八幡市議会 > 2018-03-23 >
平成30年度予算特別委員会−03月23日-06号

  • 同和地区(/)
ツイート シェア
  1. 八幡市議会 2018-03-23
    平成30年度予算特別委員会−03月23日-06号


    取得元: 八幡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    平成30年度予算特別委員会−03月23日-06号平成30年度予算特別委員会  平成30年度予算特別委員会(第6日目)記録 1.日時  平成30年3月23日(金) 午前10時 再開 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         議案第2号  平成30年度八幡市一般会計予算案         議案第3号  平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案         議案第4号  平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案         議案第5号  平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案         議案第6号  平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案         議案第7号  平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案         議案第8号  平成30年度八幡市水道事業会計予算案         議案第9号  平成30年度八幡市下水道事業会計予算案 1.出席委員  長村善平委員長     中村正臣副委員長         近藤恒史委員      中村正公委員         清水章好委員      鷹野雅生委員         山口克浩委員      山本邦夫委員
            小北幸博委員         森川信隆議長 1.欠席委員  な  し 1.理事者   堀口文昭市長            丹下 均副市長         谷口正弘教育長         足立善計政策推進部長        法谷道哉政策推進部次長         柏本修介総務部長          岸本洪一総務部技監         神村僚二市民部長          吉岡昭和市民部次長         川口義人市民部次長         越本 進課税課長         福田賢二環境経済部長        山田俊士環境経済部次長         岸 伸行環境事務所長         佐野正樹福祉部次長         古住 新障がい福祉課長         森谷 岳生活支援課長         吉川佳一健康部長          南本 晃健康部次長         藤野博之健康部次長         藤田孝志都市整備部長        東  睦都市整備部次長         家村聡一住宅管理課長         塚脇則之会計管理者         大東康之消防長           祝井秀和消防本部次長         高井 寛消防署長         宮嵜 稔上下水道部長        源野 浩上下水道部次長         木下章伸経営課長         越本敏生教育部長          西川茂男教育部次長         川中 尚教育部次長         桂 智美教育部次長         武用権太選挙管理委員会事務局長         林 幸光監査委員公平委員会事務局長 1.議会事務局   上村文洋議会事務局長       山中友順議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 再開 ○長村善平 委員長  おはようございます。  ただいまから平成30年度予算特別委員会を再開いたします。  お諮りいたします。  本日の日程は、歳入の審査及び総括質疑の後に、各部ごとに討論、採決を行っていきたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  それではまず、歳入についての審査に入ります。  質疑等はありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  予定しているのは一つしかないので、簡単に聞かせていただきます。  予算説明書の10ページから13ページにかけまして国庫支出金と国庫補助金がありますが、右側の説明欄のところにいろいろあるのは、例えば社会福祉費負担金のところでいえば生活困窮者自立相談支援事業費等負担金とか、次のページでも生活保護費負担金のところに生活困窮者自立相談支援事業費等負担金、今度は補助金のところで生活困窮者就労準備支援事業費等補助金生活保護費のところで生活困窮者就労準備支援事業費等補助金、教育費のところで生活困窮者就労準備支援事業費等補助金と、ざっと見たところ就労準備と自立相談支援とに分かれていますが、生活困窮関係で幾つかあります。そもそも負担金と補助金の違いを教えてほしいのと、ここにある区分のそれぞれのところで主な適用事業を具体的に教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  森谷生活支援課長。 ◎森谷岳 生活支援課長  生活困窮者の負担金、補助金に係るご質問にお答えいたします。  負担金につきましては、生活困窮者自立支援法により自治体の支出事業とされているものであり、補助金につきましては任意事業とされているものです。  事項別明細書10ページ、11ページにございます款国庫支出金項国庫負担金目民生費負担金、節区分1社会福祉費負担金の6生活困窮者自立相談支援事業費等負担金につきましては、自立相談支援事業住居確保給付金に適用されております。12ページ、13ページの目民生費負担金、節区分5生活保護費負担金生活困窮者自立相談支援事業費等負担金につきましては、生活保護受給者就労支援員に対する人件費に適用されております。同ページの項国庫補助金、目2民生費補助金、節区分1社会福祉費補助金の1生活困窮者就労準備支援事業費等補助金につきましては、一時生活支援事業就労準備支援事業家計相談支援事業に適用されております。同ページの目2民生費補助金、節区分3生活保護費補助金の1生活困窮者就労準備支援事業費等補助金につきましては、生活保護診療報酬明細書、いわゆるレセプト点検業務生活保護面接相談員等の人件費に適用されております。同ページの目6教育費補助金、節区分1教育総務費補助金の1生活困窮者就労準備支援事業費等補助金につきましては、スタディサポート事業に適用されております。  以上です。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  ありがとうございます。それぞれ負担金と補助金とで、事業全体に対しての国の負担割合がわかれば教えてもらえますか。 ○長村善平 委員長  森谷生活支援課長。 ◎森谷岳 生活支援課長  再質問にお答えします。自立相談支援事業につきましては、国の補助率が4分の3になっております。就労準備支援事業につきましては3分の2が補助率となっております。一時生活支援事業につきましては3分の2が補助率になっております。家計相談支援事業につきましては2分の1が補助率になっております。住居確保給付金につきましては4分の3が補助率になっております。主な補助率は以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで歳入についての審査を終結いたします。  ここで説明員の交代を行いますので、暫時休憩いたします。                  午前10時06分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時08分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  続きまして、総括質疑に入ります。  質疑等はありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  よろしくお願いいたします。2点ございます。  予算内容一覧表の方からですけれども、17ページにChazz in YAWATAということで570万円が計上されていまして、今年度、市制施行40周年を祝ってのChazz in 石清水八幡宮という形で大成功に終えて、平成30年度もChazz in YAWATAとして平成30年10月に予定と書いております。続いて80ページになります。これは教育部ですけども、平成30年10月に市民文化祭が開催されます。その下に音の祭典inYAWATA、平成30年11月開催ということで、これは毎年市民の方たちの恒例の行事になっております。それぞれの趣旨や取り組みについて、ポイントで結構ですのでお聞かせください。  続きまして、健康部の方ですけども、25ページの方に敬老のつどい、長寿のお祝い事業として平成29年度は1,240万円、平成30年度は1,275万円ということで35万円増になっております。人生100年時代と言われてきまして、この予算も年々増加していることと思います。いただいた資料の48ページで資料53を見ますと、市内の高齢化率の平均が29.75%、約30%となっておりまして、本市もさまざまな課題については取り組みを進めていただいております。この表からいきますと、高齢化率は地区ごとで大きな差がございます。平均は30%に近いんですけども、低い地区では欽明台地区で10.66%、高い地区では岩田地区で41.49%とかなり差があるようです。そのほかで地区ごとにはどのように取り組まれていこうとしているのか、お考えをお聞かせください。  以上お願いします。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  まず、Chazz in YAWATAの骨子でございます。本事業は八幡市駅前整備等観光まちづくり構想ブランド構築の戦略に基づきまして、お茶の京都の取り組みとして継続させるものでございます。市民と来訪者とともにお茶に楽しむ風景を創出するとともに、来訪者の方の本物志向とか知的好奇心を満足させる歴史文化、自然を生かした付加価値を提供することを目的に開催しているものでございます。本事業を通じて八幡市の観光まちづくりのブランド力を高めながら、さらなる観光誘客に結びつけることで地域を活性化させていこうとするものでございます。財源には地方創生推進交付金等を充当して実施するものでございます。 ○長村善平 委員長  越本教育部長。 ◎越本敏生 教育部長  市民文化祭及び音の祭典の内容についてお答え申し上げます。  八幡市民文化祭は、市民が自主的、主体的に参加しておられますさまざまな文化芸術活動の成果の発表の場として例年開催しております。主な内容は、書、絵画、華道など各種作品の展示、日本舞踊、ダンス、謡曲などによる舞台発表、お茶席やちぎり絵教室などの各種体験コーナーとなっております。  音の祭典inYAWATAにつきましては、主に楽器を使い演奏する音楽活動をされている市内の団体及び小・中・高等学校、児童・生徒の練習成果を発表する機会として例年開催しております。 ○長村善平 委員長  吉川健康部長。 ◎吉川佳一 健康部長  高齢化に対する圏域ごとの取り組みについてでございますけども、地域包括支援センターの機能を充実させる取り組みの推進が必要であると考えております。具体的には、圏域ごとで個別ケースについて検討を行います地域ケア会議を充実させますことや、地域の課題の抽出を行う協議体などの取り組みの推進に取り組んでまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  どうもありがとうございました。最初に聞かせていただきましたのは、ご提案といいましょうか、開催月が近いということもありまして、平成30年度はこういう形で実施していただいていいかと思うんですけど、今後例えばコラボしていただきまして、市内外からの集客、観光施策また予算的にも安価にできるのではないかと思いますけども、もしその辺のお声がありましたらお聞かせいただきたいと思います。  健康部の分につきましては、長寿社会ということで、どんどん予算が膨らんでいくかと思いますけど、今後ともそういうお年の方に対して施策をしっかりやっていただくように要望としておきます。  1点だけお願いします。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  今ご提案がありました件についてでございます。先ほども教育部長等が説明させてもらいましたけれども、それぞれ事業の趣旨が違うのかなと思っております。音の祭典につきましても文化センターとか、会場も似通っている部分もございますので、それぞれを一緒に同時開催するというのは非常に難しいことではないかと考えております。ただ、市民の方々の意見は頂戴しておりませんけれども、市としては、目的の趣旨も違いますので同時開催は難しいのではないかと思っております。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  わかりました。どうもありがとうございます。ちょっと頭の片隅に入れていただいて、将来同時にできればと思っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  予算特別委員会をやっている最中に、いろいろなところから何件か電話があったりして、それに関することで質問させていただきます。  1点目に、東山本とかの危険木緊急伐採で50万円、これは府のあれですけども、昨年度に1次の前半の危険木伐採がされて、その後、伐採した後も木が枯れて倒れかかっていると。そういう危険があるところを何とかしてくれないかという相談があるんですよね。そのときには、下流の方で危険木の伐採を今やっているから、その工事と一緒にするという話があったということなんですが、それが現実的にはなされなかったと。以前、緊急を要する危険木の除去には、府の補助金の豊かな森を育てる府民税市町村交付金が平成28年度から平成32年度まである。1人当たり税金で600円の府民税の中に入っているということで、緊急を要するときにはそれを使って、こういう危険木の箇所をできるということをたしか聞いた記憶があるんですが、それについてお答えください。それができるのか。危険木を今伐採している中でそれをやっていただけるのか。  それから2点目は、道路の舗装に関してなんですけども、橋本南山線の橋本小学校から塩釜の交差点までの舗装を全面的に最近やりかえたばかりなんですが、住民の方や自治会から舗装のやり方が悪くて非常に波打っていると言われたので、行ってみましたら、センターラインが本当に波打っているんですよね。黒いとなかなかわかりづらい。ただ、走っていたらやっぱりでこぼこするし、センターラインがはっきりと波打っているという状況があったので、市の方に言って、そしたら、それは選挙明けに補修させるという話でした。そのことについてですけども、年度末になるとあちらこちらで道路工事がされているんですけども、やはり最近、私だけ感じるのかどうかわかりませんけど、道路工事の質がどうも非常に下がってきているように思うんですよね。  それで、最近の道路舗装工事に関してのことをお聞きしたいと思います。  そういった舗装に関するクレームはあるのか、ないのか。  それと、年間の道路舗装に使う工事予算はどのくらいとっているのか。  舗装の改修工事を要する道路はどのようにして決めているのか。  それから、これは入札だと思うんですが、年何回ぐらい、そして平成29年度では何社にこの道路舗装工事が行っているのか、お聞かせください。  もう1点は、これもつい最近市議団に電話がかかってきまして、住宅用太陽光発電の補助金のことなんですけども、今せっかく頑張って自然エネルギーを使って、クリーンなことを目指してやっているのに、補助金がやっぱり安い、何とかならないかという話でありました。世の中の流れとしては福島原発事故から7年がたって、世界のクリーンエネルギーの報告をこの前も「報道ステーション」でやっていましたけども、原子力、火力をベースにするのではなくて洋上風力発電をやっていました。それや太陽光とか、そういう再生可能エネルギーを使っていく方向になっている中で、補助金を今まで市としては10万円、それを府の方が5万円を持つから同じになるというんですけども、世の中のそういう流れの中で補助金をもう1回上げることはできないのかどうか。それを一つお聞かせください。
     それから、共同浴場の管理の件ですけども、天井のとめ具の一部が落下して、それを修繕していただいて、利用者は非常に喜んでいらっしゃるという話をお聞きしました。けれども、もう少し利用者にとって使いやすい手すりとかをつけてほしいという要求が出ているんです。  そこでお聞きしますけども、説明書の中で89ページの修繕料54万円の中身を教えてください。  その下に社会福祉費委託料で年間144万円がありますので、この委託先と、委託の保守点検業務の具体的な内容を教えてください。  それから、保守管理、点検の中でふぐあいが発見されたときにはどういう措置をとるのか。  保守点検にはマニュアルがあるのかどうか、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  福田環境経済部長。 ◎福田賢二 環境経済部長  危険木の伐採につきましてのご質問にお答え申し上げます。  京都府の災害に強い森づくり事業を活用して、平成27年度から平成29年度まで3カ年で実施してまいりました。本年度で終了となります。ただ、おっしゃるように、立ち枯れの木が全部なくなっているかといったら、それもまだ今後どうなるかわからないということでございますので、今年度の予算に、立ち枯れ等々の緊急伐採ということで50万円の枠を予算要望させてもらっております。これにつきましては、不測の事態に備えるということで、おおむね1本当たり10万円かかるとしたら5本分ぐらいは対処できるのではないかと思っております。  それと、質問の順序とは変わりますけども、太陽光発電の関係で要綱を改正し、補助金の見直しをさせていただきました。10万円の枠はそのままに、パネルについて5万円、蓄電池について5万円ということで、10万円の枠の中で組み替えをさせていただいて、基本的には電力の地産地消につながるようなもの、また災害時等についてはそれが活用できるのではないかということで、パネルと蓄電池のセットということで改正させてもらったものでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  舗装に関する質問にお答えいたします。  市道橋本南山線の塩釜付近から橋本小学校にかけての舗装につきましては、できばえが悪く、ご迷惑をかけているところでございます。申しわけございません。工事の質についてですけれども、工事の質自体は低下しているという認識はないんですが、以前に比べましても予算の関係もありまして、施工規模がやはり全体に小さくなってきているということで、細かな対応が必要であるということから、工事の程度は難しくなってきているのではないかと考えているところでございます。  クレームにつきましては、日々の市に寄せられる要望、また自治会からの要望を総合的に考えまして、どこを施工するかを決めて発注しておるところでございます。  舗装の工事費ですけれども、申しわけないんですが、取りまとめも必要で、今ここですぐにはお答えできません。申しわけございません。  入札等の発注の機会ですけれども、今回のこの工事は、主要市道の道路改良工事(その3)ということで、取りまとめて行う舗装工事の3回目となっております。業者の数ですけれども、発注金額に応じた入札の数を指名しまして入札しているところでございます。  今回の舗装改修の場所につきましては、あらかじめ行う路面の性状調査を委託しておりまして、それに伴いましてどこを整備するかを決めたものでございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  南ケ丘浴場の修繕の件でございます。54万円の内訳でございますが、火夫室のエアコン修繕が14万5,000円、男子トイレの修繕、これはウォシュレットの取りかえをいたしますが9万4,000円、その他の修繕代が30万1,000円、合計54万円でございます。  社会福祉費委託料の2件の業者ですけども、平成30年度からの新しい事業ですので、これから選定させていただきます。  以上です。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。危険木緊急伐採の50万円がそれに当たるものだと思うんですが、それが5本ぐらいと。ぜひこれを使ってでも、現在本当に倒れかかっている木がありますので、点検して至急対処していただきたいと思います。  舗装ですけども、一つは予算規模とおっしゃいましたけど、市の中ではちょっとしたまちの舗装の悪いところなんかはすぐ対応してくれているんですけども、忙しい中ですが、こういう工事に対して管理点検がどういうふうに業者任せでなくなされているのか。  もう1点は、あそこのふぐあいを直すということでしたけども、工事途中でもしわかればそれに対処できるはずなんですけども、やり直すということは、やはり道路ですので、交通規制だのいろいろかかってくると思います。それに対して業者に対するペナルティみたいなものはどうなんでしょうか。その2点です。  太陽光発電の方は、蓄電池も含めたら平均して350万円から400万円ぐらいかかるということで、やはり補助金はもう少しふやしていただけるようにお願いしたいと思います。  共同浴場の方は、先ほど何で保守点検のことを聞いたかというと、この前天井のビスが外れてジョイント部分が落下したということは、日ごろの点検がもっとあったら前もって修理できるような体制がとれたのではないかと思いまして、質問させてもらいました。それに関してはこれから委託先を決めるということなので、わかりました。  一つは、委託先が変わっても保守点検の業務の中身は変らないと思うんですが、どこがやってもこれだけはというマニュアルはあるのか。その1点だけお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  アスファルトの施工の件についての再質問にお答えいたします。  工事途中の早い段階で発見なり業者に指導ができればというご意見ですけども、まさしくそのとおりでございまして、責任施工で業者には発注しているんですけれども、市の監督員に向けても十分注意するように注意したところでございます。今後とも、またこのようなことが起こらないように十分注意して施工してまいりたいと考えているところでございます。  ペナルティにつきましては、今回の補修は、もう一度表面を削って表面の化粧直しをやり直すという方法で対応しようと今調整しているところなんですけども、その費用は全て業者の対応ということになります。入札でありますとか、そういうシステムにおけるペナルティについては今のところ考えておりません。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  今回の検査は建築基準法に基づく検査を実施いたしますので、特にマニュアルはございません。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  2点お願いします。  1点目ですけども、これまでも本会議、委員会等でずっと繰り返してお聞きしていたことです。この予算特別委員会でもご答弁の中で多々あったところなんですけども、市の事業として行っていて、課題として市民周知の徹底ができていなかったり、広報の問題ですね。観光も含めてですけども、広く周知できていないというお答えが非常に多いんです。その点をどのように強化していかれるのか、お聞かせください。  もう1点ですけども、さきの健康部の所管のところでも指摘させていただいたんですが、今現在、市の業務としてたくさんのいろいろなシステムが稼働しています。そのシステムを導入して、人件費削減とか業務効率化というさまざまな狙いがあるんですけども、いろいろなシステムを導入したのはいいんですが、その後の検証というか、節約できるところは節約する、システムの利用方法も含めて全ての部において検証が必要ではないかと感じたんですけども、その辺はどう思われるか、お考えをお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  広報に関する総括的なご質問にお答えさせてもらいます。まず整理しておかないといけないと思っておりますことは、その事業が誰を対象にしているのか、市民を対象にしているのか、もしくは市内外の方々を対象にしていくのかをまず認識していかないといけないと思っております。対象者に訴えて興味を抱かせる広報活動が必要ではないかと思っております。事業に応じてその広報活動を、広報紙や市ホームページだけなのか、そのほか報道機関等メディアへの情報発信など複数の媒体を利用して対応していかなければならないと思っております。また、口コミが大切だと考えておりまして、自治会関係者、議員も含めて関係者の方々にも情報発信をしていただく必要があると考えております。事業に応じて、それぞれ何が有効なのかを所管のところで考えていかなければならないと思っております。 ○長村善平 委員長  柏本総務部長。 ◎柏本修介 総務部長  システムの検証に関しますご質問でございます。現在、平成28年度から平成30年度までのIT推進行動計画を、各部と連携を図ってこの間つくってきたところでございます。一応期限が平成30年度となっておりますので、平成31年度からの行動計画について平成30年度に検討に入っていくことにいたしております。その中で各部と連携を図りながら、効率的なシステムの構築を進めてまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。やっぱりメインとなるのが市内であったら広報紙とかホームページになるんですけども、八幡市の広報紙は興味があれば隅から隅まで当然見られます。市の事業に対して興味を持っておられる方は、当然ホームページにもよくアクセスされると思います。問題となっているのは、そこに余り興味を示さない人にもどうやって伝えるかというところで、先ほど部長のご答弁で、議員も含めて口コミということで、その辺は我々もしっかりと広めて協力はしていかないといけないとは思っているんですけど、今考えられる枠にとらわれず、何か斬新な手法も見つけ出していかないといけないのではないか。例えば市の新規事業であれば、やはりいつも課題として市民周知ができていなかったということが非常に多いんですね。そしたら、広報やわたに折り込みチラシではないですけど、新規事業で目玉となるような事業は紙を一つ変えて、色を変えて目立つように1枚差し込んでおくといったことも考えられるのではないかと思うんですが、大胆な発想でやっていただきたいと思います。なかなか上だけで話を詰めていても、今までの経験等で凝り固まった意見になりやすいと思うんです。どんどん若い人たちの意見も取り入れていっていただきたいというのもあるんですけど、その辺は今後どう進めていかれるか、考えをお聞かせください。  そして、システムの方です。来年度検討して、平成31年度からそれを反映させるということですけど、きのうも教育部の審査のところで、図書館業務のシステムの中で、この1年、2年、そのシステムの機能自体を利用していなかったので削って52万円でしたか、予算を削除していますという話がありました。健康部の健幸クラウドのときは、私も利用方法の見直しでこれだけ浮かせられるというのを提言させてもらったんですけども、そういった細かいところまで、今現在あるからそのまま使っているのではなくて、その機能が本当に必要なのかというところまで、システムの内部の深いところまで検討していく必要があると思います。来年度中にそういった検討をされるということですから、しっかりと各部連携して、これも最終的にはシステム利用者の意見、庁舎内の係員の意見もしっかりと取り入れて、必要なものは残す、不必要なものは外すというのをしっかりと進めていっていただければ経費も削減できると思うので、そこはよろしくお願いしておきたいと思います。  1点お願いします。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  広報についてでございます。今年度、若い職員たちの能力を駆使してということでした。今年度におきましては、具体的に言いますとソーシャルネットワークサービス、写真に特化したインスタグラムも若い職員の発想でございます。インスタグラムやツイッター、フェイスブック等SNSの活用が今後主流になっていくのかなと思って、そうしたことで情報を拡散していこうと思っております。また、自治体の関係でいきますと、iJAMPという官庁速報があるんですけども、そうした形で今回の徒然草文学賞も全国発信しておりますし、報道機関を頼ることによってテレビ、メディアにも出していってということを今考えております。それぞれの所管部におきましても、環境経済部ですと「じゃらん」の媒体を使ったり、それぞれ担当部でどんなふうに情報提供していったらいいかを考えてさせていこうと思っております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  よくわかりました。新しい取り組みにもいろいろと取り組んでいかれて、最終的には一番最初のところの口コミも非常に大事になると思いますので、これは当然職員皆さん一丸となって、我々議員もいいものについてはしっかりと広めていくということで協力させていただきたいと思いますので、またよろしくお願いします。ありがとうございます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  まず、広報の必要性についてなんですが、先ほどの同僚委員と重なるところがありますが、よろしくお願いします。  私も今回予算特別委員会に出させていただきまして、広報の必要性を感じました。今回私は健康福祉関連で何点か質問させていただきました。健幸マルシェ、わたしたちの談活プロジェクト、子育て支援事業計画など、いずれも時代のニーズに合った大切な事業です。テーマが健康福祉となっていますが、これらの事業を積極的に進めていけば、結果として市全体の活性化にもつながってまいりますから、観光も含めてまちづくり全体のテーマであると感じました。ネーミングも面白いし、1回だけで終わることなく、継続することによって八幡市発の八幡市らしい事業になっていくと考えます。京都府のほかの自治体でも似たようなイベントとなって実施されたり、それが発展して全国に広がっていく可能性も秘めていると思います。  そこで、そのために大切なことは広報活動だと感じました。事業の実施計画と同時に広報計画もしっかり立案していただきたいと考えます。市民に知らせる広報と同時に、八幡市以外の人にも見ていただける、関心を持っていただけるような広報となるとハードルが高くなりますが、さらに展開を図っていただきたいと考えています。これは要望とさせていただきます。  そして、予算編成についてですが、平成30年度の施政方針の中で市長の考えや思いは大変わかりました。本市にも社会的構造の課題となっています少子・高齢化、人口減少社会が到来してきました。この少子・高齢化、人口減少社会の課題に対応していかなければなりませんし、特に市税の減収は避けることのできない環境であると思われます。その反面、防災の拠点となる庁舎の建てかえや公用・公共施設の有効活用を初め基盤整備など、喫緊に対応しなければならない課題が数多く残されている中、社会保障関係費の増加にも対応していかなければなりません。財政が厳しくなると予想されます。それに加えて多くの職員が退職されますし、本日この後も職員人事の異動ということで、新旧交代で各部長もかわられるということであります。予算執行するに当たり、どのようにかじ取りをされていくのか、お考えをお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  教育の分野で不易流行ということが言われまして、変わらない部分と、はやりの部分が確かにあるということで、予算を着実に執行するというのは変わらない部分なんですが、一つは、私ども二役等は比較的全体を見渡す立場におりますけれども、職員としてこれから必要なのは連携だと思っております。笑い話ではないですけど、これまで極力自分のところの部である事業をしようとしていた。でも、よくよく考えてみたら、他部とも協力してもらったら、楽ということはないですけど、もう少しいいものができるのではないかというのもやっぱりありました。ところが、職員としては自分の権限の及ぶ範囲で固めてやった方がいいというのは、僕も職員をやっていましたからわかりますけれども、一つは、これから求められるのは、部長以下、他部との連携を基本に考えないといけないのではないか。その辺のところをまず言っていくとともに、それぞれ協議の中で他部との連携を、これまでも申し上げておりましたけれども、そういう形で取り組まなければならない。残念ながら言うは易く、行うはかたしでして、やっぱり人間は楽を求めますので、自分の枠内でできたらそっちを選ぶのは僕も職員をやっていましたからわかります。ただ、本当にいいものを仕事、市民のためにしようという気を職員みんな持っていると僕は思いますので、そこに訴えて、先ほどもおっしゃっている清水委員それから近藤委員等からもご指摘を受けたところは、何かと言うと、やはりいいものをお互いつくってきましょうよと。議会と市長部局とは車の両輪でございますので、その中でのことだと思っておりますから、予算執行としては、当然与えられた予算をきっちり執行するのは基本ですけれども、まずはそれに向けて広い視野を持って、連携を旨として今後予算執行に取り組んでいく必要があるのではないかと思っております。よろしくお願い申し上げます。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  それでは、大きく二つになるんですけども、まず、防災行政無線の保守点検業務委託であるとかシステム利用料等で690万円。防災行政無線は設置後もう7年が経過している。地域少子化対策強化事業、キッズビューで431万円。これもキッズビューが始まってもう3年ほど経過してきている。今回、歴史文化ものがたりコンテンツPR広告作成業務委託、週刊「じゃらん」で24ページ12週のアプリで135万円ほどかかるという形です。何が言いたいかというと、八幡市独自のアプリという部分についての考えは、なかなか費用対効果の話等で、代表質問でも出てはおったんですけども、木津川市及び京田辺市等であれば観光アプリを持っておられると思うんですけども、そのあたりについて今後どういうふうに検討しようとされているのか。もしくはもう全く検討されないのか、お聞かせください。  2点目です。各部にまたがって施策そのものの説明を一度していただきたいと思うんですけど、委員長、いいですか。委員長の許可をいただきましたので、確認なんですけども、順番に施策を説明していただけたらと思います。  まず、教育部のスタディサポート事業はどういう事業なのかという形で構いません。それと、やわた放課後学習クラブです。  続いては、福祉部に入りますけども、絆ネットワーク事業とわたしたちの談活。  その次に、教育部に戻りますけども、地域で支える学校教育推進事業、学校支援地域本部活動です。これの学校安全ボランティアについても教えてください。  都市整備部の交通安全指導員です。  その次です。福祉部のファミリーサポート事業と、健康部の産前・産後ヘルパー派遣事業。  その次に、環境経済部の美しいまちづくりまかせて事業と、都市整備部の街区公園・児童遊園管理委託について。  最後にもう一度、環境経済部の再生資源化奨励事業。  少し細かくなるんですけども、これをお聞きしてから再度質問したいと思います。お願いします。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  アプリについてでございます。現在市のホームページに掲載しているデータはスマートフォンなどからもごらんいただけるようにしておりますので、具体的にアプリをどうのこうのということは今考えておりませんけども、木津川市それから京田辺市がどのようなものをつくっておられるか、私もまだ見ておりませんので、その成果もお聞きしながら調査していきたいと思っております。 ○長村善平 委員長  川中教育部次長。 ◎川中尚 教育部次長  教育部に係る事業についてお答え申し上げます。  スタディサポート事業は、学習意欲は高いが経済的理由により学習機会の少ない本市中学校の生徒に対して学習機会を提供し、学力向上を目指すことを目的に、民間教育事業者に委託して実施しております。  続きまして、やわた放課後学習クラブは、学習したい、漢字検定、数学検定を受検したいと希望する本市小学五、六年生の学習を支援し、自学自習力と学習意欲の向上を図ることを目的に、各小学校で水曜日の放課後と土曜日の午前中に学習アドバイザーを配置し実施しております。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  次に、福祉部の絆ネット構築支援事業でございます。絆ネット構築支援事業は、健康福祉分野を中心として、地域の高齢者、児童などの見守り、生活支援を進める上で、地域の自治会や民生児童委員、老人クラブ、福祉委員など各団体が地域課題について横断的に調整、推進するために、絆ネットワーク構築に向けてコーディネーターを配置して、絆ネットワーク構築に係る地域との調整、懇談会、会議、運営にかかわりネットワークを構築し、地域全体で新たな見守り活動を進めることを目的としております。  続きまして、わたしたちの談活プロジェクトについてでございます。わたしたちの談活プロジェクトは、平成30年度より地域を対象として、テーマ別のめばえの談活、小学校区や自治会単位で地域の課題や解決策を話し合うまちの談活、福祉に関する専門職の連携の場としてのむすびの談活の三つの座談会活動を通じて、福祉課題の共有と連携、担い手の発掘など、地域福祉の土台をつくっていく取り組みとなります。談活の手法や方向性については、学識経験者や社会福祉協議会職員、市職員などでつくる談活ラボで検討、推進してまいりたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  川中教育部次長。 ◎川中尚 教育部次長  地域で支える学校教育推進事業でございますが、市内4中学校の校区ごとに学校地域支援本部を設け、地域全体で学校を支援することを目的としており、地域全体での学校支援を通じて地域のつながりを強め、地域全体の教育力の向上を目指しております。具体的には、環境整備活動、学習支援や登下校の支援等を行っております。  以上です。 ○長村善平 委員長  藤田都市整備部長。 ◎藤田孝志 都市整備部長  交通安全指導員の関係でございます。中学校生徒及び小学校児童の登校時における交通の安全を期しまして、生徒等及び一般通行者の身体の保護を図るために指導員を設置しております。現在市内14カ所に設置させていただいております。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  続きまして、ファミリーサポートセンター事業についてでございます。ファミリーサポートセンター事業は、地域において育児の援助を受けることを希望する方、利用会員と、育児の援助を行うことを希望する方、サポート会員を会員として行う育児に関する相互援助活動の連絡、調整を行う事業で、指月児童センター内に事務所を設置し、専任のアドバイザーが相互援助活動に関する調整等を行っております。  以上です。 ○長村善平 委員長  南本健康部次長。 ◎南本晃 健康部次長  産前・産後ヘルパー派遣事業についてお答え申し上げます。産前・産後ヘルパー派遣事業は、妊産婦が産前・産後の体調不良または多子出産のため、家事または育児を行うことが困難な家庭への支援を目的としておりまして、妊娠から産後6カ月までの妊産婦を対象としており、ホームヘルパーによる授乳や沐浴等の育児支援、料理や買い物等の家事支援などを行っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  福田環境経済部長
    ◎福田賢二 環境経済部長  アダプトプログラムの関係についてのご質問にお答え申し上げます。基本的には公共施設の里親制度という考えのもとに成り立っておりまして、ボランティアで市と契約をし、その活動については必要な物資を渡しておるというふうになっております。今全体で13団体の方が活動されています。 ○長村善平 委員長  藤田都市整備部長。 ◎藤田孝志 都市整備部長  街区公園・児童遊園管理の委託の件でございます。地域住民の自主的な美化活動の促進と連帯意識の高揚を図り、地域福祉の向上に資することを目的としておりまして、公園の維持管理を地元の自治会もしくはそういった団体に委託しているところでございます。現在144カ所の公園で42団体と覚書を締結させていただいております。 ○長村善平 委員長  岸環境事務所長。 ◎岸伸行 環境事務所長  再生資源化奨励金のことについてお答えいたします。  ごみの減量と資源のリサイクルを促進するとともに、ごみの問題の解決と環境保全の意識の高揚を図ることを目的としまして、地域で自治会またPTA等で集められました新聞、雑誌、段ボールというような資源を集められた場合、再生資源化奨励金として1キロ当たり4円ということで奨励金として出しているものでございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  さまざまな説明をしていただきまして、ありがとうございます。  まず、アプリについてです。アプリについては今後、正直防災無線が聞こえないとか、特に外国人の方が観光に来られたときWi−Fi施設整備をされたりという部分で、八幡市も外国人観光客に向けてさまざまな観光施策を打っていく中で、アプリがあれば非常に便利かと思いますので、ぜひご検討、ご研究してください。  2点目です。スタディサポート事業、やわた放課後学習クラブ、また絆ネットワーク、わたしたちの談活、事細かく説明していただきました。教育について、一番大切なのはやはり学習する意識、学習する姿勢を身につけることが非常に大事だと教育部の方は幾度も答弁しておられます。福祉部の方としては絆ネットワーク事業、わたしたちの談活で福祉を基本に、またこれも地域の方とかの協力を得ながら今後談活を進めていきたい。新たな事業の談活というのもわからないわけではないんです。ファミリーサポート事業についても、お手伝いをしてほしい人と協力したい人の兼ね合いというんですか、人数が若干地域によっても違ってはおるんですけども、お互いに協力したいという形でファミリーサポート事業をやっておられて、産前・産後ヘルパーにしても、それが逆に言ったら赤ちゃんの世代になって、赤ちゃんを委託されての子育てという形になるかと思うんですけども実施されている。地域で支える学校教育推進事業にしても、教育部としては学校で地域の方が登下校の見守りをしていただいたり清掃していただいたり、交通安全指導員というのは朝の登校のときに制服を着て立っていただいている。美しいまちづくり事業に関しては、今年度ベストを購入されて、それを着て、自分たちの地域はここまでなんだという形で清掃をボランティアでやっていただいている。街区公園・児童遊園管理委託というのは自治会とかに公園を委託されて、公園を管理してくださいという形で公園を指定されて、自治会の方が平方メートル幾らかでお金をいただいて清掃していただいている。再生資源化奨励事業というのは、例えばさくら小学校区の話をしますと、さくら小学校のPTAとしては実施されている。それで図書を購入されたり、もちろん、さくら小学校の中で八幡第三幼稚園もPTAとして実施されている。男山泉自治会は子ども会が実施されていて、クリスマス会か何かに充当されたり、男山長沢自治会は自治会として実施されている。  同じ小学校区の中でもさまざまな団体が、もちろんリサイクル、ごみ減量という思いの中で実施されているのはやぶさかではないんですけども、今回この質問をさせていただいたのは、果たしてどういうふうに今後全てをやっていかれるのかなと。決してスタディサポート事業が悪いわけではないし、やわた放課後学習クラブでも子どもが一生懸命勉強しているので、何もそれを否定するものではないんです。でも、よく似た事業が非常にふえてきていて、今回にしても、わたしたちの談活をまた新しく福祉に関してやっていきましょうと。もちろんそれはいいことだと思います。自治会にしても協力しましょう。そしたら民生委員と学区福祉委員は何が違うんだという話があったり、交通安全指導員は卒業式、入学式に来賓で呼ばれるけれども、ボランティアの登下校の見守りの私たちは呼ばれないと言うおじいちゃん、おばあちゃんもおられますし、一体今後どういうふうにこの辺を整理されていくのか。今年度どうのこうのとは言いませんけども、非常に事業としては、悪い事業ではないんだけども余りにもよく似たような事業で、竹やぶでいえば、あちこちから竹が出ていて、みんな一生懸命伸びようという形で、1本にするんだ、3本にするんだというような形で、やはり整理する時期に来たのではないかとは思うんですけども、そのあたり、市長になるかと思うんですが、今後これをどういうふうにしようと思っておられるかだけお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  基本としては、今ご指摘の点は二つの問題があるかと思っています。まず、担当サイドから言いますと、例えばの話ですけども、子どもたちにかかわる話は教育部に全部任せてしまって、生涯学習に係る部分の中の子どもたちを除いた部分を別のところがするとか、具体的には市長部局がするとかいうふうに、担当部を一定対象者の方で統一することによって、ある程度施策の整合性を部の中でとってくださいという形でできるという関係です。  もう一つは、地域の活動については、とりあえずやっていただく中で、先ほどご指摘のあった交通安全指導員でしたら、たしかもともとは、交通量の多い信号のついていないところを地域の方にお任せするのはやっぱり酷な部分があるのでというところはありましたけれども、私の住んでいる美濃山でしたら、例えば当初いっとき置いていましたけども、歩行者つきの信号がついたのでやめました。そしたら、PTAの方がそれぞれやっぱり子どもたちのことが心配だからされているという形で、ある程度のすみ分けの部分も、ルール化もある程度していく中で少し整理する必要がある部分もあるだろう。  それと、談活とおっしゃるのは、例えば地域福祉に関していいますと、とにかくやってみようと。やる必要がある。地域でそれなりに高齢化が進んで問題があって、地域に問題があるんだから、難しいけど地域に入ろうということでされているわけです。絆ネットもそうですが、実は最初提案を受けたとき、これは本当に難しいよと、できるのかというようなことを正直担当に言った覚えがあるんです。しかし、できる、できないではなくて、やらなければならないから、やっぱり取り組みましょうと。それだったらやってみましょうかと。こういう部分の施策もありますので、それをやっていく中で一定レベル壁が見えたときに、次の段階をどう考えるのかという部分もあります。  ですから、ある程度時間が経過すると、そろそろ整理しなければならない部分もあるし、もう少し地域でお取り組みいただいて、様子を見ると言ったら申しわけないですけど、お取り組みの状況を見ながら、お手伝いできる部分とそうでない部分を整理するということが、委員ご指摘のように、ここ3〜4年で整理する時期になってくるのではないかなと、この間議会でもご指摘を受けているところもございますので、そういう時期だということは認識しておりますけれども、基本的にはそういう二つの考え方で整理していくべき話ではないかと思っているところでございます。 ○長村善平 委員長  暫時休憩します。                  午前11時12分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時20分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  それでは、何点かお聞きします。  まず1つ目は、先日福祉部のところでもお聞きした話ですが、その後もいろいろありまして、府の民間社会福祉施設振興費補助金で前に聞きました児童福祉費の補助金で1,015万円ついていますが、きのう府は、地域共生社会実現サポート事業補助金に係る事業所説明会をキャンパスプラザでやっておられまして、八幡市からも関係団体が行かれています。僕らもそこで配られた資料とか、詳細をもらっているわけではないですけど、そこに出られた方のネットとかでの発信を見させてもらったりしているんですが、福祉部のところで、その事業については民間保育園についてお聞きしたんですけれども、そのときに、福祉部の中でいえば障害者団体とかも関連していませんかとお聞きして、お答えはなかったので、それはそのままだったんですが、きのうの事業所の説明会についていえば、先日聞いた民間保育園、それから市内からも障害者福祉関係の事業所も参加しておられると聞いています。その点では、この民間社会福祉施設振興費補助金というのは、児童福祉、保育園とかの分野と障害者の分野と介護の部分もあるのかもしれませんけれども、この補助金を受けておられる分野があれば、どういう分野にまたがっているのか。  聞き方も難しいんですけれども、予算を見る限りでいえば、児童福祉費補助金のところの歳入でその費目が出てくるので、予算的には民間保育園のところにそれが予算として入ってくると。障害者の部分については、どうも手続き的には市を通して手続きをされるようですけれども、府からダイレクトに補助金が入っているということになるのかなと思っているんですが、定かなところを教えていただきたいと思います。分野、それから予算規模とか補助の規模とかがわかれば教えてください。  それから、影響する事業所数を教えてください。  それから、先日もお聞きしたんですが、児童福祉費の関係でいえば1,000万円ほど今年度も来年度も府からの補助金が計上されているんですが、それは確保できるのかといってもなかなか自信がないという話だったので、現時点での認識を教えてください。  2つ目に、子育て支援の問題についてですけれども、今後の保育園、幼稚園、認定こども園についてということで、先日市の方からも文教厚生常任委員会に5カ年の計画が出されて、その中の要因を三つまとめますと、一つは、市役所近くにありますみその保育園を八幡幼稚園に統合して認定こども園にする、場所は八幡幼稚園になるということですが、これについていえば、まず、みその保育園については、以前に国でしたか府からの補助も受けて耐震化の実施設計を立てていたと思いますけれども、それはなぜ実施しなかったのかということも含めて、1つ目の点について今後どうしていくのか。  2つ目には、これはくすのき小学校区になりますけれども、八幡第四幼稚園を整備して八幡第二幼稚園を吸収して認定こども園にすると。これはきのう教育委員会のところでも聞きましたけれども、結果的には八幡第二幼稚園の入所希望が1人になる時点まで手が打たれてこなかったわけですけれども、きのうの答弁でも想定以上に早いスピードで減少が進んだという話がありましたけれども、市の認識としてはどう見ておられるのか。手が打つのが遅かったというのは事実であると思いますし、だからと言って、そこを議論して何か事態が変わるわけでもないですけれども、その点についてどう考えておられるのか。  もう一つは、みやこ保育園を閉鎖して有都こども園に吸収すると。この場合には、有都こども園はもう既にこども園ですから、新たな整備は不要なのかなと思いますけれども、三つの点について、先ほど指摘した点も含めて考えをお聞かせください。  5カ年の振興計画について、現時点で詳細なものが出せるかどうかというのはありますけれども、現時点で考えておられることを教えてください。  それから障害者福祉の分野で、予算内容一覧表でも分けていただいていますが、障害者福祉のところは30ページから33ページまでずっとありますが、障害者福祉の中で自立支援費の部分と地域生活支援事業費に分かれています。個々の事業はそれぞれ中に分類されていくわけですけれども、大まかに言えば、自立支援費の関連については、自立支援法に基づいて事業に合わせて国が補助を出すとなっていると思いますし、地域生活支援事業費の方は各地方自治体で任意の選択をするとなっていて、八幡市には地域生活支援事業費でこれだけお金を出しますよ、それで任意で地域生活支援事業費の事業を組んでくださいということで補助金が出ていると。そうなりますと、国の補助には事業に基づいて裏づいて何割と決められて出されるものと、地域生活支援事業費の場合には丸めた形でお金がぽんと入ってきて、その中でそれぞれの裁量でやってくださいというふうになるかと思いますが、自立支援費と地域生活支援事業費それぞれの国の補助額は幾らなのか。個々の事業費ごとではなくて、費目ごとでくくった数字で構いませんので、二つの分類の補助額はいくらか。それぞれの事業費に対する割合は幾らなのか、教えてください。  次に、防災計画と公共施設の整備についてお聞きします。今議会の中でいろいろな角度で部分的に聞いてきましたけれども、10年前に廃校になった三つの学校のうち旧八幡東小学校体育館のみが対象になりますけれども、校舎等々について耐震補強しないということになって、避難場所の変更が行われたのか。過去形で聞けるのかどうかも僕はわかりませんが、先日の防災会議でその点が議論されて、防災計画を変更するという形になって事が運んでいると思います。これについてもあちこちで断片的に話を聞いているだけで、議会に対しては今の時点ではまとまった形での報告はなされていません。その辺は指摘しておきたいと思いますが、廃校になった校舎、体育館、グラウンドなどの今後の活用について、市民の方から意見をいろいろ公募して、ところが一方ではその後の具体的な計画はまだ示されていません。諸問題があると思いますけど、先ほど言いましたこれらの問題について、市民の方にも議会にも全体としてまとまった説明がまだされていませんので、それはどうするのか。この場ではどうするのか。それから、今後議会に対してどういう形で報告をするのか。その辺も含めて教えてください。  同和事業に関連してお聞きします。一般対策も含めまして、同和関連事業の総額、事業数、財源について国、府、市の財源構成を教えてください。個々の事業ごとに聞いてもいいんですが、一つ一つについてこれはどうだ、ああだと聞くつもりもないんですけれども、それぞれのところで必要なことを僕は聞ける範囲で聞きましたので、全体をまとめて同和関連の事業、法に基づいて地方自治体で必要と判断してやっている事業とくくられると思いますけれども、それはどういう規模になるのか教えてください。  最後に財政問題で、財政削減の効果となるのか、この議会の中で市は、市長の方からも、またいろいろな場面でも、市庁舎の建てかえの問題にも関連して、財源としては5年間で25億円不足するという話をされていましたけれども、それから総務常任委員会で配られた行財政のいろいろな計画とかの中で、かなりの財政の抑制に取り組まれてきました。一つ一つ言いたいことはいろいろありますが、今回の予算編成の中では何億円の財政削減効果があったのか。その辺の数字を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  まず、1点目の民間社会福祉施設振興費補助金の関係でございます。民生費の児童入所費において、民間保育所振興費及び民間認定こども園振興費に合計で2,031万円を計上いたしております。  影響する事業所数についてでございますが、この制度の見直しによりまして影響を受ける事業所数は、市内で運営されている民間保育園及び民間認定こども園9園全園に影響を与えると考えています。  市の予算への影響についてですが、これにつきましてはまだ要綱等が示されておりませんので、現時点では不明でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  古住障がい福祉課長。 ◎古住新 障がい福祉課長  児童以外の障害者と高齢者の関係でございますが、この制度は、障害と高齢者につきましては法人の方が京都府に直接申請をして、京都府の方から直接補助されるという性格になっております。児童とは異なります。平成29年度の活用された法人数でございますが、法人数でいえば障害と老人を合わせまして二つの法人です。事業所数で申し上げますと、四つの事業所の方が平成29年度この補助金を使って事業をされたと聞いております。  以上です。 ○長村善平 委員長  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  次に、子育ての関係、施設の再編でございます。まず、みその保育園をなぜ見送ったかというご質問です。みその保育園につきましては、平成27年度に耐震化と老朽化の対策のために基本設計を実は実施しております。また一方で、平成27年度には子ども・子育て支援新制度が始まりまして、既存の保育園や幼稚園より充実した施設として幼保連携型認定こども園の運用が開始されました。そのため、これまで保育園単体の改修工事として設計していたものから、今後の就学前施設の再編を見据えまして、認定こども園として整備する方向で検討する必要が生じたため、整備を見送ったということでございます。  次に、八幡第二幼稚園と八幡第四幼稚園の関係でございます。八幡第二幼稚園と八幡第四幼稚園につきましては、実はこの再編については平成27年度から協議をいたしております。3年かけて平成30年の2月22日に公立就学前施設前期再編に関する提言を出させていただきました。確かに来年度、八幡第二幼稚園の入園児は1人ですけれども、遅いかと言われましたら、市の方としては3年かけてじっくり協議させていただいたということだと思います。  次に、有都こども園の関係です。有都こども園とみやこ保育園を再編するに当たりまして、特に有都こども園の施設の整備は必要ございません。  以上です。 ○長村善平 委員長  古住障がい福祉課長。 ◎古住新 障がい福祉課長  自立支援費と地域生活支援事業費の関係でございます。まず自立支援費でございますが、こちらの方は実績額の2分の1の補助率となっておりまして、平成28年度の実績で申し上げますと実績が9億9,301万4,233円、国からの負担金が4億9,650万7,111円でございます。地域生活支援事業費におきましても、基本的には自立支援費と同様で実績の2分の1ということになっているんですけれども、こちらの方は2分の1の満額の補助がなされていない状況でございます。平成28年度の実績で申し上げますと1億3,212万5,322円が対象経費でございまして、国からの補助が4,307万6,000円で32.6%の補助率となっております。  以上です。 ○長村善平 委員長  岸本総務部技監。 ◎岸本洪一 総務部技監  廃校となりました学校施設の整備等につきましては、現時点では具体的な活用の見通しはございません。新たな活用を行う場合には財源が大きな問題となりますことから、今後、庁舎整備や就学前施設の再編の検討が先行することとなっております。  次に、市民や議会への説明につきましては、廃校となった旧小学校の活用の方向性が決まれば、議会に報告させていただくこととなると考えております。 ○長村善平 委員長  神村市民部長。 ◎神村僚二 市民部長  一般対策を含めての同和対策関連事業についてのご質問にお答えいたします。  八幡人権・交流センター及び有都交流センターの管理運営費は5,401万円の予算でございまして、その財源の内訳は、特定財源として京都府支出金が1,891万3,000円と使用料の1万2,000円でございます。一般財源は3,508万5,000円となっております。特定財源の内訳でございますが、八幡人権・交流センター運営補助金は府支出金でありますが、国が2分の1、京都府が4分の1の財源となっております。八幡人権・交流センター運営補助金1,726万4,000円と人権問題啓発事業補助金、これも国を通じての府支出金ですが、補助率は2分の1でございます。この補助金が50万4,000円、地域交流支援事業補助金114万5,000円、これは京都府の補助金でございまして2分の1でございます。なお、地域交流支援事業補助金につきましては、市民部以外に福祉部の南ケ丘児童センター分73万9,000円がございます。次に、人権啓発事業費といたしまして、717万円の予算に対しまして人権問題啓発事業補助金が141万円、人権啓発活動委託金、これは国から100%の補助金になっておりますが153万5,000円、合計いたしまして294万5,000円の府支出金がございまして、一般財源は422万5,000円となります。それ以外に他課の分でございますが、社会教育課分として人権啓発事業補助金43万6,000円と、福祉部所管の家庭児童相談室の分かと思うんですが3万2,000円がございます。総額といたしましてですけども6,501万2,000円で、特定財源の合計をいたしますと2,362万1,000円と使用料が1万2,000円、一般財源につきましては4,137万9,000円となっております。  事業数につきましては、地域交流事業支援事業供出等を行っておりますので、これは多分含めて約30万円を超えるぐらいがございますし、それ以外に人権文化セミナー、街頭啓発等々がございまして、約40万円から50万円ぐらいの間になるかと思っているところでございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  平成29年第4回定例会でお示しさせていただきました中期財政見通しを踏まえまして、平成30年度当初予算で一般財源で見直しを行った結果でございますが、額として約4.5億円、率にして8.7%の削減を実施したところでございます。 ○長村善平 委員長  神村市民部長。 ◎神村僚二 市民部長  申しわけございません。教育部の関係で1件ございまして、南ケ丘教育集会所の地域未来塾補助金が55万6,000円あるということを追加いたしたいと思います。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  どうもありがとうございました。時間も迫っておりますので簡潔にいきたいと思います。  1点目の民間社会福祉施設振興費補助金については、市の予算とのかかわりの部分と、障害者、高齢者の施設の部分については法人が府と直結というのか、直接の交付になるということも分かりました。これについては、制度の新たに出された社会福祉施設サービス向上補助金というのは大変使いづらい部分があって、30年、40年ぐらい前にできた制度になりますけれども、補助金が適用されないケースで、それぞれの民間団体の判断で、窓枠の整備とか小規模な整備とかに割と使いやすかったんですけど、それが非常に使いにくくなると、いろいろなことを聞いています。再度の質問はしませんが、また府からのいろいろな要綱とかがわかれば、それはぜひ教えてください。  子育て支援の関連についてですけれども、みその保育園の問題については、耐震化の基本設計については事業費としてどれぐらいの規模がかかっているのかというのと、市のホームページからとった未来戦略一括交付金の一覧表、プロジェクト自己評価調書の中にもみその保育園耐震補強事業というのがあって、みその保育園耐震化の実施設計ということで交付対象事業の中に入っています。これは先ほど基本設計の金額は幾らで、例えばこれは未来戦略一括交付金の中でついているもので、計画はつくりましたと。でも、その先では耐震化をしないで、これはもうおいておいて違う方向に転換したときに、この交付金は返還する必要はないのかどうか。その辺を含めて教えてください。  八幡第二幼稚園、八幡第四幼稚園の問題については、学校を統合して10年になりますけれども、その時点から一つの小学校区に二つの公立幼稚園があるということは最初からわかっていたわけで、そこはどうするのかというのは僕らも注目して見ていたわけですが、だからといって早く統合しろと僕らが言うことは決してなかったんですけど、でも、それは今の時点でやっぱりタイミングとしてはおくれたタイミング、対応ではないかと指摘しておきたいと思います。質問としては先ほどの1点です。  障害者福祉の二つの分野について言えば、概略はわかりました。  地域生活支援事業費について言えば、事業規模で1億3,000万円ほどですので、2分の1が補助されれば6,500万円となってくるかと思いますが、実際には4,300万円ぐらいしか宛てがわれていないということなので、2千数百万円規模でその分は市の持ち出しになっているということで理解していいのかどうか。これについては前か僕らも政府の省庁に行って、厚生労働省とかにもここのところの改善を求めてきたこともありますので、今回も一応数字は確認した上で、知事選挙が終わって一定の段階のところで、またここについても国に対してやっぱり2分の1のきちんとした交付を求めたいと思っていますので、先ほどの僕の理解でいいかどうかという確認だけしておきたいと思います。  防災計画と公共施設の整備の関係について言えば、今後三つの廃校の跡の方向性が決まれば議会に報告するということですけど、僕は二つのことを言っていまして、公共施設の整備の計画については先ほどの話も一つの理屈かなと思っていますけれども、今現に進行しているのは、避難場所の変更の問題とかについては議会には何も報告されていないんですね。防災会議でどういう変更になったのかということも僕らはまだ知らされていません。だから、そっちの部分については議会に対してどのような報告をされるんですかと前から聞いているんですが、そのことについてはお答えがなかったので、再度お答えください。  市民レベルではもう防災計画で変更になっていれば、それは社会的には市民のところに出てくるわけで、地域の防災計画の説明の中で間違った話も飛び交っているんです。具体的に言えば、旧八幡東小学校はそのままの避難場所でいいのか。それから、旧八幡第五小学校と旧八幡第四小学校についてはどこに避難すればいいのか。どういう結論になっているのか教えてください。  僕が違った話で聞いているなと思っているのは、旧八幡第四小学校が避難場所になっている話が、八幡高校に避難しますなんて話にはなっていないと思うんですけど、僕が聞いている情報が間違っているのかもしれませんよ。でも、八幡高校に避難することになるんだという話は今、各地でやっている防災訓練の中で、地域の防災の問題を話し合っていく中で聞いていた人がそういうふうにおっしゃっているので、正確な情報を教えてください。今後の方向性が決まれば報告しますという話では全然話にならないので、僕らだって最低限市民の方に聞かれたことに、いや、議会は全く聞いていませんと、今の答弁のままでいえば、今後三つの学校の跡地をどうするか決まってから議会に報告しますということだから、我々は耐震の問題でどう変わったのかというのは一切聞いていないですからね。どういう説明をすればいいんですか、教えてください。  同和問題について言えば、大体大まかな金額はわかりましたのでそれで結構です。  財政の問題について言えば、4億5,000万円ほどの削減効果ということで、これは単年度ですから、5カ年でいえばこれ掛ける5、全部が残るかどうかわかりませんけど、概算で言えば22.5億円ぐらいはいくのかなと。財政がそんな単純な計算でいくとは思っていませんけど、そういう理解をしておけばいいんですか、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  午後1時まで休憩します。                  午前11時51分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  佐野福祉部次長。 ◎佐野正樹 福祉部次長  みその保育園の基本設計の関係でございます。委託料として536万8,680円を支出いたしております。  以上です。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  京都府未来戦略一括交付金についてのご質問にお答えします。当該事業につきましては、確かにプロジェクトの交付対象事業費としてその中に入っておりますけれども、八幡市の決算においてその交付金は充当しておりません。ただ、もし充当していたとしても、そういった事業については当該年度の財政需要に対して交付されるものであり、まして基本計画という成果物もございますので、原則施設整備の補助金ではないので、交付の返還の対象にはならないと思っております。 ○長村善平 委員長  古住障がい福祉課長。 ◎古住新 障がい福祉課長  地域生活支援事業費の割り落としの分でございますが、一般財源の方で対応させていただいております。  以上です。 ○長村善平 委員長  岸本総務部技監。 ◎岸本洪一 総務部技監  防災計画変更の議会への報告につきましてですけども、災害対策基本法第16条では、市町村長は条例を定めて防災会議を設置することとなっておりまして、同法第42条では、市町村防災会議は防災基本計画に基づき当該市町村の地域に係る市町村地域防災計画を作成し、及び毎年市町村地域防災計画に検討を加え、必要があると認められるときはこれを修正しなければならないと定められております。このため、本市も条例を制定して八幡市防災会議を組織し、防災会議及び防災会議幹事会におきまして委員からご意見をいただきながら八幡市防災計画の改訂を行っているところでございます。この八幡市防災会議におきまして、指定避難場所の改訂についても承認をいただきました。このことから、市議会議員の皆様には例年のとおり地域防災計画の改訂をもって報告させていただきます。  次に、旧小学校の拠点避難場所からの解除につきましては、旧八幡第四小学校は男山第二中学校へ、旧八幡第五小学校は男山第三中学校へ、新たに近隣の公共施設へそれぞれ変更しております。なお、旧八幡東小学校は体育館のみ避難所としての使用を解除し、校舎のみを避難所として使用する計画としております。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  平成30年度の当初予算編成に係りまして、一般財源の縮減について先ほど4.5億円の効果があると申しました。4.5億円掛けることの5年間で22.5億円ということで、中期財政見通しからいえば実際そうなるのかなとは思っておりますけれども、これからますます財政需要、中期財政見通しもふえる場合も多々ございますし、国からの交付金、地方交付税を含めて市税の関係で縮減、歳入が落ち込む可能性もございますので、収支不足が拡大するかもしれませんから、一般的に25億円の効果がそれで賄われたとは思っておりません。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  みその保育園とか障害福祉の関係のことについてはわかりました。  防災計画の関係では、一つは、旧八幡第四小学校については男山第二中学校にと説明されたんですけど、防災会議の前に地元の自治会とか防災関係者にはもう説明はされているんですよね。それで、くすのき小学校の防災訓練のときに、これからは八幡高校に避難するんだと自治会関係者が言っておられて、それをこの八幡市のメンバーもおられるときに否定する人は誰もいなくて、それはちょっと僕が聞いている話と違う感じがするというのがありまして、なぜ事前に八幡高校に避難するんだという話が飛び交っているのかというのは、僕は全く理屈に合わない話だと思っているんですが、決してそういう誤解されるような表現はいろいろなところで報告もしていないし、議論もされていないということは確認しておきたいと思います。
     もう一つは、防災計画の変更をもって議会への報告とするというのは、別に議会で決裁権があるわけでもないですから、計画の発表をもって議会に報告したことになるんだという理解は僕はしていません。きちんと節目、節目で、重立った特徴については議会には報告し、お互い知恵を絞って練り上げていくという、作成過程でそこに関与しなくてはいけないとは思っていませんけれども、詳細な議論はできるようにしておくべきだとは思います。少なくとも3月議会もきょうが終わりますと最終日、本会議しかありませんから、先ほどの話だと議会への説明はいつやることになるのか。防災計画上の発表も含めていつになるのか、お聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  岸本総務部技監。 ◎岸本洪一 総務部技監  地元への説明につきましては行っておりません。事前に話が飛び交っている高校が避難場所ということにつきましては、どういういきさつになっているのかも承知しておりません。また、議会への報告は、防災計画の差しかえのときに説明しながら差しかえさせていただきたいと考えております。時期につきましては3月末から4月初めころになると考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ほかにないようでありますので、これで総括質疑を終結いたします。  それでは、ただいまより各会計ごとの討論、採決を行います。  これより議案第2号、平成30年度八幡市一般会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第2号、平成30年度八幡市一般会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手多数(6名対2名) ○長村善平 委員長  挙手多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  これより議案第3号、平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第3号、平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(8名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  これより議案第4号、平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第4号、平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(8名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  これより議案第5号、平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第5号、平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(8名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。  これより議案第6号、平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第6号、平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(8名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  これより議案第7号、平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第7号、平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手多数(6名対2名) ○長村善平 委員長  挙手多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  これより議案第8号、平成30年度八幡市水道事業会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第8号、平成30年度八幡市水道事業会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手多数(6名対2名) ○長村善平 委員長  挙手多数であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  これより議案第9号、平成30年度八幡市下水道事業会計予算案の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  討論なしと認めます。  これより議案第9号、平成30年度八幡市下水道事業会計予算案の採決を行います。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。          挙手全員(8名) ○長村善平 委員長  挙手全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終結いたしました。  お諮りいたします。  委員長報告につきましては、正副委員長に一任していただくことにご異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議がないようですので、そのようにさせていただきます。  平成30年度予算特別委員会の閉会に当たりまして、一言挨拶をさせていただきます。  13日から始まりました各部ごとの6日間の審査におきましては、委員の皆さんまた理事者の皆様方のご協力で、全ての審査を終了することができました。改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。  もう少しで平成30年度が始まります。退職される職員におかれましては、長年市政運営にご尽力いただきましてありがとうございました。また、4月から異動される職員もおられると思いますけれども、議員の皆様方また理事者の皆様方のさらなるご活躍をご祈念申し上げまして、簡単ではございますけれども挨拶とさせていただきます。ご協力ありがとうございました。  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  予算特別委員会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。  各委員におかれましては、平成30年度一般会計及び特別会計並びに水道事業会計、下水道事業会計の予算案の審査につきまして、大変ご多用の中、3月13日から実質6日間にわたりご審議いただき、まことにありがとうございました。本日、全ての予算案につきましてご可決賜りましたことを改めて厚く御礼申し上げます。審査を通じまして、それぞれの視野から賜りました数々のご意見等につきましては、今後十分留意して、予算の適正かつ効果的な執行を図ってまいりたいと存じております。  特に長村委員長、中村正臣副委員長におかれましては、最終日の本会議に審議結果をご報告賜りますまで引き続きお世話になります。よろしくお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○長村善平 委員長  それでは、これで平成30年度予算特別委員会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。                  午後 1 時17分 閉会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  平成30年度予算特別委員会委員長...