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令和 3年予算審査常任委員会第3分科会( 3月11日)

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  1. 長岡京市議会 2021-03-11
    令和 3年予算審査常任委員会第3分科会( 3月11日)


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    最終取得日: 2021-07-11
    令和 3年予算審査常任委員会第3分科会( 3月11日)            令和3年予算審査常任委員会(第3分科会) 1、開催日時   令和3年3月11日(木)    午前10時00分 開会                   午後 4時02分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(8人)   ◎主査  〇副主査       ◎大 伴 雅 章     〇住 田 初 恵        二階堂 恵 子      宮小路 康 文        中小路 貴 司      白 石 多津子        八 木   浩      石 井 啓 子    議長  田 村 直 義 1、欠席委員(0人)
    1、市から出席した者   中小路市長  土家副市長  城田対話推進部次長兼秘書課長   八島広報発信課長  井ノ上環境経済部長   山本(達)環境政策監兼環境政策室長  入江環境業務課長   中川(永)環境業務課ごみ減量推進担当主幹  能勢健康福祉部長   川村(雄)健康福祉部参事兼医療政策監兼健康医療推進室長兼保健センター所長兼   乙訓休日応急診療所長   田中(厚)福祉事務所長  名和福祉政策室長   杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  村田健康医療推進室保健活動担当主幹   田端社会福祉課長  川端社会福祉課主幹  中島子育て支援課長   庄子育て支援課主幹  厚地障がい福祉課長  望月障がい福祉課主幹   髙橋(む)高齢介護課長兼老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長   黒河高齢介護課主幹  永田国民健康保険課長  川ノ上国民健康保険課主幹   鍋島医療年金課長   山本(和)教育長  木村(靖)教育部長  舟岡教育部参事兼教育総務課長   川上教育部次長兼文化・スポーツ振興室長  大柳教育部次長兼学校教育課長   新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹   小見山教育総務課総務施設整備担当主幹   渡邊学校教育課主幹  永砂学校教育課総括指導主事   荻久保生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長   林中央公民館長  坂内図書館長  岡花教育支援センター所長   田中(秀)北開田児童館長 1、議会事務局   三ツ島書記  植村会計年度任用職員 1、傍聴者   〔議  員〕(1人)  西條利洋   〔新聞社等〕(0人)   〔市  民〕(5人)              (午前10時00分 開会) ○大伴雅章主査  ただいまから、予算審査常任委員会第3分科会を開会いたします。  傍聴がありますので報告します。  本日は、新型コロナウイルスへの感染防止対策として、理事者側の出席者を必要最小限とすることを了解しています。そのため、随時、説明員の入替えや部屋の換気を行うための休憩を取りたいと思います。  また、質疑内容もできる限り要点を絞っていただきますよう、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。  次に、本日は皆さんがマスクを着用されていますので、発言が聞き取りにくいことが考えられます。したがって、発言される際には、必ずマイクを使っていただきますようお願いいたします。  また、説明が長い場合は、座って説明していただいて結構です。  なお、本日3月11日は、東日本大震災の発生から10周年に当たります。発生時刻の午後2時46分に黙祷をささげるための放送が入りますので、本分科会においては、その直前に休憩を取りたいと思います。審査途中により休憩を取れない場合、質疑を制止することがありますので、よろしく御了解をいただきたいと思います。  それでは、本分科会に送付を受けました議案について、議案番号順に審査を行いたいと思いますが、一般会計については、教育委員会の所管に関わる部分と、それ以外の部分とに分けて審査を行いたいと思います。したがって、説明も分けて行いたいと思いますが、よろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○大伴雅章主査  それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、第20号議案 令和3年度長岡京市一般会計予算、第1条第1項及び第2項歳入、第13款分担金及び負担金から第21款諸収入までのうち、本分科会の教育委員会以外の所管に関する部分について、説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  第20号議案 令和3年度長岡京市一般会計予算について、御説明を申し上げます。  まず、健康福祉部の所管する歳入予算についてですが、新たに歳入として受け入れたもの、額に大きな変動のあったものを中心に説明をさせていただきます。なお、説明中のパーセントは前年度比ですので、よろしくお願いをいたします。着座にて失礼いたします。  それでは、28、29ページをお願いをいたします。  款13分担金及び負担金、項1負担金、健康福祉部においては、目1民生費負担金、目2衛生費負担金、目3労働費負担金でございますが、内容について大きな変動はございません。  款14使用料及び手数料、項1使用料であります。  次のページをお願いをいたします。  目2民生使用料及び目3衛生使用料についても、大きな変動はございません。  ページが飛びまして、34、35ページをお願いいたします。  款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費負担金は、2.0%増の44億2,528万6,000円となっております。  節1社会福祉費負担金は、12億1,657万7,000円で、障がい児入所給付費等及び生活困窮者自立支援事業費にかかる負担金などが増加しております。  次のページをお願いいたします。  節2から節5につきましては、内容、金額に大きな変動はございません。目2衛生費負担金についても同様でございます。  次に、項2国庫補助金、目2民生費補助金は、5.9%増の1億2,417万7,000円となっております。節1のうち、健康福祉部所管については、包括的支援体制整備事業に係る補助が終了したため、減額となっております。  節2児童福祉費補助金は、5,588万6,000円で、新たに保育士宿舎借り上げ支援事業及び次のページの子ども見守り宅食支援事業の補助金を受けるほかは、大きな変動はございません。  目3衛生費補助金については、風疹追加対策の最終年となり、特定感染症検査等事業の補助金が大幅な減額となっております。  次のページをお願いをいたします。  項3国庫委託金は、法定等受託事務に係る収入であります。  目2民生費委託金ですが、各委託金は処理件数により増減しますが、内容については変動はございません。  款16府支出金、項1府負担金、目1民生費負担金は、1.4%増の16億6,033万7,000円となっており、内容、金額に大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  目2衛生費負担金についても同様でございます。  次に、項2府補助金、目2民生費補助金は、3.2%減の3億3,522万5,000円となっております。節1のうち、所管分については、金額等に大きな変動はございませんが、節2老人福祉費補助金では、老人医療費の受給者数の減少などにより、32.3%減の1,028万4,000円となっております。  次のページをお願いをいたします。  節3児童福祉費補助金では、医療的ケア児保育支援事業の対象児童数の増加のほか、前年度の幼児教育・保育の無償化の円滑な実施にかかる補助金が減り、1億6,876万6,000円となっております。  目3衛生費補助金の所管分については、新たに多胎妊婦健康診査支援事業の補助金を受けるほかは、大きな変動はございません。  目4労働費補助金については、前年度と同額であります。  ページが飛びまして、48、49ページをお願いをいたします。  項3府委託金、目2民生費委託金の所管分については、大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  款18寄附金、項1寄附金、目2民生費寄附金については、社会福祉事業などに対する指定寄附金となっております。  次のページをお願いをいたします。  款19繰入金、項1特別会計繰入金については、3つの特別会計からの精算に基づく繰入れであります。  次のページをお願いをいたします。  項2基金繰入金、目6地域福祉振興基金繰入金については、前年度と同額で、民間社会福祉活動振興助成金の財源としております。  次のページをお願いをいたします。  款21諸収入、項3貸付金元利収入、目1民生費貸付金収入及び目2の労働費貸付金元利収入については、利用実績などにより減額をしております。  ページが飛びまして、60、61ページをお願いをいたします。  項4雑入、目3雑入の節2民生費雑入の所管分については、生活保護費返納徴収金及び保育所給食費徴収金が大幅に減少しておりますが、そのほかは大きな変動はございません。  次のページをお願いいたします。  節3衛生費雑入の所管分については、後期高齢者人間ドック等補助金が減少しておりますが、そのほかは大きな変動はございません。  以上が、健康福祉部の所管の歳入の予算の概要説明であります。よろしくお願いいたします。 ○井ノ上環境経済部長  失礼いたします。  続きまして、環境経済部所管の歳入について、主立ったものを中心に御説明をさせていただきます。  まず、30、31ページをお願いいたします。  14款使用料及び手数料、項1使用料、目3衛生使用料でございます。  右側、節3の環境衛生施設使用料でございますが、まちづくり条例に基づくごみステーションにおける電柱、支柱の目的外使用料を計上いたしております。  続きまして、34、35ページをお願いいたします。  項2手数料、目2衛生手数料でございますが、予算額1,408万1,000円でございます。節1の狂犬病予防手数料から、節3のくみとり手数料でございますが、いずれも大きな変動はございません。  続きまして、44、45ページをお願いいたします。  款16府支出金、項2府補助金、目3衛生費補助金でございます。節1の保健衛生費補助金でございますけれども、説明欄の7行目でございます。太陽光パネルと蓄電池の設置に対する府補助金として、15件分、330万円を受け入れるものでございます。  続きまして、ページ飛びますが、54、55ページをお願いいたします。  19款繰入金でございます。項2基金繰入金、目7環境基金繰入金では、環境フェアの開催経費と、西山の森林整備事業に充てる財源といたしまして、241万円の取崩しを予定いたしております。  続きまして、63ページをお願いいたします。  諸収入の雑入でございますが、節3衛生費雑入でございます。説明欄の下から4つ目のマイクロ水力発電売電収入でございます。こちらのほうでは、再生可能エネルギーの利活用の取組といたしまして、これまでの水道施設の北ポンプ場に加えて、東配水池でも令和3年度から新たに発電設備を設置したことによります売電収入としまして、46万4,000円を計上いたしております。  その下の古紙等回収分売払収入も合わせまして、環境基金への積立てを行い、環境政策の事業に活用してまいります。  環境経済部の歳入の説明は以上でございます。 ○大伴雅章主査  次に、歳出、第3款民生費、北開田会館費以外の部分から、第5款労働費まで、及び第10款教育費のうち、本分科会の教育委員会以外の所管に関する部分について、説明をお願いします。
    能勢健康福祉部長  それでは、健康福祉部の所管する歳出予算について、御説明を申し上げます。  主に新規事業や、前年度から大きく変動した内容について、概要説明をさせていただきます。  なお、行政事務につきましては、地域福祉、高齢者福祉などの各計画策定事業が終わり、大きな減額となっておりますが、これをもちまして、個々の説明は割愛させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  着座にて失礼いたします。  それでは、140、141ページをお願いをいたします。  款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費は、23億4,197万9,000円で、7.3%の増となっております。  ページが飛びまして、144、145ページをお願いいたします。  備考欄の地域福祉活動支援事業につきましては、後ほどの総合生活支援センター管理運営事業における指定管理事業の見直しにより、市社会福祉協議会への補助金を増額しているものでございます。  次のページをお願いをいたします。  共生型福祉施設整備事業につきましては、前年度までの共生型福祉施設構想の策定を終えまして、施設整備を推進するための関連経費、9,543万円を計上しております。  中ほどの生活困窮者自立支援事業では、生活困窮者への包括的な支援を推進するため、新たに家計改善支援事業に係る経費を計上するほか、住居確保給付金を増額しているものでございます。  次のページをお願いをいたします。  下ほどにございます災害時等地域の支援体制づくり事業におきましては、災害時要配慮者の3年に一度の一斉調査に係る経費を増額しているものでございます。  次のページをお願いをいたします。  目2老人福祉費は、12億3,357万3,000円で、1.3%の減となっております。  次のページをお願いをいたします。  中ほどの老人医療助成事業では、受給者数の減少により、1,484万円、38.9%の減となっております。  下ほどの高齢者在宅生活支援事業におきましては、次のページのほうに記載しておりますが、本年度に新設をいたしました家族介護者を支援するための扶助を増額するものでございます。  中ほどの介護人材育成事業では、新たに介護人材確保に向けた魅力発信や定着支援にかかる経費10万3,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  目3国民年金費は、2,211万5,000円で、次のページにございます目4老人福祉センター費では、2,347万3,000円を、次のページにございます目5老人憩の家費では、140万2,000円をそれぞれ計上しておりますが、いずれも内容、金額に大きな変動はございません。  ページが飛びまして、164、165ページをお願いをいたします。  目7地域福祉センター費は、5,616万5,000円で、4.8%の増となっており、次のページにございます施設に係る改修工事設計費を新たに計上しているものでございます。  目8総合生活支援センター費は、3,917万7,000円で、50.6%の減となっており、先ほど説明をさせていただきました指定管理事業の見直しによるものでございます。  目9オープンラウンジ費は138万8,000円で、8.1%の増となっておりますが、大きな変動はございません。  目10障がい者福祉費は、23億8,607万3,000円で、3.2%の増となっております。  中ほどにございます障がい者サービス利用支援事業では、障がい福祉サービスの利用状況により、それぞれ増減となりますけれども、特徴的なことといいましては、障がい児通所給付費、介護給付費・訓練等給付費などが増えており、22億990万7,000円、2.6%の増となっているところでございます。  次のページをお願いをいたします。  中ほどにございます障がい者地域相談支援事業では、先ほどの総合生活支援センターにおける指定管理事業の見直しに伴い、障がい者地域生活支援センターキャンバスに係る委託料を増額しているものでございます。  次のページをお願いをいたします。  中ほどにございます障がい者の社会参加促進事業では、障がい者の社会参加を支援するため、愛のタクシー扶助の年額を増額したものでございます。  その下にございます障がい者雇用・就労促進事業では、障がい者の福祉的就労を支援するため、新たに通所交通費助成事業に係る経費といたしまして、382万5,000円を計上したものでございます。  ページが飛びまして、174、175ページをお願いをいたします。  目11あったかふれあいセンター費は301万円で、0.2%減となっており、大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  項が変わりまして項2児童福祉費、目1児童福祉総務費であります。9億1,882万円で、1.4%の増となっております。  次のページをお願いをいたします。  家庭児童相談事業におきましては、子供の見守り機能を強化するため、新たに見守り宅食支援事業にかかる補助金900万円を創設したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  子育てのための施設等利用給付事業におきましては、その下の保育実施事業のうち、施設等利用給付事業と関連事務費を分割移管したものでございまして、4億537万円を計上したところでございます。  下ほどの病児・病後児保育運営助成事業及び認可外保育施設運営補助事業につきましては、総合計画の施策体系の変更のほか、認可外保育施設運営補助事業では、認可外保育施設の運営支援のために補助単価を増額したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  目2保育所費は8億5,593万8,000円で、6.5%減となっております。  公立保育所管理運営事業におきましては、2億9,261万円で、9.9%の減となっており、神足保育所の民間移管に伴う経費の減額とともに、神足保育所の建設に補助金を受けていたことから、その財産処分に係る国・府への返還金といたしまして、380万3,000円を計上するほか、老朽化する保育所の改修工事費として758万2,000円を計上したところでございます。  ページが飛びまして、188、189ページをお願いをいたします。  目3委託児童入所運営費といたしまして、20億5,943万2,000円で、4.2%の増となっております。  施設型保育事業では、14億7,827万7,000円となっており、民間保育園の1園開園に伴う委託料の増額のほか、その下にございます地域型保育事業の2つの事業におきまして、新たに保育士確保に向けました保育士宿舎借り上げ支援事業に係る補助金を創設したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  駅前保育施設運営助成事業におきましては、利用見込み数の減少に伴いまして、2,123万円となっております。  目4児童措置費は、16億455万7,000円で、1.4%の増となっており、目全体では大きな変動はございません。  ページが飛びまして、196、197ページをお願いをいたします。  項が変わりまして項3生活保護費、目1生活保護総務費であります。9,632万3,000円で、18.1%の増となっておりますが、職員人件費による影響でございます。  次のページをお願いをいたします。  目2扶助費は14億3,870万1,000円で、0.03%の増となっております。  生活保護費支給事業における各扶助費につきましては、今年度の実績見込みを基に計上しており、なお、令和2年12月末現在の世帯数といたしましては、686世帯、876人が生活保護費の支給対象となっているところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款が変わりまして、款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費であります。14億103万2,000円で、96.7%の増となっております。  下ほどの地域医療連携強化事業につきましては、これまでの地域医療支援事業から、済生会の新築移転にかかる支援を分割し、事業名を変更したもので、残る内容、金額等につきましては、大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  乙訓休日応急診療所特別会計繰出金では、新型コロナウイルス感染症の影響により、本市が負担をいたします運営経費にかかる繰出金が大幅に増加しているところでございます。  その下にございます公的病院の支援につきましては、先ほど説明をいたしました済生会京都府病院の新築移転を支援するための事業として、新たに分割したもので、国の補助金を活用した都市構造再編集中支援事業補助金と、地域医療ビジョンに基づく公的病院建設支援補助金を合わせた11億5,700万円を計上したところでございます。  目2予防費は、2億2,560万9,000円を、次のページにございます目3母子衛生費は、8,403万3,000円を計上しておりますが、予防接種や養育医療費などの見込み数の増減によるもので、大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  目4成老人衛生費は1億4,082万2,000円で、1.2%減となっております。  健康づくり教育事業では、スマホアプリを活用した健康マイレージ事業のほか、食や健康に関する事業を一体化させた事業などの経費を計上したところでございます。  その下にございます、成老人健康診査・がん検診事業では、受診見込み数の増減によるもので、大きな変動はございません。  次のページをお願いをいたします。  下ほどの後期高齢者健康診査事業では、受診見込み数の増加を受けて増額したものでございます。  その下の後期高齢者人間ドック等事業では、人間ドック委託料の見直しにより減額となっております。  次のページをお願いをいたします。  目5保健センター費は775万1,000円で、4.5%の増となっておりますが、大きな変動はございません。 ○井ノ上環境経済部長  引き続きまして、環境経済部所管の歳出につきまして、新規また変更のあった箇所を中心に御説明させていただきます。  まず、目6環境衛生費でございます。387万9,000円、26万2,000円の減でございます。  213ページをお願いいたします。  543の01、環境美化推進事業では、不法投棄の未然防止のため、令和2年度に引き続き、一般財団法人家電製品協会からの助成金を活用いたしまして、関係機関と連携をしながら、環境美化の啓発またパトロールなど、防止対策の強化と充実を図ってまいります。その他の事業については、大きな変動はございません。  次に、目7公害対策費でございます。395万2,000円。内容に変動はございませんが、大気・水質・騒音などの状況につきまして、生活環境保全のための監視と指導を行ってまいります。  214ページをお願いいたします。  目8環境保全対策費でございます。予算額1,930万6,000円ということで、前年度よりも320万円余りの減でございます。  減の要因は、平成29年度から順次取り組んでまいりました公立保育所や小・中学校での給食調理くずの資源化事業が、全ての施設で令和2年度に実施をされまして、一定軌道に乗ったことから、令和3年度から各担当課予算に組替えをしたものでございます。  説明欄511の01、地球温暖化対策(COOL CHOICE)推進事業では、脱炭素化に向けた持続可能なまちづくりを進めるため、名称変更して、実施計画事業に位置づけ、既存の補助メニューに次世代自動車の購入補助を新たに加えたCOOL CHOICE実践補助金として、430万円を計上いたしております。  また、532の01、環境都市宣言啓発推進事業では、地域環境力の向上と環境の都長岡京の実現のため、環境フェアの経費をオンエア、オンライン開催も含めて計上いたしております。今回、農業祭との合同開催による集客の相乗効果を図ってまいります。  次に、217ページをお願いいたします。  また、624の01、環境基本計画等推進事業では、令和4年度からの第3期環境基本計画のスタートを念頭に、令和2年度に引き続きまして改定作業を進めてまいります。  健康福祉部に替わります。 ○能勢健康福祉部長  目が変わりまして、目9市営浴場費は1,691万3,000円で、4.4%の増となっておりますが、大きな変動はございません。  環境経済部に替わります。 ○井ノ上環境経済部長  項2清掃費でございます。  目1清掃総務費では、7億5,961万8,000円ということで、1.6%の増となっております。  説明欄521の01、一般廃棄物等の適正処理及び減量化啓発事業では、2月から本格スタートいたしました指定ごみ袋制度の定着と、さらなる減量、また、分別、リサイクルの促進を市民や事業者の皆さんとともに進めていく必要がございます。令和3年度では、引き続き定着の促進のための注意喚起シールや、市民向けの災害廃棄物の啓発チラシ、また、事業系ごみ減量のしおりの作成、また配布にかかります経費を計上いたしたところでございます。  また、その下の乙訓環境衛生組合負担金でございますが、長寿命化工事の財源借入れに対する公債費の増によりまして、1,075万3,000円増の6億7,943万2,000円計上いたしております。  次のページをお願いいたします。  目2の塵芥処理費でございますが、予算額6億2,183万2,000円ということで、2.4%の増でございます。  511の01、低公害車導入事業におきましては、経年劣化によるパッカー車とトラックの更新のための必要な予算を計上いたしております。  また、その下の521の01、一般家庭用可燃ごみ収集運搬事業でございますが、3億3,000万円余りということで、前年度よりも1,484万円余りの増となっております。  ごみの収集委託料におきまして、収集運搬にかかる単価の見直しを行ったことによる増でございます。  次のページをお願いいたします。  02の容器包装対象物収集運搬事業、またその下、03、粗大ごみ収集運搬事業におきましては、大きな変動はございません。  次のページをお願いいたします。  目3し尿処理費では、予算額3,030万6,000円でございます。事業内容には大きな変更はございません。  最後に、項3上水道費、目1上水道費では、公営企業会計にて支弁する職員の児童手当に係る一般会計負担分を計上いたしております。
     環境経済部は以上でございます。 ○能勢健康福祉部長  次のページをお願いいたします。  款が変わりまして、款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費であります。4,476万円で、33.8%の減となっております。  勤労者団体等支援事業では、乙訓勤労者福祉サービスセンターの職員退職に伴いまして、補助金額を減額したものでございます。  その下にございます勤労者住宅資金融資事業におきましては、制度の利用者減少を受けまして、預託金を減額したものでございます。  目2雇用対策費は1万4,000円となっております。  ページが飛びまして、280、281ページをお願いをいたします。  款が変わりまして、款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費のうち、健康福祉部の所管する事業が、幼児教育助成事業であります。  市立幼稚園に対しまして、子供たちの健康増進と幼児教育の振興を図るために、新たに内科と歯科に係る健康診断補助金183万3,000円を創設し、総額1,518万円としたところでございます。  以上で、環境経済部と健康福祉部の所管いたします歳出予算の概要説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  質疑はある程度区切って進めていきたいと思います。  なお、歳出の部分で関連のある歳入についての質疑も併せて受けたいと思います。  まず、第3款民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費について、御質疑を受けたいと思います。ページ数は140ページから151ページまでです。どうぞ。 ○住田初恵委員  147ページの共生型福祉施設整備事業で、これは竹寿苑の道路整備とかが含まれているんですけれども、令和3年度は竹寿苑以外の事業の事業者選定にかかる仕様書を策定して、事業者を選定する年度となっております。この共生型では、この地域にはショートステイとか、緊急時対応ができない施設がないことが課題として上げられて、その課題の解決のための施設として、この共生型福祉施設、それも一因として上げられていると思うんですけれども、先日、ちょっとお話を伺いましたら、なかなかこのショートステイとか、緊急時対応というのは、今、事業を行っている事業者さんからもなかなか引き受けるのが難しいということもお聞きしましたので、やっぱりこの仕様書の作成に当たっては、そういう地域の福祉事業所とか、それから障がいを持つ子供さんを持つ保護者の意見、特に向日が丘支援学校の保護者の意見を聞くことが大切だなと私は考えるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○名和福祉政策室長  失礼いたします。  共生型福祉施設の中でですね、地域の方であったり、支援学校の方の保護者の御意見を十分に聞くということでございますが、令和3年度、入りましたらですね、事業所のほうの意向調査といいますか、ヒアリングですね。そういったものを進めさせていただくということと、現在ですね、障がいをお持ちの方の保護者等とですね、懇談会というのも年間に2団体ですかね、というところで、実際意向とか、要望のほうをお聞きしている状況でございます。もちろん、支援学校とも連携をしてまいりますので、3年度に入りましたら、そのあたりの状況ですね、要望等をお聞きしながら、仕様書作成に向けて進めていきたいと思っております。  以上でございます。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。  しっかりね、要望は聞いていっていただきたいと思います。  引き続き、福祉なんでも相談もここに載ってるんですけれども、いろいろ相談に乗っていただいてね、すごく助かっている部分はあるんですけれども、1つちょっと課題だなと思うのが、そこに行けばワンストップで問題が、解決の道がね、筋が描けるような相談窓口になってほしいなと思ってるんですけれども、今の現状は、例えば国保料が何とかって言ったらそこに行ってくださいとか、介護だったら介護に行ってくださいとか、またそこに行って、またその担当課の方に同じことを言わなきゃいけないと、今のところはワンストップになっていないので、相談に行けば、困っている人のこの生活状況全般を把握して、どうしたら問題が解決していけるのか、例えばケアマネジャーのように、そういうプランを描くことができる相談窓口となることが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、そのためには、今は非正規の方を置いてはるんですけれども、やっぱりそういうことが、例えば担当課を呼べるとかね、そういう意味からも、管理者的な人を置く必要があるんじゃないかなと考えるんですけれども、いかがでしょうか。 ○田端社会福祉課長  福祉なんでも相談室の業務におきましては、まず、庁内の福祉に関する制度を情報提供するという役割、また、複雑化した問題を整理をして、その方に寄り添って解決に向けて支援をしていくという、2つの役割を持っております。御自身で情報を受けられて窓口に行かれる方については、御自身で行っていただくということも実際行っておりますが、そういったことが難しい、複雑化した問題に関しましては、寄り添いながら支援をしていく状況でございます。  また、非正規の会計年度の職員につきましては、専門職採用をいたしまして、資格を持った職員でないと、こういった相談事業ができないという意味合いを持って体制を組んでおります。  社会福祉課のなんでも相談室になっておりますので、私を含め、係長級の職員も一体となって相談業務を行っている状況でございます。  以上です。 ○住田初恵委員  自分で行ける人は担当課に行ってもらうと言いはったんですけれども、なかなか今、実態としては、やっぱりそこに来てもらってね、呼んでいただいて相談ができるような、そういう体制がやっぱり必要なんじゃないかなと思うんです。だから、その辺はちょっと、もうちょっと改善していっていただきたいなと思いますし、じゃあ今の非正規の方は、専門職を採用しているから、それと、係長さんとかそういう方も御一緒にやっていただいているので、今の体制のままでいくということを言ってはるんですね。 ○田端社会福祉課長  組織の体制につきましては、社会福祉課は置かれました体制に基づいて、適切に実施していきたいと考えております。 ○住田初恵委員  本当にワンストップでできるような体制に、ぜひしていっていただきたいし、やっぱりその人の生活全般を把握して、この人にどういう道筋をつけていったら、そういう生活困難から改善して抜け出していけるのかなというプランをね、やっぱり立てる、そういう人、その人にはこの人っていうね、対応する人をきちんと決めていただいて、道筋が描けるような、そういう相談窓口になってほしいなって思いますので、それはいかがでしょうか。 ○田端社会福祉課長  生活困窮者自立支援制度の相談機能も持っております。生活困窮者自立支援という、困窮というのは経済的なものではなく、あらゆる困窮という意味合いを持った方を対象にしております。こういった方については、個別にプランを策定して、ニーズに合わせた寄り添い支援を、現在も行っている状況でございます。 ○住田初恵委員  私が聞くところでは、そういう人もいてはるかもしれんけれども、まだまだ不十分だということをお聞きしていますので、またよろしくお願いします。  引き続き、ここに就労準備支援事業委託というのがあるんですけれども、これは乙訓ももさんに委託されている事業でしょうか。 ○田端社会福祉課長  現在委託しているのは、乙訓ももさんでお世話になっています。 ○住田初恵委員  情報公開で、どのくらい委託料が変わってきたのかなというのを、ちょっと調べたんですけれども、平成27年度はその事業が始まった年で、517万円の予算が組まれてたんですけれども、翌年は373万円、それから平成30年度からはもうずっと減ってきて、平成29年度からは335万円がずっと続いていて、この令和3年度は315万円に予算額が引き下げられているんですね。決算も平成30年度からは230万円程度に下がってきているんですけれども、これって社会福祉課の担当の方にお聞きしたら、就労準備支援事業の基本の契約とは別に、仕事をする手前の人に慣れてもらう、軽い作業を1回幾らで単価契約にすることにしたから、こんなふうになったって言われたんですけれども、これが今のところ執行されていないみたいなんですけれども、その原因は何なんでしょうか。 ○田端社会福祉課長  単価契約のプログラムにつきましては、対象者が発見されたときに、相談支援機関と協議をしながらプログラムを実施していくということで、対象者がいないという状況です。 ○住田初恵委員  それは、対象者がいない。もっとね、このひきこもりのそういう対策をやっているんですよということをもっと打ち出せば、そういう対象者も出てくるんじゃないかなって思うんです。今、待ってるだけじゃなくてね。そういうことをしていかないと、なかなかこういうことはできないなって思いますし、ももさんはおいしい焼き芋を作ってね、また売ったり、駄菓子屋もされているんですけれども、やっぱりそこの事業を応援していこうと思ったら、公園とか中央公民館で、キッチンカーのところとタイアップして売っていくとか、市のイベントのときにそういう就労準備の機会としても作れるんじゃないかなと思いますし、市役所の中でも封入作業とか、そういう公共施設の掃除とか、いろいろそういう人たちができる事業というか、仕事はあると思うんですけれども、そういうことはできないんでしょうか。考えられないの。 ○田端社会福祉課長  先ほども委託事業ということで、乙訓ももさんに依頼をしておりまして、そういった業務の内容につきましても、委託元である社会福祉課と、委託先の乙訓ももさんとで協議をしながら進めております。そういった業務とか支援内容につきまして、企画の提案はしておりますが、実際にももさんの対象者の方を照らし合わせて実施をされていないというのが現状でございます。 ○住田初恵委員  じゃあ、今はそういう人がいないということですか。 ○田端社会福祉課長  そのとおりでございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○白石多津子委員  147ページのこの家計改善支援事業委託料というのが新設でできていますけれども、これも生活保護に至る前の包括的支援ということで、始めるんだというふうにお伺いしましたけれども、これ、申し出てもらうんですか。これを利用したいというか、お世話になりたい人は、自分から申し出てもらうの。 ○田端社会福祉課長  新規の事業でございますので、こちらも委託として、やり方をまた協議していきたいと考えておりますが、現在考えている状況ですと、月2回相談会を設けまして、予約制で対応させていただく予定でございます。 ○白石多津子委員  どれぐらいの人が対象なんですか。例えば、このファイナンシャルプランナーの人とかでやられるんだと思うんですけれども、一月に1回、どれぐらいの人、例えばどれぐらいの人を対象にして、非常にプライベートなことなので、どの辺まで踏み込んでやっていくのかというのを、ちょっと教えていただきたい。 ○田端社会福祉課長  まず、相談を受ける委託先を想定しているのは、福祉事業者を想定しておりまして、先ほど出ておりました乙訓ももさんの就労準備支援事業と一体的な取組というふうに考えております。内容としましては、ファイナンシャルプランナーの専門性ではなく、まずは自分の家計を見える化して、第三者とともに中身を考えるということから進めてまいりたいと考えております。また、対象につきましては、貸付事業とか、あと就労準備支援事業を受けておられる方がいらっしゃいますが、将来の展望であるとか、現在どのように生活しているかをまず見詰め直すという部分から始めまして、また課題に合わせて見直し等を進めていきたいと考えております。 ○白石多津子委員  それ1回だけじゃなくて、やっぱりある程度継続してもらうということだと思うんですけれども、ということは、やっぱり1回これ、自分でこういう状態でうまくいかないんだけど、ちょっと見てもらえますかというような感じで、相談に乗ってもらうというか、寄り添い支援というか、そういう考え方でいいんでしょうか。 ○田端社会福祉課長  地域で相談を受けることになりますので、リピーターの方ももちろんですし、なんでも相談室の相談機関とも連携しながら進めてまいりたいと考えております。 ○白石多津子委員  はい、ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  151ページのところなんですけれども、災害時要配慮者支援システム保守委託料というところですが、災害時の要配慮者に、その前のページのところでも、今年3年に1回の見直しというか、要配慮者の個別計画のあれというふうに、先ほどおっしゃっていましたけれども、個別計画が今、どのように進んでいるのかという状況を教えていただきたいと思います。 ○田端社会福祉課長  令和2年度に調査をいたしました内容でございますが、現在、同意名簿の作成者が2,185人でございます。その中で、約半分ですね、53.1%の方が個別計画を策定しているという状況でございます。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  やはりね、以前にもちょっと指摘させていただいたんですけれども、誰もがこの書きやすいものに見直しをしていただきたいなと思いますけれども、高齢者調査の意識をきちんと伝えて回答してもらうことがないと、なかなか答えられない方もあるんじゃないかなというふうに思ったりするんです。返答のあった人だけを対象とするのではなく、災害時に安全に避難できる対象をつくるためにも、以前されていた名簿のほうを対象に早く個別計画を立てていく必要があるというふうに考えますが、いかがでしょうか。 ○田端社会福祉課長  来年度迎えます3年に1回の調査でございますが、名簿の考え方については、継続を考えております。ですが、課題となっております、返答がない方につきましては、周知活動であるとか、福祉事業の支援者の方にも協力をお願いし、また、あらゆる手段を使いながら周知啓発活動をしながら、何とか返答率を上げていく取組を進めてまいりたいと考えております。 ○二階堂恵子委員  よろしくお願いします。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  さっきの家計改善支援事業委託料、ももさんに20万円で委託するということなんですけれども、令和3年度のそのももさんへの委託料がね、今までは335万円やったのに、315万円に減らして、新たにそういうお仕事を増やして、その20万円、今までと同じ額を委託料として上げるというのは、仕事を増やしておきながら、その何ていうのかな、委託料を実質的には減らすことになるんだと思うんですけれども、ちょっとこれ、不当なんじゃないかなと思いますけれども、いかがですか。 ○田端社会福祉課長  減額ということは考えておりませんでして、これまでどおりの就労準備支援事業の委託料に加えて、新たな事業を開始していくというふうに準備をしております。 ○住田初恵委員  今までのね、予算額と比べて、令和2年度は合わせてね、335万円あったんですよ。それが、令和3年度は315万円に引き下げられてるんです。だから、今までと一緒ではないんです。 ○田端社会福祉課長  予算額は同じだと思いますけど。 ○住田初恵委員  情報提供を取った場合の就労準備支援等事業委託料が、157万5,000円で、就労支援委託料、生保の分として、同じ額が、合わせて315万円で、そういう意味です。 ○田端社会福祉課長  説明不足で申し訳ありません。  先ほど住田委員から御質問いただきましたプログラムと、本体の常設の契約を別にしておりますので、情報公開請求をされた内容につきましては、常設に関する予算額で把握していただいているかと思います。プログラムの事業と常設の事業とを一体的に展開をしていただくという予算立てになっておりますので、予算としては同額ということで考えております。 ○住田初恵委員  ちょっとよく分からないので、また後で聞きます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○二階堂恵子委員  155ページのところですが、高齢者日常生活用具給付扶助ということで、17万7,000円、予算されていますけれども、2020年の利用実績。行き過ぎました。次ですか。すみません。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、目1を閉じます。  審査の途中ですが、11時ジャストまで休憩いたします。  換気よろしくお願いいたします。              (午前10時55分 休憩)              (午前11時00分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、続開いたします。  次に、目2老人福祉費について、御質疑を受けたいと思います。  150から157ページまでです。どうぞ。 ○二階堂恵子委員  失礼します。  151ページのところですけれども、すみません、間違えました。155ページです。  高齢者日常生活用具給付扶助ですけれども、2020年の利用実績と今後の見込み数というのが分かれば、教えていただきたいなと思います。 ○髙橋(む)高齢介護課長兼老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  失礼いたします。  高齢者日常生活用具、今現在、3つの品目について、補助しておりますけれども、電磁調理器につきましては、1月末時点で2件、電子レンジにつきましては2件、安全装置付ガスこんろが3件となっております。  今後の見込みということでございますけれども、来年度の予算では、電磁調理器6台、電子レンジ2台、ガスこんろ3台の利用を見込んで予算を計上しているところでございます。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。分かりました。  続きまして、その4つ下にあります、家族介護者支援給付扶助のほうも、利用者等どんな事業がよく利用されているのか、教えていただけますでしょうか。 ○髙橋(む)高齢介護課長兼老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  お尋ねの家族介護者支援事業でございますが、一般会計の事業としましては、介護保険外のホームヘルプのサービス等の利用補助、それから家族介護者の団体活動への支援の二本立てで実施をしておりまして、予算の大半が介護保険外のホームヘルプのサービスの利用補助でございます。現在の利用実績としましては、79名の方に利用券というのをお配りをしておりまして、年間3万6,000円を上限に、助成をしております。  現在、利用の状況としましては、33名の方が利用を、実際にその利用券を使ってサービスを受けられているという状況でございます。 ○二階堂恵子委員  結構たくさんの方が利用していただいているんですけどね。もっと利用が進むといいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○住田初恵委員  同じページで、介護人材育成事業が上がってるんですけれども、これは将来の介護人材の確保のために、介護職の魅力発信でイメージアップを図って、就労フェアを通じた就労支援とか、離職防止、定着促進というふうに書いてあったんですけれども、昨年は広報に事業所のことを載せていただいたんですけれども、その効果はどうだったんでしょうか。 ○黒河高齢介護課主幹  失礼いたします。  今年、令和2年12月に、広報紙によって、介護の魅力発信ということで実施をさせていただきました。実際、広報のプレゼントクイズというところで、アンケートを提出していただくところがあるのですけれども、そこから何件か反響がありまして、大体7件程度、反響がありました。この方たちの意見ですけれども、介護事業所への感謝の言葉だったりとか、あと相談窓口が知れてとてもよかったという反応、あと、介護に様々な職種があるのだということが分かりましたというような御意見を頂きましたので、今年度はこの1回だけでしたけれども、来年も引き続きそのような広報活動を行って、介護に関する魅力発信を継続して実施してまいりたいと思っております。 ○住田初恵委員  いろいろアンケートを取っていただいて、そういういろんな意見が頂けたということは、すごくよかったなと思います。これからもね、魅力発信はしてもらってほしいんですけれども、なかなかその介護事業所の人手不足は深刻で、この生半可なことではできないと思うんですね。事業所の方にお聞きしましても、コロナで職を失った人が大勢いるにもかかわらず、自分たちが公募をかけても全然来ない、そういう実態があるということも言われていましたし、厚生労働省が令和元年度に調査したところ、ホームヘルパーさんの有効求人倍率が15.03倍、考えられないぐらいの高い率で、コロナの影響があって、2020年9月には、もっと倍率が上がっているということで、それだけ人手不足は深刻になっていると思うんですね。  淑徳大学の結城教授が調査しはったんですけど、介護現場でのコロナの影響を、調査したところ、人手不足は第1波よりもっと悪化しているって。じゃあ、人を雇えましたかというのが、ほとんど全く採用できていないというのが8割近い事業所が、そういうような、もう人手、幾ら募集しても来ない。そういう実態でした。  介護労働安定センターというところが、2019年度に介護職の賃金を調べはったところ、平均月額は23万6,500円で、全産業平均は33万8,000円だったんですね。10万円も低い。それから、ホームヘルパーはもっと低くて、21万6,500円で、やっぱりこの報酬が低いということが、なかなかそういう介護の仕事に就こうという人が少ないことにもなってると思うんです。  特に訪問介護、ホームヘルパーさんは、非正規の方が多くて、7割近い方が非正規。50歳以上、年齢的には50歳以上が73%も占めてて、60歳以上が4割近くいるということで、今までもやっぱり家族が反対して、仕事を辞めたりとかしてる人もいてはりますし、やっぱり年齢を理由にね、これから辞めていく人も増えてしまうんじゃないかなって心配しているんですけれども、そうしたらますます人手不足は深刻になります。  そういう、今のそういう実態から、やっぱり市内の介護事業所が潰れてしまっては困りますので、やっぱりその人材確保を、事業所の人材確保を支援して、やっぱり介護サービスを保障していくというのが市の役割だと思うんですけれども、市長として、どうしたら人材確保ができるとお考えでしょうか。 ○中小路市長  おっしゃるような、介護の現場のですね、人材不足というのは、もうかねてから申し上げているように、非常に深刻な状況、ここにコロナが追い打ちをかけているという構図は、今後に向けては非常に大きな影響が出てくると。特に今後、特に必要とされる高齢者の数が急激に増えていく側面に入っていきますので、そこは真摯に受け止めなければならないと思います。  ただですね、これをすれば、圧倒的に確保ができるようになるという決め手は、正直難しい部分がありまして、一定、おっしゃるような賃金という水準についてはですね、今年度、介護報酬、国全体での改定の中でもプラスの改定がされるとか、そうした歩みは進められているというふうに認識をしております。  それぞれ、正規、非正規という話もありますけれども、先ほどお話ありました、やはり介護職もいろんな職種がございますので、今、我々としてはですね、それぞれの職種ごとに応じて、どういう雇用実態があるのか等について、きめ細かく聞きながら、それぞれの、もちろん正規で専門職でという方もいらっしゃれば、もう少しですね、軽度な、介助とかというのはパートの皆さん方で支えられている。じゃあ、そういう方とかというものを、きめ細かくやっぱり増やしていけるような取組を、地道に重ねていくということが大事だと思っております。  先ほどありましたように、やはり広報という面でも、一定の反響も、お声も頂いておりますし、来年度なんかはですね、もう少し若い、中学生等に対しましても、こうした介護職の啓発といいますか、魅力みたいなものをお伝えするようなことも、現場単位で考えていただいておりますので、そうした継続をしっかりと地道に重ねていくということが大事ではないかと思っております。  以上です。 ○住田初恵委員  高齢介護課として、令和3年度に取り組むということは、どういうことでしょうか。
    黒河高齢介護課主幹  来年度、企画している具体的な、今まだ計画段階ですけれども、イメージしている内容としましては、3つの柱がありまして、1つ目が先ほどおっしゃっていただきました介護職のイメージアップというところで、広報を通じた広報活動と、またチラシを作成しまして、若い世代にも介護職の魅力の発信をしていきたいというふうには考えております。  2つ目の潜在的有資格者及び未経験者への就労支援ということで、今までの就労フェアというものは、府全体だったりとか、あと南部で開催というような、かなり広範囲の地域を対象とした、あとまた職種もかなり幅広く捉えたような内容でしたので、むしろ長岡京市に特化した就職フェアというものを、来年度、早い段階で実施したいというふうに考えております。  3つ目の介護人材離職防止定着促進につきましては、介護職という苛酷な労働環境の中で、皆さん働いていらっしゃるということで、労働環境をよくするような、市としての研修を、段階別に新人期、管理期、中堅期というような形で実施できたらというふうには考えております。  以上です。 ○住田初恵委員  いろいろね、市独自で今までやったこともない就労フェアをするとか、すごく離職防止のために、苛酷な労働環境の中の、そういう、何て言うのかな、人と人とのつながりで、辞めはるのも人間関係が悪くなって辞めるという人も多いので、やっぱりその辺の環境をよくしていくことも、すごく重要なことだと思いますので、今年度やりはる取組は評価するところですけれども、先ほどの市長の答弁で、国がね、今年0.07%でしたかね、介護報酬を上げるって言ってはりますけれども、それだけではとてもとても、介護人材の確保にはつながらないので、やっぱり市としても、何か考えていっていただきたいなって思います。その辺は、市長、いかがでしょうか。 ○中小路市長  当然のことながらですね、介護報酬について、一定の前進が見られて、もちろんそれだけで全て解消できるというものではないというふうには認識をさせていただいております。当然その支えていく介護報酬については、そこを上げていくとですね、やはり介護にかかってくる費用全体が上がってくるということになります。そこを結局は税あるいは保険料等で埋めているという、一定のそちらの負担側の話も併せて考えていくべきではないかと考えているところであります。  以上です。 ○住田初恵委員  市長の考えは分かりました。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、目2を閉じます。  次に、目3国民年金費から、目11あったかふれあいセンター費まで、一括して御質疑を受けたいと思います。156ページから177ページまでです。どうぞ。 ○住田初恵委員  167ページの発達障がい児(者)支援事業について、お聞きしたいと思います。  教育部にお聞きしますと、今年の新1年生になる子供のうち、発達に課題のあるお子さんと、教育支援委員会の審議に上がったお子さんが、全体で62人いらっしゃったそうです。この発達障がい児(者)支援事業というのは、これからもすごく、ますますね、大切な事業だと思っております。  見ますと、令和3年度は令和2年度の先進地の視察の結果を踏まえて、発達障がい児支援の在り方とか、児童発達支援センターの機能の検討を引き続き行う、それを共生型福祉施設で開始される、その機能に生かしていくということが書いてあったんですけれども、すごく私、めちゃくちゃそれは期待してるんですね。すごくいいものが、児童発達支援センターの機能ができたらいいなと思ってますし、支援の在り方も改善していけばいいなと思ってるんですけれども、この視察結果とか、それから検討事項とか、中間報告というんですかね、そういうのは市民に向けて報告はされるんでしょうか。 ○厚地障がい福祉課長  失礼します。  今年度実施しました先進地視察の結果につきましては、庁内の発達支援体制整備検討会議において情報をみんなで共有させていただいたところです。現在のところ、特にその内容を公開するという予定はしておりません。  以上です。 ○住田初恵委員  私たちも知りたいなと思うんですけど、また今後、そういうのを改善していっていただければと思います。  それから、その下にある障がい児通所給付費、これは上がっているという、先ほどお話がありまして、この資料要求の175ページでも、療育の関係ですごくその利用される子どもさんが増えてきてるんだなというふうに思っております。療育を受ける日数は、お1人でどのくらい受けてはるんですか。1週間で。 ○厚地障がい福祉課長  児童発達支援の療育を受けるお子さんは、おおむね週1回の方が多い状況になっております。 ○住田初恵委員  何時間ですか。 ○厚地障がい福祉課長  時間につきましては、それぞれ事業所の中でどのようなプログラムを組んでおられるかによって異なってはおりますが、就学前のお子さんでございますので、1、2時間というところが多いという状況です。 ○住田初恵委員  なかなかこの施設は増えてきたけれども、週1回、1人のお子さんに週1回というのは、もうちょっと週のね、回数を増やせればなって思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。 ○厚地障がい福祉課長  長岡京市におきましては、就学前のお子さんにつきましても、保育所や幼稚園との並行の通園の形で、児童発達の療育を受けていただくということを想定しています。その児童福祉のサービスとして、保育所等訪問支援という事業もございまして、その療育を週に1回は専門のところで受けていただいて、それ以外の日は通っておられる保育所等にその支援員が行きまして、直接その児童に関わっていただいている先生方に対して、支援の在り方の共有等をさせていただいているところです。 ○住田初恵委員  はい、分かりました。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○白石多津子委員  171ページのところで、この05の障がい者の社会参加促進事業というところでお尋ねしたいんですけれども、これはきこえの教室のことですかね。きこえの教室も入っているんでしたっけ、ここに。 ○厚地障がい福祉課長  社会参加促進事業の講師謝礼等は、きこえの教室の謝礼でございます。 ○白石多津子委員  これは、今現在、何人ぐらいの人がこの教室にいて、大体対象年齢というのはどれぐらいなんですか。 ○厚地障がい福祉課長  きこえの教室は、聞こえづらさを感じておられる方、どなたでもということにはしておりますが、お越しになる方は御高齢の方のほうが多い状況です。大体、1回当たり10人以内の参加となっております。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。次の質問してもいいですか。  次に、もう1つお伺いしたいんですけれども、この新規事業でその下に、障がい者雇用・就労促進事業のところで、福祉的就労通所交通費助成事業費扶助というのが新規で上がってるんですけど、これは、就労移行支援事業所に通所するときのものということですか。 ○厚地障がい福祉課長  福祉的就労通所交通費助成の対象者につきましては、サービスとして就労移行支援事業所と、あと就労継続支援A型、B型の事業所、3つの事業所を通所しておられる方で、公共交通機関を利用しておられる方を対象と想定しております。 ○白石多津子委員  これ、就労移行支援事業所に通うというか、それはその間は無報酬じゃないですか。もちろん訓練を重ねて自立するということを支援するわけだから。だから、この交通費をそれで出してもらえるということは、非常にありがたいことなんですけど、これ、最長2年間ですよね。その2年間行くとしたら、2年間は見てもらえるということですか。 ○厚地障がい福祉課長  この通所交通費助成の制度自体は、特に通所の期間、助成対象の期限等は想定しておりませんので、先ほどお伝えした3事業所に通っておられる間は、交通費の助成を想定しています。ただ、交通費の全額ではなく、かかる費用の2分の1相当と、あと月額の上限を5,000円とさせていただく予定にしております。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。  なるほど、そういうこと、全額ではなくてということは分かりました。しかし、今まで就労移行支援事業所に通うというのが、無報酬の中で、またその2年間そこにいて、次の就労の後押しをしていただけるということでは、非常に前進というかね、後押ししていただける機会だと思いますので、ぜひ継続していっていただきたいと思います。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにありませんか。 ○二階堂恵子委員  放課後デイのことについて。167ページ。障がい児通所給付費のところなんです。下から6行目ほどにありますけれども、資料の171ページのところを見ていただくと、放課後デイサービスを利用しておられる方で、21日以上利用されている方がおられる、8人おられますけれども、例えば中学生であるとか、そういう年齢的なことを含め、ちょっと、年齢が分かれば教えていただきたいなと思うんですけれども。 ○厚地障がい福祉課長  21日以上御利用されている方の年齢ということですけれども、特にこの年齢が多いということはございません。放課後等デイの利用年齢としましては、小学校1年生から高校3年生までということになっております。 ○二階堂恵子委員  例えばね、ちょっとお聞きした趣旨がうまく伝えられなくてすみません。  21日以上利用されている方は、ケアプランを作られて、そこに希望でということで、行っておられると思いますけれども、例えば予測されるのは、両親が働いておられて、放課後児童クラブ、小学校6年生まで利用ができますけれども、その辺で中学校以上になると、そういう利用もできなくなる方が多く利用されているということはないんですかね。 ○厚地障がい福祉課長  放課後等デイサービスは、保護者の就労状況によって支給日数を決定しているものではなく、児童の療育の必要性によって決定しておりますので、今の御指摘のような要因は特に考えられないと思います。ただ、療育自体ですね、どちらかというと、高校生よりも小学生等のほうが成長の発育段階として必要と考えられることが多いという、多少の傾向はあるかとは思います。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。分かりました。  続けてお聞きしたいんですけれども、やはり先ほど言われたみたいに、小学生以上になった場合にね、おうちで居場所があるとか、将来の自分の成長するにつれて、やっぱりそういうことも必要になってくるかとは思います。専門家の方も、そんな意見を述べておられる方もおられますので、しかし、障がいのある子供さんが、将来のことも見越して、家で過ごせるようにしていけるような、その在宅で利用できるサービスというのは、どんなものがあるのか、あったら教えてください。 ○厚地障がい福祉課長  御自宅で御利用できるサービスとしては、ホームヘルプや訪問入浴等がございます。学校から帰ってこられた時間帯に、そのサービスを入れて、入浴の介助を受けられたり、また家事援助等を使いながら、ともに共同で食事を作るような練習をされたりというようなことはございます。 ○二階堂恵子委員  これもケアプランを作っていただいてということになりますね。 ○厚地障がい福祉課長  サービスの利用に当たっては、全てサービス等利用計画案を相談支援専門員さんと、御家族、御本人とで作っていただいて、それに基づいて支給決定させていただいております。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございました。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  同じ167ページで、障がい児相談支援給付費が上がってるんですけれども、以前、そういう事業所に、相談支援事業所にお話を伺った際に、相談が多くて、なかなかすぐに対応できない状況があるんですということをお聞きしたんですけれども、やっぱり相談が遅れれば、それだけサービスを受けるのが遅れちゃうので、これはちょっと問題やなと思ってるんですけれども、そういう相談支援の実態はどうでしょうか。 ○厚地障がい福祉課長  相談支援につきまして、圏域内の事業所が十分に足りている状況ではないということは事実ですけれども、圏域内の児童を担当しております事業所さんへの要請等も踏まえながら、圏域内でも少しずつ児童を対象とする事業所も増えてきております。  また、時間のことだけではなく、その作っていただく計画の質、相談の質も非常に大切と考えておりますので、既存の相談支援事業所と、その新しく立ち上げられた事業所とで協力していただきながら、サービスの質の維持も図らせていただいているところです。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。ぜひ進めてください。  それからもう1つ。169ページの一番下、障がい者福祉施設運営費補助金というのがあるんですけれども、これが令和元年度以降、毎年2,000円ずつ減額されて、今年は1人2,000円になったということになります。担当課にお聞きしますと、9月にアンケートを取りましたということだったので、そのアンケートの内容とか、御意見とかをちょっとお聞かせいただきたいなと思います。 ○厚地障がい福祉課長  障がい者福祉施設運営費補助金を給付しております4つの社会福祉法人に対して、11月にアンケートを実施させていただいております。主には法人の人員体制や今年度の新型コロナウイルスへの影響と、この既存の補助金の充当内容等についてお尋ねしました。人員体制につきましては、高齢介護と同じですけれども、不足しているという意見が多くございました。  新型コロナウイルスに関しましては、日々感染対策をしていただいているという御努力のことと、あと障がい特性によって、感染対策を取ることが難しい利用者さんもいらっしゃるというような御意見頂きましたので、こちらにつきましては、また広報で、障がい特性によりマスク着用が難しい例がある等の周知はさせていただきました。  また、利用者さんへの工賃が減っていますというような御意見を頂いているところですが、これにつきましても、5月の専決補正予算を活用しまして、エコバッグ等を公共発注して、対応しているところです。  この運営補助金自体につきましては、平成18年の自立支援法施行後に、報酬が一定改定されて、障がいの重度の方に応じた報酬の単価が設定されて、減額してきたという経過がございますので、そのことについては一定御理解をいただきました。  また一方で、その行政が今後抱えている課題を解決するような施策を展開してほしいというような御意見をアンケートでいただいたところです。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。  今度、介護報酬として、アップするんだけれども、重度障がい者とか、生活ガイドとか、医療的ケアが必要な方への加算もつくので、そういう報酬改定されてきたから、そういう市単費の補助は減らしていくという理屈だと思うんですけれども、今の私が伺ったところでも、やっぱりすごくそれで減収になるということもお聞きしましたし、以前は措置のときは、登録人数によって月幾らというのが来てたんだけれども、今は利用者数が日割で来るということで、コロナの影響で、やっぱり怖がって利用しない人も出てきてはりますので、やっぱり経営的にはすごく厳しいということも伺いました。やっぱりこの国の介護とも一緒ですけれども、国の基本給付費で、やっぱり必要な人数、正規では雇えない、今、そういう状況があって、本当だったら、あと3、4人正規の人が要るんだけれども、もう自分とこもお金がないし、非常勤で対応せざるを得ない状況があるということも、お聞きしました。やっぱりその国のそういう給付金がそもそも十分ではないということを、理解していただきたいなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○厚地障がい福祉課長  国の報酬の適正化につきましては、これまでからも国のほうに具体的にここの部分をということで要望させていただいているところですので、報酬改定後のまた来年度の事業所さんの決算等、影響を見定めながら、また現場の御意見を伺って、国に必要な要望はさせていただきたいと考えております。 ○住田初恵委員  ぜひね、今やっぱり国からのそういう基本給付費が、それではもうやっていけない、正規の人で雇っていけないというふうな状況もあるわけなので、やっぱり市としてこういう今までも頑張っていただいた、その障がい福祉を支えている、そういうところにやっぱり今までのように市がその運営補助金を出して補助していくというか、そういうことが私は必要だと思います。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、目3から目11までを閉じます。  以上で、項1を閉じます。  理事者の入れ替えがあるようでございます。着席のまま、しばらくお待ちください。                (理事者入れ替え) ○大伴雅章主査  よろしいですか。  次に、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費から、目4児童措置費までについて、御質疑を受けたいと思います。176ページから191ページまでです。どうぞ。 ○宮小路康文委員  179ページなんですけれども、子ども見守り宅食支援事業がたしか新規やったと思います。これの内容というのを御説明いただいてよろしいでしょうか。 ○中島子育て支援課長  失礼いたします。  子ども見守り宅食支援事業の内容についての御説明をさせていただきます。  この事業につきましては、本年度ですね、もともと新型コロナウイルス等の影響を、休校の影響等がございまして、なかなか子供の姿を確認することが難しいであるとかというような課題に対応して、そういう気になる家庭、心配な家庭、見守りが必要な家庭に訪問して、宅食という、食というツールを通した訪問事業を行うような内容になっております。  私ども長岡京市では、令和3年度からこの事業を始めたいと考えております。具体的には、実施団体を、今の予定では公募をさせていただいて、その実施団体が決定しましたら、週に1回程度、その支援が必要な御家庭に、食材の配送等を行う予定にしております。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  すみません。ありがとうございます。  では、その公募がまたいつぐらいになるかというのと、またその実施されたときの大体の予測の対象者数みたいなもの、予測はされてはるんでしょうか。 ○中島子育て支援課長  失礼いたします。  まず、公募の時期でございますけれども、まずもって、こちらの予算のほうが、まず間違いなく決定したという段階において、今の予定では、4月に公募を始めたいなというふうに思っております。対象家庭の予想数ということなんですけれども、私どもでは大体、今のところですけれども、50世帯ぐらいにはお声をかけさせていただけたらなというふうに思っております。その中で、同意を得ての、もちろん訪問活動になりますので、同意を得られる世帯がどれぐらいあるのかというのは、今のところまだはっきりはしていないところではあります。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  すみません。ちょっと引き続きで恐縮なんですが、この執行された予算というのは、その事業者さんに渡るということで、補助金的なものではないということ、すみません。対象者さんに、何か補助金のような使い方をするというものではないですよね。 ○中島子育て支援課長  失礼いたします。  こちらのほう、補助金として、実施団体に交付を予定しているものです。ですので、その中身、対象家庭さんにお届けするような食材費でありますとか、そういう経費も含んだものとして、補助金を交付する予定にしております。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  はい、ありがとうございます。  まさにこのコロナの休校といったところで、様々私も保護者さんですとか、子供の話とかを聞いたりしますと、やはり見守りといいますか、子供と接する機会というのが、こういう形で1つ増えるのはいいかなとも思いますし、この事業を通じて、行政にさらに支援が必要といったところがつながっていくというものは期待しておりますので、ちょっと今年度、しっかり取り組んでいただければなというふうに思います。  すみません。以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○白石多津子委員  今の宅食のことについて、私もちょっとお伺いしたいんですけれども、このコロナの感染拡大がある中で、どんどん子ども食堂が開催しにくくなっている中でね、ぜひこの見守りが必要な御家庭にこの食材を配達するということを通じて、アウトリーチ型の福祉医療というのをやっていただきたくて、これから募集していくということなんですけどね。これまあ、結局孤立支援を防ぐというか、孤立している親御さんを防ぐわけじゃないですか。今おっしゃったみたいに、同意を得られるということが、私、非常に大きな課題になってくると思うんですね。うちへ来てもらって、問題のある家庭だと思われているんだわいうふうに、なかなかその自分からは声をかけにくい。こっちからも、なかなかどこまで出しゃばっていいのかという問題も出てくると思うんですね。そこが私、また1つ大きな課題じゃないかなというふうに思っています。  しかし、そういうね、例えばその虐待事件が起きてしまう前に、困っている家庭にやっぱり踏み込んでというのが、本来この宅食サービスの目的であると思いますので、そこのところが、私は課題だと思っていますし、またそのお願いする事業者さんにおいても、結局そのこれは、単年度で出ている予算ですよね。やっぱりその継続していかないと駄目なわけで、国のほうでも、ある程度評価される部分はあると思いますので、そのなかなかそこが難しいんじゃないかなというふうに私は思ってるんだけど、その同意を得られるとか、今、宮小路委員もおっしゃいましたけれども、どれぐらいの人がね、やっぱり利用してもらうのが、表面化してこれるのかという、その辺の課題があると思うんですけれども、これはやっぱり、引き続いて行政サービスにつなげていくということが大切なことだと思いますので、その辺はどういうふうに考えていらっしゃるのか、ちょっと御意見をお伺いしたいと思います。 ○中島子育て支援課長  失礼いたします。  おっしゃるとおりで、最初の入り口はとてもデリケートな話でもございますので、慎重にやっていきたいとは思っております。  お勧めする主体としましては、その実施団体さんにお願いするのではなくて、私どもの家庭児童相談室の相談員のほうから、各御家庭のほうにお声がけをさせていただくというふうに、今のところ、その予定でございます。  やはりその実施団体さんにとっても、なかなかその訪問活動というのは、これまた私どもの事業も初めてですけれども、その実施団体さんにとっても初めてのことになりますので、私ども、その家庭児童相談室の相談員と、研修ではないですけれども、事前にその訪問に対する心構えであるとか、どういうお話の仕方をしていくのかというのを、事前に研修なんかも予定をしているところでございます。  今後については、今年度、まずは始めてみるというところではございますので、それぞれのニーズを見定めながら、また今後については検討してまいりたいと思っております。 ○白石多津子委員  はい、ありがとうございます。
     この大きな予算がね、組まれているけれども、結局これがいつまで続くのかということも問題ありますけれども、要はその環境整備も大事なことだと思うんですけれども、要はその人だと思うんですよ。今おっしゃっていただいたみたいに、それも研修も受けながらということですけれども、入り口でどういう人と関わってきたという、その信頼関係というのがやっぱり大事だと思いますので、そのバリアはそういうところにあるように思います、私も。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  同じ179ページから181ページにかけて、認可外保育施設利用助成金というのがあるんですけれども、これはキッズスクエア以外の3つの、3か所の認可外保育施設と理解してよろしいでしょうか。 ○庄子育て支援課主幹  キッズスクエアを除きますが、2か所の施設を予定しております。 ○住田初恵委員  英語教育をするところはのけてという意味ですか。 ○庄子育て支援課主幹  そのとおりでございます。 ○住田初恵委員  この認可外保育施設の基本額を増額して、日曜日とか祝日の受入れに対して加算をするということを、ちょっとお聞きしたんですけれども、今のところでその日・祝日保育をやってはるというところはございますか。 ○庄子育て支援課主幹  今のところは、補助対象として、令和3年度に考えております団体に関しては、日・祝はしておられないという状態にあります。 ○住田初恵委員  そういう要望もあるから、こういうことをするということでしょうか。 ○庄子育て支援課主幹  要望といいますのは、保護者からの要望というのは、この点に関しては特に大きな声ということではございませんが、多様な保育というものをより進めるという観点を考えております。 ○住田初恵委員  基本額が増額されてね、やっぱりその支えていただいている認可外保育施設の運営を補助していくことは、すごく賛成ですし、いいなと思うんですけれども、一方で、またあとで言いますけれども、駅前保育、191ページに駅前保育施設運営助成事業が載ってるんですけれども、そこの運営事業には2,123万円もそういう助成事業が載ってるんですね。2つの施設を合わせても、何倍かの助成がされているんですけれども、駅前保育に移ってすみません。駅前保育施設運営助成事業のことに関連するんですけれども、この決算を見ますと、本社管理費に1,239万円も管理費にいってるわけで、やっぱりこの認可外保育施設であるその2つの園と、それから駅前保育、同じ認可外にある駅前保育とのその補助の差がね、すごくあり過ぎるんじゃないかなというふうに、前からずっと言ってるんですけれども、こういうのはいつになったらこの不平等というか、解消するのか。ほかの認可外保育所にもそれだけ手厚いことがされたら、そんな不平等は感じないかとも思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○庄子育て支援課主幹  駅前保育施設についてですけれども、この間の認可保育施設の充実などで状況が変わりつつあるというところもございますけれども、引き続き需給の状況、今後保育ニーズがどうなっていくのかということも見定めながら、さらに検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ○住田初恵委員  そういう御答弁は何年も聞いてきたのでね、いつになったらそういうことが解消できるのかなというのが、思っていたので、ほかの認可外保育所に対しての運営助成も手厚くしてもらったら、いいかなというふうに思います。要望です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  183ページなんですけれども、就学前教育・保育の拡充の01のところの公立保育所費のところの会計年度任用職員報酬76人というのが上がっておりますが、そこをお聞きしたいのは、いわゆる資格のある会計年度任用職員の方、保育所で働かれる方で、担任の先生などが育休、産休などで休まれたときも、担任として代わりに入って、いわゆるフリーの先生と言われているんですけれども、フリー保育士さんも、この中に含まれているんでしょうか。 ○中島子育て支援課長  はい、含まれております。 ○二階堂恵子委員  一般質問でもちょっと言わせていただいたんですけれども、フリーの保育士さんの賃金が、やっぱり時給がですね、向日市や大山崎町に比べて、決して高くはない賃金だということをちょっと調べさせてもらって、質問させてもらったんですけれども、長岡京市では、御存じのとおり、13年間正規保育士の採用がなかったりしていた中で、退職される方が多く、その間が保育士さんが少ないということもあったりして、退職された方の再任用さんを当てにしたり、フリーの保育士さんを頼らざるを得ない状況にあるんですけれども、やはりそのワンランク上の保育というのを目指す上でも、時給の改善というのはできないのかなというふうに思うんですが、この辺ではいかがでしょうか。 ○能勢健康福祉部長  一般質問でもお答えさせていただいたように、やはり近隣の状況ですとか、最低賃金の部分とかを見ながら、私どもとしても検討させていただきたいとは思っておりますので、その辺は御理解いただきますようお願いいたします。 ○二階堂恵子委員  近隣の状況が少し高くて、長岡京市が少し低いので、言うたら、一番困っておられるのは、アルバイトさんが募集しても、なかなか来られないというのの要因の1つになっているのかも分からないなというふうに思うところです。  というのは、保育所に以前はアルバイトさん募集、募集っていう、こうステッカーみたいなのを園舎に張り巡らされておられた、各園に。それでも来られないんですよというふうにおっしゃってて、よく御存じだと思うんですが、その辺はどのようにお感じでしょうか。お聞かせください。 ○能勢健康福祉部長  やはり、急にね、代替のフリーの保育士さんを雇わざるを得ないという状況は、現地でなっているところでございます。  その中で、やはり私どもとしても、そこに人が当たらないことは避けるということは当然考えておりますので、その中では、その給料の部分の面も含めて考えていきたいと思っております。 ○二階堂恵子委員  ぜひね、やはり担任も持って、責任がすごく重い方がやっぱり多いので、保育士さんにお伺いすると、やっぱりこのコロナの状況にあって、もし感染者がね、今、変異株なんかも出てきてますけれども、子供の中で感染者が出たり、職員にそういうのが出た場合も、ぱんぱんの状況なので、フリーの保育士さんもおられなかったら、とても運営できないというようなこともお聞きしていますので、ぜひ今後の課題として、検討をよろしくお願いしたいと思います。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項2のうち、目1から目4までを閉じます。  次に、項3生活保護費について、御質疑を受けたいと思います。196ページから199ページです。 ○住田初恵委員  199ページ、生活保護費支給事業なんですけれども、これで生活扶助がこれ、4億36万4,000円ですかね、になっています。去年の決算では、4億505万1,000円だったんですね。決算額より、何で、実績よりこのコロナで、やっぱりこういう生活保護を利用する人も増えるだろうに、なぜここが減ったのかなというのが、教えてください。 ○川端社会福祉課主幹  失礼いたします。  生活保護費の予算の編成なんですけれども、過去3年間のですね、執行額をですね、基に、平均額で出させてもらっておりますので、今回このような数字となっております。  以上です。 ○住田初恵委員  やっぱりその平均額なんですけれども、やっぱりコロナということがあったわけだから、やっぱりその辺も加味して、立てていくべきではないかなというふうに思います。  この生活保護というのは、やっぱりこのコロナで、失業者とか生活困窮者が増える中で、最後のセーフティネットであるので、すごく生活保護の役割って大きいと思うんですね。今、生活保護って必要な方の2割ぐらいしか利用できていないという実態があって、この今の国会の中で、厚生労働大臣から生活保護申請をためらわせる扶養照会は義務ではないというふうな、重要な答弁がありました。扶養照会というのは、申請者の親とか配偶者だけじゃなくて、兄弟とか孫まで含めた、その親族に対して、あなたは生活援助が可能かどうですかという問合せをするものなんですけれども、本市では扶養照会は、いつ、どのように行っておられますか。 ○田端社会福祉課長  基本的には、生活保護を受給される際に、申請者の方から扶養義務者の関係性についての照会をさせていただいて、調査をさせていただいております。 ○住田初恵委員  申請者全ての方にそういう扶養照会をしている、していない。 ○田端社会福祉課長  扶養照会をさせていただくということは、基本にしております。ただ、国の通知も出ておりますが、例えばですね、関係性が10年以上途絶えている、もしくは関係を持つことによって、受給者にとって不利になるようなケースの場合は、逆に実施をしないということで、このケース、個別に慎重に、福祉事務所内で十分検討しながら決定をしていくような状況でございます。 ○住田初恵委員  ぜひね、検討していただいて、やっぱり今までのことを見ますと、その扶養照会が2017年厚生労働省の調査によると、年46万件、そういう扶養照会が行われたんですけれども、実際に生活援助ができますよと答えたのが、僅か1.45%で、ただただ福祉事務所の業務負担が大きかったなって、現状にそぐわないものになっておりますし、このコロナの下で、年末年始に生活困窮者を支援する団体さんが調査をしはったら、やっぱり生活が苦しいけど、生活保護を利用したくないと答えた方の3人に1人が、やっぱりこの家族に知られるのが嫌やて、この扶養照会で。だから、やっぱりこの扶養照会が生活保護を利用する大きな壁になってると思うんですね。厚生労働大臣もそのように、義務ではないというふうにお答えされましたし、やっても経済援助にもつながらへんし、福祉事務所の業務負担にもなっておりますので、この扶養照会をそろそろ見直しをされて、もうやめたらいいんじゃないかなって考えますけれども、いかがでしょうか。 ○田端社会福祉課長  生活保護業務、法令に基づいて業務を運営させていただいております。ですので、市独自でこういったことの変更ということは考えておりません。  繰り返しになりますが、受給者の方と十分相談をしながら、慎重に対応していっことをさせていただきたいと考えております。 ○住田初恵委員  はい、分かりました。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項3を閉じます。  ただいま審査の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。              (午前11時56分 休憩)              (午後 1時00分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、分科会を再開いたします。  次に、第4款衛生費、項1保健衛生費について、御質疑を受けたいと思います。200ページから219ページまでです。どうぞ。 ○中小路貴司委員  215ページのところですね。215ページの持続可能なまちづくりについて、質問させていただきます。  地球温暖化対策(COOL CHOICE)推進事業について、予算のほうを組まれておりますが、脱炭素ということで、今年度からより一層力を入れていただきたいと思うんですけれども、これの関係と、それから環境都市宣言啓発推進事業も含めて、もう一度、説明のほうをお願いいたします。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  まず、地球温暖化対策(COOL CHOICE)推進事業ということで、これまでにありました補助制度を見直しのほうをさせていただきまして、次年度、新たに次世代自動車の購入という補助メニュー、いわゆる電気自動車ですね。PHVであるとか、水素であるとか、そういった次世代の自動車の購入補助のメニューを新たに付け加えまして、既存の補助金と合わせてCOOL CHOICEという形で、市民の方に、地球温暖化に対する福祉を推進するための補助を新たに設けた次第でございます。  それと、環境都市宣言の啓発推進事業でございますが、こちらのほうは、主に環境フェア、こちらの予算になりまして、次年度は農業祭と合わせて、食と環境というような視点で、再構築ができたらなということで、今現在考えている次第でございます。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  特に脱炭素についてはですね、国も本気になって脱炭素運動をしていこうということになっておりますので、もちろん、環境基本計画の策定も必要ですが、できるところから進めていただきたいというふうに思います。  1点ですね、確認なんですけれども、先ほど、環境都市宣言のところの説明で、環境フェアの関係が農業祭と同時にするというふうなことで、同じ時期にたくさんのイベントがあるというのも、重なる部分もありますので、ぜひですね、より一層、たくさんの方に連携をしていただいて、進めていただきたいというふうなことを思いますが、ちょっと1点、具体的にどのような形で、今、考えておられるかだけ、答えていただける範囲で結構ですので、お願いします。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  まず、環境フェアにつきましては、今年度、コロナ禍の中におきまして、FMおとくにを利用させていただいてですね、新たな形を模索して実施をしました。次年度、既存の農業祭と、そういったあたりをですね、合体するような形で、また、旧来からやってます環境フェアも、できるところは同じようにやらせていただく予定なんですが、リニューアルというような形で、今現在、担当者レベルでは、企画を今練っている段階でございます。  もう少し具体的な中身につきましては、農業祭の実行委員会の方もおられますし、環境団体の方々とのヒアリング等もしながらですね、今までのものをベースにしながら、一緒にできるところを探っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○中小路貴司委員  ありがとうございました。  予算の関係ですので、効率的な予算配分もできることを期待していますし、また、その2つの事業を1つにすることで、市民のほうの理解も得られる部分が大きくなるというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○石井啓子委員  すみません。私も同じ215ページのCOOL CHOICE、先ほどお尋ねになったところなんですけれども、430万円で、最初の御説明では、次世代の電気自動車、1台10万円で3台分ってお聞きしてるんですけれども、あとの400万円に対してはどのように具体的に考えておられるのか、お聞きしたいんです。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  COOL CHOICE実践補助金ということで、今の次世代の自動車につきましては、1人当たり10万円の予算を見積もっております。おおよそですね、件数といたしまして、これまでの補助金につきましては、単独でそれぞれ行っておりましたが、4つを1つにまとめるということで、例えば自動車の要求がたくさんありましたら、まずその自動車のほうにその補助を充てていくというような形にさせて、利用される方がですね、より利用しやすいような形をするということになりますので、件数については、3件から大体8件ぐらいまでがその補助の中で賄えるというように、今、考えております。  他の補助金につきましては、住宅の窓のほうは5件、薪ストーブは3件、太陽光と蓄電池の同時設置補助につきましては15件を予定しております。  以上です。 ○石井啓子委員  分かりました。ありがとうございます。  先ほどおっしゃいましたけれども、本当にCO2を削減していこうというところの、少しずつ地道な活動だと思うんですけれども、またこういう取組がもっと広がっていくように要望いたします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  203ページのところでお聞きします。  公的病院の支援ということですけれども、済生会病院建設の支援なんですけれども、工事が進んでいるようなんですけれども、供用開始時期というのが早まることがあるんでしょうか。お聞かせください。 ○川村(雄)健康福祉部参事兼医療政策監兼健康医療推進室長兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長  済生会のほうとしまして、確認しているところでいきますと、12月議会の一般質問でお答えしましたが、順調に工事のほうは進んでて、3~4か月程度前倒しで開院予定ということで、今現在予定されているのは、令和4年の6月頃を目指されて、6月、7月頃を目指されているということでお聞きしております。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  引き続きもう1つなんですけれども、旧済生会病院は、向日が丘支援学校の建替え時の仮校舎として利用されるというふうにお聞きしていますけれども、かなり旧病院はね、老朽化も進んでいる設備もあるようなのですけれども、それに関わる補修などは、京都府が行うと考えていますけれども、どうでしょうか。そういうことで理解のほうはよろしいでしょうか。 ○名和福祉政策室長  済生会病院の移転後の取扱いなんですけれども、先日の京都府議会のほうで、堤議員からですね、代表質問があった際にも、京都府がお答えされてるんですけれども、一応その済生会の現在の病院のほうを改修をして、その仮校舎として使えるようにということで、今ありました、令和4年の7月頃移転以後ですね、改修の設計をされて、それ以後になりますけれども、令和5年頃からですね、そういう活用をされるというふうにお伺いしているところでございます。  以上でございます。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  それに関わって、先ほどもちょっとお聞きしましたが、京都府がその費用等は皆持たれるということでしょうか。細かいことですみません。 ○名和福祉政策室長  京都府の教育委員会のほうで、その改修に携わられるということでお伺いしています。 ○二階堂恵子委員  分かりました。理解しました。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○宮小路康文委員  すみません。私も214ページ、215ページなんですが、環境保全対策費全般で聞きたいんですけれども、まず、本市の温室効果ガスって、どれぐらいの数値になっているかって、お分かりになりますか。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  2年前の数字が、今、最新の把握している数字になりますので、平成29年度温室効果ガスの排出量は、36万2,000トンでございます。基準年度である平成2年度と比べると減ってはおるんですが、関電さんのその係数等の見直し等もありましたので、減った形で表示された形になっております。36万2,000トンです。 ○宮小路康文委員  では、ちょっとこれからのカーボンニュートラルの話にもなってくるかもしれないんですが、二酸化炭素の排出量とか吸収量みたいなのは分かるんでしょうか。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  CO2の吸収量ということでしたら、把握のほうをしておりまして、西山で吸収する量になるんですが、累計でいきますと、1,519トンになります。2019年度の吸収量でいきますと15トン、16トンぐらいということになります。  以上です。 ○宮小路康文委員  ありがとうございます。  まさに脱炭素社会というところで、今まで受け入れるかどうかみたいな話が主流だったとは思うんですけれども、この脱炭素の社会を、今度はどうやって実現していくかという形で、シフトはしなあかんと思っております。それに向けて、その環境基本計画というのも来年度お作りいただけるというところで、非常に期待している部分ではありますので、ちょっとその意識というのを、実現というところに向けて、しっかり取り組んでいただければなというふうに思います。  すみません。以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○石井啓子委員  207ページの健康づくりの促進、健康マイレージの事業報償品なんですが、これって何人にどのような、年代的にどのような年代が多いのか、どのような報償品が配られているのか、教えてください。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  健康マイレージ事業の報償品でございますが、通常の「aruku&」というマイレージを、アプリを使ってしていただいている分には、商工会のほうから御協力いただきまして、報償品をお渡ししておりまして、その予算で上げています分は、アンケートを、実施された方にアンケートをお願いしてまして、そちらのアンケートいただいた方に、例えばクオカードのようなもので報償させてもらっているという状況でございます。  年齢層は、大体40~50代の方が半分ぐらい参加されております。参加される方は500人ということでございます。 ○石井啓子委員  ありがとうございました。  この資料の要求書の189ページなんですが、この年齢別の要介護と要支援の人数、出していただいているんですけれども、やはり75歳未満までよりか、75歳以上、要は後期高齢者になれば、ぐんと要支援、要介護の人数が、認定の人数が増えていますし、また80歳以上になると、またどんと倍に増えていますので、本当にいろんな方がおっしゃっていますけれども、フレイル事業というところでは、要支援、要介護になるまでの取組が、本当に重要だというところは、もう鬼気迫るところに来ていると思うんです。このマイレージ事業も、予算がどんと上がってましたので、もっともっとそういうところにさらにまた40~50代が半分と、元気な方、若い方が多いというところでは、やはり後期高齢近づく、60代以上、65歳以上の方をどんと巻き込むような、また施策を考えていただけたらと思いますが、その辺はどのようにお考えでしょうか。お聞かせください。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  要介護を防ぐということでの御質問でございますが、まさにこの健康マイレージ事業は、若い頃から、40~50代の頃から健康づくりの取組をしていただいて、そこからの将来の要介護状態を防ぐというところの部分で、健康づくりのサイドで取り組んでいるものと思っております。 ○石井啓子委員  ありがとうございました。
     本当にコロナ禍の中で、本当に高齢者のね、自治会なんかでも、老人会で集まるという機会も減ってますし、大変な中ですけれども、何とか年代の高い方をもっと巻き込むように取組を考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  209ページのがん検診委託料について、お聞きします。  資料の126ページに、過去3年間の各種がん検診の受診率が出ております。一番低いのが胃がん検診で、高いのが前立腺がんとなってるんですけれども、この胃がん検診低いのは、前立腺がんは血液検査で分かるので、容易に受けられるというか、になってるんですけれども、やっぱり胃がん検診になりますと、バリウム飲んだり、胃カメラしたり、そういうことで、やっぱりちょっと苦痛を伴うために、なかなかこの検診率が上がっていかないのじゃないかなというふうに考えるんですけれども、胃がんの発生にはピロリ菌の感染が関与していると言われておりますし、このピロリ菌に感染しているかどうかも、血液検査によって分かります。胃がんは、萎縮の進んだ粘膜から発生すると言われておりまして、これも進んでいるかどうかというのが血液検査によって分かりますので、この2つの検査を行うことで、胃がんのリスクが分かるという検査、ABC分類といわれているんですけれども、本市では一部の方にこのリスク、ABC分類のリスク検診をしてはるんですけれども、この胃がん検診のその受診率を上げるためにも、このリスク検診として、この血液検査で受けられる、こういうふうなのを入れたほうが、もっと検診の受診率、上がるんじゃないかなって考えるんですけれども、いかがでしょうか。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  胃がん検診につきましては、今、バリウムによるレントゲン検査をしております。一部、55歳の方を対象に、血液検査でする胃がんリスク検診をしております。ただ、公的な検診としましては、国が示す検診のその制度管理をした上での実施方法に沿ってするものでございまして、今のところ、胃がん検診で国が推奨しますのは、レントゲンの検査でございます。ですので、苦痛は伴うものでありますが、できるだけあらゆる機会を捉えて、この方法での受診勧奨をしまして、今後国の動向を見ながら、実施方法と勧奨を考えていきたいと思います。 ○住田初恵委員  国が今、そういう制度だから、なかなか市でできないということですけれども、やっぱりこういうことをしてほしいということも、国に要望していっていただければなと思いますけれども、それはどうでしょうか。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  国のその推奨するがん検診の方法につきましては、常に最新の情報を見ながら、国のほうで検討されておりますので、その状況を見ながら、必要なものがあれば、また国とか府にも言う必要があるかと思いますが、今、常に国が出している基準について、情報収集しながら進めているところでございます。 ○住田初恵委員  本当に胃がんの検診上げようと思ったら、それぐらいやらないとなかなかかなと思いますので、要望としておきます。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  213ページのところですけれども、手数料が生活環境の保全のところの手数料でお聞きしたいのは、不法投棄がね、かなり多くて、コロナでね、在宅される方が新しいテレビを買って、古いテレビを捨てはるとか、いろいろあって困ってはるお金をたくさん使ってはると思うんですけれども、以前はね、西山とか柳谷に行く途中の道とか、奥のほうに置かれたんですが、最近は大きな通りにもね、不法投棄しないでくださいというのを、こう貼り出してあったりするので、すごく気にはなっております。そういうところに防犯カメラの設置というのは、いかがなんでしょうか。カメラがついていると、少しでも捨てる側の抑止力というか、そういうふうになるのかなと思いますので、ちょっとその辺、いかがでしょうか。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  不法投棄されている主な場所が、私ども把握しておりますのは、分別ステーション、資源ごみの分別ステーションを中心に今、監視をしておりまして、今年度の予算で監視カメラをですね、2台購入しております。もう既にそれを実践で投入をしておりますので、それ、移動式になりますので、そういう事案が発生しそうな場合は、事前に仕掛けをしてですね、今、検挙できるように、警察のほうともタイアップしながらですね、調査を進めている次第でございます。今現在、2台を稼働しているという状況でございます。 ○二階堂恵子委員  2台とお聞きしてますけれども、ぜひ必要であれば、もっと台数増やしていただいて、要望させていただきます。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  今に関連して。私のとこの近くもね、よく車が通る道路なので、そこにソファとか、そんなものも捨ててあったりして、やっぱり今、移動式のカメラが2台っておっしゃいましたけれども、どういう地域を、順番にいきはるのかどうか、分からないんですけれども、どういうところを重点的にやっていこうと思ってはるんですか。 ○山本(達)環境政策監兼環境政策室長  まず、先ほど申しました分別ステーションによくよくそのルールじゃないごみが捨てられておりますので、まずそちらを重点的にですね、カメラのほうを設置して、今、対応をしております。  道路とか、その事案が出てからカメラつけてたんじゃ遅いんですけれども、比較的よく捨てられそうな場所を経験値の中でですね、判断しまして、設置のほうをさせていただいております。 ○住田初恵委員  すみませんね。言葉足らずで。道路やけども、その分別ステーションがあるところの道路なんですね。だから、やっぱりそういう頻回にそういうことが起こっているところにはね、ぜひつけて、移動式か知らんけど、つけてほしいと思います。要望です。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項1を閉じます。  次に、項2清掃費について、御質疑を受けたいと思います。218ページから225ページまでです。どうぞ。 ○中小路貴司委員  221ページの低公害車導入事業について、お尋ねしたいと思います。  塵芥処理費の中で、低公害車を導入するということで、具体的に作業車をということを先ほども説明いただいたんですけれども、もう少し詳しい説明をお願いします。 ○入江環境業務課長  塵芥車1台とダンプ1台の導入を予定しております。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  低公害車ということなので、ハイブリッド車なのかなというふうに思いますけれども、そのハイブリッドの内容について、お聞かせください。 ○入江環境業務課長  ハイブリッド車ではございませんで、低公害車になります。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  そうすると、いわゆるごみ収集の大きいパッカー車をイメージしたらいいんですか。 ○入江環境業務課長  はい、パッカー車が1台と、あと容器のセットに行くダンプになります。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  それに関連するんですけれども、その前の219ページにですね、清掃車両デザイン描写委託料というふうなことが書いてあって、今まで子供たちが環境フェアの関係で、環境の思いを絵にするコンクールの描写したデザインをパッカー車に載せていくという事業が、なかなかできにくい状況でありましたが、今年はできるのかなというふうに期待しておりますので、質問ではありません。ぜひ進めていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○二階堂恵子委員  221ページですけれども、ごみの減量と適正処理のところですが、一般家庭用可燃ごみ収集運搬事業のところで、ちょっと要望させていただきます。  以前、家庭系ごみを減らすために、ごみ処理機を購入の補助金が出されていたと思うんですけれども、そのごみ処理機にもいろいろあって、ぼかしとか入れてするのとか、いろいろあったと思うんですけれども、そういうかすも飼料となって、家庭で生かされていたし、今、それのあれが、費用がなくなってしまって、補助金がなくなってしまったんですけれども、また処理機のよさを知らない方もまだまだおられると思いますけれども、購入の補助金を復活させて、こんなんができますよというアナウンスをしていただいたら、もっと生ごみ減量になるんではないかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。 ○大伴雅章主査  質問ですね、要望ではないですね。 ○二階堂恵子委員  要望です。じゃあ、質問、先に質問。 ○大伴雅章主査  質問ですね。はい、質問だそうです。 ○入江環境業務課長  生ごみ処理機の補助金でございますけれども、現在、補助金のほうは廃止とさせてはいただいておるところですが、現在、一般廃棄物の基本計画、処理基本計画のほうを策定中でございまして、またその計画の中でですね、計画を策定するときの審議会などの御意見も伺いながらですね、検討していきたいと考えております。 ○二階堂恵子委員  ぜひ検討をよろしくお願いいたします。要望いたします。  それと、続きまして、すみません。02の容器包装対象物収集運搬事業のことですけれども、資源ごみステーションが少ない、数が少なく、これから時期的にね、夏などになりますと、ペットボトルなどがもう本当に籠からあふれているというような状況もあるんですけれども、やっぱり指定ごみ袋の使用で、資源ごみステーションの増設というのが本当に必要ではないかなというふうに考えますけれども、その今後の見通しというのを聞かせていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○入江環境業務課長  この指定ごみ袋制度、取り組むことでですね、資源化のほう、確かに進んでおるところでございます。  その他につきましては、まだその各ステーションの状況等を見ながらですね、地域の方々と御相談をしながらですね、進めてまいりたいと考えております。 ○二階堂恵子委員  ぜひよろしくお願いいたします。要望いたします。 ○住田初恵委員  219ページのごみの減量と適正処理の印刷製本費というのがあるんですけれども、多分ここにごみ減量のしおりが入るかなと思うんですけれども、この予算資料要求書の2ページに、事業系ごみ減量のしおりということで出てるんで、それが入るのかなと思うんですけれども、家庭系ごみというのは、これまでの経過を見ていますと、人口が増加しているけれども、家庭系のごみは減少してきています。だけど、事業系ごみは減ってない。だから、ここにもっと力を集中しないと、総量としてのごみの減量はできないと思うんですけれども、しおりを作っていただいて、事業者の皆さんに、ちょっと啓発というか、そういうことをしていただくこともすごく大事なんですけれども、それだけではなかなかできないんじゃないかなと思うので、具体的にどんなふうにやって事業系ごみを減らしていこうって考えておられるのか、お聞かせください。 ○入江環境業務課長  この印刷製本費のほうで、おっしゃるとおり、事業系のごみ減量のしおりということで、再度、今回啓発させていただきます。それ以外にもですね、処理場での展開検査であるとか、あと、事業系のごみに対する施策というものも、現在取り組んでいるものがございますので、そちらも引き続き進めてまいります。 ○住田初恵委員  今の施策のままでは、あんまり減らないのと違うかなと思うんですね。だから、そういう、ほんまに減らしていこうと思ったら、もっとこういうことを考えていこうということがもしあれば、お聞かせください。 ○入江環境業務課長  現在ですね、一般廃棄物処理基本計画というものを、令和4年度からのものを策定中でございますので、そのあたりにつきましても、計画を策定する中でですね、じっくり進めてまいりたいと考えております。 ○住田初恵委員  ぜひね、本当に事業系ごみが減っていくように、そういう施策を立てていっていただきたいと思います。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項2を閉じます。  次に、項3上水道費について、御質疑を受けたいと思います。224ページから227ページです。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ項3を閉じます。  以上で第4款を閉じます。  次に、第5款労働費について、御質疑を受けたいと思います。226ページ、227ページです。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第5款を閉じます。  次に、第10款教育費、項1教育総務費、目2事務局費、113の01、幼児教育助成事業について、御質疑を受けたいと思います。280ページ、281ページです。どうぞ。 ○二階堂恵子委員  281ページの私立幼稚園設備費補助金ですけれども、市内には5つの幼稚園がありますけれども、3歳から5歳児の46.5%が市内の幼稚園を利用しております。どの幼稚園も設立から50年を超え、かなり老朽化が進んでおられ、部門が違いますが、キッズスクエアでは単価で21万円のものを、運営費補助をもらっているということですのでね。46.5%の幼児教育を行う幼稚園では、5か所で105万円では、あまりにもその格差があるように考えるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○中島子育て支援課長  失礼いたします。  今、私立幼稚園の設備費補助金について、お尋ねをいただいたと思います。  こちらにつきましては、施設の大きな改修というようなものではなくて、教材備品のようなものを、必要なものを各幼稚園のほうで購入をいただいている、それに対しての補助金でございます。ちょっと駅前の保育施設と比較してという意味合いでは、ちょっと種類が違うものなのかなというふうには思いますので。 ○二階堂恵子委員  先ほども申しましたみたいに、ちょっと比較が違ったのかもしれませんけれども、50年たって老朽化しておられて、毎回要請に、議員団のほうの控室にお見えになられて、切実な声も聞かせていただいていますので、幼稚園側の要望をね、ぜひ受け止めていただいて、また増額していただければ、ほかの老朽化改修なども含めましてね、というふうに思いますので、要望させていただきます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、目2のうち、幼児教育助成事業に関する部分を閉じます。  次に、歳入のうち、先ほどの説明ありました部分について、他に質疑があれば受けたいと思います。なお、質疑をされる場合はページを指定してからお願いします。歳入です。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、歳入のうち、本分科会の教育委員会以外の所管に関する部分を閉じます。  次に、第3条債務負担行為のうち、本分科会の教育委員会以外の所管に関する部分について、説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  それでは、ページをお戻りいただきまして、9ページのほうをお願いをいたします。  まず、第3条のほうで定めております第3表債務負担行為について、御説明を申し上げたいと存じます。  健康福祉部の所管といたしましては、ページをおめくりいただいて、11ページのほうの一番上のほうに記載しているところでございますけれども、向日が丘支援学校の敷地へ移転を予定しております竹寿苑の改築工事における基本・実施設計業務の委託料で、期間、限度額につきましては記載のとおりでございます。  以上で、債務負担行為の説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  ただいまの部分について、御質疑を受けたいと思います。どうぞ。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第3条のうち、本分科会の教育委員会以外の所管に関する部分を閉じます。  それでは、審査の途中ですが、1時50分まで休憩をいたします。              (午後 1時38分 休憩)              (午後 1時50分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、分科会を再開いたします。  次に、教育委員会の所管に入ります。  それでは、第20号議案 令和3年度長岡京市一般会計予算、第1条第1項及び第2項歳入、第13款分担金及び負担金から、第21款諸収入までのうち、教育委員会の所管に関する部分について、説明をお願いいたします。 ○木村(靖)教育部長  それでは、本分科会に係る教育部の所管に関する歳入予算について、御説明申し上げます。  金額的に大きな変動または新規、特徴的なものを中心に説明させていただき、また、増減率は前年度比較とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。  28ページ、29ページをお願いいたします。  款13分担金及び負担金、項1負担金の目5教育費負担金は、項目、内容に大きな変動はございません。  次に、32ページ、33ページをお願いいたします。  款14使用料及び手数料、項1使用料、目6教育使用料は1,336万4,000円で、3.0%の減となっています。その主な要因は、節2公民館使用料において、新型コロナの影響により、使用料収入が若干減少することが見込まれることによるものです。  その他の項目、内容に大きな変動はございません。  次に、38ページ、39ページをお願いいたします。  款15国庫支出金、項2国庫補助金、目5教育費補助金は、5,919万6,000円で、14.8%の増となっております。その主な要因は、節3社会教育費補助金の子ども・子育て支援国庫交付金において、放課後児童クラブの児童数増により支援単位を2つ増やしたことや、文化芸術振興費国庫補助金として、令和2年度から着手しております文化財保存活用地域計画策定にかかる経費の増を見込んでいるものです。  次に、46ページ、47ページをお願いいたします。  款16府支出金、項2府補助金の目8教育費補助金は6,031万円で、3.3%の増となっています。その要因は、国庫補助金と同様に、節3社会教育費補助金において、子ども・子育て支援府交付金が増となることによるものです。  次に、50ページ、51ページの款18寄附金、項1寄附金、目4教育費寄附金は、大きな変動はございません。  次に、54、55ページの款19繰入金、項2基金繰入金、目3文化・スポーツ振興基金繰入金も大きな変動はございません。
     次に、62ページ、63ページの款21諸収入、項4雑入、目3雑入、節7教育費雑入は、2億1,896万9,000円で、639万円、3.0%の増となっております。これは、おめくりいただき、65ページ中ほどの放課後児童クラブ保護者協力金現年度収入が増額になったことや、学校給食費徴収金が中学校給食の食数増により増額となったことが主な要因であります。  教育部所管の歳入の予算説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○大伴雅章主査  次に、歳出、第3款民生費、第8款土木費及び第10款教育費のうち、教育委員会の所管に関する部分について、説明をお願いいたします。 ○木村(靖)教育部長  着座にて失礼いたします。  続きまして、教育部所管の歳出予算について、御説明させていただきます。  190ページ、191ページをお願いいたします。  款3民生費、項2児童福祉費、目5児童館費の予算額は4,990万1,000円で、6.5%の増となっております。主な要因は、児童館子どもの居場所づくり事業において、施設の空調設備が老朽化に伴い、その設備更新にかかる施設改修工事実施設計委託料を計上したことによるものであります。  その他は、事業内容に大きな変更はございません。  次に、ページが飛びます。272ページ、273ページをお願いいたします。  款が変わりまして款8土木費、項4都市計画費、目6西山公園体育館費では、予算額4,985万7,000円で、26.5%の増となっております。主な要因は、老朽化の進む受変電設備改修工事費等を計上したことによるものです。  次に、ページが飛び、278ページ、279ページ、款が変わりまして、款10教育費でございます。  教育費の予算総額は26億7,474万2,000円で、4.1%の増であります。  最初に、項1教育総務費、目1教育委員会費の予算額は543万7,000円で、3.2%の増でありますが、事業内容等に大きな変更はございません。  次に、280ページ、281ページをお願いいたします。  目2事務局費のうち、健康福祉部所管の幼児教育助成事業を除いた予算額は9億703万7,000円で、3.8%の増であります。  外国語活動推進事業では、新型コロナウイルス感染症の影響により、アーリントンからの外国人AETの来日が見合わされたこととなったことから、その代替として、英語指導助手の派遣費用など632万2,000円の増となっております。  283ページをお願いいたします。  学校情報化推進事業から開始をいたしました学校ICT環境整備・活用推進事業は、1億3,020万2,000円で、44.9%の増であります。児童生徒1人1台タブレットを円滑に活用するため、新たにICT活用サポーター派遣業務委託料及びタブレット運用サポートサービス委託料などを計上しております。  次に、287ページの学校施設管理運営事業では、981万9,000円、56.4%の減となっております。これは、前年度に臨時に実施したPCB廃棄物処理経費が不要となったことによるものですが、一方で、小・中学校の空調設備について、PFI空調の更新や未設置の特別教室等への設置を検討するため、検討業務委託料935万円を計上しております。  次に、288ページ、289ページをお願いいたします。  目3人権教育費であります。予算額は141万4,000円で、事業内容に大きな変更はございません。  次に、290ページ、291ページをお願いいたします。  目4生涯学習推進費であります。予算額は175万3,000円で、こちらも事業内容に大きな変更はございません。  次に、目5中央生涯学習センター費では、予算額6,683万8,000円で、2.2%の減となっております。施設の修繕費用が減となったことが要因でございます。  次に、目6教育支援センター費であります。予算額は5,018万6,000円で、1.8%の増となっております。  次のページ、教育相談事業では、プレイセラピーの充実を図るなど、教育相談員謝礼を217万円計上しており、教職員研修事業でも、教育活動におけるタブレット端末活用等ICT研修の充実など、講師等謝礼を62万円計上しております。  次に、296ページ、297ページ、項2小学校費であります。  目1小学校管理費の予算額は4億4,396万円で、18.4%の増となっております。  おめくりいただき、299ページ、小学校施設環境の充実事業は1億9,041万6,000円で、1.8%の増で、これは新型コロナウイルス感染症対策のため、空調機器の使用中も換気を行う必要があることから、電気及びガス使用料の増を見込んだため、光熱水費が1億1,493万3,000円、5.3%の増、また、学校管理用務委託料として、2,707万7,000円を計上し、通常の学校管理用務に加え、新型コロナウイルス感染症のための校内消毒作業の委託分について増額しております。  301ページをお願いいたします。  小学校施設維持管理事業は、4,605万3,000円で、36.7%の減となっております。これは、PFI空調の契約期間満了に伴い、関連経費を減額したことなどによるものです。  次に、小学校施設安全・快適整備事業は1,596万6,000円で、67.6%の減となっております。設計費として、長岡第九小学校の児童数の増に対応するため、給食室の増築等の整備工事基本・実施設計委託料を債務負担行為の予算化として計上しております。なお、各学校の工事費は、令和2年度3月補正予算に前倒しのため、当初予算の計上はございません。  同じく、小学校施設再整備事業は新規事業として、長岡第四小学校の再整備工事の基本・実施設計委託料、1億2,530万4,000円を債務負担行為の予算化として計上しております。  次に、302ページ、303ページ、目2教育振興費の予算額は2,963万2,000円で、予算額、事業内容ともに大きな変更はございません。  次に、項3中学校費であります。  目1中学校管理費の予算額は1億2,797万4,000円で、13.8%の減であります。  305ページの中学校施設環境の充実事業では、7,798万5,000円で、2.7%の減です。  おめくりいただき、307ページ、光熱水費では、教室内の換気に伴う電気・ガス使用料の増を見込みながら、新電力との契約によって見込まれる電気料金の減を反映し、前年度から1割減の3,777万2,000円を計上しております。また、学校管理用務委託料として1,155万3,000円を計上し、小学校と同じく、新型コロナウイルス感染症のための消毒作業用務を追加しております。  307ページの中学校施設維持管理事業では、2,129万8,000円、35.5%減となっております。これは、小学校と同様に、PFI空調の期間満了したことによるものです。  309ページをお願いいたします。  中学校施設安全・快適整備事業では222万円、75.6%の減です。長岡第三中学校と長岡第四中学校の貯水槽改修工事の実施設計委託料を計上しております。工事費は、小学校と同様に、令和2年度3月補正予算に前倒ししたため、当初予算の計上はございません。  次に、目2教育振興費は3,116万1,000円で、5.6%の増で、学校給食費及び学用品費にかかる就学援助費の増が主な要因となっております。  次に、310ページ、311ページ、項が変わりまして項4社会教育費であります。  目1社会教育総務費の予算額は1億3,139万6,000円で、2.2%の減となっております。事業内容等に大きな変更はありません。  次に、312ページ、313ページをお願いいたします。  目2公民館費の予算額は8,191万円で、10.9%の増となっておりますが、事業内容等に大きな変更はありません。職員人件費が増となったことによるものです。  次のページをお願いいたします。  目3図書館費の予算額は1億2,318万9,000円で、0.8%の減となっております。図書館では、読書啓発活動をさらに推進するため、事業の見直しを行い、図書館サービスの推進・充実事業において、これまでの文庫連絡会補助金から、より多くの市民活力を導入するため、講師謝礼に予算を組み直し、また地域資産の継承として、ふるさと市文庫基金を活用し、あまんきみこ氏の読書コーナーの設置と併せ、読書講演会を予定しております。  次に、320ページ、321ページをお願いします。  目4放課後児童クラブ育成費の予算額は3億4,784万2,000円で、10.3%の増となっております。日額の会計年度任用職員の報酬及び期末手当の増額、また、月額会計年度任用職員の育児休業者の復職などにより、人件費が増額となっております。さらに、長岡第四小学校放課後児童クラブ及び長岡第九小学校の放課後児童クラブの施設整備にかかる基本・実施設計委託料が増額となっていることが主な要因です。  次に、324ページ、325ページをお願いいたします。  目5文化財保護費でございます。予算額は7,660万2,000円で、0.3%の減となっております。文化財啓発事業において、これまで大河ドラマゆかり歴史のまちとして、講演会、シンポジウムの開催、文化財看板整備など、魅力発信事業を展開してまいりましたが、令和3年度につきましても、ポスト大河事業として、勝龍寺城築城450周年記念講演会等にかかる経費及び令和2年度から作成に着手しております文化財保存活用地域計画にかかる経費を計上しております。  次に、328ページ、329ページをお願いいたします。  目6青少年教育費の予算額は2,214万1,000円で、予算額、各事業内容ともに大きな変更はございません。  次のページをお願いいたします。  次に、332ページ、333ページをお願いいたします。  目7埋蔵文化財調査センター費の予算額は1,005万8,000円で、0.6%の減となっておりますが、事業内容に大きな変更はございません。  次に、目8文化振興費の予算額は8,072万4,000円で、0.7%の増であります。各事業等の内容に大きな変更はございません。  次に、334ページ、335ページをお願いいたします。  目9神足ふれあい町家費の予算額は1,001万1,000円、また、その下の目10中山修一記念館費の予算額は423万8,000円となっております。いずれも、予算額や事業内容等に大きな変更はございません。  次に、336ページ、337ページをお願いいたします。  項5保健体育費であります。目1保健体育総務費の予算額は9,235万6,000円で、13.8%の減となっております。  おめくりいただき、339ページのスポーツ活動推進・支援事業では、公益財団法人長岡京市スポーツ協会職員の退職等による人件費の減や、新型コロナウイルス感染症の影響による実施事業の減により、補助金を減額しております。  その下、東京オリンピック・パラリンピック関連事業では、実行委員会補助金として、新型コロナウイルス感染症防止対策等にかかる経費など、347万7,000円を計上いたしました。  340ページ、341ページをお願いいたします。  最後に、目2スポーツセンター費では、予算額1,370万3,000円で、12.5%の増となっております。これは、テニスコートの部分修繕を行うことによるものであります。  以上が、教育部所管にかかる歳出予算の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  それではまず、第3款民生費、項2児童福祉費、目5児童館費について、御質疑を受けたいと思います。190ページから197ページまでです。どうぞ。ございませんか。 ○大伴雅章委員  1点だけ質問します。  193ページ、下から5行目、要は実施設計委託料です。  この児童館は、昭和52年から53年まで、地域の人の思いを込めて、設計段階から地域の思いを込めて建設されて、そしてもう40何年、数年になりますのでね、当然、老朽化しているというのは理解できます。具体的に、大きな中の施設、それぞれ部屋の施設スペースの変更等は含まれるんですか。それとも、もう老朽化に関してだけの設計委託ですか。 ○田中(秀)北開田児童館長  平成9年に大規模改修ということで、建物内、あと外ですね。今現在使っております空調設備も、平成9年のときに1回は改修をしております。そこから23年たってますので、中も大分と傷んでますので、今回の大規模改修で、許される範囲で、また中を直していきたいなというふうには考えております。 ○大伴雅章委員  許される範囲といいますと、いわゆる国庫補助対象になるんですか。 ○木村(靖)教育部長  今回の改修については、今、先ほど館長のほうから説明ありました、老朽化した空調設備、そして屋上のほうが漏水をしておりますので、屋上防水、それと外壁の調査をしていこうというふうに考えております。  以上です。 ○大伴雅章委員  これ、何回もやってはりますが、国庫補助の対象とかなるんですか、大規模修繕の。財源ですね。 ○田中(秀)北開田児童館長  修繕のほうはなります。設計のほうはなりません。 ○大伴雅章委員  設計のほうは分かります。一応、補助対象事業やと認識をしたらいいわけですね。はい、分かりました。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、款3を閉じます。  次に、第8款土木費、項4都市計画費、目6西山公園体育館費について、御質疑を受けたいと思います。272ページと273ページです。どうぞ。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第8款を閉じます。  次に、第10款教育費、項1教育総務費のうち、教育委員会所管分について、御質疑を受けたいと思います。278ページから295ページまでです。どうぞ。ございませんか。 ○中小路貴司委員  281ページの中学校米国短期交換留学事業補助金について、質問したいと思います。  先ほど説明もいただいたんですけれども、コロナの関係で、今まで続いていたアーリントンへの事業がなかなかうまくできないというふうなことで、昨年度も今年度もか、令和2年度も非常に厳しい状態であったんですが、見通しと、それから今後ですね、アーリントンの関係をどのような形で進めていくのかということで、この補助金がどのように使われるか、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○大柳教育部次長兼学校教育課長  失礼します。  令和3年度につきましては、もうこの状況ですので、訪米のほうについては無理ということで、団員募集も行っておりません。向こうから来ることも、多分今の状況では厳しいかなというふうに思っております。ただ、これまで続いてきた事業ですので、基本的な枠組みは残しながら、コロナ禍の状況を見ながら、何とか再開に向けて努力できればなというふうな形で、こちらとしては準備をしておきたいと思っております。  以上です。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  本当に計画も立てにくい状況ではありますが、せっかくここまでの伝統もありますし、子供たちもいい体験ができるというふうなことを様々に聞いておりますので、ぜひ計画であるとか、事業の存続についてはお願いしたいと思います。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  285ページのスクールロイヤーについて、これ、昨年度から導入されたと思うんですけれども、実績のほうはいかがですか。 ○渡邊学校教育課主幹  失礼いたします。  今年度から新たに導入した制度でございます。今年度の実績としましては、相談実績が2件、また、校長会における校長先生方への研修として1回の計3回の実績がございます。  以上です。 ○大伴雅章主査  いいですか。
     ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項1を閉じます。  次に、項2小学校費について、御質疑を受けたいと思います。296ページから303ページまでです。どうぞ。 ○住田初恵委員  301ページに、長九小の給食室と放課後児童クラブの工事に関するものが上がってるんですけれども、長九小校区では、令和5年に381戸のマンションが完成して、その辺から徐々に児童数が増加して、放課後児童クラブも増加するということで、前もお聞きしたんですけれども、一応130名の児童が利用する予測で、面積基準はクリアしているんですけれども、130名だけれども、2クラスにするという予定と伺いました。  もう1回ね、私、この放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例を読み返してみたんですけれども、この1支援単位を構成する児童数。 ○大伴雅章主査  小学校費ですので後でということで、ほかにございませんか。 ○二階堂恵子委員  私のほうからは、同じく301ページの小学校施設再整備事業のところで、長岡第四小学校の設計予算が上がっていますけれども、今、西山天王山駅付近に、今、工事中ですけれども、8階建てのマンションが建っております。ここのマンションにつきましては、都市計画のほうにお聞きしましたら、100戸入れるというふうにお聞きしています。ここは、下海印寺樽井という地域なんですが、長五小校区ではなくて、長四小校区ということも重ねてお聞きしていますけれども、放課後児童クラブにも関係することもありますけれども、学校のほうでこれから校舎等ね、設計されるときに、このことについては考慮していただいているのでしょうか。そこをお聞きしたいなというふうに思います。 ○舟岡教育部参事兼教育総務課長  今、おっしゃっている長四小校区の部分につきましては、その辺のマンションも含めまして、今、規模設定で含めた形で設計をしているところでございます。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  心配していますのは、先ほど住田委員が長九小のことを言われましたが、放課後児童クラブのことを心配しています。それは後のほうに言ったらいいんですかね。 ○大伴雅章主査  後のほうでね。 ○二階堂恵子委員  分かりました。また後で質問させていただきます。 ○大伴雅章主査  ほかに。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ項2を閉じます。  次に、項3中学校費について、御質疑を受けたいと思います。302ページから309ページまでです。どうぞ。ございませんか。 ○宮小路康文委員  307ページなんですけれども、今、ちょっと御説明で、光熱水費が高くなっているから、新電力との契約みたいな御説明をいただいたと思うんですが、これはどういったところとの契約をされるんでしょうか。 ○渡邊学校教育課主幹  失礼します。  光熱水費が増えているから新電力というよりかは、以前より、新電力での契約というものが可能かどうかというものを検討してきたところであります。一昨年度から、そういったことを本格的に検討しまして、来年度からはここの中学校費で言いますと、長二中、長三中、長四中について、ガス・電気ともに新たに新電力での契約ということが決まりましたので、それに伴う削減の見込みが約500万円程度、年間で出るという見込みになっております。  以上でございます。 ○宮小路康文委員  ありがとうございました。  ちょっと新電力というと、何か電力上がったりとか、不安定な部分もちょっと見聞きして不安になったのでお聞きしました。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ項3を閉じます。  ここで、理事者の入れ替えあるんですか。市教委。特によろしいですか。  次に、項4社会教育費について、御質疑を受けたいと思います。310ページから335ページまでです。どうぞ。 ○住田初恵委員  公民館のところなんですけれども、ここで学習ボランティア養成・支援事業、315ページですけれども、があるんですけれども、これは子育てボランティア養成講座を実施して、子育て支援事業のスタッフとして子育てボランティアの養成支援を行うってお聞きしたんですけれども、具体的な活動の内容を教えてください。 ○林中央公民館長  子育てボランティアさんですね。大きく分けますと2つ活動されておられます。1つは、フリーな立場で週に、火曜日とか来られまして、ふらっと来られるお母様方、お父様方、お子様方に対して、相手をして、生活等についてお話もさせていただくというような事業と、あといわゆる講座関係などにおける、いわゆる保育ですね、これのほうに当たっていただくと。こういった資質を備えるために、ふだんから学習していただいております。  以上です。 ○住田初恵委員  よろしくお願いします。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項4を閉じます。  次に、項5保健体育費について、御質疑を受けたいと思います。336ページから341ページまでです。どうぞ。 ○中小路貴司委員  339ページの東京オリンピック・パラリンピック関連事業について、お尋ねしたいと思います。  昨年度に予定していた聖火リレーの関連事業も、今年、令和3年に延期されていますが、具体的にまだ計画の段階で結構ですので、再度ちょっと内容について、教えてください。 ○川上教育部次長兼文化・スポーツ振興室長  失礼いたします。  東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーに関してですが、組織委員会のほうでは、3月25日に福島県を出発するという計画をしております。47都道府県を回る、121日間をかけてということでございます。長岡京市にまいりますのは、5月の25日、火曜日でございます。  今現在、ちょっと止まっておりました聖火リレーの準備に関しまして、今、聖火リレーの時間はもう既に、組織委員会のほうで公表されておりますけれども、それに関わっての交通規制等、警察と最終の詰めを行っているところでございます。本日も資料を基に、警察とスポーツ振興の担当と、あと警備計画ですとか運用マニュアルを作成します業者とですね、打合せをさせていただきまして、安全に実施する予定で進んでおります。予算のほうも、組織委員会からは新たな対応として、ボランティアスタッフさん等々の感染対策を追加で計上するようにということでございますので、そちらのほうも協議をしながら進めているところでございます。  以上です。 ○中小路貴司委員  はい、ありがとうございます。  非常に、オリンピックやこのパラリンピックの関連の事業は、計画がしにくいところであって、私たちも非常に、質問もどのような形でしたらいいかなと思いますが、せっかくの機会でありますので、ぜひ長岡京市としましては、感染対策をしっかりと整えていただいて、進めていただければということで、質問を終わります。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかにないですか。 ○二階堂恵子委員  321ページはもう。 ○大伴雅章主査  終わりました。  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項5を閉じます。  以上で第10款を閉じます。  以上で歳出を閉じます。  次に、歳入のうち、教育委員会に関する部分について、他に質疑があれば受けたいと思います。なお、質疑をされる場合は、ページ数を指定してからお願いします。どうぞ。歳入です。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、歳入を閉じます。  以上で、第1条第1項及び第2項を閉じます。  次に、第3条債務負担行為のうち、本分科会の教育委員会の所管に関する部分についての説明をお願いします。 ○木村(靖)教育部長  それでは、債務負担行為について、御説明申し上げます。  第3表でございます。11ページを御覧ください。  本分科会にかかる教育部の所管する事業といたしまして、1件ございます。  放課後児童クラブ運営業務委託料(その2)は、令和3年度に長岡第五小学校の放課後児童クラブ運営業務委託が期間満了となることから、令和4年度からの事業者を決定するため、設定するものでございます。期間・限度額についてはお示しのとおりでございます。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  ただいまの部分について、御質疑を受けたいと思います。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第3条を閉じます。  以上で、第20号議案を閉じます。  以上で、教育委員会の所管分、終わりました。あと特別会計だけでございます。  当初、一番初めに申し上げましたように、2時46分に黙祷の時間がございますので、次の再開を3時といたします。  福祉部、それでよろしゅうございますか。  では、休憩に入ります。              (午後 2時27分 休憩)              (午後 3時00分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、再開します。  第21号議案 令和3年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算について、説明をお願いします。 ○能勢健康福祉部長  第21号議案 令和3年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ69億9,860万円で、前年度当初と比べて2.9%の減となっております。令和3年度の国民健康保険の世帯数は、前年度比1.5%減の9,372世帯、被保険者数は前年度比2.2%減の1万3,969人で、1世帯当たりの被保険者数は1.5人と見込んでいるところでございます。  それでは、歳出から変動があったものを中心に御説明をいたします。  18、19ページをお願いをいたします。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、1億3,674万4,000円、前年度比2.8%減で、人件費などの減少が主な要因でございます。  次のページをお願いをいたします。  項2徴収費、目1賦課徴収費で、128.6%増の1,529万3,000円を計上しております。例年計上しております賦課徴収経費に加えまして、保険料滞納整理業務の京都地方税機構移管に伴う税務共同化事務費負担金を計上したところでございます。  次に、項3運営協議会費では、42万9,000円を計上しております。開催予定回数の増、委員改選による書籍購入費等により、前年度比68.9%の増となったところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款2保険給付費でございます。保険給付費総額といたしましては、49億5,196万円で、前年度比1.4%の減でございます。  項1療養諸費、目1一般被保険者療養給付費は、他年度の保険給付費の状況を基に、1.0%減の42億5,943万5,000円を、目2退職被保険者等療養給付費は55.0%減の36万円を計上しております。  なお、退職者医療費制度は、令和2年度から被保険者数がゼロ人となっており、以前の給付に対する請求分を見込んで計上するため、退職被保険者にかかる保険給付費分はいずれも減額となっているところでございます。  目3一般被保険者療養費は6.4%減の6,826万円を、過年度の給付状況を基に計上したところでございます。  目5審査支払手数料は、レセプト件数の減少見込みに伴いまして、1,353万8,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  項2高額療養費、目1一般被保険者高額療養費では、4.1%減の5億7,786万円を、過年度の給付状況を基に計上したところでございます。  目3一般被保険者高額介護合算療養費、及び目4退職被保険者高額介護合算療養費につきましては、前年度と変更はございません。  70歳以上の被保険者の高額療養費につきましては、目5外来年間合算高額療養費を新設し、170万円を計上したところでございます。  項3移送費につきましては、前年度と変更はございません。  次のページをお願いをいたします。  項4出産育児諸費は、出産見込み件数の増加により、1,680万9,000円、11.1%の増となっております。  項5葬祭諸費及び項6精神・結核医療付加金は、いずれも過年度の給付状況を基に計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  項7傷病手当金は、新型コロナウイルスに感染した被保険者への傷病手当金で、令和2年度に制度を創設し、129万8,000円を計上したところでございます。
     款が変わりまして款3国保事業費納付金は、総額17億6,881万円で、前年度比7.3%の減でございます。内訳といたしましては、項1医療給付費分として、目1の一般被保険者医療給付費分で、11億7,715万2,000円を計上し、目2退職被保険者等医療給付費分で、75万9,000円を、また、次のページにございます項2後期高齢者支援金等分として、目1の一般被保険者後期高齢者支援金等分で、4億3,419万9,000円を、目2退職被保険者等後期高齢者支援金等分で21万6,000円を、また、項3介護納付金分として1億5,648万4,000円を計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款5保健事業費、項1保健事業費は2,282万円で、8.9%の減となっております。前年度に続きまして、人間ドック、脳ドック、前立腺がん検診の利用助成、後発医薬品利用差額通知、及び糖尿病性腎症重症化予防事業を実施するほか、重複服薬適正化事業にかかる経費を計上したところでございます。また、一般会計事業で実施しております健康マイレージ事業のシステム使用料として、国民健康保険負担分を前年度の利用数案分により計上したところでございます。  項2特定健康診査等事業費は、7,236万8,000円で、2.7%の増となっております。前年度に続き、特定検診及び特定保健指導の実施経費を計上するほか、特定検診の未受診者及び不定期受診者に効果的な受診勧奨を行うため、受診勧奨業務の委託経費を新たに計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款6基金積立金、項1基金積立金、目1国保財政調整基金等積立金は、利子の計上で103万8,000円でございます。  款7諸支出金は、項1償還金及び還付加算金の目1及び目2は、いずれも過年度の償還金還付額の増減に基づき計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款8予備費は、前年度と同額で計上したところでございます。  続きまして、歳入について御説明をいたします。  ページをお戻りいただきまして、8、9ページをお願いをいたします。  款1国民健康保険料、項1国民健康保険料、目1一般被保険者国民健康保険料は、新型コロナウイルスの影響による所得減少及び加入者数の減などを見込み、前年度比1.9%減の13億7,331万円を計上しております。  目2退職被保険者等国民健康保険料では、131万5,000円を計上しております。退職者医療制度は、令和2年度から被保険者数がゼロ人となっているため、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年分保険料は初級適用を考慮し、いずれも枠取りとして計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款4府支出金、項1府補助金、目1保険給付費等交付金は、49億8,281万8,000円を計上しております。  節1普通交付金は、49億826万6,000円を計上しております。これは、歳出の第2款のうち、審査支払手数料を除いた第1項から第3項までの絶対的必要給付の財源として、10分の10の交付を受けるものでございます。  節2特別交付金は、保険者努力支援分や特定健康診査分などの市町村の取組状況などに応じて交付されるもので、7,455万2,000円を計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  款5財産収入は103万8,000円で、国民健康保険財政調整基金と出産費資金貸付基金の利子を計上したところでございます。  次に、款6繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金は、前年度比2.1%増の5億6,937万9,000円を計上しております。  節1保険基盤安定制度繰入金から節4職員給与費・事務費繰入金は、国の法定分として5億5,508万円を計上し、節5その他一般繰入金は、市が負担すべき分として、地方単独事業影響分の1,429万9,000円を計上しております。  項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金は、5,700万円を計上しております。新型コロナウイルスの影響を勘案し、被保険者の保険料負担を緩和するため、財政調整基金を取り崩すもので、繰入れ後の基金残高は約6億2,800万円となる見込みでございます。  次のページをお願いいたします。  款7繰越金は、前年度と同額を、款8諸収入、項1延滞金及び過料、及び項2雑入では、それぞれ過年度の実績に基づき計上したところでございます。  最後に、保険料率でございます。過去2年間の料率を据え置いてきた経過から、令和3年度は負担の平準化を図るため、料率を引き上げる予定でありましたけれども、新型コロナウイルスの影響を考慮し、医療給付費分の所得割率を引き下げ、後期高齢者支援金分と介護納付金分ともに、令和2年度から据え置いているところでございます。これによりまして、医療給付費分は所得割率7.3%から7.1%への引き下げ、均等割額2万8,600円、平等割額は1万9,900円となります。後期高齢者支援金分は据置きといたしまして、所得割率は2.3%、均等割額は9,200円、平等割額は6,600円となります。介護納付分は据置きの所得割率2.2%、均等割額は1万300円、平等割額は5,100円を見込んでいるところでございます。令和3年度の保険料率は、財政調整基金の取崩しにより、保険料不足額を補い、被保険者の保険料負担の抑制に努めたところでございます。なお、この料率につきましては、予算上の試算でありますので、令和3年度の料率は賦課期日において算定する料率となっていますので、よろしくお願いいたします。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。 ○二階堂恵子委員  11ページのところで、今ちょっと説明も少しだけありましたけれども、下の特別交付金のところの保険者努力支援分というのが、今、能勢部長から、市町村の取組についての努力の評価ということで、言っていただきました。詳しく教えていただけたらありがたいんですけれども、どのような努力をされたのか、評価されたのか。 ○川ノ上国民健康保険課主幹  保険者努力支援制度につきましては、例えば保険料の収納率の向上であったり、また、保健事業でありましたら、特定保健指導、特定健診の受診率の向上等、様々な部分で保険者の努力について評価点をつけまして、その評価点に合わせて交付金額が決定するというような内容になっております。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。 ○白石多津子委員  35ページのところでお伺いしたいんですけれども、この特定健康診査委託料という、これも新規事業で、336万円、この中に組み込まれているというふうにお伺いしましたけれども、これ、今までも特定健康診査って、必要性であるとか、重要性であるとかっていうのは、常にはがきとかでお伝えしてきたところでありますけれども、今これ新たにということは、やっぱり受診率が低いということが要因だと思うんですけど、この受診率が低いという要因を、どういうふうに考えていらっしゃるのかということが1つと、この委託するのは、どこかに委託するのか、どのような方法で受診率を上げようとしていらっしゃるのか、お伺いします。 ○永田国民健康保険課長  失礼いたします。  白石委員お尋ねの、特定健診の受診率の件でございますが、まず、特定健診受診率につきましては、平成29年より3年連続で減少の傾向というふうになっておりまして、令和元年度には法定報告はそれまで47%台だったんですが、46%台に低下、そして、今年度、令和2年度につきましては、新型コロナの影響によりまして、速報値で前年度比8.2%減、それにより、今、38.5%というふうに示されております。  やはり、医療費適正化の観点から、疾病の早期発見・早期治療のために、検診等の受診というのは大変重要だと思っております。ただ、こういった検診の受診率というのに、なかなか向上していかない、この点につきましては、一定、さらなる周知等、啓発が必要ではないかというふうに考えているところでございます。  特定健診の受診勧奨につきましては、従来から国保連合会システムで、年齢要件ごとに対象者を抽出をし、受診勧奨通知を送っておりました。例えば、40代から50代の方、60代の方、こういった形で年齢要件で受診勧奨通知というのを送っていたわけなんですけれども、今回委託を考えておりますのは、業者による業務委託でして、内容としましては、KDBシステム、こちらのほうを用いて、過去10年間の検診の履歴、未受診者情報等から、受診予測値というのを算出をし、受診行動を不定期受診の方、何年かに1回受けられるような方、それと完全に未受診で経過しておられる方では、不定期受診の方のほうがより受診行動を取る可能性が高いということが示されておりますので、より受診勧奨効果が高い層ということを抽出をした上で、対象者を特性ごとに細分化して、行動変容を促すメッセージを作成し、個別のその特性に応じた方への通知文をそれぞれに作って受診勧奨をするというような内容でございます。これによって、また、対象者のどういった特性があるかということの分析をすることで、今後の事業に生かすことができるのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。  要するにその受診率が低下している要因というのは、啓発が足りないというふうに考えているんですか。 ○永田国民健康保険課長  受診率が低いということにつきましては、受診行動になかなか至られないという方が多いのではないかというふうに思っております。 ○白石多津子委員  分かりました。  重要性とかね、必要性というのは、今までにも言ってこられたことで、今、行動変容を起こすために、データを抽出してということをお伺いしましたけれども、これは今し方、二階堂委員からも質問がありました、努力支援制度に、やっぱりその給付金に関わってくるところなので、やっぱりこの受診率を上げていきたいという思いはあるんだと思うんですね。特定健診の。もちろん、医療費の適正化にも関わってくることなので、これはこうやっぱり一生懸命やっていかないと駄目だと思うんですけれども、委託して、そのデータを上げていくというのも、もちろんね、大切なことですよね。長期的に考えたところ。これ例えば、もっと今までのやり方で駄目なんであれば、例えば保健師さんが、それぞれその今お調べになったところに行って、直接訪問して受診を促すとか、そういうようなところまでは考えていらっしゃらないんですか。 ○川ノ上国民健康保険課主幹  失礼いたします。  特定健診の対象者になられる方というのが、1万人を超えるような人数でして、40歳から75歳までの方が対象になってまいります。この方々皆様に毎年6月の下旬に通知をさせていただいておると。それを受けていただいて、また40歳から、40歳代、50歳代の方は、なかなか就労されておられる方も多い中で、受診に結びつかないという状況があり、これに対して、これまで、先ほど課長のほうから説明させていただきました勧奨を、年2回、通知を送ったすぐ後と、それから特別健診の終わる10月手前の9月に送らせていただいて、勧奨を行ってきたところでございます。  直接の訪問と申しますと、もう少し人数が絞られてきます、特定保健指導のほうで、本市の保健師が全戸訪問させていただいて、実施をしておるところです。  こういった中で、今回は特別調整交付金のほうで、補助金が下りるメニューになっておりますので、そちらを活用しての勧奨通知を実施してみようと、それも専門的な知見から分析が行えるということですので、そちらを活用してみようということで、今回新たに委託料を計上させていただいておるところでございます。 ○白石多津子委員  はい、分かりました。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○住田初恵委員  今回ね、コロナの影響で、やっぱり皆さん所得が落ちて、なかなか国民健康保険料が高いというのがずっと続いているんですけれども、財政基金を取り崩して、そこが引き上がらないように努力をされたことには、すごく敬意を表します。ありがとうございます。  この資料の、要求資料の203ページに、国保の滞納者数とかが出てまして、今年度は滞納者数が1,030人、滞納処分37件となってるんですけれども、前年度調べますと、滞納者1,140人、滞納処分が54件ということで、今年はまだ1月までなので、件数がちょっと低いのかなと思いますけれども、この、私もっと滞納者って増えるのかなって思ってたんですけど、それがあんまり増えてないと思うんですけれども、その辺はどのように分析をされていますでしょうか。 ○永田国民健康保険課長  失礼いたします。  令和2年度、今年度につきましては、税機構移管に向けまして、全滞納世帯を個別に調査をいたしました。そして、中期分納ですとか、全額分納などで、完了見込みのない世帯につきましては、積極的に財産調査を実施、そして資力に見合った差押え処分等の適切な実施により、換価ですとか、自主納付が進んだというところも、1つ大きかったのかなというふうに思っております。  一方、資力なしと認められた世帯につきましては、執行停止等の処分を行いまして、未納なしという取扱いになっておりますので、そういった世帯には、今までの送らせてもらってました短期証から随時、正規証のほうに更新をしておりますので、今回、短期証の件数といいますのが、大幅に下がったというところでございます。  今年度の滞納者数というのがあまり多くなかったという話なんですけれども、減免分につきましては、コロナ減免というので大きく調定も下げておるところでございます。あと、滞納の方につきましても、随時適切に処分等をさせていただいた結果、数といたしましては、滞納者数が減少したと。また、滞納の金額につきましても、現時点、1月末で前年度から6,800万円ほど減少しているところでございます。  以上です。 ○住田初恵委員  はい、よく分かりました。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○二階堂恵子委員  同じく資料の横のほうの202ページのところなんですけれども、国民健康保険料の軽減措置の件数なんですけれども、コロナ禍でかなり失業された方がおられると思うんですが、172件にとどまっているというところは、どのように評価・分析されているのか、市民の中に、例えばこの措置をあまり知られていないということもあるんでしょうか。 ○永田国民健康保険課長  失礼いたします。  こちらの非自発軽減につきましては、倒産や解雇など、事業主都合により退職されて、国民健康保険に御加入された方につきましての軽減制度でございます。こちらのほうが適用されますと、前年度給与所得を100分の30とみなしまして、保険料を算定するという制度でございまして、先ほど委員おっしゃられましたとおり、昨年度と比べまして、今年度大変多くなっております。これがやはり、新型コロナの影響により、事業主都合で退職され、国保に加入された方が一定数増えられたものであるというふうに認識をしているところでございます。国保が退職者の受皿として機能しているのではないかというふうに考えております。  この制度を御存じないという方につきましては、まず国保加入の手続にお越しになる方につきましては、どういった、社会保険離脱で加入される際、どういった状況で御加入されたのかということを、全て聞き取りをしておりまして、離職票をお持ちだということでございましたら、それでこういった制度があるということを、その段階できちんと御説明させていただいておりますので、非自発的失業軽減の適用率は100%であるというふうに考えております。 ○二階堂恵子委員  御丁寧な御説明ありがとうございました。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第21号議案を閉じます。  次に、第22号議案 令和3年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算について、説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  第22号議案 令和3年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,276万1,000円で、前年度当初と比べまして6.4%の減となっております。これは、新型コロナウイルス感染症の影響で、患者数が減少するとともに、インフルエンザの検査キットや医薬品など、薬剤料費の執行状況も踏まえて減少したものでございます。  それでは、歳出から御説明をいたします。  12、13ページをお願いをいたします。  款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費で、5,534万2,000円を計上しており、前年度比0.8%の増でございます。  説明欄で主なものといたしましては、医師、薬剤師、看護師などの人件費、医療機器の借り上げ、診療報酬請求に伴う医療業務などの運営に要する経費でございますが、新たに機器を借り上げたことにより増額となったところでございます。  施設維持管理にかかる分担金として、123万円を計上しております。  次のページをお願いいたします。  目2財産管理費は、乙訓休日応急診療所施設整備基金利子として、3万9,000円を積み立てるものでございます。  款2医業費は、主に医薬材料費に要する経費といたしまして、418万7,000円を計上しており、前年度比54.5%減でございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響で、インフルエンザの検査キットや医薬品の執行状況を踏まえて減少させたものでございます。  次のページをお願いをいたします。  款3公債費、項1公債費で、目1元金の236万6,000円は、平成26年度の診療所改修工事に伴う診療所事業債の元金償還でございます。  目2利子の2万7,000円は、平成27年度より償還しているものでございます。  款4予備費につきましては、80万円を計上しており、前年度と比較いたしまして、30万円増額しております。  次に、歳入でございますが、ページが戻りまして、8、9ページをお願いをいたします。  款1診療収入は、開所予定日数が前年度と同じ71日間でございますが、新型コロナウイルス感染症による状況を踏まえまして、28.7%減の3,800万円を見込んだところでございます。  令和2年度の診療所の総利用者数といたしましては、2月末時点ですけれども、1,233人と、前年度の約4分の1以下というふうに激減しているところでございます。これは、新型コロナウイルス感染症の影響で、患者数が大幅に減少し、特にインフルエンザの患者の減少が大きく影響したところでございます。  款2分担金及び負担金といたしましては、共同運営者であります向日市と大山崎町からの運営費分担金として、1,184万5,000円を計上しております。  款3使用料及び手数料は、駐車場使用料を含む施設使用料204万8,000円と、診断書料等の1万5,000円を計上したところでございます。  款4財産収入といたしましては、乙訓休日応急診療所整備基金の利子を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款5繰入金は、一般会計からの繰入金として、1,080万6,000円を計上しており、これは、診療所運営にかかる経費のうち、長岡京市の負担分でございます。  款6繰越金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえまして、枠取りとして計上しております。  款7諸収入については、前年度と同様でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第22号議案を閉じます。  次に、第31号議案 令和3年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  第31号議案 令和3年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  令和3年度は、令和3年度から5年度までの計画期間といたします第8期介護保険事業計画の初年度に当たります。高齢者の方々が住み慣れた地域で適切な介護サービスなどが受けられるように、介護給付費や地域支援事業費などを計上し、事業の円滑な推進を図ろうとするものでございます。  初めに、歳入歳出予算の総額といたしましては、歳入歳出それぞれ71億3,927万円で、前年度当初と比べまして1.7%の減となっております。なお、要介護認定者数につきましては、1月末現在で第1号被保険者は4,493人、高齢者人口に対する認定率といたしましては20.6%でございます。  それでは、歳出から御説明をいたします。
     18、19ページをお願いをいたします。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、前年度比0.6%増の6,449万円を計上しております。職員の異動などによる職員人件費の増額となっております。  次のページをお願いをいたします。  項3介護認定審査会費、目1介護認定調査費は60.2%増の1,667万6,000円を計上しております。更新認定期間の延長によりまして、認定調査件数の増加が見込まれるため、増となったところでございます。  次に、目2認定審査会共同設置負担金は、乙訓福祉施設事務組合負担金で、4,319万5,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款2保険給付費、項1介護サービス等諸費は、26ページの中ほどに総額がございますけれども、前年度比3.0%減の60億169万7,000円を計上しております。令和2年度は、第7期介護保険事業計画の3年目として予算を計上しておりましたけれども、令和3年度は2年度の実績見込みなどを基に計上しているため、予算といたしましては若干の減となっておりますけれども、なお給付実績は年々増加しておりますので、御理解のほどをよろしくお願いをいたします。  次に、項2介護予防サービス等諸費におきましても、30ページのほうの中ほどに総額がございますけれども、項1と同様に、前年度の実績見込みなどを基に計上しており、項2全体では、前年度比3.3%減の1億9,132万4,000円となったところでございます。  次のページをお願いをいたします。  項4高額介護サービス等費、目1高額介護サービス費は、35.7%増の2億574万3,000円を計上しております。  項5高額医療合算介護サービス等費、目1高額医療合算介護サービス費は、13.7%減の3,095万8,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  項6特定入所者介護サービス等費、目1特定入所者介護サービス費は、0.5%増の1億9,300万3,000円を計上しております。これは、低所得者に対しまして、施設サービス、短期入所サービスの食費等について、負担限度額を超える部分の補足給付でございます。  次のページをお願いをいたします。  款が変わりまして款3地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費は、0.9%減の1億4,308万1,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  目2介護予防ケアマネジメント事業費は、3.3%増の1,635万1,000円を計上しており、これは総合事業利用者のケアマネジメント費でございます。  次に、項2一般介護予防事業費、目1一般介護予防事業費は、0.8%減の1,846万9,000円を計上しております。高齢者介護予防デイサービス事業委託料の減などによるものでございます。  次のページをお願いをいたします。  項3包括的支援事業・任意事業費、目1地域包括ケアシステム運営事業費は、前年度と同額の1億2,908万2,000円を計上しております。  目2任意事業費は、9.3%増の5,902万9,000円を計上しております。増額の主な内容といたしましては、説明欄の高齢者在宅生活支援事業における高齢者配食サービス利用扶助の増などによるものでございます。  ページが飛びまして、44、45ページをお願いをいたします。  款4諸支出金、及び次のページにございます款5予備費につきましては、ほぼ前年と同様でございます。  次に、歳入について御説明を申し上げます。  ページが戻りまして、8、9ページをお願いいたします。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料は、前年度比4.1%減の15億3,093万9,000円を計上しております。第1号被保険者の負担分で、特別徴収が約90%、普通徴収が約10%の割合となっているところでございます。  次に、款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金は、1.7%減の12億359万6,000円を計上しております。公費負担分50%のうち、国の負担分は施設分といたしましては20%、施設分以外といたしましては25%となっております。  次に、項2国庫補助金、目1調整交付金は、交付率を3.81%と見込み、0.5%減の2億5,938万1,000円を計上しております。  目2地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)分は、0.4%減の3,561万円を、目3地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合支援事業以外)分は、2.8%増の7,224万9,000円を計上しております。こちらの国の負担割合といたしましては、目2が25%、目3が38.5%であります。  目4保険者機能強化推進交付金は、自立支援、重度化防止などの取組を支援するための交付金でありまして、第1号被保険者数と国の評価指標に応じて、交付額が年度途中に決まるため、頭出しで1,000円を計上したところでございます。  次のページをお願いをいたします。  目5介護保険保険者努力支援交付金は、令和2年度から新設され、保険者機能強化推進交付金と同じく、評価指標の達成状況に応じて交付されるもので、特に介護予防、健康づくりなどに資する取組を重点的に評価する交付金となっておりまして、頭出しで1,000円を計上しているところでございます。  目6介護保険事業費補助金は、制度改正などに伴うシステム改修費の2分の1の補助として、40万8,000円を計上しております。  次に、款4支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1介護給付費交付金は、2.1%減の17億9,014万9,000円を、目2の地域支援事業支援交付金は、0.4%減の4,807万2,000円を計上しております。これは、40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分で、支払基金の負担割合は給付費の27%となっております。  次に、款5府支出金、項1府負担金、目1介護給付費負担金は、2.6%減の9億5,120万4,000円を計上しております。府の負担割合は、施設分が17.5%、施設分以外が12.5%となっております。  項2府補助金、目1地域支援事業交付金(介護予防・生活支援総合事業)分は、0.4%減の2,225万5,000円を、目2地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)分は、2.8%増の3,612万4,000円を計上しております。府の負担割合は目1が12.5%、目2が19.25%となっております。  次のページをお願いをいたします。  目3地域包括ケア総合交付金は44万4,000円を計上しております。  款7繰入金、項1一般会計繰入金で、これは、市の法定負担分で、項1全体で0.5%減の10億7,430万9,000円を計上しております。  目1介護給付費繰入金及び目2地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業)分の市の負担割合は12.5%、目3地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外)分の市の負担割合は19.25%でございます。  目5低所得者保険料軽減繰入金は、特例措置として介護給付費の法定負担分とは別枠で公費を投入して、低所得者の保険料軽減を図るもので、負担割合は国が2分の1、府と市がそれぞれ4分の1となっております。  次のページをお願いをいたします。  項2基金繰入金は、介護保険給付費基金からの繰入金として、1億1,352万2,000円をとりくずすものでございます。款8繰越金から、次のページにございます款9諸収入につきましては、前年度とほぼ同様でございますが、雑入の介護予防事業参加者負担徴収金及び後期高齢者広域連合からの保健と介護の一体事業としての委託金がそれぞれ減額となっております。  なお、第8号議案 長岡京市介護保険条例の一部改正についてで御説明いたしましたが、令和3年度から5年度までの3か年における第1号被保険者の介護保険料につきましては、介護保険給付費基金のとりくずしなどにより、令和2年度と同額に据え置くこととしており、被保険者の保険料負担の抑制を図ったところでございます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。 ○住田初恵委員  今、部長から、介護保険料の今年は改定の年なんですけれども、コロナの影響も考えて、介護保険給付費基金から1億1,352万円を繰り入れて、保険料を据え置かれたということは、すごく高く評価するものです。  先ほどの高齢者、要介護認定者が1月現在で4,493人で、認定率は20.6%ということをお聞きいたしましたが、国はどのくらいですか、認定率。 ○髙橋(む)高齢介護課長兼老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  すみません。少々お待ちください。  失礼いたしました。国は、令和2年の1月の数字になりますけれども、27.9%となっております。 ○住田初恵委員  国の認定率。 ○髙橋(む)高齢介護課長兼老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  失礼いたしました。全国平均で18.5%でございます。失礼いたしました。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  ここの長岡京市の高齢化率というのは、2021年3月1日時点で27%で、全国より低い値なんだけれども、認定率が全国よりかちょっと高い状況になっているんですけれども、これはどのように分析をされておりますか。 ○黒河高齢介護課主幹  長岡京市は、府内でも高齢化率は低いほうだと思われますし、ですが、認定率につきましては、上から数えたほうが早い状況になっております。この要因としては、1つは、当市のほうでは介護サービス事業所が充実しておりまして、皆様の認知度とかアクセスのよさから、かなり介護保険に関する認知度というのは高いためではないかということが、1つ考えられるかなと思います。  また、乙訓医師会さんとかなり連携を取らせていただいているところもありまして、先生方から、必要な方にはきちっと勧めていただいているというような現状があるということも、もう1つの要因ではないかというふうには分析しております。 ○住田初恵委員  私はこの認定率が、全国より高いということは、別に悪いことだとは思ってないんですね。先ほど言われたように、やっぱり何て言うのかな、介護保険制度があるよということも、すごく周知徹底されて、医師会からも、こういう必要な人はそれにつなげているということなので、それはすごく評価しているところです。国は、介護にかかる費用を削減しようとしておりまして、埼玉県和光市とか三重県桑名市は、以前、自治体によっては無理やり介護保険から卒業させるとかいうこともありましたので、やっぱり本市がその介護に関して、やっぱり真摯に取り組んでおられるということは、すごく担当課の御努力は評価したいと思っております。  それから、43ページに、家庭内事故等連絡体制整備委託料ということで、これはシルバーほっとラインのことだと思うんですけれども、これの新規の利用件数は増加しているのかということと、委託先とその評価ですね。この事業に対する評価、それをお聞かせください。 ○黒河高齢介護課主幹  家庭内事故の分ですけれども、皆様にはシルバーほっとラインという名前で周知させていただいているところかと思いますけれども、令和元年度の新規設置台数としては33件ありましたが、令和2年度につきましては、新規で50台、新規設置台数、大幅に増えております。この要因としましては、令和元年度より新しいシステムで、大阪ガスセキュリティサービスというところで、機種をレンタルするという形で、リースですね、リースで設置させていただくというところで、新しいサービスでさせていただきました。  その新しいサービスによって、1つは、相談機能を付け加えたというところがありますのと、2つ目としましては、固定電話がない方でも、モバイル型で持っていただけるというところで、新しく機能が追加されたというところがあります。当初はですね、相談機能がついていることによって、救急に直接つながらないもどかしさに対する苦情等を考えていましたけれども、皆様やはり独居だったりということが、高齢者世帯というところで、不安に思っておられることがあるということで、その相談ができるというのも、1つ、この機器を導入されるきっかけの1つとなっているふうには分析しております。  また、協力員が、今までできたらたくさんいたほうがいいということで、申請のほうを受け付けておりましたけれども、1名でもよいということで、かなり敷居も低くなったというところで、新規台数が増えているというふうに分析しております。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  やっぱりこの事業ね、やっぱり独り暮らしの人が、何かあったときにぴっと押したらつながるということで、すごく、前はなかなか高かったのでね、利用できない人もいらっしゃいましたけれども、リースにしていただいて、また相談機能がつくということでね、そういう利用される人が増えているし、要件も協力員、前は3名だったと思うんですけれども、1名になったということで、要件も下がって、利用者数が増えたなということは、すごくよかったなと思っていますし、いろいろ工夫をしていただきまして、ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかに。ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第31号議案を閉じます。  次に、第33号議案 令和3年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算について、説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  第33号議案 令和3年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算につきまして、御説明を申し上げます。着座にて失礼いたします。  初めに、歳入歳出予算の総額といたしましては、歳入歳出それぞれ14億1,267万1,000円で、前年度当初と比べて0.3%の減となっております。被保険者の状況といたしましては、令和2年12月末現在で、1万1,197人、前年同月比で209人、1.9%の増加でございます。  それでは、歳出から御説明をいたします。  14、15ページをお願いをいたします。  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は2,938万2,000円、前年度比0.7%の減で、人件費の減少が主な要因でございます。  項2徴収費、目1徴収費は、302万9,000円、前年度比3.9%の増でございます。被保険者数の増加に伴う通信運搬費の増額などが、主な要因となっております。  次のページをお願いいたします。  款2後期高齢者医療広域連合納付金は、13億7,869万7,000円、前年度比0.3%減でございます。説明欄に3つの負担金がございますが、まず、広域連合の事務費負担金といたしまして2,204万円を、前年度比1.1%の増でございます。次に、保険料等負担金といたしまして、徴収いたしました保険料を一旦市のほうの特別会計に計上した後、広域連合に納付するものが、11億7,320万円、前年度比0.9%の減でございます。保険基盤安定制度負担金は、保険料軽減措置分を府・市が公費で補填するものでありまして、1億8,345万7,000円、前年度比3.3%増加しているところでございます。軽減措置対象者の増加の見込みによるものでございます。  次に、款3諸支出金及び次のページにございます款4予備費につきましては、前年度と変更はございません。  次に、歳入でございます。  ページが戻りまして、8、9ページをお願いいたします。  款1後期高齢者医療保険料は11億7,315万円で、前年度比0.9%の減でございます。広域連合において算出されました保険料の納付金額を基に算定しておりますが、保険料改定の年ではないため、横ばいとなったところでございます。  款3繰入金、項1一般会計繰入金は、2億3,790万8,000円で、前年度比2.7%の増でございます。  目1保険基盤安定制度繰入金、目2広域連合事務費負担金繰入金は、それぞれ歳出に計上する広域連合への負担金と同額となっております。  目3職員給与費・事務費繰入金は、3,241万1,000円、前年度比0.4%の増としております。  款2使用料及び手数料と、款4繰越金及び次のページにございます款5諸収入につきましては、前年度と同様でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。 ○住田初恵委員  予算要求資料の131ページに、75歳以上の方の生活保護の受給者数が出ておりまして、全体に占める割合がこれ、令和元年度ですかね、22.3%を占めて、かなりやっぱり、後期高齢者の生活が厳しくなってきているなということが分かりますし、先ほどの予算の説明の中でも、低所得者に対しての補助をということで言われてたので、そういう状況にあるなということは分かるんですけれども、私も地域を回っておりますと、75歳を過ぎて、今まで働いていたけれども、仕事を辞めたという方もいらっしゃって、なかなか大変な生活になっているなということは感じているところなんですけれども、この後期高齢者医療保険の中で、滞納者数というのは直近でどのくらいいてはりますでしょうか。 ○鍋島医療年金課長  直近の催告書の発布数が87件となっております。 ○住田初恵委員  例年に比べてどうですか。 ○鍋島医療年金課長  ここ2か年、2、3年ぐらいの数字しか、私、今、把握しておりませんが、それは横ばいです。 ○住田初恵委員  横ばい、ありがとうございます。  この予算要求資料の206ページに、ここに後期高齢者の医療保険のコロナ減免の実施状況が出ておりまして、やっぱりコロナで後期高齢者の方もすごく影響を受けて、件数は20件ですけれども、減免額がすごく高くなっているなというふうなのを思うんですけれども、後期高齢者でそういうコロナ減免、だから収入が30%減るという方がね、私ら年金生活とか、いまいちイメージできなくて、やっぱりそういう事業、個人事業主の方がそういうことになっているんでしょうか。 ○鍋島医療年金課長  そうですね。基本的に後期高齢者の被保険者の方、大多数が主な所得が年金という方ですので、このコロナ減免御申請の方については、覚えている範囲でいきますと、個人事業主の方ですとか、あと、不動産を、賃貸収入で不動産をお貸しになっていて、その事業を、借りて事業をされている方の事業が、大きく影響を受けたために、家賃を減額してあげたので、収入が減ったとか、そういう御相談を受けております。 ○住田初恵委員  はい、よく分かりました。  こういう減免制度、なかなか知りはらへんかなと思うんですけれども、その辺の周知というのはどのようにされておりますか。 ○鍋島医療年金課長  まずは、ホームページや広報紙に、ほかの保険料と同様、後期高齢者医療保険料についても御相談くださいということを載せております。あと、例えば分納が滞ってきた方なんかが窓口にお越しになったときとか、連絡がついたときなんかに、しんどいんでというようなお話があった場合は、コロナの影響はありませんかというようなことは、こちらからお尋ねして確認をするというようなこともしております。 ○住田初恵委員  一応、いろいろ努力していただいてありがとうございます。やっぱりこういう制度があることで、助かりはる人もいてはりますので、また、周知のほう、よろしくお願いします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかにありませんか。ございませんか。
                  (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第33号議案を閉じます。  以上で、本分科会に送付を受けました議案の審査は終了いたしました。  これにて、予算審査常任委員会第3分科会を閉会いたします。  大変御苦労さまでございました。              (午後 4時02分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査常任委員会(第3分科会)                             委員長  白 石 多津子                             主 査  大 伴 雅 章...