八幡市議会 2019-02-26
平成31年第 1回定例会-02月26日-01号
平成31年第 1回定例会-02月26日-01号平成31年第 1回定例会
平成31年2月26日
午前10時 開 会
1.出席議員 1 番 山 田 美 鈴 議員
2 番 関 東 佐世子 議員
3 番 近 藤 恒 史 議員
4 番 奥 村 順 一 議員
5 番 田 島 祥 充 議員
6 番 中 村 正 臣 議員
7 番 山 田 芳 彦 議員
8 番 中 村 正 公 議員
9 番 亀 田 優 子 議員
10番 清 水 章 好 議員
11番 太 田 克 彦 議員
12番 長 村 善 平 議員
13番 森 川 信 隆 議員
14番 鷹 野 雅 生 議員
15番 山 口 克 浩 議員
16番 横 山 博 議員
○
森川信隆 議長 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、本日2月26日から3月28日までの31日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、会期は本日2月26日から3月28日までの31日間と決しました。
△日程第3
○
森川信隆 議長 日程第3、諸報告を行います。
本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。なお、市長より、
東都市整備部長が本日の本会議を欠席する旨の報告を受けておりますので、ご了承願います。
次に、意見書の処理報告をいたします。平成30年第4回定例会において議決されました
下水道施設の改築に係る国庫補助の継続に関する意見書及び
児童虐待防止対策の更なる強化を求める意見書は、平成30年12月26日付で
関係機関に送付いたしました。
次に、監査委員から平成30年9月から11月分までの
例月出納検査の結果報告がありましたので、ご報告いたします。なお、検査資料につきましては、
議会事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。
次に、本定例会に市長から提出されております案件は、平成31年度八幡市
一般会計予算案ほか合計23件であります。
次に、本日までに受理した陳情・要望のうち、陳情・要望第1号、
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書は、
総務常任委員会に付託いたします。次に、陳情・要望第2号、奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書は、
都市環境常任委員会に付託いたします。次に、陳情・要望第3号、保育の無償化、待機
児童解消、保育士等の処遇改善のために必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情書は、
文教厚生常任委員会に付託いたします。
△日程第4~日程第11
○
森川信隆 議長 日程第4、議案第1号、平成31年度八幡市
一般会計予算案から日程第11、議案第8号、平成31年度八幡市
下水道事業会計予算案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。
堀口市長。
(
堀口文昭市長 登壇)
◎堀口文昭 市長 ただいま上程いただきました日程第4、議案第1号、平成31年度八幡市
一般会計予算案、日程第5、議案第2号、平成31年度八幡市休日
応急診療所特別会計予算案、日程第6、議案第3号、平成31年度八幡市
駐車場特別会計予算案、日程第7、議案第4号、平成31年度八幡市
国民健康保険特別会計予算案、日程第8、議案第5号、平成31年度八幡市
介護保険特別会計予算案、日程第9、議案第6号、平成31年度八幡市
後期高齢者医療特別会計予算案、日程第10、議案第7号、平成31年度八幡市
水道事業会計予算案、日程第11、議案第8号、平成31年度八幡市
下水道事業会計予算案、以上、平成31年度各会計の予算案をご提案申し上げるに当たりまして、市政運営の基本的な方針につきましてご説明申し上げます。
お手元にお届けさせていただいております平成31年度施政方針をご参照賜りたいと存じます。
本日ここに、平成31年
八幡市議会第1回の定例会の冒頭に当たり、施政方針を申し上げる機会をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。
平成30年の漢字は「災」でした。八幡市でも、大阪府北部地震を初め、台風等の自然災害に見舞われた年でございました。他方、本市の10年間の
まちづくりの指針となります第5次八幡市
総合計画がスタートを切った年でもありました。これまでの
総合計画では、将来都市像を生活都市としておりましたが、第5次八幡市
総合計画においては、「まち」と表現いたしました。これは、従来の住宅都市、いわゆるベッドタウンとしてのイメージから、さまざまな機能を有した
まちづくりを進めてまいりたいという思いを込めたものでございます。
また、本年は、市長2期目の総仕上げの年でもあります。相次ぐ自然災害に備え、市民の皆様の生命と財産を守る安心・安全の
まちづくりを軸に、第5次八幡市
総合計画の将来都市像でありますみんなで創って好きになる健やかで心豊かに暮らせるまち、住んでよし、訪れてよし(
Smart Wellness City、
Smart Welcoming City Yawata)の実現に向け、邁進していかなければならないと、意を新たにしたところでございます。
既に始まっています人口減少、人口構造の変化による
生産年齢人口の減少に伴い、市税の減収が見込まれる一方で、将来に向けた投資や
社会保障経費の増加などへの対応に迫られています。
人口減少社会は、マイナスのイメージで捉えられがちですが、量から質への転換として施策を転換していくことが大切ではないかと考えております。
このような中で、平成30年度の歳入歳出のバランスを踏まえ、国の
補正予算も活用した13ヶ月予算を編成いたしました。第7次
行財政改革を推進し、政策の選択と創造を図りながら、市民の皆様や京都府、
関係機関との連携・協働を念頭に置き、一歩前への姿勢で、公約実現に向けた取り組みを進めてまいります。
それでは、平成31年度の市政運営の基本的な方針等につきまして、第5次八幡市
総合計画の六つの基本目標に沿ってご説明申し上げます。
一つには、ともに支え合う共生のまちやわたです。
平成27年
国連サミットで、持続可能な開発目標(SDGs)が採択され、国においても多様性と包摂性のある社会の実現に向けた取り組みが進められています。高齢者や障害のある方など、さまざまな人の暮らしを守れるよう、いま一度、市民自治の原点に立ち返り、みんなでつくる
まちづくりを進めていく必要があります。
自治連合会などとの連携を図り、
地域コミュニティの活性化に向けた取り組みを進めながら、
市民一人ひとりが、互いに人権を尊重し、理解し、支え合う、差別のない地域社会の実現を目指してまいります。あわせて、
男女共同参画社会の実現に向け、計画の全面的な見直しを行うこととしております。
近年増加傾向にあります
外国人居住者につきましては、日常生活や防災面においてコミュニケーションの壁にぶつかっておられる方も少なくないと考えられます。まずは、
関係機関等と連携しながら、実態把握に努めてまいります。
障害者福祉につきましては、障害者の高齢化や重度化、また、親なき後を見据え、障害児・者やその家族が地域で安心して生活できるよう、
地域生活支援拠点を主体とした
相談支援体制の再編を行い、さらなる支援の充実を進めてまいります。
また、
社会人福祉協議会との協働により、平成30年度から進めております「わたしたちの談活」
プロジェクトに継続して取り組み、地域福祉における連携と
担い手づくりを進めてまいります。
男山地域再生につきましては、
男山地域まちづくり連携協定の締結から5年、だんだんテラスの運営や男山やってみよう会議の開催など、さまざまな取り組みが進められてきました。今後の新たな展開を見据え、引き続き地域の皆様を初め京都府や
UR都市機構、関西大学と連携してまいります。
二つには、子どもが輝く未来のまちやわたです。
全国的に少子化や核家族化が進み、
子育て世代のライフスタイルの変化や地縁関係の希薄化が進む中、身近に子育てを助けてくれる人や相談できる人が少なくなり、育児への不安や負担を感じる方々もおられます。1人でも多くの方が安心して前向きに子育てができるよう、第2期子ども・
子育て支援事業計画の策定を進めながら、産前・産後ケアを初め地域における妊娠、出産から子育て期までの切れ目ない支援の充実に取り組んでまいります。また、子ども・
子育て会議の答申を踏まえ、今後も待機
児童が生じないよう就学前施設の再編を進めるとともに、教育・保育内容の充実に取り組んでまいります。
障害児への支援につきましては、第1期障がい
児福祉計画に基づき、
児童発達支援センターの整備等に取り組むとともに、
民間保育園、
認定こども園での
障害児保育への支援を充実させることとしております。
次代を担う
子どもたちの生きる力を育むためには、学力向上もさることながら、教育環境の充実を図ることが大切であると考えております。引き続き、全小・中学校への
学習支援員の配置を初め、充実した
人的教育環境を整えるとともに、市内全域の低
所得者世帯の中学生を対象とした
スタディサポート事業(鳩嶺教室)を実施いたします。
また、
学校施設等の
長寿命化計画の策定に取り組むとともに、全国的に課題となっている生徒の
熱中症対策として、普通教室の
空調設備整備をさらに進めた
中学校体育館の
空調設備整備に着手することとしております。さらには、
中央小学校の
エレベーター整備及び
さくら小学校、
男山中学校の
グラウンド改修に向けた実施設計や、
ICT教育環境の充実に向けた
中学校Wi-Fi整備を進めてまいります。
八幡市にゆかりのあるエジソンの生誕の
地マイラン村との交流につきましては、これまで小・中学生による
インターネット交流や絵画交流に取り組んでまいりました。平成31年度は、新たに中学生による訪問交流に取り組み、広い視野や国際感覚の育成を図るとともに、広く相互親善を深め、さらなる交流につなげてまいります。
いじめの問題につきましては、八幡市
いじめ防止基本方針に基づき、引き続きいじめの早期発見、早期対応に努めてまいります。
三つには、誰もが健康で幸せな健幸のまちやわたです。
生涯にわたって働き、体を動かし、いきいきと生活することを通じて、健康で幸せな人生を送ることは、地域全体の活力にもつながります。人口減少、超高齢社会が招くさまざまな課題に立ち向かうため、昨年3月に策定いたしましたやわた
スマートウェルネスシティ計画に基づき、市民の皆様とともに、人とまちの
健幸づくりに取り組んでまいります。
健幸クラウドの活用や
産官学連携の仕組みの構築を図っていく中で、
健康マイレージ事業を発展させ、魅力あるインセンティブを備えたやわた未来いきいき
健幸プロジェクトを実施することとしております。
また、歌と音楽を使った運動、口腔、認知機能の向上と
地域コミュニティの活性化に取り組むとともに、昨年11月に締結いたしましたやわた
健幸づくり推進連携協定に基づき、市内及び近隣の
スポーツクラブと連携した
健幸づくりを進めてまいります。
感染症対策につきましては、医療行為により、既に接種したワクチンの効果が喪失した子どもに対する再接種費用の助成に加え、国の対策に基づき、
風疹抗体保有率の低い年齢層の男性に対する
ワクチン接種を実施いたします。
国民健康保険では、
健康増進事業を重点施策と位置づけ、
特定健康診査の
受診率向上に努めるとともに、
糖尿病性腎症の
重症化予防の効果的な実施に向け、保健所や専門医との連携を強化してまいります。保険料につきましては、京都府から示された納付金をもとに算定を行った結果、平成30年度の料率に据え置くこととしております。
介護保険では、第8期
介護保険事業計画の策定に向け、在宅介護の状況等に関するニーズを把握することとしております。また、高齢者の方々が、住みなれた地域で暮らし続けられるよう、
地域包括ケアシステムの推進に向けた在宅医療、介護連携に引き続き取り組んでまいります。
四つには、自然と歴史と文化が織りなす観幸のまちやわたです。
平成29年度に創設いたしました
徒然草エッセイ大賞に継続して取り組みましたところ、平成30年度も2,000作品を超える多数の応募をいただきました。平成31年度も引き続き、八幡市の魅力発信と
シビックプライドの醸成に努めてまいります。
名勝松花堂及び書院庭園につきましては、引き続き保存・改修・活用に向けた計画の策定に取り組むとともに、災害復旧のための設計及び庭園内の修復工事を進めてまいります。
平成30年度はお茶の京都の2年目、Premium Green Fesとしてさまざまなイベントを開催し、集客に取り組んでまいりました。平成31年度も引き続き、八幡市
駅前整備等観光まちづくり構想の
ブランドコンセプトにあります茶文化薫るはちまんさんの門前町のイメージをさらに高めていくため、
関係機関等と連携しながら、一坪茶室を活用したイベントや、松花堂などでの茶会・茶香服、Chazz in YAWATAの開催等に取り組んでまいります。
本市には、京都府
歴史的自然環境保全地域の第1号に指定された
国指定史跡石清水八幡宮境内を含む男山を初め、豊かな自然環境があります。平成31年度に創設予定の(仮称)
森林環境譲与税について活用を検討するとともに、森林の
多面的機能が十分に発揮されるよう、
NPO法人による
森林保全管理活動に対し支援いたします。
なお、近年、全国で広がりを見せています民間の大
規模太陽光発電施設設置につきましては、景観や防災面への配慮から、必要な規制を検討することとしております。
2020年
東京オリンピック・パラリンピックを目前にし、本格的なインバウンドへの対応も求められています。
外国人観光客への
おもてなし環境の整備に取り組むとともに、
八幡STORYの新展開を初め、現在策定を進めております八幡市
観光基本計画の
アクションプラン実現に向け、市民の皆様や
関係機関、庁内各部局の連携のもと、施策を推進してまいります。
五つには、しなやかに発展する活力のまちやわたです。
商工業の振興につきましては、商工会と連携しながら、中小企業の経営支援や販路開拓に向けた支援の充実を図るとともに、民間における働き方改革の促進に向け、
啓発パンフレットの作成や
企業向け説明会に取り組むこととしております。また、労働局と連携して、相談体制の確保にも努めてまいります。
農業の新興につきましては、
国連家族農業の10年を機として、八幡農業のPRに取り組むとともに、
特定農作業従事者等を対象とした
労災保険料の一部助成を継続してまいります。
新
名神高速道路の全線開通のインパクトを好機と捉える中で、今後の土地利用の方向性を示した
市街地整備計画の具体化に向け、現在、
都市計画マスタープランの策定を進めております。平成31年度は、これらを踏まえ、人口減少、少子・
高齢化社会に対応可能な
生活サービスや
コミュニティの持続的な確保を目指し、
立地適正化計画の策定に取り組むとともに、
地域公共交通協議会を設置し、活力あるまちの
健幸づくりを進めてまいります。
現在、2023年度の開通を目指して進められています新
名神高速道路八幡京田辺・高槻間の整備につきましては、引き続き早期開通に向け、
関係機関への働きかけを行うとともに、その
アクセス道路の整備につきましても、京都府と協調し進めてまいります。
また、
八幡京田辺ジャンクション・
インターチェンジ周辺では、
美濃山古寺地区において
土地区画整理事業組合が設立され、事業が認可されたところです。当該地区を含め、
土地区画整理事業が早期に完了するよう、引き続き
関係機関との連携強化に努めてまいります。
市内幹線道路の整備では、
市道野神線の歩道整備とあわせ、
二階堂川口線バイパスの早期完成を目指し取り組むとともに、歩行者等の安全確保をするため、引き続き国と連携しながら、国道1
号歩道整備の早期完成に向けた用地取得を進めてまいります。
京阪橋本駅
周辺拠点整備につきましては、現在取り組んでおります
都市計画道路橋本駅
前線整備事業に隣接して計画されています
民間開発事業との調整を図りながら、早期完成に向け、必要な用地取得を進めてまいります。
六つには、持続可能な安心・安全のまちやわたです。
平成30年は、自然の持つ力の大きさと、それに対する人間の無力さを実感させられました。しかしながら、自然災害の脅威から市民の皆様の生命と財産を守ることは、市の使命であります。災害への対応に万全はありませんが、平成30年に発生した災害の復旧支援を進めるとともに、さらなる対策を講じていかなければなりません。
平成31年度では、避難所ごとの運営マニュアルを逐次作成するとともに、子ども防災デイキャンプや避難訓練コンサートの開催、外国人への避難誘導方法の研究、災害時に利用可能な井戸水の水質調査など、安心・安全を支えるさまざまな仕組みづくりを進めてまいります。
また、国の財源措置を活用し、市議会ともご相談しながら進めております庁舎整備につきましては、基本設計がまとまり次第、デザインビルド方式により実施設計に取りかかることとしております。なお、庁舎整備とあわせ、新たな雨水地下貯留施設の整備も検討してまいります。
避難者の多い災害時の指定避難所であります男山第二・第三
中学校体育館及び市民体育館につきましては、避難生活環境の改善に向け、国の財源を活用した空調設備の整備に着手することとしております。災害弱者対策につきましては、地域の皆様のご協力をいただきながら、引き続き災害時要援護者台帳の整備に努めるとともに、避難所における障害者等への配慮を進めてまいります。
多種多様化する災害や増加傾向にある救急事案への対応力の向上等に向け、消防車両等の整備を引き続き進めてまいります。また、新
名神高速道路の全線開通を見据え、消防分署の設置に向けた具体的な検討を進めてまいります。
環境行政につきましては、住宅用再生可能エネルギーの導入促進に継続して取り組むとともに、ごみの分別や食品口スなど、ごみの減量化・再資源化の啓発に努めてまいります。また、効率的な収集活動を目指し、城南衛生管理組合による沢中継場の再整備にあわせて検討・協議を進めてまいります。
水需要が減少し、水道事業、下水道事業ともに厳しい経営状況が続く中、将来にわたる安定的な事業継続に向けた経営戦略を策定し、水道ビジョンの中間改定において盛り込んでいくこととしております。
今年12月には、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略の改定が予定されています。地方創生の新たなステージを迎えるに当たり、国・府の動向を注視しながら、八幡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改定を進めてまいります。
以上、平成31年度の市政運営に当たりまして、私の基本的な方針を申し上げました。第5次八幡市
総合計画の2年目として、また市長2期目の総仕上げとして、市民の皆様とともに、幸せを感じられる魅力ある八幡のまちを修理固成としてまいりたいと考えております。
議員の皆様の一層のご支援とご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。
○
森川信隆 議長 森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 それでは、平成31年度当初予算案の概要をご説明させていただきます。
恐れ入りますが、お手元にお届けさせていただいております平成31年
八幡市議会第1回定例会、平成31年度一般会計・特別会計・事業会計予算内容一覧表に基づきご説明させていただきます。また、別冊の平成31年度八幡市一般会計・特別会計・事業会計予算説明書もあわせてご参照願います。
最初に、予算内容一覧表の1ページの会計別予算額一覧表をごらんください。平成31年度の一般会計予算総額は250億円で、平成30年度の一般会計の当初予算額と比較いたしますと7億6,000万円、3.1%の増となります。また、特別会計と事業会計を含む全会計では444億8,077万7,000円で、平成30年度との比較では3億3,535万5,000円、0.8%の増となります。
次に、一般会計予算の歳入の主な増減内容をご説明申し上げます。3ページから5ページをごらんください。
まず、市税については総額98億3,950万円を計上しており、前年度より6億3,100万円、6.9%の増を見込んでおります。法人市民税の景気回復等による事業所業績の回復による影響やたばこ税の増収を見込んでおります。
環境性能割交付金については、消費税率の改定に伴う車体課税の見直しにより導入されるもので、新たに歳入予算の款・項を設定しております。
地方交付税については、国の交付税総額と税収の増加を勘案の上、前年度比3.4%減の34億円を計上しております。また、地方交付税の振替による地方債、臨時財政対策債につきましては、9億6,000万円を市債に計上しております。
国庫支出金については、災害時通所給付の増加に伴う国庫負担金の増などで5,723万2,000円、1.3%の増となります。
次に、府支出金では、地域密着型サービス拠点整備の終了などにより、4,904万1,000円、2.6%の減となります。
繰入金については、昨年度に引き続き、一般財源の不足を補うための一般財政調整基金の取り崩しを行わずに予算編成を行ったことなどにより、昨年度とほぼ同額の9億7,855万円を計上しております。
最後に、市債でございます。橋本駅
周辺拠点整備事業に本格的に着手することなどから、前年度との比較で1億7,748万円、10.5%の増となっております。なお、当初予算時点での地方債残高につきましては、償還額が発行見込み額を上回ることから、昨年度に引き続いて減少となります。
以上が歳入に係る主な内容でございます。
それでは、一般会計予算における歳出につきまして、新規事業や充実事業を中心に説明させていただきます。
まず、6ページ及び7ページには、一般会計歳出予算の目的別及び性質別の平成30年度との比較を、また、8ページ及び9ページには比較増減の主な内容を掲載しております。11ページから85ページに一般会計の内容が、86ページに主要事業の位置図を添付いたしております。あわせてごらんください。
最初に、議会費でございます。総額2億7,030万円を計上しております。
次に、総務費でございます。総額30億8,280万円を計上しております。主な内容でございます。12ページをごらんください。庁舎管理費では、
外国人居住者の日常生活や防災面において、コミュニケーション対策に取り組むこととしており、外国語自動翻訳機の設置を行うこととしております。庁舎整備事業費では、新庁舎建設に係る実施設計及び整備に着手することとしており、必要な経費2億8,710万円を計上しております。また、本館整備については、デザインビルド方式による整備を行うこととしており、85ページに債務負担行為も合わせて計上しております。次に15ページに移りまして、バス交通対策費では、平成31年度に着手する
立地適正化計画と連携して、将来の交通サービスネットワーク像を検討する地域公共交通会議を設置することとしております。
次に、民生費でございます。総額123億410万円を計上しております。主な内容でございます。29ページをごらんください。障害者対策費では、
児童発達支援事業につきまして、増加する療育支援を必要とする就学前の子どもへのサービスを向上させるため、民間法人による国庫補助金を活用した施設整備を行うこととしており、平成31年度は、民営化に伴う福祉センターの解体撤去工事委託費3,475万円を計上しております。33ページに移りまして、
地域生活支援拠点事業費では、従来から実施しております相談支援事業及び居室確保事業を拡充することとしており、1,770万円を計上しております。
次に、衛生費でございます。総額18億1,870万円を計上しております。主な内容でございます。44ページをごらんください。母子保健指導事業費では、産後5カ月未満までの産婦を助産師が訪問し、授乳指導やメンタルケア等の専門的な母子支援を行うことで、これまでの育児面、生活面の支援をより充実させることとしており、必要な経費65万4,000円を計上しております。次に、45ページに移りまして、健康づくり事業費では、市民の皆様の健康意識向上のため、歩数や健診受診等の健康活動の成果に応じてポイントがたまるヘルスケア事業、やわた未来いきいき
健幸プロジェクト事業費を、成果連動型の民間委託事業SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)スキームを採用して、八幡市を含む全国5団体による広域連携事業として展開することとしており、サービスの提供や事業評価等に要する経費3,290万円を計上しております。47ページに移りまして、予防接種費では、国の対策に基づく
風疹抗体保有率の低い低年層の男性に対する
ワクチン接種を実施するとともに、医療行為によりワクチン効果が喪失した子どもに対する再接種費用の助成を行うこととしており、必要な経費230万円を計上しております。
次に、労働費でございます。総額900万円を計上しております。主な内容でございます。53ページをごらんください。民間における働き方改革の促進に向け、
啓発パンフレットの作成や
企業向け説明会を開催することとしており、必要な経費100万円を計上しております。
次に、農林水産業費でございます。総額1億9,700万円を計上しております。主な内容でございます。57ページをごらんください。農業祭開催事業費では、
国連家族農業の10年を機に、家族農業の振興や農業の重要性、災害からの復興を市内外へPRすることとしており、開催経費200万円を計上しております。58ページに移りまして、農業用施設維持補修費では、川口揚水機場の改修工事を府営事業で実施することとしており、工事に係る負担金2,680万円を計上しております。
次に、商工費でございます。総額1億560万円を計上しております。主な内容でございます。60ページをごらんください。一般商工振興費では、市内企業による各種展示会への出展を促して、販路拡大につなげる商工会の取り組みを支援することとしており、助成経費25万円を計上しております。次、61ページに移りまして、観光振興費では、
東京オリンピック・パラリンピック、大阪万博の開催も踏まえ、本市の観光資源の発信と誘客を図ることを目的に、海外プロモーションの実施や関西圏の広域的な観光ルートの開発、PRなどを新たに行うこととしており、インバウンド対策関連経費として363万2,000円を計上しております。
次に、土木費でございます。総額13億630万円を計上しております。主な内容でございます。63ページをごらんください。橋本駅
周辺拠点整備事業費では、駅前広場整備に本格的に着手することとしており、事業費1億円を計上するとともに、城南土地開発公社による今後の用地取得等の経費に対して、債務負担行為を合わせて計上しております。65ページに移りまして、都市計画に関する事業費では、居住機能や医療、福祉、商業等のさまざまな都市機能の立地等を計画的に行うための包括的なマスタープランである
立地適正化計画を2カ年で作成することとしており、債務負担行為も合わせまして、1,600円を計上しております。
次に、消防費でございます。総額8億1,170万円を計上しております。主な内容でございます。69ページをごらんください。機械器具整備事業費では、災害対策特殊高規格救急自動車の更新を予定しており、必要な経費3,700万円を計上しております。70ページに移りまして、防災対策費一般分では、災害の未然防止や災害時の避難路確保を目的とした建築物の安全対策に対する支援の充実など、防災・減災の対策の強化を図ることとしており、ブロック塀対策助成や小・中学生を対象とした体験型防災訓練実施等に必要な経費170万2,000円を計上しております。
次に、教育費でございます。総額21億90万円を計上しております。主な内容でございます。73ページをごらんください。子ども国際交流事業費では、八幡市の友好都市でありますマイラン村との交流について、新たに中学生による訪問交流に取り組むこととしており、必要な経費550万円を計上しております。
スタディサポート事業費(鳩嶺教室)では、経済的な環境に左右されることなく学習機会が確保されるよう、引き続き市内全域の低所得世帯の中学生を対象に実施することとしており、必要な経費3,477万円を計上しております。
学校施設等長寿命化計画策定事業費では、小・中学校を初めとする文教施設の建物の老朽化状況等を調査し、今後の改修・改築の計画を策定することとしており、必要な経費1,300万円を計上しております。77ページに移りまして、中学校教育振興費では、
ICT教育環境を充実させることとしており、校内無線LAN環境構築に要する経費1,800万円を計上しております。80ページに移りまして、徒然草文学賞表彰費では、平成29年度に創設しました
徒然草エッセイ大賞について、平成30年度も2,000作品を超える応募があり、平成31年度も継続して実施し、八幡市の魅力発信と
シビックプライドの醸成に努めることとしており、必要な経費1,000万円を計上しております。
次に、84ページに移りまして、災害復旧費でございます。総額2,000万円を計上しております。
最後に、公債費でございます。総額29億5,360万円を計上しております。
以上が一般会計の主な内容でございます。
次に、特別会計及び企業会計につきましてご説明申し上げます。
予算内容一覧表の87ページの休日応急診療所特別会計の予算の総額は2,670万円でございます。平成30年度をもって、八幡市立休日応急診療所における歯科診療を廃止することに伴いまして、対前年度当初予算比較では1,180万円、30.6%の減となっております。
次に、駐車場特別会計でございます。予算の総額は1,240万円でございまして、使用料収入1,230万円から管理業務委託などの運営費330万円を除きました900万円を一般会計へ繰り出しすることとしております。
次に、
国民健康保険特別会計でございます。予算の総額は78億6,020万円で、対前年度当初予算比較で1億8,590万円、2.3%の減となります。保険料率の算定基礎となる京都府から提示されました納付金は、対前年度比で増額となっておりますが、本市としましては、料率を据え置くこととし、不足する金額については、
国民健康保険財政調整基金から4,000万円を繰り入れして対応することとしております。主な内容でございます。予算内容一覧表の92ページから94ページをごらんください。保険給付費の合計は56億2,982万円となり、対前年度比較2億4,478万円、4.2%の減となっております。1人当たりの一般被保険者療養給付費では約3%の増額を見込んでおりますものの、被保険者数が減少傾向にあるため、総額において減としております。94ページと95ページをごらんください。
国民健康保険事業費納付金は、京都府から示されました本市に割り当てられた平成31年度の納付金でございまして、内訳につきましては、医療給付費分、後期高齢者支援金等分、介護納付金分となっております。96ページに移りまして、保険事業費では、特定健康診断やドック事業などにつきまして、前年度と同程度の規模で実施する予定としております。特定保健指導や糖尿病
重症化予防対策事業の取り組みを推進し、被保険者の健康増進と健康寿命の延伸に努めてまいります。
次に、介護保険特別会計でございます。予算の総額は54億5,500万円でございまして、対前年度当初予算比較で2億100万円、3.8%の増となります。平成31年度は、3年を周期とする第7期
介護保険事業計画の中間年度でありますことから、介護サービス給付費等の予算は計画値をもとに積算しております。主な内容でございます。予算内容一覧表の99ページをごらんいただきたいと存じます。賦課徴収費では、平成31年度から利便性向上と収納率の向上を図るため、介護保険料のコンビニ収納導入委託費として64万8,000円を計上しております。100ページに移りまして、保険給付費の総額は第7期
介護保険事業計画の計画値をもとに積算し、対前年度比較3.3%増の51億370万円を計上しております。104ページから105ページをごらんください。地域支援事業費の介護予防生活支援サービス事業におきましては、介護予防・日常生活支援総合事業の訪問介護、通所介護などの増額を見込んでおります。また、107ページに移りまして、包括的支援事業任意事業費では、多職種による地域課題解決等をより一層進めるため、地域包括支援センターの運営及び機能向上として1,000万円を増額して計上しております。地域支援事業費の総額としましては、対前年度比較13.6%増の2億8,621万円を計上しております。
次に、後期高齢者医療特別会計でございます。予算の総額は16億6,960万円でございまして、対前年度比較7,080万円、4.4%の増となります。歳出では、総務費合計で910万円、後期高齢者医療広域連合納付金で16億5,835万円などを計上しております。歳入では、後期高齢者医療保険料が8億2,809万円、一般会計からの繰入金が8億3,940万円となっております。
次に、水道事業会計でございます。予算内容一覧表の113ページをごらんいただきたいと存じます。113ページと114ページには事業運営に係る経費等を、115ページと116ページには建設的経費等を計上しております。また、117ページには工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。水道事業の予算総額は19億5,236万1,000円を計上しており、前年度較では5.4%の減となっております。平成31年度の年間総給水量は747万4,192立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、老朽化対策としまして、施設が第5号取水井現場操作盤更新工事や栗ヶ谷流量計調圧室等テレメータ更新工事を、管路では西山和気地区などにおいて配水管布設替工事を予定しております。
予算説明書の489ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、水道事業収益で15億8,072万2,000円、水道事業費用では15億5,404万4,000円となりまして、498ページの損益計算書にお示ししておりますとおり、前年度の事業を繰り越したことにより平成31年度も引き続き赤字予算となり、2,731万4,000円の純損失が生じる予算となっております。次に、490ページにお戻りいただきまして、資本的収支につきましては、資本的収入で1億3,032万3,000円、資本的支出で3億9,831万7,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することにしております。
次に、下水道事業会計でございます。予算内容一覧表の119ページをごらんいただきたいと存じます。119ページから121ページには事業運営に係る経費等を、122ページから123ページには建設的経費等を計上しております。また、124ページには工事箇所位置図を添付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。下水道事業の予算総額は25億451万6,000円を計上しており、対前年度比較では13.4%の減となっております。平成31年度の年間総排水量は844万4,000立方メートルを見込んでおります。施設の整備などでは、公共下水道雨水事業で戸津地区において管渠布設工事などを、公共下水道雨水事業で川口地区及び八幡福禄谷地区において排水路改修工事などを、汚水雨水管渠改築更新事業で、昨年度に引き続き男山・西山地区での下水道長寿命化工事を予定しております。また、雨水地震対策事業として、橋本地区ほかで
下水道施設の耐震化工事を予定しております。
予算説明書の517ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収支につきましては、下水道事業収益で17億1,976万1,000円、下水道事業費用で16億6,434万3,000円となっております。518ページに移りまして、資本的収支につきましては、資本的収入で3億6,563万8,000円、資本的支出で8億4,017万3,000円を計上させていただいております。なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補填することとしております。
以上が五つの特別会計並びに水道事業、下水道事業会計の概要でございます。
以上をもちまして、平成31年度の当初予算案の概要説明とさせていただきます。よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号までの質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第4、議案第1号から日程第11、議案第8号につきましては、委員会条例第6条の規定により、9名の委員をもって構成する平成31年度予算特別委員会を設置し、会議規則第37条第1項の規定により、これに付託いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認め、そのように決しました。
ただいま設置されました平成31年度予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、3番近藤恒史議員、4番奥村順一議員、6番中村正臣議員、9番亀田優子議員、10番清水章好議員、12番長村善平議員、16番横山 博議員、17番巌 博議員、21番小北幸博議員、以上9名を指名いたします。
暫時休憩いたします。
午前10時57分 休憩
――――――――――――
午前11時19分 開議
○
森川信隆 議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ご報告いたします。先ほど設置されました平成31年度予算特別委員会が休憩中に開催され、委員長に横山 博議員、同副委員長に近藤恒史議員がそれぞれ互選されました。よろしくお願いいたします。
△日程第12
○
森川信隆 議長 日程第12、議案第9号、八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。祝井消防長。
(祝井秀和消防長 登壇)
◎祝井秀和 消防長 ただいま上程いただきました日程第12、議案第9号、八幡市
火災予防条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の9ページをごらんいただきたいと存じます。次の10ページに改正条例本文が、11ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
不正競争防止法等の一部を改正する法律が公布され、同法による工業標準化法の改正に伴いまして、八幡市
火災予防条例の一部を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、標準化の対象につきまして、これまで鉱工業分野を対象としていましたが、情報技術の進展に伴いまして、データやサービス等の分野が追加され、規格の名称が日本工業規格から日本産業規格に改められましたので、条例中で使用する規格の名称を改めようとするものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第12、議案第9号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第12、議案第9号については、所管の
総務常任委員会に付託いたします。
△日程第13~日程第16
○
森川信隆 議長 日程第13、議案第10号、八幡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案から日程第16、議案第13号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。辻福祉部長。
(辻 和彦福祉部長 登壇)
◎辻和彦 福祉部長 ただいま上程いただきました日程第13、議案第10号、八幡市
災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の12ページをごらんいただきたいと存じます。次の13ページに改正条例本文が、14ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、同法による
災害弔慰金の支給等に関する法律の改正等に伴いまして、八幡市
災害弔慰金の支給等に関する条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、これまで借り受けに必要となっておりました連帯保証人を任意とするとともに、貸付利率を借り受け人が連帯保証人を立てた場合は無利子、それ以外の場合は3%以内で規則で定める率とすることにしております。また、償還方法について、年賦、半年賦に加えて、月賦償還を追加することにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第14、議案第11号、
八幡市立福祉センター条例を廃止する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の15ページをごらんいただきたいと存じます。次の16ページに廃止条例本文が、17ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
八幡市立福祉センターを廃止することに伴いまして、
八幡市立福祉センター条例を廃止する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、
児童発達支援事業につきまして、増加する療育支援を必要とする就学前の子どもへのサービスを向上させるためには、現行の福祉センターでは対応できない新たな支援環境を整える必要がありますことから、民間法人であります特定非営利活動法人朔日の会による国庫補助金を活用した施設整備を行うこととしており、同センターの設置条例を廃止し、あわせて八幡市公の施設の設置及び管理に関する条例の改正を附則で行い、別表の民生施設の区分にあります八幡市立福祉センターの項を削除することにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 吉川理事。
(吉川佳一理事 登壇)
◎吉川佳一 理事 ただいま上程いただきました日程第15、議案第12号、八幡市立休日
応急診療所条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の18ページをごらんいただきたいと存じます。次の19ページに改正条例本文が、20ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
八幡市立休日応急診療所における歯科診療を廃止することに伴いまして、八幡市立休日
応急診療所条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は、休日における休日応急診療を行うために開始しました歯科診療につきまして、休日診療を実施する民間歯科医療機関の増加を踏まえ、休日応急診療の確保の役割を終えたと判断しまして、これを廃止するものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第16、議案第13号、八幡市
国民健康保険条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の21ページをごらんいただきたいと存じます。次の22ページに改正条例本文が、23ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
国民健康保険法施行令の改正に伴いまして、八幡市
国民健康保険条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は2点ございます。
1点目は、賦課限度額の改定でございます。保険料の賦課限度額のうち、基礎分を58万円から61万円に3万円引き上げることにしております。
2点目は、軽減対象世帯の拡充でございます。保険料の軽減判定時に用います所得基準額を、5割軽減につきましては1人当たり5,000円を、2割軽減につきましては1人当たり1万円を引き上げることにしております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第13、議案第10号から日程第16、議案第13号までの質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第13、議案第10号から日程第16、議案第13号までについては、所管の
文教厚生常任委員会に付託いたします。
△日程第17
○
森川信隆 議長 日程第17、議案第14号、八幡市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例案を議題といたします。
提案理由の説明を願います。宮嵜
上下水道部長。
(宮嵜 稔
上下水道部長 登壇)
◎宮嵜稔
上下水道部長 ただいま上程いただきました日程第17、議案第14号、八幡市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定める条例の一部を改正する条例案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の24ページをごらんいただきたいと存じます。次の25ページに改正条例本文が、26ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
学校教育法等の改正に伴いまして、八幡市
布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定める条例を改正する必要がございますので、本条例を提案するものでございます。
その内容は3点ございます。
1点目は、専門職大学の新設に伴う資格要件の改正でございます。大学制度の中に専門職大学が新設されることに伴いまして、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格要件に関する規定を整理することにしております。
2点目は、技術士試験科目の統合に伴う資格要件の改正でございます。技術士試験における上下水道部門の選択科目につきまして、水道・環境が上水道及び工業用水道に統合されることに伴いまして、
布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格要件を改めることにしております。
3点目は、規定の整理をあわせて行うものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第17、議案第14号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程17、議案第14号については、所管の
都市環境常任委員会に付託いたします。
△日程第18~日程第22
○
森川信隆 議長 日程第18、議案第15号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案から日程第22、議案第19号、平成30年度八幡市
下水道事業会計補正予算(第3号)案までを一括議題といたします。
順次、提案理由の説明を求めます。森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 ただいま上程いただきました日程第18、議案第15号、平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、お手元にお届けしております平成31年第1回定例会八幡市
補正予算書をごらんいただきたいと存じます。
まず、1ページをごらんいただきたいと存じます。補正させていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししていますとおり、歳入歳出予算の総額に12億8,477万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を261億1,991万7,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページから5ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
今定例会に提案させていただきます
補正予算額につきましては、多発する自然災害に備えるために、国の
補正予算も活用して、当初予算と合わせた13ヶ月予算として編成させていただいております。早期に事業着手が可能な安心・安全対策事業を計上するとともに、今年度の市税収入等の一般財源の増加を踏まえまして、庁舎整備を初めとする今後の公共施設の老朽化に備えるために、公共施設等整備基金への積み立てを行うこととしております。また、そのほかこれまでご可決賜りました各事業の入札減、特定財源の充当による財源の組みかえ等を行ったものでございます。
それでは、
補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。別冊の一般会計・特別会計・事業会計
補正予算内容一覧表をごらんいただきたいと存じます。
まず、7ページをごらんいただきたいと存じます。職員給与費では、職員の退職者が当初より10人増加しましたことから、退職手当9,779万7,000円を増額しております。財源には職員退職手当基金繰入金を充当しております。
基金積立金では、先ほども申し上げましたとおり、今後の庁舎整備等に備えて、公共施設等整備基金に今年度の市税収入等の増加により生じた財源等をもとに9億392万9,000円を計上しております。
8ページに移りまして、
コミュニティ事業費では、台風被害等により修繕が必要な
コミュニティ施設や広報板等につきまして、助成額を増額して対応するものでございます。
15ページに移りまして、災害救助活動費では、大阪府北部地震後に制度化しました被災家屋修繕支援金につきまして、申請者の増加を踏まえまして、増額するものでございます。
18ページに移りまして、市民スポーツ施設、都市公園等管理費では、現在、一部で使用制限を行っております大型遊具の修繕を行うほか、
熱中症対策等の観点から、市民体育館に空調設備を設置することとしております。
19ページに移りまして、中学校屋内運動場等
空調設備整備事業費では、国の防災・減災国土強靭化のための3カ年緊急対策に対応して、指定避難所となっております中学校の体育館及び武道場への空調設備導入に着手することとしており、必要な設計費を計上しております。
次に、恐れ入りますが、
補正予算書にお戻りいただきたいと存じます。
6ページには、第2表、繰越明許費の補正をさせていただいております。災害対応の事業を中心に13件の事業を追加して繰越明許費を計上させていただいております。なお、平成31年の第2回定例会におきまして、繰越計算書にて平成30年度執行分、平成31年度への繰越分をご報告させていただきます。
次に、7ページには、第3表、地方債の補正を計上させていただいております。
また、歳入につきましては、歳入歳出
補正予算事項別明細書の12ページから21ページにかけましてお示ししておりますとおりでございます。平成31年1月末時点における決算見込みも踏まえまして、市税収入等を増加して計上しております。また、ただいまご説明を申し上げました歳出の増減に合わせて、国・府支出金、地方債などの特定財源を調整しております。
以上が平成30年度八幡市
一般会計補正予算(第7号)案の内容でございます。平成30年度の残された期間はあと1カ月でございます。今年度に発生した災害の復旧支援を引き続き進めますとともに、繰り越しさせていただく事業の早期着手に努力してまいりたいと存じます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第19、議案第16号、平成30年度八幡市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、
補正予算書の83ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししていますとおり、歳入歳出予算の総額から5,118万1,000円を減額し、総額を79億9,601万6,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の84ページと85ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、
補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。
補正予算内容一覧表の23ページをごらんいただきたいと存じます。賦課徴収費の208万5,000円の減額は、本年度に保険料滞納分の徴収を京都地方税機構に移管したことに伴う負担金に変更が生じたものでございます。一般被保険者療養給付費の1億5,000万円の減額は、当初見込んだ1人当たりの年間医療費を下方修正するものでございます。償還金の1億90万4,000円の増額は、平成29年度の療養給付費等負担金の確定に伴って返還が生じるものでございます。
次に、歳入につきましては、
補正予算書の歳入歳出
補正予算事項別明細書90ページから93ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて特定財源等の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第20、議案第17号、平成30年度八幡市
介護保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、
補正予算書の105ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に3,924万8,000円を追加し、総額53億456万3,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の106ページと107ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
それでは、
補正予算の主な内容につきましてご説明申し上げます。
補正予算内容一覧表の25ページから28ページをごらんいただきたいと存じます。総務費、保険給付費及び地域支援事業費におきましては、各事業の決算見込みによりまして増減をさせていただき、補正計上しております。28ページの介護保険給付費基金積立金では、2,123万3,000円を増額して計上しております。償還金では、過年度の介護給付事業にかかわります国及び府負担金の確定に伴う返還金としまして、4,230万円を増額して計上しております。
次に、恐れ入りますが、
補正予算書にお戻りいただきたいと存じます。
108ページには、第2表、繰越明許費の補正をさせていただいております。介護保険基金業務支援システムの改修につきまして、繰越明許費を計上させていただいております。
次に、歳入につきましては、
補正予算書の歳入歳出
補正予算事項別明細書の112ページから115ページにお示ししているとおりでございまして、ただいま申し上げました歳出の増減に合わせて、特定財源の増減をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第21、議案第18号、平成30年度八幡市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、
補正予算書の151ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示ししておりますとおり、歳入歳出予算の総額に2,745万9,000円を追加し、総額を16億2,625万9,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の152ページと153ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししておりますとおりでございます。
補正予算の内容につきましてご説明申し上げます。
補正予算内容一覧表の29ページをごらんいただきたいと存じます。後期高齢者医療広域連合納付金2,745万9,000円の増額は、平成29年度の出納整理期間における保険料と保険基盤安定負担金の確定によるものでございます。
次に、歳入につきましては、
補正予算書の歳入歳出
補正予算事項別明細書158ページと159ページにお示ししていますとおりでございます。ただいま申し上げました歳出の増額に合わせて、歳入の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
続きまして、日程第22、議案第19号、平成30年度八幡市
下水道事業会計補正予算(第3号)案につきまして、その内容のご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、
補正予算書の163ページをごらんいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第2条と第3条にお示ししておりますとおり、職員退職金の減額と今後必要となります事業費を調整しまして、下水道事業収益の営業収益で180万円の増額、営業外収益で71万6,000円の増額、計251万6,000円の増額、下水道事業費用の営業費用において142万5,000円の増額、営業外費用において3,000円の増額、計142万8,000円の増額、資本的収入において企業債で1,300万円の増額、国庫補助金で900万円の増額、計2,200万円の増額、資本的支出の建設改良費において2,200万円の増額をさせていただくものでございます。164ページに移りまして、予算書本文第4条にお示ししていますのは、起債の限度額を増額するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。予算書本文第5条にお示ししておりますのは、職員給与費を減額するに当たりまして、議会の議決をお願いするものでございます。予算書本文第6条にお示ししておりますのは、一般会計から下水道事業会計へ補助を受ける金額を増額するに当たり、議会の議決をお願いするものでございます。
恐れ入りますが、
補正予算内容一覧表の31ページをごらんいただきたいと存じます。その内容は4点ございまして、1点目は、雨水管渠費で、市役所庁舎建てかえに伴い、既存庁舎の地下部を雨水地下貯留施設に利用した場合の効果などを検討するための委託を行うに当たり、180万円の増額をさせていただくものでございます。2点目は、職員の退職に伴う補正で、退職給与金を37万5,000円減額させていただくものでございます。3点目は、営業外費用の雑支出で、予算の増減に当たり、消費税等の算出を行いまして、資本的収支に係る控除対象外消費税を3,000円増額させていただくものでございます。4点目は、国の経済対策により国庫補助金が追加で交付されますことから、雨水地震対策事業費の橋本地区管路施設耐震化工事(その2)につきまして、2,200万円の増額をさせていただくものでございます。
以上のとおりでございます。よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 以上で提案理由の説明を終結いたします。
なお、日程第18、議案第15号から日程第22、議案第19号までについては、明27日の本会議においてご審議いただく予定になっておりますので、ご了承願います。
△日程第23
○
森川信隆 議長 日程第23、議案第20号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 ただいま上程いただきました日程第23、議案第20号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の32ページをごらんいただきたいと存じます。次の33ページには新規認定路線及び変更路線を、34ページには廃止路線を掲載しております。また、議案第20号の参考資料1ページから8ページに位置図を掲載しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
新規認定につきましては道路法第8条第2項の規定により、変更及び廃止につきましては同法第10条第3項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
新規認定路線につきましては、整理番号①から③の3路線でございます。議案第20号の参考資料をごらんいただきたいと存じます。1ページの整理番号①の路線は、府道八幡京田辺インター線開通に伴い、南北に分断されました本郷馬ケ背線の南側部分を出島3号線として新規認定するものでございます。2ページの整理番号②の路線は、同じく府道八幡京田辺インター線開通に伴い、南北に分断されました出島線の南側部分を細谷線として新規認定するものでございます。3ページの整理番号③の路線は、都市計画法に基づく開発行為による新設道路を新規認定するものでございます。これにより、新規認定路線の全延長は約408メートルでございます。
次に、変更路線は整理番号の④から⑦の4路線でございます。4ページの整理番号④の路線は、府道八幡京田辺インター線開通に伴い、本郷荒坂線を縮小変更するものでございます。5ページの整理番号⑤の路線は、同じく府道八幡京田辺インター線開通に伴い、本郷馬ケ背線を縮小変更するものでございます。6ページの整理番号⑥の路線は、同じく府道八幡京田辺インター線開通に伴い、出島線を縮減変更するものでございます。7ページの整理番号⑦の路線は、府道富野荘八幡線との交差点部分の管理区域線変更協議により、荒場線を縮減変更するものでございます。これにより、変更認定路線の全延長は約937メートルの減少となります。
次に、8ページの整理番号⑧の路線は、橋本駅前整備に伴い廃止するもので、延長は約350メートルの減少となります。なお、枚方市区域内につきましては、平成30年12月10日、枚方市議会の承諾をいただいております。
今回の新規認定、変更及び廃止によりまして、総延長約879メートルの減少となります。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第23、議案第20号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第23、議案第20号については、所管の
都市環境常任委員会に付託いたします。
△日程第24・日程第25
○
森川信隆 議長 日程第24、報告第1号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)及び日程第25、報告第2号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)を一括議題といたします。
順次、報告を求めます。足立理事。
(足立善計理事 登壇)
◎足立善計 理事 ただいま上程いただきました日程第24、報告第1号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の35ページをごらんいただきたいと存じます。次の36ページに専決処分書が、37ページに説明書が、また38ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照賜りたいと存じます。
平成30年9月4日、八幡市役所第二分庁舎の屋根材が台風21号の暴風により飛び、近隣に居住する相手方の住宅の屋根や外壁等を損傷するという事故が発生いたしました。この事故に係る示談を早急に行う必要がございましたので、和解及び損害賠償の額の決定を、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、平成31年1月15日に専決処分をさせていただいたものでございます。
和解及び損害賠償の相手方は本市八幡三本橋59番地の18にお住まいの山野内尊英様でございます。山野内様には大変ご迷惑をおかけいたしましたことに対しまして、深くおわび申し上げます。
損害賠償の額につきましては、相手方家屋の修理代260万9,280円で、その全額が全国市長会市民総合賠償補償保険から補填されることになっております。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 ただいま上程いただきました日程第25、報告第2号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の39ページをごらんいただきたいと存じます。次の40ページに専決処分書が、41ページに説明書が、また42ページに事故発生場所の略図がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
平成30年9月4日、市営住宅吉原団地において、屋根の棟カバーが台風21号の暴風により飛び、近隣に居住する相手方の車両及び倉庫に接触し、それを損傷するという事故が発生しました。この事故に係る示談を早急に行う必要がありましたので、和解及び損害賠償の額の決定を、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、平成31年1月15日に専決処分させていただいたものでございます。
和解及び損害賠償の相手方は本市八幡吉原16番地の17にお住まいの山田直樹様でございます。山田様には大変ご迷惑をおかけしましたことに対しまして、深くおわび申し上げます。
損害賠償の額につきましては、相手方車両の修理代22万644円、代車費用7万5,600円及び倉庫の修理代1万8,468円の合計31万4,712円でございます。
以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○
森川信隆 議長 これより日程第24、報告第1号及び日程第25、報告第2号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第24、報告第1号及び日程第25、報告第2号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 異議なしと認めます。よって、日程第24、報告第1号及び日程第25、報告第2号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより日程第24、報告第1号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。
これより日程第24、報告第1号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)の採決をいたします。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第24、報告第1号は承認されました。
これより日程第25、報告第2号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。
これより日程第25、報告第2号、
専決処分事件の報告について(和解及び損害賠償の額の決定)の採決をいたします。本件を承認することに賛成の方の起立を願います。
起立全員(20名)
○
森川信隆 議長 起立全員であります。よって、日程第25、報告第2号は承認されました。
△日程第26
○
森川信隆 議長 日程第26、報告第3号、
専決処分事件の報告について(調停の申立て)を議題といたします。
報告を求めます。森下副市長。
(森下 徹副市長 登壇)
◎森下徹 副市長 ただいま上程いただきました日程第26、報告第3号、
専決処分事件の報告につきまして、その内容をご説明申し上げます。
恐れ入りますが、議案書の43ページをごらんいただきたいと存じます。次の44ページに専決処分書が、45ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。
市営住宅の入居者である相手方が、平成26年8月以降の住宅家賃及び駐車場使用料の滞納を重ねたため、再三の督促状、催告書を送付しましたが反応がなく、平成30年7月に呼出状を発送し、同年11月には法的措置予告書を発送しましたが納付に至らず、平成31年1月末現在で53カ月分60万300円の滞納となりました。今日に至っても相手方に改善する意思がうかがえないため、住宅の明け渡し等を求める調停を申し立てることとし、地方自治法第180条第1項の規定による議会の委任に基づきまして、平成31年2月1日に専決処分させていただいたものでございます。
調停を申し立てる相手方は車谷佳昭氏で、住所は本市八幡小松44番地の11八幡市営住宅小松団地1棟306号でございます。
申し立ての要旨は、市営住宅及び駐車場の明け渡し、滞納家賃等の支払い及び調停費用を相手方の負担とすることの調停を求めるものでございます。
以上のとおりでございますので、報告とさせていただきます。
○
森川信隆 議長 これより日程第26、報告第3号の質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○
森川信隆 議長 質疑なしと認めます。
以上で報告第3号の報告を終結いたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は明27日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。
本日はご苦労さまでした。
午後 0 時06分 散会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。