八幡市議会 2019-03-19
平成31年度予算特別委員会−03月19日-03号
◎
日下繁典 都市整備部次長 橋りょうに関する再質問にお答えいたします。
橋りょう補強補修設計業務は放生橋、全昌寺橋、光跨道橋でございます。これは今年度、補強補修の設計を行う
橋りょうです。撤去については旧八幡第四小学校の陸橋を撤去させていただきます。撤去の時期はまだ詳細は決めておりませんが、発注契約としては第3、4半期を考えております。ですから9月から12月あたりを今計画しております。
奨励金の方ですけれども、毎年土地の所有者を確認して一年一年支給しております。所有者に木の存在を確認しております。
以上です。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員
予算内容一覧表の63ページです。橋本駅
周辺拠点整備事業費で1億円が計上されていまして、
用地取得などに係る費用だと思うんですけれども、もう少し詳細を教えてください。地権者が何人おられて、どのくらいの面積を占めているのかとか、もう少し中身を教えてください。
65ページの
立地適正化計画策定業務委託ですけれども、平成31年度から2カ年で策定ということですが、これについてももう少し詳細を教えてください。国の方は
コンパクトシティに向けて住民をその地域に誘導するというものなんですけれども、八幡市は今でも十分コンパクトなまちなので、どういうことを考えているのか、中身を教えてください。
67ページです。
木造住宅耐震改修助成ですが、これは昨年の大阪府北部地震で、昭和56年、1981年5月31日以降の住宅についても罹災証明があれば運用を緩和して受け付けておられますけれども、今現在の地震によって適用になった件数を教えてください。適用になった件数のうち、昭和56年6月1日から平成12年5月末までの建築物はどのくらいあるのか教えてください。それ以降の建築物についても教えてください。
そのすぐ下の段の
被災者住宅等支援助成ですが、これについては代表質問でも質問させていただいておりますけれども、ここに書いている大規模災害により
床上浸水等の被害を受けた住宅ということで、これについては地震のときも
災害救助法などを適用して申請されるものかと思うんですが、昨年の地震で八幡市は罹災件数が2,000件を超して、大規模災害だと思うんですけれども、今からでもこれを遡及して被災された方への支援は検討されないのか。京都市はこうしたものを使って一部損壊でも50万円の支援をされていますけれども、八幡市においてもそういう支援が必要ではないかと思うんですが、その点のお考えを教えてください。
以上です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 橋本駅
周辺拠点整備事業の
用地取得に関するご質問にお答えいたします。整備の区域の土地全体で申し上げますと、土地は22筆、地権者は9人、取得面積6,200平方メートルでございます。そのうち平成31年度に予算として計上させていただいているものにつきましては、
道路用地取得費として1,060万円、
建物移転等補償金として8,400万円、計9,460万円を計上しております。地権者や
建物所有者の意向にもよりますが、
木造共同住宅天寿荘の取得に係る補償費等を予算として計上しているものでございます。
以上です。
○横山博 委員長
小川都市整備課計画係長。
◎小川友基
都市整備課計画係長 立地適正化計画に関するご質問にお答えいたします。
立地適正化計画は、人口の急激な減少と高齢化を背景として、高齢者や
子育て世代にとって安心できる健康で快適な生活環境を実現すること、財政面及び経済面において持続可能な
都市経営を可能とするため、居住や医療、福祉、商業、
公共交通等のさまざまな都市機能と都市全景を見渡した将来都市像を示す計画で、一般的に
都市計画マスタープランの
高度プランと言われています。
続きまして、
木造住宅耐震改修助成事業に関するご質問にお答えいたします。平成30年度の
木造住宅耐震改修に関する各事業の件数と、そのうち昭和56年6月から平成12年5月末までに建築された件数を申し上げます。
耐震診断士派遣事業が106件、うち新
耐震基準のものが23件、耐震性能の評点を1以上に上昇させるための工事費の助成で、
改修工事費の5分の4もしくは100万円を上限とする
耐震改修工事が61件、これにつきましては新耐震は対象ではございません。耐震性能を上昇させるための工事費の助成で、
改修工事費の5分の4もしくは40万円を上限とする
簡易耐震改修工事が16件、うち新
耐震基準が3件、
耐震診断等の実施が不要で
改修工事費の4分の3もしくは30万円を上限とする
簡易耐震改修工事が98件、うち新
耐震基準が28件でございます。平成12年6月以降の建築物につきましては、各事業申請はございませんでした。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 地域再建被災者住宅等支援事業についてお答えいたします。
地域再建被災者住宅等支援事業につきましては、京都府が制度を創設し、本市も協調し、府市協調で制度化し運用しているもので、
地域再建被災者住宅等支援事業補助金交付要綱に基づき事業を実施しております。本
支援事業は自然災害において
被災者生活再建支援法が適用されるものを対象としており、
京都府知事が認める自然災害が発生した場合に実施するものでございます。本
支援事業は府市協調で実施しているものであること、また、今回の大阪府北部地震は本事業の対象にはなりませんでしたが、地震による被害の状況を踏まえ
木造住宅耐震化事業の制度の拡充を行うなど、被災の状況に応じ京都府と連携し被災者への支援を実施しており、今後も京都府と協働して対応を行ってまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 まず橋本駅
周辺拠点整備事業ですけれども、22筆9人の方で面積が6,200平方メートルということでわかりました。土地とか建物移転で9,460万円ということですが、後で出てくる
立地適正化計画ということで、橋本駅周辺もそういうところに位置されるのかなと思うんですけれども、住民の方々にとって生活しやすい地域にということでいえば、医療や介護、商業施設なども、道を隔てたらスーパーができましたけれども、やはり栗ケ谷の地域はアップダウンがあって、非常に高齢化で、
買い物一つとっても不便です。
公共交通機関も
コミュニティバスがありますけれども、1時間に1本ということで、地域の中の移動だけでも苦労されているという現状がありますが、この
周辺整備計画のこれからのスケジュールといいますか、京阪の土地のところも含めて市としてどのような地域になればいいと想定されているのか、もう少し詳しくお考えを教えていただきたいと思います。
債務負担行為なので、今後どういう流れで整備されていくのか、もう少し教えてください。
立地適正化計画のところは、今の答弁ではちょっとわかりづらいので、どういう計画を立てようとされているのか、もう少し詳しく教えていただきたいと思います。
公共交通の関係も協議会を立ち上げられますけれども、それも並行してされていくのか教えてください。
木造住宅耐震改修のところは、申請された方の内訳はわかりました。今のご答弁で新
耐震基準の方も派遣診断で23件あるとか、簡易改修で40万円の口が16件のうち3件は新しい基準の方、30万円の口で98件と多いですね。そのうち28件が新耐震ということで、やはり新
耐震基準の方も被災されて工事をしなければいけなくなっているということが、これだけ見てもわかると思います。
平成12年に
建築基準法が改正されたんですけれども、これについては市はどのように認識されているのか。平成12年といえば西暦で言えば2000年代なんですね。1995年に阪神・
淡路大震災が発生して、その後そういう震災を受けて
建築基準法が改正されていっています。それ以降の住宅についても耐震性を満たしていない住宅があるということがわかったんですけれども、今回は罹災証明を受けているところだけの適用になっているんですが、こういった制度をしっかりと、被災された住宅だけではなくて、不安に思っておられる市民の方に広く門戸を広げるということも大事かと思うんですが、恒常的な制度にするお考えはないのか教えてください。
被災者住宅等支援助成は何度も答弁されています。府市協調で、府がやったら市もやるんだという中身なんですけど、今回は府が、知事が災害基準法を申請しなかったために受けられなかったんですよね。この条例を見ていましたら、市長が判断したらという文言もありますので、府が申請されなかったということで市が判断されて、市の判断で独自で助成するということも一つの方法かと思うんですけれども、そのお考えがないのか教えてください。
以上です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 橋本地区の整備に係るご質問にお答えいたします。橋本地区につきましては、
立地適正化計画では都市機能誘導区域と今現在のところ考えております。詳細につきましては、医療、介護などの都市機能を充実させていこうという区域になるかと思っております。
続きまして、橋本駅
周辺拠点整備事業の今後のスケジュールにつきましては、橋本駅前広場整備の
用地取得につきましては、これまで本事業にご協力いただけるよう地権者や事業者に対して各計画内容や事業スケジュールなどの説明を行ってまいりました。平成31年度から着手する
用地取得の進め方につきましては、交付金を活用しながら、土地の売却や建物の移転にご協力いただけるところから順次取得を進めてまいりたいと思います。具体のスケジュールにつきましては、今後
用地取得や国の交付金の配分状況にもよりますので、詳細なスケジュールについてはお答えはできないところでございます。
立地適正化計画はどのようなものかということですけれども、まず
立地適正化計画では都市機能誘導区域と居住誘導区域と、おのおの誘導する区域を設定いたします。都市機能誘導区域につきましては交通結節点を基本に考えなさいという国の考えがございますので、八幡市駅、橋本駅になってくるのかなと。そこの機能を充実させることにより、そこに住まわれる方が集まってくる。最終的には集約される。そうなれば効率的な行政運営などができるのではないかというような計画となっております。
木造住宅の平成12年度以降の新耐震の耐震化についてでございますけれども、これまでの大きな地震では、やはり旧
耐震基準のものに大きな被害が出ているという実績がございます。そのため市としましても、減災を図る意味でも旧
耐震基準を重点的に対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○横山博 委員長 東
都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 被災者住宅等支援に関するご質問に答えいたします。この事業につきましては、これまでのご答弁で申し上げましたとおり、京都府との協働をもって進めている事業でございます。今後京都府とどのような課題があるのかという協議をしながら、その進め方について京都府とまた調整をしたいと思いますが、原則としましては京都府と協働をもって対応していこうという考えに変化はございません。
以上です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 立地適正化計画と公共交通の関係でございます。本計画の目指す都市の将来像は、地域の拠点間を結ぶ公共交通を軸として捉え、拠点のにぎわいと公共交通ネットワークの充実などを図りつつ、公共交通の沿線などを中心に拡散した市街地を集約化することで、市街地の人口密度を保ち、居住地域の生活サービスやコミュニティの持続的な確保などを進めるもので、
コンパクトシティ・プラス・ネットワークをつくり出すことにあります。詳細につきましてはこれから検討することとなりますが、住みやすい、生活しやすいまちづくりに向けた計画としてまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 橋本駅周辺整備のところは、流れとしては大体わかりました。地域住民の方の日常の暮らしぶりから見て、ぜひ医療系の施設とかを誘致できるように働きかけていただきたいと要望しておきます。
立地適正化計画は、都市機能誘導と居住誘導と二つおっしゃったんですけれども、居住誘導の地域はおっしゃらなかったんですが、それはどこを予定されているのか教えてください。
○横山博 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 先ほど答弁で、
都市計画マスタープランの詳細版だと申し上げたと思うんですよ。それはご記憶だと思うんですけれども、その
都市計画マスタープランの前提となっているのは線引きですよね。線引きは、調整はどういうことで、市街化区域はどういうことでしょうかと。その中でさらに詳細を詰めていきますとご答弁申し上げたと僕は理解しておりまして、その詳細を明らかにしろと。それはこれからするということですから、既にご答弁申し上げているので、こういうことかという確認でしたらいいですけれども、答弁しているのがわからないから、どういうことだと言われても、同じことを答弁するのは委員会審議としてはちょっと。代表質問でもご質問された話ですから。だから、これは3回目か4回目の話のはずです。こちらの方の会派としては2回目か3回目かもしれませんけれども、会派からも質問されているわけですからね。委員の皆様の審議権を決して僕は邪魔はしませんけれども、論理必然的にこちらがきちんと答弁させてもらっているときに、そこのところは理解していただかないと。わからないからもう一回言ってくれというのはちょっと。今日の委員会の質疑の答弁を積み重ねていったらわかっていただける話ではないかと僕は思います。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 居住地域といったらおのずとわかってくるわけで、私が言いたかったのは、例えば国道1号を越えた欽明台地域と駅を結ぶ公共交通の渋滞の問題とか、道路の車線の問題とか、いろいろ難しい問題を抱えている中で、こういう
立地適正化計画が果たしてうまくいくのかということでお聞きしたかったんですけれども、これからということなので、その点については結構です。
木造住宅耐震改修助成のところは、旧
耐震基準に大きな被害があって、そこを重点的にということは十分理解できます。ただ、平成12年、2000年に
建築基準法が改正されたときの議論で、なぜ改正しなければならなかったのかということをもう一度振り返ってみたら、新しいそれ以降につくられた住宅も耐力壁の配置の問題とか、柱や筋交いの接合部や基礎などに弱点がある可能性がある住宅があるということで、専門家による耐震診断や耐震補強が必要になってくるということで法改正されているんですね。ということでは、やはりまず耐震診断だけでも平成12年6月以降の住宅に対象を広げるということも市としてこれから必要になってくると思うんです。やっぱり阪神・
淡路大震災の影響もあって、関西でも既に広げている自治体がかなりあります。ですから、そこをもう一度答弁いただきたいと思います。
被災者住宅等支援助成のところは、府と協働をもって進めている、調整はしたいが原則として今の制度でというご答弁でしたけれども、代表質問で質問しましたが、実際これについても、この条例をつくる前に既に運用して、水害被害を受けたところについては2件ほど実績を持っていて、今回こういう震度5強の地震で一部損壊の住宅が2,000件を超したという甚大な被害があって、やっぱりこういうときにこそ、連携は連携でしてもらったらいいですけれども、京都市や北部の亀岡市とか福知山市は水害の経験があるから今回もされたようですけれども、こういうときはにぜひ英断をしていただきたいと思って質問させていただきました。ご答弁は結構です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 木造住宅耐震改修に関する質問にお答えいたします。旧
耐震基準の住宅がやはり耐震性がかなり劣ると言われております。そのため、まずは旧
耐震基準の住宅を重点的に耐震化を推進してまいりたいと考えております。
以上です。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 1点だけ質問させていただきます。市道科手土井線の整備についてですけれども、天気予報を見ていますと、やはり桜の開花予想もされる時期になりましたし、この月の下旬になりますと背割堤でもたくさんの桜が咲きます。そうなると、背割堤の桜を見るために八幡市駅から御幸橋にたくさんの方が来られますけれども、その途中にあります科手土井線のポケットパークの整備についてですが、当初は平成29年度に整備費が計上されていましたけれども、近隣の住民の反対で工事が今もストップしたままであるという状況であります。
そこで、この点について質問させていただきます。
まず1点目は、平成31年度の予算案の中ではこの部分の工事についてどのような対応措置をされているのかと、ポケットパークの整備の計画を行う上で、今まで設計等に要した費用は幾らぐらいかかっていたのか、お聞かせください。
この間反対されている住民への対応についてはどのようにされてきたのかと、その住民の方の反応についてお聞かせください。
そして、このポケットパークの整備を行う上で近隣住民の同意がどうしても必要なのかと、もし反対されていても法律上は工事を進めることができるのか、お聞かせください。
以上です。
○横山博 委員長 東
都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 長村委員の科手土井線の道路整備に関する質問にお答えいたします。平成31年度、当該工事については予算を計上しておりませんが、現状の維持をするということで、道路の維持の関係でそれは対応してまいりたいと思っております。
2点目の設計費用でございますが、これまで735万円を支出しております。
3点目の地元の対応でございますけれども、これにつきましては地元区や周辺住民に対して計画の説明を行ってまいりましたけれども、工事間際の平成28年度に整備内容の大幅な変更を求められておりまして、工事着手継続は難しいと判断し、今現状のとおり実施を見送っている状況にございます。この状況は今も変わっておらず、沿道住民の方との調整は継続して行っております。質問いただいたり、その答えを返したりということは継続して行っておりますが、現在まだ理解は得られていないという状況でございます。
ご意見をいただいている方に対して直接、例えば
用地取得が必要であるとか物件の補償をしなければならないということはございませんが、やはりその沿道の方の前を工事するということで、ご理解をいただいた上で工事をしたいという考えを持っておりまして、今現在整備に着手ができていないということで、ご質問いただきました直接的な同意が必要かということにつきましては、直接的な同意は必要ではないけれども、工事は今見合わせているという状況にございます。
以上でございます。
○横山博 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 いつも桜の時期になるとポケットパークはまだこのままかなということで、今言われたように今まで735万円をかけて基本設計等がされてきたと思うんですけれども、今の答弁でしたら、法律上は同意は必要ではないが、工事を行う上では理解を得られた上で工事を進めたいという考え方だと私はとりました。それはそうなんですけれども、かなり時期が過ぎている中でいつまでこの状態を、近隣住民の同意が得られなくて5年、10年とずっとそのままになるのも、今までに要した費用を考えると、やはり一定ある時期になると進めなければならない時期も来ると思うんですけれども、ずっと平行線でいった場合、いつになったら工事着手に向けられるのか、そこら辺の考え方をお聞かせください。
以上です。
○横山博 委員長 東
都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 長村委員の質問にお答えいたします。科手土井線の整備事業の今後の展開でございますが、整備については一日も早く整備したいというのが市の考えでございます。しかし、先ほど申し上げましたとおり沿道の方々のご理解をいただきたいということで、今しばらくは沿道の方に丁寧な説明を行いながら理解を得る努力をしてまいりたいと考えているところで、いつまでということは今現在においてはお答えできない状況にございます。
○横山博 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 あえて質問はしませんけれども、やはり八幡市の玄関口に当たる場所ですので、八幡市のイメージの一つを形づくる場所にモニュメントも置かれるという計画も当初ありましたから、ぜひともいつかは決断して、ずっと平行線でいくというわけにはいかないと思うので、そこら辺を踏まえまして、できるだけあそこが早急にきれいになるようにしていただきますように、これは要望とさせていただきます。
以上です。
○横山博 委員長 暫時休憩いたします。
午前10時54分 休憩
――――――――――――
午前11時00分 再開
○横山博 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 まず最初に
予算内容一覧表64ページ、単独道路等整備事業、主要市道道路改良工事で八幡城陽線、橋本南山線2,000万円が計上されていますけれども、この基準をお教えください。
64ページの二階堂川口線バイパス事業費5,140万円、そのうち5,000万円が計上されているんですけれども、工事内容を含めて教えてください。
通告はしていなかったんですけれども、その下の野神線道路整備事業費640万円が計上されています。私もよくあそこを通るんですけれども、なかなか整備に至っていないのかなという思いがあってお聞きしました。進捗状況をお教えください。
予算内容一覧表67ページ、公営住宅管理費、市営住宅等空き家改修、ここには府営住宅5戸となっているんですけれども、内容も含めて教えください。
以上です。
○横山博 委員長
奥田道路河川課道路係長。
◎奥田剛司
道路河川課道路係長 主要市道道路改良工事に関するご質問にお答えします。現在市内で実施している舗装打ちかえ工事の大部分は、社会資本整備総合交付金を活用しております。交付金を活用するためには、路面性状調査により路面のひび割れ、わだち掘れ、平坦性を100メートル間隔で評価し、国の基準に合致した箇所を選定する必要がございます。
以上です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 二階堂川口線バイパス事業の工事内容についてご説明いたします。二階堂川口線バイパス事業は、現道の歩行者等の安全確保のため平成22年度に事業化を行い、これまで
用地取得が完了したところから埋蔵文化財調査や道路築造工事を進めてまいりました。昨年8月にこれまで交渉を続けてきた残り1筆の
用地取得が完了したことから、平成31年度はこの道路用地部分の道路築造工事を行います。これにより、現道の切りかえのための佐川急便前の新たな交差点部分や、京都府が行う都市計画道路八幡田辺線の完成に伴う交差点部分の工事は残りますが、市が進める事業としては一旦完了となります。
以上でございます。
○横山博 委員長 多賀都市整備課整備係長。
◎多賀正記 都市整備課整備係長 野神線道路整備事業の進捗状況についてお答えいたします。野神線道路整備事業は現道の車道の拡幅や
歩道整備を目的として平成28年度に着手しております。これまで現地の測量や設計、用地の立ち会いが完了し、現在は
用地取得に向けて、地権者や事業者に補償内容の説明などを行いながら取得を進めているところでございます。
○横山博 委員長 藤田住宅管理課整備係長。
◎藤田真司 住宅管理課整備係長 平成31年度に計画している市営住宅等空き家改修は、平成32年度新規募集のため空き家の改修を行うものです。具体の募集戸数は現在のところ決まっておりませんが、改修済みの住宅があることから5戸の改修を計画しております。毎年の新規募集の個数は概ね10戸としておりますが、現在改訂作業を進めている八幡市市営住宅ストック総合活用計画及び長寿命化計画に基づいた将来戸数に向けて、限られた予算での対応とはなりますが、適切な管理戸数を維持してまいりたいと考えているところでございます。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 単独道路の関係ですけど、国の基準に沿ってということで、そうかなと思います。八幡城陽線は具体的にはなかなかイメージが湧かないんですけれども、大体どのあたりですか。どこら辺を整備されるのか、お教えください。橋本南山線についても主要道路はわかるんですけど、大体このあたりと言っていただいたらイメージ的に湧くんですが、お教え願えないでしょうか。実は私も八幡城陽線を通るんですけれども、久保田の交差点のあたり、ローソンの前かな、結構ひずみがあって、あのあたりかなと思ったりはしているんですが、お教え願えないでしょうか。
二階堂川口線バイパスの関係でいえば、1件の用地買収ができて今後整備されるということで、今見ていただいたらわかるように、佐川急便の前に土を盛って、草が生えていて、それがようやく完成するのかなとイメージ的には思うんです。ただ、確かに買収ができて整備されて、それが供用開始するまでに果たしてどれぐらいかかるのかなと思っております。お聞きしたかったのは、国道1号から八幡市道のところをつなぐまで、多分買収の関係でいろいろ困難があってなかなか進まないのかなというのが私の思いなんですけど、なぜ進まないのか、お教え願えないでしょうか。
野神線の関係ですけど、用地の取得をこれからされるんですが、何人の地権者がおられるのか、お教えください。
公営住宅の関係ですけど、平成32年度4月1日以降、大体10戸を見込んでいるということですが、資料29ページの資料27を見ていただいたらわかるんですけど、空き家は改良住宅が110件、市営が16件、府営が14件、合計140件あるんですけど、少なくとも大体毎年10件程度ということなんですが、もう少し戸数をふやせないのかと思います。そのあたりの考え方をお教え願えないでしょうか。大体1戸当たりの改修費用がどれぐらいかかるのかも含めてお教えください。
以上です。
○横山博 委員長
日下都市整備部次長。
◎
日下繁典 都市整備部次長 巌委員の舗装に関する再質問にお答え申し上げます。市道八幡城陽線の舗装場所ですけれども、市道八幡城陽線と久保田川が交差する信号、商業施設に入る酒屋があるあの信号を挟んで東西におよそ50メートル程度です。
委員ご指摘のコンビニエンスストア前につきましては、今年度実施した路面性状調査の結果では補修箇所にはなっておりません。また、市道橋本南山線の舗装箇所ですけれども、橋本小学校付近から西山和気の交差点を越えて光跨道橋の下あたりまでぐらいを考えております。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 都市計画道路八幡田辺線についてのご質問にお答えいたします。京都府事業として行われる都市計画道路八幡田辺線の進捗状況につきましては、現在
用地取得が進められており、
用地取得状況は平成31年3月1日時点で44筆中13筆の取得が完了したと京都府より伺っております。完成時期につきましては、東北の震災の影響などで京都府事業が遅延しており、現在においても京都府から具体の完成時期は示されていない状況でございます。
続きまして、野神線の地権者等につきましてお答えいたします。用地につきましては筆数で20筆、地権者5人、約600平方メートルの取得を考えております。
以上でございます。
○横山博 委員長 家村
住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 市営住宅の新規募集の空き家改修に関しますご質問にお答えさせていただきます。市営住宅に対するニーズがあり、住宅審議会においても10戸程度の募集の要請がありますことから、10戸程度の募集を確保しつつ、現在改訂作業を進めております八幡市ストック総合活用計画及び長寿命化計画におきまして、これから10年間、耐用年数が経過する耐震性能が不足している住棟に対する入居者への住みかえ住戸を確保しながら、できる限りニーズにお応えできる戸数の確保をしてまいりたいと考えております。
空き家改修の費用につきましては、1戸当たり畳の取りかえを含めまして255万円を見込んでおります。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 単独道路整備については、イメージ的にはリカーマウンテンの前と橋本小学校から西山和気の交差点を越えたところということでわかりました。来年度はそこをされるというのはよくわかりました。ただ、先ほど久保田交差点のローソンの前は、国の基準からいったら達していないということで理解したらいいんでしょうか。結構波打っているんです。また見ていただいたらわかると思うんですけど、交差点から左折するときにそういうひずみがあるので、近所の方から何とかならないかという要望がこの間いろいろありまして、この問題をお聞きました。基準に達していないということでわかりましたけど、今後の課題かなと思います。これは質問ではありません。
二階堂川口線バイパスの関係で、
用地取得が平成31年3月1日時点で44筆で、まだ13筆しか済んでいないということで、もう繰り返しませんけど、せっかく二階堂川口線バイパスが整備されて、それがずっと何年も塩漬けと言ったら怒られますが、例えばの話ですけど、来年度そこを整備されて供用開始とかは考えておられるのかどうか。少なくてもやっぱり道路だから、供用開始に向けて、たとえそこの部分だけでもやるべきかと思うんですけれども、そのあたりの考え方だけお教え願えないでしょうか。
野神線はわかりました。今後の課題かなと。
用地取得がなかなか難しいと思いますけれども、わかりました。
公営住宅の関係ですけど、この前の委員会でもお聞きしたので中身的にはよくわかるんですけど、応募が結構ありますよね。そういう意味ではやっぱり市民の方が、結構空き家があるではないかと思ってらっしゃるんです。先ほどの答弁では10戸程度ということは、府営住宅も入っているということですね。少なくても市営住宅は百何戸あるわけだから、前向きに改修戸数を広げるという考えはございませんでしょうか。1戸当たり建物を入れて250万円かかるということで、確かに改修費用はかかりますけど、やっぱり市民が市営住宅を望んでおられるわけだから前向きに考えていただきたいと思うんですけれども、そのあたりはどうでしょうか。
以上です。
○横山博 委員長
田中都市整備課長。
◎田中賢治
都市整備課長 二階堂川口線バイパスの供用についてございます。二階堂川口線バイパスは防賀川のあたりで京都府が整備する八幡田辺線に接続する道路でございます。そちらの道路ができないことには通行も円滑に行えないという状況がございますので、八幡田辺線との同時期の開通をと考えて進めているところでございます。
以上でございます。
○横山博 委員長 家村
住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 空き家の改修につきましてのご質問にお答えさせていただきます。限りある予算での改修となりますので、できる限りニーズにお応えして対応してまいりたいと考えております。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 こだわりはないんですけど、確かに府の整備が進んでいないから、はっきり言って供用開始しても通れません。仮に整備が終わって、当然これから維持管理費もかかってくるし、あそこは全体的に行きどまりだから、部分的にやるにしたって難しいですよね。確かに府の関係もあるんですが、供用開始されるのは3年後、4年後になるかもわからないけど、その間の管理はどうするのか、お教えください。完成したわ、そのままずっと通れないというのは、市民的に理解が得られるのかなと私は感じるんですけど、そのあたりだけお教えください。
空き家改修の関係は本当に市民ニーズがあるわけだから、前向きにもっと戸数をふやすように努力していただきたいと思います。要望だけしておきます。
1点だけお願いします。
○横山博 委員長 東
都市整備部長。
◎東睦
都市整備部長 巌委員の再質問にお答えいたします。道路の供用につきましては、先ほど課長が答弁しましたとおり、京都府の都市計画道路の開通をもって全面の供用開始としたいと考えております。現在供用を開始しましても、それを活用するルートがございませんことから、今しばらくは通行どめにしておく必要があると考えております。地権者のご協力のこともありますし、一日も早い供用はしてまいりたいと思いますので、京都府に強く要望してまいりたいと思っております。維持につきましては、今しばらく通行どめをしている間はパトロール等をして、市で維持管理をしてまいりたいと考えております。
以上です。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○横山博 委員長 ないようでありますので、これで
都市整備部所管の一般会計の審査を終結いたします。
ここで説明員の交代を行いますので、暫時休憩いたします。
午前11時21分 休憩
――――――――――――
午前11時25分 再開
○横山博 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
続きまして、
上下水道部所管の企業会計のうち、八幡市水道事業会計の審査に入ります。
質疑等はありませんか。
奥村委員。
◆奥村順一 委員 予算説明書の方で2点聞かせていただきます。
489ページの収入の水道事業収益の2番、営業外収益の中の2番、他会計補助金というのがありまして、これが昨年度は1,030万円なんですけれども、5倍近くになっています。それが何か教えていただきたい。
それから2点目ですけれども、498ページの下から3行目の当年度純損失が2,731万4,000円。当初予算から純損失という形で計上されているですけれども、その理由をお聞かせいただきたいと思います。
以上2点です。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 まず1点目の他会計補助金が前年度に比べまして4,500万円ほど増加している理由ですけれども、こちらにつきましては平成31年度は2人の退職者がございまして、そのため退職給与金を一般会計から繰り入れさせていただくものでございます。
2点目の平成31年の損益が2,700万円ほど純損失ということになりますけれども、こちらにつきましては栗ケ谷の配水池の撤去工事が平成30年度から平成31年度に繰り越すこととなったため、その費用が3,400万円程度増加いたしますので、平成31年の予算では2,700万円程度の赤字が発生するということでございます。
○横山博 委員長
奥村委員。
◆奥村順一 委員 そうすると平成30年度と平成31年度の連結で見ると、平成30年度に本来3,400万円拠出されるべきものが拠出されずに、平成31年度にそれが拠出されると。そのことによって欠損が単年度欠損になるということでよろしいですか。(「はい」と言う者あり)ということは、平成30年度については当初よりも3,400万円プラスになるという捉え方でいいのでしょうか。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 委員がおっしゃったとおり、本来ですと平成30年度で3,400万円程度の費用が執行されるべきでありましたけれども、それが平成31年度に執行されるものでございます。
○横山博 委員長
奥村委員。
◆奥村順一 委員 本来ならば平成30年度に執行するものが、理由はわかりませんけれども平成31年度に執行されているということですね。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
亀田委員。
◆亀田優子 委員
予算内容一覧表の116ページ、後ろの方になりますけれども、そこに
債務負担行為で上がっているところでお聞きしたいと思っています。
二つ上がっているんですけれども、業務費で窓口及び検針、徴収、開閉栓業務委託を平成31年度から平成35年度までということで1億6,820万円が計上されています。これを委託するに当たって入札になるかと思うんですけれども、どのような方法で委託されるのか、手法を教えてください。
この業務を委託するようになってからの委託費です。5年間ごとだと思うんですが、決算額になると思うんですけれども委託費を教えてください。
その下のところの総係費で、2年間で水道ビジョン改訂及び経営戦略策定支援業務委託を行うということで1,282万9,000円上がっています。これもどこに委託しようとしているのか、委託方法を教えてください。市の方で一定条件とか仕様を定めて委託されると思うんですけれども、そのあたりの中身についても教えてください。
以上です。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 まず1点目の窓口及び検針業務についての入札方法でございますけれども、こちらは公募型プロポーザルでの業者選定を予定しております。
続きまして2点目でございますけれども、委託費の推移でございますが、平成26年度が税抜きで9,684万円、平成29年度が1億1,040万円、直近の今予定しております平成32年度からの分で税抜きで申し上げますと1億5,291万円でございます。
3点目の水道ビジョン改訂及び経営戦略策定支援業務の入札方法につきましては、公募型プロポーザルでの業者選定を予定しております。また、参加に係ります条件につきましては、近隣自治体での類似案件の受託実績や、受託内容に関する資格を有しているかなどが条件となると考えております。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 窓口及び検針、徴収、開閉栓業務委託ですが、公募型プロポーザルでやると。前回1者しか応募がなかったと記憶しているんですけれども、今回は何者の応募を見込んでおられるのか教えてください。
今の数字を聞いていましたら、3回委託費を計上されて、だんだんふえているんですね。平成26年度が9,684万円だったのが、今回平成32年度は1億5,291万円と増加している理由を教えてください。
ほかに浄水場の運転にかかわる委託とかもあると思うんですけれども、何でもかんでも委託ではなくて、自前の直営でやるということも含めて効果的な運営が大事かと思うんですけれども、こういった委託業務を直営でやることになった場合にどのくらい費用がかかるか比較したいんですけれども、教えていただきたいと思います。
水道ビジョン改訂及び経営戦略策定支援業務のところは、これも公募型プロポーザルで、類似実績というようなご答弁でしたけれども、非常に簡潔明瞭な答弁でよくわからないんですが、どういう中身を考えておられるのか。水道料金、経営関係、自己水の関係とか、その辺はどのように見込もうとしているのか。市してどのような考えを持ってこれを改訂されるのか教えていただきたいと思います。
以上です。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 1点目の入札に参加される業者の件ですけれども、こちらにつきましては参加していただく業者が多数になるように、今回の予算でも多く予算額を上げさせていただきました。その中で前回よりも多く参加していただけるのではないかと思っております。
2点目でございますが、推移につきまして年々ふえているということでございますけれども、平成26年から平成29年に1,300万円ほど増加しているわけでございますが、その内容といたしましては、社会保険制度の変更等によりまして労務単価の上昇が要因となっております。また、この平成32年度からの予定分につきましてはさらに4,000万円ほど増加しておりますが、先ほど申し上げました業者の入札件数の増加を見込みまして金額的に多く予算を計上しているものでございます。
○横山博 委員長 宮嵜
上下水道部長。
◎宮嵜稔
上下水道部長 浄水場等の委託に関してでございますけれども、水道事業に関しましては専門的な技術を要する業務が多いことから、ほとんどの業務を委託で行っておるところでございます。これが一番効果的であると考えているところでございます。
また、直営の場合の費用でございますけれども、実際のところ今資料を持っておりませんので、お答えすることが難しいところでございます。
水道ビジョンにつきましてでございますけれども、平成26年に水道ビジョンを作成いたしまして、今回はそれの中間会計でございますので、これまでの効果並びにどのような形でできたかというところの見直しを行いまして、時点修正を行っていきたいと考えております。現在の水道ビジョンの中にも財政見通しとかそういう部分がございますので、それが経営戦略という部分になりますから、それをあわせてやろうと考えているところでございます。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 最初の窓口及び検針、徴収、開閉栓業務委託ですけれども、増加の理由はわかりました。ただ、今回件数を多くするために増加を見込んでということですが、どういう条件を八幡市として出そうとされているのか。応募がふえるようにするためにどういう条件を出されているのかを教えてもらえたらと思います。
専門的な業務の中で委託する、これが一番効果的という中身でしたけれども、やっぱり専門的な業務だからこそ、市の水道部の職員の皆さんがしっかりとした技術や知識を持っていないと、委託業者に対する指導もできないと思うんです。本当にあちこちの状況を見ていましても、人手不足なんかで委託業者が安全管理とかをおろそかにすることで、いろいろな事故が発生したりしていますので、やっぱりここはしっかり八幡市の水道部として、職員の皆さんの技術の継承や研修をやっていただきたいと思っていますが、その辺の認識は持っておられるのかどうか教えてください。
水道ビジョンの改訂のところは中間改訂ということで、ある程度わかりました。私たちの会派としてはいつも言っていますけど、一番コストのかかる府営水の受水費の契約水量をぜひ見直していただけたらと思っております。
以上です。
○横山博 委員長 山本経営課長補佐。
◎山本恵祐 経営課長補佐 1点目の業務委託に関する参加していただける受託業者をふやすような努力につきましてですけれども、まず条件といたしましては、前回から引き続き受託実績に加え、欠員等の問題発生時に迅速に対応していただけるよう、近畿圏に受託者直営の支店等があることが必要と考えておりますが、そのほかにおきましても事前の調整におきまして、仕様作成の段階におきまして、最低でも4者以上の業者の方から条件、仕様等さまざまなところでヒアリングさせていただきまして、より多くの業者が入れるような条件、仕様を調整させていただいているところでございます。
前回の入札結果につきまして、窓口業務等につきましては最終的に一者のみの参加となってしまいましたが、ほかの業者の方から、実際は入れる案件でありましたが、その時期において人員の確保が難しかったため参加を見送らせていただいたというような回答等はいただいております。
○横山博 委員長 宮嵜
上下水道部長。
◎宮嵜稔
上下水道部長 浄水場の専門的な業務その他の関係でございますけれども、委員ご指摘のとおり、職員がそういう技術を継承していくことは大事なことだと考えております。ですので、大阪市などで行われております研修などを職員が受けまして、その辺の技術の向上にも努めているところでございます。今後も技術が継承できるように努めてまいりたいと考えております。
○横山博 委員長
亀田委員。
◆亀田優子 委員 わかりました。窓口や検針業務の委託も4者以上の業者からヒアリングしていきたいということでわかりました。前回ヴェオリア・ジェネッツ関西支社は、市も知らないところで八幡市の水道に営業所を置いたりして、ホームページに載せたりして、その辺は市からも削除を求めて応じてもらっているようですが、しっかりと競争性を発揮して、一番効果的な委託先を決められるようにぜひ努力していただけたらと思います。
以上です。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 事業会計予算説明書の489ページ、平成31年度八幡市水道事業会計予算実施計画収益的収入及び支出、収入のところで1水道事業収益、1営業収益、1給水収益、本年度予定額については13億1,872万7,000円になっています。
そこでお聞きしたいのは、水道料金が昨年4月1日から平均で16.7%値上げされました。平成29年度決算と平成30年度の決算見込額についてどのようになっているのでしょうか、お教えください。
以上です。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 給水収益は平成29年度決算で10億6,200万円でありました。平成30年度決算見込みでは11億9,500万円となり、1億3,300万円の増収を見込んでおります。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 この間、福祉減免制度基本料金が2分の1削減されたんですけれども、その人数と金額をお教え願えないでしょうか。特にゼロ立方メートルと12立方メートルのところに結構影響があったのではないかと思うんですけど、そのあたりも教え願えないでしょうか。
以上です。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 減免の人数と金額につきましては今手元に資料がございません。
もう1点の基本水量での使用者の方の使用状況につきましては、福祉減免を受けておられる方で、かつ基本料金内の方につきましては、料金改定前と改定後で比較いたしますと、水道料金等のお支払い状況につきましては昨年と同様となっております。
福祉減免の件数でございますけれども、65歳以上ひとり暮らし、市民税非課税の方が906件、これが平成29年度決算の数字になっております。18歳未満の児童がいる母子・父子世帯、市民税非課税の世帯が192件、特別児童扶養手当受給世帯が93件、特別障害者手当受給世帯が82件でございます。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 値上げされることによって、そういった方々に影響があったというのがよくわかりました。少なくとも先ほど
亀田委員も言われたように、水道の基本水量のところをやはり京都府に対して見直していただきたいという思いです。今後機会があれば、その旨を京都府に対して要望なりしていただきたいと思いますけど、そのあたりの考えだけお教えください。
以上です。
○横山博 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 私は水道管理者ですが、これは何回もお答えしていることが一つと、もう一つ解決しなければならないのは、例えば宇治市もこの部分を引き受けてくれるんですかと。建設負担水量ですからね。だから八幡市が減らしますということだったら、他市はふえることが前提になります。でないとおかしい。全体のお金の金額がありますしね。
それで、この判例評釈で、水道の関係で巌委員のご質問で、たしか都市環境常任委員会で申し上げたと思うんですけれども、私が読んだ判例評釈の中でいえば、例えばもし大山崎町の主張が正しいとして、実はこれは各市町村で負担が決まっていますから、A市が減額されたらどこかがふえるわけですよね。この調整の問題は、大山崎町の主張が認められなかったから問題になっていないけれども、次となったらその次の調整の問題がありますよねということがたしか評釈で載っていましたということは申し上げたと思うんです。
ですから、これを言うときは結構難しい話です。百歩譲って、この間本会議の代表質問で申し上げましたように、司法の判断が出ている問題をさらに蒸し返すのは果たして行政としてできるのかという問題はちょっと置いておきまして、それ以外の次の問題も実はありまして、そこの問題を見据えた問題も実は次の段階としてはあるのではないかと思っているところでございます。原則としてそういう考えはございませんけれども、論点としてはそういう部分があるということだけ、もう一度申し上げておきたいと思います。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○横山博 委員長 ないようでありますので、これで八幡市水道事業会計の審査を終結いたします。
暫時休憩いたします。
午前11時52分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○横山博 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
宮嵜
上下水道部長。
◎宮嵜稔
上下水道部長 午前中の水道事業の審査の中で、
亀田委員からご質問の窓口及び検針、徴収、開閉栓業務の業務委託料の推移の中で、平成32年6月1日からの委託料でございますけれども、ふえた理由を入札に参加する業者をふやすためというような答弁をさせていただいたんですが、それは間違いでございまして、周辺の市場調査をいたしまして、適正な金額という形で増額させていただいたものでございます。申しわけございませんでした。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 見積もりをいただいておりまして、そのときに市場調査を行いまして、その調査に基づいた適正な金額で予算を計上させていただいたということでございます。
○横山博 委員長 続きまして、八幡市下水道事業会計の審査に入ります。
質問はございませんか。
清水委員。
◆清水章好 委員
予算内容一覧表の123ページに書いております工具・器具及び備品購入費の内容の欄で2点を聞かせいただきたいと思います。
まず、パソコンの更新9台は購入となっておりますが、教育部などはリースとなっております。精査した上での購入だと思いますが、リースではなくて購入の理由をお聞かせいただきたいと思います。
その下にファイアウォール及びネットワーク機器一式とあります。本庁舎と同じセキュリティだと思うんですか、ファイアウォール及びネットワーク機器とはどういったものをいうのでしょうか、お聞かせください。
以上でございます。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 リース契約のメリットといたしましては、購入時にかかります経費を後年度にわたり分割いたしますので初年度の経費が抑えられることや、費用を平準化することができる等がございます。これに対しまして、公営企業会計では一括で購入を行っても減価償却費を計上することで損益計算上、費用が平準化されるため、リース契約ではなく買い取りを行っているものでございます。
2点目のファイアウォールにつきましては、情報漏えい等のセキュリティシステムでございまして、上下水道事業では水道料金システム等で個人情報を有しており、情報漏えい防止等のため、厚生労働省からも水道分野における情報セキュリティガイドラインとしてファイアウォールの設置が示されておりますことから、分庁舎にファイアウォールを設置しているものでございます。平成31年度に保守期限を迎えたため更新を行うものでございます。
○横山博 委員長
清水委員。
◆清水章好 委員 ありがとうございました。まず購入の理由はわかりました。今後とも少しでも予算のないように心がけていただきたいと思います。
後で気づいたんですけど、実は116ページに水道事業の中に固定資産購入費として715万円が計上されておりまして、ファイアウォールネットワークと書いております。これは同じものかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
もう一つは、ファイアウォールの期限が平成31年度に終わるということで計上されていらっしゃるということですけれども、何年周期でそれを更新していかなければならないのか、お聞かせいただきたいと思います。
以上でございます。
○横山博 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 水道事業と下水道事業にファイアウォールの予算が載っておりますが、これは単一のものでございまして、同一のものでございます。予算の計上としまして別々の処理の会計で負担するものでございます。
○横山博 委員長 山本経営課長補佐。
◎山本恵祐 経営課長補佐 2点目の機器の更新周期についてでございますが、ファイアウォール及び今回のネットワーク機器は標準で5年、しかし保守が可能であれば可能な限り利用するということで、6年、7年、そのときの業者の方の保守状況によりまして、可能な限り長期間の使用を行っているところでございます。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
巌委員。
◆巌博 委員 まず最初ですけど、2月補正が可決されまして、雨水地下貯留施設設置検討のところでこの間補正が出されたんですけど、その事業概要の中で今後のスケジュールのところで、平成31年2月末予定で速やかに契約を行い、平成31年3月末時点で完了予定となっているんですが、現時点での状況をお教え願えないでしょうか。
それと
予算内容一覧表119ページ、下水道事業会計でのところですけど、雨水管渠費のところの雨水人孔蓋取替工事17カ所とあるんですけど、どこの場所かお教え願えないでしょうか。
それと120ページ、水洗化促進事業の内容のところで、水洗化困難箇所ポンプ設置費補助限度額150万円となっているんですけど、内容も含めてお教えください。特に水洗化については98%、99%ぐらい整備されて、もうすぐ100%にいくかなと思うんですけど、そのあたりをお教えください。
以上です。
○横山博 委員長 亀井下水道課長補佐。
◎亀井雅史 下水道課長補佐 雨水地下貯留施設検討業務委託につきましては、3月8日に株式会社NJSと契約の締結を行っており、3月29日を履行期限として現在基礎調査に取りかかっている状況でございます。
2点目の雨水人孔蓋取替工事につきましては、男山・
西山地区において老朽化が進行しております旧式の人孔蓋を、正しい規格である浮上防止型人孔蓋へ計画的に取りかえを行っているところでございます。
○横山博 委員長 角野下水道課管理係長。
◎角野一成 下水道課管理係長 3点目の水洗化困難箇所ポンプ設置費補助につきましては、地理的に自然流下による汚水排除が困難な場所である低い土地の水洗化を目的としております。内容といたしましては、ポンプ設備、電気設備にかかった経費について150万円を上限として全額補助するものでございます。なお、設置後の維持管理に係る費用については個人負担となっております。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 スケジュールについてはわかりました。契約が終わったということですね。
雨水人孔蓋取りかえの関係では17カ所、男山・
西山地区でされるということですけど、テレビとかで人孔蓋があふれるというか、圧でばーんとなるところがいろいろと放映されているんですが、人孔蓋というのはイメージ的にはどんな蓋かなと思いますので、お教え願えないでしょうか。
取りかえの関係でいえば、人孔蓋1個当たりどれくらいの費用がかかるのか。
それと今後の話ですけど、雨水人孔蓋が今後更新されると思うんですが、現局面でどれぐらいの取りかえを考えているのか、お教えください。
水洗化についてはいろいろと答弁があったんですけど、この間こういった困難箇所ポンプ設置について、平成29年度と平成30年度の設置状況をお教え願えないでしょうか。平たく言えば今まで実績があったのかどうかということです。
○横山博 委員長 源野
上下水道部次長。
◎源野浩
上下水道部次長 人孔蓋の浮上防止型でございますが、テレビで言われるような浮き上がるというか吹っ飛ぶものは大体が雨水の人孔蓋でございまして、汚水では密閉されているのでほとんどございません。雨水管渠が急速な雨なり空気の抵抗なりでボンと浮き上がる状況が発生するのを、浮上防止型は一旦ポコッと上がって圧を逃がすようなマンホール蓋でございます。
続きまして、1カ所当たりの人孔蓋の取りかえは、工賃全て込みで20万円から25万円程度で行っております。
続きまして、雨水の実施状況でございます。平成29年の実績でございますが、全体で1,037カ所の雨水人孔蓋がございまして、そのうち968カ所を浮上防止型に取りかえているところでございます。
今後の計画につきましては、経年もございますが、雨水の方をできるだけ浮上防止型に変えていこうと考えております。
水洗化困難箇所でございますが、実績といたしましては、こちらの方で把握している箇所は十数カ所ございますが、実績といたしましては3カ所を市の方で把握しております。
以上でございます。
○横山博 委員長 巌委員。
◆巌博 委員 雨水の関係はよくわかりました。大体1,037カ所のうち968カ所が更新できているということで、費用については20万円から25万円ぐらいかかるということです。私もこの前テレビで見ていて、先ほど次長が言われたようなバンと浮き上がるのではなくて、逃がしていくというのをやっていて、イメージ的にはこういう感じかなというのがわかりました。
耐用年数はどれくらいですか。通常でいったら15年ぐらいが耐用年数だとこの前おっしゃっていたんですけれども、取りかえの耐用年数が大体どれぐらいなのか、お教え願えないでしょうか。
水洗化困難箇所は実績では3カ所あるということで、今後も水洗化率100%はなかなか難しい状況ですけれども、よくわかりました。
以上です。
○横山博 委員長 源野
上下水道部次長。
◎源野浩
上下水道部次長 人孔蓋の耐用年数でございますが、車道部で15年、歩道部については30年になっております。
以上でございます。
○横山博 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○横山博 委員長 ないようでありますので、これで八幡市下水道事業会計の審査を終結いたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は22日金曜日午前10時から委員会を再開いたしますので、ご参集願います。なお、福祉部の審査時に幼稚園に関する事項についても審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。なお、開催通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。
本日は大変お疲れさまでございました。
午後 1 時18分 散会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
平成31年度
予算特別委員会委員長...