八幡市議会 > 2019-10-15 >
令和 元年第 3回定例会−10月15日-08号
令和 元年第 3回定例会−10月15日-付録

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  1. 八幡市議会 2019-10-15
    令和 元年第 3回定例会−10月15日-08号


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    令和 元年第 3回定例会−10月15日-08号令和 元年第 3回定例会                                 令和元年10月15日                                 午前10時  開 議 1.出席議員      1 番  山 田 美 鈴 議員             2 番  関 東 佐世子 議員             3 番  小 川 直 人 議員             4 番  横須賀 生 也 議員             5 番  鷹 野 雅 生 議員             6 番  奥 村 順 一 議員             7 番  中 村 正 臣 議員             8 番  澤 村 純 子 議員             9 番  亀 田 優 子 議員            10番  清 水 章 好 議員            11番  太 田 克 彦 議員            12番  長 村 善 平 議員            13番  横 山   博 議員            14番  山 田 芳 彦 議員            15番  中 村 正 公 議員            16番  山 本 邦 夫 議員
               17番  岡 田 秀 子 議員            18番  小 北 幸 博 議員            19番  菱 田 明 儀 議員            20番  山 口 克 浩 議員            21番  巌     博 議員 2.欠席議員     な  し 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            堀 口 文 昭 市長            森 下   徹 副市長            足 立 善 計 理事            吉 川 佳 一 理事            道 本 明 典 総務部長            宮 嵜   稔 総務部技監            南 本   晃 市民部長            山 田 俊 士 環境経済部長            辻   和 彦 福祉部長            東     睦 都市整備部長            上 村 文 洋 会計管理者            祝 井 秀 和 消防長            武 用 権 太 上下水道部長            辻   拓 郎 財政課長            谷 口 正 弘 教育長            佐 野 正 樹 教育部長            川 中   尚 教育部次長            長 村 信 幸 農業委員会会長            森 田 孝 利 選挙管理委員会委員長 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            大 東 康 之 議会事務局長            尾 亀 永 敏 議会事務局次長            吉 田 雅 輝 議会事務局議事調査係長            梶 原 寛 人 議会事務局主任 5.議事日程   日程第 1    平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について           (議案第25号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 2    平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第26号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 3    平成30年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第27号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 4    平成30年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第28号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 5    平成30年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第29号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 6    平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第30号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 7    平成30年度八幡市水道事業会計決算の認定について           (議案第31号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 8    平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定について           (議案第32号 平成30年度決算特別委員長報告)   日程第 9    議員派遣の件について   日程第10   閉会中の継続審査及び調査の申し出について 6.会議に付した事件   日程第1〜日程第10                  午前10時00分 開議 ○山田芳彦 議長  皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1〜日程第8 ○山田芳彦 議長  日程第1、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8、議案第32号、平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。  平成30年度決算特別委員長の報告を求めます。山口克浩委員長。          (山口克浩平成30年度決算特別委員長 登壇) ◎山口克浩 平成30年度決算特別委員長  おはようございます。  ただいま一括議題となりました日程第1、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第8、議案第32号、平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでの8議案につきまして、平成30年度決算特別委員会における審査結果のご報告を申し上げます。  当委員会は、去る9月5日開催の令和元年第3回定例会本会議において付託を受けました、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか、五つの特別会計歳入歳出決算の認定について及び平成30年度八幡市水道事業会計決算の認定について並びに平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての8議案につきまして、9月5日開催の当委員会において、日程調整及び審査の方法、審査に必要な資料の請求について協議を行い、9月27日を初日に9月30日及び10月1日、3日、4日、7日、9日の7日間にわたり審査を行うことに決しました。資料請求については、125件の請求があり、9月26日に配付いたしました。  審査では、堀口市長を初めとする理事者の出席を求め、終始活発な質疑や意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許し願いたいと存じます。  それでは、審査の内容につきまして、順次ご報告を申し上げます。  まず、初日の9月27日は、午前10時から現地視察を行いました。視察の対象事業といたしまして、最初に国庫補助史跡保存整備事業八角堂、2番目に橋本駅周辺拠点整備事業、最後に男山四十八坊跡等観光案内板設置工事、以上の3事業について、それぞれの現地において理事者より説明を受け、午前11時25分に散会いたしました。  2日目の9月30日は、議会事務局監査委員公平委員会事務局、会計課、政策推進部、総務部、選挙管理委員会事務局、市民部各所管の一般会計について審査を行いました。  まず、議会事務局所管一般会計につきましては、委員より、本会議及び委員会の会議録検索システムへの掲載時期についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  次に、監査委員公平委員会事務局会計課所管一般会計につきましては、いずれも質疑がありませんでした。  次に、政策推進部所管一般会計につきましては、委員より、Chazz in YAWATAの開催場所及び今後の展開について、ご意見たまて箱における過去5年間の提案と要望の特徴について、消費生活対策の決算額が減額した要因について、外国人急増に係る問題の四者連携協議での議論について、自治連合会活動事業助成の各自治会への振り分けについて等19件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、総務部所管一般会計につきましては、委員より、防犯カメラ設置場所及び各年度設置台数について、今年度の職員採用試験受験状況について、職員の出退勤及び残業時間の管理方法について、全国市町村国際文化研修所研修内容について、市町村広域災害ネットワークの年間を通じた連携状況について、職員研修の申請から受講までの流れについて等30件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、選挙管理委員会事務局所管一般会計につきましては、委員より、18歳、19歳、全有権者それぞれの投票率についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  最後に、市民部所管一般会計につきましては、委員より、戸籍、住民票等コンビニ交付の普及に向けた周知方法について、平和のつどい報告会への参加者数について、京都地方税機構徴収実績に係る差し押さえ及び執行停止の内容について、マイナンバー通知カード及びマイナンバーカードの再発行の申請から発行までの流れと費用について等16件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後3時47分に散会いたしました。  3日目の10月1日は、消防本部所管一般会計及び環境経済部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、消防本部所管一般会計につきましては、委員より、消防団の運営及び活動経費の内容について、救急通報から病院搬送までの所要時間について、予防査察の対象件数及び是正指示件数について、消防の職員数、定数及び今後の計画について、消火栓緊急修繕の判断基準について等18件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、環境経済部所管一般会計につきましては、委員より、婚活事業と市のかかわり及び過去5年間の参加人数について、主な火葬場の場所、火葬件数火葬料補助について、やわた流れ橋交流プラザ食彩棟テラス改修工事委託費用の償却期間について、インバウンド対応情報発信業務委託の成果と課題について、消費税増税中小企業への影響及び市内商店街の現状について、有害鳥獣による農作物被害状況と被害額について等37件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、環境経済部所管駐車場特別会計につきましては、委員より、市営駐車場使用料収入が減収となっている要因についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  当日は午後1時42分に散会いたしました。  4日目の10月3日は、都市整備部所管一般会計及び上下水道部所管水道事業会計並びに下水道事業会計について審査を行いました。  まず、都市整備部所管一般会計につきましては、委員より、コミュニティバスの過去5年間の乗車人数の推移について、河川維持費が平成29年度から半減している理由について、ポケットパーク管理委託の内容と管理方法について、地籍調査完了までの見込みについて、府道長尾八幡線違法駐車に係る周辺店舗への指導について、道路照明維持補修に係る修繕料の内容について等30件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、上下水道部所管の八幡市水道事業会計につきましては、委員より、資本的収入における固定資産売却代金の内容について、地下水利用企業に対しての協力金について、府営水道契約水量縮小を京都府に提起する考えについて等10件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、上下水道部所管の八幡市下水道事業会計につきましては、委員より、資本的収入における固定資産購入費が予算額に対して減少した理由について、金利が高い企業債の借りかえについて、市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事進捗状況について、下水道使用料助成と低所得者向け減免制度の変更との関連について等11件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後2時30分に散会いたしました。  5日目の10月4日は、福祉部所管一般会計及び健康部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、福祉部所管一般会計につきましては、委員より、くらしの資金貸付金貸し付け状況、利息、償還期間について、児童虐待に係る相談内容の内訳について、要保護児童訪問支援委託子育て短期支援事業委託の委託先、内容、成果について、家計相談支援事業利用者のうち改善に向かった人数、委託費の内容について、災害時要援護者の支援者減少理由について、手話奉仕員養成講座受講対象開催場所、内容、受講後の活躍の場について等32件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、健康部所管一般会計につきましては、委員より、不妊治療給付助成の周知方及び助成金引き上げについて、休日における重症救急患者医療機関確保に係る協力病院及び受診者の主な傷病について、不妊治療等の過去3年間の実人数と妊娠に至った人数について、各自治会での敬老のつどいの自主財源率の格差について、シルバー人材センターとの請負契約において最低賃金改定に伴う契約金額の見直しの考えについて、健康マイレージの総括について等18件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、八幡市休日応急診療所特別会計につきましては、委員より、休日診療所の体制及び医師報酬についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  次に、八幡市国民健康保険特別会計につきましては、委員より、国民健康保険の一部負担金減免制度利用状況が減少傾向にある理由について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  次に、八幡市介護保険特別会計につきましては、委員より、介護保険保険者証の発行数及び過去5年間の発行枚数について、減免制度を利用できる社会福祉法人の数及び利用者増にならない理由について等5件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に八幡市後期高齢者医療特別会計につきましては、委員より、後期高齢者医療保険料収入の増加要因についての質疑があり、理事者より答弁がありました。  当日は午後2時44分に散会いたしました。  6日目の10月7日は、教育部所管一般会計について審査を行いました。  教育部所管一般会計につきましては、委員より、小中一貫教育具体的方針について、南山小学校トイレ改修工事の内容について、英語検定受検前の対策指導について、中学校区PTA連絡協議会活動補助の内容及び補助対象になっていない中学校の活動実績について、児童生徒支援加配教員の配置基準について、中学校吹奏楽研究会助成の内容について等34件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  当日は午後0時9分に散会いたしました。  最終日の10月9日は、歳入についての審査と総括質疑の後、各会計ごとに討論、採決を行いました。  まず、歳入につきまして、委員より、地域活性化基金充当事業における使途基準について、水道料金放棄債権の件数について、たばこ税の今後の見通しについて等10件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がありました。  最後に、総括質疑におきましては、委員より、平和首長会議への参加について、若者から高齢者まで巻き込んだまちづくりについて、八幡市駅前交番の夜間照明について、八幡第四小学校及び八幡第五小学校跡地の活用計画について、京阪橋本駅の駅名変更について等15件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。
     続きまして、各会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。  まず、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  次に、議案第26号、平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第27号、平成30年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第28号、平成30年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第29号、平成30年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の4議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決しました。  次に、議案第30号、平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第31号、平成30年度八幡市水道事業会計決算の認定について、以上の2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手多数にて認定することに決しました。  最後に、議案第32号、平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手全員にて認定することに決し、午後1時13分に閉会いたしました。  以上が当委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。  7日間にわたり、委員の皆さんには終始熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて、委員の皆さん並びに堀口市長を初め、理事者の皆様方の審査へのご協力を賜り、厚く御礼を申し上げる次第であります。  以上、平成30年度決算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。 ○山田芳彦 議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  質疑なしと認めます。  これより日程第1、議案第25号の討論に入ります。  まずは反対討論を許します。  山本邦夫議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  ただいま議題となっております日程第1、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党八幡市議会議員団を代表して、反対討論をいたします。  決算の討論に入る前に、先日の台風被害について一言申し上げておきます。12日から13日にかけて大型で強い台風19号は、東北、関東甲信越、東海地方を初め広範囲に甚大な被害をもたらしました。犠牲になられた方にお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。13都県に大雨特別警報が出され、河川の氾濫、決壊、水害、土砂崩れなど各地から伝えられる光景は、今回の台風がもたらした記録的な大雨のすさまじさを示しています。また、従来の災害対策の限界も明らかになりつつあります。政府と関係自治体が被災者の救命、救援に万全を期して取り組むとともに、被災者支援と被災地の復旧・復興に向け、知恵と力を集めて取り組むことは災害大国日本の政治の責任だと痛感いたします。  それでは、討論に戻りたいと思います。  国政では、安倍自公政権が憲法第9条に自衛隊を書き込み、憲法第9条、平和原則を骨抜きにする動きを強め、暮らしの問題では消費税の10%への増税、教育や社会保障でのさらなる負担を押しつけようとする中での決算審議となりました。従来にも増して憲法を守り、暮らしを応援する政治姿勢が地方自治体にも大きな役割となっています。  まず、一般会計決算に反対する理由の一つは、市長の国政に関する政治姿勢であります。平和の問題では、国連での核兵器禁止条約の批准国が32カ国となり、条約発効に必要な50カ国へ着実に歩みを進めています。来年5月にはニューヨークで原水爆禁止世界大会が開かれ、核兵器禁止、廃絶に向けた大切な年となります。核兵器廃絶を全世界に呼びかける平和首長会議は国内で1,732自治体を数え、未加盟は八幡市を含めわずか9自治体になりました。私たちが加盟を促しても、市長は加盟する気にならないと背を向けておられます。京都府下で一番早く非核平和都市を宣言した自治体にふさわしく、核兵器廃絶の市民の願いに応えるべきであります。  反対する2つ目の理由は暮らしの問題です。平成30年度から水道料金が値上げされました。基本料金は2倍となり、超過料金では6〜8立方メートルは9.4%、10〜20立方メートルは2.0%、20〜30立方メートルは1.8%、30〜40立方メートルは1.4%の値上げです。基本料金や水量が少ないほど値上げ幅が大きく、低所得者に負担が重い値上げとなっています。さらに、基本料金福祉減免制度を3段階に分けて廃止したことも負担を重くしています。また、府営水道が予定する大幅値上げも、今後の市民負担の増加につながる危険な動きです。過大な契約水量に伴う府営水道に対し、年間1億3,000万円に上るカラ水の是正を求めるとともに、京都府に府営水の値上げを回避するよう求めるべきです。  後期高齢者医療では、所得割の2割軽減が廃止され、均等割の元被扶養者向けの軽減措置が圧縮されたことにより750万円の負担増になっています。65〜69歳の老人医療助成は、平成29年度末に32.8%の人に適用されていましたが、平成30年度末には26.7%に大幅に低下しました。これは適用対象の見直しによるもので、医療費負担の増加とあわせ、高齢者世帯の暮らしを脅かしています。  また、シルバー人材センターに対する市の請負契約では、10月からの最低賃金引き上げにより29件中16件で最低賃金を下回る状態になりました。当該部は総務部、市民部、環境経済部都市整備部教育委員会など多数に及んでいます。最低賃金違反を毎年指摘しても、一向に改善しない姿勢は即刻改めていただくよう厳しく警告しておきます。  実施後5年目となるプラスチックごみの回収、容器包装リサイクルについて、毎週回収を実施するよう求めましたが、城南衛生管理組合のほかの2市3町は毎週回収を実施しているのに、八幡市は実施に向けた姿勢を示していません。ただし、城南衛生管理組合の沢工場の中継施設の整備にあわせて、不燃ごみ、プラスチックごみ中継施設が設置できないか、費用の問題があるが協議していきたいと答えられたことは、今後の進展を期待できる答弁だと思います。中継施設の設置までの間、暫定的にプラスチックごみの毎週回収を実行する計画を立てるよう求めるものであります。  3つ目の理由はまちづくりの問題です。防災の問題では、昨年の大阪府北部地震、台風や豪雨で八幡市にも大きな被害がもたらされました。災害救助法生活再建支援法の適用をめぐって、大阪府、そして近隣の高槻市や枚方市などの対応と比べると、八幡市、京都府の対応は大きくおくれています。大規模災害に対し、京都府と八幡市が的確に判断すべきです。さらに、市が2015年に策定した大規模自然災害に係る地域再建被災者住宅等支援事業は、一部損壊住宅の建てかえや改修、家具の購入を支援できる内容ですが、昨年の災害時、八幡市も京都府もこの制度を適用する判断を避けました。こうした判断の不十分さが鮮明になっています。  八幡市の玄関口である石清水八幡宮駅、橋本駅そのものの整備は、いまだに見通しが見えていません。  10月から消費税が10%に値上げされました。安倍政権はわずか6年の間に消費税を5%から8%、さらに10%と2度にわたる消費税の増税で合計13兆円もの大増税を強行しました。一つの内閣で2度も大増税を強行するなど、戦後どの内閣もやったことのない空前の暴挙であります。市民からも暮らしをめぐる悲鳴の声が寄せられています。  9月末で石清水八幡宮駅前中堅スーパーが店を閉じ、市内のある弁当屋は増税を機会に閉店、パン屋は消費税増税分をお客に転嫁できないと述べ、消費税増税市内中小業者の営業を直撃しています。  決算審議では、こうした中小事業者の悩みや声に耳を傾けよと迫っても、市はみずから調査に乗り出さず、商工会から聞いていると述べるだけで、何ら具体策は示されませんでした。  小学校の統廃合から11年がたちますが、旧八幡東小学校は一定の整備がされましたが、旧八幡第四小学校、旧八幡第五小学校は活用計画が発表されたものの、今後の具体的な活用方向は示されていません。地域住民や福祉を初めとする施設活用のニーズを聞き取り、きちんと活用計画を作成すべきです。  4点目の反対理由は、同和行政の温存、不公正な行政についてであります。八幡市など府南部の自治体、企業や商工会などの分担金、会費で運営されている山城人権ネットワーク推進協議会の研修促進事業として、平成30年度は84%、238万円が部落解放同盟山城地区協議会に交付されました。山城人権ネットワーク推進協議会は事実上一部運動団体である部落解放同盟への資金提供の仕組みとなっており、八幡市は脱退すべきです。  南ケ丘教育集会所は、特定の小・中学校の参加が91%、98%を占めています。八幡人権・交流センター、有都交流センター、南ケ丘児童センター、都児童センターの四つの施設で行われている地域交流事業は、ほかの公民館や児童センターで実施することはできないため、事実上の同和事業となっています。不公正な同和事業は直ちにやめるべきです。  これらの点が、日本共産党八幡市議会議員団として一般会計歳入歳出決算認定に反対する理由であります。先ほど述べました理由により、後期高齢者医療特別会計水道事業会計についても反対であることを申し述べておきます。なお、国民健康保険料と介護保険料、下水道事業については、わずかながらも値下げされたことを評価し、今回は賛成します。しかし、八幡市の国民健康保険介護保険、下水道事業において、市民負担を軽減することは緊急の課題であることを指摘しておきます。  以上で、日本共産党八幡市議会議員団として、一般会計歳入歳出決算の認定についての反対討論といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○山田芳彦 議長  次に、賛成討論を許します。  清水章好議員。          (清水章好議員 登壇) ◆清水章好 議員  公明党議員団、清水章好でございます。ただいま議題となっております日程第1、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成会派を代表いたしまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成30年度は、市民協働を基本にこれからのまちづくりをさらに魅力あるものにするため、今後10年間のまちづくりの指針となる第5次八幡市総合計画をスタートされました。また、本市としてもこれまでに経験したことのないような大阪府北部地震を初め、台風等による多くの自然災害に見舞われました。堀口市政も2期目の最終コーナーに差しかかっております。市民協働を柱に市民の皆様の生命と財産を守るという行政としての最大の使命のもと、安心・安全のまちづくりを軸に、健やかで心豊かに暮らせるまちづくりについて邁進しておられますことを評価するものであります。  多くの自治体と同様に、本市は少子・高齢化に伴う人口減少により市税の大きな増収は見込めない厳しい財政状況が続く中、数次にわたる行財政改革の取り組みや自然災害への全庁を挙げた対応など、堀口市長のリーダーシップを高く評価しております。  平成30年度決算内容を見てみますと、施政方針で示された共生のまちやわた、未来のまちやわた、健幸のまちやわた、観幸のまちやわた、活力のまちやわた、安心・安全のまちやわたといった目標の達成に向けた配慮がうかがえます。  共生のまちでは、男山地域再生として地域住民と連携、協力しただんだんテラスの会による住民交流や、第2次地域福祉計画に基づき誰もが住みなれた地域で安心して生活ができることを目的とした私たちの談活プロジェクトの推進など、地域で生き生きと暮らせる共生のまちが着実に生まれつつあることを実感いたします。  未来のまちでは、子ども・子育て支援施策については施政方針より重点的に取り組まれており、障害児の支援については児童発達支援センターの整備、発達障害児への早期療養支援の充実にも取り組まれました。また、市内全域の低所得者世帯中学生を対象としたスタディサポート事業も、学びたいとの意欲を持つ子どもたちの未来に目を向けた施策であり、高く評価するものであります。  健幸のまちでは、やわたスマートウェルネスシティ計画に基づき、ウォーキングの推進や健幸アンバサダーの養成、健幸マルシェの開催に取り組み、市民の健康意識向上を図り、健康寿命の延伸に向けたまちづくりが進んでおります。  観幸のまちでは、徒然草エッセイ大賞の創設や八幡市の茶文化を発信するためのさまざまなイベントやChazz in YAWATAの開催、一坪茶室を開催されました。まさにみんなでつくることにより、八幡市というまちへの愛着や誇りが高まってきていると感じております。  活力のまちでは、農業用施設である川口揚水場の改修、商工会主体でまちゼミを開催され、地域の活性化を図られました。さらに、新名神高速道路の整備が進展し、これまで以上に交通の要衝となる本市の将来を見据え、まちの活力を支える基盤づくりを強力に推進しておられます。また、京阪橋本駅周辺拠点整備につきましても、着実に事業が進捗しております。  安心・安全のまちでは、昨年の相次ぐ自然災害への対応についても、全庁挙げて懸命に取り組んでおられました。堀口市長は防災拠点の本丸となる市庁舎の建てかえを決断され、整備に向けて着手されました。また、空き家の実態調査や空き家バンクとの連携により、利活用の検討もなされました。防犯対策については、防犯カメラの設置助成事業やゾーン30のエリア拡大など、通学路を含む生活者への安全対策にもしっかりと取り組まれております。  そして、これらの取り組みを確実に実行するためには、持続可能で足腰の強い財政運営が欠かせません。これまで数次にわたる行財政改革に取り組まれ、大きな効果を上げてこられました。しかし、まだまだ本市の財政状況は油断を許さない警戒モードであるとお聞きしております。来年度からは会計年度任用職員制度の実施や新庁舎整備の本格的な歳出負担が始まります。歳出面だけでも大変でしょうが、税源涵養、すなわち歳入の確保も含めてしっかりと次の課題に対処できる状況をつくり出していただきたいと考えております。第5次八幡市総合計画に掲げる六つの目標の推進を通じて、住んでよし、訪れてよしの魅力あふれるまちの実現を期待しております。  最後になりましたが、堀口市長におかれましては、今後とも公約実現のラストスパートに向けて、また職員の皆様の英知をさらに結束していただき、諸課題の解決に向けた取り組みに期待いたしますとともに、全職員の皆様のご活躍に対しても最大限のエールを送りまして、賛成討論とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。 ○山田芳彦 議長  次に、さらなる反対討論はありますか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  次に、さらなる賛成討論はありますか。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  これにて討論を終結いたします。  これより日程第1、議案第25号、平成30年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対5名) ○山田芳彦 議長  起立多数であります。よって、日程第1、議案第25号は認定することに決しました。  これより日程第2、議案第26号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第2、議案第26号、平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第2、議案第26号は認定することに決しました。  これより日程第3、議案第27号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第3、議案第27号、平成30年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第3、議案第27号は認定することに決しました。  これより日程第4、議案第28号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第4、議案第28号、平成30年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第4、議案第28号は認定することに決しました。  これより日程第5、議案第29号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、議案第29号、平成30年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第5、議案第29号は認定することに決しました。  これより日程第6、議案第30号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、議案第30号、平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対5名) ○山田芳彦 議長  起立多数であります。よって、日程第6、議案第30号は認定することに決しました。  これより日程第7、議案第31号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、議案第31号、平成30年度八幡市水道事業会計決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(15名対5名) ○山田芳彦 議長  起立多数であります。よって、日程第7、議案第31号は認定することに決しました。  これより日程第8、議案第32号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  討論なしと認めます。  これより日程第8、議案第32号、平成30年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての採決を行います。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(20名) ○山田芳彦 議長  起立全員であります。よって、日程第8、議案第32号は認定することに決しました。 △日程第9
    山田芳彦 議長  日程第9、議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第167条の規定により、お手元に配付のとおり、令和元年度第2回京都府市議会議長会及び令和元年度市町村職員等共同研修「市町村トップセミナー」に議員を派遣いたしたいと存じます。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、お手元に配付のとおり議員を派遣することに決しました。 △日程第10 ○山田芳彦 議長  日程第10、閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、議会運営委員長及び各常任委員長から閉会中の継続審査及び調査申出書が提出されております。  お諮りいたします。本件を各申し出のとおり決することに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○山田芳彦 議長  異議なしと認めます。よって、本件は議会運営委員長及び各常任委員長の申し出のとおり決しました。  以上で、本定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  先ほど来、同僚議員の発言にもありましたとおり、台風19号、去る10月12日夜に列島を直撃いたしました。東海、関東甲信越、さらには東北地方にも甚大な被害をもたらしたものであります。お亡くなりになられた皆様方には心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、国の早急な支援が必要であります。期待を申し上げますとともに、皆様とともに心からお見舞いを申し上げる次第であります。  本日、ここに滞りなく第3回の定例会が終了することになりました。今定例会は決算特別委員会を設置し、決算の審議を行う大変長丁場の議会でありました。皆様方には大変お疲れさまでありました。  そして、本日全てを議了いたしましたことは、議員の皆様並びに堀口市長を初め理事者の皆様方のご協力によるものと深く感謝を申し上げる次第であります。  今定例会では、16名の同僚議員が一般質問をされ、それぞれご提言、ご質問を賜りました。重ねて、各常任委員会並びに平成30年度決算特別委員会でも、委員の皆様から多くの意見、提言も出されました。これら件につきましても、市政に大きく反映いただきますことを切にお願い申し上げる次第であります。  結びに当たりまして、これからますます肌寒くなってまいります。議員の皆様におかれましてはお体を十分ご自愛いただき、理事者の皆様方にも八幡市市政発展のためにご尽力いただきますよう切にお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。  堀口市長。          (堀口文昭市長 登壇) ◎堀口文昭 市長  令和元年八幡市議会第3回定例会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  初めに議長のご挨拶にもございましたように、台風19号、本市におきましては大きな被害はございませんでしたが、全国的には60人以上の方がお亡くなりになっていると、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われました皆様方にお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を祈念するところでございます。  さて、このたびの定例会におきまして、当初にご提案申し上げました条例案、補正予算案及び財産の取得を初め追加提案させていただきました各会計の決算の認定、人事案件など、全議案を原案どおりご可決、ご認定、ご同意を賜りました。まことにありがとうございます。  今定例会は、9月3日から本日15日までの長丁場の中、議員の皆様におかれましては、各議案の審議あるいは一般質問、さらには各委員会におきまして貴重なご意見、ご提言を賜りました。それらを今後の市政運営に資してまいりたいと存じます。  長らく残暑が続きましたが、ようやく秋らしい気候となってまいりました。今後とも市内では多くの地域の行事が開催されます。市といたしましても、文化、スポーツなどの諸行事に取り組んでいるところでございます。議員の皆様におかれましては、ご多用の中ではございますが、諸行事へのご臨席など、引き続きお力添えを賜りますことをお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○山田芳彦 議長  以上で、令和元年八幡市議会第3回定例会を閉会いたします。大変お疲れさまでございました。                  午前10時55分 閉会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    山 田 芳 彦                       会議録署名議員    小 川 直 人                       会議録署名議員    菱 田 明 儀...