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平成24年第 1回定例会-03月06日-02号

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  1. 八幡市議会 2012-03-06
    平成24年第 1回定例会-03月06日-02号


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    平成24年第 1回定例会-03月06日-02号平成24年第 1回定例会                                 平成24年3月6日                                 午前10時 開 議 1.出席議員      1 番  太 田 克 彦 議員             2 番  岡 田 秀 子 議員             3 番  関 東 佐世子 議員             4 番  田 辺 勇 気 議員             5 番  鷹 野 雅 生 議員             6 番  菱 田 明 儀 議員             7 番  横須賀 昭 男 議員             8 番  山 田 芳 彦 議員             9 番  森 下 由 美 議員            10番  亀 田 優 子 議員            11番  細 見   勲 議員            13番  森 川 信 隆 議員            14番  小 北 幸 博 議員            16番  橋 本 宗 之 議員            17番  松 島 規久男 議員            18番  山 本 邦 夫 議員
               19番  横 山   博 議員            20番  赤 川 行 男 議員            21番  山 口 克 浩 議員            22番  巌     博 議員 2.欠席議員     15番  上 谷 耕 造 議員 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            堀 口 文 昭 市長            竹 延 信 三 副市長            黒 川 京 重 理事            佐 野 良 夫 政策推進部長            野 中 敏 行 政策推進部次長            大 石 正 直 総務部技監            長 村 敏 弘 市民部長            井 上 種 三 環境経済部長            北 川 明 彦 環境経済部参与            上 林 敏 哲 福祉部長            藤 田   勝 健康部長            藤 田 孝 志 まちづくり推進部長            山 本 清 利 都市管理部長            内 藤 茂 隆 会計管理者            内 田 提 一 消防長            田 中 克 己 上下水道部長            前 平 泰 志 教育委員会委員            今 井 興 治 教育長            茨 木   章 教育部長            北   和 人 教育部次長 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            山 本 幸 夫 議会事務局長            中 西   淳 議会事務局次長            山 中 友 順 議会事務局議事調査係長            尾 亀 永 敏 議会事務局議事調査係 5.議事日程   日程第1    平成23年度八幡市一般会計補正予算(第5号)案           (議案第19号 市長提出)   日程第2    平成23年度八幡市駐車場特別会計補正予算(第2号)案           (議案第20号 市長提出)   日程第3    平成23年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)案           (議案第21号 市長提出)   日程第4    平成23年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第4号)案           (議案第22号 市長提出)   日程第5    平成23年度八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)案           (議案第23号 市長提出)   日程第6    平成23年度八幡市水道事業会計補正予算(第2号)案           (議案第24号 市長提出)   日程第7    平成23年度八幡市下水道事業会計補正予算(第2号)案           (議案第25号 市長提出) 6.会議に付した事件   日程第1~日程第7                  午前10時00分 開議 ○森川信隆 議長  おはようございます。  欠席の届け出がありますのは上谷耕造議員であります。  ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しております。  直ちに本日の会議を開きます。 △日程第1~日程第7 ○森川信隆 議長  日程第1、議案第19号、平成23年度八幡市一般会計補正予算(第5号)案から日程第7、議案第25号、平成23年度八幡市下水道事業会計補正予算(第2号)案までを一括議題といたします。  7議案については、既に提案理由の説明を受けておりますので、直ちに質疑に入ります。  赤川議員。          (赤川行男議員 登壇) ◆赤川行男 議員  おはようございます。  今回、一般質問を遠慮いたしましたので、補正予算をかわりに質問させていただきます。  まず、補正予算内容一覧表№10、款民生費生活保護事務費であります。レセプト点検委託料の入札に伴う減額補正についてでありますが、平成24年度の予算案には、生活保護費が過去最高額26億円余りが示されておりますが、国の制度だからいたし方なしと、申請基準が整っていれば、言葉は悪いがどなたでも生活保護対象となっております。このために、全国の自治体はもちろんのこと、本市の台所、財政は圧迫され、非常に苦しい財政運営を強いられております。ケースワーカーを初め担当部署では、受給対象者に、自立支援就労支援などの対策に懸命であると思われます。さて、今回の減額補正の対象になっている医療費については、自己負担がなく、受給対象者過剰受診過剰医療が、保護費の中でも政府はもちろん、各自治体の中でも大きな問題になっていると思われます。この医療事務の中でレセプト点検では単なる内容のチェック、数字の確認程度の点検に終わっているのではないかと思われますが、まず1点目は、このレセプト点検委託料の内容を詳しくご説明願いたい。  2点目は、一般的にレセプト点検の内容はどの程度の内容なのか。  3点目は、レセプト点検では、患者の疾病等に対する受診が適正なのかどうか、過剰受診過剰医療になっていないか等の実態把握はこのレセプトではできないのか、お伺いいたします。  最後に、関連で申しわけないと思いますが、不正受給者に対しての追跡調査などはできているのか、こういった調査権限は地方自治体にあるのかどうか、お伺いいたします。  次に、補正予算内容一覧表№13、款土木費、橋本駅周辺拠点整備事業についてであります。まず1点目は、事業費の決定に伴う減額についての項目ごとに、詳しく内容の説明を願いたい。  2点目は、用地補償費用地取得費が新たに補正として追加上程されておりますが、なぜ平成24年度の当初予算として計上できないのか。  3点目は、橋本駅周辺拠点整備事業の根幹である市道橋本南山線の現状での進捗状況及び地元への説明状況、関係する地権者等への話し合いは。  4点目、国からの補助金ともいうべき社会資本整備総合交付金及び地方道路事業債についての進捗、以上をお伺いいたします。  以上です。 ○森川信隆 議長  理事者、答弁願います。上林福祉部長。          (上林敏哲福祉部長 登壇) ◎上林敏哲 福祉部長  生活保護に係りますご質問にお答え申し上げます。  1点目のレセプト点検委託料の内容ですが、入院レセプト1件当たり20円、入院外レセプト1件当たり8円、歯科レセプト1件当たり5円、調剤レセプト1件当たり8円でございます。  2点目のレセプト点検の内容ですが、医療に関する専門知識に基づき、診療報酬明細書レセプト点検を行っていただいております。主には、国保等ほかの保険診療と同じ基準で判断し、過剰な医療となっていないかその内容を点検していただいており、疑わしき場合は再審査請求しております。  3点目のレセプト点検過剰受診過剰医療になっていないかの実態把握に役立っているのかという質問でございますが、専門知識に基づき、レセプト点検により過剰な投薬や頻回受診の是正等、医療扶助適正化に大いに役立っていると考えております。  4点目の不正受給に関する調査を行っているのかとのご質問でございますが、調査権限、毎年課税調査年金調査資産調査などを行っております。また、調査権限実施機関である福祉事務所にございます。  以上でございます。 ○森川信隆 議長  藤田まちづくり推進部長。          (藤田孝志まちづくり推進部長 登壇) ◎藤田孝志 まちづくり推進部長  橋本駅周辺拠点整備事業に関します質問にお答えいたします。  1点目の事業費決定に伴う増減額のうち、各項目の詳細内容でございます。説明の順序は前後いたしますが、まず6番目の下部工第1期工事減額につきましては、国からの交付金でございます社会資本整備総合交付金配分額が、橋本南山線を初め八幡市全体で要望していた道路事業3カ所の要望額である約66%の配分額となったこと、及び、淀川河川事務所における河川占用協議に日数を要したことから、年度間の事業費変動を極力抑えるため、全体計画を前倒しして工事の実施を予定しておりましたが、これを取りやめたものでございます。5番目の埋蔵文化財調査委託料減額でございますが、当初、枚方市域における埋蔵文化財調査につきましては、枚方市文化財課による試掘調査の後、本掘調査を計画しておりました。しかし、試掘調査の実施時期がおくれたことによりまして実施を見送ったものでございます。また、1番目の道路用地鑑定評価業務委託料減額につきましては、入札結果に伴い精算を行うものでございます。  以上の減額分をできるだけ補完するため、全体計画を見直し、平成24年度以降に実施予定としておりました、以下に述べます擁壁などの構造物詳細設計及び用地取得に向けた補償設計につきまして、平成23年度に追加して実施することといたしました。  2番目の道路用地補償設計業務委託料増額でございますが、当初、橋本南山線延伸部のみを対象としておりましたが、橋本駅前線付けかえ部を追加事業としたことにより、増額となっております。3番目の道路用地測量業務委託料増額でございますが、現在駐車場となっている区間の擁壁構造及び小金川などの環境構造に関する詳細設計を追加したことにより、増額となっております。4番目の土地活用検討業務委託料増額につきましては、橋本南山線延伸部及び橋本駅前線つけかえ部を初めとする京阪橋本駅前周辺について、将来のあり方の検討を行ったものでございます。最後に、7番目及び8番目の用地取得費及び用地補償費でございますが、橋本南山線延伸部の一部用地につきまして、このほど交渉がまとまったことにより相手方と契約を行うものでございます。  2点目の用地補償費及び用地取得費でございますが、先ほども答弁いたしましたように、工事費等事業費減額分をできるだけ補完するため、全体計画を見直し、平成24年度以降に実施予定としておりました用地取得に向けた補償設計等を追加、実施してまいりました。その中で橋本南山線延伸部の一部用地につきまして、このほど交渉がまとまったことにより、時期を逸することなく平成23年度内に相手方と契約を行うものでございます。  3点目の橋本駅周辺拠点整備事業のうち市道橋本南山線進捗状況でございますが、用地取得につきましては、本年度1件契約を行うこととなりました。また、平成24年度からは京阪電鉄付近の工事に向けて関係機関との調整を図っているところであり、平成27年度末の供用開始目標に向けて鋭意事業を進めているところでございます。なお、昨年11月5日に開催いたしました地元説明会以降、各地権者及び周辺関係者に対する説明につきましては、個別に担当課職員が直接訪問し、随時内容説明等を行ってきたところでございます。  4点目の社会資本整備総合交付金及び地方道路事業債につきましては、京都府を通じ、国に対しまして、平成24年度の事業進捗に必要な金額につきまして現在要望を行っているところでございます。なお、社会資本整備総合交付金につきましては、直近3カ年の交付額も勘案して各市町村への配分額が決定されることからも、平成23年度より年度間の事業費変動を極力抑えるため、全体計画を前倒ししての本市交付金要望額を調整してきたところでございます。 ○森川信隆 議長  赤川議員。 ◆赤川行男 議員  まずは、生活保護費レセプト点検についてであります。国の制度だからと置き去りにされて、ついに本市でも過去最高額を予算化されるようになったわけでありますけども、一度受給すると、言葉は悪いですけれども、ずるずると継続受給されている方が非常に多い。これに加えて、先ほど申しましたように過剰受診、100%支払いについては心配することのない患者でありますので、病院側にとってはこれほどありがたい患者はおられんということであります。これまたずるずると過剰医療につながっていくということであります。何とかしなければとの思いはありますけれども、実態把握は非常に困難であります。先ほどもおっしゃったように医療扶助適正化に大いに役立っているとのことでありますけれども、あまりレセプトでも表面に出てきていないと思います。もう行政サイド自立支援策として就労支援をされていると思いますけれども、このことによって受給対象者が減っていくということはあまり聞かされておりません。まず、レセプト点検をさらに過剰な医療となっていないか、疑わしき場合は再審査請求をしておりますということでありますけれども、さらに一歩踏み込んだ内容にして、医療機関へのメス入れにとの対策を練っておられるのかどうか。  それから2点目は、就労支援についてはどのように対策を練っておられるのか。  3点目は、受給者が不正か否かの判断は、それこそ机上での報告を受けていること以外にはないのではないかと思われますが、いかがでしょうか。  4点目は、生活保護制度も既に60年以上たっていると思うわけですけども、この制度の改革をしていこうという、それこそ政府の地域主権改革一括法での俎上にのっているのかどうか、わかる範囲内で教えていただきたい。  最後に、それならば、今後どのようにという考えがあるのか、以上、お聞かせいただきたいと思います。  それから、橋本駅周辺整備事業についてでありますが、今ご答弁をいろいろといただきましたけれども、その中で、2~3点。  一つは、下部工第1期工事減額での河川占用協議に日数を要し、前倒しの全体計画を取りやめたとありましたが、もう少し具体的に説明願いたい。  2点目は、道路用地測量業務委託料それから土地活用検討業務委託料については、現在の京阪電鉄が所有している駐車場を、多分最大600円の駐車場だと思うわけですが、この駐車場をどのように活用願うか、これを京阪電鉄に示されるための業務委託料だと思うわけですが、この活用に対して、本市からも京阪電鉄に対して意見を述べ、そして意見を添えることができるのかどうか、また、橋本駅前周辺整備事業の新しい姿に対して、京阪電鉄もこの駐車場等土地利用の足並みをそろえてご協力を願えるのかどうか、ご説明いただきたい。  それから、用地取得費及び補償費の交渉が始まったということでありますけれども、この場所は京阪電車小金川踏切の北側の土地のことかどうかお示しください。  それから、既に橋本駅前線の計画に入っているように今ご答弁の中では聞こえたわけですけれども、橋本駅前周辺整備事業に対しては、地元の皆さんの意見を青図に入れられるようにしていきたいというご説明を以前説明会でされておられたように思うわけですが、その辺のところをどうなのかお聞かせください。  それから、橋本駅前線の埋蔵文化財調査を早い段階でおやりになると思うわけですが、そうなると現在京阪電鉄からお借りしているグラウンドゴルフ場が使用できなくなってくるわけですが、これまた早い段階で四区並びに利用者皆さんに日程を示していかなければならんと思いますが、いかがでしょうか。
     6点目、最後ですが、この橋本南山線は、ご存じのように欽明台から市道、府道、国道1号と結びついてまた市道そして男山団地を初め男山周辺の住宅地を通って、橋本小学校橋本幼稚園のすぐ横を通るわけです。そして、また橋本地域住宅街を通る。いわば生活道路であったものが、京阪電鉄をまたいでこの京都守口線と結びつくとなると、大山崎インターへの最短道路になってくるわけです。こうなると、生活道路ではなく一般車両通過道路になってくると思われます。特に、国道1号と結んでの道路になりますと、大型車両がそれこそどんどんと利用されるだろうし、またこの住宅街橋本小学校関係者は非常に危険にさらされるおそれが多々出てくるであろうと思います。困難かもわかりませんけれども、警察と協議を願って、車両規制とかスピード制限ができないのか、この時点で申し上げるのもいかがかと思いますけれども、こういった協議には時間がかかると思いますので、ぜひ本市としての要請を警察としっかりと協議願いたいと思いますが、いかがでしょうか。  以上です。 ○森川信隆 議長  上林福祉部長。          (上林敏哲福祉部長 登壇) ◎上林敏哲 福祉部長  生活保護に関します再質問にお答え申し上げます。  1点目のレセプト点検による対策でございますが、今年度から電子レセプトを導入しておりまして、同一の薬を多量に使用されている場合はチェックできるようになりました。今後、一歩踏み込んだ指導ができるようになっております。  2点目の就労支援の対策でございますが、平成20年度からハローワークと市との連携により、出張支援を行うことなどの対策を行っております。就労支援の効果額でございますが、平成22年度実績で1,876万3,000円の効果を上げております。最近の相談件数を見ましても、年間延べ600件を超えるものがございます。今後も引き続き、就労支援に力を入れていきたいと考えております。  3点目の受給者が不正か否かにつきましては、机上で判断をしているだけでなく、現場確認を基本に調査して行っております。また、必要に応じて呼び出し等も行っております。  4点目の政府の地域主権一括法に載っているのかというご質問でございますが、生活保護制度改革一括法案には載っておりません。  5点目の今後の対策でございますが、電子レセプトの活用や就労支援などにより、より一層適正な運用を図っていきたいと考えております。 ○森川信隆 議長  藤田まちづくり推進部長。          (藤田孝志まちづくり推進部長 登壇) ◎藤田孝志 まちづくり推進部長  再質問にお答え申し上げます。  1点目の河川占用協議に時間を要した理由でございますが、過年度より橋本南山線主要地方道京都守口線に接続するための協議を国土交通省淀川河川事務所と実施してまいりました。従前協議を行っておりました淀川河川事務所担当者が昨年の4月に異動されたことに伴いまして、後任者によります従前の打ち合わせ事項に関する確認作業、それ以外にも、確認資料作成を求められたこともありまして、予想以上に時間を要した経過がございます。また、道路構造や接続に関する工法の検討なども行いまして、全体として協議に時間を要したものでございます。なお、橋本南山線京都守口線の接続につきましては、事前の協議においておおむねの了承を得たところでありまして、平成24年度には本格的に河川占用申請を行う予定としております。  2点目の業務委託についてのご質問にお答え申し上げます。道路用地測量業務委託につきましては、現在駐車場となっております区間や小金川に設ける構造物に関する詳細設計を行ったものでございます。一方、土地活用検討業務委託につきましては、現在ある駐車場周辺における将来の橋本駅のあり方について検討を行ったものでありまして、今後関係者関係事業者と協議を行う際には、本市としての整備方針をご理解いただけるよう働きかけを行ってまいりたいと考えております。  3点目の交渉がまとまった用地取得の箇所でございますけども、京阪電鉄の北側の更地でございます。  それから、4点目の市道橋本駅前線つけかえ部につきましては、市道橋本南山線延伸部道路高の高さが高くなることから、市道橋本駅前線の将来計画に合わせて、現在のバスロータリーに接続させる道路を一部つけかえて整備する計画となっております。橋本駅前広場などの周辺整備時期は、市道橋本南山線延伸部の整備のめどがたった後ということで計画しておりますけれども、その全体計画策定に関しましては、これまでから答弁させていただいていますように、地元の皆さんのご意見をお聞きしながら実施してまいりたいと考えております。  それから、5点目のグラウンドゴルフ場につきましては、市道橋本駅前線つけかえ部の道路用地として計画しております。平成24年度には当該地において埋蔵文化財調査にも着手する予定としております。四区並びにグラウンドゴルフ場利用者に対しましては、早い段階におきまして今後の日程等をご説明させていただきたいと考えております。  それから、6点目の市道橋本南山線延伸部につきましては、橋本塩釜交差点付近から道路線形を緩やかに京都側に移動させて京阪電鉄市道科手小金川線及び大谷川をまたぎ、主要地方道京都守口線に直接接続するものでございますけれども、この市道橋本南山線延伸部が完成いたしますと、歩道を含め道路幅員の確保がされることから、相応の大型車の混入や通行車両の増加が想定されます。大型車両通行規制につきましては警察署との協議となりますけれども、橋本南山線の持つ道路の特性や規格から判断いたしますと、大型車両流入規制はなかなか困難だと考えております。本市といたしましても、橋本南山線への大型車両の混入や通行車両の増加などに関しましては、今後の課題として認識しております。引き続き、検討を行う必要があると考えております。 ○森川信隆 議長  ほかに質疑はありませんか。  森下由美議員。          (森下由美議員 登壇) ◆森下由美 議員  おはようございます。  ただいま議題となっています平成23年度八幡市一般会計補正予算案についてお尋ねいたします。  初めに、補正予算内容一覧表№11、款4衛生費、項1保健衛生費予防接種費の減額について、それぞれ接種者数の減少の理由についてどのように判断されておりますか。理由についてお答えください。  また、2つ目に、がん検診についても6割から7割の受診率ですが、どのように評価されていますか。受診率向上のための取り組みはどのようになっているのか、お答えください。  次に、№13、款7商工費、項1商工費、目2商工振興費中小企業融資対策費300万円の減額についてお伺いいたします。融資保証料補給金70件の予算に対して23件、また融資利子補給金についても40件の予算枠に対して15件ということですが、なぜこのように少なかったのか、その理由について説明してください。  次に、ただいま質問がありました款8土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費、橋本駅周辺拠点整備事業についてお伺いします。私たち日本共産党八幡市議会議員団は、この橋本南山線高架道路の計画については反対の立場であることを初めに表明しておきます。先ほどそれぞれ減額の理由について説明を受けましたが、用地取得費については、今回500平方メートル、2,880万円が増額されています。今後、必要な用地はどれほどあるのか、また、今回はそのうちのどれぐらいの割合なのか、全体の進捗状況をどのように受けとめられておられるのか、お聞かせください。今回、国庫支出金1,925万円と地方債1,510万円を減額して、一般財源から1,635万円を増額していますが、今後の予算の見通しについてお答えください。先ほどの説明でありますと、社会資本整備事業総合交付金について、平成23年度では66%の採用という状況でしたが、そんな中でも、先ほどの説明があったように、前倒しをしなければいけない問題だとか、また来年度に変更しなければいけない事態が起きておりますけれども、今後どのような見通しを持っておられるのでしょうか。  そして、先ほども質問されまして、それに対してもお答えがありましたけれども、新設道路の高架道路、計画の道路は、決して近隣住民にとって歓迎されるものではなく、この道路が開通すれば、橋本南山線大型車両が通過することや、交通量の増加などにより騒音や迷惑がかかるなどの問題がある上に、小金川の踏切がいずれ閉鎖されるなど、苦情や不安の声が出されています。そういう中で、計画が市民に負担をかけていくのではないかという懸念を持っています。既に道路用地の測量や埋蔵文化財の調査などを実行されていますけれども、近隣住民への説明はされているのでしょうか。住民全体への説明会が行われた以降は個別な説明をしているというお答えでしたけれども、工事や計画がどのように進んでいっているのか、また住民の声に対して市がどのように答えていくのかという課題については、十分周辺住民に説明されているようには見受けられません。どのようになっているのか教えてください。  以上で1回目の質問を終わります。 ○森川信隆 議長  理事者、答弁願います。藤田健康部長。          (藤田 勝健康部長 登壇) ◎藤田勝 健康部長  補正予算内容一覧表の№11予防接種等の減額の理由でございます。まず、日本脳炎の予防接種につきましては、一時中断されておりました接種が平成22年8月より再開されております。順次接種範囲の拡大によりまして、当初6,400人を見込んでおりました。ただ、見込みよりも接種者数で650人の減、金額で450万円の減額となっております。子宮頸がんのワクチンにつきましては、平成23年4月にワクチン不足による影響が考えられます。次に、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンにつきましては、2月4日から3月3日までの間に接種を受けられた乳幼児におきまして6例の死亡例が報告されました。この結果、国におきまして3月4日から3月31日の間、接種の一時見合わせの措置がとられました。その後、4月1日から直接的明確な因果関係が認められないとして接種が再開されましたが、死亡事例による一時見合わせによる接種控えの影響と考えております。予防接種の広報等につきましては、今年度につきましても、5月号広報紙におきまして予防ワクチンを受けましょうと題しまして、啓発をさせていただいているところでございます。引き続き、積極的に広報等で啓発に努めてまいりたいと考えております。  次に、検診業務でございます。胃がん検診につきましては、平成22年度受診者は695名、平成23年度もほぼ同数となっております。目標といたしまして1,000名を掲げましたが、受診率が伸びない状況でございます。今後、受診率の向上に向けては、他市の取り組み等を研究してまいりたいと考えております。また、検診業務の啓発業務につきまして、後期高齢者健康診査につきましては、75歳到達者及び昨年度の申し込み、個人通知を行うことで、1,150人と392人の受給者が増加している状況でございます。予算では、個人通知の効果で557人を見込んでおりましたが、今回165人の減となっております。いずれの検診につきましても、積極的な広報等啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○森川信隆 議長  井上環境経済部長。          (井上種三環境経済部長 登壇) ◎井上種三 環境経済部長  保証料補給、利子補給制度の利用がなぜ少なくなっているのかというご質問でございます。保証料補給につきましては、京都府の制度融資の小規模応援融資を利用した市内商業者を対象として、京都信用保証協会へ支払われた保証料のうち50%以内、限度額5万円として助成するものでございます。利子補給につきましては、日本政策金融公庫の小規模事業者経営改善資金による貸し付けを受けられた市内業者に対し、1年間の利子額の60%以内を限度として助成する制度でございます。ご質問の利用が減少した要因につきましては、景気の低迷や補給保証対象外の、現在あります景気対応緊急補償制度では金融機関に負担が生じないことから、現制度以外の利用が増加している可能性があり、減少したものではないかと考えております。 ○森川信隆 議長  藤田まちづくり推進部長。          (藤田孝志まちづくり推進部長 登壇) ◎藤田孝志 まちづくり推進部長  橋本駅周辺の関係の質問にお答えいたします。  まず用地取得の状況でございますけれども、橋本南山線の整備に必要となる用地は、法人を含み3地権者ございます。面積につきましては、約1,800平方メートル。平成23年度におきまして、1地権者から470.21平方メートルの用地を取得いたしました。用地については以上でございます。  次に事業費の関係でございますけれども、先ほども答弁いたしましたけれども、社会資本整備総合交付金の見通しの関係で、現在、平成23年度の要望額に対しまして約66%に当たる事業費という配分額となっております。これは、京都府全体の道路事業分野に対します国からの社会資本整備総合交付金の配分割合と同等程度でありますけれども、東日本大震災の影響と、それから各市町村からの要望額が予算額を大きく上回ったということをお聞きしております。市といたしましては、引き続き、予算の確保ということで要望してまいりたいと考えております。  それから、3点目の地元説明会の関係でございますが、全体の説明会は現在開いておりません。個別で対応させていただいております。今後、地元と協議をさせていただきまして、もしまた地元で必要ということであれば、全体の説明会を検討してまいりたいと考えております。 ○森川信隆 議長  森下議員。 ◆森下由美 議員  検診と予防接種の問題ですけれども、どれも啓発の取り組みの強化が必要だと思います。それについては、今後も啓発をしていくということでしたけれども、特にヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについては、先ほど説明がありましたけれども、昨年始まった直後に死亡例が全国的に4件報告されて、一時的に見合わされたということもあって、控えられているという現状があるかと思います。これについては、特別な手だてをとって、そのワクチンの必要性や安全性の問題だとか、関係者、保護者にきちっとわかりやすい説明、啓発をしていただきたいと思いますが、どのようなことを来年度で考えておられるのか、お聞かせください。  がん検診についても、他市も比較検討されて受診率向上のための啓発努力をするとおっしゃっていますので、それは期待したいと思いますが、やはり丁寧な取り組みが必要ではないかと思います。少ないところで6割、多いところで8割近くになりますけれども、そういった状況をもっと引き上げていく、せっかく予算をとったものを、やはり100%を超えるぐらいの受診を目指していただきたいと要望しておきます。  それから商工費の問題ですが、実態として、この制度ができて経過、どんな申し込み状況があったのか、もう少し教えてください。それから、要するに業者にとってこの制度が十分機能を果たしていないと思えるわけですけれども、それについてはどう考えられるのか、検討しておられるのでしょうか。後日、巌議員が一般質問しますけれども、例えば住宅リフォーム助成制度のような振興策を考えるとか、そういった市としても振興対策を検討するべき時期が来ているのではないか、市民のニーズにかみ合っていない課題について検討していただきたいと思いますが、どうでしょうか。  それから道路の問題ですけれども、先ほどお答えいただきました用地取得について、地権者が平成23年度では3地権者のうち1,800平方メートルで、平成23年度では470.21平方メートルの取得というお話でしたが、全体の事業の用地買収の必要性の広さに対して、どの程度の割合で今回用地取得をされるのか、それについてわかる範囲で教えてください。  それから事業費の予算の問題ですけれども、社会資本整備事業総合交付金の見通しとしてあるのかということについては、府全体の中での配分で、平成23年度で66%という状況の中で、今後要望していくとしか市としては答えようがないかもしれないですけど、こんなふうに最初から全体枠の6割から7割の範囲でしか交付金が得られない状況で、ますます大変な状況になるのではないかという感じがするわけですけども、それと、最初にお答えがありました供用開始が平成27年度ということですけれども、そういう完成の時期もおくれてくるのではないかと思いますけれども、どんな見通しを持っておられるのか、お答えください。  それから全体への説明会の問題ですけれども、市民にとっては、動きがあると何をしているのかわからない。例えば、埋蔵文化財の調査とか測量とか入っておられると、一体、なぜ今何をしているのかというのがわからないですよね。全体の計画も進めておられるわけで、住民は十分納得しておられない、あるいは迷惑がかかる、困るとおっしゃっている個別の方もいらっしゃるけれども、その周辺の人たちにとっては、事業の進捗というか、今何が行われているのかがわかるような説明、あるいは了解が必要なのではないかと思いますが、その点について必要とあれば説明は検討していくとおっしゃるんですけれども、それは当たり前のことではないかと思うんです。そんな大きな道路をつくるに当たって、今何をしているのかを周辺の人たちに説明し、苦情があればきちっとどこが受け皿になるのかを明らかにすることは大事なことではないかと思いますけれども、どうでしょうか。  それから、橋本駅周辺活用検討を委託するということで、今回増額をされましたけれども、この橋本駅周辺の拠点整備事業の中の一つではありますけれども、これも予定外の、予定より前倒しという話だと思いますけれども、これについてもやはり周辺住民への説明が必要ではないかと思いますが、どうでしょうか。  私たちは、この道路については最初から反対という立場を表明していますけれども、だからといって工事が進む過程でいろいろな問題が起こる、進められるに当たってはやはり十分住民の説明、納得を得られて進めていただきたいと思いますが、どうでしょうか。  補正予算については、ほかについては賛成の立場ですけれども、こういった問題、課題があるということを指摘して、再質問を終わります。 ○森川信隆 議長  理事者、答弁願います。藤田健康部長。          (藤田 勝健康部長 登壇) ◎藤田勝 健康部長  再質問にお答えいたします。  ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンにつきましては、国におきまして現在、任意接種の位置づけとなっております。保護者の方の判断によりまして、接種を受けていただく予防接種となっております。従来広報やわたなどで掲載させていただいておりました。広報やわたやホームページに掲載するとともに、継続した啓発に努めてまいりたいと考えております。 ○森川信隆 議長  井上環境経済部長。          (井上種三環境経済部長 登壇) ◎井上種三 環境経済部長  森下議員の再質問でございます。  保証料補給のこれまでの状況でございます。保証料補給につきましては、平成20年度で63件、平成21年度で45件、それから平成22年度で29件。それから、利子補給でございますが、平成20年度で23件、平成21年度で18件、平成22年度で11件でございます。これまでの関係で制度が機能していないのかということで、できるだけ利用をしてもらうということのご質問でございますが、小規模事業者が融資を受けて発生する保証料補給並びに利子補給制度でありますことから、各事業者によって経営状況が異なりますことから、単に利用者を増加させることは非常に困難ではないかと考えております。今後、制度につきましては、より一層、窓口や関係機関に周知を図ってまいりたいと考えております。 ○森川信隆 議長  藤田まちづくり推進部長。          (藤田孝志まちづくり推進部長 登壇) ◎藤田孝志 まちづくり推進部長  橋本駅の関係の再質問にお答えいたします。  まず全体の面積、用地でございますけれども、約6,000平方メートルでございます。  それから2点目の事業費の関係で、事業の完成年度がというお話でございましたけれども、現在、不慮の理由、地震とか台風の関係でおくれているということで、あくまで目標は今の時点では平成28年3月としております。  次に、工事また作業といった説明会の関係で、地元の方に常にお知らせをするべきではないかというお話でございますけれども、工事、作業につきましては、PR回覧や個別説明、できたら自治会等の回覧等でもお知らせできればと考えております。  それから駅前の関係の計画についてのお話でございますけれども、現在市の方はガイドラインを作成しておりますので、もし本格的に計画を進めるとなりましたら、住民の方も入っていただいて進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○森川信隆 議長  ほかに質疑はありませんか。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第1、議案第19号から日程第7、議案第25号までについては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第19号から日程第7、議案第25号までについては委員会付託を省略することに決しました。  これより日程第1、議案第19号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第1、議案第19号、平成23年度八幡市一般会計補正予算(第5号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第1、議案第19号は原案のとおり可決されました。  これより日程第2、議案第20号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第2、議案第20号、平成23年度八幡市駐車場特別会計補正予算(第2号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第2、議案第20号は原案のとおり可決されました。  これより日程第3、議案第21号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第3、議案第21号、平成23年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第3、議案第21号は原案のとおり可決されました。  これより日程第4、議案第22号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第4、議案第22号、平成23年度八幡市介護保険特別会計補正予算(第4号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第4、議案第22号は原案のとおり可決されました。  これより日程第5、議案第23号の討論に入ります。
             (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、議案第23号、平成23年度八幡市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第5、議案第23号は原案のとおり可決されました。  これより日程第6、議案第24号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、議案第24号、平成23年度八幡市水道事業会計補正予算(第2号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第6、議案第24号は原案のとおり可決されました。  これより日程第7、議案第25号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、議案第25号、平成23年度八幡市下水道事業会計補正予算(第2号)案の採決をいたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(19名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第7、議案第25号は原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は明7日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。  本日はどうもご苦労さまでした。                  午前10時58分 散会                 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                      八幡市議会議長    森 川 信 隆                      会議録署名議員    菱 田 明 儀                      会議録署名議員    松 島 規久男...