八幡市議会 2019-03-25
平成31年度予算特別委員会−03月25日-05号
小
北幸博委員
菱田明儀副議長
1.欠席委員 な し
1.理事者
堀口文昭市長 森下 徹副市長
谷口正弘教育長
上村文洋政策推進部長 法谷道哉政策推進部次長
佐野正樹教育部長 西川茂男教育部次長
川中 尚
教育部次長 神村僚二教育部参事
長尾忠行教育総務課主幹 加藤正人教育総務課主幹
西島昭彦社会教育課長 内田大生
社会教育課文化体育振興係長
長
弓佳代子社会教育課青少年育成係長
河原
豊文化財保護課長 田制亜紀子文化財保護課市史係長
辻
博之学校教育課長 田中庄平学校教育課主幹
福田昌弘学校教育課主幹 山内博喜学校教育課教育係長
山本貴秀学校教育課指導係長
八十島豊成生涯
学習センター館長補佐
信次剛司教育支援センター所長 近藤一郎教育支援センター主幹
畑中敏之南ケ丘教育集会所館長 中谷正和南ケ丘教育集会所主幹
福田賢二市民図書館長
1.
議会事務局 大東康之議会事務局長 山中友順議会事務局次長
吉田雅輝議会事務局議事調査係長
午前10時00分 再開
○横山博 委員長 おはようございます。ただいまから平成31年度
予算特別委員会を再開いたします。
なお、22日の健康部の審査における亀田委員の質問にかかわる回答を、お手元に配付いたしておりますのでご了承願います。A4で1枚の紙です。
お諮りいたします。
本日の日程は、
教育部所管の
一般会計予算案について審査をお願いいたしたいと思います。これに異議はございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○横山博 委員長 異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。
それでは、
教育部所管の一般会計の審査に入ります。
質疑等はありませんか。
清水委員。
◆清水章好 委員 おはようございます。6点お伺いさせていただきます。
まず、
予算内容一覧表の73ページ、八幡市・八幡浜市
中学生交流事業がございます。平成30年度は、八幡市から八幡浜市へ交流に行く予定でございましたが、台風の影響で平成31年度に順延となっております。交流予定の生徒たちへのフォローはどのようにされたかお聞かせいただきたいと思います。
2つ目です。同じく73ページの
学校施設等長寿命化計画策定業務委託1,300万円は、代表質問でもありましたが、新規事業となっております。改めて趣旨や事業内容をお聞かせいただきたいと思います。
3つ目です。74ページです。
小学校管理運営費に
パソコンリース更新144台、隣の75ページに
小学校教育振興費、
パソコンリース更新が328台とあります。違いをお聞かせいただきたいと思います。この内容は、76ページ、77ページには中学校も同様に計上されております。
4点目です。81ページ、
一般保護費の中に
八角堂管理業務委託20万9,000円が計上されております。どういったものかお聞かせいただきたいと思います。
5点目です。その下の
ふるさと学習館管理運営費がございます。平成30年度の体験学習の実績、そして講座の実施とはどういうものを指すのでしょうか、お聞かせください。
最後です。83ページ、
保健体育一般事務費は、73ページにありました
学校施設等長寿命化計画策定業務委託にてお聞きした内容と関係すると思いますが、旧
学校施設管理が980万円計上されております。旧八幡第四小学校、旧八幡第五小学校、旧
八幡東小学校のグラウンド及び体育館、どのような管理をいうのでしょうか、お聞かせください。
以上でございます。
○横山博 委員長
山内学校教育課教育係長。
◎山内博喜
学校教育課教育係長 本年度の八幡市・八幡浜市
中学生交流事業に参加する予定であった生徒に対するフォローについてでございますが、八幡浜市より交流時に配付される予定であった記念品等を郵送いただき、
参加予定者へ配付いたしました。本市からは、八幡浜市への感謝の気持ちを込め、配付時の様子の写真と中学生が書いた手紙、本市から交流時に贈る予定であった記念品等を八幡浜市へ送付し、交流のかわりといたしました。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 学校施設等長寿命化計画策定業務についてでございますが、この計画は、施設の利用状況、老朽化の現況を把握し、改修等の方針や水準を設定することにより、よりよい教育環境の確保や効率的・効果的な老朽施設の再生を図り、コストの縮減や予算の平準化を図ろうとするものでございます。計画の対象は、
公立文教施設の全てでございますが、平成31年度は
小・中学校を初め、生涯
学習センター、公民館等の計画を策定してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 パソコンのリースに係る
管理運営費と
教育振興費の違いについてでございますが、
管理運営費で購入するパソコンは、教職員が職員室で校務に使用するパソコンや、普通教室などで教育に使用するパソコンでございます。
教育振興費で購入するパソコンは、主に
パソコン教室で児童・生徒が使用するパソコンでございます。
○横山博 委員長
河原文化財保護課長。
◎河原豊
文化財保護課長 八角堂管理業務委託に関するご質問にお答え申し上げます。計上しております20万9,000円は、今年度末に
保存修理工事を完了する
八角堂周囲に設置いたします
赤外線センサーに異常を感知した場合の警備業務に係る委託費用でございます。
次に、
ふるさと学習館管理運営費でございますが、平成30年度の体験学習は、
勾玉づくり、
古銭づくり、草木染めの3講座を実施いたしました。参加者は延べ65人でございます。その他の講座につきましては、ふるさとの文化財をよりよく知っていただくことで、文化財に対する愛着と保護意識の高揚を図るため、
文化財専門職員が講師を務め、文化財を題材にしたものも実施しております。
市民協働推進課が所管しております出前講座や、市民団体などからの依頼に基づく講座などがこれに該当しますが、平成30年度は神仏分離と石清水八幡宮、遺跡で見つかる地震の痕跡の2講座を実施し、参加者は延べ101人でございます。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 旧学校施設に係ります管理についてでございますが、予算の内容でございますけれども、3施設の合計金額で修繕料が100万円、光熱水費が194万6,000円、委託料が660万円、その他保険料等で25万4,000円、合計980万円でございます。修繕料はガラスの入れかえ等、必要最小限の修理を行う費用でございます。委託料は受変電設備や消防設備の点検業務、施設の
機械警備業務、施設の除草や
清掃業務等を委託する経費でございます。
○横山博 委員長 清水委員。
◆清水章好 委員 それぞれありがとうございました。最初の八幡浜市との交流につきましては、記念品等をお聞かせいただきましてわかりました。一つお聞かせいただきたいと思います。生徒たちの残念だったという声があったかと思うのですが、その辺のフォローというか、そういう形で心的なお声かフォローをお聞かせいただきたいと思います。
それと、予算的には平成30年度は100万円計上されております。これは行く場合のことですね。八幡浜市の生徒の皆さんを迎える年の予算というのは減ると思いますが、わかりましたら幾らぐらいになるのかお聞かせいただきたいと思います。2点お願いいたします。
続きまして、学校施設の
長寿命化計画につきましては、ちょっと聞き取りにくかったので、具体的な施設は、生涯
学習センターともう一つ何とおっしゃったか聞かせてください。二つ具体的にあったと思いますので、お聞かせいただきたいと思います。申しわけございません。
続きまして、
パソコンリースにつきましてはよくわかりました。理解いたしました。
八角堂の業務委託については、
セキュリティ面で予算を計上されているということですね。改修工事が間もなく終わろうとしていると聞いております。一般公開がされるともお聞きしておりますけども、どのような一般公開の予定かをお聞かせいただきたいと思います。
続きまして、
ふるさと学習館につきましては、さまざま取り組んでいただきましてありがとうございます。平成31年度の体験学習や講座の予定をお聞かせいただきたいと思います。
そして、昭和の生活道具が文化財となりつつあるとお聞きしておりますけれども、
体験学習室にございます生活道具の活用に関して、お考えをお聞かせいただきたいと思います。
最後のところにつきましては理解いたしました。ありがとうございました。
以上、お願いいたします。
○横山博 委員長
福田学校教育課主幹。
◎福田昌弘
学校教育課主幹 八幡市・八幡浜市
中学生交流事業についてのご質問でございますが、生徒たちの心理的なフォローという形でございますが、2年ベースでお迎えする、訪問するという形でしております。平成30年度は残念ながら行けなかった
子どもたちの中には、最初は台風の影響ということで連絡したときも、泣きながらとても残念だという声もありました。残念な気持ちについては理解しながら、フォローという形をしておるんですけども、2年のベースということで、1年目の交流の中で、文通でありますとか、ラインでありますとかのつながりを持っている
子どもたちもおります。そういった中で、その
子どもたちについては、今回は残念だったけど、また来たときに、また会えたときにということで、交流を続けているとはお聞きしております。
次に、予算の部分でございますが、八幡浜市の生徒を迎える年の予算につきましては、平成29年度の本市での交流時での決算額が43万5,095円でありましたことから、予算額は50万円程度になると考えております。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 学校施設等長寿命化計画の策定業務で、平成31年度に予定しておりますのは
小・中学校を初め、生涯
学習センター、公民館等の計画を策定してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
河原文化財保護課長。
◎河原豊
文化財保護課長 八角堂の一般公開につきましては、来年度当初の警備業務に係る
システム設定などを考慮し、5月末に八幡市観光協会が取り組まれます文化財の一斉公開に合わせる形で実施するよう、現在調整しているところでございます。
次に、平成31年度の体験学習につきましては、今年度と同様に
勾玉づくり、
古銭づくり、草木染めの3講座を実施する予定でございます。その他の講座につきましては、引き続き出前講座や
市民団体等からのご依頼に基づく講座を実施してまいりたいと考えております。
次に、昭和の時代の生活道具につきましては、この100年余りの間に大きく変化した暮らしぶりについて知っていただくため、近隣で先進的な取り組みをされている
山城郷土資料館、城陽市
歴史民俗資料館などの事例を参考に、活用を検討してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 それでは、7点お伺いさせていただきます。
まず一つに、
予算内容一覧表の71ページの
事務局運営費についてであります。
校務支援システム導入の144万3,000円についてですけれども、ここで
パソコンリース更新とかがありますけれども、システムの目的と設置場所と運営方法についてお伺いしたいと思います。
次、2つ目です。75ページの
小学校教育振興費の
学校図書館整備についてですけれども、411万5,000円は、どこの図書館でどのように整備されるのか聞かせていただきたいと思います。
次、76ページの
中学校管理運営費でございます。この中の真ん中の方に
部活動指導員配置というのがあると思います。112万4,000円です。これも何年か取り組んでいただいていると思うんですけれども、
部活動指導員配置についての成果、効果をお聞かせください。
次に、79ページの青少年・
女性活動費の中の
子ども会活動助成で、1人当たり400円となっています。335万4,000円上がっているんですけれども、今現在、子どもは何人登録されているのか聞かせてください。
次、5つ目です。79ページの一番下です。やわた
放課後学習クラブ運営費で、週2回水曜日と土曜日と運営していただいています。これも何年か続けていただいているんですけれども、資料の88ページの資料94の方には、学校ごとの過去3年間のそれぞれの
子どもたちの利用実績が出ていますけれども、
子どもたちの
取り組みぐあいについて、もうちょっと聞かせていただきたいと思います。
そして最後、
予算内容一覧表の83ページで
文化センター管理運営費に関係する件ですけれども、これは同僚議員が代表質問でもされたんですけれども、現在の
文化センターのトイレの洋式化についてですけれども、恐れ入りますけれども、男性、女性それぞれ和式と洋式の数を教えていただきたいと思います。
以上です。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 校務支援システムについてでございますが、まず、
校務支援システムは成績処理や出欠管理、通知表作成などの校務と呼ばれる業務全般を実施するために必要となる機能を実装したシステムです。このシステムを導入することにより、教職員の校務に係る時間を短くすることができ、そこから生み出される時間を児童・生徒とかかわる時間に充てることができるようになります。
配置先につきましては、
市立小・中学校全校での利用を予定しております。基本的には職員室に設置しているパソコンからのみアクセス可能とし、普通教室や
パソコン教室などからのアクセスはできない仕組みを予定しております。
運用方法につきましては、各教職員がウェブブラウザで動作するシステム上で、児童・生徒に関する成績情報などさまざまな情報を入力したり、帳票を出力したりします。システムにトラブルがあったり、操作する上で不明な点があった場合には、
システム業者が対応する予定でございます。
○横山博 委員長
山内学校教育課教育係長。
◎山内博喜
学校教育課教育係長 学校図書整備についてでございますが、各校の
学校図書館の
図書購入費のことでございまして、全
小・中学校に児童・生徒数や学校図書の充足率に応じて予算配分しているところでございます。
次に、どのように整備されているのかということでございます。学校ごとに実施している選書会や児童・生徒や教職員の要望等により、購入する図書を決定しているところでございます。
○横山博 委員長
福田学校教育課主幹。
◎福田昌弘
学校教育課主幹 部活動指導員配置についてでございますが、学校が希望する部活動の専門的な指導員の確保と指導員が教員免許を有していることが要件となっております。今年度につきましては、条件に合った指導員がいなかったため、配置できておりません。教職員や生徒の負担軽減や技術力の向上などで期待できますが、実際に実施した効果については把握できておりません。来年度から、指導員の条件である教員免許が緩和されるとお聞きしておりますので、配置できるものと考えており、効果についても検証してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
長弓社会教育課青少年育成係長。
◎
長弓佳代子 社会教育課青少年育成係長 子ども会の登録人数についてでございますが、平成30年度に申請された
子ども会数は21子ども会で、合計人数は2,858人でございます。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 放課後学習クラブの学習についてお答えします。
放課後学習クラブは、市内全小学五・六年生を対象に、毎週水曜日の放課後と土曜日の午前の週2回、各小学校で開設しており、水曜日は
共通テキストを利用した国語、算数の学習、土曜日はテキストやプリントを活用した漢字検定、数学検定に向けた
チャレンジ学習に取り組んでおります。水曜日と土曜日の児童の様子を見ますと、土曜日の学習に来ている児童の方が、最後に漢字検定、数学検定が控えているため、比較的意欲を持って学習に取り組んでいます。
○横山博 委員長
西島社会教育課長。
◎西島昭彦
社会教育課長 文化センターのトイレの洋式化についてのご質問にお答え申し上げます。
文化センターのトイレの洋式化についてでございますが、現在、
文化センターにおけるトイレの総数67基のうち24基が
洋式トイレでございます。大ホールの客席に特化いたしますと、30基のうち、男子12基のうち洋式3基、和式9基、女性18基のうち、洋式4基、和式14基、
文化センターの
洋式トイレにつきましては、教育部といたしましても課題として認識しております。現時点において、今後実施する大
規模改修工事等の機会に、
温水洗浄便座の整備もあわせて検討してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 いろいろご答弁ありがとうございました。1つ目の
事務局運営費については、大体理解できました。私も以前から思っていることは、先生方が本来先生方のやっていただくべき
子どもたちと向かい合っていただく時間というのは、ぜひとも生み出していただきたいし、それが本来のあるべき姿だと思っておりますので、
校務支援システムが当初の目的どおりきっちりと運営されて、先生方にも当初の目的が達成していただけるようにお願いしたいと思います。これは要望とさせていただきます。
次に、
小学校教育振興費の図書館の整備ですけれども、各学校それぞれ要望があるように、特に選書会での要望があるとお聞かせいただきました。最近、どのような類いの図書を必要とされているのか、もし何かつかんでおられることが、またデータ化されていることがありましたら、ご紹介いただきたいと思います。
3つ目の
中学校管理運営費につきましてはわかりました。昨年より予算が約30万円弱減っていると思うんですけれども、ここの減額についての理由を聞かせていただきたいと思います。
次、子ども会への加入ですけれども、2,858人という数字はざっくりと小・中学生の約50%弱ぐらいかと感じました。これについては、それぞれの子ども会または自治会の背景もあるでしょうから、我々として、また行政としても見守っていくのかと思っております。
次、やわた
放課後学習クラブにつきましても聞かせていただきまして、実施して5年、6年以上たつのかと思います。特に土曜日については、意欲的に取り組んでいただいているというのは、
子どもたちにとってみても、漢字検定であったり、数学検定であったりという目標があるからかと思います。
そこで、これは再質問させていただきたいんですけれども、今後、小学校の授業の中にも英語が取り組まれてくると思います。本市八幡市として、小学校における英語教育についての
取り組み方法についてお聞かせいただきたいと思います。
次に、
文化センターに特化してお話をいただきました。これも高齢化に伴いまして、
洋式トイレのニーズが深まってきていると思います。先ほどのご答弁では、予算のこともあるのでということでした。また、
温水洗浄便座というお話もいただきました。限られた予算と、トイレを和式から洋式にするにはスペースの問題もあるかと思います。積極的に取り組んでいただけますように、要望とさせていただきます。
以上です。
○横山博 委員長
山内学校教育課教育係長。
◎山内博喜
学校教育課教育係長 各校の購入する図書についてでございます。先ほどもご答弁申し上げたように、学校ごとに実施している選書会などで選書しているもので、特に傾向等とかというのはないかと思っているんですけども、各校から上がってくる購入リストを見ていますと、最新の小説であったり昔から親しまれている小説、あるいは各教科で使用できる図鑑などを購入しているように見受けられます。さまざまなジャンルの図書を購入しております。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 部活動指導員の予算が減っている件についてでございますが、指導員の交通費を見直した結果によるものです。今年度は、1日当たりの交通費を1,000円計上しておりましたが、来年度は指導員の任用条件が緩和されることから、より近隣の方で配置できることを想定し、
学習支援員と同額の1日当たり310円としております。
○横山博 委員長
田中学校教育課主幹。
◎田中庄平
学校教育課主幹 小学校の外国語にかかわる再質問につきましてお答えします。2020年度から実施される新
小学校学習指導要領におきまして、中学年に
外国語活動が35単位時間、高学年に外国語科が70単位時間程度導入されました。本市におきましては、平成30年度から平成31年度の移行期間を経て、平成32年度より全面実施いたします。
小学校における
外国語教育は、中学年で聞くこと、話すことを中心とした
外国語活動になれ親しみ、
外国語学習への動機を高めた上で、高学年からは発達の段階に応じて段階的に文字を読むこと及び書くことを加え、総合的、系統的に扱う教科学習を行います。
○横山博 委員長 奥村委員。
◆奥村順一 委員 ありがとうございます。まずは、小学校の図書についてですけれども、何を聞きたいかというと、文字離れをしているか、していないかということが、実は探りたかったというか、聞きたかったんです。今のお話ですと、小説であったり、図鑑であったりということですので、
子どもたちは積極的に活字を読もうかと思っているのかと思いましたので、安心をいたしました。
次に、
中学校管理費については交通費ということで、これも理解できました。
それから、
放課後学習クラブについてですけれども、英語への取り組みもわかりましたけれども、これも要望させていただきたいと思います。これも予算が関係してくることですけども、1回目のご答弁でいただきました土曜日への出席については、
子どもたちが意欲的にやっているという中で、目的があるべきだろうと私も感じた中で、今現在、漢字検定や数学検定を公費で応援していただけるということでございます。将来的にも英語が入ってくると、英検もその中にできれば繰り込んでいただきまして、小学生の英語力も、一層興味を持っていただいて学力の向上に充てていただくような形をとっていただければと考えます。これは予算のこともありますので、長期的に考えた中で要望とさせていただきたいと思います。
以上です。ありがとうございます。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
中村委員。
◆中村正臣 委員 まず、
予算内容一覧表の72ページの研修費、小学校・中学校教職員研修費38万円ですけれども、学校教育の場が年々変わっていく中で、平成31年度の新しく取り組まれる研修内容とかはあるのでしょうか、教えてください。
同じく
予算内容一覧表の72ページ、学校改革推進事業費、学校改革プランに基づく学校教育の取り組みでございます。小中一貫教育及び連携教育の推進とありますけれども、道徳の教科化が導入されて、またこれも新しい取り組みはされるのでしょうか、教えてください。
そして、
予算内容一覧表の76ページ、デジタル教科書購入41万5,000円とあるんですけれども、昨年には小学校で83万円の予算計上されたんですけど、今回は中学校への導入ということで、代表質問で小学校のことは聞きましたが、小学校と中学校と変わっておるので、どういう内容になっておるのかお聞かせください。
以上3点。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 研修費についてでございますが、新たに取り組んだ研修としまして、今年度は小学三・四年生の担任の英語指導力の向上を目的とした小学校
外国語教育講座を実施して、小学校における
外国語教育の充実を図ってまいりましたが、平成31年度に新たに取り組む研修はございません。
○横山博 委員長
田中学校教育課主幹。
◎田中庄平
学校教育課主幹 道徳の教科化に向けた取り組みといたしましては、何よりも教員の指導力向上が大切であると考えております。府を初めとした研修に参加することはもちろんのこと、各学校におきましては、学校長のリーダーシップのもと、道徳教育推進教師を中心とした指導体制の充実と道徳に係る研修の充実によって、各教員の指導力の向上を引き続いて図ってまいりたいと考えておりまして、新しい取り組みはございません。
○横山博 委員長
福田学校教育課主幹。
◎福田昌弘
学校教育課主幹 中学校での道徳のデジタル教科書の購入についてでございますが、中学校用のデジタル教科書につきましても、小学校用のものと同じく、主に教員が大型テレビ等を通じて
子どもたちに提示して指導するものでございます。教科書の内容とともに、関連の挿絵や写真データなどを有しており、画面の拡大や焦点化などが容易に行えることから、より生徒の授業への興味、関心を高めたり、対話的な学習を深めたりすることが可能となっております。
○横山博 委員長 中村委員。
◆中村正臣 委員 ありがとうございます。研修費も
小・中学校についても平成31年度は新しい取り組みはないということでわかりました。そこで、教職員の働き方改革において、大変厳しいということは伺っております。その点で、研修されるのは、長期の休み中、春休みや夏休みというところ、どのような時期にされるのかお聞かせください。
次の小中一貫教育及び連携教育の推進ですけれども、これをされるに当たって、教職員の感想はどのようなものがあるのか、あればお聞かせください。
そして、次のデジタル教科書購入の件はもう結構です。
以上2点。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 教職員研修の実施の時期についてでございますが、特に長期休業中とかではなく、平日の午後3時半以降などに行っております。
○横山博 委員長
田中学校教育課主幹。
◎田中庄平
学校教育課主幹 小中一貫教育の教職員の感想につきましてでございますが、小学校、中学校で各学校それぞれの授業の公開が進められておりまして、その中で小学校のよさ、それから中学校のよさが、各教員の方で共有できることにより、授業改善が随分進んだという話を聞いております。
○横山博 委員長 中村委員。
◆中村正臣 委員 研修は平日の午後3時半ということで、働き方改革が問題になる中で、できるだけ負担のない形で進めていっていただきたいと思います。
以上。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、
予算内容一覧表で言えば75ページの
小学校教育振興費の中の就学援助等扶助費があります。それから、77ページにも中学校
教育振興費として就学援助等扶助費が予算化されているんですけれども、来年度、平成31年度の支給内容、単価をそれぞれ教えてください。
それから、同じく
教育振興費の中の、先ほどもちょっとありましたけれども、
学校図書整備で、小学校では411万5,000円、中学校も318万5,000円が計上されておりますが、過去5年間の決算額と平成30年度の決算見込みを教えてください。それから、平成31年度は、各学校別で見たときに、予算額はどのようになっているのか教えてください。増額されているのかどうか教えてください。
それから、
予算内容一覧表で言えば79ページです。集会所管理運営・学習活動費ということで、南ケ丘教育集会所の学習支援活動として3,463万円が上がっています。その内訳を教えてください。また、府支出金として52万4,000円は何に充当されているのかも教えてください。この予算については、過去何年か調べても、年度によって金額が変動しているんですけれども、その理由を教えてください。それから、あわせて参加者数が資料の93ページに載っています。資料103ですが、これだけ見ていたら、延べ人数なので参加人数を実人数で教えてください。
それから、資料の92ページの各
小・中学校要修理箇所及び改修内容一覧があります。平成31年度のそれぞれの
小・中学校の改修内容などが載っていますが、耐震改修などをした学校も何校かこれまであって、そのときにいろいろ大規模改修的な修理もしているんですけれども、やはり老朽化が著しいところもあります。ある学校は、水道の蛇口をひねっても水が出ないところがあったり、特別教室で流れない排水管とかという状況も聞いています。先ほど長寿命化の関係も計画が予算化されていますけれども、大規模改修の考え方を教えてください。
それから、資料の同じく92ページです。初めて求めたんですけど、学校ごとのトイレの設置数で、総数に対して洋式、和式、洋式化の割合を載せてもらっています。これを見ていましたら、例えば小学校で言ったら中央小学校とか南山小学校、橋本小学校は洋式化が30%台で非常に低いということで、洋式化の必要性と計画はありますでしょうか、教えてください。それから、体育館もこれに入っているのか、そこまでは細かく書いていないので、体育館のトイレも入っているのかどうか教えてください。
それから、資料の100ページです。生涯
学習センターと公民館の備品購入費を載せてもらっています。これは過去5年間ですけれども、予算に対して決算額がかなり低いんです。私たちも公民館とかを使わせてもらっていて、壊れた机だとか履きづらいスリッパとかいろいろ不備も目にしてきましたが、平成31年度の予算額はどのようになっているのか教えてください。また、購入される中で主なものを教えてください。
それから、最後ですけれども、各
小・中学校への公用車の配置数をまず教えてください。それから、八幡市の場合、学校現場に通勤される教職員の皆さんから、学校の中庭とかいろいろな敷地の中に駐車されているということで、駐車場料金を徴収されていますけれども、どのような使い方をされているのか教えてください。
以上です。
○横山博 委員長
山内学校教育課教育係長。
◎山内博喜
学校教育課教育係長 就学援助の支給内容とその単価についてでございますが、小学校では、学用品費等といたしまして一年生が1万3,100円、二〜六年生が1万5,350円、修学旅行費は8小学校の平均で約2万1,000円、宿泊を伴う校外活動費が8小学校の平均で約5,000円、給食費は1食240円を支給しております。中学校では、学用品費等といたしまして一年生が2万4,800円、二・三年生が2万7,050円、修学旅行費が4中学校の平均で約5万6,000円、宿泊を伴う校外活動費が4中学校の平均で約6,000円、給食費は1食280円を支給しております。また、2020年度八幡市立
小・中学校へ入学する就学援助対象者に対しましては、新入学学用品費といたしまして小学校が5万600円、中学校が5万7,400円を支給する予定としております。
続きまして、
図書購入費の過去5年間の決算額と平成30年度の決算見込みの額についてでございます。平成25年度が1,493万2,302円、平成26年度が1,476万9,461円、平成27年度が1,449万5,281円、平成28年度が1,455万3,701円、平成29年度が1,314万3,374円で、平成30年度の決算見込み額が1,111万2,000円でございます。
次に、平成31年度の予算についてでございますが、八幡小学校が88万2,000円、くすのき小学校が97万3,000円、さくら小学校が71万2,000円、橋本小学校が94万円、有都小学校が48万5,000円、中央小学校が69万4,000円、南山小学校が71万4,000円、美濃山小学校が121万円、男山中学校が109万7,000円、男山第二中学校が109万2,000円、男山第三中学校が120万2,000円、男山東中学校が99万9,000円でございます。学校により多少の増減はございますが、おおむね平成30年度と同額の予算配分としております。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 ご質問にお答えします。まず、南ケ丘教育集会所の学習活動費の内訳としましては、嘱託員報償2人分433万5,000円、社会保険料負担金65万9,000円、職員給料、手当、共済費3人分(館長、主幹、主任)2,736万1,000円、指導員報償費138万8,000円、その他、旅費、消耗品費等19万2,000円と、電算機器・ソフトウェア借上料69万5,000円の合計3,463万円となります。
次に、府支出金52万4,000円の充当についてです。国の地域学校協働活動推進事業を活用し、市内4中学校の生徒を対象に、自学自習や家庭学習の習慣化、学力向上に向けた指導や助言などの学習支援を行っています。大学生や非常勤講師をしている方を補助指導員として雇用し、事業に対して、京都府から地域未来塾の補助金を人件費、賃金として充当しております。
最後に、予算が変動する理由につきましては、人事異動により人件費の変動が生じるためでございます。
引き続きまして、南ケ丘教育集会所の学習支援に参加する児童・生徒の実人数についてですが、93ページの資料103に対応しますように、実人数を順番に言わせていただきます。まず、小学校です。4月、中央小学校47人、合計47人、5月、中央小学校74人、合計74人、6月、中央小学校101人、合計101人、7月、橋本小学校5人、中央小学校77人、合計82人、8月、橋本小学校3人、中央小学校61人、合計64人、9月、さくら小学校1人、中央小学校66人、合計67人、10月、中央小学校68人、合計68人、11月、中央小学校76人、合計76人、12月、中央小学校62人、合計62人、1月、中央小学校77人、合計77人、2月、中央小学校72人、合計72人、最後の合計のところですが、さくら小学校1人、橋本小学校8人、中央小学校781人、合計が790人となります。
中学校につきましてです。4月、男山中学校9人、男山第三中学校1人、合計10人、5月、男山中学校78人、男山第三中学校2人、合計80人、6月、男山中学校107人、男山第三中学校1人、合計108人、7月、男山中学校8人、男山第三中学校1人、合計9人、8月、男山中学校77人、合計77人、9月、男山中学校15人、合計15人、10月、男山中学校20人、合計20人、11月、男山中学校101人、合計101人、12月、男山中学校15人、男山第二中学校8人、合計23人、1月、男山中学校23人、男山第二中学校4人、合計27人、2月、男山中学校75人、合計75人、合計男山中学校528人、男山第二中学校12人、男山第三中学校5人、合計545人であります。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 大規模改修の考え方でございますが、建築後20年以上経過し、経年により発生する建物の摩耗、機能低下を復旧するために建物を全体的に改修し、教育環境の改善と建物の耐久性の確保を図るもので、施設の利用状況や老朽化の現状、財源の状況など総合的に判断して実施しているところでございます。
続きまして、トイレの今後の改修計画でございますけれども、
小・中学校では、トイレの改修を耐震化及び大規模改修工事にあわせて実施してきたところです。今後の具体的な計画はございませんが、引き続き改修する機会には積極的にトイレの洋式化を図ってまいりたいと考えております。資料のトイレの数は、体育館も含まれております。
○横山博 委員長 八十島生涯
学習センター館長補佐。
◎八十島豊成 生涯
学習センター館長補佐 資料100ページの公民館等の備品購入費についてお答え申し上げます。平成31年度の生涯
学習センターの備品購入費は、徴用備品購入費が43万円、事業用備品購入費が80万円の計123万円でございます。公民館、コミュニティセンターの備品購入費は、男山公民館が27万5,000円、志水公民館が45万円の合計72万5,000円でございます。
次に、備品の主なものでございますが、生涯
学習センターはAED機器の更新とノートパソコン、スキャナー、ふれあいホールのマイク、スポットライト等でございます。公民館については、男山公民館がAED機器の更新、志水公民館が防犯カメラ2台の増設でございます。
○横山博 委員長 辻学校教育課長。
◎辻博之 学校教育課長
小・中学校における公用車につきましては、市内4中学校の各校に1台配置している状況でございます。また、小学校の方には公用車の配置はしておりません。
次に、駐車場料金の使い方につきましては、各校へ
図書購入費として配分しておりまして、また各校で組織する学校支援協議会への補助金としても活用しております。
○横山博 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 すごく細かくご答弁いただきましてありがとうございました。それでは、再質問をさせていただきます。
まず就学援助の関係ですけれども、2019年度から国の方は単価の見直しということで、引き上げを言ってきています。これだけ見ていましたら、新入学の関係は増額後の単価になっているということですよね。現在、例えば小学校は4万600円が、先ほどのご答弁で5万600円と答弁されたので、増額かと。中学校も4万7,400円が5万7,400円ということで、これについては前倒し式をずっと言ってきて、前倒しをされているはずなので、差額は年度を超えてから支給するのか、そこだけ教えてください。
それから、修学旅行費は、中学校が国の基準で5万7,590円が6万300円に引き上げられるんですけれども、これについては、市としてはどうされるのか教えてください。
それから、新規に卒業アルバム代が補助対象に加わったんですけれども、小学校は1万890円、中学校は8,710円ですが、これについては、市は就学援助の中身に入れられるのかどうか、含めようとされているのか教えてください。
それから、
学校図書整備につきましては、平成30年度、今年度減額されているんですよね。平成31年度、2019年度も同額というご答弁だったので、今年度と同じだとした場合に、充足率がどのようになるのか。たしか12月議会の請願審査のときにお聞きしたら、充足率まで引き上がったので減額して、充足率を満たさなくなった学校が発生していたと思うんですけれども、それについては、来年度どのようになるのか、充足率を教えてください。
それから、南ケ丘教育集会所の学習活動費につきましては、ここも細かく答弁いただいたんですけれども、主に人件費が大きいということはよくわかります。嘱託の方2人以外に、正職員が3人も配置される、本当に手厚い事業ですけれども、予算が変わるのは人事異動で人件費が変わるからということでわかりました。今の資料に沿って、ずっと実人数も細かくおっしゃったんですけど、毎月毎月の実人数をおっしゃったんですけど、毎月毎月行かれているとなると1人とカウントされるので、さらに実人数としては減ってくると思います。小学校で言えば、中央小学校の参加が、計算しましたら99%になるんです。中学校では男山中学校が97.6%ということで、八幡市は
放課後学習クラブだとか、スタディサポートとか、さまざまな事業をやっておられますけれども、南ケ丘教育集会所で言えば、全ての
小・中学校から参加できるようにはなっていますけど、実態としてはこのような実態がずっと続いています。やはりその地域に施設があるということで、行きやすい状況もあるかと思いますけれども、実態としては事実上の
同和事業とみなされるのではないかと思います。この辺は、もう少し見直しをされて、必要な職員はほかのところに振り向けるとかということも、これから必要かと思うんですが、この事業の見直しは考えられないのか、お考えを教えてください。
それと、
小・中学校の改修の関係はわかりました。92ページの改修内容を見ていましたら、どの学校も一つぐらいしか上がっていないんですよね。運動場の通路修理とか、校舎のサッシ修理とか、ずっと1個ずつしか上がっていないんです。計画を立てられるという点では大規模改修はこれからかと思うんですけれども、学校現場としては、教職員にペンキ塗りをお願いしないといけない事態になっているところもあると伺っています。必要な改修は毎年度するべきだと思うんですけれども、学校の要望というのは、これ以外に上がっていないのでしょうか。私はもっとふぐあいがあると思うんですけれども、その辺、予算の枠が決められているのか。それとも、現場から上がってきたものを予算化されるのか、そのあたりをもう少し教えてください。
それから、学校のトイレの設置につきましても、今のところ、計画はないということですが、改修の時期といってもなかなか次いつ改修かという状況の中で、洋式化というのは今の学校のニーズを見たときに必要だと思うんです。新しく入ってくる一年生の保護者向けの説明会で、家で和式の練習をしてくださいと言われているんです。今、家も洋式で、和式の練習をどこでやるのかという声が、保護者の中からも聞こえているんです。各階に個室のトイレがあって、今1個ぐらいですか、10分休憩とかに、児童や生徒の皆さんがトイレへ行ったときに、洋式が詰まっていたら、あいていなかったら用を足せずに、大きい方だったら我慢して、一年生だったら下着を汚して学童に行ってしまうとかというケースも出ています。これについては、ぜひ洋式化の計画を立てていただいて、せめてその階に一つしかなったら複数にしていくとかということが必要かと思うんですが、ここは再度お考えをお聞かせください。
それから、備品の関係ですが、ちょっと驚いたんですけど、生涯
学習センターは123万円を予定されているんですね。公民館は、男山公民館と志水公民館しかおっしゃらなかったんですけど、ほかの公民館は備品の購入は要らないんですか。AEDの機器とか防犯カメラとかが入っていましたけど、この辺は、公民館のサークルの人たちが使うところでの、実際使う備品としては直接関係のないところばかり上がっているんですけど、サークル活動をされている方の意見とか現場の要望は聞いていますか。取りまとめはどうなっていますか、そのあたりをもう少し教えてください。
それから、公用車です。中学校は4台配置、1校1台、小学校はなしということです。これについては、この
予算特別委員会で、市の職員の出先機関の公用車の配置とか、それの利用規定とかの問題がいろいろ議論になっているので伺ったんです。実際、小学校では公用車がないために、通勤に使っている私用車を使って家庭訪問とか仕事をしなくてはいけないと聞いているんですけど、小学校での実態はどのようになっているのか。公用車がないことに伴っての移動手段、仕事に使う実態を教えてください。
それから、駐車場料金の徴収は、
図書購入費と学校支援協議会ですけれども、
図書購入費は明らかに図書を買っているんですけど、学校支援協議会、前に1度個別にお伺いしたら、さまざまな学校で必要な備品とかを結構買われているんです。本来、教育委員会が出さないといけない費用ではないのかと思うんですけど、学校支援協議会での購入の主な内訳、主なもので結構ですので教えてください。
それから、実態として、教職員の方が自分の車を仕事などで、家庭訪問とかいろいろな指導とかに使っているということがあると思うんですけれども、近隣でこのような駐車場料金を徴収している自治体はどこがあるのか教えてください。
以上です。
○横山博 委員長 暫時休憩をいたします。
午前11時13分 休憩
――――――――――――
午前11時20分 再開
○横山博 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
辻学校教育課長。
◎辻博之 学校教育課長 新入学学用品費の増額につきましては、2020年度からの入学予定者から対象とすることにしております。
次に、修学旅行費につきましては、実費分を負担しているところでございます。
次に、アルバム代につきましては、本市では、近隣の自治体と比較いたしましても就学援助率は比較的高いものと考えております。例えば卒業アルバム代を追加するとなりますと、約280万円と見込んでおり、それを市が負担することとなります。そのため、新たな項目の追加につきましては、本市の財政にも関係しますので、今後、近隣の状況を注視してまいりたいと考えております。
次に、図書の充足率につきましては、平成31年度の予算につきましては、学校により多少の増減はございますが、おおむね平成30年度と同額の予算配分をしているところでございます。また、
図書購入費の算定は、基本的には児童・生徒数に応じて算出しておりますが、各校における充足率につきましても考慮して予算を決定しておりますことから、大きな影響はないものと考えております。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 教育集会所の学習支援の再質問についてお答えさせていただきます。教育集会所の学習支援としましては、小学生では、先ほど出ました
放課後学習クラブがあります。中学生では、漢字検定、英検対策講座等も行っております。その事業と並行しまして、現在でも家庭学習が困難な児童・生徒が存在し、学習支援を必要とする状況がございますので、引き続き取り組みを進めてまいりたいと思います。
以上です。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 修理箇所改修内容一覧表でございますけれども、予算作成の際に、各学校からヒアリングを行い、修理の要望はほかにございますけれども、実施可能な修理のうち、代表的なものを載せているものでございます。また、日常的には急を要する修繕をその都度行っているところでございます。
それから、トイレの改修でございますが、トイレの改修は便器の配置変更など大がかりとなりますことから、改修工事にあわせて実施する必要があると考えており、具体的な計画はございませんが、引き続き改修する機会に積極的にトイレの洋式化を図ってまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 神村教育部参事。
◎神村僚二 教育部参事 公民館等の備品の関係でございます。公民館、コミュニティセンターの備品購入につきましては、各施設、月例会議などを行う中で、予算要求時にヒアリングを実施しております。サークルや利用者などの声をお聞きするなど、現状把握をする中で、必要なものについては予算措置の上、購入しております。平成31年度につきましては、2館のみの予算要求でございますけども、実は平成30年度で決算処理対応を行っておりまして、精査を行った結果、実際には男山公民館と志水公民館の2館を予算計上したものでございます。
以上です。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 公用車における質問の再質問にお答え申し上げます。小学校での私用車を使っての実態でございますが、事務連絡等に私用車を使っている実態というものは把握しております。ただ、児童・生徒を私用車に乗せることは教育法で禁止をしておりまして、児童・生徒が移動が必要な場合については、必ず公用車を使う、もしくはタクシーを利用するということで指導しているところでございます。
続きまして、学校支援協議会での購入の主な内訳でございますけれども、主に体験活動等にかかわる消耗品でありますとか謝金、それからサッカー大会や縄跳び大会等に参加するときの保険代及び備品につきましても、基本的には体験活動に使う耕運機でございますとかを購入しております。
マイカークラブに係るほかの市町の状況でございますけれども、府費負担の教職員においては、他市町では、現在のところお聞きしておりませんけれども、宇治田原町におきましては町費の負担教職員については日額28円、また精華町では調理員について月額1,000円を徴収されていると伺っております。
以上でございます。
○横山博 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず、就学援助のところは、2020年度の入学時から対応するということで、できましたら2019年度からしていただけたらと思いますが、わかりました。
これまで、国の方は内容を結構ふやしていまして、PTA会費とかといったものも就学援助の対象にしているんですけども、八幡市はずっとその辺は含めない対応をされてきました。アルバム代は280万円ふえるとおっしゃいましたけど、アルバム代は結構金額がかかりますので、ぜひ含める方向で、子どもに直接かかわることですので、含めていただけたらと思います。これも要望しておきます。
あと図書のところは、おおむね充足しているという答弁だったんですけど、昨年のどこかの一般質問でもしましたけど、学校によっては一般新聞を2紙購読していたのを、減ったから1紙にして、もう一紙を京都新聞でしたか、管理職の方が自分の家で読んだものを次の日に持ってくるということも聞いているんです。おおむねということでおっしゃいましたけど、国の文部科学省の図書整備計画もありますので、それに基づいてきちんと新聞も含めて購入できる予算措置をしてください。
1点お聞きしたいのは、マイカークラブの図書の分については、充足しているかどうかというのを計算するときに、この購入が含まれるのかどうかだけ教えてください。
それから、南ケ丘教育集会所は、結局職員としては5人おられて、朝からずっと勤務されるんですよね、たしか。
子どもたちが来るのは放課後です。朝からどういう内容の仕事に従事されているのか。それだけ見ても、ほかのところでこういう配置をしているところはないと思うんですけれども、5人も配置してどのような仕事をされているのか、もう少し教えてください。
それから、修理の関係は、ヒアリングを行って代表的なものを載せているというご答弁で、ほかにも修理はあるという中身だったかと思うんですが、それならば、学校現場から上がってきた修理内容はきちんと予算をとって修繕しているという考え方でよかったんですか。予算枠はあるのですかと聞いたら、それについては答弁がなかったんですけども、必要なものは改修費用は上げているという認識でいいのかどうか教えてください。
トイレの関係は、和式トイレのスペースを二つぐらいなかったら洋式化できないかと思うので、これについては必要と考えているという答弁だったのでわかりました。
ただ1点、体育館も避難所と指定されていて、クラブ活動などでも使いますし、外部からの方も使うので、体育館については洋式化をぜひお願いしたいと思うんですが、お考えを教えてください。
それから、公民館の備品のところは、これについては何と言っていいかわかりませんけど、現場のヒアリングをしっかりしていただいて、必要なものはぜひ購入してください。これも要望しておきます。
それから、公用車の関係は、公用車のない小学校では、事務連絡で使っているようにおっしゃいましたけど、管理職の方が教育委員会に来られるだけで使っているのではないですよ。実際、一人ひとりの先生が、自分が乗ってきた車で家庭訪問にも行かれるし、生活指導とかに使われている実態はあるんです。そういう場合に、それは公用車とみなされるような使い方を現実やられているわけです。原則、公共交通という答弁でしたけども、では学校の先生たちの私用車を仕事で使ったときに、燃料代とかは支払っているのでしょうか。学校現場における私用車を使う場合の利用規定はあるのかどうか教えてください。
以上です。
○横山博 委員長 辻学校教育課長。
◎辻博之 学校教育課長 マイカークラブにおける
図書購入費につきましては、図書の充足率の中に含んでいるということでございます。
○横山博 委員長 畑中南ケ丘教育集会所館長。
◎畑中敏之 南ケ丘教育集会所館長 南ケ丘教育集会所の5人の職員の日常の仕事についてでございますが、再々質問にお答えいたします。館長は児童センター館長も兼務しておりまして、主幹は、学習クラブはもちろんですけれども、地域等の学校回りもしております。主任に関しましては事務担当ということで、日常の業務をしております。嘱託職員に関しましては、子どもは学校が終わってからしか来ませんけれども、それに対する勤務ということで、午後2時から午後8時まで勤務しております。そういう形で、5人が日常動いております。
以上です。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 学校の修繕料ですけれども、学校の要望を全て実施できるわけではございませんけれども、内容を精査して予算要求しておりまして、必要な予算は確保できていると考えております。
それから、トイレの改修ですが、体育館の洋式化ですけれども、体育館の洋式率は校舎とほぼ同様でございまして、体育館は避難所として利用の観点などからも洋式が必要と考えておりまして、引き続き改修する機会には積極的に洋式化を図ってまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 みなし公用車の私用車の活用についてでございますが、利用規定等については本市ではございません。
以上でございます。
○横山博 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 図書の購入費は、マイカークラブの図書購入も含めて充足していると。これからいったら、先生の駐車場料金を図書の購入の充てにしているということですね。駐車場料金を徴収している自治体、精華町とか宇治田原町で日額28円とかですよね。利用規定もない中で、話がごちゃごちゃしますけど、例えば駐車場料金もとりませんとなったときに、学校の図書整備というのは、市の予算できちんとされると認識していいんですか。マイカークラブは大分になりますよね。私が1期目のときに始まって、もう10年以上続いているんですよね。本来、考え方として、学校支援協議会も、体験指導とか教育ですよね。そういうものを税金で予算化せずに、先生から負担してもらった駐車場料金で賄うというのは、私は考え方が違うと思います。もしマイカークラブがなければどうなるのか、そのあたりを教えてください。
それから、南ケ丘教育集会所は、館長は南ケ丘児童センターに最近ずっといているんですけど、以前は竹園児童センターにいて、回っていたりとかされていたんですけど、八幡市内全域を見渡したときに、こういうやり方というのは限界が来ているのではないかと思うんです。実人数で見たときに、ちょっと計算しましたけど、790人を12カ月で割ったら、中央小学校で65人ぐらいの子どもが参加している計算になるんです。近いから行けるということであれば、どの学校でもこういった家庭学習困難な家庭というのはあるわけですから、各学校なりその地域でやるということが必要だと思うんですけれども、こういうふうにかけている予算をもっと全ての
小・中学校でできる施策に変えていく必要があると思うんですけども、そのお考えを教えてください。
それから、あとはわかりました。
あと最後、小学校の公用車、駐車場料金の問題です。今ちょっと言わせてもらいましたけど、利用規定もない中で、ずっと十何年やっておられるのはだめだと思います。仮に事故でもあったら、どうされるんですか。筋が違うと思います。学校の私会計になると思うんですけれども、私会計もだんだんやめようという方向になっていませんか。そういうところでいっても問題だと思いますし、使い道のことでも問題だし、教職員がなかなか講師の先生も含めて八幡市に集まらないという問題もあって、駐車場料金を2,000円も払わなくてはいけないところに、ますます集まらなくなると思うんです。私は今すぐ駐車場料金の徴収をやめるべきだと思いますが、そのお考えを教えてください。
以上です。
○横山博 委員長 佐野教育部長。
◎佐野正樹 教育部長 図書の充足率の関係で、マイカークラブをやめたら、その分は市で負担するのかというご質問だったと思います。今現在、マイカークラブから2,000円ですか、済みません。額はいろいろまちまちですけども、徴収させていただいて、その部分を図書とかに充てさせていただいています。それがなくなれば、もちろん図書の購入については市単費でせざるを得ないのかと思っておりますけども、今現在その制度がございますので、それは図書なり、川中次長が申したような使途に使っていくということでございます。
2点目、集会所の関係でございます。これも、以前からずっとご答弁させていただいておりますように、南ケ丘教育集会所に全ての子どもが来にくいというのは十分認識いたしておりますけれども、あの場所で
放課後学習クラブの事務もやっておりますので、あの場所でこれからも集会所活動もやっていきたいと思っております。
それから3点目、マイカークラブについては、出先を持っている施設全てに関係するものであると思っております。教育委員会だけではなくて、いろいろな部が出先を持っておりますけれども、それは庁内全ての部分で検討していくものであると思っておりまして、教育委員会の私の判断ではお答えできません。お願いします。
○横山博 委員長 谷口教育長。
◎谷口正弘 教育長 マイカークラブの問題というのは、なかなか難しい問題でございまして、駐車場の問題ですね。まず、市の敷地にいわゆる教職員の私用車をとめることの整理が、まず必要だろうと思います。実際、マイカークラブを立ち上げるときには、議論の中で、例えば駐車場料金を普通の民間で貸していただくということになると、金額は相当高いわけです。ただ、現実的に、先ほどから答弁させていただいているように、教職員が公用的な活動で使う場合は、正直あります。家庭訪問を全て徒歩ないしは自転車で行っているということはありませんので、そういったことも配慮しながら、金額というのは考えさせていただいた。
それから、もう一つは、徴収した金額の使い道については、やはり教職員の意見も聞く必要があるということで、教職員の代表であるとか、学校長、教頭の代表の中で話し合いをしながら、どんな使い道がいいのかということもあわせて考えたときに、ぜひ図書の購入は欲しいというご意見がありました。それと、もう一つは学校支援協議会の方への補助金ですけども、これも確かに備品的なことであるとか、子どもの体験活動の経費ではないのかというご意見はあるかとは重々知っているわけですけども、備品を買うにしても正直なかなか手続き的にしんどい部分、時間的に難しい部分があります。ただ、そういうときに、そのお金というのは、結構その場で子どものために活用するということでは、変な意味、使い勝手がいい部分はあります。そういったことで、できるだけ子どもの体験活動をふやすということであるとか、なかなか難しい備品がすぐに買えない場合も含めて、
子どもたちのためになるようなことで使ったらどうかということで、半額程度、そこに補助金として充てるということを、このクラブを立ち上げるときに、教職員と相談しながら一応決めてきた経過があります。
これにつきましては、毎年また使い方については検討する時間も持っておりますので、その中で学校等の意見も聞きながら、使い道については検討してまいりたいと思っておるところでございます。
以上でございます。
○横山博 委員長 亀田委員。
◆亀田優子 委員 そんなにいいことだったら、もっと周りで同じようにしていると思うんですけど、ごくごく少数ですよね、駐車場料金を徴収して。徴収していて、やめた自治体もあると聞いているんです。あと、最近は舞鶴市が徴収しようとしていたんです。そうしたら、舞鶴市はこういう使い方を考えられなくて、結局猛反対にあいまして、撤回されました。最後ですけど、教職員の組合との協議は、最近どうなっていますか。先生たちはもう仕方ないと思って、何も言っておられない方もあるかもしれないですけど、私は教職員組合との協議の中で、もっと考え直す必要があると思うんです。これでずっとこのままいくのか。民間の駐車場はもっと高いと、今、教育長はおっしゃったけど、民間の駐車場はもっとちゃんとした整備されたところでとめられますけど、学校は中庭だったりとか、空きスペースにとめてやっています。市の職員も駐車場料金を払って、駐車場の整備などに充てられているんですから、そういうことから思ったら、今のこのままでいいとは思わないので、教職員組合との協議などでぜひ話をしてもらって、見直しをお願いしたいと思います。
○横山博 委員長 それでは、ここで暫時休憩いたします。
午前11時46分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○横山博 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質問はほかにありませんか。
小北委員。
◆小北幸博 委員 それでは、
予算内容一覧表の71ページです。教育支援センター運営費のところで、資料で89ページの資料95、不登校についてです。本市の不登校、さまざまな分で頑張っていただいているのはよく理解はしているんですが、一向に減らないというか、平成30年度などは若干ふえてきたという形になってしまっているんですけども、そのあたりの不登校の現状と課題について教えてください。
それと、
予算内容一覧表の73ページです。子ども国際交流事業費を、今回マイラン村の訪問という形で、中学生にとっては非常にいい経験ができるのではないかとは思うんですけども、人選であったり、1人当たりの20万円の出費であったりとかといった部分、渡米というんですか、向こうでの訪問している中での生活の危険度というんですか、アメリカとなると銃社会の部分もあるので、そのあたりの課題について、何か考えておられることがあれば教えてください。
それと、先ほど出ました79ページです。先ほど青少年・
女性活動費の中で、
子ども会活動助成1人400円の話が出ました。ご答弁では、21団体の2,858人を対象に出しているという話だったんですが、子ども会の対象となる人数について、まずは何人なのか教えてください。
それと、同じく79ページです。地域で支える学校教育推進事業費、地域コーディネーター配置です。地域コーディネーター配置の今の現状と課題について教えてください。
その下です。学校支援地域本部活動助成です。200万円です。1小学校区に年間50万円を限度という形になっているかと思うんですが、学校支援地域本部の活動状況について教えてください。
同じく79ページの一番下、やわた
放課後学習クラブ運営です。これも資料の88ページ、資料94で見てみると、
放課後学習クラブというのはすごくいいと個人的には思っているんです。水曜日が学習で、土曜日が漢字検定、数学検定、これからは英検も入ってくるんでしょうけども、勉強ができると。ただ、利用実績、人数が平成28年度、平成29年度、平成30年度という形で、毎年少なくなってきているんですが、このあたりについて、どういう課題があるのか教えてください。
まずは以上です。
○横山博 委員長 信次教育支援センター所長。
◎信次剛司 教育支援センター所長 八幡市の不登校の現状と課題についてお答えします。八幡市では、平成25年度から
小・中学校ともに不登校が増加し、同じ時期から、京都府、全国も同様の傾向で増加しております。その課題、要因として考えられますことは、社会的に学校は行かなければならないところという意識が薄れてきたこと、ゲームやスマホ等の普及により昼夜逆転など生活リズムが乱れてきたこと、中学校では起立性調節障害の診断が増加していること、発達的な課題や学力のおくれなどが不登校につながる要因として考えられます。本市におきましても、同様の要因から増加していると考えられます。
また、本市では、本人に係る状況において本人の不安、無気力、遊び、非行が、家庭に係る状況で親子関係、家庭内不和、家庭の急激な変化の比率が、全国より高くなっております。また、平成30年度より、不登校の統計のとり方が一部変更になり、病気と不登校が複合している場合も不登校に計上される場合が出てきたことが、平成30年度の人数や出現率の増加の一因と考えております。
さらに、一つの要因だけではなく、他の要因も絡んで複合的に不登校になるケースが大半で、一人ひとりの抱える背景や課題に沿って、しっかりアセスメントをつくり、心理的、教育的、福祉的支援をすること及び家庭児童相談室や児童相談所等の関係機関との連携が必要であると考えております。
以上です。
○横山博 委員長
福田学校教育課主幹。
◎福田昌弘
学校教育課主幹 子ども国際交流事業についてでございますが、夏休みの訪問を予定しておりますことから、業者決定、生徒募集、選考、研修など、かなり時間的に厳しい状況になると考えております。また、初めての事業でございますことから、マイラン村との十分な打ち合わせを初め、リスク管理も踏まえまして、しっかりした準備が必要であると考えております。
○横山博 委員長
西島社会教育課長。
◎西島昭彦
社会教育課長 子ども会加入対象者の人数は5,871人でございます。
○横山博 委員長
長弓社会教育課青少年育成係長。
◎
長弓佳代子 社会教育課青少年育成係長 地域コーディネーターの配置の現状についてでございますが、平成30年度は男山中学校区1人、男山第二中学校区2人、男山第三中学校区1人、男山東中学校区ゼロ人でございます。
コーディネーターの課題についてでございますが、若い方の担い手がなかなか見つからないことが課題であると認識しております。
続きまして、学校支援地域本部の活動状況についてでございます。設立以降、各学校支援地域本部では、各学校区の要望やニーズに応じた取り組みが行われてまいりました。男山中学校区では、環境整備等の支援活動のほか、学校、地域、PTA等各種団体の連携を深める絆フェスタが毎年開催されています。男山第二中学校区では、放課後学習や家庭科などの教育支援、登下校時等の見守り、環境整備など、幅広い活動が行われています。男山第三中学校区では、放課後学習や高校受験面接対策などの教育支援や、校内周辺の環境整備などが行われてまいりました。男山東中学校区では、校区内の2小学校の交流を図る取り組みや、生きた教材に触れることができる体験学習、環境整備などの取り組みが行われてまいりました。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 放課後学習クラブ利用者が減ってきている課題についてご質問にお答えします。市内全小学五・六年生の
放課後学習クラブへの参加率につきましては、平成28年度は22.7%、平成29年度は20.8%、平成30年度は19.4%と減少しております。また、
放課後学習クラブを2カ年にわたり継続する児童も減少傾向にあります。このように減少している理由としましては、
放課後学習クラブで行っている事業の内容、学習教材や指導方法等が
子どもたちのニーズとずれが生じてきている部分があるのではないかと考えております。今後は、さまざまなニーズに合わせることができるように、内容、教材等の工夫に努めてまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 ありがとうございます。まず、不登校についてです。不登校については、八幡市の課題というのも言っていただいて、大体は理解できるんです。家庭の問題が大半を占めるかという部分も、家庭の問題というか、子どもを取り巻く家庭とか社会の環境が課題になるかというのはわからないわけではないんですけども、八幡市として家庭であるとか地域環境に対する何かアタックというか方策、何か行動を起こせるものがあるのか、何かあれば教えてください。
子ども国際交流事業についてです。夏休みというので、パスポート申請をして1カ月ぐらい、パスポートが学生だったら3年、5年、10年なりでとれたかとは思うんですけども、行きたい子どもからすれば、逆に行きたいからというのでパスポートを先にとりに行きたいというか、行きます。実際行けないというか、4人に選ばれなかったですとなる可能性もあるでしょうし、マイラン村までに行く、例えば関西国際空港発になるのか、そこからの時間は果たして何時間かかって、もちろん時差のある国になってくるので、そのあたり、体力的な部分、またビザは必要ですか。マイラン村になれば、アメリカはどうだったのか、そのあたり、わかれば教えてください。マイラン村までどれぐらい時間がかかるものなのか教えてください。
子ども会です。子ども会については、何でこの質問をさせてもらったかというと、以前から青少年補導育成協議会、いろいろな話はさせていただいているんですけども、400円で、今現状、子ども会が実施されているのというと、クリスマス会をされている地域もありますし、21団体の中には年度末に文具だけ渡してあげている子ども会もあります。1人400円を21団体の半数ぐらいの
子どもたちに配付しているようなものだと思うんですけども、400円を配付する事業が要るのか要らないのかと思うんです。逆に、子ども会に入っていない子ども、児童・生徒からすれば、もちろん関係のない補助金になっていますし、子ども会にしても、自治会によっては今まで子ども会があったけども、だんだん役員のなり手が不足しているから、子ども会はもう発展的解消だという形で、子ども会がなくなっていった自治会も多々あるとは思っているんです。そのあたりとして、今後、
子ども会活動助成というもののあり方についてはどう考えておられるのか教えてください。
それと、次、地域コーディネーターです。現状、男山中学校区に1人、男山第二中学校区に2人、男山第三中学校区に1人、男山東中学校区がゼロという形でお聞かせいただきました。昨年の
予算特別委員会でも聞かせていただいたんですけども、男山第二中学校区の2人が、たしかそのときは1人の方がおやめになる可能性があるので、後継を育てるために2人体制にしているというご答弁だったと思います。後継を育てるために2人分の補助金を出しておられる男山第二中学校区、片や男山東中学校区は誰もいないのでゼロ円ですという形での地域コーディネーターの補助の出し方ですけども、若い方のなり手、担い手がいないというのももちろんしんどい。民生児童委員にしてもそうですし、自治会にしてもそうだとは思うんですけども、担い手というのが非常におられない。それはわかるんですけども、果たして男山中学校には1人のコーディネーターの補助金です。男山第二中学校には2人分の補助金を出しています。男山東中学校は誰もいないのでゼロですと。果たしてそういう出し方でいいのかどうかというのを、いま一度教えてください。
学校支援地域本部については、結局国なり府からの補助金関係で設立した部分だと思うんですけども、1度そろそろ見直す時期に来ているのではないか。正直、男山中学校の絆ネット、何年も行かせていただいて、そこで
子どもたちがさまざまな食べ物や作品をつくって販売したりとかといった部分で、将来そういった職業につくかもしれない
子どもたちにとってはいいことだとは思うんです。でも、それを毎年同じパターンでやっていて、一年生でやりました、二年生も一緒だ、三年生も一緒だという形で、現状もうずっと続いてきている。ほかの地域でもそうですけども、地域の自治会なりの協力のもと、環境整備、周辺の草を刈っていただいたりとか、グラウンド整備をしていただいたりとかというのもわかるんですけども、1度何か整理する時期に入ってきているのではないかと思うんですが、このあたりについて考えを教えてください。
やわた
放課後学習クラブについては、参加率が下がってきていて、内容が合ってきていないとか、学習教材が変わってきたのかもしれないんですけども、
子どもたちがすれば何か課題があるからというか、ニーズに合わせるというご答弁はもちろんいいんですけども、逆に言ったら、先ほど言いましたようにすごくいいことだと思うんです。代表質問でも言ったように、本来は地域のおじいちゃん、おばあちゃんとかが入って、宿題を教える場所があったりとか、こちらはプリントをしている時間のグループがあったりとか、奥ではお手玉やおじゃみや将棋や囲碁をしているグループがあってもいいだろうし、何か地域で
子どもたちを育てる部分が非常に大切だと思うので、このあたり、
放課後学習クラブにしても、
子どもたちが一生懸命勉強する。漢字検定、数学検定、今後の英検なりを受かるために一生懸命努力していく。すごくいい事業だと思うんですけども、教育委員会だけが考えるのではなしに、
子どもたちなり地域とともに考える場の設定というか、何かそのあたりは考えておられる部分があるのか、再度教えてください。
以上です。
○横山博 委員長 信次教育支援センター所長。
◎信次剛司 教育支援センター所長 不登校児童・生徒と家庭に係る状況及び地域環境に係る状況のご質問にお答えします。委員おっしゃられましたように、不登校児童・生徒と家庭の課題または地域環境的な課題に影響を受けるケースもある程度見受けられます。具体的には、例えば家庭の経済力であったり、教育力等の課題によって、学校に行きにくくなる
子どもたちが一定程度、センターにおりましたら、センターの方に通知してきます。子どもだけに係る問題であれば、そこに集中するんですが、子どもだけではなくて、その子が過ごしています家庭あるいは保護者の方ぐるみで課題をお持ちのケースも一定程度ありまして、そこに支援を入れていかないと、なかなか不登校が解消しないケースもある程度ございます。
例えば市であれば、家庭児童相談室にかかっておられる方もたくさんおられます。また、ケースによっては児童相談所の方にかかるケースもあります。それ以外に、例えば役所の保護課の方であるとか、健康推進課であるとか、中には医療機関の方にかかっておられる保護者の方もおられます。
当然、学校とこのような関係した機関が全部集まってケース会議を開きながら、その子ども及び背景にある保護者の方、家庭にどういう支援を入れていくかという役割分担を、課題の広い子どもについては必ずケース会議を持って、役割分担をして支援する方向で動いております。
あと保護者の方に対しては、支援センターで週に1回、これはもちろん無料ですが、臨床心理士によるカウンセリングを受けることが可能であります。あるいは、学校によりますスクールカウンセラーと定期的にカウンセリングを行っていく。これももちろん無料であります。そういうことを一定期間長期的な展望を持ちながら支援していくということも、非常に大事なことかと思って、今後も継続したいと考えております。
以上です。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 子ども国際交流事業についての再質問にお答えいたします。まず、行程ですけども、基本的にはマイラン村での交流となるんですけど、途中、エジソンゆかりの土地であるデトロイト等への訪問も可能であるかとは考えております。現在、予算のため参考で見積もりをとったところでいきますと、一応飛行機については羽田からデトロイトへ行く行程になっております。行程もまだ今のところ未定ということですので、状況についてはまだまだこれから詰めていかなければならないかと思っているところです。デトロイトからマイラン村ですけれども、途中さまざまな見学地に寄ったとして、おおむね専用車で8時間と聞いております。
ビザについては、申しわけございません。今の段階で把握しておりません。
以上でございます。
○横山博 委員長
西島社会教育課長。
◎西島昭彦
社会教育課長 子ども会の再質問にお答えいたします。子ども会活動事業補助金の400円ですが、まだまだ知らない自治会の方とかもおられると思っており、各自治会に周知し、今後子ども会の人数がふえていくように周知徹底してまいりたいと思っております。
次の質問です。男山東中学校区のゼロ人ですけども、男山第二中学校につきましては、やってもらっている事業もたくさんございまして、おのおの4中学校ともあるんですけども、2人でやらせてもらっているのはたくさん事業がございまして、なかなか1人では対応できないということでお二人にお願いしているものでございます。男山東中学校区はゼロ人ですが、今年度、平成30年度は事業が活動しておりませんので、ゼロ人で個々にさせてもらっております。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 ご質問にお答えします。
放課後学習クラブの今後についてですけれども、学習だけではなく、今現在、夏休み等長期休みを利用しまして、特別教室としましてダーツ、ニュースポーツなどの事業であったり、染め物、明治牛乳と教室を行っております。こういうことを含めて、学習だけに特化するのではなくて、地域であったり、その他の企業等を活用しながら、
子どもたちが楽しく学べる場というものを提供していけたらと考えております。
○横山博 委員長 小北委員。
◆小北幸博 委員 それでは、不登校については、やはり八幡市独自の問題というのも多々あるかとは思います。特有の問題というんですか、そのあたりもありますし、いじめ防止対策委員会とか、あと福祉部では自殺対策の補助金も本年度取っていただいたりはしている中で、さまざまな団体、またもちろん地域、家庭と連携していただく中で、1人でも不登校が減るようにお願いしておきます。
子ども国際交流事業についてです。羽田空港からというのもわからんではないですけども、結局伊丹空港、関西国際空港などから羽田空港まで行っての前泊になるのか。前泊は前泊でいいんだけども、こんなの言ったらあれですけども、海外なれしている子どもというんですか、海外に今まで行ったことのある生徒と全く初めて海外に行く生徒で、やはり全然変わってくる部分、持ち物一つにしてもどこまでどういう指導や勉強会をされての出発になるのかどうかわからないですけども、機内持ち込みが透明袋に入れて何ミリの液体であるとか、目薬一つにしてもそういう形になるでしょうし、さまざまな難しい点というのもある中で、夏休みに本当に実施できるのかと、正直思ったりはします。特に現地は英語圏にはなるので、中学生英語で十分通じるとは思うんですけども、そこでさまざまな体験、経験というのはできるとは思ってはおるんですけども、ただ日程的に、今言ったようにパスポート一つとるにしても、パスポートは戸籍が要りますから、それでのパスポート申請を京都駅のところでするのか、たしか宇治市がなくなっていたのか。その部分についても非常に手間というんですか、保護者間での手間もかかる話も出てくるでしょうし、もうこれ以上言ってもあれなので、すごく練ってください。練って練ってしなかったら、多分間に合わない気はします。
地域コーディネーターと学校支援地域本部と一緒にします。地域で支えるという形で、学校教育推進にはすごくいい内容だとは思います。ただ、先ほど答弁の中でちょっと気になったのが、男山第二中学校は行事が多いので2人必要ですという答弁はいかがなものかと。男山東中学校は行事がないからゼロかとどうしてもなってしまうので、そうではなしに、やはり各中学校で1人なら1人という形で確実にコンプリートしていただいて、昨年どうしても仕方ないから2人で、私も
予算特別委員会で納得はしています。今年度もこの流れで、ここ2〜3年、2人ですよね、たしか。だから、それはいいんだけども、1人だったら1人ずつの活動をしてもらわなかったら、もちろん1人の中にサポートしていただける人、サポートしていただける人が担い手になっていく可能性も強いでしょうし、何か流れ的な部分というのをつくっていただかなかったら、1人に対しての補助金が出ているわけですよね。1中学校に幾らという出し方ではなしに、1人幾らという形になっているので、そのあたり、ちょっと考えていただかなかったら、何か差が出てしまうのではないか。その中で、片や2人で、同額をもらっている方が同じ中学校におられたら、果たしてどうなのかという部分を感じたりしますので、再度ご検討ください。
学校支援地域本部については、今の分と一緒で、1度何かコーディネーターと学校支援地域本部のあり方について検討していただく今後の予定というのがあるのかないのか、その1点だけ教えてください。
やわた
放課後学習クラブについては、今年度もやっていただけるということですので、もちろん期待する中で、利用者増というんですか、
子どもたちにもっとやわた
放課後学習クラブがありますと。これが、今現在五・六年生が対象になってしまっているんだけども、教育で一番大切だといったら、私個人的には三年生、四年生が大切ではないのかとは思うんです。その三・四年生というのを、今後、やわた
放課後学習クラブに参加できる形というんですか、
放課後学習クラブの年齢の変更というか、学年の変更というのは考えておられるのかどうか、そのあたりだけ教えてください。
以上です。2点。
○横山博 委員長
西島社会教育課長。
◎西島昭彦
社会教育課長 平成31年度の第1回支援本部会議において、コーディネーター1人でできないかどうかも協議して、決めさせていただきたいと思います。
○横山博 委員長 谷口教育長。
◎谷口正弘 教育長 学校支援地域本部事業ですけども、確かにある程度の年数が来ております。もともと学校支援地域本部事業というのは、学校のニーズに地域の方の力を貸してもらって、教職員が子どもに触れ合う時間の確保というのが大きな目的でございました。その点については、十分な成果を上げていると認識しております。ただ、その中で、地域の方にとってどうなのかという観点です。
今、文部科学省の方でも地域学校協働活動ということもうたわれておりますので、今後、このあり方について、地域にとってこの事業がどうなのかという観点については、やっぱり考えていかなければいけないと思っております。現時点では、会議などをすると、地域の方も子どもに触れ合うことができてよかったとか、学校を手助けすることによって自己実現が図られているというご意見もいただきますので、一定地域の方々のためというのは言い方が悪いですけども、にはなっていると思いますけども、今後とも地域にとってどうなのかということも踏まえながら、今までは学校のニーズに合わせた形で事業が展開されていますけども、果たして地域のニーズという観点がどうなのかということについては検討しなければならないかと思っております。
それと、地域コーディネーターの件ですけども、これはあくまでも活動に応じて報償費を支払いますので、活動がふえればふえるほど、もちろん予算の幅がありますから一定限度はありますけども、活動に応じて報償を支払っているという形になっております。
以上でございます。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 放課後学習クラブの対象年齢の引き下げについてでございますけれども、放課後子どもプラン、厚生労働省と文部科学省の方がともに立てておりまして、本市の
放課後学習クラブにつきましては、文部科学省の放課後子ども教室の事業を使っております。これも今後、当然ながらできる限りの拡大、それから児童クラブ、学童保育の方との連携ということもありますので、そのあたりを含めて検討していかなければならないんですけれども、現状では、例えば場所の問題、指導者の問題等がございますことから、今すぐにとか、ここ数年という形ではないと思うんですけど、委員おっしゃられたとおり、地域の力を借りながら、また今後検討していく課題であるかと思っております。
以上でございます。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 それでは、質問等を聞かせていただいて、重なっている部分は省略して質問させていただきます。
まず、予算説明書の265ページ、中央小学校エレベーター設備等整備工事実施設計業務委託料410万円についてであります。中央小学校でのエレベーターの実施設計業務委託費が計上されましたが、なぜ今、計上されたのかと、エレベーター設備等とついているんですけれども、この等とは具体的に何なのかお聞かせください。
それから、これまで中学校のエレベーターについては、まず男山中学校につけて、それから順次中学校にもつけていくということを説明されてこられました。それが急に中央小学校でのエレベーター設置が来ているということですけれども、
小・中学校でのエレベーター設置についての考え方についてお聞かせください。
それから、八角堂についてです。これは、予算説明書では303ページになるんですけれども、文化財保護対策費の除草作業委託料として244万5,000円が計上されています。
そこで質問ですけれども、平成30年度予算と比較しますと、平成30年度は160万円でした。平成31年度は約64万5,000円増加していますが、なぜ増加しているのかと、順序が逆になりますけど、除草作業委託料244万5,000円で行われる作業内容についてもお聞かせください。
それから、作業委託料が244万5,000円と5,000円単位で計上されているのはなぜなのかと、委託業者の決定方法についてお聞かせください。
それから、八角堂を取り巻く
地区は史跡に指定されていますけれども、史跡に指定されている八角堂
地区の除草、剪定等についてですけれども、毎年年何回、いつの時期に行われているのかと、業者はどのようにして決定されているのかお聞かせください。
それから、史跡の
地区の周辺に住んでいる方々への、除草等をこういう形で年間しますとかということについての、また除草をやりますという周知方法はどのようにして
地区周辺の方々にされているのかと、周辺に住んでおられる市民の方々からどのような声が、当然草も生えますし、雑草も生えますし、木は茂ってきますけれども、どのような声が上がっているのかお聞かせください。
それから、予算説明書の313ページ、文化施設費の
文化センター指定管理料と松花堂庭園等指定管理料についてです。今年度予算と来年度予算との増減ですけれども、考え方ですけれども、平成30年度、
文化センターに関しては指定管理料が4,696万9,000円、ところが平成31年度におきましては4,431万8,000円と減額されています。なぜなのかと、松花堂庭園等の指定管理料については、平成30年度が4,530万4,000円、平成31年度が4,979万8,000円とこちらの方は増額されています。なぜなのかと、多分見込まれていると思うんですけれども、あえて確認させていただきますけれども、消費税の8%から10%にアップするというのは、指定管理料では織り込まれているのかお聞かせください。
それから、予算説明書では305ページの名勝松花堂及び書院庭園保存活用計画策定業務委託料についてであります。268万1,000円計上されていますけれども、これについては、当然保存計画を策定するためには、委員会を開催される費用が必要となってきますけれども、開催回数と委員の数、また費用についてはどれぐらいになるのかお聞かせください。
それから、そうすると保存計画を作成するための総額は幾らになるのかお聞かせください。
それから、委託される業者はどこの業者になるのかと、この268万1,000円と、もう一つ開催経費も一緒に入ってくると思うんですけれども、財源内訳についてお聞かせください。具体的にはこれは文化庁の所管の補助金も財源として入ってくるのか、それとも内閣府の地方創生交付金が財源として入ってくるのかお聞かせください。
以上です。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 中央小学校にエレベーターを整備する理由でございますが、エレベーター整備の基本的な考え方は、まずは中学校にある程度の年数をかけて整備するものと考えており、小学校のエレベーター整備については、中学校の整備後に検討するものと考えておりましたが、現在、中央小学校の二年生に肢体不自由な児童が在籍しており、障害者差別解消法の合理的配慮の観点から、エレベーターの整備が必要と考え、整備しようとするものでございます。
等がついている理由でございますけれども、エレベーター整備に伴いまして実施いたします段差解消などのバリアフリー工事を含めるという意味でございます。
それから、中央小学校を整備することによってエレベーター整備の考え方には変わりはございません。
○横山博 委員長
河原文化財保護課長。
◎河原豊
文化財保護課長 一般保護費に関するご質問にお答え申し上げます。除草作業の今年度の計上額と来年度の計上額の違いでございますが、今年度で
保存修理工事を完了する八角堂地区の頂上部分の植生管理が必要となったことに伴う施工面積の拡大が主な理由でございます。その回数でございますが、来年度につきましては5回予定しております。
その周知の方法でございますが、除草の開始前、大体1週間から2週間程度で、近隣の方のところに文書で周知を図らせていただいております。どのようなお声をいただいているかということでございますが、除草の期間が大分固まってまいりましたことから、除草についての苦情をいただくことはなくなっているというのが現状でございます。
それと、来年度予算に5,000円程度の計上をしているということでございますが、まず来年度予算の除草につきましては、現在、文化財保護課が管理しております史跡石清水八幡宮境内の八角堂、それから楠葉平野山窯跡、志水瓦窯跡及び後村上天皇行宮跡の4カ所を予定しております。史跡石清水八幡宮境内八角堂以外のところについては、非常に小さい面積でございまして、5,000円単位の見積もりをいただいていることから、それを合算して5,000円単位の計上になったということでございます。
それから、八角堂の除草の委託業者の決定方法でございますが、来年度は入札を実施する予定でございます。
次に、名勝松花堂及び書院庭園保存活用計画策定委員会でございますが、まずその事業を委託するのは株式会社空間文化開発機構というところでございまして、ここにつきましては、一昨年度入札を行いまして、それ以降については随意契約で行うという予定をしております。
当該委員会の委員でございますが、3人でございます。開催回数については、来年度2回を予定しているところでございます。
来年度の当該委員会、それから計画策定に係る費用は約400万円を予定しております。
財源内訳です。主な財源内訳ということでご質問いただきましたが、国庫支出金の1,170万円については、国宝重要文化財保存活用事業費補助金が1,100万円、地方創生推進交付金が70万円でございます。地方債の460万円は、全て災害復旧事業債でございます。
以上でございます。
○横山博 委員長 内田
社会教育課文化体育振興係長。
◎内田大生
社会教育課文化体育振興係長 文化センター管理運営費及び松花堂庭園
管理運営費の指定管理料についてのご質問にお答え申し上げます。
文化センターの指定管理料が平成30年度から減額となった理由につきましては、大阪府北部地震発生に伴い、枚方市民会館の大ホール閉館等による影響で、利用料金収入増を見込んでいるものが主な原因でございます。松花堂庭園美術館の指定管理料が増額となった理由につきましては、大阪府北部地震発生に伴い、庭園が外苑のみの開園となっているため入園料を減額しており、利用料金収入が大幅に減額となることを見込んでいるものが主な原因でございます。また、両施設の指定管理料は、10月以降の消費税増税の分を見込んでおります。
以上です。
○横山博 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 ご答弁ありがとうございました。障害を持った方が二年生におられて、それに対応するというのは理解できるんですけれども、このことが中学校でのエレベーターの設置の時期に影響してくるのかどうか。いやそれは別問題であって、影響してこないというのであれば、それはそういう考え方についてお聞かせください。
それから、障害者差別解消法の中で取り組んでいくということであれば、当然工事とかに当たっては有利な財源が見込まれると思うんですけれども、それは具体的にどういう有利な財源がここに活用できるのか。何割ぐらいの補助が出てくるのかお聞かせください。
それと、それならできるだけ早くエレベーターをつくってあげないといけないということになるんですけれども、完成までのスケジュールについてお聞かせください。
それから、順番に行きますと、八角堂ですけれども、私が知っている限りでは、八角堂については今までも年間大体150万円程度の除草作業費が必要だと考えていると。今後も当面それは続いていくということを、部長が述べられているんですけれども、そうだとすると、面積が急にふえたわけでもなくて、八角堂はもともとあるし、除草範囲も、八角堂の周辺は当然除草されているのだから、面積がふえたわけではないのに、なぜ金額的にいうと約64万5,000円の増加になっているのか、もう少しわかりやすく説明してください。
それから、今まで同僚議員も八角堂について質問されてきたので、ある一定理解はしているんですけれども、この次に、指定管理料もあえて質問したんですけれども、指定管理料が上がったのは、大阪府北部地震の関係での増減があるというご答弁だったんですけれども、八角堂の管理をするのは、直接、文化財保護課がやられると理解していいのかお聞かせください。
それから、前後しますけれども、先ほどの
文化センター管理委託料ですけれども、わかったんですけれども、もう少しだけ詳しく欲しいんですけれども、大阪府北部地震の影響で、枚方市民会館との関係で減額することができたということを、もう少しわかりやすくお願いします。
それから、名勝松花堂及び書院庭園の保存活用計画は、平成29年度からやられておられるんですけれども、平成29年度に約400万円で空間文化開発機構に委託されたと。平成30年度も随意契約で委託されたと。それはわかるんですけれども、それならば、本来平成30年度でこれを終わらすという当初の考え方があったと思うんです。それが、大阪府北部地震でスケジュール変更を余儀なくされて、平成31年度にずれ込んだと。それもわかるんです。それなら、事業が延びたということは、平成30年度の保存活用計画の業務委託料420万円が繰越明許費として計上されて、翌年にその事業を行われるというのが、説明に合った筋ではないだろうかと思うんですけれども、事業が延びたという説明の中で、3月補正も可決されましたけど、繰越明許費に計上されずに、また新たに268万1,000円の業務作成委託費を上げられるというのはどういうことなのか、ちょっとわかりにくいのでお聞かせください。
以上です。
○横山博 委員長
加藤教育総務課主幹。
◎加藤正人
教育総務課主幹 中央小学校のエレベーターですけれども、中央小学校を整備するために予定していた中学校の整備をやめたということはなく、中学校の整備には特に影響はないと考えております。
それから、エレベーターの整備と先ほど申しました段差解消等のバリアフリーに関する財源としましては、文部科学省の学校施設環境改善交付金がございます。補助率は3分の1でございます。
それから、工事の時期でございますけれども、工事には夏休みを活用したいと考えておりますので、平成31年度に設計を実施し、平成32年度以降のできるだけ早い時期に工事を行いたいと考えております。
○横山博 委員長
河原文化財保護課長。
◎河原豊
文化財保護課長 八角堂の除草の経費の増加の理由ということでございますが、八角堂の墳頂部分にあります、いわゆる建造物の八角堂の部分につきましては、平成26年度から工事を行っておりまして、その部分の面積については、除草の対象外でずっと推移しております。それはなぜかと言いますと、
保存修理工事を行っている都合上、除草が入れないという状態が続いておりました。この
保存修理工事が今年度末で完了することから、その面積を加えた内容で除草を計上させていただいたということで、増加に至ったということでございます。
それから、八角堂の管理でございますが、八角堂の警備業務につきましては、随意契約により警備業務の登録業者に委託する予定でございます。このほかの日常的な管理につきましては、当面文化財保護課が行う予定としております。
それと、次に名勝松花堂及び書院庭園保存活用計画の策定の事業の繰越明許という関係でご質問いただきましたが、単年度事業として地域創生推進交付金をいただいております。単年度事業にしか推進交付金を充てられないという都合上、単年度で毎年計上させていただいたということでございます。
以上でございます。
○横山博 委員長 内田
社会教育課文化体育振興係長。
◎内田大生
社会教育課文化体育振興係長 文化センターの指定管理料の減額理由につきましては、枚方市民会館大ホールの閉館及び吹田市のメイシアターの臨時休館等の影響で、お客さんが流れ込んだ関係がございまして、利用料金が収入増を見込んでおるため減額となっております。
以上です。
○横山博 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 ありがとうございました。では、エレベーターについてはわかりました。それならばそれで、できるだけ早い時期に、工事は夏休みになると思うんですけれども、できるようにやっていただけきますよう要望させていただきます。
それから、八角堂については、面積が拡大したからということでわかりました。
それと、
文化センターの指定管理料もわかりました。
それから、最後に松花堂と書院庭園の保存活用計画ですけれども、答弁がちょっとずれているんですけれども、私が質問したのは、もとの額ではなくて、平成31年度予算として上げられた268万1,000円が保存活用計画を策定するための業務委託費ですよね。その部分に対して、名勝としてされるので、文化庁かもしくは内閣府のどちらかわかりませんけれども、補助金か交付金がついてくると思うんですけれども、今回、どっちがついているのかということをお聞きしたんです。その額と、あえてもう言っておきますけど、基本的には名勝の計画やら工事については、名勝だから当然有利な財源がついてくると思うんですけれども、どういうルールでこれが支給されるのか。一定の基本的なルールについてお聞かせください。
○横山博 委員長
河原文化財保護課長。
◎河原豊
文化財保護課長 名勝松花堂及び書院庭園保存活用計画の事業費につきましては、文化庁の補助金をいただいていない事業でございます。先ほど答弁いたしました名勝松花堂及び書院庭園保存活用事業費の中の、いわゆる災害復旧に係る事業については今後補助金をいただきますが、策定委員会で策定する保存活用計画につきましては、平成29年度から文化庁の補助金についてはいただいていない中で策定を続けておりますので、このような答弁をさせていただきました。
以上でございます。
○横山博 委員長 法谷政策推進部次長。
◎法谷道哉 政策推進部次長 松花堂及び書院庭園の保存活用計画につきましては、ただいま課長の方から答弁がありましたとおり、保存活用計画の策定につきましては単費で策定を続けておると。次年度以降も単費で、単費ですので地方創生交付金70万円は来年度も充当していくと。保存活用整備事業につきましては、これも先ほど答弁があったと思いますけれども、文化庁の補助金、5割から7割、ものによって充当率が変わってくるかと思いますけれども、それを活用していくという形になっておるのかと思います。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員
予算内容一覧表の71ページの教育支援センター運営費2,479万円、不登校児童・生徒の学校復帰のための支援教室さつき、私もパンフレットを見せていただきまして、大体中身的にはわかるんですけど、体制についてお教えください。
それと、73ページのいじめ防止対策委員会費34万円、いじめ防止対策委員会委員7人のメンバーをお教えください。
それと、79ページ、集会所管理、先ほども亀田委員がこの問題についてお聞きしたんですけど、その中で、予算説明書291ページの中の時間外勤務手当80万円とリーダーバンク事業補助指導者謝礼138万8,000円とあるんですけど、そのあたりの内容をお教えください。
それと、資料の89ページ、先ほど同僚委員の方からも不登校のところで質問がありました。私も見ておったら、結構
小・中学校については増加傾向が見られると。市も平成25年度から増加傾向ということは言っておられました。事前に言っておいたらよかったんですけど、平成30年度でいいですから、
小・中学校のそれぞれの不登校の人数をお教え願えないでしょうか。例えば、平成30年度、小学校で言えば35人、中学校で言えば97人、それぞれの人数をお教えください。
そこの関係で、資料の95の本市における不登校の出現率、平成29年度で言えば小学校が0.73%、国においては0.54%、中学校で言ったら5.36%と国が3.25%。これを見ても、明らかに
小・中学校の不登校出現率が高いと思うんですけど、このあたりも先ほどの答弁と若干ダブるかと思うんですけど、わかる範囲でお教えください。
以上です。
○横山博 委員長 近藤教育支援センター主幹。
◎近藤一郎 教育支援センター主幹 教育支援教室さつきの体制についてお答えします。不登校児童・生徒の保護者、または学校から支援センターに相談があれば、保護者と本人でさつきの見学をします。そして、カウンセラーと面談を行い、受理の会議で入室を決めます。さつきは、1対1で指導する個別教室と数人の集団で指導する小集団の2種類の教室があります。不登校の児童・生徒は両方を体験し、どちらの教室が適切か、教育支援センターで判断し、入室します。子どもの課題に応じて、臨床心理士によるカウンセリングも行っております。
以上です。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 いじめ防止対策委員会の委員構成についてでございますが、弁護士、医師、心理または福祉の専門家として児童相談所所長及び臨床心理士、学識経験者として大学教授、人権関係団体の構成員として八幡市人権推進協議会の代表、八幡市
小・中学校長会の代表、八幡市立
小・中学校に在籍する児童または生徒の保護者として、八幡市PTA連絡協議会会長の方々に就任いただいております。
○横山博 委員長 畑中南ケ丘教育集会所館長。
◎畑中敏之 南ケ丘教育集会所館長 南ケ丘教育集会所の80万円の時間外でございますけれども、職員の年間を通しての時間外でございます。
放課後学習クラブ担当の職員の1年間の時間外を計上させていただいております。
リーダーバンクにつきましては、集会所と同じ形で、一応予算を計上させていただいております。
○横山博 委員長 近藤教育支援センター主幹。
◎近藤一郎 教育支援センター主幹 学校別の不登校児童・生徒数のご質問ですけれども、申しわけありません。現在、その資料を持ち合わせておりませんので、平成29年度の学年別の不登校数をお答えします。小学一年生ゼロ人、二年生4人、三年生2人、四年生5人、五年生5人、六年生が11人で、小学生合計27人です。続きまして、中学一年生19人、二年生36人、三年生36人、中学生合わせまして91人です。
出現率の高い要因ですけれども、先ほど所長からも答弁がありましたとおり、増加している要因としましては、社会的に学校に行かなければならないという意識が薄れているということと、あとはゲームやスマホの普及によって昼夜逆転もしくは家におりましても友達とつながれてしまうという状況がSNSの普及によってあるということ、それから中学校では起立性調節障害の診断が増加していることなどが、増加の要因として考えられます。
八幡市におきましては、全国のそのあたりの統計のデータよりも、本人に係る状況として不安、無気力、遊び、非行等と、家庭にかかわる状況の親子関係、家庭内不和、家庭の急激な変化のあたりが、全国よりも高くなっているあたりが、その辺に八幡市の高い要因があるのかと考えております。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 申しわけございません。平成29年度の27人の内訳でご報告させていただきます。八幡小学校4人、くすのき小学校2人、さくら小学校7人、橋本小学校3人、有都小学校ゼロ人、中央小学校4人、南山小学校5人、美濃山小学校2人、合計27人が平成29年度の状況でございます。申しわけございませんでした。
中学校ですけれども、平成29年度、男山中学校25人、男山第二中学校19人、男山第三中学校33人、男山東中学校14人、以上でございます。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 不登校の児童・生徒の体制についてはわかりました。私もこれを読ませていただいて、大事な部分があって、一歩踏み出したいと思っている
子どもたちが通っていますということで、そのとおりだということを感じました。
そこでお聞きしたかったのは、さつきの入所というか、人数的にどれぐらい、先ほど1対1の子どももおれば、小集団でやられているということで、どれぐらいの人数が通所されているのかと思いました。そのあたりをお教え願えないでしょうか。
それと、いじめ防止対策委員会は7人いて、弁護士、学識経験者があって、PTAの関係者、校長会、人権関係者、ここで思ったんですけど、一応予算的には34万円ですけど、予算説明書239ページの中で、委員報酬29万7,000円となっているんです。このあたり、いじめ防止対策委員会の委員会を多分行うと思うんですけど、どれぐらいの頻度で行われているのかお教えください。
それと、南ケ丘教育集会所の関係です。先ほど職員の時間外勤務ということと、リーダーバンクの関係では答弁がなかったような、平たく言ったらどういう中身をやっているのか。リーダーバンク補助事業、指導謝礼だから、謝礼をするということは、それなりの何かやっているわけだから、その中身をお教えくださいということです。
それと、先ほど議論の中で、嘱託職員が午後2時から8時まで勤務されているということは、ここの時間外勤務手当は先ほど来、職員の方と言われたんですけど、嘱託職員の方が午後2時から8時までだから、これが時間外になるのか。私の感覚でいうと、市役所は5時15分で一応終わりだから、それ以降は時間外手当がつくのかと思うんですけど、そのあたりの2人の嘱託職員も時間外手当に入っているのかどうかお教えください。
それと、不登校のところはよくわかりました。結構ばらつきがあるんですけど、先ほど小北委員もこの問題については聞かれたんですけど、本当に年々逆に減少していたら、それはそれでいいんですけど、ふえている傾向ということは、先ほどいろいろと学校の問題とか親子関係とか言われたんですけど、そういう面では、もっといろいろな関係機関と知恵を出していただきながら、もうちょっと不登校問題を考えていただきたいと。当然、この中では不登校ということはいじめの問題とかいろいろな総合的な要素があると思うんですけど、私は余り専門的ではないし、なかなか難しいんですけど、今後どういう形で減少させるというとちょっと語弊がありますけど、1人でも2人でも学校に復帰するという観点から、市としてどう考えているのかと、そのあたりだけお教えください。
先ほどの国との出現率については、一緒の中身だから、そのあたりもあわせてお教えください。
以上です。
○横山博 委員長 近藤教育支援センター主幹。
◎近藤一郎 教育支援センター主幹 教育支援教室さつきの在籍している人数についてお答えします。個別教室の方が16人、小集団教室の方が9人、合わせて25人の、平成30年度の在籍者数であります。
○横山博 委員長
山本学校教育課指導係長。
◎山本貴秀
学校教育課指導係長 いじめ防止対策委員会の開催の頻度についてでございますが、基本的には年に1回、各委員の専門的な立場から意見をいただき、小学校及び中学校におけるいじめなどの問題行動の未然防止、早期発見及び対処等に関して、必要な事項を審議しております。予算としましては、そのいじめ防止対策委員会1回分のほか、いじめに関する重大事案が発生した場合に開催するいじめ調査委員会の5回分の費用を計上しております。
○横山博 委員長
中谷南ケ丘教育集会所主幹。
◎中谷正和
南ケ丘教育集会所主幹 リーダーバンクの内容につきましてですけれども、中学生は基本的に定期考査前の学習、受験勉強等で利用しております。その学習に対する支援、助言等をリーダーバンクが行っているということになります。と言いますのも、中学生は基本的に自学自習をしていますので、そこに対する問題解決に向けた指導、助言になります。
もう1点ですが、嘱託職員の時間外手当になるかということですが、嘱託職員につきましては時間外扱いにはなりません。
以上です。
○横山博 委員長 信次教育支援センター所長。
◎信次剛司 教育支援センター所長 不登校児童・生徒の学校復帰等に向けてのご質問にお答えいたします。さつきに通っております
子どもたち、小学生、中学生ともに学校復帰及び社会的自立を目指して、その子に応じた支援を行っております。なかなか学校にすぐに戻るということは非常に困難な子どもも多くいるんですが、まず最も大事なことは、その子が抱えている課題は何なのかということをしっかり見立てるということが、本センターでは大変重要にしております。大学教授のスーパービジョンもいただきながら、時間をかけてその子の、なかなかぱっと見では課題は見つかりにくいものがあるんですが、中に隠れている深い課題を見立てて、それに沿った支援をしていくという形をとっております。エネルギーの低い子どもがたくさんおりますので、まず学習だけではなく、学習も含めて、その子の趣味であったり、エネルギーを引き出せるような活動、あるいは子どもによってはカウンセリング及び小学生はプレイセラピーというものを、遊戯療法ですが、行っております。
その中で、エネルギーが少し出てきましたら、支援指導員が一緒に学校についていって、これはもちろん本人の了解のもとですが、学校の方と連携しまして、事前に相談をして、別室を借りまして、そこでまず1時間過ごす、そして帰ってくる。その時間をふやしながら、一緒にクラスの子ども数人と給食を食べる等々の取り組みで、少しずつ学校になれるような形で復帰させていくような形です。子どもに応じては、学校の行事には参加できる子どもがおりますので、遠足であったり、体育大会、運動会であったり、学習発表会であったり、そこに参加しながら、学校との接点をふやすという取り組みもやっております。
前年度では約60%、前々年度では75%のさつきに通室します
子どもたちが、部分復帰ないしは全面復帰することができました。では、残りの20〜30%の
子どもたちはできないままということも言えます。もっと厳しい子どもにつきましては、支援センターの方に通うことも困難な子どももおりますので、その子どもについては、保護者、本人の了解をとって、指導支援員が訪宅をして指導します。もちろんすぐに会えることはありませんので、まずお母さんと10分、20分話をするところから始めて、3カ月、半年継続する中で、子どもと少しずつ会えるようになり、一緒に勉強できるようになり、ゲームをできるようになり、さつき教室に通い始めた子どもも、何ケースか今あります。このような手法で復帰を目指して、社会的自立を目指して支援しております。
以上です。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 本当にご丁寧な答弁、ここの不登校児童・生徒のところで、学校に来たケースを聞こうかと思ったら、先ほどのところで、部分的だけども60%ぐらい。本当にそういう面では、それも私は丸だと思います。私はもう全ての不登校の子に、全てとは言いません。先ほどいろいろな子どもの状況もわかっておられるということで、引き続き努力していただきたいと要望しておきます。
あと教育集会所の関係です。この問題は、昔から私もずっと質問させていただきながら、資料にもありますように、小学校で言えば99%、中学校においては男山中学校が97.6%の現状が、市民的に理解が得られるのかと思っております。その点では、余りくどいように言いませんけど、この事業を本当に見直すべきではないかと、そういう時期に来ているのではないかと思います。
そういう面では、質問としては、この事業というのは市民的合意を得られるのかというあたりだけお教えください。
以上です。
○横山博 委員長 川中
教育部次長。
◎川中尚
教育部次長 南ケ丘教育集会所についてでございますけれども、確かに一部の学校に固まっているという現実はそのとおりでございますけれども、周知等を含めて、市内全域での事業展開をしておりますので、今後もそのような形で周知が広がって、支援が得られるようにしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○横山博 委員長 ないようでありますので、これで
教育部所管の一般会計の審査を終結いたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は明26日火曜日午前10時から委員会を再開いたしますので、ご参集願います。なお、開催通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。
本日は大変お疲れさまでございました。
午後 2 時33分 散会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
平成31年度
予算特別委員会委員長...