八幡市議会 2018-03-12
平成30年3月12日都市環境常任委員会-03月12日-01号
1.理事者
堀口文昭市長 丹下 均副市長
福田賢二環境経済部長 中西
淳環境経済部次長
山田俊士環境経済部次長
道本明典環境経済部次長(
農業委員会事務局長)
野村雄樹環境保全課長補佐 津田誠樹環境保全課環境管理係長
岸
伸行環境事務所長
小島隆司環境業務課長 畑中敏之環境業務課主幹
大野勝司環境業務課主幹 青山欣生環境業務課長補佐
池内克圭農業振興課主幹 小西道宏農業振興課長補佐
内田大生
農業振興課農業振興係長
大洞真白商工観光課長補佐 寺本正知商工観光課商工観光係長
高村泰廣商工観光課自動車処理事業対策係長
佐野泰博農業委員会事務局主幹 小坂富美子農業委員会事務局長補佐
藤田孝志都市整備部長 東
睦都市整備部次長
田中賢治都市整備課主幹 大戸貴博都市整備課主幹
畑中
博都市整備課主幹 小川友基都市整備課計画係長
多賀正記都市整備課整備係長
林 利治管理・交通課長
橋本能彰管理・交通課主幹
東風浜進管理・
交通課長補佐 増永浩子管理・
交通課交通係長
梅地加奈子管理・
交通課公園緑地係長
日下繁典道路河川課長 犬伏和弘道路河川課長補佐
角野一成道路河川課河川係長
家村聡一
住宅管理課長 小林聡美住宅管理課管理係長
宮嵜
稔上下水道部長 源野
浩上下水道部次長
木下章伸経営課長 山本恵祐経営課長補佐
藤堂香織経営課上水道係長
藤田範士上水道課長 山口将司上水道課長補佐
吉田行広上水道課長補佐 山本一文美濃山浄水場長
狩野仁志上水道課給水係長
坂井隆治下水道課長補佐 亀井雅史下水道課事業係長
1.議会事務局
上村文洋議会事務局長 山中友順議会事務局次長
吉田雅輝議会事務局議事調査係長
午前10時00分 開会
○鷹野雅生 委員長 おはようございます。
ただいまより
都市環境常任委員会を開会いたします。
開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
皆さん、改めましておはようございます。本日は、委員の皆様を初め、堀口市長並びに理事者の皆様、ご参集いただきましてありがとうございます。
もうすぐ春がやってまいります。春に先立ちまして咲く花、そして春を知らせる花を三つほど紹介させていただきたいと思います。一つは、石清水八幡宮の境内の中に咲いている梅の花、ピンクの八重の花で、いいにおいがしておりました。もう一つは、松花堂の庭園の中にあります水辺の周辺に咲いていましたフキの花も季節を感じます。そしてもう一つは、三川合流部の周辺で堤防の斜面に咲いていますアマナという白い花があります。5センチぐらいの春に先駆けて咲く花で、昼間咲いて、曇りとか夜にはしぼむという特徴を持った花です。間もなく桜の季節になります。まだまだ寒い日が続くと思いますので、体にはご留意していただきたいと思います。
今日は付託案件が3件あるということで、理事者の皆様にはご協力の方よろしくお願いしますとともに、委員の皆様には審査の進行につきましてよろしくお願いします。そして、理事者の皆様には明瞭簡潔なご答弁をいただきますように、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、簡単ではありますが、委員長挨拶とさせていただきます。
堀口市長。
◎堀口文昭 市長 皆さん、おはようございます。3月の中盤となりまして、非常に過ごしやすくなっているのではないかと思っております。ちょうど今年度はお茶の京都のターゲットイヤーということで、3月3日にはたしか一坪茶席の
弥生バージョンということで、
メインイベントのときには台風で中止になりましたので、開催されました。非常に晴天に恵まれて、多くの人が宇治市に行かれたと思います。また、先週の土曜日には木津川市でテイクオフパーティーということで、感謝状贈呈も含めましてさせていただいたところでございます。本日ちょうど8時20分からラジオ体操をやっていましたけれども、寒さも比較的ましで、過ごしやすいかなという感じがいたしたところでございます。
さて本日は、
鷹野委員長、巌副委員長を初め各委員におかれましては、ご多忙の中、
都市環境常任委員会を開催していただきまして、まことにありがとうございます。本委員会へ私どもからお願いいたしました議案で付託されておりますのは3件、一部改正条例を含めまして3件ございます。また、報告案件が上下水道部からは3件、
環境経済部から4件、合計7件ございますので、後ほどご審査願いますようよろしくお願い申し上げます。よろしくご審議いただきますことをお願い申し上げまして、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○鷹野雅生 委員長 それではお諮りいたします。
本日の審査につきましては、本委員会に付託を受けました議案第25号、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案、議案第26号、
八幡市営住宅等設置及び
管理条例等の一部を改正する条例案、議案第34号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止について、以上の3議案と本
委員会所管事項の審査を行いたいと思います。場所の都合上、説明員の入れかえを行いながら進めることとし、順序といたしまして、1.議案第25号、議案第26号、議案第34号及び
都市整備部所管事項の審査、2.
上下水道部所管事項の審査、3.
環境経済部所管事項の審査、以上の順で説明員の入れかえを行いながら進めたいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 異議なしと認め、そのように進めさせていただきます。
なお、報告資料につきましては、事前に委員の皆さんにお届けしましたもののほかに、追加で資料5をお手元に配付いたしております。
これより議案第25号、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑等はありませんか。
山口委員。
◆山口克浩 委員 おはようございます。今回、都市公園法の施行令の改正に伴って条例の一部を改正するということですけれども、説明書を読む限りにおいては、この条例の改正によって、新たな
民間事業者が公園施設の管理をする可能性が出てくるんです。建ぺい率も12%まで使えると。言ってみれば、
民間事業者がカフェとかを公園内で運営することによって、それが財源の確保にも、本市にとっても非常に有利なことにつながっていくと思うんですけれども、
公募対象公園施設の管理の可能性について、一部改正した条例を使って
民間事業者による管理の可能性は一体どれぐらいあるのか。その点だけお聞かせいただけたらと思います。
あと、運動施設のところですけれども、100分の50以下に規制するということですが、今現在本市の運動施設は四つほどあったと思うんですが、参考にその割合はどのようになっているのか。運動施設の敷地面積の割合をお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 梅地管理・
交通課公園緑地係長。
◎梅地加奈子 管理・
交通課公園緑地係長 おはようございます。付託案件のご質問にお答えいたします。
八幡市の対象となる公園の現状から判断しましたところ、新たな
民間事業者による
公募対象公園施設の管理の可能性は、現在のところございません。
また、運動施設の設置割合につきましては、くすのき近隣公園が45.89%、
さつき近隣公園が25.51%、
男山レクリエーションセンターが13.88%、
八幡市民スポーツ公園が40.29%となっております。
○鷹野雅生 委員長 山口委員。
◆山口克浩 委員 ありがとうございます。2点目の運動施設の設置割合を四つ聞きましたけれども、ぱっと見た感じでは、運動施設の割合は非常に小さいという印象を受けたんですが、今後この条例改正に伴って、100分の50近くまで上げていくことは考えておられるでしょうか。その点だけお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 林管理・交通課長。
◎林利治 管理・交通課長 運動施設の割合の増加については、現在のところ予定しておりません。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 今それぞれ答弁いただきましたけど、1点目の民間の公募による
対象公園施設はございませんということですが、国の方の基準で今回こういう条例提案をされたのか。そのあたりをお教えください。
2点目の運動施設の設置基準をそれぞれパーセンテージで教えていただいたんですけど、なかなか八幡市でそういう施設はないのかなという感じはするんですが、どう聞いたらいいのかわかりませんけど、1点目だけ教えてください。
それと、1点目なんですけど、今まで2%あったものを12%にするという理由はわかりますか。
○鷹野雅生 委員長 梅地管理・
交通課公園緑地係長。
◎梅地加奈子 管理・
交通課公園緑地係長 公園の建ぺい率につきましては、民間活力による新たな都市公園の整備手法をより一層推進するために改正されたものでございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 国の法律が変わったということで理解したらいいわけですね。説明書では2%から12%に変わりますとなっているんですけど、何でそういうふうになったのか、わかれば教えてください。
○鷹野雅生 委員長 林管理・交通課長。
◎林利治 管理・交通課長 今回の建ぺい率の増加につきましては、先ほど梅地が答えましたように、都市公園の魅力の向上ですとか、施設整備を維持していくためには、公共の資金だけではなく民間の資金の活用を推進するという目的を持って改正されたことでございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 全体でいったら、国による活力を推進するために今回条例提案されたのかなと思うんですけど、今聞いていたら、運動施設にしたって、民間活力を生かすにしたって、今の八幡市内のそういった施設についてはなかなか難しいのかなというのが私の受けとめ方なんですが、そういう理解でいいですか。なかなか1点目についてはそういった対象になる施設はないと。
2点目の運動施設については、先ほど、くすのき近隣公園、
さつき近隣公園、
男山レクリエーションセンター、
八幡市民スポーツ公園の設置割合をいろいろ言われたんですけど、八幡市内では、この条例に基づいてそういう対象になるのはなかなか難しいのかなというのが私の受けとめなんですが、それで理解したらいいんでしょうか。
○鷹野雅生 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 これは恐らく、私も新聞か何かで読んだんですけど、例えば大阪城公園では、管理者が府か市か知りませんけども、公がやっていましたと。それで剪定がうまくいかなかったと。それで民間にお願いして、ちゃんと大阪城が見えるようにしたら結構客が入ったと言われています。ですから、そういう成功事例、つまり公が手元不如意でも、一定の
ポテンシャルがあるところについては民間のお知恵と資金を活用して、そのかわり、当然それだけの部分をできれば収入も上がってくるわけですから、できるところはそういう形でされたらいいのではないですかという成功例が、たしか最近だったと思うんですけど、大阪城公園がそういうことで書いてあったと思います。ですから、成功例はあると。ただ、その場合、恐らく人口密度と集客施設の部分で、大阪城というのはやっぱり大きな
ポテンシャルを持っていますから、その中で、見えない公園よりも当然見えた公園になった方が人が集まってくるだろうし、これは後講釈になるかもしれませんけれども、そういう形で活用された事例がありますので、そういう部分も含めて、そのとき人が集まってくればそういう形で、先ほどご答弁申し上げましたように、施設の費用の一部を捻出できるのではないかというあたりで、ある程度目的に反しない限りで有効利用できるようにされた。ところが八幡市の場合は、考えによってはいろいろありますけれども、投資効果ということからいえば、まだそこまでのものは、なかなか参入していただけるものはないのではないかというのが今、担当の判断だとご理解いただきたいと思います。
○鷹野雅生 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 これにて質疑を終結いたします。
これより議案第25号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第25号、八幡市都市公園の設置に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○鷹野雅生 委員長 挙手全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決することに決しました。
これより議案第26号、
八幡市営住宅等設置及び
管理条例等の一部を改正する条例案の審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑等はありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 議案第26号の関係ですけど、いろいろと条例提案されているんですが、条例案について、もう少しわかりやすく内容をお教えください。その1点です。よろしくお願いします。
○鷹野雅生 委員長
家村住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 今回、市営住宅として定義させていただきます改良住宅については、小
集落地区改良事業によって市が建設した住宅で、入居資格につきましては、事業により住宅を失った方で、改良住宅への入居を希望し、かつ住宅に困窮している方が対象となります。平成14年に小
集落地区等改良事業制度要綱が廃止されたことにより、新たに改良住宅への入居資格を満たす方はございません。
また、平成21年3月31日
付国土交通省住宅局長通知、
改良住宅等の目的外使用に係る運用についての改正によりまして、改良住宅を公営住宅に準じて管理する住宅として目的外使用することができるようになりました。このことから、改良住宅の目的外使用の運用を行うに当たり、現行条例では曖昧な部分がございますため、おくればせながら明確化することとし、今回改正をお願いしているものでございます。
条例改正後は、現在空き家となっております改良住宅につきまして、空き家の一部を改良住宅の目的外使用することとし、入居資格、家賃等の規定を公営住宅に準じて管理することとしています。なお、既に改良住宅に入居されている方につきましては、従前のとおり管理することとしています。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 今の答弁では、国土交通省が平成21年3月31日付で、
改良住宅等の目的外使用に係る運用について改正されたということで、そういうことかなと理解しました。
お聞きしたいのは、今住んでおられる改良住宅について、今回の条例が可決されれば、当然メリット、デメリットが出てくると思うんですけど、そのあたりはあるのかないのかお教えください。
○鷹野雅生 委員長
家村住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 改良住宅に既にお住まいになっている方につきましては、従前どおり管理することといたしておりますので、全く従前と変わりはございません。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 変わりはないということでわかりました。先ほどの答弁では、現在の資料でも明らかなように、改良住宅の空き家が100戸以上、102~103戸あると思うんですけど、今後の問題として、毎年空き家募集されているんですけど、今後一部を空き家募集に充てるという理解でいいのか、お教えください。
それと、今本当に空き家募集が物すごく人気があって、それに対して府営住宅、市営住宅とかをやっているんですけど、当然改修も必要なんですが、できる限り1戸でも2戸でも多く応募対象になるようにしていただければと思うんですけど、どうでしょうか。
○鷹野雅生 委員長
家村住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 改良住宅の空き家につきましては、現在102戸ございます。この空き家につきましては、今後予定しております改良住宅の集約のための移転先として、原則入居者の募集をせず管理をいたしております。しかしながら、毎年市営住宅への入居希望が多数あること、住宅審議会において募集戸数を10戸程度確保するよう要請がございますことから、今後、募集戸数の確保が困難な場合につきましては、改良住宅の目的外使用を行い募集したいと考えております。毎年できます限り10戸程度、空き家募集を行いたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 ほかに質疑等はありませんか。
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 通告していなかったんですけど、改良住宅も市営住宅になるという考えだと思うんですが、外装的には何か変わるとか、そういったものがあるんですか。何か外装が変化するとか、新たにすることがあるんでしょうか、教えてください。
○鷹野雅生 委員長
家村住宅管理課長。
◎家村聡一
住宅管理課長 変わるところは特にございません。今現在、改良住宅にお住まいの方は、改良住宅に基づき管理をしていきますので、今後募集をかけましたら公営住宅に準じて管理をすることといたしております。空き家募集するときには、ちゃんと改修をかけて募集することといたします。
○鷹野雅生 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 これにて質疑を終結いたします。
これより議案第26号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第26号、
八幡市営住宅等設置及び
管理条例等の一部を改正する条例案の採決をいたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○鷹野雅生 委員長 挙手全員であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決することに決しました。
これより議案第34号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止についての審査に入ります。
本案につきましては、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。
質疑等はありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 資料を一応もらっているんですけど、1の資料でいえば、
新規認定路線ですということでよくわかるんです。4ページを見てもらったら、多分同じ場所だと思うんですけど、ここは廃止路線ですということで、上で新規になったり、下になったりするんですけど、例えばこの下のところの廃止とかは、これが新規路線だから、こっち側は廃止路線で廃止しますとなっているんだけど、それだったら部分的にもうちょっと、私も同じ場所と違うと思って見ていたら、同じ場所だなと思って、別にそれはそれでいいと思うんですが、もうちょっと説明の仕方というか、工夫してほしかったなという思いがあります。同じ場所で、これは新たな路線とわかるんだけど、裏側を見たら廃止路線となっている。別にいちゃもんをつけるわけではないんだけど、もうちょっと資料的にわかりやすくしてほしいなという思いがあります。見ていたら、同じ路線で廃止になって新規路線となっているんですけど、もうちょっと今後資料の工夫をしてほしいと思います。
○鷹野雅生 委員長 林管理・交通課長。
◎林利治 管理・交通課長 資料のつくり方と認識しました。副委員長ご案内のとおり、今回は一部路線が途中から変更になりましたので、廃止して新規認定しているところでございます。同じ路線でこのような事案があった場合、次回からは参考資料を工夫してみたいと思います。
○鷹野雅生 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 ないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。
これより議案第34号の討論に入ります。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 討論なしと認めます。
これより議案第34号、八幡市道の路線の認定、変更及び廃止についての採決をいたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
挙手全員(6名)
○鷹野雅生 委員長 挙手全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決することに決しました。
これより
都市整備部所管事項の審査に入ります。
報告事項はありませんので、
都市整備部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
岡田委員。
◆岡田秀子 委員 まず1点目、旧
八幡東小学校、今の
社会福祉法人とか
市民交流センターがございますが、そこに通じる八幡木津線22号よりの進入路について、市民より、そのセンターに行くに当たりまして、横切っている細い川があるんですけど、その川から自転車やバイクに乗った方がその道を横断するということで、飛び出しがすごく危険だと。
カーブミラーの設置要望を受けて出させていただいている経緯があるんですけども、2017年7月3日には
八幡まちづくり協会からも出されたと伺っています。今回私は、今言った八幡木津線からの進入路を通行するに当たって、右の角の方に
カーブミラーがほしいということで要望を出させていただきました。前もってお話を聞いた段階では、多くの議員からも、市民の声を聞いてさまざまに要望があったと聞いております。
現場に行けば、飛び出し注意の看板が自動車の側から見えるように設置されていたり、また、車からもわかるように、センターからその道路に来る場合のところにも、新たに管区内の交通課とお話をされて準備中だということも聞きました。地元の方からは、区としては要望が出ていないとも聞いているんですけれども、そこに行かれている方たちがやっぱり何回か危険な目に遭っているということで、私もそこへ行くたびに、その辺のことに気をつけながら通っていたところ、やはり自転車等で通行されている方を見かけた経緯がございます。
その後、市としては実態調査などをされたのか、お聞かせください。そのときの答弁は、やはり目視でするのが原則だということと、
カーブミラーをつけるに当たっての検査基準もあるということは、るる承知の上でお伺いしております。公共施設という部分を考えたときに、一般のところの
カーブミラーより、公共施設を市民が利用される場合に通る道を優先するべきではないかと考えたんですけども、その辺の設置に関してのお考えをお聞かせください。これが1点目です。
2点目は、橋りょうの補修についてお伺いします。戸津池の裏の桜の並木道があるんですけども、そこは遊歩道になっておりまして、その辺の地域に景観上木材を使った橋が2カ所に設置されていまして、今その補修がなされています。以前からその辺を通行するときに、木材が腐食しているせいだと思うんですけど、随分早くから通行が危ないということで通行できないようになっておりました。今回再度木を使って修理されているんですけれども、今回そういった木を使って補修するところはそこの2カ所だけなのか、お聞かせください。
木と、例えば木でないものに関する費用は違ってくると思うんですけれども、今回の補修費に当たって、木材を使っているから恐らく府から補助などが出ると思うんですが、市の負担とか府の補助費用がわかったら教えてください。
3点目です。美濃山小学校の近くの保育園の前に、国土交通省の検証ということでハンプが道路に設置されました。私もこのハンプを1回通行してみたところ、わかった上で通っていますので、色彩も違いますし、やっぱり減速して、その上を乗り越えるに当たってもゆっくり通って、音がどのくらい出るのかなと感じてみました。ゆっくり走ったので音もほとんどせずに、思ったより静かだったんです。実際に設置されてから、幼稚園や近隣の影響とか苦情とか、そういう声があったかどうか教えてください。
以上3点です。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長
カーブミラーについてのご質問にお答え申し上げます。
八幡まちづくり協会からは2017年7月3日付で要望いただいております。ただ、要望の内容は福祉会館から府道に向かう側の
カーブミラーの要望でございましたので、そちらの側については十分視界が開けておりますので、お断りした経過がございます。
それから、公共施設へ向かう道ということですが、
カーブミラーの設置基準は、公共施設であるか否かというのは判断基準ではございません。自転車等の二輪車は、運転される方によって道路のどの部分を通行するかが変わり、変化することで
カーブミラーに映らない場合もございますので、運転者が目視で確認いただく方が安全であると考えております。
実態調査については、私も含めうちの担当職員と現地を確認し、視界が確保されており、目視による安全確認が可能だということは確認しております。
○鷹野雅生 委員長 梅地管理・
交通課公園緑地係長。
◎梅地加奈子 管理・
交通課公園緑地係長 大谷川公園にある木橋につきましてお答えいたします。補修工事は2橋となっております。また、費用につきましては、京都府の豊かな森を育てる府民税市町村交付金事業の1,300万円と市単独費の308万円でございます。
○鷹野雅生 委員長 増永管理・
交通課交通係長。
◎増永浩子 管理・
交通課交通係長 欽明台西地域山鳩第二保育園前に設置しましたレンタルハンプの影響はどうであったかというご質問でございます。まず数字的な影響でございますが、現場等で集積しました速度、騒音、振動等、詳しいデータ分析は、今後警察や国土交通省の協力のもと行っていくこととしております。また、試験設置期間中に担当者の方で現場で目視で確認しましたところ、ハンプ南側の問題となっています事故多発の交差点の手前の一旦停止でございますが、約8割程度の車両で守られておったように見受けられました。また、設置中、住民等からの苦情があったかどうかについてですが、苦情等は伺っておりません。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございました。まず、旧
八幡東小学校に向かう
カーブミラーの件ですけれども、確かに
八幡まちづくり協会からの要望は反対側からの通行に対してだと聞かせていただいたので、それは別にまちづくり協会に確認したわけではございませんけど、そうだろうと思います。ただ、公共施設が特には判断基準にならない、ほかの
カーブミラーと変わらないという見解ですけれども、公共施設は市が管理する施設であって、そして不特定多数の市民がそこを自由に使えるという、小学校にしても幼稚園にしても、やはり市民が多く使う場所であるわけですね。そういうところを使っておられる方たちの、危ないという危険性を感じての切なる要望だということで、普通の要望ではなく、再度こうやって委員会で質問させていただいたという経緯はそういうことなんですね。実態調査もされて、現地も確認して、目視が可能だとおっしゃったんですけど、実際に現場に行くと、目視される手前には駐車場があって、大型のトラックが駐車されていることが多々あると伺っております。そうすると、その陰になって、飛び出してきても見えないという声を聞いたので、私も出させていただいたんです。公共施設だという部分とか、そこに実際に死角というか、トラックなんかがあって見えにくい状況があるというところまで確認しているのかなと思ったわけであります。市民がおっしゃるには、事故が起きなければつけてくれないのかと。そういうふうに言われて全部つけていたら、八幡市中が
カーブミラーになってしまうかもしれませんけれども、公共施設という部分の重要性は別に考えるべきではないかと。公共施設を建てる時点でわかっていたらつけると思うんですけど、わからなくても、そうやって使っている人からの意見があれば、それは考慮してつけていくべきではないかと思うんですけれども、再度お考えを聞かせていただきと思います。
それと、これからもしっかりと検証していただいて、今後必要という判断というか見解が得られた場合には、設置する方向で進めていただけるのか、その辺のところをお聞かせください。
次に、橋りょう補修についての金額と橋の数はわかりました。実際に木材といっても、腐食しないように防腐剤とかもしっかりとされているということは感じております。ただ、腐食して通れないようになっていた期間が相当長かったんです。私はもうこの橋は通る人も少ないから撤去するのかなと思っていたら、また今回新たに同じような形で設置されるみたいだったので、10年後かどうか知りませんけど、また腐食した場合は通れなくなると思うんですね。それだったらば、耐用年数が長く使える橋に変えてもよかったのではないかと思いました。今もう発注されて工事に入っていますので、それを中止することはできないと思うんですけども、今後そういったことも踏まえて、次にされるときは考えていただけたらと思います。これは要望です。
ハンプの件です。詳しい分析は今後だということでわかりました。あそこの交差点は確かに事故が多いということで、何度か警察の方もあそこで待機していただいていたり、そういうところであることは知っております。実証実験が終わって、私も終わった後を見させていただいたところ、交差点には四隅にガードされる柵が設置されていましたし、2カ所には2面ずつの4面の
カーブミラーも設置されておりました。ハンプに対しては、今回は国土交通省の実証だったわけですけど、これがよかったということで、もし今後八幡市に設置を考えていくとしたら、市内で効果がある場所、できそうな場所があるか教えてください。
先ほど
市民交流センター手前に
カーブミラーを要望しましたけども、同じ美濃山小学校も公共施設ですが、先ほど言ったように、事故が起きたところに設置されるということではないと考えるんですけども、その辺の違いを教えてください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長
カーブミラーについての再質問にお答え申し上げます。公共施設へ向かう道路ということで、ほかの道路よりもということですが、基本的にあの場所については視界が開けており、目視による安全確認が可能という判断をしておりますので、現在のところ
カーブミラーをつける考えはございません。また、平成30年度予算に関する要望で、各自治会から20件の
カーブミラーの設置要望をいただいておるところでございますが、それらと比べても優先順位は低い場所であると考えております。
カーブミラーの設置はいたしませんが、自転車事故多し、交差点注意の看板を設置したところでございます。今後も様子を見て、必要に応じた安全対策を行ってまいりたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 暫時休憩いたします。
午前10時48分 休憩
――――――――――――
午前10時50分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長 委員ご指摘の美濃山小学校の前の交差点の
カーブミラーは、設置の経過は私は存じませんので、設置された経過を調べさせていただいて、改めてお答えさせていただきます。
○鷹野雅生 委員長 増永管理・
交通課交通係長。
◎増永浩子 管理・
交通課交通係長 ハンプの本設置の場所についてでございますが、この試験設置中に集積しました速度、騒音、振動、あと住民アンケート等を実施いたします。それらの集積したデータに基づいて本設置するかどうか、本設置の場所も含めて総合的に検討してまいりたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
山田委員。
◆山田芳彦 委員 3点ほど確認の意味を込めて質問させていただきます。
男山地域の歩道が随分きれいになったという印象を持っております。北は長沢、泉、それから金振、吉井、松里、柿ヶ谷と、あの辺のところの歩道が随分きれいになったんですけども、整備の事業年度を教えていただいて、あれで完了なのかというのを確認させていただきます。
2点目です。これは八幡市の直接の事業ではないんですけれども、関連してくるのかなということでお伺いさせていただきます。枚方市の楠葉エリアで、自転車専用レーンというのがつい最近設置されました。具体的には楠葉中央の交差点から府道18号、南に向かっての道の自転車専用レーンの設置について、本市はご存じなのか。ご存じでしたら、どういう経過で、率直に申し上げてあんな危険なものを設置されたのかなと私は思っているんですが、お伺いします。
3点目は川口市民公園のグラウンドですけども、利用者の要望に沿うように整備をしていただきました。まことにありがとうございます。利用者の皆さんに、これだけこのグラウンドに投資しているんですよということをご説明させていただきたいと思いまして、そこで確認は、単費とお伺いしましたが、復旧費はいかほどかかりましたでしょうか。あわせて、利用者の皆さん、もちろん利用者は既得権があるとは申しませんが、使用料を払っているんだから使えるものだという思い込みがあっては困りますので、ルールを守ってくださいというのは当たり前ですけども、それ以外に利用に際しての注意点がありましたらお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 犬伏道路河川課長補佐。
◎犬伏和弘 道路河川課長補佐 男山地域の歩道につきましては、平成24年度から平成28年度まで5カ年で整備を終えております。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長 自転車レーンのご質問にお答え申し上げます。枚方市が主要鉄道駅周辺自転車ネットワーク計画として整備を進めておられます。京阪樟葉駅、枚方市駅、JR長尾駅を結ぶ道路で、近年の健康志向の高まりから、自転車通勤をされる方が増加しているということもあり、自転車と歩行者の安全対策として10年計画で進めていると聞いております。
○鷹野雅生 委員長 梅地管理・
交通課公園緑地係長。
◎梅地加奈子 管理・
交通課公園緑地係長 川口市民公園につきましてお答えいたします。復旧工事につきましては182万円でございます。現在の使用につきましては、自然環境に配慮した河川敷の利用をと言われておりまして、自然啓発看板の設置や車両進入禁止等の対応を行っており、利用者の皆様にマナーを守っていただきたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 山田委員。
◆山田芳彦 委員 男山地区につきましては、一定整備は完了したものだという印象は受けております。予算書の詳細は見ておりませんので、市内において、歩道にかかわって今後の整備計画あるいは予定がありましたらお聞かせください。
続いて、枚方市の事業をいかに評価すべきかというのをお聞きするつもりは全くありませんが、仮に警察庁、ゾーン30が一つのいい例だと思うんですけども、我が市にも影響が出るのかなと危惧していると。危惧というのは、ご覧になっていただいたらわかりますけど、極めて危険です。ただ、自転車は車両だというのは私も理解していますし、左側通行しないといけないというのも当然のことだと思いますけども、並木通りは幾ら結構な道路幅があるとしても、駐停車している車もありますし、車道に自転車レーンを設置するのはかなり危ない。我が市にも美濃山地域に1カ所あるのかな。利用されているという中学生、高校生をほとんど見たことがない。自転車に乗っておられる皆さんも大体歩道を利用していると。同様に、並木通りで自転車レーンを走っている自転車を一定時間見ていましたけど、1台もありませんでした。ほとんど親子連れも含めて、歩道を自転車が走っておりました。ですから、我が市として、仮に京都府から、公安委員会が設置するのはとめるわけにいきませんけども、予算を計上される前に一言苦言として申し上げたいんですが、極めて危険ですから、枚方市がやっているような自転車レーンは設けない方がいいと私は思いますけれども、お答えできる範囲で結構ですので、市の見解をお聞かせください。
続いて、川口グラウンドの件ですけども、利用に際してはルールを守ってくださいということで、私も利用団体にはお願いしています。あわせて、あそこはグラウンドではなく川ですよと、河川敷とはいえ川ですよというお話もさせていただいております。したがいまして、今後自然災害がありましたら、利用できない期間が当然出てくるんですけども、それ以外で諸般の事情から当面利用できなくなるという可能性はあるんでしょうか、お伺いします。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長 歩道整備についての再質問にお答え申し上げます。現在市内で極端に状態が悪い路線はないものと認識しております。今後市内の歩道の状況を見ながら、改良工事を実施する必要がある路線の選定をしてまいりたいと考えております。
続きまして、自転車レーンですが、八幡市民が枚方市内でそのレーンを利用されることがあるので、全く影響がないとは申しませんが、八幡市域においては新たな整備はしませんので、特に影響はないものと考えております。現時点で八幡市内でそのような計画はございません。
○鷹野雅生 委員長 林管理・交通課長。
◎林利治 管理・交通課長 川口市民公園ですけども、今申し上げましたルールを守っていただいている限りは、急に使用禁止になることは恐らくないであろうと考えております。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 1点だけ質問させていただきます。
八幡市が行っておられます高齢者運転免許証自主返納支援事業についてです。八幡市のホームページを見てみますと、八幡市及び八幡市交通安全対策協議会では、高齢者が当事者となる交通事故防止対策として、70歳以上の高齢者の自主的な運転免許証返納を確保するため、この事業を実施していますということです。八幡市の支援内容については、コミュニティバスやわた1日乗車券またはICOCA、いずれも3,000円相当と、交通安全グッズセット、反射材等、運転の卒業証書、マイナンバーカード申請用証明写真というような特典があるんですが、そこでお伺いしたいのは、この中で、交通安全対策特別交付金は自主返納支援事業にどれぐらいの割合で、幾らくらい使われているのか、お聞かせください。
それから、予算時の想定利用人数と、決算時の実質自主返納を行われた人数についてですけれども、平成28、平成29年度の実績と今年度の見込みについてお聞かせください。
それから、この支援事業を受けるためには、申請による運転免許証取り消し通知書を警察で交付する必要があるんですけれども、これはどういう手続きが要るのか、お聞かせください。この申請による取り消し通知にもし費用がかかるのであれば、かかる費用についてお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 増永管理・
交通課交通係長。
◎増永浩子 管理・
交通課交通係長 高齢者運転免許証自主返納支援事業に関します質問にお答えいたします。
まず、予算的なことを聞かれたと思うんですけれども、交通安全対策特別交付金の中からこの事業に幾ら程度使われているかというご質問だと思うんですが、この中で申しますと、交通安全グッズと言われる反射材とか、差し上げている品物を交通安全対策協議会から提供しておりますので、金額で申しますと年間で大体10万円程度になるのかなというところでございます。
続きまして、実績についてでございます。まず、平成28年度が188件となっております。平成29年度はまだ3月末まで来ておりませんので途中になりますが、平成30年2月末現在で169件となっております。平成30年度の見込みとしましては大体200件程度見込んでおります。
次に、運転免許証取り消し通知書の手続きについてでございますが、これは八幡警察署の免許の窓口でしていただくものになりますけれども、基本的には本人様が認めの印鑑と、有効期限の切れていない免許証をお持ちになって手続きをされることになっております。その際に警察から取り消し通知書が交付されることになっております。費用につきましては、この場合はかかりませんが、それとは別に経歴証明書というのがございます。それをご希望の方のみ1,000円の手数料がかかってまいります。そのように聞いております。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 交通安全対策特別交付金は10万円使われているということですけど、予算割合はどれぐらいですかと聞いていたんです。
それから、予算時の人数と決算時の人数を聞いたんです。何件予算を立てていて、何件実際あったのかと聞いていたんです。
○鷹野雅生 委員長 暫時休憩します。
午前11時05分 休憩
――――――――――――
午前11時15分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
増永管理・
交通課交通係長。
◎増永浩子 管理・
交通課交通係長 先ほどの長村委員のご質問に対する私の答弁の方が食い違っておりまして、おわびをして訂正させていただきます。
高齢者運転免許証自主返納支援事業につきましては、国や府からの交付金が充てられておらず、これは単費での事業になっております。おわびをして訂正させていただきます。
次に、予算計上時の申請人数は何人見込んでいるかということでございますが、平成28年度につきましては200人、平成29年度につきましても同じく200人を見込んでおります。それに対して平成28年度が188件の申請、平成29年度につきましては平成30年2月末現在169件となっております。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 わかりました。ありがとうございます。
再質問ですけれども、必要なものの中で、申請による運転免許証の取り消し通知書は費用がかからないと理解していいんですか。自治体によっては1,000円費用がかかる経歴証明書の発行を求めているところもあるので、そこら辺をお聞かせください。
それから、京都府のホームページを見てみますと、京都府域における運転免許証自主返納者による支援一覧があるんですけれども、そこではやはり対象年齢が65歳以上となっている自治体が結構多いんです。京都市それから長岡京市、京田辺市、木津川市、久御山町が全部65歳以上で、結構対象年齢を下げている傾向にあるんです。年齢にかかわらず、運転に不安を感じる方々が自主的に運転免許証の取り消しを申請することによって交通事故を防いでいこうという各自治体の取り組みがあるので、八幡市の方もこういうふうに対象年齢を下げるのも一つの方策だと思うんですけれども、どのようにお考えですか、お聞かせください。
○鷹野雅生 委員長 増永管理・
交通課交通係長。
◎増永浩子 管理・
交通課交通係長 長村委員の再質問にお答えいたします。
まず、取り消し通知書につきましては、八幡市に関しましては料金をいただいておりませんで、1,000円かかる自治体に関しましては、経歴証明書に係る警察に対して支払われる手数料でございます。八幡市の窓口で支援申請をされる場合、警察が発行した無料の取り消し通知書と返された運転免許証の写しがあれば、それをもって年齢と本人確認ができます。八幡市の窓口に関してはそのような手続でさせていただいておりますので、料金に関してはかかりません。
○鷹野雅生 委員長 林管理・交通課長。
◎林利治 管理・交通課長 対象年齢の件ですが、近隣また全国の状況を見ながら検討させていただきたいと思います。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 1点だけお聞きしたいと思います。
去年、内里北ノ口の田畑改良に伴ってお聞きしました。この間大型トラックの搬入、搬出によって道路が一面泥だらけだとか、道路のアスファルト部分が破損しているといった状況がこの間、2~3日前も見に行きました。市としてどういう指導をされているのか、そのあたりを現状も含めてお教えください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長 大型ダンプを使った土砂の運搬によって舗装の状態が悪いのは、市道東代南線と内里1号線でございます。この市道を市で舗装を打ちかえたのは平成16年度で、既に13年が経過しており、運搬業者に責任が全てあるともなかなか言いがたいところでございます。現在、施工業者と舗装の復旧の費用負担について調整しておるところでございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 舗装自体が13年経過しているということですけど、極論ですが、もともとそこに今言っているように大型ダンプが通らなかったら、あんなに傷まないのではないかなという感じを受けました。ましてそこは通学路になっていまして、この前も子どもたちがそこを通っていて、ガードマンとか誰もいないんですね。危険だなという感じがしました。費用負担については、今施工しているところに負担してもらうのが妥当かなと私は思います。仮にですけど、傷んだ部分を補修するとなれば、わかる範囲でどれぐらいかかるのか。現局面で結構傷んでいると思います。道路がどろどろで、そこら辺の管理はどうなのかと。わかる範囲でいいので、それだけ教えてください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 日下道路河川課長。
◎日下繁典 道路河川課長 舗装費用ですけども、1平方メートル大体4,000~5,000円かかります。あそこの延長をまだはかっておりませんので、今正確な数字をお答えはできませんが、1平方メートル当たり大体4,000円少々でございます。
ことしに入ってから、施工業者と舗装の復旧方法、復旧時期について打ち合わせを一度しております。そのときに業者の方からも、全てはしんどいと、何とか市も協力してほしいという申し出がございまして、まだ決定はしておりませんが、現場作業の終わりが近づけばまた改めて協議はいたしますが、今その負担割合について幾らということはお答えはできません。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 先ほどの答弁でいったら、整備して13年経過しているから、負担割合でいったら市も少し負担しないといけないのかなという答弁だと思うんですけど、少なくともさっき言ったように、そこに大型ダンプカーが何台も通らなかったら、道路が傷まなかったのではないかと私は思います。そういう意味で、先ほど費用負担を言われましたけど、やっぱり事業者の責任において、それは請求すべきではないかと思います。それだけお教えください。全て求めるべきではないかと。
○鷹野雅生 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 一つ、これは法的な問題ですから、例えば経年劣化によって、一つの話で言いますと、舗装直後で1センチ亀裂が起こったのと、3センチ起こったということになったときに、ではどこまで責任があるのか。あくまで責任があることは事実ですから、これは法的な問題になります。そこで、巌副委員長は全部求めるべきだと、これも一つのご意見ですけれども、恐らく舗装直後ならばそれを言えると思います。100%市として主張できますけれども、その重さに対して、例えば舗装圧とかいろいろあるみたいですが、そこでこの被害ができたことは100%その業者の責任かというのは、請求するときはこちらの挙証責任になります。果たしてそれが言えるかどうかであって、それはまた法的な問題と技術的な問題になります。少なくとも責任はあるということは言えますけれども、それ以上のことは申しわけないですけど、日下課長が申し上げたように今のところお答えできないし、実質的に100%請求して、例えば相手ができませんということで訴訟になったら、現実的に長引くことになりますから、実際的な判断として市としては、非常に弱腰ではないかと言われるかもしれませんけども、実際的に相手が負担できる範囲内でそういうことをするということも、実際の費用負担においてはある意味で妥当な場合もあるということなので、市が100、ゼロで全部持ってしまうと、それはおかしいと言えるかもしれませんけれども、ダンプカーが何トン入っていって、それでこういう亀裂が入ったときに、相手方の責任は幾らだと、現実の責任論をやる場合には、かなり厳密にしないと100、ゼロとは言えないわけですよ。
経験則上、舗装し直した直後にそれが起こったら、それはちょっとねという話は言えますけれども、やはり経年劣化によって路盤も含めて弱っている中で、一定のダンプカーが入ったと。ダンプカーが入って弱まったことは間違いないけれども、その割合は恐らく舗装したてでない限り、相手方としても、経年劣化によることで、うちのところで起こったことは認めるけど100%ではないよと言ったときには、少なくともその主張は認められると私どもは思っていますので、今どういう形でさせてもらうのか、巌副委員長のご意見はご意見として理解できますけれども、実際上の業者負担を求めるときは、なかなかそれは難しいと今のところ判断しているところでございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 ある程度私も理解はするんですけど、先ほど事業者が費用負担はしんどいとおっしゃっているんですが、そういう面では私は絶対に妥協してほしくないという思いなので、市が今言っているように、亀裂があって、そういう費用負担を求めるというのはわかりますけど、先ほどの答弁を聞いていたら、その事業者が費用負担はしんどいと言っていたからといって、どれぐらいになるのかということにはならないと思うので、そのあたりをちゃんとしていただきたいと、これはしばらく見守っていきます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 藤田都市整備部長。
◎藤田孝志 都市整備部長 先ほど岡田委員の方から質問がございました美濃山地域の
カーブミラーの件でございますけども、正副委員長と相談させていただきまして、ご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 ないようでありますので、これで
都市整備部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午前11時30分 休憩
――――――――――――
午前11時40分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
上下水道部所管事項の審査に入ります。
上下水道部より報告事項がある旨の申し出を受けております。
それでは、これより報告願います。宮嵜上下水道部長。
◎宮嵜稔 上下水道部長 上下水道部所管からの報告事項は、1、上下水道部各課から水道事業・下水道事業の平成28年度決算における経営比較分析表について、2、下水道課から雨水地下貯留施設設置工事について、3、上水道課から水道管の濁り水発生についての3件でございます。各担当課から順次報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○鷹野雅生 委員長 山本経営課長補佐。
◎山本恵祐 経営課長補佐 報告事項1点目についてご説明させていただきます。
報告事項の1点目、水道事業・下水道事業の平成28年度決算における経営比較分析表につきましては、総務省の通知に基づき平成26年度決算から全国の各公営企業に公表の義務が課せられているもので、毎年総務省が行う決算状況統計調査表の集計結果をもとに各公営企業が作成し、各自治体のホームページで公表するものでございます。経営比較分析表は、同規模の事業体と比較することで経営の現状や課題を客観的に把握することができ、経営状況を市民の皆様にも知っていただくため公表することとなっております。今回本市におきましても、平成28年度決算における経営比較分析表を市のホームページに2月28日に掲載いたしましたので、その内容についてご報告いたします。
お手元の資料1-1、1-2につきまして、資料1-1が水道事業、1-2が下水道事業の経営比較分析表となります。内容といたしましては、経営の健全性、効率性と老朽化の状況を表す主要な経営指標とその分析で構成され、各指標は折れ線グラフが類似団体平均値で、棒グラフが本市の値となっており、類似団体との比較ができるようになっております。
それでは、資料1-1、水道事業の方から重立った表についてご説明いたします。資料1-1をごらんいただきたいと思います。上段①の経常収支比率は、収益で維持管理費や支払い不足等の費用をどの程度賄えているかをあらわす表でございます。本市は平成25年度から4年連続で100%を下回り、赤字経営となっております。②の累積欠損金比率は、営業収益に対する累積欠損金の状況をあらわす指標でございます。本市では前年度までの利益を取り崩してもなお赤字が解消できず、平成28年度に累積欠損金が生じております。⑤の料金回収率は、事業費に係る費用と料金水準を比較した指標でございます。本市は100%を下回っており、費用に対して料金水準が低い状況でございます。また、表①、②及びこの表⑤から、本市は収益的確保等経営の改善が必要であることが読み取れます。このことから平成30年度より水道料金の改定をさせていただくこととしております。⑧の有収率は、施設の稼働が収益につながっているかを判断する指標でございます。漏水等により収益につながらない水量が多い場合は、この有収率が下がります。本市は類似団体と比較して高い有収率となっていますので、効率的な水の供給が行えている状況です。下段の老朽化の状況に移りまして、③の管路更新率は、当該年度に更新した管路延長の割合をあらわす指標で、管路の更新状況をあらわした指標でございます。平成28年度は道路改良に伴う配水管の新設工事が多く、管路の更新工事が少なかったため、前年度を下回っております。
続きまして、お手元の資料1-2をごらんいただきたいと思います。資料1-2、下水道事業の経営比較分析表について、こちらにつきましても重立った表についてご説明させていただきます。上段①の経常収支比率では、本市は100%を上回り、安定した事業運営が図られている状況でございます。⑥の汚水処理原価は、有収水量1立方メートル当たりの汚水処理に要した費用であり、汚水処理に係るコストをあらわした指標でございます。類似団体の平均値と比較して、本市は汚水処理に係るコストが低くなっております。⑦の施設利用率では、本市は汚水処理施設を保有していないため、類似団体の平均値のみの表記となっております。この表⑦から、本市は類似団体と比べ汚水処理に係る経費がないため、⑥の汚水処理原価が低くなっているものと考えております。⑧の水洗化率は、現在処理区域内の人口のうち、実際に水洗便所を設置して汚水処理をしている人口の割合をあらわした指標でございます。類似団体平均値と比較して高い数値となっております。これは男山団地を初めとして早期に下水道整備に着手できたことが要因と考えております。
最後に下段、老朽化の状況に移りまして、③の管渠改善率では、男山西山地区において管渠改築更新事業を進めているため、類似団体平均値と比較して高い数値となっております。
以上をもちまして報告事項1、経営比較分析表に関するご説明を終わらせていただきます。
○鷹野雅生 委員長 坂井下水道課長補佐。
◎坂井隆治 下水道課長補佐 下水道課から、雨水地下貯留施設についてご報告させていただきます。
資料2をごらんください。あさかぜ公園の施設につきましては、平成29年10月27日に現場視察を行っていただいたところでございますが、施設の本体部が完了したので、写真にてご報告させていただくとともに、市民防災広場の施設につきましても現状報告をさせていただきます。
まず、あさかぜ公園の施設につきましては、写真番号①をごらんください。軸川とあわせた全景写真でございます。取水口と排水溝をお示ししております。写真番号②については、水路側から見た取水口で、茶色の部分が止水板で、その上の格子状のものが、ごみ等の流入を防止するスクリーンでございます。軸川の水位が上がると越流し、雨水地下貯留施設に流れ込むことになっております。
2ページをごらんください。写真番号③は取水口を内部から見た写真でございます。水が流入する際の落差によるコンクリートの損傷を防ぐため、深さ1メートルのプールを設置し防護しております。写真番号④については内部の状況で、写真のように柱で区切られた空間で全体で7列並んでおり、4,400立方メートルをためることができます。
3ページをごらんください。写真番号⑤については、市民防災広場の状況で、工事用の仮囲いを設置し、準備を進めているところでございます。
なお、両施設とも2月初旬に撮影した状況で、あさかぜ公園においては最終の公園機能の復元を行っております。
報告は以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 藤田上水道課長。
◎藤田範士 上水道課長 続きまして、上水道課から、水道管の濁り水発生についてご報告させていただきます。
資料3-1をごらんいただきたいと存じます。平成30年2月26日月曜日の朝9時半ごろ、八幡山田地域の住民の方から水道水が濁っているとの通報があり、その後、八幡砂田及び八幡武蔵芝地域に広がりました。同日午前10時より給水車及び広報車を配置するとともに、水道管の洗管作業を開始し、徐々に濁り水の影響範囲を狭めていき、午後6時30分に全ての地域において濁り水は解消いたしました。
資料3-2ごらんいただきたいと存じます。図に示しております黄色の範囲は濁り水の影響があったと想定される範囲で、戸数は約600件でございます。濁り水の発生原因につきましては、図に示しております赤色の箇所で行いました市の水道工事に伴う仕切り弁誤操作により、水道管内に付着した鉄分が剥がれ落ち、濁り水が発生したものでございます。
この件に関しまして担当部長より厳重注意を受け、今後このようなことが起こらぬよう課内会議を開き、職員全員で事案の共有、検証を行い、再発防止を確認したところでございます。住民の皆様につきましては、大変ご不便、ご迷惑をかけ申しわけございませんでした。今後とも安全・安心な水道水の供給に努めてまいります。
以上で報告を終わります。
○鷹野雅生 委員長 暫時休憩します。
午前11時52分 休憩
――――――――――――
午後 1 時00分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
山口委員。
◆山口克浩 委員 確認も兼ねて質問させていただきますけども、資料2の雨水地下貯留施設設置工事について、写真を見ておりましたらコンクリートでつくられているなという印象を受けるんですけども、ほかにもそういった耐水材のようなもの、軽くて丈夫でコンクリートに比べると工期が短くなるような素材がいろいろ開発されている中、今回こういったコンクリートを使って工事をされたメリットがあるのかどうか。一般的にはコンクリートを使うと工期が長くなるようなイメージがあるんですけれども、何かお考えを持って、これが一番ベストな工事の仕方なんだということなのでしょうか。そこら辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
それと、資料3-1の濁り水のところですけれども、一般的に濁水と書いてありましたら産業廃棄物なのではないかと。言ってみれば、汚泥として最終処分場に持っていかなければならないのではないか。法律に基づいて何かそういった取り決めがあったと思うんですが、中間処理後に最終処分場に搬入というような流れは経なくていいのか。この濁り水の詳しい状況をお聞かせください。
○鷹野雅生 委員長 坂井下水道課長補佐。
◎坂井隆治 下水道課長補佐 雨水地下貯留施設の材質についてでございますが、基本的にコンクリート製とプラスチック製の2種類がございます。また、コンクリート製につきましては、現場で直接打設する現場打ち製と、工場で作成し現場へ搬入するコンクリート二次製品がございます。プラスチック製につきましては、ビールケースのようなものを積み上げまして、その周りにゴムシートを巻き、その中に水をためるというシステムがございますが、これにつきましては中に人が入ることが難しく、管理上難しいと判断させていただきました。それと、あさかぜ公園、市民防災広場で使用しています材料はコンクリート製二次製品を採用しておりまして、現場打ちよりも現場での施工が短期にできますことから、工場で製作しました製品を現場へ搬入して施工させていただいているということで、工期を短縮できるというメリットがございますので、この二次製品を採用させていただいております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 吉田上水道課長補佐。
◎吉田行広 上水道課長補佐 委員質問の水道管の濁り水の処理についてでございますが、基本的に水道水であり、産業廃棄物ではございませんので、側溝等に排水しています。
○鷹野雅生 委員長 山口委員。
◆山口克浩 委員 ありがとうございます。まず、雨水地下貯留施設の設置工事のところですが、プラスチック製とコンクリート製があると。今回は二次製品を使用しているので、コンクリート製の方が現場施工が短期でできるということでしたけれども、それは理解しましたが、完成後の維持とかメンテナンスという観点からすると、プラスチック製の方がいいといったところはないんでしょうか。完成後のメンテナンスのところをまたお聞かせいただけたらと思います。
残り四つほど雨水地下貯留施設をつくっていくと思うんですが、同じような施工をされるのか、お聞かせください。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 先ほどもご答弁させていただきましたけれども、プラスチック製につきましては、小さなものを積み上げていくということで、できた後も管理上難しいということで、コンクリート製の二次製品を今回の計画で取り入れております。今後も雨水地下貯留施設につきましては、このコンクリート製の二次製品で施工していきたいと思います。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 山田委員。
◆山田美鈴 委員 また通告していなかったんですけど、水道管の濁り水発生についてですが、給水車が2台ということだったんですけど、資料の方を見ていましたら、給水車の配置場所が三つあって、これは2台を時間的にめぐっていったという感じでよろしいんでしょうか。それが1点です。
あと、これは参考になんですけど、こういった水道がとまったときに、今回の件でもそうなんですが、給水車が来るまで大体どれぐらい時間がかかるものなんですか。すぐ対応できるものなんですか。そのところを知りたくて、教えてください。
○鷹野雅生 委員長 藤田上水道課長。
◎藤田範士 上水道課長 給水車2台で、地図の方には3台と書いてありますのは、初め2カ所で給水をしておりましたが、濁っている箇所がだんだん移動していきまして、濁っている箇所に対して集中的にできるように、実質は2台ですけども3カ所で給水しているということでございます。
給水車の出動に対しましては、美濃山浄水場で水を入れる時間30分程度で用意できますので、そこからの出発になります。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 ほかにございませんか。
岡田委員。
◆岡田秀子 委員 まず、雨水地下貯留施設についてお伺いします。この施設は本体部が完了したということで、写真ですごくわかりやすくしていただいたので、これはいいんです。その上の公園機能の復元を今行っているということでありますが、この公園機能は、雨水地下貯留施設に着工する前の公園をそのまま再現されたんでしょうか。新たに改善されたところがあれば、その辺も教えてください。
次に、水道管の濁水発生の件です。市民から水が濁っていると通報があって、それに対応したという報告だと思いますが、その発生後に市民の方の声を伺っているので、お伝えしたいと思うんです。まず一つに、水が濁っていることが発生しているという案内車だと思うんですけど、それが回っていたけれども、何を言っているかわからなかったというのが1点。それと、ここの地図には給水した場所が3カ所載っていますけど、給水車があるので、そこへ水をもらいに来てくださいとあったと思うんですが、市民は給水車がどこにあるのかわからなかったと。それから、水がもうきれいになったから安心してくださいという報告が聞けなかったと。また反対に、こういったことがあったものの、給水車のところに水をもらいに行ったら、6リットルの水を二つも用意していただいて、それがすごくうれしかった、ありがたかったという声もあったと伺っています。
これは原因が仕切り弁操作による影響ということで、先ほどの報告にもありましたけど、人為的ミスだと受けとめているわけですが、一方で、今回はこういうことでいい経験になったといったら失礼ですけど、災害になったら本当に広範囲なところでこういう事態が起きるわけですね。それに対応するための一つの事例というか、ちょっとした経験になったのではないかと思うんですけど、それを踏まえて今後どのような改善策が見えたか、その辺のところをお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 坂井下水道課長補佐。
◎坂井隆治 下水道課長補佐 あさかぜ公園の施設の改善についてお答えさせていただきます。あさかぜ公園の砂場につきましては、滑り台と並んで併設されておりましたが、安全上問題があるため、砂場については廃工とさせていただきました。追加といたしましては、パーゴラの下に、当初はベンチのみでございましたが、児童センターの子どもたちが食事やおやつを食べられるようにと南ケ丘児童センターよりご要望いただき、公園管理者と協議し、承諾を得てテーブルを増設いたしました。植栽につきましては、ケヤキなど高木がありましたが、維持管理の問題から、管理のしやすい中木のサルスベリに変更しております。なお、雨水地下貯留施設設置に伴いまして、公園の一部にポンプ施設や取水部、操作盤等の電気機械の施設を増設させていただいている状況でございます。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 藤田上水道課長。
◎藤田範士 上水道課長 今回広報の内容が聞こえなかった、給水車の配置場所がわからなかったという声があったことにつきまして、広報車にて住民の皆様にお知らせするという本来の目的が果たせていないということですので、広報のあり方につきましても課内会議で確認、検証をしたところであります。今後、広報の方法等につきましてはマニュアルを作成し、職員に周知してまいりたいと考えております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございました。公園について、大体わかりました。当初思っていた公園の復元に向けての費用と、要望があって変更した費用とで若干ずれが出たのかと思うんですけど、その辺のことがわかったら教えてください。
水道管の件ですけれども、広報についてマニュアルを作成していくということでわかりました。こういったことがないにこしたことはないんですけど、やはりこういったことがあったがために、本当に大変なときにはそれを生かしていただくように要望しておきます。これは結構です。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 公園施設前後のお金の話でございますが、細かく出しておりませんけども、先ほど説明させてもらいました高木が低木にというので、高木が金銭的に出せないもので、金額は多少下がっているかなという程度しかお答えできません。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 資料2の3ページ、市民防災広場の雨水地下貯留施設についてです。工事しておられますけれども、過去直近の2回の集中豪雨では消防署の前の水路から水があふれまして、消防署前の道が水につかりまして、緊急車両等が出動できなかったという事例があるんです。直近の2回の量の雨が降った場合、市民防災広場に設置される雨水地下貯留施設でそれが回避できるのかというのが大変興味があるんですけれども、市民の方もせっかくつくっていただいたのなら大丈夫なのかなという感覚をお持ちなんですが、どのように捉えたらいいんでしょう。
それから、濁り水ですけれども、再発防止策をとっていくということですが、管に濁り水が付着していますよね。根本的に濁り水を出さないというのはなかなか難しい技術だと思うんですけれども、どのようにしたらそれが可能なのか、お聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 市民防災広場の施設につきましては、10年確率降雨強度の時間当たり65.2ミリの雨に対応するというもので設計されておりますので、平成24年の京都南部豪雨のような雨が降りました場合は、雨水地下貯留施設だけでは対応が難しいと考えております。10年確率降雨強度以上の雨が降りますと、何らかの浸水が発生すると考えております。
○鷹野雅生 委員長 宮嵜上下水道部長。
◎宮嵜稔 上下水道部長 濁り水につきましての再発防止でございますけども、施設的には老朽化が進んでおりまして、濁り水が出るのはいたし方ないところではあるんですが、根本的な改善といたしましては、やはり布設がえしか方法はございません。ただ、そういたしましても布設がえするにはやはりかなりのお金と時間を要しますので、濁り水が出た箇所につきましては、時間帯を見て洗管するという形で今対応させていただいているところです。実際仕切り弁操作をする職員の技術の向上に努めてまいりたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 10年確率降雨強度65.2ミリに対応するというのはわかるんですけど、では100ミリを超えるとか80ミリとかもあるんですけれども、当然今回の雨水地下貯留施設設置については、過去2回の経過も踏まえてつくられていると思うんですが、どれぐらい軽減されるかというシミュレーションはつくられているのかどうか、お聞かせください。あのとき結構つかりましたよね。あれがどれぐらい軽減されると考えておられるのか、お聞かせください。
濁り水は中に堆積しているものだから、一気にそれが解消できるとは思っていないんですけれども、できるだけそういう事故が起こらないように取り組んでいただきますように、これは要望とさせていただきます。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 シミュレーションの話でございますが、103ミリの京都南部豪雨でのシミュレーションを今回の計画の前に行っております。その際のシミュレーションでいいますと、対策前の浸水地区が41.7ヘクタールありましたものが30.3ヘクタールとなって、約30%の減災になる見込みでございます。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 あさかぜ公園の関係ですけど、先ほどから議論になっております10年確率降雨量で65.2ミリということなんですが、シミュレーションした場合、その周辺の地域はどれぐらい軽減できるのか、お教えください。
それと、資料2-1のところで、満杯まではいかないにしたって、雨がある程度降れば当然軸川からそこに水が流れますよね。流れて、満杯にはならないにしたって、ポンプが今設置されていますよね。それで例えばの話、どれぐらいの割合で外にポンプアップされるのか。ずっとためておきますよね。そのままではありませんよね。そこからある程度日にちがたってから流すと思うんですけど、その割合というか頻度は考えておられますか。質問の仕方が悪いかもしれませんけど、教えてください。
それと、濁り水の関係で、今回職員のミスでこういうことが起こったと。今後老朽化している水道管の布設を順次やっていかれるわけだから、今後こういう濁り水が発生しないために、技術の向上とおっしゃっているんですけど、多分水圧の関係だと思うんです。バルブをあけるときに、月夜田とか山田地域と団地の吉原地域の水圧が多分違うと思うんです。そのあたりのかげんで恐らくそういう状況になったのかなと推測するんですけど、先ほどおっしゃっていた技術の向上について、具体的にわかる範囲でお教えください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 あさかぜ公園の雨水地下貯留施設の浸水箇所の対象地区につきましては4.3ヘクタールございまして、それが10年確率降雨65.2ミリでは浸水しないという想定になっております。それ以上の雨につきましては、先ほどご答弁しました103ミリとかのシミュレーションがございまして、30%の減災になるというのを持っております。
続きまして、雨水地下貯留施設の水位の考え方でございますが、入った水が出せるのは、水位計がついておりますので、外の軸川の安全水位になりましたら、ポンプが作動して出せるような設備になっております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 宮嵜上下水道部長。
◎宮嵜稔 上下水道部長 濁り水の今後の対策でございますけども、基本的に技術の向上ということになりますと、やはり水道のこういう作業につきましては、現場の地形や配管状況によって異なって、同じような作業がなかなかございません。ということから、マニュアル化することが難しいということがございます。結局職員の経験や知識が必要となってまいりますので、今後につきましては、できるだけ複数の人間で作業内容を確認した上で行うとか、今回この事故が発生いたしました理由といたしましては、副委員長ご指摘のとおり、給水区域の境で水圧差があったということでございます。そのことについて、今回職員の認識が若干薄かったというところから発生したものだと考えておりますので、今回の事案を教訓に再発防止に努めてまいりたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 あさかぜ公園の関係ですけど、軸川の水位が下がってきたら自動的にポンプアップすると理解していいんでしょうか。
それと、濁り水の関係ですけど、当然経験とか知識が必要かなと思います。先ほど水圧の差があって、そういった認識が甘かったということで、今後老朽化した水道管を布設工事されるわけだから、後継者ではないけど、極端に言ったら、その人が退職されたらそういった経験とか知識の継承が今後課題になってくるのかなと思うので、そのあたりを今後十分気をつけていただきたいと思います。
1点だけでいいです。
○鷹野雅生 委員長 源野上下水道部次長。
◎源野浩 上下水道部次長 副委員長ご指摘のとおり、軸川が下がれば自動的に雨水地下貯留施設からポンプアップで流れる仕組みになっております。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 ないようでありますので、次に、報告事項以外で
上下水道部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
岡田委員。
◆岡田秀子 委員 一つだけお伺いしたいと思います。
上下水道料金の支払いについてでございます。今現在は銀行とか郵便局で自動引き落としとか、また窓口で支払うというふうにしているわけです。上下水道部の窓口でも支払いを行っておりますが、市民の方からカード支払いにしていただけないのかという問い合わせがありました。本市では対応できないか、その辺のところを教えてください。
○鷹野雅生 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 上下水道料金のお支払いについては、委員がおっしゃった方法によって今収納しているところでございますけども、クレジットカードでのお支払いの件につきましては、本市では利用ができない状況でございます。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 本市ではできないということを市民の方も聞いていらっしゃいました。今の全国的な状況を見ていたら、カード払いが当たり前みたいな世の中になってきているんですけども、近隣市とか全国でカード払いされているところがあれば教えてください。実施に向けて調査もしていただけないかというところもお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 クレジット払いができる全国の状況でございますけども、今年度開催されましたヤフーの公金クレジット収納セミナーに参加いたしまして、その内容では、平成29年4月1日時点におきましては74の市町で運用されているという状況でございます。近隣では、京都府内で申し上げますと木津川市がこの平成29年4月から利用を開始されているところでございます。このようなセミナー等が開催されましたら積極的に参加し、他市の動向を見ながら、できるかどうか検討してまいりたいと考えております。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございました。何でカード払いにしてほしいとおっしゃったかというと、恐らくカードで払うとポイントがたまるんですよね。その分お得感があるという。今は世知辛い状況で、ちょっとでも家計の足しになればという方がふえておりますから、そういう声が上がりましたので、研修等に参加して動向を見ながらということでわかりました。
もう一つ、もし導入するとしたら、市として関係機関に支払う手数料とかがわかれば、どの程度変化するか教えてください。もしまだ状況を調べられていないということであれば、その旨言っていただいたら結構です。
○鷹野雅生 委員長 木下経営課長。
◎木下章伸 経営課長 クレジット払いの手数料の件でございますけども、上下水道料金の収納金額の1%が手数料という形で今のところ算定されております。本市で申し上げますと、口座振替手数料と比較しますと、1件当たり110円の手数料が多くかかってしまうことになります。これを平成30年度の予算で見ますと、上下水道の水道料金と下水道使用料の料金から算定しまして、利用率が10%になった場合については年間で手数料が250万円ほどかかる見込みでございます。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 ないようでありますので、これで
上下水道部所管事項の審査を終結いたします。
ここで説明員の入れかえを行いますので、暫時休憩いたします。
午後 1 時34分 休憩
――――――――――――
午後 1 時45分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより
環境経済部所管事項の審査に入ります。
環境経済部より報告事項がある旨、申し出を受けております。
それでは、これより報告願います。福田
環境経済部長。
◎福田賢二
環境経済部長
鷹野委員長の了解を得まして、本日資料5を新たに配付させていただきました。急なことで申しわけございません。
環境経済部からは5件の報告をさせていただきます。お手元の
環境経済部報告事項に基づきまして担当課からご報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。
○鷹野雅生 委員長 野村環境保全課長補佐。
◎野村雄樹 環境保全課長補佐 環境保全課から、住宅用太陽光発電等の補助金額の見直しについて報告いたします。
恐れ入りますが、お手元にお配りしております資料1をごらんください。その理由でございますが、1つ目は、太陽光発電設備の設置費用の相場が要綱制定時と比較しておよそ半分程度まで下落しているため、設置費用に対する補助金の率を見直し、補助金の上限額を現在の2分の1の額、5万円にしようとするものでございます。2つ目は、エネルギーの地産地消、災害等による停電時の電源確保を目的とした自立型エネルギーのさらなる普及のため、太陽光発電システムと同時に蓄電設備を設置した者へ蓄電池に対する補助金を増額、一律5万円加算しようとするものでございます。なお、報告資料1の下段に改正前、改正後の補助金額、変更点については赤字で記載しております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 畑中環境業務課主幹。
◎畑中敏之 環境業務課主幹 家庭ごみの収集運搬業務の新規委託についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、資料2をごらんください。本件は現行の市直営収集11台のうち1台分を新規に業務委託するもので、平成30年4月から平成35年3月までの5年間の複数年契約による委託でございます。
それでは、可燃・不燃・プラスチック製容器包装収集運搬業務委託、平成30年度開始新規1台分につきましてご報告申し上げます。今回外部委託する収集地域につきましては、資料2にあります市内約2,580世帯が対象でございます。委託業者の選定方法につきましては、一般競争入札により、入札は平成29年11月22日に8業者で行い、その結果、落札いたしましたのは株式会社クリーンズ八幡本店で、落札金額は消費税込みの5年総額で8,125万9,200円でございます。
次に、平成30年度家庭ごみの収集曜日の変更についてご説明申し上げます。
恐れ入りますが、資料3をごらんください。今回の外部委託に伴い収集曜日が変更になる地域がございます。まず、今回の新規委託地域についてご説明申し上げます。可燃ごみの収集曜日が変更になる世帯が、資料にあります地域で305世帯でございます。不燃ごみ、プラスチック製容器包装の収集曜日が変更なる世帯が、資料にあります地域で1,430世帯でございます。
続きまして、今回の外部委託に伴い、現行の市直営収集地域にも収集曜日が変更になる地域がございます。可燃ごみが変更になる世帯が20世帯で、不燃ごみ、プラスチック製容器包装が変更になる世帯が1,191世帯でございます。
今回の該当地域につきましては、別紙に地図を添付しておりますので、委託予定地域、地図1、2及び八幡市直営収集変更区域、地図3をご参照いただければと存じます。なお、新規の民間委託地域及び収集曜日が変更となる地域の方には、平成30年度版のごみ出しカレンダーを配布する際にお知らせチラシを配布し、ご理解とご協力をお願いいたします。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 大洞商工観光課長補佐。
◎大洞真白 商工観光課長補佐 報告事項4、平成30年背割堤さくらまつりの開催についてご報告させていただきます。
恐れ入りますが、資料4をごらんください。まず背景ですが、八幡さくらまつりとして観光協会の主催で実施してまいりましたが、近年の急激な来園者の増加によりまして、歩行者の安全確保や交通渋滞などの諸問題に対応するため、平成30年からは関係機関の連携による実行委員会形式で実施することといたしました。
次に主催ですが、背割堤さくらまつり実行委員会で、構成機関は近畿地方整備局淀川河川事務所、京都府、淀川河川公園管理センター、京阪ホールディングス株式会社、一般社団法人京都山城地域振興社(お茶の京都DMO)、八幡市でございます。
3、開催日時ですが、平成30年3月31日土曜日から4月10日火曜日まで、午前9時から午後5時でございます。
4、駐車場でございますが、大型観光バスのみ予約制で駐車可能としております。料金は1台3,000円です。なお、一般車両の駐車場はございません。ただし、タクシー、福祉車両等の乗降場を確保いたします。
次に5、さくらマルシェですが、背割堤の木津川側に約35店舗のマルシェが出店する予定です。
次に6、イベント等ですが、さくらクルーズ、お花見船Eボート、桜のお話ツアーが実施されます。
次に、資料には記載しておりませんが、阪急西山天王山駅からさくらであい館まで、阪急シャトルバスが運行されます。
次に、この資料作成時以降に決定した事項についてご報告させていただきます。混雑が予想される4月7日土曜日、4月8日日曜日の両日、午前10時から午後4時まで、歩行者の安全確保のため、八幡市駅前の踏切から市営駐車場南側の区間において車両通行どめを行います。次に、さくらまつりの会場に一般車両の駐車場はなく、公共交通機関での来場をお願いしておりますことと、歩行者の安全確保、駐車場待ちの車両による渋滞等が懸念されるため、八幡警察署から駐車場の入場を規制してほしいと依頼がありましたので、さくらまつりの開催期間中、午前8時から午後6時まで入庫できないよう規制いたします。
参考といたしまして、別添のとおりチラシを配布させていただいております。
以上、資料4の報告となります。
○鷹野雅生 委員長 寺本商工観光課商工観光係長。
◎寺本正知 商工観光課商工観光係長 生産性向上特別措置法(仮称)における基本計画の策定等についてご報告させていただきます。
お手元にお配りしております資料5をごらん願います。なお、別途参考資料としまして、総務常任委員会にて報告いたしました資料を添付いたしております。今回急遽報告させていただきますのは、平成30年度税制改正におきまして、中小企業の設備投資に係る固定資産税の特例措置が予定されております。今年第2回定例会にて、固定資産税の特例率を定める市税条例の改正をご提案させていただく予定でございますが、中小企業者等が設備投資等に係る国の各種補助金の優先採択を受けるためには、条例制定前に本市の固定資産税の特例率等の意向を経済産業省に報告し、中小企業庁のホームページにて公表する必要がございます。そこで、本常任委員会にて新法にかかわる内容についてご報告させていただきます。
まず、1の生産性向上特別措置法の概要についてでございますが、平成29年12月8日の閣議決定におきまして、政府は新しい経済政策パッケージとして、今後3年間を集中投資期間と位置づけ、中小企業者等の生産性向上のための設備投資を後押しするため、平成30年7月ごろに生産性向上特別措置法を施行される予定でございます。
2の新法スキームとあわせてごらんいただきたいと存じますが、同法では、先端設備の導入促進に係る国の導入促進指針の策定、市町村の導入促進基本計画の策定、市町村の基本計画に基づく中小企業者による先端設備等導入計画の作成等について規定されており、中小企業者の生産性向上に資する設備投資の促進を図ることとされております。また、同法にあわせて、国のものづくり・商業・サービス補助金等の予算措置を拡充、重点支援される予定となっております。
次に、3の導入促進基本計画の概要についてでございますが、2の新法スキームの真ん中でございます。導入促進基本計画につきましては、先端設備等の導入促進の目標、種類、導入の促進の内容、最大3年間となる計画期間等を記載することとなっております。基本計画は国の導入促進指針に基づき市町村が策定し、国の同意を得る必要があります。
次に、4の先端設備等導入計画の概要についてでございますが、2の新法スキームの右側でございます。先端設備等導入計画につきましては、先端設備等の種類、導入時期、内容等を記載することとなっております。導入計画は市町村の導入促進基本計画に基づく計画を中小企業者等が作成し、市町村の認定を受ける必要があります。
次に、5の認定を受けた計画に基づく設備投資についてでございますが、①につきまして、市町村の認定を受けた中小企業者等の先端設備等導入計画に記載された設備につきまして、固定資産税の課税標準額が最大3年間、ゼロから2分の1の範囲内において軽減されます。②につきまして、同じく認定を受けた計画に基づく設備につきましては、国のものづくりサービス補助金の一部について、補助率が3分の2となります。
次に、6の固定資産税の特例との関係について、別添の市民部の参考資料をご参照いただきたいと存じます。2、固定資産税の特例適用内容と生産性向上特別措置法による各種補助金の2つ目の丸に関連いたしまして、市税条例に定める先端設備に係る固定資産税の特例率につきましては、最大3年間、ゼロから2分の1の範囲内において定めることができるとされております。固定資産税の特例率をゼロとする自治体では、対象となる事業者等が国の各種補助金について優先採択を受けることができます。なお、市民部と協議の上、中小企業の設備投資に係る固定資産税の特例率につきましては、ゼロとしたいと考えております。
最後に、今後の予定につきましては、平成30年3月上旬に経済産業省へ基本計画の策定の有無及び固定資産税の特例率の意向を報告、3月中旬に中小企業庁ホームページにて報告内容の公表、既に一部公募が開始されておりますが、5月中旬まで事業者による国の各種補助金の申請、6月第2回定例会にて市税条例改正案の提案、7月ごろに生産性向上特別措置法施行及び国の導入促進指針策定、市町村の導入促進基本計画策定、その後、中小企業者等から先端設備等導入計画が申請される予定となっております。
以上で資料5の報告となります。
○鷹野雅生 委員長 ありがとうございます。ただいまの報告事項につきまして、委員より質問等はありませんか。
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 住宅用太陽光発電等の補助金の見直しの件です。まず1点目、住宅用太陽光発電設置と家庭向け自立型再生可能エネルギー導入補助の直近での交付を受けた世帯数を教えてください。
2点目、平均して何キロワットのモジュールをつけられる世帯が多いのか、教えてください。
3点目、太陽光と蓄電池のセットの設置費は平均してどれぐらいかかるものなのか、教えてください。
4点目、本市ではこの補助をするに当たって、設置の際の施工事業者の規定は設けているんでしょうか、教えてください。
5点目、蓄電池の方に今回5万円を加算されるということですけれども、これについてはとてもいいことだなと思って賛成なんですが、その分住宅用の太陽光発電設置の補助金が下がるということですけども、下げた時点で太陽光発電を設置する人が減ってしまうのではと懸念があるんですが、これについて本市の見解を教えてください。
次に、背割堤さくらまつりの件について、マルシェに35店舗が出店しているということですけども、この35店舗はどのように決められているのか。募集でしたら、募集の方法などいろいろあったら教えてください。また、その35店舗はどういったお店が並ぶのか、全部ではなくていいので教えていただければありがたいです。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 野村環境保全課長補佐。
◎野村雄樹 環境保全課長補佐 住宅用太陽光発電等の補助金額の見直しについてのご質問にお答え申し上げます。まず、補助実績でございますが、平成27年度までは太陽光発電のみでございまして、平成22年度80件、平成23年度120件、平成24年度151件、平成25年度133件、平成26年度143件、平成27年度95件、平成28年度は太陽光61件と蓄電池10件、平成29年度は2月末現在の数字でございますが、太陽光27件と蓄電池8件でございます。
次に、一般的にどれぐらいの大きさのものかということでございますけども、当初は3キロワット前後のものが多くありましたが、最近では設備費の値下がりとか高性能設備により5キロワット前後に変わってきております。
次に、標準的な設置費についてでございますが、平成29年度の申請者平均は300万円前後となっております。内訳ですけども、おおむね蓄電池で200万円、太陽光発電で100万円となっております。
次に、工事事業者の規定でございますが、これについては特に設けてはおりません。
次に、太陽光発電の補助金が下がることで利用者が減るのではとのご質問でございますが、近年の太陽光発電システムの性能向上と価格の低下に伴い、安価で高性能な設備を設置できるようになってございます。補助割合としては変化がございませんので、補助額減による申請者の減少は考えておりません。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 大洞商工観光課長補佐。
◎大洞真白 商工観光課長補佐 さくらマルシェについてのご質問にお答え申し上げます。
さくらマルシェの募集方法につきましては、さくらマルシェ出店募集要項に基づいて募集しております。募集の要件といたしましては、淀川河川公園背割堤地区に隣接する市町を対象としておりまして、京都市伏見区、長岡京市、向日市、大山崎町、久御山町、枚方市、島本町、八幡市に本店、支店を持ち営業販売を行っておられる店舗に限定しております。募集の方法は、一つに淀川河川公園のホームページに掲載、二つには関係市町の商工会を通じての案内、三つには過去に三川マルシェに出店された店舗へ案内しております。募集の受け付けは、背割堤さくらまつり実行委員会の事務局でありますさくらであい館が担当しております。
次に、販売されるお店はどういうお店が並ぶのかというご質問でございますが、農産物、飲食店、雑貨等でございます。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 ありがとうございます。住宅用設置台数もわかりました。平均して3キロワット前後だったのが、最近は5キロワット前後にということもわかりました。太陽光発電と蓄電池の設置費用も大体300万円前後で、やっぱり蓄電池がちょっと高いのかなというのもわかりました。
4点目の設置の際の施工事業者の規定は設けていないということですけども、私がこれを聞いたのは、市も補助とかをいろいろ出していたりするので、できる限り市内の施工事業者の方にやってもらって、そこから買ってもらえたらいいなと思って聞いたんですけど、特にそういう規定は設けていないということでしたので、もうちょっと進めていってもらえたらと思いました。
5点目の太陽光発電を設置する人が減ってしまうという懸念に対しても、そういう懸念は特に大丈夫かなという本市の見解もわかりました。
では、2回目の質問ですけれども、太陽光発電や蓄電池の設置についてのメリットを具体的に市民の方に啓発されているかどうかをお聞きしたいんです。この間一般質問で自然エネルギーのことをいろいろと取り上げさせていただいて、本市の場合は再生可能エネルギーの利点とかよさとか、太陽光パネルを使って自分たちの地域のエネルギーを自分たちで使っていくよさとかの普及啓発という点については、なかなかできていないのではないかと思いました。もっとしっかり市民にメリットを伝えていくことで太陽光パネルの普及も進むのではないかと思って、今回この2回目の質問に取り上げさせていただきました。市民の方に啓発されているか、その点について教えてください。
マルシェについてはわかりました。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 中西
環境経済部次長。
◎中西淳
環境経済部次長 太陽光、蓄電池のメリット、また普及は市としてどうされているかというご質問でございますけども、本市といたしましては、八幡市環境基本計画の戦略目標に太陽光発電設備の普及に努めることと掲げておりまして、特にホームページ、広報紙に掲載して普及に努めさせていただいております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 ありがとうございました。ホームページ、広報紙に記載されているのは存じ上げています。私がさっき言ったのは、蓄電池や太陽光発電を設置して、再生可能エネルギーを使っていくことによるメリットです。そういったよさを具体的に啓発されているのか。ホームページとか広報紙を見ましても、今こういう事業が、太陽光発電の補助がありますよというような本当に広報的な啓発、事業の報告という感じにしかなっていないので、具体的に自然エネルギーを普及していくための、よさを打ち出すような啓発をされていますかということをお聞きしたいと思います。もう一遍だけその点を教えてください。
○鷹野雅生 委員長 中西
環境経済部次長。
◎中西淳
環境経済部次長 今、補助金関係の方をホームページに載せさせていただいていますけども、太陽光及び再生可能エネルギーのよさの具体的な広報、啓発につきまして、できていない部分もあるかと思いますので、他市の状況を見ながら今後の研究にさせていただきたいと思います。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 ありがとうございます。この点についてはその他にもつながると思うので、一応研究してくださるということなので了解しました。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
山口委員。
◆山口克浩 委員 まず、さくらまつりですけれども、ご説明の中で、土日がやっぱり非常に混むので警察と連携していきたいと、車両通行どめとかをしていきたいということで、ぜひお願いしたいと思っております。去年もさくらまつりに13万人ぐらいが来ていたと思うので、そのときの混乱について、私も市民の方にさんざん言われました。どうなっているのと言われました。ぜひそういった交通整理をお願いしたいと思っております。
このさくらまつりですけれども、さくらマルシェとかがありますが、どのようにお茶の八幡をアピールされていくのか。観幸のまちやわたを見越して、お茶をブランド化すると。お茶の八幡をどのようにアピールされるのか、お聞かせください。
また、昔、今から6年ほど前、京・やわたブランドというのがあったんですけれども、黒カレー、タケノコカレー、クロッケとかがあったんですが、そういった新たな京・やわたブランドをいろいろ考えていくのもいいのではないかと思っております。そこら辺の考えがもしございましたら、お聞かせください。
それと、資料5の生産性向上特別措置法の策定のところですが、今ご説明を聞きながら資料を見ていたんですけれども、新しい技術とか先端設備をどのように評価されるのか。市町村で基本計画を策定して、市町村の認定を受けなければならないと。世界に通用する中小企業の先端技術を環境経済部が認定されるんですか。革新的な技術とかがどんどん出てくると思うんですけれども、その中小企業の技術を環境経済部が認定していくという形になるのでしょうか、お聞かせください。ついでですけれども、どういった設備が先端設備と考えておられるのか。現時点でのお考えでいいので、お聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 さくらまつりの中で、お茶の普及にどのように取り組んでいくかということでございますけれども、昨年さくら茶会ということで、さくらまつりの期間中にお茶会を開催していただいた経過がございます。ことしにつきましては、昨年のような大規模なものではございませんけれども、お茶に親しんでいただけるようなことを京都府とともに考えているところでございまして、まだ具体的な内容は決まっておりません。
それから、生産性向上の関係でございますけれども、市の方が先端設備を認定するというものではございませんで、国の導入促進指針に基づいて、市町村としてそれの基本計画を策定するということでございます。
設備の種類でございますが、対象とする資産はどのようなものかということを含めてのご説明なんですけれども、生産性向上に資する指標が旧モデル比で年平均1%以上向上するもので、中古資産ではないことが条件でございますが、機械装置は取得価格が160万円以上、測定工具及び検査工具は30万円以上、器具、備品は30万円以上、建物附属設備は60万円以上のものである必要がございます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山口委員。
◆山口克浩 委員 ありがとうございます。さくら茶会のようなものをぜひ、お茶の八幡をアピールするチャンスでもありますので、京都府との連携をお願いしたいと思っております。別に質問はありません。
生産性向上特別措置法のところですけれども、市町村の認定を受けるに当たって、年1%の生産性が向上するとか30万円以上するとかいうことですけれども、これはこれから先も客観的に判断できるものだという理解でよろしいでしょうか。
それと、資料5の①と②、ものづくりサービス補助金の方もありますけれども、意欲のある中小企業からすると、順番としては、ものづくりサービス補助金の方にまずは応募しておいて、そしてその後、新しい生産性向上特別措置法が施行されてから認定の取得に入った方がいい。だから、①と②とありますが、中小企業としては、②の方を先に応募してから①の方の認定取得に向けて動いた方がいいという流れといった理解でいいんでしょうか、お聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 寺本商工観光課商工観光係長。
◎寺本正知 商工観光課商工観光係長 1点目の客観的に判断できるのかというところでございますけども、旧モデル比で年平均1%以上向上する設備というのは、外郭団体の認定されている工業会という部署が、そういった設備が1%以上向上する設備だという認定書を発行しまして、それを市町村の方に計画書と同時に添付されるものになっておりますので、そういった専門機関で判断される形になっております。
補助金の流れについてでございますけども、ものづくりサービス補助金の公募が既に開始されております。その中で、今回の事業者の認定計画とあわせまして、認定された計画に基づく設備の場合ですと、ものづくりサービス補助金が一部優遇されるという扱いになっておりますので、連動はしておりますけれども別の扱いになっております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
岡田委員。
◆岡田秀子 委員 資料2の家庭ごみ収集業務のところでお伺いいたします。
資料2と3は連動した一体的なものだと思いますが、今回公用車1台を民間に委託したことによりまして、収集の曜日を変えないといけないという説明だと思いました。この資料だけ見ると、かなりの世帯が収集の変更に値するのではないかと思ったわけでありますが、これについて、収集日が変わるということは、出す方にするとかなり混乱することになるわけですけれども、収集曜日を変えなければならなかったことについて、もう少し詳しく説明してください。
それと、この地域について、地元の方への説明だとか、各自治会とかへの対応はどのようにされるのか、お聞かせください。
次に、資料4、さくらまつりのところです。さくらまつりが本年から関係機関の連携で実行委員会形式で実行ということで、そういう意味では本市の負担は少しは軽くなるのかなと思う部分もあるんですけれども、以前もタクシーとか福祉車両の乗降の場を設置されたらどうかと提案させていただいた経緯があるので、今回それが確保されたということは評価したいと思います。ただ、背景のところを見たら、急激な来園者の増加、安全確保や交通渋滞などの諸問題に対応するということで一般車両の駐車場をなくすと。電車で来ていただくということで、いろいろ考えた末こうされたということはわかるんですけれども、毎年車で来られている方で、一般車両の駐車場はありませんとか、ホームページとかチラシでいろいろされるとは思うんですけれども、そういったことを見ずに、毎年のように車で来られる方もいらっしゃるのではないかということで、渋滞がどれぐらい解消されるかというところで、私としては渋滞の改善がされればいいと思うんですけど、まだ心配するところがあります。例えば思ったよりか車が多くて、そういう車に対応する場合、駐車場がないから、もうただ行きなさいという感じで指導するのか。市営駐車場7、8日は入庫ができないと今お伺いしたんですけども、それ以外の日は市営駐車場もあけるわけですし、駅近辺では民間の駐車場も結構あけられるわけですが、そういった民間や市営駐車場がこういうところがありますよという案内の地図みたいなものを用意しておいて、渋滞した車にそれを渡してあげたらどうかと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
それと、これは言っていなかったんですけど、一つだけ追加で生産性向上特別措置法の部分で、八幡市の対応として、固定資産税の特例率をゼロにするという判断を早速下していただいたことは評価したいと思います。参考資料のところに、各種補助金の優先採択を受けるには固定資産税の特例率がゼロである必要があると。だからゼロにしたんだと思うんですけど、優先採択が受けられない場合、ゼロとする市町村との間で市内企業に不利益が生じると。だから、市内の中小企業に不利益が生じないように早く決断していただいたと思うんです。私どもの代表質問のときに、周知について、中小企業庁がホームページに3月中に公表するため、問い合わせがあれば応じていきたいと考えておりますという答弁をいただいているんですけれども、この資料の今後の予定のところを見てみると、ホームページは3月中旬、事業者による国の各種補助金申請期間が2月中旬から5月中旬と書いてあるんです。そうなると、ホームページを見て情報を得た人は、自分たちの方から市の方に問い合わせもあるかもしれないし、中小企業庁の方に聞かれてされるかもしれません。ただ、これがあるということ、八幡市もゼロだということを知らない中小企業の方に不利益が行かないように、何とか商工会を通じてとかいう形で広報してあげることはできないのかと思ったんですけど、その辺のところを教えてください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 大野環境業務課主幹。
◎大野勝司 環境業務課主幹 ごみ収集業務委託に関するご質問にお答え申し上げます。
曜日や時間の変更などについてですが、現在の市の直営コース、地域は、長年にわたる住宅や大型マンションの建設などに伴い収集地域の変更を繰り返して、複雑なコースとなっており、現在3.5トンの大型車両と2トン車両を組み合わせて収集しています。今回はこの中の車両1台分を民間委託することとなりますが、委託収集車両は3.5トンの大型車両であり、収集時の安全性と効率性を考慮して委託業者が理解しやすい新たなコース、地域となっていますことから、収集曜日を変更する地域が生じることとなります。
次に、今回のお知らせについてですが、変更がある地域の各自治会長や対象となる住民の方には、事前に次年度のカレンダーと一緒にチラシを配布させていただいています。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 駐車場マップの件でございますけれども、実行委員会でさくらまつりを開催させていただいている中で、公共交通機関での来場を強く訴えているところでございます。ですので、基本的にここに駐車場がありますよというスタンスで臨むのではなく、あくまでも公共交通機関で来てくださいということで考えているところです。ただし、会場付近で駐車場がないために混乱を起こして、収拾のつかないような事態になるようなことも懸念されますので、一応駐車場マップについては作成しておいて、万が一のときに配らせていただくということで考えております。
それから、生産性向上特別措置法の関係でございますけれども、市税条例の改正を6月議会で考えているところでもございますので、広報については非常に難しいところでございまして、問い合わせがあれば答えていくような形をとらざるを得ないのかなと考えているところです。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 先ほど地域の方への周知方法の関係で、配りましたということでしたが、これから自治会の会長また役員の方にはお話しさせていただきまして、3月中ごろ以降にカレンダーができますから、それ以降に地域の方には周知のチラシを配らせていただきますので、修正させていただきます。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございました。家庭ごみ収集の件については、今までは複雑だったということで、複雑な中、頑張って収集していただいていたと理解したらいいんですね。これを機に収集しやすいようにさせていただいたと。自治会等にもご協力いただけるように、これから周知していくということでわかりました。出す方の気持ちになると、高齢者とか、まして若い忙しい世代、共働きとかの人たちは、1回覚えた収集日が変わることは結構生活に支障が出ることでありますので、今後やはり問い合わせだとか、収集のときに間違って出される方もいると思うんですけど、混雑するかもしれませんが、その辺のところも丁寧にしっかりと対応していただくように、これは要望としておきます。
それと、さくらまつりの方はわかりました。基本的にスタンスは配布するということではないけど、混雑になった場合一応用意しておくと。そうしていただけたらという思いで私も言ったんです。
ただ、もう一つの方法としてですけど、城南衛生管理組合の駐車場を借りることは考えなかったのかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。もし混乱がひどかったら、借りておいて、一部そちらに誘導するということも考えられるのではないかなと思いました。
それと、もう一つ、警備員の配置です。これだけの構成機関がふえたわけなので、必然的に警備員の数もふやせるのではないかと単純に思ったんですけど、費用の部分があって、そちらの方からお金が出るかどうかという部分もあるとは思うんですが、警備員の配置とか、どのように配置が変わるかとか、増員を考えているかとか、その辺のところをあわせてお聞かせください。
生産性向上特別措置法の件はわかりました。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 城南衛生管理組合の駐車場の件でございますけれども、先ほども申し上げましたように、公共交通機関での来場を促しておるところでございます。交通が集中したときにどうなるかということもあるんですけれども、仮に城南衛生管理組合の駐車場をお借りしたら、そちらの方にまた車が集中して大渋滞を起こしてしまうということも考えられますので、確保はしないということで結論が出たところでございます。
それから、警備員の配置でございますけれども、以前八幡市観光協会が主催しておりましたときは、かわきた自然運動公園の駐車場の協力金で結構な収入があったんですけども、今回の実行委員会では、そういう収入がマルシェの出店料と観光バスの駐車料に限られますので、経費的には非常に厳しい状況でございます。ただ、安全確保は重要な問題でございますので、御幸橋の南詰めに3人、さくらであい館の前の交差点に3人、大型バスの駐車の関係の警備員を1人、車両通行どめの期間だけですけれども、通行どめ区間の前後に1人ずつ配置するような計画をしております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございました。結構です。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
山田委員。
◆山田芳彦 委員 資料2の家庭ごみの収集運搬業務の新規委託についてという部分でお伺いいたします。
先ほどの岡田委員に対する答弁と同じようなものが返ってくるのかもわかりませんけれども、なぜ今といいましょうか、この時期にといいましょうか、委託業務の範囲を広げようとなさったのか。
それとあわせて数字をお聞きしたいんですけども、1台分と資料に上がっていますが、委託範囲を広げる前と広げた後の直営と委託の比率をお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 青山環境業務課長補佐。
◎青山欣生 環境業務課長補佐 ただいまのごみ収集の委託についてのご質問にお答え申し上げます。
今回の委託につきましては、市の収集業務委託計画に基づきまして、平成22年度から民間委託を推進しておりまして、その計画の中で今回1台引き続き民間委託するものでございます。
それによっての直営と委託との比率ですが、現在は直営が11台、64.7%、民間委託が6台、35.3%でございます。今回1台外部委託することによりまして、市直営が10台、58.8%、民間委託が7台、41.2%になります。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山田委員。
◆山田芳彦 委員 かねてよりそういう計画があったという理解でよろしいんでしょうか。幸い我が市には平成に入ってから甚大な被害はなかったんですけども、私の思いとすれば、直営の率を極端に下げることは極めてよろしくないと思っておりますし、議会でもそういう発言を過去にさせていただいた記憶があるんですが、今申し上げました点につきまして、災害対応の点が一番大事なんですけれども、直営の率を極端に下げるべきではないという私の思いについて、市はいかなる見解をお持ちでしょうか。
以上で質問を終わります。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 災害時のことも含めまして、先ほど言いました計画の中で50%以上の直営の確保を考えております。将来的にはあと1台民間委託をふやしまして、市直営が9台、民間委託を8台の予定でございます。比率としましては、市直営が9台になりますと52.9%、民間委託が8台になると47.1%という予定で現在民間委託の推進を進めているということです。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 今、山田委員から質問もあって、かぶるところもあるんですけれども質問させていただきます。
まず、報告事項2の家庭ごみの収集運搬業務についてですけれども、最終的に50%以上の確保を考えていると。これはずっと報告されていることなんですが、1台されることによって直営が10台、58.8%、民間委託が7台、41.2%という報告なんですけれども、58.8%というのはどう数字を割り出したらこうなるのか、お聞かせください。
それから、10台とか8台とか言われますけども、車両の規模によって収集される範囲が変わってくると思うので、この比率の出し方について、お聞かせください。
それから、1台分追加されたのは、本市が今まで行っていた1台分の区域がそのまま委託に変わったのか、それとも車両の規模の変更によって地域が変わったのか、わかりにくいので、そこもお聞かせください。
それから、さくらまつりですけれども、実行委員会で行われていましたが、今報告でありましたけれども、観光協会主催でかわきた自然運動公園を駐車場として使われていたときに、駐車場収入がそのまま観光協会の収入に上がって、運営上メリットがあったと聞いているんですけれども、結構あったということですが、警備員の人件費を省いてでいいですけど、幾らぐらいあったと思われているのか、お聞かせください。
それから、同僚委員の質問とかぶるんですけども、福祉車両の乗りおり場を確保ということですけど、高齢者や障害者の方々が乗りおりされる場所を確保されるのはわかるんですが、では、おりられた後、その車両はどこへ行くのかがイメージ的にわからないんですけれども、そこの北の駐車場を使われるのか、駐車場をどこら辺に確保されるのか、お聞かせください。
それから、収入のことですけど、大型観光バスの駐車料金1台3,000円を取るということですけれども、これは実行委員会に入るのか。実行委員会に入って結局どういうふうに使われるのかと、ここではクルーズとかボート、マルシェ出店もされるんですけど、クルーズとかボートをされる業者から利用料とか使用料を取るのかどうかとか、マルシェの使用料もどのようにされるのか、お聞かせください。
それから、これはどうなのかわからないですけど、バーベキューは以前広場を確保してされていたと思うんですけれども、今回そういうバーベキューの広場を確保されるのか、それとも、さくらまつり期間中は場所は確保されずに、バーベキューは禁止ということにされるのか。そこの対応についてお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 民間委託のパーセントのことでございますが、現在車両が17台、民間と市直営で回っている地域がございます。この中の直営10台のパーセントについては、17台で割ったパーセントを書かせていただいております。民間は来年から7台、これにつきましては7台を17台で割っていると。このパーセントの書き方で書かせていただいています。17地域を17台で回っている中の直営10台、民間7台という形で割合を出させていただいています。
続いて、委託した地域ですが、先ほど申しましたように、八幡市の中で今まで直営で回っていた1台のところを委託するんですが、3.5トンと2トン車を組み合わせて各地域を回っています。どうしても市直営で回っているところは、細いところとかちょっと回りにくいところです。これまで民間に6台委託しておりますので、広いところ、回りやすいところを委託している状況もあります。民間には回りやすい、わかりやすいところをこれまでも回っていただいています関係もありまして、市の方である程度複雑なところを回っている関係もありましたので、今回新たに3.5トンの大きい車で委託することになりますから、回りやすい、わかりやすい地域を渡すということになると、どうしてもコースを新たにつくるという形になります。そういう形で新規で委託させていただく関係もありましたので、そこの地域の方には曜日の変更もありますが、全体としては、男山雄徳でしたらまとまって何曜日と、今は雄徳でも背中合わせで曜日が違うところもありましたので、そういうところを整理させていただきました。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 かわきた自然運動公園の駐車場の収入でございますけれども、場所がグラウンドですので、天気等々のことでいろいろと増減するところでございますけれども、大体600万円ぐらいで推移しておりまして、平成28年は好調でして850万円、その次の平成29年は一番ピークの盛りのときに雨で閉場しましたので、約400万円ぐらいだったということです。
2点目の福祉車両の関係でございますけれども、さくらであい館に一時乗降場所を設けるものでございまして、その車両についての駐車場の確保は考えておりません。
さくらマルシェ等の収入の関係でございますけれども、実行委員会の方で収支を行うことになっておりまして、実際の資金の管理については市の方で行うことにしております。
さくらマルシェの出店料については、期間の全日11日間で10万円となっております。1日単位で出店したいという方については1日当たり1万円。それから、さくらであいクルーズやEボートの関係ですけれども、こちらの方については協賛金という形で、同じように10万円ずついただくことにしております。
4点目のバーベキューの広場の確保ですけれども、こちらも以前から、さくらまつり期間中はバーベキュー広場は危険ですので閉鎖しておりました。ことしにつきましては、さくらまつりの期間と合わせまして前後に準備と後片付けの期間を含めまして、3月28日水曜日から4月12日木曜日までバーベキューの利用はできないことになっております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 わかりました。家庭ごみの収集についてですけど、車の台数で割って直営比率を割り出しているということですが、私は世帯数で割って50%かなと思っていたんです。だからそこにそごが生じるんですけれども、それだったら、今3.5トンと2トンがあると言われていましたが、今回の1台追加によって、直営でされている10台の3.5トンと2トンの割合を教えてほしいのと、民間委託された7台の3.5トンと2トンの車両割合をそれぞれお聞かせください。それによって、そこに係る本市の直営でされている職員の数が、3.5トンを多く持たれたら職員が多く必要ですし、2トンになるとその分に係る人数は当然変わってきますよね。そこら辺も踏まえてお聞かせください。
それから、背割堤のさくらまつりについては、かわきた自然運動公園の駐車場収入を観光協会が活動費として結構利用されていたと思うんですけれども、観光協会の歳入が駐車場収入で平均600万円ぐらい減ってくるんですが、観光協会に対して何か対策を考えておられるのか、お聞かせください。
福祉車両の乗りおり場ですけど、要望なんですが、やはり高齢者や障害者の方をそこにおろして、また駐車場がどこにあるのか案内されるのも一つですけれども、何とか一工夫できないのか、もう一度お考えください。よろしくお願いします。
バーベキューのことについてはわかりました。利用期間中は閉鎖されて、前後は利用されないということなので、わかりました。
それから、実行委員会で行われて、資金の管理は結局市で行うというご答弁だったんですけど、入ってきた資金は予算的にどういうふうに市に入ってきて、どういうふうに使われるのか、お聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 車両台数でございますが、平成30年度から、直営につきましては2トン車3台、3.5トン車7台、計10台で通常収集をさせていただきます。民間でありますけど、現在2トン車2台そのままです。3.5トン車が今現在4台入っております。ここに1台追加しまして、平成30年度から5台の合計7台という形で民間車両が入るということになります。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 駐車場収入がなくなったことによって観光協会の対策をということでございますけれども、もともと駐車場収入が多いときは潤沢なんですが、平成29年のように400万円ぐらいの収入しかないときは逆に大赤字になるということで、非常に不安定な経営でございましたので、その部分は取り除いて、さくらまつりは関係なしにしまして、市の方からは一定の事業に対しての補助をさせていただくという運営の方法でやっていただくということでございます。
それから、福祉車両の件ですけども、どれだけ来られるのか、どれだけ確保しないといけないのかという問題もありますし、実際確保するだけの駐車場がございませんので、おっしゃることについては十分理解できるんですけれども、いたし方ないところということでご理解いただきたいと思います。
それから、資金の件ですけども、私の説明不足で申しわけございませんでしたが、実行委員会の中の市の役割として資金を管理すると。ですので、市が資金を管理するのではなくて、実行委員会の中で環境経済部長が会計の口座名という形で、一定、実行委員会の中での役割分担の中でそういう資金の管理をさせていただくということでございます。
○鷹野雅生 委員長 福田環境経済部長。
◎福田賢二 環境経済部長 充て職で私が会計をするということでございますけども、資金の流れ的には、マルシェ等は口座からの振り込みということになりますし、支払いにつきましても、保管している通帳の方から担当事業者へ支払っていくということになります。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 2点だけに絞ります。家庭ごみの収集の件ですけれども、計画に基づいてやっておられるということで、最終的には直営9台、民間委託を8台にするということですが、これを八幡市の世帯割でできるかどうかわからないですけど、計画してやっていると思うんですが、本来台数ではなくて私は世帯割でいくべきだと思うんですけれども、八幡市の世帯割でいったら直営が何%ぐらいでカバーできるのか。また民間委託は何%の世帯をカバーしているのか。そこら辺は当然計画の中に入れられると思っているんですけど、お答えください。
最後に1点なんですけれども、背割堤さくらまつり実行委員会に八幡市が入っておられるんですが、分担金とかがあると思うんですけれども、金額と割合だけお答えください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 今現在、世帯割では数字がございませんので、今後研究をしながら、収集体制も含めまして研究させていただきます。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 背割堤さくらまつりの分担金のご質問でございますけども、実行委員会の中で、おのおのがおのおのの役割を持ってやっていただいている中で、市の方からは平成30年度の予算で要求させていただいていますのが150万円でございます。淀川河川事務所についてはこれのコーディネートをしていただいておりまして、コンサルなんかに委託して全体的な総括をしていただいています。京都府については広報の関係であるとかシャトルバスの運行、京阪ホールディングスについては広報全般をやっていただいています。お茶の京都DMOについては広報を含めて旅行商品等の取り組みを行っていただいているという形でございます。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 資料1のところですけど、太陽光及び蓄電池の補助金の実績をいろいろと答弁いただきました。太陽光については平成28年度が61件で、平成29年2月末で27件、蓄電池については平成28年度10件、平成29年度については8件という答弁だったと思います。内容的には価格の低下で今後も減らないということですけど、今回補助金が改正されれば、見通しについては価格の低下で減らないという答弁になるんですかね。そのあたりはどうなんですか。改正されたら、実績からいったらふえるのか減るのか、お教えください。
家庭ごみの関係ですけど、今回一般競争入札でされたということですが、落札率についてお教えください。それと、8業者が参加されたということで、その参加業者についてもお教えください。
市営と直営の関係でいえば、私もかぶってしまって、大体答弁は出てきたかなと思うんですけど、やはり災害とかがある場合、少なくともやっぱり直営で50%以上が望ましいと思います。そこで、先ほどの答弁では、今後市としてあと1台民間委託していくという答弁だったと思うんですけど、今回民間委託されて、今後どういうタイミングで次の民間委託を考えておられるのか、お教えください。
今回の収集日の変更ですけど、いろいろと答弁されたんですが、自治会とかにカレンダーを3月中ごろぐらいに配布されるということで、それで果たして周知徹底ができるのかという疑問があるんですが、どうでしょうか。
さくらまつりについてですけど、去年まで観光協会がかかわっておられたんですが、素朴な疑問なんですけど、なぜ観光協会が抜けられたのか。そのあたりはどうでしょうか。
今回いろいろと議論になっていたんですけど、マルシェについては11日あって10万円の収入があると。1日については1万円だと。その他、さくらであいクルーズとかEボートについては協賛金という形で10万円を見込んでおられますけど、今回マルシェは35店舗なんですが、現局面で何店舗応募があるのか、お教え願えないでしょうか。
最後ですけど、資料5のところで、大体中身的にはわかったんですが、市内の対象業者は何件ぐらいいますか。補助金の中身とか固定資産税はいろいろわかったんですけど、八幡市内で営業されている中小業者の対象業者は何件ぐらいあるのか教えてください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 中西環境経済部次長。
◎中西淳 環境経済部次長 太陽光発電の今後の利用状況でございますけども、買い取り価格も以前に比べたら半額になって下がってきておりますので、今後はなかなか難しい状況にはあると思いますけども、引き続き補助金制度の維持に努めてまいりたいと思っております。
○鷹野雅生 委員長 青山環境業務課長補佐。
◎青山欣生 環境業務課長補佐 今回の外部委託の入札の落札率についてでございますが、落札率は58.2%でございます。また、参加された業者8社ですが、八幡市の一般廃棄物収集運搬許可業者15社のうちの8社でございます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岸環境事務所長。
◎岸伸行 環境事務所長 先ほど民間委託50%ということで、民間委託を1台ふやす時期についてですが、ごみ収集体制の状況を見ながらですけれど、計画の中では平成37年度にあと1台ふやす予定で計画しております。
また、啓発の関係ですけれど、今回曜日の変わるところにはうちの担当者が全地域を回りまして、また、そこにある看板とかも何カ所かあって、曜日を差しかえるということも含めまして、自治会の会長の方と調整しながら啓発させていただきたいという予定です。皆さんにはご迷惑かけますけれど、そういう形で啓発していきますので、ご理解よろしくお願いしたいと思います。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 観光協会がさくらまつりの主催から外れた理由でございますけれども、例年20万人前後の人出でございましたけれども、ここ近年平成28年については28万人を超える人出、平成29年については46万6,000人もの来園者があったということで、とてもではないですけれども手に負えるような数ではなくなってきたということと、駐車場収入が順調なときはいいんですが、平成29年のように雨で閉場をやむなくするようなときは400万円と非常に落ち込んだことがございまして、非常に不安定な経営状況になってしまうということも一因でありまして、平成30年からは実行委員会形式での開催を考えているところです。
マルシェでございますけれども、現時点で30店舗でございます。35店舗になるように関連市町の商工会への声かけや、従来出店された店舗への声かけなどを事務局の方で行っていただいているところでございます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 寺本商工観光課商工観光係長。
◎寺本正知 商工観光課商工観光係長 次に、市内での対象事業者数についてでございますけども、業者ごとに資本金及び従業員数の要件等がございまして、また、個人事業主については把握ができませんが、法人格を有している対象事業者数で申し上げますと、市内で約1,200事業所が要件を満たせば対象になると考えます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 福田環境経済部長。
◎福田賢二 環境経済部長 先ほどの太陽光発電の今後の実績見込み等々でございますけども、現実的にパネル自体の単価は下がってきております。ただ、これにあわせまして関西電力の固定買い取り価格の方も下がってきておりますので、それの投資的効果を目指して設置しようという方もおられることから、ちょっと右肩下がりになっていく可能性はあるのかなということで、変わらないと申しましたけども、投資したことに見合うだけの返りがあるかということから鑑みますと、ちょっとは下がっていくという懸念もございます。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 太陽光のことについては、先ほど部長が答弁されたのでわかりました。
次に、収集の変更の関係ですけど、繰り返すようですが、本当に短期間で、もう来月から変更になるわけだから、今言っている周知については日程的に余りにも期間が短いですよね。そのあたりで本当に周知徹底できるのかなと懸念しているんです。先ほど所長の話では、自治会の会長とかでいろいろと努力されるということなので、それはそうだと、頑張ってされるということで理解しておきますけど、変更といってもなかなかいろいろな方がいて、それが理解されたらいいんですけど、そのあたりをちょっと懸念しているので、できる限り頑張ってください。要望しておきます。
入札の関係では58.2%。私が予想しているより低いなと感じました。8業者については一般廃棄物の許可を持っておられるということで、それはそうだと思います。なかったらなかなか入札には参加できないということで、わかりました。
今後の民間委託の関係では、平成37年度に計画しているということで、よくわかりました。
最後に、さくらまつりの関係ですけど、観光協会が今回参加されない理由としては、平成28年度28万人、平成29年度が46万6,000人で手に負えないということですが、手に負えないではなくて、今回実行委員会を立ち上げられたわけだから、私はその中に観光協会も参加して、いろいろなノウハウをわかっているわけだから、そのあたりはどうかなと疑問に思ったんです。今回実行委員会でされるということで、ちょっと様子を見たいと。本当に素朴な疑問です。ただ、手に負えないとかそういう問題ではなくて、この間ずっと観光協会が主体になってさくらまつりを頑張ってこられて、ようやく46万人。本当にとんでもない数ですよ。そこで抜けられるというのが疑問に思ったので、やはり実行委員会に入るべきではなかったかというのが私の思いなんですけど、そのあたりの考えだけお教えください。
マルシェの店舗については、目標は35店舗ということで、多分いろいろ予算を組んでいると思うんです。今言っている大型車両何台分とかの予測、問い合わせとかいろいろあると思うんですけど、収支の関係でいえばどうなるのかということも疑問なので、そのあたりはどうなのかと思います。
市内では法人については1,200事業者が対象になるということで、よくわかりました。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士
環境経済部次長 観光協会でございますけども、主催はおりられたわけですが、実行委員会の中で八幡市のくくりの中に入っていただいています。八幡市の中に観光協会も商工会も入ってもらってやっていくということでございます。ですので、今までの観光協会の持っているノウハウも今の実行委員会の中で生かしながら運営していくようなところでございます。
○鷹野雅生 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 これは実は経過だけ申し上げますと、観光協会がとても手に負えないと。正直言って向こうでの正職員は別として、アルバイトメインで基本観光案内を中心に今までやっておりまして、特に昨年は期間が延びてしまいましたので、さくらまつりが終わってからもどっと来たときに、では対応できるのかというと、さくらまつりの期間だけをベースにやっていますから、そこでちょっと手に負えないというのは本音で、そこで今後、来春に向けては観光協会メインではやめてほしいということを申し入れというか、淀川河川事務所の方に、来年度のやり方についてはちょっと難しいということで、主体ではもうできませんという一つの申し入れもあって、それで、せっかくこれだけ来ている中で地元市としてもほっておけないし、淀川河川事務所としてもこの間、昭和57年から植えてこれだけの桜になったんだから、さくらであい館もできたので、全体的には取り組もうかと。それについては、それだけの強みとか弱みもあるかもしれませんけれども、そういう形でやっていきましょうと。
新たにやりましたので、収入源として今まで持った部分については平成29年度の状況ではだめだから、一旦チャラにしようと。それから、先ほどは申し上げませんでしたけど、当初淀川河川事務所の方も、例えば淀の競馬場でパーク・アンド・ライド的にやったらいいのではないかと。ところが、これはなかなか開催期間と、終わったらちゃんと出て行ってもらわないといけないというところで、その期間内でどうのこうのというと、協力が十分得られる状況ではないと判断したので、一般論としていえば、近くでそういう駐車場も確保すればいいという部分も本当は内々では検討してもらったこともありました。
それから、例えば岡田委員の方からございました城南衛生管理組合につきましても、私も副管理者ですから、もしそういう形になったら協力してくださいということは言っているんです。といいますのは、土曜日とかに向こうも車が出入りしますけれども、その際に駐車されて困る部分があると。ただ、もし入れるとなったら、やはり実質的には警備員も置かなければならないということにもなりますので、その辺のところは一旦視野に入れたんですけれども、まずは一度、今回は自動車がだめということを基本にして取り組んでいこうと。残念だったのは、パーク・アンド・ライドの絡みでいけば、淀のことは実行委員会でもいろいろ議論があって、これはどうなったんだということもあったんですけど、淀の駐車場をきっちり活用できればその辺のところはかなり緩和できるんですが、管理の問題で、そこまでこちらの方で責任が持てないということで、今回はそういう形にさせていただいたと。
ですから、実行委員会としてもそれなりに、淀川河川事務所も私どもも含めて、考えられることはある程度の詰めを行ったんですけど、最終的には最後の詰めと予算等の関係もありましたので、ことしは乗用車はだめという形でとりあえず取り組んでみようという形になったところでございますので、よろしくお願いします。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 大体理解できました。先ほど次長が、実行委員会の中の八幡市のところに商工会も含んでいるという答弁だったんですけど、ここではあくまでも八幡市だと思いますので、そのあたりはどうなのかなと疑問に思ったんですが、どうでしょうか。主催の中で八幡市が入っていますよね。私の思いは、今まで観光協会がいろいろと、手に余る部分もあるけど、やっぱり観光協会としても実行委員会に入っておくべきだと言いましたよね。次長は、今言っているように、この八幡市の中に商工会も入っているという答弁だったと思うんですけど、八幡市と商工会とは関係ないのではないですか。八幡市はあくまで八幡市ではないのかと私は理解しているんですけど、間違っていたら間違いだと言ってください。訂正があれば訂正してください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 丹下副市長。
◎丹下均 副市長 実行委員会のメンバーとしては八幡市なんですけども、八幡市の中に観光協会、商工会がございます。実行委員会の会議には出ておりませんけれども、先ほど次長が言いましたように、商工会なり観光協会のノウハウをいただくときの実行委員会の幹事会がありまして、その中ではアドバイスをいただいたりして、連携してやっているという意味でございます。
○鷹野雅生 委員長 森川議長。
○森川信隆 議長 巌副委員長の質問とニアリーなところがあるんですけど、まず、このまつりの収入源、マルシェと市の補助金150万円と、あとは何台とまるかわからないけれどもバスですね。要員的には、当然ガードマンというか整理員をかなり雇用しないといけないと思うんですね。そうすると、このままの収入だけでは多分赤字になる。その場合に赤字補填はどこがやるのか。
それと、多分マルシェの立ち上げとか撤去は業者がやると思うんです。例えばこのときに、
環境経済部の職員がこのまつりにどれだけかかわるのか。例えば土日に出てきてください、その人の賃金対価はどこから出るのか。それは市が払うのか。僕は市が払うのはおかしいと思うんです。実行委員会から支払うべきです。その辺の整理はどうしているのか、教えてもらえませんか。
それと、観光協会が実質かかわってくるといったら観光案内所の前の物販です。市内の商工者は恐らくこれに参加していないと思います。聞いている話では、10万円も出して、それだけの対価、利益が得られるか。もうまさに既に駅前の物販で今問題にかかっていますよ。はっきり言って、そこのところの整理なんか全然できていないんです。物販を期間から前倒ししてやりますという観光協会があれば、近くで物販をするお店もありますね。話が違うではないかということで、意見の相違が出てくる。これをうまく整理しなかったら大きな問題になりますよ。だから、市内の業者がどれだけ参加しているのかも把握できていたら1回教えてくれますか。
○鷹野雅生 委員長 山田
環境経済部次長。
◎山田俊士
環境経済部次長 さくらまつり開催に係ります経費ですけれども、例年の事例を参考にしまして大体600万円ぐらい必要かなと考えておりまして、さくらマルシェで大体350万円、バスの駐車場で100万円を見込んでおります。市の方からは150万円の予算を今要求させていただいているところでございまして、これで600万円になるということでございます。
マルシェの設置や撤去については、平成30年からは各出店者にテントも持参で来てくださいというお願いをしております。ですから、出店者がテントを設置され撤去されるということでございます。
市の職員の動員でございますけれども、まだ調整中ではございますが、一定の職員の動員を考えているところでございます。費用は実行委員会というご指導をいただいたところなんですけれども、おのおのがおのおのの役割分担の中でこのまつりを盛り上げていこうと考えておりまして、市としては一定市の対応をさせていただきたいと考えているところです。
観光協会の関係でございますけれども、市内の出店者については9店舗が出店されると聞いております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 森川議長。
○森川信隆 議長 マルシェの立ち上げ、撤去は業者がやるとなると、出てくるのは恐らく露天商でしょう。一般の商売人が、特に八幡市なんかは9店舗あると言ったけど、どんなところか僕は知りませんが、聞きはしませんよ。そんな能力を持っているような八幡市内の商工者が果たしてどれだけあるか。恐らく僕は露天商だと思うんですね。テントを自前でやりなさいと。普通の業者はそんなことをやった経験はないわけだから、9店舗も市内にあるというのはすごくびっくりしたんです。もっと少ないと思っていたんです。
職員の関係ですけど、僕は別に指導もしていない、ただ提言させてもらっているんだけど、出てもらうのは土日ですよね。それに市の業務として出ていくというのは僕はおかしいと思いますよ。それは割り切らないといけない。はっきり言って、何のために実行委員会でやっているということです。例えば代休処理になるのか、あるいは廃休処理になるのか、僕は知りませんけど、そこのところはけじめをつけておくべきだと思うんですけどね。こんなことを言うと大変失礼ですが、市の職員だから、まあうまく使ったらいいみたいな感覚ではないとは思うけども、やはり費用弁償については、はっきり言って、実行委員会形式でやる以上は当然のことながらそこで賄うべきだと。市の業務ではないわけでしょう。そこを1回考え直しておいてください。
○鷹野雅生 委員長 暫時休憩します。
午後 3 時29分 休憩
――――――――――――
午後 3 時35分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ほかにないようでありますので、次に、報告事項以外で
環境経済部所管事項について、委員より何か質問等はありませんか。
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 その他での質問です。前もって言わせていただくんですけども、今回のその他の質問では、一般質問のときに聞くことができなかったものと、農業のことについてもお聞きしたいんです。農業については本当に私自身がすごく無知なので、教えを請うつもりでお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず1点目、先日資料として配ってもらった平成30年度の行財政改革取り組み計画の中の水田農業構造改革対策事業補助金について、これは何なのかという点と、なぜ廃止になったのかという点について教えてください。
2点目、これが私の一般質問の続きなんですけど、種子法廃止について一般質問でさせていただいたんですが、本市への影響を取り上げさせていただいたんですけれども、本市としての答弁は、都道府県が実施してきた稲、麦類及び大豆の種子に関する業務を直ちに取りやめるものではないとのことで、国において必要な措置を講じられることから当面は影響ないとの答弁でありました。だからこそ京都府にも条例制定等の働きかけは行わないとする答弁をいただきました。私自身は、それを聞いてもやっぱり影響があるのではととても懸念していて、実際私自身も京都府に問い合わせてみました。本市としての当面は影響ないというご答弁は、京都府の見解も聞いた上での影響がないという回答だったのか。また、京都府に対して問い合わせしたのであれば、どのような回答があったのかも含めてお聞かせください。
3つ目、こちらも一般質問の続きで、営農発電、ソーラーシェアリングの質問です。今回の一般質問の答弁では、本市の回答は、ソーラーシェアリングについては、諸課題がある中で積極的な普及を行うことは考えていないが、農地所有者の個々の判断において関連法令内で実施されるものと考えているとのことでした。したがって、当面はモデル地区の設定や営農型太陽光発電の研究を進めていくつもりはないとのことでした。私自身は、営農発電を含めた自然エネルギーの活用は、地産地消の地域エネルギーの創出、普及を進めていくことで、地域の活性化や発展、地域産業の創出を生み出す地域循環型まちづくりが行えるものとして、今後の人口減を食いとめることができる八幡市の大きな値打ちになるものではないかと思い、取り上げさせていただきました。ですが、そういった答弁を本市からいただきましたので、まずは本市の現状の考えや立場も理解はさせていただきました。
そこで質問なんですけれども、平成29年第3回定例会での、これはソーラー発電のみではなくて市民共同発電での一般質問なんですが、こちらの質問で、NPO法人との連携について私が質問したところ、NPO法人から市民共同発電などの協力要請があれば、本市としてできることがあれば研究してまいりますという答弁をいただきました。現在までに、市民共同発電所やソーラーシェアリングなどを含む自然エネルギーを使うことについての相談を、市民の方やNPOなどからお受けしたことはありますか。
2つ目、また、本市にはそのような自然エネルギーなどについての市民の方からの相談の際には、自然エネルギーについての知識を備えた上で相談や協力などができる体制が整っていますか。もし整っていなければ、それらに対応できるように、体制づくりも含めて研究などを進めていく必要があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
3つ目、本市としてNPOや市民の方から仮に共同発電所の申し込みがあった場合には、他府県、近隣の京都市などが行っています公共施設の屋根貸し制度などを行っていただける可能性はありますか、お聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 内田
農業振興課農業振興係長。
◎内田大生
農業振興課農業振興係長 水田農業構造改革対策事業についてですが、国においては行政介入による米の生産調整を平成30年産から廃止され、生産者がみずからの経営判断、販売戦略に基づき生産量を調整する方針へ移行することが決定されております。京都府につきましても、京都府農業再生協議会において生産数量目標の配分を提示しないことを決定されました。また、八幡市においても、国・府の決定方針に基づき生産数量目標を配分しないことといたしました。本市独自の助成制度であります水田農業構造改革対策事業につきましては、水稲の目標作付面積の達成地区に対する助成であることから、補助金を廃止するものです。
○鷹野雅生 委員長 道本
環境経済部次長。
◎道本明典
環境経済部次長 種子法の廃止の関係でございます。一般質問では当面の影響はないと答弁させていただいております。京都府の方に問い合わせもさせていただいております。京都府の方では、国の方で附帯決議をされました予算措置の関係等に係ってちょっと心配されておりました。地方交付税の措置を的確にしてほしいということと、廃止に当たってのガイドラインをつくってくれということで、京都府から国の方に要請されております。その2点について要請されていたんですけども、確認しましたところ交付税措置もされると。それから、ガイドラインについてはもう作成されたということで、京都府が国の方に要請されてきたことは国の方で対応されているということで、京都府からお聞きしております。
○鷹野雅生 委員長 中西
環境経済部次長。
◎中西淳
環境経済部次長 市民、NPO法人からの相談等でございますけども、現在はございません。
市の体制づくりでございますけども、現況の市職員体制で対応させていただきたいと考えておりますが、相談内容によっては他部局との連携を考えていきたいと思っております。
次に、公共施設における屋根貸し制度の可能性でございますけども、各施設の管理者において判断されるものと考えております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 ありがとうございます。1点目の補助金の内容はわかりました。これはいわゆる減反政策ですよね。米の補償制度の廃止を行うというものかなと思います。
これについてもう一つ質問させていただきたいんですけど、この補助金の廃止によって、八幡市の農家の方へ、いい意味での影響もあれば悪い意味での影響もあるのかなと思うんですけど、それについて教えていただきたいです。廃止によって農家の方は別に苦悩されないのか、もしくは廃止したことによって逆に何かいい影響があるのかという点について教えていただきたいと思います。
次に、2点目の種子法廃止について京都府に問い合わせていただいたところ、もともと京都府が国に対してもちゃんと言ってくださっていたんですね。今お聞きしたら、ガイドラインの作成もお願いしていたということで、これもちゃんと作成してくださったということですね。ガイドラインについてはどのような内容なんですか。どういったものなのか。ガイドラインというものがいまいちわからないので、それを教えていただきたいです。
それと、本市の一般質問での答弁では、公的種子のこれまでの研究の成果とか知見を民間へも提供するということが種子法と一緒に出された農業競争力強化支援法の中に含まれていて、それについても答弁でおっしゃったんですけど、この点についても八幡市の農家の方には影響がないと理解していいんでしょうか。それについて聞かせてください。
ソーラーシェアリングについては、今のところ相談とかはお受けしたことがないということでわかりました。そのような相談の際には、相談によっては他部局との連携を考えているということでわかりました。ということは、実際にそういった自然エネルギーの知識とかも備えている窓口は、今の時点ではないということでよろしかったですか。なので、相談があればほかの部署とも連携して考えていくということでよかったのかなと思います。
では、2回目なんですが、私自身は再エネとかを普及させていく上でも、やっぱり先ほどの太陽光発電の質問でもさせていただいたように、市民の皆様に自然エネルギーの普及を進めていく本質的なメリットをしっかりと伝えていくことが必要だと思うんです。それを考えたときに、今ちょうど京都府の事業で京都再エネコンシェルジュ認証制度という事業をされていて、私ごとなんですけど、私も京都府の事業の認証制度を受けさせていただいて、無事に認証を受けることができたんですが、そういった再エネコンシェルジュの方を活用したらいいのではないかと思ったんですけども、本市において再エネコンシェルジュ認証制度を市民の方に普及啓発している取り組みはあるのかどうか、教えてください。また、八幡市で取得された人数もわかっていたら教えてください。このコンシェルジュの方がもしいらっしゃったら、この人たちの力を借りて、もっと八幡市の中で自然エネルギーの普及に努めていくような取り組みが何か考えられるのではないかと思うんですけど、それについても教えてください。
屋根貸し制度ですけども、私の理解がだめだったのでわからなかったんですが、私自身が考えているのは、例えば本市が持っている公共施設がいろいろあると思うんです。そういったものを貸していただけるような可能性はあるのかと聞かせていただきました。自分自身の理解が浅いもので、もう一度その点について聞かせていただきたいと思います。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 道本
環境経済部次長。
◎道本明典
環境経済部次長 水田農業構造改革対策事業補助金の廃止の関係でございます。いいところと悪いところはどこかということですけども、いいところは特にないかなと思いますけども、この補助金につきましては、八幡市内の各農家実行組合にお出ししているもので、達成地区に対して助成金を出しております。活用方法ですけども、各実行組合でそれぞれございまして、実行組合の中で農家にある一定配分されているところ、それから実行組合の活動費に充てられているところがございます。その使途については実行組合にお任せしておりますので、悪いことといえば実行組合の活動経費が下がることかなと考えております。
それから、種子法のガイドラインですけども、平成29年11月15日に農林水産事務次官の方から、稲、麦類及び大豆の種子について通知ということで来ております。これがガイドラインです。その中で民間への影響はということですけども、一番最後の方に書いておりまして、
民間事業者への知見の提供に当たっては適切な契約を締結することが必要不可欠であるとされております。また、必要な場合には国にも相談いただきたいとされておりますので、対応は国の方でしていかれるものと考えております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 中西
環境経済部次長。
◎中西淳
環境経済部次長 再エネ、自然エネルギーの関係で、市民に対してのアピールにつきましてですけども、ご答弁申し上げたように研究はさせていただきたいと思っておりますけども、先ほどご紹介いただきました再エネコンシェルジュは、市内でどれぐらいの方が持っておられるかという把握はできておりませんので、もし市民からそういう相談があれば、そちらの方につないでいくような形をとっていきたいとは考えております。
次に、屋根貸し制度の可能性につきましてご答弁申し上げますけども、市としては、公共施設の大規模改修や建てかえ時に太陽光を利用したソーラーパネルの設置を進めておりまして、平成28年度末で15施設に設置しております。全てに設置できるかどうかにつきましては、各施設の管理者においてしかわからない部分もございますので、そちらの判断によるものというご答弁をさせていただきました。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 1点答弁漏れというか、種子法のところですけども、先ほど言いました種子法廃止とともにセットにされた農業競争力強化支援法の第8条3項、4項で、それぞれ地域で生産されてきた多様な優良品種の集約化と、それら公共品種の生産に関する知見を民間企業に提供することも実際に促進されているとここに書かれているんですけども、こういうことがセットになって進められようとしているんですが、これについても八幡市では特に影響はないのか、お聞かせください。この答弁については漏れていたのではないかと思ったので、1点お聞かせください。
再エネのことについてはわかりました。理解はできました。再エネコンシェルジュについても、これも何かしら今後、再エネの動きが市内でいろいろと大きくなっていったら生かせる制度、生かせる人たちであるのかなと思っているので、この点についての本市の見解はわかりました。
屋根貸し制度についても、いろいろな公共施設がある中で、屋根のパネルに対応できるとか、いろいろな意味で、つけられるかどうかはそこの施設に聞いてみなければいけないということだったと思います。ということは、もし仮につけられるとなったときには、屋根貸しを行っていただけるんでしょうか。最初から屋根貸し制度は一切本市としては行いませんではなくて、いろいろな可能性を鑑みてオーケーだったら、屋根貸しも考えられるのではないかというニュアンスでいいのかどうか、教えてください。
1点目の水田農業構造改革対策事業補助金の件ですけど、農業を知らない私がこの点について質問しようかなと思ったのは、ここに「生活と自治」という本があるんですけど、戸別所得補償制度は減反への参加を条件に政府が支払うもので、これをゼロにするということだと思うんですが、ここに書かれているのは、そういうことをやっていくことで、農家の方が米をつくるのが少なくなっていくのではないかという危険性も言っているんです。私自身はそれがどう結びつくのかよくわからないんですけども、ここに書いてあるものを読ませていただきます。農家のためのセーフティネットとして、2019年度から収入保険制度の導入が予定されています。過去5年間の収入の平均額を算出し、その金額と申告時点の収入との差額のうち81%を農家に支払う仕組みです。しかし、生産調整をやめて自由競争が進み、米価が下がれば、算定基準となる5年平均の基準額も下がる可能性は高いわけです。より低くなった基準額と、より少なくなった所得との差額の8割を補填してもらっても、農家の経営が改善されるはずがありませんと書いていて、要は私が言っているのは、国の制度によって生産調整をやめたわけですよね。農家自体はいっぱいいっぱいつくることもできる。でも、実際今の日本はお米の消費が結構少なくて、米が余ってしまったらだめだといって、いっぱいいっぱいもつくれなくなってしまうのではないかと思って、だとしたら、今までは生産調整による補償があったんですよね。これだけやって、その分これだけ補償しますというのがあったんだけども、それをやめてしまったら、結局はここに書いてあった収入と差額を補填してもらう収入保険制度が導入されても、その額は下がってしまうのではないかと思うし、また、2006年度から施行されていた、ナラシ対策という政策も、やっぱり5年間の平均所得を基準として申告時の収入との差額の90%を農家に支払う仕組みと書いてあるんですけども、それ自体も農家の生産量が少なくなって収入が減ってしまえば、この保険みたいな部分もやっぱり少なくなってしまって、八幡市の農家の人も何かしらの影響があるのではないかと思って聞いていたんです。そういうことが書いてあったので、その点についても本市として本当に農家に影響がないのか、再度お願いします。
○鷹野雅生 委員長 道本
環境経済部次長。
◎道本明典
環境経済部次長 種子法の廃止の関係で、先ほど最後の方にお答えさせてもらったんですけども、都道府県から種苗の生産に関する知見を
民間事業者に提供する。都道府県からですので、都道府県が判断されるんですけども、そこで何か協議をしたいことがあれば府、国と相談されるということですので、市の中での影響は特にないかなと考えます。
米の関係の収入補填とか、農家への影響はということですけども、収入保険制度については平成31年1月の収入から対象ということで、これは国が制度化されてやっておられるんですが、この保険については任意の共済です。例えば車でいえば、自賠責の共済と、それ以外に別に個人的に任意で加入するというふうな制度ですので、保険加入については生産者それぞれで判断されるのかなと考えます。
米の生産調整の関係ですけども、農家は目標面積がなくなることでお米は幾らでもつくれる、自分の持っている所有面積はいっぱいつくれるようになったんですが、ただ、国としては昨年並みの目標でいっていただけたら米価も安定してくるし、JAの方もそういう形で取り組んでほしいということでやっていますので、きのうかおとといの新聞ですけども、大体横ばいで平成29年度並みの生産量でいくようなことも報道されておりました。ですから、極端な米価の低下にはつながらないのではないかと予想しているところでございます。
○鷹野雅生 委員長 中西
環境経済部次長。
◎中西淳
環境経済部次長 屋根貸し制度の件でございますけども、各公共施設は所管する部局がございますので、私どもの方からできる、できないのご返事は答弁できないものと考えております。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 屋根貸し制度については理解しました。ただ、部署というのではなくて、本市としては全く屋根貸し制度に対して反対しているのではないということなのでしょうかとお聞きしたいんです。自治体とかに行くと、市の制度で屋根貸しは行わないというところもあるので、本市としてその可能性はあるのかないのか。可能性というよりは、できるのか。屋根貸しをもしやろうとしたら、できるのか。特に屋根貸しをだめと言っているわけではないという見解でいいのか、教えてください。
種子法の件ですけども、ありがとうございます。どうしてこれを取り上げたかというと、国からのガイドライン、そしてまた附帯決議が出て、それによって守られるのではないかというしっかりとした保障があるわけでもないなと思ったので、努力義務の一つでもあるのかなと思ったので、私はその点についてとても不安を感じたんです。そして、実際に一般質問でも質問させていただいたんですけども、ほかの自治体ではそうやって条例をつくったりしています。何で条例をつくっているかといったら、結局はこの問題はTPPと関連づけされていたもので、この種子法廃止案が浮上したのが、もともとは規制改革推進会議の農協ワーキンググループが種子法廃止を提案したことに始まったと言われています。これ自体は民間企業、外資による企業をどんどん誘致していこうというたくらみがあるものであるのではないかということも実際いろいろと懸念されています。
その上で、私自身は、自分たちの地域のものはしっかりと自分たちで守っていく、ずっと続けていくという基本的な考えがあるので、まだまだ種子法についてはとても懸念しています。なので、京都府がちゃんとやってくれたらいいんですけども、その動向をしっかりと本市としても見ていただきたい。そして、農家の方たちの制度、私自身はまだよくわからない部分があるんですけども、真剣に考えていらっしゃると思うんですが、さらにいい環境をつくっていただけたらと思っています。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 屋根貸しですけれども、市として今はっきり言えるのは、環境基本計画において公共施設の改修時に太陽光発電を、蓄電型にするのかはおいておきまして、設置していくということは決めています。その方向だから、その施設に合えば屋根貸しにいいのではないかという考え方も成り立つんですが、ところが、その当該公共施設の配架がもつかとか、改修を予定しているときにそれをすることによってどうなるのかとか、個別の判断が入ってまいりますので、環境部局も私も言えることは何かといえば、する、しないではなくて、自前で改修する際にそういう形のものを進めていくというのが市の方針ですので、それは当然やっていくというレベルでしか今お答えできないということが1点です。
それから、種子法につきましては、八幡市レベルでいいますと、例えばTPPに関していっても、アメリカが自由主義でどうのこうのと言うけれど、その張本人が抜けてしまったわけでしょう。それで、今度トランプ大統領のアメリカンファーストをいくために、ちょっとそこでは困るからといって、11の国がとりあえず発足しましょうというふうに、自由貿易体制を守るとはいうものの、TPPは当初言われていたこととは少し趣旨が変わってきたりしています。
種子法についても、個別にいろいろなことをだめだと、例えば日本の農業を破壊することにつながるとおっしゃる論者もいらっしゃることは存じ上げていますけれども、結局八幡市にとって見たときには、八幡市で守らなければならない種子がどのぐらいあるかということから始めないと、個別の国政レベルもしくは日本の農政レベルの中でというか、今の農家の方は大体、私もそうですけど、買っているんですよね。自前のいい種子を持っているわけではないので、例えば泉南でしたら有名なタマネギとかの種子を結構持っておられてという話になりますけれども、基本的に買っていて、しばらく自家栽培して、それをまた使うかどうかの話になっていますので、八幡市の農業としては、今のところ種子法云々かんぬんは、将来的にはともかくとして、余り影響はないと考えております。
○鷹野雅生 委員長
山田美鈴委員。
◆山田美鈴 委員 原種、原原種といった部分についても、それが例えば民間の企業の種になったとしても、八幡市には特に影響はないということでよろしいですか。
○鷹野雅生 委員長 堀口市長。
◎堀口文昭 市長 八幡市で守るべき種子がありますかと。そこからまず議論しましょうよと。国政のレベルのときは、論者、反対、賛成ありますけれども、それはその次の話ですと。八幡市でどういう影響ですかということは、八幡市で守らなければならない菜種とかタマネギとかお米とか、では八幡市のお米は何ですかといったら、私は昔アケボノをやっていましたけども、みんな外ですよ。それか今だったら、ヒノヒカリは八幡市の種子ですか。大分県それから四国と九州が原産地ですよ。だから買っているんですよ。買っているから、当面市としてどうのこうのとは言えないでしょうと。ただし、大きな日本の農政から言えば、日本の農業の種子を守るかどうかの話はありますと。それは否定しませんよ。はっきり言って八幡市として守るべき種子があるかというと、私はないと思っているんですよ。なぜかというと、買っているから。農家として買っていますから。その次の話はまずやめて、八幡市として見るときには、八幡市として世界に対して守るべき種子がどれだけあるんだということをまず議論しないと、物事は進まないのではないですかということで、現時点では影響ないと申し上げています。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
長村委員。
◆長村善平 委員 ちょっと方向を変えまして、私の方からは、さくらであい館の農産物直売所の運営助成について質問させていただきます。
さくらであい館の農産物直売所の運営助成については、JA京都やましろに対して行っているんですけれども、これに対して私たちの会派でも3月5日の本会議の代表質問で質問させていただいたんですが、数点理解しにくい部分もありますので、ここで質問させていただきます。
この質問をすることで誤解を招くと困るので、最初に言っておきますけれども、私たちは、本市がJA京都やましろに行っているさくらであい館の農産物直売所運営助成に決して反対しているのではありません。理事者も答弁で言われましたように、この農産物直売所運営助成によって八幡市産農作物の市内外へのアピール、地産地消の推進、また高齢者や女性農家が積極的に直売活動に参加することなどによって市内の農業振興につながっていると、私たちも一定評価をしております。
私たちが質問しているのは、平成29年のさくらであい館の運営助成を執行するに当たり、昨年3月、1年前の代表質問等で説明されたように今年度予算執行が行われているのか、理解できない点があるので、今回の代表質問において取り上げさせていただいております。ここでも決してJA京都やましろのこの事業を批判しているものではありません。予算執行が適切に行われているかを確認するのも私たち議員の仕事でありますので、その点を踏まえまして今回質問させていただきます。
まず、さくらであい館の農産物直売所に農作物を搬入するときの搬送用の軽自動車99万5,000円を補助対象として事業を行っているという説明ですけれども、先日の代表質問のご答弁で、JA京都やましろは搬送用軽自動車を平成29年2月10日に購入されたと答弁しておられましたけれども、平成28年度に購入された軽自動車を平成29年度予算執行において補助対象にできるのかどうか、お聞かせください。できるとすれば、根拠となる規則等についてお聞かせください。
次に、ご答弁の中で人件費132万円分を補助対象としたという説明についてであります。JA京都やましろは、さくらであい館の農産物直売所事業によって農産物の販売額の15%を手数料として取って収入を得ている事業でありますけれども、このように法人が営利を得ている事業に本市が人件費を補助対象としている事業はほかにどのようなものがあるのか、お聞かせください。
次に3点目です。先日3月5日の代表質問の丹下副市長の1回目のご答弁で、平成29年4月1日付で、JA京都やましろ農業協同組合より補助金等交付申請書が提出されましたと説明されていました。昨年4月1日は土曜日で、市役所は休業日なんですけれども、土曜日で市役所が休業日なのに、4月1日付の補助金等交付申請書をどうして受け取られたのか、理解しかねる部分があるのですが、どのような形で休業日に職員が受け取られるのか、お聞かせください。
平成29年度予算は議会で可決されて、4月1日が年度初めなんですけれども、なぜこの年度初めの土曜日に早々に申請を出す必要があるのか、お聞かせください。
次に、補助金等交付申請書を平成29年4月1日に提出されると。そして、この事業実績については年度途中であり、これから提出されるという説明でございました。
そこで質問させていただきますけれども、JA京都やましろが4月1日に本市に提出されたという補助金等交付申請書には、当然交付申請書ですので、補助金等交付要綱にのっとりまして事業計画書が添付されますが、事業計画書の中の支出の欄で搬送用軽自動車はどのような扱いになっていたのか、お聞かせください。
それから、本市においては補助金等の内定通知書はいつ出されたのかと、そのときの内定通知書における軽自動車の扱いについてお聞かせください。
次に、もう一つですけれども、この補助金の支出に当たりまして、支出負担行為内定伺いはいつ決裁が行われたか、お聞かせください。
とりあえず以上、質問させていただきます。
○鷹野雅生 委員長 道本環境経済部次長。
◎道本明典 環境経済部次長 JA京都やましろの搬送用の軽自動車ですけども、対象となるのかということですが、平成28年度に購入されておりますので、平成29年度の実績報告を見ないと何とも言えませんけれども、対象にはならないと考えております。車検証の交付日が平成29年2月10日になっておりますので、平成28年度に購入されたものであろうと考えております。ですので、平成29年度補助金の対象にはならないのではないかと考えております。
それから、132万円の人件費ですけども、ほかにもあるのかということでございますが、人件費といいましてもアルバイト賃金になりますので、決算統計上、物件費扱いになります。正職員でしたら人件費です。ですので、当然補助対象になります。
平成29年4月1日の交付申請書は土曜日、休日だったが、どうやって受けたかということでございますけども、これについては4月3日に受け付けをしております。ですので、JA京都やましろの申請の日にちが平成29年4月1日付で提出されております。
平成29年4月1日に申請を出す必要があるのかということです。これは、さくらまつりに合わせまして3月25日からさくらであい館がオープンしておりますので、4月1日は土曜日になっておりますが、当然その日から補助の対象にするということで、平成29年4月1日現在で出されております。
JA京都やましろの補助金等交付申請書の事業支出の軽自動車の取り扱いですけども、車両が99万9,000円ということで記載されております。
補助金の内定ですけども、内定日は平成29年4月1日としております。
支出負担行為の起案日でございますけども、平成29年4月1日付で起案しております。
内定通知書の中に軽自動車幾ら分ということは記載しておりません。トータル金額100万円と記載しているだけでございます。
○鷹野雅生 委員長 長村委員。
◆長村善平 委員 何点か再質問させていただきますけれども、搬送用軽自動車は平成29年2月10日に購入された。車検証があるということは購入されているということですよね。そうすると、平成29年度予算執行においては対象にならないというご答弁ですよね。そうすると、平成29年度のさくらであい館の事業で軽自動車が必要だから購入するという今までの議会での答弁と、そごが生じるんですけれども、もともと平成29年2月10日に購入されていたら、何もJA京都やましろは申請書に入れる必要はないですよね。何で平成29年の申請書にそれを入れているのか。ちょっとおかしいと思うので、そこら辺についてお聞かせください。
それから、4月1日付で補助金等交付申請書が提出されましたと言っているんですけれども、いや、これはJA京都やましろが4月1日付で書いてきた書類であって、受け付けたのは4月3日の月曜日だと。もともと受付日が本来の日付ではないんですか。そこら辺がちょっとわからないんです。補助金等交付申請書は受け付けた日が始まりではないんですか。いつも補助金を出されますよね。日付は受付日が日付となって出てくるのが本来であって、書類作成日をそのまま行政が受付日とするのはおかしいと私は思うんですけど、その点についてお聞かせください。
4月3日に受け付けたのに、何で補助金等内定通知書は4月1日に出されているのか、そこもわからないんです。
支出負担行為内定伺いも4月1日に出されているんですけど、逆ではないですか。受け付けてから決裁が回って、そんなすぐ出ないでしょう。判こをついていかないといけませんよね。決裁がいつ出たんですかと聞いているんですけど、ちょっとわかりにくいのでお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 道本
環境経済部次長。
◎道本明典
環境経済部次長 平成29年度の申請に入ったのかということですけど、当初予算要求があったのが12月ぐらいですので、そのときに平成29年度で買いたいと話があったわけです。ただ、さくらであい館のオープンが3月25日で、これは農協の方が先走られて導入されたものだと私は理解しております。ただ、私どもの方は2月に買われたということは把握しておりませんで、この代表質問をいただきましたときに車検証を確認いたしましたら、2月に買われたということがわかって、実績報告を見てみないとわかりませんけども、実績報告書に入っていたら、これは対象外になるという理解をしております。
受付日が4月1日ということで、市役所で受け取ったのが4月3日で、収受については補助金の関係もございますので、4月1日の収受にしております。これは補助金だけではなくて、ほかにコピー機とかもございますよね。例えば日曜日に職員が出てきていてもコピー機を使います。この契約の関係については、4月1日が例えば土曜日であっても、これは4月1日の契約でいきます。でないとコピー機が使えません。その場合は、さかのぼって日付の設定をして契約をするということになります。これについてはほかの物品もそうです。
○鷹野雅生 委員長 暫時休憩します。
午後 4 時32分 休憩
――――――――――――
午後 4 時35分 再開
○鷹野雅生 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
長村委員。
◆長村善平 委員 4月1日付にするということは理解しました。要望なんですけれど、この軽自動車も一つの事例なんですが、やはり上げられるときには、ちゃんと当初予定したように、軽自動車を買われるということで議会に説明していただいたのならば、やはりそのとおりの執行でやっていただきたい。私たちも、そうされるんだろうなと今までずっと思っていたのに、議会で質問して初めて、いや、実際は軽自動車は補助対象外でしたというようなことがあると、私たちとしても市民に対して説明するのにどうかなと思うので、今後このようなことがないようによろしくお願いいたします。
○鷹野雅生 委員長 お諮りいたします。
本日の会議時間は、議事の都合により、この際あらかじめこれを延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。
ほかにご意見はございませんか。
岡田委員。
◆岡田秀子 委員 先ほどの報告事項のところを聞いていて、一つ追加で質問したい部分が出てきましたので教えてください。
背割堤のところでのバーベキューの利用者の件です。バーベキューの利用者の方は背割堤の反対側の駐車場に車を置いて、材料だとか設備を反対側に運んでバーベキューをしていると思うんです。現在、通常利用しているバーベキューをされている方たちは無料でされているのか、有料なのか、お聞かせください。さくらまつりのときは利用できないということはわかりました。有料か無料かだけ教えてください。
それともう一つ、これはもう言っていました。婚活サポート事業の補助金の廃止に伴うことでお伺いしたいんですけれども、先日配っていただいた農政やわた、私もかかわったことがあるんですけど、自分で言うのも何ですが、以前に比べて雰囲気がとても明るくなりました。女性をすごく取り上げている内容になったと思うんです。これの中身は、今回の婚活事業、婚活畑の報告がほとんど一面を使ってなされました。一方で、総務常任委員会で先ほども出ていました平成30年度の行財政改革の取り組み計画の中に、婚活サポートは農業委員会の実行委員会の事業終了に伴って補助金を廃止すると出ていました。これを見たときに自分としては釈然としない部分がありまして、実行委員会として今後、当分かずっとか知りませんけれど、もうしないということでここに載せられたのか。それとも、1ページの下の具体的計画の取り組みの方向性及び取り組み目標というところの文言を読んでいて、実行委員会の事業終了に伴う補助金を廃止すると書いてあるんですけども、ここの取り組み目標のところを読むと、事業目的の妥当性や実施の必然性、優先性及び緊急性の検討や投入する行政資源に見合う効果を見直すとともにということで、財源確保に努めると書いていまして、今回の補助金の廃止については、例えば今お話しさせてもらったこういった部分について、この婚活サポート事業も当てはまるのか、当てはまらないのか、そこをお聞かせください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 山田
環境経済部次長。
◎山田俊士
環境経済部次長 さくらまつり期間外のバーベキューの利用でございますけれども、背割堤の木津川側に一定のバーベキューエリアがございます。そちらについては無料で利用していただけます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 小坂
農業委員会事務局長補佐。
◎小坂富美子
農業委員会事務局長補佐 婚活サポート事業につきましては、農業体験を通して交流や出会いの場を提供するとともに農業のよさを再発見していただくことを目的に、農業委員を中心とする実行委員会により平成26年度から今年度まで4回実施していただきました。これまで33組のカップルが成立し、このうち農家の後継者となる1組が結婚されたということを受け、一定の成果が見受けられたと判断されたことから、今年度で一旦事業を終了されることになったものでございます。
○鷹野雅生 委員長 佐野農業委員会事務局主幹。
◎佐野泰博 農業委員会事務局主幹 今、隣におります補佐の方が説明したとおりでございますが、婚活サポート事業実行委員会がこのたびは一旦中止にすると決められておりまして、事業の実施に向けて今後、例えばもう1回やっていきたいとかいう話の中でご要望がございましたら、予算要求をしてまいりたいとも考えております。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 ありがとうございます。バーベキューのところは、通常の分は無料だということで、やはりそうなのかなと思っていました。例えばここの背割堤、木津川のところの部分ですけれども、駐車場はどこを利用しているんですか。
それと、今回この質問をさせていただいたのは、こういうバーベキューをされる方が本当にきちんと最後まで責任を持って、ごみもきれいにしていかれて、事故なくされているんだろうなとは思いつつ、ごみの処理について、背割堤の入り口の辺にごみを入れるような大きい柵みたいなのが設置されていたような気がしたんですけど、例えばごみをきちんと持っていかれていない場合の処理についてはどうされているのか、お聞かせください。
婚活サポート事業については、先ほどるる言わせていただいたこととは関係ないと受けとめてよろしいんですよね。妥当性とか必然性はあるということで、それには関係ないということでよろしいんですね。そのことを私は再度聞きたいんです。
私もこの事業に2月4日、ボランティアのつもりで見学させていただいたところ、やはり農業委員が半減している中で、農地推進委員も協力していただいて、本当に大成功に終われたと思っています。この農業新聞にこんな大々的に、八幡市のカップルを育む婚活畑といって、33組誕生とか載せていただいて、農業委員会では期待を込めて各カップルの交際を温かく見守っていると書いていますよね。私は自分が推進してきたので、本当に市長にいろいろ訴えさせていただいて、予算も確保してきて、実際商工会の婚活も、それがあったおかげで今予算がついているわけですね。商工会の方は続けていかれるということで予算計上されていると思うんですね。ただ、一旦ということなので、再度やっていただけるというような答弁だったから、それがなければ私は、またされるとしたら支援されるのかともう1回聞こうと思っていましたが、もう答弁いただいたので、これ以上のことは聞きません。
バーベキューのところだけ教えてください。
○鷹野雅生 委員長 山田環境経済部次長。
◎山田俊士 環境経済部次長 バーベキュー利用者の駐車場でございますけれども、さくらまつり期間外につきましては、背割堤に常設の駐車場がございますので、ちょうど堤の反対側です。そちらを利用されて歩いてこられるということでございます。
それから、ごみの問題でございますけれども、基本的に各自で持ち帰っていただくということを原則とされております。ただ、心ない方が捨てられるようなごみもあるところなんですけれども、もともと国の河川公園でございますので、国の方でそのあたりの対応はされております。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 反対側の駐車場にとめて移動して、反対側でバーベキューしているというのはやっぱり思っていたとおりなんですけど、ごみの処理を国でしているということですが、実際は城南衛生管理組合の方に国土交通省の事務所が搬入しているんですか。それとも八幡市がそのごみをとりに行っているんですか。私は有料にしたらいいと思ったんですけど、国土交通省関係の所管なので、市が有料にしてもお金は入らないのかなと思ったんです。だけど、例えばごみの処理に市がかかわっているとしたら有料にしていただいて、ごみ費用を八幡市でちょっとでもいただけないのかなと。例えば駐車場込みで1,000円ぐらい利用者から徴収しても、利用していただけると思うんです。何とか市の方にお金が入るように、国土交通省の方に持っていくことはできないのか。その辺のところを教えてください。
○鷹野雅生 委員長 山田
環境経済部次長。
◎山田俊士
環境経済部次長 ごみの処理については、国の方でどのようにされているかは把握していないところでございます。そのごみ処理の費用が市の方に入るというような仕組みも、つくれないものと考えております。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 岡田委員。
◆岡田秀子 委員 仕組みもつくれない、国がやっているということで、わかりました。もし、こういう意見が出たんですけどということで、国の方に要望というか、何か考えていただけないか、また言ってもらえるんだったら言ってください。これは要望です。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
巌副委員長。
○巌博 副委員長 去年も聞いたんですけど、内里北ノ口の田畑の改良についてなんですが、昨年平成29年11月6日付で、農地の耕作者から田を畑にする旨の地目変更承認の申請が出されて、昨年12月5日の農業委員会の総会において承認されました。内容については、水稲作付から野菜を栽培するために水田に盛り土をされるということでした。私も去年見に行きまして、この場所がそうかなという認識で帰ってきたんですけど、実はことしの1月末ぐらいに市民の方から、大変な状況になっているという情報をいただきまして、私も見に行きました。本当に去年に比べて状況が一変しているというのが私の感想なんですけど、この間の状況も含めて簡潔にお教えください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 津田環境保全課環境管理係長。
◎津田誠樹 環境保全課環境管理係長 内里地域の田畑のかさ上げについてお答えいたします。昨年から行われていました田畑のかさ上げについてですが、現在、京都府の方で山城北保健所が廃棄物撤去の指導を進めているところでございます。
以上でございます。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 要するに田畑改良という申請を出されて、農業委員会総会で承認されて、結局は廃棄物が混入していたということなんですね。私も昨年この問題は指摘したと思うんですね。というのは、また話がさかのぼって山田の盛り土になってくるわけですけど、それは一応置いておいて、何でそういう廃棄物が混入されたのか。余りごちゃごちゃ聞いてもあれなんですけど、その土地の所有者から現在市に対して何か相談とかはありますか。実は私もこの前見に行ったら、木くずとか瓦の割れたものとか、平たく言ったら産業廃棄物です。それが混じっていたということで、申請と全く違うことをされているので、そのあたりはどうかなと思うんです。いろいろあるけど、地権者から市に対して何か相談事があるかないかお教えください。
今、産業廃棄物が入っているということで、恐らく山城北保健所とか、常にそういう現場とかを見に行っているのか。市としても、いつも府市協調とおっしゃっているんですけど、そのあたりの対応も含めて、今現在どうなっているのかお教えください。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 福田
環境経済部長。
◎福田賢二
環境経済部長 内里地域の田畑改良という名のもとに、まず土が掘り起こされ、その下に不適正な土でまたあんこを戻されたということで、農業委員会等の方についても不適正であると、さっさともとに戻しなさいと。京都府の方からは、盛り土とかの問題ではなくて、廃棄物処理法違反の疑いがあるということでの指導に入られています。ですから、京都府の動きを現在見守っておるというところでございます。京都府の指導に基づいて、副委員長がおっしゃるように、不適物については徐々に今搬出されておるという状況です。
それと、地権者等々からの相談はありますかというのは、地権者も基本的にもともとは田畑改良をしたいという届けを出していますので、地権者においても田畑改良の届け出を行ったということについて、事業についての責任はあると私は思いますけども、それについて、どのようにしたらよいでしょうという相談はございません。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 巌副委員長。
○巌博 副委員長 私が去年指摘したとおりになったかなという感じはしています。京都府と引き続き連携して、一日も早い排出というか、適正にされるようにしばらく見守っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。要望だけしておきます。
以上です。
○鷹野雅生 委員長 ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 ないようでありますので、これで
環境経済部所管事項の審査を終結いたします。
以上で本日の審査日程は全て終了いたしました。
お諮りいたします。本委員会の閉会中の継続審査案件といたしまして、1.
環境経済部に関すること、2.都市整備部に関すること、3.上下水道部に関すること、4.農業委員会に関すること、以上4件につきまして、今後も継続して審査することに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 異議なしと認めます。よって、本委員会の閉会中の継続審査案件は、お諮りいたしました案件のとおりとすることに決しました。
なお、委員長報告につきましては、正副委員長に一任いただくことに異議はありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○鷹野雅生 委員長 異議がないようでありますので、そのようにさせていただきます。
これで
都市環境常任委員会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。
午後 4 時57分 閉会
八幡市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
都市環境常任委員会委員長...