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平成30年度予算特別委員会−03月16日-03号

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  1. 八幡市議会 2018-03-16
    平成30年度予算特別委員会−03月16日-03号


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    平成30年度予算特別委員会−03月16日-03号平成30年度予算特別委員会  平成30年度予算特別委員会(第3日目)記録 1.日時  平成30年3月16日(金) 午前10時 再開 1.場所  第1委員会室 1.案件  ・付託案件         議案第2号  平成30年度八幡市一般会計予算案         議案第3号  平成30年度八幡市休日応急診療所特別会計予算案         議案第4号  平成30年度八幡市駐車場特別会計予算案         議案第5号  平成30年度八幡市国民健康保険特別会計予算案         議案第6号  平成30年度八幡市介護保険特別会計予算案         議案第7号  平成30年度八幡市後期高齢者医療特別会計予算案         議案第8号  平成30年度八幡市水道事業会計予算案         議案第9号  平成30年度八幡市下水道事業会計予算案 1.出席委員  長村善平委員長     中村正臣副委員長         近藤恒史委員      中村正公委員         清水章好委員      鷹野雅生委員         山口克浩委員      山本邦夫委員
            小北幸博委員         森川信隆議長 1.欠席委員  な  し 1.理事者   堀口文昭市長            丹下 均副市長         足立善計政策推進部長        法谷道哉政策推進部次長         藤田孝志都市整備部長        東  睦都市整備部次長         田中賢治都市整備課主幹       大戸貴博都市整備課主幹         畑中 博都市整備課主幹       小川友基都市整備課計画係長         多賀正記都市整備課整備係長         林 利治管理・交通課長       橋本能彰管理・交通課主幹         東風浜進管理交通課長補佐     増永浩子管理交通課交通係長         梅地加奈子管理交通課公園緑地係長         日下繁典道路河川課長        犬伏和弘道路河川課長補佐         角野一成道路河川課河川係長         家村聡一住宅管理課長        小林聡美住宅管理課管理係長         宮嵜 稔上下水道部長        源野 浩上下水道部次長         木下章伸経営課長          山本恵祐経営課長補佐         藤堂香織経営課上水道係長         藤田範士上水道課長         山口将司上水道課長補佐         吉田行広上水道課長補佐       狩野仁志上水道課給水係長         坂井隆治下水道課長補佐       亀井雅史下水道課事業係長 1.議会事務局   上村文洋議会事務局長       山中友順議会事務局次長           吉田雅輝議会事務局議事調査係長                  午前10時00分 再開 ○長村善平 委員長  おはようございます。  ただいまから平成30年度予算特別委員会を再開いたします。  丹下副市長より、本日午後から退席されるとの報告を受けております。ご了承願います。  お諮りいたします。  本日の日程は、各所管部ごとの審査とし、都市整備部所管一般会計予算案及び上下水道部所管の水道事業並びに下水道事業会計予算案について審査を行いたいと思います。審査の順序といたしましては、1.都市整備部、2.上下水道部、以上の順序で説明員の交代を行いながら進めたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。  それではまず、都市整備部所管の一般会計の審査に入ります。  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  おはようございます。私からは1点だけです。予算内容一覧表の63ページです。交通安全施設整備費の中で、ゾーン30の記載があるのですけれども、今年度橋本小学校区内30ヘクタールに引き続いて、来年度も橋本小学校区内98ヘクタールを予定されておりますけれども、ゾーン30設定地の効果の見きわめ、これは以前もお聞きしたのですけれども、もし数字で示せるものがあればお示しいただきたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  近藤委員の質問にお答えいたします。  ゾーン30の効果につきましては、警察の計測等によりますと、区域内を通過する車両の平均速度は、ゾーン整備前が時速34.7キロ、整備後が25.6キロで、時速約9キロの減速となっております。また、区域内の人身事故の発生件数でございますが、整備後1年間の記録によりますと、整備前が11件、整備後が11件と、件数は変化がございませんが、そのうち5件は欽明台西地域の事故多発の交差点内の発生事案であります。当該地域につきましては、事故につきましては個別に対策を実施しているところであり、その他の区域につきましてはゾーン整備後の事故件数はおおむね減少しており、十分に効果が得られていると考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。効果があるということで、スピードも平均で9キロ減ですね。件数も減っているのではないかということですけれども、大変喜ばしいことですが、今現在、市内全体でゾーン30設定区域が合計で何ヘクタールになっているのか。箇所で聞いた方がいいですかね。どちらか答えやすい方で教えてください。  それと、ゾーン30設定に当たって、路側線の設置であったりとかカラー舗装等、費用もかかっていくのですけれども、これは年間で、今現在、補修とかも入ってくると思うのですが、今後どういう見込みか、わかる範囲で結構ですので、教えてください。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  近藤委員の再質問にお答えいたします。  ゾーン30のこれまで整備してまいりました合計の面積でございますが、五つの校区で整備を実施しております合計が138ヘクタールとなっております。 ○長村善平 委員長  日下道路河川課長。 ◎日下繁典 道路河川課長  ゾーン30のカラー舗装等の維持管理の見込みですが、一度設定したものは恐らく解除されることはないと思われますことから、薄くなったものについては塗りかえてまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。まず、小学校区5校区という理解でよろしいですかね。これは今後の広がりというのはどういった形で。残りの小学校区であったりとかはどのような計画になっているのか、あれば教えてください。  道路維持管理で薄くなったら塗りかえということですけれども、それを今後、年間どれぐらい見積もっていかれるのかというのをお聞きしたかったので、お願いします。  以上です。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  近藤委員のご質問にお答えいたします。  今後のゾーン30の予定でございますけれども、まず平成30年度は橋本小学校区、八幡市四区自治会と西山地域連合会の要望に基づいて実施する予定でございます。こちらの要望区域につきましては大変広範囲にわたっておりますことから、平成29年度と平成30年度の2カ年に分けて実施する予定としております。その後の予定につきましては、今のところ、さくら小学校区から1件の要望が出ております。そのほかにつきましては、これは時速30キロ規制の交通規制が絡んでくることから、地元の合意形成が必要となってまいります。基本は地元からの要望があることを前提と考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  日下道路河川課長。 ◎日下繁典 道路河川課長  近藤委員の再々質問にお答え申し上げます。  現状でまだ整備がされてから年数がたっておりませんので、今のところ、まだ塗り直したものはないので、今後の見積もりについては定かではございません。ちなみに、ゾーン30と書いた四角いカラー舗装、1カ所2万5,000円程度必要になりますことから、一定量たまったら塗りかえを行う必要があると考えております。 ○長村善平 委員長  近藤委員。 ◆近藤恒史 委員  ありがとうございます。基本は自治会からの要望ということで、危険な箇所については、通学路がメインと思いますので、子どもたちを守るためにこれからもしっかり続けていっていただきたいと思います。  財政が厳しいと最近ずっとお聞きしていますけれども、そこでこういった子どもたちの安全にかかわることですので、効果があるのであれば、予算的に削られないと言ったら言い方が悪いですけれども、しっかりと続けていけるような形で安全を守っていただきたいと思います。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  おはようございます。多いですけれども、端的に聞かせていただきます。5点ございます。  まずは予算内容一覧表58ページです。地籍調査事業費として調査箇所が今回は西山地区です。昨年平成29年度も西山地区となっておりましたけれども、これは継続でしょうか。その選んだ理由もあわせてお聞かせください。  2つ目です。予算内容一覧表63ページ、道路照明費として、維持補修費では街路灯LED化が33灯で800万円となっております。これは水銀灯でしょうか、ナトリウム灯でしょうか。また、更新する場所、その本数をお聞かせください。以前のご答弁ではポールの老朽化によるものと聞いておりますけれども、これも計画どおりでしょうか、それとも省エネのためでしょうか、お聞かせください。  続きまして、同じ63ページで放置自転車等対策費として、撤去移送が541万円計上されております。平成29年度の撤去台数、どこの地域か、いつ実施されたのかお聞かせください。  4つ目です。65ページです。都市計画一般事務費として空き家対策推進業務としての委託が700万円計上されています。業務内容と、予算が通った後の、入札かとは思いますけれども、予定の発注先がわかっておりましたらお聞かせください。  最後です。68ページです。公営住宅管理費としての市営住宅ストック総合活用計画改定業務委託が446万円、長寿命化計画改定業務委託が372万円となっておりますけれども、どのような内容かお聞かせいただけますか。  以上、よろしくお願いいたします。 ○長村善平 委員長  東風浜管理・交通課長補佐。 ◎東風浜進 管理・交通課長補佐  地籍調査事業についてでございますが、八幡市におきましては平成29年度から地籍調査事業を開始いたしましたが、今後、多年にわたる事業として継続していく上で、地積測量図等の参考資料が比較的豊富な西山地区を事業開始の端緒としたものでございます。本年度は法務局資料をもとに地籍調査票、地籍図原図を作成いたしましたので、引き続き平成30年度は現地調査、測量に入ってく予定でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  犬伏道路河川課長補佐。 ◎犬伏和弘 道路河川課長補佐  LED灯についてのご質問にお答えいたします。  平成30年度に取りかえを計画しているのが、市道橋本南山線の生涯学習センター前からくすのき小学校付近に設置されているナトリウム灯のうちポールが老朽化している15灯と、橋本駅地下道と府道八幡木津線の内里日向堂にある地下道内に設置されている蛍光灯のそれぞれ9灯で、合計33灯でございます。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  次に、放置自転車等対策費のご質問にお答えいたします。  平成29年度の放置自転車撤去台数につきましては、平成29年度はまだ年度途中でございますけれども、平成30年2月末現在で59台となっております。  次に、自転車撤去を実施している地域につきましては、八幡市自転車等放置防止条例で定めております八幡市駅周辺の自転車放置禁止区域内でございます。  次に、撤去をいつ実施しているのかにつきましては、基本的には毎日午前と午後1回ずつ、区域内を巡視員が巡回しておりますので、午前の巡視において放置自転車を発見した場合は、自転車本体に警告の札を取りつけた後、おおむね3時間程度経過した午後の巡回時に同じ自転車がそのまま放置されたままであれば、随時撤去を行っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  空き家対策推進業務に関するご質問にお答えいたします。  まず、業務内容といたしましては、これまで空き家対策は危険度の高い管理不全空き家への対応を行ってまいりましたが、今後は管理不全に至らないように事前の啓発や対策の必要があると考えているところで、今回そのためにまず空き家の実態調査に向けた調査を進めてまいりたいと考えているところでございます。具体には、空き家の件数、分布のデータ化、さらに空き家所有者の意向を把握するところまでできればよいと考えております。  続きまして、発注方法ですが、発注先の選定や入札方法は発注審査会にて決定されますが、建設コンサルの登録がある業者に対して入札を行い、発注するものと考えております。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  ストック総合活用計画及び長寿命化計画改定業務委託についてのご質問にお答えいたします。  市営住宅等ストック総合活用計画は、市営住宅等の効率的かつ円滑なストック活用を実現するため、平成21年3月に策定、平成26年3月に改定を行いました。計画期間を平成26年3月の改定から10年とし、5年ごとに計画の見直しを行うこととしております。平成30年度が改定後5年目に当たることから、見直し作業を行い、改定に取り組むものでございます。  市営住宅等長寿命化計画につきましては、市営住宅等ストックの状態把握及び日常的な維持管理の方針、長寿命化及びライフサイクルコストの縮減に関する方針を定めたもので、策定及び改定時期、計画期間はストック総合活用計画と同様で、改定後5年目に当たりますことから、見直し作業を行い、改定に取り組むものでございます。主な見直し内容につきましては、適正管理戸数、用途廃止箇所の決定、耐震診断を考慮した団地の活用方法、残住棟の補修・改善内容の見直しを行う予定でございます。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  どうもありがとうございました。まず、地籍調査につきましてはよくわかりました。先ほど多年にわたるということでお聞かせいただいたのですけれども、平成31年以降としましては、その多年というのはどれぐらいの範囲、5年なのか、10年なのか、20年なのか、わかったらお聞かせいただけますか。特にこの西山地区に当たってどれぐらいかかるかお聞かせください。  LED照明につきましては、今後とも計画立てていただいて速やかに推進していただくようによろしくお願い申し上げます。  あと、自転車の放置につきましては59台と、思ったより少ない数字をお聞かせいただいたので、きちっとやっていただいているのかなと、このように思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
     空き家の調査につきましては、先ほどデータ化であるとか所有者を確定していきたいということでお聞かせいただきました。そのような報告をいただいた後でのアクションとしてはどんなふうにお考えなのかお聞かせいただけますか。  最後の公営住宅の管理につきましては、特に長寿命化計画については事細かくお聞かせいただきまして、ありがとうございます。途中で、居住しておられる方が故障とか何かご要望がありましたら、対応はどのようにされているのかお聞かせください。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  橋本管理・交通課主幹。 ◎橋本能彰 管理・交通課主幹  地籍調査の関係の工程の中で最も時間のかかります現地調査、測量ですけれども、これは西山地区を2分割で考えております。その後に地籍簿、地籍図を作成しますので、一つの区間として3年からおおむね4年ぐらいのサイクルで回っていくかと考えております。 ○長村善平 委員長  田中都市整備課主幹。 ◎田中賢治 都市整備課主幹  空き家調査の実態把握後の今後の展開についてお答えいたします。  空き家の実態調査把握後の具体の対応などは、現在のところ、決めたものはございません。これまでは危険度の高い管理不全空き家への対応を行ってまいりましたが、今後は管理不全空き家と至らないように事前の啓発などの対応が必要であると考えているところでございます。そのためには、まず空き家実態調査を進め、件数、分布及び空き家所有者の意向等の把握を行ってまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  入居者の修繕の要望についてのご質問にお答えさせていただきます。  市営住宅の老朽化が進み、日々、修繕の要望を多くいただいております。修繕につきましては、条例第25条に規定する畳の表がえ、破損ガラスの取りかえ、その他の市営住宅等の軽微な修繕や、給水栓、点滅器、その他附帯施設の構造上重要でない部分の修繕を除き、その都度対応させていただいておるところでございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  私も幾つか、重なるところはあるのですが、質問させてもらいます。  まず、63ページの先ほどのゾーン30の件で、ほとんど聞かれているのでいいですが、説明書で、これに交通安全施設整備工事費が1,400万円。このゾーン30の費用は去年で200万円ぐらいだと聞いているのですが、交通安全施設整備工事費でそのほかの主な内容を教えてください。  それから、先ほどゾーン30の効果としては、車は9キロぐらい減速してというお話がありましたが、実際、美濃山、欽明台なんかで宣伝のときに目撃したのは、公園の前でかなりのスピードで来られる車があるということです。そういうことに対しての対策というのがゾーン30、場所によってはでこぼこをつけたりしているところもあると思うのですが、そういう対策はどうなのでしょう。  それからもう一つ、放置自転車の件ですけれども、先ほど平成29年度で59台とありましたが、あと平成28年度、平成27年度の放置自転車の台数をお聞かせください。  それから、撤去移送自転車の保管場所がありますが、そこで保管して、返却した自転車の台数は何台か、これも3年ぐらいでお聞かせください。  それから、保管に関して、今現在どのぐらいの保管台数があるのかと、引き取りできるまでの保管期間とか、そのほかに引き取りのない自転車はどうされるのか。  あと、それに関連して駐輪場の利用状況についてですけれども、駐輪場があるのに放置自転車があるという状態が生まれているわけですけれども、駐輪場の収納台数を教えてください。  それから、利用台数、状況を3年間で教えてください。  次に、同じ63ページの橋本駅周辺拠点整備事業ですけれども、その中で、橋本駅前広場整備詳細設計が始まるということです。今年度中に基本設計が完了することになっていますが、基本設計が完了した後の住民への公開というか、説明というか、意見を聞く場というのはいつ持たれるのですか。そのスケジュールを教えてください。  それから、ここに物件補償設計業務委託が1,660万円とありますが、その詳細について教えてください。  それから、土地購入費の道路用地取得費が50万円、それと建物移転等補償金として50万円が上がっているのですが、これの中身について教えてください。  それから、駐輪場についてですけれども、広場の基本計画の中に、今無料になっている橋本駐輪場を有料にするという計画がされていますが、どのくらいの利用者を見込んでいるのか、また、料金設定とか管理運営について教えてください。  最後に、広場計画の中に、要望として公民館の駐車場が足らなくて何とかしてほしいという要望が出ているのですが、その辺はどういうふうに基本設計でなされ、今度詳細設計に反映されていくのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  犬伏道路河川課長補佐。 ◎犬伏和弘 道路河川課長補佐  交通安全施設整備費についてのご質問にお答え申し上げます。  主な内容につきましては、ゾーン30以外では、区画線や道路反射鏡、防護柵等の新設及び更新費、バリアフリー工事費道路反射鏡点検清掃業務委託費等でございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  欽明台ゾーン30内のスピードが守られていない箇所があるということにつきましての対策についてでございます。  おっしゃっておられる箇所は欽明はぎ公園付近の前の道路が抜け道になっているところだと思うのですけれども、ここに関しましては、対策について地元欽明台西自治会からも要望を頂戴しているところでございます。当該箇所につきましては、道路幅員も広く、住宅の出入り等に影響がございますため、先日に試験設置をしておりましたハンプ等の物理的な対策は困難であると考えておりますが、道路への路面標示など、車両速度を減速させるような対策等において今後検討してまいりたいと考えております。  続きまして、放置自転車に関するご質問でございます。  まず、撤去台数の過去3年の数字でございます。まず平成27年度が123台、平成28年度が84台、平成29年度につきましては先ほど申し上げましたが平成30年2月末現在で59台となっております。  これに対します、先に返還されている台数につきましてですが、平成27年度の撤去台数123台に対しまして返還された台数は65台、平成28年度につきましては撤去台数84台に対しまして返還台数が57台、平成29年度につきましては撤去台数59台に対しまして返還されております台数は35台となっております。  撤去された後に保管場所に保管されている期間につきましてでございますが、およそ8カ月間となっております。その後ですけれども、引き取り手がない自転車に関しましては、市に帰属する手続きを経た後、入札見積もり合わせの上、業者に売り払いを実施しております。現在、保管場所に保管されている自転車につきましては、ちょうど先日売り払いを行ったばかりですので、保管自転車数はございません。  次に、駐輪場につきましてのご質問でございますが、八幡市駅前駐輪場の収容能力台数につきましては月830台となっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  暫時休憩します。                  午前10時31分 休憩                  ――――――――――――                  午前10時33分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  八幡市駅前駐輪場の過去3年の利用数につきましてでございます。まず平成27年度が年間で3,950台、平成28年度が3,722台、平成29年度につきましては平成30年1月末現在の数字でございますが、2,520台となっております。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  橋本駅周辺整備事業についてのご質問にお答えいたします。  まず、橋本駅の基本設計についての地元のご意見を聞く場についてですけれども、これにつきましては、これまで市道の橋本南山線開通時の説明会に合わせるなど、平成28年12月、また平成29年10月に橋本駅前の整備についてのご意見を伺う場を持ったところでございます。今現在進めております基本設計につきましては、駅前の形状を決定しますバスロータリーの形状、また接続する道路の形状の決定に向けて警察との協議を繰り返しているところでございます。この警察との協議が決定しますと道路の形態が決定されますので、それに従いまして駅前の施設の配置等を決定していくというような作業になります。このおおむねの形が決まった段階でまた地元に向けての説明会を開き、ご意見を伺う場を持つという予定にしているところでございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  大戸都市整備課主幹。 ◎大戸貴博 都市整備課主幹  橋本駅周辺整備の用地取得、建物移転等の関係にお答えいたします。  物件補償設計業務委託につきましては、今年度基本設計に合わせまして土地や建物の権利者調べを行っております。これに基づきまして用地取得、土地や建物の補償に関する調査を行うことを考えております。  それから、用地取得、建物移転補償費の使途についてですが、現在、合計で100万円を計上しておりますが、対象とする物件は具体に決定しておりません。用地取得や補償物件などは即座の対応が必要となりますことから予算計上しているものでございます。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  続きまして、橋本駅周辺整備の駅前の駐輪場等のご質問でございますけれども、今現在無料の駐輪場につきましては整備後は有料とする計画としております。有料の料金につきましては、八幡市駅前の市営駐輪場の料金を参考に決定することと考えておりますけれども、今、具体に金額はまだ決まっておりません。  それと、駐輪場の管理運営については、そのノウハウをお持ちの京阪電鉄に管理運営をお願いすることになると考えております。  それと、必要想定数ですけれども、これにつきましては、今現在無料でありますことから、樟葉駅の有料、また八幡市駅の有料で、比較的たくさんの自転車が橋本駅に集まってきているのではないかと考えております。これを有料にした場合、最終的に何台になるかということにつきましては、今現在検討を加えているところでございますが、その台数はまだ確定できていないという状況にございます。しかし、駅前にあるスペースにつきましても限りあるスペースとなりますので、面積と予想台数のバランスをとりながら決めてまいりたいと考えております。  次に、橋本公民館の駐車場の確保でございますけれども、今、駅前の整備におきましては橋本公民館用の駐車場の考慮はいたしておりません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。通行車両の、ゾーン30の中で設定していてもスピードはやはり出して通る車も中にはあるということで、自治会でもその対策を要求しているということですけれども、いろいろな方法で速度を減速させる方法。路面にハンプをつけているという試みを今やっていると聞いているのですが、そのことについて一つ、どこでやられているのかをお聞かせください。  それから、放置自転車ですけれども、台数は年間100台ぐらいですか。そのうちの返却は半分ぐらい。あとは処分するということですが、この返却の、半分くらいの返却台数というのは、保管期間が8カ月までとなっていますが、大体いつぐらい。とりに来る人はすぐとりに来ると思うのですが、どのぐらいの割合で引き取りに来るのか教えてください。多分、引き取りに来るのは早いと思うのですけれども。  それから、駐輪場の台数、この資料から見たら収容能力とあるから、すごい、8,000台もあると、私自身が勘違いしていましたけれども、収納台数は830台と。これはバイクも含めた台数でよろしいのでしょうか。  それから、利用状況はわかりました。ただ、利用率から、資料によりますと随分、平成27年度で自転車、バイクを合わせて39.2%、平成28年度で37.4%、平成29年度、今は途中ですが、30.4%と。訂正します。830台というのはバイクを含んだという認識でよろしいのでしょうか。  今ほど言ったような利用率の中で、周りに放置自転車が年間100台ぐらいはあるということですが、その辺の対策等をひとつお聞かせください。料金とかいろいろな事情があって、そこにとめないで放置ということになっているかと思うのですが。  次に、橋本駅周辺拠点整備事業のことですけれども、基本設計が今年度中にということですね。今の状況からいうと、今、警察との協議が入ったりしているということなので、その基本設計の完了するのは、そうすると、今年度中ではなくてこれが延びるということでしょうか。その辺のスケジュールを教えてください。  それから、基本設計が終わったら実施設計に入る前に住民との説明会を開くということですので、これはよろしくお願いします。  それから、この実施設計業務の委託先というのは、基本設計は基本設計で契約していると思うのですけれども、実施設計というのは、これは入札なのか随意契約なのかと、そのスケジュールを教えてください。  物件補償設計業務委託費1,660万円ですけれども、これが上がっていますが、基本調査の中で、地権者とかそういう方の補償とか調査、この1,660万円というのは実際にどういう、調査費用としてはあれですけれども、設計業務委託として1,660万円という計上をしているのですか。これはもう一度どういう中身か教えてください。  土地購入とか道路取得、この100万円は調査していく中でという予算として計上しているということで、具体的には今ない予算だということで、わかりました。  それから、平成29年度の予算の中にも計上されていた建物移転等補償金、計60万円というのもそういう中身として考えていいのでしょうか。  それから、橋本駅前の駐輪場については有料化の方向で、料金等は駐輪場に合わせてと。台数とかの検討はこれから。ただ、駅前広場の限りある、広場の面積がありますので、その中で駐輪場の設置の検討、それはいつぐらいをめどに検討されるのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  中村委員の再質問にお答えいたします。  まず、ハンプの設置についてでございます。2月2日から3月2日の1カ月間、欽明台西区域内の山鳩第二保育園の付近に試験的にハンプを設置いたしました。その設置の期間中に、通過速度でありますとか騒音・振動といったことの調査を行っております。あわせて国土交通省でビッグデータも集積していると伺っております。今後は、それらのデータを総合し、地元のご意見も頂戴しながら、今後、設置する箇所、そもそも設置が必要なのかどうかも含めて総合的に検討してまいりたいと考えております。  続きまして、放置自転車の関係でございます。放置自転車を撤去して保管場所に保管された後、引き取りに来られるのがどれくらいの期間で来られるかということだと思うのですけれども、これはいろいろでございまして、まず、撤去しました自転車は可能な限り、防犯登録等に基づいて警察等に照会をかけまして所有者を割り出します。そして、撤去した旨の通知を主にはがき等で所有者にお知らせしております。それで、そのはがきが届いた後に、すぐにとりに見える方もおりますし、保管期限ぎりぎりの8カ月ぐらいたってから急に見えられる方もいますので、これは一定期間は申し上げられません。  次に、八幡市駅前の駐輪場の収容能力台数にバイクは含んでいるのかということでございますが、これはバイクは含んでおります。  次に、放置自転車の対策として日々何をしているかということでございますけれども、これは、八幡市自転車等放置防止条例で定められております八幡市駅周辺の自転車放置区域内におけます巡回・指導及び放置禁止区域の啓発看板の設置等を行っております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  中村委員の再質問にお答えいたします。  まず、橋本駅周辺整備の基本設計でございますけれども、これにつきましては、先ほどご答弁させていただきましたように、警察との協議を繰り返し行っているところで、警察の協議は、1度行きますと、次の協議まで1カ月半から2カ月ぐらいのスパンで、これまで5回、6回とやってきているのですけれども、今ようやくその結論が出そうかなというような状況でございます。ですから、基本設計が最終はいつだというご質問については、これはまだ現在お答えできないけれども、終わりは近いと思っているところでございます。  実施設計に入る前の地元説明と先ほどおっしゃったのですけれども、やはり基本設計を警察のゴーサインをいただいてから、こちらで施設の配置等をその詳細設計の中で幾分もんでからでのお示しということになろうかと考えております。  次に、詳細設計の委託先でございますけれども、これは入札で行う考えでおります。予備設計の結果を示して入札にかけるというような格好になろうかと思っています。スケジュールにつきましては、新年度が始まって早い段階で入札事務に取りかかりたいと考えております。  次に、物件補償設計業務委託の1,660万円でございますけれども、これは橋本駅前整備をする中で支障となる物件に支払うというか、補償すべき金額を算出するという設計費用でございます。ですから、その金額で出た額をもとに交渉に入ると。こちらの予定する額を算出するという委託でございます。  次に、補償費ですけれども、60万円程度でしたか、これは橋本南山線を築造しましたときに近傍の家屋の電波障害であるとか騒音・振動等の補償の金額でございます。  次に、有料駐輪場等の台数の決定でございますけれども、これも先ほどの警察の協議をまず受けて、形が決まって、どこにどんな施設を配置するかということが決まらないと、駐輪場の台数もなかなか決まってこないということで、これも先ほど申し上げた設計が順次進むに従って徐々に決まってくるという状況で、今現在いつに決まるということはお答えしづらい状況にございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  中村正公委員。 ◆中村正公 委員  ありがとうございます。まず、ゾーン30の、これは今調査中ということで、わかりました。  放置自転車の件ですが、8カ月と。引き取りに対してすごく手間をかけて出したりしているという、そういう私の認識ではなかったので、よくわかりました。なかなか保管とか管理とかが大変だとは思います。やはり一つは、先ほども言いましたように、有料駐輪場のあき台数もあるわけで、そういう、料金だけではないと思うのですが、いろいろな絡みで放置自転車が生まれるということから見て、橋本駅で今度広場の整備計画の中で、放置自転車が生まれないような対策もやはり考えていく必要があると思うのですけれども、その対策についてお聞かせください。  それから、橋本駅ですけれども、警察が1回出したら1カ月半、ほったらかしではないのでしょうけれども、していると。それが5〜6回やられていると。そういうことでおくれているというのはよくわかりました。あそこの広場に、一番問題はロータリーだと思うのですが、その辺を決めるのに一番手間取っているということですね。時間がかかってもしようがない側面はあるかもわかりませんけれども、いい方向で進むようにお願いしたいと思います。  それから、1,660万円の補償設計業務委託というのはわかりました。一つ、60万円も、前年度のものは電波障害とか、そういうことだということで。  橋本駅の駐輪場も、警察との協議の中でロータリーがどういうふうになるかで道のつけ方とか、それで広場がどのぐらいか決まるということで、ここも警察待ちということなので、わかりました。  関連して一つ、何回も言っていますけれども、橋本駅南の交差点の信号が、枚方市に聞きましたら、あそこの計画道路が土地区画整理事業で、途中までは行けるのだけれども、供用開始は今年度にはならないということですが。3月までにはつかないということですね。4月以降にという協議をしているということを枚方市役所からは聞いています。それは向こうの、現在ある枚方市のつながっている町内会との協議中だということで。ただ、それが本当につながったときには車の台数がふえる。今でも危ない状況が続いていますので、何回も言っていますが、これは早い時期に信号の設置を要望しておきます。  以上です。
    ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  放置自転車が生まれない対策ということでございますが、基本的にはこれは自転車に乗っている方のモラルの問題であると考えております。よって、これからも、先ほど申し上げたとおり取り組みは継続していきたいと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  予算内容一覧表の53ページ、勤労者住宅資金貸付事業費のところですけれども、これの融資の対象者の要件としてどのような方を考えておられるのかお聞かせください。  あと、協力してくれる銀行とかの金融機関はどこになるのでしょうか、お聞かせください。  あと、住宅のための借入金ということですけれども、何かほかに条件などがあればお聞かせください。  次に、58ページの地籍調査事業費のところですが、今回も西山地区ということになっていますけれども、改めて委託先をお聞かせください。  それと、地籍調査を円滑に進めるためにはやはり住民との対話、住民説明会というのが必要なのではないかと思うのですが、そういった住民説明会は行われたのでしょうか。もし行われたのであれば、住民の方の声というのが何か届いていないでしょうか。ありましたらお聞かせください。  次に、予算内容一覧表の62ページ、駅前広場管理費のところですけれども、八幡市駅のところですが、八幡市駅前の放生川踏切、できたら拡幅に向けて進めることはいいことではないかと思っているのですが、そんな中、去年の4月に踏切道改良促進法が改正されたということで、改良すべき踏切道として放生川踏切が国土交通大臣によって指定されたということになっていますけれども、それから1年ちょっと、何か動きというものがありましたか。京阪電鉄と何か話し合いをされたのか。もし何か進捗がありましたらお聞かせください。  最後になりますけれども、予算内容一覧表の67ページ、市民スポーツ施設・都市公園等管理費というところですけれども、これは公園施設長寿命化計画というのが策定されまして、それに基づいて、老朽化している公園施設、これは計画的に予防修繕を行っていくということですけれども、計画的な予防修繕に向けて何か課題がありましたら、進めるに当たって何か問題とかがありましたらお聞かせください。  それと、地元団体とか地域の団体への公園管理の委託率はどのようなものになっていますか、お聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  小林住宅管理課管理係長。 ◎小林聡美 住宅管理課管理係長  勤労者住宅資金貸付事業費についてのご質問にお答えいたします。  要件・条件につきましては、八幡市勤労者住宅資金貸付要綱第6条で、近畿労働金庫の会員であること、本市に引き続き2年以上在住していること、市税の完納者であること、融資額150万円以内は年間全償還額が年収の25%以内であること、融資額160万円以上は年間全償還額が年収の35%以内であること、同一職場に1年以上勤続する勤労者であること、完済時年齢が70歳未満であること、金庫からこの制度により現に貸し付けを受けていないことに該当する者となっております。  金融機関といたしましては、近畿労働金庫が協力金融機関となっております。  その他条件ですが、みずからの居住する住宅の新築・増築・補修並びに家屋及び宅地の購入に使用しなければならない、そのほか条件はございます。  以上です。 ○長村善平 委員長  橋本管理・交通課主幹。 ◎橋本能彰 管理・交通課主幹  地籍調査事業の委託先ですけれども、指名競争入札によりまして、ちなみに今年度、平成29年度は株式会社かんこうに委託を行いました。  続きまして、地元説明会ですけれども、これは地籍調査事業の工程の中に、現地調査に入る前に地元説明会という項目を設けておりますので、今年度、現地調査に入る前に地元説明会という形で計画しております。ですから、今年度はまだ実施しておりません。来年度であります。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  放生川踏切のご質問にお答えいたします。  放生川踏切は、委員ご案内のとおり、改良を実施すべき踏切ということに位置づけをされているところでございます。八幡市としましても拡幅改良は必要であると考えておりまして、京阪電鉄とは話し合い等機会があるたびに情報交換は行っているところでございます。しかし、踏切拡幅につきましての費用は極めて高額でございまして、限られた予算の中での対応となりますことから、即座の対応は今のところ難しいと判断しております。しかし、できるだけ早く対処すべき課題であると認識しているところでございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  梅地管理・交通課公園緑地係長。 ◎梅地加奈子 管理・交通課公園緑地係長  公園施設長寿命化計画の課題につきましては、計画の事業費につきまして、交付金をどの程度いただけるかが課題と考えております。  また、公園の地元管理につきましては、割合としまして約77%を地元で管理していただいております。 ○長村善平 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。まず、勤労者住宅資金貸付事業費ですけれども、近畿労働金庫ということで、これは金利が3.78%と書いてあるのですけれども、同じような制度を持っている近隣市町村の金利というのがわかりましたら、参考までに。宇治市とか城陽市とか、制度があるかどうかわかりませんが、そういった近隣の金利、もしわかりましたらお聞かせください。  次に、地籍調査事業費のところですけれども、これから住民説明会ということで、例えば地籍調査に関して何か市役所に声が上がっていないかどうか。もし上がっていましたら、内容をお聞かせいただけたらと。例えば地籍調査で境界なりが決定したということになって、後から修正したいと。もしそういうことになった場合、一体どうすればいいのかというところがわかりましたらお聞かせいただけたらと思います。市役所の対応として何かされるのがあるのかお聞かせください。  次に、62ページの駅前広場のところですけれども、拡幅に向けて改良すべき踏切ということで、指定したのは国土交通大臣ですが、指定した後、国土交通省との話し合い。国土交通省は指定しただけかという感じも受けるのですけれども、国との話し合いはどうなっていますか。  あと、もし拡幅するとなると、大体費用としては放生川踏切はどれぐらいかかるのか、もし参考にわかるのであれば費用をお聞かせください。  最後に、市民スポーツ施設・都市公園のところですけれども、交付金次第ということで。  受託率が77%、過去に比べて減っていないですか。もし減っていましたら、その理由もお聞かせいただけたらと思います。  それと、長寿命化計画に基づいて、公園の遊具はこれからどれぐらい更新していかれる予定なのか。何基更新とか、もしわかれば、その予定ですね。  その遊具というのはどのような遊具をこれから更新されるのか、あわせてお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  小林住宅管理課管理係長。 ◎小林聡美 住宅管理課管理係長  勤労者住宅資金貸付制度の近隣市町の金利でございますが、京田辺市は、新築の場合3.2%、リフォームの場合は1.5%でございます。宇治市は、5年固定、新築で1.4%、10年固定で1.75%、変動で1.075%でございます。城陽市は固定で1.98%。久御山町は、固定で1.98%、リフォームの場合1.5%でございます。 ○長村善平 委員長  橋本管理・交通課主幹。 ◎橋本能彰 管理・交通課主幹  地籍調査の関係でございますけれども、今現在、市民の方から意見等はまだいただいておりません。  それと、成果品ですけれども、当然、現地でご本人立ち会い、また、成果品ができたときも閲覧の期間を設けておりますので、それをもって法務局へ提出しますので、原則的には訂正というのは難しいのではないかと思いますけれども。もちろん手続き上で何か瑕疵とかがあった場合に裁判になってきたりというようなことはあり得るかもしれませんけれども、手続き上、厳重な手続きを踏んだ上で法務局へ出していますので、安易な訂正は出てこないとは考えております。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  放生川踏切の件につきましてお答え申し上げます。  まず、国土交通省との協議というか、話ですけれども、これにつきましては直接はございません。京都府を通じて調整しているというような状況でございまして、踏切の改良事業につきましては交付金事業でございますので、そういった関係で京都府と調整している、間接的に国と協議しているという格好になります。  費用につきましてはおおむね4億円強ではないかと考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  梅地管理・交通課公園緑地係長。 ◎梅地加奈子 管理・交通課公園緑地係長  公園の地元管理の受託率が減っている理由でございますが、少子・高齢化により公園委託業務を辞退される団体がございますため減っております。  また、遊具はどのぐらいの数あるかということでございますが、1,852施設ございます。  また、どのような遊具かということでございますが、公園内にある遊具となりまして、例えば滑り台や鉄棒などが対象となっております。 ○長村善平 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。まず、勤労者住宅資金の貸し付けのところですけれども、金利が本市は3.78%のところが、城陽市は1.98%とか、久御山町は1.98%とか、宇治市は1.4%ということで、どうも他市の方が金利が安いというところが見てとれるのですけれども、ほかの市と比べて金利に開きがある、八幡市だけ高くなっているなというところは何か理由があるのでしょうか。もしわかればお聞かせください。  地籍調査はよくわかりました。  駅前広場は4億円強ということで、ぜひ、改良すべき踏切ということで指定されているわけですから、粘り強く、京都府を通して国とも協議をしていただけたらと思います。要望とさせていただきます。  最後は市民スポーツ施設・都市公園のところですけれども、地元団体もどうも高齢化によってどんどん離れていってしまっていると。今後の公園管理を委託していく対策は何か考えておられますか。委託率を高めるための対策をお聞かせください。  それと、日々の遊具の点検はどんなふうな形でされているのか。何となく目視で委託先の方々が見ておられるのか。その点検の状況がもしわかればお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  金利につきましての、なぜ3.78%と高いのかというご質問でございますが、平成6年8月以降、利用されている方がございません。ということでして、京都府の融資制度もございますことから、廃止を含め検討してまいりたいと考えておりますので、今後、廃止を含め、金利等の交渉につきましても検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  梅地管理・交通課公園緑地係長。 ◎梅地加奈子 管理・交通課公園緑地係長  今後の自治会の公園管理につきましては、マニュアル等作成を予定しておりまして、また、今管理していただける自治会等に管理しやすいようにしていただけるように考えております。 ○長村善平 委員長  藤田都市整備部長。 ◎藤田孝志 都市整備部長  遊具の日々の点検の件でございますけれども、地元の団体に委託しているわけではなくて、遊具の点検につきましては事業団の職員等がパトロールをしまして、その中で点検しております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  予算内容一覧表の62ページの八幡市駅前広場改修工事についてお伺いします。同僚委員と重なるところはありますが、よろしくお願いいたします。  まず、確認の意味で、改修内容と、改修の順番はどのようにされているのかお伺いします。よろしくお願いします。 ○長村善平 委員長  犬伏道路河川課長補佐。 ◎犬伏和弘 道路河川課長補佐  八幡市駅前広場改修工事の内容につきましては、アーケードの柱の塗りかえ、破損している雨どいの取りかえを行います。また、待合所は外観の塗りかえと防水塗装を行います。蛍光灯は全てLED化してまいります。優先順位は特に設けておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  鷹野委員。 ◆鷹野雅生 委員  ありがとうございます。予算の範囲内で精いっぱいやっていただいていると思います。実行と継続、地道な積み重ねが大切だと考えています。できることからやっていただきたいと思います。  昨年の5月に八幡市駅前整備等観光まちづくり構想が発表されて1年が近づいてまいります。観光客も今年度は250万人とふえていますし、桜の季節には大勢の来訪者が八幡市駅を利用されています。本市も観光対策に積極的に取り組んでいただいています。順番もあると思うのですが、何といっても大切なことは、市の入り口、つまり玄関の整備です。京阪八幡市駅前は八幡市の玄関ですから、第一印象も、持って帰っていただく印象も、ここで決まります。八幡市駅前整備についてどう考えておられるのか。八幡市駅前整備等観光まちづくり構想の中には、読む人がイメージを膨らませやすいようにという配慮だと思いますが、参道の石畳のメインストリートをイメージしたスケッチも添えられて、さまざまな店が建ち並び、行き交う人が絶えません。駅裏の小路をイメージした図には、しゃれた飲食店が建ち並んでいます。そういったイメージしたスケッチも添えられています。イメージは湧いてくると思うのですが、都市整備部としては駅前整備のイメージはどのように考えているのかお聞かせください。  次に、京阪八幡市駅前の東側の踏切についてですが、これから桜の季節には八幡市駅から背割堤やさくらであい館に大勢の来訪者が訪れます。昨年は47万人と聞いています。ことしは昨年を上回るかもしれません。ことしからかわきた自然運動公園の駐車場もとめられなくなります。御幸橋から見る桜は京都市内では見ることのできない雄大な景色だと思います。背割堤には電車で来ていただいて、ゆっくりと歩いて来ることをお勧めしたいのですが、踏切区間には歩道がありません。駅から踏切手前まで、そして御幸橋の歩道から踏切の手前までは歩道が整備されています。踏切区間は歩道がなく、朝や夕方などは自転車や歩行者と車両の接触事故も危惧されている状況にあります。踏切の拡幅には相当な費用が必要であるということですが、先ほど4億円強と言われていましたが、通行者の安全確保、八幡市駅南北の円滑な往来の確保に向けて踏切の拡幅を考えていただきますようにお願いします。これは要望とさせていただきます。  以上です。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  駅前整備のイメージにつきましては、お話をいただきました八幡市駅前整備等観光まちづくり構想でお示ししておりますあのイメージ図、2枚あったかと思うのですけれども、あれの具現化に向けた整備を進めたいと考えているところでございます。当面は、先ほど答弁いたしました既存施設の美化やリニューアルを進めていくこととしております。八幡市駅前の改札口の道路部分につきましては、土地所有者であります京阪電鉄株式会社と、どのような整備ができるかということについての調整を今進めているところでございますので、できるだけ前に進むようにまた調整を進めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  暫時休憩いたします。                  午前11時23分 休憩                  ――――――――――――                  午前11時30分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  小北委員。 ◆小北幸博 委員  私からは1点です。単刀直入に手短にいきますので。予算説明書で47ページ、予算内容一覧表で15ページです。バス交通対策費についてお伺いします。  予算内容一覧表では、公共交通調査研究という部分があるのですけれども、なかなか、予算説明書ではそれがどこに当たるのかなと思いながら見ていたのですが、今年度ですか、公共交通調査を実施されたかと思うのですけれども、その公共交通調査を実施された内容と、今年度活用されると思うのですが、どのような形で活用されるのか。それと、平成30年度の公共交通調査研究はどのようなことをされるのか。及び、代表質問の答弁で市長が新たな公共交通のあり方を研究するというふうな形の答弁もされていたかと思うのですが、どういうふうな形で研究されていくのか教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  公共交通調査研究についてのご質問にお答えいたします。  今年度実施いたしました公共交通調査研究ということでございますけれども、委員もご承知のとおり、昨年度に実施しました交通サービス調査事業というのがございました。これは主に外国人、インバウンド対応の調査を中心に市内の公共交通の現状について調査分析をしたものでございますが、これに基づいて、どのようなことが活用していけるのか、今年度はそれを検討し、小さなものに関しては実施してまいったものもございます。また、そのほかとしましては、先進事例の視察や情報収集等を行っております。  続きまして、新たな公共交通のあり方研究についてでございます。  これまで数年にわたりまして、コミュニティバスやデマンド交通等、ほかの自治体やNPO法人による公共交通の取り組みについて現地視察や情報収集を行ってまいりました。その結果、本市のように比較的市域がコンパクトで、バス路線がほぼ充足しており、既存のコミュニティバスについても利用者が順調に推移しているというような類似の自治体については、さまざま調べてまいりましたが、これまでその存在には残念ながら接しておりません。しかしながら、地域の地形や、高齢化など地域の特性により、今後住民の足の確保が必要とされます本市の一部の地域につきましては、持続可能性の観点から、地域が中心となって運営を行い、必要に応じて行政がサポートするという官民協働の形が望ましいのではないかと考えております。現在、一部地域におきまして地元NPO法人が中心となり、デマンド交通に関します勉強会やアンケート調査等を実施されていると伺っております。このことからも、引き続き可能な限り連携を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  小北委員。
    ◆小北幸博 委員  大体内容的にはわかりました。地域の地形、特性に応じてという部分で、道の細いところ、コミュニティバスが走れないところであったりとか、高齢化してきている、例えばですけれども、団地の方でも結局言えることは、5階に住んでおられる高齢者の方からすれば、バス停が近くない部分があって、荷物を持って歩くのが非常に大変だという声も出たりはしています。官民協働というのですか、地域を中心として、またNPOやボランティアの方の力をかりてというのもわからないわけではないのですけれども、今後、高齢化してくる中でバスの路線、聞くところによると男山を走っている路線もなくなるというふうな話もちらちら出たりはしている中で、今後、公共交通そのもののあり方という将来的な考え方というのですか、そういう部分については、来年度、再来年度、例えばデマンド交通を走らせろというわけではないのですけれども、どういうふうに考えて、将来、5年後、10年後に向けて研究されようとしているのか、そのあたりだけ教えてください。 ○長村善平 委員長  林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  公共交通の今後のあり方でございますが、今、委員がおっしゃったように、高齢化が進んできて、いろいろな問題が発生してくると思います。八幡市でバスを担ってもらっている京阪バス、また京都京阪バスにつきましては、運転手不足で、なかなか現在の路線を維持していくのは難しいという声もよく聞いております。また、会社からだけではなく、会社の労組からもそういう声が上がってきているのは承知しておりますが、そういう意味では、今、日本各地で取り組みをされているであろうデマンド交通ですとか、いわゆるオンデマンド交通、そこら辺が主になって活躍していく状態になるのではないかと考えております。また、いろいろな研究や報告会の資料とかを見せていただいても、バス会社またはタクシー・ハイヤー会社、ここら辺が地域と一緒になっていろいろな交通手段を確立されています。こういうことにつきまして、行政も積極的にかかわって、可能な限りの連携はしていきたいと考えております。 ○長村善平 委員長  小北委員。 ◆小北幸博 委員  今現在答弁はなかなか難しい部分はあろうかと思うのですけれども、やはり高齢化というのが非常に問題になってくる部分は多々あるでしょうし、もちろん地形も、非常に急な坂を荷物を持って上がれと言われるとなかなかしんどい。また、そこで高齢化になってきて、つえをつきながら、雨が降ったら傘を差しながらといったら、逆に荷物が持てないという状況の中で、社会がどんどん高齢化する中で不便を感じる方がふえていく可能性もあるでしょうし、今現在、コミュニティバスで充足している、コミュニティバスの乗車率が高いので問題はないという部分は正直わからないわけではないのですけれども、今後、公共交通のあり方をぜひご検討いただきますように、これは切にお願いして、要望としておきます。 ○長村善平 委員長  ほかに質問はありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  まず、質問、事前に言っている話とは別の問題を1点お聞きしておきたいと思います。  先ほどから出ていました橋本駅周辺整備の問題。八幡市駅の問題もありますけれども、特に橋本駅周辺整備の問題で、僕の問題意識で言うと、この間のいろいろな環境整備が、順序が逆転していると思っていまして、ここでお聞きしたいのは、橋本駅そのものの整備はどうなるのですかという、そこが見えないままの議論でいいのだろうかと。要は、市道橋本南山線ができて、京阪の上をまたぐようになって、それに伴っていろいろな問題が出てきて、それで駅の周辺整備が具体化されようとしてきている。そもそもで言うと、橋本駅そのものの整備を本来一体になってやっていかなくちゃいけない話だと思いますし、僕は東京にいたときに東久留米市というところにいましたけれども、あのときにちょうど駅の整備と周辺整備とかバス路線の編成とか、ずっとまちでいろいろな議論をしてやってきた記憶があるので、そういう点からいくと、肝心の中心部分の橋本駅そのものがどうなるかが見えないまま周りだけが固まっていく。地域の方はそれで、ああ、橋本駅周辺が整備されて住みやすくなったなと印象を持てるのかというところは、根本のところが僕はいろいろ疑問なのですが、その点では、具体的な話はきっとお答えいただけないと思いますけれども、駅そのものの整備とかそういうあたりはどういうイメージを持っておられるのか。逆に言えば、駅前整備が進んだらそこでとまってしまうのではないかという危惧もあるんです。そこのところについては市のお答えを一遍いただきたいと思います。  それから、先ほども出ていましたけれども、予算内容一覧表の15ページでバス交通対策費。ここでは、先ほどもありました、ここのバス交通対策費で3,835万円が上がっていますが、コミュニティバス運行経費で3,791万9,000円と、公共交通調査研究というのは先ほどの質問であったところですが、予算説明書で詳細をずっと見てみますと、内訳が出ていまして、修繕料30万円、バス停ベンチ代9万4,000円、そのほか印刷製本費、消耗品代、普通旅費を合計しますと43万1,000円になるんです。ここの3,835万円から3,791万9,000円を引くと43万1,000円になりまして、公共交通調査研究に充てるお金というのは、項目は上がっているけれども、予算的には費用はないと。先ほどの答弁でも、去年やった調査をもとにどう使えるかということを考えますということなので、それはそのとおりですけれども、では、実際にいろいろな研究とかができるのか。今までにもフィールドワークでも見てきましたと。八幡市に当てはまるケースがなかなかなくてということで、そこのところもわかりますけれども、そもそも費用がゼロで、公共交通調査研究というのは、ことしは1年どういうものを我々は期待すればいいのかというのが、正直それは見えてこないんです。予算ゼロで、取り寄せる資料代すらどこからひねり出すのですかと。消耗品費の中に入っているのかもしれませんし。そのあたりはぜひお答えいただきたい。  時間も時間なのであれですけれども、以前にも言いましたけれども、僕が思っていることと市の見解とではちょっと違うと思っているところがあるのですが、公共交通のニーズは充足しているという話ですけれども、僕は充足していないと思っています。それはなぜかといえば、八幡市駅というのは誰が何と言おうとやはり八幡市の玄関口で、中心拠点になる一つ。一方で、南部の方で言えば京田辺市側ですけれども、松井山手駅があって、主要な駅と駅が結べない。樟葉駅と松井山手駅は結べるんですね。この3月17日からは松井山手駅から京都岡本記念病院、それからイオンモール久御山まで抜けるというのが走ることになって、そういう点では八幡市駅、市役所周辺から欽明台、松井山手駅の路線というのは八幡市の公共交通網の中では基本の軸の一つに座るべきだろうと思っています。それから、京都岡本記念病院も消防のところでお聞きしたりとか、今回は聞いていないか。総務常任委員会でお聞きしましたけれども、救急車の出動のあれで言えば、この1年半、2年の間でふえていて、比重が高くなってきていて、八幡市民が利用する病院の一つとしては大きな核になってきているわけですから、その点ではバス路線を検討すべきではないかとは思っています。その点について、公共交通調査研究の費用の問題も含めましてお答えいただきたいと思います。  それから、予算内容一覧表の67ページ、都市公園等管理運営費で、ここでは1億5,260万円。今年度は1億8,640万円だったのですが、ざっと主な内容を見ていましたら、ちょっと違いがある。なぜ減額になっているのかということをお聞きしたいのですけれども、去年の場合だと、大谷川公園の関係の整備が、小さい橋を整備したいというのがあったから、その辺の影響もあるかと思いますが、その点を教えてください。  それから、道路の整備の関連、どこの項目ということでもないですけれども、路上駐車の対策についてということで1点お聞きしたいのですけれども、最近、私のもとに路上駐車の是正の要望を頻繁にお寄せいただく方がいらっしゃいまして、おっしゃることはそのとおりなんです。一つは、府道長尾八幡線の久保田から国道1号にかけての周辺ですけれども、今、歩道が順々に整備されてきていますけれども、歩道を塞ぐ駐車というのが頻繁に行われていると。その方のご家族の方は車椅子を利用されるのですけれども、そこを通るときに、車道側に出ていかないとその車椅子が通れないということがあって、今これは森下府会議員の協力も得て、京都府土木事務所とか京都府警ともそのあたりの対策を協議してもらっていますけれども、なかなか前に進まない部分があります。それから、大谷川の昭乗橋の上流、大谷川の西側に当たるところですけれども、ちょうど大谷川に沿ってずっと行ったときにイズミヤに抜ける道がありますが、そこは八幡市で設置された、車なんかが入り込まないための防止柵とかもあったりするのですが、それを無視するかのような形で車がずらりと並んでいます。僕も現場を見てきました。中には、そこにはノーナンバーの車もあって、解体事業の車ですよね。そういった、ナンバーのある車もあるし、ナンバーのない車もある。もう一つ言っておられたのは、僕らも住んでいますけれども、男山団地の中央センターの一方通行のところが、両側駐車とかが時間帯によっては頻繁に起こって、なかなか両側駐車の間をすり抜けないとそこを通過できないということもあります。  この点についてはそれぞれ、今三つ例を挙げましたけれども、それぞれそこに横たわっているいろいろな問題があると思います。例えば中央センターの場合で言うと、さっき自転車の話がありましたけれども、それはまさに一人ひとりの市民の方のモラルの問題。でも、警察はそれは取り締まりませんという話が漏れ伝わってくるのですけれども、それでいいのかということもありますし、それから、さきに述べた二つのところなんかについては、営業されている仕事とのかかわりで、本来だったら、例えば通勤で使うのであればちゃんと駐車場を確保すべきことですし、解体とかで利用する車がそこに置かれているのであれば、それは歩道を使ってそんな業務をやっていいという話には到底ならないですし、八幡市として、京都府、京都府土木事務所、京都府警、八幡警察と連携して一歩一歩改善に向かうために努力すべきではないかと思います。時間はかかると思いますけれども、声を上げ続けないと変わらないと思いますので。かつての府道長尾八幡線なんかは、僕が中学三年のときに、40年以上前に京都市内からこっちに引っ越してきたときにはすごい状態でしたから、それから思うと歴史的には大きく改善しているというのは僕も認識しておりますが、歴史的に改善しているからそれで済むという話ではありませんので、努力していただきたいと思います。ご答弁をお願いしたい。  それから、きのうも環境経済部で言ったのですが、民泊の問題です。これはきのうも紹介しましたが、朝日新聞の2月の紙面でこういうマンション管理センターの広告が出ていまして、民泊に関する管理規約の改正はお済みですかということで、マンション対策で出ています。3月15日から民泊の届け出手続きが始まったと。それから、トラブルの防止のためには管理規約において民泊を許容するか否かを明確化しておくことが必要ですということで、うちのマンションも1月の総会で民泊は認めないということを特別決議で上げまして、民泊を禁止するという管理規約に変えました。ほかにも八幡市でもそうした対応をしているマンション管理組合の動きも聞いていますけれども、その点について、きのうは環境経済部、今日は都市整備部ですので、マンションの管理組合との連携というのはここになるかと思いますが、市内のマンションで管理組合の総会などで、民泊使用を拒否する決議とか、規約を改正したマンションはどれぐらいあるのか、つかんでおられたら教えてください。  それから、マンション管理組合への情報提供はどのようにされているのか教えてください。  それから、男山地域再生についてお聞きしたいと思います。URと全国公団自治会協議会の定期懇談で男山団地のエレベーター設置の進行状況なども報告されています。先日どこで紹介したかな。こういう全国公団自治協というニュースがあって、うちの議員団もこれを、月2回発行されるのですが、とっているんです。その中で、紹介しておくと、ここは全国の公団住宅、まだ公団住宅時代の自治会協議会ですから、その名称を変更していないので公団自治協ですが、定期懇談会をUR本社とやっています。これは年5回、6回ぐらいやっておられるのですが、その中第5回定例懇談会のところで、読んでいましたら、中層エレベーターの設置状況と今後の計画についてということで、UR側が報告しているのは、現在、多摩ニュータウン永山団地と男山団地の2団地にて工事公募中で、23基の発注予定と。男山団地については10基になりますけれども、そういったことが紹介されて、うちらのところにメールで問い合わせが来たりするのもありまして、全国でも注目されていることです。そのほかにもいろいろな活動が紹介されていて、今後の男山のまちづくりにもいろいろ役立つことかと思って、この間、代表質問とかでも提案させてもらっていることもあります。例えば、秋から始まりましたけれども、生活支援アドバイザー、それから高齢者相談員が配置されているとか、そのほかにも、これはよく研究する必要があるかと思いますが、防災の関係で大規模災害時通報協定をURと結ぶとか、防災備品についても、団地のところでマンホール直結型の災害時用の簡易トイレなんかの設置とか、そういったことが各地域で順次協議されていて、男山団地の場合には医療や介護、福祉の拠点として指定されているわけですから、全国的なそういった到達点もよくつかんで、今後の男山地域再生の取り組みにぜひ生かしてほしいと思います。  その点では僕ら自身もいろいろ努力してきたところもありますけれども、エレベーターの設置の問題について言えば、URは国土交通省と連携して、年次計画を立てて、エレベーター設置の計画を全体で百何基というような形で具体化されてきていますから、その点では、今1年後、来年の2月か3月には男山団地のB42棟、44棟、45棟でエレベーターが10基設置されるとなっていますけれども、それで一安心としないで計画的に、B地区の中央センター部分ですけれども、ほかにもA地区だとかC地区、D地区、そういったところで、台数はそんなめちゃくちゃ、4,500戸全部につけるわけにはそれはいかないですから、計画的に各地域で、先ほど高齢化の話もありましたけれども、そういったことで、1年、2年とは言いませんので、もう少し中期的な計画でエレベーターの設置に向けてURとの協議をし、要請もしていくことが必要かと思いますけれども、どうお考えでしょうか。 ○長村善平 委員長  午後1時まで休憩いたします。                  午前11時56分 休憩                  ――――――――――――                  午後 1 時00分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  食後のゆったりされているところでございますが、質問を再開したいと思います。  次の質問は、市営の福祉住宅についてお聞きしたいと思います。  建築後30年余りがたっていると思いますけれども、八幡市の住宅計画では維持保全ということになっていて、計画的に修繕、日常的な管理運営はどのように行われているのか、最近の実績について、簡単で結構ですので、お聞かせください。  こういう質問をするきっかけとなりましたのが、先日、福祉住宅に住んでおられる障害のある方から声がかかりまして、僕も住宅の中を見せてもらいました。お風呂が寒いという声がありましたので見てきたのですが、お風呂の床はタイル張りで、窓があるけれども、背が低くて、あけ閉めをする窓に手が届かない、自分であけ閉めができないということになりますし、それから、隣接する洗面所と洗濯スペースのところにも窓があって、要するに2カ所がありますから、風が通り抜けるようになっているのですけれども、そこも手前に洗面台があって、車椅子を利用されている方なので、やはり手が届かなくて。ですから、お風呂の窓は通年あけたままで利用されているということで、寒いということでした。お風呂には給湯器がついていて便利になっているのですけれども、例えば住宅の中に台所がありますけれども、そこは給湯器に切りかわっているのではなくて旧来型の瞬間湯沸かし器になっている。湯沸かし器をひねると換気扇が自動で回るようになっているので、そういう意味では安心ですということもおっしゃっていたのですけれども、そんなことがありました。  それから、使っておられる部屋が二つありまして、外側のベランダのところがあるのですが、そこは柵があって、その外側では行き来できないんです。危険だなと思ったのは、台所で火事があった場合に、逃げ出せない場所のベランダに通じているところなんかだと、外側の通路には抜け出せないという状態になっていまして、もう一つの部屋は扉をあければ通路に通り抜けすることはできるのですけれども、逃げ出せない場所があったりする。  それから、ドアのインターホンを取りかえたけれども、市ではやれませんと。自費で取りかえてくださいと。引っ越した後は市がそれをいただきますというか、それは取りかえて外して引っ越しするということはないでしょうけれども、そんなことも言われていました。  細かいことを言えばいろいろあったのですけれども、緊急度とかいろいろな順序があるかと思いますけれども、基本的には利用者の声を聞いて順次計画的に整備できないものだろうかというのが質問の趣旨です。  その次に、市営住宅の滞納状況、資料の34ページ、資料26のところで、左側に現年度、右側に過年度の改良住宅、市営住宅、府営住宅それぞれの滞納状況があって、滞納月数ごとの件数、金額を出していただいています。平成28年度で見れば、現年度の滞納が合計で102件、1,056万円。これは平成23年度と比べてみますと、過去の資料で調べてみますと、平成23年度の場合72件で765万円、件数、滞納額とも増加しています。過年度分は、右側の端っこを見てもらえばいいのですけれども、160件、8,532万円。これも平成23年度と比べますと、171件で6,572万円と。件数は減ったけれども、滞納額が増加している。この件については時折僕らも指摘させていただいて、法的措置も含めて対応されているので、件数としては少し改善されているかと思いますけれども、金額的には増加しているという状態です。60カ月以上という滞納世帯が42件、4,712万円で、これも平成23年度と比べて増加しています。改良住宅、市営住宅、府営住宅それぞれ滞納の状況が、努力はされていると思いますけれども、なかなか改善されていかない。滞納額がふえているということ自体はやはりなかなか話にならないと思いますが、今後の対策としてはどのようにされるのでしょうか、教えてください。  今回の議会で市営住宅の管理条例も含めて改定して、改良住宅も市営住宅に組み込む形になっておりますけれども、例えばこれは、提案された理由自体は違う事情だと思いますけれども、これによって滞納状況は改善する可能性はあるのかどうか教えてください。  それから、資料の32ページ、資料27で、旧同和向け公営住宅における空き家状況をお聞きしています。いつも不適正入居の話を聞いていたのですけれども、不適正入居の件数も随分改善されてきましたので、今回は空き家の問題についてお聞きしたいと思っています。空き家の項目を見ますと、127軒になっています。改良住宅が103軒、府営と市営がそれぞれ12軒となっていますけれども、僕も時々うろうろしていて、改良住宅のところなんかが随分あきが多いというのも感じていまして、先日も、10軒ほど並んでいる改良住宅のうち、おられるのは1軒ぐらいのところもあったりとか。軒数は不正確かもしれませんけれども、今後どのようにされていくのか。午前中の議論の中でも公営住宅、市営住宅の今後の整備の問題なんかも議論になっていましたけれども、今回条例を改正されて、改良住宅の今後のあり方についてはどのような検討をしていくことになるのか。軒数そのものも整理していく必要もあると思いますし、かといって、残った部分そのまま新しく人が入れるという状況とも思いませんし、一定の考え方は整理しておく必要があるかと思いますので、お聞きします。  あと、資料の32ページ、住宅新築資金等貸付金の収納状況ということで資料をいただいています。京都府の住宅新築資金等貸付事業管理組合の八幡市分の資料として出してもらっています。これで平成27年度と平成28年度を比べますと、調定額の滞納分、住宅新築の部分と住宅改修の部分が、資料そのものの見方で言えば、一番右端の滞納分のところに住宅新築、住宅改修、宅地取得のそれぞれの滞納額が出て、これが翌年度の滞納分のところ、調定額のところに出てくるはずですけれども、平成27年度の滞納額よりも平成28年度の調定額の滞納分、住宅新築資金のところで言えば、9,036万2,003円と。それから、住宅改修のところは3,392万8,955円。平成27年度の滞納額よりもちょっと少ないのですけれども、その理由は何かあるのか。こういうものの場合は債権放棄とかそういったことがあるのかもしれませんし、その辺。この質問をするのもしばらくやったこともないので、基本的なことで申しわけないのですが、教えてください。  それから、これも平成23年度と平成28年度を比較して見た場合に、滞納額は右端で1億3,674万円ですが、平成23年度は2億589万円だったのですね。ことしのあれで見れば、年間の収納額が1,296万円ほどですので、今後の収支の見通しと考えたときに、このペースでずっと考えたら、単純計算で言えば、10年後ぐらいにはこの滞納が一掃できるのかなと。制度そのものをしばらく質問していないので、よく理解していないので、とんちんかんな部分もあるかもしれませんけれども、今後、この資金の問題なんかについてもきちんと我々も理解しておかないといけないかと思っているのでお聞きしました。その辺も含めて教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  山本委員の質問にお答えいたします。  まず、橋本駅の改修についてでございます。  橋本駅の改修につきましては、整備が完了しました市道橋本南山線、また今現在事業を進めております橋本駅前の整備、また楠葉中之芝土地区画整理事業等の橋本駅周辺の整備の検討の開始時期に、その改修を求めて京阪電気鉄道株式会社に橋本駅の改修についての協議を行った経過がございます。しかしながら、社内で検討された結果、橋本駅の整備は行わないということで一応京阪電気鉄道株式会社から意思表示がされたという状況にございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  増永管理・交通課交通係長。 ◎増永浩子 管理・交通課交通係長  バス交通対策費に関するご質問についてお答えいたします。  公共交通調査研究に係る予算がゼロの中でどのような調査研究をしていくのかということについてでございます。  まず、過去に実施しました調査事業の結果に基づきまして活用を検討していくこと、これが1点ございます。もう一つは、委員ご指摘いただいたとおり、市内公共交通は充足していると申しましても、さまざまな面で市民の移動ニーズが完全に満たされていない場合があるというような、同じような問題を抱えている自治体が近年ふえてきております。このような状況を受けまして、国土交通省や京都府においては、有識者等と連携されまして、公共交通に関するシンポジウムや研修会等を開催されております。本市としましては、情報収集も含め、今後も引き続きそのような場への参加をしていく予定をしております。それに係る旅費の部分で予算を計上しております。  続きまして、八幡市駅や松井山手駅あるいは京都岡本記念病院等、主要な駅や地点をつなぐバス路線を検討できないかというご質問でございます。  本市におきましては過去、平成20年に八幡市駅から松井山手駅を結ぶ路線を試行運行しましたところ、利用者が1便当たり5人に満たず廃止した経緯というのはご承知いただいているとおりかと思いますが、現在は当時と市民の流動が変化しているのかもしれませんが、しかし、同じことを今しましたら同じ結果になるということもこの場では申し上げることができないと思うのですが、近年のバス業界は大変な運転手不足という状況がございます。そういったことを勘案しますと、もし新規路線が、ほかの自治会からも要望いただいている関係でもありますが、新しい路線をふやそうとすれば、バス路線全体のキャパシティというのは決まっているわけですので、新しい路線を通せば既存の路線が廃止されるという可能性も出てまいりますので、この件に関しましては本市だけでなくバス会社も大変関連してくることでございますので、今後バス会社と連携して十分検討していかなければならない課題であると認識してございます。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  梅地管理・交通課公園緑地係長。 ◎梅地加奈子 管理・交通課公園緑地係長  都市公園等管理運営費につきましてお答えいたします。  公園管理に係る全体事業量と交付金事業である公園長寿命化計画事業との配分を勘案し決定したものでございます。 ○長村善平 委員長  日下道路河川課長。 ◎日下繁典 道路河川課長  駐車禁止についてのご質問にお答え申し上げます。  ご指摘の道路の現状でございますが、府道長尾八幡線は、道路区域内にみずからの土地があると主張し路上駐車を続ける方や、歩道の一部整備を拒否し歩道に車を駐車される方がおられます。また、大谷川沿いの市道盛戸1号線では、外国人の経営者が自動車解体業を営まれており、協力を依頼しておりますが、道路に車両を放置されている状態でございます。中央センター商店街沿いの市道八望1号線につきましては、商店街の駐車場があいているにもかかわらず路上駐車をする方が多く、ルールを守っていただきたいと考えております。毎月、山城北土木事務所、八幡警察署と協力し道路パトロールを行っておりますが、改善されない状況でございます。今後も引き続き関係機関と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  小川都市整備課計画係長。 ◎小川友基 都市整備課計画係長  マンションの民泊に関する質問にお答えいたします。  マンションにおける民泊の可否につきましては、それぞれのマンションの管理組合において判断・運用されるものであります。市では調査などを行っておらず、その実数把握はしておりません。  続いて、マンション管理組合への情報提供に関する質問にお答えいたします。  マンション管理組合への情報提供につきましては、八幡市分譲マンション管理組合の登録に関する要綱に基づきご登録いただいている16の管理組合にその情報提供を既に行ったところでございます。その他のマンションにつきましては直接的な情報提供は行えませんが、本市ホームページやそれぞれのマンション管理会社から情報を入手されているものと考えております。 ○長村善平 委員長  田中都市整備課主幹。 ◎田中賢治 都市整備課主幹  男山団地のエレベーターに対する考えについてお答えいたします。  男山団地は地域医療福祉拠点と指定され、UR都市機構によるエレベーター設置などの積極的な施策が行われているところでございます。現時点においてはエレベーター設置に向けた主導的、また計画的な考えは持ち合わせておりませんが、男山地域再生に向けた4者協定の中でUR都市機構に要請してまいりたいと考えているところでございます。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  福祉住宅につきましてのご質問にお答えいたします。  市営雄徳団地の建築年度は昭和59年度で、建築後34年が経過しており、現行の市営住宅等ストック総合活用計画において一時保全することとしております。計画修繕につきましては、長寿命化計画に基づき実施することとしており、現在ご審議いただいております予算に市営雄徳団地外壁改修工事の工事費を計上させていただいております。また、日常的な管理運営につきましては、入居者からの修繕の要望に対し、その都度対応させていただいております。平成29年度では玄関扉・鍵の交換、外灯取りかえ、ベランダ扉・柵、浴室ドア、網戸の修繕など対応させていただきました。  改修の要望についてのご質問ですが、市営雄徳団地1階の3戸につきましては、車椅子使用者世帯向け住宅として建設前に入居者募集を行い、入居者に配慮し建設した住宅でございます。安全で、すぐに設定した温度でお湯が使えるよう、給湯器と先どめ湯沸かし器を設置した3点給湯や、浴室の滑り出し窓にフック棒を設置し窓の開閉をしやすくするなど配慮いたしております。また、建築基準法など法令の規定に従い建設し、関係法令に適合した住宅であるため、避難経路等、危険性はないと考えております。  既存設備などの修繕の要望にはその都度対応させていただいておりますが、設備のグレードアップにつきましてはお断りさせていただいております。また、浴室の床など改修の要望に対しましては、障がい福祉・介護保険担当課と連携し対応させていただいておるところでございます。 ○長村善平 委員長  小林住宅管理課管理係長。 ◎小林聡美 住宅管理課管理係長  市営住宅の滞納状況についてのご質問にお答えいたします。  入居者の高齢化などの理由で収入が減少し、生活困窮に陥り、家賃等の納付が困難となったことが要因で滞納状況が改善しないものと推測しております。対策につきましては、通常の徴収事務に加え、滞納を未然に防ぐことを目的に、不定期に、2カ月納付がない入居者を抽出し、納付指導、分納、生活支援課への相談等を行っております。また、滞納月数、金額が多い滞納者に対し法的措置を視野に呼び出し状や最終催告を送付した結果、2件について現在、継続して納付をいただいているところでございます。このことにより、平成29年度の徴収率は2月末現在で対前年比、現年度分で1.2%、過年度分で1.5%向上しております。なお、徴収事務を進めるとともに債権管理事務につきましても進めているところでございます。今後も引き続き滞納の解消に努めてまいります。  続きまして、今議会での市営住宅設置条例の改正に伴う滞納状況の改善というご質問でございますが、今回改正をお願いしております条例等の一部改正につきましては、改良住宅の目的外使用の運用を行うためのもので、改正することにより滞納状況が改善するというものではございません。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  空き家状況についてのご質問にお答えいたします。  改良住宅につきましては既に小集落地区改良事業が完了しており、新たに改良住宅への入居資格を満たす方はありません。このことから、市営住宅等の効率的かつ円滑なストック活用を行うため、改良住宅を公営住宅に準じて管理する住宅として目的外使用の運用を行うに当たり、今回、条例等の一部改正をお願いしているものでございます。改良住宅の空き家につきましては、現行のストック総合活用計画において改良住宅の集約を行うこととしており、集約のための移転先として確保いたしております。しかしながら、毎年市営住宅への入居希望者が多数あること、住宅審議会において募集戸数を10戸程度確保するよう要請がありますことから、集約のための転居先として確保しつつ、募集戸数の確保が困難な場合には改良住宅の目的外使用を行い、募集することといたしております。 ○長村善平 委員長  小林住宅管理課管理係長。 ◎小林聡美 住宅管理課管理係長  住宅新築資金等貸付金の収納状況についてのご質問にお答えいたします。  平成27年度滞納調定額に比べ平成28年度滞納調定額が減った理由ですが、不納欠損処理3件、計1,292万5,000円によるものです。内容は債権放棄が2件、破産免責によるものが1件となっています。  平成28年度末の滞納内訳ですが、順調に償還しているものが約560万円、滞納があり約束に基づき償還しているものが約1億2,000万円、滞納固定化しているものが約1,000万円となっております。滞納には債務者の高齢化が大きく影響しており、債務者の死亡、病気、仕事の不振、転職や退職による収入減等が要因となっています。このような厳しい状況が続くことが予想されるため、本来の償還期間が終了する平成34年3月時点では八幡市の債権残高が約1億円程度になる見込みとお伺いしており、今後も償還額の増加は難しく、解消に20年以上かかるものもあり、10年後に解消することは困難であると考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  どうもありがとうございました。橋本駅の周辺整備に関連して、駅の整備についてどうだということで京阪とも協議したけれども、京阪自体は駅そのものの整備はしませんよという話で、それはそれで経過としては理解しましたが、京阪もその立場でずっとこれからもいられるとも僕は思わないのですけれども。いろいろなバリアフリーの計画であったりとかさまざま、京阪としても考慮すべき事項があるかと思いますが、そこを今議論しても仕方がないと思いますけれども、その辺は京阪に対して何もしませんよというので済むわけではないと思いますので、そこは粘り強くやっていっていただきたいと思います。また何かのタイミングで僕らも議論したいと思いますけれども。  京阪も、当面というのか、どういう制約があるかがわかりませんので、橋本駅は整備しないというのは公の回答として理解しておいていいのかどうか、その辺を教えてください。  それから、バス交通の関係ですけれども、従来だと、八幡市内の公共交通については充足しているというお答えは繰り返し「はい、はい、わかりました」みたいな感じでこちらも覚えるような話ですけれども、現状として見たときに、先ほども言ったように、八幡市駅と松井山手駅という、松井山手駅もこれから先どうなるか、北陸新幹線がどうなるかと思いますけれども、この周辺で言えば、八幡市との関連で言えば、樟葉駅であったりとか、それに並ぶ、大阪とつながる大きな幹線の軸であるはずなので、そこを結ぶというのは、過疎地であるとか、人の少ないところの交通をどうするかという問題とは違って、八幡市のまちづくりの根幹につながる部分ですからね。だから、そういう点では、公共交通網の考え方、捉え方もさらに発展させていく必要があるのではないかと。八幡市に住んでも、樟葉駅には出られるけれども松井山手駅には出られないのよねというのが周辺の人たちや八幡市民の共通認識になるようなことで、八幡市が発展するとは思えないんです。そこのところは、まちづくりの手法は僕と八幡市とで意見が違う部分はたくさんあるかもしれないけれども、基本的にはそこの、人の大きく流れる拠点のところをどうつなぐのかというのは絶えず考えていかなくちゃいけないところかと思うんです。その点は僕がお聞きしていることの意味はよく理解していただきたいと思います。  それから、先ほど欽明台の、資料でいただいている中で地域ごとの高齢化率とかも出してもらって、欽明台は確かに高齢化率は10%台前半で、八幡市の中で一番低いところです。美濃山なんかをどういうふうに入れるかというのはありますけれども、ただ、それにしても、欽明台もいろいろな介護のニーズというのは出てき始めまして、僕らも知っている人がもともと八幡市の、旧市街地と言ったら怒られるかもしれないけれども、市役所周辺におられた方が子どもの世帯に一緒に、年をとられて向こうの方に移って住んでおられる方もいらっしゃって、介護のサービスとかも欽明台とか美濃山の地域の方たちからも僕らは聞いているんです。数年前とはちょっと変わってきたと思っていまして、子育ての世代の人たちからも、例えば車で来ればすぐではないかと、確かにそうですけれども、例えば子育て中の母親がここの横の母子健康センターに健診で行くにしても、向こうで健診を受けられないし、こっちに来るとなったら、どうやって来るかといえば、樟葉に出て、樟葉駅から八幡市駅まで来て、八幡市駅からバスに乗って来るというような形で、往復したら1,000円以上かかるんです。そういう中で非常に不便を感じておられるのも事実で、そういう意味では、生活圏として考えたときにも、そこの交通網の整備というのは八幡市としても大事な課題ではないかと。そこにどう応えるかというのは八幡市の一つの責務。市がやる事業でもないですけれども、そこのところはぜひ考えていただきたいとは思っています。  その点で、全体としては公共交通網のいろいろな取り巻く状況を午前からも、バス会社のドライバー不足という話もあって、会社は変わりますけれども、奈良交通なんかも事情、人手不足があって、僕も選挙のたびに4年ごとに向こうへ行くのですけれども、今度、連結バスが走るんですよね。それは大量に乗るからとかではなくて、奈良交通の事情は、運転手が確保できないから、精華台とか光台とか、あっちの方を結ぶバス路線は、通勤時間帯は2両をつけて走ってしまえば、運転手は1人で済みますから。そんな雑な考え方でと言ったら奈良交通から怒られるかもしれませんけれども、そういう意味ではバス会社にとっても結構大変な課題を抱えているというのも事実だと思います。そういう点では、その中でもなお、連携してという言葉が先ほどありましたけれども、そこの知恵出しをしていただきたい。少なくとも欽明台の住民の方に対して八幡市はこういう形で今努力しているのだということをきちんとしたメッセージで伝えられるようなところまで公共交通網の整備、予算の額は組んでいないけれども、気持ちで頑張るという意味も含めまして、そこはぜひ前向きに、積極的な意思の発信というのか、そこは要るのではないか。従来の答弁だと、それは欽明台の人は怒られますよ、そんなもの。市役所に行くのに、充足していますという理由で通用するはずがないのですから。そこのところは住民の、試行的にまた走らせてくださいと言うつもりもないですけれども、そこに至らないにしても、ニーズは確かに数年間で変わっているんです。でも、その中でどういう形があるのかというのは模索・検討はしていただきたいですし、その辺がわかるようなお答えをいただけないかと思っています。  それから、都市公園の管理についてはまた調べてみます。  路上駐車の問題について言えば、わかりやすい話から言えば、男山中央センターの一方通行のところは住民の方や自治会とか警察もよく連携して改善に向けて努力してもらうということはお願いしたいですし、府道長尾八幡線のところの、府道を塞ぐような駐車とかそういう問題については、京都府も今、単に警察の取り締まりで対応するというだけではなくて、いろいろな専門家の検討もされているみたいです。ただし、今すぐ答えが出るわけでもないので、そこは準備されているようです。  たまたまいろいろな準備をしているときに、八幡市のホームページ、広報やわたの、これは昭和54年のものが出てきまして、僕が20歳のときですから、随分昔の、まだ生まれていない方もたくさんいらっしゃると思いますが、ここに当時のあれを反映していて、煙害と道路障害の解消へということで、広報やわたに1ページの特集が組まれていて、ここなんかにも「道路交通法、道路法による処分も」、それから「組合とか警察が強力な取り締まり。自動車業界を指導」というようなこともありまして、ずっと見てみて思うのは、改めて警察とか京都府や八幡市、行政がどう対応するのかということも当然強くしていただきたいですし、同時に、業界の組合とも連携していただいて、やはり歩道の上に営業用、それに伴う車両が車道部分、それから歩道部分を占有するというのは誰が考えても成り立たない話なので、そこはこれが全てではないと思いますけれども、たまたま僕が見つけたものですけれども、こういったものもよく学んでいただいて、力を合わせてそこを乗り越えていくという努力はできないのかということでお願いしたいのですが、ご見解をお願いします。  それから、民泊の問題については、先ほど16個の管理組合には情報提供しているということですが、その情報提供の中には民泊の問題なども含めて情報提供されているのかどうか、その辺は教えてください。この間、総務常任委員会で言ったのかな。京都市内とかで言えば、さっきもちょっと言ったかな、オートロックの鍵なんかが事実上機能しないような状態になってくるおそれがあるわけですから、その点はきちんと、事が起きてから、犯罪も起こったりとかは今していますからね。そういう点では、安全なまちを維持するということで考えたときに、それは個々の、個人所有とか区分所有法のもとでの所有形態なので、行政の方から全て言えるわけではないと思いますけれども、いろいろなリスクが発生する可能性はあるので、そこの情報提供はきちんとしていただきたいと思いますので、その点、お答えいただければと思います。  それから、UR、男山地域再生の問題については、エレベーター設置の問題については、4者協議等で要請していきたいということですので。僕も期限を切っていつまでにという、余りそういうことで言うつもりもないですけれども、全体としては年次計画の中でずっと作業が進んできていますから、この時期にタイミングを失うと、男山団地は一遍10基つけて以来、地元の行政からも言われないのですと言われたらそこでとまってしまうので、その流れを継続させていくという意味でも4者協議の場でそうした要請をしていただくというのは大事なことだと思いますので、それはよろしくお願いします。  それから、福祉住宅の話について言えば、個々の話、改善の要望についてはお聞きしていますということですが、聞いていただいていれば、僕が呼ばれることもないわけですから。そうでしょう。現場を見せていただきましたけれども、窓をあけ閉めできない状態とか、それは物理的には制約がありますので、それが全てとは思いませんけれども、きちんとスタンスとしてはいろいろな状況をお聞きしていただいて、改善できるものは改善していく。この間も打ち合わせのときに言いましたけれども、ガスコンロを置く台が実は、入居して大分たってから最近気がついたのだけれども、立てておくべき足が普通4本、この椅子でも4本の足で支えていますけれども、1本は宙に浮いているとか。建てる段階でのふぐあい、それがなぜ入居して何十年もたってから気がつくようになるのかというのは、僕は基本的にはおかしな話だと思いますけれども、よくそこのところは、一つ一つ僕がこう言ったからここはこうしてということではなくて、住民の方の声を聞いて、改善できるところは改善していく、そういう姿勢で臨んでいただきたい。それは一遍にできないこともあると思いますよ。その辺はぜひ順次整備していくようなスタンスでしっかりと耳を傾けていただきたいと思います。その辺は再度ご答弁ください。  それから、市営住宅の滞納状況の問題については1点だけお聞きしますが、60カ月の滞納の世帯、法的措置で2件改善されたという話で、僕らもずっと聞いていて、今2件を法的措置で準備しているという話は聞いていますから。ただ、そこのところが大きく改善していかない。例えば普通60カ月滞納していれば、別の部署のところでも質問しましたけれども、税機構なんかは即座に差し押さえをするとか。差し押さえがいいとは思いませんけれども、ここでも資料をもらっていますが、60カ月とかの滞納でも過年度の分で42件もあると。60カ月未満、36カ月未満といろいろありますけれども、長期の滞納というのはなぜ改善できないのかというのはありまして、そこのところの対応は従来の延長線ではなく検討が要るのではないかと思いますけれども、その点はいかがお考えでしょうか。  それから、市営住宅の問題については、改良住宅のあきが百数軒あって、今後その辺はどうしていくのかというのは、今日この場ではなくてまたいろいろな機会で、僕らもよく勉強もして提案もしたいと思っています。  それからあと、住宅新築資金等貸付金の収納状況の問題について言えば、平成34年の期限の時期には八幡市では1億円ぐらいの残高が残りそうだという話ですけれども、これは最終的には、例えば資料でも、資料のトップバッター、1ページのところで住宅新築資金等貸付事業基金があって、1億円1,000万円ほど積んでありますけれども、これは、例えば先ほど言った1億円の未回収の部分の残高が残るということと、最終的にこの基金の使い方というのは、そこでそういった事業を締めるようなときにはこれを投入して穴埋めをするようなことになるのかどうか。今の時点でそこはわからないのであればわからないであれですけれども、そこの基金の位置づけと債権の部分の扱いはどう捉えたらいいのか教えてください。  それと、細かいことですけれども、一般財政調整基金の下に二つあって、ふるさとづくり事業基金と住宅新築資金の基金は、僕は例規集に載っているものだとずっと調べたら、この二つの項目は出てこなくて、ほかの基金は全部条例で定めているのですけれども、これは前に会話の中での説明では、この二つは一般財政調整基金に含むものみたいな理解をしていたのですが、条例で見たときにその例示がなくて、それは一般財政調整基金の中に含むのなら含むで、そういう表現というのはどこかで規定がないと、この二つの基金は意味が、何のために使うのか僕らもわからない状態なのですけれども、その辺も、もしわかる範囲で結構ですので、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  山本委員の再質問にお答えいたします。  まず、橋本駅の改修を京阪がやらないということが公式な回答かということについてですけれども、これを確認したのは今から5年か6年ほど前のことですけれども、その当時においては、これは公というか、正式に回答をいただいております。その後、確認はしておりませんけれども、今もその状態にあるかと思っております。しかし、駅前整備につきましては駅を中心に今後検討を進めていくということになっておりますので、また必要に応じて京阪電気鉄道株式会社に対してその対応を求めてまいりたいと考えているところでございます。
     以上です。 ○長村善平 委員長  林管理・交通課長。 ◎林利治 管理・交通課長  バス路線の発展ということでございますが、コミュニティバスに関しましては欽明台地区から八幡市への乗り継ぎができるようになっております。このことにつきましては、コミュニティバスを走らせた当初から、乗りかえについては乗りかえ分50円だけいただいてということで、いろいろ配慮させていただいております。このことは欽明台地区の方もご存じだと考えております。  また、京都岡本記念病院のことですけれども、八幡市内にも幾つかは総合病院がございます。この件につきましては、京阪バスなり、沿線の工業団地におられる企業、また京都岡本記念病院自体が補助されて、企業のニーズに合わせて運行されているものと考えております。何にしましても、先ほど申し上げたとおり、現在はバス業界全体の深刻な運転手不足ということを申し上げております。そういうことを勘案しますと、既存の路線バスも含めまして、市内の公共交通の現状を維持していくことが現在は重要であると考えております。  以上です。 ○長村善平 委員長  日下道路河川課長。 ◎日下繁典 道路河川課長  山本委員の駐車禁止に関する再質問にお答え申し上げます。  道路パトロールへ私たちが行って注意しますと、ナンバーがある車、ない車にかかわらず、一旦はほとんどの車両を移動させていただけますが、翌日からもとに戻っている光景をよく見ます。やはり警察による駐車禁止の取り締まりを行うのが効果が大きいものと考えております。現在、京都府で対策を検討していただいております。今後、市として協力できることは協力し、京都府と協力して取り組んでまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  東都市整備部次長。 ◎東睦 都市整備部次長  民泊のご質問にお答えいたします。  民泊の各マンション組合への通知につきましては、法の名称でありますとか、これまでの流れ、また、するべき期日、内容等を文書で管理組合様宛てに通知して周知を図ったところでございます。  なお、オートロック等の施設等につきましては、各施設特有の内容でございますことから、この案内の中には含めておりません。  以上です。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  福祉住宅にお住まいの方の要望についてでございますが、委員がおっしゃっておられるキッチン等につきましては修繕で十分対応が可能だと考えております。また、浴室の窓につきましても修繕対応で可能だと考えます。改修の要望につきましては、先ほども申し上げましたように、各関係課と連携し、できる限り対応させていただきたいと考えております。今後も入居者の要望を聞き、対応させていただきたいと考えます。  続きまして、滞納についての60カ月以上の滞納についてでございますが、先ほども申し上げました従来の徴収事務で法的措置を視野に入れた対策、それとまたあわせまして債権管理をもって滞納額の減少を図っていきたいと考えております。今年度でありますが、債権管理条例施行後、債権管理を進めますための事務のマニュアルを作成いたしまして、現在、債権者、保証人等の調査事務を進めておるところでございます。債権管理条例に合致する案件ができ次第、債権放棄をいたしたいと考えております。  続きまして、住宅新築資金等貸付事業管理組合の関係の基金の関係で、最終的に債権に基金を充てるのかというご質問でございますが、平成33年度に起債の償還が完了いたしますことから、現在、組合のあり方検討委員会で組合のあり方につきましてご検討いただいておるところでございます。その動向を注視しながら、今のところ、基金の使い道については決まっておりません。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  足立政策推進部長。 ◎足立善計 政策推進部長  基金の関係についてご説明させてもらいます。  例規集の950ページですけれども、財政調整基金という項目が第1章の中であると思います。その財政調整基金の中にはいわゆる一般財政調整基金と区分されるものと、それから特定基金というものがございます。特定の財政需要について使うものについてはこの財政調整基金の中の特定基金、ほかの基金については全て条例の中に項目としてございます。ないのが、やはり一般財政調整基金はその財政調整基金の根幹をなすものだと思っていますけれども、あと住宅新築資金とふるさとづくり事業基金というのは条例の中に項目がなく、財政調整基金の特定基金というところに位置づけられるので、いわゆる決算統計上では財政調整基金の分類の中に入るということでございます。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  ありがとうございました。橋本駅の話はわかったような、わからないような話ですが、京阪の話だから、そのままでいいですよとは八幡市も絶対言えないだろうし、頑張るしかないと思います。  それから、バスの件について言いますと、コミュニティバスで連携しているから、八幡市駅や市役所方面も乗り継ぎが可能と。可能ですけれども、例えば僕なんかも京田辺市の方面とか奈良の方に行こうと思ったときに、車で行ったら簡単ですけれども、ことしの正月にバスで新田辺駅に出ることがあって、僕は男山地域にいるから、中央センターからでもバスに乗ったら、のんびりと乗っていれば着くので、そういう意味では一本で行けるんです。でも、今のあれで言うと、この辺から松井山手駅へ出ようかなと思ったら、まずコミュニティバスに乗って、1時間に1本しかしないもの。夕方に5時4分ぐらいが最後ぐらいかな。その時間以外はだめだし、早い時間もだめだし、そういう意味では物すごく制約があって、そこのところは、さっきも言ったように、子育て世代の人たちとかでも大変苦労されているし、先日の質問でも、高齢者の方がいろいろな手続きに来るのもなかなか大変だというのが背景にあって、僕はやはりストレートな話、駅と駅を結ぶバスは乗り継いだら行けますよという説明ではやはりしんどいと思うんです。そこは今言ったところで、答弁でその線で頑張りますと言ってもらえるとも思っていませんけれども、少なくともそこは踏まえて対応してもらう。少なくとももうちょっと公共交通調査研究をしっかりと、ゼロではなくて、今から予算を組みかえろとも言いませんけれども、やはりいろいろなところのケースをよくつかんで学べるように。  さっきデマンド交通の話が出ましたけれども、ここの支援学校の送迎のスクールバス、あそこをやっておられる事業者はもともと東京の方の会社で、滋賀県に営業所があって、最近京都方面はどうだったかわかりませんが、数年前に調べただけですけれども、僕もいろいろ見かけたことがありまして、うちの女房の実家が三重県の南伊勢町というところで、そこのデマンドタクシーが、人口2万人を切るようなところですけれども、7台ぐらい配車して、歯医者とか買い物に行くときに使えている。そのときに僕も向こうの運転手とも話をしたことがありますけれども、結構そういうデマンド交通を使うときにいろいろな形が、今バス業界がそうだという事情がありますけれども、デマンドの分野になったりすると、新たな参入ということもあって、可能性というのはあるんですよね。美濃山、欽明台で結ぶのをそれでやれと言っているわけではないですけれども、そういう点ではよくきちんと調査研究して改善していただきたいと思います。それはご答弁いただいても永遠につながるので、要望にしておきます。  それから、路上駐車の話も、京都府の検討もよく連携もしていただいて、実効ある対応をしていただきたいと思っています。  それから、福祉住宅の話について言えば、改善の方法が計画修繕なのか、日常の管理運営の中でやるのかと、別に方法は何でもいいんです。住環境が改善されていれば。されていないから言っているだけで。キッチンの話であるとかお風呂の話であるとか、そういった声が出たときにきちんと耳を傾けていただいて対応していただければいいと思いますのが、その点は具体的には、さっきの答弁は、ちゃんとリアルにそれを把握するための努力をされるのかどうか、それだけ教えてもらえますか。  それとあと、市営住宅の滞納状況について言えば、60カ月以上の滞納がいまだにたくさん残されていて、債権放棄というようなこともさっき出ましたけれども、法的措置というのは2件やって、そこでとめることになるのですか。ずっと数年前に法的措置を2件、今扱っていてということで、裁判に、調停にかかったのも僕も経過も知っていますし、それは八幡市の一つの行動としては大事なことだと思っていますが、そういう法的措置については、そこの2件が済んだので今は打ちどめにしているのかどうか。それは決して、では、その後、改善するのかとなると、実態としてはなかなか見えないところがあるのですが、その辺も含めてお答えください。  それから、住宅新築資金の問題について言えば、ここの基金の問題とか、収支状況なんかについて聞いたのは僕も久しぶりですので。1点だけお願いしようか。平成33年度の起債の償還計画と言われたかな、さっき。それで、組合で検討しているところだということですけれども、検討内容はどういうような内容で検討されているのか。具体的な詳細はいいです。テーマ的で構いませんので、それだけ教えてもらえるでしょうか。  以上です。 ○長村善平 委員長  堀口市長。 ◎堀口文昭 市長  最後の組合の検討状況でございますけれども、先ほど小林が答弁申し上げましたように、償還が平成33年度だったと思いますけれども、平成34年3月。制度が全国レベルで恐らく、八幡市はもっと早いはずですけれども、最後の貸し付けが終わって、償還があって、切れるのがそのぐらいの年度になっています。ですから、少なくとも国もそのときまではきっちり面倒を見ますよと。今のいろいろなこの制度があるのはあることを前提に見ますよと。ですから、債権管理条例っぽいのをいろいろな形で弁護士の検討を経て、たしか最終のいわゆる不納欠損に落とすときの委員会も組合でつくっておりますし、そこで今度は国の制度で、では、償還困難の部分について言えば、一定、国の補助をいただけるとか、そういうような制度に乗せてやっていくということをやっていまして、あと、ちょうど県単位で今そういう管理組合を持っていますのは、近畿では京都府が最初に持ちまして、その後、順番は忘れましたけれども、奈良県と和歌山県が持っております。ですから、京都府はある意味ではそういうことでやったのは進んでいるわけですね。  今、償還事務をどういう形で、きのうもあり方委員会があったのですけれども、私もそのメンバーですから。民間で、あれは尼崎市か西宮市か忘れましたけれども、民間に委託して、どういう形で、いわゆる組合でやらなくても個別にやったらどうなるのかとか、現に先行する事例はどうかということを調査した結果の報告を受けたところです。恐らくですけれども、平成33年ごろになれば、他の2件の状況は5年単位で大体その組合を存続するかどうかを決めるような形になっていますので、33年の前1年ぐらいかその辺で、ある程度、どこまで延ばすのかというのを、今の議論の流れで言えば、まだわかりませんけれどもね、勘としては5年単位でその辺の組合の存続を全体の加盟市町の債権の管理状況と償還状況とを見ながら判断していくという方向になるのではないかというのは今のところの予想でございます。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  福祉住宅のご質問にお答えいたします。  個々の要望につきましては、通常の業務でご連絡をいただき、対応させていただいておるところでございます。改修のご要望につきましては、平成30年度、各ストック及び長寿命化計画の改修を行いますので、アンケート等を実施するのかどうかも協議し、今後、検討していきたいと考えております。  それとあと、滞納の件についてでございますが、法的措置を視野に対応させていただいて、今現在納付が続いておる状況でございます。この納付がとまりますとまた法的措置を開始することとなりますので、滞納の解消にはつながるかと考えております。引き続き、法的措置を視野に入れ対応を行ってまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  順番がぐちゃぐちゃとなったので、頭が働かないですが、福祉住宅の件については、細かいものは個別の通常業務でやっていくと。それから、大きい規模のものについては全体の計画の中でということで、いろいろな形で利用者の声は反映できるようにしてください。強く強く要望しておきます。  それから、60カ月以上の滞納の件なんかについては、法的措置の現瞬間の位置づけはわかりましたが、全体としてはそこの2件の事例を突破口にして改善に向かっているのかどうかというのを僕はつかみがたいところがあるのですが、その点だけ、それはある意味ではその二つの事例で法的措置をやって納付が回復している、続いているということで先ほどの法的措置を視野に入れて対応しているという話は理解できました。それに伴って、全体としてそこは、60カ月以上とか、それ未満の人とかでも、うちはそんな扱いを受けてへんから関係ないねんで終わっているのか、それも含めて全体としては改善しているのかということだけ確認させてください。  あと、住宅新築資金等貸付金の話は今日なぜ、唐突にと言うとあれですけれども、僕もこのテーマで質問したのは、前はいつ聞いたかなと思い出せないぐらいで、ある程度ここの場で、1億円単位のお金にかかわる話で、僕らも、ほかのところと違って、広域の何かを組んでいるわけでもないですし、議会で僕らの誰かが行くわけでもないですから、定期的にこの問題は質問して頭の中を整理しておかないと、この基金は一体何なのだ、この組合は何なのだということになりますので、またこっちもしばらくご無沙汰し過ぎていたなという反省も含めて質問しておりますので、先ほどの市長の話で一応今の時点での概略はわかりましたので、また定期的に僕らも頭に入れて予算・決算等の資料なんかもきちんと見ておきたいと思います。  先ほどの1点だけ。 ○長村善平 委員長  家村住宅管理課長。 ◎家村聡一 住宅管理課長  滞納につきましてのご質問にお答えさせていただきます。  現年度分の徴収につきましては、平成28年度は90件程度でございますので、どうしても滞納額等がふえてくる傾向がございます。しかしながら、滞納の解消はしていかなくてはなりませんので、現在のところ、通常の徴収事務に加えまして、滞納を出さない方策としまして現年度分の滞納が始まるところで対応させていただいておるところでございます。滞納月数の多い滞納者につきましては引き続き、先ほど申し上げましたように法的措置を視野に粘り強く対応させていただきたいと思います。また、債権管理事務も進めながら、今後も引き続き解消に向け対応していきたいと考えております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  中村副委員長。 ○中村正臣 副委員長  お疲れのところ申しわけないです。1点だけお願いします。  予算内容一覧表の62ページ、道路橋りょう一般事務費の真ん中、国道1号用地取得受託事務、これの詳細を教えてください。 ○長村善平 委員長  多賀都市整備課整備係長。 ◎多賀正記 都市整備課整備係長  国道1号用地取得受託事務の内容についてのご質問にお答えいたします。  国道1号の歩道整備事業は、道路管理者である国土交通省によって、道路両側に幅員3.5メートルの歩道と中央分離帯が約1.9キロメートルの区間で整備されるものでございます。本事業は、延長を三つの工区に分けて、来年度からおおむね10年間かけて段階的に整備を進める計画とされております。また、本事業は整備延長も長く、事業計画期間も長い計画でございます。整備期間は用地取得に係る期間がこれを大きく左右させることから、平成29年6月に国土交通省から事業を計画的かつ効率よく進めるために、地元に精通している自治体の協力が不可欠との判断から、用地取得事務の委託について打診があったものでございます。本市としましても、整備の早期完成のため、来年度より用地取得事務を受託することとしたもので、いわゆる用地取得の前さばき、取得交渉から契約締結までの事務を受け持つことになると考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにはございませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで都市整備部所管の一般会計の審査を終結いたします。  ここで説明員の交代を行いますので、暫時休憩いたします。                  午後 2 時15分 休憩                  ――――――――――――                  午後 2 時25分 再開 ○長村善平 委員長  休憩前に引き続き、会議を開きます。  続きまして、上下水道部所管の企業会計のうち、八幡市水道事業会計の審査に入ります。  質問等はありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  予算内容一覧表の118ページですけれども、固定資産購入費として2トンの給水タンク積載用車両1台と書いております。まず、現有車両の台数をお聞かせください。その仕様もお聞かせください。  続きまして、これは平成30年度は新規購入かと思いますけれども、その金額を教えていただけますか。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。狩野上水道課給水係長。 ◎狩野仁志 上水道課給水係長  現在の給水車両は3台保有しております。4トン車が1台、1.5トン車が1台、1トン車が1台です。平積みトラックで、登録諸費用や回転灯の設置費用を含め、金額は約470万円を予定しております。 ○長村善平 委員長  清水委員。 ◆清水章好 委員  どうもありがとうございました。新しく1台買われるということですね。  先月、一部の地域で上水道の濁りの発生がありまして、皆さん給水車の出動をしていただきました。その際、6リットルの応急の給水器を使っていただきました。その使用数をお聞かせいただけますか。  その分の補充は今どのように今回の予算に上がっているかどうか教えてください。  ストックの数をお聞かせください。  以上、お願いいたします。 ○長村善平 委員長  狩野上水道課給水係長。 ◎狩野仁志 上水道課給水係長  使用した給水袋は234袋です。現在のストックは約3,400袋で、平成30年度に1,000袋の購入を予定しております。定価は1袋税抜き750円ですが、まとめ買いをすることで単価は下がる予定です。前回3,000袋を購入したときの単価は予定額の半額程度となっております。 ○長村善平 委員長  藤田上水道課長。 ◎藤田範士 上水道課長  一部訂正させていただきます。今回給水袋を平成30年度に1,000袋を補充する予定でおります。単価については750円になります。  以上です。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  1点だけ。予算内容一覧表の115ページの業務費のところですけれども、窓口及び検針、徴収業務と保守業務などがありますけれども、これは業務委託をされるということで、この業務委託によって一体どれぐらいの業務の効率化が図れるのかというところをお聞きしたいと思います。  業務委託で徴収率というのは果たして上がるのでしょうか。そういった見通しもあわせてお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  窓口、検針、徴収業務を水道事業につきましては今、包括的に民間委託をしております。この民間委託をすることで、民間企業が有していますノウハウを活用し、業務間の連携も緊密にすることで徴収率の向上を図っているところでございます。  徴収率の向上につきましては、まだ民間委託を開始する前の平成24年度では90.33%であったものが、平成28年度には92.99%となり、2.66%向上いたしております。 ○長村善平 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。民間委託で徴収率も上がったということですけれども、これから給水人口は減少していくと。給水収益というのも恐らくそれに合わせて減少していくだろうと、そういった予想が立つのですけれども、節水機器も普及しますし、水道水を飲まずにペットボトルの水も飲んだりするかもしれませんので、なかなか給水収益、減少が予想されると思う今日このごろですけれども、今後の取り組み内容、やはりさらなる事務の効率化というのが必要なのではないか、求められているのではないかと思っておりますけれども、そういった今後の取り組み内容が何かございましたらお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  業務の効率化というところで、民間委託というところはなかなか難しいところにかかっております。今後、事業収益の改善を図るにはやはり給水量をふやす、これが一番だと考えております。業務の効率化ではございませんけれども、今後の取り組みといたしましては、現在、上水道が未整備の国道1号沿道の整備や新名神高速道路八幡京田辺ジャンクション周辺の区画整理により新規使用者を取り込み、水需要の拡大に努めてまいりたいと考えております。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  僕からは大きく3点。小さくても3点かな。水道料金の値上げと、所得の低い世帯向けに実施している上下水道の基本料金の軽減制度を2段階で廃止するということで聞いていますが、その影響について確認しておきたいと思います。水道料金の方は17%ほどのアップで年間1億7,000万円の値上げになると。それから、所得の低い世帯向けの上下水道基本料金の軽減制度は平成32年度に廃止するという方針ですけれども、高齢者とかひとり親世帯などを中心に約1,300世帯に影響して、年間1,100万円負担がふえるということになるかと思っています。  そこでお聞きしますけれども、水道を20立方メートル、30立方メートル使用する世帯で見た場合に、基本料金の軽減を受けている世帯の場合、現行と比べて、軽減制度が終わる平成32年度には上下水道料金は幾らに変わるでしょうか。上下水道、ここは今、水道の審査をやっているのであれですが、あわせての答えで、家庭が払う料金のベースで構いませんので、負担は幾らに変わるのか。伸び率もあわせて教えてください。  それから、資料の2ページ、ここに上・下水道会計における内部留保資金と減価償却費ということであります。さっきの1点目は上下水道あわせて質問しましたけれども、ここは水道・下水道に分けてお聞きしますので、ここは水道の部分で聞きますが、水道の内部留保資金は、平成30年度の期末で3億314万円ということになっています。過去の資料をもとに、平成26年度からの内部留保資金の推移を見てみますと、平成26年度は6億円、平成28年度も6億円ぐらいですが、その水準から3億円に減少していることになります。内部留保資金は幾つかの要素で組み合わされていますけれども、収益的収支のお金の支出のない減価償却費とかをもとに生み出されますけれども、それが資本的収支の収支不足分に充てられるという理屈になっています。この内部留保資金がここ数年間で見ると6億円レベルが3億円に低下しているわけですけれども、その低下の要因とか、それから、どれぐらいの水準で推移するというのが望ましいと考えておられるのか教えてください。  それから、予算説明書の513ページに、上の方に29の節で受水費があります。府営水道も含めてのあれで、受水費全体では4億6,184万円となっています。府営水道はそのうち4億4,000万円を占めていますけれども、受水費そのものはこの収益的支出の何%に当たるのか教えてください。  以上です。
    ○長村善平 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  まず、1点目のご質問についてお答えさせていただきます。  現行と平成32年度における上下水道料金の比較でございますけれども、減免を適用している世帯で、口径が20ミリメートルで、1カ月当たり20立方メートル使用する場合の上下水道料金は2,543円から4,956円となり、2カ月で2,413円の増額となります。また、伸び率につきましては194.9%となります。2カ月当たり30トンを使用する場合で申し上げますと、上下水道料金は5,697円から8,142円となり、2カ月で2,245円の増額となります。伸び率につきましては142.9%、およそ1.5倍となります。  続きまして、内部留保資金のご質問にお答えさせていただきます。  この資料におけます内部留保資金につきましては、利益剰余金と損益勘定留保資金を合算した金額を記載しております。このうち利益剰余金でございますが、平成26年度末では1億6,960万円ございましたが、給水収益の減少などにより赤字が続いているため、平成30年度見込みではマイナス1億2,770万円となっており、約3億円減少しております。また、損益勘定留保資金は、平成26年度では4億5,100万円、平成30年度見込みでは4億3,100万円程度となっております。損益勘定留保資金の水準に関しましては国から明確な基準が示されておりませんが、毎年の資本的収支不足額の補填財源として使用するため、水道事業では少なくとも4億円から5億円程度が必要であると考えております。  次に、府営水道の受水費の割合のご質問についてお答えさせていただきます。  予算ベースで、収益・支出のうち受水費の割合につきましては29.3%となっております。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  ありがとうございます。1点目については、20立方メートルを使う世帯の場合で194.9%ですから、ほぼ2倍近くということで理解していいのですかね。30立方メートルの場合で142.9、1.4倍ぐらいと。水道料金の値上げと、それともう一つはこういう軽減制度を適用されているところについて言えば、二重に負担がふえるということになるわけで、そもそもで言えば水道料金の値上げを回避すべきというのもありますし、それからもう一つは、その値上げの時期に軽減制度を見直す、廃止するというのは二重の意味で負担が厳しいものになると思うんです。これは実は僕は前にどこかで、委員会か本会議で指摘しましたけれども、ここの軽減制度の廃止の部分なんかについては、もともと水道事業とかにかかわってこられた経験者の方からも、この時期に、値上げをするときにこれを見直したらあかんでという話はありまして、そこはやはり踏ん張るべきではないのかなと。もともと水道料金の部分で踏ん張るべきだと思って、それは後でまた府営水のところで言わせてもらいますけれども、そこのところの問題点、課題は指摘しておきたいと思います。なかなか、所得がどんどんどんどん膨らんでいる時期であればともかく、今、生活困窮者がどんどんふえているという時期の中で二重の制度の負担増と軽減制度の廃止というのはかなりきついと思います。これについて議論しても、水道料金の値上げは9月議会でしたか、条例そのものは。そのあたりからもずっと言っていますので。水道料金の話はもっと前から言っていますが。議論を繰り返すつもりもないですけれども、やはりこの時期に当たって指摘しておきたいと。  それから、内部留保資金の問題については、利益剰余金の部分が3億円ほど減ってマイナスになっている。その部分が損益留保資金の部分を食い潰してと言ったらあれですが、それでこの6億円が3億円に減っているという経過はわかりました。確かに、先ほど指摘してもらった数字では、利益剰余金の部分を、プラスの部分のときで合わせれば大体6億円ですから、ちょうど符合する数字ですので、事情はわかりました。内部留保資金の問題については余り今まで、資料請求は僕も数年前からさせてもらっていますけれども、これについての議論をしてきたこともなかったので、さっきの説明でわかりました。  最後の3点目のことですけれども、府営水の受水費が29.3%ということで、府営水以外も含みますけれども、ほぼ29%、府営水だけでも28%から29%ぐらいになるのかな。前にいつの本会議の一般質問で指摘したかな。全国的にざっと見ますと、都道府県によっていろいろな差はありますけれども、受水費が全国水道協会の調査でも18%とか20%ぐらいで全国平均ではなっているんです。そこがやはり10%ほど、はね上がっているというのは、八幡市の水道にとってみれば結構大きい要因だと思うんです。  一方で、今日は議論しませんけれども、資料で請求して出してもらっているように、今は建設水量でしたか、前に書いてあった基本水量の部分が1億2,000万円から3,000万円ぐらい、使っていない分の水道料金も払わなくちゃいけない。そこのところが、先ほどの内部留保資金の問題なんかを含めて、水道料金を引き上げる要因はどこなのだといったときに、そこに一つは行き当たるんです。市議会で議論したから解決するということでもありませんが、府営水の受水費の構成、もともとの建設部分の経費を、過大な水需要を見直していくというのは必要だと思うんです。全体として、先ほどからの質問でもありましたように、節水も進み、家庭での節水努力は物すごく進んでいて、これは値上げをすればさらに節水が進んで、経営が、自分で自分の首を絞めるみたいなことにつながりかねないことで、そこは建設部分の費用とかも含めて、水源の確保とかそういった部分については公の部分の投入がやはり避けられないだろうと僕らは思っています。それについて意見を求めてもなかなか平行線かとは思っていますし、そこに手を入れない限り、これからの、水道は下水道と違って法的にも企業会計をとられて受益者負担と出ていますけれども、そこの範囲を超えている部分があって、公として、全国のどこの自治体でも蛇口をひねれば水が出るというのは日本の社会の中では当たり前になっているわけで、水道を引くこと自体が特別の便益を受けているとは、今そこの認識はそうはなっていないと思うんです。みんながあまねく提供される。そこのところを、過大な水の需要に基づいて建設費を賄わなくてはいけないというのはどこかで是正していかないと、費用負担が大変なことになってくるとは思います。その辺では話が大き過ぎて、どういう答弁を求めるのがいいかと僕も困るところがありますけれども、やはり今の水道をめぐる問題点としては指摘しておきたいと思っています。  そもそもで言ったら、今のを質問らしく言えば、今、府営水道に払っている基本の水量、これは何年前になりますかね、大分前に八幡市と京都府が結んだ契約量に基づいて計算されているわけですよね。その後、水道の使用実態というのはずっと減少してきて、今、府営水の使用状況を見れば、大体契約水量の60%から70%の間で推移していると思いますけれども、そのあたりの、何年前の契約なのか、それと、使用水量はどれぐらいの割合なのか、その点を教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  府営水の建設負担水量の関係でございますけれども、一番当初に予定していた水量といたしましては2万2,500立方メートルでございます。それが、木津浄水場ができた時点で供給いただけるということにはなっておったのですけれども、申しわけございません、資料がございませんので、時期的なものはわかりませんけれども、それが1万9,900立方メートルで今現在も継続して行われているという現状でございます。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  いつからずっと続いているかというのはまた、今は資料がないからわからないというので、これを議論したから前に進むとは思っていないので、状況だけはわかりました。  ただ、課題としては、府営水のあり方としては、それぞれの自治体の、やはりそこの水の需給計画というのは適宜見直していかなくちゃいけないし、もともと府営水との契約の中でも、毎年契約を変更することができると書かれているのに、それはずっとされてきていなかったわけですから、そこのところは課題としては今後よく検討していただきますようお願いして、終わっておきます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで八幡市水道事業会計の審査を終結いたします。  続きまして、八幡市下水道事業会計の審査に入ります。  質問等はありませんか。  清水委員。 ◆清水章好 委員  124ページで、雨水地下貯留施設が市民防災広場で工事が始まっております。お聞きするのは、市民の方に説明するときに、イメージとしてわかりやすいためにお聞きさせていただきたいと思います。3,100立方メートルとは小学校プールが何個分でしょうか、お聞かせください。  そして次、今、1つ目のあさかぜ公園では、工事の内容がわかりやすく書かれたパネルが掲示されておりました。防災広場にはそれがないように思いますけれども、表示した方が市民の方々には周知できるのではないでしょうか。ご意見をお聞かせください。  以上、お願いいたします。 ○長村善平 委員長  坂井下水道課長補佐。 ◎坂井隆治 下水道課長補佐  市民防災広場の3,100立方メートルに対しまして、小学校のプールに換算いたしまして、標準的な25メートルプールで約9個分でございます。  市民防災広場の工事用PRパネルですが、現在作成中でございまして、4月初旬ぐらいに設置する予定になっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山口委員。 ◆山口克浩 委員  121ページの水洗化促進費のところですけれども、水洗化困難箇所と、そこにポンプ設置と書いてありますけれども、この水洗化困難箇所というところは一体どういったところなのか、そこの内容をお聞かせください。  水洗化ですけれども、最後の最後なかなか進まないという理由として一体どういったものが考えられるのか。水洗化が進まない理由、それもあわせてお聞かせください。  予算内容一覧表の124ページ、男山・西山地区管渠長寿命化工事のところですけれども、これは2期目に入っていると思うのですが、2期目の完了が平成31年ということになっておりますけれども、この工事は順調に進んでいますか。平成31年度に向けての更新率というものがわかればお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  坂井下水道課長補佐。 ◎坂井隆治 下水道課長補佐  水洗化困難箇所につきましては、一部違法開発行為でできましたところで、なかなか、違法開発なので、そこは進めて下水道を整備できないというところと、現在、国道1号沿いに本管を布設する箇所がないために、国道1号の整備を待っている箇所でございます。 ○長村善平 委員長  源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  今のを訂正させていただきます。  水洗化困難箇所というものは、下水に関しましては自然流下が基本でございまして、個人で自然流下がかなわないところで、なかなかそれができないところをもって水洗化困難箇所と言われる箇所となっております。  それともう一つ、水洗化に向けて進まない理由でございますが、まず、経済的に困難ということが挙げられまして、その次に家屋の老朽化、高齢化世帯である、浄化槽が設置済みというようなものが主な原因となっております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  亀井下水道課事業係長。 ◎亀井雅史 下水道課事業係長  男山・西山地区管渠長寿命化工事の進捗状況につきましては、平成28年度末では改築率58.2%でございます。平成29年度末では60.3%を予定しております。 ○長村善平 委員長  山口委員。 ◆山口克浩 委員  ありがとうございます。水洗化のところですけれども、自然流下ができないところだと。ついでですけれども、違法開発行為というところ、水洗化できていないであろう、そういった場所は本市にはかなりあるのですか。国道1号のところも載っていましたけれども、違法開発行為というのはかなりされているのでしょうか、その点だけお聞かせください。  男山・西山地区のところですが、60.3%ということで、よくわかりました。  これから上水道の老朽化による対策が必要になってくると思うのですけれども、それを支えているのは技術職員であると。しかしながら、技術職員も、特にベテランがこれから非常に少なくなっていくのではないかと、そんなふうに感じるのですけれども、こういった水道工事の経験をたくさん積んでいる技術職員はこれからも育てていくことが大切だと思うのですが、人材育成に関してどのようにお考えになっておられるのか、何か計画を持っておられるのか、その点をお聞かせください。  以上です。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。源野上下水道部次長。 ◎源野浩 上下水道部次長  違法箇所については把握しておりません。戸数に関しましては、数は少ないものと認識しております。  以上でございます。 ○長村善平 委員長  宮嵜上下水道部長。 ◎宮嵜稔 上下水道部長  技術職員の人材育成につきましては、下水道につきましては日本下水道協会の研修に参加するとか、各種研修に参加して人材を育成しているところでございます。 ○長村善平 委員長  ほかにありませんか。  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  さっきの答弁はよくわからないところがありましたが、それはそれでよろしいです。  まず、一般会計からの下水道会計への繰り入れの問題について、初歩的なことで済みません、資料の89ページに下水道事業会計への繰出金の増減一覧ということで、項目ごとに2年間というので右と左に出していただいておりまして、そこの数字で言えば、例えば平成30年度は合計で2億585万円となっているんです。予算説明書の531ページに平成30年度八幡市下水道事業予定損益計算書というところで、雨水処理負担金で1億576万5,000円とか、他会計補助金で9,958万5,000円とか、合わせたら2億535万円と。この辺を見ればいいのかなと思っているのですが、そうすると、さっきの数字で言えば、資料で50万円ほどの差があるのですけれども、そもそも数字の見方の問題も含めて、見当違いのところを見ていますよということの指摘もあれば教えていただきたいのですが、資料で言っている下水道会計への繰出金は、それに見合う数字はこの予算説明書のどこを見ればわかるのかということで教えていただきたいと思います。  それから、資料の89ページで先ほどのところですけれども、ここ数年間の繰入額の減少は、3億7,000万円から2億円に減っているわけですから、平成29年度と来年度を比べれば、当初予算ベースで1億7,000万円と。補正後の決算見込みベースで1億1,000万円ぐらいの削減になってくるわけですけれども、本来、市民負担の軽減ということを考えれば、繰り入れを削減するのではなくて、こうした財源を下水道料金の値下げに振り向けるということは考えるべきではなかったのかなと思いますが、いかがお考えでしょうか。  それから、下水道料金は、基本料金が月90円値下げされます。値下げ総額はどれぐらいになるのか教えてください。  それから、最後の質問ですが、資料の2ページ、先ほどから指摘しています上・下水道会計における内部留保資金と減価償却費の項目で、同じ質問ですが、今度は下水道の部分で、内部留保資金は、こっちの方は平成30年度期末で5億880万8,000円の見込みと。過去の資料もずっと繰ってみますと、大体平成26年度末が3億1,800万円だったんです。この表の中でも平成28年度の期首が3億8,000万円、期末が4億7,000万円ということで、大体この数年間を見れば3億円台から5億円台に増加しています。この内部留保資金そのものはどれぐらいの水準で推移するのが望ましいと考えておられるのか教えてください。さっきの水道の仕組みは同じ仕組みですが、経営事情がそれぞれ違うかと思いますので、教えてください。  以上です。 ○長村善平 委員長  木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  1点目の繰入金に50万円の差がついているということでございましたけれども、この50万円につきましては雨水貯留施設設置助成金、雨水の大きい、あさかぜ公園とかの分とは違いまして、分庁舎の前に設置しておりますあの分ですね。雨水のタンクの分。あれの助成金に係ります一般会計の負担の繰入金となっております。どこに載っておりますかということでございますけれども、予算説明書の539ページをごらんいただきたいと存じます。中ほどの節の欄で3雑収益の項目がございますけれども、その中に雨水貯留施設設置助成繰入金としてお示しいたしておる分でございます。  次に、一般会計からの繰入金を繰り入れて下水道使用料を値下げするべきということでございましたけれども、一般会計からの繰入金を値下げの財源として使用することは考えておりません。  続きまして、平成30年度の値下げによります総額でございますが、金額では3,380万円を見込んでおります。  続きまして、内部留保資金についてのご質問にお答えさせていただきます。  この資料におけます内部留保資金につきましては、水道同様、利益剰余金と損益勘定留保資金を合算した金額を記載しております。利益剰余金は平成26年度末では9,456万円、平成30年度末で1億3,658万円となる見込みでございます。また、損益勘定留保資金でございますが、平成26年度末で2億2,370万円で、平成30年度末で3億7,223万円となる見込みでございます。損益勘定留保資金の水準につきましては、水道同様、国から明確な基準は示されておりませんが、毎年の資本的収支不足の補填財源として使用するため、5億円程度は必要であると考えております。 ○長村善平 委員長  山本委員。 ◆山本邦夫 委員  1点目の繰入金の話についてはよくわかりました。  それから、2つ目の下水道会計への繰り出しの問題について言えば、これを値下げの原資に充てることは考えていないということです。今日は質問の準備で力尽きまして、せかされるものだから。本来で言えばもう少し何を議論したかったかというと、洛南浄化センターの利益の増分が、城南衛生管理組合で聞いている予算書で見れば年間1億2,000万円と。値下げの総額がさっきの3,300〜3,400万円ぐらいで、差が9,000万円ぐらいありまして、洛南浄化センターに払う分が3,000〜4,000万円ありますから、全部は回さないにしても、数字的には僕はつじつまが合わないと思っているんです。これから減っていく分も見込んでということだと思うのですが、その辺も加味していろいろ基本的な数字を確認したわけですけれども、そこの、質問の角度を変えると、城南衛生管理組合からの増収分というのはどれぐらいを市としては見ておられるのか。城南衛生管理組合の方は払う部分で1億2,000万円の予算を組んでいるから、車を買うのと違って、決まった額があるわけではないので、多目にとっていると思いますけれども、その辺はどれぐらいを市としては数字をはじいておられるのか教えてください。  それと、内部留保資金の件については、先ほど水道でも聞いているし、水道と下水道で経営状況も違うので、一言で言って安泰という理解でいいのかなと思っております。そこは再質問はありません。 ○長村善平 委員長  理事者、答弁願います。木下経営課長。 ◎木下章伸 経営課長  城南衛生管理組合から、し尿投入による下水道使用料の増収分でございますけれども、今年度につきましては1億1,000万円程度を見込んでおります。 ○長村善平 委員長  ほかにはありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○長村善平 委員長  ないようでありますので、これで八幡市下水道事業会計の審査を終結いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は来週19日月曜日午前10時から委員会を再開いたしますので、ご参集願います。なお、福祉部の審査のときに、幼稚園に関する事項についても審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。なお、開催通知については省略させていただきますので、ご了承願います。  本日はどうもご苦労さまでした。                  午後 3 時12分 散会               八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                  平成30年度予算特別委員会委員長...