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令和 3年予算審査常任委員会第2分科会( 3月10日)

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  1. 長岡京市議会 2021-03-10
    令和 3年予算審査常任委員会第2分科会( 3月10日)


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    最終取得日: 2021-07-11
    令和 3年予算審査常任委員会第2分科会( 3月10日)            令和3年予算審査常任委員会(第2分科会) 1、開催日時   令和3年3月10日(水)     午前10時00分 開会                    午後 4時31分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(7)   ◎主査  〇副主査       ◎冨 岡 浩 史     〇綿 谷 正 已        小 谷 宗太郎      西 條 利 洋        三 木 常 照      浜 野 利 夫        福 島 和     議長  田 村 直 義 1、欠席委員(0
    1、市から出席した者   中小路市長  佐々谷副市長  澤田統括官   城田対話推進部次長兼秘書課長  八島広報発信課長   末永建設交通部長  志水建設交通部参事兼交通政策課長   八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長   寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹   井上(健)都市計画課長  下澤都市計画課計画・景観担当主幹   島津住宅営繕課長  岩田住宅営繕課主幹  森本道路・河川課長   日高道路・河川課主幹  柳沢交通政策課交通政策担当主幹   鈴木(秀)公園緑地課長  清水上下水道部長  岸本上下水道部水道技術管理者   鯉田上下水道部総務課長  鵜野水道施設課長  谷浄水場長   廣下水道施設課長 1、議会事務局   三ツ島書記  加藤書記 1、傍聴者   〔議  員〕(0)   〔新聞社等〕(0)   〔市  民〕(3)              (午前10時00分 開会) ○冨岡浩史主査  ただいまから予算審査常任委員会第2分科会を開会します。  傍聴がありますので、報告します。  本日は、新型コロナウイルスへの感染防止対策として、理事者側の出席者を必要最小限度とすることを了解しています。そのため、適宜説明員の入替えや部屋の換気を行うための休憩を取りたいと思います。  また、質疑内容もでき得る限り、簡潔に要点を絞っていただき、スムーズな進行になりますよう、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。  次に、本日は、皆さんがマスクを着用されていますので、発言が聞き取りにくいことが考えられます。したがって、発言される際には必ずマイクを使っていただきますよう、よろしくお願いいたします。  また、説明が長い場合は、座って説明していただいても結構ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、本分科会に送付を受けております議案につきまして、議案番号順に審査を行います。  まず、第20号議案 令和3年度長岡京市一般会計予算、歳入第13款分担金及び負担金から第21款諸収入までのうち、本分科会の所管に関係する部分について、説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  それでは、第20号議案 令和3年度長岡京市一般会計予算、歳入、第13款分担金及び負担金から第21款諸収入までのうち、本分科会で御審議をいただく部分について、御説明をいたします。  着座にて説明をさせていただきます。  予算書の28、29ページをお開き願います。  13款分担金及び負担金の4目土木費負担金は、前年度と同額の5,050万円を計上しており、公園・緑地費負担金は民間開発に伴う緑地整備の負担金で5,000万円、空き家等緊急安全措置負担金は、緊急安全措置を行った場合に空き家所有者から徴収する50万円を計上しております。  次に、32、33ページをお開き願います。  14款使用料及び手数料の5目土木使用料は、3億334万円を計上しており、対前年度比約2,900万円の減額、率にして8.7%の減であります。  まず、道路使用料は、8,800万円余りを計上しており、主な内容は、大阪ガス、関西電力、NTT等のライフラインを中心とした占用料であります。  次の里道・水路占用料は、302万5,000円を計上しており、主な内容は、水路に架かる通路橋等の占用料であります。  次に、駐車場使用料は、自転車等駐車場使用料1億4,000万円余りを計上しており、対前年度比約2,900万円の減額、率にして16.9%の減であります。これは、新型コロナウイルス感染症の影響による使用料見込みであります。  次に、公園使用料は、1,300万円余りを計上し、ほぼ例年どおりとなっており、主な内容は公園の使用料であります。  次に、住宅使用料は、5,200万円余りを平年並みで計上しており、主な内容は市営住宅の家賃と駐車場収入であります。  次に、34、35ページをお開き願います。  2項手数料の3目土木手数料は、123万3,000円を計上しており、対前年度比約45万円の増額、率にして57.7%の増であり、主な内容は、屋外広告物許可手数料であります。  次に、38、39ページをお開き願います。  15款国庫支出金の4目土木費補助金は、3億6,131万円を計上し、対前年度費約1億7,000万円の増額で、率にして91.5%の増であります。  まず、道路橋りょう費補助金は、175万1,000円を計上し、対前年度比約1,200万円の減額、率にして87.3%の減であり、自転車ネットワークのための工事に充当するものであります。  次に、都市計画費補助金は、3億5,000万円余りを計上し、対前年度比約1億8,000万円の増額で、率にして109.5%の増であります。  まず、社会資本整備総合国庫交付金の市街地再開発事業は、長岡天神駅周辺整備事業に充当する666万7,000円を、街路事業は、長岡京駅前線整備事業に充当する3,600万円余りを、集約都市形成支援事業国庫補助金は、立地適正化計画策定業務委託料に充当する288万5,000円を、都市公園・緑地等事業は、西山公園第3期整備事業に充当する900万円を、都市構造再編集中支援事業は、都心ゾーン地区及び西山天王山駅周辺地区の都市再生整備計画による事業に充当する3億300万円余りを計上しております。  次に、住宅費補助金は、第2次長岡京市営住宅等長寿命化計画に基づく家賃補助に充当する162万円を計上しております。  次に、46、47ページをお開き願います。  16款府支出金の7目土木費補助金は、706万8,000円を計上し、対前年度比460万円の増額、率にしまして186.4%の増であります。主な内容は、地籍調査に対する国土調査費府補助金700万円であります。  次に、48、49ページをお開き願います。  3項府委託金の5目土木費委託金の都市計画費委託金として45万7,000円を計上しており、主な内容は、下海印寺地区の土地区画整理事業、公園事業及び下水道事業に係る認可等の都市計画事務処理に係る府交付金であります。  次に、54、55ページをお開き願います。  19款繰入金の8目公園・緑地整備基金繰入金は、基金とりくずしとして3,400万円を計上し、対前年度比1,300万円の減額、率にして27.7%の減で、西山公園第3期整備事業における実施設計等に充当するものであります。  次に、56、57ページをお開き願います。  21款諸収入の4目土木費貸付金元利収入は、バンビオ保留床取得資金貸付金元金収入として、前年と同じく2,000万円を計上しており、長岡京都市開発株式会社から返済を受けるものであります。  次に、62、63ページをお開き願います。  4項雑入の3目雑入は、土木費雑入112万6,000円を計上しております。  まず、放置自転車等撤去保管料徴収金は11万6,000円を計上し、高速バス停施設管理負担金は、新型コロナウイルスの影響による減額を見込んだ96万円を計上しております。  以上、令和3年度一般会計歳入予算において、本分科会で御審議をいただく部分についての説明とさせていただきます。 ○冨岡浩史主査  次に、歳出第8款土木費、西山公園体育館費以外の部分について、説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  それでは、歳出第8款土木費で西山公園体育館費を除く部分につきまして、新たな事務事業や拡充した施策を中心に御説明をさせていただきます。  失礼して、着座にて説明をさせていただきます。  予算書の6ページをお開き願います。  歳出の8款土木費全体では、23億1,125万3,000円で、対前年度比1億3,997万4,000円の増額となっておりますが、西山公園体育館費が1,047万2,000円の増額となっておりますので、これを除きますと、実質は1億2,950万2,000円の増額、率にいたしまして6.1%の増であります。  それでは、項目に沿って説明をさせていただきます。  予算書の244、245ページをお開き願います。  まず、8款土木費の1目土木総務費は、1億3,207万9,000円を計上し、対前年度比約750万円の減額、率にしまして5.4%の減でございます。  次に、246、247ページをお開き願います。  2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費は、6,930万5,000円を計上し、対前年度比約100万円の増額、率にして1.5%の増であります。増額の主な要因は、職員人件費の増によるものであります。  次に、250、251ページをお開き願います。  2目道路維持費は、2億5,148万8,000円を計上し、対前年度比約6,400万円の増額、率にして33.9%の増となっております。増額の主な要因は、工事費の増によるものであります。  まず、中心市街地整備の推進のJR長岡京駅関連整備事業は、1億1,000万円余りを計上し、対前年度比で約8,600万円の増額となっております。増額の主な要因は、JR長岡京駅駅前広場整備工事費1億円の計上によるものであります。  次に、調和のとれた都市形成の西山天王山駅前広場管理事業につきましては、780万6,000円を計上し、対前年度比約170万円の減額、率にしまして17.8%の減であります。  次に、252、253ページをお開き願います。  まず、道路空間の整備の道路維持整備事業は、6,100万円余りを計上し、対前年度比約600万円の減額、率にして9.0%の減となっております。減額の主な要因は、業務委託料の減によるものであります。  次に、舗装復旧・側溝改良事業は、6,400万円余りを計上し、対前年度比約2,000万円の減額、率にして23.9%の減であります。減額の主な要因は、舗装復旧・側溝改良工事における工事費の減によるものであります。  次に、舗装復旧工事のバリアフリー事業は、野添1丁目地区、高台西地区、友岡2丁目地区の3地区で2,900万円余りを計上し、都市構造再編集中支援事業は、神足3丁目地区、竹の台地区の2地区で3,500万円余りを計上いたしております。  次に、良好な景観の保全の西国街道再整備事業は、再整備に向けた設計業務委託料600万円を計上しております。  次の3目交通安全対策費は、1億9,941万円を計上し、対前年度比約7,200万円の増額、率にして56.5%の増であります。増額の主な要因は、交通安全施設整備事業で、工事事業料の増によるものであります。  まず、交通ネットワークの充実の放置自転車防止事業は880万7,000円を計上し、ほぼ例年どおりの計上となっております。  次に、254、255ページをお開き願います。  駐輪場管理運営事業は、9,800万円余りを計上し、ほぼ例年どおりとなっております。主な内容は、市営自転車駐車場の管理業務委託料7,800万円余りで、その他の委託につきましてはほぼ例年どおりであります。  次に、道路空間の整備の交通安全施設整備事業は、9,100万円余りを計上し、対前年度比約7,300万円の増額であります。増額の主な要因としては、工事費の増によるものであり、交通安全施設等整備工事(第1種)は、光明寺北側の丹波街道における歩道拡幅工事7,900万円を計上し、次のページの256、257ページに移りまして、(第2種)815万円を計上いたしております。  安全・安心な地域づくりの交通安全普及事業は98万4,000円を計上し、ほぼ例年どおりとなっております。  次に、3項河川費、1目河川維持費は986万6,000円を計上し、対前年度比約4万円の増額、率にして0.4%の増であります。  2目河川改良費の河川・水路の改良事業は例年どおりでございます。  次に、258、259ページをお開き願います。  4項都市計画費の1目都市計画総務費は、3億7,999万9,000円を計上し、ほぼ例年どおりとなっております。  まず、中心市街地整備の推進の阪急長岡天神駅周辺整備事業は、5,800万円余りを計上し、対前年度比約1,500万円の減であります。  測量設計委託料は、長岡天神駅の西地区における市街地整備を促進する業務や東口駅前の暫定広場整備の設計、庁舎西地区の道路整備に関連した埋蔵文化財発掘調査業務委託料に4,700万円余りを計上し、また、庁舎西地区の道路整備に関連した物件移転等補償費に1,041万9,000円を計上するものであります。  次に、調和のとれた都市形成でありますが、まず、まちづくり関連審議会事業として、まちづくり審議会、都市計画審議会、ラブホテル建築等規制審議会における報酬等に係る予算を統合し57万4,000円を計上いたしております。  次の開発指導事業は、555万3,000円を計上し、約320万円の減額、率にしまして36.5%の減であります。  次の260、261ページをお開き願いまして、主な内容は、公園・緑地費負担金返還金500万円であり、地籍調査に係る項目を別事業にしたことによる減額となっております。  次に、都市計画の維持推進事業は、328万2,000円を計上し、約200万円の増額、率にして146.8%の増となっておりますが、これはまちづくり協議会助成事業及び生産緑地地区の指定事業費を統合したことによるものであります。主な内容は、長岡京駅前線第3工区及び第4工区の一部の容積率の変更に係る検討を行うための都市計画変更業務委託料225万円であります。  次に、空き家対策事業は、79万円を計上し、対前年度比約70万円の減額、率にしまして46.3%の減となっております。  次に、都市機能の再創造の立地適正化計画事業は、前年度まで計画しておりました交流拠点ゾーン整備事業を、令和3年度から立地適正化計画事業に統合し、609万1,000円を計上し、主な内容は次の262、263ページをお開き願いますと、第2次長岡京市立地適正化計画の策定業務委託料577万円となっております。  交通ネットワークの充実の公共交通基盤整備事業は、3,600万円余りを計上しており、対前年度比約180万円の減額、率にして4.7%の減であります。主な内容は、東部バスの助成も含んだ路線バス運行助成金3,300万円余りとなっております。  次のコミュニティバス運行事業は、2,700万円余りを計上し、対前年度比約23万円の減額となっております。
     次に、都市の防災機能の向上は、地籍調査事業として933万9,000円を計上し、主にJR長岡京駅東側地区の調査に係る委託費となっております。  次の良好な景観の保全は、都市景観形成事業として35万3,000円を計上し、デザイン審査会の報酬等となっております。  264、265ページをお開き願います。  2目街路事業費は、1億5,652万3,000円を計上し、対前年度比約4,300万円の増額、率にして38.3%の増であり、増額の主な要因は、代替用地の買戻しに伴う用地費の増によるものであります。  まず、中心市街地整備の推進の長岡京駅前線整備事業は、6,600万円余りを計上し、対前年度比約4,060万円の減額で、率にして37.8%の減であります。減額の主な要因は、国の補正予算に伴い、令和2年度予算で前倒し計上したことによるものであります。  主な内容は、第4工区の測量設計委託料677万4,000円、次の266、267ページをお開き願いまして、埋蔵文化財発掘調査委託料3,600万円余り、物件移転等補償費2,100万円余りであります。  道路空間の整備の府施行街路整備事業は、前年度と同額の100万円を計上しております。これは京都府が施行する御陵山崎線第3工区の負担金であります。  次の都市計画道路関連整備事業は、前年度まで交通ネットワークの充実で計上していたものを、道路空間の整備に移し変えたもので8,800万円余りを計上し、対前年度比約8,400万円の増額であります。主な内容は、公共事業の代替地として活用するため、乙訓土地開発公社により先行取得した土地の買戻しで、生産緑地法に基づく用地購入費8,700万円余りであります。  次に、3目公共下水道費でありますが、後ほど御審議をいただきます下水の適正処理の下水道事業会計負担事業として8億2,466万8,000円を計上しております。雨水事業負担金2億4,000万円余り、汚水事業補助金4億4,000万円余り、下水道事業会計出資金1億3,000万円余りを計上するものであります。  次に、4目公園費は、1億9,770万円を計上し、対前年度比約3,200万円の減額、率にして14.1%の減であります。  まず、都市緑化と水辺環境整備の公園緑地整備事業は、4,900万円余りを計上し、対前年度比約3,600万円の減額、率にして41.9%の減であります。  268、269ページをお開き願います。  主な内容は、西山公園第3期整備事業における実施設計等の公園緑地整備測量設計委託料1,800万円余り、西代里山公園整備工事等公園緑地整備等工事2,800万円余りとなっております。  次の緑化推進・啓発事業は、1,100万円余りを計上し、ほぼ例年どおりとなっております。主な内容は、長岡京市都市緑化推進啓発事業補助金として、緑の協会が実施する記念樹の配布、緑の講習会への事業補助金940万9,000円であります。  次に、みどりのサポーター制度促進事業は、活動支援や制度の充実を図るため、緑の協会への事業補助金として1,340万1,000円を計上しております。  また、緑の協会支援事業では、267万6,000円を補助するものであります。  次の都市公園等の維持管理事業は、9,800万円余りを計上し、対前年度比約190万円の減額でほぼ例年どおりとなっております。  270、271ページをお開き願います。  5目駐車場費は139万6,000円で、対前年度比約35万円の減額、率にして20.5%の減となっております。これは駐車場事業特別会計への繰出金として、公債費利子の80%を計上したものであります。  272、273ページをお開き願いまして、5項住宅費、1目住宅管理費では、3,636万6,000円を計上し、対前年度比約5,800万円の減額、率にして61.6%の減となっております。減額の主な要因は、市営住宅の計画修繕工事の減によるものであります。  生活の安定の確保の市営住宅の管理事業は、1,200万円余りを計上し、対前年度比約160万円の増額、率にして14.4%の増であります。主な内容は、市営住宅の日常管理に要する経費、施設の小修繕に要する費用であり、ページを移りまして、274、275ページの民間賃貸住宅家賃補助金につきましては前年度と同額を計上いたしております。  以上、歳出、第8款土木費で、西山公園体育館費を除く分についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  質疑に入ります。  まず、歳出について、ある程度区切って進めていきたいと思います。  なお、歳出の部分で関連のある歳入についての質疑も併せて受けたいと思います。  まず、第8款、項1土木管理費について、質疑を受けたいと思います。244ページから247ページです。  御質疑ございませんか。よろしいですか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、項1を閉じます。  次に、項2道路橋りょう費について、御質疑を受けたいと思います。ページ数は246ページから257ページです。  御質疑ございませんか。 ○小谷宗太郎委員  順番にちょっと確認のほうをしたいと思います。  まず、道路橋りょう費のところの248、249ページの道路パトロール業務委託料なんですけれども、18万6,000円ということで、金額的にはそんなにいっていないんですけども、具体的に年間どれくらい道路パトで回ってもらうような形のお考えですか。 ○森本道路・河川課長  道路パトロールにつきましては、シルバーさんのほうで年2回、7月と3月。それ以外のところにつきましては、市職員で直営でやるというふうな形でございます。その一月を使っていただきまして、184キロあります、市内の中の100キロの部分をパトロールをしてもらいます。そういった内容でございます。 ○小谷宗太郎委員  市内の道路、物すごく総距離にしたら長いので、何とも言えないんですけども、結構傷んでいる箇所とかが見受けられて、後でその場所をお伝えするところなんですけれども、パトロール回数、これは年2回じゃなくて、やっぱりよく道路がくぼんでいて、以前よくありましたけども、事故して、けがして、補償を払ったというパターンが結構毎年1年に2、3回出ていたと思うんですけれども、今回はどうもコロナであまり皆さん、外へ出てへん分、ちょっとその件数は下がっているかと思うんですけれども、そういうふうなことを考えると、ちょっとこの回数については私は増やしたほうがええん違うかと。それでちょっと増やすことによって安全性を上げるというのか、というようなことを考えていくべきなのと違うんかなと思うんですけど、そのあたりどうお考えですか。 ○森本道路・河川課長  今の回数でございますけれども、シルバーのほうではそういった形で2回、市のほうの直営も2回やっておるんですけれども、市のほうのパトロールで、やはり専門的にかなり細かいところまで見させてもらっているところがございます。悪いところを発見するだけではなくて、経過観察といいますか、時間がたってからまた悪くなる可能性が当然ございますので、そういったところもピックアップしておるような形でございます。  ただ、このシルバーさんにつきましては、やはり見た目、見た瞬間に悪いなというようなところを箇所として挙げていただいておりますけれども、我々、市職員のほうでは一度見ただけではなくて、その後、進捗の状況というようなものも観察しながら見せてもらっております。ですので、そういった道路の状況というものはある程度、把握できておるんじゃないかと思っております。 ○小谷宗太郎委員  後でも言おうと思ったんですけど、1件だけ具体例を例えば入れると、梅が丘の公園からちょっと長五小に向かうところの市道で穴が開いておって、その穴が実を言うと一月半ぐらい開いていたままになっていたのかな。それで、その後、穴が開いている部分だけ塞ぐような形で補修されて、周りのクラッキングはそのままやったんやけれども、というふうなことを考えると、一月半危なかったわけで、やっぱりそういうふうなサイクルというのは短ければ短いほどええわけで、やっぱり今後、このパトロールというものについてちょっと安全度を高めるというので考えていただければということで、要望で止めていただきたいと思います。  続いて、すみません、続いてなんですけれども、道路維持費のところにちょっと飛びます。ページ数でいったら250、251なんですけれども、まず、こっちかな、JR長岡京駅駅前広場整備工事ということで、これは2年計画ということで、こういうふうなイメージになりますみたいなパースというのかな、立体的な感じというのは今後出される予定があるのですか、立体的な感じのやつで。 ○日高道路・河川課主幹  先日、公安委員会と道路協議が終わりまして、現在、詳細設計を進めている最中です。6月をめどに詳細設計のほうができますので、その頃にはお示しできるかなと考えております。 ○小谷宗太郎委員  分かりました、これちょっと。 ○日高道路・河川課主幹  絵ですね、平面図ですね。 ○小谷宗太郎委員  イメージが湧くような。 ○日高道路・河川課主幹  あくまで今回の委託の中では平面図をつくる、図面をつくる、数量をつくるという形なので、そういう絵ですね、ちょっと組み込まれていない。 ○小谷宗太郎委員  取りあえずでも6月に一旦それらがある、立体的なものではなくても、似たような平面図に関しては出るということで、確認だけこの部分したかったので。 ○日高道路・河川課主幹  その予定をしております。 ○小谷宗太郎委員  分かりました。  それで、続いて、これはちょっと今後の流れということでもお伺いしておいたほうがいいのかなと思うので、西山天王山駅に関わるところなんですけれども、済生会病院がいよいよ移ってきて、今、工事されているところですけれども、もうあと1年ぐらいたったら出来上がるのかな。ここで問題になってくるのは、一番近い最寄りの駅が西山天王山駅になるわけですよね。そうすると、西山天王山駅に済生会病院に関する、例えば案内、こちらに行ってくれみたいな看板とか、あと済生会病院の駐車場はこちらみたいな形の誘導する看板とかというふうなものを、これをぼちぼち考えて、予算づけしていかなあかんのと違うかなとか思っていたんですけども、これは含まれておるんですか、それらの活動、そこから。 ○森本道路・河川課長  今、委員言われましたように、当然済生会の病院ができますと、どっちへ行ったらええのか分からんというような形にならないようなものは必要かと思いますけれども、今の時点でこちらに駐車場がありますよとか、こういう経路ですよというような形の看板、そういったものの予算というのは入ってはおりません。 ○小谷宗太郎委員  いつ頃入れられる予定なのかな。入れなあかんのは分かっているわけですから。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  病院のサイン施設、案内とかの分なんですけれども、原則として済生会病院さんのほうの御負担でつくってもらうような形で我々は考えているんですが、ただ、過度な負担になる部分については市のほうでということになるので、まだそこの詳細については協議が整っておりません。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと今の答弁で引っかかったのが、例えば必要となる看板が10枚だったとしましょう、仮に。そのうち負担、基本済生会病院さんですけれども、そのうちの例えば7枚は済生会、3枚は市みたいな形になるというふうな捉え方でいいんですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  病院さんの経営の中でやられることになりますので、病院のサイン施設ということであって、向こうが負担していただくということになるんですけど、それ以上に市が、例えば何かどうしてもその病院のほうへ誘導しなくちゃいけないような事象という部分が協議の中で出てきた場合は予算をその都度上げさせていただくような形になると思います。 ○小谷宗太郎委員  例えば歩道橋のところの手すり、歩道橋そのものは我々、市が維持管理しているわけですが、そこのところに、こちらというふうな形で看板を設置するような場合やったら、済生会病院の負担云々とかじゃなくて、市のところにつけるわけですから、市が負担するのが普通なのかなとか思いますし、西山天王山駅のバスターミナルというのか、のところ、あの広場、駅前広場ですけれども、あそこの部分も確か市が持っている部分のところだったと思うので、例えばあそこのところに案内板を置く場合やったら当然済生会病院云々じゃなくて、市が置いていかなあかんでしょうしというふうなことを考えると、何かちょっともちろん済生会病院に接するような道路とか、済生会病院の建物そのものに看板を置くというのは済生会病院さんで負担するのは分かるんですけれども、道案内的なものに関して、しかも市が保有している施設であったり、そういう構造物につくる看板というのはうちが持つんじゃないんですか。 ○末永建設交通部長  公共施設での表示というのは、基本的に地名等、どこそこ方面等、案内するためのものであります。ただ、済生会病院は公的病院でありまして、都市計画病院でもあることから、そこの協議はまだ至ってはおりませんけれども、もしも済生会病院が設置するのであれば、府が管理しているところは府の道路管理者での占用許可等が必要になってまいります。現在のところ、まだそこまでの区分けはしておりませんが、基本はもう地名等、誘導するためのものと考えております。 ○小谷宗太郎委員  この議論に関してはまたおいおいしていこうかな。ただ、でも、やっぱり早いうちに、早いうちにやっていかへんかったら、混乱を招きかねへんし、それでちょっと私が思っていたのは、結局、例えば駅を使ったところでどっちへ行けば分からへんというがたくさん出てくると、その都度、その都度、その説明を聞かれるわけで、やっぱりそういうふうなこととかを考えると、案内板というのは早いうちに置いたほうがいいのかなと思うので、ぜひそのあたり、どういう形にしろやっぱり早期な対応という部分を基準に考えていただきたいということでちょっと1点要望を入れさせていただきたいと思います。  次、いいですか。  次なんですけれども、高速バスに関するところなんです。これはちょっとまたぐような場所でもあるんですけれども、一応この部分で聞いておいたほうがいいのかなというのもあるので、今、コロナの関係で、歳入の部分でもそうなんですけれども、60%ぐらい減っているのかな。ページ数でいったら、歳入のところでいったら、ちょっとぱっと出てこうへんけど、確かそうですわ、それで、コロナの影響を直撃しているとも言えるのが高速バスの利用であって、がんと減っているわけですよね。そうすると、当然収入が減る分、その維持管理費に関する部分を相当、内側から出していかなあかんという現状というのが続いていくのかなというふうに考えているんですけれども、まず、そのあたりについて、お考えをお聞きしたいと思います。 ○森本道路・河川課長  今のお話は委員のほうから去年ですか、去年のこの場でもあったかとは思うんですけれども、今、言われましたように、新型コロナの影響で、現在、入のほうの形が4割減というような形、これは今年度の実績は今、求めておりまして、まだ出ておりませんけれども、予算を組むに当たりまして、聞き取りをさせてもらったところ、三十何%というような形のことを聞いておりました。  ただ、収束する方向にいけば、それが少しは回復するのかなという部分もありまして、4割とさせていただいておるところなんですけれども、この収入に対しまして、出のほうですね、管理のほうをしますと、この金額でいきますと、当然採算といいますか、合わないような形になろうかと思うんですけれども、この西山天王山駅のこの事業の中では今回、高速バス停留所棟管理委託料というもののところ、かなり金額のほう、下げるような形、これは再精査をさせてもらった結果なんですけれども、金額のほうを下げさせてもらっておるというところがございます。そういったところで、例年の入というものが頂けるようであれば、採算のほうは取れるような形になるんじゃないかなとは考えております。 ○小谷宗太郎委員  具体的にちょっと数字で言おうかな。63ページの入ですわ、これ96万円、1便ずつ100円もらっているわけです、これは前年と比べたら6割減になっているわけですよね。250、251ページのところでいったら、高速バス停留所エレベーター保守点検委託料、これが84万5,000円で、それの下、高速バス停留所棟管理委託料というのが110万円かなということで、前から倍ぐらいちょっと足りへんわけで、そうなってくると、当然持ち出しをしていかなあかんというふうな事態になっているわけで、やっぱり利用者負担というのがこれらに係る部分で本来かというふうな形を思うわけで、確かにコロナが短期で収まるという確約のあるようなものでしたら、確かに単年度だけというふうな形での考え方はあるんでしょうけれども、この間の尾身会長の言われていたようなことを考えると、ちょっとやっぱり、例えば1便100円ずつ今、もらっているわけですけど、200円にして、倍にせなあかんのと違うかなとか思ったりするわけですけれども、そのあたりとかどうお考えですか。 ○末永建設交通部長  以前にもお話ししたことはありますけれども、バスの利用料、1本、1便当たり100円というものを頂いておりまして、そもそもの考え方ですけれども、これに至る経過というのはまず、維持管理費を想定する、保守点検であったり、電気代、こういったものを想定して、バス会社の負担割合を仮設定ではありますけれども50%と決めた経過があります。したがいまして、残りの50%はバス会社の負担という考えの下で設定をいたしまして、立ち寄り回数ですね、その便数が当時名神を走っている高速バスというのが200本弱ですね、ございまして、これの約2割が高速、長岡京市に寄るであろうと想定して、それを割り戻したのが100円であります。ですので、全ての維持管理費を市が賄うという考え方は当初からございません。基本としては約半分という考え方で100円を出したものであります。 ○小谷宗太郎委員  その100円の中には消費税は入っていないんですか、ちょっとそこを確認したい。 ○末永建設交通部長  消費税の対象外となります。 ○小谷宗太郎委員  分かりました。でも、やっぱり今後このコロナは結局ウイルスの話なので、全く我々人類にとっては先はどうなるか分からへんので、それらに関する部分ではやっぱりこの時点での線引きって、1年での線引きという部分では今回やむを得ないかなとは思いますけれども、やっぱりこれが続くようであるならば、一定考え直していかなあかんようなことになるのではないかと思いますので、そのあたり、ちょっと頭の中に入れていただきたいなというふうに思います。それで、これはちょっとそういうことで。 ○冨岡浩史主査  大丈夫ですか。 ○小谷宗太郎委員  この部分はそれで結構です。  次、252、253ページ、先ほどちょっと道路のぼこぼこの話を、道路パトの話で言っていたんですけども、舗装改良のところですね、結構私自身もいろいろ市内の各道路をいろいろ見回って、この委員になってからいろいろ見回っているんですけれども、結構道路にクラッキングが入ったまま長い間放置されて、直されてへんなと思う場所、多め内容がありますので、箇所数はまた後で言いますけれども、やっぱりそれらに応じた距離が大分あるので、もうちょっと予算をつけなあかんのと違うんかなと思うんですけれども、これはどうですか、もうこの今、予算のレクを受けたときでも、3か所しか考えていないみたいな話の流れだったんですけれども、今後は増やしていくようなお考えとかありますか、まずその部分だけで、後で箇所数をお伝えします。 ○森本道路・河川課長  そういったところ全てというのはやっぱりなかなか難しくございます。そんな中で本当に悪さというんですか、そういったものも踏まえて当然どこやろうかという抽出になるんですけれども、当然予算も限りがございますので、そんな中でさせてもらっているというような形ですので、決して見落としているというような形ではございません。 ○小谷宗太郎委員  細かい部分は後でお伝えします。すみません。この部分はこれで結構です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○福島和人委員  先ほど251ページですね。高速バスの関係ですけど、今、小谷委員も言われていたけど、逆に今、減っているんやけど、増やす、コロナの今状況下で大変やけども、そこら辺の話合いはどんな感じですか、バス会社に減った分をまた元どおりというか、そこら辺のそういう話はないんかな。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  昨年度、委員会を設けまして、その中でいろいろと御議論いただいておりましたけれども、やはりバス事業者としては需要がなかなか見込めないというところと、立ち寄ることでの時間ロス及びターミナルチャージといいまして、新たな150円ですけれども、そういった負担発生をするということで、なかなか難しいというのは現状でございます。  今年度につきましては、もう御案内のように、4月、5月は九十数%運休というような状況でございまして、なかなか貸切りバスもそうですけれども、高速バスの好転が見通せないというようなことがございまして、現状としては非常に厳しいというところでございます。 ○福島和人委員  今、こういう状況下で業界も大変なんですけど、やはり高速バス停をつくった意義というのは、やっぱり長岡京市がそういった土地の場所、駅があって、バス停があってという、そういう構想の下でできた西山天王山駅というのもありますので、相手があることですけど、やっぱりしっかりアピールしながら、かなり便利よくて、皆さん、コロナ前はかなり利用はされていて、便数も結構あったので、しっかりまた盛り返すような形でそこを努力していただければと思います。要望しておきます。よろしくお願いします。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○福島和人委員  次は、あと一点、広場、6月頃から出てくるということですけども、設計のほう、今回出るということですけど、長年のあれですけど、これまたしっかり皆さんが使いやすいような、そういったものも残していただけるようにまた出てくるのを楽しみに待っていますので、よろしく、これも要望しておきます。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほかございませんか。 ○西條利洋委員  251ページのJR長岡京駅関連整備事業、JR長岡京駅の東口のことについてちょっとお伺いします。  先ほど、小谷委員の質問の中で、詳細設計が2021年6月に平面図が完成する予定というふうにお伺いしました。これは喫煙所も入っているのでしょうか、この設計に。 ○日高道路・河川課主幹  現在、東口の喫煙所に関しましては、長岡京市の生活環境審議会のほうで今、審議をされていますので、その方針に従って担当課の方で検討する形になっております。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○西條利洋委員  ありがとうございます。  それでしたら、ちょっと去年の予算審査で、トイレの横に喫煙所を置いてみたらいかがですかというので検討という話だったと思うんですけども、それの検討状況を教えていただけますか。 ○日高道路・河川課主幹  東口に関しましては、まだ喫煙所を置くか置かないかというのは決まっていないので、方針が出たらそれに従うという形で検討するという形で考えております。 ○西條利洋委員  ありがとうございます。生活環境審議会の結果を踏まえてということですけれども、生活環境審議会では、既存の喫煙所に関してはやはり整備をすべきじゃないかという声も上がっています。これは実際答申が3月末で出る予定ですけれども、その際に、例えば既存の喫煙所を整備すべきというふうに答申が出された場合はもう市としてはここ、東口の喫煙所は整備するという方向性で理解してもよろしいでしょうか。 ○佐々谷副市長  今、環境審議会のほうでの議論をいろいろいただいております。審議会の中で施設を整備するかどうかというところまでのいろんな意見は頂いておりますけど、審議会の中での設置するかどうかというまとめも審議会の中で出るかどうかというのはちょっとまだ見えない状況です。当然審議会の中では一定の喫煙、受動喫煙の防止対策とか、そういったものへの方針というものは出てくるというふうに考えておりますし、具体的な内容についてはその方針を受けて市のほうで判断をするという形で今、考えております。 ○西條利洋委員  分かりました。この喫煙所に関しまして、非常に微妙な問題だとは思います。喫煙所を設置するのに税金を使ってまで、喫煙者のために税金を使って整備するべきかというのもありますし、じゃあ、喫煙所なしでそれが受動喫煙がなくなるかという問題もあります。ここ、市民の声を聞く必要もあると思うんですけども、そういう機会は設置するという考えは今の時点でありますか、これは。 ○佐々谷副市長  当然、今、審議会の中でも審議委員の皆さんとか、関係者からの御意見もお聞きされているという状況もございますし、今後、その方針が出た内容によっては、市民の皆さんの御意見を聞くという形を取ることも検討されているというふうにはお聞きしております。 ○西條利洋委員  分かりました、ありがとうございます。これは非常に難しい問題だと思いますので、市民の声も積極的に聞いていただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。  続きまして、257ページですね、交通安全施設等整備工事(第2種)こちらは自動車レーンの、自転車専用レーンの整備というふうにお伺いしました。セブン通りと、あと長岡第6小学校南側というふうにお伺いしています。ここの2つを選定された理由をお聞かせいただけますか。 ○日高道路・河川課主幹  今回、優先すべき整備の路線が8キロ、その中でやはり自転車、が交錯する箇所が多いという箇所と、あと歩道に接している箇所、それとあと、長岡第6小学校の前の歩道が一定整備されたということもありまして、そこを選ばせていただきました。 ○西條利洋委員  分かりました。  次、これが整備された完了後、その次、整備される予定はどこのレーンでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  今回の事業は、府道、市道を一緒に考えていかないといけないので、次の箇所につきましては、府さんと協議をしながら決めていきたいと思います。 ○西條利洋委員  分かりました。ありがとうございます。こういった自動車道というか、道路の整備に関してはやはり市民の要望が結構集まりやすい箇所だと思います。なので、整備の優先順位、もちろんいろいろ基準を基に決められているとは思いますけれども、市民の方が納得できるような形で引き続き整備を進めていただきたいと思います。要望とします、これは。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○西條利洋委員  はい、以上です。
    ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。 ○浜野利夫委員  251ページですけど、JRの広場管理なんですけど、前年当初で本当に微増なんですけど、もともとこれは東西まとめての広場管理委託というふうに言われていたと思うんですけど、どちらかが微増したとか、ここで増えたとか、何か中身は何なのでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  今回、広場の管理なんですけども、これはシルバーさんに委託をしていますけども、消耗品といいまして、ほうき、それから、トイレットペーパー、洗剤等の消耗品費をこちらの管理費の中に入れさせていただいた分が増えております。 ○浜野利夫委員  ということは、東西どちらというわけではないわけですね、共通になっていますから。 ○日高道路・河川課主幹  東西区別はありません。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それから、ということは、シルバーさんの多分これは新年度に向けても委託をやり直しになりますわね、長期委託やないと思いますので、されると思うんですけども、シルバーの単価は幾らでなっていますか。 ○日高道路・河川課主幹  前期が910円、後期が940円です。 ○浜野利夫委員  委託額が変わらないということは、府のほうも令和2年度も909円、最賃の時給になっていますから、それを見ながら今の前期、後期と言われましたけど、さらに引き上げるということも、この委託料から見たら、それは考えていないということですね、1年間は。 ○日高道路・河川課主幹  考えてございません。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それと、今も出ていました、整備工事が始まるのかなと思うんですけども、東西駅広の管理所はあまり1年間を見通して、駅広の管理所は影響がないとか、関係ないという状態で1年間はいくということなのでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  工事に関しましては、あくまでも駅広を共用しながら工事をしますので、その辺のシルバーさんの人数、金額を減らすということは考えておりません。作業的には同じことをしていただくので考えております。 ○浜野利夫委員  次にその関係を聞くもので、これが出ていましたように、駅広の工事が取りあえず1億円ですか、計上されていて、6月には設計図が出てくるという話だったんですけども、工事がスタートするのは新年度中にスタートするんでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  その予定であります。 ○浜野利夫委員  いつ頃の予定なんですか。 ○日高道路・河川課主幹  今回の工事、総額で3億円余りとなるので、最終的には業者さんとの契約は議会の承認が要るということで、一応12月議会を目標で契約をさせていただきたいと思っております。それから、着工という予定です。 ○浜野利夫委員  実際は工事、具体的にスタートするのはさらに次の年度になる可能性もあるのかなという気はせんではないんですけれども、今、駅広のシルバー委託の関係で支障がないのかと聞いたら、特別ないというように理解したんですけども、行く行くは東へこれで設計出ていくんですけども、西のほうとの関係で、将来的に合わせる歩行者とか、自転車を使うが東西違う使い方がないようにしたいと、西に合わせるような方向をちょっと伺っていたんですけども、その関係でいきますと、図面が出てくることなんですけど、思いとしては東口をどういうようなイメージで今、理解していたらいいのかな、6月に図が出てきたら分かりやすくなるのかもしれませんけど、西も一緒なので、東も広い歩道の中で自転車、バイク、それで、駐輪場に行く、交差する面とか、結構危ないなということがよくあるんですけど、今、図面がないので、きっちりは言いにくいかもしれないですけど、東口はこんなような歩行者と自転車、バイクが、あるいは、駐輪場の入り口がこういうふうにしようと思っているという、予定は内容的にあるかと思うんですけど、イメージできる範囲で教えてもらえないですか。 ○日高道路・河川課主幹  委員おっしゃるとおり、西口に関しては、歩道上で自転車が乗れます。現在、東口は乗れないです。そこを乗れないところを縦横無尽に自転車が走っているということで、と歩行者と自転車の交錯、危険ということが今挙げられております。そういった中で、公安委員会とも話した中で、やっぱり東と西をまず統一させる。東については自転車、歩道上を乗れるようにする。ただ、どこを乗ってもいいのか、そこがすごく問題になりまして、自転車の走る区間、路線を決める、これはまず一つ大きなポイントです。  あと、駐輪場の入り口に関しましては、現在、駐輪場に入る自転車、バイクが車道からもう一旦停止もせずにそのまま入っていく。そこで交錯する。そこも大分公安委員会とも協議をしたんですけども、今回、入り口を歩道と、歩道扱いにしまして、駐輪場への乗り入れ口とします。よくスーパーとか乗り入れる。そうすることによって、一旦停止の義務が発生します。そこで一旦停止をしなかったら警察の取締りにあいます。まず、一旦停止をしてもらう。それと、今、入り口が10メートル以上あります、駐輪場に。あそこも狭める。約半分ぐらいで考えております。そうすることによって、と自転車の接触がかなり軽減されるか、この2点が大きな点でございます。 ○浜野利夫委員  大体イメージが分かりました。ありがとうございます。  次なんですけども、エスカレーター、エレベーターの点検。エスカレーターは前年比同額ですけど、エレベーターは本当に微増になっていますけども、これは何が増えたんですか。 ○森本道路・河川課長  エスカレーターの保守点検とエレベーター、これも長期契約をさしていただいておるんですけれども、同じ時期に長期契約の始まりではございません。ですので、長期契約の中に入っているエスカレーターのほうについては同じ金額のままで、次に、長期契約を結びますエレベーターのところはその次の金額によりまして微増しておると、そういう状態でございます。 ○浜野利夫委員  市長にちょっとお聞きしておきたいんですけども、私、予算決算とかで結構毎回確認しているんですね。バリアフリーで構内、構外にエレベーターをつけたときも、完全にJRの敷地やけども、全く出していないんですね。普通国と市と鉄道業者の3分の1というパターンで、阪急は全部うまくいったというか、普通どおりいけたんですけど、JRは例のらち内、らち外の考え方があって、らち外だったら敷地はJRの側でも全くそれを3分の1出さなかったという経過があるんですよね、エレベーターのとき。そうしたら、エスカレーターも完全にらち外だけども、敷地の中、全部、あれまだ寄附も受け取っていないし、エスカレーターの改修、全部東西終わりましたけど、前も例えば市長会とか、何か要望を出しているという話を聞いたんですけど、コロナも含めて財政難がいろいろ実際続いている中でなんですけど、エスカレーター、エレベーターですね、外についているのはエレベーター、東西についていますけど、これの分を保守点検、これだけ毎年市のほうが負担しているんですけど、市長自身はただ単にハードルが高くて、長々私言い続けますけど、すっといかないのは理解しているんですけど、市長自身はこれは本来市が保守管理点検、ずっと市の所有で保守点検ずっとやってというものなのか、できるならば、JRが受け取って、寄附を受け取ってもらって、JR自身では保守点検管理をすべきだと思ってはるのかという思いをちょっと聞けたら聞かせてほしいんですけど。 ○中小路市長  思いとしてはおっしゃるように当然市の負担が少ないにこしたことはないという部分があるんですけれども、やはり過去からの様々な経過、協議の経過、あるいは、他市等々との全体的なそのあたりの整理、そういうものを受けながら、今日に至ってきているんだというふうに思います。  その意味では、なかなか本市のみでクリアをしていくところは難しいところも多分あるかと思いますので、そのあたりについては全国市長会等を通じながら、情報収集に努めながら要請もしてまいりたいと考えております。  以上です。 ○浜野利夫委員  全国的な規模で、とにかく市長自身はできたらJRで受け持ってもらったほうがいいという思いは持っておられるということですね。分かりました。  次にですけど、253ページ、舗装復旧工事の関係なんですけども、予算資料を見ますと、舗装復旧のバリアフリー化のほうですけども、1か所だけが昭和63年以後も入っているというのを今回お聞きしたんですね。これまでは、バリアフリーという位置づけでは昭和63年以前の分ばっかりがずっと長年やってきたんですけど、今回初めて昭和63年以後が一つ加わったと、ということで、舗装復旧のこういったバリアフリーの考え方が、市自身が昭和63年以前以降、関係なく一括に考え方が変わってきたのか、そこの区別をちょっと基本的に知りたいんですけど。 ○森本道路・河川課長  こちらに道路舗装復旧工事のバリアフリーと下が交付金のほうなんですけれども、当然内容はバリアフリー化でございます。舗装が悪い、蓋がないというような側溝の上に蓋をかけることによってが歩きやすくなるというような形で、両方ともバリアフリーの目的にした内容のものでございます。  ただ、ここで分けておりますのは、下に書いてある交付金と市の単独費、要は単費と言われる部分ですね、それを分けているというのが2段書きになっておるわけでございます。ですから、交付金を頂くところにつきましても、昭和63年以前の場所もあれば、以後の当然場所もございます。そして、今の単費のところにつきましても、交付金がのらないので当然単費でやらなきゃいけない昭和63年以後のところもございますし、同じように昭和63年以前でも単費がなるというようなところがございますので、これは今言います、バリアフリーになっているか、なっていないかというような、そういう分け方ではございません。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○浜野利夫委員  これも昭和63年以前、以降、それぞれ例えば土地整備計画だとか、ほかの名目で国庫補助が取れる部分はそれに当てはめてやってきていますわね、これまでも。やること自身はバリアフリー的な取組の中身になるのかなと思うんですけど、その辺は昭和63年以前と以降は引き続き、市としては捉えて、継続していくというのが基本にあると理解していたらいいんですか。 ○森本道路・河川課長  委員言われるとおり、継続してやっていく予定でございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。  次に、舗装復旧工事の都市構造再編集中支援ってありますわね、3,500万円余りの分、これはちょっと理解が、事前にもちょっと確認できなかったんですけど、これは西天周辺だけに限ったことなのか、もうちょっと広い範囲なのか、ちょっと確認したいんですけど。 ○日高道路・河川課主幹  今回のこの工事、神足3丁目と竹の台ということで、JRの駅、それから、阪急の駅からの半径1キロ。 ○浜野利夫委員  分かりました、すみません。 ○日高道路・河川課主幹  すみません、間違えました、すみません、西天です、西天から半径1キロです。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それと、下の西国街道再整備設計業務委託600万円ですけども、これが予算資料ですか、予算説明にもちょっと書いてはあるんですけど、ここら辺ちょっとイメージが分かないんですけども、どの規模、どの範囲で、どこまでの完了を見込んだ設計委託になるのかなというのを知りたいんですけど。 ○日高道路・河川課主幹  西国街道は大きく分けて北と南で今、考えておるんですけども、北の昔、ローソンがあったところから、八木酒店さんのところまで約1,050メートル、ここの整備を考えております。 ○浜野利夫委員  北の50メートル。 ○日高道路・河川課主幹  1,050メートルです。 ○浜野利夫委員  そうしたら、西国街道全体を入り口から出口、要するに向日市から大山崎町につなぐ全体を設計するというものではないんですね、今回は。 ○日高道路・河川課主幹  そのとおりです。 ○浜野利夫委員  分かりました。  ずっと第4次総合計画の流れも見ていたんですけど、この西国街道、何回か取り上げてきていますけれども、総合計画全体、4次総合では、歴史とか文化を発信した西国街道で石畳風の整備、改良が要ると一応うたってあるんですね。第2期の基本計画には何も一切ないんです、総合計画にあるけど。それで、前期実施計画には都市景観、都市整備として環境として位置づけがあります。何でこういうちぐはぐになるのかなという気もしたんですけど、西国街道全体の要するにみどりの中で位置づけられていますけど、市街地だとか、道路交通とか、産業とか、産業、特に観光戦略プランですね、この中に関連して位置づけがないなと思って見てたんですけど、西国街道の予算では、今度、今1,050メートルですかね、北だけの部分を整備の設計委託をするということになっていますけど、西国街道、今の第4次総合計画全体の中ではどういうふうに位置づけていこうと将来もされているのか。今、これは取りあえずは、新年度は600万円で、北の部分だけ1,050ですけど、これは位置づけのイメージがもう狭いなという気がするんですよ、せっかくの歴史街道で、そんなのがこの予算を打つに当たっては、さっきはここも考えた上で今回これだという、そういうものがあるのかないのか、ちょっと構想を聞きたいんですけど。 ○中小路市長  4次総計の中で、やはり西国街道というのは景観を形成していく上でも非常に重要な道路であるというふうな位置づけをさせていただいております。今回も第2基本計画の実施計画の中で、良好な景観の保全という中の実施計画に西国街道の再整備事業という形で申請をさせていただいているところであります。  前期4年間でまずは調子のところまでの全体整備をやっていくというのがこれまでのまず第1期目の基本計画の中の柱でありました。一応、一定若干残りはあるんですけれども、ほぼその整備が終わったと。一旦この段階で整備は完了とすることもできたわけですが、かねてからやはり最初にやったところの構造等で、今、修繕等が頻繁に起こっているという課題が、これはかねてから指摘をされてきておりましたので、その部分のやり方について、今後地元とも協議をしながらということになりますけれども、進めていこうというのがこの第2期の基本計画の中の実施計画事業として挙げさせていただいています。そういう関係で御理解をいただければと思います。 ○浜野利夫委員  前期実施計画、この前頂いたのを見ていたんですけど、旧街道軸として景観に配慮した石畳再整備と、こうまとめて書いてあるんですね。それで、去年も決算、元年の決算がこの前の9月議会ですかね、特に馬場神足地区が石畳の劣化等の破損があって、市民苦情が多いと、安全性、経済性から改修が必要であるということを前提にしながら、歴史的建物と建造物を調和する道路景観が要ると、確かにそうだと思うんですね。今の新年度の600万円の中身は分かったんですけども、ずっと一貫して言っているつもりなんですけど、歴史的なせっかくの西国街道、街道と歴史的建造物の調和というのはなかなかうまくいけていないんと違うかなと思いますが、そこの今回のこれは道路だけの600万円の改修かなと思ったんですけど、歴史的建造物の調和というのは、この新年度だけでは無理やと思いますけど、方向性でどういうふうに歴史的建造物の調和の取れたものを考えていこうとしているのかという、構想で結構ですし、新年度だけじゃなくて、その先をこういうふうに構想しているというのは、あれば教えてほしい、聞きたいなと思うんですけど。だから、第4次総合、15年間で全部変えたでしょう、方向性が。それに基づいて新年度だけは無理ですけど、歴史的建造物の調和というのはこういうふうにしていきたいというものが、この時点ではないのかなという不安があるんですけど。 ○佐々谷副市長  これまで浜野委員からはいろいろ西国街道の景観の御意見はお聞きしております。ただ、これまでもお答えしてきましたように、道路の整備の部分は西国街道の歴史的なものを生かした道路整備の形をつくっております。ただ、建物、建造物については、景観計画の中で位置づけを、歴史街道軸として位置づけをさせていただきながら、建物については、景観ガイドラインによって、建物の更新のときにはこういうふうな形で、街道に面したところについては歴史的なものを醸し出せるような施設として整備を誘導していくという形でガイドラインの中に定めさせていただいておりますので、市が建造物をつくって、お金を出して整備をするというものではないという考え方ですので、道路整備と沿道の建物の考え方は別々のイメージとして御覧になっていただければと考えております。 ○浜野利夫委員  新年度が第2期基本計画スタートとしてなりますわね。5年間やって、第3期最後の、第4次最後の5年間に入っているかと思うんですけど、もうこれはこれ以上先は言いませんけど、この場でも滋賀県の黒壁館かな、よく活用して、具体例を出していたんですが、副市長が言われたように、道路と建物とセットで道路、建物を買うとか、買い取りながら何かつくって、それは無理だと思います、確かに。でも、道路をせっかく西国街道でいろんなことを整備するんだったら、歴史的景観で必要なものをいろんな補助を出しながら、道路際に沿った何か表面、表だけでも何か歴史的景観に見合うものというふうに今後は、考えていってほしいなと思いますので、何か思いはありますか。 ○佐々谷副市長  一応景観ガイドラインの中でそういうものを誘導していこうということで、建物の更新をされる際には、そういう指導というのも図っているのは今、現状でございますので、こういう景観ガイドラインの中で進めさせていただいておりますのでという形で。 ○浜野利夫委員  今後期待をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  次に、いいですか、255ページ、自転車等駐車場管理業務委託なんですけども、これは入とも関係しますけど、管理業務委託料はほぼ前年当初費と変わりませんけども、歳入は先ほども部長も説明がありましたけど、3,000万円ほど減になっていますよね。使用料とか、入る予定というのが。これで業務委託はほぼ同額なんですけど、これはの配置の関係で、利用料が減っても3,000万円減収、新年度見込みを立てても、の配置は全部必要だということで変わらないのかなと思ったんですけど、この中身はちょっとどういうふうに、使用料は3,000万円減るけれども、管理業務委託は同額で計上したという、中身を確認したいんですけど。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  コロナの影響を受けまして、歳入のほうは16%ほど減額させていただいているんですけれども、コロナの影響によって、各駐輪場は閉鎖するとか、そういったことはございません。利用者の利便性を図るためにも継続していきますので、現状のまま、人数、利用者が減っても、現状のままで管理運営をやっていきたいという思いで歳出のほうについては現状の、前年度と同様な内容で管理を運営をしていきます。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  多少人数が減っても、予算計上では利用料が減っていても、の配置は減らすわけにはいかないということで、これだけ業務委託がほぼ同額になったということなんですね、それでいいんですね。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  そのとおりです。 ○浜野利夫委員  それと、長天東のほうなんですけど、今度やっと、やっとといったらおかしいですね、赤字になっていますわね、利用料と業務委託の関係、ほかはみんなそれなりに収益が出ていると思うんですけども、長天東は使用料と業務委託料の差額で約250万円赤字と、これは間違いないですね。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  そのとおりです。 ○浜野利夫委員  それで、長天東はずっと前から言っていたんですけども、だんだんだんだん利用料が減って、50%を切って、何十%か、これは決算のときに確認できると思うんですけど、どんどん減り続けていると。それでも赤字にならなかった、収支、今度ついに予算立てでは赤字、250万円赤字の計上になっていると。これはこのままずっとこの状態でも続けていくということなのか、何か考えてあるのか、この時点で、予算を立てた時点での赤字を踏まえて、赤字見込みを踏まえてどういう構想を持っておられるのか、聞きたいんですけど。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  申し訳ないですけど、ここ、長岡天神の駐輪場も現状、利用率が30%程度でございます。このまま営業を続けるかどうかもありますけども、長天周辺のまちづくりのことも考えまして、当面は現状のままで、駐車場運営をやっていきたい。それと、併せまして3階のスペースが放置自転車の回収したものを置かせていただいて、そこで自転車を撤去した分の運用をやっておりますので、それも併せて継続していきたいと思っております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  それが今、気になっていたことなんや。長天周辺の整備計画の関係があって、種地というか、市所有の土地ですわね。その関係で、今のとうとうというか、長天東も赤字になってきて、どうするのかというのは、長天周辺整備とか、今、東口ですか、1,000平米以内の、その構想と、駐輪場の今ある場所と、そことの関係を含めてどういうふうに整備していくのかなと非常に気になっていて、今の話では、当面、利用率もだんだん落ちているけども、新年度も赤字予定になるけども、当面長天駅周辺整備との関係では、当面これは続けていくということで理解しておったらいいですか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  そのとおりでございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それと、ここもシルバー委託になると、新年度また改めてなるかもしれないですけども、ここの時給は幾らなんですか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  910円でございます。 ○浜野利夫委員  910円、分かりました。  それと、もう一つ、去年、もう一つ前のかな、JR西口の西駐輪場か、移管されましたよね。その関係でシルバーと整備センターの職員、3、3、半分ずつぐらいでうまく切替えができるようにしたいという予定だったと思うんです。新年度はもう完全に市の直営でシルバー派遣というか、そこに委託できるんだと思うんですけども、そこ新年度どういう予定の配置なんですか。旧整備センター職員、それで、シルバーへの委託との関係で、どういうふうに新年度は整備されていくのでしょうか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  全てシルバー人材センターから委託をさせていただいています。当初言うていましたのは、経験者ということで、整備センターからの職員をシルバーに登録し直していただいておりますので、当初から全てシルバー人材センターの委託でやっております。  以上です。 ○浜野利夫委員  最近は分かりませんけど、切り替わったときに、市の本来の直営に基づくシルバーへの委託でのいろんな管理運営の方法ではなくて、整備センターがやってきた管理運営方式で何かやっていて、ちょっとごちゃごちゃしていたようなことがあったようにも聞きましたし、というのはもうないのでしょうか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  特に大きな問題は抱えておりません。現状も利用者のほう使っていただいております。  以上です。 ○浜野利夫委員  分かりました。これは今、いっているということで、もう一つ、使用料、入のほうで1億4,500万円、それで、管理業務費が7,800万円、単純に差し引くと6,700万円収益が出ているんですね。ただ、ここの管理業務、駐輪場管理運営、この駐輪場エリアを全部ひっくるめて9,800万円、先ほど部長が最初に言いましたけど、あるんですね。全体枠で駐輪場の管理業務委託以外も全部駐輪関係で必要な管理業務として見ると1億4,500万円の使用料に対し、管理運営全体でほぼ1億円近くと、差し引いても4,700万円くらい収益が出るんですね。いろんなことに使っていくとなったんですけど、それでもこれだけ余ると。これは何か別項4,700万円、管理業務7,800万じゃないですよ、管理業務全体の1億円近くの費用で、その中でいろいろ使っているのは理解しますけど、それ以外の収益分とはなにか、使い道は予算上は新年度こうしようというのを、こうしようというか、思いはあるんでしょうか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  管理費含めて差額分については、一般財源化しておりますので、庁内で優先順位を決めて、各担当のほうへ使われておりますので、担当課としてはそれ以上のことは理解しておりません。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  ということを踏まえて、新年度、今、表に出ていないと思いますけど、例えば一時預かりの分を少し引き下げるとか、あるいは民間も結構周りに駐輪場がありますから、民間でも同じような市がつくる割引制度で、そこも補助を出すとか、そういう方向とか、今のところ考えられていないでしょうか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  市の運営している駐輪場につきましては、市内の各駅の放置自転車の対策ということでやっておりますので、現状の価格、現状どおり管理運営をやっていきたい、使用料を頂くということで、令和3年度の予算も計上しております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  今、結論を出せと求めませんけども、コロナを含めて社会的弱者になっている状態がたくさんありますので、こういう条件のはこれで割引をつくって、市もそうだし、民間もそれを持っていったら後で市が補填するとか、方法はいろいろ考えられるんですけども、今、どうだといっても、はい、分かりましたになりませんので、そういう方向もぜひ、コロナ禍も含めて検討してほしいと、ずっとまだ駐輪場が続きますので、それだけ要望しておきますので。  もう一つだけ、そんなら。  次、これは同じページかな、交通安全施設等整備工事、1種、2種、これは場所、中身は事前に聞かせてもらったんですけど、私、記憶間違いだったらごめんなさいになりますけど、滋賀県の事故を受けて、いろんな交通安全上で施策を、かなりの箇所をやりますと。その中の5か所か、6か所を重点的にしますとあったと思うんです。その関係はもうこの第1種でも第2種でも交通安全施設等整備工事と一切それは関係ない状態なのでしょうか。 ○日高道路・河川課主幹  滋賀県の事故に関しましては、今年度全て工事は終わっております。ただ、どうしてもできないところに関しては、全て工事は終わっておるんですけども、用地買収を含む箇所が1か所あります。そこはまだ終わっていないので、今後交通安全のほうで工事していきたいと思います。 ○浜野利夫委員  分かりました、結構です。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか、ございませんか。 ○西條利洋委員  255ページの駐輪場管理運営事業について、すみません、ちょっとお伺いします。  以前、一般質問で質問させていただきましたが、駐輪場でゲート式の駐輪場を設けるべきじゃないかというふうに質問させていただきました。バンビオに設置されているような、あのゲート式、電子マネーにも対応されていて、コロナにもやっぱりとの接触を減らすためにコロナ対策にもなりますと、それも提案させていただきました。今の検討状況をちょっとお聞かせいただけますか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  今年度につきましては、駐輪場の機械メーカー、それから、管理運営のメーカーとも調整をしておりますが、当面の課題として、まず、初期投資の課題、それから、ゲートがちょっと古い駐輪場、全て長岡京市営の駐車場でございますので、配置ができるかどうかというところに力点を置きまして、実は各事業者さんに少し測量していただいて、設置の可能性を今取りまとめ中でございます。  それと、前回も御指摘をしていただいたシルバー人材センターの雇用の確保ということで、シルバーさんとは協議を調整して、令和3年度にどういった形、どこからするのかとか、いろんな内部調整をした上でやっていきたいと考えておりますので、来年度については、予算とか、そういったものは計上せずに方向性をしっかり決めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○西條利洋委員  分かりました。ありがとうございます。そうですね、シルバー人材センターの雇用の確保についても、もちろん大切なことだとは考えています。ただ、バンビオで実際にがいなくても、やはり駐輪場の運営が回っているというのも、そういう事例もありますので、やはりそういうものを積極的に取り入れていただきたいと思います。これは要望です。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほかございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ項2を閉じます。
     次に、項3河川費について、質疑を受けたいと思います。ページ数は256ページから259ページです。  御質疑ございますか。よろしいですか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、項3を閉じます。  次に、項4都市計画費のうち、目1都市計画総務費について、御質疑を受けたいと思います。ページ数は258ページから265ページです。 ○小谷宗太郎委員  ここもちょっとあるんで、阪急長岡天神駅周辺整備事業のところからちょっと入っていこうかなと思うんですけども、今、駅前広場の用地確保等をやって、さらに阪急を高架にするかどうかというふうな部分で、阪急と府と三者協議をしているという最中なんですけど、まず、何においても、多くの市民が興味を持っておられるのは高架をするのか、しないのか、できるのか、できないのかという、まずその点だと思うんです。まず、私自身も以前先輩議員、橋本順造議員とかからよく聞いていたのは、高架にする場合はかなり距離が要るから、友岡踏切の手前あたりから道路を持ち上げなあかんから、花山あたりの付近の山が問題なんだということとかをよく聞いていたんですよ。その後、鉄道の性能が上がっているとはいえ、確かに線路を持ち上げるのにはかなり距離が要りますので、そのあたりに構造的に、例えば花山の山の部分やったら、地理的な問題があるわけやから、地理的な問題で無理ですというふうな回答とかもあるのかなと思っていたんですよ。まず、ここでお聞きしたいのは、できるのか、できないのかというのは今、分かっているんですか、まずそこをお聞きしたい。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  今の話の中で、構造的な話と事業成立性の話があるかと思いますけれども、事業成立性の話については、今、京都府さんとか、阪急さんと進めているというところで、構造的な話ですね、構造的なところでは、概略検討というものの中の調査になりますけれども、構造的には高架にできるといったことになります。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  どのあたりから持ち上げる計画になるのかな。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  今、京都府さん、それから、阪急電鉄さんと話している中では、長岡京市の地形がちょうど花山のあたりが高くて、長岡天神駅周辺のあたりが逆に低くて、また、野添の一文橋の橋ですね、あそこはまた逆に高くなっています。この高低差を利用すればできるんじゃないかというようなことは話をしていまして、ですので、先ほどお話が出ていました、花山のあたりで盛り上がるということはあまりないかなと、確かに高さ的には上がるところも出てきますけれども、ちょうどお皿の底のようになっている状況を利用すれば、それほど高さが必要なものじゃないんじゃないかなというふうにはみんなでは共有しております。 ○小谷宗太郎委員  具体的なその建物名を挙げていいのかなとか思っていて、ちょっとあれなんですけど、ちょうど花山の山のところ、すぐに巨大なマンションが挟んでいますよね。どちらかはそんなら潰さなあかんのかな。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  これはもうちょっと詳細な設計を進めないと詳しくは分からないんですけれども、どちらか両方に建物はありましたですか、私の記憶では、東側には、花山に近いところに。 ○小谷宗太郎委員  もう片方側は。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  マンションではないんですね。 ○小谷宗太郎委員  病院を今建てかけていますね。それで、とある施設があって、その横にマンションが2、3とあるんですけども、分かるかな。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  今の状況で、取りあえず大きなマンションというのは把握はしているんですけれども、まだ詳細のところがこれからですので、何ともお答えしようがないんですけれども、あまり影響がないような形で考えていきたいというのは思いとしてはありますけれども、どこまでの支障があるかというのは本当これからです。すみません。 ○小谷宗太郎委員  まず、その構造についてはそんならできるというふうな形で理解しました。  それで、次なんですけれども、するのか、しないのかという発表はいつ頃をめどに考えておられるんですか。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  ちょっとこれまでもお答えさせていただいている内容になるかと思いますけれども、これはやっぱり事業主体が京都府になってきます。当然長岡京市としては、まちづくりを早く進めたいという中で、事業を早く実施していきたいという思いはありますけれども、そういった中で、やっぱり事業主体の京都府さんと早期着手に向けて、そういった要望を調整をしていっているというのが現状で、それは長岡京市の立場としてはいつとか、そういったことはちょっとお答え、なかなかできないという状況であります。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  市民さんの目から見たら、例えば、実際に阪急の東口の用地確保されていて、さあ、駅前広場ができるよ、ああ、そんなら高架と一緒になるんかというふうな発想を持っておられる方が多々おられまして、実際にアゼリア通りにお住まいの方とか、説明会とかが開かれていく中で、駅前整備をするのに、高架にせえへんのかいとか、高架ってどうなっているんやと、いわゆる分けた考え方をせんと一緒の考え方をされているわけですよね。そんなら、必ずどのみち、する、せえへん、財政的な問題もありますけれども、する、せえへんというのはどこかで言わなあかんわけで、以前東向日かな、も高架にする、せえへんで、結局しないというふうな形の検討結果になった経緯とかが確かあったように思いますけど、何年前か、大分前だと思うけども、でも、どこかでその話というのは言わなあかんと思うんやけども、これはどうなのですか、やっぱり市長の思いというのが物すごく関わる部分かと思うので、ちょっと市長にお答えいただきたいんですが、どのあたりで市長はこう言って、市民の方々に駅前の整備についての御理解を求めようと思っておられるんですか。 ○中小路市長  まず、連続立体交差事業についてはもう先ほどありました、京都府が事業主体ですので、決定される主体は京都府となります。その意味で申し上げれば、連続立体交差が事業化されたかどうかと聞かれたら、まだされていないというのが市の立場でありますし、その前提の中で、今、住民の皆さん方への説明会もさせていただいているというふうに認識をしております。ですので、もし決まったのかと聞かれたら、議員からは決まっていないということを明確におっしゃっていただきたいというふうに思います。  その上で、当然今、我々がつくりました基本構想、基本計画に基づきながら、まちづくり協議会とも一緒につくったこの構想計画に基づきながら、京都府に対して事業を着手していただくように、計画策定以降、毎年の最重点要望として今、働きかけをさせていただいております。そこで、一番最初のやはりハードルになってくるのは、京都府として連続立体交差の事業の是非について調査に着手をされるというステップがまず一番最初のハードルで、今、我々が京都府にお願いしているのは、まずこの調査着手をしてくださいと。やはりこのステップがなければ、当然事業化ということはあり得ませんので、今、府のほうにはそういう形でこれまでからお願いをしておりますし、その中で府からは、様々な可能性について、例えば事業の採算性のB/Cでありますとか、あるいは用地取得等の可能性、また、阪急との協議、技術的な検討、様々な宿題も頂戴をしながら、今、やりとりをさせていただいているのがまさに今、平行して進んでいっているところでありますので、本市としてはまず何よりも連続立体交差を前提にしたまちづくりを進めていく上で、立体交差事業の着手に向けた要請を京都府にしてまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  ここで私はちょっといつも引っかかっているのは、JR駅前線の拡幅工事の第4工区の話なんです。結局、この部分の予算かな、でも、この話はここで言うしかないので、今のままやと結局上に上げなあかん。でも、幅を広げるために用地買収をして進めていっている。はっきり言って、第4工区というのは、線路を越えていくわけですから、やっぱりこの工事を進めていっている、いわゆる着手している、もう今しようとしているわけなんですけれども、その段階で、する、せえへんというものについて決めてなあかんし、府に対しても、府がその是非についての調査をやっぱりした上で進めていくというのが順序と違うのかなと思うわけですよ。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  おっしゃいますとおり、連続立体交差事業と街路事業ですね、4工区の街路事業の都市計画決定というのはリンクしていないとあかんのじゃないかと、そのとおりです。ただ、連続立体交差事業の事業決定を経るには、まだ相当時間がかかると思っております。そこに4工区の事業が待っているのかということになってまいりますので、今、我々が取り組んでいますのは、都市計画決定は鉄道を道路がまたぐ形の都市計画決定されたままなんですが、仮にそれが連続立体交差事業がなくなったとしても、今の平面の土地、用地、それから、道路ですね、あれはやり返しがないような形で整備をするということを今やっております。ですので、将来は都市計画決定をされた場合は、連続立体交差事業が都市計画決定された場合は、今の鉄道を道路がまたぐ決定が変わります。変わっても今やっている、進んでいる事業が後戻りのないような事業という進め方をさせていただいていますので、我々は、我々といいますか、市民の方々もお話をしていますと、鉄道を道路がまたぐ計画というのはもうないよということは聞いておるんですけど、これは決定は都市計画決定の審議会の中にありますので、現在、我々が何か申し上げることはできないですけど、どちらにも対応できるような形で、早期に4車線の道が開放できるような形で進める方法として今整備をさせていただいている状況でございます。 ○小谷宗太郎委員  何でこの部分をポイントにしているかというと、例えば、高架にするというふうに決めたら、阪急との交渉で、あそこの踏切、4車線踏切が可能になると思うんです、洛西口のときのパターンと一緒で。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  そうです、あそこは4車線の計画で平面交差を考えております。 ○小谷宗太郎委員  高架にするまでの間という条件はつくけども、広い道路の4車で踏切を付けさせてもらえる、阪急との交渉次第ですけれども、洛西口のパターンやったらそのパターンで4車になっていたと思うので、そんなのできるんと違うんかと思うんですけども。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  すみません、高架にあった暁は4車線の平面交差になるんですけれども、これは道路法とか、鉄道の関係で、踏切のところを4車線の道が平面交差するのは認められていないんです。ですので、踏切が残った状態ですと、平面交差する場合は、そこは2車線でないと駄目なんです。 ○小谷宗太郎委員  洛西口の駅を高架にしている最中は4車の踏切になっていたと思うんやけども。 ○末永建設交通部長  洛西口周辺の高架につきましては、おっしゃるとおり、確かに4車線として整備が一旦なされております。その後で高架になっておるわけですけれども、あれは京都市の事業でありまして、高架になる前提で4車にしたという経過と聞いております。ですので、これはもう間違いなくというか、都市計画決定が都市高速鉄道としてもう上に上がると、こういうのを見越した上で整備として4車線になったという理解でおります。 ○小谷宗太郎委員  やっぱり私としては道路を広げていく、整備をしていく中で、そのまま高架にする約束をしていたのを、洛西口のようなパターンで高架にするのにも20年ぐらいかかるわけですから、すると言ってから、その間、例えば4車の踏切をつけれるのであるならば、それはそのほうがいつも渋滞しまくっている踏切の解消ができるわけですから、やっぱり早いうちに、例えば高架にするための是非についての調査を府にお願いして、うちとしてはするという宣言をして、第4工区の整備を進めていく上で4車の踏切をつくってもらう、当面は、高架にするまでは、そういうふうな形というのがええん違うかと思うんですけども。 ○中小路市長  確かにおっしゃるとおりだと思います。ですので、やはりこれは京都府として連続立体交差事業の着手に向けたプロセスをきっちりスタートしていただけるというのが前提になってくれば、今おっしゃるようなことも当然事業整備の中では可能になる可能性は十分にあろうかというふうに思っています。  やはりその前提となるのは事業主体であります京都府に対して、しっかりと要請をしていくことでありますし、ここで皆さん、ぜひ共有をしておいていただきたいのは、ただ単に踏切を解消するためだけに京都府はなかなかこの連続立体交差事業というのを着手をしていくというのは非常に難しい、全体的な状況はあるということは御認識をいただきたいと思います。やはり周辺のまちづくり全体と一緒になりながら、当然京都府が事業をされていく以上、様々な公益的な要素も含めたしっかりとその構想なり、計画というものを具体化をしていくということと併せて初めて京都府としてこの箇所への事業着手ということが可能になってくるということが客観的な状況でありますので、当然、今進めております周辺の全体の土地利用等の計画とセットで進めていくことが連続立体交差事業を実現していくためにも私は必要になってくるんだというふうに考えておりますので、ここはしっかり連続立体交差事業と周辺のまちづくりの進捗をしっかりと足並みをそろえながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  またこの部分のさらに早いうちにしたほうがいいのではないか、早いうちにその宣言をしたほうがいいのではないかという、その裏背景には、ちょっと一般質問でも言った内容で、結局、カーブ、大阪に向かってのカーブを高架にする場合はちょっと緩めなあかんから、結局、駅をどっち側に、南北どっちかにずらすとかというふうなのも関係するんですけど、結局今の位置ぐらいで考えるんやったら、南部分を東側に振ってカーブを緩めなあかんのかな、というふうな形にせざるを得ないと思うんです、構造的な話ですけど。そうなってくると、ちょっとJR駅前線の踏切からイズミヤに向かって進む道沿いにあるお店とかが結局立ち退きをしてもらわなあかんというふうな話の流れとかになってくると思うので、やっぱり前もって早い段階から、お店の方、経営とかもあるから、早い段階から高架にする場合は、ちょっと立ち退きをお願いするような形になりますよというふうな形でお伝えしていくというのがやっぱり本来と違うんかというふうに思うわけですよ。そうやからこそ、早いうちにと思うんやけども、そのあたり、いわゆるお店の視点側に立った今お話をさせていただいたわけですけども、どうお考えになっているのか、ちょっと。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  すみません、今のところ、恐らくは東に鉄道、線路が移れば支障になってくる箇所だと思っております。ただ、それは確定的なお話ができるかといったらそうではないので、非常に微妙なところはあるんですが、話をしていかなくちゃいけないとは思っております。  あと、先ほどの4車線の平面交差の話ですけど、構造的に天神踏切の拡幅のときも議論をしたんですが、構造的にあそこはアゼリア通りと天神通りの間隔が300メートル程度でして、特急停車駅の駅の広さ、ポイントの切替えなどを考えますとちょっと狭いんです。なので、4車線の道を広げようと思っても、どうしても構造的に、物理的にちょっと無理なところがありまして、高架するしか踏切の4車線化というのは無理かなというふうには思っておりました。 ○小谷宗太郎委員  みんなそのようにやっぱり高架にするしかないと思っているんです。だからこそ、高架にするために早いうちに宣言するなり、京都府に調査に入ってもらうのが本来かな。そのために、早い段階から、調査してもらったら、お店相手にもお話しできますし、確かに20年ぐらいかかるわけやけれども、前もってお知らせするのと直前になって知らせるのと全然違う話だと思いますから、まずその点、やっぱり府に対して強く調査着手を早い段階からしてもらえるように、第4工区との関係で、絶対そのほうがええので、ぜひちょっと市長、府に対して言っていただけるように要望のほうをしたいと思います。  続いて、同じその話の部分で、ちょっと先に浜野委員もおっしゃっていた、実を言うと、ここで私は言おうと思っていたんですけど、駐輪場との関係ですね、東駐輪場。以前、小田市長の時代やったか、あそこの東駐輪場及び東駐輪場の周りの田んぼとかを利用して、駅前広場みたいな形の構想と考えがあったんです。実際にその広さがあれば、いわゆるバスを回すようなところとか、大きなタクシー乗り場とかいうふうな形をつくれるというふうな形で、確か随分前やったかな、中心市街地整備の特別委員会のときにも以前、昭和時代に計画された図面が出てきたことがあったかな。てっきりそうなるもんやと、そこを一つの駅広とかの考え方にされるもんやと思っていたら、蓋を開けたら、いや、実を言うと、今やったら病院、ちょうど東口降りてすぐのところに駅広みたいな形になっていて、なぜそれにまず変わったのかというところをお聞きしたいんやけれども。随分と市の持っている土地とかを考えたら、駐輪場を使ったほうがええん違うかと思うんですけど。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  それでは、お答えします。  今、駅前広場の位置の話かと思いますけれども、駅前広場の位置に関しましては、基本計画策定委員会の中において、駅前広場の位置、今の現在の駅の前につくるとか、例えばアゼリア通り側につくるとか、あとは駅前線側につくるとか、ちょっと様々な一応位置の検討というのはされております。その中で、最終的に結果として、現在の駅の前に駅前広場を持ってこようというという結論に至っておりますけれども、一応その駅前線、ちょっと私のその資料を見た中の主な要因として、今おっしゃっている駅前線側に持ってきた場合ですけれども、やっぱり今の土地利用の中で、アゼリア通り側にを中心のそういった流れがある中で、やっぱり駅前広場を駅前線側に持ってきますと、の流れとか、そういった利用が大きく変わる、いわゆるセブン通り側のそういったところのにぎわいとか、そっち側からの今のそういった流れとかが大きく変わってしまうというところが一つの理由としてあって、そういった駅前線側の広場の案はちょっと優先度が低くなったというような内容になっておりましたので、一応そういったちゃんと委員会の中でそういう広場の位置検討というのはしっかりなされた上で、駅前の広場のところに、今、最終的になったということであります。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  これ、以前中心市街地整備の特別委員会のときに話がよくあったのは、結局アゼリア通りの道路は基本広げることが極めて難しくて、歩道を拡幅するにしても、そうすると、例えば道沿いのお店とか家を全部買い取って広げていかなあかんみたいな形で、そうなってきたらもう手に負えへんから、今現実そう考えるんやったら、やっぱりJR長岡京駅前線を中心、あそこやったら道路拡幅して、車通りについてはそんなにごちゃごちゃした形にならへんから、あっち側に車みたいな形で考えていくのが本来と違うんかというふうな形で考えられて、道路を広げていった経過があったわけですやん。実際に確かにの流れとしてはアゼリアのほうが多いですけれども、やっぱり車と歩行者というふうな感覚で見ると、やっぱり安全に駅を使ってもらうためにはしっかりとした道路幅と歩道というのを整備した上で駅前を使ってもらうというのが本来やと思いますし、事故も少なくなるわけですから、そう考えていくと、私はアゼリアの今、使ってはるがいるからとかいうふうな形の考え方にとらわれずに、やっぱり安全度を優先に考えていくのが本来と違うんかと思うんですけども、なぜその安全性を優先するような形を選択しなかったのかという理由をちょっとお聞かせ願えますか。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  すみません、ちょっと私がお答えした、誤解が生じるとあれですけども、主な理由の一つとして、そういったものがあったということで、もちろん利便性だったりとか、そういった今のまちの土地利用の話とか、あくまで総合的にございます。ちょっとそのあくまで一つとして先ほど説明させていただきましたけれども、そういったいろいろ要素を、先ほど私が申しました土地利用だけの話ではございません、あくまでいろんな要素をそういった安全性とか、そういったアクセスとか、そういった全ての総合的な判断で現位置、現在の駅前の位置に広場をつくっていこうということになっておりますので、一応そういった中で御理解いただければと思います。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  例えば私が一般質問のほうでも言いましたけど、乗降口を複数箇所設けてもこれらの問題というのは解決するん違うんかと思っていたわけです。例えばアゼリアのことを考えると、アゼリア側にも乗降口を設けて、車とか、バスとかを使ってはる乗降口の方にはJR長岡京駅前線側のほうへ寄せた乗降口を使ってもらうみたいな、複数箇所設けるという、そういう方法論とかあると思うんです。何もだから1か所ずつにして、中心部分で、しかも用地買収が極めて難しいと思いますよ、その場合は、駅前一等地であれだけの、今実際にたくさんの方が住んではるマンションのところとかもありますから。そういうふうなこととかを考えるとやっぱり実現度が高いほうを考慮して、さらに安全度を高めるというふうなことも考えて計画していくのが本来やと思うんですけれども、このまま進んでしまったら、結局用地買収とかにも恐ろしく時間がかかってしまって、実現度が低いん違うかなという心配を持っているんですけども、実際に特に東側か、ごめんなさい、西側のマンションか、あの部分はかなりネックになると思いますけど、そのあたりはどうお考えですか。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  お答えします。  まず、1点目の乗降口という話がございましたけれども、連続立体交差事業に関わる駅の構造につきまして、乗降口をまだ具体的な設計等はどうするかとか、そういう決まったものは、駅の構造に関しては何か今決まったものがあるものではございませんので、あくまでそれは連続立体交差事業の中で、今後そういう事業化された後、京都府さんの事業になりますけども、そういった中の設計とかのそういったことに関していろいろな意見等も、調整も含めて駅の構造、乗降口の話も含めて、決まっていくものかと考えております。  あと、西側の大型マンションというのはちょっとどのあたり。 ○小谷宗太郎委員  最近建てた、ホテルが入っている。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  そういった建物、もちろん今後調整していくエリアにもちろん入っていきますので、そういったところはそこのホテルのところだけにかかわらず、いろいろと地元合意形成の中で意向確認とか、そういったものをしながら、そういったものの最終的なまちの形をつくっていくときに、どういった形でそこのホテルとか、それ以外もそうですけれども、まちづくりにどう変えていくかというのは、話合いをしながら決めていきたいと考えております。  以上です。 ○冨岡浩史主査  小谷委員、予算審議のことからちょっとずれてきていますので、一般質問の内容等、質問になってきております。まだございますか。 ○小谷宗太郎委員  もう最後1点だけ、この部分は、もう最後、これで切ろうと思う。 ○冨岡浩史主査  どうぞ。 ○小谷宗太郎委員  最後、要は私は結論から言うと、駅広、特に中心市街地整備、周辺整備の駅広の場所を決めた瞬間に駅の乗降口というのが決まってしまうような発想と流れになってしまうと思うので、今やから駅広はここと決めているわけやから、当然その横につくのかというふうな発想になってしまう。そうなってしまうと、駅広の場所とその乗降口が固定されているような話の流れになっていくから、今後検討とかというふうな話になりにくいのと違うかなと思うので、ぜひ私はやっぱり今後のコロナのこととかもあるから、1か所に集中させへんように分散させたほうがええとかというふうな話の流れとかも起こり得るので、柔軟に考えていくべき違うか。今、あくまでも東口に持っている土地というのは、後々駅広になるのか分からへんけど、要は最低でも資材置場として工事中も使えるわけで、さらには、使っている最中、そういうふうな形で考えていただければというふうなことで、柔軟に考えていただければ、だから、駅広というのをこの場所というのは固定するべきではないと思いますので、その点について、ぜひ御一考していただきたいということで。 ○冨岡浩史主査  要望ですか。 ○小谷宗太郎委員  もうそれで結構です。 ○冨岡浩史主査  ただいま小谷委員の質疑の途中ですが、午後1時まで休憩します。               (午後0時00分 休憩)               (午後1時01分 再開) ○冨岡浩史主査  休憩を閉じ、続会いたします。  引き続き、項4都市計画費のうち、目1都市計画総務費について、御質疑を受けたいと思います。 ○小谷宗太郎委員  次に、262、263ページの交通ネットワークの充実のところなんですけど、バスの問題ですね、が非常に頭が痛い問題かと思います。実際コロナの関係で、公共交通を使われる方が激減しており、その分、今回、補助金、助成金等を含めて、随分補正でも、今回予算も挙げられてきているわけですけれども、どうなのでしょう、まず、令和3年度の予算を執行していく上で、新たに例えば緊急事態宣言とか、何回か起こって、その影響も含めて、例えば阪急バスさんとか、タクシー会社さんとかから助成の補助の依頼とかを受けたら、それに対応していくというふうな心構え等はあるのか、まず、お聞きしたいんですけれども、よろしくお願いします。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  次年度の各事業者からの要望に応えるのかどうかというお尋ねでございますけれども、先日の建設水道常任委員会でも申し上げましたけれども、次年度のことにつきましては、その時々の状況に応じて、個別具体的に判断をしていくということで考えておりまして、現時点で具体的に何か補助を出していくという予定ではございません。 ○小谷宗太郎委員  確かに相手がウイルスなので先が分からないわけですけれども、やっぱり私は柔軟な対応をしていくべきやし、特に市民の足という部分で、公共交通というのは非常に重要な位置が占められているものだと思いますので、それに関しては関係機関と十分話した上で柔軟に対応してもらいたいという旨の要望を入れた上でちょっと1点お願いしたいんですけれども、例えばバスを利用するときに、消毒に関する消毒剤とか、そういうふうなものの助成とかというのは考えておらんのですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  9月の補正のときに、阪急バス及び京阪バスに対して補助を行いましたけれども、その中に消毒液等の衛生用品も含まれておりまして、その分については9月補正で補助を行ったということでございます。 ○小谷宗太郎委員  要は聞きたいのは予算でということ、9月の補正は9月から今、今年度までの話だと思うから、この予算でということで。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  次年度の予算においては特段計上しておりません。 ○小谷宗太郎委員  計上する必要があるんじゃないですか、対応する必要があるんじゃないですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  補助につきましては、先ほど申し上げましたように、衛生用品等だけではなくて、その他の経費の補助、これに関する要望ということも今後出てこようかと思いますので、またそのときに改めて庁内で調整した上で検討していきたいと思っております。 ○小谷宗太郎委員  今、また感染者数が増え出してきています。それで、跳ね返りやと言われていますけれども、また、一番恐ろしいのは変異種の感染者数が急増しているので、やっぱりこういう部分については早い段階から対応しておくべきではないのかと思いますし、対応していただきますよう、これも要望しておきます。  以上です、結構です。 ○冨岡浩史主査  いいですか。  ほかございませんか。 ○福島和人委員  1点だけ、路線バスの関係で、東部バス、以前からルート、2本に今変えてもらっているんやけど、東和苑コースのほうのルートの話があったと思うけど、あれから話、何か進んでいますか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  お尋ねの内容、大きな新たなマンションの建設に伴ってということですね。これについては、次年度で検討していきたいというふうに思っております。 ○福島和人委員  来年度やね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  令和3年度。 ○福島和人委員  3年度、分かりました。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○福島和人委員  いいです。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。 ○浜野利夫委員  261ページ、まちづくり協議会なんですけど、前年度も確か下海印寺が30万円、長天が15万円と思うんですけど、今回も同じ同額のようにお聞きしましたけど、この違いは何ですか。 ○下澤都市計画課計画・景観担当主幹  昨年度と同様、長岡天神のまちづくり協議会が15万円、下海印寺のまちづくり協議会が30万円、計45万円の計上とさせていただいて。 ○浜野利夫委員  いや、何でかと聞いたんです、何で違いがあるのかということ。 ○下澤都市計画課計画・景観担当主幹  違いはないです、前年と同じ額です。 ○浜野利夫委員  だから、同じまちづくり協議会が規約に基づいてやっていて、下海印寺が30万円、何で長天だけ半分で済んでいるのかというのを聞いたんです。 ○下澤都市計画課計画・景観担当主幹  すみません、失礼しました。こちらにつきましては、会員数の差もありますので、下海印寺が現状で約60名ぐらいの会員数でございます。あと長岡天神駅周辺のまちづくり協議会につきましては、今現状で確か二十数名ということで伺っておりまして、会議に係る経費等々もそのあたりが違ってまいりますので、現状としては15万円と30万円の差ということになっているというものでございます。 ○浜野利夫委員  以前、差が出たとき聞いたときとちょっと中身が違っているなと思ったんですけど、会員数は確か5で差と、今十何かな、20弱ぐらい、長天はいると思うんですけど、下海印寺は確かに多かったのはあります。でも、会員数以上に長天の場合は市のほうが実質の事務局とか、いろんな材料を提供したりやっているので、長天はこれだけ要りませんという一時、回答というか、お話があって、それはもう関係がなくなったんですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  その部分は変わっておりません。 ○浜野利夫委員  実質は市がたくさん背負っているものがあるから、長天のまちづくり協議会についてはそれは要らないという、そういう理解で今きているということですね、会員数とともに。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  会員数のほうは徐々に増えてはおるんですけれども、まちづくり協議会の中だけで検討するには範疇を超えるような内容もございますので、そこについては市のほうでコンサル担当を使った援助をしている、資料提供させてもらっているということで、その分、助成金のほうが少なくなっているということでございます。 ○浜野利夫委員  正式名称、違っているかもしれませんけど、長天駅周辺整備基本計画策定するまでは、学者、文化というか、専門家とか、市民公募を含めてかなりの人数、多分野から入っていましたね。あれが今も完全に終了した段階なんですか、凍結なんですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  基本計画を策定するメンバー、策定するためにそういうようなものを設置しておったんですけど、現在まだ廃止しているわけではないんですけれど、基本計画のこれからの進み具合というのも見てもらえへんかなという気持ちは持っております。 ○浜野利夫委員  基本計画が策定されて以降、こういう形で策定委員会というんですか、基本計画、それが開かれていないと思うんですけど、それで、いろんな説明会をしたり、地主さんの説明とか、いろんなアンケートをやってはりますよ、確かに。それで、今後はさっきも話がありましたけど、長天周辺の立体交差を含めて府が主体的事業なのでということでなっているんですけど、この委員会は、これまで基本計画をつくってきた委員会というのは、いつ頃からこんな形になったらこれを再開するとか、開くとかいう予定はどういう流れなのでしょうか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  構想から基本計画、それから、今はもう具体的な計画のほうへ進む段階になっておりますので、基本計画策定委員会として、いついつにこれを開こうということは、今のところは考えてはいないんですけれど、どこかで進み具合とか、その辺の御意見を聞いてみたいなというのは思っております。  今後の進み方なんですけれども、具体的な計画が進んできていますので、例えばこれからは地権者の方の思いというものを反映していくようなことになってまいります。ですので、地権者の方が主体となったようなグループ、そういうようなものを築造してもらえへんかなというふうには思っています。
    ○浜野利夫委員  ちょっと分からんのですけど、基本計画策定までやったけれども、それはそれでもう基本計画の策定委員会ですか、それが廃止になったり、やめたわけではないと、組織は残っていると、同じメンバーで、例えば先ほど出ていました、立体交差が府で事業化が決まったら、それを受けて再度これを再開するというのか、改めて本格的に長天周辺整備計画の実行委員会か何か、再組織して、広く専門家とか、住民の意見を聞きながらする形態になるのか、その辺の見通しってこの段階では立っているのか、いないのかというあたりはどうでしょうか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  今のところ、こうしようというのはないんですけれども、一定基本計画の策定をする目的で参集していただいた方たちでしたので、目的は一旦達しております。この後、具体的な計画をしていくときに、やはりまたそういう方々の御意見とか、示唆をいただきたいところもありますので、まだこういうふうな組織でこういうふうにしたいというものは持っておりませんが、何らかの形で関わっていただくようなものを設置したほうがいいだろうなとは思っております。 ○浜野利夫委員  新年度の予算の中には出ていないんですけども、まちづくり政策室ですか、長天周辺整備担当というふうに名前を変えることになっていますね。これは実際予算上含めて、新年度からこういうふうに組織改称するところの意味というのはどこにあるんですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  今まで市街地整備担当のほうが担当していました。例えば長天以外の西山天王山周辺ですとか、済生会共生型、いろんなことを担当しておったんですけど、それを長岡天神駅周辺整備のほうが本格化してまいりますので、そこに注力しようという狙いでございます。 ○浜野利夫委員  長天周辺を専門にする職員さんを配置し直すというか、役割を明確化するという理解でいいんですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  そうですね、長天にできるだけ注力していくような形を、体制を取りたいと。特に令和3年度は地権者の方との交渉が、お話ですね、が中心になってまいりますので、その辺は、そのところに注力したいという思いでございます。 ○浜野利夫委員  テナントへ入っている方とか、直接地主さんとか、個々に話、言われることがあるんですけど、その後、基本計画はできたと。その後どうなっているのやというのが確かにアンケートを取ったり、説明会をやりましたけど、具体的には見えないので、分からへんのでどうなのということを結構聞かれるんですね。前もちょっと言ったので、そういう今の話も踏まえてなんですけど、実際は、例えば計画に基づいて先行取得なり、場合によっては買戻しとか、いろんな今後出てくると思うんです。駅前線は絡むところはあるかもしれないけど、やっぱり長天周辺はまた一つの大きなエリアなので、その中でそんなのが出てくるかと思うんですけど、これまで聞いてきた話も含めて言っていたことがあったんですけど、先ほどまちづくり協議会、下海印寺、長天の違いを聞いていたんですけど、特に長天のほうはコンサルも含めて、市のほうが背負っている部分が非常に多いので、下海印寺の半分くらいが妥当違うかという、それなりの判断があったというのは、それは理解するんです。  今、基本計画策定委員会も基本計画ができて、やめたんじゃなくて、それは残しておいて、どこかの機会で何らかの形のものが要るだろうというのはまたどこかで出てくると思うんですけども、そのときに、特にここで気になるのは、まちづくり協議会が、ニュースも出していますわね、一回、それで、それを見ていたんですけど、特に今後、地元のそこで土地を持っていた地権者だとか、テナントで入っている、かなりいろいろ多いと思うんです、総数は。そこがそれぞれのテナントであろうと、直接地権者であろうと、将来の生活設計、いろいろ関わってきたり、プライバシーもいろいろあると思うんです。そういうときに、まちづくり協議会はもともと今、20近く会員さんになっていますけど、地元をよく知っている関係者ということで寄っている、意味は分からんではないんですけど、それが組織としてまちづくり協議会になったら、軸になっていって、ニュースまで出して、長天周辺整備計画、今後、まちづくり協議会が表になって、軸になってするというのはまずいのではないかなと思うんです。個々の地権者とか、テナントで入ったの状況も一定地元のやったら分かると思うんですが、将来設計とか、プライバシーのことを考えたら、そこが軸ではなくて、先ほど市のほうで新年度から長天周辺整備担当というのが特化して位置づけてあったら、そこが、市のほうが公的に軸にならないと、個々の買収問題だとか、移転問題だとか、テナントにしてもそういう個々の将来設計を含めて、踏み込めるのは公的な立場じゃないとあかんじゃないかなと思うんです。だから、まちづくり協議会、今、下海印寺を含めて半分ぐらいの予算措置になっていますけど、今後、地主やテナントと話をしながら、いろんな周辺、どんな幹線道路をつくったり、どんなふうに配置しているか、今後の課題であり、立体交差の関係を含めて、絵がだんだん見えてくることで、その辺の地主さん、テナントさんの生活や将来像って物すごく大事になると思うんですけど、それは市のほうが例えば今、整備担当に特化して位置づけられたようなことで、そこが軸になって、そういういろんな地主さんとか、テナントさんを含めて、市が音頭を取るというふうに私はすべきじゃないかなと思うんです。まちづくり協議会が軸になって、それなりに知っているだけに、そういうテナントとか、地主さんあたりにいろんな声をかけて、権限を持ったら、将来的にはまずいん違うかなと、常々思っていたんです。いよいよ本格的に動き出すので、そこの整理はどういうふうにしようと思っていますか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  まず1つ、市が長岡天神駅周辺のまちづくりを全てをやるということではなくて、本来、そこに土地をお持ちの方が主体となって進めていただきたい。そこに民間の力を投入していただきたい。人材とか、投資をしていただきたいという思いがございます。ですので、市がするということであれば、今、言われましたように、地権者と市と話、駅前線の工事を進めているような、公共買収をしているようなイメージになるわけでございますけども、そこに土地を持っておられる個人の方が自分の土地の資産価値を上げようと、投資をしようということを私たちは促していって、例えば組合ですとか、例えば個人であるとか、民間にお願いするとか、そういうことを実は調整をしたいと思っています。それをここの意見交換会から事業検討会にかけて、お話をしてきた内容でございます。市がするんじゃなくて、皆さんがやるんだと、一緒にやるんだと。それは自分の土地を、価値を上げる。その価値が上がったところにテナントさんが来ていただいて、経済が回っていくということを皆さんに理解していただくようにこれからもお話ししたいと思いますので、公共と市だけじゃなくて、まちづくり協議会の存在がなぜ必要なのかと言いますと、そこの部分の調整ですね、をしていただきたい。そこで御意見を頂いて進めていきたいというふうに思っているので、まちづくり協議会はこれからも中心として話をさせていただきたいというふうには思っています。 ○浜野利夫委員  これからだんだん今後、立体交差をどうするかって現実問題含めていろんな買収とか、移転とか出てくる可能性があると思うんですけど、一番気なるのが、まちづくり協議会を否定しているわけではないんです。ただ、これは組織上、個人の資格が入った塊になっているのね、組織に。最初からそういう個人の資格じゃなくて、まちづくり協議会の中にそういう役割が入っていればまた別の要素がありますけど、スタートの組織のつくり方がそういう条件でまちづくり協議会をつくられているので、民間とかいろんな力を借りたり、協力して連携して、それは分かりますよ。それをするにしても、軸になっているのがまちづくり協議会が提案したということを土台にして、今度の基本計画をつくるときもそうでした。そこを土台にしてというんじゃなくて、そこの意見も聞いたらいいと思うんです、地元のだから。その上で、市として提案するような形を取っていかないと、公共事業なわけですから、将来的にいろんなぎくしゃくが起こったり、まずいことが起こるというのは十分可能性あるし、個々には聞いているのはそういう話を聞くんですよね。それは個々に知ってはりますよ、地元のだから。それだけにそういうきっちりとした個人の資格が入っている協議会なので、そこにストレートに物を言ったり、なかなか言いにくいなという関係があるので、そこをもうちょっと今後、本格的にするに当たって、整理が必要かなというのは思っているんですけど、検討する方向ってあり得ますか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  まちづくり協議会といいますのは、まちをこれからどうしようかというのを考えながら、また実践していこうという団体であるんですけれども、地権者の利害関係のある団体ではありませんので、今度、実際に区画整理だとか、再開発とかする場合は、個人の地権者としての組合員、例えば組合でしたら組合員になるわけです。その組合員の方が話をしていく団体になっていきますので、ちょっとその性格が違うものができます。地権者の方の団体とまちづくり協議会というのはおのずと違うことになってきます。  施工者が決まったら、施工者が補償なり、例えば移転交渉とか、施工者がしていくことになります。個人の例えば集まりの団体が施工者になれば、その個人の集まりの団体の方がルールを決めて、移転のための補償なり、何なりをしていくことになっていきますので、まちづくり協議会の存在というのはこれからも必要だと思っていますし、地権者部会というか、地権者の団体というのも必要だと思っております。 ○中小路市長  多分、今、浜野委員が求められておられることと、今、市が進めているやり方というのはほぼそれほど相違がないというふうに御認識をいただければいいと思います。必ずしも各地権者とのいろんなお話というのは、当然市のほうが事務局となり、主体となりこれから具体的な、例えば今、長天の西エリア、西側エリアでの様々な事業説明会、これは主催は市がやってまいります。その意味では、もちろんいろんなまちづくりの方向性についてこれまでまちづくり協議会で御議論いただいていますので、そういう中でいろんなこれから個別の事業が動き出していくときの様々なカウンターパートとして議論をさせていただく、交渉をさせていただくのは市が当然のことながら公的主体となってやっていく。その上で、どういう事業手法で全体としてやっていくかということについては、まだこれは何も決まっておりませんけれども、今、室長が申し上げたような、例えば組合でやっていくとか、民間に委託をしてやっていくとか、こういうことが次に出てくるんだということでありますので、まず、市のほうが公的にそれぞれの地権者の方々との御意向を伺っていくという部分については、これは公的責任としてきっちりやっていくということで御理解いただければと思います。 ○浜野利夫委員  基本的に、JRのときに、いいか、悪いかは別にして、事業所が決まって、事業が進んでいきましたね。それで、長天の場合も、事業所が決まれば、もうちょっと見える形になるかなと思う。今、とにかく基本計画をつくって、せっかくいろんな多方面から意見を聞きながら、そこで土台にして、市が事務局になるにしても、そこが一応検討して、流れをつくっていく大きな透明化というか、見える化できる、分かりやすい組織やった、一応。それが今、ない状態でいっているので、長天周辺の事業手法が決まれば、そこに向けてもう少し見える形になるのかなと思うんですけど、そういうプログラムが日程も含めて、こんな段取りでいきますというのをもう少し出してほしいなと思うんです、見えにくいので。地主との説明とか、アンケートを取っていても、一体どうなっていくのか見えないですよね。だから、立体交差云々かんぬんはもっと後になるにしても、そこへいくまでにこんな段取りを取って、こんな日程で、この段階やったらこうなりますと見えていたら、ああ、ここまで進んでいくんやなというのが今、ほんま見えない状態で、テナントとしても地主さんも不安要素がすごくある気がする、聞いていて。それは日程的なスケジュールを出してもらえればいいかなと思う、ぜひそれをよろしくお願いしたいと思います。 ○冨岡浩史主査  要望でね。 ○浜野利夫委員  はい。  それで、次、もう一つ。263ページに、立地適正化計画の策定業務委託というのが、これは新規で570万円ついています。これは都市機能の再創造ということで出ているのかなと思ったんですけど、これは長天周辺、立地適正化、いろいろあって、都市機能を誘導するとか、住居誘導、いろんなパターンがあるので、ここの263ページ、立地適正化計画策定業務委託というのは、どのあたりを焦点に、どんなことを委託しようとしているのか、中身を知りたいんですけど。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  お答えします。立地適正化計画策定業務の中身ですけれども、まず、立地適正化計画につきましては、平成29年に一度策定しておりまして、5年ごとに見直しすることになっております。今回はそれの見直し、第2次立地適正化計画の策定に向けての業務委託になるんですけれども、これは立地適正化のその土地、今、おっしゃった、都市機能誘導とか等の誘導区域はあくまで長岡京市全体の、そういった誘導区域とかのそういう平成29年に設定した、策定した計画のそういった見直しとかを含めての2次計画の策定になります。  以上です。 ○浜野利夫委員  分かりました。それを5年ごと、全体を見直した中の一環だと。それに基づいて、長天、今ちょうど周辺整備計画をやりつつあるわけですから、そこに周辺に何か都市機能誘導とか、出てくる可能性はないことはないと。今の見直し、立地適正化に基づいて、今後の話ですよね。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  すみません、立地適正化計画と長天の周辺整備、長天の周辺整備では、事業としてのそういった立ち上げとか、そういう話なんですけども、立地適正化計画はもう少し広域の、そういった市全体の方向性の話ですので、それで直接長天の事業とちょっと結びつくとか、そこはちょっと切り離して考えていただきたいなと思っております。  以上です。 ○浜野利夫委員  言うてるのは分かりました。ただ、全体、立地適正化を見直しすれば、ちょうどたまたま長天周辺整備計画があるので、何か都市機能のこれをここへ持ってこようと、その中に一部として入ってくる可能性はあるということですね、今後は、全体計画の、切り離すだけじゃないでしょう、逆に。長天周辺整備計画は全く別物で、立地適正化は市域全体だから関係ないとは言えないわけでしょう。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  そうですね、立地適正化計画の位置づけが都市計画マスタープランの詳細版へなってきますので、立地適正計画を策定することによって都市再生整備計画、国庫補助金の計画が立てられるということで、具体例で言いますと、この庁舎の一部も都心ゾーンの都市再生整備計画の中に入っていますので、一部も都市再生整備計画に基づく補助金の獲得ができるということでありますので、都市機能がそれによって充足したりとかいうことがこれからも発生するかも分からない。今のところちょっと具体的なものはありません。 ○浜野利夫委員  分かりました。  もう一つ、公共交通なんですけど、これは事前にもうお聞きしていたんですけども、地域公共交通会議委員報酬10分、それで、前回から見たらちょっと減額になっているんですね。これは新年度の予算措置というのは何回分の予定で、どんなようなことを審議してもらおうとしているのという、この段階で予定ある分を教えてほしいんですけど。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、回数でございますけれども、地域公共交通会議が3回、部会が3回でございます。  内容につきましては、毎年度実施をしております、はっぴぃバス及び東部バスの事業評価、それと、今現在、部会のほうで阪急バスの減便計画の対応について御議論いただいておりますので、令和3年度も引き続きこの減便計画の対応について御議論をいただきたいと思っております。  以上です。 ○浜野利夫委員  前年度ですか、済生会移転に伴うはっぴぃバスのルート変更の課題があったんですが、これは新年度はもう完全に終わった状態になるんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  今年度、先日3月5日付で今回のはっぴぃバスのルート変更案について、書面決議、承認をいただきましたので、おおむね済生会の移転に伴うはっぴぃバスのルート変更案についてはおおむね決定をしたというところでございます。 ○浜野利夫委員  大体流れは分かりましたけど、新年度は、地交会議3回と部会が3回というものが予定されている予算化だと。今、触れられていたんですけども、要するに阪急の路線バスの減便計画ですよね、今、5系統を減便計画が出ているんですけど、地交会議で、新年度、このことも検討されるということなんですけど、ここの地交会議での検討結果と実際、阪急路線バスがはっぴぃバスや東部バスと違って、市のほうがイニシアチブを持っている状態ではないと思うんです、路線バスは。それが分かった上でなんですけど、そういう路線バスが阪急も地交会議に入っていてメンバーになっていますから、検討する関係で、阪急が報告だけで終わるのか、何か地交会議で新年度、部会等、地交会議3回についてやっている検討結果で、何か出た結論を持ってイコールその場で決まっていくのか、市のほうがそれを受けて、最終的に判断するという、段階的には阪急の減便予定5系統で出ていますけど、それは地交会議の中でどういう位置関係というか、決定関係というか、関わりになるんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、大前提といたしまして、路線バスの減便については、法令上、市の同意というのは必要とされておりません。そういった中で今回の減便計画というのは、市民の皆様の利用に多大な影響があるということで、市のほうから協議の申入れを行いました。阪急バスとしても応諾義務はない中で協議に応じていただいております。部会と地交会議、それぞれ阪急バスも委員として参画をいただいておりますので、その阪急バスも含めた中で、部会及び地交会議の中で合意形成を図っていって、基本的には地交会議での結論を基に、バスに関する諸施策を実施していくということになろうかと思います。 ○浜野利夫委員  分かりました。3月1日から実際減便はスタートはしているんですよね。それで、1年間かけて検討しながら、また、最終的に市長も言われていましたね、公共交通の足確保というのは大事なことなんでという、その方向で地交会議とか、部会で議論しながら、阪急は応諾義務はないにしても、協議に応じてくれているので、そこを検討していくのは1年間かかっての課題になるという理解でよろしいんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  部会と地交会議での議論に期限を設けているわけではございませんので、必要な議論を尽くしていただきたいというふうに思っておりますけれども、一方で、阪急バスとしては早急に結論を出してほしいというようなお考えもございますので、事務局としてはここのバランスを取りながら運営をしていきたいというふうに思っております。 ○浜野利夫委員  分かりました。積極対応を期待しておきたいと思いますので、次にいきます。  高齢者の運転免許証自主返納、これは前年当初と同額なんですけど、これはどういうふうに見込んで同額計上されたのでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  自主返納されて、市役所のこの支援事業に申請をされる方というのは毎年度ばらつきがございます。そういった中で、この200万円というのは1当たり1万円の200相当というようなことで当初は見込んでおります。 ○浜野利夫委員  だから、確かにいろいろ変化はあると思うんですけど、新年度、同額を計上した背景として、もっと増えるだろうとか、増やしたいなとか、そういう思いは特にないわけですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  あくまでも実績に応じて予算計上させていただいたということで御理解をお願いしたいと思います。 ○浜野利夫委員  実績に応じてね。これは大前提で、ビジョンそのものが車社会から公共交通へというのは大きなテーマで、それは私も大賛成なんです。という方向でいくときに、比較的全国調べたわけじゃないですけど、比較的先進的な取組だと思うんですね。せっかくなのが1回で3種類でしたか、1万円相当の返納の分の援助とかがある、それが終わったらもう何もなくなるので、その後のことというのが予算計上は同額ですけど、自主返納でいろいろ支援、補助を受ける分以外で何か先につながることを予算計上するに当たって検討はされていないのでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  以前にもお答え申し上げたかも分かりませんけれども、この支援事業というのは、車から公共交通への転換を促すきっかけづくりということでやっております。この事業に申請をされる方の多くは、これまで車での移動が主な方であって、バスの御利用をされた、日常的に利用されている方というのは少ないということでありまして、そういう中で、受付をさせていただいたときに、ICカードの使い方であるとか、乗継ぎの仕方、あるいは、バスのお得な乗り方とか、そういったことを丁寧に説明をしながら、公共交通を日常的に使っていただけるような、そういうような丁寧な対応を行っているというところでございます。 ○浜野利夫委員  趣旨は分かるので、日頃はもう車でずっと生活していたが返納するということできっかけにしたいという意味は分かるんですけども、その後にこれから高齢、このような関係なく、ある意味では高齢化が進んでいくわけでしょう。どんどんどんどん事故があるから、比較的自主返納が増えていっているのはあるんですけど、せっかくそのきっかけをつくった後、先にどういうようにつなげるかということで、バスに乗ってもらえんかったらそれはあかんでしょうし、乗る便がないとまた乗りにくいでしょうし、そういう先のことがきっかけ以外では、毎年せっかくこうやって同額であろうと、毎年やってきていますので、その先につながることというのは予算編成にとっては特に検討はされていないんでしょうかというとこだけを聞かせてください。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  利用促進策ということにつきましては、現在、部会のほうで利用促進策、あるいは運賃の在り方、利用者目線というのをダイヤ設定など、幅広く御議論いただいておりますので、そういう意味では委員がおっしゃっております、様々なそういった諸施策については、部会や地域公共交通会議の結論の中に集約されるものと理解をしております。 ○浜野利夫委員  分かりました。  次にいきます。  路線バス運行助成、前年比100万円増なんですけど、北部循環、前期まで300万円同じ、残りは東部バスの分だということがあって、そこが100万円増になっているかと思うんですけど、これは増えた中身というのは何なのでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  こちらのコロナによる利用者の減少に伴う運賃の減少分が増になったということでございます。 ○浜野利夫委員  ありがとうございます。東部バスの分は、路線バス運行は2種類、北部循環と東部バスとありますけれども、ちょっと今、メモが見当たらないんですけど、東部バスは、前年度ですか、収支率、元年度決算ですか、多分30%だと思うんです。北部循環のほうは、十何%やったような、ちょっと記憶がはっきりしていないですけど、そういう東部バスは運行委託やけども、市のほうがコントロールしてお願いしている形ですね。北部循環は明確な路線バスなんですけど、当然収支は全然合わないことなんですね、北部循環は。でも、去年の実績から見たら、北部循環バス、あるいは、東部バスが収支比率、これだけに合わせて補助をしようとか、そういう基準というのはした上で予算計上したのか、全然関係なくて、表現が適さないかもしれません、丼というか、これだけの塊で出したのか、そういう違いはあるのでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、北部バスについては300万円の定額補助でございます。次、東部バスなんですけれども、収支率といいますか、次年度、来年度の乗客の見込み、1便当たり何ぐらい乗っていただけるかと、こういう見込みを基に予算計上をしているところでございます。 ○浜野利夫委員  ということは、北部は定額であり、東部は見込み、新年度の見込みを計算したということで、特にそれぞれ東部バスや北部循環の収支比率を見て補助をしたわけではないということですね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  収支比率というのはあくまで決算を打った後に出てくるものでございまして、次年度の予算というのは、経費の部分が多少変わったり、御利用の1便当たりの人数が変わってきますので、そのあたりを考慮して予算計上をしているということでございます。 ○浜野利夫委員  決算を打って、決算を基に予算といったら当然組んでいきますやん。だから、収支比率は決算がないと出ないのは当たり前ですよ。でも、その見込みをしながら、じゃあ、次年度は収支比率がこれだけになるんやったらこれだけ補助しようかという、それは普通考えられることなんですけど、それは全然関係なく、とにかく北部循環は定額ということに決めうちしているとか、東部は来年度の新規乗客数を一定見込んで、それを基に例えば三千万何ぼかな、を出しているという、そういうことで収支比率は全く考えていないという理解でいいんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  繰り返しの答弁で恐縮ですけれども、次年度の予算案を組むに当たりまして、経費の部分というのは前年度と変わってくる要素がございます。例えば人件費であったり、燃料費であったり、そういったものの変化というものを当然考慮しながら予算計上をしていくわけでございますので、その収支率が全く関係ないかと言われますと、当然、前年度の収支率を基に、予算計上していくわけでありますけれども、そのほかに先ほど申し上げた要因を考慮しながら予算計上をしていくということでございます。 ○浜野利夫委員  収支比率を軸に補助額を決めたんじゃないということを理解しておきます。  もう一つ、コミバス運転委託。 ○佐々谷副市長  今、委員の御質問の中には2つ、路線バスと北部循環との補助の違いがあるということを御理解いただいた上で、東部については見込みで予算計上させていただいておりますが、北部循環については、これまでの経過もございますので、定額で阪急と協議をしながら定額で補助をしてきたという経過がございますので、定額で補助金は計上させていただいているということです。 ○浜野利夫委員  ごめんなさい、北部循環は私も前から知っていますけど、理解して言っています、400万円になったのが300万円になったと。それはあくまでも定額と意味は分かりますけど、定額になった、運営資金というか、運行経費がどれだけかかったかというのを聞いていましたから、それで利用料かな、それとの計算で収支比率が単純にいったら北部循環やったらこれだけになるというのも計算して分かっています。その上でそういうことは考えずに、定額が400万円だったのが300万円になってという、それだけで、そういうことが営業ルートと違いますから、そこは関係なく定額だけなのか、一定収支比率も考えて、場合によっては300万円か、400万円に戻すことも考えるのかなという要素があるのかをもって確かめたということなんです。東部バスも阪急運行委託ですけど、実際は市のほうでお願いして、運行委託の形ではっぴぃバスと形態が違いますけど、実質はそこも同じように収支比率の関係でバランスを見なあかんだろうと思って聞いていて、どれくらいの重みが、視点があるのかなと聞きたかったということなんです。言うてはることは理解しています。  それで、もう一つ、すみません、コミバスの運転委託なんですけど、前年当初より200万円増、これは去年からも出ていたかと思うんですけど、運転手を正社員化するという、この分なのか、ほかの要素があるのか、ちょっと確認したいんですけど。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  コミバスにつきましても、コロナの影響による利用者の減少に伴う運賃収入の減少分を見込んだ予算計上としております。 ○浜野利夫委員  運転手の賃金アップの分とは全然関係ないんですか、この新年度は。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  関係ございません。 ○浜野利夫委員  関係ない、分かりました、結構です。 ○西條利洋委員  261ページ、11の空き家対策事業について御質問します。  長岡京市空き家等対策計画の改定案を策定されているというふうにお聞きしました。改定されて、新たに出た課題など、もしくはそこのところちょっとあったら教えてください。 ○井上(健)都市計画課長  失礼いたします。第2版の改訂版の新たな課題といいますのは、状況的には充実はされているとか、管理がされているということが分かりましたので、引き続きその辺を進めていきながら、引き続きそのあたりの広報等しながら、空き家の発生の予防をさらに進めていくということで進めていこうというふうに考えております。 ○西條利洋委員  ありがとうございます。以前提案させていただいていました、空き家税の導入のことについてなんですけども、以前お伺いしたように、その他の住宅、ジャンルで分けますとその他の住宅、2次的住宅でもなく、賃貸されているわけでもなく、売却されているわけでもない、本当に何も使われていない空き家について、空き家税をかけるべきではないかというところの見解も、ちょっと今の現時点での検討状況も教えていただけたらと思います。 ○井上(健)都市計画課長  本日、京都新聞のほうにも、京都市さんのほうで別荘税というものを考えておられて、その中にも一部空き家を含めるというようなことも書いてありました。ただ、やはり税額の決め方でありますとか、対象とする空き家の決定の仕方ですね、確定の仕方、そこに伴います費用の問題でありますとか、いろいろな問題があるというふうに新聞記事もされておりましたので、京都市さんともちょっと意見交換をしながら進めていきたいというふうに考えております。 ○西條利洋委員  分かりました、ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほかにございませんか。 ○三木常照委員  259ページの阪急長岡天神駅周辺整備と、261ページのまちづくり協議会に関連して1点お尋ねしたいと思います。  長岡天神駅周辺整備のいわゆる長岡京市が把握されている居住者とテナントの数及び第4工区、今から進められる第4工区の居住者及びテナントの数が分かるようであればお教えください。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  まず、駅前線4工区のほうなんですけれども、土地の地権者の数が31件です。借家の方が33件ございます。あと長岡天神駅周辺のほうですが、ちょっとテナントのほうが分からない状態です。地権者のほう、西側につきましては、近く事業検討会をしようと思っているんですけど、70通ぐらい発送させていただいていますので、全体でいくと、前回発送させていただいたのが270通ですので、約270件、あと重なって持っておられたり、共有の方がおられたりしますので、ちょっともう少し増えるかもしれません。 ○三木常照委員  ありがとうございます。270件というのは阪急長岡天神駅の西側だけでなく、東側も含めてという理解でよろしいでしょうか。 ○寺田建設交通部次長まちづくり政策室市街地整備担当主幹  今の正確な答えとしましては、西と東と合わせたいわゆる重点整備地区に該当する土地、建物の権利者ですね、ちょっと先ほど言った重複するところとかもありますけれども、大体270という数字になります。 ○三木常照委員  分かりました、ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか、ございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、目1を閉じます。  次に、目2、街路事業費から目5、駐車場費まで一括して御質疑を受けたいと思います。ページ数は264ページから273ページです。  御質疑ございませんか。 ○西條利洋委員  269ページ、公園緑地整備測量設計委託料というので、これが西山公園の測量設計だとお伺いしております。西山公園の計画なんですけれども、ちょっと確認させてください。  転回スペースというところが、ここで例えば車椅子、高齢者の方の例えば車椅子ですとか、障がい者の方の車椅子とか、そういうのを降ろすところのスペースというふうに理解していてよろしいでしょうか。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  そうですね、普通の車であっても、そこで転回していただく、車の転回場、基本的に思っています。今、委員おっしゃったように、車椅子の方などもそこで乗り降りとかも可能かと思います。  以上です。 ○西條利洋委員  ありがとうございます。  あと、駐車場のことについてもちょっと確認させてください。  これは今現在、ジャブジャブ池があると思うんですけど、そこの駐車場の総台数が105台でお間違いございませんか。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  今、101台になっています、おおむね合っておると思います。 ○西條利洋委員  分かりました、ありがとうございます。ジャブジャブ池の今の現状で、夏とか渋滞とか起きていたと思うんですけれども、これは西山公園が整備されたらやっぱりまた渋滞が起きるんじゃないかという心配の声も上がると思うんですけど、それの今の現時点での見解も教えていただけたらと思います。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  ジャブジャブ池の利用者と第3期の広場空間の利用者とこれが重なるという話になります。今、現時点でジャブジャブ池だけでもかなりのお客さんがお見えになって、もう池の中が密集状態で危険だということも聞いております。もう入れられるだけ入れようという考え方じゃなしに、もう駐車場の台数をちょっと絞って、そのジャブジャブ池の安全性の確保とかいったことも含めまして、あと第3期のこともありますけども、駐車場を広げるんじゃなしに、逆にちょっと内池メインで、今は内池以外に自治会館の用地とか、あと長法寺のお寺の土地とか、こんなのも借りて、できるだけたくさん止められるようにという考え方やったんですけども、今、方向性としましては、内池に絞っていこうというふうに思っております。  以上です。 ○西條利洋委員  市の見解、ありがとうございます。私としては、子供とかを連れてきて、安心して遊べるというのも駐車場というのは必須だと思っていますので、この駐車場はやはり今の現状では足りないと思いますし、西山公園が整備されてもまたさらに足りないと思いますので、これはちょっと拡大していただくように強く要望させていただきます。  すみません、続きまして、その下、一つ下の公園緑地整備等工事のところです。  こちら西代里山公園のボルダリングの整備が含まれていると思います。このボルダリングというのはどういったというか、例えば何歳ぐらいまでが使うのを想定されたボルダリングの施設になりますでしょうか。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  小学生高学年ぐらいまでを想定しております。本格的なボルダリングではなくて、高さは2メートルぐらいで、長さ10メートルぐらい、要は公園の遊具として使っていただくということであります。安全性のことからも、本格的なものと違って、ちょっと簡易なものになります。  以上です。 ○西條利洋委員  ありがとうございます。その安全性のところがすごい気になっていたので、ちょっと子供たちがけがをしないように、安全に配慮した設計にしていただくように要望させていただきます。
     以上です。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか、ございませんか。 ○小谷宗太郎委員  では、先ほど言っていました、府施行街路整備事業のところなので、266、267ページ、ここの部分、石見下海印寺線のお話をしたいと思います。以前の委員会内でも言っていたんですけれども、済生会病院が来る前に、バスだまりをつくってもらえへん、バスだまりをつくるように以前、要望を入れさせていただいていたんですけども、実際万代に向かう車とコンビニ、ローソンに向かう車が線になって止まって、そこから渋滞がびゃーっと起こっている。反対側のほうは、対向車線側から万代に入る車というので止まって、またその信号手前ぐらいまで渋滞が起こっているパターンというのが多々見られるんです。それでいながら、あそこに巨大なマンションができて、住人の数は増えていますし、さらに済生会病院の利用者のことを考えると、やっぱりバスまでも、例えば道路に横づけで止まるような形になってしまうと、全く車の流れを止めてしまって、渋滞が乱発するような形になってしまうので、やっぱり両サイドにバス停というふうな形の膨らみを早い段階から押さえて、実際信号機からちょっと横側の、大山崎町のほうへ向いて向かって左手のほうかな、とかは土地とかがあるわけですから、ああいうところを押さえてもらって、バスだまりとかをつくってもらうべきではないかというふうなことを以前委員会でもお話しさせていただいたんですけれども、そのあたり、どうなっていますか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、当該の道路は府道でございまして、バス停については済生会病院の要望を受けて、今現在、阪急バスが公安委員会と道路管理者である京都府と協議を行っておられると聞いております。  バスベイをつくるとなると、その分歩道が狭くなるというようなこともございますし、今現在行われている阪急バスと主に公安委員会になろうかと思いますが、そのあたりの協議結果によってどうなるかということだとは思いますが、現実的にはなかなか厳しいのではないかなと思っております。 ○小谷宗太郎委員  そうなってくるとますますあの周辺の道路事情が悪くなってしまうと思うんです。だから、例えば私はあまりするべきではないと思うんですけども、例えば済生会病院の利用者は、西山天王山駅のバス停を利用してくださいとか、あそこやったらバスだまりがあって、あそこから例えばエレベーターとかを使って、直接済生会、あと歩道橋を歩いたら済生会に使えるからみたいな形で誘導するとかというふうな形で考えざるを得ないのかなと思うんですけども、やっぱりでも、利用者にとっては病人のが多いわけですから、極力歩く距離というのは短いほうがええに決まっていますので、だからこそ、やっぱりそういうふうな部分、厳しいというお話でしたけれども、やっぱりバス停をつくって、直前、やっぱり病院の近くにバスが止まるような形でしていくべきじゃないのかと思うんです。また、実際にさっき言った大山崎町に向いて向かって左手のほうは、もう以前農地なんですけども、もう全く手を触っておられない、もうただの空き地になっていますので、やっぱり地権者の方とかと話をしても、早い段階から押さえておくべきではないのかと。押さえへんかったらあそこは下手したら住宅が建ってしまう可能性があるので、早いところ押さえて、そういうふうな形で対処せえへんかったら後の祭りになるというふうに思うので、以前から言わせていただいているんです。そういうふうなこととかというのは考えたことはなかったんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  今、委員がおっしゃっておられるところというのは、信号からの距離及び交差点からの距離ということを勘案して、阪急バスとしてはそこにバス停を設置するのは難しいということで、現状としては万代の駐輪場のあたりに計画をされているということを聞いております。 ○小谷宗太郎委員  それはバス停であって、いわゆるバスベイの話ではないじゃないですか。要はバスベイを設けなあかんのと違うんかという話を言うとるんです。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  バスベイとバス停は。 ○小谷宗太郎委員  そうやから、そういうバスが止まる用の空間といったほうがええのかな、ちょっと私の表現が悪くてすみません、申し訳ないんですけども、そういうことなんです、要は、すみません、私の表現がちょっと悪いので、例えば近くで言うたら、阪急長岡天神駅前やったら、例えばマンションの横のところにバスが止まるように、ちょっと道路が広くなっているでしょう。そういうふうなものをつくらなあかんの違うんかと言っているんですよ。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  先ほども申し上げましたとおり、バスベイにすると、バスがたまるスペースなんですけれども、基本的にはこの間、バスベイはあまり設けない方針という形で伺っております。  あと、先ほども申し上げましたとおり、信号と信号の間が非常に短いので、路線バスとしては、事業者としてはちょっとというような話は伺っておりました。  あと、その用地の部分については、今、個人の方がお持ちですので、用地の提供を願わなくちゃいけないことも発生してまいりますので、ちょっと今のところは考えていないということになります。 ○小谷宗太郎委員  この部分はこれで最後にしたいと思うんですけども、要はそういうバスベイとかというのは考えていないというふうなことで、今、実際にバス停も何もない状態で既に万代とか、そういうコンビニとかを使う車のせいによって渋滞が起こって、大分苦情が来て、事故も何度もありましたよ、接触事故とかが。そういうふうな道路構造になって、道路事情になっている中で、さらに済生会病院をつくったらもっとひどくなるというのはもう今の時点で分かるじゃないですか、今考えただけでも。だから、そういうふうな、例えば道路管理者はこの場合は府になるわけですけれども、京都府さんに対して配慮してもらえへんかということをやっぱり市から言っていって、極力そういう問題が済生会病院ができても起こらないように改善をしてもらう方向、実際、奥海印寺のバス停とかは何十年後になってようやく広げてもらったわけですけれども、そういうタイムラグというのはないような形で、早い段階から対処してもらうようにぜひ申入れのほうをしていってもらいたいというふうに思います。この部分はこれで。 ○冨岡浩史主査  要望で。 ○小谷宗太郎委員  次、すみません、次に公園のところなんですけれども、268、269ページの公園緑地整備等工事のところ、西條委員がちょっと触れられておられました、西代公園のボルダリングのところも込みでちょっとお聞きしたいんですけれども、要は公園に新たな遊具施設等を、ボルダリングの遊具施設等をつくるということなんだけれども、以前から私は言うていたように、あそこは皆さん、日よけがないからテントを張らはるんやね、たくさん、土日、テントを持ってきて、テントを張って、もう場所確保みたいな形でやらはるんやけれども、実際熱中症の問題で、以前そういうふうなひさしがある部分をもっとつくるべき違うんかというふうなことを言っていたわけなんですけども、ボルダリングのいわゆる2メートルの高さの板をつくるんやったら、そういうふうな屋根つきのそういうひさしというんか、をつくることが可能なんじゃないのかなと思うんですけども、そのあたりはどうなのかな。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  あずまやという屋根がついている休憩施設があるんですけれども、去年、イベント広場のところに1基追加をさせていただきました。地元の方とか、西代里山公園運営協議会、すみません、ちょっと名前が、協議会がありまして、その中でいろんな地元の方の御意見とかをお聞きして、日よけの話ですね、それもあって去年つけさせてもらったわけなんですけれども、今後も多目的広場のほう、こちらでつけたらどうだということだと思うんですけども、これはやはり多目的広場としての機能がありますので、休憩施設と運動やらする遊びのスペースと、エリア的に機能の分断をしないと、例えばサッカーボールをばっと蹴ったやつが休んではるところに、赤ちゃんが寝ているところにばっと飛んできたりとか、そんなことも考えられます。ですので、今、木が植わっておるんですけど、周りに、その木陰を使っていただくとか、おっしゃるように、熱中症とかありますけども、一応機能分担の部分でちょっと難しいかなというふうに考えております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  そうすると、木が大きくなるまでちょっと待たなあかんのかなとかも思いますけれども、一定以前言った部分で1か所つけてもらったというので、今後考えてもらいたいと思います。  次なんですけど、これはちょっと私、最近頭痛い話なんですけれども、土日にあそこの西代公園でいわゆるキッチンカーとかが来て、盛況で、それはそれでいいんです。ところが、人気が出過ぎて、車で来られる方がたくさん来られて、駐車場がいっぱいいっぱいで入れへんで、入り口前までずっと渋滞の列ができているような状態になっているんです。より多くの方に公園を使ってもらいたいわけですけれども、一定その地域の方にとっては渋滞によって、例えば鈴谷の方とかやったら、ちょっと困っておられる現状もあるわけでして、この駐車場問題ですよね、まず、どのようにお考えになっておられますか、ちょっとお聞きしたいんですけど、つまり足りないと思うんですけども、現状から考えて。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  そうですね、休みの日でいい天気のときとか、かなり遠方からも来られます。それで、利用者が集中して、車で来られる来園者が集中して駐車場が足りないという現象になっていると思います。今の敷地の中では、なかなか駐車場をつくるスペースはもうございません。今の、極端な話ですけども、多目的広場とか、あんなのを潰してとかいう形になるんですけども、なので、駐車場を新しくつくっていくというのはちょっとしんどいかなと思っています。  それで、ちょっと先ほどの西山公園の話とも似ておるんですけども、マックスに合わせて来はるお客さんを、駐車場をどんどんどんどん広げていくと、またお客さんもたくさん来出して、その悪循環が、悪循環と言ったらあれなんですけど、なかなかつくったらつくっただけ来はる可能性もありますので、やはりもうある程度、たくさんの方がお見えになることはいいことなんですけれども、線引きといいますか、そんなのが必要なのかなというふうに考えておりますけど。 ○小谷宗太郎委員  一つ提案なんですけれども、鈴谷の地区の南側の竹やぶかな、あまり手とかが入っていなくて、竹が倒れてきて、ちょっと心配とかよく住民の方とかからお話を聞いていたことがあったんですけども、あの部分とか、つまりもうあまり整備されていないということやから、例えばああいう、あそこの孟宗畑のところを、例えば市で買い上げて駐車場、西代公園のための駐車場に、用地というふうな形で考えるとかというのもあるのではないかと思いますけども、その発想とかないですか。そうすると、例えば住民の方は別に竹やぶのことを心配せんでもよくなりますし、ちょうどいいん違うかなと思うんですけども、どうですか。 ○佐々谷副市長  今、鈴木課長が申しました、最初申しましたように、駐車場、求められれば、広げれば広げるだけ車で来られるという状況がもう西代もそうですし、西山公園もそういう状況です。限られた用地の中で公園を利用していただくということを我々も考えておりますので、駐車場をどんどん拡大していくという考え方の方針というのは今、持っておりませんので、今の状況もやはり十分注視しながら、管理運営に当たっていきたいというふうに考えております。 ○冨岡浩史主査  小谷委員、よろしいか。 ○小谷宗太郎委員  結構です。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。 ○福島和人委員  1点だけ。ここでしかちょっと聞けへんので。  公園なんですけど、東部、所管別でスポーツセンターですね、あっちのほうに広場的な西山みたいな公園ができたらいいなと昔から言うているんやけど、そんな構想はどうですか。 ○中小路市長  現在、具体的な構想はございません。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか。 ○三木常照委員  よろしい、1点だけ。  先ほどの済生会へのバスルートの話で、小谷委員がおっしゃったように、確かにないと、ローソンがあるがためではないですけども、あるから渋滞していて、確かに事故の発生率も正直高くなってくるとは思います。ただし、済生会に西天で降りて歩いて行けよというのは、やっぱり歩くのもままならない方も中にはおられますので、できる限りバスを利用して、病院のほうまで行っていただいたらいいと思うんですけど、これは要は済生会病院の敷地内にバスが入って、1階の入り口のところに停留所みたいなのができるというようなことはあるのでしょうか、お尋ねします。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  はっぴぃバスについては病院の敷地内に乗り入れるという予定でおりますけれども、路線バスについては府道沿いに止まるというようなことになっております。 ○三木常照委員  分かりました、ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  いいですか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  1点、今の御質問に関連するんですけれども、済生会病院さんのほうも地元なり、万代とか、済生会病院の入り口のところが混んだりしているということは、説明会のときにも出ていたことなので、この間、済生会さんもいろいろ検討されまして、今考えておられるのは入り口は今の下海印寺、石見下海印寺線のところからと、側道と2か所から入るんですけれども、出口は側道からだけにしようかということで言っておられました。そうすると、出口の分の、出ていかれる方の安全性が高まる、渋滞も楽になるんじゃないかということで言っておられましたので、ちょっと情報提供させていただきます。 ○三木常照委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○浜野利夫委員  これは住宅前までやね。 ○冨岡浩史主査  273ページまで。 ○浜野利夫委員  住宅までか。 ○冨岡浩史主査  住宅までです。 ○浜野利夫委員  端的に聞くのが幾つかぐらいなんですけど、267ページの物件移転等補償、前年当初の半額以下になっているんですけど、これは額よりも件数でいえば4工区の残土もほとんど移転等補償要らなくなってきている、あと数件ということなのでしょうか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  いえ、まだ必要になってまいります。今回は令和2年度の3月補正のほうで前倒しして予算のほうを計上させていただいておりましたので、ここの部分の補償の金額が少なくなっています。 ○浜野利夫委員  そんなら、予算ついて残り半額で済むんかなと思って、じゃあないんですね、分かりました、ありがとう。  それから、生産緑地の関係なんですかね、債務負担の予算化で、前年に比べてかなりの増額で8,700万円か、それで、これ、面積なり、件数なりというのは分かりますか。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  ここの面積につきましては、約300平米を想定しております。件数は1件です。 ○浜野利夫委員  1件分だけですか、これ。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  公共事業の代替地に売却するために土地開発公社さんから買い戻しする金額ということで、売却先が1件でございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。来年度、2022年度ですか、30年の期限になりますわね、生産緑地というのが。何か8割方がスタートの年の分で、影響、対象になるみたいなんですけど、期限切れ前に用地購入とか、そんなのが出てくる可能性はたくさんあるんですかね。 ○八木(篤)都市政策監兼まちづくり政策室長  そこはちょっと分かりづらいところではございますが、令和4年の秋にその期限を迎えますので、そこまでに生産緑地の特定のほうになれるか、それとも違うほうを選択されるかということで、これから皆さんが選んでいかれると思いますので、そこから先、売却されるかどうかというのはちょっと分からないです。 ○浜野利夫委員  分かりました。  あと、さっき重なるのでそれ以上言いませんけど、西山公園の3,600円ですか、公園構想、駐車場なしというのは非常にまずいし、ジャブジャブ池との併用では無理だし、言われた、広げれば無限に車ってそれは分からないでもないですけど、でも、今どき公園、新たにせっかくつくって、駐車場はないよと、ジャブジャブ兼用ではいろんな意味でまずいところが出るので、これはまた別のところで言いますけど、検討をぜひお願いしたいと言うておきます。 ○冨岡浩史主査  要望ということで。 ○浜野利夫委員  それから、みどりのサポーターの関係でちょっと確認とか、不安になるんですけど、前年度同額で計上されていますね。これはある意味でいいことだと思うんですけど、サポーター契約じゃなくて、保険とか、道具とか用意しながらやってもらうという形になるんですけど、逆に、下にある自治会の公園維持制度補助か、ほぼ前年度同額計上なんですけど、これはだんだんできなくなってきているんですね、高齢化で。それも含めてサポーター制度の関係で、逆にもっとサポーターを確保しなかったら、本来自治会にお願いしているいろんな公園維持の基本的な管理、その分ができなくなったら、この辺のバランスは、新年度の予算編成に当たっては考えている、先の見通し、あったら教えてほしいんですけど。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  令和3年度の当初予算につきましては、前年と、令和2年度と同じということを想定してやっております。  あと、今後のお話なんですけども、ホームページとか、ずっとやっておるわけなんですけども、非常に高齢化が、サポーターのほう、両方ともですね、自治会さんのところも進んできて、ちょっと難しい、難しいというか、ちょっと今、どうしたらいいのか分からないといいますか、いろいろ思案しておるところであります。ちょっとでもやっぱり増えるような、増やしていくようなことを考えていかないかんなということは思いとしては持っております。具体的にはちょっとお示しできるところまでは至っておりません。  以上です。 ○浜野利夫委員  これも今後の大きな課題だと思うんですね。自治会が頑張ってやっているのに、サポーターが出てきて、横に出て勝手にしてけしからんやないかと聞いたことがあるんだけど、今、そんな状態じゃなくて、どっちも高齢化で、基本的な管理とか、草刈りとかできなくなるので、今、言われたように、ぜひ一定長期を見通して、サポーター制のことも自治会として依頼している公園維持制度の補助も併せてうまくバランスを取らないと、将来大変だなと思うので、ぜひ検討をお願いしたいと思います。  もう一つ、里山公園のこれも微減、8万円減で、当初予算で。これは一般質問でちょっと触れたんですけど、この微減だけの状態だったら、課題になっている西山公園のドッグランを何とか止める方法というのは手がないなと思って見たんですけど、特に新しい新年度では方向というのは出されているのでしょうか。 ○鈴木(秀)公園緑地課長  特にございません、前年度同程度を見込んでおります。 ○浜野利夫委員  分かりました、いいですじゃなくて、それは手を考えてほしいんです。現場のが苦しんでいるだけなので、言っても言っても合間を縫って、ドッグランに来たりというのは実際あるので、行ったときもありましたので、何か手だてがこれと決定があれば提案しますけど、これがええというのももう一つないので、ぜひ課内で検討してほしいなと思います、それは。  住宅もいいですか。 ○冨岡浩史主査  住宅は次です。 ○浜野利夫委員  次か、そんならそこまでです。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ目2から目5までを閉じます。  以上で、項4を閉じます。  ただいま質疑の途中ですが、午後2時30分まで休憩します。               (午後2時21分 休憩)               (午後2時30分 再開) ○冨岡浩史主査  休憩を閉じ、続会いたします。  次に、項5住宅費について、御質疑を受けたいと思います。ページ数は272ページから275ページです。  御質疑ございませんか。 ○浜野利夫委員  275ページの民間賃貸住宅家賃補助、前年当初の同額360万円なんですけど、この取組の中身を教えてください。 ○島津住宅営繕課長  民間賃貸住宅家賃補助につきましては、内容といたしましては、今年度と同じというような形になりますけども、市営住宅に入っていただけるのと同じような条件といいますか、住宅に困窮しておられる方に申込みをいただきまして、20件ですね、20件の方を募集したいと思っております。それで3年間の1月1万5,000円の賃貸住宅、借りておられる家賃を市のほうから補助をさせていただくという制度になってございます。 ○浜野利夫委員  新年度は360万円の中身はそういうので、これを3年間また続けて延べ、前回そういうパターンでしょう、同じパターンなんですか。 ○島津住宅営繕課長  ちょっとそこにつきましては、次年度から第2次長寿命化計画に基づく家賃補助ということで、一旦仕切り直しのような形になってございますので、件数について今年度と令和3年度を比べた場合、一見同じように見えるんですけれども、この9年間は先ほど浜野委員御指摘のように20件、20件、20件ということで3年ずつさせていただいたわけですけども、今回、第2次長寿命化計画に基づく家賃補助ということで、まず、1期3年間は20件ということを予定しております。その後は、3年間15件という、そして、だんだん減らしていくと、3期目は恐らく10件になるのか、そこはちょっと5年後に一旦統計等をまた見て決めたいと思っておりますけども、今現在で申し上げられることは、まず3年間20件、次の3年間は15件というふうに考えてございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。条件は似ているけれども、これまでのパターンとは違って、新年度は取りあえず似たパターンであるけど、その次の3年間はさらに件数が減ったり、その次の3年間はさらに減ったということでなっていくという、そういういわゆるまだもらっていない、出ていないですけど、第2次長寿命化計画のスタートの年として一応こうするという、取りあえず今の理解はそこまでなんですね。 ○島津住宅営繕課長  御指摘のとおりでございます。 ○浜野利夫委員  あと、ここでこれ以上言っても駄目かなという気がするんですけど、一般質問で触れたんですけど、実際、潜在需要の件数はもっともっとたくさんあると思うんです。市として直接に家賃補助も含めて、住宅が困窮なにそういう家賃補助を含めて保障しようというのが何件見通しているというか、確保しようとされているんですか。市営住宅が今160件か、169件になったんですか、プラス家賃補助で20件あって、プラス20件で190件になったとしても、それが今、行政として考えている住宅困窮に確保しようとしている市の戸数ということになるのでしょうか。 ○島津住宅営繕課長  数字のほうにつきましては、第2次長寿命化計画のほうでもお示しいたしましたとおり、まず、いわゆる困窮世帯の方が現在で1,600世帯ほど見込まれると。そのうち、いわゆる市のほうで市営住宅と民間賃貸住宅家賃補助でカバーしていかなければならないと思われる推定の数が199件ということですかね。ただ、これは中開田がまだ入っておりますので、それにプラス14件ということになります。一旦、そのような状況です。 ○浜野利夫委員  第2次長寿命化計画のスタート、新年度は年になると思うんですが、それはいつできるんですか。 ○島津住宅営繕課長  長寿命化計画のほうはもう策定自体はしているといいますか、この議会中に完成をいたします、冊子のほうも完成する予定をしております。 ○浜野利夫委員  この前もそれがないから分からなかったんですけど、新年度からスタートだから、もう当然できてんとあかん計画だと思うんですけど、それによって今、199件プラス中開田の14件と合わせた分が市として住宅困窮するには提供できる分として確保するのがこれだけの総数という理解でいいんですか。 ○島津住宅営繕課長  御指摘のとおりでございます。先ほど申しました、数字はちなみにですけど、パブリックコメントのときにお示しした案と全く変わっておりません。ホームページにも一応公表は今日現在はしておりますので、いつでも見ていただける状態にはなっております。 ○浜野利夫委員  新年度はそういうことなんですけども、今、199件と14件を足して213戸は市として住宅困窮の方にはこれだけ市として確保しようというのが今、213戸という到達なのでしょうか。 ○島津住宅営繕課長  今現在で言うとそういうことになります。 ○浜野利夫委員  これはずっと後、10年間ですね、第2次長寿命化計画ね、それで、あれでしたら、10年後には余ってくるという試算になっていたんですけど、そんなばかなことはないと言ったんですけど、住宅困窮はむしろ増える傾向にあるので、今、新年度はとにかく今の話では213戸は確保できる、したいと、しているということで、もっとようけ要ると思うんですけど、すぐに市営住宅が建たないので、例えば民間賃貸住宅を増やすことを含めて、住宅困窮者に応えられるような戸数というのは確保すべきだと思うんですけど、今、これ以上、言っていてもあかんので、要望しておきますので、ぜひ増やす検討をしてください。  以上です。 ○冨岡浩史主査  要望です。  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  1点だけ確認したいんですけども、32、33ページの住宅使用料のところにかかってくるかな、住宅費のところで。  今、コロナ禍で、仕事を失ったり、収入が激減されておられる方が多々おられるんですけれども、この市営住宅に入られている方とかもそういう方がおられると思うんですけども、実際に例えば家賃の支払いがコロナによってちょっと難しい、延ばしてもらえへんかというふうな形の申請って結構出ていますか。そこの点だけちょっとお聞きしたいんですけど。 ○島津住宅営繕課長  御質問のいわゆる市営住宅の減免と支払いの猶予という2つの方法が用意されているわけなんですけれども、今、やはり今年度前半ですね、4、5、6、7月ぐらいにかけて、そういう御相談も何件かございまして、減免のほうを市のほうで、家賃の減免、猶予ではなく減免をさせていただいた実績件数が7件ございます。  以上です。
    ○冨岡浩史主査  よろしいですか。 ○小谷宗太郎委員  結構です。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、項5を閉じます。  以上で、第8款を閉じます。  以上で、歳出を閉じます。  次に、歳入のうち、本分科会の所管に関する部分について、ほかに御質疑があれば受けたいと思います。  なお、御質疑をされる場合はページ番号を指定してからお願いいたします。  歳入です、ページ数をお願いします。御質疑はございませんか。よろしいですか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、歳入を閉じます。  次に、第2条継続費及び第3条債務負担行為のうち、本分科会の所管に関係する部分について、説明をお願いいたします。 ○末永建設交通部長  それでは、第2条継続費及び第3条債務負担行為のうち、本分科会の所管に関係する部分についての説明をさせていただきます。  予算書の8ページ、9ページをお開き願います。  第2表でありますが、JR長岡京駅東口駅前広場の整備工事について、令和3年度から2か年の継続費を設定いたしております。  次に、右のページのほうの第3表でありますが、債務負担行為につきまして、本分科会で御審議をいただく部分について説明をさせていただきます。  まず、市庁舎周辺道路用地について、乙訓土地開発公社が先行取得するものとし、(その1)は、令和3年度から令和7年度の期間で限度額1億6,130万円、その下の(その2)でありますが、同期間で限度額1億8,330万円とし、その事業代金の元金及び利子相当額を設定するものであります。  次に、10ページ、11ページお開きください。  長岡京駅前線第4工区の街路用地についてでありますが、乙訓土地開発公社が先行取得するものとし、令和3年度から令和7年度の期間で限度額4億7,900万円とし、その事業代金の元金及び利子相当額を設定するものであります。  以上、継続費及び債務負担行為のうち、本分科会で御審議をいただく部分についての説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。  御質疑ございませんか。よろしいですか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第2条及び第3条を閉じます。  以上で第20号議案に対する質疑を閉じます。  次に、第32号議案 令和3年度長岡京市駐車場事業特別会計予算についての説明をお願いします。 ○末永建設交通部長  それでは、第32号議案 令和3年度長岡京市駐車場事業特別会計予算につきまして、御説明を申し上げます。  失礼して、着座にて説明をさせていただきます。  まず、予算の説明の前に、令和2年度の市営駐車場の利用状況につきまして、簡単に御報告をさせていただきます。  長岡京駅西駐車場は、令和3年1月末現在、駐車場利用台数は2輪車を含めまして延べ24万38台、前年比28.5%の減、利用料収入は8,010万4,540円、前年比35.7%減となっております。  次に、西山天王山駅東駐車場につきましては、令和3年1月末現在、利用台数は2輪車を含めまして延べ1万7,181台、前年比23.4%の減、利用料収入は1,039万3,250円、前年比26.3%の減となっております。減収の主な要因は、新型コロナウイルスの影響による駐車利用の減少と考えております。  それでは、令和3年度予算の概要について、御説明を申し上げます。  予算書の2ページ、3ページをお開き願います。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ7,276万4,000円で、前年比1,516万8,000円の増額、率にして26.3%の増となっております。  まず、歳入予算から御説明を申し上げます。  8ページ、9ページをお開き願います。  1款財産収入は、駐車場事業基金利子17万5,000円を計上いたしております。  次に、2款繰入金、1項一般会計からの繰入金は139万6,000円を計上し、これは総務省通知による繰出基準に基づくものであります。  また、2項基金繰入金は、駐車場事業基金とりくずし1,474万2,000円を計上いたしております。  次に、3款繰越金として、前年度からの繰越金10万円を計上しております。  次の4款諸収入といたしまして、預金利子1,000円、10ページ、11ページに移っていただきまして、雑入として5,635万円を計上いたしております。これは、指定管理者からの駐車場納付金であります。内訳としましては、長岡京駅西駐車場が4,819万円、西山天王山駅東駐車場が816万円となっております。  次に、歳出予算について御説明をいたします。  12ページ、13ページをお開き願います。  まず、1款事業費として3,389万3,000円を計上しておりますが、1目駐車場管理費は、3,361万8,000円であり、主なものは長岡京駅西駐車場照明器具のLED化などの修繕料1,574万2,000円、バンビオ2番館管理組合に納入いたします修繕積立負担金1,235万5,000円と消費税530万円であります。  次に、2目財産管理費は、駐車場事業基金へ繰り入れます積立金27万5,000円を計上いたしております。  次の2款公債費でありますが、3,200万8,000円を計上いたしており、内訳としましては、1目長期債元金償還金3,026万3,000円、2目長期債利子償還金174万5,000円でございます。  最後に、14、15ページをお開き願います。  3款予備費は、686万3,000円を計上いたしております。  以上、長岡京駅西駐車場及び西山天王山駅東駐車場の令和3年度長岡京市駐車場事業特別会計予算の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いを申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括で御質疑を受けたいと思います。  ページ数をお願いします。  御質疑はございませんか。 ○浜野利夫委員  10ページ雑入の関係なんですが、今、部長の説明があったんですけど、前年当初費で、西天とJR西と合わせて80万円くらいか、ほんま微増でコロナ影響でも、というのはこれで間違いないんですね、微増の予算計上は。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  計上したとおりでございます、微増です。 ○浜野利夫委員  それで、まだ実際決算がないので最終は分からないですけども、どの時点での判断なんですか。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  これは昨年度の12月議会で御承認をいただきました事業者さんなんですけども、そのときの提案の説明の中で、一定周辺の状況、コロナの状況も加味した中で、最低納付金を82万7,000円増額の816万円ということで指定管理のほうを選んでいただきましたので、それに基づいた金額でございます。だから、大分前年度当初ぐらい、今年度の当初ぐらいの積算というふうに考えております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  ある意味ではコロナは予定外といえば予定外なんですけど、実際影響がどこまで今後続くか分からないとありますけど、条例上で30日以内に市長に収支報告と事業報告を出すと、それに基づいて年度末協定をして、納付額云々と、そういう決め方をするようになっているんですけど、ここの分は、年度末協議でずっとされていない経過があるんですけど、コロナ影響も踏まえて、30日以内に決算の事業収支と収支報告を市長に出された後に、それを基に、コロナの影響をどうするかというので、納付金の追加問題とか、あるいはもう基になっている納付額そのものも検討しないといけない場合だってなきにしもあらずでね、基本協定は5年後とかやから、すっと変わらないですけど、年度協定は毎年やりますわね。それにも反映することもあり得るかなと思うんですけど、そのあたりは考えておられますか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、年度末協議につきましては、指定管理料、駐車場以外の他の公の施設で指定管理料を支払っておりますので、この指定管理料の精算を目的にしたものが年度末協議でございます。  駐車場につきましては、今般のコロナの影響というところでいえば、基本協定書の不可抗力による損失に係る双方の負担協議と、これに基づいて協議をする予定にしております。 ○浜野利夫委員  年度末はするということやね、今年度は、今の話では。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  年度末に基本協定書の規定に基づいて協議をするということでございます。 ○浜野利夫委員  それによって、追加の今10%で出ていますけど、それも場合によっては変更し得る可能性があるということですかね。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  追加のときについてはもともと黒字の場合、その利益率に応じてということになっていますので、赤字であれば当然に追加納付はないということでございますし、その他、納付金ですね、当初の設定の納付金についても協議をしていくということでございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。  これは別にメモの間違いがあったらちょっと指摘してほしいんですけど、回転率を都市開発株式会社のほうで2.8回転、市のほうは1.6回転を目標として想定しているというのは違っていましたですかね。 ○志水建設交通部参事兼交通政策課長  それぞれが長岡京西のほうが2.8回転で、西山天王山が1.6回転で、行政側、要は市のほうで設定をした数字でございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それから、コロナがこんな状態を受けてなんですけど、新たに企画パターンがいろいろありますけど、割引を新年度変更するとか、そんなことは考えていないんでしょうかということを聞きたいんですけど、特定駐車の区画数、今、4階と5階とありますけど、月極め駐車台数との枠がありますし、パーク・アンド・ライドのはそれは枠はないんですね。一時駐車か、それぞれ枠とか、額が決まっているんですけど、それは年度協定で確認することかなと思うんですけど、市の側ではその辺ちょっと要請するとか、協議するとかいうことは今の時点では考えられていないんでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  料金体系につきましては、年度協定で定めるものではございませんでして、あくまでも条例の範囲内において、指定管理者の申請に基づいて、市長が承認をして、料金は決定をするという仕組みになっております。  次年度、料金体系をどうするのかということでありますけれども、今現在、指定管理者のほうで検討されているという状況でございます。 ○浜野利夫委員  あげる場合は承認が要りましたけど、下げたり、いろんな区画数を変えることは特に承認ではなかったん違いますか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  区画数を変えること自体は承認事項ではございません。 ○浜野利夫委員  だから、その辺は全然市のほうではそういう話をしようとかいう予定はないんですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  まず、この指定管理者制度ですね、民間の企業が持っているノウハウを活用して、市民サービスを提供していくということでありますので、料金体系についても指定管理者が定めるということになっておりますので、主体的には市ではなくて、指定管理者が検討していくという内容になっております。 ○浜野利夫委員  新年度の予算書をざっと見て、ちょっとチェック漏れがあるかもしれないんですけど、前のとき、決算のときは、市長が言われたかと思うんですけども、施設管理の各所管が判断するということで、必要に応じて、今20分駐車券かな、それを渡している状態があると思うんですね。私も以前もらったことがあります。介護のときに向こうへ呼ばれていったときに、駐車代ですとあれをもらったんですけど、ずっと見ていましたら、一般会計の予算の中では有料道路駐車場、市営駐車場と3ついろいろ書いてあって、込みになっているのがあるので、所管によっては一般的に市営駐車場じゃなくて、駐車場、どこか利用する場合もあるし、有料高速道路とか、使ってどこかへ行く場合があるので、込みになっているんですけど、53万5,000円になったんですね、さっと計算したら。市営駐車場の計上額というのは把握している分ってあるでしょうか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  それぞれの担当課において、必要に応じて予算計上されているという理解をしております。 ○浜野利夫委員  その額を集計とか、特にしていないですか。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  駐車場の管理者としてはしておりません。 ○浜野利夫委員  市のほうでもそれを聞いて、集計は特にしていないと、担当課のほうでは。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  駐車場管理をしている交通政策課としては集計をしてございません。 ○浜野利夫委員  していない、分かりました。結構です。  それから、もう一つ、昨年度かな、バンビオ1、2号館の駐輪については、バンビオ1、2号館を使ったら、証明とか、確認が要りますけど、無料になる措置になりましたね、当初から言われていたことで、駐輪場ができました。それで、ある意味では公共施設だけじゃなくて、バンビオ館の違う民間施設を使った分も含めてバンビオ館を使っていたら、使用確認できれば無料で駐輪がいけるようになったものですね。そういう意味で、本来の自治体が市民生活を支える大きな支えかなという気がして受け止めておったんですけども、市長、よく目的、多目的で、今の例えば20分100円か、このパターンを変えるつもりもない話だとか、公共施設を使った後から無料にはする予定はないとの、この前言っておられたと思うんですけど、駐輪場の措置の仕方を見れば、コロナがいつ明けるか分かりませんけど、市民生活の支えになる大きな駐輪場の措置になったなと思ったんですけども、せめて公共施設の中、バンビオ館の公共施設を使ったところについては、所管の判断ということになっていますけども、その駐車分を保証するという、そういうことを自転車の駐輪措置に合わせて検討していこうかという、そういう方向というのは市長のほうではないでしょうか。 ○中小路市長  別ので今、バンビオの利用者の方には駐車場の部分においても、必要に応じて措置が各所管の中からされているという認識でおります。 ○浜野利夫委員  だから、それが実際、中央生涯学習センターの部類は結構人数も入りますから、そこまで措置ができていないんですけども、所管がそういうふうに動き出せばそれは可能だということなんですか。ごめんなさい、例えばメインホールに300入りましたと、今コロナやから制限がありますけど、300入りましたと。それで、公共施設利用なので、そのらも所管のほうが判断すれば、20分券かな、の券を1に1時間でかかったら3枚ずつか配ることで、駐車場を保証すると、そういうことがあり得るのかなと思ったんですけど。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  お尋ねの中央生涯学習センターなんですけれども、ここの施設が定めております内規を申し上げますと、配布対象といたしまして、講座に必要な機材、資料、材料等を持ち込む場合、講座依頼で機材、資料、作品など、搬出入の必要性がある場合、その他生涯学習課長及び中央生涯学習センター長が特に必要と認めたもの、この方たちについては配布対象となっているところでございます。 ○浜野利夫委員  それはだから、利用者に一般にそれを保証しようということはないと。 ○柳沢交通政策課交通政策担当主幹  利用者にというのがどの部分を指すのかというのが少し分からないところでは。 ○中小路市長  今の規定は主幹のほうから申し上げたとおりになっております。当然のことながら、これはルールということで決めた内規でありますので、内規を改定すればそういうことも可能になるかと聞かれれば可能になることというふうには。 ○浜野利夫委員  分かりました。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほかございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第32号議案に対する質疑を閉じます。  ただいま、質疑の途中ですが、議事の都合により、午後3時15分まで休憩します。               (午後2時59分 休憩)               (午後3時15分 再開)
    ○冨岡浩史主査  それでは、休憩を閉じ、続会いたします。  次に、第34号議案 令和3年度長岡京市水道事業会計予算についてから始めます。  それでは、説明をお願いいたします。 ○清水上下水道部長  第34号議案 令和3年度長岡京市水道事業会計予算につきまして御説明申し上げます。  着座にて失礼いたします。  令和3年度は、新型コロナウイルス感染症が拡大し、水道事業においても、水需要の変化や予定事業等の再検討を重ねながら、上下水道ビジョンの柱の一つである、強靭な水道施設の実現に向けた取組を積極的に進めていく年であります。  それでは、予算の内容を各条項に沿って御説明させていただきます。  まず、議案書第2条業務の予定量といたしまして、給水件数は2万7,255件、年間総給水量は918万2,000立方メートル、1日平均給水量は、2万5,156立方メートルを見込んでおります。  業務の予定量につきましては、16ページにも少し詳しく前年度との増減も含め、記載をしております。  次に、第3条収益的収入及び支出につきましては、17ページから22ページの予算実施計画明細書で御説明させていただきます。  令和2年度の決算見込額と比較しますと、事業収益では、3,392万4,000円減の21億9,470万6,000円を計上いたしております。その主な内容は営業収益で、給水収益が7,316万5,000円減の17億7,897万5,000円で、これは令和2年10月から平均5.4%の引下げの料金改定を実施いたしたことと、水需要の減少を見込んだものであります。  営業外収益では2,759万6,000円増の2億411万5,000円を計上いたしております。主なものは、雑収益で消費税の還付を2,859万3,000円予定しております。  一方、事業費用では、営業費用で令和3年10月から予定をしております、東第2浄水場の耐震補強他工事により、下半期は府営水100%で市内全域を給水することから、受水費においては増額となり、一方、工事期間中は浄水機能を停止することから、動力費、薬品費などの減額を見込んでおります。  また、上下水道ビジョンで掲げる安全として、水質管理の充実や鉛製給水管の取替え工事などの経費や、その他経常的な経費を含め、7,719万2,000円増の21億3,668万6,000円を計上いたしております。  22ページでは、企業債利息などの営業外費用として111万6,000円減の6,861万8,000円を計上いたしております。  これらの収支から、26ページにございます、予定損益計算書では、当年度純損失を9,116万8,000円見込んでおります。  次に、資本的収入及び支出につきましては、23ページ、24ページを御覧ください。  資本的収入は、4,028万1,000円増の7億2,975万7,000円を計上いたしております。その主なものは、企業債では対象事業費の増額に伴い、8,850万円増の6億4,620万円、分担金では、水管橋架替工事の大阪ガスの工事分担金が減少したことから、4,542万1,000円減の1,719万8,000円を計上いたしております。  一方、資本的支出では、1億8,789万5,000円増の12億731万3,000円を計上いたしております。その主なものは、建設改良費の企業債対象事業となります施設整備事業費が1億2,099万3,000円増の7億6,778万7,000円を計上いたしております。東第2浄水場耐震補強他工事や3か年の継続費を設定し、実施しております大門橋下流水管橋架替工事の最終年度分、送水管や排水管の耐震化工事や老朽管の更新など、水道施設の強靭化に取り組んでまいります。  また、施設事業費では、本市4か所目の地下水100%水道水供給施設の一部工事費も計上いたしております。  企業債償還金では、1,720万5,000円増の2億8,320万7,000円を計上いたしております。これらの収支から、議案第4条の括弧書きで資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億7,755万6,000円は、損益勘定留保資金などで補填をし、補填財源の次年度繰越額は25ページに補てん財源明細書で記載をしておりますが、令和2年度末見込みより1億9,068万2,000円減の13億7,766万9,000円となる見込みでございます。  次に、議案書第5条の継続費であります。  東第2浄水場耐震補強他事業、東第2浄水場送水ポンプ取替事業、それぞれ総額及び年割額を2か年で設定しております。  次に、第6条債務負担行為では、窓口業務等を民間に委託をし、3か年の契約を結ぶ予定としていることから、営業業務委託料として、令和4年度から令和6年度までの限度額を設定いたしております。  次に、第7条企業債では、限度額を6億4,620万円といたしております。そのほかに一時借入金、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、たな卸資産購入限度額となっております。  以上が令和3年度予算の概要であります。  引き続き将来にわたり、安全で安心な水道水を安定的に供給できるよう、全力で取り組んでまいる所存でございます。  以上、説明とさせていただきます。附属書類や関係書類も御参照の上、御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括で御質疑を受けたいと思います。  ページ数をお願いします。  御質疑はございませんか。 ○小谷宗太郎委員  まず、大きい話から一つぽんと入っていきたいと思います。  第2浄水場の耐震工事によって、府営水100%になってしまう期間があるわけですけれども、これは本当に2元水源にしていてよかったなと思うところでもあるわけなんですけれども、一定ちょっと補正のときにもちょろっと言いましたけれども、大戸川ダム、あれから私もちょっとネットとか、新聞とかで見ましたけど、やっぱり治水と利水に関する割合など、ちょっと書いていなかったんですね、この資料のほうに。どうなっているのかまず分からないんですけれども、以前のままやったら、記憶が正しかったら治水が9、利水が1、その利水の1の分が結局府営水に跳ね返ってきて、水道料気を上げざるを得ないようなパターンになるという議論が以前にもあったわけなんですけれども、それについて、まず、市の考えをちょっと御確認したいと思います。 ○清水上下水道部長  ただいま大戸川ダムの利水に関しての御質問、大戸川ダムの利水に関しましては平成16年に京都府のほうがもう権利を放棄するということで表明されました。その翌年には国の近畿地方整備局のほうでもそれをまとめた報告をされております。今現在、大戸川ダムの工事事務所のホームページなどを見ますと、大戸川ダムの目的というのが載っております。それを読ませていただきますと、平成21年3月に策定された淀川水系河川整備計画により、水利の撤退等に伴って、水利容量を廃止した、洪水調節占用目的の流水型ダムとして位置づけることになりましたと、こうなっておりますので、今現在、利水はございません。 ○小谷宗太郎委員  安心しました。ありがとうございます。治水は、洪水とかの関係とかがあるので、こちらでちょっと議論するのは間違いかなと思いますので、ありがとうございます。  次に、この部分であるのが、まずちょっと確認したいのが、その耐震化工事を行っている際、府営水が100%になってしまうわけですけれども、例えばガラシャおもかげの水とか、駅前にあるいわゆる100%地下水を飲めるような施設ですね、あれはその間ストップするんですか、ちょっと確認したいんですけど。 ○鵜野水道施設課長  そのとおりでございます。 ○小谷宗太郎委員  事前に何か知らせるようなお考えとかあるわけですか、私、今初めて聞いたわけですけど。 ○鵜野水道施設課長  現在も水管橋の工事でこの1週間、付替えの、切替えの工事で今、1週間止めさせていただいています。これは事前にホームページ等でお知らせさせていただきます。本来の工事につきましても、ホームページ等で事前にお知らせ等をさせていただいた上で周知はさせていただきたいと思っております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  水だよりとかには載せないのかな。つまり言うと、ホームページはホームページに行って見る人間、いわゆる意識がないと行かへんわけやから、そのあたりはどうなのかな。 ○鵜野水道施設課長  工事の請負の発注が終わりまして、業者等が決まりましたら、正式に止めさせていただく期間が分かりますので、それに見合うような形で水だよりが合えばさせていただきますし、もし水だよりで合わないのであれば、広報等で間に合えばそちらのほうでさせていただければと思っております。 ○小谷宗太郎委員  分かりました。  次に、給水人口のところで、ちょっとお伺いしたいなと思うので、ページ数は、16ページなんですけれども、これのほうが一番分かりやすいなと思うんですけども、給水量の年間総量が減っているわけです。これはいろんな要因等はあるんでしょうけれども、企業さんが使わへんかったり、コロナの影響とかあったりするんでしょうけれども、その下を見てみると、例えば給水件数は194増えていて、給水人口も166増えているわけですよ。それで、例えばパナソニックの跡地に大きいマンションができますし、西山天王山駅前にも超巨大マンションができるわけで、あそこの完成とかも含めて考えてみると、かなりの人数が増えて、給水量が減るよりもむしろ上方修正みたいな形で見ておいたほうがええん違うかと思うんですけど、何でこれは下げた見方をしているのかな、ちょっとお伺いしたいんですけど。 ○鯉田上下水道部総務課長  まず、前年度の年度末の数字なんですけれども、こちらにつきましては前年度の予算の人数を計上させてもらっています。前年度予算期年度末を8万1,264と予想しておりました。本年度と比較するために、本年度の年度当初も同じ同数を入れているんですが、今、実際3月1日時点の人口を申し上げますと8万991と、実績と予算策定時の人数の差がちょっとそこに現れているという状況でございます。3月時点の約8万1,000から比較しますと、年度末若干の増を見込んでいるという状況でございます。 ○小谷宗太郎委員  分かる範囲でいいんですけれども、その巨大マンションができる時期と一気にいわゆるあそこにできたら1,000規模でばっと増えるわけですけども、その時期っていつ頃をみてはるのかな。 ○岸本上下水道部水道技術管理者  すみません、先ほど委員のマンションの入居時期なんですけど、西山天王山駅につきましては、一応情報把握としておりますのは今年夏前ぐらいにというふうに聞いていますが、パナソニックさんのマンションにつきましては、もう翌年度以降になりますので、そのまた残りの半期についても翌々年度以降にもなるというふうに一応今のところは情報を聞いておりますので、すぐにちょっと入居人数が反映するというふうに把握はしておりません。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  まあ、仕方がないですね。分かりました、了解いたしました。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。 ○浜野利夫委員  予算にも伴って、水道事業会計予算参考資料を出してもらっています。この流れでお聞きしたいと思うんですけど、最初の予算編成の背景ですかね、から書き出しがあるんですけども、上下水道ビジョンの2年目にもなるわけですね。その1のものとして、最初に経営の健全化、水の安全性、効率のよい事業運営というのが打ち出しで出されているんですけど、もうほぼこれは府営水道事業との関係が多いなと思うんですけど、そこは、そういう認識はこの書き出しがあったんでしょうか。 ○鯉田上下水道部総務課長  浜野委員がおっしゃられているのは予算編成背景のところですか、それとも、これからの方向性のところでしょうか。 ○浜野利夫委員  方向性の前の背景。 ○鯉田上下水道部総務課長  こちらにつきましては、どういった視点で書かせてもらったかと言いますと、水道事業、かなり長い歴史がございますけれども、過去20年、どういう歩み、どういう考え方を持って水道事業を運営してきたか、安定供給という面と経営という面でちょっと書かせていただいております。それにつながって、これからの方向性というところで2番のビジョンのほうにつながっていくんですけれども、その辺のつながりを考えて書かせていただいたという状況でございます。 ○浜野利夫委員  現状、要するに府営水道事業とかなり関係が深いということを意識されて書き出したのかなと確認したかっただけなんですけど。 ○鯉田上下水道部総務課長  府営水道事業、当市で行っている上水事業、両方合わせて考えて、どちらかに偏ったというところではございません。 ○浜野利夫委員  そんならちょうどこの関係で水の安全性とありますね。去年でしたか、乙訓浄水場でどこか事業所の異臭が発生したとありましたやん。いろいろ調査があったんですけど、あれは最終的にどうなって、この水の安全性というのは新年度以降も大丈夫なんかという、決着がもう一つ分からないままやったんですけど、大丈夫なのでしょうか。 ○岸本上下水道部水道技術管理者  前年度は異臭騒ぎがあった件の説明なんですが、府営水さんのほうで一応異臭のほうの対策として、活性炭の投入等行われましたし、それの関係で、臭気検査が常時できるような体制等も組まれております。  以上です。 ○浜野利夫委員  そういうふうに手を打たれたのは聞いていたんですけど、水の安全性、一番根本ではないかなと思うんですけど、それと、そこまで分かっていて、発生元に指導して、こういうふうになりましたとか、そういうことは報告等はなかったんですけど、そういう手は打たれてはいないんでしょうか。新年度以降も水の安全性は一番基になることが、今後も起こったらそういう手が打てるのかなとちょっと気になったので、再度。 ○岸本上下水道部水道技術管理者  一応府営水道さんのほうから確認しておりますのは、常時の臭気の監視体制等を整えて、いつでも臭気やら、味覚等についても確認ができる体制を今現在は取っておられるというふうに聞いております。 ○清水上下水道部長  少し補足しますと、府営水のほうも異臭が発生した原因を追跡されましたが、原因が確定できませんでした。確定できませんでしたので、今後もしそのようなことが二度と起こった場合の対策として、活性炭、それから、臭気検査の強化をされているところでございます。 ○浜野利夫委員  分かりました。確定できていて、手が打たれたのは聞いていなかったのでと思ったんですけど、今ので分かりました、そういった状況。  それから、次ですけど、これからの方向で、前段のことばかりで申し訳ないですけど、安全、強靭、持続といううたい文句があるんですね、書き出しが。ここの第4次総合の2期基本計画、スタートしたので、その中には府下受水市町等連携で低廉な水道料金の事業運営をしますと前期実施計画がうたっているんですけど、一番肝腎の水道事業で、安全、強靭、持続があっても低廉というのはないのは何か意図があったのか、思いがあったのか、前期実施計画のほうが言わば上位計画ですよね、本市の計画で。それに基づいて各部門の基本計画なり、つくると思うんですけど、そこで上位計画にあって、本体の水道事業でそこがうたっていないというのはなぜなのかなという疑問を持ったんですけど、意図があるのでしょうか。 ○清水上下水道部長  特段何か意図を持ってやっているわけではございません。ビジョンの中では安全、強靭、持続という三本柱でやらせていただいております。  その中でも、持続において、経営基盤の強化というところがございます。我々水道事業を行っていくに当たっては、やはり経費の削減、それで、経営を継続していくというのが大前提であります。その中において、経費を削減することによって水道料金を抑えていくということは大前提にございますので、それはこの中で含まれているものと認識しております。 ○浜野利夫委員  ちょっと違うと思うんですけど、上位計画の前期実施計画で、低廉な水道利用料金での事業運営とわざわざここまで具体的にうたっているのに、水道事業本体で、予算でそのことがうたわれないというのは何でかなという疑問を持ったので、そこを聞きたかったんです。 ○清水上下水道部長  この低廉な水道料金というのが、水道を御家庭にお配りするまでに係った費用という認識でおります。ここをさらにどれだけ効率よくやっていくかということを頭に浮かべてこのビジョンの中では持続という言葉の中に含めているということでございます。 ○浜野利夫委員  今、もう出てしまったんですけど、であれば、安全、強靭、持続の後に低廉という言葉も言葉としては重視して、前期実施計画まで書いてあるので、入れておくべきやなと思ったので、また以後、検討してください。 ○冨岡浩史主査  要望。 ○浜野利夫委員  それから、予算概要、次のところですけど、何ページからかな、1ページ、予算概要に入っているところなんですけども、東第2浄水場の耐震工事で地下水停止を10月から5月までせんならんと。府営水100%になると、それはそれで事情を理解しました。その場合に今はそうやって府営水100%で供給できる状態がつくれているんだと思うんですけど、逆に府営水が停止せざるを得なくなったときに、応援協定も含めて、年間、この予算でいったら918万トン給水とありますけど、これだけを確保をどうやってしようかというのをシミュレーションとかされているでしょうか。 ○岸本上下水道部水道技術管理者  基本的には、応援協定等と今、委員おっしゃられたとおり、京都市さんのほうから、非常時については東第2浄水場の浄水池に直接水が投入できる体制等も整えております。 ○浜野利夫委員  どんなのでもいいんですけど、とにかく今はこうやって地下水の工事で使えなくて府営水100%に一応せざるを得ないというのはそういう事情で理解しますよ。逆に、もし府営水が100%使えんようになったときに、今、地下水のくみ上げる量、全然限度がありますから、それでも今の応援協定を含めて、年間で918万トンですわね、今度の予算で。それだけの総量をこういうふうにして確保するというシミュレーションはされていなかったらされていないでいいんです、されていますかというのをちょっと確認したかったんです。 ○清水上下水道部長  通常水道事業におきまして、通常で賄える水量、それプラスアルファ、リスク分の水量を確保できるように設備投資をしております。それに伴いまして、本市の50%の水量を有する府営水が止まるということになりましたら、これは本市で後の50%しか今現在確保することができません。そうなりましたときに、先ほど技術管理者のほうから言いましたように、京都市から給水応援で水を頂くということは今、できます。それ以外に必要となれば、水道協会、日本水道協会にお願いして給水車で給水していくということになります。よく災害が起これば給水車が待っていますけども、そのような状態になるかと考えております。 ○浜野利夫委員  分かりました。災害の計画じゃないですけど、そうやって今、地下水の工事だって逆の場合も想定して、今の給水車も含めてですけど、こうやって年間市民生活が必要な給水量はこういうことで確保しますというのは、ぜひ計画を立ててほしいなと思いますので、要望だけしておきます。  次、10月から、この中にありますけど、全量府営水、10月から、日量2万5,000トン平均になっていますね、受水するのに。年間912万トンのほぼ全量を賄えるようになってしまいますね、受水とか、給水量の関係といったら918万トンが給水ですから、この2万5,000トン平均でいったら、その100%府営水で賄える量、市民の、市民とか長岡京市の、水道給水総量だったら賄えるようになるという状態になるのだなと思って単純に計算していたんですけども、この前、市長、答弁もあったと思うんですけど、ビジョンの10年間ではなく、統計の12年間まで考えてみたいと思いますが、市長は水道ビジョンの間は府営水と地下水、今こうやって工事をしますけど、フィフティ、フィフティで確保しますと、ビジョンでもあります。それ以降はまだ将来どうなるか分からないということだったんですけど、少なくとも、ビジョンではなく、総合計画へもそれは2元水源をうたっています。これはさらにプラス5年間先までですから、ここまでの間は市長としても当然2元水源を確保して、フィフティ・フィフティでいくということは確認できるでしょうか。 ○中小路市長  本会議で以前答弁したと思いますけど、そのとき申し上げたのはやはり今の総合計画、この15年間の中には、やはり2元水源をしっかり確保していくということがしっかり明記をされているわけでありますから、私自身の思いとしてはまずその15年間というのは基本的にはこの2元水源というものでやっていくということで御理解をいただけたらと思っております。 ○浜野利夫委員  もう一つ、今の関係なんですけども、要するに地下水が工事で使えなくなる分というのは、その総量、市民が使っているのは大体400万トンぐらい、地下水、年間、工事期間中半期分ぐらいやったら200万トンくらい地下水のくみ上げが要らなくなるんですよね、実際は。それで考えると、日量3万トンが地下水大丈夫というのを府営水が入るときの安全揚水量になっていたんですよね。科学的根拠が出ていないので、そういう面、信用はしていないところがあるんですけど、一応3万トンでずっと使い続けるという、想定をされています。そうしたとしてですけど、逆に言うたら、市がくみ上げない後半の200万トン分ね、地下水を、事業所のほうにぜひ使ってとか、そんなことを奨励したとするとか、しないとか、そういうことは全く想定していないんでしょうか。 ○清水上下水道部長  そのようなことは想定しておりません。 ○浜野利夫委員  地下水、市が使わなくなった分は200万トン分、上昇してくると思うので、そのことは特に考えていないでしょうか。 ○清水上下水道部長  そのことを特に考えていることはございません。 ○浜野利夫委員  要するに、今で地下水3万トン、安全揚水量というのは年間1,095万トンになるんですわね。これだけはどれだけ使い続けてもずっと半永久大丈夫というのが一応見解で出されている状態があるんですけども、逆に言ったら、これを機会に今、地下水のくみ上げ量というのは限度がありますけど、第2が使っても東はもう使う計画がなくなっていますよね。それで、井戸の本数を増やすとかして、地下水をくみ上げを増やしていこうかと、これを機会に将来構想で考えるようなことはこの予算段階では検討は全くされていない状態でしょうか。 ○清水上下水道部長  この予算段階でそのような検討はしておりません。 ○浜野利夫委員  していない、分かりました。  それから、業務量のことなんですけど、契約件数微増で173件、初めてだと思うんですが、給水人口が150減になっています。これまでは給水人口も契約件数も微増でずっときていたんです、僅かでなくても。初めて、記録では初めてかなと思う、給水人口が減ったのが、この問題は予算を編成する上でどんな検討か、見通し、予測をされて、こういう設定になったのでしょうか、どう捉えているかということですね、初めて給水人口が減ったこと。 ○清水上下水道部長  こちらの給水人口につきましては、上下水道ビジョンで策定したときの計画値の数値を入れたものでございます。ですから、その人口は徐々に減っていく可能性があるということを見込んだ上下水道ビジョンになっておりますので、その数値となっています。 ○浜野利夫委員  だから、それは特に何かを捉え直して考えたということはないんでしょうかという。 ○清水上下水道部長  後々はこの乖離が大きくなれば考えていく必要はあるかと思いますけど、令和3年度予算については考えておりません。 ○浜野利夫委員  分かりました。  それと、新年度ですから、上下水道ビジョンとの関係を含めて、どうかなと思ったんですけど、水道ビジョンでは、当初12年目に入っているんですけども、10年後まで給水人口は8万キープになっているのね、ずっと。それで、これは有収水量で出ていますけど、843万トンで人口もほぼ8万台で、有収水量もあまり減っていない、この段階と。それで、そのままずっといって、令和11年度がビジョン最終年度なので、その段階でも要するに給水人口も有収水量、要するに使用量もあまり変わらずに10年間もうずっと微増になるんですけど、今のこの新年度で初めて給水人口が減ったことを含めて、ビジョンというのは考え直さなくてもいい状態なのでしょうか。 ○清水上下水道部長  この上下水道ビジョンにおいては、進行管理というのを3ページに掲げています、冒頭に。これを計画したからそのままではなくて、これを毎年度、PDCAサイクルによる進行管理を行いますという中で、計画の変更の必要性を検討し、5年前には、5年ごとには上下水道ビジョンを見直すためのまた審議会を諮り、専門的な意見を加え、見直す必要があれば見直すということを考えております。 ○浜野利夫委員  分かりました。新年度の予算で初めて給水人口が微減だったのが減り出したという、将来を考えたら、検討せんならんかもしれないと、今部長が言ってはったんですけど、令和11年度、ビジョンの最終年度、人口と、それから、有収水量、給水量も一緒なんですけど、この流れがあるときに、部長が言ったように、どこかで途中で先の見通し、あるいはビジョンの次の段階も含めて考えていく必要性が出るなと思ったんですけど、今だからどうこう言えませんけど、そういうさっきの方向についてはぜひ考えておいていただきたいなと思っていることにしておきますので。 ○冨岡浩史主査  要望。 ○浜野利夫委員  それから、府営水、今、後期から工事の関係が出てくるんですけど、前年度の決算のときかな、大口5社の受け取りとか、受水、評価したつもりなんですよ、71万トン。昔はもともとは百数十万トン計画がだんだんそれが事情で減ってきて、減っていったけど、前々年度に比べて前年度決算では少し増えて71万トン取っているんですね、大口5社が。やっぱり市の努力だと思うんです。ところが、新年度は大口5社で56万トン、11万トン減っているんですよね、予算上は。ここはいろんな事情があると思うんですけど、特にポイント的には何が11万トン大口5社が減になったと見てこの予算になったのか。再来年以降の見通しはさらに減り続けるのか、多少回復する見通しがあるのかという、その辺のめどをちょっと聞きたいんですけど。 ○鯉田上下水道部総務課長  令和3年度の予算の水量につきましては、令和元年度、コロナ以前の状況と2年度のコロナ禍の状況で大きく状況は変わっています。事業者も含めて状況は変わっていますので、一概に評価はしづらいんですが、令和3年度の水量につきましては、令和2年度にヒアリングしながら、また令和2年度の実績を見ながら水量を算出させていただいております。 ○浜野利夫委員  コロナの影響は当然あって、減量はあると思うんですけど、コロナはいつ明けるか分かりませんけど、令和4年度以降、大口5社がずっと減り続けてきているんですよ。前年度決算ではその前から見たら増えていたので、それは努力の結果だなと思って評価していたつもりなんですけど、令和4年度以降の見通しとしてはここで回復する傾向があるのか、さらに減り続けるという見通しがあるのか、予算立ての段階ではそれくらいの先を多分検討されたと思うんですけど、その辺の押さえ方はどうなのかなと聞きたかったんですけど。 ○清水上下水道部長  各企業さんの水の需要につきましては、コロナで下がっているというのは現実、令和2年度がそれが現実です。令和3年度には幾分持ち直していただきたいなという思いはございます。また、これがその先、令和4年、令和5年となってきますと、また元には戻っていく、それ以上の水量を使っていただければという思いはありますけども、今、この時点で何かをということはございません。 ○浜野利夫委員  思いとしては回復していきたいと、そういう思いはあるということですね。これ、府営水100%をフィフティじゃなくて、100%受水してありますから、すごい重要な料金的にも、量的にも大きな意味合いがあるので、ぜひそれは増える努力を大変だと思いますけど、お願いしたいと思います。
     じゃあ、次にいきます。  次、収益的収支のところなんですけど、参考資料の2ページになると思うんですけど、収益的収支を見ますと、料金引下げ、水道料金引下げと工事による関係で、府営水が100%後半、受水せざるを得ないと。料金がそんな関係で17億8,000万円、7,000万円減になるというのが予算に出ています。受水費は逆に6,400万円増で8億1,000万円という収支的には出てくると。収支では、1,500万円赤字になるんですね、単純に計算すると。利用料か、使用料と受水費との差引きで、市民は払うのは上水だけじゃなくて下水も一緒に払う仕組みになっていますから、気持ち的には上水がどうなったというのは上下水道合わせてこれだけ増えた、減ったというのは市民感覚、生活感覚だと思うんですけども、そういう意味では、下水が10月から予定どおりいけば引上げになりますよね、19.8%、それで、一遍にはできないにしても、この関係でいったら、水道ビジョンの考え方がそうなんですけど、次年度から、令和4年度から3年度の後半から下水道19.8%値上げということになっていますけど、水道料金、令和4年度から引上げしようかという、そういうことは考えてはるんでしょうか。 ○清水上下水道部長  今、浜野委員がおっしゃっていたのは、令和3年度長岡京市水道事業会計の参考資料の3ページのお話を基にされたと思うんですけど、一つここで1,500万円の赤字となっておりますが、これは消費税込みの金額で、先ほども御説明しましたけども、消費税を除く、当年度純損失は9,116万8,000円となる見込みで考えております。その上で立ちまして、令和4年度水道料金について何か考えているのかというのがございますけども、水道料金、基本的に一旦決めたものを毎年、毎年なぶるという思いは一切ございません。料金算定期間といたしました5年間、これはしっかりとその料金で維持していくというのが我々の使命だと思っておりますので、令和4年度に値上げをするということはございません。 ○浜野利夫委員  分かりました。  次、この流れになるんですけども、府営水の関係、料金、要するに受水費がいわゆる建設負担金か、当たる部分にしても、使用料金にしても、合わせてとにかく結構高い分で苦しんでいる状態があるんですけども、今さらこんなことを言うほどのことじゃないかもしれないですけど、府営水導入のとき、激変緩和ということでかなり歴代の市長は一般会計からも投入していたんですね、水資源からの寄附分は当初ありましたけども、あとはずっと市として一般会計から繰入れしてきた経過があって、歴代の市長さんが市民生活を圧迫させないという視点でずっとやってこられたんですよ。その関係からいって、進んでいただければ国交省での見解ということで、水源というのは3分の1が始まって、最初は全然あかんかったけど、だんだん減っていって、この6月ぐらいに、本来水源って3分の1がある分の6割程度にさらに圧縮されていって、それで、上下水道ビジョンではもう一切一般会計は投入しないと今なって、新年度も迎える予算なんですね、一切だから投入ないということで。だから、今井市長、小田市長、中小路市長と3段階でずっとこの投入が激変緩和という視点で市民生活を圧迫させないという視点で幾つか進んでいたけど、今この上下水道ビジョンでは、それも全部受益者負担で、一般会計を投入しないということなんですけど、これで市長は新年度もこうですし、以後も水道ビジョンといったら全部令和11年までこの流れになるかなと思うんですけど、特にコロナも今当然あるんですけども、市民生活圧迫ということは市長はあまり考えられないですか、影響ないと思っているんですか。 ○中小路市長  先ほど過去からの経過を御説明されましたけれども、やはり一定府営水道導入当初というのは、単価も非常に高かった、ちょっと正確な数字じゃないですけど、120円程度でありました。やはりその中で府営水道への様々な働きかけ、本市としての努力がなされながら、今、現行の料金まで下がってきている。そういう中で、やはり激変緩和というのが当時まず高かったところからスタートしておりましたし、当然そういう中で当時の市としての判断がなされているものだというふうに思っています。その考えから申し上げますと、現状の府営水道の料金単価になってきたことと合わせながら、一般会計からの繰入れということについては今年度のビジョンからはなくしたと、この考え方というのは継続をしてまいりたいというふうに考えております。当然それ以外のコロナの影響が市民生活の負担という部分にどれほどかかっていくかということについては、これまで本会議でも申し上げたように、様々な状況を見定めながら判断をしてまいる問題だというふうに考えております。 ○浜野利夫委員  あちこち他市の例であえて言うつもりないですけど、やっぱり去年、決算のときか、水道使用料が検針でゼロになっていても、上下水道合わせて4,000円近く払う実態なんです。その分がせめて半額とか、割引ができれば、大分生活上助かるのがあると思うんですけども、それは今求めてまだ考えておいてほしいなということにしておきますけど、それと、結局今の市長が言われたことで言えば、これは確認してきた経過って新年度改めてではないかもしれないんですけど、公営企業法とか、地方財政法の改正があれば、よくも悪くもそれに見習って、条例改正があり得ると思うんですけど、それは改正されていないので、上下水道ビジョンによって、要するに受益者負担というか、全部それぞれ払いなさいというふうに考え方を転換したというふうに思わざるを得ないんですけど、そういうことを受け止めでは間違いなのでしょうか。 ○中小路市長  特に国の法改正があったので、例えば考え方が変わった、国の指定が変わったので、今回のビジョンにおいて一般繰入れをなくしたということではないと思います。基本的にはやはり本市の水源を確保していく上での様々な費用をこれが結果としては今、前回の京都府の府営水道の改正の中で一定の低減が図られた、このことをもちながら、本市としての判断をさせてきていただいているというふうに御理解をいただければと思っております。 ○浜野利夫委員  また言ったらまたこれでやめておきますけど、次、経営分析表とありますけど、経営分析表の中の給水原価が204.34円と。前年度決算見込みは196.83円になっていたんですけど、要するに給水原価が上がっているんですね、新年度に向けては。それで、府営水は給水原価は109円で落ち着いています、ある意味では。それよりも高くなっている、本市の給水原価が。この中身として、これは毎回確認しているんですけど、受水費が85.50円と、42%を占めているんですね。これは工事の関係で一定やむを得ないのかなと思うんですけど、ここの受水費の比率を低めていく、経費全体、給水原価全体も関わっていくんですけど、ここはそういう意味で受水費を85.50円か、これを42%占める割合を減らしていくという、そういうのは1年ではすぐ無理ですけど、そういう方向は検討はされているのでしょうか。 ○清水上下水道部長  給水原価の話ですけども、令和3年度は増えております。増えている一番の原因は修繕費でございます。修繕費が18.14円となっております。公営企業会計の制度改正により、修繕引当金を積むことができなくなりましたので、今までは修繕引当金に積んでいたお金でやっていた、鉛製給水管の取替え工事をこの修繕費で行うことになったことにより、費用として増となっております。  また、受水費について、抑えることを考えていないのかとおっしゃられますけども、先ほどから答弁の中でもありますように、府営水50%、地下水50%は大前提で考えております。  以上です。 ○浜野利夫委員  次いきます。  これからの方向の関係になると思うんですけど、この予算書の中には府のグランドデザイン、南部圏域のほうが全く触れられていないんです。これは、令和5年度から始まるわけでしょう、府営水新ビジョンというのが。この段階で、予算段階で何か方向性が出てしかるべきかなと思ったんですけど、全く触れられていないんですけど、そこの関係というのはまだ考えなくてもいい段階なのか、どういうふうに受け止めてはりますか。実際南部圏域も含めて、いろいろと市長も審議員メンバーで入っていますから、進んでいっている面あると思うんですけど、あまり考える段階ではないのでしょうか。 ○清水上下水道部長  ただいまの京都府内での広域検討につきましては、我々長岡京市が何か費用を負担するとなれば、総経費における旅費の中で普通旅費として支出する程度のものでございます。  以上です。 ○浜野利夫委員  現実は府の検討業務、府営水のアセットマネジメント検討業務で委託で済んでいっている面があるんですけども、そのかいま見る中で、向日市の浄水場を廃止してしまうのは合理的だという話があったり、このアセットマネジメント、直接出ていないですけど、以前に長岡京市と大山崎町の話の関係で行政間で、大山崎町の浄水場を廃止して、長岡京市から地下水を送水するという、そういう話もあった、検討時期があって、それは消えたんじゃなくて、凍結になったけど今、凍結解除になって、前の前かでここで言ったと思うんですけど、そんなのも含めてかなり2市1町の中での検討がいろいろと表に出たり出なかったりありますけど、そういうことも関わって、今の府のグランドデザインの関係、南部圏域のそこの間では、この予算については方向性も全く触れなくても大丈夫な段階なのかというのを結論的に聞きたいんですけど。 ○中小路市長  結論から申し上げると、現段階で何かの判断を本市が迫られている状況にはないというふうに御理解をいただいて、結構かというふうに思います。今、御指摘いただいたのは、京都府のほうで府営水道のアセットマネジメントの検討業務というのがなされております。その中では、具体的に府が保有をする施設、それから、各市町が保有している浄水施設、これらをどういう形で将来アセットとして方向性づけていくかという検討がなされているわけですけれども、当然その検討していく過程の中においては、一定の各施設が保有している施設能力等の積算が示されております。もう一方、そうする中でどうやれば効率的に安価に今後人口減少を踏まえた上で資産が維持をしていく必要があるかということが検討されている一方で、やはり先ほど来議論がありますように、安定供給というのは大前提になりますので、リスクの分を見た場合にどういうものが評価としてあるのかというのが一定検討されているものが示されたというふうに理解しております。  ただ、この中に出てきている施設名というのは、具体的に各市町との協議の中で出てきているものではなくて、あくまで想定をされている中で当然各施設の保有量等が検討されているものでありますので、まだこれは市と協議をした内容というわけではなくて、あくまで検討プロセスの一過程だという理解を我々としておりますので、まだこれに基づいて具体化をするというのは今後の議論になってくるというふうに御理解いただければと思います。  以上です。 ○浜野利夫委員  分かりました。  この関係でもう一つちょっと確認したいんですけど、令和2年11月、去年の暮れですわね、京都府の府民環境部で出された話というのがホームページに出ているんですけど、それは市長も参加した審議会で検討されている中身になるのか、全く違う中身なのかちょっと知りたかった、確認したかったんですけど。 ○中小路市長  どの内容、ごめんなさい。 ○浜野利夫委員  去年の、令和2年度の11月に府民環境部というところで、ぼんと資料が出ていて、これは市長も参加されている審議会で検討した中身なのかどうか、ちょっと分からんかったのでお聞きしたかったんですけど、その中身というのが、自己水だけでは水道水の安定供給が困難な10市町のために、そのために府営水を提供しているんだと、こういう言い方になっていて、実際府営水なしでもともとここを含めてほかやっていたんですけど、何か府のほうから見たら、周りの今の10の受水している市町が言うから府営水供給してやっているんですよみたいな書き方に見えたので、そんなこと含めて、審議会で検討している中身なのかなというのをちょっと不安と疑問に思ったので、確認したかっただけなんですけど。 ○中小路市長  申し訳ないですけど、おっしゃっている資料というものがどういう類いのもの、今私の手元にも府営水道審議会での示された資料、手元にありますけれども、ちょっとそれが同一のものなのか、ということがちょっとはっきり分かりませんので、そこについては、ちょっとお答えは差し控えさせていただきたいと思います。 ○浜野利夫委員  府営水アセットマネジメント検討業務のホームページの中、その中にずっと流れてくるのはぽっと府民環境部という項目で出てきていたので、これも資料として出されて、検討されたのかなというのがちょっと疑問に思ったのでお聞きしただけで、はっきりしないんだったら結構です、今。  もう一つ、あとこの分野じゃないんですけど、前回、決算のときもちょっと言っていましたけど、ヴェオリア・ジェネッツの関係で、この来る前もちょっと調べていたんですけど、長岡京事務所というのは消えていました。それは経過上、こんな話を要請をして、こういうことで消してもらったという経過があるんだったら教えてほしいなと思ったのが一つです。  それと、委託内容でこの前資料請求で3件の給水停止、これはこの年度ですから、新年度の話じゃない、過ぎ去った分なんですけど、この流れが続くとどうかなという気があったんですけど、どんなケースだったかというのと、滞納徴収について改めて業務委託をしているジェネッツのほうに、こんなことを注意して、料金収集してくださいとか、改めて何か言っていることがあるのかというのをその2点、ちょっとお聞きしておきたいんですけど。 ○鯉田上下水道部総務課長  まず、1つ目の長岡京事務所についてでございます。  御指摘いただきまして、責任者と話しまして、消していただくようにお願いしたところでございます。なので、今現状は消えている形かと思います。  2つ目の停水の3件についてでございます。  どういった状況の方を停水したかといいますと、ほぼゼロ、または1、事務所で開設されて、その後利用が見られないところ、また、個人さんですけど、恐らく居住されていなくて、全く水道の使用がない方、というのを今年度対象としております。コロナの状況を見て判断させていただいているという状況です。  もう一点、最後、3つ目の営業業務委託者との今年度の徴収に関する打合せですけれども、コロナの状況がございましたので、なるべく対面を嫌がる方はインターフォン越しに、また、電話等で対応できるは電話を優先にというところで、コロナの状況に合わせて協議して、対応させていただいております。  以上でございます。 ○浜野利夫委員  丁寧に一応対応されているということですね、委託業者のほうが。 ○鯉田上下水道部総務課長  そのように認識しております。 ○浜野利夫委員  分かりました、結構です。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか、ございませんか。 ○小谷宗太郎委員  1点だけ、これちょっと私、気になったので、企業債のところの第7条ですね、利率、年利6%以内という形で6億4,620万円について書いているわけですけども、29ページ、30ページにあるように、企業債、近々のやったら令和元年、2年とかだったら0.8%とか、0.3%とかで安いわけなんですけれども、6%以内ということはあくまでもそう示しているだけやと思うので、確か私の記憶が正しかったら、以前は5%やったと思うんやけれども、それが今回6%になっているし、実際どういうふうな年利で借りられるのか、ちょっと分からないですけれども、これは書かないですか、普通に6%って、まずそこから入ります。 ○清水上下水道部長  今現状でお借りしている率からすれば高いと思います。ただし、これは6%以内ということで定めさせていただいております。ですから、これが1年間の間に急に利率が上がるとなったときに、7%とかになれば、これではもう借りることができないので、再度補正予算で審議をしていただくということになりますけども、そういう率の設定と考えております。 ○小谷宗太郎委員  確かに以前は5%を超えているような企業債とかありまして、借換えとかをやっていたわけですけども、やっぱりちょっと6%なんていうのは異常やと思うし、せいぜい2%以内とかいうのが普通なのと違うかなと思うわけなんですけども、これはなぜゆえにそういうふうな大きい目の数字を設定せざるを得なかったのかというのを教えてもらえますか。 ○清水上下水道部長  確かに委員おっしゃるように2%で十分じゃないか。確かに2%で仮にしたときに、金利が動いたときに、そこまで一気に上がらないという想定が頭の中にあるのはあるんですけども、わざわざぎりぎりの線を設定するか、安全で6%以内ということで設定するかという判断だと考えております。 ○小谷宗太郎委員  取りあえず枠取りやみたいな形で捉えればいいのかもしれませんけれども、実際、実を言うと、私はこれの恐ろしさというのは今のコロナバブルで大分経済の金額が上がっているから、あり得る数字やなというふうな思いも実を言うとあるんです、これからの流れ次第で。ゆえに、あまりにもやっぱり高い設定というのはこれはちょっと実際よく考えたほうがいいのではないかということでちょっと発言させてもらったので、今後ちょっとそのあたりは部内でぜひ御検討いただけたらと思いますので、以上です。 ○冨岡浩史主査  よろしいですか。  ほか、ございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第34号議案を閉じます。  次に、第35号議案 令和3年度長岡京市公共下水道事業会計予算について、説明をお願いします。 ○清水上下水道部長  第35号議案 令和3年度長岡京市公共下水道事業会計予算につきまして、御説明申し上げます。  着座にて失礼いたします。  令和3年度は、上下水道ビジョンの2年目に当たり、コロナ禍の厳しい事業環境下ではありますが、業務の効率化に取り組むとともに、上下水道ビジョンに掲げた施策を着実に進めていくための予算となっております。  それでは、予算の主な内容につきまして、各条項に沿って御説明させていただきます。  まず、議案書第2条業務の予定量であります。排水戸数は2万6,321戸、年間有収水量は938万7,000立方メートルを見込んでおります。  次に、第3条収益的収入及び支出につきましては、15ページから18ページの予算実施計画明細書にて御説明させていただきます。  収益的収入では、下水道事業収益は令和2年度決算見込額と比較し、1億1,521万円の増、32億562万6,000円を計上いたしております。その主な内容は、営業収益では、下水道使用料で10月からの引上げを見込み、1億1,883万1,000円増の13億9,922万4,000円、そのほか雨水処理負担金などを合わせまして1億2,963万4,000円増の16億1,912万1,000円を計上し、営業外収益では、142万4,000円減の15億8,650万5,000円を計上いたしております。  一方、収益的支出では、下水道事業費用は、2,550万4,000円減の29億4,902万4,000円を計上いたしております。その主な内容は、営業費用では管渠等汚水維持管理費で、ストックマネジメント計画に基づく汚水管渠の点検や修繕に係る設計を計上し、ポンプ場等雨水維持管理費では、事業認可変更に係る委託料を計上し、18ページの流域下水道維持管理費の雨水では、令和4年1月からの呑龍トンネル南幹線の一部供用開始を見込み、維持管理負担金を計上し、そのほかの経常的な経費を含め、301万3,000円減の26億3,117万1,000円を計上いたしております。  営業外費用では、企業債利息や消費税納付額などで2,262万1,000円減の3億1,490万3,000円を計上いたしております。  これらの収支から、22ページの予定損益計算書では、2億4,457万3,000円の当年度純利益となる見込みであります。  次に、資本的収入及び支出につきまして、19ページ、20ページを御覧ください。  資本的収入では、3億597万5,000円減の7億9,339万2,000円を計上いたしております。その主な内容は、企業債は1億2,520万円減の5億5,430万円、他会計出資金は料金改定により下水道使用料が増額となることから1億1,288万円減の1億3,555万1,000円を計上いたしております。  一方、資本的支出につきましては、1億6,012万1,000円減の17億1,316万2,000円を計上いたしております。その主な内容は、犬川排水区設計業務委託料やいろは呑龍南幹線接続工事など、上下水道ビジョンに掲げる安全・安心の実現に向け、建設改良費で1億2,940万7,000円減の2億1,989万6,000円を計上いたしております。  また、企業債償還金は3,071万4,000円減の14億9,176万6,000円を計上いたしております。  これらの収支から、議案書第4条括弧書きの資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額9億1,977万円は損益勘定留保資金などの補填財源で補填をし、補填財源の次年度繰越額は21ページに補てん財源明細書で記載をしておりますが、令和2年度末見込みより8万6,000円減の2,811万1,000円となる見込みでございます。  次に、議案書第5条企業債でありますが、限度額を5億5,430万円といたしております。  これらのほかに、一時借入金、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、また、第9条では資本的収支の不足額を補填するため、当年度利益剰余金2億4,465万9,000円の処分額を定めております。  以上、令和3年度予算の概要でございます。下水道事業におきましても、健全経営に努めるとともに、市民の皆様が将来にわたり衛生的で安全・安心な環境を了受できるよう、全力で取り組んでまいる所存であります。  以上、説明とさせていただきます。附属書類や関係書類も御参照の上、御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明は終わりました。  歳入歳出一括で御質疑を受けたいと思います。  御質疑はございませんか。 ○小谷宗太郎委員  これは資料、要求書の242ページなんですけれども、下水道未接続世帯の現状報告ということで、今回は5段階で区切って、一体どれくらいの世帯がつないでいないのかということで、ちょっとそれを見せていただいて、かなりこの結果に驚いておるんですけれども、供用開始から5年未満は33世帯、供用開始から5年以上10年未満1世帯、この辺はまだ分かります、その準備をしようかなというふうなことで思っておられるかと思うんですけれども、と思ってそれが伸びているというふうなことなんだと思うんですけども、この供用開始から10年以上15年未満が38世帯、供用開始から15年以上20年未満が69世帯、さらに驚くのは供用開始から20年以上が202世帯と。これはだから供用開始から10年以上たっているのは309世帯も未接続世帯としてあるわけで、これはまずどういう状況把握されているのかというのをまずお聞きしましょうか。併せて恐らく私このうちの何件かは実際住んでいない家、空き家とかが入っているん違うかと思うんですけれども、その辺もちょっと含めて答弁をお願いできますか。 ○廣下水道施設課長  今、委員御質問の内容でございますが、本年の今年に入った2月にこの対象件数の約280件に対して、どういう事情なのかということも踏まえたアンケート調査を実施をいたしました。その中で、回答としてなぜ接続をしていないのかという理由をちょっと伺っております。  主な理由といたしまして、やっぱり一番多かったのが、浄化槽を使っており、問題なく生活ができているという回答と、あとそれに次いでほとんど同じ同数ぐらいの回答がありまして、工事費が工面できないという御回答を頂いております。  委員御案内のように10年以上、20年以上というのがかなりほとんどの未接続世帯の数を占めておりますが、ここに至った詳細な経緯というのは今正直ちょっと分かりかねているところでございます。  ただ、何らかのやっぱり個人様の財産の中で、個人支出を負担をしていただいて、下水道へつないでいただくということに対してのやはり今回、回答でも多くございました、工事費のなかなか費用負担というのができないといったところがやっぱり多くあるのかなというふうに考えておるところでございまして、今後、どうしても個人様に負担をしていただいて、やっぱり工事をしていただくということになりますので、やはり融資制度等の活用等々の啓発というのを粘り強く行って、接続を促進してまいりたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  実際にその隣から大分異臭がするということで、苦情を聞いて、調べてみたら20年以上つないでいないという家だったというので、ちょっと驚いたことがあったので、今回こういうふうな形でちょっと資料請求のほうをさせてもらったわけなんですけれども、自分のところだけの問題では異臭という部分ではないと思いますし、それゆえにそういう内容に対して理解してもらうというふうな形で説明をしていただいて、御協力をお願いするというのが重要かと思いますし、なぜそうしたらもちろん従前からこの委員会でも5年以上未接続のところに関しては資料を出してもらってきていたわけですから、その都度、そういうところには似たような説明をというようなこと、委員会のあるたんびに言うてきたわけなんですけれども、まあ、でも20年というのはあまりにもちょっとひど過ぎるという言い方が多分正しいと思いますけれども、ひど過ぎると思いますし、なぜそんならその20年間結果として放置してきたというふうな言い方もできるかと思うんですけれども、やっぱり改めてここから大きくこういうふうなたちに対する対応については私は大きく変えていく必要があるんと違うんかなと思うんです。そのあたり、まず、どうお考えでしょうか、そこをちょっとお聞きしたい、もちろん罰則は無理でしょうけど。 ○廣下水道施設課長  御案内、今いただいておりますとおり、確かに言い方は悪いですが、放置をしてきたというところも正直否めないというところもございます。ただ、下水道工事の後に啓発のはがきを送ったり、戸別訪問しているという実績も過去にはございます。具体的な打開策というのは正直今、見出せてはいないんですが、委員御案内のように、粘り強く、今後使っていただいて、こういうメリットがあるよと、こういうことがいいですねといったところを戸別訪問なり、はがきを送ったりという形で丁寧に説明をしていきながら、粘り強く接続をしていっていただく努力をしてまいりたいというふうに考えております。 ○小谷宗太郎委員  分かりました。  そうしたら、もう一点だけ。これはまたちょっと違う視点なんですけど、恐らく私、202世帯の中には空き家で長い間住んでおられない方とかというのが含まれていると思うんです。それらについては、ぜひちょっと調査をしてみて、住んでいてそういうふうにお金がないと、それはまた別の話になってくると思いますから、ちょっと調査をして、それぞれ確かに丁寧に融資の説明とか、説明というのは実際住んではるに対してはできるけれども、住んではらへんような空き家のところに対しては説明がしようがないわけやから、違う対応をしていかなあかんのと違うかと思いますから、ちょっとその辺は分けて、これからちょっとこういう未接続の世帯に対する対応というのは変えていかなあかんのと違うかと思いますので。 ○冨岡浩史主査  要望ということで。 ○小谷宗太郎委員  結構です、以上です。 ○冨岡浩史主査  ほか、ございませんか。 ○浜野利夫委員  下水道なんですけども、上下水道部で一緒になっていますから、考え方そのものが、だからダブったことを全部省きます。端的に2つだけ、お聞きしたいんですけど、1つは、業務量のところなんですね、下水のほうの。有収水量938万トン、それから、水道の給水量ですけども918万トンと、事業所の地下水くみ上げ195万トンと、要するに使った水量と下水に入る有収水量の見込みと合わせるとやっぱり100万トン以上差があるんですね。事業所のうちに1つが半分ほどくみ上げて、ほとんど製品ということで、100万トン仮に省いたとしたって、大分差があるんですわね。その結果が要するに不明水がどうなっているかというのは、これはもう予算ですので、この決算は来年になりますけど、間もなく9月には今年度の決算が出ますので、そこでこの格差について、要するに使った水量と排出された量の差についてのこの辺の何かより科学的な資料が出るんだったらむしろ決算のときに出してほしいということだけ言うておきますので、お願いしたいと思います、1つは。  もう1つ、それも一応お願いだけしておきます。  それで、もう1つは、経営状態の中なんですけど、先ほど上水でもちょっと紹介していましたけれども、せっかく1年間19.8%、引上げを止めましたよね。ところが新年度の後半から実施になると、19.8%の。今のコロナ関係がどこまで影響するか分かりませんけど、生活困窮状態、それなりに結構ありますから、ほかの分野はともかく、この分野でいったら、さらに半年とか、これは予算が出ていますけど、補正も含めて手だては不可能ではないなと思うんです。市民生活圧迫何とかしようと思ったら、手だてとしてはあり得ると、さらに半年延ばすとか、そういうことはこの段階ではストップは無理にしたって、年度を通してこの段階では無理ではないかもしれないですけど、それが全く考慮されていないでしょうか。 ○清水上下水道部長  現段階では上下水道ビジョンで掲げています、令和2年10月を1年間延長したことによるしわ寄せも今後どうやって回収していこうかという考えがございます。料金で回収することは無理なので、その1年間延ばした費用の減というのは我々の経費をどうやって削減していって、計画に基づいた財政になるかというのを検討していくことを今、考えておりますので、令和3年10月を今後延ばすという考えは今現在ございません。 ○浜野利夫委員  あちこちから聞いていたら、地方創生臨時交付金ですか、いろんな国からの資金を活用する方法もあったり、それぞれ財源を別個つくったりで、やっぱりこのコロナ禍での生活の圧迫状態で、何とか共通して支援できないか、方法としていろんなやり方があると思うんですけど、それは今のところ、部長のやつでは全くそれは10月からさらにそれを延ばすとか、考えていないというのが今の市の状態だという理解したらいいですか。 ○清水上下水道部長  今、出ておりました地方創生臨時交付金でございますけども、こちらは令和2年度から1年間延長した下水道料金の半年分には充当しております。 ○中小路市長  当然のことながら、このコロナ対策として各自治体が水道の基本料金ですとか、各下水道も含めて対応されているということは十分承知をしておりますし、おっしゃるように、その1つの方法論であるということは十分把握をしております。それをやるか否かというのは今後の様々な諸情勢を見極めながらということで御理解をいただけたらというふうに思います。 ○浜野利夫委員  分かりました。 ○冨岡浩史主査  以上ですか。  ほか、ございませんか。               (「なし」という者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第35号議案に対する質疑を閉じます。  以上で、本分科会に送付を受けました議案の審査は終わりました。  これにて、予算審査常任委員会第2分科会を閉会いたします。  御苦労さまでした。               (午後4時31分 閉会)
        長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査常任委員会(第2分科会)                             委員長  白 石 多津子                             主 査  冨 岡 浩 史...