長岡京市議会 > 2019-09-11 >
令和元年決算審査特別委員会第1分科会( 9月11日)
令和元年決算審査特別委員会第3分科会( 9月11日)

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  1. 長岡京市議会 2019-09-11
    令和元年決算審査特別委員会第1分科会( 9月11日)


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    令和元年決算審査特別委員会第1分科会( 9月11日)            令和元年決算審査特別委員会(第1分科会) 1、開催日時   令和元年9月11日(水) 午前10時00分 開会                午後 0時00分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(7人)   ◎主査  〇副主査       ◎冨 岡 浩 史    〇小 原 明 大        広 垣 栄 治     小 谷 宗太郎        宮小路 康 文     白 石 多津子        綿 谷 正 已    議 長 福 島 和 人 1、欠席委員(0人) 1、市から出席した者
      中小路市長  佐々谷副市長  澤田統括官   喜多(利)対話推進部長  城田対話推進部次長秘書課長   八島広報発信課長  村上(渉)総合調整法務課長   仁科総合政策部長   大西総合政策部参事(新庁舎建設担当)兼公共施設再編推進室長   井上(浩)総合政策部次長契約課長   鈴木(忠)公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹  硲総合計画推進課長   嶋本総合計画推進課主幹  神田財政課長  秦谷情報システム課長   向井検査指導課長  中川検査指導課主幹  堤市民協働部長   井上(晃)市民協働部参事危機管理監  髙橋(義)市民協働部次長   柿原防災安全推進室長  小林防災安全推進室防災危機管理担当主幹   中村(彰)総務課長  馬場総務課主幹   木下総務課市民相談消費者行政担当主幹消費生活センター長   村上(裕)税務課長  井ノ上環境経済部長  岡本農林振興課長   鳥居商工観光課長  中小路(孝)商工観光課主幹   上田商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  末永建設交通部長   井上(健)都市計画課長  浜川住宅営繕課長  坪内会計管理者会計課長   福岡監査委員事務局長 1、議会事務局   関議会事務局長  木村(知)議会事務局次長  本夛主査  塩谷書記 1、傍聴者   〔議  員〕(0人)   〔新聞社等〕(0人)   〔市  民〕(2人)              (午前10時00分 開会) ○冨岡浩史主査  おはようございます。ただいまから、決算審査特別委員会第1分科会を再開します。  傍聴がありますので、報告します。  それぞれ発言される際には、マイクを使っていただきますよう、よろしくお願いいたします。  また、議案の説明が長い場合は、座って説明していただいても結構です。  昨日もありましたが、ちょっと声が聞き取りにくい部分がありましたので、必ずマイクを通して、よろしくお願いしたいと思います。  本日は、歳出、第6款農林水産業費から始めます。  それでは、説明をお願いします。 ○井ノ上環境経済部長  おはようございます。それでは、農林水産業費の御説明をさせていただきます。  197、198ページをお願いいたします。第6款農林水産業費でございます。全体の決算額といたしまして、1億1,002万8,849円と、全体の対前年度比でいきますと、843万円余り、6.4%の増となっております。前年度と比較をしまして、変更のありました箇所を中心に御説明をさせていただきます。  まず、項1農業費、目1農業委員会費でございます。決算額484万1,194円で、前年度より54万円余り、10.1%の減となっております。農家台帳システムの改修に係る増の一方で、前年度の委員会視察研修と委員の改選に係る経費の減によるものでございます。  次に、目2農業総務費では、決算額8,633万9,186円で、前年度比176万円余りの増でございます。432の01農林総務管理事業におきましては大きな変更はございませんが、その下の職員人件費の増によるものでございます。  次のページをお願いいたします。目3農業振興費では、決算額910万6,676円で、前年度比では192万円余りの減となっております。また繰越明許費としまして、146万9,000円繰り越しをさせていただいております。昨年の台風21号によりまして被害を受けました、ビニールハウス復旧事業の補助金について、年度内復旧が困難となったため、繰り越しをしたものでございます。  備考欄432の01特産物育成事業では、190万円余りの減となったところでありますが、これは平成29年度におきまして、農産物育成管理設備等補助金として乙訓農作業住宅組合バックホー購入補助金200万円が減となったところでございます。  また、02の地産地消推進事業におきましては、内容には大きな変更はございませんが、平成30年度も引き続き、特産物育成のためナス、花菜の栽培補助を行うとともに、地元野菜利用促進とPRを図るため、ベジタブル講座を開催をしたところであります。  次の03、地域水田農業推進事業、また202ページの04、農業団体支援事業では、大きな変更はございません。  続きまして、目4農地費でございます。決算額1,424万1,399円で、400万円余りの増となったところであります。432の01の農業用水路等しゅんせつ事業では、31万円余りの減でありますが、これは樹木の伐採の手数料が減になったということでございます。  それから02の市単土地改良事業では、432万円余りの増になっておりますが、農業生産の基盤安定を図るために、地元土地改良区や農家組合によるため池や用水域などの土地改良事業に対して、補正や予備費充用による補助を6件行ったところにより、増となってものでございます。  項が変わりまして、項2林業費、目1林業費でございます。決算額が2,650万394円で、513万円余りの増でございます。432の01鳥獣対策事業では137万円余りの増となったところでございますが、次のページをお願いいたします。  備考欄のところの防護柵維持管理事業補助金では、 台風による風倒木で被害を受けた金網防護柵修繕復旧のため補助金を増額し、追加交付を行ったものでございます。  そのほか、02の西山における森林整備推進事業でも、災害復旧対応に伴い、修繕料や里山林再生事業、危険木伐倒等処理においての事業費が増となったところでございます。  農林水産業費は以上でございます。御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。197ページから204ページです。 ○小谷宗太郎委員  この内容は199、200ページの農業振興のほうにかかわってくるのかなと思いますけれども、一般質問でもちょっと触れたんですけれども、2022年問題で、都市計画に関するアンケート生産緑地の関係ですね、それは建設交通部のほうでどういう開発が行われそうなのかという形のアンケートだったわけですけれども、逆の言い方を返せば、生産緑地、農地をなくすと、ないし転用するというふうな考え方ですから、農業側からもこれ一定、このアンケートというのは非常に大きな意味があるのではないかというふうに考えているんですけれども、現在まずこのアンケート調査が、本年度中に行われるのかな、それについてどういうふうな連携とか考えを持っておられるのかというところをお聞きします。 ○岡本農林振興課長  アンケートといいますか、生産緑地特定生産緑地として指定していくのかどうかというような、意向の調査が中心になってくるかと思います。それで農業サイドとしましては、農地を守る立場から全ての生産緑地について、新しい特定生産緑地制度のほうへ移行していただきたいと考えております。  その中で、移行するに当たっては、いろんな制度改正によって、賃貸借をしても税の猶予が受けられるとかそういう制度がありますので、その辺も一緒にPRしながら、できるだけ農地として残していただく方向で考えていきたいと思っています。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  私はもちろん都市農業という意味合いも含めて、やはり守っていかなくてはいけない重要なものがあるというふうに思っているんですけれども、一方でやはり西山天王山の駅前であったり、阪急長岡天神の駅前、特に阪急長岡天神の駅前は駅周辺の整備とかにかかわってくるとは思うんですけれども、そういうふうな兼ね合い等考えていきますと、やはり市としてそれはやはり方向性もある一定、これを考えた上で調整をとっていく必要があるのではないかというふうに思うわけです。  例えば、ちょっと具体例を出すとすると、西山天王山駅側だったら調子側、ちょっと焼肉屋のでんの裏側ぐらいの農地ですね、あの辺とかもう既にちょっと長岡京市としては規制がかけられていなかったという例もあるんですけれども、農道沿いに家が建っているという、新しい家が、7軒ぐらいかな、そういう兆候とか出ていて、今後あの辺の周辺の農地、例えば宅地転用されるような方向になる場合、阪急長岡天神駅前周辺と同じような、農道と言いますと物すごく道幅が狭い、緊急車両が通りにくいような形の開発がどんどん進みかねないので、やはりそういうのも一定調整をとった上で、市としてある一定、そのビジョンを持っておく必要があるかと思うんですけれども、農地について。  それでもちろん残すというふうなことは、残してもらいたいというふうな意向は、物すごくわかるんですけれども、そのあたりについてちょっと、方向性というふうな観点からちょっと教えてください。 ○岡本農林振興課長  今回、意向調査をする目的としましては、そういった生産緑地を解除しようという方の意向というのもありまして、そういったことをいち早く知るということで、どれだけが残るのか、どれだけが解除されていくのかという情報をいち早く知ることで、対応をとっていきたいというふうに考えておりますので、そのための意向調査でもあると考えております。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  私が重視したいのは、意向調査の結果を受けての対応ということです、結論から言うと。それで例えば、西山天王山駅側の反対側のJR側の線路沿いに、例えば新しい駅ができるというふうな、例えば流れがあったとしますね。そうするとあの周辺について、しっかりと都市計画の構想とか考えを持っているかどうかというのがやはりバックにあるかと思うんです。きちんと整備するような意向があるのかどうか、あの辺の農地について規制をかけて。  一方で、そうするとでも農地が少なくなってしまいますよね。やはりこれは、その辺の農家の人たちとの調整というのが必要ですし、でもそうしないことにはやはりまた、袋小路がだらだらできてしまうような、どうしようもないような町になってしまいますよね。  そう考えていくと、やはりそのあたりについて一定これ、農業振興という側面と都市計画という側面あわせて、やはり双方で考えていく必要があるのではないか。ちょっとこれ、膨大な話になってしまうんですけれども、一定やはりこの部分では、極めて重要なセンテンスかと思いますので、ちょっとこれ市長のお考え、まちづくりの方向性という意味合いもあるので、お聞きしたいんですけれども。 ○中小路市長  2022年に今の生産緑地の制度が新たな制度に移行していくということで、先ほどから課長がお答えさせていただいていますように、今、各農家さんの意向調査のほうに入っていく、同時に制度の概要についてもまだまだ周知がし切れていない部分があるかもしれませんので、徹底をしていくという基本的なところであります。  それでおっしゃっていますように、まちづくり全体のビジョンをどうかということでありますけれども、これは非常に難しい問題があるんですが、基本的には当然農地を保全していくというベクトルが働いているところがあります。一方で開発をどんどん推し進めようかということも、なかなかこれは言い切れるものでは私はないのかなというふうに思います。  いずれにしても、地権者の皆さん方の意向と我々まちづくりベクトルをしっかり合わせていくということが非常に大事になってきます。それを合わせていくためには、今、委員がおっしゃっているようなビジョンみたいなものを示したほうが、よりわかりやすいのではないかという多分御指摘なんだと思いますけれども、特に阪急の長岡天神駅周辺というのはまさに今まちづくりの方向性を示しているところでありますし、西山天王山の周辺については、こういう町にしていきましょうという何か絵をつくっているわけではありませんけれども、おっしゃっているような一定まとまった土地があるところがどういう活用をされるか、特に調子地区のあたりについては、ベースはやはり地権者の皆さん方がどういうふうに土地を利用していきたいか、活用していきたいかという意向については、これは公式、非公式含めて情報交換をさせていただいております。  それに基づいて、その意向にも沿うような形でまちづくりを進めていくというのが基本的なところでありますので、何かその部分だけを捉まえて、新たなまちづくりビジョンであったり、そういうものを描くという予定は今のところありませんけれども、まずはやはり地権者の皆さん方の御意向をしっかり聞いていく、その中で市の考え、まちづくりとどういうふうに整合性をとっていくかということが、非常に重要ではないかなと考えているところであります。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  要は、余り部をまたいだ話というのはここでは何かと思うので、要はその農地というふうな観点から考えさせていただきますと、やはり今、今後の都市計画というふうな考え方でのアンケート調査、2022年に関するアンケート調査を行っているわけですけれども、その結果というのもやはり農業振興という意味合いも含めて、やはり環境経済部のほうでも情報を共有して、一定今後の農地のあり方についてとか、まちづくりのあり方についてというのは、やはり双方の部で情報を共有した上で、今後のまちづくりについての協議を行っていくべきではないのかと。  また、そういうふうな、都市計画だけではなくというふうなことで、やはりぜひ御検討いただければという旨の意見に。 ○佐々谷副市長  都市計画農業委員会環境経済部とにまたがる案件でございます、御指摘のとおり。これは当然、生産緑地をこれまでの30年、指定されてきた期間がやっと終わるということで、やはり早い目から農家の皆さんの意向というのを聞いていこうということでスタートしております。当然、都市計画だけではなしに、農業委員会とも調整しながら今、調整させていただいております。  その中で、農業サイドからの意見といいますか、形としてやはり農業を守っていく、補助をしていくということで、今回の制度の改正の中でも指定が500平米からされておりましたが、これもやはり300平米まで基準を下げて、農地を守れるような、小さくなっても生産緑地で指定できますということで既に条例改正をさせていただいて、対応してきております。  そういった中で、小さくなっても農地を守っていくんだということで、農家の皆さんの意向も動きやすくなったのかなというふうに思っておりますし、一方でこれまでの30年間から10年間、特定の期間というのが10年間に短くなっております。  そういった中で、この10年間で農地をどうしていくかということを、それぞれの農家の皆さんの事情というのがおありだと思いますので、それを含めて検討していただく期間というのが、この22年までの間に我々も把握できたらなというふうに思っております。  その一方で、やはり開発の進展という視点では、生産緑地というのは長岡京市の緑が少ないという視点で、生産緑地の役割というのも緑を確保するという大きな役割もございますし、一方、開発する上では、やはりまとまった農地が、一旦開発されるとなると我々のほうとしてもまちづくりの視点で指導していくという形も、やはりとっていく必要があります。  ただ、今現在なかなか生産緑地の解除は難しいなという一つ課題がございまして、納税猶予を受けられるのは、市街化区域の中では生産緑地の指定を受けないとだめだということになっておりますので、納税猶予を受けられた方がすぐ解除される、今回の制度が改正されてすぐ解除という形にはなかなかならないのかなというふうに思っておりますので、今回の制度改正によって一度に開発が進む、農地から開発の宅地化に変わるということはなかなかないんじゃないかなというふうには、我々のほうは今読んでいる状況でございます。  今後、農家の皆さんの事情も十分お聞きしながら、まちづくりの方向性というのは考えていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  ありがとうございました。一定、まちづくりの視点から見れば、やはり阪急長岡天神駅周辺のような、緊急車両の通れないような町にならないように、そういうふうな形で今後、ビジョンというのもやはり、西山天王山の周辺については守っていただきたいし、一方でやはり農地については、やはり農地がなくなるということは生産、いわゆる生産農作物が減るという、減っていくということに直結していくような話ですから、やはり今後の近郊農業の展開という部分も大きく変わっていく要素がありますので、ぜひそのアンケート調査を両部で共有した中で、今後の展開を求めていっていただきたいなと思います。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○白石多津子委員  204ページの防護柵維持管理事業補助金のところでお伺いします。これ、例年より平成30年度は増額されたということでお伺いしておりますけれども、一般質問で小野議員も質問しておりましたけれども、この防護柵の修繕とかですけれども、これやはり長岡京市ばかりきれいにしても、京都市との連携がとれていなかったらなかなかうまくいかないと思うんですね。  平成30年度、例年は43万円ぐらいでしたか、それで増額されているわけですけれども、京都市とどんなふうな協議がなされたのかお伺いします。 ○井ノ上環境経済部長  一般質問のほうでも御答弁をさせていただいているところでありますけれども、かねてから長岡京市側のほうでは防護柵、直ちに復旧させていただいている中で、なかなかちょっと京都市側のほうでの復旧が進んでいない。  そのために獣害が減らないというような現状であるわけなんですけれども、今、京都市さんのほうも、ちょっと最近お聞きしたんですけれども、地元のほうでこの9月の中でですけれども、地元の農家の皆さんが復旧のために、恐らく指導される方も招いてだとは思いますけれども、いわゆる人足という、みんなで出会って修繕しようというような動きがあるということを最近ちょっとお聞きをしておりまして、9月20日前後の連休ぐらいですかね、そのころにそういったことをされるというようなこともお聞きをしております。  それでちょっと完全復旧にはまだまだというようなことも聞いておりますので、やはりそういう動きも大切にしながら、また今後も一緒になってそういったほうもというような部分を情報共有するとともに、進めていかないといけないというふうには思っております。今後も、御協力をしていきたいというふうな考えでございます。  以上です。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。この8月、9月も非常に被害があったというふうに聞いておりますので、ぜひ、長岡京市ばかり予算をふやしていろいろ修繕しても、やはり京都市との連携が、これはもう絶対欠かせないものなので、これからもしっかり連携していっていただきたいと思います。  よろしくお願いします。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  営農支援でお聞きします。平成30年度はビニールハウスにかなり被害が出たと思うんですけれども、現在の復旧状況はどんな感じですか。 ○岡本農林振興課長  補正を上げる段階では、概算で11件分上げさせていただいたんですが、最終的には補修が必要なビニールハウスは3件ということで、昨年は工事される業者さんがつかまらないということでしたが、今年度になって全て復旧は完了しております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。やはり復旧するということが大事だと思うので、引き続き支援していただきたいと思います。  それで前回のときに、若手の方が2名、長岡京市で農業を始められたと聞いたんですけれども、その後順調にやっておられますか。 ○岡本農林振興課長  前回、報告させていただいた若手の方についてなんですが、2名とも都市農業振興クラブに所属されておりまして、1名は学校給食の納品もされております。小学校の12品目あるうちの10品目について、納品をされております。  もう1人につきましても、現在コイモとか自家野菜をつくりながら勉強されているというところでございます。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。やはりそういう若手の人に長く安定して農業を続けてもらうためには、やはりしっかりとした収入が必要だと思うんです。そのためには、農作物に付加価値をつけて売ることではないかなと。そこで課題になってくるのが、どうやって付加価値をつけていくことかなと思います。  先日、練馬区のほうに視察で行かせてもらって、そこで行われていたのがやはり都市農業だったんですね。長岡京市も規模は違うけれども都市農業だと思うんです。それで練馬区はつくった野菜の8割ほどが自家販売、直売で販売されていて、面積当たりの収入も高いということだったんです。
     そこで長岡京市の農業はどうかなと思ったときに、立地で言ったら車で30分も走れば、今、インバウンドで人気で盛り上がっている京都まで本当に近い立地にあるし、ちょっと下世話な話になりますけれども、その京都の客単価の高い、1万円ぐらい取るような、そういうレストランとかに直接売り込んでいくことを今していったら、そういうところでの口コミで広がっていく、長岡京市の野菜はおいしんだなというのが広がっていくのではないかと思います。  どこの生産地でも本当に激しいPR合戦をやっていて、PRしたからといって待っていてもなかなかやはり選んでもらうというところまでは難しいかなと思うんです。  そういう意味で、やはり長岡京市のおいしい野菜を食べてもらうということが大事だと思うんですけれども、食べてもらったらやはりそれがそういうところで広がっていけば、高付加価値にもつながっていくんじゃないかなと思うんですけれども、今、販路の拡大とか付加価値をどうやってつけていくかなんていうのは、どのように検討されているかお聞かせ願います。 ○井ノ上環境経済部長  高付加価値ということでの御質問でありますけれども、やはり農作物のおいしさであるとか、新鮮さであるとか、安全性であるとか、そういったところが非常に付加価値というような部分でも大事になってくるのかなと思いますし、それによってクオリティが上がるというようなこともありますし、またそれを元にした加工品ですね、そういう六次産業化というようなことにつながることもまた一つの新たな高付加価値化というようなことでもあると思いますので、今、現に花菜のほうは京のブランド野菜というようなことで市場でも非常に高値で取引されているというような状況でもありますし、またナスについてもそうですし、その他の野菜も農家の皆さん、堆肥とかからちゃんと土づくりをされて、農作物を生産されているというようなこともあわせて、そういった部分をやはり価値というような中でPRさせていただく。  それとまた、地産地消というような意味合いから、消費者と生産者がつながれるような、そういった状況になることを目指していくということではないかなというふうに考えております。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。今、地産地消の話も出ましたけれども、朝市とか直売所とかどんな感じですか。 ○岡本農林振興課長  朝市につきましては、現在4カ所で行っておりまして、曜日を決めて行っております。参加される農家さんも多少減少はあるんですけれども、売上のほうも順調にいっているとお聞きしております。  以上でございます。 ○広垣栄治委員  今やっている朝市とか直売所、今一歩進めていくということも大事じゃないかなと思うんです。それで例えばなんですけれども、市内だったら旧新田保育所とか、西山天王山の高架下とかで常設で直売所をやってみるというのも手じゃないかなと思うんです。常設でやってみれば課題も見えてくると思うんですけれども、常設で直売所をやってみるというのはどんなお考えですか。 ○岡本農林振興課長  現在、直売所は市内にたくさんありまして、直売所マップもつくってPRもしているところでございますが、ほとんどが無人販売という形になっております。  それで、農家さんも生産のほうで手いっぱいの面があって、なかなか人がついて売っておられるという場所はごく限られている場所でございます。それで常設となると、また販売のことも課題として出てきますので、その辺は農家さんの実情と相談しながら検討していきたいと考えております。 ○井ノ上環境経済部長  今、検討させていただいております道の駅的施設、この中でもやはり農作物の直売所、これもメインの形で今、検討も進めておりますので、やはり常設の直売所というようなことを考える場合に、やはり今進めております、道の駅的施設の直売所のほうを検討していくというような方向で考えているところでございます。  以上です。 ○広垣栄治委員  前、練馬に行ったときも思ったんですけれども、都市農業ならではだと思うことが、広くないからこそいろんな野菜をつくっておられるということなんです。これは長岡京市も同じ条件だと思うんです。シーズン問わずいろんな野菜をつくることで、年間通して収入にもつながってくるんじゃないかなと。それで直売で直接市民さんが買うことで、旬を感じることもできるんじゃないかなと思ったのが、感心したことなんです。  それで、長岡京市の近隣でおもしろいと思ったのが、西京区にある直売広場さんなんですけれども、ここは夏とかだったらトマトだけでも石井さんのトマトとか林さんのトマトとか、本当にいろんな生産者の名前がついた野菜が売っているんです。それで買いに来る人もよくわかっていて、それぞれの人にファンがついていたりするんですよ。  それでそこに行くと、いろんな発見もあって、普通スーパーで売っていないような野菜も売っているんです。ツルムラサキとかビーツとか、そういったものをどうやって調理するかというのを考えるのもおもしろいんですけれども、長岡京市の農業でも都市農業だからこその可能性があると思うんですけれども、その辺の可能性についてどうお考えかを。 ○井ノ上環境経済部長  農作物の直売所というような中で、いろんな野菜が売られることが望ましいと思っておりますし、今後、生産者のそういった組織を準備をしていくというような方向にも今なっている中で、やはり路地野菜では四季通じて折々の野菜を生産する、また一定収量というようなことも考えますと、ビニールハウスですね、そういう施設野菜というようなことも、生産がまた盛んになっていく、そういった動きに直売所をきっかけとしてつながっていくことが、非常に長岡京市の農業にとってもいいことではないかなと。  そこでやはり、四季折々の野菜であるとか、一定安定な生産量が確保できてというようなことにもつながっていくであろうし、ひいては農家の方の皆さんの意欲にもつながるというようなことになれば非常にありがたいことであると思っておりますので、そういった方向で進めていけたらなと思っております。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小谷宗太郎委員  いろいろあるんですが、まず最初に確認しておきたいのが、先にちょっと後ろのほうから確認させていただきます。203、204ページの西山の整備のところで、今、カシノナガキクイムシの被害に関する対応というのはどうなっているのかというのを、ちょっと御報告をお願いしたいんですけれども。 ○井ノ上環境経済部長  カシノナガキクイムシにつきましては、平成21年ごろですかね、21年、22年ごろがかなりピークであったと記憶しておりますけれども、その後そのカシノナガキクイムシの被害自体はかなり減少をいたしております。  また市のほうでも、その当時から被害木の伐倒というようなことで、薫蒸処理みたいなことも含めてやらせていただいてきておりましたけれども、やはりその当時でもかなり被害木がふえる量のほうが多いというようなことで、なかなか処理のほうが手が回らないというようなこともありましたので、伐倒のほうに切りかえてやってきたというような経過でございます。  今現在におきましては、全くゼロということは言えないと思いますけれども、ほとんどそのカシノナガキクイムシによる被害木というのは、かなり少なくなってきておりますし、今の現状からいきますとやはり去年の台風被害の風倒木、これの処理を、当然カシノナガキクイムシの被害木も含まれているような中ではありますけれども、危険木の処理としてしていっているような状況でございます。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  大分減ってきたということなんですが、今後新たに、例えばそのカシノナガキクイムシ対策みたいな形での予算投与等は余り考えていないことですか。それぐらいまで減ってきたというふうな形で捉えていいですか。 ○井ノ上環境経済部長  カシノナガキクイムシの被害木自体は、先ほど申しましたように、減ってきているというような現状の中でございます。ただやはり、山の中、またハイカーさんも通られます。そういった中で、危険を除去していかないといけないというようなことは、これは今後も続くことでありますので、一定の予算を確保させていただいて、今後も危険木の処理、伐倒をしていきたいというふうに考えております。 ○小谷宗太郎委員  続いて、今度は戻りまして、多分また農業振興営農支援の部門とかに入っていくかと思うんですけれども、これちょっと大きな話になるのかな、最近、近郊農業のいわゆるフルーツに関するものが結構高値で売れるというので注目されてきているんですよ。  それで、例えば長岡京市が友好姉妹都市交流しているアーリントンとか寧波とか伊豆の国市などとの友好姉妹都市交流の関係の中で、例えばそれらでつくられている、例えばフルーツであったり野菜であったりいろいろあるとは思うんですけれども、そういうふうなものを例えば長岡京市で展開していってはどうかと思うんです。  そのあたりの現状、例えば今後の展開も含めて、農業の展開なんですけれども、どう考えられているのか、ちょっと骨格的な部分をまず最初にお聞きしたいと思います。 ○井ノ上環境経済部長  本市の農業の中で、いわゆるフルーツというようなことになりますと、以前からシャインマスカット、これを生産されておられる農家さんがいらっしゃいます。また、冬の季節とかですけれども、田んぼのほうでというわけではないですけれども、かなりかんきつ系ですね、レモンであったりとかユズであったりとか、そういったものも農家の皆さん、各おうちのほうも含めてつくられているというような現状が今、長岡京市の中ではございます。  そのような中で、先ほどの高付加価値の部分もありますけれども、今後どういった中でそれを結びつけていくか、また農家さんとともにそういった動きになるかというようなことは、なかなか行政のほうが一方的にというわけにはいかないと思いますので、その辺はしっかりと連携といいますか、農家さんとのやはりつながりを大切にしながら、また新たなそういったフルーツ系の作物も長岡京市のほうで育てやすいし、また非常に皆さんに喜ばれるというようなことになれば、それは一つのまた新たな特産物の誕生というようなことにもなるのかなというふうには思っておりますが、今のところでそういった具体的な先というのは、まだ見えていないというような状況ではございます。 ○小谷宗太郎委員  そうですか、方向がちょっと見えていないということですが、ちょっと私これ、今から40年前かな、自分は奥海印寺地区で生まれ育ってきたわけですけど、当時海印寺農協の付近では、イチゴ狩り、イチゴ農家が結構ありまして、イチゴ狩りというのがよくあったんですね。ただやはり、よく子供ながらに保育園の関係で参加させてもらったり、イチゴ狩りも家族で一緒に行ったりというふうな思い出があるんですけれども、最近そういう、長岡京市でイチゴ狩りができるぐらいのイチゴ栽培をしているところがほとんど見受けられなくなってきたんですね。  それで確かに当時を思い起こすと、イチゴの粒が小さかったという思い出もありました。ところが最近、やはり品種改良が大分進んできて、ここまで伊豆の国市かな、伊豆長岡のほうでイチゴを見たら、やはりいいものがあるわけです。粒が大きい。  やはりそういうふうな、例えば友好姉妹都市交流の関係で苗を、伊豆の国市からいい苗とかを提供してもらって、長岡京市としてやはりそういう栽培等できないのかなと。  またそれから、例えば粒の大きいイチゴが長岡京市でできるというふうな、ものがいいとかなってきたら、今度はそういうものを、大阪と京都に近いわけですから、高付加価値をつけて売っていけるのではないかというふうな感じで、それは一例ですけれども。  もちろん寧波とかアーリントンでももっといいものがあるかもしれません。そういうふうな展開等もやはり考えられるのではないかというふうに思っているので、そのあたり、例えばどうですかね。 ○中小路市長  おっしゃるように、新たな特産品づくりの可能性というのは、私も十分にあり得ると思いますし、そのことが今後の、先ほど来議論になっています、農業生産物の高付加価値化ということにつながる可能性はあると思います。  今回、道の駅の農業専門部会の中で、いろんな議論がある中で、そうした新たな特産品づくりに取り組まれて成功されている事例を、数多くお聞きをしながら、そのあたり農家さんとも共有してきたというふうに思っておりますが、一番大事なことは、まず売るものがありきではなくて、何が売れるかからを考えていくということだと思うんですね。  いわゆるプロダクトアウト、今、こういうものがあるからこれを売りたいではなくて、これから新たにつくっていくわけですから、何がどういう形であれば売れるか、それのために何をつくればいいのかというマーケットインという考え方になっていかなければならない。  そのマーケットインの考え方になっていくときに、じゃあ何が売れるかを誰が一番よく知っていますかといったときに、やはり民間事業者のノウハウというのが非常に重要になってくるので、今回まさにそういう道の駅的施設の中で、どういうコンテンツをやればそこに人が集まるようなものがくるかということを提案いただきたいというのが、我々の思いでありまして、まさにその中で例えば今おっしゃったようなイチゴというものがいいのか、あるいはもう少し果樹全体がいいのか、もっと違う発想が出てくるのか、こういうところも含めて、我々は民間の知恵に期待をしていきたいと思っております。  このことも含めて今、サウンディングの調査の中でどういうものの提案があり得るかなということは、情報収集してまいりたいなと思っております。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  市長のおっしゃる確かにマーケットインという、何が売れるかから考えるというのも、重要な視点の一つだと思うんです。  一方で私は、農作物に関しては、やはりそのマーケットインの考え方をするには、前提条件としていいものがつくれる土壌があるかどうかなんです。まずはそこだと。やはりこの土質というのが結構大きく関係してくるものでありますし、気候もそうです。  やはりこういうふうなことで、まずはいいものができる環境なのかどうかというのも含めて、試験的に実験から行って、それがいいものができるのかどうかというのは時間がかかる問題、それが農作物なのかなというふうな思いがありますし、やはり先ほど来ちょっと、道の駅の話が出ていますけれども、また生産量の問題。  以前、私、直売所の問題で無人が多いというふうな問題を解決するために、有人にするというふうな意味合いも含めて、観光案内所等抱き合わせで、駅前のほうに大きな直売所を設けて売るぐらいのほうが長岡京市の生産量から考えて適切なのではないかというふうなことで、道の駅よりもということで、この3月の予算のときに一定提案させていただいた経緯が。 ○冨岡浩史主査  小谷委員、端的に質問をしてください。 ○小谷宗太郎委員  はい。それゆえに、やはりチャレンジすることが大事だと思うんです。やはりその考え方を元に、やはり特産物を新たにつくっていくという方向性が、ちょっと皆目の検討をつけられていないというのではなくて、そういうチャレンジがまず必要だと思いますので、ぜひまだアーリントンとか寧波とかほかのところとか、いろいろ何が眠っているかわかりませんでしょ。ぜひそのあたりを考えていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。要望です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  済みません、先ほど来、議論がありますので少しだけ参加したいと思うんですけれども、何が売れるかということが大事というのは非常にそのとおりだなということを思っているんですけれども、道の駅ということを考えたときに、それを農家の皆さんが自分でつかみながら、生産も考えていくというサイクルが必要であると思いますし、民間がこれがいいと言われたらじゃあやりましょうというものではなくて、主体的に見つけていくことが大事かなと思ったときに、先ほど生産者組織をまず、それでまとまった量の確保もしていかないといけないという議論もありましたけれども、やはり道の駅が、いきなり本番というのはちょっとハードルが高いような気もしていまして、それに至るまでに練習といったらちょっと言い方が悪いですけれども、試行錯誤ができる常設の場というのが、これまで朝市等々は非常に好評ですけれども、常設でどこまでできるかというのを地道にやっていきながら、この道の駅を目指していくような場が必要ではないかなと思いまして、それこそ場ということでいえば行政がバックアップできる、公共施設再編の中で、ここの土地だったら当面使えるとかそういう提供もできると思いますし、先ほど人が置けないという話もありましたけれども、そこの部分を行政が少しお手伝いすることはできるのかなということを思うんですけれども、道の駅に至るまでにこの試行錯誤ができる常設の場というのは、やりながら進めていったらどうかなと思うんですけれどもどうでしょうかね。 ○井ノ上環境経済部長  道の駅的施設の設置に向けて進んでいく中で、今後生産者の組織といったものも立ち上げていくというような方向で、今考えておりますが、そのような中で当然農作物とかいろんな野菜等々の種類の生産ということを高めていくという議論も含まれていきます。  その中で、やはりある一定期間ありますので、今、御提案いただきましたような直売所、ちょっと試験的にというようなこと、またこれは農家の皆さんとともにそういったことも必要なのかどうか、これを含めて今後も議論の中で、農家の皆さんとともに検討していきたいというふうに思っております。  以上です。 ○小原明大委員  やっている主体でもないものがああせいと言ってできることではないので、よろしくお願いします。  それで話が変わりますけれども、農家全般の後継者対策ということがずっと課題でありますけれども、長岡京市で言ったら特にタケノコの京都式軟化栽培というところの、これは本当に全国でもここだけにしかないというものがありますので、それを引き継いでいくというのは、特に重要な部分かなと思うんですけれども、その京都式軟化栽培というところでの後継者対策の現状というのはいかがですか。 ○岡本農林振興課長  タケノコのやぶの管理につきましては、なかなか1年中手間のかかることでありまして、それで現在やっておられる農家さんも高齢化が進んでおりまして、なかなか新たな後継者がおられないという現状もございます。そういった中で、一部放置竹林というような形になっていっていることもありまして、それが市としても大きな課題となっております。  それでなかなか後継者といっても、よそから来てもらってすぐにということもできないので、その辺は大変課題でありながら解決策が見出せていないというのが現状でございます。 ○小原明大委員  わかりました。向日市のほうで年間通じて何回かやぶに入って、その栽培ついて学ぶ企画みたいなものが何かあったそうなんですけれども、所管事務調査のほうでもちょっと書いたりしていたんですけれども、やはり家族の方だけとかになるとなかなか難しい部分、もう少し広げてそういうものに関心を持っている方が参加できるような講座ですとか、そういうところが開かれていきましたら、ひょっとしたらそれがシティプロモーションにもつながるかなと思いながら、所管事務調査にも書いたりしたんですけれども、またよろしくお願いしたいと思います。  それともう1点、同じように204ページでは森林組合補助金とかも出ていますけれども、林業のほうでボランティアでなしに、本業として担っておられる方というのは、現状はどんな感じでしょうか。 ○井ノ上環境経済部長  今の西山の森林整備の中でもお世話になっておるんですけれども、林業事業体は本市、長岡京市の中では1事業所のみというような状況でございます。 ○小原明大委員  その1事業所があるというのがまた大事で、これがなかったらなかなかこれも進まないところですので、非常にありがたいし、それで割と若い方々が取り組んでおられるというのも聞いていますので、非常に貴重だなというのを思っているんですけれども、この林業のほうでの担い手への実情をお聞きするとか、支援とか、またそれが広がるようになるための対策というのは、いかがなものでしょうか。 ○井ノ上環境経済部長  支援、またそれが広がっていく対策ということと言いますと、なかなか難しい部分があろうかと思います。今現状の中でも、本市のやらせていただいている森林整備事業、それからまたサントリー天然水の森のほうでも受託もしていただいてというようなことで、年間通じて西山のほうお世話いただいているところなんですけれども、やはり季節的な部分というのがどうしても起こってくるかと思います。  そういった中で、年間通して我々のほうも事業の発注をさせていただいたりというようなことを考えながら、あわせてですけれども、そういった中でまた林業事業体御自身のほうも、従業員を拡大していただいりとかというようなこともあわせて、お互いが協力をしつつ育っていくというようなことにつながっていけたらいいのかなというふうには思っております。  以上です。 ○小原明大委員  所管事務調査の視察の感想を言い合っているところで同じことを言っていたんですけれども、練馬でつくられている農業の計画が、こういう経営者を育成するという計画になっていまして、長岡京市でも経営している方の立場に立って、政策が打たれていくのは大事だなと思いましたので、またよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第6款を閉じます。  次に、第7款 商工費について説明をお願いいたします。 ○井ノ上環境経済部長  それでは商工費の御説明をさせていただきます。  款7商工費、項1商工費でございます。全体の決算額は2億6,723万8,024円で、昨年度と比較をいたしますと278万円余り、1.1%の増となったところでございます。  商工費につきましても、前年度に対して変更になった箇所を中心に、御説明をさせていただきます。  まず目1商工総務費でございます。こちらのほうは決算額6,964万1,502円ということで、前年度に対して39万2,000円余りの減となったところでございます。商工業活動支援事業のほうでは、変動がなかったところでございますが、205ページの職員人件費の減によるものでございます。  次に、目2商工振興費でございます。決算額8,669万3,093円ということで、前年度比では73万9,000円余り、0.9%の増でございます。431の01創業支援事業、それから02の融資関係補助事業、それぞれ減となったところでございます。  03の商工会支援事業でございますが、こちらのほうにつきましては、活性化対策としてのブランド事業やまた創業育成補助事業の増によりまして、補助金のほうも前年度よりは117万円余りの増となったところでございます。  次に、05の企業立地促進助成事業でございます。こちらのほうにつきましては、企業立地促進助成金といたしまして、指定対象の企業の最終年度となりますが、地元雇用促進助成分として460万円を執行させていただいたところでございます。  ページ変わりまして、207ページでございます。目3産業文化会館費では、決算額2,115万2,363円で、前年度に対しまして66万円余り、3.3%の増でございます。こちらのほうにつきましては、修繕料や管理保守委託料での増減等はございますけれども、個々の内容経費に大きな変更等はございませんでした。  続きまして、目4の観光費でございます。決算額7,370万8,808円ということで、前年度より102万5,000円余り、率でいきますと1.4%の増となっております。431の01観光戦略プラン管理事業におきましては、プランの効果的な推進のため、事業実施と進捗管理を行ったところでありますが、委託料のほうでは減となっております。  続いて02の観光誘客のための環境整備事業でございます。こちらのほうは事業全体で380万円余りの増となっておりますが、次のページをお願いをいたします。主なものといたしまして、上から四つ目です。長岡京周遊事業コンサルティング事業におきましては、レストランバスの試乗調査でありますとか、タクシー会社との周遊モデルコースの造成といったことを実施をさせていただきました。  また、道の駅的施設設置検討コンサルティングにおきましては、農業関係者専門部会のほうを引き続き実施をさせていただき、生産者組織のあり方、また供給体制の組織化に向けた検討を行い、その方向性を確認させていただいたところでございます。  この二つのコンサルティング事業委託につきましては、合わせてですが前年度と比較をいたしますと、1,140万円余り減となったところでございます。  それから、二つ飛んで下ですけれども、大型観光バスの駐車場整備ということで、調子2丁目のほうに22台収容の観光バスの駐車場を設置をさせていただきました。またその二つ下ですけれども、大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会負担金ということで、こちらのほうもドラマの放映決定を受けまして、協議会事業の充実といった中で、負担金が増となったところでございます。  次に03、観光案内啓発関連事業から次の観光協会支援事業、また05音頭保存会支援事業、その次の八条ヶ池の周辺維持管理事業については、大きな変更等はございませんでした。  続いて、ページ変わりまして、目5消費生活費でございます。決算額が16万7,928円ということで、消費者行政事業でございますが、大きな変更はございません。  最後に目6観光案内施設費でございます。決算額が1,587万4,330円ということで、前年度より78万円余りの増となったところです。こちらの観光案内所管理運営事業におきましては、台風被害によりまして観光案内所の屋根の修繕による増といったところが要因となっております。  商工費は以上でございます。御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。203ページから212ページです。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと何点か確認をしたいなと思いますが、205、206ページの企業立地促進助成のところで、ここの助成は1社について、しかもこれ最終年度だったと思うんですよ。  それでたしか去年だったか、条例改正をして駅周辺の、例えばホテル業とかにも助成できるように拡張して、ちょっとまちづくりという観点から賛成させていただいたんですけれども、この9月だったか、ビジネスホテルがたしかオープンしたというのを、ちょっとビラで見たことがあるんですけれども、あそこは例えばこれに該当するのか。該当するのであるならば、何年でまたこの助成事業のほうが発生するのか、そこをちょっとお聞きしたいんですけれども。 ○鳥居商工観光課長  今の御質問ですが、おっしゃるように9月3日に阪急長岡天神駅の西側に、ディスカバー長岡京というホテルがオープンしております。それで補助についてですが、この企業立地の条例ではなくて、宿泊施設を立地するための補助金を定めた要綱がございます。こちらのほうで、今の段階では事業計画が補助の対象となるというところで、進めておるというところです。  それで、事業を開始されまして、雇用の条件ですとか一定要件を満たせば、実際に補助金を交付するという流れになっております。  以上です。 ○小谷宗太郎委員  民間から申請はあったんですか、その補助について。 ○鳥居商工観光課長  まず事業計画について、承認申請というのがオープン前に当然ございまして、そこは補助の要綱に合致するということで認定しております。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。次に確認したいことなんですけれども、209、210ページの大型観光バスの駐車場整備工事のところにかかわってくるんですけれども、これは補正で整備をした経緯があって、結構な回数、ちょっとそこの駐車場の利用状況等ちらほら見させていただいたんですけれども、いつもガラガラだったわけです。  それで春先の観光シーズンですね、桜とかツツジとか、あのときに実際に例えば大型観光バスの駐車場を使われていたのか、ちょっとまずその関係の報告をお聞きしたいんです。いつ見ても何か1台もとまっていない状況をずっと見ていたので、ちょっと心配になって御報告を受けたいんですけれども。
    鳥居商工観光課長  春の観光シーズンにおいてでは、4月13日から5月6日、春の観光まつりということでいろんなイベントをやっておるんですけれども、その間で52台の利用となっております。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと心配で、今後どうなるのかというのが。1年通して見てからの話にしたかもしれないと思ったので。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○宮小路康文委員  208ページ、観光全体にかかわってくるのかもしれませんが、資料要求書の286ページの観光客数では、約4万人減っているということで、どういう分析というのをもしお持ちでしたらお伺いしたいんですけれども。 ○鳥居商工観光課長  平成30年度が約4万人、29年度から減っているというところなんですけれども、要因としましては、5月の天満宮が大幅に減っておりまして、これなぜかというと、去年ですね、桜もそうなんですけれども、花全体の開花の時期が非常に早くて、通常であったらゴールデンウィークあたりにちょうど満開を迎えて、たくさんのお客さんでにぎわうんですけれども、ちょっとその時期がずれてしまったこと。  それから先ほど来からありますように、秋の台風の被害で光明寺を中心としまして、モミジの時期の来客が減った、実際入山ができないというような日もあったので、そこが原因。  プラス、サントリーのビール工場が、12月から4月まで改修工事をしておりまして、そこの受け入れでも減りましたので、そこら辺が大きな要因となっております。 ○宮小路康文委員  わかりました、ありがとうございます。自然のことなのでというところで、なかなか人知が及ばんという理解をしとかざるを得ないのかなと。  済みません、ちょっとあわせましてなんですが、次のページの観光イベント事業委託料で、ことしレトロモダンというのは開催されるんでしょうか。 ○鳥居商工観光課長  28、29、30と3年間やってまいりまして、ことし9月中ごろ開催したわけなんですけれども、その振り返りということで参加者にアンケートをとらせていただいて、それを踏まえて数回、振り返りと今後の方針ということで協議というか、会議をしております。  それでその中で、この事業自体が事業者がみずから持続可能な事業をやっていきましょうと、その運用をしましょうというところが趣旨でございますので、そのところからも、10人の方が実行委員会を立ち上げましょうということで、立候補をいただいて、実行委員会が発足したというところです。  それで今年度は、これまでの反省点であったり、今後どうしていくべきかということを、じっくり1年間時間をかけて考えていきましょうというところで、実際、今年度何かを、イベントするという計画には今のところなっておりません。  以上です。 ○宮小路康文委員  では実際何かやるというよりも、ことしは反省点ですとか、そこの振り返りに重点を置くということでよろしいですかね。わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  商工費でお聞きします。消費税が10%に10月から上がると国は言っていますけれども、商売人にとっては本当に勘弁してほしいと、軽減税率とかキャッシュレス、あとポイント還元とか言われても、まだまだ対応のほうがなかなかできないと言っておられるんですけれども、市とか商工会さんのほうでこれまで対策とか何かやってこられたのか、お聞かせ願えますか。 ○鳥居商工観光課長  消費税増税に対する対策というところですけれども、まずこれ国の施策でございますが、実際の実務を市がするという意味で、プレミアム商品券の事業をやっております。この10月1日から実際に券の販売が始まります。  あとは、今おっしゃられたように、キャッシュレス支払いに対するポイント還元であったり、軽減税率制度であったり、そこら辺の周知を広報通じてやっているのと、あと商工会が事業者向けに勉強会、軽減税率であったりとかレジの導入についての勉強会をされております。  あと、府なり国なりの支援事業の周知を、商工会通じてやっているというところです。  以上です。 ○広垣栄治委員  商工会さんの話も出ていたんですけれども、商工会さんの補助金受給で府と協議されているということだったんですけれども、この間の進展とかって何かありますか。 ○鳥居商工観光課長  今の御質問ですが、3月に一部報道されまして、その後京都府と一緒に現地調査を複数回しております。それで京都府のほうで補助金のあり方全体を考えるといったような検証委員会を持たれております。  6月、7月、9月と3回、検証会をしておる中で、いろんな意見が出ているわけなんですけれども、結論を申し上げると、今のところまだこちらの商工会に対して、それから補助金全体に対しても結論というのは出ていない状況で、また第4回が開かれる予定でございます。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。長岡京のブランド検討事業で、かしこネットというのをやっておられるんですけれども、これの特徴とかアクセス数を教えてもらえますか。 ○鳥居商工観光課長  まず、長岡京ブランドを広めていきましょうというところで、数年前からこの事業を立ち上げておりまして、2年ほど前には先進地視察というようなところで視察、研究を行っております。  それでこの仕組み自体が、ブランドというところで生産品、商品ばかりが頭にまず浮かぶんですけれども、そうではなくて、事業所の知恵であったり、ノウハウであったり、そういうことも長岡京市の財産ですよねというところで、そういうものもブランドとして取り扱おうというところで、いろんな事業所の紹介をこのサイトでしておるという形です。  本格的には、6月末ぐらいから段階的に掲載が始まっておりまして、8月末まででアクセス数が641となっております。  以上です。 ○広垣栄治委員  これ、すごくいいことだと思うので、引き続き続けてほしいと思うんですけれども、その中でラインスタンプが売っていることに気がついたんですけれども、これはどのぐらい売れているかというのはわかりますか。 ○鳥居商工観光課長  約50ぐらいというふうに聞いております。 ○広垣栄治委員  そのかしこネットのほうなんですけれども、要はこんなのがあるよというのが、市民さんに知ってもらうことがやはり大事だと思うんですけれども、この知ってもらう、周知するというのはどうやってお考えですか。 ○鳥居商工観光課長  具体的に申し上げると、8月10日に商工会さんの浴衣deナイト!というのが、毎年やっておるんですけれども、そこに実際、ブースを出して、スタッフの方がかしこネットをデザインしたそろいのTシャツを着て、そういうことで視覚の面からも広めていきましょうというような活動をしております。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  今、消費税対策の話がありまして、主要施策でも130ページで消費税対策について書かれているところなんですけれども、今、説明会やらがあったというのはわかったんですけれども、その結果として、市内の事業者さんは準備が、対応ができているのかと、全国的にもなかなか厳しいというのを聞いているんですけれども、市内の実態はどうでしょうか。 ○鳥居商工観光課長  委員おっしゃるように、なかなか全国的に、キャッシュレス事業にしても参加店舗が少ないというふうなことなんですけれども、今、京都府全体で約1万5,500ほど加盟店に登録しておる中で、本市では今120の店が登録しております。  以上です。 ○小原明大委員  その全体、本来だったら入ってほしい対象とのかかわりでは、その120というのはどういう数字ですか。進んでいるのか、進んでいないのか。 ○鳥居商工観光課長  市内の店舗数からすると、まず比較対象として正しいかどうかわかりませんが、ガラシャ商品券の参加店舗が昨年で200弱ですので、それに比べると少し寂しいかなという印象を持っております。 ○小原明大委員  そういう現状で迎えて、それでどうなるかというところで、もちろん市でできること、できないことはあるとは思うんですけれども、聞くところではもうインボイス制度だったら、それで課税業者だったらもうとても無理というような声を聞いたりもしますので、これからの長岡京市の商工業がどうなるかというところで、重大な出来事だと思っているんですけれども、今そのアンケートもやられているというのも聞いて、別の話ですけれども、条例関係ですかね、アンケートとかもやられていると聞いているんですけれども、市内の事業者さんの実態を、それでどういう対策をしたらいいかというのが、リアルに聞けるような内容にはなっているんでしょうかね。 ○鳥居商工観光課長  委員のおっしゃるとおり、中小企業振興条例の検討の準備に入っていく段階で、できるだけ現場の実際に商売をされている方の意見を組み入れていきたいというところがありますので、そういう内容に即した質問にして、今ちょうどアンケート調査をしているというところです。 ○小原明大委員  今こういう重大なことが起こっていますので、そのリアルな実態がつかめるようにという要望をしておきたいと思います。  それで商工業ということで言いますと、産業文化会館、移転の問題がありますけれども、商工会とかインキュベーション施設というのは、もうこれ入る形になるんですか。 ○鳥居商工観光課長  商工会については、今のところ入るという形で予定しております。 ○鈴木(忠)公共施設再編推進室公共施設検討担当主幹  新庁舎インキュベーション施設のスペースも、今確保した状態で設計のほう進めております。  以上です。 ○小原明大委員  産文の運営委員会で、今後の産文のあり方について協議をしてきたということが主要施策にも出ているんですけれども、運営委員会ってどういう人が入っておられて、それで今後のあり方についてどういう議論がされているのか、ちょっと教えていただけますか。 ○鳥居商工観光課長  まず委員のメンバーとしては、実際に使用していただいている団体のほうから1名ないし2名出てきていただいて、あとは管理をしている商工会と、それから市という構成でしております。  それで昨年度は、3回運営委員会を実施しておりまして、メインとしましては機能移転についてどういう機能が必要ですかというところから始めているというところと、あと災害についてなんですけれども、これまで暴風警報が出た場合は閉館しますと。ただし予約が入っている団体については、何か事故があっても自己責任でしますというところには、使用を許可しておったんですけれども、最近の災害が激甚化といいますか、非常に被害が大きくなっておりますので、そこは皆さん意見をお伺いしながらなんですけれども、もう暴風警報が出たら一切の使用は禁止するというふうな変更をしたのと、あと稼働率の点で、これまで当日貸しというのはしていなかったんですけれども、それも当日あいておれば当日貸しも可能というふうな見直しをしております。  以上です。 ○小原明大委員  現施設より使いやすくというのはまあいいんですけれども、要は新庁舎はもう実施設計をやっているもう最終詰めの段階ということですので、新たに産文になるところの機能の問題、今ちょっと御紹介がありましたけれども、その中身について、これまでとどう変わるという論議てされているんですか。 ○鳥居商工観光課長  特にこうしてほしい、こう変えてほしいという意見がなかったので、今の現状を維持してほしいという意見が主でしたので、そういうことなんですけれども、ただ1点、強く要望されていたのがバリアフリーは要望されていましたので、そこは実現するというところで進んでいます。 ○小原明大委員  市長に伺いますけれども、産業文化会館ってちょっと特徴があるなと思っていまして、公民館でもなく、やはり商工業の発展というのが主な目的として、そこには文化というのも入って、市民にとっては割と使用に余り制限がなくて使いやすいという側面と、あとパナソニックフェアとかもやっておられますし、本当に企業にとってもよく使われているというところですけれども、そういう位置づけというのはそのまま引き継ぐというような、今のところの考え方になっているんですか。 ○中小路市長  おっしゃるとおり、基本的な機能の低下がないようなしつらえで、新たな新庁舎での運営を考えているところであります。  願わくば、さらにそこにいろんな機能なり、付加していければいいのかなというふうには思っておりますが。  以上であります。 ○小原明大委員  基本設計のところの何となくの図面ですと、ちょっとホールが少し奥まった印象を受けたりするんですけれども、産文の入ったら何かやっておるなという感じと比べてどうかなということを思ったりとか、あと今、運営委員会が使用団体から1、2名とおっしゃいましたけれども、登録団体があるわけではないですよね。そう思ったら、もうちょっと全市民的な、年間7万人使われていると言いますけれども、幅広い意見を取り入れられたらいいなということを思いますので、実施設計をやっているところですけれども、まだまだそこは、産文の仕切り方とかは大分可能性があると思っていますので、また広く意見を聞いていただくように要望したいと思います。  それで続きまして、観光についてなんですけれども、先ほど消費税、重大だと言いましたけれども、「麒麟がくる」というほうも重大ではないかなと思っているところですけれども、ふるさと納税で地元業者の方から結構、積極的な提案があったというのをきのうお聞きしたところなんですけれども、それこそ観光の面でこの「麒麟がくる」を生かすという、地元の業者さんの議論というのはどんな感じでしょうかね。 ○上田商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  商工会と観光協会と連携をいたしまして、おもてなし店舗という名目で市内の事業所に呼びかけをしまして、登録をいただいています。  それで今のところ40件弱が手を挙げていただいていまして、市外の観光に来られたお客様向けのお商売をされているところを、観光協会のホームページで紹介をしていきたいというふうに考えております。 ○小原明大委員  これまで、市が予算も使いながら周遊事業のプログラムの増成とかやってきたところですけれども、この「麒麟がくる」に向けて、そういう登録もいただいている中で、その民間主体で新たなそういう展開というのは、図っていかれているところなんでしょうか。 ○上田商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  この10月に旅行の見本市であるツーリズムエキスポというのがございまして、2日間商談会、2日間が一般日という形になっています。  その商談に来る材料として、ちょっとまだこれからというところであるんですけれども、市内の飲食店さんのほうを回りまして、そういう商材になるような情報をいただいて、そこで御披露したりとか、この「麒麟がくる」ということで特製のメニューみたいなものができないかというような呼びかけもあわせて、行っていきたいなと考えているところであります。  以上です。 ○小原明大委員  よろしくお願いします。これまで観光戦略プランに基づいて、部会もつくられて、そのメンバーがふえたという報告もあったんですけれども、それと市が予算も使って、周遊プログラムの提案とかも考えていっているという中ですけれども、もちろんそれぞれで頑張られるのもいいんですけれども、そこがより一つの方向に向かった形で、力を発揮してもらったらなおよいなということを思っていまして、これまで思っていたのは、この市のいろんな検討が、その部会だとかひいては観光協会だとか、そういうところと一体になっているのかなというのを思っていたんです。  その辺、一体感といいますか、そういうものは持ってやっている状態になっているんでしょうか。 ○上田商工観光課観光戦略地域経済推進担当主幹  大河ドラマのことも含めて、これまで観光戦略プランを運営するということで、観光推進本部というのをやっていました。  今年度から、そこに大河ドラマ推進本部という冠もつけまして、事務局に新たに観光協会と商工会の方も市と一緒に加わっていただきまして、より具体的な事務レベルでのそういう話し合いの場を持ちながら、今、事業を進めているところであります。  以上です。 ○小原明大委員  わかりました。その点で、単純な要望ですけれども、かしこネットはこれからということですけれども、市民の方が主体でらしく長岡京というのも立ち上げられていますけれども、プログラムは出ているんですけれども、いつやりますというのは決まったらお知らせしますみたいなものが結構あったりするので、もうちょっとそういう、せっかく立ち上げられたものがより広い方に見られて活用がされていくように、市としても大いに後押ししてもらいたいなというのを思っていますので、よろしくお願いしたいのと、あと1点だけ、道の駅的施設についてお聞きしたいんですけれども、あの1万5,000平米の中に、優良な農地じゃないかなというのを、タケノコをやっておられる部分もあると思うんですけれども、それも含めて、この道の駅になってしまうのか。  せっかく農業を優良な形でやられている部分もあるわけですので、そこは残るような形になるのか、まだその前のサウンディングなのかもしれませんけれども、ちょっとその点どうお考えかというのを教えてください。 ○井ノ上環境経済部長  現在、地権者の方とはサウンディングに当たっての御了解をいただいて、今、調査をさせていただいているんですけれども、そのお話をさせていただいている中におきましても、やはり今、委員おっしゃいましたように、もう丹精込めて世話をされてタケノコを栽培されておられるという部分も存じておりますし、そちらはやはり今後も続けていきたいというような御意向もあわせてお聞きをしているところでございますので、そういった中で今後またサウンディングを進めていくというような状況でございますので、今、現時点で決定というような部分はございませんけれども、そういった御意向も踏まえて、今後のサウンディング、進めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○小原明大委員  わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第7款を閉じます。  次に、第9款 消防費について説明をお願いします。 ○堤市民協働部長  それでは、237、238ページをお願いいたします。款9消防費でございます。款全体の決算額は9億4,220万5,000円余り、前年度比較で2,649万1,000円程度、率にして2.7%の減でございます。  初めに、目1常備消防費ですが、この目は広域消防事業であります、乙訓消防組合への負担金で構成されており、決算額は9億157万8,000円で、前年度比較688万6,000円、0.8%の減となっております。  負担金が減額となりました主な原因は、平成29年度には大山崎署の改修工事を実施したこと、及び整備車両等の違いによるもので分担金が減額となっております。  その下の目2非常備消防費でございます。消防団事業で構成をされておりまして、決算額は2,918万1,000円余り、前年度比較で1,933万円余り、率にして39.9%の減でございます。  主な変動要因は、退団人数の増等による、消防団員退職報償金で143万5,000円の増、2年に1回の開催がされますポンプ車操法大会の費用弁償などの関連経費が326万円程度増なる一方で、次のページにあります、消耗品費で平成29年度は、消防団員の装備充実のため、作業用のかっぱなどを購入した経費240万2,000円余りと、老朽化いたしました第3分団車の更新経費2,133万円が減額となっております。  次に、目3消防施設費でございます。消火栓等の維持管理が主な内容で、決算額は964万5,000円余りで、その下、目4水防費では決算額182万1,000円で、両目とも金額に増減はございますが、例年どおりの経常的な内容で大きな変化はございません。  以上、款9消防費の説明とさせていただきます。御審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。237ページから240ページです。 ○小谷宗太郎委員  ちょっと器具費とかに主になっているのかな、ちょっと前段で、今回ポンプ車両ということなんですけれども、今ちょっと、私が確認をしたいのは、今、乙訓消防で所有しているはしご車ですね。あれはある程度の高さまではなりますけれども、実際例えば、駅前のマンションとか、新たにできた大型マンションの高層階の部分には、何か放水が届かなかったはずで、今、所有している車両って何階ぐらいまでだったら対応できるのかなというのをまず確認した上で、話をしたいと思います。 ○髙橋(義)市民協働部次長  現状あのはしご車は35メートル、約11階、12階ぐらいまでは対応可能と。 ○小谷宗太郎委員  わかりました。確認で。ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  ちょっと素朴なことで申しわけないですけれども、防災は防災でも、原子力災害とか、それこそ国民保護的なところになってくると、役所でも当然取り組むんですけれども、随分専門性の高い部分にもなってくるのかなと思っているんですが、消防のほうでそういったことの勉強というか、研修というようなことをされていますか。 ○井上(晃)市民協働部参事危機管理監  詳細部分までは把握はしておりませんけれども、京都府の講習、そういったものに参加しているというふうに聞いております。 ○小原明大委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第9款を閉じます。  次に、第11款 公債費、及び第12款 予備費について、説明をお願いいたします。 ○仁科総合政策部長  それでは、293ページをお願いいたします。まず款11公債費であります。決算額は23億9,009万5,000円余り、1億391万2,000円余りの増、率にいたしますと4.5%の増加でございます。  目1の元金において、約1億2,700万円、6.2%の増となった一方で、目2利子においては、約2,300万円の減、率にして9.1%の減となっております。
     続いて、款12予備費であります。平成30年度中の予備費の充用額のトータルにつきましては、293ページの計欄の左にありますように、1,466万9,000円であります。  充用先につきましては、20ページ、備考欄に表記のとおりでございます。なお、1件ごとの詳細につきましては、定例会ごとに配付をさせていただいておりますので、説明は省略させていただきます。  以上、説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。293ページから296ページです。 ○小谷宗太郎委員  これはざくっとお聞きしたいだけなんですけれども、以前、下水道事業債のほうでは、例えば高利子を、高い利息のものを借りかえするというふうな作業をせっせとしておったわけですけれども、ここの11款の公債費、高い利子のものをいまだに、高い利息のものを借りかえとかやっている実情があるか、それとももうそれらを終わっているのかというのだけ、ちょっとざくっとでいいのでお教えいただいたらと思います。 ○神田財政課長  一般会計におきましても、10年等で利息の見直しが起こる部分がございますので、低利のものへの借りかえというのを進めております。  以上でございます。 ○小谷宗太郎委員  今もやっているんですね。わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第11款及び第12款を閉じます。  次に、第13款 災害復旧費のうち、本分科会の所管に関する部分について、説明をお願いいたします。 ○仁科総合政策部長  それでは、295ページ、款13災害復旧費のうち、本分科会所管に関する部分について、御説明申し上げます。  ページをめくって297ページをお願いいたします。297ページ、項4その他公共施設・公用施設等災害復旧費が所管となるところでありますが、昨年の台風等、たび重なる自然災害により被害を受けた施設の、修繕復旧経費でございます。  10月5日付の専決補正にて予算化をし、修繕料として537万6,240円を執行しておりますが、その内容は防火水槽の修繕、また消防団関係では、浄土谷ポンプ小屋の修繕、3分団の車庫屋根の修繕、第4分団の車庫の修繕、それと勝竜寺水防倉庫の修繕、5件の修繕となっております。  以上、説明といたします。御審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  御質疑を受けたいと思います。297ページから298ページです。  よろしいですか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、第13款を閉じます。  以上で、歳出を閉じます。  次に、歳入、第11款 分担金及び負担金から第19款 諸収入までのうち、本分科会の所管に関する部分、及び第20款 市債について、御質疑を受けたいと思います。  質疑をされる場合は、ページ番号を指定してからお願いします。  質疑はございませんか。ページ数は17ページから62ページです。 ○小谷宗太郎委員  1点だけちょっと確認だけしたいんですけれども、41、42ページの土地建物売払収入のところで、普通財産収入で、これ法定公共物の売り払いということで、6件あるという報告でした。  それでちょっと事前にお聞きした、例えば下海印寺川向井であるとか、アゼリア歩道の拡幅に関する委託であったりというふうなところなんですけれども、これ例えば今後、そういう特にこの法定外公共物というか、売る予定のところというのは何件かありますかね、いわゆる今後。  実際、今回6件でしたけれども、もう既に準備している、売る準備をしている、例えばこのアゼリアを広げていく過程の中で、まだ3件ぐらいあるんですよみたいな感じのことを、わかったらお答えいただきたいんですけれども。件数だけでいいので、金額は要らないです。 ○末永建設交通部長  件数につきましては、実際今までも開発行為に伴いまして、機能のないもの、里道水路を民間のほうに売り払っている状況でございます。  今後につきましては、まだ件数等は把握していない状況でございます。ただやはり年に数件は出てくるものを考えております。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○広垣栄治委員  56ページの商工費雑入で、空調保守点検業務委託料返還金とあるんですけれども、これはどういった内容ですか。 ○鳥居商工観光課長  こちらは、産業文化会館の冷暖房設備の保守点検業務なんですけれども、そちらにおいて室外機オイルを一定の時期に全交換しなければいけないところを、部分的に補充もしくは交換しないでしておったというところが発覚いたしまして、直近の分に対しては再点検をしてしかるべく対応をすると。それで過去の分に対しましては、利子も含めて返金を受けたというところです。  以上です。 ○広垣栄治委員  これ、今後の対策とかは何か考えておられますか。 ○鳥居商工観光課長  こちらの設備は、大阪ガスのガスヒーポンですので、今回の事件というのが一部、受託先は大阪ガスなんですけれども、一部業務を再委託しているところが、不履行であったというところですので、大阪ガスに対してそういう指導を徹底するようにというところで、改善していきたいと思っております。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。  同じところで、長岡京市中小企業振興融資損失保証返還金とあるんですが、これは何でしょうか。 ○鳥居商工観光課長  いわゆる中小企業に対する融資制度を持っておりまして、市内の金融機関に対して預託金を預けて、それを膨らませて融資をするというところで、信用保証協会の保証をつけることとしております。  それで、当然保証がついていますので、返済が滞った場合、信用保証協会が代理弁済をするというところで、代理弁済額の12.8%を市が持つという契約になっております。  逆にその滞った分が回収できれば、その12.8%を市に返還されるというところの金額でございます。  以上です。 ○広垣栄治委員  ありがとうございます。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○白石多津子委員  60ページなんですけれども、この土木債のところでお伺いしたいんですが、JR長岡京駅エスカレーター整備事業債というところなんですけれども、これ前年度より1億円ふえているというふうにお伺いしていますけれども、これ当初予算に載っていましたか。 ○末永建設交通部長  JR長岡京駅のエスカレーターにつきましては、西口のほうになりまして、平成29年度からの繰越事業となっております。 ○白石多津子委員  ありがとうございます。それで、当初の20数年前には、このJR長岡京のいわゆるJRに続く市民通路ということだと思うんですけれども、このエスカレーターの整備事業というのは、農協と中信さん、京信さんと市でやっていたというふうにお伺いしているんですけれども。当初そうだったというふうにお伺いしているんですけれども、違いますか。 ○末永建設交通部長  当時、神足駅の橋上駅舎化に伴いまして、東口、西口ともエスカレーターの設置をしたわけではございますが、設備につきましては民間からの寄附とお伺いをしております。 ○白石多津子委員  ということは、この市中というのは関係ない、四つの、その農協と銀行と市でやったという話ではないということですか。 ○浜川住宅営繕課長  伺っているのはエスカレーターの寄附ですけれども、東側が松下さん、西がと三菱さんというふうにお伺いしています。  以上でございます。 ○白石多津子委員  ということは、民間からの寄附だったようなことですかね、当初は。 ○浜川住宅営繕課長  そのように伺っております。 ○佐々谷副市長  ちょっと一番最初のそのエスカレーター設置のときの、担当している者がちょっともう今いない状況ですので、私の記憶の中では、それぞれ西と東のエスカレーターについては、地元の企業さんからの寄附をいただいて、多分その通路の事業、高架化の事業のときに、それぞれ地域からの負担もいただいて整備したという記憶はあるんですけれども、はっきりとした記憶ではございませんので、また一度確認はさせていただきたいと思います。  もしあれでしたら、もう一度確認をした上で、お答えをさせていただきたいと思います。 ○冨岡浩史主査  後日確認でよろしいですか。 ○白石多津子委員  かしこまりました。ただ、私が今回お伺いしたかったのは、この修繕費はどんな契約になっているのか、ここで起債を切っているわけですけれども、市が全額負担して全額を見ていくのか、修繕費についてはどんな契約になっているのかということをお伺いしたかったということです。 ○末永建設交通部長  修繕費につきましては、市のほうが全額契約をして、業者のほうにお支払いをしている状況でございます。 ○白石多津子委員  結局、そういう契約になっているということですよね。もし、今、副市長いろいろ調べていただくわけですけれども、これ市民通路ということで、例えばATMなんかも中にあるわけですからね、銀行さんの。どこかやはりいろいろ協力していただくということは、まず考えていらっしゃらないんですかね。 ○佐々谷副市長  JRの自由通路につきましては、これまでJRさんといろいろ施設の管理、また施設の修繕整備等についても協議をさせていただいてきましたが、JRさん側のお答えとしては、改札の入り口までらち内、らち外という、その線引きで分けられております。  ですから、通路部分については、市のほうで管理しておりますので、今回の整備についても、修繕につきましても市のほうで事業化をさせていただいて、整備をさせていただくということでございます。  ただ、他の橋上化の駅舎も全国的にいろいろそういう、駅へのための自由通路じゃないかと、JRさんも負担をするべきじゃないのかという御意見もたくさんいただいてまいりましたが、いろんな調査をさせていただきましたところ、ほとんどのところは、JRさんはらちのところまでというところで線引きをされているということでございます。  ただ、自由通路をどういう形で整備、管理するかという基本的なところを、あり方を考えるかということで、例えば高槻市さんなんかはあそこを市の道路として整備をすることで、道路認定をしながら市の管理であるということで、市が全て権利を得た管理の形というのは、今一番新しい形での整備の仕方ということでお聞きしております。  ただ、今回のところは修繕の対応ということでのエスカレーターの改修でしたので、そこまでJRさんとの協議は、そのらち外、らち内というところでの区分けの中で整備をさせていただいたということでございます。 ○白石多津子委員  そのらち内、らち外という、改札を超えるところまではJRさんのお客さんではないという、ちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、そういう区分けがしてあるということは私も聞き及んでおりますけれども、その自由通路の中、このエスカレーターに限らず、銀行さんのATMもあるわけじゃないですか。  今、副市長おっしゃっていただいたように、これからも駅ナカとか、そういうスタイルで市が全部管理するのかどうかという話にもこれからなってくると思うんですけれども、そういうところ、もしそうであればそのエスカレーターの改修費だけではなくて、その中にある、例えば京都銀行さんのATMとかそういうものも入っているわけですから、もっとほかのそういう銀行さんにも、いろいろ協力を求めていくということは考えていらっしゃらないんですか。 ○佐々谷副市長  今回の段階での整備の協力というのは、そこまでの対応をさせていただいておりませんので、今後いただいた御意見は十分考えて、対応のほうは検討していきたいというふうに思います。 ○白石多津子委員  わかりました。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。 ○小原明大委員  50ページ、単純に聞きますけれども、職員給与等返還金って何でしたか。 ○喜多(利)対話推進部長  扶養状況の是正があったということで、返還いただいております。 ○小原明大委員  わかりました。  あと、42ページの市有地の貸付料についてなんですけれども、決算資料要求書の139ページからそれぞれ貸し付けの内容について書かれておるんですけれども、これ、それぞれ当然契約に基づいてやっていると思うんですけれども、これトータルで見てどういう場合が無償で、どういう場合だったら有償で、その値段の設定はこうで、どうやったら減免するとか、そういう基本的な考えというのは統一されているようなものってあるんですかね。土地の貸し付けについて。 ○大西総合政策部参事(新庁舎建設担当)兼公共施設再編推進室長  基本的には、まず有料の場合ですと貸し付ける場合の計算方法等、条例規則等で決めているところがございます。  それで無償につきましては、どれだけ公にといいますか、公用に適しているかということも勘案しまして、そういうふうな形でそれが適していると判断した場合には無償という形でさせていただいております。 ○小原明大委員  その点で、今度、神足保育所を民営化するに当たり、有償で貸すということを言っておられるんですけれども、これ資料を見ていたら保育所の用地はもう皆無償で書かれていますので、要は、言葉で言ったらあれですけれども、取れるところからは取ってやれみたいな感じではよろしくないなと思っているんですけれども、その点いかがでしょうか。 ○仁科総合政策部長  過去、保育所の運用をしている中で、用地を無償提供していた、そのときの行政の要請という経過があったのではなかろうか、これは推測の域は出ませんけれども、多分何かそういう議論があった中での決定かなというふうには思っております。  先ほど、大西のほうが答弁いたしましたけれども、こういう普通財産の貸し付け、また行政財産の目的外使用による貸し付け等につきましては、その条例規則に基づいて、その中で貸付料を幾らにするのが妥当だとか、そういった規則、規定に基づいてやっております。  今、手元にございませんので個々には言えませんけれども、今後、本市の用地をそういった事業化に向けて貸し付ける場合、それに沿った中でまた検討していくということが必要でなかろうかと。また、過去の部分についても見直しをしていくのが必要ではなかろうかと、そのように考えておるところであります。 ○小原明大委員  そのときの議論があったというのは、わからないこともないんですけれども、ただ、実際にやられているのは同じ認可保育所ということですので、それがところによっては有償で、ところによっては無償というのは、結果的に見るとちょっと整合性がどうかなというのはやはり問われると思いますので、かといって今おっしゃっていたような、今無償のものを今後という話も、それはこれまで無償だったから、では来年からということができるかというと多分いろいろ難しいところがあると思いますので、そう思ったら、結果的にやはり取れるところから取ってやれになってしまうのではないかなというのを危惧しますので、よく議論が必要かなというふうに思っているというのを述べていきたいと思います。  以上です。 ○冨岡浩史主査  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、歳入を閉じます。  以上で、第58号議案を閉じます。  次に、第61号議案から第68号議案まで、一括して説明をお願いいたします。 ○仁科総合政策部長  それでは、第61号議案から第68号議案まで、平成30年度各財産区特別会計の歳入歳出決算の認定について、全8件を一括して御説明申し上げます。  各財産区会計の決算につきましては、決算書413ページから491ページまで記載のとおりであります。いずれの財産区会計につきましても、歳入においては前年度からの繰越金収入を主なものといたしておりますが、今回、臨時的なものとして、下海印寺財産区において478ページで、土地建物売払収入4,500万円を決算しております。これは、下海印寺西山田地内の財産区用地を売却したものであります。  歳出においては、財産区財産の維持管理のため、草刈り手数料や地域団体への助成金の執行が主たるところであり、各財産区とも大きな変動はございません。  なお、神足、勝竜寺、調子、友岡、粟生の五つの財産区については、歳出の執行はなく、受け入れた繰越金等の歳入決算が収支額となっている状況でございます。  以上、平成30年度各財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、全8件の説明といたします。よろしく御審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ○冨岡浩史主査  説明が終わりました。  第61号議案から第68号議案まで一括して御質疑を受けたいと思います。  質疑ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○冨岡浩史主査  なければ、 第61号議案から第68号議案までを閉じます。  以上で本分科会に送付を受けました議案の審査は終わりました。  これにて、決算審査特別委員会第1分科会を閉会します。
     御苦労さまでした。               (午後0時00分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                        決算審査特別委員会(第1分科会)                             委員長  宮小路 康 文                             主 査  冨 岡 浩 史...