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  1. 長岡京市議会 2020-06-15
    令和 2年総務産業常任委員会( 6月15日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    令和 2年総務産業常任委員会( 6月15日)               令和2年総務産業常任委員会 1、開催日時   令和2年6月15日(月)   午前10時00分 開会                  午後 0時04分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(8   ◎委員長  〇副委員長       ◎小 原 明 大   〇冨 田 達 也        広 垣 栄 治    小 野 洋 史        寺 嶋 智 美    進 藤 裕 之        上 村 真 造    山 本   智    議 長 田 村 直 義 1、欠席委員(0
    1、市から出席した者   中小路市長  土家副市長  佐々谷副市長   喜多対話推進部長  城田対話推進部次長秘書課長   八島広報発信課長  佐伯職員課主幹人材育成担当主幹   村上(渉)総合調整法務課長  松岡男女共同参画センター所長   滝川総合政策部長  桝田総合政策部次長契約課長   硲総合計画推進課長  神田財政課長  浜川検査指導課長   河北市民協働部長  尾崎市民協働部参事危機管理監   藤田市民協働政策監兼自治振興室長   柿原市民協働部次長兼防災・安全推進室長   中村(彰)総務課長   馬場総務課市民相談消費者行政担当主幹消費生活センター長   村上(裕)税務課長  伊藤税務課主幹   井ノ上環境経済部長  岡本農林振興課長  小谷(眞)農林振興課主幹   鳥居商工観光課長   上田商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹 1、議会事務局   遠藤議会事務局議事調査係長  加藤書記 1、傍聴者   〔議  員〕(0   〔新聞社等〕(0   〔市  民〕(1              (午前10時00分 開会) ○小原明大委員長  おはようございます。  ただいまから総務産業常任委員会を開会いたします。  傍聴がありますので報告をいたします。  本日は、新型コロナウイルスへの感染防止対策として理事者側の出席者を必要最小限とすることを了解しております。そのため、適宜、説明員の入れかえや部屋の換気を行うための休憩をとりたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、本日は皆さんマスクを着用されていますので、発言が聞き取りにくいことが考えられます。発言される際には、必ずマイクを使っていただきますようお願いいたします。  説明が長い場合は、座って説明していただいても結構ですので、よろしくお願いいたします。  それでは、付託議案の審査に入る前に、理事者のほうから発言の申し出がありますので、許可いたします。よろしくお願いします。 ○喜多対話推進部長  貴重な時間を拝借して恐縮でございます。  去る4月1日付の人事異動により、当委員会に出席をいたします管理職に変更がございましたので、御紹介をさせていただきます。  まず、初めに対話推進部でございますが、職員課主幹佐伯智隆でございます。 ○佐伯職員課主幹人材育成担当主幹  よろしくお願いいたします。 ○喜多対話推進部長  男女共同参画センター所長松岡佐紀子でございます。 ○松岡男女共同参画センター所長  よろしくお願いいたします。 ○喜多対話推進部長  対話推進部からは以上でございます。 ○滝川総合政策部長  引き続きまして、総合政策部の職員を紹介させていただきます。総合政策部次長契約課長桝田勝利でございます。 ○桝田総合政策部次長契約課長  桝田でございます。よろしくお願いいたします。 ○滝川総合政策部長  検査指導課長浜川良治でございます。 ○浜川検査指導課長  浜川でございます。よろしくお願いいたします。 ○滝川総合政策部長  総合政策部は以上でございます。 ○河北市民協働部長  引き続きまして、市民協働部異動職員を紹介させていただきます。  部参事兼危機管理監尾崎伸悟でございます。 ○尾崎市民協働部参事危機管理監  尾崎でございます。よろしくお願いいたします。 ○河北市民協働部長  部次長兼防災・安全推進室長の柿原晃でございます。 ○柿原市民協働部次長兼防災・安全推進室長  柿原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○河北市民協働部長  市民協働政策監兼自治振興室長藤田敏浩でございます。 ○藤田市民協働政策監兼自治振興室長  藤田でございます。よろしくお願いいたします。 ○河北市民協働部長  総務課長総合交流センター館長中村彰男でございます。 ○中村(彰)総務課長  中村でございます。よろしくお願いいたします。 ○河北市民協働部長  同課市民相談消費者行政担当主幹消費生活センター長対話推進部広報発信課情報公開市民対話担当主幹の馬場愛でございます。 ○馬場総務課市民相談消費者行政担当主幹消費生活センター長  馬場です。よろしくお願いします。 ○河北市民協働部長  税務課主幹資産税係長伊藤信哉でございます。 ○伊藤税務課主幹  伊藤でございます。よろしくお願いします。 ○河北市民協働部長  市民協働部は以上でございます。 ○井ノ上環境経済部長  続きまして、環境経済部の職員の紹介をさせていただきます。  農林振興課長岡本勝道でございます。 ○岡本農林振興課長  岡本です。よろしくお願いします。 ○井ノ上環境経済部長  農林振興課主幹農業委員会事務局長小谷眞司でございます。 ○小谷(眞)農林振興課主幹  小谷でございます。よろしくお願いします。 ○井ノ上環境経済部長  以上で、職員の紹介を終わらせていただきます。今後とも 、御指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  よろしくお願いいたします。  それでは、本日の議案等に関係のない職員さんは自席で待機をお願いいたします。  それでは、本委員会に付託を受けております議案につきまして、議案番号順に審査を行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「異議なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  異議なしと認めます。  まず、報告第4号について説明をお願いします。 ○河北市民協働部長  報告第4号 専決第4号として専決処分いたしました、長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてであります。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が、令和2年3月27日に公布され、令和2年4月1日から施行されることに伴い、長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正し、同日から施行する必要があるため専決処分を行ったものであります。  改正の内容は、非常勤消防団員等の公務上の災害等に対する損害補償に係る補償基礎額及び障害補償年金前払一時金等が支給された場合における障害補償年金等支給停止期間等の算定に用いる利率を見直すものであります。  以上、専決処分の報告といたします。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  説明は終わりました。御質疑をお受けしたいと思います。  御質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  なければ、報告第4号に対する質疑を閉じます。  次に、報告第5号について説明をお願いします。 ○河北市民協働部長  報告第5号 専決第5号として専決処分いたしました、長岡京市税条例等の一部改正について御説明申し上げます。  地方税法等の一部を改正する法律が、令和2年3月31日に公布され、令和2年4月1日から一部施行されたことに伴い、本市の市税条例等の一部を改正し、当日から施行する必要があるため、専決処分を行ったものであります。  改正の内容は、議案の新旧対照表市民協働部からの委員会資料で御説明させていただきたいと思います。  なお、軽微な内容については、割愛をさせていただきます。  それでは、資料1の1ページ目をお開きいただきたいと思います。  まずは、第1条の部分です。最初の第22条では、前年度の税制改正において、単身児童扶養者への非課税措置が設けられましたが、今年度の改正で、新たに規制されるひとり親として改正するものであります。  このひとり親児童扶養手当の受給を要件とせず、婚姻歴、性別を問わず、子を扶養する単身者が回答し、本人の合計所得が135万円以下であれば住民税非課税となります。  次の31条の2は、ひとり親に対する所得控除の新設と寡婦(夫)控除の改正でございます。従来、ひとり親に対する所得控除は、未婚者は対象外でしたが、本人の所得が500万円以下であれば、婚姻歴、性別を問わず、30万円の所得控除を受けることができるようになりました。  次に、2ページ、下から二つ目、第70条の4は所有者不明土地等に係る固定資産税の課題への対応として、土地、家屋の登記簿上の所有者が死亡し、相続登記がされるまでの間における現所有者に、氏名、住所など、申告いただくことを制度化したものでございます。  また、次の第71条は正当な理由なく申告されなかった場合の、過料の規定となっております。  次に、3ページの第90条は、葉巻たばこ税額計算を従来からの重量を基準とした課税方式に、本数を基準とした課税方式を加えるものでございます。従来の計算では、葉巻たばこ1グラムにつき、紙巻たばこ1本とみなして課税しておりましたが、本改正により、葉巻たばこが1本0.7グラム未満の場合には、紙巻たばこ0.7本と換算して、税額を計算するようになります。  なお、このあと、第3条改正において、0.7グラム未満の分を1グラム未満とし、1本1グラム未満であれば本数課税、1本1グラム以上であれば従量課税という段階的な改正となっております。  続きまして、第2条の部分です。  附則第3条の2及び第4条は延滞金の計算における特例基準割合の適用を一部の計算において、平均貸付割合プラス1%からプラス0.5%へ引き下げる改正となります。条例の適用により、値下げとなるのは法人、市民税において納期限の延長があった場合の延滞金の計算ですが、地方税法が直接適用される徴収猶予期間中の延滞金及び還付加算金についても0.5%分の引き下げとなります。  次に、4ページ中ほどの附則第8条は、肉用牛の売却に係る税率の特例を令和6年度まで延長するものです。  次に、附則第10条の2は、新たに浸水被害軽減地区に係る課税標準について、市において軽減割を定めるわがまち特例の規定でございます。  ただ、この浸水被害軽減地区につきましては、本市に該当するものがなく、法が示す参酌割合、3分の2のとおりで規定するためです。  次に、附則第17条は、個人市民税において、都市計画区域内において利用がされていないなど、一定の要件を満たした土地等を売却する場合、譲渡益から100万円を控除する規定の新設でございます。  次の、附則第17条の2は、優良住宅地の造成等のため、土地等を譲渡した場合、譲渡益2,000万円までは税率を軽減する特例の期限を3年間延長するものです。  続きまして、第3条の分です。資料7ページをごらんください。
     第45条、47条及び第49条の2でございます。これは、法人税法において、連結納税制度が改正され、企業グループを一体とした課税制度に移行したことによる法改正となっています。  一方で、地域外の法人と地域内の法人が損益を通算することにより、地域内における税負担が変動する仕組みは、受益と負担の観点から住民税になじまないことから、当該条例改正により、連結前の個別法人に対する課税となるよう規定を整備するものであります。  次の、第90条は第2条改正で御説明申し上げた段階的改正の内容でございます。  続きまして、第4条の部分です。本改正条例第3条の第49条の2の改正において、法を削除したことによる規定の整備でございます。  続きまして、第5条の部分です。昨年に改正された規制条例等の一部改正条例の改正となっており、新旧対照表では表現できないことから、改め文での条文とさせていただいています。  8ページをごらんください。一部改正条例第5条のうち、第22条は本改正条例第1条において、ひとり親非課税措置が新設されたことに伴い、単身児童扶養者非課税規定を削除するものです。  また、同様に、一部改正条例附則第1条及び第4条についても削除するものです。  最後に、この条例の附則につきましては、附則第1条においては、この条例の施行規律、附則第2条においては、延滞期に関する経過措置。第3条及び第4条においては、市民税に関する経過措置を、附則第5条においては、固定資産税に関する経過措置を、附則第6条及び第7条においては、市たばこ税に関する経過措置についての規定を設けております。  また、第8条から第10条におきましては、今後施行が予定される平成27年、28年、30年の市税条例等の一部を改正する条例の元号を新たに改正としております。  以上、専決処分の報告といたします。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  説明は終わりました。御質疑を受けたいと思います。  御質疑ございませんか。 ○寺嶋智美委員  済みません。ひとり親、未婚のひとり親に対する非課税措置の改正についてお伺いいたします。  こちらに関しては、今まで婚姻歴がない未婚のひとり親についてはこちらのような非課税措置が少なかったと。とられなかったと。これが、この条例の改正によって未婚であっても、ひとり親であれば対象になるということですか。 ○村上(裕)税務課長  今回の改正をもちまして、婚姻歴にかかわらず、ひとり親でございましたら、所得制限はございますが、これは非課税になる。もしくは所得控除を受けられるというようになります。  以上でございます。 ○寺嶋智美委員  ありがとうございます。  未婚、それから婚姻歴があるなしにかかわらず、こちらのようなひとり親に対する、ある意味支援が改定されたということで、非常に評価しております。どうも御苦労さまでした。ありがとうございます。  以上です。 ○小原明大委員長  ほかございませんか。 ○広垣栄治委員  同じところで、今回、未婚のひとり親が適用されるってことなんですけど、件数というのはざっくりわかるものなんでしょうか。 ○村上(裕)税務課長  税のほうで、正確な数をつかむことは現在できないんですけども、福祉の関係のほうの数字を幾つか聞いてますと、おそらく対象になってくる可能性があるのは50から60ぐらい。その中で、所得を見て非課税なり、所得控除なりということになってくるかと考えております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  今回の改正、所得制限が500万のところでかかったじゃないですか。それの理由というのは何かあるんですか。どういった理由でかかった。 ○村上(裕)税務課長  所得控除のほうについて、合計所得500万円という制限が入っているんですけども、もともと寡婦控除におきまして、500万円の制限が、寡婦にはいろいろ種類がありまして、特別の寡婦であるとか、男性の方に係る寡夫とかいろいろあったんですが、もともと500万円の所得控除というのは、幾つかの場合にはかかっていたんですね。そこらあたりを改めて全部整理する中で、一定以上の所得がある方については、大丈夫、大丈夫という言い方は変なんですけども、一定の担税力があるということで、500万円で線引きがされたというように伺っております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  各控除の基本的なことなんですけど、男性のところには500万とか、男性のところで扶養家族の子以外のところとか、なしのところで控除かかってないじゃないですか。控除が入ってないんですけど、これはどういった理由からなんでしょうか。本人が男性の場合、扶養家族ありで子以外にはかかってないというところで。 ○村上(裕)税務課長  そうですね。ひとり親について、おっしゃるとおり性別に関係なく控除が受けられるんですけれども、ひとり親の外側ですね、いわゆる昔からある寡婦の控除については、男性はこれ対象になってないと。これ、もともとの税制で、寡婦控除の適用が男性については、子供がいる場合の寡夫控除という形で、もともと限定的になっていたものでございまして、今回、ひとり親の部分について見直しをされましたので、それ以外のものについては特段見直しがされていないということもありまして、従前どおり、女性だけがということになっております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  はい、ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。 ○冨田達也議員  わからなかったんで、教えていただきたいんですけど、70条の4の相続に関するところなんですけど、これは、例えば相続登記というか、遺産分割がまとまらなかったときとかは、法定相続税で申告しろということなんですかね。 ○村上(裕)税務課長  所有者であることを知ってからということになりますので、相続が固まってからということになります。固まらない段階では所有者であることが確定しておりませんので、固まってからということになります。  以上でございます。 ○冨田達也議員  わかりました。ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。 ○進藤裕之議員  一点だけ確認なんですけれども、第3条の法人の連結納税制度の改正によって、本市における法人税の影響って何かありそうなんですか。 ○村上(裕)税務課長  連結納税制度、従来からあるんですけども、市民税においてはもう完全に元の形に戻して、課税しますので、税額的な、細かなところは若干の違いが出るんですが、税額に関しての影響というのはほぼないというふうに考えております。  以上でございます。 ○進藤裕之議員  ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  なければ、報告第5号に対する質疑を閉じます。  次に、報告第6号について説明をお願いします。 ○河北市民協働部長  報告第6号 専決第6号として専決処分いたしました長岡京市都市計画税条例の一部改正について御説明申し上げます。  地方税等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布され、令和2年4月1日から一部施行されたことに伴い、本市の都市計画税条例の一部を改正し、当日から施行する必要があるため、専決処分を行ったものであります。  改正の内容は、議案書の新旧対照表と、市民協働部からの委員会資料で御説明させていただきます。  それでは、資料2をお開きいただきたいと思います。  まず、第2条でございますが、法改正による項ずれの対応をいたしております。  次に、附則第2項は第3項からの繰り上げと、法改正による項ずれの対応、また改正前、附則第2項は都市再生特別措置法に基づく公共施設等の用に供する家屋及び償却資産のわがまち特例でありましたが、法において特例期限が延長されなかったため、削除いたしております。  次に、附則第3項は、浸水被害軽減地区に係るわがまち特例の規定でございます。規制条例の改正と同様に、法が示す参酌割合どおりの3分の2を規定するものです。  次の附則第5項から第13項までは改元の対応等の文言の整備、法改正による項ずれの対応となっております。  次に、その下の附則第16号でございますが、課税標準の特例を定める法附則第15条が改正され、本条例の適用元が資料のとおり、項ずれ等を起こしておりますので、条文の整備をしております。  最後に、この条例の附則につきましては、附則第1項においては、この条例の施行期日、附則第2項、第3項においては経過措置を規定しております。  以上、専決処分の報告といたします。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  説明は終わりました。御質疑をお受けしたいと思います。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  なければ、報告第6号に対する質疑を閉じます。  次に、第48号議案について説明をお願いします。 ○河北市民協働部長  第48号議案 長岡京市税条例の一部を改正する条例の一部改正について御説明申し上げます。地方税等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、同日から一部施行されたことに伴い、税法上の税制措置を講ずるために長岡京市税条例の一部を改正する条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容は、議案書の新旧対照表市民協働部からの委員会資料で御説明をさせていただきます。  それでは、資料3をお開きいただきたいと思います。  まず、第1条中附則第10条でございますが、法附則第61条の改正にて、収入減少に応じて、家屋償却資産に係る令和3年度固定資産税及び都市計画税の軽減を定めたものです。  対象期間の収入が、前年比50%以下となれば税率がゼロ、70%以下であれば税率が2分の1となります。  また、法附則第62条の改正により、新規に設備投資を行う中小事業者への特例適用範囲を拡大しております。  次に、附則第10条の2の改正でございますが、地方税法附則第62条の改正を受けて、わがまち特例として、既に条例化されている生産性向上に係る設備投資の特例の拡充であり、軽減対象事業用家屋と構築物を追加しております。  また、税率につきましては、従来と同様、本市中小事業者等設備投資を積極的に後押しする観点からゼロにしております。  次に、附則第15条の2では、軽自動車に対する環境性能割臨時的軽減期間の延長でございます。  軽減期間の終了日を令和2年9月30日から令和3年3月31日まで、6カ月延長しております。  次に、附則第23条は、法規則第59条新設に伴う新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予の特例でございます。新型コロナウイルスの影響により、収入が20%以上減少し、一度に納付することが困難な場合において、担保不要、延滞金なしで最大1年間の猶予をすることができます。なお、今回の猶予特例は、地方税法の施行により適用されるものであり、4月30日の法施行日から受け付けを始めております。なお、条例では、申請書類等の不備に対する訂正期間等事務手続に対する内容を定めたものとなります。  続きまして、第2条改正です。3ページをごらんください。  附則第24条でございますが、新型コロナウイルスの影響により中止等になったイベント入場料等について、払い戻しを放棄した場合に、寄附金とみなし、控除対象とする体制となります。  対象となるのは、新型コロナウイルス感染症特例法に基づき、規定されたイベントのうち、市長が認めるものとなります。  次に、附則第25条でございますが、住宅借入金等特別税額控除の特例となります。消費税率引き上げによる住宅ローン控除適用期間を13年間に延長する特例の適用について、一定期間までに契約が行われているが、新型コロナウイルスの影響で入居が特例の適用期限におくれる場合等に対して、1年間入居期限を延長できるとされた法改正に対応するため、適用期間を1年延長する体制となります。  最後に、今回の法改正に伴う徴収猶予や減免に対して、地方財政法の改正や交付金の創設等による減収への補填が適用されていることとさせていただきます。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  説明は終わりました。御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。 ○広垣栄治委員  納税の猶予、附則の23条なんですけど、全ての事業者に無担保で、延滞税なしで納税の猶予がされるということなんですけれども、この制度、どうやって宣伝をしていかはるんかなと。 ○村上(裕)税務課長  広報の仕方ということで、今の法改正を受けまして、ホームページ等でも御案内させていただくのと、広報紙におきましても、コロナ関連の中で税のところについては、税の相談である中に、消費税のこともちょっと触れさせていただいております。  また、機会がございましたら、配布分の中に入れるところも考えたいと思っております。今のところ、そういう形で広報させていただいております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  申請制になるじゃないですか。申請用紙っていうのはどこに置いてあるんですか。 ○村上(裕)税務課長  申請用紙自体は、今、一番手軽に入手できるのはホームページからダウンロードできるようにはさせてもらっております。  あとは、窓口に備えつけという形、また問い合わせいただきましたらお送りさせてもらったケースも多々あるという状況でございます。 ○広垣栄治委員  1階の窓口で納税できるじゃないですか。あそこに置いてありますか。 ○村上(裕)税務課長  済みません。1階の窓口は今のところ設置してなかったと思うんで、ちょっと書き方、若干できたら説明したいというのもあるので、ちょっと今のところ、1階には置いてない。 ○広垣栄治委員  ぜひ、1階にこういう制度がありますっていう紹介と、こちらに来てくださいっていう案内文を載せていただけたらと思います。  よろしくお願いします。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  今回の制度、これ結構多岐にわたっていろいろややこしいと思うんです。わかりにくいところ結構あると思うんで、ぜひ、わかりやすくまとめてもらえたら事業者さんも喜ばはるんじゃないかなと思うんですけど、難しいですか。 ○村上(裕)税務課長  そうですね。事業者様に関して係ってくる今回の改正っていう、それから個人の方に係ってくる改正っていうもの、幾つも多岐にわたるんですけども、対象の部署も幾つかにわかれますので、それぞれにわかりやすいようにホームページも、それぞれにまとめるなり、やり方についてはまた工夫をしていきたいというふうに考えております。  よろしくお願いします。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  済みません。中小事業者の売り上げの減に応じての、固定資産税の減免なんですけれども、これも申請に基づいてやる形ですか。 ○村上(裕)税務課長  原則申請なんです。市に直接といいますか、まだきちっとしたスキームがきてるわけじゃないですけども、今聞いてる形でいきますと、その第三者機関的なもので、減少と認めてもらって、その書類をもって申請いただくという流れになろうかというふうに考えているところです。 ○小原明大委員  ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  なければ、第48号議案に対する質疑を閉じます。
     次に、第49号議案について説明をお願いします。 ○河北市民協働部長  第49号議案 長岡京市税都市計画税条例の一部改正について御説明申し上げます。  地方税法等の一部を改正する法律が令和2年1月30日に公布され、当日から一部施行されたことに伴い、税法上の税制措置を講ずるために、長岡京市都市計画税条例の一部を改正するものでございます。  改正の内容は、議案書の新旧対照表市民協働部からの委員会資料で御説明をさせていただきたいと思います。  それでは、資料4をお開きいただきたいと思います。  まず、第1条中附則第16項でございますが、法改正により、都市計画税課税標準に適用される特例が新設されましたので、引用情報の追加を行っております。  特例として追加された、地方税法附則第61条は固定資産税と同様に、新型コロナウイルスの影響により減収した中小事業者等に対する令和3年度課税の軽減措置となります。  事業用家屋について対象期間の収入が前年比50%以下となれば、税率がゼロ、70%以下であれば、税率が2分の1となります。  次に、第2条改正についてでは、法律改正による条ずれの整理をしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○小原明大委員長  説明は終わりました。御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  なければ、第49号議案に対する質疑を閉じます。  以上で、本委員会に付託を受けております議案の質疑を閉じます。  次に、討論に入ります。  御意見ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  意見もないようですので、討論を終わります。  これより採決を行います。  まず、報告第4号 専決処分の承認を求めることについて、専決第4号 長岡京市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、承認することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○小原明大委員長  全員賛成。したがって、報告第4号は承認されました。  次に、報告第5号 専決処分の承認を求めることについて、専決第5号 長岡京市税条例等の一部改正について、承認することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○小原明大委員長  全員賛成。したがって、報告第5号は承認されました。  次に、報告第6号 専決処分の承認を求めることについて、専決第6号 長岡京市都市計画税条例の一部改正について、承認することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○小原明大委員長  全員賛成。したがって、報告第6号は承認されました。  次に、第48号議案 長岡京市税条例の一部を改正する条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○小原明大委員長  全員賛成。したがって、第48号議案は原案どおり可決されました。  次に、第49号議案 長岡京市都市計画税条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○小原明大委員長  全員賛成。したがって、第49号議案は原案どおり可決されました。  以上で、本委員会に付託を受けております議案の採決は終わりました。  議事の都合により、暫時休憩します。              (午前10時32分 休憩)              (午前10時33分 再開) ○小原明大委員長  では、休憩を閉じ再開します。  次に、閉会中の継続調査事件に移りたいと思います。  まず、財政対策について、委員の皆さんから何かございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  理事者からは何かございませんか。 ○滝川総合政策部長  特にございません。 ○小原明大委員長  次に、商工業振興対策について、委員の皆さんから何かございませんか。 ○広垣栄治委員  済みません。新しい生活様式の実践で、全市民に5,000円配るっていうのこないだの答弁であったんですけれども、我々がこの議会でお聞きしたことより、新聞で報道されてる内容のほうが詳しかったんですけど、新聞で報道されるのはいいんですけど、何でこの我々が聞くより詳しい内容が出てるのかなというのが、同じような内容がこちらにも知らされないのかっていうのを教えてください。 ○喜多対話推進部長  答弁した内容が出てたと思ってるんですけど、何か。 ○広垣栄治委員  具体的には、8月上旬に簡易書留で送るっていうのが新聞では報道されてたんです。でも、議会で聞いたときには、それはなかったと思うんですよ。議場で聞いたときには。 ○喜多対話推進部長  議会では来月中と言うたんですけど、間違ってちょっとずれてしまった記事になっているのが一つと、郵送させていただきますというのは答弁で言わせていただいております。それが書かれたものと思っています。 ○広垣栄治委員  できるだけ同じような内容で知らせていただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。 ○冨田達也委員  済みません。その件についてなんですけれども、以前も議会運営委員会にお話していただいた内容と、以上に、新聞に、京都新聞に載っていたということもありますし、これ議会軽視だと言われてもおかしくないと私は思っていますし、その辺はしっかりしていただきたいなと強く要望したいと思います。  以上です。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  では、理事者から何かございませんか。 ○井ノ上環境経済部長  特にございません。 ○小原明大委員長  次に、農林業振興対策について、委員の皆さんから何かございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  理事者から何かございませんか。 ○井ノ上環境経済部長  環境経済部から本委員会の資料として提出をさせていただいております、資料1の金原寺池調査設計の結果と方向性について御報告を申し上げます。  金ケ原金原寺池につきましては、兼ねてから、底樋からの漏水があったために、地元協議のもと、平成元年度に調査設計を実施したものであります。  調査結果の概要は、漏水路については基準値以下でありますが、原因は不明であり、停滞のり面の侵食と余裕高が不足をしていることや、緊急放流能力にも問題があることから、全面的な改修が必要との判定がなされました。  裏面をお願いいたします。改修の概要についてですが、断面図と記載項目のとおりであります。  6番目の検討課題にございますように、耕作地と農業用炊事利用者の減少や防災面でのため池の安全確保などの課題解決のため、今年度に改修またはため池についての検討や協議を地元とともにスケジュールを目安として進め、必要な対策を図ってまいりたいと考えております。  以上、御報告とさせていただきます。 ○小原明大委員長  今の報告について、何か質問や確認などありますか。  よろしいですか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  それでは、次に防災行政について、委員の皆さんから何かございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  理事者から何かございませんか。 ○河北市民協働部長  市民協働部から提出しております資料5でございます。  長岡京市国土強靱化地域計画でございますが、パブリックコメント等の一定の手続を終えまして、完成版ができましたので、またごらんいただけたらと思います。  以上でございます。 ○小原明大委員長  今の説明について、何か確認や質問はありますか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  それでは、次に法令遵守について、委員の皆さんから何かございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  理事者から何かございませんか。 ○喜多対話推進部長  特にございません。 ○小原明大委員長  次に、まちの魅力発信について、委員の皆さんから何かございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  理事者から何かございませんか。 ○喜多対話推進部長  特にございません。 ○小原明大委員長  なお、本委員会の閉会中継続調査事件として、この6項目とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  はい、異議なしと認めます。  次に、総務産業常任委員会の所管に関する資料をお手元に配布しております。資料に関して理事者から何か補足説明はありますか。 ○喜多対話推進部長  対話推進部より、情報公開制度及び個人情報制度の運用状況の報告並びに性の多様性についての職員ガイドラインのほう、お配りさせていただいておりますので、ごらんいただきたいと思います。  以上でございます。 ○滝川総合政策部長  総合政策部からは一件資料を配布させていただいております。  第4次総合計画第2期基本計画の策定状況について、これまでの取り組みと今後のスケジュール等をまとめたものでございます。  ごらんいただければと存じます。  以上でございます。 ○小原明大委員長  ただいまの説明に関して、何か確認や質問はございますか。 ○小原明大委員  この性の多様性についての職員ガイドラインを作成いただいて、御苦労さまでした。読ませていただいたんですけども、一点だけ要望したいんですが、やっぱりその性の多様性ということについては、一部の一般的でないに対して、そのをどうするかっていうところに集中し過ぎるとかえって、ややこしいと言ったらあれですけれども、お互いやりづらくなるっていうこともあるかなっていうことを心配しながら、まずは、こういう問題提起がされるっていうのはすごい大事だなって思ったんですが、1点、このLGBT以外のセクシュアリティに関する言葉っていうので、いろいろな用語の解説があるんですけど、シスジェンダーっていうのを書いていただくのが大事かなと思ってまして、トランスジェンダーっていうのがあるのに対して、要はシスジェンダーっていうのがあるっていう、その部分が大事かなっていうことを思いましたんで、シスジェンダーがあってのトランスジェンダーっていう。トランスジェンダーっていうのは、何か特殊な一部のでなくて、全体の中でシスジェンダーのと、トランスジェンダーのがいるというような理解になるといいかなっていうのは思いましたので、せっかく、つくっていただいたので一言だけ述べておきたいと思います。  よろしくお願いします。  以上になります。 ○小原明大委員長  ありがとうございます。
     ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  それでは、また資料については、お目通しをお願いいたします。  以上で、閉会中継続調査事件を終わります。  この後、所管事務調査につきましては、休憩後の予算審査常任委員会第一分科会終了後に行いたいと思いますが、よろしいでしょうか。              (「異議なし」と言う者あり) ○小原明大委員長  はい、それでは、議事の都合により暫時休憩します。              (午前10時42分 休憩)              (午前11時27分 再開) ○小原明大委員長  それでは、休憩を閉じ再開します。  それでは、所管事務調査に入りますが、初めに行政視察について、秋ごろというような話を当初しておった件なんですが、6月5日の正副委員長会議におきまして、当面秋ごろまで各委員会の官外、官内も含めて、視察を自粛することになりましたので、まず報告をいたします。  視察の日程については、今後の状況を見ながら判断していきたいと思います。  ということで、3月のときに、この6月、9月と乙訓官内の関係者のお話を伺ったりというようなことを言っておったんですけれども、ちょっと現状として、皆でぞろぞろ出歩くようなことが、控えようということになった関係もありまして、また、環境経済部に御苦労を願いまして、前回は、農業経営基盤強化促進基本構想について御説明をいただいたんですが、今回、実際に長岡京市が具体的にこういう事業をやっていますっていうのを教えていただくということで、事前に配布しております長岡京市の農業振興施策の状況について、理事者から説明をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○井ノ上環境経済部長  失礼いたします。  それでは、長岡京市の農業振興施策の状況ということで、本日資料に基づきまして、岡本農林振興課長のほうから御説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○岡本農林振興課長  それでは、よろしくお願いいたします。座って説明させていただきます。  それでは、表紙を開いて1ページをごらんください。  長岡京市の農業振興施策の状況について説明いたします。本市の農業の特性です。  本市は、京都と大阪の大都市圏にあり、都市化による農地の減少が進んでおります。担い手の高齢化や兼業化などに加え、経営規模も小さく、小規模といった中で京都式軟化栽培法によるタケノコ、ソルゴー障壁栽培を用いた千両なす、ガラシャの瞳のミディトマトをはじめとしたハウストマト、京のブランド産品として東京などへも出荷されております花菜が代表的な特産野菜として栽培されております。  一方、平成27年度農業センサスでは、水田は全経営耕地面積の約49%で、経営農家一戸当たりの水田面積はおよそ44アールと小さく、圃場整備もされていないことから、水稲においては生産性に適正課題があると考えられます。  ここで、農業センサスについてちょっと補足説明させていただきますと、農業センサスでは、一定規模以上の農業経営体を調査の対象としております。例えば、経営耕地面積が30アール以上とか、路地野菜の作付面積が15アール以上とか、施設野菜の栽培面積が350平方メートル以上など、こういった方を対象としていますので、これらを踏まえた数字となっております。  2番目、作物振興及び農地利用の方向性についてでございます。  農地の利用を活性化するため、農業経営基盤強化促進基本構想に則しまして、生産者・生産者団体の一層の主体的取り組みを基礎に、地域の特性を生かしたナス・トマト・花菜など、生産性及び収益性の高い農業の振興を目指しています。  さらに、都市型農業の利点を生かし、地産地消を推進し、安全・安心な農産物を安定供給できる体制づくりを支援しております。  また、農地の多面的機能の維持、6次産業化、食の安心・安全の確保への取り組み等、新しい農政施策の取り組みも進めております。  農地利用の面で補足しますと、米の生産量の9割以上が時価販売または自家消費となっており、農業経営を考えましたときに、水稲をメーンというより、水稲とナス、花などの野菜をバランスよく組み合わせていくことが、今後も必要と考えます。  このことを踏まえまして、多様な担い手の意欲を大切にした農地利用をすることによって、生産性、収益性につながればと考えております。  2ページをごらんください。  担い手の明確化と育成についてでございます。  効率的かつ安定的な農業経営と小規模な兼業農家、生きがい農業を行う高齢農家による役割分担を明確にしつつ、地域資源の維持管理、農村コミュニティーの維持が図られるよう、市全体としての発展に努めてまいります。  また、意欲と能力のある農業者として認定される認定農業者は、専業農家の約30%程度を占めております。農地利用は全体の約10%を集積し、地域農業の担い手の中心となっておられます。  また、産地づくりを目的に、輪作農法によるナスの栽培を行うJA京都中央長岡京茄子部会、花菜のブランド化を推進するJA京都中央長岡京花菜部会、ガラシャの瞳を商標登録したミディトマト生産を中心とする乙訓とまと生産組合を担い手グループといたします。  この担い手、担い手グループへ、新たに就農しようとする若者やいわゆる定年帰農者などが地域の中で営農を開始ししやすい仕組みづくりと、他産業並みの生涯所得が確保できる効率的かつ安定的な農業経営を目指す農家が、担い手、担い手グループになれるよう農地の賃貸借契約、農作業受委託の推進を行い農地の集積を進めています。  ここで担い手の状況という表があるんですが、これについてちょっと補足をさせていただきます。元年度で見ますと、認定農業者23名、長岡京花菜会、長岡京茄子部会18というように、これは合計しますと73名という形になるんですが、例えば、長岡京茄子部会に所属している18名のうち、14名が長岡京花菜部会にも入っておられるというように、重複されてる方がたくさんありますので、実人数でいいますと39名という形になります。  続きまして、4番、農業振興政策の概要でございます。  まず、農業振興施策の体系でございます。農業支援の施策としては、農業総務費として1事業、農業振興費として4事業、農地費として3事業、林業費として1事業、合計9事業に取り組んでおります。  きょうは市の実施計画事業でもあります、農業振興費の中の特産物育成事業と地産地消推進事業について、内容の説明をさせていただきたいと思います。  3ページのほうをごらんください。  特産物育成事業、今年度の予算は307万6,000円でございます。  事業の概要としましては、特産物を初めとした地元農産物の品質向上、収益向上に向けた取り組みと、経営基盤の強化を図る事業となっております。  実施政策としては、品評会の実施、堆肥土壌づくり促進事業、環境に優しい環境推進事業、また農業用ビニールハウス設置事業、保冷用施設設置事業、農業用機械導入事業などでございます。  課題といたしましては、農家の高齢化に伴う後継者不足が進んでおり、次世代の担い手の育成が急務となっております。担い手や新規就農者が意欲を持って農業に取り組むためには、新たな労働力の確保や効率性、収益性の向上が必要となっております。  また、新規就農者にとって、農地の確保、資金の確保、技術の習得など、就農定着へのハードルが高いということになっています。  農業が魅力ある職業として、将来の展望をもって取り組んでいただくためには、それなりに収益を上げていただく必要があり、ハウス栽培など収益性の高い作物の支援をしていくべきと考えています。  次に、地産地消推進事業でございます。今年度の予算は170万円でございます。  事業の概要としましては、地元農産物におけるPR及び学校給食納品の推進と販売の拡大による地産地消の推進を図る事業となっております。  実施事業としましては、農業祭の開催、野菜ソムリエによるベジタブル講座の開催、地元野菜を使用した料理講習会の開催、学校給食、保育所給食への地元野菜の提供、各種イベントでの販売出店、市内スーパーの地場産業コーナーでの地元野菜の販売、市内の事業所や飲食店に対する販路の拡大に向けた取り組み、このようなことになっております。  課題といたしましては、学校給食納入におきまして、今後農家にとってよりよい販路として、納入拡大を図っていくためには、生産体制の見直しと配達業務の効率化を進める必要があるという状況になっております。  今後、販路の拡大と分散化に取り組んでいくためには、市内事業所や飲食店、流通事業者と農家を結びつけるマッチング等の仕組みが必要であるというふうになっています。  学校給食の納品におきましては、少量、多品目を生産する農家さんと特定の野菜を重点的に生産する農家さんが連携して、お互い補う形で、納入体制の強化を図っていきたいと考えております。  時期によっては、忙しくて学校を複数回るのはなかなかしんどいという声もある中で、配達業務の効率化も何とかできないかと考えております。  続きまして、4ページのほうをごらんください。  新型コロナウイルス感染症による農業者への影響でございます。  まず、花菜の出荷でございますが、花菜はほとんどが市場出荷されています。今年度は暖冬による全国的な豊作の影響と新型コロナウイルス感染症の流行に伴いまして、外国を含む観光客の減少と外出自粛によって料亭や旅館などの動きが止まったことなどの影響により、全体として価格が低迷いたしました。  1月から5月の状況について、昨年と比較しますと、まず出荷量では昨年が4万4,000キログラム、ことしが4万3,000キログラムで、その差は1,400キログラム少ないですが、3%程度なのでそんなに大きな差ではないと思います。  平均価格でいいますと、昨年が1,418円、ことしが980円と約30%低くなっています。  コロナの影響の大きかった4月は昨年1,645円がことしは845円に、5月は同じく2,814円が1,397円と半値にまで下がっておりました。  出荷額を見てみますと、昨年は6,290万円、ことしが4,250万円で2,000万円以上の減少となっております。  次、タケノコの出荷及び個人販売についてでございます。タケノコも市場出荷と個人販売と、両方の方法によってされておりますが、出荷価格につきましては、花菜同様、新型コロナウイルス感染症の影響により低迷しておりました。  1月から5月の状況について昨年度と比較します。まず、出荷量では、昨年タケノコは不作でしたので、約4万8,6000キロ、ことしが約6万3,600キロで、1万5,000キロほど、30%ほど出荷量としては多くなっております。  平均価格を見ますと、昨年が665円、ことしが418円となり、37%低くなっております。特に、タケノコがよく出る4月で見てみますと、昨年は696円、ことしが319円と、約54%下落したことになっています。  出荷額を見ますと、トータルで昨年は3,230万円、ことしは2,660万円で、出荷量が多かったにもかかわらず、570万円減少しております。  個人販売では、他府県からタケノコを求めて来られるのが大幅に減少しまして、それに伴って、直売所などの売り上げも減少いたしました。  また、発送による販売については、外出の自粛等により現地に買いに来られなくなった分、注文が増加したという声と料亭、飲食店への発送が大きく落ち込んだなどで、農家さんの取引状況によって影響はまちまちでございました。  3番目、学校給食への納入でございます。  3月途中から5月末まで、学校が休業したことにより、学校給食への地元野菜の納入に影響がありました。  3月は花菜、ホウレンソウをはじめ、7品目の納品を予定しておりましたが、花菜は3月の1日、2日に納入が終わっていましたので影響はありませんでした。  ホウレンソウ、コマツナなども農家さんの別売りの努力により、大きな影響はなかったと考えております。  白菜とキャベツは、一部の農家さんから売れ残りそうだという声があったため、市内病院と市役所職員に販売をいたしました。  4月はタケノコ約600キロの納入に影響が出ましたが、その一部を市内病院とふるさと納税により販売いたしました。  5月はタマネギ約2,500キロに影響が出ましたが、各農家さんによる軒先や直売所、スーパーのインショップなどで販売され、残りは市内の病院、施設、飲食店へ協力依頼したり、市役所、JA職員へ販売したり、ホームページでの直売所のPRを行って、販路の確保に努めました。  説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○小原明大委員長  ありがとうございます。  そしたら、今説明もお受けしたところですけれども、その内容の確認でも結構ですし、御意見でも結構なんですけれども、どちらからでも御発言をお願いします。 ○広垣栄治委員  済みません。担い手の現状の確認なんですけど、実数で39名って言われたんですけど、家、一件ごとと数えると、何件になる。 ○岡本農林振興課長  ほぼ39件という解釈で結構かと思います。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほかに。 ○広垣栄治委員  学校給食の納入のところなんですけど、一部販売ってなってるんですけれども、廃棄はなかったと。やっぱり廃棄は出てしまったんですか。 ○岡本農林振興課長  廃棄はなかったというふうに解釈してます。どちらかで売られているというふうには解釈しております。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○小原明大委員  ごめんなさい。これも確認なんですけど、この出荷の価格が大分落ちたっていう御説明いただいたんですけど、昨年は平年並みやったんですかね。やっぱり上がり下がりはある程度、毎年あると思うんですけど。 ○岡本農林振興課長  はい、昨年はちょっと、タケノコが不作でしたので、そんなに低くはなかったと考えてます。個人への販売については、毎年そんなに変動はしていないものと思っています。 ○小原明大委員長  ほか、何かございますか。  よろしいですか。 ○小原明大委員  今、そのコロナの影響で、結構出荷額も大分落ち込みということで、御説明をいただいたところなんですけれども、さっき事業者の支援というのもありましたが、農家の方も補助金ですとか、いろいろ支援策というのは出ていたと思うんですけど、その活用の度合いというのはどんなもんでしょうか。 ○岡本農林振興課長  市の事業継続補助金でいいますと、農林振興課のほうで受け付けをさせていただいたのが6件で、直接商工会のほうに提出されたのが数件あると聞いております。中身については、販売経路の見直し等で直売をされたとか、そういった内容でありました。 ○井ノ上環境経済部長  ちょっと補足させてもらいますけれども、事業継続補助金を御活用されている農家の方の事業の内容の具体例なんですけれども、例えば、タケノコの販路といいますか、出荷といいますか、そのような関係でちょっと段ボール箱を改良されたりとか、それから、無人販売とかでされているようなところの設備に工夫を重ねたりというような、そういった取り組みもあったと聞いております。  以上です。 ○小原明大委員  ありがとうございます。 ○小原明大委員長  ほか、何かございますか。  皆さんからの御質問はよいとして、御意見とかありましたら。いろいろ課題も言っていただいてるところですけれども、いい案がありましたら、ぜひぜひ言っていただいたらなと思うところですけれども、どうですか。 ○小野洋史委員  一件だけ、御要望といいますか、御意見といいますか。新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、新しい生活様式ということが今始まっているわけなんですけど、これに関して、野菜の出荷に関しても、今後何か変わっていきそうな気がするんですよ。今まででしたらスーパーでもばらばらに裸で販売されてた野菜が、今後はパンみたいに一つずつ個装されてるほうがいいんかなと。僕自身もスーパーに買い物に行ったときに、野菜はまだばらばらで売ってるなとか、ちょっとこれは多分個装したほうがいいんちゃうかなというふうに感じてるんです。特に、この長岡京市の特産品なんですけど、花菜、タケノコ、それからナスに関して、ほぼほぼ裸といいますか、個装されてない出荷形態になってるんです。花菜は上に1枚ラップがかかってるんですけど、ほぼほぼ裸みたいですし、タケノコは段ボールも種も全部裸ですし、ナスも裸で50個入ってて、上にフィルムが1枚入ってるだけで、多分それがスーパーとかに行くと、いろいろなの手を介して何回も何回も直接触れる機会が出てくるんじゃないかなと思うので、多分その辺のことを今後、団体さんの補佐というか、指導していけるというか、コンサルをしていけるような何か事業といいますか、そういうふうなのがあればいいかなと感じます。  以上です。 ○小原明大委員長  今の御意見に対して何かありますか。 ○井ノ上環境経済部長  そうですね。これ流通と、やはりコロナ対策というようなことで、今後先ほど御紹介ありましたように、パンの小売とかでも、各一つずつが袋に入れられて販売されてるっていうような状況もありますので、今後この野菜関係もそういう方向、流れっていうことはあるだろうなと思います。これもやっぱり、そうですね。なかなか市のほうがこの特産品の流通とか、いろんな部分のところまで、果たしてどこまでかかわれるのかっていうのはあるんですけれども、農協さん、JAさんであったりとか、そういう流通関係の中での、品質を守ったり、あるいは、そういうような販売の仕方で、消費者の方にも安心していただけるっていうような取り組みになっていこうかなと思いますので、市のほうも、今この特産の関係で堆肥づくりとかの関係で補助等もさせていただいてるというような中で、今この特産品の出荷というような中で、必要な部分をまた後押しさせていただく部分っていうのが、当然また出てこようかと思いますので、そういったことをまたあわせて検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○小原明大委員長  ありがとうございます。  ほかに何か御意見ございませんか。
    ○広垣栄治委員  地産地消の推進なんですけど、今後販路の拡大とか、分散化に取り組んでいかはるということなんですけど、今って何か考えてはるんですか。 ○岡本農林振興課長  販路の拡大とかいいますと、例えば、今年ちょっと実験的にやりましたのが、サウンディングに参加された業者さんですね、そことタケノコの販売を試しにやってみました。その販売は、東京の大手のスーパーに出されるという内容で、いろいろと出してみるいませんかということで、聞いて、出していただける方おられましたので、4件ほどの農家さんを集めて、2回にわけて出荷させていただきました。  ただ、その中で、やっぱり業者さんとの取引となるので、そのリスクとかそういったことを心配される農家さんもおられて、ちょっとやめとくわいうような声もあったりとか、そのときもコロナがはやってましたので、例えば、送ったは、イベントが中止になったとかいうようなときのこととか、いろんなちょっと課題があるなというふうには感じましたので、ちょっとなかなか一概に進めていくには難しいなというようなことも感じました。 ○広垣栄治委員  長岡京市内で地元産野菜をこの店は使ってますっていう、そういうアピールとかっていうのはないですか。 ○岡本農林振興課長  正確にちょっと調べたわけではないんですけれども、ホームページで見たときに、何件かあったようには思います。 ○広垣栄治委員  それをもっともっと大々的にやっていくっていうのは難しいですか。 ○岡本農林振興課長  それも、一つの手やと思いますので、この間、給食のタマネギが納める場所がなくなったときに、商工会さんに協力いただきまして、全部にファクスを送っていただいて、注文を聞いていただいたわけなんですけれども、数件は協力いただいたんですけれども、やはり小売店さんとなると、1回の注文の量が少なくて、それを配達する手間がなかなか農家さんにもないのが現状でして、手を挙げる農家さんも少なかったというのが現状がありますので、その辺もちょっと課題もあるなというふうに感じております。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。  何かいろいろ考えていきたいと思います。以上です。 ○小原明大委員長  ほかにございませんか。  もうお昼になったんですけれども、実は今後ですけれども、担い手の方ですとか、受委託という問題もありましたが、その関係の方ですとか、お話を伺いたいなというようなことも考えていたんですが、ちょっと今後のコロナの状況によって、具体的にどうなるかがなかなか読めないなという状況になってまして、何らかの形で、調査といいますか、声が聞けるような形というのは考えていければなというのは思うんですけれども、何かこういうことを調べてはとか、いうことがもしありましたら、ぜひおっしゃっていただきたいなと思うんですけれども、何かございませんですか。 ○広垣栄治委員  今、長岡京市で特産のナスとか花菜とかミニトマトあるじゃないですか。それの6次産業、それをもとにした製品づくりというのは何かほかでやってはるところがあればそういうのを調べてみるのもおもしろいかなと思うんですけど。 ○小原明大委員長  あれば。 ○広垣栄治委員  あれば。具体的にこれって言われると困るんですけど。花菜やったら、油を取るとか、種を油にするとか。菜の花でやってはるんです。四国のほうやったと思うんですけど。菜の花を油にして、それを製品として売ってはるとか。もし、花菜でもそれができるんやったら、種型も違うと思うんですけど、そういう展開があるのを調べてみてもおもしろいかなと思いました。  以上です。 ○小原明大委員長  ほかにございますか。  そしたら、また検討していきたいと思いますので、またよろしくお願いします。何かあったらまた御意見を伺うこともあるかもしれませんので、よろしくお願いします。  それでは、本日、所管事務調査については、本日はこの程度とさせていただきたいと思いますが、よろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○小原明大委員長  以上で、所管事務調査を終わります。  これにて、総務産業常任委員会を閉会します。  御苦労さまでした。              (午後 0時04分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                         総務産業常任委員会                           委 員 長  小 原 明 大...