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平成30年12月20日都市環境常任委員会−12月20日-01号

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  1. 八幡市議会 2018-12-20
    平成30年12月20日都市環境常任委員会−12月20日-01号


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    平成30年12月20日都市環境常任委員会−12月20日-01号平成30年12月20日都市環境常任委員会  都市環境常任委員会記録 1.日時  平成30年12月20日(木) 午前10時 開会 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         議案第72号 環境経済部所管公の施設の指定管理者の指定について       ・都市環境常任委員会の所管に属する事項 1.出席委員  鷹野雅生委員長     巌  博副委員長         山田美鈴委員      山田芳彦委員         長村善平委員      山口克浩委員         岡田秀子委員         菱田明儀副議長 1.欠席委員  な  し 1.理事者   堀口文昭市長            森下 徹副市長         岸 伸行環境経済部長
            佐野泰博環境経済部次長農業委員会事務局長)         野村雄樹環境保全課長        津田誠樹環境保全課長補佐         武田直樹環境保全課環境政策係長   小林直人環境保全課環境管理係長         山田俊士環境事務所長         小島隆司環境業務課長        大野勝司環境業務課主幹         鍵本敦宏環境業務課主幹       青山欣生環境業務課長補佐         内藤勝二環境業務課長補佐         池内克圭農業振興課長        小西道宏農業振興課主幹         本谷 勝農業振興課農業振興係長         吉岡寿祥商工観光課長        大洞真白商工観光課長補佐         寺本正知商工観光課商工観光係長         小坂富美子農業委員会事務局長補佐         東  睦都市整備部長        日下繁典都市整備部次長         田中賢治都市整備課長        坂井隆治都市整備課主幹         大戸貴博都市整備課主幹       小川友基都市整備課計画係長         多賀正記都市整備課整備係長         林 利治管理・交通課長       橋本能彰管理・交通課主幹         増永浩子管理・交通課交通係長         犬伏和弘道路河川課主幹       奥田剛司道路河川課道路係長         栗本直明道路河川課河川係長     梅地加奈子道路河川課公園緑地係長         家村聡一住宅管理課長        荻野哲也住宅管理課長補佐         小林聡美住宅管理課管理係長     藤田真司住宅管理課整備係長         宮嵜 稔上下水道部長        源野 浩上下水道部次長         木下章伸経営課長          山本恵祐経営課長補佐         大竹伸幸経営課下水道係長         藤田範士上水道課長         吉岡昭和上水道課主幹         山口将司上水道課長補佐       吉田行広上水道課長補佐         狩野仁志上水道課給水係長         亀井雅史下水道課長補佐       角野一成下水道課管理係長 1.議会事務局   大東康之議会事務局長       山中友順議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 開会 ○鷹野雅生 委員長  おはようございます。ただいまより都市環境常任委員会を開会いたします。  1点報告がございます。堀口市長より本日の委員会において途中退席をする旨の報告を受けておりますので、ご了承願います。  開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日、新聞を見ていますと、インバウンドが3,000万人と出ていました。観光客をどう迎えるか、どう対応していくかは、全国の自治体に課せられたテーマだと思っています。来年はより多くの人に八幡市に観光に来ていただきたいと思っております。これも大きなテーマだと思います。  今、香川県がインバウンドが非常に多いとニュースの特集に出ていました。栗林公園も話題になっていますし、丸亀うちわも大きなポイントだと思います。丸亀うちわなんかは、京都から渡ってきて丸亀うちわとして広まったと言われていました。それでいけば、八幡市はそれに相当する、それ以上のものがある市でありますから、知恵を働かせていけば多くの観光客を迎えることができるのではないかと思っております。まして、来年は元号が変わります。平成31年4月30日で平成は終わって、元号が変わります。その前に私たちも市民の皆さんから審査を受けることになっておりますが、新しい時代が始まる年だけに、みんなで頑張って成果を出せる年にしたいと思っております。  以上で委員長挨拶とさせていただきます。  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  皆さん、おはようございます。都市環境常任委員会の開催に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  11月中は比較的温暖な気候でございましたけれども、さすがに12月に入りまして、寒くなってきたと感じる今日このごろでございます。皆様方におかれましては、どうかご自愛いただきますようお願い申し上げます。  本日は鷹野委員長、巌副委員長を初め各委員におかれましては、ご多忙のところ都市環境常任委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。私どもの方からお願いしておりますのは、付託案件が、公の施設の指定管理者の指定についてというのが1件、また報告事項といたしまして、環境経済部から1件、都市整備部から3件、上下水道部から3件の合計7件でございます。それぞれ各担当課よりご説明申し上げますので、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。なお、私は所用がございまして途中で退席させていただきますことをお許しいただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○鷹野雅生 委員長  ありがとうございました。  お諮りいたします。  本日の審査につきましては、本委員会に付託を受けました議案第72号、環境経済部所管公の施設の指定管理者の指定について、及び本委員会所管事項の審査を行いたいと思います。場所の都合上、説明員の入れかえを行いながら進めることとし、1.議案第72号及び環境経済部所管事項の審査、2.都市整備部所管事項の審査、3.上下水道部所管事項の審査、以上の順で審査を行いたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  なお、報告資料につきましては、事前に委員の皆さんにお届けいたしております。  これより議案第72号、環境経済部所管公の施設の指定管理者の指定についての審査に入ります。  本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  質疑等はありませんか。  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  おはようございます。最初に質問させていただきます。四季彩館の指定管理ということで、今回続いての指定ということで議案に出ているわけでございますが、簡単に現在までの経営面の収益状況などを教えてください。 ○鷹野雅生 委員長  小西農業振興課主幹。 ◎小西道宏 農業振興課主幹  指定管理者についてのご質問にお答え申し上げます。  八幡市立やわた流れ橋交流プラザの指定管理者になる予定であります京都やましろ農業協同組合より、収支計画書が提出されております。収支計画では、入浴事業、宿泊事業、農産物直売所事業、飲食事業、貸し館事業等の収入見込み額が、税抜きでございますが、1億7,100万円になっており、支出見込み額は1億8,535万円、同じく税抜きでございます。収支差額の税抜き1,435万円は、指定管理料となる予定でございます。現在の指定管理料が1,526万円であることから、約90万円減額される予定でございます。当期利益につきましても、平成28年度から黒字に転換しておりますことから、今後も営業努力いただけるものと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  ありがとうございました。指定管理者制度というのは、そもそも市が直営というよりか管理をしていただいて、経営努力をしていただくという目的で入れてきたことだと思います。なかなか厳しい状況が続いている中で、京都やましろ農業協同組合が引き受けられて、どのようにされてきかのかというところで、はたから見ているしかなかったわけですけれども、実際90万円、本市として指定管理料も減額できるぐらい頑張っていらっしゃるということで、理解できました。  次の段階でどういうふうに経営努力されるかというところでありますが、今聞いた中で、もう少し詳しく、例えば何の部分で収益が上がったのかというところを簡単に教えてください。 ○鷹野雅生 委員長  小西農業振興課主幹。 ◎小西道宏 農業振興課主幹  売上高ですけれども、これが年々増加しておりまして、総利益を上げる要因となっているというふうに推察されます。また、運営経費なんですけれども、これが年々減少しておりまして、営業努力の賜物かと思います。これが引き続き、今後5年間なる予定でございますけれども、当期純利益が黒字になるように引き続きご努力いただけるものと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  わかりました。増加に転じたということで、今回1回目ですし、次もう一回頑張って、さらに収益を上げていただくように、また八幡市の農業も若い人たちがすごく頑張っておられるので、四季彩館をもっと盛り上げてもらうような取り組みというか、そんなことも含めて助言していただいたりできればいいと思いますので、その辺要望としておきます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  同僚委員の話の中で、私も平成26年度からずっと5年間の営業状況、どうなのかとお聞きしようかと思ったんですけれども、大まかに、全体でいうと90万円ぐらいが黒字だということなのか、そういうふうに理解したけどね。今まで指定管理料が、多分税込みで1,648万2,000円と。要するに、事業努力で黒字に転じたということで、来年度の予算も組まれていると思うけれども、恐らく今の1,648万2,000円を若干減らすという理解でいいのか、そのあたりをお教えください。  それと、当然今後5年間委託されるんですけれども、修繕とかいろいろこれから伴ってくると思うんですけれども、そのあたり、漠然とした質問ですけれども、今後どの部分の改善、改修があるのか。上限も含めてわかる範囲でお教えください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  小西農業振興課主幹。 ◎小西道宏 農業振興課主幹  指定管理料でございますけれども、先ほど答弁させていただきましたように、収支計画書の中の差額1,435万円、これが、税抜きでございますけれども、今後5年間の指定管理料となる予定でございます。営業努力によりまして、増減がなければこの指定管理料で5年間いかせていただくというようなことで考えております。  施設修繕につきましては、四季彩館ができてから十数年たっておりまして、いろいろなところで経年劣化というようなことで、施設の老朽化に伴いましてたくさんの要望をいただいておるんですけれども、その中でも取捨選択させていただきまして、来年度要望といたしましては、緊急の施設であるところから改修をしていきたいと考えております。  基本的には、まだ予算が確定しておりませんけれども、大体200万円から250万円ぐらいの範囲で改修をしていきたいと思っております。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  今後委託料としては1,500万円ぐらいを見込んでいるということで理解したらいいですね。  それと、修繕の関係でいうと、緊急性がある場合、上限で200万円から250万円ということか。例えば緊急を要するということは、来年度どういう修繕があるのかと。当然修繕される上限が200万円から250万円あるわけだから、そのあたり当然来年度予算で組んでおられるのかと推測するんですけれども、具体的にわかったらお教え願えないでしょうか。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  小西農業振興課主幹。 ◎小西道宏 農業振興課主幹  来客外来のエレベーターが、ちょっとふぐあいがあるということで、それの修繕をその中の一つと考えております。ご来場いただきますお客さんの使用されるエレベーターが支障を来しているということで、それの修繕に充てたいと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  大体わかりました。あと、そういう大きい修繕は、市が修繕をやられるということですけれども、例えば京都やましろ農協に、小さい修繕というと怒られますけれども、そういうあたり上限とか何かあるんですか。その1点だけ。 ○鷹野雅生 委員長  小西農業振興課主幹。 ◎小西道宏 農業振興課主幹  取り決めの中で、10万円以下の修繕につきましては、指定管理者で修繕いただくという取り決めがございますので、ものにつきましては具体的に把握しておりませんけれども、そういう金額以下のものについては指定管理者の方でやっていただくということで、ご理解いただきたいと思います。 ○鷹野雅生 委員長  岸環境経済部長。 ◎岸伸行 環境経済部長  修繕250万円というのは、現場の方からいろいろと、ここが傷んでいるということで、ただ予算はまだ決まっておりませんので、今後予算の範囲内で緊急を要するもの、特に10万円以上の修繕の分について、市の方で修繕するということでご理解いただきたいと思います。 ○鷹野雅生 委員長  ほかに質疑ありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  これにて質疑を終結いたします。  これより議案第72号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第72号、環境経済部所管公の施設の指定管理者の指定についての採決をいたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(6名) ○鷹野雅生 委員長  挙手全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決しました。  これより環境経済部所管事項の審査に入ります。  環境経済部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
     それでは報告願います。岸環境経済部長。 ◎岸伸行 環境経済部長  環境経済部から報告事項が1点ございます。年末年始のごみの収集について、担当課から報告させていただきます。 ○鷹野雅生 委員長  大野環境業務課主幹。 ◎大野勝司 環境業務課主幹  年末年始のごみ収集についてご報告させていただきます。お手元に配付いたしました資料1をごらんください。  一般家庭ごみの収集ですが、年末は12月28日金曜日まで、年始は1月4日金曜日から通常どおり収集いたします。大型ごみの予約の受け付け、持ち込みにつきましては、12月28日金曜日の午前中まで業務を行い、年始は1月4日金曜日から通常どおり業務を行います。危険物につきましては、年末は12月28日金曜日午前8時までに出していただいたものについて、午前中に回収を行い、年始は1月4日金曜日から通常どおりの回収を行います。また、例年この時期に大量に排出されます男山団地の燃やすごみ、燃やさないこみ、及びプラスチック製容器包装につきましては、1月4日金曜日から10日木曜日までの平日5日間の収集運搬を民間業者に委託することにしております。今年度の委託業者は北部地域、南部地域ともに株式会社大剛でございます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  1点。ごみのことですけれども、年末年始に限らず年中通してのことではあるんですが、特に資源ごみの持ち去りです。恐らく換金目的で、まるで組織的に行われているかのような持ち去り、アルミ缶とかをその場で選別して持っていってしまうと。そういった持ち去りをされると、市民の分別意識の低下にもつながると思いますし、ごみの減量とかリサイクルの推進に悪影響というものが考えられるんですけれども、そういった資源ごみの持ち去りに関して、何か把握されていますでしょうか。その対策として何かやっておられるでしょうか、その点だけ聞かせてください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  ただいまの資源ごみの持ち去りについてのご質問にお答え申し上げます。資源ごみの持ち去りにつきましては、委員ご指摘のとおり、資源物の中でも特に売却単価の高いアルミ缶についてよく発生しております。気づかれた市民の方などからご連絡をいただき、対応しております。対応としましては、確認のために現場に行きますが、なかなか現場に立ち会うことというのは難しいため、よく発生する資源物回収場所につきましては、注意を促すために「持ち去りは違法です」などと書かれた警告看板などを設置して対応しております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。私は男山団地に住んでいるんですけれども、たまに他府県のナンバーの車がやってきて持っていくということをたびたび目撃するんですけれども、恐らく大阪の方からやってくるのではないかと考えているんですが、近隣市町村の対策というのをいろいろ調べてみますと、条例で罰則規定を設けるという形で、罰金を取っていくという形で、結構強い態度で対応している近隣市町村もあるんですが、罰則規定に関して何かお考えがございましたらお聞かせください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  山田環境事務所長。 ◎山田俊士 環境事務所長  今ご案内いただきました罰則規定についてでございますけれども、今のところ特に考えてはおりませんが、近隣の状況等を確認しながら、今後検討させていただきたいと考えております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  この前資料を配っていただいて、一般質問でもプラスチックごみの関係でいうと、4週回収できないというのがあって、お聞きしたいのは、4週のところの地域、どういうところがあるのかと思うんですけれども、お教えください。  それと、男山団地の一番下の地域委託収集、先ほど大剛にやってもらうということで、委託料がどれぐらいかと思うんですけれども、その2点だけお教えください。 ○鷹野雅生 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  ただいまの年末年始ごみについてのご質問にお答え申し上げます。  年末年始のプラスチック製容器包装の収集が4週間あいてしまう地域ですが、今年度は月・火・水・木曜日の地域でございまして、具体的な地域としましては、八幡地域、美濃山地域、男山地域、川口地域が該当いたします。  次に、年末年始ごみの委託先の委託料ですけれども、北部につきましては105万8,400円、南部につきましては141万4,800円でございます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  回収できない地域が、大まかにくくって八幡地域、美濃山地域、男山地域、川口地域ということで、全体の何割ぐらいの回収、それを教えてください。  それと、この間私ら毎週回収してほしいということを言っているんですけれども、仮に毎週回収となれば、今回4週あくんですけれども、そこら辺が改善できるのかどうか。そうでなくて、毎週回収しても、4週のところで2週とかそれがあるのか。私が言いたいのは、毎週回収したら、この4週のところがもうちょっと改善できるのかと思うんですけれども、そのあたりをお教えください。  それから、北部と南部があって、大体105万円から141万円ということで、それが高いか安いかは別にしてわかりました。その1点だけお教えください。 ○鷹野雅生 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  ただいま説明させていただきました四つの地域ですが、市全体の約8割が該当することになってしまいます。  次に、もし毎週回収したとすればですけれども、今説明させていただきました四つの地域につきましては、どうしても年末年始を挟んでしまう関係で、1週飛んでしまうことになります。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  毎年年末になったら、去年もそうだけれども、ずっと4週できないということで、この間議論しているんですけれども、できる限り、来年度どうなるかわかりませんけど、市民負担が結構、お願いすると言っておられるんですけど、今後いい方向に向くように努力していただきたいと思います。要望だけしておきます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  ないようでありますので、次に、報告事項以外で環境経済部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  山田美鈴委員。 ◆山田美鈴 委員  私はその他ということで、まず竹の再利用ということで、前回竹ストローの件について取り上げさせていただきましたが、今回はまたちょっと別の観点からで、1点目に八幡市内で竹林整備というのをNPO法人の八幡たけくらぶにご尽力いただいていると思うんですけれども、本市の竹林整備について、何か整備計画みたいなものがあるのかどうか教えてください。  2点目は、そういった竹林整備等で伐採された竹の有効利用についてですけれども、今現在八幡市で何か有効活用、有効利用されているものがあるのかどうかというのを教えてください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  本谷農業振興課農業振興係長。 ◎本谷勝 農業振興課農業振興係長  まず、本市の竹の整備計画についてのご質問ですけれども、本市における竹の整備計画はございません。  次に、竹の有効活用についてですが、本市では計画的に竹林伐採をすることはございませんが、八幡市里山再生協議会において、里山再生に向けて取り組んでおられるため、平成28年度に竹粉砕機の更新に対し、支援しているところでございます。協議会のメンバーでありますNPO法人八幡たけくらぶでは、竹林整備で伐採した竹を活用して、市民参加で門松などの若竹飾りや竹炭づくり体験教室等を開催されております。そのほかにも、多数の工芸品を作成されているとお聞きしております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田美鈴 委員  ありがとうございます。整備計画についてはとりわけてないということでわかりました。  2点目の有効利用についてですけれども、門松とか竹炭、いわゆる工芸品をメインにやられているということと、竹粉砕機については、更新の際ということは、現在竹粉砕機はあるということですね、ありがとうございます。  今回この質問を取り上げさせていただいたのは、八幡市といったらやはり竹なので、今実際に竹はいっぱい生えてきて伐採をずっとやっていかないと、という過程が今後ずっと続いていくと思うんですね。そのサイクルの中で、竹を有効的に使ってはどうかという思いで、今回この質問を取り上げさせていただきました。  竹を伐採して粉砕機にかけて、竹チップだとか竹パウダーといった形にして、農業やさまざまな使用に利用していただきたいと思ったんです。前例としては、もう既に長岡京市の方でも実際にやっておられるそうなんですけれども、たくさんの竹林がありまして、長岡市産業文化会館、公園等で竹チップを防草剤として使っているらしいです。粉砕した竹をチップにして、草が生えているところなんかに敷いておくと、草が生えにくくなるということで、実際に実証実験も行った上で、2年間そこに草が生えなかったという効果の持続も見られたという実績もございます。それだけではなく、農業の堆肥として使用されている。これは竹チップの場合もあるかもしれないですけれども、主に竹パウダーにすることでメリットが、竹チップの10倍乳酸菌が含まれておりまして、野菜の甘みとか葉物の育ちとか、そういったものがとてもよくなるということで、実際に一般の農家の人でも、竹パウダーをわざわざ購入して撒いているという方もいらっしゃるそうです。単価にして、竹パウダーで10リットルの袋で2,000円とか、そんな感覚で使っていらっしゃるという人も聞きました。  要は、八幡市の貴重な資源を伐採して、工芸品にも使われているんですけれども、工芸品だけではなくてもっと、防草剤だけではなくて農業に使っていただいて、もっとおいしい野菜をつくるという観点もあるんですけれども、農家の人には有効利用したいという人もいらっしゃるんです。実際に八幡市の有機農業で有名なかみむら農園にもお話をお伺いしたんです。そうしたら、かみむら農園の方では実際に竹パウダーを自身で使っていらっしゃるそうです。けれども、コスト面でとても高いのでなかなか手が出ないということもおっしゃっていました。竹パウダーの効能につきましても、そういったものを畑に投入することで、乳酸菌が優位になり、病気が出にくくなったり、作物自体の糖度が上がったりと、いいことづくめの資材なんですと。ただ、やはりコスト面とかそういったものがあるし、例えば八幡市で竹を伐採して粉砕してくださる、それを無償で提供してくださるということがあったとした場合でも、それを運んだりしていく手間とか、そういったものもありまして、なかなか使えない。でも、そうやって使わせてもらえるなら使いたいというお考えもたくさん持っていらっしゃるんです。  そこで、私が考えたのは、工芸品とかにするのではなくてパウダー、チップ等に加工しまして、それを何とか地域の農家に提供できる形、それも無償というのではなくて、例えば、チップやパウダーにして農家に提供します。そうしたら、その農家から見返りにちょっと、農園で栽培された農作物をいただく。そのいただいた農作物で、これまでも先輩議員の方が取り上げていらっしゃいますけれども、いろいろな利用ができると思うんですよ。子ども食堂の食材に使うとか、竹のパウダー一つでいろいろな価値に変えられる。農家にとってもいい野菜がとれる、そしてそれをいただくことでまた、二次、三次と何か利用できることもあるのではないかと思うんですね。ですから、この過程をチップなりパウダーなりに加工して、これを再度利用するという仕組みを考えていただきたいと思うんです。有効利用する策を考えて、八幡市の特産、八幡の竹パウダーを使った農作物を特産とするのもいいし、また次どこかに還元していくような仕組みをつくっていただきたいと思うんですけれども、その点についていかがか、お考えをお聞かせください。 ○鷹野雅生 委員長  これは仕組みづくりが質問ですか。これは市がパウダーにするということですか。 ◆山田美鈴 委員  市ができるのか、それともNPO法人が今やっていますね。八幡たけくらぶが実際に伐採とかしておられるので、八幡たけくらぶだけではなくてうまくできるような支援でもいいですし、そこら辺は私も具体的には何とも言えないですけれども、何かできるのではないかということをお聞かせ願いたいと思うんです。 ○鷹野雅生 委員長  仕組みづくりについてお考えをお願いします。  岸環境経済部長。 ◎岸伸行 環境経済部長  今、竹の再利用について、またそれの仕組みづくりということですが、今現在は竹パウダーではないですけれども、割ったやつを山に敷いてということで活用されている状況はあります。そこにつきましては、八幡たけくらぶがやられておりまして、その活動について、市の方ではいろいろな形で助言なり、機器を購入するのに支援しているということで、ただ今言われたパウダーの関係につきましては、今すぐにできるというわけではありませんが、今後、またほかの地域の市の取り組みなどを調査しながら考えていきたいと思っております。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田美鈴 委員  ありがとうございます。とにかく近隣の状況を調査していただきたいというのは本当に思います。実際に竹パウダーなり竹チップを利用されているところはあるんです。資源という点では、竹はいっぱいあるんですから、これを何とかパウダー状にして有効利用していただけたら、もっといろいろな可能性が生まれるのではないかと思います。多分そこの仕組みづくり、それを考えるのがとても大変な作業になると思うんです。同じ思いを持った人をつなげていくというその仕組みも難しいのかと思うのですけれども、これはちょっと話題から外れてしまいますけれども、それならなおさら私たちが、委員会の視察で行ったf−Bizのような支援センターにこういう話を持っていったら、絶対いろいろなアイデアをくださって、竹の再利用とかいうのを簡単にうまく仕組みづくりにつなげていただけるような支援策というのも考えてくださると思うんですけれども、それらも含めまして、今後本当に八幡市の竹は本当に特産品だと、自分たちの資源だ、宝になるんだという思いで、真剣に考えていただきたいと思います。いろいろな現状を見ていただいて、再度有効利用をしていただけたらと思います。一番に農家が活用を望んでいますので、何かしら支援して、研究もしていただけたらと思います。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  では1点だけお伺いします。先ほども議論の中に入っていたプラスチックごみの件であります。プラスチックごみ収集については、導入開始の時点でのさまざまな説明等がなされてきて、私もこの出し方、分別の仕方が複雑だとか、カレンダーがわかりにくいとか、そういったことも含めてさまざまな質問をしてきました。当初、2週間に1回という部分で、家庭に置いておくのが大変だという声も、私も耳にしましたので、毎週にしてはどうかということも、早い段階で言った経緯があります。そこで、私たちも有志で出前講座とかもしていただく中で、分別の仕方というのも勉強させていただいて、私の周りでは苦情というのを余り聞かなくなってきているのが、現実にあります。今まで一般質問もさまざまされてきて、週1回にするには長谷山への搬入の距離の問題とか、人件費や収集車の増車、年間6,400万円必要だとか、そういうふうに言われてきておりました。私もそうやって市民にも説明してきた経緯があるんですけれども、今議会の質問で、その経緯を踏まえてちょっと聞きたいんですけれども、導入されてから現在に至って、今世界では、国内もですけれども、各自治体でもこのプラスチックごみの環境破壊の問題というのがすごく大きなうねりになってきているわけです。分別収集というのはもちろんですけれども、プラスチックを活用することをやめようと、そういう動きに変わってきていると思うんですね。  皆さんも重々ご存じだと思うんですけれども、2025年までにプラスチック製のレジ袋、ストロー、食器の使用をやめた上で、最終的には使い捨てプラスチックの全廃を目指す戦略を各国がつくると、国連環境計画の閣僚宣言案というのが15日に明らかになったわけです。簡単に世界が足並みそろって動いて、すぐに使わなくなるようになるとは、私も思っていません。ただ、こういう動きが出た背景というのもすごいと思っているんですけれども、ご存じだと思うんですけれども、サンフランシスコの近郊に住むシェルビー・オニールさんという17歳の女の子が、ストローなんかのプラスチックごみが砂浜を覆う姿を目の当たりにして、脱プラスチックを求めるメールを企業に送ったのが発端だそうです。スターバックスとかサンフランシスコ市もこれに応じて、瞬く間にこれが世界に波及して、ウミガメにストローが刺さった映像が出たりとかいろいろあって、やめていこうという雰囲気が盛り上がってきているわけですね。  日本のレジ袋というのは、国内消費量が年間300億枚と言われていまして、ペットボトルは227億本出荷されていて、その1割が回収されていないそうです。私が読んでいる本の中にあったんですけれども。さらに、日本は年間140万トンの廃プラスチックを輸出してきたんです。そのうち7割が中国向けに輸出、中国も環境意識が今高まってきて輸入を規制したんですね。そのことによって行き場を失って、大量の廃プラスチックが今や日本だけではなく欧米でもあふれ出していると、そういう現状があるわけなんですね。近くでは、これを見てびっくりしたんですけれども、亀岡市でレジ袋禁止条例というのを条例化するといって、新聞にも載りました。レジ袋を使わない機運を広げる一石を投じたいと市長が言っていらっしゃるんですけれども、こういった流れ、それから先ほどの山田委員の竹の利用の話もそうですけれども、こういったプラスチックを使わないように、トウモロコシの原材料で容器をつくろうという企業も出てきて、いろいろな企業から問い合わせが殺到していると。今、本当にプラスチックを減らそうという、そういう流れに変わってきているんです。  私がここでお伺いしたいのは、今回の議会で、沢中継場の改修とかそういったことと、近隣自治体との問題や費用の問題、八幡市も週1回やってもらうとしたら、そこを中継にして、そうすると改修費用とかそういったことも八幡市にかかってくるのではないかという思いもするわけですけれども、今後そういったことも、市も考えていかれるという答弁だったのかと思ったんですね。そういうことを考える以前の問題で、今本当にこれだけ世界、周りがプラスチックを使わないようにしようという流れになってきている中で、現状にプラスチックが減ってきたら、2週間でいけるのではないかとふと思ったわけです。1週間にしてほしいという声が、今まですごくあったという議論で今回はしているわけですけれども、例えば本当に進んでプラスチックが減ったら、毎週するに当たって、沢中継場の改修費用とか、また沢中継場に搬入するようになった場合の人件費とか、車を増車するのかわかりませんけれども、そういった費用もかかってくるわけですね。その費用の部分も考えると、私は市民が、それだけの費用を使って1週間にしてもらうんだったら、税金ですからね、費用を使うのは、私たちは本当に不便だと思っていないから、そういったことに対しては異議があるという市民も、ひょっとしたらいるかと思ったんですね。私は決して1回にすることに反対と言っているわけではないんです。なぜかというと、税金を使うということに対する市民の意見を、私は1回聞いてみる必要があるのではないかと思ったわけなんです。  そこで、質問の一つとしては、まず本市は現在プラスチックごみの中でレジ袋の割合、種類別に収集量として出されたことはあるのか、お聞かせください。 ○鷹野雅生 委員長  鍵本環境業務課主幹。 ◎鍵本敦宏 環境業務課主幹  プラスチック製容器包装の中のレジ袋の量についてのご質問にお答えしますが、ごみの組成調査はいたしておりませんので、プラスチックごみの中のレジ袋の量の割合につきましては、把握しておりません。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  ありがとうございました。恐らくそういう答弁だろうと想像しておりました。確かにプラスチックごみは私たちも出す方で、どういうものが入っているかというのは、大体主婦なので想像つくんですけれども、それを分別してどれぐらい出ているのかということは今まで難しかったかと。ただ、これだけプラスチックをやめようということになってくると、各市町もどれだけプラスチックが出ていて、全体量は出ていると思いますけれども、中身がどういったものが出ているかというのは、絶対調べておく必要があると思うんです。今後、そういったことの問い合わせとかも出てくるのではないかと思うので、まず1点はそれを把握していただきたいと思いますが、その辺どう考えるかお聞かせください。  そして、プラスチックごみの分別以外に、ごみ袋の有料化とかレジ袋削減の取り組みとか、今までにもそういったことを言ってきた経緯もあるんですけれども、いよいよここまでになってきたら、八幡市もその辺の考えも決めておく必要があるのではないか。考えをまとめるというか、そこにいくまでの今の考えをお聞かせください。 ○鷹野雅生 委員長  山田環境事務所長。 ◎山田俊士 環境事務所長  まず1点目のご質問ですけれども、プラスチックごみの中身の把握ということでございますけれども、これにつきましては、城南衛生管理組合とも相談させていただきながら、把握については検討をさせていただきたいと考えております。  それから、次に有料化等プラスチックごみの削減の取り組みについてですけれども、有料化につきましては、宇治市の方で検討されるということをお聞きしております。このことについては、検討課題であると考えております。削減の取り組みにつきましては、国の取り組みなんかを参考にさせていただきながら、今後検討をさせていただかないといけないと考えております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  わかりました。ぜひその方向でしていただきたいと思います。ごみ袋の有料化にしろ、これも市民の意向も、アンケートをとられる必要もあるかと思うんですけれども、それと今言った週1回にすることとあわせて、一度市民にアンケートをとるのを考えていただきたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 ○鷹野雅生 委員長  山田環境事務所長。 ◎山田俊士 環境事務所長  まず週1回にすることのアンケートについてでございますけれども、沢中継場につきましては、本市のごみ収集に必要不可欠な施設でございます。これについては、まだどういうふうにされるかというような、城南衛生管理組合の方針は決まっていないところですけれども、市としてはその施設がなくなることで非常に困難な状況に陥るということもございますので、そちらについてはアンケートの必要性というのは考えていないところですけれども、プラスチック製容器包装と不燃ごみの部分については、必要不可欠な施設への付加価値を高めるというような取り組みですので、こちらについてはアンケートは考えていないということでございます。  それから、有料化とか削減の取り組みについてのアンケートにつきましては、近隣市町の状況等も確認しながら検討していきたいと思っております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  ある意味、少しまだ理解できていないというか、言葉足らずで理解してもらっていないかわからないんですけど、例えばこういう議論が出てきている中で、実際にこれから話が進んでいったらの話ですけれども、費用対効果ではないですけれども、これぐらいの費用が週1回にする場合にはかかるんですと。沢中継場はこういったことで八幡市にとっては必要なんですということも盛り込んでもらった上で、費用はこれぐらいかかるんですと。市民にそういったことがわかる中で協力を求めていかないとならないと思うんです。世界がこういう動向になっているということも、テレビ等で市民の方もよく理解はされていると思うんですけれども、全体像の中で今八幡市がこういう取り組みをしているということを、進めようとしているということも含めて説明した上でのアンケートを1回とってもらいたいと、私はそんなふうに思ったので、これは要望としておきます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  暫時休憩します。                  午前10時57分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時05分 再開 ○鷹野雅生 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ほかにありませんか。  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  それでは、1点だけ簡潔に質問させていただきます。本市が設置しております資源物専用のごみ置き場についてお尋ねいたします。自治組織が管理して収集しているという場合もありますけれども、ペットボトル、発泡スチロールのトレー、紙パック、瓶、缶と。それを収集していただいているわけですけれども、まず初めに、市内に市が設置している資源物専用のごみ置き場は何カ所あるのかということと、そのごみ置き場にかかわって、市から見た市民の利用状況、マナー等についての現状の認識とあわせまして、市民からの要望や苦情等がありましたら、まずはお聞かせください。課題として同僚委員からアルミ缶の持ち去りとかいうのがあるというご答弁はお聞かせいただいていますけれども、その点を含めてお聞かせください。まず1点です。 ○鷹野雅生 委員長  青山環境業務課長補佐。 ◎青山欣生 環境業務課長補佐  八幡市内の資源物回収場所ですけれども、前年度で約470カ所でございます。あと、利用されている市民からの苦情や要望ですが、資源物回収場所自体が市内に均一にあるわけではないですので、資源物回収場所がない地域につきましては資源物回収場所をつくってほしいという声もありますし、資源物回収場所で常時設置しているところにつきましては、資源物以外のごみを通りがかった人が捨てていくという苦情もございます。それ以外に、台風の前とかですと、台風で飛び散らないように対応してほしいなどの相談がございます。
     以上です。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  当然、家庭用の一般ごみはだめ。これは皆さんご承知のとおりでありますけれども、私の地元地域にも資源物ごみ置き場を設置いただいておりますけれども、数カ月前から頻繁に、反復継続といってもいいぐらい、家庭用の一般ごみが捨てられております。もちろんそれは回収できないので、回収できませんというような表示をしていただいて、放置した人間に持って帰れということを促すというようなこともしていただいているんですね。環境事務所の方には、地元要望を受けまして何らかの表示してくれということはお願いいたしました。直ちに、「ここは一般ごみは捨てられません」というような表示をしていただいたわけですけれども、実はその現場を昨日も私は拝見させていただきましたけれども、また新たに家庭用ごみが捨てられておりました。基本的にはマナーの問題です。捨てた方の意識の問題ですけれども、表示以外に何か別の手だて、税金をかけていただく以上は、人を張りつけろとか、そういうことはなかなか私たちも提案しにくいんですけれども、表示以外に不法投棄をやめさせるという方法がありましたら教えていただきたいと思います。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  山田環境事務所長。 ◎山田俊士 環境事務所長  不法投棄をやめさせる取り組みですけれども、全てのところで対応するということは非常に困難なことかと考えております。今ご案内いただきました反復継続的に出されるようなところにつきましては、職員が現場に出向いて、捨てられるところが見受けられましたら指導するとか、不法投棄になりますので、そのあたり警察の方とも相談しながら取り組んでいきたいと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  実際、地元である以上、近隣に戸建てあるいは家がありませんので、特に迷惑ということではないんですけれども、地元として見苦しい、恥ずかしいという思いが強いところでありまして、でき得る限りの手段を講じていただきたい。もちろんしばらくは注視をさせていただくということでありますけれども、何とか助けるという思いから方策を練っていただきたいというふうに、強く要望させていただきます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  長村委員。 ◆長村善平 委員  それでは1点だけ質問させていただきます。農地の話ですけれども、八幡市の上津谷浜垣内50番地の2というところに農地があるんですけれども、私が見たところ約1反、1,000平方メートルの農地ですけれども、近所の方から50番地の2の約1反の農地が農作物を栽培するような状況になっていないということを聞きまして、先月私もその現場となっています農地を見に行きました。そうすると、大きな鉄の材料とか住宅を解体したときに出るようないろいろなスレートとか、またコンクリートとかいろいろなものがそこに捨てられていました。それと同時に、そこはもともと田んぼだったんですけれども、私のその前をたまに通るので知っているんですけれども、いつのまにか、田んぼではなくて畑になったということではないんですけれども、地上げされていました。そして、多くの部分がブルーシートで覆われていて、全然農作物をつくれるような状況にはなっていませんでした。  そこでお伺いいたしますけれども、農業委員会の方が担当になると思うんですけれども、50番地の2の農地ですけれども、どのような状況把握をされているのかということと、私は指導が必要と思うんですけれども、農業委員会としては改善の指導が必要と考えておられるのかどうかをお聞かせください。そして、もし改善の指導が必要と考えておられるのでしたら、この間今までどのような指導を所有者に対してされているのか、まず3点をお願いいたします。 ○鷹野雅生 委員長  小坂農業委員会事務局長補佐。 ◎小坂富美子 農業委員会事務局長補佐  当該農地につきましては、以前より周辺住民から、農地が資材置き場となっているとの苦情が寄せられており、農地を適正に管理されるよう、文書により指導してまいりました。その結果、一度は資材の撤去等の改善が見られました。しかし、その後また同様の状況となっていたため、再度指導文書を送付しております。しかしながら、改善されることはなく、今般周辺住民の方より再度相談が寄せられたことから、当該地区を担当されている農地利用最適化推進委員と事務局推進委員で現地を確認し、農地所有者に直接指導すべく連絡をとりました。しかし、そのときは長期不在ということでお会いすることができませんでしたため、後日地元の農業委員の方にお願いして、適正に管理されるよう直接指導していただきました。今のところそういう形でございます。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  指導して一度は改善されたということですけれども、いつごろ改善されて、またこのような状況に戻ったのか、その時期についてお聞かせください。  それから、地元の農地利用最適化推進委員と農業委員と指導に行ったということですけれども、そのときの相手方の状況はどのような状況であったのか。もう少し詳しく教えてください。改善されると言っておられたんですか、その方は。 ○鷹野雅生 委員長  小坂農業委員会事務局長補佐。 ◎小坂富美子 農業委員会事務局長補佐  1度目の指導で改善された時期なんですが、平成28年7月6日に指導文書を出させていただきまして、その後撤去されています。その後、平成29年5月にまたそういう状況だったということで、平成29年5月8日に再度指導文書を出させていただいております。今回、平成30年10月に再度苦情というかご相談がありましたので、現地調査に、10月2日に現場を見て、その後お会いすべく直接所有者のところにお伺いしましたが、いらっしゃいませんでしたので、その後戻ってから地元農業委員に連絡して、いらっしゃるときに指導いただいたということになっています。お会いされたときに、ご本人の意向としては今後農地転用という形で資材置き場として使いたいという旨の意向を示されているというところまでは伺っております。その後の展開はまだです。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  大体わかっているんですけれども、農業委員がお会いになったときに、まず農地転用するとかせんとか以前の問題として、農地転用するにしても農地でなければ農地転用できないので、農作物をつくれるような状況にまず持っていくというのが根本の理論ですけれども、地元の農業委員がその方に対してもとの状況に戻してほしいと言われたときに、戻されると言われたのか、そこを聞きたかったんです。 ○鷹野雅生 委員長  佐野農業委員会事務局長。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局長  ただいまの質問でございますが、地元の農業委員はあくまでも農地に戻すようにという指導をさせていただいております。その中で、したいというような話が出てきたというようなことです。それでしたら、まずは一旦農地に復元しなさいという指導をしていただいているはずですし、そのご本人、土地所有者から依頼を受けたという転用手続きをする代行業者には、一応その旨の指導を私どもの事務局からも、来られましたので説明をさせていただいております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  長く言ってもあれなので余り言いませんけれども、まず今の話を聞いていると、農地の所有者はもとの状況に戻すとははっきりと言われていないように思うんですけれども。農業委員が行かれて、ではわかりましたと、もとの状況に、農作物をつくれるような状況に戻しますと言っておられるのかどうかを質問しているんですよ。 ○鷹野雅生 委員長  佐野農業委員会事務局長。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局長  そういうニュアンスのところまでは確認できていないんですけれども、私どもとしては、転用の申請を出す以上は、農地に戻していただかないと申請はできませんよというご指導をさせていただいておりますので、畑ないし田んぼに戻していただいた後の申請という考えでおりますので、そのときには畑にはなっていると。ましてや今まで苦情が出ておりますということで、適正に管理するようにという文書ないし口頭での指導という形でさせていただいているという、現状が今そういう状況ですということでご説明をさせていただいているものでございます。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  わかりました。先ほども言いましたけれども、農地転用を出すとか出さないとかいう以前の問題として、まずそこに話が浮かび上がる以前に、やはり農作物をつくれるような状況にまず戻すということが第一歩、入り口ですね。それは局長もよく知っておられると思うんです。そのための指導をやってほしいということを私としては要望しているんですけれども、当然農業委員、事務局だけが行っても、なかなか難しいと思うんで、地元の農業委員も農地利用最適化推進委員もおられると思うんで、会ってみんなで話し合える状況につくって指導していただきますように、これは要望とさせていただきます。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  軽くお聞きします。この間一般質問等々で盛り土のことを聞きました。12月9日、京都府から土砂の搬出をしなさいという命令が出されまして、今日は20日なんですけれども、その後どうなったのかと、そこら辺の状況をお教えください。  それと、通告はしていないんですけれども、災害ごみの関係で、まだ結構ブルーシートがあって、ことし特に地震とか台風で、まだまだそういう災害ごみを受け入れしていかなければならないかと。以前も聞いたと思うんですけれども、期限は設けないということなので、そのままずっと年を越して、工事もこれからされると思うんですけれども、そのあたり考え方がどうなのかと思ったのでお教えください。  以上その2点。 ○鷹野雅生 委員長  野村環境保全課長。 ◎野村雄樹 環境保全課長  八幡山田地域の盛り土に係るご質問にお答え申し上げます。12月9日までに土砂を撤去するよう、事業施行者に対して除去命令を発出したわけでございますけれども、現状は土砂は撤去されていないということでございます。  今後の対応でございますけれども、京都府に確認しましたところ、直ちに警告するのではなく、土砂撤去に向けた指導を継続していくということをお聞きしております。市としましても、当分の間、事業施行者に対して、土砂撤去に向け粘り強い指導や盛り土現場の監視を継続するというふうに考えております。今までどおり毎日の電話、毎日のパトロール、こういったものは引き続きやっていくということを考えております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  山田環境事務所長。 ◎山田俊士 環境事務所長  災害ごみの関係でございますけれども、ごみの出る量については極端に減ってはきております。けれども、まだ毎日ちょっとずつですけれども、出ているような状況もありますし、市内の状況を見ますと、まだブルーシートがかかっているようなところも見受けられますので、今後も引き続き回収はさせていただこうと思っております。期限につきましては、今の時点ではいつというようなことは申し上げられない状況でございます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  不適正な盛り土についてですけれども、この間府の意向では粘り強く指導していくということなんですけれども、多分委員会とか一般質問で毎日相手方に連絡しますということを聞いているんですけれども、現局面でいうと、相手の事業施行者に連絡とかついていますか。ついていたら、その事業施行者がどういうふうに言っておられるのかと思うんですけれども。確かに粘り強く指導するのは大事だけれども、毎日ご苦労なことだけれども、連絡ついていますか。そこをちょっとお教えください。  それと、災害ごみは期限を設けないということで、できる限りよろしくお願いしたいと思います。  1点だけ。 ○鷹野雅生 委員長  野村環境保全課長。 ◎野村雄樹 環境保全課長  八幡山田地域の盛り土の関係で、事業施行者へですけれども、この間5月11日からきのうまで、電話でいいますと69回かけているわけです。留守番電話が多かったり、不通が多かったりしているので、現実には業者と直接お話しができたのは15回です。11月に入りましてから、しばらくしたころから留守番電話になっていたり、12月になりますと、もうほとんど電話自体がつながらないというような状況でございます。こういうことについては、京都府と連携をとっておりますので、この間期限が切れたところですので、もう年末になりますので年明けになろうかと思いますけれども、京都府と今後の対応についてはまた協議をしていきたいと考えております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  この間ずっと毎日電話されて、毎日ずっと電話すると言っておられて69回電話されて、そのうち15回が何らかの形でつながったと。11月に入ってから留守電とかになっていると、電話がつながらないということで、その事業施行者、電話で確かにどうなんだということは大事なことだけれども、事業施行者の住所も場所も特定しているわけだから、一応会いに行くというか、そういうこともされたらどうかと。それは京都府といろいろ連携しながら、年末すぐにとは言いませんけれども、年明けてどうなんだと、本当に搬出する気があるのかと。搬出しないといけないけれども、そのあたりも含めて、年明けでも一度京都府と連携していただいて、戸別訪問というか、自宅を訪ねていっていただきたいと思います。最近その方とたまたま会ったんですけれども、苦笑いしておられて、私もしゃべりはしなかったんですけれども、多分自宅にはおられると思うので、よろしくお願いします。そのあたりだけお答えください。  それと根本的に、先ほど同僚委員も言われていたように水際で、私も一般質問で言いましたけれども、農家に対して、総会とかいろいろなところでチラシを配付するとか言っておられたけれども、個別に今後、すぐにとは言いませんけれども、そういうことも含めて水際で防ぐということが大事かと思うんですけれども、一般質問の流れになってきますけれども、そのあたりの考え方だけお教えください。  以上です。その2点。 ○鷹野雅生 委員長  野村環境保全課長。 ◎野村雄樹 環境保全課長  盛り土の事業施行者に会いに行くという話ですけれども、実際にはこの間のパトロールのときに、自宅もしくは作業場に、いるだろうと思われるようなところには足を運んでおりますが、実際にはお会いできておりません。実際住所があるところには今おられないというふうな感じも見受けられますので、状況を把握して、直接本人と会うような手だてを今後講じていきたいというように考えます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  佐野農業委員会事務局長。 ◎佐野泰博 農業委員会事務局長  水際でというお話でございます。6月議会のときに水際でということで、相談等がありました場合にはチラシなどを作成して、気をつけてくださいということでのお知らせをするというか、啓発をしていくというようなことで、その後チラシをつくらせていただいております。その報告は本会議の一般質問の中でもお答えさせていただいたとおりでございます。現在のところ、土を入れたいとかいうような話の相談とかはございません。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  ないようでありますので、これで環境経済部所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。                  午前11時28分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時35分 再開 ○鷹野雅生 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより都市整備部所管事項の審査に入ります。  都市整備部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは報告願います。東都市整備部長。 ◎東睦 都市整備部長  都市整備部から八幡市都市計画マスタープラン改定について、高齢者運転免許証自主返納支援事業の申請期間延長について、ゾーン30橋本小学校北東地区の整備についての3件の報告事項とお知らせがございます。よろしくお願いいたします。 ○鷹野雅生 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  都市整備課より都市計画マスタープラン改定素案について報告いたします。お手元の資料1をご参照ください。本日は、改定の背景やこれまでの検討経過、改定素案の概要及び今後の予定について報告いたします。  都市計画マスタープランとは、市町村がその創意工夫のもとに、都市の将来のあるべき姿や都市づくりの方向性を示すものです。本年3月に策定しました第5次八幡市総合計画に即すとともに、本市のまちづくりを実現するための部門別計画に対する基本的な指針としての役割を担うもので、今後本市が行う個別具体の都市計画は、この計画に整合することが求められます。  八幡市都市計画マスタープラン改定の背景といたしましては、本市では平成10年3月に八幡市都市計画マスタープランを初めて策定し、平成20年3月に1回目の改定を行っています。そして、1回目の改定から約10年が経過し、人口減少や少子・高齢化はさらに進展しており、こうした社会の波は本市においても例外なく押し寄せています。  そのような状況を受け、生活拠点などに福祉、医療などの施設や住宅を誘導し集約する制度や、まちづくりと連携して面的な公共交通ネットワークを再構築するための新たな仕組みが設けられ、従来のコンパクトシティの概念を基本とし、周辺地域と公共交通ネットワークでつなぎ、必要な都市機能を相互に補完、連携するコンパクトシティ・プラス・ネットワークの考え方が新たに提唱されているところであります。  さらに、巨大地震や集中豪雨などの頻発化などにより、自然災害の脅威とその対策の必要性が再認識されるとともに、行財政が逼迫する中で、効果的、効率的な公共施設の整備と管理などによる持続的な都市経営の必要性も高まっています。  また、本市においては、新名神高速道路の城陽ジャンクション・インターチェンジから八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ間が平成29年に開通し、第二京阪道路と京奈和自動車道とがこの区間を介して直結され、八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ周辺では、新市街地の整備が進むなど、都市基盤の大きな変化が見られています。  以上のような社会経済情勢の変化や本市の都市基盤の状況、上位計画である第5次八幡市総合計画を平成30年に策定したことを踏まえ、2回目の八幡市都市計画マスタープランの改定を行うものでございます。  これまで、平成29年度、平成30年度の2カ年で改定事務を進めているところで、関係課長等で構成する庁内作業部会や八幡市都市計画審議会からの意見及び京都府との協議を踏まえ、改定素案を作成いたしました。  八幡市都市計画マスタープラン改定素案(概要版)と記載しておりますカラー刷りの資料をご参照ください。本日は、本計画の特徴的な部分のうち、本市のまちづくりの基本となる土地利用方針と事業推進方策について説明いたします。資料裏面左側をご参照ください。  上段に土地利用方針図を記載しております。図中、赤く表示してある箇所が複合都市機能誘導ゾーンです。八幡市駅周辺、橋本駅周辺及び八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ周辺の3カ所を位置づけています。当ゾーンには都市機能の集積、誘導を図ることとしております。  次に、図中、水色と横線で表示している箇所が産業振興ゾーンです。八幡京田辺ジャンクション・インターチェンジ周辺や八幡東インターチェンジ周辺の市域東部と南部を中心に位置づけています。当ゾーンは新名神高速道路開通のインパクトなどを生かし、業務用地の需要拡大が見込まれる地域については、周辺の動向を踏まえた計画的かつ適正な土地利用を検討し、産業の振興を図ることとしております。なお、現在市街化調整区域にしていることから、農業施策との整合を前提に、各種土地利用計画の見直しが必要となります。以上が、土地利用方針についての概要説明でございます。  次に、資料裏面右下をご参照ください。本計画で示した将来像の実現を図るため必要となる事業推進方策です。  土地利用方針の中で説明いたしました産業振興ゾーンの土地利用促進に関連する項目として、2点目、地域の特色を生かしたまちづくりの推進を掲げています。地域の特色を生かし、地域の活力や魅力を高めるため、地区計画制度の活用や建築協定制度の活用などを講じます。特に今後の新名神高速道路の全線開通に伴う好機を生かした産業振興を踏まえると、一定の条件下において、市街化調整区域内での新たな産業地の創出等の検討が必要となることから、無秩序に開発が進まないよう、市街化調整区域における地区計画制度の活用により、周辺環境と調和した適正な規模での市街化を検討します、と事業推進方策をお示ししております。  以上が、今回改定を行う内容のうち、特徴的な箇所となります。現在、計画案に対し、広く市民の意見をお聞きするため、パブリックコメントを実施しています。なお、実施に当たっては、資料1記載の方法のほか、より多くのご意見をいただくために、概要版を広報やわた12月号に挟み込み、各戸配布しています。委員の皆様におかれましては、本日の資料や説明内容について、お気づきの点がございましたら、都市整備課までご連絡をいただければと思っております。今後、平成31年1月にパブリックコメントでいただいた意見の集約、市の見解を公表し、必要に応じ計画に反映することとしております。そして、2月に八幡市都市計画審議会にて審議をいただき、3月の本委員会へ報告後、平成31年3月下旬に告示し、計画を公表する予定でございます。  以上、八幡市都市計画マスタープラン改定についての報告を終わります。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  高齢者運転免許証自主返納支援事業の申請期間の延長についてご報告申し上げます。資料2をごらんいただきたいと思います。  高齢者運転免許証自主返納支援事業実施要綱第6条にございます申請期限につきまして、これまで運転免許証を自主返納した日から起算して30日以内としていたところを、申請者のご要望や本事業をより多くの市民の方にご利用いただくために、1年以内に延長するものでございます。なお、改正後の本要綱の施行日は平成31年1月1日からでございます。以上で、免許返納事業の報告を終わります。  続きまして、ゾーン30橋本小学校北東地区についてのご報告を申し上げます。資料3のゾーン30橋本小学校北東地区施工概略図案をごらんいただきたいと思います。  今年度の新たなゾーン30としまして、橋本小学校北東地区の整備を予定しております。区域につきましては、図の中の赤色の破線が囲まれております範囲で、昨年整備いたしました橋本小学校西南地区の北東側でございます。北は橋本西山本、南は西山地域、西は市道橋本南山線、東は男山雄徳との境界に続く山すそで区切られた区域で、合計の面積は約82.5ヘクタールとなっております。  整備の内容といたしましては、ゾーンの入り口にゾーン30の路面標示、また警察による時速30キロメートルの規制標識、そして茶色であらわしております交差点のカラー舗装、そのほかT字やクロスであらわしております交差点標示の設置となっております。また、区域内の一部の路側線やドット線の塗り直し、通学路注意等の路面標示、通学路となるメイン道路に黄色の警戒標識2基の設置を考えております。来年、平成31年2月下旬から3月中旬ごろの供用開始を目途に、現在、京都府警察本部及び八幡警察署と調整を進めているところでございます。  その調整を行います中で、資料3、図の中の真ん中あたり、橋本小学校からあらかし近隣公園までの黄色であらわしております市道足立石ヶ谷線、これにつきましては、現在は時速40キロメートル規制となっておりますため、道路幅員や勾配、交通量などの状況により、当該道路を時速30キロメートル規制とするには、さらなる整備、検討を要しますことから、本年度につきましては、これを除いてゾーン30の整備を行い、当該路線の扱いにつきましては、今後検討をしてまいりたいと考えております。以上、調整の状況によりましては、多少整備時期がずれ込むこともございますが、年度内には供用を開始する予定でございます。ゾーン30の報告については以上でございます。  続きまして、委員の皆様にお知らせをさせていただきたいと思います。前回、9月の都市環境常任委員会の場でも報告させていただいておりました欽明台西地区におけるハンプの本設置につきまして、これは11月16日に設置が完了してございます。広報やわたにおきましても、市民の皆様にお知らせをしてきたところでございますが、このたびこの件につきまして、NHKで取り上げられ、あすの「ニュース630 京いちにち」で放送される旨、けさNHK京都放送局から連絡がございました。放送日や時間帯につきましては、あす12月21日金曜日午後6時30分からと午後8時45分の2回の放送枠で、それぞれ5分程度紹介される予定と伺っております。  以上、お知らせをさせていただきます。 ○鷹野雅生 委員長  暫時休憩します。午後1時まで休憩いたします。                  午前11時47分 休憩                  ――――――――――――
                     午後 1 時00分 再開 ○鷹野雅生 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、報告事項につきまして委員より質問等はありませんか。  山田美鈴委員。 ◆山田美鈴 委員  まず、このマスタープランの概要版に水辺うるおい軸というのが書かれているんですけれども、水辺うるおい軸に、親水空間の整備を図ると書いてあるんですけれども、具体的にどういうことを示しているのかとか、現在予定している取り組みがあるのか、ちょっと教えていただきたいです。  次に、高齢者の運転免許証自主返納の件です。今誰も質問していなかったので、これは通告していなかったんですけれども、自主返納の人数を教えていただきたいのと、八幡市内で高齢者の事故、第一当事者になった直近の事故件数というのがおわかりでしたら教えてください。  あと、それを踏まえた上で、京都府内で高齢者が第一当事者になった事故の総数というのも教えてください。そして、それに対する本市の第一当時者になった事故件数の割合について教えてください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  田中都市整備課長。 ◎田中賢治 都市整備課長  水辺うるおい軸についてお答えいたします。都市計画マスタープラン改定素案では、本市の特性に合わせた将来都市構造を設定し、その実現を目指すこととしており、将来都市構造図として、拠点と軸を設定しております。水辺うるおい軸は市内を流れる河川のうち、三川合流から木津川の河川エリアや大谷川、防賀川を位置づけ、親水空間の整備を図る方針としております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  高齢者運転免許証自主返納支援事業に係りますご質問、まず最初に自主返納者の実績についてでございます。過去3年について申し上げさせていただきます。平成27年度が188件、平成28年度が188件、平成29年度につきましては184件、あと、これは参考までになりますが、平成30年度11月末までが103件となってございます。  次に、高齢者の事故に関してでございます。高齢者が加害者となる事故、これは高齢者が第一当事者と申します。これにつきましての市内の事故件数につきましては、平成29年度分は警察の方でまだ公表されてございませんので、平成28年度からの過去3年の件数を申し上げさせていただきます。平成28年が53件、平成27年が50件、平成26年が60件となっております。  次に、高齢者の事故の総数に占める本市の割合ということでございますが、これにつきましては、平成28年が府内総数が1,742件、本市の占める割合が3.0%、次に平成27年につきましては、府内総数が1,806件、本市の占める割合が2.8%、平成26年につきましては、府内総数が1,881件、本市の占める割合が3.2%となってございます。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田美鈴 委員  ありがとうございます。都市計画マスタープランの親水空間のところですけれども、質問させていただいたのは、親水空間というのはどういうイメージをされているのかという思いがあったのと、もし今後こういう形で進めていきたい、もしくは進めていくという具体的な計画があったら知りたいと思ったんですけれども、特に今時点ではそういった具体的な計画はないということですね、きっと。  それも含めてお聞かせいただきたいんですけれども、要は三川合流のところなので、さくらであい館の下の方だと思うんですけれども、ああいうところは、例えば同じ淀川でも枚方市の方とかでしたら、いろいろな見晴らしのいい大きな空間があって、そこに大体土日とかになったら大きなイベントをやっていたりとかして、すごく身近に川を感じられる空間がつくられていると思うんですけれども、今現在、八幡市では背割堤とかに行ったときに、身近に河川は感じられるとはいっても、見晴らしというか見通しが悪くて、なかなかゆったりとした気持ちで過ごせるような空間ではないとずっと思っていました。あそこがもうちょっと見晴らしがいいようになって整備されていて、なおかつ、現在いろいろ全国でもやっている日帰りキャンプがありますね。手ぶらで出かけてキャンプができる施設が調っているみたいな、そういったことをやっているところもあるんですけれども、そんなふうにあそこを具体的にもうちょっと改善できたら、市外の人も来るだろうし、市内の人も楽しんでそこを有効利用できるのではないかと思ったんです。そういうふうなことを含めた計画はあるんですかということと、今後どうなっていくのか、もし何かわかったら教えていただきたいと思います。  次に、運転免許証自主返納の件ですけれども、事故件数等はわかりました。特に聞いたのが、八幡市内でどれだけ高齢者の事故があるのかとか、現状を知りたかったわけなんですけれども、これらを聞いた上でですけれども、今現在70歳以上の高齢者に対しては、運転免許証更新のときには高齢者講習の受講が義務化されているということをお聞きしました。また、75歳以上は認知機能研修というのも受講しなくてはならないとのことなんですけれども、では70歳に満たない高齢の方々に対して、現在本市で行っている、何か高齢者交通安全教室みたいなものはあるのかどうかというのを教えていただきたいです。  2点目は、そういった運転免許証自主返納者に対して、今現在もいろいろな、特典と言ったら変ですけれども、自主返納者に対していろいろ、ICOCAであったり、交通安全グッズセットの支給であったり、していらっしゃると思うんですけれども、やはり高齢者が日常使っている車を手放すとなった場合には、毎日の交通手段として自動車が欠かせないと思いますので、車なしでは生活が成り立たない地域もあると思います。だからこそ、なおさら手放すことができないと考えたときに、先ほど高齢者が第一当事者となっている現状もお聞かせ願えた上なんですけれども、高齢者に安全運転に対する認識を再度持っていただきたいという思いとともに、何か免許証を返納しやすい環境をつくっていただきたいと思うんです。例えば、今自主返納者に対して行っているICOCAをあげたりとか、一時的なサービスではなくて、ほかの自治体では、免許証を返納しやすい環境づくりの一環として、飲食店や食品店とかで割引とか特典とか、そういったものをご協力を求めて行っているという自治体もありますので、そういった新たな、高齢者が自主返納してももっとメリットがあるというか、そういった特典をもっといろいろな企業に協力いただいてこれからふやしていただけるお考えというのはないのかどうかというのをお聞かせください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  日下都市整備部次長。 ◎日下繁典 都市整備部次長  都市計画マスタープランの改定素案につきましては、将来の八幡市の方向性を示すもので、個別地域の具体などは記載されておりません。ただ、委員が先ほどご指摘をされた三川合流地域というのは、国営淀川河川公園三川合流地域ということに指定されて国で整備をしていただいております。大山崎地区と背割堤地区と木津川左岸地区の三つの区域に分かれております。要望活動につきましては、京都府知事が会長を務め、府下16市町で構成する淀川上流域国営公園推進行政連絡会を通じて、毎年国土交通省に要望活動を行っているところでございます。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  70歳以下の高齢者も含めた高齢者の交通安全教室、どんなものを実施しているかというご質問に対してお答えをさせていただきます。毎年実施させていただいているものとして、高齢者大学というものが年間大体8回あるうちの1回をいただいて、ことしを例にとりますと、自転車のルールについてと題しまして、自転車の安全利用及び自転車の通行区分、そして自転車保険について学んでいただきました。こちらは参加が約50人ございました。そのほかといたしましては、シニアドライバーズクラブというものが、これも毎年ございまして、市内在住の60歳以上の運転免許証保持者、現役のドライバー、大体15人を募り、京都競馬場の駐車場をお借りして、ダイハツの協力を得てサポカー体験などを行っております。そのほか、これは八幡警察署によるものですけれども、シルバー人材センターの会員に対して、交通安全教室を随時実施されております。  次に、免許証を返納された方に今ある特典以外に何かもっとできないかというご質問でございます。こちらに関しましては、既に京都府の方の担当課、安心・安全まちづくり推進課というところがございます。こちらが音頭をとられまして、府内の各店舗、具体的に申しますとちょっと固有名詞になるんですが、ドラッグストアユタカであるとかイオンであるとか、免許証を返されたときに警察から発行されます返納通知書であるとか経歴証明書、免許証を加工しているようなカード状のものですけれども、それを店舗で提示することによってポイントサービスが受けられたり、割引が受けられたりという特典がございまして、これを一覧表にしたものを免許証を返納された方に対してお渡ししている、このような取り組みを現在行っております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田美鈴 委員  ありがとうございます。マスタープランの方では、国土交通省へ要望といっても、お聞きしてきたら、多分八幡市の具体的な計画があっての要望というものではないと感じました。これは市だけでできるものではないと思いますけれども、先ほどちょっと提案させていただいたみたいに、何か本市としてこういう整備を行って八幡市内、市外の人たちをもうちょっと集めたい、盛り上げたいみたいな、独自の計画も立てて具体的に提案していくのもいいのではないかと思ったりしています。これは一筋縄ではいかないかもしれないけれども、そういった方向性も考えて要望していただけたらと思います。これは以上、要望だけです。  高齢者の件も、シニアドライバーズクラブ、シルバー人材センター等においてもやられているということでわかりました。自主返納者に対しては、京都府内の安心・安全まちづくりの一環で、府内のポイントサービスとかが受けられるようなサービス一覧表を自主返納時にお渡ししているので、そこを見ながらやっていただけると、いろいろなサービスが受けられるということで、理解しました。特にそこを具体的につつくというものではないんですけれども、先ほど言ったように、自分としての考え、やはり八幡市の地域特性から見ても、車なしで生活できないところはあると思うんです。成り立たない地域があると思います。そう思ったら自主返納なんてなかなか踏み切れない方もいらっしゃると思うんですね。でも反面、実際に高齢者が第一当事者となって起きている事故もあるということを考えると、やはり自主返納を進めていくという方向、そして自主返納を促すような形を何とかとっていただけたらと思うのが私の考えであります。運転をやめることで生活範囲が限定されたり、人との交流や活動の機会が減少するなど、自主返納のデメリットというのが、高齢者のアクティブ度とか生活の質が低下するということも実際考えられると思います。そうなってくると、本市が進めていますスマートウェルネスシティの理念にも相反するものになるのではないかと思っていることからも、高齢者の運転免許証自主返納という事業のみで済ませることではなく、今後の高齢化を踏まえた上で、バス路線の整備なども含めた、先ほどのポイント還元のサービスなど、もっとさらにいろいろな可能性を含めた取り組みを考えていただいて、まちづくり、地域づくりへの本格的な研究というのか、高齢化を踏まえた研究というのを進めていただきたいと思いますので、こちらはやってくださいということを要望させていただきます。  以上で終わりです。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  1点だけ。資料1の八幡市都市計画マスタープラン改定についてですけれども、余り細かく見ずに市民との協働という観点から質問したいと思うんですが、最後のところ、概要版にパブリックコメントのことが書かれてありますけれども、はがきやメールなどで意見を募るということですけれども、10年に1回のせっかくの機会なので、できたらまちづくりNPOの意見を聞いたり、市民参画の機会をぜひ設けるべきなのではないかという思いがしております。今後の予定を見ますと、パブリックコメントの意見の集約、そして審議会への諮問という形で、3月下旬には告示・公表という形になっていますけれども、マスタープランの中に「協働によるまちづくりの推進」、「地域の特色を活かしたまちづくりの推進」ということが書かれている割には何か早足で、マスタープランの策定を急いでいるのではないかというふうにも見受けられるんです。ぜひ市民との情報の共有という点からも、マスタープラン改定に当たって、地域で住民説明会を開いたり、ワークショップの開催とか、公募市民による委員会をつくったりとか、そういった市民協働といったものをもう少し開催すべきだと思うんですけれども、なぜこのように急ぐような形でマスタープランを改定されるのか。少し大きな観点ですけれども、お考えをお聞かせいただけたらと思います。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  田中都市整備課長。 ◎田中賢治 都市整備課長  都市計画マスタープランの改定につきまして、市民とのかかわりというご質問にお答えいたします。これまで、まちづくり団体、NPOを含めまして、市民等に直接的な連携は行ってはおりませんけれども、都市計画マスタープランの改定に当たりまして、これまで都市計画審議会から意見を伺いながら、事業を進めておるところでございます。都市計画審議会には、都市計画を専門とする複数の学識経験者や各種団体から推薦をいただいた委員に就任いただいておりますことから、農業や商工に関連した見識も踏まえたものになっていると考えております。市民の皆様の意向の確認につきましては、第5次八幡市総合計画策定に当たり実施した市民アンケートを活用し、まちづくりに関する意向の確認や課題の抽出を行っております。また、現在パブリックコメントを行っておりまして、市民や事業者のご意見をいただき、計画に反映することと考えております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。コンパクトシティということで、プラスネットワークのまちづくりということで、ぜひ進めていただけたらと思うんですけれども、協働によるまちづくり、専門家の学者の意見も大変重要ですけれども、ふとしたことがきっかけでまちづくりが進むことがありますので、広く門戸を開いて、これからまちづくりを進めていただけたらと。特に都市計画提案制度の活用をぜひ進めていただけたらと思います。これから人口減少が進んでいくと、都市整備部としてまちづくり活動の支援、担い手の育成をどのように考えておられるのか、最後お聞かせいただければと思います。 ○鷹野雅生 委員長  東都市整備部長。 ◎東睦 都市整備部長  山口委員の再質問にお答えいたします。マスタープランは報告案件の説明のときにもありましたけれども、市の進むべき方向性でありますとか、向きを示しているものでございます。ですから、そこの中に含まれております個々の対応につきましては、それぞれの担当部がそれぞれの工夫をもって対応を進めていくということでございます。ですから、市全体としては市民協働の考えのもと進んでまいりますけれども、個々の対応につきましては各部で対応いただく、担当で対応いただくということでございます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  まずマスタープランのところでは、今質問もあった中で、重ならない部分を聞きたいと思います。まず、今もちょっとお話があった中のパブリックコメントの募集というところで、これは12月1日から25日までということで、あと5日ほどですね。もうそろそろ集まってきているかと思うんですけれども、現在の応募数、ここにあるはがきで投函するか、ファクス、メール、窓口へ持参でもいいと書いてあるんですけれども、ということは量的にもここに書き切れないのはファクス、メールとかそういうのでされるのかとは思うんですけれども、その辺のところ、応募数を教えてください。  次に、高齢者の運転免許証返納の申請に関することですが、先ほど事故の状況も聞いていただきましたが、申請期限を今までだったら1カ月だったのを1年以内に変更ということでありますけれども、ここに先ほど言った支援内容が、個人番号カード、これに申請に必要な写真の撮影及び提供という形でしていただいているということですけれども、まずその撮影はどのようにされているのか教えてください。  それから、近隣自治体と返納数の違い、その辺のところを教えてください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  岡田委員のパブリックコメントに関するご質問にお答えいたします。  平成30年12月1日から12月25日の期間でパブリックコメントを実施しております。その数ですが、12月19日時点で20通40件のご意見をいただいております。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  高齢者運転免許証自主返納支援事業の特典のうち差し上げています個人番号カード用の写真撮影についてどのような形で撮影しているかということにつきましては、管理・交通課の前に建物のちょっと太い柱がございまして、そこにブルーの背景の紙を張りまして、その前にお立ちいただいて、普通の家庭用のデジカメで撮らせていただきます。その場で証明写真専用の、かなりコンパクトなプリンターがございまして、2〜3分待っていただきましたら、それが4枚でき上がってきますので、それを切り取ってお渡ししているということになっております。  次に、この支援につきまして、まずは近隣自治体の状況につきましてでございます。近隣市町にお聞きしましたところ、平成29年度の実績としまして、京田辺市が99件、城陽市は47件、久御山町は32件、なお宇治市は、現在本事業は過去に廃止されているということでございます。なお、ただいま申し上げた市町につきましては、本事業をいずれも平成29年度当初から開始されているということでございます。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  ありがとうございました。マスタープランのパブリックコメントの募集は19日時点で20通40件ということでわかりました。例えば、前回平成20年のときに第1回の改定をされたわけですけれども、そのときと比べて、応募数はどういう感じかということをお聞かせください。  高齢者の免許証返納の部分は、城陽市、京田辺市、久御山町ということでわかりました。京田辺市がちょっと多いと思ったんですけれども、平成29年からされているということで、本市の方が早くからしていただいているということでわかりました。  そうしたら、先ほどちょっと言いかけていた支援内容の違いを聞かせてください。  それともう一つ、1カ月を1年にしたわけを教えてください。利便性というか、さらに多く返納できるようにということでされたのかとは思うんですけれども、そうだったらそれでいいです。 ○鷹野雅生 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  前回都市計画マスタープラン改定時のパブリックコメントですが、今回同様、ホームページ、広報での周知、また広報への概要版の折り込み、市内各公共施設への素案の設置にて実施を行っております。件数といたしましては139通、意見の数が188件でございました。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  近隣市町の支援の内容につきましてお答え申し上げます。  京田辺市は警察で申請、発行されます運転経歴証明書交付手数料1,100円の助成、城陽市につきましては、同じく運転経歴証明書交付手数料1,100円のうち1,000円の補助、久御山町はICOCA3,000円分、または久御山町の方で実施されています「のってこタクシー」の回数券3,000円分、いずれかの贈呈をされていると伺っております。  次に、申請期間を1カ月から1年に延長した理由でございますが、委員ご指摘のとおり、さらに申請をしていただく方の利便性を向上するためと、実際に月に大体多いときで2〜3件、期限切れで受け付けをお断りする例がございますので、そういった経緯も踏まえながら、今回の改正をさせていただくことになっております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  ありがとうございました。マスタープランの方は前回は139通で188件あったということでしたので、今回あと1週間余りですけれども、前回ほど市民の声が集まるのか、その辺どういうふうにお考えでしょうか。  それと、自主返納の件はほかの自治体との違いもわかりましたし、こちらは結構です。 ○鷹野雅生 委員長  田中都市整備課長。 ◎田中賢治 都市整備課長  パブリックコメントの数をどのように見ているかということでございますけれども、現在20通、前回が139通ということで、残り1週間程度でございますけれども、前回ぐらいの数には、このペースからいうといかないと思っております。要因につきましてはちょっとはっきりはわかりませんけれども、市民の皆さんの関心度にも関係しているかという気もしております。そういうことで推測しております。  件数をふやすための方策につきましては、ホームページ新着情報の再掲であるとか、市内公共施設への設置状況の確認及び積極的な公共施設へ来られる方への依頼といいますか、やっていますというのをアピールしていただくようにお願いしたいと思っております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  パブリックコメントの関係ですけれども、重なる部分は置いておいて、何件ぐらいあるのかということをお聞きしたかったんですけれども、先ほど20通40件ということですけれども、主にどんな中身、内容があったのか、どんな提案があったのか、内容をちょっと教えていただけませんでしょうか。  それと、公共交通利用の促進の中身で、私もどういう中身かというのをお聞きしたかったんですけれども、「都市施設:公共交通体系の整備方針」というところに公共交通利用の促進とあるんですけれども、そこに交通環境の形成に向けて、公共交通のルート再編や公共車両優先システム(PTPS)の導入というのがあるんですけど、どんな中身なのかというのを知りたかったのでお教えください。  それと、通告はしていなかったんですけれども、先ほどハンプの関係でNHK、21日金曜日午後6時半と午後8時45分にあるということで、ぜひ私も見たいと思うんですけれども、多分取材に来られていたと思うんですけれども、中身は、わかる範囲で、言ってしまうと見てどうなのかわからないけど、どんな中身なのかというのを知りたかったので、そのあたり突然ですのでわかる範囲でお教えください。  それと、自主返納、もう聞かないでおこうと思ったんですけれども、1年に延ばされて、本来免許証が切れる前に返納したらオーケーですね。例えば1日、2日切れたらだめですよということなのか。そこら辺をちょっと知りたかったので、1年間期間を延ばされたけれども、聞きたかったのは免許証が切れた、例えば3日、4日切れましたという方に対して、そのあたりは対象になるのかならないのか、そこだけよろしく。 ○鷹野雅生 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  パブリックコメントでいただいている主な意見といたましては、八幡市駅・橋本駅周辺のにぎわいの創出に関するご意見、バス等公共交通の利便性向上に関するご意見、市街化調整区域の土地利用促進に関するご意見、観光施策の充実に関するご意見、渋滞や安全対策等の道路整備に関するご意見をいただいております。 ○鷹野雅生 委員長  林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  マスタープランの公共交通体系の整備方針のうち、公共交通利用の促進の内容についてでございます。一昨年実施いたしました交通サービス調査事業では、本市の交通ネットワークは比較的充実しているとなっておりますが、今後は少子・高齢化社会の進行に伴い、さらなる公共交通の充実が求められることから、鉄道駅周辺のターミナル機能の強化や各種公共交通のサービス性の向上など、誰もが自由に移動できる公共交通環境の形成を促進するものでございます。現在、マスタープラン作成のため具体策はお示しできませんが、これまでの取り組みの中での議論の一案としましては、電車や路線バスのダイヤ調整や表示の明確化等により、乗り継ぎ利便性の向上などが意見として出てございます。 ○鷹野雅生 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  ハンプに関するご質問でございます。もう一度申し上げさせていただきますと、あすの午後6時30分と8時45分からNHK京都放送局の方で放映されますニュース番組の枠の中の5分間で放映される取材の内容につきましてでございます。こちらは11月29日と30日、2日間にわたって主にハンプ設置されています現場にカメラが入られましたのと、八幡市役所の管理・交通課の担当の増永の方までカメラが入りまして、国土交通省からいただいたデータの分析を見ている場面であるとか、そういうところを映していただいたのと、住民とか国土交通省、京都府警察本部、京都府、さまざまな機関と連携して取り組んでいる内容でございますので、それについての経過やご紹介をさせていただきまして、私の方だけでも約1時間半ぐらい取材をお受けいたしております。プラス国土交通省の京都国道事務所にも、恐らく後日2日間か3日間ほど担当の方に取材に行かれていると伺っていますので、それらを編集して5分に縮めたものを放映されるということで、その中にはハンプの現場で、朝の登校時間に撮影に来られましたので、校長先生であるとか見守りの安全ボランティアの方であるとかのお話も聞かれていましたので、そちらももしかしたら映って来るのかと。詳しい放映内容につきましては、報道の自由ということもありますので、確認できていませんが、5分の枠内でどれだけのものができているか、担当としても楽しみにしているところでございますので、委員の方たちもぜひごらんいただきたいと思います。  運転免許証のそもそも期限が切れた人の受け付けはどういうふうになるのかということでございますが、免許証の期限が切れた方、免許証失効ということになりますので、警察の方で返納をまず受け付けられませんので、私どもの八幡市の事業としましては、返納された方に対する支援でございますので、対象外となります。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  それぞれご答弁いただきました。パブリックコメントの関係ですけれども、橋本駅とか八幡市駅、観光とか道路整備、いろいろなご意見があったと思います。先ほど同僚委員も言っておられましたように、市民の皆さんのご意見を、今回は方向性だからそういうことも加味していただいて、今後のパブリックコメントの参考にしていただいて、やっていただきたいと思います。今回は20通40件、まだ若干ふえると思うんですけれども、それなりに努力していただきたいと思います。これは別に質問ではありませんので、よろしくお願いします。  それと、公共交通の利用の促進のところでいえば、この間欽明台から八幡に来るところ、乗り継いでいかないといけないということで、いろいろ私らもお聞きしているんですけれども、そういう面では、先ほど自由に移動できるとか表示とか乗り継ぎ、利便性の関係でそこら辺を考えていかれるということで、これについても見守っていきますので、今後そういう方向性をやられるということで。  NHKの関係は、ぜひ私も見たいと思います。たまたま行ったら取材しておられて、何の取材かと思っていたんですけれども、ぜひ見たいと思います。映っているかもわからんね。わかりました。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにないようでありますので、次に、報告事項以外で都市整備部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  市内の歩道について確認をさせていただきたいと思います。1点だけです。  数年前、私が都市環境常任委員長をさせていただいているときだったかと思うんですけれども、男山地域で街路樹が歩道に植えてあるということですけれども、街路樹の培養、バリア化を含めて、複数年かけて歩道整備を行っていただきました。これについても結構予算を上げていただいて、もちろん今後もメンテナンスについては費用がかかると思ったりもしているんですけれども、ただ都市計画マスタープランの改定素案にも、コンパクトシティという言葉が挙がっております。同時に、コンパクトシティ・プラス・ネットワークと。我が堀口市長もスマートウェルネスシティを進めるということで、理想しては思わす歩き出したくなると、そういったまちを目指したいということを再三お伺いしているんですけれども、整備についてはいろいろな基準があると思うんですけれども、改めて市内の歩道の整備あるいは改修について、基準あるいはいかなる認識をお持ちなのか、お聞かせください。まず1回目です。 ○鷹野雅生 委員長  犬伏道路河川課主幹。
    ◎犬伏和弘 道路河川課主幹  市内の歩道についてのご質問にお答えします。新たな歩道の整備をする場合の現在の基準は2メートル以上と示されております。また、街路樹などの植栽を設置する場合は、プラス1メートルとされております。市内の歩道はさまざまな経過により整備されたため、幅員が確保されていない路線が多くあります。また、街路樹の成長や経年劣化により、路面にがたつきのある路線もございます。パトロールを行い、安全な通行が確保できるよう維持管理を行っているところでございます。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  現在の基準でいきますと、街路樹などを設置する場合は3メートル以上の幅員が必要になるという計算になるんですけれども、実際は2メートルの幅員にも満たない歩道が市内各地に多数見られるわけです。先ほども男山地域で結構なメンテナンス費用をつぎ込んでいただいたということでありますけれども、震災時等々を鑑みますと、街路樹が倒木してけが人が出たり、あるいは道路上に倒れて通行の妨げになったりということも考えられます。有効幅員という言葉をちょっと調べさせていただきましたら、誰もが無理なく通行できる位置、勾配、踊り場等に配慮して設置することということで、一定のルールがあります。かつて歩道の傾斜について確認させていただきましたら、急な勾配があるという市内の地形を除けば、ルールどおり、例えば車椅子なんかにも配慮した整備あるいは補修をしていただいているのも確認させていただきました。ただし、市内を見渡すと車椅子すら街路樹が設置されているために通れない、あるいは離合ができないという箇所が最近気になりましたので、見て回りますと結構な箇所ありますね。ですから、極端なことを言いましたら、街路樹で通行の妨げになるというような場合は撤去したらどうかと。これは思い切って申し上げたいと思うんですけれども、市役所庁舎も4年後には新庁舎ということで、新たにオープンするわけですね。新市役所の近隣道路の街路樹なんかは、例えば取っ払ってしまったらどうかと。庁舎の中でプロムナードということで緑を植えられるということもお聞きしていますので、もちろん、必要に応じて、有効幅員に応じてということですけれども、改めて有効幅員が確保されていない本市の歩道の街路樹の今後のあり方について、私は不要な場合は撤去すべきだと思うんですけれども、市のお考えをお聞かせください。 ○鷹野雅生 委員長  日下都市整備部次長。 ◎日下繁典 都市整備部次長  通行量や通学路指定路線など路線ごとに条件が異なりますが、基本的には、十分な歩行幅員が確保されていない路線は、歩行の安全を勘案しながら街路樹を撤去するなどして、少しでも幅員の確保が必要であると考えております。 ○鷹野雅生 委員長  山田委員。 ◆山田芳彦 委員  質問ではありませんけれども、幅員の確保が必要であるということはご認識いただいておりますので、確保するには不要なものを撤去しないといけないというのは当然でありますから、十二分に精査していただいて、ぜひとも進めていただくようお願い申し上げまして質問を終えさせていただきます。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  まず市道八幡城陽線のところの松花堂のところだったと思うんですが、信号機がつきました。市民の方、八幡山田地域に住んでおられる方が、信号機がついていなかったときには左右行かれるわけだけれども、比較的スムーズに行っていたと。ところが、信号機がついたもので、確かに信号機のところに、これは歩行者専用信号とか何か書いてありました。そこでお聞きしたかったのは、市民の方からそういう要望というかご意見というか、そういうのがあったのかどうかお教え願えないでしょうか。  2点目に、この間地震で木造住宅耐震改修助成が拡充されて、現局面、きのうの時点でいいですから、本格改修とかA・B、30万円・40万円、耐震診断、状況がわかる範囲でお教えください。  それと、通告はちょっとしていなかったんですけれども、市営住宅の関係で台風で結構飛散して、市民の方に被害があって、今回もいろいろな議案書が出ていますね。前も出ていたんですけれども、市営住宅の関係を含めてどれぐらい、議会で提案されるやつはわかるんですけれども、あと被害に遭われたところはあるのか、どうなのかと、そのあたりをお聞きしたかったんですけれども、わかる範囲でお教えください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  松花堂付近の信号機についてでございますが、委員ご指摘のほかに、歩行者用信号機が赤のときに停車している車がある旨のご意見を1件いただいております。この件に関しましては、警察へも既に連絡しており、歩行者用信号機には歩行者用信号機との標示もされていることから、現地の状況次第で改善できるところは改善いただけるよう、警察との協議や要望を行ってまいります。 ○鷹野雅生 委員長  坂井都市整備課主幹。 ◎坂井隆治 都市整備課主幹  木造住宅耐震改修事業についてお答え申し上げます。木造住宅耐震改修助成事業の申請件数と予算額に対する残り受け付け可能件数といたしましては、耐震性能の評点を1以上に上昇させるための工事費の助成で、補助限度額100万円の本格改修は申請57件、残り8件、耐震性能を上昇させるための工事費の助成で、補助限度額30万円の簡易改修Aは申請107件、残りは6件、耐震性能を上昇させるための工事費の助成で、補助限度額40万円の簡易改修Bは申請17件、残り3件、耐震診断士派遣事業は申請106件、残りは4件でございます。なお、耐震診断士派遣事業の残り4件ですが、申請後に取り下げが行われたものであり、業務完了期限を超えますと、現時点での新たな受け付けは行っておりません。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  市営住宅に関するご質問にお答えさせていただきます。台風12号・21号で市営住宅及び工作物であるフェンスに起因した事故が6件発生いたしました。既に第3回定例会において1件ご可決を、今定例会で2件ご承認をいただいております。また、今定例会最終日に1件のご議決のお願いを予定しておるところでございます。残りにつきましては、2件残っております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  信号機の関係ですけれども、私も実際そこを走ってみたんですけれども、確かに標示があったんですけれども、できたらもうちょっと大きな、運転手が実際信号をぱっと見られて、確かに歩行者が赤だったらどっち行こうかとなります。とりあえず信号が青だから本来行けるんですけど、今言っている信号のところに確かに小さい字で書いてあります。なかなか晩になったら、私も晩に走ったんですけれども、なかなか見づらい感じがあって、先ほど八幡警察署に改善も含めて要望するということなので、ここは歩行者信号ですよとか、そのあたりもうちょっとできないのかと思ったのでお聞きしました。そのあたり含めてまたお教えください。  それと、本格改修57件あってあと8件残っていると。あとそれぞれ6件、3件、耐震診断4件残っているわけですけれども、要するに工事を完成させないことには補助金は出ませんね。ということは、残りの8件、6件、3件、4件というのは、年明けで申請されたとしても、なかなか難しいのかという感じはするんですけれども、そこでお聞きしたかったのは、補助金をもらおうと思ったらいつごろまでに工事を完成させたらいいのか、そのあたりをお教えください。  それと、市営住宅については4件が既に、あと2件残っているということですね。被害者とはまだ確約というか、合意というか、そこらはまだこれからということですか。恐らく来年の議案に載ってくるのかという感じですね。今、局面でいうと、本来この時期だったらほとんど合意に至っているわけだけれども、2件に対する合意に至っていない理由、もし差し支えなかったら教えていただけないでしょうか。差し支えない範囲でよろしくお願いします。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  標示でございますが、この件については警察とは種々協議をしております。もともと歩行者用信号機を勘違いされている部分もございますので、そこにあえていろいろな標示をつけ加えると、反対側の信号機の色を勘違いして通行される可能性もなきにしもあらずですので、この辺懸念される部分がございます。前に横断歩道もございますので、ついて間なしということもございますので、戸惑っておられるところもあるかもしれませんので、もう少し様子を見てから、一番適切な対応を警察と協議していきたいと思います。 ○鷹野雅生 委員長  田中都市整備課長。 ◎田中賢治 都市整備課長  木造住宅耐震改修事業の完了期日についてお答えいたします。耐震改修助成事業のそれぞれの完了期日でございますけれども、申請者から市への実績報告等に準備期間が必要であることや、本事業は国費を活用しており、これらに関する事務処理に時間を要することから、平成31年2月末と設定しております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  市営住宅に関する再質問にお答えをさせていただきます。残り2件の時間がかかっておる理由でございますが、修理内容の調整に時間がかかっておるものでございます。1件につきましては、ご自宅の外壁を損傷いたしており、たび重なる地震、台風などで修理業者が引っ張りだこであり、調整に時間を要しているものでございます。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  ないようでありますので、これで都市整備部所管事項の審査を終結いたします。  ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩します。                  午後 2 時05分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時15分 再開 ○鷹野雅生 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これより上下水道部所管事項の審査に入ります。  上下水道部より報告事項がある旨、申し出を受けております。  それでは報告願います。宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  上下水道部からの報告事項といたしましては、まず最初にお配りいたしました資料の次第にはございませんが、去る12月5日の一般質問におきまして、山本議員からご質問いただきました窓口及び検針、徴収、開閉栓業務委託の受託者でありますヴェオリア・ジェネッツ株式会社関西支店が、自社のホームページに、上下水道部庁舎内の執務室を八幡営業所として掲載していた件につきまして、今後の対応等について報告させていただき、その後次第にございます1.広報紙「やわたの上下水道 第8号」について、2.市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事について、3.上下水道工事の繰越についての3件を、各担当課より報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本市業務委託の受託者が自社のホームページに上下水道部庁舎内の執務室を八幡営業所として掲載していた件について、ご報告させていただきます。  最初に、現状と経過についてご説明いたします。本業務の受託者であるヴェオリア・ジェネッツ株式会社関西支店は、本市が委託した業務を行う執務場所が地方税法において事務所として取り扱われることから、法人市民税を勤務地である本市に納付しております。また、労働基準法においても同様に適用事業報告書を勤務地の労働基準監督署に届け出る必要があるため、手続き上、八幡営業所という名称で届け出を行っております。同じ名称を、自社のホームページに市役所の電話番号などの情報とともに掲載しておりました。このホームページに掲載された八幡営業所という名称が市民の誤解を招くとのご指摘を受け、この取り扱いについて検討いたしました。まずは受託者から聞き取りを行い、その結果、この八幡営業所という名称は本市の委託業務で使用することはなく、受託者が社内的に使用している呼び名で、世間一般的に使われる営業所とは意味合いが異なるものであることを確認いたしました。このことから、受託者が上下水道部庁舎内の執務場所を八幡営業所という名称で運用することについては問題がないと考えますが、契約内容以外の業務を行うことにつきましては、当然のことではございますが、禁止いたします。  なお、ホームページへの掲載につきましては、この内容が受託者の業務受託実績のPRも兼ねたものでありますことから、全ての削除を求めることには問題があると考え、現在市民等の誤解を招くおそれのある電話番号とファクス番号については削除を依頼し、既に処理を完了しております。  その他の掲載内容といたしましては、この八幡営業所の所在地として、上下水道部庁舎の郵便番号と住所を掲載しておりますが、この内容につきましては、本市と同様の委託契約を結んでいる他市も営業所として同様の内容が掲載されており、足並みをそろえる必要もございますことから、誤解を招かない表記とすることを前提に、近隣市町の対応を調査した上で、受託者と掲載内容の協議を進めてまいります。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  続きまして、広報紙「やわたの上下水道 第8号」につきましてご報告させていただきます。資料1をごらんいただきたいと存じます。  上下水道部では、水道事業及び下水道事業の現在進めております事業や経営状況につきまして、市民の皆様に知っていただくため、毎年広報紙「やわたの上下水道」を発行しております。その第8号ができましたので、広報やわた1月号に折り込み、全戸配布を予定しております。  1面は、平成30年9月現在の市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事の施工状況と平成30年3月に完了いたしましたあさかぜ公園雨水地下貯留施設の写真などを掲載しております。2面は、水道事業及び下水道事業の経営状況などについて掲載をしております。3面から4面につきましては、水道施設の耐震化、下水道管の長寿命化や市民の皆様に周知していただきたいお知らせとお願いについて掲載をしております。今後も広報紙「やわたの上下水道」を毎年発行し、水道事業と下水道事業の経営や事業に関する情報、また暮らしに役立つ情報などをわかりやすく市民に伝えてまいりたいと考えております。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  亀井下水道課長補佐。 ◎亀井雅史 下水道課長補佐  下水道課から市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事について報告させていただきます。資料2をごらんください。  市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事につきましては、平成29年・30年度の継続事業として、請負金額6億3,460万8,000円で、平成31年3月29日を完了期日として工事を進めております。しかし、本工事の準備段階において、工事用借地の確保に相当な時間を要したことや、工事中において地中に多量の過去の構造物の基礎や産業廃棄物が確認され、撤去に時間を要したこと、地盤改良の施工範囲が増加したことなどが主な原因で、工程に大幅なおくれが生じております。このため、完了期日を平成31年3月29日から12月末日に変更を予定しております。また、請負金額につきましても、工種の追加や変更が発生しており、約8,600万円の増額を予定しております。今後、工期及び請負金額の変更契約を締結した後、地元への説明を行い、平成31年度においても繰り越し事業として工事を進めてまいります。資料といたしましては、2枚目に位置図、3枚目に工程表を添付しております。現在は、年明けの東池コンクリートブロックの設置に向け、基礎コンクリートを施工しているところでございます。 ○鷹野雅生 委員長  吉田上水道課長補佐。 ◎吉田行広 上水道課長補佐  続きまして、上水道課より2件の工事の繰り越しについてご報告をさせていただきます。資料3をごらんいただきたいと存じます。  1つ目の府営水受水管の耐震化工事につきましては、平成26年度より国道1号中代交差点から市道八幡城陽線を経由し、市民防災広場を通り、月夜田受水場まで経由するルートの耐震化工事を進めております。本年度は市民防災広場敷地内より月夜田受水場までの最終区間の施工を予定しておりましたが、現在下水道課にて施工中の市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事との工程調整を行い、水道工事の工事着手可能時期が平成31年4月・5月の2カ月間となりましたことから、契約を平成30年度中に行い、予算を平成31年度へ繰り越して執行いたします。  続きまして、2つ目の栗ヶ谷配水池旧施設撤去及び耐震補強工事についてご報告いたします。本工事の施工には、施設敷地内に設置されている共同受信組合所有のNHK共同受信アンテナの移設が必要なことから、市とNHK、共同受信組合の三者で、平成27年度から協議を重ねてまいりました。その協議がようやくまとまり、NHK側が行うアンテナ移設工事が平成31年2月ごろとなる予定で、その後市の工事が着工可能となりますことから、本工事につきましても、契約を平成30年度中に行い、予算を平成31年度へ繰り越して執行いたします。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。  山田美鈴委員。 ◆山田美鈴 委員  1点だけなんですけれども、上下水道の広報の経営状況を示すところですけれども、毎回これを見させていただいて、私も議員になってようやくこの上下水道の広報の中身をまじまじと見て、経営状況を、いろいろな具体的な単語とかを教えていただきながら、まだまだ勉強中ですけれども、ようやく何となくざっくりとわかってきたというぐらい、難しい言葉が飛んでいると思います。その上で、市民の中では、本市の水道の経営状況に関心を持っている、あるいは水道料金が高いとかいうことには関心を持っている一方で、こういった広報を見ても、なかなかこういう状況だから水道料金が高いのだという現状を、これを見た限りでは知るのは難しいかと思っているので、例えばここにある減価償却費という言葉だとか未処理欠損金というような、なかなか余り一般市民の方には聞きなれない難しい言葉があります。こういったことにも、もうちょっとわかりやすく補足を入れるとか、もう少し一般市民の方に寄り添った表示の仕方をしていただけないかと思うんです。受水費一つとっても、まだまだ京都府から水道をあれしているということをわからない、知らない方もいらっしゃると思うので、専門的な用語については補足的な説明をつけて、理解しやすく今後はしていっていただければと思うんですけれども、その点について考えていただけませんか。1点です。 ○鷹野雅生 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  次回からではございますけれども、専門的な用語につきましては補足説明等をつけるなど、検討してまいりたいと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  私の方からは資料2と3についてお伺いします。資料1の写真を見たら、委員会でも視察させていただいて、ちょうど上から見たらこんな状況だったかと思うんですけれども、地下貯留施設の設置工事についての資料2ですけれども、要するに地中に多量の過去構造物の基礎とか産業廃棄物が確認されて、地盤改良のために施工範囲が増加して、工程に大幅なおくれが生じたということで、これは3月29日から平成31年12月末まで延びるということですね。それで8,600万円増額するということで、これもまた平成31年度に繰り越し事業をするという報告でありますが、3枚目のところの工事工程表を見ても、平成30年12月ぐらいを境に見てきたところ、その後の工事の部分でも、連通管とかいろいろな工事をするに当たっての資材とかそういうものが使われていくのだと思うわけですけれども、そこでお伺いさせていただきますが、本市だけではなく相次ぐ災害、またこれから、今もう既にかかっていますけれどもオリンピックとか、本市以外のところでも公共事業がたくさん行われておりまして、資材の高騰で工事がさらにおくれるようなことがないか心配するわけです。テレビのニュースでも幼稚園の工事が延期になって1年後に開園するとか、そういうニュースもあったんですけれども、今回の報告内容で、工事費の変更は今後ないか、大丈夫なのでしょうか、お考えを教えてください。  次の資料3の府営水受水管布設、これもいわゆる市民防災広場の工事にかかわる延期ということですね。こちらの方の工事に関する部材とかいった部分も、水道管など大丈夫なのでしょうか。1の部分のところです。それで2の部分の栗ヶ谷配水池のところです。こちらの方も予定どおり、変更どおりできるのかというのがまず一つです。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  初めに、市民防災広場の雨水地下貯留施設の完成時期につきましては、雨水地下貯留施設本体につきましては、二次製品のコンクリート製品を使用するのが主なものでございまして、その製品につきましては請負業者と製品メーカーの契約は済んでおります。したがって、設置の時期をメーカーから3カ月前に発注すれば納品は可能であると返事をいただいておりますので、おくれはないものと考えております。金額につきましても、今回上げさせていただいております8,600万円の増額でおおむね最後までいけるのではないかと考えております。  続きまして、上水道工事の材料につきましても、一般的な材料を使用しておりますので、発注から1カ月から2カ月程度で納品は可能ということを聞いておりますので、遅延は起こらないものと考えております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  再質問ということで別に考えていたわけではなかったんですけれども、資料3のところの栗ヶ谷配水池の共同受信組合所有のNHK共同受信アンテナの移設が必要であると書いてありまして、その移設工事完了が平成31年2月ごろということで、その後に市が工事着手することになり、完成がおくれるということではないのでしょうか。 ○鷹野雅生 委員長  藤田上水道課長。 ◎藤田範士 上水道課長  栗ヶ谷配水池のアンテナの工事につきましては、うちの工事が入るに当たりまして、先にアンテナの移設撤去をしてもらわないといけませんので、その工事が終わってからでないと水道工事にかかることができないため、発注の時期がおくれるということになっております。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  単純に考えて、この工事に着手すると計画を立てている段階で、アンテナはのけなければいけないというふうに、もともとわからなければならないことではなかったのかと思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ○鷹野雅生 委員長  藤田上水道課長。 ◎藤田範士 上水道課長  このアンテナの移設は初めから把握しておりまして、平成27年から協議をずっと進めてまいりました。アンテナ自身の所有は共同組合の所有なので、NHKの所有も一部入っておりますので、そことの協議をずっと進めてまいって、やっとその協議がまとまったところで、ここまで時間がかかったということになります。 ○鷹野雅生 委員長  岡田委員。 ◆岡田秀子 委員  要はこういうふうに進めていかなければならないということはわかっていたということですね。組合とNHKとの協議がなかなか進まなかったということでいいわけですか。そういうことというのは想定していなかったということでしょうか。 ○鷹野雅生 委員長  宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  この工事を行うに当たっては、当然アンテナの移設が必要だということがわかっておりましたので、所有自体が地元の管理組合であり、NHKでありましたので、そこと移設に関しての覚え書きというか取り決めをするのにずっと協議を重ねてきたわけです。地元の管理組合の方も毎年会長がかわる、役員がかわるということもありまして、ここまで長らく着手できるまでに時間がかかったものでございます。ですので、実際のところ平成29年度も同じように予算を上げながら協議は進めておったんですけれども、その協議が調わなかったので予算は執行できなかったので、ことしも同じように継続してやっていまして、やっとできる段階になったのがこの時期ですので、予算を平成31年度に繰り越して工事をしていただくということでございます。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  私の方からは、市民防災広場雨水地下貯留施設設置工事という報告事項について質問させていただきます。今の説明の中で、進捗状況の中では地中に大量の過去構造物の基礎や産業廃棄物が確認されたことや地盤改良の施工範囲が増加したことなどから、工程が大幅におくれているということ、そして請負金額についても工種の追加や変更に伴って増額が発生していますということで8,600万円ということになってくるんですけれども、当然詳細設計されますよね。平成28年度に設計業者によってされたと思うんですけれども、その当時の設計費用が約2,000万円弱だったと聞いています。そこで質問ですけれども、詳細設計時には当然ボーリング調査などの地質調査が行われて、地質がどういうものであるかというのも確認されていたと思うんです。それなのになぜ、工事が始まってからボーリング調査が行われていたり、地質調査が行われていたのにもかかわらず、こういうことになったのか。この設計業者が行った地質調査の内容についてと調査結果について、それから、その地質調査が設計にどのように生かされたのかお聞かせください。  2点目は、同じ内容ですけれども、この市民防災広場の雨水地下貯留施設については、ちょうど1年前の都市環境常任委員会で、設置工事についてということで報告がされています。そのときには請負業者と請負金額、そして工事概要についても説明がされており、請負金額が6億3,460万8,000円で工事が開始されるということで説明をされています。そこで質問ですけれども、今回、大枠ですけれども、概算工事費用が載っているんですけれども、1年前のやつは概算工事費用はなくて、工事の内容だけが載っているのでちょっとわかりにくいんですけれども、今回こういう追加が出たので質問させていただきますけれども、1年前の工事内容でも、当初の工事でも地盤改良工一式ということで、地盤改良工事をするということで明記されているんです。今回もまた地盤改良工、仮設工ということになっているんですけれども、当初に設計で出された地盤改良工費、地盤改良工一式と書いてあるこの一式の工事概要は幾らであったのかと、今回地盤改良工と仮設工で4,000万円が必要だということですけれども、地盤改良工と仮設工はそれぞれ幾らなのか。そして、この地盤改良工を見た場合、前回と今回とどのように違うのかと、仮設工とはどのようなものか、今回新たに出てきたものですけれども、お聞かせください。  それから、今回の変更工事の内訳には、土工、水替工として3,010万円が表示されています。そこで、この3,010万円の工事の二つの金額のそれぞれの内訳と土工と水替工の工事内容についてお聞かせください。  そして、1年前の工事概要にでも、私は土工も水替工も当然必要だと思うんですけれども、なぜここが工事概要に入っていないのかお聞かせください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  当初設計の内容と当初の結果でございますが、当初は東池のみの改良となっており、西池について必要がなかったという設計結果になっております。その理由といたしましては、当初設計においてはボーリング調査を1本と既存の消防庁舎のボーリングデータでの設計を行いました。それによって、西池には地盤改良が必要ないという設計になっております。これについては、一般的な設計であって問題はないと考えております。そうしましたところ、施工業者の方から、東池と西池が近接しているのに確認の意味でボーリングを再度お願いしたいということで実施しましたところ、西池についても地盤改良が必要になったということで、今回増額の変更となっております。  続きまして、昨年の工事概要の一式における地盤改良でございますが、金額等はございませんが、去年の段階では東池のみの地盤改良費で一式という考えで書かせてもらっております。  続きまして、仮設工とはどういうものかということでございますが、この仮設工は設計段階で格子状にエッジ工で倒れないように土留めなりするのですが、工事の効率を上げるために、格子状のものをできるだけエッジ工、横のものを部材を厚くして工事効率を上げるために変更をかけたものが変更になっておるので、上げさせていただいております。通常設計でいえば、基準どおりであれば細かく格子状のエッジ工が入るんですけれども、業者の方で工事効率が悪いので部材を大きくするので真ん中のエッジ工を取らせてもらいたいという協議が発生しましたので、それを上げさせていただいております。
     続きまして、土工と水替工ですけれども、土工につきましては、当初設計においての細かい土工の処理の仕方等の設計が入っておりませんでして、主なものは、それについての土木機械の工種の変更によっての追加でございます。水替工につきましては、市民防災広場のもとの雨水の排水施設が、工事によってその時期なくなるので、その間の水かえについて計上しております。  1年前の概要においての土工がないという点につきましては、土工は発生するもので、そのときに抜けておりました。申しわけございません。  ちょっと抜けておりました。工事概要における仮設工と呼ばれるものは、平成29年12月の昨年の委員会のものでいいますと、土留め工の鋼矢板の3のW型というのと、その下の鋼矢板の4型というのが該当するものでございます。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  わかりました。2,000万円出して詳細設計が行われて、その後選定業者が決まって、業者が西池も不安だからボーリング調査させてくださいと言ってやったらやはり必要だったというのでしたら、基本的に平成28年度に2,000万円弱かけてやった詳細設計が、不備とまでは言いませんけれども、不備があったのではないかと言われても仕方ない部分があると思うんです。結果論ですからここは余り強くは言いませんけれども、やはり東池と西池はそんなに離れていません。隣接しています。こっちは要る、隣は、僕ら素人から考えても、こっちは改良が必要なんですよと。でも、この数歩行ったら西池がある。ここは要らんというのは、当初設計に甘さが生じているのかと私は思います。指摘だけさせていただきたいと思います。  それから、当初設計で土工、水替工ですけれども、当初が入っていなかったということは、やはり基本的に土工と水かえ、もともと工事に必要不可欠なものが最初の入札で抜けているということは、競争力もなく2回目の追加工事でこれが出てくるわけですよね。今回9者で入札されて1者が落とされたんですけれども、今回追加で入ってくるということは、当然8,600万円にどれぐらいの競争性が働いているかということになると、これはまた説明し切れない部分があると思うんです。だから、基本的には、私はこういう2,000万円弱かけてやった詳細設計ならば、それが本来そのとおりいくべきだと考えるんですけれども、そこら辺の考え方をお聞かせください。  整理しますと、1点目は詳細設計は指摘はしておきますけれども、不備があったという指摘はしておきますけれども、このように追加工事が出るわけですけれども、前回あさかぜ公園のときも考えたらわかるんですけれども、前回あさかぜ公園をやられたときも、当初は1億1,380万円で、今回と同じ業者が最終請け負われたんですけれども、発注されて、そして工事内容の変更が必要だということで、1億6,500万円の追加費用を払われて、結局最終約8億8,048万円の費用がかかったという、そういう経過が約1年前にあるんですよね。その経験を踏まえながら、上下水道部においては当然詳細設計を行ったということになると思うんですけれども、今回は当初、約6億3,460万8,000円で発注されたということですけれども、8,600万円の追加が出るということは、もう10%以上の工事が追加されるということになるんですよね。  そこで質問ですけれども、こういう工事における追加による工事変更についてどのように考えておられるのかと、雨水地下貯留施設だから一般会計も関係してくると思うんですけれども、雨水地下貯留施設の工事の予算における一般会計との関係についてお聞かせください。  それから、先ほども言いましたけれども、前の事例が今回も生かされていないのはなぜなのかお聞かせください。  以上です。 ○鷹野雅生 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  当初設計の妥当性でございますが、当初設計につきましては、通常どおり設計を行っておりまして、その根拠となるボーリングの本数等の基準は今回ございません。よって、問題ないと考えておりますが、このような多額の変更が発生したことを考えますと、前の時点で追加のボーリングは必要だったと考えております。 ○鷹野雅生 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  一般会計とのかかわりということでございますけれども、一般会計繰入金の関係につきましては、まず事業費に係ります補助金を除いたものの残額につきまして、企業債の借り入れを行います。企業債の借り入れを行いまして、後年度において一般会計より繰り入れを行っているところでございます。 ○鷹野雅生 委員長  長村委員。 ◆長村善平 委員  わかりました。何が言いたかったかというと、一般会計から繰り入れが行われてくると、市民の税金も直接ここに関係してきている事業だと思うんです。そういう面も含めたら、やはり10%以上の追加工事をしなければならないというような当初の見積もりは、市民から言わせればひどいのではないかと思うんですけれども、副市長がおられるので副市長に聞きますけれども、こういうことに対する対応についてお聞かせください。 ○鷹野雅生 委員長  森下副市長。 ◎森下徹 副市長  今回の工事の発注のあり方についてお答え申し上げたいと思います。今回、もとの金額が6億3,400万円余のところに8,600万円ということで、1割を超える契約変更があったということで、これにつきましては当然、公共工事のあり方として非常に問題があると思っております。これについては、また内部でしっかりと点検、検証させてもらいたいと思っておりますし、ここに至った設計当時の経過も確認させてもらいたいと思っておりますけれども、今のところ設計はボーリング調査が、基準がないので十分でなかったとは言えないんですけれども、そういう特殊なものであったので、丁寧にやるべきであったという思いは持っておりますし、私も前任の仕事で同じような経験をしたことがありまして、それもわからなかったということなのか、それとも十分な点検をもう少しすべきで防げたのかという問題と同じことかと思っておりますので、私の経験もありますので、しっかりと今回のケースは点検したいと思っていますし、適正に、こういう公共工事はしっかりと慎重にやっていくことが本筋だと思っておりますので、対応させてもらいたいと思っております。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  もう大分大詰めになってきました。まず一番最初にヴェオリア・ジェネッツのことについてお聞きします。契約内容以外の業務を行うことは禁止だということですけれども、実際、八幡営業所、八幡市の分庁舎、上下水道部内には八幡市役所の代表番号が載っておりまして、ファクスについては983の7671、載っております。窓口及び検針、徴収、開閉栓業務委託ですけれども、市民からの問い合わせについては代表番号でかければかかるんですけれども、例えば上下水道部の電話を使用して市民に連絡とかする場合、電話料金については契約上どうなっているのか。そのあたりをお教えください。まず1点。  それと、先ほどと重なる部分があるんですけれども、工事が9カ月間延びるということで、先ほど同僚委員がいろいろ聞かれたんですけれども、既存の構造物撤去500万円、借地料570万円、その他520万円となっているんですけれども、そのあたりの内容をお教えいただけないでしょうか。  それと、8,600万円要るんですけれども、議会の議決は、さっきいろいろ言われたんですけれども、要るのか要らないのかと思うんですけれども、そのあたりお教えください。 ○鷹野雅生 委員長  山本経営課長補佐。 ◎山本恵祐 経営課長補佐  1点目の窓口検針、徴収、開閉栓業務委託について、電話の使用についてお答えいたします。まず、市民への連絡等に関して、受託業務内で使われる電話の料金につきましては、当市の受託業務内ということで当市負担となっております。ただし、社内連絡等の受託業務以外の使用につきましては、受託業者が所有する携帯電話を使用されています。 ○鷹野雅生 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  市民防災広場の工事内訳の中の撤去工につきましては、主に東池部分において地中より過去にそちらに建っておりました建築物の鉄筋コンクリートの基礎が確認されました。地中ばり等が確認され、またほぼ全域において埋め戻しに使用されたと思われますコンクリートのガラ等が確認されたものでございまして、その撤去処分費でございます。  続きまして、借地料につきましては、工事の材料置き等、埋め戻しの土を仮置きするために借地している府道長尾八幡線沿いの土地の借地料で、今回の工事延期で9カ月延びたことによる金額でございます。  その他の内容につきましては、工事の着手前に行いました近隣住居に対する家屋調査や工事の仮囲いをグレードアップしたものや門扉等の設置に関する変更が主なものでございます。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  大竹経営課下水道係長。 ◎大竹伸幸 経営課下水道係長  当事業の現在の契約額が6億3,460万8,000円でございます。工事費が8,600万円増額となった場合は、契約額が7億2,060万8,000円となります。こちらにつきましては、8,600万円の増額になりますので、議会の承認は必要ございません。 ○鷹野雅生 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  8,600万円の増額についての議会の承認が要るかということでございますけれども、8,600万円増額した場合でも、当初の継続事業の予算内に収まりますので、議会の承認は必要ないということになります。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  まずヴェオリア・ジェネッツですけれども、大体わかりました。私は、心配しているのは、国の方で水道法が可決されて、今後民営化という話がいろいろとあって、そのあたりでは今、八幡市は今企業会計でやっておられるんですけれども、現局面で民営化とかいろいろと言われているんですけど、市としてはどう考えておられるのか、その考え方だけ教えてもらえないでしょうか。いろいろと、市民の方から民営化されるみたいだとかいろいろと言われているので、そのあたりだけちょっとお教え願えないでしょうか。  それと、先ほどの8,600万円については議会の承認は要らないということで、少なくとも7億2,000万円、結構な金額ですよね。心配しているのは、今東池をやっておられますよね。今後また西池の方をやられるわけです。ボーリングとかいろいろ言われていたんですけれども、そこでまた今言っているようにコンクリートとか、掘ってみないとわからないと思うんですけれども、そのあたりを懸念しているんです。東池で500万円とか借地料とかふえてくるわけだから、そこら辺の見込み、ないとは断言できないと思うんですけれども、仮にそういう構造物が出てきた場合、今後どうされるのか。そこがちょっと私が危惧しているところなんです。  それと、今後の対策のところで、地元の説明会というところがあったんですけれども、今後どういうふうに地元の人に説明されていくのかと思うんですけれども、そのあたりだけお教えください。  以上3点。 ○鷹野雅生 委員長  宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  水道の民営化の考え方でございますけれども、民営化することによって民間の活力を利用して水道事業の基盤を強化するというものでございますけれども、先進的な事例というのが余りないというのもございますし、水道法改正も最近まとまったところの話でございまして、コンセッションとかいろいろございますけれども、その辺の研究自体がまだできておりませんので、民営化がいいか悪いかというのはまだこれから研究していかなければわからないというふうには考えております。 ○鷹野雅生 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  今後今回出たようなガラが出ないか、それによってのおくれは、ということでございますが、前回そういう基礎が出た際に、一応全域を掘って確認しておりますので、よほど深いところがない限りはもう出てこないものと考えております。  それと、地元への説明については、工事延期の説明についてはお知らせビラを作成いたしまして、まず地元の区長と相談させてもらいまして、回覧での周知と少なくとも家屋調査を行ったところには訪問して、ビラを配付させていただいて周知したいと思っております。  以上でございます。 ○鷹野雅生 委員長  巌副委員長。 ○巌博 副委員長  地元区長、あそこの地域はどこの区長になるの。 ◎源野浩 上下水道部次長  月愛自治会の会長に、これを始めるときの説明会は相談させてもらって行っておりますので、またそこに。 ○鷹野雅生 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  ないようでありますので、次に、報告事項以外で上下水道部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  ないようでありますので、これで上下水道所管事項の審査を終結いたします。  以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.環境経済部に関すること、2.都市整備部に関すること、3.上下水道部に関すること、4.農業委員会に関すること、以上4件につきまして、今後も継続して審査することに異議はありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任いただくことに異議はありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○鷹野雅生 委員長  異議がないようでありますので、そのようにさせていただきます。  これで都市環境常任委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。菱田副議長、最後までありがとうございました。                 午後 3 時10分 閉会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  都市環境常任委員会委員長...