次に、2.高校との連携による
主権者教育についてを
議題とします。
去る7月17日に
乙訓高校において
主権者教育出前授業を実施しました。これについては、
報告書を資料として示しております。
事務局から
説明をお願いします。
○木村(知)
議会事務局次長 それでは
長岡京市議会主権者教育出前授業の
報告について、ご
説明させていただきます。
まず、事業の目的といたしまして、間もなく有権者となる
高等学校の生徒に、
議会のしくみや役割の
重要性などへの理解を深めてもらい、
議会をより身近に感じる機会となることとしております。今回、
令和元年7月17日、水曜日、3・4限目の午前10時30分から正午まで実施をいたしました。
実施場所は、
乙訓高等学校でございます。
参加者といたしましては、
乙訓高等学校の2年生
スポーツ健康科学科の42名と、当日御参加いただきました
議員の方々14名です。
授業内容といたしましては、「
長岡京市のここがちょっと…」をテーマとして、7班に分かれた
生徒たちが順に、一班につき二、三分で発表いただきました。そのあと、
議員との
意見交換会ということで、
議員の皆様には各班に2人ずつ入っていただき、発表の感想や
高校生たちの考えなどについて話し合っていただきました。発表の中で
長岡京市のいい所だなと感じたことについては、JRと阪急があり交通の便がとても良いところという
意見が多く、ゴミの分別がきちんとできているや
ふるさと納税のイルミネーションがきれいという
意見もありました。また、〇〇があれば嬉しいというところでは、いろんな種類の本が揃っている本屋さんや
格安自動販売機、おいしい
パン屋さん、ラウンドワンみたいな
遊技場、気軽に利用できる
自習室があればという
意見がありました。また、逆にこれは困った体験や
ヒヤリハット体験では、
歩きたばこをする人が多い、踏切が長い、歩道が狭い、道路の角に
カーブミラーが少ない、
イヤホンをして自転車に乗っている人とぶつかりかけたなどの
意見がありました。最後に、
魅力アップのためにはこれだというとことでは、
商業施設の誘致、学生が楽しめる所やイベントを増やす、
名産品、
観光名所をつくるという
意見がありました。また、アンケートをお配りしまして、42名の生徒さんに答えていただいております。集計結果をかいつまんで
説明させていただきます。まず、問2の「今まで
市議会に
関心はありましたか」に対しては、「あまり
関心がなかった」、「全く
関心がなかった」と回答した生徒は40人、95.2%でしたが、問3の「
授業を受けて、
市議会に
関心を持ちましたか」という問いに対しては、40人が「
関心を持った」もしくは「少し
関心を持った」と回答していて、今回の
出前授業によって、
市議会への
関心度が高まったことがうかがわれます。また、
議会だよりやホームページ、
議会の
動画配信についても、
授業を受けた後では、「見ようと思う」という割合はいずれも増えています。問9の今回の
授業の感想については、「よかった」、「まあまあよかった」と回答した生徒は41人、97.6%という結果となりました。その他の問いにつきましては、生徒さんが考えておられることをいろいろと御記入いただいておりますので、各自でお目通しいただければと存じます。以上です。
○
八木 浩委員長 以上、
報告のとおりです。この事業について、御感想などございませんか。
○
小原明大委員 感想ではないんですが、この
報告書は誰から誰への
報告書になるんですか。
議会としての。
○
八木 浩委員長 議員向け、それとも他にアップするということですか。
○木村(知)
議会事務局次長 これは、
議員さん向けです。
○
進藤裕之委員 前、西
乙訓高校のやつ。
議会だよりに載せたんですか。
○木村(知)
議会事務局次長 議会だより。
○
進藤裕之委員 議会だよりに載せたんですか。ホームページに載せてませんでしたか。
○本夛迪恵主査 ホームページにつきましては、昨年の西
乙訓高校とのものは
報告としてホームページにアップしています。今回のこちらの
乙訓高校とのにつきましても、
報告としてホームページにアップする準備をいたしております。
○
小原明大委員 議会として出すのであれば、
議員の方々というところが3か所くらい出てくるんですけれども、これを
議員にしていただきたい。
○木村(知)
議会事務局次長 分かりました。
○
八木 浩委員長 他にまた、お気付きの点があったら、また、見てから、
事務局のほうへお伝えください。
それでは、2.高校との連携による
主権者教育については以上とします。
次に大きな項目の3.その他ですが、先日行いました
議会運営委員会の山口県周南市と下関市の行政視察について
意見交換をしたいと思います。会派届出順に御
意見をお願いします。
○
小原明大委員 ちょっと本筋とは逸れるかもしれないんですけれども、タブレットの研究の時に紹介してもらったシステムを導入してはるところがあって、それが自分で好きな、ノートパソコンの人もいれば、自分で買ったタブレットの人もいて、それにそれぞれがインストールしてやってくださいというやり方をしてはるのが、割と自由というのが、みんなでがんじがらめにこれ買ってというよりも、それでもいいんだなというのを思いまして。ちょっとここまで論議してきて、公費負担とか色々考えてやったこととは、ちょっと違うんですけれども、そのくらい緩やかに考えてもいいのかなと思って。一足飛びにペーパーレスにいってるんじゃなくて、議案は議案で出しているんだけれども、こっちでも見れますというのをやってはったんで。必ずしもペーパーレスだけが目的というよりも、むしろ職員さんの負担が軽減されたということもおっしゃっていたので。そこ大事な点だなと思ったんで。タブレットの研究は一旦止まってますけれども、その点が非常に参考になったなということを思いました。あとは議場のところとかでも出されましたけれども。以上です。
○綿谷正已
委員 それぞれ、周南市、下関市を視察させていただいたんですけれども、それぞれの取り組みがしっかりとされているというふうに思いました。議場を見させていただいて、傍聴席がフラットのところと、かなり高い位置で
議員が見れないところともあり、一長一短が当然あると思うんですけれども、それがいいのか悪いのかは傍聴に来られた方とか、実際活動されている方の
意見は聞けなかったんですけれども、こういう考え方もあるんだなと思って見させてもらいました。フラットのほうが非常により近い感じですね。以上です。
○西條利洋
委員 視察に行かせていただいて、ICT化の、
小原委員が先ほど言われたタブレットですとか、ノートパソコンを自分で持ち込みするというのも面白かったですし、按分を自己申告でどれだけ使っているかで決めれるのも面白い話だなと思いました。うちとしては、するのであれば、話し合いが必要と思ったのと、周南市さんが言ってたのは、市町村合併の話が最初触れられてて、そこから
議会改革のことを言っていたのがすごい印象的でした。あと、下関市さんもそうですし、議場のモニターの大きさですとか、設備ですとか、実際見ることができて、すごく勉強になったので、今後活かしていきたいと思います。
○三木常照
委員 周南市、下関市、それぞれ工夫をされておられて、個々の今の
委員さんの
意見もさることながら、下関市のキッズルームの実際の使用頻度というのは、かなり低い。
○
白石多津子委員 してない。まったくしてない。
○三木常照
委員 そういう
意見があって、せっかくつくったのに、子供さんを連れて、
議会に傍聴に行こうかなという人のためには、私は利用されてるものと思ってたから、大変いい造りやなと思いました。それと、もう1点、済みません、機能とかの話では違って申し訳ないんですけれども、周南市、下関市それぞれ議場のほう、拝見したんですけれども、一番気に入った、個人的にですよ、モニターの大きさは別にして、やっぱり絨毯の色目とグラデーションみたいになっている、そこはとても品があって良かったなというふうに思いますし、もう1点加えるとするならば、廊下の絨毯も赤くなくて、普通の。
○
八木 浩委員長 関門海峡のブルー。
○三木常照
委員 そうそう。もっと言ったら、パンチのカーペットみたいな感じまではいかないけど、それなりに、そんなに上等というか、確かに最近は機能的で、それもいいなと思いました。
○
白石多津子委員 先ほど
小原委員もおっしゃったんですけれども、タブレットの導入が緩やかな形ですごく参考になりました。そういうふうにやったら、うちもすぐできるやんと思ったので。パソコン持ち込んでもいいし、按分でね、使っている割合で政務調査費使っている人もいたり。自分のパソコンを持ち込んでっていうのであれば、すごく緩やかに考えて、そんなに長く検討しなくても、すぐできるんじゃないのかなというふうに思ったのが1つあります。また、ペーパーレスの話で議事録でA4でだいたい1,400枚とおっしゃってたんですけれども、それを削減したら年間390万円の経費を削減できたというお話も非常に印象的でした。それと、三木
委員もおっしゃったんですけれども、キッズルームは非常に気になったので、担当者の方に聞いたら、新しく出来たばかりというのもあるんでしょうけれども、使ったことありませんと。どういう経緯でキッズルームをつくられたのかと聞いたら、やっぱり女性の
議員が非常にこれは必要だと言って、こういう経緯でつくることになりましたとおっしゃってたんですけれども、あの中にお母さんと一緒に入るとしたら、聞こえないし、見えないじゃないですか、モニターも。それで、そんなに意味があるのかなを雑談したら、そうですねと苦笑いされてたんですけれども、キッズルームをつくるのであれば、別に
議会棟でなくても、もう少し下の階の棟にキッズルームがあってもいいんじゃないかと。あそこにつくるのはどうしてなのかなと思って、お母さんと一緒に入ったって、聞こえないし、見えないしというところで、うちは、あそこにああいう形でいるのかなというのは非常に疑問に思いました。それと、これは余談になるんですけれども、いろいろ、いろんな所で
委員会でも視察に行かせてもらってね、そこの職員さんがパンフレットだけ詰めてくださるところと、非常に詳細な資料をつくってくださる所とかがあったりとか、やっぱり職員さんの対応っていうのを、非常に何回も視察に行かせていただくにつれて、非常に感じるところがあるし、そうすると、そこの市町村というか、視察行かせていただいたところっていうのは、やっぱり好感が持てて、
関心度も高くなるので。公務員もサービス業なんだなと、そんな印象を受けました。以上です。
○山本 智
委員 今回、周南市も下関市も
議会運営と
改革ということで、行かしていただきましたけれども、周南市ではミニコンっていって、
委員会と市民さんが懇談会をするという。その声を
議会に活かしていくというようなことをおっしゃっておられましたが、我々も市民との
意見交換会ということで、今年はかなり、有意義な
意見交換会が出来たんと違うかなと思っているんですけれど。それと、政治倫理条例の制定、
議員はこれしたらあかん、いろいろ仕事の
部分でも、そういう倫理の
部分で周南市なんかも、いろいろなしがらみやらある中で、
議員のいろんな既得権域やいうあれやないですけれど、そういうようなんも含めて、しっかり条例をつくったはるなという、ちょっと
関心したことであります。あと、どちらの議場も綺麗でしたし、明るかったというイメージがありますんで、どうしても、今のここの議場でしたら、入った瞬間、ちょっと暗く感じて、それが重厚で重たい雰囲気やいうような気もするんですけれども、やっぱり書類とか見てたら、明るいほうがいいかなと感じた次第です。今後、本市も新庁舎やっていく上でかなり参考になりましたし、ちょっと注意せなあかんなと思ったのが、下関市さん、改築してはるのはどっちでしたっけ。今。
○
八木 浩委員長 下関市。
○山本 智
委員 下関市のほうですね。一般市民さんが工事中であったり、新しくなったとこに、いろいろ部署を分けたりするときに、すごい行きにくかったり、大雨降っても、なんか、ちゃんとうまいこと濡れんように行けへんみたいな、そんなような苦情があるみたいで。うちの庁舎建て替えに関しても、市民さんに不備がかからんような形でやってもらえればなと感じました。
○
八木 浩
委員 平成自由クラブです。どちらの市も合併をして広大な面積というとこで、全く違うという状況も踏まえた中で、いろんな課題を持った中で新しい庁舎を建てたということと、これから建てていくということに関しては、同じなんですけれども、周南のほうは、傍聴席がグーッとU字型ぐらいまでいってるから、
議員さんの顔がすべて見える、見ようと思えば。逆に下関のほうは構造の面もあったけれども、まったく傍聴席座ったら
議員さんは見えない、登壇者が見えるくらいの高さのところに傍聴席ができてたり。先ほどもキッズ
スペースの
部分ですけれども、議場の後ろに付けたもんですから、当初声が漏れたとかね、逆に、先ほど言わはったように、あそこにある意味が本来ないやろな、だから宝の持ち腐れやから、誰も活用しないのかなということになります。そういうふうなことも踏まえながら、私のところ、なんといっても今からかかっても8年後、1期2期でかかりますんで、それを見据えた中で、間違いなく今の発想で考えてたら、8年後、えらい古いなってことにならんように、いつも市役所をしっかり職員さんと議論重ねながら頑張っていきたいなという視察の感想です。以上です。
○
八木 浩委員長 もうよろしいですか。
(「はい」と言う者あり)
○
八木 浩委員長 それでは、
事務局から何かありませんか。
○木村(知)
議会事務局次長 特にございません。
○
八木 浩委員長 以上で、協議事項は、すべて終了しました。
これにて、
議会運営委員会を閉会します。
お疲れさまでした。
(午前11時35分 閉会)
長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。
議会運営委員会
委 員 長 八 木 浩...