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  1. 長岡京市議会 2018-12-14
    平成30年文教厚生常任委員会(12月14日)


    取得元: 長岡京市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-11
    平成30年文教厚生常任委員会(12月14日)               平成30年文教厚生常任委員会 1、開催日時   平成30年12月14日(金)  午前10時15分 開会                   午後 1時59分 閉会 1、場所   第1委員会室 1、出席委員(8人)   ◎委員長  〇副委員長       ◎上 村 真 造   〇大 伴 雅 章        二階堂 恵 子    西 條 利 洋        寺 嶋 智 美    住 田 初 恵        中小路 貴 司    石 井 啓 子 1、欠席委員(0人) 1、から出席した者
      中小路市長  土家副市長  八島広報発信課長  井ノ上環境経済部長   尾崎環境政策室長環境政策監  山本(達)環境経済部次長環境業務課長   池田健康福祉部長  則武健康福祉部参事福祉政策室長  天寅福祉事務所長   能勢健康医療推進室長医療政策監兼保健センター所長兼乙訓休日応急診療所長   杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  田端社会福祉課長   名和子育て支援課長  村田子育て支援課主幹  中島子育て支援課主幹   鍋島障がい福祉課長   藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長   岩岸高齢介護課主幹  髙橋(む)国民健康保険課長  福岡医療年金課長   山本(和)教育長  木村(靖)教育部長  大木教育部次長学校教育課長   川上文化・スポーツ振興室長  新開文化・スポーツ振興室青少年育成担当主幹   迫田教育総務課長  大江学校教育課主幹  大柳学校教育課総括指導主事   荻久保生涯学習課長兼埋蔵文化財調査センター所長  鯉田生涯学習課主幹   林中央公民館長  井木図書館長  岡花教育支援センター所長   岡本(勝)北開田児童館長 1、議会事務局   関議会事務局次長  川ノ上議会事務局次長補佐議事調査係長   本夛主査  三ツ島書記 1、傍聴者   〔議  員〕(1人)  宮小路康文   〔新聞社等〕(0人)   〔  民〕(7人)              (午前10時15分 開会) ○上村真造委員長  おはようございます。ただいまから文教厚生常任委員会を開会します。  傍聴がありますので、報告いたします。  それでは、本委員会に付託を受けております議案につきまして、議案番号順に審査を行いたいと思いますがよろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○上村真造委員長  まず、第75号議案について、説明をお願いいたします。 ○木村(靖)教育部長  それでは、第75号議案 財産の取得について、御説明申し上げます。  学校給食共同調理場の備品を購入するため、去る11月9日に指名競争入札を執行いたしましたところ、指名12者のうち10者が応札し、株式会社 アイホー京都営業所が落札し、現在、2,052万円で仮契約を締結いたしております。  購入する備品は、長岡第八小学校内に設置します同校と、長岡第三中学校の2校分の給食をつくる長岡京市立学校給食南部共同調理場で使用するもので、学校給食を運営するため必要なシンクや配膳カートなどの厨房機器類であり、詳細は議案書4枚目に添付する別紙に記すとおりでございます。  つきましては、購入の本契約を締結し財産として取得するため、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決をお願いするものであります。  なお、納入期限は平成31年3月29日といたしております。  以上、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○上村真造委員長  説明は終わりました。  御質疑を受けたいと思います。ございませんか。 ○住田初恵委員  この納入される備品といいますか、機器について見てみましたら、炊飯器はあるんですけれども、おかずをつくる、焼き物とか揚げ物とか煮物とか、つくるものが入っているのかなって思ったのと、それから、食器洗浄器もないん違うかなと思うんですけども、それはどんなふうになっておりますか。 ○大江学校教育課主幹  炊飯器、食器洗浄器、そういったものは、工事と一緒に入れるということになっておりまして、今回の取得していきます備品とは、また別に入っております。 ○住田初恵委員  炊飯器はたしか書いてあったかなと思うんですけど、おかずをつくるものも工事と一緒に入るということでよろしいですか。 ○大江学校教育課主幹  はい、そうです。回転釜等も工事と一緒に入っております。 ○住田初恵委員  はい、了解しました。 ○上村真造委員長  ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  なければ、第75号議案に対する質疑を閉じます。  次に、第76号議案について、説明をお願いいたします。 ○木村(靖)教育部長  第76号議案 公の施設の指定管理者の指定について、御説明申し上げます。  長岡京市立中山修一記念館の管理運営に当たり、地方自治法第244条の2第6項及び長岡京市立中山修一記念館設置条例第8条の規定に基づき、本年度末をもって指定期間が満了する当該施設の指定管理者を指定するため、本議案を提案するものです。  指定管理者となる団体の名称は、特定非営利活動法人長岡京ふるさとガイドの会、指定期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5カ年です。  指定管理者の選定経過は、お手元の議案資料をごらんいただきたいと存じます。  募集につきましては、広報長岡京ホームページで周知、本年9月3日から10日まで受け付けしましたところ1件、特定非営利活動法人長岡京ふるさとガイドの会の応募がありました。  選定方法につきましては、外部の専門的知識を有する者、公募と市民、職員で構成する長岡京指定管理者候補者評価委員会で書類審査及び面接審査を行いました。  参考の4、選定の基準に上げる内容に合致するかどうかを委員会で評価いただき、結果、特定非営利活動法人長岡京ふるさとガイドの会はおおむね満足できると判断される評価であったとの報告を受けております。  それでは、本日提出しております教育部の文教厚生常任委員会資料をごらんください。  この第76号議案の内容であるため一括して御説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  1ページから3ページまでが応募者の事業計画書となっています。  続いて、4ページから8ページまでが収支予算書です。  9ページの候補者評価採点結果表にありますように、評価結果は430点、100点満点に換算して71.7点でした。  加えて10ページの候補者概要の事業内容、受託実績を参酌し、当該施設の指定管理者として適正であると認められたため、このたび指定管理者として指定しようとするものであります。  以上、提案理由の説明といたします。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○上村真造委員長  説明は終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  なければ、第76号議案に対する質疑を閉じます。  次に、第80号議案について説明をお願いいたします。 ○池田健康福祉部長  それでは、第80号議案 長岡京地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  今回の改正は、介護保険法施行規則の改正に伴い、同規定を準用しております長岡京地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例を一部改正するものであります。  改正内容は、第1条は、介護保険法の改正により生じた項ずれを改正し、第3条は、地域包括支援センターの職員である主任介護支援専門員に5年ごとに更新研修が義務づけられ、これが介護保険法施行規則第140条の66第1号イ(3)に規定されましたので、本条例でも所要の改正を行うものでございます。  この条例の一部改正は、公布の日から施行するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。  御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○上村真造委員長  説明は終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  なければ、第80号議案に対する質疑を閉じます。  次に、第81号議案について説明をお願いいたします。 ○池田健康福祉部長  それでは、第81号議案 長岡京国民健康保険財政調整基金条例の一部改正につきまして御説明申し上げます。  今回の改正は、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律の施行、いわゆる国保の都道府県広域化によりまして、市町村が都道府県国民健康保険事業費納付金を納め、都道府県が給付費に必要な財源を市町村に交付する仕組みへと変更されました。  これにより、第1条の基金設置の目的、第7条の処分等の所要の規定を整備するよう条例の一部を改正し、国民健康保険事業の適正な運営を図るものでございます。  なお、本条例は、公布の日から施行するものでございます。  以上、提案説明とさせていただきます。御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○上村真造委員長  説明は終わりました。  御質疑を受けたいと思います。  ございませんか。 ○住田初恵委員  改正前には第2条、基金の造成限度額というのがあるんですけれども、改正後はこれがカット、削除されています。この基金の造成は、保険給付費及び後期高齢者支援金の前年度平均額の2カ月分に相当する額を限度とするというものでしたけれども、これ、今までにも、やっぱりこの基金から国保のほうに出さなきゃいけないことがあったかと思うんですけれども、この2カ月分に相当する額というのは幾らであったのかということと、それから、これまでに、この基金から繰り出した最高額が幾らだったのかということと、その2カ月分を想定されたわけですけれども、この2カ月分というのを、額を想定した根拠と、それから、このたび、これを設定しなかった理由を教えてください。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  まず、第2条にございます保険給付費等後期高齢者支援金、前年度の平均月額2カ月分に相当する額といたしましては、平成29年度の決算額で申し上げまして、およそ10億5,000万円ほどの限度額ということでございます。  この2カ月という設定がいかにしてなされたのかということは、申しわけありませんが、ちょっと過去の経過をさかのぼりませんとわかりませんで、今回の提案につきましては、この2条を削除するということで御提案させていただいておりますので、そのあたり、御了承いただければと思います。  それから、取り崩し額の最高額でございますけれども、今、ちょっと平成20年度からの資料しかございませんので、その20年度から現在までということで申し上げますと、平成23年度に1億4,000万円の取り崩しをしているという決算額で出ております。  今回、なぜこの2条の削除をするのかということがもう1点だったかと思いますけれども、御提案説明させていただいておりますように、市町村は、都道府県事業費納付金という形で納めたその中から都道府県がこの医療機関への保険給付の分ですとか、後期高齢者の支援金を支払い基金に払っていくというような仕組みにかわっておりまして、本市の予算、それから決算上、この後期の支援金というものはあらわれてこないといいますか、金額がはっきりしないということになってまいります。ですので、平成30年度からこの仕組みになっておりますので、平成31年度は、この規定に基づきましては算定が不可能になるということで、今回、削除をさせていただきまして、限度額がなくても、この基金につきましては、積み立てるということが目的ではなくて、安定的に運営するための基金でございますので、限度額がなくてもその範囲内で適正に運営してまいりたいということで、今回、この規定については削除していきたいということで提案させていただいております。 ○住田初恵委員  平成20年度からの今まででは1億4,000万円の取り崩しをして入れたということですけれども、都道府県化になったとしても、本当に大丈夫なんかなというのが心配としてあるわけなんですけれども、その辺は、納付金を納めて府からの給付金で賄っていけるということで理解していいんですか。 ○髙橋(む)国民健康保険課長  保険給付費について、都道府県化できっちりと財源が負担されていくのかというその部分の御心配かと思いますけれども、法令上、法定給付の分につきましては、都道府県が市町村に交付するということで、その仕組みになっておりますので、今現在も交付を受けております。法定に基づいて適切に都道府県から交付をされるものだろうというふうに考えております。 ○住田初恵委員  赤字が出ないように、はい。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  なければ、第81号議案に対する質疑を閉じます。  以上で本委員会に付託を受けております議案の質疑を終わります。
     これより討論に入ります。  御意見ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  意見もないようですので、これをもって討論を終わります。  これより採決を行います。  まず、第75号議案 財産の取得について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  全員賛成。したがって、第75号議案は原案どおり可決されました。  次に、第76号議案 公の施設の指定管理者の指定について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  全員賛成。したがって、第76号議案は原案どおり可決されました。  次に、第80号議案 長岡京地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  全員賛成。したがって、第80号議案は原案どおり可決されました。  次に、第81号議案 長岡京国民健康保険財政調整基金条例の一部改正について、原案どおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  全員賛成。したがって、第81号議案は原案どおり可決されました。  以上で本委員会に付託を受けました議案の採決は終わりました。  続きまして、本委員会に付託を受けておりまます請願について審査を行いたいと思います。  請願0-2号について、何か御意見ございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  それでは、審議を終わり採決してもよろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○上村真造委員長  請願0-2号 幼児教育振興助成に関する請願について採択することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  全員賛成。したがって、請願0-2号については採択と決せられました。  次に、請願0-3号について、何か御意見ございませんか。 ○大伴雅章委員  先ほど森野さんから非常にわかりやすい趣旨説明していただきました。この中身、読ましていただいて、会派で真剣に討論いたしまして、私どもの会派として、あるいは私として少しこの請願について趣旨の中身、そのものは本当にこのとおりでございますし、先ほどおっしゃられたとおりだというふうに感じておりますが、見出しにございますように、公立の増設というふうに読めます。私ども、先ほど言われた趣旨説明を実現をしたいと、もちろん思っておりますので実現するように行政にも働きかけておりますが、その手法が違います。  私どもは、公立保育所はもう増設する必要がないと思っております。その理由は、簡単に言いますと、大きく言うと2つございます。それは時間とコストです。  まず、コストは、御承知のとおり公立保育所を建設を、新しく建てようと思いましたら敷地から、そして建物から、あるいは運営の中身まで、一定のコストがかかります。今、単純比較、私どもの会派でいたしましたら、非常にばくっとした話ですが、民間保育所公立保育所を増設するのにコストで約10倍から12倍ほど異なります。この、やっぱり一番大きな理由は、まず、公立保育所を建設するのに国庫補助がつかない。これはやっぱり非常に大きいです。これが1点。  次、時間です。今言いましたように、敷地から全部準備をしてというのは時間的に最短でも3年半、普通ですと、一般的に5年かかります。この時間的なものというのは、やはり、今、喫緊の課題である保育ニーズ、多様化するこの保育ニーズにやっぱり柔軟に対応していく優良なる民間に委託をして進めるべきだと、私どもの会派は考えております。  趣旨の中身については非常にそのとおりだというふうに思いますし、私どもも賛成するんですけれど、公立を増設してくださいという請願でございますんで、この点について、いわゆる手法について異なりますんで、残念ながら、この件については、私どもの会派、あるいは私自身として賛成できかねます。以上、理由です。 ○住田初恵委員  今、大伴委員から、公立は国庫補助がつかないことと、それから時間がかかるということをおっしゃいました。時間のことに関しては、今、いろいろな公共施設の再編整備で跡地とかも出てくるわけですから、そこを利用すれば本当に保育所を公立でやっていこうと思えばそういう公の跡地も活用ができるわけですから、時間的な問題は、余り関係ないんじゃないかなというふうに思います。  やっぱり、今、これだけの、11月末で154人もの待機児童が出ている段階で、やはりとして民間だけじゃなくて、民間も頑張っていただいておりますけれども、やっぱり公立も、としてやっぱりふやしていくべきだと私は思っております。以上です。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。 ○西條利洋委員  済みません。それでしたら、私もちょっとこの場で、せっかくですのでちょっと御意見したいと思います。  私も大伴委員と同じように、この請願書の意図としては、もう本当に大賛成です。待機児童も解消しなければいけないですし、やはり安心して仕事を続けるためにも保育所の確保というのは、やはり全力で取り組んでいかなければいけないと思います。  だからこそ、ここでやはり公立の増設というのは、なかなかハードルが高いなというふうに感じています。といいますのも、私も同じ考えでして、やはり時間も建設費もやはりかかってしまうと。プラス、この公立保育所をつくってからの運営費。運営費を民間保育園だったら、国と府とで50%、25%、25%で、運営費はやっぱり助成していきますが、ただ、公立になれば、が100%出すことになります。100%出すということで、じゃあ、その4倍の税金を投入したらいいじゃないかという話になるかもしれないんですけれども、それが現実問題難しいと思います。やはり、の予算としては限られているような状態で、4倍の運営費を出すということは、ことし150名か160名ほど保育の枠がふえましたけれども、それを仮に公立だけにこだわると4分の1、40人分の保育の受け皿しか確保できない。同じ税を出した状態でも40人分と、それで、公立ではなくて認可にしたら、それが150、160人分確保できるという状態で、それがが出せる予算が同じでも40人確保できるのと160人確保できるといったら、やはり全然事情が違うと思います。私も保育もそうですし、子育て支援の予算をやっぱりふやしていきたいという気持ちが本当にあるんですけども、それを4倍出すかといったら、やはり4倍出せないというのが、長岡京の、それは厳しい実情だと思います。  これだけでなくて、やはり介護もそうですし、医療もそうですし、さまざまなことに予算をつけなければいけないです。ことしに関しては、防災のほうもふえます。市庁舎の建てかえもあります。長岡天神駅前の開発もあります。そういった中で、この保育を4倍の予算を出すというのは現実問題難しいので、ここに公立の増設という文言を入れれば正直待機児童の解消がちょっとおくれると私は感じています。  先ほど言ったように、4倍のコストがかかるので、限られた予算の中で、保育の受け皿を確保するというのであれば、私は公立の増設というところは、ちょっと賛同は難しいなというふうに考えています。以上です。 ○住田初恵委員  民間の保育園をつくるのも本当に苦労して、土地を探して、お金も用意して、本当に苦労してつくっておられるんですね。その中で公立、今、4倍の税金がかかるとおっしゃいましたけれども、やっぱり大切な子供を長岡京として健やかに育っていってもらう、その子供にやっぱり税金を使うということは何も無駄なことではありませんし、それから、今いろいろな開発事業が計画されているわけですけれども、やっぱりその辺をきちんと見直して、こちらに税金を投入していけば何も難しいことはないと思います。 ○西條利洋委員  私も子供に予算を使うということは大賛成です。私も、もう来年、再来年には、もう子育てとかも、例えば結婚して、子育てとかをする世代で、私自身が保育所に入れないかもしれないというふうな現状ですから、本当に保育の受け皿を最大限確保するというのは、私も本当に考えています。  そういった一方で、私の父も介護が必要な体ですので、介護施設の確保というのも喫緊の課題です。保育所が将来足りなくなる問題もあるんですけれども、介護施設が足りなくなる問題もかなり大きいです。そちらのほうにも税金を投入しなければいけないです。そちらのほうの市民の負担もやはりふえていくのが正直な現状です。  これはでの問題ではなくて、もう国とかの制度の問題ですので、そのような状態の中で投入できる税金がやはり限られているというのが、本当に苦しい事情です。子供に使いたいという気持ちもありますし、それが幼児教育だけでなくて、今度小学校の学童保育もそうです。中学校給食もそうです。かけなければいけないのが、本当に、もう子供にかけるという一言で言うだけでもなくて、それが幼児教育、小学校、中学校、そういったところにかけていかなければいけないという状態で、この幼児教育の公立の保育所というのに、どうしてもここの増設というのがされることによって、こちらのほうに予算を回すと、じゃあ、ほかのとこの予算、やはり削らなければいけないというふうになります。  そういったときに、そんなに4倍もかかるコストをほかのとこで補填するようなところが、今の長岡京にできるかといったら、長期的に見れば税収もやはり減っていくというふうにもわかっていますし、社会保障費がふえていくといった現状で、公立の増設を、やはりここのとこで書かれているというのが、やはりなかなか賛同が難しいなと私は考えています。以上です。 ○上村真造委員長  議論も尽きましたので、採決してもよろしいですか。               (「はい」と言う者あり) ○上村真造委員長  請願0-3号 希望するすべての子どもが入れるよう長岡京に公立・認可保育所の増設を求める請願について、採択することに賛成の委員の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ○上村真造委員長  賛成少数。したがって、請願0-3号については不採択と決せられました。  次に、閉会中継続調査事件に移りたいと思います。  まず、教育行政について、委員の皆様から何かございませんか。 ○住田初恵委員  就学援助の入学準備金の前倒しの件についてお聞きしたいと思います。  この前倒しは何月にしようとしているのか。それから、一番入学準備金でお金がかかるのは制服代だと思うんですけれども、その制服代の支払いはいつごろになるのか。その、まず2点を教えてください。 ○大木教育部次長学校教育課長  現在のシステム等の形では、3月の末での支給となる形になると思いますので、制服代もその時期となると思います。 ○住田初恵委員  保護者の方が、実際にその制服代を支払うのはいつごろになるかということをお聞きしたんですけど。 ○大木教育部次長学校教育課長  それはもう少し早いかもしれないです。 ○住田初恵委員  それが、やっぱり一番かかる制服代を払うときまでに、やっぱり準備金が欲しいというのが保護者の願いだと思うんですね。ことしはそういうシステムのこととか、すぐには間に合わないから、ことしはちょっと制服代を支払う前に準備金を渡すということは難しいかもわかりませんけれども、業者が3つですかね、3つの業者だと伺っているんですけども、そこに、この方は後できちっと払いますという証明書を教育委員会が発行していただいて、手元に来てから払えるようなそういう手だてをとっていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○大木教育部次長学校教育課長  今の御提案については、我々行政サイドだけで話が決められるものではございませんので、当然、業者側の対応もございますでしょうし、そこら辺については、改めて検討させていただければというふうに思います。 ○住田初恵委員  じゃあ、ぜひそれができるようにやっていっていただきたいと思います。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。 ○寺嶋智美委員  お願いいたします。小学校のプログラミング教育について、お伺いいたします。  小学校のプログラミング教育が2020年度から必修化されるということで、2019年に長岡京で先行的に導入され、この成果を検討するということで実質的に長岡京での事業がベースになって、全国的にプログラミング教育が導入される可能性があると思います。時代に先駆けてプログラミング教育が長岡京市内で行われるということで非常に誇らしい思いでございます。  導入の過程については、平成会派の白石議員が一般質問で質問されましたので省きますが、これからの見通しについて、わかっている範囲で結構ですので教えていただけませんでしょうか、お願いいたします。 ○大木教育部次長学校教育課長  今回のプログラミング教育については、大きくは1つはカリキュラムを開発すること。2019年度の間にライン株式会社様と協力しながらカリキュラムを開発する。このカリキュラム開発は、本市の指導主事や現場の先生方の率直な御意見とラインさんが持っておられるいろいろな知見をトータルで組み合わせて小学校の子供たちができるであろうカリキュラム、指導案を作成することが1つ。  2つ目には、それを実際に授業として成立をさせてみて、どこが問題があるのかということを確認し修正していく。そして、3つ目に、それを行う先生方に研修を行い、2020年度の本格実施のためのトレーニングをしていただく。それは本の次年度教育支援センターでの研修会などを予定してさせていただきます。  具体的には、教材開発は、これから始める中身でございますので、次年度の1学期中には教材を固めて、2学期に基本的に12こまの授業をさせていただこうと思っています。学年は高学年を予定しているところでございます。 ○寺嶋智美委員  ありがとうございます。この京都新聞の報道で、先生方にもこの教育、この事業に関しての実務的なレベルを上げていくということで研修が行われるということで、非常にすばらしい取り組みだと思いますので、ぜひ成功していただきたいと思います。以上です。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。  理事者から何かございませんか。 ○木村(靖)教育部長  特にございません。 ○上村真造委員長  次に、福祉・保健・医療行政について、委員の皆様から何かございませんか。 ○住田初恵委員  保育の質の向上ということでちょっとお話ししたいんですけれども、今、京都府には保育協会というものがあります。これは京都府内の保育所における保育内容の充実と保育事業の向上をもって児童の福祉の増進を図るということを目的として、昭和55年に誕生いたしまして、平成25年からは、一般社団法人として認可をされて、京都府から委託を受けて、保育職員の研修を実施しておられます。  私たち、今いろんな事業所を回らせていただいているんですけれども、その中で、小規模保育園の保育士さんが自分たちもやっぱりそういう保育内容を充実させていきたいということで、その研修を受けたいんだけれども、その案内が、きちんとした詳細な案内が届かないということで、去年も受けられましたけれども、レポート出すこともわからなくって本当に大変だったということを言われてたんですけれども、こういう、今お聞きしましたら、園長会でそのお知らせはしているということなんですけれども、詳細な案内がないものですから、そういうレポートを出すこともわからへんかったということも伺っていますので、そして、また、ここには京都府から補助金4,804万円、平成29年度ですけれども、やはりその補助金を受けてやっておられるわけなんですね。やっぱり小規模は関係ないと、今この対象者が保育園、認定こども園職員を対象としたと文言も入ってたんですけれども、やっぱり小規模の保育園も、やっぱり大切な子供たちの保育をやって、その保育士さんも自分たちのキャリアアップをしたい、レベルを上げていきたい、そういうことを、思いを切実に思っておられるわけですので、長岡京から京都府を通して、そういう小規模の保育所にも、保育園にも、こういう案内がきちんと届くように働きかけていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○名和子育て支援課長  失礼いたします。今おっしゃった研修の受講の件でございますが、小規模保育施設につきましては、子ども子育て支援新制度が始まって平成27年度以降ということで、比較的歴史が、まだこれからというところだと思います。そういった中で、そういう質の向上というのは、民間保育園、認定こども園、公立保育所もそうですけども、必要なことであるということは私どもも認識しておりますので、いかに小規模保育施設の保育の質を上げていくかということは、本市にとっても課題ではございますので、保育協会のほうに、また、そういったところの確認をさせていただこうと思っております。そのほかにも研修の受講というのがございますので、そういったところを、総合的に利用しながら保育の質を高めていけるように支援をしてまいりたいと思っております。以上でございます。 ○住田初恵委員  わかりました。よろしくお願いします。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。 ○中小路貴司委員  先日の京都新聞の、長岡京の新庁舎の関係の記事を見せていただきました。この中で、庁舎ハード整備について非常にすばらしい形で進んでいっているというふうなことは認識しているんですが、1点、この窓口業務についてのところで、福祉部門が2階、3階に上がると、一定の説明いただいているんですが、ハード整備に伴って、やはり相談業務であるとかというのは、窓口業務が主体になると思います。その中で、2階以上になる部分でバリアフリー設計でエレベーターで移動できるため問題ないという一言が書いてあるんですけども、このあたりでこういう形になった経緯と、あるいはいろんな形の議論がされていると思いますので、その議論の要点についてお聞かせいただければと思います。 ○池田健康福祉部長  経緯につきましては、広さの問題がございますので、どうしてもそうせざるを得なかったというあたりはあるかとは思うんですけれども、窓口業務をどう進めていくかについては、健康福祉部内でも協議もしておりますし、また、公共施設とあわせて窓口業務について、どういうふうな対応をしていくか、あの配置でよいのかどうかということも含めて、現在もまだ協議をしている最中でございますので、御理解願いたいと思います。 ○中小路貴司委員  ありがとうございます。ぜひ、障がいをお持ちの方について、うまく進められるようによろしくお願いしたいと思います。以上です。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。  理事者から何かございませんか。 ○池田健康福祉部長  特にございません。 ○上村真造委員長  次に、環境行政について、委員の皆様から何かございませんか。 ○中小路貴司委員  先日、11月11日に環境フェアというものが行われたと聞いてます。その部分で、今回、一つ大きな柱で10年目を迎えて云々ということがありましたので、そのあたり、総括していただいて、その内容について説明いただきたいと思います。 ○尾崎環境政策室長環境政策監  今年度の環境フェアは、ちょうど環境都市宣言をしまして10周年ということで、記念講演も含めて広く専門的にも周知できたものなのかなと思ってございます。  昨年度、来場者800人に比べまして1,200人の来場をいただいております。これも4月にクールチョイスの宣言を市役所が一事業所としてさせていただく中で、ずっと啓発のほう、広告、新聞も含めまして、取り組みを進めてまいりました。  また、これまでに環境団体、多くの省エネの活動等をしていただける内容を1つの冊子にまとめてお配りするなどをさせていただいております。こういった資料は、今後、環境フェア、または出前授業等々につきまして活用してまいりたいと思っております。  これからも、引き続き、省エネということは総CO2排出量削減のためには大切なことでもありますので、すごくそういったことも重点的に考えながら、引き続き、継続して啓発を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○中小路貴司委員  ありがとうございました。今後も、引き続き、活動のほうをよろしくお願いいたします。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。 ○二階堂恵子委員  環境の問題で、私がお聞きしたいのは、高齢者のステーションへなかなかごみを持っていきづらいという回収の問題なんですけれども、以前からいろんな形で出させてもらっていますし、石井委員からも質問されたこともあると思いますけど、今、どういう段階にまで進んでいるかいうのを教えていただきたいと思います。 ○山本(達)環境経済部次長環境業務課長  前回、いろいろと御質問等ありまして、その後、他の状況とかいろいろ調査のほうは進めております。福祉部局のほうとも協議、調整のほうをさせてはいただいておりますが、現行の制度が福祉の中でもいろいろとお助けのボランティアの関係であるとか、そういったところがあるようですので、まずは、そういったところを充実さすというような形で現在お聞きしておりますんで、環境のほうとしましては、そのニーズを的確に把握していきながら、今後、しかるときには、対応をできるような状況までは進めては、準備としてはしていきたいとは考えておりますが、いろいろと全体の取り組みもございますので、その中で当面は対応のほうをさせていただくというように考えております。以上です。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございます。大山崎町とか向日でも、戸別、玄関の前で収集というのがありまして、マンションは別なんですけれども、そういうのを見てますと、すごい私はいいなというふうに思うんですが、今お答えいただいた分では、福祉的な考えでおられるので、なかなか、ちょっと私の気持ちとはかみ合わないんですけれども、そういうふうに戸別に収集されるということを、例えば持っていけない人に対して戸別に収集するというようなことはお考えではありませんか。検討されておられませんか。 ○山本(達)環境経済部次長環境業務課長  長岡京は、従来から御存じのように、集合形式のごみの収集のほうをステーションに集めていただいてやっておりますので、その分については、今後も継続していく予定になっております。  今、ごみのお出しできないような方のごみの排出をどういうふうにサポートしていくかというお尋ねだと思いますが、先ほどお答えさせていただいたように、福祉施策といろいろと連携のほうをさせていただきながら対応のほうを考えていきたいと思っております。以上です。 ○二階堂恵子委員  ありがとうございました。  よろしくお願いします。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。  理事者から何かございませんか。
    井ノ上環境経済部長  特にございません。 ○上村真造委員長  以上で、閉会中継続調査事件を終わります。  なお、本委員会の閉会中継続調査事件として、この3件を項目とすることに御異議ございませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  それでは、そのように決定します。  この後、所管事務調査については、休憩後、予算審査常任委員会第3分科会終了後に調査を行いたいと思いますが、よろしいですか。              (「異議なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  議事の都合により暫時休憩します。              (午前11時02分 休憩)              (午後 1時01分 再開) ○上村真造委員長  休憩を閉じ、再開します。  それでは、所管事務調査に入ります。  初めに、一次予防について、理事者からの説明をお聞きしながら、本市の現状について認識を深めたいと思います。それでは、よろしくお願いいたします。 ○池田健康福祉部長  まず、健康づくりと高齢のことについて担当課のほうから御説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  健康医療推進室から、まず御説明をいたします。  お手元の資料の一番左端の欄の担当課、健康医療推進室のところをごらんください。  こちらの一次予防の事業について御説明申し上げます。  まず、この健康づくり教育事業と、もう一つ、食育推進という2つの事業で成り立っておりますが、健康づくり教育事業のほうは、そちらに書いておりますとおり、今年度は、出張まちの保健室とか骨密度・血管年齢測定会、それから20・30歳代の集団健診のときの健康教育などを実施しております。  出張まちの保健室のところを少し詳しく御説明を申し上げますと、これは地域の既存の集まりのところに保健師とか管理栄養士が行きまして、そこで教室をしているというものでございます。  従来の健康づくりの事業が講演会とかいう形で集合で来ていただいて事業をするというのがありましたが、それの事業の評価とか分析から、大体限られた方が来てしまうということが多くて、本当に聞いてほしい方、予防に努めてほしい方に届きにくいという反省がございました。そういうところから、こちらから出張して出向いていって健康づくりの啓発をするという意図で始めているものでございます。  例えば、具体的には、民生委員さんが、子供さんたちの親子の集まりの会を持っておられまして、そういうところに伺って、来られる保護者の方に少し軽い体操をしたり、体力チェックをしたり、それから血管年齢測定をしたりというようなことをしております。  それから、最近では、長九小校区のサタデープロジェクトというPTAの方の集まりとか、この12月には長十小フェスティバルのところにも伺いして、血管年齢測定とか、体力チェックというのをしています。  こういう場合に伺いますと、もともと来るつもりにしてなかったけども、ついでに健康チェックとかをして、それで自分の状態がわかって、そこをきっかけに健康づくりのお話ができて理解していただくっていうような経験を持っております。  それから、地域の方ですので、自分が来てみたらほかの方も呼びに行って、それで参加されて人がふえていったという状況もございました。  大体、この間、この12月までで二百数十人の方がそういう出張まちの保健室のところで参加いただいております。  あと、健康情報の発信というところでは、庁内に階段アートというのを今実施しております。これはホームページとか広報は意識して見られないとなかなか見ていただけないんですが、階段アートとかにすると、もともとつもりがなくって来られても、目に触れて勉強になってもらうというような意図で実施しております。  というところで、健康医療推進室では、メタボの状態が完成してしまったり、要介護の状態になってしまってから何とか改善しようというのは、なかなかハードルが高いものでございますので、そうなる以前の、未然の予防のところにできるだけ力を入れて啓発をしていく。で、もともとなかなか関心を持たれにくい方にできるだけアプローチを広げていこうという意図で事業を実施しております。以上でございます。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  それでは、2行目の高齢介護課になります。まず、高齢介護課といたしましては、一般介護予防事業と高齢者健康・生きがいづくり推進事業がございます。  では、一般介護予防事業につきまして、御説明させていただきます。  まず1つ目、介護予防把握事業につきましては、現在、健康フェスタという名称で行っております。この健康フェスタにつきましては、要介護認定を受けておられない75歳以上の方を対象に、測定器等による測定、問診、また自分自身の健康を見詰め直していただくために、また自主的に介護予防に取り組むことを意識づけるために実施しております。  また、不参加者ですね、来られてない方に対しまして掘り起こすという意味で、支援の必要な方を把握することを行っております。  そして3つ目といたしまして、相談窓口である地域包括支援センターの周知というふうに行っております。  平成30年度の実績といたしましては、現在6地区で実施し、参加率は33.7%に至っております。  続きまして、2行目、介護予防普及啓発事業でございます。これにつきましては、まず介護予防手帳につきましては、介護予防、健康管理等を書き込める手帳を発行し、高齢者の方に配付しております。乙訓自治会が発行されています在宅療養手帳にも挟み込めるようになっております。  続きまして、老人クラブ向け健康教室、これにつきましては、やすらぎクラブ長岡京と共同し、年3回介護予防全体会ということで、運動であったり、体力測定等を行っております。  また、単位老人クラブに対しましても、介護予防健康による口腔機能向上等の講話を行っております。今年度実施回数は4回、全体会2回、単位クラブを2回となっております。  続きまして、あったかふれあいセンターでの健康体操、現在あったかふれあいセンターでは、毎日、午前と午後、健康体操を実施されておられます。  続きまして、金曜いつまでも元気教室、これにつきましても、毎週金曜日にバンビオにおきまして体操や体力測定を行い、栄養、口腔機能向上の諸予防等の講話を行っております。現在37回開催し、382名の方が参加されておられます。  続きまして、地域介護予防活動支援事業でございます。介護予防リーダー研修といたしまして、老人クラブの健康推進員さんと一般公募による地域で介護予防の取り組みを推進する意欲のある方を対象に、地域での介護予防、健康づくりを中心となって活動していただくリーダーの人材を育成しております。  今年度4回実施いたしまして、延べ117名の方が参加されておられます。  次に、介護予防日常生活支援サポーター養成事業でございます。これにつきましては、介護人材の担い手、また介護予防の啓発を目的として3種類の養成講座を行っております。  自分サポーター、地域お助けサポーター、暮らしサポーター、3段階に分けております。  受講者につきましては、今年度、自分サポーターは1回開催し9名、地域お助けサポーターは2回開催し46名、暮らしサポーターは1回開催し5名の方が受講されておられます。  続きまして、介護予防サロン助成事業でございます。これにつきましては、自治会や老人クラブなどの地域自主組織が介護予防サロンを通じて推進する高齢者の介護予防等の活動を支援しております。  昨年度まで2カ所でしたが、今年度は5カ所にふえておりまして、参加延べ人数数609名の方が参加されておられます。  そして最後に、オレンジバスケット、これにつきましては、地域に講師を派遣させていただいて認知症についての話や脳を活性化するプログラムを実施しております。  今年度は、1回開催し、延べ9名の方が参加されておられます。  続きまして、高齢者健康・生きがいづくり推進事業の老人クラブ関連事業でございます。やすらぎクラブ長岡京の活動支援のための補助金の交付及び単位老人クラブの活動支援のための補助金の交付をしております。単位老人クラブにつきましては、現在48クラブで、延べ2,352名の方が会員でおられます。昨年度の3月時点と比べまして62名がふえております。  最後に、老人園芸広場でございます。60歳以上の市民に園芸を楽しんでいただくために園芸広場を貸し出ししております。場所は市内3カ所、長岡園76畝、調子園68畝、井ノ内園25畝というふうになっております。今現在、全ての畝が埋まっている状態でございます。以上でございます。 ○木村(靖)教育部長  続きまして、教育部所管の健康づくり段階分類の一次予防の取り組みについて御報告させていただきます。  まず、総合型地域スポーツクラブ推進事業では、身近な場所で市民の方が運動する機会を確保するために、現在7校区で設立されております総合型クラブのほうを、平成31年度長岡京第八小校区で地域コミュニティ協議会が中心になって総合型クラブを立ち上げる予定をしております。  各総合型地域スポーツクラブでは、総合型クラブフェスタの開催や、それぞれ市民の方が身近な地域でスポーツが楽しめるよう、校区ごとに特色あるスポーツイベントを実施されております。例えばですが、長法寺小校区グッド楽クラブでは、校区あるこう会を開催され、約100名の方が御参加いただいております。主に高齢者の方が参加者の主な方です。また、それ以外にも、定期的に、スポーツ、体験教室などを年間を通して開催されまして、そちらではグラウンドゴルフやゲーム性のあるニュースポーツの体験教室を実施されて、地域の皆様の運動をする機会となっています。  また、次のスポーツ交流推進事業では、市民大運動会を開催させていただいております。今年度は台風接近のために順延になりましたので、平成30年度の参加者は29年度と比べると少し減少しましたが、約6,100人の方に御参加いただきました。  そのほかにも市民スポーツフェスティバルなど、子供から高齢者まで幅広い世代の方が楽しんでいただくようなスポーツを、健康づくりを考え地域の中で交流していただいております。  そのほかにも、広域財団法人長岡京体育協会としては、スポーツ活動の推進や支援事業として生涯スポーツの普及を展開されております。また、スポーツ施設の環境整備については、今年度は特に大きな施設整備はしておりませんが、平成29年度にはトイレの洋式化、それから、多目的トイレの設置などの開始をさせていただきまして、高齢者の方が運動やスポーツをしやすい環境を整備して、楽しみながら心身の健康づくりにつながるように取り組んでおります。  以上、御報告とさせていただきます。 ○上村真造委員長  ありがとうございます。  説明は終わりました。  委員の皆様から御意見や質問を受けたいと思います。 ○住田初恵委員  いろいろ相違工夫して取り組まれているなというのがよくわかりました。出張まちの保健室は、こちらが申し出なくても、そういう、どういうところでそういう会があることを察知して行かはるのかなというのと、申し込めばそれもやっていただけるのかということを、まずお聞きしたいなと思います。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  こちらのほうは、まず民生児童委員さんの集まりのところにお話しに行きまして、こういうふうに行かしてもらいますっていうのをお話ししたところで呼んでいただいたというのが1つあります。それから、日ごろ地域の健康教室というのも、老人会とかにも伺っておりますので、そういう実施していますというのはお知らせをしております。 ○住田初恵委員  それで、もしか違うところから、今は民生児童委員さんところでお話しして、こういう、あるよというのを知ったのと、それから老人会で知ったということですけれども、ほかのところで、もしかそういうのをやってほしいなと思ったら、それは申し込んだら来ていただけるということになるんでしょうか。 ○杉原健康医療推進室保健活動担当主幹  お声がけいただいたら大変大歓迎でございまして、いつでも門戸を開けております。よろしくお願いします。 ○住田初恵委員  ありがとうございます。健康フェスタは75歳以上の要介護の認定を受けていない方に地域ごとに順次5年間かけて全地域をやっていくということでされていまして、それで、来はらへんかった人は訪問してその状態を把握していくということでしたけれども、参加率が33.7%でやっぱり来はらへん人が多いのかなって思うんですけども、来られなかった方には、ほとんど全員、そういうおうちに行ってお話しとか状態チェックができているでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  大変参加率が33.7%ですので、今のところ全部行けてはいません。随時、訪問させていただいている最中でございます。 ○住田初恵委員  大変でしょうけど、頑張っていただきたいなと思います。  介護予防手帳というのは、どういう方を対象にどのように発行されているのでしょうか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  65歳以上の方で、どなたでもお渡ししておりますし、もちろんの窓口であったり地域包括支援センターの窓口でも配付しております。また、健康フェスタ、またサロンとか、参加いただいた方々には皆さんにお配りしているところでございます。 ○住田初恵委員  別に送っているわけじゃなくして、どっかに参加しはったときに、またはに行きはったときに渡しているということですか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  はい。 ○上村真造委員長  ほか、ございますか。 ○石井啓子委員  先ほどの介護予防把握事業とありますけども、75歳以上の要介護以外の方、元気な方が来られると。で、来られない方の把握、具体的にはどのようなことを考えておられるのかお聞きします。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  来られた方は、基本的にはそこで問診等御相談を受けることができますけども、実際来られない方というのは、お元気な方もおられるかもしれませんけども、実際SOSが出せない方、たくさんおられると思いますので、それの掘り起こしという形で実施しております。 ○石井啓子委員  SOSを出せない方の掘り起こしにやっぱり自治会とか、そういう、あれですかね、手段というか。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  基本的には全戸回る予定をしておりますし、ただ、まだ民生児童委員さんのほうからいろいろ情報とかもいただくこともございます。 ○石井啓子委員  もう一つ、それから、長十小での健康フェスタ、私はちょっと行けなかったんですけど、すごくおおむね好評で、若かったとか、悲喜こもごも、でも受けてよかったという、こんな気軽にこういう検査はしてもらえるんやなということで好評でした。それだけお伝えしたくて。 ○上村真造委員長  ほか、ございますか。 ○西條利洋委員  今って所管事務調査ですね。済みません、で、この中で何かどういうことについて調査研究しましょうという話を今この場でする場ですか。 ○上村真造委員長  前回から今ずっと引き続いていることで、いろんな部分で一次予防というのに焦点を当てていきましょうということで、今、福祉の部門であるとか、教育の部門であるとか、一次予防のいろんな取り組みを紹介していただいた中で、今、御質問があるような感じの。 ○西條利洋委員  これについての確認をして。 ○上村真造委員長  そうです。 ○西條利洋委員  わかりました。私、前回の住田さんの一般質問ですごい共感したというか、すごく興味が出たのが、ひきこもりの高齢者に対してのアプローチの仕方でして、住田さんが提案されていたのはベンチの設置、それも1つだと思いますし、ほかに何かどういう手法かあるのかというのがすごい気になってまして、それで、ちょっと済みません。ちょっとかぶっているかもしれないですけども、今現在ある中で、今現在、がされている中で、ひきこもり高齢者をできるだけ外に出てもらうような、そういう施策というか、のは何か、今の現状はどういうのがあるのかなと思って、ちょっと、それ、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○藤田高齢介護課長老人福祉センター所長兼あったかふれあいセンター館長  の事業といたしましては、先ほど申し上げました健康フェスタに参加いただくこと。そして、介護予防サロンというものを各地域で、今5カ所で実施してるんですけども、そちらのほうに参加していただくという方向。また、毎週金曜日、元気教室、これは誰でも来ていただくことが可能ですので、参加していただくように働きかけているところでございます。 ○上村真造委員長  課長、ただ引きこもっている方をどういう形で引っ張り出す方法、手法を聞いてはるんです。だから、そういう行事やってはるの、わかるんですよ。誰でも参加できますということもわかります。けど、来れない方という方を引っ張り出す方法がないんかと言うてはるという。なかったらないと言うて。 ○池田健康福祉部長  非常に難しい大きな課題でして、例えば8050と言われるように、高齢の親御さんが、40代、50代の方と一緒に住まわれてて、その親御さんがぐあいが悪くなられて介護保険などの申請に至ったときにおうちにいらっしゃったというようなところで把握することが多いんですね。ですから、その場合は、もちろん介護保険の御利用を勧めていくというふうな対応もさせてはいただいているんですけれど、あわせて生活困窮者の支援事業であるとか、福祉相談室につなげるとか、定期的に地域包括のほうで支援していくとか、いろんな方法があると思うんですけれど、把握できるのはそういうときが多いです。  ですから、こういうふうに事業としてはそこにつなげていけばいいなというところはあるかと思うんですけれど、その人はずっとおられたわけですから、なかなかそこまで出ていくのには厳しいというのが、現状してはあります。  福祉相談室のほうで、そこが、徐々では、数は少ないですけれど就労につながったりする場合も今のところありますので、一応手だてとしては整えてはいるけれども、全部が全部つながっていくかというのは非常に大きな課題というふうに思ってます。 ○上村真造委員長  西條議員、よろしいですか。 ○西條利洋委員  大丈夫です。ありがとうございます。 ○住田初恵議員  今のに関連して、確かになかなか引きこもってはる人ってわからないと思うんですけど、それが地域とどんだけ仲よくして、御近所仲よくして、それで、あそこの人なというのがわかれば、すごく、もっと情報は伝わるかと思うんですけれども、民生委員さんでそういうことつかんでいるということはないんでしょうか。 ○池田健康福祉部長  一次予防にどうつながっていくかというところになると、ちょっと外れるとは思うんですけれど、地域包括支援センターのほうで地区民協、毎回参加させていただいて情報共有も行っておりますので、そこでつかんだ、こういう人困っておられるとかいうことを把握すれば、包括のほうできちんと訪問させていただいて、それは対応していくというふうに思います。  そこから、やっぱり今御紹介させていただいた事業、この人に何が合うかというとこら辺を、どうつなげていってそこを掘り起こしていくかというところに、多分高齢の事業なんかはつながっていくでしょうし、健康医療推進室のほうは、もっと元気でお若い、そこに至らないようにどういうふうな手だてを打っていくかという事業展開をしているというふうに御理解いただければいいかなというふうに思います。 ○大伴雅章副委員長  少しきょうは時間的にも余裕があるんで、そもそも論の論議を皆さんで考えていきたいと、問題提起をしたい。  健康づくりというようなテーマになってますけど、じゃあ、健康って何だろうという話なんですが、私は、いわゆる昔から言われてるように、心身ともに健康というのが良好な状態。役所、いわゆる行政ができるのは、もう、ずばり限界があるというふうに頭から承知しております。ですから、心身の、特に、例えば教育委員会なりはいろいろなスポーツイベントなんかやるというのは、どっちかいったら先に体のほうでしょうね。もちろん心身の、心のほうも状況がよくなりますよね。そうやって考えていったときに、本当に、人間、良好な心理状態の条件というのはさまざまあると思うんですが、大きな要因というのは、私は高齢者の場合、独居が一つかなと。だから例えば、藤田課長、この独居者世帯ってばくっとわかりますか、何割とか。きちっとした数字までなかなかつかめないと思うんですけどね。あの住民票を見ても、果たしてそれがほんまなんかということやけど、大体、例えば65歳以上の世帯ありますよね。一般的には、御夫婦おられるとこ、あるいはずっと単身でおられる方、あるいは息子さん、娘さんと一緒に同居世帯がありますが、いろんな概念規定があるにしても、ひきこもりの方もやっぱり独居が多いんですよね。周り見てても、自分の住んでいるところを見てても、もうやっぱりおひとり暮らし、特に、これ言うていいかどうかはあるんですが、女性の方が多いんですね、男性が割と早く亡くなられている、平均年齢を見ると。これは言うたらあかんのかな、物すごく元気にしてはる人もあるし、さまざまなんですよね。だから、ばくっと数字上だけではあらわれへんけれど、やっぱり孤独というのが、私も何回もそういうとこにアプローチした経験あるんですが、一番わかりやすいことは、寂しいと言わはるんですよ。具体的に一日じゅう、きょうは誰ともしゃべってへん。きょうあんたとしゃべれてよかったとにこっとしはるんです。  例えば、それだけが全てじゃないですけど。ああ、人間てやっぱり孤独ってつらいんやなと。その表現が一番わかりやすい表現が寂しいです。だんだん、だんだん結果論として、今の身体的な要件も、例えば栄養、食生活にしても、あるいは外になかなか出にくい、仲間がいいひんと出づらいと。やっぱり運動の機会も減る。何か役所がイベントしてくれはっても、行っても友達いいひんやんとなる。独居してても、元気にしてはるのはみんな仲間を持ってはる人が多いですよね。きょうは、誰々と昼御飯に行くんだと。お元気やなと、もうもう良好ですよね。だから、やっぱり孤独という問題も1つ、これ、役所で全てできるんかというとできない話なんですけどね、キーワードの1つかなというふうな思いでちょっと言うたんと、それと、全体的に役所が全ては無理です。  じゃあ、これ、御紹介いただいたんは、それぞれのセクションにおける公的な事業でして、税金を投入したような事業ですけども、やっぱり、いわゆる、これも私は民間の方の御協力をいただかなければできない。一番最小単位の民間は家族です。御自身があって家族です。次は隣組です。町内ですね、いわゆる組織としては。これはいわゆる支援関係の仲間です。次に、もう一つ、そういう部分で上げると、いわゆるテーマ型といいますか、趣味の仲間。私、絵の先生とどうたらこうたらとかね、カラオケクラブでどうとか。これは趣味の同好の種別化に使われる。だから、その辺のアプローチを役所が条件整備をなさっているんやという理解をしてるんですよ。  公的にそこをパイプ役するのが、法律上認められているのが民生児童委員さんだけなんですよ。ただこれも、絶対限界があります。一人あたり今、百何人ですね。長岡京の場合140人、8万人で160人ですよ。担当地域というのがそれぞれあって、あんたとこ、こんだけの範囲の、お年寄りだけじゃないですよね。要援護者、援助が必要な方、全部担当になるわけで、限界なんですよ。民生委員さん、人それぞれも、もうちょっと誤解を恐れずに言うならば、民生委員さんてええ人なんですよ。簡単に言うたら、地域の中でね。お世話を率先してやってあげようという人ですし、非常にありがたい人です。なかなかいないです。なかなかなり手がない。まじめな人ほど挫折しはる、できひんからね。そういう実態が片やあるんですよ。  だから、役所自身はそれを把握してますから、民生委員さんに全てを委ねられないという実態もあるし。ここに載っているのんで、真ん中の括弧にされた、ありますでしょう、地域との連携、ここが一つのキーワードかなと。これ、典型的なのは社会福祉課の施策て書いてありますけれど、これ、社協さんがやってはるんですね、実際は。予算は社会福祉課であって、社会福祉協議会さんも、ここはいわゆる公ですよ。これもやっぱり我々の研究の範囲かなというふうに思います。いわゆる地域づくりをやってもろうてます。地域福祉の観点で。やっぱり地域の仲間づくりとか、ここも研究のテーマとしては外せえへんかなというふうに思いますし、やっぱり自治会を担当されている自治振興室も自治会を担当する、何で自治会もっとふやしていかんなんのやと言うたら、仲間づくりですよね、簡単に言うたらね。隣、近所ですから。やっぱり最終的な目標は、私は、いつも言うんですけど、平たい言葉で言うたら、困ったときに無理が頼める関係づくりが究極だと思うんですよ。  先ほどお年寄りのごみの話も出てました。例えば、私が以前、自治会長をさせていただいた自治会では、自治会に言うてきはるんですよ。たまたま団地ですから階段がある。そこの階段の人にお願いに行くんですよ。もう、これ、おばあちゃん、週1回、週2回、5階からごみ持って下まで行けへんし、なんとかついでに行ってあげれへんやろかと言いに行くと、ええよと。そのことを5階の人に言うと、私3階までやったらごみ持って下りられるし、あの人の家に置いといたらよろしいかな、そういうやりとりがあるわけで、今度、またおばあちゃんが、おおきに言うて、何か晩御飯のちょっとおかず余ったら持って行かはるとかね。それが私は地域づくりの原点やと思うんですよ。これは役所が関与できない。民民の話でね。典型的に。こういうあたりでできて、ちょっと大きなのが自治会だろうし、あるいは、その中で同じ趣味趣向の合う人がそういうクラブみたいなんつくって、これも仲間ですよね。  だから、究極的には、その辺を総合的に、やっぱり見ていって、我々は、いわゆる公の人間ですから、役所として、あるいは議会として、とりあえず行政としてこういう方向づけをしてくださいねというのが、最終的に言える範囲ではなかろうかなと思うんですが、その中身については、これ、みんなでこれからなんですけどね。そんなイメージを勝手に思っておりますけれど、御意見いただきたいと思います。以上です。
    上村真造委員長  ほか、ございますか。  よろしいですか。 ○寺嶋智美委員  済みません。今、副委員長のお話を聞いて、きのうのNHKの番組で豊中の事例が紹介されておりました。豊中市は、大阪北部地震で大変な被害をこうむったんですけれども、そのときに要支援といいますか、配慮を要する高齢者の方々の安否をたったの数時間で確認できたという驚異的な速さで確認できたという、なぜそれができたかというと、各校区に、公ではなくて、たしか民なんですけども、高齢者を支えるボランティアの組織ができておりまして、それが100人単位でいらっしゃると、各校区に。その方々が手分けして、皆さん自分の動ける範囲で全て確認して回られたということで、驚異的な早さで、その安否確認ができたという事例が紹介されておりました。  そこのボランティアグループですね。お弁当を届けるということもされておられまして、そのお弁当を届けるときに少しお話をして、そしてその状況を、皆、確かめて、それを、また地域で、会議で情報交換するというふうなことをされておりまして、それを見ててすごくうらやましかったんですけど、今、市民8万人に、長岡京、民生児童委員が160名ですと、1人500人担当ですよね。そんなん絶対無理です。  市役所の方だって日常業務があるのに、例えば、それをこの8万人の中にどれだけ配慮を要する方がいらっしゃるかというたら、それを1軒ずつ確かめるのはとても無理です。同じようなことが長岡京に起こったらどうするねん。やっぱり、市民の協力なくしては、この一次も、二次も、やっぱり絵に描いた餅になってしまう。そしたら、やっぱりできることはというと、市民に協力をお願いして、先ほど副委員長が言われたように、やはり市民で助け合う、その機運をつくっていくということが大事なのではないかとお話聞きながら思いました。  これは、豊中の例が突き抜けているので、社協の方が先導してやっていらっしゃいましたけれども、これを簡単にはできないかと思いますけれども、市民を何とかそういうボランティアに協力していただけるような機運をつくっていくということがこれからは大事なのではないかと思いまして発言させていただきました。以上です。 ○上村真造委員長  ほか、ございますか。  よろしいですか。 ○石井啓子委員  災害時要配慮者と要支援者というんで回覧でもしっかり見てあれしてるんですけど、なかなか私の地元の自治会も盛んですけれども、やっぱり民生委員さんに聞いたら、そのマッチングができているのが約2割だったかな、できているのかないう、すごい低いんですよね。また、別の自治会では、これ、モデル地域にしたらいいのではないかないうぐらい、誰々さんが誰々さんというマッチングがきちっとできてて、地震のとき、大変なとき、どうでしたかと聞いたら、すぐに連絡くれるとか、電話が入ったとか、そういう町内会もあったんですね。だから、それを全部が全部、なかなか難しいことなんで、それ、モデル地域として宣伝していくというのか、参考にしてもらえるのかなと。じゃあ、自分ところもて。自治会ないところでも町内会で仲よくやっているところもあるので、じゃあ、やりましょうかというところも出てくると思うんですね。今、寺嶋委員さんおっしゃったように。なので、どこかでやっていくしかないかなと思うので、そういうところを、していくことも大事なことなのかなとは思ってるんですけども。  なかなか要支援者にもかかわらず助けを求めない方もいらっしゃいますよね。親戚があそこにいるとかこうとかね。なかなか難しい思うんですけども、そういうことをしてもらえたら、そしたら参考になって触発になるかなとは思います。 ○上村真造委員長  ありがとうございます。  ほか、ございますか。 ○住田初恵委員   そうですね。確かに今まで3つでしたっけ、モデル事業って、もっとしてはりましたか。 ○池田健康福祉部長  去年が3地区で、ことしが1地区ふえてモデル事業をさしてもらっています。 ○住田初恵委員  やっぱりそこはそういうふうに、今、石井委員がおっしゃったように、個別計画ですね、誰が支援者になって、どういうルートでどこへ避難してもらうとか、そういうのはつくれたんですよね、その4つは。 ○池田健康福祉部長  やはりさっき大伴委員もおっしゃったように、孤独がやっぱりひきこもりにつながるとかいうことで、我々が所管ごとにかかわっているのはそれぞれの事業を展開していくということになるんですけど、どこの切り口でもいいので、横とのつながりがあって、それが健康につながっていけばいいというふうに思って我々は事業を組み立てているので、地域地域によってどれが主になるかというのはあるんではないかなというふうには思います。 ○上村真造委員長  ほか、ございますか。               (「なし」と言う者あり) ○上村真造委員長  なければ意見交換を終わります。  それではこの辺で、今後のスケジュールと最終着地点に対する共通認識を持ちたいと思いますが、御意見ございますか。 ○西條利洋委員  最終着地点について私の意見なんですけども、の政策は、やっぱりすごい充実していると私は感じています。ただ、そのの政策等を知らない方とか、そのサービスを使っていない、いわゆるひきこもりの高齢者の方をどんだけ把握して、その方をこういうのサービスとか、横のつながりをいかに持たせるかというのを、私は着地点というか、それを目標にしてもいいのかなと思います。それが、ひいては、健康のほうにつながるのかなと思っています。どうでしょう。 ○上村真造委員長  ほか、御意見ありますか。 ○住田初恵委員  もう1回、ひきこもりの人を把握して。 ○西條利洋委員  ひきこもりの方をまず把握して、その方を、こういう、例えば横のつながりを、ひきこもりとかじゃなくて、少しでも外に出てもらうように、地域のつながりのほうに、地域の輪の中に入ってもらったりですとか、こういうのイベントに参加してもらうように促すというか、1人で孤独でいるのではなくて、いろんな友達とか、そういう外に出てもらうのを促すというか。 ○上村真造委員長  おっしゃることはわかりますね。ただ、その引きこもっている方を発掘していくのは誰がやるんですか。  例えば、今おっしゃっているような意見が出る中で、もういっぱいいっぱいの部分がある中で、豊中の例も出されたように、地域地域に100人以上のボランティアがいるというのを長岡京に求めてひきこもりを表に出すということをおっしゃっているのか、何かもとがなければ、ただ単にひきこもりを表に出して参加してもらうといっても、それをどう研究するんですか。その施策を研究するわけですか。  困らして申しわけないです。 ○寺嶋智美委員  地域との連携ということで、真ん中辺に、きずなと安心の地域づくり応援事業と書いてあるんですけど、やっぱり、これ、違うかなって、着地点は。きずなと安心の地域づくり、ええ言葉ですね。手法をどうするかというのは、大伴副委員長が言われたように、やっぱり身近な人と人のつながりやと思いますけども、それをでやっていくとなると、やはり公ができる部分と、民にお願いする分というか、協力していただく部分、それを大きくまとめていくんやったらこういう言葉がいいのかなと思います。以上です。 ○二階堂恵子委員  寺嶋委員の言われた豊中の例も、それからひきこもりの方もあわせたやっぱりつながりということだと思うんです。つながっていかなあかんなと思ってはるのは思ってはるし、だから、私が、長岡第五小学校地域なんかは、自治会そのものがやっぱり少ない地域なんですね。ないところもあるんですね。イメージが湧かないというか、どうつながっていったらいいかというのがあるんかなと思うので、一つの例として紹介してこんなんを広めてもらったらいいなと思うんですけど、のほうも御存じだと思いますが、みまもるワンという、やってはりますよね、けやきの家、そこの中から時々会報をもらうんですけど、周辺の方の地図をつくられて、この人は趣味が何やから、この人は、名前は一切違うんですね。ペット飼ってはるとか、そういう楽しい地図をつくって、お互いに共通で見守りはるのんを1回見せてもらって、ああ、これはすぐわかりやすいなと。かたい感じじゃなくって、そういうのを参考にして、地域でつながりをつくっていくのにどうでしょうかといって、個別計画とか、いろいろな言葉を言われると、やはり何というんかな、地域の人はよくわからないっていうふうになってしまうので、みんなで、隣近所の人が、もし何かがあったとき声かけられて、で、行ったらひょっとしたら引きこもってはるかもしれんしみたいな、そういうのをちっちゃいエリアでつくっていく、そしてがそのことを紹介していただくというようなことはどうかなというふうに思ったりします。  それが先ほど言われてたきずなと安心の地域づくりの応援事業ではないかなというふうに思うんです。 ○上村真造委員長  ほか、ございますか。 ○大伴雅章副委員長  私、先ほど述べた意見は問題提起のつもりでした。そして、皆さん意見聞きました。今、委員長がおっしゃってます我々の着地点はみたいな話で、やっぱりどうですかという、投げかけられましたんで、今、それぞれ委員の皆さんの意見聞いてたら、1つが出てきたんは、私は、地域というキーワードも出てきたん違うかなと。やっぱり、一応、健康づくりが大きなテーマで、その中で絞ったんが一次予防やったんですよね。一次予防の、きょう説明受けました。  その中でいろんな論議してきた中で、私も言いましたが、やっぱり心と体やみたいな話やとか、それには仲間が必要やなということから、やっぱり1つは地域、あるいは趣味の会と、大きく2つ分かれる、どっちかいうたら地域に皆さんの意見が多うなってきた。地域て何やから自治会であったり、民生児童委員さんであったりいうふうな話の方向になってきたかなというふうに感じてるんです。  でも、具体的に考えますと、もう3月と、3月議会と、5月、多分5月だと思いますが視察と、6月と、9月にはまとめに入らんならん。そういう物理的な制約がある中での我々の調査研究ですんで、非常に大きい話にしてもなかなかまとまりにくいやろう、言うただけで終わってしまうみたいなことがありますんで、今言われた中で、どっか、せめて3月、で、視察行こう、じゃあここ見に行こう、で、それをきちんとまとめるという作業が具体的にできる精いっぱいかなというふうに思うんならば、何かそういうふうな、出てきた方向性の中で、じゃあ、次はこれを絞って調査研究しましょうというふうなことの、きょう合意ができればいいなというふうに思っとるんですが、皆さんの意見を聞いて委員長のほうで多分おまとめになられるというふうに思うんで、その点について絞って、ちょっと御意見をいただけたらありがたいなと思います。 ○中小路貴司委員  私も健康づくりについては、本当に大切なことで、特に高齢者の部分は本当にもっともっと勉強しなければいけないと思っています。その中で、今出てきた意見については、比較的、地域の今の状態を把握するための話が多かったように思うんです。  私は一方で、やっぱり体を動かすということと、食べるというところのあたりの部分を一つのテーマにするべきかなと、食育であったり、あるいは体を動かさないとやっぱりいけないので、例えば歩くとかいうテーマにするのか、あるいはちょっと前にありましたラジオ体操とかという、そういうことで地域づくりをしている事例なんかもあると思いますので、そういうことで、外にみんなで出ていってちょっと動こうよというような形がないと、何か、実態把握してしまって、さあどうすんねんといっても、やっぱり体を動かすことだったりとか、それでお腹がへって食べていって、そのときの食については、こういう形で塩分控え目にしようとかというそういうふうな部分とかも勉強していくとかという、何かそういうアクションが起きるようなことをするほうがいいのかななんてことを思うんで、ちょっと私もとりとめのない話になってしまってるんですけど、健康というのは、ちょっと体を動かすような形の事例も勉強したいなとか思っています。以上です。 ○上村真造委員長  ほか、ございませんか。  後で出てくる、例えば視察に関しても、例えば長岡京では、今、福祉と教育の部分でこういう説明を受けて、こういう事業をやられている。例えば、絞ると例えばそれをやっているとこを探して、こういうふうなのを、例えばAという事業をやってはる、もし、例えば、今、中小路委員が言わはるように、例えば食べるとかいうのをやってはるんやったら、そういう先進的な一次予防的に食べるをテーマにやってはる場所を探して視察に行くとかね、決めれるんでね、今、あくまでも、これ、ばくっとして何がテーマなんやろうという、一次予防というだけで、地域づくりというだけで、もう、今、ちょっと各論がないわけですよね。  今、大伴副委員長が言わはるように、時間的な問題もあって、各論をやっていかないと、総論ばっかりやっているとまとまらないんで、で、今、各論をちょっとお願いしてるんですけども。 ○石井啓子委員  私もばくっとしていて申しわけないんですけど、本当に行政のほうは本当に充実して、たくさんいろんな事業を展開していただいてますし、意識の高い人もたくさんおられて、もうどんどんと表に出て、いろんな取り組みも一生懸命勉強したりとか、いつでもやっておられますし、やっぱり長岡京として、何が一番の課題なんかなとか、その辺を絞って、一番思うのは、やっぱり健康寿命いうことで、今、孤独も全部、独居老人のことも含めてなんですけども、やっぱりそういう孤独死させないとか、やっぱりほっとくとどんどん悪くなっていくとか、そういう面でばくっとして申しわけないんですけど、そういう一番問題は、やっぱり不健康から健康に持っていくというところのやっぱり取り組み、また、こればくっとした言い方であれなんですけども、どうなんですかね、一番お聞きしたいなと。一番、困ってること。 ○池田健康福祉部長  所管でいいますと、やはり介護であるとか、地域づくりであるかとかというのは、細かくさしていただいてるとは思うんですけれど、一番最初に御紹介しましたまちの保健室なんかはことしから取り組みを始めたところで、その20代、30代、40代の方の健康づくりをどう考えていくかというのが、我々としては大きなテーマかなというふうに思ってます。  そこが元気にならないと、あとの介護に関すること、高齢者のひきこもり、体が動かなくなったらひきこもりにつながっていきますので、そこの底上げはやっぱりしていきたいなというのは、今これからの課題としては考えているところなので、そこの御意見とか、また、実際に余り関心が高くないところなので、そこをどうアプローチしていけばいいのかというあたりでの御意見がいただければありがたいかなと思います。 ○上村真造委員長  何を中心に調査するかという、そしたらもう正副で、今いろんな御意見をお聞きした中で正副でまとめさせていただいてよろしいでしょうか。難しいですけどね。副委員長、それでよろしいですか。 ○大伴雅章副委員長  最後に一言だけ、我々議員は、それぞれの委員を、やっぱり地元ございますように、やっぱり議員は地元の実態は比較的にわかってるという前提で言うならば、やっぱりそういうなん、うちではこうやでああやでという場があってもいいかなとは思うんですけど、この閉会中でもね、それこそ。やっぱり我々も実態を次までにしっかり地元を中心に、町内でもよろしいやん、一番狭いところでね、もうちょっと把握をして、ああ、やっぱりこれが一番大きな、うちの町内ではこうやったでとか、こういうふうなのが一番具体的であって、私は自分の経験で言うと、そこのあたりの共通点というのがさっき言うた独居老人の辺の話かなというふうなイメージを持って、きょう、ちょっと具体的に言うたんはそれぐらいなんですが、あとさまざまなことありますよ。  例えばいろんな仲間づくりといいますか、仲間づくりで一番大事なところって、やっぱりリーダーなんですよ。この旗とまれと言う人がいいひんと、なかなか誰が、引っ張っていく人がいいひんかったらあかんので、これ、行政がやる役割だと思うんですが、リーダー研修であったりリーダー養成ですね。そういう人をもとに何でもいいから、仲間づくりになっていくというふうなこと。  その、さっき言うた、孤独、あるいは独居老人と少しステージが違う価値観なんですが、その辺のあたりを最後に総論的にくくれたら、長岡京の特徴としてこういうあたりの事業推進をもっと積極的にとか、あるいは住民の皆さんはもっとこういうな主体的になってほしいとか、こういうアプローチができるんじゃないかなというイメージを持っとるんですが、また、委員長と相談させていただいて、我々は我々なりに、また勉強いたしますので、ぜひ委員の皆さんには地元の自治体というか、そういうなんを御紹介いただければ、それぞれの特徴が出てくると思うんですよ。  という方向づけみたいなとこを、我々に全部任すんじゃなくて、皆さん方もそういうとこをやはりちょっと調査しておいていただけたらという、今、池田部長が言われたことも含めて。悲痛な叫びですよね。 ○上村真造委員長  議員の皆様におかれましては、次回の委員会までに、今、副委員長がおっしゃられたように、各地域で実施されている健康づくり活動についても研究していただきますように、よろしくお願いをいたします。  次に、行政視察についてですが、次年度は役選の年でありますので、5月中に行きたいと思います。視察テーマは一次予防に関することを中心に、教育、福祉、それぞれについてを予定しております。  また、行き先等、御希望があれば、正副までよろしくお願いをいたします。  それでは、所管事務調査については、きょうはこの程度とさせていただいてよろしいでしょうか。               (「はい」と言う者あり) ○上村真造委員長  以上で、所管事務調査を終わります。  以上で、文教厚生常任委員会を閉会します。  御苦労さまでした。               (午後1時59分 閉会)     長岡京市議会委員会条例第29条の規定により署名する。                         文教厚生常任委員会                           委 員 長  上 村 真 造...