長岡京市議会 > 2020-03-12 >
令和 2年予算審査常任委員会第3分科会( 3月12日)
令和 2年予算審査常任委員会第1分科会( 3月12日)

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  1. 長岡京市議会 2020-03-12
    令和 2年予算審査常任委員会第3分科会( 3月12日)


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    最終取得日: 2021-07-11
    令和 2年予算審査常任委員会第3分科会( 3月12日)            令和2年予算審査常任委員会(第3分科会) 1、開催日時   令和2年3月12日(木)     午前10時00分 開会                    午後 1時57分 閉会 1、場所   第2委員会室 1、出席委員(7人)   ◎主査  〇副主査       ◎大 伴 雅 章    〇住 田 初 恵        二階堂 恵 子     宮小路 康 文        中小路 貴 司     白 石 多津子        八 木   浩    議 長 田 村 直 義 1、欠席委員(1人)        石 井 啓 子
    1、市から出席した者   土家副市長  城田対話推進部次長兼秘書課長  能勢健康福祉部長   則武健康福祉部参事福祉政策室長   川村(雄)健康医療推進室長医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長   藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長   岩岸高齢介護課主幹  髙橋(む)国民健康保険課長   川ノ上国民健康保険課主幹  鍋島医療年金課長   山本(和)教育長  木村(靖)教育部長  舟岡教育部参事教育総務課長   大木教育部参事学校教育課長  川上文化・スポーツ振興室長   新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹   小見山教育総務課総務施設整備担当主幹  渡邊学校教育課主幹   大江学校教育課主幹  大柳学校教育課総括指導主事   荻久保生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長  鯉田生涯学習課主幹   林中央公民館長  坂内図書館長  岡花教育支援センター所長   田中(秀)北開田児童館長 1、議会事務局   木村(知)議会事務局次長  菱田議会事務局次長補佐兼庶務係長   三ツ島書記 1、傍聴者   〔議  員〕(2人) 西條利洋  上村真造   〔新聞社等〕(0人)   〔市  民〕(2人)              (午前10時00分 開会) ○大伴雅章主査  おはようございます。  ただいまから、予算決算常任委員会第3分科会を再開いたします。  本日、石井委員が体調不良のため、欠席されていますので、御報告申し上げておきます。  それぞれ、発言される際にはマイクを使っていただきますようにお願いいたします。  また、議案の説明が長い場合は、座って説明していただいても結構です。  なお、本日も新型コロナウイルスへの感染予防のため、随時、理事者入れかえや部屋の換気を行うための休憩をとりたいと思います。  予定としては、具体的には第10款教育費、項3中学校費の質疑終了時に休憩を一応予定しておりますので、御理解をいただきます。  それでは、先日に引き続きまして、教育委員会所管分の質疑から始めます。  まず、第3款民生費、項2児童福祉費、目5児童館費について御質疑を受けたいと思います。166ページから169ページです。どうぞ。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第3款を閉じます。  次に、第8款土木費、項4都市計画費、目6西山公園体育館費について、御質疑を受けたいと思います。234ページ、235ページです。質疑をどうぞ。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第8款を閉じます。  次に、第10款教育費、項1教育総務費のうち、教育委員会所管分について、御質疑を受けたいと思います。240ページから253ページでございます。御質疑をどうぞ。 ○中小路貴司委員  おはようございます。  教育費の事務局費、ページについては241ページの外国語活動の推進事業について、お尋ねしたいと思います。  一定、説明をいただいてはいるんですが、英語教育の充実のために、小学校で外国語活動の関係で、指導員を配置するというふうなことを聞いています。また、あと、中学校3年生を対象とした英語検定の取り組みを支援するというふうなことを聞き及んでおるんですが、もう少し詳しい説明のほうを求めます。 ○大木教育部参事学校教育課長  今、御説明いただいたように、基本骨格はそうですけれども、令和2年度の小学校英語は新学習指導要領で行われますので、小学生の5・6年生の英語の学習時間、3・4年生の英語の学習時間が増加します。それに伴いまして、AET、日本人AETの援助する時間もふえますので、本年度に比べまして、日本人AETが各小学校での援助をする時間が、昨年よりも425時間分増での予算を計上させていただいています。それ以外に、府のほうからも英語専科の先生方、英語を専門に行う先生方の派遣もさせていただいているところです。  それから、先ほどありましたように英語の検定、中学校3年生において英語の検定料を3級、中には準1級の子も受けますけれども、1回の検定料の補助をさせていただこうと考えているところであります。  以上です。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  小学校においては、英語の教科を担任の先生がなかなかうまく指導できないというふうな部分も聞いておりますので、ぜひAETを中心に、外国語活動のほうをお願いしたいと思います。  また、もう一方で、中学校の検定については、一定の成果が出ているようなことも聞いておりますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。  もう1点、ちょっといいですか。  続けてですけれども、245ページのスクールロイヤーという言葉が出てきました。これについても、一定の説明をいただいているんですが、もう少し詳しい説明をお願いしたいと思います。 ○木村(靖)教育部長  済みません。今年度から新たに予算計上させていただきました、スクールロイヤー制度です。これは、学校現場だけでは解決困難なことに対しまして、弁護士さんのほうから法的な、専門的な見地で学校と当事者の間のお話し合いに入っていただくというような形で、学校のほうの主にそういった法的な見地での御相談に乗っていただくというような制度です。  以上です。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  やはり最近聞いていますと、事象によってはなかなか先生方だけでは解決困難な事象というのが本当にあるようですし、地域の方々のいろんな要望とか、あるいは保護者の要望が複雑になってきているように思いますので、ぜひお願いしたいと思います。  ただ1点、ちょっと教えてほしいのは、その中で配置は何名でどのような形で、教育委員会として進められていくのかを教えてほしいです。 ○木村(靖)教育部長  配置は1名を考えております。学校のほうで、そういった相談は市教委のほうで一旦受け取らせていただいて、市教委のほうで、やはりこれはちょっと、法的なアドバイスが必要だなという案件に関しましては、市教委のほうから弁護士さんのほうに御相談させていただいて、また直接校長のほうからも御相談させていただくような形で進めてまいりたいなと思っております。  以上です。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。よろしくお願いします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○白石多津子委員  学校の指導要領の改訂内容についてお伺いしたいんですけれども、令和2年から中学校ですかね。令和2年から小学校で、令和3年から中学校ということに改訂されるということになっていますけれども、先行してもう昨年度から始めてもいいということになってるんですかね。本市でのその改訂内容を少し教えていただきたいと思います。 ○大柳学校教育課総括指導主事  失礼します。  白石委員おっしゃるとおり、先行実施という形をとらせていただいて、本市におきましては、文部科学省が言っております道徳については先行実施をさせていただいておりますけれども、それ以外については移行措置の対応で行っております。 ○白石多津子委員  今回の先行内容だけではなくて、改訂内容について、目立ったところを教えていただきたいんですけれども、どういった改訂を。 ○大柳学校教育課総括指導主事  今回の改訂につきましては、一番の大きい方向性は社会に開かれた教育課程を編成するということを、文部科学省のほうは申しております。それを踏まえて改訂に入っているんですけれども、その社会に開かれた教育課程をつくっていくことと、当然知識の理解の質をさらに高めていく上での確かな学力を育成をしていく。あわせて、道徳教育とか体験活動を含めて、豊かな心や健やかな体を育成するということをポイントに改訂を行われているところでございます。  以上です。 ○白石多津子委員  はい、ありがとうございます。  それは具体的にはどのように授業の中で進めていくとか、そういうことはまだこれからの話なんでしょうか。 ○大柳学校教育課総括指導主事  具体的なものとしましては、現行の部分、これまでのものとの違いというところで言いますと、特に小学校の外国語活動の充実、先ほどから出ております、それと、道徳が教科化をされていくということ。合わせて、小学校のほうを中心に言われておりますプログラミング教育を含むような情報活用能力の育成である。最終的には現代的な諸課題、いろんなさまざまな現代社会において得られることについて、各教科の中で学習を深めていこうというところの改訂を行われているということです。 ○白石多津子委員  はい、ありがとうございます。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  243ページの学校の調理業務委託料について、お聞きします。  これは年間の委託料って考えますけれども、それで間違いはないですか。 ○渡邊学校教育課主幹  はい、おっしゃるとおり、年間で間違いございません。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  今回、コロナウイルスによって休校となったんですけれども、その委託料はそのままお支払いになることになるんでしょうか。 ○渡邊学校教育課主幹  失礼します。  御存じのとおり、学校休校に伴いまして、10回ないし10数回の学校給食が中止となりました。これを受けまして、現在、業務委託をしている会社のほうと、契約に基づく協議というのをさせていただいているところでございます。まだこれ、協議中でございますので。申しわけないです。どういたしましょう。 ○大伴雅章主査  今の御質問は来年度予算の中の質問ですか。 ○住田初恵委員  ああ、そうか。来年度予算もそうですね。はい。今、その問題になっているので、お聞きしたんですけれども。 ○大伴雅章主査  それはよく理解はできますが、来年度予算のきょう、審議ですので、またそれは別の場所を設けるんだったら要求していただいて、そこで御発言をお願いします。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○住田初恵委員  251ページの教育相談事業について。私、この相談事業の中身について詳しく知らなかったんですけれども、生活相談を受けたお子さんのことを教育部長に相談したところ、ここがそういう身体に障がいがあったり、発達に課題があるお子さんに対して、就学に関する相談に乗って、その子にとってどんな教育環境がいいのかを、就学前の年から保護者と相談していくというふうにお聞きして、そういう取り組みをされているんだなというのは、すごくよくわかりましたし、これは本当に必要な、いろいろ悩みを抱えてはる保護者にとって、専門家が相談に乗っていただくことは、本当に助けになりますし、こういう事業があってよかったなって思ったんですけれども、その保護者の人もこういう事業があることはちょっと御存じが、私も含めて御存じなかったので、そういう対象のお子さんをどのように把握をされて、相談活動の流れですかね、時系列的な流れ、そういうものを教えていただきたいんですが。 ○岡花教育支援センター所長  教育相談ですけれども、今おっしゃっているのは、我々の心理相談ではない、もう一つのほうの就学相談というので、特別支援教育士という相談員が配置されてまして、その者が申請に基づいて、そういったものの相談に乗っております。年長さん、就学前のお子さんも含めてですので、その場合は年長さんになりますが、幼稚園、保育園、保育所等ですけれども、これは健康医療推進室の保健師さんとのつながりが大きいので、そこを通して我々のほうで対応させていただく。在学の場合はもう学校のほうと保護者のほうの話が整った段階で申請があって対応しているところであります。  以上です。 ○住田初恵委員  よくわかりました。  リンクブックでいろいろなお子さんを把握されているので、そこと連携をして、就学前のお子さんはそのようにされているということですね。 ○岡花教育支援センター所長  はい、そのとおりです。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  特別支援教育士がお一人、何人で対応されていますか。 ○岡花教育支援センター所長  現在、3名です。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  ぜひ続けて、こういうお子さん、どんどんふえてくると思うので、続けてやっていただきたいと思っております。  253ページの教職員の研修事業について、お聞きをしたいと思うんですけれども、今、私、議員政策研究会で、性の多様性社会研究分科会で今、そういうことを勉強している最中なんですけれども、昨年、長岡第十小学校の校長先生から、長岡第十小学校で取り組んでいる、教育現場で取り組んでいることをお話しいただいて、本当に感動もしましたし、やっぱりこういうことを子供たちに、小さいときからこういうことを教えていただきたいなというふうに思っております。長岡第十小学校はそういう取り組みをされたんですけれども、LGBTの人口割合は8%から10%前後で、10人から13人に1人いるんじゃないかと言われて、教室に1人は絶対にいてはるわけなので、そういう悩みを抱えた子供さんもおられるということになりますし、今、学校の先生が、この性の多様性について学んでいくことも大切な課題だなと思ってるんですけれども、そのようなことは、今、されているんでしょうか。 ○岡花教育支援センター所長  はい。教育センターとしての教職員研修については、2年前にLGBTについて、夏休みに大体200人から250人ぐらいの先生たち、小中の先生に講義という形で研修させていただきました。その後、それを受けて、各学校のほうで独自に校内研修として講師をお呼びされて、そういった領域の研修をされているというふうには、広がっていると思います。
     以上です。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。  どこまでの学校がされているか、ちょっとまた教えていただきたいですけれども、やっぱりこれ、本当に小さいときからそういうことを、その特性というか、個性なんだよみたいな、そういうふうに受けとめられて、なかなか高齢者はそういうことできないので、小さいときからそのような教育で、そういう社会的な環境をつくっていければなと思っているんですけれども、じゃあ、今、全小中学校でどのぐらいされているのか、わかれば教えてください。 ○大木教育部参事学校教育課長  中学校においては、男女共同参画センターと協働で、ほぼ全ての教員は研修を受け、子供たちにもそこでの講師依頼をしながら、もしくは独自に講師を用意して、研修を進めているところであります。  小学校でも、各学校での、それこそ長岡第十小学校で行う研修にいろんな学校の先生が参加されたり、各校独自でやられている。具体的に全ての学校がどの時間にどれだけというのは、ちょっと今、資料がないのでお答えできませんけれども、研修は鋭意進めているところであります。 ○住田初恵委員  すごく大事なことだと思いますので、ぜひ全小中学校で、子供たちに向けてそういうことができるようにお願いしたいと思います。 ○大伴雅章主査  ほかにございますか。 ○八木 浩委員  ちょっと全般なんですけれども、学習指導要領に基づいて新たに取り組むこと、これからも重視することは、プログラミング教育外国語教育道徳教育、言語能力の育成、理数教育、伝統や文化に関する教育、これ、これから求めていかなあかん、世界についていくには、やっぱり国際理解含めて、英語という部分は非常に学ぶ価値は高いものでありますし、情報教育という部分は、これからは読み書きそろばんの次になくてはならないツールの一つになってくると思うんですけれども、過去から続けてきた、一度は少しやめるのかなという不安を保護者に持たせた、アーリントンとの米国の短期留学制度なんですけれども、これの成果は帰ってきてからいろいろと報告会等でされていますけれども、私も一緒に行ったことあるんですけれども、見るからに子供たちは、日に日に変わっていくというのを実感するんですね。そのとおり、これは非常に効果がある事業だと思うんですけれども、少しその辺をお聞かせ願えませんでしょうか。 ○大木教育部参事学校教育課長  私も2回ほど団長として行かせていただきましたけれども、子供たちの何より大きな成果としては、外国語を学ぶということももちろんなんですが、未知の世界に入り、ホームステイ等の中で、自己決定の中で生きていかなければならないという、極めてその子たちにとってはストレスフルな環境の中で、14日間をやり切るということに関しての人間的な成長、その部分は極めて大きいものだと思います。そして、アメリカの子たちと話し合いをする中で、自分の意見を述べないと自分のポジションが確立できないということも、皮膚感覚として学びますし、伝えることの大切さであったり、また、たどたどしい英語が伝わったということの大切さ。それによって、ふだんであれば、日本に帰ってくればLINEや携帯でコミュニケーションをとっている子供たちが、フェイス・トゥ・フェイスで伝えることの重要さを身にしみて感じて帰ってきます。そのことこそが何より重要な取り組みではないかなと思っているところであります。  以上です。 ○八木 浩委員  自らのことをイエス・ノーではっきり言えるということが、まず一番大事だということで、それを前から選定、選定と言ったらあかんのかもわからへんけど、選ぶ第一にしてたのかなという記憶はあったように思うんです。この事業は今後も続けていってもらいたいなと思うとともに、今回、予定もされていますけれども、今からこういうようなことを言っていいのかもわからへんけど、コロナ対策で今、アメリカが物すごい勢いで出ていく中で、そのいろいろと延期とかそういうふうな判断も非常に難しいと思うんですけれども、そのような判断はいつごろに、時期を見ながらですけれども、お考えでしょうか。 ○山本(和)教育長  次年度の準備は、昨年の秋から、子供たちを本当にこの半年間で、どんなふうにこの研修に向けて自分たちをつくり上げていくかってやってるんですけれども、今、御指摘のように、世界中がこの状態になっておりまして、もう昨日にはWHOから、パンデミックだと、世界的大流行だというふうな宣言がなされましたので、どこかで考える必要があるんですけれども、現在、私ども懸念がありまして、アメリカのほうからもちょっと懸念を示す打診が来ております。現在ちょっと検討中でございますので、ちょっとここで明らかに、どちらかにするということはお答えできませんけれども、今後ちょっと状況を見まして、適正な対応をしてまいりたいというふうに思っております。御理解よろしくお願いいたします。 ○八木 浩委員  了解です。  甲子園もせっかく決まって、それがもう中止ということになってしまったので、いろんな判断をされるかもわかりませんけれども、その生徒さんやらのフォローもまた含めて、新たなチャンスもつくれるような形で考えていってもらいたいなというのは要望しておきます。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○宮小路康文委員  済みません。ちょっと私もまずは、教育全般というところにはなってくるんですが、もう今や日本だけでは完結できないというようなところで、企業とかも外国の方とか、当然日本の方というのが一緒に机を並べて仕事してたりとか、ネットワーク環境も整って、パソコンで交流されているというようなところで、経済も動きつつあるのかなと思っています。  アーリントンの話になるんですけれども、私、英語を学ぶというところでのツールの一つとして、この短期留学ということがあれば、非常に物足りないなと思ってたんですが、今の御発言を聞かせていただいて、やっぱりいい事業で継続はしていってほしいなというところがあります。  ちょっともういろいろとお話ししていただいたので、要望だけにしておこうと思うんですけれども、やはり実際に触れていると触れていないというのでは、全く別のものでありまして、今ってインターネットとかでその海外の状況とか見て、勉強したつもりというので、知識としては得られるものではあるんですが、おっしゃられるとおり、これ触れることによって、全く違うものだというような感覚が出てくると思います。オーケストラをやられている方から聞いて、長岡京市の方ではないんですが、やはりその作者がつくったときの心情とか環境というのを知っているとか、触れている、触れていないというので、やっぱり表現する音とか構成が全く変わってくるというようなお話を聞いておりますので、引き続きこのアーリントンというのは、さまざま厳しい状況はあるのかもしれませんが、引き続き御努力いただければなというふうに思います。済みません。要望です。 ○住田初恵委員  済みません。もう一つだけ。  243ページの給食の材料費なんですけれども、これ、1年間の材料費として計上されているんですけれども、実際に業者さんに発注されるのは、どのくらいの時期に発注されるのかだけ、教えてください。 ○大江学校教育課主幹  発注のほうは、1カ月前に発注をさせていただいております。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。 ○大伴雅章主査  いいですか。               (「なし」という者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項1を閉じます。  次に、項2小学校費について、御質疑を受けたいと思います。254ページから261ページまでです。どうぞ。 ○住田初恵委員  255ページに、教職員の健康診断委託料というのがあります。これは、ストレスチェックをするということをお聞きしたんですけれども、今、教職員の長時間労働、それに伴う健康障害が問題になっているんですけれども、長岡京市では、一昨年の6月からタイムカードも取り入れられて、その教職員の労働時間がどうなのかなというのを把握されているかと思うんですけれども、月45時間を超える小中学校別に人数と率とか、休職者数とか、わかれば、わからなかったら後でいいです。 ○木村(靖)教育部長  申しわけありません。ただいまの内容ですが、今、府教委のほうで、どういった内容で公表するかを今、検討しておりまして、またそれが決まり次第、45時間以上が何人、大体どれぐらいの率でいるかとか、80時間超えだというようなお話を2市1町ともに合わせて発信したいなと思っておりますので、今の段階ではちょっと公表を控えさせていただきます。 ○住田初恵委員  了解しました。  これ、予算に関係すると言われたら、ちょっとどうなのかなと思うんですけれども、新型コロナウイルスに関してのことで聞いていいですか。 ○大伴雅章主査  先ほども申し上げましたけれども、あくまで来年度予算を審議する場という御理解の中で、御質疑をお願いします。  この間も、一昨日も市長のほうからそういう依頼もございました。現在進行中の、大きな話は別にしまして、細かい話については、もう、私も推察するところ、現場も毎日毎日が本当、どう過ごしていくのかというふうな状況だと推察しておりますし、私も現場を見させていただきましたので、大きな話については、私は教育委員会が答えるべきだというふうに思いますが、コロナ関連に関しての現在進行中の細かい話は、副市長からも市長からも依頼が受けたこと、委員長としてそのことを遵守したいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ○住田初恵委員  じゃあ、個別にお聞きすることで。後で。 ○大伴雅章主査  後で。それはまた、これもルールあったのかな。ルールを遵守していただいて。ということでお願いをいたします。  ほかに。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項2を閉じます。  次に、項3中学校費について、御質疑を受けたいと思います。260ページから265ページまでです。  ございませんか。 ○二階堂恵子委員  お伺いいたします。  265ページの小中学校就学援助支援事業のことについて、お伺いいたします。  新入学にかかわる、例えば制服代、小学校でも体操服などいりますし、ランリュックなどもいるわけなんですけれども、中学校に入るに当たって準備するものがたくさんあると思います。また、費用もかかります。補正で予算を組んで認められていたのでは、支給が4月の入学式に間に合うのかなということをちょっと心配しております。その辺はいかがでしょうか。 ○大木教育部参事学校教育課長  小学校におきましても、中学校におきましても、入学準備金というのが準要保護、要保護の家庭にはあると思いますけれども、昨年は3月29日に支払いをしておりましたけれども、振り込みをしていましたけれども、本年度は3月17日に振り込みの予定でございます。 ○二階堂恵子委員  はい、ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項3を閉じます。  先ほど申し上げましたように、議事の都合により、この時計で40分まで休憩をいたします。空気の換気をよろしくお願いいたします。              (午前10時32分 休憩)              (午前10時40分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、再開します。  次に、項4社会教育費について、御質疑を受けたいと思います。264ページから287ページまでです。質疑をお願いします。 ○中小路貴司委員  社会教育費の関係、ちょっと幾つか聞きたいことがあるんですが、まず1点目で、273ページの図書館行事推進事業について、お尋ねします。  説明いただいた中で、増額をしているんだというふうなことを聞きました。大河ドラマの関係の図書を充実するというふうなことを聞いてるんですが、具体的にどのような形で進められるのか、お聞かせください。 ○坂内図書館長  図書費と器具費につきまして増額をいただいております。こちらにつきましては、現在、細川ガラシャさん関係の図書をかなり充実しているんですが、さらに充実を図りまして、また、勝竜寺城公園の管理と、こちらのほうに若干の歴史関係の本を置いて、大河ドラマ関係の行事の啓発に一緒に努めていこうと考えております。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  そうすると、図書館のほうの蔵書の一部を勝竜寺城公園のその1階のところに閲覧されて啓発するということの理解でよろしいんですか。 ○坂内図書館長  はい、中小路委員おっしゃるとおりでございまして、まず勝竜寺城公園の管理者のほうに、団体貸し出しで所蔵の本をお貸しいたしまして、そちらのほうで管理棟のほうで、地域のお子さんであるとか、来館者の、市を初めて訪れた方々に、長岡京市の歴史に触れていただくという学習、学びの場としての機能を一部持っていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  ぜひうまく進めていただけるように、よろしくお願いいたします。  関連して、279ページの文化財の啓発事業についての部分でもお尋ねしたいと思います。  ここでも、大河ドラマ関連で町中の博物館コースであるとかということを言っておられると思うんですが、このあたりの説明のほうもお願いできますか。 ○荻久保生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長  失礼します。  令和2年度の文化財保護啓発事業につきましては、今年度の大河ドラマ関連事業を引き続き成果を上げていきたいというふうに考えております。特に2点、今おっしゃっていただきましたまちなか博につきましては、これまで講演会等、たくさんの集客があるんですけれども、1カ所に大勢集まっていただくことだけでなくて、やはり市内の文化財に触れていただくという、よりフィールドワーク的な取り組みということで、まちなか博ということを開催させていただこうと思っております。  それともう1点が、文化財保存活用地域計画ということで、この文化財に今、注目を浴びている中、歴史の町、大河ゆかりのまちとしての発信がある、この盛り上がりの中で、今後の文化財の活用、保存・活用について、総合的な計画をつくっていくという、二つの新たな事業を計上させていただいております。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  277ページの放課後児童クラブ育成事業について、お尋ねしたいことがありますので、お願いいたします。  1つは、開設時間の延長ということですけれども、直営の放課後児童クラブも、4月から平日は6時半までの開所ということになりますけれども、それに伴う6時から6時半まで、超過する勤務の方がおられると思うんですけれども、賃金のほうはそこについての保障があるのかどうかということをお聞きしたいのと、どういう体制で組んでいかれようとしているのか、その辺もお聞かせください。 ○新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹  失礼します。  18時30分までですけれども、指導員さんの勤務の時間を18時30分までという形で延ばさせていただきます。そちらについては、当然その報酬でいれておりますので、週当たりの勤務時間も延ばさせていただいております。アルバイトさんにつきましても、18時から18時30分、申し込み制という形にしていますので、申し込みの数に応じまして、アルバイトさんも要る分だけ、18時30分までお仕事をしていただきます。もちろん、お金もお支払いのほうはさせていただきます。  以上です。 ○二階堂恵子委員  この体制なんですけれども、各クラブも異なって、独自で6時から6時半の30分の体制を組むということになっているんでしょうか。指導員の体制です。 ○新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹  指導員につきましては、全ての指導員が18時までのところが、18時45分までお仕事をしていただくような形で勤務を延ばしております。ただ、育休の関係とかがございますので、育休の、育児の部分休暇の方については、指導員3名のところに配属しておりますので、育児の部分休暇をお取りいただいても、お仕事がいけるような形で、体制のほうは整備のほうをさせていただいております。 ○二階堂恵子委員  はい、ありがとうございます。  もう一つですけれども、次、有資格職の新設ということがありますけれども、これについても新しいことなので、詳しく教えていただきたいと思います。 ○新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹  新しく有資格職という形で、来年度、育児休業の職員がお2人出ます。以前であれば、資格がない補助員さんを充てておったところなんですけれども、有資格の方を、今回新たにアルバイトさんという形で採用のほうをいたしまして、人材の確保という観点もございますので、時給のほうも上げるような形で、優秀な人材を育児の代替の職員という形で職務に当たっていただくという形で、育児の支援にもなるかと思っておりますので、そういう形で今回、予算のほうも上げさせていただいております。  以上です。 ○二階堂恵子委員  済みません。この2名の育休の方に入られる代替職員の方は、資格がなくても、途中で資格を取られるということですか。もう資格を持っておられるということですか。済みません。ちょっとうまく聞けなかったので。 ○新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹  そちらについては、資格のある職員を充てる予定にはしておりますけれども、今年度新たに始まったという形で、例えば中学校の教員の先生で、中学校の教員の経験者もある方で、すごく保育の経験あるんですけれども、ちょっとまだ資格、受けられていない方については、もう、一応育休代替で立てまして、1回目の資格の講習会を受けに行っていただくというような形でも対応させていただきますので、来年度中に必ず資格は取っていただくような形で、制度のほうを進めたいと考えております。  以上です。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  もう一つよろしいですか。  今回、本当に急な学校の休校ということで、学童保育が働くお母さんやひとり親家庭の方を支える受け皿になっているということが、全国的に報道されているところですが、長岡京市でも開会していただけたり、喜んでおります。運営で一番困っているということは、人手が足らない、狭い施設を教室をかえたりすると、そこを見守る人が必要だということで、今、高校を卒業した学生さんとか、それから担当課の方々などの本当の協力で、何とか日々、運営をしていっているというふうに、指導員から聞いております。これが、24日以降になりますと、大変本来の春休みのシフトに穴がいっぱいあいていると。もう新開主幹、御存じだと思いますけれども、その状況でもう不安がいっぱいだということで、今、24日以降、感染がないというふうには絶対言えないので、ここで切って、行政のほうでは切っておられるけれども、本当に見守ってくれる人がなくなるというところに、不安をいっぱい持っておられるので、春休み中の人員の確保、ぜひお願いしたいんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○土家副市長  コロナ対策の関係でございますけれども、いろいろ今、二階堂委員から御提案をいただきまして、ありがとうございます。これまでから申し上げておりますように、刻々と状況が変わっております。それに合わせて、刻々と対応も変わってまいります。今後の見通しも、はっきり言ってなかなか見通せない部分もございます。なので、今、御提案いただいたようなことも含めて、どう対応するのかというところでございます。共産党会派の皆さんから、申し出をいただいております。御提案をいただいております。そのほかにも、これまでから平成会派さん、それから公明党さん、輝さんからも御要望をいただいておりまして、その内容も十分参考にさせていただきながら、適切な時期に適切な対応をしてまいりたいと思っております。進行中の話でございますので、個々の状況については、なかなか答えられる内容もございます。それから、今後の見通しについても、まだまだ見通せない部分もございますので、その辺につきましては、御了解をいただきたいと思います。今後とも適切な対応に努めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。 ○二階堂恵子委員  もう一つ。  公民館、269ページの公民館定期講座開設事業につきまして、ちょっとお尋ねいたします。  これは、2年前から行われております、市民参加型の講座の予算のことでしょうか。 ○林中央公民館長  定期講座のほうは、市民企画講座もございます。あと一部ですが、従来型の公民館が主催する講座も若干ですけれども、残っております。両方ございます。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  市民企画講座に1年目より2年目に申し込みがふえたということで、回数制限がありまして、私の知り合いの方も、企画講座、参加しておられますが、きのうもちょっとお電話で聞きますと、やっぱり回数が欲しいということでしたので、ぜひ、今年度の1月に、市民企画講座の主催の方の交流会というのがあったんですかね。そこら辺で、市のほうも状況把握をしておられると思いますけれども、これから希望者が多い、本当に生涯学習の発展のために、長岡京市の方、力を持っておられる方がたくさんおられるということを確信しているような企画だと思いますので、ぜひ開催者の声を聞いていただいて、回数をふやしてほしいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。 ○大伴雅章主査  ほかに。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ項4を閉じます。  次に、項5保健体育費について、御質疑を受けたいと思います。288ページから293ページです。 ○中小路貴司委員  スポーツの振興、289ページのところの項目でお尋ねしたいと思います。
     さきに、予算の資料要求書のほうで要求させてもらって答えていただきました、この要求書の238ページのところで、子供の体力の状況、府平均との比較というところで、資料をいただきました。これを見せていただきますと、小学校、中学校の体力の状況を見せていただきますと、この新体力テスト、握力から上体起こし云々とあるんですが、京都府と比べたところ、長岡京市が優位に立っているものは50メートル走であるかなと。全て、平成30年度を見ますと、府平均を超えているものが、それ以外ないような状況かなと見てとれます。  例えば、握力に関しては、平成30年度京都府平均より超えているところは1つだけで、17つはだめと。17学年というんですかね。その部分でいくと、ちょっとかなり悲しい結果になっております。このあたりについての、ちょっと補足的な説明をまずいただきたいと思うんですけれども。 ○川上文化・スポーツ振興室長  こちらのほうの体力の府平均との比較の見方ですけれども、京都府の平均を50としまして、本市の実態がその平均をどういう隔たりがあるのかということを示しています。  中小路委員御案内のとおり、例えば握力に関しましては、京都府の平均を50としまして、その平均を下回っている学年といいますか、小学校の2年生の男子になるわけですけれども、一つのその学年で、小学校・中学校全体としましたら、一つのものしか上回っていなかったというような状況でございます。なかなかこの辺のところ、京都府の実態も、全国から比較しますと、なかなか難しい状況にもありますし、どちらかというと全国的に子供たちの実態が、スポーツをしている子供たちと、そうでない子供たちの二極化が進んでいるのかなという現状がございます。  長岡京市においても、なかなか難しいところがございますけれども、できるだけふだん、学校も含めて子供たちが運動できる環境が整えられるような、そういった情報発信も含めて取り組んでまいりたいとは思います。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  この状況を踏まえて、令和元年度につきましては、子供のスポーツをということで、リーディング事業で展開していただきました。この新しい新年度につきましては、この総合型スポーツクラブの推進を含めて増額で進めていただけるというふうなことであるんですが、その子供の体力についての見解は、まず所管の川上室長のほうからどのように考えておられるのかとかをちょっと聞かせていただきたいと思います。 ○川上文化・スポーツ振興室長  今年度、スポーツ協会さんが中心になりまして、総合型地域スポーツクラブと連携して、元気アップ推進事業、中小路委員御案内のとおり、子供の遊ぼうキッズを進めていただいております。今年度、長岡第四小学校と長岡第五小学校において、総合型地域スポーツクラブでモデル的に取り組んでいただいているところでございます。  私の考えとしましては、やはり子供のとき、幼児期にやはり体を動かすことが楽しいか、楽しくないかという、そういう経験が一番重要かなと思っておりまして、小さいときにはやはり遊びを通して運動できるような、そういったことの取り組み、スポーツ協会さんで今やられている総合型の地域スポーツクラブさんと一緒に、連携しながらやられているこの事業というのは、非常に重要であるなと思っております。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。  教育委員会としても、一定の理解をいただいていまして、進めていただくということで、最後に教育長にちょっとお尋ねしたいんですけれども、子供の体力、特に知力・体力とかあるいは徳育も含めて大切なんですが、このスポーツですね、特に先生にもお世話になりました、こういう子供たちが関心を持てるような事業も総合型で進めておられます。教育委員会としても、今後その体力については、強力に進めていただきたいなというふうな思いを持っているんですが、山本(和)教育長のほうの御見解を聞かせていただいて、最後の質問とさせてもらいます。 ○山本(和)教育長  まさに昔から、健全なる精神は健全なる体でもってなると。宿れかしというのが最後にくるらしいですけどね。やっぱり心の健康を保つには、やはり体の健康というのは大事なことでございます。御指摘のように、こういった数値で出る部分が当然ございますけれども、数値の出ない部分、本当にこの数値だけでいいのかなという部分がございまして、こういったあたりも、総合型スポーツクラブの中で、当然子供たちと地域の方で、大人と触れ合うことですね。心の健康というのは、当然にそういったことだけで養われるものじゃないんですけれども、当然家庭教育の中でも、こういった子供たちに対する心身の健康のためのいろんな活動だったりをすべきだと思います。  行政、私どもその教育の現場におきましても、やっぱり学校教育と家庭教育と地域教育と、この3者、一体、三位一体になりまして、本当に子供たちの元気な体を保つためにはどうしたらいいか、常に自問自答しながら、それぞれの事業の展開に努めてまいりたいと思います。  本当にあすの世界というのは、当然今の子供たちが担ってくれるわけですから、まず心の健康、大事であります。体の健康、大事であります。この2つが総合的にうまく組み合わせて、新しい本当に世界に旅立っていけるような、立ち向かっていけるような、子供たちの体と心のための事業を展開してまいりたいと思いますので、また御理解、御協力のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。 ○中小路貴司委員  ありがとうございました。  本当にスポーツの関係については、なかなか目に見えない形であるんですけれども、予算の配分も通して、今後ぜひ検討していただきながら進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、項5を閉じます。  以上で、第10款を閉じます。  以上で、歳出を閉じます。  次に、歳入のうち、教育委員会に関する部分について、他に質疑があれば受けたいと思います。  なお、質疑をされる場合は、ページ番号を指定してからお願いします。歳入です。ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、歳入を閉じます。  以上で、第1条第1項及び第2項を閉じます。  次に、第3条債務負担行為のうち、本分科会の所管に関する部分についての説明をお願いします。 ○木村(靖)教育部長  それでは、第3条債務負担行為について、御説明申し上げます。  11ページ、第3表をお願いいたします。  本分科会にかかわる事業といたしましては、2件ございます。  1件目の長岡第四小学校再整備工事基本・実施設計委託料は、老朽化等の課題のあります長岡第四小学校の建てかえ整備にかかる工事の基本設計及び実施設計委託料でございます。期間、限度額についてはお示しのとおりでございます。  2件目のクラウド型図書館システム使用料は、図書館の貸し出し、返却等の資料の管理を行うシステムの更新に伴う使用料でございます。期間、限度額についてはお示しのとおりでございます。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  ただいまの部分について御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  ないようですので、第3条を閉じます。  以上で、第16号議案を閉じます。  説明員の入れかえがございますので、11時20分から再開をしたいと思います。  休憩に入ります。              (午前11時05分 休憩)              (午前11時20分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、再開します。  第17号議案 令和2年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算について、説明をお願いします。 ○能勢健康福祉部長  第17号議案 令和2年度長岡京市国民健康保険事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼をいたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ72億559万7,000円で、前年度当初と比べまして、4.3%の減となっております。  令和2年度の国民健康保険の世帯数は、前年度比2%の減の9,511世帯、被保険者数は前年度比3.3%減の1万4,276人で、1世帯当たりの被保険者数は1.5人と見込んでいるところでございます。  それでは、歳出から変動のあったものを中心に御説明申し上げます。18、19ページをお願いをいたします。  まず、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、1億4,063万4,000円、7.8%の増となっております。主な要因は、職員の異動等による職員人件費とオンライン資格確認等の実施及び保険料滞納整理業務の京都地方税機構への移管に伴う国保事業等システム変更委託料の増額でございます。  次のページをお願いをいたします。  項2徴収費、目1賦課徴収費で、9%増の669万円を計上しております。例年計上しております賦課徴収経費に加えまして、京都府地方税機構への業務移管を滞納世帯にお知らせするための文書発送にかかる経費でございます。  次に、項3運営協議会費では、25万4,000円を計上しており、開催回数の見直しによるもので、33.2%の減でございます。  次のページをお願いをいたします。  款2保険給付費でございます。  保険給付費総額は50億2,258万円で4.2%の減でございます。  項1療養諸費、目1一般被保険者療養給付費は、過年度の保険給付費の状況をもとに、4.6%減の43億376万9,000円を見込んでおります。  目2退職被保険者等療養給付費は91.5%減の80万円を計上しております。  なお、退職者医療制度の廃止に伴いまして、令和2年度は被保険者数がゼロ人となることから、以前の給付に対する請求分を見込んで計上しております。退職被保険者数にかかる保険給付費は、いずれも大きく減額となったところでございます。  目3一般被保険者療養費は、4.3%減の7,293万8,000円を、過年度の給付状況をもとに計上させていただいております。  目5審査支払い手数料は、レセプト件数の減少見込みにより減額し、1,504万2,000円を計上しております。  次に、項2高額療養費、目1一般被保険者高額療養費では、0.5%増の6億239万8,000円を、過年度の給付状況をもとに計上させていただいております。  次のページをお願いをいたします。  目3一般被保険者高額介護合算療養費、目4退職被保険者高額介護合算療養費、並びに項3移送費、目1一般被保険者移送費については、前年度と変更はございません。  次のページをお願いをいたします。  項4出産育児諸費は、出産見込み件数の減少に伴いまして、1,512万8,000円、18.2%の減額となっております。  項5葬祭諸費及び項6精神・結核医療給付費は、いずれも過年度の給付状況をもとに計上をさせていただいております。  次に、26ページから31ページにかけまして、款3国民事業費納付金は、総額19億896万4,000円で、前年度比5%減でございます。  内訳といたしまして、項1医療給付費分として、目1一般被保険者医療給付費分で、13億806万6,000円を計上し、次のページをお願いをいたします。目2退職被保険者等医療給付費分で59万6,000円を、また、項2後期高齢者支援金等分として、目1一般被保険者後期高齢者支援金等分で4億3,932万2,000円を、目2といたしまして、退職被保険者等後期高齢者支援金等分で15万1,000円を、また次のページで、項3介護納付金分として1億682万9,000円を計上しております。  款5保険事業費、項1保険事業費、目1保険事業費は、2,505万6,000円で、5.4%の減額となっております。前年度につきまして、人間ドック、脳ドック、前立腺がん検診への利用助成、後発医薬品利用差額通知及び糖尿病性腎症重症化予防事業を実施するほか、重複服薬適正化事業にかかる経費を新たに計上しております。  また、一般会計事業で実施する健康マイレージ事業に関するシステム使用料として、国民健康保険負担分を前年度の利用者数案分により計上させていただいております。  次のページをお願いをいたします。  項2特定健康診査等事業費は7,043万9,000円で、1.4%の増額となっております。前年度に続きまして、特定健診及び特定保健指導、特定健診受診勧奨の実施経費を計上するほか、臨時的に特定健診データ管理システム端末のライセンス更新経費を計上させていただいているところでございます。  款6基金積立金、項1基金積立金、目1国保財政調整基金等積立金は利子の計上で、121万7,000円でございます。  款7諸支出金は、項1償還金及び還付加算金の目1一般被保険者保険料償還金及び還付加算金、次のページの目2退職被保険者等保険料償還金及び還付加算金は、いずれも過年度の償還金還付額の増減に伴う計上とさせていただいております。  款8予備費は、広域化後の執行状況から判断し、前年度から1,000万円減額し、計上させていただいたところでございます。  続きまして、歳入について御説明を申し上げます。  ページ戻りまして、8、9ページ目をお願いをいたします。  款1国民健康保険料、項1国民健康保険料、目1一般被保険者国民健康保険料は、加入者数の減を見込み、前年度比の0.7%減の13億9,984万2,000円を計上しております。  目2退職被保険者等国民健康保険料は、102万1,000円を計上しております。令和2年4月から退職被保険者数がゼロ人となるため、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年分保険料は、初級適用分を考慮し、いずれも枠取りとして計上しており、前年度比82.1%の減となっております。  次のページをお願いをいたします。  款4府支出金、項1府補助金、目1保険給付費等交付金は、50億7,083万円を計上しております。  節1普通交付金は、49億8,059万6,000円を計上しており、これは歳出の第2款のうち、申請支払い手数料を除いた第1項から第3項までの絶対的必要給付の財源として、10分の10の交付を受けるものであります。  節2特別交付金は、保険者努力支援分や特定健康診査分などの市町村の取り組み状況等に応じて交付されるもので、9,023万4,000円を計上させていただいております。  次のページをお願いをいたします。  款5財産収入は、121万7,000円で、国民健康保険財政調整基金と出産費資金貸付基金の利子を計上しているところでございます。  次に、款6繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金は、前年度比2%減の5億5,793万1,000円を計上しております。  節1保険基盤安定制度繰入金から節4職員給与費・事務費繰入金は、国の法定分として5億4,200万4,000円を、節5その他一般繰入金は、市が負担すべき分として、地方単独事業影響分の1,592万7,000円を計上しております。  項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金は、1億6,000万円を計上しております。年度間の料率激変を抑え、保険加入者の保険料負担を緩和するため、財政調整基金を取り崩すもので、繰り入れ後の基金残高は、おおよそ5億2,300万円となる見込みでございます。  次のページをお願いをいたします。  款7繰越金は、前年度と同額を、款8諸収入、項1延滞金及び過料及び項2雑入では、それぞれ過年度の実績に基づき計上させていただいております。  最後に、保険料率でございます。医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分ともに、令和元年度から収益を予定をさせていただいております。令和2年度の保険料は、財政調整基金の取り崩しなどにより、保険加入者の保険料負担の増加抑制に努めたところでございます。なお、この保険料の予算上の試算でありますので、令和2年度の料率は賦課期日において算定する料率となるところでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して質疑を受けたいと思います。どうぞ。 ○住田初恵委員  今、財政調整基金から繰り入れをして、保険料が上がらないようにしましたということで、大変評価をいたすところなんですけれども、今のところは令和元年度と保険料率、均等割額とか、所得割率とか、そういうものは変わらないとお聞きしたんですけれども、賦課限度額の変更はございますでしょうか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  保険料の賦課限度額につきましては、ことしの1月29日に国民健康保険法施行令の一部が改正をされておりまして、基礎賦課額の限度額が63万円に、それから介護納付金の賦課額の限度額が17万円に、それぞれ引き上げられております。また、2月の本市の国民健康保険運営協議会におきまして御審議をいただきまして、国と同様の措置を講じること等との答申を受けております。現在は、今議会におきまして、追加議案として御審議いただきたく、庁内での準備、調整を進めております。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  また、議案が提案されるということで、今わかったら教えてほしいんですけれども、去年に比べて賦課限度額がどのくらい上がるかというのは、わかりますか。
    ○土家副市長  まだ、議会運営委員会のほうにも提示をさせていただいておりません。いろんな方向で準備は進めておりますけれども、また改めまして議会運営委員会のほうにも提示をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○住田初恵委員  この国保というのは、ほかの医療保険にはない、平等割、各世帯に何ぼ、均等割、各1人に何ぼというふうなもので、かなり収入に対して国保料がすごく高くなっているということが、以前から問題になっております。お聞きしたいんですけれども、年収が300万円で40代、だから介護の支援分を入れなきゃいけない世帯で、18歳未満の子供が2人いる世帯で、今の分でいきますと、それぞれ所得割、均等割、平等割ってどのくらいになりますでしょうか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  今、御質問いただきました40代御夫婦でお子様がお2人の場合、給与年収300万円があくまでお1人の年収であるというふうに仮定をいたしますと、現行料率で年間の保険料が35万200円でございます。それぞれの内訳でございますが、所得割額が18万7,600円、均等割額が13万7,400円、平等割額が2万5,200円となるところでございます。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  合わせて35万何ぼかって言いはったんですけれども、やっぱりそれって、収入の11%は超えるかなと思うので、やっぱりこの世帯にとっては、すごく厳しい国保料だなと思うんですけれども、以前から私たち、要求していたんですけれども、この子供世帯、子育て世帯を応援するために、仙台市とか愛知県の一宮市では、均等割を、子育て世帯に対しての均等割を、18歳未満の子供に対して3割軽減をして、少しでも子育て世代のそういう負担を軽減しようということも行われているんですけれども、そういうような軽減をするようなお考えはありますでしょうか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  これまで一般質問でもお答えしておりますとおり、国保の制度上、被保険者の多い世帯の方は、少ない世帯の方よりも受益が多いということで、多くの受益に見合う負担をお願いするということで、均等割という制度がございますので、その点は御理解いただきたいというふうに考えております。  子供にかかる保険料負担の違いにつきましては、他の医療保険と比べて、国保において子育て世帯への経済的負担、これは大きくなっておりますので、そのことにつきましては、引き続き国に対しまして、子供のその均等割、子供にかかる均等割の保険料、これを軽減する制度の創設を要望しておりますし、引き続き要望してまいりたいというふうに考えております。  子育て支援という点では、本市で、他市で独自でされているところもあるということなんですが、本市におきましては、子育て支援という点では、子育て支援医療の拡充ですとか、府の制度に上乗せをして実施をしておりますし、ほかにも中学校給食など、さまざまな制度により支援を行っておりますので、現在のところは本市独自で国保料について、子育て世帯といいますか、子供にかかる均等割の軽減ということは考えておりませんので、御理解のほどお願いいたします。 ○住田初恵委員  子育て世帯の医療費の拡充も、中学校卒業まで200円にしていただいて、確かに頑張っていただいているなと思ってるんですけれども、府内のほかのところでも、高校までの医療費の拡充もしているところもあるような状況ですので、ぜひ、なかなか国のことで難しいとは思うんですけれども、また均等割、子育て世代への均等割の軽減に対して、また要望があったということで、要望もされているんですけれども、考えていっていただきたいなと思います。要望しておきます。 ○大伴雅章主査  要望ですね。  ほかに。 ○住田初恵委員  31ページの健康マイレージ管理システム処理、ここ一般会計で聞いたらよかったかなと思ったんですけれども、ちょっと聞き忘れて申しわけない、ここで聞かせてもらうんですけれども、これを去年から歩行距離を把握するアプリを入れて、歩いて健康になろうということで、そういう取り組み、すごくいいことだなと、私もよく散歩はするんですけれども、すごくいいことだなと思っております。これは、健康づくり部会というところで、11月20日に会議を開かれまして、そこでもこのことが取り上げられて、その中の意見で、この市がやっているアプリはちょっと使いにくい。ほかのところでは、ここまで歩いたら1,000歩いけますよみたいな、何ていうか、歩く意欲を高めるような、そういうアプリとかもあるんですよみたいな、そういう御意見があったんですけれども、やっぱりもうちょっと使いやすいというか、その意見も生かされたような、そういうアプリに変えていかれたら、もっと、ここまで頑張って歩いてみようというふうなことにもつながるかとも思いますので、その辺はいかがでしょうか。 ○川村(雄)健康医療推進室長医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長  健康マイレージの“aruku&”のお話かと思うんですが、こちらにつきましては、今年度から始めさせていただきました。その点で、それぞれ使いづらい、使いにくい、あるかと思いますが、このやり方につきましても、何年か続けて、そこの中の効果ということも検証していきたいというふうに思っておりますので、それにつきましては、御意見としていただきまして、今後につきましても、その辺を踏まえながら続けていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○住田初恵委員  ぜひ考えていっていただきたいなと思うのと、それからこれ、どのくらいの利用者数がいるか、わかりますか。 ○川村(雄)健康医療推進室長医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長  今年度目標としました500人について、応募はもう少しあったんですが、500人の方、今、登録して歩いていただいております。また、意見として、やはりそういったきっかけになったというプラスの効果も大変聞いておりますので、ちょっと使いづらいというのは、なかなかやはり、新しいアプリにしてもその辺はあるかもしれませんが、そういった面も含めて、やはりしっかりと、これについては今まで歩いていない方も歩くということにいけましたので、そういった効果はあったかなというふうに考えております。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  それで、これからの疾病予防のために、やっぱり若い方に、アプリだから年寄りは使っていないかなと思うんですけれども、若い方にこういうことを、歩いて健康になろうということはやっていただきたいなと思うんですけれども、その辺はやっぱり若い方が登録されているんでしょうか。 ○川村(雄)健康医療推進室長医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長  今、手元に詳しい資料はないですが、これはあくまで、やはり健康の事業をしたときに、意識がある方がやはり講演にはよく来られていたんですが、そういった意味で、やはり働いている方はなかなか来られなかった。そういった意味で言いますと、若い方というか、中高年の方ですね。そういったなかなか健康に今まで、そういった参加をされていなかった方にターゲットを当てていくということで、そういったところについては参加が広がっている。また、もともと健康である方にも参加いただいているというふうに、今、バランスよく登録いただいているかというふうに考えております。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  ぜひこれを皆さん使っていただいて、歩いて健康になっていただきたいなと思います。健康維持をしていただきたいなと思います。  33ページに、特定健診委託料と特定保健指導委託料っていうのがあるんですけれども、これはやっぱり検診をしっかり受けていただいて、ちょっとひっかかった方は保健指導もちゃんと受けて、受診しなきゃいけない人はきちんと受診をしていただいて、そういう生活習慣病を悪化させない、そういうことにとても大切な事業だと思っております。昨年度のこの利用実績というんですかね。それぞれわかっていましたら、教えてください。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  特定健診の昨年度の実施状況でございますが、特定健診の対象者数は1万1,056人、そのうち受診者数が5,238人、受診率が47.4%でございます。  特定保健指導でございますが、対象者が443名、参加者が158名となっております。参加率は35.67%となっております。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。  なかなか対象の方で、特定健診を受けられる方も半分にも満たない。特に、特定健診でちょっと注意しなきゃいけない方が443名おられるけれども、保健指導を受けなきゃいけない方がおられるけれども、158名しか受けられていないということですけれども、これ、受けられない要因というんですかね。そういうことはどうなんでしょうか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  受けられない要因はさまざまかと思いますけれども、お仕事をされている方もいらっしゃいますので、そういった時間的なものもあろうかと思いますし、また、保健指導の対象にはなっても、体にその症状が出ているわけではないというところの意識が、なかなか利用率につながらないところなのかなというふうに思っております。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。  なかなかそういう意識も、なかなか持てない人にというのは難しいかなと思うんですけれども、時間がない人もいてはるということで、その辺では工夫できることはあるんでしょうか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  今現在、特定保健指導の実施しておりますのは、本市の直営に加えまして、医療機関とあとスポーツクラブ、コ・ス・パですけれども、そちらのほうでも実施をさせていただいているところです。申し込みは平日のお電話になるんですけれども、利用自体はスポーツ施設ですとお休みの日でもあいておりますので、そういったことは一定配慮はできているのかなというふうには思っております。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  もう一つだけ。国保の直近でいいので、その滞納者数と、そういう方に対しての現在の取り組みを教えてください。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  滞納者数でございますが、今年度の滞納繰越分の滞納者数は、1,140人でございます。その中で、2月末時点でまだその滞納保険料がある方は、896人となっております。  滞納者に対する本市の現行の取り組みですけれども、現年分では納期後に、未納の場合、20日以内に督促状を発送し、督促をし、督促を受けてなお納付がない方には、催告書を発送しております。滞納繰越分では、年2回の過年度の一斉催告を発送するのと、滞納処分事前通知書、それから差し押さえ予告書の送付などにより納付を促し、なお資力がありながら納付いただけない方、納付も相談もない方については、差し押さえを執行する場合がございます。  また、時間外の窓口の開設ですとか、個別訪問による納付指導、それから分納誓約者の納付が、分納誓約が守られていない方に対しては、不履行通知というようなものも送って、いろんな方法で納付を促すというような努力をしております。 ○住田初恵委員  いろいろ取り組んでいただいて、きめ細やかにやっていただいて、ありがたいと思うんですけれども、資力がありながら滞納されているという方はどのくらいいてはるんですか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  その総数は、その数字を出すということは難しいんですけれども、調査をして資力がある場合には、差し押さえに至ることもあるということで、御理解いただければと思います。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  また、総括で。 ○大伴雅章主査  総括でしてください。  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第17号議案を閉じます。  乙休診まではいきたいというふうに思いますので、次に、18号議案 令和2年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計について、説明をお願いします。 ○能勢健康福祉部長  第18号議案 令和2年度長岡京市乙訓休日応急診療所特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼をいたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,705万1,000円で、前年度当初と比べまして2%の増となっております。  それでは、歳出から御説明をいたします。12、13ページをお願いをいたします。  まず、款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費で、5,491万7,000円を計上しており、前年度比1.6%の減でございます。  説明欄で主なものは、医師・薬剤師・看護師などの人件費、医療機器の保守、診療報酬請求に伴う医療業務などの運用する経費でございますが、診療日数の減少によりまして、人件費等が減額となっているところでございます。  次のページをお願いをいたします。  目2財産管理費は、乙訓休日応急診療所施設整備基金利子として4万4,000円を積み立てるものでございます。  款2医業費は、医薬材料費に要する経費が主なものでございますが、919万7,000円を計上しており、前年度32.2%増でございます。これは、医薬材料費の経費を近年のインフルエンザの検査キットや医薬品の執行状況を踏まえまして、増額させていただいたものでございます。  款3公債費、項1公債費、目1元金で、235万9,000円を計上し、これは平成26年度の診療所改修工事に伴う、診療所事業債の元金償還によるものでございます。  次のページをお願いをいたします。  目2利子の3万4,000円は、平成27年度より償還しているものでございます。  款4予備費につきましては、前年度と変更はございません。  次に、歳入でございます。  ページが戻りまして、8ページ、9ページをお願いをいたします。  項1診療収入は、開所予定日数を前年度より5日間少ない71日間とし、5,331万2,000円を見込んでおります。平成31年度の、今年度の診療所の総利用者数は、2月末時点で5,430人で、前年度より217人増加しておりますが、これはゴールデンウィークがちょっと9日間あったということの影響による分でございます。  款2分担金及び負担金は、共同運営者であります向日市と大山崎町からの運営費分担金として、439万5,000円を計上しております。  款3使用料及び手数料は、駐車場使用料を含む施設使用料として206万2,000円と、診断書料などの経費として1万5,000円を計上しております。  款4財産収入といたしましては、乙訓休日応急診療所整備基金の利子を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款5繰入金は、一般会計からの繰入金として、421万6,000円を計上しており、これは診療所運営にかかる経費のうち、長岡京市の負担分でございます。  款6繰越金、款7諸収入については、前年度と同様でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第18号議案を閉じます。  ただいま審査の途中ですが、午後1時まで休憩をいたします。  どうも、御苦労さんでございます。              (午前11時51分 休憩)              (午後 1時00分 再開) ○大伴雅章主査  休憩を閉じ、再開いたします。  次に、第27号議案 令和2年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、説明をお願いします。 ○能勢健康福祉部長  第27号議案 令和2年度長岡京市介護保険事業特別会計予算について、御説明をさせていただきます。着座にて失礼いたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ72億6,413万1,000円で、前年度当初と比べまして、4.2%の増となっております。なお、要介護、要支援認定者につきましては、1月末現在で第1号保険者は4,343人、高齢者人口に対する認定率は20%でございます。  それでは、歳出から御説明いたします。18、19ページをお願いをいたします。  まず、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費は、前年度比11%減の6,411万1,000円を計上しております。これは職員の減員に伴い、職員人件費が減額となっております。  次のページをお願いをいたします。  項3介護認定審査会費、目1介護認定調査費は20.7%減の1,041万2,000円を計上しております。更新認定期間の延長により、認定調査件数の減少を見込んでおります。  次に、目2認定審査会共同設置負担金は、乙訓福祉施設事務組合負担金で、3,769万3,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款2保険給付費、項1介護保険サービス等諸費、目1居宅介護サービス給付費から、26ページ上ほどの目10特例居宅介護サービス計画給付費までについては、第7期の介護保険事業計画と、前年度実績などを踏まえまして、それぞれ歳出に計上しており、項1介護サービス等諸費全体では、3.5%増の61億8,668万1,000円となっております。  次の項2介護予防サービス等諸費におきましても、目1介護予防サービス給付費から、次のページの下ほどにございます、目8特例介護予防サービス計画給付費まで、項1と同様に計画と前年度実績を踏まえまして計上しており、項2全体で8.3%増の1億9,790万8,000円となっております。  次のページをお願いをいたします。  項4高額介護サービス等費、目1高額介護サービス費は、44.3%増の1億5,156万4,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  項5高額医療合算介護サービス等費、目1高額医療合算介護サービス費は24.4%増の3,586万1,000円を計上しております。  項6特定入所者介護サービス等費、目1特定入所者介護サービス費は7.7%増の1億9,211万5,000円を計上しております。これは低所得者に対して施設サービス、短期入所サービスの食費等について、負担限度額を超える部分の補足給付でございます。  次のページをお願いをいたします。  款が変わりまして、款3地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費は、8.8%増の1億4,433万6,000円を計上しております。  説明欄の下から3段目の介護予防・生活支援サービス費負担金につきましては、利用実績による増加を見込んでおります。  次のページをお願いをいたします。  目2介護予防ケアマネジメント事業費は、18.6%増の1,582万5,000円を計上しており、これは総合事業利用者のケアマネジメント費でございます。  次に、項2一般介護予防事業費、目1一般介護予防事業費は、6.3%減の1,861万4,000円を計上しております。高齢者介護予防デイサービス事業委託料の減額が主な要因でございます。  次のページをお願いをいたします。  項3包括的支援事業・任意事業費、目1地域包括ケアシステム運営事業費は、5.3%増の1億2,908万2,000円を計上しております。  目2任意事業は8%減の5,400万6,000円を計上しております。減額の主な内容は、説明欄の認知症施策総合推進事業では、見守り機能付防犯カメラに係る経費について、及び高齢者在宅生活支援事業では、家庭内事故等連絡体制整備委託料について、実績による減額でございます。  次のページをお願いをいたします。
     款4諸支出金及び次のページの款5予備費につきましては、ほぼ前年度と同様でございます。  次に、歳入について御説明をいたします。ページが戻りまして、10ページ、11ページをお願いをいたします。  款1介護保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料は、0.5%増の15億9,676万7,000円を計上しております。第1号被保険者の負担分で、特別徴収が約10%、普通徴収が約10%の割合でございます。  次に、款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金は、4.3%増の12億2,390万円を計上しております。公費負担分50%のうち、国の負担分は施設分として20%、施設分以外として25%となっております。  次に、項2国庫補助金、目1調整交付金は、交付率を3.75%見込んでおり、15.3%増の2億6,060万6,000円を計上しております。  目2地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業分は、7.6%増の3,576万9,000円を、目3の地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業以外分は4.2%増の7,027万4,000円を計上しております。それぞれ国の負担割合は目2が25%、目3が38.5%であります。  目4保険者機能強化推進交付金は、自立支援重度化予防などの取り組みを支援するために、平成30年度に創設された交付金で、第1号被保険者数と国の評価指標に応じて交付金が確定されるもので、年度途中で交付額が決まるため、頭出しで1,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款4支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1介護給付費交付金は、4.5%増の18億2,817万8,000円を、目2地域支援事業支援交付金は7.6%増の4,828万7,000円を計上しております。これは、40歳から64歳までの第2号被保険者の負担分で、支払い基金の負担割合といたしまして、給付費の27%となっております。  次に、款5府支出金、項1府負担金、目1介護給付費負担金は4.7%増の9億7,667万7,000円を計上しております。府の負担割合は施設分として17.5%、施設分以外として12.5%となっております。  次に、項2府補助金、目1地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業分として7.6%増の2,235万4,000円を、目2地域支援事業交付金の介護予防・日常生活支援総合事業以外分として4.2%増の3,513万6,000円を計上しております。府の負担割合は目1が12.5%、目2が19.25%であります。  目3地域包括ケア総合交付金は55万1,000円を計上しております。  次のページをお願いをいたします。  款7繰入金、項1一般会計繰入金で、これは市の法定負担分で、工事全体で6.9%増の10億7,979万円を計上しております。  目1介護給付費繰入金及び目2地域支援事業繰入金の介護予防・日常生活支援総合事業分の市の負担割合は12.5%。目3の地域支援事業繰入金の介護予防・日常生活支援総合事業以外分の市の負担割合は19.25%でございます。  目5低所得者保険料軽減繰入金は、特例措置として、介護給付費の法定負担分とは別枠で公費を投入して、低所得者の保険料軽減の強化を図るもので、令和2年度も継続して実施してまいります。負担割合は、国が2分の1、府と市が各4分の1となっております。  次に、項2基金繰入金は、介護保険給付費基金からの繰入金として8,470万円を取り崩すものでございます。  款8繰越金から、次のページの款9諸収入については、前年度とほぼ同様でございますが、雑入で新たに後期高齢者広域連合から保険と介護の一体事業としての委託金を計上しております。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。どうぞ。 ○白石多津子委員  37ページのこの地域支援事業費のところでお伺いしたいんですけれども、説明欄の下から5行目の高齢者介護予防デイサービス事業委託料という、軒並みいろんな予算が上がっている中で、ここが下がっていると思うんですけれども、このデイサービス事業委託料が下がっている要因というのは、どういうものが考えられるのか、教えていただきたいんですけど。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  今回、高齢者介護予防デイサービス事業につきましては、現在、ふたば苑のほうで委託している事業になります。その事業費につきましては、利用者自体はそんなに減ってはいない、どちらかというとふえているほうなんですけれども、予算といたしまして、見込みのほうを減額させていただいているというところでございます。 ○白石多津子委員  見込みを減額したということは、どんどん利用者が減るという見込みだということですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  前年度に関しまして、ちょっと多目に予算を計上しておりまして、実情に合わせて利用者数を見込みさせていただきましたので、本年度は減額したというところでございます。 ○白石多津子委員  はい、わかりました。ありがとうございます。 ○二階堂恵子委員  同じページなので、先に。  その下のところにあります、37ページの介護予防サロン開催助成金のことでちょっとお伺いしたいんですけれども、介護予防サロンというのは、すごく大事なことになってくるかなというふうに思っております。このことにつきまして、高齢者の居場所というところでは、活発にいろんなところでサロンを開催しておられると思いますけれども、助成金をいただくには、どのような、例えば自治会を使わなければならないとか、こういう会場でなければならないとか、そういう制限はあるんでしょうか。お聞かせください。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  この助成金に関しましては、地域の自主組織、自治会でありましたり、老人クラブでありましたり、そういう団体の方々に対しまして、条件といたしましては、1回当たり60分以上であるとか、それと1回当たり20分以上の運動を実施すること、それと最低月2回実施することを条件に助成をさせていただいております。 ○二階堂恵子委員  今の条件を満たすところであって、場所は自治会館とか、そういうところでなかっても助成金はいただけるという、申請すればいただけるということでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。場所に関しましては規定はございません。 ○二階堂恵子委員  その助成金をいただきたいなという、やっぱり高齢者ですから、参加費も少なくとっているし、会場費もそんなに集められないというサロンをやっておられる方は、どこへ申し込めばいいですか。高齢介護課ですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  実施されたい場合は、高齢介護のほうにお申し出いただきまして、相談の中で決定させていただいております。 ○二階堂恵子委員  ぜひよろしくお願いします。これからも、もっとふえると思いますので。 ○住田初恵委員  歳入のページ11ページで、国からの調整交付金が出ているんですけれども、これ、去年よりふえております。この調整交付金というのは、国保と同じく努力義務をされたところにたくさん交付金がおりるのかなと理解しているんですけれども、間違いございませんか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  調整交付金につきましては、これは市町村の努力義務ではございませんで、国のほうが決定いたしました率で交付いただくものでございます。定額でございます。 ○住田初恵委員  定額。はい、わかりました。  そうしたら、その国保にあったような支援者の努力したからこれはちょっとふやしますよというのは、どこになるんですかね。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  10ページ、11ページの目4の保険者機能強化推進交付金でございます。 ○住田初恵委員  埼玉県の和光市とか大阪の大東市とかは、この頑張りましたよという評価に、介護保険から卒業できました、介護のそれで介護保険料、給付費というのは減っていくわけなので、その辺で評価を得ている。だけど、地域支援事業にいったはいいけど、はい、この体操だけしといてくださいということで、介護度が結局上がってしまったというところもあって、それは悪い例だと思うんですね。でも、本市はそういう評価が高いということもお聞きしたんですけれども、どういうところで評価が高かったのかをちょっと教えてほしいなと思います。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  この機能強化交付金につきましては、自立支援、重度化防止等の取り組みを支援するために創設されたものでございまして、内容につきましては、介護予防でありますとか、認知症施策、また地域包括支援センター機能強化というところで、評価いただくものでございまして、どこが高いかというよりも、全体的に評価がいただいておりまして、特にそういう高いというところはございません。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  14ページの低所得者保険料軽減繰入金というところで、すごく頑張っていただきまして、令和2年度の予算がぐんとふえて、今まで生活苦しいけど、介護保険料が高いから本当に大変なんやわという声もお聞きしていたので、今回のこういう低所得の方への保険料の軽減は大変評価をするものなんですけれども、具体的にどういうふうに変わったかのか、教えてください。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  まず、今年度でございますけれども、今年度、所得税10%の引き上げに伴いまして、10月から3月まで半年分を軽減させていただきました。その軽減の内容と申し上げますと、本来の基準額、月額の基準額、保険料率をかけるわけなんですけれども、その保険料率を低く設定させていただいておりまして、来年度につきましては、4月から3月まで、1年間分を減額させていただきまして、まず第一段階の方につきましては、保険料率は本来0.45のところを0.3、第二段階の方につきましては、0.6のところを0.5、第三段階の方につきましては、0.7を0.65に軽減するものでございます。 ○住田初恵委員  はい。どうも大変御努力いただきまして、ありがとうございます。喜びはると思います。  それから、引き続いていいですか。  22ページの居宅介護サービスが3年間やっていって、組まれている予算だからかなのか、ちょっとわからないんですけれども、居宅介護サービス給付費が減ってるんですね。マイナスになってるんですけれども、この今、やっぱり施設から在宅へという介護の中で、この居宅介護サービスって本当に重要な事業だと思ってるんですけれども、これが減った理由をちょっと教えてほしいなと思います。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  居宅介護サービス費につきましては、実績をもとに算出しております。その中で、原因といたしましては、高齢者専用住宅でありますとか、サービス付高齢者住宅、また有料老人ホーム等が、本市だけではなくて、近隣市町村にもかなりふえてきたところが要因で、施設介護サービス費のほうが増となっておりまして、在宅居宅介護サービス費のほうは減額というふうになっている。 ○住田初恵委員  済みません。サービス付高齢者向け住宅というのは、居宅ですよね。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。 ○住田初恵委員  有料老人ホームの分は施設。在宅。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  有料老人ホームは軽費老人ホームですので、施設です。 ○住田初恵委員  施設ですね。そして今、サービス付高齢者住宅と有料老人ホームが近くにもふえたから、ちょっと意味が。それで減る意味がわからないんです。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  そういう施設がふえることによりまして、そちらのほうに入居されます。その入居されますと、有料老人ホームでありますとか、そういうサービスがそのまま併設してあるところがございます。さらに、サービス付高齢者住宅につきましても、そういう見守りでありますとか、サービスがついておりますので、実際にそのホームヘルプサービスでありますとか、デイサービスとかいうのを使われる利用回数が減ってきたということで、実績に合わせまして減額させていただきました。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。 ○白石多津子委員  これ一応、歳入歳出とわたってて、ちょっと申しわけないんですけれども、先ほどの歳入の10、11ページのところの保険者機能強化推進国庫交付金のところで、藤田課長、特に何もないですとおっしゃいましたけれども、そんなことないと思いますよ。これ、点数ごとに採点されて、京都府よりすぐれている項目が幾つかあって、だからこそ交付金が出てるんだと思うんですね。そのすぐれている点は、非常にたくさん、長岡京市、あったと思いますし、点数が今、それぞれ何点かということは、今、私も書類持ってないですけれども、いろんな項目があって、何十項目もあって、その中で満たしているところもたくさんあったと思うんですけれども、むしろ私がお伺いしたいのは、今、課題となっているこの推進国庫交付金をいただくための、この点数が低いところというのは、長岡京市の課題というのはどこなんでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  点数で申し上げますと、全部で692点なんですけれども、長岡京市は592点で、約100点、点数がもらえてないんですけれども、1問当たり10点程度でして、10項目ぐらいできていないところがございまして、その中で、地域包括支援センターの割合でありますとか、その1地区当たり、持っておられる件数でありましたり、またはケアプランの適正化ということで、そこのチェックですね。そこがちょっとできていない、点数がもらえていないというところがございます。  そしてあと、国の基準で、こちらのほうとしては、実績をつけさせていただいたところで、国の基準に達していない部分もございました。なので、その10項目ですので、どれがというよりも、ちょっと小さい、細かいところができていないというところです。 ○白石多津子委員  たくさん細かい項目がありますので、それは確かにそのとおりだと思いますので、そこのところの課題が今度の第8期でしたっけ。介護保険の事業計画の課題になってくるんでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  今年度も平成30年度の結果を見まして、平成31年度、改善させていただいた部分もございますし、次期計画におきましても、そのできていない部分というのは改善してまいりたいというふうに考えております。 ○白石多津子委員  はい、ありがとうございます。  以上です。 ○住田初恵委員  ページ27の介護予防サービス給付費ですが、これは要支援1・2の方のサービス全てを含んでいるということですよね。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  この介護予防サービス給付費につきましては、現行相当の通所介護と訪問介護以外の給付費でございまして、例えば訪問リハビリでありますとか、訪問看護サービスとかを使われている方に対して、こちらのほうから給付させていただくというふうになっております。 ○住田初恵委員  そうしたら、その現行サービスを使っている分は、どこになるんですかね。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  ページは34ページ、35ページの款3地域支援事業部の1、介護予防・生活支援サービス事業費のこちらの説明の中で、下から3段目、介護予防・生活支援サービス費負担金が通所介護及び訪問介護になります。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  ここもちょっと予算的にはふえているんですけれども、要支援1・2の人だけではない、要介護の人も含まれるんですけどね。今までの課題として、男性がなかなかデイサービスに行かはれへんのがすごく問題やなと思ってたんですけれども、このごろリハビリに特化した、そういう通所サービスを行うところがふえてきて、割とそこに行ったら、男性がよく参加されて、これはいいなと思ったんですよ。そういうことで、これがちょっと、そういうこともふえたので、ふえたのかなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  そのとおりでございます。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。  引き続いて、同じ35ページなんですけれども、介護予防サポーター研修委託料、これは前年度と変わらずに予算が組まれておりまして、ここに、今までは暮らしサポーターが入っていて、結局研修は受けはったけれども、どこかで働くことはゼロ人で、やっぱりこの事業は見直したほうがいいんじゃないかってずっと言ってきたんですけれども、今回はどのように見直された、見直しはったかどうかわからないですけれども、どういうふうに考えられましたか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  暮らし支援訪問サービスにつきましては、平成30年度より総合事業における緩和型サービスとして実施をしてまいりました。実際、利用に結びつかないというところから、現在、仕組みのほうを変更したいというふうに考えております。  変更の内容といたしましては、サービス内容は従来と同様に、生活援助のみとさせていただきますけれども、就労先といたしまして、今までは事業所を指定する形で実施しておりましたけれども、今後はシルバー人材センターに委託する形に変更してまいりたいというふうに考えております。 ○住田初恵委員  今、シルバー人材センターでもそういう生活援助をしてはる人はいはるわけなんですけれども、そういう人に、今やってはる人に、そういう講習か、研修か、受けていただいてやってもらうということですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。シルバー人材センターの登録会員さんに、養成講座を受けていただきまして、その暮らし支援訪問サービスの担い手として活動していただきたいというふうに考えております。 ○住田初恵委員  その場合、介護報酬は8割に、介護事業所だったらそういうふうになりますけれども、そのシルバーに行ったときも、それぐらいの報酬になるんですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  今回、委託となりますので、またシルバー人材センターが人件費も変わりますので、1回当たり180円を想定しております。ですので、月4回ということであれば、720円になりますので、本来、このサービス、週1回程度でありますと、約1,200円ぐらいかかります。現行の想定でいきますと。それの8割ですと960円ですけれども、それよりも安く、720円で週1回程度の生活援助ができるというふうに変更になります。 ○住田初恵委員  済みません。今、960円は、これはサービスを受けはった人が払うお金という意味ですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。利用料になります。 ○住田初恵委員  利用料ね。  今度は、シルバーに委託をして、シルバーから来ていただいた場合は720円、その利用された方が払うということで、その働いてはる人ね。そういう方の賃金とかはどうなるんですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  その分を委託料として、市のほうからシルバー人材センターのほうにお支払いいたします。 ○住田初恵委員  はい、わかりました。 ○大伴雅章主査  ほかにないですか。 ○住田初恵委員  ページ39ページの高齢者在宅生活支援事業で、家庭内事故等連絡体制整備委託料というのが、去年は369万1,000円だったんですけれども、ことし大分減って、169万4,000円になっております。これは、去年の6月からだったと思うんですけれども、固定型もあるし、携帯型もあるし、リース料になって、以前よりかすごく使いやすいものになったなというふうに思ってるんですけれども、その割に予算が減った理由は何だったか、教えてください。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  予算の減額につきましては、既存の機器、去年までつけておられた方の切りかえ費用ですね。利用料につきまして、見込み額よりも低額で契約ができましたので、今回減額という形になっております。 ○住田初恵委員  そうしたら、昨年の利用者数とことしの見込み数、リース代が安くなったと言ってはるけれども、自分たちはこう思ってたけど、幾らになったというのをちょっと教えてください。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  まず、利用者数ですけれども、現在、184件でございます。この184件、前年度と比べまして、ほとんど台数はふえてはいないですけれども、この6月に切りかえさせていただいてからは、新規で33件の申し込みをいただいております。  ただ、今回機器の切りかえの手続に関しまして、全ての方と連絡をとらせていただきまして、既に施設に入所されておられたり、お亡くなりになられていたり、重度化によって必要がなくなった方、一定整理することになりましたので、廃止のほうも31件という形になっております。こちら、前回の予算で見込みさせていただいたのは、1,200円程度、利用料を考えておりましたけれども、今回300円弱で契約できましたので、かなり減っているところでございます。 ○住田初恵委員  300円弱になった。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  1件当たり、利用料300円弱当たりです。 ○住田初恵委員  はい、ありがとうございます。助かります。 ○大伴雅章主査  ほかに。 ○二階堂恵子委員  同じページですけれども、39ページです。  そこでお聞きしたいのは、介護用品支給扶助費ということで、おむつ券なんですけれども、これは取扱店は15店舗で変わりはないのかということと、市内との地域にも、地域の中で、この偏りというか、ここは余りそういうものを販売していないとかいうところが、取り扱っていないというところがないのかどうか、その2つをお聞きしたいんですけれども。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  今年度の取扱店は18社ございます。場所につきましては、大きなドラッグストアでありますとか、ほぼ全域で登録いただいておりますので、点在しているというふうになるわけです。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。  広く購入ができて、便利になると思います。  続きまして、その下なんですけれども、配食サービスの利用扶助なんですけれども、昨年度と金額同じなんですけれども、昨年度、ことしの食数、4社で配食サービスやっておられるということなんですけれども、食数を聞かせていただきたいなと思いますけれども。昨年とことしと。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  1月末現在でございますけれども、総配食数が4万2,660食となっております。
    ○二階堂恵子委員  見守り扶助費というのは320円出ているんですね。この配食サービスに対して。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。1食当たり320円でございます。 ○二階堂恵子委員  実際に利用者が払う金額はお幾らでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  各配食業者によって金額はまちまちでございます。一番安いところでありますと、274円から、一番高いところでありますと、600円まで。その間、それぞれ事業所のほうが設定されております。 ○二階堂恵子委員  なぜこのように値段が違うというのは、御存じないですね。値段の差というの。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  これは食材費ですので、見守りで入っておりませんので、多分それで事業者が決めておられるものと。 ○二階堂恵子委員  はい、わかりました。ありがとうございます。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。ございませんか。よろしいですか。 ○大伴雅章委員  じゃあ、私よろしいですか。  多くの委員の方々が介護予防に関心持って質疑されておられます。私も介護予防についてお聞きを、何点か教えていただきたい、あるいはお聞きしたい点がございます。  まず、介護予防事業で、あれ包括なのかもわからんけれども、今里のクラブコングに委託されてやっておられる事業がございました。あれ、予算項目で言うたらどれになるんですか。35ページですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  35ページの説明欄の下から5段目。短期集中型サービスC委託料。 ○大伴雅章委員  実は、私もこれじゃないですけど、そこに個人的に行ってるんですけどね。浜野議員も一緒ですけれど。これは横に置いといて。実はこの事業、私の行く時間、しょっちゅうやってはるんですよ。私、10年間行ってて。ここは2、3年前から、物すごく質の高い、中身の話、しますね。本当にこんなんええのやってはるのかという講座ものですよね。ドクターも、歯医者も来はりますし、整形外科医も来るし、私もお医者さんの講座のときにお客さんが1人なんで、サクラで参加してもう感動したんですけどね。非常に質の高いプログラムサービスやってはります。実際、自分も体験しました。  ところが、2、3年前から、定員20人で年2回やってはったんですが、年1回になったということと、多いときは3回やってはりましたね。10年間の中で。今、1回なんですよね。8回セットぐらいで多分やってはると思うんですが、物すごく参加者が減ったんですよ。目に見えて。だからサクラで参加したんですけどね。この、あれだけ質の高い講座をやってはって、なぜこういうふうに急に減ったか、原因らしきものはわかりますか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  この3年間、確かに人数が定員に満たないという状況でございます。それ以前につきましては、二次予防対象者把握事業というものがございまして、その中で対象と思われる方に、ダイレクトメールでこういう事業を実施していますという御案内のほうをさせていただいておりました。その事業が総合事業に切りかわったことによりまして、なくなりましたので、今現在、ダイレクトでそういう方々をちょっと把握することが、今できていない状態でして、やはり対象と思われる方の掘り起こしができていないというふうに考えております。 ○大伴雅章委員  やはり私も多分、あれは平成29年度でしたですかね。2年か3年前ですね。国のほうから、いわゆる我々の概念で言う、一次予防、二次予防という概念で、高齢者、65歳以上の方を分けてたんですよね。一次予防が、私も対象者なんですよ。高齢者イコール一次予防対象者。二次予防対象者というのは、ちょっと御説明願えますか。私よりも専門的に。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  介護が必要な方は、介護認定を受けられて、要介護者という形です。お元気な方は一次予防認定者ですね。二次予防につきましては、チェックリストを配らせていただいて、その中で自分ができないであるとか、チェック項目が多い方。ただ、まだ介護までいかれない方という形で、二次予防者というふうに判断をさせていただいておりまして。 ○大伴雅章委員  そうですね。私も書いた覚えがあるんですよ。65歳になったら、市から来ましてね。いわゆるADL中心ですね。日常生活動作のチェック項目ありまして、3つぐらい、三択ぐらいでありまして、あれで大体把握しはるのやろなというふうな、おおよそのことは対象者として理解していたんですが、先ほど藤田課長が言われましたように、それで把握できていた。だからダイレクトメール出せてた。今はそれができにくくなっていると。何か工夫ないもんでしょうかね。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  工夫といたしましては、今年度、要支援者の方で、住宅改修でありますとか、福祉用具を購入された方につきましては、その決定通知を送らせていただくときに、この短期集中型の御案内を入れさせてはいただきました。今年度につきましては。一応、それ以上のことはできていない状況です。 ○大伴雅章委員  何とかやっぱり今まで、それは制度が変わったら仕方がないというのは理解しますけれども、把握できていた。そのことにダイレクトメール出せてた。それが困難になった、これは制度が変わったからというのはわかりますけれども、やはりすばらしい事業をやっておられる中で、参加者が少ない理由がダイレクトメールが出せていなかった。ちゃんと把握していた人にね。把握すらできなくなった。これはやっぱり、制度の弊害として、しかるべきところにやっぱりその辺の要望を出すのが1つと、市の中で、その中でやっぱり工夫をしていただきたいというふうに思います。これは要望しておきます。が、実は二次予防対象者、その法改正までの、という呼び方。過去は虚弱老人という呼び方してたんですね。あるいは、わかりやすく言えば、言葉が、語弊があるかもわかりませんが、介護予防予備軍みたいな表現もされているような方々、この方々に対してのやはり税の使い方としたら、一番重たい方は介護保険ですよね。その次、その次ということで一次、二次というふうに規定されてて、割と税の使い方としてわかりやすかったんですよね。  土家副市長にちょっと一言感想でもいいんですが、お答え願いたいんですけどね。税の使い方として、やっぱり高齢者、今これだけ26%を超えて、2万1,000人を超えてるんですよ。人口8万ちょっとでね。4人に1人以上ですよ。この方々に対する、いわゆる税の使い方の順番として、優先順位としてね。介護保険はともかくとして、私は少なくとも、この二次予防対象者と言われた方々、いわゆる虚弱老人と言われた方々、もう何もしなかったら要介護認定になるでという方々に、より税を使うべきだと思ってるんですが、土家副市長のお考えだけをお聞きします。 ○土家副市長  大伴委員がおっしゃるとおりだと私も思っております。  まずいわゆる一次予防、元気老人の方、元気高齢者の方については、引き続き元気に長く頑張っていただくと。それは介護予防というよりも、全体でオール市役所でいろんな事業を展開することによって、いつまでもお元気で暮らしていただける、そういう条件整備が必要だというふうに思っております。  介護予防については、おっしゃったように介護予防の制度。その間にある二次予防について、そこをしっかり支えることによって、介護に至らない条件づくりをしていくというのが、非常に大切だというふうに思っています。そこに税の効果的な使い方というのがあると思います。そういう意味では、共生型福祉施設構想の中で来年度から竹寿苑の改築に向けた基本計画を策定に向けて作業を進めることになっておりまして、その予算を今回もお願いしているわけですけれども、そういうところで、今までの一次予防に加えて、二次予防をどういう機能で整備をし、活用していただけるような仕組みにしていくのかというのを重点に、検討を進めていきたいというふうに思っております。そうした形で、二次予防をしっかり支えていくという仕組みづくりが必要かなというふうに思っております。  以上でございます。 ○大伴雅章委員  ありがとうございます。  非常に心強いお言葉をいただいたというふうに認識しております。やはり、税の使い方の順番、これをやっぱり間違ったらあかんというふうに私、思いますので、一次予防に加え、二次予防とおっしゃいましたが、逆に一次予防を横に置いといて二次予防をやるべきぐらいの心意気が必要ではないかというふうに思います。これもまた総括で、ちょっとさらにやらせていただきますので、その節はよろしくお願いいたします。  以上です。 ○住田初恵副主査  返します。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんね。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第27号議案を閉じます。  次に、第29号議案 令和2年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算について、御説明をお願いいたします。 ○能勢健康福祉部長  第29号議案 令和2年度長岡京市後期高齢者医療事業特別会計予算について、御説明を申し上げます。着座にて失礼をいたします。  初めに、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ14億1,727万円で、前年度当初と比べまして、14.3%の増となっております。  被保険者の状況は、令和2年12月末現在で1万988人で、前年同月比485人、4.6%の増となっております。  それでは、歳出から御説明をいたします。14、15ページをお願いをいたします。  まず、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で2,958万6,000円、前年度比2.6%の増で、被保険者の増加や消費税率の改定に伴う通信運搬費の増額が主な要因でございます。  次に、項2徴収費、目1徴収費は、291万6,000円、4.7%の増でございます。こちらも同じく通信運搬費が増額となっております。  次のページをお願いをいたします。  款2後期高齢者医療広域連合納付金は13億8,320万5,000円、14.6%増でございます。説明欄に三つの負担金がございますが、まず広域連合の事務費負担金として2,180万8,000円、0.8%増でございます。  次に、保険料等負担金として、徴収いたしました保険料を、一旦市の特別会計に計上した後、広域連合に納付するものですけれども、11億8,377万2,000円、14.1%の増であります。  保険基盤安定制度負担金は、保険料軽減措置分を公費で補填するもので、1億7,762万5,000円を計上し、20.6%増額しております。軽減措置対象者増加の見込みによるものでございます。  次に、款3諸支出金及び款4予備費につきましては、前年度と変更はございません。  次に、歳入でございます。  ページが戻りまして、8ページ、9ページをお願いをいたします。  款1後期高齢者医療保険料は、11億8,372万2,000円で、14.1%の増でございます。広域連合において算出されました保険料の納付金額をもとに算定しておりますが、京都府全体でも同じく14.1%増加する見込みとなっております。  款3国庫支出金、項1国庫負担金、目1後期高齢者医療事業費補助金は、システム改修委託料に対する全額補助を受け入れるものでございます。  款4繰入金、項1一般会計繰入金は、合計2億3,171万4,000円で、15.5%の増でございます。  目1保険基盤安定制度繰入金、目2広域連合事務費負担金繰入金は、それぞれ歳出に計上する広域連合への負担金と同額となっております。  次のページの目3職員給与費・事務費繰入金は、3,228万1,000円、2.1%の増となっております。  款2使用料及び手数料、款5繰越金及び款6の諸収入は前年度と同様でございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○大伴雅章主査  説明は終わりました。  一括して御質疑を受けたいと思います。よろしく。 ○住田初恵委員  保険料の算定のところになるんですけれども、ここも所得割と、それから均等割で年間の保険料は決められるわけなんですけれども、この令和2年度、改定の年になりますので、この令和2年度の均等割額、所得割率、それから京都府の平均保険料をちょっと教えていただきたいなと思います。 ○鍋島医療年金課長  次期の保険料なんですけれども、均等割額が5万3,110円、それから所得割率は9.98%、1人当たりの保険料額、これは参考数値になりますが、8万5,951円という試算が出ております。 ○住田初恵委員  前の平成、この2年間、前2年間に比べて、均等割額も、それから所得割率もかなり高くなっているかなと思うんですけれども、平均保険料、年間でちょっと教えてもらったんですけどね。月額で教えてもらっていいですか。 ○鍋島医療年金課長  月額で。12で割ったらいいんですか。 ○住田初恵委員  ちょっと割れないので、ごめんなさいね。 ○大伴雅章主査  割ってあげてください。 ○鍋島医療年金課長  この試算値を12で割りますと、一月当たり7,162円50銭ほどになります。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。  前2年が6,327円だったので、かなりの値上げになって、やっぱりこの後期高齢者の方は、もう年金ぐらいしか収入がないので、本当に厳しい保険料になるかなと思うんですけれども、その辺、ちょっと考えてほしかったなと思うのと、それから賦課限度額ですね。それは幾らになりますか。 ○鍋島医療年金課長  現在、62万円のものが、次期64万円に設定されております。 ○住田初恵委員  そうしたら、全てにわたって結局保険料が、賦課限度額も上がるし、ほかの階層の方の保険料も上がることになるわけですね。 ○鍋島医療年金課長  はい、上がることになります。 ○住田初恵委員  医療保険基盤安定制度負担金、軽減措置分として、予算も組まれているんですけれども、これではどのぐらいの人がこの軽減措置でちょっと助かるんでしょうか。 ○鍋島医療年金課長  平成30年度の人数になりますと、先ほどの補正予算で上げてました数字になるんですが、6,090人が長岡京市の場合は軽減措置を受けているということになっております。 ○住田初恵委員  それ以外、1万987人のうちの6,090人がそういう軽減措置で、少しは助かるかもわかりませんけれども、あとの人にとってはほとんど全てが保険料が値上がるということで、大変厳しい、後期高齢の方にとっては厳しい保険料だなというふうに思います。これ、京都府が決めはることなので、なかなか市としてそういうこと、難しいのかもわからないけど、やっぱりこの保険料を、これは後期高齢の方にとってはちょっと厳しいので、もうちょっと考えていただきたいというふうな要望も出していただければなと思いますが、いかがでしょうか。 ○鍋島医療年金課長  確かに保険料上がってまして、保険料の負担感というのは、皆様には大変なものだとは思うんですが、後期高齢者医療保険制度におきましては、この次期の場合、今回の場合は約6,800億円必要となる医療用給付金のうち、約700億円を保険料で賄うという試算のもとに、保険料が設定されておりました。次期改定におきましては、約7,400億円を超える医療費が必要な中で、800億円ほどを保険料で賄うという予算になっております。その他の部分というのは、税での補填と、それから国保や被用者保険から、現役世代からの支援ということで、多くの働く世代からの支援が、既にそこで投入されておりますので、保険料については御理解いただきたいということに尽きるかと思います。 ○住田初恵委員  御理解いただけないけど、いいです。 ○大伴雅章主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○大伴雅章主査  なければ、第29号議案を閉じさせていただきます。  以上で、本分科会に送付を受けました議案の審査は終了いたしました。  これにて、予算審査常任委員会第3分科会を閉会します。  大変御苦労さまでした。              (午後 1時57分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        予算審査常任委員会(第3分科会)                             委員長  白 石 多津子                             主 査  大 伴 雅 章...