八幡市議会 > 2011-12-02 >
平成23年第 4回定例会-12月02日-目次
平成23年第 4回定例会−12月02日-01号

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  1. 八幡市議会 2011-12-02
    平成23年第 4回定例会−12月02日-01号


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    平成23年第 4回定例会−12月02日-01号平成23年第 4回定例会                                   平成23年12月2日                                   午前10時  開 会 1.出席議員      1 番  太 田 克 彦 議員             2 番  岡 田 秀 子 議員             3 番  関 東 佐世子 議員             4 番  田 辺 勇 気 議員             5 番  鷹 野 雅 生 議員             6 番  菱 田 明 儀 議員             7 番  横須賀 昭 男 議員             8 番  山 田 芳 彦 議員             9 番  森 下 由 美 議員            10番  亀 田 優 子 議員            11番  細 見   勲 議員            12番  長 村 善 平 議員            13番  森 川 信 隆 議員            14番  小 北 幸 博 議員            15番  上 谷 耕 造 議員            16番  橋 本 宗 之 議員
               17番  松 島 規久男 議員            18番  山 本 邦 夫 議員            19番  横 山   博 議員            20番  赤 川 行 男 議員            21番  山 口 克 浩 議員            22番  巌     博 議員 2.欠席議員     な  し 3.説明のため議場に出席した者の職・氏名            明 田   功 市長            竹 延 信 三 副市長            堀 口 文 昭 副市長            黒 川 京 重 理事            佐 野 良 夫 政策推進部長            野 中 敏 行 政策推進部次長            大 石 正 直 総務部技監            長 村 敏 弘 市民部長            井 上 種 三 環境経済部長            北 川 明 彦 環境経済部参与            上 林 敏 哲 福祉部長            藤 田   勝 健康部長            藤 田 孝 志 まちづくり推進部長            山 本 清 利 都市管理部長            内 藤 茂 隆 会計管理者            内 田 提 一 消防長            田 中 克 己 上下水道部長            奥 村 順 一 教育委員会委員長            今 井 興 治 教育長            茨 木   章 教育部長            北   和 人 教育部次長            道 上 幸 彦 選挙管理委員会委員長 4.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名            山 本 幸 夫 議会事務局長            中 西   淳 議会事務局次長            山 中 友 順 議会事務局議事調査係長            尾 亀 永 敏 議会事務局議事調査係 5.議事日程   日程第 1    会議録署名議員の指名について   日程第 2    会期の決定について   日程第 3    諸報告   日程第 4    平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について           (議案第53号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第 5    平成22年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第54号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第 6    平成22年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第55号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第 7    平成22年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第56号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第 8    平成22年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第57号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第 9    平成22年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第58号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第10   平成22年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について           (議案第59号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第11   平成22年度八幡市水道事業会計決算の認定について           (議案第60号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第12   平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定について           (議案第61号 平成22年度決算特別委員長報告)   日程第13   八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案           (議案第68号 市長提出)   日程第14   八幡市立松花堂庭園条例の一部を改正する条例案           (議案第69号 市長提出)   日程第15   平成23年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案           (議案第70号 市長提出)   日程第16   平成23年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案           (議案第71号 市長提出)   日程第17   和解及び損害賠償の額の決定について           (議案第72号 市長提出)   日程第18   旧八幡東小学校中・北棟整備工事請負契約の締結について           (議案第73号 市長提出)   日程第19   子育てを応援し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願           (請願第1号 紹介議員 山本邦夫議員) 6.会議に付した事件   日程第1〜日程第19                  午前10時00分 開会 ○森川信隆 議長  おはようございます。  ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しております。よって、平成23年八幡市議会第4回定例会は成立いたしました。  これより開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  日程に入るに先立ち、市長より発言を求められておりますので、これを許します。明田市長。          (明田 功市長 登壇) ◎明田功 市長  おはようございます。  去る11月28日の第2回臨時会に引き続きまして、本日、平成23年八幡市議会第4回定例会を招集させていただきましたところ、議員の皆様には、ご多用の中にもかかわりませず、ご参集賜りまして、まことにありがとうございます。厚く御礼申し上げます。  ことしもはや師走を迎えまして、あと1月で新しい年を迎えようといたしております。私にとりましては、この定例会が任期最後の議会となります。就任以来、市民や議員の皆様から多くのご支援、ご協力を賜り、市政の推進に取り組んでまいりましたが、2月の任期終了を迎える前に次期について熟慮させていただきました結果、八幡市のさらなる発展のためには新しい感覚を持った方にバトンタッチすることが適切であると判断するに至り、今期限りで退任させていただくことにいたしました。この間、市民の皆様方の暖かいご支援、ご指導に改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。  残り任期は引き続きその責務を遂行してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  本定例会におきましては、6件を提案させていただきます。八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案等条例案件が2件、一般会計及び国民健康保険特別会計補正予算案2件、その他2件であります。  なお、今会期中に追加案件として、人権擁護委員の推薦についての人事案件2件の提出を予定いたしております。  以上のとおりでございます。よろしくご審議を賜り、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。 ○森川信隆 議長  これより日程に入ります。 △日程第1 ○森川信隆 議長  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、5番鷹野雅生議員、18番山本邦夫議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。 △日程第2 ○森川信隆 議長  日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、本日12月2日から12月22日までの21日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  異議なしと認めます。よって、会期は本日12月2日から12月22日までの21日間と決しました。 △日程第3 ○森川信隆 議長  日程第3、諸報告を行います。  本定例会に説明員として出席の通知がありました者の職・氏名につきましては、お手元に配付いたしております通知書の写しのとおりであります。ご了承願います。
     次に、本定例会に市長から提出されております案件は、八幡市立松花堂庭園条例の一部を改正する条例案ほか合計6件であります。 △日程第4〜日程第12 ○森川信隆 議長  日程第4、議案第53号、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第12、議案第61号、平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。  平成22年度決算特別委員長の報告を求めます。田辺勇気委員長。          (田辺勇気決算特別委員長 登壇) ◎田辺勇気 決算特別委員長  おはようございます。  ただいま一括議題となりました日程第4、議案第53号、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第12、議案第61号、平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定についてまでの9議案につきまして、平成22年度決算特別委員会における審査結果のご報告を申し上げます。  当委員会は、去る9月21日開催の平成23年第3回定例会において付託を受けました、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか6つの特別会計歳入歳出決算の認定について、及び平成22年度八幡市水道事業会計決算の認定について、並びに平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての9議案につきまして、9月21日開催の当委員会において日程調整及び審査の方法、審査に必要な資料の請求について協議を行い、10月17日を初日に18日、20日、24日、25日、27日、28日の7日間にわたり審査を行うことに決しました。  なお、資料請求については、139件の請求があり、10月14日に配付されました。  審査では、明田市長を初めとする理事者の出席を求め、終始活発な質疑や意見が交わされましたが、時間の都合もありますので、簡略にご報告申し上げますことをお許し願いたいと存じます。  それでは、審査の内容につきまして、順次ご報告申し上げます。  まず、初日の10月17日は午前10時から現地視察を行いました。視察の対象事業といたしまして、最初に八幡人権交流センター整備事業、次に男山第二中学校整備事業、最後に男山レクリエーションセンター整備事業、以上の3事業についてそれぞれの現地において理事者より説明を受け、帰庁後、午前11時39分に散会いたしました。  2日目の10月18日は、議会事務局監査委員公平委員会事務局、会計課、政策推進部、総務部、選挙管理委員会事務局、市民部各所管の一般会計について審査を行いました。  まず、議会事務局所管一般会計につきましては、委員より、会議録検索システム委員会記録を掲載した場合の経費について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、監査委員公平委員会事務局及び会計課所管一般会計につきましては、質疑がありませんでした。  次に、政策推進部所管一般会計につきましては、委員より、消費生活相談の対象と内容について、NPO活動拠点整備状況と市の対応窓口について、光をそそぐ交付金の具体的計画交付対象期間について、自治連合会活動助成に関して自治会からの要望状況について、国及び府に対する予算要望の内容について、広報やわたの配布委託の契約期間と単価について、公債費の状況について等35件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、総務部所管一般会計につきましては、委員より、電子入札の執行状況と効果について、旧八幡東小学校整備事業の内容と今後の施設活用について、防災図上訓練の内容について、職員研修の成果について、防災行政無線活用計画について、新規採用者研修内容と採用後の退職者数と理由について、市庁舎耐震化の見通しについて等30件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、選挙管理委員会事務局所管一般会計につきましては、委員より、明るい選挙推進協議会啓発活動について、知事選挙府議会補欠選挙の投票率に対する考えについて、選挙のための公設会場としての民間施設の利用についての3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  最後に、市民部所管一般会計につきましては、委員より、平和大使派遣の内容と報告会について、女性問題アドバイザーによる相談件数と内容について、住基カード活用方法拡大について、市税の過年度徴収率、滞納額について、八幡人権交流センターによるデイサービス事業の内容について等24件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後6時1分に散会いたしました。  なお、市民部所管一般会計の審査途中に会議時間延長の議決を行いました。  3日目の10月20日は、消防本部所管一般会計及び環境経済部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、消防本部所管一般会計につきましては、委員より、消防団詰所トイレ設置の考えについて、消防団員の確保について、救急車の不適正利用の実態と今後の課題について、消防団員の高齢化に伴う新団員の確保について、火災件数及び内容について、救急出動の過去3年間の推移と今後の見込みについて、高速道路事故出動状況について等22件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、環境経済部所管一般会計につきましては、委員より、水田農業構造改革対策事業助成の内容について、観光客誘致対策事業の内容と効果について、農業の担い手育成の今後の展望について、環境パトロール件数の減少理由について、商工会活動助成と会員数について、エコオフィス取り組み成果について、一般廃棄物収集運搬許可の基準について等50件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  なお、環境経済部所管一般会計の審査途中に会議時間の延長の議決を行いました。  最後に、八幡市駐車場特別会計につきましては、委員より、駐車場改修による使用料収入について、駐車場改修の着工時期と年末年始の利用について等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後5時20分に散会いたしました。  4日目の10月24日は、まちづくり推進部都市管理部各所管の一般会計及び上下水道部所管水道事業会計並びに下水道事業会計について審査を行いました。  まず、まちづくり推進部所管一般会計につきましては、委員より、淀川河川公園整備に係る地域協議会の内容について、緊急雇用創出事業における都市公園美化推進の成果について、淀川三川ふれあい交流事業による七夕まつりの開催状況と効果について、公園樹剪定の状況について、木造住宅耐震診断耐震改修助成の効果について、男山地域再生庁内検討委員会作業部会協議内容について、最近のURの動向について、国道1号の歩道整備進捗状況について等29件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、都市管理部所管一般会計につきましては、委員より、コミュニティバス運行経費ルート変更の考えについて、放生川の水量確保の取り組みと今後の課題について、LED街路灯の設置場所と既存街路灯との比較について、市営住宅の管理に対する今後の考え方について、高齢者運転免許証自主返納の件数と返納者に対するバス運賃助成について、市道の舗装と補修に対する考え方について、不適正入居の対応について等32件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、上下水道部所管の八幡市水道事業会計につきましては、委員より美濃山浄水場耐震化工事完了時期について、行政区域内人口と給水人口の差について、自己水比率の低下している理由について等10件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  なお、八幡市水道事業会計の審査途中に会議時間延長の議決を行いました。  最後に、上下水道部所管の八幡市下水道事業会計につきましては、委員より、下水道処理地域内の未水洗化の理由について、特別会計から企業会計へ移行したことのメリット、デメリットについて等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後5時49分に散会いたしました。  5日目の10月25日は、福祉部所管一般会計及び健康部所管一般会計並びに特別会計について審査を行いました。  まず、福祉部所管一般会計につきましては、委員より、生活保護受給者に対する就労支援指導内容について、南ケ丘浴場利用者数について、民間保育園での各種検診内容と費用について、知的障害者移動支援の利用について、民生児童委員の活動に対する行政支援について、子ども手当からの保育料徴収について、支援学校での放課後支援の今後の見通しについて等45件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、健康部所管一般会計につきましては、委員より、後期高齢者等健康診査の受診率と近隣の状況について、食生活改善事業の成果について、敬老のつどい参加者のうち自治会未加入者の割合について、小児救急夜間診療の整備について、介護保険事業計画等策定に関するアンケートの内容について等13件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市休日応急診療所特別会計につきましては、委員より、休日応急診療所での受診状況について、各医師会との協力金削減に向けた話し合いの経過についての2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市老人医療特別会計につきましては、質疑がありませんでした。  次に、八幡市国民健康保険特別会計につきましては、委員より、国民健康保険証の未交付件数について、脳ドックを廃止した理由について等3件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、八幡市介護保険特別会計につきましては、委員より、閉じこもり予防支援事業の予防教室の実施内容について、介護サービスに関する施設整備について等7件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  最後に、八幡市後期高齢者医療特別会計につきましては、委員より、京都府後期高齢者医療広域連合の基金の推移について等2件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後4時46分に散会いたしました。  6日目の10月27日は、教育部所管一般会計について審査を行いました。教育部所管一般会計につきましては、委員より、モジュール学習取り組み内容と成果について、学校UD化構想学校評価反映状況について、教育集会所リーダーバンク事業の内容について、子ども会議の目的、内容、実施方法について、児童生徒支援加配教員の内容とその他加配教員業務内容について、実施した学力テストの種類と対象学校、学年について、睡眠ログを利用した不登校対策の効果について等37件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされた後、午後2時55分に散会いたしました。  最終日の10月28日は、歳入についての審査と総括質疑の後、各会計ごとに討論、採決を行いました。  まず、歳入につきましては、委員より、個人市民税の現年度分の調定額が前年度より減少した理由について、市民税の今後の収入見込みについて、たばこ税が減少した理由について、公債費全体に占める国の負担割合について等8件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  次に、総括質疑におきましては、委員より旧八幡東小学校整備後の管理運営方法の考えについて、国道1号沿線の開発と工業団地拡大による税収入増加の考えについて、生活保護受給者に対する就労支援について、敬老のつどい見直しの考えと自治会からの意見について、地域活性化基金の過去の推移と今後の見通しについて、災害対策拠点として旧八幡第五小学校の跡地に市庁舎を移転する考えについて、下水道料金の低い自治体の運営方法の把握について、自治会による防犯カメラ設置に対する市補助の考えについて等39件の質疑があり、それぞれ理事者より答弁がなされました。  続きまして、各会計ごとの討論及び採決の結果をご報告申し上げます。  まず、議案第53号、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  次に、議案第54号、平成22年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第55号、平成22年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第56号、平成22年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第57号、平成22年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第58号、平成22年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の5議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決しました。  次に、議案第59号、平成22年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてにつきましては、討論はなく、採決の結果、挙手多数にて認定することに決しました。  次に、議案第60号、平成22年度八幡市水道事業会計決算の認定について、議案第61号、平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定について、以上の2議案につきましては、討論はなく、採決の結果、いずれも挙手全員にて認定することに決し、午後3時10分に閉会いたしました。  以上が当委員会における審査の経緯並びに採決の結果であります。  7日間にわたり、委員の皆さんには終始熱心な審査を賜り、実りのある審査を行うことができました。ここに改めて委員の皆さん並びに明田市長を初め理事者の皆さん方の審査へのご協力に対し厚く御礼申し上げる次第であります。  以上、平成22年度決算特別委員会における審査結果のご報告とさせていただきます。 ○森川信隆 議長  これより委員長報告に対する質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  これより日程第4、議案第53号の討論に入ります。  まず、反対討論を許します。山本議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  今日は朝から衝撃的なニュースが流れておりまして、大変驚いています。明田市政4年間と市民の暮らし、願いの矛盾が大きくなっていることの反映だと思います。この後、討論の中で指摘いたします諸点の正しさを裏づけるものとして、意を強くして討論に臨むものであります。  それでは、討論に入ります。  ただいま議題となっております日程第4、議案第53号、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定について、日本共産党八幡市議会議員団を代表して反対討論を行います。  第1に、平成22年度、2010年度の決算において最も象徴的なことは、八幡市の財政状況をめぐる問題であります。一般会計などの基金は1年間で7億円も積み増しされ、50億円に迫りました。1年間に7億円も基金をふやしたのは11年ぶりであります。八幡市政は後で述べるように値上げなどで市民いじめの施策を繰り返し、団塊の世代の職員の大量退職による人件費の軽減や廃溶融炉の停止などによる城南衛生管理組合の分担金減少などの財源を、市民のために使わず基金にため込んでいるからです。こうした財源を市民の暮らしを応援するための財源に振り向けるべきです。  2つ目に、暮らし、市民生活ではどうでしょうか。2010年度は学童保育料が値上げされ、子育て支援の流れに逆行しています。明田市政はこの4年間で学童保育料に加えて国民健康保険料、学校給食費の値上げ、介護保険利用料助成の廃止、国民健康保険料と市民税の低所得者向け減免制度を改悪するなど、6つの値上げ、改悪を繰り返してきました。税機構による強引な税の取り立て、差し押さえにより営業に必要な資金がなくなり、廃業に追い込まれる事例も生まれています。税機構は直ちに解散、脱退すべきです。  下水道会計に対する一般会計からの繰り入れは、値上げ前と比べて1億8,000万円も減額されています。下水道会計は、それでもなお大幅な黒字が続いています。水道では、年間1億3,000万円も余分に払っている府営水道の不合理な制度をそのままにして、市民に高い負担を押しつけています。2つの企業会計とも、膨張する内部留保資金とは別に、下水道基金、水道の修繕引当金がいずれも3億円規模に達していますが、いずれも過剰な資金積み立てであることがはっきりしました。こうした見直しを行って、直ちに上下水道料金の値下げに踏み切るよう強く求めます。  市がシルバー人材センターなどに発注している賃金単価が、京都府の最低賃金の引き上げにより、年度途中で軒並み最低賃金を割る事態になっていることも明らかになりました。市の発注する事業における労務単価を低く押さえつけていることが原因であり、市発注事業がワーキングプアを招く引き金になるような異常な事態を一刻も早く是正すべきであります。  生涯学習センターや公民館の施設整備や、備品購入費が低く抑えられている実態も浮き彫りになりました。日常的な市民活動を育成する拠点にふさわしく、施設の改善充実に努力すべきです。  後期高齢者医療については、来年度から保険料を値上げする動きがありますが、広域連合であるために決算審査にたえ得る情報開示がありませんでした。市民生活において重要な分野でありながら、市町村の議会ではまともな審査が行えない事態が長期にわたって続いており、広域連合による議会制民主主義の形骸化は認められるものではありません。  3点目に、3月11日に起きた東日本大震災原発事故を受け、原発に依存せず自然エネルギーへの転換を求める声が広がっているのに、市長は原発ノーを明言せず、自然エネルギー活用の具体的計画を示していません。近隣市が大気や水質、学校の校庭などの放射線量を測定する体制を整えているのに、八幡市は何もせず、市民の安全を守る責務を果たしていません。公共施設での太陽光パネルは、中学校に設置したものの、市庁舎や小学校、幼稚園、保育園、公民館などの公共施設への設置は、新設時に検討するとの態度で、事実上自然エネルギーの本格的な拡充の取り組みを棚上げしています。八幡市における住宅の太陽光発電パネルの設置率は0.43%にとどまり、京都府の中でも大きく低迷しています。防災計画も、東日本大震災の教訓を踏まえて、防災計画を根本から見直すべきですが、八幡市では避難所となる小学校に食料備蓄がなく、高齢者や障害者など要援護者の支援のための手だても進まず、極めて不十分であります。  4点目に、無駄遣いや不公正な市政運営を続けていることです。松花堂周辺整備では、2010年度の土地購入と今年度の施設整備を合わせて、1億8,000万円を投入しています。市民向け施策を削減する一方で、わずかな休憩所を設置するためにこれだけの費用を投入することに市民的なコンセンサスが得られるでしょうか。明田市政が誕生した1年後に、職員採用をめぐる汚職事件で副市長が逮捕されました。八幡市制始まって以来の最大の汚点でした。このとき、特定業者との癒着が大きな焦点となり、入札改善などの取り組みが約束されました。ところが、決算特別委員会では、ごみ収集の契約、入札をめぐって、入札不調に陥った後、収集能力のない事業者に随意契約で発注していたことが明らかになりました。こうした特定業者への優遇は改めるべきであります。また、教育集会所を中心にいまだに同和行政を温存しています。同和行政はきっぱりと終結すべきです。  以上が、日本共産党八幡市議会議員団として一般会計決算の認定に反対する理由であります。  なお、先ほど述べた理由から、後期高齢者医療特別会計にもあわせて反対であることを申し述べまして、日本共産党八幡市議会議員団を代表しての反対討論といたします。ご清聴ありがとうございました。 ○森川信隆 議長  次に、賛成討論を許します。赤川議員。          (赤川行男議員 登壇) ◆赤川行男 議員  改革市民の会の赤川でございます。  ただいま議題となっています平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場で討論参加いたします。  明田市政3年目の平成22年度は厳しい財政状況のもとではありましたが、議会からの提言や市民からの要望を踏まえ、第4次八幡市総合計画及びやわた8つのマニフェストを基本として、八幡市が直面している課題や市民福祉の向上に向けた施策を積極的に展開してこられました。また、行財政改革としてゼロベースの事業の見直し、ゼロ予算の事業の推進、事業コストの見直しに積極的に取り組まれ、財政構造の弾力性を示す経常収支比率はこの年度では95.8%となり、前年平成21年度からわずかながら3.0ポイントを改善。公債費の抑制においても、実質公債費比率が3.7%と府下の市で一番低い率となっております。市民1人当たりの借金残高を見ましても、約28万円と京都府下の市町村の中でも3番目に低い額となっております。このように財政健全化に向けた取り組みを着々と進めてこられ、その成果を出されたことは、大いに評価されるものであります。施策面、特に教育では、学校施設の耐震化を100%完了されましたし、小中学校の空調設備や中学校への太陽光発電の導入など、財源確保に苦慮されながらも、学校教育施設の充実に取り組んでこられました。また、懸案であった京阪電車八幡市駅のエレベーター設置、八幡人権交流センターの改修に伴うエレベーターの設置、そして次年度に向けての公民館等へのバリアフリー化への調査、それこそ高齢化社会の人にやさしいまちづくりの推進など、このように積極的に施策を展開されながらも、一方では将来のための貯金でもある各種基金に積み立てもされております。財政の健全化判断比率の将来負担比率でも、47.4%と早期健全化基準、いわゆるイエローカードが出されます基準の350%を大きく下回っており、府下14市の中でも5番目に低い率であります。  健全な財政運営に努力してこられたことは評価に値しますが、まだまだ楽観できる状況でないことは明らかであります。現下の経済不況を反映した市税の落ち込み、少子高齢化による生活保護費を初めとする社会保障関係の累増など、市の財政を圧迫する要因はまだまだ山積しており、今後も財政健全化に向けた取り組みをしていかなければならないと思います。  このような背景の中、職員の地域手当の減額、給与制度の透明化や適正化等による苦渋、さらには団塊の世代の経験豊かな先輩職員の退職に伴い、バトンを受けた後任の幹部職を初め、各職員への能力の引き出しに大変な年度であったと思われます。  明田市長の先導のもと、職員一丸となり課題に向かって取り組んでこられたことを大いに評価し、このエネルギーを平成23年度に向けて施策事業の推進に懸命であることに改めて感謝する次第であります。  ただ、決算特別委員会の中で直接決算とは関係のないことではありますが、たばこの煙害等により公共施設等の禁煙について判断を下されたことは、私はたばこを吸いませんが、置き土産としていま一度よき方法はないものか再検討を要するものと蛇足ながら申し上げておきます。  市長を初め、職員各位にエールを送り、賛成会派を代表しての討論といたします。以上です。 ○森川信隆 議長  これにて討論を終結いたします。  これより日程第4、議案第53号、平成22年度八幡市一般会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(16名対5名) ○森川信隆 議長  起立多数であります。よって、日程第4、議案第53号は認定することに決しました。  これより日程第5、議案第54号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第5、議案第54号、平成22年度八幡市休日応急診療所特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第5、議案第54号は認定することに決しました。  これより日程第6、議案第55号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第6、議案第55号、平成22年度八幡市駐車場特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第6、議案第55号は認定することに決しました。  これより日程第7、議案第56号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第7、議案第56号、平成22年度八幡市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。
             起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第7、議案第56号は認定することに決しました。  これより日程第8、議案第57号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第8、議案第57号、平成22年度八幡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第8、議案第57号は認定することに決しました。  これより日程第9、議案第58号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第9、議案第58号、平成22年度八幡市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第9、議案第58号は認定することに決しました。  これより日程第10、議案第59号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第10、議案第59号、平成22年度八幡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立多数(16名対5名) ○森川信隆 議長  起立多数であります。よって、日程第10、議案第59号は認定することに決しました。  これより日程第11、議案第60号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第11、議案第60号、平成22年度八幡市水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第11、議案第60号は認定することに決しました。  これより日程第12、議案第61号の討論に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  討論なしと認めます。  これより日程第12、議案第61号、平成22年度八幡市下水道事業会計決算の認定についての採決をいたします。委員長の報告は認定であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を願います。          起立全員(21名) ○森川信隆 議長  起立全員であります。よって、日程第12、議案第61号は認定することに決しました。 △日程第13 ○森川信隆 議長  日程第13、議案第68号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  提案理由の説明を願います。内田消防長。          (内田提一消防長 登壇) ◎内田提一 消防長  ただいま上程いただきました日程第13、議案第68号、八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の1ページから3ページをごらんいただきたいと存じます。2ページには改正条例本文が、3ページには説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  障害者制度改革推進本部等における検討を踏まえて、障害保健福祉施策を見直すまでの間において、障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律により、障害者自立支援法が改正されたことに伴い、八幡市消防団員等公務災害補償条例を改正する必要がありますことから、本条例を提案するものでございます。  その内容につきましては、障害者自立支援法の改正により同法の条項が移動することになりましたので、八幡市消防団員等公務災害補償条例中の当該条項を引用している箇所の整理を行おうとするものでございます。  なお、障害者自立支援法の該当する部分の改正が2段階で行われるため、条例の改正も2段階で行うことにいたしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第13、議案第68号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第13、議案第68号については、所管の総務常任委員会に付託いたします。 △日程第14 ○森川信隆 議長  日程第14、議案第69号、八幡市立松花堂庭園条例の一部を改正する条例案を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。茨木教育部長。          (茨木 章教育部長 登壇) ◎茨木章 教育部長  ただいま上程いただきました日程第14、議案第69号、八幡市立松花堂庭園条例の一部を改正する条例案につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の4ページをお開きいただきたいと存じます。次の5ページに改正条例本文が、6ページに説明書がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  現在整備を進めております松花堂庭園に隣接いたしております用地を昭乗広場とし、松花堂庭園の施設に加え、あわせて施設の利用促進を図るため、八幡市立松花堂庭園条例を改正する必要がありますことから、本条例を提案するものでございます。  その内容につきまして、1点目は、新たに設ける昭乗広場の1日当たりの使用料を1万2,000円に規定しております。2点目は、利用時間が3時間に満たない場合の使用料を半額とする減額措置は、これまで会議室だけに適用しておりましたが、これを昭乗広場を含めまして、すべての施設に適用することにしております。3点目は、準備または撤収のために利用日の前日または翌日に利用する場合の使用料を10分の3とする減額措置は、これまで美術館別館のギャラリーと茶室にだけ適用しておりましたが、これを昭乗広場を含めまして、すべての施設に適用することにしております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第14、議案第69号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第14、議案第69号については、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。 △日程第15・日程第16 ○森川信隆 議長  日程第15、議案第70号、平成23年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案及び日程第16、議案第71号、平成23年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案を一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。竹延副市長。          (竹延信三副市長 登壇) ◎竹延信三 副市長  ただいま上程いただきました日程第15、議案第70号、平成23年度八幡市一般会計補正予算(第4号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、お手元にお届けいたしております平成23年第4回定例会八幡市補正予算書をごらんいただきたいと存じます。  まず、1ページをお開きいただきたいと存じます。補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条にお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算の総額から3,118万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を241億482万1,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の2ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしておりますとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきましてご説明申し上げたいと存じますので、別冊の一般会計特別会計補正予算内容一覧表の1ページをお開きいただきたいと存じます。  初めに、款2、総務費、項1、総務管理費の一般行政事務管理費(その1)では、庁舎警備員の夜間勤務手当及び時間外勤務手当に相当する和解金135万1,000円を計上しております。次に、項2、徴税費の賦課徴収経費では、相続または贈与等に係る保険年金の保険金受取人等に対する個人住民税の特別給付金5件分、50万円、修正申告等により市税額が変更となりましたことによる過年度分の還付金を法人市民税で100万円、固定資産税で200万円、個人市民税等で300万円、それぞれ増額計上しております。  次に、款3、民生費、項1、社会福祉費の国民健康保険特別会計繰出金では、平成24年4月に行います被保険者証の一斉更新に係りますシステム構築経費170万円を計上しております。2ページに移りまして、項2、児童福祉費の児童福祉一般事務費では、子ども手当支給事業の制度改正に伴う事務費290万円を増額計上しております。財源は、国庫支出金及び府支出金をあわせまして、全額充当しております。子ども手当支給事業費では、制度改正及び各対象者の増減に伴いまして、支給費5,300万円を減額計上しております。財源には、負担率の変更に伴い、国庫支出金を5,600万円の減額、府支出金150万円の増額を充当しております。母子家庭自立支援給付金事業費では、受給者の増加に伴いまして、高等技能訓練促進給付金を620万円増額計上しております。財源には、国庫支出金及び府支出金を充当しております。  次に、3ページに移りまして、款6、農林水産業費、項1、農業費の農業振興対策費では、東日本大震災の影響を受けまして、野菜の買い控えなどにより単価が下落いたしました。生産者の経営回復を図るため、京都府におきましては、農業経営緊急回復支援事業が創設されましたことに伴いまして、八幡市農業青年クラブに対し農業用資材購入助成61万3,000円を計上しております。なお、財源は、京都府補助金47万2,000円を充当しております。農業用施設維持補修費では、府営八幡ほ場整備内の幹線用水路の老朽化対策として、綴喜西部土地改良区に対し、岩田、内里、戸津地区の幹線用水路の目地補修に係ります農業用施設改修助成225万円を計上しております。  次に、款10、教育費、項5、社会教育費の松花堂庭園管理運営費では、昭乗広場の設置に伴いまして、休憩施設、トイレ、植栽の管理に係ります経費2カ月分30万円を増額計上しております。  以上が補正予算の内容でございます。  次に、歳入につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書6ページと7ページに掲載しているとおりでございます。ただいまご説明申し上げました歳出の補正により不足いたします一般財源につきましては、前年度繰越金を1,529万2,000円増額充当して財源調整させていただくものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議賜りまして、ご可決いただきますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  堀口副市長。          (堀口文昭副市長 登壇) ◎堀口文昭 副市長  ただいま上程いただきました日程第16、議案第71号、平成23年度八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)案につきまして、その内容をご説明申し上げます。  恐れ入りますが、補正予算書の21ページをお開きいただきたいと存じます。  補正をさせていただきます額は、予算書本文第1条においてお示しいたしておりますとおり、歳入歳出予算総額に170万円を追加し、歳入歳出の総額を83億677万4,000円とするものでございます。議決をお願いいたします歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては、次の22ページに掲げております第1表、歳入歳出予算補正にお示しいたしているとおりでございます。  それでは、補正予算の内容につきましてご説明申し上げたいと存じますので、別冊でお届けいたしております補正予算内容一覧表4ページをごらんいただきたいと存じます。  款1、総務費、項1、総務管理費の一般管理費では、本年度から基幹システムの更新を行ったことにより、新たに被保険者証の一斉更新に係るシステム構築経費170万円を計上しております。財源につきましては、全額一般会計からの繰入金を充当しております。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  以上で提案理由の説明を終結いたします。  なお、日程第15、議案第70号及び日程第16、議案第71号については、12月22日の本会議においてご審議いただく予定になっておりますので、ご了承願います。 △日程第17・日程第18 ○森川信隆 議長  日程第17、議案第72号、和解及び損害賠償の額の決定について及び日程第18、議案第73号、旧八幡東小学校中・北棟整備工事請負契約の締結についてを一括議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。黒川理事。          (黒川京重理事 登壇) ◎黒川京重 理事  ただいま上程いただきました日程第17、議案第72号、和解及び損害賠償の額の決定につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の9ページをお開きいただきたいと存じます。9ページから10ページにかけまして和解及び損害賠償の額の決定についての内容がございますので、ご参照いただきたいと存じます。  本件につきましては、平成21年度及び平成22年度の夜間勤務手当及び時間外勤務手当の支給に係る本市の警備員10名との和解及び損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  嘱託員の警備員の夜間勤務時間については、平成22年度まで夜間に勤務が生じないと判断しておりましたことから休憩扱いとし、宿日直手当を支給してまいりました。しかしながら、仮眠時間においても対応が必要となる場合があるという実情を考慮いたしまして、交渉の結果、夜間勤務手当相当額から既に支給した宿日直手当の額を差し引いた額の和解金を支払うものでございます。  また、時間外勤務手当については、支給されるべき額は既に支給されていることを双方が確認いたしております。  臨時職員の警備員の夜間勤務手当及び時間外勤務手当についても嘱託員と同様に取り扱うことにしております。支払額の内訳につきましては、次の表のとおりであり、和解金支払額の合計は135万536円でございます。  以上のとおりでございますので、よろしくご審議いただきまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、日程第18、議案第73号、旧八幡東小学校中・北棟整備工事請負契約の締結につきまして、その提案理由のご説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の11ページに議案本文が、12ページに一般競争入札執行結果表が、13ページに入札業者一覧表が、また参考資料といたしまして配置図、各棟の平面図を配付させていただいておりますので、ご参照賜りたいと存じます。  旧八幡東小学校中・北棟整備工事を施工するに当たりまして、平成23年11月18日に一般競争入札を執行し、落札者を決定いたしました。この結果に基づき、請負契約の締結につきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決をお願い申し上げるものでございます。  契約金額は2億1,857万8,500円で、契約の相手方は吉田工業株式会社八幡支店、支店長開原菅雄氏、所在地は京都府八幡市八幡三反長23番地でございます。契約期間は、本契約締結の日から平成24年10月31日までといたしております。  今回の工事は、中・北棟の耐震補強工事とエレベーター等増築工事、空調機新設工事及び便所等改修工事でございます。耐震補強工事につきましては、中棟は鉄骨ブレース2カ所、壁の補強3カ所、窓等開口部の閉鎖6カ所、北棟は鉄骨ブレース2カ所、耐震スリット6カ所となっております。
     次に、整備工事の主なものといたしまして、中棟ではエレベーター棟の増築、多目的便所の新設、既設便所の改修、空調機の設置、各室の床・壁等の改修、北棟では、既設便所の改修、空調機の設置、各室の壁・床等の改修を行うことといたしております。  議決をいただきましたら、本契約を締結の上、工事期間中の安全確保には万全を期してまいりたいと存じております。  よろしくご審議いただきまして、ご可決賜りますようお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第17、議案第72号及び日程第18、議案第73号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第17、議案第72号及び日程第18、議案第73号については、所管の総務常任委員会に付託いたします。 △日程第19 ○森川信隆 議長  日程第19、請願第1号、子育てを応援し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願を議題といたします。  紹介議員の説明を求めます。山本邦夫議員。          (山本邦夫議員 登壇) ◆山本邦夫 議員  ただいま上程されました日程第19、請願第1号、子育てを応援し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願につきまして、その趣旨等について説明させていただきます。  請願者は、八幡市八幡福禄谷144−8、八幡市子どもと教育・文化を守る会代表中村秀雄ほか2,713名であります。  件名は、子育てを応援し、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願であります。紹介議員は私、山本邦夫です。  請願趣旨及び請願項目につきましては、請願文書表を朗読し、ご説明とさせていただきます。  請願趣旨。子どもは社会の責任で育てるというのが世界の流れです。国際人権A規約(1966年国連採択)は、高校や大学も無償化を段階的に実施するように規定しています。しかしながら、実際には、グローバルな経済社会のもと、我が国では以前から不安定な雇用などを要因として、国民間には貧困と格差が拡大しています。その状況の中で、子どもやその保護者の生活破壊もさらに進みつつあります。各家庭では、教育費においても過大な負担となっている実態が多く、子どもの教育を受ける権利にも深刻な影響を及ぼしています。今、すべての子どもの教育権を保障するために、お金の心配なく子育てができるようにという願いは切実です。  府南部で前進している通院医療費の無料化拡充は、何よりの子育て支援になります。また、子どもの命と健康を守るために、八幡市における休日・夜間の小児救急医療体制の拡充も急務となっています。  少人数学級にかかわっては、昨年度は国の制度として小学校一年生35人学級が実現しました。京都府は以前より30人程度学級に踏み出し、八幡市でも多くの学校で実施され効果を上げていますが、完全な定数配置ではないために、実際には小学校二年生以上の学級では多人数の学級がまだ多く残されています。子どもたちがゆとりを持って学び、一人一人が確かな学力や友達と親密に交われる力を身につけ、みずからの進路をしっかりと選択していくためには、小・中・高を通じて30人以下の少人数の学級で学習し、活動に取り組むことが不可欠だと考えます。  未来を担う子どもたちの健康と安全を守り健やかな成長を保障するために、市議会が先頭に立って請願事項を実現していただくようお願いいたします。  請願事項、1、子どもの通院医療費を、中学校卒業まで無料にしてください。2、八幡市内の休日・夜間の小児救急医療体制を早急に整備してください。3、一人一人にゆきとどいた教育を保障するために学級定数の引き下げに向けた働きかけを行ってください。1)府の制度として30人以下学級を小学校、中学校、高校すべての学級で実現するよう京都府に働きかけてください。2)30人以下学級の制度化を国に働きかけてください。4、小学校に専科の先生(音楽、図工、理科、英語など)を配置するよう京都府に働きかけてください。5、小・中学校の修学旅行費、教材費、給食費などの教育費の保護者負担の軽減を図ってください。6、夏場の暑さ対策として、小学校の普通教室のエアコン設置、給水・給茶施設設置などを早急に進めてください。7、心身の著しい発達期にある中学生の成長を保障するために、中学校給食を実施してください。8、高校通学費への市独自の補助を実施してください。  以上のとおりでございます。皆さんのご賛同をいただきますよう強くお願い申し上げます。 ○森川信隆 議長  これより日程第19、請願第1号の質疑に入ります。          (「なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第19、請願第1号については、所管の文教厚生常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。議事の都合により、明3日から5日までの3日間は休会いたしたいと思います。これに異議ありませんか。          (「異議なし」と言う者あり) ○森川信隆 議長  異議なしと認めます。よって、明3日から5日の3日間は休会することに決しました。  以上で本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。次回は12月6日午前10時から会議を開きますので、ご参集願います。なお、開議通知につきましては省略させていただきますので、ご了承願います。  本日はどうもご苦労さまでした。                  午前11時12分 散会                  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                       八幡市議会議長    森 川 信 隆                       会議録署名議員    鷹 野 雅 生                       会議録署名議員    山 本 邦 夫...