びの支援として
学習支援員の配置の継続や
教育環境の整備などに取り組んでまいります。
二つに、人とまちの健幸の創生です。本市の豊かな自然や歴史文化を生かし、いつまでも健康で幸せを感じ、生き生きと輝き続けるまちにしていくことが求められています。その根幹となり得る
スマートウェルネスシティ計画を平成30年3月に策定し、医療や
社会保障関係経費の増大に立ち向かっていくために人に対する
健幸づくりに
取り組みながら、高齢の方々も自然とまちを出歩きたくなるような
都市環境の整備とともに、持続可能な財政構造とするまちの
健幸づくりに取り組んでまいります。
具体的には、やわた
健幸づくり推進連携協定に基づく
健康づくり教室やイベントなどで健康についての周知を図るとともに、
生活習慣病関連の高い地域を対象とした
健幸マルシェの
取り組みをさらに進めてまいります。また、これまでの
取り組みを発展させ、本市を含む全国五つの地方自治体によるSIB(ソーシャルインパクトボンド)を活用したやわた未来いきいき
健幸プロジェクトを推進するとともに、新
名神全線開通のインパクトを生かした
まちづくりに取り組んでまいります。
三つに、訪れてよしのまちの創生です。本市には、歴史・文化資源や
三川合流域などの
自然環境が備わっています。しかし、これまでそのすばらしさになれてしまい、市内外にそうした情報を発信することが希薄ではないかと感じていました。その反省から、八幡市の魅力を五つのカテゴリーからなる
八幡ストーリーとして、全国また海外に発信してまいりました。
徒然草エッセイ大賞もそのコンテンツの一つであり、現在はCOVID−19の問題もありますが、訪れてよしの
まちづくりを推進してまいります。
具体的には、
八幡ストーリーをさらに磨き上げ、
国宝石清水八幡宮を初め、
名勝松花堂及び書院庭園などの
指定文化財、
三川合流域、背割堤、さくらであい館など観光名所の
ネットワーク化や
周辺整備を行い、観光誘客の
取り組みを強化してまいります。また、観幸の
まちづくりに資するように、人・物の流れをつくる
基盤づくりとして、市内の
道路交通網や新
名神高速道路の全通後に向けた
まちづくりとして、商業・産業・流通施設などの集積を図る土地の
利用計画を策定し、これまでの
生活都市、いわゆる
ベッドタウンとしてのイメージから脱却した、より多機能な力を有したまちへの
質的変換を図ってまいります。
四つに、住んでよしのまちの創生です。
人口減少、
人口構造の変化などによりもたらされる
生産年齢人口の減少と、それに付随する市税の減収により、厳しい財政状況が続くことが見込まれます。このような中においても、住みたい、住み続けたいと思える住んでよしの
まちづくりが求められています。
具体的には、地の利を生かし、商工業の振興を図る
土地利用計画を定め、
企業誘致を推進し、雇用の創出や就労の機会を増加させてまいります。また、地元企業への経営支援や創業支援、
担い手農家への支援など
まちづくりの
担い手育成に努めるとともに、SDGsをキーワードとした
まちづくりへの
取り組みにも力を入れてまいります。
さらに、八幡市がいいまちであり続けるために忘れてならないのは、安全・安心の
まちづくりです。
実践的防災・危機管理の第一人者と言われています
防災システム研究所所長の山村武彦氏が提唱する近助、
互近助付き合いという精神があります。近くを助けると書いて近助です。これは
地域防災の一つの考えですが、これまでから自助・共助・公助で備えてきましたが、自助と共助の間に近助が入り、日ごろの見守りや家族、隣人など向こう三軒両隣の関係が大切であるということを忘れてはなりません。この関係は
地域防災のみならず、
まちづくりのあらゆる施策に反映されるものであると言えます。
このことは、私が市長に就任させていただきました平成24年2月から一貫して訴え続けております
市民協働の精神です。このことは、これからも不変です。そして、これらのことは、もちろん私一人でできるものではありません。ここにおられる議員の皆様、職員、市民の皆様、そして
学識経験者や
教育機関など全ての人の知恵をお借りし、多種多様な議論を交わし、さまざまな施策に取り組んでまいりたいと考えております。どうぞご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
以上が3期目に臨む私の所信でございます。
2月27日から3期目の任期を迎えましたことから、本定例会にご提案申し上げております令和2年度の当初予算案につきましては、骨格的な予算案としております。将来を見据え、複雑多岐にわたる
市民ニーズや新たな行政課題に対応しながらも、効率的な
自治体経営を進めていくために、また新庁舎移転を見据えた組織の再編に取り組んでまいります。
なお、本市が直面します課題や取り組むべき施策など市民の皆様とお約束したことにつきましては、今後検討を重ね、6月に予定されています第2回定例会にご提案を申し上げる所存でございます。平凡な至誠の精神で令和の八幡市の礎を築いてまいります。市議会の皆様、市民の皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 それでは、令和2年度当初予算案の概要をご説明させていただきます。
恐れ入りますが、お手元にお届けをさせていただいております令和2年
八幡市議会第1回定例会、令和2年度
一般会計・
特別会計・
事業会計予算内容一覧表に基づきご説明をさせていただきます。また、別冊の令和2
年度八幡市
一般会計・
特別会計・
事業会計予算説明書もあわせてご参照願います。
最初に、1ページ目の
会計別予算額一覧表をごらんください。令和2年度の
一般会計予算総額は274億6,000万円で、
令和元年度の当初予算額と比較いたしますと24億6,000万円、9.8%の増となります。また、
特別会計と
企業会計を含む全会計では471億9,365万3,000円で、
令和元年度と比較では27億1,287万6,000円、6.1%の増となります。
次に、
一般会計予算の歳入の主な増減内容をご説明申し上げます。3ページから5ページをごらんください。
まず、市税については総額98億7,440万円を計上しており、徴収率の向上等により、前年度比較で3,490万円、0.4%の増を見込んでおります。また、
法人事業税交付金については、法人課税の見直しに伴い、新たに
歳入予算の款・項として設定しております。
地方交付税につきましては、国の
交付税総額と税収等の動向を勘案の上、前年度比11.2%増の37億8,000万円を計上しております。また、
地方交付税の振替による地方債である
臨時財政対策債においては2億3,000万円の減となり、7億3,000万円を市債に計上しております。
分担金及び
負担金並びに使用料及び手数料については、
幼児教育・保育の無償化の影響などにより、それぞれ減となります。
国庫支出金につきましては、
幼児教育・保育の無償化の影響に伴う
国庫負担金の増などにより、2億507万9,000円、4.5%の増となります。
次に、
府支出金におきましても、
幼児教育・保育の無償化の影響に伴う
府負担金の増などにより、1億2,502万5,000円、6.8%の増となります。
繰入金については、
庁舎整備事業の
本格実施などにより12億9,484万9,000円となり、32.3%の増となります。
最後に、市債でございます。こちらも
庁舎整備事業の
本格実施などにより、前年度との比較で12億1,766万円ふえ、65.2%の増となっております。なお、当初予算時点での地方債残高については、発行見込み額が償還額を上回ることから、増加となります。
以上が歳入に係る主な内容でございます。
それでは、
一般会計予算における歳出におきまして、新規事業や充実事業を中心にご説明させていただきます。
まず、6ページには
一般会計歳出予算の目的別ごとの対前年度比較を、7ページには性質別の対前年度比較を、また8ページと9ページには比較増減の主な内容を掲載しております。
性質別の対前年度比較ですが、令和2年度から会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、これまで物件費であった賃金ではなく、人件費として給与等を支給することとなること、かつ期末手当等を新たに支給することとなることから物件費が減少し、人件費が増加しております。
11ページから82ページに
一般会計の内容を、83ページに主要事業の位置図を添付しております。あわせてごらんください。
最初に、議会費でございます。総額2億8,890万円を計上しております。
次に、総務費でございます。総額54億6,350万円を計上しております。主な内容でございます。12ページをごらんください。
庁舎整備事業費では、新本
庁舎整備工事や新別館整備等工事の
本格実施や新庁舎のネットワーク整備などの実施により、必要な経費、合わせまして28億円を計上しております。
次に、民生費でございます。総額126億5,760万円を計上しております。主な内容でございます。28ページをごらんください。障がい福祉計画策定費では、令和3年度から令和5年度までの計画期間である障がい福祉計画と障がい児福祉計画を策定することとしており、その調査等に要する経費343万円を計上しております。35ページに移りまして、民間保育所振興費では、
幼児教育・保育の無償化の開始により副食費が実費負担されたことに伴いまして、国の副食費減免の対象とならずに新たに副食費の負担を要することになった方に対しまして、府の補助金を活用しながら、市として独自に副食費を減免することとしており、その経費91万8,000円を計上しております。なお、この事業につきましては、次ページの民間認定こども園振興費に167万4,000円、75ページの私立幼稚園助成費に210万円、それぞれ同じ趣旨の予算を計上しております。
次に、衛生費でございます。総額18億1,890万円を計上しております。主な内容でございます。44ページをごらんください。健康づくり推進費では、市民の皆様の健康意識向上のため、
令和元年度から歩数や健診受診等の健康活動の成果に応じてポイントがたまるヘルスケア事業やわた未来いきいき
健幸プロジェクト事業費を、成果連動型の民間委託事業SIB(ソーシャルインパクトボンド)のスキームを採用して、八幡市を含む全国5団体による広域連携事業として展開しておりまして、令和2年度も引き続き実施することとしていることから、サービスの提供や事業評価等に要する経費3,700万円を計上しております。
次に、労働費でございます。総額930万円を計上しております。主な内容でございます。52ページをごらんください。就労支援事業費では、地元企業を中心とした市域就職面接会を年4回開催予定としております。
次に、農林水産業費でございます。総額1億7,120万円を計上しております。主な内容でございます。57ページをごらんください。農業用施設維持補修費では、川口揚水機場の改修工事を府営事業で実施することとしており、工事に係る負担金500万円を計上しております。
次に、商工費でございます。総額1億1,300万円を計上しております。主な内容でございます。59ページをごらんください。観光振興費では、広域的な観光PRや特産品の開発を目指し、山城地域の他市町村とともに渋谷区と連携交流事業を実施することとしており、その経費107万4,000円を計上しております。
次に、土木費でございます。総額13億6,970万円を計上しております。主な内容でございます。61ページをごらんください。橋本駅周辺拠点整備事業費では、1次仮設ロータリー等の整備や2次仮設ロータリー等の設計に着手することとしており、事業費5,445万円を計上しております。また、1次仮設ロータリー等の整備は令和3年度までの工期を見込んでおりまして、債務負担行為をあわせて計上しております。
次に、消防費でございます。総額8億1,620万円を計上しております。主な内容でございます。67ページをごらんください。緊急通報システム管理費では、聴覚や発話に障害のある方が緊急通報した際に円滑な情報伝達を可能にするNET119緊急通報システムと通報時等の3者間同時通訳について、その運用に必要な経費235万円を計上しております。
次に、教育費でございます。総額22億5,610万円を計上しております。主な内容でございます。70ページをごらんください。子ども国際交流事業費では、八幡市の友好都市でありますマイラン村との交流について中学生による訪問交流に取り組んでおりますが、より多くの生徒が参加できる時期に実施するため夏休みでの開催とし、必要な経費642万円を計上しております。72ページに移りまして、小学校教育振興費では、英語を楽しく学べる教材や論理的思考を習得できるプログラミング教材を導入することとしており、必要な経費244万8,000円を計上しております。81ページに移りまして、東京2020オリンピック・パラリンピック事業費では、東京オリンピックの聖火リレーや東京パラリンピックの採火イベントを本市で実施することとしており、その警備等に要する経費1,800万円を計上しております。災害復旧費につきましては、総額2,000万円を計上しております。
最後に、公債費でございます。総額24億5,560万円を計上しております。
以上が
一般会計の主な内容でございます。
次に、
特別会計及び事業会計につきましてご説明を申し上げます。
予算内容一覧表の85ページの休日応急診療所
特別会計の予算の総額は、2,680万円でございます。
一般会計から1,350万円の繰り入れを行うこととしております。
次に、駐車場
特別会計でございます。予算の総額は1,070万円でございます。使用料収入1,060万円から、駐車場の管理及び警備の委託業務などの管理運営費410万円を除きました650万円を、
一般会計へ繰り出すこととしております。
次に、国民健康保険
特別会計でございます。予算の総額は75億8,060万円でございまして、対前年度比較2億7,960万円、3.6%の減となります。保険料率の算定基礎となる京都府から提示されました納付金は、前年度比で1億2,725万6,000円の減額となっております。納付金をもとに提示された標準保険料率を基準に検討した結果、やや下回る料率の設定が可能と判断し、料率を引き下げることといたしました。なお、不足する保険料2,220万円については、国民健康保険財政調整基金から繰り入れて対応することとしております。
主な内容でございます。予算内容一覧表の89ページから95ページをごらんください。保険給付費の合計は55億582万円となり、対前年度比較1億2,400万円、2.2%の減となっております。1人当たりの一般被保険者療養給付費では約2%の増加を見込んでおりますものの、被保険者数が減少傾向にあるため、総額において減としております。92ページと93ページをごらんください。国民健康保険事業費納付金は、京都府から示されました本市に割り当てられた令和2年度の納付金でございまして、内訳につきましては、医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分となっております。94ページに移りまして、保健事業費では、特定健康診査やドック事業などにつきまして、前年度と同程度の規模で実施する予定としております。特定保健指導や糖尿病重症化予防対策事業の
取り組みを推進し、被保険者の健康増進と健康寿命の延伸に努めてまいります。
次に、介護保険
特別会計でございます。予算の総額は56億7,280万円でございまして、対前年度比較2億1,780万円、4.0%の増となります。令和2年度は、平成30年度から3年間を周期とする第7期介護保険事業計画の最終年度でありますことから、介護サービス給付費等の予算は、計画値をもとに積算いたしております。保険料収入につきましては、65歳以上の人口をもとに12億8,483万8,000円と見込んでおります。
主な内容といたしましては、予算内容一覧表の98ページをごらんいただきたいと存じます。介護給付費では、高齢化の進展に伴い、引き続き給付費の増額が見込まれますことから、総額で対前年度比較3.7%増の52億9,500万円を計上しております。102ページに移りまして、地域支援事業費では、介護予防生活支援サービス事業の訪問介護、通所介護などの増額を見込んでおり、総額で対前年度比較12.4%増の3億2,175万円を計上しております。
次に、後期高齢者医療
特別会計でございます。予算の総額は19億4,520万円でございまして、対前年度比較2億7,560万円、16.5%の増となります。これは、医療の高度化等に伴う医療給付費の増加等の要因により保険料率が引き上げられることとなったため、予算総額が増額することとなりました。歳出では、総務費合計で920万円、後期高齢者医療広域連合納付金で19億3,385万円などを計上しております。歳入では、後期高齢者医療保険料が10億624万円、
一般会計からの繰入金が9億3,680万円となっております。
次に、水道事業会計でございます。予算内容一覧表の111ページをごらんいただきたいと存じます。111ページと112ページには事業運営に係る経費等を、113ページと114ページには建設的経費等を、115ページに債務負担行為を計上しております。また、117ページには工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
水道事業の予算総額は20億940万4,000円を計上しており、対前年度比較では2.9%の増となっております。令和2年度の年間総給水量は719万5,149立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、老朽化対策といたしまして、施設では美濃山浄水場濃縮槽汚泥かき寄せ機用減速機の更新を、管路では八幡柿ケ谷地区などにおいて配水管布設替工事を予定しております。
予算説明書の501ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、水道事業収益で15億3,242万9,000円、水道事業費用で15億967万4,000円となりまして、511ページの損益計算書にお示しをしておりますとおり、124万3,000円の純利益が生じる予算となっております。
502ページにお戻りいただきまして、資本的収支につきましては、資本的収入で2億615万8,000円、資本的支出で4億9,973万円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
次に、下水道事業会計でございます。予算内容一覧表の119ページをごらんいただきたいと存じます。119ページから121ページには事業運営に係る経費等を、122ページから123ページには建設的経費等を、124ページに債務負担行為を計上しております。また、125ページに工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
下水道事業の予算総額は24億8,814万9,000円を計上しており、対前年度比較では0.7%の減となっております。令和2年度の年間総排水量は853万5,000立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、公共下水道汚水事業で戸津地区等において管渠布設工事などを、公共下水道雨水事業で八幡菖蒲池地区において排水路改修工事を、汚水雨水管渠改築更新事業で橋本地区や男山地区において下水道施設の改築工事を予定しております。また、汚水地震対策事業として、橋本地区や男山・西山地区など下水道施設の耐震化工事を予定しております。
予算説明書の531ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、下水道事業収益で17億4,885万5,000円、下水道事業費用で17億1,782万8,000円となっております。
532ページに移りまして、資本的収支につきましては、資本的収入で3億641万7,000円、533ページに移りまして、資本的支出で7億7,032万1,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
以上が五つの
特別会計並びに水道事業、下水道事業会計の概要でございます。
以上をもちまして、令和2年度の当初予算案の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号までの質疑に入ります。
山田美鈴議員。
(山田美鈴議員 登壇)
◆山田美鈴 議員
八幡市議会議員の山田美鈴です。議案第1号、令和2
年度八幡市
一般会計予算案について、1点質問させていただきます。予算内容一覧表12ページの
庁舎整備事業についての質問です。
こちらの新別館・敷地環境整備実施計画業務委託内の新別館・敷地環境整備等工事費4億6,730万円について、新別館整備と書かれておりますが、これは八幡市新
庁舎整備基本計画内に記載の新別館のことを示されているのでしょうか。または、浸水想定域でない地域、いわゆる高台地域等において別途整備されるものであるのかどうか教えてください。
また、予算説明書41ページに記載の新
庁舎整備アドバイザー報酬費45万円について、このアドバイザーとは誰のことを示し、どのようなアドバイスをいただくおつもりなのかなど、アドバイザーの人数や報酬、内容など詳細を教えてください。また、これまでの新
庁舎整備が計画される経過に当たり、これまで3人の専門の先生にアドバイザーとして入っていただいていた経過があると思うのですが、その方たちとは違うのかどうか教えてください。
以上で質問を終わります。1回目を終わります。
○
山田芳彦 議長 宮嵜
総務部技監。
(宮嵜 稔
総務部技監 登壇)
◎宮嵜稔
総務部技監 庁舎整備事業についてのご質問にお答え申し上げます。新別館整備につきましては、八幡市新
庁舎整備基本計画にお示ししているとおりでございます。
次に、新
庁舎整備アドバイザーにつきましては、アドバイザーはお一人で、京都大学名誉教授で大阪芸術大学芸術学部建築学科長の門内教授でございます。アドバイスしていただく内容は、
庁舎整備全般にわたって一貫した監修でございます。また、アドバイザー報償費は、会議等の開催1回につき3万円で、1年間で15回の開催を予定しております。
○
山田芳彦 議長 山田議員。
◆山田美鈴 議員 ありがとうございます。新別館については、基本整備計画内の新別館かということで理解しました。では、この新別館ですけども、仮に木津川決壊時に浸水した場合の被害想定額について教えてください。算出されていない場合でも、建設費というか工事費などから見込まれる額から、わかる範囲でいいので教えてください。
以上です。
○
山田芳彦 議長 暫時休憩します。
午前10時47分 休憩
――――――――――――
午前10時48分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
山田議員。
◆山田美鈴 議員 アドバイザーの件ですが、たしか門内教授というのは、策定のところでですか、しっかりと把握はしていないんですけども、門内教授にアドバイスいただいたと思うんですけども、そのときのアドバイスと、またここでいただけるアドバイスというのは違うのかどうか。アドバイス料がまた別途かかってくると思うのですが、その点について、わかる範囲で教えてください。
○
山田芳彦 議長 理事者、答弁願います。宮嵜
総務部技監。
(宮嵜 稔
総務部技監 登壇)
◎宮嵜稔
総務部技監 庁舎整備事業についての再質問にお答え申し上げます。アドバイザーにつきましては、先ほどもご答弁いたしましたとおり、
庁舎整備全般にわたる監修が目的でございます。
○
山田芳彦 議長 暫時休憩します。
午前10時49分 休憩
――――――――――――
午前10時50分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
理事者、答弁願います。宮嵜
総務部技監。
(宮嵜 稔
総務部技監 登壇)
◎宮嵜稔
総務部技監 アドバイザーにつきましては、昨年度よりお願いしているものでございまして、継続したものでございます。
○
山田芳彦 議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号までにつきましては、委員会条例第6条の規定により、7名の委員をもって構成する令和2年度予算特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 異議なしと認め、そのように決しました。
ただいま設置されました令和2年度予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、2番福田佐世子議員、4番横須賀生也議員、6番奥村順一議員、8番澤村純子議員、9番亀田優子議員、10番清水章好議員、19番菱田明儀議員、以上7名を指名いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時51分 休憩
――――――――――――
午前11時13分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ご報告いたします。先ほど設置されました令和2年度予算特別委員会が休憩中に開催され、委員長に菱田明儀議員、同副委員長に福田佐世子議員がそれぞれ互選をされました。よろしくお願い申し上げます。
△日程第12・日程第13
○
山田芳彦 議長 日程第12、議案第9号、八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案及び日程第13、議案第10号、八幡市
印鑑条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。道本
総務部長。
(道本明典
総務部長 登壇)
◎道本明典
総務部長 ただいま上程いただきました日程第12、議案第9号、八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の9ページをごらんください。次の10ページに改正条例本文が、11ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
監査制度の充実を図るため、八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容でございますが、地方自治法の改正に伴いまして、代表
監査委員が選任することができることになりました監査専門委員につきまして、その報酬の額を定めようとするものでございます。なお、監査専門委員は、
監査委員の専門性を補完するため、
監査委員の委託を受けまして必要な調査を行うものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
○
山田芳彦 議長 南本
市民部長。
(南本 晃
市民部長 登壇)
◎南本晃
市民部長 ただいま上程いただきました日程第13、議案第10号、八幡市
印鑑条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の12ページをごらんいただきたいと存じます。次の13ページに改正条例本文が、14ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、国の印鑑登録証明事務処理要領の一部が改正されたことに伴いまして、八幡市
印鑑条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容でございますが、印鑑の登録を受けることができない者のうち、成年被後見人を意思能力を有しない者に改めることによりまして、成年被後見人から印鑑登録の申請を受けた場合において、法定代理人が同行しているときは、印鑑の登録を受けることができるようにするものでございます。その他規定の整理をあわせて行うことにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第12、議案第9号及び日程第13、議案第10号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第12、議案第9号及び日程第13、議案第10号につきましては、所管の
総務常任委員会に付託いたします。
△日程第14・日程第15
○
山田芳彦 議長 日程第14、議案第11号、八幡市くらしの
資金貸付条例の一部を改正する条例案及び日程第15、議案第12号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案を一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。辻福祉部長。
(辻 和彦福祉部長 登壇)
◎辻和彦 福祉部長 ただいま上程いただきました日程第14、議案第11号、八幡市くらしの
資金貸付条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の15ページをごらんいただきたいと存じます。次の16ページに改正条例本文が、17ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
民法の改正に伴いまして、八幡市くらしの
資金貸付条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、遅延損害金の率につきまして、民法の規定に合わせ、年5%の割合から法定利率に改めようとするものでございます。なお、規定の整理をあわせて行うことにしています。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 吉川理事。
(吉川佳一理事 登壇)
◎吉川佳一 理事 ただいま上程いただきました日程第15、議案第12号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の18ページをごらんいただきたいと存じます。次の19ページに改正条例本文が、20ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
国民健康保険法施行令の改正に伴いまして、八幡市
国民健康保険条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、2点ございます。
1点目は、賦課限度額の改定でございます。保険料の賦課限度額のうち、基礎分を61万円から63万円に、介護納付金分を16万円から17万円に、合計で3万円引き上げることにしております。
2点目は、軽減対象世帯の拡充でございます。保険料の軽減判定時に用います所得基準額を5割軽減につきましては1人当たり5,000円を、2割軽減につきましては1人当たり1万円を引き上げることにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第14、議案第11号及び日程第15、議案第12号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第14、議案第11号及び日程第15、議案第12号につきましては、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。
△日程第16
○
山田芳彦 議長 日程第16、議案第13号、八幡市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第16、議案第13号、八幡市市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の21ページをごらんいただきたいと存じます。次の22ページから23ページに改正条例本文が、24ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
民法の改正等に伴い、八幡市市営住宅の設置及び管理に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は4点ございます。
1点目は、単身高齢者の増加により入居希望者が連帯保証人を確保することが困難となることが懸念されることなどを踏まえ、入居条件であった連帯保証人の確保を不要とすることといたします。
2点目は、不正行為で入居した者に対して請求する金銭の算定に利用する利率を、民法の規定に合わせ、年5分の割合から法定利率に変更をすることといたします。
3点目は、入居者が認知症等のため収入の申告をすることが困難なときは、市が調査した収入状況により家賃を設定することといたします。
4点目は、規定及び字句の整理を行うものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第16、議案第13号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第16、議案第13号につきましては、所管の
都市環境常任委員会に付託いたします。
△日程第17〜日程第23
○
山田芳彦 議長 日程第17、議案第14号、令和元
年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案から日程第23、議案第20号、令和元
年度八幡市
水道事業会計補正予算(第2号)案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 ただいま上程いただきました日程第17、議案第14号、令和元
年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元にお届けしております令和2年
八幡市議会第1回定例会八幡市補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
まず、1ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に11億5,190万円を追加し、歳入歳出予算の総額を269億532万7,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから5ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
今定例会に提案させていただきます補正予算につきましては、国の補正予算も活用して、令和2年度当初予算と連動した13ヶ月予算として編成したものになるもののほか、これまでご可決を賜りました各事業の入札減や申請の増減、特定財源の充当による財源の組みかえ等を行ったものでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。別冊の
一般会計・
特別会計・事業会計補正予算内容一覧表をごらんいただきたいと存じます。
まず、7ページをごらんいただきたいと存じます。職員給与費では、職員の退職者が当初より10人増加しましたことから、退職手当9,327万8,000円を増額しております。財源には、職員退職手当基金繰入金を充当しております。
9ページに移りまして、介護保険
特別会計繰出金では、八幡市社会福祉協議会からの返還に伴う過誤調整分556万4,000円の減額を含めまして、961万3,000円を減額しております。
14ページに移りまして、保健衛生一般事務費では、新型コロナウイルスへの対策として資材購入の予算を計上しております。
16ページに移りまして、橋本駅周辺拠点整備事業費では用地取得費用を、府道八幡インター線整備事業費負担金では府の事業の前倒しによる市負担金の増額を、単独道路等整備事業費では橋りょう補強補修の設計費用をそれぞれ計上するものでございます。
17ページに移りまして、府道八幡田辺線整備事業費負担金では、同じく府の事業の前倒しによる市負担金の増額を計上するものでございます。これらの事業は、国の補正予算を活用いたしまして、活力ある安心・安全な
まちづくりを推進する施策となっております。
また、市民スポーツ施設・都市
公園等管理費では、緊急的にさざなみ緑道の補強整備を実施いたします。
18ページに移りまして、
子どもたちの安心・安全を最優先にした学校施設への緊急対策として、さくら小学校整備事業ではグラウンドの整備費用を、中央小学校整備事業ではエレベーター整備等によるバリアフリー化工事の費用を、男山中学校整備事業ではグラウンドの整備費用をそれぞれ計上するものでございます。
19ページに移りまして、長期債元金では、持続可能な市財政を目指す観点から、一般財政調整基金を活用し、退職手当債の繰上償還を実施することとしております。
次に、恐れ入りますが、補正予算書にお戻りいただきたいと存じます。6ページには、第2表、繰越明許費の補正をさせていただいております。13ヶ月予算としての事業を中心に6件の事業を追加して、繰越明許費を計上させていただいております。なお、第2回定例会におきまして、繰越計算書にて、
令和元年度執行分、令和2年度への繰り越し分をご報告させていただきます。
次に、7ページには、第3表、地方債の補正を計上させていただいております。
また、歳入につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の12ページから23ページにかけましてお示ししておりますとおりでございます。令和2年1月末時点における決算見込みを踏まえまして、市税収入等を増加して計上しております。また、ただいまご説明申し上げました歳出の増減にあわせて、国・
府支出金、地方債などの特定財源を調整しております。
以上が令和元
年度八幡市
一般会計補正予算(第4号)案の内容でございます。今年度残された期間は1カ月を切っております。繰り越しさせていただく事業の早期着手に努力してまいりたいと存じます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第18、議案第15号、令和元
年度八幡市休日
応急診療所特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の83ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から100万円を増額し、総額を2,770万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の84ページと85ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しをしておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の23ページをごらんいただきたいと存じます。
医業費の100万円の増額は、季節性インフルエンザの対応経費として医薬品を購入させていただくものでございます。また、ただいま申し上げました歳出の増にあわせまして、特定財源の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第19、議案第16号、令和元
年度八幡市
駐車場特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の95ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額から120万円を減額し、総額を1,120万円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の96ページと97ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の25ページをごらんいただきたいと存じます。駐車場使用料収入について120万円の減額が見込まれますとともに、駐車場管理委託料を30万円増額する必要がありますことから、
一般会計への繰出金を150万円減額するものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第20、議案第17号、令和元
年度八幡市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の109ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしましておりますとおり、歳入歳出予算の総額から104万2,000円を減額し、総額を78億5,915万8,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の110ページと111ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容についてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の27ページをごらんいただきたいと存じます。賦課徴収費の104万2,000円の減額は、保険料滞納分の徴収を京都地方税機構に移管したことに伴う負担金に変更が生じたものでございます。
次に、歳入につきましては、補正予算事項別明細書116ページから117ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて、特定財源等の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議をいただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第21、議案第18号、令和元
年度八幡市
介護保険特別会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の125ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額に4,490万5,000円を減額し、総額を54億1,672万8,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の126ページと127ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。
それでは、補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。補正予算内容一覧表の29ページから32ページをごらんいただきたいと存じます。総務費、保険給付費及び地域支援事業費におきましては、各事業の決算見込みによりまして増減をさせていただき、補正計上しております。
29ページの居宅介護サービス計画給付費では、八幡市社会福祉協議会からの返還に伴う過誤調整分などによりまして3,880万円を減額しております。
32ページに移りまして、介護保険給付費、基金積立金では、同じく、八幡市社会福祉協議会からの返還に伴う加算金などにより747万8,000円を増額して計上しております。
償還金では、過年度の介護給付事業に係ります国及び
府負担金の確定に伴う返還金としまして、2,771万7,000円を増額して計上しております。
次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書132ページから135ページにお示ししていますとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第22、議案第19号、令和元
年度八幡市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の167ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に1億2,543万2,000円を追加し、総額を17億9,503万2,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の168ページと169ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。補正内容一覧表の33ページをごらんいただきたいと存じます。後期高齢者医療広域連合納付金1億2,543万2,000円の増額は、平成30年度の出納整理期間における保険料の確定と、平成30年度療養給付費負担金の精算及び保険基盤安定負担金の確定によるものでございます。
次に、歳入につきましては、補正予算書の歳入歳出補正予算事項別明細書174ページと175ページにお示ししておりますとおりでございます。ただいま申し上げました歳出の増額に合わせて、歳入の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第23、議案第20号、令和元
年度八幡市
水道事業会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容のご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の179ページをごらんいただきたいと存じます。
補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条にお示しをしておりますとおり、職員退職金の減額につきまして、水道事業収益の営業外収益で2,350万8,000円の減額、水道事業費用の営業費用において2,350万8,000円の減額をさせていただくものでございます。予算書本文第3条にお示ししておりますのは、職員給与費を減額するに当たりまして、議会の議決をお願いするものでございます。予算書本文第4条にお示ししておりますのは、
一般会計から水道事業会計へ補助を受ける金額を減額するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。
恐れ入りますが、補正予算内容一覧表の35ページをごらんいただきたいと存じます。その内容は職員の退職に伴う補正で、退職給与金2,350万円8,000円を減額させていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 以上で提案理由の説明を終結いたします。
なお、日程第17、議案第14号から日程第23、議案第20号までにつきましては、明5日の本会議においてご審議をいただく予定になっております。ご了承願います。
△日程第24・日程第25
○
山田芳彦 議長 日程第24、議案第21号、
八幡市道の路線の認定について及び日程第25、議案第22号、町の区域及び名称の変更についてを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第24、議案第21号、
八幡市道の路線の認定につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の32ページをごらんいただきたいと存じます。33ページに新規認定路線を掲載しております。また、議案第21号の参考資料1ページから3ページに位置図を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
新規認定につきましては、道路法第8条第2項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。新規認定路線につきましては、整理番号1から4の4路線でございます。議案第21号の参考資料をごらんいただきたいと存じます。1ページの整理番号1及び2の路線は、美濃山古寺土地区画整理事業による新設道路を新規認定するものでございます。2ページの整理番号3の路線は、都市計画法に基づく開発行為による新設道路を新規認定するものでございます。3ページの整理番号4の路線は、都市計画法に基づく開発行為による拡幅道路を新規認定するものでございます。これにより、今回の新規認定路線延長は約722メートルで、認定路線の総延長は約722メートルの増加となります。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第25、議案第22号、町の区域及び名称の変更につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の34ページをごらんいただきたいと存じます。35ページに町の区域及び名称の変更調書、36ページに関係図面、37ページに説明書を掲載しておりますので、ごらんいただきたいと存じます。
美濃山古寺地区土地区画整理事業の施行に伴い、町名・町界の整理を行うものでございます。ご提案を申し上げます対象区域は、内里穴ケ谷、美濃山大塚、美濃山細谷で、これらの一部を美濃山古寺に変更するものでございます。
なお、法的な手続きといたしましては、本事業が土地区画整理法により施行されており、地方自治法第260条第3項の政令で特別の定めをする場合に該当いたしますので、同法施行令第179条の規定により、換地処分の公告のあった日の翌日に効力が生じるよう告示する予定でございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第24、議案第21号及び日程第25、議案第22号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 質疑なしと認めます。
ただいま議題となっております日程第24、議案第21号及び日程第25、議案第22号につきましては、所管の
都市環境常任委員会に付託いたします。
△日程第26〜日程第28
○
山田芳彦 議長 日程第26、報告第1号、
専決処分事件の報告について(和解)から日程第28、報告第3号、
専決処分事件の報告について(調停案の受諾)までを一括議題といたします。
順次、報告を求めます。佐野
教育部長。
(佐野正樹
教育部長 登壇)
◎佐野正樹
教育部長 ただいま上程いただきました日程第26、報告第1号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の38ページをごらんいただきたいと存じます。次の39ページに専決処分書が、40ページに説明書が、また41ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、
令和元年10月25日午後6時30分ごろ、八幡市立八幡市民図書館外周の石積み花壇に相手方自動車が衝突し、これを損傷するという事故が発生しました。この事故に係ります和解につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により、議会の委任に基づきまして、令和2年2月13日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解の相手方は○○○○氏で、住所は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○でございます。相手方が負担した損害賠償の額は、石積み花壇の修理代3万9,600円でございます。また、既に修理は完了いたしております。
以上のとおりご報告申し上げます。
○
山田芳彦 議長 山田
環境経済部長。
(山田俊士
環境経済部長 登壇)
◎山田俊士
環境経済部長 ただいま上程いただきました日程第27、報告第2号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の42ページをごらんいただきたいと存じます。次の43ページに専決処分書が、44ページに説明書が、また45ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
本件は、
令和元年9月9日午前9時ごろ、八幡市男山A団地敷地内において、ごみを収集作業中の環境業務課収集員、大野 望運転の本市じんかい車が、大型ごみの収集のためにバックで進入しようとしたところ車どめに接触し、これを損傷するという事故が発生いたしました。
この事故に係ります和解と損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、令和2年1月6日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解及び損害賠償の相手方は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、○○○○○、○○○○様で、住所は○○○○○○○○○○○○○○○○○○でございます。損害賠償の額は、車どめの修理代18万2,600円で、その全額が公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されることになっております。また、事故の当事者である本人には、今後このような事故がないよう安全運転について厳重注意したところでございます。
以上のとおりご報告申し上げます。
○
山田芳彦 議長 東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 ただいま上程いただきました日程第28、報告第3号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の46ページをごらんいただきたいと存じます。次の47ページに専決処分書が、48ページに調停条項が、49ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
調停の相手方は、八幡市八幡小松44番地の11八幡市営住宅小松団地1棟306号に住所を置く車谷佳昭氏でございます。平成31年2月19日付で、市営住宅及び駐車場に係る賃料の滞納を理由とする市営住宅及び駐車場の明け渡しを求める調停の申し立てを伏見簡易裁判所に行い、その後、これまで4回の民事調停を経て、このほど調停案が整いました。
調停案には、相手方は市に対し、賃貸借契約について、令和2年2月から令和3年9月までの毎月末日限り、未払い賃料の返済金として各月2万2,600円を持参し支払うこと。また、賃料相当損害金として1カ月金1万1,100円の支払い義務など、全8項目について示されております。つきましては、市は、この調停案を受諾することとし、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、専決処分をさせていただいたものでございます。
以上のとおりご報告申し上げます。
○
山田芳彦 議長 これより日程第26、報告第1号から日程第28、報告第3号までの質疑に入ります。
山本邦夫議員。
(山本邦夫議員 登壇)
◆山本邦夫 議員 幾つか聞きたいこともありますけれども、今回お聞きするのは、報告第2号の男山団地への大型ごみ収集のときの損傷の事故ということについてであります。
質問自体は簡単でして、このときの車の乗務体制は3人体制で運行されていたのかどうか。以前にも同様の事故がありましたけれども、そのときも確認しましたけれども、このようにバックで車を動かすときに、助手席等に乗っておられるほかの2人の方は、後方確認、周辺の確認とかをすることがルールになっていると思いますけれども、そのときの状況はどうだったのか教えてください。
質問としては以上であります。
○
山田芳彦 議長 理事者、答弁願います。山田
環境経済部長。
(山田俊士
環境経済部長 登壇)
◎山田俊士
環境経済部長 じんかい車の事故につきましてのご質問にお答えいたします。
当日の体制でございますけれども、3人の乗車でございました。そのような中でなぜ起こったかということでございますけれども、当然、運転手の不注意はございます。それから、大型ごみの料金徴収員がそのとき欠員となっておりまして、この業務にふなれな職員が従事いたしましたことから、後方の安全確認を失念してしまい、事故が発生したものと考えております。
今後このような事故がないよう、運転者とともに、乗組員へも安全確認について厳重注意いたしました。
以上です。
○
山田芳彦 議長 山本議員。
◆山本邦夫 議員 先ほどの答弁ですと、普通はそういう後方確認等をやるけれども、なれていなかった人なので後方確認を失念していたと。失念していて事故をするという、基本的には運転していた方の不注意になるんでしょうけれども、おととし平成30年10月の議会で、やっぱり
専決処分事件で、このときは男山の第3住宅の敷地内のごみ集積所付近で、じんかい車がバックで進入して車どめに接触、損傷する事故があって、そのときの会議録を読み直しましたけど、このまま今日質問してもいいような中身です、3人乗務だったという話とか。
再質問というわけでもないですが、2年前のときにもここで確認させてもらったんですが、バックをしたりするときには、ほかの乗務員が下車して、後方確認とか周辺の注意を促すということでやってくださいと。あえて念押しで、きちんと業務中、注意を喚起していただきますよう、さらに言っているのは、こういう質問をしなくていいようにぜひよろしくお願いしますと言っているんですね。
そのときのやりとりは、2年前の10月ですから1年半ですよね。そのときの答弁の有効期間は1年半なのかと言いたくなるんですよ。普通、僕も車を運転しますけど、そんな1年、2年でぽんぽんとぶつけないですよ。そら、いろいろな人が運転しているからというのもあるかもしれませんけど、でも、この頻度は余りに高過ぎるのではないですか。
そこはもう厳しく指摘をして、答弁を求めても、済みませんという話にしかならないので、絶対こういう事故は起こさないんだと。過去には、じんかい車の問題で言えば、言い始めたら切りがないですけど、無人の車が動き始めたとか、そんなこともあって、常識では考えられない事故が起こったりしているんです。だから、そういう意味では、単に不注意で済ませないで、やっぱり市民に対してやってはいけないことというのはかなり厳しくやっていただくと。
もう一遍言いますけど、こんな質問をさせないでください。普通だったらこれはしなくてもいい話かもしれませんけど、2年前に言った話がもう通用しないというのは余りにも情けなくて、そこのところは厳しく対応していただきますよう、強く強くお願いをしておきます。
以上です。
○
山田芳彦 議長 ほかに質疑ありませんか。
岡田秀子議員。
(
岡田秀子議員 登壇)
◆岡田秀子 議員 三つの専決のうちの二つについて若干お伺いさせていただきたいと思います。
まず初めに、1点目は、先ほどの公用車に続きますけれども、ごみ収集車の車どめ接触についてでありますが、これについて、修理代の18万2,600円は公益社団法人全国市有物件災害共済会から補填されるということになっております。
たびたびこういった事故が報告されるわけですけれども、個人でこういう自動車の保険に入った場合は、事故が起きて保険で補填というか利用した場合、支払われた場合、次の保険料が割り増しで高くなるんですね。共済会の場合、八幡市は今までも何回もあったんですけど、この共済会の保険料は高くなるのでしょうか、その辺をお聞かせください。
それともう1点は、市営住宅と駐車場にかかわる調停のところでお伺いします。
まず一つに、相手方は申立人に対して45万1,800円の支払い義務があると。それを分割して、令和2年2月から令和3年9月まで毎月2万2,600円、令和3年9月は2万2,400円、これを申立人、市に持参して支払うということでありますが、この2月の分は既に支払われたのでしょうか、お聞かせください。
それともう一つ、調停費用は各自の負担ということですが、調停費用というのはいかほどなのか、その辺もお聞かせください。
以上です。
○
山田芳彦 議長 暫時休憩いたします。
午後 0 時08分 休憩
――――――――――――
午後 0 時12分 開議
○
山田芳彦 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
理事者、答弁願います。道本
総務部長。
(道本明典
総務部長 登壇)
◎道本明典
総務部長 報告第2号の件でございますけども、事故による保険料が高くなるのかということでございますけども、全国市有物件災害共済会の分が全体で事故がたくさん起きた場合、掛金をオーバーするような事態になれば上がるかと思いますけど、現時点におきましては掛金については変更はないということでございます。
○
山田芳彦 議長 東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 専決処分事件についての質問にお答え申し上げます。
調停の相手方ですけれども、2月分は2月28日に2万2,600円と1万1,100円をお支払いいただいております。
2点目の費用でございますけれども、この調停の成立をした段階で10万円に消費税の11万円のお支払いを顧問弁護士にしております。全ての先方からの支払いが完了した後に、成功報酬として15万円に消費税の16万5,000円を支払う予定としております。
○
山田芳彦 議長 岡田議員。
◆岡田秀子 議員 まず全国市有物件災害共済会、事故が多ければ上がる可能性というか、上がるということの理解でよろしいんですね。そうしたら、この事故というのがどれぐらいの、もう既にわからないという自席での表現がされましたけれども、普通の自動車の保険であれば等級とかがあるんですけれども、この共済会のはそういう等級というのがないのか。わからないのだったら、わからないと言っていただいたらいいんですけど、なぜこういうことを聞くかというと、例えばこの保険料が上がった場合、やはりこれは税金ですので、今までぐらいの専決では上がらない、今までにも上がったことがないのか、その辺もう一回聞かせてください。
それと、先ほどの調停のところで、2月は支払われたということでわかりました。大体45万1,800円の支払い義務ということですけど、今聞いたら、調停費用11万円と、これから成功報酬の16万5,000円、これを全部徴収できた場合のことだと思うんですけど、そうしたら27万5,000円かけて45万円を払っていただくということは、差額の分だけが市に入るということですか。それでよろしいんでしょうか、その辺のところだけ聞かせてください。
私は、払うべきものをしっかりと、今までも相談とかいろいろ市も努力してされてきたあげくの調停だと思いながら聞いておりますので、よろしくお願いします。
○
山田芳彦 議長 理事者、答弁願います。道本
総務部長。
(道本明典
総務部長 登壇)
◎道本明典
総務部長 報告第2号の件の再質問です。等級のお話かと思うんですけども、個人の場合でしたら、任意共済とかで各等級が何段階かあると思うんですけど、この共済につきましては、一定ライン決まっていますので、等級はございません。
○
山田芳彦 議長 東
都市整備部長。
(東 睦
都市整備部長 登壇)
◎東睦
都市整備部長 報告第3号の専決処分についての再質問にお答え申し上げます。
市としての収支につきましては、議員ご案内のとおりでございます。
○
山田芳彦 議長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○
山田芳彦 議長 これにて質疑を終結いたします。
以上で報告第1号から報告第3号までを終結いたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は明3月5日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略をさせていただきますので、ご了承願います。
本日はお疲れさまでございました。
午後 0 時18分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
八幡市議会議長 山 田 芳 彦
会議録署名議員 鷹 野 雅 生
会議録署名議員 岡 田 秀 子...